JPWO2013018914A1 - 試験装置、システム、プログラム、及び、方法 - Google Patents
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Abstract
課題アプリケーションのシミュレーション環境を適切に構築する。解決手段試験装置は、複数のサーバ毎にサーバ仕様を格納するサーバ情報格納手段の識別子と、複数のアプリケーション毎にモジュール名を含むアプリケーション情報を格納するアプリケーション情報格納手段の識別子と、前記複数のアプリケーションの各々と前記複数のサーバのいずれかとを対応付けた配備情報を格納する配備情報格納手段の識別子と、を格納する識別子格納手段と、前記識別子格納手段を参照して、前記配備情報に示された前記複数のアプリケーションの各々について、対応する前記サーバ仕様と前記モジュール名とを取得し、当該モジュール名が示すアプリケーションのモジュールを、当該サーバ仕様を反映した自装置上の仮想サーバ上に配備する配備手段と、を備える。
Description
本発明は試験装置、システム、プログラム、及び、方法に関する。
アプリケーションの機能検証を行なう場合、アプリケーションの動作環境を適切に構築する必要がある。例えば、特開2011−60053号公報には、アプリケーションシステムの構築を行なう際に、ハードウェア要件を見積もるサイジングシステムの一例について記載されている。また、特開2010−49688号公報には、分散環境において、リソースへのアプリケーションのマッピングを行なう技術の一例が記載されている。
しかし、上述の技術では、クラウド環境等においてアプリケーションを実際に配備するサーバの情報を反映してシミュレーション環境を構築しないため、クラウド環境等で動作するアプリケーションの開発においてアプリケーションの機能検証を行う場合に、アプリケーションのシミュレーション環境を適切に構築することは困難であるという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決すべく、アプリケーションのシミュレーション環境を適切に構築できる試験装置、システム、プログラム、及び、方法を提供することを目的とする。
そこで、本発明は上記課題を解決すべく、アプリケーションのシミュレーション環境を適切に構築できる試験装置、システム、プログラム、及び、方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の一形態は、試験装置であって、複数のサーバ毎にサーバ仕様を格納するサーバ情報格納手段の識別子と、複数のアプリケーション毎にモジュール名を含むアプリケーション情報を格納するアプリケーション情報格納手段の識別子と、前記複数のアプリケーションの各々と前記複数のサーバのいずれかとを対応付けた配備情報を格納する配備情報格納手段の識別子と、を格納する識別子格納手段と、前記識別子格納手段を参照して、前記配備情報に示された前記複数のアプリケーションの各々について、対応する前記サーバ仕様と前記モジュール名とを取得し、当該モジュール名が示すアプリケーションのモジュールを、当該サーバ仕様を反映した自装置上の仮想サーバ上に配備する配備手段と、を備える。
また、本発明は、複数のサーバ毎にサーバ仕様を格納するサーバ情報格納手段の識別子と、複数のアプリケーション毎にモジュール名を含むアプリケーション情報を格納するアプリケーション情報格納手段の識別子と、前記複数のアプリケーションの各々と前記複数のサーバのいずれかとを対応付けた配備情報を格納する配備情報格納手段の識別子と、を格納する識別子格納手段を備えるコンピュータに、前記識別子格納手段を参照して、前記配備情報に示された前記複数のアプリケーションの各々について、対応する前記サーバ仕様と前記モジュール名とを取得し、当該モジュール名が示すアプリケーションのモジュールを、当該サーバ仕様を反映した自装置上の仮想サーバ上に配備する配備ステップを実行させる試験プログラムを提供する。
また、本発明は、複数のサーバ毎にサーバ仕様を格納するサーバ情報格納手段の識別子と、複数のアプリケーション毎にモジュール名を含むアプリケーション情報を格納するアプリケーション情報格納手段の識別子と、前記複数のアプリケーションの各々と前記複数のサーバのいずれかとを対応付けた配備情報を格納する配備情報格納手段の識別子と、識別子格納手段に格納し、前記識別子格納手段を参照して、前記配備情報に示された前記複数のアプリケーションの各々について、対応する前記サーバ仕様と前記モジュール名とを取得し、当該モジュール名が示すアプリケーションのモジュールを、当該サーバ仕様を反映した自装置上の仮想サーバ上に配備する試験方法を提供する。
また、本発明は、複数のサーバ毎にサーバ仕様を格納するサーバ情報格納手段の識別子と、複数のアプリケーション毎にモジュール名を含むアプリケーション情報を格納するアプリケーション情報格納手段の識別子と、前記複数のアプリケーションの各々と前記複数のサーバのいずれかとを対応付けた配備情報を格納する配備情報格納手段の識別子と、を格納する識別子格納手段を備えるコンピュータに、前記識別子格納手段を参照して、前記配備情報に示された前記複数のアプリケーションの各々について、対応する前記サーバ仕様と前記モジュール名とを取得し、当該モジュール名が示すアプリケーションのモジュールを、当該サーバ仕様を反映した自装置上の仮想サーバ上に配備する配備ステップを実行させる試験プログラムを提供する。
また、本発明は、複数のサーバ毎にサーバ仕様を格納するサーバ情報格納手段の識別子と、複数のアプリケーション毎にモジュール名を含むアプリケーション情報を格納するアプリケーション情報格納手段の識別子と、前記複数のアプリケーションの各々と前記複数のサーバのいずれかとを対応付けた配備情報を格納する配備情報格納手段の識別子と、識別子格納手段に格納し、前記識別子格納手段を参照して、前記配備情報に示された前記複数のアプリケーションの各々について、対応する前記サーバ仕様と前記モジュール名とを取得し、当該モジュール名が示すアプリケーションのモジュールを、当該サーバ仕様を反映した自装置上の仮想サーバ上に配備する試験方法を提供する。
本発明は、アプリケーションのシミュレーション環境を適切に構築できる試験装置、システム、プログラム、及び、方法を提供する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
なお、各実施形態の装置等を構成する各部は、論理回路等のハードウェアで構成される。また、各部は、コンピュータの制御部、メモリ、メモリにロードされたプログラム、プログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェースなどからなり、ハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現されてもよい。そして特に断りのない限り、その実現方法、装置は限定されない。
また、制御部はCPU(Central Processing Unit)などからなり、OS(Operating system)を動作させて装置等の全体を制御するとともに、例えばドライブ装置などに装着された記録媒体からメモリにプログラムやデータを読み出し、これに従って各種の処理を実行する。記録媒体は、例えば光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、半導体メモリ等であって、コンピュータプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録する。また、コンピュータプログラムは、通信網に接続されている図示しない外部コンピュータからダウンロードされても良い。
<実施形態1>
次に、本発明の第1の実施形態について図面を用いて説明する。
試験システム4は、試験装置1とリポジトリ2とを含む。図1には、試験システム4の一例が示されている。リポジトリ2は、図示しないコンピュータに接続されているディスク等に格納されている。試験装置1と当該コンピュータとは通信回線で接続されている。なお、リポジトリ2は、試験装置1が備えているディスク等に格納されていても良い。
まず、リポジトリ2について説明する。
リポジトリ2は、AP情報格納部21、サーバ情報格納部22、配備情報格納部23、VM情報格納部24を含む。
サーバ情報格納部22は、サーバ情報を格納する。サーバ情報とは、図2に示すように、サーバを識別する識別子のサーバID(IDentification)と、サーバの仕様との対応関係を示す情報である。サーバの仕様(サーバ仕様)とは、CPUの性能や数、メモリ容量、ディスク容量などのハードウェア構成の他、OSの構成や種類などのソフトウェア諸元、TCP(Transmission Control Protocol)ポートの開閉状態、接続関係などの、サーバの構成に関する各種情報である。接続関係は、通信相手サーバ識別子、使用プロトコルスタック、相手先アドレス、その他通信環境情報を含む。
VM情報格納部24は、VM情報を格納する。VM情報とは、図6に示すように、仮想サーバ(以下、VM:Virtual Machineとも言う)を識別する識別子のVMIDと、VMの仕様との対応関係を示す情報である。後述するように、VMは予め試験装置1上に生成されているか、あるいは、配備部14によって試験装置1上に生成される。VM情報格納部24は、試験装置1から、図示しない通信回線等を介して、試験装置1上に生成されたVMの情報を受信して格納する。ここで、VMの仕様(VM仕様)とは、仮想サーバのCPUの性能や数、メモリ容量、ディスク容量などのハードウェア構成の他、OSの構成や種類などのソフトウェア諸元、TCPポートの開閉状態、プロトコルスタックの階層情報、他の仮想サーバとの通信可否などを示す接続関係などの、仮想サーバの構成に関する各種情報である。接続関係は、通信相手サーバ識別子、使用プロトコルスタック、相手先アドレス、その他通信環境情報を含む。
AP情報格納部21は、アプリケーション情報(AP情報)を格納する。配備情報格納部23は、配備情報を格納する。AP情報と配備情報の詳細は後述する。
サーバ情報は、例えば、データセンタ管理者等により行なわれるセンタ設計の結果に基づいて設定される情報である。サーバ情報は、現実に存在するデータセンタの構成などを反映した情報、すなわち、試験装置1が、データセンタのコンピュータから受信した情報であっても良い。
配備情報は、サービスインテグレータ等により行なわれるアプリケーションアーキテクチャ設計の結果に基づいて設定される情報である。AP情報は、プログラム開発者によって行なわれるアプリケーションプログラム開発の結果に基づいて設定される情報である。
すなわち、サーバ情報、AP情報、配備情報の各々は、例えば、アプリケーションサービスシステム設計に携わる、異なる立場の主体(個人、チームや企業)によって設定される。また、これらの情報は、同一の主体によってアプリケーションサービスシステム設計の異なる工程、フェーズで設定されても良い。例えば、クラウドコンピューティングサービスにおいて、PaaS(Platform as a Service)型サービスであれば、アプリケーション開発者がAP情報を設計し、サービス提供者等がサーバ情報や配備情報を設計する。一方、SaaS(Software as a Service)型サービスであれば、AP情報、サーバ情報、配備情報は、サービス提供者等が設計する。
次に、試験装置1について説明する。
試験装置1は、AP情報設計部11、配備情報設計部12、識別子格納部13、配備部14、VM格納域15、第1試験実行部16、を含む。
AP情報設計部11は、プログラム開発者等であるユーザの操作に従ってアプリケーション(以下、AP:Applicationとも言う)情報を設計するための手段、例えば、プログラム開発支援ツールである。アプリケーション情報(AP情報)とは、例えば、図3に示すようなアプリケーションを識別する識別子のAPIDと、当該アプリケーションのプログラムモジュール(モジュール、APモジュールとも呼ぶ)を示すAPモジュール名との対応関係を示す情報や、2以上のアプリケーションモジュール間の呼び出し関係を示すアプリケーションの論理構成情報等である。
アプリケーションの論理構成情報は、例えばXML(Extensible Markup Language)などの言語で記述されても良い。また、AP情報は、図5に示すような、アプリケーションのソース名(ソースプログラム名)とコンパイル環境定義情報とを含んでいても良い。ここで、コンパイル環境定義情報とは、ソース名が示すソースファイルをコンパイルするために必要なコンパイラ名や使用ライブラリ名、パラメタ値などの各種情報である。このようにアプリケーションがソースで用意される場合、アプリケーションアーキテクチャの設計段階においてアプリケーションとその配備先のサーバとを、後述の配備情報により対応付けることができる。AP情報設計部11によって設計されたAP情報は、リポジトリ2内のAP情報格納部21に格納される。なお、AP情報は、予めAP情報格納部21に格納されても良い。その場合には、試験装置1はAP情報設計部11を備えていなくても良い。
配備情報設計部12は、サービスインテグレータ等であるユーザの操作に従って、APモジュールと該APモジュールを配備するサーバとの関係を示す配備情報を設計するための手段、例えば、アプリケーションアーキテクチャ設定支援ツールである。図4には、配備情報の一例が示されている。配備情報は、サーバを識別するサーバIDとアプリケーションを識別するAPIDとを対応付けて記憶する。配備情報は、例えばXMLなどの言語で記述されても良い。配備情報設計部12によって設計された配備情報は、リポジトリ2内の配備情報格納部23に格納される。なお、配備情報は、予め配備情報格納部23に格納されても良い。その場合には、試験装置1は配備情報設計部12を備えていなくても良い。
サーバ情報設計部17は、データセンタ管理者等のユーザの操作に従ってサーバ情報を設計するための手段、例えば、センタ設計支援ツールである。サーバ情報とは、例えば、図2に示すようなサーバを識別する識別子のサーバIDと、当該サーバの仕様との対応関係を示す情報である。なお、サーバ情報は、予めサーバ情報格納部22に格納されても良い。その場合には、試験装置1はサーバ情報設計部17を備えていなくても良い。
識別子格納部13は、AP情報格納部21の識別子(AP情報格納部識別子)と、サーバ情報格納部22の識別子(サーバ情報格納部識別子)と、配備情報格納部23の識別子(配備情報格納部識別子)と、VM情報格納部24の識別子(VM情報格納部識別子)と、を格納する。各識別子は、後述する配備部14が、各格納部を参照する際に用いられる。識別子格納部13は、例えばファイルディレクトリである。
配備部14は、リポジトリ2の配備情報格納部24を参照し、配備情報格納部24が格納している配備情報を取得する。また、配備部14は、配備情報が示すサーバIDに基づいて、リポジトリ2のサーバ情報格納部22を参照し、サーバ情報を取得する。また、配備部14は、サーバ情報が示すサーバ仕様を反映した仮想サーバを試験装置1に生成する。ここで、仮想サーバを生成するとは、例えば、配備部14が、VM格納域15に、各仮想サーバのハードウェア構成情報を格納したり、仮想サーバの仮想ディスク(に対応する実ディスクの領域)内にOS等のプログラムやそれらのプログラムが仮想サーバ上でアクセスする環境設定情報を格納したりすることを意味する。
また、配備部14は、サーバ情報格納部22から接続関係を取得して、通信接続されている仮想サーバ対応に仮想的な通信路情報を生成して、VM格納域15に格納し、通信環境定義情報を生成して、仮想サーバに配備するOSの構成情報格納域に格納する。なお、管理者等は、サーバ情報格納部22に格納する接続関係を予めパターン化しておき、配備部14が生成する通信環境定義情報をパターン対応に予め試験装置1の図示しない記憶部に格納しておいても良い。
なお、予め試験装置1に仮想サーバが生成されている場合には、配備部14は、サーバ情報が示すサーバ仕様が反映された仮想サーバを検索しても良い。ここで、サーバ仕様が反映される、とは、仮想サーバのVM仕様とサーバ仕様とが一致することである。但し、性能や記憶容量については、仮想サーバのハードウェア仕様は、仮想サーバが生成された試験装置1上のハードウェアリソースによって制限されるため、配備部14は、ハードウェア仕様をそのまま全て反映させた仮想サーバを試験装置1上に生成することが出来ない場合がある。
また、配備部14は、AP情報格納部21を参照して、配備情報のAPIDと対応するAPモジュール名のモジュールを、サーバ仕様を反映した仮想サーバ上に配備する。なお、APIDが図5に示すようなソース名、コンパイル環境定義情報と対応づけられている場合には、配備部14は、コンパイル環境定義情報に基づいて、ソース名が示すソースファイルをコンパイルした結果のAPモジュールを仮想サーバ上に配備する。
配備部14の動作について、図1〜7を用いて具体的に説明する。例えば、配備部14は、図4の配備情報を参照して、サーバID:SVAと、APID:AP1とが対応していることを把握する。次に配備部14は、図2のサーバ情報を参照して、サーバID:SVAに対応するサーバ仕様を参照する。次に、配備部14は、該サーバ仕様を反映した仮想サーバを試験装置1上に生成する。
配備部14は、サーバID:SVAに対応するサーバ仕様を反映した仮想サーバのVMIDを、例えばVMAとし、該VMIDと、該仮想サーバの仕様とを対応付けて図6のVM情報格納部24に格納する(以下、VMIDがXの仮想サーバを仮想サーバXとも言う。例えば、VMIDがVMAの仮想サーバを仮想サーバVMAとも言う)。
