JPWO2010134605A1 - スイッチ装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

固定接点10が設けられた回路基板2と、回路基板2上に配置され、上方からの押圧力で変形して固定接点10に接触する可動接点3と、可動接点3が配置された回路基板2の面を覆い、可動接点3を回路基板2上に保持するスイッチ押さえシート4と、スイッチ押さえシート4上に載置され、内部に光を通す導光シート5と、導光シート5の内部に光を入射する発光ダイオード7と、スイッチ押さえシート4と導光シート5との間で、且つ、可動接点3に対応する箇所に隙間20を形成する突起6とを備えるスイッチ装置。

Description

本発明は、導光シートによって操作面を照らすスイッチ装置及びこれを用いた電子機器に関する。
特許文献1に開示された従来のスイッチ装置100を図1に示す。このスイッチ装置100は、複数の固定接点101が設けられた回路基板102と、この回路基板102上に配置された複数の可動接点103と、この複数の可動接点103が配置された回路基板101の面を覆うスイッチ押さえシート104と、スイッチ押さえシート104上に載置された導光シート105と、この導光シート105の側面の外側に配置され、側面より内部に光を入射する光源としての発光ダイオード106と、導光シート105の上方に配置された操作シート107とを備えている。
各可動接点103は、ドーム状に形成され、上方からの押圧力で弾性変形して各固定接点101に接触する。各可動接点103とこれに対応する各固定接点101とによって押下スイッチ部110が構成されている。
スイッチ押さえシート104は、各可動接点103のドーム状を外側から保持する形状をなし、各可動接点103を回路基板102上の所定位置に保持する。
導光シート105は、各可動接点103による起伏に倣うように自重で変形し、波形状態で配置されている。
操作シート107は、各可動接点103に対応する位置にキートップ部107aと押圧部107bをそれぞれ有する。各キートップ部107aには操作情報が表示されている。操作シート107は、透光性材料にて形成されている。
発光ダイオード106からの光は、導光シート105の内部に入射する。入射した光は導光シート105内を進行し、その一部が散乱する。この散乱光の一部は外部に漏れ、操作シート107から射出する。これにより、操作シート107が照らされ、暗い場所でもユーザは操作シート107の操作情報を視認して操作を行うことができる。
特開2007−324100号公報
導光シート105は、操作面からの押下力をスイッチ押さえシート104に伝達する機能、内部に光を通す機能等がある。導光シート105としてはシリコン系やウレタン系のシートが使用される。しかし、これらシート材は粘着性を有するため、導光シート105がスイッチ押さえシート104に密着し易い。導光シート105がスイッチ押さえシート104に密着すると、その部分で光の散乱が起き、所望の位置(即ち、散乱を意図した位置)以外から光が外部に漏れてしまう。これにより、操作面の照光の均一性が損なわれるという問題がある。
本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、導光シートによって操作面を照らすものにあって、照光の均一性を極力維持できるスイッチ装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様はスイッチ装置であって、固定接点が設けられた回路基板と、前記回路基板上に配置され、上方からの押圧力で変形して前記固定接点に接触する可動接点と、前記可動接点が配置された前記回路基板の面を覆い、前記可動接点を前記回路基板上に保持するスイッチ押さえシートと、前記スイッチ押さえシート上に載置され、内部に光を通す導光シートと、前記導光シートの内部に光を入射する光源と、前記可動接点に対応する箇所において、前記スイッチ押さえシートと前記導光シートとの間又は前記可動接点と前記導光シートとの間に設けられ、該スイッチ押さえシートと該導光シートとの間に隙間を形成する突起とを備える。
前記可動接点はドーム状に形成され、前記突起は、前記可動接点のドーム状の頭頂部に対応する位置に設けられることが好ましい。
前記突起の高さは、0.05mm〜0.2mmの範囲内あり、且つ、該突起の断面の直径は0.7mm〜2.5mmの範囲内であることが好ましい。
前記突起は円柱状もしくは半球状の形状を有することが好ましい。
本発明の第2の態様は、上記スイッチ装置を備える電子機器である。
従来のスイッチ装置の断面図である。 本発明の第1実施形態に係るスイッチ装置の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るスイッチ装置の断面図である。 図3に示すスイッチ装置の要部拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るスイッチ装置の要部断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図2〜図4は本発明の第1実施形態を示し、図2はスイッチ装置1の分解斜視図、図3は図2に示すスイッチ装置1の断面図、図4は図3の要部拡大図である。
図2及び図3に示すように、スイッチ装置1は、携帯電話等の電子機器の情報入力部に搭載されている。スイッチ装置1は、回路基板2と、この回路基板2上に配置された複数の可動接点3と、この複数の可動接点3が配置された回路基板2の面を覆うスイッチ押さえシート4と、スイッチ押さえシート4上に載置された導光シート5と、スイッチ押さえシート4と導光シート5の間に介在された複数の突起6と、導光シート5の側面の外側に配置され、導光シート5の側面より内部に光を入射する光源である発光ダイオード7と、導光シート5の上方に配置された操作シート8とを備えている。
回路基板2は、例えば、ポリイミドやポリエチレンテレフタレート(PET)等からなるプリント回路基板(PCB:Printed Circuit Board)若しくはフレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuit)である。回路基板2は、その表面に導電性材料の印刷等によって形成された回路パターンを有する。この回路パターンは、複数の固定接点10と、この各固定接点10の周囲にそれぞれ配置された複数の環状接点部11とを有する。
各可動接点3は、可撓性と導電性を有するステンレスや銅等の金属等の薄板をドーム状に加工することで形成されている。ドーム状の各可動接点3の周縁下端は、環状接点11上に配置され、固定接点10は各可動接点3の内側に位置する。可動接点3と固定接点10とによって押下スイッチ部12が構成されている。そして、可動接点3に押下力が作用しない状態では、可動接点3と固定接点10は非導通である。可動接点3に押下力が作用すると、その頭頂部は固定接点10に向かって窪むように弾性変形し、固定接点10に接触する。その結果、可動接点3と固定接点10が導通する。
スイッチ押さえシート4は、例えばポリエステル、オレフィン等からなる厚さ0.07mmの絶縁性の白色シートである。スイッチ押さえシート4は、各可動接点3に対応する位置にドーム状凸部4aを有し、各可動接点3をほぼ隙間なく覆っている。これにより、スイッチ押さえシート4は、各可動接点3を回路基板2上の所定位置に保持する。スイッチ押さえシート4は、回路基板2及び複数の可動接点3に接着剤によって接着されている。
導光シート5は、透明なシリコン、ウレタン、ポリエステル、ポリカーボネート、メタクリル樹脂等の透光性を有する材料より形成されている。導光シート5は、例えば回路基板2とほぼ同じ大きさで、厚さが約0.1mm〜0.3mmのシートである。導光シート5は、各可動接点3及び突起6による起伏に倣うように自重で変形し、波形状態で配置されている。導光シート5の内部は光路となる。導光シート5の波形形状は、所定の箇所から所定割合の光を散乱によって漏れさせ、導光シート5全体として照光の均一性が保持されるように、設定されている。
各突起6は、スイッチ押さえシート4と導光シート5の間で、且つ、各可動接点3の頭頂部に対応する位置に設けられている。この突起6は、各可動接点3に対応する位置におけるスイッチ押さえシート4と導光シート5の間に、隙間20を形成する。各突起6は円柱形である。各突起6の高さは0.05mm〜0.2mmの範囲内で、その直径は0.7mm〜2.5mmの範囲内である。各突起6は、紫外線硬化樹脂により形成されている。具体的には、突起6は、スイッチ押さえシート4又は導光シート5の面で、可動接点3の頭頂部に対応する位置(スイッチ押さえシート4の場合には、各ドーム部4aの頭頂部)に円柱状の紫外線硬化樹脂を載置し、この円柱状の紫外線硬化樹脂に紫外線を照射し硬化させることによって作製される。
発光ダイオード7は、回路基板2に実装されている。発光ダイオード7は、回路基板2の面に対して平行な方向に光を射出する側面発光型ダイオードである。発光ダイオード7は、導光シート5の一側面5aよりその内部に光を入射する。図4は、導光シート5内における発光ダイオード7からの光の進行方向の一例を矢印で示している。
操作シート8は、各可動接点3に対応する位置にキートップ部8aと押圧部8bをそれぞれ有する。各キートップ部8aには操作情報が表示されている。キートップ部8aの表面が操作面である。操作シート8は、透光性材料にて形成されている。
上述した構成のスイッチ装置1によれば、発光ダイオード7からの光は導光シート5の内部に入射する。入射した光は導光シート5内を進行し、その一部が散乱する。この散乱光の一部は外部に漏れ、操作シート7から射出する。これにより、操作シート7が照らされ、暗い場所でもユーザは操作シート7の操作情報を視認して操作を行うことができる。
上述の通り、スイッチ押さえシート4と導光シート5との間の可動接点3に対応する箇所に、突起6が設けられている。従って、突起6の周囲には隙間20ができる。そのため、導光シート5に粘着性があっても、導光シート5がスイッチ押さえシート4に密着する可能性が非常に低い。従って、導光シート5によって操作面を照らすものにあって、照光の均一性を極力維持できる。
又、スイッチ押さえシート4と導光シート5の間には、突起6の近傍の周囲で突起6の高さに相当する隙間20が確実に形成される。この構造は、スイッチ押さえシート4と導光シート5間の密着の可能性を低くするのに有利である。
可動接点3はドーム状の形状を有し、突起6は、可動接点3のドーム状の頭頂部に対応する位置に設けられている。ユーザがドーム状の可動接点3の頭頂部に対応する箇所を押下したとき、その押下力は突起6を介して可動接点3に伝わる。更に、可動接点3が固定接点10に接触した際に生じるの当該押下力の反力は、突起6を介してユーザに伝わる。そのため、ユーザには可動接点3が固定接点10に接触した場合の明確な感触を感じ取ることができ、操作性が向上する。
又、突起6は、可動接点3の頭頂部に対応する箇所に設けたが、スイッチ押さえシート4と導光シート5間に隙間20を形成できる位置であれば良い。突起6は、1つの可動接点3に対し1つだけ設けられているが、複数個設けても良い。
更に、突起6は、その高さが0.05mm〜0.2mmの範囲内で、且つ、直径が0.7mm〜2.5mmの範囲内であるので、スイッチ押さえシート4と導光シート5間の接触を確実に防止でき、しかも、良好なスイッチ耐久性及びスイッチ感触を得ることができる。この理由については、下記の実施例の箇所で示す。
(第2実施形態)
図5は本発明の第2実施形態を示し、スイッチ装置の要部断面図である。図5において、第2実施形態のスイッチ装置は、前記第1実施形態のものと比較するに、複数の突起6が各可動接点3とスイッチ押さえシート4との間に配置されている点が相違する。詳細には、スイッチ押さえシート4のドーム状凸部4aの頭頂部(各可動接点3の頭頂部に対応する箇所)には、上方に窪む凹部4bが形成されている。この凹部4bの内部に突起6が配置されている。この突起6の上面に位置するスイッチ押さえシート4の上面は導光シート5に接触しているが、凹部4bおよび突起6により、突起6の周囲におけるスイッチ押さえシート4と導光シート5の間には、隙間21が形成される。各突起6は円柱形である。各突起6の高さは0.05mm〜0.2mmの範囲内で、その直径は0.7mm〜2.5mmの範囲内である。各突起6は、ポリエチレンテレフタレート(PET樹脂)より形成されている。突起6は、スイッチ押さえシート4の可動接点3の頭頂部に対応する位置、つまり、スイッチ押さえシート4の凹部4bに円柱状のPET樹脂を配置される。なお、この円柱状のPET樹脂は、凹部4bに接着剤または粘着剤によって固定されても良く、これらを用いずに単純に凹部4bに嵌合させるだけでも良い。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一構成箇所には同一符号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態のスイッチ装置でも、前記第1実施形態と同様に、スイッチ押さえシート4と導光シート5の間の可動接点3に対応する箇所に、隙間21が形成される。そのため、導光シート5に粘着性があっても、導光シート5がスイッチ押さえシート4に密着する可能性が非常に低い。従って、導光シート5によって操作面を照らすものにあって、照光の均一性を極力維持できる。
突起6は、スイッチ押さえシート4の凹部4b内に配置されるので、突起6が確実に適正な位置に固定される。従って、突起6が位置ずれしたりせず、又、製造作業も容易である。
(その他の実施形態)
第1実施形態では、スイッチ押さえシート4と導光シート5の間に突起6が設けられる。第2実施形態では、スイッチ押さえシート4と可動接点3との間に突起6が設けられる。この突起6の設置によって、スイッチ押さえシート4と導光シート5との間の可動接点3に対応する位置に隙間20,21が形成される。しかしながら、2つの突起6を一方をスイッチ押さえシート4と導光シート5の間に設け、その他方をスイッチ押さえシート4と可動接点3との間に設けても良い。
上述した突起6は、円柱形に限られず、半球形でも良い。
第1実施形態及び第2実施形態において、発光ダイオード7は、導光シート5の1つの側面5aだけでなく、2つ以上の側面に光を入射するように配置されても良い。又、光源は、発光ダイオード7に限られない。
(実施例)
下記の表1に示すように、突起6の材料、位置、高さ、直径の少なくとも1つが異なる10種類の実施例(実施例1〜10)と、突起6が設けられていない比較例(従来例)について、スイッチ押さえシート4と導光シート5間の接触の有無、スイッチ耐久性の良否及びスイッチ感触の良否を検証した。突起6は、各実施例及び比較例共に全て円柱状である。以下、詳細に説明する。
Figure 2010134605
突起6の材料として、実施例1〜実施例4では紫外線硬化樹脂を、実施例5〜実施例8では粘着剤付きのPET樹脂を、実施例9及び10では粘着剤が付いていないPET樹脂をそれぞれ使用した。
実施例1では、突起6をスイッチ押さえシート4と導光シート5の間(表1ではポジションAと表記)に設け、突起6の高さを0.2mmに、突起6の直径を2.5mmとした。実施例2では、実施例1に対し、突起6の高さを0.15mmに、突起6の直径を2.0mmに変更した。実施例3では、実施例2に対し、突起6の直径を0.7mmとした。実施例4では、突起6を可動接点3とスイッチ押さえシート4の間(表1ではポジションBと表記)に設け、突起6の高さを0.15mmに、突起6の直径を1.0mmとした。
実施例5では、突起6をスイッチ押さえシート4と導光シート5の間(ポジションA)に設け、突起6の高さを0.05mmに、突起6の直径を1.0mmとした。実施例6では、突起6を可動接点3とスイッチ押さえシート4の間(ポジションB)に設け、突起6の高さを0.05mmに、突起6の直径を0.7mmとした。実施例7では、実施例6に対し、突起6の直径を2.5mmに変更した。実施例8では、実施例6に対し、突起6の直径を0.7mmに変更した。
実施例9では、突起6を可動接点3とスイッチ押さえシート4の間(ポジションB)に設け、突起6の高さを0.2mmに、突起6の直径を1.0mmとした。実施例10では、実施例9に対し、突起6の高さを0.05mmに変更した。
先ず、突起6の周囲におけるスイッチ押さえシート4と導光シート5間の接触の有無について検証した。表1に示すように、実施例1〜実施例10では、いずれもスイッチ押さえシート4と導光シート5間の接触が見られなかった。これに対し、比較例では、スイッチ押さえシート4と導光シート5間の接触が見られた。比較例では、突起6を設けなかったために接触が発生したと考えられる。
次に、スイッチ感触について試験した。スイッチ感触については、直径5mmの平板でスイッチを押し、感触の良し悪しを試験した。表1において、各実施例及び比較例に対し、スイッチ感触の良いものを“○”で表し、スイッチ感触の悪いものを“×”で表した。この表に示すように、実施例1〜実施例10では、いずれもスイッチ感触が良かった。これに対し、比較例ではスイッチ感触が悪かった。比較例では突起6がないことにより、スイッチ感触が悪くなったと考えられる。
次に、スイッチ耐久性の良否について試験した。表1に示すように、実施例1〜実施例10および比較例のいずれにおいても、スイッチ耐久性は良好であった。
以上の実験結果より、突起6は、その高さが0.05mm〜0.2mmの範囲内で、且つ、直径が0.7mm〜2.5mmの範囲内であれば、スイッチ押さえシート4と導光シート5間の接触を確実に防止でき、しかも、良好なスイッチ耐久性及びスイッチ感触が得られることが実証された。
スイッチ装置において、スイッチ押さえシートと導光シートとの間の可動接点に対応する箇所に、突起が設けられる。この突起はその周囲に隙間を形成し、導光シートがスイッチ押さえシートに密着する可能性を低減する。従って、導光シートによって操作面を照らす電子機器等に対して、照光の均一性を極力維持できるスイッチ装置を提供することができる。

Claims (5)

  1. 固定接点が設けられた回路基板と、
    前記回路基板上に配置され、上方からの押圧力で変形して前記固定接点に接触する可動接点と、
    前記可動接点が配置された前記回路基板の面を覆い、前記可動接点を前記回路基板上に保持するスイッチ押さえシートと、
    前記スイッチ押さえシート上に載置され、内部に光を通す導光シートと、
    前記導光シートの内部に光を入射する光源と、
    前記可動接点に対応する箇所において、前記スイッチ押さえシートと前記導光シートとの間又は前記可動接点と前記導光シートとの間に設けられ、該スイッチ押さえシートと該導光シートとの間に隙間を形成する突起とを備えたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 請求項1記載のスイッチ装置であって、
    前記可動接点はドーム状に形成され、前記突起は、前記可動接点のドーム状の頭頂部に対応する位置に設けられることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のスイッチ装置であって、
    前記突起の高さは、0.05mm〜0.2mmの範囲内にあり、且つ、該突起の直径は、0.7mm〜2.5mmの範囲内であることを特徴とするスイッチ装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスイッチ装置であって、
    前記突起は円柱状もしくは半球状の形状を有することを特徴とするスイッチ装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスイッチ装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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