JPWO2016001967A1 - 表示装置、表示方法、及び表示プログラム - Google Patents

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Abstract

本実施形態で例示する表示装置(4)は、入力された映像入力信号の変化を検出する信号検出部(410)と、前記信号検出部が前記映像入力信号の変化を検出したときに、前記映像入力信号を基にした映像の表示に係る遅延時間を計測する映像遅延計測部(411)と、前記信号検出部(410)が前記映像入力信号の変化を検出したときに、入力された音声信号の処理に係る遅延時間を計測する音声遅延計測部(412)と、前記映像遅延計測部(411)で計測された遅延時間と、前記音声遅延計測部(412)で計測された遅延時間とに基づき、前記音声信号を遅延させる音声遅延処理部(413)とを備える。

Description

本発明は、表示装置、表示方法、及び表示プログラムに関する。
画面が真っ黒から真っ白に変化するようなテスト映像データの輝度変化を光センサで測定し、表示されるまでの遅れ時間を検出して、オーディオ信号を遅延させることにより、映像と音声の同期をとる装置がある。
また、表示中の映像の解像度が変化した時、外部入力が切り換えられた時、映像モードが切り替られた時、及びオーディオシステムの接続を検出した時に、映像遅延量と音声遅延量とをオーディオシステムに対して送信する装置がある。
また、映像表示面の前方に接近させたフォトダイオードで輝度変化を検出して、映像信号と音声信号の時間差を測定する装置がある。
上記の技術は、例えば、特許文献1〜3に記載されている。
特開2010−183624号公報 特開2010−273078号公報 特開平10−285483号公報
しかし、従来の装置では、映像入力信号が変化した場合、変化した入力信号についての遅延時間は予測できず、遅延量を設定できない場合があった。
そこで、本発明は、入力信号が変化した場合であっても、変化した入力信号に応じて遅延時間を設定できる、表示装置、表示方法、及び表示プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態における表示装置は、入力された映像入力信号の変化を検出する信号検出部と、前記信号検出部が前記映像入力信号の変化を検出したときに、前記映像入力信号を基にした映像の表示に係る遅延時間を計測する映像遅延計測部と、前記信号検出部が前記映像入力信号の変化を検出したときに、入力された音声信号の処理に係る遅延時間を計測する音声遅延計測部と、前記映像遅延計測部で計測された遅延時間と、前記音声遅延計測部で計測された遅延時間とに基づき、前記音声信号を遅延させる音声遅延処理部とを備える。
入力信号が変化した場合であっても、変化した入力信号に応じて遅延時間を設定できる、表示装置、表示方法、及び表示プログラムを提供することができる。
第1の実施形態で例示する表示装置の構成を説明する機能ブロック図である。 第1の実施形態で例示する表示装置の動作を説明するフローチャートである。 第1の実施形態で例示する表示装置の動作を説明するフローチャートである。 映像検出用信号を生成するための、映像入力信号がアナログ信号である場合のマスクパルスの生成を説明するタイミングチャートである。 映像検出用信号を生成するための、映像入力信号がデジタル信号である場合のデータイネーブルの検出を説明するタイミングチャートである。 映像検出用信号の生成と音声検出用信号の生成を説明するタイミングチャートである。 遅延時間の測定を説明するタイミングチャートである。 遅延時間の補償を説明するタイミングチャートである。 第2の実施形態で例示する表示装置の構成を説明する機能ブロック図である。 第3の実施形態で例示する表示装置の構成を説明する機能ブロック図である。 第3の実施形態における表示部の側面図である。 第4の実施形態で例示する表示装置の構成を説明する機能ブロック図である。
以下、本実施形態における表示装置を、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態で例示する表示装置の構成を説明する機能ブロック図である。
図1において、表示装置1は、映像パルス生成部101、映像データ生成部102、映像データ切替部103、映像検出用信号生成部104、第1の切替部105、映像信号処理部106、信号検出部107、切替信号発生部108、表示部109、映像検出部110、映像遅延計測部111、検出用音声データ記憶部112、音声検出用信号生成部113、第2の切替部114、音声遅延処理部115、音声信号処理部116、音声遅延計測部117、比較部118、及び音声出力部119を備える。
映像パルス生成部101は、同期検出・DE検出部101a及び映像マスクパルス生成部101bを備える。映像パルス生成部101には映像入力信号が入力される。映像パルス生成部101には、複数種類の映像入力信号が入力される。映像入力信号の種類は、表示方式による分類として、例えば、RGB信号、コンポーネント信号、コンポジットビデオ信号等がある。また、映像入力信号の種類は、伝送方式による分類として、例えば、アナログ信号とデジタル信号がある。さらに、同期信号による分類として、セパレートシンク、ミックスシンク、シンクオンG(Green)等がある。映像パルス生成部101に入力される映像入力信号の種類は任意に変更される。例えば、表示装置1に図示しない再生信号の異なる複数種類の再生装置が接続されている場合、映像入力信号は再生装置の切替に応じて変更されることになる。
映像入力信号は、少なくとも、同期信号、映像源信号を含む。映像入力信号がデジタル信号である場合には、さらにDE(Data Enable)信号を含む。映像源信号は、映像入力信号の中で、表示部109に表示される映像に相当する映像部分を含む信号である。
映像パルス生成部101の同期検出・DE検出部101aは、入力された映像入力信号がアナログ信号であるかデジタル信号であるかを判断する。
同期検出・DE検出部101aは、映像入力信号がアナログ信号であると判断した場合、映像入力信号に含まれる同期信号を検出する。同期検出・DE検出部101aが映像入力信号をアナログ信号と判断した場合、映像マスクパルス生成部101bは、同期検出・DE検出部101aにおいて検出された同期信号を基に映像マスクパルスを生成する。映像マスクパルスは、映像源信号のうち映像部分に相当する部分をマスキングする信号である。