次に配備部14は、図3のAP情報を参照して、APIDがAP1に対応するAPモジュール名(APA)のモジュールを、仮想サーバVMA上に配備(すなわち、VMの仮想ディスクを実現する実ディスクに格納し、OSのディレクトリ等にその情報を登録)する。
次に、配備部14は、図4の配備情報を参照し、サーバID:SVBと、APID:AP2とが対応していることを把握する。そして、配備部14は、上述の動作と同様に、図2のサーバ情報を参照し、サーバID:SVBに対応するサーバ仕様を反映した仮想サーバを試験装置1上に生成し、該仮想サーバ上に、APIDがAP2に対応するAPモジュール名(APB)のモジュールを配備する。
配備部14は、該動作を繰り返し、配備情報に示されたサーバIDとAPIDとの対応関係を反映するように、試験装置1上の仮想サーバ上にAPモジュールを配備する。なお、上述のように、AP情報が、図5で示されるようなソース名とコンパイル環境定義情報とを含む場合には、配備部14は、コンパイル環境定義情報を用いて、ソース名が示すソースファイルをコンパイルした結果のAPモジュールを仮想サーバ上に配備する。
図7には、このような配備部14の動作によって、試験装置1上の仮想サーバVMA上に、APIDがAP1のAPモジュール(APA)が配備され、仮想サーバVMB上に、APIDがAP2のAPモジュール(APB)が配備され、仮想サーバVMC上に、APIDがAP3のAPモジュール(APC)が配備された様子が示されている。
なお、予め試験装置1上に仮想サーバが生成されており、該仮想サーバの情報がVM情報格納部24に格納されている場合には、配備部14は、VM情報格納部24から、配備情報に示されたサーバの仕様を反映した仮想サーバを検索して、該仮想サーバの上にAPモジュールを配備しても良い。
VM格納域15は、APモジュールが配備されたVMの構成ファイルや、VMを動作させるための制御プログラム等の情報や、VMに割り当てられるメモリ、ディスク領域等の情報を格納している。
第1試験実行部16は、外部から入力されたデータを基に、試験装置1上に生成された仮想サーバを実行させて、アプリケーションのシミュレーションを行う。第1試験実行部16は、VMモニタ等と呼ばれる制御プログラムの機能を包含する。また、第1試験実行部16は、シミュレーション実行結果を、図示しない表示部等に出力しても良い。
次に、第1の実施形態の全体動作について、図8、9を用いて説明する。
図8は、リポジトリ2にAP情報、サーバ情報、配備情報、VM情報を格納する様子を示している。具体的には、例えば、AP情報設計部11は、プログラム開発者等の操作に従ってAP情報を設計して、AP情報格納部21に格納する(ステップS1)。また、サーバ情報設計部17は、データセンタ管理者等の操作に従ってサーバ情報を設計して、サーバ情報格納部22に格納する(ステップS2)。また、配備情報設計部12は、サービスインテグレータ等の操作に従って配備情報を設計して、配備情報格納部23に格納する(ステップS3)。なお、これらの情報は、同一の主体によってアプリケーションサービスシステム設計の異なる工程、フェーズで、当該工程、フェーズ用の開発ツールによって設定されても良い。また、配備情報、AP情報は、それぞれ配備情報格納部23、AP情報格納部21に予め格納されていてもよく、その場合には、ステップS1〜S3の処理は不要である。
VM情報格納部24には、試験装置1上に生成されたVMの情報が格納される。予め試験装置1上にVMが生成されている場合には、試験装置1上の図示しない制御部等が、図示しない通信回線等を介して、該VMのVM情報をVM情報格納部24に格納しても良い。また、配備部14が試験装置1上にVMを生成する場合には、配備部14が、図示しない通信回線等を介して、該VMのVM情報をVM情報格納部24に格納しても良い。
このようにして、リポジトリ2の各格納部21〜24には、AP情報、サーバ情報、配備情報、VM情報がそれぞれ格納される。
図9は、配備部14がリポジトリ2を参照してAPモジュールをVM上に配備する動作の一例を示している。
配備部14は、識別子格納部13に格納された識別子を参照して、リポジトリ2を参照する(ステップS11)。具体的には、配備部14は、各識別子に基づいてリポジトリ2内の各格納部21〜24を参照し、各種情報を取得する。
配備部14は、配備情報格納部識別子を参照してリポジトリ2の配備情報格納部24が格納している配備情報を取得する。そして、配備部14は、配備情報を参照して、サーバIDとAPIDとの対応関係を取得する(ステップS12)。例えば、図4の配備情報によれば、サーバID:SVAとAPID:AP1とが対応していることが分かる。
次に、配備部14は、サーバ情報格納部識別子を参照して、リポジトリ2のサーバ情報格納部22を参照し、サーバ情報を取得する。そして、配備部14は、該サーバ情報から、ステップS12で取得した配備情報に示された各サーバIDに対応するサーバ仕様をそれぞれ取得し、取得したサーバ仕様に基づいて、試験装置1上に仮想サーバを生成、または、試験装置1から仮想サーバを検索する(ステップS13)。すなわち、配備部14は、試験装置1にサーバ仕様を反映した仮想サーバが予め生成されていない場合には、サーバ仕様を反映した仮想サーバを試験装置1上に生成する。一方、試験装置1に仮想サーバが予め生成されている場合には、配備部14は、VM情報格納部識別子を基にVM情報格納部24を参照して、サーバ仕様を反映した仮想サーバを検索する。
次に、配備部14は、AP情報格納部識別子を参照して、リポジトリ2のAP情報格納部21に格納されたAP情報を取得する。そして、配備部14は、ステップS12で取得した配備情報の各APIDに対応するAPモジュール名をもつモジュールを、ステップS13で生成または検索された各仮想サーバ上に配備する(ステップS14)。すなわち、配備部14は、配備情報が示す各APIDに対応するAPモジュール名をもつモジュールを、配備情報の各APIDに対応するサーバIDと対応するサーバ仕様が反映された各仮想サーバ上に配備する。なお、APIDが図5に示すようなソース名、コンパイル環境定義情報と対応づけられている場合には、配備部14は、コンパイル環境定義情報に基づいてソース名が示すソースファイルをコンパイルした結果のAPモジュールを仮想サーバ上に配備する。
次に、第1試験実行部16は、外部から入力されたデータを基に、APモジュールが配備された試験装置1上の各仮想サーバを実行し、アプリケーションのシミュレーションを行う(ステップS15)。第1試験実行部16は、シミュレーション実行結果を、図示しない表示部等に出力しても良い。
本実施の形態によれば、サーバ情報を反映させた試験装置1の仮想サーバ上にAPモジュールを配備することでシミュレーション環境を構築するため、アプリケーションのシミュレーション環境を適切に構築することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を用いて説明する。図10には、本実施の形態の試験システム4の一例が記載されている。本実施の形態の試験システム4は、第1の実施の形態で説明した構成に加えて、サーバ3をさらに含んでいる。サーバ3は複数台あっても構わない。
第1の実施の形態では、試験装置1の配備部14が、試験装置1上の仮想サーバ上にAPモジュールを配備したが、本実施の形態では、配備部14が、試験装置1上の仮想サーバ上のみならず、サーバ3上にもAPモジュールを配備する場合がある点で第1の実施の形態とは異なる。
サーバ3は、第2試験実行部31を備える。第2試験実行部31は、配備部14によってサーバ3上にAPモジュールが配備された後、サーバ3にAPモジュールを実行させてアプリケーションのシミュレーションを行う。また、第2試験実行部31は、シミュレーションの実行結果を図示しない表示部等に表示させても良い。また、第2試験実行部31は、実行結果を試験装置1に送信して、試験装置1上の図示しない表示部等に該実行結果を出力させても良い。また、図10ではリポジトリ2とサーバ3とが別個の構成として記載されているが、サーバ3上にリポジトリ2が配置されても良い。
本実施の形態におけるAP情報格納部21に格納されるAP情報の一例について図11を用いて説明する。図11に示すように、AP情報は、APIDと属性とを対応付けて記憶している。APモジュールが、例えば、Hadoop Hbase、Hadoop HDFS(Hadoop Distributed File System)などの大規模分散ストレージや、大規模分散ファイルシステム等を内部で呼び出している場合には、シミュレーションにおいて試験装置1の負荷が大きくなりうる。そのため、第1の実施の形態で説明したような試験装置1上のみではシミュレーション環境を構築することが困難となる場合がある。そのため、APモジュールに応じて、試験装置1上だけではなく、サーバ3上にもシミュレーション実行環境を生成して、アプリケーションのシミュレーションを行うことが望ましい場合がある。
そのため、図11に示すように、本実施の形態のAP情報設計部11は、APモジュールが、管理者等が予め指定した大規模分散ストレージやファイルシステムを呼び出している場合には1、そうでない場合には0という属性を、APIDと対応付けてAP情報に格納している。このようなAPモジュールによるストレージやファイルシステムの呼び出しの有無は、アプリケーション論理構成情報に表現されているため、図示しない制御部等がAP情報格納部21からアプリケーション論理構成情報を読み出すことによって、APモジュールごとに、APモジュールの属性を付与しても良い。また、AP情報格納部21は、予め、APモジュールを、仮想サーバ上に配備する仮想サーバモジュールと、サーバ3上に配備するサーバモジュールとに分けて格納しておいても良い。
配備部14は、APモジュールをサーバ3上に配備する際には、サーバ3上に、仮想サーバを、第1の実施の形態と同様に生成等する。また、配備部14は、APモジュールをサーバ3に直接配備しても良い。この場合、サーバ3は当該APモジュールの実行環境を備えている。
次に、本実施の形態の動作について、図12を用いて説明する。
配備部14は、識別子格納部13を参照して、リポジトリ2を参照する(ステップS21)。具体的には、配備部14は、各識別子に基づいてリポジトリ2内の各格納部21〜24を参照し、各種情報を取得する。
配備部14は、配備情報格納部識別子を参照して配備情報格納部24を参照し、配備情報格納部24が格納している配備情報を取得する。そして、配備部14は、配備情報を参照して、サーバIDとAPIDとの対応関係を取得する(ステップS22)。
次に、配備部14は、AP情報格納部識別子を参照して、AP情報格納部21に格納されたAP情報を参照する。配備部14は、AP情報を参照して、ステップS22で取得したAPIDごとに属性を参照する(ステップS23)。
属性が0である場合、配備部14は、属性が0のAPIDに対応するサーバIDのサーバ仕様をサーバ情報格納部22から取得し、第1の実施の形態と同様に、該サーバ仕様に基づいて、試験装置1上に仮想サーバを生成、または、試験装置1から仮想サーバを検索する(ステップS24)。次に、配備部14は、APIDに対応するAPモジュール名をもつモジュールを該仮想サーバ上に配備する(ステップS25)。
一方、属性が1である場合、配備部14は、属性が1のAPIDに対応するサーバIDのサーバ仕様をサーバ情報格納部22から取得し、該サーバ仕様に基づいて、サーバ3上に仮想サーバを生成、または、サーバ3上に予め生成されている仮想サーバを検索する(ステップS26)。次に、配備部14は、APIDに対応するAPモジュール名をもつモジュールをサーバ3上の該仮想サーバ上に配備する(ステップS27)。
例えば、図11に示したAP情報によれば、AP1とAP3の属性は0であるから、配備部14は、AP1に対応するAPモジュール名(APA)のモジュールとAP3に対応するAPモジュール名(APC)のモジュールを、それぞれ、サーバID:SVAに対応するサーバ仕様を反映した試験装置1上の仮想サーバVMAと、サーバID:SVCに対応するサーバ仕様を反映した試験装置1上の仮想サーバVMC上に配備する。また、AP2は属性が1であるから、配備部14は、AP2に対応するAPモジュール名(APB)のモジュールを、サーバID:SVBに対応するサーバ仕様を反映したサーバ3上の仮想
サーバVMB上に配備する。図13には、配備部14によって、試験装置1上の仮想サーバVMA上にAPモジュールAPAが配備され、仮想サーバVMC上にAPモジュールAPCが配備され、仮想サーバVMBとサーバ3上にAPモジュールAPBが配備された様子が示されている。
なお、ここではサーバ3が1台の場合を説明したが、サーバ3は複数台存在しても良い。その場合には、例えばAP情報格納部21は、APモジュールごとに、APモジュールを配備する配備先サーバのサーバIDを格納していても良い。また、APIDが図5に示すようなソース名、コンパイル環境定義情報と対応づけられている場合には、配備部14は、コンパイル環境定義情報に基づいてソース名が示すソースファイルをコンパイルした結果のAPモジュールを、APモジュールの属性に従って仮想サーバやサーバ3上に配備する点は第1の実施の形態と同様である。
次に、第1試験実行部16は、外部から入力されたデータを基に、APモジュールが配備された試験装置1上の仮想サーバを実行させ、アプリケーションのシミュレーションを行う(ステップS28)。第1試験実行部16は、シミュレーション実行結果を図示しない表示部等に表示しても良い。また、第2試験実行部31は、APモジュールが配備されたサーバ3にAPモジュールを実行させ、アプリケーションのシミュレーションを行う(ステップS29)。第2試験実行部31は、シミュレーション実行結果を試験装置1に送信し、図示しない表示部等に実行結果を出力しても良い。また、第1試験実行部16が、第1試験実行部16の実行結果と、第2試験実行部31の実行結果とをまとめて、図示しない表示部等に表示しても良い。このように、本実施の形態によれば、第1試験実行部16と第2試験実行部31とが連携してシミュレーションを行なう環境を構築することが可能となる。
本実施の形態によれば、サーバ情報を反映させた試験装置1の仮想サーバ上にAPモジュールを配備してシミュレーション環境を構築するとともに、APモジュールの属性に応じてサーバ3上にもAPモジュールを配備してシミュレーション環境を構築するため、シミュレーションによって試験装置1にかかる負荷を考慮して、シミュレーション環境を適切に構築することができる。そのため、本実施の形態によれば、ファイルシステムレイヤ等で分散化が求められる場合であっても、シミュレーションの実行環境をサーバ3上にも構築することによって、適切なシミュレーション環境を構築できる。また、シミュレーション環境がクライアントである試験装置1と、サーバ3とに跨っている場合であっても、ユーザにはシミュレーションが全てクライアント上で実行されているように見えるため、ユーザは簡易にアプリケーションの機能検証をすることが可能である。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を用いて説明する。図14には、本実施の形態の試験装置1の一例が記載されている。
本実施の形態の試験装置1は、識別子格納部13と、配備部14とを含む。
識別子格納部13は、AP情報格納部21の識別子(AP情報格納部識別子)と、サーバ情報格納部22の識別子(サーバ情報格納部識別子)と、配備情報格納部23の識別子(配備情報格納部識別子)を格納する。
配備部14は、配備情報格納部識別子を基に、配備情報格納部23を参照し、配備情報を取得する。また、配備部14は、AP情報格納部識別子を基に、AP情報格納部21を参照し、配備情報が示すAPIDに対応するAPモジュールを取得する。また、配備部14は、サーバ情報格納部識別子を基に、サーバ情報格納部22を参照し、配備情報が示すサーバIDと対応するサーバ仕様を取得し、該サーバ仕様を反映した仮想サーバに、該サーバIDと対応するAPモジュールを配備する。
本実施の形態によれば、サーバ仕様を反映させた試験装置1の仮想サーバ上にAPモジュールを配備してシミュレーション環境を構築することができるため、アプリケーションのシミュレーション環境を適切に構築することができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
この出願は、2011年8月1日に出願された日本出願特願2011−168011を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
なお、各実施形態の装置等を構成する各部は、論理回路等のハードウェアで構成される。また、各部は、コンピュータの制御部、メモリ、メモリにロードされたプログラム、プログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェースなどからなり、ハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現されてもよい。そして特に断りのない限り、その実現方法、装置は限定されない。
また、制御部はCPU(Central Processing Unit)などからなり、OS(Operating system)を動作させて装置等の全体を制御するとともに、例えばドライブ装置などに装着された記録媒体からメモリにプログラムやデータを読み出し、これに従って各種の処理を実行する。記録媒体は、例えば光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、半導体メモリ等であって、コンピュータプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録する。また、コンピュータプログラムは、通信網に接続されている図示しない外部コンピュータからダウンロードされても良い。
<実施形態1>
次に、本発明の第1の実施形態について図面を用いて説明する。
試験システム4は、試験装置1とリポジトリ2とを含む。図1には、試験システム4の一例が示されている。リポジトリ2は、図示しないコンピュータに接続されているディスク等に格納されている。試験装置1と当該コンピュータとは通信回線で接続されている。なお、リポジトリ2は、試験装置1が備えているディスク等に格納されていても良い。
まず、リポジトリ2について説明する。
リポジトリ2は、AP情報格納部21、サーバ情報格納部22、配備情報格納部23、VM情報格納部24を含む。
サーバ情報格納部22は、サーバ情報を格納する。サーバ情報とは、図2に示すように、サーバを識別する識別子のサーバID(IDentification)と、サーバの仕様との対応関係を示す情報である。サーバの仕様(サーバ仕様)とは、CPUの性能や数、メモリ容量、ディスク容量などのハードウェア構成の他、OSの構成や種類などのソフトウェア諸元、TCP(Transmission Control Protocol)ポートの開閉状態、接続関係などの、サーバの構成に関する各種情報である。接続関係は、通信相手サーバ識別子、使用プロトコルスタック、相手先アドレス、その他通信環境情報を含む。
VM情報格納部24は、VM情報を格納する。VM情報とは、図6に示すように、仮想サーバ(以下、VM:Virtual Machineとも言う)を識別する識別子のVMIDと、VMの仕様との対応関係を示す情報である。後述するように、VMは予め試験装置1上に生成されているか、あるいは、配備部14によって試験装置1上に生成される。VM情報格納部24は、試験装置1から、図示しない通信回線等を介して、試験装置1上に生成されたVMの情報を受信して格納する。ここで、VMの仕様(VM仕様)とは、仮想サーバのCPUの性能や数、メモリ容量、ディスク容量などのハードウェア構成の他、OSの構成や種類などのソフトウェア諸元、TCPポートの開閉状態、プロトコルスタックの階層情報、他の仮想サーバとの通信可否などを示す接続関係などの、仮想サーバの構成に関する各種情報である。接続関係は、通信相手サーバ識別子、使用プロトコルスタック、相手先アドレス、その他通信環境情報を含む。
AP情報格納部21は、アプリケーション情報(AP情報)を格納する。配備情報格納部23は、配備情報を格納する。AP情報と配備情報の詳細は後述する。
サーバ情報は、例えば、データセンタ管理者等により行なわれるセンタ設計の結果に基づいて設定される情報である。サーバ情報は、現実に存在するデータセンタの構成などを反映した情報、すなわち、試験装置1が、データセンタのコンピュータから受信した情報であっても良い。
配備情報は、サービスインテグレータ等により行なわれるアプリケーションアーキテクチャ設計の結果に基づいて設定される情報である。AP情報は、プログラム開発者によって行なわれるアプリケーションプログラム開発の結果に基づいて設定される情報である。
すなわち、サーバ情報、AP情報、配備情報の各々は、例えば、アプリケーションサービスシステム設計に携わる、異なる立場の主体(個人、チームや企業)によって設定される。また、これらの情報は、同一の主体によってアプリケーションサービスシステム設計の異なる工程、フェーズで設定されても良い。例えば、クラウドコンピューティングサービスにおいて、PaaS(Platform as a Service)型サービスであれば、アプリケーション開発者がAP情報を設計し、サービス提供者等がサーバ情報や配備情報を設計する。一方、SaaS(Software as a Service)型サービスであれば、AP情報、サーバ情報、配備情報は、サービス提供者等が設計する。
次に、試験装置1について説明する。
試験装置1は、AP情報設計部11、配備情報設計部12、識別子格納部13、配備部14、VM格納域15、第1試験実行部16、を含む。
AP情報設計部11は、プログラム開発者等であるユーザの操作に従ってアプリケーション(以下、AP:Applicationとも言う)情報を設計するための手段、例えば、プログラム開発支援ツールである。アプリケーション情報(AP情報)とは、例えば、図3に示すようなアプリケーションを識別する識別子のAPIDと、当該アプリケーションのプログラムモジュール(モジュール、APモジュールとも呼ぶ)を示すAPモジュール名との対応関係を示す情報や、2以上のアプリケーションモジュール間の呼び出し関係を示すアプリケーションの論理構成情報等である。
アプリケーションの論理構成情報は、例えばXML(Extensible Markup Language)などの言語で記述されても良い。また、AP情報は、図5に示すような、アプリケーションのソース名(ソースプログラム名)とコンパイル環境定義情報とを含んでいても良い。ここで、コンパイル環境定義情報とは、ソース名が示すソースファイルをコンパイルするために必要なコンパイラ名や使用ライブラリ名、パラメタ値などの各種情報である。このようにアプリケーションがソースで用意される場合、アプリケーションアーキテクチャの設計段階においてアプリケーションとその配備先のサーバとを、後述の配備情報により対応付けることができる。AP情報設計部11によって設計されたAP情報は、リポジトリ2内のAP情報格納部21に格納される。なお、AP情報は、予めAP情報格納部21に格納されても良い。その場合には、試験装置1はAP情報設計部11を備えていなくても良い。
配備情報設計部12は、サービスインテグレータ等であるユーザの操作に従って、APモジュールと該APモジュールを配備するサーバとの関係を示す配備情報を設計するための手段、例えば、アプリケーションアーキテクチャ設定支援ツールである。図4には、配備情報の一例が示されている。配備情報は、サーバを識別するサーバIDとアプリケーションを識別するAPIDとを対応付けて記憶する。配備情報は、例えばXMLなどの言語で記述されても良い。配備情報設計部12によって設計された配備情報は、リポジトリ2内の配備情報格納部23に格納される。なお、配備情報は、予め配備情報格納部23に格納されても良い。その場合には、試験装置1は配備情報設計部12を備えていなくても良い。
サーバ情報設計部17は、データセンタ管理者等のユーザの操作に従ってサーバ情報を設計するための手段、例えば、センタ設計支援ツールである。サーバ情報とは、例えば、図2に示すようなサーバを識別する識別子のサーバIDと、当該サーバの仕様との対応関係を示す情報である。なお、サーバ情報は、予めサーバ情報格納部22に格納されても良い。その場合には、試験装置1はサーバ情報設計部17を備えていなくても良い。
識別子格納部13は、AP情報格納部21の識別子(AP情報格納部識別子)と、サーバ情報格納部22の識別子(サーバ情報格納部識別子)と、配備情報格納部23の識別子(配備情報格納部識別子)と、VM情報格納部24の識別子(VM情報格納部識別子)と、を格納する。各識別子は、後述する配備部14が、各格納部を参照する際に用いられる。識別子格納部13は、例えばファイルディレクトリである。
配備部14は、リポジトリ2の配備情報格納部24を参照し、配備情報格納部24が格納している配備情報を取得する。また、配備部14は、配備情報が示すサーバIDに基づいて、リポジトリ2のサーバ情報格納部22を参照し、サーバ情報を取得する。また、配備部14は、サーバ情報が示すサーバ仕様を反映した仮想サーバを試験装置1に生成する。ここで、仮想サーバを生成するとは、例えば、配備部14が、VM格納域15に、各仮想サーバのハードウェア構成情報を格納したり、仮想サーバの仮想ディスク(に対応する実ディスクの領域)内にOS等のプログラムやそれらのプログラムが仮想サーバ上でアクセスする環境設定情報を格納したりすることを意味する。
また、配備部14は、サーバ情報格納部22から接続関係を取得して、通信接続されている仮想サーバ対応に仮想的な通信路情報を生成して、VM格納域15に格納し、通信環境定義情報を生成して、仮想サーバに配備するOSの構成情報格納域に格納する。なお、管理者等は、サーバ情報格納部22に格納する接続関係を予めパターン化しておき、配備部14が生成する通信環境定義情報をパターン対応に予め試験装置1の図示しない記憶部に格納しておいても良い。
なお、予め試験装置1に仮想サーバが生成されている場合には、配備部14は、サーバ情報が示すサーバ仕様が反映された仮想サーバを検索しても良い。ここで、サーバ仕様が反映される、とは、仮想サーバのVM仕様とサーバ仕様とが一致することである。但し、性能や記憶容量については、仮想サーバのハードウェア仕様は、仮想サーバが生成された試験装置1上のハードウェアリソースによって制限されるため、配備部14は、ハードウェア仕様をそのまま全て反映させた仮想サーバを試験装置1上に生成することが出来ない場合がある。
また、配備部14は、AP情報格納部21を参照して、配備情報のAPIDと対応するAPモジュール名のモジュールを、サーバ仕様を反映した仮想サーバ上に配備する。なお、APIDが図5に示すようなソース名、コンパイル環境定義情報と対応づけられている場合には、配備部14は、コンパイル環境定義情報に基づいて、ソース名が示すソースファイルをコンパイルした結果のAPモジュールを仮想サーバ上に配備する。
配備部14の動作について、図1〜7を用いて具体的に説明する。例えば、配備部14は、図4の配備情報を参照して、サーバID:SVAと、APID:AP1とが対応していることを把握する。次に配備部14は、図2のサーバ情報を参照して、サーバID:SVAに対応するサーバ仕様を参照する。次に、配備部14は、該サーバ仕様を反映した仮想サーバを試験装置1上に生成する。
配備部14は、サーバID:SVAに対応するサーバ仕様を反映した仮想サーバのVMIDを、例えばVMAとし、該VMIDと、該仮想サーバの仕様とを対応付けて図6のVM情報格納部24に格納する(以下、VMIDがXの仮想サーバを仮想サーバXとも言う。例えば、VMIDがVMAの仮想サーバを仮想サーバVMAとも言う)。
次に配備部14は、図3のAP情報を参照して、APIDがAP1に対応するAPモジュール名(APA)のモジュールを、仮想サーバVMA上に配備(すなわち、VMの仮想ディスクを実現する実ディスクに格納し、OSのディレクトリ等にその情報を登録)する。
次に、配備部14は、図4の配備情報を参照し、サーバID:SVBと、APID:AP2とが対応していることを把握する。そして、配備部14は、上述の動作と同様に、図2のサーバ情報を参照し、サーバID:SVBに対応するサーバ仕様を反映した仮想サーバを試験装置1上に生成し、該仮想サーバ上に、APIDがAP2に対応するAPモジュール名(APB)のモジュールを配備する。
配備部14は、該動作を繰り返し、配備情報に示されたサーバIDとAPIDとの対応関係を反映するように、試験装置1上の仮想サーバ上にAPモジュールを配備する。なお、上述のように、AP情報が、図5で示されるようなソース名とコンパイル環境定義情報とを含む場合には、配備部14は、コンパイル環境定義情報を用いて、ソース名が示すソースファイルをコンパイルした結果のAPモジュールを仮想サーバ上に配備する。
図7には、このような配備部14の動作によって、試験装置1上の仮想サーバVMA上に、APIDがAP1のAPモジュール(APA)が配備され、仮想サーバVMB上に、APIDがAP2のAPモジュール(APB)が配備され、仮想サーバVMC上に、APIDがAP3のAPモジュール(APC)が配備された様子が示されている。
なお、予め試験装置1上に仮想サーバが生成されており、該仮想サーバの情報がVM情報格納部24に格納されている場合には、配備部14は、VM情報格納部24から、配備情報に示されたサーバの仕様を反映した仮想サーバを検索して、該仮想サーバの上にAPモジュールを配備しても良い。
VM格納域15は、APモジュールが配備されたVMの構成ファイルや、VMを動作させるための制御プログラム等の情報や、VMに割り当てられるメモリ、ディスク領域等の情報を格納している。
第1試験実行部16は、外部から入力されたデータを基に、試験装置1上に生成された仮想サーバを実行させて、アプリケーションのシミュレーションを行う。第1試験実行部16は、VMモニタ等と呼ばれる制御プログラムの機能を包含する。また、第1試験実行部16は、シミュレーション実行結果を、図示しない表示部等に出力しても良い。
次に、第1の実施形態の全体動作について、図8、9を用いて説明する。
図8は、リポジトリ2にAP情報、サーバ情報、配備情報、VM情報を格納する様子を示している。具体的には、例えば、AP情報設計部11は、プログラム開発者等の操作に従ってAP情報を設計して、AP情報格納部21に格納する(ステップS1)。また、サーバ情報設計部17は、データセンタ管理者等の操作に従ってサーバ情報を設計して、サーバ情報格納部22に格納する(ステップS2)。また、配備情報設計部12は、サービスインテグレータ等の操作に従って配備情報を設計して、配備情報格納部23に格納する(ステップS3)。なお、これらの情報は、同一の主体によってアプリケーションサービスシステム設計の異なる工程、フェーズで、当該工程、フェーズ用の開発ツールによって設定されても良い。また、配備情報、AP情報は、それぞれ配備情報格納部23、AP情報格納部21に予め格納されていてもよく、その場合には、ステップS1〜S3の処理は不要である。
VM情報格納部24には、試験装置1上に生成されたVMの情報が格納される。予め試験装置1上にVMが生成されている場合には、試験装置1上の図示しない制御部等が、図示しない通信回線等を介して、該VMのVM情報をVM情報格納部24に格納しても良い。また、配備部14が試験装置1上にVMを生成する場合には、配備部14が、図示しない通信回線等を介して、該VMのVM情報をVM情報格納部24に格納しても良い。
このようにして、リポジトリ2の各格納部21〜24には、AP情報、サーバ情報、配備情報、VM情報がそれぞれ格納される。
図9は、配備部14がリポジトリ2を参照してAPモジュールをVM上に配備する動作の一例を示している。
配備部14は、識別子格納部13に格納された識別子を参照して、リポジトリ2を参照する(ステップS11)。具体的には、配備部14は、各識別子に基づいてリポジトリ2内の各格納部21〜24を参照し、各種情報を取得する。
配備部14は、配備情報格納部識別子を参照してリポジトリ2の配備情報格納部24が格納している配備情報を取得する。そして、配備部14は、配備情報を参照して、サーバIDとAPIDとの対応関係を取得する(ステップS12)。例えば、図4の配備情報によれば、サーバID:SVAとAPID:AP1とが対応していることが分かる。
次に、配備部14は、サーバ情報格納部識別子を参照して、リポジトリ2のサーバ情報格納部22を参照し、サーバ情報を取得する。そして、配備部14は、該サーバ情報から、ステップS12で取得した配備情報に示された各サーバIDに対応するサーバ仕様をそれぞれ取得し、取得したサーバ仕様に基づいて、試験装置1上に仮想サーバを生成、または、試験装置1から仮想サーバを検索する(ステップS13)。すなわち、配備部14は、試験装置1にサーバ仕様を反映した仮想サーバが予め生成されていない場合には、サーバ仕様を反映した仮想サーバを試験装置1上に生成する。一方、試験装置1に仮想サーバが予め生成されている場合には、配備部14は、VM情報格納部識別子を基にVM情報格納部24を参照して、サーバ仕様を反映した仮想サーバを検索する。
次に、配備部14は、AP情報格納部識別子を参照して、リポジトリ2のAP情報格納部21に格納されたAP情報を取得する。そして、配備部14は、ステップS12で取得した配備情報の各APIDに対応するAPモジュール名をもつモジュールを、ステップS13で生成または検索された各仮想サーバ上に配備する(ステップS14)。すなわち、配備部14は、配備情報が示す各APIDに対応するAPモジュール名をもつモジュールを、配備情報の各APIDに対応するサーバIDと対応するサーバ仕様が反映された各仮想サーバ上に配備する。なお、APIDが図5に示すようなソース名、コンパイル環境定義情報と対応づけられている場合には、配備部14は、コンパイル環境定義情報に基づいてソース名が示すソースファイルをコンパイルした結果のAPモジュールを仮想サーバ上に配備する。
次に、第1試験実行部16は、外部から入力されたデータを基に、APモジュールが配備された試験装置1上の各仮想サーバを実行し、アプリケーションのシミュレーションを行う(ステップS15)。第1試験実行部16は、シミュレーション実行結果を、図示しない表示部等に出力しても良い。
本実施の形態によれば、サーバ情報を反映させた試験装置1の仮想サーバ上にAPモジュールを配備することでシミュレーション環境を構築するため、アプリケーションのシミュレーション環境を適切に構築することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を用いて説明する。図10には、本実施の形態の試験システム4の一例が記載されている。本実施の形態の試験システム4は、第1の実施の形態で説明した構成に加えて、サーバ3をさらに含んでいる。サーバ3は複数台あっても構わない。
第1の実施の形態では、試験装置1の配備部14が、試験装置1上の仮想サーバ上にAPモジュールを配備したが、本実施の形態では、配備部14が、試験装置1上の仮想サーバ上のみならず、サーバ3上にもAPモジュールを配備する場合がある点で第1の実施の形態とは異なる。
サーバ3は、第2試験実行部31を備える。第2試験実行部31は、配備部14によってサーバ3上にAPモジュールが配備された後、サーバ3にAPモジュールを実行させてアプリケーションのシミュレーションを行う。また、第2試験実行部31は、シミュレーションの実行結果を図示しない表示部等に表示させても良い。また、第2試験実行部31は、実行結果を試験装置1に送信して、試験装置1上の図示しない表示部等に該実行結果を出力させても良い。また、図10ではリポジトリ2とサーバ3とが別個の構成として記載されているが、サーバ3上にリポジトリ2が配置されても良い。
本実施の形態におけるAP情報格納部21に格納されるAP情報の一例について図11を用いて説明する。図11に示すように、AP情報は、APIDと属性とを対応付けて記憶している。APモジュールが、例えば、Hadoop Hbase、Hadoop HDFS(Hadoop Distributed File System)などの大規模分散ストレージや、大規模分散ファイルシステム等を内部で呼び出している場合には、シミュレーションにおいて試験装置1の負荷が大きくなりうる。そのため、第1の実施の形態で説明したような試験装置1上のみではシミュレーション環境を構築することが困難となる場合がある。そのため、APモジュールに応じて、試験装置1上だけではなく、サーバ3上にもシミュレーション実行環境を生成して、アプリケーションのシミュレーションを行うことが望ましい場合がある。
そのため、図11に示すように、本実施の形態のAP情報設計部11は、APモジュールが、管理者等が予め指定した大規模分散ストレージやファイルシステムを呼び出している場合には1、そうでない場合には0という属性を、APIDと対応付けてAP情報に格納している。このようなAPモジュールによるストレージやファイルシステムの呼び出しの有無は、アプリケーション論理構成情報に表現されているため、図示しない制御部等がAP情報格納部21からアプリケーション論理構成情報を読み出すことによって、APモジュールごとに、APモジュールの属性を付与しても良い。また、AP情報格納部21は、予め、APモジュールを、仮想サーバ上に配備する仮想サーバモジュールと、サーバ3上に配備するサーバモジュールとに分けて格納しておいても良い。
配備部14は、APモジュールをサーバ3上に配備する際には、サーバ3上に、仮想サーバを、第1の実施の形態と同様に生成等する。また、配備部14は、APモジュールをサーバ3に直接配備しても良い。この場合、サーバ3は当該APモジュールの実行環境を備えている。
次に、本実施の形態の動作について、図12を用いて説明する。
配備部14は、識別子格納部13を参照して、リポジトリ2を参照する(ステップS21)。具体的には、配備部14は、各識別子に基づいてリポジトリ2内の各格納部21〜24を参照し、各種情報を取得する。
配備部14は、配備情報格納部識別子を参照して配備情報格納部24を参照し、配備情報格納部24が格納している配備情報を取得する。そして、配備部14は、配備情報を参照して、サーバIDとAPIDとの対応関係を取得する(ステップS22)。
次に、配備部14は、AP情報格納部識別子を参照して、AP情報格納部21に格納されたAP情報を参照する。配備部14は、AP情報を参照して、ステップS22で取得したAPIDごとに属性を参照する(ステップS23)。
属性が0である場合、配備部14は、属性が0のAPIDに対応するサーバIDのサーバ仕様をサーバ情報格納部22から取得し、第1の実施の形態と同様に、該サーバ仕様に基づいて、試験装置1上に仮想サーバを生成、または、試験装置1から仮想サーバを検索する(ステップS24)。次に、配備部14は、APIDに対応するAPモジュール名をもつモジュールを該仮想サーバ上に配備する(ステップS25)。
一方、属性が1である場合、配備部14は、属性が1のAPIDに対応するサーバIDのサーバ仕様をサーバ情報格納部22から取得し、該サーバ仕様に基づいて、サーバ3上に仮想サーバを生成、または、サーバ3上に予め生成されている仮想サーバを検索する(ステップS26)。次に、配備部14は、APIDに対応するAPモジュール名をもつモジュールをサーバ3上の該仮想サーバ上に配備する(ステップS27)。
例えば、図11に示したAP情報によれば、AP1とAP3の属性は0であるから、配備部14は、AP1に対応するAPモジュール名(APA)のモジュールとAP3に対応するAPモジュール名(APC)のモジュールを、それぞれ、サーバID:SVAに対応するサーバ仕様を反映した試験装置1上の仮想サーバVMAと、サーバID:SVCに対応するサーバ仕様を反映した試験装置1上の仮想サーバVMC上に配備する。また、AP2は属性が1であるから、配備部14は、AP2に対応するAPモジュール名(APB)のモジュールを、サーバID:SVBに対応するサーバ仕様を反映したサーバ3上の仮想
サーバVMB上に配備する。図13には、配備部14によって、試験装置1上の仮想サーバVMA上にAPモジュールAPAが配備され、仮想サーバVMC上にAPモジュールAPCが配備され、仮想サーバVMBとサーバ3上にAPモジュールAPBが配備された様子が示されている。
なお、ここではサーバ3が1台の場合を説明したが、サーバ3は複数台存在しても良い。その場合には、例えばAP情報格納部21は、APモジュールごとに、APモジュールを配備する配備先サーバのサーバIDを格納していても良い。また、APIDが図5に示すようなソース名、コンパイル環境定義情報と対応づけられている場合には、配備部14は、コンパイル環境定義情報に基づいてソース名が示すソースファイルをコンパイルした結果のAPモジュールを、APモジュールの属性に従って仮想サーバやサーバ3上に配備する点は第1の実施の形態と同様である。
次に、第1試験実行部16は、外部から入力されたデータを基に、APモジュールが配備された試験装置1上の仮想サーバを実行させ、アプリケーションのシミュレーションを行う(ステップS28)。第1試験実行部16は、シミュレーション実行結果を図示しない表示部等に表示しても良い。また、第2試験実行部31は、APモジュールが配備されたサーバ3にAPモジュールを実行させ、アプリケーションのシミュレーションを行う(ステップS29)。第2試験実行部31は、シミュレーション実行結果を試験装置1に送信し、図示しない表示部等に実行結果を出力しても良い。また、第1試験実行部16が、第1試験実行部16の実行結果と、第2試験実行部31の実行結果とをまとめて、図示しない表示部等に表示しても良い。このように、本実施の形態によれば、第1試験実行部16と第2試験実行部31とが連携してシミュレーションを行なう環境を構築することが可能となる。
本実施の形態によれば、サーバ情報を反映させた試験装置1の仮想サーバ上にAPモジュールを配備してシミュレーション環境を構築するとともに、APモジュールの属性に応じてサーバ3上にもAPモジュールを配備してシミュレーション環境を構築するため、シミュレーションによって試験装置1にかかる負荷を考慮して、シミュレーション環境を適切に構築することができる。そのため、本実施の形態によれば、ファイルシステムレイヤ等で分散化が求められる場合であっても、シミュレーションの実行環境をサーバ3上にも構築することによって、適切なシミュレーション環境を構築できる。また、シミュレーション環境がクライアントである試験装置1と、サーバ3とに跨っている場合であっても、ユーザにはシミュレーションが全てクライアント上で実行されているように見えるため、ユーザは簡易にアプリケーションの機能検証をすることが可能である。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を用いて説明する。図14には、本実施の形態の試験装置1の一例が記載されている。
本実施の形態の試験装置1は、識別子格納部13と、配備部14とを含む。
識別子格納部13は、AP情報格納部21の識別子(AP情報格納部識別子)と、サーバ情報格納部22の識別子(サーバ情報格納部識別子)と、配備情報格納部23の識別子(配備情報格納部識別子)を格納する。
配備部14は、配備情報格納部識別子を基に、配備情報格納部23を参照し、配備情報を取得する。また、配備部14は、AP情報格納部識別子を基に、AP情報格納部21を参照し、配備情報が示すAPIDに対応するAPモジュールを取得する。また、配備部14は、サーバ情報格納部識別子を基に、サーバ情報格納部22を参照し、配備情報が示すサーバIDと対応するサーバ仕様を取得し、該サーバ仕様を反映した仮想サーバに、該サーバIDと対応するAPモジュールを配備する。
本実施の形態によれば、サーバ仕様を反映させた試験装置1の仮想サーバ上にAPモジュールを配備してシミュレーション環境を構築することができるため、アプリケーションのシミュレーション環境を適切に構築することができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
この出願は、2011年8月1日に出願された日本出願特願2011−168011を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 試験装置
11 AP情報設計部
12 配備情報設計部
13 識別子格納部
14 配備部
15 VM格納域
16 第1試験実行部
17 サーバ情報設計部
2 リポジトリ
21 AP情報格納部
22 サーバ情報格納部
23 配備情報格納部
24 VM情報格納部
3 サーバ
31 第2試験実行部
4 試験システム
11 AP情報設計部
12 配備情報設計部
13 識別子格納部
14 配備部
15 VM格納域
16 第1試験実行部
17 サーバ情報設計部
2 リポジトリ
21 AP情報格納部
22 サーバ情報格納部
23 配備情報格納部
24 VM情報格納部
3 サーバ
31 第2試験実行部
4 試験システム
Claims (19)
- 複数のサーバ毎にサーバ仕様を格納するサーバ情報格納手段の識別子と、
複数のアプリケーション毎にモジュール名を含むアプリケーション情報を格納するアプリケーション情報格納手段の識別子と、
前記複数のアプリケーションの各々と前記複数のサーバのいずれかとを対応付けた配備情報を格納する配備情報格納手段の識別子と、
を格納する識別子格納手段と、
前記識別子格納手段を参照して、前記配備情報に示された前記複数のアプリケーションの各々について、対応する前記サーバ仕様と前記モジュール名とを取得し、当該モジュール名が示すアプリケーションのモジュールを、当該サーバ仕様を反映した自装置上の仮想サーバ上に配備する配備手段と、
を備える試験装置。 - 前記アプリケーション情報は、前記複数のアプリケーション毎にアプリケーションの属性を含み、
前記配備手段は、前記属性に応じて、前記モジュールを前記自装置上の前記仮想サーバ上に配備するか、前記自装置とは別の他装置上に配備するかを決定する請求項1に記載の試験装置。 - 前記複数のアプリケーションは、自アプリケーションのモジュールが配備されるサーバとは別の前記複数のサーバの何れかと通信を行なうアプリケーションを含み、
前記複数のサーバの各サーバ仕様は、自サーバと前記複数のサーバの何れかの他のサーバとの接続関係を包含し、
前記配備手段は、前記接続関係に基づいて、前記サーバ間に仮想的な通信路を設定する、請求項1乃至2のいずれかに記載の試験装置。 - 前記アプリケーション情報はソースプログラム名とコンパイル環境定義情報とを含み、
前記配備手段は、前記ソースプログラム名が示すソースコードをコンパイルし、該コンパイル結果を配備する請求項1乃至3のいずれかに記載の試験装置。 - 前記配備手段は、前記サーバ情報格納手段を参照し、前記サーバの仕様を反映した前記仮想サーバを自装置上に生成して、当該仮想サーバ上に前記アプリケーションを配備する請求項1乃至4のいずれかに記載の試験装置。
- 前記識別子格納手段は、自装置上に生成された仮想サーバの仕様を格納するVM情報格納手段の識別子を更に格納し、
前記配備手段は、前記VM情報格納手段を参照して、前記サーバの仕様を反映した前記仮想サーバを検索し、当該仮想サーバ上に前記アプリケーションを配備する請求項1乃至5のいずれかに記載の試験装置。 - 請求項2に記載の他装置と、請求項2乃至6のいずれかに記載の自装置である試験装置と、からなる試験システム。
- 複数のサーバ毎にサーバ仕様を格納するサーバ情報格納手段の識別子と、
複数のアプリケーション毎にモジュール名を含むアプリケーション情報を格納するアプリケーション情報格納手段の識別子と、
前記複数のアプリケーションの各々と前記複数のサーバのいずれかとを対応付けた配備情報を格納する配備情報格納手段の識別子と、
を格納する識別子格納手段を備えるコンピュータに、
前記識別子格納手段を参照して、前記配備情報に示された前記複数のアプリケーションの各々について、対応する前記サーバ仕様と前記モジュール名とを取得し、当該モジュール名が示すアプリケーションのモジュールを、当該サーバ仕様を反映した前記コンピュータ上の仮想サーバ上に配備する配備ステップを実行させる試験プログラム。 - 前記アプリケーション情報は、前記複数のアプリケーション毎にアプリケーションの属性を含み、
前記属性に応じて、前記モジュールを前記コンピュータ上の前記仮想サーバ上に配備するか、前記コンピュータとは別の他装置上に配備するかを決定する前記配備ステップを、
前記コンピュータに実行させる請求項8に記載の試験プログラム。 - 前記複数のアプリケーションは、自アプリケーションのモジュールが配備されるサーバとは別の前記複数のサーバの何れかと通信を行なうアプリケーションを含み、
前記複数のサーバの各サーバ仕様は、自サーバと前記複数のサーバの何れかの他のサーバとの接続関係を包含し、
前記接続関係に基づいて、前記サーバ間に仮想的な通信路を設定する前記配備ステップを、前記コンピュータに実行させる請求項8乃至9のいずれかに記載の試験プログラム。 - 前記アプリケーション情報はソースプログラム名とコンパイル環境定義情報とを含み、
前記ソースプログラム名が示すソースコードをコンパイルし、該コンパイル結果を配備する前記配備ステップを、前記コンピュータに実行させる請求項8乃至10のいずれかに記載の試験プログラム。 - 前記サーバ情報格納手段を参照し、前記サーバの仕様を反映した前記仮想サーバを前記コンピュータ上に生成して、該仮想サーバ上に前記アプリケーションを配備する前記配備ステップを、前記コンピュータに実行させる請求項8乃至11のいずれかに記載の試験プログラム。
- 前記識別子格納手段は、前記コンピュータ上に生成された仮想サーバの仕様を格納するVM情報格納手段の識別子を更に格納し、
前記VM情報格納手段を参照して、前記サーバの仕様を反映した前記仮想サーバを検索し、当該仮想サーバ上に前記アプリケーションを配備する前記配備ステップを、前記コンピュータに実行させる請求項8乃至12のいずれかに記載の試験プログラム。 - 複数のサーバ毎にサーバ仕様を格納するサーバ情報格納手段の識別子と、
複数のアプリケーション毎にモジュール名を含むアプリケーション情報を格納するアプリケーション情報格納手段の識別子と、
前記複数のアプリケーションの各々と前記複数のサーバのいずれかとを対応付けた配備情報を格納する配備情報格納手段の識別子と、
を識別子格納手段に格納し、
前記識別子格納手段を参照して、前記配備情報に示された前記複数のアプリケーションの各々について、対応する前記サーバ仕様と前記モジュール名とを取得し、当該モジュール名が示すアプリケーションのモジュールを、当該サーバ仕様を反映した自装置上の仮想サーバ上に配備する試験方法。 - 前記アプリケーション情報は、前記複数のアプリケーション毎にアプリケーションの属性を含み、
前記属性に応じて、前記モジュールを前記自装置上の前記仮想サーバ上に配備するか、前記自装置とは別の他装置上に配備するかを決定する請求項14に記載の試験方法。 - 前記複数のアプリケーションは、自アプリケーションのモジュールが配備されるサーバとは別の前記複数のサーバの何れかと通信を行なうアプリケーションを含み、
前記複数のサーバの各サーバ仕様は、自サーバと前記複数のサーバの何れかの他のサーバとの接続関係を包含し、
前記接続関係に基づいて、前記サーバ間に仮想的な通信路を設定する請求項14乃至15のいずれかに記載の試験方法。 - 前記アプリケーション情報はソースプログラム名とコンパイル環境定義情報とを含み、前記ソースプログラム名が示すソースコードをコンパイルし、該コンパイル結果を配備する請求項14乃至16のいずれかに記載の試験方法。
- 前記サーバ情報格納手段を参照し、前記サーバの仕様を反映した前記仮想サーバを自装置上に生成して、該仮想サーバ上に前記アプリケーションを配備する請求項14乃至17のいずれかに記載の試験方法。
- 前記識別子格納手段は、自装置上に生成された仮想サーバの仕様を格納するVM情報格納手段の識別子を更に格納し、
前記VM情報格納手段を参照して、前記サーバの仕様を反映した前記仮想サーバを検索し、当該仮想サーバ上に前記アプリケーションを配備する請求項14乃至18のいずれかに記載の試験方法。
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