JPWO2010026636A1 - 通信制御方法、無線装置、基地局 - Google Patents

通信制御方法、無線装置、基地局 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2010026636A1
JPWO2010026636A1 JP2010527621A JP2010527621A JPWO2010026636A1 JP WO2010026636 A1 JPWO2010026636 A1 JP WO2010026636A1 JP 2010527621 A JP2010527621 A JP 2010527621A JP 2010527621 A JP2010527621 A JP 2010527621A JP WO2010026636 A1 JPWO2010026636 A1 JP WO2010026636A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
base station
wireless device
data
inquiry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010527621A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5136646B2 (ja
Inventor
耕太郎 椎▲崎▼
耕太郎 椎▲崎▼
川端 和生
和生 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2010026636A1 publication Critical patent/JPWO2010026636A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5136646B2 publication Critical patent/JP5136646B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access, e.g. scheduled or random access
    • H04W74/08Non-scheduled or contention based access, e.g. random access, ALOHA, CSMA [Carrier Sense Multiple Access]
    • H04W74/0866Non-scheduled or contention based access, e.g. random access, ALOHA, CSMA [Carrier Sense Multiple Access] using a dedicated channel for access

Abstract

無線装置(50)は、基地局(10)から、データの受信要否に関する問い合わせを受ける前に、前記データの受信要否を示す第1の情報を基地局(10)宛に送信し、その後に、前記問い合わせを基地局(10)から受信した場合に、前記第1の情報に変更がなければ、前記問い合わせに対する応答の送信を制限する。これにより、無線装置(50)から基地局(10)に対する通信の負荷を低減することが可能となる。

Description

本件は、通信制御方法、無線装置、基地局に関する。
Multimedia Broadcast and Multicast Service(MBMS)は、次世代の無線通信に採用される予定であり、Third Generation Partnership Project(3GPP)のLong Term Evolution(LTE)標準化会議において検討が行なわれている。
MBMSでの通信は、ポイントツーマルチポイント(PtM)の通信である。例えば、1つの無線基地局から複数のユーザ端末(user equipment、UE)宛に、同じデータ(コンテンツ)が送信される。データには、例えば、音楽や映像などのマルチメディアデータが含まれる。
MBMSでは、基地局(base transceiver station、BTS)からサービスの提供(開始)を通知する情報を送信する。この情報は、MICH(MBMS notification Indicator Channel)と呼ばれるチャネルを用いて送信される。UEは、このMICHの情報を受信することで、当該BTSによってサービスが開始されることを認識することができる。
次いで、BTSは、サービスの提供を希望するUE数を認識するためにMCCH(MBMS point-to-multipoint Control Channel)の情報を送信する。MCCHの情報には、BTSが提供するサービスの内容に関する情報や、当該サービスの提供を希望する場合はBTSに応答を返すことを要求する情報などが含まれる。
UEは、MCCHの情報を受信すると、提供を受けることが可能なサービス内容を認識するとともに、当該サービスの提供を希望する場合には、その旨をBTSに通知(応答)する。この応答は、例えば、上り(アップリンク、UL)のチャネルの一例としてのランダムアクセスチャネル(RACH)を用いて行なうことができる。
BTSは、MCCHに対する応答の受信数をカウントすることで、サービスの提供を希望するUE数を認識する。
特開2006−345298号公報 3GPP TS25.211 V8.1.0
従来技術では、MBMSサービスの提供を希望するUEのすべてが、MCCHの情報の受信に対する応答をBTSに返す。そのため、ULのチャネル(例えばRACH)の負荷が増加するおそれがある。また、BTSの処理負荷も増大し得る。
そこで、BTSに対する通信の負荷を低減できるようにしたい。また、BTSの処理負荷も低減できるようにしたい。
例えば、以下の通信制御方法、無線装置、基地局を用いることができる。
(1)基地局から複数の無線装置を対象にデータを送信する無線通信システムにおける通信制御方法において、前記無線装置は、前記基地局から、前記データの受信要否に関する問い合わせを受ける前に、前記データの受信要否を示す第1の情報を前記基地局宛に送信し、その後に、前記問い合わせを前記基地局から受信した場合に、前記第1の情報に変更がなければ、前記問い合わせに対する応答の送信を制限する、通信制御方法を用いることができる。
(2)基地局から複数の無線装置を対象にデータを送信する無線通信システムにおける前記無線装置において、前記基地局から、前記データの受信要否に関する問い合わせを受ける前に、前記データの受信要否を示す第1の情報を前記基地局宛に送信する送信手段と、前記送信手段による前記第1の情報の送信後に、前記問い合わせを前記基地局から受信した場合に、前記第1の情報に変更がなければ、前記問い合わせに対する応答の送信を制限する制御手段と、をそなえた無線装置を用いることができる。
(3)基地局から複数の無線装置を対象にデータを送信する無線通信システムにおける前記基地局において、前記データの受信要否に関する問い合わせを前記無線装置宛に送信する前に前記無線装置から送信された、前記データの受信要否を示す第1の情報と、前記問い合わせを送信した後に前記第1の情報に変更がある無線装置から送信された、前記データの受信要否を示す第2の情報と、を受信する受信手段と、前記受信手段で受信された前記第1及び第2の情報に基づいて、前記データの受信を希望する無線装置を管理する管理手段と、前記管理手段による管理の下に前記データの送信を行なう送信手段と、をそなえた基地局を用いることができる。
無線装置から基地局に対する通信の負荷を低減することが可能となる。また、基地局の処理負荷を低減することも可能である。
