JPWO2011158692A1 - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部からの光の内部反射を効果的に防止でき、入力パネルの基板などを2軸延伸フィルムで構成しても、色づきなどの問題を防止できる入力装置を提供する。【解決手段】 外光(1)は、偏光フィルム22aで直線偏光となりλ/4位相差フィルム22bで円偏光(2)とされる。この円偏光(2)が、表示パネル30の表面30aや表示パネル30内の電極層で反射されても、λ/4位相差フィルム22bで直線偏光となって偏光フィルム22aで遮断される。入力パネル21が2軸延伸フィルムで形成されて複屈折性を有していても、円偏光の光が2軸延伸フィルム内を通過することがないため、反射光の色づきなどの問題を防止できる。【選択図】図2

Description

本発明は、エレクトロルミネッセンスパネルや液晶表示パネルなどの表示パネルの表側に配置されて、静電容量検知式などの入力パネルによって入力操作が可能とされた入力装置に関する。
携帯用機器などの各種電子機器の操作部は、表示パネルの表面に透光性の入力パネルを有する入力装置が設置されている。入力パネルは、例えば静電容量検知式であり、互いに交叉する透光性の電極を備え、指がパネル表面に接触したときに電極と指との間に形成される静電容量を検知して、指の接触位置を特定するものである。
前記操作部では、外部の光が各層の境界部で反射されて、表示パネルの表示画像に反射光が重なって目視されるなどの問題がある。
以下の特許文献1に記載されたタッチパネルは、液晶表示素子の表面に静電容量検知式のタッチパネルが設置され、タッチパネルの表側に、1/4波長の位相差板と偏光板とが設けられ、タッチパネルの表示パネルに向く裏側に、1/4波長の位相差板が設けられている。外部から入り込む光は、偏光板で直線偏光に変換され表側の位相差板を通過して円偏光となる。円偏光がタッチパネルの内部や表示パネルで反射されると、その反射光が、表側の位相差板を通過して戻ることで、その偏光方向が波長板の透過軸と直交する直線偏光となり、反射光が外部へ出ないように遮断される。
また、液晶表示素子から発せられる直線偏光の表示光は、裏側の位相差板と表側の位相差板の双方を透過することで直線偏光に戻って偏光板を通過できるようになる。これにより、表示光の損失が低減させられている。
以下の特許文献2に記載の透明タッチスイッチは、タッチスイッチの表側に直線偏光板とλ/4位相差板が設けられ、タッチスイッチの裏側にλ/4位相差板が設けられている。この発明は、特許文献1の発明と同様に、外部から入射した光の反射を遮断でき、また液晶表示装置から発せられる表示光の損出を低減できるようになっている。
特開2008−262326号公報 WO2006/126604号再公表特許
従来の操作部において、タッチパネルと偏光板およびλ/4位相差板とが一体化された入力装置を、表示パネルの表面に粘着剤層を介して全面接着しようとすると、粘着剤層の内部に気泡が残る不良が発生しやすく、組立て品の歩留まりが悪くなる問題がある。
前記タッチパネルの表面と入力装置との間に、粘着剤を介在させずに薄い空隙を形成することで、粘着剤に気泡が形成されるという問題を解消できる。しかしこの場合は、外部からの光が薄い空隙とタッチパネルの表面との境界面で反射されやすくなるために、反射光の光量が多くなってしまう。
さらに、特許文献1と特許文献2に記載されたものは、いずれも、タッチパネルの表側にλ/4波長板と偏光板とが設けられている。そのために、タッチパネルの基板を、光等方性の材料で形成することが必要になる。もし複屈折性の基板を使用すると、タッチパネルの内部または表示パネルの表面や表示パネルの内部で反射された円偏光の反射光が複屈折性の基板を透過することで楕円偏光となり、この楕円偏光が表側の位相差板と偏光板とを通過することで、虹色などの色づきが発生して、表示品質が低下することになる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、表示パネルと入力装置との間に空隙があっても、その空隙と表示パネルとの境界面からの反射光の影響を低減できる入力装置を提供することを目的としている。
また、本発明は、複屈折の基板で入力パネルを構成しても、反射光の色づきなどの問題を低減できる入力装置を提供することを目的としている。
本発明は、透光性の入力パネルを有する入力装置において、
前記入力パネルは、表示パネルの前方に空気層を介して設置されるものであり、前記入力パネルと前記空気層との間に、前記入力パネルからの光を直線偏光から円偏光に変換して前記空気層に与える光変換層が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の入力装置は、入力パネルと表示パネルとの間に空気層を形成し粘着剤層を介在させないことで、粘着剤層に気泡が入る問題を解消できる。また、空気層よりも前方に光変換層を配置することで、空気層と表示パネルとの境界面で反射された光を遮断でき、境界面からの反射光で表示品質が低下する状態が生じにくくなる。
本発明は、前記入力パネルを、2軸延伸された樹脂フィルムで形成された透光性の基材と、透光性の電極層とで構成することができる。
外光が前記境界面や表示パネルの内部で反射しても光変換層で遮断されて入力パネルに戻ることがなく、また表示光が円偏光になることはない。そのために、反射光の色づきの問題が発生しなくなる。
本発明は、前記入力パネルは空気層を含んでいない静電容量検知式であることが好ましい。
また、本発明は、前記表示パネルは、直線偏光ならびに円偏光ではない人工光の表示光を発するものである。
あるいは、本発明は、前記表示パネルは、直線偏光の表示光を発するものであり、前記表示パネルと前記光変換層との間にλ/4位相差層が設けられているものである。
本発明の入力装置は、表示パネルとの間に空気層を設けても、空気層と表示パネルとの境界面からの反射光を、光変換層で遮断でき、反射光による表示品質の低下を防止しやすくなる。
また、入力パネルの基板を2軸延伸された樹脂フィルムで構成でき、入力パネルの材料の選択の幅を広げて低コスト化しやすくなる。
本発明の実施の形態の入力装置が搭載された携帯機器の分解斜視図、 本発明の第1の実施の形態の入力装置および表示パネルを示す断面図、 本発明の第2の実施の形態の入力装置および表示パネルを示す断面図、 入力パネルの一例を示す断面図、
図1に示す携帯機器10は、携帯電話、携帯用の情報処理装置、携帯用の記憶装置、携帯用のゲーム装置などとして使用される。
携帯機器10は合成樹脂製のケース2を有している。ケース2は上方が開放した凹部3を有しており、凹部3の内部に電子回路を実装した回路基板および表示パネル30が収納されている。凹部3の開口部は、本発明の実施の形態である入力装置20で塞がれている。入力装置20は、表示パネル30からの表示光が透過する表示領域20aと、表示領域20aを囲む非表示領域20bとを有している。
図2に示されている表示パネル30は、エレクトロルミネッセンスパネルなどの自己発光型のパネルである。表示パネル30から発せられる表示光は、直線偏光や円偏光あるいは楕円偏光ではなく自然光に近い状態の人工光である。
表示パネル30の表面30aにスペーサ31が固定され、このスペーサ31の表面に入力装置20が固定されている。スペーサ31は、入力装置20の表示領域20aを囲む枠形状であり、表示領域20aでは、表面30aと入力装置20との間に、薄い空気層32が形成されている。
図2に示すように、入力装置20は透光性の入力パネル21を有している。本明細書での透光性とは、透明または半透明など光を透過可能な状態を意味しており、全光線透過率が50%以上で好ましくは80%以上のものを意味している。
入力パネル21は、静電容量検知式である。図4に示すように、入力パネル21は透光性の基板21aと、基板21aの背面に形成された第1の電極層21bと、基板21aの表面に形成された第2の電極層21cとを有している。
基板21aは、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの2軸延伸された透光性の樹脂フィルムで形成されている。第1の電極層21bと第2の電極層21cは、共にITOなどの透光性の導電性材料で形成されている。第1の電極層21bと第2の電極層21cは、互いに絶縁されて互いに直交する向きに平行に複数列ずつ設けられている。
複数の第1の電極層21bに順番に電圧が印加され、それとは異なるタイミングで複数の第2の電極層21cに順番に電圧が印加される。ほぼ接地電位の導電体である人の指がいずれかの電極層に接近すると、その電極層と指との間に静電容量が形成される。この静電容量の変化を検知することで、指が接近した位置を検知することができる。
図2に示すように、入力パネル21の裏面には、透光性の粘着剤層23を介して光変換層22が全面接着されている。粘着剤層23はアクリル系の粘着剤で形成されている。
光変換層22は、入力パネル21側に偏光層である偏光フィルム22aが設けられ、表示パネル30側にλ/4位相差層であるλ/4位相差フィルム22bが設けられている。偏光フィルム22aとλ/4位相差フィルム22bは、互いに接合されている。
λ/4位相差フィルム22bは、入射した光が、複屈折によって、直交する2つの直線偏光成分に分離されるとともに、2つの直線偏光成分に1/4波長の位相ずれが与えられる。λ/4位相差フィルム22bの光学軸は、偏光フィルム22aの透過軸に対して45度または135度の角度で傾くように組み合わされている。外光が偏光フィルム22aを透過すると直線偏光となり、この直線偏光が、λ/4位相差フィルム22bを通過すると円偏光に変換される。逆に円偏光がλ/4位相差フィルム22bを通過すると直線偏光に戻される。
図2に示すように、入力パネル21の表側には、アクリル系の透光性の粘着剤層25を介して透光性のカバー層24が全面接着されている。カバー層24は、ガラスや、PMMA(メタクリル酸メチル樹脂)、PC(ポリカーボネート)、COP(環状オレフィンコポリマー)などの透光性樹脂で形成されている。カバー層24の表面に加飾フィルムが設けられ、図1の示すように、加飾フィルムは、非表示領域20bにおいて光が透過しないように着色されている。
図2の右側には、外部から入力装置20の表示領域20aに入り込む外光(1)の経路を示している。
カバー層24および入力パネル21を透過した自然光である外光(1)は、光変換層22の偏光フィルム22aを経て直線偏光になり、λ/4位相差フィルム22bを透過して円偏光(2)となる。空気層32と表示パネル30との境界面である表示パネル30の表面30aで円偏光(2)が反射すると、逆回りの円偏光(3)となって戻る。この円偏光(3)がλ/4位相差フィルム22bを透過して直線偏光となるが、この直線偏光の光軸は、偏光フィルム22aの透過軸と90度相違するために、反射光が偏光フィルム22aに吸収されて外部に戻ることなく遮断される。
前記外光(1)から光変換層22で変換された円偏光(2)の一部は、表示パネル30の内部に入り、表示パネル30に設けられている電極層で反射されるが、この反射光も逆回りの円偏光(3)となって、光変換層22で遮断される。
一方、エレクトロルミネッセンスパネルなどの自己発光型の表示パネル30から発せられた表示光は、直線偏光ではなく自然光に近い人工光であるため、光変換層22のλ/4位相差フィルム22bで光学的な影響を受けることがないが、偏光フィルム22aを透過することで直線偏光となり、入力パネル21とカバー層24を透過して前方へ出る。入力パネル21の基板21aは、2軸延伸された透光性の樹脂フィルムで形成されて複屈折性を有しているが、直線偏光がこの基板21aを透過することで、色づきなどの問題が生じない。
図2に示す入力装置20は、外光(1)が入射したときに、空気層32と表示パネル30との境界面である表面30aからの反射光と、表示パネル30内の電極層からの反射光が、共通の光変換層22で遮断され、表示パネル30からの表示光に表面30aからの反射光が重畳されたり、表示パネル30の電極層のパターンが映し出されるなどの弊害を防止できる。そのため、表示パネル30の表面30aに反射防止膜を形成する構造に比べて、表面30aで反射される光による影響を効果的に防止できるようになる。
