JPWO2010116436A1 - 駆動回路、液晶表示装置および駆動方法 - Google Patents
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Abstract
ラインごとの色の差異が目立つという問題を解決する表示装置を提供する。走査線駆動部(2)は、各サブフィールドで互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査する。また、走査線駆動部(2)は、フレームごとに各サブフィールドで走査する走査線を入れ替える。または、走査線駆動部(2)は、フレームごとに各サブフィールドで走査線を走査する方向を入れ替える。
Description
本発明は、液晶表示装置の駆動回路、液晶表示装置および駆動方法に関する。
複数の画素を有する液晶表示素子と、その液晶表示素子に光を照射する照明装置とを有する液晶表示装置は、液晶表示素子がその照射光を変調することによって、画像を表示する。なお、照明装置は、光源や光源を制御する光源制御回路を含む。
液晶表示装置には、液晶表示素子を直視することで画像を見る直視型と、液晶表示素子が変調した光をスクリーンに投射した画像を見る投射型とがある。また、液晶表示装置がカラー画像を表示するためのカラー表示方式には、並置(併置)加法混色、同時加法混色または継続加法混色などの色の生成方式が利用されている。
並置加法混色を利用したカラー表示方式としては、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)のカラーフィルターを有する画素(サブピクセル)のそれぞれが近接するように配置されるタイプがある。このカラー表示方式では、サブピクセルの間隔を、人間の目による空間解像度の検知限のより狭くすることで、人間に様々な色を認識させることができる。なお、直視型の液晶表示装置では、一般的にこのタイプのカラー表示方式が用いられている。
また、同時加法混色を利用したカラー表示方式としては、R色、G色およびB色の光のそれぞれの光強度を変調する液晶表示素子が用いられ、それらの変調された光が重ね合わさられるタイプがある。なお、投射型の液晶表示装置では、一般的にこのタイプのカラー表示方式が用いられる。また、このタイプのカラー表示方式は、3板式と呼ばれる。
また、継続加法混色を利用したカラー表示方式としては、FSC(Field Sequential Color:フィールドシーケンシャルカラー)方式と呼ばれるタイプがある。
FSC方式は、1画面分の映像を表示するフレームを複数のカラーフィールドに分け、そのカラーフィールドごとに異なった色の画像を順番に表示する方式である。FSC方式では、カラーフィールドを、人間の目における時間解像度の検知限より短くすることで、人間に様々な色を認識させることができる。
FSC方式を用いた直視型の液晶表示装置の場合、カラーフィルターやサブピクセルが不要になるので、製造コストの低減や解像度の向上などの効果が期待される。また、FSC方式を用いた投射型の液晶表示装置の場合、液晶表示素子がモノクロ単板で構成できるため、装置のコンパクト化などの効果が期待できる。なお、モノクロ単板とは、カラーフィルターのない1枚の液晶表示素子のことである。モノクロ単板で複数の色の画像を表示させるFSC方式では、他の方式よりも液晶表示素子に速い応答速度が必要とされる。
また、FSC方式では、複数の色の光を切り替える照明装置が必要となる。このような照明装置としては、白色光源とカラーホイールとで構成されるものや、色がそれぞれ異なる単色光(赤色、緑色および青色)を発する複数の固体光源(LED(Light Emitting Diode)など)で構成されるものが知られている。
以下、FSC方式の液晶表示装置について説明する。
図1は、FSC方式の液晶表示装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。図1では、フレームFrame‐0〜Frame−3のそれぞれは、3つのカラーフィールドField‐R、Field‐GおよびField‐Bに分割されている。
映像データに応じた映像を表示するためには、映像データに含まれる各色の階調データのそれぞれが、カラーフィールドごとに、マトリックス状に配置された画素の最上ライン(一行目)から最下ライン(最終行目)まで順番に印加される。画素に階調データが印加されると、画素の透過率がその階調データに応じて変化する。これにより、各色の明るさが階調データに応じて変化するので、映像データに応じた映像が表示される。
図2は、最上ラインの画素の相対光透過率Aと、最下ラインの画素の相対光透過率Bとを示したタイミングチャートである。なお、ここでの相対光透過率とは、ある画素に階調レベルが100%の階調データが印加された場合に、画素が十分に応答したときの画素の光透過率を100%としたときの相対値を示す。
図2において、映像データは、全てシアン色の映像を示す。この映像データにおける理想的な階調レベルである画像データ転送設定レベルは、カラーフィールドField‐Rで0%となり、カラーフィールドField‐GおよびField‐Bで100%となる。
しかしながら、階調データは、最上ラインの画素から最下ラインの画素まで順番に印加されるので、全ての画素に対して同時に印加されるわけではない。このため、画素に印加される階調データの位相は画素ごとに異なるので、画素ごとに相対光透過率が異なる。このため、画素ごとに階調レベルが異なる。
また、全ての画素に対して同じ色の光が同時に照明されるので、画素ごとに階調レベルが異なると、画素ごとに明るさが異なり、画面上に輝度ムラが発生する。
例えば、Frame‐1において、G色の光が照明されているときには、最上ラインの画素の明るさ(斜線部aの面積)と、最下ラインの画素の明るさ(斜線部bの面積)とは互いに異なる。なお、FSC方式では、カラーフィールドごとに画素の明るさが異なるので、その輝度ムラは人間には色ムラとして認識される。
このような輝度ムラを抑制することが可能な技術には、特許文献1に記載の液晶表示装置の駆動方法がある。
図3は、この液晶表示装置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートである。
