JPWO2013080393A1 - 充電装置、被充電装置 - Google Patents

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Abstract

レコーダ(100)は、スマートフォン(200)に対して電力供給を行う非接触充電モジュール(160)と、スマートフォン(200)との通信を行うWiFiモジュール(170)と、スマートフォン(200)からの問い合わせを受け付けると、非接触充電モジュール(160)がスマートフォン(200)に対して電力供給を行っているか否かを示す充電情報を、スマートフォン(200)に対して通知させるマイコン(130)と、を備える。

Description

本発明は充電装置に関し、特に、外部機器を充電できる充電装置に関する。また、本発明は被充電装置に関し、特に、外部機器からの充電を受け付けられる被充電装置に関する。
特許文献1は、携帯電話端末に対して無接点にて充電が可能な無接点充電装置を開示する。この無接点充電装置は、平面コイルを用いて無接点にて携帯電話端末に対して充電用電力を伝送する。この無接点充電装置は、携帯電話端末に対して電力を伝送するのに先立ち、充電用電力伝送の許可認証と、携帯電話端末へのデータ配信の許可認証のための認証用の情報信号とを用いて携帯電話端末の認証を行う。この無接点充電装置は、認証ができた時には、予め用意した充電引換配信データを携帯電話端末へ送信する。その後、この無接点充電装置は、その携帯電話端末への充電電力の伝送を行う。
これにより、この無接点充電装置は、ACアダプタやコネクタを用いずに携帯電話端末を充電できる。また、この無接点充電装置は、認証用情報信号に基づいて携帯電話端末へのデータ配信を行うため、携帯電話端末のユーザにとって不要なデータの配信を行うことがない。また、この無接点充電装置は、充電用電力の伝送をデータ配信と引き換えに行うため、複雑な電気料金の計算や設備を要せず且つ電力供給による不利益を被ることなく、携帯電話端末へ充電電力を供給できる。
特開2008−295191号公報
(発明が解決しようとする課題)
上記特許文献1に開示されている無接点充電装置は、充電用電力を伝送する平面コイルを用いて、許可認証のための情報信号の送信を行う。従って、上記特許文献1に開示されている無接点充電装置においては、電力の充電先の装置と、データの送信先の装置とが異なるということが生じない。
しかしながら、無接点充電に関しては平面コイルを介して行い、データの送信に関しては平面コイルとは別の系を介して行う場合には、充電先の装置と、データの送信先の装置が異なってしまう場合も生じうる。
本発明は、自装置が充電している被充電装置のみからデータを受信できる充電装置を提供することを目的とする。また、本発明は、自装置が充電を受け付けている充電装置にのみデータを送信できる被充電装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するために、本発明にかかる充電装置は、外部機器に対して電力供給を行う充電部と、外部機器と通信を行う通信部と、通信部を介して、外部機器からの問い合わせを受け付けると、充電部が電力供給を行っているか否かを示す充電情報を、問い合わせを受け付けた外部機器に対して通知するよう通信部を制御する制御部と、を備える。
また、本発明にかかる被充電装置は、外部機器に対して電力供給を受け付ける被充電部と、外部機器と通信を行う通信部と、コンテンツを記憶する記憶部と、通信部を介して外部機器から取得した外部機器が電力供給を行っているか否かを示す充電情報の内容に応じて、記憶部に記憶しているコンテンツの全部又は一部を外部機器に送信するよう通信部を制御する制御部と、を備える。
(発明の効果)
本発明によれば、自装置が充電している被充電装置のみからデータを受信できる充電装置を提供できる。また、本発明によれば、自装置が充電を受け付けている充電装置にのみデータを送信できる被充電装置を提供できる。
実施の携帯1のレコーダとスマートフォンの外観模式図 実施の形態1のレコーダとスマートフォンのブロック図 実施の形態1のレコーダの制御を示すフローチャート 実施の形態1における充電状態フラグと充電開始時刻とについて説明するための模式図 実施の形態1のレコーダの制御を示すフローチャート 実施の形態1のスマートフォンの制御を示すフローチャート 実施の形態1のレコーダとスマートフォンの動作例を示すフローチャート 実施の形態1のスマートフォンの画面における表示例を示す図
本発明をレコーダとスマートフォンとに適用した実施の形態1について図面を用いて説明する。
1.実施の形態1
1−1.概要
本実施形態の概要について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態にかかる充電システム1の外観模式図である。充電システム1は、レコーダ100とスマートフォン200とによって構成されている。レコーダ100は、画像データ等のデータを記憶するレコーダである。スマートフォン200は、画像データ等のデータを記憶するスマートフォンである。レコーダ100は、非接触充電モジュール160を介して、スマートフォン200に含まれるバッテリに対して無接触充電を行える。
また、レコーダ100は、スマートフォン200が記憶している画像データ等のデータをスマートフォン200と無線LAN通信することで受信できる。レコーダ100は、スマートフォン200から受信したデータを内部のHDDに記録できる。
レコーダ100は、自装置が充電を行っているスマートフォン200からのみ画像データ等のデータを受信する。また、スマートフォン200は、自装置が充電を受け付けているレコーダ100にのみ画像データ等のデータを送信する。
なお、レコーダ100は、スマートフォン200にとっての外部機器であり、スマートフォン200は、レコーダ100にとっての外部機器である。
1−2.構成
本実施の形態にかかるレコーダ100の構成について図2を用いて説明する。図2は、レコーダ100とスマートフォン200の構成を示すブロック図である。
レコーダ100は、アンテナ110を介して放送を受信する。レコーダ100は、受信した放送に対してマイコン130により圧縮等の各種画像処理を施し動画像データを生成する。レコーダ100は、生成した動画像データをHDD180に記録する。また、レコーダ100は、HDD180に記録している動画像データをマイコン130により復号等の各種画像処理を施す。レコーダ100は、復号後のデータをHDMIモジュール190を介して外部のテレビ等に出力する。また、レコーダ100は、AC電源150を介して取得した電力を、非接触充電モジュール160を介してスマートフォン200等の外部機器のバッテリに伝送する。
スマートフォン200は、3Gアンテナ240を介して、他のスマートフォン等と通信を行う。スマートフォン200は、3Gアンテナ240を介して他のスマートフォン等から受信した音声に対して、マイコン250により各種処理を行う。スマートフォン200は、処理後の音声をスピーカ245から出力する。また、スマートフォン200は、マイク246を介して入力を受け付けた音声に対して、マイコン250により各種処理を行う。スマートフォン200は、処理後の音声データを3Gアンテナ240を介して他のスマートフォン等に送信する。また、スマートフォン200は、カメラ230により撮像した画像データに対してマイコン250により圧縮等の各種画像処理を施し動画像データを生成する。スマートフォン200は、生成した動画像データをメモリカード275に記録する。スマートフォン200は、非接触被充電モジュール210を介して外部機器から受信した電力をバッテリ220に充電する。
以下、レコーダ100とスマートフォン200の各構成について詳細に説明する。まずはレコーダ100の詳細について説明する。
1−2−1.レコーダ100の構成
レコーダ100は、アンテナ110、チューナ120、マイコン130(制御部の一例)、フラッシュメモリ135、サブマイコン140、AC電源150、非接触充電モジュール160(充電部の一例)、WiFiモジュール170(通信部の一例)、リモコン受信部175、リモコン178、HDD180、HDMIモジュール190を備える。
アンテナ110は、放送局からの放送を受信するアンテナである。アンテナ110は、地上デジタル放送を受信するUHFアンテナ若しくはBS/CSデジタル放送を受信するためのパラボラアンテナ等で構成される。
チューナ120は、アンテナ110を介して受信した電波のうち、使用者が選局しているチャンネルの電波を抽出する。チューナ120は、抽出した電波に基づいて、マイコン130が処理可能なデジタルデータを生成する。
マイコン130は、レコーダ100全体を制御する制御モジュールである。本実施形態において、マイコン130は、SOC(System On Chip)で構成される。従って、マイコン130は、CPU、メモリ、データ信号処理回路を一体として構成される。マイコン130は、高性能な半導体で構成されており処理性能が高い。一方、マイコン130は、高い消費電力を要する。そのため、マイコン130は、テレビ放送録画、ネットワーク通信等の主機能を利用する場合を除き停止している。
フラッシュメモリ135は、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ135は、レコーダ100の動作に必要となるOS(Operating System)や各種制御プログラム等を記憶している。マイコン130は、起動時にフラッシュメモリ135に記憶されているOS等を読み出す。マイコン130は、読み出したOS等をマイコン130内部のメモリに展開し、マイコン130内部のCPUで実行する。
サブマイコン140は、マイコン130とは異なりAC電源150がコンセントに接続されている限り常時動作しているマイコンである。サブマイコン140は、マイコン130と比較して処理能力が低い分、消費電力も低い。サブマイコン140は、レコーダ100のタイマー録画機能等を実現するため、内部に時計とマイコン130を起動するためのタイムスケジュールとを保持している。サブマイコン140は、内部の時計がマイコン130の次回起動時間を示した時点で、マイコン130に対して起動指示を発行する。また、サブマイコン140は、非接触充電モジュール160による外部機器への電力伝送が開始された場合にもマイコン130に起動指示を発行する。また、サブマイコン140は、リモコン受信部175を介して起動指示を受け付けた場合にもマイコン130に対して起動指示を発行する。
AC電源150は、家庭用商用電源のコンセントから電力供給を受け付ける。非接触充電モジュール160は、AC電源150から電力供給を受け付ける。非接触充電モジュール160は、電磁誘導方式により被充電装置(本実施形態では、スマートフォン200)の非接触被充電モジュール210に電力供給を行う充電モジュールである。非接触充電モジュール160は、被充電装置が非接触充電モジュール160に近接したことを検出できる。非接触充電モジュール160は、被充電装置の近接を検出するのに応じて、被充電装置への充電を開始する。また、非接触充電モジュール160は、被充電装置への充電を開始すると、その旨を示す充電開始信号をサブマイコン140に送信する。なお、非接触充電モジュール160は、ワイヤレス給電の国際標準規格である「Qi」規格に準拠している。
WiFiモジュール170は、無線LAN通信可能な通信モジュールである。WiFiモジュール170は、無線LAN通信の国際標準規格である「IEEE802.11」規格に準拠している。WiFiモジュール170は、スマートフォン200のWiFiモジュール270とIP(Internet Protocol)により通信できる。また、WiFiモジュール170は、アクセスポイント280を介して宅内機器等とIPにより通信できる。
リモコン受信部175は、リモコン178から送信される赤外線またはRF波に変調された制御信号を受信する。例えば、リモコン受信部175は、電源ON/OFF、チャンネル切替、録画開始/停止等の制御信号を受信する。リモコン受信部175は、受信した制御信号をサブマイコン140が解釈できるデジタル信号に変換する。
リモコン178は、使用者がレコーダ100を遠隔操作するための操作機器である。リモコン178には各種ボタンが設けられている。使用者が、リモコン178上のボタンを操作することにより、レコーダ100を遠隔操作できる。
HDD180は、動画像データ等を記憶する記憶装置である。HDD180は、アンテナ110を介して受信した放送番組を示す動画像データや、WiFiモジュール170を介してスマートフォン200等の外部機器から受信した画像データ等のデータを記憶する。
HDMIモジュール190は、レコーダ100とテレビ等の外部機器とを接続するインターフェースである。レコーダ100は、HDMIモジュール190を介してHDD180に記憶されている動画像データが示す動画像等を外部機器に対して出力できる。
1−2−2.スマートフォン200の構成
次に、スマートフォン200の構成の詳細について説明する。スマートフォン200は、非接触被充電モジュール210(被充電部の一例)、バッテリ220、カメラ230、3Gアンテナ240、スピーカ245、マイク246、マイコン250(制御部の一例)、フラッシュメモリ260、WiFiモジュール270(通信部の一例)、メモリカード275(記憶部の一例)、液晶モニタ278(表示部の一例)を備える。
非接触被充電モジュール210は、電磁誘導方式により非接触充電モジュール160から電力供給を受け付ける被充電モジュールである。非接触被充電モジュール210は、供給を受けた電力をバッテリ220に充電できる。非接触被充電モジュール210は、バッテリ220への充電開始とともに、バッテリ220への充電開始を示す信号をマイコン250に送信する。なお、非接触被充電モジュール210も非接触充電モジュール160と同様、ワイヤレス給電の国際標準規格である「Qi」規格に準拠している。
バッテリ220は、電力をスマートフォン200内の各モジュールに供給する電源である。本実施形態において、バッテリ220はリチウムイオン電池で構成される。バッテリ220は、非接触被充電モジュール210を介して非接触充電モジュール160から供給を受け付けた電力を蓄えられる。
カメラ230は、内部に光学系、CMOSイメージセンサを含む撮像部である。カメラ230で撮像された画像データは、マイコン250で圧縮等の各種処理が施され、メモリカード275に記録される。
3Gアンテナ240は、携帯電話基地局と通信を行う通信モジュールである。本実施形態において、3Gアンテナ240は、3G規格に準拠している。3Gアンテナ240は、携帯電話網を介した通話、データ通信に用いられる。
スピーカ245は、3Gアンテナ240を介して受信した音声データが示す音声を出力する。マイク246は、使用者から発せられた音声の入力を受け付ける。マイク246は、受け付けた音声を音声データに変換し、マイコン250に送信する。マイコン250は、音声データに圧縮等の各種処理を施し、3Gアンテナ240を介して携帯電話基地局に送信する。
マイコン250は、スマートフォン200内の各モジュールを制御する制御モジュールである。本実施形態において、マイコン250は、マイコン130と同様に、SOCで構成される。マイコン250は、起動時にフラッシュメモリ260に記憶されているOSや各種制御プログラム等を読み出す。
WiFiモジュール270は、無線LAN通信可能な通信モジュールである。WiFiモジュール270は、無線LAN通信の国際標準規格である「IEEE802.11」規格に準拠している。
液晶モニタ278は、画像を表示できる表示モニタである。液晶モニタ278はタッチパネル機能を備えている。従って、使用者は、液晶モニタ278を介して、スマートフォン200の操作を行うことができる。
1−3.動作
次に、レコーダ100、スマートフォン200の動作について図3〜図6を用いて説明する。
1−3−1.レコーダ100の動作(スマートフォン200が非接触充電モジュール160上に置かれた場合)
まず、レコーダ100が電源OFFの状態で、非接触充電モジュール160上にスマートフォン200が置かれた場合のレコーダ100の動作について図3を用いて説明する。図3は、レコーダ100の動作を説明するためのフローチャートである。
スマートフォン200が非接触充電モジュール160上に置かれると(S100)、非接触充電モジュール160は、非接触被充電モジュール210を介したバッテリ220への充電を開始する(S110)。充電を開始すると、非接触充電モジュール160は、サブマイコン140に対して充電開始信号を送信する。サブマイコン140は、充電開始信号を受信すると、マイコン130に対して起動指示を発行し、マイコン130を起動させる(S120)。また、サブマイコン140は、充電開始信号を受信すると、充電開始信号を受信した時刻に関する情報(以下、「充電開始時刻情報」という。)を内部のメモリに記憶する(S120)。また、サブマイコン140は、充電開始信号を受信すると、スマートフォン200に対して電力供給を行っているか否かを示すフラグである充電状態フラグとして「1」を内部のメモリにセットする(S120)。
ここで、ステップS120においてサブマイコン140の内部のメモリに記憶される充電状態フラグと充電開始時刻情報とについて図4を用いて説明する。図4は、充電状態フラグと充電開始時刻情報とについて説明するための模式図である。レコーダ100によるスマートフォン200に対する充電が行われていない場合には、サブマイコン140の内部のメモリには充電状態フラグとして「0」がセットされている。一方、レコーダ100によるスマートフォン200に対する充電が行われている場合には、サブマイコン140の内部のメモリには充電状態フラグとして「1」がセットされている。また、非接触充電モジュール160によりスマートフォン200の充電が開始されると、サブマイコン140は、内部のメモリに充電開始時刻情報を記憶する。具体的には、サブマイコン140は、充電開始時刻情報として、何年/何月/何日/何時/何分/何秒という情報を内部のメモリに記憶する。
ステップS120において起動指示を受け付け起動すると、マイコン130は、HDD180等の周辺モジュールの起動を指示する(S130)。周辺モジュールの起動を指示すると、マイコン130は、周辺モジュールの起動を確認した後にDLNA(Digital Living Network Alliance)サーバ機能を起動する。その後、マイコン130は、WiFiモジュール170を介してスマートフォン200からコマンドを受信するまで待機する(S140)。
ここで、DLNAについて説明する。DLNAは、IPネットワークを用いて宅内の機器間で写真、音楽、ビデオといったデータを共有するために設けられた標準通信規格である。DLNAでは、まずクライアント機器が機器検索コマンドをサーバに送信し、サーバが受信した機器検索コマンドに対して応答する。これにより、クライアント機器とサーバとが通信対象としてお互いを認識する。サーバがクライアント機器に対する応答時に送信するデータには、サーバのIPアドレスと、サーバが有する機能を識別するためのDDD(Device Description Document)のURI(Uniform Resource Identifier)とが含まれる。
ステップS140においてコマンドの受信を待機している状態で、機器検索コマンドを受信したと判断すると(S150)、マイコン130は、DDDのURIと、電力供給を行っているか否かを示す“充電情報”としてのサブマイコン140内部のメモリに記憶している充電状態フラグと、充電開始時刻情報と、現在時刻に関する情報(以下、「現在時刻情報」という。)とを、WiFiモジュール170を介してスマートフォン200へ送信するようサブマイコン140を制御する(S160)。つまり、マイコン130は、充電状態フラグとして「1」をスマートフォン200に送信し、充電開始時刻情報をスマートフォン200に送信し、現在時刻情報をスマートフォン200に送信する。スマートフォン200は、充電状態フラグと充電開始時刻情報と現在時刻情報とを参照することで、レコーダ100が自装置に対して充電を行っている外部機器(以下、「充電装置」という。)であることを認識する。スマートフォン200が、充電状態フラグと充電開始時刻情報と現在時刻情報とに基づいて、レコーダ100が自装置を充電している装置であることを認識する方法については後述する。
ステップS140においてコマンドの受信を待機している状態で、データ取得要求コマンドを受信したと判断すると(S150)、マイコン130は、WiFiモジュール170を介してスマートフォン200へDDDを送信する(S170)。DDDには、写真アップロード機能の有無、録画番組の送出機能の有無等が示されている。スマートフォン200は、DDDを取得することでレコーダ100の能力を認識する。
ステップS140においてコマンドの受信を待機している状態で、写真アップロードコマンドを受信したと判断すると(S150)、マイコン130は、WiFiモジュール170を介してスマートフォン200から受信した画像データをHDD180に記録する(S180)。
このように本実施形態におけるレコーダ100は、スマートフォン200から機器検索コマンドを受け付けると、非接触充電モジュール160がスマートフォン200に対して電力供給を行っているか否かを示す充電状態フラグをスマートフォン200に対して通知する。これにより、レコーダ100は、スマートフォン200に対して、自装置がスマートフォン200に充電中の装置であるのか、充電中の装置でないのかを知らせることができる。その結果、スマートフォン200は、自装置に充電を行っている充電装置にのみデータを送信でき、また、レコーダ100は、自装置が充電を行っている装置のみからデータを受信できる確率が向上する。
1−3−2.レコーダ100の動作(スマートフォン200が非接触充電モジュール160上に置かれていない場合)
次に、スマートフォン200が非接触充電モジュール160上に置かれていない状態で、レコーダ100の電源がONされた場合の動作について図5を用いて説明する。図5は、レコーダ100の動作を説明するためのフローチャートである。
非接触充電モジュール160上にスマートフォン200が置かれていない状態で、使用者によりリモコン178の電源ONボタンが押されると、リモコン受信部175は、電源ON指示をサブマイコン140に対して出力する。電源ON指示を受け付けると、サブマイコン140は、充電状態フラグを「0」にセットし、充電開始時刻として無効値(例えば、00/00/00 00:00:00等)を設定する(S200)。
各種情報の設定を行うと、サブマイコン140は、マイコン130に対して起動指示を発行し、マイコン130を起動させる(S210)。ステップS210〜ステップS240、ステップS260、ステップS270は、それぞれ図3におけるステップS120〜ステップS150、ステップS170、ステップS180と同様の動作である。ステップS250のみ図3のステップS160と異なる。
ステップS250における動作について説明する。ステップS230においてコマンドの受信を待機している状態で、機器検索コマンドを受信したと判断すると(S240)、マイコン130は、サブマイコン140内部のメモリに記憶している充電状態フラグと、充電開始時刻情報と、現在時刻情報とをWiFiモジュール170を介してスマートフォン200へ送信するようサブマイコン140を制御する(S250)。つまり、マイコン130は、充電状態フラグとして「0」をスマートフォン200に送信し、充電開始時刻情報として無効値をスマートフォン200に送信し、現在時刻情報を送信する(S250)。
1−3−3.スマートフォン200の動作
次に、スマートフォン200の動作について図6を用いて説明する。図6は、スマートフォン200の動作を説明するためのフローチャートである。
使用者は、スマートフォン200をレコーダ100の非接触充電モジュール160上に置ける(S300)。スマートフォン200が非接触充電モジュール160上に置かれると、非接触被充電モジュール210は、非接触充電モジュール160を介して供給を受け付けた電力のバッテリ220への充電を開始する(S310)。充電を開始すると、非接触被充電モジュール210は、マイコン250へバッテリ220への充電の開始を通知する。充電の開始の通知を受け付けると、マイコン250は、充電の開始の通知を受け付けた時刻に関する情報(以下、「被充電開始時刻情報」という。)を内部のメモリに記録する。被充電開始時刻情報を内部のメモリに記録すると、マイコン250は、WiFiモジュール270を介して外部機器に機器検索コマンドを通知(報知)する(S320)。
機器検索コマンドを通知すると、マイコン250は、外部機器からの応答があるまで待機する(S330)。外部機器からの応答(充電情報とDDDのURIを含む)を受け付けると、マイコン250は、応答内容である充電状態フラグと充電開始時刻情報と現在時刻情報とに基づいて、応答を受け付けた外部機器が自装置に対して充電を行っている充電装置であるか否かを判断する(S340)。具体的には、マイコン250は、応答を受け付けた充電状態フラグが「1」を示しており、かつ、応答を受け付けた充電開始時刻と応答を受け付けた現在時刻との差分(つまり充電経過時間)と、マイコン250の内部のメモリに記憶している被充電開始時刻と内部の時計が示す現在時刻との差分(つまり、被充電経過時間)と、が同一もしくは略同一である場合に、送信元の外部機器が自装置に対して充電中の充電装置であると判断する。一方、それ以外の場合には、マイコン250は、応答を受け付けた外部機器が自装置に対して充電中の充電装置ではないと判断する。
応答を受け付けた外部機器が自装置に対して充電中の充電装置でないと判断した場合には、マイコン250は、再度ステップS320に戻り、他の外部機器に対して、機器検索コマンドを通知(報知)する(S320)。
一方、応答を受け付けた外部機器が自装置に対して充電中の充電装置であると判断した場合には、マイコン250は、DDDのURIを用いて充電装置に対してデータ取得要求コマンドを通知する(S350)。DDDのURIに対して取得要求コマンドを通知すると、マイコン250は、外部機器からDDDを受信するまで待機する(S360)。
DDDを受信すると、マイコン250は、充電装置が写真アップロード機能に対応しているか否かを判断する(S370)。充電装置が写真アップロード機能を有していないと判断すると、マイコン250は、特別な処理を実行することなく、非接触被充電モジュール210からバッテリ220への充電処理を継続させる(S380)。一方、外部機器が写真アップロード機能を有していると判断すると、マイコン250は、メモリカード275に記憶されている写真等の画像データをWiFiモジュール270を介してレコーダ100に対して送信する(S390)。画像データの送信が完了すると、マイコン250は、非接触被充電モジュール210からバッテリ220への充電処理を継続させる(S400)。
このように、本実施形態におけるスマートフォン200は、外部機器から取得した外部機器の状態に関する情報(少なくとも、充電状態フラグ)の内容に応じて、メモリカード275に記憶している画像データの全部又は一部を外部機器に送信するようWiFiモジュール270を制御する。これにより、スマートフォン200は、自装置が充電を受け付けている充電装置にのみデータを送信できる。
1−4.レコーダ100とスマートフォン200との動作例
次に、レコーダ100がスマートフォン200に対して充電を行っている場合のレコーダ100、スマートフォン200、レコーダ300の各動作例について図7を用いて説明する。図7は、レコーダ100、スマートフォン200、レコーダ300の各動作例を説明するためのフローチャートである。
レコーダ100の電源がOFFの状態で、非接触充電モジュール160上にスマートフォン200が置かれると、レコーダ100は、スマートフォン200に対して充電を開始する(S500)。レコーダ100による充電が開始されると、スマートフォン200は、機器検索コマンドを同報通信により送信する(S510)。なお、この段階では、レコーダ100のマイコン130は未だ起動中であり、起動を完了していない。この起動には約1分を要する。また、レコーダ300は、この段階で起動が完了している。従って、起動が完了しているレコーダ300が機器検索コマンドを受信する。
機器検索コマンドを受信すると、レコーダ300は、充電状態フラグ(「0」が設定されている)と、充電開始時刻情報として設定されている無効値と、現在時刻情報と、DDDのURIとをスマートフォン200に通知する(S520)。これにより、スマートフォン200は、レコーダ300が自装置に対して充電している充電装置でないことを認識する(S530)。
レコーダ300が自装置に対して充電している充電装置ではないことを認識すると、スマートフォン200は、他の外部機器であるレコーダ100に対して機器検索コマンドを通知する(S540)。機器検索コマンドを受信すると、レコーダ100は、充電状態フラグ(「1」が設定されている)と、充電開始時刻情報(サブマイコン140内のメモリに設定されている有効な値)と、現在時刻情報と、DDDのURIとをスマートフォン200に対して通知する(S550)。これにより、スマートフォン200は、レコーダ100が自装置に対して充電している外部機器であることを認識する(S560)。
レコーダ100が自装置に対して充電している充電装置であることを認識すると、スマートフォン200は、レコーダ100に対してデータ取得要求コマンドを通知する(S570)。データ取得要求コマンドを受信すると、レコーダ100は、DDD(写真アップロード機能有を示している)をスマートフォン200に対して通知する(S580)。これにより、スマートフォン200は、レコーダ100が写真アップロード機能に対応していることを認識する。
レコーダ100が写真アップロード機能に対応していることを認識すると、スマートフォン200は、メモリカード275に記憶している写真等の画像データをレコーダ100に対して送信する(S590)。
このように、本実施形態によれば、スマートフォン200は、自装置が充電を受け付けている充電装置にのみ画像データ等のデータを送信できるし、レコーダ100は、自装置が充電している被充電装置(本実施形態では、スマートフォン200)のみから画像データ等のデータを受信できる。
2.他の実施の形態
以上、実施の形態1について説明したが、本発明は実施の形態1には限定されず他の様々な実施の形態に適用できる。他の実施形態の一例について以下に説明する。
(A)実施の形態1においては、充電装置の一例としてレコーダ100を示したが必ずしもこのような例に限定されない。例えば、充電装置としては、PCやNAS等にも適用できる。
また、実施の形態1においては、レコーダ100がスマートフォン200を充電する場合について説明したが、レコーダ100は複数の被充電装置を同時に充電することも可能である。この場合には、各被充電装置との間で上述のプロセスが実行される。
(B)実施の形態1においては、被充電装置の一例としてスマートフォン200を示したが必ずしもこのような例に限定されない。例えば、被充電装置としては、デジタルカメラやポータブル音楽プレーヤ、或いは携帯電話や充電パック等にも適用できる。
(C)実施の形態1においては、通信部の一例としてWiFiモジュール170、WiFiモジュール270を示したが必ずしもこのような例に限定されない。例えば、有線LAN、PLC、WiFiDirect等にも適用できる。
(D)実施の形態1においては、スマートフォン200に記憶されている画像データをレコーダ100に送信する例を示したが必ずしもこのような例に限定されない。例えば、レコーダ100に記憶されている番組データをスマートフォン200に送信するような場合にも適用できる。
この場合、スマートフォン200のマイコン250は、レコーダ100が電力供給を行っている場合には、レコーダ100に対してコンテンツの送信を要求するようWiFiモジュール270を制御し、レコーダ100が電力供給を行っていない場合には、レコーダ100に対してコンテンツの送信を要求するWiFiモジュール270を制御しなければよい。
(E)実施の形態1においては、スマートフォン200からの画像データの送信は、レコーダ100から充電を受けていることを認識した後に自動的に行われることとしたが、必ずしもこのような例には限定されない。例えば、スマートフォン200は、レコーダ100から充電を受け付けていることを認識した後に、コンテンツの転送を許可するか否かを使用者に問い合わせることとしてもよい。具体的には、スマートフォン200は、レコーダ100から充電を受けていることを認識された場合に、図8に示すように、コンテンツの送信指示を促す画像を液晶モニタ278に表示させる画像制御部を備えていてもよい。この場合、マイコン250は、使用者の送信指示を液晶モニタ278のタッチパネルで受け付けた場合にのみコンテンツの全部又は一部をレコーダ100に送信する。これによって、必要な場合にのみ画像データを転送することができる。なお、上述の画像制御部は、マイコン250に含まれていてもよい。
(F)実施の形態1においては、レコーダ100は、レコーダ100(非接触充電モジュール160)が電力供給を行っているか否かを示す充電情報として、充電状態フラグ、充電開始時刻情報及び現在時刻情報をスマートフォン200に送信することとしたが、充電情報は必ずしもこのような例には限定されない。
例えば、レコーダ100は、充電情報として、充電状態フラグだけをスマートフォン200に送信することとしてもよい。この場合、スマートフォン200は、充電状態フラグが「1」であれば、レコーダ100を充電装置として認識することとなる。
また、レコーダ100は、充電情報として、充電開始時刻情報及び現在時刻情報だけをスマートフォン200に送信することとしてもよい。さらに、レコーダ100は、充電情報として、充電開始時刻と現在時刻との差分(すなわち、充電経過時間)だけをスマートフォン200に送信してもよい。なお、一組の充電開始時刻情報及び現在時刻情報と充電経過時間とは、それぞれ、充電に関連する時間情報の一例である。この場合、スマートフォン200は、充電に関連する時間情報の受信のみによって、レコーダ100が充電装置であると認識することもできるが、受信した充電経過時間と自装置内での被充電経過時間とを比較することで、レコーダ100が自装置に電力供給する充電装置であることを精度良く判断できる。
また、レコーダ100は、充電情報として、スマートフォン200内のバッテリの残容量に関する残容量情報等を用いてもよい。つまり、レコーダ100は、スマートフォン200から残容量情報を非接触充電モジュール160を介して受信し、受信した残容量情報をスマートフォン200にWiFiモジュール170を介して送信する。これにより、スマートフォン200は、残容量情報の受信のみによって、レコーダ100が充電装置であると認識することもできるが、受信した残容量情報と、自装置内のバッテリの残容量の情報とを比較することで、レコーダ100が自装置に電力供給する充電装置であるか否かを精度良く判断できる。
このように、充電情報には、充電状態フラグ、充電に関連する時間情報(一組の充電開始時刻情報及び現在時刻情報、又は、充電経過時間)及び残容量情報のうち少なくとも一つが含まれていればよい。充電情報に含まれる情報が多い程、スマートフォン200は、レコーダ100が自装置に電力供給する充電装置であるか否かを精度良く判断できる。
(G)実施の形態1において、レコーダ100は、スマートフォン200に無接触充電を行いながら、スマートフォン200と無線通信を行うこととしたが、これに限られるものではない。本発明は、充電経路と通信経路とが2系統に分かれているケースに適用可能である。従って、レコーダ100は、スマートフォン200に対して接触充電(例えば、ケーブルを介した充電)を行ってもよいし、スマートフォン200と有線通信を行ってもよい。
(附記)
本発明の他の特徴を以下に附記する。
(i)本発明に係る被充電装置は、充電装置からの電力供給を受け付ける被充電部と、外部機器との通信を行う通信部と、コンテンツを記憶する記憶部と、画像を表示する表示部と、前記通信部を介して外部機器から取得した該外部機器が電力供給を行っているか否かに関する充電情報の内容に応じて、前記コンテンツの前記外部機器への送信指示を促す画像を前記表示部に表示させる画像表示部と、前記送信指示に応じて、前記記憶部に記憶しているコンテンツの全部又は一部を前記外部機器に送信するよう前記通信部を制御する制御部と、を備える。
(ii)本発明に係る充電システムは、被充電装置と、充電装置と、を備える。被充電装置は、電力供給を受け付け可能な被充電部と、通信可能な第1通信部と、コンテンツを記憶する記憶部と、前記被充電部が電力供給を受け付けた場合に、問い合わせを前記第1通信部から報知させる第1制御部と、を有する。充電装置は、非接触で電力供給可能な充電部と、無線通信可能な第2通信部と、前記第2通信部を介して受信される前記問い合わせに応じて、前記充電部が電力供給を行っているか否かを示す充電情報を、前記第2通信部から前記被充電装置へ送信させる第2制御部と、を有する。前記第1制御部は、前記第1通信部を介して受信される前記充電情報に基づいて、前記被充電部の電力供給元が前記被充電装置であると判定された場合に、前記コンテンツの全部又は一部を前記第1通信部から前記充電装置へ送信させる。
本発明はレコーダや充電クレードル等の充電装置に適用できる。また、本発明は携帯電話やスマートフォンやデジタルカメラ等の被充電装置に適用できる。
100 レコーダ
110 アンテナ
120 チューナ
130 マイコン
135 フラッシュメモリ
140 サブマイコン
150 AC電源
160 非接触充電モジュール
170 WiFiモジュール
175 リモコン受信部
178 リモコン
180 HDD
190 HDMIモジュール
200 スマートフォン
210 非接触被充電モジュール
220 バッテリ
230 カメラ
240 3Gアンテナ
245 スピーカ
246 マイク
250 マイコン
260 フラッシュメモリ
270 WiFiモジュール
275 メモリカード
278 液晶モニタ
280 アクセスポイント
本発明は充電装置に関し、特に、外部機器を充電できる充電装置に関する。また、本発明は被充電装置に関し、特に、外部機器からの充電を受け付けられる被充電装置に関する。
特許文献1は、携帯電話端末に対して無接点にて充電が可能な無接点充電装置を開示する。この無接点充電装置は、平面コイルを用いて無接点にて携帯電話端末に対して充電用電力を伝送する。この無接点充電装置は、携帯電話端末に対して電力を伝送するのに先立ち、充電用電力伝送の許可認証と、携帯電話端末へのデータ配信の許可認証のための認証用の情報信号とを用いて携帯電話端末の認証を行う。この無接点充電装置は、認証ができた時には、予め用意した充電引換配信データを携帯電話端末へ送信する。その後、この無接点充電装置は、その携帯電話端末への充電電力の伝送を行う。
これにより、この無接点充電装置は、ACアダプタやコネクタを用いずに携帯電話端末を充電できる。また、この無接点充電装置は、認証用情報信号に基づいて携帯電話端末へのデータ配信を行うため、携帯電話端末のユーザにとって不要なデータの配信を行うことがない。また、この無接点充電装置は、充電用電力の伝送をデータ配信と引き換えに行うため、複雑な電気料金の計算や設備を要せず且つ電力供給による不利益を被ることなく、携帯電話端末へ充電電力を供給できる。
特開2008−295191号公報
(発明が解決しようとする課題)
上記特許文献1に開示されている無接点充電装置は、充電用電力を伝送する平面コイルを用いて、許可認証のための情報信号の送信を行う。従って、上記特許文献1に開示されている無接点充電装置においては、電力の充電先の装置と、データの送信先の装置とが異なるということが生じない。
しかしながら、無接点充電に関しては平面コイルを介して行い、データの送信に関しては平面コイルとは別の系を介して行う場合には、充電先の装置と、データの送信先の装置が異なってしまう場合も生じうる。
本発明は、自装置が充電している被充電装置のみからデータを受信できる充電装置を提供することを目的とする。また、本発明は、自装置が充電を受け付けている充電装置にのみデータを送信できる被充電装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するために、本発明にかかる充電装置は、外部機器に対して電力供給を行う充電部と、外部機器と通信を行う通信部と、通信部を介して、外部機器からの問い合わせを受け付けると、充電部が電力供給を行っているか否かを示す充電情報を、問い合わせを受け付けた外部機器に対して通知するよう通信部を制御する制御部と、を備える。
また、本発明にかかる被充電装置は、外部機器に対して電力供給を受け付ける被充電部と、外部機器と通信を行う通信部と、コンテンツを記憶する記憶部と、通信部を介して外部機器から取得した外部機器が電力供給を行っているか否かを示す充電情報の内容に応じて、記憶部に記憶しているコンテンツの全部又は一部を外部機器に送信するよう通信部を制御する制御部と、を備える。
(発明の効果)
本発明によれば、自装置が充電している被充電装置のみからデータを受信できる充電装置を提供できる。また、本発明によれば、自装置が充電を受け付けている充電装置にのみデータを送信できる被充電装置を提供できる。
実施の携帯1のレコーダとスマートフォンの外観模式図 実施の形態1のレコーダとスマートフォンのブロック図 実施の形態1のレコーダの制御を示すフローチャート 実施の形態1における充電状態フラグと充電開始時刻とについて説明するための模式図 実施の形態1のレコーダの制御を示すフローチャート 実施の形態1のスマートフォンの制御を示すフローチャート 実施の形態1のレコーダとスマートフォンの動作例を示すフローチャート 実施の形態1のスマートフォンの画面における表示例を示す図
本発明をレコーダとスマートフォンとに適用した実施の形態1について図面を用いて説明する。
1.実施の形態1
1−1.概要
本実施形態の概要について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態にかかる充電システム1の外観模式図である。充電システム1は、レコーダ100とスマートフォン200とによって構成されている。レコーダ100は、画像データ等のデータを記憶するレコーダである。スマートフォン200は、画像データ等のデータを記憶するスマートフォンである。レコーダ100は、非接触充電モジュール160を介して、スマートフォン200に含まれるバッテリに対して無接触充電を行える。
また、レコーダ100は、スマートフォン200が記憶している画像データ等のデータをスマートフォン200と無線LAN通信することで受信できる。レコーダ100は、スマートフォン200から受信したデータを内部のHDDに記録できる。
レコーダ100は、自装置が充電を行っているスマートフォン200からのみ画像データ等のデータを受信する。また、スマートフォン200は、自装置が充電を受け付けているレコーダ100にのみ画像データ等のデータを送信する。
なお、レコーダ100は、スマートフォン200にとっての外部機器であり、スマートフォン200は、レコーダ100にとっての外部機器である。
1−2.構成
本実施の形態にかかるレコーダ100の構成について図2を用いて説明する。図2は、レコーダ100とスマートフォン200の構成を示すブロック図である。
レコーダ100は、アンテナ110を介して放送を受信する。レコーダ100は、受信した放送に対してマイコン130により圧縮等の各種画像処理を施し動画像データを生成する。レコーダ100は、生成した動画像データをHDD180に記録する。また、レコーダ100は、HDD180に記録している動画像データをマイコン130により復号等の各種画像処理を施す。レコーダ100は、復号後のデータをHDMI(登録商標)モジュール190を介して外部のテレビ等に出力する。また、レコーダ100は、AC電源150を介して取得した電力を、非接触充電モジュール160を介してスマートフォン200等の外部機器のバッテリに伝送する。
スマートフォン200は、3Gアンテナ240を介して、他のスマートフォン等と通信を行う。スマートフォン200は、3Gアンテナ240を介して他のスマートフォン等から受信した音声に対して、マイコン250により各種処理を行う。スマートフォン200は、処理後の音声をスピーカ245から出力する。また、スマートフォン200は、マイク246を介して入力を受け付けた音声に対して、マイコン250により各種処理を行う。スマートフォン200は、処理後の音声データを3Gアンテナ240を介して他のスマートフォン等に送信する。また、スマートフォン200は、カメラ230により撮像した画像データに対してマイコン250により圧縮等の各種画像処理を施し動画像データを生成する。スマートフォン200は、生成した動画像データをメモリカード275に記録する。スマートフォン200は、非接触被充電モジュール210を介して外部機器から受信した電力をバッテリ220に充電する。
以下、レコーダ100とスマートフォン200の各構成について詳細に説明する。まずはレコーダ100の詳細について説明する。
1−2−1.レコーダ100の構成
レコーダ100は、アンテナ110、チューナ120、マイコン130(制御部の一例)、フラッシュメモリ135、サブマイコン140、AC電源150、非接触充電モジュール160(充電部の一例)、WiFiモジュール170(通信部の一例)、リモコン受信部175、リモコン178、HDD180、HDMI(登録商標)モジュール190を備える。
アンテナ110は、放送局からの放送を受信するアンテナである。アンテナ110は、地上デジタル放送を受信するUHFアンテナ若しくはBS/CSデジタル放送を受信するためのパラボラアンテナ等で構成される。
チューナ120は、アンテナ110を介して受信した電波のうち、使用者が選局しているチャンネルの電波を抽出する。チューナ120は、抽出した電波に基づいて、マイコン130が処理可能なデジタルデータを生成する。
マイコン130は、レコーダ100全体を制御する制御モジュールである。本実施形態において、マイコン130は、SOC(System On Chip)で構成される。従って、マイコン130は、CPU、メモリ、データ信号処理回路を一体として構成される。マイコン130は、高性能な半導体で構成されており処理性能が高い。一方、マイコン130は、高い消費電力を要する。そのため、マイコン130は、テレビ放送録画、ネットワーク通信等の主機能を利用する場合を除き停止している。
フラッシュメモリ135は、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ135は、レコーダ100の動作に必要となるOS(Operating System)や各種制御プログラム等を記憶している。マイコン130は、起動時にフラッシュメモリ135に記憶されているOS等を読み出す。マイコン130は、読み出したOS等をマイコン130内部のメモリに展開し、マイコン130内部のCPUで実行する。
サブマイコン140は、マイコン130とは異なりAC電源150がコンセントに接続されている限り常時動作しているマイコンである。サブマイコン140は、マイコン130と比較して処理能力が低い分、消費電力も低い。サブマイコン140は、レコーダ100のタイマー録画機能等を実現するため、内部に時計とマイコン130を起動するためのタイムスケジュールとを保持している。サブマイコン140は、内部の時計がマイコン130の次回起動時間を示した時点で、マイコン130に対して起動指示を発行する。また、サブマイコン140は、非接触充電モジュール160による外部機器への電力伝送が開始された場合にもマイコン130に起動指示を発行する。また、サブマイコン140は、リモコン受信部175を介して起動指示を受け付けた場合にもマイコン130に対して起動指示を発行する。
AC電源150は、家庭用商用電源のコンセントから電力供給を受け付ける。非接触充電モジュール160は、AC電源150から電力供給を受け付ける。非接触充電モジュール160は、電磁誘導方式により被充電装置(本実施形態では、スマートフォン200)の非接触被充電モジュール210に電力供給を行う充電モジュールである。非接触充電モジュール160は、被充電装置が非接触充電モジュール160に近接したことを検出できる。非接触充電モジュール160は、被充電装置の近接を検出するのに応じて、被充電装置への充電を開始する。また、非接触充電モジュール160は、被充電装置への充電を開始すると、その旨を示す充電開始信号をサブマイコン140に送信する。なお、非接触充電モジュール160は、ワイヤレス給電の国際標準規格である「Qi」規格に準拠している。
WiFiモジュール170は、無線LAN通信可能な通信モジュールである。WiFiモジュール170は、無線LAN通信の国際標準規格である「IEEE802.11」規格に準拠している。WiFiモジュール170は、スマートフォン200のWiFiモジュール270とIP(Internet Protocol)により通信できる。また、WiFiモジュール170は、アクセスポイント280を介して宅内機器等とIPにより通信できる。
リモコン受信部175は、リモコン178から送信される赤外線またはRF波に変調された制御信号を受信する。例えば、リモコン受信部175は、電源ON/OFF、チャンネル切替、録画開始/停止等の制御信号を受信する。リモコン受信部175は、受信した制御信号をサブマイコン140が解釈できるデジタル信号に変換する。
リモコン178は、使用者がレコーダ100を遠隔操作するための操作機器である。リモコン178には各種ボタンが設けられている。使用者が、リモコン178上のボタンを操作することにより、レコーダ100を遠隔操作できる。
HDD180は、動画像データ等を記憶する記憶装置である。HDD180は、アンテナ110を介して受信した放送番組を示す動画像データや、WiFiモジュール170を介してスマートフォン200等の外部機器から受信した画像データ等のデータを記憶する。
HDMI(登録商標)モジュール190は、レコーダ100とテレビ等の外部機器とを接続するインターフェースである。レコーダ100は、HDMI(登録商標)モジュール190を介してHDD180に記憶されている動画像データが示す動画像等を外部機器に対して出力できる。
1−2−2.スマートフォン200の構成
次に、スマートフォン200の構成の詳細について説明する。スマートフォン200は、非接触被充電モジュール210(被充電部の一例)、バッテリ220、カメラ230、3Gアンテナ240、スピーカ245、マイク246、マイコン250(制御部の一例)、フラッシュメモリ260、WiFiモジュール270(通信部の一例)、メモリカード275(記憶部の一例)、液晶モニタ278(表示部の一例)を備える。
非接触被充電モジュール210は、電磁誘導方式により非接触充電モジュール160から電力供給を受け付ける被充電モジュールである。非接触被充電モジュール210は、供給を受けた電力をバッテリ220に充電できる。非接触被充電モジュール210は、バッテリ220への充電開始とともに、バッテリ220への充電開始を示す信号をマイコン250に送信する。なお、非接触被充電モジュール210も非接触充電モジュール160と同様、ワイヤレス給電の国際標準規格である「Qi」規格に準拠している。
バッテリ220は、電力をスマートフォン200内の各モジュールに供給する電源である。本実施形態において、バッテリ220はリチウムイオン電池で構成される。バッテリ220は、非接触被充電モジュール210を介して非接触充電モジュール160から供給を受け付けた電力を蓄えられる。
カメラ230は、内部に光学系、CMOSイメージセンサを含む撮像部である。カメラ230で撮像された画像データは、マイコン250で圧縮等の各種処理が施され、メモリカード275に記録される。
3Gアンテナ240は、携帯電話基地局と通信を行う通信モジュールである。本実施形態において、3Gアンテナ240は、3G規格に準拠している。3Gアンテナ240は、携帯電話網を介した通話、データ通信に用いられる。
スピーカ245は、3Gアンテナ240を介して受信した音声データが示す音声を出力する。マイク246は、使用者から発せられた音声の入力を受け付ける。マイク246は、受け付けた音声を音声データに変換し、マイコン250に送信する。マイコン250は、音声データに圧縮等の各種処理を施し、3Gアンテナ240を介して携帯電話基地局に送信する。
マイコン250は、スマートフォン200内の各モジュールを制御する制御モジュールである。本実施形態において、マイコン250は、マイコン130と同様に、SOCで構成される。マイコン250は、起動時にフラッシュメモリ260に記憶されているOSや各種制御プログラム等を読み出す。
WiFiモジュール270は、無線LAN通信可能な通信モジュールである。WiFiモジュール270は、無線LAN通信の国際標準規格である「IEEE802.11」規格に準拠している。
液晶モニタ278は、画像を表示できる表示モニタである。液晶モニタ278はタッチパネル機能を備えている。従って、使用者は、液晶モニタ278を介して、スマートフォン200の操作を行うことができる。
1−3.動作
次に、レコーダ100、スマートフォン200の動作について図3〜図6を用いて説明する。
1−3−1.レコーダ100の動作(スマートフォン200が非接触充電モジュール160上に置かれた場合)
まず、レコーダ100が電源OFFの状態で、非接触充電モジュール160上にスマートフォン200が置かれた場合のレコーダ100の動作について図3を用いて説明する。図3は、レコーダ100の動作を説明するためのフローチャートである。
スマートフォン200が非接触充電モジュール160上に置かれると(S100)、非接触充電モジュール160は、非接触被充電モジュール210を介したバッテリ220への充電を開始する(S110)。充電を開始すると、非接触充電モジュール160は、サブマイコン140に対して充電開始信号を送信する。サブマイコン140は、充電開始信号を受信すると、マイコン130に対して起動指示を発行し、マイコン130を起動させる(S120)。また、サブマイコン140は、充電開始信号を受信すると、充電開始信号を受信した時刻に関する情報(以下、「充電開始時刻情報」という。)を内部のメモリに記憶する(S120)。また、サブマイコン140は、充電開始信号を受信すると、スマートフォン200に対して電力供給を行っているか否かを示すフラグである充電状態フラグとして「1」を内部のメモリにセットする(S120)。
ここで、ステップS120においてサブマイコン140の内部のメモリに記憶される充電状態フラグと充電開始時刻情報とについて図4を用いて説明する。図4は、充電状態フラグと充電開始時刻情報とについて説明するための模式図である。レコーダ100によるスマートフォン200に対する充電が行われていない場合には、サブマイコン140の内部のメモリには充電状態フラグとして「0」がセットされている。一方、レコーダ100によるスマートフォン200に対する充電が行われている場合には、サブマイコン140の内部のメモリには充電状態フラグとして「1」がセットされている。また、非接触充電モジュール160によりスマートフォン200の充電が開始されると、サブマイコン140は、内部のメモリに充電開始時刻情報を記憶する。具体的には、サブマイコン140は、充電開始時刻情報として、何年/何月/何日/何時/何分/何秒という情報を内部のメモリに記憶する。
ステップS120において起動指示を受け付け起動すると、マイコン130は、HDD180等の周辺モジュールの起動を指示する(S130)。周辺モジュールの起動を指示すると、マイコン130は、周辺モジュールの起動を確認した後にDLNA(Digital Living Network Alliance)サーバ機能を起動する。その後、マイコン130は、WiFiモジュール170を介してスマートフォン200からコマンドを受信するまで待機する(S140)。
ここで、DLNAについて説明する。DLNAは、IPネットワークを用いて宅内の機器間で写真、音楽、ビデオといったデータを共有するために設けられた標準通信規格である。DLNAでは、まずクライアント機器が機器検索コマンドをサーバに送信し、サーバが受信した機器検索コマンドに対して応答する。これにより、クライアント機器とサーバとが通信対象としてお互いを認識する。サーバがクライアント機器に対する応答時に送信するデータには、サーバのIPアドレスと、サーバが有する機能を識別するためのDDD(Device Description Document)のURI(Uniform Resource Identifier)とが含まれる。
ステップS140においてコマンドの受信を待機している状態で、機器検索コマンドを受信したと判断すると(S150)、マイコン130は、DDDのURIと、電力供給を行っているか否かを示す“充電情報”としてのサブマイコン140内部のメモリに記憶している充電状態フラグと、充電開始時刻情報と、現在時刻に関する情報(以下、「現在時刻情報」という。)とを、WiFiモジュール170を介してスマートフォン200へ送信するようサブマイコン140を制御する(S160)。つまり、マイコン130は、充電状態フラグとして「1」をスマートフォン200に送信し、充電開始時刻情報をスマートフォン200に送信し、現在時刻情報をスマートフォン200に送信する。スマートフォン200は、充電状態フラグと充電開始時刻情報と現在時刻情報とを参照することで、レコーダ100が自装置に対して充電を行っている外部機器(以下、「充電装置」という。)であることを認識する。スマートフォン200が、充電状態フラグと充電開始時刻情報と現在時刻情報とに基づいて、レコーダ100が自装置を充電している装置であることを認識する方法については後述する。
ステップS140においてコマンドの受信を待機している状態で、データ取得要求コマンドを受信したと判断すると(S150)、マイコン130は、WiFiモジュール170を介してスマートフォン200へDDDを送信する(S170)。DDDには、写真アップロード機能の有無、録画番組の送出機能の有無等が示されている。スマートフォン200は、DDDを取得することでレコーダ100の能力を認識する。
ステップS140においてコマンドの受信を待機している状態で、写真アップロードコマンドを受信したと判断すると(S150)、マイコン130は、WiFiモジュール170を介してスマートフォン200から受信した画像データをHDD180に記録する(S180)。
このように本実施形態におけるレコーダ100は、スマートフォン200から機器検索コマンドを受け付けると、非接触充電モジュール160がスマートフォン200に対して電力供給を行っているか否かを示す充電状態フラグをスマートフォン200に対して通知する。これにより、レコーダ100は、スマートフォン200に対して、自装置がスマートフォン200に充電中の装置であるのか、充電中の装置でないのかを知らせることができる。その結果、スマートフォン200は、自装置に充電を行っている充電装置にのみデータを送信でき、また、レコーダ100は、自装置が充電を行っている装置のみからデータを受信できる確率が向上する。
1−3−2.レコーダ100の動作(スマートフォン200が非接触充電モジュール160上に置かれていない場合)
次に、スマートフォン200が非接触充電モジュール160上に置かれていない状態で、レコーダ100の電源がONされた場合の動作について図5を用いて説明する。図5は、レコーダ100の動作を説明するためのフローチャートである。
非接触充電モジュール160上にスマートフォン200が置かれていない状態で、使用者によりリモコン178の電源ONボタンが押されると、リモコン受信部175は、電源ON指示をサブマイコン140に対して出力する。電源ON指示を受け付けると、サブマイコン140は、充電状態フラグを「0」にセットし、充電開始時刻として無効値(例えば、00/00/00 00:00:00等)を設定する(S200)。
各種情報の設定を行うと、サブマイコン140は、マイコン130に対して起動指示を発行し、マイコン130を起動させる(S210)。ステップS210〜ステップS240、ステップS260、ステップS270は、それぞれ図3におけるステップS120〜ステップS150、ステップS170、ステップS180と同様の動作である。ステップS250のみ図3のステップS160と異なる。
ステップS250における動作について説明する。ステップS230においてコマンドの受信を待機している状態で、機器検索コマンドを受信したと判断すると(S240)、マイコン130は、サブマイコン140内部のメモリに記憶している充電状態フラグと、充電開始時刻情報と、現在時刻情報とをWiFiモジュール170を介してスマートフォン200へ送信するようサブマイコン140を制御する(S250)。つまり、マイコン130は、充電状態フラグとして「0」をスマートフォン200に送信し、充電開始時刻情報として無効値をスマートフォン200に送信し、現在時刻情報を送信する(S250)。
1−3−3.スマートフォン200の動作
次に、スマートフォン200の動作について図6を用いて説明する。図6は、スマートフォン200の動作を説明するためのフローチャートである。
使用者は、スマートフォン200をレコーダ100の非接触充電モジュール160上に置ける(S300)。スマートフォン200が非接触充電モジュール160上に置かれると、非接触被充電モジュール210は、非接触充電モジュール160を介して供給を受け付けた電力のバッテリ220への充電を開始する(S310)。充電を開始すると、非接触被充電モジュール210は、マイコン250へバッテリ220への充電の開始を通知する。充電の開始の通知を受け付けると、マイコン250は、充電の開始の通知を受け付けた時刻に関する情報(以下、「被充電開始時刻情報」という。)を内部のメモリに記録する。被充電開始時刻情報を内部のメモリに記録すると、マイコン250は、WiFiモジュール270を介して外部機器に機器検索コマンドを通知(報知)する(S320)。
機器検索コマンドを通知すると、マイコン250は、外部機器からの応答があるまで待機する(S330)。外部機器からの応答(充電情報とDDDのURIを含む)を受け付けると、マイコン250は、応答内容である充電状態フラグと充電開始時刻情報と現在時刻情報とに基づいて、応答を受け付けた外部機器が自装置に対して充電を行っている充電装置であるか否かを判断する(S340)。具体的には、マイコン250は、応答を受け付けた充電状態フラグが「1」を示しており、かつ、応答を受け付けた充電開始時刻と応答を受け付けた現在時刻との差分(つまり充電経過時間)と、マイコン250の内部のメモリに記憶している被充電開始時刻と内部の時計が示す現在時刻との差分(つまり、被充電経過時間)と、が同一もしくは略同一である場合に、送信元の外部機器が自装置に対して充電中の充電装置であると判断する。一方、それ以外の場合には、マイコン250は、応答を受け付けた外部機器が自装置に対して充電中の充電装置ではないと判断する。
応答を受け付けた外部機器が自装置に対して充電中の充電装置でないと判断した場合には、マイコン250は、再度ステップS320に戻り、他の外部機器に対して、機器検索コマンドを通知(報知)する(S320)。
一方、応答を受け付けた外部機器が自装置に対して充電中の充電装置であると判断した場合には、マイコン250は、DDDのURIを用いて充電装置に対してデータ取得要求コマンドを通知する(S350)。DDDのURIに対して取得要求コマンドを通知すると、マイコン250は、外部機器からDDDを受信するまで待機する(S360)。
DDDを受信すると、マイコン250は、充電装置が写真アップロード機能に対応しているか否かを判断する(S370)。充電装置が写真アップロード機能を有していないと判断すると、マイコン250は、特別な処理を実行することなく、非接触被充電モジュール210からバッテリ220への充電処理を継続させる(S380)。一方、外部機器が写真アップロード機能を有していると判断すると、マイコン250は、メモリカード275に記憶されている写真等の画像データをWiFiモジュール270を介してレコーダ100に対して送信する(S390)。画像データの送信が完了すると、マイコン250は、非接触被充電モジュール210からバッテリ220への充電処理を継続させる(S400)。
このように、本実施形態におけるスマートフォン200は、外部機器から取得した外部機器の状態に関する情報(少なくとも、充電状態フラグ)の内容に応じて、メモリカード275に記憶している画像データの全部又は一部を外部機器に送信するようWiFiモジュール270を制御する。これにより、スマートフォン200は、自装置が充電を受け付けている充電装置にのみデータを送信できる。
1−4.レコーダ100とスマートフォン200との動作例
次に、レコーダ100がスマートフォン200に対して充電を行っている場合のレコーダ100、スマートフォン200、レコーダ300の各動作例について図7を用いて説明する。図7は、レコーダ100、スマートフォン200、レコーダ300の各動作例を説明するためのフローチャートである。
レコーダ100の電源がOFFの状態で、非接触充電モジュール160上にスマートフォン200が置かれると、レコーダ100は、スマートフォン200に対して充電を開始する(S500)。レコーダ100による充電が開始されると、スマートフォン200は、機器検索コマンドを同報通信により送信する(S510)。なお、この段階では、レコーダ100のマイコン130は未だ起動中であり、起動を完了していない。この起動には約1分を要する。また、レコーダ300は、この段階で起動が完了している。従って、起動が完了しているレコーダ300が機器検索コマンドを受信する。
機器検索コマンドを受信すると、レコーダ300は、充電状態フラグ(「0」が設定されている)と、充電開始時刻情報として設定されている無効値と、現在時刻情報と、DDDのURIとをスマートフォン200に通知する(S520)。これにより、スマートフォン200は、レコーダ300が自装置に対して充電している充電装置でないことを認識する(S530)。
レコーダ300が自装置に対して充電している充電装置ではないことを認識すると、スマートフォン200は、他の外部機器であるレコーダ100に対して機器検索コマンドを通知する(S540)。機器検索コマンドを受信すると、レコーダ100は、充電状態フラグ(「1」が設定されている)と、充電開始時刻情報(サブマイコン140内のメモリに設定されている有効な値)と、現在時刻情報と、DDDのURIとをスマートフォン200に対して通知する(S550)。これにより、スマートフォン200は、レコーダ100が自装置に対して充電している外部機器であることを認識する(S560)。
レコーダ100が自装置に対して充電している充電装置であることを認識すると、スマートフォン200は、レコーダ100に対してデータ取得要求コマンドを通知する(S570)。データ取得要求コマンドを受信すると、レコーダ100は、DDD(写真アップロード機能有を示している)をスマートフォン200に対して通知する(S580)。これにより、スマートフォン200は、レコーダ100が写真アップロード機能に対応していることを認識する。
レコーダ100が写真アップロード機能に対応していることを認識すると、スマートフォン200は、メモリカード275に記憶している写真等の画像データをレコーダ100に対して送信する(S590)。
このように、本実施形態によれば、スマートフォン200は、自装置が充電を受け付けている充電装置にのみ画像データ等のデータを送信できるし、レコーダ100は、自装置が充電している被充電装置(本実施形態では、スマートフォン200)のみから画像データ等のデータを受信できる。
2.他の実施の形態
以上、実施の形態1について説明したが、本発明は実施の形態1には限定されず他の様々な実施の形態に適用できる。他の実施形態の一例について以下に説明する。
(A)実施の形態1においては、充電装置の一例としてレコーダ100を示したが必ずしもこのような例に限定されない。例えば、充電装置としては、PCやNAS等にも適用できる。
また、実施の形態1においては、レコーダ100がスマートフォン200を充電する場合について説明したが、レコーダ100は複数の被充電装置を同時に充電することも可能である。この場合には、各被充電装置との間で上述のプロセスが実行される。
(B)実施の形態1においては、被充電装置の一例としてスマートフォン200を示したが必ずしもこのような例に限定されない。例えば、被充電装置としては、デジタルカメラやポータブル音楽プレーヤ、或いは携帯電話や充電パック等にも適用できる。
(C)実施の形態1においては、通信部の一例としてWiFiモジュール170、WiFiモジュール270を示したが必ずしもこのような例に限定されない。例えば、有線LAN、PLC、WiFiDirect等にも適用できる。
(D)実施の形態1においては、スマートフォン200に記憶されている画像データをレコーダ100に送信する例を示したが必ずしもこのような例に限定されない。例えば、レコーダ100に記憶されている番組データをスマートフォン200に送信するような場合にも適用できる。
この場合、スマートフォン200のマイコン250は、レコーダ100が電力供給を行っている場合には、レコーダ100に対してコンテンツの送信を要求するようWiFiモジュール270を制御し、レコーダ100が電力供給を行っていない場合には、レコーダ100に対してコンテンツの送信を要求するWiFiモジュール270を制御しなければよい。
(E)実施の形態1においては、スマートフォン200からの画像データの送信は、レコーダ100から充電を受けていることを認識した後に自動的に行われることとしたが、必ずしもこのような例には限定されない。例えば、スマートフォン200は、レコーダ100から充電を受け付けていることを認識した後に、コンテンツの転送を許可するか否かを使用者に問い合わせることとしてもよい。具体的には、スマートフォン200は、レコーダ100から充電を受けていることを認識された場合に、図8に示すように、コンテンツの送信指示を促す画像を液晶モニタ278に表示させる画像制御部を備えていてもよい。この場合、マイコン250は、使用者の送信指示を液晶モニタ278のタッチパネルで受け付けた場合にのみコンテンツの全部又は一部をレコーダ100に送信する。これによって、必要な場合にのみ画像データを転送することができる。なお、上述の画像制御部は、マイコン250に含まれていてもよい。
(F)実施の形態1においては、レコーダ100は、レコーダ100(非接触充電モジュール160)が電力供給を行っているか否かを示す充電情報として、充電状態フラグ、充電開始時刻情報及び現在時刻情報をスマートフォン200に送信することとしたが、充電情報は必ずしもこのような例には限定されない。
例えば、レコーダ100は、充電情報として、充電状態フラグだけをスマートフォン200に送信することとしてもよい。この場合、スマートフォン200は、充電状態フラグが「1」であれば、レコーダ100を充電装置として認識することとなる。
また、レコーダ100は、充電情報として、充電開始時刻情報及び現在時刻情報だけをスマートフォン200に送信することとしてもよい。さらに、レコーダ100は、充電情報として、充電開始時刻と現在時刻との差分(すなわち、充電経過時間)だけをスマートフォン200に送信してもよい。なお、一組の充電開始時刻情報及び現在時刻情報と充電経過時間とは、それぞれ、充電に関連する時間情報の一例である。この場合、スマートフォン200は、充電に関連する時間情報の受信のみによって、レコーダ100が充電装置であると認識することもできるが、受信した充電経過時間と自装置内での被充電経過時間とを比較することで、レコーダ100が自装置に電力供給する充電装置であることを精度良く判断できる。
また、レコーダ100は、充電情報として、スマートフォン200内のバッテリの残容量に関する残容量情報等を用いてもよい。つまり、レコーダ100は、スマートフォン200から残容量情報を非接触充電モジュール160を介して受信し、受信した残容量情報をスマートフォン200にWiFiモジュール170を介して送信する。これにより、スマートフォン200は、残容量情報の受信のみによって、レコーダ100が充電装置であると認識することもできるが、受信した残容量情報と、自装置内のバッテリの残容量の情報とを比較することで、レコーダ100が自装置に電力供給する充電装置であるか否かを精度良く判断できる。
このように、充電情報には、充電状態フラグ、充電に関連する時間情報(一組の充電開始時刻情報及び現在時刻情報、又は、充電経過時間)及び残容量情報のうち少なくとも一つが含まれていればよい。充電情報に含まれる情報が多い程、スマートフォン200は、レコーダ100が自装置に電力供給する充電装置であるか否かを精度良く判断できる。
(G)実施の形態1において、レコーダ100は、スマートフォン200に無接触充電を行いながら、スマートフォン200と無線通信を行うこととしたが、これに限られるものではない。本発明は、充電経路と通信経路とが2系統に分かれているケースに適用可能である。従って、レコーダ100は、スマートフォン200に対して接触充電(例えば、ケーブルを介した充電)を行ってもよいし、スマートフォン200と有線通信を行ってもよい。
(附記)
本発明の他の特徴を以下に附記する。
(i)本発明に係る被充電装置は、外部機器からの電力供給を受け付ける被充電部と、外部機器との通信を行う通信部と、コンテンツを記憶する記憶部と、画像を表示する表示部と、前記通信部を介して外部機器から取得した該外部機器が電力供給を行っているか否かに関する充電情報の内容に応じて、前記コンテンツの前記外部機器への送信指示を促す画像を前記表示部に表示させる画像表示部と、前記送信指示に応じて、前記記憶部に記憶しているコンテンツの全部又は一部を前記外部機器に送信するよう前記通信部を制御する制御部と、を備える。
(ii)本発明に係る充電システムは、被充電装置と、充電装置と、を備える。被充電装置は、電力供給を受け付け可能な被充電部と、通信可能な第1通信部と、コンテンツを記憶する記憶部と、前記被充電部が電力供給を受け付けた場合に、問い合わせを前記第1通信部から報知させる第1制御部と、を有する。充電装置は、非接触で電力供給可能な充電部と、無線通信可能な第2通信部と、前記第2通信部を介して受信される前記問い合わせに応じて、前記充電部が電力供給を行っているか否かを示す充電情報を、前記第2通信部から前記被充電装置へ送信させる第2制御部と、を有する。前記第1制御部は、前記第1通信部を介して受信される前記充電情報に基づいて、前記被充電部の電力供給元が前記電装置であると判定された場合に、前記コンテンツの全部又は一部を前記第1通信部から前記充電装置へ送信させる。
本発明はレコーダや充電クレードル等の充電装置に適用できる。また、本発明は携帯電話やスマートフォンやデジタルカメラ等の被充電装置に適用できる。
100 レコーダ
110 アンテナ
120 チューナ
130 マイコン
135 フラッシュメモリ
140 サブマイコン
150 AC電源
160 非接触充電モジュール
170 WiFiモジュール
175 リモコン受信部
178 リモコン
180 HDD
190 HDMI(登録商標)モジュール
200 スマートフォン
210 非接触被充電モジュール
220 バッテリ
230 カメラ
240 3Gアンテナ
245 スピーカ
246 マイク
250 マイコン
260 フラッシュメモリ
270 WiFiモジュール
275 メモリカード
278 液晶モニタ
280 アクセスポイント

Claims (7)

  1. 外部機器に対して電力供給を行う充電部と、
    外部機器と通信を行う通信部と、
    前記通信部を介して、外部機器からの問い合わせを受け付けると、前記充電部が電力供給を行っているか否かを示す充電情報を、前記問い合わせを受け付けた外部機器に対して通知するよう前記通信部を制御する制御部と、を備える、
    充電装置。
  2. 前記充電情報は、前記充電部による充電状態を示す充電状態フラグ、及び前記充電部による充電に関連する時間情報のうち少なくとも一つを含む、
    請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記充電部は、前記被充電装置から前記被充電装置内のバッテリの残容量に関する残容量情報を受信でき、
    前記充電情報は、前記残容量情報を含む、
    請求項1又は2に記載の充電装置。
  4. 外部機器に対して電力供給を受け付ける被充電部と、
    外部機器と通信を行う通信部と、
    コンテンツを記憶する記憶部と、
    前記通信部を介して外部機器から取得した該外部機器が電力供給を行っているか否かを示す充電情報の内容に応じて、前記記憶部に記憶している前記コンテンツの全部又は一部を前記外部機器に送信するよう前記通信部を制御する制御部と、を備える、
    被充電装置。
  5. 前記充電情報は、前記外部機器による充電状態を示す充電状態フラグ、前記外部機器による充電に関連する時間情報、及び前記外部機器の充電対象内のバッテリの残容量に関する残容量情報のうち少なくとも一つを含む、
    請求項4に記載の被充電装置。
  6. 前記制御部は、前記外部機器が電力供給を行っている場合には、前記記憶部に記憶しているコンテンツの全部又は一部を前記外部機器に送信するよう前記通信部を制御し、前記外部機器が電力供給を行っていない場合には、前記記憶部に記憶しているコンテンツを前記外部機器に送信するよう前記通信部を制御しない、
    請求項4又は5に記載の被充電装置。
  7. 前記制御部は、前記外部機器が電力供給を行っている場合には、前記外部機器に対してコンテンツの送信を要求するよう前記通信部を制御し、前記外部機器が電力供給を行っていない場合には、前記外部機器に対してコンテンツの送信を要求するよう前記通信部を制御しない、
    請求項4乃至6のいずれかに記載の被充電装置。
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