JPWO2015181877A1 - ポール部材支持器具 - Google Patents

ポール部材支持器具 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015181877A1
JPWO2015181877A1 JP2016522999A JP2016522999A JPWO2015181877A1 JP WO2015181877 A1 JPWO2015181877 A1 JP WO2015181877A1 JP 2016522999 A JP2016522999 A JP 2016522999A JP 2016522999 A JP2016522999 A JP 2016522999A JP WO2015181877 A1 JPWO2015181877 A1 JP WO2015181877A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical portion
pole
pole member
cover member
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016522999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6167233B2 (ja
Inventor
英一 町田
英一 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tama Medical Co Ltd
Original Assignee
Tama Medical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tama Medical Co Ltd filed Critical Tama Medical Co Ltd
Publication of JPWO2015181877A1 publication Critical patent/JPWO2015181877A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6167233B2 publication Critical patent/JP6167233B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H12/00Towers; Masts or poles; Chimney stacks; Water-towers; Methods of erecting such structures
    • E04H12/22Sockets or holders for poles or posts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Tents Or Canopies (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

自動車のホイールを重石として、パラソル、タープ、テント、旗等のポール部材を直立固定する。コイルばね13が挿通されている円筒部11bの上方に、固定カバー部材12をテーパ部12bの円環部12cが下になるようにして、固定カバー部材12を被せる。円筒部11bに固定カバー部材12を被せると、コイルばね13が固定カバー部材12のテーパ部12bの内面に当接し、固定カバー部材12に上方への弾発力が作用する。続いて、ホイール付タイヤ16のハブ孔16cに固定カバー部材12の筒部12aを挿通すると、ホイール16bの下縁部の一部は底板部11aに当接する。これにより底板部11aを下面として、円筒部11bが直立する。

Description

本発明は、自動車のホイールを重石として、パラソル、タープ、テント、旗等のポール部材を直立固定するポール部材支持器具に関するものである。
例えば、海岸やキャンプ場で使用するパラソル、テントは強風により飛ばされることが多く、人身事故も発生している。
特許文献1には、図15(a)に示すようにパラソルのポール1を取り付ける装着部2を備えた重量の大きいベース部本体3の一側縁に、ローラ体4を架設して成るパラソルスタンドが開示されている。運搬移動時には、図15(b)に示すようにベース部本体3のローラ体4の反対側縁を持ち上げて、ローラ体4を車輪として作用させ、重量を有するパラソルスタンドの運搬移動作業を容易にしている。
特許文献2には、図16で示すようにパラソルの転倒等を防止し、ポール1を固定する支脚部材5が開示されている。パラソルは地上に直立して設けられるポール1を有し、ポール1は下端部を支脚部材5によって支持され、その上端部に複数の傘骨6aによって構成される屋根部材6が設けられている。支脚部材5は廃タイヤ5aの一側を薄い鋼板から成る底板5bで閉じ、その底板5bの上に支持筒5cを鉛直上方を向けて溶接すると共に、廃タイヤ5aの内部に重石としてコンクリート5dが充填されている。支持筒5cにポール1の下端部を差し込むことによって、ポール1を直立させることができる。
特開平11−225812号公報 特開平7−16111号公報
特許文献1のパラソルスタンドや、広く用いられている水タンク式の台座、地面に挿し込む台座は、キャンプ等に利用することが多いため、パラソル、タープ、テントと共に、車両に搭載して持ち運ぶことが多い。しかし、特許文献1のパラソルスタンドや水タンク式の台座等は重石としての機能も有するため、容積が必要とされ、車両のトランク等に十分な空きスペースを必要とする。
また、特許文献2の支脚部材5もトランク等に十分な空きスペースを必要とし、転倒防止等のためコンクリート5dを充填するため、重量が大き過ぎてしまうと同時に、車両に対する乗り降ろしや、運搬が難しいという課題がある。
本発明の目的は、車両に積載しているホイール付のスペアタイヤ又はホイールを重石として利用し、簡便にかつ簡易にポール部材を直立固定できるポール部材支持器具を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るポール部材支持器具は、ポール部材を直立固定するポール部材支持器具であって、底板部を有し該底板部に対し垂直方向に取り付け前記ポール部材を挿入する第1の円筒部を設けたスタンド部材と、前記第1の円筒部の外側に挿着する第2の円筒部を有し該第2の円筒部の下部に下端を拡開したテーパ部を設けたカバー部材と、前記第1の円筒部の外側に配置した弾性部材とを備え、前記スタンド部材の第1の円筒部の周囲に前記カバー部材の第2の円筒部を挿着した状態で、前記弾性部材を前記カバー部材のテーパ部の内面に当接し、前記スタンド部材に対し前記カバー部材を前記弾性部材により弾性的に支持し、自動車のホイールのハブ孔に前記カバー部材のテーパ部の外側面の一部を当接し、前記カバー部材を前記ホイールに固定することを特徴とする。
また、本発明に係るポール部材支持器具は、ポール部材を直立固定するポール部材支持器具であって、底板部を有し該底板部に対し垂直方向に取り付け前記ポール部材を挿入する第1の円筒部を設けたスタンド部材と、前記第1の円筒部の外側に螺合により固定する第2の円筒部を有し該第2の円筒部の下部に下端を拡開したテーパ部を設けたカバー部材とから成り、前記スタンド部材の第1の円筒部の周囲に前記カバー部材の第2の円筒部を挿着した状態で、自動車のホイールのハブ孔に前記カバー部材のテーパ部の外側面の一部を当接し、前記カバー部材を前記ホイールに固定することを特徴とする。
本発明に係るポール部材支持器具によれば、車両に常備しているホイール付タイヤ又はホイールを重石として利用して、パラソル等のポール部材を固定するので、先行技術のように重石となる専用の支脚器具を用いる必要はない。従って、省スペースで済み、そのために車両のトランク等を占有することはない。
実施例1のポール部材支持器具の分解斜視図である。 ポール部材支持器具にポール部材を固定した状態の断面図である。 斜視図である。 締めねじによりポール部材を固定した状態の水平断面図である。 防水シートをポール部材支持器具に装着した状態の斜視図である。 実施例2のポール部材支持器具の分解斜視図である。 ポール部材支持器具にポール部材を固定した状態の断面図である。 斜視図である。 実施例2の変形例のポール部材支持器具の斜視図である。 ポール部材支持器具にポール部材を固定した状態の断面図である。 ポール部材支持器具にポール部材を固定した状態の斜視図である。 実施例3のポール部材支持器具の斜視図である。 ポール部材支持器具にポール部材を固定した状態の断面図である。 ポール部材支持器具にポール部材を固定した状態の斜視図である。 従来例の説明図である。 従来例の説明図である。
本発明を図1〜図14に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1のポール部材支持器具の分解斜視図である。ポール部材支持器具はスタンド部材11、固定カバー部材12、コイルばね13、締めねじ14から構成されており、これらの部材は金属製又は合成樹脂製とされている。
スタンド部材11は長方形の底板部11aに対し、パラソル等のポール部材を挿し込む円筒部11bが垂直方向に直立して固定されている。円筒部11bの内径は例えば3cm程度であり、底板部11aは長方形以外にも長方形を十字にした配置した形状、或いは正方形状、円形状等でもよい。また、底板部11aと円筒部11bとは、ねじ止め等により分割できるようにしてもよい。更に、円筒部11bには、コイルばね13から成る弾性部材が挿通されているが、コイルばね13以外にも板ばね、ゴム等の弾性部材を用いてもよい。
固定カバー部材12は筒部12aと、内部を空洞とし拡開した円錐形のテーパ部12bとから構成され、筒部12aの下端にテーパ部12bが接合されている。テーパ部12bの最下端は円環部12cとされ、この円環部12cの直径は20cm程度とされている。筒部12aの上方の側面には、ねじ孔12dが水平方向に穿設されている。
また、本実施例1の固定カバー部材12では筒部12aとテーパ部12bを接合したが、筒部12aの下方の端面に、頂点に挿通孔を設けたテーパ部12bを固定するようにしてもよい。
固定部材である締めねじ14は、ねじ部14aと握り部である回転操作部14bとから成り、ねじ部14aが筒部12aの固定部材受部であるねじ孔12dと螺合し、回転操作部14bを回転させることで、円筒部11b内のポール部材の側面をねじ部14aの先端で押し込んで固定する。回転操作部14bは摘み形状等の適宜に回転させ易い形状を用いればよい。
図2はパラソル等のポール部材15を本実施例のポール部材支持器具に固定した状態の断面図、図3は斜視図を示している。ポール部材支持器具を使用する際には、ホイール付タイヤ16を利用する。ホイール付タイヤ16は軽自動車からトラックまで様々なサイズがあるが、本実施例のポール部材支持器具は全ゆるサイズのホイール付タイヤ16を利用することができる。このホイール付タイヤ16はタイヤ16aとホイール16bとから成り、ホイール16bには中心に直径が5〜15cm程度のハブ孔16cが設けられている。
このホイール付タイヤ16を利用して、ポール部材支持器具にポール部材15を固定する手順として、最初にコイルばね13が挿通されている円筒部11bの上方に、固定カバー部材12をテーパ部12bの円環部12cが下になるようにして挿着する。円筒部11bの周囲に固定カバー部材12を被せると、コイルばね13がテーパ部12bの内面に当接し、固定カバー部材12はコイルばね13の付勢力により上方に持ち上げられる。
続いて、ホイール付タイヤ16を持ち上げて、上方からそのハブ孔16cに固定カバー部材12の筒部12aを挿通すると、ホイール16bの下縁部の一部は底板部11aに当接する。これにより底板部11aを下面として、円筒部11bが直立する。
コイルばね13により固定カバー部材12が上方に弾性的に持ち上げられることにより、テーパ部12bの外側面がホイール付タイヤ16のハブ孔16cの内周面に当接する。ハブ孔16cの径は車種等によって様々である。しかし、テーパ部12bが円錐形であるため、どのような大きさのハブ孔16cであっても、テーパ部12bの外側面の一部は図2に示すようにハブ孔16cの縁部に当接し、ホイール16bは固定カバー部材12を強固に保持し、円筒部11bと連結することになる。
この状態の円筒部11bの上方から、パラソル等のポール部材15を挿通し、ポール部材15の先端が底板部11aに達するまで押し込んだ後に、筒部12aのねじ孔12dに締めねじ14のねじ部14aを螺合する。
ねじ部14aを回転操作部14bによりねじ込むことで、ねじ部14aの先端によりポール部材15が円筒部11bの内壁に押し付けられ、円筒部11b内でのポール部材15のぐらつきがなくなり直立固定され、抜け出しが防止される。これにより、ポール部材支持器具は10〜20kg程度のホイール付タイヤ16を重石として容易には動かなくなる。また、ホイール16bに当接するテーパ部12bの外側面にはゴム等の滑り止め部材を貼付して、更なる安定化を図ってもよい。
本実施例1では、筒部12aのねじ孔12dは1個所に設けたが、縦方向に複数のねじ孔12dを設けてもよい。ポール部材15の複数個所をそれぞれの締めねじ14により固定することで、ポール部材15はより強固に固定できる。
更に、図4の水平断面図に示すように、ねじ部14aの先端には、ポール部材15の側面形状に沿って湾曲したポール部材当接部14cを回転自在かつ脱落しないように取り付けてもよい。ポール部材15の側面形状とポール部材当接部14cとを略一致させれば、より安定して固定が得られる。また、予めポール部材当接部14cを用いて、締めねじ14を筒部12aに係止させておくことで、締めねじ14が筒部12aから脱落し紛失することもない。
ホイール付タイヤ16は予め車両に搭載しているスペアタイヤを利用することで、わざわざ車両に別個のホイール付タイヤ16を持ち込む必要がなく、また緊急時には本来の用途であるスペアタイヤとして使うことができる。
また、ホイール付タイヤ16はスペアタイヤ以外にも、使用済みのホイール付タイヤ16やタイヤを付設していないホイール16bのみを利用することもできる。ホイール16bだけであっても十分な重さがあるので、ポール部材15を直立させることができる。スペアタイヤ、使用済みのホイール付タイヤ16、タイヤのないホイール16bは、何れも円盤状であるため、自在に転がすことができ設置場所までの運搬が容易である。
更には、ポール部材支持器具を海岸等での常設の設備として、ホイール付タイヤ16又はタイヤを付設しないホイール16bにポール部材15を取り付けた状態で使用してもよく、この場合には使用の度に、ポール部材15の取り付け取り外しを行う。ポール部材15はパラソル以外にも、テント、タープの支柱、旗やのぼりのポール部材とすることもできる。
上述のポール部材支持器具は主に屋外で使用するため、ホイール付タイヤ16は濡れたり、泥が付着することがあり、パラソル等の重石として利用していると劣化が進み、緊急時に本来のスペアタイヤの用途に使用できなくなる虞れがある。
このことを考慮して、図5に示すような防水シート17を用いて、ホイール付きタイヤの劣化を防止することができる。防水シート17は上方にポール部材15を締める開口部17aと、下方にホイール付タイヤ16をタイヤ開口部17bと、ポール部材支持器具及びホイール付タイヤ16を包み込む包体17cとを有し、防水シート17は防水性、撥水性を備えている。
開口部17aには紐、ゴム等の絞り部材17dを備え、ポール部材15の径に合わせて締め付けることが可能であり、タイヤ開口部17bの周縁には、ゴム紐等の緊締部材が入っており、ホイール付タイヤ16に被せる際には、開口部17bを円状に大きく広げることができる。
開口部17aは締めねじ14の上方の筒部12aに固定し、開口部17bはタイヤ16aの下側に引っ掛けて固定するが、開口部17aはテーパ部12b付近で固定してもよい。防水シート17を装着することで、ホイール付タイヤ16の劣化を防止することができる。なお、この防水シート17は後述の実施例においても適用することができる。
図6は実施例2のポール部材支持器具の分解斜視図であり、ポール部材支持器具はスタンド部材21と固定カバー部材22と締めねじ14とから構成されている。
スタンド部材21は長方形の底板部21aに対し、パラソル等のポール部材を挿し込む円筒部21bが鉛直方向に直立して固定されており、円筒部21bには外周面に外ねじ21cが上端から下方に渡って刻設されている。また、底板部21aと円筒部21bとは、ねじ止め等により分割できるようにしてもよく、更には底板部21aと円筒部21bの間に弾性部材を入れて、円筒部21bを常に上方向に付勢させるようにしてもよい。
固定カバー部材22は筒部22aと、円錐形のテーパ部22bとから構成され、筒部22aの下端にテーパ部22bが接合され、テーパ部22bの最下端は円環部22cとされている。筒部22aの内表面には、円筒部21bの外ねじ21cと螺合する内ねじ22eが下端から上部に渡って刻設されており、筒部22aの上方の側面にはねじ孔22dが水平方向に穿設されている。
図7はポール部材15を固定した状態の断面図、図8は斜視図を示している。ホイール付タイヤ16を利用して、ポール部材支持器具にポール部材15を固定する手順として、最初に円筒部21bの外ねじ21cの上方に、固定カバー部材22をテーパ部22bの円環部22cが下になるようにして、固定カバー部材22の内ねじ22eを螺合させ、時計回りにねじ込む。そして、スタンド部材21の底板部21aとテーパ部22bの円環部22cとが接する程度にねじ込んだ後に、ホイール付タイヤ16のハブ孔16cに固定カバー部材22の筒部22aを挿通すると、ホイール16bの下縁部の一部は底板部21aに当接する。これにより底板部21aを下面として、固定カバー部材22が螺合している円筒部21bが直立する。
続いて、筒部22aを掴んで反時計回りに回転させて筒部22aを上昇させてゆくと、固定カバー部材22のテーパ部22bの外側面が、ホイール付タイヤ16のハブ孔16cの内周面に当接する。この当接後に、更に強く反時計回りで筒部22aを回転させることで、底板部21aとテーパ部22bの外側面により、ホイール16bにポール部材支持器具が強固に固定されて一体化する。
この状態の円筒部21bの上方から、パラソル等のポール部材15を挿通し、ポール部材15の先端が底板部21aに達するまで押し込んだ後に、筒部22aのねじ孔22dに締めねじ14のねじ部14aを螺合しねじ込む。完全にねじ込むことで円筒部21b内でのポール部材15のぐらつきがなくなり、抜け出しが防止される。また、底板部21aと円筒部21bの間に配置した弾性部材を用いることで、テーパ部22bは上方向に圧力が加わることになり、より強固に固定される。
ホイール付タイヤ16を重石とするには、スタンド部材21の底板部21aを下面として、ホイール付タイヤのハブ孔16cにスタンド部材21の円筒部21bを挿通させた後に固定カバー部材22を取り付けるようにしてもよい。固定カバー部材22の内ねじ22eを円筒部21bの外ねじ21cにねじ込むことで、テーパ部22bの円環部22cがホイール16bの上面に接する。更に、強く筒部22aを回転させることで、底板部21aとテーパ部22bの円環部22cにより、ホイール16bに固定カバー部材22が強固に固定される。このように固定する場合は、円錐形のテーパ部22bに代えて、ホイール16bのハブ孔16cの下側に位置するようにしてもよい。
また、ホイール16bに当接するテーパ部22bの外側面にはゴム等の滑り止め部材を貼付してもよく、この滑り止め部材により内ねじ22eと外ねじ21cとが緩み難くなる。
スタンド部材21と固定カバー部材22は使用時には図7に示すように長くなるが、収納時はスタンド部材21の底板部21aとテーパ部22bの円環部22cとが接するまでねじ込むことが可能なので、全長が短くなり運搬時は容積を小さくすることができる。
図9は実施例2の変形例のポール部材支持器具の斜視図、図10はポール部材15の固定時の断面図、図11はその斜視図を示している。実施例2のポール部材支持器具との違いは、筒部22aのねじ孔22dに代えて、筒部22aの上端に固定部材受部である複数の舌片状の舌片部材22fが設けられ、かつ締めねじ14に代えて固定部材として円環状のナット23が用いられている。なお、このポール部材15の固定構造は、実施例1のポール部材支持器具に適用するようにしてもよい。
筒部22aの上端に設けられた複数の舌片部材22fは、上端になるにつれ厚みが薄くなり、外表面には締め具用外ねじ22gが刻設されている。ナット23の内表面には、舌片部材22fの締め具用外ねじ22gに螺合する内ねじ23aが設けられている。なお、ナット23の内径は筒部22aの最先端の外周径と略同等である。
ポール部材15を固定する手順は、先ずポール部材15をナット23、固定カバー部材22の順で挿通する。ポール部材15をその下端が底板部21aに達するまで押し込んだ後に、ナット23の内ねじ23aを舌片部材22fの締め具用外ねじ22gに螺合させる。ナット23を回転させると、徐々にナット23が舌片部材22fを締め付け、ポール部材15が固定される。そして、図10、図11に示すようにポール部材15とナット23とが一体化する。
舌片部材22fとナット23を用いることで、ポール部材15の側面を全体から締め付けるため、実施例1、2の締めねじ14よりも強固に固定することができる。
図12は実施例3のポール部材支持器具の斜視図、図13はポール部材を固定した状態の断面図、図14はその斜視図を示している。
ポール部材支持器具はスタンド部材31と、固定カバー部材32と、締めねじ14とから構成され、スタンド部材31は下部に底板部31aと上部に円筒部31bとを備えている。円筒部31bの下方の外表面に外ねじ31cが刻設されており、上方にねじ孔31dが穿設されている。
底板部31aは前述の実施例と同様に、四角形等の適宜の形状の底板部31aを選択してもよく、底板部31a上の円筒部31bは分割できるようにしてもよい。また、底板部31aと円筒部31bの間にばね等から成る弾性部材を入れて、円筒部31bを常に上方に向けて付勢するようにしてもよい。
固定カバー部材32は筒部32aとテーパ部32bとから構成され、筒部32aの内表面には、スタンド部材31の外ねじ31cと螺合する内ねじ32eが下端から上部へ渡って刻設されている。テーパ部32bは実施例1のテーパ部12bと同様の形状の円錐形とされ、テーパ部32bの最下端は円環部32cとされている。
実施例3の円筒部31bは、実施例2の円筒部21bに比べて長くなっており、実施例3の筒部32aは、実施例2の筒部22aに比べて短くなっている。
ポール部材支持器具にポール部材15を固定する手順として、最初に円筒部31bの上方からテーパ部32bの円環部32cが下になるようにして、固定カバー部材32の内ねじ32eを外ねじ31cに螺合させ時計回りにねじ込む。そして、スタンド部材31の底板部31aとテーパ部32bの円環部32cとが接する程度にねじ込んだ後に、ホイール付タイヤ16のハブ孔16cにスタンド部材31の円筒部31bを挿通させる。この挿通により、ハブ孔16cから固定カバー部材32の筒部32aが突出している状態になる。
続いて、ハブ孔16cから突出している筒部32aを掴んで反時計回りに回転させてゆくことで、内ねじ32eと外ねじ31cにより、底板部31aとテーパ部32bの外側面を、ホイール16bのハブ孔16cに強固に固定し一体化する。
最後に、ポール部材15を円筒部31bに挿通させ、円筒部31bのねじ孔31dに締めねじ14の回転操作部14bを回転させることによりねじ部14aを螺合させて、ポール部材15を固定する。
11、21、31 スタンド部材
11a、21a、31a 底板部
11b、21b、31b 円筒部
12、22、32 固定カバー部材
12a、22a、32a 筒部
12b、22b、32b テーパ部
13 コイルばね
14 締めねじ
15 ポール部材
16 ホイール付タイヤ
16a タイヤ
16b ホイール
17 防水シート
21c、31c 外ねじ
22e、32e 内ねじ
23 ナット

Claims (6)

  1. ポール部材を直立固定するポール部材支持器具であって、底板部を有し該底板部に対し垂直方向に取り付け前記ポール部材を挿入する第1の円筒部を設けたスタンド部材と、前記第1の円筒部の外側に挿着する第2の円筒部を有し該第2の円筒部の下部に下端を拡開したテーパ部を設けたカバー部材と、前記第1の円筒部の外側に配置した弾性部材とを備え、前記スタンド部材の第1の円筒部の周囲に前記カバー部材の第2の円筒部を挿着した状態で、前記弾性部材を前記カバー部材のテーパ部の内面に当接し、前記スタンド部材に対し前記カバー部材を前記弾性部材により弾性的に支持し、自動車のホイールのハブ孔に前記カバー部材のテーパ部の外側面の一部を当接し、前記カバー部材を前記ホイールに固定することを特徴とするポール部材支持器具。
  2. 前記弾性部材は、コイルばね、板ばね、ゴムの何れかとしたことを特徴とする請求項1に記載のポール部材支持器具。
  3. ポール部材を直立固定するポール部材支持器具であって、底板部を有し該底板部に対し垂直方向に取り付け前記ポール部材を挿入する第1の円筒部を設けたスタンド部材と、前記第1の円筒部の外側に螺合により固定する第2の円筒部を有し該第2の円筒部の下部に下端を拡開したテーパ部を設けたカバー部材とから成り、前記スタンド部材の第1の円筒部の周囲に前記カバー部材の第2の円筒部を挿着した状態で、自動車のホイールのハブ孔に前記カバー部材のテーパ部の外側面の一部を当接し、前記カバー部材を前記ホイールに固定することを特徴とするポール部材支持器具。
  4. 前記スタンド部材の第1の円筒部の外周面に外ねじを刻設し、前記第2の円筒部の内周面に前記外ねじと螺合する内ねじを刻設し、前記外ねじと前記内ねじとの螺合により、前記ホイールに前記スタンド部材及び前記カバー部材を固定することを特徴とする請求項3に記載のポール部材支持器具。
  5. 前記底板部と第1の円筒部との間に弾性部材を配置したことを特徴とする請求項4に記載のポール部材支持器具。
  6. 前記底板部と前記第1の円筒部とは分割可能であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1つの請求項に記載のポール部材支持器具。
JP2016522999A 2014-05-26 2014-05-26 ポール部材支持器具 Active JP6167233B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/063880 WO2015181877A1 (ja) 2014-05-26 2014-05-26 ポール部材支持器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015181877A1 true JPWO2015181877A1 (ja) 2017-04-20
JP6167233B2 JP6167233B2 (ja) 2017-07-19

Family

ID=54698263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016522999A Active JP6167233B2 (ja) 2014-05-26 2014-05-26 ポール部材支持器具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6167233B2 (ja)
WO (1) WO2015181877A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11182054A (ja) * 1997-12-17 1999-07-06 Taisei Corp 移動式懸架支柱
JP2012513550A (ja) * 2008-12-22 2012-06-14 エム.ガム デイビッド 自立構造体を支持するとともに搬送するためのベースアセンブリ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11182054A (ja) * 1997-12-17 1999-07-06 Taisei Corp 移動式懸架支柱
JP2012513550A (ja) * 2008-12-22 2012-06-14 エム.ガム デイビッド 自立構造体を支持するとともに搬送するためのベースアセンブリ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015181877A1 (ja) 2015-12-03
JP6167233B2 (ja) 2017-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8714511B2 (en) Umbrella stand
US6869058B2 (en) Base assembly for a sunshade
US6761357B2 (en) Adjustable and collapsible target holder
AU2006100726A4 (en) Base of the sunshade umbrella
US7003919B2 (en) Post mount assembly
JP6238273B2 (ja) ポール材固定器具
US7264218B1 (en) Portable/collapsible sunshade umbrella stand assembly
US20060097117A1 (en) Portable umbrella stand
CA2711714A1 (en) Ground anchor
JP2016060484A (ja) 自動車用ボディーカバー
US6299124B1 (en) Stackable post holder
US20110168219A1 (en) Vehicle anchored accessary holder and associated methods
US9534413B2 (en) Weight plate
US20070102595A1 (en) Shelter Mast Support System
US20220186514A1 (en) Beach Umbrella Anchoring and Stabilizing Device
US10287793B1 (en) Umbrella anchoring system
US9057475B1 (en) Beach umbrella with telescoping pole and base plate
JP6167233B2 (ja) ポール部材支持器具
US8713889B2 (en) Anchor bracket and method of mounting anchor bracket
US20160374484A1 (en) Portable Screen Kit
EP1925763A2 (en) A collapsible support stand
US20170036614A1 (en) Magnetic Fishing Rod Roof Rack For Conveniently Transporting Fishing Rods On Any Metal Roof
US20160081444A1 (en) Vertical support base and anchoring system
KR102360344B1 (ko) 텐트 및 타프 고정장치
US20090071915A1 (en) Tire support stand

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20161124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170412

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170412

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6167233

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250