JPWO2014034137A1 - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
切り出し比率の異なる複数の構図画像の取得とユーザーに大胆な構図提案を可能とした画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供する。画像処理装置1の撮影部3で撮像された撮影画像20の中から特定対象物30を指定する。抽出処理部6は、特定対象物30とその座標を抽出する。構図画像生成部7は、撮影画像20に対して、第1切り出し比率M1で、分割構図点と特定対象物30の座標を一致させて切り出し領域40である構図画像41〜44を生成する。演算部5が、構図画像41〜44の中ではみ出し領域40aが存在すると判定した場合、構図画像生成部7は、第1切り出し比率M1より小さい第2切り出し比率M2で特定対象物30を含む縮小構図画像を生成する。
Description
本発明は、特定対象物を含む撮影画像の好みの構図画像を生成するデジタルカメラ、カメラ付き携帯端末等の画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムに関する。
近年、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話等が広く普及し、ユーザーが手軽に写真撮影できる環境となっている。また、写真編集ソフトも画像処理装置の購入時やパソコン購入時に付随され、ユーザーが家庭等で簡単にトリミング等の加工もできる環境でもある。更に、より優れた構図編集が可能なように、トリミング機能を備えているデジタルカメラも知られている(特許文献1、特許文献2)。
特許文献1によれば、人物を検知する顔検知手段と構図調整画像を生成する構図制御手段とを備えている。構図調整画像は、水平方向に略3等分する2本線と垂直方向に略3等分する2本線とで形成される4交点を特定位置として、人物の顔に特定位置を配置して取得できることが開示されている。また、特許文献2によれば、被写体にピントを合わせるフォーカス位置取得手段と複数の構図画像を生成する画像生成手段とを備えている。複数の構図画像は、フォーカス位置を中心としてサイズの異なる複数のトリミング領域を設定して、複数のトリミング領域毎に取得できることが開示されている。
しかしながら、特許文献1と特許文献2で記載されたトリミングでは、単に撮影された画像の一部を切り出す手段であって、安価な写真編集ソフトのトリミングと特に優位性がある訳ではない。また、一定の比率でトリミングすると、特許文献1のように撮影画像からはみ出した部分が生じるため縦横比(アウペクト比)の異なるトリミング画像が得られる。例えば、写真がL判サイズであっても、トリミングサイズが異なるためL判用のアルバムに収め難くなる。更に、一定の比率でのトリミングであると、似たような構図画像が複数あって代わり映えのない構図となり、ユーザーに大胆に変更した構図画像を提供することが難しいという問題があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、切り出し比率の異なる複数の構図画像の取得とユーザーに大胆な構図提案を可能とした画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供することにある。
本発明の画像処理装置は、特定対象物を含む撮影画像を撮影する撮影部と、前記撮影画像の中の前記特定対象物を抽出する抽出処理部と、前記撮影画像から、第1切り出し比率を有し前記特定対象物に複数の異なる分割構図点の各々が配置された複数の構図画像を生成する構図画像生成部と、前記第1切り出し比率により生成された前記複数の構図画像のうち、前記撮影画像の外縁からはみ出したはみ出し領域が有るか否かを算出する演算部と、前記撮影画像と前記構図画像を表示する表示部と、を備え、前記演算部で少なくとも一つ以上の前記はみ出し領域があると算出した場合には、前記構図画像生成部は、前記第1切り出し比率より小さい第2切り出し比率を有する特定対象物を含む縮小構図画像を生成する。
前記画像処理装置は、前記演算部で前記第2切り出し比率を有する前記縮小構図画像のうち少なくとも一つ以上の前記はみ出し領域があると算出した場合には、前記構図画像生成部は、前記第2切り出し比率より小さい第3切り出し比率を有し特定対象物を含むさらなる縮小構図画像を生成することが好ましい。
前記画像処理装置は、前記第2切り出し比率を有する前記縮小構図画像は、前記撮影画像の横幅と縦幅の比からなるアスペクト比を備え、前記縮小構図画像の中で前記はみ出し領域を含む構図画像に対して、前記構図画像生成部は、前記第2切り出し比率を維持して前記縮小構図画像の前記アスペクト比を入れ替えた構図画像を生成することが好ましい。
前記画像処理装置は、前記第2切り出し比率を有する前記縮小構図画像は、前記撮影画像の横幅と縦幅の比からなるアスペクト比を備え、前記縮小構図画像の中で前記はみ出し領域を含む構図画像に対して、前記構図画像生成部は、前記第3切り出し比率で前記縮小構図画像の前記アスペクト比を入れ替えた構図画像を生成することが好ましい。
前記画像処理装置は、前記アスペクト比を入れ替えた構図画像に対して、前記構図画像生成部は、前記特定対象物に前記分割構図点とは別の分割構図点を配置させることが好ましい。
前記画像処理装置は、前記構図画像生成部は前記分割構図点を縦方向に移動させることが好ましい。
前記画像処理装置は、前記構図画像生成部は前記分割構図点を横方向に移動させることが好ましい。
前記画像処理装置は、前記撮影画像が横長サイズの場合、前記構図画像生成部は前記分割構図点を縦方向に移動させ、前記撮影画像が縦長サイズの場合、前記構図画像生成部は前記分割構図点を横方向に移動させることが好ましい。
前記画像処理装置は、前記構図画像生成部は、はみ出し領域が存在しない構図画像についてもアスペクト比を入れ替えることが好ましい。
前記画像処理装置は、前記構図画像生成部は、前記構図画像に対するはみ出し領域の比率が所定の値以下である場合、前記撮影画像内に切り出し領域が収まるように前記分割構図点をずらすことが好ましい。
前記画像処理装置は、前記第1切り出し比率が70%から85%の範囲であり、前記第2切り出し比率が40%から60%の範囲であることが好ましい。
前記画像処理装置は、前記分割構図点が4つ存在することが好ましい。
本発明の画像処理方法は、特定対象物を含む撮影画像を撮影するステップと、前記撮影画像の中の前記特定対象物を抽出するステップと、前記撮影画像から、第1切り出し比率を有し前記特定対象物に複数の異なる分割構図点の各々が配置された複数の構図画像を生成するステップと、前記第1切り出し比率により生成された前記複数の構図画像のうち、前記撮影画像の外縁からはみ出したはみ出し領域が有るか否かを算出するステップと、少なくとも一つ以上の前記はみ出し領域があると算出した場合には、前記第1切り出し比率より小さい第2切り出し比率を有する特定対象物を含む縮小構図画像を生成するステップと、前記複数の構図画像を表示するステップと、を備える。
本発明の画像処理プログラムは、コンピュータに撮影画像を処理させる画像処理プログラムであって、特定対象物を含む撮影画像を撮影する手順と、前記撮影画像の中の前記特定対象物を抽出する手順と、前記撮影画像から、第1切り出し比率を有し前記特定対象物に複数の異なる分割構図点の各々が配置された複数の構図画像を生成する手順と、前記第1切り出し比率により生成された前記複数の構図画像のうち、前記撮影画像の外縁からはみ出したはみ出し領域が有るか否かを算出する手順と、少なくとも一つ以上の前記はみ出し領域があると算出した場合には、前記第1切り出し比率より小さい第2切り出し比率を有する特定対象物を含む縮小構図画像を生成する手順と、前記複数の構図画像を表示する手順と、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、切り出し比率の異なる複数の構図画像をユーザーに提供することができ、大胆な構図画像の提案が可能となる。また、特定対象物を中心とした構図画像であるため、ユーザーの切り出したい領域に合う構図画像をユーザーに依存することなく自動的に生成することも可能となる。
以下、本発明に係る画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムの好適な実施形態を、図1〜図18に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る画像処理装置の一例を示すブロック図である。
画像処理装置1は、例えば、スマートフォン等の携帯電話、タブレット、カメラ付き携帯端末、デジタルカメラ、等である。画像処理装置1は、制御部2、撮影部3、記憶部4、演算部5、抽出処理部6、構図画像生成部7、操作部8、表示処理部9、表示部10、等を有している。制御部2は、CPU、RAM、ROM等を備えたマイクロプロセッサ構成を有し、ROMに格納されている制御プログラムにより、画像処理装置1の全体の制御を行うと共に、後述する各種処理機能の実行制御を行う。撮影部3は、後述する特定対象物30を撮像するための撮像レンズや、CCD、CMOSセンサ等多数の画素(ピクセル)の集合体から成る撮像素子を備えている。記憶部4は、撮影部3で撮影された画像データや制御部2で実行するために必要な各種情報データを記憶する。撮影部3が存在しない形態もあり得るが、その場合、記憶部4に記憶された画像データに対し本発明の画像処理を施すことが可能である。
演算部5は、制御部2の指令により、後述する切り出し比率Mや座標算出等、各種演算を実行する。抽出処理部6は、撮影部3で撮影された後述する画像(撮影画像)20等の中から特定対象物30を抽出する。構図画像生成部7は、撮像画像20の中から特定対象物30を含む後述する切り出し領域40を切り出して複数の構図画像41、42、43、・・・を生成する。操作部8は、シャッターボタン、メインスイッチ、処理モード切換スイッチ等を備え、これらのスイッチやボタンを操作すると各種信号が制御部2に送信される。表示処理部9は、表示部10に表示される撮影画像20等の表示倍率や分割表示等の制御を行う。また、表示部10のタップ等の動作を操作信号に変換して制御部2へ送信する。
表示部10は、液晶パネルや有機ELパネル等のディスプレイであり、指やペンを接触させて各種の処理を行うUI(ユーザーインターフェース)型のタッチパネルでもあり、操作部8を兼ねていても良い。また、表示部10では撮影部3で撮影された画像や各種操作を行う画面等を表示したり、CCD等の撮像素子から周期的に出力されるスルー画像(ライブビュー画像)を表示したりする。ユーザーは、そのスルー画像を見ながら、構図を調節したりズーム倍率を調節したりできるようになっている。
図2は、本発明の基本概念の一例を説明した撮影画像と切り出し領域の模式図、(a)は撮影画像、(b)は撮影画像と切り出し領域、(c)は切り出し領域と分割構図点を示している。
図2(a)の撮影画像20は、画像処理装置1の撮影部3を介してユーザーが撮影した写真である。この撮影画像20には、ユーザーがトリミング(切り出し)の対象を希望する特定対象物30が含まれている。図2(b)では、撮影画像20に対して特定対象物30を起点とした切り出し領域40が設定されている。この切り出し領域40は、本実施例においては縦横3×3のブロックとして表されている。その他として2×3、4×4、5×5、等、種々のブロック構成が可能である。
3×3のブロックでは、縦横線の交点が4点できるが、その交点を本発明では分割構図点として説明する(図2(c)参照)。分割構図点の内、図面左上側の分割構図点が第1分割構図点51、図面右上側の分割構図点が第2分割構図点52、図面左下側の分割構図点が第3分割構図点53、図面右下側の分割構図点が第4分割構図点54、である。また、第1分割構図点51を含む切り出し領域40が第1構図画像41(図c−1参照)、第2分割構図点52を含む切り出し領域40が第2構図画像42(図c−2参照)である。更に、第3分割構図点53を含む切り出し領域40が第3構図画像43(図c−3参照)、第4分割構図点54を含む切り出し領域40が第4構図画像44(図c−4参照)である。本発明の実施例では、上述の各分割構図点51〜54を特定対象物30の座標と一致させることにより、各構図画像41〜44を生成する方法を述べる。
図3は、本発明の基本概念の一例を説明した切り出し領域の模式図、(a)は、ユーザーによる特定対象物の指定、(b)は、特定対象物を含む切り出し領域、(c)は、はみ出し領域を含む切り出し領域、(d)は、切り出し領域の切り出し比率変更を示す。
(1)ユーザーは、切り出し希望の撮影画像(スルー画像を含む)20を特定し、表示部10に表示された撮影画像20の中から特定対象物30を指やペンで指定する(図3(a)参照)。(2)次に、特定対象物30の座標を第1分割構図点51に合わせ、構図画像生成部7は、第1構図画像41生成する(図3(b)参照)。(3)そして、構図画像生成部7は、特定対象物30の座標を第2分割構図点52に合わせ第2構図画像42生成する。この実施例では、第2構図画像42において、切り出し領域40に、撮影画像20領域(外縁)からはみ出した、はみ出し領域40a(図中斜線部参照)が含まれている(図3(c)参照)。(4)更に、はみ出し領域40aが含まれている場合には、切り出し比率Mを小さく変更して、第2構図画像42の縮小構図画像42aが撮影画像20内に収まるようにする(図3(d)参照)。
上述のはみ出し領域40aが存在するか否かは、例えば、切り出し領域40で形成される頂点40bが撮影画像20の領域に含まれるか否かを、演算部5で座標を基に算出することにより判定できる。この様に、はみ出し領域40aが生じた場合は、切り出し領域40を縮小して撮影画像20内に切り出し領域40が収まるようにすることにより、切り出した構図に変化が生まれ、ユーザーに大胆な構図を提供することが可能となる。また、はみ出し領域40aが存在するか否かを判定する場合、頂点40bと、撮影画像20の外縁との重なりが座標上完全一致する必要はなく、多少の許容範囲があっても良い。
切り出し領域40の切り出し比率Mは、あらかじめプログラムされていても良く、ユーザーが設定しても良い。そして、第1切り出し比率M1は、撮影画像20の表示される(またはプリントされる)サイズ、特に横幅または縦幅の長さの対比により決定する。例えば、撮影画像20の横方向を横幅L、縦方向を縦幅Dとし、切り出し領域40の横幅をL1、縦方向の縦幅をD1とし、(L1/L)または(D1/D)を第1切り出し比率M1とする。また、縮小された切り出し領域40(縮小構図画像42a)の横幅をL2、縦幅をD2とし、(L2/L)または(D2/D)を第2切り出し比率M2とする。更に、横縦と縦幅の比率であるアスペクト比をN(L/D)とする。切り出し比率Mの相違による各構図画像のアスペクト比Nは、特に限定されず、L:D=L1:D1=L2:D2でも良く、L:D≠L1:D1≠L2:D2でも良い。また、実施例では切り出し比率Mを長さの比率で規定したが、特に限定されず、面積の比率でも良く、画素数比率でも良い。基本的には、M1>M2>・・・の関係が成り立っている。
特定対象物30の指定をユーザーの指等で行う方法を上述したが、これに限定されず、自動的に行っても良い。例えば、ユーザーが表示部10に切り出し対象とする撮影画像20を表示させ、操作部8や表示部10等で切り出しの指示を行う。切り出しモードにおいて、抽出処理部6は、例えば、特許第4869270号公報に開示された人物等の認識方法を用いて、特定対象物30を抽出することも可能である。特定対象物30は、人物、動物、植物、風景、等、ユーザーが撮影したい対象物(被写体)であり、本発明では、花を一例として特定対象物30を説明する。
図4は、本発明の基本概念の一例で、切り出し領域がどの様に変化するかを説明した模式図、(a)は撮影画像、(b)は第1〜第4構図画像、(c)は第2〜第4構図画像の縮小、(d)は表示部に表示された構図画像である。
特定された撮影画像20を基に、構図画像生成部7は、第1切り出し比率M1で第1構図画像41〜第4構図画像44を生成する(図4(a)、(b)参照)。第1構図画像41は、第1分割構図点51と特定対象物の座標を一致させて生成し、第2構図画像42は、第2分割構図点52と特定対象物の座標を一致させて生成する。また、第3構図画像43は、第3分割構図点53と特定対象物の座標を一致させて生成し、第4構図画像44は、第4分割構図点54と特定対象物の座標を一致させて生成する。第1構図画像41〜第4構図画像44の中で第1構図画像41は、はみ出し領域40aが存在しないため、第1構図画像41を記憶部4に記憶する。一方、第2構図画像42〜第4構図画像44には、はみ出し領域40aが含まれるため、撮影画像20の領域内に収まるように各構図画像42、43、44を縮小する。構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2または第3切り出し比率M3で縮小された各縮小構図画像42a、43a、44aを生成し(図4(c)参照)、記憶部4に記憶する。
切り出し領域40を設定した結果、はみ出し領域40aが存在する場合は、はみ出し領域40aが存在しなくなるまで切り出し比率Mの比率を下げていく(M1→M2→M3)。また、第1切り出し比率M1は、各構図画像41〜44に対して同じであることが好ましいが、第2切り出し比率M2と第3切り出し比率M3は、各構図画像42〜44に対して同じでも異なっていても良い。更に、切り出し比率Mの範囲を決めることにより、安定した構図画像が得られる。例えば、第1切り出し比率M1が70%から85%の範囲であり、第2切り出し比率M2が40%から60%である。
生成された4つの縮小構図画像41、42a、43a、44aが表示部10に表示され(図4(d)参照)、ユーザーは好みの構図画像を指定して、制御部2は、指定された構図画像を記憶部4に記憶する。ここでは4つの縮小構図画像41、42a、43a、44aは、それぞれ、表示部10に表示されるのに適した大きさまで拡大されて示されているが、この拡大は切り出し比率とは関係がない。4つの縮小構図画像41、42a、43a、44aは、表示部10に同時に表示されていても良く、構図画像毎に表示されていても良い。また、表示される倍率は、タップやピンチイン/ピンチアウト等の操作でユーザーが自由に選択できる。
図5は、本発明の基本概念の手順の一例を示すフローチャート図である。このフローチャートに基づいて本発明の基本的な流れを説明する。
ユーザーは、複数の撮影画像20を表示部10に表示して、切り出しを希望する撮影画像20を選択する(ステップS1)。選択された撮影画像20の中からユーザーは特定対象物30を指定する(ステップS2)。ユーザーの指定に基づいて、抽出処理部6は、特定対象物30およびその座標を抽出する。演算部5は、抽出された座標に第1分割構図点51を一致させ、構図画像生成部7は、撮影画像20上に第1構図画像41を生成する(ステップS3)。そして演算部5は、順次、第2分割構図点52〜第4分割構図点54の座標と特定対象部30の座標を一致させ、構図画像生成部7は、第2構図画像42〜第4構図画像44を生成する(ステップS4〜6)。
上述の各分割構図点51〜54に基づいて、構図画像生成部7は、第1〜第4構図画像41〜44を切り出し(ステップS7)、記憶部4に記憶させる。最終的に切り出された各構図画像41〜44は、はみ出し領域40aが存在しなくなるまで切り出し比率Mを変更して生成された構図画像であり、このステップに関しては図6で詳述する。制御部2の指令により第1〜第4構図画像41〜44を表示部10に表示する(ステップS8)。ユーザーは表示された各構図画像41〜44の中から、好みの構図画像をタップ等で指定する(ステップS9)。指定された構図画像を制御部2は、記憶部4に記憶させ構図画像を保存する(ステップS10)。
図6は、本発明の基本概念の手順であり、切り出し領域が撮影画像内か否かの判定方法の一例を示すフローチャート図である。このフローチャートに基づいて、切り出し領域が撮影画像内か否かの判定方法を説明する。
撮影画像20から切り出し領域40の切り出し比率Mを設定する(ステップS20)。最初の切り出し比率Mは、第1切り出し比率M1である。特定対象物30の座標を抽出処理部6で抽出し、切り出し領域40の各分割構図点51〜54を特定対象物30の座標に合わせる(ステップS21)。切り出し領域40の各頂点40b(実施例では4点)の座標を演算部5で算出する(ステップS22)。演算部5は、頂点40bの座標が撮影画像20の領域内または第1切り出し比率M1が閾値以下か否か判定する(ステップS23)。ステップS23の判定がYESであれば、処理を終了するが、判定がNOであればステップ20に戻る。ステップS20では、第2切り出し比率M2でステップS20〜ステップS23を繰り返す。切り出し比率Mは、幾らでも小さくすることは可能であるが、閾値を設けて一定の比率以上で構図画像を生成することが好ましい。
図7は、本発明の基本概念の一例を示し、図5及び図6のフローチャートを具体的例で説明した模式図、(a)は第1〜第4構図画像、(b)は第2〜第4構図画像の縮小、(c)は第2と第4構図画像の縮小を示す。
ユーザーが指定した撮影画像20を基に、構図画像生成部7は、第1切り出し比率M1で第1構図画像41〜第4構図画像44を生成する(図7(a)参照)。第1構図画像41〜第4構図画像44の中で第1構図画像41は、はみ出し領域40aが存在しないため、第1構図画像41を記憶部4に記憶する。一方、第2構図画像42〜第4構図画像44には、はみ出し領域40aが存在するため、撮影画像20の領域内に収まるように各構図画像42、43、44を縮小する。構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2で各縮小構図画像42a、43a、44aを生成する(図7(b)参照)。
しかしながら、第2構図画像42の縮小構図画像42aと第4構図画像44の縮小構図画像44aには、はみ出し領域40aがまだ存在するため、構図画像生成部7は、第3切り出し比率M3で縮小構図画像42b、44bを生成する(図7(c)参照)。以上のように、はみ出し領域40aが存在する場合は、はみ出し領域40aが存在しなくなるまで、切り出し領域40の切り出し比率Mを縮小するが、切り出し比率Mの繰り返し回数や切り出し比率Mの閾値を設定することができる。また、第2切り出し比率M2は、構図画像毎に同じでも異なっていても良いことを述べたが、切り出し比率M3でも同様である。
本発明では、撮影画像20から切り出し領域40を設定し、第1切り出し比率M1で構図画像41〜44を生成するが、はみ出し領域40aが存在することがある。そこで、はみ出し領域40aがある構図画像を、第1切り出し比率M1より小さな第2切り出し比率M2で縮小構図画像を生成し、最終的にはみ出し領域40aの存在しない構図画像を提供する。従って、切り出し比率Mの異なる複数の構図画像をユーザーに提供することができ、大胆な構図画像の提案が可能となる。また、特定対象物30を中心とした構図画像であるため、ユーザーの切り出したい領域に合う構図画像をユーザーに依存することなく自動的に生成することも可能となる。
以上、本発明の基本概念の一例を詳述したので、以下、本発明に係る幾つかの実施例を説明する。図8は、実施例1の手順を説明するフローチャート図である。
構図画像生成部7は、第1切り出し比率M1で各構図画像41〜44を生成する(ステップS30)。この切り出し比率M1は、例えば、75%である。演算部5は、切り出し領域40の頂点40bの座標を算出する(ステップS31)。演算部5は、頂点40bが撮影画像20内に存在するか否かを判定する(ステップS32)。即ち、頂点40bが撮影画像20の外縁から外れ、はみ出し領域40aが存在しているか否かを判定している。頂点40bが撮影画像20内に存在しないと判定した場合(ステップS32がNO)、構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2で各構図画像生成する(ステップS33)。この切り出し比率M2は、例えば、50%である。演算部5は、切り出し領域40の頂点40bの座標を算出する(ステップS34)。
演算部5は、頂点40bが撮影画像20内に存在するか否かを判定する(ステップS35)。頂点40bが撮影画像20内に存在しないと判定した場合(ステップS35がNO)、構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2を維持してアスペクト比Nを変更して各構図画像生成する(ステップS36)。演算部5は、切り出し領域40の頂点40bの座標を算出する(ステップS37)。演算部5は、頂点40bが撮影画像20内に存在するか否かを判定する(ステップS38)。頂点40bが撮影画像20内に存在しないと判定した場合(ステップS38がNO)、構図画像生成部7は、第3切り出し比率M3で各構図画像生成する(ステップS39)。この切り出し比率M3は、例えば、30%である。頂点40bが撮影画像20内に存在すると判定した場合(ステップS32、ステップS35及びステップS38がYES)、処理を終了する。
図9は、実施例1を具体例で説明した模式図、(a)は第1〜第4構図画像、(b)は第2〜第4構図画像の縮小、(c)は第2〜第4構図画像のアスペクト比を変更した縮小、(d)は第3と第4構図画像の縮小を示す。
ユーザーが指定した撮影画像20を基に、構図画像生成部7は、第1切り出し比率M1で第1構図画像41〜第4構図画像44を生成する(図9(a)参照)。第1構図画像41〜第4構図画像44の中で第1構図画像41は、はみ出し領域40aが存在しないため、第1構図画像41を記憶部4に記憶する。一方、第2構図画像42〜第4構図画像44には、はみ出し領域40aが存在するため、撮影画像20の領域内に収まるように各構図画像42、43、44を縮小する。構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2で各縮小構図画像42a、43a、44aを生成する(図9(b)参照)。
しかしながら、各縮小構図画像42a、43a、44aには、はみ出し領域40aがまだ存在するため、構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2を維持しながら、アスペクト比Nを変更する(図9(c)参照)。変更値はアスペクト比Nを逆としても良く(L1:D1=D11:L11)、別々の比にしても良い(L1:L11≠D1:D11)。アスペクト比を変更することにより縮小構図画像42aには、はみ出し領域40aが存在しなくなったが、縮小構図画像43a、44aには、はみ出し領域40aがまだ存在する。更に、構図画像生成部7は、第3切り出し比率M3でさらなる縮小構図画像42b、44bを生成することではみ出し領域40aを無くしている(図9(d)参照)。
図10は、本発明の実施例2の手順を説明するフローチャート図である。
構図画像生成部7は、第1切り出し比率M1で各構図画像41〜44を生成する(ステップS40)。この切り出し比率M1は、例えば、75%である。演算部5は、切り出し領域40の頂点40bの座標を算出する(ステップS41)。演算部5は、頂点40bが撮影画像20内に存在するか否かを判定する(ステップS42)。頂点40bが撮影画像20内に存在しないと判定した場合(ステップS42がNO)、構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2で各構図画像生成する(ステップS43)。この切り出し比率M2は、例えば、50%である。演算部5は、切り出し領域40の頂点40bの座標を算出する(ステップS44)。
演算部5は、頂点40bが撮影画像20内に存在するか否かを判定する(ステップS45)。頂点40bが撮影画像20内に存在しないと判定した場合(ステップS45がNO)、構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2を維持しながらアスペクト比Nを変更し、同時に分割構図点を変更して、各構図画像生成する(ステップS46)。演算部5は、切り出し領域40の頂点40bの座標を算出する(ステップS47)。演算部5は、頂点40bが撮影画像20内に存在するか否かを判定する(ステップS48)。頂点40bが撮影画像20内に存在しないと判定した場合(ステップS48がNO)、構図画像生成部7は、第3切り出し比率M3で各構図画像生成する(ステップS49)。この切り出し比率M3は、例えば、30%である。頂点40bが撮影画像20内に存在すると判定した場合(ステップS42、ステップS45及びステップS48がYES)、処理を終了する。
図11は、実施例2を具体的例で説明した模式図、(a)は第1〜第4構図画像、(b)は第2〜第4構図画像の縮小、(c)は第2〜第4構図画像のアスペクト比と分割構図点を変更した縮小、(d)は第2構図画像の縮小を示す。
ユーザーが指定した撮影画像20を基に、構図画像生成部7は、第1切り出し比率M1で第1構図画像41〜第4構図画像44を生成する(図11(a)参照)。第1構図画像41〜第4構図画像44の中で第1構図画像41は、はみ出し領域40aが存在しないため、第1構図画像41を記憶部4に記憶する。一方、第2構図画像42〜第4構図画像44には、はみ出し領域40aが存在するため、撮影画像20の領域内に収まるように各構図画像42、43、44を縮小する。構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2で各縮小構図画像42a、43a、44aを生成する(図11(b)参照)。
しかしながら、各縮小構図画像42a、43a、44aには、はみ出し領域40aがまだ存在するため、構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2を維持しながら、アスペクト比Nを変更すると共に分割構図点位置の変更も行う(図11(c)参照)。第2切り出し比率M2の段階においても、変更された縮小構図画像42a1には、はみ出し領域40aがまだ存在するため、構図画像生成部7は、第3切り出し比率M3で縮小構図画像42bを生成する(図11(d)参照)。縮小構図画像43a1、44a1は、アスペクト比Nを変更して、分割構図点を移動させることにより、はみ出し領域40aが存在しなくなっている。
第2構図画像42の縮小構図画像42aは、第2分割構図点52と特定対象物30の座標が一致しているが(図11(b)参照)、アスペクト比Nを変更すると共に第4分割構図点54を特定対象物30の座標に一致させて、新たな縮小構図画像42a1を生成する(図11(c)参照)。この手順は、第3構図画像43、第4構図画像44においても同様である。また、変更する分割構図点の点移動は、実施例2では、縦方向での対向している分割構図点への移動であったが、各構図画像に合わせて設定することも可能である。また、第2構図画像42において、変更された縮小構図画像42a1は、第4分割構図点54が特定対象物30の座標の一致点となっている。しかしながら、切り出し比率M3で縮小された縮小構図画像42bは、第2分割構図点52が特定対象物30の座標の一致点に戻っている。どの分割構図点を選択するかは、縮小された構図画像、はみ出し領域40aの位置関係、指定された特定対象物30により、設定することが可能である。
また、アスペクト比Nを変更する際に、はみ出し領域40aの存在にかかわらず、切り出し比率Mもさらに変更するに様にしてもよい。本例の場合は、図11(c)、(d)の縮小構図画像43a1、44a1の切り出し比率もM3にしてさらに縮小してもよい。
図12、図13は、本発明の実施例3の手順を説明するフローチャート図である。実施例2に追加変更したステップS50を説明し、その他は実施例2と同じであるため同一符号を用い説明を省略する。ステップS50は、実施例2のステップS45とステップS47との間に追加されている。
構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2で各構図画像生成して、演算部5が、切り出し領域40の頂点40bの座標を算出した後、頂点40bが撮影画像20内に存在するか否かを判定する(ステップS45)。頂点40bが撮影画像20内に存在しないと判定した場合(ステップS45がNO)、撮影画像20が縦長サイズ(D>L)であるか否かを判定する(ステップS51)。縦長サイズであると判定した場合(ステップS51がYES)、構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2を維持しながらアスペクト比Nを変更し、同時に分割構図点を横方向に移動させ、各構図画像を生成する。また、縦長サイズでないと判定した場合(ステップS51がNO)、構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2を維持しながらアスペクト比Nを変更し、同時に分割構図点を縦方向に移動させ、各構図画像を生成する(ステップS53)。
図14は、実施例3を具体的例で説明した模式図、(a)は第1〜第4構図画像、(b)は第2〜第4構図画像の縮小、(c)は第2、第4構図画像のアスペクト比と分割構図点の変更を示す。
ユーザーが指定した撮影画像20を基に、構図画像生成部7は、第1切り出し比率M1で第1構図画像41〜第4構図画像44を生成する(図14(a)参照)。実施例3では、撮影画像20が縦長サイズを一例として説明しているので、実施例1と実施例2で詳述した各構図画像41〜44の縦横サイズが異なっている。即ち、縦長サイズに合わせて、切り出し領域40のサイズも縦長になっている。第1構図画像41〜第4構図画像44の中で第1構図画像41は、はみ出し領域40aが存在しないため、第1構図画像41を記憶部4に記憶する。一方、第2構図画像42〜第4構図画像44には、はみ出し領域40aが存在するため、撮影画像20の領域内に収まるように各構図画像42、43、44を縮小する。構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2で各縮小構図画像42a、43a、44aを生成する(図14(b)参照)。
しかしながら、縮小構図画像42aと44aには、はみ出し領域40aがまだ存在するため、構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2を維持しながら、アスペクト比Nを変更すると共に分割構図点の位置変更も行う。構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2で縮小構図画像42a2、44a2を生成する(図14(c)参照)。尚、縮小構図画像42a2、44a2は、はみ出し領域40aが存在しないため、ステップS49は実行されていない。また、分割構図点の位置変更は、縦長サイズの撮影画像20と横長サイズ(L>D)の撮影画像20とは異なっている。即ち、撮影画像20が縦長サイズであれば横方向にある分割構図点に移動する(第1分割構図点51⇔第2分割構図点52または第3分割構図点53⇔第4分割構図点54)。撮影画像20が横長サイズであれば縦方向にある分割構図点に移動する(第1分割構図点51⇔第3分割構図点53または第2分割構図点52⇔第4分割構図点54)。
第2構図画像42の縮小構図画像42aは、第2分割構図点52と特定対象物30の座標が一致しているが(図14(b)参照)、アスペクト比Nを変更すると共に第1分割構図点51を特定対象物30の座標に一致させて、新たな縮小構図画像42a2を生成する(図14(c)参照)。この手順は、第4構図画像44においても同様である。以上のように、縦長サイズの撮影画像20であれば、切り出し領域40を縦長サイズとし、横長サイズの撮影画像20であれば、切り出し領域40を横長サイズとして、撮影画像20のサイズに合わせた切り出し領域40を設定している。これにより、撮影画像20のサイズに適合した切り出しが可能となる。また、はみ出し領域40aが存在する場合は、なるべく切り出し比率Mを変更することなく、切り出し領域40のアスペクト比Nの変更と分割構図点の変更を行う方法で、はみ出し領域40aをなくすことが可能となる。
図15は、本発明の実施例4の手順を説明するフローチャート図である。実施例4は、図5の基本概念の手順と同様であるが、基本概念の手順に追加したステップS61とステップS62を説明し、その他は同一符号を用い説明を省略する。
ユーザーが指定した撮影画像20を基に、構図画像生成部7は、はみ出し領域40aの存在しない第1構図画像41〜第4構図画像44を生成する(ステップS1〜ステップS6)。各構図画像41〜44は、それぞれ切り出し比率Mが異なっているか否かを判定する(ステップS61)。判定方法は、種々あるが、例えば、第1切り出し比率M1による構図画像が1つ有り、その他は第2切り出し比率M2の構図画像であるとの条件設定が可能である。切り出し比率Mが異なっていると判定した場合(ステップS61がYES)、構図画像生成部7は、第1切り出し比率M1の構図画像の比率を変更すると共に、アスペクト比Nを変更し、分割構図点の移動を行い、新たな構図画像を生成させる(ステップS62)。切り出し比率Mが同じであると判定した場合(ステップS61がYES)、ステップS62をスキップしてステップS7を実行する。
図16は、実施例4を具体例で説明した模式図、(a)は第1〜第4構図画像、(b)は第2〜第4構図画像の縮小、(c)は第1構図画像の切り出し比率変更、(d)はアスペクト比と分割構図点の変更を示す。
ユーザーが指定した撮影画像20を基に、構図画像生成部7は、第1切り出し比率M1で第1構図画像41〜第4構図画像44を生成する(図16(a)参照)。第1構図画像41〜第4構図画像44の中で第1構図画像41は、はみ出し領域40aが存在しないため、第1構図画像41を記憶部4に記憶する。一方、第2構図画像42〜第4構図画像44には、はみ出し領域40aが存在するため、撮影画像20の領域内に収まるように各構図画像42、43、44を縮小する。構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2で各縮小構図画像42a、43a、44aを生成する(図16(b)参照)。
これで、表示部10に表示する構図画像が全て生成できたが、すべての構図画像のアスペクト比Nは同じである。ここで、第4構図画像44の第4分割構図点54を第2分割構図点52に変更すると共に、アスペクト比Nを変更する(図16(c)参照)。第4構図画像44は、第2切り出し比率M2ではみ出し領域40aが存在しなかったが、アスペクト比N及び分割構図点の変更により、大胆な構図画像を提供することが可能となる。特にこの場合、第4構図画像44は、全構図画像が表示部10に表示された際に対角線上に位置する第1構図画像41とは、切り出し比率Mとアスペクト比Nの双方の点で異なるため、印象の異なる大胆な構図画像の提案が可能となる。
また、アスペクト比Nを変更する際に、はみ出し領域40aの存在にかかわらず、切り出し比率Mもさらに変更するに様にしてもよい。本例の場合は、図16(c)の第4構図画像44を切り出し比率をM3にして縮小してもよい。
図17は、本発明の実施例5の手順を説明するフローチャート図である。
撮影画像20から切り出し領域40の切り出し比率Mを設定する(ステップS70)。最初の切り出し比率Mは、第1切り出し比率M1である。特定対象物30の座標を抽出処理部6で抽出し、切り出し領域40の各分割構図点51〜54を特定対象物30の座標に合わせる(ステップS71)。演算部5は、切り出し領域40の各頂点40b(実施例では4点)の座標を算出する(ステップS72)。頂点40bのはみ出し領域の比率Tを演算部5で算出して切り出し領域の10%以内か否か判定する(ステップS73)。はみ出し領域の比率Tの算出については図18で詳述する。
頂点40bのはみ出し領域の比率Tが切り出し領域の10%以内であった場合(ステップS73がYES)、構図画像生成部7は、撮影画像20内に切り出し領域40が全て収まるように切り出し領域40を移動させる(ステップS74)。頂点40bのはみ出し領域の比率Tが切り出し領域の10%を超えた場合(ステップS73がNO)、ステップS74をスキップしてステップS75を実行する。演算部5は、頂点40bの座標が撮影画像20の領域内または第1切り出し比率M1が閾値以下か否か判定する(ステップS75)。ステップS75の判定がYESであれば、処理を終了するが、判定がNO出あればステップS70に戻る。ステップS70では、第2切り出し比率M2でステップS70〜ステップS75を繰り返す。
図18は、実施例5を具体的例で説明した模式図、(a)は、切り出し領域と撮影画像の位置関係、(b)は、切り出し領域を撮影画像内への移動を示す。
撮影画像20内に第1切り出し比率M1の切り出し領域40を設定する。実施例5では、第2分割構図点52と特定対象物30の座標が一致している第2構図画像42を一例としている。切り出し領域40の4つの頂点40bの内、図面左側の2つの頂点40bが撮影画像20の領域(外縁)から外れ、はみ出し領域40aが存在している。はみ出し領域40aは撮影画像20の左側に、はみ出し長さLA分突出している。頂点40bのはみ出し領域の比率Tは、例えば、横幅L1に対する突出量(LA/L1)でも良く、面積に対する突出量(LA×D1/L1×D1)でも良く、画素数比でも良い。頂点40bのはみ出しを横方向について述べたが、縦方向でも両方向でも同様である。頂点40bのはみ出し領域の比率Tが、例えば、10%以内であれば、切り出し領域40を撮影画像20内に収まるように切り出し領域40の平行移動等の移動を行う(図18(b)参照)。
図19は、本発明の実施例6の手順を説明するフローチャート図である。実施例2に追加変更したステップS80を説明し、その他は実施例2と同じであるため同一符号を用い説明を省略する。ステップS80は、実施例2のステップS46〜ステップS49に代わって追加されている。
構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2で各構図画像生成して、演算部5が、切り出し領域40の頂点40bの座標を算出した後、頂点40bが撮影画像20内に存在するか否かを判定する(ステップS45)。頂点40bが撮影画像20内に存在しないと判定した場合(ステップS45がNO)、切り出し比率を第2切り出し比率M2から第3切り出し比率M3に変更するとともに、アスペクト比Nを変更し、同時に分割構図点を変更して、各構図画像を生成する(ステップS80)。
図20は、実施例6を具体例で説明した模式図、(a)は第1〜第4構図画像、(b)は第2〜第4構図画像の縮小、(c)は第2構図画像の切り出し比率と、アスペクト比と、分割構図点の変更を示す。
ユーザーが指定した撮影画像20を基に、構図画像生成部7は、第1切り出し比率M1で第1構図画像41〜第4構図画像44を生成する(図20a)参照)。第1構図画像41〜第4構図画像44の中で第1構図画像41は、はみ出し領域40aが存在しないため、第1構図画像41を記憶部4に記憶する。一方、第2構図画像42〜第4構図画像44には、はみ出し領域40aが存在するため、撮影画像20の領域内に収まるように各構図画像42、43、44を縮小する。構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2で各縮小構図画像42a、43a、44aを生成する(図20(b)参照)。
縮小構図画像42aは、はみ出し領域40aが存在しないため、縮小構図画像42aを記憶部4に記憶する。しかしながら、各縮小構図画像43a、44aには、はみ出し領域40aがまだ存在する。ここで、構図画像生成部7は、第2切り出し比率M2を第3切り出し比率に変更し、さらにアスペクト比Nを変更すると共に分割構図点位置の変更も行う(図20(c)参照)。この結果、縮小構図画像43b、44bが生成され、はみ出し領域40aが存在しなくなっており、記憶部4に記憶される。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本出願は、2012年8月31日出願の日本特許出願、特願2012−192072に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明に係る画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムは、例えば、デジタルカメラ、携帯端末の撮影に於いて、特定対象物を含む複数の構図画像を表示させてユーザーに大胆な構図画像を提供する用途に適用可能である。
1:画像処理装置
2:制御部
3:撮影部
5:演算部
6:抽出処理部
7:構図画像生成部
10:表示部
20:撮影画像
30:特定対象物
40:切り出し領域
40a:はみ出し領域
40b:頂点
41:第1構図画像
42:第2構図画像
43:第3構図画像
44:第4構図画像
51:第1分割構図点
52:第2分割構図点
53:第3分割構図点
54:第4分割構図点
D(D1、D2):縦幅
L(L1、L2):横幅
M:切り出し比率
M1:第1切り出し比率
M2:第2切り出し比率
M3:第3切り出し比率
N:アスペクト比
T:頂点のはみ出し領域の比率
2:制御部
3:撮影部
5:演算部
6:抽出処理部
7:構図画像生成部
10:表示部
20:撮影画像
30:特定対象物
40:切り出し領域
40a:はみ出し領域
40b:頂点
41:第1構図画像
42:第2構図画像
43:第3構図画像
44:第4構図画像
51:第1分割構図点
52:第2分割構図点
53:第3分割構図点
54:第4分割構図点
D(D1、D2):縦幅
L(L1、L2):横幅
M:切り出し比率
M1:第1切り出し比率
M2:第2切り出し比率
M3:第3切り出し比率
N:アスペクト比
T:頂点のはみ出し領域の比率
Claims (14)
- 特定対象物を含む撮影画像を撮影する撮影部と、
前記撮影画像の中の前記特定対象物を抽出する抽出処理部と、
前記撮影画像から、第1切り出し比率を有し前記特定対象物に複数の異なる分割構図点の各々が配置された複数の構図画像を生成する構図画像生成部と、
前記第1切り出し比率により生成された前記複数の構図画像のうち、前記撮影画像の外縁からはみ出したはみ出し領域が有るか否かを算出する演算部と、
前記撮影画像と前記構図画像を表示する表示部と、を備え、
前記演算部で少なくとも一つ以上の前記はみ出し領域があると算出した場合には、前記構図画像生成部は、前記第1切り出し比率より小さい第2切り出し比率を有する特定対象物を含む縮小構図画像を生成する、画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記演算部で前記第2切り出し比率を有する前記縮小構図画像のうち少なくとも一つ以上の前記はみ出し領域があると算出した場合には、前記構図画像生成部は、前記第2切り出し比率より小さい第3切り出し比率を有し特定対象物を含むさらなる縮小構図画像を生成する、画像処理装置。 - 請求項2に記載の画像処理装置であって、
前記第2切り出し比率を有する前記縮小構図画像は、前記撮影画像の横幅と縦幅の比からなるアスペクト比を備え、
前記縮小構図画像の中で前記はみ出し領域を含む構図画像に対して、前記構図画像生成部は、前記第2切り出し比率を維持して前記縮小構図画像の前記アスペクト比を入れ替えた構図画像を生成する、画像処理装置。 - 請求項2に記載の画像処理装置であって、
前記第2切り出し比率を有する前記縮小構図画像は、前記撮影画像の横幅と縦幅の比からなるアスペクト比を備え、
前記縮小構図画像の中で前記はみ出し領域を含む構図画像に対して、前記構図画像生成部は、前記第3切り出し比率で前記縮小構図画像の前記アスペクト比を入れ替えた構図画像を生成する、画像処理装置。 - 請求項3または4に記載の画像処理装置であって、
前記アスペクト比を入れ替えた構図画像に対して、前記構図画像生成部は、前記特定対象物に前記分割構図点とは別の分割構図点を配置させる、画像処理装置。 - 請求項5に記載の画像処理装置であって、
前記構図画像生成部は前記分割構図点を縦方向に移動させる、画像処理装置。 - 請求項5に記載の画像処理装置であって、
前記構図画像生成部は前記分割構図点を横方向に移動させる、前画像処理装置。 - 請求項5に記載の画像処理装置であって、
前記撮影画像が横長サイズの場合、前記構図画像生成部は前記分割構図点を縦方向に移動させ、前記撮影画像が縦長サイズの場合、前記構図画像生成部は前記分割構図点を横方向に移動させる、前画像処理装置。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
はみ出し領域が存在しない構図画像についてもアスペクト比を入れ替える、画像処理装置。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
前記構図画像に対するはみ出し領域の比率が所定の値以下である場合、前記撮影画像内に切り出し領域が収まるように前記分割構図点をずらす、画像処理装置。 - 請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
前記第1切り出し比率が70%から85%の範囲であり、前記第2切り出し比率が40%から60%の範囲である、画像処理装置。 - 請求項1から11のいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
前記分割構図点が4つ存在する、画像処理装置。 - 特定対象物を含む撮影画像を撮影するステップと、
前記撮影画像の中の前記特定対象物を抽出するステップと、
前記撮影画像から、第1切り出し比率を有し前記特定対象物に複数の異なる分割構図点の各々が配置された複数の構図画像を生成するステップと、
前記第1切り出し比率により生成された前記複数の構図画像のうち、前記撮影画像の外縁からはみ出したはみ出し領域が有るか否かを算出するステップと、
少なくとも一つ以上の前記はみ出し領域があると算出した場合には、前記第1切り出し比率より小さい第2切り出し比率を有する特定対象物を含む縮小構図画像を生成するステップと、
前記複数の構図画像を表示するステップと、
を備える画像処理方法。 - コンピュータに撮影画像を処理させる画像処理プログラムであって、
特定対象物を含む撮影画像を撮影する手順と、
前記撮影画像の中の前記特定対象物を抽出する手順と、
前記撮影画像から、第1切り出し比率を有し前記特定対象物に複数の異なる分割構図点の各々が配置された複数の構図画像を生成する手順と、
前記第1切り出し比率により生成された前記複数の構図画像のうち、前記撮影画像の外縁からはみ出したはみ出し領域が有るか否かを算出する手順と、
少なくとも一つ以上の前記はみ出し領域があると算出した場合には、前記第1切り出し比率より小さい第2切り出し比率を有する特定対象物を含む縮小構図画像を生成する手順と、
前記複数の構図画像を表示する手順と、
をコンピュータに実行させる画像処理プログラム。
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