図2に示すように、各層が積層されて形成された入力装置20を表示パネル30の前部に設置する際に、全面接着ではなくスペーサ31を設けて空気層32を介在させている。しかし、空気層32と表示パネル30との境界面である表面30aでの反射光を光変換層22で遮断できるようにし、空気層32が介在することの課題を解消している。したがって、表示パネル30と入力装置20とを粘着剤層を介して全面接着する必要がなくなり、粘着剤層に気泡が介在して不良品が多くなる問題を解消することができる。
前記入力パネル21の基板21aは2軸延伸フィルムで形成されているために複屈折性を有している。しかし、光変換層22が入力パネル21よりも裏側に配置されているために、反射光の円偏光(3)が基板21aまで到達することがない。そのため、反射光である円偏光が複屈折性の基板21aを透過することで色づきが発生するという従来の課題を解消できる。したがって、入力パネル21を光等方性の材料以外の樹脂フィルムで構成できるようになり、入力パネル21を薄型で低コストで構成できるようになる。
図3は本発明の第2の実施の形態の携帯機器110を示している。
図3に示す携帯機器110に使用されている表示パネル130は、液晶表示パネルを含んでいる。この表示パネル130の表側にスペーサ31を介して、図2と同じ構造の入力装置20が固定されている。よって、表示領域では、表示パネル130と入力装置20との間に空気層32が形成されている。
表示パネル130は、LEDやランプからの光を液晶表示パネルの背後から与えるバックライト部を有している。
液晶表示パネルは、液晶材料層を挟んで透明電極が対向しているとともに、液晶材料層を挟んで対向する配向層と偏光層とが設けられている。そのために、バックライト部から与えられて液晶表示パネルを透過した表示光は直線偏光である。そのために、表示パネル130の表示光の送出側である表側に第2のλ/4位相差フィルム131が設けられている。入力装置20に設けられているλ/4位相差フィルム22bと第2のλ/4位相差フィルム131は、光学軸が直交するように配置されている。また、液晶表示パネルの表示光を送出する側に設けられた偏光層と、入力装置20内の偏光フィルム22aは、光の透過軸の向きが互いに一致している。
図3において、(A)は、外光(1)が入射したときの光の経路を示し、(B)は、表示パネル130から送り出される表示光(4)の経路を示している。
図3の(A)で示すように、外光(1)が入射したときに、第2のλ/4位相差フィルム131の表面131aからの反射光や、液晶表示パネルの電極層からの反射光が遮断されるのは、図2に示す操作パネル10のときと同じである。
図3の(B)で示すように、表示パネル130内のバックライト部から発せられた光は液晶表示パネルを透過して直線偏光の表示光(4)として送り出される。直線偏光の表示光(4)は第2のλ/4位相差フィルム131を通過することで円偏光(5)となり、さらに入力装置20内のλ/4位相差フィルム22bを通過して直線偏光(6)に戻る。液晶表示パネルの送出側の偏光層と入力装置20内の偏光フィルム22aは、透過軸の向きが同じであるため、表示光は損失の少ない直線偏光(7)として上方へ与えられる。
光変換層22の上方に位置する入力パネル21の基板21aが2軸延伸フィルムで形成されて複屈折性を有していても、直線偏光(7)の表示光が基板21aを通過するため光学的な影響を受けることがない。
以上から、図3に示す実施の形態においても、空隙部と表示パネルとの境界面や表示パネル内の電極層で反射された光が表示光と共に送り出されるのを防止できる。また表示パネルからの表示光の損失も最小限にできる。
2 ケース
10 携帯機器
20 入力装置
21 入力パネル
21a 基板
21b 第1の電極層
21c 第2の電極層
22 光変換層
22a 偏光フィルム
22b λ/4位相差フィルム
24 カバー層
30 表示パネル
