JPWO2012133357A1 - パッケージ収容ケース - Google Patents

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Abstract

収容ケース10は、所定ピッチで配列されたポケット60に物品を封止した円盤状のパッケージ6と、パッケージを収容する上ケース2及び下ケース4と、所定のポケット60を指で押し潰すとともに、パッケージを回転させるために上ケースに形成された開口(押圧口)12と、ポケット60から押し出された物品を収容ケースから排出するために押圧口に対応して下ケースに形成された排出口とを備える。収容ケース10はポケットを開口中心に位置決めるための開口12の開き角と位置決め部材を有する。

Description

本発明は、パッケージを収容すると共にパッケージに封止された錠剤のような物品をパッケージから一つずつ容易に取り出すことができるケースに関する。
トローチのような錠剤は、従来、PTP(プレススルーパック)のようなアルミニウムとプラスチックからなる防湿性の多層フィルムで形成されたパッケージに封止されて収容されている。このようなPTPには、錠剤を一つずつ収容するために錠剤よりもわずかに大きく成形されたポケットが設けられ、使用者はポケットを押し潰すことでポケットを覆うフィルムを破って錠剤を取り出すことができる。
このようなPTPは、フィルムの縁部が薄く鋭利であるために、取り扱いに注意を要する。また、ポケットを覆うフィルムは比較的薄いために不意に接触すると破れて錠剤が外気に曝されることになる。また、PTPの外観は、薬剤や病気のイメージを抱かせる。PTPに収容された錠剤は定期的に服用する必要があり、PTPを携帯する必要性もある。このような事情から、PTPを収容する好適な携帯用ケースが望まれる。
下記特許文献1には、基材シートの表面に昇華性物質からなる固形剤を収納した収納ドーム部が複数設けられたPTP包装体を収容するケースが開示されている。このケースは、PTP包装体の基材シートを、その裏面側から挟む第1挟持プレートと表面側から挟む第2挟持プレートとを備える。第2挟持プレートに形成された貫通孔に、第2挟持プレートの表面の収納ドーム部を挿入した状態で、両挟持プレートによりPTP包装体を挟み込み、この突出した収納ドーム部を押圧して基材シートの一部を破断させ、収納ドーム部内の固形剤を、第1挟持プレートに形成された貫通孔を通過させて固形剤収納空間内に落とし込むことができる。このケースは、持ち歩きにも好適であり、人目のある場所でも違和感なく使用することができるとされている。
下記特許文献2には、周期的な表示を有する回転可能な実質的に円形の一方向ノブを備えた錠剤ディスペンサーが開示されている。錠剤ディスペンサーは、複数のノッチを有するスカートにより囲まれ且つ中心軸手段の周囲を回転可能な円形ノブと、単一錠剤分配用開口を有する実質的に平坦な支持体と、ノッチ付きスカートと係合し且つ潰れ得る錠剤ポケットを有する錠剤包装19とを、カバーとベース間に収容して備える。ノブの頂面には、錠剤ポケットの数に相当した投薬日が錠剤ポケットに配置された錠剤及びラチェット位置の双方と揃うようにして印字されている。ノブを回転させて開口と揃ったポケットを潰しこれにより錠剤を強制して開口を通過させることにより錠剤が包装から分配される。
特開2007−261614号公報 特開平8−58858号公報
しかし、特許文献1のケースは、ケース内部に2つの挟持プレートを配置する必要があり、固形剤の取り出しも容易ではない。また、特許文献2のディスペンサーは、中心軸手段に支持されたノブを回転することで錠剤包装を回転させており、複雑な機構を必要とし、ディスペンサー全体も嵩張る。それゆえ、時代に合った、より携帯性に優れたコンパクトで薄型のケースが要望されている。また、錠剤に限らず、キャンディやガムのような食品であっても、携帯に便利で、一回分ずつ取り出せる保存容器があると便利である。
本発明の目的は、上記課題を解決して、ケースに収容されたパッケージから物品を容易に取り出すことができるとともに、携帯性に優れ、薄型でコンパクトなパッケージ用の収容ケースを提供することにある。
本発明に従えば、パッケージを収容する収容ケースであって、回転中心を有し、該回転中心の周りに所定ピッチで配列されたポケットにを収容して破断可能なフィルムで該ポケットを封止したパッケージと、前記パッケージを収容する上ケース及び下ケースと、前記上ケース及び前記下ケースを開閉可能に接続する接続部と、前記収容ケースに収容されたパッケージの所定のポケットを指で押圧するために上ケースに形成された押圧口と、前記所定のポケットから押し出されたを収容ケースから排出するために押圧口に対応して下ケースに形成された排出口と、前記ポケットに指で接してパッケージを回転させるために上ケースに形成され且つ前記排出口よりも大きな開口とを備える収容ケースが提供される。
前記収容ケースの前記開口の周方向の開き角は、少なくとも前記所定ピッチに対応する開き角以上にしてよく、前記開口の周方向の開き角θは、下記式:2α−β≦θ≦2α
(式中、αはピッチに対応する開き角、β/2はポケットの半径に対応する開き角である)を満たすことが望ましい。前記開口が上記式の開き角θを満たすことで開口を画成する側辺部が回転規制部として作用する。これにより、ユーザの指が開口を画成する側辺部に当接して回転が終了したときに、次の入りポケットが排出口に対応する位置に位置決され得る。
前記収容ケースの前記ポケットに接触して記ポケットを前記排出口に対応する所定位置に位置付けるための位置決め部材が上ケースまたは下ケースに設けられていてもよい。前記ポケットは、弾性変形可能な材料から形成されてよく、前記位置決め部材は、パッケージが回転されたときに、前記ポケットが前記所定位置に達するまでポケットを付勢するように上ケースまたは下ケースに位置付けられていてもよい。ポケットの弾性力を利用してポケットを位置決め部材に対して所定の位置に位置決めすることができる。
前記位置決め部材は、上ケースの内面の中央に設けられ、周方向に複数の切り欠きが形成された円形部材になり得る。あるいは、前記位置決め部材は、上ケースの内側面に、上ケースの中央に向かって突出した設けられた隆起部であってもよい。あるいは、前記位置決め部材は、上ケースの外周部から中央に向かって延在する弾性変形可能な薄板状部材であり、パッケージが回転されたときに薄板状部材の先端が前記ポケットを付勢してもよい。あるいは、前記位置決め部材は、下ケースの底面に突出した設けられた突起であり、パッケージに切り欠きまたは孔が形成されており、突起がパッケージの切り欠きまたは孔と係合するように構成されていてもよい。
前記収容ケースにおいて、前記開口が扇形であり、扇形の半径部分は、パッケージが回転されるときの停止位置を規定してもよい。
前記収容ケースにおいて、前記開口が前記押圧口と共通であり、前記開口を通じてパッケージが回転され、前記開口の周方向中央に位置するポケットが押圧されて排出口から取り出されてもよい。これにより、ユーザの取り出し操作が一層分かりやすく容易となる。また、この特徴によりケースのユニバーサルデザインを構築できる。
前記収容ケースの前記開口と前記押圧口が別々に設けられている場合には、前記開口の中心と前記押圧口の中心とは、周方向にピッチの整数倍離れて形成し得る。また、前記下ケースの排出口を画成する下ケースの内面が上ケースに向かって筒状に隆起していることで、ポケットを潰す際に、押圧力をかけやすくなる。
本発明の具体例に従い、前記収容ケースにおいて、6個のポケットが60°角度を隔てて周方向に配列しており、前記開口の中央に押圧口が存在し、開口の開き角が90°〜120°の範囲内の角度にし得る。ポケットに収容される物品は、医薬品、化粧品、食品または化学品でもよい。
(1)本発明のケースは、物品をパッケージから取り出す際に、ケースを開放することなく、押圧口及び排出口を通じて物品を容易に取り出すことができる。それゆえ、不用意にパッケージに接触してパッケージを破損する恐れがなく、パッケージを保護及び携帯するのに好適である。錠剤のような医薬品、化粧品、食品、化学品など一回分づつ取り出して使用する物品の携帯、保存及び供給に好適なケースとなる。
(2)使用一回分の物品を取り出した後、ユーザは指で上ケースの開口を通じてパッケージを回転することにより、次の物品入りポケットに容易にアクセスすることができる。このため特別な回転機構を設ける必要がなく、携帯に適した薄型でコンパクトな構造を実現している。
(3)開口の周方向長さを所定の範囲にして指の回転動作の終了位置を規制することにより、次の物品入りポケットを排出口に面する位置に位置付けることができる。それゆえ、パッケージの回転動作に続いてすぐにポケットを押圧して物品を排出する動作を行うことができる。
(4)複雑な構造や付属部材を用いることなく、ポケットの弾性力を利用してポケットの位置決めが実現されており、パッケージの回転や交換の際、錠剤ポケットが押圧口及び排出口に対応する位置に自動的に位置付けられることができる。
本発明の実施形態に従うパッケージの収容ケースの外観を示す斜視図である。 収容ケースの上ケースを下ケースに対して180度で開放した状態のケース外側を示す平面図である。 収容ケースの上ケースを下ケースに対して180度で開放した状態のケース内側を示す平面図である。 図3に示したケースのIV−IV方向から見た断面図である。 図1に示した開放状態のケースの斜視図である。 図6(A)は、円盤状のパッケージの平面図であり、図6(B)は図6(A)のVIB−VIB方向から見た断面図である。 開放状態のケースの下ケースにパッケージを配置した状態を示す図である。 パッケージが円形部材の切り欠きにより上ケースに対して位置合わせされた状態を示す概念図である。 第1実施形態の収容ケースの平面図である。 ユーザの指によるポケットの回転移動の操作を示す図であり、図10(A)は回転開始位置を示し、図10(B)は開口の側辺部で指の移動が規制される回転終了位置を示す。 第2実施形態の収容ケースの上ケースを下ケースに対して180度で開放した状態のケース外側を示す平面図である。 第2実施形態の収容ケースの上ケースを下ケースに対して180度で開放した状態のケース内側を示す平面図である。 図12に示した状態のケースのXIII−XIII方向から見た断面図である。 第2実施形態の収容ケースの平面図である。 第3実施形態の収容ケースの外観を示す斜視図である。 第3実施形態の収容ケースの上ケースを下ケースに対して180度で開放した状態のケース外側を示す平面図である。 第3実施形態の収容ケースの上ケースを下ケースに対して180度で開放した状態のケース内側を示す平面図である。 図17に示した状態のケースのXVIII−XVIII方向から見た断面図である。 第3実施形態の収容ケースに収容されるパッケージの平面図である。 第4実施形態の収容ケースの平面図である。 図21(A)は第5実施形態の収容ケースの上ケースの蓋部内面を示す透視図であり、図21(B)はXXIB−XXIB方向から見た断面図である。 図22(A)は第6実施形態の収容ケースの上ケースの蓋部内面を示す透視図であり、図22(B)はカンチレバーがポケットに接触してポケットが付勢される様子を示す概念図である。 第7実施形態の収容ケースの開放状態を示す図である。 図23の収容ケースの下ケースをXXIV−XXIV方向から見た部分断面図である。 8個のポケットを有するパッケージの平面図である。 2列の環状ポケット群を有するパッケージの平面図である。 2列の環状ポケット群を有するパッケージを収容するケースの透視平面図である。 多角形の外形を有するパッケージの平面図である。 異形の多角形状を有するパッケージの平面図である。 外周の一部にオリエンテーションフラットを有する円形のパッケージの平面図である。 ケース外形が略四角形状で、内部空間が円形状であるケースの概略平面図である。
<第1実施形態>
本発明の収容ケースのポケットに収容される「物品」とは、パッケージのポケットに収容でき且つ使用時にポケットごとに取り出して使用するのに好適な任意の物を意味し、特に、医薬品、化粧品、食品、化学品が好ましい。医薬品としては、錠剤のみならず散剤、顆粒剤、丸剤、チュアブル剤、トローチ剤、液剤、カプセル剤、半固形剤(ゼリー剤)など任意の剤形のものを含む。食品についても、キャンディやチョコレートのような固形、ジャムのような半固形、コーヒーやジュースの濃縮液などの液状のものも含む。化粧品の場合は、軟膏剤、クリーム剤、ジェル剤、液剤、散剤、錠剤、カプセル剤などの任意の形態のものを含む。化学品は、一回づつ取り出して使用する化学品が好適であり、洗浄剤やコンタクトレンズなどの樹脂製品も含み、その形態は任意である。本発明に従うパッケージを収容するケースの例を、錠剤を収容したパッケージを有するケースの実施形態により例示するが、物品は錠剤に限定されるものではない。最初に、第1実施形態を図1〜10を参照して説明する。図1に示すように、収容ケース10は、上ケース2及び下ケース4からなる円盤状のケース本体1と、ケース本体1に収容された円形のパッケージ(PTPともいう)6を有する。ケース本体1の上ケース2と下ケース4はそれらの外周部に設けられたヒンジ8により互いに開放可能に接続されている。パッケージ6には、物品として錠剤が入ったポケット60が備えられており、上ケース2の開口12から一部のポケットが露出している。
図2〜4に示すように、上ケース2は、平面視で中心軸X1に対して回転対称な円形の蓋部22と蓋部22の外周から軸方向に直立する周壁24を有する。蓋部22の外面22aは曲率を有する滑らかな曲面で形成されており、中央が外側に膨らむように湾曲している。蓋部22には、周方向に所定角、この例では、100度の開角で開く扇型の開口12が形成されている。この開口12は、ユーザがパッケージ6(のポケット)に触れて回転させるための窓として機能するとともに、所定のポケットを指で押し潰すための押圧口としても機能する。図4に示すように、上ケース2の周壁24の上端には周壁24の外径よりも小さい外径を有する係合部27が形成されている。係合部27は、下ケース4の側壁44の内側と係合してケース10の閉鎖状態を維持する。上ケース2の周壁24には、開口12の中心から上ケース2の中心軸X1の周りに90°回転した位置にヒンジ8が結合されており、中心軸X1に関してヒンジ8と対向する周壁22の部分に、ケースの開放を容易にするために上鍔26が取り付けられている。
上ケース2の蓋部22の内面22bは、外面22aと同様に滑らかに湾曲しており、その中央には、花びら型の円形部材28が内面22bから直立するように軸方向に延在している。円形部材28には、その周方向に所定間隔を隔てて5つの切り欠き28aが形成されている。この切り欠きは、円形部材28の外周部と共に、パッケージ6を位置決めするように機能する。切り欠き28aの幅は、例えば、1.0〜2mmにすることができる。一つの切り欠き28aは、開口12の周方向中心と一致するように周方向に位置づけられている。円形部材28の位置決め機能については後述する。円形部材28は、開口12の外形と一致するようにその一部が切断されている(図5参照)。
図3及び4に示したように、下ケース4は、平面視で中心軸X2に対して回転対称な円形の底部42と底部42の外周から軸方向に延在する周壁44を有する。底部42の外面42aは、蓋部22の外面22aと同様に、曲率を有する滑らかな曲面で形成されており、全体的に外側に膨らむように湾曲している。底部42の外面42aの中央はケース内側に向かって滑らかに窪んだ凹部42cを形成している。周壁44には、上ケース2の周壁24と接続されたヒンジ8が接続されており、ヒンジ8と対向する周壁42の部分には、上ケース2の上鍔26と共働してケース10の開放を容易にするために下鍔46が取り付けられている。
下ケース4の内面42bの中央は、外面42aの凹部42cの形状と対応して滑らかな突出する凸部42dを形成している。凸部42dの頂部42eは、パッケージ6の裏面中央と接触するため平坦である。下ケース4の内面42bには、ヒンジ8の取り付けられた位置から中心X2の周りに反時計方向に90度回転した位置に、錠剤を排出するための排出口14が形成されている。排出口14の中心は、上ケース2と下ケース4を合体してケース10を閉鎖した状態で、上ケース2の開口12の中心と周方向位置が一致する。排出口14は開口12よりも小さく、排出口14の周方向の幅は開口12の周方向の幅よりも短い。排出口14は、ポケット60よりも大きい円または楕円形状にすることができる。この実施形態では、排出口14は中心X2の周方向を長軸とする楕円形である。排出口14を画成する縁部は、軸方向に所定高さで隆起して隆起部42fを形成している。隆起部42fの上面42gは、パッケージ6の裏面と接触するために平坦化されている。
ケース本体1に収容されるパッケージ6について、図6(A)および6(B)を参照しながら説明する。パッケージ6は、円形基板62とその上に、6つの円柱状ポケット60が回転対称な位置に、すなわち、周方向に所定間隔を隔てて配置されている。各ポケット60には、例えば、ポケットの直径よりもわずかに小さい直径の円盤状の錠剤、例えば、トローチが平らな面を下にして収容されている。
この円周上の隣り合うポケットの中心O’間の周方向距離(ピッチ)をP、ポケット60の半径をDとすると、隣接するポケット60の周方向距離はほぼP−2Dで表される。また、隣接するポケット60の中心間の開き角αはα=60°である。この例では、パッケージ6の直径は下ケース4の内周よりもわずかに小さい。パッケージ6の所寸法は任意であるが、一例を挙げると、外径75mm、ポケット60の直径(2D)17mm、トローチの直径16mmであり、ポケットの中心は、パッケージ6の中心Oから半径25mmの円周上に位置し得る。上記のような寸法では、一つのポケットの開き角βがβ=40°となる。
パッケージ6の基板62は、プラスチック/アルミニウム/プラスチックの3層からなる積層構造体から形成されている。ポケットは、この積層構造体の所定位置を既知の方法で吸引することで成型することができる。パッケージ6の下面62bもまたプラスチック/アルミニウム/プラスチックの3層からなる積層構造体で形成されており、各ポケット60にトローチ100を収容した後に、ポケット60の開口部をシールするように、上面62aと下面62bをそれぞれ構成する積層構造体が熱溶着などにより貼り合わされる。このようにパッケージ6の上面62a及び下面62bの両方をアルミニウムを含む積層構造体で形成することでポケット内の気密性及び防湿性を保つことができる。積層構造体を構成するプラスチック材料は、パッケージ6の外側面を構成する材料として、ポリエチレンテレフタレート(PET)やナイロンが使用され、パッケージ6の外側面を構成する材料として塩化ビニル等が使用される。また、ポケット60の上面60aにはユーザが指で上面60aを押したときに押圧力をトローチ100の表面に集中的に伝えるために中心O’と同心の環状溝(凹部)60bが形成されている。
ポケット6は上記のようにプラスチックを含む3層構造であるために、柔軟で弾性変形が可能である。ポケットの上部60aは、側面60cに比べて大面積であるために、ユーザの指の押圧力により潰れ易い。側面60cは、曲面であるとともに小面積であるのでその表面と直交する方向からの押圧力(付勢力)に対して上面60aよりも強度が高く、押圧力に対してその弾性により変形するが、押圧力が消失すると元の形状に戻る。
パッケージ6をケース本体1に収容するには、例えば、図7に示すように、最初に、パッケージ6を下ケース4の内面に上向きに配置する。この際、下ケース4の排出口14の中心に対応する下ケース4の周壁44に位置合わせマークWを付しておき(図3参照)、このマークWにパッケージ6のポケットの中心が一致するように、パッケージ6を下ケース4に配置することができる。あるいは、上ケース2の円形部材28の位置決め機構を用いて、パッケージ6の基板上面62aを嵌め合わせてもよい。
ここで、円形部材28の位置決め機構について図8を参照して説明する。円形部材28の外径L1は、パッケージ6の中心Oを挟んで対向するポケット60間の距離L2と同等か、それよりわずかに大きい。それゆえ、パッケージ6を円形部材28上に置いて左右にわずかに回転させることで、図8に示すようにポケット60の中心O’が円形部材28の切り欠き28aの延長上に位置してパッケージ6が円形部材28に嵌り易くなる。前述のようにポケット60は、弾性変形が可能な材料から形成されているので、パッケージ6を円形部材28に押し付けたときに、ポケット60の中心O’が円形部材28の切り欠き28aの延長上の位置していなくても、ポケット60が弾性変形してパッケージ6が円形部材28に嵌まる。この状態では円形部材28がポケット60の側面に付勢力を与えているが、ポケット60の中心O’が円形部材28の切り欠き28aの延長上に移動すると、この付勢力が小さくなるためにユーザはポケット60が円形部材28に対して位置決めされたことが分かる。
パッケージ6が上ケース2または下ケース4に配置された後、ヒンジ8を介して上ケース2と下ケース4を合体させる。この際、上ケース2の係合部27が下ケース4の側壁44の内周と係合する。こうして上ケース2と下ケース4が図1に示すように重なり合う。上ケース2と下ケース4が重なり合った状態では、図9に示すように、上ケース2の開口12と下ケース4の排出口14の周方向中心位置が一致しており、平面視で排出口14は開口12内に完全に包含される。また、上ケース2の中心軸X1と下ケース2の中心軸X2と重なり、収容ケースの回転軸Xとなる。この回転軸Xは収容されているパッケージ6の中心Oともほぼ一致する。
こうして収容ケース10のケース本体1に、パッケージ6が収容される。ここで、前述のようにパッケージ6は上ケース2または下ケース4に位置合わせされているので、図9に示すようにポケット60の中心が、開口の12の中心(周方向中心)に位置している。この実施形態では、開口12の開き角は前述のように100°であるので、開口12の中央に位置するポケット60とともにその両側に位置するポケットの一部が開口12を通じて露出している。6つのポケット60の中心O’により描かれる円周Cが開口12により分断される長さLLを開口12の周方向長さとすると、開口12の周方向長さLLは、ピッチPの2倍よりもわずかに短い。
図1及び図9に示した収容ケース10内のパッケージ6から錠剤を一つずつ取り出す操作を以下に説明する。図9に示すように、上ケース2の開口12の周方向中心には一つのポケット60の全体が現れており、その両側のポケット60の一部だけが開口12を通じて露出している。前述のように、図9に仮想線で示した下ケース4の排出口14もまた開口12に重なるように、開口1の周方向中心に位置している。ユーザは、最初に、例えば、例えば、一方の手の親指と人差し指の間にケース10を挟んで持つ。次に、開口12の中央に位置するポケット60の上面60aに、他方の手の親指を当ててポケット60内部に向かって押し込むと、ポケット60の開口を覆うフィルム(パッケージ6の下面62b)が破れ、トローチが排出口14を通じて押し出される。こうしてポケット60内に収容されていたトローチがケース10から取り出される。この結果、空のポケット60が開口12に残る。
次に、ユーザがトローチをケース10から取り出すときには、空のポケット60の隣に位置するポケット60を開口12に移動する。このポケット60の回転移動の操作の一例を図10(A)及び10(B)を参照して説明する。ユーザは、図10(A)に示すように、空のポケット60eの側面(回転方向の後端)に指で触れ、次いで、図10(B)に示すように、空のポケット60eを回転方向(ここでは反時計方向)にシフトさせる。この時、扇形の開口12を区画している半径方向に延在する側辺部12a(図10(A)では左側、すなわち、回転方向前側の側辺部)に指が当たるまで空のポケット60eを回転させる。この回転動作で、空のポケット60eはパッケージ6とともにほぼ60度回転するので、空のポケット60eの隣に位置するトローチ入りポケット60fが今度は開口12の周方向中心に位置することになる。そして、ポケット60eで行った操作と同様にしてポケット60fからトローチを取り出すことができる。
上記のような回転動作では、空のポケット60eを次のトローチ入りポケット60fに置き換えるには、ポケット60の1ピッチ分の角度でパッケージ6を回転する必要がある。このような観点から開口12の開角及び周方向長さについて検討してみる。図10(A)に示すように、ポケット60eの回転開始時はユーザの指は、ポケット60eの側面(回転方向の後端)に触れる位置(線M1上)にある。この位置から1ピッチP分、すなわち、この例では60度だけ回転した位置M2に開口12の側辺部12aが存在すれば、側辺部12aが指の回転を1ピッチ分だけ規制(またはガイド)する規制部として作用する。このM2の位置は、回転前のポケット60eの中心を通る半径線M0から(P−D)だけ周方向長さが離れた位置となる。ここで、Dはポケットの半径である。それゆえ、開口12の側辺部12aは、線M0から反時計方向には少なくとも(P−D)の周方向長さ隔てたところに位置すると考えられる。ところで、ユーザによっては、時計方向にポケット60eを回転することもあるだろうから、回転方向を特別に指定しない限り、線M0から時計方向にも同様に(P−D)の周方向長さの開口部があったほうがよい。このような観点からすれば、開口12の周方向長さは、2(P−D)が望ましいと考えられる。
出願人が種々の周方向長さの開口12を有する収容ケースを試作して複数の試験者により試験したところ、次のようなことが分かった。試験者によっては指の腹がポケット60eの側面に対して斜め上方から接触するために、回転終了時には、ポケット60eの側面が側辺部12aに達する前に、指の腹が先に側辺部12aに当たることが分かった。そのような場合には、開口12の周方向長さは2(P−D)よりもわずかに、例えばポケットの半径または半径/2程度長くすることが望ましい。このような観点からすれば、開口12の周方向長さLLは、下記式(1)、特には、(2)を満たすことが望ましい。
2(P−D)≦LL≦2P ・・・(1)
2(P−D)≦LL≦2P−D ・・・(2)
開口12の周方向長さLLが2(P−D)を超えていると開口12を通じてポケット60eに隣り合うポケット60d及び60fのポケットが潰れているかどうかが分かるので、ユーザは回転方向を選択したり、新しいパッケージ6に交換する際に都合がよい。以上のことより、一つのポケット60が開口12の周方向中心に位置する場合に、隣り合うポケットの一部、好ましくはポケットの半径以下の長さの部分が、開口12から露出するように開口12の大きさを設定するのが望ましい。開口12の周方向長さLLが2Pを超えると、側辺部12aにパッケージ6の回転終了位置を規制する作用を持たせることが困難となる。
上記式(1)及び(2)において、ピッチP及びポケットの半径Dは、開き角で表すと、図6に示したようにα及びβ/2となる。それゆえ、開口12の開き角θは、下記式(3)、特には(4)を満たすことが好ましい。
2α−β≦θ≦2α ・・・(3)
2α−β≦θ≦2α−β/2 ・・・(4)
本実施例ではα=60°、β=40°であるので、式(3)及び(4)を満たす開き角θは、80°≦θ≦120°、特には、80°≦θ≦110°であり、本実施形態の場合、開口12の開き角θは100°に設定されていたので、この開口12の開き角(θ=100°)は上記(3)及び(4)のいずれの関係をも満たしていることが分かる。
ところで、本実施形態では、上ケース2にパッケージ6を位置決めするための円形部材28を設けている。この円形部材28には、切り欠き28aがポケットの数と同じ6箇所、周方向に形成されている。図8を参照して説明したように、一つの切り欠き28aは開口12の中心の周方向位置と一致している。それゆえ、切り欠き28aの周方向の前後で1ピッチPの範囲内であれば、ポケットが回転移動中に円形部材28にポケット60の側壁が付勢されつつも、付勢力が小さくなる所が必ず存在する。従って、パッケージ6が回転しているときは、ポケット60は切り欠き28aに対応する位置に落ち着こうとする。このような作用により、ユーザの回転長が1ピッチPから多小前後したとしても、円形部材28のポケット60の側壁に相対する付勢力により、ポケット60は切り欠き28aに対応する開口12の周方向中心に位置付けられようとする。すなわち、本実施形態では、ユーザがパッケージ6を回転するときに、回転開口12の側辺部12aと円形部材28が共働して、ポケット60fを回転終了位置にガイドしている。
本実施形態では、上ケース2に円形部材28を設けたが、円形部材28を省略してもよい。この場合、開口12の側辺部12aだけでユーザの回転終了位置を規制して、それによりポケット60を所望の位置に置くことができる。あるいは、開口12の寸法を上記のような位置決めの観点から設定することなく、円形部材28だけでユーザの回転終了位置を規制して、それによりポケット60を所望の位置に置いてもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態のパッケージの収容ケース20を図11〜図14を参照しながら説明するが、第1実施形態の収容ケース1と同様の構成及び作用についてはその説明を省略する。
第1実施形態では、上ケース2の外周形状は円形であったが、第2実施形態の上ケース2は、その外周縁の一部を欠いた形状を有する。すなわち、上ケース2に形成された開口212は、上ケース2の外周にまで至っており、上ケース2には開口212の半径方向外側を画成する外周枠が存在しない。このため、ユーザの指は開口212に対してケース21の半径方向外側からもアクセスしてポケット60の側壁、特に、パッケージの外周に対向しているポケット60の側壁部分に接することができる。このような観点からすれば、回転方向を時計回りまたは反時計回りのいずれかに規制すれば(例えば、ケースの仕様書に記載したり、ケースの外面に表示を付す)、この実施形態の収容ケース20の開口212の開き角は、1ピッチに対応する開き角(60°)でも操作可能である(図10(A)の延長線M1と延長線M2の間の開口)。なお、この実施形態の開口212の実際の開き角は、105°であり、前述の式(3)または(4)を満たす範囲の開き角となっている。図14に示すように、開口212の周方向中心に位置するポケット60とその両側のポケット60の一部が開口212を通じて露出している。
図13に示すように、上ケース2の蓋部222及び下ケース4の底部242は、いずれも第1実施形態と異なり平板状である。それゆえ、上ケース2の外面222a及び内面222b、並びに下ケース4の外面242a及び内面242bはいずれも平坦である。下ケース4の内面242bにはその中心X2と同軸の環状の凸部242cが形成されている。凸部242cの頂部242dは、パッケージ6の裏面と接触するため平坦であり、頂部242dは、排出口14を区画する隆起部42fの上面42gとともに、パッケージ6の裏面を回転可能に支持する。
この実施形態の収容ケース20も第1実施形態の収容ケース10と同様の操作に従って、パッケージ6のポケット60からトローチを取り出すことができ、また、パッケージ6を回転して空のポケット60をトローチ入りのポケットに置き換えることができる。この際、開口212の側辺部212a及び円形部材28が、ユーザによるパッケージ6の回転動作をアシストして開口212の周方向中心位置にトローチが収容されたポケットを位置付けることができる。
なお、下ケース4の内面242bが平坦であるので、環状の凸部242c及び隆起部42eを設けずに、パッケージ6の裏面を下ケース4の内面242b全体で回転可能に支持してもよい。
<第3実施形態>
第3実施形態のパッケージの収容ケース30を図15〜図19を参照しながら説明するが、第1実施形態の収容ケース1と同様の構成及び作用についてはその説明を省略する。
第1実施形態では、収容ケース10の形状は円盤状であったが、第3実施形態の収容ケース30は、図15に示すように、ケース中央部を軸方向に貫通する貫通穴340が形成されたドーナツ形状を有する。このため、パッケージ306もまた、図19に示すように、中央にパッケージ306の外形と同軸の開口308を有する。
貫通穴340を形成するために、図16〜図18に示すように、上ケース2の蓋部322の中央に開口324が形成されており、蓋部322の外面322aは滑らかにカーブして開口324を画成している部分に接続している。開口324は、内面322bに設けられた円形部材28の中央部を貫通している。開口344を画成する部分は直立して環状隆起部324cを形成している。下ケース4の底部342の中央にも開口344が形成され、底部342の外面342a及び内面342bもまた滑らかにカーブして開口324を画成している部分に接続している。開口344を画成する部分は直立して環状隆起部342cを形成している。環状隆起部342cの外径はパッケージ306の開口308よりもわずかに小さい。ユーザは、パッケージ306の開口308に環状隆起部342cが挿入されるように、下ケース4にパッケージ306を収容した後、上ケース2を下ケース4に合体させることができる。この合体により、環状隆起部342cと環状隆起部324cが連結して、収容ケース30の貫通穴340を画成する。
この実施形態の収容ケース30も第1実施形態の収容ケース10と同様の操作に従って、パッケージ306のポケット60からトローチを取り出すことができ、また、パッケージ306を回転して空のポケット60をトローチが収容されたポケット60に置き換えることができる。この際、開口312の側辺部312a及び円形部材28が、ユーザによるパッケージ306の回転動作をアシストして開口312の周方向中心位置にトローチが収容されたポケットを位置付けることができる。ユーザは、この実施形態の収容30ケーの貫通穴306に指やストラップを通して収容ケース30を持つことができる。
<第4実施形態>
第4実施形態のパッケージの収容ケース40を、図20を参照しながら説明するが、第1実施形態の収容ケース1と同様の構成及び作用についてはその説明を省略する。第1〜第3実施形態では、上ケース2の開口12(212)が、パッケージ6を回転させるための開口(窓)と、ポケットを押圧するための押圧口を兼ねていた。この実施形態の収容ケースは、図20に示すように、パッケージ6を回転させるための開口412と、ポケットを押圧するための押圧口410が別々に設けられている。上ケース2の蓋部422には、下ケース4の排出口14と重なる位置に、ポケットよりもわずかに大きな径で円形の押圧口410が形成されている。押圧口410に対して収容ケースの回転中心Xを中心としてポケットのピッチの整数倍(この例では、時計方向に2ピッチ)だけ回転移動した位置に開口412の周方向の中心が位置するように開口412が形成されている。押圧口410と開口412がこのような位置関係にあると、押圧口410の中心にポケット60の中心が位置しているときに、開口412の周方向中心に別のポケット60が位置することになる。
ユーザは、押圧口410に現れているポケット60を、押圧口410を通じて指で押圧することで、ポケット60を潰して、排出口14から押し出されたトローチを取り出すことができる。押圧口410に現れているポケット60が空になると、ユーザは、開口412を通じてポケット60を1ピッチだけ回転する。この動作により、押圧口410に現れていた空のポケットが隣のポケット60と置き換わる。開口412の周方向長さについては、第1実施形態で示したような式(1)及び(3)または式(2)及び(4)を満たすことが望ましい。
この実施形態の収容ケース40でも、開口412の側辺部412a及び円形部材(不図示)が、ユーザによるパッケージ6の回転動作をアシストして開口412の周方向中心位置及び押圧口410の中心にそれぞれポケット60を位置付けることができる。
図20では、開口412が、押圧口410に対して収容ケースの回転中心Xを中心としてポケットの時計方向に2ピッチ分(120°)移動した位置に位置していたが、3ピッチ分(180°)または4ピッチ分(240°)周方向に離れた位置に形成してもよい。
<第5実施形態>
第5実施形態のパッケージの収容ケース50を、図21を参照しながら説明するが、第1実施形態の収容ケース1と同様の構成及び作用についてはその説明を省略する。
第1実施形態では、上ケース2の蓋部22の内面22bの中央に、パッケージ6の位置決めのための円形部材28を配置したが、この実施形態では円形部材の代わりに、上ケース2の蓋部522の内面522bの外周部に沿って位置決め用の周壁528を設けた。図21(A)は、上ケース2の内部の透視図であり、パッケージ6のポケット60と蓋部522の外周部との関係を示しており、周壁528の内径IDはパッケージ6の6個のポケット60が描く円周の径ODよりもわずかに小さい。周壁528は、図21(B)の断面図に示すように、蓋部522の内面522bから軸方向に直立している。
周壁528には、開口512の外周部を除いて5つの切り欠き528aが周方向に均一の間隔で形成されている。切り欠き528aは開口512の中心のから周方向にピッチの整数倍、すなわち、60°間隔で形成されている。それゆえ、ポケットが回転中に周壁528にポケット60の側壁60cが付勢されつつも、切り欠き528aの位置で付勢力が小さくまたは無くなる。従って、パッケージ6が回転しているときは、ポケット60は切り欠き528aに対応する位置に落ち着こうとする。このような作用により、ユーザの回転長さが1ピッチから多小前後したとしても、周壁528のポケット60の側壁に相対する付勢力により、ポケット60は開口512の周方向中心に位置付けられようとする。すなわち、本実施形態でも、ユーザがパッケージ6を回転するときに、開口512の側辺部512aと周壁528が共働して、ポケット60を回転終了位置にガイドしている。
周壁528は、上ケース2と一体成型で形成することができる。なお、この実施形態でも、開口512の側辺部512aの位置を適宜変更して、ユーザのパッケージ6の回転動作中のポケット60の位置決めは周壁528だけで作用させてもよい。
<第6実施形態>
第6実施形態のパッケージの収容ケース65を、図22(A)及び(B)を参照しながら説明するが、この収容ケース65は、第5実施形態の収容ケース50の変形例であり、第5実施形態の収容ケース1と同様の構成及び作用についてはその説明を省略する。なお、図22(A)では説明の都合上、ポケット60の回転開始前の位置を実線で、ポケット60の回転中の位置を破線で示した。
第5実施形態では、上ケース2の蓋部522の内面522bの外周部に沿って位置決め用の周壁528を設けたが、周壁528はポケット60よりも硬質な剛体である場合は、ポケット60が回転時に周壁528に押し付けられるとポケット60が弾性変形する。この実施形態では、周壁528の代わりに自ら変形可能なカンチレバー628を用いる。カンチレバー628は、開口12から露出していない3つのポケット60に対応して設けられる。図22(B)に示すように、カンチレバー628の基部628aが蓋部622の外周縁に固定端として設けられ、その先端628bは自由端であり、ポケット60の側面と接触する。カンチレバー618は、柔軟なプラスチックなどの薄板から形成されており、その厚み方向に弾性変形可能である。
図22(A)の矢印方向にパッケージが回転されてポケット60が仮想線で表した位置に移動しようとすると、カンチレバー628は撓んで、その弾性力によりポケット60を押し戻そうと作用する。ポケットが1ピッチ分だけ回転したときに、カンチレバー618の自由端618bがポケット60からはじかれるようにカンチレバー618の長さが設定されている。それゆえ、矢印の回転方向にパッケージを回転させるときにカンチレバー618がポケットに与える付勢力でポケットが所定の位置、すなわち、開口12の周方向中心に位置付けられるように作用する。
この実施形態では、カンチレバー628が柔軟に変形するために、ポケット60は付勢されるが変形し難い。カンチレバー628の作用により、ユーザの回転長さが1ピッチから多小前後したとしても、カンチレバー628のポケット60の側壁に対する付勢力により、ポケット60は開口12の周方向中心に位置付けられようとする。すなわち、本実施形態でも、ユーザがパッケージ6を回転するときに、開口612の側辺部612aとカンチレバー628が共働して、ポケット60を回転終了位置にガイドしている。
なお、この実施形態でも、開口12の側辺部12aの位置を適宜変更して、ユーザのパッケージ6の回転動作中のポケット60の位置決めはカンチレバー628だけで作用させてもよい。
<第7実施形態>
第7実施形態のパッケージの収容ケース70を、図23及び図24を参照しながら説明するが、第1実施形態の収容ケース1と同様の構成及び作用についてはその説明を省略する。
この実施形態の収容ケース70には、図23に示すように、ユーザがパッケージ706を最初にケース70を位置決めしながら収容するためのピン728が下ケース4に設けられている。ピン728は、下ケース4の内面722の外周に均一な間隔(120°)で3箇所に設けられている。これに対応するように、パッケージ706の外周縁には、ポケット60間の中央の周方向位置に半円状の切り欠き708が形成されている。図24に示すように、ピン728は下ケース4の内面742bから軸方向に直立しており、その高さはケース70内のパッケージ706の基板762とほぼ同じかわずかに高い。ピン728の高さは、パッケージ706を回転したときにパッケージ706の基板762がピン728をわずかな抵抗で乗り越えられるような高さとする。
ユーザは、下ケース2にパッケージ706を収容するときに、パッケージ706の切り欠き708がピン728に一致するようにパッケージ706を配置することで、下ケース2に対するパッケージ706が位置合わせされる。ピン728は、最初に、パッケージ706が下ケース4に収容されるときの位置合わせとして機能するが、パッケージ706を収容ケース70内で回転するときの位置合わせとしても作用する。それゆえ、本実施形態では、上ケースの円形部材28を省略してもよい。また、この実施形態の収容ケース70では、ピン728の存在により、第1実施形態で使用した下ケース4の位置合わせマークWも省くことができる。
<第8実施形態>
上記実施形態で用いたパッケージには6個のポケットが設けられていた。例えば、トローチのように一日の服用数として6回が好適な場合もあり、本発明の収容ケースで丁度一日分のトローチを収容することができるので、携帯にも便利であった。しかし、錠剤によって服用数がそれ以上の場合もある。そのような場合に応じて、ポケットの数は6個に限らず任意の数のポケットを設けてもよい。ポケットの回転移動による錠剤の取り出しという観点からすれば、ポケットの数は、6個以上が好ましい。一例として図25に、8個のポケット860を形成したパッケージ806を示す。ポケット860が周方向に均一に配列しており、1ピッチに相当するポケット間の開き角は45°である。このようなパッケージ806を収容する上ケースの開口を、前述の式(1)及び(3)または式(2)及び(4)に従って形成することが好ましい。円形部材の切り欠きもポケットの数に応じて変更することができる。
上記実施形態では、ポケットが一定の半径の円周上に配列した例を示したが、異なる半径位置の複数の円周上に配列してもよい。その一例として図26に示すように、パッケージ816は、2列の環状ポケット群を有し、内側の円周上に8個の第1ポケット870が所定角度で配列されており、それより外側の円周上に第1ポケット870と同じ所定角度で8個の第2ポケット860が配列されている。第1ポケット870は第2ポケット860より小径であり、第2ポケット860に入る錠剤よりも小さい錠剤を収容することができる。例えば、ユーザが異なる種類の錠剤を同時に服用しなければならないときに、このようなパッケージ816を使用することができる。あるいは、同じ錠剤を2個同時に服用する場合には、第1ポケット870及び第2ポケット860を同じ径にしてもよい。
このような2列のポケット配列のパッケージ816を収容する収容ケース80の概略構造を図27に示す。収容ケース80は、開口812及び排出口14並びに円形部材の寸法が第1実施形態の収容ケース10のそれらと異なる以外は、第1実施形態の収容ケース10とほぼ同様の構造を有する。この収容ケース80では、パッケージ816の開口812から第1ポケット870と第2ポケット860が同時に露出するように半径方向の寸法が決定されている。開口812の周方向の長さは、開口812の周方向中心に第1ポケット870と第2ポケット860がそれぞれ位置するときに第1ポケット870と第2ポケット860のそれぞれ両側に位置する1組の第1ポケット870と第2ポケット860の一部が開口812から現れるように開口812の周方向長さを規定するのが望ましい。特に、第1ポケット870と第2ポケット860のいずれかまたは両方のポケットの中心が描く円周を基準として、前述の式(1)及び(3)または式(2)及び(4)を満足することが望ましい。
また、下ケースの排出口814は、第1ポケット870と第2ポケット860の錠剤をそれぞれ排出する必要があるので、第1ポケット870と第2ポケット860が開口812の周方向中心に位置するときに、第1ポケット870と第2ポケット860を投影した領域を包含するような半径方向及び周方向寸法を有する。この場合、排出口814を半径方向に二分するブリッジ814aを設けると、第1ポケット870と第2ポケット860をそれぞれ潰すためにユーザは押圧力をかけやすくなる。円形部材828については、第1ポケット870と接するような外形を有し、8つの切り欠きを有するように設計される。
<その他の変形態様>
上記実施形態では、パッケージの外形は、円形であったが、パッケージが回転中心を有し、ポケットが回転対称位置に設けられていればよく、すなわち、回転中心の周りに所定ピッチで配列されていればよく、外形は任意の形状にし得る。例えば、パッケージの外形は多角形であってもよい。例えば、図28に示すような12角形のパッケージ906でもよい。パッケージが収容ケース内でユーザの指の操作により回転するという本発明の特徴を損なわない範囲であれば、6角形以上の多角形であり、その頂部は接触抵抗を減らすべく、丸められた形状でもよい。例えば、図29に示すような異形の多角形状を有するパッケージ926でもよい。さらには、図30に示すように、外周の一部に切り欠きやオリエンテーションフラット950を有するほぼ円形のパッケージ946でもよい。また、パッケージに設けられるポケットの形状は、円形(円筒)に限らず、三角や四角形や高角形でもよい。ポケットの側面(側壁)はパッケージの表面に対して垂直のみならず、鋭角で傾斜していてもよい(断面が台形)。
上記実施形態では、物品として錠剤を例に挙げて説明したが、錠剤に限らず、前述のように錠剤以外の医薬品、キャンディやガムのような食品(健康食品を含む)、化粧品、洗浄剤のような化学品であってもよい。それらの物品の形態は、錠剤のような固体に限らず、ゼリーのような半固体、液体であってもよい。また、コンタクトレンズのような固体を収容する場合にはポケットには液体を固体と共に充填してもよい。
上記実施形態では、開口12は扇形であったが、周方向に延在する楕円形など任意の形状にし得る。特に半径方向の側辺部12a(512a、812aなど)は半径方向と平行な直線のみならず、半径方向に対して傾斜した方向に延在する直線でもよい。また曲線でもよい。いずれの場合でも周方向長さ及び開き角θは、周方向に配列するポケットの中心O’で描かれる円(円周)が開口12によって分断される長さ及び角度とする。
上ケース2及び下ケース4の外形は、平面視で円形であったが、上ケース2及び下ケース4の内部でパッケージを回転させることができれば、上ケース2及び下ケース4の外形は、四角、楕円など任意の形状にし得る。一方、上ケース2及び下ケース4の内部空間、すなわち、周壁24,44で囲まれる空間の中心軸を切断する断面は、パッケージを回転させるとともにケース自体をコンパクトにするためには、円形であることが望ましい。例えば、図31に示すように、ケース本体101の外形が四角形状で、内部空間970が円形状であるケース90でもよい。
上ケース2及び下ケース4は、収容されたパッケージのポケットが潰れていないか、すなわち、ポケットが空かどうかを視認するために一部または全部を透明材料から形成してもよい。
本発明の収容ケースについて、上記実施形態により具体的に説明してきたが、本発明はそれらに限定されるものではない。上記実施形態に現れる一つまたは複数の特徴を適宜組み合わせてもよい。例えば、第8実施形態で例示したパッケージを第2実施形態〜第7実施形態の収容ケースに収容させることができる。この場合、上ケースの開口及び円形部材の寸法を適宜変更すればよい。また、第3実施形態の収容ケースに第8実施形態で例示したパッケージを適用する場合には、パッケージの中央に貫通穴を設ければよい。また、第4実施形態の収容ケースに、第5〜第7実施形態で示した位置決め部材を適用することもできる。
各実施形態では、開口の側辺部の周方向長さと円形部材などの位置決め部材により、物品(錠剤)パッケージの回転時のポケットの位置決めを行ったが、前述のように、開口の側辺部の周方向長さと円形部材などの位置決め部材の一方だけを用いて物品(錠剤)パッケージの回転時のポケットの位置決めを行うことができる。
本発明の収容するケースは、パッケージに収容された錠剤など物品を使用一分ずつ取り出すのに好適であり、携帯にも便利である。時に物品が錠剤などの医薬品、従来取り扱いや持ち運びが不便であったパッケージを安全に且つ容易に取り出せるように収容することができ、携帯に便利である。それゆえ、ユーザが錠剤を定期的に服用することを促進し、これによって国民の健康維持に貢献することができる。
1, 101 ケース本体
2 上ケース
4 下ケース
6, 306, 706, 806, 816, 906, 926, 946 パッケージ
8 ヒンジ
12, 212,312, 412,512, 812 開口
10, 20, 30, 40, 50, 65, 70, 80, 90 収容ケース
14, 814 排出口
28 円形部材
22 蓋部
24 周壁
26 上鍔
42 底部
46 下鍔
60, 860, 870 ポケット
62 基板
100 トローチ(錠剤)
410 押圧口
340 貫通穴
528 位置決め周壁
628 カンチレバー
708 切り欠き
728 ピン

Claims (15)

  1. パッケージを収容する収容ケースであって、
    回転中心を有し、該回転中心の周りに所定ピッチで配列されたポケットに物品を収容して破断可能なフィルムで該ポケットを封止したパッケージと、
    前記パッケージを収容する上ケース及び下ケースと、
    前記上ケース及び前記下ケースを開閉可能に接続する接続部と、
    前記収容ケースに収容されたパッケージの所定のポケットを指で押圧するために上ケースに形成された押圧口と、
    前記所定のポケットから押し出された物品を収容ケースから排出するために押圧口に対応して下ケースに形成された排出口と、
    前記ポケットに指で接してパッケージを回転させるために上ケースに形成され、且つ前記排出口よりも大きな開口とを備える収容ケース。
  2. 前記開口の周方向の開き角が、少なくとも前記所定ピッチに対応する開き角以上であることを特徴とする請求項1に記載の収容ケース。
  3. 前記開口の周方向の開き角θは、下記式:
    2α−β≦θ≦2α
    (式中、αはピッチに対応する開き角、β/2はポケットの半径に対応する開き角である)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の収容ケース。
  4. 前記ポケットに接触して記ポケットを前記排出口に対応する所定位置に位置付けるための位置決め部材が上ケースまたは下ケースに設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の収容ケース。
  5. 前記ポケットが弾性変形可能な材料から形成されており、前記位置決め部材は、パッケージが回転されたときに、前記ポケットが前記所定位置に達するまでポケットを付勢するように上ケースまたは下ケースに位置付けられていることを特徴とする請求項4に記載の収容ケース。
  6. 前記位置決め部材は、上ケースの内面の中央に設けられ、周方向に複数の切り欠きが形成された円形部材であることを特徴とする請求項5に記載の収容ケース。
  7. 前記位置決め部材は、上ケースの内側面に、上ケースの中央に向かって突出した設けられた隆起部であることを特徴とする請求項5に記載の収容ケース。
  8. 前記位置決め部材は、上ケースの外周部から中央に向かって延在する弾性変形可能な薄板状部材であり、パッケージが回転されたときに薄板状部材の先端が前記ポケットを付勢することを特徴とする請求項5に記載の収容ケース。
  9. 前記位置決め部材は、下ケースの底面に突出した設けられた突起であり、パッケージに切り欠きまたは孔が形成されており、突起がパッケージの切り欠きまたは孔と係合することを特徴とする請求項5に記載の収容ケース。
  10. 前記開口が扇形であり、扇形の半径部分は、パッケージが回転されるときの停止位置を規定することを特徴する請求項1〜9のいずれか一項に記載の収容ケース。
  11. 前記開口が前記押圧口と共通であり、前記開口を通じてパッケージが回転され、前記開口の周方向中央に位置するポケットが押圧されて排出口から取り出されることを特徴する請求項1〜10のいずれか一項に記載の収容ケース。
  12. 前記開口の中心と前記押圧口の中心とは、周方向にピッチの整数倍離れて形成されていることを特徴する請求項1〜10のいずれか一項に記載の収容ケース。
  13. 前記下ケースの排出口を画成する下ケースの内面が上ケースに向かって筒状に隆起している請求項1〜12のいずれか一項に記載の収容ケース。
  14. 6個のポケットが60°角度を隔てて周方向に配列しており、前記開口の中央に押圧口が存在し、開口の開き角が90°〜120°の範囲内の角度である請求項5〜10のいずれか一項に記載の収容ケース。
  15. 前記物品が、医薬品、食品、化粧品または化学品である請求項1〜14のいずれか一項に記載の収容ケース。
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