JPWO2014122730A1 - 情報提供サービスプログラム、情報提供サービス方法、情報提供サービス装置、及び、情報提供サービスシステム - Google Patents

情報提供サービスプログラム、情報提供サービス方法、情報提供サービス装置、及び、情報提供サービスシステム Download PDF

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Abstract

オフライン状態でも情報提供可能な情報提供サービスプログラム、情報提供サービス方法、情報提供サービス装置、及び、情報提供サービスシステムを提供することにある。携帯端末と通信可能なサーバにおいて、端末装置において位置情報に応じて提供されるコンテンツを当該端末装置に送信する情報提供サービス処理をコンピュータに実行させる情報提供サービスプログラムであって、情報提供サービス処理は、サーバが、端末装置の位置情報を受信する工程と、サーバが、位置情報に対応する領域のコンテンツを携帯端末に送信すると共に、位置情報が、端末装置との通信がオフライン状態となるオフライン領域の周辺に位置するオフライン準備領域に対応する場合に、当該オフライン準備領域に対応するオフライン領域のコンテンツを送信する工程と、を有する。

Description

本発明は、情報提供サービスプログラム、情報提供サービス方法、情報提供サービス装置、及び、情報提供サービスシステムに関する。
近年、展示会場や博物館等において、ユーザの位置に応じて、コンテンツを表示する端末装置を使用したシステムが提案される。また、病院や工場等において、端末装置を有するスタッフの位置に応じた位置管理や、位置に基づく業務指示を表示する端末装置を使用したシステムが提案される。
このような端末装置において、予め、全ての位置に応じたコンテンツすべてを予め保持することは、端末装置のリソース制限上、困難である。そこで、端末装置は、位置に応じたコンテンツをサーバから逐一受信する。例えば、システムは、サーバと通信可能な複数の端末装置によって構成され、各場所に対応するコンテンツはサーバに記憶される。そして、サーバは、端末装置から受信した位置に応じて、位置に応じたコンテンツや業務指示を端末装置に送信する。
特開2011−55053号公報
しかしながら、このようなシステムでは、端末装置がサーバと通信できないオフライン状態であると、サーバは端末装置の位置を把握できず、コンテンツを送信することができない(例えば、特許文献1)。これにより、端末装置は、ユーザにサービスを提供することができない。
具体的に、ユーザが端末装置を持って移動するような場合、端末装置が常に通信可能な状態にあるとは限らず、無線通信のアクセスポイントから遠い等の理由によって通信切断が発生する。また、事前に全ての場所の電波状態を計測してオフライン状態となる場所を検出し対応することは容易でない。また、全ての場所がオンライン状態になるように通信環境を整備することも容易でない。
そこで、本発明は、オフライン状態でも情報提供可能な情報提供サービスプログラム、情報提供サービス方法、情報提供サービス装置、及び、情報提供サービスシステムを提供する。
第1の側面は、携帯端末と通信可能なサーバにおいて、前記端末装置において位置情報に応じて提供されるコンテンツを当該端末装置に送信する情報提供サービス処理をコンピュータに実行させる情報提供サービスプログラムであって、前記情報提供サービス処理は、前記サーバが、前記端末装置の位置情報を受信する工程と、前記サーバが、前記位置情報に対応する領域の前記コンテンツを前記携帯端末に送信すると共に、前記位置情報が、前記端末装置との通信がオフライン状態となるオフライン領域の周辺に位置するオフライン準備領域に対応する場合に、当該オフライン準備領域に対応する前記オフライン領域の前記コンテンツを送信する工程と、を有する。
第1の側面によれば、オフライン状態でも情報提供可能になる。
一般的な情報提供サービスシステムの概略の一例を表す図である。 本実施の形態例における情報提供サービスシステムの概略の一例を表す図である。 本実施の形態例における情報提供サービスシステムを構成するサーバ、及び、携帯端末の構成の一例を示す図である。 サーバ及び携帯端末に記憶される各DBのデータ構成の一例を示す図である。 携帯端末におけるデータの送信処理を説明するフローチャート図である。 携帯端末におけるデータ受信時の処理を説明するフローチャート図である。 サーバにおけるデータ受信時の処理を説明するフローチャート図である。 サーバにおけるオフライン領域、及び、オフライン準備領域の生成処理を説明するフローチャート図である。 オフライン領域の生成処理の具体例について説明する図である。 オフライン準備領域の生成処理の具体例について説明する図である。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
[情報提供サービスシステムの構成]
図1は、一般的な情報提供サービスシステムの概略の一例を表す図である。図1の情報提供サービスシステムは、1つまたは複数のスマートフォン等の携帯情報装置である携帯端末200a、200b、200c(以下、200)と、クラウドデータセンタ等のサーバ100とを有する。また、端末装置200とサーバ100とはネットワークを介して互いに通信可能に構成されている。なお、同図において、点線ptは、携帯端末200a、200bの移動した軌跡を示し、軌跡上の黒丸lgは、携帯端末200において位置の測位ポイントを示す。
情報提供サービスは、例えば、携帯端末200の位置情報を入力として、位置情報に応じたコンテンツを携帯端末200に配信し、携帯端末200の表示画面等に出力させる。情報提供サービスは、例えば、展示会や美術館等の空間において提供される。この場合、ユーザは、展示会や美術館において、例えば、位置に応じたコンテンツに基づいて、展示物等の情報の提供を受けることができる。または、情報提供サービスは、病院や工場等の空間において提供される。この場合、ユーザは、例えば、病院や工場において、位置に応じたコンテンツを介して、業務指示等を受けることができる。
図1に示される空間は、例えば、場所A〜F(Za、Zb、Zc、Zd、Ze、Zf)を有する。携帯端末200は、位置に対応する場所A〜Fのコンテンツのみをサーバ100から逐一受信する。この例において、携帯端末200aは場所AZaに対応するコンテンツ、携帯端末200bは場所CZcに対応するコンテンツ、携帯端末200cは場所EZeに対応するコンテンツを、サーバ100から受信しユーザに提供する。これにより、携帯端末200の保存領域に記憶されるコンテンツの容量が抑えられる。ただし、この方法によると、携帯端末200とサーバ100とがオフライン状態となった場合、携帯端末200は、サーバ100からコンテンツを受信することができず、ユーザにサービスを提供することができない。
