JPWO2015040731A1 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

従来技術では、揺らぎの補正効果が得られるものの、画像にぼやけが生じてしまうという問題があった。本発明では、時間平滑化をする前に、同じ位置の画素を画素の輝度及び色差を利用して複数のグループに分ける。それぞれのグループの画素数の頻度を算出する。最も大きな頻度を持つグループの情報を使用して、頻度が閾値を越えた場合は、そのグループの情報のみを使用して時間平滑化を行う。

Description

本発明は、画像処理装置に係り、特に陽炎などの画像の揺らぎによる画像劣化を軽減することができる画像処理装置及び画像処理方法に関する。
揺らぎ補正は、監視システム等に用いられる画像処理技術の一つである。揺らぎ補正は、陽炎に代表される監視映像が受けた揺らぎの影響を軽減させることを目的としている。
揺らぎ補正技術では、例えば、時間平滑化処理によって揺らぎの影響を低減することが行われる。
図1は、画素値の時間平滑化処理が映像に与える効果を説明するための一例を示す図である。
図1の上側に示すように、補正対象の入力画像は、左から右に流れる時系列に従って、所定の時間間隔で画像処理装置に入力される。なお、図1では、入力画像101、102、103だけを示している。図1に示すように、入力画像101、102、103は、いずれも同じ画像のように見える。即ち、入力画像102内に写り込んでいる被写体像402、及び入力画像103内に写り込んでいる被写体像403は、本来自動車等に移動物体であるが、この画像101〜103が撮影された時間には、移動しておらず、入力画像101内に写り込んでいる被写体像401と同じ画素位置にある。勿論、入力画像101内に写り込んでいる被写体像201及び301は、入力画像102内に写り込んでいる被写体像202及び302、並びに、入力画像103内に写り込んでいる被写体像203及び303は移動しない静物であり、ほぼ同じ画素位置にある。ただし、入力画像101、102、103内の静止している移動体の被写体像401〜403も、静物の被写体像201〜203、301〜303は、いずれも、陽炎の影響で揺らいで見える。
図1の下側の平滑化画像104は、入力画像101、102、103を含むn個の入力画像の平滑化画像である(nは自然数)。平滑化画像104が示すように、画像内の静物の被写体像204、304及び移動体の被写体像404は、陽炎の影響による揺らぎを補正されたものとなっている。
ところが、図1は、理想的な処理条件の場合であって、実際には時間平滑化処理だけでは揺らぎの影響が完全に消えない(特許文献1参照。)。
図2は、時間平滑化処理のみの場合に、画像の被写体像の輪郭がぼやけることを説明するための図である。画像111には、静物であって揺らぎの無い被写体像211が写り込んでいる。なお、分かり易く説明するために、画像111において、被写体像211はモノトーンで、輝度値が最小(黒色)で、他の部分は輝度値が最大(白色)とする。また、画像121〜123においても同様に、被写体像221〜223はモノトーンで、輝度が最小値(黒色)で、他の部分は輝度が最大値(白色)とする。
この被写体像211は、陽炎のような揺らぎの影響を受け、画像121〜123のn個の画像内の被写体像221〜223のように揺らいだ被写体像となる。なお、図2の画像121〜123もまた、図1の入力画像101〜103のように、左から右に流れる時系列に従って、所定の時間間隔で画像処理装置に入力される。
このn個の画像121〜123について、時間平滑化処理を行うと、画像111内の被写体像211は、画像124に示す被写体像224のように、中央部の被写体像の領域a2の部分だけ輝度が最小値(黒色)となり、端部(この場合は左右)の画像a1とa3の輝度が最大と最小の中間値(灰色)となって、ぼやける。また、本来の被写体像211より画素サイズが大きくなる。即ち、被写体像224がぼやけて見える。
特開2009−059202号公報 特開2010−263552号公報
Enhanced Image Capture Through Fusion,P.J.Burt and R.J.Kolczynski,IEEE 1993,pp173−182
特許文献1には、プリンタ機能、スキャナ機能、及びカラーコピー機能を備えた複合機について、(1)複数種類のお手本画像を入力して、それらの構成画素を色相値に応じて6つの領域に分類し、各領域に属する構成画素の平均値を代表値として特定する複数種類のお手本画像の総合的な特徴を表す第1特徴量を特定する。(2)補正対象画像の構成画素をその色相値に応じて6つの領域に分類し、各領域に属する構成画素の平均値を補正対象画像の特徴を表す第2特徴量として特定する。(3)第2特徴量の各代表値を第1特徴量の各代表値にそれぞれ近づけるように、色変換処理を行う技術が開示されている。
特許文献2には、被出力画像における暗部領域を抽出し、色再現範囲外であり、かつ暗部領域である画素を1つ以上のクラスタに分類し、被出力画像の各画素がノイズであるか否かを判定し、分類されたクラスタにおいて、ノイズと判定した画素に対する特徴を抽出し、ノイズが存在するか否かを判定し、ノイズが存在すると判定したクラスタの色変換方法を、ノイズが存在しないと判定した場合の色変換方法とは異ならせ、決定した色変換方法により色変換処理を行うことで、ノイズが存在する場合と存在しない場合とで色変換方法を異ならせ、クラスタ内の画素に含まれるノイズを解析することにより、該当クラスタにおいてノイズを低減させる写像方向を決定し、ノイズを目立たなくする技術が開示されている。
しかし、特許文献1及び特許文献2は、補正対象画像が動画像ではなく、画像中の被写体を静物と移動体に区分して補正することは開示していない。
また、非特許文献1は、複数の異なるセンサによる画像を勾配ピラミッドにより融合してノイズを減らす技術について開示している。また、その勾配ピラミッドによる融合は、ラプラシアンピラミッドによる融合よりも有効で、ビデオシーケンスにも適用できるとしている。しかし、この技術では、背景から移動物体によるノイズを除去できるが、移動物そのものも除去される。従って、移動物体を監視するための画像処理には適用できない。
上述のように、従来の揺らぎ補正技術では、揺らぎ補正効果が得られるものの、画像にぼやけが生じてしまうという問題があった。
本発明の目的は、上記のような問題に鑑みて、陽炎等の影響による揺らぎを補正し、かつ画像のぼやけを低減可能な画像処理装置及び画像処理方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の画像処理装置は、時系列に沿って入力された入力画像を格納し、該格納された画像から補正対象画像及び前記時系列に沿って格納された複数の補正用画像を出力する画像メモリと、前記入力画像または前記補正対象画像、及び前記複数の補正用画像から、同一位置の画素を抽出し、輝度によりグループ分けし、補正処理該当位置の画素情報及び前記グループ分けしたグループの画素頻度を算出し、算出した前記画素頻度と前記グループの位置を示す画素情報を出力する画素グループ化部と、入力された前記画素頻度を使用して最大頻度のグループを選択し、かつ、前記画素頻度と所定の第1の閾値を比較し、全画素による時間平滑化を行うか否かの選択を行い時間平滑化処理に使用する画素グループを選択し、選択されたグループの画素情報を出力する画素グループ選択部と、前記選択されたグループの画素情報を使用して時間平滑化により揺らぎ補正する揺らぎ補正部と、装置を構成する各要素を制御する制御部とを備え、前記入力画像または前記補正対象画像を補正することを本発明の第1の特徴とする。
上記の発明の第1の特徴の画像処理装置において、前記画素グループ化部は、前記輝度及び前記第1の閾値によって複数のグループに分類し、さらに、色差及び第2の閾値によって複数のグループに分類することを本発明の第2の特徴とする。
上記の発明の第1の特徴または第2の特徴の画像処理装置において、前記画素グループ化部は、前記グループ分けされたグループの輝度値情報若しくは輝度値情報及び色差情報を、前記画素頻度と共にグループ情報として出力することを本発明の第3の特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の画像処理方法は、時系列に沿って入力された入力画像を格納し、該格納された画像から補正対象画像及び前記時系列に沿って格納された複数の補正用画像を出力する画像入力ステップと、前記入力画像または前記補正対象画像、及び前記複数の補正用画像から、同一位置の画素を抽出し、輝度によりグループ分けし、補正処理該当位置の画素情報及び前記グループ分けしたグループの画素頻度を算出し、算出した前記画素頻度と前記グループの位置を示す画素情報を出力する画像グループ化ステップと、入力された前記画素頻度を使用して最大頻度のグループを選択し、かつ、前記画素頻度と所定の閾値を比較し、全画素による時間平滑化を行うか否かの選択を行い時間平滑化処理に使用する画素グループを選択し、選択されたグループの画素情報を出力するグループ選択ステップと、前記選択されたグループの画素情報を使用して時間平滑化により揺らぎ補正する揺らぎ補正ステップとを備え、前記入力画像または前記補正対象画像から補正画像を生成することを特徴とする。
本発明によれば、揺らぎを補正しつつ被写体の輪郭に発生するぼやけを低減することができる。
時間平滑化処理が画像に与える効果を説明するための一例を示す図である。 時間平滑化処理のみの場合に、画像の被写体の輪郭がぼやけることを説明するための図である。 画素値の時間平滑化が映像に与える効果を説明するための一例を示す図である。 画素値の時間平滑化が映像に与える効果を説明するための一例を示す図である。 本発明の画像処理方法の一実施例を説明するための図である。 本発明の画像処理方法の一実施例を説明するための図である。 本発明の画像処理装置の一実施例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る撮像装置1500の一実施例の機能ブロック図である。 本発明の実施例3に係る監視システム1600の一実施例の機能ブロック図である。 本発明の実施例4に係る符号復号システム1700の一実施例の機能ブロック図である。 本発明の画像処理方法の一実施例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。各図面において共通の構成要素には同一の符号を付与した。
なお、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。下記の実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることもできる。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることもできる。また、各実施例の構成の一部について、他の構成を追加、削除、若しくは置換することもできる。
本特許出願人は、時間平滑化による揺らぎ補正技術を特願2012−107470号(以下、“先願”と称するとする)として出願した。先願は、補正対象画像と時間的に近い複数のフレーム(以下。“補正用画像”と称する)を時間平滑化することにより揺らぎの影響を抑える。その際、補正対象画像と補正用画像間、または補正対象画像と補正用画像を混合した画像間の画素毎の類似度を求め、その結果に応じて時間平滑化の強度を調整することを特徴としている。
従来の揺らぎ補正の概要に関し、図3と図4を参照して説明する。図3及び図4は、画素値の時間平滑化が映像に与える効果を説明するための一例を示す図である。本説明では、簡単化のため、図1と同様に、モノトーンで、輝度値が最大(白色)と輝度値が最小(黒色)に分かれている画像を用いて説明する。また、図1と同様に、補正対象の入力画像は、左から右に流れる時系列に従って、所定の時間間隔で画像処理装置に入力される。
図3は、従来の時間平滑処理が映像に与える効果を説明する図である。補正対象画像内の被写体は、時間平滑化により揺らぎの影響が補正される。しかし、図4に示す通り、時間平滑化のみの処理では、揺らぎの影響により被写体の輪郭にぼやけが生じてしまう。
図3は、画素値の時間平滑化が映像に与える効果を説明するための一例を示す図である。図3の上側の入力画像101は図1で説明した画像と同じである。しかし、移動体としての被写体像401が、入力画像102’と103’では、402’、403’のように移動している。
即ち、図3の下側の平滑化画像104’の被写体像204’、304’のように、補正対象画像の被写体が静止している領域800では、時間平滑化により空気揺らぎの影響による歪みが補正される。しかし、被写体像404’のように、補正対象画像の被写体が移動している領域801に時間平滑化を施すと、歪みによる画素の変位だけでなく、被写体の移動による画素の変位を平滑化してしまい、移動する被写体の周囲に滲みが生じてしまう。つまり、画素値の時間平滑化は、移動する被写体が映像内に存在する場合には、映像の劣化を伴う。
図4によって、さらに従来の揺らぎ補正の概要を説明する。図4は、簡単化のため、図1と同様に、モノトーンで説明する。ただし、輝度値を“0〜255”の256階調の数値で示した画像を用いて説明する。
図4において、揺らぎなしの画像141〜146に対して、陽炎等によって、画像141の画像は画像151のように揺らぐ。以下同様に、画像152は画像142に対する揺らぎありの画像、画像153は画像143に対する揺らぎありの画像、画像153は画像143に対する揺らぎありの画像、画像154は画像144に対する揺らぎありの画像、画像155は画像145に対する揺らぎありの画像、及び画像156は画像146に対する揺らぎありの画像である。このように、揺らぎなし画像141〜146が、揺らぎによって揺らぎありの画像151〜156のように時間の経過によって、各画素値が変更されているとする。ここで、画像140〜146、151〜156及び257における枡目は、それぞれ、1つの画素を示す。また、画像141〜146及び151〜156の白い升目の画素は輝度値が“255”であり、黒い升目の画素は輝度値が“0”である。
図4において、揺らぎありの画像151〜156のように、n個の揺らぎありの時間的に連続な画像について、時間平滑化処理を行うと、画像257に示す各画素の中に示す数値“213”、“128”、“43”の輝度値ように、灰色の画素に補正される。即ち、従来の補正処理では、全画素を時間平滑化に使用するため、図4のように、本来白い部分及び黒い部分も揺らぎによる黒画素あるいは白画素を加算することになり灰色となる。
6画像(画像151〜156)の各画素について、白画素であるか黒画素であるかの数を調べる。すると、領域B1(左から1列目と2列目の各画素)は6画像すべてについて白画素であり、領域B5(左から6列目と7列目の各画素)は6画像すべて黒画素である。領域B2(左から3列目の各画素)は、黒画素が1、白画素が5のため時間平滑化後の画素値は213(小数点以下は四捨五入)となり、領域B4(左から5列目の各画素)は、白画素が1、黒画素が5のため時間平滑化後の画素値は43(小数点以下は四捨五入)となり、領域B3(左から4列目の各画素)は、白画素が3、黒画素が3のため時間平滑化後の画素値は128(小数点以下は四捨五入)となる。
このように、輝度値が“213”の画素は、本当は白いのに、黒が少し混ざった画素である。また、輝度値が“43”の画素は、本当は黒いのに、白が少し混ざった画素である。さらに、輝度値が“128”の画素は、白と黒が等分に混ざった画素である。そのため、灰色部分が広がり、被写体像の輪郭がぼやけた状態となる。
この場合、画像140に示すb1〜b5のように、左から右に、白から黒に次第に濃くなるようなグラディーションが表れる。ここで、b1は輝度値が“255”の領域、b2は輝度値が“213”の領域、b3は輝度値が“128”の領域、b4は輝度値が“43”の領域、b5は輝度値が“0”の領域である。このように、領域b2〜b4では画像がぼやけて見える。
本発明による揺らぎ補正の概要について、図5及び図6を参照して説明する。本説明では、簡単化のため、白と黒に分かれている画像を用いて説明する。図5と図6は、本発明の画像処理方法の一実施例を説明するための図である。図5及び図6においても、図3や図4と同様に、入力画像は、左から右に流れる時系列に従って、所定の時間間隔で画像処理装置に入力される。
本発明の画像処理方法の一実施例は、図5及び図6に示すように、時間平滑化処理をする前に、同じ位置の画素を画素の輝度及び色差を利用して複数のグループに分ける。そして、分けたそれぞれのグループの画素数の頻度を算出する。その後、最も大きな頻度を持つグループの情報を使用して、頻度が所定の閾値を越えた場合は、そのグループの情報のみを使用して時間平滑化を行う。それ以外では、全ての画素を使用して時間平滑化を行うものである。
図5の実施例では、各画素が“0(黒)”〜“255(白)”の輝度値を持つとし、“128”を閾値として2つのグループに分け、頻度の閾値を“4”とした場合の一例を示す。図5の揺らぎなしの画像141〜146、及び揺らぎありの画像251〜256は、図3の画像141〜146及び251〜256と同一である。
2つのグループは、白となるものがグループA、黒となるのがグループBである。各桝目で示す画素位置の画素が属するグループは、グループ化と示された図の通りとなる。
左1列〜左3列の領域511〜516の各画素において、左1列と左2列の画素は、画像501〜506のどの画像においても全て白であるのでグループAに属する。また左から3列目の画素は、画像501〜506のどの画像においても白の頻度が“5”となるためグループAに属する。
左から4列目の領域521〜526の各画素は、黒、白の頻度とも“3”となるため、どちらのグループでもない。
左5列〜左7列の領域531〜536の各画素において、左から5列目は、黒の頻度が“5”となるため、グループBに属する。残りの2列(左6列〜左7列の領域)の画素は全て黒であり、グループBに属する。
その結果、時間平均化に使用する画素は、画素選択画像551〜556の通り、平滑化処理しない画素560が選択できる。
図6によって、本発明の図5の実施例に基づく時間平均化処理の結果を説明する。図6における、画像141〜146及び151〜156は、図4及び図5と同一の画像である。また、図6における、画像選択の画像551〜556は、図5と同一の画像である。
図6において、揺らぎありの画像151〜156を平滑化処理した画像647について説明する。
図5で説明したように、まず、左1列目〜3列目の領域G1の各画素において、左1列と左2列の各画素は、画像501〜506のどの画像においても全て白であるので画素値は“255”となる。また、左から3列目の画素は、白画素の頻度が高いため、白画素のみを使用して時間平滑化処理が行われ、画素値が“255”となる。
また、図5で説明したように、左6列目〜7列目の領域G3の各画素は、画像501〜506のどの画像においても全て黒であるので画素値は“0”となる。また、左から5列目の画素は、黒画素の頻度が高いため、黒画素のみを使用して時間平滑化処理が行われ、画素値が“0”となる。
さらに、左から4列目の領域G2の各画素は、黒画素の頻度と白画素の頻度が等しいため、全ての画素を使用して時間平滑化が行われ、画素値は“128”となる。
したがって、入力画像または入力画像に時間的に近い画像を補正対象画像として、当該補正対象画像に補正処理を施した後の最終的な補正結果画像640において、白色の画素の領域g1と黒色の画素の領域g3を除いた画素が灰色の領域g2は、左から4列目の領域のみとなり、ぼやけが低減する。
次に、本発明の揺らぎ補正の一実施例を図7の画像処理装置によって説明する。図7は、本発明の画像処理装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
図7の画像処理装置70において、入力画像10は、入力部4iを介して、画像グループ化部1及び画像メモリ2に入力される。画像メモリ2は、入力された入力画像10をn+1個(nは2以上の自然数)格納する。また画像メモリ2は、格納された画像から、所望の画像を、補正対象画像12及びn個の補正用画像11として取出し、取り出した補正対象画像12及びn個の補正用画像11を画像グループ化部1に出力する。ここで、補正対象画像12は、入力画像10または入力画像10に時間的に近い画像である。補正対象画像12を現在の入力画像10から何個前の画像にするかは、オペレータが予め設定しておくか、または、適宜選択する。
入力画像10は、例えば、監視システムで使用される撮像装置の1つが時系列に沿って所定の時間間隔で撮像した映像である。
制御部5は、画像処理装置70を構成する各要素(画像グループ化部1、画像メモリ2、画像グループ選択部3、揺らぎ補正部4、入力部4i、出力部4o、及び操作入力部5io)と相互にアクセスし、制御部5に接続された内蔵または外付けの図示しない記憶部に格納された処理プログラムに従って、装置内の各要素を制御する。
オペレータは、操作入力部5ioから操作して補正対象画像を選択する操作や閾値を変更する操作等を行う。
画素グループ化部1は、複数の画像から、同一位置の画素を抽出し、輝度及び色差によりグループ分けする。即ち、画素グループ化部1は、入力部4iから入力された入力画像10(必須ではない)、画像メモリ2から入力された補正対象画像12及び補正用画像11より、補正処理該当位置の画素情報13を取り出す。画素情報13は、基本的には、入力画像10におけるものと同様の、所定の色空間表現形式(RGB,YC,HSV等)による、1ピクセル分の画素値である。
画素グループ化部1は、1画素位置に対して取り出した1+n個の画像情報13、固定的に或いは適応的に設定した輝度値と色差値などの閾値を用いてグループ分けし、各グループに分類された画素数(時間領域おける画素の出現頻度)を算出する。そして、画素グループ化部1は、算出した画素頻度を含むグループ情報14と、当該グループ情報を得た位置での1+n個の画素情報13を画像グループ選択部3に順次出力する。
グループ情報14は、厳密な意味での画素頻度ののみならず、どの画素情報13がどのグループに分類されたかを示す情報も保持されていることが望ましく、或いは、計数せずにグループ分けした直後の結果でも良い。
画素グループ選択部3は、画素位置毎に順次入力されたグループ情報14に含まれる各グループの画素頻度を使用して、最大頻度のグループを選択する。複数のグループが同じ最大頻度となったときは、それらを全て選択する。また、画素頻度を閾値Tと比較し、閾値以上であれば、選択された画素グループの画素情報15を揺らぎ補正部4に出力し、閾値未満であれば、1+n個の画素情報15全てを揺らぎ補正部4に出力する。
揺らぎ補正部4は、画素グループ選択部3からの画素情報のみを使用して揺らぎを補正する機能を備える。
揺らぎ補正のアルゴリズムには、周知のものを任意に利用できるが、本例では画素情報の数が画素位置によって変化するので、揺らぎ補正の対象とならなかった画素の空隙を適切に扱う必要がある。時刻の異なる画素値を単純平均することで時間平滑化画像を得る方法であれば、画素数の変化に容易に対応できる。
揺らぎ補正部4は、画素位置毎に順次揺らぎ補正処理を実施して補正画像を生成し、出力部4oを介して生成した補正画像を出力画像20として出力する。
なお、画像グループ化部1の動作の詳細は、以下の通りである。
画素のグループ化は、各画素の情報に基づいて分類される。ここで、画素の情報とは、当該画素の明度と色である。
輝度と色差により画素を表現する場合には、輝度と色差を用いて分類を行う。即ち、輝度によって、複数のグループに分類し、色差にてグループをさらに細分化する。例えば、輝度値によって4つの閾値を用いて5グループに分類し、色差の2つの情報で、それぞれ1つの閾値を用いた場合には、20のグループに分類されることとなる。
なお、精細度に関しては、輝度値が重要であることが一般的であるため、輝度のみを用いて分類を行っても良い。
これらの閾値は、固定値ではなく、画素毎に適応的に設定することが望ましい。例えば、画素毎に、1+nフレーム分の画素値の平均値(揺らぎ補正部4の出力画像で代用可能)と分散を求め、YCの各成分毎に平均値を基準にその上側、下側に閾値を設定する。なお分散は、画素毎に求めずに全画面共通でもよく、平均値に所定係数を乗じた値で代用しても良い。このような適応的な閾値を用いた場合、グル―プ分けは、全成分において平均値から近いか否かの2つで良い。
また、揺らぎ補正部4の動作の詳細は、以下の通りである。
揺らぎ補正部4には、画像グループ選択部3から、揺らぎの補正に使用する画素情報15が入力される。この画素情報15は、画像の同一位置の、時間が異なる画素情報のうち、時間平滑化に使用する画素情報を選択したものとなる。したがって、入力された画素情報15を使用し、平滑化を行うこととなる。
平滑化後は、出力すべき画像の該当位置の画素情報となるため、揺らぎ補正部4は、出力部4oを介して補正画像として出力することとなる。
上記実施例によれば、揺らぎを補正しつつ被写体の輪郭に発生するぼやけを低減することができる。
なお、図1〜図6では、分かり易く説明するため、濃淡画像で行ったが、図7の説明のように、カラー画像でも同じことがいえることは自明である。
さらに、上記実施例では、1画素毎に画像のグループ化、及び時間平滑化に使用する画素の選択を行っているが、複数の画素ブロック毎に実施しても良い。また、時間領域での頻度に限らず、時空間での頻度を用いることができ、例えば、ある補正処理該当位置の画素関して、その画素に空間的に隣接する画素も含めてヒストグラム(度数)を求めても良い。
図8は、本発明の実施例に係る撮像装置1500の機能ブロック図である。撮像装置1500は、撮像部1501、画像処理装置70、及び画像表示部1502を備える。撮像部1501は、被写体から発する光を受光し、受光した光学像を画像データに変換する撮像デバイスである。画像処理装置70は、実施例1に係る画像処理装置であり、撮像部1501が撮影した画像データを受け取って陽炎等の発生による空気の揺らぎに起因する歪みを補正する。画像表示部1502は、画像処理装置70が出力する補正後画像を表示するデバイスである。
画像表示部1502は、動作モードに応じて表示する画像を切り替える。例えば、モードが1の場合、陽炎の発生等による空気の揺らぎを低減した補正後画像を表示し、モードが0の場合、補正していない入力画像を表示する。
本実施例2に係る撮像装置1500によれば、静止領域と移動物体を共に含む画像全体の陽炎の発生等による空気の揺らぎを低減した補正後画像を撮影者に対して表示する撮像装置を提供することができる。
図9は、本発明の実施例3に係る監視システム1600の機能ブロック図である。監視システム1600は、撮像装置1601、画像処理装置70、サーバ1602、表示装置1603を備える。撮像装置1601は、画像データを撮影する1以上の監視カメラなどの撮像装置である。画像処理装置70は、実施例1係る画像処理装置であり、撮像装置1601が撮影した画像データを受け取って陽炎等の発生による空気の揺らぎを補正する。サーバ1602は、画像処理装置70を搭載したコンピュータである。
表示装置1603は、画像処理装置70が出力する補正後画像を表示するデバイスである。
撮像装置1601とサーバ1602の間、およびサーバ1602と表示装置1603の間は、被監視場所と監視オペレータとの間の物理的配置などに応じて、例えばインターネットなどのネットワークを介して接続することができる。
本実施例3に係る監視システム1600によれば、静止領域と移動物体を共に含む画像全体の陽炎の発生等による空気の揺らぎを低減した補正後画像を監視オペレータに対して表示する監視システムを提供することができる。
図10は、本発明の実施例4に係る符号復号システム1700の機能ブロック図である。符号復号システム1700は、符号化装置1710、復号器1721、表示装置1722を備える。符号化装置1710は、撮像装置1711、画像処理装置70、及び符号器1712を備える。
撮像装置1711は、画像データを撮影する監視カメラなどの撮像装置である。画像処理装置1704は、実施例1に係る画像処理装置であり、撮像装置1711が撮影した画像データを受け取って陽炎を補正する。符号器1712は、画像処理装置70が出力する補正後画像データを符号化し、ネットワークを介して復号器1721へ伝送する。復号器1721は、伝送されてきた補正後画像データを復号化する。表示装置1722は、復号器1721が復号化した画像を表示する。
本実施例4に係る符号復号システム1700によれば、静止領域と移動物体を共に含む画像全体の陽炎の発生等による空気の揺らぎを低減した復号後画像を表示する符号復号システムを提供することができる。さらに、画像内の陽炎の発生等による空気の揺らぎを低減することにより、符号器1712が伝送すべき画像間の差分が小さくなり、符号化効率が向上する。
図11によって、本発明の第5の実施例について説明する。図11は、本発明の画像処理方法の一実施例を説明するためのフローチャートである。
図11の処理は、例えば、図7の制御部5が、装置内の各要素を制御する。
制御部5は、本発明の画像処理を実施する処理プログラムを有し、処理プログラムに基づいて画像処理を実施する。なお、処理プログラムの閾値等は予め所定に値に設定されているとする。
図11において、まず画像入力ステップS01では、外部から時系列に沿って入力された入力画像を入力すると共に、画像メモリに格納し、格納された画像から補正対象画像及び時系列に沿って格納された複数の補正用画像を出力する。
次に画像グループ化ステップS02では、入力画像または補正対象画像、及び複数の補正用画像から、同一位置の画素を抽出し、輝度によりグループ分けし、補正処理該当位置の画素情報及びグループ分けしたグループの画素頻度を算出し、算出した画素頻度とグループの位置を示す画素情報を出力する。
即ち、画像グループ化ステップS02では、入力された入力画像または格納された補正対象画像、及び格納された補正用画像より、補正処理該当位置の画素情報を取り出す。そして、取り出した画像情報を用いて、あらかじめ画素の輝度値などを用いて設定された各グループ分けされたグループの画素頻度を算出する。さらに、算出した画素頻度を含むグループ情報と、処理該当位置(当該グループの位置)を示す画素情報を出力する。
なお、グループ情報は、画素頻度の他、例えば、グループ分けされたグループの輝度値情報若しくは輝度値及び色差である。
次にグループ選択ステップS03では、入力された画素頻度を使用して最大頻度のグループを選択し、かつ、画素頻度と所定の閾値を比較し、全画素による時間平滑化を行うか否かの選択を行い時間平滑化処理に使用する画素グループを選択し、選択されたグループの画素情報を出力する。
即ち、グループ選択ステップS03では、入力されたグループ情報に含まれる各グループの画素頻度を使用して、最大頻度のグループを選択する。また、画素頻度と閾値を比較し、全画素による時間平滑化を行うか否かの選択を行い、時間平滑化処理に使用する画素グループを選択する。そして、選択された画素グループの画素情報を出力する。
次に、揺らぎ補正ステップS04では、選択されたグループの画素情報を使用して時間平滑化により揺らぎ補正する。
即ち、揺らぎ補正ステップS04では、入力されたグループの画素情報を使用し、時間平滑化による揺らぎ補正を実施する。そして、処理対象画像中の全ての画素について揺らぎ補正処理を実施して補正画像を生成し、出力する。
以上によって、入力画像または前記補正対象画像から補正画像を生成することによって、揺らぎを補正しつつ被写体の輪郭に発生するぼやけを低減することができる。
なお、上記実施例の画像補正装置及び画像補正方法によれば、陽炎の他に、例えば水面の揺らぎ、木々の揺れ、大気中のもや、水中撮影時の画像の歪み等に対して幅広く補正を行うことが可能であり、不規則に揺れている被写体を止めて視認性を高める用途に広く利用することができる。
また、各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部や全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現しても良い。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
1:画像グループ化部、 2:画像メモリ、 3:画像グループ選択部、 4:揺らぎ補正部、 4i:入力部、 4o:出力部、 5:制御部、 5io:操作入力部、 10:入力画像、 11:補正用画像、 12:補正対象画像、 13:画素情報、 14:グループ情報、 15:画素情報、 20:出力画像、 70:画像処理装置、 101〜103、102’〜104’、111、121〜123、140〜146、:入力画像、 104、124、147、304:平滑化画像、 201〜204、211、221〜224、241〜246、251〜257、301〜304、401〜404、402’〜404’:被写体像、 501〜506:グループ化画像、 551〜556:画素選択画像、 560:平滑化処理しない画素、 640:補正結果画像、 511〜516、800、801:領域、 1500:撮像装置、 1502:画像表示部、 1600:監視システム、 1601:撮像装置、 1602:サーバ、 1603:表示装置、 1700:符号復号システム、 1710:符号化装置、 1711:撮像装置、 1712:符号器、 1721:復号器、 1722:表示装置、 a1〜a3、B1〜B5、b1〜b5、G1〜G3、g1〜g3:領域。

Claims (4)

  1. 時系列に沿って入力された入力画像を格納し、該格納された画像から補正対象画像及び前記時系列に沿って格納された複数の補正用画像を出力する画像メモリと、
    前記入力画像または前記補正対象画像、及び前記複数の補正用画像から、同一位置の画素を抽出し、輝度によりグループ分けし、補正処理該当位置の画素情報及び前記グループ分けしたグループの画素頻度を算出し、算出した前記画素頻度と前記グループの位置を示す画素情報を出力する画素グループ化部と、
    入力された前記画素頻度を使用して最大頻度のグループを選択し、かつ、前記画素頻度と所定の第1の閾値を比較し、全画素による時間平滑化を行うか否かの選択を行い時間平滑化処理に使用する画素グループを選択し、選択されたグループの画素情報を出力する画素グループ選択部と、
    前記選択されたグループの画素情報を使用して時間平滑化により揺らぎ補正する揺らぎ補正部と、
    装置を構成する各要素を制御する制御部と、
    を備え、前記入力画像または前記補正対象画像を補正することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置において、前記画素グループ化部は、前記輝度及び前記第1の閾値によって複数のグループに分類し、さらに、色差及び第2の閾値によって複数のグループに分類することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の画像処理装置において、前記画素グループ化部は、前記グループ分けされたグループの輝度値情報若しくは輝度値情報及び色差情報を、前記画素頻度と共にグループ情報として出力することを特徴とする画像処理装置。
  4. 時系列に沿って入力された入力画像を格納し、該格納された画像から補正対象画像及び前記時系列に沿って格納された複数の補正用画像を出力する画像入力ステップと、
    前記入力画像または前記補正対象画像、及び前記複数の補正用画像から、同一位置の画素を抽出し、輝度によりグループ分けし、補正処理該当位置の画素情報及び前記グループ分けしたグループの画素頻度を算出し、算出した前記画素頻度と前記グループの位置を示す画素情報を出力する画像グループ化ステップと、
    入力された前記画素頻度を使用して最大頻度のグループを選択し、かつ、前記画素頻度と所定の閾値を比較し、全画素による時間平滑化を行うか否かの選択を行い時間平滑化処理に使用する画素グループを選択し、選択されたグループの画素情報を出力するグループ選択ステップと、
    前記選択されたグループの画素情報を使用して時間平滑化により揺らぎ補正する揺らぎ補正ステップと、
    を備え、前記入力画像または前記補正対象画像から補正画像を生成することを特徴とする画像処理方法。
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