JPWO2009011436A1 - ワイヤレス携帯端末を用いた個人認証システム - Google Patents

ワイヤレス携帯端末を用いた個人認証システム Download PDF

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Abstract

認証サーバ4は、認証端末3を通じてユーザの識別情報とともに、サービス要求を受け付けたときには、認証サーバ側で使用する通信設備に割り当てている発信用アドレスを用いて認証コードを発行し、その識別情報に対応したワイヤレス携帯端末2を呼び出して送信させるとともに、送信した認証コードに有効期限の情報を付加して記録する一方、ユーザから、認証端末3を通じて認証コードを受け付けたときには、該認証コードの一致とその有効期限とを判別して、認証コードが一致し、かつ有効期限内であれば、サービス装置1の使用を許可する。

Description

本発明は、認証端末を通じて認証サーバによって個人認証するシステムに関し、特に、ユーザが所持するワイヤレス携帯端末に送信する認証コードに、認証サーバ側で使用する通信機器の発信用アドレスを用いた、新規な発想に基づく個人認証システムを提供するものである。
従来、現金支払機等においては、不特定多数の者を個人認証しなければならないので、そこに用いられる個人認証システムは、個人認証するための識別情報や認証コード等を操作入力するための認証端末と、それらの情報を集約して管理する認証サーバとを組み合わせた構成とされている。
また、次の特許文献1には、認証サーバ(セキュリティサーバ)、認証端末(表示装置、操作パネル)に加えて、携帯端末を用いた個人認証システムが開示されている。この個人認証システムは、車両のユーザを認証する個人認証システムであって、予め個人情報データベースに登録してある携帯端末の発信履歴の電話番号を個人認識情報に用いて、セキュリティサーバが、個人認証質問を送信し、表示装置は、セキュリティサーバが送信した個人認証質問である個人認証情報を表示して、操作パネルを用いてユーザに選択された個人認証情報を個人認証質問の回答としてセキュリティサーバに送信する。そして、セキュリティサーバは、個人認証質問の回答が正しい場合に、車両のエンジンへの給電を可能にする制御通知である使用許可制御を送信することが記載されている。
特開2004-306821公報
しかし、現金支払機等での個人認証システムでは、認証端末がICカードの読取器やデコーダ等を必要とする複雑なものになり、カード自体も高価なため、システムを新規に構築しようとすると膨大なコストがかかる問題がある。
また、特許文献1の個人認証システムは、携帯電話の発信履歴等に関する質問情報をセキュリティサーバから受信して表示パネルに表示し、その回答を操作パネルで受け付けてセキュリティサーバに送信して個人認証する仕組みで、発信履歴が変化すれば質問内容やその回答が変化するため、ワンタイムパスワードを用いたシステムと同等のセキュリティが保たれるという利点がある。しかしながら、この個人認証システムも、表示パネルは質問情報を表示する必要があるため、その構成が複雑である。また、セキュリティサーバが携帯電話の発信履歴を適時取得する必要があるので、携帯電話事業者か、携帯電話事業者と提携した者でなければ個人認証システムを運営できないという問題がある。
本発明は、以上の事情に鑑みて提案され、ユーザが所持しているワイヤレス携帯端末に対して、簡易でかつセキュリティーの高い方法で作成した認証コードが発行できる、個人認証システムを提案することを目的としている。
したがって、このような本発明の個人認証システムは、ユーザが所持するワイヤレス携帯端末に認証サーバ側から認証コードを送信するシステムにおいて、特に、認証サーバ側で発行する認証コードに、認証サーバ側で使用している通信設備の発信用アドレスを用いた点で新規であり、この特徴が、特別な技術的事項として、提案するすべての請求項について共通になっている。
また、本発明システムにおいて使用可能な発信元アドレスには、公衆回線に用いる発信器、モデム、加入電話機の固有識別番号、IP電話機、電子メールのアドレス、IPアドレスなど、すべての通信発信装置に割り当てられ、送信先に通知できる番号、コードを含む。
以下、本発明の特徴を、請求項に基づいて要約する。
請求項1
ワイヤレス携帯端末を有したユーザから、認証端末を通じて、少なくともユーザの識別情報と、認証コードとを認証サーバに送信し、認証サーバで認証を確認したときに、ユーザ側に設置したサービス装置の使用を許可する個人認証システムである。
前記認証サーバは、ユーザの識別情報と、それに対応させてユーザのワイヤレス携帯端末の通信アドレスとを少なくとも保存したユーザ登録手段と、ユーザの識別情報とユーザに発行された認証コードとを照合する認証制御手段とを少なくとも備えている。
認証サーバは、ユーザのワイヤレス携帯端末を呼び出して、認証コードを送信する無線通信基地局に接続されており、ユーザから、前記認証端末を通じてユーザの識別情報とともに、サービス要求を受け付けたときには、前記ユーザ登録手段を参照して、そのユーザのワイヤレス携帯端末の通信アドレスを読み出してから、前記無線通信基地局を通じて、読み出した通信アドレスのワイヤレス携帯端末を呼び出して、予め特定されたルールに従って、発信用アドレスを用いた認証コードを発行し送信させるとともに、送信した認証コードに有効期限の情報を付加して前記ユーザ登録手段に記録する一方、前記ユーザから、前記認証端末を通じて前記認証コードを受け付けたときには、該認証コードの一致とその有効期限とを判別して、それらが一致し、かつ有効期限内であると確認されたときのみ、前記認証端末に許可信号を送出して、前記ユーザによる前記サービス装置の使用を許可することを特徴としている。
請求項2
請求項1において、前記認証サーバからユーザの携帯端末に送信する認証コードは、予め準備した複数の発信用アドレスのうちからランダムに選択したものが適用され、前記無線通信基地局を通じて前記ワイヤレス携帯端末を呼び出し、そのとき、使用した発信アドレスの所定部分を前記認証コードとしている点を特徴としている。
請求項3
請求項1において、前記ワイヤレス携帯端末は、携帯電話機で構成され、かつ前記認証サーバは、公衆回線用に使用される複数の発信器のうちからランダムに選択された発信器を作動し、前記無線通信基地局を通じて前記ワイヤレス携帯端末を呼び出しており、前記認証コードは、ユーザのワイヤレス携帯端末を呼び出した発信器に固有の発信者番号の全部または一部を前記認証コードとしている。
請求項4
請求項3において、
前記発信器は、公衆回線用の固定電話機、公衆回線用のモデム、IP電話機の種別のうちから選択された少なくとも1種以上のもので構成されていることを特徴としている。
請求項5
このシステムでは、請求項1とは異なり、前記認証サーバは、ユーザの識別情報と、それに対応したユーザの携帯端末の固有識別番号を含んでいない第1の電子メールアドレス、同じユーザの携帯端末の固有識別番号を含んだ第2の電子メールアドレスとを少なくとも保存したユーザ登録手段と、ユーザの識別情報とユーザに発行された認証コードとを照合する認証制御手段とを少なくとも備え、ユーザのワイヤレス携帯端末を呼び出して、認証コードを送信する無線通信基地局に接続されている。
認証サーバは、前記ユーザから、前記認証端末を通じて前記認証コードを受け付けたときには、該認証コードの一致とその有効期限とを判別して、認証コードが一致し、かつ有効期限内であると確認されたときのみ、前記認証端末に許可信号を送出して、前記サービス装置の使用を許可するようにしている。
請求項6
請求項1〜5において、サービス装置の利用履歴を管理する管理装置を更に備え、認証端末は、前記サービス装置の利用を許可したときには、利用を許可したことを前記識別情報と共に前記管理装置に通知して、前記利用履歴を前記データベースに記憶し蓄積することを特徴としている。
請求項7
請求項6において、認証端末には、固有の端末番号が割り当てられており、上記通知の際に、割り当てられている端末番号を前記管理装置に通知することを特徴としている。
請求項8
請求項6において、前記管理装置は、前記利用履歴に基づいて、前記サービス装置の利用に対する課金情報を算出することを特徴としている。
請求項9
請求項1〜8において、前記ワイヤレス携帯端末は、ユーザに貸与されるものであり、前記識別情報として用いられる端末コードが付記されていることを特徴としている。
請求項10
請求項1〜8において、前記認証端末は、前記識別情報を記憶した識別カードより、前記識別情報を読み取る読取手段を備えていることを特徴としている。
請求項11
請求項10において、前記識別カードまたは読取手段は、生体認証手段を備えている。
請求項12
請求項6〜11において、前記ワイヤレス携帯端末は、ユーザに貸与されるものであり、前記識別情報として用いられる端末コードが付記されており、前記管理装置は、ユーザを生体認証する生体認証手段を備え、ユーザに貸与されたワイヤレス携帯端末の端末コードを、そのユーザの生体認証データに対応させて前記データベースに記憶することを特徴としている。
請求項13
請求項1〜12において、サービス装置は、その複数台が店舗に設置され、ユーザが自由に選択して使用する設備機器であり、前記認証端末は、前記設備機器の各々に設けられた料金徴収装置として構成されていることを特徴としている。
本発明システムでは、認証コードとして、認証サーバ側に設けた通信設備の発信用アドレスを用いるので、認証コードを作成するためのソフト処理は不要である。
