JPWO2008143284A1 - コンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法、およびコンピュータ使用可能な記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
情報コンテンツをネットワーク経由でクライアント装置に提供するコンテンツ提供装置において、前記コンテンツ提供装置内部で発生するイベントを検知するイベント検知手段と、該イベントが検知されると、該情報コンテンツを元の形式とは異なる所定の形式に変換して静的なコンテンツを生成する静的コンテンツ生成手段と、クライアント装置から発信された該コンテンツに対するリクエストを受け取るリクエスト受取手段と、該リクエストを発信したクライアント装置の認証を行う認証手段と、該認証が成功したクライアント装置のみに該生成された静的コンテンツを提供するコンテンツ提供手段と、を備えたこと、を特徴とするコンテンツ提供装置を提供する。
Description
本発明は、コンテンツをクライアント装置に提供するコンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法、およびコンテンツをクライアント装置に提供するコンピュータ上で使用可能な記憶媒体に関し、特に、PC(Personal Computer)向けのコンテンツを表示できないクライアント装置に対してコンテンツを提供するコンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法、およびそのためのコンピュータ使用可能な記憶媒体に関する。
ネットワーク上の情報を閲覧するための情報閲覧ソフトウェア(以下、「ブラウザ」と記す)が広く知られ実用に供されている。ブラウザには、ネットワーク上の情報(例えばWebページであり、HTML(Hyper Text Markup Language)等のマークアップ言語で記述された文書)を解釈し、その解釈結果に基づいてレンダリングを行う機能が実装されている。ユーザはURI(Uniform Resource Identifier)を指定することによりブラウザ上で所望のWebページを閲覧することができる。
近年、ブラウザはPCに限らず、例えば携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)、情報家電等の様々な機器に搭載されている。これに対してWebページはPC向けに作成されるものが多い。従って、PC以外の殆どの機器では閲覧可能なWebページが限定されていた。このような不都合を解消するため、最近では例えばフルブラウザ対応の携帯電話が登場し、PC向けのWebページ(以下、「PC向けページ」という)を携帯電話機の画面上でも閲覧できるようになっている。
しかし、現状ではフルブラウザ未対応の携帯電話端末も数多く存在し、また、フルブラウザ対応の携帯電話端末であってもリソースが限られているため動作が遅くPC向けページを快適に閲覧できないといった不都合もある。このためWebサイトの中には、PC向けページ(HTML)をコンパクトHTML(Compact-HTML)やHDML(Handheld Device Markup Language)、MML(Mobile Markup Language)等のモバイル機器向けのコンテンツ記述言語に変換してクライアント装置(携帯電話端末)に提供するコンテンツ変換サービスを提供するものもある。PC向けページをコンパクトHTML等に変換することで例えば容量が抑えられ、モバイル機器上でも快適なWebブラウジングが達成されると共に、フルブラウザ未対応の携帯電話機上でも様々なWebページを閲覧できるようになる。附言するにこのようなサービスは一般的に有料で提供される。
例えば特開2005−346734号公報に、コンテンツ変換サービスの一形態が開示されている。それによれば、Webサーバは、端末装置の機種および搭載ブラウザを特定し、その特定結果に応じたコンテンツデータを生成して端末装置に提供する。
ところが上記の構成では、端末装置からのアクセス要求の度にコンテンツ変換処理がサーバサイドで実行されるため、当該端末装置に対するレスポンスが遅いといった不都合がある。また、他の端末装置からアクセスが集中したときにはWebサーバに負荷が掛かり過ぎてしまい、場合によってはWebサーバがダウンすることも考えられる。
そこで、本発明は上記の事情に鑑みて、迅速なレスポンスでコンテンツ変換サービスをクライアントに提供し、且つ負荷軽減にも好適なコンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法、およびコンピュータ使用可能な記憶媒体を提供することを課題としている。
本発明の一態様に係る情報コンテンツをネットワーク経由でクライアント装置に提供するコンテンツ提供装置は、前記コンテンツ提供装置内部で発生するイベントを検知するイベント検知手段と、該イベントが検知されると、該情報コンテンツを元の形式とは異なる所定の形式に変換して静的なコンテンツを生成する静的コンテンツ生成手段と、クライアント装置から発信された該情報コンテンツに対するリクエストを受け取るリクエスト受取手段と、該リクエストを発信したクライアント装置の認証を行う認証手段と、該認証が成功したクライアント装置のみに該生成された静的コンテンツを提供するコンテンツ提供手段と、を備えたことを特徴とする。
このように構成されたコンテンツ提供装置によれば、クライアント装置からのアクセス要求と非同期に静的コンテンツが作成されるため、アクセス要求に呼応してコンテンツ変換のためのプログラムを実行する必要がない。このため、クライアント装置に対して迅速なレスポンスを返すことができると共に、コンテンツ提供装置側の負荷を抑えることも可能となる。
また、本発明の一態様に係る、情報コンテンツをコンテンツ提供装置からネットワーク経由でクライアント装置に提供する方法は、前記コンテンツ提供装置内部で発生するイベントを検知し、該イベントが検知されると、該情報コンテンツを元の形式とは異なる所定の形式に変換して静的なコンテンツを生成し、クライアント装置から発信された該情報コンテンツに対するリクエストを受け取り、該リクエストを発信したクライアント装置の認証を行い、該認証が成功したクライアント装置のみに該生成された静的コンテンツを提供すること、により該情報コンテンツを提供する。
このようなコンテンツ提供プログラムによれば、クライアント装置からのアクセス要求と非同期に静的コンテンツが作成されるため、アクセス要求に呼応してコンテンツ変換のためのプログラムを実行する必要がない。このため、クライアント装置に対して迅速なレスポンスを返すことができると共に、コンテンツ提供装置側の負荷を抑えることも可能となる。
また、本発明の一態様に係る、情報コンテンツをクライアント装置に提供するようコンピュータを制御するための、コンピュータで読取可能な命令を含むコンピュータ使用可能な記憶媒体は、前記コンピュータ内部で発生するイベントを検知するステップと、該イベントが検知されると、該情報コンテンツを元の形式とは異なる所定の形式に変換して静的なコンテンツを生成するステップと、クライアント装置から発信された該情報コンテンツに対するリクエストを受け取るステップと、該リクエストを発信したクライアント装置の認証を行うステップと、該認証が成功したクライアント装置のみに該生成された静的コンテンツを提供するステップと、を実行することによってコンピュータを制御する命令を含むことを特徴とする。
このような記憶媒体によれば、クライアント装置からのアクセス要求と非同期に静的コンテンツが作成されるため、アクセス要求に呼応してコンテンツ変換のためのプログラムを実行する必要がない。このため、クライアント装置に対して迅速なレスポンスを返すことができると共に、コンピュータ側の負荷を抑えることも可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態による端末装置10の外観を示した図である。また、図2は、本発明の実施の形態による端末装置10の構成を概略的に示したブロック図である。本実施の形態において端末装置10は携帯電話機であるが、別の実施の形態では例えばPDA、PHS(Personal Handy phone System)、或いは携帯ゲーム機等の種々の形態のモバイル機器が想定される。
端末装置10には、装置全体の制御を統括的に実行するCPU(Central Processing Unit)103が備えられる。CPU103にはバス119を介して各構成要素が接続される。CPU103は、バス119を介するデータ通信を行って各構成要素と信号を送受信することにより各種機能を実現する。これらの構成要素には、ROM(Read-Only Memory)105、RAM(Random-Access Memory)107、ネットワークインタフェース109、ディスプレイ111、ユーザインタフェースデバイス113、およびフラッシュメモリ115がある。
ROM105には各種プログラムや各種データが格納されている。ROM105に格納されるプログラムには例えばブラウザ50がある。ブラウザ50は、所定のマークアップ言語で記述されたオンライン又はオフライン上の情報をディスプレイ111上に表示させ閲覧するための情報閲覧ソフトウェアである。
RAM107は例えばROM105に格納されている各種プログラムの展開先である。ユーザインタフェースデバイス113を用いたユーザ・オペレーション(以下、単に「ユーザ・オペレーション」と記す)にしたがって、ROM105に格納されているプログラム(例えばブラウザ50)が読み出され、RAM107の所定領域に展開されて実行される。これによりブラウザ50が起動して、ユーザはWebブラウジングできるようになる。なお、端末装置10には、ユーザインタフェースデバイス113として5ウェイキー、テンキー等の操作キーが実装されている。CPU103にはユーザが押下する操作キーに応じた信号が入力され、CPU103がRAM107に展開したプログラムを用いて入力信号に対応した処理を行うことにより、Webブラウジングを始めとする様々な機能が端末装置10で達成される。
ここで、ブラウザ50の機能について説明する。図3を参照してブラウザ50の基本的な構成要素であるブラウザエンジン30について説明する。
図3は、本発明の実施の形態によるブラウザ50に含まれるブラウザエンジン30の機能ブロック図である。図3に示されるように、ブラウザエンジン30は、パーサー31、フォーマッタ33の各機能ブロックを含む。
コンテンツ閲覧のため、ユーザによりコンテンツに対応するURIが指定されると、インターネット上の指定URIに、指定されたコンテンツに対応するHTML文書21を要求するためのリクエストが送信される。リクエストを受け付けた、指定URIに対応するサーバは、当該のリクエストに応答して、指定URIに置かれたHTML文書21をブラウザ50に送信する。HTML文書21は、インターネット等の所定のネットワークおよびネットワークインタフェース109を介してパーサー31に渡される。なお、本実施形態でブラウザ50が受け取るHTML文書21は、例えばサーバサイドでコンパクトHTMLやHDML、MML等に変換されたものである。このコンテンツの変換処理については後に説明する。
パーサー31は、受け取ったHTML文書21(コンパクトHTML)を解釈して、HTML文書21の文法構造がツリー構造で表されたドキュメントツリー23を作成する。なお、ドキュメントツリー23は、HTML文書21の文法構造を表現するのみであり、ドキュメントの表現に関する情報までは含んでいない。次いで、ドキュメントツリー23、タグ、スタイルシート等に関する情報を基に、HTML文書21の表現形式、例えばblock, inline, table, list, item等を含むレイアウトツリー25が作成される。レイアウトツリー25は、block, inline, table等がどのような順番に存在しているかを表している。但し、レイアウトツリー25は、これらの要素(block, inline, table等)が端末装置側の画面の何処にどのような幅と高さで表示されるか、テキストがどこで折り返されるか等の情報は含んでいない。
フォーマッタ33は、レイアウトツリー25および端末装置10の仕様(例えばディスプレイ111の画面サイズやアスペクト比等)の情報に基づいて周知のフォーマッティングを実行して、ディスプレイ111の画面上の各要素のレイアウト(例えば表示画面幅方向のピクセル数に合わせたテキストの折り返し、各要素の画面上での位置、幅、高さ等)を決定する。次いで、決定されたレイアウトに基づいてレンダリングを実行し、描画データを作成する。そして、作成された描画データを例えばRAM107のビデオメモリ領域に展開する。これにより、HTML文書21すなわちリクエストされたコンテンツのページがディスプレイ111に表示される。
次に、PC向けのWebサイトを公開するWebサーバ200に端末装置10(ブラウザ50)がコンテンツをリクエストした際に実行される処理について詳説する。図4に、本発明の実施の形態によるWebサーバ200の概略的な構成をブロック図で示す。また、図5に、本発明の実施の形態によるブラウザ50−サーバサイド間で実行される処理のシーケンス図を示す。本実施形態ではブラウザ50はWebサーバ200にWebページをリクエストし、そのレスポンスとして適切なコンテンツ記述言語に変換されたWebページを受け取る。なお、本実施形態では、端末装置10がブルブラウザ対応機種でないことを前提に説明を行う。
図4に示されるように、Webサーバ200には、装置全体の制御を統括的に実行するCPU203が備えられる。CPU203にはバス213を介して各構成要素が接続される。CPU203は、バス213を介するデータ通信を行って各構成要素と信号を送受信することにより各種機能を実現する。これらの構成要素には、記憶装置205、RAM207、ネットワークインタフェース209、およびタイマ211がある。
記憶装置205には各種プログラムや各種データが格納されている。記憶装置205に格納されるプログラムには、クライアントからのリクエストを処理するプログラムがある。RAM207は、例えば記憶装置205に格納されている各種プログラムの展開先である。上記プログラムはWebサーバ200が起動している限り、例えばRAM207に展開されて常駐した状態にある。従って、上記プログラムは、クライアントからのリクエストに応答して直ぐさま実行され、また、動的なレスポンスを生成して送出することも可能である。また、記憶装置205に格納されるデータには、例えばWebページのコンテンツがある。
図5のシーケンス図によれば、Webサーバ200のWebページのコンテンツをリクエストするユーザ・オペレーションが入力されると、ブラウザ50はそれに応じたリクエスト・メッセージを作成して、端末装置10の端末ID(例えば電話番号等)と共にWebサーバ200に送信する(ステップ1、以下、明細書及び図面においてステップを「S」と略記)。なお、ここで指定されるURIはPC向けページの格納場所であり、便宜上、「http://www.OOO.co.jp/index.html」とする。
次いで、Webサーバ200は、受信した端末IDを参照してクライアント装置が携帯電話機である(すなわちPCではない)ことを認識し、端末装置10はPC向けページを表示できないと判断する。そして、端末IDを認証サーバ300に転送して、クライアント装置のユーザがコンテンツ変換サービスに登録済みであるか否かを認証する認証処理を依頼する(S2)。なお、Webサーバ200は、クライアント装置がPCであると判断した場合にはS2以降の処理を実行することなく通常の処理を実行する(すなわちリクエストされたWebページをレスポンスとして当該クライアントに返す)。また、ここでいう「コンテンツ変換サービス」は、PC向けページをモバイル機器上で閲覧可能とするためのサービスである。
次に、認証サーバ300について説明する。本実施形態において認証サーバ300は、例えば携帯電話のキャリアが管理するサーバであり、キャリア毎に別個に存在する。Webサーバ200は、各キャリアの認証サーバ300のURIを予め記憶しており、S2の処理では例えばリクエスト・メッセージ中のメッセージ・ヘッダに含まれるユーザエージェント情報(例えば端末装置10のキャリア、機種、搭載ブラウザの判別情報等を含む情報)を参照し、認証サーバ300を転送先として決定する。
図6に、認証サーバ300の概略的な構成をブロック図で示す。図6に示されるように認証サーバ300は、CPU303、記憶装置305、RAM307、ネットワークインタフェース309、登録者データベース311の各構成要素がバス313を介して接続された構成を有している。なお、CPU303、記憶装置305、RAM307、およびネットワークインタフェース309についての機能は、それぞれWebサーバ200のものと同様のためここでは省略する。また、別の実施の形態では認証サーバ300は、Webサーバ200の管理者により管理されても良く、或いは認証サーバ300と同一機能を果たすWebサーバ200内に組み込まれたプログラムであっても良い。
登録者データベース311は、CPU303がコンテンツ変換サービスを利用するユーザの情報を登録者情報としてデータベース化して管理するものである。例えばユーザがキャリアの店頭やWebサイト内にあるオンラインフォームで所定の申込手続を行うと、認証サーバ300は、キャリアのサーバ群が有する他のサーバや端末装置等と連係して動作し、その申込情報を登録者情報として、登録者データベース311に蓄積する。登録者情報には例えばユーザの氏名、住所、携帯電話機の端末ID等が含まれる。
ここで、図5のシーケンス図の説明に戻る。認証サーバ300は、S2の処理で転送された端末IDを受信すると認証処理を実行する(S3)。具体的には、認証サーバ300が、受信した端末IDを条件に登録者データベース311を検索して、一致する端末IDがあるか否かを判定する。一致する端末IDがある場合、端末装置10のユーザが登録者であることを意味する。このため認証サーバ300は認証成功と判定し、その旨の通知をWebサーバ200に返す(S4)。一方、登録者データベース311を検索した結果、一致する端末IDがない場合、端末装置10のユーザが非登録者であることを意味する。この場合、認証サーバ300は、認証失敗と判定してエラー処理を実行する。このエラー処理については図示を省略する。なお、認証サーバ300は、認証成功したクライアント装置に対して周知の課金処理を実行することにより、コンテンツ変換サービスの利用料を徴収する。
エラー処理において認証サーバ300は、認証失敗に応じたメッセージ(以下、「認証失敗メッセージ」という)を作成してブラウザ50に返す。認証失敗メッセージには、例えば認証失敗のステータス・コード、HTTPリダイレクトのステータス・コード、リダイレクト先URI等が含まれる。ブラウザ50は、認証失敗メッセージを受信すると、当該メッセージに含まれるHTTPリダイレクトのステータス・コードに従ってリダイレクト処理を実行する。このときのリダイレクト先は、認証失敗メッセージに含まれるリダイレクト先URIであり、例えばキャリアのWebサイト内にあるオンラインフォームページである。ユーザがリダイレクト先のオンラインフォーム上で申込手続を行い、その申込情報に対応するレコードが登録者データベース311に追加されると、端末装置10に対する以降の認証処理は認証成功となる。
Webサーバ200は、認証サーバ300から認証成功の通知を受信すると、S1の処理のリクエスト・メッセージに応じたレスポンス・メッセージを作成して(S5)、ブラウザ50に返す(S6)。このときのレスポンス・メッセージには、例えばHTTPリダイレクトのステータス・コード、リダイレクト先URI等が含まれる。ブラウザ50はレスポンス・メッセージを受信すると、認証失敗メッセージのときと同様にHTTPリダイレクトのステータス・コードに従ってリダイレクト処理を実行する(S7)。
上記レスポンス・メッセージ中のリダイレクト先URIには、S1の処理でブラウザ50がリクエストしたPC向けページ(HTMLファイル)に対応するモバイル向けページ(当該HTMLファイルを例えばコンパクトHTML等に予め変換してある静的なWebページ)が格納されている。ブラウザ50が上記リダイレクト処理によりリダイレクト先URIにアクセスすると(S7)、Webサーバ200がそのレスポンスとして当該ページのデータを返す(S8)。これにより、S1の処理におけるリクエストに対応したモバイル向けページがブラウザ50上で表示され(S9)、図5のシーケンス図の処理は終了する。なお、説明の便宜上、ここでのリダイレクト先URIを「http://www.OOO.co.jp/ax08ea9/index.chtml」とする。本実施形態では、Webサーバ200のWebサイトに含まれるPC向けの全ページに対応するモバイル向けページのデータが同一ディレクトリ内に格納されている(ここでは後述のディレクトリ変更処理で作成された「ax08ea9」というディレクトリに、当該Webサイトの全てのモバイル向けページが格納されている)。
ここで、図5の説明によれば、Webサーバ200は、モバイル向けページを端末装置10からのリクエスト以前に作成して上記リダイレクト先URIに格納していることが分かる。モバイル向けページの作成タイミングは、例えばPC向けページの更新時や、定期的なチェックでコンテンツの更新が検知されたときである。PC向けページが更新されたとき、或いは定期的なチェックでコンテンツの更新が検知されたとき、Webサーバ200は、更新後のPC向けページに対応するモバイル向けページを作成して上記リダイレクト先URI(ここでは「ax08ea9」ディレクトリ)に格納する。これにより、「ax08ea9」ディレクトリ下の、更新されたPC向けページに対応するモバイル向けページのファイルが更新される。なお、HTMLをコンパクトHTMLやHDML、MML等に変換する処理は周知技術であり、ここでの説明は省略する。
附言するにWebサーバ200は、例えばコンパクトHTMLやHDML、MML等の複数形式のモバイル向けページを作成してそれぞれ異なるディレクトリに格納する。これは、複数のファイル形式をサポートすることによって、コンテンツ変換サービスをより多くのユーザに提供するためである。従って、Webサーバ200の負荷軽減を優先させたい場合には一形式のモバイル向けページだけを作成するといった形態も考えられる。
複数形式のモバイル向けページがある場合、S5の処理においてWebサーバ200は、端末装置10のユーザエージェント情報を参照してブラウザ50上で表示可能な形式を判断する。次いで、表示可能と判断した形式のモバイル向けページデータを格納したディレクトリの情報を、リダイレクト先URIとしてレスポンス・メッセージに埋め込む。このような処理により、端末装置10には、表示可能な形式のモバイル向けページがクライアントに対して適切に提供されることになる。
このようにPC向けページをモバイル向けページに事前に変換し格納しておく(すなわち、リクエスト毎に実行されていたコンテンツ変換処理を省略する)ことにより、ターンアラウンドタイム(ここではS1のリクエスト送信時からS9のレスポンス送信時までに掛かる時間)を従来と比較して格段に短縮できる。例えば従来のWebサーバは、リクエストを受け取ると認証処理を実行する。次いで、認証成功の場合、PHPやPerlで作成されたサーブレットを実行してPC向けページデータをモバイル向けページデータに変換する。そして、変換されたモバイル向けページデータをクライアントに返す。この構成において、511.3msecがターンアラウンドタイムの実測値として確認されている。これに対して本願発明を適用したサーバの場合、認証処理、モバイル向けページへのアクセスのターンアラウンドタイムがそれぞれ115.2msec、6.4msecとなる実測結果が確認されている。本願発明を適用した場合、実測結果からも明らかなようにターンアラウンドタイムが従来と比較して格段に短縮されるといった効果が得られる。
また、本実施形態によれば、クライアント装置には、PHPやPerlで作成されたサーブレット等による動的なWebページではなく、既に作成済みである静的なWebページ(モバイル向けページ)のデータが提供される。従って、モバイル向けページをPC向けページと同様に不特定多数に広く公開した場合、ユーザは、モバイル向けページのURI(すなわち「http://www.OOO.co.jp/ax08ea9/index.chtml」)を容易に入手して直接入力することで当該ページを閲覧できてしまう。附言するに従来はユーザエージェント情報の受信からサーブレット実行までの過程で認証処理を実行できるため、課金処理を行うには好適であった。一方で、本実施形態のような既に作成済みのモバイル向けページの場合、そのURIに直接アクセスしたクライアントに対しては、認証サーバ300の介在余地がなく課金処理を行うことができないといった不都合が考えられる。
上記不都合を解消するために本実施形態では、認証成功と判定したユーザ(すなわち登録者)に対してのみモバイル向けページのURI(ここでは「http://www.OOO.co.jp/ax08ea9/index.chtml」)を提供するよう構成した。これにより、それ以外のユーザ(すなわち非登録者)に対してはモバイル向けページのURIが隠蔽される。モバイル向けページのURIを知るためには認証サーバ300による認証処理が必要となるため、課金処理を適切に行うことができるようになる。
更に本実施形態では、課金処理をより適切に行うため、以下に説明するディレクトリ変更処理を実行する構成となっている。図7に、本発明の実施の形態においてWebサーバ200が実行するディレクトリ変更処理のフローチャートを示す。図7によれば、Webサーバ200は、タイマ211を用いて計時処理を行い、現在時刻が所定時刻か否かを定期的に判定する(S21)。そして、所定時刻であると検知したとき(S21:YES)、モバイル向けページデータを格納するためのディレクトリ名を新規作成する(S22)。ディレクトリ名作成のアルゴリズムとしては、例えば周知の擬似乱数生成法が挙げられる。上記アルゴリズムにより、例えば英数字が適当に並べられた文字列(例えば「ax08ea9」、「e990ba2」等)が新規ディレクトリ名として生成される。
次いで、Webサーバ200は新規ディレクトリを作成して、当該ディレクトリの名前をS22の処理で作成した新規ディレクトリ名に設定する(S23)。そして、Webサーバ200のWebサイトのモバイル向けページ全てを現在のディレクトリ下から当該の新規ディレクトリ下に移動させる(S24)。
Webサーバ200はS24の処理に次いで、図5のS5の処理で作成するレスポンス・メッセージ中のリダイレクト先URIを、新規作成したディレクトリに対応するURIに設定し(S25)、ディレクトリ変更処理を終了する。例えば「ax08ea9」というディレクトリから「e990ba2」というディレクトリにモバイル向けページ(「index.chtml」)を移動させた場合、上記リダイレクト先URIも「http://www.OOO.co.jp/ax08ea9/index.chtml」)から「http://www.OOO.co.jp/e990ba2/index.chtml」)に変更される。
このように本実施形態では、図7のディレクトリ変更処理が実行される度にモバイル向けページデータの格納場所が変更する。従って、「http://www.OOO.co.jp/ax08ea9/index.chtml」に一度アクセスしたユーザが例えばURI履歴を用いて「http://www.OOO.co.jp/ax08ea9/index.chtml」に再度アクセスしても、ディレクトリ変更処理が実行されて格納場所が「e990ba2」に移動している場合、ユーザはモバイル向けページを閲覧することができない。ユーザがモバイル向けページを再度閲覧するためには、認証サーバ300による認証処理を経て新たなリダイレクト先URI(ここでは「http://www.OOO.co.jp/e990ba2/index.chtml」)を入手する必要がある。このため、登録者に対する課金を適切に実行することができる。また、リダイレクト先URIを定期的に変更することで非登録者に対するモバイル向けページのURIの隠蔽がより確実なものとなり、このような面でも極めて好適である。
なお、S21で用いられる所定時刻の情報は、例えばWebサーバ200の更新頻度やアクセス者数等のパラメータを考慮して適宜設定される。例えば更新頻度が低ければ一日や数週間といった比較的長いスパンの間に図7のディレクトリ変更処理を一回実行するよう時刻設定しても良いし、更新頻度が高ければ当該ディレクトリ変更処理を一日に複数回実行するよう時刻設定しても良い。また、ディレクトリ変更処理を設定時刻でなく、所定のタイミング毎(例えば数時間毎)に実行するようにしても良い。
以上に記載した本実施形態によれば、Webサーバ200は、クライアント装置からのリクエストに対してコンテンツ変換処理を実行することなくモバイル向けページデータを提供することができる。このためモバイル向けページデータが迅速なレスポンスでクライアントに提供される。また、Webサーバ200はコンテンツ変換処理をクライアント装置からのアクセス要求毎に実行しない構成であるため、アクセス要求が集中してもWebサーバ200に対する負荷は限定的である。
本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。例えばリダイレクト先URIとなる新規ディレクトリ名は、図7のディレクトリ変更処理の実行毎に作成しなくても良い。一例として、所定期間(例えば一年分)の新規ディレクトリ名を一括して生成しても良い。この場合、一括して生成された新規ディレクトリ名が、例えば所定時刻になる毎に一つずつ、モバイル向けページデータの移動先ディレクトリ名として用いられる。
また、端末装置10とWebサーバ200とのデータ通信を、キャリアのサーバ(本実施形態では認証サーバ300)が仲介して実行するようにしても良い。この場合、ユーザがモバイル向けページのURIを直接指定しても必ず認証処理が実行されるため、セキュリティ(認証サーバ300を介さないモバイル向けページへのアクセスに対するセキュリティ)の面でより好適である。
また、代替的には、認証サーバ300はWebサーバ200の機能の一部を実行する構成であっても良い。具体的には、例えばコンテンツ変換処理や、図5のS5、6、8等の処理、モバイル向けページの管理(例えばディレクトリ変更処理の実行による格納場所変更等)を実行するようにしても良い。また、これらの処理を認証サーバ300ではなく、更に別の管理サーバが実行するようにしても良い。
また、セキュリティを強化するため、リダイレクト先URIを何段階にも設定する構成を採用しても良い。附言するにユーザには複数の認証用IDが与えられ、各段階のリダイレクト処理時に別個の認証用IDを用いて認証を行うようにしても良い。何段階のリダイレクト処理を実行するかは、対象となるコンテンツの内容(すなわちそのコンテンツに設定すべきセキュリティレベル)に依存して決まる。従って、リダイレクト処理の実行回数がコンテンツ毎に異なることもあり得る。
また、S21で用いられる所定時刻の情報を動的に設定し、図7のディレクトリ変更処理の実行間隔を更新頻度やアクセス者数に応じて柔軟に変更できるようにしても良い。
また、HTTPリダイレクト等によるコンテンツの定期的な格納場所変更処理は、例えばSNS(Social Networking Service)や企業プロジェクトの管理システム等といったクローズドなネットワークにおいても効果を発揮する。例えば限られたユーザのみで共有したい写真や日記等のコンテンツ、プロジェクトの進捗状況等のデータがあるとする。この場合、これらのデータは、アップロード時に例えば擬似乱数生成法で名前を付与されたディレクトリに格納され、以降は新たなディレクトリに定期的に移動させる。上記限られたユーザに対しては認証用IDが与えられるため、認証処理およびリダイレクト処理を経てデータを閲覧することができる。これに対して外部の第三者にはリダイレクト先URIが隠蔽されるため、上記データに対する不正アクセスが困難になる。
このほか、複数の端末装置10それぞれを使用する複数のユーザで構成されたグループを設け、このグループに関する情報(グループ名、グループに属するユーザの氏名、住所、携帯電話機の端末ID等)を登録者情報として登録者データベース311に登録してデータベース化し、特定のグループにのみコンテンツを提供可能にするよう管理してもよい。この構成の場合、登録済みグループに属するユーザ(端末装置10)からコンテンツを要求するリクエストを受信すると、認証サーバ300は、このユーザが該グループに属しているか否かを判断することによって認証/非認証を決定することができる。
また、コンテンツやページごとにコンテンツを提供可能な特定のグループを設定し、ユーザのこのグループへの所属が登録されている場合にのみコンテンツが提供されるよう構成してもよい。この場合、コンテンツ提供可能なグループを構成するユーザは一人でも複数でもよい。
そして、特定のグループのみに提供可能な限定的コンテンツをユーザが要求した場合、この限定的コンテンツが格納されている場所を示す静的リンク情報をリダイレクト先として端末装置10に返信する。この構成の場合、静的リンクは携帯電話のキャリアが取り扱う端末装置10の機種ごとに設けてもよい。或いは、該限定的コンテンツの記述形式が(例えば画像ファイル等の)多くの端末装置10で機種を問わず対応可能な一般的なものであれば、一つのみ設けてもよい。
特定のグループのみに提供可能な限定的コンテンツを要求したユーザが該特定のグループに所属していなかった場合の応答としては、そのコンテンツごとに「何の応答も返さない」「エラー報知」「特定のグループに所属しないユーザ用に設けた所定のページデータを返す」といった対応が考えられる。所定のページデータは未変換の通常ページデータであってもよいし、該ユーザにはアクセス不可のコンテンツであることを示す情報を含むページデータであってもよい。
Claims (27)
- 情報コンテンツをネットワーク経由でクライアント装置に提供するコンテンツ提供装置において、
前記コンテンツ提供装置内部で発生するイベントを検知するイベント検知手段と、
該イベントが検知されると、該情報コンテンツを元の形式とは異なる所定の形式に変換して静的なコンテンツを生成する静的コンテンツ生成手段と、
クライアント装置から発信された該情報コンテンツに対するリクエストを受け取るリクエスト受取手段と、
該リクエストを発信したクライアント装置の認証を行う認証手段と、
該認証が成功したクライアント装置のみに該生成された静的コンテンツを提供するコンテンツ提供手段と、を備えたこと、を特徴とするコンテンツ提供装置。 - 該情報コンテンツが格納される記憶媒体と、
前記静的コンテンツ生成手段により生成された静的コンテンツを前記記憶媒体の所定領域に格納する静的コンテンツ格納手段と、を備え、
前記コンテンツ提供手段は、前記認証手段により認証成功と判定されたクライアント装置のみに該静的コンテンツの格納場所を通知することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提供装置。 - 前記静的コンテンツ生成手段により生成された静的コンテンツの格納場所を所定のタイミングで変更する格納場所変更手段を更に備えたこと、を特徴とする請求項2に記載のコンテンツ提供装置。
- 前記静的コンテンツを格納するための領域はデータフォルダであること、を特徴とする請求項2に記載のコンテンツ提供装置。
- 前記記憶媒体は静的コンテンツを格納するためのフォルダを複数有し、
前記コンテンツ提供装置は、所定のタイミングで、該静的コンテンツが格納されるフォルダを別のフォルダに変更する格納フォルダ変更手段を更に備えたこと、を特徴とする請求項4に記載のコンテンツ提供装置。 - 所定のアルゴリズムで生成された文字列を名前とする新規フォルダを所定のタイミングで作成するフォルダ生成手段と、
該新規フォルダが作成されると、前記静的コンテンツ生成手段により生成された静的コンテンツの格納場所を当該新規フォルダ内に変更する格納フォルダ変更手段と、を更に備えたこと、を特徴とする請求項4に記載のコンテンツ提供装置。 - 該イベントは該情報コンテンツの更新であること、を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提供装置。
- 前記認証手段は、前記リクエストの発信元のユーザについて、所定のユーザグループに属するかを基準として認証を行うこと、を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提供装置。
- 前記認証手段は、情報コンテンツ毎に異なるユーザグループを割り当てることにより、前記リクエストの発信元のユーザについて情報コンテンツ単位で認証を行うこと、を特徴とする請求項8に記載のコンテンツ提供装置。
- 情報コンテンツをコンテンツ提供装置からネットワーク経由でクライアント装置に提供する方法であって、
前記コンテンツ提供装置内部で発生するイベントを検知し、
該イベントが検知されると、該情報コンテンツを元の形式とは異なる所定の形式に変換して静的なコンテンツを生成し、
クライアント装置から発信された該情報コンテンツに対するリクエストを受け取り、
該リクエストを発信したクライアント装置の認証を行い、
該認証が成功したクライアント装置のみに該生成された静的コンテンツを提供すること、により該情報コンテンツを提供するコンテンツ提供方法。 - 該情報コンテンツを記憶媒体に格納し、
生成された前記静的コンテンツを前記記憶媒体の所定領域に格納し、
認証成功と判定されたクライアント装置のみに該静的コンテンツの格納場所を通知すること、により該情報コンテンツを提供する、請求項10に記載のコンテンツ提供方法。 - 生成された前記静的コンテンツの格納場所を所定のタイミングで変更することにより情報コンテンツを提供する、請求項11に記載のコンテンツ提供方法。
- 前記静的コンテンツを格納するための領域はデータフォルダであること、を特徴とする請求項12に記載のコンテンツ提供方法。
- 前記記憶媒体が静的コンテンツを格納するためのフォルダを複数有する場合に、
前記コンテンツ提供装置において、所定のタイミングで、該静的コンテンツが格納されるフォルダを別のフォルダに変更すること、を特徴とする請求項13に記載のコンテンツ提供方法。 - 所定のアルゴリズムで生成された文字列を名前とする新規フォルダを所定のタイミングで作成し、
該新規フォルダが作成されると、生成された前記静的コンテンツの格納場所を当該新規フォルダ内に変更すること、を特徴とする請求項13に記載のコンテンツ提供方法。 - 該イベントは該情報コンテンツの更新であること、を特徴とする請求項10に記載のコンテンツ提供方法。
- 前記クライアント装置の認証は、前記リクエストの発信元のユーザについて、所定のユーザグループに属するかを基準として認証を行うこと、を特徴とする請求項10に記載のコンテンツ提供方法。
- 前記クライアント装置の認証は、情報コンテンツ毎に異なるユーザグループを割り当てることにより、前記リクエストの発信元のユーザについて情報コンテンツ単位で認証を行うこと、を特徴とする請求項17に記載のコンテンツ提供装置。
- 情報コンテンツをクライアント装置に提供するようコンピュータを制御するための、コンピュータで読取可能な命令を含むコンピュータ使用可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ内部で発生するイベントを検知するステップと、
該イベントが検知されると、該情報コンテンツを元の形式とは異なる所定の形式に変換して静的なコンテンツを生成するステップと、
クライアント装置から発信された該コンテンツに対するリクエストを受け取るステップと、
該リクエストを発信したクライアント装置の認証を行うステップと、
該認証が成功したクライアント装置のみに該生成された静的コンテンツを提供するステップと、を実行することによってコンピュータを制御する命令を含むことを特徴とするコンピュータ使用可能な記憶媒体。 - 生成された前記静的コンテンツを記憶媒体の所定領域に格納し、
認証成功と判定されたクライアント装置のみに該静的コンテンツの格納場所を通知するよう、コンピュータを制御する命令を含む、請求項19に記載の記憶媒体。 - 生成された前記静的コンテンツの格納場所を所定のタイミングで変更するよう、コンピュータを制御する命令を含む、請求項20に記載の記憶媒体。
- 前記静的コンテンツを前記記憶媒体のデータフォルダに格納するよう、コンピュータを制御する命令を含む、請求項20に記載の記憶媒体。
- 前記記憶媒体が静的コンテンツを格納するためのフォルダを複数有する場合に、
前記コンピュータにおいて、所定のタイミングで、該静的コンテンツが格納されるフォルダを別のフォルダに変更するよう、コンピュータを制御する命令を含む、請求項22に記載の記憶媒体。 - 所定のアルゴリズムで生成された文字列を名前とする新規フォルダを所定のタイミングで作成し、
該新規フォルダが作成されると、生成された前記静的コンテンツの格納場所を当該新規フォルダ内に変更するよう、コンピュータを制御する命令を含む、請求項22に記載の記憶媒体。 - 該イベントは該情報コンテンツの更新であること、を特徴とする請求項19に記載の記憶媒体。
- 前記クライアント装置の認証は、前記リクエストの発信元のユーザについて、所定のユーザグループに属するかを基準として認証を行うよう、コンピュータを制御する命令を含む、請求項19に記載の記憶媒体。
- 前記クライアント装置の認証は、情報コンテンツ毎に異なるユーザグループを割り当てることにより、前記リクエストの発信元のユーザについて情報コンテンツ単位で認証を行うよう、コンピュータを制御する命令を含む、請求項26に記載の記憶媒体。
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