JPWO2013046337A1 - 画像撮像装置及び画像撮像方法 - Google Patents

画像撮像装置及び画像撮像方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2013046337A1
JPWO2013046337A1 JP2013535691A JP2013535691A JPWO2013046337A1 JP WO2013046337 A1 JPWO2013046337 A1 JP WO2013046337A1 JP 2013535691 A JP2013535691 A JP 2013535691A JP 2013535691 A JP2013535691 A JP 2013535691A JP WO2013046337 A1 JPWO2013046337 A1 JP WO2013046337A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
image capturing
reference clock
measurement
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013535691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5848769B2 (ja
Inventor
智之 拝師
智之 拝師
征太郎 橋本
征太郎 橋本
勝美 巨瀬
勝美 巨瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MRTECHNOLOGY Inc
Original Assignee
MRTECHNOLOGY Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MRTECHNOLOGY Inc filed Critical MRTECHNOLOGY Inc
Publication of JPWO2013046337A1 publication Critical patent/JPWO2013046337A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5848769B2 publication Critical patent/JP5848769B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 
    • A61B5/055Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves  involving electronic [EMR] or nuclear [NMR] magnetic resonance, e.g. magnetic resonance imaging
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/36Electrical details, e.g. matching or coupling of the coil to the receiver
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/72Signal processing specially adapted for physiological signals or for diagnostic purposes
    • A61B5/7271Specific aspects of physiological measurement analysis
    • A61B5/7285Specific aspects of physiological measurement analysis for synchronising or triggering a physiological measurement or image acquisition with a physiological event or waveform, e.g. an ECG signal

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Abstract

画像を撮像する画像撮像部と、画像撮像部を制御する制御部とを有する画像撮像装置である。基準クロックを生成する基準クロック部と、画像撮像部と制御部との間に設けられ、基準クロック部により生成された基準クロックに同期して信号を入出力する信号入出力部とを有している。制御部は、画像撮像部を制御する複数の制御信号を生成し、画像撮像部からの計測信号を抽出する抽出タイミングを生成する生成手段と、生成手段により生成された複数の制御信号を、信号入出力部を介し、基準クロックに同期して画像撮像部に送信する送信手段と、画像撮像部からの計測信号を、信号入出力部を介し、基準クロックに同期して受信し、計測信号の受信数をカウントする受信手段と、受信手段により受信された計測信号の受信数が、生成手段により生成された抽出タイミングである場合に、計測信号を抽出する抽出手段とを有する。

Description

本発明は画像撮像装置及び画像撮像方法に関し、特に、核磁気共鳴現象を利用して生体内の内部の情報を画像にする核磁気共鳴画像法による画像撮像装置及び画像撮像方法に関する。
近年、核磁気共鳴(NMR:Nuclear Magnetic Resonance)現象を利用して生体内の内部の情報を画像にする核磁気共鳴画像法(MRI:Magnetic Resonance Imaging)によるMRI画像撮像装置が注目されている。
従来のMRI画像撮像装置では、MRI計測の時計に相当するパルス発生器は、高速で安定した正確なパルスを生成する必要があるため、DSP(Digital Signal Processor)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)等の特殊ハードウエアを用いていた(特許文献1、特許文献2参照)。
特開平9−173316号公報 特開平10−213557号公報
このような従来のMRI画像撮像装置では、パルス発生器が特殊なハードウエアであるため、置き換えるのが容易ではなく、日進月歩で進化するパルスシークエンスの要求にMRI画像撮像装置の能力が追いつかないという問題があった。
パルス発生器を、汎用のパーソナルコンピュータにより実現しようとする試みもなされてきたが、汎用のパーソナルコンピュータが搭載しているOSでは、特にマイクロソフト社製のWindows(登録商標)のようなマルチタスクOSでは、割り込み処理が不規則に実行されるため、MRI画像撮像装置に対して、安定した正確な高周波パルスや勾配磁場パルスを生成することが困難であった。
本発明の目的は、特殊なハードウエアを用いることなく、安定して正確な時間分解能をもったパルス発生により画像を撮像することができる画像撮像装置及び画像撮像方法を提供することにある。
本発明の一態様による画像撮像装置は、画像を撮像する画像撮像部と、前記画像撮像部を制御する制御部とを有する画像撮像装置であって、基準クロックを生成する基準クロック部と、前記画像撮像部と前記制御部との間に設けられ、前記基準クロック部により生成された前記基準クロックに同期して信号を入出力する信号入出力部とを更に有し、前記制御部は、前記画像撮像部を制御する複数の制御信号を生成し、前記画像撮像部からの計測信号を抽出する抽出タイミングを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記複数の制御信号を、前記信号入出力部を介し、前記基準クロックに同期して前記画像撮像部に送信する送信手段と、前記画像撮像部からの計測信号を、前記信号入出力部を介し、前記基準クロックに同期して受信し、前記計測信号の受信数をカウントする受信手段と、前記受信手段により受信された前記計測信号の前記受信数が、前記生成手段により生成された前記抽出タイミングである場合に、前記計測信号を抽出する抽出手段とを有することを特徴とする。
上述した画像撮像装置において、前記生成手段は、前記画像撮像部を制御する第1のパルスシークエンスから前記画像撮像部を制御する前記複数の制御信号を生成し、前記画像撮像部から計測信号を抽出する第2のパルスシークエンスから前記画像撮像部からの前記計測信号を抽出するようにしてもよい。
上述した画像撮像装置において、前記基準クロックは,第1の基準クロックと、前記第1の基準クロックと周波数が異なる第2の基準クロックとを含み、前記送信手段は、前記第1の基準クロックに同期して、前記複数の制御信号を前記画像撮像部に送信し、前記受信手段は、前記第2の基準クロックに同期して、前記計測信号を受信するようにしてもよい。
上述した画像撮像装置において、前記画像撮像部は、核磁気共鳴画像法により画像を撮像するMRI画像撮像部であり、前記基準クロックの周波数は、0.01メガヘルツ以上であるようにしてもよい。
上述した画像撮像装置において、外部同期クロックを生成する外部同期クロック部を更に有し、前記制御部は、前記外部同期クロック部により生成された前記外部同期クロックに同期して、前記信号入出力部による信号の入出力を制御する外部同期手段を更に有するようにしてもよい。
本発明の一態様による計測装置は、計測する計測部と、前記計測部を制御する制御部とを有する計測装置であって、基準クロックを生成する基準クロック部と、前記計測部と前記制御部との間に設けられ、前記基準クロック部により生成された前記基準クロックに同期して信号を入出力する信号入出力部とを更に有し、前記制御部は、前記計測部を制御する複数の制御信号を生成し、前記計測部からの計測信号を抽出する抽出タイミングを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記複数の制御信号を、前記信号入出力部を介し、前記基準クロックに同期して前記計測部に送信する送信手段と、前記計測部からの計測信号を、前記信号入出力部を介し、前記基準クロックに同期して受信し、前記計測信号の受信数をカウントする受信手段と、前記受信手段により受信された前記計測信号の前記受信数が、前記生成手段により生成された前記抽出タイミングである場合に、前記計測信号を抽出する抽出手段とを有することを特徴とする。
本発明の一態様による画像撮像方法は、画像撮像部により画像を撮像する画像撮像方法であって、前記画像撮像部を制御する複数の制御信号を生成し、前記画像撮像部からの計測信号を抽出する抽出タイミングを生成し、前記複数の制御信号を、信号入出力部を介し、基準クロックに同期して前記画像撮像部に送信し、前記画像撮像部からの計測信号を、前記信号入出力部を介し、前記基準クロックに同期して受信し、計測開始時からの前記計測信号の受信数をカウントし、前記計測信号の前記受信数が、前記抽出タイミングである場合に、前記計測信号を抽出することを特徴とする。
上述した画像撮像方法において、前記基準クロックは,第1の基準クロックと、前記第1の基準クロックと周波数が異なる第2の基準クロックとを含み、前記第1の基準クロックに同期して、前記複数の制御信号を前記画像撮像部に送信し、前記第2の基準クロックに同期して、前記計測信号を受信するようにしてもよい。
上述した画像撮像方法において、前記画像撮像部は、核磁気共鳴画像法により画像を撮像するMRI画像撮像部であり、前記基準クロックの周波数は、0.01メガヘルツ以上であるようにしてもよい。
本発明の一態様による計測方法は、計測部により計測する計測方法であって、前記計測部を制御する複数の制御信号を生成し、前記計測部からの計測信号を抽出する抽出タイミングを生成し、前記複数の制御信号を、信号入出力部を介し、基準クロックに同期して前記計測部に送信し、前記計測部からの計測信号を、前記信号入出力部を介し、前記基準クロックに同期して受信し、計測開始時からの前記計測信号の受信数をカウントし、前記計測信号の前記受信数が、前記抽出タイミングである場合に、前記計測信号を抽出することを特徴とする。
以上の通り、本発明によれば、画像を撮像する画像撮像部と、画像撮像部を制御する制御部とを有する画像撮像装置であって、基準クロックを生成する基準クロック部と、画像撮像部と制御部との間に設けられ、基準クロック部により生成された基準クロックに同期して信号を入出力する信号入出力部とを更に有し、制御部は、画像撮像部を制御する複数の制御信号を生成し、画像撮像部からの計測信号を抽出する抽出タイミングを生成する生成手段と、生成手段により生成された複数の制御信号を、信号入出力部を介し、基準クロックに同期して画像撮像部に送信する送信手段と、画像撮像部からの計測信号を、信号入出力部を介し、基準クロックに同期して受信し、計測信号の受信数をカウントする受信手段と、受信手段により受信された計測信号の受信数が、生成手段により生成された抽出タイミングである場合に、計測信号を抽出する抽出手段とを有することを特徴とするようにしたので、特殊なハードウエアを用いることなく、安定して正確なパルス発生により画像を撮像することができる。
本発明の一実施形態による画像撮像システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による画像撮像システムの動作を説明するための機能ブロック図である。 本発明の一実施形態による画像撮像システムにおけるパルスシークエンスファイルを示す図である。 本発明の一実施形態による画像撮像システムにおける制御信号を示す図(その1)である。 本発明の一実施形態による画像撮像システムにおける制御信号を示す図(その2)である。 本発明の一実施形態による画像撮像システムにおける抽出開始タイムテーブルを示す図である。 本発明の一実施形態による画像撮像システムにおける計測信号を示す図(その1)である。 本発明の一実施形態による画像撮像システムにおける計測信号を示す図(その2)である。 本発明の一実施形態による画像撮像システムにおける計測データを示す図である。 本発明の一実施形態による画像撮像システムにおける計測動作のフローチャートである。 本発明の一実施形態による画像撮像システムによる測定結果を示す図である。
[一実施形態]
本発明の一実施形態による画像撮像システムについて図面を用いて説明する。図1は本実施形態による画像撮像システムの構成を示すブロック図であり、図2は本実施形態による画像撮像システムの動作を説明するための機能ブロック図である。
(画像撮像システム)
本実施形態の画像撮像システムには、図1に示すように、被制御機器として、核磁気共鳴画像法(MRI:Magnetic Resonance Imaging)によるMRI画像撮像装置100が設けられ、被制御機器を制御する制御装置として、汎用パーソナルコンピュータ200が設けられている。
MRI画像撮像装置100には、ディジタル信号とアナログ段の送信RFパルスとアナログ段の受信信号を送受信するディジタル送受信機102、XYZ勾配磁場を印加するための電源とコイルからなるXYZ勾配磁場電源および勾配コイル104、静磁場を印加するための静磁場磁石106、磁石温度を安定させるための磁石温度安定器108、RF微小信号を増幅するためのRF微小信号増幅器110、RF電力を増幅するためのRF電力増幅器112、RF信号を送受信するためのRFコイル114、被写体を乗せて所定の位置まで移動するための被検体べッド116、パルスシークエンスに同期して造影剤を被写体に注射するための電動注射器118、その他の撮像モダリティ、その他のMRI撮像中に動作する装置等のその他機器120が設けられている。
ディジタル送受信機102には、RF微小信号増幅器110経由で入力されたMRI信号をAD変換する機能が具備されており、AD変換後の受信信号は、第2通信バッファ236に連続的に基準クロック回路230からの周波数0.1メガヘルツから2.0メガヘルツの基準クロックに同期して伝送される。
MRI画像撮像装置100には、更に、他の装置とUSBやLAN等で接続するための通信インターフェース122が設けられている。
汎用パーソナルコンピュータ200には、メインのCPUであるMPU(Micro Processing Unit)202、MPU202が処理を行うのに必要なプログラムやデータを一時的に格納するバッファメモリであるメモリ204、グラフィック処理を行うGPU(Graphics Processing Unit)206、プログラムやデータを記憶するHDD(Hard Disk Drive)/SSD(Solid State Drive)記憶装置208が設けられている。MPU202、メモリ204、GPU206、HDD/SSD記憶装置208は、信号バス210により相互に接続されている。
なお、GPU206は科学計算に特化した計算コアを有しており、MPU202の演算処理を補助したり、優先的にGPU206を使用する計測ソフトウェアモジュールの演算処理を行ったりして、汎用パーソナルコンピュータ200全体の動作安定性を高めている。
汎用パーソナルコンピュータ200は、例えば、マイクロソフト社製のWindows(登録商標)が搭載されている。Windows(登録商標)のようなマルチタスクOSでは割り込み処理が不規則に実行される。
汎用パーソナルコンピュータ200には、更に、入出力装置を接続するための入出力インターフェース212、他の装置とUSBやLAN等で接続するための通信インターフェース214が設けられている。入出力インターフェース212、通信インターフェース214は、信号バス210に接続されている。
入出力インターフェース210には、モニター216、キーボード218、マウス220が接続されている。操作者は、これらモニター216、キーボード218、マウス220を用いて汎用パーソナルコンピュータ200を操作する。
基準クロック回路230は、MRI画像撮像装置100を同期制御する際の基準となる基準クロックを生成する。基準クロック回路230は、温度補償型水晶発振器(TCXO: Temperature Compensated Crystal Oscillator)等を用いて常に安定した一定周期の基準クロックを生成する。例えば、0.01MHz〜100MHzの基準クロックを生成する。
なお、基準クロックは必ずしもNMR周波数のことは意図していない。基準クロックを生成するのと同一の温度補償型水晶発振器(TCXO)を用いて、NMR中心周波数が生成されて発振され、ディジタル送受信機102で使用される。ただし、NMR中心周波数が2MHzを下回るような状況においては、基準クロックとNMR周波数が同一になる場合がある。
本実施形態における基準クロックの周波数は、0.01MHz以上であることが望ましく、0.1MHz〜2.0MHzの範囲内であることが更に望ましく、1.0MHzであることが特に望ましい。
基準クロックは、RFパルスでは1MHz〜100MHzが望ましく、勾配磁場パルスでは0.01MHz〜1MHzが望ましく、それぞれ要請が異なる。
理想的なパルス発生の観点からは時間分解能を上げる方向、つまり最大限の周波数である100MHzを実現することが望ましい。しかしながら、基準クロックの周波数が高くなると、送受信データの処理量が莫大になる。パルス発生を最大限に簡素化した場合では、0.01MHzの基準クロックでも、MRI撮像は可能であると考えられるが、あまりにもパルス分解能が悪くなりすぎる。
そこで、RFパルスとしての要請と勾配磁場パルスとしての要請が重なる1MHzが基準クロックとして望ましい。
なお、計測信号のデータ処理量及び処理品質の観点からは、基準クロックは0.1MHzから2.0MHzの範囲内であることが望ましい。その点でも、上述の1MHzの基準クロックは、この範囲内であり望ましい。
なお、コンピュータ技術の発展により、近い将来に望ましい基準クロックが10MHz程度まで上がる可能性はある。
汎用パーソナルコンピュータ200には、通常の入出力インターフェース212とは別個に、汎用のディジタルIOボード232が設けられている。汎用のディジタルIOボード232は信号バス210に接続されている。
汎用のディジタルIOボード232は、MRI画像撮像装置100を制御するために制御信号や、MRI画像撮像装置100からの計測信号等を、基準クロックに同期して入出力する。
このディジタルIOボード232は、基準クロックに同期して動作するので、汎用パーソナルコンピュータ200が搭載しているWindows(登録商標)において割り込み処理が発生しても、その入出力する信号に時間的なずれや揺らぎ(ジッター)が発生することなく常に安定動作させることができる。
第1通信バッファ234は、ディジタルIOボード232から送信される制御信号の送信データや、ディジタルIOボード232に受信される計測信号の受信データを一時的に記憶する。
第2通信バッファ236は、第1通信バッファ234から送信される制御信号の送信データや、第1通信バッファ234により受信される計測信号の受信データを一時的に記憶する。
第2通信バッファ236は、ディジタル送受信機102とXYZ勾配磁場電源および勾配コイル104に接続され、ディジタル送受信機102との間で信号を送受信し、XYZ勾配磁場電源および勾配コイル104に制御信号を送信する。
基準クロック回路230からの基準クロックは、ディジタルIOボード232、第1通信バッファ234、第2通信バッファ236、ディジタル送受信機102に供給され、これら機器を基準クロックに同期して動作させる。
外部同期クロック回路240は、心拍、呼吸、電源クロック等のアナログ入力を受けて比較的低速な外部同期クロックをディジタルで生成する。例えば、0.1Hz〜60Hzの外部同期クロックを生成する。
このような割り込み処理は、図3の11行目のパルスシークエンスの繰り返し時間TRよりも優先される。この機能を利用すると、パルスシークエンスファイル300を変更しなくても繰り返し時間TRが更新できる。単純に、図3の11行目のパルスシークエンスで指定された繰り返し時間TRと同一のクロックを入力してもよい。
心拍の場合には、マウスや人間の場合があるが、心電計や赤外線を利用した心拍計等からの入力により0.5〜10Hzの外部同期クロックを生成する。
呼吸の場合には、マウスや人間の場合があるが、バルーンを用いた圧力センサ等からの入力により0.1〜5Hzの外部同期クロックを生成する。
電源クロックの場合には、電源高流周波数をディジタル化する回路からの入力により50もしくは60Hzの外部同期クロックを生成する。
ただし、前述のクロックをリアルタイムに判別して、不定期な外部同期クロックを生成してもよい。例えば、呼吸開始から1秒間のブランクをおいて、次に入ってきた8個の心拍信号に対してクロックを生成するようにしてもよい。
汎用パーソナルコンピュータ200には、通常の入出力インターフェース210との別個に、更に、汎用のディジタルIOボード242が設けられている。汎用のディジタルIOボード242は信号バス210に接続されている。
汎用のディジタルIOボード242は、外部同期クロックに同期して、ディジタルIOボード232による信号の入出力を制御する。例えば、被験者の心拍に応じた外部同期クロックに同期して、MRI画像撮像装置100からの計測信号を入出力する。
本実施形態の画像撮像システムには、更に、他の汎用パーソナルコンピュータ250が設けられている。汎用パーソナルコンピュータ250は、通信インターフェース252を介して、MRI画像撮像装置100や汎用パーソナルコンピュータ200とUSBやLAN等で接続されている。
この汎用パーソナルコンピュータ250は、例えば、計測データから画像を再構成して表示する等の処理を行う。
なお、上記実施形態では、基準クロック回路230はひとつの基準クロックを生成し,その基準クロックに同期して、ディジタルIOボード232が信号を入出力したが、それに限らない。
例えば、基準クロック回路230が、互いに周波数の異なる第1の基準クロックと第2の基準クロックとを生成してもよい。例えば、1MHz〜10MHzの第1の基準クロック、0.1MHz〜2.0MHzの第2の基準クロックを生成する。
MRI画像撮像装置100を制御するために制御信号を送信する場合には、第1の基準クロックに同期して送信し、MRI画像撮像装置100からの計測信号を受信する場合には、第2の基準クロックに同期して受信する。
(画像撮像システムの動作)
次に、本実施形態の画像撮像システムの動作について、図2の機能ブロック図を用いて説明する。
本実施形態の画像撮像システムでは、計測プログラムによりMRI画像撮像装置100により画像を撮像する。計測プログラムを動作させるために、テキスト形式で記述されたパルスシークエンスからなるパルスシークエンスファイル300が用意される。
パルスシークエンスファイル300は、図3に示すように、テキスト形式で記述された複数行のパルスシークエンスにより構成されている。
