JPWO2014097506A1 - 通信システム、受信装置、送信装置、通信方法、送信方法及び受信方法 - Google Patents

通信システム、受信装置、送信装置、通信方法、送信方法及び受信方法 Download PDF

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Abstract

AMR機能を用いる場合に必要となるパラメータを算出するための試験工数を減少させることができる通信システムを提供することを目的とする。本発明にかかる通信システムは、送信装置(10)と受信装置(30)とを備える。送信装置(10)は、送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成する変調部(11)と、複数の送信信号を多重して送信する送信部(12)と、を有する。受信装置(30)は、送信装置(10)から送信された信号を復調して複数の送信信号に対応する複数の受信信号を生成する復調部(31)と、複数の受信信号の受信信号エラーレートを算出する算出部(32)と、算出部(32)において算出された前記受信信号エラーレートに応じて、送信装置(10)において用いられる変調方式を判定するための判定情報を生成する判定部(33)と有する。

Description

本発明は通信システム、受信装置、送信装置、通信方法、送信方法及び受信方法に関し、特に変調方式を適応的に変化させる通信システム、受信装置、送信装置、通信方法、送信方法及び受信方法に関する。
一般的に、無線伝送装置は、無線伝搬路の環境状態等に応じて変調方式を切り替えるAMR(Adaptive Modulation Radio:適応変調)機能を有している。AMR機能は、例えば所望のBER(Bit Error Rate)を満たすように適応的に変調方式を切り替える。これにより、無線伝送装置は、所定の通信品質を維持することができる。AMR機能を用いる場合、無線伝送装置の出荷前に、予めCNR(Carrier to Noise Ratio)等のパラメータ、BER及び適用している変調方式の相関関係を評価する必要がある。つまり、無線伝送装置は、ある変調方式を用いて送信されたデータからCNRを測定する。さらに、無線伝送装置は、事前に評価した相関関係を用いて、測定したCNRから現在のBERを推定し、さらに変調方式変更後のBERを推定する。無線伝送装置は、変調方式変更後のBERが所望のBERを満たす場合に、変調方式を変更する。
特許文献1には、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature amplitude modulation)もしくは64QAM等の変調方式が適用されたデータのSIR(Signal to Interference Ratio)、ドップラ周波数及びBERの相関関係に基づいて、変調方式を決定する方法が開示されている。具体的には、特許文献1には、SIRと、QPSK、16QAMもしくは64QAM等の変調方式が適用されたデータのBERとの相関関係が規定されている。さらに、QPSK、16QAMもしくは64QAM等の変調方式が適用されたデータと、ドップラ周波数が高い場合及び低い場合におけるSIRと、BERとの相関関係も規定されている。このように規定された各種パラメータを用いて、変調方式を変更した場合のBERを推定し、変更後の変調方式におけるBERが所望の条件を満たす場合に、無線伝送装置は変調方式を変更する。
特開2002−44168号公報
ここで、特許文献1に開示されている変調方式の変更方法を用いた場合、無線伝送装置を製品として出荷する前に試験を行い事前にQPSK、16QAMもしくは64QAM等の変調方式が適用されたデータのSIR、ドップラ周波数及びBERの相関関係を求める必要がある。事前に求められた相関関係を用いることによって、無線伝送装置を使用している環境において、SIR及びドップラ周波数を測定し、SIR及びドップラ周波数に対応付けられているBERを推定することができる。さらに、事前に求められた相関関係を用いることによって、無線伝送装置は、変調方式を変更した後のBERを推定することができる。
しかし、事前にQPSK、16QAMもしくは64QAM等の変調方式が適用されたデータのSIR、ドップラ周波数及びBERの相関関係を求めるには、無線伝送装置を製品として出荷する前に膨大な試験工数を必要とするという問題がある。
本発明はこのような問題を解決するために、AMR機能を用いる場合に必要となるパラメータを算出するための試験工数を減少させることができる通信システム、受信装置、送信装置、通信方法、送信方法及び受信方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる通信システムは、送信装置と受信装置とを備える通信システムであって、前記送信装置は、送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成する変調部と、前記複数の送信信号を多重して送信する送信部と、を有し、前記受信装置は、前記送信装置から送信された信号を復調して前記複数の送信信号に対応する複数の受信信号を生成する復調部と、前記複数の受信信号の受信信号エラーレートを算出する算出部と、前記算出部において算出された前記受信信号エラーレートに応じて、前記送信装置において用いられる変調方式を判定するための判定情報を生成する判定部と、を有するものである。
本発明の第2の態様にかかる送信装置は、送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成する変調部と、前記複数の送信信号を復調して生成する複数の受信信号の受信エラーレートを算出し、前記受信エラーレートに応じて適用する変調方式を判定するために判定情報を生成する受信装置へ前記複数の送信信号を多重して送信する送信部と、を有するものである。
本発明の第3の態様にかかる受信装置は、送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成し、前記複数の送信信号を多重して送信する送信装置から送信された信号を復調し、前記複数の送信信号に対応する複数の受信信号を生成する復調部と、前記複数の受信信号の受信信号エラーレートを算出する算出部と、
前記算出部において算出された前記受信信号エラーレートに応じて、前記送信装置において用いられる変調方式を判定するための判定情報を生成する判定部と、を有するものである。
本発明の第4の態様にかかる通信方法は、送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成し、前記複数の送信信号を多重して送信し、送信された前記複数の送信信号を復調して前記複数の送信信号に対応する複数の受信信号を生成し、前記複数の受信信号の受信信号エラーレートを算出し、前記算出された前記受信信号エラーレートに応じて、前記送信データを変調する際に用いられる変調方式を判定するための判定情報を生成するものである。
本発明の第5の態様にかかる送信方法は、送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成し、前記複数の送信信号を復調して生成する複数の受信信号の受信エラーレートを算出し、前記受信エラーレートに応じて適用する変調方式を判定するために判定情報を生成する受信装置へ前記複数の送信信号を多重して送信するものである。
本発明の第6の態様にかかる受信方法は、送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成し、前記複数の送信信号を多重して送信する送信装置から送信された信号を復調し、前記複数の送信信号に対応する複数の受信信号を生成し、前記複数の受信信号の受信信号エラーレートを算出し、前記算出された前記受信信号エラーレートに応じて、前記送信装置において用いられる変調方式を判定するための判定情報を生成するものである。
本発明により、AMR機能を用いる場合に必要となるパラメータを算出するための試験工数を減少させることができる通信システム、受信装置、送信装置、通信方法、送信方法及び受信方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる送信装置の構成図である。 実施の形態2にかかる送信信号の構成を示す図である。 実施の形態2にかかる受信装置の構成図である。 実施の形態2にかかる変調方式とBERとの関係を示す図である。 実施の形態2にかかる信号送信処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかる信号受信処理の流れを示す図である。 実施の形態3にかかる信号送信処理の流れを示す図である。 実施の形態4にかかる送信装置の構成図である。 実施の形態4にかかる受信装置の構成図である。 実施の形態5にかかる送信装置の構成図である。 実施の形態5にかかる受信装置の構成図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成例について説明する。図1の通信システムは、送信装置10及び受信装置30を有している。送信装置10及び受信装置30は、例えば、無線伝送路を介して通信を行う。
ここで、送信装置10は、例えば移動通信ネットワークにおいて用いられる基地局であってもよく、受信装置30は、携帯電話、スマートフォン端末及び通信機能を有するパーソナルコンピュータ等であってもよい。また、無線リンク接続を行う無線通信装置が、送信装置10の機能及び受信装置30の機能を有してもよい。
次に、送信装置10の構成例について説明する。送信装置10は、変調部11及び送信部12を有している。変調部11は、送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成する。送信データは、送信装置10から受信装置30へ送信する信号である。例えば、送信データは、音声データ等の主信号及びパイロット信号を含んでもよい。伝送容量が異なる複数の変調方式とは、例えばQPSK、16QAM、32QAM、64QAM、128QAM及び256QAM等の多値変調方式である。
変調部11は、例えばQPSK、16QAM、32QAM、64QAM、128QAM及び256QAMを用いて信号を変調することができる場合、送信データをそれぞれQPSK、16QAM、32QAM、64QAM、128QAM及び256QAMを用いて変調し、複数の送信信号を生成する。変調部11は、生成した複数の送信信号を送信部12へ出力する。
送信部12は、変調部11から出力された複数の送信信号を多重し、多重した信号を受信装置30へ送信する。送信部12は、複数の送信信号を多重する際に、例えば時分割多重してもよく、符号分割等その他の方法を用いて多重してもよい。
次に、受信装置30の構成例について説明する。受信装置30は、復調部31、算出部32及び判定部33を有している。復調部31は、送信部12から送信された信号を復調する。復調部31は、送信装置10から送信された信号に多重されている複数の送信信号を復調し、複数の受信信号を生成する。つまり、復調部31は、送信装置10においてQPSKを用いて変調された送信信号、16QAMを用いて変調された送信信号、32QAMを用いて変調された送信信号、64QAMを用いて変調された送信信号、128QAMを用いて変調された送信信号及び256QAMを用いて変調された送信信号、をそれぞれ復調し、復調した信号を受信信号として算出部32へ出力する。
算出部32は、復調部31から出力された複数の受信信号の受信信号エラーレートを算出する。受信信号エラーレートは、例えばBERもしくはパリティエラーレート等であってもよい。算出部32は、それぞれの受信信号毎に算出した受信信号エラーレートを判定部33へ出力する。
判定部33は、算出部32から出力された受信信号毎の受信信号エラーレートに応じて、送信装置10において変調方式を判定するために用いられる判定情報を生成する。判定情報は、例えば、送信部12から多重して送信された複数の送信信号の中で所望の受信信号エラーレートを満たす送信信号に関する情報であってもよい。さらに、判定情報は、所望の受信信号エラーレートを満たす送信信号のうち、伝送容量が最大の送信信号に関する情報であってもよい。送信装置10は、判定情報を受信すると、受信信号エラーレートを満たした送信信号のうち、伝送容量が最大となる変調方式を用いて受信装置30へ送信する信号を変調する。もしくは、送信装置10は、判定情報を受信すると、受信信号エラーレートを満たした送信信号のうち、消費電力が最小となる変調方式を用いて受信装置30へ送信する信号を変調してもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかる送信装置10は、複数の変調方式を用いて変調した送信信号を多重して受信装置30へ送信することができる。さらに、受信装置30は、送信された複数の送信信号毎の受信信号エラーレートを算出することができる。つまり、受信装置30は、現在の送信装置10及び受信装置30の間の伝搬環境において適用する変調方式毎の受信信号エラーレートを算出することができる。そのため、送信装置10及び受信装置30は、所望の受信信号エラーレートを満たす変調方式を選択もしくは判定することができる。
図1にかかる通信システムを用いることにより、送信装置10及び受信装置30は、事前に試験を行うことによって規定されるQPSK、16QAMもしくは64QAM等の変調方式が適用されたデータのSIR、ドップラ周波数及びBERの相関関係を用いることなく、所望の受信信号エラーレートを満たす適切な変調方式を選択することができる。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる送信装置20の構成例について説明する。送信装置20は、符号化器21、変調器22、既知信号発生器23、符号化器24_1〜24_n、変調器25_1〜25_n、多重部26及びアンテナ27を有している。
符号化器21は、音声データもしくは映像データ等の主信号に誤り検出もしくは誤り訂正符号を付加することによって主信号を符号化する。符号化器21は、受信装置40から送信される判定情報に基づいて適用する符号化率を決定する。受信装置40から送信される判定情報の詳細については後に詳述する。符号化器21は、符号化した主信号を変調器22へ出力する。
変調器22は、符号化器21から出力された主信号を変調し送信信号を生成する。変調器22は、生成した送信信号を多重部26へ出力する。ここで、変調器22は、適応変調を行うことができる変調器であり、複数の変調方式の中から選択した変調方式を適用して主信号を変調する。変調器22は、受信装置40から送信される判定情報に基づいて適用する変調方式を決定する。受信装置40から送信される判定情報の詳細については後に詳述する。
既知信号発生器23は、既知信号を生成し、生成した既知信号を符号化器24_1〜24_nへ出力する。既知信号は、例えば疑似ランダム信号である。以下の説明においては、既知信号として疑似ランダム信号を用いて説明を行う。符号化器24_1〜24_n(nは2以上の任意の自然数)は、それぞれ既知信号発生器23から疑似ランダム信号を受け取る。符号化器24_1〜24_nは、それぞれ予め定められた符号化率の誤り訂正符号等を付加する。例えば、符号化器24_1、符号化器24_2、符号化器24_3等と番号nが増加するにつれて、符号化率が高くなっていってもよい。符号化器24_1は、誤り訂正符号等を付加した疑似ランダム信号を変調器25_1へ出力する。さらに、符号化器24_nは、誤り訂正符号号を付加した疑似ランダム信号を変調器25_nへ出力する。
変調器25_1〜25_n(nは2以上の任意の自然数)は、符号化器24_1〜24_nから受け取った疑似ランダム信号を予め定められた変調方式を用いて変調し送信信号を生成する。変調器25_1〜25_nが生成する送信信号は、例えばパイロット信号である。例えば、変調器25_1、変調器25_2、変調器25_3等と番号nが増加するにつれて、伝送容量が大きくなる変調方式が用いられてもよい。変調器25_1〜25_nは、生成した送信信号を多重部26へ出力する。
多重部26は、変調器22及び変調器25_1〜25_nから出力された送信信号を多重し、多重した送信信号を、アンテナ27を介して受信装置40へ送信する。ここで、図3を用いて多重部26がアンテナ27を介して送信する信号の構成例について説明する。
図3には、多重部26が送信する信号が、複数のフレームを有していることを示している。さらに、図3は、複数のフレームが時間多重されていることを示している。図3には、複数のフレームのうち、フレーム1及びフレーム2の構成を詳細に示している。フレーム1及びフレーム2は、それぞれヘッダ及びペイロード、さらにパイロット信号を多重するために割り当てられた領域を含む。さらに、ペイロードは、主信号を多重するために割り当てられた領域を含む。
多重部26は、変調器22から出力された送信信号を、ペイロードの主信号を多重するために割り当てられた領域に多重する。さらに、多重部26は、変調器25_1〜25_nから出力された送信信号を、パイロット信号を多重するために割り当てられた領域に多重する。
ここで、パイロット信号を多重するために割り当てられた領域には制限があるとする。そのため、多重部26は、変調器25_1〜25_nから出力された送信信号をすべてフレーム1に多重することができない場合がある。このような場合、多重部26は、変調器25_1〜25_nから出力されたパイロット信号を複数のフレームに分割して多重する。つまり、多重部26は、変調器25_1〜25_nから出力されたパイロット信号を時間多重してフレームに多重する。また、多重部26は、多重したパイロット信号を識別するための情報をヘッダに設定してもよい。
続いて、図4を用いて本発明の実施の形態2にかかる受信装置40の構成例について説明する。受信装置40は、抽出部41、復調器42、復号器43、復調器44_1〜44_n、復号器45_1〜45_n、BER算出器46_1〜46_n、既知信号発生器47、判定器48及びアンテナ49を有している。
抽出部41は、アンテナ49を介して受信装置30から送信された信号を受信する。抽出部41は、アンテナ49を介して受信した信号から複数の送信信号、つまりパイロット信号を抽出する。抽出部41は、抽出したパイロット信号を復調器44_1〜44_nへ出力する。ここで、復調器44_1は、変調器25_1において変調されたパイロット信号を復調し、復調器44_nは、変調器25_nにおいて変調されたパイロット信号を復調する。つまり、復調器44_1〜44_nのそれぞれは、予め定められた変調方式を用いて変調された信号を復調する。
そのため、抽出部41は、変調器25_1において変調されたパイロット信号を復調器44_1へ出力し、変調器25_nにおいて変調されたパイロット信号を復調器44_nへ出力する。抽出部41は、受信装置30から多重して送信されたパイロット信号が、時間が経過するごとに変調器25_1から順番に多重して送信されている場合、抽出した順番に復調器44_1〜44_nへパイロット信号を出力してもよい。もしくは、フレームのヘッダに設定されているパイロット信号の識別情報に基づいて、パイロット信号の変調方式を特定し、適用された変調方式のパイロット信号を復調することができる復調器へ抽出したパイロット信号を出力してもよい。
復調器44_1〜44_nは、変調器25_1〜25_nにおいて変調されたパイロット信号を復調し、復調した信号を復号器45_1〜45_nへ出力する。
復号器45_1〜45_nは、復調器44_1〜44_nから出力された信号に付加されている誤り訂正符号等を用いて復号処理を行う。ここで、復号器45_1は、符号化器24_1において用いられた符号化方式もしくは符号化率等が適用されたパイロット信号を復号し、復号器45_nは、符号化器24_nにおいて用いられた符号化方式もしくは符号化率等が適用されたパイロット信号を復号する。復号器45_1〜45_nは、復号したパイロット信号をBER算出器46_1〜46_nへ出力する。つまり、復号器45_1〜45_nは、パイロット信号を復号して疑似ランダム信号を生成し、生成した疑似ランダム信号をBER算出器46_1〜46_nへ出力する。以下においては、復号したパイロット信号を疑似ランダム信号として説明する。
既知信号発生器47は、既知信号、例えば疑似ランダム信号を生成し、生成した疑似ランダム信号をBER算出器46_1〜46_nへ出力する。既知信号発生器47が生成する疑似ランダム信号は、送信装置20の既知信号発生器23が生成する疑似ランダム信号と同一である。
BER算出器46_1は、復号器45_1において生成された疑似ランダム信号と、既知信号発生器47において生成された疑似ランダム信号とを用いて、復号器45_1において生成された疑似ランダム信号のBERを算出する。同様に、BER算出器46_nは、復号器45_nにおいて生成されたパイロット信号と、既知信号発生器47において生成された疑似ランダム信号とを用いて、復号器45_nにおいて生成されたパイロット信号のBERを算出する。既知信号発生器47において生成された疑似ランダム信号は、送信装置20において生成された疑似ランダム信号と同一である。そのため、BER算出器46_1〜46_nは、既知信号発生器47において生成された疑似ランダム信号と、復号器45_1〜45_nにおいて生成された疑似ランダム信号とを比較することによって、復号器45_1〜45_nにおいて生成された疑似ランダム信号のBERを算出することができる。BER算出器46_1〜46_nは、算出したBERを判定器48へ出力する。
判定器48は、BER算出器46_1〜46_nから出力されたBERと、復号器45_1〜45_nにおいて生成された疑似ランダム信号に適用された変調方式に関する情報とを用いて、送信装置20において適用される変調方式を判定するための判定情報を生成する。例えば、判定器48は、図5に示すように、QPSKが適用されたパイロット信号のBERが10−9であり、16QAMが適用されたパイロット信号のBERが10−8であり、32QAMが適用されたパイロット信号のBERが10−7であり、64QAMが適用されたパイロット信号のBERが10−6であり、128QAMが適用されたパイロット信号のBERが10−5であり、256QAMが適用されたパイロット信号のBERが10−4であるとする情報をBER算出器46_1〜46_nから取得する。
ここで、送信装置20及び受信装置40を有する通信システム全体において許容されるBERが10−6である場合、判定器48は、BERが10−6以下を満たす変調方式のうち、伝送容量が最大となる変調方式を判定情報として送信装置20へ通知する。つまり、判定器48は、送信装置20において用いられる変調方式として64QAMが最適であるとする判定情報を送信装置20へ送信する。さらに、判定器48は、64QAMが適用されたパイロット信号に用いられた符号化方式もしくは符号化率に関する情報も判定情報に含めて送信装置20へ送信してもよい。
送信装置20の変調器22は、受信装置40から送信された判定情報に示されている変調方式を適用して主信号を変調する。さらに、送信装置20の符号化器21は、受信装置40から送信された判定情報に示されている符号化方式もしくは符号化率を適用して主信号を符号化する。
続いて、図6を用いて本発明の実施の形態2にかかる送信装置20における信号送信処理の流れについて説明する。はじめに、符号化器24_1〜24_nは、それぞれ予め定められた符号化率を用いて疑似ランダム信号を符号化する(S11)。次に、変調器25_1〜25_nは、符号化器24_1〜24_nにおいて符号化された疑似ランダム信号を、それぞれ予め定められた変調方式を用いて変調し、パイロット信号を生成する(S12)。
次に、多重部26は、変調器25_1〜25_nにおいて生成されたそれぞれのパイロット信号を送信する際に複数フレームを用いる必要があるか否かを判定する(S13)。多重部26は、複数フレームを用いる必要があると判定した場合、生成されたパイロット信号を分割して(S14)、それぞれのフレームのパイロット信号多重用に割り当てられた領域に分割したパイロット信号を多重する(S15)。多重部26は、複数フレームを用いる必要がないと判定した場合、変調器25_1〜25_nにおいて生成されたパイロット信号を一つのフレームのパイロット信号多重用に割り当てられた領域に多重する(S15)。
次に、多重部26は、複数のパイロット信号を多重した信号を受信装置40へ送信する(S16)。
続いて、図7を用いて本発明の実施の形態2にかかる信号受信処理の流れについて説明する。はじめに、復調器44_1〜44_nは、抽出部41において抽出されたパイロット信号を復調する。さらに、復号器45_1〜45_nは、復調器44_1〜44_nにおいて変調されたパイロット信号を復号し、疑似ランダム信号を生成する(S21)。
次に、BER算出器46_1〜46_nは、生成された疑似ランダム信号のBERを測定する(S22)。BER算出器46_1〜46_nは、既知信号発生器47から出力された疑似ランダム信号と復号器45_1〜45_nから出力された疑似ランダム信号とを用いて復号器45_1〜45_nにおいて生成された疑似ランダム信号のBERを測定する。
次に、判定器48は、BER算出器46_1〜46_nから出力されたBERを用いて、予め定められたBERを満たす疑似ランダム信号に適用された変調方式の中で、伝送容量が最大となる変調方式を選択する(S23)。つまり、判定器48は、BER算出器46_1〜46_nから出力されたBERを用いて、予め定められたBERを満たす疑似ランダム信号の中で、伝送容量が最大となる変調方式によって変調された疑似ランダム信号を特定もしくは判定する。
次に、判定器48は、選択した変調方式を判定情報として送信装置20へ通知する(S24)。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかる通信システムを用いることにより、事前に試験を行うことが必要な、変調方式、SIR、ドップラ周波数及びBER等の相関関係を用いることなく、所望のBERを満たす適切な変調方式を選択することができる。つまり、送信装置20は、異なる変調方式で変調された複数のパイロット信号を送信し、受信装置40は、送信された複数のパイロット信号のBERを算出することができる。そのため、受信装置40は、送信装置20が現在主信号に適用している変調方式を異なる変調方式に変更した場合のBERを認識することができるため、所望のBERを満たす適切な変調方式を選択することができる。
さらに、事前に試験を行い変調方式、SIR及びドップラ周波数等の相関関係を求め、相関関係に基づいて変調方式を切り替える際のSIR等の閾値を設定する場合、各無線通信装置毎に発生する特性のばらつきを考慮する必要がある。例えば閾値を設定する際、数dB程度のマージンを考慮した閾値を設定する必要がある。このようにマージンを考慮した閾値を設定した場合、比較的伝搬環境が良い状態であるにも関わらず、変調方式を低多値方向へ切り替える場合がある。つまり、高多値伝送が可能な伝搬状況においても、マージンを考慮した閾値が設定されているため、低多値の変調方式へ切り替える場合がある。
このような事象を解決するために、例えば出荷する全ての無線通信装置について試験を行い、それぞれの無線通信装置の特性に応じた閾値を設定することも考えられる。しかし、すべての無線通信装置における試験の実施は、膨大な試験工数が必要となるため困難である。
これに対して、本発明の実施の形態2にかかる通信システムを用いた場合、実際の伝搬環境において、使用が予定されているすべての変調方式を用いた場合のBERを測定することができる。そのため、変調方式を切り替えるために用いられる閾値を設定するために事前に試験を行う必要がなく、さらに、装置毎のばらつきを考慮してマージンを設定する必要がない。そのため、送信装置20は、現在の伝搬環境に応じた適切な変調方式を設定することができる。
(実施の形態3)
続いて、図8を用いて本発明の実施の形態3にかかる信号送信処理の流れについて説明する。ステップS31及びS32は、図6のステップS11及びS12と同様であるため詳細な説明を省略する。さらに、ステップS34〜S37は、図6のステップS13〜S16と同様であるため詳細な説明を省略する。つまり、図8は、図6と比較してステップS33を行うことが異なるため、ステップS33について詳細に説明する。また、図8の信号送信処理を実行する送信装置は、図2と同様の構成とする。
ステップS32において、変調器25_1〜25_nによって複数の変調方式を用いて変調された複数のパイロット信号は、多重部26へ出力される。ここで、多重部26は、変調器25_1〜25_nから出力された複数の変調されたパイロット信号のうち、受信装置40へ送信するパイロット信号を選択する(S33)。
例えば、多重部26は、QPSK、16QAM、32QAM、64QAM、128QAM及び256QAMの中から選択した少なくとも1つの変調方式を用いて変調したパイロット信号を受信装置40へ送信する。
例えば、多重部26は、受信装置40が復調することができる変調方式を用いて変調したパイロット信号を選択して受信装置40へ送信してもよい。このような場合、多重部26は、受信装置40が復調することができる変調方式に関する情報を予め取得していてもよい。
もしくは、多重部26は、パイロット信号を多重するために割り当てられたフレームの領域に応じて送信するパイロット信号を選択してもよい。例えば、送信装置20において対応可能な変調方式を用いて変調したすべてのパイロット信号を、パイロット信号を多重するために割り当てられたフレームの領域に多重することができない場合、任意に抽出したパイロット信号を選択して送信してもよい。もしくは、送信するパイロット信号に優先度を設定し、優先度の高い順に送信するパイロット信号を選択してもよい。このような場合、多重部26は、フレームのヘッダに送信するパイロット信号の識別情報を設定してもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態3における信号送信処理では、送信装置20において生成したパイロット信号のうちの少なくとも1つのパイロット信号を受信装置40へ送信する。このようにして送信するパイロット信号を減少させるため、フレームにおいて主信号を設定する領域を多くすることができるため、送信装置20及び受信装置40の間のスループットを向上させることができる。
(実施の形態4)
続いて、図9を用いて本発明の実施の形態4にかかる送信装置50の構成例について説明する。図9の送信装置50について、図2の送信装置20と同様の構成要素は同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。本図においては、図2の構成と異なる符号化器51及び変調器52について主に説明する。
図2の送信装置20は、固定的な符号化方式もしくは符号化率を用いた符号化を行う複数の符号化器24_1〜24_nを有し、さらに固定的な変調方式を適用する複数の変調器25_1〜25_nを有している。これに対して、図9の送信装置50は、適応的に符号化方式もしくは符号化率を変更することができる符号化器51と、適応的に変調方式を変更することができる変調器52を有している。
符号化器51及び変調器52は、ある符号化方式及び変調方式を適用して疑似ランダム信号を符号化及び変調しパイロット信号を生成すると、生成したパイロット信号を多重部26へ出力する。さらに、符号化器51及び変調器52は、パイロット信号を多重部26へ出力した後に、異なる符号化方式及び変調方式を適用して疑似ランダム信号を符号化及び変調しパイロット信号を生成すると、生成したパイロット信号を多重部26へ出力する。多重部26は、異なるタイミングに出力されたパイロット信号を多重して受信装置60へ送信する。
続いて、図10を用いて本発明の実施の形態4にかかる受信装置60の構成例について説明する。図10の受信装置60について、図4の受信装置40と同様の構成要素は同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。本図においては、図4の構成と異なる復調器61、復号器62及びBER算出器63について主に説明する。
図4の受信装置40は、特定の変調方式を用いて変調されたパイロット信号を復調するために複数の復調器44_1〜44_nを有し、さらに、特定の符号化方式もしくは符号率を用いて符号化されたパイロット信号を復号するために複数の復号器45_1〜45_nを有している。これに対して、図10の受信装置60は、適用された符号化方式及び変調方式に合わせてパイロット信号を復調及び復号することができる復調器61及び復号器62を有している。さらに、受信装置60は、復号器62から出力された疑似ランダム信号と既知信号発生器47において生成された疑似ランダム信号とを用いてBERを算出するBER算出器63を有している。
以上説明したように、本発明の実施の形態4にかかる送信装置50及び受信装置60を用いることにより、複数の符号化器、変調器、復調器、復号器及びBER算出器を用いる必要がないため、送信装置及び受信装置の回路構成を簡易にすることができ、装置の小型化を実現することができる。
(実施の形態5)
続いて、図11を用いて本発明の実施の形態5にかかる送信装置70の構成例について説明する。図11の送信装置70は、図2の送信装置20と比較して、既知信号発生器23を有しない点及びパリティ演算器71を有する点が異なる。そのため、送信装置70においては、符号化器24_1〜24_nは、疑似ランダム信号ではなく、パリティ演算器71においてパリティビットが付加された主信号に誤り訂正符号等を付加し符号化を行う。さらに、変調器25_1〜25_nは、疑似ランダム信号ではなく符号化された主信号を変調し、変調した主信号を多重部26へ出力する。
続いて、図12を用いて本発明の実施の形態5にかかる受信装置80の構成例について説明する。図12の受信装置80は、図4の受信装置40と比較して、受信装置80が、既知信号発生器47を有しない点が異なる。さらに、受信装置80は、BER算出器46_1〜46_nの代わりに、パリティエラー算出器81_1〜81_nを有する点も異なる。
受信装置80は、送信装置70から複数の変調方式を用いて変調された複数の主信号を受信する。パリティエラー算出器81_1〜81_nは、復調器44_1〜44_n及び復号器45_1〜45_nを用いて復調及び復号された主信号のパリティエラーを算出する。パリティエラー算出器81_1〜81_nは、送信装置70から送信された主信号に付加されているパリティビットを用いてパリティエラーを算出する。パリティエラー算出器81_1〜81_nは、算出したパリティエラーに関する情報を判定器48へ出力する。
判定器48は、BERを用いた処理と同様に、予め定められたパリティエラーを満たす主信号の中で、伝送容量が最大となる変調方式を判定情報として送信装置70へ送信する。
以上説明したように、本発明の実施の形態5にかかる通信システムを用いることにより、複数の符号化方式及び複数の変調方式を用いて符号化及び変調するためにパイロット信号を生成する必要がなくなる。つまり、ビットエラーレートを算出する場合、受信装置は、送信装置から送信される信号を事前に認識しておく必要がある。そのため、ビットエラーレートを算出する場合、送信装置及び受信装置において既知となるパイロット信号を用いる必要がある。これに対して、受信装置80は、主信号を受信した際に判定することができるパリティエラーを用いることにより、パイロット信号を用いることなく、送信装置70において最適な変調方式及び符号化方式を選択することができる。これにより、送信装置70は、複数の符号化方式及び複数の変調方式を用いて符号化及び変調するパイロット信号を生成するという処理を行わなくてよいため、処理負担の軽減を図ることができる。さらに、受信装置80においてもBERを算出するためにパイロット信号を生成する必要がなくなるため、受信装置80の処理負担の軽減を図ることができる。
また、送信装置70は、符号化器24_1〜24_nの代わりに適応的に符号化方式を変更可能な符号化器を用い、変調器25_1〜25_nの代わりに適応的に変調方式を変更可能な変調器を用いてもよい。さらに、受信装置80は、復調器44_1〜44_n及び復号器45_1〜45_nの代わりに、主信号に適用された符号方式及び変調方式に合わせて復調及び復号できる復調器及び復号器を用いてもよい。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2012年12月20日に出願された日本出願特願2012−278118を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 送信装置
11 変調部
12 送信部
20 送信装置
21 符号化器
22 変調器
23 既知信号発生器
24_1 符号化器
24_n 符号化器
25_1 変調器
25_n 変調器
26 多重部
27 アンテナ
30 受信装置
31 復調部
32 算出部
33 判定部
40 受信装置
41 抽出部
42 復調器
43 復号器
44_1 復調器
44_n 復調器
45_1 復号器
45_n 復号器
46_1 BER算出器
46_n BER算出器
47 既知信号発生器
48 判定器
49 アンテナ
50 送信装置
51 符号化器
52 変調器
60 受信装置
61 復調器
62 復号器
63 BER算出器
70 送信装置
71 パリティ演算器
80 受信装置
81_1 パリティエラー算出器
81_n パリティエラー算出器

Claims (38)

  1. 送信装置と受信装置とを備える通信システムであって、
    前記送信装置は、
    送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成する変調手段と、
    前記複数の送信信号を多重して送信する送信手段と、を有し、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から送信された信号を復調して前記複数の送信信号に対応する複数の受信信号を生成する復調手段と、
    前記複数の受信信号の受信信号エラーレートを算出する算出手段と、
    前記算出手段において算出された前記受信信号エラーレートに応じて、前記送信装置において用いられる変調方式を判定するための判定情報を生成する判定手段と、を有する通信システム。
  2. 前記判定手段は、
    前記受信信号エラーレートが予め定められた値よりも小さい受信信号のうち、伝送容量が最大の受信信号を生成するために用いられた前記変調方式もしくは消費電力が最小となる前記変調方式に関する情報を判定情報として生成する、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記変調手段は、
    前記送信データとしてパイロット信号を用い、前記パイロット信号を伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信パイロット信号を生成する、請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記送信手段は、
    時分割多重方式を用いて前記複数のパイロット信号を多重する、請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記送信手段は、
    前記複数のパイロット信号を、複数のフレームに分割して送信する、請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記復調手段は、
    前記複数の送信パイロット信号を復調して複数の受信パイロット信号を生成し、
    前記算出手段は、
    前記複数の受信パイロット信号のビットエラーレートを算出する、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 前記判定手段は、
    前記ビットエラーレートが予め定められた値よりも小さい受信信号のうち、伝送容量が最大の受信パイロット信号を生成するために用いられた前記変調方式に関する情報を判定情報として生成する、請求項6に記載の通信システム。
  8. 前記算出手段は、
    前記複数の受信信号のパリティエラーレートを算出する、請求項1又は2に記載の通信システム。
  9. 前記判定手段は、
    前記パリティエラーレートが予め定められた値よりも小さい受信信号のうち、伝送容量が最大の受信パイロット信号を生成するために用いられた前記変調方式に関する情報を判定情報として生成する、請求項8に記載の通信システム。
  10. 送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成する変調手段と、
    前記複数の送信信号を復調して生成する複数の受信信号の受信エラーレートを算出し、前記受信エラーレートに応じて適用する変調方式を判定するために判定情報を生成する受信装置へ前記複数の送信信号を多重して送信する送信手段と、を有する送信装置。
  11. 前記変調手段は、
    前記送信データとしてパイロット信号を用い、前記パイロット信号を伝送容量が異なる複数の変調方式もしくは消費電力が最小となる前記変調方式を用いて変調して複数の送信パイロット信号を生成する、請求項10に記載の送信装置。
  12. 前記送信手段は、
    時分割多重方式を用いて前記複数のパイロット信号を多重する、請求項11に記載の送信装置。
  13. 前記送信手段は、
    前記複数のパイロット信号を、複数のフレームに分割して送信する、請求項12に記載の送信装置。
  14. 送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成し、前記複数の送信信号を多重して送信する送信装置から送信された信号を復調し、前記複数の送信信号に対応する複数の受信信号を生成する復調手段と、
    前記複数の受信信号の受信信号エラーレートを算出する算出手段と、
    前記算出手段において算出された前記受信信号エラーレートに応じて、前記送信装置において用いられる変調方式を判定するための判定情報を生成する判定手段と、を有する受信装置。
  15. 前記判定手段は、
    前記受信信号エラーレートが予め定められた値よりも小さい受信信号のうち、伝送容量が最大の受信信号を生成するために用いられた前記変調方式もしくは消費電力が最小となる前記変調方式に関する情報を判定情報として生成する、請求項14に記載の受信装置。
  16. 前記復調手段は、
    前記複数の送信パイロット信号を復調して複数の受信パイロット信号を生成し、
    前記算出手段は、
    前記複数の受信パイロット信号のビットエラーレートを算出する、請求項14又は15に記載の受信装置。
  17. 前記判定手段は、
    前記ビットエラーレートが予め定められた値よりも小さい受信信号のうち、伝送容量が最大の受信パイロット信号を生成するために用いられた前記変調方式もしくは消費電力が最小となる前記変調方式に関する情報を判定情報として生成する、請求項16に記載の受信装置。
  18. 前記算出手段は、
    前記複数の受信信号のパリティエラーレートを算出する、請求項14又は15に記載の受信装置。
  19. 前記判定手段は、
    前記パリティエラーレートが予め定められた値よりも小さい受信信号のうち、伝送容量が最大の受信パイロット信号を生成するために用いられた前記変調方式に関する情報を判定情報として生成する、請求項18に記載の受信装置。
  20. 送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成し、
    前記複数の送信信号を多重して送信し、
    送信された前記複数の送信信号を復調して前記複数の送信信号に対応する複数の受信信号を生成し、
    前記複数の受信信号の受信信号エラーレートを算出し、
    前記算出された前記受信信号エラーレートに応じて、前記送信データを変調する際に用いられる変調方式を判定するための判定情報を生成する、通信方法。
  21. 前記判定情報を生成する際に、前記受信信号エラーレートが予め定められた値よりも小さい受信信号のうち、伝送容量が最大の受信信号を生成するために用いられた前記変調方式もしくは消費電力が最小となる前記変調方式に関する情報を判定情報として生成する、請求項20に記載の通信方法。
  22. 前記複数の送信信号を生成する際に、前記送信データとしてパイロット信号を用い、前記パイロット信号を伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信パイロット信号を生成する、請求項20又は21に記載の通信方法。
  23. 前記複数の送信信号を多重して送信する際に、時分割多重方式を用いて前記複数のパイロット信号を多重する、請求項22に記載の通信方法。
  24. 前記複数の送信信号を多重して送信する際に、前記複数のパイロット信号を、複数のフレームに分割して送信する、請求項23に記載の通信方法。
  25. 前記複数の受信信号を生成する際に、前記複数の送信パイロット信号を復調して複数の受信パイロット信号を生成し、
    前記受信信号エラーレートを算出する際に、前記複数の受信パイロット信号のビットエラーレートを算出する、請求項22乃至24のいずれか1項に記載の通信方法。
  26. 前記判定情報を生成する際に、前記ビットエラーレートが予め定められた値よりも小さい受信信号のうち、伝送容量が最大の受信パイロット信号を生成するために用いられた前記変調方式もしくは消費電力が最小となる前記変調方式に関する情報を判定情報として生成する、請求項25に記載の通信方法。
  27. 前記受信信号エラーレートを算出する際に前記複数の受信信号のパリティエラーレートを算出する、請求項20又は21に記載の通信方法。
  28. 前記判定情報を生成する際に、前記パリティエラーレートが予め定められた値よりも小さい受信信号のうち、伝送容量が最大の受信パイロット信号を生成するために用いられた前記変調方式もしくは消費電力が最小となる前記変調方式に関する情報を判定情報として生成する、請求項27に記載の通信方法。
  29. 送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成し、
    前記複数の送信信号を復調して生成する複数の受信信号の受信エラーレートを算出し、前記受信エラーレートに応じて適用する変調方式を判定するために判定情報を生成する受信装置へ前記複数の送信信号を多重して送信する、送信方法。
  30. 前記複数の送信信号を生成する際に、前記送信データとしてパイロット信号を用い、前記パイロット信号を伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信パイロット信号を生成する、請求項29に記載の送信方法。
  31. 前記複数の送信信号を多重して送信する際に、時分割多重方式を用いて前記複数のパイロット信号を多重する、請求項30に記載の送信方法。
  32. 前記複数の送信信号を多重して送信する際に、前記複数のパイロット信号を、複数のフレームに分割して送信する、請求項31に記載の送信方法。
  33. 送信データを伝送容量が異なる複数の変調方式を用いて変調して複数の送信信号を生成し、前記複数の送信信号を多重して送信する送信装置から送信された信号を復調し、前記複数の送信信号に対応する複数の受信信号を生成し、
    前記複数の受信信号の受信信号エラーレートを算出し、
    前記算出された前記受信信号エラーレートに応じて、前記送信装置において用いられる変調方式を判定するための判定情報を生成する、受信方法。
  34. 前記判定情報を生成する際に、前記受信信号エラーレートが予め定められた値よりも小さい受信信号のうち、伝送容量が最大の受信信号を生成するために用いられた前記変調方式もしくは消費電力が最小となる前記変調方式に関する情報を判定情報として生成する、請求項33に記載の受信方法。
  35. 前記複数の受信信号を生成する際に、前記複数の送信パイロット信号を復調して複数の受信パイロット信号を生成し、
    前記受信信号エラーレートを生成する際に、前記複数の受信パイロット信号のビットエラーレートを算出する、請求項33又は34に記載の受信方法。
  36. 前記判定情報を生成する際に、前記ビットエラーレートが予め定められた値よりも小さい受信信号のうち、伝送容量が最大の受信パイロット信号を生成するために用いられた前記変調方式もしくは消費電力が最小となる前記変調方式に関する情報を判定情報として生成する、請求項35に記載の受信方法。
  37. 前記受信信号エラーレートを算出する際に、前記複数の受信信号のパリティエラーレートを算出する、請求項33又は34に記載の受信方法。
  38. 前記判定情報を生成する際に、前記パリティエラーレートが予め定められた値よりも小さい受信信号のうち、伝送容量が最大の受信パイロット信号を生成するために用いられた前記変調方式もしくは消費電力が最小となる前記変調方式に関する情報を判定情報として生成する、請求項37に記載の受信方法。
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