JPWO2009019784A1 - 情報処理装置,更新情報取得方法及び更新情報取得プログラム - Google Patents

情報処理装置,更新情報取得方法及び更新情報取得プログラム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2009019784A1
JPWO2009019784A1 JP2009526311A JP2009526311A JPWO2009019784A1 JP WO2009019784 A1 JPWO2009019784 A1 JP WO2009019784A1 JP 2009526311 A JP2009526311 A JP 2009526311A JP 2009526311 A JP2009526311 A JP 2009526311A JP WO2009019784 A1 JPWO2009019784 A1 JP WO2009019784A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acquisition
rule
update information
distribution source
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009526311A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5163648B2 (ja
Inventor
石井 賢次
賢次 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2009019784A1 publication Critical patent/JPWO2009019784A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5163648B2 publication Critical patent/JP5163648B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/958Organisation or management of web site content, e.g. publishing, maintaining pages or automatic linking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

本発明は、情報の配信元から更新情報を効率良く取得できるようにするために、情報の配信元(3−1〜3−3)において更新された情報を、ネットワーク(2)を介して取得する取得部(13)と、配信元(3−1〜3−3)に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する決定部(12a)とをそなえ、取得部(13)が、取得規則が未決定である配信元(3−1〜3−3)に対して、所定の学習規則に基づいて更新情報を取得し、決定部(12a)が、取得部(13)による学習規則に基づく配信元(3−1〜3−3)からの更新情報の取得結果に基づいて、配信元(3−1〜3−3)に対する取得規則を決定し、取得部(13)が、決定部(12a)によって取得規則が決定されると、当該取得規則に基づいて、配信元(3−1〜3−3)から規則的に更新情報を取得するように構成する。

Description

本発明は、ネットワーク(例えばインターネット)上の情報の配信元における更新情報を規則的に取得するための技術に関する。
従来からインターネットでの情報配信の仕組みとしてRSS[RDF(Resource Description Framework) Site Summary;Rich Site Summary;Really Simple Syndication]がある。従来の情報処理装置においては、RSSの配信元[例えば、WWW(World Wide Web)サーバ等の情報配信サーバ]からRSSデータ(RSSフィード)を取得すべく、RSSリーダが当該RSSのURL(Uniform Resource Locator)に対して、起動時やユーザが設定した定期的なタイミングでRSSデータの取得、更新処理を行なっている。
なお、近年、RSSは、例えばウェブログでの更新情報の配信に用いられる他、ニュース配信サイトにおける最新ニュース、あるいは、テレビ局やラジオ局等の番組情報、もしくは、各種企業においてプレスリリースや新製品情報、サポート情報が、RSSを用いたヘッドライン情報としてインターネット上で配信されている。
そして、RSSは定期的に更新されて配信される場合が多いため、更新タイミングにあわせてRSSを自動的に取得することが望ましい。
なお、従来から、デジタル複合機等の周辺機器のデバイスドライバのバージョンアップを情報処理装置が効率的に行なうために、周辺機器が、ネットワークを介してデバイスドライバの管理サーバに問い合わせを行なう際に、次回にデバイスドライバのバージョン情報を確認すべき間隔(更新予定時刻)を管理サーバから受信する技術がある(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2001−125773号公報
ところで、パーソナルコンピュータ等が使用する広帯域で定額制のインターネット(例えば今日の日本におけるブロードバンド)は有線網であり、更新直後のRSSデータを取得すべく、間隔が短い定期的な(例えば5分毎の)ポーリングによってRSSデータを更新(取得)したとしても、帯域(網)やユーザに課せられる課金の面で問題は生じない。
しかしながら、例えば携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末が用いる無線網は、有線網と比較して様々な制限がある。
例えば、通信(利用)頻度が増えると、ユーザに高額の通信料金が課せられる場合がある他、網の過負荷による弊害(通信障害等)が生じ易いという問題がある。
より具体的には、プル型の通信の場合、携帯端末からの問い合わせ毎に通信料金が課せられる場合があるので、更新直後のRSSデータを取得するために、短い間隔で定期的にポーリングを行なうと、高額の通信料金がユーザに課せられるおそれがある。
さらに、無線網の場合は、有線網によりも過負荷による弊害が生じ易いため、多くの携帯端末が同一URLまたは同一WWWサーバに対して、間隔が短い定期的なポーリングを行なうと、通信に不具合が発生するおそれもある。
また、携帯端末のバッテリの電池容量に限りがあるため、間隔が短い定期的なポーリングを行なうと電池容量を多く消費してしまう。例えば、携帯電話は一つのバッテリで2,3時間の通信が可能であるため、パーソナルコンピュータのメーラのように5分毎に一度、RSSデータの取得処理を行なうと、一度の処理に1分掛かるとして、バッテリは15時間しかもたない。
これらの理由により、特に携帯端末では、RSSデータを取得するためには、極力少ない問い合わせで更新されたRSSデータを効率的に取得することが望ましい。
なお、上述した特許文献1の技術は、情報の配信元が次回の更新予定時刻を通知する機能を備えなければならず、情報の配信先であるユーザ端末側において効率的に情報を取得できるようにした技術ではない。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、情報の配信元から更新情報を効率良く取得できるようにした、情報処理装置,更新情報取得方法,更新情報取得プログラム及び同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、ネットワーク上の情報の配信元において更新された情報を、該ネットワークを介して取得する取得部と、この取得部による該配信元に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する決定部とをそなえ、該取得部が、該決定部によって該取得規則が未決定である該配信元に対して、所定の学習規則に基づいて更新情報を取得し、該決定部が、該取得部による該学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該配信元に対する取得規則を決定し、該取得部が、該決定部によって該取得規則が決定されると、当該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得することを特徴としている。
なお、該取得部による該取得規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得部が該配信元から更新情報を正常に取得しているか否かを判断する判断部をそなえ、該取得部は、該判断部によって該配信元から更新情報を正常に取得していないと判断されると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得し、該決定部は、該取得部による該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定するとともに、該取得部は、該決定部によって該取得規則が再決定されると、再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得することが好ましい。
また、該判断部は、該配信元に更新情報がないために、該取得部が更新情報を取得できなかった場合に、該取得部が更新情報を正常に取得していないと判断することが好ましい。
さらに、該再学習規則は、該決定部による再決定前の該取得規則に応じて決定されていることが好ましい。
なお、該取得部は、該決定部によって該取得規則が決定されてから所定期間経過すると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得し、該決定部は、該取得部による該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定するとともに、該取得部は、該決定部によって該取得規則が再決定されると、当該再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得することが好ましい。
また、該再学習規則は、該決定部による再決定前の該取得規則に応じて決定されていることが好ましい。
さらに、該決定部が、予め保持された複数の規則のうち、該取得部による更新情報の取得結果に対応する規則を、該取得規則として決定することが好ましい。
なお、該決定部が、該複数の規則のうちの該取得部による該取得結果に対応する規則を、該複数の規則毎に設定された優先度の順に検索し、対応する規則が検索されると当該規則を該取得規則として決定することが好ましい。
さらに、該決定部が該複数の規則のうちの該取得部による該取得結果に対応する規則を検索する際に用いる、該優先度を設定する設定部をそなえて構成されていることが好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明の更新情報取得方法は、ネットワーク上の情報の配信元において更新された情報を、該ネットワークを介して規則的に取得する方法であって、所定の学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得する学習取得ステップと、この学習取得ステップにおける該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該配信元に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する決定ステップと、この決定ステップにおいて決定された該取得規則に基づいて、該配信元から更新情報を規則的に取得する第1通常取得ステップとを含んでいることを特徴としている。
なお、該第1通常取得ステップにおける該取得規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該第1通常取得ステップにおいて更新情報を正常に取得しているか否かを判断する判断ステップと、この判断ステップにおいて、該第1通常取得ステップにおいて該配信元から更新情報を正常に取得していないと判断されると、所定の再学習規則に基づいて更新情報を取得する第1再学習取得ステップと、この第1再学習取得ステップにおける該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定する第1再決定ステップと、この第1再決定ステップにおいて再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から更新情報を規則的に取得する第2通常取得ステップとを含むことが好ましい。
また、該判断ステップは、該配信元に更新情報がないために、該第1通常取得ステップにおいて更新情報を取得できなかった場合に、該第1通常取得ステップが更新情報を正常に取得していないと判断することが好ましい。
さらに、該再学習規則は、該第1再決定ステップにおける再決定前の該取得規則に応じて決定されていることが好ましい。
なお、該決定ステップにおいて該取得規則が決定されてから所定期間経過すると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から情報を取得する第2再学習取得ステップと、この第2再学習取得ステップにおける該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定する第2再決定ステップと、この第2再決定ステップにおいて該取得規則が再決定されると、当該再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得する第3通常取得ステップとを含むことが好ましい。