パルスシークエンスファイル300の先頭には、MRI画像撮像装置100による画像撮像の初期設定のためのパルスシークエンスが配されている。
例えば、図3における1行目〜11行目のパルスシークエンスである。
1行目のパルスシークエンス(:NX 1)は、積算回数を規定する。
2行目のパルスシークエンス(:DW 5)は、受信サンプリングレート[μ秒]を規定する。
3行目のパルスシークエンス(:NR 2048)は、受信サンプリング点数を規定する。
4行目のパルスシークエンス(:N0 1)は、位相エンコード0の数を規定する。
5行目のパルスシークエンス(:N1 128)は、位相エンコード1の数を規定する。
6行目のパルスシークエンス(:N2 16)は、位相エンコード2の数を規定する。
7行目のパルスシークエンス(:S0 0)は、位相エンコード0の刻み幅を規定する。
8行目のパルスシークエンス(:S1 64)は、位相エンコード1の刻み幅を規定する。
9行目のパルスシークエンス(:S2 64)は、位相エンコード2の刻み幅を規定する。
10行目のパルスシークエンス(:DU 10)は、ダミーパルス数を規定する。
11行目のパルスシークエンス(:TR 100)は、繰り返し時間TR[ms]を規定する。
初期設定のためのパルスシークエンスに続いて、画像撮像のためにパルスシークエンスが配されている。例えば、図3における12行目以降のパルスシークエンスである。
12行目のパルスシークエンス(000099400 RF 0002)は、計測開始時から9,940μsec時に2番のRFパルスを送信することを規定する。
13行目のパルスシークエンス(000101600 GY 8000<‐e5)は、計測開始時から10,160μsec時に勾配磁場GY軸制御信号を更新出力することを規定する。
14行目のパルスシークエンス(000102200 GX 6E40)は、計測開始時から10,220μsec時に勾配磁場GX軸制御信号に6E40を出力することを規定する。
15行目のパルスシークエンス(000102600 GZ 8000<‐e6)は、計測開始時から10,260μsec時に勾配磁場GZ軸制御信号を更新出力することを規定する。
16行目のパルスシークエンス(000120320 GZ 8000)は、計測開始時から12,032μsec時に勾配磁場GZ軸制御信号に8000を出力することを規定する。
17行目のパルスシークエンス(000128260 GY 8000)は、計測開始時から12,826μsec時に勾配磁場GY軸制御信号に8000を出力することを規定する。
18行目のパルスシークエンス(000133800 GX 88D4)は、計測開始時から13,380μsec時に勾配磁場GX軸制御信号に88D4を出力することを規定する。
19行目のパルスシークエンス(000148800 AD 0000)は、計測開始時から14,880μsec時に受信信号のAD変換による取込を開始することを規定する。
20行目のパルスシークエンス(000302400 GX 8000)は、計測開始時から30,240μsec時に勾配磁場GX軸制御信号に8000を出力することを規定する。
12行目〜18行目、20行目のパルスシークエンスは、被制御機器であるMRI画像撮像装置100を動作させるためのパルスシークエンスである。
19行目のパルスシークエンスは、被制御機器であるMRI画像撮像装置100からの計測信号を抽出する抽出タイミングを規定する。
従来の画像撮像システムでは、MRI画像撮像装置100からの計測信号の抽出タイミングとなると、MRI画像撮像装置100に設けられたAD変換器(図示せず)に、別途設けられた制御線を介して、起動信号を送信していた。19行目のパルスシークエンスは、そのようなAD変換器(図示せず)への起動信号の送信タイミングを示している。
本実施形態の画像撮像システムでは、MRI画像撮像装置100のAD変換器(図示せず)を動作させておき、起動のための制御線を別途設けていない。図3のパルスシークエンスファイルは、従来の画像撮像システム用のものであるが、本実施形態では、19行目のパルスシークエンスにより、被制御機器であるMRI画像撮像装置100からの計測信号を抽出する抽出タイミングを規定する。
パルスシークエンスジェネレータ302は、パルスシークエンスファイル300から制御信号を展開したり、計測信号の抽出を開始する時刻を生成したりする。
(制御信号の送信)
まず、制御信号の送信について説明する。
パルスシークエンスジェネレータ302は、パルスシークエンスファイル300のMRI画像撮像装置100の制御を規定するパルスシークエンスを、基準クロックに基づく固定の時間間隔の制御信号に展開して、送信イベントのタイムテーブルのバッファである制御信号バッファ304に格納する。
例えば、基準クロックを1.0メガヘルツ(MHz)とすると、図4及び図5に示すように、パルスシークエンスを1μ秒(μsec)毎の制御信号に展開する。
展開された制御信号は、計測動作の開始時、すなわち、制御信号送信開始時のデータ番号を「0」として逐次連続的なデータ番号「1」「2」「3」…が付与される。制御信号のデータ番号は後述するカウンタ「N」に対応する。
例えば、図4に示すように、データ番号「0」の制御信号は「4E18,0000,0000,0000,0000,0000,0000,0000」であり、データ番号「1」の制御信号は「4E18,0000,0000,0000,0000,0000,0000,0000」であり、データ番号「2」の制御信号は「4E18,0000,0000,0000,0000,0000,0000,0000」であり、…と順番に続く制御信号が生成される。
各制御信号はセグメント化されており、図4、5の例では、「4E18」がセグメント化された各制御信号の開始を示している。
展開された制御信号は、制御信号バッファ304に格納される。制御信号バッファ304は、例えば、図1の第1通信バッファ234により構成されている。
制御信号のデータ番号から、その制御信号が送信されるべき、制御信号送信開始時からの時刻を知ることができる。例えば、データ番号が「43」の制御信号は、図4に示すように、制御信号送信開始時から43μ秒後に送信される制御信号である。例えば、データ番号が「14860」の制御信号は、図5に示すように、制御信号送信開始時から14860μ秒後、すなわち、14.86m秒後に送信される制御信号である。
制御信号バッファ304に格納された制御信号は、ディジタルIOボード232を介して、基準クロックに同期して、順次、被制御機器であるMRI画像撮像装置100に送信される。
これにより、パルスシークエンスファイル300の各パルスシークエンスに基づいて,被制御機器であるMRI画像撮像装置100が制御される。
なお、ディジタルIOボード232を介さないでよい低速の制御信号は、パルスシークエンスジェネレータ302で生成され、制御信号バッファ304に格納された後、タイミング判定ロジック322によって判定されて、被制御機器であるMRI画像撮像装置100に送信される。
なお、制御信号だけでなく、MRI画像撮像装置100の状態について通信インターフェースを介して汎用パーソナルコンピュータ200やコンピュータ250が知ることができる。
ディジタルIOボード232を介さないでよい低速の制御信号としては、例えば、ランプの点灯、ディジタル送受信機102の送受信ゲインの変更や、フィルター設定のうち低速でよい設定の変更、磁石温度安定器の制御値設定等がある。
また、制御信号バッファ304とディジタルIOボード232との間には、信号の送受信を開閉するためのバルブ324が設けられている。
バルブ324は、トリガ判定ロジック326によって開閉する。トリガ判定ロジック326は、ディジタルIOボード242を介して取り込まれる、心拍、呼吸、電源クロック等の外部同期クロックと、パルスシークエンスジェネレータ302からの外部同期取込タイミングとを考慮してバルブ324を開閉する。
バルブ324の動作はパルスシークエンスにより指示する。例えば、バルブ324動作指示用のパルスシークエンス(000312400 EX 0000)は、計測開始時から31,240μsec時にバルブ324を閉めて、トリガ判定ロジック326の指示に従って100,000μsec後にバルブ324を開ける動作をすることを規定する。この場合、計測開始時から131,240μsec時にバルブ324を閉めることになる。
(計測信号の抽出)
次に、計測信号の抽出について説明する。
パルスシークエンスジェネレータ302は、パルスシークエンスファイル300のMRI画像撮像装置100からの計測信号を抽出する抽出タイミングを規定するパルスシークエンスから、計測信号の抽出を開始する時刻を生成し、抽出開始タイムテーブル306に格納する。抽出開始タイムテーブル306は、例えば、図1の第1通信バッファ234により構成されている。
例えば、19行目のパルスシークエンス(000148800 AD 0000)から、計測信号の抽出開始時刻として「14,880μsec」を生成し、図6に示すように、抽出開始タイムテーブル306の1行目に格納する。
同様にして、計測信号を抽出する抽出タイミングを規定するパルスシークエンスから、計測信号の抽出を開始する時刻を生成し、抽出開始タイムテーブル306に順次格納する。その結果、例えば、図6に示すような抽出開始タイムテーブル306が生成される。
MRI画像撮像装置100からの計測信号は、図2に示すように、ディジタルIOボード232を介し、基準クロックに同期して、データレシーバ308により受信され、計測信号バッファ310に格納される。
例えば、基準クロックを1.0メガヘルツ(MHz)とすると、図7及び図8に示すように、1μ秒(μsec)毎に計測信号を受信する。
受信された計測信号は、計測動作の開始時、すなわち、計測信号受信開始時のデータ番号を「0」として逐次連続的なデータ番号「1」「2」「3」…が付与される。計測信号のデータ番号は後述するカウンタ「M」に対応する。
例えば、図7に示すように、データ番号「0」の計測信号は「B1E7,0000,-54,-26,0,1,0000,0000」であり、データ番号「1」の計測信号は「B1E7,0000,-54,-21,0,2,0000,0000」であり、データ番号「2」の計測信号は「B1E7,0000,-54,-16,0,3,0000,0000」であり、…と順番に続く計測信号が計測信号バッファ310に格納される。
各計測信号はセグメント化されており、図7、8の例では、「B1E7」がセグメント化された各計測信号の開始を示している。
計測信号のデータ番号から、その計測信号が受信された、計測信号受信開始時からの時刻を知ることができる。例えば、図7に示すように、データ番号が「43」の計測信号「B1E7,0000,-11,-40,0,44,0000,0000」は、計測信号受信開始時から43μ秒後に受信された計測信号である。例えば、図8に示すように、データ番号が「14860」の計測信号「B1E7,0000,-6,-30,0,14861,0000,0000」は、計測信号受信開始時から14860μ秒後、すなわち、14.86m秒後に受信された計測信号である。
図2に示すフィルター312は、計測信号バッファ310に格納された計測信号から、抽出開始タイムテーブル306に格納され抽出開始時刻に基づいて、MRI画像撮像に必要な計測信号を抽出し、計測データメモリ314に格納する。
例えば、図6に示す抽出開始タイムテーブル306の場合には、その1行目に「14,880μsec」が格納されているので、計測信号バッファ310に格納された計測信号のデータ番号を監視し、データ番号が「14880」となると計測信号の抽出を開始する。そして、抽出開始時刻「14,880μsec」から一定時間、例えば、5μsec×2048点−5μsec=10,235μsec後である、データ番号「25115」まで計測信号の抽出を行う。すななち、計測信号のデータ番号が「14880」〜「25115」であると、その計測信号を抽出する。
続いて、抽出開始タイムテーブル306の2行目に「114,880μsec」が格納されているので、引き続き、計測信号バッファ310に格納された計測信号のデータ番号を監視し、データ番号が「114880」となると計測信号の抽出を開始する。そして、抽出開始時刻「114,880μsec」から一定時間、例えば、10,235μsec後である、データ番号「125115」まで計測信号の抽出を行う。すななち、計測信号のデータ番号が「114880」〜「125115」であると、その計測信号を抽出する。
同様にして、抽出開始タイムテーブル306の記載された抽出開始時刻に基づいて,計測信号を順次抽出する。
その結果、計測データとしては、例えば、図9に示すように、図6の抽出開始タイムテーブル306の抽出開始時刻に対応して、抽出開始時刻「14,880μsec」から一定時間、例えば、10,235μsecの計測データ、抽出開始時刻「114,880μsec」から一定時間、例えば、10,235μsecの計測データ、…、が抽出される。
計測データメモリ314に格納された計測データは、データ処理部316により、ノイズ除去、画像再構成等の各種処理が行われ、保存データ318として、HDD/SSD記憶装置208に格納されたり、データ表示320として、汎用パーソナルコンピュータ250に表示されたりする。
なお、パルスシークエンスジェネレータ302、フィルター312には、図2に示すように、外部からユーザー設定値を適宜入力することができる。
例えば、パルスシークエンスジェネレータ302に外部からのユーザー設定値を入力することにより、パルスシークエンスファイル300よりも優先して情報を与えたり、外部同期クロック回路を使用するかしないかを設定したり、勾配磁場パルスのXYZ出力の3軸回転角を設定したりする。
また、フィルター312に外部からのユーザー設定値を入力することにより、FIRフィルターのタップ数を設定したり、カットオフ周波数を設定したり、その他の信号処理を指示したりすることができる。
(画像撮像システムの計測動作フロー)
次に、本実施形態の画像撮像システムにおける計測動作フローについて、図10のフローチャートを用いて説明する。
画像撮像システムにおける計測を開始すると、初期設定として、カウンタN及びカウンタMを0にリセットする(ステップS01)。カウンタNは、制御信号のデータ番号に対応し、カウンタMは、計測信号のデータ番号に対応している。
まず、制御信号バッファ304からディジタルIOボード232に送信された制御信号が計測終了信号か否か判断する(ステップS02)。本実施形態では、制御信号のひとつとして計測を終了するための計測終了信号を用意しておく。
ステップS02において制御信号が計測終了信号であると判断された場合には直ちに計測を終了する。
ステップS02において制御信号が計測終了信号でないと判断された場合には、その制御信号を被制御機器であるMRI画像撮像装置100に送信し(ステップS03)、カウンタNに1を加算する。
次に、ディジタルIOボート232がMRI画像撮像装置100から受信した受信信号が計測信号か否か判断する(ステップS05)。計測信号はセグメント化され、「B1E7」がセグメント化された各計測信号の開始を示しているので、「B1E7」を検出すると、その受信信号を計測信号と判断する。
ステップS05において受信信号が計測信号でないと判断された場合にはステップS02に戻る。
ステップS05において受信信号が計測信号であると判断された場合には、その受信信号を計測信号として受信し(ステップS06)、カウンタMに1を加算する。
次に、カウンタMが計測信号抽出タイミングであるか否か判断する(ステップS08)。
ステップS08においてカウンタMが計測信号抽出タイミングでないと判断された場合にはステップS02に戻る。
ステップS08においてカウンタMが計測信号抽出タイミングであると判断された場合には、その計測信号を抽出し(ステップS09)、ステップS02に戻る。
ステップS08では、抽出開始タイムテーブル306からデータを抽出すべきタイミング、すなわち、計測開始時からの時刻が求められ、カウンタMが計測信号抽出タイミングであるか否か判断する。
例えば、図6に示す抽出開始タイムテーブル306の場合には、上述したように、1行目の「14,880μsec」に基づいて、カウンタMが「14880」〜「25115」であると、その計測信号を抽出する。2行目の「114,880μsec」に基づいて、カウンタMが「114880」〜「125115」であると、その計測信号を抽出する。以降、同様にして、抽出開始タイムテーブル306の記載された抽出開始時刻に基づいて,計測信号を順次抽出する。
上述した処理を繰り返し、カウンタNによりMRI画像撮像装置100に送信した制御信号の個数をカウントし、カウンタMによりMRI画像撮像装置100から受信した計測信号の個数をカウントし、カウンタMに基づいて計測信号を抽出する。
このように、計測開始時からの計測信号の個数をカウントすることにより、MRI画像撮像装置100に設けられたAD変換器(図示せず)起動のための制御線を別途設けることなく、計測信号から必要な計測データを抽出することができる。
なお、上記実施形態では、制御信号の個数をカウントするカウンタNと別個に計測信号の個数をカウントするカウンタMを設け、制御信号のカウントと計測信号のカウントを独立に行っている。このため次のような利点がある。
例えば、ステップS05において計測信号が検出されない場合には、カウンタMがカウントアップされない。その場合には,カウンタMのカウント値はカウンタNのカウント値より少なくなるが,そのまま処理が正常に行われる。
また、前述したように、基準クロック回路230が、互いに周波数の異なる第1の基準クロックと第2の基準クロックとを生成し、第1の基準クロックに同期してMRI画像撮像装置100への制御信号を送信し、第2の基準クロックに同期してMRI画像撮像装置100からの計測信号を受信する場合がある。その場合には、カウンタNを用いて、第1の基準クロックに同期して送信される制御信号の個数をカウントし、カウンタMを用いて、第2の基準クロックに同期して受信される計測信号をカウントする。
なお、上述のフローチャートによる画像撮像システムの計測処理は一例であって、これに限らない。例えば、ステップS03、ステップS06、ステップS09は、計測を妨げないようにマルチタスク化・マルチスレッド化して独立動作させてもよい。特に、ステップS09の動作は、ステップS06で保存された莫大なデータを用いれば、実験終了後でも、終了後の時点から後ろ向き(レトロスプクティブ)に過去にさかのぼってデータを集めて分析してもよい。例えば、カウンタMのタイミングを、実験終了後に変更して、計測信号を抽出してもよい。また、ステップS06において、計測信号の生データは放棄してもよいし、保存し続けてもよい。
(実施例)
本実施形態による画像撮像システムによりリンゴの断面を撮像した。リンゴの撮像結果を図11に示す。図11に示すように、本実施形態により良好な撮像画像を得ることができた。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
上記実施形態では、MRI画像撮像装置による画像撮像システムに本発明を適用したが、これに限らない。例えば、X線CT装置や、超音波CT装置,PET―CT装置等の画像撮像装置による画像撮像システムに本発明を適用してもよい。また、画像撮像システムに限らず、半導体ステッパー、食品製造器、高度検査機器、NC旋盤等工作機、形状加工計測装置、(三次元)形状マッピング装置、形状計測装置、共鳴計測装置、分布計測装置、物理計測装置、分布観測装置等のあらゆる計測装置による計測システムに本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、ユーザーがパルスシークエンスファイルを予め用意したが、これに限らない。例えば、データ処理部316によって、パルスシークエンスファイルを自動生成して被制御機器100の最適な動作状態を実現してもよい。この場合、前述の装置に適用範囲は留まらない。自動車や航空機等の自動操縦に適応してもよい。
なお、本明細書において「計測」とは、対象物の画像の撮像、対象物の形状等の測定、対象物の検査、対象物の特性の測定・検査、物理量の測定、物理量の検査等のあらゆる計測を含む。
100…MRI画像撮像装置
200…汎用パーソナルコンピュータ
102…ディジタル送受信機
104…XYZ勾配磁場電源及び勾配コイル
106…静磁場磁石
108…磁石温度安定器
110…RF微小信号増幅器
112…RF電力増幅器
114…RFコイル
116…被検体ヘッド
118…電動注射器
120…その他の機器
122…通信インターフェース
202…MPU
204…メモリ
206…GPU
208…HDD/SSD記憶装置
210…信号バス
212…入出力インターフェース
214…通信インターフェース
216…モニター
218…キーボード
220…マウス
230…基準クロック回路
232…ディジタルIOボード
234…第1通信バッファ
236…第2通信バッファ
240…外部同期クロック回路
242…ディジタルIOボード
300…パルスシークエンスファイル
302…パルスシークエンスジェネレータ
304…制御信号バッファ
306…抽出開始タイムテーブル
308…データレシーバ
310…計測信号バッファ
312…フィルター
314…計測データメモリ
316…データ処理部
318…保存データ
320…データ表示
322…タイミング判定ロジック
324…バルブ
326…トリガ判定ロジック

Claims (10)

  1. 画像を撮像する画像撮像部と、前記画像撮像部を制御する制御部とを有する画像撮像装置であって、
    基準クロックを生成する基準クロック部と、
    前記画像撮像部と前記制御部との間に設けられ、前記基準クロック部により生成された前記基準クロックに同期して信号を入出力する信号入出力部とを更に有し、
    前記制御部は、
    前記画像撮像部を制御する複数の制御信号を生成し、前記画像撮像部からの計測信号を抽出する抽出タイミングを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記複数の制御信号を、前記信号入出力部を介し、前記基準クロックに同期して前記画像撮像部に送信する送信手段と、
    前記画像撮像部からの計測信号を、前記信号入出力部を介し、前記基準クロックに同期して受信し、前記計測信号の受信数をカウントする受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記計測信号の前記受信数が、前記生成手段により生成された前記抽出タイミングである場合に、前記計測信号を抽出する抽出手段とを有する
    ことを特徴とする画像撮像装置。
  2. 請求項1記載の画像撮像装置において、
    前記生成手段は、
    前記画像撮像部を制御する第1のパルスシークエンスから前記画像撮像部を制御する前記複数の制御信号を生成し、
    前記画像撮像部から計測信号を抽出する第2のパルスシークエンスから前記画像撮像部からの前記計測信号を抽出する
    ことを特徴とする画像撮像装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像撮像装置において、
    前記基準クロックは,第1の基準クロックと、前記第1の基準クロックと周波数が異なる第2の基準クロックとを含み、
    前記送信手段は、前記第1の基準クロックに同期して、前記複数の制御信号を前記画像撮像部に送信し、
    前記受信手段は、前記第2の基準クロックに同期して、前記計測信号を受信する
    ことを特徴とする画像撮像装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像撮像装置において、
    前記画像撮像部は、核磁気共鳴画像法により画像を撮像するMRI画像撮像部であり、
    前記基準クロックの周波数は、0.1メガヘルツから2.0メガヘルツの範囲内である
    ことを特徴とする画像撮像装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像撮像装置において、
    外部同期クロックを生成する外部同期クロック部を更に有し、
    前記制御部は、
    前記外部同期クロック部により生成された前記外部同期クロックに同期して、前記信号入出力部による信号の入出力を制御する外部同期手段を更に有する
    ことを特徴とする画像撮像装置。
  6. 計測する計測部と、前記計測部を制御する制御部とを有する計測装置であって、
    基準クロックを生成する基準クロック部と、
    前記計測部と前記制御部との間に設けられ、前記基準クロック部により生成された前記基準クロックに同期して信号を入出力する信号入出力部とを更に有し、
    前記制御部は、
    前記計測部を制御する複数の制御信号を生成し、前記計測部からの計測信号を抽出する抽出タイミングを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記複数の制御信号を、前記信号入出力部を介し、前記基準クロックに同期して前記計測部に送信する送信手段と、
    前記計測部からの計測信号を、前記信号入出力部を介し、前記基準クロックに同期して受信し、前記計測信号の受信数をカウントする受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記計測信号の前記受信数が、前記生成手段により生成された前記抽出タイミングである場合に、前記計測信号を抽出する抽出手段とを有する
    ことを特徴とする計測装置。
  7. 画像撮像部により画像を撮像する画像撮像方法であって、
    前記画像撮像部を制御する複数の制御信号を生成し、
    前記画像撮像部からの計測信号を抽出する抽出タイミングを生成し、
    前記複数の制御信号を、信号入出力部を介し、基準クロックに同期して前記画像撮像部に送信し、
    前記画像撮像部からの計測信号を、前記信号入出力部を介し、前記基準クロックに同期して受信し、
    計測開始時からの前記計測信号の受信数をカウントし、
    前記計測信号の前記受信数が、前記抽出タイミングである場合に、前記計測信号を抽出する
    ことを特徴とする画像撮像方法。
  8. 請求項7記載の画像撮像方法において、
    前記基準クロックは,第1の基準クロックと、前記第1の基準クロックと周波数が異なる第2の基準クロックとを含み、
    前記第1の基準クロックに同期して、前記複数の制御信号を前記画像撮像部に送信し、
    前記第2の基準クロックに同期して、前記計測信号を受信する
    ことを特徴とする画像撮像方法。
  9. 請求項7又は8項に記載の画像撮像装置において、
    前記画像撮像部は、核磁気共鳴画像法により画像を撮像するMRI画像撮像部であり、
    前記基準クロックの周波数は、0.1メガヘルツから2.0メガヘルツの範囲内である
    ことを特徴とする画像撮像方法。
  10. 計測部により計測する計測方法であって、
    前記計測部を制御する複数の制御信号を生成し、
    前記計測部からの計測信号を抽出する抽出タイミングを生成し、
    前記複数の制御信号を、信号入出力部を介し、基準クロックに同期して前記計測部に送信し、
    前記計測部からの計測信号を、前記信号入出力部を介し、前記基準クロックに同期して受信し、
    計測開始時からの前記計測信号の受信数をカウントし、
    前記計測信号の前記受信数が、前記抽出タイミングである場合に、前記計測信号を抽出する
    ことを特徴とする計測方法。
JP2013535691A 2011-09-27 2011-09-27 画像撮像装置及び画像撮像方法 Active JP5848769B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2011/072079 WO2013046337A1 (ja) 2011-09-27 2011-09-27 画像撮像装置及び画像撮像方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013046337A1 true JPWO2013046337A1 (ja) 2015-03-26
JP5848769B2 JP5848769B2 (ja) 2016-01-27

Family

ID=47994450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013535691A Active JP5848769B2 (ja) 2011-09-27 2011-09-27 画像撮像装置及び画像撮像方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10564235B2 (ja)
EP (1) EP2684517A4 (ja)
JP (1) JP5848769B2 (ja)
WO (1) WO2013046337A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013046337A1 (ja) * 2011-09-27 2013-04-04 株式会社エム・アール・テクノロジー 画像撮像装置及び画像撮像方法
US20150134261A1 (en) * 2013-11-14 2015-05-14 J. Michael O'Connor Synchronization of patient motion detection equipment with medical imaging systems
US9660599B2 (en) * 2014-05-07 2017-05-23 Nvidia Corporation Radio frequency power amplifier including a pulse generator and matching network circuit
WO2016184760A1 (en) * 2015-05-15 2016-11-24 Eidgenössische Technische Hochschule (ETH) Active noise suppression for magnetic resonance based magnetic field probes

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63132644A (ja) * 1986-11-25 1988-06-04 株式会社島津製作所 Mri用制御信号発生装置
JP2000041974A (ja) * 1998-05-18 2000-02-15 Konica Corp 画像処理装置
JP2005152032A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Asahi Kasei Microsystems Kk Ad変換回路
JP2010220651A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Shimadzu Corp 放射線撮影装置
JP2011515676A (ja) * 2008-03-19 2011-05-19 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 単一光子放射線検出器

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3522021A (en) * 1968-07-01 1970-07-28 Gen Electric Process for metalliding aluminum surfaces
US4284950A (en) * 1978-08-05 1981-08-18 E M I Limited Imaging systems
US4452250A (en) * 1982-04-29 1984-06-05 Britton Chance NMR System for the non-invasive study of phosphorus metabilism
JPH024331A (ja) * 1988-06-20 1990-01-09 Mitsubishi Electric Corp 磁気共鳴装置
DE3821984A1 (de) * 1988-06-30 1990-04-12 Philips Patentverwaltung Schaltungsanordnung zur erzeugung von hochfrequenzsignalen fuer kernspinuntersuchungen
US5657757A (en) 1995-08-17 1997-08-19 General Electric Company Interleaved MR spectroscopy and imaging with dynamically changing acquisition parameters
JPH10213557A (ja) 1997-01-17 1998-08-11 Heishun Sai 水素核磁気共鳴を利用した農産物の非破壊検査方法とその磁石箱及び装置
US6025717A (en) * 1997-06-23 2000-02-15 Fonar Corporation Diagnostic simulator for MRI
US6529000B2 (en) * 2000-12-29 2003-03-04 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Method and system for processing magnetic resonance signals to remove transient spike noise
US6549799B2 (en) * 2001-04-18 2003-04-15 Sunnybrook And Women's College Health Sciences Centre Concurrent MRI of multiple objects
AR040189A1 (es) * 2003-06-11 2005-03-16 Spinlock S R L Un metodo, elementos sensores y una disposicion para la deteccion y/o analisis de compuestos que presenten, simultaneamente, resonancia cuadrupolar nuclear y resonancia magnetica nuclear o doble resonancia cuadrupolar nuclear
JP4718790B2 (ja) * 2004-04-05 2011-07-06 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置
EP2674774B1 (en) * 2007-12-21 2021-05-26 Koninklijke Philips N.V. Wireless transmit and receive MRI coils
JP5624283B2 (ja) * 2008-06-30 2014-11-12 株式会社東芝 磁気共鳴診断装置および磁気共鳴診断メインユニット
JP5355044B2 (ja) * 2008-11-11 2013-11-27 株式会社東芝 磁気共鳴映像装置
JP5481163B2 (ja) * 2009-10-30 2014-04-23 株式会社東芝 磁気共鳴映像装置
JP5558079B2 (ja) * 2009-11-06 2014-07-23 株式会社東芝 磁気共鳴画像診断装置
WO2013046337A1 (ja) * 2011-09-27 2013-04-04 株式会社エム・アール・テクノロジー 画像撮像装置及び画像撮像方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63132644A (ja) * 1986-11-25 1988-06-04 株式会社島津製作所 Mri用制御信号発生装置
JP2000041974A (ja) * 1998-05-18 2000-02-15 Konica Corp 画像処理装置
JP2005152032A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Asahi Kasei Microsystems Kk Ad変換回路
JP2011515676A (ja) * 2008-03-19 2011-05-19 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 単一光子放射線検出器
JP2010220651A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Shimadzu Corp 放射線撮影装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10564235B2 (en) 2020-02-18
WO2013046337A1 (ja) 2013-04-04
EP2684517A1 (en) 2014-01-15
US20130162248A1 (en) 2013-06-27
EP2684517A4 (en) 2015-03-25
JP5848769B2 (ja) 2016-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8417007B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus and magnetic resonance imaging method
JP5848769B2 (ja) 画像撮像装置及び画像撮像方法
US10955509B2 (en) Arterial spin labeling with reduced acoustic noise emissions and method of operation thereof
KR100646914B1 (ko) 자기공명 이미징장치
US9439603B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus and method
WO2012049634A1 (en) Mr data acquisition using physiological monitoring
US10598752B2 (en) Magnetic resonance imaging (MRI) apparatus and method of obtaining magnetic resonance image
KR20160020897A (ko) 자기 공명 영상 장치의 펄스 시퀀스 검증 방법 및 이를 위한 장치
KR101797674B1 (ko) 자기 공명 영상 촬영 장치 및 그에 따른 자기 공명 영상 촬영 방법
JP5337385B2 (ja) 磁気共鳴映像装置
JP5144106B2 (ja) イメージング装置
JP5289292B2 (ja) 磁気共鳴映像化装置
KR20160020289A (ko) 자기공명영상장치의 펄스 시퀀스를 디스플레이하는 방법 및 이를 위한 장치
KR102016422B1 (ko) 자기 공명 영상 장치 및 이를 이용한 혈류 영상 복원 방법
JP2015002834A (ja) 磁気共鳴イメージング装置及び磁気共鳴イメージング方法
US20190033407A1 (en) Magnetic resonance imaging apparatus and method of generating magnetic resonance image
KR102306534B1 (ko) 자기 공명 영상 장치 및 그 동작방법
JP7034673B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
KR100732790B1 (ko) 프리펄스와 촬상펄스열 사이에 긴 대기시간을 요하는자기공명 이미징
JP5389323B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2016106662A (ja) 磁気共鳴イメージング装置およびその制御方法
JP6430130B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP5847247B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
KR20180052090A (ko) 자기 공명 영상 장치 및 자기 공명 영상 획득 방법
JP2014237035A (ja) 磁気共鳴映像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5848769

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250