JPWO2016002150A1 - ヘッドホン - Google Patents

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Abstract

左右のスライダを連動してスライドさせることができるヘッドホンを提供する。ヘッドバンドと、ヘッドバンドの一端側に設けられ、ヘッドバンドに対してスライドする第1のスライダと、ヘッドバンドの他端側に設けられ、ヘッドバンドに対してスライドする第2のスライダと、第1のスライダと第2のスライダとを接続し、第1のスライダのスライド動作に連動して第2のスライダをスライドさせる接続部と、第1のスライド部と第2のスライド部にそれぞれ設けられ、音声出力部を収納する一対のハウジングとを備えるヘッドホンである。【選択図】図3

Description

この技術は、ヘッドホンに関する。
従来から、頭部サイズへの追従のためにスライド機構を有するヘッドホンが多数提案されている(特許文献1)。
特開2012−54780号公報
特許文献1に記載されたヘッドホンにおいては、スライダの長さ調節は煩雑であり、手間がかかるものである。
本技術はこのような点に鑑みなされたものであり、ユーザが容易に調整を行えるヘッドホンを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本技術は、ヘッドバンドと、ヘッドバンドの一端側に設けられ、ヘッドバンドに対してスライドする第1のスライダと、ヘッドバンドの他端側に設けられ、ヘッドバンドに対してスライドする第2のスライダと、第1のスライダと前記第2のスライダとを接続し、第1のスライダのスライド動作に連動して第2のスライダをスライドさせる接続部と、第1のスライド部と第2のスライド部にそれぞれ設けられ、音声出力部を収納する一対のハウジングとを備えるヘッドホンである。
本技術によれば、左右のスライダを連動してスライドさせることができる。
図1は、本技術の第1の実施の形態に係るヘッドホンの外観構成を示す正面図である。 図2は、ヘッドホンの外観構成を示す側面図である。 図3は、線材の接続構成を示す図である。 図4Aは、ヘッドホンのL側の内部構造を示す正面視断面図であり、図4Bは、図4Aにおいて破線の円で示された範囲の拡大図である。 図5は、ヘッドホンのL側の内部構造を示す側面図である。 図6Aは、ヘッドホンのR側内部構造を示す正面視断面図であり、図6Bは、図6Aにおいて破線の円で示された範囲の拡大図である。 図7は、第1線材によるスライダの引き出し動作を示す図である。 図8は、第1線材によるスライダの収納動作を示す図である。 図9は、第2線材によるスライダの引き出し動作を示す図である。 図10は、第2線材によるスライダの収納動作を示す図である。 図11は、本技術に係るヘッドホンの第1の変形例を示す側面図である。 図12は、本技術に係るヘッドホンの第2の変形例を示す正面視断面図である。 図13は、本技術に係るヘッドホンの第3の変形例における音声信号伝送線の構成を示す図である。 図14は、本技術に係るヘッドホンの第3の変形例における音声信号伝送線の構成を示す図である。 図15Aは、本技術に係るヘッドホンの第4の変形例の構成を示す側面図であり、図15Bは第4の変形例に係るヘッドホンのコネクタを接続した状態を示す側面図である。 図16は、第4の変形例におけるコネクタの形状の一例を示す図である。
以下、本技術の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
<1.第1の実施の形態>
[1−1.ヘッドホンの構成]
<2.変形例>
<1.第1の実施の形態>
[1−1.ヘッドホンの構成]
図1は、ヘッドホン10の外観構成を示す正面図である。また、図2は、ヘッドホン10の外観構成を示す側面図である。ヘッドホン10は、ヘッドバンド20、L側スライダ31、R側スライダ32、L側ハンガ41、R側ハンガ42、L側ハウジング51、R側ハウジング52、L側イヤパッド61、R側イヤパッド62、コード70および連動スライド機構により構成されている。
ヘッドバンド20はユーザの頭部に沿うように湾曲状に形成されており、装着状態においてユーザの頭頂部に接することによりヘッドホン10全体を支持するものである。ヘッドバンド20はプラスチックなどの合成樹脂、金属などを用いて構成されており、所定の剛性および弾性を有することにより可撓性を備えている。これにより、装着時にはハウジングおよびイヤパッドをユーザの側頭部方向に押圧してヘッドホン10の装着状態を維持することができる。
ヘッドバンド20には、ヘッドバンド20を被覆するようにカバーが設けられている。カバーは、ヘッドバンド20の内面におけるユーザの頭頂部に当接する部分における緩衝材として機能するとともに、ヘッドバンドの内部構造が露出することを防ぐ役割も果たす。なお、カバーに代えて、ユーザの頭頂部に当接する部分にクッション、ゴムなどの弾性体を設けるようにしてもよい。また、携帯時に中央で折り畳めるようにヘッドバンド20にヒンジを設けてもよい。
L側スライダ31、R側スライダ32は、ヘッドバンド20の両端にそれぞれ設けられている。L側スライダ31の下端にはL側ハンガ41が設けられている。また、R側スライダ32の下端にはR側ハンガ42が設けられている。
L側スライダ31、R側スライダ32はヘッドバンド20内部において摺動可能に構成されている。L側スライダ31、R側スライダ32が摺動することにより、L側ハンガ41、R側ハンガ42およびL側ハウジング51、R側ハウジング52をヘッドバンド20に対して下方または上方に移動させることができる。ヘッドホン10の装着時には、ユーザの頭部の大きさや耳と頭頂部との距離などに合わせてスライダの伸縮度合いを調整することにより、L側イヤパッド61、R側イヤパッド62をユーザの耳に対向する位置に合わせる事ができる。これにより、ユーザは自らの身体的特徴や嗜好に応じた装着感を得ることができる。一方、ヘッドホン10を使用しない場合には、スライダを縮めた収納状態にすることにより、保管スペースを節約することができる。
なお、L側スライダ31、R側スライダ32は、ヘッドバンド20の内面との摩擦によりスライド位置が保持されるようにしてもよいし、多数の凹みに突起が係合することにより位置を保持するいわゆるクリック機構によりスライド位置が保持されるようにしてもよい。
L側ハンガ41はL側スライダ31の先端に設けられており、L側ハウジング51を回動自在に支持するものである。同様に、R側ハンガ42はR側スライダ32の先端に設けられており、R側ハウジング52を回動自在に支持するものである。L側ハンガ41、R側ハンガ42は、一対の先端からそれぞれ内向きに突出する支持ピン(図示せず。)で軸支することによりL側ハウジング51、R側ハウジング52をそれぞれ回動自在に支持する。これにより、ヘッドホン10の装着時においては、ユーザの耳の周囲の形状に合わせて向きを変えて、L側ハウジング51、R側ハウジング52をユーザの側頭部の形状に適した状態で耳に対向させることができる。
L側ハウジング51、R側ハウジング52は、内部に音声処理回路、ドライバユニット、スピーカ(図示せず。)などを収容する収容部として機能するものである。L側ハウジング51、R側ハウジング52は例えば、プラスチックなどの合成樹脂を用いて形成されている。音声処理回路は例えば、スピーカを駆動する音声信号に対して、ノイズキャンセリング処理、信号増幅処理、イコライジング処理などの所定の音声信号処理を施すものである。スピーカは音声処理回路により処理が施された音声信号を音声として出力する音声出力手段である。
L側イヤパッド61はL側ハウジング51におけるユーザの側頭部に対向する側の面に設けられている。同様に、R側イヤパッド62はR側ハウジング52におけるユーザの側頭部に対向する側の面に設けられている。L側イヤパッド61、R側イヤパッド62は、弾力性を有するように構成されており、ハウジングとユーザの側頭部との間に介在することにより、ハウジングとユーザの側頭部間の緩衝部材として機能するものである。すなわち、イヤパッドは、ヘッドホン10の装着時において、変形しにくい硬い素材で形成されたハウジングが直接ユーザの側頭部に接してユーザに不快感や痛みを与えることを防止するものである。
また、L側イヤパッド61、R側イヤパッド62は、イヤパッドとユーザの側頭部により形成される空間を密閉することにより、低音域の再現性の向上などの音質の向上を図る役割も担う。また、スピーカから出力される音声が外部に漏れることを防ぐ役割も担う。さらに、L側イヤパッド61、R側イヤパッド62は外部からの騒音を遮断してスピーカからの音声を聴取し易くする働きも担う。
L側イヤパッド61、R側イヤパッド62は、発泡ウレタン・綿・化学繊維などの弾力性のある材料を用いて環状に形成された緩衝部と、緩衝部を被覆するカバーとから構成されている。ただし、緩衝部を構成する材料は、それらに限定されるものではなく、適度な弾力性を有しているものであればいかなる材料であってもよい。
カバーは、緩衝部の全面を覆い、ヘッドホン10の装着時においてユーザの側頭部に直接接触するものである。カバーは例えば、天然皮革、合成皮革などの肌触りのよい材料で形成されることが好ましい。
コード70は内部に音声信号用導線であるLチャンネル用導線、Rチャンネル用導線、グランド線などが挿通しており、音声信号を伝送するためのものである。コード70は、L側ハウジング51、R側ハウジング52のどちらか一方のハウジング内に収容された音声処理回路に接続される。なお、コード70が接続されていない他方のハウジングには、ヘッドバンド20内部を挿通する渡りコードにより音声信号用導線が供給される。なお、L側ハウジング51、R側内の音声処理回路にそれぞれ音声信号を供給するように2本のコード70をそれぞれL側ハウジング51、R側ハウジング52に接続してもよい。
また、コード70の他端にはプラグ(図示せず。)が設けられている。そのプラグがMP3プレーヤなどの音声再生装置(図示せず。)に接続されることにより、ヘッドホン10が音声再生装置に接続される。また、Wi−FiやBluetoothなどの近接無線通信によって音声再生装置と接続されてもよく、その場合にはコード70の一端側に相当する部分に無線の送受信部が設けられる。L側ハウジング51、R側ハウジング52内部には、無線通信用のアンテナや音声処理回路、ドライバユニット、スピーカに電源を供給する電源部(図示せず)がさらに収容される。
なお、ヘッドホン10は、いわゆる密閉式のヘッドホンであってもよいし、通気性のあるウレタンフォームのイヤパッドを用いたオープンエア型のヘッドホンでもよい。
次に、図3乃至図10を参照して連動スライド機構の構成について説明する。連動スライド機構は、L側スライダ31のスライド動作に連動して自動的にR側スライダ32を同方向にスライドさせ、同時にR側スライダ32のスライド動作に連動して自動的にL側スライダ31を同方向にスライドさせるための機構である。連動スライド機構は、L側折り返し部111、R側折り返し部112、第1線材121、第2線材122とから構成されている。第1線材121と第2線材122は特許請求の範囲における接続部に相当するものである。
図3は、L側スライダ31、R側スライダ32、L側折り返し部111、R側折り返し部112、第1線材121、第2線材122の接続態様を示すヘッドホン10の概略図である。図3においては、説明の便宜上ヘッドバンド20を除いてあるが、第1線材121、第2線材122は、ヘッドバン20内部を渡るように設けられている。
図3に示されるように、第1線材121は、一端側がL側スライダ31に接続され、ヘッドバンド20に沿ってR側スライダ32へ延び、R側折り返し部112で折り返されてR側スライダ32に接続されている。また、第2線材122は、一端側がR側スライダ32に接続され、ヘッドバンド20に沿ってL側スライダ31へ延び、L側折り返し部111で折り返されてL側スライダ31に接続されている。このようにL側折り返し部111、R側折り返し部112、第1線材121、第2線材122は左右対称の構成となっている。
図4Aは、L側折り返し部111と第1線材121、第2線材122の構成を示すヘッドホン10のL側の正面視部分断面図である。図4Bは、図4Aにおける破線円部分を拡大した部分拡大図である。また、図5は、L側折り返し部111と第1線材121、第2線材122の構成を示すヘッドホン10の側面視内部図である。図5はヘッドバンド20を被覆しているカバーを除いてヘッドバンド20の内部を示した図である。なお、図5においては、L側折り返し部111は図示されていないが、第1線材121はL側折り返し部111によって折り返されている。
L側折り返し部111は、内部に第2線材122が通るように穴を有する形状に構成されており、ヘッドバンド20の一端側であるL側の内部に設けられている。
第2線材122は、一端側がR側スライダ32に接続され、他端側がL側スライダ31に接続されている。第2線材122は、ヘッドバンド20内部を挿通するように設けられており、ヘッドバンド20のL側端に向けて下っていくように延びている。そして、ヘッドバンド20のL側端に設けられているL側折り返し部111に挿入されて上方に向けて折り返される。折り返された第2線材122は上方に向けて延びて、L側スライダ31の上端に接続されている。第2線材122とL側スライダ31の接続方法は、例えば、L側スライダ31に孔を設け、その孔に第2線材122を通して結んで固定するという方法がある。
図6Aは、R側折り返し部112と第1線材121、第2線材122の構成を示すヘッドホン10のR側の部分正面視断面図である。図6Bは、図5Aにおける破線円部分を拡大した部分拡大図である。R側折り返し部112は上述したL側折り返し部111と同様の構成でヘッドバンド20のR側に設けられている。
第1線材121は、一端側がL側スライダ31に接続され、他端側がR側スライダ32に接続されている。第1線材121は、ヘッドバンド20内部を挿通するように設けられており、ヘッドバンド20のR側端に向けて下っていくように延びている。そして、ヘッドバンド20のR側端に設けられているR側折り返し部112に挿入されて上方に向けて折り返される。折り返された第1線材121は上方に向けて延びて、R側スライダ32の上端に接続される。第1線材121とR側スライダ32の接続方法は、例えば、R側スライダ32に孔を設け、その孔に第1線材121を通して結んで固定するという方法がある。
このように、L側折り返し部111、R側折り返し部112、第1線材121、第2線材122は左右対称にヘッドホン10の内部に設けられている。
第1線材121および第2線材122は、例えば、アラミド繊維、金属ワイヤー、カーボンナノチューブなどにより構成されている。これらの剛性の強い素材を用いることによって、ヘッドホン10の小型化、高耐久化を図ることができる。ただし、第1線材121および第2線材122の素材はこれらに限定されるものではなく、線状であり、繰り返し牽引されても切れない強度を備えているものであればどのようなものでも用いることができる。
また、第1線材121および第2線材122は、例えばゴムなどに弾性材料からなるアウターチューブにより被覆されている。これにより線材を保護することができる。また、線材が牽引されて動く際の摩擦を低減することができる。
次に、第1線材121によるスライドの連動について図7を参照して説明する。まず、スライダを引き出す方向の動作について説明する。なお、実施の形態においてはヘッドホン10には第1線材121と第2線材122が設けられているが、説明の便宜上、図7においては、第1線材121のみを示して説明を行う。また、第1線材121は、ヘッドバンド20に沿って設けられているが、説明の便宜上ヘッドバンド20は省略する。
まず、ユーザがL側スライダ31を下方向にスライドさせると、位置Aにおいては、第1線材121はL側スライダ31によってL側スライダ31のスライド方向と同方向である下方向に牽引される。そして、位置Bにおいては、位置Aにおける牽引に連動して第1線材121は上方向に牽引される。
第1線材121はR側折り返し部112により折り返されているため、次に位置Cにおいて第1線材121は、位置Bにおいて上方向に牽引されたのとは逆に下方向に牽引されることになる。そして、第1線材121の他端はR側スライダ32に接続されているため、矢印Dに示されるように、位置Cで下方向に牽引されている第1線材121がR側スライダ32を下方向に牽引することになる。
そうすると、L側スライダ31の下方向へのスライドに連動してR側スライダ32も同方向である下方向にスライドする。これにより、ユーザがL側スライダ31を下方向にスライドさせると、それに連動して自動的にR側スライダ32も下方向にスライドさせることができる。
なお、位置A、位置B、位置C、位置Dにおいて第1線材121が牽引される距離は全て略同等であるため、L側スライダ31とR側スライダ32のスライド距離も略同等なものとなる。よって、L側スライダ31をスライドさせるとそのスライド距離と略同等の距離だけR側スライダ32をスライドさせることができる。
次に、スライダを収納する方向の動作について図8を参照して説明する。なお、実施の形態においてはヘッドホン10には第1線材121と第2線材122が設けられているが、説明の便宜上、図8においては第1線材121のみを示して説明を行う。また、第1線材121は、ヘッドバンド20に沿って設けられているが、説明の便宜上ヘッドバンド20は省略する。
R側スライダ32を収納方向である上方向にスライドさせると、位置Dで上方向にスライドするR側スライダ32によって位置Cにおいて第1線材121はR側スライダ32のスライド方向と同方向である上方向に牽引される。
第1線材121はR側折り返し部112により折り返されているため、次に位置Bにおいて第1線材121は、位置Cにおいて上方向に牽引されたのとは逆に下方向に牽引されることになる。そして、第1線材121の他端はL側スライダ31に接続されているため、位置Aにおいて、第1線材121はL側スライダ31を上方向に牽引することになる。
そうすると、R側スライダ32の上方向へのスライドに連動してL側スライダ31も同方向である上方向にスライドする。これにより、ユーザがR側スライダ32を上方向にスライドさせると、それに連動して自動的にL側スライダ31も上方向にスライドさせることができる。
なお、位置A、位置B、位置C、位置Dにおいて第1線材121が牽引される距離は全て略同等であるため、L側スライダ31とR側スライダ32のスライド距離も略同等なものとなる。よって、L側スライダ31をスライドさせるとそのスライド距離と略同等の距離だけR側スライダ32をスライドさせることができる。
次に図9を参照して第2線材122によるスライド動作について説明する。説明の便宜上、図9においては第2線材122のみを示して説明を行う。また、第2線材122は、ヘッドバンド20の内部に設けられているが、説明の便宜上ヘッドバンド20は省略する。
まず、スライダを引き出す方向の動作について説明する。まず、ユーザがR側スライダ32を下方向にスライドさせると、位置Aにおいては、第2線材122はR側スライダ32によってR側スライダ32のスライド方向と同方向である下方向に牽引される。そして、位置Bにおいては、位置Aにおける牽引に連動して第2線材122は上方向に牽引される。
第2線材122はL側折り返し部111により折り返されているため、次に位置Cにおいて第2線材122は、位置Bにおいて上方向に牽引されたのとは逆に下方向に牽引されることになる。そして、第2線材122の他端はL側スライダ31に接続されているため、位置Cで下方向に牽引されている第2線材122がL側スライダ31を下方向に牽引することになる。
そうすると、R側スライダ32の下方向へのスライドに連動してL側スライダ31も同方向である下方向にスライドする。これにより、ユーザがR側スライダ32を下方向にスライドさせると、それに連動して自動的にL側スライダ31も下方向にスライドさせることができる。
なお、位置A、位置B、位置C、位置Dにおいて第1線材122が牽引される距離は全て略同等であるため、R側スライダ32とL側スライダ31のスライド距離も略同等なものとなる。よって、R側スライダ32をスライドさせるとそのスライド距離と略同等の距離だけL側スライダ31をスライドさせることができる。
次に、図10を参照して第2線材122によるスライダを収納する方向の動作について説明する。説明の便宜上、図10においては第2線材122のみを示して説明を行う。また、第2線材122は、ヘッドバンド20の内部に設けられているが、説明の便宜上ヘッドバンド20は省略する。
L側スライダ31を収納方向である上方向にスライドさせると、位置Dで上方向にスライドするL側スライダ31により、位置Cにおいて第2線材122はL側スライダ31のスライド方向と同方向である上方向に牽引される。
第2線材122はL側折り返し部111により折り返されているため、次に位置Bにおいて第2線材122は、位置Cにおいて上方向に牽引されたのとは逆に下方向に牽引されることになる。そして、第2線材122の他端はR側スライダ32に接続されているため、位置Aにおいて、第2線材122はR側スライダ32を上方向に牽引することになる。
そうすると、L側スライダ31の上方向へのスライドに連動してR側スライダ32も同方向である上方向にスライドする。これにより、ユーザがL側スライダ31を上方向にスライドさせると、それに連動して自動的にR側スライダ32も上方向にスライドさせることができる。
なお、位置A、位置B、位置C、位置Dにおいて第2線材122が牽引される距離は全て略同等であるため、R側スライダ32とL側スライダ31のスライド距離も略同等なものとなる。よって、R側スライダ32をスライドさせるとそのスライド距離と略同等の距離だけL側スライダ31をスライドさせることができる。
よって、L側スライダ31をスライドさせると、それに連動してR側スライダ32が同方向に同じスライド距離分スライドすることになる。さらに、R側スライダ32をスライドさせると、それに連動してL側スライダ31が同じスライド距離分同方向にスライドすることになる。これにより、L側スライダ31とR側スライダ32とを別々にスライドさせる必要がなくなる。また、左右のスライダのスライド距離が均等になっているかを目で確認しながらスライダをそれぞれ別々にスライドさせる煩わしさを解消することができる。よって、スライダのスライド距離に左右で差が生じることなく、ヘッドホン10の装着を迅速容易に行うことが可能となる。また、L側、R側、引き出し方向、収納方向の機械的動作が左右で鏡面対称になるため動作感に違いが出にくい。
ユーザがヘッドホン10を装着する場合には、まずヘッドバンド20を頭に当接させる。次に左手でL側ハウジング51、右手でR側ハウジング52をそれぞれ把持し、L側ハウジング51、R側ハウジング52をユーザが希望する位置にくるように同時に引き出し方向である下方向にスライドさせる。
そうすると、上述した第1折り返し部111、第2折り返し部112、第1線材121、第2線材122とからなる連動スライド機構によりL側スライダ31とR側スライダ32とは共に略同等の距離スライドすることになり、左右の両スライダは均等に引き出される。
なお、ヘッドホン10の装着方法は上述の方法に限られるものではない。ヘッドバンド20を頭に当接させる前に、L側スライダ31、R側スライダ32をスライドさせると均等に引き出されるので、その後にヘッドホン10を頭に装着するようにしてもよい。
<2.変形例>
以上、本技術の一実施の形態について具体的に説明したが、本技術は上述の実施形態に限定されるものではなく、本技術の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
まず、第1の変形例について図11を参照して説明する。図11は、ヘッドバンド20のL側の内部構成を示す側面図である。図11においては、ヘッドバンド20のカバーを除いてヘッドバンド20の内部を示している。なお、図11においては、L側折り返し部111は図示されていないが、第1線材121はL側折り返し部111によって折り返されている。
第1の変形例においては、ヘッドバンド20とL側スライダ31とを接続するように弾性体130が設けられている。弾性体130としては例えば、コイルばね、ゴムなどがある。弾性体130は常にL側スライダ31を収納方向である上方向に付勢している。
L側スライダ31を引き出し方向である下方向にスライドさせてヘッドホン10を装着した際には、L側スライダ31とヘッドバンド20の摩擦および、L側イヤパッド61とユーザの耳との引っかかりと摩擦によりL側スライダ31の位置は固定される。これにより、ヘッドホン10装着時にL側スライダ31が収納方向にスライドしてL側ハウジング51およびL側イヤパッド61の位置が変化してしまうことはない。
そして、ヘッドホン10の使用が終了して頭からヘッドホン10を外すと、弾性体130により牽引されてL側スライダ31は収納方向である上方向にスライドする。図11はL側の構成を示す側面図であるが、R側についても同様の構成となっている。ただし、弾性体130は、L側、R側のいずれか一方にのみ設けられていてもよい。このように、自動でL側スライダ31、R側スライダ32をスライドさせて収納することができるため、収納するためにスライダをスライドさせる煩わしさを解消することができる。
次に第2の変形例について図12を参照して説明する。図12は、L側スライダ31とヘッドバンド20の構成を示す正面視断面拡大図である。上述した実施の形態においては、L側折り返し部111およびR側折り返し部112は、線材が内部の穴に挿通した状態で摺動する構成となっていたが折り返し部の構成はそれに限られるものではない。図12に示されるように第1折り返し部を滑車140により構成してもよい。
第1折り返し部を滑車140で構成した場合、L側スライダ31のスライドによって第2線材122が牽引される際に滑車140が回転し、第2線材122の牽引がよりスムーズなものとなる。これにより、第1スライダ31のスライドもよりスムーズなものになる。さらに、第1折り返し部、第2折り返し部の摩耗による損傷を防ぐことができる。なお、図示は省略するが、第2の変形例においては第2折り返し部も滑車により構成するとよい。
次に第3の変形例について説明する。上述した実施の形態では線材をアラミド繊維、金属ワイヤー、カーボンナノチューブなどを用いて連動スライド専用のものとして構成した。ただし、線材はそれらの素材を用いるものに限られるものではなく、音声信号用導線を線材として用いてもよい。
図13は、ヘッドホン10における音声信号用導線の構成を示すヘッドホン10の簡略図である。図13においては、説明の便宜上、L側ハンガ41、R側ハンガ42は省略して図を簡略化してある。図14は、音声信号用導線を線材として用いた場合のヘッドホン10の簡略図である。図14においては説明の便宜上、ヘッドバンド20、L側ハンガ41、R側ハンガ42は省略して図を簡略化してある。例えば、ヘッドホン10においては図13に示されるように、コード70が一方のハウジングであるL側ハウジング51に接続されている場合、音声信号用導線は渡りコード150としてヘッドバンド20の内部を渡って他方のハウジングであるR側ハウジング52に導出される。この場合、コード70内にはLチャンネル用導線、Rチャンネル用導線、グランド線が内蔵されている。コード70が接続されているL側ハウジング51においては、Lチャンネル用導線およびグランド線がハウジング内の音声処理回路、ドライバユニットなどに接続される。
そして、Rチャンネル用導線およびグランド線が渡りコード150としてヘッドバンド20内部を渡ってR側ハウジング52まで延び、R側ハウジング52内の音声処理回路、ドライバユニットなどに接続される。
この場合、ヘッドバンド20内部を渡るRチャンネル用導線とグランド線である渡りコード150をアウターチューブで被覆して一本の線材として扱う。そして、図14に示されるようにその線材としての渡りコード150を用いて、R側折り返し部112を介してL側スライダ31とR側スライダ32を接続する。そして渡りコード150は音声信号用導線であるため、R側スライダ32からR側ハウジング52内にまで延びてR側ハウジング52内の音声処理回路、ドライバユニットなどに接続される。この場合の連動スライド動作は実施の形態におけるものと同様である。このように音声信号用導線を線材として用いることにより構成部品の簡略化を図ることができる。なお、図14とは逆にR側ハウジングにコード70が接続され、L側に折り返し部が設けられる構成でもよい。
次に図15を参照して第4の変形例について説明する。第4の変形例は線材とスライダの接続に関するものである。図15は、ヘッドホンのL側の構成を示す、ヘッドバンド20のカバーを除いたヘッドバンド20の内部構成図である。なお、図においては、L側折り返し部111は図示されていないが、第1線材121はL側折り返し部111によって折り返されている。
本変形例においては、第1線材121の一端側に第1コネクタ161が設けられている。L側スライダ31の上端には第1コネクタ受け部162が設けられている。また、R側スライダ32からL側スライダ31に延びる第2線材122の一端には第2コネクタ171が設けられている。L側スライダ32の上端には第2コネクタ受け部172が設けられている。
図16に示されるように、第1コネクタ161は例えば爪部を備え、第1コネクタ受け部162は、コネクタが入り込むための穴およびコネクタの爪部が係合するための係合孔を備える。なお、第2コネクタ171、第2コネクタ受け部172も同様に構成されている。
図15Aに示されるように、第1線材121が接続された第1コネクタ161を第1コネクタ受け部162に挿入すると、図15Bに示されるように爪部が係合孔に入り込むことにより第1コネクタ161と第1コネクタ受け部162が接続される。これにより、第1線材121とL側スライダ31が接続されることになる。
また、第2線材122の一端には第2コネクタ171が設けられており、L側スライダ32の上端には第2コネクタ受け部172が設けられている。第2コネクタ171と第2コネクタ受け部172も第1コネクタ161と第1コネクタ受け部162と同様にして接続される。これにより、第2線材122とL側スライダ32とが接続される。なお、R側スライダ32と第1線材121、第2線材122も同様にコネクタを用いて接続されている。
このように線材とスライダとの接続にコネクタを用いることにより、線材をコネクタに結びつけるなどの手間を省くことができるため、製造工程を簡略化することができる。
なお、コネクタの構造は図15および図16に示すものに限られず、コネクタとコネクタ受け部で接続して固定できるものであればどのような構成のものであってもよい。
実施の形態においては、ヘッドホン10は第1線材121、第2線材122という2つの線材を備えるものとして説明を行った。しかし、線材の数は2つに限られるものではなく1つであってもよい。線材が1つである場合、折り返し部も1つ設けられていればよい。
使用する線材に十分な剛性が無い場合には、L側とR側のうち、折り返し部が設けられていない側のスライダを引き出し時にスライドさせる引き出し用スライダとする。一方、折り返し部が設けられている側のスライダを収納時にスライドさせる収納用スライダとする。図7乃至図10を参照して説明したように、1つの線材においては、一方のスライダが引き出し用として機能し、他方のスライダが収納用として機能するからである。この場合、ハウジング、ヘッドバンドなどのどちらのスライダが引き出し用であるか収納用であるかを文字、マークなどにより示しておくとよい。一方、使用する線材が内部で弛むことがない程度に十分な剛性を有している場合には、L側とR側のどちらを使って引出しても、収容しても良い。
また、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
ヘッドバンドと、
前記ヘッドバンドの一端側に設けられ、前記ヘッドバンドに対してスライドする第1のスライダと、
前記ヘッドバンドの他端側に設けられ、前記ヘッドバンドに対してスライドする第2のスライダと、
前記第1のスライダと前記第2のスライダとを接続し、前記第1のスライダのスライド動作に連動して前記第2のスライダをスライドさせる接続部と、
前記第1のスライド部と前記第2のスライド部にそれぞれ設けられ、音声出力部を収納する一対のハウジングと
を備えるヘッドホン。
(2)
前記ヘッドバンドに折り返し部が設けられており、
前記接続部は、前記折り返し部で折り返されることにより、前記第1のスライダのスライド方向と同方向に前記第2のスライダをスライドさせる
(1)に請求項1に記載のヘッドホン。
(3)
前記接続部は、前記第1のスライダのスライド動作により、前記第1のスライダのスライド距離と略同等の距離だけ第2のスライダをスライドさせる
(1)または(2)に記載のヘッドホン。
(4)
前記折り返し部は、前記ヘッドバンドの一方および他方にそれぞれ設けられており、
前記接続部は、第1の接続部と第2の接続部とからなり、前記第1の接続部は、前記第1のスライド部のスライドに連動して前記第2のスライド部をスライドさせ、前記第2の接続部は、前記第2のスライド部のスライドに連動して前記第1のスライド部をスライドさせる
(1)から(3)のいずれかに記載のヘッドホン。
(5)
前記接続部は、線材により構成されている
(1)から(4)のいずれかに記載のヘッドホン。
(6)
前記接続部は、アラミド繊維、または金属製のワイヤー、またはカーボンナノチューブにより構成されている
(5)に記載のヘッドホン。
(7)
前記接続部がアウターチューブにより被覆されている
(1)から(6)のいずれかに記載のヘッドホン。
(8)
前記折り返し部は、滑車により構成されている
(2)に記載のヘッドホン。
(9)
前記接続部は、音声信号伝送線により構成されている
(1)から(8)のいずれかに記載のヘッドホン。
(10)
前記音声信号伝送線は音声再生装置からの音声信号を伝送する信号線と電気的に結合される
(9)に記載のヘッドホン。
(11)
前記接続部と、前記第1のスライダおよび前記第2のスライダはコネクタによって接続されている
(1)から(10)のいずれかに記載のヘッドホン。
(12)
前記第1のスライダおよび前記第2のスライダは前記ヘッドバンドとの摩擦により位置が保持される
(1)から(11)のいずれかに記載のヘッドホン。
(13)
前記折り返し部は前記ヘッドバンドの一方側にのみ設けられており、
前記ヘッドバンドの前記折り返し部が設けられている側と設けられていない側とを示すための表記が設けられている
(2)に記載のヘッドホン。
10・・・・・・・ヘッドホン
20・・・・・・・ヘッドバンド
31・・・・・・・L側スライダ
32・・・・・・・R側スライダ
51・・・・・・・L側ハウジング
52・・・・・・・R側ハウジング
111・・・・・・第1折り返し部
112・・・・・・第2折り返し部
121・・・・・・第1線材
122・・・・・・第2線材
130・・・・・・弾性体
140・・・・・・滑車
150・・・・・・渡りコード
161・・・・・・第1コネクタ
162・・・・・・第1コネクタ受け部
171・・・・・・第2コネクタ
172・・・・・・第2コネクタ受け部

Claims (13)

  1. ヘッドバンドと、
    前記ヘッドバンドの一端側に設けられ、前記ヘッドバンドに対してスライドする第1のスライダと、
    前記ヘッドバンドの他端側に設けられ、前記ヘッドバンドに対してスライドする第2のスライダと、
    前記第1のスライダと前記第2のスライダとを接続し、前記第1のスライダのスライド動作に連動して前記第2のスライダをスライドさせる接続部と、
    前記第1のスライド部と前記第2のスライド部にそれぞれ設けられ、音声出力部を収納する一対のハウジングと
    を備えるヘッドホン。
  2. 前記ヘッドバンドに折り返し部が設けられており、
    前記接続部は、前記折り返し部で折り返されることにより、前記第1のスライダのスライド方向と同方向に前記第2のスライダをスライドさせる
    請求項1に記載のヘッドホン。
  3. 前記接続部は、前記第1のスライダのスライド動作により、前記第1のスライダのスライド距離と略同等の距離だけ第2のスライダをスライドさせる
    請求項1に記載のヘッドホン。
  4. 前記折り返し部は、前記ヘッドバンドの一方および他方にそれぞれ設けられており、
    前記接続部は、第1の接続部と第2の接続部とからなり、前記第1の接続部は、前記第1のスライド部のスライドに連動して前記第2のスライド部をスライドさせ、前記第2の接続部は、前記第2のスライド部のスライドに連動して前記第1のスライド部をスライドさせる
    請求項1に記載のヘッドホン。
  5. 前記接続部は、線材により構成されている
    請求項1に記載のヘッドホン。
  6. 前記接続部は、アラミド繊維、または金属製のワイヤー、またはカーボンナノチューブにより構成されている
    請求項5に記載のヘッドホン。
  7. 前記接続部がアウターチューブにより被覆されている
    請求項1に記載のヘッドホン。
  8. 前記折り返し部は、滑車により構成されている
    請求項2に記載のヘッドホン。
  9. 前記接続部は、音声信号伝送線により構成されている
    請求項1に記載のヘッドホン。
  10. 前記音声信号伝送線は音声再生装置からの音声信号を伝送する信号線と電気的に結合される
    請求項9に記載のヘッドホン。
  11. 前記接続部と、前記第1のスライダおよび前記第2のスライダはコネクタによって接続されている
    請求項1に記載のヘッドホン。
  12. 前記第1のスライダおよび前記第2のスライダは前記ヘッドバンドとの摩擦により位置が保持される
    請求項1に記載のヘッドホン。
  13. 前記折り返し部は前記ヘッドバンドの一方側にのみ設けられており、
    前記ヘッドバンドの前記折り返し部が設けられている側と設けられていない側とを示すための表記が設けられている
    請求項2に記載のヘッドホン。
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