MBMS通信(リンク)の確立とUEカウンティングの一例を説明するシーケンス図である。 MICH送信の様子を例示する模式図である。 MICHのフォーマット例を示す図である。 MCCH送信の様子を例示する模式図である。 MCCHのフォーマット例を示す図である。 一実施形態に係るMBMS通信とUEカウンティングの一例を説明するシーケンス図である。 既存のRACHレスポンス(msg2)のフォーマット例を示す図である。 本実施形態で用いるRACHレスポンス(msg2)のフォーマット例を示す図である。 図6に例示するシーケンスにおいてUEに対するMBMS受信要否の問い合わせと応答の様子を例示する模式図である。 図6に例示するシーケンスにおいてMBMS受信要否に変更があるUEに限ってMCCHレスポンスを送信する様子を例示する模式図である。 MCCHレスポンスのフォーマット例を示す図である。 MCCHレスポンスの他のフォーマット例を示す図である。 本実施形態のUEが電源オフ又はセル変更を行なう場合に、その旨を事前にBTSに通知する様子を例示する模式図である。 図6に例示するシーケンスの変形例を説明するシーケンス図である。 本実施形態のBTSの構成例を示すブロック図である。 図15に例示するBTSで管理する管理テーブルの一例を示す図である。 図10に例示する状況での管理テーブルの更新例を示す図である。 図13に例示する状況での管理テーブルの更新例を示す図である。 本実施形態のUEの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 基地局(BTS)
11 生成部
111 RACHレスポンス生成部
112 MICH生成部
113 MCCH生成部
114 MTCH生成部
115 RS生成部
12 RACHレスポンス構成部
13,15,18,20 変調部
14 MICH構成部
16,21 多重部
17 MCCH構成部
19 MTCH構成部
22 送信部
23 送信アンテナ
31 受信アンテナ
32 受信部
33 分離部
34 チャネル(CH)推定部
35,37 復調部
36 制御情報復号部
38 データ復号部
39 MBMS受信要否情報管理部
391 管理テーブル
40 スケジューラ
50 無線装置〔ユーザ端末(UE)〕
51 受信アンテナ
52 受信部
53 分離部
54 チャネル推定部
55,57 復調部
56 制御情報復号部
58 データ復号部
61 RS生成部
62 制御情報生成部
63 データ生成部
64 RACH生成部
65 MBMS受信要否情報生成部
66 MBMS受信要否情報バッファ
67 制御情報構成部
68,70,73 変調部
69 データ構成部
71 多重部
72 RACH構成部
74 送信部
75 送信アンテナ
以下、図面を参照して実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本実施形態は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施例を組み合わせる等)して実施することができる。
〔1〕一実施形態の説明
(1.1)MBMS通信の確立及びカウンティング
まず、MBMS通信(リンク)の確立とUEカウンティングについて、図1に例示するシーケンス図を用いて説明する。
なお、UEは、基地局(BTS)をエンティティに含む無線アクセスネットワーク(RAN)を介して一つ以上のコアネットワーク(インターネット等)と通信する。UEは、音声及びはデータのいずれか一方又は双方をRANとの間で送受信できる無線装置であれば足りる。例えば、携帯電話、無線インタフェース付のラップトップコンピュータ、車載用の無線装置などであってもよい。また、UEは、移動局に限らず、固定の無線装置であってもよい。
図1において、無線装置の一例としてのUE50は、基地局10との通信(リンク)を確立する場合、RACHプリアンブル(msg1)をBTS10宛に送信する(処理1001)。
BTS10は、RACHプリアンブルを受信すると、その応答としてRACHレスポンス(msg2)を、UE50宛に送信する(処理1002)。
UE50は、RACHレスポンスを受信すると、ULのスケジューリング要求(msg3)を、例えばULの共有チャネル(UL−SCH)を用いてBTS10宛に送信する(処理1003)。UL−SCHの一例は、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)である。
BTS10は、前記スケジューリング要求を受信すると、UE50との間の通信に用いる無線リソース(帯域など)を割り当てる。
以後、UE50は、割り当てられた無線リソースにてBTS10との通信が可能な状態(リンク確立状態)となる。
その後、BTS10は、MICHの情報を送信して、MBMSサービスが開始されることをUE50に通知する(処理1004)。MICHは、共有チャネルの一つであり、図2に模式的に例示するように、アイドル状態のUE50も含め、配下の全UE50に対して、MBMSの提供(開始)が可能であることを告知し、参加(提供)を希望するUE50を募る意義を有する。なお、前記共有チャネルとしてブロードキャストチャネルを用いることで、アイドル状態や、ドーマント状態にあるUE50に対してもMBMSサービスの提供(開始)を通知することができる。
MICHのフォーマットの一例を、図3に示す。この図3において、NI、NI、NI…は、様々な通知情報(Nortification Indicator)を示し、配信されるMBMSサービスのコンテンツや種類に応じて必要な数だけ設定される。MICHのサイズは、数百ビット程度(例えば300ビット)である。なお、NIは、BTS10とUE50との間に通信リンクが確立済み(RACHが確立済み)であれば、MICH以外のチャネルを用いて送信することも可能である。
次いで、BTS10は、MCCHの情報を送信して〔処理1005;図4の(1)参照〕、MBMSサービスの内容を配下のUE50に知らせるとともに、MBMSサービスの提供を希望するUE50は応答を返すように要求する。つまり、MCCHの情報は、BTS10の配下のUE50に対してMBMSコンテンツの受信を希望するか否かを問い合わせる意義を有する。
MCCHは、MICHによってマッピングを示された個別チャネルである。この個別チャネルにて、共有チャネルを用いて送信すると不都合な情報等(例えば、UE50毎のサービス情報等)をUE50個別に(安全に)送ることが可能である。
MCCHのフォーマットの一例を、図5に示す。
“MBMS System Information”には、MCCHスケジューリング情報、MCCHがマッピングされる無線ベアラのコンフィギュレーション情報が含まれる。
“MBMS Service Information”には、利用可能なMBMSサービスの識別子(ID)、PtM(Point to Multipoint)インジケータが含まれる。
“MBMS Radio Bearer Information”は、PtM通信時に設定される情報であり、MTCH(MBMS Traffic Channel)の無線ベアラ情報が含まれる。
“MBMS Access Information”には、カウンティングを必要とするMBMSサービスのIDや、プロバビリティファクタが含まれる。
“MBMS Neighboring Cell Information”には、近隣セル(BTS)のMTCHの無線ベアラ情報が含まれる。
MBMSサービスの提供を希望するUE50は、このMCCHの情報を受信すると、BTS10に対して応答(MCCHレスポンス)を返すことで、MBMSコンテンツの送信を要求することができる〔処理1006;図4の(2)参照〕。なお、MCCHの情報の受信に対する応答は、RACHの確立後であることを条件としなくてもよい。例えば、アイドル状態のUE50がRACHを確立するまでにMICHの情報を受信し、その指示に従ってMCCHを受信することは可能である。したがって、その応答を例えばRACHにて返せばよい。
BTS10は、MCCHレスポンスの受信数をカウントすることにより、MBMSサービスの提供を希望するUE50の数を認識する。このカウントは、BTS10を通じて、図示を省略した上位レイヤ(上位装置)、例えば、RNC(Radio Network Controller)や、MBMS−GW(Gateway)等において行なうことも可能である。
ここで、MBMSサービスの提供を希望するUE50のすべてが、一律に、MCCHに対する応答(MCCHレスポンス)を送信すると、ULの無線チャネルの通信負荷が増加する。例えば、この応答にRACHを用いる場合、RACHを圧迫し、負荷の増加、遅延の増加が発生しうる。
そこで、本例においては、例えば、UE50が、BTS10からMCCHの情報を受信する前に、MBMSコンテンツの受信を希望するかしないか(MBMS受信要否情報)をBTS10に予め知らせておく。そして、UE50は、その後にBTS10からMCCHの情報(MBMSコンテンツの受信要否の問い合わせ)を受信した場合、その応答(MCCHレスポンス)の送信を、予めBTS10に通知しておいたMBMS受信要否情報(第1の情報)に変更がある場合に制限する。
すなわち、UE50は、前記変更がある場合には、MCCHレスポンス(受信要否を示す第2の情報)をBTS10に送信し、前記変更が無い場合には、UE50は、BTS10からの前記問い合わせ(MCCH)に対する応答の送信は制限する。この「制限」には、応答の送信を停止することのほか、送信は許容しつつ送信する情報量(ビット数)を本来の応答よりも削減することも含む。
これによれば、UE50は、MCCHの情報を受信する前に予めBTS10に通知しておいたMBMSコンテンツの受信要否の情報(第1の情報)に変更が生じた場合に限って、BTS10に本来の情報量の応答(第2の情報)を返すことができる。したがって、確率的に、ULの無線チャネルの通信負荷、BTS10でのULの処理負荷を低減することが可能となる。
ここで、UE50がMBMS受信要否情報を予めBTS10に送信するタイミングは、既述のUE50とBTS10との間の通信リンクの確立シーケンスの過程に含まれるものとすることができる。前記確立シーケンスの一例としては、初期接続に用いるランダムアクセスシーケンスが挙げられる。
例示的に、図6に示すように、BTS10は、ランダムアクセスシーケンスの過程で、MICHの情報(通知情報)をUE50宛に送信し、UE50は、このMICHの情報を受信すると、その応答(MICHレスポンス)をBTS10に返す。UE50は、この応答に、前記第1の情報の一例としてのMBMS受信要否情報を含めることができる。
BTS10は、図6(処理1021)及び図9の(1)に例示するように、前記MICHの情報を、UE50から受信したRACHプリアンブルに対する応答〔RACHレスポンス(msg2)〕に含めて、当該UE50宛に送信することができる。
MICHの情報をRACHレスポンスに含めることで、UE50は、MICHの受信を常時監視しなくてもよい。したがって、図1に例示するようにMICHを個別に用意しなくてもよいから、その分の無線リソースを他のデータ伝送に用いることも可能である。ただし、MICHの情報は、RACHレスポンス(msg2)とは個別に送信(例えば、ブロードキャスト)することもできる。
図8に、本例のRACHレスポンスのフォーマット例を示す。この図8において、Preambleは、同期情報を表し、Timing Adbanceは、BTS10がUE50のUL送信タイミングを指定するのに用いられる情報である。UE IDは、UE50の識別情報を表し、Grantは、ULの送信許可を示す情報である。そして、MICHには、図3に例示したように、適宜数の通知情報(NI)が含められる。なお、図7には、比較のために、既存のRACHレスポンスのフォーマット例を示す。
一方、UE50は、図6(処理1022)及び図9の(2)に例示するように、MICHの情報を含む前記RACHレスポンスをBTS10から受信すると、MBMSコンテンツの受信要否情報をMICHレスポンスにてBTS10宛に送信(通知)する。MICHに含まれるNIは、それぞれ別個のMBMSコンテンツと考えることができ、ここにコンテンツの概略、およびMCCHのマッピング先等の情報が格納されている。よって、MICHレスポンスは、どのNIを希望するかという情報を含めばよい。一例を次表1に示す。
Figure 2010026636
この受信要否情報は、RACHのメッセージパートに含めて送信してもよいし、既述のUL−SCH(PUSCH)を用いて送信されるスケジューリング要求(msg3)に含めて送信してもよい。また、上位レイヤのシグナリングに含めてもよい。
BTS10は、MBMS受信要否情報を受信すると、UE50別にその情報を管理する。この管理には、前記UE IDを用いることができる。
そして、BTS10は、MBMSサービスの開始(MBMSコンテンツの送信)前に、配下のUE50宛にMCCHの情報を送信する。この場合のMCCHの情報送信は、MBMS受信要否情報の変更の有無をUE50に確認する(問い合わせる)意義も有する〔図10の(1)参照〕。この確認(問い合わせ)は、例示的に、BTS10の配下の各UE50に対してポーリングにより周期的に実施することができる。
UE50は、BTS10から当該MCCHの情報を受信すると、予めBTS10に通知したMBMS受信要否情報に変更があるか否かを確認し、変更があれば新たなMBMS受信要否情報(第2の情報)をBTS10に送信する。
すなわち、図10の(2)に模式的に例示するように、MBMSコンテンツの提供を希望しないことをBTS10に予め通知したがその後に希望することに変更したUE50(UE#2)は、その旨(受信希望)をBTS10に通知する。
逆に、MBMSコンテンツの提供を希望することをBTS10に予め通知したがその後に希望しないことに変更したUE50(UE#5)は、その旨(受信取りやめ)をBTS10に通知する。
以上のような変更の通知は、例えばBTS10宛のMCCHレスポンスを用いて行なうことができる。一例として、図11に、ULのRACHを用いる場合のMCCHレスポンスのフォーマット例を示す。この図11に例示するフォーマットは、プリアンブルフィールドと、MBMSサービスIDフィールドと、UE IDフィールドとを有する。MBMS受信要否情報に変更があるUE50は、希望するMBMSサービスのIDをMBMSサービスIDフィールドに設定するとともに、UE IDに自身のIDを設定する。
予め通知したMBMS受信要否情報に変更が無いUE50は、このような通知(応答)は行なわなくてよい。ただし、変更の無いことをBTS10に通知することを許容してもよい。この場合の通知に用いるMCCHレスポンスのフォーマット例を、図12に示す。図12は、ULのRACHを用いる場合のMCCHレスポンスのフォーマット例を示している。
図12に示すMCCHレスポンスは、例示的に、プリアンブルフィールドと、UE IDフィールドと、変更無しを示す情報フィールドとを有する。MBMS受信要否情報に変更が無いUE50は、変更無しを表す情報(例えば1ビット)を前記情報フィールドに設定するとともに、自局50のIDをUE IDフィールドに設定する。
この場合、MBMSサービスIDは、例えば前記MICHレスポンスにて既にBTS10に通知済みであるから、改めて通知しなくてもよい(MBMSサービスIDフィールドは用意しなくてよい)。したがって、図11のMCCHレスポンスに比べてBTS10宛に送信する情報量を削減することができる。
なお、図11及び図12に示すプリアンブルフィールドには、所定の同期情報が設定される。
また、図13に模式的に例示するように、UE50が電源をオフにする場合や、ハンドオーバにより接続先のBTSのセルを変更する(在圏セルから離れる)場合、UE50は、予めその旨をBTSに報告することができる。
これによれば、BTS10は、MBMS受信要否情報に変更が無くMCCHレスポンスを返さないUE50が存在するとしても、MBMSコンテンツの送信が不要になったUE50を識別することができる。
したがって、そのUE50宛のMBMSコンテンツの送信を停止することができ、無駄なMBMSコンテンツ送信を回避することが可能となる。
さらに、図14に例示するように、過去にMICH及びMCCHの情報をBTS10から受信済み(処理2001及び処理2002参照)のUE50は、MCCHレスポンスを送信可能な状態にある。したがって、当該UE50は、RACHプリアンブルの送信の際にMCCHレスポンス(MBMS受信要否の変更)を併せてBTS10に送信することもできる(処理2003)。BTS10は、当該RACHプリアンブル及びMCCHレスポンスを受信すると、既述のRACHレスポンスをUE50に送信する(処理2004)。
以下、上述のMBMS通信制御を実現するBTS10及びUE50の構成(機能)について、詳述する。
(1.2)BTS10
