JPWO2013183249A1 - 配備装置、及び、配備方法 - Google Patents

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Abstract

システム構築時におけるシステムの正常性の確認を効率的に行う。配備装置100の構成情報記憶部104は、システムを構成するモジュールの識別子に対応付けて、プラットフォーム(PF)モジュールの配備の正常性を確認するためのPF確認モジュールの識別子と、モジュールの配備の正常性を確認するための自己確認モジュールの識別子と、の内の少なくとも一方を含む構成情報を記憶する。正常性確認部106は、構成情報を参照し、モジュールの処理装置への配備前におけるPF確認モジュールによるPFモジュールの配備の正常性の確認と、モジュールの処理装置への配備後における自己確認モジュールによるモジュールの配備の正常性の確認と、の内の少なくとも一方を行う。

Description

本発明は、プログラムの配備装置、及び、配備方法に関する。
仮想マシンを用いたシステムでは、サービスアプリケーションを実行するための環境(システム実行環境)がマニュアルで構築されることがある。この場合、サービスアプリケーションの開発者が実行環境を構築するための作業手順を構築手順書として作成し、構築要員がその手順書に従って、OS(Operating System)やミドルウェア、関連ライブラリ等の各種モジュールの配備、設定を行った上で、開発されたアプリケーションモジュールの配備、設定を行う。そして、構築要員は、構築手順書内に記載された確認項目に従って、配備されたモジュールに係るログやファイルの有無、その他の出力を目視でチェックすることにより、実行環境が正常に構築されたかどうかを確認する。
このようなシステム実行環境の構築を効率的に行う方法として、非特許文献1には、実行環境の構築をオーケストレーションツールによって行う方法が開示されている。オーケストレーションツールは、システム毎に個別に記述されたワークフローに従って実行環境を構築する。そして、オーケストレーションツールは、ワークフロー内に記述された手順に従って、実行環境が正常に構築されたかどうかを確認する。
なお、関連技術として、特許文献1には、運用中のシステムの正常性を確認するためのプルーブを、システムを構成するコンポーネント毎に挿入する技術が開示されている。
特許第4809772号公報
"HP Operations Orchestration software"、Hewlett-Packard Company、[online]、[平成24年5月29日検索]、インターネット〈URL:http://www8.hp.com/us/en/software/software-product.html?compURI=tcm:245-936143&pageTitle=operations-orchestration-software〉
上述の非特許文献1のように、システムの構築をオーケストレーションツールで行う場合、開発者は、システムの正常性を確認するための手順を、システム毎に、ワークフローの一部として定義する必要がある。このため、異なる多くの種類のシステムを構築する必要がある場合や、構築対象のシステムが多くのモジュールにより構成される複雑なシステムである場合、ワークフローを生成するための開発者の負担が大きくなる。
本発明の目的は、上述の課題を解決し、システム構築時におけるシステムの正常性の確認をより効率的に行うことができる配備装置、及び、配備方法を提供することである。
本発明の一態様における配備装置は、システムを構成するモジュールの識別子に対応付けて、当該モジュールが依存する他のモジュールであるプラットフォーム(PF)モジュールの配備の正常性を確認するためのPF確認モジュールの識別子を含むPF確認情報と、前記モジュールの配備の正常性を確認するための自己確認モジュールの識別子を含む自己確認情報と、の内の少なくとも一方を含む構成情報を記憶する構成情報記憶手段と、前記構成情報を参照し、前記モジュールの処理装置への配備前における、前記処理装置上での前記PF確認モジュールによる前記PFモジュールの配備の正常性の確認と、前記モジュールの前記処理装置への配備後における、前記処理装置上での前記自己確認モジュールによる前記モジュールの配備の正常性の確認と、の内の少なくとも一方を行う正常性確認手段と、を備える。
本発明の一態様における配備方法は、システムを構成するモジュールの識別子に対応付けて、当該モジュールが依存する他のモジュールであるプラットフォーム(PF)モジュールの配備の正常性を確認するためのPF確認モジュールの識別子を含むPF確認情報と、前記モジュールの配備の正常性を確認するための自己確認モジュールの識別子を含む自己確認情報と、の内の少なくとも一方を含む構成情報を記憶し、前記モジュールを処理装置に配備し、前記構成情報を参照し、前記モジュールの配備前における、前記処理装置上での前記PF確認モジュールによる前記PFモジュールの配備の正常性の確認と、前記モジュールの配備後における、前記処理装置上での前記自己確認モジュールによる前記モジュールの配備の正常性の確認と、の内の少なくとも一方を行う。
本発明の一態様におけるコンピュータが読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、システムを構成するモジュールの識別子に対応付けて、当該モジュールが依存する他のモジュールであるプラットフォーム(PF)モジュールの配備の正常性を確認するためのPF確認モジュールの識別子を含むPF確認情報と、前記モジュールの配備の正常性を確認するための自己確認モジュールの識別子を含む自己確認情報と、の内の少なくとも一方を含む構成情報を記憶し、前記モジュールを処理装置に配備し、前記構成情報を参照し、前記モジュールの配備前における、前記処理装置上での前記PF確認モジュールによる前記PFモジュールの配備の正常性の確認と、前記モジュールの配備後における、前記処理装置上での前記自己確認モジュールによる前記モジュールの配備の正常性の確認と、の内の少なくとも一方を行う、処理を実行させるプログラムを格納する。
本発明の効果は、システム構築時におけるシステムの正常性の確認をより効率的に行うことができることである。
本発明の第1の実施の形態の特徴的な構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における、配備システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における、モジュール間の依存関係の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、構成情報300の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、構成情報300の他の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、正常性確認方法の概略を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、構築リストの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、システム構築処理を示すフローチャートである 本発明の第1の実施の形態における、構築リスト生成処理(ステップS12)の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における、ノード処理(ステップS1204)の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における、モジュール配備処理(ステップS17)の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における、構成情報300の例を示す図である。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の第1の実施の形態について説明する。
はじめに、本発明の第1の実施の形態の構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態における、配備システムの構成を示すブロック図である。
図2を参照すると、配備システムは、開発環境1、外部レポジトリ2、配備装置100、及び、処理装置200を含む。
配備装置100は、ITシステムを構成する、OS、ミドルウェア(MW)、アプリケーション(AP)等のプログラムモジュール(以下、モジュールとする)を処理装置200に配備することにより、システムを構築する。ここで、配備とは、処理装置200にモジュールを送信して、処理装置200内のインストール用プログラムにより当該モジュールのインストールを行うことである。
配備装置100は、各モジュールの構成情報300に記述された依存関係に従って、各モジュールを処理装置200に配備する。
図3は、本発明の第1の実施形態における、モジュール間の依存関係の例を示す図である。図3において、矩形はモジュール、矩形間の矢印は依存関係を示す。ここで、矢印の元のモジュールを処理装置200に配備するためには、矢印の先のモジュールが処理装置200に配備されていることが必要である。すなわち、矢印の元のモジュールは、矢印の先のモジュールに依存する。図3の例では、モジュール「AP1」がモジュール「Tomcat」と「PostgreSQL」に、モジュール「Tomcat」がモジュール「Java(登録商標)」に依存する。なお、矢印の先のモジュールを、矢印の元のモジュールに対するプラットフォーム(PF)モジュール、または、下位モジュール、矢印の元のモジュールを、矢印の先のモジュールに対する上位モジュールと呼ぶ。また、あるモジュールからPFモジュールを辿ることにより得られるモジュール群を、当該モジュールのプラットフォームと呼ぶ。
本発明の第1の実施の形態では、各モジュールが依存するPFモジュールが先に処理装置200に配備されるように、各モジュールの配備の順序が決定される。
配備装置100は、モジュール管理部101、モジュール記憶部102、構成情報管理部103、構成情報記憶部104、配備部105、正常性確認部106、及び、構築要求入力部107を含む。
モジュール管理部101は、システムを構築するために必要なモジュールを開発環境1や外部レポジトリ2から取得し、モジュール記憶部102に保存する。モジュール管理部101は、例えば、APモジュールを開発環境1から取得し、OSモジュールやMWモジュール等、複数のシステム間で共通なモジュールを外部レポジトリ2から取得する。
構成情報管理部103は、各モジュールの構成情報300を、開発環境1、または、外部レポジトリ2から取得し、構成情報記憶部104に保存する。
図4、図5は、本発明の第1の実施の形態における、構成情報300の例を示す図である。構成情報300はモジュール毎に設定される。
構成情報300は、モジュール情報310、1以上のPFモジュール情報320、及び、自己確認情報330を含む。
ここで、モジュール情報310は、モジュール識別子311、及び、モジュール識別子311で示されるモジュール(配備対象モジュール)のファイル識別子312を含む。なお、配備対象モジュールが、当該モジュールをインストールするための情報とともに、パッケージファイルに格納されている場合、ファイル識別子312は、パッケージファイルの識別子でもよい。
PFモジュール情報320は、配備対象モジュールに対するPFモジュールの識別子であるPFモジュール識別子321、及び、PF確認情報322を含む。PF確認情報322には、PF確認モジュールのモジュール種別323、及び、ファイル識別子324を含む。
PF確認モジュールは、配備対象モジュールを配備する前に、PFモジュールの配備の正常性を確認するために用いるモジュール(プログラムやスクリプト)であり、PFモジュール、または、OS上に配備、実行される。PF確認モジュールのモジュール種別323が「deploy」の場合、PF確認モジュールは、PFモジュール上に配備される。モジュール種別323が「standalone」の場合、PF確認モジュールは、OS上に直接配備される。
PF確認モジュールは、例えば、PFモジュールが配備されたときに生成される所定のファイルや起動される所定のプロセスの有無をもとに、PFモジュールの配備の正常性を確認する。また、PF確認モジュールは、PFモジュールが配備されたときにOS等により生成されるログの所定の文字列の有無をもとに、正常性を確認してもよい。
また、PF確認モジュールは、PFモジュールの所定の関数やAPI(Application Program Interface)を呼び出し、所定の戻り値が得られるかどうかにより、PFモジュールの配備の正常性を確認してもよい。さらに、PF確認モジュールは、PFモジュールに、所定のスクリプト、及び、データを与え、所定の結果が得られるかどうかにより、PFモジュールの配備の正常性を確認してもよい。
なお、PF確認モジュールは、配備対象モジュールが利用するファイル、プロセス、関数、API等について、上述の確認をしてもよい。
自己確認情報330は、自己確認モジュールのモジュール種別331、及び、ファイル識別子332を含む。
自己確認モジュールは、配備対象モジュールの配備後に、当該配備対象モジュールの配備の正常性を確認するために用いるモジュール(プログラムやスクリプト)であり、配備対象モジュール、または、OS上に配備、実行される。自己確認モジュールのモジュール種別331が「deploy」の場合、自己確認モジュールは、配備対象モジュール上に配備される。モジュール種別331が「standalone」の場合、自己確認モジュールは、OS上に直接配備される。
自己確認モジュールは、PF確認モジュールと同様に、例えば、配備対象モジュールが配備されたときに生成される所定のファイルや起動される所定のプロセスの有無をもとに、配備対象モジュールの配備の正常性を確認する。また、自己確認モジュールは、配備対象モジュールが配備されたときにOS等により生成されるログの所定の文字列の有無をもとに、正常性を確認してもよい。
また、自己確認モジュールは、PF確認モジュールと同様に、配備対象モジュールの所定の関数やAPIを呼び出し、所定の戻り値が得られるかどうかにより、配備対象モジュールの配備の正常性を確認してもよい。さらに、自己確認モジュールは、配備対象モジュールに、所定のスクリプト、及び、データを与え、所定の結果が得られるかどうかにより、配備対象モジュールの配備の正常性を確認してもよい。
図4の例は、モジュール識別子311「AP1」のAPモジュールに関する構成情報300である。この場合、モジュール「AP1」が動作するためには、PFモジュール識別子321が「Tomcat」、「PostgreSQL」のPFモジュールが必要である。また、PFモジュール「Tomcat」、「PostgreSQL」の配備の正常性の確認は、それぞれ、ファイル識別子324「Pf4AP1.war」、「PSQLAP1.sql」のPF確認モジュールにより行われる。さらに、モジュール「AP1」の配備の正常性の確認は、ファイル識別子332「Ap1self」の自己確認モジュールにより行われる。
各モジュールの開発者等は、当該モジュールに関するPF確認モジュール、及び、自己確認モジュールを予め生成し、これらのモジュールの種別やファイル識別子を、当該モジュールの構成情報300におけるPF確認情報322、及び、自己確認情報330に、それぞれ設定する。
そして、モジュール管理部101は、生成されたPF確認モジュール、及び、自己確認モジュールを、開発環境1、または、外部レポジトリ2から取得し、モジュール記憶部102に保存する。また、構成情報管理部103は、生成された構成情報300を、開発環境1、または、外部レポジトリ2から取得し、構成情報記憶部104に保存する。
なお、構成情報300は、XML(Extensible Markup Language)等、他の形式で記述されてもよい。また、配備対象モジュールが依存するPFモジュールが存在しない場合、PFモジュール情報320は設定されていなくてもよい。また、PFモジュールや配備対象モジュールの配備の正常性の確認が不要な場合、PF確認情報322や自己確認情報330は設定されていなくてもよい。
配備部105は、プロビジョニング部108、APモジュール配備部109、MW配備部110、OS配備部111、仮想マシン(VM)配備部112、及び、ネットワーク(NW)配備部113を含む。
プロビジョニング部108は、システムを構成する各モジュールの構成情報300をもとに、各モジュールを処理装置200に配備する。ここで、プロビジョニング部108は、VM配備部112、及び、NW配備部113を用いて、処理装置200上に、システムを構築するための仮想サーバ202を生成する。また、プロビジョニング部108は、APモジュール配備部109、MW配備部110、及び、OS配備部111を用いて、各モジュールを、生成した仮想サーバ202に配備する。
正常性確認部106は、PF確認モジュールによるPFモジュールの配備の正常性の確認、及び、自己確認モジュールによる配備対象モジュールの配備の正常性の確認を行う。
構築要求入力部107は、利用者等からのシステム構築要求の入力を受け付ける。
処理装置200は、例えば、通信機能を持つ基本OSやインストールプログラム等を備えたコンピュータである。処理装置200は、VMモニタやハイパーバイザ等の仮想化基盤201を含む。仮想化基盤201は、配備部105からの要求に応じて、仮想サーバ202を生成し、生成された仮想サーバ202へ、配備部105から受信した各モジュールを配備する。仮想サーバ202は、配備された各モジュールの処理を実行する。
なお、配備装置100はCPU(Central Processing Unit)とプログラムを記憶した記憶媒体を含み、プログラムに基づく制御によって動作するコンピュータであってもよい。また、モジュール記憶部102と、構成情報記憶部104とは、それぞれ個別の記憶媒体でも、1つの記憶媒体によって構成されてもよい。
次に、本発明の第1の実施の形態における配備装置100の動作について説明する。
はじめに、本発明の第1の実施の形態における、正常性確認方法の概略を説明する。図6は、本発明の第1の実施の形態における、正常性確認方法の概略を示す図である。
ここで、配備対象モジュールに対するプラットフォームが既に配備されている(図6の状態1)と仮定する。正常性確認部106は、配備対象モジュールの構成情報300を参照し、モジュール記憶部102から取得したPF確認モジュールを処理装置200に配備し、PFモジュールの配備の正常性を確認する(状態2)。正常に配備されていることが確認された場合、プロビジョニング部108は、構成情報300を参照し、モジュール記憶部102から取得した配備対象モジュールを処理装置200に配備する(状態3)。正常性確認部106は、構成情報300を参照し、モジュール記憶部102から取得した自己確認モジュールを処理装置200に配備し、配備対象モジュールの配備の正常性を確認する(状態4)。正常に配備されていることが確認された場合、配備対象モジュール以下のモジュール群を新たなプラットフォームとして(状態5)、配備対象モジュールの上位モジュールの配備が行われる。
このように、本発明の第1の実施の形態においては、システムを構成するモジュールの内の下位モジュールから順に各モジュールを配備していく過程で、配備対象モジュールの配備前における、配備対象モジュールの観点でのPFモジュールの配備の正常性の確認、及び、配備対象モジュールの配備後における、配備対象モジュールの観点での配備対象モジュールの配備の正常性の確認が繰り返される。
次に、本発明の第1の実施の形態における、システム構築処理について説明する。図8は、本発明の第1の実施の形態における、システム構築処理を示すフローチャートである。
はじめに、構築要求入力部107は、利用者等から構築対象システムが指定されたシステム構築要求の入力を受け付ける(ステップS11)。ここで、構築対象システムは、例えば、システムの最上位のモジュールであるAPモジュールの識別子により指定される。
例えば、構築要求入力部107は、構築対象のシステムのAPモジュールの識別子「AP1」を受信する。
プロビジョニング部108は、構築リストを生成する(ステップS12)。
図7は、本発明の第1の実施の形態における、構築リストの例を示す図である。構築リストは、システムの構築において配備すべきモジュールの構成情報300が、配備される順序で配置されたリストである。
図9は、本発明の第1の実施の形態における、構築リスト生成処理(ステップS12)の詳細を示すフローチャートである。ここでは、依存関係で関連付けられた構成情報300を有向グラフとみなし、グラフ理論におけるトポロジカルソートのアルゴリズムに基づいて、構築リストを生成する。
はじめに、プロビジョニング部108は、構築リストを初期化する(ステップS1201)。プロビジョニング部108は、構成情報記憶部104から、ステップS11で指定されたAPモジュールの構成情報300を取得する。そして、プロビジョニング部108は、PFモジュール識別子321で指定されるPFモジュールの構成情報300の取得を再帰的に繰り返すことにより、配備すべきモジュールを特定し、各モジュールの構成情報300を抽出する(ステップS1202)。ここで、モジュール間の依存関係は、相互参照や循環を構成しないものと仮定する。
例えば、プロビジョニング部108は、「AP1」の構成情報300(図4)から、PFモジュール識別子321を再帰的に取得し、モジュール「AP1」、「Tomcat」、「PostgreSQL」、「Java」を配備すべきモジュールとして特定し、各モジュールの構成情報300を取得する。
プロビジョニング部108は、取得した構成情報300の中の一つを選択し(ステップS1203)、選択した構成情報300を指定して、後述するノード処理を実行する(ステップS1204)。プロビジョニング部108は、ステップS1202で抽出された全ての構成情報300について、ステップS1203、S1204を繰り返す(ステップS1205)。
例えば、プロビジョニング部108は、モジュール「AP1」、「Tomcat」、「PostgreSQL」、「Java」のそれぞれの構成情報300を指定して、ノード処理を実行する。
図10は、本発明の第1の実施の形態における、ノード処理(ステップS1204)の詳細を示すフローチャートである。
はじめに、プロビジョニング部108は、指定された構成情報300が処理済であるかどうかを判定する(ステップS12041)。指定された構成情報300が処理済の場合(ステップS12041/Y)、プロビジョニング部108は、処理を終了する。指定された構成情報300が処理済でない場合(ステップS12041/N)、プロビジョニング部108は、指定された構成情報300を処理済に設定する(ステップS12042)。プロビジョニング部108は、指定された構成情報300内のPFモジュール識別子321を全て抽出する(ステップS12043)。
PFモジュール識別子321が存在しない場合(ステップS12044/N)、プロビジョニング部108は、ステップS12048の処理へ進む。
PFモジュール識別子321が存在する場合(ステップS12044/Y)、プロビジョニング部108は、抽出されたPFモジュールの中の一つを選択し、当該PFモジュールの構成情報300を取得する(ステップS12045)。プロビジョニング部108は、取得された構成情報300を指定して、ノード処理(ステップS12041〜)を再帰的に実行する(ステップS12046)。プロビジョニング部108は、ステップS12043で抽出された全てのPFモジュールについて、ステップS12045、S12046を繰り返す(ステップS12047)。プロビジョニング部108は、指定された構成情報300を構築リストに追加する(ステップS12048)。
例えば、ステップS1204において、モジュール「AP1」の構成情報300(図4)が指定されてノード処理が実行される。プロビジョニング部108は、モジュール「AP1」の構成情報300を処理済に設定する。プロビジョニング部108は、モジュール「AP1」の構成情報300からPFモジュール識別子321「Tomcat」、「PostgreSQL」を抽出する。
プロビジョニング部108は、モジュール「Tomcat」の構成情報300(図5)を指定して、ノード処理を実行する。
プロビジョニング部108は、モジュール「Tomcat」の構成情報300を処理済に設定する。プロビジョニング部108は、モジュール「Tomcat」の構成情報300からPFモジュール識別子321「Java」を抽出する。プロビジョニング部108は、モジュール「Java」を指定して、ノード処理を実行する。
プロビジョニング部108は、モジュール「Java」の構成情報300を処理済に設定する。ここで、モジュール「Java」の構成情報300には、PFモジュール情報320が設定されていないと仮定する。プロビジョニング部108は、モジュール「Java」の構成情報300にPFモジュール識別子321が存在しないため、モジュール「Java」の構成情報300を構築リストの先頭に追加する。
次に、プロビジョニング部108は、モジュール「Tomcat」の構成情報300を構築リストに追加する。
さらに、プロビジョニング部108は、モジュール「PostgreSQL」を指定して、ノード処理を実行する。プロビジョニング部108は、モジュール「PostgreSQL」の構成情報300を処理済に設定する。ここで、モジュール「PostgreSQL」の構成情報300には、PFモジュール情報320が設定されていないと仮定する。プロビジョニング部108は、モジュール「PostgreSQL」の構成情報300にPFモジュール識別子321が存在しないため、モジュール「PostgreSQL」の構成情報300を構築リストに追加する。
そして、プロビジョニング部108は、モジュール「AP1」の構成情報300を構築リストに追加する。
さらに、ステップS1204において、モジュール「Tomcat」、「PostgreSQL」、「Java」のそれぞれの構成情報300が指定されて、ノード処理が実行されるが、これらの構成情報300は、既に処理済となっているため、構築リストは変化しない。
例えば、上記の構成リスト生成処理(ステップS12)の結果、図7のように、モジュール「Java」、「Tomcat」、「PostgreSQL」、「AP1」の順序で構成情報300が配置された構築リストが生成される。
なお、各モジュールが依存するPFモジュールが先に配備されるように各モジュールの配備の順序が決定されれば、トポロジカルソートの他のアルゴリズムを用いる等、他の方法により、構築リストが生成されてもよい。
構成リスト生成処理が終了すると、プロビジョニング部108は、VM配備部112、及び、NW配備部113を介してシステムを構築するための仮想サーバ202の生成を仮想化基盤201に要求する(ステップS13)。
仮想サーバ202が生成できない場合(ステップS14/N)、プロビジョニング部108は、「構築エラー」を出力して(ステップS15)、処理を終了する。
仮想サーバ202が生成できた場合(ステップS14/Y)、プロビジョニング部108は、生成された構築リストの先頭から構成情報300を一つ取得し(ステップS16)、取得した構成情報300を指定して、後述のモジュール配備処理を実行する(ステップS17)。モジュール配備処理が終了すると、プロビジョニング部108は、モジュール配備処理が正常に終了したかどうかを判定する(ステップS18)。
モジュール配備処理が正常に終了していない場合(ステップS18/N)、プロビジョニング部108は、「構築エラー」を出力して(ステップS15)、処理を終了する。
プロビジョニング部108は、構築リストに含まれる全ての構成情報300について、ステップS16〜S18を繰り返す(ステップS19)。構築リストに含まれる全ての構成情報300について、モジュール配備処理が正常に終了した場合、プロビジョニング部108は、「構築正常終了」を出力して(ステップS20)、処理を終了する。
例えば、プロビジョニング部108は、図7の構築リストに含まれる、モジュール「Java」、「Tomcat」、「PostgreSQL」、「AP1」のそれぞれの構成情報300を指定して、順番に、モジュール配備処理を実行する。
図11は、本発明の第1の実施の形態における、モジュール配備処理(ステップS17)の詳細を示すフローチャートである。
はじめに、正常性確認部106は、指定された構成情報300から、PF確認情報322を全て抽出する(ステップS1701)。
PF確認情報322が存在しない場合(ステップS1702/N)、正常性確認部106は、ステップS1708の処理へ進む。
PF確認情報322が存在する場合(ステップS1702/Y)、正常性確認部106は、抽出されたPF確認情報322の中の一つを選択する(ステップS1703)。正常性確認部106は、選択したPF確認情報322内のファイル識別子324で示されるPF確認モジュールのファイルをモジュール記憶部102から取得する。正常性確認部106は、配備部109〜111を介して処理装置200にPF確認モジュールを配備し、実行を指示する(ステップS1704)。PF確認モジュールの処理が終了すると、正常性確認部106は、PF確認モジュールの配備を解除(アンインストール)する(ステップS1705)。
PF確認モジュールの実行の結果、PFモジュールの配備の正常性が確認できなかった場合(ステップS1706/N)、正常性確認部106は、エラーを出力し(ステップS1713)、処理を終了する。
正常性確認部106は、ステップS1701で抽出された全てのPF確認情報322について、ステップS1703〜S1706を繰り返す(ステップS1707)。
プロビジョニング部108は、構成情報300から、モジュール情報310を抽出する。プロビジョニング部108は、モジュール情報310のファイル識別子312で示される配備対象モジュールのファイルをモジュール記憶部102から取得する。プロビジョニング部108は、配備部109〜111を介して配備対象モジュールを処理装置200に配備する(ステップS1708)。
正常性確認部106は、構成情報300から、自己確認情報330を抽出する(ステップS1709)。正常性確認部106は、抽出した自己確認情報330内のファイル識別子332で示される自己確認モジュールのファイルをモジュール記憶部102から取得する。正常性確認部106は、配備部109〜111を介して自己確認モジュールを処理装置200に配備し、実行を指示する(ステップS1710)。自己確認モジュールの処理が終了すると、正常性確認部106は、自己確認モジュールの配備を解除(アンインストール)する(ステップS1711)。
自己確認モジュールの実行の結果、配備対象モジュールの配備の正常性が確認できなかった場合(ステップS1712/N)、正常性確認部106は、「配備エラー」を出力し(ステップS1713)、処理を終了する。
配備対象モジュールの配備の正常性が確認できた場合(ステップS1712/Y)、正常性確認部106は、「配備正常終了」を出力し(ステップS1714)、処理を終了する。
例えば、ステップS17において、モジュール「Java」のモジュール配備処理が実行された後で、モジュール「Tomcat」の構成情報300(図5)が指定されてモジュール配備処理が実行されると仮定する。この場合、正常性確認部106は、PF確認情報322のファイル識別子324で示されるPF確認モジュールのファイル「Pf4Tomcat」を取得し、処理装置200に配備する。正常性確認部106は、PF確認モジュールの実行により、PFモジュール「Java」の配備の正常性を確認する。PFモジュール「Java」が正常に配備されている場合、正常性確認部106は、モジュール情報310のファイル識別子312で示される配備対象モジュールのファイル「apache−tomcat−6.0.35.tgz」を取得し、当該ファイルを用いて、配備対象モジュール「Tomcat」を処理装置200に配備する。さらに、正常性確認部106は、自己確認情報330のファイル識別子332で示される自己確認モジュールのファイル「Tomcatself」を取得し、処理装置200に配備する。正常性確認部106は、自己確認モジュールの実行により、配備対象モジュール「Tomcat」の配備の正常性を確認する。配備対象モジュール「Tomcat」が正常に配備されている場合、正常性確認部106は、「配備正常終了」を出力する。
さらに、モジュール「PostgreSQL」のモジュール配備処理が実行された後で、モジュール「AP1」の構成情報300(図4)が指定されてモジュール配備処理が実行されると仮定する。この場合、正常性確認部106は、PF確認情報322のファイル識別子324で示されるPF確認モジュールのファイル「Pf4AP1.war」を取得し、処理装置200に配備する。正常性確認部106は、PF確認モジュールの実行により、PFモジュール「Tomcat」の配備の正常性を確認する。また、正常性確認部106は、PF確認情報322のファイル識別子324で示されるPF確認モジュールのファイル「PSQL4AP1.sql」を取得し、処理装置200に配備する。正常性確認部106は、PF確認モジュールの実行により、PFモジュール「PostgreSQL」の配備の正常性を確認する。PFモジュール「Tomcat」及び「PostgreSQL」が正常に配備されている場合、正常性確認部106は、モジュール情報310のファイル識別子312で示される配備対象モジュールのファイル「ap1Module.war」を取得し、当該ファイルを用いて、配備対象モジュール「AP1」を処理装置200に配備する。さらに、正常性確認部106は、自己確認情報330のファイル識別子332で示される自己確認モジュールのファイル「AP1self」を取得し、処理装置200に配備する。正常性確認部106は、自己確認モジュールの実行により、配備対象モジュール「AP1」の配備の正常性を確認する。配備対象モジュール「AP1」が正常に配備されている場合、正常性確認部106は、「配備正常終了」を出力する。
そして、プロビジョニング部108は、モジュール「Java」、「Tomcat」、「PostgreSQL」、「AP1」の全てのモジュールについて、配備処理が正常に終了した場合、「構築正常終了」を出力する。
以上により、本発明の第1の実施の形態の動作が完了する。
次に、本発明の第1の実施の形態の特徴的な構成を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の特徴的な構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、配備装置100は、構成情報記憶部104、及び、正常性確認部106を含む。
構成情報記憶部104は、システムを構成するモジュールの識別子に対応付けて、当該モジュールが依存する他のモジュールであるプラットフォーム(PF)モジュールの配備の正常性を確認するためのPF確認モジュールの識別子を含むPF確認情報322と、モジュールの配備の正常性を確認するための自己確認モジュールの識別子を含む自己確認情報330と、の内の少なくとも一方を含む構成情報300を記憶する。
正常性確認部106は、構成情報300を参照し、モジュールの処理装置への配備前における、処理装置200上でのPF確認モジュールによるPFモジュールの配備の正常性の確認と、モジュールの処理装置への配備後における、処理装置200上での自己確認モジュールによるモジュールの配備の正常性の確認と、の内の少なくとも一方を行う。
本発明の第1の実施の形態によれば、システム構築時におけるシステムの正常性の確認をより効率的に行うことができる。その理由は、システムを構成するモジュールの構成情報300が、PF確認モジュール、及び、自己確認モジュールの識別子を含み、正常性確認部106が、システムを構成する各モジュールの配備において、PF確認モジュールによるPFモジュールの配備の正常性の確認と、自己確認モジュールによる配備対象モジュールの配備の正常性の確認とを行うためである。これにより、構築するシステム毎に、正常性を確認するための手順を定義する必要はなく、開発者の負担が低減する。
また、本発明の第1の実施の形態によれば、システム構築に失敗した場合、システムを構成するモジュールを配備する手順の内のどの手順で失敗したかを容易に確認できる。その理由は、上記の通り、正常性確認部106が、システムを構成する各モジュールの配備において、PFモジュールの配備の正常性の確認と、配備対象モジュールの配備の正常性の確認とを行うためである。これにより、どのモジュールの配備で失敗したかを、容易に特定できる。また、これにより、配備に失敗した原因が、PFモジュールによるものか、配備対象のモジュールによるものかを容易に特定できる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本発明の第1の実施の形態では、システムを構成する各モジュールの配備において、PFモジュールの配備の正常性の確認と、配備対象モジュールの配備の正常性の確認とを行う。このため、構築されるシステムの信頼性は向上するが、システムの構築に時間を要する。
本発明の第2の実施の形態では、重要度と信頼性閾値に応じて、PFモジュールの配備の正常性の確認、及び、配備対象モジュールの配備の正常性の確認を行うかどうかを判断する点において、本発明の第1の実施の形態と異なる。
本発明の第2の実施の形態の構成は、本発明の第1の実施の形態の構成(図2)と同様である。
図12は、本発明の第2の実施の形態における、構成情報300の例を示す図である。PF確認情報322は、PF確認モジュールのモジュール種別323、及び、ファイル識別子324に加えて、重要度325を含む。重要度325は、PFモジュールの配備の正常性確認の重要度を示す。また、自己確認情報330は、自己確認モジュールの種別331、及び、ファイル識別子332に加えて、重要度333を含む。重要度333は、配備対象モジュールの配備の正常性確認の重要度を示す。なお、ここでは、重要度325、重要度333の各々の値が大きいほど、重要性が高いと仮定する。
正常性確認部106は、重要度325と信頼性閾値に応じて、PFモジュールの配備の正常性の確認を行うかどうかを判断する。また、正常性確認部106は、重要度333と信頼性閾値に応じて、配備対象モジュールの配備の正常性の確認を行うかどうかを判断する。
次に、本発明の第2の実施の形態における配備装置100の動作について説明する。
本発明の第2の実施の形態では、利用者等からのシステム構築要求に、APモジュールの識別子に加えて、信頼性閾値が指定される。
図11のモジュール配備処理において、ステップS1703でPF確認情報322が選択された後で、正常性確認部106は、選択したPF確認情報322内の重要度325を、信頼性閾値と比較する。そして、正常性確認部106は、重要度325が信頼性閾値以上の場合は、PF確認モジュールによるPFモジュールの配備の正常性の確認(ステップS1704〜S1706)を実行し、信頼性閾値未満の場合は、省略する。
また、ステップS1709で自己確認情報330が抽出された後で、正常性確認部106は、抽出した自己確認情報330内の重要度333を、信頼性閾値と比較する。そして、正常性確認部106は、重要度333が信頼性閾値以上の場合は、自己確認モジュールによる配備対象モジュールの配備の正常性の確認(ステップS1710〜S1712)を実行し、信頼性閾値未満の場合は、省略する。
以上により、本発明の第2の実施の形態の動作が完了する。
本発明の第2の実施の形態によれば、本発明の第1の実施の形態に比べて、システムの構築時間が短縮できる。その理由は、正常性確認部106が、正常性の確認の重要度と信頼性閾値とを比較することにより、PFモジュールの配備の正常性の確認、及び、配備対象モジュールの配備の正常性の確認を行うかどうかを判断するためである。これにより、配備を失敗する可能性が少ないモジュールや、重要性の低いモジュールについては、重要度の値を小さくすることにより、配備の正常性の確認を省略でき、システムの構築時間を短縮できる。また、ディザスタリカバリなど、緊急性が要求されるシステム構築では、信頼性閾値を大きくすることにより、最低限のモジュールについて配備の正常性の確認を行うことができ、高速にシステムを構築できる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2012年6月4日に出願された日本出願特願2012−127259を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 開発環境
2 外部レポジトリ
100 配備装置
101 モジュール管理部
102 モジュール記憶部
103 構成情報管理部
104 構成情報記憶部
105 配備部
106 正常性確認部
107 構築要求入力部
108 プロビジョニング部
109 APモジュール配備部
110 MW配備部
111 OS配備部
112 VM配備部
113 NW配備部
200 処理装置
201 仮想化基盤
202 仮想サーバ
300 構成情報
310 モジュール情報
311 モジュール識別子
312 ファイル識別子
320 PFモジュール情報
321 PFモジュール識別子
322 PF確認情報
323 モジュール種別
324 ファイル識別子
325 重要度
330 自己確認情報
331 モジュール種別
332 ファイル識別子
333 重要度

Claims (11)

  1. システムを構成するモジュールの識別子に対応付けて、当該モジュールが依存する他のモジュールであるプラットフォーム(PF)モジュールの配備の正常性を確認するためのPF確認モジュールの識別子を含むPF確認情報と、前記モジュールの配備の正常性を確認するための自己確認モジュールの識別子を含む自己確認情報と、の内の少なくとも一方を含む構成情報を記憶する構成情報記憶手段と、
    前記構成情報を参照し、前記モジュールの処理装置への配備前における、前記処理装置上での前記PF確認モジュールによる前記PFモジュールの配備の正常性の確認と、前記モジュールの前記処理装置への配備後における、前記処理装置上での前記自己確認モジュールによる前記モジュールの配備の正常性の確認と、の内の少なくとも一方を行う正常性確認手段と、を備える配備装置。
  2. さらに、前記モジュールを前記処理装置に配備する配備手段を備える請求項1に記載の配備装置。
  3. 前記構成情報記憶手段は、前記システムを構成する複数の前記モジュールの各々の識別子に対応付けて、前記構成情報を記憶し、
    前記構成情報は、さらに、前記PFモジュールの識別子を含み、
    前記配備手段は、前記複数の前記モジュールの各々の前記構成情報を参照し、前記複数の前記モジュールの各々の前記PFモジュールが当該モジュールよりも前に前記処理装置に配備されるように前記複数の前記モジュールの配備の順序を決定し、当該決定した順序に従って前記複数の前記モジュールの各々を配備し、
    前記正常性確認手段は、前記複数の前記モジュールの各々を配備する場合に、前記PF確認モジュールによる前記PFモジュールの配備の正常性の確認と、前記自己確認モジュールによる前記モジュールの配備の正常性の確認と、の内の少なくとも一方を行う請求項2に記載の配備装置。
  4. 前記配備手段は、前記PF確認モジュールによる前記PFモジュールの配備の正常性の確認の結果、前記PFモジュールの配備が正常に行われている場合、前記モジュールを前記処理装置に配備する請求項2または3に記載の配備装置。
  5. 前記配備手段は、前記自己確認モジュールによる前記モジュールの配備の正常性の確認の結果、前記モジュールの配備が正常に行われている場合、当該モジュールを前記PFモジュールとする前記モジュールの配備を行う請求項2乃至4のいずれかに記載の配備装置。
  6. 前記PF確認情報は、さらに、前記PFモジュールの配備の正常性の確認の重要度を含み、
    前記正常性確認手段は、前記PFモジュールの配備の正常性の確認の重要度と入力された閾値とを比較することにより、前記PFモジュールの配備の正常性の確認を行うかどうかを判断する請求項1乃至5のいずれかに記載の配備装置。
  7. 前記自己確認情報は、さらに、前記モジュールの配備の正常性の確認の重要度を含み、
    前記正常性確認手段は、前記モジュールの配備の正常性の確認の重要度と入力された閾値とを比較することにより、前記モジュールの配備の正常性の確認を行うかどうかを判断する請求項1乃至6のいずれかに記載の配備装置。
  8. 前記PF確認モジュールは、前記PFモジュールが配備されたときに生成される所定のファイルの有無、前記PFモジュールが配備されたときに起動される所定のプロセスの有無、前記PFモジュールが配備されたときに生成されるログの所定の文字列の有無、及び、前記PFモジュールの所定の関数の実行結果の内の少なくとも一つを基に、前記PFモジュールの配備の正常性の確認を行う請求項1乃至7のいずれかに記載の配備装置。
  9. 前記自己確認モジュールは、前記モジュールが配備されたときに生成される所定のファイルの有無、前記モジュールが配備されたときに起動される所定のプロセスの有無、前記モジュールが配備されたときに生成されるログの所定の文字列の有無、及び、前記モジュールの所定の関数の実行結果の内の少なくとも一つを基に、前記モジュールの配備の正常性の確認を行う請求項1乃至8のいずれかに記載の配備装置。
  10. システムを構成するモジュールの識別子に対応付けて、当該モジュールが依存する他のモジュールであるプラットフォーム(PF)モジュールの配備の正常性を確認するためのPF確認モジュールの識別子を含むPF確認情報と、前記モジュールの配備の正常性を確認するための自己確認モジュールの識別子を含む自己確認情報と、の内の少なくとも一方を含む構成情報を記憶し、
    前記モジュールを処理装置に配備し、
    前記構成情報を参照し、前記モジュールの配備前における、前記処理装置上での前記PF確認モジュールによる前記PFモジュールの配備の正常性の確認と、前記モジュールの配備後における、前記処理装置上での前記自己確認モジュールによる前記モジュールの配備の正常性の確認と、の内の少なくとも一方を行う、配備方法。
  11. コンピュータに、
    システムを構成するモジュールの識別子に対応付けて、当該モジュールが依存する他のモジュールであるプラットフォーム(PF)モジュールの配備の正常性を確認するためのPF確認モジュールの識別子を含むPF確認情報と、前記モジュールの配備の正常性を確認するための自己確認モジュールの識別子を含む自己確認情報と、の内の少なくとも一方を含む構成情報を記憶し、
    前記モジュールを処理装置に配備し、
    前記構成情報を参照し、前記モジュールの配備前における、前記処理装置上での前記PF確認モジュールによる前記PFモジュールの配備の正常性の確認と、前記モジュールの配備後における、前記処理装置上での前記自己確認モジュールによる前記モジュールの配備の正常性の確認と、の内の少なくとも一方を行う、処理を実行させるプログラムを格納する、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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