JPWO2015146340A1 - 装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域が無線LANにおいて使用可能な機会の減少を抑えることを可能にする。【解決手段】セルラーシステムと無線LAN(Local Area Network)との間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LANのアクセスポイントにより提供される上記測定情報を取得する取得部と、上記測定情報に基づいて、上記セルラーシステムのために上記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定する制御部と、を備える装置が提供される。【選択図】図13

Description

本開示は、装置及び方法に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、システムスループットを向上させる様々な技術が議論されている。システムスループットを向上するためには、使用する周波数を増やすことが一番の近道と言える。3GPPでは、リリース10及びリリース11において、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation:CA)という技術が検討された。CAは、20MHzの帯域幅を有するコンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)を束ねて使用することにより、システムスループット及び最大のデータレートを向上させる技術である。このCAの技術を採用するためには、CCとして使用可能な周波数帯域が必要である。そのため、セルラーシステムの無線通信に使用可能なさらなる周波数帯域が求められている。
さらなる周波数帯域を使用するための技術として、周波数帯域を共用する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、異なるネットワークの各々の送信装置の送信パラメータをネットワーク間で協調して制御することによりネットワーク全体のキャパシティの総和を増加させる技術が開示されている。また、特許文献2には、プライマリシステム(テレビ放送システム)に割り当てられている専用の周波数帯域などを他のシステムにおいてコンテンション方式で使用する場合に、プライマリシステムへの時間的に連続する干渉を回避する技術が、開示されている。
特開2010−075336号公報 特開2013−176015号公報
例えば、無線LAN(Local Area Network)の周波数帯域がセルラーシステムでも使用されることが考えられる。即ち、セルラーシステムと無線LANとの間で周波数帯域が共用されることが考えられる。しかし、例えば、特許文献1及び2に開示されている技術では、上記周波数帯域がセルラーシステムにおいて使用される場合に、上記周波数帯域が無線LANにおいて使用可能な機会が著しく減少し得る。
例えば、特許文献1に開示されている技術は、異なるネットワークの装置の集中的な制御が可能であることを前提とする。しかし、一般的に無線LANでは各装置がコンテンション方式で自主的に動作するので、セルラーシステムと無線LANとの間で周波数帯域が共用されるケースに、特許文献1に開示されている技術を適用するのは困難である。そのため、例えば、上記周波数帯域がセルラーシステムにおいて使用され、その結果、無線LAN装置(アクセスポイント又はステーション)が衝突回避のために上記周波数帯域を使用できない機会が著しく多くなる可能性もある。即ち、上記周波数帯域が無線LANにおいて使用可能な機会が著しく減少し得る。
また、例えば、特許文献2に開示されている技術は、プライマリシステム(テレビ放送システム)の周波数帯域(又は隣接する周波数帯域)が他のシステムにおいて使用される場合に、プライマリシステムへの時間的に連続する干渉を回避することを可能にする。そのため、無線LANの周波数帯域がセルラーシステムでも使用される場合に、特許文献2に開示されている技術によれば、無線LANへの時間的に連続する干渉が回避される可能性がある。しかし、上記周波数帯域が無線LANにおいて使用可能な機会は依然として著しく減少する可能性がある。
そこで、セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域が無線LANにおいて使用可能な機会の減少を抑えることを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。
本開示によれば、セルラーシステムと無線LAN(Local Area Network)との間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LANのアクセスポイントにより提供される上記測定情報を取得する取得部と、上記測定情報に基づいて、上記セルラーシステムのために上記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定する制御部と、を備える装置が提供される。
また、本開示によれば、セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LANのアクセスポイントにより提供される上記測定情報を取得することと、プロセッサにより、上記測定情報に基づいて、上記セルラーシステムのために上記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定することと、を含む方法が提供される。
また、本開示によれば、セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LAN装置により生成される当該測定情報を取得する取得部と、上記測定情報を上記セルラーシステムの基地局に提供する提供部と、を備える装置が提供される。
また、本開示によれば、セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LAN装置により生成される当該測定情報を取得することと、プロセッサにより、上記測定情報を上記セルラーシステムの基地局に提供することと、を含む方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域が無線LANにおいて使用可能な機会の減少を抑えることが可能になる。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記効果とともに、又は上記効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、又は本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
CSMA/CAの仕組みを説明するための説明図である。 RTSフレームの構成を説明するための説明図である。 CTSフレームの構成を説明するための説明図である。 フレーム制御フィールドの詳細を説明するための説明図である。 一実施形態に係る通信システム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。 セルラーシステムにおける共用帯域の使用の例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る基地局の構成の一例を示すブロック図である。 セルラーシステムにおける共用帯域の占有の第1の例を説明するための説明図である。 セルラーシステムにおける共用帯域の占有の第2の例を説明するための説明図である。 セルラーシステムにおける共用帯域の占有の第3の例を説明するための説明図である。 同実施形態に係るアクセスポイントの構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態に係る基地局の処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る第1決定処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 同実施形態に係るアクセスポイントの処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 同実施形態の変形例に係る基地局の処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る第2決定処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 eNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。 eNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。 無線アクセスポイントの概略的な構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付の図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.はじめに
2.通信システムの概略的な構成
3.各装置の構成
3.1.基地局の構成
3.2.アクセスポイントの構成
4.処理の流れ
5.変形例
6.応用例
7.まとめ
<<1.はじめに>>
まず、図1〜図4を参照して、無線LANに関する技術を説明する。
(アクセス方式)
IEEE802.11のアクセス方式には、DCF(Distributed Coordination Function)方式及びPCF(Point Coordination Function)方式の2つがある。DCFは、一定のルールに従ってBSS(Basic Service Set)内でアクセス権を競う方式である。一方、PCFは、BSS内でアクセス権を集中的に制御する方式である。一般に、無線LANのアクセス方式として、DCFが広く普及している。
(a)CSMA/CA
DCFでは、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)が使用される。以下、図1を参照してCSMA/CAの仕組みを説明する。
図1は、CSMA/CAの仕組みを説明するための説明図である。図1を参照すると、ステーション1〜3(STA−1〜3)及びアクセスポイント(AP)が示されている。この例では、STA1がAPへデータを送信する。STA−2は、STA−1の通信範囲内に位置する。STA−3は、STA−1の通信範囲内には位置しないが、APの通信範囲内に位置する。STA−1は、ビジー期間の終了後に、DIFS(DCF Inter Frame Spacing)という期間の間、信号が送信されていないことを確認する。その後、STA−1は、端末装置ごとにランダムに設定されるバックオフ時間だけさらに待機し、バックオフ時間の間にも信号が送信されていなければ、RTS(Request To Send)フレームを送信する。すると、AP及びSTA−2が、当該RTSフレームを受信する。STA−2は、RTSフレームの受信に応じて、RTSフレームの持続時間(duration)フィールドに含まれる値を取得し、NAV(Network Allocation Vector)として当該値を設定する。すると、STA−2は、APによるACKフレームの送信が終了するまでの期間にわたって信号を控える。APは、RTSフレームの受信に応じて、RTSフレームの終了からSIFS(Short InterFrame Space)だけ後に、CTS(Clear To Send)フレームを送信する。すると、STA−1及びSTA−3が、当該CTSフレームを受信する。STA−3は、CTSフレームの受信に応じて、CTSフレームの持続時間(duration)フィールドに含まれる値を取得し、NAVとして当該値を設定する。すると、STA−2は、APによるACKフレームの送信が終了するまでの期間にわたって信号を控える。STA−1は、CTSフレームの受信に応じて、CTSフレームの終了からSIFSだけ後に、APへのデータフレームを送信する。そして、APは、データフレームの終了からSIFSだけ後に、STA−1へのACKフレームを送信する。このように、STA−1がデータをAPへ送信する間にSTA−2及びSTA−3は信号の送信を控えるので、衝突が回避される。
なお、上記バックオフ時間は、STA−1におけるコンテンションウィンドウ(Contention Window:CW)値と1との間からランダムに選ばれる整数値にスロットタイムを乗じることにより得られる時間である。CW値は、初期値として最小値であり、その後ACKが受信されず再送が行われるたびに次に大きな値になり、バックオフ時間の算出のためのパラメータとして使用される。
また、DIFSは、スロットタイムの2倍とSIFSとの和である。
IEEE802.11シリーズの各規格におけるCW値の最大値及び最小値、SIFS、スロットタイム並びにDIFSは、以下のとおりである。
Figure 2015146340
(b)フレームの構成
以下、図2〜図4を参照して、RTSフレームの構成及びCTSフレームの構成を説明する。
図2は、RTSフレームの構成を説明するための説明図である。図2を参照すると、RTSフレームは、フレーム制御(Frame control)フィールド、持続時間(Duration)フィールド、受信アドレス(RA)フィールド、送信アドレス(TA)フィールド及びFCS(Frame Check Sequence)を含む。フレーム制御フィールドには、後述のように制御情報が含まれる。持続時間フィールドには、RTSフレームの送信の終了からACKフレームの送信の終了までの時間(即ち、3つのSIFS、CTSフレーム長、データフレーム長及びACKフレーム長の和の時間)を示す値が含まれる。RTSフレームを受信する装置は、例えば、当該値をNAVとして設定し得る。受信アドレスフィールドには、RTSフレームの宛先の端末のMACアドレスが含まれ、送信アドレスフィールドには、RTSフレームの送信元の端末のMACアドレスが含まれる。FCSは、フレームデータのチェック用のシーケンスである。
図3は、CTSフレームの構成を説明するための説明図である。図3を参照すると、CTSフレームは、フレーム制御フィールド、持続時間フィールド、受信アドレスフィールド及びFCSを含む。フレーム制御フィールドには、後述のように制御情報が含まれる。持続時間フィールドには、CTSフレームの送信の終了からACKフレームの送信の終了までの時間(即ち、2つのSIFS、データフレーム長及びACKフレーム長の和の時間)を示す値が含まれる。当該値は、RTSフレームの持続時間フィールドに含まれる値からCTSフレーム長及びSIFSの和を差し引くことにより得られる値である。CTSフレームを受信する装置は、当該値をNAVとして設定し得る。受信アドレスフィールドには、CTSフレームの宛先の端末のMACアドレスが含まれる。FCSは、フレームデータのチェック用のシーケンスである。なお、ACKフレームの構成は、CTSフレームの構成と同様である。
図4は、フレーム制御フィールドの詳細を説明するための説明図である。プロトコルバージョンフィールドには、通常0が含まれ、IEEE802.11プロトコルが使用されていることが示される。タイプフィールドには、フレームのタイプを示す値が含まれる。当該値は、管理(Management)フレームの場合には00であり、制御フレームの場合には01であり、データフレームの場合には10である。RTSフレーム及びCTSフレームは制御フレームであるので、RTSフレーム及びCTSフレームのタイプフィールドには、01が含まれる。また、サブタイプフィールドには、より詳細なタイプを示す値が含まれる。RTSフレームのサブタイプフィールドには、1011が含まれ、CTSフレームのサブタイプフィールドには、1100が含まれる。To DSフィールドには、フレームがSTAからAPへのフレームか又はAPからSTAへのフレームかを示す値が含まれる。モアフラグメント(More Fragment)フィールドには、データのフラグメントを示す値が含まれる。リトライ(Retry)フィールドには、フレームの送信が再送であるかを示す値が含まれ、当該値は、1である場合に、フレームの送信が再送であることを示す。電力管理(Power Management)フィールドには、STAがパワーセーブモードであるかを示す値が含まれる。当該値は、1である場合に、STAがパワーセーブモードであることを示す。モアデータ(More Data)フィールドには、パワーセーブモードであるSTAへの送信データがAPにあるかを示す値が含まれる。保護フレーム(Protected Frame)フィールドには、MAC SDU(Service Data Unit)データが暗号化されているかを示す値が含まれる。
(ビーコン)
インフラストラクチャモードでは、APは、通常100msごとにビーコンを送信する。ビーコンは、ステーション(STA)に必要なパラメータ(例えば、アクセスポイント(AP)の暗号方式、伝送速度及びSSID(Service Set Identifier)など)を含む。ビーコンの到達範囲が、APのサービス範囲に相当する。
また、ビーコンには、ある間隔で、DTIM(Delivery Traffic Information Message)が含まれる。DTIMは、ステーション宛てのデータがあることをステーションに通知する。上記ある間隔は、DTIM間隔と呼ばれる。パワーセーブモードのSTAは、DTIMのタイミングの直前に立ち上がり、例えばAPのバッファにデータがあることを知ると、PS−Poll(Power Saving Poll)フレームを送信し、データを受信する。なお、パワーセーブモードのSTAは、APのバッファにデータがない場合には、再びパワーセーブモードに戻る。
(測定)
IEEE802.11では、無線LANにおけるRRM(Radio Resource Measurement)が定められている。詳細は、文献“IEEE Standard for Information technology - Telecommunications and Information exchange between systems - Local and metropolitan area networks - Specific requirements, Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications, Amendment 1: Radio Resource Measurement of Wireless LANs”において記載されている。
例えば、STAは、APによる要求に応じて、無線LANのチャネルについての測定を行い、当該チャネルについてのレポートをAPに提供する。また、STAは、無線LANのチャネルについてのレポートを他のSTAに要求し得る。また、STAは、他のSTAによる要求に応じて、無線LANのチャネルについての測定を行い得る。
上記測定情報として、チャネル負荷(Channel load)レポート、ノイズヒストグラムレポート、ビーコンレポート、フレームレポート、STA統計(statistic)レポート、位置構成情報(Location Configuration Information)レポート、送信ストリーム/カテゴリ測定(Transmit stream/category measurement)レポート、及びネイバ(Neighbor)レポートなどがある。
第1に、チャネル負荷レポートは、チャネル利用の割合のレポートであり、チャネル負荷リファレンス値を含む。当該チャネル負荷リファレンス値は、0〜255のいずれかの値であり、255である場合に最大(100%)である。当該チャネル負荷リファレンス値は、チャネルがビジーである割合に比例する。
第2に、ノイズヒストグラムレポートは、IEEE802.11に準拠しない端末からの雑音のレポートであり、チャネルのアイドル時におけるある時間のIPI(Idle Power Indicator)密度値を含む。
第3に、ビーコンレポートは、他のアクセスポイントにより送信されるビーコンフレームのレポートであり、ビーコンフレームのRCPI(Received Channel Power Indicator)及びビーコン間隔などを含む。
第4に、フレームレポートは、他の装置により送信されるフレームのレポートであり、送信元ごとのアドレス、フレーム数及びRCPIなどを含む。
第5に、STA統計レポートは、データフレームの受信品質の統計のレポートであり、受信失敗回数、再送回数、フレーム重複回数、マルチキャストフレーム数、及び誤り検出失敗の回数などを含む。
第6に、位置構成情報レポートは、端末の位置情報のレポートであり、端末の緯度、経度及び高度などを含む。
第7に、送信ストリーム/カテゴリ測定レポートは、QoS(Quality of Service)伝送における品質情報のレポートである。
第8に、ネイバレポートは、近隣のアクセスポイントに関する情報のレポートである。
<<2.通信システムの構成>>
まず、図5及び図6を参照して、本開示の実施形態に係る通信システム1の概略的な構成を説明する。図5は、本実施形態に係る通信システム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図5を参照すると、通信システム1は、基地局100、アクセスポイント200、セルラー端末30及び無線LAN端末40を含む。
(基地局100)
基地局100は、セルラーシステムの基地局である。当該セルラーシステムは、セルラーシステムの通信規格に準拠し、基地局100は、当該通信規格に準拠した無線通信(以下、「セルラー通信」と呼ぶ)を行う。当該通信規格は、例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project)の通信規格である。より具体的には、例えば、上記通信規格は、LTE、LTE−Advanced、又はこれらに準ずる通信規格である。
基地局100は、セルラー端末30とのセルラー通信を行う。例えば、基地局100は、基地局100の通信エリアであるセル10内に位置するセルラー端末30とのセルラー通信を行う。具体的には、例えば、基地局100は、セルラー端末30へのダウンリンク信号を送信し、セルラー端末30からのアップリンク信号を受信する。
また、基地局100は、アクセスポイント200と通信する。例えば、基地局100は、アクセスポイント200との無線通信を行う。より具体的には、例えば、基地局100は、アクセスポイント200との、無線LAN規格に準拠した無線通信(以下、「無線LAN通信」と呼ぶ)を行う。当該無線LAN規格は、例えば、IEEE802.11シリーズ(IEEE802.11a、11b、11g、11n、11ac及び11adなど)のうちのいずれかの規格である。なお、基地局100は、バックホールを介してアクセスポイント200と通信してもよい。
一例として、基地局100は、スモール基地局であり、セル10はスモールセルである。別の例として、基地局100は、マクロ基地局であってもよく、セル10はマクロセルであってもよい。
(セルラー端末30)
セルラー端末30は、セルラーシステムにおいて通信可能な端末である。セルラー端末30は、基地局100とのセルラー通信を行う。例えば、セルラー端末30は、セル10内に位置する場合に基地局100とのセルラー通信を行う。具体的には、例えば、セルラー端末30は、基地局100からのダウンリンク信号を受信し、基地局100へのアップリンク信号を送信する。
(アクセスポイント200)
アクセスポイント200は、無線LANのアクセスポイントである。アクセスポイント200は、無線LAN規格に準拠した無線通信(即ち、無線LAN通信)を行う。当該無線LAN規格は、例えば、IEEE802.11シリーズのうちのいずれかの規格である。
アクセスポイント200は、無線LAN端末40との無線LAN通信を行う。例えば、アクセスポイント200は、アクセスポイント200の通信エリア内に位置する無線LAN端末40との無線LAN通信を行う。具体的には、例えば、アクセスポイント200は、無線LAN端末40への信号を送信し、無線LAN端末40からの信号を受信する。
また、アクセスポイント200は、基地局100と通信する。例えば、アクセスポイント200は、基地局100との無線通信を行う。より具体的には、例えば、アクセスポイント200は、基地局100との無線LAN通信を行う。なお、アクセスポイント200は、バックホールを介して基地局100と通信してもよい。
(無線LAN端末40)
無線LAN端末40は、無線LANにおいて通信可能な端末である。無線LAN端末40は、ステーションと呼ばれ得る。無線LAN端末40は、アクセスポイント200との無線LAN通信を行う。例えば、無線LAN端末40は、アクセスポイント200の通信エリア内に位置する場合にアクセスポイント200との無線LAN通信を行う。具体的には、例えば、無線LAN端末40は、アクセスポイント200への信号を送信し、アクセスポイント200からの信号を受信する。
(使用される周波数帯域)
(a)セルラー帯域
上記セルラーシステムでは、上記セルラーシステム用の周波数帯域(以下、「セルラー帯域」と呼ぶ)が使用される。当該セルラー帯域は、例えば、上記セルラーシステムの事業者に割当てられた帯域(ライセンスバンドとも呼ばれる)のコンポーネントキャリア(CC)である。
(b)共用帯域
とりわけ本実施形態では、上記セルラーシステムでは、無線LANの周波数帯域も使用される。即ち、上記セルラーシステムでは、セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域(以下、「共用帯域」)も使用される。例えば、上記共用帯域は、無線LANのチャネルである。一例として、上記共用帯域は、20MHzのチャネルである。当該チャネルは、2.4GHz帯のチャネルであってもよく、5GMz帯のチャネルであってもよい。なお、上記セルラーシステムでは、1つの共用帯域のみが使用されてもよく、又は2つ以上の共用帯域が使用されてもよい。
例えば、上記セルラーシステムの複信方式は、FDD(Frequency Division Duplex)である。この場合に、例えば、上記共用帯域は、ダウンリンク帯域として使用される。一例として、上記共用帯域の全部又は一部が、ダウンリンクコンポーネントキャリア(CC)として使用される。以下、この点について図6を参照して具体例を説明する。
図6は、セルラーシステムにおける共用帯域の使用の例を説明するための説明図である。図6を参照すると、基地局100及びセルラー端末30が示されている。また、基地局100及びセルラー端末30のセルラー通信に使用される2つのセルラー帯域及び1つの共用帯域が示されている。この例では、上記1つの共用帯域は、ダウンリンクCCとして使用される。また、上記2つのセルラー帯域のうちの一方は、アップリンクCCであり、上記2つのセルラー帯域のうちの他方は、ダウンリンクCCである。
なお、上記共用帯域の全部又は一部は、アップリンク帯域として使用されてもよい。一例として、上記共用帯域の全部又は一部が、アップリンクCCとして使用されてもよい。また、上記共用帯域の一部が、アップリンクCCとして使用され、上記共用帯域の他の一部が、ダウンリンクCCとして使用されてもよい。あるいは、共用帯域が、アップリンクCCとして使用され、他の共用帯域が、ダウンリンクCCとして使用されてもよい。
あるいは、上記セルラーシステムの複信方式は、TDD(Time Division Duplex)であってもよく、上記共用帯域が、ダウンリンク及びアップリンクの帯域として使用されてもよい。
以上、本開示の実施形態に係る通信システム1を説明した。なお、当然ながら、基地局100の周辺には、1つのアクセスポイント200のみではなく、2つ以上のアクセスポイント200が位置してもよい。
<<3.各装置の構成>>
続いて、図7〜図11を参照して、本開示の実施形態に係る基地局100及びアクセスポイント200の構成を説明する。
<3.1.基地局の構成>
まず、図7〜図10を参照して、本開示の実施形態に係る基地局100の構成の一例を説明する。図7は、本開示の実施形態に係る基地局100の構成の一例を示すブロック図である。図7を参照すると、基地局100は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部150を備える。
(アンテナ部110)
アンテナ部110は、無線通信部120により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部110は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部120へ出力する。
(無線通信部120)
(a)セルラー通信
無線通信部120は、セルラー通信の信号を送受信する。例えば、無線通信部120は、セル10内に位置するセルラー端末30へのダウンリンク信号を送信し、セル10内に位置するセルラー端末30からのアップリンク信号を受信する。
例えば、無線通信部120は、セルラー帯域を使用してセルラー通信の信号を送受信する。また、とりわけ本開示の実施形態では、無線通信部120は、共用帯域を使用してセルラー通信の信号を送受信する。
(b)無線LAN通信
例えば、無線通信部120は、無線LAN通信の信号を送受信する。例えば、無線通信部120は、アクセスポイント200への信号を送信し、アクセスポイント200からの信号を受信する。例えば、無線通信部120は、共用帯域を使用して無線LAN通信の信号を送受信する。
(ネットワーク通信部130)
ネットワーク通信部130は、他のノードと通信する。例えば、ネットワーク通信部130は、コアネットワークノード(例えば、MME(Mobility Management Entity)、S−GW(Serving Gateway)及びP−GW(Packet Data Network Gateway)など)と通信する。また、例えば、ネットワーク通信部130は、バックホールを介してアクセスポイント200と通信してもよい。
(記憶部140)
記憶部140は、基地局100の動作のためのプログラム及びデータを一時的にまたは恒久的に記憶する。
(処理部150)
処理部150は、基地局100の様々な機能を提供する。処理部150は、要求部151、情報取得部153及び通信制御部155を含む。なお、処理部150は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部150は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
(要求部151)
要求部151は、セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)の測定情報をアクセスポイント200に要求する。
(a)測定情報
例えば、上記測定情報は、IEEE 802.11kに準拠したレポート、又は当該レポートに基づいて生成される情報である。具体的には、例えば、上記レポートは、チャネル負荷レポート、ノイズヒストグラムレポート、ビーコンレポート、フレームレポート、STA統計レポート、位置構成情報レポート、送信ストリーム/カテゴリ測定レポート及びネイバレポートのうちの、1つ以上のレポートを含む。
このような測定情報によれば、例えば、基地局100は、周辺環境における無線LAN通信の状況を知ることが可能になる。
(b)アクセスポイント
−ケイパビリティを有するアクセスポイント
例えば、上記アクセスポイント200(即ち、要求部151が上記測定情報を要求するアクセスポイント200)は、IEEE 802.11kのRRMのケイパビリティを有するアクセスポイントである。即ち、上記アクセスポイント200は、RRM(Radio Resource Management)ケイパビリティIE(Information Element)を含むビーコンを送信するアクセスポイントである。
例えば、基地局100は、基地局100の周辺に位置する1つ以上のアクセスポイント200により送信される1つ以上のビーコンを受信し、処理部150(例えば、通信制御部155)は、当該1つ以上のビーコンの各々の中にRRMケイパビリティIEがあるかをチェックする。そして、処理部150(例えば、通信制御部155)は、上記1つ以上のアクセスポイントのうちの、RRMケイパビリティIEを含むビーコンを送信したアクセスポイント200を選択する。その後、要求部151は、選択された当該アクセスポイント200に上記測定情報を要求する。
−ビーコンの受信電力に基づいて選択されるアクセスポイント
例えば、上記アクセスポイント(即ち、要求部151が上記測定情報を要求するアクセスポイント200)は、受信される1つ以上のビーコンの受信電力に基づいて選択されるアクセスポイントである。
例えば、処理部150(例えば、通信制御部155)は、RRMケイパビリティIEを含むビーコンを送信した1つ以上のアクセスポイント200のうちの、最大の受信電力を伴うビーコンを送信した1つのアクセスポイントを選択する。そして、要求部151は、選択された当該1つのアクセスポイントに上記測定情報を要求する。
これにより、例えば、基地局100に最も近いアクセスポイントから測定情報を取得することが可能になる。
以上、要求部151が上記測定情報を要求するアクセスポイント200を説明した。なお、要求部151は、1つのアクセスポイント200のみに上記測定情報を要求してもよく、又は2つ以上のアクセスポイント200に上記測定情報を要求してもよい。
(c)具体的な手法
例えば、要求部151は、無線LAN通信を通じて、上記測定情報を上記アクセスポイント200に要求する。より具体的には、例えば、要求部151は、無線通信部120を介して、上記測定情報を要求するフレームをアクセスポイント200へ送信する。
あるいは、要求部151は、無線LAN通信を通じてではなく、バックホールを介した通信を通じて、上記測定情報を上記アクセスポイント200に要求してもよい。より具体的には、要求部151は、ネットワーク通信部130を介して、上記測定情報を要求するメッセージをアクセスポイント200へ送信してもよい。
以上のように、アクセスポイント200に測定情報が要求される。これにより、例えば、基地局100は必要に応じて測定情報を取得することが可能になる。
なお、要求部151は、IEEE 802.11kのRRMのケイパビリティを有するアクセスポイントが送信するビーコンを基地局100が受信する場合に限り、上述したような要求を行う。
また、例えば、要求部151は、アクセスポイント200により送信されるビーコンの受信状況に関する所定の条件が満たされない場合に、上述したような要求を行う。なお、当該所定の条件は後述する。
(情報取得部153)
情報取得部153は、アクセスポイント200により提供される共用帯域の測定情報を取得する。
例えば、上述したように、要求部151が、共用帯域の測定情報をアクセスポイント200に要求すると、アクセスポイント200は、当該共用帯域の測定情報を基地局100に提供する。そして、当該測定情報は、記憶部140に記憶される。その後のいずれかのタイミングで、情報取得部153は、当該測定情報を取得する。
なお、上述したように、例えば、上記測定情報は、IEEE 802.11kに準拠したレポート、又は当該レポートに基づいて生成される情報である。具体的には、例えば、上記レポートは、チャネル負荷レポート、ノイズヒストグラムレポート、ビーコンレポート、フレームレポート、STA統計レポート、位置構成情報レポート、送信ストリーム/カテゴリ測定レポート及びネイバレポートのうちの、1つ以上のレポートを含む。
(通信制御部155)
(a)共用帯域の占有時間についての決定
通信制御部155は、上記セルラーシステムのために上記共用帯域をどの程度の時間占有するかを決定する。
例えば、通信制御部155は、上記セルラーシステムのための上記共用帯域の占有時間を決定する。当該占有時間は、上記共用帯域を実際に占有する時間であってもよく、又は上記共用帯域を占有可能な上限時間であってもよい。
あるいは、通信制御部155は、上記占有時間の代わりに、又は上記占有時間に加えて、上記セルラーシステムのための上記共用帯域の時間占有率を決定してもよい。例えば、当該時間占有率は、上記共用帯域を実際に占有する時間の割合であってもよく、又は上記共用帯域を占有可能な時間の上限割合であってもよい。
(a−1)ビーコンの受信状況に基づく決定
例えば、通信制御部155は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるビーコンの受信状況に基づいて、上記セルラーシステムのために上記共用帯域をどの程度の時間占有するかを決定する。
これにより、例えば、基地局100の周辺における無線LANのアクセスポイントの配置状況を考慮して、上記共用帯域をどの程度の時間占有するかを決定することが可能になる。そのため上記共用帯域が無線LANにおいて使用可能な機会の減少が抑えられ得る。
−具体的な手法
例えば、通信制御部155は、上記ビーコンの上記受信状況に関する所定の条件が満たされる場合には、当該所定の条件が満たされない場合よりも、上記共用帯域をより長い時間占有することを決定する。
例えば、上記所定の条件は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるいずれのビーコンの受信電力も所定の閾値未満であることである。即ち、通信制御部155は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるいずれのビーコンの受信電力も所定の閾値未満である場合には、いずれかのビーコンの受信電力が所定の閾値以上である場合よりも、上記共用帯域をより長い時間占有することを決定する。
一例として、基地局100においていずれのビーコンの受信電力も所定の閾値未満であれば、通信制御部155は、上記セルラーシステムのために上記共用帯域を所定の最長占有時間(又は所定の最大時間占有率で)占有することを決定する。一方、基地局100においていずれかのビーコンの受信電力が上記所定の閾値以上であれば、通信制御部155は、上記セルラーシステムのために上記共用帯域を上記所定の最長占有時間よりも短い時間(又は上記所定の最大時間占有率よりも低い時間占有率で)占有することを決定する。
これにより、例えば、基地局100の近傍に無線LANのアクセスポイントが存在しない場合に、セルラーシステムのために共用帯域が長時間占有され得る。即ち、無線LANにおいて上記共用帯域を使用可能な機会を減少させることなく、セルラーシステムのために上記共用帯域が長時間占有され得る。
なお、当然ながら、上記所定の条件は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるいずれのビーコンの受信電力も所定の閾値以下であることであってもよい。
−決定までの流れ
例えば、処理部150は、一定期間の間、基地局100により受信されるビーコンの受信電力を測定する。例えば、ビーコンは、通常、100ミリ秒(ms)程度の周期で送信されるので、上記一定期間は、100ms以上の時間である。100msよりも長い周期でビーコンを送信するアクセスポイントもあるので、上記一定期間は、1秒(s)程度であってもよい。また、当該一定期間は、適宜変更されてもよい。
さらに、処理部150(例えば、通信制御部155)は、上記一定期間の間に受信されたいずれのビーコンの受信電力も所定の閾値未満であるかを判定する。いずれのビーコンの受信電力も上記所定の閾値未満であれば、通信制御部155は、上記セルラーシステムのために上記共用帯域を所定の最大占有時間(又は所定の最大時間占有率で)占有することを決定する。
なお、上述したような処理は、比較的長い周期で行われ得る。
(a−2)測定情報に基づく決定
とりわけ本開示の実施形態では、通信制御部155は、(情報取得部153により取得される)上記測定情報に基づいて、上記セルラーシステムのために上記共用帯域をどの程度の時間占有するかを決定する。
−具体的な手法
例えば、通信制御部155は、上記測定情報に含まれるパラメータに応じた時間だけ上記セルラーシステムのために上記共用帯域を占有することを決定する。具体的には、例えば、通信制御部155は、上記測定情報に含まれるパラメータに応じた占有時間(又は時間占有率)を決定する。
一例として、上記測定情報は、チャネル負荷レポートを含み、上記パラメータは、チャネル負荷リファレンス値を含む。この場合に、通信制御部155は、チャネル負荷リファレンス値が所定の閾値未満であれば、より長い占有時間(又はより高い時間占有率)を決定し、チャネル負荷リファレンス値が所定の閾値以上であれば、より短い占有時間(又はより低い時間占有率)を決定する。
別の例として、上記測定情報は、ノイズヒストグラムレポートを含み、上記パラメータは、IPI密度値を含む。この場合に、通信制御部155は、IPI密度値が所定の閾値未満であれば、より長い占有時間(又はより高い時間占有率)を決定し、IPI密度値が所定の閾値以上であれば、より短い占有時間(又はより低い時間占有率)を決定する。
上記測定情報に含まれるパラメータは上述した例に限られず、上記測定情報は、様々なパラメータを含み得る。そして、様々なパラメータに応じて占有時間(又は時間占有率)が決定され得る。また、当然ながら、単一のパラメータに応じて占有時間(又は時間占有率)が決定される代わりに、複数のパラメータの組合せに応じて占有時間(又は時間占有率)が決定されてもよい。
なお、例えば、通信制御部155は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるビーコンの受信状況に関する上記所定の条件が満たされない場合に、上記測定情報に基づいて、上記セルラーシステムのために上記共用帯域をどの程度の時間占有するかを決定する。上記所定の条件については、上述したとおりである。
−決定までの流れ
例えば、処理部150(例えば、通信制御部155)は、上記一定期間の間に受信されたいずれのビーコンの受信電力も所定の閾値未満であるかを判定する。いずれかのビーコンの受信電力が上記所定の閾値以上であれば、処理部150(例えば、通信制御部155)は、当該1つ以上のビーコンの各々の中にRRMケイパビリティIEがあるかをチェックする。そして、処理部150(例えば、通信制御部155)は、上記1つ以上のアクセスポイントのうちの、RRMケイパビリティIEを含むビーコンを送信したアクセスポイント200を選択する。さらに、要求部151は、選択された当該アクセスポイント200に上記測定情報を要求する。その後、アクセスポイント200は、当該共用帯域の測定情報を基地局100に提供する。
その後、情報取得部153は、当該測定情報を取得する。そして、通信制御部155は、当該測定情報に含まれるパラメータに応じた時間だけ上記セルラーシステムのために上記共用帯域を占有することを決定する。
なお、上述したような処理は、比較的短い周期で行われ得る。
以上のように、上記測定情報に基づいて、上記セルラーシステムのために上記共用帯域をどの程度の時間占有するかが決定される。なお、上記セルラーシステムのために占有される共用帯域は、例えば、測定情報が要求された共用帯域に限られる。
例えば以上のように、上記測定情報に基づいて、上記セルラーシステムのために上記共用帯域をどの程度の時間占有するかが決定される。これにより、例えば、上記共用帯域が無線LANにおいて使用可能な機会の減少を抑えることが可能になる。より具体的には、例えば、周辺環境における無線LAN通信の状況を考慮して、上記共用帯域をどの程度の時間占有するかが決定される。そのため、一例として、上記共用帯域が無線LANにおいて頻繁に使用されている場合には、上記共用帯域を上記セルラーシステムのために短い時間占有することが決定され、上記共用帯域が無線LANにおいてあまり使用されていない場合には、上記共用帯域を上記セルラーシステムのために長い時間占有することが決定される。その結果、上記共用帯域が無線LANにおいて使用可能な機会の減少が抑えられ得る。
(a−3)その他の決定
例えば、通信制御部155は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるビーコンの受信状況に関する上記所定の条件が満たされず、且つ、上記測定情報が提供されない場合に、上記セルラーシステムのために上記共用帯域を占有しないことを決定する。
より具体的には、例えば、一定期間の間に基地局100により受信された1つ以上のビーコンの受信電力が所定の閾値以上であるが、当該1つ以上のビーコンを送信した1つ以上のアクセスポイントのいずれも、IEEE 802.11kのRRMのケイパビリティを有しない。この場合に、通信制御部155は、上記セルラーシステムのために上記共用帯域を占有しないことを決定する。
これにより、例えば、上記共用帯域が無線LANにおいて使用可能な機会の減少をより確実に抑えることが可能になる。
(b)共用帯域の占有
例えば、通信制御部155は、セルラーシステムのために上記共用帯域を占有する。
−具体的な手法
具体的には、例えば、通信制御部155は、上記共用帯域を使用して、CMSA/CAに従って、持続時間フィールドを含むフレーム(例えば、RTSフレーム又はCTSフレーム)を(無線通信部120を介して)送信する。これにより、例えば、無線LANのアクセスポイント及びステーションは、上記持続時間フィールドに含まれる値をNAVとして設定し、当該NAVに対応する時間だけ信号の送信を控える。これにより、上記共用帯域がセルラーシステムのために占有される。
なお、上記フレームの送信の代わりに、又は上記フレームの送信に加えて、通信制御部155は、上記共用帯域を使用して継続的に信号を送信してもよい。これにより、当該信号は無線LANのアクセスポイント及びステーションにとってのビジートーンとなり、無線LANのアクセスポイント及びステーションは信号の送信を控え得る。
−占有の具体例
図8〜図10を参照して、上記セルラーシステムにおける上記共用帯域の占有の具体例を説明する。これらの例では、上記測定情報に基づいて、上記セルラーシステムのための上記共用帯域の占有時間が決定される。
図8は、セルラーシステムにおける共用帯域の占有の第1の例を説明するための説明図である。図8を参照すると、例えば、所定の周期55で、基地局100は、アクセスポイント200に測定情報を要求する。そして、基地局100は、測定情報の要求から所定の準備期間51内に、アクセスポイント200により提供される測定情報に基づいて、占有時間を決定する。上記準備期間51の終了後、連続する占有時間53にわたって、上記セルラーシステムのために上記共用帯域が占有される。
図9は、セルラーシステムにおける共用帯域の占有の第2の例を説明するための説明図である。図9を参照すると、例えば、所定の周期55で、基地局100は、アクセスポイント200に測定情報を要求する。そして、基地局100は、測定情報の要求から所定の準備期間51内に、アクセスポイント200により提供される測定情報に基づいて、占有時間を決定する。とりわけこの例では、上記準備期間51の終了後、さらに所定のオフセット時間57だけ経過した後に、連続する占有時間53にわたって、上記セルラーシステムのために上記共用帯域が占有される。例えば、無線LANのアクセスポイントのバッファリングの状況に応じてこのような所定のオフセット時間57だけ占有のタイミングが送らされ得る。
図10は、セルラーシステムにおける共用帯域の占有の第3の例を説明するための説明図である。図10を参照すると、例えば、所定の周期55で、基地局100は、アクセスポイント200に測定情報を要求する。そして、基地局100は、測定情報の要求から所定の準備期間51内に、アクセスポイント200により提供される測定情報に基づいて、占有時間を決定する。とりわけこの例では、上記準備期間51の終了後、不連続な占有時間53にわたって、上記セルラーシステムのために上記共用帯域が占有される。
例えば以上のように、上記セルラーシステムのために上記共用帯域が占有される。なお、上記共用帯域の占有は、これらの例に限られず、様々な占有の手法が適用され得る。
(c)共用帯域の占有タイミングについての決定
通信制御部155は、上記セルラーシステムのために上記共用帯域を占有するタイミングを決定してもよい。
例えば、通信制御部155は、無線LANのアクセスポイントのバッファリングの状況に基づいて、上記セルラーシステムのために上記共用帯域を占有するタイミングを決定してもよい。具体的には、通信制御部155は、受信されるビーコンのDTIMを参照することにより、アクセスポイントにデータがバッファリングされているかを判定してもよい。そして、アクセスポイントにデータがバッファリングされている場合には、通信制御部155は、上記セルラーシステムのために上記共用帯域を占有するタイミングを遅らせてもよい。これにより、例えば、無線LANにおけるデータの送信の遅延を減らすことが可能になる。
<3.2.アクセスポイントの構成>
まず、図11を参照して、本開示の実施形態に係るアクセスポイント200の構成の一例を説明する。図11は、本開示の実施形態に係るアクセスポイント200の構成の一例を示すブロック図である。図11を参照すると、アクセスポイント200は、アンテナ部210、無線通信部220、ネットワーク通信部230、記憶部240及び処理部250を備える。
(アンテナ部210)
アンテナ部210は、無線通信部220により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部210は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部220へ出力する。
(無線通信部220)
無線通信部220は、無線LAN通信の信号を送受信する。例えば、無線通信部220は、無線LAN端末40への信号を送信し、無線LAN端末40からの信号を受信する。また、例えば、無線通信部220は、基地局100からの信号を受信し、基地局100への信号を送信する。例えば、無線通信部220は、共用帯域を使用して無線LAN通信の信号を送受信する。
(ネットワーク通信部230)
ネットワーク通信部230は、他のノードと通信する。例えば、ネットワーク通信部230は、バックホールを介して基地局100と通信してもよい。
(記憶部240)
記憶部240は、アクセスポイント200の動作のためのプログラム及びデータを一時的にまたは恒久的に記憶する。
(処理部250)
処理部250は、アクセスポイント200の様々な機能を提供する。処理部250は、測定要求部251、情報取得部253及び情報提供部255を含む。なお、処理部250は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部250は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
(測定要求部251)
測定要求部251は、無線LAN端末40(即ち、ステーション)に共用帯域についてのレポートを要求する。
上記レポートは、例えば、IEEE 802.11kに準拠したレポートである。具体的には、例えば、上記レポートは、チャネル負荷レポート、ノイズヒストグラムレポート、ビーコンレポート、フレームレポート、STA統計レポート、位置構成情報レポート、送信ストリーム/カテゴリ測定レポート及びネイバレポートのうちの、1つ以上のレポートを含む。
例えば、測定要求部251は、基地局100により共用帯域の測定情報を要求されると、当該共用帯域についてのレポートを無線LAN端末40に要求する。具体的には、例えば、測定要求部251は、無線通信部220を介して、上記共用帯域についてのレポートを要求するフレームを無線LAN端末40へ送信する。
(情報取得部253)
情報取得部253は、上記セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)の測定情報であって、無線LAN装置により生成される当該測定情報を取得する。
上記測定情報は、例えば、IEEE 802.11kに準拠したレポート、又は当該レポートに基づいて生成される情報である。
一例として、上記測定情報は、IEEE 802.11kに準拠したレポートであり、上記測定情報を生成する上記無線LAN装置は、無線LAN端末40である。即ち、情報取得部253は、無線LAN端末40により生成される、IEEE 802.11kに準拠したレポート(測定情報)を取得する。
別の例として、上記測定情報は、IEEE 802.11kに準拠したレポートに基づいて生成される情報であってもよく、上記測定情報を生成する上記無線LAN装置は、アクセスポイント200であってもよい。即ち、情報取得部253は、IEEE 802.11kに準拠したレポートに基づいてアクセスポイント200により生成される情報(測定情報)を取得してもよい。具体例として、処理部250は、無線LAN端末40により提供されるIEEE 802.11kに準拠したレポートに含まれるパラメータから、上記測定情報として新たなパラメータ(例えば、上記レポートに含まれる上記パラメータの平均値又は合計値など)を生成してもよい。そして、情報取得部253は、当該新たなパラメータを上記測定情報として取得してもよい。
(情報提供部255)
情報提供部255は、上記測定情報を基地局100に提供する。
例えば、情報提供部255は、無線LAN通信を通じて、情報取得部253により取得された上記測定情報を基地局100に提供する。より具体的には、例えば、情報提供部255は、無線通信部220を介して、上記測定情報を基地局100へ送信する。
あるいは、情報提供部255は、無線LAN通信を通じてではなく、バックホールを介した通信を通じて、上記測定情報を基地局100に提供してもよい。より具体的には、情報提供部255は、ネットワーク通信部230を介して、上記測定情報を基地局100へ送信してもよい。
これにより、例えば、基地局100は、周辺環境における無線LAN通信の状況を知ることが可能になる。
<<4.処理の流れ>>
続いて、図12〜図14を参照して、本開示の実施形態に係る処理の例を説明する。
(基地局の処理)
図12は、本開示の実施形態に係る基地局100の処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該処理は、比較的長い周期で実行される。
まず、処理部150は、一定期間の間に基地局100により受信されるビーコンの受信電力を測定する(S301)。
その後、処理部150(例えば、通信制御部155)は、上記一定期間の間に受信されたいずれのビーコンの受信電力も所定の閾値未満であるかを判定する(S303)。
いずれのビーコンの受信電力も所定の閾値未満であれば(S303:Yes)、通信制御部155は、セルラーシステムのために共用帯域を所定の最長占有時間占有することを決定する。そして、処理は終了する。
一方、いずれかのビーコンの受信電力が所定の閾値以上であれば(S303:No)、処理部150(例えば、通信制御部155)は、基地局100により受信された1つ以上のビーコンを送信したいずれかのアクセスポイントが測定情報を提供可能かをチェックする(S307)。より具体的には、処理部150(例えば、通信制御部155)は、上記1つ以上のビーコンの各々の中にRRMケイパビリティIEがあるかをチェックする。
いずれかのアクセスポイントが測定情報を提供可能であれば(S307:Yes)、通信制御部155は、第1決定処理を実行することを決定する(S309)。そして、処理は終了する。なお、上記第1決定処理は、アクセスポイント200により提供される測定情報に基づいてセルラーシステムにおける上記共用帯域の占有時間を決定する処理である。
一方、いずれのアクセスポイントも測定情報を提供不能であれば(S307:No)、通信制御部155は、セルラーシステムのために共用帯域を占有しないことを決定する(S311)。そして、処理は終了する。
なお、上述した例は、占有時間が決定される例であるが、占有時間の代わりに、又は占有時間に加えて、時間占有率が決定されてもよい。
(第1決定処理)
図13は、本開示の実施形態に係る第1決定処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該第1決定処理は、比較的短い周期で実行される。
要求部151は、アクセスポイント200に共用帯域の測定情報を要求する(S321)。
そして、情報取得部153は、アクセスポイント200により提供される共用帯域の測定情報を取得する(S323)。
その後、通信制御部155は、上記測定情報に含まれるパラメータに応じた占有時間を決定する(S325)。そして、処理は終了する。
なお、上述した例は、占有時間が決定される例であるが、占有時間の代わりに、又は占有時間に加えて、時間占有率が決定されてもよい。
(アクセスポイントの処理)
図14は、本開示の実施形態に係るアクセスポイント200の処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該処理は、基地局100による測定情報の要求に応じて実行される。
測定要求部251は、無線LAN端末40(即ち、ステーション)に共用帯域についてのレポートを要求する(S331)。例えば、当該レポートは、IEEE 802.11kに準拠したレポートである。
そして、情報取得部253は、無線LAN装置により生成される上記共用帯域の測定情報を取得する(S333)。一例として、上記測定情報は、IEEE 802.11kに準拠したレポートであり、上記測定情報を生成する上記無線LAN装置は、無線LAN端末40である。別の例として、上記測定情報は、IEEE 802.11kに準拠したレポートに基づいて生成される情報であってもよく、上記測定情報を生成する上記無線LAN装置は、アクセスポイント200であってもよい。この場合には、処理部150は、IEEE 802.11kに準拠したレポートに基づいて上記測定情報を生成してもよい。
情報提供部255は、上記共用帯域の上記測定情報を基地局100に提供する(S335)。そして、処理は終了する。
<<5.変形例>>
続いて、図15及び図16を参照して、本実施形態の変形例を説明する。
上述した本実施形態の例では、無線LANのアクセスポイントにより送信されるビーコンの受信状況に関する上記所定の条件が満たされず、且つ、上記測定情報が提供されない場合に、上記セルラーシステムのために上記共用帯域を占有しないことが決定される。
一方、本実施形態の変形例では、無線LANのアクセスポイントにより送信されるビーコンの受信状況に関する上記所定の条件が満たされず、且つ、上記測定情報が提供されない場合に、無線LAN規格に準拠した所定のフレームの上記共用帯域における受信状況に基づいて、上記セルラーシステムのために上記共用帯域をどの程度の時間占有するかが決定される。
(基地局100:通信制御部155)
(a−3)その他の決定
とりわけ本実施形態の変形例では、通信制御部155は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるビーコンの受信状況に関する上記所定の条件が満たされず、且つ、上記測定情報が提供されない場合に、無線LAN規格に準拠した所定のフレームの上記共用帯域における受信状況に基づいて、上記セルラーシステムのために上記共用帯域をどの程度の時間占有するかを決定する。
より具体的には、例えば、一定期間の間に基地局100により受信された1つ以上のビーコンの受信電力が所定の閾値以上であるが、当該1つ以上のビーコンを送信した1つ以上のアクセスポイントのいずれも、IEEE 802.11kのRRMのケイパビリティを有しない。この場合に、通信制御部155は、無線LAN規格に準拠した所定のフレームの上記共用帯域における受信状況に基づいて、上記セルラーシステムのために上記共用帯域をどの程度の時間占有するかを決定する。
−所定のフレームの受信状況
例えば、上記所定のフレームは、RTSフレーム及び/又はCTSフレームである。
例えば、上記所定のフレームの受信状況は、上記共用帯域において上記所定のフレームが受信される頻度を含む。この場合に、通信制御部155は、上記頻度に応じた時間だけ上記セルラーシステムのために上記共用帯域を占有することを決定する。例えば、通信制御部155は、上記頻度がより高い場合に、上記セルラーシステムのために上記共用帯域をより短い時間占有することを決定し、上記頻度がより低い場合に、上記セルラーシステムのために上記共用帯域をより長い時間占有することを決定する。
より具体的には、例えば、処理部150(例えば、通信制御部155)は、上記共用帯域において基地局100により所定のフレームが受信される頻度を算出する。そして、通信制御部155は、算出された当該頻度に応じた占有時間(又は時間占有率)を決定する。
以上のように、上記所定のフレームの上記共用帯域における受信状況に基づいて、上記セルラーシステムのために上記共用帯域をどの程度の時間占有するかを決定する。これにより、例えば、上記共用帯域が無線LANにおいて使用可能な機会の減少を抑えつつ、上記セルラーシステムのために上記共用帯域が専有される時間をより長くすることが可能になる。
(処理の流れ:基地局の処理)
図15は、本開示の実施形態の変形例に係る基地局100の処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該処理は、比較的長い周期で実行される。
なお、図15に示されるステップS351〜S359の説明は、図12に示されるステップS301〜S309の説明と同じである。よって、ここではステップS361のみを説明し、重複する記載を省略する。
いずれのアクセスポイントも測定情報を提供不能であれば(S357:No)、通信制御部155は、第2決定処理を実行することを決定する(S361)。そして、処理は終了する。なお、上記第2決定処理は、無線LAN規格に準拠した所定のフレームの受信状況に基づいてセルラーシステムにおける上記共用帯域の占有時間を決定する処理である。
なお、上述した例は、占有時間が決定される例であるが、占有時間の代わりに、又は占有時間に加えて、時間占有率が決定されてもよい。
(処理の流れ:第2決定処理)
図16は、本開示の実施形態に係る第2決定処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該第2決定処理は、比較的短い周期で実行される。
処理部150(例えば、通信制御部155)は、上記共用帯域において基地局100により所定のフレームが受信される頻度を算出する(S371)。
そして、通信制御部155は、算出された上記頻度に応じた占有時間を決定する(S373)。
なお、上述した例は、占有時間が決定される例であるが、占有時間の代わりに、又は占有時間に加えて、時間占有率が決定されてもよい。
<<6.応用例>>
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、基地局100は、マクロeNB又はスモールeNBなどのいずれかの種類のeNB(evolved Node B)として実現されてもよい。スモールeNBは、ピコeNB、マイクロeNB又はホーム(フェムト)eNBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーするeNBであってよい。その代わりに、基地局100は、NodeB又はBTS(Base Transceiver Station)などの他の種類の基地局として実現されてもよい。基地局100は、無線通信を制御する本体(基地局装置ともいう)と、本体とは別の場所に配置される1つ以上のRRH(Remote Radio Head)とを含んでもよい。また、後述する様々な種類の端末が一時的に又は半永続的に基地局機能を実行することにより、基地局100として動作してもよい。
また、例えば、アクセスポイント200は、ルータ機能を有し又はルータ機能を有しない無線LANアクセスポイント(無線基地局ともいう)として実現されてもよい。また、アクセスポイント200は、モバイル無線LANルータとして実現されてもよい。さらに、アクセスポイント200の少なくとも一部の構成要素は、これら装置に搭載されるモジュール(例えば、1つのダイで構成される集積回路モジュール)として実現されてもよい。
<6.1.基地局に関する応用例>
(第1の応用例)
図17は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
アンテナ810の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、基地局装置820による無線信号の送受信のために使用される。eNB800は、図17に示したように複数のアンテナ810を有し、複数のアンテナ810は、例えばeNB800が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図17にはeNB800が複数のアンテナ810を有する例を示したが、eNB800は単一のアンテナ810を有してもよい。
基地局装置820は、コントローラ821、メモリ822、ネットワークインタフェース823及び無線通信インタフェース825を備える。
コントローラ821は、例えばCPU又はDSPであってよく、基地局装置820の上位レイヤの様々な機能を動作させる。例えば、コントローラ821は、無線通信インタフェース825により処理された信号内のデータからデータパケットを生成し、生成したパケットをネットワークインタフェース823を介して転送する。コントローラ821は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドリングすることによりバンドルドパケットを生成し、生成したバンドルドパケットを転送してもよい。また、コントローラ821は、無線リソース管理(Radio Resource Control)、無線ベアラ制御(Radio Bearer Control)、移動性管理(Mobility Management)、流入制御(Admission Control)又はスケジューリング(Scheduling)などの制御を実行する論理的な機能を有してもよい。また、当該制御は、周辺のeNB又はコアネットワークノードと連携して実行されてもよい。メモリ822は、RAM及びROMを含み、コントローラ821により実行されるプログラム、及び様々な制御データ(例えば、端末リスト、送信電力データ及びスケジューリングデータなど)を記憶する。
ネットワークインタフェース823は、基地局装置820をコアネットワーク824に接続するための通信インタフェースである。コントローラ821は、ネットワークインタフェース823を介して、コアネットワークノード又は他のeNBと通信してもよい。その場合に、eNB800と、コアネットワークノード又は他のeNBとは、論理的なインタフェース(例えば、S1インタフェース又はX2インタフェース)により互いに接続されてもよい。ネットワークインタフェース823は、有線通信インタフェースであってもよく、又は無線バックホールのための無線通信インタフェースであってもよい。ネットワークインタフェース823が無線通信インタフェースである場合、ネットワークインタフェース823は、無線通信インタフェース825により使用される周波数帯域よりもより高い周波数帯域を無線通信に使用してもよい。
無線通信インタフェース825は、LTE(Long Term Evolution)又はLTE−Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、アンテナ810を介して、eNB800のセル内に位置する端末に無線接続を提供する。無線通信インタフェース825は、典型的には、ベースバンド(BB)プロセッサ826及びRF回路827などを含み得る。BBプロセッサ826は、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、各レイヤ(例えば、L1、MAC(Medium Access Control)、RLC(Radio Link Control)及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol))の様々な信号処理を実行する。BBプロセッサ826は、コントローラ821の代わりに、上述した論理的な機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ826は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を含むモジュールであってもよく、BBプロセッサ826の機能は、上記プログラムのアップデートにより変更可能であってもよい。また、上記モジュールは、基地局装置820のスロットに挿入されるカード若しくはブレードであってもよく、又は上記カード若しくは上記ブレードに搭載されるチップであってもよい。一方、RF回路827は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ810を介して無線信号を送受信する。
無線通信インタフェース825は、図17に示したように複数のBBプロセッサ826を含み、複数のBBプロセッサ826は、例えばeNB800が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。また、無線通信インタフェース825は、図17に示したように複数のRF回路827を含み、複数のRF回路827は、例えば複数のアンテナ素子にそれぞれ対応してもよい。なお、図17には無線通信インタフェース825が複数のBBプロセッサ826及び複数のRF回路827を含む例を示したが、無線通信インタフェース825は単一のBBプロセッサ826又は単一のRF回路827を含んでもよい。
さらに、無線通信インタフェース825は、セルラー通信方式に加えて、無線LAN通信方式をサポートしてもよく、その場合に、無線LAN通信方式のBBプロセッサ826及びRF回路827を含んでもよい。
図17に示したeNB800において、図7を参照して説明した処理部150に含まれる1つ以上の構成要素(例えば、要求部151、情報取得部153及び/又は通信制御部155)は、無線通信インタフェース825において実装されてもよい。あるいは、上記1つ以上の構成要素の少なくとも一部は、コントローラ821において実装されてもよい。一例として、eNB800は、無線通信インタフェース825の一部(例えば、BBプロセッサ826)若しくは全部、及び/又コントローラ821を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて上記1つ以上の構成要素(例えば、要求部151、情報取得部153及び/又は通信制御部155)が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに上記1つ以上の構成要素の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムがeNB800にインストールされ、無線通信インタフェース825(例えば、BBプロセッサ826)及び/又コントローラ821が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、上記1つ以上の構成要素を備える装置としてeNB800、基地局装置820又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体が提供されてもよい。
また、図17に示したeNB800において、図7を参照して説明した無線通信部120は、無線通信インタフェース825(例えば、RF回路827)において実装されてもよい。また、アンテナ部110は、アンテナ810において実装されてもよい。また、ネットワーク通信部130は、コントローラ821及び/又はネットワークインタフェース823において実装されてもよい。
(第2の応用例)
図18は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
アンテナ840の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、RRH860による無線信号の送受信のために使用される。eNB830は、図18に示したように複数のアンテナ840を有し、複数のアンテナ840は、例えばeNB830が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図18にはeNB830が複数のアンテナ840を有する例を示したが、eNB830は単一のアンテナ840を有してもよい。
基地局装置850は、コントローラ851、メモリ852、ネットワークインタフェース853、無線通信インタフェース855及び接続インタフェース857を備える。コントローラ851、メモリ852及びネットワークインタフェース853は、図17を参照して説明したコントローラ821、メモリ822及びネットワークインタフェース823と同様のものである。
無線通信インタフェース855は、LTE又はLTE−Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、RRH860及びアンテナ840を介して、RRH860に対応するセクタ内に位置する端末に無線接続を提供する。無線通信インタフェース855は、典型的には、BBプロセッサ856などを含み得る。BBプロセッサ856は、接続インタフェース857を介してRRH860のRF回路864と接続されることを除き、図17を参照して説明したBBプロセッサ826と同様のものである。無線通信インタフェース855は、図18に示したように複数のBBプロセッサ856を含み、複数のBBプロセッサ856は、例えばeNB830が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図18には無線通信インタフェース855が複数のBBプロセッサ856を含む例を示したが、無線通信インタフェース855は単一のBBプロセッサ856を含んでもよい。
接続インタフェース857は、基地局装置850(無線通信インタフェース855)をRRH860と接続するためのインタフェースである。接続インタフェース857は、基地局装置850(無線通信インタフェース855)とRRH860とを接続する上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
また、RRH860は、接続インタフェース861及び無線通信インタフェース863を備える。
接続インタフェース861は、RRH860(無線通信インタフェース863)を基地局装置850と接続するためのインタフェースである。接続インタフェース861は、上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
無線通信インタフェース863は、アンテナ840を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース863は、典型的には、RF回路864などを含み得る。RF回路864は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ840を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース863は、図18に示したように複数のRF回路864を含み、複数のRF回路864は、例えば複数のアンテナ素子にそれぞれ対応してもよい。なお、図18には無線通信インタフェース863が複数のRF回路864を含む例を示したが、無線通信インタフェース863は単一のRF回路864を含んでもよい。
さらに、無線通信インタフェース855は、セルラー通信方式に加えて、無線LAN通信方式をサポートしてもよく、その場合に、無線LAN通信方式のBBプロセッサ856を含んでもよい。
図18に示したeNB830において、図7を参照して説明した処理部150に含まれる1つ以上の構成要素(例えば、要求部151、情報取得部153及び/又は通信制御部155)は、無線通信インタフェース855及び/又は無線通信インタフェース863において実装されてもよい。あるいは、上記1つ以上の構成要素の少なくとも一部は、コントローラ851において実装されてもよい。一例として、eNB830は、無線通信インタフェース855の一部(例えば、BBプロセッサ856)若しくは全部、及び/又コントローラ851を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて上記1つ以上の構成要素(例えば、要求部151、情報取得部153及び/又は通信制御部155)が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに上記1つ以上の構成要素の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムがeNB830にインストールされ、無線通信インタフェース855(例えば、BBプロセッサ856)及び/又コントローラ851が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、上記1つ以上の構成要素を備える装置としてeNB830、基地局装置850又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体が提供されてもよい。
また、図18に示したeNB830において、例えば、図7を参照して説明した無線通信部120は、無線通信インタフェース863(例えば、RF回路864)において実装されてもよい。また、アンテナ部110は、アンテナ840において実装されてもよい。また、ネットワーク通信部130は、コントローラ851及び/又はネットワークインタフェース853において実装されてもよい。
<6.2.アクセスポイントに関する応用例>
図19は、本開示に係る技術が適用され得る無線アクセスポイント950の概略的な構成の一例を示すブロック図である。無線アクセスポイント950は、コントローラ951、メモリ952、入力デバイス954、表示デバイス955、ネットワークインタフェース957、無線通信インタフェース963、アンテナスイッチ964及びアンテナ965を備える。
コントローラ951は、例えばCPU又はDSP(Digital Signal Processor)であってよく、無線アクセスポイント950のIP(Internet Protocol)レイヤ及びより上位のレイヤの様々な機能(例えば、アクセス制限、ルーティング、暗号化、ファイアウォール及びログ管理など)を動作させる。メモリ952は、RAM及びROMを含み、コントローラ951により実行されるプログラム、及び様々な制御データ(例えば、端末リスト、ルーティングテーブル、暗号鍵、セキュリティ設定及びログなど)を記憶する。
入力デバイス954は、例えば、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作を受け付ける。表示デバイス955は、LEDランプなどを含み、無線アクセスポイント950の動作ステータスを表示する。
ネットワークインタフェース957は、無線アクセスポイント950が有線通信ネットワーク958に接続するための有線通信インタフェースである。ネットワークインタフェース957は、複数の接続端子を有してもよい。有線通信ネットワーク958は、イーサネット(登録商標)などのLANであってもよく、又はWAN(Wide Area Network)であってもよい。
無線通信インタフェース963は、IEEE802.11a、11b、11g、11n、11ac及び11adなどの無線LAN標準のうちの1つ以上をサポートし、近傍の端末へアクセスポイントとして無線接続を提供する。無線通信インタフェース963は、典型的には、ベースバンドプロセッサ、RF回路及びパワーアンプなどを含み得る。無線通信インタフェース963は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を集積したワンチップのモジュールであってもよい。アンテナスイッチ964は、無線通信インタフェース963に含まれる複数の回路の間でアンテナ965の接続先を切り替える。アンテナ965は、単一の又は複数のアンテナ素子を有し、無線通信インタフェース963による無線信号の送信及び受信のために使用される。
図19に示した無線アクセスポイント950において、図11を参照して説明した処理部250に含まれる1つ以上の構成要素(例えば、測定要求部251、情報取得部253及び/又は情報提供部255)は、無線通信インタフェース963において実装されてもよい。また、上記1つ以上の構成要素の少なくとも一部は、コントローラ951において実装されてもよい。一例として、無線アクセスポイント950は、無線通信インタフェース963及び/又はコントローラ951を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて上記1つ以上の構成要素(例えば、測定要求部251、情報取得部253及び/又は情報提供部255)が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに上記1つ以上の構成要素の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムが無線アクセスポイント950にインストールされ、無線通信インタフェース963及び/又はコントローラ951が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、上記1つ以上の構成要素を備える装置として無線アクセスポイント950又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記憶した読み取り可能な記憶媒体が提供されてもよい。
また、図19に示した無線アクセスポイント950において、例えば、図11を参照して説明した無線通信部220は、無線通信インタフェース963において実装されてもよい。また、アンテナ部210は、アンテナ965において実装されてもよい。また、ネットワーク通信部230は、コントローラ951及び/又はネットワークインタフェース957において実装されてもよい。
<<7.まとめ>>
ここまで、図1〜図19を参照して、本開示の実施形態に係る装置及び各処理を説明した。
本開示に係る実施形態によれば、基地局100は、セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)の測定情報であって、無線LANのアクセスポイントにより提供される上記測定情報を取得する情報取得部153と、上記測定情報に基づいて、上記セルラーシステムのために上記周波数帯域(即ち、共用帯域)をどの程度の時間占有するかを決定する通信制御部155と、を備える。
これにより、例えば、上記共用帯域が無線LANにおいて使用可能な機会の減少を抑えることが可能になる。より具体的には、例えば、周辺環境における無線LAN通信の状況を考慮して、上記共用帯域をどの程度の時間占有するかが決定される。そのため、一例として、上記共用帯域が無線LANにおいて頻繁に使用されている場合には、上記共用帯域を上記セルラーシステムのために短い時間占有することが決定され、上記共用帯域が無線LANにおいてあまり使用されていない場合には、上記共用帯域を上記セルラーシステムのために長い時間占有することが決定される。その結果、上記共用帯域が無線LANにおいて使用可能な機会の減少が抑えられ得る。
また、本開示に係る実施形態によれば、アクセスポイント200は、セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)の測定情報であって、無線LAN装置により生成される当該測定情報を取得する情報取得部253と、上記測定情報を上記セルラーシステムの基地局に提供する情報提供部255と、を備える。
これにより、例えば、上記セルラーシステムの基地局(即ち、基地局100)は、周辺環境における無線LAN通信の状況を知ることが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態を説明したが、本開示は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、無線LANのアクセスポイントにより提供される測定情報がIEEE 802.11kに準拠したレポート、又は当該レポートに基づいて生成される情報である例を説明したが、本開示は係る例に限定されない。例えば、上記測定情報は、IEEE 802.11kの改訂規格に準拠したレポート、又は当該レポートに基づいて生成される情報であってもよい。あるいは、上記測定情報は、他の種類の測定情報であってもよい。
また、例えば、セルラーシステムがLTE、LTE−Advanced、又はこれらに準ずる通信規格に準拠したシステムである例を説明したが、本開示は係る例に限定されない。例えば、セルラーシステムは、他の通信規格に準拠したシステムであってもよい。
また、本明細書の処理における処理ステップは、必ずしもフローチャート又はシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理における処理ステップは、フローチャート又はシーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。
また、本明細書の基地局に備えられるプロセッサ(例えば、CPU、DSPなど)を上記基地局の構成要素(例えば、要求部、情報取得部及び/又は通信制御部)として機能させるためのコンピュータプログラム(換言すると、上記プロセッサに上記基地局100の構成要素の動作を実行させるためのコンピュータプログラム)も作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体も提供されてもよい。また、上記コンピュータプログラムを記憶するメモリと、上記コンピュータプログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを備える装置(例えば、完成品、又は完成品のためのモジュール(部品、処理回路若しくはチップなど))も提供されてもよい。また、基地局100の構成要素(例えば、要求部、情報取得部及び/又は通信制御部)の動作を含む方法も、本開示に係る技術に含まれる。なお、本明細書のアクセスポイント及び当該アクセスポイントの構成要素(例えば、測定要求部、情報取得部及び/又は情報提供部)にも、上記基地局及び上記基地局の構成要素と同じことが言える。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的又は例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記効果とともに、又は上記効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
セルラーシステムと無線LAN(Local Area Network)との間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LANのアクセスポイントにより提供される前記測定情報を取得する取得部と、
前記測定情報に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定する制御部と、
を備える装置。
(2)
前記アクセスポイントに前記測定情報を要求する要求部をさらに備える、前記(1)に記載の装置。
(3)
前記アクセスポイントは、受信される1つ以上のビーコンの受信電力に基づいて選択されるアクセスポイントである、前記(2)に記載の装置。
(4)
前記測定情報は、IEEE 802.11kに準拠したレポート、又は当該レポートに基づいて生成される情報である、前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の装置。
(5)
前記アクセスポイントは、RRM(Radio Resource Management)ケイパビリティIE(Information Element)を含むビーコンを送信するアクセスポイントである、前記(4)に記載の装置。
(6)
前記制御部は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるビーコンの受信状況に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定する、前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の装置。
(7)
前記制御部は、前記受信状況に関する所定の条件が満たされる場合には、当該所定の条件が満たされない場合よりも、前記周波数帯域をより長い時間占有することを決定する、前記(6)に記載の装置。
(8)
前記制御部は、前記受信状況に関する所定の条件が満たされない場合に、前記測定情報に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定する、前記(6)又は(7)に記載の装置。
(9)
前記制御部は、前記受信状況に関する所定の条件が満たされず、且つ、前記測定情報が提供されない場合に、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域を占有しないことを決定する、前記(6)〜(8)のいずれか1項に記載の装置。
(10)
前記制御部は、前記受信状況に関する所定の条件が満たされず、且つ、前記測定情報が提供されない場合に、無線LAN規格に準拠した所定のフレームの前記周波数帯域における受信状況に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定する、前記(6)〜(8)のいずれか1項に記載の装置。
(11)
前記所定の条件は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるいずれのビーコンの受信電力も所定の閾値未満であること、又は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるいずれのビーコンの受信電力も所定の閾値以下であることである、前記(7)〜(10)のいずれか1項に記載の装置。
(12)
前記制御部は、無線LANのアクセスポイントのバッファリングの状況に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域を占有するタイミングを決定する、前記(1)〜(11)のいずれか1項に記載の装置。
(13)
前記制御部は、前記セルラーシステムのための前記周波数帯域の占有時間を決定する、前記(1)〜(12)のいずれか1項に記載の装置。
(14)
前記制御部は、前記セルラーシステムのための前記周波数帯域の時間占有率を決定する、前記(1)〜(12)のいずれか1項に記載の装置。
(15)
前記周波数帯域は、無線LANのチャネルである、前記(1)〜(14)のいずれか1項に記載の装置。
(16)
前記装置は、前記セルラーシステムの基地局、当該基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールである、前記(1)〜(15)のいずれか1項に記載の装置。
(17)
セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LANのアクセスポイントにより提供される前記測定情報を取得することと、
プロセッサにより、前記測定情報に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定することと、
を含む方法。
(18)
セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LAN装置により生成される当該測定情報を取得する取得部と、
前記測定情報を前記セルラーシステムの基地局に提供する提供部と、
を備える装置。
(19)
前記装置は、無線LANのアクセスポイント、又は前記アクセスポイントのためのモジュールである、前記(18)に記載の装置。
(20)
セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LAN装置により生成される当該測定情報を取得することと、
プロセッサにより、前記測定情報を前記セルラーシステムの基地局に提供することと、
を含む方法。
(21)
セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LANのアクセスポイントにより提供される前記測定情報を取得することと、
前記測定情報に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(22)
セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LANのアクセスポイントにより提供される前記測定情報を取得することと、
前記測定情報に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
(23)
セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LAN装置により生成される当該測定情報を取得することと、
前記測定情報を前記セルラーシステムの基地局に提供することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(24)
セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LAN装置により生成される当該測定情報を取得することと、
前記測定情報を前記セルラーシステムの基地局に提供することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
1 通信システム
10 セル
30 セルラー端末
40 無線LAN端末
100 基地局
151 要求部
153 情報取得部
155 通信制御部
200 アクセスポイント
251 測定要求部
253 情報取得部
255 通信提供部

Claims (20)

  1. セルラーシステムと無線LAN(Local Area Network)との間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LANのアクセスポイントにより提供される前記測定情報を取得する取得部と、
    前記測定情報に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定する制御部と、
    を備える装置。
  2. 前記アクセスポイントに前記測定情報を要求する要求部をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記アクセスポイントは、受信される1つ以上のビーコンの受信電力に基づいて選択されるアクセスポイントである、請求項2に記載の装置。
  4. 前記測定情報は、IEEE 802.11kに準拠したレポート、又は当該レポートに基づいて生成される情報である、請求項1に記載の装置。
  5. 前記アクセスポイントは、RRM(Radio Resource Management)ケイパビリティIE(Information Element)を含むビーコンを送信するアクセスポイントである、請求項4に記載の装置。
  6. 前記制御部は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるビーコンの受信状況に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記制御部は、前記受信状況に関する所定の条件が満たされる場合には、当該所定の条件が満たされない場合よりも、前記周波数帯域をより長い時間占有することを決定する、請求項6に記載の装置。
  8. 前記制御部は、前記受信状況に関する所定の条件が満たされない場合に、前記測定情報に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定する、請求項6に記載の装置。
  9. 前記制御部は、前記受信状況に関する所定の条件が満たされず、且つ、前記測定情報が提供されない場合に、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域を占有しないことを決定する、請求項6に記載の装置。
  10. 前記制御部は、前記受信状況に関する所定の条件が満たされず、且つ、前記測定情報が提供されない場合に、無線LAN規格に準拠した所定のフレームの前記周波数帯域における受信状況に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定する、請求項6に記載の装置。
  11. 前記所定の条件は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるいずれのビーコンの受信電力も所定の閾値未満であること、又は、無線LANのアクセスポイントにより送信されるいずれのビーコンの受信電力も所定の閾値以下であることである、請求項7に記載の装置。
  12. 前記制御部は、無線LANのアクセスポイントのバッファリングの状況に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域を占有するタイミングを決定する、請求項1に記載の装置。
  13. 前記制御部は、前記セルラーシステムのための前記周波数帯域の占有時間を決定する、請求項1に記載の装置。
  14. 前記制御部は、前記セルラーシステムのための前記周波数帯域の時間占有率を決定する、請求項1に記載の装置。
  15. 前記周波数帯域は、無線LANのチャネルである、請求項1に記載の装置。
  16. 前記装置は、前記セルラーシステムの基地局、当該基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールである、請求項1に記載の装置。
  17. セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LANのアクセスポイントにより提供される前記測定情報を取得することと、
    プロセッサにより、前記測定情報に基づいて、前記セルラーシステムのために前記周波数帯域をどの程度の時間占有するかを決定することと、
    を含む方法。
  18. セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LAN装置により生成される当該測定情報を取得する取得部と、
    前記測定情報を前記セルラーシステムの基地局に提供する提供部と、
    を備える装置。
  19. 前記装置は、無線LANのアクセスポイント、又は前記アクセスポイントのためのモジュールである、請求項18に記載の装置。
  20. セルラーシステムと無線LANとの間で共用される周波数帯域の測定情報であって、無線LAN装置により生成される当該測定情報を取得することと、
    プロセッサにより、前記測定情報を前記セルラーシステムの基地局に提供することと、
    を含む方法。
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