一方、同期検出・DE検出部101aは、映像入力信号がデジタル信号であると判断した場合、映像入力信号に含まれるDE信号を検出する。そして、映像マスクパルス生成部101bは、このDE信号を複製し、複製したDE信号を映像マスクパルスとする。
映像データ生成部102は、特定の映像データを生成する。具体的には、全黒映像(第1の映像)に相当する映像データ(第1の映像データ)と、全白映像(第2の映像)に相当する映像データ(第2の映像データ)を生成する。ここで、全黒映像とは、映像が表示される領域における表示色が全て黒となる映像をいう。また、全白映像とは、映像が表示される領域における表示色が全て白となる映像をいう。第1の映像と第2の映像の輝度差は、後述する映像検出部110によって検出できればよい。このため、第1の映像として、全黒映像の代わりに全黒映像より輝度の高い映像を用いてもよいし、第2の映像として、全白映像の代わりに全白映像より輝度の低い映像を用いてもよい。
映像データ生成部102は、生成した第1の映像データおよび第2の映像データを、映像データ切替部103に出力する。
映像データ切替部103は、切替信号発生部108から入力される検出データ切替信号に応じて、第1の映像データおよび第2の映像データのいずれかを映像検出用信号生成部104に出力する。
映像検出用信号生成部104は、映像パルス生成部101から入力された映像マスクパルスと、映像データ切替部103から入力された映像データとに基づき、映像検出用信号を生成する。
より具体的には、映像検出用信号生成部104は、以下の手順で映像検出用信号を生成する。先ず、映像検出用信号生成部104は、入力された映像入力信号を複製する。映像入力信号には、上述のとおり、映像源信号(第1の映像源信号)と同期信号(第1の同期信号)とが含まれている。従って、複製された映像入力信号は、複製された第1の映像源信号と複製された第1の同期信号が含まれる。
次に、映像検出用信号生成部104は、複製した映像入力信号に含まれる第1の映像源信号に対して、映像マスクパルスを掛け合わせ、マスキングを行う。さらに、映像検出用信号生成部104は、マスキングを行った映像源信号の部分を、映像データ切替部103から入力された第1の映像データ又は第2の映像データに置換して第2の映像源信号を生成する。映像検出用信号生成部104は、生成した第2の映像源信号と、第1の同期信号を複製した第1の同期信号と同一の第2の同期信号とを含む映像検出用信号を生成する。
ここで、映像源信号を第1の映像データで置換した信号を第1の映像検出用信号、また、映像源信号を第2の映像データで置換した信号を第2の映像検出用信号とする。映像検出用信号生成部104は、映像データ切替部103から入力される第1の映像データ又は第2の映像データに応じて第1の映像検出用信号又は第2の映像検出用信号を生成する。
本実施形態においては、生成された映像検出用信号は、少なくとも、第2の同期信号及び第2の映像源信号を含み、映像入力信号がデジタル信号である場合には、映像検出用信号はさらにDE信号を含む。
なお、本実施形態では、第2の同期信号は第1の同期信号に基づき、第1の同期信号を複製して、第1の同期信号と同一の同期信号を生成する場合を説明したが、第2の同期信号は、第1の同期信号と同一である場合に限定されない。例えば、第1の同期信号の立ち上がり部、又は立下り部を検出して、検出した立ち上がり部又は立下り部に基づいて第2の同期信号を生成してもよい。
映像検出用信号生成部104は、映像入力信号から同期信号又はDE信号を抽出して、映像検出用信号を映像入力信号に同期させて第1の切替部105に出力する。
なお、本実施形態では、表示部109に表示される映像の輝度の差が最大となる場合として、第1の映像検出用信号と第2の映像検出用信号とを組み合わせ、映像検出用信号生成部104は、第1の映像検出用信号と第2の映像検出用信号とを切替えて出力する場合を説明したが、映像検出部110が検出可能な輝度の差を有するものであれば、第1の映像検出用信号と第2の映像検出用信号の組み合わせ以外の組み合わせであってもよい。例えば、映像入力信号と第1の映像検出用信号、又は映像入力信号と第2の映像検出用信号の組み合わせであってもよい。
また、本実施形態では、映像検出用信号生成部104は、第1の同期信号を基にして第2の同期信号を生成し、第1の映像源信号を基にして第2の映像源信号を生成して映像検出用信号を生成する場合を例示した。しかし、第2の同期信号の生成と、第2の映像源信号の生成は、別のモジュールとして実装してもよい。すなわち、表示装置1は、第1の同期信号を基にして第2の同期信号を生成する同期信号生成部と、第1の映像源信号を基にして第2の映像源信号を生成する映像信号生成部とを備えていてもよい。
第1の切替部105は、切替信号発生部108から入力切替信号が入力されると、映像入力信号と映像検出用信号生成部104から入力された映像検出用信号とを切り替えて、映像信号処理部106と信号検出部107に出力する。
映像信号処理部106は、入力された映像信号を表示部109で表示する映像信号にする映像処理を行う。映像信号処理部106は、入力された映像信号がアナログ信号であった場合は、アナログ信号に対する映像処理を行う。一方、入力された映像信号がデジタル信号であった場合は、デジタル信号に対する映像処理を行う。従って、映像信号処理部106で行われる映像処理は、入力される映像信号の種類に応じて異なる。映像処理は、例えば、色調整、画質調整、解像度調整等である。映像信号処理部106は、映像処理を行った映像信号を表示部109に出力する。
信号検出部107は、入力された映像入力信号の変化を検出する。映像入力信号の変化とは、例えば、映像入力信号の種類の変化である。映像入力信号は、上述のとおり、表示方式で分類される、RGB信号、コンポーネント信号、コンポジット信号等の種類がある。また、映像入力信号は、伝送方式で分類される、アナログ信号とデジタル信号等の種類がある。さらに、映像入力信号は、同期信号で分類される、セパレートシンク、ミックスシンク、シンクオンG(Green)等の種類がある。信号検出部107は、映像入力信号の種類に変化があった場合、映像入力信号の変化として検出する。
また、信号検出部107は、映像入力信号の変化として、映像入力信号の周波数の変化を検出してもよい。
映像入力信号の種類や周波数が異なると、後述する表示に係る遅延時間として、映像信号処理部106や表示部109で発生する遅延時間が異なる。信号検出部107は、映像入力信号の変化を検出すると、切替信号発生部108に対し、映像入力信号の変化が検出されたことを示す検出フラグを出力する。