31 スペーサ
32 空気層
110 携帯機器
130 表示パネル
131 λ/4位相差フィルム
本発明は、透光性の入力パネルを有する入力装置において、
前記入力パネルは、複屈折の性質を有する2軸延伸された透光性の樹脂フィルムと、前記樹脂フィルムの表面に形成された透光性の電極層とを有しており、
前記入力パネルが、表示パネルの前方に空気層を介して設置されて、前記入力パネルと前記空気層との間に、前記入力パネルからの光を直線偏光から円偏光に変換して前記空気層に与える光変換層が設けられていることを特徴とするものである。
本発明は、例えば、前記樹脂フィルムがPETフィルムである。また、前記樹脂フィルムの表面と背面の双方の面に透光性の電極層が設けられているものにできる。
本発明は、前記入力パネルは空気層を含んでいない静電容量検知式であることが好ましい。
本発明では、前記光変換層が、前記入力パネル側に位置する偏光層と、前記表示パネル側に位置するλ/4位相差層を有している。
例えば、前記偏光層が偏光フィルムであり、前記λ/4位相差層がλ/4位相差フィルムであり、前記偏光フィルムと前記λ/4位相差フィルムとが重ねられて、前記入力パネルの裏面に接合されている。
この場合に、前記空気層が、前記λ/4位相差フィルムと前記表示パネルとの間に形成されている。
また、前記λ/4位相差層の光学軸が、前記偏光層の透過軸に対して45度または135度の角度で傾いている。
また、本発明は、前記表示パネルは、直線偏光ならびに円偏光ではない人工光の表示光を発するものである。
例えば、前記表示パネルが、内部に電極層を有するエレクトロルミネッセンスパネルである。
あるいは、本発明は、前記表示パネルは、直線偏光の表示光を発するものであり、前記表示パネルと前記光変換層との間に第2のλ/4位相差層が設けられているものである。
例えば、前記表示パネルは液晶表示パネルである。
本発明は、前記第2のλ/4位相差層は第2のλ/4位相差フィルムであり、前記液晶表示パネルの表示光を送出する表面に重ねられている。
また、前記光変換層に設けられた前記λ/4位相差層と、前記第2のλ/4位相差層とで、光学軸が互いに直交する向きである。
さらに、前記液晶表示パネルの表示光を送出する側に設けられた偏光層と、前記光変換層の前記偏光層は、光の透過軸の向きが一致している。
本発明は、前記空気層は、前記表示パネルと前記入力パネルとの間に粘着層を介在させずに重ねる構造で形成される。
本発明は、透光性の入力パネルを有する入力装置において、
前記入力パネルは、複屈折の性質を有する2軸延伸された透光性の樹脂フィルムと、前記樹脂フィルムの表面に形成された透光性の電極層とを有しており、
前記入力パネルが、表示パネルの前方に空気層を介して設置されて、前記入力パネルと前記空気層との間に、前記入力パネルを通過した光を直線偏光にしこの直線偏光円偏光に変換して前記空気層に与える光変換層が設けられていることを特徴とするものである。

Claims (5)

  1. 透光性の入力パネルを有する入力装置において、
    前記入力パネルは、表示パネルの前方に空気層を介して設置されるものであり、前記入力パネルと前記空気層との間に、前記入力パネルからの光を直線偏光から円偏光に変換して前記空気層に与える光変換層が設けられていることを特徴とする入力装置。
  2. 前記入力パネルは、2軸延伸された樹脂フィルムで形成された透光性の基材と、透光性の電極層とで構成されている請求項1記載の入力装置。
  3. 前記入力パネルは空気層を含んでいない静電容量検知式である請求項1または2記載の入力装置。
  4. 前記表示パネルは、直線偏光ならびに円偏光ではない人工光の表示光を発するものである請求項1ないし3のいずれかに記載の入力装置。
  5. 前記表示パネルは、直線偏光の表示光を発するものであり、前記表示パネルと前記光変換層との間にλ/4位相差層が設けられている請求項1ないし3のいずれかに記載の入力装置。
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