JPWO2014034196A1 - 通信装置、通信制御装置、プログラム及び通信制御方法。 - Google Patents

通信装置、通信制御装置、プログラム及び通信制御方法。 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014034196A1
JPWO2014034196A1 JP2014532835A JP2014532835A JPWO2014034196A1 JP WO2014034196 A1 JPWO2014034196 A1 JP WO2014034196A1 JP 2014532835 A JP2014532835 A JP 2014532835A JP 2014532835 A JP2014532835 A JP 2014532835A JP WO2014034196 A1 JPWO2014034196 A1 JP WO2014034196A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parameters
wireless communication
parameter
values
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014532835A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6311606B2 (ja
Inventor
吉澤 淳
淳 吉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Publication of JPWO2014034196A1 publication Critical patent/JPWO2014034196A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6311606B2 publication Critical patent/JP6311606B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72448User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for adapting the functionality of the device according to specific conditions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/75Indicating network or usage conditions on the user display
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/50Service provisioning or reconfiguring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/18Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

【課題】無線通信サービスついての複数の要望の間に依存関係があることをユーザに理解させつつ、当該ユーザが希望する無線通信サービスを提供すること【解決手段】無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する上記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される上記情報を用いて、上記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御する表示制御部と、決定される上記複数のパラメータの値を取得する取得部と、を備え、取得される上記複数のパラメータの値は、上記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、通信装置が提供される。【選択図】図4

Description

本開示は、通信装置、通信制御装置、プログラム及び通信制御方法に関する。
現在、3GPP(Third Generation Partnership Project)により、LTE(Long Term Evolution)のような無線通信方式が規格化され、当該無線通信方式に準拠した無線通信システムが導入されている。このような無線通信システムでは、端末装置と基地局とが、無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)を介して無線通信する。
RANでは、無線リソースの制御、ハンドオーバの制御等の様々な制御が行われる。このようなRAN制御又はその最適化は、基地局を含むネットワーク側で実行される。そして、端末装置は、例えば受信電力レベルの測定のような、基地局がRAN制御又はその最適化を行うための補助的な役割を担う。
例えば、特許文献1には、ハンドオーバの制御のために、端末装置が、近隣セルの受信電力レベルを測定し、測定結果を基地局に送信し、基地局が、ハンドオーバの判定を行う技術が、開示されている。
特開2010−193456号公報
しかし、上記特許文献1を含む従来の技術では、端末装置は、補助的な役割を担うにすぎないので、端末装置のユーザの指示により、無線通信サービスについてのいずれかの要望(例えば、通信での応答速度)が、当該無線通信サービスに反映されるわけではない。そのため、ユーザが希望する無線通信サービスが提供されないことが考えられる。また、仮に、ユーザの指示によりいずれかの要望(例えば、通信での応答速度)が無線通信サービスに反映される仕組みが導入されたとしても、当該要望と依存関係にある別の要望(例えば、通信での消費電力)が影響を受け得る。そして、ユーザが当該依存関係を理解しないまま、別の要望が影響を受ける(例えば、通信での消費電力が上がる)と、結局、ユーザが希望する無線通信サービスが提供されないことが予測される。
そこで、無線通信サービスついての複数の要望の間に依存関係があることをユーザに理解させつつ、当該ユーザが希望する無線通信サービスを提供することを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。
本開示によれば、無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する上記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される上記情報を用いて、上記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御する表示制御部と、決定される上記複数のパラメータの値を取得する取得部と、を備え、取得される上記複数のパラメータの値は、上記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、通信装置が提供される。
また、本開示によれば、無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する上記複数のパラメータに関する情報を取得する取得部と、上記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を上記情報を用いて制御する通信装置に、取得される上記情報を提供する提供部と、を備え、決定される上記複数のパラメータの値は、上記通信装置により取得され、取得される上記複数のパラメータの値は、上記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、通信制御装置が提供される。
また、本開示によれば、無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する上記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される上記情報を用いて、上記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御する通信装置であって、決定される上記複数のパラメータの値を取得する上記通信装置と、通信する通信部と、上記無線通信サービスについての制御を実行する制御部と、を備え、取得される上記複数のパラメータの値は、上記無線通信サービスについての上記制御の変更に用いられる、通信制御装置が提供される。
また、本開示によれば、コンピュータを、無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する上記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される上記情報を用いて、上記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御する表示制御部と、決定される上記複数のパラメータの値を取得する取得部と、として機能させ、取得される上記複数のパラメータの値は、上記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、プログラムが提供される。
また、本開示によれば、無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する上記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される上記情報を用いて、上記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御することと、決定される上記複数のパラメータの値を取得することと、を含み、取得される上記複数のパラメータの値は、上記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、通信制御方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、無線通信サービスついての複数の要望の間に依存関係があることをユーザに理解させつつ、当該ユーザが希望する無線通信サービスを提供することが可能となる。
本開示の一実施形態に係る無線通信システムの概略的な構成の一例を示す説明図である。 一実施形態に係る端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 パラメータ決定画面の一例を説明するための説明図である。 ユーザ操作後のパラメータ決定画面の第1の例を説明するための説明図である。 ユーザ操作後のパラメータ決定画面の第2の例を説明するための説明図である。 一実施形態に係る基地局の構成の一例を示すブロック図である。 DRXサイクル及びOn-durationを説明するための説明図である。 一実施形態に係るパラメータ関連情報提供処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るパラメータ関連情報取得処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るパラメータ決定処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る制御変更処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るパラメータ関連情報生成処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
以下に添付の図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.はじめに
2.無線通信システムの概略的な構成
3.各装置の構成
3.1.端末装置の構成
3.2.基地局の構成
4.処理の流れ
5.変形例
6.まとめ
<<1.はじめに>>
まず、背景技術及び技術的な課題を説明する。
(背景技術)
現在、3GPPにより、LTEのような無線通信方式が規格化されている。そして、当該無線通信方式に準拠した無線通信システムが導入されている。このような無線通信システムでは、端末装置と基地局とがRANを介して無線通信する。
上記端末装置として、スマートフォンが急速に普及している。当該スマートフォンのバッテリ駆動時間は、従来の端末装置のバッテリ駆動時間と比べて短い。一般的に、スマートフォンでは、ディスプレイ、プロセッサ等の性能の高さに起因する消費電力が大きいが、無線通信に起因する消費電力も大きい。例えば、スマートフォンでは、複数のアプリケーションが、ネットワークへの常時接続を伴うので、端末装置とネットワークとの間で送受信される制御信号及びデータが増大し、その結果、無線通信に起因する消費電力が大きくなる。
そこで、多くのユーザが、消費電力の低減(即ち、バッテリ駆動時間の延長)を図るために、端末装置の機能の設定の変更を行なっている。例えば、ユーザは、端末装置の使用状況に応じて、WLAN(Wireless Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)等の特定の機能を停止するように、設定を変更する。また、例えば、ユーザは、不要なアカウント、サービス又はアプリケーションを端末装置から可能な限り削除する。
一方、上述したようなユーザの状況に鑑み、端末メーカーも、消費電力を低減するための対策を施している。例えば、端末メーカーは、WLAN、Bluetooth(登録商標)のON/OFF設定、不要アプリケーションの削除等を容易に行うことを可能にするアプリケーションを提供している場合がある。
また、GSMA(GSM(登録商標) Association)のような通信事業者の業界団体も、アプリケーションによる過大な通信によるネットワークの混雑、端末装置のバッテリの極端な消耗を改善するために、アプリケーションの適切な作成手法に関するガイドラインを作成している。このように、アプリケーションの開発者に対する啓発活動が行われている。
上述した背景の中で、現在、3GPPでは、このような、スマートフォンの使用によるRANアクセスの制御信号の増大の問題、及びバッテリの寿命に関する問題は、既に認識されている。そして、RANワーキングアイテム(Working Item)の1つである、Enhancements for diverse data applicationセッションにおいて、RAN最適化のための標準化の議論も開始されている。
一方、現在、3GPPにより、LTE(Long Term Evolution)のような無線通信方式が規格化され、当該無線通信方式に準拠した無線通信システムが導入されている。このような無線通信システムでは、スマートフォンのような端末装置と基地局とが、RANを介して無線通信する。
RANでは、無線リソースの制御、ハンドオーバの制御等の様々な制御が行われる。このようなRAN制御又はその最適化は、基地局を含むネットワーク側で実行される。そして、端末装置は、例えば受信電力レベルの測定のような、基地局がRAN制御又はその最適化を行うための補助的な役割を担う。
例えば、従来、LTEをはじめとするセルラー無線通信システムでは、端末装置は、ハンドオーバのために、隣接するセルからの受信信号レベルを測定し、ネットワーク側に報告していた。そして、ネットワークは、測定情報に基づいて、ハンドオーバの制御を行なっていた。
一例として、特開2010−193456号公報には、ハンドオ−バの制御のために、端末装置が、近隣セルの受信電力レベルを測定し、測定結果を基地局に送信し、基地局が、ハンドオーバの判定を行う技術が、開示されている。
また、例えば、LTEでは、端末装置は、制御信号を頻繁に基地局に送信し、当該基地局は、これらの制御信号を活用して、RAN制御の最適化を行う。このような制御信号の例として、例えば、下りチャネルの通信品質を示すCQI(Channel Quality Indicator)、送信バッファの状態を示すBSR(Buffer status report)等の制御信号がある。
(技術的な課題)
しかし、上述した従来の技術では、端末装置は、補助的な役割を担うにすぎないので、端末装置のユーザの指示により、無線通信サービスについてのいずれかの要望(例えば、通信での応答速度)が、当該無線通信サービスに反映されるわけではない。そのため、ユーザが希望する無線通信サービスが提供されないことが考えられる。
一方、3GPPでは、端末装置からネットワークに向けて提供される、新たな情報に関する標準化の議論も行われている。具体的には、例えば、端末装置は、ネットワークに対し、端末のデータトラフィック情報、端末装置の設定情報、又は端末装置の移動情報等の新たな情報を提供することも考えられる。これにより、ネットワークは、現在よりも精度の高いRANの最適化を行えるようになる可能性がある。
しかし、ネットワーク中心の従来のRAN制御の観点によれば、端末装置のユーザの指示によりいずれかの要望(例えば、通信での応答速度)が無線通信サービスに反映されるわけではない。また、仮に、ユーザの指示によりいずれかの要望(例えば、通信での応答速度)が無線通信サービスに反映される仕組みが導入されたとしても、当該要望と依存関係にある別の要望(例えば、通信での消費電力)が影響を受け得る。そして、ユーザが当該依存関係を理解しないまま、別の要望が影響を受ける(例えば、通信での消費電力が上がる)と、結局、ユーザが希望する無線通信サービスが提供されないことが予測される。
そこで、本実施形態では、無線通信サービスついての複数の要望の間に依存関係があることをユーザに理解させつつ、当該ユーザが希望する無線通信サービスを提供することを可能にする。以降、<<2.無線通信システムの概略的な構成>>、<<3.各装置の構成>>、<<4.処理の流れ>>及び<<5.変形例>>において、その具体的な内容を説明する。
<<2.無線通信システムの概略的な構成>>
図1を参照して、本開示の実施形態に係る無線通信システムの概略的な構成について説明する。図1は、本実施形態に係る無線通信システムの概略的な構成の一例を示す説明図である。図1を参照すると、無線通信システムは、端末装置100と基地局200とを含む。
端末装置100は、端末装置100がセル20内に位置する場合に、セル20内で無線通信サービスを提供する基地局200と無線通信する。端末装置100は、制御信号及びデータを基地局200から受信し、制御信号及びデータを基地局200へ送信する。また、例えば、端末装置100は、端末装置100のユーザに提示すべき画面を表示面に表示する。また、例えば、端末装置100は、当該ユーザの操作に応じて、様々な処理を実行する。
基地局200は、無線通信サービスを提供するセル20内で、セル20内に位置する1つ以上の端末装置100と無線通信する。基地局200は、制御信号及びデータを端末装置100へ送信し、制御信号及びデータを端末装置100から受信する。また、例えば、基地局200は、無線通信サービスについての制御を行う。
以降、<<3.各装置の構成>>及び<<4.処理の流れ>>において本実施形態の具体的な内容を説明する。
<<3.各装置の構成>>
次に、図2〜図7を参照して、本開示の実施形態に係る端末装置100及び基地局200の具体的な構成を説明する。
<3.1.端末装置の構成>
図2〜図5を参照して、本実施形態に係る端末装置100の構成の一例について説明する。図2は、本実施形態に係る端末装置100の構成の一例を示すブロック図である。図2を参照すると、端末装置100は、無線通信部110、記憶部120、入力部130、表示部140及び処理部150を備える。
(無線通信部110)
無線通信部110は、セル20内で基地局200と無線通信する。無線通信部110は、例えば、アンテナ及びRF回路を含み、無線通信における物理レイヤの機能を担う。無線通信部110は、例えば、制御信号及びデータを基地局200へ送信し、制御信号及びデータを基地局200から受信する。
(記憶部120)
記憶部120は、端末装置100の動作のためのプログラム及びデータを記憶する。記憶部120は、例えばハードディスク又は半導体メモリ等の記憶媒体を含む。
(入力部130)
入力部130は、端末装置100のユーザの操作に応じて、入力情報を生成する。入力部130は、例えば、タッチパネルのタッチ検出面を含み、ユーザによるタッチに応じた入力情報を生成する。なお、入力部130は、タッチ検出面に加えて、又はタッチ検出面の代わりに、キーボード、マウス、ボタン、スイッチ等を含んでもよい。
(表示部140)
表示部140は、処理部150(より具体的には、表示制御部155)による制御に従って、画面を表示する。表示部140は、例えば、タッチパネルの表示面を含む。
(処理部150)
処理部150は、端末装置100の様々な機能を提供する。例えば、処理部150は、CPU又はDSP等のプロセッサに相当し、記憶部120又は他の記憶媒体に記憶されるプログラムを実行することにより、上記様々な機能を提供する。処理部150は、通信処理部151、パラメータ関連情報取得部153、表示制御部155、パラメータ決定部157、及びパラメータ取得部159を含む。
(通信処理部151)
通信処理部151は、無線通信に関する各種処理を実行する。通信処理部151は、無線通信における、物理レイヤよりも上位のレイヤの機能を担う。例えば、通信処理部151は、MAC(Media Access Control)レイヤ、RLC(Radio Link Control)レイヤ、RRC(Radio Resource Control)レイヤ等の機能を担う。
例えば、通信処理部151は、無線通信部110を介して、ユーザプレーンでデータを送受信し、制御プレーンで制御信号を送受信する。
また、例えば、通信処理部151は、無線通信サービスについての基地局200の制御に従って、端末装置100を動作させる。例えば、基地局200からの制御信号が受信されると、通信処理部151は、当該制御信号に従って無線通信に関する設定を行う。一例として、不連続受信(DRX:Discontinuous Reception)サイクルの更新を指示する制御信号が受信されると、通信処理部151は、制御信号に従ってDRXサイクルを更新する。
(パラメータ関連情報取得部153)
パラメータ関連情報取得部153は、無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する上記複数のパラメータ(以下、「ユーザパラメータ)と呼ぶ)に関する情報(以下、「パラメータ関連情報」と呼ぶ)を取得する。
−ユーザパラメータ
上記複数のユーザパラメータは、例えば、無線通信サービスの通信による消費電力に関するパラメータ(以下、「消費電力パラメータ」と呼ぶ)、及び無線通信サービスの通信品質に関するパラメータを含む。
より具体的には、例えば、上記消費電力パラメータは、無線通信サービスの通信によって端末装置100において消費される電力に対応するパラメータである。例えば、当該消費電力パラメータは、より大きい値である場合に、端末装置100において消費される電力がより小さいことを示し、より小さい値である場合に、端末装置100において消費される電力がより大きいことを示す。
また、例えば、無線通信サービスの通信品質に関する上記パラメータは、無線通信サービスの通信での応答速度に関するパラメータ(以下、「応答速度パラメータ」と呼ぶ)を含む。より具体的には、例えば、当該応答即度パラメータは、所望のデータ(例えば、Webページのデータ)が無線通信サービスの通信で端末装置100へ提供される速度に対応するパラメータである。例えば、当該応答速度パラメータは、より大きい値である場合に、所望のデータが端末装置100へ提供されるのに要する時間が短い(即ち、速度が速い)ことを示し、より小さい値である場合に、所望のデータが端末装置100へ提供されるのに要する時間が長い(即ち、速度がより遅い)ことを示す。
また、例えば、無線通信サービスの通信品質に関する上記パラメータは、無線通信サービスの通信における接続状態の維持に関するパラメータ(以下、「接続維持パラメータ」と呼ぶ)を含む。より具体的には、例えば、当該接続維持パラメータは、端末装置100が高速移動時において通信の接続状態の維持する能力に対応するパラメータである。例えば、当該接続維持パラメータは、より大きい値である場合に、高速移動時において通信の接続状態がより維持されやすいことを示し、より小さい値である場合に、高速移動時において通信の接続状態がより維持されにくいことを示す。
以上のように、上記複数のユーザパラメータは、一例として、消費電力パラメータ、応答速度パラメータ、及び接続維持パラメータを含む。
−パラメータ関連情報
上記パラメータ関連情報は、例えば、無線通信サービスについての通信制御装置により提供される。そして、当該通信制御装置は、例えば、無線通信サービスのセル20の基地局200である。基地局200により送信されるパラメータ関連情報が、無線通信部110により受信されると、パラメータ関連情報取得部153は、当該パラメータ関連情報を取得する。そして、パラメータ関連情報取得部153は、取得したパラメータ関連情報を記憶部120に記憶させる。
また、上記パラメータ関連情報は、例えば、上記複数のユーザパラメータに含まれる個々のユーザパラメータを示す情報、及び上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を示す情報を含む。
上記複数のユーザパラメータに含まれる個々のユーザパラメータを示す上記情報は、例えば、個々のユーザパラメータのパラメータ名である。上述したように、上記複数のユーザパラメータは、一例として、消費電力パラメータ、応答速度パラメータ、及び接続維持パラメータである。この場合に、消費電力パラメータのパラメータ名は、例えば「Battery」である。また、応答速度パラメータのパラメータ名は、例えば「Response」である。また、接続維持パラメータのパラメータ名は、例えば「Connectivity」である。
また、上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を示す情報は、上記複数のユーザパラメータの値の組合せ候補のリストである。例えば、各ユーザパラメータが、候補値{−4,−3,−2,−1,0,1,2,3,4}のうちのいずれかの値をとる場合に、上記リストは、以下のように表され得る。
Figure 2014034196
複数のユーザパラメータの値は、相互に依存し、このようなリストの中いずれかの組合せになる。
以上のように、上記パラメータ関連情報は、一例として、複数のユーザパラメータに含まれる個々のユーザパラメータのパラメータ名と、複数のユーザパラメータの値の組合せの候補のリストとを含む。
パラメータ関連情報が、上記リストのような、上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を示す情報を含むことにより、パラメータ関連情報から、複数のユーザパラメータ間の依存関係を知ることが可能になる。例えば、通信での消費電力の低減と通信品質の向上(例えば、応答速度の向上、接続状態の維持能力の向上)とは、トレードオフの関係にある。パラメータ関連情報により、このようなトレードオフを知ることが可能になる。よって、パラメータ関連情報を用いて、上記依存関係を維持しつつ、複数のユーザパラメータを変更することが可能になる。
また、セル20の基地局200がパラメータ関連情報を提供することにより、セル20ごとのパラメータ関連情報を提供することが可能になる。さらに、端末装置100ごとのパラメータ関連情報を提供することも可能になる。
(表示制御部155)
表示制御部155は、画面の表示を制御する。例えば、表示制御部155は、表示部140に、画面を表示させる。
表示制御部155は、パラメータ関連情報が提供される場合に、提供されるパラメータ関連情報を用いて、上記複数のユーザパラメータの値を決定するための画面(以下、「パラメータ決定画面」と呼ぶ)の表示を制御する。例えば、上述したように、パラメータ関連情報が提供される場合に、パラメータ関連情報取得部153は、パラメータ関連情報を取得し、取得したパラメータ関連情報を記憶部120に記憶させる。そして、表示制御部155は、記憶部120に記憶されたパラメータ関連情報を用いて、パラメータ決定画面を表示部140に表示させる。その結果、端末装置100のユーザは、当該パラメータ決定画面を見ながら、複数のユーザパラメータの値を調整することができる。そして、後述するように、このような調整の後に、当該複数のパラメータの値が決定される。
また、例えば、表示制御部155は、上記複数のパラメータの値が示されるように、パラメータ決定画面の表示を制御する。以下、この点について図3を参照してより具体的に説明する。
図3は、パラメータ決定画面の一例を説明するための説明図である。図3を参照すると、パラメータ決定画面30が示されている。この例では、パラメータ決定画面30の中で、複数のユーザパラメータの各々は、つまみ41を含むスライダ40として示される。具体的には、応答速度パラメータは、「レスポンス」というワードを伴うスライダ40aとして示されている。また、接続維持パラメータは、「切れにくさ」というワードを伴うスライダ40bとして示されている。また、消費電力パラメータは、「バッテリ」というワードを伴うスライダ40cとして示されている。これらの「レスポンス」、「切れにくさ」及び「バッテリ」というワードは、個々のユーザパラメータをユーザに容易に理解させるために示されている。そして、この例では、各ユーザパラメータの値は、つまみ41の位置で示される。
パラメータ決定画面に示されるパラメータの値は、初期値、又は後述するパラメータ決定部157により随時算出される値である。
さらに、例えば、表示制御部155は、ユーザ操作に応じて、示される上記複数のユーザパラメータの値が変化するように、パラメータ決定画面の表示を制御する。そして、示される上記複数のユーザパラメータの値は、上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を維持する。以下、この点について図4及び図5を参照してより具体的に説明する。
図4は、ユーザ操作後のパラメータ決定画面の第1の例を説明するための説明図である。図4を参照すると、図3と同様のパラメータ決定画面が示されている。上述したように、入力部130及び表示部140は、例えばタッチパネルにより実装される。例えば、端末装置100のユーザの指が、つまみ41cをドラッグすると、入力部130は、当該ドラッグに応じた入力情報を生成する。すると、後述するように、パラメータ決定部157は、入力情報に応じた消費電力パラメータの値を算出する。また、パラメータ決定部157は、複数のユーザパラメータ間の依存関係が維持されるように、算出された消費電力パラメータの値に対応する応答速度パラメータの値及び接続維持パラメータの値を算出する。そして、表示制御部155は、算出された応答速度パラメータの値、接続維持パラメータの値及び消費電力パラメータの値に対応する位置に、つまみ41a、41b、41cがスライドするように、パラメータ決定画面を制御する。即ち、つまみ41cは、ユーザのドラッグに応じてスライドするように示され、つまみ41a、41bは、それに合わせてスライドするように示される。その結果、複数のユーザパラメータの値は、その依存関係が維持されるように示される。
図5は、ユーザ操作後のパラメータ決定画面の第2の例を説明するための説明図である。図5を参照すると、図3と同様のパラメータ決定画面が示されている。例えば、端末装置100のユーザの指が、つまみ41bをドラッグすると、入力部130は、当該ドラッグに応じた入力情報を生成する。すると、後述するように、パラメータ決定部157は、入力情報に応じた接続維持パラメータの値を算出する。また、パラメータ決定部157は、複数のユーザパラメータ間の依存関係が維持されるように、算出された接続維持パラメータの値に対応する応答速度パラメータ及び消費電力パラメータを算出する。そして、表示制御部155は、算出された応答速度パラメータの値、接続維持パラメータの値及び消費電力パラメータの値に対応する位置に、つまみ41a、41b、41cがスライドするように、パラメータ決定画面を制御する。即ち、つまみ41bは、ユーザのドラッグに応じてスライドするように示され、つまみ41a、41cは、それに合わせてスライドするように示される。その結果、複数のユーザパラメータの値は、その依存関係が維持されるように示される。
以上のように、パラメータ決定画面では、1つのユーザパラメータの値が個別に決定されるわけではなく、複数のパラメータの値が決定される。そのため、ユーザは、複数のユーザパラメータ間に依存関係があること(即ち、無線通信サービスついての複数の要望の間に依存関係があること)を理解することができる。例えば、通信での消費電力と、通信での応答速度及び接続状態の維持のような通信品質との間に、トレードオフの関係があることを、ユーザは理解することができる。よって、ユーザは、複数のユーザパラメータの間の依存関係を理解した上で、これらの複数のユーザパラメータを調整することができる。即ち、ユーザは、ユーザの要望(例えば、消費電力、応答速度、接続の維持、等)の間の依存関係を理解した上で、当該依存関係が維持される範囲で希望を提示することができる。
また、複数のパラメータの値が、ユーザ操作に応じて、依存関係を維持しつつ変化するように示されることで、ユーザは、複数のユーザパラメータ間の依存関係をより直感的に理解することが可能になる。
また、上記例のように、複数のユーザパラメータが消費電力パラメータ及び通信品質に関するパラメータ(例えば、応答速度パラメータ、接続維持パラメータ)を含むことにより、端末装置100のユーザは、消費電力と通信品質とのバランスを理解することができる。よって、例えば、ユーザは、バッテリの駆動時間を長くしたい場合には、通信品質を下げて消費電力を小さくすることを希望することができる。また、ユーザは、通信品質をより良くしたい場合には、消費電力を上げて通信品質を上げることを希望することができる。
また、通信品質に関するパラメータが応答速度パラメータを含むことにより、例えばWebページの閲覧時のように応答速度の向上が望まれる場合に、ユーザは応答速度を上げることを希望することが可能になる。また、通信品質に関するパラメータが接続維持パラメータを含むことにより、例えば高速移動時のように接続が切れてしまいやすい場合に、ユーザは接続状態の維持能力を上げることを希望することが可能になる。
(パラメータ決定部157)
パラメータ決定部157は、ユーザパラメータの値を決定する。
パラメータ決定部157は、例えば、ユーザパラメータの初期値を決定する。
より具体的には、例えば、パラメータ関連情報取得部153が、パラメータ関連情報を取得すると、パラメータ決定部157は、複数のユーザパラメータの初期値を決定する。一例として、パラメータ関連情報は、複数のユーザパラメータの初期値(例えば、(0,0,0))を含み、パラメータ決定部157は、パラメータ関連情報に含まれる初期値を、複数のユーザパラメータの初期値として決定する。なお、パラメータ関連情報は、複数のユーザパラメータの初期値を含まず、パラメータ決定部157は、複数のユーザパラメータの初期値を独自に決定してもよい。例えば、パラメータ決定部157は、複数のユーザパラメータの各々がとり得る値の中央値を、当該複数のユーザパラメータの初期値として決定してもよい。または、パラメータ決定部157は、所定の手続きに従って、複数のユーザパラメータの初期値を決定してもよい。
また、パラメータ決定部157は、例えば、パラメータ決定画面が表示されている場合に、ユーザ操作に応じて、上記複数のユーザパラメータの値を算出し、決定する。
より具体的には、図4を参照して説明したように、例えば、端末装置100のユーザの指が、つまみ41cをドラッグすると、入力部130は、当該ドラッグに応じた入力情報を生成する。すると、パラメータ決定部157は、入力情報に応じた消費電力パラメータの値を算出する。一例として、パラメータ決定部157は、ドラッグ後の位置に対応する値を算出し、候補値{−4,−3,−2,−1,0,1,2,3,4}のうちの算出された値に最も近い候補値を、消費電力パラメータとして選択する。また、パラメータ決定部157は、複数のユーザパラメータ間の依存関係が維持されるように、算出された消費電力パラメータの値に対応する応答速度パラメータの値及び接続維持パラメータの値を算出する。一例として、パラメータ決定部157は、ユーザパラメータの値の組合せ候補のリストの中の、算出された消費電力パラメータの値を含む組合せ候補を抽出する。そして、パラメータ決定部157は、抽出された組合せ候補のうちのいずれか1つを選択する。その結果、応答速度パラメータ及び接続維持パラメータの値は、選択された組合せ候補に含まれる値となる。
そして、パラメータ決定部157は、所定の条件が満たされる場合に、ユーザパラメータの値を、算出された値に決定する。例えば、パラメータ決定部157は、パラメータ決定画面が表示されている場合に、新たな複数のユーザパラメータの値が算出されてから所定の時間が経過すると、ユーザパラメータの値を、算出された値に決定する。なお、上記所定の条件は、この例に限られない。例えば、所定の条件は、ユーザ操作によりユーザパラメータの値を決定するように指示されることであってもよい。
(パラメータ取得部159)
パラメータ取得部159は、決定される上記複数のユーザパラメータの値を取得する。例えば、パラメータ決定部157が上記複数のユーザパラメータの値を決定すると、パラメータ取得部159は、決定された当該複数のユーザパラメータの値を取得する。
取得された上記複数のユーザパラメータの値は、例えば、通信処理部151及び無線通信部110を介して基地局200へ送信される。例えば、端末装置100がアイドルモードである際に上記複数のユーザパラメータの値が決定された場合に、端末装置100がコネクテッドモードになる際に、当該複数のユーザパラメータの値が基地局200へ送信されてもよい。これにより、端末装置100の消費電力が低減され、制御信号が減少する。また、例えば、取得された上記複数のユーザパラメータの値は、Attach Request Message、Tracking Area Update Messageのような既存のメッセージの中で送信されてもよい。
取得される上記複数のユーザパラメータの値は、無線通信サービスについての制御の変更に用いられる。この点については、基地局200の構成に関連して説明する。
<3.2.基地局の構成>
図6を参照して、本実施形態に係る基地局200の構成の一例について説明する。図6は、本実施形態に係る基地局200の構成の一例を示すブロック図である。図6を参照すると、基地局200は、無線通信部210、ネットワーク通信部220、記憶部230及び処理部240を備える。
(無線通信部210)
無線通信部210は、端末装置100と無線通信する。即ち、無線通信部210は、セル20内に位置する1つ以上の端末装置100と無線通信する。無線通信部210は、例えば、アンテナ及びRF回路を含み、無線通信における物理レイヤの機能を担う。無線通信部210は、例えば、制御信号及びデータを端末装置100へ送信し、制御信号及びデータを端末装置100から受信する。
(ネットワーク通信部220)
ネットワーク通信部220は、他の通信ノードと通信する。例えば、ネットワーク通信部220は、別の基地局200、MME(Mobility Management Entity)等と通信する。
(記憶部230)
記憶部230は、基地局200の動作のためのプログラム及びデータを記憶する。記憶部230は、例えばハードディスク又は半導体メモリ等の記憶媒体を含む。
(処理部240)
処理部240は、基地局200の様々な機能を提供する。例えば、処理部240は、CPU又はDSP等のプロセッサに相当し、記憶部230又は他の記憶媒体に記憶されるプログラムを実行することにより、上記様々な機能を提供する。処理部240は、パラメータ関連情報生成部241、パラメータ関連情報提供部243及び通信制御部245を備える。
(パラメータ関連情報生成部241)
パラメータ関連情報生成部241は、パラメータ関連情報を生成する。
−パラメータ関連情報の生成
上述したように、パラメータ関連情報は、例えば、複数のユーザパラメータに含まれる個々のユーザパラメータのパラメータ名と、複数のユーザパラメータの値の組合せ候補のリストとを含む。そして、パラメータ関連情報生成部241は、複数のユーザパラメータの値の組合せ候補のリストを生成する。
例えば、パラメータ関連情報生成部241は、無線通信サービスの制御のために設定される1つ以上のシステムパラメータの値の組合せ候補を生成し、当該組合せ候補の各々に対応する複数のユーザパラメータの値の組合せ候補を生成する。そして、パラメータ関連情報生成部241は、複数のユーザパラメータの値の組合せ候補をリストにすることにより、パラメータ関連情報を生成する。また、パラメータ関連情報生成部241は、以下のように、上記1つ以上のシステムパラメータの値の組合せ候補と上記複数のユーザパラメータの組合せ候補との対応関係を示すルックアップテーブルを生成する。
Figure 2014034196
このようなルックアップテーブルにより、複数のユーザパラメータの値の組合せから、システムパラメータの値を決定することが可能になる。換言すると、ユーザの要望の組合せ又はユーザの希望から、具体的な制御を決定することが可能になる。
以下、上記1つ以上のシステムパラメータの値の組合せ候補を生成する手法の例、当該組合せ候補の各々に対応する複数のユーザパラメータの値の組合せ候補を生成する手法の例、及びシステムパラメータの具体例を説明する。
−1つ以上のシステムパラメータの値の組合せ候補を生成する手法の例
まず、パラメータ関連情報生成部241は、基準となるシステムパラメータの値(以下、「基準値」と呼ぶ)の組合せを取得する。当該基準値の組合せは、ユーザパラメータと関係なく通常どおり基地局200により設定されるシステムパラメータの値の組合せである。上記基準値の組合せは、通信制御部245から取得されてもよく、又は基地局200の外部から提供されてもよい。当該基準値の組合せは、例えば、上記ルックアップテーブルにおける、♯1の、システムパラメータの値の組合せ候補に対応する。
次に、パラメータ関連情報生成部241は、1つ以上のシステムパラメータのうちの個々のシステムパラメータの値を基準値から変化させることにより、システムパラメータの値の組合せ候補を生成する。1つのシステムパラメータが、DRXサイクルであり、DRXサイクルの基準値が、64msである場合に、パラメータ関連情報生成部241は、DRXサイクルの値を32ms、128ms等の、システムで設定され得る値に変化させる。同様に、パラメータ関連情報生成部241は、他のシステムパラメータの値も、基準値から変化させる。このように、パラメータ関連情報生成部241は、1つ以上のシステムパラメータの値の組合せ候補のリスト(以下、「システムパラメータリスト」と呼ぶ)を得る。例えば、3つのシステムパラメータが、それぞれ3つの値をとり得る場合には、当該3つのシステムパラメータの値の組合せ候補のシステムパラメータリストは、3×3×3=27個の組合せ候補を含む。
そして、上記システムパラメータリストの中に、システムにより許容されない組合せ候補、又は妥当ではない組合せ候補が存在する場合には、パラメータ関連情報生成部241は、このような組合せ候補を上記システムパラメータリストから除外する。なお、チャネル状態、ユーザの状況等に基づいて、組合せの候補がさらに除外されてもよい。
以上のように、1つ以上のシステムパラメータの値の組合せ候補が生成される。次に、当該組合せ候補の各々に対応する複数のユーザパラメータの値の組合せ候補を生成する手法の例を説明する。
−対応する複数のユーザパラメータの値の組合せ候補を生成する手法の例
上記システムパラメータリストに含まれる、1つ以上のシステムパラメータの値の各組合せ候補が、ユーザパラメータの観点(即ち、無線通信サービスについてのユーザの要望の観点)で評価される。一例として、各組合せ候補は、3つのユーザパラメータである「Battery」、「Response」、及び「Connectivity」の観点で評価される。即ち、各組合せ候補は、3つのユーザの要望である消費電力、応答速度、及び接続状態の維持の観点で評価される。例えば、各観点で、各組合せ候補に評価点が付与される。一例として、付与される評価点は、標準とする評価点(例えば、0)を中心とする複数段階の評価点(例えば、−4、−3、−2、−1、0、1、2、3、4)のうちのいずれかである。そして、例えば、上記システムパラメータリストの中の上記基準値の組合せには、標準とする評価点(Battery,Connectivity,Response)=(0,0,0)が付与される。また、例えば、システムパラメータの値の別の組合せ候補には、(Battery,Connectivity,Response)=(2,−2,−2)が付与される。
上記評価点は、ユーザの要望(例えば、消費電力、応答速度、接続状態の維持)についての変化を端末装置100のユーザが感じられる程度の精度で付与されれば十分である。
そして、パラメータ関連情報生成部241は、例えば、上記評価点をユーザパラメータの値として利用することにより、1つ以上のシステムパラメータの値の組合せ候補に対応する、複数のユーザパラメータの値の組合せ候補を生成する。
なお、上記評価点は、ネットワーク運用時のある時点でのフィールドテストの結果から決定されてもよく、又は厳密なネットワークシミュレーションの結果から決定されてもよい。
また、パラメータ関連情報生成部241は、評価点を適宜更新してもよい。例えば、パラメータ関連情報生成部241は、ネットワークの状況、直近のスケジューリング情報等に基づいて、評価点を適宜更新してもよい。
また、評価点がユーザパラメータの値として直接的に利用されなくてもよい。例えば、評価点が算出され、当該評価点に基づいて、ユーザパラメータの値が決定されてもよい。
−システムパラメータ
システムパラメータは、無線通信サービスの制御のために設定されるパラメータである。例えば、システムパラメータは、連続受信又は不連続受信(DRX)の制御のために設定されるパラメータを含む。より具体的には、例えば、DRXサイクル、On-duration timer、Inactivity timer、Short DRX cycle Timer等が、システムパラメータの例として挙げられる。
DRXは、周期的に受信回路を停止し、端末装置の平均消費電力を低減するメカニズムである。DRXとして、端末装置100がコネクテッドモードである際に使用される、連続受信に付随するShort DRX及びLong DRX、並びに、端末装置100がアイドルモードである際に使用される、ページングに付随するDRX等がある。
以下、例示された上記システムパラメータと、ユーザパラメータが示すユーザの要望(例えば、消費電力、応答速度、接続状態の維持)との関係を説明する。まず、図7を参照して、DRXサイクル及びOn-duration timerとユーザの要望との関係を説明する。
図7は、DRXサイクル及びOn-durationを説明するための説明図である。図7を参照すると、DRXサイクル及びOn-durationが示されている。DRXでは、このようなDRXサイクルが繰り返される。そして、端末装置100は、DRXサイクルのうちの、On-durationで無線通信する。On-duration timerは、On-durationの長さを示す。
よって、DRXサイクルの値がより大きくなると、通信での消費電力がより小さくなり、通信での応答速度がより遅くなり得る。一方、DRXサイクルの値がより小さくなると、通信での消費電力がより大きくなり、通信での応答速度がより速くなり得る。
また、On-duration timerの値がより大きくなると、通信での消費電力がより大きくなり、通信での応答速度がより速くなり得る。一方、On-duration timerの値がより小さくなると、通信での消費電力がより小さくなり、通信での応答速度がより遅くなり得る。
このように、DRXサイクル及びOn-duration timerのようなシステムパラメータの設定により、ユーザパラメータが示すユーザの要望(例えば、消費電力、応答速度)を実現することも可能になり得る。
次に、Inactivity timer及びShort DRX cycle Timerとユーザの要望との関係を説明する。
LTEでは、端末装置であるUEは、コネクテッドモードの際に、受信された制御信号で自装置宛のデータがあることを知ると、連続受信を開始する。そして、UEは、DRXコマンドを受信するか、又は、連続受信の時間の上限を定めるInactivity timerが切れると、連続受信を終了する。連続受信が終了すると、Short DRXが開始する。そして、Short DRX cycle Timerが切れると、Long DRXが開始する。このように、LTEでは、コネクテッドモードでは、基本的には、より長いDRXサイクルを伴うLong DRXが用いられるが、連続受信からLong DRXへの移行の際には、より短いDRXサイクルを伴うShort DRXも用いられる。以上のような動作では、Inactivity timerの値がより大きくなると、1回の連続受信の時間を長くなる。また、Short DRX cycle Timerの値がより大きくなると、より短いDRXサイクルを伴うShort DRXが用いられる時間が長くなる。
よって、Inactivity timerの値がより大きくなると、通信での消費電力がより大きくなり、通信での応答速度がより速くなり得る。また、ハンドオーバに関する制御信号を受信できる可能性も高まるので、接続状態の維持の可能性もより高くなり得る。一方、Inactivity timerがより小さくなると、通信での消費電力がより小さくなり、通信での応答速度がより遅くなり得る。また、接続状態の維持の可能性もより低くなり得る。
また、Short DRX cycle Timerがより大きくなると、通信での消費電力がより大きくなり、通信での応答速度がより速くなり得る。一方、Short DRX cycle Timerがより小さくなると、通信での消費電力がより小さくなり、通信での応答速度がより遅くなり得る。
このように、Inactivity timer及びShort DRX cycle Timerのようなシステムパラメータの設定により、ユーザパラメータが示すユーザの要望(例えば、消費電力、応答速度、接続状態の維持)を実現することも可能になり得る。
なお、システムパラメータは、さらに、端末装置100がアイドルモードである際に使用されるDRX(即ち、、ページングに付随するDRX)のDRXサイクルを含んでもよい。当該DRXサイクルの値がより大きくなると、通信での消費電力がより小さくなり、通信での応答速度がより遅くなり得る。また、ハンドオーバに関する制御信号を受信できる可能性も低くなるので、接続状態の維持の可能性もより低くなり得る。一方、上記DRXサイクルの値がより小さくなると、通信での消費電力がより大きくなり、通信での応答速度がより速くなり得る。また、ハンドオーバに関する制御信号を受信できる可能性も高くなるので、接続状態の維持の可能性もより高くなり得る。
(パラメータ関連情報提供部243)
パラメータ関連情報提供部243は、パラメータ関連情報を取得する。そして、パラメータ関連情報提供部243は、取得されたパラメータ関連情報を提供する。例えば、パラメータ関連情報提供部243は、記憶部230により記憶されているパラメータ関連情報を取得し、通信制御部245及び無線通信部210に、パラメータ関連情報を端末装置100へ送信させることにより、パラメータ関連情報を提供する。
パラメータ関連情報は、任意のタイミング及び手法で送信され得る。例えば、パラメータ関連情報は、ペーシング情報の中で送信されてもよく、又はシステム情報の中で送信されてもよい。
(通信制御部245)
通信制御部245は、無線通信に関する各種処理を実行する。通信制御部245は、無線通信における、物理レイヤよりも上位のレイヤの機能を担う。例えば、通信制御部245は、MACレイヤ、RLCレイヤ、RRCレイヤ等の機能を担う。
例えば、通信制御部245は、無線通信部210を介して、ユーザプレーンでデータを送受信し、制御プレーンで制御信号を送受信する。
また、通信制御部245は、無線通信サービスについての制御を実行する。無線通信サービスについての当該制御は、例えば、各端末装置100への無線リソースの割り当て、各端末装置100の送信電力の制御、連続受信又は不連続受信(DRX)の制御等を含む。
また、例えば、無線通信部210及び通信制御部245が、端末装置100から複数のユーザパラメータを受信すると、通信制御部245は、当該複数のユーザパラメータを用いて、無線通信サービスについての制御を変更する。例えば、通信制御部245は、パラメータ関連情報生成部241により生成された上記ルックアップテーブルを用いて、上記複数のユーザパラメータの値の組合せに対応するシステムパラメータの値の組合せ候補を取得する。そして、通信制御部245は、システムパラメータを、取得された組合せ候補に含まれる値に設定する。例えばこのように無線通信サービスについての制御が変更される。
なお、無線通信サービスについての制御の変更は、システムパラメータの変更に限られない。一例として、無線通信サービスについての制御の変更として、ユーザパラメータ「Response」の値が大きい端末装置100にさらなる無線リソースが割り当てられるように、無線リソースの割り当てが変更されてもよい。
また、通信制御部245は、無線通信サービスについての制御を必ずしも変更しなくてもよい。例えば、通信制御部245は、制御の変更が可能か否かを判定し、制御の変更が可能である場合に、制御を変更してもよい。即ち、基地局200は、ベストエフォートで、ユーザパラメータを制御に反映させてもよい。
以上のように、複数のユーザパラメータが用いられて、無線通信サービスについての制御が変更されることにより、ユーザが希望する無線通信サービスを提供することが可能になる。また、変更される上記制御に、連続受信又は不連続受信(DRX)の制御が含まれる場合には、上述したように、通信での消費電力及び通信品質(例えば、通信での応答速度、接続状態の維持)をユーザの希望に合わせることが可能になる。
<<4.処理の流れ>>
次に、図8〜図12を参照して、本開示の実施形態に係る各種処理の例を説明する。
<4.1.パラメータ関連情報の提供及び取得>
図8及び図9を参照して、基地局200によるパラメータ関連情報提供処理、及び端末装置100によるパラメータ関連情報取得処理を説明する。
(基地局200によるパラメータ関連情報提供処理)
図8は、本実施形態に係るパラメータ関連情報提供処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該処理は、基地局200により実行される。
ステップS301で、パラメータ関連情報提供部243は、記憶部230により記憶されているパラメータ関連情報を取得する。
次に、ステップS303で、パラメータ関連情報提供部243は、通信制御部245及び無線通信部210に、パラメータ関連情報を端末装置100へ送信させることにより、パラメータ関連情報を提供する。
(端末装置100によるパラメータ関連情報取得処理)
図9は、本実施形態に係るパラメータ関連情報取得処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該処理は、端末装置100により実行される。
ステップS311で、パラメータ関連情報取得部153は、基地局200により送信されるパラメータ関連情報が無線通信部110及び通信処理部151により受信されると、当該パラメータ関連情報を取得する。次に、ステップS313で、パラメータ関連情報取得部153は、取得したパラメータ関連情報を記憶部120に記憶させる。
そして、ステップS315で、パラメータ決定部157は、複数のユーザパラメータの初期値を決定する。その後、ステップS317で、パラメータ決定部157は、決定された複数のユーザパラメータの初期値を記憶部120に記憶させる。
<4.2.パラメータの決定及び制御の変更>
図10及び図11を参照して、端末装置100によるパラメータ決定処理、及び基地局200による制御変更処理を説明する。
(端末装置100によるパラメータ決定処理)
図10は、本実施形態に係るパラメータ決定処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該処理は、端末装置100により実行される。
ステップS401で、表示制御部155は、パラメータ関連情報及び複数のユーザパラメータの初期値を記憶部120から取得する。そして、ステップS403で、表示制御部155は、パラメータ決定画面を表示部140に表示させる。
ステップS405で、入力部130は、端末装置100のユーザの操作に応じて、入力情報を生成する。
ステップS407で、パラメータ決定部157は、複数のユーザパラメータの値の決定のためのタイマを開始する。そして、ステップS409で、パラメータ決定部157は、入力情報に応じた、複数のユーザパラメータの値を算出する。そして、ステップS411で、パラメータ決定部157は、算出された複数のユーザパラメータの値を記憶部120に記憶させる。
ステップS413で、表示制御部155は、更新されたパラメータ決定画面を表示部140に表示させる。
ステップS415で、パラメータ決定部157は、さらなる入力情報が生成されたかを判定する。さらなる入力情報が生成されていれば、処理はステップS407へ戻る。そうでなければ、処理はステップS417へ進む。
ステップS417で、パラメータ決定部157は、上記タイマが切れたかを判定する。上記タイマが切れていれば、処理はステップS419へ進む。そうでなければ、処理はステップS415へ戻る。
ステップS419で、パラメータ決定部157は、複数のユーザパラメータの値を決定する。そして、ステップS421で、パラメータ取得部159は、決定された複数のユーザパラメータの値を取得する。そして、ステップS423で、通信処理部151及び無線通信部110は、当該複数のユーザパラメータを基地局200へ送信する。そして、処理は終了する。
(基地局200による制御変更処理)
図11は、本実施形態に係る制御変更処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該処理は、基地局200により実行される。
ステップS431で、無線通信部210及び通信制御部245は、端末装置100から、複数のユーザパラメータの値を受信する。
次に、ステップS433で、通信制御部245は、パラメータ関連情報生成部241により生成されたルックアップテーブルを用いて、上記複数のユーザパラメータの値の組合せに対応するシステムパラメータの値の組合せ候補を取得する。
そして、ステップS435で、通信制御部245は、システムパラメータを、取得された組合せ候補に含まれる値に設定することにより、無線通信サービスについての制御を変更する。
<4.3.パラメータ関連情報の生成>
図12を参照して、基地局200によるパラメータ関連情報生成処理を説明する。図12は、本実施形態に係るパラメータ関連情報生成処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該処理は、基地局200により実行される。
ステップS501で、パラメータ関連情報生成部241は、基準となるシステムパラメータの値(即ち、基準値)の組合せを取得する。
次に、ステップS503で、パラメータ関連情報生成部241は、1つ以上のシステムパラメータのうちの個々のシステムパラメータの値を基準値から変化させることにより、システムパラメータの値の組合せ候補を生成する。即ち、パラメータ関連情報生成部241は、システムパラメータの値の組合せ候補のリスト(即ち、システムパラメータリスト)を生成する。
そして、ステップS505で、上記システムパラメータリストの中に、システムにより許容されない組合せ候補、又は妥当ではない組合せ候補が存在する場合には、パラメータ関連情報生成部241は、このような組合せ候補を上記システムパラメータリストから除外する。
その後、ステップS507で、パラメータ関連情報生成部241は、除外後のシステムパラメータの値の組合せ候補(システムパラメータリスト)を記憶部230に記憶させる。
次に、ステップS509で、システムパラメータの値の各組合せ候補が、ユーザパラメータの観点(即ち、無線通信サービスについてのユーザの要望の観点)で評価される。例えば、システムパラメータの値の各組合せ候補に、評価点が付与される。
そして、ステップS511で、パラメータ関連情報生成部241は、上記評価点をユーザパラメータの値として利用することにより、1つ以上のシステムパラメータの値の組合せ候補に対応する、複数のユーザパラメータの値の組合せ候補を生成する。
その後、ステップS513で、パラメータ関連情報生成部241は、複数のユーザパラメータの値の組合せ候補をリストにすることにより、パラメータ関連情報を生成する。
また、ステップS515で、パラメータ関連情報生成部241は、上記1つ以上のシステムパラメータの値の組合せ候補と上記複数のユーザパラメータの組合せ候補との対応関係を示すルックアップテーブルを生成する。
<<5.変形例>>
次に、本実施形態の第1の変形例及び第2の変形例を説明する。
<5.1.第1の変形例>
本実施形態では、上述したように、上記パラメータ関連情報は、例えば、上記複数のユーザパラメータに含まれる個々のユーザパラメータを示す情報、及び上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を示す情報を含む。第1の変形例では、上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を示す情報は、上記複数のユーザパラメータの値の組合せ候補のリストの代わりに、上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を表す関数である。
第1の例として、上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を表す関数は、以下のように表され得る。
Figure 2014034196
この例では、「Connectivity」及び「Response」の値は、「Battery」を引数とする関数f、fにより算出される。この場合に、「Connectivity」及び「Response」の値は、「Battery」の値に応じて決まる。このように1つのユーザパラメータの値の決定により、他のユーザパラメータの値が決まり得る。
第2の例として、上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を表す関数は、以下のように表され得る。
Figure 2014034196
この例では、「Response」の値は、「Battery」及び「Connectivity」を引数とする関数fにより算出される。このように、2つ以上のユーザパラメータの値の決定により、他のユーザパラメータの値が決まり得る。
第3の例として、上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を表す関数は、以下のように表され得る。
Figure 2014034196
この例では、1つの媒介変数tが用いられる。例えば、「Battery」の値を決定すると、「Connectivity」及び「Response」の値は、Connectivity=f5(f4 -1(Battery))、Response=f6(f4 -1(Battery))により求められる。このようにいずれか1つのユーザパラメータの値の決定により、他のユーザパラメータの値が決まり得る。
第4の例として、上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を表す関数は、以下のように表され得る。
Figure 2014034196
この例では、2つの媒介変数t、tが用いられる。例えば、「Battery」の値を決定し、さらに「Response」の値を決定すると、媒介変数t、tの値が決まるので、「Connectivity」の値も決まる。このように依存関係を維持しつつ、個々のユーザパラメータの値が自由に決定され得る。
<5.2.第2の変形例>
一般に、無線通信サービスについての許容される制御又は最適な制御は、チャネルの状態により変わり得る。第2の変形例では、決定される複数のユーザパラメータの値は、無線通信サービスの通信チャネルの状態に依存する。一例として、決定される上記複数のパラメータの値は、無線通信サービスの通信チャネルのチャネル品質指標(CQI:Channel Quality Indicator)に依存する。
より具体的には、例えば、上記パラメータ関連情報は、例えば、上記複数のユーザパラメータに含まれる個々のユーザパラメータを示す情報、及び上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を示す情報を含む。そして、上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を示す情報は、上記複数のユーザパラメータの値の組合せ候補のリストである。例えば、パラメータ関連情報生成部241は、以下のように、CQIの値ごとに、当該リストを生成する。
Figure 2014034196
このように複数のユーザパラメータの値が通信チャネルの状態に依存することにより、チャネル状態に応じて許容可能なユーザの要望を、ユーザに提示することが可能になる。その結果、チャネル状態の制約の中でユーザが希望する無線通信サービスを提供することが可能になる。
<<6.まとめ>>
ここまで、図1〜図12を用いて、本開示に係る実施形態を説明した。本開示に係る実施形態によれば、パラメータ関連情報が提供される場合に、提供される当該パラメータ関連情報が用いられて、複数のユーザパラメータの値を決定するための画面(即ち、パラメータ決定画面)の表示が制御される。また、決定される上記複数のユーザパラメータの値が取得される。また、取得される上記複数のパラメータの値は、上記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる。
パラメータ決定画面では、1つのユーザパラメータの値が個別に決定されるわけではなく、複数のパラメータの値が決定される。そのため、ユーザは、複数のユーザパラメータ間に依存関係があること(即ち、無線通信サービスついての複数の要望の間に依存関係があること)を理解することができる。例えば、通信での消費電力と、通信での応答速度及び接続状態の維持のような通信品質との間に、トレードオフの関係があることを、ユーザは理解することができる。よって、ユーザは、複数のユーザパラメータの間の依存関係を理解した上で、これらの複数のユーザパラメータを調整することができる。即ち、ユーザは、ユーザの要望(例えば、消費電力、応答速度、接続の維持、等)の間の依存関係を理解した上で、当該依存関係が維持される範囲で希望を提示することができる。
そして、複数のユーザパラメータが用いられて、無線通信サービスについての制御が変更されることにより、ユーザが希望する無線通信サービスを提供することが可能になる。
即ち、無線通信サービスついての複数の要望の間に依存関係があることをユーザに理解させつつ、当該ユーザが希望する無線通信サービスを提供することが可能になる。
また、例えば、上記パラメータ関連情報は、無線通信サービスについての通信制御装置により提供される。一例として、当該通信制御装置は、上記無線通信サービスのセル20の基地局200である。
セル20の基地局200がパラメータ関連情報を提供することにより、セル20ごとのパラメータ関連情報を提供することが可能になる。さらに、端末装置100ごとのパラメータ関連情報を提供することも可能になる。
また、例えば、上記パラメータ関連情報は、上記複数のユーザパラメータに含まれる個々のユーザパラメータを示す情報、及び上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を示す情報を含む。一例として、上記依存関係を示す情報は、上記複数のユーザパラメータの値の組合せ候補のリストである。別の例として、上記依存関係を示す情報は、上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を表す関数であってもよい。
パラメータ関連情報が、上記複数のユーザパラメータ間の依存関係を示す情報を含むことにより、パラメータ関連情報から、複数のユーザパラメータ間の依存関係を知ることが可能になる。例えば、通信での消費電力の低減と通信品質の向上(例えば、応答速度の向上、接続状態の維持能力の向上)とは、トレードオフの関係にある。パラメータ関連情報により、このようなトレードオフを知ることが可能になる。よって、パラメータ関連情報を用いて、上記依存関係を維持しつつ、複数のユーザパラメータを変更することが可能になる。
また、例えば、上記複数のユーザパラメータは、上記無線通信サービスの通信による消費電力に関するパラメータ(即ち、消費電力パラメータ)、及び上記無線通信サービスの通信品質に関するパラメータを含む。また、例えば、上記無線通信サービスの通信品質に関する上記パラメータは、上記無線通信サービスの通信での応答速度に関するパラメータ(即ち、応答速度パラメータ)を含む。また、例えば、上記無線通信サービスの通信品質に関する上記パラメータは、上記無線通信サービスの通信における接続状態の維持に関するパラメータ(即ち、接続維持パラメータ)を含む。
このように、複数のユーザパラメータが消費電力パラメータ及び通信品質に関するパラメータ(例えば、応答速度パラメータ、接続維持パラメータ)を含むことにより、端末装置100のユーザは、消費電力と通信品質とのバランスを理解することができる。よって、例えば、ユーザは、バッテリの駆動時間を長くしたい場合には、通信品質を下げて消費電力を小さくすることを希望することができる。また、ユーザは、通信品質をより良くしたい場合には、消費電力を上げて通信品質を上げることを希望することができる。
また、通信品質に関するパラメータが応答速度パラメータを含むことにより、例えばWebページの閲覧時のように応答速度の向上が望まれる場合に、ユーザは応答速度を上げることを希望することが可能になる。また、通信品質に関するパラメータが接続維持パラメータを含むことにより、例えば高速移動時のように接続が切れてしまいやすい場合に、ユーザは接続状態の維持能力を上げることを希望することが可能になる。
また、例えば、決定される上記複数のユーザパラメータの値は、上記無線通信サービスの通信チャネルの状態に依存してもよい。そして、例えば、決定される上記複数のユーザパラメータの値は、上記無線通信サービスの通信チャネルのチャネル品質指標(CQI)に依存してもよい。
このように複数のユーザパラメータの値が通信チャネルの状態に依存することにより、チャネル状態に応じて許容可能なユーザの要望を、ユーザに提示することが可能になる。その結果、チャネル状態の制約の中でユーザが希望する無線通信サービスを提供することが可能になる。
また、例えば、上記無線通信サービスについての上記制御は、連続受信又は不連続受信(DRX)の制御を含む。
変更される上記制御に、連続受信又は不連続受信(DRX)の制御が含まれることにより、通信での消費電力及び通信品質(例えば、通信での応答速度、接続状態の維持)をユーザの希望に合わせることが可能になる。
また、例えば、上記複数のユーザパラメータの値が示されるように、パラメータ決定画面の表示が制御される。また、より具体的には、例えば、ユーザ操作に応じて、示される上記複数のユーザパラメータの値が変化するように、パラメータ決定画面の表示が制御される。
複数のパラメータの値が、ユーザ操作に応じて、依存関係を維持しつつ変化するように示されることで、ユーザは、複数のユーザパラメータ間の依存関係をより直感的に理解することが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について説明したが、本開示は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、パラメータ関連情報は、基地局以外の通信制御装置により提供されてもよい。例えば、パラメータ関連情報は、基地局以外の通信制御装置により、基地局を介して提供されてもよい。また、パラメータ関連情報は、無線通信サービスの基地局を介さずに提供されてもよい。例えば、上記基地局がLTEのeNodeBである場合に、パラメータ関連情報は、WLANのアクセスポイントを介して提供されてもよい。
また、無線通信サービスについての制御の変更は、連続受信又は不連続受信(DRX)の制御の変更に限られない。例えば、無線通信サービスについての制御の変更は、無線リソースのスケジューラの設定の変更であってもよい。また、無線通信サービスについての制御の変更は、システムパラメータの値の変更に限られず、別の形での制御の変更であってもよい。
また、無線通信サービスについての制御の変更は、基地局により行われなくてもよい。例えば、当該制御の変更は、端末装置がユーザパラメータに対応する制御信号を生成し、当該制御信号を基地局に送信することにより、行われてもよい。
また、決定された複数のユーザパラメータの値及び/又は1つ以上のシステムパラメータの値は、端末装置100がハンドオーバを行う場合に、ソース基地局からターゲット基地局へ、又は端末装置からターゲット基地局へ送信されてもよい。
また、上記複数のユーザパラメータに含まれる個々のパラメータは、消費電力パラメータ、応答速度パラメータ及び接続維持パラメータに限られない。上記複数のユーザパラメータは、無線通信サービスの通信に関連する様々なパラメータを含み得る。一例として、上記複数のパラメータは、応答速度パラメータ及び接続維持パラメータの代わりに、無線通信サービスの通信品質を示す1つの通信品質パラメータを含んでもよい。
また、本明細書の通信装置(例えば、端末装置)及び通信制御装置(例えば、基地局)における処理ステップは、必ずしもフローチャートに記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、通信装置及び通信制御装置における処理ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。
また、通信装置及び通信制御装置に内蔵されるCPU、ROM及びRAM等のハードウェアに、上記通信装置及び通信制御装置の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する前記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される前記情報を用いて、前記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御する表示制御部と、
決定される前記複数のパラメータの値を取得する取得部と、
を備え、
取得される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、
通信装置。
(2)
前記複数のパラメータに関する前記情報は、無線通信サービスについての通信制御装置により提供される、前記(1)に記載の通信装置。
(3)
前記通信制御装置は、前記無線通信サービスのセルの基地局である、前記(2)に記載の通信装置。
(4)
前記複数のパラメータに関する前記情報は、前記複数のパラメータに含まれる個々のパラメータを示す情報、及び前記複数のパラメータ間の依存関係を示す情報を含む、前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の通信装置。
(5)
前記依存関係を示す情報は、前記複数のパラメータの値の組合せ候補のリストである、前記(4)に記載の通信装置。
(6)
前記依存関係を示す情報は、前記複数のパラメータ間の依存関係を表す関数である、前記(4)に記載の通信装置。
(7)
前記複数のパラメータは、前記無線通信サービスの通信による消費電力に関するパラメータ、及び前記無線通信サービスの通信品質に関するパラメータを含む、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の通信装置。
(8)
前記無線通信サービスの通信品質に関する前記パラメータは、前記無線通信サービスの通信での応答速度に関するパラメータを含む、前記(7)に記載の通信装置。
(9)
前記無線通信サービスの通信品質に関する前記パラメータは、前記無線通信サービスの通信における接続状態の維持に関するパラメータを含む、前記(7)又は(8)に記載の通信装置。
(10)
決定される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスの通信チャネルの状態に依存する、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の通信装置。
(11)
決定される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスの通信チャネルのチャネル品質指標に依存する、前記(10)に記載の通信装置。
(12)
前記無線通信サービスについての前記制御は、連続受信又は不連続受信の制御を含む、前記(1)〜(11)のいずれか1項に記載の通信装置。
(13)
前記表示制御部は、前記複数のパラメータの値が示されるように、前記画面の表示を制御する、前記(1)〜(12)のいずれか1項に記載の通信装置。
(14)
前記表示制御部は、ユーザ操作に応じて、示される前記複数のパラメータの値が変化するように、前記画面の表示を制御し、
示される前記複数のパラメータの値は、前記複数のパラメータ間の依存関係を維持する、
前記(13)に記載の通信装置。
(15)
無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する前記複数のパラメータに関する情報を取得する取得部と、
前記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を前記情報を用いて制御する通信装置に、取得される前記情報を提供する提供部と、
を備え、
決定される前記複数のパラメータの値は、前記通信装置により取得され、
取得される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、
通信制御装置。
(16)
無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する前記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される前記情報を用いて、前記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御する通信装置であって、決定される前記複数のパラメータの値を取得する前記通信装置と、通信する通信部と、
前記無線通信サービスについての制御を実行する制御部と、
を備え、
取得される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスについての前記制御の変更に用いられる、
通信制御装置。
(17)
コンピュータを、
無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する前記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される前記情報を用いて、前記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御する表示制御部と、
決定される前記複数のパラメータの値を取得する取得部と、
として機能させ、
取得される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、
プログラム。
(18)
無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する前記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される前記情報を用いて、前記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御することと、
決定される前記複数のパラメータの値を取得することと、
を含み、
取得される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、
通信制御方法。
20 セル
30 パラメータ決定画面
40 スライダ
41 つまみ
100 端末装置
110 無線通信部
120 記憶部
130 入力部
140 表示部
150 処理部
151 通信処理部
153 パラメータ関連情報取得部
155 表示制御部
157 パラメータ決定部
159 パラメータ取得部
200 基地局
210 無線通信部
220 ネットワーク通信部
230 記憶部
240 処理部
241 パラメータ関連情報生成部
243 パラメータ関連情報提供部
245 通信制御部

Claims (18)

  1. 無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する前記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される前記情報を用いて、前記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御する表示制御部と、
    決定される前記複数のパラメータの値を取得する取得部と、
    を備え、
    取得される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、
    通信装置。
  2. 前記複数のパラメータに関する前記情報は、無線通信サービスについての通信制御装置により提供される、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信制御装置は、前記無線通信サービスのセルの基地局である、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記複数のパラメータに関する前記情報は、前記複数のパラメータに含まれる個々のパラメータを示す情報、及び前記複数のパラメータ間の依存関係を示す情報を含む、請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記依存関係を示す情報は、前記複数のパラメータの値の組合せ候補のリストである、請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記依存関係を示す情報は、前記複数のパラメータ間の依存関係を表す関数である、請求項4に記載の通信装置。
  7. 前記複数のパラメータは、前記無線通信サービスの通信による消費電力に関するパラメータ、及び前記無線通信サービスの通信品質に関するパラメータを含む、請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記無線通信サービスの通信品質に関する前記パラメータは、前記無線通信サービスの通信での応答速度に関するパラメータを含む、請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記無線通信サービスの通信品質に関する前記パラメータは、前記無線通信サービスの通信における接続状態の維持に関するパラメータを含む、請求項7に記載の通信装置。
  10. 決定される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスの通信チャネルの状態に依存する、請求項1に記載の通信装置。
  11. 決定される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスの通信チャネルのチャネル品質指標に依存する、請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記無線通信サービスについての前記制御は、連続受信又は不連続受信の制御を含む、請求項1に記載の通信装置。
  13. 前記表示制御部は、前記複数のパラメータの値が示されるように、前記画面の表示を制御する、請求項1に記載の通信装置。
  14. 前記表示制御部は、ユーザ操作に応じて、示される前記複数のパラメータの値が変化するように、前記画面の表示を制御し、
    示される前記複数のパラメータの値は、前記複数のパラメータ間の依存関係を維持する、
    請求項13に記載の通信装置。
  15. 無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する前記複数のパラメータに関する情報を取得する取得部と、
    前記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を前記情報を用いて制御する通信装置に、取得される前記情報を提供する提供部と、
    を備え、
    決定される前記複数のパラメータの値は、前記通信装置により取得され、
    取得される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、
    通信制御装置。
  16. 無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する前記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される前記情報を用いて、前記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御する通信装置であって、決定される前記複数のパラメータの値を取得する前記通信装置と、通信する通信部と、
    前記無線通信サービスについての制御を実行する制御部と、
    を備え、
    取得される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスについての前記制御の変更に用いられる、
    通信制御装置。
  17. コンピュータを、
    無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する前記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される前記情報を用いて、前記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御する表示制御部と、
    決定される前記複数のパラメータの値を取得する取得部と、
    として機能させ、
    取得される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、
    プログラム。
  18. 無線通信サービスについてのユーザの要望をそれぞれ示す複数のパラメータであって相互に依存する前記複数のパラメータに関する情報が提供される場合に、提供される前記情報を用いて、前記複数のパラメータの値を決定するための画面の表示を制御することと、
    決定される前記複数のパラメータの値を取得することと、
    を含み、
    取得される前記複数のパラメータの値は、前記無線通信サービスについての制御の変更に用いられる、
    通信制御方法。

JP2014532835A 2012-08-29 2013-05-22 通信装置、通信制御装置、プログラム及び通信制御方法。 Expired - Fee Related JP6311606B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012188744 2012-08-29
JP2012188744 2012-08-29
PCT/JP2013/064247 WO2014034196A1 (ja) 2012-08-29 2013-05-22 通信装置、通信制御装置、プログラム及び通信制御方法。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2014034196A1 true JPWO2014034196A1 (ja) 2016-08-08
JP6311606B2 JP6311606B2 (ja) 2018-04-18

Family

ID=50183023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014532835A Expired - Fee Related JP6311606B2 (ja) 2012-08-29 2013-05-22 通信装置、通信制御装置、プログラム及び通信制御方法。

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9661124B2 (ja)
EP (1) EP2892195B1 (ja)
JP (1) JP6311606B2 (ja)
CN (1) CN104584506B (ja)
WO (1) WO2014034196A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014071733A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Toshiba Corp 情報処理装置および動作制御方法
US10009287B2 (en) * 2013-12-26 2018-06-26 Huawei Technologies Co., Ltd. Hierarchical software-defined network traffic engineering controller
JP6407212B2 (ja) * 2016-07-28 2018-10-17 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
CN111258939A (zh) * 2020-01-10 2020-06-09 浪潮商用机器有限公司 一种传输线模型的参数组合获取方法、装置及系统
US11570674B1 (en) 2021-04-01 2023-01-31 T-Mobile Usa, Inc. Dynamic management of telecommunication services at user equipment

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000152337A (ja) * 1998-11-09 2000-05-30 Canon Inc 無線通信端末装置、無線通信方法、及び記憶媒体
JP2002199438A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信端末及び無線通信システム
JP2007189444A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信品質変更システム、通信品質変更方法および通信品質変更プログラム
JP2008288973A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Sony Corp データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、データ送信プログラム及びデータ受信プログラム
JP2009170981A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Ntt Docomo Inc 移動通信端末及びその制御方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8917630B2 (en) * 2006-10-11 2014-12-23 Lg Electronics Inc. Managing contextual information for wireless communications
US8811349B2 (en) * 2007-02-21 2014-08-19 Qualcomm Incorporated Wireless node search procedure
WO2008111684A1 (en) * 2007-03-12 2008-09-18 Sharp Kabushiki Kaisha Flexible user equipment-specified discontinuous reception
US9088929B2 (en) * 2008-05-15 2015-07-21 Telsima Corporation Systems and methods for distributed data routing in a wireless network
WO2010050320A1 (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 日本電気株式会社 基地局、無線通信システム、基地局の制御方法、無線通信方法、および基地局の制御プログラム
CN101808358B (zh) 2009-02-18 2015-04-15 株式会社Ntt都科摩 移动通信中切换测量的方法和装置
US8667109B2 (en) * 2009-04-30 2014-03-04 Empire Technology Development Llc User profile-based wireless device system level management
US9065928B2 (en) * 2009-05-26 2015-06-23 Apple Inc. Space and time based device customization
GB201005328D0 (en) * 2010-03-30 2010-05-12 Nokia Corp Apparatus, methods, computer readable storage mediums and computer programs

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000152337A (ja) * 1998-11-09 2000-05-30 Canon Inc 無線通信端末装置、無線通信方法、及び記憶媒体
JP2002199438A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信端末及び無線通信システム
JP2007189444A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信品質変更システム、通信品質変更方法および通信品質変更プログラム
JP2008288973A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Sony Corp データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、データ送信プログラム及びデータ受信プログラム
JP2009170981A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Ntt Docomo Inc 移動通信端末及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014034196A1 (ja) 2014-03-06
EP2892195A4 (en) 2016-04-13
JP6311606B2 (ja) 2018-04-18
EP2892195A1 (en) 2015-07-08
EP2892195B1 (en) 2019-09-18
CN104584506A (zh) 2015-04-29
CN104584506B (zh) 2018-04-27
US20150229753A1 (en) 2015-08-13
US9661124B2 (en) 2017-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6311606B2 (ja) 通信装置、通信制御装置、プログラム及び通信制御方法。
JP6367254B2 (ja) 無線通信システムにおける拡張されたユーザ設備支援情報のための装置、方法及びコンピュータプログラム
CN109845130B (zh) 与为在无线通信网络中工作的通信设备提供波束覆盖有关的方法和装置
KR101941381B1 (ko) 이중 접속성을 지원하는 보조 네트워크 노드들에서의 특수 셀 선택
CN107710824B (zh) 用于管理上行链路资源的网络节点、无线设备和方法
JP6530395B2 (ja) 測定の方法およびデバイス、情報交換の方法およびデバイス、ならびに滞留の方法およびデバイス
KR101844437B1 (ko) 비셀룰러 무선 액세스를 위한 시스템 및 방법
EP3319380A1 (en) Channel measurement and measurement result reporting method, and device utilizing same
KR100755332B1 (ko) 소프트 핸드오버 시의 노드 b 제어식 스케줄링을 위한방법 및 장치
WO2007136070A1 (ja) 移動通信方法、移動局装置、基地局装置及び移動通信システム
KR20180137462A (ko) 헤테로지니어스 네트워크 환경에서 단말기 관리 방법
US9706422B2 (en) Data buffer status influenced control channel monitoring
EP3306981A1 (en) Channel measurement and measurement result reporting method, and device utilizing same
CN110430595B (zh) 测量方法及装置,信息交互方法及装置,驻留方法及装置
EP2906013A1 (en) Method and apparatus for controlling transmission of uplink signal
EP3410769A1 (en) Method and device for switching between super cells
WO2019149161A1 (zh) 一种功率控制方法、相关装置及产品
JP5692399B2 (ja) 無線通信システム、無線基地局、無線端末及び通信制御方法
JP2023518341A (ja) Ue電力節約モードのもとで測定を実行するための方法
WO2019159302A1 (ja) ユーザ装置
WO2023051448A1 (zh) 功率控制方法、装置、终端及网络节点
WO2024152270A1 (zh) 一种传输指示信息的方法、装置以及可读存储介质
JP2019532527A (ja) データ伝送方法、アクセスネットワーク装置及び端末装置
CN118317406A (zh) 用于通信系统的分布式单元的装置和方法
WO2024022716A1 (en) Enhancements to beam management

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180305

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6311606

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees