JPWO2010106917A1 - 受動光ネットワークシステム、局側終端装置、監視用光通信器、加入者側終端装置、および受動光ネットワークシステムにおける通信方法 - Google Patents

受動光ネットワークシステム、局側終端装置、監視用光通信器、加入者側終端装置、および受動光ネットワークシステムにおける通信方法 Download PDF

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Abstract

受動光ネットワークシステムは、局側終端装置からの下り信号を利用して上り信号を送信する複数の加入者側終端装置と、 前記複数の加入者側終端装置のそれぞれに対応する複数の波長の下り信号を送信するとともに複数の加入者終端装置からの上り信号を受信する複数の光送受信器と、該複数の光送受信器のそれぞれに対応する複数の波長の監視光を送信する監視用光通信器と、を備える局側終端装置と、を有する。

Description

本発明は、WDM(Wavelength Division Multiplexing)−PON(Passive Optical Network)システムにおいて、OLT(Optical Line Terminal)とONU(Optical Network Unit)とが通信する技術に関する。
PON(Passive Optical Network:受動光ネットワーク)システムは、1台のOLT(Optical Line Terminal:局側終端装置)が送信する光信号を分岐または分波して、複数のONU(Optical Network Unit:加入者側終端装置)に送信するシステムであり、1台のOLTを複数のONUで共有できる点で効率が良い。
このPONシステムの利用方法に関し、特許文献1に記載のPONシステムは、各ONUの運用状態を監視する。そして、故障等により非運用状態となったONUがあれば、PONシステムは、そのONUへのデータの送信を停止して、空いた帯域を他のONUに割り当てることにより、帯域を有効に利用している。
ここで、10Gbps(bit per second)程度までの通信速度のPONシステムにおいては、一般にTDM(Time Division Multiplexing)方式が使用されている。
しかし、近年では、通信ネットワークにおけるトラフィックの増大に伴い、通信帯域の広帯域化が進んでいる。そして、10Gbps以上の通信速度のPONシステムを実現するために、特許文献2に開示されているように、WDM(Wavelength Division Multiplexed:波長分割多重化)方式を使用することが有望視されている。
そのWDM−PONシステムの中でも、OLTからONUへの下り信号の一部を、ONUが増幅、再変調し、ONUからOLTへの上り信号として再利用するCLS(Centralized Light Sources)方式が盛んに研究されている。CLS方式においては、ONUに光源を設ける必要がないという利点があるからである。
特開2002001−160820号公報 特開2006−5934号公報
しかし、特許文献1や特許文献2に記載のPONシステムに、CLS方式を適用した場合、PONシステムの電力効率が低くなるという問題があった。
詳細には、CLS方式では、ONUは光信号源を持たないので、OLTがONUへ光信号(下り信号)を送信しない限り、ONUからOLTへ光信号(上り信号)を送信することができない。このため、ONUがいつでも上り信号を送信できるように、OLTは、常にONUに下り信号を送信し続けなければならない。これは極めて非効率的である。
本発明は、PONシステムの電力効率を向上する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の受動光ネットワークシステムは、局側終端装置からの下り信号を利用して上り信号を送信する複数の加入者側終端装置と、 前記複数の加入者側終端装置のそれぞれに対応する複数の波長の下り信号を送信するとともに複数の加入者終端装置からの上り信号を受信する複数の光送受信器と、該複数の光送受信器のそれぞれに対応する複数の波長の監視光を送信する監視用光通信器と、を備える局側終端装置と、を有する。
本発明の局側終端装置は、局側終端装置からの下り信号を利用して上り信号を送信する複数の加入者側終端装置のそれぞれに対応する複数の波長の下り信号を送信するとともに複数の加入者終端装置からの上り信号を受信する複数の光送受信器と、該複数の光送受信器のそれぞれに対応する複数の波長の監視光を送信する監視用光通信器とを有する。
本発明の監視用光通信器は、局側終端装置からの下り信号を利用して上り信号を送信する複数の加入者側終端装置のそれぞれに対応する複数の波長の下り信号を送信するとともに複数の加入者終端装置からの上り信号を受信する複数の光送受信器のそれぞれに対応する複数の波長の監視光を送信する送信手段を有する。
本発明の加入者側終端装置は、局側終端装置からの下り信号を利用して上り信号を送信する加入者側終端装置であって、複数の光送受信器のそれぞれに対応する複数の波長の監視光を送信する前記局側終端装置に備えられた監視用光通信器からの監視光に情報を付加して、前記局側週端装置に送信する送信手段を有する。
本発明の受動光ネットワークシステムにおける通信方法は、複数の加入者側終端装置で、局側終端装置からの下り信号を利用して上り信号を送信し、局側終端装置で、複数の光送受信器が前記複数の加入者側終端装置のそれぞれに対応する複数の波長の下り信号を送信し、監視用光通信器が該複数の光送受信器のそれぞれに対応する複数の波長の監視光を送信する、受動光ネットワークシステムにおける通信方法である。
本発明によれば、監視用光通信器が、複数の光送受信器のそれぞれに対応する複数の波長の監視光を送信するので、監視用光通信器で下り信号を送信しつつ、複数の光送受信器を停止できる結果、受動光ネットワークシステムの全体の電力消費を低減できる。
本発明の第1の実施形態のWDM−PONシステムの構成を示す全体図である。 本発明の第1の実施形態の光送受信器の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の監視用光通信器の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のチャネルリストに記載される内容を示す表である。 本発明の第2の実施形態のONUの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の光送受信器の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の休止要求処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の監視用光通信器の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の監視光送信処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のONUの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態のWDM−PONシステムの動作結果を示す図である。 本発明の第1の実施形態のWDM−PONシステムの動作結果を示す図である。 本発明の第3の実施形態のWDM−PONシステムの構成を示す全体図である。 本発明の第3の実施形態のAWGの各ポートと入出力波長との関係を示す表である。 本発明の第3の実施形態のWDM−PONシステムの動作結果を示す図である。 本発明の第3の実施形態のWDM−PONシステムの動作結果を示す図である。 本発明の第4の実施形態のWDM−PONシステムの構成を示す全体図である。 本発明の第4の実施形態のONUの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態のWDM−PONシステムの動作結果を示す図である。 本発明の第5の実施形態の監視用光通信器の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態の監視用光通信器の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施形態のWDM−PONシステムの構成を示す全体図である。 本発明の第7の実施形態のWDM−PONシステムの動作結果を示す図である。 本発明の第7の実施形態のWDM−PONシステムの動作結果を示す図である。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明のWDM(Wavelength Division Multiplexing)−PON(Passive Optical Network:受動光ネットワーク)システム1の構成を示す全体図である。WDM−PONシステム1は、波長分割多重化方式により多重化された光信号を、複数の加入者側終端装置へ送信し、その光信号を利用して、加入者側終端装置と局側終端装置とが通信する通信システムである。
図1を参照すると、WDM−PONシステム1は、OLT10と、スプリッタ20と、複数の伝送路30、31、および32と、AWG(Arrayed Waveguide Grating:波長合分波器)40と、複数のONU(Optical Network Unit:加入者側終端装置)とを有する。WDM−PONシステム1には、例えば、ONU50、51、52、および53の4つが設けられる。
OLT10は、光ファイバ加入者線の局舎側の終端装置であり、波長分割多重化方式を利用することにより、複数のONU(50、51、52、および53)を収容する。OLT10は、複数の光送受信器(101、102、103、および104)と、AWG105と、監視用光通信器106とを有する。また、光送受信器101、102、103、および104と、監視用光通信器106とは、電気的に接続されている。
光送受信器101、102、103、および104は、それぞれ異なる波長の光信号(下り信号)を、AWG105等を介して、自身に対応するONU(50、51、52、および53)へ送信する。そして、それぞれの光送受信器101等は、この光信号にデータを乗せて送受信することにより、ONU50等との間で通信を行う。
光送受信器101等は、ONUからOLTへの光信号(上り信号)に乗せられたデータと、OLTからONUへの下り信号に自身が乗せたデータとを監視する。下り信号、または上り信号に搬送されるデータが所定時間以上、検知されなければ、光送受信器101等は、そのONU(50等)へ休止要求信号を送信する。
休止要求信号とは、ONU50等に対し、省電力モードへの移行を要求する信号である。
ONU50等における省電力モードとは、上り信号の要求が生じない限り、光信号の送受信機能を停止する状態である。
休止要求信号に対する受信応答信号である休止了承信号を、ONU50等から受信した場合、または休止要求信号を所定回数以上送信した場合、光送受信器101等は、そのONU50等への下り信号の送信を止めるとともに、休止通知信号を監視用光通信器106へ送信する。この休止通知信号は、光送受信器(101等)が下り信号の送信を停止したことを通知するための信号である。
そして、光送受信器101等は、下り信号の送信元の切り替えを要求する送信要求信号を監視用光通信器106から受信したとき、下り信号の送信を再開する。
監視用光通信器106は、休止通知信号を受信したとき、光送受信器101等に代わって、休止通知信号の示すONU50等に下り信号を送信する。以下、監視用光通信器106が送信する下り信号を監視光という。そして、ONU50等から送信要求信号を受信したとき、監視用光通信器106は、その信号を光送受信器101等へ送信するとともに、そのONU50等への監視光の送信を停止する。
AWG105は、光送受信器101等からの光信号を波長多重化し、スプリッタ20へ送信する。また、AWG105は、スプリッタ20からの光信号を波長分離して光送受信器101等へ送信する。
スプリッタ20は、AWG105からの光信号と、監視用光通信器106からの光信号とを合波してAWG40へ送信する。また、スプリッタ20は、AWG40からの光信号を分岐してAWG105、および監視用光通信器106へ送信する。
伝送路30、31、および32は、光ファイバなどを使用する光信号の伝送路である。伝送路30は、AWG40とスプリッタ20とを接続する。伝送路31は、スプリッタ20とAWG105とを接続し、伝送路32は、スプリッタ20と監視用光通信器106とを接続する。
AWG40は、スプリッタ20からの光信号を波長分離してONU50等へ送信する。また、AWG40は、ONU50等からの光信号を波長多重化してスプリッタ20へ送信する。
ONU50等は、それぞれ異なる波長の光信号を利用して光通信を行う加入者側終端装置である。ONU50等は、自身からの上り信号に乗せるデータがあれば、AWG40等を介して送信要求信号をOLT10へ送信する。そして、ONU50等は、送信された光信号を利用して、OLT10との間でデータを送受信する。
また、ONU50等は、光送受信器101等から休止要求信号を受信したとき、休止了承信号を、その光送受信器101等へ送信するとともに、省電力モードに移行する。
図2は、光送受信器101の構成を示すブロック図である。同図を参照すると、光送受信器101は、送信部1011、受信部1012、および制御部1013を有する。同図において、点線の矢印は光信号(休止要求信号、休止要求信号)であり、実線の矢印は電気信号(休止通知信号、送信要求信号)である。
送信部1011は、所定の波長の光源1011Aを有する。光源1011Aは、所定の波長の光信号(下り信号)をONU50に送信する。送信部1011は、この光信号を変調することにより、ONU50へデータを送信する。
受信部1012は、ONU50からの光信号(上り信号)に乗せられたデータを受信する。
制御部1013は、光送受信器101全体を制御する。制御部1013は、下り信号、上り信号のいずれにもデータが搬送されない(通信がない)時間を計測し、計測した時間が所定時間以上であるか否かを判断する。
通信のない時間が所定時間以上であれば、制御部1013は、休止要求信号をONU50へ送信する。休止了承信号を受信部1012が受信したならば、制御部1013は、下り信号の送信を停止するとともに、下り信号の送信停止を通知するための休止通知信号を監視用光通信器106へ送信する。
また、休止了承信号を所定時間内に受信しない場合、送信部1011は、再度休止要求信号を送信する。所定回数送信しても、受信部1012が休止了承信号を受信しない場合、制御部1013は、下り信号の送信を停止するとともに、休止通知信信号を監視用光通信器106へ送信する。
休止通知信号の送信後、制御部1013は、光送受信器101を省電力モードに移行させる。
光送受信器101における省電力モードとは、監視用光通信器106からの電気信号(後述する送信要求信号)の受信を受け付けるが、光信号の送受信機能を停止する状態である。
省電力モードにおいて、監視用光通信器106から送信要求信号(電気信号)を制御部1013が受信したとき、制御部1013は、送信部1011および受信部1012を起動させ、送信部1011は、下り信号の送信を再開する。
光送受信器102〜104の構成は、それぞれ、ONU51〜53と交信する以外は、光送受信器101の構成と同様である。
図3は、監視用光通信器106の構成を示すブロック図である。同図を参照すると、監視用光通信器106は、送信部1061、受信部1062、および制御部1063を有する。同図において、点線の矢印は光信号(送信要求信号)であり、実線の矢印は電気信号(休止通知信号、送信要求信号)である。
送信部1061は、波長可変光源1061Aを有する。波長可変光源1061Aは、制御部1063の制御により、各ONU(50等)に対応する複数の波長を可変的に生成できる光源である。本実施形態では、送信部1061は、光信号を利用してONU(50等)へデータを送信する必要はないので、光信号を変調する機能は有さなくてよい。
受信部1062は、波長可変フィルタ1062Aを有する。波長可変フィルタ1062Aは、制御部1063により設定された波長(中心波長)を中心とした所定の帯域幅の光信号を透過するフィルタである。受信部1062は、波長可変フィルタ1062Aに、受信した光信号(上り信号)を透過させることにより、監視用光通信器106が送信した監視光と同じ波長の上り信号を分離する。
制御部1063は、チャネルリスト1063Aを有し、監視用光通信器106全体を制御する。このチャネルリスト1063Aは、光送受信器ごとに、下り信号(監視光)を送信しているか否かと、送信すべき下り信号(監視光)の波長とを示すリストである。チャネルリスト1063Aに記載される内容の詳細については、後述する。
制御部1063は、光送受信器101等から、休止通知信号(電気信号)を受信したとき、その休止通知信号を送信した光送受信器に対応する波長をチャネルリスト1063Aから読み出す。そして、その光送受信器(101等)は下り信号の送信を停止しているものとしてチャネルリスト1063Aを更新する。
制御部1063は、チャネルリスト1063Aを順次参照し、波長可変光源1061Aを該当設定波長に設定する。
制御部1063の制御により、波長可変光源1061Aは、設定された波長の監視光を生成する。監視光の送信対象のONUが複数ある場合、波長可変光源1061Aは、時分割で、複数の波長の監視光を順に生成する。
また、制御部1063は、読み出した波長を中心波長とするように、波長可変フィルタ1062Aを制御する。データの受信対象のONUが複数ある場合、制御部1063は、所定時間ごとに、波長可変フィルタ1062Aに設定する中心波長を切り替える。
受信部1062が、ONU(50等)から送信要求信号を受信した場合、制御部1063は、その送信要求信号を、対応する光送受信器(101等)へ送信する。そして、制御部1063は、その光送受信器(101等)は下り信号の送信を再開したものとしてチャネルリスト1063Aから、その光送受信器に対応するチャネルを削除する。
このように、監視用光通信器106が、ONU(50等)にて、光送受信器(101等)の消費電力が低減された状態から復旧するかどうかに関する情報(送信要求信号)が付加された監視光を受信するので、ONUが、省電力モードからの復旧について自己判断した結果を知ることができる。
図4は、チャネルリスト1063Aに記載される内容をまとめた表である。同図を参照すると、チャネルリスト1063Aには、各ONUに対応する数の「Ch」と、各「Ch」ごとに、「波長」、「省電力モード」、および「送信フラグ」が記載される。
「Ch」は、ONU(50等)と光送受信器(101等)と間の通信経路(チャネル)を識別するための番号である。
「波長」は、各チャネルにおいて送受信される光信号の波長である。各チャネルには、異なる波長が記載される。例えば、「#1」〜「#4」の各チャネルにおいて、「λ#1」〜「λ#4」の波長の光信号が送受信される。
「省電力モード」は、「Ch」に対応する光送受信器(101等)が省電力モードであるか否かを示す。例えば、省電力モードである場合、「1」が記載され、そうでない(通常モードである)場合「0」が記載される。初期状態においては、全ての光送受信器の状態は、「0」である。
「送信フラグ」は、所定周期内において、「Ch」に対応するONU(50等)に、時分割で光信号を送信したか否かを示すフラグである。例えば、送信周期内において、ONUに光信号を送信した場合、「1」が記載され、未送信の場合、「0」が記載される。初期状態においては、全てのフラグは「0」である。
図5は、本実施形態のONU50の構成を示すブロック図である。同図を参照すると、ONU50は、送信部501、受信部502、および制御部503を有する。同図において、点線の矢印は光信号(休止通知信号、休止了承信号、送信要求信号)である。
送信部501は、光送受信器101から送信された下り信号に再変調をかけることより、OLT10へデータを送信する。受信部502は、OLT10から、光信号を受信する。
制御部503は、ONU50全体を制御する。受信部502が光送受信器101から休止要求信号を受信したのであれば、送信部501は、休止了承信号を光送受信器101へ送信する。
そして、制御部503は、ONU50を省電力モードへ移行させる。省電力モード中において、上り信号の要求が起これば、制御部503は、送信部501、および受信部502を起動させるとともに、送信要求信号を監視用光通信器106へ送信する。
ONU51〜53の構成は、ONU50の構成と同様である。
図6を参照して、光送受信器101の動作について説明する。同図は、光送受信器101の動作を示すフローチャートである。この動作は、光送受信器101の電源が投入されたときに開始する。同図を参照すると、光送受信器101は、自身が属するチャネルに対応する波長の下り信号をONU50に送信する。そして、光送受信器101は、この光信号を利用してONU50と通信する(ステップS1)。
光送受信器101は、光信号(上り信号、下り信号)がデータを搬送しない(交信がない)時間を計測し、その時間が所定時間以上であるか否かを判断する(ステップS3)。
通信のない時間が所定時間に満たなければ(ステップS3:NO)、光送受信器101は、ステップS3に戻る。通信のない時間が所定時間以上であれば(ステップS3:YES)、光送受信器101は、休止要求処理を実行し(ステップS4)、下り信号の送信の停止を通知するための休止通知信号を監視用光通信器106へ送信する(ステップS5)。そして、光送受信器101は、省電力モードへ移行し、下り信号の送信を停止する(ステップS7)。
省電力中の光送受信器101は、送信要求信号を受信したか否かを判断する(ステップS9)。送信要求信号を受信したのであれば(ステップS9:YES)、光送受信器101は、省電力モードから復旧し(ステップS11)、ステップS1に戻る。
送信要求信号(1013B)を受信していなければ(ステップS9:NO)、光送受信器101は、ステップS9に戻る。
図7は、本実施形態の休止要求処理を示すフローチャートである。同図を参照すると、光送受信器101は休止要求信号をONU50へ送信し、この信号の送信回数をカウントする(ステップS41)。
光送受信器101は、所定時間内に休止了承信号をONU50から受信したか否かを判断する(ステップS43)。
所定時間内に休止了承信号を受信しなければ(ステップS43:NO)、光送受信器101は、休止要求信号の送信回数が所定回数以上であるか否かを判断する(ステップS45)。
送信回数が所定回数以上でなければ(ステップS45:NO)、光送受信器101は、ステップS41へ戻る。所定時間内に休止了承信号を受信した場合(ステップS43:YES)、または送信回数が所定回数以上である場合(ステップS45:YES)、光送受信器101は、休止要求処理を終了する。
光送受信器102〜104の動作は、光送受信器101の動作と同様である。
図8および図9を参照して、監視用光通信器106の動作について説明する。図8は、監視用光通信器106の動作を示すフローチャートである。同図を参照すると、監視用光通信器106は、休止通知信号を、いずれかの光送受信器(101等)から受信したか否かを判断する(ステップT1)。
休止通知信号を受信したのであれば(ステップT1:YES)、監視用光通信器106は、チャネルリスト1063Aにおいて、休止通知信号を送信した光送受信器(101等)に対応する「省電力モード」を「1」に更新する(ステップT3)。そして、監視用光通信器106は、監視光送信処理を実行し(ステップT5)、ステップT1に戻る。
図9は、監視光送信処理を示すフローチャートである。同図を参照すると、監視用光通信器106は、チャネルリスト1063Aを参照し、「省電力モード」が「1」のチャネルのうち、送信フラグが「0」(未送信)のチャネルに対応する波長の光信号を所定時間だけ、順に送信する(ステップT51)。監視光の送信期間は、ONUが応答するのに十分な時間とする。この送信時間に省電力モードが「1」のチャネル数を乗算した周期(送信周期)で、各ONUに繰り返し監視光が送信される。
監視光の送信後、監視用光通信器106は、チャネルリスト1063Aにおいて、そのチャネルの「送信フラグ」を「1」に更新する(ステップT53)。
監視用光通信器106は、監視光を送信した時間内に、そのONU(50等)から送信要求信号(1062B)を受信したか否かを判断する(ステップT55)。
送信期間内に送信要求信号を受信したのであれば(ステップT55:YES)、監視用光通信器106は、チャネルリスト1063Aにおいて、その信号の送信元のONUの省電力モードを「0」に更新する(ステップT57)。そして、監視用光通信器106は、チャネルリストに1063Aに記載のチャネルに対応する光送受信器(101等)へ、送信要求信号(1062C)を送信する(ステップT59)。
送信期間内に送信要求信号を受信していない場合(ステップT55:NO)、またはステップT59の後、監視用光通信器106は、チャネルリスト1063Aを参照し、全てのチャネルにおいて、監視光を送信したか否かを判断する(ステップT61)。全てのチャネルにおいて監視光を送信していれば(ステップT61:YES)、監視用光通信器106は、チャネルリスト1063Aにおいて、全てのチャネルの送信フラグを「0」に更新する(ステップT63)。
いずれかのチャネルにおいて、監視光を未送信である場合(ステップT61:NO)、またはステップT63の後、監視用光通信器106は、ステップT51に戻る。
図10を参照して、ONU50の動作について説明する。同図は、ONU50の動作を示すフローチャートである。この動作は、ONU50の電源が投入されたときに開始する。同図を参照すると、ONU50は、光信号送受信器101から送信された下り信号を利用して通信を開始する(ステップU1)。ONU50は、休止要求信号を光送受信器101から受信したか否かを判断する(ステップU2)。休止要求信号を受信していなければ(ステップU2:NO)、ONU50は、ステップU1に戻る。
休止要求信号を受信したのであれば(ステップU2:YES)、ONU50は、休止了承信号を光送受信器101へ送信し、省電力モードへ移行する(ステップU2A)。そして、ONU50は、ONU50側で、上り信号の要求があるか否かを判断する(ステップU3)。
ONU50は、省電力モード中において上り信号の要求が起これば(ステップU3:YES)、省電力モードから復旧し(ステップU4)、送信要求信号を監視用光通信器106へ送信する(ステップU5)。
ONU51〜53の動作は、ONU50の動作と同様である。
図11および図12を参照して、WDM−PONシステム1の動作結果について説明する。図11は、全ての光送受信器(101等)が省電力モードでない場合における、光信号の経路を示す図である。図12は、光送受信器102〜104が省電力モードである場合における、光信号の経路を示す図である。
図11および図12における直線の矢印は、波長「λ#1」の光信号、点線の矢印は、波長「λ#2」の光信号、一点鎖線の矢印は、波長「λ#3」の光信号、二点鎖線の矢印は波長「λ#4」の光信号である。
図11に示すように、各光送受信器(101等)は、それぞれ異なる波長の光信号を送信する。これらの光信号は、AWG105によって波長多重化されて各ONU(50等)へ送信される。
ここで、光送受信器102〜104と、ONU51〜53との間の通信が所定時間以上ないのであれば、光送受信器102〜104は、省電力モードに移行し、図12に示すように、下り信号の送信を停止する。代わりに、監視用光通信器106が、時分割方式で、ONU51〜53へ、各ONUに対応する波長(「λ#2」〜「λ#4」」の監視光を順に送信する。
なお、本実施形態では、OLT10とONU(50等)との間のチャネルを4つとしたが、2以上のチャネルであれば、チャネル数は任意である。
本実施形態では、監視用光通信器106をOLT10内に設ける構成としているが、監視用光通信器106をOLT10の外部に設ける構成としてもよい。
また、監視用光通信器106は、ONU50等からの送信要求信号に応じて、監視光の送信を停止している。しかし、省電力モードにある光送受信器101等から送信するデータがあるときに、その光送受信器が送信要求信号を監視用光通信器106へ送信し、監視用光通信器106が、その送信要求信号に応じて、監視光の送信を停止する構成としてもよい。
本実施形態では、光送受信器101等は、監視用光通信器106からの送信要求信号に応じて、下り信号の送信を再開する構成としている。しかし、省電力モードに移行しても、スプリッタ20、AWG105を介して上り信号は、光送受信器101等に送信されている。
そこで、光送受信器101等は、省電力モードにおいて、光信号の受信機能だけは残しておき、ONU50等から直接、送信要求信号を受信し、下り信号の送信を再開する構成としてもよい。この場合、監視用光通信器106は、光信号の受信機能を有する必要はなく、各波長の監視光を送信するのに時分割方式を使用する必要もない。
以上説明したように、本実施形態によれば、それぞれ異なる波長の下り信号を複数のONU(50等)に送信していた複数の光送受信器(101等)のうち、いずれかが下り信号の送信を停止すると、監視用光通信器106が代わりに、そのONUへ下り信号(監視光)を送信するので、下り信号を送信しつつ、複数の光送受信器(101等)を停止できる結果、WDM−PONシステム1の全体の電力消費を低減できる。
光送受信器(101等)は、下り信号、上り信号いずれにもデータが搬送されない時間を計測し、計測した該時間が所定時間以上となったとき、該下り信号の送信を停止するので、通信のない時間帯に合わせて電力消費を低減できる。
光送受信器(101等)は、下り信号の送信の停止を監視用光通信器106へ通知するので、監視用光通信器106は、光送受信器(101等)による送信停止のタイミングに合わせて下り信号の送信を開始でき、下り信号の送信元の切り替えがスムーズとなる。
監視用光通信器106は、Chごとに、送信する光信号の波長を予めチャネルリスト1063Aに記憶しておくので、どのChの光送受信器からの休止通知信号かということが分かればよく、送信すべき監視光の波長を示す情報を受信する必要がない。
監視用光通信器106は、波長可変フィルタ1062Aを有するので、スプリッタ20により分岐された光信号の中から、自身が送信した監視光と同じ波長の上り信号を容易に分離することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について、図13〜図16を参照して説明する。図13は、本実施形態のWDM−PONシステム1bの構成を示す全体図である。同図を参照すると、WDM−PONシステム1bは、スプリッタ20、伝送路32、およびAWG40の代わりに、複数放路対応のAWG40bを使用する点で第1の実施形態のWDM−PONシステム1と異なる。
AWG40bは、2つの入力ポートPa、Pbと、4つの出力ポートP1、P2、P3、およびP4とを有する。入力ポートPaは、伝送路30を介してAWG105に接続され、入力ポートPbは、伝送路31を介して監視用光通信器106に接続される。出力ポートP1、P2、P3、およびP4は、それぞれONU50、51、52、および53と接続される。
AWG40bは、OLT10からの光信号を、複数の異なる波長に分波して各ONUに送信し、各ONUからの光信号を合波してAWG105(光送受信器)又は監視用光通信器106に送信する。
図14は、AWG40bの各ポートと、入出力波長との関係を示す表である。同図に示すように、光送受信器101等が各ONUに送信する下り信号の波長と、監視用光通信器106が、そのONUに送信する監視光の波長とは、異なる値となるように、設定される。
例えば、入力ポートPaに入力される光信号、すなわち光送受信器101等からの下り信号は、「λ#1」、「λ#2」、「λ#3」、および「λ#4」の波長に分離される。一方、入力ポートPbに入力される光信号、すなわち監視用光通信器106からの監視光は、それぞれ「λ#2」、「λ#3」、「λ#4」、および「λ#5」に分離される。
図15および図16を参照して、WDM−PONシステム1bの動作結果について説明する。図15は、全ての光送受信器(101等)が省電力モードでない場合における、光信号の経路を示す図である。図16は、光送受信器102〜104が省電力モードである場合における、光信号の経路を示す図である。
図15および図16における、直線の矢印は、波長「λ#1」の光信号、一点鎖線の矢印は、波長「λ#3」の光信号、二点鎖線の矢印は波長「λ#4」の光信号であり、図15における点線の矢印は波長「λ#2」の光信号、図21における点線の矢印は波長「λ#5」の光信号である。
図15に示すように、各光送受信器(101等)は、それぞれ異なる波長(「λ#1」〜「λ#4」」)の下り信号を送信する。これらの光信号は、AWG105によって波長多重化されて各ONU(50等)へ送信される。
図16に示すように、光送受信器102〜104が省電力モードに移行したときは、光送受信器にかわり、監視用光通信器106が、時分割方式で、ONU51〜53へ、シフトした波長(「λ#3」〜「λ#5」」)の監視光を順に送信する。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数放路対応のAWG40b(波長合分波器)を使用することにより、WDM―PONシステムは、スプリッタ20で光信号を分岐しないので、監視用光通信器106は、受信した光信号の増幅をしなくても、光送受信器(101等)からの光信号と同等の出力の光信号を受信することができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について、図17〜図19を参照して説明する。図17は、本実施形態のWDM−PONシステム1cの構成を示す全体図である。同図を参照すると、WDM−PONシステム1cは、AWG40の代わりにスプリッタ21を設け、ONU50〜53の代わりにONU50c〜53cを設ける点で第1の実施形態のWDM−PONシステム1と異なる。
スプリッタ21は、スプリッタ20(OLT10側)からの光信号を分岐して各ONUへ送信し、各ONUからの光信号を合波してスプリッタ20へ送信する。
図18は、ONU50cの構成を示すブロック図である。同図を参照すると、ONU50cは、光フィルタ504を更に備える点で第1の実施形態のONU50と異なる。同図において、点線の矢印は下り信号(501A、501B)である。
光フィルタ504は、所定の波長の光信号を透過する。受信部502は、光フィルタ504を使用して、OLT10が送信する光信号から、自身に対応する波長の光信号を分離する。この光フィルタ504の中心波長は、例えば、OLT10からの制御に従って設定される。送信部501は、分離された下りの光信号を再変調し、その光信号を、光フィルタ504を通じてOLT10へ送信する。
ONU51c〜53cの構成は、ONU50cの構成と同様であり、実稼働時、光フィルタ504の透過波長は、OLT10の指示により、それぞれ異なる値に設定される。
図19を参照して、WDM−PONシステム1cの動作結果について説明する。同図は、全ての光送受信器(101等)が省電力モードでない場合における、光信号の経路を示す図である。
図19においても、直線の矢印は、波長「λ#1」の光信号、点線の矢印は、波長「λ#2」の光信号、一点鎖線の矢印は、波長「λ#3」の光信号、二点鎖線の矢印は波長「λ#4」の光信号である。
図19に示すように、各ONUには、波長多重化された光信号が、各波長に分離されない状態で送信される。しかし、それぞれのONUは、光フィルタを使用することにより、自身に対応する波長の光信号を分離することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、OLT10から、各ONU内の中心波長を設定できるようにすることにより、WDM−PONシステム1cを完全にカラーレスな構成とすることができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について、図20を参照して説明する。同図は、本実施形態の監視用光通信器106dの構成を示すブロック図である。本実施形態のWDM−PONシステム1は、監視用光通信器106dにおいて、波長可変光源1061Aおよび波長可変フィルタ1062Aの代わりに、広域帯光源1061B、波長可変フィルタ1064、およびサーキュレータ1065を設ける点で第1の実施形態のWDM−PONシステム1と異なる。同図において、点線の矢印は光信号(送信要求信号)であり、実線の矢印は電気信号(休止通知信号、送信要求信号)である。
波長可変フィルタ1064の構成は、波長可変フィルタ1062Aと同様である。広域帯光源1061Bは、各ONUに送信すべき波長を全て含む帯域の連続光を生成する。広域帯光源としては、ASE(Amplified Spontaneous Emission)やSLD(Super Luminescent Diode)などが用いられる。
サーキュレータ1065は、送信部1061から入力された光信号を波長可変フィルタ1064へ出力し、波長可変フィルタ1064から入力された光信号を受信部1062へ出力する。
以上説明したように、本実施形態によれば、波長可変光源を、より安価な広域帯光源およびサーキュレータで置き換えることができるので、コストが低減する。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態について、図21を参照して説明する。同図は、本実施形態の監視用光通信器106eの構成を示すブロック図である。本実施形態のWDM−PONシステム1は、監視用光通信器106eにおいて、光増幅器1066を受信部1062の前段に更に設ける点で第1の実施形態のWDM−PONシステム1と異なる。同図において、点線の矢印は光信号(送信要求信号)であり、実線の矢印は電気信号(休止通知信号、送信要求信号)である。
光増幅器1066は、スプリッタ20からの上り信号を増幅して受信部1062へ出力する。
例えば、増幅の利得を10dBとし、スプリッタ20として、ONU側からの光信号を、AWG105向けの光信号と、監視用光通信器106向けの光信号とに、10:1の割合で分岐するスプリッタを使用すればよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、監視用光通信器106は、光増幅器1066を備えるので、スプリッタ20による分岐損を補い、各ONU50等が高出力である必要がなくなる。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態について、図22〜図24を参照して説明する。図22は、本実施形態のWDM−PONシステム1fの構成を示す全体図である。WDM−PONシステム1fは、スプリッタ20、伝送路31、32、光送受信器101〜104、および監視用光通信器106の代わりに、光スイッチ107、制御部108および光送受信器101f〜104fを設ける点で第2の実施形態のWDM−PONシステム1と異なる。
光送受信器101f〜104fは、光送受信器101〜104の機能を有し、これらのうち、いずれか1つが、制御部108の設定により、監視用光通信器106としても動作する。
光スイッチ107は、複数の入力ポートと、複数の出力ポートとを有する。光スイッチ107は、制御部108の制御に従って、これらの入出力ポート間の接続構成を変更する。
制御部108は、光送受信器101〜104、および光スイッチ107と電気的に接続されており、いずれかの光送受信器に対し、監視用光通信器(106)を兼用するように設定する。制御部108は、いずれかの光送受信器が省電力モードに移行したのであれば、省電力モードに移行したONUに対応するポートの接続先を、対応するポートへ切り替えるように、光スイッチ107を制御する。
図23および図24を参照して、WDM−PONシステム1fの動作結果について説明する。図23は、全ての光送受信器(101f等)が通常モードの場合における、光信号の経路を示す図である。図24は、光送受信器102f〜103fが省電力モードで、光送受信器104fが監視用光通信器(106)を兼用する場合における、光信号の経路を示す図である。
図23および図24においても、直線の矢印は、波長「λ#1」の光信号、点線の矢印は、波長「λ#2」の光信号、一点鎖線の矢印は、波長「λ#3」の光信号、二点鎖線の矢印は波長「λ#4」の光信号である。
図23に示すように、光送受信器101f〜104fは、入力ポート「IN1」〜「IN4」に接続される。また、ONU50〜53に対応する出力ポートは、「OUT1」〜「OUT4」であり、これらの出力ポートは、AWG105に接続される。初期状態においては、入力ポート「IN1」〜「IN4」の接続先は、出力ポート「OUT1」〜「OUT4」である。
ここで、図24に示すように、ONU51〜53が省電力モードに移行した場合、光送受信器104fは、ONU51〜53に対応する各波長の下り信号を、時分割で送信する。制御部108の制御により、光スイッチ107は、光送受信器104fからの下り信号の波長の切り替えのタイミングに合わせて、光送受信器104fに対応する入力ポート「IN4」の接続先を、その入力ポートからの下り信号の波長に対応するONU51〜53への出力ポート(「OUT2」〜「OUT4」)に切り替える。
以上説明したように、本実施形態によれば、光スイッチで、省電力モードに移行したONUからの光信号の出力先を切り替えるので、スプリッタ20および伝送路31、32を設けなくて済み、取り回しが容易となる。
また、光送受信器101f〜104fは、どれもが第1の実施形態における監視用光通信器106と同様の機器となり得るので、別途、監視用光通信器106を別途設けなくて済み、コストが低減する。
なお、図6〜図10で示したフローチャートの全部または一部は、コンピュータプログラムを実行することにより実現することもできる。
この出願は、2009年3月16日に出願された日本出願特願2009−062582を基礎として優先権の利益を主張するものであり、その開示の全てを引用によってここに取り込む。
1、1b、1c、1f WDM−PONシステム
10 OLT
20 スプリッタ
30、31、32 伝送路
40、40b AWG
50、51、52、53、50c、51c、52c、53c ONU
Pa、Pb 入力ポート
P1、P2、P3、P4 出力ポート
IN1、IN2、IN3、IN4 入力ポート
OUT1、OUT2、OUT3、OUT4 出力ポート
101、102、103、104、101f、102f、103f、104f 光送受信器
105 AWG
106、106d、106e 監視用光通信器
107 光スイッチ
108 制御部
501、1011、1061 送信部
502、1012、1062 受信部
503、1013、1063 制御部
504 光フィルタ
1011A 光源
1061A 波長可変光源
1062A 波長可変フィルタ
1061B 広域帯光源
1063A チャネルリスト
1064 波長可変フィルタ
1065 サーキュレータ
1066 光増幅器
S1〜S11、S41〜S45、T1〜T7、T51〜T63、U1〜U5 ステップ

Claims (26)

  1. 局側終端装置からの下り信号を利用して上り信号を送信する複数の加入者側終端装置と、
    前記複数の加入者側終端装置のそれぞれに対応する複数の波長の下り信号を送信するとともに複数の加入者終端装置からの上り信号を受信する複数の光送受信器と、該複数の光送受信器のそれぞれに対応する複数の波長の監視光を送信する監視用光通信器と、を備える局側終端装置と、
    を有する受動光ネットワークシステム。
  2. 前記監視用光通信器は、前記加入者側終端装置にて情報が付加された前記監視光を受信することを特徴とする請求項1に記載の受動光ネットワークシステム。
  3. 前記情報は、前記光送受信器の消費電力が低減された状態から復旧するかどうかに関する情報であることを特徴とする請求項2に記載の受動光ネットワークシステム。
  4. 前記光送受信器は、自身と前記加入者側終端装置との間に通信のない時間を計測し、計測した該時間が所定時間以上となったとき、該下り信号の送信を停止する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の受動光ネットワークシステム。
  5. それぞれの前記光送受信器は、前記下り信号の送信を停止するとき、下り信号の送信を停止することを通知するための通知信号を前記監視用光通信器へ送信し、
    前記監視用光通信器は、前記光送受信器から前記通知信号を受信したとき、該光送受信器に対応する波長の監視光の送信を開始する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の受動光ネットワークシステム。
  6. 前記監視用光通信器は、前記加入者側終端装置ごとに、該加入者側終端装置が利用する下り信号の波長を記憶しておき、前記通知信号を受信したとき、該通知信号の示す前記加入者側終端装置に対応する波長を読み出し、該波長の下り信号を送信する、請求項5に記載の受動光ネットワークシステム。
  7. 前記監視用光通信器は、前記複数の下り信号のそれぞれの波長が異なる場合、それぞれの該加入者側終端装置に対応する波長の光信号を時分割方式で送信する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の受動光ネットワークシステム。
  8. 前記監視用光通信器は、波長可変光源を有し、該波長可変光源を使用して前記下り信号を生成する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の受動光ネットワークシステム。
  9. 前記監視用光通信器は、広域帯光源及び波長可変フィルタを有し、該波長可変フィルタ及び該広域帯光源を使用して前記下り信号を生成する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の受動光ネットワークシステム。
  10. 前記受動光ネットワークシステムは、前記複数の加入者側終端装置からの複数の上り信号を前記光送受信器向けと前記監視用光通信部向けに分岐するスプリッタを更に有し、
    前記監視用光通信器は、波長可変フィルタを更に有し、前記スプリッタにより分岐された前記複数の上り信号を受信し、前記波長可変フィルタを調整して、該複数の上り信号の中から、自身が送信した下り信号と同じ波長の上り信号を分離する、請求項9に記載の受動光ネットワークシステム。
  11. 前記監視用光通信器は、前記上り信号を増幅する光増幅器を更に有する、請求項10に記載の受動光ネットワークシステム。
  12. 前記複数の加入者側終端装置からの上り信号を合波して前記複数の光送受信器と前記監視用光通信器とへ送信し、該複数の光送受信器からの下り信号と該監視用光通信器からの下り信号を波長分離して該複数の加入者側終端装置へ送信する波長合分波器を更に有し、
    前記監視用光通信器は、波長可変フィルタを更に有し、前記波長合分波器により合波された前記複数の上り信号を受信し、前記波長可変フィルタを調整して、該複数の上り信号の中から、自身が送信した下り信号に対応する上り信号を分離する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の受動光ネットワークシステム。
  13. 受動光ネットワークシステムは、前記局側終端装置からの複数の下り信号を複数の前記加入者側終端装置向けに分岐するスプリッタを更に有し、
    それぞれの前記加入者側終端装置は、互いに異なる波長の光信号を透過するフィルタを有し、前記スプリッタにより分岐された前記複数の下り信号を受信し、該複数の下り信号の中から、該フィルタを透過した下り信号を使用する、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の受動光ネットワークシステム。
  14. 前記受動光ネットワークシステムは、複数の入力ポート及び複数の出力ポートを備える光スイッチと、波長合分波器と制御部とを更に有し、
    複数の前記入力ポートは、前記複数の光送受信器と、前記監視用光通信器とが入力され、
    複数の前記出力ポートは、前記波長合分波器に接続され、
    前記光スイッチは、前記監視用光通信器の制御に従って前記入力ポートと前記出力ポートとの間の接続を切り替え、
    前記波長合分波器は、複数の前記出力ポートからの光信号を合波して前記複数の加入者側終端装置へ送信し、
    前記制御部は、前記光送受信器が前記下り信号の送信を停止したならば、該下り信号が送信される前記加入者側終端装置に対応する出力ポートの接続先を、前記監視用光通信器に対応する入力ポートに切り替えるように、前記光スイッチを制御する、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の受動光ネットワークシステム。
  15. 前記複数の光送受信器のうち、いずれかは、前記監視用光通信器として兼用される、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の受動光ネットワークシステム。
  16. 局側終端装置からの下り信号を利用して上り信号を送信する複数の加入者側終端装置のそれぞれに対応する複数の波長の下り信号を送信するとともに複数の加入者終端装置からの上り信号を受信する複数の光送受信器と、該複数の光送受信器のそれぞれに対応する複数の波長の監視光を送信する監視用光通信器と
    を有する局側終端装置。
  17. 前記監視用光通信器は、前記加入者側終端装置にて情報が付加された前記監視光を受信することを特徴とする請求項16に記載の局側終端装置。
  18. 前記情報は、前記光送受信器の消費電力が低減された状態から復旧するかどうかに関する情報であることを特徴とする請求項17に記載の局側終端装置。
  19. 局側終端装置からの下り信号を利用して上り信号を送信する複数の加入者側終端装置のそれぞれに対応する複数の波長の下り信号を送信するとともに複数の加入者終端装置からの上り信号を受信する複数の光送受信器のそれぞれに対応する複数の波長の監視光を送信する送信手段
    を有する監視用光通信器。
  20. 前記加入者側終端装置にて情報が付加された前記監視光を受信する受信手段を更に有する請求項19に記載の監視用光通信器。
  21. 前記情報は、前記光送受信器の消費電力が低減された状態から復旧するかどうかに関する情報であることを特徴とする請求項20に記載の監視用光通信器。
  22. 局側終端装置からの下り信号を利用して上り信号を送信する加入者側終端装置であって、
    複数の光送受信器のそれぞれに対応する複数の波長の監視光を送信する前記局側終端装置に備えられた監視用光通信器からの監視光に情報を付加して、前記局側週端装置に送信する送信手段
    を有する加入者側終端装置。
  23. 前記情報は、前記光送受信器の消費電力が低減された状態から復旧するかどうかに関する情報であることを特徴とする請求項22に記載の加入者側終端装置。
  24. 複数の加入者側終端装置で、局側終端装置からの下り信号を利用して上り信号を送信し、
    局側終端装置で、複数の光送受信器が前記複数の加入者側終端装置のそれぞれに対応する複数の波長の下り信号を送信し、監視用光通信器が該複数の光送受信器のそれぞれに対応する複数の波長の監視光を送信する、受動光ネットワークシステムにおける通信方法。
  25. 監視用光通信器で、前記加入者側終端装置にて情報が付加された前記監視光を受信することを特徴とする請求項24に記載の通信方法。
  26. 前記情報は、前記光送受信器の消費電力が低減された状態から復旧するかどうかに関する情報であることを特徴とする請求項25に記載の通信方法。
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