JPWO2015174060A1 - 異種ネットワーク用基地局、移動通信デバイス及び通信方法 - Google Patents

異種ネットワーク用基地局、移動通信デバイス及び通信方法 Download PDF

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Abstract

異種ネットワークに用いられ、且つ、待受状態にある移動通信デバイスでは、MDT(Minimization Drive Tests)測定の測定データの信頼性が低かった。基地局は、報知情報(System Information Block)中に、ABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含ませると共に、ABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方にMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを設定し、測定で使用するサブフレームパターンを報知情報に含めて送信する。移動通信デバイスは、ABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含む報知情報を受信し、待受状態において、報知情報からMDT測定で使用するサブフレームパターンを検出し、測定で使用するサブフレームパターンを検出して測定し、測定の結果を測定データとして保存し、前記測定データを送信する。

Description

本発明は、移動通信システムに関し、特に、移動通信システムに用いられる基地局、移動通信デバイス、及び通信方法に関する。
以下では、LTE(Long Term Evolution)-Advancedについて主に説明するが、本発明は何らこれに限定されるものではない。
LTE-Advanced では、複数の周波数帯を組み合わせるキャリアアグリゲーション(CA)、複数サイズのセル、複数の基地局を連携させるCoMP(Coordinated Multipoint)、複数の異なる通信技術を組み合わせることが考慮されている。LTE-Advanced のネットワークは、ヘテロジーニアスネットワーク(HetNet:異種ネットワーク)構成となる。
LTE-Advancedでは、ネットワークの運営費及び維持費を最適化するために、人手によるドライブテストの代わりに、自動的にドライブテストを行う所謂MDT(Minimization of Drive Tests)が考慮されている。ここで、MDTは、ネットワーク側装置からの要求に対して移動通信デバイスによってネットワーク性能に関する測定を行い、測定データを収集・記録して、ネットワーク側装置に報告する動作である。このため、移動通信デバイスの測定データには、移動通信デバイスの位置情報が含まれ、ネットワーク運営者はこの位置情報を参照することによってネットワークのカバレッジを最適化することができる。
また、MDTは、即時型(Immediate)MDTと記録型(Logged)MDTに区分されている。即時型MDTは接続状態にある移動通信デバイスで実行され、記録型MDTは主に待受(Idle)状態の移動通信デバイスで実行される。また、接続状態にある移動通信デバイスで実行される記録型MDTも存在している。
MDT測定で収集されたデータは測定ログ(MDTログ)に保存され、後の時点でネットワーク側装置に報告される。MDTによって測定情報を収集することによって、ネットワーク運営者が測定地域のカバレッジ問題を発見したり、人工的なドライブテストを最小化することができる。
ここで、ネットワーク側装置はeNB(evolved Base Station), HeNB (Home evolved Base Station),RNC(Radio Network Controller), GW (Gate Way), MME(Mobile Management Entity)等、各種のネットワーク側機器を含むことができるが、ここでは、これらネットワーク側装置を総称して基地局と呼ぶものとする。また、移動通信デバイスは、携帯電話、スマートフォン、PC、タブレット端末等を含みうる。
特許文献1は、LTEシステムにおけるMDTログの報告方法を開示している。即ち、特許文献1は、基地局と移動通信デバイスとの間のMDTに関する信号メッセージの交換手続を明らかにしている。特許文献1では、SRB0,SRB1, SRB2を含むシグナリング無線ベアラ(SRB)のうち、SRB1,SRB2が使用されている。即ち、特許文献1は、SRB1によって、基地局から要求メッセージを送信し、SRB2上に移動通信デバイスからMDTログを含む応答メッセージを送信する方法を提案している。
また、特許文献2は、サービングセルに接続された移動通信デバイスにおけるドライブテスト結果を基地局に報告するだけでなく、サービングセルに隣接したセルに関する情報をも基地局に報告する方法及びシステムを開示している。
また、特許文献3は、移動端末装置が、マクロセルが送信抑制しているプロテクトサブフレームとマクロセルが送信抑制していないノンプロテクトサブフレームにそれぞれ多重された参照信号からそれぞれ受信品質を測定し、基地局装置へ通知する無線通信システムを開示している。
特開2012−10340号公報 特表2013−522987号公報 特開2012−105323号公報
特許文献1及び2は、MDTの報告方法を異種ネットワークに適用した場合について開示していない。即ち、特許文献1及び2は、マクロセルと、マクロセルよりもセルサイズの小さなスモールセル、マイクロセル、ピコセル、及び/又はフェムトセル等がマクロセル内に共存する異種ネットワークにおけるMDT測定・記録・報告に係る問題について何ら示唆していない。
本発明者らの研究によれば、セルサイズの異なる異種ネットワークにおいて、特許文献1及び2に示された方法を適用した場合、MDT情報は実際の通信状態を必ずしも正確に表しているとはいえないことが判明した。また、現状のMDTでは、本当に干渉を回避しているかどうかを示すデータの取得が不可能であった。特に、アイドル状態、即ち、待受状態にある移動通信デバイスから、MDT測定データを基地局に報告する場合には、問題が多いことが判明した。特許文献3にもアイドル状態、即ち、待受状態にある移動通信デバイスから、MDT測定データを基地局に報告する場合の問題を回避する方法は開示されていない。
本発明の目的は、異なるサイズのセルが共存した異種ネットワークに適したMDTを実行できる基地局、移動通信デバイス、及び通信方法を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、報知情報(System Information Block)中に、ABS(Almost Blank Subframe) 情報 及びnonABS情報の少なくとも一方を含ませると共に、当該ABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方にMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを設定する制御手段と、
前記測定で使用するサブフレームパターンを前記報知情報に含めて送信する送信手段を有することを特徴とする異種ネットワーク用基地局が得られる。
本発明の第2の態様によれば、ABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含む報知情報(System Information Block)を受信する手段と、待受状態において、前記報知情報からMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを検出し、前記測定で使用するサブフレームパターンを検出して、前記サブフレームパターンに従って測定し、前記測定データを送信する制御手段と、前記測定の結果を測定データとして保存する保存する保存手段を有することを特徴とする移動通信デバイスが得られる。
本発明の第3の態様によれば、報知情報(System Information Block)中に、ABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含ませると共に、当該ABS及びnonABS情報の少なくとも一方にMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを設定し、前記測定で使用するサブフレームパターンを前記報知情報として送信することを特徴とする異種ネットワーク用基地局の通信方法が得られる。
本発明の第4の態様によれば、ABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含む報知情報(System Information Block)を受信し、待受状態において、前記報知情報からMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを検出し、前記測定で使用するサブフレームパターンを検出して、測定し、前記測定の結果を測定データとして保存し、前記測定データを送信することを特徴とする移動通信デバイスの通信方法が得られる。
本発明の第5の態様によれば、報知情報(System Information Block)にABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含ませ、当該ABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方にMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを設定する処理と、前記測定で使用するサブフレームパターンを送信する処理をプロセッサに実行させることを特徴とする基地局用コンピュータプログラムを格納した非一時的な記録媒体が得られる。
本発明の第6の態様によれば、ABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含む報知情報(System Information Block)を受信する処理と、前記ABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方からMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを取得する処理と、前記測定で使用するサブフレームパターンを取得すると、待受状態において前記サブフレームパターンに従ってMDT測定を行う処理と、前記MDT測定の結果を測定データとして保存する処理、及び、前記測定データを前記基地局に送信する処理をプロセッサに実行させることを特徴とする移動通信デバイス用コンピュータプログラムを格納した非一時的な記録媒体が得られる。
本発明によれば、異なるサイズのセルが共存した異種ネットワークに適したMDTを実行できる基地局、移動通信デバイス、及び通信方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る異種ネットワークシステムを説明するための概略図である。 本発明の一実施形態で使用されるサブフレームを説明する図である。 本発明の一実施形態に係る異種ネットワークシステムの動作を説明するフローチャートである。 MDTログ情報の例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る基地局(eNB)を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信デバイスの一例を説明するブロック図である。
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係るヘテロジーニアスネットワーク(HetNet)システム(即ち、異種ネットワークシステム)の一例が示されている。図示されたネットワークシステムはマクロセル10を管理する基地局(eNB)12、マクロセル10内に設けられ、ピコセル14を管理する基地局(HeNB)16を有している。この例では、ピコセル14を管理する基地局(HeNB)16に隣接してもう一つの基地局22が設けられている。基地局22は以下、隣接基地局と呼び、当該隣接基地局22が管理するセルを隣接セル24と呼ぶものとする。図示されているように、地理的にマクロセル10とピコセル14及び隣接セル24は少なくとも一部で重畳するように形成されている。移動通信デバイス(UE)18は、基地局(eNB)12と、基地局(HeNB)16又は隣接基地局22と通信しながらマクロセル10と、ピコセル14又は隣接セル24間を移動できる。
このように、マクロセル10内にピコセル14等が配置されると、基地局(eNB)12、基地局(HeNB)16、及び、隣接基地局22間の干渉が不可避的に発生する。基地局間の干渉を低減するために、複数のセルを協調して動作させるeICIC(enhanced Inter-Cell Interference Coordination:ネットワーク連携セル間干渉制御)技術が提案されている。
eICIC環境で用いられるネットワークでは、干渉を及ぼす側のaggressor cell (アグレッサーセル(以下、与干渉セルと呼ぶ))(例えば、マクロセル10)と、干渉を受ける側のvictim cell (ビクティムセル(以下被干渉セルと呼ぶ))(例えば、ピコセル14、隣接セル24)とが存在することになる。
3GPP Release 10は、上記したネットワークにおいてセル間干渉を回避するために、データを含まないサブフレーム(Subframe)、即ち、Almost Blank Subframe(ABS)を導入している。ABSを導入することによって、干渉を与える与干渉セルであるマクロセル10が、意図的にデータを送信しないSubframe(ABS)を作り、干渉を受ける被干渉セルであるピコセル14、隣接セル24はABS内にデータ送信を行うことにより、与干渉セルであるマクロセル10からの干渉を軽減できる。
この場合、与干渉セルであるマクロセル10に配置された基地局(eNB)12と被干渉セルであるピコセル14に配置された基地局(HeNB)16、隣接セル24に配置された隣接基地局22との間では、ABSを含むサブフレームを検出するために、正確に同期がとられていなければならない。また、被干渉セルであるピコセル14をサービングセルとする移動通信デバイス(UE)18と被干渉セルであるピコセル14の基地局(HeNB)16との間では、同期判定のために、測定用データが送受される。
更に、3GPPでは、ABSの導入に伴い、Radio Link Monitoring (TS36.133参照)やRSRP(Reference Signal Received Power)/RSRQ(Reference Signal Received Quality)測定(TS36.331)にも変更が加えられている。
RLMとは、移動通信デバイス(UE)18がRRC(Radio Resource Control) Connected状態のときに行う、サービングセルとの同期判定をする動作である。RLMにおいて、被干渉セルであるピコセル14に接続している移動通信デバイス(UE)18が、全てのサブフレームをRLMの測定対象とし、与干渉セルであるマクロセル10からの干渉を受けているサブフレームの測定結果をも同期判定に用いることになると、干渉を受けていないABSでの通信環境が良好であっても、不要な同期外れを検出してしまう。この問題を解決するために、3GPPでは、被干渉セルであるピコセル14に接続している移動通信デバイス(UE)18に対して、与干渉セルであるマクロセル10からの干渉を受けていないサブフレームのみをRLMに使用できるようにRLM Measurement Resource Restriction(以下、RLM測定制限と呼ぶ)が導入された。
また、RSRP又はRSRQ測定においても、与干渉セルであるマクロセル10からの干渉を受けているサブフレームの測定結果をもRSRP又はRSRQ測定の対象に含めることになると、RSRP又はRSRQ測定の測定値が低く見積もられ、ハンドオーバの誤検出や間違ったセルへのハンドオーバ起動などの問題があった。このような不都合を防止するために、3GPPでは、RRC Connected 状態にある移動通信デバイス(UE)18に対して、干渉を受けていないサブフレームのみをRSRP/RSRQ測定に使用できるようにRRM (Radio Resource Monitoring) Measurement Resource Restriction(以下、RRM測定制限と呼ぶ)が導入されている。しかしながら、RLM測定制限、RRM測定制限は、RRC Connected状態の移動通信デバイス(UE)18に対してのみ可能である。
換言すれば、移動通信デバイス(UE)18が待受状態にある場合、上記した測定制限を与えることはできないのが実情である。このため、移動通信デバイス(UE)18が待受状態でセルの品質を測定する場合、ABSが設定されている状況であっても、全てのABS以外のサブフレームをも測定対象としてしまい、干渉を受けていないサブフレームがあるにも関わらず、セルの品質が低く測定されてしまうことがあった。
3GPPでは、待受状態にある移動通信デバイス(UE)18に対して、セル環境(圏外の検出など)を測定するためにMinimization of Drive Test (MDT)が導入されている。MDTは、待受状態にある移動通信デバイス(UE)18が特定の時刻や、圏外を検出したときに、移動通信デバイス(UE)18が存在する場所でRSRPやRSRQを測定する動作である。しかし、上記したように、待受状態にある移動通信デバイス(UE)18では、RLM測定制限及びRRM 測定制限が起動できない。
このため、移動通信デバイス(UE)18がMDTで取得する測定データ(RSRP/RSRQ)は実際の状況を反映したものにはなっていなかった。即ち、干渉を受けないサブフレームを使用すれば良好な受信環境であるにも拘わらず、干渉を受けるサブフレームも含めて測定してしまうため実際よりも受信状況は悪いと判定されてしまう。また、現状のMDTでは、設定されたABSパターンが本当に干渉を回避しているかどうかを示すデータの取得が不可能であった。
本実施形態にかかる発明は、ABSが設定されている与干渉セル(Aggressor cell)、もしくは、ABSが提供されている被干渉セル(Victim cell)配下で、MDT ログ情報を正確に取得することにある。
即ち、本実施形態にかかる発明は、待受状態の移動通信デバイス(UE)18であっても、ABSを考慮した正しいMDTログ情報を取得する手段を提供する。また、移動通信デバイス(UE)18が取得するMDTログ情報には、現状、ABS情報が加味されていない。また、MDTログ情報は、測定ポイントの正確な情報を含んでいないのが実情である。
上記した点を改善するために、本発明の実施形態に係る基地局(eNB)12は、報知情報(System Information Block)の中に、ABS/nonABS情報(ABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方、以下も同様とする)を含める。ここで、本発明に係るABS/nonABS情報は、例えばMDTにおいて RSRP/RSRQ(RSRP及びRSRQの少なくとも一方、以下も同様とする)の測定で使用するサブフレームパターンが設定された情報である。サブフレームパターンは、具体的には、3GPPで定義されているmeasSubframePatternPCell(Serving Cell用測定サブフレームパターン)、及び、measSubframePatternConfigNeigh (Neighbour Cell用測定サブフレームパターン)を用いてもよい。すなわち、移動通信デバイス(UE)18のMDT測定で使用する各サブフレームを示すビット列によって構成されている(3GPP上、これらの情報要素(IE)に設定されるパターンは必ずしもABS Patternである必要はない)。
本発明の実施形態では、例えば、以下の4つのパターンのうちの少なくとも一つを報知情報(System Information Block)として報知する。
- ABS用
・measSubframePatternPCell(Serving Cell用測定サブフレームパターン)
・measSubframePatternConfigNeigh (Neighbour Cell用測定サブフレームパターン)
- nonABS用
・measSubframePatternPCell2(Serving Cell用測定サブフレームパターン)
・measSubframePatternConfigNeigh2 (Neighbour Cell用測定サブフレームパターン)
移動通信デバイス(UE)18は既存の報知情報 (System Information Block)取得時に、上記ABS情報又はnon ABS情報を合わせて取得する。
移動通信デバイス(UE)18はMDTログ情報の取得を行うとき、上記報知情報 (System Information Block)から取得したABS/nonABS情報(measSubframePatternPCell、measSubframePatternConfigNeigh、measSubframePatternPCell2、measSubframePatternConfigNeigh2)を使用する。即ち、移動通信デバイス(UE)18は測定条件の情報で示されたサブフレーム(Subframe)のみを測定対象とする。
移動通信デバイス(UE)18は、測定した情報を、既存の測定結果とは別に保存する。また、移動通信デバイス(UE)18は、サービングセル(Serving Cell)に関する測定結果と、隣接セル(Neighbour Cell)に関する測定結果を個別に保存する。
図2を参照して、マクロセル10を管理する基地局(eNB)12から送信される測定パターンの一例について説明する。マクロセル10内には、ピコセル14及び当該ピコセル14に隣接した隣接セル24が存在しているものとする。更に、移動通信デバイス(UE)18はピコセル14内に在圏し、当該ピコセル14をサービングセルとしているものとする。また、マクロセル10は与干渉セル(Aggressor Cell)であり、ピコセル14及び隣接セル24は干渉を受ける被干渉セル(Victim Cell)であるものとする。
図2は、与干渉セルであるマクロセル10を規定する基地局(eNB)12のダウンリンクフレームを示しており、図示されたフレームには、サブフレーム(Subframe#0〜#9)が含まれている。基地局(eNB)12は奇数のサブフレーム#1,#3,#5,#7,#9をABS(Almost Blank Subframe)としている。即ち、基地局(eNB)12はデータの無い各ABS#1,#3,#5,#7,#9に測定パターン情報を配置する。この場合、測定パターン情報は、例えば、ABS/nonABS情報により指定されるサブフレームに配置された所定ビット数(例えば、40ビット)の特定ビットパターンによって構成できる。
具体的には、測定サブフレームパターン情報はSystem Information Blockタイプ1に含まれる以下の少なくとも一つによって送信される。
- measSubframePatternPCellの奇数のサブフレーム(Subframe)にBit 1を設定(即ち、サービングセル(Serving Cell)のサブフレーム#1,#3,#5,#7,#9等に測定サブフレームパターンを構成するビットを設定する)
- measSubframePatternConfigNeighの奇数のサブフレーム(Subframe)にBit 1を設定(即ち、隣接セル(Neighbour Cell)のサブフレーム#1,#3,#5,#7,#9等に測定サブフレームパターンを構成するビットを設定する)
- measSubframePatternPCell2の偶数のサブフレーム(Subframe)にBit 1を設定(即ち、Serving Cellのサブフレーム#0,#2,#4,#6,#8等に測定サブフレームパターンを構成するビットを設定する)
- measSubframePatternConfigNeigh2の偶数のサブフレーム(Subframe)にBit 1を設定(Neighbour Cellのサブフレーム#0,#2,#4,#6,#8等に測定サブフレームパターンを構成するビットを設定する)
一方、ピコセル14に在圏している移動通信デバイス(UE)18は、measSubframePatternPCell、measSubframePatternConfigNeighにより干渉を受けていない奇数のサブフレーム(Subframe#1,#3,#5,#7,#9)を示す測定サブフレームパターンを受信すると、これら奇数のサブフレームでRSRP/RSRQの測定を行う。このように、干渉を受けていないサブフレームのみでRSRP/RSRQが測定される。更に、ピコセル14)に在圏している移動通信デバイス(UE)18は、measSubframePatternPCell2、measSubframePatternConfigNeigh2により干渉を受けているサブフレーム(Subframe)のみでRSRP/RSRQをそれぞれ測定することも可能である。また、移動通信デバイス(UE)18は上記した2つの方法を併用してRSRP/RSRQを測定しても良い。
この実施形態で用いられる上記4つの測定サブフレームパターンはそれぞれ異なるパターンを設定することも可能である。即ち、サービングセル(Serving Cell)と隣接セル(Neighbour Cell)で異なるABSパターンを設定していても良い。
移動通信デバイス(UE)18は、基地局(eNB)12にMDTログ情報を報告するとき、上記で保存した測定データを報告する(測定していないものについては報告に含めない)。また、合わせて、ABS/nonABS情報(measSubframePatternPCell、measSubframePatternConfigNeigh、measSubframePatternPCell2、measSubframePatternConfigNeigh2)もMDTログ情報に含めることができる。
図3を参照して、上記した一実施形態の基地局(eNB)12及び移動通信デバイス(UE)18の動作を説明する。
まず、基地局(eNB)12は測定サブフレームパターンを決定し(ステップS1)、続いて、報知情報(System Information Block)に含ませるABS及び/又はnonABS情報を選択する(ステップS2)。選択されたABS/nonABS情報に応じて、基地局(eNB)12は測定サブフレームパターンに応じて、ABS/nonABS情報を各サブフレームに位置づけ、報知情報(System Information Block)として移動通信デバイス(UE)18に送信する(ステップS3)。
移動通信デバイス(UE)18は、基地局(eNB)12から報知情報(System Information Block)を受信すると(ステップSS1)、ステップSS2において待受状態か否かを判定する。待受状態でない場合(SS2:No)、移動通信デバイス(UE)18は、通常の処理を行う(ステップSS7)。
待受状態である場合(SS2:Yes)、移動通信デバイス(UE)18は、ABS/nonABS情報を検出する(ステップSS3)。複数のサブフレームのABS/nonABS情報を示す測定サブフレームパターンを取得すると(ステップSS4)、移動通信デバイス(UE)18はABS/nonABS情報で指定されたサブフレームにおいてMDT測定を行う(ステップSS5)。
続いて、移動通信デバイス(UE)18は測定結果をあらわすMDTログ情報を基地局(eNB)12に送信する(ステップSS6)。
移動通信デバイス(UE)18からMDTログ情報を受信すると、基地局(eNB)12はMDTログ情報を分析して、ネットワークの運行状況を把握して、自動的に最適化する処理を行う(ステップS4)。
図4を参照すると、3GPP TS36.331で定義されているMDTログ情報が示されている。
上記の情報を受信した基地局(eNB)12は、例えば、ABSのみで測定されたRSRPが良好で、RSRQが低かった場合、このABSパターンが他のセルから干渉を受けていると判断する。この結果、基地局(eNB)12はABSの設定を変更することにより、ABS パターンの最適化を行うことができる。また、nonABSのみで測定されたRSRP/RSRQが共に良好であり、ABSパターンのみで測定されたRSRP/RSRQも共に良好である場合、基地局(eNB)12はABSを停止することが可能になる。
図5を参照して、図3に示された動作を行う一実施形態の基地局(eNB)12の構成について説明する。
図示された基地局(eNB)12は、処理部30、記憶部32、及びトランシーバ34を備え、トランシーバ34はアンテナ36に接続されると共に、コアネットワーク38に接続されている。
記憶部32は、OS及び本発明に係るMDT用基地局プログラムを格納したプログラム格納部321及びデータ格納部322を有している。MDT用基地局プログラムは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク等、非一時的な記録媒体に格納されてもよい。データ格納部322は測定パターンを記憶する測定パターン記憶部、報知情報(System Information Block)及びABS/nonABS情報を記憶する記憶部、及び移動通信デバイス(UE)18から受信したMDTログ情報を記憶する記憶部を備えている。
プログラム格納部321に格納されたOS及びMDT用基地局プログラムにしたがって処理を行う処理部30は、例えばプロセッサで構成される。MDT用基地局プログラムは、プロセッサに図3に示された処理を実行させる。具体的には、処理部30は、ABS/nonABS情報を報知情報(System Information Block)に含ませて送信する。各ABS/nonABS情報の送信の際、処理部30はABS/nonABS情報を選択し、測定サブフレームパターンに応じたビットを選択されたABS/nonABS情報に割り当てて送信する。
即ち、処理部30は、ABS/nonABS情報の選択の際、ABS用として、measSubframePatternPCell 、measSubframePatternConfigNeigh、nonABS用としてmeasSubframePatternPCell2、measSubframePatternConfigNeigh2の4つのうちの少なくとも一つを選択する処理を行う。ABS/nonABS情報を選択した後、処理部30は各サブフレームに測定サブフレームパターンに応じたビットを割り当てる。
割り当てられた測定サブフレームパターンを含むABS/nonABS情報は、報知情報(System Information Block)の一部として処理部30の制御の下に、トランシーバ34及びアンテナ36を介して、送信される。
移動通信デバイス(UE)18からMDTログ情報を受信すると、基地局(eNB)12はMDTログ情報をデータ格納部322に記憶すると共に、MDTに必要な処理を行い、処理結果をコアネットワーク38等に送信する。
図6を参照すると、本発明の一実施形態に係る移動通信デバイス(UE)18の一例が示されている。図示された移動通信デバイス(UE)18は、記憶ユニット62、制御部64、及びアンテナ66を含んでいる。図示された制御部64はスピーカ、イヤホーン、ディスプレイ等に接続されている。一方、記憶ユニット62は、OS及び移動デバイス用プログラムを格納したプログラムメモリ621、MDTログ情報等の測定結果を格納するデータ格納部622を含んでいる。移動デバイス用プログラムは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク等、非一時的な記録媒体に格納されてもよい。
制御部64は、例えばプロセッサで構成される。制御部64は、アンテナ66を通して受信された報知情報(System Information Block)から、プログラムメモリ621に格納された移動デバイス用プログラムに従って、図3に示されたように以下の処理を実行する。制御部64は、ABS/nonABS情報を検出する。ABS/nonABS情報から測定サブフレームパターンが取得されると、制御部64は選択されたABS/nonABS情報においてMDT測定を行う。MDT測定の結果はデータ格納部622に格納される。この場合、サービングセルにおけるMDT測定の結果と、隣接セルにおけるMDT測定の結果は、データ格納部622の個別の領域に格納される。
また、MDT測定の結果であるMDTログ情報は、アンテナ66を介して基地局(eNB)12に報告される。
MDTログ情報を受信した基地局(eNB)12はMDTログ情報を分析して、最適なネットワーク構成であるか否かを判定し、最適なネットワーク構成でなければ、ABS/nonABS情報の変更等を行う。
基地局(eNB)12から送信されるABS/nonABS情報は、被干渉セル、隣接セルに関する情報を含んでおり、且つ、複数のABS/nonABS情報に亘る測定パターンを含んでいる。
このため、移動通信デバイス(UE)18は待受状態にあっても、選択されたサブフレームだけで測定を行うことができる。したがって、移動通信デバイス(UE)18はMDT情報を正確に受信できる。また、測定サブフレームパターンは複数のサブフレームに亘っているため、ABSパターンが干渉を回避できているかどうかを基地局(eNB)12は正確に把握できる。従って、異なるサイズのセルが共存した異種ネットワークに適したMDTを実行できる基地局、移動通信デバイス、及び通信方法を提供することができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
上記の実施形態の一部又は全部は以下の付記のようにも記載されうるが、これらに限定されるものではない。
(付記1)
報知情報(System Information Block)中に、ABS(Almost Blank Subframe)/nonABS情報を含ませると共に、当該ABS/nonABS情報に測定で使用するサブフレームパターンを設定する手段と、
前記測定で使用するサブフレームパターンを前記報知情報として送信する手段を有することを特徴とする異種ネットワーク用基地局。
(付記2)
前記測定パターンは、サービングセル用測定サブフレームパターン及び隣接セル用測定サブフレームパターンの少なくとも一方であることを特徴とする異種ネットワーク用基地局。
(付記3)
前記測定パターンは前記ABS情報に含まれていることを特徴とする異種ネットワーク用基地局。
(付記4)
前記測定パターンは前記nonABS情報に含まれていることを特徴とする異種ネットワーク用基地局。
(付記5)
前記ABS情報は、measSubframePatternPCell及びmeasSubframePatternConfigNeighの少なくとも一方であることを特徴とする異種ネットワーク用基地局。
(付記6)
前記nonABS情報は、measSubframePatternPCell2及びmeasSubframePatternCongfigNeigh2の少なくとも一方であることを特徴とする異種ネットワーク用基地局。
(付記7)
更に、前記測定パターンに対する応答として、MDT(Minimization Drive Tests)情報を受信する手段を含むことを特徴とする異種ネットワーク用基地局。
(付記8)
前記MDT情報はMDTログ情報であることを特徴とする異種ネットワーク用基地局。
(付記9)
ABS(Almost Blank Subframe)情報を含む報知情報を受信する手段と、
待受状態において、前記報知情報から測定で使用するサブフレームパターンを検出する手段と、
前記測定で使用するサブフレームパターンを検出して、前記報知情報を測定する手段と、
前記測定の結果を測定データとして保存する保存手段と、
前記測定データを送信する手段を有することを特徴とする移動通信デバイス。
(付記10)
前記測定データはMDTログ情報として送信されることを特徴とする移動通信デバイス。
(付記11)
前記測定データはABS測定データ及びnonABS測定データの少なくとも一方を含んでいることを特徴とする移動通信デバイス。
(付記12)
前記MDTログ情報はABS/nonABS情報を含んでいることを特徴とする移動通信デバイス。
(付記13)
前記保存手段は、前記測定データ及び前記ABS/nonABS情報をログリストとして保存することを特徴とする移動通信デバイス。
(付記14)
異種ネットワークに用いられる基地局と移動通信デバイスとの間の通信方法であって、
前記基地局は、報知情報(System Information Block)にABS/nonABS情報を含ませ、当該ABS/nonABS情報を測定で使用するサブフレームパターンとして送信し、
前記移動通信デバイスは、
待受状態において、前記ABS/nonABS情報を含む前記報知情報を受信して、前記測定で使用するサブフレームパターンを検出して、測定を開始し測定の結果を測定データとして保存する保存すると共に、
前記測定データを前記基地局に送信することを特徴とする通信方法。
(付記15)
報知情報(System Information Block)にABS/nonABS情報を含ませ、当該ABS/nonABS情報を測定で使用するサブフレームパターンとして生成する処理と、
前記測定パターンを送信する処理をプロセッサに実行させることを特徴とする基地局用コンピュータプログラム。
(付記16)
ABS/nonABS情報を含む報知情報を受信する処理と、前記ABS/nonABS情報から測定で使用するサブフレームパターンを取得する処理と、前記測定で使用するサブフレームパターンを取得すると、待受状態において前記報知情報のMDT測定を行う処理と、
前記MDT測定の結果を測定データとして保存する保存する処理、及び、
前記測定データを前記基地局に送信する処理をプロセッサに実行させることを特徴とする移動通信デバイス用コンピュータプログラム。
この出願は、2014年5月16日に出願された日本出願特願2014−102137を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 マクロセル
12 基地局(eNB)
14 ピコセル
16 基地局(HeNB)
18 移動通信デバイス(UE)
22 隣接基地局
24 隣接セル
30 処理部
32 記憶部
321 プログラム格納部
322 データ格納部
34 トランシーバ
36 アンテナ
38 コアネットワーク
62 記憶ユニット
621 プログラムメモリ
622 データ格納部
64 制御部
66 アンテナ

Claims (10)

  1. 報知情報(System Information Block)中に、ABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含ませると共に、当該ABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方にMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを設定する制御手段と、
    前記測定で使用するサブフレームパターンを前記報知情報に含めて送信する送信手段を有することを特徴とする異種ネットワーク用基地局。
  2. 前記制御手段は、サービングセル用サブフレームパターン及び隣接セル用サブフレームパターンの少なくとも一方をABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方に設定することを特徴とする請求項1記載の異種ネットワーク用基地局。
  3. 前記制御手段は、measSubframePatternPCell、measSubframePatternConfigNeigh、measSubframePatternPCell2及びmeasSubframePatternCongfigNeigh2の少なくとも一つをABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方に設定することを特徴とする請求項2記載の異種ネットワーク用基地局。
  4. ABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含む報知情報(System Information Block)を受信する手段と、
    待受状態において、前記報知情報からMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを検出し、
    前記測定で使用するサブフレームパターンを検出して、前記サブフレームパターンに従って測定し、
    前記測定データを送信する制御手段と、
    前記測定の結果を測定データとして保存する保存する保存手段を有することを特徴とする移動通信デバイス。
  5. 前記制御手段は、前記測定データとして、MDTログ情報を送信することを特徴とする請求項4記載の移動通信デバイス。
  6. 異種ネットワークに用いられる基地局と移動通信デバイスとの間の通信方法であって、
    前記基地局は、報知情報(System Information Block)中に、ABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含ませ、当該ABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方にMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを設定して送信し、
    前記移動通信デバイスは、
    待受状態において、前記ABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含む前記報知情報を受信して、前記測定で使用するサブフレームパターンを検出して、測定を開始し測定の結果を測定データとして保存すると共に、
    前記測定データを前記基地局に送信することを特徴とする通信方法。
  7. 報知情報(System Information Block)中に、ABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含ませると共に、当該ABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方にMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを設定し、
    前記測定で使用するサブフレームパターンを前記報知情報に含めて送信することを特徴とする異種ネットワーク用基地局の通信方法。
  8. ABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含む報知情報(System Information Block)を受信し、
    待受状態において、前記報知情報からMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを検出し、
    前記測定で使用するサブフレームパターンを検出して、測定し、
    前記測定の結果を測定データとして保存し、
    前記測定データを送信することを特徴とする移動通信デバイスの通信方法。
  9. 報知情報(System Information Block)にABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含ませ、当該ABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方にMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを設定する処理と、
    前記測定で使用するサブフレームパターンを送信する処理をプロセッサに実行させることを特徴とする基地局用コンピュータプログラムを格納した非一時的な記録媒体。
  10. ABS(Almost Blank Subframe)情報及びnonABS情報の少なくとも一方を含む報知情報(System Information Block)を受信する処理と、前記ABS情報及びnonABS情報の少なくとも一方からMDT(Minimization Drive Tests)測定で使用するサブフレームパターンを取得する処理と、
    前記測定で使用するサブフレームパターンを取得すると、待受状態において前記サブフレームパターンに従ってMDT測定を行う処理と、
    前記MDT測定の結果を測定データとして保存する処理、及び、
    前記測定データを前記基地局に送信する処理をプロセッサに実行させることを特徴とする移動通信デバイス用コンピュータプログラムを格納した非一時的な記録媒体。
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