JPWO2011096256A1 - 口腔用たばこ製品 - Google Patents

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Abstract

口腔用たばこ製品(1)は、不織布から形成されたパウチ(2)と、このパウチ(2)に収容され、たばこ原料からなるたばこ粒を主成分としたたばこ混合物と、パウチ(2)の内面に形成され、その内面全域の50%の領域を占め、水の透過を阻止する撥水領域(30)とを有する。

Description

本発明は、ユーザが唾液を介してたばこ成分を吸収するための口腔用たばこ製品に関する。
従来、シガレットは嗜好品として楽しまれているが、最近では、その使用に際して場所を選ばない無煙たばこが注目されている。このような無煙たばこは飛行機や電車等の禁煙の客室内等でも、その使用が許容されている。
この無煙たばこの1つに口腔用たばこ製品としてのスヌース(SNUS)が知られている。このスヌースは、たばこ原料を細かく裁断して得た刻を主成分として有し、このたばこ刻は多くの水分を含んでいる。
詳しくは、この種のスヌースは、たばこ刻が包装されていないルースタイプと、たばこ刻が不織布等で包装されたポーションタイプ、所謂、パウチタイプとに分類される。
パウチタイプのスヌースの場合、ユーザはスヌースをその口腔内に直接入れて上唇と歯茎との間に挟み込み、たばこ刻の芳香を楽しむ一方、唾液中に抽出されたたばこ刻のたばこ成分を歯茎から体内に摂取する。
更に、パウチタイプのスヌースの中には、パウチの内面を覆う水溶性の膜を有したスヌースが知られている。このようなスヌースによれば、ユーザがそのスヌースを口腔内に入れたときに初めて膜は唾液で溶け、唾液にたばこ刻のたばこ成分が抽出される(特許文献1)。
特表2008−538911号公報
ところで、上述の特許文献1のスヌースの場合、たばこ刻に含まれる水分量は比較的少ない。なぜなら、たばこ刻が水分量を多く含んでいると、ユーザがスヌースを使用する前に、水溶性の膜がたばこ刻中の水分によって溶解してしまうからである。それ故、特許文献1のスヌースによれば、ユーザの口腔内にスヌースが入れられ、そして、水溶性の膜が溶けて初めて、ユーザは唾液を通じてたばこ刻のたばこ成分を摂取できることから、このたばこ成分の摂取までに遅れが生じる。
一方、上述の水溶性の膜を有さず且つたばこ刻に含まれる水分量が多いパウチタイプのスヌースの場合、ユーザが口腔内にスヌースを入れた後に、ユーザは直ちに唾液を通じてたばこ成分を摂取でき、特許文献1のスヌースに比べてユーザの満足感が高い。
しかしながら、上述したようにたばこ刻の水分量が多い場合、スヌースの保管中、たばこ成分は水分とともにパウチの外面全域から染み出し易い。このようなたばこ成分の染み出しはパウチを形成する不織布を変色させ、スヌースの外観全体を汚く見せてしまう。この結果、このようなスヌースはユーザに不快感を与えてしまうばかりでなく、染み出したたばこ成分がスヌースの周辺を汚してしまうこともある。
本発明の目的は、その保管中、パウチの表面へのたばこ成分の染み出しが抑えられ、且つ、その外観の見栄えが良好に維持される口腔用たばこ製品を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の口腔用たばこ製品は、たばこ原料からなるたばこ粒を主成分としたたばこ混合物と、たばこ混合物を包み込む包材によって形成され、包材が水の透過を許容するパウチと、パウチの外面及び内面の少なくとも一方に形成され、外面又は内面全域の20〜60%の領域を占め、水分の透過を阻止する撥水領域とを備えたことを特徴とする口腔用たばこ製品を提供する。
本発明の口腔用たばこ製品はその使用時、ユーザの口腔内に置かれ、水分、つまり、ユーザの唾液がパウチの撥水領域以外の部位を通じ口腔内とパウチ内との間を流通する。それ故、たばこ粒のたばこ成分が唾液中に抽出され、ユーザは唾液を通じて体内にたばこ成分を吸収することができる。
一方、たばこ粒に含まれる水分が多くても、本発明の口腔用たばこ製品はパウチに形成された撥水領域を含んでいるので、口腔用たばこ製品の保管中、撥水領域はパウチ外へのたばこ成分を含む水分の染み出しを抑制可能となる。それ故、保管中、たばこ製品の見栄えが大きく損なわれる可能性は少なく、また、たばこ製品が互いに隣接して保管されていても、たばこ製品同士が汚し合うことも可能性も少ない。
しかしながら、上述の撥水領域は、パウチの外面又は内面の全域に亘って形成されているのではなく、その全域の20〜60%の領域に形成されているだけである。それ故、撥水領域以外のパウチの部位にて唾液の流通は十分に確保され、ユーザはたばこ成分を十分に吸収することができる。
好ましくは、撥水領域は、外面又は内面の全域の40〜50%を占める。具体的には、撥水領域は、フッ素系樹脂、パラフィン樹脂、シリコン系樹脂又はエポキシ系樹脂のいずれかの撥水材料を塗布して形成されている。
また、撥水材料は、撥水領域を包材と同色にする添加剤を含むことができる。この場合、口腔用たばこ製品の保管時、パウチの外面又は内面に形成された撥水領域は目立たない。
また、たばこ粒は、6.5〜9.5のpHを有することが望ましく、更に、たばこ粒は、15〜50%の水分量を有することが望ましい。
本発明の口腔用たばこ製品はその保管中、たばこ成分の染み出しが抑えられるので、その見栄えを良好に維持できる一方、使用時には、ユーザにたばこ成分を十分に吸収させることができる。
本発明に係る第1の実施態様の口腔用たばこ製品を示した概略図である。 図1に示すたばこ製品を収容するための収容ケースを示す分解斜視図である。 第2の実施態様のたばこ製品を示す概略図である。 第3の実施態様のたばこ製品を示す概略図である。 第4の実施態様のたばこ製品を示す概略図である。 第5の実施態様のたばこ製品を示す概略図である。 第6の実施態様のたばこ製品を示す概略図である。 第7の実施態様のたばこ製品を示す概略図である。 第8の実施態様のたばこ製品を示す概略図である。 第9の実施態様のたばこ製品を示す概略図である。 食品香料を含むたばこ製品とともに食品香料の層を含む収容ケースの一部断面を示した図である。 たばこ製品の製造工程を示すブロック図である。
図1を参照すると、口腔用たばこ製品1(以下、たばこ製品1と称する。)はパウチ2と、このパウチ2内に収容されたたばこ混合物とを含む。パウチ2は水分を透過する不織布のシートから形成されている。たばこ混合物は主成分としてのたばこ粒を含む。詳しくは、たばこ粒はたばこ原料を裁刻又は粉砕して得られ、2mm以下の粒径を有する。
このようなたばこ製品1は、例えば、図2に示される収容ケース4に収容される。この収容ケース4は、ケースボディ6、マット8及び蓋10を含む。このケースボディ6は、扁平な円筒形状をなし、上面に開口部7を有する。この開口部7は、上向きに凸の円形状をなしており、蓋10により開閉可能である。
マット8は円形をなし、ケースボディ6の内径と略等しい外径を有する。マット8はケースボディ6の底12に配置されている。それ故、収容ケース4内のたばこ製品1はマット8上に積み重ねられた状態にある。
蓋10は円形をなし、ケースボディ6の外径と同一の外径を有する。蓋10の上面には略円形の段付き凹所16が形成されている。この段付きの凹所16は底17及びこの底17を囲む環状のレスト面15を有し、このレスト面15の深さは底17よりも浅い。レスト面15の外周部には切欠13が形成されており、この切欠13に円形のカバー20がヒンジ18を介して取り付けられている。このカバー20は、レスト面15の外径に略等しい外径を有する。それ故、カバー20が凹所16内に嵌め合わされたとき、カバー20はその外周部が凹所16のレスト面15に密着した状態で、凹所16を閉じる。一方、この閉状態から、カバー20がヒンジ18を中心に上方に向けて回動されたとき、カバー20は凹所16を開く。即ち、カバー20は凹所16を開閉することができる。なお、凹所16がカバー20により閉じられたとき、蓋10における上面の外周部とカバー20の上面とは面一となる。
また、カバー20の外周縁からはタブ22が突出し、このタブ22及びヒンジ18はカバー20の直径方向に互いに離間している。一方、蓋10の外周部にはタブ22を受入れ可能な窪み27が形成されている。このようなタブ22は、カバー20の開作動を容易にするうえで役立つ。更に、カバー20の外周縁には一対の爪24が形成され、これら爪24はカバー20の周方向でみてタブ22の両側で且つタブ22の近傍にそれぞれ位置付けられている。一方、凹所16の大径の内周面には各爪24にそれぞれ対応する係合穴26が形成されている。それ故、カバー20が閉じられたとき、各爪24は対応する係合穴26に嵌め合わされ、カバー20を閉じた状態に維持する。
上述した凹所16は幾つかのたばこ製品1を収容可能な容積を有する。それ故、蓋10は使用済みのたばこ製品1を一時的に収容するごみ入れとして使用可能である。つまり、収容ケース4は、使用前のたばこ製品1と使用後のたばこ製品1とを分けて収容することができる。
また、蓋10の下面にも円形の凹所29が形成されており、この凹所29は、上述した開口部7の外径よりも若干大きな内径を有し、開口部7を受入れ可能である(図11参照)。更に、凹所29の天井面28はケースボディ6内のたばこ製品1を押さえ付ける押さえ面としても役立つ。
ユーザが収容ケース4から蓋10を取り外したとき、ケースボディ6の開口部7は露出される。この状態で、ユーザはケースボディ6内から開口部7を通じてたばこ製品1を取り出すことができる。そして、取り出されたたばこ製品1がユーザの上唇と歯茎との間に挟み込まれれば、たばこ製品1に含まれるたばこ粒のたばこ成分が唾液中に抽出され、この唾液を介してユーザはその体内にたばこ成分を摂取すると同時に、たばこ粒の芳香を楽しむことができる。
たばこ製品1の使用中、たばこ製品1から煙が放出されることはない。それ故、ユーザは、場所を選ばずにたばこ製品1を使用することができる。なお、ユーザはカバー20のタブ22を指で摘み、カバー20を持ち上げて蓋10の凹所16を開くことで、この凹所16内に使用済みのたばこ製品1を収容することができる。
唾液中へのたばこ成分の抽出や、ユーザの体内に対するたばこ成分の摂取を促進させるためには、たばこ混合物、即ち、たばこ粒に含まれる水分量は多い方が望ましい。それ故、たばこ粒の水分量は15〜50重量%の範囲にある。また、たばこ粒はアルカリ性であるのが望ましく、たばこ粒は6.5〜9.5のpHを有する。
上述したようにたばこ粒の水分量は多いので、たばこ製品1のパウチ2にはその内面及び外面の少なくとも一方に部分的に撥水材料が塗布されている。具体的には、撥水材料はパウチ2の内面又は外面全域のうち、少なくとも半分以上の面積を占める領域に塗布される。このよう撥水材料の塗布はパウチ2に後述するような撥水領域を形成し、この撥水領域は水分の透過を阻止する。
詳しくは、撥水材料としては撥水性フッ素系樹脂が好適する。具体的には、この種の撥水性フッ素系樹脂としては、旭硝子社製のアサヒガード(登録商標)が挙げられる。撥水性フッ素系樹脂は、例えば、菓子類、乳製品、惣菜、ファストフードやペットフードなどの油脂類を含んだ食品や製品のための包材に塗布されているものである。それ故、この種の撥水性フッ素系樹脂は、口腔内に置かれるたばこ製品1のパウチ2に塗布されても安全である。なお、この撥水材料としてはフッ素系樹脂に限ることなく、例えば、パラフィン樹脂、シリコン系樹脂又はエポキシ系樹脂等の撥水作用を有するものであればよい。
更に、撥水材料は炭酸カルシウムや二酸化チタン等の添加剤を含むことができ、この添加剤は撥水材料の白色度を増加させる機能を有する。
具体的には、図1から明らかなように、第1の実施態様のたばこ製品1は撥水領域30を含み、この撥水領域30は格子パターンを有する。なお、撥水領域30は格子パターンに代えて、斜線パターン又はドットパターンを有することも可能である。
図3〜図10は、第2〜第9の実施態様のたばこ製品1をそれぞれ示し、これらたばこ製品1もまた第1の実施態様のたばこ製品1と同様にパウチタイプである。
図3に示すたばこ製品1の場合、パウチ2はその表面及び裏面を形成する不織布シートの部位の内面に複数の撥水領域31aをそれぞれ有する。詳しくは、パウチ2の片面に分布された撥水領域31aはパウチ2の長手方向に沿って延びるとともに、パウチ2の幅方向に間隔を存して配置されている。この間隔は撥水領域31aの幅の略半分の大きさを有する。この場合、撥水領域31aは、パウチ2の内面全域のうち、略60%の領域を占めている。
図4に示すたばこ製品1の場合、パウチ2はその表裏に撥水領域31aと同様な撥水領域31bを複数ずつ有するが、これら撥水領域31b間には撥水領域31bの幅の略2倍の間隔が確保されている。この場合、撥水領域31bは、パウチ2の内面全域のうち、略40%の領域を占めている。
図5に示すたばこ製品1の場合、パウチ2はその内面全域に亘って分布された円形の撥水領域32aを有する。具体的には、パウチ2の表裏にはそれぞれ7個の完全な円形の撥水領域32aと4個の半円形の撥水領域32aとが割り当てられている。即ち、撥水領域32aは、パウチ2の内面全体に18個形成されている。この場合、撥水領域32aはパウチ2の内面全域のうち略20.3%の領域を占めている。
図6に示すたばこ製品1の場合、図5のパウチ2と逆に、そのパウチ2は撥水領域32a以外の領域に撥水領域32bを有する。この場合、撥水領域32bは、パウチ2の内面全域のうち略79.7%の領域を占めている。
図7に示すたばこ製品1の場合、パウチ2はその表裏に2つの撥水領域33a、2つの撥水領域33b及び1つの撥水領域33cをそれぞれ有し、これら撥水領域はほぼ一様に分布されている。具体的には、撥水領域33aは星型の形状をなし、パウチ2の表及び裏をその長手軸線によって2つのセクションに分けてみたとき、一方のセクションに長手軸線に沿って配置されている。
一方、撥水領域33b、33cはそれぞれ円形及び三角形状をなし、他方のセクションに配置されている。詳しくは、撥水領域33bは長手軸線に沿って配置され、これら撥水領域33b間に撥水領域33cが位置付けられている。即ち、撥水領域33b,33cは長手軸線に沿って交互に配置されている。
図8に示すたばこ製品1の場合、パウチ2はその表裏のそれぞれに撥水領域33dを有する。これら撥水領域33dは、図7に示された撥水領域33a,33b,33c以外の領域に相当する。
図9に示すたばこ製品1の場合、パウチ2はその表裏のそれぞれに、撥水領域34a、34bを有する。これら撥水領域34a、34bは前述した撥水領域33a〜33cが図形を表しているに対し、文字及び数字の組合せを表している。詳しくは、撥水領域34aは、パウチ2における表裏の一方のセクションに配置され、アルファベット等の表音文字の組合せや、漢字等の表意文字の組合せを表す。
一方、撥水領域34bは、パウチ2の他方のセクションに配置され、アラビア数字等の数字の組合せを表す。それ故、撥水領域34a,34bは、例えば、たばこ製品1のたばこ混合物の成分や内容量、たばこ製品1のブランド及び賞味期限等を示すことができる。
図10に示すたばこ製品1の場合、たばこパウチ2はその表裏のそれぞれに撥水領域34cを有する。これら撥水領域34cは前述した撥水領域34a,34b以外の領域に相当する。この場合、撥水領域34c以外の部位、即ち、撥水領域34a,34bに対応する領域は、撥水領域34a,34bと同様な機能を発揮する。
パウチ2が前述した撥水領域を有していても、たばこ粒に含まれる水分がパウチ2の外面に染み出す可能性は残り、この場合、たばこ粒のたばこ成分もまた水分と一緒に染み出す。このようなたばこ成分の損失を補償するため、パウチ2の包材、即ち、不織布シートや収容ケース6の少なくとも一方には食品香料36が付着又は塗布されていてもよい。詳しくは、図11に示されるように、収容ケース6内には食品香料36の香料層37が予め形成されている。この香料層37はケースボディ6の内壁面14、マット8の上面、蓋10の天井面28の少なくとも1つに形成されている。
上述の香料層37を形成するため、アルコールに1重量%のメンソールを溶解させたメンソール液が食品香料36として使用され、このメンソール液は、ケースボディ6の内壁面14、マット8の表面及び蓋20の天井面28の少なくとも1つにスプレーコーティングされる。
また、収容ケース4内にクーポンが収容される場合、このクーポンの表面にも香料層37を形成することができる。なお、食品香料36が使用される場合、たばこ製品1はグリセリンやプロピレングリコール等の保湿剤を更に含んでいるのが望ましい。
食品香料36としては、メンソール、ミント、バニラ、アプリコット、紅茶、ココア、リコリス、蜂蜜等を単体又は複数組み合わせて使用できる。
また、溶媒としてはアルコールに限らず、水、グリセリン、プロピレングリコール等もまた使用可能である。
食品香料36がパウチ2に付着又は塗布される場合、前述したようにたばこ粒が6.5〜9.5のpHを有し、アルカリ性であることを考慮すれば、食品香料36もまた中性又はアルカリ性であるのが望ましい。
また、この場合、食品香料36には保湿剤としても機能するグリセリンが使用でき、このグリセリンはたばこ混合物の1重量%だけ、パウチ2に付着又は塗布される。
食品香料36はパウチ2の前述した撥水領域のみに付着又は塗布することができる。この場合、撥水剤及び食品香料36は混合され、この混合物が撥水領域を形成すべくパウチ2の内面又は外面に塗布又は付着される。なお、食品香料36は、撥水領域以外のパウチ2の部位に塗布又は付着させることもできる。
次に、たばこ製品1の製造工程について説明する。
図12は、たばこ製品1の製造手順を示したブロック図である。
図12に示されるように、たばこ製品1は粉砕工程40、ブレンド工程50、包装工程60を経て製造される。
まず、粉砕工程40では、国産バーレー種のたばこのラミナ及び中骨が粉砕器によって別個に粉砕される。ここでの粉砕により、2mm以下のたばこ粒が得られる。これらたばこ粒は分級器に入れられ、所定のサイズに分級される。この後、ラミナから得られたたばこ粒及び中骨から得られたたばこ粒は、50重量%ずつの割合になるように計量され、ブレンド工程50に移送される。
ブレンド工程50にて、計量後のたばこ粒はバッファサイロ1に移送され、このバッファサイロ1内にて所定期間、保管される。この後、バッファサイロ1内のたばこ粒は加熱殺菌、冷却処理を経てブレンダ処理を受ける。このブレンダ処理にて、たばこ粒は混合され、この混合過程にて、たばこ粒には香料等が添加される。
具体的には、ブレンダ処理にて、たばこ粒には先ず水が加えられ、たばこ粒の水分量は25重量%になるように調整される。この後、たばこ粒は100℃で4時間の加熱処理、即ち、殺菌処理を受ける。殺菌処理の完了後、たばこ粒は循環冷却水により冷却され、この冷却過程にて、たばこ粒に添加物が加えられる。具体的には、添加物は、たばこ粒に対して炭酸カリウム10重量%、ビタミンC1重量%、香料5重量%、塩化ナトリウム等を含む。
そして、添加物及びたばこ粒は混ぜ合わされて、これにより、たばこ粒を主成分としたたばこ混合物が得られる。この後、このたばこ混合物には水が加えられ、たばこ混合物の水分量は50重量%に調整される。
次に、たばこ混合物は、ブレンド工程50から包装工程60に移送される。なお、たばこ混合物中のたばこ粒のpHは6.5〜9.5の範囲にあることが望ましい。
包装工程60はバッファサイロ2を含み、このバッファサイロ2内にてたばこ混合物は所定期間、保管される。
一方、たばこ混合物とは別に不織布シートが準備され、この不織布シートには、その片面に前述の撥水材料が100μmの厚みで塗布されており、前述した撥水領域を予め有する。そして、バッファサイロ2から供給されたたばこ混合物は、不織布シートにより0.3gずつピロー包装される。この時点で、前述した図1及び図3〜図10のいずれかの撥水領域を備えたたばこ製品1が製造され、このようなたばこ製品1は、たばこ混合物と、このたばこ混合物を収容したパウチ2とを含み、このパウチ2はその内面に撥水領域を有する。具体的には、たばこ製品1は、略12.5×31mmの長方形状をなすとともに、略2mmの厚さを有している。更に、パウチ2は、その長手軸線方向の両端部に横シールをそれぞれ有し、これら横シールの幅は約3mmである。なお、撥水領域は、たばこ混合物が不織布シートによりピロー包装された後、即ち、パウチ2の形成後、パウチ2の表裏に形成されてもよい。
製造されたたばこ製品1は所定の個数だけ収容ケース4内にマット8とともに入れられ、この後、収容ケース4は蓋10により閉じられ、たばこ製品1を収容したパッケージが製造される。
なお、パウチ2が食品香料36を含む場合、食品香料36としてのグリセリンが上述の分量だけパウチ2に付着又は塗布される。また、グリセリンに代えて、メンソール液がパウチ2にスプレーコーティングされていてもよい。
更に、収容ケース4内に食品香料36の香料層37が含まれる場合、前述したメンソール液がケースボディ6の内壁面14、マット8及び蓋10の天井面28の少なくとも1つに直接スプレーコーティングされている。
撥水剤の撥水効果を検証するため、撥水領域がそれぞれ異なる実施例1〜5のたばこ製品1と、撥水領域無しの比較例1のたばこ製品及びそのパウチ2の内面全域に撥水領域が形成された比較例2のたばこ製品とがそれぞれ準備された。具体的には、これらたばこ製品はそれぞれアルミニウム蒸着袋に収容された状態で1週間冷蔵保存され、この後、これらたばこ製品はアルミニウム蒸着袋から取り出され、互いに比較検討された。詳しくは、実施例1〜5のたばこ製品1はそのパウチ2の内面全域に対して20.3,40,50,60,79.7%を占める撥水領域をそれぞれ有する。
前述の比較検討は、たばこ製品におけるパウチ2の表面へのたばこ成分の染み出しの有無、評価試験員がたばこ製品を使用したとき、評価試験員が受けるたばこ成分の吸収感覚に基づいて実施され、その結果は表1に示されている。ここで、たばこ成分の染み出しについては、実施例1〜5及び比較例2が検討され、たばこ成分の吸収感覚についは、比較例1及び実施例1〜5が検討された。
Figure 2011096256
表1に示すように、撥水領域が20.3%である実施例1のたばこ製品にはパウチ2の表面にたばこ成分の染み出しが確認された。また、撥水領域が40,50,60%である実施例2〜4のたばこ製品にはパウチ2の表面にたばこ成分の染み出しが多少確認された。しかしながら、撥水領域が79.7,100%である実施例5及び比較例2のたばこ製品にはパウチの表面にはたばこ成分の染み出しが確認されなかった。
一方、たばこ成分の吸収感覚に関し、撥水領域が0%の比較例1のたばこ製品や、撥水領域が20.3,40,50%である実施例1〜3のたばこ製品の評価試験員による評価は良好であった。しかしながら、撥水領域が60%である実施例4のたばこ製品に関し、評価試験員はたばこ成分の吸収感覚をやや薄く感じた。また、撥水領域が79.7%である実施例5のたばこ製品に関し、評価試験員はたばこ成分の吸収感覚を薄く感じた。
このことから、たばこ製品1に前述の撥水領域が形成されていれば、たばこ成分の染み出しは抑えられる。しかしながら、ユーザがたばこ成分の吸収によって得られる十分な満足感を得るには、撥水領域は、パウチ2の内面全域の40〜50%を占めている必要がある。
即ち、このようなたばこ製品1によれば、たばこ粒に含まれる水分がたとえ50重量%と多くても、たばこ製品1はユーザに上述の満足感を提供しつつ、パウチ2外にたばこ成分を含む水分の染み出しを撥水領域によって効果的に抑制することができる。それ故、たばこ製品1の見栄えが大きく損なわれることはない。また、収容ケース4に収容されたたばこ製品1同士が、互いに汚し合うこともない。
特に、前述した撥水領域33a〜33d及び34a〜34cを備えたたばこ製品1の場合、撥水領域以外のパウチ2の部位にたばこ成分を含む水分が染み出したとき、撥水領域は図形や、文字及び数字の組合せをパウチ2の表面により明瞭に出現させる。それ故、たばこ製品1の識別性の向上が図られ、その結果、たばこ製品1の見栄えは良好となる。
本発明は上述した一実施例に制約されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、撥水領域は上述した例に限らず、たばこ成分及びこれに含まれる水分の染み出しが抑えられるものであればよく、また、白色に限られるものではない。
また、撥水領域の形態は上述の例に限られるものではない。
更に、撥水領域は、パウチ2を形成する不織布シートの両面にそれぞれ形成されていても良い。
1 口腔用たばこ製品
2 パウチ
4 収容ケース
6 ケースボディ
7 開口部
8 マット
10 蓋
12 底
13 切欠
14 内壁面
15 レスト面
16 凹所
17 底
18 ヒンジ
20 カバー
22 タブ
24 爪
26 係合穴
27 窪み
28 天井面
29 凹所
30 撥水領域
31a、31b 撥水領域
32a、32b 撥水領域
33a、33b、33c、33d 撥水領域
34a、34b、34c 撥水領域
36 食品香料
37 香料層
40 粉砕工程
50 ブレンド工程
60 包装工程

Claims (6)

  1. たばこ原料からなるたばこ粒を主成分としたたばこ混合物と、
    前記たばこ混合物を包み込む包材によって形成され、前記包材が水の透過を許容するパウチと、
    前記パウチの外面及び内面の少なくとも一方に形成され、前記外面又は内面全域の20〜60%の領域を占め、水分の透過を阻止する撥水領域と
    を備えたことを特徴とする口腔用たばこ製品。
  2. 前記撥水領域は、フッ素系樹脂、パラフィン樹脂、シリコン系樹脂又はエポキシ系樹脂のいずれかの撥水材料を塗布して形成されていることを特徴とする請求項1記載の口腔用たばこ製品。
  3. 前記撥水材料は、前記撥水領域を前記包材と同色にする添加剤を含んでいることを特徴とする請求項2記載の口腔用たばこ製品。
  4. 前記たばこ粒は、6.5〜9.5のpHを有することを特徴とする請求項1に記載の口腔用たばこ製品。
  5. 前記たばこ粒は、15〜50%の水分量を有することを特徴とする請求項1に記載の口腔用たばこ製品。
  6. 前記撥水領域は、前記外面又は内面の全域の40〜50%を占めることを特徴とする請求項1に記載の口腔用たばこ製品。
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