そこで、本実施の形態例における情報提供サービスプログラムにおいては、情報提供サービス処理は、サーバ100が端末装置の位置情報を受信する工程と、サーバ100が位置情報に対応する領域のコンテンツを携帯端末200に送信すると共に、位置情報が、端末装置との通信がオフライン状態となるオフライン領域の周辺に位置するオフライン準備領域に対応する場合に、当該オフライン準備領域に対応するオフライン領域のコンテンツを送信する工程と、を有する。
図2は、本実施の形態例における情報提供サービスシステムの概略の一例を表す図である。同図において、破線で囲まれ網点で表される領域はオフライン領域DEであって、斜線で示される領域はオフライン準備領域EE1、EE2である。同図において、オフライン領域DEに位置する携帯端末200aはサーバ100との通信がオフライン状態となる。一方、オフライン準備領域EE1、EE2、及び、その他の領域に位置する携帯端末200b、200cは、サーバ100との通信がオンライン状態である。ここで、本実施の形態例におけるオフライン領域DE、及び、オフライン準備領域EE1、EE2について説明する。
[オフライン領域]
オフライン領域DEとは、例えば、無線LANのアクセスポイントAPが存在しない等の理由により通信環境が悪く、携帯端末200とサーバ100との通信がオフライン状態となる領域である。図2の例において、携帯端末200aはオフライン領域DEに位置する。これは、携帯端末200が、現在の位置情報をサーバ100に送信できず、また、サーバ100から、場所Aに対応するコンテンツを受信することができないことを意味する。また、本実施の形態例において、オフライン領域DEは、オフライン状態における端末装置200の位置情報の履歴に基づいて、連続してオフライン状態であった位置情報の集合に基づいて生成される。
[オフライン準備領域]
オフライン準備領域EE1、EE2は、例えば、オフライン領域DEに隣接する領域であって、オフライン領域DEの前後に、携帯端末200が通過する領域である。本実施の形態例において、オフライン準備領域EE1、EE2は、1つまたは複数の携帯端末の位置情報と、通信状態の履歴に基づいて生成される。本実施の形態例において、携帯端末200がオフライン準備領域EEに位置するとき、サーバ100は、オフライン準備領域EEに対応するオフライン領域DEと重複する場所のコンテンツを携帯端末200に事前配信する。そして、携帯端末200は、オフライン状態になると、事前配信されたコンテンツを提供することで、オフライン状態であっても情報提供サービスを継続する。
このように、本実施の形態例におけるサーバ100は、携帯端末200の位置に応じたコンテンツのみを、必要となる可能性の高い場合に事前に携帯端末200に送信する。つまり、サーバ100は、携帯端末200が、間もなくオフライン状態になる可能性が高い場所に位置することが動的に検出可能であって、携帯端末200がオフライン状態になる前に、オフライン状態となる領域のコンテンツを事前配信する。これにより、携帯端末200は、オフライン状態に遷移した場合でも、コンテンツを提供することができる。必要なコンテンツのみが、必要なタイミングで携帯端末200に事前配信されるため、携帯端末200に格納されるコンテンツの容量は抑えられ、通信料の削減が可能になる。
なお、本実施の形態例において、オフライン準備領域EE1、EE2は、オフライン領域DEの点線で示される境界のうち、出入り可能な境界の周辺に隣接して生成される。図2の例において、オフライン準備領域EE1、EE2は、オフライン領域DEの出入り口の周辺に生成されている。また、同図の例において、オフライン準備領域EEが生成されないオフライン領域DEの境界y1、y2は、出入り不可能な壁等の境界を示す。このように、オフライン領域DEの境界のうち、出入り不可能な境界の周辺には、オフライン準備領域EEが生成されない。
[サーバ、及び、携帯端末の構成]
図3は、本実施の形態例における情報提供サービスシステムを構成するサーバ100、及び、携帯端末200の構成の一例を示す図である。まず、携帯端末200の構成について説明する。携帯端末200とサーバ100とは、例えば、無線等の通信を介して接続される。なお、この例では、端末装置の一例としてスマートフォン等の携帯端末を例示しているが、この例に限定されるものではない。
[携帯端末の構成]
図3の携帯端末200は、例えば、通信部21、コンテンツ制御部22、場所入退判定部23、測位部24、オフライン時位置履歴保管部25を有する。また、携帯端末200は、携帯端末状態管理データベース(以下、DBと称する)1dと、場所定義・コンテンツDB2dを有する。携帯端末200における各部の処理は、例えば、プログラムによって構成され、プロセッサ(図示せず)がプログラムを実行することで情報提供サービスの端末側の処理が行われる。
測位部24は、GPSや固定無線電波強度等を用いて、ユーザの現在位置の情報を取得する。位置の情報とは、例えば、座標情報である。測位部24は、サーバ100との通信状態がオフライン状態であっても、位置情報を取得可能である。通信部21は、サーバ100への位置情報、位置情報の履歴、及び、場所への入退出状態の送信処理や、サーバ100からのコンテンツや場所定義の受信処理を行う。
場所入退判定部23は、測位部24によって取得された位置情報に基づいて場所定義・コンテンツDB2dを参照し、場所A〜Eへの入退を判定する。コンテンツ制御部22は、例えば、携帯端末200の画面(図示せず)や音声出力部(図示せず)を介して、ユーザにコンテンツを提供する。場所定義・コンテンツDB2dには、サーバ100から受信されたコンテンツのファイル名や、場所定義が記憶される。場所定義とは、例えば、各場所A〜Eの領域を示す座標列である。オフライン時位置履歴保管部25は、オフライン状態のとき、測位部24によって生成された位置情報を履歴として保管する。また、携帯端末状態管理DB1dは、携帯端末200とサーバ100との現在の通信状態、及び、位置する場所A〜Eや領域の情報を記憶する。
[サーバの構成]
図3のサーバ100は、例えば、通信部11、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12、場所定義・コンテンツ抽出部13、場所・領域入退判定部14を有する。また、サーバ100は、携帯端末状態管理DB1d、場所定義・コンテンツDB2d、携帯端末位置・状態履歴DB3d、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4dを有する。サーバ100における各部の処理は、例えば、プログラムによって構成され、プロセッサ(図示せず)がプログラムを実行することで情報提供サービスのサーバ100側の処理が行われる。
また、サーバ100における携帯端末状態管理DB1d、場所定義・コンテンツDB2dは、携帯端末200における携帯端末状態管理DB1d、場所定義・コンテンツDB2dと同様である。ただし、サーバ100と携帯端末200とでは、携帯端末状態管理DB1d、場所定義・コンテンツDB2dに格納する情報の総量が異なる。サーバ100における携帯端末状態管理DB1d、場所定義・コンテンツDB2dはサービスの対象とする全ての携帯端末200、及び、全ての場所A〜Fに対応する情報を有する。これに対し、携帯端末200における携帯端末状態管理DB1d、場所定義・コンテンツDB2dは、当該携帯端末200、及び、必要最低限の場所に対応する情報のみを有する。
図3において、サーバ100の通信部11は、携帯端末200からの位置情報、位置情報の履歴、及び、場所への入退出状態の受信処理や、携帯端末200へのコンテンツや場所定義の送信処理を行う。オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、携帯端末位置・状態履歴DB3dに基づいて、オフライン領域DE及びオフライン準備領域EEを検出し、オフライン領域・オフライン準備定義DB4dを更新する。また、場所定義・コンテンツ抽出部13は、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4d及び場所定義・コンテンツDB2dを参照し、携帯端末200が位置するオフライン準備領域EEに対応する場所定義及びコンテンツを抽出する。また、携帯端末状態管理DB1dは、それぞれの携帯端末200について、当該携帯端末200とサーバ100との現在の通信状態、及び、現在位置する場所A〜Eやオフライン準備領域EEの情報を記憶する。
そして、場所・領域入退判定部14は、携帯端末状態管理DB1dを参照し、携帯端末200から受信した位置情報に基づいて、携帯端末200の場所A〜Eやオフライン準備領域EEへの入退を検出する。また、場所・領域入退判定部14は、場所A〜Eへ入ったことを検出した場合、当該場所A〜Eのコンテンツを携帯端末200に送信し、場所A〜Eからの退出を検出した場合は送信済みのコンテンツの消去指示を携帯端末200に送信する。また、場所・領域入退判定部14は、オフライン準備領域EEに入ったことを検出した場合、オフライン準備領域EEに対応するオフライン領域DEと重複する場所A〜Eの場所定義、及び、コンテンツを携帯端末200に送信する。
続いて、サーバ100、及び、携帯端末200に格納されるデータベースのデータ構成の一例について説明する。
[データ構成]
図4は、サーバ100及び携帯端末200に記憶される各DBのデータ構成の一例を示す図である。同図は、携帯端末状態管理DB1d、場所定義・コンテンツDB2d、携帯端末位置・状態履歴DB3d、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4dのデータ構成の一例を示す図である。
携帯端末状態管理DB1dは、例えば、複数の携帯端末200を識別する携帯端末200のID、現在、位置する場所ID及びオフライン準備領域のID、現在の通信状態を有する。通信状態は、例えば、オンライン状態、オフライン状態を示す。また、場所定義・コンテンツDB2dは、例えば、複数の場所A〜Eを識別する場所ID、場所定義、コンテンツであるバイナリデータのファイル名を有する。場所定義は、例えば、場所A〜Eを示す多角図形を構成する座標列である。また、携帯端末位置・状態履歴DB3dは、例えば、携帯端末200のID、座標で示される位置情報、通信状態フラグを有する。この例において、通信状態フラグは、次の4種類のいずれかである。例えば、通信状態フラグは、(1)オンライン状態、(2)オフライン状態、(3)オンライン状態からオフライン状態に切り替わった状態、(4)オフライン状態からオンライン状態に切り替わった状態である。
オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4dは、オフライン領域DEの情報として、例えば、複数のオフライン領域DEを識別するオフライン領域ID、オフライン領域定義、オフライン領域DEに重複する場所の場所IDを有する。また、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4dは、オフライン準備領域EEの情報として、例えば、複数のオフライン準備領域EEを識別するオフライン準備領域ID、オフライン準備領域定義、対応するオフライン領域DEのIDを有する。対応するオフライン領域DEとは、例えば、オフライン準備領域EEと隣接するオフライン領域DEである。なお、オフライン領域定義、及び、オフライン準備領域定義は、例えば、領域を示す多角図形を示す座標列である。
図4に示されるように、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4dにおいて、オフライン準備領域IDとオフライン領域IDとが関連付けられ、オフライン領域IDと対応する場所IDとが関連付けられる。これにより、サーバ100は、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4d、及び、場所定義・コンテンツDB2dを参照することによって、オフライン準備領域IDに基づいて、ダウンロード対象の場所定義及びコンテンツファイル名を取得することができる。
続いて、本実施の形態例における情報提供サービスプログラムの処理について、フローチャート図に基づいて説明する。初めに、情報提供サービスシステムにおける携帯端末200の処理について説明する。
[携帯端末側の処理]
図5は、携帯端末200におけるデータの送信処理を説明するフローチャート図である。携帯端末200の測位部24は、定期的に位置を測位し、位置情報を生成する(S11)。携帯端末200は、例えば、5秒等の間隔毎に測位処理を行う。また、携帯端末200は、通信状態フラグを位置情報に追加する(S12)。前述したとおり、この例において、通信状態フラグは、オンライン状態、オンライン状態からオフライン状態に切り替わった状態、オフライン状態、オフライン状態からオンライン状態に切り替わった状態の4種類である。なお、この例において、位置情報には、さらに、携帯端末200のIDが付与される。
オンライン状態である場合(S13のYES)、即ち、通信状態フラグがオンライン状態、または、オフライン状態からオンライン状態に切り替わった状態のいずれかを示す場合、携帯端末200は、位置情報をサーバ100へ送信する(S14)。このとき、さらに、オフライン状態からオンライン状態への切り替わり時である場合(S15のYES)、携帯端末200は、オフライン状態である間、オフライン時位置履歴保管部25に保管された位置情報の履歴をサーバ100に送信する(S16)。
一方、オフライン状態である場合(S13のNO)、即ち、通信状態フラグがオフライン状態、または、オンライン状態からオフライン状態に切り替わった状態のいずれかを示す場合、オフライン時位置履歴保管部25は、生成した位置情報を履歴として保管する。続いて、携帯端末200の場所入退判定部23は、生成した位置情報に基づいて、場所定義・コンテンツDB2dを参照し、新たな場所A〜Eへの入退が生じたか否かを判定する(S18)。場所A〜Eへの入退が生じたと判定された場合(S19のYES)、コンテンツ制御部22は、提供するコンテンツを、現在位置する場所に対応するコンテンツに切り替える(S20)。即ち、携帯端末200は、新たな場所への移動を検知した場合、提供するコンテンツを新たな場所に応じた受信済みのコンテンツに切り替える。
図6は、携帯端末200におけるデータ受信時の処理を説明するフローチャート図である。同図の(A)において、通信部21が、現在の位置情報に応じたコンテンツをサーバ100から受信すると、コンテンツ制御部22は、コンテンツを実行する(S21)。具体的に、コンテンツ制御部22は、コンテンツの実行として、例えば、携帯端末200の表示画面への出力や、音声による出力を行う。また、同図の(B)において、携帯端末200は、オフライン準備領域EEに対応する場所定義、及び、コンテンツをサーバ100から受信すると、場所定義・コンテンツDB2dを更新すると共に、コンテンツを保管する(S22)。なお、オフライン準備領域EEに対応する場所定義、及び、コンテンツは、携帯端末200の位置情報がオフライン準備領域EEに対応する場合に、サーバ100から送信される。
図5、図6のフローチャート図において説明される携帯端末200の各処理は、並列に行われる。続いて、サーバ100側の処理について説明する。
[サーバ側の処理]
図7は、サーバ100におけるデータ受信時の処理を説明するフローチャート図である。サーバ100は、携帯端末200からのデータ受信をトリガーとして、同図のフローチャートにおける処理を行う。
まず、サーバ100は、携帯端末200から受信した位置情報が有する通信状態フラグを判定する(S31)。サーバ100は、通信状態フラグがオフライン状態からオンライン状態への切り替えを示す場合、受信したオフライン状態時における位置情報の履歴を、携帯端末位置・状態履歴DB3dに記憶する(S32)。続いて、通信状態フラグがオンライン状態を示す場合、サーバ100の場所・領域入退判定部14は、場所A〜E、及び、オフライン準備領域EEへの入退判定処理を行う(S33)。具体的に、場所・領域入退判定部14は、場所定義・コンテンツDB2d、及び、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4dを参照し、受信した位置情報に基づいて、対象の携帯端末200が、新たな場所A〜E及びオフライン準備領域EEに入退したか否かを判定する。
新たな場所A〜Eへの移動が検出された場合(S34のYES)、サーバ100は、新たな場所A〜Eに応じたコンテンツを携帯端末200に送信するとともに、退出した場所のコンテンツの削除指示を送信する(S35)。また、オフライン準備領域EEに入ったことが検出された場合(S36のYES)、サーバ100は、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4d、及び、場所定義・コンテンツDB2dを参照し、オフライン準備領域EEに対応するオフライン領域DEと重複する場所A〜Eのコンテンツファイル、及び、場所定義を取得し、携帯端末200に送信する(S37)。また、オフライン準備領域EEから退出したことが検出された場合(S38のYES)、即ち、オフライン準備領域EEに入ったがオフライン領域DEに入ることなくオフライン領域DEから退出した場合、サーバ100は、送信済みであるオフライン領域DEの場所定義、及び、コンテンツの削除指示を送信する(S41)。
このように、サーバ100は、携帯端末200がオフライン準備領域EEに位置するとき、当該オフライン準備領域EEに対応するオフライン領域DEと重複する場所のコンテンツを携帯端末200に送信する。つまり、サーバ100は、必要なコンテンツのみを必要なタイミングで携帯端末200に配信すると共に、オフライン準備領域EEに位置するときに、即ち、間もなくオフライン状態に遷移することが予測されるときに、当該オフライン状態となる領域のコンテンツを端末装置200に事前配信する。これにより、サーバ100は、携帯端末200に保存されるコンテンツの容量を抑えることができると共に、通信料の削減を可能にする。
また、オフライン準備領域EEに位置していた携帯端末200の通信状態がオフライン状態に遷移した場合、サーバ100は、携帯端末200がオフライン準備領域EEに対応するオフライン領域DEに位置することを想定することができる。これにより、サーバ100は、携帯端末200がオフライン状態に遷移した場合でも、携帯端末200の位置を想定し、管理することができる。
なお、この例において、サーバ100は、オフライン準備領域EEに関連付けられた場所のコンテンツファイルに加え、場所定義を、携帯端末200に送信する。しかしながら、サーバ100は、コンテンツファイルのみを携帯端末200に送信するようにしてもよい。この場合、携帯端末200には、例えば、全ての場所A〜Fの定義ファイルが予め記憶される。
続いて、サーバ100におけるオフライン領域DE、及び、オフライン準備領域EEの生成処理、及び、具体例について説明する。