切替信号発生部108は、映像データ切替部103、音声検出用信号生成部113、第1の切替部105、及び第2の切替部114の機能を切り替えるための制御信号を出力する。
切替信号発生部108は、信号検出部107から検出フラグが入力されると、又はユーザ操作による明示的な指示が入力されると、出力切替信号を出力する。ユーザ操作による明示的な指示とは、例えば、図示しない押しボタンスイッチ等をユーザが操作することによる、後述する遅延時間の補償を実行するための指示である。本実施形態においては、信号検出部107が入力された映像入力信号の変化を検出したときに自動的に遅延時間の補償を実行するとともに、ユーザ操作により手動的に遅延時間の補償を実行することができる。
切替信号発生部108は、出力切替信号を出力した後、所定のセットアップ時間を計数し、セットアップ時間経過後に、第1の切替部105及び第2の切替部114に対して出力切替信号を出力する。
切替信号発生部108は、比較部118が出力する処理完了フラグが入力されると、出力切替信号の出力を停止する。なお、比較部118の動作及び処理完了フラグの詳細は後述する。
表示部109は、映像信号処理部106から入力された映像信号を基に映像を表示する。表示部109は、例えば、ブラウン管、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示デバイスを有する。
映像検出部110は、表示部109に表示される映像を検出する。映像検出部110は、例えば、光センサである。映像検出部110は、表示部109が映像を表示する際に照射する光の光量を測定することにより、表示部109に表示される映像の輝度を測定することができる。例えば、表示部109に表示される映像が全黒映像であった場合、表示部109で表示される映像の輝度は低くなる。一方、表示部109に表示される映像が全白映像であった場合、表示部109で表示される映像の輝度は高くなる。映像検出部110は、入射される光量の変化として測定することより、映像の輝度の変化を検出し、表示部109に表示される映像が全黒映像から全白映像に切り替わったことを検出する。映像検出部110は、映像の切替えを検出すると映像遅延計測部111に検出結果を出力する。
映像遅延計測部111は、映像の表示に係る遅延時間を計測する。本実施形態における映像の表示に係る遅延時間とは、映像遅延計測部111が、切替信号発生部108から出力された検出データ切替信号を検出した時から、映像検出部110から出力された検出結果を検出するまでの時間である。遅延時間は、主に映像信号処理部106と表示部109(以下、「映像信号処理部106等」という。)における映像信号の処理時間に依存する。映像遅延計測部111は、計測した遅延時間を比較部118に出力する。
検出用音声データ記憶部112は、音声信号を記憶して、記憶した音声信号を音声検出用信号生成部113に出力する。本実施形態では、検出用音声データ記憶部112は、音声信号として、無音信号と検出用信号(有音信号)を記憶する。無音信号と検出用信号は、音量の異なる音声データである。無音信号と検出用信号は、後述する音声遅延計測部117において、音量の差が検出できる程度に音量差を有していればよい。従って、検出用音声データ記憶部112は、無音信号を記憶する代わりに、所定の音量差を有する2つの有音信号を記憶して音声検出用信号生成部113に出力してもよい。
音声検出用信号生成部113は、検出用音声データ記憶部112から入力された無音信号に基づく無音の音声検出用信号と、検出用信号に基づく有音の音声検出用信号の2つの音声検出用信号を生成する。音声検出用信号生成部113は、切替信号発生部108から出力される検出データ切替信号が入力されると、生成した音声検出用信号を無音の音声検出用信号から有音の音声検出用信号に切り替えて、第2の切替部114に出力する。
第2の切替部114は、切替信号発生部108から出力切替信号が入力されると、音声入力信号と音声検出用信号生成部113から入力された音声検出用信号とを切り換えて、音声遅延処理部115に出力する。
音声遅延処理部115は、入力された音声入力信号又は音声検出用信号に対して所定の遅延時間を付与する。音声遅延処理部115は、比較部118から出力される遅延補正量が設定される。音声遅延処理部115は、入力された音声信号を内部のバッファに一時的に記憶して、設定された遅延補正量に応じてバッファに記憶した音声信号を遅延させて読み出し、音声信号処理部116に出力する。
音声信号処理部116は、音声遅延処理部115から入力された音声信号を処理して、音声遅延計測部117と音声出力部119に出力する。
音声遅延計測部117は、音声の処理に係る遅延時間を計測する。本実施形態における音声の処理に係る遅延時間とは、音声遅延計測部117が、切替信号発生部108から出力された検出データ切替信号を検出した時から、音声信号処理部116から出力された音声信号を検出するまでの時間である。遅延時間は、主に音声信号処理部116における音声信号の処理時間に依存する。音声遅延計測部117は、計測した遅延時間を比較部118に出力する。
比較部118は、映像遅延計測部111で計測された遅延時間と、音声遅延計測部117で計測された遅延時間とを比較し、遅延時間の差(差分時間)を算出する。比較部118は、算出した差分時間を遅延補正量として音声遅延処理部115に出力する。比較部118は、差分時間が所定の範囲内であるときには、切替信号発生部108に対して、差分時間が所定の範囲内であることを示す処理完了フラグを出力する。処理完了フラグを出力する差分時間の範囲は、比較部118に記憶される。記憶される差分時間の範囲は、映像入力信号の種類に応じて異なる範囲であってもよい。また、記憶される差分時間の範囲は、ユーザが予め設定できるようにしてもよい。
音声出力部119は、音声信号処理部116から入力された音声信号を基に音声出力を行う。音声出力部119は、例えば、音声アンプとスピーカの組み合わせである。
なお、本実施形態では、音声信号処理部116から出力された音声信号を音声遅延計測部117に直接入力したが、音声出力部119から出力された音声をマイク等の音声検出装置で検出し、検出結果を音声遅延計測部117に入力するようにしてもよい。
