JPWO2010018820A1 - ユーザ装置及び通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を、移動局の複雑性と伝送特性(セル半径の大きさ)の両方に基づいて、適切に設定すること。移動局は、システム帯域幅と、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信周波数帯域と、ランダムアクセスプリアンブルのルート系列の識別情報とに基づいて、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を、移動局の定格電力よりも小さい値に設定する。この場合、移動局における電力アンプのComplexityの増大を抑えつつ、かつ、上りリンクのセル半径の低減を回避することのできる移動通信システムにおけるユーザ装置及び通信制御方法を提供することが可能となる。

Description

本発明は、移動通信の技術分野に関連し、特に次世代移動通信技術を用いる移動通信システムにおけるユーザ装置及び通信制御方法に関する。
ワイドバンド符号分割多重接続(WCDMA)方式、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)方式、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)方式等の後継となる通信方式、すなわちロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が、WCDMAの標準化団体3GPPで検討され、仕様化作業が進められている。LTEでの無線アクセス方式として、下りリンクについては直交周波数分割多重接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)方式が、上りリンクについてはシングルキャリア周波数分割多重接続(SC−FDMA:Single−Carrier Frequency Division Multiple Access)方式が規定されている(これについては例えば、非特許文献1参照)。
OFDMA方式は、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータを載せて伝送を行うマルチキャリア伝送方式である。サブキャリアを周波数軸上に直交させながら密に並べることで高速伝送を実現し、周波数の利用効率を上げることが期待できる。
SC−FDMA方式は、周波数帯域を端末毎に分割し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用いて伝送するシングルキャリア伝送方式である。端末間の干渉を簡易且つ効果的に低減することができることに加えて送信電力の変動を小さくできるので、この方式は端末の低消費電力化及びカバレッジの拡大等の観点から好ましい。
LTEシステムでは、下りリンク及び上りリンク両方において、移動局に1つ以上のリソースブロックが割り当てられて通信が行われる。基地局装置は、サブフレーム(LTEでは1ms)毎に複数の移動局の中でどの移動局にリソースブロックを割り当てるかを決定する(このプロセスはスケジューリングと呼ばれる)。下りリンクにおいては、基地局装置はスケジューリングで選択された移動局に1以上のリソースブロックにおいて共有チャネルを送信する。上りリンクにおいては、選択された移動局が基地局装置に対して1以上のリソースブロックにおいて共有チャネルを送信する。尚、前記共有チャネルは、上りリンクにおいては、PUSCHであり、下りリンクにおいては、PDSCHである。
また、LTEにおいては、初期接続等のためにランダムアクセス(Random Access)が用いられる。前記ランダムアクセスのためのチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)と呼ばれる。また、前記物理ランダムアクセスチャネルの中で、移動局は、ランダムアクセスプリアンブルを送信する。前記物理ランダムアクセスチャネル及び前記ランダムアクセスプリアンブルの詳細は、例えば、非特許文献1において規定されている。
ところで、電波を用いたシステムである携帯電話や電波天文、衛星通信、航空・海上レーダー、地球資源探査、無線LANは、一般的に、お互いの干渉を防ぐために、利用する周波数帯域を分離する。また、例えば、携帯電話のシステムに割り当てられた周波数帯域の中に、さらに複数のシステムが存在し、その各システムの周波数帯域は分離されている。
すなわち、電波を用いたシステムは、その利用する周波数帯域を分離することにより、システム間の干渉を防いでいる。しかしながら、電波を放射する送信機は、自システムの周波数帯域の外側の帯域に不要波(以下、隣接チャネル干渉と呼ぶ)を放射してしまうため、周波数帯域が分離されていたとしても、隣接する複数のシステムはお互いに干渉を与え合うことになる。よって、上記不要波の電力レベルが大きい場合には、隣接するシステムに多大な悪影響を与えることになる。
このような隣接チャネル干渉による、隣接するシステムへの悪影響を防ぐために、各システムにおいて、上記隣接チャネル干渉やスプリアス放射に関する特性に関するパフォーマンスが規定されている。例えば、LTEシステムにおいては、移動局の隣接チャネル干渉やスプリアス放射等に関する規定として、TS36.101の6.6 Output RF spectrum emissions(非特許文献2)が存在する。
ところで、上述したシステム帯域外への不要波を抑圧するために、移動局は、線形性の高い電力増幅器(電力アンプ)を搭載する必要がある。よって、移動局のコストやサイズを考慮した場合、上述した不要波を低減すること、あるいは、上述した隣接チャネル干渉の規定やスプリアス放射の規定を満たすことが困難な場合がある。この場合、例えば、上述した非特許文献2においては、移動局のコストやサイズを抑えるために、ある条件の下で、最大送信電力を低減することが規定されている。この最大送信電力を低減することは、Maximum power reduction(MPR)と呼ばれる。例えば、LTEにおいては、変調方式及びシステム帯域幅及びリソースブロック数に基づいて、MPRが定義されている(非特許文献2、Table6.2.3−1)。最大送信電力を低減することにより、より移動局のコストやサイズを小さく抑えることが可能となる。