図15は、本例のBTS10の構成例を示すブロック図である。この図15に示すBTS10は、例示的に、送信処理部の一例として、生成部11と、RACHレスポンス構成部12と、MICH構成部14と、MCCH構成部17と、MTCH構成部19と、変調部13,15,18,20と、多重部16,21と、送信部22と、送信アンテナ23とをそなえる。生成部11は、さらに、RACHレスポンス生成部111と、MICH生成部112と、MCCH生成部113と、MTCH生成部114と、RS生成部115とをそなえる。
また、BTS10は、例示的に、受信処理部の一例として、受信アンテナ31と、受信部32と、分離部33と、チャネル(CH)推定部34と、復調部35と、制御情報復号部36と、復調部37と、データ復号部38とをそなえる。
さらに、BTS10は、制御部の一例として、MBMS受信要否管理部39と、スケジューラ40とをそなえる。
受信アンテナ31は、UE50が送信したULの無線信号を受信して、受信部32に入力する。
受信部32は、受信アンテナ31で受信されたULの無線信号に対して、所定の無線受信処理を施す。この無線受信処理には、例示的に、低雑音増幅、ベースバンド周波数への周波数変換(ダウンコンバージョン)、アナログ−ディジタル(AD)変換などの処理が含まれる。
分離部33は、受信部32で得られた受信ベースバンド信号から、リファレンス信号(RS)、制御情報、データを分離する。RSは、UE50との間で既知の信号であり、チャネル推定部34に入力される。制御情報には、例えば、CQI(Channel Quality Indicator)情報、CRC(Cyclic Redundancy Check)結果(ACK/NACK信号)が含まれ、復調部35に入力される。データには、UE50が送信したULのデータ(制御データ、音声データ、映像データなど)が含まれ、復調部37に入力される。
チャネル推定部34は、前記RSを基にUE50との間のULの伝搬路(チャネル)応答であるチャネル値を推定する。得られたチャネル推定値は、復調部35及び37にそれぞれ与えられる。
復調部35は、チャネル推定部34から与えられるチャネル推定値と、スケジューラ40から与えられるMCS(Modulation and Coding Scheme)情報とに基づいて、分離部33で得られた制御情報を、UE50でのULの変調方式に応じた復調方式で復調する。
制御情報復号部36は、スケジューラ40から与えられるMCS情報に基づいて、復調部35で復調された制御情報を、UE50での符号化方式、符号化率に応じて復号する。UE50での符号化方式には、ターボ符号化等の誤り訂正符号化方式を適用でき、復号方式には、対応する誤り訂正復号方式を適用することができる。復号した制御情報は、スケジューラ40に与えられる。
復調部37は、チャネル推定部34から与えられるチャネル推定値と、スケジューラ40から与えられるMCS情報とに基づいて、分離部33により得られたULの受信データを復調する。受信データには、RACHプリアンブルやMICHレスポンス、UL−SCHの情報、MCCHレスポンス、UE50の電源オフ操作情報などが含まれる。
データ復号部38は、スケジューラ40から与えられるMCS情報に基づいて、復調部37で復調された受信データを復号する。この受信データの復号方式にも、誤り訂正復号方式を適用できる。復号結果は、CRC処理を施され、その結果は制御情報の一つとしてスケジューラ40に与えられる。また、復号結果にMICHレスポンスが含まれる場合は、当該レスポンスに含まれるMBMS受信要否情報が抽出されて、MBMS受信要否情報管理部39に与えられる。
つまり、符号31〜38で示す要素を含むブロックは、MBMSコンテンツ(データ)の受信要否に関する問い合わせ(例えばMCCH情報)をUE50宛に送信する前にUE50から送信された、MBMSコンテンツの受信要否を示す第1の情報(例えばMICHレスポンス)と、前記問い合わせを送信した後に前記第1の情報に変更があるUE50から送信された、MBMSコンテンツの受信要否を示す第2の情報(例えばMCCHレスポンス)と、を受信する受信手段の一例として用いられる。
MBMS受信要否情報管理部(以下、単に「管理部」ともいう)39は、UE50(UE ID)別にMBMSコンテンツの受信要否情報を管理する。そのため、管理部39は、例示的に、図16に示すような、UE50別にMBMS受信要否情報を登録する管理テーブル(データベース)391を有する。管理部39は、UE50からのMBMSコンテンツ受信要否情報を収集し、当該管理テーブル391に情報を登録する。図16には、UE ID=#1のUE50がMBMSコンテンツの受信を希望することをMICHレスポンスにて応答した場合の登録例を示している。この管理テーブル391の登録内容は、適宜、上書き更新可能である。
例えば、MICHレスポンスにて事前にBTS10に報告したMBMS受信要否に変更がある場合、UE50は、例えばMCCHレスポンスにて、その変更をBTS10に報告してくる。したがって、管理部39は、その変更内容を管理テーブル391に反映する。つまり、管理部39は、前記受信手段で受信された前記第1及び第2の情報に基づいて、MBMSコンテンツの受信を希望するUE50を管理する。
一例を図17に示す。図17は、図10に例示したように、5台のUE50(UE ID=#1〜#5)のうち、UE#2及びUE5が受信要否に変更がある場合の管理テーブル391の更新例を示している。
すなわち、MBMSコンテンツの受信を希望しないことをBTS10に予め通知したがその後に受信希望に変更したUE#2のエントリは、受信不要(×)から受信要(○)に更新される。逆に、MBMSコンテンツの提供を希望することをBTSに予め通知したがその後に受信不要に変更したUE#5のエントリは、受信要(○)から受信不要(×)に更新される。受信要否に変更の無い他のUE50のエントリは、そのまま維持される。
また、管理部39は、UE50の電源オフ操作情報がデータ復号部38にて得られた場合、管理部39は、該当UE IDのエントリを削除することができる。さらに、UE50が他のBTS(ターゲットBTS)へハンドオーバする場合、BTS10では、そのUEが自局の管轄するセルを離れると認識できるため、該当UE IDのエントリを、MBMSデータの受信が不要であることを示す情報に更新(削除を含む)することもできる。
一例を図18に示す。図18は、MBMSコンテンツの受信要(○)として管理していたUE ID=#3のUE50が、電源オフしたか、ハンドオーバするため、当該UE#3宛のMBMSコンテンツ送信が不要となり、該当エントリが削除される様子を例示している。
スケジューラ40は、管理テーブル391の登録内容を参照することにより、各UE50のMBMSコンテンツの受信希望状況(受信を希望するUE50及びその数)を把握(識別)することができる。なお、管理部39は、管理テーブル391の登録内容の一部(例えば、MBMSコンテンツの受信を希望するUE50の情報)又は全部を、上位レイヤ(RNC、MBMS−GW等)へ送ることができる。これにより、上位レイヤは、MBMSコンテンツの受信を希望するUE50の数をカウントすることができる。
また、スケジューラ40は、制御情報復号部36から与えられた制御情報及び/又はデータ復号部38による受信データのCRC結果を基に、通信相手のUE50を所定のスケジューリングルール(パラメータ)に従って選択(スケジューリング)する。スケジューリングルールには、ラウンドロビン方式、PF(Proportional Fairness)方式などを適用できる。ただし、これらに限られない。スケジューリング結果はユーザ割り当て情報として多重部21に与えられる。
さらに、スケジューラ40は、制御情報復号部36から与えられた制御情報を基に、例えば再送制御に関連する情報を、各生成部111〜115に与える。また、スケジューラ40は、CQI情報等の伝搬路品質に関連する情報を基に、DLのMCS情報(符号化率、変調方式)を決定し、RS生成部115を除く各生成部111〜114に与える。
生成部11は、例示的に、RACHレスポンス、MICH、MCCH、MTCH、RSの情報をそれぞれ生成する。すなわち、RACHレスポンスはRACHレスポンス生成部111、MICHの情報はMICH生成部112、MCCHの情報はMCCH生成部113、MTCHの情報はMTCH生成部114、RSはRS生成部115にてそれぞれ生成される。
UE50宛のMBMSコンテンツ(音楽や映像などのマルチメディアデータ)は、MTCH生成部114で生成される情報に含まれる。また、RS生成部115で生成されたRSは、図19に例示するUE50のチャネル推定部54によるDLのチャネル推定に用いられる。
各構成部12,14,17,19は、前記MCS情報のうちの符号化率情報に基づいて、対応する生成部111〜114でそれぞれ生成された情報を符号化する。
各変調部13,15,18,20は、前記MCS情報のうちの変調方式情報に基づいて、対応する構成部12,14,17,19で符号化された情報を変調する。その際、CRC符号をそれぞれ付加することができる。変調方式には、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)や16QAM(Quadrature Amplitude Modulation),64QAMなどを適用できる。
多重部16は、各変調部13,15により得られた、RACHレスポンス及びMICHの情報の各変調信号を多重化して、所定の送信フレームフォーマットに適合する送信信号を生成する。多重化方式には、例示的に、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)やOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を適用することができる。
多重部21は、スケジューラ40によるスケジューリング結果に基づいて、変調部20により得られた、MTCHの情報(MBMSコンテンツを含む)の変調信号と、RS生成部115により得られたRSとを多重化して、所定の送信フレームフォーマットに適合する送信信号を生成する。
送信部22は、各多重部16,21で得られた各送信信号、および、変調部18により得られたMCCHの変調信号に対して、所定の無線送信処理を施す。この無線送信処理には、例示的に、ディジタル−アナログ(DA)変換、無線周波数への周波数変換(アップコンバージョン)、所定の送信電力への電力増幅などの処理が含まれる。
送信アンテナ23は、送信部22により得られたDLの無線信号を、配下のセル(又はセクタ)に在圏するUE50宛に送信する。なお、送信アンテナ23と受信アンテナ31とは、送信処理部及び受信処理部に共用としてもよい。
つまり、符号11(114)、19,20〜23で示す要素を含むブロックは、管理部39による管理の下にMBMSデータの送信を行なう送信手段の一例として用いられる。
(1.3)UE50
図19は、本例のUE50の構成例を示すブロック図である。この図19に示すUE50は、例示的に、受信処理部の一例として、受信アンテナ51と、受信部52と、分離部53と、チャネル推定部54と、復調部55と、制御情報復号部56と、復調部57と、データ復号部58とをそなえる。
また、本例のUE50は、例示的に、送信処理部の一例として、RS生成部61と、制御情報生成部62と、データ生成部63と、RACH生成部64と、MBMS受信要否情報生成部65と、MBMS受信要否情報バッファ66とをそなえる。さらに、この送信処理部の一例は、制御情報構成部67と、データ構成部69と、RACH構成部72と、変調部68,70,73と、多重部71と、送信部74と、送信アンテナ75とをそなえる。
受信アンテナ51は、BTS10から送信されたDLの無線信号を受信する。
受信部52は、受信アンテナ51で受信されたDLの無線信号に対して、所定の無線受信処理を施す。この無線受信処理には、例示的に、低雑音増幅、ベースバンド周波数への周波数変換(ダウンコンバージョン)、AD変換などの処理が含まれる。
分離部53は、受信部52で前記無線受信処理を受けた受信信号から、DLのRS、制御情報及びデータを分離する。RSはチャネル推定部54に入力され、制御情報は復調部55に入力される。制御情報には、CQI情報やCRC結果、MCS情報なども含まれる。受信データは復調部57に入力される。受信データには、CRC結果も含まれる。
チャネル推定部54は、前記RSを基にDLのチャネル推定値を求める。得られたチャネル推定値は、復調部57及び58にそれぞれ与えられる。
復調部55は、分離部53で得られた制御情報を、BTS10のDLの変調方式(QPSK、16QAM、64QAMなど)に対応する復調方式で復調する。復調結果は、制御情報復号部56に入力される。
制御情報復号部56は、復調部55で得られた制御情報の復調結果を、BTS10のDLの符号化方式(ターボ符号化などの誤り訂正符号化)及び符号化率に応じて復号する。復号された制御情報は、その情報内容に応じて復調部57、データ復号部58、制御情報生成部62及びMBMS受信要否情報生成部65に選択的に与えられる。
復調部57は、チャネル推定部54から与えられるチャネル推定値と、制御情報復号部56から与えられる制御情報(MCS情報)とに基づいて、分離部53で分離された受信データを復調する。
データ復号部58は、制御情報復号部56から与えられるMCS情報のうちの符号化率情報に基づいて、復調部57で復調された受信データ(RACHレスポンス、MCCHの情報、MTCHの情報など)を復号する。復号された受信データのうち、CRC結果は、制御情報生成部62に与えられる。
RS生成部61は、ULのRSを生成する。このRSは、BTS10のチャネル推定部34によるULのチャネル推定に用いられる。
制御情報生成部62は、制御情報復号部56及びデータ復号部57から与えられた情報を基に、CQI情報やMCS情報、CRC結果を制御情報の一例として生成する。
データ生成部63は、BTS10宛のULの送信データを生成する。
RACH生成部64は、RACHの送信情報を生成する。RACHを用いてMICHレスポンス、MCCHレスポンスをBTS10宛に送信する場合、このRACH生成部64にて、これらのレスポンスに含める情報を生成できる。
MBMS受信要否情報生成部65は、MBMSコンテンツの受信要否情報を生成する。
MBMS受信要否情報バッファ(メモリ)66は、MBMS受信要否情報生成部65で生成された受信要否情報を記憶しておく。したがって、MICHレスポンスにてBTS10に事前に通知したMBMS受信要否情報(第1の情報)も、このバッファ66に記憶される。そして、MBMS受信要否情報生成部65は、例えば、MCCHの情報を受信した場合、このバッファ66に記憶された受信要否情報を確認し、変更が生じている場合に、BTS10に通知すべき新たなMBMS受信要否情報(第2の情報)を生成する。
本例では、例示的に、RACHを用いてMBMS受信要否情報をBTS10に通知する。その際、MBMS受信要否情報は、図11に例示したようにRACHのメッセージパートに含めることができる。ただし、これに限定されない。例えば、上位レイヤのシグナリングを用いてMBMS受信要否情報をBTS10に通知することも可能である。
なお、BTS10に事前に通知したMBMS受信要否情報に変更が生じていない場合、MBMS受信要否情報生成部65は、新たなMBMS受信要否情報の生成は行なわなくてもよい。これにより、変更が生じていない場合には、BTS10からのMBMSの受信要否の問い合わせ(MCCH)に対する応答(MCCHレスポンス)のBTS10への送信は停止されることになる。ただし、図12に例示したように、情報量を削減してMCCHレスポンスの送信を許容することとしてもよい。
制御情報構成部67、データ構成部69及びRACH構成部72は、MCS情報のうちのULの符号化率情報に基づいて、それぞれ対応する生成部62,63及び64により生成された情報を符号化する。符号化方式には、ターボ符号化などの誤り訂正符号化を適用できる。
変調部68,70及び73は、MCS情報のうちのULの変調方式情報に基づいて、それぞれ対応する構成部67,69及び72により得られた符号化情報を変調する。変調方式には、QPSKや16QAM,64QAMなどが適用できる。
多重部71は、RS生成部61で生成されたRSと、変調部68及び70でそれぞれ得られた変調信号とを多重化して、所定の送信フレームフォーマットに適合するULの送信信号を生成する。多重化方式には、例示的に、OFDMやOFDMA方式を適用することができる。
送信部74は、多重部71にて得られた多重化信号、および、変調部73で得られた変調信号に対して、それぞれ所定の無線送信処理を施す。この無線送信処理には、例示的に、DA変換、無線周波数への周波数変換(アップコンバージョン)、所定の送信電力への電力増幅などの処理が含まれる。