また、認証端末は、ユーザが操作入力した識別情報や認証コードを認証サーバに送信するとともに、認証サーバが送信した許可信号を受け付けたときに、サービス装置の利用を許可するだけでよいので構成が簡単である。
したがって、個人認証システムの新規構築のためのコストが抑制される。
更に、認証サーバは、認証端末から識別情報が送信されてくる都度、予め特定されたルールに従って認証コードに有効期限を付けて発行する仕組みなので、ワンタイムパスワードによるセキュリティ性が確保できる。
また、認証コードの通知を受けるワイヤレス携帯端末は、呼び出されたときに、その呼び出し信号に含まれている発信アドレスの一部、例えばメールアドレスの一部を認証コードとして表示する構成であればよいので、既存のシステムで対応可能である。
さらに、ワイヤレス携帯端末には、着信した発信者番号を表示する機能を有した既存の携帯電話機や携帯電話の機能を備えた通信端末をそのまま用いることもできるので、特別なワイヤレス携帯端末を用意する必要がない。一般に、携帯電話や携帯端末のワイヤレス通信機能付装置を用いた場合、セキュリティが確保されているので、個人認証システムの信頼性が高くなる。
電子メールを認証コードに用いる構成にしたシステムでは、携帯電話機の電子メールを用いることもできるので、携帯電話機を用いる場合と比べると、コスト面でも有利である。特に、請求項5に記載したシステムでは、ユーザの携帯端末の固有識別番号を含んでいない第1の電子メールで認証コードの前通知を行い、第1の電子メールの返信を確認したときに所定の判断基準に従って不正受信を確認してから、セキュリティー性の高いユーザの携帯端末の固有識別番号を含んだ電子メールアドレスに認証コードを含ませて送信しているので、成りすまし受信に対しても十分なセキュリティーが確保され、簡易でかつ安価な認証システムが提供できる。
また、サービス装置の利用を許可する個人認証システムの認証端末に、サービス装置の利用履歴を管理し、課金情報を算出する管理装置を組み合わせた構成のものでは、サービス利用履歴の管理が容易になる。また、このサービスを有料化したときにも課金を自動的に行うことができる。
ワイヤレス携帯端末をユーザに貸与する構成にしたものでは、サービス装置を設置した店舗にワイヤレス携帯端末を用意しておけば、ユーザが事前に個人情報等を登録せずとも、貸与したワイヤレス携帯端末によって、個人認証を行うことができる。
識別情報を記憶した識別カードによって識別情報を認証端末に入力すれば、認証端末の操作が簡単になる。
さらに、管理装置がユーザに貸与されたワイヤレス携帯端末の端末コードを、そのユーザの生体認証データに対応させて記憶する構成としたものでは、貸与時に生体認証を実施すれば、又貸し防止など、貸与したワイヤレス携帯端末とユーザとの対応関係を保証することができる。
本発明は、多数の来客があるパチンコ店等に適用すれば、個人認証、サービス装置の利用履歴の管理、課金を自動化するシステムをローコストで構築でき、料金徴収データを容易に取得できる。店舗では、この料金徴収データに従ってユーザから料金を徴収するが、自動引き落とし等のシステムと組み合わせてもよい。
図1は、本発明に係る個人認証システムの基本構成を説明するブロック図である。 図2は、(a)〜(d)は、個人認証システムに含まれる各装置の概略構成を説明する機能ブロック図である。 図3(A)はワイヤレス携帯端末に認証コードを送信する場合のユーザ登録手段の登録内容、図3(B)は加入電話機の固有識別番号を用いて認証コードを通知する場合にユーザの携帯端末機に表示される着信画面の表示例を示している。 図4は、本発明に係る個人認証システムの基本動作を時系列的に説明するフロー図である。 図5は、電子メールアドレスを用いて認証コードを送信する場合のユーザ登録手段の登録内容を説明する図である。 図6(A)、(B)は電子メールアドレスを用いて認証コードを通知する場合にユーザの携帯端末機に表示される着信画面の表示例を示している。
符号の説明
1 サービス装置
2 ワイヤレス携帯端末
3 認証端末
4 認証サーバ
4b ユーザ登録手段
4c 認証制御手段
4d 発信器
4e 呼出手段
5 無線通信基地局
6 管理装置
6c 生体認証手段
8 識別カード
S 個人認証システム
A 第1の電子メール
B 第2の電子メール
以下、本発明の実施例を図に従って説明する。
図1は、本発明に係るワイヤレス携帯端末を用いた個人認証システムの基本構成を説明するブロック図である。
この個人認証システムSは、ユーザを個人認証し、認証したユーザに対して、サービス装置1の使用を許可する。
ここに、サービス装置1は、その複数台が店舗に設置され、ユーザが自由に選択して使用する設備機器、例えばパチンコ台等の遊戯装置、手荷物預かり装置等であり、認証端末3は、設備機器の各々に設けられた料金徴収装置として構成される。
個人認証システムSは、ワイヤレス携帯端末2を有したユーザが、少なくともユーザの識別情報と、認証コードとを操作入力する認証端末3と、ユーザを個人認証する認証サーバ4と、ワイヤレス携帯端末2と無線通信する無線通信基地局5とを備えている。
認証サーバ4と無線通信基地局5とは、インターネットN、あるいは通話回線網であるネットワークMによって接続されている。ネットワークMには、複数の無線通信基地局5が含まれている。
サービス装置1は、店舗屋内でローカルエリアネットワークLで相互に接続されており、このローカルエリアネットワークLには、ユーザによるサービス装置1の利用履歴を管理する管理装置6や、インターネットNに接続したゲートウェイ7が接続されている。
図2(a)〜図2(d)は、個人認証システムSに含まれる各装置の概略構成を説明する機能ブロック図である。以下、これらの図に従って、各装置の概略構成を順に説明する。
認証端末3は、ユーザが識別情報や認証コードを操作入力する操作手段3aと、ネットワーク通信するためのネットワーク通信手段3bと、サービス装置1の使用を許可する許可手段3cと、認証の結果として、許可/不許可を表示する表示手段3eとを備えている。ここに、操作手段3aは、タッチパネル等で構成してもよいが、テンキーとLEDとで構成した単純なものでもよい。なお、操作手段3aには、ICカードや磁気ストライプカードや1次元コード付カード、2次元コード付カード、指紋認証器などの生体認証器、あるいは無線タグ等の識別カード8に記憶された識別情報を読み取る読取手段3dを付加し、この識別カード8を通じて識別情報を入力するようにしてもよい。
ネットワーク通信手段3bは、例えばTCP/IP、あるいはLAN、無線LANの方式などに従い、通信相手を指定して通信を行う機能を備えている。そのため、自らのIPアドレスや、ゲートウェイ7のIPアドレス、認証サーバ4のIPアドレス等の設定情報を記憶する記憶手段を備えている。
許可手段13cは、電気的あるいは機械的にサービス装置1に接続されており、認証サーバから認証コードを受信したときに、電気信号または機械的な方法、手段によって、サービス装置1の利用を許可する。この認証端末3には、固体識別番号を内蔵させて、通信のたびにそれをチェックさせてもよい。また、認証端末3は、別体として設けた料金徴収装置に接続されていてもよい。
ワイヤレス携帯端末2は、無線通信基地局5と無線通信する無線通信手段2aと、認証サーバ4から受信した認証信号を表示する表示手段2bとを備えている。
ワイヤレス携帯端末2は、携帯電話機、ワイヤレス通信機能付ノートパソコン、PDA、携帯電話機能を備えた多機能通信端末器などによって構成してもよく、専用機として構成してもよい。
認証サーバ4は、認証端末3とネットワーク通信するネットワーク通信手段4aと、ユーザの識別情報と、それに対応させてユーザのワイヤレス携帯端末の通信アドレスとを少なくとも保存したユーザ登録手段4bと、ユーザの識別情報とユーザに発行した認証コードとを照合する認証制御手段4cと、固有の識別番号が割り当てられ、無線通信基地局5を通じてワイヤレス携帯端末2を呼び出す複数の発信器4dを備えた呼出手段4eとを備えている。
ユーザ登録手段4bは、ユーザの識別情報毎に、ワイヤレス携帯端末2のアドレス情報を対応させて記憶しており、認証コードの発行履歴を管理する。
図3(A)は、ユーザ登録手段4bが管理する認証コードの発行履歴データベースの登録内容を示している。
ユーザ登録手段4bは、認証コードが発行される都度、発行履歴データベースに、ユーザの識別情報、ワイヤレス携帯端末2のアドレス情報、発行した認証コード、有効期限、認証結果等の情報で構成されたレコードを追加する。
そして、認証コードの一致と、有効期限を確認したとき、あるいは定期的なチェックで有効期限が過ぎていることを検知したとき等に、そのレコードの認証結果や有効期限切れ等の情報を更新する。
また、認証制御手段4cは、ユーザから、認証端末3を通じて識別情報と共にサービス要求を受け付けたときには、ユーザ登録手段4bを参照して、そのユーザのワイヤレス携帯端末2の通信アドレスを読み出してから、無線通信基地局5を通じて、読み出した通信アドレスのワイヤレス携帯端末2を呼び出して、予め特定されたルールに従って、後述するような発信用アドレスを用いた認証コードを送信させるとともに、送信した認証コードに有効期限の情報を付加してユーザ登録手段4bに記録する。
そして、ユーザから、認証端末3を通じて認証コードを受け付けたときには、該認証コードの一致とその有効期限とを判別し、認証コードが一致し、かつ有効期限内であると確認されたときのみ、認証端末3に許可信号を送出して、ユーザによるサービス装置の使用を許可する基本機能を有する。認証制御手段4cに付加された計時手段4fは所望の時間を計時し、有効期限の判断のために使用される。
呼出手段4eは、インターネットNを介して無線通信基地局5と接続しても、公衆回線等によるネットワークMを介して無線通信基地局5と接続してもよい。
ワイヤレス携帯端末2として携帯電話機を採用する場合、認証サーバ4側の発信器4dとして、それぞれに固有の識別番号が登録されたIP電話又は公衆回線用のモデムを用いれば、発信器に固定電話機を用いる場合に比べて、コスト的にも有利である。
また、ワイヤレス携帯端末2を呼び出すモデムをランダムに選択すれば、選択されたモデムの発信番号を擬似的な乱数と見なすことが出来るので、それらの発信番号(電話番号の全部または一部)を認証コードとしても利用できる。
呼出手段4eは、ワイヤレス携帯端末2が応答しなければ、所定の試行回数を限度として、呼び出しを繰り返すが、認証コードは、呼び出し毎に異ならせても、同一のものとしてもよい。なお、ワイヤレス携帯端末2として専用機も用いる場合も、その専用機を呼び出す発信器4dに固有の識別番号を割り当てておけば、その識別番号を認証コードとして用いることができる。また別構成として、乱数として認証コードを生成するようにしてもよい。
一般に、携帯電話機は着信すると、その着信の発信者電話番号を記憶し着信履歴として表示窓に表示する機能を有しており、発信番号を認証コードとして表示させることが可能なので、ユーザ側の携帯端末や無線通信基地局5には既存の携帯電話機システムを用いることができ、個人認証システムSの新規構築のためのコストが抑制される。
また、一般的に通話時間が短いほど通話料金が安いので、通話時間を短くすればコストを低減できる。相手が応答する前に回線を切断すれば、着信履歴は残っても、通話料金は掛からない。
図3(B)は、加入電話機の固有識別番号を用いて認証コードを通知する場合にユーザの携帯端末機に表示される着信画面の表示例を示しており、この図では、固有識別番号である「09014863538」のすべて、あるいは予めルールによって特定されている、その一部分が認証コードとして使用される。
また、認証サーバ4は、予め準備した複数の発信用メールアドレスのいずれかを選択して、無線通信基地局5を通じてワイヤレス携帯端末2を呼び出す呼出手段4eを備えた構成としてもよい。このとき、認証コードは、ワイヤレス携帯端末2を呼び出す際に選択した発信用メールアドレスの一部分を用いればよい。
一例としては、発信用メールアドレスの@よりも前の部分を任意の数字列として、これを識別番号として用いる。@より後の部分はドメインとしていくつかの共通したものになるが、フリーメールアドレスや自社ドメインを持てば、任意の数字列としてかなりの数が無料または安価に利用できる。しかし、電子メールを用いる場合にはメーラ等の利用などにより、電話番号等に比べて成りすまし等が容易になるので、その対策が必要になる。
これは、個人認証システムSをホテルの鍵に応用した場合等、認証許容時間が比較的長い応用例で特に問題になる。このような問題を防止する対策としては、例えばメール受信専用サーバでセキュリティのチェックを実行する方法があるが、このような普通のメールアドレスを利用したアプリケーションは比較的セキュリティが低くてもかまわない応用例にその用途を絞っても良い。金融システムなどに応用する場合、携帯電話機による電子決済システムやカメラ付き携帯電話での本人の顔の画像をサーバに転送し、確認する認証システムなどとの組合せにより、このセキュリティはさらに高度なものになる。
電子メールを使用する場合の成りすまし防止対策としては、認証サーバ4側に監視サーバ(不図示)を設け、認証サーバ4側からワイヤレス携帯端末2には、認証コードの前通知としての電子メールを送信し、それが返信され、あるいは他のワイヤレス携帯端末に送信される際には、電子メールをBCCで監視サーバにも送信するようにして、監視サーバでBCCの電子メールをカウントしておき、そのカウント数を認証サーバ4側でチェックする。
すなわち、認証サーバ4側では、ワイヤレス携帯端末2に認証コードの前通知となる電子メールを送信してから、所定時間内に、電子メールの返信を確認できた場合に、監視サーバが受信しているBCCの電子メールの回数を確認する。
そして、監視サーバで受信しているBBCの電子メールの数が所定数より多い場合には、その電子メールは、ユーザ本人以外のワイヤレス携帯端末2からも返信を受けているか、ユーザ本人のワイヤレス携帯端末2から他のワイヤレス携帯端末に送信した電子メールが転送され、不正の受信がなされたものとみなして、ワイヤレス携帯端末2に対しては、不正受信の疑いのあることを通知するなどして、以後の処理を中止するが、BCCとして監視サーバで受信している電子メールの数が所定数である場合には、不正受信の疑いがないとみなして、認証サーバ側で選択した電子メールアドレスを認証コードとして発行して、その電子メールアドレスを含ませた電子メールを再度、ワイヤレス携帯端末に送信する。
電子メールで認証コードを通知する場合、請求項5で提案している個人認証システムのような構成にすれば、より成りすまし対策が確実になる。
図5は、このシステムに使用されるユーザ登録手段の登録内容を示している。
ユーザ登録手段は、図3(A)の場合とは異なり、ユーザの携帯端末を第1の電子メールA、第2の電子メールBで特定している。
ここに、ユーザの携帯端末が携帯電話機である場合を例にすると、第1の電子メールAはユーザの携帯端末の固有識別番号を含んでいない、ユーザ側で自由に設定することのできる電子メールアドレスが適用され、たとえば、@の前部分に、ユーザのお気に入りネーミング、ABCを加え、@の後部分に、キャリアの識別表示である、***.comを加えているが、第2の電子メールBは、ユーザの携帯端末の固有識別番号を含んだ電子メールアドレスが適用され、たとえば、@の前部分には、携帯電話機に固有の識別番号である「09098446899」を加え、@の後部分には、キャリアの識別表示である***.comを加えており、携帯電話機の購入時にデフォルトとして設定されているものが、そのまま使用されている。
このようなシステムでは、ユーザから、認証端末3を通じて、ユーザの識別情報とともに、サービス要求を受けると、認証サーバ4側では、第1の電子メールAを送信して認証コードの前通知を行い、第1の電子メールAの返信を確認したときに不正受信でないかどうかを、上記した方法などで確認してから、不正受信でないと判断すれば、ユーザの携帯端末の固有識別番号を含んだ第2の電子メールアドレスBを送信する。この第2の電子メールに付加される発信元アドレスが認証コードを特定するが、認証コードは、発信元アドレスの@の前部分の全部、あるいは予め規定した一部として含まれている。
ユーザは第1の電子メールAで認証コードの前通知を受け、その後の所定時間内に、認証サーバ4側から認証コードの送信を中止する通知を受けなかった場合、あるいは不正受信でないことの通知を受けたときには、自らが所持する携帯端末の電子メールアドレスを第2の電子メールアドレスBに変更して、電子メールの受信を待ち、送信されて来たときには、そこから、予め特定されたルールに従って認証コードを読み出して認証端末3に入力して、サービスの提供を受ける。
このような方法によれば、認証サーバ4側では、ユーザ登録手段に保存する情報として、ユーザの携帯端末に対する2つの電子メールアドレスA,Bを準備する必要があるが、電子メールを利用する際にありがちな、成りすましに対する対策もできるために、手軽で安価に使用できる電子メールを用いての認証コードシステムが実現する。
なお、ユーザの携帯端末の通信アドレスとして、セキュリティー性の高い第2の電子メールBのみをユーザ登録手段に保存し、利用する構成にしてもよく、請求項1は、このような構成も含んでいる。
しかしながら、第2の電子メールBは、携帯電話機を例にとると、購入当初からデフォルト設定されているものであり、ユーザ側では、スパムメールのターゲットにならないようにするために受信拒否の設定に使用されることが多い(@の前部分に数字が並んでいるため、電子メールの発信元では容易にターゲットにできる)ので、請求項5で提案するシステムでは、そのような場合も想定して、ユーザ側で自由に設定できる第1の電子メールAで前通知してから、第2の電子メールBによって、認証コードを通知している。
なお、第1の電子メールAに通知する際、発信用メールアドレスは、アドレスの頭に例えばT(テンタティブ:仮の)などの文字をつけ、第2の電子メールと異なり、正式な認証コードではないことが簡単にわかるようにしてもいい。
図6(A)は、ユーザの携帯端末が第1の電子メールAを受信した場合に、ユーザの携帯端末に表示される表示例(図では、返信要求は示されていないが、返信要求をメッセージで示してもよい)、(B)はユーザの携帯端末が第2の電子メールBを受信した場合に、ユーザの携帯端末に表示される表示例を、電子メールのメッセージとともに示しており、(B)の12345が認証コードとして使用される。
管理装置6は、認証端末3と通信するためのネットワーク通信手段6aと、ユーザによるサービス装置1の利用履歴を蓄積するデータベース6bとを備えている。本発明では、ワイヤレス携帯端末2は、ユーザに貸与されるものとしてもよく、その場合には、ワイヤレス端末2の特定位置に識別情報として用いられる端末コードを表示しておけばよい。ここで管理装置6に、ユーザを生体認証する生体認証手段6cを設けておけば、ユーザに貸与されたワイヤレス携帯端末2の端末コードを、そのユーザの生体認証データに対応させてデータベース6bに記憶しておくことも可能になる。生体認証手段は、識別カード8または読取手段3dに設けておき、生体認証データを、認証端末3を通じて取得するようにしてもよい。また、管理装置6は、データベース6bに蓄積したユーザの利用履歴に基づいて、サービス装置1の利用に対する課金情報を算出する出力手段を更に備えてもよい。
次いで、個人認証システムSの基本動作を説明する。
図4は、サービス装置1、ワイヤレス携帯端末2、認証端末3、認証装置4の相互に関連した基本動作を時系列的に説明するフロー図である。
この基本動作では、まず、認証端末3において、ユーザが自分に割り当てられた認証情報を操作入力する。操作入力された認証情報は、ネットワークNを通じて認証装置4に送信される(ステップ101、102)。このときに、表示器付きのテンキーなどで簡単なID、パスワードを入力させてもよい。
認証装置4は、認証情報を受け付けると、ユーザ登録手段4bを参照して、その認証情報に対応して予め登録されたワイヤレス携帯端末2の通信アドレスを特定する。そして、特定した通信アドレスを指定して発信することにより、無線通信基地局5を経由して、ワイヤレス携帯端末2を呼び出し、予め特定されたルールに従って選択または生成した認証コードを発行してワイヤレス携帯端末2に通知するとともに、通知した認証コードに有効期限の情報を付加してユーザ登録手段4bに記録する。有効期限の長さは限定されないが、送信した認証コードをいわゆるワンタイムコードとするため、発信時から数分程度とすることが望ましい(ステップ201〜205)。ただし、ホテルのルームキーなどに応用する場合は、チェックアウトする時間や一日単位などに設定したほうが便利な場合もある。
ワイヤレス携帯端末2は、無線通信基地局5から通信アドレスを指定した呼出を受け認証コードを受け付けると、受け付けた認証コードを表示手段2bに表示する。従ってユーザはその認証コードを見て認証端末3に操作入力することができる(ステップ301、302)。認証端末3は、操作入力された認証コードを認証サーバ4にネットワークNを通じて送信する(ステップ103、104)。
認証サーバ4は、その認証コードを受信すると、ユーザ登録手段4bを参照して、受信した認証コードと、ユーザ登録手段4bに登録されている発信済みの認証コードとの一致を判別する。一致した認証コードがあれば、更にその有効期限を判別し、有効期限内であると確認した場合にのみ、認証コードを送信してきた認証端末3に許可信号を返信する。なお、認証コードが一致しており、有効期限が過ぎている場合には、認証コードを送信してきた認証端末3に不許可信号を返信することが望ましい(ステップ206〜208)。
認証端末3は、送信されてきた許可信号を受信すると、認証結果を表示し、ユーザによるサービス装置1の許可する(ステップ105、106、401)。また、このとき、ユーザの識別情報と、利用を許可したという事象を、管理装置6に通知して利用履歴として蓄積させる。

Claims (13)

  1. ワイヤレス携帯端末を有したユーザから、認証端末を通じて、少なくともユーザの識別情報と、認証コードとを認証サーバに送信し、認証サーバで認証を確認したときに、ユーザ側に設置したサービス装置の使用を許可する個人認証システムであって、
    前記認証サーバは、
    ユーザの識別情報と、それに対応させてユーザのワイヤレス携帯端末の通信アドレスとを少なくとも保存したユーザ登録手段と、
    ユーザの識別情報とユーザに発行された認証コードとを照合する認証制御手段とを少なくとも備えるとともに、
    ユーザのワイヤレス携帯端末を呼び出して、認証コードを送信する無線通信基地局に接続されており、
    ユーザから、前記認証端末を通じてユーザの識別情報とともに、サービス要求を受け付けたときには、前記ユーザ登録手段を参照し、そのユーザのワイヤレス携帯端末の通信アドレスを読み出して、前記無線通信基地局を通じて、読み出した通信アドレスのワイヤレス携帯端末を呼び出して、予め特定されたルールに従って、発信用アドレスを用いた認証コードを発行し送信させるとともに、送信した認証コードに有効期限の情報を付加して前記ユーザ登録手段に記録する一方、
    前記ユーザから、前記認証端末を通じて前記認証コードを受け付けたときには、該認証コードの一致とその有効期限とを判別して、認証コードが一致し、かつ有効期限内であると確認されたときのみ、前記認証端末に許可信号を送出して、前記サービス装置の使用を許可するようにしたワイヤレス携帯端末を用いた個人認証システム。
  2. 請求項1において、
    前記認証サーバは、予め準備した複数の発信用アドレスのうちからランダムに選択して、前記無線通信基地局を通じて前記ワイヤレス携帯端末を呼び出し、
    その選択した発信アドレスの所定部分を前記認証コードとして発行することを特徴とした個人認証システム。
  3. 請求項1において、
    前記ワイヤレス携帯端末は、携帯電話機であり、かつ
    前記認証サーバは、公衆回線用の複数の発信器のうちからランダムに選択された発信器を作動して、前記無線通信基地局を通じて前記ワイヤレス携帯端末を呼び出し、
    前記認証コードは、前記発信器に固有の発信者番号の全部または一部を前記認証コードとして発行することを特徴とした個人認証システム。
  4. 請求項3において、
    前記発信器は、公衆回線用の固定電話機、公衆回線用のモデム、IP電話機の種別のうちから選択された少なくとも1種以上のもので構成されていることを特徴とした個人認証システム。
  5. ワイヤレス携帯端末を有したユーザから、認証端末を通じて、少なくともユーザの識別情報と、認証コードとを認証サーバに送信し、認証サーバで認証を確認したときに、ユーザ側に設置したサービス装置の使用を許可する個人認証システムであって、
    前記認証サーバは、
    ユーザの識別情報と、それに対応したユーザの携帯端末の固有識別番号を含んでいない第1の電子メールアドレス、同じユーザの携帯端末の固有識別番号を含んだ第2の電子メールアドレスとを少なくとも保存したユーザ登録手段と、
    ユーザの識別情報とユーザに発行された認証コードとを照合する認証制御手段とを少なくとも備えるとともに、
    ユーザのワイヤレス携帯端末を呼び出して、認証コードを送信する無線通信基地局に接続されており、
    ユーザから、前記認証端末を通じてユーザの識別情報とともに、サービス要求を受け付けたときには、前記ユーザ登録手段を参照して、そのユーザの第1の電子メールアドレスを読み出してから、前記無線通信基地局を通じて、読み出した第1の電子メールアドレスのワイヤレス携帯端末を呼び出し、認証コードの発行通知を行って、所定の判別基準に基づいて、返信の有無を確認して、不正な受信の有無を判別し、
    不正な受信があったと判断したときには、その後の処理を中断する一方、
    不正な受信がなかったと判断したときには前記第2の電子メールアドレスを用いて、同じユーザのワイヤレス携帯端末に、認証コードを含ませた電子メール発信元アドレスを送信するとともに、送信した認証コードに有効期限の情報を付加して前記ユーザ登録手段に記録し、
    前記ユーザから、前記認証端末を通じて前記認証コードを受け付けたときには、該認証コードの一致とその有効期限とを判別して、認証コードが一致し、かつ有効期限内であると確認されたときのみ、前記認証端末に許可信号を送出して、前記サービス装置の使用を許可するようにしたワイヤレス携帯端末を用いた個人認証システム。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記サービス装置の利用履歴を管理する管理装置を更に備え、
    前記認証端末は、前記サービス装置の利用を許可したときには、利用を許可したことを前記識別情報と共に前記管理装置に通知して、前記利用履歴を前記データベースに記憶し蓄積することを特徴とした個人認証システム。
  7. 請求項6において、
    上記認証端末は、固有の端末番号が割り当てられ、上記通知の際に、割り当てられている端末番号を前記管理装置に通知することを特徴とした個人認証システム。
  8. 請求項6において、
    前記管理装置は、前記利用履歴に基づいて、前記サービス装置の利用に対する課金情報を算出することを特徴とした個人認証システム。
  9. 請求項1〜8のいずれかにおいて、
    前記ワイヤレス携帯端末は、ユーザに貸与されるものであって、前記識別情報として用いられる端末コードが付記されていることを特徴とした個人認証システム。
  10. 請求項1〜8のいずれかにおいて、
    前記認証端末は、前記識別情報を記憶した識別カードより、前記識別情報を読み取る読取手段を備えていることを特徴とした個人認証システム。
  11. 請求項10において、
    前記識別カードまたは読取手段は、生体認証手段を備えていることを特徴とした個人認証システム。
  12. 請求項6〜11のいずれかにおいて、
    前記ワイヤレス携帯端末は、ユーザに貸与されるものであって、前記識別情報として用いられる端末コードが付記されており、
    前記管理装置は、ユーザを生体認証する生体認証手段を備え、ユーザに貸与されたワイヤレス携帯端末の端末コードを、そのユーザの生体認証データに対応させて前記データベースに記憶することを特徴とした個人認証システム。
  13. 請求項1〜12のいずれかにおいて、
    前記サービス装置は、その複数台が店舗に設置され、ユーザが自由に選択して使用する設備機器であり、前記認証端末は、前記設備機器の各々に設けられた料金徴収装置として構成されていることを特徴とした個人認証システム。
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