JPWO2013076876A1 - 通信制御方法及び中継局 - Google Patents

通信制御方法及び中継局 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2013076876A1
JPWO2013076876A1 JP2013545748A JP2013545748A JPWO2013076876A1 JP WO2013076876 A1 JPWO2013076876 A1 JP WO2013076876A1 JP 2013545748 A JP2013545748 A JP 2013545748A JP 2013545748 A JP2013545748 A JP 2013545748A JP WO2013076876 A1 JPWO2013076876 A1 JP WO2013076876A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function unit
rrc
base station
idle state
backhaul link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013545748A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5801901B2 (ja
Inventor
真人 藤代
真人 藤代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Publication of JPWO2013076876A1 publication Critical patent/JPWO2013076876A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5801901B2 publication Critical patent/JP5801901B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/06Management of faults, events, alarms or notifications
    • H04L41/0654Management of faults, events, alarms or notifications using network fault recovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/19Connection re-establishment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/27Transitions between radio resource control [RRC] states
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/25Maintenance of established connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/04Terminal devices adapted for relaying to or from another terminal or user
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • H04W88/085Access point devices with remote components
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/20Interfaces between hierarchically similar devices between access points

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

M−RNは、バックホールリンク上にeNBとのRRC Connectionを確立するUE機能部と、アクセスリンク上にUEとのRRC Connectionを確立するeNB機能部と、を有する。UE機能部は、eNBとのRRC Connectionが確立されたRRC_CONNECTED状態において、バックホールリンクの切断を検出する。UE機能部は、バックホールリンクの切断を検出した以降であって、eNBとのRRC Connectionが解放されたRRC_IDLE状態に遷移するよりも前の段階で、eNBとのRRC Connectionを維持しながらバックホールリンクの復旧を試みるRRC_SEMI−IDLE状態に遷移する。UE機能部がRRC_SEMI−IDLE状態である期間において、eNB機能部は、UE300とのRRC Connectionを維持するための制御を行う。

Description

本発明は、3GPP規格に基づく通信制御方法及び中継局に関する。
現在、移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では次世代無線通信規格であるLTE(Long Term Evolution)−Advancedの開発及び仕様策定が実施されている。
LTE−Advancedは、レイヤ3レベルで基地局とユーザ端末との間の中継を行う中継局をサポートする。中継局は、基地局とのコネクションを確立する端末機能部と、ユーザ端末とのコネクションを確立する基地局機能部と、を有する(例えば、非特許文献1参照)。「コネクション」は、レイヤ3レベルで規定され、RRC(Radio Resouce Control) Connectionと称される。
さらに、LTE−Advancedの次期拡張機能として、移動型の中継局が候補に挙がっている(例えば、非特許文献2参照)。
ところで、移動型の中継局は、固定型の中継局に比べ、基地局との無線リンク(レイヤ1及びレイヤ2レベル)であるバックホールリンク)が不安定であるため、バックホールリンクの切断が発生し易い。
現行仕様では、中継局が基地局との間にRRC Connectionを確立及び管理する手順は、ユーザ端末がRRC Connectionを確立及び管理する手順と同様の手順として規定されている。このため、中継局は、基地局とのRRC Connectionが確立されたRRC_CONNECTED状態において、バックホールリンク切断を検出した場合には、無線リンク障害(RLF)手順を行う。すなわち、当該RRC Connectionを解放してRRC_IDLE状態に遷移した後、基地局とのRRC Connectionを再確立する。
しかしながら、移動型の中継局においては、移動により、バックホールリンクが切断した後に復旧することもある。このようにバックホールリンクが切断の直後に復旧するケースでは、現行仕様のようにRRC Connectionの解放及び再確立を行う処理は結果的に無駄になる。
そこで、本発明は、バックホールリンクの切断が生じた場合に適切な対処を行うことができる通信制御方法及び中継局を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。
本発明に係る通信制御方法は、バックホールリンク上に基地局(例えばeNB100)とのコネクションを確立する端末機能部(例えばUE機能部231)と、アクセスリンク上にユーザ端末(例えばUE300)とのコネクションを確立する基地局機能部(例えばeNB機能部232)と、を有し、前記基地局と前記ユーザ端末との間の中継を行う中継局(例えばM−RN200)における通信制御方法であって、前記端末機能部が、前記基地局とのコネクションが確立されたコネクティッド状態(例えばRRC_CONNECTED状態)において、前記バックホールリンクの切断を検出する検出ステップと、前記端末機能部が、前記バックホールリンクの切断を検出した以降であって、前記基地局とのコネクションが解放されたアイドル状態(例えばRRC_IDLE状態)に遷移するよりも前の段階で、前記基地局とのコネクションを維持しながら前記バックホールリンクの復旧を試みる仮アイドル状態(例えばRRC_SEMI−IDLE状態)に遷移する遷移ステップと、を有する。
本発明に係る通信制御方法の他の特徴によれば、前記端末機能部が前記仮アイドル状態である期間において、前記基地局機能部が、前記ユーザ端末とのコネクションを維持するための制御を行う制御ステップをさらに有する。
本発明に係る通信制御方法の他の特徴によれば、前記仮アイドル状態において前記バックホールリンクが復旧した場合に、前記端末機能部が前記コネクティッド状態に復帰する復帰ステップをさらに有する。
本発明に係る通信制御方法の他の特徴によれば、前記制御ステップにおいて、前記基地局機能部は、制御信号の送信を継続する。
本発明に係る通信制御方法の他の特徴によれば、前記制御信号は、モビリティ制御に使用される参照信号を含む。
本発明に係る通信制御方法の他の特徴によれば、前記端末機能部が前記コネクティッド状態であるとき、前記基地局機能部が、前記ユーザ端末との通信を制御するための情報を記憶する記憶ステップをさらに有し、前記制御ステップにおいて、前記基地局機能部は、前記記憶ステップで記憶した情報に基づいて前記制御信号の送信を継続する。
本発明に係る通信制御方法の他の特徴によれば、前記遷移ステップにおいて、前記端末機能部は、前記バックホールリンクの切断を検出した後の所定時間内で前記バックホールリンクが復旧しない場合に、前記仮アイドル状態に遷移する。
本発明に係る通信制御方法の他の特徴によれば、前記遷移ステップにおいて、前記端末機能部は、前記バックホールリンクの切断を検出した場合で、ハンドオーバが不能である場合に、前記仮アイドル状態に遷移する。
本発明に係る通信制御方法の他の特徴によれば、前記基地局機能部が、前記ユーザ端末が前記アクセスリンクの切断を検出してから無線リンク障害と判断するまでの時間を延長するための情報を送信するステップをさらに有する。
本発明に係る中継局は、バックホールリンクを介して基地局とのコネクションを確立する端末機能部と、アクセスリンクを介してユーザ端末とのコネクションを確立する基地局機能部と、を有し、前記基地局と前記ユーザ端末との間の中継を行う中継局であって、前記端末機能部は、前記基地局とのコネクションが確立されたコネクティッド状態において、前記バックホールリンクの切断を検出した以降であって、前記基地局とのコネクションが解放されたアイドル状態に遷移するよりも前の段階で、前記基地局とのコネクションを維持しながら前記バックホールリンクの復旧を試みる仮アイドル状態に遷移する。
本発明に係る中継局の他の特徴によれば、前記基地局機能部は、前記端末機能部が前記仮アイドル状態である期間において、前記ユーザ端末とのコネクションを維持するための制御を行う。
第1実施形態及び第2実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係るM−RNのブロック図である。 第1実施形態に係るRRC_SEMI−IDLE状態を説明するための図である(その1)。 第1実施形態に係るRRC_SEMI−IDLE状態を説明するための図である(その2)。 第1実施形態に係るM−RNの動作フロー図である。 M−RNがRRC_CONNECTED状態へ遷移するケースを示す。 図6のシーケンスの後、M−RNがRRC_SEMI−IDLE状態からRRC_CONNECTED状態へ遷移するケースを示す。 第2実施形態に係るRRC_SEMI−IDLE状態を説明するための図である(その1)。 第2実施形態に係るRRC_SEMI−IDLE状態を説明するための図である(その2)。 第2実施形態に係るM−RNの動作フロー図である。
図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。本実施形態に係る移動通信システムは、3GPPで仕様が策定されているLTE−Advancedに基づいて構成される。
[実施形態の概要]
実施形態は、基地局(evolved Node−B:eNB)100とユーザ端末(User Equipment:UE)300との間の中継を行う移動型の中継局(Mobile Relay Node:M−RN)200に関する。M−RN200は、バックホールリンク上にeNB100とのRRC Connectionを確立するUE機能部231と、アクセスリンク上にUE300とのRRC Connectionを確立するeNB機能部232と、を有する。
UE機能部231は、eNB100とのRRC Connectionが確立されたRRC_CONNECTED状態において、バックホールリンクの切断を検出する。また、UE機能部231は、バックホールリンクの切断を検出した以降であって、eNB100とのRRC Connectionが解放されたRRC_IDLE状態に遷移するよりも前の段階で、eNB100とのRRC Connectionを維持しながらバックホールリンクの復旧を試みるRRC_SEMI−IDLE状態に遷移する。
UE機能部231がRRC_SEMI−IDLE状態である期間において、eNB機能部232は、UE300とのRRC Connectionを維持するための制御を行う。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、eNB100(eNB100−1及びDeNB100−2)と、M−RN200と、UE300と、MME/S−GW400(MME/S−GW400−1及び400−2)と、を有する。本実施形態では、M−RN200は、3GPP Type1 Relay(すなわち、固有のセルIDを持つRN)に相当する。
MME/S−GW400は、LTEのコアネットワークであるEPC(Evolved Packet Core)20を構成する。MMEは、UE300が在圏するセルを管理しており、UE300に対する各種モビリティ管理を行うように構成される。S−GWは、UE300が送受信するユーザデータの転送制御を行うように構成される。
eNB100及びM−RN200は、LTEの無線アクセスネットワークであるE−UTRAN10を構成する。DeNB100−2は、M−RN200を収容(Serving)するeNB100である。eNB100及びM−RN200は、無線通信エリアの最小単位であるセルを1つ又は複数形成する。eNB100及びM−RN200は、セルを識別可能な参照信号を常時ブロードキャストで送信する。UE300は、eNB100が形成するセル又はM−RN200が形成するセルにアクセスし、当該セルに収容される。
なお、eNB100間にはX2インターフェイスが規定され、eNB100とMME/S−GW400との間にはS1インターフェイスが規定され、M−RN200とUE300との間にはUuインターフェイスが規定される。DeNB100−2とMME/S−GW400との間にはS11インターフェイスがさらに規定される。DeNB100−2とM−RN200との間には、S1インターフェイスと、X2インターフェイスと、Unインターフェイスと、が規定される。
次に、M−RN200の構成を説明する。図2は、M−RN200のブロック図である。図2に示すように、M−RN200は、アンテナ201と、バックホール側送受信機210と、アンテナ202と、アクセスリンク側送受信機220と、制御部230と、を有する。
アンテナ201は、eNB100(DeNB100−2)との無線信号の送受信に用いられる。バックホール側送受信機210は、RF回路及びBB回路等により構成され、アンテナ201を介してeNB100(DeNB100−2)と無線信号を送受信する。
アンテナ202は、UE300との無線信号の送受信に用いられる。アクセスリンク側送受信機220は、RF回路及びBB回路等により構成され、アンテナ202を介してUE300と無線信号を送受信する。
制御部230は、プロセッサ及びメモリ等により構成され、M−RN200における各種の制御を行う。制御部230は、UE機能部231及びeNB機能部232を含む。
下りリンクについては、UE機能部231は、DeNB100−2から受信したユーザデータを復調・復号等した後にeNB機能部232に引き渡し、eNB機能部232は当該ユーザデータをeNB100と同様の手順でUE300に送信するよう制御する。
上りリンクについては、eNB機能部232は、UE300から受信したユーザデータを復調・復号等した後にUE機能部231に引き渡し、UE機能部231は当該ユーザデータをUE300と同様の手順でDeNB100−2に送信するよう制御する。
UE機能部231は、主にUnインターフェイスに関してレイヤ1〜レイヤ3の各レイヤの処理を行う。
レイヤ1は物理(PHY)レイヤである。レイヤ2は、MAC(Media Access Control)サブレイヤと、RLC(Radio Link Control)サブレイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)サブレイヤと、を含む。ここで、RLCサブレイヤは、DeNB100−2との無線リンク(すなわち、バックホールリンク)を管理する。レイヤ3は、RRCサブレイヤを含む。RRCサブレイヤは、DeNB100−2とのRRC Connectionを管理するとともに、モビリティ制御や、QoS制御、セキュリティ制御などを行う。モビリティ制御とは、ハンドオーバ制御及びセル再選択制御を意味する。
このように、RLCサブレイヤは、DeNB100−2とのバックホールリンクを管理し、RRCサブレイヤは、バックホールリンク上に確立するRRC Connectionを管理する。DeNB100−2とのRRC Connectionが確立された状態はRRC_CONNECTED状態(コネクティッド状態)と称され、DeNB100−2とのRRC Connectionが解放された状態はRRC_IDLE状態(アイドル状態)と称される。RRC_CONNECTED状態及びRRC_IDLE状態の詳細については、例えば3GPP TS 36.331 V10.3.0の“4.2.1 UE states and state transitions including inter RAT”を参照されたい。
本実施形態では、UE機能部231において、RRC_CONNECTED状態及びRRC_IDLE状態に加えて、新たにRRC_SEMI−IDLE状態(仮アイドル状態)が規定される。RRC_SEMI−IDLE状態の詳細については後述する。
eNB機能部220は、eNB100と同様の機能を有しており、X2インターフェイス及びS1インターフェイスに関する処理と、Uuインターフェイスに関する処理と、を行う。X2インターフェイス及びS1インターフェイスに関する処理については、非特許文献1の“4.7.3 S1 and X2 user plane aspects”及び“4.7.4 S1 and X2 control plane aspects”を参照されたい。
eNB機能部220は、Uuインターフェイスに関してレイヤ1〜レイヤ3の各レイヤの処理を行う。レイヤ1は物理(PHY)レイヤである。レイヤ2は、MACサブレイヤと、RLCサブレイヤと、PDCPサブレイヤと、を含む。ここで、RLCサブレイヤは、UE300との無線リンク(すなわち、アクセスリンク)を管理する。レイヤ3は、RRCサブレイヤを含む。RRCサブレイヤは、UE300とのRRC Connectionを管理するとともに、モビリティ制御や、QoS制御、セキュリティ制御などを行う。
次に、RRC_SEMI−IDLE状態について説明する。図3及び図4は、本実施形態に係るRRC_SEMI−IDLE状態を説明するための図である。
図3に示すように、UE機能部231(のRRCサブレイヤ)には、現行仕様で規定されるRRC_CONNECTED及びRRC_IDLEの2つの状態に加え、RRC_SEMI−IDLE状態が規定される。RRC_CONNECTED状態及びRRC_SEMI−IDLE状態は双方向に遷移できる。一方、RRC_SEMI−IDLE状態からRRC_IDLE状態への遷移は片方向のみである。RRC_IDLE状態からRRC_CONNECTED状態への遷移はRRC_SEMI−IDLE状態を経由すること無く片方向で遷移する。
図4に示すように、UE機能部231は、RRC_CONNECTED状態において、バックホールリンクの切断検出(radio problem detection)によるRLF手順(T及びTの期間)後に、RRC_SEMI−IDLE状態に遷移する。RLF手順については、非特許文献1の“10.1.6 Radio Link Failure”を参照されたい。
RRC_SEMI−IDLE状態は一定時間継続される。RRC_SEMI−IDLE状態は、UE機能部231のRRCサブレイヤがDeNB100−2とのRRC Connectionを維持しながら、UE機能部231のRLCサブレイヤがバックホールリンクの復旧を試みる状態である。RRC_SEMI−IDLE状態においてバックホールリンクが復旧した場合には、RRC_CONNECTED状態に遷移(復帰)する。RRC_SEMI−IDLE状態においてバックホールリンクが復旧しない場合には、RRC_IDLE状態に遷移する。
このように、RRC_SEMI−IDLE状態を規定することによって、バックホールリンクが切断中の期間においてもRRC Connectionを解放せずに維持できる。また、RRC_SEMI−IDLE状態においてバックホールリンクが復旧した場合には、RRC Connection再確立(re−establishment)を行うことなく、即座にRRC_CONNECTED状態に復帰できる。特に、DeNB100−2とM−RN200との間には、RRCサブレイヤにおいて特殊なサブフレーム構成が設定されるが、バックホールリンクが切断中の期間においてもRRC Connectionを解放せずに維持することで、当該設定をやり直す必要がなくなる。
ただし、RRC_SEMI−IDLE状態においては、DeNB100−2とのRRC Connectionは維持されているものの、バックホールリンクは切断中であるため、DeNB100−2とのデータ(ユーザデータ及び制御データ)送受信を行うことはできない。
一方で、eNB機能部232から、M−RN200に収容されるUE300への制御信号の送信が停止すると、当該UE300がRRC_CONNECTED状態であれば、M−RN200との同期がとれなくなるため、RLF手順を行い、他セルとのRRC Connectionの再確立を試みる。
しかしながら、M−RN200においてバックホールリンクが復旧する可能性を考慮すると、M−RN200のセルでRRC_CONNECTED状態のUE300は、RRC_CONNECTED状態を一定時間は維持することが望ましい。
また、M−RN200からの制御信号の送信が停止すると、M−RN200のセルでRRC_IDLE状態のUE300は、他のセルへセル再選択を行うことになる。ここで、M−RN200においてバックホールリンクが復旧する可能性を考慮すると、M−RN200のセルでRRC_IDLE状態のUE300は、セル再選択を一定時間は行わないことが望ましい。
そこで、本実施形態では、UE機能部231がRRC_SEMI−IDLE状態である期間において、eNB機能部232は、UE300とのRRC Connectionを維持するための制御を行う。詳細には、eNB機能部232は、UE機能部231がRRC_SEMI−IDLE状態において、制御信号の送信を継続する。制御信号は、ブロードキャストで送信される。
制御信号は、同期の確立に使用される同期信号と、モビリティ制御のための測定(UE measurement)に使用される参照信号と、システム情報を含むマスタ情報ブロック(MIB)及びシステム情報ブロック(SIB)と、を含む。MIBは物理ブロードキャストチャネル(PBCH)上で送信され、SIBは物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)上で送信される。
eNB機能部232は、UE機能部231がRRC_SEMI−IDLE状態に遷移したときに、これらの制御信号の送信を停止しないようにする。詳細には、eNB機能部232は、UE機能部231がRRC_CONNECTED状態であるとき、制御信号を送信するための情報を記憶しておき、UE機能部231がRRC_SEMI−IDLE状態であるとき、当該記憶している情報を用いて制御信号の送信を継続する。
このように、RRC_SEMI−IDLE状態においては、M−RN200は、バックホールリンクを失っているものの、アクセスリンク側はUE300とのRRC Connectionを維持するための制御信号を送信し続ける。これにより、M−RN200の仕様変更で、不要なハンドオーバやセル再選択を抑圧できるため、UE300側の仕様変更は不要である。
なお、RRC_SEMI−IDLE状態においては、UE300は、通常のRRC_CONNECTED状態であってユーザデータ転送用のリソース割当だけが無い状態となる。
eNB機能部232は、UE機能部231がRRC_SEMI−IDLE状態からRRC_IDLE状態に遷移したときには、これらの制御信号の送信を停止する。
次に、M−RN200の動作を説明する。図5は、本実施形態に係るM−RN200の動作フロー図である。
本動作フローにおいて、タイマAとは、UE機能部231が、図4に示すT及びTの期間を計時するためのタイマである。タイマBとは、UE機能部231が、RRC_SEMI−IDLE状態を継続すべき期間を計時するためのタイマである。
本実施形態では、タイマBの閾値(すなわち、RRC_SEMI−IDLE状態を継続すべき期間)は、タイマAの閾値(すなわち、図4に示すT及びTの期間)よりも長く設定される。
図5に示すように、ステップS11において、UE機能部231は、RRC_CONNECTED状態である。
ステップS12において、UE機能部231は、バックホールリンクが切断したか否かを確認する。バックホールリンクの切断を検出しない場合(ステップS12;No)、処理がステップS11に戻る。これに対し、バックホールリンクの切断を検出した場合(ステップS12;Yes)、処理がステップS13に進む。
ステップS13において、UE機能部231は、タイマA及びタイマBをリセットする。
ステップS14において、UE機能部231は、タイマAを起動する。
ステップS15において、UE機能部231は、タイマAを監視する。
ステップS16において、UE機能部231は、バックホールリンクが復旧したか否かを確認する。バックホールリンクが復旧した場合(ステップS16;Yes)、処理がステップS11に戻る。これに対し、バックホールリンクが復旧しない場合(ステップS16;No)、処理がステップS17に進む。
ステップS17において、UE機能部231は、タイマA値がタイマA閾値を超えたか否かを確認する。タイマA値がタイマA閾値を超えた場合(ステップS17;Yes)、処理がステップS18に進む。これに対し、タイマA値がタイマA閾値を超えない場合(ステップS17;No)、処理がステップS15に戻る。
ステップS18において、UE機能部231は、RRC_CONNECTED状態からRRC_SEMI−IDLE状態に遷移する。
ステップS19において、UE機能部231は、タイマBを起動する。
ステップS20において、UE機能部231は、タイマBを監視する。
ステップS21において、UE機能部231は、バックホールリンクが復旧したか否かを確認する。バックホールリンクが復旧した場合(ステップS21;Yes)、処理がステップS11に戻る。その結果、UE機能部231は、RRC_SEMI−IDLE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移(復帰)する。これに対し、バックホールリンクが復旧しない場合(ステップS21;No)、処理がステップS22に進む。
ステップS22において、UE機能部231は、タイマB値がタイマB閾値を超えたか否かを確認する。タイマB値がタイマB閾値を超えた場合(ステップS22;Yes)、処理がステップS23に進む。これに対し、タイマB値がタイマB閾値を超えない場合(ステップS22;No)、処理がステップS20に戻る。
ステップS23において、UE機能部231は、RRC_SEMI−IDLE状態からRRC_IDLE状態に遷移する。なお、一旦RRC_IDLE状態に遷移した場合、RRC_CONNECTEDに復帰するためには、現行仕様と同様に、RRC Connectionの再確立(RRC Connection re−establishment)手順が必要となる。
次に、図6及び図7を用いて、M−RN200の動作を中心に、移動通信システムの全体動作を説明する。
図6は、M−RN200のUE機能部231がRRC_CONNECTED状態へ遷移するケースを示す。
図6に示すように、ステップS101において、M−RN200は、DeNB100−2とのバックホールリンクを設定する。
ステップS102において、M−RN200のUE機能部231は、DeNB100−2とのRRC Connectionを確立し、RRC_IDLE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移する。
ステップS103において、M−RN200のUE機能部231は、UE300とのRRC Connectionを確立する。UE300は、RRC_IDLE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移する。
ステップS104において、M−RN200のeNB機能部232は、参照信号を送信する。
ステップS105において、M−RN200のeNB機能部232は、SIBを送信する。
ステップS106において、DeNB100−2は、M−RN200へのリソース割り当て情報等を含む制御データをPDCCH上でM−RN200に送信し、M−RN200へ割り当てたPDSCHリソースを用いてユーザデータをM−RN200に送信する。M−RN200のUE機能部231は、DeNB100−2からのユーザデータ及び制御データを受信する。
ステップS107において、M−RN200のeNB機能部232は、UE300へのリソース割り当て情報等を含む制御データをPDCCH上でUE300に送信する。
ステップS108において、M−RN200のeNB機能部232は、UE300へ割り当てたPDSCHリソースを用いて、DeNB100−2からのユーザデータをUE300に送信(すなわち、中継)する。
ステップS109において、UE300は、フィードバック情報(HARQ ACK/NACKや、CQI)等を含む制御データをPUCCH上でM−RN200に送信する。
ステップS110において、UE300は、M−RN200から割り当てられたPUSCHリソースを用いてユーザデータをM−RN200に送信する。M−RN200のeNB機能部232は、UE300からのユーザデータ及び制御データを受信する。
ステップS111において、M−RN200のUE機能部231は、DeNB100−2から割り当てられたリソースを用いて、UE300からのユーザデータと、フィードバック情報(HARQ ACK/NACKや、CQI)等を含む制御データと、をDeNB100−2に送信する。
このように、ステップS101〜ステップS111において、M−RN200は、DeNB100−2とのバックホールリンクを設定した状態で、RRC_CONNECTED状態にあり、DeNB100−2とユーザデータおよび制御データのやり取りを行う。また、アクセスリンク側についても、RRC_CONNECTED状態にあるUE300とユーザデータおよび制御データのやり取りを行う。
ステップS112において、M−RN200のeNB機能部232は、アクセスリンク側で送信する制御信号に対応する制御情報を記憶する。ここで制御情報とは、SIB及びMIBに含めるべき情報や、参照信号の送信パターンなどを意味する。また、MBMS関連情報(SIB13)、他システム情報(SIB6・7・8)が制御情報に相当する。
ステップS113において、M−RN200のUE機能部231は、バックホールリンクの切断を検出する。
ステップS114において、M−RN200のUE機能部231は、RRC_SEMI−IDLE状態に遷移する。
ステップS115において、M−RN200のeNB機能部232は、ステップS112で記憶した制御情報を読み出す。
ステップS117において、M−RN200のeNB機能部232は、ステップS115で読み出した制御情報に基づいて参照信号を送信する。
ステップS118において、M−RN200のeNB機能部232は、ステップS115で読み出した制御情報に基づいてSIBを送信する。
ステップS119において、M−RN200のeNB機能部232は、UE300へのリソース割り当て情報等を含む制御データをPDCCH上でUE300に送信する。
ステップS120において、M−RN200のeNB機能部232は、UE300へ割り当てたPDSCHリソースを用いて、ユーザデータ以外のデータ(例えば、PCH(ページングチャネル))をUE300に送信する。
ステップS121において、UE300は、制御データをPUCCH上でM−RN200に送信する。
ステップS122において、UE300は、M−RN200から割り当てられたPUSCHリソースを用いて、ユーザデータ以外のデータ(例えば、Measurement Report)をM−RN200に送信する。
このように、ステップS117〜ステップS122においては、アクセスリンク側において正常な制御信号が送受信されることから、UE300のRRC_CONNECTED状態が維持される。
図7は、図6のシーケンスの後、M−RN200のUE機能部231がRRC_SEMI−IDLE状態からRRC_CONNECTED状態へ遷移するケースを示す。図7の初期状態では、UE300はRRC_CONNECTED状態であり、M−RN200のUE機能部231はRRC_SEMI−IDLE状態である。
図7に示すように、ステップS125〜ステップS130の処理は、図6のステップS117〜ステップS122の処理と同様である。
ステップS131において、M−RN200は、DeNB100−2とのバックホールリンクを設定(復旧)する。
ステップS132において、M−RN200のUE機能部231は、DeNB100−2とのRRC Connectionを確立し、RRC_SEMI−IDLE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移する。
ステップS133において、M−RN200は、DeNB100−2から制御データを受信する。
ステップS134において、M−RN200は、DeNB100−2から受信した制御データに基づいて、制御情報を更新する。例えば、DeNB100−2から受信した制御データに基づいて、MBMS関連情報(SIB13)、他システム情報(SIB6・7・8)、緊急地震速報情報(SIB10・11)等を変更する。
ステップS135〜ステップS142の処理は、図6のステップS104〜ステップS111の処理と同様である。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。
第1実施形態では、M−RN200のUE機能部231は、バックホールリンクの切断を検出した後の所定時間内でバックホールリンクが復旧しない場合に、RRC_SEMI−IDLE状態に遷移していた。
これに対し、本実施形態では、M−RN200のUE機能部231は、バックホールリンクの切断を検出するとともにRRC_SEMI−IDLE状態に遷移する。
図8及び図9は、本実施形態に係るRRC_SEMI−IDLE状態を説明するための図である。
図8に示すように、UE機能部231(のRRCサブレイヤ)には、現行仕様で規定されるRRC_CONNECTED及びRRC_IDLEの2つの状態に加え、RRC_SEMI−IDLE状態が規定される。RRC_CONNECTED状態及びRRC_IDLE状態は双方向に遷移できる。RRC_CONNECTED状態及びRRC_SEMI−IDLE状態は双方向に遷移できる。
図9に示すように、UE機能部231は、RRC_CONNECTED状態において、バックホールリンクの切断検出(radio problem detection)を検出するとともに、RRC_SEMI−IDLE状態に遷移する。RRC_SEMI−IDLE状態は、第1実施形態と同様に、UE機能部231のRRCサブレイヤがDeNB100−2とのRRC Connectionを維持しながら、UE機能部231のRLCサブレイヤがバックホールリンクの復旧を試みる状態である。RRC_SEMI−IDLE状態においてバックホールリンクが復旧した場合には、RRC_CONNECTED状態に遷移(復帰)する。RRC_SEMI−IDLE状態においてバックホールリンクが復旧しない場合には、RRC_CONNECTED状態に遷移し、RLF手順を開始する。
次に、M−RN200の動作を説明する。図10は、本実施形態に係るM−RN200の動作フロー図である。ここでは、第1実施形態との相違点のみを示す。
図10に示すように、ステップS21において、UE機能部231は、RRC_CONNECTED状態である。
ステップS22において、UE機能部231は、バックホールリンクの切断を検出する。
ステップS23において、UE機能部231は、ハンドオーバのための測定を行う。詳細には、UE機能部231は、サービングセル(DeNB100−2のセル)以外のセルである他セルからの同期信号及び参照信号を受信し、当該参照信号の受信電力が良好である場合に、当該他セルをハンドオーバ候補とする。
ステップS23での測定の結果、ハンドオーバ候補が存在しない場合(ステップS24;Yes)、UE機能部231は、RRC_SEMI−IDLE状態に遷移する。これに対し、ハンドオーバ候補が存在する場合(ステップS24;No)、UE機能部231は、RRC_CONNECTED状態を維持する。
[その他の実施形態]
上記のように、本発明は各実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、UE機能部231がRRC_SEMI−IDLE状態に遷移する場合に、eNB機能部232は、UE300がアクセスリンクの切断を検出してからRLFと判断するまでの時間(図4及び図9に示すT)を延長するための情報を送信する。
M−RN200に収容されるUE300は、M−RN200のバックホールリンク切断によるアクセスリンク切断が発生し易いため、M−RN200からのSIBにて、タイマ(またはカウンタ等)の値であるTを適切に増加させることで、アクセスリンクの切断(Radio Problem)の検出後においても、RRC_CONNECTED状態が維持される時間を長くすることができる。
結果としてバックホールリンク復旧後のアクセスリンク復旧時までRRC_CONNECTED状態を保持することが可能となり、RRC_SEMI−IDLEと同様の効果が得られる。このTは規格上T310として規定されており、RRC Connection ReconfigurationメッセージのRadioResourceConfigDedicatedのRLF−TimersAndConstants IEに含まれている。
但し、現行仕様では、T310の値は2秒が上限値であるため、適切な設定値の拡張(30秒〜180秒程度:トンネル内のバックホールリンク切断を想定)が好ましい。
なお、RRC Connection Reconfigurationは、RRC Connection開始時、およびハンドオーバ処理中に実行される。RRC Connection開始時に、接続先NodeがM−RN200である場合、RRC Connection Reconfigurationを送出する接続先NodeはT310の設定を変更すべきかどうかを知っているので問題ない(Nodeは自らの状態を知っていれば良い為)。
また、一旦RRC_CONNECTEDとなった場合においても、M−RN200の状態が変化したことにより、UE300へRRC Connection Reconfigurationを送出することは可能であり、複数UE300を同時かつ個別に制御することによるシグナリングオーバーヘッドの課題を除けば特に問題ない(本来SIB等でブロードキャストできればオーバーヘッドは削減できる。但し、SIBのIEは必要最低限に収めることが基本である点も考慮しなければならない。)
一方、ハンドオーバの場合で、ハンドオーバ先(Target Node)がM−RN200である場合は、Source NodeからRRC Connection Reconfigurationを該当UE300に送出する為、Target Nodeは事前に何らかの方法でSource Nodeに対して、Target Nodeが希望するT310値を渡しておく必要ある。この点は、例えばX2のHandover Request Acknowledge等のメッセージ仕様の拡張が必要である。
以上のように、本発明に係る通信制御方法及び中継局は、バックホールリンクの切断が生じた場合に適切な対処を行うことができるため、無線通信分野において有用である。

Claims (11)

  1. バックホールリンク上に基地局とのコネクションを確立する端末機能部と、アクセスリンク上にユーザ端末とのコネクションを確立する基地局機能部と、を有し、前記基地局と前記ユーザ端末との間の中継を行う中継局における通信制御方法であって、
    前記端末機能部が、前記基地局とのコネクションが確立されたコネクティッド状態において、前記バックホールリンクの切断を検出する検出ステップと、
    前記端末機能部が、前記バックホールリンクの切断を検出した以降であって、前記基地局とのコネクションが解放されたアイドル状態に遷移するよりも前の段階で、前記基地局とのコネクションを維持しながら前記バックホールリンクの復旧を試みる仮アイドル状態に遷移する遷移ステップと、
    を有することを特徴とする通信制御方法。
  2. 前記端末機能部が前記仮アイドル状態である期間において、前記基地局機能部が、前記ユーザ端末とのコネクションを維持するための制御を行う制御ステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  3. 前記仮アイドル状態において前記バックホールリンクが復旧した場合に、前記端末機能部が前記コネクティッド状態に復帰する復帰ステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  4. 前記制御ステップにおいて、前記基地局機能部は、制御信号の送信を継続することを特徴とする請求項2に記載の通信制御方法。
  5. 前記制御信号は、モビリティ制御に使用される参照信号を含むことを特徴とする請求項4に記載の通信制御方法。
  6. 前記端末機能部が前記コネクティッド状態であるとき、前記基地局機能部が、前記ユーザ端末との通信を制御するための情報を記憶する記憶ステップをさらに有し、
    前記制御ステップにおいて、前記基地局機能部は、前記記憶ステップで記憶した情報に基づいて前記制御信号の送信を継続することを特徴とする請求項4に記載の通信制御方法。
  7. 前記遷移ステップにおいて、前記端末機能部は、前記バックホールリンクの切断を検出した後の所定時間内で前記バックホールリンクが復旧しない場合に、前記仮アイドル状態に遷移することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  8. 前記遷移ステップにおいて、前記端末機能部は、前記バックホールリンクの切断を検出した場合で、ハンドオーバが不能である場合に、前記仮アイドル状態に遷移することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  9. 前記基地局機能部が、前記ユーザ端末が前記アクセスリンクの切断を検出してから無線リンク障害と判断するまでの時間を延長するための情報を送信するステップをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  10. バックホールリンクを介して基地局とのコネクションを確立する端末機能部と、アクセスリンクを介してユーザ端末とのコネクションを確立する基地局機能部と、を有し、前記基地局と前記ユーザ端末との間の中継を行う中継局であって、
    前記端末機能部は、前記基地局とのコネクションが確立されたコネクティッド状態において、前記バックホールリンクの切断を検出した以降であって、前記基地局とのコネクションが解放されたアイドル状態に遷移するよりも前の段階で、前記基地局とのコネクションを維持しながら前記バックホールリンクの復旧を試みる仮アイドル状態に遷移することを特徴とする中継局。
  11. 前記基地局機能部は、前記端末機能部が前記仮アイドル状態である期間において、前記ユーザ端末とのコネクションを維持するための制御を行うことを特徴とする請求項10に記載の中継局。
JP2013545748A 2011-11-25 2011-11-25 通信制御方法及び中継局 Expired - Fee Related JP5801901B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2011/077257 WO2013076876A1 (ja) 2011-11-25 2011-11-25 通信制御方法及び中継局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013076876A1 true JPWO2013076876A1 (ja) 2015-04-27
JP5801901B2 JP5801901B2 (ja) 2015-10-28

Family

ID=48469352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013545748A Expired - Fee Related JP5801901B2 (ja) 2011-11-25 2011-11-25 通信制御方法及び中継局

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9432249B2 (ja)
EP (1) EP2793500B1 (ja)
JP (1) JP5801901B2 (ja)
WO (1) WO2013076876A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2507299B (en) * 2012-10-25 2015-04-01 Samsung Electronics Co Ltd Mobile terminal preparation
CN107736076B (zh) * 2015-07-07 2021-07-23 诺基亚技术有限公司 连接配置
US9986458B2 (en) * 2015-08-27 2018-05-29 Qualcomm Incorporated Mitigating constrained backhaul availability between a radio access network (RAN) and core network
US10085161B1 (en) * 2016-02-17 2018-09-25 Sprint Spectrum L.P. Dynamic variation of radio link failure timer duration for relay backhaul link, with timer duration being set based on number of served UEs
EP3445127B1 (en) 2016-05-13 2020-11-25 Kyocera Corporation Wireless terminal
JP6953706B2 (ja) * 2016-11-22 2021-10-27 ソニーグループ株式会社 基地局
US10432295B2 (en) 2018-01-11 2019-10-01 At&T Intellectual Property I, L.P. Radio link control layer based relaying for integrated access and backhaul transmissions in wireless networks
US10945185B2 (en) * 2018-07-11 2021-03-09 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for supporting fast link recovery and link status reporting in wireless communication system
CN110876175B (zh) * 2018-08-31 2021-07-16 大唐移动通信设备有限公司 链路中断的处理方法、中继节点及计算机可读存储介质
US11638319B2 (en) 2019-02-12 2023-04-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Handling radio link failure in cellular mesh networks

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006524924A (ja) * 2003-04-25 2006-11-02 クゥアルコム・フラリオン・テクノロジーズ、インコーポレイテッド モバイルipを拡張するための方法および装置
WO2011083570A1 (ja) * 2010-01-06 2011-07-14 三菱電機株式会社 無線通信装置および無線通信方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7385957B2 (en) 2002-11-14 2008-06-10 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for extending mobile IP
US7937578B2 (en) 2002-11-14 2011-05-03 Qualcomm Incorporated Communications security methods for supporting end-to-end security associations
US20080074994A1 (en) 2006-09-21 2008-03-27 Innovative Sonic Limited Method for detecting radio link failure in wireless communications system and related apparatus
US8295165B2 (en) * 2009-07-27 2012-10-23 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for handling radio link failure in wireless communication system
KR101821264B1 (ko) * 2009-11-11 2018-01-24 삼성전자주식회사 이동통신시스템에서 복수개의 캐리어가 집적된 단말기의 라디오링크 실패 탐지 및 복구 방법
WO2011087288A2 (ko) * 2010-01-13 2011-07-21 엘지전자 주식회사 Mtc 기기가 이용되는 이동통신 시스템의 통신방법 및 이를 위한 장치
JP2013520108A (ja) * 2010-02-12 2013-05-30 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド ダウンリンク協調コンポーネントキャリアを介してセルエッジユーザパフォーマンスを向上させるため、および無線リンク障害条件をシグナリングするための方法および装置
US9609688B2 (en) * 2010-04-05 2017-03-28 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus to facilitate relay startup and radio link failure (RLF) handling
CN102413494B (zh) * 2010-09-21 2016-06-01 北京三星通信技术研究有限公司 一种检测无线链路失败或切换失败原因的方法
US9072110B2 (en) * 2010-11-08 2015-06-30 Mediatek Inc. Method for UE pattern indication and measurement for interference coordination
EP2557890B1 (en) * 2011-08-12 2019-07-17 BlackBerry Limited Simplified ue + enb messaging

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006524924A (ja) * 2003-04-25 2006-11-02 クゥアルコム・フラリオン・テクノロジーズ、インコーポレイテッド モバイルipを拡張するための方法および装置
WO2011083570A1 (ja) * 2010-01-06 2011-07-14 三菱電機株式会社 無線通信装置および無線通信方法

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6015014030; Nokia Siemens Networks, Nokia Corporation: 'RLF of RN on Un Interface' R2-103067 , 20100504, paragraph 2, 3GPP *
JPN6015014031; Huawei: 'RN Recovery from Un Radio Link Failure' R2-102009 , 20100402, paragraph 2, 3GPP *
JPN6015014033; Samsung, NTT DoCoMo Inc: 'Radio Link failure handling in LTE' R2-061827 , 20060622, paragraph 2, 3GPP *

Also Published As

Publication number Publication date
EP2793500A4 (en) 2015-12-16
EP2793500A1 (en) 2014-10-22
JP5801901B2 (ja) 2015-10-28
EP2793500B1 (en) 2017-09-13
US20140307542A1 (en) 2014-10-16
US9432249B2 (en) 2016-08-30
WO2013076876A1 (ja) 2013-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5801901B2 (ja) 通信制御方法及び中継局
JP6843216B2 (ja) 無線端末、基地局、及び方法
JP6536913B2 (ja) 無線通信システムにおける無線リンク失敗の決定のための待機時間を制御する方法及び装置
US11877165B2 (en) Using alternative paths of descendant nodes for backhaul-link failure reporting in integrated access
US9357459B2 (en) Method and apparatus for cross link establishment
JP6169167B2 (ja) 基地局、プロセッサ、及び移動通信システム
JP6709459B2 (ja) 通信制御方法、無線端末及びプロセッサ
CN111345074B (zh) 与ue非活动有关的方法、装置和系统
WO2016061785A1 (zh) 无线资源控制rrc连接方法、重连接方法和装置
JP6567192B2 (ja) 基地局及びモビリティ管理エンティティ
JP7422916B2 (ja) 通信制御方法、無線中継装置及びプロセッサ
JP7212199B2 (ja) 通信制御方法
JP2020053994A (ja) 通信方法、ユーザ装置及びプロセッサ
JP7522797B2 (ja) 通信制御方法
CN111989982A (zh) 处理拒绝等待时间的方法和装置
JP2022088576A (ja) 通信制御方法
JP6231557B2 (ja) ユーザ端末、基地局及びプロセッサ
JP7450029B2 (ja) 通信制御方法、中継ノード及びプロセッサ
WO2015060172A1 (ja) 通信制御方法、ネットワーク装置、及び基地局
CN111699703B (zh) 在无线电接入网中对数据进行路由的方法、基站、终端
US20210136612A1 (en) Method and apparatus for declaring rlf
JP7410167B2 (ja) 通信制御方法及び無線中継装置
WO2015020033A1 (ja) 基地局
WO2015141726A1 (ja) 通信制御方法、基地局及びユーザ端末
WO2012103762A1 (zh) 多点协作信息交互、切换及CoMP传输恢复方法和系统

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150811

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5801901

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees