JPWO2012157519A1 - 無線ネットワークにおけるセル間干渉調整方法、基地局および無線ネットワーク - Google Patents
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Abstract
本発明では、通常基地局が、通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行い、通常基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる通常基地局のユーザスケジューリング結果を得、1つまたは複数の低電力基地局の通常基地局送信無しの場合、および通常基地局送信有りの場合それぞれでの、各低電力基地局の性能推定パラメータを取得し、前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づき、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットと、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、前記全ての送信ポイントの重み付けスループットを比較して送信判定し、判定結果に基づいてデータを送信することでセル間干渉調整を行う。
Description
本発明は、無線通信分野に関し、特に、無線ネットワークにおけるセル間干渉調整方法、基地局および無線ネットワークに関する。
異種ネットワーク(HetNet)は、現在の無線ネットワークカバレッジ技術の発展方向である。異種ネットワークにおいて、2G、3Gネットワークに使用される通常基地局(例えば、マクロ基地局(macro eNB)など)を除いて、たくさんの低電力基地局(例えば、ピコ基地局(pico eNB)、フェムト基地局(femto eNB)、基地局のリモートラジオヘッド(RRH:Remote Radio Head)、リレー(Relay)、マイクロ基地局(Micro eNB)など)も配置されている。これらの低電力基地局は、セルの総スループットとセルのカバー範囲とを向上させることができる。但し、低電力基地局に接続されるユーザは、同一領域をカバーするマクロ基地局からの強い干渉を受けてしまう。従って、異種ネットワークにおいて、強化されたセル間干渉調整技術(eICIC:enhanced inter−cell interference coordination)を使用する必要がある。
現在の3GPP標準化では、eICICに対する研究は、主に、時間領域で通常基地局を開閉することで、通常基地局による低電力基地局のユーザへの干渉を減少することに集中している。例えば、3GPP Rel.10では、半静的eICIC技術(semi−static eICIC)が集中的に検討される。該技術は、予め設定された送信パターン(muting pattern)に基づいて、マクロ基地局の開閉状態を制御する。但し、各伝送時間間隔(TTI,Transmission Time Interval)にとって、固定の送信パターンは、セルの総スループットに対して最適ではない。従って、動的eICIC技術(dynamic eICIC)が相応に提案されている。但し、動的eICIC技術にとって、現在、異なる送信ポイント(transmission point)または異なる基地局の相違性が考慮されていない。これにより、マクロ基地局による決定が不公平になってしまうおそれがあり、最終的に、動的eICICの性能は比較的悪くなる。
本発明では、セル間干渉調整の性能がより良く保障されるように、無線ネットワークにおけるセル間干渉調整方法、基地局および無線ネットワークが提供されている。
通常基地局と該通常基地局のカバー領域内にある1つまたは複数の低電力基地局とを送信ポイントとして少なくとも含む無線ネットワークにおけるセル間干渉調整方法であって、
前記通常基地局が、通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得るステップAと、
前記通常基地局が、前記1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの、各低電力基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる性能推定パラメータを取得するステップBと、
前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、前記通常基地局が、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットと、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットとを決定するステップCと、
前記通常基地局が、前記全ての送信ポイントの重み付けスループットを比較して、送信判定結果を得、前記送信判定結果に基づいて、データ送信を行うステップDと、を含む。
前記通常基地局が、通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得るステップAと、
前記通常基地局が、前記1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの、各低電力基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる性能推定パラメータを取得するステップBと、
前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、前記通常基地局が、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットと、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットとを決定するステップCと、
前記通常基地局が、前記全ての送信ポイントの重み付けスループットを比較して、送信判定結果を得、前記送信判定結果に基づいて、データ送信を行うステップDと、を含む。
前記ステップBは、
前記通常基地局が、前記1つまたは複数の低電力基地局から、低電力基地局ユーザのフィードバック情報を受信し、通常基地局送信無しの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第1ユーザセットAPjを得、通常基地局送信有りの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第2ユーザセットBPjを得、前記第1ユーザセットAPjおよび前記第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、相応の性能推定パラメータを得る、ことを含む。
該方法は、
前記通常基地局が、前記送信判定結果を前記1つまたは複数の低電力基地局へフィードバックし、
前記低電力基地局が、前記送信判定結果に基づいて、自局のユーザスケジューリングを行って、データを送信する、ことをさらに含む。
前記通常基地局が、前記1つまたは複数の低電力基地局から、低電力基地局ユーザのフィードバック情報を受信し、通常基地局送信無しの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第1ユーザセットAPjを得、通常基地局送信有りの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第2ユーザセットBPjを得、前記第1ユーザセットAPjおよび前記第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、相応の性能推定パラメータを得る、ことを含む。
該方法は、
前記通常基地局が、前記送信判定結果を前記1つまたは複数の低電力基地局へフィードバックし、
前記低電力基地局が、前記送信判定結果に基づいて、自局のユーザスケジューリングを行って、データを送信する、ことをさらに含む。
ステップBの前に、該方法は、
各低電力基地局が、自局のユーザのフィードバック情報に基づいて、プリスケジューリングを行って、通常基地局送信無しの場合での第1ユーザセットAPjと、通常基地局送信有りの場合での第2ユーザセットBPjを得、
前記低電力基地局が、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をそれぞれ行って、得られた性能推定パラメータを前記通常基地局へフィードバックする、ことをさらに含む。
各低電力基地局が、自局のユーザのフィードバック情報に基づいて、プリスケジューリングを行って、通常基地局送信無しの場合での第1ユーザセットAPjと、通常基地局送信有りの場合での第2ユーザセットBPjを得、
前記低電力基地局が、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をそれぞれ行って、得られた性能推定パラメータを前記通常基地局へフィードバックする、ことをさらに含む。
該方法は、
前記通常基地局が、前記送信判定結果を前記1つまたは複数の低電力基地局へフィードバックし、
各低電力基地局が、前記送信判定結果に基づいて、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjの中から、相応のユーザセットを決定して、データ送信を行う、ことをさらに含む。
前記通常基地局が、前記送信判定結果を前記1つまたは複数の低電力基地局へフィードバックし、
各低電力基地局が、前記送信判定結果に基づいて、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjの中から、相応のユーザセットを決定して、データ送信を行う、ことをさらに含む。
前記ステップCは、
前記通常基地局が、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定する、ことを含み、
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、Nmは、通常基地局のユーザ数であり、f(Nm)は、Nmの関数であり、NPjは、j番目の低電力基地局のユーザ数であり、f(NPj)は、NPjの関数であり、
は、通常基地局送信無しの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、通常基地局送信有りの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの平均スループットであり、Rm,iは、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの平均スループットであり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、Mmは、通常基地局でスケジューリングされた通常基地局ユーザセットを表す。
前記通常基地局が、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、Nmは、通常基地局のユーザ数であり、f(Nm)は、Nmの関数であり、NPjは、j番目の低電力基地局のユーザ数であり、f(NPj)は、NPjの関数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、Mmは、通常基地局でスケジューリングされた通常基地局ユーザセットを表す。
前記ステップCは、
前記通常基地局が、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定する、ことを含み、
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
は、通常基地局送信無しの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、通常基地局送信有りの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、Rm,iは、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、j番目の低電力基地局の平均スループットであり、
であり、
は、通常基地局の平均スループットであり、
であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、Mmは、通常基地局でスケジューリングされた通常基地局ユーザセットを表す。
該方法は、前記通常基地局が自局のフレーム数情報を記憶する、ことをさらに含む。
前記通常基地局が、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、Mmは、通常基地局でスケジューリングされた通常基地局ユーザセットを表す。
該方法は、前記通常基地局が自局のフレーム数情報を記憶する、ことをさらに含む。
前記ステップCは、
前記通常基地局が、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定する、ことを含み、
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
は、通常基地局送信無しの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、通常基地局送信有りの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、Rm,iは、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、
Tは、総フレーム数であり、Tmは、通常基地局の送信無しフレーム数であり、Tnは、通常基地局の送信有りフレーム数であり、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である。
前記通常基地局が、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、
Tは、総フレーム数であり、Tmは、通常基地局の送信無しフレーム数であり、Tnは、通常基地局の送信有りフレーム数であり、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である。
前記ステップCは、
前記通常基地局が、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定する、ことを含み、
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
は、通常基地局送信無しの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、通常基地局送信有りの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの平均スループットであり、Rm,iは、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの平均スループットであり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、
Tは、総フレーム数であり、Tmは、通常基地局の送信無しフレーム数であり、Tnは、通常基地局の送信有りフレーム数であり、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である。
前記通常基地局が、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、
Tは、総フレーム数であり、Tmは、通常基地局の送信無しフレーム数であり、Tnは、通常基地局の送信有りフレーム数であり、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である。
前記ステップCは、
前記通常基地局は、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定する、ことを含み、
ここで、WPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(WPj,i(t))は、WPj,i(t)の関数であり、Wm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(Wm,i(t))は、Wm,i(t)の関数である。
前記通常基地局は、数式
ここで、WPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(WPj,i(t))は、WPj,i(t)の関数であり、Wm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(Wm,i(t))は、Wm,i(t)の関数である。
前記ステップCは、
前記通常基地局が、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定する、ことを含み、
ここで、SPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(SPj,i(t))は、SPj,i(t)の関数であり、Sm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(Sm,i(t))は、Sm,i(t)の関数である。
前記通常基地局が、数式
ここで、SPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(SPj,i(t))は、SPj,i(t)の関数であり、Sm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(Sm,i(t))は、Sm,i(t)の関数である。
無線ネットワークにおける基地局であって、
通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得るユーザスケジューリングモジュールと、
1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの、各低電力基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる性能推定パラメータを取得し、前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットと、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットとを決定し、前記全ての送信ポイントの重み付けスループットを比較して、送信判定結果を得る送信判定モジュールと、を含む。
通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得るユーザスケジューリングモジュールと、
1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの、各低電力基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる性能推定パラメータを取得し、前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットと、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットとを決定し、前記全ての送信ポイントの重み付けスループットを比較して、送信判定結果を得る送信判定モジュールと、を含む。
該基地局は、
前記1つまたは複数の低電力基地局から、低電力基地局ユーザのフィードバック情報を受信し、通常基地局送信無しの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第1ユーザセットAPjを得、通常基地局送信有りの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第2ユーザセットBPjを得、前記第1ユーザセットAPjおよび前記第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、相応の性能推定パラメータを得る性能推定モジュールを、さらに含む。
前記1つまたは複数の低電力基地局から、低電力基地局ユーザのフィードバック情報を受信し、通常基地局送信無しの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第1ユーザセットAPjを得、通常基地局送信有りの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第2ユーザセットBPjを得、前記第1ユーザセットAPjおよび前記第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、相応の性能推定パラメータを得る性能推定モジュールを、さらに含む。
該基地局は、
前記送信判定結果に基づいて、前記通常基地局のデータ送信をオンまたはオフにする送信スイッチを、さらに含む。
前記送信判定結果に基づいて、前記通常基地局のデータ送信をオンまたはオフにする送信スイッチを、さらに含む。
前記送信判定モジュールは、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、Nmは、通常基地局のユーザ数であり、f(Nm)は、Nmの関数であり、NPjは、j番目の低電力基地局のユーザ数であり、f(NPj)は、NPjの関数であり、
は、通常基地局送信無しの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、通常基地局送信有りの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの平均スループットであり、Rm,iは、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの平均スループットであり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、Mmは、通常基地局でスケジューリングされた通常基地局ユーザセットを表す。
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、Nmは、通常基地局のユーザ数であり、f(Nm)は、Nmの関数であり、NPjは、j番目の低電力基地局のユーザ数であり、f(NPj)は、NPjの関数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、Mmは、通常基地局でスケジューリングされた通常基地局ユーザセットを表す。
前記送信判定モジュールは、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
は、通常基地局送信無しの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、通常基地局送信有りの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、Rm,iは、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、j番目の低電力基地局の平均スループットであり、
であり、
は、通常基地局の平均スループットであり、
であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、Mmは、通常基地局でスケジューリングされた通常基地局ユーザセットを表す。
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、Mmは、通常基地局でスケジューリングされた通常基地局ユーザセットを表す。
該基地局は、該通常基地局のフレーム数情報を記憶する送信記憶モジュールをさらに含み、
前記送信判定モジュールは、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
は、通常基地局送信無しの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、通常基地局送信有りの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、Rm,iは、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、
Tは、総フレーム数であり、Tmは、通常基地局の送信無しフレーム数であり、Tnは、通常基地局の送信有りフレーム数であり、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である。
前記送信判定モジュールは、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、
Tは、総フレーム数であり、Tmは、通常基地局の送信無しフレーム数であり、Tnは、通常基地局の送信有りフレーム数であり、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である。
該基地局は、該通常基地局のフレーム数情報を記憶する送信記憶モジュールをさらに含み、
前記送信判定モジュールは、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
は、通常基地局送信無しの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、通常基地局送信有りの場合でのj番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの平均スループットであり、Rm,iは、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットであり、
は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの平均スループットであり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、
Tは、総フレーム数であり、Tmは、通常基地局の送信無しフレーム数であり、Tnは、通常基地局の送信有りフレーム数であり、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である。
前記送信判定モジュールは、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、
Tは、総フレーム数であり、Tmは、通常基地局の送信無しフレーム数であり、Tnは、通常基地局の送信有りフレーム数であり、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である。
前記送信判定モジュールは、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、
ここで、WPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(WPj,i(t))は、WPj,i(t)の関数であり、Wm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(Wm,i(t))は、Wm,i(t)の関数である。
ここで、WPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(WPj,i(t))は、WPj,i(t)の関数であり、Wm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(Wm,i(t))は、Wm,i(t)の関数である。
前記送信判定モジュールは、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを決定し、
ここで、SPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(SPj,i(t))は、SPj,i(t)の関数であり、Sm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(Sm,i(t))は、Sm,i(t)の関数である。
