JPWO2013046509A1 - 給電システム及び給電方法 - Google Patents

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Abstract

給電システムは、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して直流電力を発電する太陽電池パネルと、太陽電池パネルにより発電された直流電力を充電する複数の蓄電池ブロックと、蓄電池ブロック毎に設けられ、蓄電池ブロックに対する直流電力の充電及び放電を制御する複数の充放電制御部と、直流電力の充電及び放電に用いる蓄電池ブロックを判定する中央制御管理部と、判定された蓄電池ブロックから放電された直流電力を基に、負荷の動作に必要な直流電力を負荷に供給する負荷出力制御部と、を備える。

Description

本発明は、エネルギーハーベストを用いて発電された電力又は蓄電池からの電力を負荷に給電する給電システム及び給電方法に関する。
近年、自然環境内に存在するエネルギー(例えば太陽光エネルギー、風力エネルギー、水力エネルギー等)を回収して電気エネルギーに変換し、この変換によって生じた電気エネルギーを負荷に給電(供給)するエネルギーハーベストという考えが注目されている。
エネルギーハーベストの一例として、太陽電池パネルを用いて太陽光エネルギーを回収して電気エネルギーに変換することが知られている。近年、太陽電池パネルはエネルギーの有効利用の観点から重要性が増してきており、太陽電池パネルにより発電された電力を家庭用或いは産業用の電力系統に供給又はその余剰電力を逆潮流する等、二次電池と組み合わせて太陽電池パネルの幅広い適用が期待されている。
従来、太陽電池パネルによる発電出力と二次電池からの放電出力とを用いて負荷に供給する太陽光発電システムとして、例えば特許文献1が知られている。特許文献1の太陽光発電システムは、太陽電池及び二次電池を含む太陽電池ストリングを含み、電力変換装置を介して太陽電池ストリングの出力を交流電力に変換すると共に、二次電池の状態を検出する。
更に、太陽光発電システムは、電力変換装置の出力を検知し、二次電池の状態と電力変換装置の出力とを基に出力電力値を制御する。太陽光発電システムは、二次電池の出力電力の合計値より電力変換装置の出力が小さくなるように電力変換装置を制御する。これにより、太陽光発電システムは、安価なシステムで、出力の平滑化或いは出力のタイムシフトを実現できる。
また、特許文献2には、複数の二次電池に対して電力を充電する場合において、充電する二次電池を時分割で切り換え、いずれかの二次電池の充電を停止する瞬間に次の二次電池の充電を開始することが開示されている。これにより、いずれかの二次電池の充電を停止する際に、充電電流を中断させることなく全ての二次電池を速やかに満充電することができる。
また、特許文献3には、複数の二次電池を用いて負荷に電力を供給する場合において、負荷に供給するための二次電池を適切な間隔で切り換えることが開示されている。これにより、電源部は、負荷に対して長時間の電力供給が可能となる。
日本国特開2008−48544号公報 日本国特開2001−211558号公報 日本国特開平5−111169号公報
しかしながら、従来のエネルギーハーベストにおいては、例えば太陽電池パネルの発電により生じた電気エネルギーを負荷に供給する場合に、常時且つ安定的に供給することが困難な場合があった。例えば太陽電池パネルの発電量は、日々の天候に応じて変動し、例えば雨が降っている日若しくは雨が数日間連続して降っている場合には負荷の動作に必要な発電量に至らないことがあった。従って、エネルギーハーベストにおいては、負荷の動作に必要な電力を常時且つ安定的に供給することが求められている。
本発明は、上述した従来の事情に鑑みてなされたものであり、エネルギーハーベストにおいて発電された電力を負荷より優先的に二次電池に供給して二次電池を充電し、充電された電力を用いて、負荷の動作に必要な電力を常時且つ安定的に供給する給電システム及び給電方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述した給電システムであって、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して直流電力を発電する太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルにより発電された前記直流電力を充電する複数の蓄電池ブロックと、前記蓄電池ブロック毎に設けられ、前記蓄電池ブロックに対する前記直流電力の充電及び放電を制御する複数の充放電制御部と、前記直流電力の充電及び放電に、いずれの前記蓄電池ブロックを用いるかを判定する中央制御管理部と、前記判定された前記蓄電池ブロックから放電された直流電力を基に、負荷の動作に必要な電力量の直流電力を前記負荷に供給する負荷出力制御部と、を備える。
また、本発明は、上述した給電方法であって、太陽電池パネルにより、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して直流電力を発電するステップと、複数の蓄電池ブロックのうちいずれかの蓄電池ブロックに、前記太陽電池パネルにより発電された前記直流電力を充電するステップと、前記蓄電池ブロック毎に設けられた充放電制御部により、前記蓄電池ブロックに対する前記直流電力の充電及び前記直流電力の放電を制御するステップと、中央制御管理部により、前記直流電力の充電及び放電に、いずれの前記蓄電池ブロックを用いるかを判定するステップと、負荷出力制御部により、前記判定された前記蓄電池ブロックから放電された直流電力を基に、負荷の動作に必要な電力量の直流電力を前記負荷に供給するステップと、を備える。
上述した構成によれば、エネルギーハーベストにおいて発電された電力を負荷より優先的に二次電池に供給して二次電池を充電し、充電された電力を用いて、負荷の動作に必要な電力を常時且つ安定的に供給することができる。
本発明によれば、エネルギーハーベストにおいて発電された電力を負荷より優先的に二次電池に供給して二次電池を充電し、充電された電力を用いて、負荷の動作に必要な電力を常時且つ安定的に供給することができる。
第1の実施形態の給電システムのシステム構成例を示す図 第1の実施形態の給電システムの他のシステム構成例を示す図 (a)太陽電池パネルの日照強度に応じた出力電流及び出力電圧の特性図、(b)太陽電池パネルの温度に応じた出力電流及び出力電圧の特性図 (a)リチウムイオン蓄電池の充電特性図、(b)鉛蓄電池の充電特性図 第1の実施形態の給電システムの連続晴天時における蓄電池ブロックの充放電の運用例を示すテーブル 第1の実施形態の給電システムの不日照1日時における蓄電池ブロックの充放電の運用例を示すテーブル 第1の実施形態の給電システムの不日照2日時における蓄電池ブロックの充放電の運用例を示すテーブル 第1の実施形態の給電システムの中央制御管理部における動作を説明するフローチャート 第2の実施形態の給電システムのシステム構成例を示す図 第2の実施形態の給電システムの他のシステム構成例を示す図
以下、本発明に係る給電システム及び給電方法の実施形態について、図面を参照して説明する。本発明に係る給電システム及び給電方法は、自然環境に存在するエネルギーを電気エネルギーに変換するエネルギーハーベストの一例として、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して直流電力を発電する太陽電池パネルを用いて説明する。但し、エネルギーハーベストは、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池パネルに限定されず、例えば風力エネルギー又は水力エネルギーを電気エネルギーに変換して直流電力を発電する風力発電設備又は水力発電設備としてもよい。
なお、本発明は、給電システムにより実行される給電方法のための各処理(ステップ)を含む給電方法として表現することも可能である。更に、本発明に係る給電システムを構成する中央制御管理部、充放電制御部又は負荷出力制御部(後述参照)は、装置又は当該装置をコンピュータとして動作させるためのプログラムとして表現することも可能である。
(第1の実施形態)
図1は、第1実施形態の給電システム100のシステム構成例を示す図である。図1に示す給電システム100は、太陽電池パネル1、MPPT(Maximum Power Point Tracking)部2、中央制御管理部3、複数の充放電制御部a〜a、複数の蓄電池ブロックb〜b及び負荷出力制御部6を含む構成である。
図2は、第1実施形態の給電システム100の他のシステム構成例を示す図である。図2に示す給電システム100は、太陽電池パネル1、MPPT部2、中央制御管理部3、複数の充放電制御部a〜a、複数の蓄電池ブロックb〜b、負荷出力制御部6及びDC/ACインバータ8を含む構成である。
図1又は図2に示す給電システム100において、負荷出力制御部6には負荷7が接続されている。充放電制御部a〜aは蓄電池ブロックb〜b毎に設けられ、充放電制御部a〜aと蓄電池ブロックb〜bとは1対1に対応して設けられている。図2に示す給電システム100において、DC/ACインバータ8には負荷9が接続されている。
太陽電池パネル1は、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して直流電力を発電する。太陽電池パネル1は、シリコン半導体又は化合物半導体の基板上に形成された複数の太陽電池セルを平面上に直列に若しくは並列に又は直列及び並列に組み合わせたものであり、図3(a)又は図3(b)に示す出力電流及び出力電圧の特性を有している。
太陽電池パネル1によって太陽光エネルギーから変換された電気エネルギーは、出力電流及び出力電圧としてMPPT部2に入力される。図3(a)は、太陽電池パネルの日照強度に応じた出力電流及び出力電圧の特性図である。図3(b)は、太陽電池パネルの温度に応じた出力電流及び出力電圧の特性図である。
また、平面形状の太陽電池パネル1が一方向に固定されて地面又は建物等に設置された場合には、地球の自転による太陽の位置変化により、太陽光が太陽電池セルを照射する強度が時間の経過と共に変化する。これにより、図3(a)に示す出力電流及び出力電圧の特性により、太陽電池パネル1の発電に基づく電力量は時間の経過と共に変化する。以下、太陽電池パネル1の発電に基づく電力量を、「PV(Photovoltaic)発電量」と記載する。
MPPT部2は、中央制御管理部3との間で信号のやり取りを行ってMPPT部2の全体制御を行うためのMPU(Micro Processing Unit)若しくはCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、太陽電池パネル1からの出力電流を測定可能な電流センサ、太陽電池パネル1からの出力電圧を測定可能な電圧センサを含む構成である。
MPPT部2は、電流センサ及び電圧センサにおいて測定された太陽電池パネル1からの出力電流及び出力電圧を基に、太陽電池パネル1により発電された直流電力のPV発電量を最大にするための最大電力点追従制御(Maximum Power Point Tracking)を行う。MPPT部2は、最大電力点追従制御によって、PV発電量を最大にするときの電流及び電圧の情報を中央制御管理部3に通知する。なお、MPPT部2による最大電力点追従制御は、既に知られた公知技術で構成可能であるため、MPPT部2の具体的な動作説明は省略する。
中央制御管理部3は、MPPT部2、いずれかの充放電制御部a〜a及び負荷出力制御部6のうちいずれかとの間で信号のやり取りを行って給電システム100の全体制御を行うためのMPU若しくはCPU等のプロセッサ及びデータを記憶可能なメモリを含む構成である。中央制御管理部3は、MPPT制御通知を生成してMPPT部2に出力し、太陽電池パネル1により発電された直流電力のPV発電量を最大にするための最大電力点追従制御をMPPT部2に行わせる。
中央制御管理部3は、蓄電池ブロックb〜bにおける各充電最大電力量をメモリに予め記憶しており、当該各充電最大電力量の情報を各蓄電池ブロックb〜bに対応する充放電制御部a〜aに通知する。各充電最大電力量は、蓄電池ブロック毎に異なる値でもよいし、同一の値でもよいとする。充電最大電力量は、蓄電池ブロックにおいて充電可能な最大電力量とする。
中央制御管理部3は、太陽電池パネル1により発電された直流電力の充電及び負荷7,9への放電に、いずれの蓄電池ブロックを用いるかを判定する。例えば、いずれの蓄電池ブロックが用いられるかは日毎に異なっても良く、充電若しくは放電に用いられる蓄電池ブロック又は蓄電池ブロックの組合せに関する情報は中央制御管理部3のメモリに予め記憶されていてもよい。なお、充電若しくは放電に用いられる蓄電池ブロック又は蓄電池ブロックの組合せに関する情報は、給電システム100のシステム管理者により任意に変更可能としてもよい。
中央制御管理部3は、充電に用いられると判定された蓄電池ブロック(例えば蓄電池ブロックb)に対応する充放電制御部(例えば充放電制御部a)に充電開始通知を生成して出力し、MPPT制御通知を基にMPPT部2から供給された最大発電時の直流電力を、MPPT部2から充放電制御部aに供給させる。中央制御管理部3は、MPPT部2のプロセッサから、PV発電量に関する情報を常時又は定期的に取得しているとする。
中央制御管理部3は、放電に用いられると判定された蓄電池ブロック(例えば蓄電池ブロックb)に対応する充放電制御部(例えば充放電制御部a)に放電開始通知を生成して出力し、当該充放電制御部aを介して、当該充放電制御部aに対応した蓄電池ブロックbに充電された直流電力を放電させて負荷出力制御部6に供給させる。
中央制御管理部3は、太陽電池パネル1により発電された直流電力が所定の充電最大電力量を超えて蓄電池ブロックに充電された場合に、充電停止通知を生成して当該蓄電池ブロックbに対応する充放電制御部aから取得する。
中央制御管理部3は、太陽電池パネル1により発電された最大発電時の直流電力を負荷7,9に直接的に供給する場合には、負荷供給通知を生成して負荷出力制御部6に出力し、MPPT部2に、太陽電池パネル1により発電された最大発電時の直流電力を負荷出力制御部6に供給させる。その他の中央制御管理部3の動作は、図8のフローチャートを参照して後述する。
充放電制御部a〜a及び蓄電池ブロックb〜bの動作はそれぞれ同様であるが、給電システム100の運用例では、一日における充電対象と放電対象の蓄電池ブロックはそれぞれ異なることが想定されている(図5〜図7参照)。以下、蓄電池ブロックbが中央制御管理部3により充電に用いられると判定され、蓄電池ブロックbが中央制御管理部3により放電に用いられると判定されたとして、充放電制御部a,a及び蓄電池ブロックb,bを例示して構成及び動作を説明する。
充放電制御部a,aは、太陽電池パネル1により発電された直流電力の蓄電池ブロックb,bに対する充電,放電を制御する。充放電制御部a,aは、中央制御管理部3又は負荷出力制御部6との間で信号のやり取りを行って蓄電池ブロックbの充電,放電を制御するためのMPU又はCPU等のプロセッサ、太陽電池パネル1からの出力電流を測定可能な電流センサ、太陽電池パネル1からの出力電圧を測定可能な電圧センサ、蓄電池ブロックb,bの周囲温度を測定可能な温度センサ、及びプロセッサからのスイッチング制御信号に応じてMPPT部2からの入力電圧を充電又は放電に適した所定電圧に変圧するDC/DCコンバータを含む構成である。
充放電制御部aは、プロセッサにおいて中央制御管理部3から出力された充電開始通知を取得すると、充電開始通知を取得した旨の充電開始通知受領通知を中央制御管理部3に出力すると共に、温度センサにおいて測定された蓄電池ブロックbの周囲温度が蓄電池ブロックbの充電に適した温度であるか否かを判定する。蓄電池ブロックbの充電に適した周囲温度は予め定められているとする。
充放電制御部aは、蓄電池ブロックbの周囲温度が蓄電池ブロックbの充電に適した温度であると判定した場合に、中央制御管理部3からの充電開始通知を基に、直流電力の充電モードを判定し、MPPT部2から供給された最大発電時の直流電力の充電を開始する。なお、上述した充電開始通知受領通知には、充放電制御部aにより判定された充電モードに関する情報が含まれてもよい。
直流電力の充電モードは、二次電池である蓄電池ブロックの種類に応じて予め定められており、例えば定電流充電モード、定電圧充電モード、多段定電流充電モード等が知られている。定電流充電モード、定電圧充電モード及び多段定電流充電モードについて、図4(a)及び(b)を参照して説明する。図4(a)は、リチウムイオン蓄電池の充電特性図である。図4(b)は、鉛蓄電池の充電特性図である。
図4(a)は、リチウムイオン蓄電池の充電の経過時間に対する充電電流及び充電電圧を示している。図4(a)に示す様に、充電開始後の充電前期(時刻0〜tf1)においては一定の電流値(充電電流)で充電を行う定電流充電が行われ(定電流充電モード)、充電後期(tf1〜tf2)においては一定の電圧値(充電電圧)で充電を行う定電圧充電が行われる(定電圧充電モード)。
定電流充電時においては(時刻0〜tf1)、充電電圧は時間の経過に伴って増加する。定電圧充電時においては(時刻tf1〜tf2)、充電電流は時間の経過に伴って減少する。時刻tf1は、定電流充電モードから定電圧充電モードに移行するタイミングである。時刻tf2は、リチウムイオン蓄電池の充電状態が満充電となって充電完了状態となる時刻である。
図4(b)は、鉛蓄電池の充電の経過時間に対する充電電流及び充電電圧を示している。図4(b)に示す様に、充電開始後の充電前期(時刻0〜tf3)においては一定の電流値(充電電流)で充電を行う定電流充電が行われ(定電流充電モード)、充電後期(tf3〜tf5)においては鉛蓄電池の充電電圧が所定の切替電圧Vに達する度に充電電流をΔIずつ下げて充電する多段定電流充電が行われる(多段定電流充電モード)。
定電流充電時においては(時刻0〜tf3)、充電電圧は時間の経過に伴って増加する。多段定電流充電時においては(時刻tf3〜tf5)、鉛蓄電池の充電電圧が切替電圧Vに達する度に充電電流がΔI下げられ、ΔI下げられた充電電流で充電が行われる。ΔI下げられた充電電流が所定の充電終止電流値Icfよりも小さくなる時刻tf4では、充電電流Iは充電終止電流値Icfに設定される。その後、充電電流Icfで充電を行い、時刻tf5において鉛蓄電池の充電電圧が所定の充電最大電力量を定める充電最大電圧Vに達した場合に、多段定電流充電は終了する。
充放電制御部aは、蓄電池ブロックbに充電されている直流電力の充電量を電流センサ及び電圧センサにおいて監視し、中央制御管理部3から通知された蓄電池ブロックbの充電最大電力量を超えて充電しているか否かを判定している。充放電制御部aは、蓄電池ブロックbにおいて充電最大電力量を超えて充電していると判定した場合に、蓄電池ブロックbにおける充電を停止すると共に、充電停止通知を生成して中央制御管理部3に出力する。
充放電制御部aは、プロセッサにおいて中央制御管理部3から出力された放電開始通知を取得すると、同放電開始通知を負荷出力制御部6に出力する。更に、充放電制御部aは、中央制御管理部3から放電開始通知を取得した旨の放電開始通知受領通知を中央制御管理部3に出力すると共に、放電開始通知を基に、蓄電池ブロックbに充電された直流電力を放電して負荷出力制御部6に供給する。
蓄電池ブロックbは、一又は複数のリチウムイオン蓄電池又は鉛蓄電池等の充放電可能な二次電池で構成されている。蓄電池ブロックbは、充放電制御部aの制御の下で、MPPT部2から供給された最大発電時の直流電力を充電する。蓄電池ブロックbは、充放電制御部aの制御の下で、充電された直流電力を放電し、充放電制御部aを介して負荷出力制御部6に供給する。
蓄電池ブロックb〜bは、サイクル充放電特性に優れており、当該蓄電池ブロックb〜bに対応して設けられている充放電制御部a〜aによって、他の蓄電池ブロックと独立して充電及び放電の制御が行われる。
なお、蓄電池ブロックb〜bの数は、図1又は図2に示す給電システム100の設置地域の需要に応じたエネルギーハーベスト、即ち環境発電能力を基にして最適に調整可能である。蓄電池ブロックb〜bの数に合わせて、充放電制御部a〜aの数も決定される。
負荷出力制御部6は、充放電制御部aを介して蓄電池ブロックbから供給された直流電力を負荷7に供給する。図1又は図2に示す給電システム100において、負荷7の動作に必要な電力量の値は既知であり、負荷出力制御部6には負荷7の動作に必要な電力量が予め設定されているとする。
負荷出力制御部6は、中央制御管理部3又は充放電制御部a〜aとの間で信号のやり取りを行って蓄電池ブロックbから供給された直流電力を制御するためのMPU又はCPU等のプロセッサ、太陽電池パネル1又は蓄電池ブロックb〜bからの出力電流を測定可能な電流センサ、太陽電池パネル1又は蓄電池ブロックb〜bからの出力電圧を測定可能な電圧センサ、太陽電池パネル1又は蓄電池ブロックb〜bからの入力電圧を負荷の動作に必要な電圧に変圧するDC/DCコンバータを含む構成である。
負荷出力制御部6は、プロセッサにおいて充放電制御部aから出力された放電開始通知を取得すると、放電開始通知を取得した旨の放電開始通知受領通知を充放電制御部aに出力する。更に、負荷出力制御部6は、蓄電池ブロックbにおいて充電された直流電力の供給を充放電制御部aから受ける。負荷出力制御部6は、充放電制御部aから供給された直流電力を、DC/DCコンバータにおいて負荷7の動作に必要な電圧に変圧し、負荷7に直流電力を供給する。
負荷出力制御部6は、プロセッサにおいて中央制御管理部3から出力された負荷供給通知を取得すると、負荷供給通知を取得した旨の負荷供給通知受領通知を出力する。更に、負荷出力制御部6は、太陽電池パネル1において最大発電時の直流電力の供給をMPPT部2から受ける。負荷出力制御部6は、MPPT部2から供給された最大発電時の直流電力を、DC/DCコンバータにおいて負荷7の動作に必要な電圧に変圧し、負荷7に直流電力を供給する。負荷7は、直流電圧(直流電力)を基に動作する。
DC/ACインバータ8は、負荷出力制御部6から供給された直流電力に応じた直流電圧を、負荷9の動作に必要な電力量に応じた交流電力量の交流電圧に変換する。DC/ACインバータ8は、変換された交流電圧を負荷9に供給する。負荷9は、交流電圧(交流電力)を基に動作する。
図5は、第1の実施形態の給電システムの連続晴天時における蓄電池ブロックの充放電の運用例を示すテーブルである。図6は、第1の実施形態の給電システムの不日照1日時における蓄電池ブロックの充放電の運用例を示すテーブルである。図7は、第1の実施形態の給電システムの不日照2日時における蓄電池ブロックの充放電の運用例を示すテーブルである。
図5及び図6のテーブルの説明では、蓄電池ブロック及び蓄電池ブロックに対応する充放電制御部の数はそれぞれ3である。図7のテーブルの説明では、蓄電池ブロック及び蓄電池ブロックに対応する充放電制御部の数はそれぞれ4である。また、図5〜図7のテーブルの説明では、1日目の前に全ての蓄電池ブロックが満充電状態であるとし、負荷7の動作に必要な電力量は、満充電状態である1つの蓄電池ブロックにおいて充電されている直流電力の電力量未満であるとする。
図5のテーブルでは、1日目〜4日目が全て晴れで天候が良いため、1日目〜4日目において太陽電池パネル1における発電が可能である。この様な条件の天候の場合には、蓄電池ブロックを3つ用い、更に3つの蓄電池ブロックのうち1つの蓄電池ブロックに充電された直流電流を放電し放電後の蓄電池ブロックに対してPV発電量の直流電力を充電することにより、負荷7に対して安定的に電力の供給が可能となる(図5の網掛け部参照)。2日目〜4日目でも同様に負荷7に対して安定的に電力の供給が可能となる。
図6のテーブルでは、奇数番目の日では雨により天候が悪く且つ偶数番目の日では晴れで天候が良いため、偶数番目の日のみ太陽電池パネル1における発電が可能である。この様な条件の天候の場合には、蓄電池ブロックを3つ用い、更に3つの蓄電池ブロックのうち1つの蓄電池ブロックに充電された直流電流を放電し、充電の待機を行いながら放電後の蓄電池ブロックに対してPV発電量の直流電力を充電することにより、負荷7に対して安定的に電力の供給が可能となる(図6の網掛け部参照)。2日目〜9日目でも同様に負荷7に対して安定的に電力の供給が可能となる。
図7のテーブルでは、3の倍数番目に関する例を示す。具体的には、図7のテーブルでは、3の倍数番目の日以外では雨により天候が悪く且つ3の倍数番目の日では晴れで天候が良いため、3の倍数番目の日のみ太陽電池パネル1における発電が可能である。この様な条件の天候の場合には、蓄電池ブロックを4つ用い、更に4つの蓄電池ブロックのうち1つの蓄電池ブロックに充電された直流電流を放電し、1つ又は2つの蓄電池ブロックに対して充電の待機を行いながら放電後の蓄電池ブロックに対してPV発電量の直流電力を充電することにより、負荷7に対して安定的に電力の供給が可能となる(図7の網掛け部参照)。2日目〜20日目でも同様に負荷7に対して安定的に電力の供給が可能となる。
図5〜図7のテーブルに示す様に、複数の蓄電池ブロックb〜b及び各蓄電池ブロックb〜bに対応した充放電制御部a〜aを独立した充放電を制御可能に設けることにより、図1又は図2に示す給電システム100における負荷7、負荷9に対して永続的に電力を安定的に供給することができる(図5〜図7の網掛け部参照)。
図8は、第1の実施形態の給電システム100の中央制御管理部3における動作を説明するフローチャートである。図8の説明において、PV発電量をパラメータA、蓄電池ブロックbに充電される直流電力の充電量をパラメータB、蓄電池ブロックbから放電される直流電力の放電量をパラメータC、及び、負荷7の動作に必要な電力量をパラメータDとする。
図8において、中央制御管理部3は、PV発電量、即ち太陽電池パネル1の直流電力発電量がゼロであるか否かを判定する(S1)。中央制御管理部3は、MPPT部2のプロセッサから、PV発電量に関する情報を常時又は定期的に取得しているとする。PV発電量がゼロでないと判定された場合には(S1、NO)、ステップS4の処理に進む。
一方、PV発電量Aがゼロであると判定された場合には(S1、YES)、中央制御管理部3は、複数の蓄電池ブロックb〜bのうち放電可能な蓄電池ブロックが存在するか否かを判定する(S2)。即ち、中央制御管理部3は、放電可能な蓄電池ブロック及び当該蓄電池ブロックの放電を制御可能な充放電制御部を判定する。
中央制御管理部3は、図5〜図7のテーブルに示す様に、天候に応じた給電システム100の運用例を基にして日毎に用いられる蓄電池ブロックが予め定められたテーブルを定義し、又は複数日の気象状況を基に、充放電プランを組む(生成する)事を可能としている。この場合には、中央制御管理部3は、放電可能な蓄電池ブロックの存在を把握しており、ステップS3の処理に進む。
また、ステップS2の判定において、当該テーブルの内容が中央制御管理部3に記憶されていないとする。この場合には、中央制御管理部3は、放電可能な蓄電池ブロックが存在するか否かを各充放電制御部a〜aに問い合わせ、放電可能な蓄電池ブロックが存在する旨の応答結果をいずれかの充放電制御部から取得した場合には、放電可能な蓄電池ブロックの存在を把握する。この場合には、ステップS3の処理に進む。
放電可能な蓄電池ブロックが存在しないと判定された場合には(S2、NO)、図8のフローチャートは終了する。
放電可能な蓄電池ブロックが存在すると判定された場合には(S2、YES)、中央制御管理部3は、ステップS2において判定された例えば蓄電池ブロックbから放電量Cの直流電力を放電する様に充放電制御部aに放電開始通知を出力する(S3)。即ち、中央制御管理部3は、充放電制御部aを介して、充放電制御部aに対応した蓄電池ブロックbのうち放電量Cの直流電力を放電させて負荷出力制御部6に供給させる。負荷出力制御部6は、充電量Cの直流電力の供給を蓄電池ブロックbから受け、負荷7の動作に必要な電力量Dの直流電力を負荷7に供給する。ステップS3の後、ステップS1の処理に戻る。
次に、中央制御管理部3は、PV発電量Aがゼロより多く且つ直流電力の充電量B以下であるか否かを判定する(S4)。PV発電量Aが直流電力の充電量Bより多いと判定された場合には(S4、NO)、ステップS7の処理に進む。
一方、PV発電量Aがゼロより多く且つ直流電力の充電量B以下であると判定された場合には(S4、YES)、中央制御管理部3は、複数の蓄電池ブロックb〜bのうち放電可能な蓄電池ブロックが存在するか否かを判定する(S5)。即ち、中央制御管理部3は、放電可能な蓄電池ブロック及び当該蓄電池ブロックの放電を制御可能な充放電制御部を判定する。ステップS5の判定は、上述したステップS2の判定と同様であるため詳細な説明は省略する。
放電可能な蓄電池ブロックが存在しないと判定された場合には(S5、NO)、図8のフローチャートは終了する。
放電可能な蓄電池ブロックが存在すると判定された場合には(S5、YES)、中央制御管理部3は、ステップS5において判定された例えば蓄電池ブロックbから充電量Bのうち放電量Cの直流電力を放電する様に充放電制御部aに放電開始通知を出力する(S6)。即ち、中央制御管理部3は、充放電制御部aを介して、充放電制御部aに対応した蓄電池ブロックbから充電量Bのうち放電量Cの直流電力を放電させて負荷出力制御部6に供給させる。
更に、中央制御管理部3は、MPPT部2に負荷供給通知を出力し、MPPT部2に、PV発電量Aの直流電力を負荷出力制御部6に供給させる(S6)。負荷出力制御部6は、充電量Cの直流電力及びPV発電量Aの各直流電力の供給を蓄電池ブロックb及びMPPT部2から受け、充電量C及びPV発電量Aの合成直流電力を基に、負荷7の動作に必要な電力量Dの直流電力を負荷7に供給する。これにより、ステップS6における充電量Cの直流電力の消費量割合は、負荷量Dの直流電力の元となる直流電力がPV発電量Aと充電量Cとの合成直流電力であるため、ステップS3における充電量Cの直流電力の消費量割合よりも低減できる。ステップS6の後、ステップS1の処理に戻る。
次に、中央制御管理部3は、PV発電量Aが直流電力の充電量Bより多く且つ直流電力の充電量Bと負荷量Dとの和(B+D)以下であるか否かを判定する(S7)。PV発電量Aが直流電力の充電量Bと負荷量Dとの和(B+D)より多いと判定された場合には(S7、NO)、ステップS12の処理に進む。
一方、PV発電量Aが直流電力の充電量Bより多く且つ直流電力の充電量Bと負荷量Dとの和(B+D)以下であると判定された場合には(S7、YES)、中央制御管理部3は、複数の蓄電池ブロックb〜bのうち放電可能な蓄電池ブロックが存在するか否かを判定する(S8)。即ち、中央制御管理部3は、放電可能な蓄電池ブロック及び当該蓄電池ブロックの放電を制御可能な充放電制御部を判定する。ステップS8の判定は、上述したステップS2の判定と同様であるため詳細な説明は省略する。
放電可能な蓄電池ブロックが存在しないと判定された場合には(S8、NO)、図8のフローチャートは終了する。
放電可能な蓄電池ブロックが存在すると判定された場合には(S8、YES)、中央制御管理部3は、MPPT部2及び充放電制御部aに充電開始通知をそれぞれ出力し、MPPT部2及び充放電制御部aに、ステップS8において判定された例えば蓄電池ブロックbにPV発電量Aの直流電力を充電させる(S9)。
具体的には、例えば蓄電池ブロックbの最大充電電力量をパラメータBmaxとした場合、中央制御管理部3は、MPPT部2及び充放電制御部aに、PV発電量Aのうち(Bmax−B)の分量の直流電力を蓄電池ブロックbに充電させる。これにより、給電システム100は、中央制御管理部3において十分な量のPV発電量Aの直流電力を充電対象の蓄電池ブロックbに充電可能となり、結果的に蓄電池ブロックbを満充電状態とすることができる。
なお、蓄電池ブロックbへの充電が終了した場合又は蓄電池ブロックbが満充電状態となった場合には、充放電制御部aは、蓄電池ブロックbにおける充電を停止すると共に、充電停止通知を生成して中央制御管理部3に出力する。
中央制御管理部3は、ステップS9の後にPV発電量Aの残量Areがゼロとなったか、即ちPV発電量Aの直流電力がステップS9における蓄電池ブロックbの充電に全て消費されたか否かを判定する(S10)。PV発電量Aの直流電力がステップS9における蓄電池ブロックbの充電に全て消費されたと判定された場合には(S10、YES)、ステップS3の処理に移行する。即ち、中央制御管理部3は、充放電制御部aを介して、充放電制御部aに対応した蓄電池ブロックbのうち放電量Cの直流電力を放電させて負荷出力制御部6に供給させる。負荷出力制御部6は、充電量Cの直流電力の供給を蓄電池ブロックbから受け、負荷7の動作に必要な電力量Dの直流電力を負荷7に供給する。
PV発電量Aの直流電力がステップS9における蓄電池ブロックbの充電に全て消費されていないと判定された場合には(S10、NO)、中央制御管理部3は、MPPT部2に負荷供給通知を出力し、MPPT部2に、余剰のPV発電量Areの直流電力を負荷出力制御部6に供給させる(S11)。
更に、中央制御管理部3は、ステップS9において充電された蓄電池ブロックbから放電量Cの直流電力を放電する様に充放電制御部aに放電開始通知を出力する(S11)。即ち、中央制御管理部3は、充放電制御部aを介して、充放電制御部aに対応した蓄電池ブロックbから放電量Cの直流電力を放電させて負荷出力制御部6に供給させる。負荷出力制御部6は、充電量C及び余剰のPV発電量Areの各直流電力の供給を蓄電池ブロックb及びMPPT部2から受け、充電量C及び余剰のPV発電量Areの合成直流電力を基に、負荷7の動作に必要な電力量Dの直流電力を負荷7に供給する。
これにより、ステップS11における充電量Cの直流電力の消費量割合は、負荷量Dの直流電力の元となる直流電力が余剰のPV発電量Areと充電量Cとの合成直流電力であるため、ステップS3における充電量Cの直流電力の消費量割合よりも低減できる。更に、ステップS9においては、PV発電量Aの直流電力を蓄電池ブロックbに充電できるため、蓄電池ブロックbの効率的な充電が可能となる。
次に、中央制御管理部3は、PV発電量Aが直流電力の充電量Bと負荷量Dとの和(B+D)より多いか否かを判定する(S12)。PV発電量Aが直流電力の充電量Bと負荷量Dとの和(B+D)より多いと判定された場合には(S12、YES)、中央制御管理部3は、MPPT部2に負荷供給通知を出力する。更に、中央制御管理部3は、蓄電池ブロックbから直流電力を放電させずに、MPPT部2に、PV発電量Aの直流電力を負荷出力制御部6に直接供給させる(S13)。
負荷出力制御部6は、PV発電量Aの直流電力の供給をMPPT部2から受け、PV発電量Aの直流電力を基に、負荷7の動作に必要な電力量Dの直流電力を負荷7に供給する。これにより、ステップS13においては、PV発電量Aだけで負荷量Dの直流電力を賄うことができ、蓄電池ブロックbから直流電力の放電を回避することができる。ステップS13の後、ステップS1の処理に戻る。
以上により、第1の実施形態の給電システム100は、エネルギーハーベストとして例えば本実施形態においては太陽電池パネル1において発電された直流電力を負荷7,9より優先的に二次電池である蓄電池ブロックb〜bに供給して蓄電池ブロックb〜bを充電し、充電された直流電力を用いて、負荷の動作に必要な電力を常時且つ安定的に供給することができる。
また、給電システム100は、運用開始前に負荷7,9の負荷量Dの電力量を予め負荷出力制御部6に定め、負荷量Dの電力量を供給可能な蓄電池ブロックb〜bを設置することにより、1日の運用途中で放電対象の蓄電池ブロックを切り換えることなく、単一の蓄電池ブロック(例えば蓄電池ブロックb)だけを用いて1日(24時間分)の負荷量Dの電力量を安定的に供給することができる。
また、給電システム100は、蓄電池ブロックb〜b単位の増設及び並列化が可能であるため、交換等のメンテナンス性に優れ、且つ、負荷出力制御部6において負荷量Dの電力量のばらつきを最小限に抑圧することができる。更に、給電システム100は、中央制御管理部3において、太陽電池パネル1におけるMPPT、太陽電池パネル1において発電された直流電力の蓄電池ブロックへの充電及び負荷出力制御部6への供給、蓄電池ブロックb〜bからの放電による直流電力の負荷出力制御部6への供給を一括で制御するため、給電システム100の回路構成を軽減することができる。
更に、給電システム100は、蓄電池ブロックb〜bにリチウムイオン電池等を採用することにより、蓄電池ブロックb〜bの小型化及び軽量化を図ることができる。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態の給電システム100aのシステム構成例を示す図である。図10は、第2の実施形態の給電システム100aの他のシステム構成例を示す図である。図9又は図10に示す第2の実施形態の給電システム100aは、負荷出力制御部6と負荷7との間にDC/DCコンバータ10が接続されている点で第1の実施形態の給電システム100と構成が異なる。その他の構成は第1の実施形態の給電システム100と同様であるため、同様な構成の説明は省略する。
DC/DCコンバータ10は、負荷出力制御部6から供給された直流電力に応じた直流電圧を入力し、入力された直流電圧を負荷7の動作に必要な直流電力に応じた直流電圧に変換し、変換後の直流電圧(直流電力)を負荷7に供給する。
以上により、第2の実施形態の給電システム100aは、第1の実施形態の給電システム100の効果に加え、蓄電池ブロックb〜bにおいて直流電圧が変動した場合でもDC/DCコンバータ10において負荷量Dの電力量の直流電力を安定的に負荷7,9に供給することができる。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種実施の形態の変更例または修正例、更に各種実施の形態の組み合わせ例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
図8のフローチャートのステップS9の充電対象となる蓄電池ブロックは、基本的にはステップS8において中央制御管理部3により判定された放電可能な蓄電池ブロックであることが好ましい。しかし、同図のステップS9の充電対象となる蓄電池ブロックは、ステップS8において中央制御管理部3により判定された蓄電池ブロックに限らず、他の蓄電池ブロックであってもよい。
例えば、中央制御管理部3は、ステップS9において、全ての蓄電池ブロックb〜bにおける充電残量を比較し、充電残量が最も少ない蓄電池ブロック又は次の日に使用予定の蓄電池ブロックを優先してPV発電量Aの直流電力を充電してもよい。
なお、本出願は、2011年9月30日出願の日本特許出願(特願2011−217955)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明は、エネルギーハーベストにおいて発電された電力を負荷より優先的に二次電池に供給して二次電池を充電し、充電された電力を用いて、負荷の動作に必要な電力を常時且つ安定的に供給する給電システム及び給電方法として有用である。
1 太陽電池パネル
2 MPPT部
3 中央制御管理部
6 負荷出力制御部
7、9 負荷
8 DC/ACインバータ
10 DC/DCコンバータ
a1、an 充放電制御部
b1、bn 蓄電池ブロック
100、100a 給電システム
【0003】
課題を解決するための手段
[0011]
本発明は、上述した給電システムであって、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して直流電力を発電する太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルにより発電された前記直流電力を充電する複数の蓄電池ブロックと、前記蓄電池ブロック毎に設けられ、前記蓄電池ブロックに対する前記直流電力の充電及び放電を制御する複数の充放電制御部と、自然エネルギーによる発電可否情報と充電若しくは放電に用いられる前記蓄電池ブロック又は前記蓄電池ブロックの組合せに関する情報に基づいて、前記直流電力の充電及び負荷への放電に、いずれの前記蓄電池ブロックを用いるかを判定する中央制御管理部と、前記判定された前記蓄電池ブロックから放電された直流電力を基に、前記負荷の動作に必要な電力量の直流電力を前記負荷に供給する負荷出力制御部と、を備える。
[0012]
また、本発明は、上述した給電方法であって、太陽電池パネルにより、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して直流電力を発電するステップと、複数の蓄電池ブロックのうちいずれかの蓄電池ブロックに、前記太陽電池パネルにより発電された前記直流電力を充電するステップと、前記蓄電池ブロック毎に設けられた充放電制御部により、前記蓄電池ブロックに対する前記直流電力の充電及び前記直流電力の放電を制御するステップと、中央制御管理部により、自然エネルギーによる発電可否情報と充電若しくは放電に用いられる前記蓄電池ブロック又は前記蓄電池ブロックの組合せに関する情報に基づいて、前記直流電力の充電及び負荷への放電に、いずれの前記蓄電池ブロックを用いるかを判定するステップと、負荷出力制御部により、前記判定された前記蓄電池ブロックから放電された直流電力を基に、前記負荷の動作に必要な電力量の直流電力を前記負荷に供給するステップと、を備える。
[0013]
上述した構成によれば、エネルギーハーベストにおいて発電された電力を負荷より優先的に二次電池に供給して二次電池を充電し、充電された電力を用いて、負荷の動作に必要な電力を常時且つ安定的に供給することができる。
発明の効果
[0014]
本発明によれば、エネルギーハーベストにおいて発電された電力を負荷より優先的に二次電池に供給して二次電池を充電し、充電された電力を用いて、負荷の動作に必要な電力を常時且つ安定的に供給することができる。

Claims (10)

  1. 太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して直流電力を発電する太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルにより発電された前記直流電力を充電する複数の蓄電池ブロックと、
    前記蓄電池ブロック毎に設けられ、前記蓄電池ブロックに対する前記直流電力の充電及び放電を制御する複数の充放電制御部と、
    前記直流電力の充電及び放電に、いずれの前記蓄電池ブロックを用いるかを判定する中央制御管理部と、
    前記判定された前記蓄電池ブロックから放電された直流電力を基に、負荷の動作に必要な直流電力を前記負荷に供給する負荷出力制御部と、を備える給電システム。
  2. 請求項1に記載の給電システムであって、
    前記太陽電池パネルの出力電流及び出力電圧を基に、前記太陽電池パネルにより発電された前記直流電力を最大にするための最大電力点追従制御を行うMPPT部と、を更に備え、
    各々の前記充放電制御部は、前記中央制御管理部からの充電開始通知を基に、前記MPPT部から出力された最大の前記直流電力の充電を開始する給電システム。
  3. 請求項1又は2に記載の給電システムであって、
    各々の前記充放電制御部は、前記太陽電池パネルの出力電流を計測可能な各電流センサ、及び前記太陽電池パネルの出力電圧を計測可能な各電圧センサを含み、
    各々の前記充放電制御部は、前記中央制御管理部により定められた所定の充電最大電力量を超えて充電した場合に、前記充放電制御部に対応した前記蓄電池ブロックへの充電を停止すると共に、充電停止通知を前記中央制御管理部に出力する給電システム。
  4. 請求項2又は3に記載の給電システムであって、
    各々の前記充放電制御部は、前記中央管理制御部からの放電開始通知を基に、前記充放電制御部に対応した前記蓄電池ブロックに充電された直流電力を、放電して前記負荷出力制御部に供給する給電システム。
  5. 請求項4に記載の給電システムであって、
    前記中央制御管理部は、前記太陽電池パネルの直流電力発電量がゼロである場合、前記判定された前記充放電制御部に前記放電開始通知を出力し、前記充放電制御部に対応した前記蓄電池ブロックから直流電力充電量の直流電力を放電するように前記充放電制御部を制御する給電システム。
  6. 請求項4又は5に記載の給電システムであって、
    前記中央制御管理部は、前記太陽電池パネルの直流電力発電量が前記判定された前記充放電制御部に対応した前記蓄電池ブロックの直流電力充電量以下である場合、前記充放電制御部に前記放電開始通知を出力し、前記蓄電池ブロックから直流電力充電量の直流電力を放電するように前記充放電制御部を制御すると共に、前記太陽電池パネルの直流電力発電量を前記負荷出力制御部に供給するように前記MPPT部を制御する給電システム。
  7. 請求項4〜6のうちいずれか一項に記載の給電システムであって、
    前記中央制御管理部は、前記太陽電池パネルの直流電力発電量が前記判定された前記充放電制御部に対応した前記蓄電池ブロックの直流電力充電量より多く且つ前記直流電力充電量と前記負荷の動作に必要な電力の電力量との和以下である場合、前記太陽電池パネルの直流電力発電量を前記蓄電池ブロックに充電するように前記充放電制御部を制御する給電システム。
  8. 請求項7に記載の給電システムであって、
    前記中央制御管理部は、前記蓄電池ブロックにおいて前記所定の充電最大電力量を超えて充電された場合に前記太陽電池パネルの直流電力の余剰電力量があるか否かを判定すると共に、前記余剰電力量があると判定された場合、前記余剰電力量の直流電力を前記負荷出力制御部に供給するように前記MPPT部を制御する給電システム。
  9. 請求項4〜8のうちいずれか一項に記載の給電システムであって、
    前記中央制御管理部は、前記太陽電池パネルの直流電力発電量が前記判定された前記充放電制御部に対応した前記蓄電池ブロックの直流電力充電量と前記負荷の動作に必要な電力の電力量との和より多い場合、前記太陽電池パネルの直流電力発電量の直流電力を前記負荷出力制御部に供給するように前記MPPT部を制御する給電システム。
  10. 太陽電池パネルにより、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して直流電力を発電するステップと、
    複数の蓄電池ブロックのうちいずれかの蓄電池ブロックに、前記太陽電池パネルにより発電された前記直流電力を充電するステップと、
    前記蓄電池ブロック毎に設けられた充放電制御部により、前記蓄電池ブロックに対する前記直流電力の充電及び前記直流電力の放電を制御するステップと、
    中央制御管理部により、前記直流電力の充電及び放電に、いずれの前記蓄電池ブロックを用いるかを判定するステップと、
    負荷出力制御部により、前記判定された前記蓄電池ブロックから放電された直流電力を基に、負荷の動作に必要な直流電力を前記負荷に供給するステップと、を備える給電方法。
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