ところで、映像の表示に係る遅延時間は、映像信号処理部106等で行う処理の内容や処理するデータの量に応じて異なる。映像信号処理部106には、上述のとおり、複数種類の映像入力信号が入力される。従って、映像信号処理部106等において発生する映像の表示に係る遅延時間は、映像入力信号の種類に応じて異なることになる。
一方、音声信号処理部116における音声処理の処理時間は、映像入力信号の種類による影響を受けにくい。また、音声信号の処理時間は映像信号の処理に比べて処理の負荷が低いことから、音声信号の処理に係る遅延時間も映像信号の処理に係る遅延時間に比べて小さくなる。従って、表示部109で表示される映像の表示タイミングと、音声出力部で出力される音声の出力タイミングは、映像入力信号の種類に応じて異なる場合がある。
本実施形態では、入力信号が変化して種類の異なる映像入力信号が入力された場合であっても、映像入力信号の種類に応じて遅延時間を測定し、測定された遅延時間を基に音声遅延処理部115に遅延補正量を設定することにより、表示部109で表示される映像の表示タイミングと音声出力部で出力される音声の出力タイミングとを合わせる(ずれを無くす、あるいはずれを小さくする)ことが可能になる。また、遅延補正量は映像入力信号の変化に対応して測定されるため、映像入力信号の種類毎に遅延補正量を予め予想して記憶しておく必要がない。
次に、図2〜図7を用いて、本実施形態における表示装置1の動作を説明する。なお、以下の説明では、図1で説明した表示装置1の構成を適宜参照する。
図2及び図3は、第1の実施形態で例示する表示装置1の動作を説明するフローチャートである。
図2及び図3のフローチャートにおいて二重線で示す記号は、同時性を表す記号であり、二重線から始まる複数の処理は、お互いに依存関係がなく、平行して行われる処理を示す。また、二重線で終わる複数の処理は、それぞれの処理が完了して、その二重線の次の処理に移行することができる処理を示す。
図2において、同期検出・DE検出部101aは、映像入力信号がアナログ信号である場合、映像入力信号の同期信号を検出する(S101)。次に、同期検出・DE検出部101aは、映像入力信号がデジタルである場合、映像入力信号のデータイネーブル信号を検出する(S102)。
映像マスクパルス生成部101bは、映像入力信号がアナログ信号である場合、同期検出・DE検出部101aにおいて検出された同期信号を基に、映像マスクパルスを生成する(S103)。
ここで、図4A及び図4Bを用いて、ステップS101〜S103の処理の内容をタイミングチャートで説明する。図4Aは、映像検出用信号を生成するための、映像入力信号がアナログ信号である場合のマスクパルスの生成を説明するタイミングチャートである。図4Bは、映像入力信号がデジタル信号である場合のデータイネーブルの検出を説明するタイミングチャートである、
図4Aにおいて、映像入力信号がアナログ信号である場合、映像入力信号は、図示1段目に示す同期信号と同期信号の間に映像源信号に含まれる映像部分を有する。映像マスクパルス生成部101bは、入力された映像入力信号を基に映像マスクパルスを生成する。
映像源信号は、図4Bの図示3段目に鋸形状の部分で図示する映像部分を含む。映像部分は同期信号と同期信号の間隔より狭い範囲(時間幅)において存在する。映像マスクパルス生成部101bは、図4B図示2段目の点線で図示するとおり、映像入力信号の第1の映像源信号に含まれる映像部分をマスクするだけの時間幅を有するように映像マスクパルスを生成する。
一方、図4Bにおいて、映像入力信号がデジタル信号である場合、同期検出・DE検出部101aは、映像源信号に含まれるDE信号を検出する。DE信号の時間幅は、映像入力信号の時間幅と同一である。従って、映像入力信号がデジタル信号である場合は、アナログ信号に対して生成するマスクパルスの生成は不要である。
映像パルス生成部101は、映像検出用信号の種類又は周波数毎にマスクパルス又はDE信号を生成する。映像検出用信号生成部104は、映像パルス生成部101で生成されたマスクパルス又はDE信号を基に、後述する遅延時間の計測で使用される映像検出用信号を生成する。従って、遅延時間の計測は、映像検出用信号の種類又は周波数に応じて生成された映像検出用信号を使用して行われる。
再び、図2に戻り、ステップS101の処理と並行して行われる処理として、ステップS111とS121を説明する。
映像データ生成部102は、映像バイアスを切り替えて(S111)、全黒映像に相当する第1の映像データと、全白映像に相当する第2の映像データを生成する(S112)。映像データ生成部102は、生成した第1の映像データおよび第2の映像データを、映像データ切替部103に出力する。映像データ切替部103は、切替信号発生部108から入力される検出データ切替信号に応じて、第1の映像データおよび第2の映像データのいずれかを映像検出用信号生成部104に出力する。
ステップS103とステップS112の処理が完了すると、映像検出用信号生成部104は、映像検出用信号を生成する(S131)。
映像検出用信号生成部104は、映像入力信号を複製し、複製した映像入力信号に含まれる第1の映像源信号に対して、ステップS103で生成した映像マスクパルスを掛け合わせ、マスキングを行う。さらに、映像検出用信号生成部104は、マスキングを行った映像源信号の部分を、ステップS112で生成された第1の映像データ又は第2の映像データに置換して第2の映像源信号を生成する。映像検出用信号生成部104は、生成した第2の映像源信号と、第1の同期信号を複製した第2の同期信号とを含む映像検出用信号を生成する。
また、ステップS111と並行して、音声検出用信号生成部113は、音声検出用信号に用いる音声信号を無音信号に切り替え(S121)、無声の音声検出用信号を生成する(S122)。
ステップS131とステップS122の処理が完了すると、切替信号発生部108は、ユーザ操作による遅延時間の補償を実行する明示的な指示があったか否かを判断する(S141)。ユーザは、任意の時点で遅延時間の補償を実行する指示を行うことができるものとする。ユーザ操作が無かった場合(S141−NO)、切替信号発生部108は、信号検出部107から検出フラグが入力された否かにより、映像入力信号に変化があったか否かを判断する(S142)。
映像入力信号に変化があった場合(S142−YES)、又はステップS141においてユーザ操作が有った場合(S141−YES)、フローチャートの処理は図3の“A”の結合子に続く。
一方、映像入力信号に変化が無かった場合(S142−NO)、比較部118は、映像遅延計測部111から出力される遅延時間と音声遅延計測部117から出力される遅延時間との差(差分時間)が、所定の許容差の範囲にあるか否かを判断する(S143)。
差分時間が所定の許容差の範囲でない場合(S143−NO)、フローチャートの処理は図3の“B”の結合子及び“C”の結合子に続く。差分時間が算出されていない場合は、ステップS143はNOと判断される。
一方、所定の許容差の範囲にある場合(S143−YES)、終了操作が有ったか否かを判断する(S144)。
差分時間が許容差の範囲にあるときには、映像の表示と音声の出力のずれは所定の範囲内にあるため、後述する遅延時間の補償の動作を行う必要はない。
終了操作とは、遅延時間の補償動作を終了する操作である。例えば、表示装置1の図示しない電源スイッチがオフになったときである。また、例えば、表示装置1が遅延時間の補償を自動的に実行するか手動的に実行するかの設定を行う“自動/手動”の切替スイッチを有している場合、当該切換スイッチを手動にすることでステップS144における終了操作としてもよい。
終了操作が有った場合(S144−YES)、このフローチャートで説明する処理を終了する。
一方、終了操作が無かった場合(S144−NO)、フローチャートはステップS111及びS121の処理に戻る。
図3において、図2の“A”の結合子から続く処理は、ステップS151〜S156の処理と、ステップS161〜S166の処理が並行して行われる。
切替信号発生部108は、第1の切替部105に対して出力切替信号を出力し、第1の切替部105の出力を映像入力信号から映像検出用信号に切り替える(S151)。映像入力信号から切り換えられる映像検出用信号は、ステップS111で設定された全黒の映像データであり、表示部109には全黒の映像が表示される。
次に、図2の“B”の結合子から続く処理が合流し、映像遅延計測部111は、セットアップ時間待機する(S152)。セットアップ時間は、映像入力信号から全黒の映像検出用信号に切り替わった後、所定の待機時間を設けることにより、音声遅延計測部117における計測の準備との同期を行うものである。また、所定の待機時間を設けることにより、映像検出部110における全黒の映像による測定値を安定させてノイズによる誤測定を防止することができる。なお、映像遅延計測部111は、映像検出部110から入力される全黒の映像による測定値が所定期間変化しないのを確認して遅延時間の計測を有効にするようにしてもよい。
次に、切替信号発生部108は、映像データ切替部103に対して、表示データ切替信号を出力し、映像データ切替部103の出力を、全白データの映像バイアスに基づく映像データとする(S153)。
次に、映像遅延計測部111は、切替信号発生部108から入力された表示データ切替信号により遅延時間の計測を開始する(S154)。次に、映像検出部110が全黒映像から全白映像になったか否かを検出する(S155)。映像検出部110が全白映像を検出しない場合(S155−NO)、ステップS155の処理を繰り返す。映像検出部110が全白映像を検出した場合(S155−YES)、映像遅延計測部111は、映像表示に係る遅延時間を計測する(S156)。
切替信号発生部108は、第2の切替部114に対して出力切替信号を出力し、第2の切替部114の出力を音声入力信号から音声検出用信号に切り替える(S161)。切り換えられる音声検出用信号は、ステップS121で設定された無音の音声信号である。
次に、図2の“C”の結合子から続く処理が合流し、音声遅延計測部117は、セットアップ時間待機する(S162)。セットアップ時間は、音声入力信号から無音の音声検出用信号に切り替わった後、所定の待機時間を設け、映像遅延計測部111における計測の準備との同期を行うものである。
次に、切替信号発生部108は、音声検出用信号生成部113に対して、表示データ切替信号を出力し、音声検出用信号生成部113の出力を、検出用信号に基づく有音の音声信号とする(S163)。
次に、音声遅延計測部117は、切替信号発生部108から入力された表示データ切替信号により遅延時間の計測を開始する(S164)。次に、音声遅延計測部117は、音声信号が無音音声から有音音声になったか否かを検出する(S165)。音声遅延計測部117が有音音声を検出しない場合(S165−NO)、ステップS165の処理を繰り返す。音声遅延計測部117が有音音声を検出した場合(S165−YES)、音声遅延計測部117は、音声出力に係る遅延時間を計測する(S166)。
ここで、図5を用いて、ステップS151〜S153の処理と、ステップS161〜S163の処理の内容を説明する。図5は、映像検出用信号の生成と音声検出用信号の生成を説明するタイミングチャートである。
図5において、x軸は時間軸を表す。時刻t1において、ステップS151及びS161における出力切替信号により、第1の切替部から出力される映像信号は、映像入力信号の映像源信号が、第1の映像源信号から、第1の映像データ(全黒映像)で置換された第2の映像源信号に切り替わる。また、時刻t1において、音声データは、音声入力信号から無音音声に切り替わる。
時刻t1からt2で示す時間は、ステップS152及び152におけるセットアップ時間である。
時刻t2において、ステップS153及びS163における検出データ切替信号により、映像信号の映像源信号は、第1の映像データから第2の映像データ(全白映像)に切り替わり、音声信号も無音データから検出用の有音データに切り替わる。
時刻t2以降は、検出用信号が連続する。
再び図3に戻り、比較部118は、映像遅延計測部111で計測された遅延時間と、音声遅延計測部117で計測された遅延時間とを比較して、遅延時間の差(差分時間)を算出する(S171)。
ここで、図6を用いて、ステップS154〜S156の処理と、ステップS164〜S166の処理の内容を説明する。図6は、遅延時間の測定を説明するタイミングチャートである。
図6において、時刻t2において、音声遅延計測部117は、音声検出用信号(有音音声)を検出する。一方、時刻t4において、映像遅延計測部111は、映像検出用信号(全白映像)を検出する。すなわち、映像遅延計測部111で計測された遅延時間と、音声遅延計測部117で計測された遅延時間の差は、(t4−t3)である。本実施形態では、(t4−t3)を差分時間として計測する。
再び図3に戻り、比較部118は、差分時間が所定の範囲内であるか否かを判断する(S172)。差分時間が所定の範囲内である場合(S172−YES)、比較部118は、切替信号発生部108に対して処理完了フラグを出力する。切替信号発生部108は、入力された処理完了フラグに応じて出力切替信号の出力を停止する。
第1の切替部105は、出力切替信号の出力が停止されると、出力を映像検出用信号から映像入力信号(源信号)に切り替える(S181)。また、第2の切替部114は、出力切替信号の出力が停止されると、出力を音声検出用信号から音声入力信号(源信号)に切り替える(S191)。
一方、差分時間が所定の範囲内でない場合(S172−NO)、比較部118は、算出した差分時間に基づく遅延補正量を音声遅延処理部115に出力する。音声遅延処理部115は入力された遅延補正量を内部に設定する(S173)。
フローチャートの処理は図2の“D”の結合子に続く。
ここで、図7を用いて、ステップS171〜S173の処理の内容を説明する。図7は、遅延時間の補償を説明するタイミングチャートである。
図7において、音声遅延処理部115に遅延補正量としてt4−t3の差分時間を設定すると、音声信号の遅延時間は、時刻t4の映像信号の遅延時間に揃えられ、映像の表示と音声の出力にずれが無くなる。
なお、音声遅延処理部115に設定される遅延補正量は、必ずしも差分時間と同じ値にする必要はない。例えば設定される遅延補正量が固定値であってもよい。遅延補正量で補償した遅延時間の差分がステップS143において判断される所定の許容差の範囲内でない場合、図3で説明した遅延時間の補償処理が繰り返されて遅延時間の差分は設定された許容差の範囲内に収束する。このため、設定される遅延補正量の合計は、遅延時間の差分に基づくものとなる。
また、表示部109と表示部109を見るユーザとの距離が大きい場合、表示部109で表示される映像が光としてユーザに到達する時間と、音声出力部119で出力される音声がユーザに到達する時間とで差異が生じる。音声遅延処理部115に設定される遅延補正量は、表示部109とユーザの距離を考慮して設定してもよい。
[第2の実施形態]
次に、図8を用いて、第2の実施形態における表示装置を説明する。図8は、第2の実施形態で例示する表示装置の構成を説明する機能ブロック図である。
図8において、表示装置2は、音声遅延処理部201、A/D(Analog/Digital)変換部202、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)レシーバ203、Y/C(輝度信号/色信号)分離・復調・A/D変換部204、表示部205、映像検出部206、音声アンプ207、スピーカ208、第1の制御部21、及び第2の制御部22を備える。
第1の制御部21は、映像パルス生成部2101(同期検出・DE検出部2101a、映像マスクパルス生成部2101b)、映像検出用信号生成部2102、バイアスデータ記憶部2103、同期/DESW(Swich)2104、映像SW2105、SW2106、切替信号発生部2107、映像遅延計測部2108、音声遅延計測部2109、比較部2110、検出用音声データ記憶部2111、音声検出用信号生成部2112、及びSW2113を備える。
第2の制御部22は、信号検出部2201、映像信号処理部2202、A/D変換部2203、音声SW2204、及び音声信号処理部2205を備える。
なお、第1の実施形態と同一名称のモジュールは同一の機能を備えるものとして、以下説明を省略する。
第1の制御部は、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)、ゲートアレイ等により実施できる。また、第2の制御部は、スケーラー等により実施できる。第2の実施形態は、例えば既存のスケーラーに新たにFPGA等を組み合わせることにより実施ができるので、容易に表示装置を構成することが可能となる。
なお、第2の実施形態では、音声遅延処理部201を第1の制御部又は第2の制御部とは別に搭載しているが、音声遅延処理部201を第1の制御部又は第2の制御部にいずれかに搭載してもよい。
第2の実施形態では、図1で説明した第1の実施形態における各モジュールの機能を、第1の制御部及び第2の制御部に実装させている。
例えば、第1の制御部21は、映像パルス生成部2101、映像検出用信号生成部2102、SW2106、切替信号発生部2107、映像遅延計測部2108、音声遅延計測部2109、比較部2110、検出用音声データ記憶部2111、音声検出用信号生成部2112、及びSW2113を配しており、第1の実施形態で説明したそれぞれのモジュールの機能を実現している。
SW2106は、第1の実施形態における第1の切替部105の機能に相当する機能を有し、SW2113は、第2の切替部114の機能に相当する機能を有する。バイアスデータ記憶部2103は、映像データ生成部102の機能に相当する機能を有する。また、音声アンプ207及びスピーカ208は、音声出力部119の機能に相当する機能を有する。
同期/DESW2104、及び映像SW2105は、A/D変換部202、TMDSレシーバ203、Y/C分離・復調・A/D変換部204からそれぞれ入力される、アナログRGB信号、HDMI(登録商標)/DVI(High Definition Multimedia Interface/Digital Visual Interface)信号、及びCVBS(Composite Video Blanking Sync)信号の同期信号(又はDE信号)と、映像信号とを切り換える。
A/D変換部2203は入力されるアナログ音声信号をデジタル信号に変換し、音声SW2204は、TMDSレシーバ203から入力されるI2S(Inter−IC Sound)デジタル音声信号と、A/D変換部2203から入力されるI2Sデジタル音声信号を切り替えて、SW2113に出力する。TMDSレシーバ203から入力される音声信号としては、例えばI2Sの伝送形式を用いることができる。I2Sは、主にIC間の音声信号の伝送に利用される伝送形式である。音声信号の伝送形式としては、主に外部インターフェイス間の音声信号の伝送に利用される光デジタル音声信号を用いてもよい。
[第3の実施形態]
次に、図9及び図10を用いて、第3の実施形態における表示装置を説明する。第3の実施形態は、表示部に後述する映像に主画面と子画面を設け、子画面の表示を検出して遅延時間の補償を行う表示装置を例示している。図9は、第3の実施形態で例示する表示装置の構成を説明する機能ブロック図である。
図9において、表示装置3は、表示部301、映像検出部302、音声アンプ303、スピーカ304、第1の制御部31、及び第2の制御部32を備える。
表示部301は、主画面3011、子画面3012、及びベゼル3013を備える。
表示部301は、主画面3011の映像を表示し、主画面3011の映像の中に、子画面3011を設けて、子画面3011に主画面の映像とは別の映像を配置する。本実施形態では表示部301に表示する主画面3011の映像の中に子画面3012の映像を表示するPIP(Picture In Picture)を用いる場合を例示する。但し、主画面3011と子画面3012は、別の映像を表示する領域として設定されていればよく、例えば、主画面3011と子画面3012が重ならない領域に設定されてもよい。
第1の制御部31は、CPU3100、バイアスデータ記憶部3101、映像検出用信号生成部3102、同期検出・DE検出部3103、A/D変換部3104、A/D変換部3105、TMDSレシーバ3106、映像信号処理部3107、信号検出部3108、データバッファ3109、データバッファ3110、信号検出部3111、解像度変換PIP合成部3112、A/D変換部3113、音声SW3114、音声信号処理部3115、音声遅延処理部3116、及びDisplayPortレシーバ3117を備える。
第2の制御部32は、検出用音声データ記憶部3201、音声検出用信号生成部3202、SW3203、映像遅延計測部3204、音声遅延計測部3205、及び比較部3206を備える。
第3の実施形態における、第1の制御部31は、例えば、スケーラー等により実施ができる。また、第2の制御部32は、例えばFPGA、ゲートアレイ等により実施できる。
第3の実施形態は、例えば既存のスケーラーに新たにFPGA等を組み合わせることにより実施ができるので、容易に表示装置を構成することが可能となる。
ここで、図10を用いて、表示部301の詳細を説明する。図10は、第3の実施形態における表示部の側面図である。表示部301は、映像を表示する主画面3011と、主画面の下部に設けられる子画面3012を有する。表示部301の下部には、ベゼル3013を備え、ベゼル3013には、反射板3014a及び3014bが取り付けられている。
子画面3012に表示される映像は、反射板3014a及び3014bで反射されて、映像検出部302に入力される。図10に例示するベゼル3013は、上部が開口しているが、例えば、子画面3012に表示される映像による光を透過するプラスチック板、又はガラス板を用いてベゼル3013の上部を閉鎖してもよい。
再び図9に戻り、DisplayPortレシーバ3117は、DisplayPort信号が入力される。映像信号処理部3107は、入力されたCVBS信号、アナログRGB信号、HDMI/DVI信号、又はDisplayPort信号を切り替えて、メイン表示用信号として信号検出部3108及びデータバッファ3109に出力する。メイン表示用信号は、主画面3011に入力されて表示される入力映像の信号である。
映像信号処理部3107は、映像検出用信号生成部3102から入力される映像検出用信号を、PIP表示用信号としてデータバッファ3110及び信号検出部3111に出力する。PIP表示用信号は、子画面3012に表示される映像の信号である。
信号検出部3108は、第1の実施形態における信号検出部107の機能に相当する機能を有する。信号検出部3108は、入力された信号(CVBS信号、アナログRGB信号、又はHDMI/DVI信号等)が変化することを検出すると、同期検出・DE検出部3103に検出結果を出力する。
バイアスデータ記憶部3101、映像検出用信号生成部3102、及び同期検出・DE検出部3103は、信号検出部3108から入力された検出結果に基づき映像検出用信号を生成する。映像検出用信号生成部3102において映像検出用信号が生成される動作は第1の実施形態と同様である。
データバッファ3109及びデータバッファ3110は、メイン表示用信号とPIP表示用信号を一時的に保存する。保存されたメイン表示用信号とPIP表示用信号は、信号検出部3108及び信号検出部3111から入力される同期信号に基づいて解像度変換PIP合成部3112に出力される。解像度変換PIP合成部3112は、入力されたメイン表示用信号とPIP表示用信号とを合成して表示部301に出力する。
第3の実施形態は、第2の実施形態が表示部301の全画面で表示される映像検出用信号を検出するのに対して、子画面3012で表示される映像検出用信号を検出する点で異なる。第3の実施形態においては、主画面に源信号による映像を表示させたまま、子画面で映像検出用信号を検出できるので、源信号の映像の表示が途切れることなく、遅延補償を実行することが可能となる。子画面3012は、例えば、遅延補償を実行するときのみ表示させてもよい。
[第4の実施形態]
次に、図11を用いて、第4の実施形態における表示装置を説明する。図11は、第4の実施形態で例示する表示装置の構成を説明する機能ブロック図である。
図11において、表示装置4は、入力された映像入力信号の変化を検出する信号検出部410と、信号検出部410が映像入力信号の変化を検出したときに、映像入力信号を基にした映像の表示に係る遅延時間を計測する映像遅延計測部411と、信号検出部410が映像入力信号の変換を検出したときに、入力された音声信号の処理に係る遅延時間を計測する音声遅延計測部412と、映像遅延計測部411で計測された遅延時間と、音声遅延計測部412で計測された遅延時間とに基づき、音声信号の遅延時間を設定する音声遅延処理部413とを備える。
なお、上述した通り、実施形態における表示装置1〜4は、表示装置が接続可能なコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、図1、図8、図9、及び図11で説明した各機能ブロックの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することで実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウエアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
以上に例示した実施形態は、表示装置、表示方法、及び表示プログラムに適用することができる。
1、2、3 表示装置
101、2101 映像パルス生成部
101a、2101a、3103 同期検出・DE検出部
101b、2101b 映像マスクパルス生成部
102 映像データ生成部
103 映像データ切替部
104、2102、3102 映像検出用信号生成部
105 第1の切替部
106、2202、3107 映像信号処理部
107、2201、3108、3111、410 信号検出部
108、2107 切替信号発生部
109、205、301 表示部
110、206、302 映像検出部
111、2108、3204、411 映像遅延計測部
112、2111、3201 検出用音声データ記憶部
113、2112、3202 音声検出用信号生成部
114 第2の切替部
115、201、3116、413 音声遅延処理部
116、2205、3115 音声信号処理部
117、2109、3205、412 音声遅延計測部
118、2110、3206 比較部
119 音声出力部
21、31 第1の制御部
2103、3101 バイアスデータ記憶部
2104 同期/DESW
2105 映像SW
2106、2113、3203 SW
202、2203、3104、3105、3113 A/D変換部
203、3106 TMDSレシーバ
204 Y/C分離・復調・A/D変換部
22、32 第2の制御部
2204、3114 音声SW
207、303 音声アンプ
208、304 スピーカ
3011 主画面
3012 子画面
3013 ベゼル
3014a、3014b 反射板
3100 CPU
3109、3110 データバッファ
3112 解像度変換PIP合成部
3117 DisplayPortレシーバ

Claims (12)

  1. 入力された映像入力信号の変化を検出する信号検出部と、
    前記信号検出部が前記映像入力信号の変化を検出したときに、前記映像入力信号を基にした映像の表示に係る遅延時間を計測する映像遅延計測部と、
    前記信号検出部が前記映像入力信号の変化を検出したときに、入力された音声信号の処理に係る遅延時間を計測する音声遅延計測部と、
    前記映像遅延計測部で計測された遅延時間と、前記音声遅延計測部で計測された遅延時間とに基づき、前記音声信号を遅延させる音声遅延処理部と
    を備える、表示装置。
  2. 前記映像入力信号を基にして映像検出用信号を生成する映像検出用信号生成部をさらに備え、
    前記映像遅延計測部は、前記映像検出用信号生成部で生成された前記映像検出用信号を基にして前記映像の表示に係る遅延時間を計測する、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記映像入力信号は、第1の同期信号を含み、
    前記映像検出用信号生成部は、前記第1の同期信号を基にして第2の同期信号を生成し、前記第2の同期信号を含む映像検出用信号を生成する、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記映像検出用信号生成部は、前記第1の同期信号と同一な前記第2の同期信号を生成する、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記映像入力信号は、第1の映像源信号を含み、
    前記映像検出用信号生成部は、前記第1の映像源信号を基にして第2の映像源信号を生成し、前記第2の映像源信号を含む映像検出用信号を生成する、請求項2から4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記映像検出用信号生成部は、前記第1の映像源信号の一部を所定の映像データに置換して前記第2の映像源信号を生成する、請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記映像検出用信号生成部は、前記映像入力信号を基にして、第1の映像検出用信号と、第2の映像検出用信号と、を生成し、
    前記第1の映像検出用信号に含まれる前記第2の映像源信号は、前記第1の映像源信号の一部を第1の映像データに置換した信号であり、
    前記第2の映像検出用信号に含まれる前記第2の映像源信号は、前記第1の映像源信号の一部を第2の映像データに置換した信号であり、
    前記映像遅延計測部は、前記映像検出用信号が前記第1の映像検出用信号から前記第2の映像検出用信号に切替えられることに応じた前記映像の切替えに基づいて前記映像の表示に係る遅延時間を計測する、請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記第1の映像データは、全黒映像に相当する映像データであり、
    前記第2の映像データは、全白映像に相当する映像データである、請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記映像検出用信号を基に検出用映像を表示する表示部と、
    前記表示部に表示される前記検出用映像の輝度を検出する検出部と、をさらに備え、
    前記映像遅延計測部は、前記検出部が検出する前記輝度に基づいて遅延時間を計測する、請求項2から8のいずれか一項に記載の表示装置。
  10. 前記表示部は、前記映像入力信号を基にした入力映像と、前記検出用映像と、を同時に表示する、請求項9に記載の表示装置。
  11. 入力された映像入力信号の変化を検出する信号検出工程と、
    前記信号検出工程で前記映像入力信号の変化を検出したときに、前記映像入力信号を基にした映像の表示に係る遅延時間を計測する映像遅延計測工程と、
    前記信号検出工程で前記映像入力信号の変化を検出したときに、入力された音声信号の処理に係る遅延時間を計測する音声遅延計測工程と、
    前記映像遅延計測工程で計測された遅延時間と、前記音声遅延計測工程で計測された遅延時間とに基づき、前記音声信号を遅延させる音声遅延処理工程と
    を含む、表示方法。
  12. 入力された映像入力信号の変化を検出する信号検出処理と、
    前記信号検出処理で前記映像入力信号の変化を検出したときに、前記映像入力信号を基にした映像の表示に係る遅延時間を計測する映像遅延計測処理と、
    前記信号検出処理で前記映像入力信号の変化を検出したときに、入力された音声信号の処理に係る遅延時間を計測する音声遅延計測処理と、
    前記映像遅延計測処理で計測された遅延時間と、前記音声遅延計測処理で計測された遅延時間とに基づき、前記音声信号を遅延させる音声遅延処理と
    をコンピュータに実行させる、表示プログラム。
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