また、該再学習規則は、該第2再決定ステップにおける再決定前の該取得規則に応じて決定されていることが好ましい。
さらに、該決定ステップにおいて、予め保持された複数の規則のうち、該学習取得ステップにおける更新情報の取得結果に対応する規則が、該取得規則として決定されることが好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明の更新情報取得プログラムは、ネットワーク上の情報の配信元において更新された情報を、該ネットワークを介して規則的に取得する機能を、コンピュータに実現させるためのプログラムであって、該ネットワークを介して該配信元において更新された情報を取得する取得部、及び、この取得部による該配信元に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する決定部として、該コンピュータを機能させるとともに、該取得部が、該決定部によって該取得規則が未決定である該配信元に対して、所定の学習規則に基づいて更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させ、該決定部が、該取得部による該学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該配信元に対する取得規則を決定するように、該コンピュータを機能させ、該取得部が、該決定部によって該取得規則が決定されると、当該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させることを特徴としている。
なお、該取得部による該取得規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得部が該配信元から更新情報を正常に取得しているか否かを判断する判断部として、該コンピュータを機能させるとともに、該取得部が、該判断部によって該配信元から更新情報を正常に取得していないと判断されると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させ、該決定部が、該取得部による該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定するように、該コンピュータを機能させ、該取得部が、該決定部によって該取得規則が再決定されると、再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させることが好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体は、上述した更新情報取得プログラムを記録されている。
このように、本発明によれば、取得部が、決定部によって決定された、学習結果が反映された取得規則に基づいて、配信元から更新情報を効率良く取得することができる。したがって、ユーザがデータ通信量や時間に応じて課金される場合であっても、学習結果に応じた取得規則で効率的に更新情報を取得するので、ユーザに高額の通信料金が課せられることを抑止できる。また、無線通信網によりネットワークにアクセスする場合であっても、効率的に更新処理を実行するので、無線網の弊害(例えば網の過負荷による通信障害)を受け難くなる。さらに、バッテリから電源供給を受けて稼働する場合であっても、効率的に更新処理を行なうことで、消費電力を節約でき、バッテリの電力がすぐに消費されてしまうことを抑止できる。
さらに、取得部が決定部によって再決定された取得規則に基づいて、配信元から更新情報を取得するので、例えば、配信元で情報の更新時刻が変更されて、設定されていた取得規則が配信元での情報の更新に適合しなくなった場合であっても、再学習結果に応じた新たな取得規則に基づいて取得部が配信元に対して更新情報の取得処理を実行することになり、取得部は更新情報の取得処理をより確実に、且つ、より効率的に実行できる。
本発明の一実施形態としての情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態としての情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態としての情報処理装置の外観の一例を示す図である。 本発明の一実施形態としての情報処理装置の記憶部に保持されたフィード情報及び設定情報を説明するための図である。 本発明の一実施形態としての情報処理装置の記憶部に保持されたヒストリー情報を説明するための図である。 本発明の一実施形態としての情報処理装置に保持された複数の規則に関するテーブルを説明するための図である。 本発明の一実施形態としての情報処理装置の処理部の表示制御部によって表示部に表示されるフィード表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態としての更新情報取得方法の動作手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態としての情報処理装置の処理部のフィード取得処理部の取得実行部の動作手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態としての情報処理装置の処理部のフィード取得処理部の動作手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態としての情報処理装置の処理部のフィード取得処理部のスケジュール処理部の取得規則決定部の動作手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置
2 ネットワーク
3,3−1〜3−3 HTTP(HyperText Transfer Protocol)サーバ(配信元)
10 処理部
11 フィード取得処理部
12 スケジュール処理部
12a 取得規則決定部(決定部)
12b 再学習判断部(判断部)
12c 設定部
12d テーブル
12e 適合ルール
12f 設定タイミング
12g 再学習ルール
13 取得実行部(取得部)
14 通信部
14a アンテナ
15 表示制御部
15a フィード表示画面
16 フィードリスト表示処理部
16a フィードリスト画面
17 フィード表示処理部
17a 見出し一覧ウィンドウ
17b ブラウザウィンドウ
18 表示部
20 記憶部
21 フィード情報
21a フィード名
21b フォルダ
21c URL(Uniform Resource Locator)
21d コンテンツ格納先
22 設定情報
22a 定期取得設定
22b 定期取得ルール
22c 取得タイミング
22d 更新日時
23 更新情報
24 ヒストリー情報
24a 取得実行時間
24b 取得状況
24c コンテンツ更新時間
31 操作部
32 マイク
33 スピーカ
34 メモリ
35 LSI(Large Scale Integration)
S2 学習取得ステップ
S3 決定ステップ
S5 第1通常取得ステップ,第2通常取得ステップ
S6 判断ステップ
S8 第1再学習取得ステップ
S9 第1再決定ステップ
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
〔1〕本発明の一実施形態について
まず、図1に示すブロック図を参照しながら、本発明の一実施形態としての情報処理装置(以下、本情報処理装置という)1の構成について説明する。
図1に示すように、本情報処理装置1は、通信ネットワーク2を介して複数のサーバ[ここでは、HTTP(HyperText Transfer Protocol)サーバ]3−1〜3−3と接続されるものであり、処理部10,通信部14,表示部18,及び記憶部20をそなえて構成されている。
ここで、本情報処理装置1は、例えば携帯端末であり、図2に示すように、ハードウェアとして通信部14,表示部(ディスプレイ)18,操作部(操作ボタン)31,マイク32,スピーカ33,メモリ34,及びLSI(Large Scale Integration)35をそなえている。
なお、LSI35には、通信部14,表示部18,操作部31,マイク32,スピーカ33,及びメモリ34が接続されている。また、通信部14はアンテナ14aを有している。
そして、処理部10(後述するフィード取得処理部11及び表示制御部15)は、LSI35が所定のアプリケーションプログラム(後述する更新情報取得プログラム)を実行することによって実現される。なお、LSI35は、マイク32やスピーカ33に係る音声処理や通信部14に係る通信処理(例えばベースバンド処理)も実行する。
さらに、記憶部20は、メモリ34によって実現される。このメモリ34は、例えばフラッシュメモリ及びSRAM(Static Random Access Memory)から構成されている。
また、本情報処理装置1としての携帯端末は、例えば携帯電話であり、図3に示すように、本情報処理装置1としての携帯電話は、ユーザがディスプレイ18を見ながら、ユーザインタフェースとしての複数の操作部(操作ボタン)31を操作可能に構成されている。
処理部10は、フィード取得処理部11と表示制御部15とをそなえて構成されている。
フィード取得処理部11は、ネットワーク2上における情報の配信元であるHTTPサーバ[WWW(World Wide Web)サーバ]3−1〜3−3(以下、これらを特に区別しない場合には、単に符号“3”で示す)の所定のURL(Uniform Resource Locator)から更新情報[RSSフィード(RSSデータ)]を取得するものであり、更新情報の取得ルール(取得規則)を決定して記憶部20に登録するスケジュール処理部12及び記憶部20に保持された取得ルール等に基づいて当該URLから更新情報を取得する取得実行部(取得部)13をそなえて構成されている。なお、取得実行部13は、ネットワーク2を介した通信[HTTP/SSL(Secure Sockets Layer),TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いた通信]を実行する通信部14を用いて、配信元から更新情報を取得する。
また、表示制御部15は、更新情報に係るフィード名(リスト)や実際のフィードデータ(例えばコンテンツデータ)等を表示部18表示させるものである。
さらに、記憶部20は、フィード取得処理部11が定期取得する配信元や更新情報に係るフィード情報21,各フィード情報の定期取得に係る設定情報22,取得した更新情報(RSSフィード)23,及び取得履歴を示すヒストリー情報24を保持するものである。
なお、記憶部20のフィード情報21は、スケジュール処理部12の後述する取得規則決定部(決定部)12aもしくは設定部12cによって登録されるものであり、設定情報22は取得規則決定部12a及び設定部12cによって登録されるものである。
具体的には、図4に示すように、記憶部20には、フィード情報21としてフィード名21a,フォルダ21b,URL21c,及びコンテンツ格納先21dが保持されている。
つまり、フィード情報21は、定期取得するRSSデータの名称としてのフィード名21a毎に、当該フィード名を階層構成で管理するためのフォルダ21bと、当該RSSデータの配信元であるURL21cと、取得したRSSデータの格納先(つまり更新情報23の記憶部20内の格納先のアドレス)であるコンテンツ格納先21dとを含んでいる。
これらの情報21a〜21dは、操作部31を介して入力されたユーザの指示に応じて、取得規則決定部12aもしくは設定部12cによって登録される。
そして、設定情報22も、フィード情報21のフィード名21a毎に定期取得するか否かを示す定期取得設定22a、定期取得のためのルールを示す定期取得ルール22b、定期取得の具体的なタイミングを示す取得タイミング22c、及び、取得した最新の更新情報の更新日時22dを含んでいる。
なお、定期取得設定22aは、操作部31を介して入力されたユーザの指示に応じて設定部12cが登録するものであり、定期取得ルール22b及び取得タイミング22cは取得規則決定部12aによって登録され、更新日時22dは取得実行部13によって登録される。
具体的には、定期取得設定22aとして、“する”または“しない”が設定部12cによってユーザの指示に基づいて設定される。また、定期取得ルール22bとして、後述する“適合ルールNo.1〜8”(後述する図6参照)のいずれか、あるいは、“学習中”、もしくは、“固定設定”が取得規則決定部12aによって設定される。
なお、記憶部20に保持された更新情報23については後述する図7を参照しながら詳述し、ヒストリー情報24については、後述する図5を参照しながら詳述する。
次に、フィード取得処理部11の取得実行部13の詳細について説明する。
取得実行部13は、HTTPサーバ3において更新された情報を、通信部14を用いてネットワーク2を介して取得するものである。
取得実行部13は、記憶部20に保持されたフィード情報21のURL21c(即ち、所定HTTPサーバ3の所定URL)に対して、記憶部20に保持された設定情報22の定期取得ルール22bに基づいて(具体的には取得タイミング22cが示す時刻に)アクセスを行なって、当該URLから更新情報(RSSフィード)を取得する。
例えば、図4に示すように、フィード名21aが“映画ニュース”のフィードに対しては、取得実行部13は、適合ルール1、具体的には毎日12時に、URL21cが示すURLにアクセスして更新情報を取得する更新処理を実行する。
また、取得実行部13は、フィード名21aが“スポーツnews”のフィードに対しては、適合ルール4、具体的には毎日12時と20時に、対応するURLに対して更新処理を実行する。
さらに、取得実行部13は、記憶部20にフィード情報21が保持され、設定情報22の定期取得設定22aが“する”であるが、定期取得ルール22bは未決定であるURLに対しては、予め設定された所定の学習規則に基づいて更新情報をする。
例えば、記憶部20に新規に登録されたばかりで定期取得ルールが未決定のフィード、具体的には図4のフィード名21aが“PCshop”である配信元に関しては、予め設定された学習規則(ここでは、更新情報が20回取得されるまで、毎日0時から4時間置きに定期的に更新処理(ポーリング)を実行するという規則)に基づいて、取得実行部13は更新情報の取得処理を実行する。
このとき、対応する定期取得設定22aには“する”が設定され、定期取得ルール22bには“学習中”が設定され、取得タイミング22cには“毎日0:00,毎日4:00,毎日8:00,毎日12:00,毎日16:00,毎日20:00”が設定される。
そして、取得実行部13は、学習期間中の更新処理の結果を、例えば図5に示すようなヒストリー情報24として記憶部20に登録する。
つまり、取得実行部13は、更新処理を行なった時間(取得実行時間24a)毎に、その結果(“あり”または“なし”)を取得状況24bとして登録するとともに、更新情報を取得できた場合(つまり取得状況が“あり”の場合)、当該取得した更新情報の配信元での更新時間(コンテンツ更新時間)24cを登録する。
なお、更新時間24cに登録する更新情報の更新時間(時刻)は、例えば更新情報に付加されている。
ここで、図5に示す記憶部20のヒストリー情報24は、配信元(図4のフィード情報21)と対応付けて記録されている。そして、取得実行部13は、ヒストリー情報24における更新情報の有り無しを、前回取得した更新情報の配信元における更新日時に基づいて判断する。
具体的には、取得実行部13は、設定情報22としての更新日時22dに最新の更新情報の更新日時を登録するとともに、更新情報の取得処理を実行する際には、更新情報(RSSデータ;例えばコンテンツデータ)の更新日付を“If-Modified-Since”に設定したHTTP要求を通信部14に発行させる。
これにより、更新日時22dに設定された日時よりも新しい日時の更新情報が配信元にあった場合に、取得実行部13は当該更新情報を取得する。
このとき、取得実行部13は、ヒストリー情報24の取得状況24bを“あり”に設定するとともに、取得した更新情報の配信元における更新日時をコンテンツ更新時間24cに登録する。
さらに、取得実行部13は、設定情報22の更新日時22dにも、当該取得した更新情報の配信元における更新日時を上書き登録する。
一方、更新日時22dに設定された日時よりも新しい日時に更新された更新情報が配信元に無かった場合は、取得実行部13は更新情報を取得しない。
このとき、取得実行部13は、ヒストリー情報24の取得状況24bを“なし”に設定し、コンテンツ更新時間24cには何も登録しない。
なお、記憶部20は、取得実行部13による学習規則に応じた更新処理結果だけでなく、取得実行部13による通常動作時(つまり、取得規則決定部12aによって決定された取得規則に基づく動作時)の更新処理の結果もヒストリー情報24として保持する。
また、ヒストリー情報24が、初期学習時のものか、再学習時のものか、通常動作時のものかを示す情報を、各ヒストリー情報24に付加してもよく、かかる情報に基づいて、スケジュール処理部12が当該ヒストリー情報24の処理時を判断してもよい。
さらに、ヒストリー情報24は、学習時や再学習時には、20件までの更新処理結果を保持するように構成されており、20件を超えると、最も古い更新処理結果は消去するように構成されている。これによりハード資源の節約を図っている。
また、取得実行部13は、後述する再学習時にも、取得規則決定部12aによって決定された、予め設定された再学習ルールに応じて更新処理を実行するが、その点については後述する再学習判断部(判断部)12bの説明箇所において詳細に説明する。
なお、取得実行部13のより具体的な動作手順(複数の配信元に対する処理手順)については、後述する図9を参照しながら説明する。
次に、スケジュール処理部12の詳細(取得規則決定部12a,再学習判断部12b,及び設定部12c)について説明する。
取得規則決定部12aは、取得実行部13による学習規則に基づく配信元からの更新情報の取得結果、即ち、記憶部20のヒストリー情報24に基づいて、当該配信元に対する取得規則を決定するものである。
具体的には、取得規則決定部12aは、図6に示すテーブル12dに保持された複数の規則のうち、ヒストリー情報24に対応する規則を、取得規則として決定するものであり、図6のテーブル12dにおける複数の適合ルール12eの中から、学習時のヒストリー情報24に対応するルールを選択し、その選択した適合ルール12eと、当該適合ルール12eに対応する設定タイミング12fとに基づいて取得規則を決定する。
さらに、取得規則決定部12aは、テーブル12dに登録された番号(No.)1から8に向けて順番に、学習時のヒストリー情報24に対応する適合ルール12eを検索し、対応するものが検索されると、当該適合ルール12eに基づいて取得規則を決定する。
ここで、テーブル12dは、複数の適合ルール12a毎に優先度が予め設定されている。図6の例では、“No.1”の適合ルールの優先度が最も高く、“No.8”に向けて順に優先度が低くなるように設定されている。
したがって、取得規則決定部12aは、複数の規則のうちのヒストリー情報24に対応する規則を、複数の規則毎に設定された優先度の順に検索し、対応する規則が検索されると当該規則を取得規則として決定するように構成されている。
なお、図5のヒストリー情報24は、毎日10時30分前頃に更新情報を取得しており(コンテンツ更新時間24c参照)、この状況が学習期間中(つまり更新情報を20回取得するまで)続くのであれば、毎日1回、10時30分前頃に更新するという取得結果に基づいて、取得規則決定部12aは、No.1の適合ルール“毎日、1回更新”を検索し、取得した更新データ(更新情報)内の最も遅い更新時刻(つまり、コンテンツ更新時間24aのうち最も遅い更新時間;ここでは10時25分とする)に対応する、次の4時間単位時刻、即ち、ここでは12時が、設定タイミングとなる。その結果、取得規則決定部12aは、毎日、12時に取得するという取得規則を決定する。
この取得規則決定部12aによる取得規則の決定方法について、より詳細に説明すると、本情報処理装置1では、学習規則と同様に、取得規則決定部12aが決定する取得規則も一日を4時間単位に分けた0時,4時,8時,12時,16時,20時のいずれかの時刻に更新処理を実行することが予め決まっている。
したがって、取得規則決定部12aは、学習期間中の更新処理結果に基づき、規則的に更新があった場合には、当該規則的な更新がされた更新情報を確実に取得できるように、規則的な更新のうち、一の規則単位において最も遅い時刻の直後の4時間単位時刻(0時,4時,8時,12時,16時,20時のいずれか)を、更新処理を実行する時刻として決定する。
換言すると、取得規則決定部12aは、0時から4時以前の間に更新情報が定期的に取得されていれば4時を取得時刻として規則を決定する。また、4時から8時以前の間に更新情報が定期的に取得されていれば8時を取得時刻として規則を決定する。以降、これらと同様に、8時から12時以前の間,12時から16時以前の間,16時から20時以前の間,及び20時から0時以前の間に更新情報が定期的に取得されていれば、取得規則決定部12aは、それぞれ、12時,16時,20時,0時を取得時刻として規則を決定する。
例えば、テーブル12dのNo.3の適合ルールに該当する場合であって、毎日10時半頃と16時半頃とに更新情報が取得される場合には、取得規則決定部12aは、10時半頃の更新、及び、16時半頃の更新のそれぞれを一の規則単位として、10時半頃の更新情報のうちの最も遅い時刻の直後の4時間単位時刻(ここでは12時)、及び、16時半頃の更新情報のうちの最も遅い時刻の直後の4時間単位時刻(ここでは20時)を、取得時刻として取得規則を決定する。
なお、図6のテーブル12dに示す、No.1以降の適合ルール12e及び設定タイミング12fについて説明すると、No.2の適合ルールは、土日休日以外は毎日1回更新されている場合であり、この適合ルールに該当する場合は、土日休日以外は、取得規則決定部12aは、更新情報内の最も遅い時刻に対応する4時間単位時刻に毎日更新処理を実行するという取得規則を決定する。
また、No.3の適合ルールは、毎日2回以上更新される場合であり、この場合、取得規則決定部12aは、上述したように規則単位毎に最も遅い更新時刻に対応する4時間単位時刻に更新処理を実行するという取得規則を決定する。
さらに、No.4の適合ルールは、土日休日以外は毎日2回以上更新される場合であり、この場合取得規則決定部12aは、No.1のルールに対するNo.2のルールの関係と同様に、No.3のルールに対して、土日休日は例外として更新処理を行なわず、月曜から金曜日はNo.3のルールの場合と同様に決定した時刻に更新処理を実行する取得規則を決定する。
また、No.5の適合ルールは、週に特定曜日にのみ1回更新される場合であり、この場合、取得規則決定部12aは、その曜日を特定し、毎週、当該曜日の最も遅い更新時刻に対応する4時間単位時刻に更新処理を実行するという取得規則を決定する。
さらに、No.6の適合ルールは、一週間に1回更新される場合であり、この場合、取得規則決定部12aは、日曜日を最初、土曜日を最後として、日曜から土曜にかけて最も後ろの曜日の更新情報のうちの最も遅い更新時刻に対応する4時間単位時刻に更新処理を実行するという取得規則を決定する。
また、No.7の適合ルールは、一週間に2回以上更新される場合であり、この場合、取得規則決定部12aは、更新された曜日(合致する曜日)毎に、その曜日内における更新情報のうちの最も遅い更新時刻に対応する4時間単位時刻に更新処理を実行するという取得規則を決定する。
さらに、No.8の適合ルールは、上述したNo.1〜No.7のいずれにも該当しない場合であり、この場合、取得規則決定部12aは、毎週月曜日の12時に更新処理を実行するという予め設定された取得規則を決定する。なお、この場合の取得規則は、設定部12cによってユーザによって設定変更可能である。
また、取得規則決定部12aは、再学習判断部12bによって再学習が必要であると判断されると(ここでは、取得実行部13が更新情報を正常に取得していないと判断されると)、テーブル12dに基づいて再学習規則12gを決定する。
つまり、再学習判断部12bは、取得実行部13による再学習が必要であるか否かを判断するものであり、ここでは、取得実行部13による取得規則決定部12aによって決定された取得規則に基づく配信元からの更新情報の取得結果(即ち、通常動作時の配信元からの更新処理に係るヒストリー情報24)に基づいて、取得実行部13が当該配信元から更新情報を正常に取得しているか否かを判断して、再学習の必要性を判断する。
具体的には、再学習判断部12bは、通常動作時のヒストリー情報24に基づいて、配信元に更新情報がないために、取得実行部13が更新情報を取得できなかった場合に、取得実行部13が更新情報を正常に取得していないと判断して、再学習が必要であると判断する。
また、再学習判断部12bは、上記再学習の必要の判断(正常取得できているか否かの判断)とは別に、所定期間が経過する(例えば、取得実行部13が取得規則に基づいて更新情報を20回取得する)と、それまでに取得した更新情報の更新日時等(ヒストリー情報24)に基づいて、適用中の取得規則が実際の配信元での情報の更新に適合しているか否かを判断する。
なお、再学習判断部12bのより具体的な判断方法については、後述する図10を参照しながら説明する。
そして、再学習判断部12bによって取得実行部13が更新情報を正常に取得していないと判断される、または、取得規則が配信元での情報の更新に適合していない判断されると、取得規則決定部12aは、現在(通常動作時)の取得規則12eに対応して予め設定されている再学習ルール12gを、再学習規則として決定する。
つまり、取得規則決定部12aによって決定される再学習規則は、取得規則決定部12aによる再学習規則の再決定前の取得規則に応じて決定される。
例えば、現在、取得実行部13が、No.1〜4の適合ルール12eに対応する取得規則を採用している場合、取得規則決定部12aは、対応する再学習規則として、テーブル12dに基づいて、毎日4時間単位時刻で20回更新情報が取得されるまで更新処理を実行するという再学習規則(図中“毎日4h単位時刻、20回”と表記)を決定する。
また、現在、取得実行部13が、No.5〜8の適合ルール12eに対応する取得規則を採用している場合、取得規則決定部12aは、対応する再学習規則として、テーブル12dに基づいて、毎日4時間単位時刻で10回更新情報が取得されるまで更新処理を実行するという再学習規則(図中“毎日4h単位時刻、10回”と表記)を決定する。
このように、No.1〜4の適合ルール12eに比べて更新処理の頻度が低いNo.5〜8の適合ルール12eには、学習期間を決定する更新情報の取得回数が少なく設定されており、テーブル12dに予め設定された再学習規則12gは、現在採用している取得規則に応じた効率的な再学習を実現すべく設定されている。
そして、取得規則決定部12aによって再学習規則が決定されると、取得実行部13は、上述した最初の学習時と同様に、決定された再学習規則に応じた更新処理を実行し、その再学習結果を、ヒストリー情報24(図5参照)として記憶部20に登録する。
さらに、取得実行部13による再学習規則に応じた更新処理が終了すると、取得規則決定部12aは、取得実行部13による再学習規則に基づく配信元からの更新情報の取得結果(つまり、ヒストリー情報24)に基づいて、取得規則を再決定する。
このとき、取得規則決定部12aによる取得規則の再決定は、上述した最初(初期設定時)の取得規則の決定方法と同様に、テーブル12dに基づいて行なわれる。
そして、取得規則決定部12aによって取得規則が再決定されると、取得実行部13は、その再決定された取得規則に基づいて、配信元から更新情報を取得する。
設定部12cは、操作部31を介したユーザからの指示に応じて、各種設定を行なうものであり、例えば、ユーザの指示に応じて、どのHTTPサーバ3(サイト)の更新情報を定期取得するかを指定すべく、フィード情報21のフィード名21aやフォルダ21b、及び、設定情報22の定期取得設定22aを設定する。
また、設定部12cは、ユーザの指示に応じて、テーブル12dにおける各適合ルール12eの順序(No.)、つまり、各適合ルール12eの優先度を設定する。つまり、設定部12cは、取得規則決定部12aが複数の規則(適合ルール12e及びこれに対応する設定タイミング12f)のうちの取得実行部13による取得結果に対応する規則を検索する際に用いる、優先度を設定する。
さらに、設定部12cは、ユーザの指示に応じて適合ルール12eがその他(固定設定)の際の設定タイミング12f(図6中“月曜日12時”)も設定することができる。
なお、設定部12cは、ユーザの指示に応じて、再学習ルール12gを設定、変更してもよい。
次に、表示制御部15について説明すると、表示制御部15は、表示部18の表示内容を制御するものであり、フィードリスト表示制御部16及びフィード表示制御部17をそなえて構成されている。
ここで、図7に表示制御部15によって表示部18に表示されるフィード表示画面15aを示し、この図7を用いて、フィードリスト表示制御部16及びフィード表示制御部17について説明する。
フィードリスト表示制御部16は、フィード情報21におけるフィード名21aをフォルダ名21bに基づいて階層構成(フォルダ構成)で管理し、フィード表示画面15aにおいてフィードリスト画面16aとして表示するものである。
また、フィードリスト表示制御部16は、操作部31を介したユーザの指示に応じた表示制御を行なうようになっており、図7に示す例では、ユーザの操作部31を介した指示に応じて、網掛けで示すように、フィード名“映画ニュース”が選択された状態を表示している。
フィード表示制御部17は、取得実行部13によって取得され、記憶部20に登録された更新情報23を、フィード表示画面15aにおいて見出し一覧ウィンドウ17a及びブラウザウィンドウ17bとして表示するものである。
図7に示すように、フィード表示制御部17は、まず見出し一覧ウィンドウ17aに、取得実行部13によって取得されたフィード名21aが映画ニュースである所定のURLからの更新情報23をリストとして表示する。
ここでは、更新情報23毎にタイトル,作成日付(更新日付),及び作成者を表示する。
そして、フィード表示制御部17も、操作部31を介したユーザの指示に応じた表示制御を行なうようになっており、見出し一覧ウィンドウ17aにおいて選択された更新情報(ここでは、図中網掛けで示すタイトルが“△×□◇”の更新情報)23の実体を、ブラウザウィンドウ17bに表示する。
なお、図7に示す例では、表示制御部15(フィードリスト表示処理部16及びフィード表示処理部17)が、表示部18に一つのフィード表示画面15aを表示する場合を例にあげて説明したが、表示制御部15による表示方法は、本発明において図7の例に限定されない。
例えば、本情報処理装置1は携帯電話であるので、図3に示したように、表示部18が小さい場合には、表示制御部15は、フィードリスト画面16a,見出し一覧ウィンドウ17a,及びブラウザウィンドウ17bをそれぞれ一つずつ順に表示部18に表示してもよい。
具体的には、まず、フィードリスト表示処理部16が、表示部18にフィードリスト画面16aのみを表示し、ユーザがこの画面16aを見ながらフィード名を選択すると、フィード表示処理部17が、表示部18に見出し一覧ウィンドウ17aを表示し、ユーザがこの画面17aを見ながら所定のタイトルを選択すると、フィード表示処理部17が選択されたタイトルの更新情報を、ブラウザウィンドウ17bに表示する。これにより表示部18が小さくてもユーザは確実に且つ見易い状態で、所望の更新情報23を見ることができる。
次に、図8に示すフローチャート(ステップS1〜S9)を参照しながら、本情報処理装置1の動作手順(つまり、本発明の一実施形態としての更新情報取得方法の処理手順)について説明する。
この図8に示す本情報処理装置1の動作手順は、一つの配信元に対する動作手順であり、まず、ユーザによって一の配信元のフィード情報21及び設定情報22が登録される、もしくは、設定情報22の定期取得設定22aが“する”に設定されると(ステップS1)、取得実行部13によって、予め設定された学習規則(初期学習規則;ここでは、更新情報が20回取得されるまで、毎日0時から4時間置きに定期的にポーリングを実行するという規則)に基づいて、当該配信元から更新情報を取得する初期学習取得処理を実行する(学習取得ステップ;ステップS2)。
そして、更新情報が20回取得され、取得実行部13が初期学習取得処理を終了すると、その取得結果に基づいて、取得規則決定部12aが、当該配信元に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する(決定ステップ;ステップS3)。このとき、取得規則決定部12aは、決定した取得規則を設定情報22として記憶部20に登録する。
そして、ユーザによって当該配信元に係るフィード情報21や設定情報22が消去、もしくは、設定情報22の定期取得設定22aが“しない”に変更されていなければ(ステップS4のNoルート)、取得実行部13が、取得規則決定部12aによって決定された取得規則に基づいて、当該配信元から更新情報を規則的に取得する通常取得処理を実行する(第1通常取得ステップ;ステップS5)。
なお、ユーザによって当該配信元に係るフィード情報21や設定情報22が消去、もしくは、設定情報22の定期取得設定22aが“しない”に変更されていれば(ステップS4のYesルート)、本情報処理装置1は、当該配信元に対する処理を終了する。
そして、取得実行部13によって通常取得処理(上記ステップS5)が実行されると、その取得処理の結果に基づいて、再学習判断部12bが、取得実行部13が更新情報を正常に取得しているか否かを判断する(判断ステップ;ステップS6)。
ここで、再学習判断部12bが、取得実行部13が当該配信元から更新情報を正常に取得していないと判断すると(ステップS6のNoルート)、取得規則決定部12aが、テーブル12dに基づいて、現在の取得規則に対応する再学習規則を決定し(ステップS7)、取得実行部13が、決定された所定の再学習規則に基づいて更新情報を取得する再学習取得処理を実行する(第1再学習取得ステップ;ステップS8)。
次に、取得実行部13による再学習取得処理が終了すると、その再学習取得処理の取得結果に基づいて、取得規則決定部12aが取得規則を再決定し(第1再決定ステップ;ステップS9)、上記ステップS4の処理に移行する。
つまり、ユーザによってフィード情報等が消去されていなければ(ステップS4のNoルート)、取得実行部13が、取得規則決定部12aによって再決定された取得規則に基づいて通常の取得処理を実行する(第2通常取得ステップ;ステップS5)。
なお、上記ステップS6において、再学習判断部12bが、取得実行部13が当該配信元から更新情報を正常に取得していると判断すると(ステップS6のYesルート)、上記ステップS4の処理に移行する。
次に、図9に示すフローチャート(ステップS10〜S17)を参照しながら、複数の配信元に対する取得実行部13の詳細な動作手順について説明する。
取得実行部13は、起動タイマー(図示略)を有しており、この起動タイマーが起動することによって処理を開始する(ステップS10)。
さらに、取得実行部13は、カウンタ(図示略)を有しており、起動タイマーが起動すると(ステップS10)、まず、カウンタの値kを0にリセットする(ステップS11)。
次に、取得実行部13は、カウンタの値kを1カウントアップし(ステップS12)、図4に示すフィード情報21のうちのカウントアップ後のカウンタの値の番号(No.)のフィードに関する設定情報(特に取得タイミング22c)を取得する(ステップS13)。
そして、取得実行部13は、取得した取得タイミング22cに、本情報処理装置1内の時計(図示略)が示す現在時刻と同じものが有る(含まれている)か否かを判断する(ステップS14)。
ここで、取得した取得タイミング22cが現在時刻と同じものが有れば(ステップS14のYesルート)、取得実行部13は当該フィード情報21が示す配信元に対する更新情報の取得処理を実行する(ステップS15)。
なお、取得実行部13は、上記ステップS14において、現在時刻と同じ取得タイミングが無いと判断すると(ステップS14のNoルート)、取得実行部13は、上記ステップS15の処理をスキップする。
次に、取得実行部13は、現在のカウンタの値kが、フィード情報21における配信元の数(フィード情報の総数;図4の例では5つ)よりも小さいか否かを判断し(ステップS16)、まだカウンタの値kが、フィード情報21として登録された配信元の総数よりも少なければ(ステップS16のYesルート)、取得実行部13は、上記ステップS12の処理に移行する。
一方、現在のカウンタの値kが配信元の総数と等しくなれば(ステップS16のNoルート)、取得実行部13は、それまでに取得したすべての取得タイミング22cの中で(即ち、No.1〜5のすべての配信元に対するすべての取得タイミングの中で)、次の定期取得タイミング(つまり、次に取得処理を実行すべき時刻)を起動タイマーに設定して(ステップS17)、処理を終了する。
このように、取得実行部13は、記憶部20に保持されたフィード情報21及び設定情報22に基づいて、設定されたすべての配信元に対して、決定された取得規則に基づく更新情報の取得処理を確実に実行することができる。
次に、図10に示すフローチャート(ステップS20〜S30)を参照しながら、上記図9のステップS15における、取得実行部13による一の配信元に対する更新情報の取得実行処理の詳細な動作手順、及び、このときの取得規則決定部12a及び再学習判断部12bの動作手順について詳細に説明する。
この図10に示すように、取得実行部13は、一の配信元から更新情報の取得処理を実行する際には、まず、当該一の配信元を示すURL21cに対して、更新日時22dを“If-Modified-Since”に設定したHTTP要求を、通信部14を用いて実行する(ステップS20)。
これにより、取得実行部13は、URL21に更新日時22dより最新の更新日時の更新情報があれば、当該更新情報を取得し、取得結果を設定情報22及びヒストリー情報24に反映させる。
つまり、取得実行部13は、更新日時22dを、取得した更新情報の更新日時に更新するとともに、取得した更新情報に基づいて、ヒストリー情報24に取得実行時間24a,取得状況24b,及びコンテンツ更新時間24cを更新する(ステップS21)。
続いて、取得実行部13の更新処理が終了すると、取得規則決定部12aが、現在学習中であるか(即ち、取得実行部13が学習規則に基づいて処理を行なっているか)を判断し(ステップS22)、ここで学習中であれば(ステップS22のYesルート)、取得規則決定部12aは、今回の更新処理によって学習規則で定められた学習規定数(ここでは20回)に到達したか否かを判断する(ステップS23)。
そして、未だ学習規定数に到達していなければ(ステップS23のNoルート)、取得実行部13及び取得規則決定部12aは処理を終了する。
一方、学習規定数に到達していれば(ステップS23のYesルート)、取得規則決定部12aは、上述のごとくテーブル12dの適合ルール12e及び設定タイミング12dに基づいて、定期取得タイミングを取得規則として算出して設定し(ステップS24)、処理を終了する。
また、現在学習中ではなく、上記ステップS22において、取得規則決定部12aが学習中ではないと判断すると(ステップS22のNoルート)、再学習判断部12bが、上記ステップS21において更新されたヒストリー情報24に基づいて、取得実行部13が更新情報を正常に取得できたか(正しく更新できたか)を判断する(ステップS25)。
ここで、再学習判断部12bは、正しく更新されていないと判断すると(ステップS25のNoルート)、その原因が、配信元において更新情報が無いためであるか否かを判断する(ステップS26)。具体的には、再学習判断部12bは、通信部14を介して配信元から受信したHTTP応答のステータスコードが新たない更新情報がないことを示すもの(“304 Not Modified”)であるか否かを判断する。
そして、再学習判断部12bは、正しく更新されなかった原因が、更新情報がなかったためではない(例えば、無線電波が通じない場合やタイムアウトが検出された場合等の通信障害が原因である)と判断すると(ステップS26のNoルート)、処理を終了する。
一方、再学習判断部12bは、正しく更新されなかった原因が、更新情報がなかったためであると判断すると(ステップS26のYesルート)、取得実行部13に再学習を実行させるべく、再学習を設定(即ち、現在の取得規則に対応する再学習規則を設定情報22に設定)して(ステップS27)、処理を終了する。
また、再学習判断部12bは、上記ステップS25において、取得実行部13によって正しく更新されたと判断すると(ステップS25のYesルート)、現在が見直しタイミングに該当するか否かを判断する(ステップS28)。
なお、見直しタイミングとは、再学習を実行すべきか否かの判断を行なうタイミングのことをいい、再学習判断部12bは、取得実行部13が通常動作(取得規則に基づく処理)を所定期間実行すると(例えば更新情報を20回取得すると)、見直しタイミングと判断して、取得実行部13に再学習を実行させるべきか否かを判断する。
具体的には、再学習判断部12bはカウンタ(図示略)を有し、取得実行部13によってヒストリー情報24が更新される(即ち、更新情報が正常取得される)と、カウンタをインクリメントし、カウンタが所定値になった場合に見直しタイミングと判断する。なお、再学習判断部12bは、学習完了後や再学習完了後にカウンタをリセットする。
そして、再学習判断部12bは、見直しタイミングではないと判断すると(ステップS28のNoルート)、処理を終了する。
一方、再学習判断部12bは、見直しタイミングであると判断すると(ステップS28のYesルート)、ヒストリー情報24に基づいて、取得した更新情報の配信元における更新日時(コンテンツ更新時間)24cが、取得実行部13が採用中の取得規則と適合しているか否かを確認する(ステップS29)。具体的には、再学習判断部12bは、取得規則決定部12aによる取得規則の決定方法と同様に、現在の取得タイミングで最新の更新情報を最適なタイミングで取得できているか否かを確認する。
そして、再学習判断部12bは、取得規則に適合していると判断すると(ステップS29のYesルート)、そのまま処理を終了する。
一方、再学習判断部12bは、取得規則に適合していないと判断すると(ステップ29のNoルート)、取得実行部13に再学習を実行させるべく、再学習を設定(即ち、現在の取得規則に対応する再学習規則を設定情報22に設定)して(ステップS27)、処理を終了する。
したがって、再学習判断部12bによって見直しタイミングであると判断されると、例えば、毎日12時に取得するという取得規則に基づいて取得実行部13が更新処理を行なっている際、配信元において今までは毎日10時半頃に情報が更新されていたが、毎日7時半頃に情報が更新されるように変更になった場合、取得実行部13は、より効率的な処理を行なうために、毎日8時に取得処理を実行することが好ましく、この場合は、配信元の更新日時が、採用中の取得規則に適合していないと判断でき、再学習を実行して、より適切な取得規則を再設定することができる。
次に、図11に示すフローチャート(ステップS40〜S45)を参照しながら、取得規則決定部12aによる取得規則の決定手順(つまり、上記図9のステップS3,S7、及び、上記図10のステップS24の具体的な動作手順)について詳細に説明する。
取得規則決定部12aは、カウンタ(図示略)を有しており、取得規則を決定する際には、まずカウンタの値mを0にリセットする(ステップS40)。
次に、取得規則決定部12aは、カウンタの値mを1カウントアップし(ステップS41)、図6に示すテーブル12dのうちのカウントアップ後のカウンタの値mの番号(No.)の適合ルール12eに対して、ヒストリー情報24における取得実行部13の取得結果が適合するか否かを判断する(ステップS42)。
ここで、取得規則決定部12aは、適合すると判断すると(ステップS43のYesルート)、その適合ルール12eに対応する設定タイミング12fに応じて、適合ルールに従った取得タイミングを算出し、取得規則として記憶部20の設定情報22に設定登録し(ステップS44)、処理を終了する。
一方、取得規則決定部12aは、適合しないと判断すると(ステップS43のNoルート)、カウンタの値mがテーブル12dにおける適合ルール12eの総数(図6の例では8つ)よりも小さいか否かを判断し(ステップS45)、カウンタの値mが適合ルール12eの総数よりも少なければ(ステップS45のYesルート)、取得規則決定部12aは、上記ステップS41の処理に移行する。
一方、現在のカウンタの値mが適合ルール12eの総数と等しくなれば(ステップS45のNoルート)、取得規則決定部12aは処理を終了する。
したがって、取得規則決定部12aは、テーブル12dに基づいて、適合ルール12eに予め設定された優先度に応じて、取得規則を確実に決定できる。
このように、本発明の一実施形態としての情報処理装置1及び更新情報取得方法によれば、取得実行部13が、取得規則決定部12aによって取得規則が未決定である配信元に対しては、予め設定された所定の学習規則に基づいて更新情報を取得し、取得規則決定部12aが、取得実行部13による学習規則に基づく配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、当該配信元に対する取得規則を決定し、取得実行部13は、取得規則決定部12aによって取得規則が決定されると、その取得規則に基づいて、当該配信元から規則的に更新情報を取得するので、取得実行部13は、学習結果が反映された取得規則に基づいて配信元から更新情報を効率良く取得することができる。
したがって、ユーザがデータ通信量や時間に応じて課金されるシステムにおいて本情報処理装置1を使用する場合であっても、学習結果に応じた取得規則で効率的に更新情報を取得するので、ユーザに高額の通信料金が課せられることを抑止できる。
また、本情報処理装置1は、通信部14がアンテナ14aを用いて無線通信網によりネットワーク2にアクセスするが、この場合であっても、効率的に更新処理を実行するので、無線網の弊害(例えば網の過負荷による通信障害)を受け難くなる。
さらに、本情報処理装置1は、携帯端末であり、バッテリ(図示略)から電源供給を受けて稼働するが、効率的に更新処理を行なうことで、消費電力を節約でき、バッテリの電力がすぐに消費されてしまうことを抑止できる。
また、取得実行部13は、再学習判断部12bによって配信元から更新情報を取得しておらず再学習の必要があると判断されると、所定の再学習規則に基づいて、配信元から更新情報を取得し、取得規則決定部12aが、取得実行部13による再学習規則に基づく配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、取得規則を再決定するとともに、取得実行部13が取得規則決定部12aによって再決定された取得規則に基づいて、配信元から規則的に更新情報を取得するので、例えば、配信元で情報の更新時刻が変更されて、設定されていた取得規則が配信元での情報の更新に適合しなくなった場合であっても、再学習結果に応じた新たな取得規則に基づいて取得実行部13が更新情報の取得処理を実行することになり、取得実行部13は更新情報の取得処理をより確実に、且つ、より効率的に実行できる。
しかも、再学習判断部12bは、配信元に更新情報がないために、取得実行部13が更新情報を取得できなかった場合に、取得実行部13が更新情報を正常に取得していない(つまり、再学習が必要である)と判断するので、取得規則が配信元の更新と適合しなくなった場合にのみ再学習を行なうことができ、例えば、通信障害によって更新情報が取得できなかった場合に無駄に再学習を実行することを抑止できる。
さらに、再学習時の再学習規則は、取得規則決定部12aによる再決定前の取得規則(つまり、再学習判断部12bによって再学習が必要であると判断された際の取得規則)に応じて決定されているので、効率的な再学習を実施でき、無駄に消費電力を増大させることなく迅速に再学習を行なうことができる。
また、取得規則決定部12aが、図6のテーブル12dに示すように、予め保持された複数の規則(適合ルール12e及び設定タイミング12f)のうち、取得実行部13による更新情報の取得結果に対応する規則を、取得規則として決定するので、配信元における情報の更新タイミングに対応した取得規則を確実に決定することができ、その結果、更新情報の取得処理を効率的に実行できる。
さらに、取得規則決定部12aが、複数の規則のうちの取得実行部13による取得結果に対応する規則を、複数の規則毎に設定された優先度の順に検索し、対応する規則が検索されると当該規則を取得規則として決定するので、予め設定された優先度に応じて取得規則を決定することができ、配信元における情報の更新タイミングにより即した取得規則を決定でき、その結果、更新情報の取得処理を効率的に実行できる。
また、設定部12cが、取得規則決定部12aが複数の規則のうちの取得実行部13による取得結果に対応する規則を検索する際に用いる、優先度を設定するので、ユーザの意思を反映させた取得規則を決定することができる。
〔2〕その他
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述した実施形態では、本情報処理装置1が、無線網を用いてネットワーク2に接続する携帯端末である場合を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本情報処理装置1は、有線網を用いてネットワーク2に接続する端末(例えばパーソナルコンピュータ)であってもよい。
また、上述した実施形態では、更新情報の配信元がHTTPサーバ3である場合を例にあげて説明したが、本発明において更新情報の配信元は限定されるものではない。
さらに、上述した実施形態では、再学習判断部12bが、取得実行部13が正常に更新情報を取得していなければ再学習の必要があると判断するように構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、再学習判断部12bは、所定期間経過(例えば1ヶ月)すると再学習の必要があると判断するように構成してもよい。
この場合、取得実行部13は、取得規則決定部12aによって取得規則が決定されてから所定期間経過すると、予め設定あされた所定の再学習規則に基づいて、配信元から更新情報を取得し(第2再学習取得ステップ)、取得規則決定部12aは、取得実行部13による再学習規則に基づく配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、取得規則を再決定するとともに(第2再決定ステップ)、取得実行部13は、取得規則決定部12aによって取得規則が再決定されると、当該再決定された取得規則に基づいて、配信元から更新情報を取得する(第3通常取得ステップ)ように構成される。
これにより、所定期間が経過すると必ず再学習を行なうことになるので、配信元の更新情報の更新タイミングと、取得規則とが適合しなくなった場合であっても、所定期間が経過すれば、再学習結果に応じて最適な取得規則を確実に再決定できるので、その結果、取得実行部13は更新情報の取得処理をより効率的に実行できる。
また、上述した実施形態では、再学習判断部12bは、取得実行部13が通常動作を、更新情報が20回取得されるまで実行すると、見直しタイミングであると判断するように構成したが(図10のステップS28参照)、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、取得実行部13が通常動作を開始してから(つまり、取得規則決定部12aが取得規則を決定してから)、所定時間(例えば1ヶ月)経過すると、見直しタイミングであると判断するように構成してもよく、これによっても上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上述した実施形態では、取得規則,学習規則,及び再学習規則が、0時からの4時間単位時刻(0時,4時,8時,12時,16時,及び20時)に更新処理を実行させるものである場合を例にあげて説明したが、本発明において各規則が何時に更新処理を実行させるものであるかは限定されず、ユーザによって設定可能であってもよい。
また、本発明において、図6に示した適合ルール12eや設定タイミング12f、即ち、取得規則決定部12aが決定する取得規則は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、午前中(12時)や午後(0時)に取得するものや、ユーザが更新情報を見れない(または見ない)曜日(例えば休日)や時間(通勤時間や仕事時間)は、更新処理を実行しないようなもの等、種々変更または組み合わせることができる。
さらに、設定部12cがユーザの操作部31を介した指示に応じて、取得規則決定部12aによって決定された取得規則を変更可能に構成されていてもよく、例えば、取得規則決定部12aによって決定された取得規則に対して、ユーザが更新情報を見れない(または見ない)曜日(例えば休日)や時間(通勤時間や仕事時間)等の取得不可時間帯を設定できるように構成してもよい。これによりユーザの利便性が向上するとともに、更新情報のより効率的な取得処理が可能になる。
また、上述した実施形態では、図10のステップS26において、再学習判断部12bが、正しく更新されなかった原因が、更新情報がなかったためではないと判断すると(ステップS26のNoルート)、処理を終了するように構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、かかる原因が例えば通信障害(例えば電波が圏外の場合やタイムアウトが検出された場合)であり、一時的な理由である場合には、再度、更新情報の取得処理を実行するシーケンスを実行するように構成してもよく、これによって、更新情報をより確実に取得することができるようになる。
なお、再学習判断部12bは、HTTP応答のステータスコードが、永続的な理由を示すもの(“404 Not Found”)でなければ、かかる原因が一時的な理由であると判断する。
さらに、上述した実施形態では、取得規則決定部12aが、図6に示すテーブル12dに基づいて取得規則を決定する場合を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、設定部12cがユーザの指示に応じて、通信効率重視モードか更新反映率重視モードかを設定するように構成され、取得規則決定部12aが設定されたモードに応じて取得規則を決定するように構成してもよい。
具体的には、取得規則決定部12aが、上述のごとく図6のテーブル12dに基づいて取得規則を決定するのが、配信元で情報が更新されると更新処理を行なうという更新反映率重視モードである。そして、ユーザによって通信効率重視モードが設定されると、取得規則決定部12aは、一日に一度もしくは週に一度のみ更新するという、当該モードに応じて予め設定された規則に従って取得規則を決定する。
例えば、学習時に取得実行部13が、毎日3時と7時に更新情報を取得した場合、通信効率重視モードが設定されているときは、取得規則決定部12aは、最も遅い更新時刻である7時に対応する4時間単位時刻である8時に毎日更新するという取得規則を決定する。
また、学習時に取得実行部13が、月曜から金曜の間に毎日更新情報を取得した場合、通信効率重視モードが設定されているときは、取得規則決定部12aは、一週間のうち最も遅い金曜日の対応時刻にだけ更新処理を実行するという取得規則を決定する。
これにより、ユーザは、例えば通信料金を抑えたい場合は通信効率重視モードを設定し、更新情報を積極的に取得したい場合は更新反映率重視モードに設定することができ、ユーザの利便性をより向上できる。
なお、上述した処理部10のフィード処理部11及び表示制御部15、即ち、スケジュール処理部12の取得規則決定部12a,再学習判断部12b,及び設定部12c、並びに、取得実行部13、さらにはフィードリスト表示処理部16及びフィード表示処理部17としての機能は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が所定のアプリケーションプログラム(更新情報取得プログラム)を実行することによって実現されてもよい。
そのプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RWなど),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD−RW,DVD+R,DVD+RWなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体から更新情報取得プログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。また、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
ここで、コンピュータとは、ハードウェアとOS(オペレーティングシステム)とを含む概念であり、OSの制御の下で動作するハードウェアを意味している。また、OSが不要でアプリケーションプログラム単独でハードウェアを動作させるような場合には、そのハードウェア自体がコンピュータに相当する。ハードウェアは、少なくとも、CPU等のマイクロプロセッサと、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み取るための手段とをそなえている。
上記更新情報取得プログラムとしてのアプリケーションプログラムは、上述のようなコンピュータに、取得規則決定部12a,再学習判断部12b,設定部12c,取得実行部13,フィードリスト表示処理部16,及びフィード表示処理部17としての機能を実現させるプログラムコードを含んでいる。また、その機能の一部は、アプリケーションプログラムではなくOSによって実現されてもよい。
なお、本実施形態としての記録媒体としては、上述したフレキシブルディスク,CD,DVD,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスクのほか、ICカード,ROMカートリッジ,磁気テープ,パンチカード,コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ),外部記憶装置等や、バーコードなどの符号が印刷された印刷物等の、コンピュータ読取可能な種々の媒体を利用することもできる。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、情報の配信元から更新情報を効率良く取得できるようにした、情報処理装置,更新情報取得方法及び更新情報取得プログラムを提供することを目的とする。
さらに、取得実行部13は、記憶部20にフィード情報21が保持され、設定情報22の定期取得設定22aが“する”であるが、定期取得ルール22bは未決定であるURLに対しては、予め設定された所定の学習規則に基づいて更新情報を取得する。
例えば、記憶部20に新規に登録されたばかりで定期取得ルールが未決定のフィード、具体的には図4のフィード名21aが“PCshop”である配信元に関しては、予め設定された学習規則(ここでは、更新情報が20回取得されるまで、毎日0時から4時間置きに定期的に更新処理(ポーリング)を実行するという規則)に基づいて、取得実行部13は更新情報の取得処理を実行する。
なお、本実施形態としての記録媒体としては、上述したフレキシブルディスク,CD,DVD,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスクのほか、ICカード,ROMカートリッジ,磁気テープ,パンチカード,コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ),外部記憶装置等や、バーコードなどの符号が印刷された印刷物等の、コンピュータ読取可能な種々の媒体を利用することもできる。
〔3〕付記
(付記1)
ネットワーク上の情報の配信元において更新された情報を、該ネットワークを介して取得する取得部と、
該取得部による該配信元に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する決定部とをそなえ、
該取得部が、該決定部によって該取得規則が未決定である該配信元に対して、所定の学習規則に基づいて更新情報を取得し、
該決定部が、該取得部による該学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該配信元に対する取得規則を決定し、
該取得部が、該決定部によって該取得規則が決定されると、当該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得することを特徴とする、情報処理装置。
(付記2)
該取得部による該取得規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得部が該配信元から更新情報を正常に取得しているか否かを判断する判断部をそなえ、
該取得部は、該判断部によって該配信元から更新情報を正常に取得していないと判断されると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得し、
該決定部は、該取得部による該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定するとともに、
該取得部は、該決定部によって該取得規則が再決定されると、再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得することを特徴とする、付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
該判断部は、該配信元に更新情報がないために、該取得部が更新情報を取得できなかった場合に、該取得部が更新情報を正常に取得していないと判断することを特徴とする、付記2記載の情報処理装置。
(付記4)
該再学習規則は、該決定部による再決定前の該取得規則に応じて決定されていることを特徴とする、付記2または付記3記載の情報処理装置。
(付記5)
該取得部は、該決定部によって該取得規則が決定されてから所定期間経過すると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得し、
該決定部は、該取得部による該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定するとともに、
該取得部は、該決定部によって該取得規則が再決定されると、当該再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得することを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記6)
該再学習規則は、該決定部による再決定前の該取得規則に応じて決定されていることを特徴とする、付記5記載の情報処理装置。
(付記7)
該決定部が、予め保持された複数の規則のうち、該取得部による更新情報の取得結果に対応する規則を、該取得規則として決定することを特徴とする、付記1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記8)
該決定部が、該複数の規則のうちの該取得部による該取得結果に対応する規則を、該複数の規則毎に設定された優先度の順に検索し、対応する規則が検索されると当該規則を該取得規則として決定することを特徴とする、付記7記載の情報処理装置。
(付記9)
該決定部が該複数の規則のうちの該取得部による該取得結果に対応する規則を検索する際に用いる、該優先度を設定する設定部をそなえて構成されていることを特徴とする、付記8記載の情報処理装置。
(付記10)
ネットワーク上の情報の配信元において更新された情報を、該ネットワークを介して規則的に取得する更新情報取得方法であって、
所定の学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得する学習取得ステップと、
該学習取得ステップにおける該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該配信元に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する決定ステップと、
該決定ステップにおいて決定された該取得規則に基づいて、該配信元から更新情報を規則的に取得する第1通常取得ステップとを含んでいることを特徴とする、更新情報取得方法。
(付記11)
該第1通常取得ステップにおける該取得規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該第1通常取得ステップにおいて更新情報を正常に取得しているか否かを判断する判断ステップと、
該判断ステップにおいて、該第1通常取得ステップにおいて該配信元から更新情報を正常に取得していないと判断されると、所定の再学習規則に基づいて更新情報を取得する第1再学習取得ステップと、
該第1再学習取得ステップにおける該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定する第1再決定ステップと、
該第1再決定ステップにおいて再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から更新情報を規則的に取得する第2通常取得ステップとを含むことを特徴とする、付記10記載の更新情報取得方法。
(付記12)
該判断ステップは、該配信元に更新情報がないために、該第1通常取得ステップにおいて更新情報を取得できなかった場合に、該第1通常取得ステップが更新情報を正常に取得していないと判断することを特徴とする、付記11記載の更新情報取得方法。
(付記13)
該再学習規則は、該第1再決定ステップにおける再決定前の該取得規則に応じて決定されていることを特徴とする、付記11または付記12記載の更新情報取得方法。
(付記14)
該決定ステップにおいて該取得規則が決定されてから所定期間経過すると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から情報を取得する第2再学習取得ステップと、
該第2再学習取得ステップにおける該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定する第2再決定ステップと、
該第2再決定ステップにおいて該取得規則が再決定されると、当該再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得する第3通常取得ステップとを含むことを特徴とする、付記10〜13のいずれか1項に記載の更新情報取得方法。
(付記15)
該再学習規則は、該第2再決定ステップにおける再決定前の該取得規則に応じて決定されていることを特徴とする、付記14記載の更新情報取得方法。
(付記16)
該決定ステップにおいて、予め保持された複数の規則のうち、該学習取得ステップにおける更新情報の取得結果に対応する規則が、該取得規則として決定されることを特徴とする、付記10〜15のいずれか1項に記載の更新情報取得方法。
(付記17)
ネットワーク上の情報の配信元において更新された情報を、該ネットワークを介して規則的に取得する機能を、コンピュータに実現させるための更新情報取得プログラムであって、
該ネットワークを介して該配信元において更新された情報を取得する取得部、及び、
該取得部による該配信元に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する決定部として、該コンピュータを機能させるとともに、
該取得部が、該決定部によって該取得規則が未決定である該配信元に対して、所定の学習規則に基づいて更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させ、
該決定部が、該取得部による該学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該配信元に対する取得規則を決定するように、該コンピュータを機能させ、
該取得部が、該決定部によって該取得規則が決定されると、当該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させることを特徴とする、更新情報取得プログラム。
(付記18)
該取得部による該取得規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得部が該配信元から更新情報を正常に取得しているか否かを判断する判断部として、該コンピュータを機能させるとともに、
該取得部が、該判断部によって該配信元から更新情報を正常に取得していないと判断されると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させ、
該決定部が、該取得部による該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定するように、該コンピュータを機能させ、
該取得部が、該決定部によって該取得規則が再決定されると、再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させることを特徴とする、付記17記載の更新情報取得プログラム。
(付記19)
ネットワーク上の情報の配信元において更新された情報を、該ネットワークを介して規則的に取得する機能を、コンピュータに実現させるための更新情報取得プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
該更新情報取得プログラムが、
該ネットワークを介して該配信元において更新された情報を取得する取得部、及び、
該取得部による該配信元に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する決定部として、該コンピュータを機能させるとともに、
該取得部が、該決定部によって該取得規則が未決定である該配信元に対して、所定の学習規則に基づいて更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させ、
該決定部が、該取得部による該学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該配信元に対する取得規則を決定するように、該コンピュータを機能させ、
該取得部が、該決定部によって該取得規則が決定されると、当該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させることを特徴とする、更新情報取得プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
(付記20)
該更新情報取得プログラムが、
該取得部による該取得規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得部が該配信元から更新情報を正常に取得しているか否かを判断する判断部として、該コンピュータを機能させるとともに、
該取得部が、該判断部によって該配信元から更新情報を正常に取得していないと判断されると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させ、
該決定部が、該取得部による該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定するように、該コンピュータを機能させ、
該取得部が、該決定部によって該取得規則が再決定されると、再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させることを特徴とする、付記19記載の更新情報取得プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。

Claims (20)

  1. ネットワーク上の情報の配信元において更新された情報を、該ネットワークを介して取得する取得部と、
    該取得部による該配信元に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する決定部とをそなえ、
    該取得部が、該決定部によって該取得規則が未決定である該配信元に対して、所定の学習規則に基づいて更新情報を取得し、
    該決定部が、該取得部による該学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該配信元に対する取得規則を決定し、
    該取得部が、該決定部によって該取得規則が決定されると、当該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得することを特徴とする、情報処理装置。
  2. 該取得部による該取得規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得部が該配信元から更新情報を正常に取得しているか否かを判断する判断部をそなえ、
    該取得部は、該判断部によって該配信元から更新情報を正常に取得していないと判断されると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得し、
    該決定部は、該取得部による該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定するとともに、
    該取得部は、該決定部によって該取得規則が再決定されると、再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得することを特徴とする、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 該判断部は、該配信元に更新情報がないために、該取得部が更新情報を取得できなかった場合に、該取得部が更新情報を正常に取得していないと判断することを特徴とする、請求項2記載の情報処理装置。
  4. 該再学習規則は、該決定部による再決定前の該取得規則に応じて決定されていることを特徴とする、請求項2または請求項3記載の情報処理装置。
  5. 該取得部は、該決定部によって該取得規則が決定されてから所定期間経過すると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得し、
    該決定部は、該取得部による該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定するとともに、
    該取得部は、該決定部によって該取得規則が再決定されると、当該再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 該再学習規則は、該決定部による再決定前の該取得規則に応じて決定されていることを特徴とする、請求項5記載の情報処理装置。
  7. 該決定部が、予め保持された複数の規則のうち、該取得部による更新情報の取得結果に対応する規則を、該取得規則として決定することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 該決定部が、該複数の規則のうちの該取得部による該取得結果に対応する規則を、該複数の規則毎に設定された優先度の順に検索し、対応する規則が検索されると当該規則を該取得規則として決定することを特徴とする、請求項7記載の情報処理装置。
  9. 該決定部が該複数の規則のうちの該取得部による該取得結果に対応する規則を検索する際に用いる、該優先度を設定する設定部をそなえて構成されていることを特徴とする、請求項8記載の情報処理装置。
  10. ネットワーク上の情報の配信元において更新された情報を、該ネットワークを介して規則的に取得する更新情報取得方法であって、
    所定の学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得する学習取得ステップと、
    該学習取得ステップにおける該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該配信元に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する決定ステップと、
    該決定ステップにおいて決定された該取得規則に基づいて、該配信元から更新情報を規則的に取得する第1通常取得ステップとを含んでいることを特徴とする、更新情報取得方法。
  11. 該第1通常取得ステップにおける該取得規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該第1通常取得ステップにおいて更新情報を正常に取得しているか否かを判断する判断ステップと、
    該判断ステップにおいて、該第1通常取得ステップにおいて該配信元から更新情報を正常に取得していないと判断されると、所定の再学習規則に基づいて更新情報を取得する第1再学習取得ステップと、
    該第1再学習取得ステップにおける該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定する第1再決定ステップと、
    該第1再決定ステップにおいて再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から更新情報を規則的に取得する第2通常取得ステップとを含むことを特徴とする、請求項10記載の更新情報取得方法。
  12. 該判断ステップは、該配信元に更新情報がないために、該第1通常取得ステップにおいて更新情報を取得できなかった場合に、該第1通常取得ステップが更新情報を正常に取得していないと判断することを特徴とする、請求項11記載の更新情報取得方法。
  13. 該再学習規則は、該第1再決定ステップにおける再決定前の該取得規則に応じて決定されていることを特徴とする、請求項11または請求項12記載の更新情報取得方法。
  14. 該決定ステップにおいて該取得規則が決定されてから所定期間経過すると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から情報を取得する第2再学習取得ステップと、
    該第2再学習取得ステップにおける該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定する第2再決定ステップと、
    該第2再決定ステップにおいて該取得規則が再決定されると、当該再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得する第3通常取得ステップとを含むことを特徴とする、請求項10〜13のいずれか1項に記載の更新情報取得方法。
  15. 該再学習規則は、該第2再決定ステップにおける再決定前の該取得規則に応じて決定されていることを特徴とする、請求項14記載の更新情報取得方法。
  16. 該決定ステップにおいて、予め保持された複数の規則のうち、該学習取得ステップにおける更新情報の取得結果に対応する規則が、該取得規則として決定されることを特徴とする、請求項10〜15のいずれか1項に記載の更新情報取得方法。
  17. ネットワーク上の情報の配信元において更新された情報を、該ネットワークを介して規則的に取得する機能を、コンピュータに実現させるための更新情報取得プログラムであって、
    該ネットワークを介して該配信元において更新された情報を取得する取得部、及び、
    該取得部による該配信元に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する決定部として、該コンピュータを機能させるとともに、
    該取得部が、該決定部によって該取得規則が未決定である該配信元に対して、所定の学習規則に基づいて更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させ、
    該決定部が、該取得部による該学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該配信元に対する取得規則を決定するように、該コンピュータを機能させ、
    該取得部が、該決定部によって該取得規則が決定されると、当該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させることを特徴とする、更新情報取得プログラム。
  18. 該取得部による該取得規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得部が該配信元から更新情報を正常に取得しているか否かを判断する判断部として、該コンピュータを機能させるとともに、
    該取得部が、該判断部によって該配信元から更新情報を正常に取得していないと判断されると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させ、
    該決定部が、該取得部による該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定するように、該コンピュータを機能させ、
    該取得部が、該決定部によって該取得規則が再決定されると、再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させることを特徴とする、請求項17記載の更新情報取得プログラム。
  19. ネットワーク上の情報の配信元において更新された情報を、該ネットワークを介して規則的に取得する機能を、コンピュータに実現させるための更新情報取得プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    該更新情報取得プログラムが、
    該ネットワークを介して該配信元において更新された情報を取得する取得部、及び、
    該取得部による該配信元に対する更新情報の取得タイミングに係る取得規則を決定する決定部として、該コンピュータを機能させるとともに、
    該取得部が、該決定部によって該取得規則が未決定である該配信元に対して、所定の学習規則に基づいて更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させ、
    該決定部が、該取得部による該学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該配信元に対する取得規則を決定するように、該コンピュータを機能させ、
    該取得部が、該決定部によって該取得規則が決定されると、当該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させることを特徴とする、更新情報取得プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  20. 該更新情報取得プログラムが、
    該取得部による該取得規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得部が該配信元から更新情報を正常に取得しているか否かを判断する判断部として、該コンピュータを機能させるとともに、
    該取得部が、該判断部によって該配信元から更新情報を正常に取得していないと判断されると、所定の再学習規則に基づいて、該配信元から更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させ、
    該決定部が、該取得部による該再学習規則に基づく該配信元からの更新情報の取得結果に基づいて、該取得規則を再決定するように、該コンピュータを機能させ、
    該取得部が、該決定部によって該取得規則が再決定されると、再決定された該取得規則に基づいて、該配信元から規則的に更新情報を取得するように、該コンピュータを機能させることを特徴とする、請求項19記載の更新情報取得プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
JP2009526311A 2007-08-09 2007-08-09 情報処理装置,更新情報取得方法及び更新情報取得プログラム Expired - Fee Related JP5163648B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2007/065617 WO2009019784A1 (ja) 2007-08-09 2007-08-09 情報処理装置,更新情報取得方法,更新情報取得プログラム及び同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009019784A1 true JPWO2009019784A1 (ja) 2010-10-28
JP5163648B2 JP5163648B2 (ja) 2013-03-13

Family

ID=40341032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009526311A Expired - Fee Related JP5163648B2 (ja) 2007-08-09 2007-08-09 情報処理装置,更新情報取得方法及び更新情報取得プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8712928B2 (ja)
JP (1) JP5163648B2 (ja)
WO (1) WO2009019784A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4868013B2 (ja) * 2009-03-12 2012-02-01 ブラザー工業株式会社 通信装置、およびプログラム
US8291013B2 (en) 2009-03-12 2012-10-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication apparatus and storage medium storing program
JP5451196B2 (ja) * 2009-06-12 2014-03-26 キヤノン株式会社 電子文書生成装置、電子文書生成方法
EP2476239B1 (en) * 2009-09-09 2018-11-07 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Adaptation of content transmission in mobile networks
US8910083B2 (en) * 2009-11-10 2014-12-09 Blackberry Limited Multi-source picture viewer for portable electronic device
CA2737829C (en) * 2010-04-23 2015-06-23 Research In Motion Limited Method and apparatus for receiving data from a plurality of feed sources
US20120124175A1 (en) * 2010-11-17 2012-05-17 Jin Hong Yang Atom-based really simple syndication (rss) content reader system and method, and atom-based rss content providing system and method
US10754966B2 (en) * 2013-04-13 2020-08-25 Airwatch Llc Time-based functionality restrictions

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2927259B2 (ja) * 1996-12-25 1999-07-28 日本電気株式会社 ダウンロード装置
JP3764311B2 (ja) 1999-10-29 2006-04-05 シャープ株式会社 ネットワーク接続された情報処理装置の周辺機器およびデバイスドライバのバージョン管理方法
JP2003271494A (ja) * 2002-03-13 2003-09-26 Ntt Comware Corp 情報収集システム、情報収集方法、情報収集プログラムおよび記録媒体
KR101169043B1 (ko) * 2008-12-19 2012-07-26 한국전자통신연구원 무선통신망에서 방송형 서비스를 제공하기 위한 서비스 정보 획득 및 공표방법

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009019784A1 (ja) 2009-02-12
US20100138371A1 (en) 2010-06-03
US8712928B2 (en) 2014-04-29
JP5163648B2 (ja) 2013-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5163648B2 (ja) 情報処理装置,更新情報取得方法及び更新情報取得プログラム
US9407722B2 (en) Scheduled device communication
CN101385304B (zh) 用于便携式媒体设备的远程内容更新
CN102047655B (zh) 预约控制装置、预约执行装置、预约控制系统、以及预约控制方法
US9098366B1 (en) Virtual pre-installation of applications
US10117047B1 (en) Location and time based application management
US20050223374A1 (en) Server side configuration management
CN101636720A (zh) 具备应用程序更新管理功能的终端、应用程序更新管理程序以及系统
EP2375685A2 (en) Method of and system for providing application store service
US20090112936A1 (en) Method of automatically synchronizing data
CN102090044A (zh) 调节从服务器到客户端设备的数据文件的下载的系统和方法
EP2522003A1 (en) Systems and methods for sleep management
US20030217186A1 (en) Apparatus for and method of seamless wireless multimedia download path to peer networked appliances
JP4845673B2 (ja) 通信端末装置、通信システムおよびコンテンツファイルのダウンロード方法
JP4791261B2 (ja) 移動体通信端末
JP4574654B2 (ja) 個人情報管理装置、個人情報管理方法、記録媒体およびプログラム
JP5378456B2 (ja) 通信端末及びコンテンツ更新方法
CN103098037A (zh) 内容传送系统、内容传送方法、服务器、内容重放装置、程序、及记录介质
JP5029029B2 (ja) 情報処理システムおよび方法、情報処理端末装置、並びに、プログラム
US20050050114A1 (en) Method and apparatus for synchronizing data organized by category
US11995434B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium for updating software
JP2012013724A (ja) 端末装置、情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム、及び端末用プログラム
JP2010044512A (ja) 情報提供システム、情報提供装置、端末装置、端末装置制御方法及び端末用プログラム等
JP2002357681A (ja) 時刻補正システム、時刻供給サーバ、そのクライアント、時刻補正方法、そのプログラム、コンテンツ提供システム、コンテンツ配信サーバ、そのクライアント、コンテンツ提供方法、及びそのプログラム
JP2012182787A (ja) 携帯端末、データ取得方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5163648

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees