JPWO2015173905A1 - 暗号装置及び記憶システム及び復号装置及び暗号方法及び復号方法及び暗号プログラム及び復号プログラム - Google Patents

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Abstract

暗号装置(100)において、分割部(130)は、同じ鍵を使用して暗号化するブロックの数を処理単位として決定し、第2入力部(120)から入力された平文データを当該処理単位で分割する。暗号部(150)は、第1入力部(110)から入力された共通鍵から、分割部(130)での平文データの分割数Nと同じ数の互いに異なる処理鍵1〜Nを生成し、分割部(130)で決定された処理単位ごとに、生成した同じ処理鍵I(I=1,2,・・・,N)を使用して、第2入力部(120)から入力された平文データの各ブロックをブロック暗号Fにより暗号化することで、暗号化データを生成する。

Description

本発明は、暗号装置及び記憶システム及び復号装置及び暗号方法及び復号方法及び暗号プログラム及び復号プログラムに関するものである。本発明は、例えば、共通鍵暗号方式における低遅延処理可能な暗号化及び復号の技術に関するものである。
近年、コンピュータ又は通信装置を利用した様々なサービスが提供されている。それらのサービスでは、通信の秘匿又は認証を実現するために、暗号技術を用いていることが多い。暗号方式には、大別して、暗号化及び復号で同じ鍵を使う共通鍵暗号と、秘密鍵及び公開鍵の異なる2種類の鍵を使用する公開鍵暗号とがある。共通鍵暗号では、送受信者間で鍵を共有する方法が課題となる。しかし、共通鍵暗号には、公開鍵暗号に比べて、暗号化及び復号に要する処理量が少ない利点がある。そのため、共通鍵暗号は、多くの分野及び用途で使用されている。
セキュアな記憶装置の読み書き処理等、応答速度が重視されるアプリケーションを実現するために、リアルタイム性を持つ低遅延処理可能な暗号のニーズが高まっている。低遅延処理を実行可能な共通鍵暗号技術がこれまでにもいくつか提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
非特許文献1では、低遅延処理可能な共通鍵暗号アルゴリズムの設計例として、ASIACRYPT・2012にて発表された、低遅延ブロック暗号アルゴリズムPRINCEが提案されている。非特許文献1では、これまでに知られているブロック暗号と比べたPRINCEの安全性が評価されている。しかし、ブロック暗号については、基本的に差分解読法及び線形解読法に対する評価が必要である。非特許文献1では、差分解読法及び線形解読法に対するPRINCEの証明可能安全性は示されていない。
共通鍵暗号アルゴリズムの実装モジュールを外部監視攻撃から守る技術がこれまでにもいくつか提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、共通鍵暗号アルゴリズムに使用する秘密鍵から複数の連続中間鍵を計算し、内部秘密状態及びメッセージ識別子からメッセージ鍵を導出することで、外部監視攻撃に対してセキュリティを提供する技術が提案されている。
特表2013−513312号公報
J. Borghoff, A. Canteaut, T. Guneysu, E. B. Kavun, M. Knezevic, L. R. Knudsen, G. Leander, V. Nikov, C. Paar, C. Rechberger, P. Rombouts, S. S. Thomsen, T. Yalcin, "PRINCE − A Low−latency Block Cipher for Pervasive Computing Applications", Advances in Cryptology − ASIACRYPT 2012, Lecture Notes in Computer Science Volume 7658, 2012, pp 208−225
共通鍵暗号アルゴリズムの設計開発は、各種暗号解読法に対するアルゴリズム単体の安全性を評価し、アルゴリズムの仕様を決定して完了するのが一般的である。実際のシステムに開発したアルゴリズムを利用するために、動作条件や処理性能等の要求条件を考慮した暗号モジュールの開発は別途実施されている。そのため、アルゴリズムを適用するシステムの要求条件が厳しい場合には、暗号モジュールの開発に多くの時間と手間がかかる。場合によっては、予定した暗号アルゴリズムが適用できず、安全性の低い別の暗号アルゴリズムを採用することになる。
暗号アルゴリズムを開発する際に、安全性と処理性能はトレードオフの関係にある。従来、高い安全性と低遅延処理とを同時に効率良く実現する方式は提案されていない。例えば、前述した低遅延ブロック暗号アルゴリズムPRINCEでは、アルゴリズムの要求仕様として、安全性のマージンを一般的なブロック暗号と同等以下とし、内部演算処理を簡略化することで、処理遅延をできる限り小さくする方式が採用されている。
本発明は、例えば、暗号化又は復号の方式において、高い安全性と低遅延処理とを両立させることを目的とする。
本発明の一の態様に係る、平文データをブロック暗号により暗号化する暗号装置は、
同じ鍵を使用して暗号化するブロックの数を処理単位として決定し、前記平文データを当該処理単位で分割する分割部と、
共通鍵から、前記分割部での前記平文データの分割数と同じ数の互いに異なる処理鍵を生成し、前記分割部で決定された処理単位ごとに、生成した同じ処理鍵を使用して、前記平文データの各ブロックを前記ブロック暗号により暗号化することで、暗号化データを生成する暗号部とを備える。
本発明の一の態様に係る、暗号化データをブロック暗号により復号する復号装置は、
同じ鍵を使用して復号するブロックの数を処理単位として決定し、前記暗号化データを当該処理単位で分割する分割部と、
共通鍵から、前記分割部での前記暗号化データの分割数と同じ数の互いに異なる処理鍵を生成し、前記分割部で決定された処理単位ごとに、生成した同じ処理鍵を使用して、前記暗号化データの各ブロックを前記ブロック暗号により復号することで、平文データを生成する復号部とを備える。
本発明では、所定のブロックの数を処理単位として決定し、処理単位ごとに、同じ処理鍵を使用して、平文データ(又は暗号化データ)の各ブロックをブロック暗号により暗号化(又は復号)する。このため、本発明によれば、暗号化(又は復号)の方式において、高い安全性と低遅延処理とを両立させることが可能となる。
実施の形態1に係る暗号装置の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る暗号装置の暗号部の第1構成例を示すブロック図。 実施の形態1に係る暗号装置で処理可能なデータサイズの例を示す表。 実施の形態1に係る暗号装置の暗号部の第2構成例を示すブロック図。 図4の例で使用可能なブロック暗号の構成例を示す図。 実施の形態1に係る暗号装置の暗号部の第3構成例を示すブロック図。 図6の例で使用可能なブロック暗号の構成例を示す図。 実施の形態2に係る復号装置の構成を示すブロック図。 実施の形態3に係る記憶システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る暗号装置及び復号装置及び記憶システムのハードウェア構成の一例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る暗号装置100の構成を示すブロック図である。
暗号装置100は、平文データ(「処理データ」ともいう)をブロック暗号Fにより暗号化する。
図1において、暗号装置100は、第1入力部110、第2入力部120、分割部130、計算部140、暗号部150、出力部160を備える。
第1入力部110は、ブロック暗号Fに使用する共通鍵(「秘密鍵」ともいう)を外部から受け取るインタフェース機能を有する。第1入力部110は、外部から受け取った共通鍵をメモリに保持する。第1入力部110は、メモリに保持した共通鍵を暗号部150に渡す。
このように、第1入力部110は、共通鍵を暗号部150に入力する。
第2入力部120は、ブロック暗号Fにより暗号化する平文データを外部から受け取るインタフェース機能を有する。第2入力部120は、平文データをメモリに保持する。第2入力部120は、メモリに保持した平文データを分割部130及び暗号部150に渡す。
このように、第2入力部120は、平文データを分割部130及び暗号部150に入力する。
分割部130は、暗号部150で使用される暗号アルゴリズム(即ち、ブロック暗号F)の安全性の評価結果から導出される、同じ鍵で処理可能なデータサイズ(即ち、処理単位×ブロック長)を特定する。分割部130は、特定したデータサイズと、第2入力部120から入力された平文データのサイズとから、平文データの分割数N(即ち、平文データを処理単位でグループ分けしたときのグループ数)を演算する。そして、分割部130は、分割数Nを計算部140及び暗号部150に通知する。
このように、分割部130は、同じ鍵を使用して暗号化するブロックの数を処理単位として決定し、第2入力部120から入力された平文データを当該処理単位で分割する。処理単位は、ブロック暗号Fの構成(例えば、S−boxサイズ、層数、ブロック長)に応じて分割部130で適宜決定される。或いは、処理単位は、ブロック暗号Fの構成に応じて予め指定され、指定されたものが分割部130で採用される。或いは、処理単位は、ブロック暗号Fの構成に応じて上限が予め指定され、分割部130で上限以下に設定される。後述するように、処理単位は、ブロック暗号Fの平均差分確率又は平均線形確率に応じて決定されることが望ましい。特に、ブロック暗号Fの平均差分確率又は平均線形確率の逆数を処理単位として決定することで、安全性を確保しながら、暗号化処理を最適化することができる。
計算部140は、分割部130から通知された分割数Nと、第2入力部120から入力された平文データのアドレス情報とから、分割された平文データのブロック群1〜Nのそれぞれに含まれる各ブロックのデータアドレスを特定する。計算部140は、特定したデータアドレスと、そのデータアドレスに対応するブロックが属するブロック群の情報とを暗号部150に渡す。
このように、計算部140は、平文データの各ブロックのデータアドレスを計算する。
暗号部150は、処理鍵生成部151、ランダムデータ生成部152、暗号化データ処理部153を有する。
処理鍵生成部151は、第1入力部110から共通鍵を受け取り、分割部130から通知された分割数Nと同じ数の処理鍵(「事前生成鍵」ともいう)1〜Nを生成する。そして、処理鍵生成部151は、処理鍵1〜Nをランダムデータ生成部152に渡す。
このように、処理鍵生成部151は、第1入力部110から入力された共通鍵から、分割部130での平文データの分割数Nと同じ数の互いに異なる処理鍵1〜Nを生成する。例えば、処理鍵生成部151は、第1入力部110から入力された共通鍵を使用して、分割部130での平文データの分割数Nと同じ数の互いに異なるデータをブロック暗号Fにより暗号化することで、処理鍵1〜Nを生成する。
ランダムデータ生成部152及び暗号化データ処理部153は、分割部130で決定された処理単位ごとに、処理鍵生成部151で生成された同じ処理鍵I(I=1,2,・・・,N)を使用して、第2入力部120から入力された平文データの各ブロックをブロック暗号Fにより暗号化することで、暗号化データを生成する。
具体的には、まず、ランダムデータ生成部152は、処理鍵生成部151から処理鍵1〜Nを、計算部140からデータアドレスとブロック群の情報とを受け取る。ランダムデータ生成部152は、ブロック群Iについて、データアドレスをブロック暗号Fの入力データとし、処理鍵Iをブロック暗号Fの鍵データとして暗号処理を実行する。そして、ランダムデータ生成部152は、ブロック暗号Fの出力データであるランダムデータを暗号化データ処理部153に渡す。
このように、ランダムデータ生成部152は、分割部130で決定された処理単位ごとに、処理鍵生成部151で生成された同じ処理鍵Iを使用して、計算部140で計算された各ブロックのデータアドレスをブロック暗号Fにより暗号化する。
次に、暗号化データ処理部153は、ランダムデータ生成部152からランダムデータを、第2入力部120から平文データを受け取り、所定の演算を実行する。暗号化データ処理部153は、演算結果である暗号化データを出力部160に渡す。
このように、暗号化データ処理部153は、ランダムデータ生成部152で暗号化された各ブロックのデータアドレスと、第2入力部120から入力された平文データの各ブロックとから、暗号化データを生成する。例えば、暗号化データ処理部153は、ランダムデータ生成部152で暗号化された各ブロックのデータアドレスと、第2入力部120から入力された平文データの各ブロックとの排他的論理和を計算し、計算結果を暗号化データとして出力する。
出力部160は、暗号化データ処理部153から暗号化データを受け取る。出力部160は、この暗号化データを外部に提供するインタフェース機能を有する。
このように、出力部160は、暗号部150で生成された暗号化データを出力する。
本実施の形態では、平文データを分割し、その分割の単位(即ち、処理単位)ごとに、ブロック暗号Fに使用する処理鍵を変更することで、解読を困難にしている。ブロック暗号Fとしては、低遅延処理可能な暗号アルゴリズムを適用することができる。したがって、本実施の形態によれば、高い安全性と低遅延処理とを両立させることができる。
ブロック暗号Fには、MISTY(登録商標)、KASUMI等、差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を有する暗号アルゴリズムを適用することが望ましい。ブロック暗号Fが差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を有していれば、ブロック暗号Fの平均差分確率(又は平均線形確率)の逆数と同じ個数のブロックを処理単位として設定することで、安全性を確保することが可能となる。例えば、ブロック暗号Fの平均差分確率が2−24であれば、224個のブロックが処理単位となる。なお、ブロック暗号Fの平均差分確率(又は平均線形確率)の逆数よりも少ない個数のブロックを処理単位として設定してもよい。即ち、ブロック暗号Fの平均差分確率(又は平均線形確率)の逆数を処理単位の上限として用いてもよい。例えば、ブロック暗号Fの平均差分確率が2−24であれば、223個又はそれより少ない個数のブロックが処理単位となってもよい。
上記のように、ブロック暗号Fには、差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を有する暗号アルゴリズムを適用することが望ましいが、AES(Advanced・Encryption・Standard)等、その他の暗号アルゴリズムを適用することもできる。その場合、ある程度の安全性が期待できる個数のブロックを処理単位として設定すればよい。例えば、1ブロックのビット数L(即ち、ブロック長)の半分を指数とする2の累乗(即ち、2L/2)個のブロックを処理単位又は処理単位の上限として設定することができる。AESを使用する場合は、ブロック長が128ビットであるため、264個又はそれより少ない個数のブロックが処理単位となる。
図2は、暗号部150の第1構成例を示すブロック図である。図3は、暗号装置100で処理可能なデータサイズの例を示す表である。
処理鍵生成部151では、共通鍵から処理鍵を生成する際に、処理鍵から元の共通鍵を推測できないアルゴリズムを用いることが必要である。そのようなアルゴリズムとしては様々な選択肢があるが、例えば、ランダムデータ生成部152と同じ暗号アルゴリズム(即ち、ブロック暗号F)を用いることができる。
図2の例において、処理鍵生成部151は、共通鍵Kを鍵データとして使用し、ブロック暗号Fに1,2,・・・,x−1の互いに異なる入力データを与えることで、互いに異なる処理鍵K,K,・・・,Kx−1を生成する。この例では、ブロック暗号Fに、差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を有する暗号アルゴリズムを適用しているものとする。そのような暗号アルゴリズムを処理鍵の生成に用いることで、処理鍵についても、差分解読法及び線形解読法に対する安全性を確保することが可能となる。
図3の例のように、1つの処理鍵で処理可能なデータサイズは、ブロック暗号Fの構成によって変化する。ブロック暗号Fの鍵長が128ビットであることを想定した場合、図2の例では、(c)ブロック長が128ビットとなるブロック暗号Fの構成を使用することができる。例えば、(a)S−boxサイズが8ビットと8ビットとの組み合わせ、(b)層数が4、(c)ブロック長が128ビットとなるブロック暗号Fの構成を使用したとすると、(d)平均差分確率及び平均線形確率は2−96となるため、処理単位又は処理単位の上限は296となる。よって、(e)同じ処理鍵で処理可能なデータサイズは2100バイト(=296×128ビット)となる。処理鍵がブロック暗号Fにより生成されるため、同じ共通鍵から生成可能な処理鍵の数も296個となる。よって、(f)全体で処理可能なデータサイズは2196バイト(=296×2100バイト)、(g)128ビットの処理鍵を格納するために全体で必要なメモリサイズは2100バイト(=296×128ビット)となる。なお、図2の例では、ブロック暗号Fの構成として、別の構成を使用することもできる。ブロック暗号Fの鍵長も128ビットに限定されるものではない。
このように、処理鍵生成部151がブロック暗号Fにより処理鍵K,K,・・・,Kx−1を生成する場合、全体で処理可能なデータサイズを設定することが可能となる。第2入力部120から入力される平文データのサイズが全体で処理可能なデータサイズを超える場合は、追加の共通鍵K’を第1入力部110から入力すればよい。追加の共通鍵K’を用いて、平文データの全体で処理可能なデータサイズを超える部分を暗号化することで、その部分についても安全性が確保される。
図2の例において、1つの処理鍵で処理可能なデータサイズがnブロックであった場合、ランダムデータ生成部152は、処理鍵生成部151で生成された処理鍵Kを鍵データとして使用し、ブロック暗号Fにデータアドレスad,ad,・・・,adを与えることで、データアドレスad,ad,・・・,adに対応するランダムデータを生成する。ランダムデータ生成部152は、処理鍵生成部151で生成された処理鍵Kを鍵データとして使用し、ブロック暗号Fにデータアドレスadn+1,adn+2,・・・,ad2nを与えることで、データアドレスadn+1,adn+2,・・・,ad2nに対応するランダムデータを生成する。ランダムデータ生成部152は、以降のデータアドレスについても同様に、nブロックごとに1つの処理鍵を使用してランダムデータを生成する。
図2の例において、暗号化データ処理部153は、ランダムデータ生成部152で生成されたランダムデータと、対応する平文データのブロックとの排他的論理和を演算する。暗号化データ処理部153は、演算結果C,C,・・・,C(x−1)n+1を暗号化データとして出力する。
全てのアドレスのデータを暗号化した後で、一部のアドレスのデータのみが変更された場合、ランダムデータ生成部152は、暗号化データのメモリマップ170から、データが変更されたアドレスを特定する。暗号化データ処理部153は、ランダムデータ生成部152で特定されたアドレスのみについて、ランダムデータと、対応する平文データのブロック(即ち、変更されたデータ)との排他的論理和を演算すればよい。よって、低遅延処理を実現することが可能となる。
図4は、暗号部150の第2構成例を示すブロック図である。図5は、図4の例で使用可能なブロック暗号Fの構成例を示す図である。
図2の例では、ブロック暗号Fの鍵長とブロック長とが同じ場合を想定しているが、ブロック暗号Fの鍵長とブロック長とが異なっていてもよい。例えば、鍵長がブロック長の2倍であってもよい。
図4の例において、処理鍵生成部151は、共通鍵Kを部分鍵Ka,Kbに分割する。処理鍵生成部151は、部分鍵Ka,Kbをそれぞれ鍵データとして使用し、ブロック暗号Fに1,2,・・・,x−1の互いに異なる入力データを与えることで、互いに異なる処理鍵K,K,・・・,Kx−1を生成する。例えば、処理鍵生成部151は、部分鍵Ka,Kbをそれぞれ鍵データとして使用し、ブロック暗号Fに1を入力することで、鍵K1a,K1bを得る。そして、処理鍵生成部151は、鍵K1a,K1bを連結することで、処理鍵Kを生成する。この例でも、ブロック暗号Fに、差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を有する暗号アルゴリズムを適用しているものとする。
ブロック暗号Fの鍵長が128ビットであることを想定した場合、図4の例では、図5の例のように、ブロック長が64ビットとなるブロック暗号Fの構成を使用することができる。図5の例では、8ビット単位のS−boxが使用されている。S−box単体の平均差分確率及び平均線形確率はそれぞれ2−6となる。内部関数Fiの構成が差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を有する構成であることから、内部関数Fi単体の平均差分確率及び平均線形確率はそれぞれ2−12となる。同様に、内部関数Foの構成が差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を有する構成であることから、内部関数Fo単体の平均差分確率及び平均線形確率はそれぞれ2−24となる。ブロック暗号Fの構成も差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を有する構成であることから、ブロック暗号F全体の平均差分確率及び平均線形確率はそれぞれ2−48となる。図3を参照すると、図5の例では、(a)S−boxサイズが8ビットと8ビットとの組み合わせ、(b)層数が3、(c)ブロック長が64ビットとなるブロック暗号Fの構成が使用されていることになり、(d)平均差分確率及び平均線形確率は2−48となるため、処理単位又は処理単位の上限は248となる。よって、(e)同じ処理鍵で処理可能なデータサイズは251バイト(=248×64ビット)となる。処理鍵がブロック暗号Fにより生成されるため、同じ共通鍵から生成可能な処理鍵の数も248個となる。よって、(f)全体で処理可能なデータサイズは299バイト(=248×251バイト)、(g)128ビットの処理鍵を格納するために全体で必要なメモリサイズは252バイト(=248×128ビット)となる。なお、図4の例では、ブロック暗号Fの構成として、図5の例とは異なる構成を使用することもできる。ブロック暗号Fの鍵長も128ビットに限定されるものではない。
図6は、暗号部150の第3構成例を示すブロック図である。図7は、図6の例で使用可能なブロック暗号Fの構成例を示す図である。
図4の例では、ブロック暗号Fの鍵長がブロック長の2倍であるが、例えば、鍵長がブロック長の3倍であってもよい。
図6の例において、処理鍵生成部151は、共通鍵Kを部分鍵Ka,Kb,Kcに分割する。処理鍵生成部151は、部分鍵Ka,Kb,Kcをそれぞれ鍵データとして使用し、ブロック暗号Fに1,2,・・・,x−1の互いに異なる入力データを与えることで、互いに異なる処理鍵K,K,・・・,Kx−1を生成する。例えば、処理鍵生成部151は、部分鍵Ka,Kb,Kcをそれぞれ鍵データとして使用し、ブロック暗号Fに1を入力することで、鍵K1a,K1b,K1cを得る。そして、処理鍵生成部151は、鍵K1a,K1b,K1cを連結することで、処理鍵Kを生成する。この例でも、ブロック暗号Fに、差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を有する暗号アルゴリズムを適用しているものとする。
ブロック暗号Fの鍵長が192ビットであることを想定した場合、図6の例では、図7の例のように、ブロック長が64ビットとなるブロック暗号Fの構成を使用することができる。図7の例では、7ビット単位のS−boxと9ビット単位のS−boxとが使用されている。7ビット単位のS−box単体の平均差分確率及び平均線形確率はそれぞれ2−6となる。9ビット単位のS−box単体の平均差分確率及び平均線形確率はそれぞれ2−8となる。内部関数Fiの構成が差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を有する構成であることから、内部関数Fi単体の平均差分確率及び平均線形確率はそれぞれ2−14となる。同様に、内部関数Foの構成が差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を有する構成であることから、内部関数Fo単体の平均差分確率及び平均線形確率はそれぞれ2−28となる。ブロック暗号Fの構成も差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を有する構成であることから、ブロック暗号F全体の平均差分確率及び平均線形確率はそれぞれ2−56となる。図3を参照すると、図7の例では、(a)S−boxサイズが7ビットと9ビットとの組み合わせ、(b)層数が3、(c)ブロック長が64ビットとなるブロック暗号Fの構成が使用されていることになり、(d)平均差分確率及び平均線形確率は2−56となるため、処理単位又は処理単位の上限は256となる。よって、(e)同じ処理鍵で処理可能なデータサイズは259バイト(=256×64ビット)となる。処理鍵がブロック暗号Fにより生成されるため、同じ共通鍵から生成可能な処理鍵の数も256個となる。よって、(f)全体で処理可能なデータサイズは2115バイト(=256×259バイト)となる。図3には示していないが、192ビットの処理鍵を格納するために全体で必要なメモリサイズは約261バイト(正確には、1.5×260バイト≒256×192ビット)となる。なお、図6の例では、ブロック暗号Fの構成として、図7の例とは異なる構成を使用することもできる。ブロック暗号Fの鍵長も192ビットに限定されるものではない。
使用するブロック暗号Fの内部構成を変更すると、ブロック暗号F単体の安全性に影響が出る。しかし、図4,6の例のように、処理鍵を安全なデータサイズ単位で変更することにより、システム全体としての安全性を確保することができる。
図2の例では、ランダムデータ生成部152で使用する暗号アルゴリズムが差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性が確保できる構成になっている。図4,6の例のように、入出力インタフェースは同じであっても、システムの要求処理性能によって、内部のアルゴリズムの構成を変更することにより、低遅延処理可能なアルゴリズムに対応することが可能となる。図4,6の例では、差分解読法及び線形解読法に対するブロック暗号Fの安全性が異なるが、システム全体としては、1つの処理鍵で処理可能なデータサイズを変えることで、安全性を確保することが可能である。
図4,6の例では、ブロック暗号Fの最上位層の段数がそれぞれ3段と4段で異なっている。また、内部関数Fiで使用するS−boxが8ビットの1種類と7ビット及び9ビットの2種類で異なっている。この差異により、図4の例の方が、より低遅延で処理可能である。このようなブロック暗号Fの構成の差異により、システム全体で要求される処理性能と処理鍵の格納に必要なメモリサイズとのトレードオフをとることで、低遅延処理可能なシステムを実現しつつ、全体での安全性が低下しないようなシステムを実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る暗号装置100は、暗号アルゴリズム単体の数値的に評価された安全性から単一の鍵で安全性が確保できる処理データの分割数を決定する。暗号装置100は、低遅延処理可能な暗号方式に使用する秘密鍵から、決定した分割数と同じ数の処理鍵を生成する。暗号装置100は、処理データのデータアドレスを計算する。暗号装置100は、証明可能安全性を有する暗号アルゴリズムを用いて、処理データに対応したランダムデータを、対応する処理鍵によって生成する。暗号装置100は、処理データとランダムデータとから暗号化データを生成する。そして、暗号装置100は、暗号化データを出力する。
本実施の形態によれば、暗号アルゴリズムの構成を簡略化することで、低遅延処理可能な暗号方式を実現しつつ、暗号方式全体での安全性を確保することが可能になる。即ち、低遅延処理と安全性の確保とを同時に実現することができる。
実施の形態2.
図8は、本実施の形態に係る復号装置200の構成を示すブロック図である。
復号装置200は、暗号化データをブロック暗号Fにより復号する。ブロック暗号Fについては、実施の形態1のものと同じである。
図8において、復号装置200は、第1入力部210、第2入力部220、分割部230、計算部240、復号部250、出力部260を備える。
第1入力部210、第2入力部220、分割部230、計算部240、復号部250、出力部260は、それぞれ実施の形態1に係る暗号装置100の第1入力部110、第2入力部120、分割部130、計算部140、暗号部150、出力部160に対応する機能を有する。
第1入力部210は、共通鍵を復号部250に入力する。
第2入力部220は、暗号化データを分割部230及び復号部250に入力する。
分割部230は、同じ鍵を使用して暗号化するブロックの数を処理単位として決定し、第2入力部220から入力された暗号化データを当該処理単位で分割する。処理単位については、実施の形態1のものと同じである。
計算部240は、暗号化データの各ブロックのデータアドレスを計算する。
復号部250は、処理鍵生成部251、ランダムデータ生成部252、復号データ処理部253を有する。
処理鍵生成部251、ランダムデータ生成部252、復号データ処理部253は、実施の形態1に係る暗号装置100の処理鍵生成部151、ランダムデータ生成部152、暗号化データ処理部153に対応する機能を有する。
処理鍵生成部251は、第1入力部210から入力された共通鍵から、分割部230での暗号化データの分割数Nと同じ数の互いに異なる処理鍵1〜Nを生成する。例えば、処理鍵生成部251は、第1入力部210から入力された共通鍵を使用して、分割部230での暗号化データの分割数Nと同じ数の互いに異なるデータをブロック暗号Fにより暗号化することで、処理鍵1〜Nを生成する。
ランダムデータ生成部252及び復号データ処理部253は、分割部230で決定された処理単位ごとに、処理鍵生成部251で生成された同じ処理鍵I(I=1,2,・・・,N)を使用して、第2入力部220から入力された暗号化データの各ブロックをブロック暗号Fにより復号することで、平文データ(即ち、復号データ)を生成する。
具体的には、ランダムデータ生成部252は、分割部230で決定された処理単位ごとに、処理鍵生成部251で生成された同じ処理鍵Iを使用して、計算部240で計算された各ブロックのデータアドレスをブロック暗号Fにより暗号化する。復号データ処理部253は、ランダムデータ生成部252で暗号化された各ブロックのデータアドレスと、第2入力部220から入力された暗号化データの各ブロックとから、復号データを生成する。例えば、復号データ処理部253は、ランダムデータ生成部252で暗号化された各ブロックのデータアドレスと、第2入力部220から入力された暗号化データの各ブロックとの排他的論理和を計算し、計算結果を復号データとして出力する。
出力部260は、復号部250で生成された復号データを出力する。
本実施の形態では、実施の形態1における暗号化の処理に対応する復号の処理が行われる。したがって、本実施の形態によれば、実施の形態1と同様に、高い安全性と低遅延処理とを両立させることができる。
実施の形態3.
図9は、本実施の形態に係る記憶システム300の構成を示すブロック図である。
図9において、記憶システム300は、実施の形態1と同じ暗号装置100と、実施の形態2と同じ復号装置200とを備える。また、記憶システム300は、耐タンパ装置310、制御装置320、記憶媒体330を備える。
耐タンパ装置310は、共通鍵を記憶する。共通鍵については、実施の形態1,2のものと同じである。
制御装置320は、記憶媒体330にデータを書き込む要求を外部から受けると、そのデータを記憶媒体330に書き込む指令を暗号装置100に送るとともに、耐タンパ装置310から共通鍵を暗号装置100に送る。また、制御装置320は、データを記憶媒体330の特定のアドレスから読み取る要求を外部から受けると、そのアドレスからデータを読み取る指令を復号装置200に送るとともに、耐タンパ装置310から共通鍵を復号装置200に送る。制御装置320は、復号装置200からデータを受け取ると、受け取ったデータを外部に提供する。
記憶媒体330(例えば、ハードディスク)は、暗号化データを記憶する。
暗号装置100と復号装置200は、一体として(例えば、1つの集積回路チップに)実装されることが望ましい。
暗号装置100は、共通鍵とデータ(即ち、平文データ)を記憶媒体330に書き込む指令とを受けると、暗号部150で暗号化データを生成し、暗号化データを記憶媒体330に書き込む。
復号装置200は、共通鍵とデータを記憶媒体330の特定のアドレスから読み取る指令とを受けると、そのアドレスから暗号化データを読み取り、復号部250で平文データを生成し、そのデータを制御装置320に出力する。
記憶媒体330では、全てのアドレスのデータが暗号化されている。しかし、復号部250のランダムデータ生成部252は、制御装置320からの指令で指定されたアドレスからランダムデータを生成することができる。そのため、復号部250の復号データ処理部253は、制御装置320からの指令で指定されたアドレスのみについて、ランダムデータ生成部252で生成されたランダムデータと、記憶媒体330に記憶された暗号化データのブロックとの排他的論理和を演算することで、平文データを復元することができる。したがって、本実施の形態では、記憶媒体330でデータを安全に保管しておくことができるとともに、必要なデータを記憶媒体330から高速に読み取ることができる。
図10は、本発明の実施の形態に係る暗号装置100及び復号装置200及び記憶システム300のハードウェア構成の一例を示す図である。
図10において、暗号装置100及び復号装置200及び記憶システム300は、それぞれコンピュータであり、出力装置910、入力装置920、記憶装置930、処理装置940といったハードウェアを備える。ハードウェアは、暗号装置100及び復号装置200及び記憶システム300の各部(本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するもの)によって利用される。
出力装置910は、例えば、LCD(Liquid・Crystal・Display)等の表示装置、プリンタ、通信モジュール(通信回路等)である。出力装置910は、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものによってデータ、情報、信号の出力(送信)のために利用される。
入力装置920は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、通信モジュール(通信回路等)である。入力装置920は、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものによってデータ、情報、信号の入力(受信)のために利用される。
記憶装置930は、例えば、ROM(Read・Only・Memory)、RAM(Random・Access・Memory)、HDD(Hard・Disk・Drive)、SSD(Solid・State・Drive)である。記憶装置930には、プログラム931、ファイル932が記憶される。プログラム931には、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものの処理(機能)を実行するプログラムが含まれる。ファイル932には、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものによって演算、加工、読み取り、書き込み、利用、入力、出力等が行われるデータ、情報、信号(値)等が含まれる。
処理装置940は、例えば、CPU(Central・Processing・Unit)である。処理装置940は、バス等を介して他のハードウェアデバイスと接続され、それらのハードウェアデバイスを制御する。処理装置940は、記憶装置930からプログラム931を読み出し、プログラム931を実行する。処理装置940は、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものによって演算、加工、読み取り、書き込み、利用、入力、出力等を行うために利用される。
本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものは、「部」を「回路」、「装置」、「機器」に読み替えたものであってもよい。また、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものは、「部」を「工程」、「手順」、「処理」に読み替えたものであってもよい。即ち、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものは、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアは、プログラム931として、記憶装置930に記憶される。プログラム931は、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものとしてコンピュータを機能させるものである。或いは、プログラム931は、本発明の実施の形態の説明において「部」として説明するものの処理をコンピュータに実行させるものである。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、いくつかを組み合わせて実施しても構わない。或いは、これらの実施の形態のうち、いずれか1つ又はいくつかを部分的に実施しても構わない。例えば、これらの実施の形態の説明において「部」として説明するもののうち、いずれか1つのみを採用してもよいし、いくつかの任意の組み合わせを採用してもよい。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
100 暗号装置、110 第1入力部、120 第2入力部、130 分割部、140 計算部、150 暗号部、151 処理鍵生成部、152 ランダムデータ生成部、153 暗号化データ処理部、160 出力部、170 メモリマップ、200 復号装置、210 第1入力部、220 第2入力部、230 分割部、240 計算部、250 復号部、251 処理鍵生成部、252 ランダムデータ生成部、253 復号データ処理部、260 出力部、300 記憶システム、310 耐タンパ装置、320 制御装置、330 記憶媒体、910 出力装置、920 入力装置、930 記憶装置、931 プログラム、932 ファイル、940 処理装置。

Claims (20)

  1. 平文データをブロック暗号により暗号化する暗号装置において、
    同じ鍵を使用して暗号化するブロックの数を処理単位として決定し、前記平文データを当該処理単位で分割する分割部と、
    共通鍵から、前記分割部での前記平文データの分割数と同じ数の互いに異なる処理鍵を生成し、前記分割部で決定された処理単位ごとに、生成した同じ処理鍵を使用して、前記平文データの各ブロックを前記ブロック暗号により暗号化することで、暗号化データを生成する暗号部と
    を備えることを特徴とする暗号装置。
  2. 前記平文データの各ブロックのデータアドレスを計算する計算部
    をさらに備え、
    前記暗号部は、前記分割部で決定された処理単位ごとに、生成した同じ処理鍵を使用して、前記計算部で計算された各ブロックのデータアドレスを前記ブロック暗号により暗号化し、暗号化した各ブロックのデータアドレスと前記平文データの各ブロックとから、前記暗号化データを生成することを特徴とする請求項1の暗号装置。
  3. 前記暗号部は、暗号化した各ブロックのデータアドレスと前記平文データの各ブロックとの排他的論理和を計算し、計算結果を前記暗号化データとして出力することを特徴とする請求項2の暗号装置。
  4. 前記分割部は、前記ブロック暗号の構成に応じて、前記処理単位を決定することを特徴とする請求項1から3のいずれかの暗号装置。
  5. 前記分割部は、前記ブロック暗号の平均差分確率又は平均線形確率に応じて、前記処理単位を決定することを特徴とする請求項1から4のいずれかの暗号装置。
  6. 前記分割部は、前記ブロック暗号の平均差分確率又は平均線形確率の逆数を前記処理単位として決定することを特徴とする請求項1から5のいずれかの暗号装置。
  7. 前記暗号部は、前記共通鍵を使用して、前記分割部での前記平文データの分割数と同じ数の互いに異なるデータを前記ブロック暗号により暗号化することで、前記処理鍵を生成することを特徴とする請求項1から6のいずれかの暗号装置。
  8. 請求項1から7のいずれかの暗号装置と、
    データを記憶する記憶媒体と
    を備え、
    前記暗号装置は、前記共通鍵と前記平文データを前記記憶媒体に書き込む指令とを受けると、前記暗号部で前記暗号化データを生成し、前記暗号化データを前記記憶媒体に書き込むことを特徴とする記憶システム。
  9. 暗号化データをブロック暗号により復号する復号装置において、
    同じ鍵を使用して復号するブロックの数を処理単位として決定し、前記暗号化データを当該処理単位で分割する分割部と、
    共通鍵から、前記分割部での前記暗号化データの分割数と同じ数の互いに異なる処理鍵を生成し、前記分割部で決定された処理単位ごとに、生成した同じ処理鍵を使用して、前記暗号化データの各ブロックを前記ブロック暗号により復号することで、平文データを生成する復号部と
    を備えることを特徴とする復号装置。
  10. 前記暗号化データの各ブロックのデータアドレスを計算する計算部
    をさらに備え、
    前記復号部は、前記分割部で決定された処理単位ごとに、生成した同じ処理鍵を使用して、前記計算部で計算された各ブロックのデータアドレスを前記ブロック暗号により暗号化し、暗号化した各ブロックのデータアドレスと前記暗号化データの各ブロックとから、前記平文データを生成することを特徴とする請求項9の復号装置。
  11. 前記復号部は、暗号化した各ブロックのデータアドレスと前記暗号化データの各ブロックとの排他的論理和を計算し、計算結果を前記平文データとして出力することを特徴とする請求項10の復号装置。
  12. 前記分割部は、前記ブロック暗号の構成に応じて、前記処理単位を決定することを特徴とする請求項9から11のいずれかの復号装置。
  13. 前記分割部は、前記ブロック暗号の平均差分確率又は平均線形確率に応じて、前記処理単位を決定することを特徴とする請求項9から12のいずれかの復号装置。
  14. 前記分割部は、前記ブロック暗号の平均差分確率又は平均線形確率の逆数を前記処理単位として決定することを特徴とする請求項9から13のいずれかの復号装置。
  15. 前記復号部は、前記共通鍵を使用して、前記分割部での前記暗号化データの分割数と同じ数の互いに異なるデータを前記ブロック暗号により暗号化することで、前記処理鍵を生成することを特徴とする請求項9から14のいずれかの復号装置。
  16. 請求項9から15のいずれかの復号装置と、
    前記暗号化データを記憶する記憶媒体と
    を備え、
    前記復号装置は、前記共通鍵とデータを前記記憶媒体から読み取る指令とを受けると、前記暗号化データを前記記憶媒体から読み取り、前記復号部で前記平文データを生成し、前記平文データを出力することを特徴とする記憶システム。
  17. 平文データをブロック暗号により暗号化する暗号方法において、
    コンピュータが、同じ鍵を使用して暗号化するブロックの数を処理単位として決定し、前記平文データを当該処理単位で分割し、
    前記コンピュータが、共通鍵から、前記平文データの分割数と同じ数の互いに異なる処理鍵を生成し、前記処理単位ごとに、生成した同じ処理鍵を使用して、前記平文データの各ブロックを前記ブロック暗号により暗号化することで、暗号化データを生成することを特徴とする暗号方法。
  18. 暗号化データをブロック暗号により復号する復号方法において、
    コンピュータが、同じ鍵を使用して復号するブロックの数を処理単位として決定し、前記暗号化データを当該処理単位で分割し、
    前記コンピュータが、共通鍵から、前記暗号化データの分割数と同じ数の互いに異なる処理鍵を生成し、前記処理単位ごとに、生成した同じ処理鍵を使用して、前記暗号化データの各ブロックを前記ブロック暗号により復号することで、平文データを生成することを特徴とする復号方法。
  19. 平文データをブロック暗号により暗号化する暗号プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    同じ鍵を使用して暗号化するブロックの数を処理単位として決定し、前記平文データを当該処理単位で分割する分割処理と、
    共通鍵から、前記分割処理での前記平文データの分割数と同じ数の互いに異なる処理鍵を生成し、前記分割処理で決定された処理単位ごとに、生成した同じ処理鍵を使用して、前記平文データの各ブロックを前記ブロック暗号により暗号化することで、暗号化データを生成する暗号処理と
    を実行させることを特徴とする暗号プログラム。
  20. 暗号化データをブロック暗号により復号する復号プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    同じ鍵を使用して復号するブロックの数を処理単位として決定し、前記暗号化データを当該処理単位で分割する分割処理と、
    共通鍵から、前記分割処理での前記暗号化データの分割数と同じ数の互いに異なる処理鍵を生成し、前記分割処理で決定された処理単位ごとに、生成した同じ処理鍵を使用して、前記暗号化データの各ブロックを前記ブロック暗号により復号することで、平文データを生成する復号処理と
    を実行させることを特徴とする復号プログラム。
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