送信アンテナ75は、この送信部74により得られたULの無線送信信号をBTS10に向けて送信する。なお、送信アンテナ75は、受信アンテナ51と共用としてもよい。
つまり、符号64、72、73、74及び75で示す要素を含むブロックは、MBMSコンテンツ(データ)の受信要否に関する問い合わせ(例えばMCCH情報)をBTS10から受ける前に、MBMSコンテンツの受信要否を示す第1の情報(例えばMICHレスポンス)をBTS10に送信する送信手段の一例として用いられる。
また、MBMS受信要否情報生成部65及びMBMS受信要否情報バッファ66は、前記第1の情報の送信後に、前記問い合わせをBTS10から受信した場合に、前記第1の情報に変更がなければ、前記問い合わせに対する応答(例えばMCCHレスポンス)の送信を制限する制御手段の一例として用いられる。
BTS10及びUE50は、以上の構成、機能を具備することで、MCCHを用いてMBMSの受信を希望するUE数をカウントする際、ULチャネルの負荷を低減することが可能である。その一例を従来方式との比較で以下に説明する。
・従来方式
BTSがUEに対してMCCHを送信する前に、総UE数Nのうち、α%のUEがMBMSコンテンツの受信を希望したとすると、
Figure 2010026636
台のUEがBTSに応答を返すことになる。
・提案方式
BTSがUEに対してMCCHを送信する以前に、総UE数Nのうち、β%のUE50がMBMSコンテンツの受信を希望したとすると、希望しないUEは(100−β)%となる。MBMSコンテンツの受信を希望するUE(β%)の中でγ%、希望しないUE(100−β)%の中でδ%のUEがそれぞれ変更を希望したとすると、
Figure 2010026636
台のUEがBTS10に応答を返すことになる。
簡単のため、変更率γとδとが等しいと仮定すると、
Figure 2010026636
となる。
α>>γなので、式(1)と式(2)とを比較すると、提案方式のUE応答数は従来方式に比べて大幅に少なくなる。応答すべきUE数が少なくなれば、ULチャネルの負荷も低減される。
α>>γなので、式(1)と式(2)とを比較すると、提案方式のUE応答数は従来方式に比べて大幅に少なくなる。応答すべきUE数が少なくなれば、ULチャネルの負荷も低減される。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
基地局から複数の無線装置を対象にデータを送信する無線通信システムにおける通信制御方法において、
前記無線装置は、
前記基地局から、前記データの受信要否に関する問い合わせを受ける前に、前記データの受信要否を示す第1の情報を前記基地局宛に送信し、
その後に、前記問い合わせを前記基地局から受信した場合に、前記第1の情報に変更がなければ、前記問い合わせに対する応答の送信を制限する、
ことを特徴とする、通信制御方法。
(付記2)
前記制限は、前記データの受信要否を示す第2の情報を前記応答として前記基地局宛に送信することを停止すること、又は、前記送信は許容し前記第2の情報量を削減すること、
であることを特徴とする、付記1記載の通信制御方法。
(付記3)
前記基地局は、
前記無線装置から受信した前記第1及び第2の情報を基に、前記データの受信を希望する無線装置を管理する、ことを特徴とする、付記2記載の通信制御方法。
(付記4)
前記第1の情報は、前記無線装置が前記基地局に接続を行なう際の所定の接続処理の過程で前記基地局へ送信される、ことを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項に記載の通信制御方法。
(付記5)
前記第1の情報は、前記基地局が前記データの提供が可能であることを告知するチャネルの受信応答、又は前記通知のためのチャネルよりも上位レイヤの信号を用いて前記基地局へ送信される、ことを特徴とする、付記4記載の通信制御方法。
(付記6)
前記チャネルの情報は、前記接続処理の過程で前記基地局から前記無線装置へ送信されるメッセージを用いて送信される、ことを特徴とする、付記5記載の通信制御方法。
(付記7)
前記メッセージは、前記無線装置が前記基地局に送信したランダムアクセスプリアンブルに対するランダムアクセスレスポンスである、ことを特徴とする、付記6記載の通信制御方法。
(付記8)
前記第2の情報は、前記基地局が前記問い合わせに用いるチャネルの受信応答、又は前記問い合わせに用いるチャネルよりも上位レイヤの信号を用いて前記基地局へ送信される、ことを特徴とする、付記2又は3に記載の通信制御方法。
(付記9)
前記第2の情報は、前記問い合わせを受けた後に前記基地局宛に送信するランダムアクセスプリアンブルに含められる、ことを特徴とする、付記2又は3に記載の通信制御方法。
(付記10)
前記接続処理は、前記無線装置が接続先の基地局を変更するハンドオーバ処理を含む、ことを特徴とする、付記4記載の通信制御方法。
(付記11)
前記無線装置は、電源オフ時又は接続先の基地局を変更するハンドオーバ処理を実行する際に、その旨を前記基地局に通知し、
前記基地局は、
当該通知を受信すると、当該無線装置から受信した前記第1の情報を、前記データの受信が不要であることを示す情報に更新する、
ことを特徴とする、付記1記載の通信制御方法。
(付記12)
基地局から複数の無線装置を対象にデータを送信する無線通信システムにおける前記無線装置において、
前記基地局から、前記データの受信要否に関する問い合わせを受ける前に、前記データの受信要否を示す第1の情報を前記基地局宛に送信する送信手段と、
前記送信手段による前記第1の情報の送信後に、前記問い合わせを前記基地局から受信した場合に、前記第1の情報に変更がなければ、前記問い合わせに対する応答の送信を制限する制御手段と、
をそなえたことを特徴とする、無線装置。
(付記13)
前記制御手段による前記制限は、
前記データの受信要否を示す第2の情報を前記応答として前記基地局宛に送信することを停止すること、又は、前記送信は許容し前記第2の情報量を削減すること、
であることを特徴とする、付記12記載の無線装置。
(付記14)
前記送信手段は、
前記第1の情報を、前記無線装置が前記基地局に接続を行なう際の所定の接続処理の過程で前記基地局へ送信する、ことを特徴とする、付記12又は13に記載の無線装置。
(付記15)
前記送信手段は、
前記第2の情報を、前記基地局が前記問い合わせに用いるチャネルの受信応答、又は前記問い合わせに用いるチャネルよりも上位レイヤの信号を用いて前記基地局へ送信される、ことを特徴とする、付記13記載の無線装置。
(付記16)
前記送信手段は、
前記第2の情報を、前記問い合わせを受けた後に前記基地局宛に送信するランダムアクセスプリアンブルに含める、ことを特徴とする、付記13記載の無線装置。
(付記17)
前記接続処理は、接続先の基地局を変更するハンドオーバ処理を含む、ことを特徴とする、付記14記載の無線装置。
(付記18)
前記制御手段は、
電源オフ時又は接続先の基地局を変更するハンドオーバ処理を実行する際に、その旨を前記基地局に通知する、
ことを特徴とする、付記12記載の無線装置。
(付記19)
基地局から複数の無線装置を対象にデータを送信する無線通信システムにおける前記基地局において、
前記データの受信要否に関する問い合わせを前記無線装置宛に送信する前に前記無線装置から送信された、前記データの受信要否を示す第1の情報と、前記問い合わせを送信した後に前記第1の情報に変更がある無線装置から送信された、前記データの受信要否を示す第2の情報と、を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信された前記第1及び第2の情報に基づいて、前記データの受信を希望する無線装置を管理する管理手段と、
前記管理手段による管理の下に前記データの送信を行なう送信手段と、
をそなえたことを特徴とする、基地局。
(付記20)
前記受信手段は、
電源オフ又は接続先の基地局を変更するハンドオーバ処理の実行通知を前記無線装置から受信し、
前記管理手段は、
前記実行通知を受信すると、当該無線装置から受信した前記第1の情報を、前記データの受信が不要であることを示す情報に更新する、
ことを特徴とする、付記19記載の基地局。

Claims (20)

  1. 基地局から複数の無線装置を対象にデータを送信する無線通信システムにおける通信制御方法において、
    前記無線装置は、
    前記基地局から、前記データの受信要否に関する問い合わせを受ける前に、前記データの受信要否を示す第1の情報を前記基地局宛に送信し、
    その後に、前記問い合わせを前記基地局から受信した場合に、前記第1の情報に変更がなければ、前記問い合わせに対する応答の送信を制限する、
    ことを特徴とする、通信制御方法。
  2. 前記制限は、前記データの受信要否を示す第2の情報を前記応答として前記基地局宛に送信することを停止すること、又は、前記送信は許容し前記第2の情報量を削減すること、
    であることを特徴とする、請求項1記載の通信制御方法。
  3. 前記基地局は、
    前記無線装置から受信した前記第1及び第2の情報を基に、前記データの受信を希望する無線装置を管理する、ことを特徴とする、請求項2記載の通信制御方法。
  4. 前記第1の情報は、前記無線装置が前記基地局に接続を行なう際の所定の接続処理の過程で前記基地局へ送信される、ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  5. 前記第1の情報は、前記基地局が前記データの提供が可能であることを告知するチャネルの受信応答、又は前記通知のためのチャネルよりも上位レイヤの信号を用いて前記基地局へ送信される、ことを特徴とする、請求項4記載の通信制御方法。
  6. 前記チャネルの情報は、前記接続処理の過程で前記基地局から前記無線装置へ送信されるメッセージを用いて送信される、ことを特徴とする、請求項5記載の通信制御方法。
  7. 前記メッセージは、前記無線装置が前記基地局に送信したランダムアクセスプリアンブルに対するランダムアクセスレスポンスである、ことを特徴とする、請求項6記載の通信制御方法。
  8. 前記第2の情報は、前記基地局が前記問い合わせに用いるチャネルの受信応答、又は前記問い合わせに用いるチャネルよりも上位レイヤの信号を用いて前記基地局へ送信される、ことを特徴とする、請求項2又は3に記載の通信制御方法。
  9. 前記第2の情報は、前記問い合わせを受けた後に前記基地局宛に送信するランダムアクセスプリアンブルに含められる、ことを特徴とする、請求項2又は3に記載の通信制御方法。
  10. 前記接続処理は、前記無線装置が接続先の基地局を変更するハンドオーバ処理を含む、ことを特徴とする、請求項4記載の通信制御方法。
  11. 前記無線装置は、電源オフ時又は接続先の基地局を変更するハンドオーバ処理を実行する際に、その旨を前記基地局に通知し、
    前記基地局は、
    当該通知を受信すると、当該無線装置から受信した前記第1の情報を、前記データの受信が不要であることを示す情報に更新する、
    ことを特徴とする、請求項1記載の通信制御方法。
  12. 基地局から複数の無線装置を対象にデータを送信する無線通信システムにおける前記無線装置において、
    前記基地局から、前記データの受信要否に関する問い合わせを受ける前に、前記データの受信要否を示す第1の情報を前記基地局宛に送信する送信手段と、
    前記送信手段による前記第1の情報の送信後に、前記問い合わせを前記基地局から受信した場合に、前記第1の情報に変更がなければ、前記問い合わせに対する応答の送信を制限する制御手段と、
    をそなえたことを特徴とする、無線装置。
  13. 前記制御手段による前記制限は、
    前記データの受信要否を示す第2の情報を前記応答として前記基地局宛に送信することを停止すること、又は、前記送信は許容し前記第2の情報量を削減すること、
    であることを特徴とする、請求項12記載の無線装置。
  14. 前記送信手段は、
    前記第1の情報を、前記無線装置が前記基地局に接続を行なう際の所定の接続処理の過程で前記基地局へ送信する、ことを特徴とする、請求項12又は13に記載の無線装置。
  15. 前記送信手段は、
    前記第2の情報を、前記基地局が前記問い合わせに用いるチャネルの受信応答、又は前記問い合わせに用いるチャネルよりも上位レイヤの信号を用いて前記基地局へ送信される、ことを特徴とする、請求項13記載の無線装置。
  16. 前記送信手段は、
    前記第2の情報を、前記問い合わせを受けた後に前記基地局宛に送信するランダムアクセスプリアンブルに含める、ことを特徴とする、請求項13記載の無線装置。
  17. 前記接続処理は、接続先の基地局を変更するハンドオーバ処理を含む、ことを特徴とする、請求項14記載の無線装置。
  18. 前記制御手段は、
    電源オフ時又は接続先の基地局を変更するハンドオーバ処理を実行する際に、その旨を前記基地局に通知する、
    ことを特徴とする、請求項12記載の無線装置。
  19. 基地局から複数の無線装置を対象にデータを送信する無線通信システムにおける前記基地局において、
    前記データの受信要否に関する問い合わせを前記無線装置宛に送信する前に前記無線装置から送信された、前記データの受信要否を示す第1の情報と、前記問い合わせを送信した後に前記第1の情報に変更がある無線装置から送信された、前記データの受信要否を示す第2の情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信された前記第1及び第2の情報に基づいて、前記データの受信を希望する無線装置を管理する管理手段と、
    前記管理手段による管理の下に前記データの送信を行なう送信手段と、
    をそなえたことを特徴とする、基地局。
  20. 前記受信手段は、
    電源オフ又は接続先の基地局を変更するハンドオーバ処理の実行通知を前記無線装置から受信し、
    前記管理手段は、
    前記実行通知を受信すると、当該無線装置から受信した前記第1の情報を、前記データの受信が不要であることを示す情報に更新する、
    ことを特徴とする、請求項19記載の基地局。
JP2010527621A 2008-09-04 2008-09-04 通信制御方法、無線装置、基地局 Expired - Fee Related JP5136646B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2008/065960 WO2010026636A1 (ja) 2008-09-04 2008-09-04 通信制御方法、無線装置、基地局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010026636A1 true JPWO2010026636A1 (ja) 2012-01-26
JP5136646B2 JP5136646B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=41796824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010527621A Expired - Fee Related JP5136646B2 (ja) 2008-09-04 2008-09-04 通信制御方法、無線装置、基地局

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20110134884A1 (ja)
JP (1) JP5136646B2 (ja)
WO (1) WO2010026636A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5671289B2 (ja) * 2010-09-28 2015-02-18 京セラ株式会社 無線基地局および移動局
WO2014005629A1 (en) * 2012-07-04 2014-01-09 Nec Europe Ltd. Adaptation of radio resources allocation in an intelligent transport system enabled cellular mobile network and method for operating such network
US10194462B2 (en) * 2014-07-11 2019-01-29 Apple Inc. Transmission of uplink control information for link-budget-limited devices

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002094562A (ja) * 2000-09-20 2002-03-29 Nec Corp Ipパケット・マルチキャスト方法
US7107066B2 (en) * 2001-10-23 2006-09-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Multicast support in packet switched wireless networks
KR100888426B1 (ko) * 2003-05-10 2009-03-11 삼성전자주식회사 이동통신시스템에서 멀티미디어 방송/멀티캐스트 서비스를 위한 제어 메시지 송수신방법
US20050232292A1 (en) * 2004-04-16 2005-10-20 Richards Derek J Transmission efficiency for broadcast/multicast services in cellular networks
KR101054957B1 (ko) * 2004-08-12 2011-08-05 엘지전자 주식회사 멀티캐스트 및 브로드캐스트 서비스를 위한 제어메시지송수신 방법
KR101000682B1 (ko) * 2004-08-13 2010-12-10 엘지전자 주식회사 이동통신시스템에서의 rrc연결 설정방법
EP1776781B1 (en) * 2004-08-13 2012-05-23 LG Electronics Inc. Establishment of radio resource control connection in wireless communication system
US20060171355A1 (en) * 2005-01-28 2006-08-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for transmitting/receiving session non-interest indication information of UE in a multimedia broadcast/multicast service system
JP2006345298A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 基地局装置及び送信制御方法
JP2006345296A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Fujifilm Holdings Corp 画像表示装置及びソート方法
JP2007228450A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Mitsubishi Electric Corp 移動体通信システム
KR20070121513A (ko) * 2006-06-21 2007-12-27 엘지전자 주식회사 이동통신 시스템의 상향 접속 방법
GB2441165B (en) * 2006-08-21 2011-02-09 Ipwireless Inc Cellular communication system, network controller and method for obtaining feedback from subscriber communication units
US20100054167A1 (en) * 2006-12-14 2010-03-04 Mitsubishi Electric Corporation Communication method and wireless communication system
US20080273482A1 (en) * 2007-05-02 2008-11-06 Lg Electronics Inc. Uplink access method for receiving a point-to-multipoint service

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010026636A1 (ja) 2010-03-11
JP5136646B2 (ja) 2013-02-06
US20110134884A1 (en) 2011-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI748977B (zh) 基於lte的v2x通訊服務品質以及壅塞減輕
EP1994773B1 (en) Distributed architecture and methods for broadcast/multicast service
US9554357B2 (en) Method of providing a service on a downlink shared channel
Garro et al. 5G mixed mode: NR multicast-broadcast services
JP4559486B2 (ja) マルチキャストブロードキャストサービスの資源指示を実現する方法、システム及び装置
RU2414097C2 (ru) Индивидуальные и групповые идентификаторы для абонентского оборудования в беспроводных системах с совместно используемым транспортным каналом
TWI479922B (zh) 提供控制資訊以支援高速下鏈及上鏈方法及系統
KR100547802B1 (ko) 이동통신 시스템에서 단방향 방송 서비스의 제공방법
US8755323B2 (en) Method and apparatus for transmitting MCCH control signaling in MBSFN manner
US20120099419A1 (en) Method for transmitting retransmission request information for an error packet in a multimedia broadcast/multicast service, and method for retransmitting a packet in response to the retransmission request
TW200917725A (en) Method for communicating
KR101632559B1 (ko) 기기 통신 시스템에서 주기적인 멀티캐스트 통신을 지원하기 위한 장치 및 방법
CN103220801B (zh) 无线数据传输的方法
WO2011018037A1 (zh) 一种配置mbms控制信息的方法、设备和系统
KR20080109772A (ko) 무선 통신 시스템에서의 공통 시간 주파수 무선 자원
US8942154B2 (en) Method, BM-SC and base station for multiplexing MBMS services in MBSFN
JP5136646B2 (ja) 通信制御方法、無線装置、基地局
JP2023547407A (ja) ハイブリッド自動再送信要求のための方法および装置
JPWO2022153991A5 (ja)
KR101542831B1 (ko) 텔레매틱스 실시간 스트리밍 서비스를 위한 자원 할당 방법 및 장치
WO2012003633A1 (zh) 实现多用户共享业务的方法、系统和无线侧网元

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees