JPWO2016103422A1 - クラウド構成保存システム、クラウド構成保存方法及びクラウド構成保存プログラム - Google Patents

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Abstract

クラウド環境の構成履歴を把握できるクラウドサービス提供システムを提供する。そのため、クラウド接続情報受付部、構成保存処理部、構成履歴表示処理部、クラウド接続情報受付部、クラウド接続情報DB、構成情報取得処理部、クラウド構成履歴DB、構成履歴取得処理部を備える。そして、ユーザのクラウドIDでクラウド接続情報を取得し、取得したクラウド接続情報からクラウド構成情報を取得するクラウドサービス提供システムを特定してクラウド構成情報を取得してクラウド構成履歴DBに保存する。ユーザから受け付けた構成表示するクラウド情報に基づいて、構成履歴をクラウド構成履歴DBから取得し構成要素毎の構成要素アイコンで構成図を生成して表示する。

Description

本発明は、任意の時点でのクラウド環境の構成情報を取得し、その履歴を管理するのに好適なクラウド構成保存システム、クラウド構成保存方法及びクラウド構成保存プログラムに関する。
近年、コンピュータの技術分野において、各種の仮想化技術を組み合わせて使用することでクラウド環境を構築し、その構築されたクラウド環境をユーザに提供するサービスが急速に普及している。クラウド環境では、その構成を把握することが重要であり、また、構成が動的に変更されるため、変更前後の情報を保存しておき、障害発生時の対応や性能向上に役立てる必要がある。
これら技術に関する文献として、例えば特許文献1ないし特許文献2記載の技術がある。特許文献1の技術は、仮想LAN、仮想インターフェース、仮想ルータを含む仮想化技術によって構成される仮想ネットワークについて、仮想ネットワークの論理トポロジ情報を生成するものである。そのため、特許文献1の技術では、(1)仮想ネットワークを構成するネットワーク機器の設定情報(コンフィグ)から、仮想ネットワークを構成する複数種の仮想化技術について、複数種の仮想リソースの生成に関する設定パターンや、複数種の仮想リソース間の接続に関する設定パターンを抽出する。(2)抽出した設定パターンから、仮想リソースの生成や、仮想リソース間の接続関係の生成に必要な識別子を抽出する。(3)抽出した識別子を含む情報を用いて、前記仮想リソースあるいは仮想リソース間の接続に対応する論理トポロジの構成要素を生成する。(4)生成した個々の論理トポロジの構成要素を統合し、ひとつのトポロジとして表現される論理トポロジ情報を生成して記憶する。
また、特許文献2の技術は、クラウド環境のシステムにおいて、監視対象の物理サーバに対する負荷を軽減させ、扱うデータ量を小さく、効率的な監視運用を実現したクラウド環境における構成情報取得方法およびそれを実現する装置を提供するものである。特許文献2の技術は、複数の仮想マシン間を流れるパケットからミラーリングされたパケットを収集するステップと、収集したパケットからトラフィック・経路情報を分析するステップと、分析した結果、物理サーバと仮想マシンとの対応関係に変更が有ったか否かを判断するステップと、前記対応関係に変更があったことを認識した場合、全体構成を監視する監視装置へ構成情報の取得を指示するステップと、監視装置は、変更後の構成情報を取得し
て記憶するステップと、を含むものである。
特開2013−081053号公報 特開2012−004781号公報
前述の技術では、複数のクラウドサービス提供会社のクラウド環境を用いてインフラを構成する場合、システム構成の変更を短時間で容易に行えるため短期間に多数の構成変更が発生する。また、クラウドサービスによっては自動で仮想サーバ台数等を変更する機能を備える場合もある。このため、あまり構成変更が行われないオンプレミス環境に比べ特定の時点の構成情報を把握することが困難となっている。
そのため、クラウド環境の変更直後に発生した障害の特定と対策に時間が要していた。また、クラウド環境の履歴を保存できなかったため、過去のクラウド環境と、変更後のクラウド環境とを比較することができる、真に好適なクラウド構成を構築できないという課題もあった。そこで、本発明の目的は、クラウド環境の構成を把握し、構成の変更履歴を保存できるシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、代表的な本発明の一実施形態のクラウドサービスを提供する1つ以上のクラウドサービス提供システムに接続するクラウド構成保存システムは、クライアント装置とサーバ装置を備え、前記クライアント装置はユーザからのクラウド環境を構築するクラウド接続情報を受け付けるクラウド接続情報受付部と、保存するクラウド環境の指定を受け付ける構成保存処理部と、保存したクラウド環境の構成履歴の表示制御を行う構成履歴表示処理部と、を有し、前記サーバ装置は前記クライアント装置のクラウド接続情報受付部で受け付けたクラウド接続情報をクラウド接続情報DBに格納し登録するクラウド接続情報部と、前記クライアント装置の構成表示処理部からのクラウド構成情報取得要求に従い前記クラウドサービス提供するシステムで構築されたクラウド構成情報を当該前記クラウドサービス提供するシステムから取得する構成情報取得処理部と、前記取得した構成情報を構成履歴情報として格納するクラウド構成履歴DBと、前記クラウド構成履歴DBから構成履歴情報を取得する構成履歴取得処理部と、を有する。そして、前記ユーザからのクラウド構成の保存命令を受け付けた前記構成保存処理部は、前記クラウド構成表示の要求命令からクラウド構成情報を取得するクラウドIDを抽出し、抽出された前記クラウドIDを前記構成情報取得処理部に構成情報の取得要求を送信し、前記構成情報取得処理部は、前記クラウドIDに基づいて前記クラウド接続情報DBからクラウド接続情報を取得し、取得した前記クラウド接続情報からクラウド構成情報を取得するクラウドサービス提供システムを特定し、特定した前記クラウドサービス提供システムからクラウド構成情報を取得して前記クラウド構成履歴DBに保存し、前記構成履歴表示処理部は、ユーザから受け付けた構成表示するクラウド情報に基づいて、前記構成情報取得処理部からの構成履歴を取得し、取得した前記構成履歴より構成要素毎の構成要素アイコンと接続情報とでクラウド構成図を生成し、生成された前記クラウド構成図を前記画面に表示する。
本発明のクラウド構成保存システムでは、クラウドサービス事業者側からクラウドサービス上の構成情報を定期的ないし変更発生時に取得して構成履歴DBに保存できる。そのため、特定時点の構成情報が参照可能となり、現時点のクラウド構成の複製や過去のクラウド構成の復元が可能となり、障害原因の特定や性能ボトルネック部位の特定などが可能となる。前述以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の一実施形態であるクラウド構成保存システムでの発明概要を説明する図である。 図2は、本発明の一実施形態であるクラウド構成保存システムを用いたシステムの全体構成を示す図である。 図3は、クライアントPC(クライアント端末)の内部構成を示すブロック図である。 図4は、物理サーバの内部構成を示すブロック図である。 図5は、クラウド接続情報の構成例を示す図である。 図6は、クラウドサービス構成情報の構成例を示す図である。 図7は、クラウド構成履歴テーブルの構成例を示す図である。 図8は、クラウド構成要素履歴テーブルの構成例を示す図である。 図9は、クラウド構成履歴更新のメイン処理を示すフローチャート図である。 図10は、クラウド構成情報の取得処理と更新履歴の表示処理を示すフローチャート図である。 図11は、クラウド構成情報の取得処理を示すフローチャート図である。 図12は、構成情報取得処理部でのクラウド構成情報の構成履歴更新処理を示すフローチャート図である。 図13は、クラウド構成の履歴表示/復元/複製の処理を示すフローチャート図である。 図14は、クラウド構成の復元を示すイメージ図である。 図15は、クラウド構成の複製を示すイメージ図である。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。なお、以下の説明では、「管理テーブル」等の表現にて各種情報を説明することがあるが、各種情報は、テーブル以外のデータ構造で表現されていてもよい。また、データ構造に依存しないことを示すために「管理テーブル」を「管理情報」と呼ぶことができる。
また、「プログラム」を主語として処理を説明する場合がある。そのプログラムは、プロセッサ、例えば、MP(Micro Processor)やCPU(Central Processing Unit)によって実行されるもので、定められた処理をするものである。なお、プロセッサは、適宜に記憶資源(例えばメモリ)及び通信インターフェース装置(例えば、通信ポート)を用いながら処理を行うため、処理の主語がプロセッサとされてもよい。プロセッサは、CPUの他に専用ハードウェアを有していても良い。コンピュータプログラムは、プログラムソースから各コンピュータにインストールされても良い。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバ又は記憶メディアなどで提供されるものであっても良い。
また、各要素、例えば、コントローラは番号などで識別可能であるが、各要素を識別可能な情報であれば、名前など他種の識別情報が用いられても良い。本実施例の図及び説明において同一部分には同一符号を付与しているが、本発明が本実施例に制限されることは無く、本発明の思想に合致するあらゆる応用例が本発明の技術的範囲に含まれる。また、特に限定しない限り、各構成要素は複数でも単数でも構わない。
<発明概要>図1
図1は、本発明の一実施形態であるクラウド構成保存システムでの発明概要を説明する図である。
クラウドプロバイダー(クラウドサービス事業者)によりインターネットを介して不特定多数の一般ユーザに提供されるパブリッククラウドで、企業内で使用するインフラ環境を構築する場合には、クラウドプロバイダ独自の標準ツールを利用が必須であり、標準ツールで構築したクラウドのインフラ環境結果は、各構成要素(リソース:サーバ、ネットワーク、データセンタ等)がリスト形式で表示されるだけである。
そのため、各構成要素の接続状態や全体構成を把握することが困難であった。例えば、サーバ一覧リストには、サーバIDの他に、サーバが所属するデータセンタ(Data Center、以下DC)のID、接続するネットワークIDという情報が格納されている。同じく、ネットワーク覧リストには、ネットワークIDの他に、接続するサーバIDの情報が格納されている。DCー覧リストには、DCのIDの他に、DC内に存在するサーバのサーバIDの情報が格納されている。このため、リストから迅速にインフラ構成の全体像(リソース間の関係)を把握することができない。
インフラ構成の全体像(リソース間の関係)を把握するためには、各リストに格納されたリストを転記して1つのIDごとにリソースの関係性を調査する必要があり、間違ったリソース関係の誤りや漏れが発生し、チェックにも多大なる時間と工数を要していた。
これら課題を、クラウドサービス事業者側から取得した情報を集約し、システム管理者に認識・理解し易い記法及びアイコンを採用して、図1に示すビジュアルな構成図を生成することで解決できる。しかしながら、複数のクラウドサービス提供会社のクラウド環境を用いてインフラを構成する場合、システム構成の変更を短時間で容易に行えるため短期間に多数の構成変更が発生する。また、クラウドサービスによっては自動で仮想サーバ台数等を変更する機能を備える場合もある。このため、このようなビジュアルな構成図を用いても、あまり構成変更が行われないオンプレミス環境に比べ特定の時点の構成情報を把握することが困難となっている。
具体的には、図1で2014/4/1時点でのクラウド構成は構成情報11aに格納され、構成図1aに示すものであった。また、2014/12/1時点でのクラウド構成は構成情報11bに格納され、構成図1bに示すものであった。構成図1aないし構成図1bに記載されたアイコンは、ユーザコネクション103、VPNコネクション(VPNC)104、VPNゲートウェイ(VPNG)105、仮想DC106、インターネットゲートウェイ107、ロードバランサ108、ネットワークセグメント(NWS)109、グローバルIP110、仮想サーバ111である。
2014/4/1時点でのクラウド構成と、2014/12/1時点でのクラウド構成とを比較すると、2014/12/1時点でのクラウド構成では、仮想サーバ12bが新規に追加され、また、仮想サーバ12aが削除されている。しかしながら、2014/4/1時点でのクラウド構成情報は、2014/12/1時点でのクラウド構成情報で書き換われていたので、クラウド構成のリソースの変更が行われても、それを検知する手段が今まで存在しなかった。また、過去のクラウド環境に復元することもできなかった。そのため、障害発生個所(削除された仮想サーバ12aへのアクセスが頻発によるアクセス障害)の特定や原因の解析に多大なる工数と時間を要するという課題があった。
そこで、本実施形態ではクラウドサービス上の構成情報を取得して構成変更履歴を保存し、差分検出を容易にするクラウド構成保存システムを提供することで、上述の課題を解決するものである。
<システム構成>図2
図2は、本発明の一実施形態であるクラウド構成保存システムを用いたシステムの全体構成を示す図である。システムは、クラウド構成保存システム28とクラウドサービス(IaaS: Infrastructure as a Service)24から構成される。クラウド構成保存システム28とクラウドサービス(IaaS)24はLAN(Local Area Network)などのネットワーク25を介し接続される。
なお、図中のクラウドサービスAPI(Application Programming Interface)241とは、クラウドサービス事業者が提供する、クラウドサービス(IaaS)24を操作するためのソフトウェアを意味する。また、クラウド接続情報50とは、クラウドサービスAPI241を利用するために必要なIDやキー等の情報を意味する。構成情報60とは、クラウドサービス24上のリソース(仮想DC、仮想サーバ、仮想ネットワーク等)の情報を意味する。また、クラウドサービス(IaaS)24には、多数のサーバ装置、ストレージ装置、ネットワーク機器などのハードウェア資源と、各種のOS(Operating System)やAP(Application Program)などのソフトウェア資源を備え、それら資源(リソース)を仮想的にユーザに提供するものである。
クラウド構成保存システム28は、クライアントPC(クライアント端末、以下クライアントと略す)21と物理サーバ22(以下、サーバと略す)から構成される。クライアント21には、クラウド接続情報受付部211、構成保存処理部213、構成履歴表示処理部214という3つの機能ブロックを有する。
クラウド接続情報受付部211は、ユーザ23がインフラ環境を構築するためのクラウド接続情報50(図5を参照)を登録するための機能部である。
構成保存処理部213は、ユーザ23からクラウド環境の構成情報60を保存するクラウド情報(クラウドID等)を受け付け、サーバ22へ構成情報60の保存要求を生成する機能部である。
構成履歴表示処理部214は、ユーザ23により指定された構成表示するクラウド情報を受け付け、任意の時点でのクラウド環境の構成情報60を構成ビューアとして画面表示させる機能部である。なお、構成情報60は構成表示処理部212が、サーバ22の構成情報取得処理部222に構成情報60の取得実行を要求して取得される。
サーバ22は、クラウド接続情報登録部221、構成情報取得処理部222、クラウド接続情報DB223、構成履歴取得処理部224、構成履歴DB225という5つの機能ブロックを有する。
クラウド接続情報登録部221は、クライアント21のクラウド接続情報受付部211で受け付けたクラウド接続情報50をクラウド接続情報DB223に格納し保存させるための機能部である。
構成情報取得処理部222は、クラウド接続情報DB223に格納されたクラウド接続情報50を取得し、取得したクラウド接続情報50に基づいてクラウドサービス(IaaS)24に対して構成情報60の取得を要求し、構成情報60を取得する機能部である。また、プロキシ―サーバ(Proxyサーバ)a 26/プロキシ―サーバb 27ないしクラウドサービス(IaaS)24からの構成情報60の変更通知を受信して、その時点での構成情報60の取得機能及び取得した構成情報60の構成履歴DB225への格納機能を有する。なお、クラウドサービス(IaaS)24からの構成情報60の変更通知が発生する契機としては、前述のように仮想サーバ111の台数の自動変更等がある。
構成履歴取得処理部224は、クライアント21の構成履歴表示処理部214からの要求で構成履歴DB225から構成履歴70(図7:クラウド構成履歴テーブル)/構成履歴80(図8:クラウド構成要素履歴テーブル)の構成履歴情報を取得して構成履歴表示処理部214へ取得した構成履歴情報を送信する機能を有する。
構成履歴DB225には、構成情報取得処理部222により構成履歴70(図7:クラウド構成履歴テーブル)/構成履歴80(図8:クラウド構成要素履歴テーブル)の構成履歴情報が格納され、適宜、構成履歴取得処理部224により格納された構成履歴情報が読み出される記憶機能部である。
ユーザ23は、クラウド接続情報50の登録と、クラウド環境の構成を保存させるクラウドの指定と、構成表示するクラウドの指定をクラウド構成保存システム28に対して行う。クラウド構成保存システム28は、受け付けた登録情報と指定情報により、クラウドサービス(IaaS)24から構成情報60を取得できる。
なお、ユーザ23は事業者の異なる複数のクラウドサービス(IaaS)24を登録して、クラウドのインフラ環境を構成できる。そのため、クラウド構成保存システム28は、異なるクラウド環境の構成情報60、構成履歴70(クラウド構成履歴テーブル)、構成履歴80(クラウド構成要素履歴テーブル)を保存することもできる。そのため、クラウド構成保存システム28は、事業者の異なる複数のクラウドサービス(IaaS)24の構成情報60の取得機能及び構成情報60の保存機能及び表示機能を有する。詳細な説明については後述する。
<クライアントPC内部構成>図3
図3は、クライアントPC(クライアント端末)の内部構成を示すブロック図である。
クライアント21は、CPU2101、メモリ2102、記憶部2103、入力部2104、出力部2105、表示部2106、通信部2107を備える。
CPU2101は、クライアント21全体を制御するプロセッサである。メモリ2102は、各種プログラム及び後述する各種データなどを一時的に記憶するデバイスである。記憶部2103は、各種プログラム及び後述する各種データなどを恒久的に記憶するデバイスである。
入力部2104は、入力を受け付けるデバイスで、例えば、キーボードやマウスである。出力部2105は、情報やデータを出力するデバイスで、例えば、スピーカやプリンタである。
表示部2106は、情報やデータを表示するデバイスで、例えば、液晶ディスプレイである。通信部2107は、ネットワークを介しクライアント21と他の装置(サーバ22やクラウドサービス(IaaS)24側の装置等)を接続するデバイスである。以上の構成要素は内部バスで相互に接続される。
メモリ2102には、OS提供会社の各種OSと各OS上で動作する各種APが格納される。
<サーバ内部構成>図4
図4は、サーバの内部構成を示すブロック図である。サーバ22は、CPU2201、メモリ2202、記憶部2203、入力部2204、出力部2205、表示部2206、通信部2207を備える。
CPU2201は、サーバ22全体を制御するプロセッサである。メモリ2202は、各種プログラム及び後述する各種データなどを一時的に記憶するデバイスである。記憶部2203は、各種プログラム及び後述する各種データなどを恒久的に記憶するデバイスである。
入力部2204は、入力を受け付けるデバイスで、例えば、キーボードやマウスである。出力部2205は、情報やデータを出力するデバイスで、例えば、スピーカやプリンタである。
表示部2206は、情報やデータを表示するデバイスで、例えば、液晶ディスプレイである。通信部2207は、ネットワークを介しサーバ22と他の装置(クライアント21やクラウドサービス(IaaS)24側の装置等)とを接続するデバイスである。以上の構成要素は内部バスで相互に接続される。
また、サーバ22は点線部分で表記した入力部2204、出力部2205、表示部2206を必ずしも備える必要はなく、それら構成要素が接続できるインターフェースのみを設けるだけでもよい。
<クラウド接続情報>図5
図5は、クラウド接続情報の構成例を示す図である。クラウド接続情報50は、クラウド管理テーブル51、A社クラウドサービス管理テーブル52、M社クラウドサービス管理テーブル53から構成される。これは、複数種類のクラウドサービスを扱えるようにするためである。そのため、クラウドサービス固有の接続情報50を管理するテーブルをクラウドサービス毎に設け、それぞれのテーブルに情報を格納し管理する。
クラウド管理テーブル51は、クラウドの種別を一意に識別するためのクラウドID、クラウドプロバイダ(クラウドサービス提供事業者24)の種別を一意に識別するためのクラウドプロバイダID、利用しているクラウドの名称であるクラウド名、クラウドへの接続情報であるIPアドレス形式で表現されたクラウド情報から構成される。クラウドIDに対応する各エントリに所定の情報が格納される。例えば、クラウドIDが“1”のクラウドプロバイダIDには“acs”、クラウド名には“vdc−001”、クラウド情報には、接続IPアドレス情報として“10.0.0.0/16”が格納され管理されている。
A社クラウドサービス管理テーブル52は、クラウドの種別を一意に識別するためのクラウドID、クラウドが管理する範囲の領域を一意に識別するためのリージョンID、ユーザ23を一意に識別するためのアクセスID、ユーザ23がアクセスするためのアクセスキー、仮想DCを一意に識別するための仮想DC_IDから構成される。クラウドIDに対応する各エントリに所定の情報が格納される。例えば、クラウドIDが“2”のリージョンIDには“ap−northeast−1”、アクセスIDには“HJSERHSDFGJS”、アクセスキーには“JUTFGJJDDGHJFDS”、仮想DC_IDには“vdc−g48gwy4r”が格納され管理されている。
M社クラウドサービス管理テーブル53は、クラウドの種別を一意に識別するためのクラウドID、提供サービス内容を識別するためのサブスクリプションID、クラウドが管理する範囲の領域を一意に識別するためのリージョンID、クラウドサービスを利用するための証明書情報、仮想DCを一意に識別するための仮想DC_IDから構成される。クラウドIDに対応する各エントリに所定の情報が格納される。例えば、クラウドIDが“3”のサブスクリプションIDには“74urjhjuy4uygulsdfhg”、リージョンIDには“East Asia”、証明書には“R−Tokyo−7−2−2014−credentials”、仮想DC_IDには“website001”が格納され管理されている。
クラウド管理テーブル51では、クラウドIDを外部キー(共通キー)として、A社クラウドサービス管理テーブル52とM社クラウドサービス管理テーブル53とを関連付けて管理している。
クラウド接続情報50は、ユーザ23がクライアント21のクラウド接続情報受付部211に必要な情報を入力し登録される。具体的には、図3のクライアント21の表示部2106で表示されたメニューないし入力領域で所定の選択や情報入力を入力部2104から行う。そして、CPU2101が入力部2104で受け付けたクラウド接続情報50を一旦、メモリ2102や記憶部2103に格納する。このクラウド接続情報の登録動作はクラウド接続情報受付部211が、CPU2101を制御して実行する。
<クラウドサービス構成情報>図6
図6は、クラウドサービス構成情報の構成例を示す図である。クラウドサービス構成情報60は、クラウド構成保存システム28の構成情報取得処理部222からクラウドサービス24に送信された構成情報取得要求にあるクラウドIDに対応する情報である。
クラウドサービス構成情報60(構成情報60)は、項番(#)、構成装置、構成要素、構成情報設定内容から構成される。例えば、項番(#)が“1”の仮想DCでは、構成情報設定内容から仮想DC_IDが“vdc−001”であることが分かる。また、この仮想DCでは項番(#)が“2”の仮想ネットワークの設定内容が“subnets”:[{“subnet_id”:“subnet−01”、 “netaddr”: “10.0.0.0/24”であるので、subnet_idが“subnet−01”でネットアドレスが“10.0.0.0/24”であるネットワークと接続されていることが分かる。
項番(#)が“3”の構成装置が“仮想ネットワーク機器”では、構成要素として“ロードバランサ”、“インターネットゲートウェイ”、“VPN(Virtual Private Network)ゲートウェイ”、“VPNコネクション”、“ユーザコネクション”があり、図示していないがそれぞれの構成要素に構成情報の設定内容が格納されている。なお、図示はしていないが、構成情報60には前述のクラウドIDの情報が付加されている。
本実施形態では、この構成情報60を定期的または変更発生時毎に構成履歴DB225へ保存して、クラウド環境の復元や複製を可能とするものである。
<クラウド構成履歴テーブル>図7
図7は、クラウド構成履歴テーブルの構成例を示す図である。クラウド構成履歴テーブル70は、クラウド単位で構成履歴を管理するテーブルである。
クラウド構成履歴テーブル70は、構成履歴ID、クラウドID、履歴名、構成情報の取得日時で構成され、各エントリに新規構成ないし構成変更毎に所定の情報が構成情報取得処理部222により格納される。例えば、構成履歴IDが“1”に対応するクラウドIDは“1”、履歴名が“サーバ追加前”、構成情報の取得日時が“2014/1/1 15:12:35.725”という情報が格納されている。同様に、構成履歴IDが“2”に対応するクラウドIDは“1”、履歴名が“(構成変更通知)”、構成情報の取得日時が“2014/2/4 13:20:21.544”という情報が格納されている。構成履歴IDが“3”に対応するクラウドIDは“2”、履歴名が“新規構築”、構成情報の取得日時が“2014/6/3 20:21:43.265”という情報が格納されている。
構成履歴IDを外部キー(共通キー)として、次に説明するクラウド構成要素履歴テーブル80と、このクラウド構成履歴テーブル70とを関連付け(紐付け)、クラウド構成履歴情報として構成履歴DB225に格納し、保存しておく。
<クラウド構成要素履歴テーブル>図8
図8は、クラウド構成要素履歴テーブルの構成例を示す図である。なお、構成要素キーとは、構成要素情報列に格納しているデータ(構成要素情報)を表す文字列を意味する。また、構成要素とは、構成履歴を構成するデータ。構成情報、構成図ファイル等を意味するものである。なお、保存するクラウドサービスの種別により、1つの構成履歴に紐付く構成要素の種類が異なる。
構成履歴IDが“1”の構成要素として、“acs:vdc”、“image:png”がある。構成履歴IDが“1”で、構成要素が“acs:vdc”である構成要素情報は、“{“id”: “vdc−001”、“subnets”:[{“subnet_id”:“subnet−01”、“netaddr”: “10.0.0.0/24”}、・・・”であり、この情報が構成履歴DB225に格納される。
構成履歴IDが“1”で、構成要素が“image:png”である構成要素情報は、“iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAA5gAAALkCAYAAABqX5qzAAAABHNCS・・・”で、この情報が構成履歴DB225に格納される。
構成履歴IDが“2”の構成要素として、“acs:vdc”、“image:png”と構成履歴IDが“1”の構成要素と同じである。これは、構成履歴IDが“1”のクラウドIDも、構成履歴IDが“2”のクラウドIDも同じ“1”であるからである。構成履歴IDが“2”で構成要素が“acs:vdc”である構成要素情報は、“{“id”: “vdc−001”、“subnets”:[{“subnet_id”:“subnet−02”、“netaddr”: “10.0.0.0/25”}、・・・”である。
構成履歴IDが“2”で、構成要素が“image:png”である構成要情報は、“AM5Q0apYu/+H3teudFVX+0XIHGOpmRiHwN9bLMSJeMwZWWIUuSZVlK・・・”である。このように、構成履歴IDが“1”から構成変更された状態の情報を構成履歴IDが“2”である構成要素情報に格納し、構成履歴DB225に保存しておく。これにより、クラウド環境を変更した後でも、変更前の環境でのクラウド構成を戻すことができる。
<処理フロー>
<クラウド構成履歴の更新メイン処理>図9
図9は、クラウド構成履歴を更新するメイン処理を示すフローチャート図である。処理の主体をクライアント21ないしサーバ22の機能部とするが、クライアント21のCPU2101やサーバ22のCPU2201でもよい。
S901で、構成情報取得処理部222は、プロキシ(Proxy)サーバ26/27からイベント情報を取得する。このイベントとは、構成変更、新規クラウド構築、構成情報の取得などである。
S902で、構成情報取得処理部222は、構成変更コマンドが実行されたかを判断する。ここでの構成変更コマンドには前述の新規クラウド構築のためのコマンドも含む。構成変更コマンドが実行されたと判断された場合(S902:Yes)、構成情報取得処理部222は、S905を実行し、実行されていないと判断された場合(S902:No)はS903を実行する。
S903で、構成情報取得処理部222は、サーバ22のタイマー(図示せず)などから時刻情報を取得する。
S904で、構成情報取得処理部222は、規定時刻(構成情報の取得時刻)に到達したかを判断する。規定時刻に到達していれば(S904:Yes)、構成情報取得処理部222はS905を実行し、到達していない場合(S904:No)は再びS901以降の処理を実行する。
S905で、構成情報取得処理部222は、現時点での構成情報60の取得処理を実行する。
以上の処理で、構成情報60の履歴を構成履歴DB225に格納し、保存しておくことができる。
<構成情報取得処理>図10−12
図10は、クラウド構成情報の取得処理と更新履歴の表示処理を示すフローチャート図である。図11は、構成情報取得処理部におけるクラウド構成情報の取得処理を示すフローチャート図である。図12は、構成情報取得処理部でのクラウド構成情報の構成履歴更新処理を示すフローチャート図である。処理の主体をクライアント21ないしサーバ22の機能部とするが、クライアント21のCPU2101やサーバ22のCPU2201でもよい。
図10のS1001で、構成保存処理部213は、ユーザ23により選択された構成情報60を保存するクラウド情報を取得する。具体的には、表示部2106の画面で仮想DC_ID(クラウドID)を入力し、入力部2104が仮想DC_IDの情報を受け付け、構成保存処理部213に転送する。
S1002で、構成保存処理部213は、仮想DC_ID(クラウドID)をサーバ22の構成情報取得処理部222に送信し、構成情報60の取得を要求する。構成情報取得処理部222は構成情報の取得処理を実行する。構成情報60の取得処理は、図11に示すサブルーチン処理を実行することである。
S1003で、構成保存処理部213は、取得した構成情報60と、更新した構成履歴テーブル70及び構成要素履歴テーブル80の構成履歴DB225に格納する。そして、構成保存処理部213は、格納した構成情報60、構成履歴テーブル70及び構成要素履歴テーブル80を構成履歴取得処理部224に送信する。
S1004で、構成履歴表示処理部214は、ユーザ23により選択された構成を表示するクラウドIDの取得を取得する。構成履歴表示処理部214は取得したクラウドIDを構成履歴取得処理部224に送信し、履歴一覧の情報を取得する。構成履歴表示処理部214は、取得した履歴一覧の情報を表示部2106の画面に表示する。
S1005で、構成履歴表示処理部214は、ユーザ23は画面に表示された履歴一覧から詳細な構成要素情報を表示するクラウドIDを選択し、そのクラウドIDを入力部2104のキーボードやマウスなどで選択する。構成履歴表示処理部214は、選択されたクラウドIDを取得し、そのクラウドIDを構成履歴取得処理部224に送信する。構成履歴取得処理部224は、受信したクラウドIDで所定の構成情報と構成履歴テーブル70及び構成要素履歴テーブル80を構成履歴DB225から取得して、構成履歴表示処理部214へ送信する。
S1006で、構成履歴表示処理部214は、受信した構成情報と構成履歴テーブル70及び構成要素履歴テーブル80から構成図を生成し、生成した構成図を表示部2106の画面に表示する。
以上の処理で任意の時点での構成情報60と構成履歴テーブル70及び構成要素履歴テーブル80の情報を保存できる。
図11のS1101で、サーバ22の構成情報取得処理部222は、受信した仮想DC_ID(クラウドID)に基づき、クラウド接続情報DB223からクラウド接続情報50を取得する。
S1102で、構成情報取得処理部222は、指定されたクラウドがA社製かを指定されたクラウドIDに対応するクラウドプロバイダIDから判断する。指定されたクラウドがA社製である場合(S1102:Yes)、構成情報取得処理部222はS1103を実行し、ない場合(S1102:No)はS1104を実行する。
S1103で、構成情報取得処理部222は、クラウドサービス(ACS)に構成情報60の取得要求を送信し、クラウドサービス(ACS)での構成情報60を取得する。
S1104で、構成情報取得処理部222は、指定されたクラウドがM社製かを指定されたクラウドIDに対応するクラウドプロバイダIDから判断する。指定されたクラウドがM社製である場合(S1104:Yes)、構成情報取得処理部222はS1105を実行し、ない場合(S1104:No)はS1105を実行する。
S1105で、構成情報取得処理部222は、クラウドサービス(MCS)に構成情報60の取得要求を送信し、クラウドサービス(MCS)での構成情報60を取得する。
S1106で、構成情報取得処理部222は、指定されたクラウドがH社製かを指定されたクラウドIDに対応するクラウドプロバイダIDから判断する。指定されたクラウドがM社製である場合(S1106:Yes)、構成情報取得処理部222はS1107を実行し、ない場合(S1106:No)は、A社、M社、H社以外のクラウドサービス提供会社かを判断する。
S1107で、構成情報取得処理部222は、H社のクラウドサービスに構成情報60の取得要求を送信し、H社のクラウドサービスでの構成情報60を取得する。
S1108で、構成情報取得処理部222は、全ての指定されたクラウドの構成情報を取得かを判断する。指定されたクラウド全ての構成情報を取得した場合(S1108:Yes)、構成情報取得処理部222はS1109を実行し、取得していない場合(S1108:No)は再びS1101以降の処理を実行する。
次に、S1103、S1105、S1107での構成情報の取得処理の詳細について図12で説明する。
図12のS1201で、構成情報取得処理部222は、構成情報60の構成装置及び構成要素が仮想DC(項番(#)が“1”)に対応する構成情報設定内容を取得する。
S1202で、構成情報取得処理部222は、構成情報60の構成装置及び構成要素が仮想ネットワーク(項番(#)が“2”)に対応する構成情報設定内容を取得する。
S1203で、構成情報取得処理部222は、仮想サーバ(項番(#)が“4”)に対応する構成情報設定内容を取得する。
S1204で、構成情報取得処理部222は、仮想ネットワーク機器(項番(#)が“3”)で構成要素がロードバランサに対応する構成情報設定内容を取得する。
S1205で、構成情報取得処理部222は、全ての構成情報を取得したかを判断する。全ての構成情報を取得しない場合(S1205:No)、構成情報取得処理部222はS1206を実行し、取得した場合(S1205:Yes)、処理をコール先の処理S1103、S1105、S1107のいずれかに戻す。
S1206で、構成情報取得処理部222は、他の構成装置ないし構成要素の構成情報を取得し、再びS1205の処理を実行する。
S1207で、構成情報取得処理部222は、取得した構成情報60で、構成要素履歴テーブル80を更新する。
S1208で、構成情報取得処理部222は、取得した構成情報60と更新した構成要素履歴テーブル80に基づき、構成履歴テーブル70を更新する。そして、構成情報取得処理部222は、処理をサブルーチンコール先(S1103、S1105、S1107のいずれか)に戻す。
以上の図10から図12の処理により、任意の時点の構成情報60、構成履歴テーブル70及び構成要素履歴テーブル80の情報を構成履歴DB225に格納して保存しておくことができる。そのため、後述する過去のクラウド環境への復元、現時点でのクラウド環境の複製等が可能となる。その詳細な処理について図13で説明する。
<クラウド構成の履歴表示/復元/複製の処理>図13
図13は、クラウド構成の履歴表示/復元/複製の処理を示すフローチャート図である。処理の主体を構成履歴表示処理部214とするが、クライアント21のCPU2101でもよい。
S1301で、構成履歴表示処理部214は、ユーザが入力部2104から入力した入力情報、つまり表示したいクラウドID及びどの時点での構成かを示す構成履歴IDを取得する。
S1302で、構成履歴表示処理部214は、取得した構成履歴IDから現時点での構成を表示するかを判断する。その方法は、クラウドIDで一番若い構成履歴IDであるかで判断できる。構成履歴表示処理部214は、現時点での構成を表示する場合(S1302:Yes)はS1303を実行し、表示しない場合(S1302:No)はS1304を実行する。
S1303で、構成履歴表示処理部214は、現時点での構成図を構成履歴DB225から構成情報60を取得して生成し、生成した構成図を表示部2106の画面に表示して処理を終了する。
S1304で、構成履歴表示処理部214は、過去の構成を表示する場合(S1304:Yes)はS1305を実行し、表示しない場合(S1304:No)はS1308を実行する。
S1305で、構成履歴表示処理部214は、要求された過去の時点での構成図を構成するため、履歴DB225から構成情報60、構成履歴テーブル70及び構成要素履歴テーブル80の情報を取得する。構成履歴表示処理部214は、取得した情報から構成図を生成し、生成した構成図を表示部2106の画面に表示する。
そして、S1306で、構成履歴表示処理部214は、現在の構成との差分の強調表示が要求されているかを判断する。要求されている場合(S1306:Yes)、構成履歴表示処理部214はS1307を実行し、要求されていない場合(S1306:No)は処理を終了する。
S1307で、構成履歴表示処理部214は、差分部分を抽出し、抽出した構成要素を強調表示して処理を終了する。以上のS1301からS1307の処理で、図1で説明した過去のクラウド環境と現在のクラウド環境の構成の違いを画面でユーザ23が確認することができる。また、差分部分のみを強調表示(網掛表示)することで、差分部分を的確に把握することができる。
S1308で、構成履歴表示処理部214は、構成情報の復元を要求されているかを判断する。復元を要求されている場合(S1308:Yes)、構成履歴表示処理部214はS1309を実行し、要求されていない場合(S1308:No)は処理を終了する。
S1309で、構成履歴表示処理部214は、過去の構成情報でクラウド環境を構築し、その構成図を画面に表示する。
S1310で、構成履歴表示処理部214は、構成履歴表示処理部214は、構成情報の複製を要求されているかを判断する。複製を要求されている場合(S1310:Yes)、構成履歴表示処理部214はS1311を実行し、要求されていない場合(S1310:No)はS1312を実行する。
S1311で、構成履歴表示処理部214は、現在の構成情報でのクラウド環境の複製を実行し、その構成図を画面に表示して処理を終了する。
S1312で、構成履歴表示処理部214は、ユーザ23へエラー通知をして処理を終了する。エラー通知は、入力されたクラウドIDに該当するクラウド環境が存在しない場合などに、表示部2106に送信され表示され、ユーザにその旨を知らしめる。
<クラウド構成の復元イメージ>図14
図14は、クラウド構成の復元を示すイメージ図である。本イメージ図は、現在の2014/12/1時点での構成情報11b(構成図1b)を過去の2014/4/1時点での構成情報11a(構成図1a)に戻すものである。2014/12/1時点での構成情報11b(構成図1b)では、仮想サーバ12aが削除され、新規に仮想サーバ12bが追加されている。その仮想サーバの削除と追加をしていない2014/4/1時点での構成情報(構成図1a)に戻すものである。このように、前述の図13の処理を実行することで現在のクラウド環境を過去のクラウド環境に戻すことができる。また、構成情報11b(構成図1b)と構成情報11a(構成図1a)とを同時に画面に表示して比較するようにしてもよい。
なお、図14の例では、現在の2014/12/1時点での構成情報11b(構成図1b)を過去の2014/4/1時点での構成情報11a(構成図1a)に戻し、動作を示した。図示はしていないが、更に過去、例えば2014/2/1時点に戻すことも可能であり、また、2014/4/1時点での構成情報11a(構成図1a)と、2014/2/1時点での構成情報とを同時に表示することもできる。
<クラウド構成の複製イメージ>図15
図15は、クラウド構成の複製を示すイメージ図である。本イメージ図は、2014/4/1時点での実稼働環境10aの構成情報11a(構成図1a)で仮想サーバ12aに障害が発生したので、同一のクラウド環境を複製してテスト環境10cを構築し、障害原因の特定と対策を行うことを表す。仮想サーバ12a以外は正常に稼働しているので、実稼働環境10aはそのまま稼働させる。そして、複製したテスト環境10cで実稼働環境10aと同一の構成と動作を行い障害原因の特定と対策を行うものである。これにより、稼働環境を停止せずに、障害原因の特定と対策を行うことができる。このように、前述の図13の処理を実行することで現在のクラウド環境を複製することが可能となる。
以上説明したように、クラウド構成保存システムでは、過去のクラウド環境と現在のクラウド環境の構成の違いを確認することができる。また、差分部分のみを強調表示(網掛表示)することで、差分部分を的確に把握することができる。更に、現在のクラウド環境を過去のクラウド環境に戻すことができ、実稼働環境10aと同一の構成のクラウド環境を複製できるので、稼働環境を停止せずに、障害原因の特定と対策を行うことも可能となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置いてもよい。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1:構成ビューア画面、11:構成情報、21:クライアント、22:サーバ、24:クラウドサービス(IaaS)、26/27:プロキシ―サーバ、28:クラウド構成保存システム、50:クラウド接続情報、51:クラウド管理テーブル、52:A社クラウドサービス管理テーブル、53:M社クラウドサービス管理テーブル、60:クラウドサービス構成情報、70:クラウド構成履歴テーブル、80:クラウド構成要素履歴テーブル、103:ユーザコネクション、104:VPNコネクション、105:VPNゲートウェイ、106:仮想DC、107:インターネットゲートウェイ、108:ロードバランサ、109:ネットワークセグメント、110:グローバルIP、111:仮想サーバ、211:クラウド接続情報受付部、213:構成保存処理部、214:構成履歴表示処理部、221:クラウド接続情報登録部、222:構成情報取得処理部、223:クラウド接続情報DB、224:構成履歴取得処理部、225:構成履歴DB、241:クラウドサービスAPI
上記課題を解決するために、代表的な本発明の一実施形態のクラウドサービスを提供する1つ以上のクラウドサービス提供システムに接続するクラウド構成保存システムは、クライアント装置とサーバ装置を備え、前記クライアント装置はユーザからのクラウド環境を構築するクラウド接続情報を受け付けるクラウド接続情報受付部と、保存するクラウド環境の指定を受け付ける構成保存処理部と、保存したクラウド環境の構成履歴の表示制御を行う構成履歴表示処理部と、を有し、前記サーバ装置は前記クライアント装置のクラウド接続情報受付部で受け付けたクラウド接続情報をクラウド接続情報DBに格納し登録するクラウド接続情報部と、前記クライアント装置の構成表示処理部からのクラウド構成情報取得要求に従い前記クラウドサービス提供するシステムで構築されたクラウド構成情報を当該前記クラウドサービス提供するシステムから取得する構成情報取得処理部と、前記取得した構成情報を構成履歴情報として格納するクラウド構成履歴DBと、前記クラウド構成履歴DBから構成履歴情報を取得する構成履歴取得処理部と、を有する。そして、前記ユーザからのクラウド構成の保存命令を受け付けた前記構成保存処理部は、前記クラウド構成表示の要求命令からクラウド構成情報を取得するクラウドIDを抽出し、抽出されたクラウドIDの構成表示要求を前記構成情報取得処理部に送信し、前記構成情報取得処理部は、前記クラウドIDに基づいて前記クラウド接続情報DBからクラウド接続情報を取得し、取得した前記クラウド接続情報からクラウド構成情報を取得するクラウドサービス提供システムを特定し、特定した前記クラウドサービス提供システムからクラウド構成情報を取得して前記クラウド構成履歴DBに保存し、前記構成履歴表示処理部は、ユーザから受け付けた構成表示するクラウド情報に基づいて、前記構成情報取得処理部からの構成履歴を取得し、取得した前記構成履歴より構成要素毎の構成要素アイコンと接続情報とでクラウド構成図を生成し、生成された前記クラウド構成図を前記画面に表示する。

Claims (10)

  1. クラウドサービスを提供する1つ以上のクラウドサービス提供システムに接続するクラウド構成保存システムであって、
    クライアント装置とサーバ装置を備え、
    前記クライアント装置は、
    ユーザからのクラウド環境を構築するクラウド接続情報を受け付けるクラウド接続情報受付部と、
    保存するクラウド環境の指定を受け付ける構成保存処理部と、
    保存したクラウド環境の構成履歴の表示制御を行う構成履歴表示処理部と、
    を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記クライアント装置のクラウド接続情報受付部で受け付けたクラウド接続情報をクラウド接続情報DBに格納し登録するクラウド接続情報部と、
    前記クライアント装置の構成表示処理部からのクラウド構成情報取得要求に従い前記クラウドサービス提供するシステムで構築されたクラウド構成情報を当該前記クラウドサービス提供するシステムから取得する構成情報取得処理部と、
    前記取得した構成情報を構成履歴情報として格納するクラウド構成履歴DBと、
    前記クラウド構成履歴DBから構成履歴情報を取得する構成履歴取得処理部と
    を有し、
    前記ユーザからのクラウド構成の保存命令を受け付けた前記構成保存処理部は、
    前記クラウド構成表示の要求命令からクラウド構成情報を取得するクラウドIDを抽出し、
    抽出された前記クラウドIDを前記構成情報取得処理部に構成情報の取得要求を送信し、
    前記構成情報取得処理部は、
    前記クラウドIDに基づいて前記クラウド接続情報DBからクラウド接続情報を取得し、
    取得した前記クラウド接続情報からクラウド構成情報を取得するクラウドサービス提供システムを特定し、
    特定した前記クラウドサービス提供システムからクラウド構成情報を取得して前記クラウド構成履歴DBに保存し、
    前記構成履歴表示処理部は、
    ユーザから受け付けた構成表示するクラウド情報に基づいて、前記構成情報取得処理部からの構成履歴を取得し、
    取得した前記構成履歴より構成要素毎の構成要素アイコンと接続情報とでクラウド構成図を生成し、
    生成された前記クラウド構成図を前記画面に表示する
    ことを特徴とするクラウド構成保存システム。
  2. 請求項1記載のクラウド構成保存システムであって、前記クライアント装置ないしサーバ装置は、
    装置全体を制御するCPUと、
    情報を一時的に格納するメモリと、
    情報を恒久的に格納する記憶部と、
    を有し
    外部装置との通信を制御する通信部、外部からの情報を受け付ける入力部、外部装置へ情報を出力する出力部、情報を表示する表示部の1つ以上を有する
    ことを特徴とするクラウド構成保存システム。
  3. 請求項2記載のクラウド構成保存システムであって、前記クラウド接続情報は、前記クラウド環境を一意に識別するクラウドID、前記クラウドサービス提供システムを一意に識別するクラウドプロバイダID、クラウド名称、クラウドへのネットワーク接続情報を少なくとも含む
    ことを特徴とするクラウド構成保存システム。
  4. 請求項3記載のクラウド構成保存システムであって、
    前記クラウド構成情報は、クラウドID、構成装置、構成要素、構成情報設定内容から構成され、
    前記構成装置には、仮想データセンタ名、仮想ネットワーク名、仮想ネットワーク機器名、仮想サーバ名、仮想サーバ付随情報を少なくとも含み、
    前記仮想ネットワーク機器名に対応する構成要素は、ロードバランサ、インターネットゲートウェイ、VPNゲートウェイ、VPNコネクション、ユーザコネクションの構成要素を少なくとも含み、
    仮想サーバ付随情報に対応する構成要素は、グローバルIP、セキュリティグループ、マシンイメージ、仮想CPU、仮想メモリ、仮想ストレージの構成要素を少なくとも含み、
    前記構成装置または構成要素毎にアイコンを生成し、構成図を生成する
    ことを特徴とするクラウド構成保存システム。
  5. 請求項4記載のクラウド構成保存システムであって、
    前記構成履歴表示処理部は、
    前記クラウド構成履歴DBからユーザが指定した時点での構成履歴を取得し、
    前記構成履歴より構成図を生成し、
    前記生成した構成図を表示する
    ことを特徴とするクラウド構成保存システム。
  6. 請求項5記載のクラウド構成保存システムであって、前記構成履歴表示処理部は、ユーザが指定した複数の時点での構成履歴から構成図を生成し、生成した複数の構成図を同時に表示する
    ことを特徴とするクラウド構成保存システム。
  7. 請求項4記載のクラウド構成保存システムであって、
    前記構成履歴表示処理部は、
    前記クラウド構成履歴DBからユーザが指定した時点での構成履歴を取得し、
    構成履歴を複製し、
    前記複製した構成履歴より構成図を生成して表示する
    ことを特徴とするクラウド構成保存システム。
  8. 請求項5記載のクラウド構成保存システムであって、前記構成履歴表示処理部は、前記ユーザが指定した時点での構成履歴及び前記複製した構成履歴からそれぞれ構成図を生成し、生成した複数の構成図を同時に表示する
    ことを特徴とするクラウド構成保存システム。
  9. クラウドサービスを提供する1つ以上のクラウドサービス提供システムに接続するクラウド構成保存システムのクラウド構成保存方法であって、
    前記クラウド構成保存システムはクライアント装置とサーバ装置を備え、
    前記クライアント装置は、
    ユーザからのクラウド環境を構築するクラウド接続情報を受け付けるクラウド接続情報受付部と、
    保存するクラウド環境の指定を受け付ける構成保存処理部と、
    保存したクラウド環境の構成履歴の表示制御を行う構成履歴表示処理部と、
    を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記クライアント装置のクラウド接続情報受付部で受け付けたクラウド接続情報をクラウド接続情報DBに格納し登録するクラウド接続情報部と、
    前記クライアント装置の構成表示処理部からのクラウド構成情報取得要求に従い前記クラウドサービス提供するシステムで構築されたクラウド構成情報を当該前記クラウドサービス提供するシステムから取得する構成情報取得処理部と、
    前記取得した構成情報を構成履歴情報として格納するクラウド構成履歴DBと、
    前記クラウド構成履歴DBから構成履歴情報を取得する構成履歴取得処理部と
    を有し、
    前記ユーザからのクラウド構成の保存命令を受け付けた前記構成保存処理部が実行する
    前記クラウド構成表示の要求命令からクラウド構成情報を取得するクラウドIDを抽出するステップと、
    抽出された前記クラウドIDを前記構成情報取得処理部に構成情報の取得要求を送信するステップと、
    前記構成情報取得処理部が実行する
    前記クラウドIDに基づいて前記クラウド接続情報DBからクラウド接続情報を取得するステップと、
    取得した前記クラウド接続情報からクラウド構成情報を取得するクラウドサービス提供システムを特定するステップと、
    特定した前記クラウドサービス提供システムからクラウド構成情報を取得し、前記取得した前記クラウド構成履歴DBに保存するステップと、を有し、
    前記構成履歴表示処理部が実行する
    ユーザから受け付けた構成表示するクラウド情報に基づいて、前記構成情報取得処理部からの構成履歴を取得するステップと、
    取得した前記構成履歴より構成要素毎の構成要素アイコンと接続情報とでクラウド構成図を生成するステップと、
    生成された前記クラウド構成図を前記画面に表示するステップと、を有する
    ことを特徴とするクラウド構成保存システムのクラウド構成保存方法。
  10. クラウドサービスを提供する1つ以上のクラウドサービス提供システムに接続するクラウド構成保存システムのクラウド構成保存プログラムであって、
    前記クラウド構成保存システムはクライアント装置とサーバ装置を備え、
    前記クライアント装置は、
    ユーザからのクラウド環境を構築するクラウド接続情報を受け付けるクラウド接続情報受付部と、
    保存するクラウド環境の指定を受け付ける構成保存処理部と、
    保存したクラウド環境の構成履歴の表示制御を行う構成履歴表示処理部と、
    を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記クライアント装置のクラウド接続情報受付部で受け付けたクラウド接続情報をクラウド接続情報DBに格納し登録するクラウド接続情報部と、
    前記クライアント装置の構成表示処理部からのクラウド構成情報取得要求に従い前記クラウドサービス提供するシステムで構築されたクラウド構成情報を当該前記クラウドサービス提供するシステムから取得する構成情報取得処理部と、
    前記取得した構成情報を構成履歴情報として格納するクラウド構成履歴DBと、
    前記クラウド構成履歴DBから構成履歴情報を取得する構成履歴取得処理部と
    を有し、
    前記ユーザからのクラウド構成の保存命令を受け付けた前記構成保存処理部が実行する
    前記クラウド構成表示の要求命令からクラウド構成情報を取得するクラウドIDを抽出する機能と、
    抽出された前記クラウドIDを前記構成情報取得処理部に構成情報の取得要求を送信する機能と、
    前記構成情報取得処理部が実行する
    前記クラウドIDに基づいて前記クラウド接続情報DBからクラウド接続情報を取得する機能と、
    取得した前記クラウド接続情報からクラウド構成情報を取得するクラウドサービス提供システムを特定する機能と、
    特定した前記クラウドサービス提供システムからクラウド構成情報を取得して前記クラウド構成履歴DBに保存する機能と、を有し、
    前記構成履歴表示処理部が実行する
    ユーザから受け付けた構成表示するクラウド情報に基づいて、前記構成情報取得処理部からの構成履歴を取得する機能と、
    取得した前記構成履歴より構成要素毎の構成要素アイコンと接続情報とでクラウド構成図を生成する機能と、
    生成された前記クラウド構成図を前記画面に表示する機能と、を有する
    ことを特徴とするクラウド構成保存システムのクラウド構成保存プログラム。
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