図3で示したように、この液晶表示装置の駆動方法では、各カラーフィールドが、さらに二つのサブフィールドに分けられる。第一サブフィールドでは、最上ラインから最下ラインに向けて奇数(odd)ラインの画素に対して走査され、第二サブフィールドでは、最下ラインから最上ラインに向けて偶数(even)ラインの画素に対して走査される。
これにより、明るさが近似するラインの間に、そのラインと明るさの異なるラインが挿入されるので、ラインごとの明るさを均一化することが可能になり、輝度ムラを抑制することが可能になる。
特開2004−206003号公報
特許文献1に記載の液晶表示装置では、ラインごとに明るさが異なるため、ラインごとに色の差異が目立つという問題がある。特に画面の上側のラインにおいて、明るさが近似するラインの間に、そのラインと明るさと非常に異なるラインが挿入されることになるので、ラインごとの色の差異が非常に目立つ。したがって、画面内の位置による階調再現性や色再現性の差異が目立つという問題がある。
本発明の目的は、上記の課題である、画面内の位置による階調再現性や色再現性の差異が目立つという問題を解決する表示装置、駆動回路および駆動方法を提供することである。
本発明による第一の表示装置は、複数の走査線のそれぞれに対応して配置された画素を有する表示部と、複数のフレーム期間のそれぞれを色ごとのフィールド期間に分け、さらに各フィールド期間を二つのサブフィールドに分け、各フィールド期間内の各サブフィールド期間で互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査し、また、前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で走査する走査線を入れ替える駆動手段と、を有する。
また、本発明による第二の表示装置は、複数の走査線のそれぞれに対応して配置された画素を有する表示部と、複数のフレーム期間のそれぞれを色ごとのフィールド期間に分け、さらに各フィールド期間を二つのサブフィールドに分け、各フィールド期間内の各サブフィールド期間で互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査し、また、前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で前記走査線を走査する方向を入れ替える駆動手段と、を有する。
また、本発明による第一の駆動回路は、複数の走査線のそれぞれに対応して配置された画素を有する表示装置の駆動回路であって、複数のフレーム期間のそれぞれを色ごとのフィールド期間に分け、さらに各フィールド期間を二つのサブフィールドに分け、各フィールド期間内の各サブフィールド期間で互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査し、また、前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で走査する走査線を入れ替える。
また、本発明による第二の駆動回路は、複数の走査線のそれぞれに対応して配置された画素を有する表示装置の駆動回路であって、複数のフレーム期間のそれぞれを色ごとのフィールド期間に分け、さらに各フィールド期間を二つのサブフィールドに分け、各フィールド期間内の各サブフィールド期間で互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査し、また、前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で前記走査線を走査する方向を入れ替える。
また、本発明による第一の駆動方法は、複数の走査線のそれぞれに対応して配置された画素を有する表示装置の駆動方法であって、複数のフレーム期間のそれぞれを色ごとのフィールド期間に分け、さらに各フィールド期間を二つのサブフィールドに分け、各フィールド期間内の各サブフィールド期間で互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査し、前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で走査する走査線を入れ替える。
また、本発明による第二の駆動方法は、複複数の走査線のそれぞれに対応して配置された画素を有する表示装置の駆動方法であって、複数のフレーム期間のそれぞれを色ごとのフィールド期間に分け、さらに各フィールド期間を二つのサブフィールドに分け、各フィールド期間内の各サブフィールド期間で互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査し、前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で前記走査線を走査する方向を入れ替える。
本発明によれば、画面内の位置による階調再現性や色再現性の差異を抑制することが可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、同じ機能を有する構成には同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
図4は、本発明による第一の実施形態の表示装置の構成を示す図である。図4において、表示装置は、表示部1と、走査線駆動部2とを有する。なお、表示装置は、液晶表示装置の一例である。
表示部1は、表示素子の一例として用いられる。表示部1は、N本の走査線S1〜SNと、M本の信号線D1〜DMと、N×M個の画素100とを有する。なお、NおよびMは、偶数でもよいし、奇数でもよいが、以下では、偶数であるとする。
走査線S1〜SNは、水平方向に延設され、信号線D1〜DMは、垂直方向に延設されている。また、各走査線S1〜SNと各信号線D1〜DMの複数の交差部のそれぞれに対応して画素100が配置されている。したがって、画素100が複数の走査線S1〜SNのそれぞれに対応して配置されることになる。
信号線D1〜DMには、映像データに含まれる階調データが順次印加される。
走査線S1〜SNには、走査線駆動部2にて順次選択され、選択電圧が印加される。
画素100では、例えば、液晶画素である。
図5は、画素100の一例を示した回路図である。図5において、画素100は、TFT(薄膜トランジスタ)101と、液晶102と、キャパシタ103とを有する。
TFT(薄膜トランジスタ)101のソースは、信号線Di(1≦i≦M)に接続され、TFT101のドレインは、液晶102の画素電極102aに接続され、TFT101のゲートは、走査線Sj(1≦j≦N)に接続されている。液晶102の画素電極102aに対向する対向電極102bは、全ての画素に共通の定電圧源LCCOMに接続されている。
これにより、走査線Sjに選択電圧が印加されると、信号線D1〜DMに印加された階調データが液晶102に印加され、液晶102の透過率が階調データに応じて変化する。
また、キャパシタ103の一端は、画素電極102a(TFT101のドレイン)に接続され、キャパシタ103の他の一端は、接地されている。なお、キャパシタ103は、画素電極102に印加された電圧を保持するために設けられている。
図4に戻る。走査線駆動部2は、駆動手段および駆動回路の一例である。走査線駆動部2は、信号線D1〜DMを介して階調データが供給される画素100に対応する走査線を選択し、その選択した走査線に選択電圧を印加する。走査線駆動部2は、この処理を走査線S1〜SNに行うことで、走査線S1〜SNを走査する。
具体的には、走査線駆動部2は、以下のように走査線S1〜SNの走査を行う。
先ず、走査線駆動部2は、各フレームを色ごとのカラーフィールドに分ける。また、走査線駆動部2は、各カラーフィールドを二つのサブフィールドSF1およびSF2に分ける。なお、フレームとは、1画面分の映像を表示する期間である。また、本明細書では、カラーフィールドとしては、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)のそれぞれに対応するカラーフィールドCF−R、CF−GおよびCF−Bの3つがあるとする。
そして、走査線駆動部2は、各サブフィールドで互いに異なる走査線S1〜SNを互いに異なる方向に走査する。具体的には、走査線駆動部2は、各サブフィールドの一方で、偶数ライン(偶数行目)の走査線と奇数ライン(奇数行目)の走査線との一方を走査し、各サブフィールドの他方で、偶数ラインの走査線と奇数ラインの走査線の他方を走査する。
また、走査線駆動部2は、フレームごとに、少なくとも一つのカラーフィールド内の各サブフィールドで走査する走査線を入れ替える。
例えば、あるフレーム内のあるカラーフィールドにおいて、走査線駆動部2は、サブフィールドSF1で偶数ラインの走査線を走査し、サブフィールドSF2で奇数ラインの走査線を走査したとする。この場合、次のフレーム内のそのカラーフィールドでは、走査線駆動部2は、サブフィールドSF1で奇数ラインの走査線を走査し、サブフィールドSF2で偶数ラインの走査線を走査する。
次に動作を説明する。
図6は、走査線駆動部2の動作を説明するためのタイミング図である。なお、図6では、走査線駆動部2は、フレームごとに、全てのカラーフィールド内の各サブフィールドで走査する走査線を入れ替えている。なお、図6において、選択ラインは、走査されている走査線を示す。具体的には、Oddは、奇数ラインの走査線を示し、Evenは、偶数ラインの走査線を示す。
フレームFrame1では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、最上ライン(1行目)の走査線S1から最下ライン(最終行目)の走査線SNへの方向(以下、順方向と称する)に、奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、走査線SNから走査線S1への方向(以下、逆方向と称する)に、偶数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。
そして、次にカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に奇数数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
その後、次のフレームFrame2では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、走査線駆動部2は、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に偶数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に奇数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に偶数ラインの走査線を走査する。
そして、次にカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に偶数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に奇数ラインの走査線を走査する。
また、図6には、最上奇数ライン(1行目)の走査線、最上偶数ライン(2行目)の走査線、最下奇数ライン(N−1行目)の走査線および最下偶数ライン(N行目)の走査線のそれぞれに対応する階調データ更新位相が示されている。階調データ更新位相は、走査線に対応する画素に保持されている電圧(階調データ)が、どの色の階調データかを示す。
ある画素の階調データは、その画素の走査線が走査されたタイミング(階調データ更新位相)に、そのときのカラーフィールドに対応する色の階調データに更新され、次にその走査線が走査されるまでその色の階調データが保たれる。
例えば、最上奇数ラインの走査線S1では、フレームFrame1のカラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1の最初で赤色(R)の階調データが設定され、その後、フレームFrame1のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1の最後まで赤色が保たれる。そして、次のサブフィールドSF2の最初で緑色(G)の階調データが設定され、その後、次のカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1の最初の直前まで緑色が保たれる。その後、フレームFrame1のカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1の最初で青色(B)の階調データが設定され、フレームFrame2のカラーフィールドCF−RのサブフィールドSF2の最後の直前まで青色が保たれる。
このように、フレームによって各色の階調データ更新位相が変化しており、階調データ更新位相についてのライン間の差異が時間平均的に低減されている様子が見られる。
次に効果を説明する。
本実施形態によれば、走査線駆動部2は、各サブフィールドで互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査する。また、走査線駆動部2は、フレームごとに各サブフィールドで走査する走査線を入れ替える。
この場合、フレームごとに各サブフィールドで走査する走査線が入れ替えられる。このため、フレームごとに階調データが印加される画素の順番が変化するので、フレームごとに各ラインの明るさを変えることが可能になり、ラインごとの時間平均的な明るさを均一化することが可能になる。したがって、ラインごとの色の差異を抑制することが可能になるので、画面内の位置による階調再現性や色再現性の差異を抑制することが可能になる。
また、本実施形態では、カラーフィールドごとに各サブフィールドで走査する走査線や走査方向を入れ替える。
この場合、各画素間の階調データ更新位相の時間平均な差異を低減することが可能になるので、画面内の位置による階調再現性や色再現性の差異をさらに抑制することが可能になる。
次に第二の実施形態について説明する。
走査線駆動部2は、第一の実施形態では、フレームごとに少なくとも一つのカラーフィールド内の各サブフィールドで走査する走査線を入れ替えていたが、本実施形態では、フレームごとに少なくとも一つのカラーフィールド内の各サブフィールドで走査線S1〜SNを走査する方向を入れ替える。
例えば、あるフレーム内のあるカラーフィールドにおいて、走査線駆動部2は、サブフィールドSF1で走査線を順方向に走査し、サブフィールドSF2で走査線を逆方向に走査したとする。この場合、次のフレーム内のそのカラーフィールドでは、走査線駆動部2は、サブフィールドSF1で走査線を逆方向に走査し、サブフィールドSF2で走査線を順方向に走査する。
図7は、本実施形態における走査線駆動部2の動作を説明するためのタイミング図である。なお、図7では、走査線駆動部2は、フレームごとに、全てのカラーフィールド内の各サブフィールドで走査線S1〜SNを走査する方向を入れ替えている。
フレームFrame1では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
そして、次にカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
次のフレームFrame2では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、走査線駆動部2は、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に偶数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に偶数ラインの走査線を走査する。
そして、次のカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に偶数ラインの走査線を走査する。
なお、図7にも図6と同様に、各ラインの階調データ更新位相とその階調データの色を示す。図7でも、図6と同様にフレームによって各色の階調データ更新位相が変化しており、階調データ更新位相についてのライン間の差異が時間平均的に低減されている様子が見られる。
次に本実施形態における走査線駆動部2の他の動作例を説明する。図8は、本実施形態における走査線駆動部2の他の動作例を説明するためのタイミング図である。
図7では、全てのカラーフィールドにおいて、サブフィールドSF1で奇数ラインの走査線が走査され、全てのサブフィールドSF2で偶数ラインの走査線が走査されていた。図8では、カラーフィールドごとに、サブフィールドSF1およびSF2で走査される走査線が異なる。
フレームFrame1では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。
そして、次にカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に、奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
次のフレームFrame2では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、走査線駆動部2は、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に偶数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に偶数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に奇数ラインの走査線を走査する。
そして、次のカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に偶数ラインの走査線を走査する。
なお、図8にも図6と同様に、各ラインの階調データ更新位相とその階調データの色を示す。図8でも、図6と同様にフレームによって各色の階調データ更新位相が変化しており、階調データ更新位相についてのライン間の差異が時間平均的に低減されている様子が見られる。
次に効果を説明する。
本実施形態によれば、走査線駆動部2は、各サブフィールドで互いに異なる走査線S1〜SNを互いに逆向きに走査する。また、走査線駆動部2は、フレームごとに各サブフィールドで走査線を走査する方向を入れ替える。
フレームごとに各サブフィールドで走査線を走査する方向が入れ替えられる。このため、フレームごとに階調データが印加される画素の順番が変化するので、フレームごとに各ラインの明るさを変えることが可能になり、平均的に見ればラインごとの明るさを均一化することが可能になる。したがって、ラインごとの色の差異を抑制することが可能になるので、画面内の位置による階調再現性や色再現性の差異を抑制することが可能になる。
また、本実施形態では、カラーフィールドごとに各サブフィールドで走査する走査線や走査方向を入れ替える。
この場合、各画素間の階調データ更新位相の時間平均な差異を低減することが可能になるので、画面内の位置による階調再現性や色再現性の差異をさらに抑制することが可能になる。
次に第三の実施形態について説明する。
本実施形態では、走査線駆動部2は、フレームごとに少なくとも一つのカラーフィールドの各サブフィールドで走査する走査線を入れ替え、また、フレームごとに少なくとも一つのカラーフィールドの各サブフィールドで走査線を走査する方向を入れ替える。
図9は、本実施形態における走査線駆動部2の動作例を説明するためのタイミング図である。なお、図9では、走査線駆動部2は、フレームごとに、全てのカラーフィールド内の各サブフィールドで走査する走査線および方向を入れ替えることとする。
フレームFrame1では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
そして、次にカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に、奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
その後、次のフレームFrame2では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、走査線駆動部2は、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に、奇数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。
そして、次のカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。
なお、図9にも図6と同様に、各ラインの階調データ更新位相とその階調データの色を示す。図9でも、図6と同様にフレームによって各色の階調データ更新位相が変化しており、階調データ更新位相についてのライン間の差異が時間平均的に低減されている様子が見られる。
次に本実施形態における走査線駆動部2の他の動作例を説明する。図10は、本実施形態における走査線駆動部2の他の動作例を説明するためのタイミング図である。
図9では、フレーム内の全てのカラーフィールドにおいて、サブフィールドSF1とサブフィールドSF2とで走査される走査線および方向は同一であった。例えば、フレームFrame1内の全てのカラーフィールドにおいて、サブフィールドSF1では奇数ラインの走査線が走査され、サブフィールドSF2では偶数ラインの走査線が走査されていた。図10では、カラーフィールドごとに走査される走査線および方向が異なる。
フレームFrame1では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。
そして、次にカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に、奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
その後、次のフレームFrame2では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、走査線駆動部2は、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に、奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
そして、次のカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。
なお、図10にも図6と同様に、各ラインの階調データ更新位相とその階調データの色を示す。図10でも、図6と同様にフレームによって各色の階調データ更新位相が変化しており、階調データ更新位相についてのライン間の差異が時間平均的に低減されている様子が見られる。
次に本実施形態における走査線駆動部2の他の動作例を説明する。図11は、本実施形態における走査線駆動部2の他の動作例を説明するためのタイミング図である。
図9および図10では、フレームごとに、全てのサブフィールドで走査される走査線および方向が切り替えられていた。図11では、フレームごとに、走査される走査線が切り替えられるサブフィールドと、走査される方向が切り替えられるサブフィールドとが存在する。具体的には、カラーフィールドCF−RおよびCF−Bのサブフィールドでは、フレームごとに走査される方向が切り替えられ、カラーフィールドCF−Gのサブフィールドでは、フレームごとに走査される走査線が切り替えられる。
フレームFrame1では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。
そして、次にカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に、奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
その後、次のフレームFrame2では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、走査線駆動部2は、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に偶数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に偶数ラインの走査線を走査する。
そして、次のカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に奇数ラインの走査線を走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に偶数ラインの走査線を走査する。
なお、図11にも図6と同様に、各ラインの階調データ更新位相とその階調データの色を示す。図11でも、図6と同様にフレームによって各色の階調データ更新位相が変化しており、階調データ更新位相についてのライン間の差異が時間平均的に低減されている様子が見られる。
次に効果を説明する。
本実施形態では、走査線駆動部2は、フレームごとに少なくとも一つのカラーフィールドの各サブフィールドで走査する走査線を入れ替え、また、フレームごとに少なくとも一つのカラーフィールドの各サブフィールドで走査線を走査する方向を入れ替える。
この場合、フレームごとに階調データが印加される画素の順番が変化するので、フレームごとに各ラインの明るさを変えることが可能になり、平均的に見ればラインごとの明るさを均一化することが可能になる。したがって、ラインごとの色の差異を抑制することが可能になるので、画面内の位置による階調再現性や色再現性の差異を抑制することが可能になる。
また、本実施形態では、カラーフィールドごとに各サブフィールドで走査する走査線や走査方向を入れ替える。
この場合、各画素間の階調データ更新位相の時間平均な差異を低減することが可能になるので、画面内の位置による階調再現性や色再現性の差異をさらに抑制することが可能になる。
次に、特許文献1に記載された駆動方法(図3)と図6〜図11で説明した表示装置のそれぞれとを比較する。
図12は、特許文献1に記載された駆動方法と、図6〜図11で説明した表示装置のそれぞれとを比較するための説明図である。なお、図13で示したように、各サブフィールドの長さをTとし、サブフィールドSF2が終了してから次のカラーフィールドが開始されるまでの時間をT’とする。また、フレームFrame1の開始時刻を0とする。このとき、フレームFrame2の開始時刻は、6T+3T’である。また、フレーム開始時刻は、そのフレームにおける画像の階調データを最初に液晶表示素子に設定するタイミングとする。そして、カラーフィールド開始時刻は、対応するフレームにおける画像の対応する色の階調データを最初に液晶表示素子に適用するタイミングとする。
図12では、先ず、フレームFrame1およびFrame2における、色ごとのサブフィールドの走査ラインおよび走査方向が図ごとに示されている。
なお、走査ラインは、走査された走査線が偶数ラインか奇数ラインかを示し、走査方向は、走査線が走査された方向が順方向か逆方向かを示す。また、図12において、ODは、奇数ラインの走査線が順方向に走査されたことを示し、OUは、奇数ラインの走査線が逆方向に走査されたことを示し、EDは、偶数ラインの走査線が順方向に走査されたことを示し、EUは、偶数ラインの走査線が逆方向に走査されたことを示す。
また、図12では、シーケンス周期が示されている。シーケンス周期は、フレーム内の全てのサブフィールドにおける走査ラインおよび走査方向が同じになるまでの周期であり、特許文献1に記載された駆動方法では、1フレームであるが、図6〜図11で説明した表示装置では、2フレームとなる。
ところで、液晶表示装置は、液晶表示素子に光を照射したときだけ画像を表示する。また、上述したように、液晶の相対光透過率がどれだけ設定階調レベルに近いかは、階調データを適用したタイミングに依存するので、画面内の位置によって程度が異なる。このため、液晶表示素子に光を照射する期間(フレーム内位相と時間長)は、表示画像の画質(明るさ、色再現性、むらなど)に影響する重要なパラメータとなる。
この液晶表示素子に光を照射する期間を調整して、画質の各要素を全て最適化することは困難である。例えば、この光を照射する時間が長いほどがより明るくなるが、光の照射を開始するタイミングが早すぎると前の色の階調データの影響が液晶に残っていたり、光の照射を終了するタイミングが遅すぎると次の色の階調データの影響が液晶に反映されたりする。
ある色の光の照射期間としては、その色のカラーフィールドの終了時点を含む期間が望ましい。なぜならば、カラーフィールドの終了時点では、そのカラーフィールドに対応する色の階調データが全ての画素に適用(階調データが画素に対応する信号線に印加)され、かつ、次のカラーフィールドの色の階調データが画素に適用される直前だからである。また、光の照射を開始するタイミングとしては、サブフィールドSF2の終了時点以降が望ましい。なぜなら、サブフィールドSF2の終了時点以前では、前のカラーフィールドの色の階調データが適用されている画素があるためである。
以上のことから、ある色の階調データをある画素に適用してから、その色のカラーフィールドの終了時点までの時間を、その画素の液晶の応答のための待ち時間の目安とする。 この待ち時間の目安を色ごとにシーケンス周期で平均した値を、平均液晶応答待ち時間τとして、図12に示す。さらに言えば、図12では、最上奇数ライン(TO)の走査線、最上偶数ライン(TE)の走査線、最下奇数ライン(BO)の走査線および最下偶数ライン(BE)の走査線のそれぞれに対応する画素の平均液晶応答待ち時間τが示されている。
以上のことから、ある色の階調データをある画素に適用してから、その色のカラーフィールドの終了時点までの時間を、その画素の液晶の応答のための待ち時間の目安とする。 この待ち時間の目安を色ごとにシーケンス周期で平均した値を、平均液晶応答待ち時間τとして、図12に示す。さらに言えば、図12では、最上奇数ライン(TO)の走査線、最上偶数ライン(TE)の走査線、最下奇数ライン(BO)の走査線および最下偶数ライン(BE)の走査線のそれぞれに対応する画素の平均液晶応答待ち時間τが示されている。
平均液晶応答待ち時間τが異なると、画素100に同じ階調データが印加されても、その画素100が照明されたときの透過率が異なることがある。このため、平均液晶応答待ち時間τの走査線ごとのばらつきが少ないほどよい。
図12で示されたように、特許文献1に記載された駆動方法に比べて、図6〜図11で説明した表示装置では、更新平均時間τの走査線ごとのばらつきは少ない。
ここで、図6で説明した表示装置において、平均液晶応答待ち時間τの走査線ごとのばらつきは、特に小さい。しかしながら、この表示装置では、青色の階調データの平均液晶応答待ち時間τが短い場合がある。平均液晶応答待ち時間が短すぎると、正確な階調を表示することができないので、サブフィールドSF2が終了してから次のカラーフィールドが開始されるまでの時間T’を適宜調整する必要があるかもしれない。つまり、カラーフィールドの時間長を色ごとに調整するようにしてもよい。
次に第四の実施形態について説明する。
本実施形態では、走査線駆動部2は、各フィールド内の各サブフィールドのうち最初のサブフィールドであるサブフィールドSF1で、偶数ラインの走査線と奇数ラインの走査線との一方に加えて、その走査線に隣接する走査線を同時に走査する。以下、サブフィールドSF1で走査される偶数ラインの走査線と奇数ラインの走査線との一方を対象走査線と称し、その対象走査線に隣接する走査線を隣接走査線と称する。
ここで、対象走査線と隣接走査線とが選択されているときには、信号線D1〜DMには、対象走査線に対応する画素に対する階調データが印加されるものとする。したがって、対象走査線に対応する画素と、隣接走査線に対応する画素とには、同じ階調データが印加される。
また、サブフィールドSF2では、偶数ラインの走査線と奇数ラインの走査線との他方が走査されるので、隣接走査線が走査されることになる。このとき、信号線D1〜DMには、隣接走査線に対応する画素に対する本来の階調データが印加されるものとする。
なお、一つのサブフィールドにおいて、複数の走査線を略同時に走査する技術は、特開2006−163358号公報に記載されている。
図14は、本実施形態における走査線駆動部2の動作を説明するための説明図である。
フレームFrame1では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に、奇数ラインの走査線と、その走査線の下にある偶数ラインとを略同時に走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に、奇数ラインの走査線と、その走査線の下にある偶数ラインとを略同時にを走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
そして、次にカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、順方向に、奇数ラインの走査線と、その走査線の下にある偶数ラインとを略同時に走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、逆方向に偶数ラインの走査線を走査する。
その後、次のフレームFrame2では、走査線駆動部2は、以下の動作を行う。
先ず、カラーフィールドCF−RのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に、偶数ラインの走査線と、その走査線の上にある奇数ラインとを略同時に走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。
続いて、次のカラーフィールドCF−GのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に、偶数ラインの走査線と、その走査線の上にある奇数ラインの走査線とを略同時に走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。
そして、次のカラーフィールドCF−BのサブフィールドSF1では、走査線駆動部2は、逆方向に、偶数ラインの走査線と、その走査線の上にある奇数ラインの走査線とを略同時に走査する。その次のサブフィールドSF2では、走査線駆動部2は、順方向に奇数ラインの走査線を走査する。
次に効果を説明する。
本実施形態によれば、走査線駆動部2は、各フィールド内の各サブフィールドのうち最初のサブフィールドであるサブフィールドSF1で、偶数ラインの走査線と奇数ラインの走査線との一方に加えて、その走査線に隣接する隣接走査線を同時に走査する。
この場合、サブフィールドSF1終了時点で、そのカラーフィールドに対応する色の階調データが全ての画素に適用される。つまり、サブフィールドSF1終了時点で、前のカラーフィールドに対応する色の階調データはいずれの画素にも適用されていない。従って、現在のカラーフィールドに対応する色の階調データの適用が完了する位相が早くなり、その対応する色の光の照明開始を早くすることが可能になる。したがって、その対応する色の光の照明時間を長くすることが可能になり、表示画像を明るくすることが可能になる。
なお、隣接走査線に対応する画素では、サブフィールドSF1で本来とは異なる階調になるが、サブフィールドSF2終了時点で本来の階調となるデータが適用完了される。このため、解像度と表示画像の明るさとは、トレードオフの関係になる。
次に第五の実施形態について説明する。
本実施形態では、図4で示した表示装置のより詳細な構成について説明する。
図15は、表示装置のより詳細な構成を示したブロック図である。図13において、表示装置は、表示部1と、走査線駆動部2と、信号線駆動部3と、光源4と、制御回路5と、メモリ6とを有する。
信号線駆動部3は、走査線駆動部2が選択電圧を印加した走査線S1〜SNに対応する画素に表示する階調データを、液晶を駆動するのに適した電圧に変換して信号線S1〜SNを介して画素100に供給する。
光源4は、表示部1を照明する。具体的には、光源4は、発光素子41〜43を有する。発光素子41〜43は、色がそれぞれ異なる光を表示部1の背面から照明する。なお、発光素子41〜43は、例えば、LEDなどである。また、発光素子41〜43のそれぞれが照明する光の色は、本実施形態では、赤、緑および青とする。なお、光源4が照明する光の色の種類はこの例に限らず適宜変更可能である。また、光源4は、白色の発光素子と、カラーホイールから構成されていてもよい。
制御回路5は、図示していない上位装置から垂直走査信号、水平走査信号およびドットクロック信号に同期して供給される映像データを、一度メモリ6に記憶する。その後、制御回路5は、メモリ6に記憶した映像データに含まれる階調データを走査線駆動部2および信号線駆動部3による走査に同期してメモリ6から読み出し、信号線駆動部3に供給する。
また、制御回路5は、走査線駆動部2による走査線S1〜SNの走査に合わせて光源を制御する。
例えば、走査線駆動部2が第一の実施形態、第二の実施形態および第三の実施形態で説明した走査を行う場合、制御回路5は、カラーフィールドごとに、そのカラーフィールドに応じた色の光の発光素子を、そのカラーフィールドにおけるサブフィールドSF2終了時点以降のある時点から次のカラーフィールドのある時点まで発光させることで、光源4に階調データに応じた色の光を画素100に照明させる。
また、走査線駆動部2が第四の実施形態で説明した走査を行う場合、制御回路5は、カラーフィールドごとに、そのカラーフィールドにおけるサブフィールドSF2が開始された時点以降のある時点から次のカラーフィールドのある時点まで発光させることで、光源4に階調データに応じた色の光を画素100に照明させる。
なお、光源の点灯を開始するタイミングや光源の点灯期間は、色の差異や画像の明るさなどを考慮して調整される。例えば、点灯期間が短いと、色の差異は低減するが、画像は暗くなる。また、光源の点灯を開始するタイミングが遅いほど、画素100の透過率の応答が進むので、色の差異が低減する。さらに、光源の点灯を停止するタイミングが遅いと、次のカラーフィールドに対応する色の階調データの影響を受けるので、画質が低下する。
なお、光源の点灯を開始するタイミングや光源を点灯している期間を色ごとに変更してもよい。この場合、色に対する視感度や画素100の透過率の応答速度の違いに応じて調整することが可能になる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、各フレームにおいて、カラーフィールドは、CF−R、CF−GおよびCF−Bの順に並んでいたが、この順に限らず適宜変更可能である。
また、各実施形態では、R,G,Bの3色を用いる例であったが、4色以上であってもよい。
走査線駆動部2は、1フレームごとに、走査する走査線や方向を切り替えていたが、複数フレームごとに走査する走査線や走査方向を切り替えてもよい。つまり、走査線駆動部2は、シーケンス周期を2フレームとしていたが、シーケンス周期を2フレームより長くしてもよい。例えば、走査線駆動部2は、走査する走査線や走査方向を切り替える組み合わせをさらに複雑にして、シーケンス周期を長くしてもよい。
また、各サブフィールドで走査する走査線を奇数ラインと偶数ラインとに分ける例で説明したが、別の分け方であってもよい。その場合でも、画面内位置による階調再現性の差異や色再現性の差異を低減することが可能になる。
Claims (9)
- 複数の走査線のそれぞれに対応して配置された画素を有する表示部と、
複数のフレーム期間のそれぞれを色ごとのフィールド期間に分け、さらに各フィールド期間を二つのサブフィールドに分け、各フィールド期間内の各サブフィールド期間で互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査し、また、前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で走査する走査線を入れ替える駆動手段と、を有する液晶表示装置。 - 複数の走査線のそれぞれに対応して配置された画素を有する表示部と、
複数のフレーム期間のそれぞれを色ごとのフィールド期間に分け、さらに各フィールド期間を二つのサブフィールドに分け、各フィールド期間内の各サブフィールド期間で互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査し、また、前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で前記走査線を走査する方向を入れ替える駆動手段と、を有する液晶表示装置。 - 請求の範囲第2項に記載の液晶表示装置において、
前記駆動手段は、前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で走査する走査線を入れ替える、液晶表示装置。 - 請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記駆動手段は、各フィールド期間内の各サブフィールド期間の一方で奇数行目の走査線と偶数行目の走査線との一方を走査し、各サブフィールド期間の他方で奇数行目の走査線と偶数行目の走査線との他方を走査する、液晶表示装置。 - 請求の範囲第4項に記載の液晶表示装置において、
前記駆動手段は、各フィールド期間内の各サブフィールド期間のうち最初のサブフィールド期間で、前記奇数行目の走査線と前記偶数行目の走査線との一方に加えて、該走査線に隣接する走査線を走査する、液晶表示装置。 - 複数の走査線のそれぞれに対応して配置された画素を有する液晶表示素子の駆動回路であって、
複数のフレーム期間のそれぞれを色ごとのフィールド期間に分け、さらに各フィールド期間を二つのサブフィールドに分け、各フィールド期間内の各サブフィールド期間で互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査し、また、前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で走査する走査線を入れ替える、駆動回路。 - 複数の走査線のそれぞれに対応して配置された画素を有する液晶表示素子の駆動回路であって、
複数のフレーム期間のそれぞれを色ごとのフィールド期間に分け、さらに各フィールド期間を二つのサブフィールドに分け、各フィールド期間内の各サブフィールド期間で互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査し、また、前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で前記走査線を走査する方向を入れ替える、駆動回路。 - 複数の走査線のそれぞれに対応して配置された画素を有する液晶表示素子の駆動方法であって、
複数のフレーム期間のそれぞれを色ごとのフィールド期間に分け、さらに各フィールド期間を二つのサブフィールドに分け、
各フィールド期間内の各サブフィールド期間で互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査し、
前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で走査する走査線を入れ替える、駆動方法。 - 複数の走査線のそれぞれに対応して配置された画素を有する液晶表示素子の駆動方法であって、
複数のフレーム期間のそれぞれを色ごとのフィールド期間に分け、さらに各フィールド期間を二つのサブフィールドに分け、
各フィールド期間内の各サブフィールド期間で互いに異なる走査線を互いに異なる方向に走査し、
前記フレーム期間ごとに、少なくとも一つの前記フィールド期間内の各サブフィールド期間で前記走査線を走査する方向を入れ替える、駆動方法。
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