ここで、SPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(SPj,i(t))は、SPj,i(t)の関数であり、Sm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(Sm,i(t))は、Sm,i(t)の関数である。
無線ネットワークであって、
通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得、該通常基地局のカバー範囲内にある1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの、各低電力基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる性能推定パラメータを取得し、前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットと、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットとを決定し、前記全ての送信ポイントの重み付けスループットを比較して、送信判定結果を得、前記送信判定結果に基づいて、データ送信を行う通常基地局と、
自局のユーザのフィードバック情報に基づいて、プリスケジューリングを行って、通常基地局送信無しの場合での第1ユーザセットAPjと、通常基地局送信有りの場合での第2ユーザセットBPjとを得、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、得られた性能推定パラメータを前記通常基地局へフィードバックする前記1つまたは複数の低電力基地局と、を含む。
前記通常基地局は、さらに、前記送信判定結果を前記1つまたは複数の低電力基地局へフィードバックし、
前記低電力基地局は、さらに、前記送信判定結果に基づいて、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjの中から、相応のユーザセットを決定して、データ送信を行う。
通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得、該通常基地局のカバー範囲内にある1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの、各低電力基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる性能推定パラメータを取得し、前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットと、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットとを決定し、前記全ての送信ポイントの重み付けスループットを比較して、送信判定結果を得、前記送信判定結果に基づいて、データ送信を行う通常基地局と、
自局のユーザのフィードバック情報に基づいて、プリスケジューリングを行って、通常基地局送信無しの場合での第1ユーザセットAPjと、通常基地局送信有りの場合での第2ユーザセットBPjとを得、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、得られた性能推定パラメータを前記通常基地局へフィードバックする前記1つまたは複数の低電力基地局と、を含む。
前記通常基地局は、さらに、前記送信判定結果を前記1つまたは複数の低電力基地局へフィードバックし、
前記低電力基地局は、さらに、前記送信判定結果に基づいて、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjの中から、相応のユーザセットを決定して、データ送信を行う。
通常基地局と該通常基地局のカバー領域内にある1つまたは複数の低電力基地局とを送信ポイントとして少なくとも含む無線ネットワークにおけるセル間干渉調整方法であって、
前記通常基地局が、現在時刻tでの送信判定結果に基づいて、該通常基地局の第1時刻t1でのスループットを決定するステップAと、
前記通常基地局が、前記1つまたは複数の低電力基地局の第1時刻t1でのスループットを取得するステップBと、
前記通常基地局が、全ての送信ポイントの第1時刻t1でのスループットと、第1時刻より前の第2時刻t2でのスループットとの比較結果に基づいて、次の時刻t+1での送信判定結果を決定することにより、前記送信判定結果に基づいて、次の時刻t+1で、通常基地局送信無しまたは通常基地局送信有りに応じる動作が実行できるようにするステップCと、を含む。
前記通常基地局が、現在時刻tでの送信判定結果に基づいて、該通常基地局の第1時刻t1でのスループットを決定するステップAと、
前記通常基地局が、前記1つまたは複数の低電力基地局の第1時刻t1でのスループットを取得するステップBと、
前記通常基地局が、全ての送信ポイントの第1時刻t1でのスループットと、第1時刻より前の第2時刻t2でのスループットとの比較結果に基づいて、次の時刻t+1での送信判定結果を決定することにより、前記送信判定結果に基づいて、次の時刻t+1で、通常基地局送信無しまたは通常基地局送信有りに応じる動作が実行できるようにするステップCと、を含む。
前記ステップAは、
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信無しである場合、前記通常基地局が、現在時刻tでの推定スループットCm(t)を0に設定し、
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信有りである場合、前記通常基地局が、通常基地局のユーザスケジューリングを行って、現在時刻tでの推定スループットCm(t)を得る、ことを含む。
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信無しである場合、前記通常基地局が、現在時刻tでの推定スループットCm(t)を0に設定し、
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信有りである場合、前記通常基地局が、通常基地局のユーザスケジューリングを行って、現在時刻tでの推定スループットCm(t)を得る、ことを含む。
前記ステップBは、
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信無しである場合、前記通常基地局が、通常基地局送信無しに応じて、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、前記1つまたは複数の低電力基地局の現在時刻tでの推定スループット合計
を得、
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信有りである場合、前記通常基地局が、通常基地局送信有りに応じて、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、前記1つまたは複数の低電力基地局の現在時刻tでの推定スループット合計
を得る、ことを含む。
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信無しである場合、前記通常基地局が、通常基地局送信無しに応じて、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、前記1つまたは複数の低電力基地局の現在時刻tでの推定スループット合計
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信有りである場合、前記通常基地局が、通常基地局送信有りに応じて、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、前記1つまたは複数の低電力基地局の現在時刻tでの推定スループット合計
前記ステップBは、
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信無しである場合、各低電力基地局が、通常基地局送信無しに応じて、該低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、自局の現在時刻tでの推定スループットCPj(t)を得て、前記通常基地局に送信し、
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信有りである場合、各低電力基地局が、通常基地局送信有りに応じて、該低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、自局の現在時刻tでの推定スループットCPj(t)を得て、前記通常基地局に送信する、ことを含む。
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信無しである場合、各低電力基地局が、通常基地局送信無しに応じて、該低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、自局の現在時刻tでの推定スループットCPj(t)を得て、前記通常基地局に送信し、
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信有りである場合、各低電力基地局が、通常基地局送信有りに応じて、該低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、自局の現在時刻tでの推定スループットCPj(t)を得て、前記通常基地局に送信する、ことを含む。
前記ステップCは、
前記通常基地局が、現在時刻tでの総推定スループット
と、前の時刻t−1での総推定スループット
とを比較し、
前記通常基地局が、現在時刻tでの送信判定結果の通りに、次の時刻t+1での送信判定結果を設定し、
前記通常基地局が、次の時刻t+1での送信判定結果を、現在時刻tでの送信判定結果と反対になるように設定する、ことを含む。
前記通常基地局が、現在時刻tでの総推定スループット
前記ステップCは、
前記通常基地局が、第1時刻t−τでの実際スループット
と、第2時刻t−τ−1での実際スループット
とを比較し、
第1時刻t−τでの実際スループットが第2時刻t−τ−1での実際スループットより大きい場合、前記通常基地局が、現在時刻tでの送信判定結果の通りに、次の時刻t+1での送信判定結果を設定し、
第1時刻t−τでの実際スループットが第2時刻t−τ−1での実際スループットより大きくない場合、前記通常基地局が、次の時刻t+1での送信判定結果を、現在時刻tでの送信判定結果と反対になるように設定する、ことを含み、
ここで、Dm,iは、通常基地局のi番目のユーザの実際の送信データ量であり、DPj,iは、j番目の低電力基地局のi番目のユーザの実際の送信データ量であり、ANm,iは、通常基地局のi番目のユーザの相応データの正確受信指示情報であり、ANPj,iは、j番目の低電力基地局のi番目のユーザの相応データの正確受信指示情報であり、τは、正確受信指示情報のフィードバック時間遅延である。
前記通常基地局が、第1時刻t−τでの実際スループット
第1時刻t−τでの実際スループットが第2時刻t−τ−1での実際スループットより大きい場合、前記通常基地局が、現在時刻tでの送信判定結果の通りに、次の時刻t+1での送信判定結果を設定し、
第1時刻t−τでの実際スループットが第2時刻t−τ−1での実際スループットより大きくない場合、前記通常基地局が、次の時刻t+1での送信判定結果を、現在時刻tでの送信判定結果と反対になるように設定する、ことを含み、
ここで、Dm,iは、通常基地局のi番目のユーザの実際の送信データ量であり、DPj,iは、j番目の低電力基地局のi番目のユーザの実際の送信データ量であり、ANm,iは、通常基地局のi番目のユーザの相応データの正確受信指示情報であり、ANPj,iは、j番目の低電力基地局のi番目のユーザの相応データの正確受信指示情報であり、τは、正確受信指示情報のフィードバック時間遅延である。
本発明の実施例で提供された方法、基地局および無線ネットワークを採用することにより、セル間干渉調整の性能がより良く保障される。
本発明の目的、解決手段およびメリットをさらに明確にするために、以下、図面を参照して実施例を挙げながら、本発明をさらに詳しく説明する。
動的セル間干渉調整(eICIC)は、セルの総スループットを向上させるように、各TTIまたは複数のTTIで、マクロ基地局の開閉状態を動的に決定するため、半静的eICICに対して、性能向上がある。動的eICICは、マクロ基地局の開閉状態を決定するとき、マクロ基地局送信無し(macro mute)とマクロ基地局送信有り(macro non−mute)との2つの場合でのセル性能を比較する必要がある。説明すべきものとして、マクロ基地局の閉状態は、マクロ基地局送信無しの場合に対応し、マクロ基地局の開状態は、マクロ基地局送信有りの場合に対応する。性能比較の公平性を保証するために、異種ネットワークにおける各送信ポイントまたは基地局(例えば、マクロ基地局などの通常基地局、または、ピコ基地局などの低電力基地局)のいずれも、自分のセル内で、プロポーショナルフェア(PF:Proportional Fair)アルゴリズムを採用して、自分のセルのユーザをスケジューリングする。マクロ基地局は、送信判定(muting decision)を行う際に、プロポーショナルフェアスケジューリング後、マクロ基地局送信無しとマクロ基地局送信有りとの2つの場合での全ての送信ポイントの優先度値の合計を比較して、優先度が高い状態を選択する。
具体的に、本発明では、無線ネットワークにおけるセル間干渉調整方法が提供されている。前記無線ネットワークは、下記の送信ポイント、即ち、通常基地局、および該通常基地局のカバー領域内にある1つまたは複数の低電力基地局、を少なくとも含む。該方法は、
前記通常基地局が、通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得るステップAと、
前記通常基地局が、前記1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの、各低電力基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる性能推定パラメータを取得するステップBと、
前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、前記通常基地局が、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットと、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットとを決定するステップCと、
前記通常基地局が、前記全ての送信ポイントの重み付けスループットを比較して、送信判定結果を得、前記送信判定結果に基づいて、データ送信を行うステップDと、を含む。
前記通常基地局が、通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得るステップAと、
前記通常基地局が、前記1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの、各低電力基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる性能推定パラメータを取得するステップBと、
前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、前記通常基地局が、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットと、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットとを決定するステップCと、
前記通常基地局が、前記全ての送信ポイントの重み付けスループットを比較して、送信判定結果を得、前記送信判定結果に基づいて、データ送信を行うステップDと、を含む。
ここで、無線ネットワークは、異種ネットワークであってもよく、ほかのタイプのネットワークであってもよい。
説明すべきものとして、異なる送信ポイントの実際の伝送特性は、各送信ポイントの接続ユーザ数、各送信ポイントの全てのユーザのスループット合計、通常基地局送信有無に関するフレーム数情報、各送信ポイントのユーザを伝送先とすべきデータ総量、各送信ポイントのユーザを伝送元とすべきデータ総量など、または上記のいずれかのパラメータの関数で表すことができる。ここから分かるように、本発明の実施例で提供された送信判定結果は、異なる送信ポイントの実際の伝送特性が考慮されるので、より公平かつ合理的になる。これにより、セル間干渉調整の性能がより良く保障される。
図1は、本発明の1つの実施例における異種ネットワークのセル間干渉調整方法を示す。該方法は、下記のステップを含む。
ステップ101で、マクロ基地局(MeNB)は、マクロ基地局ユーザ(MUE)のフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、ユーザセットMを得る。ここで、ステップ101は、MeNBに設けられるMUEスケジューリングモジュールにより実現することができ、ユーザセットMは、MeNBでスケジューリングされたMUEを含む。
ステップ102で、ピコ基地局(PeNB)は、ピコ基地局ユーザ(PUE)のフィードバック情報を取得して、MeNBに提供する。
具体的に、PUEのフィードバック情報は、例えば、各PUEのチャネル品質指示(CQI:channel quality indicator)、プリコーディング行列指示(PMI:precoding matrix indicator)などを含むことができる。
ステップ103で、MeNBは、各PeNBごとに、マクロ基地局送信無し(MeNB mute)とマクロ基地局送信有り(MeNB non−mute)との2つの場合のそれぞれに対して、スケジューリングを行って、ユーザセットAとユーザセットBとを生成し、この2つのユーザセットに対して、性能推定をそれぞれ行って、相応の性能推定パラメータを得る。
具体的に、ユーザセットAは、MeNB muteの場合にPeNBでスケジューリングされたPUEを含む。該ユーザセットは、MeNB muteの場合での全てのPUEのフィードバック情報に基づいて決定されたものである。ユーザセットBは、MeNB non−muteの場合にPeNBでスケジューリングされたPUEを含む。該ユーザセットは、MeNB non−muteの場合での全てのPUEのフィードバック情報に基づいて決定されたものである。また、性能推定パラメータは、下記のパラメータ、即ち、ユーザセットAにおける全てのユーザのスループットの重み付け和
(PeNBのマクロ基地局送信無し重み付けスループットとも呼ばれる)、ユーザセットBにおける全てのユーザのスループットの重み付け和
(PeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットとも呼ばれる)、接続ユーザ数NPj(j番目のPeNBのPUE数を表す)のうちの少なくとも1つを含むことができる。ここで、tは、現在時刻を表し、iは、ユーザ番号であり、jは、PeNBの番号であり、Pjは、j番目のPeNBを表し、APjは、j番目のPeNBのユーザセットAを表し、BPjは、j番目のPeNBのユーザセットBを表し、
は、マクロ基地局送信無しの場合でのj番目のPeNBの相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットを表し、
は、マクロ基地局送信有りの場合でのj番目のPeNBの相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットを表し、
は、j番目のPeNBの相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの平均スループットを表す。また、ステップ103は、MeNBに設けられるPUE性能推定モジュールにより実現することができる。
ステップ104で、MeNBは、該MeNBのカバー領域にある1つまたは複数のPeNBの性能推定パラメータと、該MeNBによるMUEへのスケジューリング結果とに基づいて、MeNB muteとMeNB non−muteとの2つの場合での優先度を比較し、優先度の比較から、送信判定結果を得る。例えば、マクロ基地局送信無しの場合での優先度が大きい場合、送信判定結果は、MeNBがデータを送信しないという結果になり、逆の場合、送信判定結果は、MeNBがデータを送信するという結果になる。
ここで、ステップ104は、MeNBに設けられる送信判定モジュールにより実現することができる。また、ステップ104において、PUE性能推定モジュールにより、1つまたは複数のPeNBの性能推定パラメータを、該送信判定モジュールへ伝送してもよく、MUEスケジューリングモジュールにより、下記のスケジューリング結果、即ち、MeNBでスケジューリングされた全てのユーザのスループットの重み付け和
(MeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットとも呼ばれる)、接続ユーザ数Nm(MUE数とも呼ばれる)のうちの少なくとも1つを、該送信判定モジュールへ伝送してもよい。ここで、Mmは、MeNBでスケジューリングされたユーザセットMを表し、Rm,iは、マクロ基地局送信有りの場合でのMeNBの相応のユーザセットにおけるi番目のユーザのスループットを表し、
は、MeNBの相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの平均スループットを表す。
具体的に、MeNB muteの場合での1つの優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBのマクロ基地局送信無し重み付けスループットを相応のPeNBのPUE数で割った値を合計して、MeNB muteの場合での優先度
を得る。ここで、NPeNBは、PeNBの数であり、f(NPj)は、NPjの関数である。
MeNB non−muteの場合での1つの優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットを相応のPeNBのPUE数で割った値の合計に、MeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットを該MeNBのMUE数で割った値を加えて、MeNB non−muteの場合での優先度
を得る。ここで、f(Nm)は、Nmの関数である。
ステップ105で、送信判定モジュールは、送信判定結果をMeNBにおける送信スイッチに伝送する。これにより、該MeNBのデータ送信を相応に制御する。
ステップ106および107で、MeNBの送信判定モジュールは、送信判定結果を1つまたは複数のPeNBへフィードバックし、PeNBは、受信された結果に基づいて、PUEスケジューリングを行って、相応のデータ送信を実行する。
説明すべきものとして、図1に示すフローおよび下記のほかの実施例において、各ステップの間に、必ず前後の順序が存在しているわけではない。例えば、ステップ102、103の実行とステップ101の実行とは、互いに独立であり、前後の順序に関係ない。また、例えば、ステップ106、107の実行とステップ105の実行とは同様に、前後の順序に関係ない。
図2も、本発明の1つの実施例における異種ネットワークのセル間干渉調整方法を示す。
ここで、ステップ201〜204は、図1におけるステップ101〜104にそれぞれ対応する。即ち、ステップ201は、ステップ101に類似し、ステップ202は、ステップ102に類似し、ステップ203は、ステップ103に類似し、ステップ204は、ステップ104に類似する。
説明すべきものとして、図1における各ステップと異なるのは、下記の通りである。
説明すべきものとして、図1における各ステップと異なるのは、下記の通りである。
ステップ201で、MeNBにおけるMUEスケジューリングモジュールは、マクロ基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行った後、下記のスケジューリング結果、即ち、MeNBでスケジューリングされた全てのユーザのスループット合計
(MeNBのマクロ基地局送信有りスループットとも呼ばれる)、MeNBの過去時刻での平均スループット
のうちの少なくとも1つを、該MeNBにおける送信判定モジュールへ伝送する。ステップ203で、MeNBのPUE性能推定モジュールは、ステップ202でPeNBから取得されたPUEのフィードバック情報に基づいて、性能推定を行って、1つまたは複数のPeNBの性能推定パラメータを得て、該MeNBの送信判定モジュールへ提供する。
ここで、各PeNBの性能推定パラメータは、下記のパラメータ、即ち、ユーザセットAにおける全てのユーザのスループット合計
(PeNBのマクロ基地局送信無しスループットとも呼ばれる)、ユーザセットBにおける全てのユーザのスループット合計
(PeNBのマクロ基地局送信有りスループットとも呼ばれる)、PeNBの過去時刻での平均スループット
のうちの少なくとも1つを含む。ステップ204で、送信判定モジュールは、下記の方法に従って、MeNB muteとMeNB non−muteとの2つの場合での優先度を計算することで、送信判定結果を得る。
ここで、MeNB muteの場合での優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBのマクロ基地局送信無しスループットを相応のPeNBの平均スループットで割った値を合計して、MeNB muteの場合での優先度
を得る。
MeNB non−muteの場合での優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBのマクロ基地局送信有りスループットを相応のPeNBの平均スループットで割った値の合計に、MeNBのマクロ基地局送信有りスループットを該MeNBの平均スループットで割った値を加えて、MeNB non−muteの場合での優先度
を得る。ここで、
であり、
である。
また、ステップ205〜207は、図1におけるステップ105〜107と同じであり、ここで説明を省略する。
ここから分かるように、本実施例において、送信判定結果では、異なる送信ポイントの全てのユーザの平均スループットの和が考慮されている。各送信ポイント(MeNBと、1つまたは複数のPeNBとを含む)のプロポーショナルフェアスケジューリング後のスループットを、相応の送信ポイントの全てのユーザの平均スループットの和で割った値に基づいて、MeNB muteとMeNB non−muteとの2つの場合での優先度を決定する。勿論、上記の数式における
替えてもよい。つまり、優先度を決定する際に、異なる送信ポイントの全てのユーザの平均スループットの和の関数を考慮してもよい。
図3は、本発明の1つの実施例における異種ネットワークのセル間干渉調整方法を示す。該方法は、下記のステップを含む。
ステップ301で、MeNBにおける送信記憶モジュールは、下記のフレーム数情報、即ち、総フレーム数T、送信有りフレーム数Tn、送信無しフレーム数Tmのうちの少なくとも1つを、該MeNBにおける送信判定モジュールへ伝送する。
ステップ302〜305は、図1におけるステップ101〜104にそれぞれ対応する。
説明すべきものとして、ステップ302で、MeNBにおけるMUEスケジューリングモジュールは、下記のスケジューリング結果、即ち、MeNBでスケジューリングされた全てのユーザのスループット合計
(MeNBのマクロ基地局送信有りスループットとも呼ばれる)を、該MeNBにおける送信判定モジュールへ伝送する。
ステップ304で、MeNBのPUE性能推定モジュールは、ステップ303でPeNBから取得されたPUEのフィードバック情報に基づいて、性能推定を行って、1つまたは複数のPeNBの性能推定パラメータを、該MeNBの送信判定モジュールへ伝送する。
具体的に、前記性能推定パラメータは、下記のパラメータ、即ち、ユーザセットAにおける全てのユーザのスループット合計
(PeNBのマクロ基地局送信無しスループットとも呼ばれる)、ユーザセットBにおける全てのユーザのスループット合計
(PeNBのマクロ基地局送信有りスループットとも呼ばれる)のうちの少なくとも1つを含むことができる。ステップ305で、送信判定モジュールは、下記の方法に従って、MeNB muteとMeNB non−muteとの2つの場合での優先度を計算することで、送信判定結果を得る。
具体的に、MeNB muteの場合での優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBのマクロ基地局送信無しスループットの合計に、総フレーム数と送信無しフレーム数との差を掛けて、MeNB muteの場合での優先度
を得る。
MeNB non−muteの場合での優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBのマクロ基地局送信有りスループットの合計とMeNBのマクロ基地局送信有りスループットとの和に、総フレーム数と送信有りフレーム数との差を掛けて、MeNB non−muteの場合での優先度
を得る。ここで、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である。
ステップ306〜308は、図1におけるステップ105〜107と同じであり、ここで説明を省略する。
ステップ309で、送信判定モジュールは、送信判定結果を該MeNBの送信記憶モジュールに提供し、前記送信記憶モジュールは、フレーム数情報を更新する。
例えば、送信判定結果がマクロ基地局送信無しである場合、総フレーム数Tを1加算して、送信無しフレーム数Tmも1加算し、送信判定結果がマクロ基地局送信有りである場合、総フレーム数Tを1加算して、送信有りフレーム数Tnも1加算する。
ここからわかるように、本実施例の方法では、マクロ基地局の送信履歴が考慮されている。マクロ基地局送信無しの状況が比較的頻繁である場合、マクロ基地局送信無しが再度発生する確率は低いが、マクロ基地局送信無しの状況が比較的頻繁でない場合、マクロ基地局送信無しが発生する確率は高い。
図4は、本発明の1つの実施例における異種ネットワークのセル間干渉調整方法を示す。該方法は、下記のステップを含む。
ステップ401は、図3におけるステップ301と同じであり、ここで説明を省略する。
ステップ402で、MeNBにおけるMUEスケジューリングモジュールは、下記のスケジューリング結果、即ち、MeNBでスケジューリングされた全てのユーザのスループットの重み付け和
(MeNBのマクロ基地局送信無し重み付けスループットとも呼ばれる)を、該MeNBにおける送信判定モジュールへ伝送する。
ステップ404で、MeNBのPUE性能推定モジュールは、ステップ403でPeNBから取得されたPUEのフィードバック情報に基づいて、性能推定を行って、1つまたは複数のPeNBの下記の性能推定パラメータ、即ち、ユーザセットAにおける全てのユーザのスループットの重み付け和
(PeNBのマクロ基地局送信無し重み付けスループットとも呼ばれる)、ユーザセットBにおける全てのユーザのスループットの重み付け和
(PeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットとも呼ばれる)のうちの少なくとも1つを、該MeNBにおける送信判定モジュールへ伝送する。
ステップ405で、送信判定モジュールは、下記の方法に従って、MeNB muteとMeNB non−muteとの2つの場合での優先度を計算することで、送信判定結果を得る。
具体的に、MeNB muteの場合での優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBのマクロ基地局送信無し重み付けスループットの合計に、総フレーム数と送信無しフレーム数との差を掛けて、MeNB muteの場合での優先度
を得る。
MeNB non−muteの場合の優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットの合計と、MeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットとの和に、総フレーム数と送信有りフレーム数との差を掛けて、MeNB non−muteの場合での優先度
を得る。ここで、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である。
ステップ406〜409は、図3におけるステップ306〜309と同じであり、ここで説明を省略する。
図5〜図8のフローは、それぞれ図1〜図4に対応し、相違点は、図5〜図8において、PeNBが性能推定パラメータを直接にMeNBに提供する、ことにある。相応に、MeNBは、1つまたは複数のPeNBのために性能推定を行う必要がなくなる。
図5は、本発明の1つの実施例における異種ネットワークのセル間干渉調整方法を示す。該方法は、下記のステップを含む。
ステップ501で、MeNBにおけるMUEスケジューリングモジュールは、MUEのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、ユーザセットMを得、下記のスケジューリング結果、即ち、MeNBでスケジューリングされた全てのユーザのスループットの重み付け和
(MeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットとも呼ばれる)、接続ユーザ数Nm(MUE数とも呼ばれる)のうちの少なくとも1つを、該MeNBにおける送信判定モジュールへ伝送する。
ステップ502において、PeNBは、PUEのフィードバック情報(例えば、PUEのCQI、PMIなど)に基づいて、マクロ基地局送信無し(MeNB mute)とマクロ基地局送信有り(MeNB non−mute)との2つの場合のぞれぞれに対して、プリスケジューリングを行って、ユーザセットAとユーザセットBとを生成する。
具体的に、ユーザセットAは、MeNB muteの場合での全てのPUEのフィードバック情報に基づいて決定されたものであり、MeNB muteの場合にPeNBでスケジューリングされたPUEを含む。ユーザセットBは、MeNB non−muteの場合での全てのPUEのフィードバック情報に基づいて決定されたものであり、MeNB non−muteの場合にPeNBでスケジューリングされたPUEを含む。
ステップ503で、PeNBは、下記の性能推定パラメータ、即ち、ユーザセットAにおける全てのユーザのスループットの重み付け和
(PeNBのマクロ基地局送信無し重み付けスループットとも呼ばれる)、ユーザセットBにおける全てのユーザのスループットの重み付け和
(PeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットとも呼ばれる)、接続ユーザ数NPj(PUE数とも呼ばれる)のうちの少なくとも1つを、MeNBへフィードバックする。
ステップ504で、送信判定モジュールは、該MeNBのカバー領域にある1つまたは複数のPeNBのフィードバックと、MUEスケジューリングモジュールから伝送されたスケジューリング結果とに基づいて、MeNB muteとMeNB non−muteとの2つの場合での優先度を比較し、優先度の比較から、送信判定結果を得る。例えば、マクロ基地局送信無しの場合での優先度が大きい場合、送信判定結果は、MeNBがデータを送信しないという結果になり、逆の場合、送信判定結果は、MeNBがデータを送信するという結果になる。
具体的に、MeNB muteの場合での1つの優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBからフィードバックされたマクロ基地局送信無し重み付けスループットを相応のPeNBのPUE数で割った値を合計して、MeNB muteの場合での優先度
を得る。
MeNB non−muteの場合での1つの優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBからフィードバックされたマクロ基地局送信有り重み付けスループットを相応のPeNBのPUE数で割った値の合計に、MeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットを該MeNBのMUE数で割った値を加えて、MeNB non−muteの場合での優先度
を得る。
ステップ505で、送信判定モジュールは、該送信判定結果をMeNBにおける送信スイッチに伝送する。これにより、該MeNBのデータ送信を相応に制御する。送信判定結果がMeNB送信無しである場合、送信スイッチは、MeNBのデータ送信をオフにして、送信判定結果がMeNB送信有りである場合、送信スイッチは、MeNBのデータ送信をオンにする。
ステップ506〜507で、送信判定モジュールは、該送信判定結果を1つまたは複数のPeNBへフィードバックし、PeNBは、受信された結果に基づいて、データ送信を行う。
具体的に、送信判定結果がMeNB送信無しである場合、PeNBは、ユーザセットAに基づいて、ユーザをスケジューリングして、データを送信する。送信判定結果がMeNB送信有りである場合、PeNBは、ユーザセットBに基づいて、データ送信を行う。ステップ106と異なるのは、ステップ506において、PeNBは、PUEスケジューリングを行う必要がないが、直接にユーザセットAおよびユーザセットBの中から、相応のユーザセットを決定して、データ送信を行う。
ここから分かるように、本実施例の方法では、各送信ポイントの異なる接続ユーザ数と、接続されたユーザの異なる信号対干渉雑音比(SINR:Signal to Interference plus Noise Ratio)とが考慮されている。マクロ基地局の送信判定を行う際に、各送信ポイントのプロポーショナルフェアスケジューリング後の優先度を、相応の送信ポイントの接続ユーザ数(または、接続ユーザ数に関する関数)で割ることにより、送信判定は、より公平になる。つまり、本実施例の方法を採用することで、接続ユーザ数の相違および/またはSINRの相違に起因するマクロ基地局送信無しの比率が高くまたは低いという問題を克服することができる。
図6は、本発明の1つの実施例における異種ネットワークのセル間干渉調整方法を示す。該方法は、下記のステップを含む。
ステップ601〜604は、図5におけるステップ501〜504にそれぞれ対応する。
説明すべきものとして、ステップ601で、MeNBにおけるMUEスケジューリングモジュールは、マクロ基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行った後、下記のスケジューリング結果、即ち、MeNBでスケジューリングされた全てのユーザのスループット合計
(MeNBのマクロ基地局送信有りスループットとも呼ばれる)、MeNBの過去時刻での平均スループット
を、該MeNBにおける送信判定モジュールへ伝送する。
ステップ603で、PeNBは、下記の性能推定パラメータ、即ち、ユーザセットAにおける全てのユーザのスループット合計
(PeNBのマクロ基地局送信無しスループットとも呼ばれる)、ユーザセットBにおける全てのユーザのスループット合計
(PeNBのマクロ基地局送信有りスループットとも呼ばれる)、PeNBの過去時刻での平均スループット
のうちの少なくとも1つを、MeNBへフィードバックする。ステップ604で、送信判定モジュールは、下記の方法に従って、MeNB muteとMeNB non−muteとの2つの場合での優先度を計算することで、送信判定結果を得る。
ステップ603で、PeNBは、下記の性能推定パラメータ、即ち、ユーザセットAにおける全てのユーザのスループット合計
具体的に、MeNB muteの場合での優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBからフィードバックされたマクロ基地局送信無しスループットを相応のPeNBの平均スループットで割った値を合計して、MeNB muteの場合での優先度
を得る。
MeNB non−muteの場合での優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBからフィードバックされたマクロ基地局送信有りスループットを相応のPeNBの平均スループットで割った値の合計に、MeNBのマクロ基地局送信有りスループットを該MeNBの平均スループットで割った値を加えて、MeNB non−muteの場合での優先度
を得る。ステップ605〜607は、図5におけるステップ505〜507と同じであり、ここで説明を省略する。
図7は、本発明の1つの実施例における異種ネットワークのセル間干渉調整方法を示す。該方法は、下記のステップを含む。
ステップ701で、MeNBにおける送信記憶モジュールは、下記のフレーム数情報、即ち、総フレーム数T、送信有りフレーム数Tn、送信無しフレーム数Tmのうちの少なくとも1つを、該MeNBにおける送信判定モジュールへ伝送する。ステップ702〜705は、図5におけるステップ501〜504にそれぞれ対応する。
説明すべきものとして、ステップ702で、MeNBにおけるMUEスケジューリングモジュールは、下記のスケジューリング結果、即ち、MeNBでスケジューリングされた全てのユーザのスループット合計
(MeNBのマクロ基地局送信有りスループットとも呼ばれる)を、該MeNBにおける送信判定モジュールへ伝送する。ステップ704で、PeNBは、下記の性能推定パラメータ、即ち、ユーザセットAにおける全てのユーザのスループット合計
(PeNBのマクロ基地局送信無しスループットとも呼ばれる)、ユーザセットBにおける全てのユーザのスループット合計
(PeNBのマクロ基地局送信有りスループットとも呼ばれる)のうちの少なくとも1つを、MeNBへフィードバックする。ステップ705で、送信判定モジュールは、下記の方法に従って、MeNB muteの場合およびMeNB non−muteの場合での優先度を計算することで、送信判定結果を得る。
具体的に、MeNB muteの場合での優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBからフィードバックされたマクロ基地局送信無しスループットの合計に、総フレーム数と送信無しフレーム数との差を掛けて、MeNB muteの場合での優先度
を得る。
MeNB non−muteの場合での優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBからフィードバックされたマクロ基地局送信有りスループットの合計とMeNBのマクロ基地局送信有りスループットとの和に、総フレーム数と送信有りフレーム数との差を掛けて、MeNB non−muteの場合での優先度
を得る。
ステップ706〜708は、図5におけるステップ505〜507と同じであり、ここで説明を省略する。
ステップ709で、送信判定モジュールは、送信判定結果を該MeNBの送信記憶モジュールに提供し、前記送信記憶モジュールは、フレーム数情報を更新する。
図8は、本発明の1つの実施例における異種ネットワークのセル間干渉調整方法を示す。該方法は、下記のステップを含む。
ステップ801は、図7におけるステップ701と同じであり、ここで説明を省略する。
ステップ802〜805は、図5におけるステップ501〜504にそれぞれ対応する。
説明すべきものとして、ステップ802で、MeNBにおけるMUEスケジューリングモジュールは、下記のスケジューリング結果、即ち、MeNBでスケジューリングされた全てのユーザのスループットの重み付け和
(MeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットとも呼ばれる)を、該MeNBにおける送信判定モジュールへ伝送する。
ステップ804で、PeNBは、下記の性能推定パラメータ、即ち、ユーザセットAにおける全てのユーザのスループットの重み付け和
(PeNBのマクロ基地局送信無し重み付けスループットとも呼ばれる)、ユーザセットBにおける全てのユーザのスループットの重み付け和
(PeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットとも呼ばれる)のうちの少なくとも1つを、MeNBへフィードバックする。
ステップ805で、送信判定モジュールは、下記の方法に従って、MeNB muteの場合およびMeNB non−muteの場合での優先度を計算することで、送信判定結果を得る。
具体的に、MeNB muteの場合での1つの優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBからフィードバックされたマクロ基地局送信無し重み付けスループットの合計に、総フレーム数と送信無しフレーム数との差を掛けて、MeNB muteの場合での優先度
を得る。MeNB non−muteの場合での1つの優先度計算方法は、下記の通りである。即ち、全てのPeNBからフィードバックされたマクロ基地局送信有り重み付けスループットの合計とMeNBのマクロ基地局送信有り重み付けスループットとの和に、総フレーム数と送信有りフレーム数との差を掛けて、MeNB non−muteの場合での優先度
を得る。ステップ806〜809は、図7におけるステップ706〜709と同じであり、ここで説明を省略する。
本発明のほかの具体的な実現において、通常基地局は、数式
によって、通常基地局送信無しの場合での優先度を決定し、かつ、数式
によって、通常基地局送信有りの場合での優先度を決定することもできる。ここで、WPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(WPj,i(t))は、WPj,i(t)の関数であり、Wm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(Wm,i(t))は、Wm,i(t)の関数である。この場合、図1または図5に示すフローと比べて、通常基地局は、WPj,i(t)、Wm,i(t)などのパラメータをさらに取得する必要がある。
ここで、SPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(SPj,i(t))は、SPj,i(t)の関数であり、Sm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(Sm,i(t))は、Sm,i(t)の関数である。この場合、図1または図5に示すフローと比べて、通常基地局は、SPj,i(t)、Sm,i(t)などのパラメータをさらに取得する必要がある。
図9は、本発明の1つの実施例における異種ネットワークのセル間干渉調整方法を示す。該方法は、下記のステップを含む。
ステップ901で、判定記憶モジュールから得られた現在時刻tでの送信判定結果d(t)に基づいて、MeNBにおけるMUEスケジューリングモジュールは、該MeNBの前記現在時刻tでのスループットCm(t)を決定して、MeNBにおける送信判定モジュールおよびスループット記憶モジュールにそれぞれ提供する。
具体的に、現在時刻tでの送信判定結果がMeNB送信無しである場合、前記MeNBは、現在時刻tでのスループットCm(t)を0に設定し、現在時刻tでの送信判定結果がMeNB送信有りである場合、前記MeNBは、MeNBユーザスケジューリングを行って、現在時刻tでのスループットCm(t)を得る。
ステップ902で、1つまたは複数のPeNBは、PUEのフィードバック情報をMeNBに提供する。
ステップ903で、判定記憶モジュールから得られた現在時刻tでの送信判定結果に基づいて、MeNBにおけるPUE性能推定モジュールは、PUEのフィードバック情報から、前記1つまたは複数のPeNBの前記現在時刻tでのスループット合計
を得、MeNBにおける送信判定モジュールおよびスループット記憶モジュールにそれぞれ提供する。
具体的に、現在時刻tでの送信判定結果がMeNB送信無しである場合、前記MeNBは、MeNB送信無しに応じて、PeNBユーザスケジューリングを行って、前記1つまたは複数のPeNBの現在時刻tでのスループット合計
を得、現在時刻tでの送信判定結果がMeNB送信有りである場合、前記MeNBは、MeNB送信有りに応じて、PeNBユーザスケジューリングを行って、前記1つまたは複数のPeNBの現在時刻tでのスループット合計
を得る。
具体的に、MeNBにおける送信判定モジュールは、現在時刻tでの総スループット
と、スループット記憶モジュールから得られた前の時刻t−1での総スループット
とを比較する。
前記MeNBにおける送信判定モジュールは、判定記憶モジュールから得られた現在時刻tでの送信判定結果の通りに、次の時刻t+1での送信判定結果を設定する。
前記MeNBは、次の時刻t+1での送信判定結果を、判定記憶モジュールから得られた現在時刻tでの送信判定結果と反対になるように設定する。つまり、現在時刻tでの送信判定結果がMeNB送信有りである場合、次の時刻t+1での送信判定結果は、現在時刻tでの送信判定結果と反対になり、MeNB送信無しと設定される。現在時刻tでの送信判定結果がMeNB送信無しである場合、次の時刻t+1での送信判定結果は、MeNB送信有りと設定される。
ステップ905で、送信判定モジュールは、ステップ904で決定された次の時刻t+1での送信判定結果を、MeNBの判定記憶モジュールに記憶する。これにより、次の時刻t+1で、MeNB送信無しまたはMeNB送信有りに応じる動作が実行できるようにする。
ステップ906で、MeNBにおける判定記憶モジュールは、現在時刻tでの送信判定結果を、MeNBにおける送信スイッチに伝送する。これにより、該MeNBのデータ送信を相応に制御する。
ステップ907で、判定記憶モジュールは、現在時刻tでの送信判定結果を、1つまたは複数のPeNBへフィードバックし、PeNBは、受信された結果に基づいて、PUEスケジューリングを行って、相応のデータ送信を実行する。
説明すべきものとして、図9に示すフローにおけるステップは、順序に従って実行することが要求されない。例えば、ステップ901を実行すると同時に、ステップ907を実行することができる。
本発明のほかの具体的な実現において、ステップ902および903は、実行する必要がない。相応に、判定記憶モジュールが現在時刻tでの送信判定結果をPeNBへフィードバックした後、現在時刻tでの送信判定結果がMeNB送信無しである場合、各PeNBは、MeNB送信無しに応じて、該PeNBユーザスケジューリングを行って、自局の現在時刻tでのスループットCPj(t)を得て、前記MeNBの送信判定モジュールに送信し、現在時刻tでの送信判定結果がMeNB送信有りである場合、各PeNBは、MeNB送信有りに応じて、該PeNBユーザスケジューリングを行って、自局の現在時刻tでのスループットCPj(t)を得て、前記MeNBの送信判定モジュールに送信する。
図10は、本発明の1つの実施例における異種ネットワークのセル間干渉調整方法を示す。該方法は、下記のステップを含む。
ステップ1001で、判定記憶モジュールから得られた現在時刻tでの送信判定結果d(t)に基づいて、MeNBにおけるMUEスケジューリングモジュールは、該MeNBの送信データ量Dm,i(t)を決定する。
ステップ1002で、1つまたは複数のPeNBは、PUEのフィードバック情報をMeNBに提供する。具体的に、PeNBは、CQI、PMIなどをMeNBにおけるPUE性能推定モジュールに提供し、PUEの正確受信指示情報ACK/NACKを、MeNBにおける実際スループット計算モジュールを提供する。ここで、ACKは、PUEがPeNBから送信されたデータを正確に受信したということを表し、NACKは、PUEがPeNBから送信されたデータを正確に受信しなかったということを表す。
ステップ1003で、PUE性能推定モジュールは、得られたPUEのフィードバック情報に基づいて、1つまたは複数のPeNBの送信データ量DPj,i(t)を決定する。
ステップ1004で、MeNBにおける実際スループット計算モジュールは、全ての送信ポイントの時刻t−τおよびt−τ−1での総実際スループットを決定する。
ステップ1005で、送信判定モジュールは、現在時刻tにおいて、下記の方式を採用して、次の時刻t+1での送信判定結果d(t+1)を決定する。
具体的に、MeNBにおける送信判定モジュールは、時刻t−τでの実際スループット
と、時刻t−τ−1での実際スループット
との大きさを比較する。時刻t−τでの実際スループットが時刻t−τ−1での実際スループットより大きい場合、d(t+1)=d(t)にする。時刻t−τでの実際スループットが時刻t−τ−1での実際スループットより大きくない場合、d(t+1)をd(t)と異なるように設定する。
ここで、τは、正確受信指示情報のフィードバック時間遅延であり、Dm,i(t−τ)は、MeNBの相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの時刻t−τでの送信データ量であり、DPj,i(t−τ)は、j番目のPeNBの相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの時刻t−τでの送信データ量である。ANm,i(t−τ)は、MeNBの相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの時刻t−τでの正確受信指示情報であり、ANPj,i(t−τ)は、j番目のPeNBの相応のユーザセットにおけるi番目のユーザの時刻t−τでの正確受信指示情報であり、この両者の値がいずれも0または1である。具体的に、ACKを受信した場合、ANm,i(t−τ)またはANPj,i(t−τ)の値が1であり、NACKを受信した場合、ANm,i(t−τ)またはANPj,i(t−τ)の値が0である。
ステップ1006〜1008は、図9におけるステップ905〜907と同じであり、ここで説明を省略する。
本発明の実施例では、通常基地局も提供されている。図11に示すように、該通常基地局は、
通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得るユーザスケジューリングモジュール1101と、
1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの性能推定パラメータを取得し、前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、異なる送信ポイントの実際の伝送特性に関する、通常基地局送信無しの場合での優先度と通常基地局送信有りの場合での優先度とを決定して、前記優先度を比較することで、送信判定結果を得る送信判定モジュール1102と、を含む。
通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得るユーザスケジューリングモジュール1101と、
1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの性能推定パラメータを取得し、前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、異なる送信ポイントの実際の伝送特性に関する、通常基地局送信無しの場合での優先度と通常基地局送信有りの場合での優先度とを決定して、前記優先度を比較することで、送信判定結果を得る送信判定モジュール1102と、を含む。
本発明の例示的な実現において、送信判定モジュール1102は、図1〜8のフローに示す数式およびステップに従って、優先度を決定することができ、ここで説明を省略する。
さらに、該通常基地局は、
前記1つまたは複数の低電力基地局から、低電力基地局ユーザのフィードバック情報を受信し、通常基地局送信無しの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第1ユーザセットAPjを得、通常基地局送信有りの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第2ユーザセットBPjを得、前記第1ユーザセットAPjおよび前記第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、相応の性能推定パラメータを得る性能推定モジュール1103も含む。
前記1つまたは複数の低電力基地局から、低電力基地局ユーザのフィードバック情報を受信し、通常基地局送信無しの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第1ユーザセットAPjを得、通常基地局送信有りの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第2ユーザセットBPjを得、前記第1ユーザセットAPjおよび前記第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、相応の性能推定パラメータを得る性能推定モジュール1103も含む。
勿論、本発明のほかの具体的な実現において、低電力基地局により、性能推定パラメータを直接に通常基地局の送信判定モジュール1102へフィードバックすることもできる。具体的なフローについて、図5〜8を参照して、ここで説明を省略する。
さらに、該通常基地局は、
前記送信判定結果に基づいて、前記通常基地局のデータ送信をオンまたはオフにする送信スイッチ1104も含む。
前記送信判定結果に基づいて、前記通常基地局のデータ送信をオンまたはオフにする送信スイッチ1104も含む。
本発明の実施例では、異種ネットワークも提供されている。該異種ネットワークは、
通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得、該通常基地局のカバー範囲内にある1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの性能推定パラメータを取得し、前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、異なる送信ポイントの実際の伝送特性に関する、通常基地局送信無しの場合での優先度と通常基地局送信有りの場合での優先度とを決定して、前記優先度を比較することで、送信判定結果を得、前記送信判定結果に基づいて、データ送信を行う通常基地局と、
自局のユーザのフィードバック情報に基づいて、プリスケジューリングを行って、通常基地局送信無しの場合での第1ユーザセットAPjと、通常基地局送信有りの場合での第2ユーザセットBPjとを得、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、得られた性能推定パラメータを前記通常基地局へフィードバックする前記1つまたは複数の低電力基地局と、を含む。
通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得、該通常基地局のカバー範囲内にある1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの性能推定パラメータを取得し、前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、異なる送信ポイントの実際の伝送特性に関する、通常基地局送信無しの場合での優先度と通常基地局送信有りの場合での優先度とを決定して、前記優先度を比較することで、送信判定結果を得、前記送信判定結果に基づいて、データ送信を行う通常基地局と、
自局のユーザのフィードバック情報に基づいて、プリスケジューリングを行って、通常基地局送信無しの場合での第1ユーザセットAPjと、通常基地局送信有りの場合での第2ユーザセットBPjとを得、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、得られた性能推定パラメータを前記通常基地局へフィードバックする前記1つまたは複数の低電力基地局と、を含む。
本発明の例示的な実現において、通常基地局は、図1〜8のフローに示す数式およびステップに従って、優先度を決定することができ、ここで説明を省略する。
具体的に、前記通常基地局は、さらに、前記送信判定結果を前記1つまたは複数の低電力基地局へフィードバックする。前記低電力基地局は、さらに、前記送信判定結果に基づいて、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjの中から、相応のユーザセットを決定して、データ送信を行う。
本発明では、ほかの通常基地局も提供されている。図12に示すように、該通常基地局は、
現在時刻tでの送信判定結果に基づいて、該通常基地局の前記現在時刻tでの推定スループットCm(t)を決定するユーザスケジューリングモジュール1201と、
通常基地局の推定スループットCm(t)と、前記1つまたは複数の低電力基地局の前記現在時刻tでの推定スループット合計
との和
を得、かつ前の時刻t−1での推定スループットの和
を得、次の時刻t+1での送信判定結果を決定することにより、前記送信判定結果に基づいて、次の時刻t+1で、通常基地局送信無しまたは通常基地局送信有りに応じる動作が実行できるようにする送信判定モジュール1202と、を含む。
現在時刻tでの送信判定結果に基づいて、該通常基地局の前記現在時刻tでの推定スループットCm(t)を決定するユーザスケジューリングモジュール1201と、
通常基地局の推定スループットCm(t)と、前記1つまたは複数の低電力基地局の前記現在時刻tでの推定スループット合計
本発明の1つの具体的な実現において、該通常基地局は、現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信無しである場合、通常基地局送信無しに応じて、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、前記1つまたは複数の低電力基地局の現在時刻tでの推定スループット合計
を得、現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信有りである場合、通常基地局送信有りに応じて、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、前記1つまたは複数の低電力基地局の現在時刻tでの推定スループット合計
を得る性能推定モジュール1203をさらに含む。
本発明の1つの具体的な実現において、該通常基地局は、前記現在時刻tでの送信判定結果に基づいて、前記通常基地局のデータ送信をオンまたはオフにする送信スイッチ1204をさらに含む。
本発明の1つの具体的な実現において、該通常基地局は、各時刻での送信判定結果を記憶し、現在時刻tでの送信判定結果を前記送信判定モジュール1202に提供する判定記憶モジュール1205をさらに含む。さらに、判定記憶モジュール1205は、現在時刻tでの送信判定結果をユーザスケジューリングモジュール1201、性能推定モジュール1203に提供することもできる。
前記送信判定モジュール1202は、現在時刻tでの総推定スループット
と、前の時刻t−1での総推定スループット
とを比較し、
前記通常基地局は、現在時刻tでの送信判定結果の通りに、次の時刻t+1での送信判定結果を設定し、
前記通常基地局は、次の時刻t+1での送信判定結果を、現在時刻tでの送信判定結果と反対になるように設定する。
本発明の1つの具体的な実現において、該通常基地局は、前記ユーザスケジューリングモジュール1201から提供されたCm(t)と、前記性能推定モジュール1203から提供された
とを記憶して、前の時刻t−1での推定スループットの和
を、送信判定モジュール1202に提供するスループット記憶モジュール1206をさらに含む。
本発明では、ほかの通常基地局も提供されている。図13に示すように、該通常基地局は、ユーザスケジューリングモジュール1301、送信判定モジュール1302を含む。さらに、該通常基地局は、性能推定モジュール1303、送信スイッチ1304、判定記憶モジュール1305、実際スループット計算モジュール1306も含む。説明すべきものとして、図13における通常基地局の各モジュールで実行される動作について、図10のフローを参照して、ここで説明を省略する。
説明すべきものとして、図1〜13に示した実施例では、図10および図13において、送信判定結果を決定するためのパラメータが実際スループットであること以外、ほかの実施例において、上記のパラメータはいずれも推定スループットであってもよい。また、上記の実施例において、優先度は、相応の場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットを指すことができる。例えば、MeNB送信有りの場合で、優先度は、MeNBと1つまたは複数のPeNBとの重み付けスループットの和である。MeNB送信無しの場合で、優先度は、1つまたは複数のPeNBの重み付けスループットの和である。
また、上記の実施例において、ピコ基地局(PeNB)およびマクロ基地局(MeNB)を例として挙げて、本発明の具体的な実現を説明したが、本発明の解決手段はこれに限定されない。例えば、PeNBをほかの低電力基地局に置き換えてもよく、MeNBをほかの通常基地局などに置き換えてもよい。また、同一通常基地局のカバー領域に位置する複数の低電力基地局は、例えばPeNB、femto eNBなどの異なるタイプの基地局であってもよい。
ここから分かるように、本発明の方法では、1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの性能推定パラメータに基づいて、通常基地局送信無しの場合での優先度と通常基地局送信有りの場合での優先度とを決定して、さらに、送信判定結果を得る。このようにして、通常基地局の送信比率をより良く調整することができる。これにより、セル間干渉調整の性能を向上させる。
勿論、本発明の上記実施例は、ただ異種ネットワークのみで例示的に説明したが、異種ネットワークに適用されることに限定されない。ほかのタイプの無線ネットワークも、該方法を使用して、セル間干渉調整を行うことができる。
上記は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神と原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
本出願は、2011年5月17日出願の201110137290.0に基づく。この内容は、全てここに含めておく。
Claims (29)
- 通常基地局と該通常基地局のカバー領域内にある1つまたは複数の低電力基地局とを送信ポイントとして少なくとも含む無線ネットワークにおけるセル間干渉調整方法であって、
前記通常基地局が、通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得るステップAと、
前記通常基地局が、前記1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの、各低電力基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる性能推定パラメータを取得するステップBと、
前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、前記通常基地局が、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットと、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットとを決定するステップCと、
前記通常基地局が、前記全ての送信ポイントの重み付けスループットを比較して、送信判定結果を得、前記送信判定結果に基づいて、データ送信を行うステップDと、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記ステップBは、
前記通常基地局が、前記1つまたは複数の低電力基地局から、低電力基地局ユーザのフィードバック情報を受信し、通常基地局送信無しの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第1ユーザセットAPjを得、通常基地局送信有りの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第2ユーザセットBPjを得、前記第1ユーザセットAPjおよび前記第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、相応の性能推定パラメータを得る、
ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記通常基地局が、前記送信判定結果を前記1つまたは複数の低電力基地局へフィードバックし、
前記低電力基地局が、前記送信判定結果に基づいて、自局のユーザスケジューリングを行って、データを送信する、
ことをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - ステップBの前に、
各低電力基地局が、自局のユーザのフィードバック情報に基づいて、プリスケジューリングを行って、通常基地局送信無しの場合での第1ユーザセットAPjと、通常基地局送信有りの場合での第2ユーザセットBPjを得、
前記低電力基地局が、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をそれぞれ行って、得られた性能推定パラメータを前記通常基地局へフィードバックする、
ことをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記通常基地局が、前記送信判定結果を前記1つまたは複数の低電力基地局へフィードバックし、
各低電力基地局が、前記送信判定結果に基づいて、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjの中から、相応のユーザセットを決定して、データ送信を行う、
ことをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 前記ステップCは、
前記通常基地局が、数式
数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、Nmは、通常基地局のユーザ数であり、f(Nm)は、Nmの関数であり、NPjは、j番目の低電力基地局のユーザ数であり、f(NPj)は、NPjの関数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、Mmは、通常基地局でスケジューリングされた通常基地局ユーザセットを表す、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 - 前記ステップCは、
前記通常基地局が、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、Mmは、通常基地局でスケジューリングされた通常基地局ユーザセットを表す、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 - 前記通常基地局が自局のフレーム数情報を記憶する、ことをさらに含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ステップCは、
前記通常基地局が、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、
Tは、総フレーム数であり、Tmは、通常基地局の送信無しフレーム数であり、Tnは、通常基地局の送信有りフレーム数であり、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である、
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 前記ステップCは、
前記通常基地局が、数式
決定し、かつ、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、
Tは、総フレーム数であり、Tmは、通常基地局の送信無しフレーム数であり、Tnは、通常基地局の送信有りフレーム数であり、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である、
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 前記ステップCは、
前記通常基地局は、数式
ここで、WPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(WPj,i(t))は、WPj,i(t)の関数であり、Wm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(Wm,i(t))は、Wm,i(t)の関数である、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 - 前記ステップCは、
前記通常基地局が、数式
ここで、SPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(SPj,i(t))は、SPj,i(t)の関数であり、Sm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(Sm,i(t))は、Sm,i(t)の関数である、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 - 無線ネットワークにおける基地局であって、
通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得るユーザスケジューリングモジュールと、
1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの、各低電力基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる性能推定パラメータを取得し、前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットと、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットとを決定し、前記全ての送信ポイントの重み付けスループットを比較して、送信判定結果を得る送信判定モジュールと、
を含むことを特徴とする基地局。 - 前記1つまたは複数の低電力基地局から、低電力基地局ユーザのフィードバック情報を受信し、通常基地局送信無しの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第1ユーザセットAPjを得、通常基地局送信有りの場合に対して、低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、第2ユーザセットBPjを得、前記第1ユーザセットAPjおよび前記第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、相応の性能推定パラメータを得る性能推定モジュールを、
さらに含むことを特徴とする請求項13に記載の基地局。 - 前記送信判定結果に基づいて、前記通常基地局のデータ送信をオンまたはオフにする送信スイッチを、
さらに含むことを特徴とする請求項13に記載の基地局。 - 前記送信判定モジュールは、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、Nmは、通常基地局のユーザ数であり、f(Nm)は、Nmの関数であり、NPjは、j番目の低電力基地局のユーザ数であり、f(NPj)は、NPjの関数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、Mmは、通常基地局でスケジューリングされた通常基地局ユーザセットを表す、
ことを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の基地局。 - 前記送信判定モジュールは、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、Mmは、通常基地局でスケジューリングされた通常基地局ユーザセットを表す、
ことを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の基地局。 - 該通常基地局のフレーム数情報を記憶する送信記憶モジュールをさらに含み、
前記送信判定モジュールは、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、
Tは、総フレーム数であり、Tmは、通常基地局の送信無しフレーム数であり、Tnは、通常基地局の送信有りフレーム数であり、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である、
ことを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の基地局。 - 該通常基地局のフレーム数情報を記憶する送信記憶モジュールをさらに含み、
前記送信判定モジュールは、数式
ここで、tは、現在時刻を表し、iは、前記通常基地局または各低電力基地局のユーザ番号であり、jは、低電力基地局の番号であり、Pjは、j番目の低電力基地局を表し、NPeNBは、低電力基地局の数であり、
APjは、通常基地局送信無しの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第1ユーザセットを表し、BPjは、通常基地局送信有りの場合にj番目の低電力基地局でスケジューリングされた第2ユーザセットを表し、
Tは、総フレーム数であり、Tmは、通常基地局の送信無しフレーム数であり、Tnは、通常基地局の送信有りフレーム数であり、f1(T,Tm,Tn)およびf2(T,Tm,Tn)は、いずれもT、Tm、Tnの関数である、
ことを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の基地局。 - 前記送信判定モジュールは、数式
ここで、WPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(WPj,i(t))は、WPj,i(t)の関数であり、Wm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送先とすべきデータ総量を表し、f(Wm,i(t))は、Wm,i(t)の関数である、
ことを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の基地局。 - 前記送信判定モジュールは、数式
ここで、SPj,i(t)は、j番目の低電力基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(SPj,i(t))は、SPj,i(t)の関数であり、Sm,i(t)は、通常基地局の相応のユーザセットにおけるi番目のユーザを伝送元とすべきデータ総量を表し、f(Sm,i(t))は、Sm,i(t)の関数である、
ことを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の基地局。 - 無線ネットワークであって、
通常基地局ユーザのフィードバック情報に基づいて、スケジューリングを行って、該通常基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる該通常基地局のユーザスケジューリング結果を得、該通常基地局のカバー範囲内にある1つまたは複数の低電力基地局の、通常基地局送信無しの場合および通常基地局送信有りの場合それぞれでの、各低電力基地局の実際の伝送特性に関するパラメータが含まれる性能推定パラメータを取得し、前記性能推定パラメータと前記通常基地局のユーザスケジューリング結果とに基づいて、通常基地局送信無しの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットと、通常基地局送信有りの場合での全ての送信ポイントの重み付けスループットとを決定し、前記全ての送信ポイントの重み付けスループットを比較して、送信判定結果を得、前記送信判定結果に基づいて、データ送信を行う通常基地局と、
自局のユーザのフィードバック情報に基づいて、プリスケジューリングを行って、通常基地局送信無しの場合での第1ユーザセットAPjと、通常基地局送信有りの場合での第2ユーザセットBPjとを得、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjに対して、性能推定をぞれぞれ行って、得られた性能推定パラメータを前記通常基地局へフィードバックする前記1つまたは複数の低電力基地局と、
を含むことを特徴とする無線ネットワーク。 - 前記通常基地局は、さらに、前記送信判定結果を前記1つまたは複数の低電力基地局へフィードバックし、
前記低電力基地局は、さらに、前記送信判定結果に基づいて、第1ユーザセットAPjおよび第2ユーザセットBPjの中から、相応のユーザセットを決定して、データ送信を行う、
ことを特徴とする請求項22に記載の無線ネットワーク。 - 通常基地局と該通常基地局のカバー領域内にある1つまたは複数の低電力基地局とを送信ポイントとして少なくとも含む無線ネットワークにおけるセル間干渉調整方法であって、
前記通常基地局が、現在時刻tでの送信判定結果に基づいて、該通常基地局の第1時刻t1でのスループットを決定するステップAと、
前記通常基地局が、前記1つまたは複数の低電力基地局の第1時刻t1でのスループットを取得するステップBと、
前記通常基地局が、全ての送信ポイントの第1時刻t1でのスループットと、第1時刻より前の第2時刻t2でのスループットとの比較結果に基づいて、次の時刻t+1での送信判定結果を決定することにより、前記送信判定結果に基づいて、次の時刻t+1で、通常基地局送信無しまたは通常基地局送信有りに応じる動作が実行できるようにするステップCと、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記ステップAは、
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信無しである場合、前記通常基地局が、現在時刻tでの推定スループットCm(t)を0に設定し、
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信有りである場合、前記通常基地局が、通常基地局のユーザスケジューリングを行って、現在時刻tでの推定スループットCm(t)を得る、
ことを含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。 - 前記ステップBは、
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信無しである場合、各低電力基地局が、通常基地局送信無しに応じて、該低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、自局の現在時刻tでの推定スループットCPj(t)を得て、前記通常基地局に送信し、
現在時刻tでの送信判定結果が通常基地局送信有りである場合、各低電力基地局が、通常基地局送信有りに応じて、該低電力基地局のユーザスケジューリングを行って、自局の現在時刻tでの推定スループットCPj(t)を得て、前記通常基地局に送信する、
ことを含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。 - 前記ステップCは、
前記通常基地局が、第1時刻t−τでの実際スループット
第1時刻t−τでの実際スループットが第2時刻t−τ−1での実際スループットより大きい場合、前記通常基地局が、現在時刻tでの送信判定結果の通りに、次の時刻t+1での送信判定結果を設定し、
第1時刻t−τでの実際スループットが第2時刻t−τ−1での実際スループットより大きくない場合、前記通常基地局が、次の時刻t+1での送信判定結果を、現在時刻tでの送信判定結果と反対になるように設定する、ことを含み、
ここで、Dm,iは、通常基地局のi番目のユーザの実際の送信データ量であり、DPj,iは、j番目の低電力基地局のi番目のユーザの実際の送信データ量であり、ANm,iは、通常基地局のi番目のユーザの相応データの正確受信指示情報であり、ANPj,iは、j番目の低電力基地局のi番目のユーザの相応データの正確受信指示情報であり、τは、正確受信指示情報のフィードバック時間遅延である、
ことを特徴とする請求項24に記載の方法。
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