JPWO2014157074A1 - 通信制御方法、ユーザ端末、ネットワーク装置、及び基地局 - Google Patents
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Abstract
本発明に係る通信制御方法は、接続状態にあるUE100が、自身がMDT測定をサポートする無線アクセス技術(RAT)であるMDTサポートRATに関するRAT情報をMME/S−GW300に通知するステップAと、ネットワーク装置が、RAT情報に基づいて、MDT測定の許容される公衆陸上移動網(PLMN)を示すPLMNリストをUE100に設定するステップBと、を有する。
Description
本発明は、MDTをサポートする移動通信システムにおいて用いられる通信制御方法、ユーザ端末、ネットワーク装置、及び基地局に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、リリース10以降において、MDT(Minimization of Drive Tests)の仕様策定が進められている(例えば、非特許文献1参照)。MDTでは、ユーザ端末は、無線環境を測定(MDT測定)し、測定結果を自身の位置情報と共にネットワーク側に報告する。
また、MDTでは、ユーザ端末は、オペレータ(通信事業者)の異なる複数の公衆陸上移動網(PLMN)に対するMDT測定を行うことができる。ユーザ端末は、MDT測定の許容されるPLMNを示すPLMNリストがネットワーク側から設定された場合に、PLMNリストに含まれるPLMNにおいてMDT測定を行う。
3GPP技術仕様 「3GPP TS37.320 V11.2.0」 2012年12月
しかしながら、ユーザ端末は、全ての無線アクセス技術(RAT)についてMDT測定をサポートしているとは限らない。例えば、ユーザ端末は、LTE無線アクセス技術についてMDT測定をサポートしていても、W−CDMA無線アクセス技術についてはMDT測定をサポートしていないことがある。
よって、ユーザ端末は、自身がMDT測定をサポートするRAT(MDTサポートRAT)に属しないPLMNにおいては、MDT測定を行うことができない。従って、ユーザ端末に設定されるPLMNリストが、MDTサポートRATに属しないPLMNを含む場合には、予期せぬエラーが発生する虞がある。
そこで、本発明は、複数のPLMNに対するMDT測定を適切に制御できる通信制御方法、ユーザ端末、ネットワーク装置、及び基地局を提供する。
本発明に係る通信制御方法は、接続状態にあるユーザ端末が、自身がMDT測定をサポートするRATであるMDTサポートRATに関するRAT情報をネットワーク装置に通知するステップAと、前記ネットワーク装置が、前記RAT情報に基づいて、前記MDT測定の許容されるPLMNを示すPLMNリストを前記ユーザ端末に設定するステップBと、を有する。
[実施形態の概要]
第1実施形態乃至第3実施形態に係る通信制御方法は、接続状態にあるユーザ端末が、自身がMDT測定をサポートするRATであるMDTサポートRATに関するRAT情報をネットワーク装置に通知するステップAと、前記ネットワーク装置が、前記RAT情報に基づいて、前記MDT測定の許容されるPLMNを示すPLMNリストを前記ユーザ端末に設定するステップBと、を有する。
第1実施形態乃至第3実施形態に係る通信制御方法は、接続状態にあるユーザ端末が、自身がMDT測定をサポートするRATであるMDTサポートRATに関するRAT情報をネットワーク装置に通知するステップAと、前記ネットワーク装置が、前記RAT情報に基づいて、前記MDT測定の許容されるPLMNを示すPLMNリストを前記ユーザ端末に設定するステップBと、を有する。
第1実施形態乃至第3実施形態では、前記通信制御方法は、アイドル状態にある前記ユーザ端末が、前記RAT情報に基づいて設定された前記PLMNリストに含まれるPLMNにおいて、前記MDT測定を行うステップCをさらに有する。
第1実施形態乃至第3実施形態では、前記ステップAにおいて、前記ユーザ端末は、前記RAT情報の通知要求を前記ネットワーク装置から受信したことに応じて、前記RAT情報を前記ネットワーク装置に通知する。
第1実施形態乃至第3実施形態では、前記ステップBにおいて、前記ネットワーク装置は、前記RAT情報に基づいて、前記MDTサポートRATに属するPLMNのみを前記PLMNリストに含める。
第1実施形態乃至第3実施形態では、前記ステップCにおいて、前記ユーザ端末は、前記MDTサポートRATに属する第1のPLMNと前記MDTサポートRATに属しない第2のPLMNとを前記PLMNリストが含む場合に、前記第2のPLMNにおいて前記MDT測定を行わずに、前記第1のPLMNにおいて前記MDT測定を行う。
第1実施形態では、前記通信制御方法は、前記MDT測定により測定結果を保持している前記ユーザ端末が、前記測定結果を保持していることを示す通知情報を基地局に送信するステップDをさらに含む。前記ステップDにおいて、前記ユーザ端末は、前記測定結果に対応するRATを示す識別情報を、前記通知情報と共に送信する。
第2実施形態では、前記通信制御方法は、前記MDT測定により測定結果を保持している前記ユーザ端末が、前記測定結果に対応するRAT以外のRATについての測定結果送信要求を基地局から受信した場合に、前記測定結果を保持していないことを示す情報を前記基地局に送信するステップEをさらに有する。
第3実施形態では、前記通信制御方法は、前記MDT測定により測定結果を保持している前記ユーザ端末が、測定結果送信要求を基地局から受信した場合に、前記測定結果を前記基地局に送信するステップFと、前記基地局が、前記測定結果が複数のRATに対応する測定結果を含む場合に、前記複数のRATのそれぞれについて測定結果の消去を許可するか否かを示す消去制御情報を前記ユーザ端末に送信するステップGと、をさらに有する。
第1実施形態乃至第3実施形態に係るユーザ端末は、MDT測定の許容されるPLMNを示すPLMNリストがネットワーク装置から設定された場合に、前記PLMNリストに含まれるPLMNにおいて前記MDT測定を行う。前記ユーザ端末は、接続状態時に、前記ユーザ端末がMDT測定をサポートするRATであるMDTサポートRATに関するRAT情報を前記ネットワーク装置に通知する制御部を有する。前記制御部は、前記PLMNリストが前記ネットワーク装置から設定される前において、前記RAT情報を前記ネットワーク装置に通知する。
第1実施形態乃至第3実施形態に係るネットワーク装置は、MDT測定の許容されるPLMNを示すPLMNリストをユーザ端末に設定する。前記ネットワーク装置は、前記ユーザ端末がMDT測定をサポートするRATであるMDTサポートRATに関するRAT情報に基づいて、前記PLMNリストを前記ユーザ端末に設定する制御部を有する。
第3実施形態に係る基地局は、MDT測定により測定結果を保持しているユーザ端末から、前記測定結果を受信する。前記基地局は、前記測定結果が複数のRATに対応する測定結果を含む場合に、前記複数のRATのそれぞれについて測定結果の消去を許可するか否かを示す消去制御情報を前記ユーザ端末に送信する制御部を有する。
[第1実施形態]
(LTEシステムの構成)
図1は、第1実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、LTEシステムは、複数のUE(User Equipment)100と、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10と、EPC(Evolved Packet Core)20と、を含む。E−UTRAN10は無線アクセスネットワークに相当し、EPC20はコアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20は、LTEシステムのネットワークを構成する。
(LTEシステムの構成)
図1は、第1実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、LTEシステムは、複数のUE(User Equipment)100と、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10と、EPC(Evolved Packet Core)20と、を含む。E−UTRAN10は無線アクセスネットワークに相当し、EPC20はコアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20は、LTEシステムのネットワークを構成する。
UE100は、移動型の通信装置であり、接続先のセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100はユーザ端末に相当する。
E−UTRAN10は、複数のeNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は基地局に相当する。eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。なお、「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
eNB200は、例えば、無線リソース管理(RRM)機能と、ユーザデータのルーティング機能と、モビリティ制御及びスケジューリングのための測定制御機能と、を有する。
EPC20は、複数のMME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行うネットワーク装置であり、制御局に相当する。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行うネットワーク装置であり、交換局に相当する。MME/S−GW300により構成されるEPC20は、eNB200を収容する。
eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。また、eNB200は、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。
次に、UE100及びeNB200の構成を説明する。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、アンテナ101と、無線送受信機110と、ユーザインターフェイス120と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130と、バッテリ140と、メモリ150と、プロセッサ160と、を有する。メモリ150及びプロセッサ160は、制御部を構成する。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ160’としてもよい。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160によって実行されるプログラムと、プロセッサ160による処理に使用される情報と、を記憶する。プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、アンテナ201と、無線送受信機210と、ネットワークインターフェイス220と、メモリ230と、プロセッサ240と、を有する。メモリ230及びプロセッサ240は、制御部を構成する。
アンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号を無線信号に変換してアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、アンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240によって実行されるプログラムと、プロセッサ240による処理に使用される情報と、を記憶する。プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルのレイヤ1乃至レイヤ3に区分されており、レイヤ1は物理(PHY)レイヤである。レイヤ2は、MAC(Media Access Control)レイヤと、RLC(Radio Link Control)レイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤと、を含む。レイヤ3は、RRC(Radio Resource Control)レイヤを含む。
物理レイヤは、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理レイヤとeNB200の物理レイヤとの間では、物理チャネルを介してデータが伝送される。
MACレイヤは、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMACレイヤとeNB200のMACレイヤとの間では、トランスポートチャネルを介してデータが伝送される。eNB200のMACレイヤは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))、及び割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLCレイヤは、MACレイヤ及び物理レイヤの機能を利用してデータを受信側のRLCレイヤに伝送する。UE100のRLCレイヤとeNB200のRLCレイヤとの間では、論理チャネルを介してデータが伝送される。
PDCPレイヤは、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRCレイヤは、制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRCレイヤとeNB200のRRCレイヤとの間では、各種設定のための制御メッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRCレイヤは、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間にRRC接続がある場合、UE100は接続状態(RRC connected state)であり、そうでない場合、UE100はアイドル状態(RRC idle state)である。
RRCレイヤの上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)レイヤは、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図5に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成され、各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
(MDT)
第1実施形態に係るUE100は、MDTの一種であるLogged MDTをサポートする。Logged MDTは、MDT測定設定(Mesurement configuration)、MDT測定(Measurement collection)、及び測定結果報告(Measurement reporting)の各処理を含む。
第1実施形態に係るUE100は、MDTの一種であるLogged MDTをサポートする。Logged MDTは、MDT測定設定(Mesurement configuration)、MDT測定(Measurement collection)、及び測定結果報告(Measurement reporting)の各処理を含む。
第1に、MDT測定設定では、接続状態にあるUE100が、ネットワークからMDT設定メッセージ(Logged Measurement Configurationメッセージ)を受信し、MDT設定メッセージに含まれる各種の設定を記憶する。各種の設定は、ロギングイベント、ロギング期間、ネットワーク絶対時間、PLMNリスト(MDT PLMNリスト)などを含む。ここでロギングとは、無線環境を測定して測定結果を記憶する一連の動作を意味する。
また、ロギングイベントとは、ロギングを行うべきイベントである。現状、周期的なロギングが規定されており、ロギング周期が指定される。ロギング期間とは、ロギングを行うべき期間である。MDT測定設定が行われてからMDT測定を終了するまでの期間が指定される。ネットワーク絶対時間は、無線環境の測定結果(以下、単に「測定結果」という)に付加するタイムスタンプの基準となる時間である。PLMNリスト(MDT PLMN List)は、MDT測定と測定結果報告とが許容されるPLMNを示すリストである。例えば、PLMNリストは、MDT測定と測定結果報告とが許容される各PLMNの識別子からなる。
第2に、MDT測定では、アイドル状態にあるUE100が、MDT測定設定(Configuration)に従ってロギングを行う。具体的には、UE100は、PLMNリストに含まれるPLMNにおいて、ロギングイベントに対応するイベントが発生した際に、サービングセル(及び隣接セル)について無線環境を測定する。無線環境とは、例えば参照信号受信電力(RSRP)及び参照信号受信品質(RSRQ)である。
UE100は、測定結果を位置情報及びタイムスタンプと共に記憶する。測定結果、位置情報、及びタイムスタンプの組み合わせは「測定ログ」と称される。UE100は、ロギング期間が満了すると、MDT測定を終了し、測定結果(測定ログ)を保持すべき期間(仕様上、48時間)を規定するタイマを起動する。
第3に、測定結果報告では、UE100がアイドル状態から接続状態に遷移する際又はハンドオーバの際などにおいて、測定結果を保持していることを示す通知情報(仕様上、「Availabilityインジケータ」と称される)をUE100からネットワークに送信する。
ネットワークは、Availabilityインジケータに基づいて、測定結果の送信(報告)をUE100に要求する。UE100は、ネットワークからの要求に応じて、測定結果(測定ログ)をネットワークに送信する。ネットワークは、UE100からの測定結果(測定ログ)に基づいて、カバレッジ問題を解消するなどのネットワーク最適化を行う。
(第1実施形態に係る動作)
図6は、第1実施形態に係る動作環境を示す図である。図6に示すように、オペレータの異なる複数のPLMN(PLMN#1乃至#3)が設けられている。
図6は、第1実施形態に係る動作環境を示す図である。図6に示すように、オペレータの異なる複数のPLMN(PLMN#1乃至#3)が設けられている。
PLMN#1及び#3のそれぞれはRAT Aに属するネットワークであり、PLMN#2はRAT Bに属するネットワークである。例えば、RAT AはLTEであり、RAT BはW−CDMA(UMTS;Universal Mobile Telecommunications System)である。
尚、UMTSでは基地局はNB(Node−B)と称されるため、以下においてeNB及びNBを特に区別しないときは、単に「基地局」という。各PLMNは、1又は複数のセルを含む。各セルは、基地局200により管理される。各セルは、自セルの識別子と自セルを含むPLMNの識別子とをブロードキャストする。
上述したように、Logged MDTでは、PLMNリストが設定されたUE100は、PLMNリストに含まれるPLMNにおいてMDT測定を行う。しかしながら、UE100は、自身がMDT測定をサポートするRAT(以下、「MDTサポートRAT」という)に属しないPLMNにおいては、MDT測定を行うことができない。
(1)MDT測定設定及びMDT測定
図7は、第1実施形態に係るMDT測定設定の動作シーケンス図である。
図7は、第1実施形態に係るMDT測定設定の動作シーケンス図である。
図7に示すように、ステップS101において、接続状態にあるUE100は、自身のMDTサポートRATに関するRAT情報を基地局200−1に送信する。基地局200−1は、RAT情報を受信する。第1実施形態では、RAT情報は、UE100の能力を示す能力情報(UE capability)に含まれる。
このように、UE100は、PLMNリストが設定される前(すなわち、MDT測定設定が行われる前)において、RAT情報を基地局200−1に通知する。UE100は、RAT情報の通知要求を基地局200−1から受信したことに応じて、RAT情報を基地局200−1に通知してもよい。
基地局200−1又はその上位装置は、UE100からのRAT情報に基づいて、UE100に設定するPLMNリストを作成する。ここで基地局の上位装置とは、例えばMME、又はOAM(Operation And Maintenance)である。基地局200−1又はその上位装置は、ネットワーク装置に相当する。
基地局200−1又はその上位装置は、UE100からのRAT情報に基づいて、UE100のMDTサポートRATに属するPLMNのみをPLMNリストに含めることが好ましい。例えば、基地局200−1又はその上位装置は、UE100のMDTサポートRATがRAT Aである場合に、PLMN#2をPLMNリストに含めずに、PLMN#1及び#3をPLMNリストに含める。
ステップS102において、基地局200−1は、PLMNリストを含んだMDT設定メッセージをUE100に送信する。UE100は、MDT設定メッセージに含まれるPLMNリストを記憶する。その後、アイドル状態にあるUE100は、設定されたPLMNリストに含まれるPLMNにおいて、MDT測定を行う。
このように、基地局200−1又はその上位装置がRAT情報に基づいてPLMNリストを作成することにより、MDTサポートRATに属しないPLMNをPLMNリストが含む事態を回避できる。
但し、基地局200−1又はその上位装置は、必ずしも、UE100のMDTサポートRATに属するPLMNのみをPLMNリストに含めることができるとは限らない。UE100のMDTサポートRATに属しないPLMNがPLMNリストに含まれる場合、UE100は、MDT測定に関して以下の第1の動作又は第2の動作を行う。
第1の動作として、UE100は、MDTサポートRATに属する第1のPLMNとMDTサポートRATに属しない第2のPLMNとをPLMNリストが含む場合に、第2のPLMNにおいてMDT測定を行わずに、第1のPLMNにおいてMDT測定を行う。例えば、UE100は、自身のMDTサポートRATがRAT Aである場合で、かつ、PLMNリストがPLMN#1乃至#3を含む場合に、PLMN#2においてMDT測定を行わずに、PLMN#1及び#3においてMDT測定を行う。
第2の動作として、UE100は、設定されたPLMNリストがエラーであると認識して、MDT測定を行わない。この場合、UE100は、不適切なPLMNリストが設定された旨をネットワークに通知してもよい。
(2)測定結果報告
第1実施形態では、UE100は、測定結果(測定ログ)を保持していることを示すAvailabilityインジケータと共に、当該測定結果に対応するRATを示す識別情報(以下、「RAT識別子」という)を送信する。ネットワークは、RAT識別子に基づいて、自身が取得可能なRATに対応する測定結果のみを取得する。
第1実施形態では、UE100は、測定結果(測定ログ)を保持していることを示すAvailabilityインジケータと共に、当該測定結果に対応するRATを示す識別情報(以下、「RAT識別子」という)を送信する。ネットワークは、RAT識別子に基づいて、自身が取得可能なRATに対応する測定結果のみを取得する。
図8は、第1実施形態に係る測定結果報告の動作パターン1を示すシーケンス図である。動作パターン1では、UE100は、RAT Aの測定結果のみを保持している。基地局200−1は、RAT Aに属する基地局であるため、UE100が保持する測定結果を取得可能である。
図8に示すように、ステップS201において、UE100は、Availabilityインジケータと共に、測定結果に対応するRAT Aを示すRAT識別子を基地局200−1に送信する。
ステップS202において、基地局200−1は、RAT Aを示すRAT識別子に基づいて、UE100が保持する測定結果の送信要求をUE100に送信する。ここで、基地局200−1は、RAT Aを指定して送信要求を行う。
ステップS203において、UE100は、基地局200−1からの送信要求に応じて、RAT Aの測定結果を基地局200−1に送信する。
尚、UE100は、ネットワークに送信した測定結果については、保持せずに消去可能である。
図9は、第1実施形態に係る測定結果報告の動作パターン2を示すシーケンス図である。動作パターン2では、UE100は、RAT Aの測定結果のみを保持している。基地局200−2は、RAT Bに属する基地局であるため、UE100が保持する測定結果を取得不能である。
図9に示すように、ステップS211において、UE100は、Availabilityインジケータと共に、測定結果に対応するRAT Aを示すRAT識別子を基地局200−1に送信する。
ステップS212において、基地局200−1は、RAT Aを示すRAT識別子に基づいて、測定結果の送信要求を行わない。
ステップS213において、UE100は、基地局200−1から送信要求がなかったため、RAT Aの測定結果を送信せずに保持する。
図10は、第1実施形態に係る測定結果報告の動作パターン3を示すシーケンス図である。動作パターン3では、UE100は、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を保持している。また、基地局200−1は、RAT Aに属する基地局であるものの、RAT Bの測定結果を取得可能である。
図10に示すように、ステップS221において、UE100は、Availabilityインジケータと共に、RAT Aを示すRAT識別子及びRAT Bを示すRAT識別子を基地局200−1に送信する。
ステップS222において、基地局200−1は、RAT Aを示すRAT識別子及びRAT Bを示すRAT識別子に基づいて、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果の送信要求をUE100に送信する。ここで、基地局200−1は、RAT A及びRAT Bを指定して送信要求を行う。
ステップS223において、UE100は、基地局200−1からの送信要求に応じて、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を基地局200−1に送信する。
図11は、第1実施形態に係る測定結果報告の動作パターン4を示すシーケンス図である。動作パターン4では、UE100は、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を保持している。
図11に示すように、ステップS231において、UE100は、Availabilityインジケータと共に、RAT Aを示すRAT識別子及びRAT Bを示すRAT識別子を基地局200−2に送信する。
ステップS232において、基地局200−2は、RAT Aを示すRAT識別子及びRAT Bを示すRAT識別子に基づいて、自身が取得可能なRAT Bの測定結果の送信要求をUE100に送信する。ここで、基地局200−2は、RAT Bを指定して送信要求を行う。
ステップS233において、UE100は、基地局200−2からの送信要求に応じて、RAT Bの測定結果を基地局200−2に送信する。
ステップS234において、UE100は、RAT Aの測定結果については基地局200−2から送信要求がなかったため、RAT Aの測定結果を送信せずに保持する。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。
次に、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。
第2実施形態は、測定結果報告の動作が第1実施形態とは異なる。第2実施形態では、UE100は、測定結果に対応するRATを示すRAT識別子をAvailabilityインジケータと共に送信しない。
但し、ネットワークは、自身が取得可能な全てのRATについて、測定結果の送信をUE100に要求する。UE100は、測定結果に対応するRAT以外のRATについての測定結果送信要求をネットワークから受信した場合に、測定結果を保持していないことを示す情報をネットワークに送信する。
図12は、第2実施形態に係る測定結果報告の動作パターン1を示すシーケンス図である。動作パターン1では、UE100は、RAT Aの測定結果のみを保持している。基地局200−1は、RAT Aに属する基地局であるものの、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を取得可能である。
図12に示すように、ステップS301において、UE100は、Availabilityインジケータを基地局200−1に送信する。
ステップS302において、基地局200−1は、Availabilityインジケータに基づいて、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果の送信要求をUE100に送信する。ここで、基地局200−1は、RAT A及びRAT Bを指定して送信要求を行う。
ステップS303において、UE100は、基地局200−1からの送信要求に応じて、RAT Aの測定結果を基地局200−1に送信する。
図13は、第2実施形態に係る測定結果報告の動作パターン2を示すシーケンス図である。動作パターン2では、UE100は、RAT Aの測定結果のみを保持している。
図13に示すように、ステップS311において、UE100は、Availabilityインジケータを基地局200−2に送信する。
ステップS312において、基地局200−2は、Availabilityインジケータに基づいて、RAT Bの測定結果の送信要求をUE100に送信する。ここで、基地局200−2は、RAT Bを指定して送信要求を行う。
ステップS313において、UE100は、RAT Bの測定結果を保持していないため、測定結果を保持していないことを示す情報(Null情報)を基地局200−2に送信する。
ステップS314において、UE100は、RAT Aの測定結果については基地局200−2から送信要求がなかったため、RAT Aの測定結果を送信せずに保持する。
図14は、第2実施形態に係る測定結果報告の動作パターン3を示すシーケンス図である。動作パターン3では、UE100は、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を保持している。基地局200−1は、RAT Aに属する基地局であるものの、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を取得可能である。
図14に示すように、ステップS321において、UE100は、Availabilityインジケータを基地局200−1に送信する。
ステップS322において、基地局200−1は、Availabilityインジケータに基づいて、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果の送信要求をUE100に送信する。ここで、基地局200−1は、RAT A及びRAT Bを指定して送信要求を行う。
ステップS323において、UE100は、基地局200−1からの送信要求に応じて、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を基地局200−1に送信する。
図15は、第2実施形態に係る測定結果報告の動作パターン4を示すシーケンス図である。動作パターン4では、UE100は、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を保持している。
図15に示すように、ステップS331において、UE100は、Availabilityインジケータを基地局200−2に送信する。
ステップS332において、基地局200−2は、Availabilityインジケータに基づいて、RAT Bの測定結果の送信要求をUE100に送信する。ここで、基地局200−2は、RAT Bを指定して送信要求を行う。
ステップS333において、UE100は、基地局200−2からの送信要求に応じて、RAT Bの測定結果を基地局200−2に送信する。
ステップS334において、UE100は、RAT Aの測定結果については基地局200−2から送信要求がなかったため、RAT Aの測定結果を送信せずに保持する。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。
次に、第3実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。
第3実施形態は、測定結果報告の動作が第1実施形態とは異なる。第3実施形態では、UE100は、測定結果に対応するRATを示す識別情報をAvailabilityインジケータと共に送信しない。
但し、ネットワークは、UE100からの測定結果が複数のRATの測定結果を含む場合に、複数のRATのそれぞれについて測定結果の消去を許可するか否かを示す消去制御情報をUE100に送信する。つまり、測定結果を消去するか否かをネットワークが決定する。
図16は、第3実施形態に係る測定結果報告の動作パターン1を示すシーケンス図である。動作パターン1では、UE100は、RAT Aの測定結果のみを保持している。
図16に示すように、ステップS401において、UE100は、Availabilityインジケータを基地局200−1に送信する。
ステップS402において、基地局200−1は、Availabilityインジケータに基づいて、測定結果の送信要求をUE100に送信する。
ステップS403において、UE100は、基地局200−1からの送信要求に応じて、RAT Aの測定結果を基地局200−1に送信する。
ステップS404において、基地局200−1は、測定結果の消去を許可する消去制御情報をUE100に送信する。UE100は、測定結果の消去が許可されたことに応じて、測定結果を消去する。
図17は、第3実施形態に係る測定結果報告の動作パターン2を示すシーケンス図である。動作パターン2では、UE100は、RAT Aの測定結果のみを保持している。
図17に示すように、ステップS411において、UE100は、Availabilityインジケータを基地局200−2に送信する。
ステップS412において、基地局200−2は、Availabilityインジケータに基づいて、測定結果の送信要求をUE100に送信する。
ステップS413において、UE100は、基地局200−2からの送信要求に応じて、RAT Aの測定結果を基地局200−2に送信する。
ステップS414において、基地局200−2は、測定結果の消去を許可しない消去制御情報をUE100に送信する。
ステップS415において、UE100は、測定結果の消去が許可されなかったため、RAT Aの測定結果を消去せずに保持する。
図18は、第3実施形態に係る測定結果報告の動作パターン3を示すシーケンス図である。動作パターン3では、UE100は、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を保持している。基地局200−1は、RAT Aに属する基地局であるものの、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を取得可能である。
図18に示すように、ステップS421において、UE100は、Availabilityインジケータを基地局200−1に送信する。
ステップS422において、基地局200−1は、Availabilityインジケータに基づいて、測定結果の送信要求をUE100に送信する。
ステップS423において、UE100は、基地局200−1からの送信要求に応じて、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を基地局200−1に送信する。
ステップS424において、基地局200−1は、測定結果の消去を許可する消去制御情報をUE100に送信する。UE100は、測定結果の消去が許可されたことに応じて、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を消去する。
図19は、第3実施形態に係る測定結果報告の動作パターン4を示すシーケンス図である。動作パターン4では、UE100は、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を保持している。
図19に示すように、ステップS431において、UE100は、Availabilityインジケータを基地局200−2に送信する。
ステップS432において、基地局200−2は、Availabilityインジケータに基づいて、測定結果の送信要求をUE100に送信する。
ステップS433において、UE100は、基地局200−2からの送信要求に応じて、RAT A及びRAT Bのそれぞれの測定結果を基地局200−2に送信する。
ステップS434において、基地局200−2は、RAT Aについては測定結果の消去を許可せずに、RAT Bについては測定結果の消去を許可する消去制御情報をUE100に送信する。
ステップS435において、UE100は、消去制御情報に従い、RAT Aの測定結果を消去せずに保持し、RAT Bの測定結果を消去する。
[その他の実施形態]
上述した各実施形態では、RATの具体例としてLTE及びUMTSを説明したが、これらに限定されるものではなく、他のRATであってもよい。
上述した各実施形態では、RATの具体例としてLTE及びUMTSを説明したが、これらに限定されるものではなく、他のRATであってもよい。
上述した各実施形態に係る測定結果報告の動作は、Logged MDTだけでなく、Immediate MDTに適用してもよい。Immediate MDTは、接続状態にあるUE100が、無線環境の測定(MDT測定)を行い、測定結果を位置情報と共に即座にネットワークに報告するものである。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。また、上述した実施形態及び変更例は、組み合わせることが可能である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
なお、米国仮特許出願第61/805,028号(2013年3月25日出願)の全内容が、参照により、本願に組み込まれている。
本発明によれば、複数のPLMNに対するMDT測定を適切に制御できる通信制御方法、ユーザ端末、ネットワーク装置、及び基地局を提供することができる。
本発明に係る通信制御方法は、ユーザ端末が、接続状態時に、自身がMDT測定をサポートする無線アクセス技術(RAT)に関するRAT情報をネットワーク装置に通知するステップAと、前記ネットワーク装置が、前記RAT情報に基づいて、前記MDT測定の許容される公衆陸上移動網(PLMN)を示すPLMNリストを前記ユーザ端末に設定するステップBと、を有する。
Claims (11)
- 接続状態にあるユーザ端末が、自身がMDT測定をサポートする無線アクセス技術(RAT)であるMDTサポートRATに関するRAT情報をネットワーク装置に通知するステップAと、
前記ネットワーク装置が、前記RAT情報に基づいて、前記MDT測定の許容される公衆陸上移動網(PLMN)を示すPLMNリストを前記ユーザ端末に設定するステップBと、
を有することを特徴とする通信制御方法。 - アイドル状態にある前記ユーザ端末が、前記RAT情報に基づいて設定された前記PLMNリストに含まれるPLMNにおいて、前記MDT測定を行うステップCをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
- 前記ステップAにおいて、前記ユーザ端末は、前記RAT情報の通知要求を前記ネットワーク装置から受信したことに応じて、前記RAT情報を前記ネットワーク装置に通知することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
- 前記ステップBにおいて、前記ネットワーク装置は、前記RAT情報に基づいて、前記MDTサポートRATに属するPLMNのみを前記PLMNリストに含めることを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
- 前記ステップCにおいて、前記ユーザ端末は、前記MDTサポートRATに属する第1のPLMNと前記MDTサポートRATに属しない第2のPLMNとを前記PLMNリストが含む場合に、前記第2のPLMNにおいて前記MDT測定を行わずに、前記第1のPLMNにおいて前記MDT測定を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信制御方法。
- 前記MDT測定により測定結果を保持している前記ユーザ端末が、前記測定結果を保持していることを示す通知情報を基地局に送信するステップDをさらに含み、
前記ステップDにおいて、前記ユーザ端末は、前記測定結果に対応するRATを示す識別情報を、前記通知情報と共に送信することを特徴とする請求項2に記載の通信制御方法。 - 前記MDT測定により測定結果を保持している前記ユーザ端末が、前記測定結果に対応するRAT以外のRATについての測定結果送信要求を基地局から受信した場合に、前記測定結果を保持していないことを示す情報を前記基地局に送信するステップEをさらに有することを特徴とする請求項2に記載の通信制御方法。
- 前記MDT測定により測定結果を保持している前記ユーザ端末が、測定結果送信要求を基地局から受信した場合に、前記測定結果を前記基地局に送信するステップFと、
前記基地局が、前記測定結果が複数のRATに対応する測定結果を含む場合に、前記複数のRATのそれぞれについて測定結果の消去を許可するか否かを示す消去制御情報を前記ユーザ端末に送信するステップGと、
をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の通信制御方法。 - MDT測定の許容される公衆陸上移動網(PLMN)を示すPLMNリストがネットワーク装置から設定された場合に、前記PLMNリストに含まれるPLMNにおいて前記MDT測定を行うユーザ端末であって、
接続状態時に、前記ユーザ端末がMDT測定をサポートする無線アクセス技術(RAT)であるMDTサポートRATに関するRAT情報を前記ネットワーク装置に通知する制御部を有し、
前記制御部は、前記PLMNリストが前記ネットワーク装置から設定される前において、前記RAT情報を前記ネットワーク装置に通知することを特徴とするユーザ端末。 - MDT測定の許容される公衆陸上移動網(PLMN)を示すPLMNリストをユーザ端末に設定するネットワーク装置であって、
前記ユーザ端末がMDT測定をサポートする無線アクセス技術(RAT)であるMDTサポートRATに関するRAT情報に基づいて、前記PLMNリストを前記ユーザ端末に設定する制御部を有することを特徴とするネットワーク装置。 - MDT測定により測定結果を保持しているユーザ端末から、前記測定結果を受信する基地局であって、
前記測定結果が複数のRATに対応する測定結果を含む場合に、前記複数のRATのそれぞれについて測定結果の消去を許可するか否かを示す消去制御情報を前記ユーザ端末に送信する制御部を有することを特徴とする基地局。
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