3GPP TS 36.211 (V8.3.0), "Physical Channels and Modulation," May 2008 3GPP TS36.101 (V8.2.0), "E-UTRA UE radio transmission and reception" 3GPP TS36.321 (V8.2.0), "E-UTRA MAC protocol specification" R1-075058, PRACH High-Speed Ncs Values, 2007-11
しかしながら、上述した背景技術には以下の問題がある。
上述したMPRは、上りリンクの共有チャネル、PUSCHに適用される。しかしながら、上りリンクのランダムアクセスチャネルPRACH、あるいは、前記PRACHにおいて送信されるランダムアクセスプリアンブルには適用されない。前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルにおいても、上述したシステム帯域外への不要波に関する問題が存在し、上述した、MPRが適用される必要がある。
ところが、前記MPRが適用される場合、上りリンクの最大送信電力を低減するため、結果として、上りリンクのセル半径が小さくなるという問題点がある。言い換えれば、上りリンクのセル半径という観点では、前記MPRはできる限り適用されないことが望ましい。
本発明の課題は、上述した問題点を鑑み、前記ランダムアクセスプリアンブルにMPRを適用しつつ、かつ、できる限り、その適用領域を小さくすることにより、移動局における電力アンプのComplexityの増大を抑えつつ、かつ、上りリンクのセル半径の低減を回避することのできる移動通信システムにおけるユーザ装置及び通信制御方法を提供することである。
本発明では、移動通信システム内で基地局装置と無線通信するユーザ装置が使用される。ユーザ装置は、前記基地局装置からパラメータを取得するように構成されているパラメータ取得部と、前記基地局装置に対して、ランダムアクセスプリアンブルを送信するように構成されているプリアンブル送信部とを具備する。前記プリアンブル送信部は、前記パラメータに基づいて、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信電力の最大値を、前記移動通信システムで規定されている定格電力よりも小さくする。
本発明によれば、前記ランダムアクセスプリアンブルにMPRを適用しつつ、かつ、できる限り、その適用領域を小さくすることにより、移動局における電力アンプのComplexityの増大を抑えつつ、かつ、上りリンクのセル半径の低減を回避することのできる移動通信システムにおけるユーザ装置及び通信制御方法を提供することが可能となる。
本発明の一実施例に係る移動通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る移動通信システムにおける基地局装置を示す部分ブロック図である。 本発明の一実施例に係る移動通信システムにおける移動局を示す部分ブロック図である。 本発明に係るランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力の決定方法による効果を示す図である。 本発明に係るランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力の決定方法による効果を示す図である。 本発明の一実施例に係る移動局における通信制御方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明する。実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
図1を参照しながら、本発明の実施例に係る移動局及び基地局装置を有する移動通信システムについて説明する。
移動通信システム1000は、例えばEvolved UTRA and UTRAN(別名:Long Term Evolution,或いは,Super 3G)が適用されるシステムである。移動通信システム1000は、基地局装置(eNB: eNode B)200と、基地局装置200と通信する複数の移動局100(100、100、100、・・・100、nはn>0の整数)とを備える。基地局装置200は、上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300と接続され、アクセスゲートウェイ装置300は、コアネットワーク400と接続される。移動局100nはセル50において基地局装置200とEvolved UTRA and UTRANにより通信を行っている。尚、前記アクセスゲートウェイ装置300は、MME/SGW (Mobility Management Entity/Serving Gateway)と呼ばれてもよい。
各移動局(100、100、100、・・・100)は、同一の構成、機能、状態を有するので、以下では特段の断りがない限り移動局100nとして説明を進める。説明の便宜上、基地局装置と無線通信するのは移動局であるが、より一般的には移動端末も固定端末も含むユーザ装置(UE: User Equipment)でよい。
移動通信システム1000では、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。上述したように、OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、周波数帯域を端末毎に分割し、複数の端末が互いに異なる周波数帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。
ここで、Evolved UTRA and UTRANにおける通信チャネルについて説明する。
下りリンクについては、各移動局100nで共有される物理下りリンク共有チャネル(PDSCH: Physical Downlink Shared Channel)と、物理下りリンク制御チャネル(下りL1/L2制御チャネル)とが用いられる。上記物理下りリンク共有チャネルにより、ユーザデータ、すなわち、通常のデータ信号が伝送される。また、物理下りリンク制御チャネルにより、物理下りリンク共有チャネルを用いて通信を行うユーザのIDや、そのユーザデータのトランスポートフォーマットの情報、すなわち、Downlink Scheduling Information、及び、物理上りリンク共有チャネルを用いて通信を行うユーザのIDや、そのユーザデータのトランスポートフォーマットの情報、すなわち、Uplink Scheduling Grantなどが通知される。
また、下りリンクにおいては、Physical−Broadcast Channel(P−BCH)やDynamic Broadcast Channel(D−BCH)等の報知チャネルが送信される。前記P−BCHにより伝送される情報は、Master Information Block(MIB)であり、前記D−BCHにより伝送される情報は、System Information Block(SIB)である。前記D−BCHは、前記PDSCHにマッピングされて、基地局装置200より移動局100nに伝送される。
上りリンクについては、各移動局100で共有して使用される物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)と、上りリンクの制御チャネルである物理上りリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)とが用いられる。上記物理上りリンク共有チャネルにより、ユーザデータ、すなわち、通常のデータ信号が伝送される。また、前記物理上りリンク制御チャネルにより、下りリンクの共有チャネルに対する送達確認情報や、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)等が伝送される。
また、上りリンクにおいては、初期接続等のための物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)が定義されている。移動局100は、前記PRACHにおいて、ランダムアクセスプリアンブルを送信する。
図2を参照しながら、本発明の実施例に係る基地局装置200について説明する。
本実施例に係る基地局装置200は、送受信アンテナ202と、アンプ部204と、送受信部206と、ベースバンド信号処理部208と、呼処理部210と、伝送路インターフェース212とを備える。
下りリンクにより基地局装置200から移動局100に送信されるユーザデータは、基地局装置200の上位に位置する上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300から伝送路インターフェース212を介してベースバンド信号処理部208に入力される。
ベースバンド信号処理部208では、PDCPレイヤーの処理、ユーザデータの分割・結合(Segmentation・Concatenation)、RLC(radio link control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤーの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えばHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT: Inverse Fast Fourier Transform)処理が行われて、送受信部206に転送される。また、下りリンク制御チャネルである物理下りリンク制御チャネルの信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、送受信部206に転送される。
また、ベースバンド信号処理部208は、上述した報知チャネルにより、移動局100に対して、当該セルにおける通信のための制御情報を通知する。前記当該セルにおける通信のための制御情報には、例えば、上りリンクまたは下りリンクにおけるシステム帯域幅やPUCCHのリソースブロック数(RB数)、PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報(Root Sequence Index)等が含まれる。言い換えれば、前記上りリンクまたは下りリンクにおけるシステム帯域幅やPUCCHのリソースブロック数(RB数)、PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報(Root Sequence Index)等は、報知情報の一部として、基地局装置200より、前記移動局100に通知される。尚、前記PUCCHのリソースブロック数(RB数)は、PUCCH Resource Sizeと呼ばれてもよい。また、PRACHの周波数方向の位置、すなわち、PRACHのためのリソースブロックの位置を示す情報が、前記報知情報の一部として、基地局装置200より、前記移動局100に通知されてもよい。前記PRACHのためのリソースブロックの位置を示す情報は、prachFreqOffset、あるいは、prachFrequencyOffsetと呼ばれてもよい。例えば、prachFreqOffsetの値が4である場合、PRACHのためのリソースブロックの数は6であるため、リソースブロック番号が4〜9であるリソースブロックが、PRACHのためのリソースブロックであると特定されることが可能となる。
送受信部206では、ベースバンド信号処理部208から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する周波数変換処理が施され、その後、アンプ部204で増幅されて送受信アンテナ202より送信される。
一方、上りリンクにより移動局100から基地局装置200に送信されるデータについては、送受信アンテナ202で受信された無線周波数信号がアンプ部204で増幅され、送受信部206で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部208に入力される。
ベースバンド信号処理部208では、入力されたベースバンド信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤー、PDCPレイヤーの受信処理がなされ、伝送路インターフェース212を介してアクセスゲートウェイ装置300に転送される。
また、上りリンクにおいては、移動局100から送信されるランダムアクセスプリアンブルを受信し、その後、非特許文献3において規定されているランダムアクセス手順の処理が行われる。
呼処理部210は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局200の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
図3を参照しながら、本発明の実施例に係る移動局100について説明する。
同図において、移動局100は、送受信アンテナ102と、アンプ部104と、送受信部106と、ベースバンド信号処理部108と、アプリケーション部110と、ランダムアクセスプリアンブル最大送信電力設定部112と、ランダムアクセスプリアンブル信号生成部114とを具備する。
下りリンクのデータについては、送受信アンテナ102で受信された無線周波数信号がアンプ部104で増幅され、送受信部106で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部108でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされる。上記下りリンクのデータの内、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部110に転送される。アプリケーション部110は、物理レイヤーやMACレイヤーより上位のレイヤーに関する処理等を行う。また、上記下りリンクのデータの内、報知情報も、アプリケーション部110に転送される。
前記報知情報には、上述したように、上りリンクまたは下りリンクにおけるシステム帯域幅やPUCCHのリソースブロック数(RB数)、PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報(Root Sequence Index)、PRACHのためのリソースブロックの位置を示す情報等が含まれる。前記報知情報に含まれる、上りリンクまたは下りリンクにおけるシステム帯域幅やPUCCHのリソースブロック数(RB数)、PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報(Root Sequence Index)、PRACHのためのリソースブロックの位置を示す情報等の情報は、アプリケーション部110より、ランダムアクセスプリアンブル最大送信電力設定部112に通知される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部110からベースバンド信号処理部108に入力される。ベースバンド信号処理部108では、再送制御(H−ARQ (Hybrid ARQ))の送信処理や、チャネル符号化、DFT処理、IFFT処理等が行われて送受信部106に転送される。送受信部106では、ベースバンド信号処理部108から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する周波数変換処理が施され、その後、アンプ部104で増幅されて送受信アンテナ102より送信される。
ランダムアクセスプリアンブル最大送信電力設定部112は、前記報知情報に含まれる、上りリンクまたは下りリンクにおけるシステム帯域幅やPUCCHのリソースブロック数(RB数)、PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報(Root Sequence Index)、PRACHのためのリソースブロックの位置を示す情報等の情報を、アプリケーション部110より受け取る。
そして、ランダムアクセスプリアンブル最大送信電力設定部112は、上述した、上りリンクまたは下りリンクにおけるシステム帯域幅やPUCCHのリソースブロック数(RB数)、PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報(Root Sequence Index)、PRACHのためのリソースブロックの位置を示す情報等の情報に基づいて、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を決定するように構成されている。尚、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力は、PRACHの最大送信電力と表現されてもよい。
以下に、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力の決定方法の詳細を説明する。
例えば、ランダムアクセスプリアンブル最大送信電力設定部112は、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報と、システム帯域幅と、表1に示す、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を決定するための第1の参照テーブルとに基づいて、ランダムアクセスプリアンブルのためのMPRを決定し、前記ランダムアクセスプリアンブルのためのMPRにより、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を決定してもよい。尚、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力は、以下のように決定される:
(ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力)
= 移動局100の定格電力―MPR
尚、前記移動局100の定格電力は、例えば、非特許文献2のTable 6.2.2−1に記載されているUE Maximum Output power(=23dBm)であってもよい。
Figure 2010018820
より具体的には、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報が10である場合(0〜455の中に含まれる場合)、表1の(1)の参照テーブルに基づき、システム帯域幅がどのような値であっても、MPR=0dBとして、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力が決定されてもよい。
あるいは、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報が467であり(456〜837の中に含まれる場合)、かつ、システム帯域幅が5MHzである場合、表1の(2)の参照テーブルとシステム帯域幅=5MHzとに基づき、MPR=1dBとして、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力が決定されてもよい。
尚、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号の生成方法の詳細は、非特許文献1における5.7.2に記載されている。また、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報の定義は、非特許文献1の5.7.2におけるTable5.7.2−4に記載されている。
以下に、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報と、システム帯域幅とに基づいて、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を決定することの効果を、図4を用いて説明する。
同図においては、システム帯域幅が5MHzである場合と、20MHzである場合の、PRACHの送信周波数帯域と、周波数的に隣接するシステムとの周波数軸における位置関係を示す。システム帯域幅が5MHzである場合には、同図に示すように、そのガードバンドとして、250kHzのガードバンドが定義されている。一方、システム帯域幅が20MHzである場合には、同図に示すように、そのガードバンドとして、1000kHzのガードバンドが定義されている。これは、すなわち、システム帯域幅が5MHzである場合の、PRACHの送信周波数帯域と周波数的に隣接するシステムとの周波数間隔は、システム帯域幅が20MHzである場合の、PRACHの送信周波数帯域と周波数的に隣接するシステムとの周波数間隔よりも小さいことを意味する。システム帯域外への不要波の電力レベルは、PRACHの周波数帯域と不要波による影響を受けるシステムとの間の周波数離長、すなわち、送信信号の送信帯域と不要波による影響を受けるシステムの周波数帯域との周波数間隔が大きいほど、小さくなるため、システム帯域幅が5MHzである場合は、より大きなMPRを定義し、そのシステム帯域外への不要波の電力レベルを低減し、前記不要波による影響を低減することが可能となる。一方、システム帯域幅が20MHzである場合は、前記周波数離長が大きいため、そのシステム帯域外への不要波の電力レベルが小さいため、MPRを適用しない、あるいは、MPRの値を小さくすることが可能となり、結果として、最大送信電力を大きくすることが可能となり、上りリンクのセル半径の低減を回避することが可能となる。
また、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報は、非特許文献4に記載されているように、Cubic Metricに基づいて定義されている。ここで、Cubic Metricは、上述したシステム帯域外への不要波の電力レベルを示す指標の1つである。すなわち、Cubic Metricが大きい場合には、前記不要波の電力レベルは大きくなり、Cubic Metricが小さい場合には、前記不要波の電力レベルは小さくなる。よって、図4に示すように、Cubic Metricが小さい、前記ルート系列の識別情報(0から455)である場合には、前記MPRを0dBとし、Cubic Metricが大きい、前記ルート系列の識別情報(456から837)である場合には、システム帯域幅に基づいて前記MPRを決定することにより、実際に不要波の電力レベルが大きくなる場合のみ、MPRを適用することが可能となる。
以上をまとめると、前記ルート系列の識別情報と、前記システム帯域幅とに基づいてMPRを決定することにより、前記ランダムアクセスプリアンブルにMPRを適用しつつ、かつ、できる限り、その適用領域を小さくすることにより、移動局における電力アンプのComplexityの増大を抑えつつ、かつ、上りリンクのセル半径の低減を回避することが可能となる。
あるいは、例えば、ランダムアクセスプリアンブル最大送信電力設定部112は、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報と、PUCCHのリソースブロック数(RB数)と、表2に示す、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を決定するための第2の参照テーブルとに基づいて、ランダムアクセスプリアンブルのためのMPRを決定し、前記ランダムアクセスプリアンブルのためのMPRにより、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を決定してもよい。尚、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力は、以下のように決定される:
(ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力)
= 移動局100の定格電力―MPR
尚、前記移動局100の定格電力は、例えば、非特許文献2のTable 6.2.2−1に記載されているUE Maximum Output power(=23dBm)であってもよい。
Figure 2010018820
より具体的には、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報が10である場合(0〜455の中に含まれる場合)、表2の(1)の参照テーブルに基づき、PUCCHのリソースブロック数(RB数)がどのような値であっても、MPR=0dBとして、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力が決定されてもよい。
尚、この場合、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報と、PUCCHのリソースブロック数(RB数)とに加えて、システム帯域幅に基づいて、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力が決定されてもよい。例えば、表2の(1)に示す例においては、システム帯域幅がどのような値であっても、MPR=0dBとして、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力が決定されてもよい。あるいは、システム帯域幅毎に、表2の(1)の参照テーブルが定義され、MPRが決定され、そして、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力が決定されてもよい。
あるいは、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報が467であり(456〜837の中に含まれる場合)、かつ、システム帯域幅が5MHzであり、かつ、PUCCHのリソースブロック数(RB数)が2である場合、表2の(2)の参照テーブルとシステム帯域幅=5MHzとRB数=2とに基づき、MPR=3dBとして、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力が決定されてもよい。
尚、表2の(2)に示すように、前記参照テーブルは、システム帯域幅毎に設定されてもよい。この場合、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力は、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報と、システム帯域幅と、PUCCHのリソースブロック数(RB数)とに基づいて決定される。尚、前記参照テーブルは、システム帯域幅毎に設定されない場合、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報と、PUCCHのリソースブロック数(RB数)とに基づいて、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力が決定されてもよい。
尚、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号の生成方法の詳細は、非特許文献1における5.7.2に記載されている。また、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報の定義は、非特許文献1の5.7.2におけるTable5.7.2−4に記載されている。
以下に、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報と、PUCCHのリソースブロック数(RB数)とに基づいて、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を決定することの効果を、図5を用いて説明する。
同図においては、システム帯域幅が5MHzである場合で、PUCCHのリソースブロック数が4である場合と、6である場合の、PRACHの送信周波数帯域と、周波数的に隣接するシステムとの周波数軸における位置関係を示す。システム帯域幅が5MHzである場合には、同図に示すように、そのガードバンドとして、250kHzのガードバンドが定義されている。また、PUCCHはシステム帯域内の両端に位置するため、PUCCHのリソースブロック数が4である場合には、各端に2個のリソースブロックがPUCCHのリソースブロックとして割り当てられ、PUCCHのリソースブロック数が6である場合には、各端に3個のリソースブロックがPUCCHのリソースブロックとして割り当てられる。尚、PRACHの送信帯域は、PUCCHに隣接されるように定義される。
これは、すなわち、PUCCHのリソースブロック数(RB数)が4である場合の、PRACHの送信周波数帯域と周波数的に隣接するシステムとの周波数間隔は、PUCCHのリソースブロック数(RB数)が6である場合の、PRACHの送信周波数帯域と周波数的に隣接するシステムとの周波数間隔よりも小さいことを意味する。システム帯域外への不要波の電力レベルは、PRACHの周波数帯域と不要波による影響を受けるシステムとの間の周波数離長、すなわち、送信信号の送信帯域と不要波による影響を受けるシステムの周波数帯域との周波数間隔が大きいほど、小さくなるため、PUCCHのリソースブロック数(RB数)が4である場合は、より大きなMPRを定義し、そのシステム帯域外への不要波の電力レベルを低減し、前記不要波による影響を低減することが可能となる。一方、PUCCHのリソースブロック数(RB数)が6である場合は、前記周波数離長が大きいため、そのシステム帯域外への不要波の電力レベルが小さいため、MPRを適用しない、あるいは、MPRの値を小さくすることが可能となり、結果として、最大送信電力を大きくすることが可能となり、上りリンクのセル半径の低減を回避することが可能となる。
また、前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報は、非特許文献4に記載されているように、Cubic Metricに基づいて定義されている。ここで、Cubic Metricは、上述したシステム帯域外への不要波の電力レベルを示す指標の1つである。すなわち、Cubic Metricが大きい場合には、前記不要波の電力レベルは大きくなり、Cubic Metricが小さい場合には、前記不要波の電力レベルは小さくなる。よって、図5に示すように、Cubic Metricが小さい、前記ルート系列の識別情報(0から455)である場合には、前記MPRを0dBとし、Cubic Metricが大きい、前記ルート系列の識別情報(456から837)である場合には、PUCCHのリソースブロック数(RB数)またはシステム帯域幅に基づいて前記MPRを決定することにより、実際に不要波の電力レベルが大きくなる場合のみ、MPRを適用することが可能となる。
以上をまとめると、前記ルート系列の識別情報と、前記PUCCHのリソースブロック数(RB数)とに基づいてMPRを決定することにより、前記ランダムアクセスプリアンブルにMPRを適用しつつ、かつ、できる限り、その適用領域を小さくすることにより、移動局における電力アンプのComplexityの増大を抑えつつ、かつ、上りリンクのセル半径の低減を回避することが可能となる。
尚、上述した例においては、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力は、前記ルート系列の識別情報と、前記システム帯域幅と、前記PUCCHのリソースブロック数(RB数)とに基づいて決定されたが、当然ながら、前記ルート系列の識別情報と、前記システム帯域幅と、前記PUCCHのリソースブロック数(RB数)の内の少なくとも1つに基づいて決定されてもよい。
また、上述した例に示すように、前記PUCCHのリソースブロック数と、前記システム帯域幅とにより、前記PRACHまたは前記ランダムアクセスプリアンブルの送信周波数帯域の位置が決定される。言い換えれば、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力は、前記ルート系列の識別情報と、前記PRACHまたはランダムアクセスプリアンブルの送信周波数帯域とに基づいて決定されてもよい。言い換えれば、前記PRACHまたはランダムアクセスプリアンブルの送信周波数帯域が、前記PRACHのためのリソースブロックの位置を示す情報により特定される場合には、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力は、前記ルート系列の識別情報と、前記PRACHのためのリソースブロックの位置を示す情報とに基づいて決定されてもよい。
ランダムアクセスプリアンブル最大送信電力設定部112は、上述した処理により決定した、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を、ランダムアクセスプリアンブル信号生成部114に通知する。
ランダムアクセスプリアンブル信号生成部114は、ランダムアクセスプリアンブル最大送信電力設定部112より、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を取得する。
ランダムアクセスプリアンブル信号生成部114は、該移動局100が初期接続やハンドオーバ、Data Resuming等のためにランダムアクセス手順を行う際に、ランダムアクセスプリアンブルの信号を生成する。前記PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号の生成方法の詳細は、非特許文献1における5.7.2に記載されている。
尚、ランダムアクセスプリアンブル信号生成部114は、前記ランダムアクセスプリアンブルの信号を生成する際に、その信号の電力を、例えば、基地局装置200と移動局100のパスロスと、基地局装置200から通知される目標の受信電力preamble Initial Received Target Powerと、パワーランピングによるオフセット値とに基づいて決定してもよい。ここで、パワーランピングとは、ランダムアクセスプリアンブルを再送する際に、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信電力を増加させることを意味し、前記オフセット値と再送回数とにより、その送信電力の増加量が決定される。
より具体的には、前記信号の電力は、以下のように計算される:
(信号の電力)=(Received Target Power)+(パスロス)
+(パワーランピングによるオフセット値)×n
n:再送回数(1回目の送信を0とし、2回目の送信(1回目の再送)を1とする)
さらに、ランダムアクセスプリアンブル信号生成部114は、上述した、ランダムアクセスプリアンブルの信号の送信電力が、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を超える場合には、前記ランダムアクセスプリアンブルの信号の送信電力を、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力に設定する。すなわち、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信電力は、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力以下となるように設定される。
そして、ランダムアクセスプリアンブル信号生成部114において生成された、前記ランダムアクセスプリアンブルの信号は、送受信部106に与えられ、送受信部106で周波数変換処理が施され、その後、アンプ部104で増幅されて送受信アンテナ102より送信される。ここで、前記ランダムアクセスプリアンブルの信号の送信電力は、上述の、ランダムアクセスプリアンブル信号生成部114で決定される値である。
図6に、本発明の実施例に係る移動局100における通信制御方法を示す。
ステップS602において、移動局100は、システム帯域幅、PUCCHのリソースブロック数(RB数)、ランダムアクセスプリアンブルのルート系列の識別番号を取得する。例えば、前記システム帯域幅、PUCCHのリソースブロック数(RB数)、ランダムアクセスプリアンブルのルート系列の識別番号は、基地局装置200より通知される報知情報に含まれる。
ステップS604において、移動局100は、ルート系列の識別情報により決定されるルート系列のCubic Metricの値が高いか否かを判定する。前記Cubic Metricの値が高い場合には(ステップS604:YES)、ステップS606に進み、前記Cubic Metricの値が低い場合には(ステップS604:NO)、ステップS610に進む。ここで、Cubic Metricの値が高いか、低いかの判定は、PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報に基づいて判定されてもよい。より具体的には、前記ルート系列の識別情報が、0から455である場合に、Cubic Metricの値は低いと判定され、前記ルート系列の識別情報が、456から837である場合に、Cubic Metricの値は高いと判定されてもよい。
ステップS606において、システム帯域幅が5MHzよりも大きいか否かを判定する。前記システム帯域幅が5MHzよりも大きい場合(ステップS606:YES)、ステップS610に進み、それ以外の場合(ステップS606:NO)、ステップS608に進む。
ステップS608において、PUCCHのリソースブロック数(RB数)が6以上であるか否かを判定する。前記PUCCHのリソースブロック数が6以上である場合(ステップS608:YES)、ステップS612に進み、それ以外の場合(ステップS608:NO)、ステップS614に進む。尚、ステップS608の処理においては、上述したように、PUCCHのリソースブロック数の代わりに、PRACHのリソースブロックの位置を示す情報に基づいて、ステップS612に進むか、ステップS614に進むかの判定が行われてもよい。より具体的には、PRACHのリソースブロックの位置が、システム帯域の内の両側の6個のリソースブロックの少なくとも1つを含まないように割り当てられる場合にステップS612に進む、それ以外の場合に、ステップS614に進むという処理が行われてもよい。
ステップS610において、MPRの値として0dBを設定する。
ステップS612において、MPRの値として1dBを設定する。
ステップS614において、MPRの値として2dBを設定する。
ステップS616において、前記MPRの値に基づき、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力が設定される。より具体的には、ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力は、以下のように設定される:
(ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力)
= 移動局100の定格電力―MPR
そして、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力に基づいて、ランダムアクセスプリアンブルの送信が行われる。より具体的には、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信電力は、前記ランダムアクセスプリアンブルの最大送信電力を超えないように設定され、前記送信電力により、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信が行われる。
尚、図6に示すフローチャートにおいては、システム帯域幅が所定の閾値(図6においては5MHz)と比較されることにより、ランダムアクセスプリアンブルのMPRの値が決定されたが、代わりに、表1に示すような参照テーブルに基づいて、ランダムアクセスプリアンブルのMPRの値が決定されてもよい。
あるいは、図6に示すフローチャートにおいては、PUCCHのリソースブロック数が所定の閾値(図6においては6)と比較されることにより、ランダムアクセスプリアンブルのMPRの値が決定されたが、代わりに、表2に示すような参照テーブルに基づいて、ランダムアクセスプリアンブルのMPRの値が決定されてもよい。
また、図6に示すフローチャートにおいては、ルート系列の識別情報と、システム帯域幅と、PUCCHのRB数とに基づいて、MPRの値が決定されたが、代わりに、ルート系列の識別情報と、システム帯域幅と、PUCCHのRB数の内の一部の情報に基づいて、MPRの値が決定されてもよい。
尚、上述した例において、前記上りリンクまたは下りリンクにおけるシステム帯域幅やPUCCHのリソースブロック数(RB数)、PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報(Root Sequence Index)、PRACHのためのリソースブロックの位置を示す情報等は、報知情報の一部として、基地局装置200より、移動局100に通知されるが、代わりに、RRC messageにより、基地局装置200より、移動局100に通知されてもよい。より具体的には、前記上りリンクまたは下りリンクにおけるシステム帯域幅やPUCCHのリソースブロック数(RB数)、PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブルの信号を生成するためのルート系列の識別情報(Root Sequence Index)、PRACHのためのリソースブロックの位置を示す情報等は、HO commandに含まれる情報の一部として、基地局装置200より、移動局100に通知されてもよい。
本発明の実施例によれば、前記ランダムアクセスプリアンブルにMPRを適用しつつ、かつ、できる限り、その適用領域を小さくすることにより、移動局における電力アンプのComplexityの増大を抑えつつ、かつ、上りリンクのセル半径の低減を回避することのできる移動通信システムにおけるユーザ装置及び通信制御方法を提供することが可能となる。
上述した実施例においては、Evolved UTRA and UTRAN(別名:Long Term Evolution,或いは,Super 3G)が適用されるシステムにおける例が説明されたが、本発明に係る移動局、基地局装置、移動通信システム及び通信制御方法は、ランダムアクセスチャネルを用いた通信を行う他のシステムにも適用可能である。
なお、上述の移動局UEや基地局装置eNBの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEや基地局装置eNB内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEや基地局装置eNB内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。

Claims (5)

  1. 移動通信システム内で基地局装置と無線通信するユーザ装置であって:
    前記基地局装置からパラメータを取得するように構成されているパラメータ取得部と、
    前記基地局装置に対して、ランダムアクセスプリアンブルを送信するように構成されているプリアンブル送信部と、
    を具備し、
    前記プリアンブル送信部は、
    前記パラメータに基づいて、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信電力の最大値を、前記移動通信システムで規定されている定格電力よりも小さくすることを特徴とするユーザ装置。
  2. 請求項1に記載のユーザ装置であって:
    前記パラメータは、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信周波数帯域、前記ランダムアクセスプリアンブルのルート系列の識別番号の少なくとも1つであることを特徴とするユーザ装置。
  3. 請求項1に記載のユーザ装置であって:
    前記パラメータは、システム帯域幅、上りリンクの制御チャネルのリソースブロック数、前記ランダムアクセスプリアンブルのルート系列の識別番号の少なくとも1つにより決定されることを特徴とするユーザ装置。
  4. 請求項3に記載のユーザ装置であって、
    前記プリアンブル送信部は、
    前記システム帯域幅が第1閾値よりも大きく、または/かつ、前記上りリンクの制御チャネルのリソースブロック数が第2閾値よりも大きい場合に、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信電力の最大値を、前記移動通信システムで規定されている定格電力と同一とし、
    前記システム帯域幅が第1閾値以下であり、かつ/または、前記上りリンクの制御チャネルのリソースブロック数が第2閾値以下である場合に、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信電力の最大値を、前記移動通信システムで規定されている定格電力よりも小さくすることを特徴とするユーザ装置。
  5. 移動通信システム内で基地局装置と無線通信するユーザ装置に通信制御方法であって:
    前記基地局装置から、システム帯域幅、上りリンクの制御チャネルのリソースブロック数、ランダムアクセスプリアンブルのルート系列の識別番号の少なくとも1つを取得する第1ステップと、
    前記基地局装置に対して、ランダムアクセスプリアンブルを送信する第2ステップと、
    を備え、
    前記第2ステップは、
    前記システム帯域幅、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信周波数帯域、ランダムアクセスプリアンブルのルート系列の識別番号の少なくとも1つに基づいて、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信電力の最大値を、前記移動通信システムで規定されている定格電力よりも小さくすることを特徴とする通信制御方法。
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