図8は、サーバ100におけるオフライン領域DE、及び、オフライン準備領域EEの生成処理を説明するフローチャート図である。サーバ100のオフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、例えば、次のようなタイミングで、オフライン領域DE、及び、オフライン準備領域EEの生成処理を実行する。オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、例えば、定期的に、前回の処理から一定量のデータが携帯端末位置・状態履歴DB3dに蓄積された時に、コンテンツおよび場所定義が更新された時に、処理を実行する。また、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、例えば、オフライン領域DEに位置していないにも関わらず、オフライン状態になってしまう携帯端末200が一定数に達した場合に処理を実行する。または、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、例えば、会場内などのサービス提供範囲の混雑度に応じて処理を実行する。無線LAN等の通信状態は混雑度に応じて変化することから、この場合、例えば、混雑の度合いが一定量変化したときに、処理が実行される。
まず、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、携帯端末位置・状態履歴DB3dを参照して、それぞれの携帯端末200について、位置情報の履歴を取得し、オフライン状態における位置情報を取得する(S51)。そして、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、各携帯端末200において連続してオフライン状態であったときの位置情報の集合に基づいて、オフライン領域DEを生成する。具体的に、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、各携帯端末200について連続してオフライン状態であったときの位置情報を初期のクラスタとして設定する(S52)。続いて、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、クラスタリング処理として、携帯端末200間の初期クラスタであって、距離が近い初期クラスタを併合していく(S53)。
具体的に、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、距離の近いクラスタの併合を、併合可能なクラスタが存在しなくなるまで続ける。この例において、例えば、対象の2つのクラスタが共通の携帯端末200の初期クラスタを含み、かつ、クラスタの間にオンライン状態となる領域が位置する場合、クラスタの併合処理は行われない。このように、オフライン状態となる複数の領域が順次、併合化され、1つまたは複数のオフライン領域DEが生成される。
続いて、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、クラスタ化された位置情報の集合に対応する凸包図形を算出し、算出した図形の領域をオフライン領域DEとする(S54)。そして、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、オフライン領域DEと重複する場所を場所定義・コンテンツDB2dから抽出し、当該場所のIDを、オフライン領域DEを示す座標列と共に、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4dに記憶する(S55)。ここで、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、オフライン領域DEと重複する場所のコンテンツの容量を算出する(S56)。具体的に、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、例えば、オフライン領域DEと複数の場所A〜Fが重複する場合、複数の場所に対応するコンテンツの容量の合計を算出する。
続いて、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、オフライン領域DEに含まれる切り替え位置の情報に基づいて、オフライン準備領域EEを生成する。切り替え位置とは、オンライン状態からオフライン状態に切り替わった位置、オフライン状態からオンライン状態に復帰した位置を示す。本実施の形態例において、オフライン準備領域EEは、切り替え位置を中心とする円領域に基づいて生成される。そこで、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、オフライン準備領域EEの元となる円領域の半径を算出する(S57)。半径の算出処理の詳細については、具体例に基づいて後述する。
そして、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、円領域の論理和を算出し、オフライン領域DEと重複しない領域をオフライン準備領域EEとして生成する(S58)。また、このとき、オフライン準備領域EEは、輪郭が平滑化されてもよい。そして、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、生成したオフライン準備領域EEを示す座標列を、オフライン準備領域EEに対応するオフライン領域DEのIDと対応付けて、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4dに記憶する(S59)。
図7、図8のフローチャート図において説明されるサーバ100の処理は、例えば、並列に行われる。続いて、オフライン領域DEの生成処理、及び、オフライン準備領域EEの生成処理について、具体例に基づいて説明する。
[オフライン領域の生成処理の具体例]
図9は、オフライン領域DEの生成処理の具体例について説明する図である。同図の(A)(B)(C)における、線xaは携帯端末A、点線Xbは携帯端末B、破線Xcは携帯端末Cの位置l1〜l37の履歴に基づいた軌跡を示す。また、各軌跡Xa、Xb、Xc上に配置される丸及び三角は、定期的に測位された位置l1〜l37に対応する通信状態フラグを示す。具体的に、白丸はオンライン状態、白三角はオフライン状態を示す。そして、黒三角は、オフライン状態からオンライン状態への切り替わり位置、または、オンライン状態からオフライン状態への切り替わり位置を示す。
図9の(A)において、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、各携帯端末A〜Cの位置の履歴に基づいて、オフライン状態及び切り替わり位置の連続、即ち、連続してオフライン状態にあった位置のグループに基づいて、初期クラスタを生成する。この例において、携帯端末Aのオフライン状態の位置グループは、位置l3〜l7、l13〜l14である。また、携帯端末Bの位置グループは位置l22〜l25、l28〜l29、携帯端末Cの位置グループは位置l33〜L35である。
これにより、携帯端末Aの位置グループl3〜l7を内包する図形に基づいて初期クラスタC1、位置グループl13〜l14を内包する図形に基づいて初期クラスタC2が生成される。また、同様にして、携帯端末Bの初期クラスタC3、C4、携帯端末Cの初期クラスタC5が生成される。続いて、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、距離が近い初期クラスタを併合していく。この例において、初期クラスタC1、C3、C5は、距離が近い。また、初期クラスタC1、C3、C5は、間に、白丸で示されるオンライン状態の領域を挟んでいない。これにより、図9の(B)のように、初期クラスタC1、C3、C5が併合され、クラスタC11が生成される。同様にして、クラスタC2、C4が併合され、クラスタC12が生成される。
また、この例において、クラスタC11、C12は併合化されない。第1に、クラスタC11、C12は、同一の端末の初期クラスタを含む。具体的に、クラスタC11、C12は共に、携帯端末A及び携帯端末Bの初期クラスタを含む。第2に、クラスタC11とクラスタC12は、間に、オンライン状態である位置l8〜l12、l26〜l27、l36〜l37を挟む。つまり、クラスタC11、C12は、携帯端末A、Bの位置の履歴情報に基づくオフライン状態の領域を共通して内包し、間にオンライン状態の領域を挟むことから、併合化不可と判定される。併合可能なクラスタが存在しなくなると、クラスタ化された位置の集合のうち、最も外側にある位置を結んで生成される多角形、即ち、凸包領域(C11、C12)がオフライン領域DEとして生成される。
そして、生成されたオフライン領域DEと重複する場所のIDが、オフライン領域DEに対応する場所IDとして登録される。図9の(C)において、クラスタC11に対応するオフライン領域DEと重複する場所Ea、場所EbのIDが、オフライン領域DEに対応する場所IDとして、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4dに記憶される。同様にして、クラスタC12に関する情報についても、同様にして、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4dに登録される。
このようにして、サーバ100は、端末装置200からオフライン状態における位置情報の履歴を受信し、連続してオフライン状態であった位置情報の集合に基づいてオフライン領域を生成する。オフライン領域DEは、携帯端末200において、実際に測位されたオフライン状態における位置情報の履歴に基づくことにより、より正確に、より効率的に生成される。また、複数の携帯端末200の位置情報の履歴に基づくことにより、空間におけるより広範囲のオフライン領域DEが生成可能になる。
[オフライン準備領域の詳細]
図10は、オフライン準備領域EEの生成処理の具体例について説明する図である。オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、オフライン領域DEに含まれる、黒三角で示される切り替え位置に基づいて、オフライン準備領域EEを生成する。同図において、切り替え位置は、位置l3、l7、l22、l24、l33、l35である。そして、各切り替え位置l3、l7、l22、l24、l33、l35を中心として円領域C1〜C6が生成される。本実施の形態例において、オフライン準備領域EEの生成処理における円領域C1〜C6の半径Rは、次のような観点に基づいて設定される。円領域C1〜C6の半径Rは、オフライン準備領域EEの幅を意味する。
第1に、オフライン準備領域EEに入ったことは、オフライン準備領域EEを越えてオフライン領域DEに進入する前に検知される必要がある。オフライン準備領域EEに入ったにも関わらず、オフライン準備領域EEに位置することが検知されない場合、サーバ100は、コンテンツを事前配信することができない。このため、第1に、オフライン準備領域EEの幅は、少なくとも、「位置情報の測位インターバル×ユーザの移動速度」に基づいて算出される距離より大きい幅である必要がある。
第2に、オフライン領域DEの場所定義、及び、オフライン領域DEに対応するコンテンツのダウンロードは、オフライン準備領域EEを越えてオフライン領域DEに進入する前に完了している必要がある。オフライン準備領域EEにおいてコンテンツのダウンロードが完了しない場合、携帯端末200は、オフライン状態となったときに、ユーザにコンテンツを提供することができない。このため、第2に、オフライン準備領域EEの幅は、オフライン領域DEに対応するコンテンツ(及び、場所定義)の送信に要する時間×ユーザの移動速度」に基づいて算出される距離よりも大きい幅である必要がある。
即ち、オフライン準備領域EEの幅は、携帯端末200がオフライン準備領域EEに位置することが検知され、かつ、場所定義及びコンテンツのダウンロードが完了するのに十分な距離を有する必要がある。このため、オフライン準備領域EEの幅は、例えば、「測位インターバル×ユーザの移動速度+(コンテンツのデータサイズ÷通信速度)×ユーザの移動速度」の式に基づいて算出される。ユーザの移動速度は、例えば、位置情報の履歴と測位インターバルとに基づいて算出される。例えば、位置情報の履歴に基づく移動距離と測位インターバルとによって算出される移動速度の最大値が、ユーザの移動速度として算出される。
これにより、オフライン準備領域EEに入ったことが検知可能であって、検知後にコンテンツを受信可能である距離が算出される。オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、算出した距離を半径Rとする円領域C1〜C6を生成する。そして、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、円領域C1〜C6の論理和であって、オフライン領域DEと重複しない領域をオフライン準備領域EEとして生成する。これにより、半径Rはオフライン準備領域EEの幅を示す。
そして、オフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、生成したオフライン準備領域EEを示す座標列、及び、対応するオフライン領域DEのIDを、オフライン領域・オフライン準備領域定義DB4d(S59)。図10の例において、オフライン準備領域EEの情報は、同図のオフライン領域DEのIDに対応付けて記憶される。なお、オフライン領域DEは、場所Ea、Ebに対応付けられているため、携帯端末200がオフライン準備領域EEに入ったとき、場所Ea、Ebの場所定義、及び、コンテンツが携帯端末200に送信される。
このようにオフライン準備領域EEが生成されることにより、携帯端末200がオフライン準備領域EEに入ったことを検知できずにオフライン領域DEに入ってしまうことが回避される。さらに、オフライン領域DEに対応するコンテンツのダウンロードが完了しない間に、携帯端末200がオフライン準備領域EEを越えてオフライン領域DEに入ってしまうことが回避される。
なお、円領域C1〜C6の半径の算出に用いられるユーザの移動速度は、ユーザに対応する携帯端末200別に算出されてもよいし、全ての携帯端末200に共通に算出されてもよい。この場合、例えば、サーバ100は、各携帯端末200の位置情報を、携帯端末のID別に携帯端末位置・状態履歴DB3dに記憶する。これにより、携帯端末ID別に移動速度を算出することによって、ユーザ単位に、移動速度を算出することが可能になる。さらに、移動速度は、ユーザの年代別に算出されてもよい。この場合、例えば、携帯端末IDに対応してユーザ情報が記憶される。ユーザ情報は、携帯端末IDに対応して、ユーザID、及び、年代や生年月日等を有する。
また、本実施の形態例において、オフライン準備領域EEは、切り替え位置の周囲に生成される。即ち、本実施の形態例におけるオフライン領域・オフライン準備領域更新部12は、オフライン領域DEの周辺全ての領域をオフライン準備領域EEに設定するのではなく、オフライン領域DEにおける切り替え位置の周辺の領域のみをオフライン準備領域EEに設定する。これにより、オフライン準備領域EEは、オフライン領域DEの境界のうち、ユーザが出入り不可能な境界の周辺には生成されず、ユーザが出入り可能な境界の周辺に生成される。これは、オフライン領域DEが屋内の部屋等である場合、オフライン準備領域EEは、部屋の壁の周辺には生成されず、部屋の出入り口の周辺に生成されることを意味する。このように、オフライン準備領域EEは空間の構造にしたがって適切な範囲に生成されるため、コンテンツの無駄な送受信が生じない。
以上のように、本実施の形態例における情報提供サービスプログラムにおいて、情報提供サービス処理は、サーバ100が、端末装置の位置情報を受信する工程と、サーバ100が、位置情報に対応する領域のコンテンツを携帯端末200に送信すると共に、位置情報が、端末装置との通信がオフライン状態となるオフライン領域DEの周辺に位置するオフライン準備領域EEに対応する場合に、当該オフライン準備領域EEに対応するオフライン領域DEのコンテンツを送信する工程と、を有する。
このように、サーバ100は、オフライン領域DEの周辺に隣接して位置するオフライン準備領域EEを生成し、携帯端末200がオフライン準備領域EEに位置する場合に、オフライン準備領域EEに対応するオフライン領域DEのコンテンツを携帯端末200に事前配信する。これにより、携帯端末200は、オフライン状態となった場合でも、位置に対応したコンテンツをユーザに提供することができる。
また、携帯端末200に全てのコンテンツを保存すると、携帯端末200に多くの保存領域が必要となってしまう。また、空間上のいずれの位置でも携帯端末200を通信可能な状態にすることは容易でない。これに対し、本実施の形態例における情報提供サービスプログラムによると、サーバ100は、必要なコンテンツのみを必要なタイミングで携帯端末200に配信すると共に、間もなくオフライン状態に遷移することが予測されるときに、当該オフライン状態となる領域のコンテンツを端末装置200に事前配信する。これにより、サーバ100は、携帯端末200に保存されるコンテンツの容量を抑えることができ、通信料の削減を可能にする。
また、本実施の形態例における情報提供サービスプログラムによると、携帯端末200がオフライン準備領域EEに入った後、通信状態がオフライン状態に遷移した場合、携帯端末200がオフライン準備領域EEに対応するオフライン領域DEに位置する可能性が高いことが想定可能になる。このため、サーバ100は、オフライン状態である携帯端末200について、電池切れ状態であるのか否か、オフライン領域DEに位置する可能性が高いか否かを想定することができる。これにより、サーバ100は、携帯端末200がオフライン状態になった場合であっても、携帯端末200の位置や状態を想定し、管理することができる。
また、本実施の形態例において、情報提供サービス処理は、さらに、サーバ100が、端末装置からオフライン状態における位置情報の履歴を受信する工程と、サーバ100が、連続してオフライン状態であった位置情報の集合に基づいてオフライン領域DEを生成する工程と、を有する。このように、本実施の形態例におけるサーバ100は、携帯端末200によって測位された位置情報に基づいて、オフライン領域DEを生成することができる。サーバ100は、実測された位置情報に基づいてオフライン領域DEを生成することにより、正確なオフライン領域DEを効率的に生成することができる。
また、本実施の形態例において、オフライン領域DEは、サーバ100が複数の携帯端末200と通信可能である場合、複数の携帯端末200における位置情報の集合に基づくクラスタであって、近接するクラスタが併合化されることによって生成される。このように、複数の携帯端末の位置情報に基づくことにより、サーバ100は、1つの携帯端末200の位置情報に基づくオフライン領域DEと比べて、空間におけるより広い範囲を対象としたオフライン領域DEを生成することができる。
また、本実施の形態例において、情報提供サービス処理は、さらに、サーバ100が、オフライン領域DEにおける、オフライン状態とオンライン状態との切り替え位置の周辺にオフライン準備領域EEを生成する工程と、を有する。これにより、本実施の形態例におけるサーバ100は、オフライン領域DEの周囲すべてにではなく、空間の構造にしたがってオフライン準備領域EEを生成することができる。つまり、サーバ100は、オフライン準備領域EEを、オフライン領域DEの周辺のうち、携帯端末200が移動不可能な、即ち、ユーザが出入り不可能な壁の周辺には生成せず、ユーザが出入り可能な出入り口等の領域の周辺に生成する。これにより、たとえ、オフライン領域DEの周辺であっても、移動してオフライン領域DEに入ることができない領域はオフライン準備領域EEに設定されない。これにより、不要なコンテンツの受信処理が生じることが回避され、不要な通信費が抑えられる。
また、本実施の形態例において、オフライン準備領域EEは、オフライン領域DEにおける切り替え位置を中心として、位置情報の取得間隔と端末装置の移動速度とに基づく第1の距離と、オフライン領域DEのコンテンツの送信時間と移動速度に基づく第2の距離との加算値を半径Rとする円領域C1〜C6の論理和からオフライン領域DEを除外した領域として生成される。
これにより、サーバ100は、携帯端末200がオフライン準備領域EEに入ったことを検知可能であって、検知後に携帯端末200がコンテンツを受信可能である距離を幅として有するオフライン準備領域EEを生成することができる。このため、携帯端末200がオフライン準備領域EEを検知できず、オフライン領域DEに入ってしまうことが回避されると共に、オフライン領域DEに対応するコンテンツの受信が完了しない間にオフライン領域DEに入ってしまうことが回避される。
このように、本実施の形態例における情報提供サービスシステムにおいて、オフライン準備領域が設定されることにより、携帯端末200はオフライン状態となった場合でも、位置に対応したコンテンツをユーザに提供することができる。これにより、必要となるコンテンツのみを対象として、オンタイムにまたは事前に、サーバ100から携帯端末200に配信されることにより、携帯端末200における保存領域のサイズを抑えることができると共に、通信料の削減が可能になる。
100:サーバ、11:通信部、12:オフライン領域・オフライン準備領域更新部、13:場所定義・コンテンツ抽出部、14:場所・領域入退判定部、
200:携帯端末、21:通信部、22:コンテンツ制御部、23:場所入退判定部、24:測位部、25:オフライン時位置履歴保管部

Claims (7)

  1. 携帯端末と通信可能なサーバにおいて、前記端末装置において位置情報に応じて提供されるコンテンツを当該端末装置に送信する情報提供サービス処理をコンピュータに実行させる情報提供サービスプログラムであって、
    前記情報提供サービス処理は、
    前記サーバが、前記端末装置の位置情報を受信する工程と、
    前記サーバが、前記位置情報に対応する領域の前記コンテンツを前記携帯端末に送信すると共に、前記位置情報が、前記端末装置との通信がオフライン状態となるオフライン領域の周辺に位置するオフライン準備領域に対応する場合に、当該オフライン準備領域に対応する前記オフライン領域の前記コンテンツを送信する工程と、を有する情報提供サービスプログラム。
  2. 請求項1において、
    前記情報提供サービス処理は、さらに、
    前記サーバが、前記端末装置から前記オフライン状態における前記位置情報の履歴を受信する工程と、
    前記サーバが、連続して前記オフライン状態であった位置情報の集合に基づいて前記オフライン領域を生成する工程と、を有する情報提供サービスプログラム。
  3. 請求項2において、
    前記情報提供サービス処理は、さらに、
    前記サーバが、前記オフライン領域における、前記オフライン状態とオンライン状態との切り替え位置の周辺に前記オフライン準備領域を生成する工程と、を有する情報提供サービスプログラム。
  4. 請求項3において、
    前記オフライン準備領域は、前記オフライン領域における前記切り替え位置を中心として、前記位置情報の取得間隔と前記端末装置の移動速度とに基づく第1の距離と、前記オフライン領域の前記コンテンツの送信時間と前記移動速度に基づく第2の距離との加算値を半径とする円領域の論理和から前記オフライン領域を除外した領域として生成される情報処理サービスプログラム。
  5. 携帯端末と通信可能なサーバにおいて、前記端末装置において位置情報に応じて提供されるコンテンツを当該端末装置に送信する情報提供サービス方法であって、
    前記サーバが、前記端末装置の位置情報を受信する工程と、
    前記サーバが、前記位置情報に対応する領域の前記コンテンツを前記携帯端末に送信すると共に、前記位置情報が、前記端末装置との通信がオフライン状態となるオフライン領域の周辺に位置するオフライン準備領域に対応する場合に、当該オフライン準備領域に対応する前記オフライン領域の前記コンテンツを送信する工程と、を有する情報提供サービス方法。
  6. 携帯端末と通信可能であって、前記端末装置において位置情報に応じて提供されるコンテンツを当該端末装置に送信する情報提供サービス装置であって、
    前記端末装置の位置情報を受信する受信手段と、
    前記位置情報に対応する領域の前記コンテンツを前記携帯端末に送信すると共に、前記位置情報が、前記端末装置との通信がオフライン状態となるオフライン領域の周辺に位置するオフライン準備領域に対応する場合に、当該オフライン準備領域に対応する前記オフライン領域の前記コンテンツを送信する送信手段と、を有する情報提供サービス装置。
  7. 位置情報に基づいてコンテンツを提供する端末装置と、前記端末装置と通信可能であって、前記コンテンツを前記端末装置に送信するサーバとを有する情報提供サービスシステムであって、
    前記端末装置が、当該端末装置の位置情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記位置情報を受信して、当該位置情報に対応する領域の前記コンテンツを前記携帯端末に送信すると共に、当該位置情報が、前記端末装置との通信がオフライン状態となるオフライン領域の周辺に位置するオフライン準備領域に対応する場合に、当該オフライン準備領域に対応する前記オフライン領域の前記コンテンツを送信し、
    前記端末装置が、前記コンテンツを受信し、
    前記端末装置は、前記位置情報に対応する前記コンテンツを提供する情報提供サービスシステム。
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