JPWO2007088912A1 - 画像符号化方法、画像復号化方法、画像符号化装置及び画像復号化装置 - Google Patents
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Abstract
画像データのより一層の高能率符号化及び復号化が行えるようにする。このために、動画又は静止画を構成する画像データを、その画像データ自身から生成した複数の情報に分類し、分類された複数の情報を符号化する場合に、分類された複数の情報の内の一部の情報の値に基づいて、画像データを構成する他の情報の符号化状態を変化させる符号化を行い、一部の情報の情報量を削減した符号化を行うようにした。また、このように符号化されたものを復号化する場合において、複数の情報の内の一部の情報を、画像データを構成する情報の状態から、一部の情報を検出し、その検出した情報と他の情報を復号化し、復号化されたそれぞれの情報に基づいて、原画像を再生する。
Description
本発明は、画像データを符号化する符号化方法及び装置、並びに符号化された画像データを復号化する復号化方法及び装置に関し、特に高能率で符号化する技術に関する。
従来、画像データは、データ量が膨大なものになるので、情報量を圧縮した高能率符号化方式が各種開発されている。例えば、1フレームの画像を、複数のブロックに分割して、分割された各ブロックの平均値,標準偏差,量子化情報などの複数の情報を生成させ、この画像に関する複数の情報を符号化して伝送又は保管させ、画像情報の復号化時には、それぞれの情報に基づいて原画像の再生ができるようにした方式がある。
図12は、従来のMPEG(Moving Pictures Experts Group)符号化方式における、動きベクトルの検出処理の流れの一例を示した図である。まず、1枚(1フレーム)の画像を所定画素単位でブロック分割する。そのブロック分割された画像データであるブロック画像が入力されると、対象となる動き補償領域をブロック画像の近傍に設定し、1フレーム前のその設定された領域内の画像データについても入力させる(ステップS1)。
そして、入力ブロック画像のデータを読出し(ステップS2)、その読出した入力ブロック画像と、動き補償領域内の参照用ブロック画像とのブロックマッチング処理を行う(ステップS3)。そのブロックマッチング処理で得た評価関数値が、最小値であるか否か判断する(ステップS4)。この判断で最小値でない場合には、比較する参照ブロックの位置をシフトさせるために、参照ブロックのアドレスを更新させ(ステップS5)、ステップS3でのブロックマッチング処理とステップS4での比較を繰り返し行う。
このようにしてステップS4で、評価関数値が最小であると判断された場合には、そのときに検出された1フレーム前の参照ブロック画像が、現在の入力ブロック画像の位置に移動したと見なして、該当する参照ブロックのアドレスと入力ブロックのアドレスとの差から動きベクトル情報を生成させて、その動きベクトル情報を出力させる(ステップS6)。
MPEG符号化方式では、動きベクトル情報の他に、各ブロックのDCT変換された直流成分と交流成分についても得るようにしてある。なお、ここで示したデータの種類は、MPEG方式で画像データを符号化する場合の一部の種類だけを示してある。
日本国特許庁発行の特開平8−274648号公報には、この種のブロック分けして高能率符号化する一例についての記載がある。
ところで、今まで提案されて実用化されている高能率符号化方式でも、それなりに情報量の圧縮処理が行われてはいるが、伝送効率の改善や記憶容量の削減を現在以上に行うために、より一層の画像データの高能率符号化を行うことが求められていた。
画像信号に関する処理として、従来から画像信号に他の情報を埋め込む技術が知られている。そのような画像信号への埋め込み技術として、従来から知られているものに、通信秘匿(ステガノグラフィ)、電子透かしがある。前者は、スパイ通信を目的として、真に伝えたい情報を見せかけの画像の中に埋め込んで、伝送するものである。一方、後者は、著作権保護を目的として、伝送する画像に関する著作権情報を当該画像の中に埋め込んで、伝送するものである。いずれの場合も、埋込み後の画像品質の劣化が極力小さくなるようにされることが望ましい。このため、人間の視覚特性を利用して、画像信号のうち、劣化として感じられにくい領域の画像信号を、量子化などにより粗くし、そこに作られた空きビットに埋め込みデータが埋め込まれる。このような方式では、伝送容量の観点から言えば、量子化等により帯域圧縮された画像信号と埋め込みデータを個別に伝送することと何も変わりはない。
一方、画像信号の高能率符号化を目的として、画像信号の中の符号化パラメータの一部を、自分自身の画像の他の符号化データの中に埋め込むことで、データ量を圧縮する方式は、従来は存在しない。なお、一部のデータを画像データ中に埋め込む場合において、量子化などにより粗くし、そこに作られた空きビットに埋め込みデータを埋め込むような、電子透かし技術などと同様の方法では、前述したように、伝送容量の観点から言えば、量子化等により帯域圧縮された画像信号と埋め込みデータを個別に伝送することと何も変わりはなく、意味のないことである。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、画像データのより一層の高能率符号化及び復号化が行えるようにすることを目的とする。
本発明は、動画又は静止画を構成する画像データを、その画像データ自身から生成した複数の情報に分類し、分類された複数の情報を符号化する場合において、分類された複数の情報の内の一部の情報の値に基づいて、複数の情報の内の他の情報の符号化状態を変化させる符号化を行い、一部の情報の情報量を削減した符号化を行うようにしたものである。
また本発明は、分類された複数の情報の内の一部の情報が、複数の情報の内の、他の情報の符号化の際に一体となった符号化が行われて、情報量が削減されたものを復号化する場合において、一体となった状態の情報から一部の情報を検出して復号化し、さらに符号化されている他の情報も復号化し、復号化されたそれぞれの情報に基づいて、原画像を再生するようにしたものである。
本発明によると、複数の種類に分類されて符号化された情報の内の一部の情報に基づいて、他の情報の符号化状態が変化して、一部の情報の情報量の削減が行われるので、それだけ情報量が削減された画像データとして符号化されると共に、その符号化された画像データが復号化され、伝送や保管させる情報量を効果的に削減することができる効果を有する。
この場合、分類された複数の情報は、画像の所定の特性のデータと、1枚の画像データをブロック分けした場合の各ブロックに類似する他のブロックのアドレスデータであり、アドレスデータの特定ビット位置のデータが、所定の特性の所定のビット位置のデータと一致するように、類似する他のブロックを探索する処理を行い、所定のビット位置のデータを削減したことで、情報量を効果的に削減できる。
また、各ブロックに類似する他のブロックのアドレスデータは、当該1枚の画像データより前又は後の画像データのブロックのアドレスデータであり、類似する他のブロックのアドレスデータで、画像の動きベクトルを示すことで、動きベクトル情報を利用した符号化を行う符号化方式での情報量の削減を効果的に行うことができる。
また、符号化された画像データの情報量を計測し、計測した情報量が所定の閾値を越えた場合に、一部の情報を他の情報に埋込む処理を行うことで、符号化された情報量を所定量に抑えることができ、画像データの情報量を効果的に削減できる。
また、符号化された画像データの情報量を計測し、計測した情報量に応じて、一部の情報を埋込む埋込範囲を可変設定することで、画像に埋込まれる範囲が適正に設定されるようになる。
以下、本発明の一実施の形態の例を、図1〜図5を参照して説明する。
本実施の形態においては、MPEG符号化方式により画像データを符号化し復号化する処理に適用した例である。
本実施の形態においては、MPEG符号化方式により画像データを符号化し復号化する処理に適用した例である。
図1は、本例のMPEG符号化を行う構成の概要を示す図である。画像入力端子11には圧縮符号化を行う映像データが供給される。画像入力端子11には、例えば毎秒30フレームの画像データ(映像データ)が供給される。この画像データは、1フレーム内の各画素の画素値が所定状態で配列されたデータであり、各々の1画素のデータが所定のビット数の値で示される、圧縮符号化がされていない画像データである。この画像入力端子11に得られる画像データを、以下に説明する図1に示す構成で圧縮符号化する。
圧縮符号化する構成としては、画像入力端子11に得られる画像データを、減算器12に供給する。減算器12は、画像入力端子11に得られる画像データから、後述するフレームメモリ20側から動き補償予測回路21を介して供給される画像データを減算して、差分のデータを得る回路である。フレームメモリ20が出力する減算用の映像データについても、1フレーム内の各画素の画素値が所定状態で配列されたデータであり、各々の1画素のデータが所定のビット数の値で示され、減算器12では画素値の差分がとられる。
減算器12の出力は、DCT(Discrete Cosine Transform:離散コサイン変換)回路13に供給して、離散コサイン変換を行い、変換された画像データを量子化器14に送り、量子化する。量子化器14で量子化する際には、例えばDC成分の量子化された最下位ビットについては、遅延回路22を介して所定期間遅延して動き補償予測回路21に供給する。
量子化された画像データ(DCT変換係数)は、エントロピーコーディング部15に送り、エントロピーコーディングを行う。量子化器14からエントロピーコーディング部15に送る例えばDC成分のデータについては、最下位ビットを省略したデータとする。そして、エントロピーコーディング部15でエントロピーコーディングが行われたデータをデータ出力端子16から出力させ、所定の伝送路を使用した画像データの伝送、或いは記録媒体への記録処理を行う。後述する動き補償予測回路21で生成された動きベクトルについても、エントロピーコーディング部15に送り、エントロピーコーディングを行った後、データ出力端子16から出力させる。
量子化された画像データ(DCT変換係数)は、エントロピーコーディング部15に送り、エントロピーコーディングを行う。量子化器14からエントロピーコーディング部15に送る例えばDC成分のデータについては、最下位ビットを省略したデータとする。そして、エントロピーコーディング部15でエントロピーコーディングが行われたデータをデータ出力端子16から出力させ、所定の伝送路を使用した画像データの伝送、或いは記録媒体への記録処理を行う。後述する動き補償予測回路21で生成された動きベクトルについても、エントロピーコーディング部15に送り、エントロピーコーディングを行った後、データ出力端子16から出力させる。
動き補償予測回路21での動きベクトルの生成処理について説明すると、量子化器14で量子化された画像データは、逆量子化器17に供給して、量子化される前のデータに戻す。この量子化器14から逆量子化器17に供給されるデータについては、最下位ビットを省略していないデータである。逆量子化器17で逆量子化された画像データは、逆DCT回路18に供給して逆DCT変換し、逆DCT変換された画像データを加算器19に供給して、動き補償予測回路21の出力と加算する。加算器19の出力は、フレームメモリ20に記憶させる。
フレームメモリ20に記憶された過去の画像データは、動き補償予測回路21に読み出されて、画像入力端子11に得られる現在の画像データと比較される。動き補償予測回路21では、その比較により画像内の動きを検出し、動きベクトル情報を生成する。動きベクトル情報の具体的な例については後述する。生成された動きベクトル情報は、エントロピーコーディング部15に送る。エントロピーコーディング部15では、動きベクトル情報及びDCT変換係数がそれぞれ可変長符号化或いは算術符号化などで効率のよい圧縮符号化が行われる。
動き補償予測回路21で画像内の動きを検出する際には、1フレーム内の画像を分割させて形成させたブロックを単位として検出する。即ち、例えば1フレーム内の画像を縦8画素×横8画素の64画素のブロックに分割し、その64画素のブロックに類似するブロックを検出する処理が行われる。
そして、動き補償予測回路21でブロック単位の動き検出処理が行われる際には、DCT回路13で生成された過去のDCT変換係数のDC成分(直流成分)の供給を受けて、そのDC成分を動きベクトルに埋め込む処理を行う。
このため、DCT回路13で生成されたDCT変換係数を、遅延回路22に記憶させて遅延させた上で、動き補償予測回路21に供給する構成とする。動き補償予測回路21では、その過去のDCT変換係数のDC成分の一部を、動きベクトルに埋め込む処理を行う。その埋め込み処理の詳細については後述する。また、埋め込まれたDC成分の情報は、量子化回路14からエントロピーコーディング部15には供給させない構成としてある。
例えば、後述するようにDCT変換係数のDC成分の最下位ビットを埋め込んだ場合、その最下位ビットについてはエントロピーコーディング部15には供給されない。
本実施の形態においては、この図1に示すような動きベクトルを使用した動画データの符号化が行われる場合において、例えば所定のブロック数前のDCT変換後の直流成分などの一部の値に基づいて、動きベクトル情報の生成処理を変化させて、情報量を圧縮させる処理を行うようにしてある。なお、このように符号化された画像データを復号化する際には、図1の構成と逆の処理構成にて復号化が行われる。
以下、図2のフローチャートを参照して、本実施の形態による動きベクトル情報に関係した符号化処理例を説明する。この動きベクトル情報に関する処理は、動き補償予測回路21とその周辺回路で実行される。
まず、入力された1枚(1フレーム)の画像は、所定画素単位でブロック分割される。例えば、水平方向8画素×垂直方向8画素の64画素単位でブロック分割される。ブロック分割された画像データであるブロック画像が入力されると、対象となる動き補償領域をブロック画像の近傍に設定し、1フレーム前のその設定された領域内の画像データについても入力させる(ステップS11)。ここでの動き補償領域としては、画素アドレスが奇数アドレスで始まるブロック群で構成される動き補償領域と、画素アドレスが偶数アドレスで始まるブロック群で構成される動き補償領域とに分ける。
まず、入力された1枚(1フレーム)の画像は、所定画素単位でブロック分割される。例えば、水平方向8画素×垂直方向8画素の64画素単位でブロック分割される。ブロック分割された画像データであるブロック画像が入力されると、対象となる動き補償領域をブロック画像の近傍に設定し、1フレーム前のその設定された領域内の画像データについても入力させる(ステップS11)。ここでの動き補償領域としては、画素アドレスが奇数アドレスで始まるブロック群で構成される動き補償領域と、画素アドレスが偶数アドレスで始まるブロック群で構成される動き補償領域とに分ける。
この動き補償領域について、図3を参照して説明すると、例えば図3(a)に示すように、現在処理中の1フレームの画像Fa内の特定のブロックb1が、動きベクトルを検出するための対象となる画像ブロックであるとする。このとき、図3(b)に示すように、画像Faより1フレーム前の画像F(a−1)を用意し、その画像F(a−1)の中で、特定のブロックb1の位置を中心とした所定範囲を、動き補償領域bxとする。この動き補償領域bx内で、1フレーム後のブロックb1に類似したブロックが存在することを検出したとき、その検出したブロック位置から、現在のブロックb1まで画像で示される物体が移動したと見なして、該当する動きの動きベクトル情報を生成させる。
本実施の形態においては、この動きベクトル情報を生成させる際に、その動きベクトル情報の生成に関係させる画像の特定の種類のデータについても用意する。そのデータとしては、ここでは遅延回路22で遅延される所定の時間だけ前のDCT変換係数のDC成分の最下位ビットWとする。なお、以下の説明では、画像の特定のデータを、動きベクトル情報の生成に関係させることを、特定のデータを動きベクトル情報に埋め込む処理を行うと説明する。ここでの埋め込みとは、特定のデータに基づいて、動きベクトル情報の生成状態を変化させることを示す。
図2のフローチャートの動きベクトル情報の生成処理の説明に戻ると、対象となる入力ブロック画像のデータを読出す(ステップS12)。そして、DC成分の最下位ビットWの値が1か0か判断する(ステップS13)。この判断で、DC成分の最下位ビットWの値が1である場合(即ち奇数である場合)には、入力ブロック画像と、動き補償領域内の画素ブロックとを比較するブロックマッチング処理を行う(ステップS14)。このときの比較対象となる動き補償領域内の画素ブロックとしては、画素アドレスが奇数アドレスで始まる画素ブロックだけを使用する。
このように比較を行って、ほぼ一致が検出された場合には、一致度を示す評価関数値が最小か否か判断し(ステップS15)、最小でない場合には、比較するブロックのアドレス(奇数アドレス)を更新させ(ステップS17)、ステップS14のブロックマッチング処理に戻る。
ステップS15で最小であると判断した場合には、その評価関数値が最小のブロックアドレスを動きベクトル情報とし、その動きベクトル情報を、後段の処理部に送出する(ステップS16)。
また、ステップS13の判断で、DC成分の最下位ビットWの値が0である場合(即ち偶数である場合)には、入力ブロック画像と、動き補償領域内の画素ブロックとを比較するブロックマッチング処理を行う(ステップS18)。このときの比較対象となる動き補償領域内の画素ブロックとしては、画素アドレスが偶数アドレスで始まる画素ブロックだけを使用する。
このように比較を行って、ほぼ一致が検出された場合には、一致度を示す評価関数値が最小か否か判断し(ステップS19)、最小でない場合には、比較するブロックのアドレス(偶数アドレス)を更新させ(ステップS20)、ステップS18のブロックマッチング処理に戻る。
ステップS19で最小であると判断した場合には、その評価関数値が最小の参照ブロックのアドレスを、動きベクトル情報とし、その動きベクトル情報を後段の処理部に送出する(ステップS21)。
この図2のフローチャートに示すように、DCT変換係数のDC成分の最下位ビットに基づいて、動きベクトルの検出状態を変化させることで、符号化時に動きベクトル情報だけを送ることで、その動きベクトル情報にDCT変換係数のDC成分の最下位ビットの情報が含まれることになり、それだけ符号化された画像データの情報量を削減することができる。即ち、動きベクトル情報にDC成分の最下位ビットが埋め込まれたデータ構成となる。
このようなデータ構成で圧縮符号化された画像データを伝送路で伝送させるか、又は記録(記憶)媒体に記憶させることで、伝送容量や記録容量を効果的に削減することができる。
伝送された画像データを受信した側、或いは、記録された画像データを再生した側では、逆の処理を行えばよい。即ち、動きベクトルの情報である、参照ブロックのアドレスが偶数アドレスか奇数アドレスかの判断をして、DCT変換係数のDC成分の所定ビット位置(最下位ビット)を復号化する処理をおこなえばよい。
伝送された画像データを受信した側、或いは、記録された画像データを再生した側では、逆の処理を行えばよい。即ち、動きベクトルの情報である、参照ブロックのアドレスが偶数アドレスか奇数アドレスかの判断をして、DCT変換係数のDC成分の所定ビット位置(最下位ビット)を復号化する処理をおこなえばよい。
なお、参照ブロックを探索する範囲が半分に制限されることになるが、検出精度に劣化があったとしても、最適なブロック位置から1画素ずれるだけであり、動き検出精度の低下による画質の劣化はわずかであるのに対して、画像データのデータ容量の削減効果は大きい。
図2のフローチャートの例では、DC成分の下位1ビットを間引く例としたが、画像ブロックのアドレスデータは、実際には縦方向(垂直方向)のアドレスと横方向(水平方向)のアドレスとがあり、それぞれのアドレスの選択に適用することで、DC成分の2ビットをアドレスデータに埋め込んで間引くことが可能である。
図2のフローチャートの例では、DC成分の下位1ビットを間引く例としたが、画像ブロックのアドレスデータは、実際には縦方向(垂直方向)のアドレスと横方向(水平方向)のアドレスとがあり、それぞれのアドレスの選択に適用することで、DC成分の2ビットをアドレスデータに埋め込んで間引くことが可能である。
また、ここまでの説明では、DCT変換係数のDC成分の特定ビットを間引くようしたが、その他のデータを同様の手法で埋め込んで間引くようにしてもよい。例えば、ブロックの平均値や標準偏差などのデータを伝送する必要がある符号化方式の場合には、その標準偏差や平均値の一部のビットを同様の手法で間引くようにしてもよい。埋め込みで間引くビット位置についても、下位のビット位置以外を間引く(削減)するようにしてもよい。上述例では、圧縮符号化する際に、過去のフレームのデータを参照して動きベクトルを検出する処理を行う例に適用したが、処理対象となる現在のフレームに対して、時間的に先のフレームとの比較で、動きベクトルを検出する必要がある場合にも同様の手法で実現できることは明らかである。
また、ここまで説明した手法は、動画像であるMPEGの画像データの全てのフレーム画像に対して適用するようにしたが、特定のフレームの画像データにだけ、ここで埋め込みと称している処理を行うようにしてもよい。例えば、MPEG符号化では、B(Bi-directionally predictive coded)ピクチャへの埋込が画質上望ましい。即ち、例えばMPEG2方式の符号化方式では、I(Intra coded)ピクチャ,P(Predictive coded)ピクチャ,Bピクチャの3種類の画像データが存在する。Iピクチャは、1フレーム内で独立した符号化が行われる。Pピクチャは、前方向予測符号化画面で、時間的に過去に存在するIピクチャ又はPピクチャから予測符号化を行う。Bピクチャは、両方向予測符号化画面で、時間的に前後に存在するIピクチャ又はPピクチャから予測符号化を行う。
図4に示すように、例えばIピクチャI1,BピクチャB1,BピクチャB2,PピクチャP1,BピクチャB3,……と、IピクチャとPピクチャとBピクチャが周期的に配置されている。各ピクチャの配置順序は一例である。ここで符号化データの情報量などに応じた埋込処理の制御を行うことで、例えば図4に示すように、Bピクチャの符号化データにだけ、既に説明した情報の埋込処理を行うようにする。なお、Bピクチャ以外の画像データを圧縮符号化する際にも適用可能であることは勿論である。また、同様の動きベクトルを利用した符号化処理であれば、MPEG以外の方式にも適用可能である。
ここで、本実施の形態による圧縮処理を実行した場合の圧縮率の変化例を、表1に示す。
この表1の例では、1セグメント放送と称される放送方式で伝送される、比較的圧縮率の高い画像データを伝送する例に適用した例である。この表1の情報量の算出をする上で使用した1セグメント放送の情報量は、インプレス社発行の「1セグ教科書」に基づく。
まず、元の画像データの情報量としては、1フレームが320画素×240画素で構成されて、1秒あたり15フレームのフレームレートであるとすると、伝送レートとして13Mbpsとなる。この13Mbpsのデータを、従来から知られたH.264/AVC方式で1/100の情報量に圧縮符号化することで、130kbpsの伝送レートとすることができる。
まず、元の画像データの情報量としては、1フレームが320画素×240画素で構成されて、1秒あたり15フレームのフレームレートであるとすると、伝送レートとして13Mbpsとなる。この13Mbpsのデータを、従来から知られたH.264/AVC方式で1/100の情報量に圧縮符号化することで、130kbpsの伝送レートとすることができる。
さらに、この130kbpsの伝送レートの画像データに対して、本実施の形態の処理を適用することで、112kbpsに伝送レートを削減できる。具体的には、130kbpsの伝送レートのデータは、1フレーム当たり8667ビットで構成されることになる。このとき、320×240画素の画像データが、8×8のブロック構成であるとすると、1フレーム当たり1200ブロックとなる。1フレーム当たりの8667ビットを、1ブロック当たりの値に換算すると、1ブロック当たり7.22ビットとなる。
本実施の形態の場合には、1ブロック当たり1ビットの削減が可能であるので、その7.22ビットが6.22ビットとなり、結果的に112kbpsの伝送レートとなり、圧縮率を13.8%向上させることができる。
図5は、現在まで実用化されている各符号化方式の圧縮率と本実施の形態による符号化方式による圧縮率とを比較した図である。MPEG1方式、MPEG2方式、H.264/AVC方式と、符号化方式が高度化するに従って圧縮率が向上していることが判る。ここで、例えばH.264/AVC方式に、さらに本実施の形態の処理を組み合わせることで、さらに圧縮率を向上させることが可能であることが判る。
次に、本発明の他の実施の形態を、図6〜図9を参照して説明する。
本実施の形態の画像符号化構成を図6に示す。1は画像入力端子、2は符号化データ出力端子、100は画像入力インターフェース、200は情報処理・分離回路、300は埋込領域判定・情報量子化回路、400は埋込データ分離・情報量子化回路、500はデータ埋込・情報量子化回路、600は符号割当回路、700は多重化回路、800は送信バッファメモリ、900はデータ出力インターフェースである。
本実施の形態の画像符号化構成を図6に示す。1は画像入力端子、2は符号化データ出力端子、100は画像入力インターフェース、200は情報処理・分離回路、300は埋込領域判定・情報量子化回路、400は埋込データ分離・情報量子化回路、500はデータ埋込・情報量子化回路、600は符号割当回路、700は多重化回路、800は送信バッファメモリ、900はデータ出力インターフェースである。
図6に示した構成による処理及び動作について詳細に説明する。画像入力端子1には、アナログ画像信号を符号化したい場合には、アナログ/ディジタル変換(A/D変換)により、ディジタル化された信号が、あるいはディジタル画像信号であればそのまま供給される。画像入力インターフェース100は、供給された画像信号を、例えばJPEGやMPEG等で規定されるような、所定のフォーマットに変換し、画像処理・分離回路200に供給する。
画像処理・分離回路200は、入力される画像信号に対して所定の画像処理を行う。ここで行われる画像処理は、例えば、JPEG,MPEG,ベクトル量子化、ウエーブレット変換符号化、あるいはフラクタル画像符号化等、任意の所定の方式に基づいた情報源符号化処理が適用可能であり、静止画、動画いずれの画像にも適用可能である。この画像処理・分離回路200はまた、適用される所定の情報源符号化に対応して、例えば符号化単位であるブロック毎の平均値や標準偏差やその他の情報等、複数の情報に分類し、それぞれ出力する。
埋込領域判定・情報量子化回路300は、画像処理・分離回路200から出力される一部の情報を用いて、情報の埋込位置を判定する。この埋込位置は、送信バッファメモリ800から供給される情報発生量制御信号を用いて制御される。判定される情報の埋込位置としては、例えば、画像中の輝度の変化が大きい領域を埋込位置として判定する。
埋込データ分離・情報量子化回路400は、画像処理・分離回路200から出力される一部の情報を入力して、その情報の一部または全部を他の情報に埋込むデータとして選び、データ埋込・情報量子化回路500に出力する。埋込データとして選ばれるデータは、送信バッファメモリ800から供給される情報発生量制御信号を用いて制御される。また、埋込データとして選ばれなかった残りのデータは符号割当回路600に出力される。
データ埋込・情報量子化回路500は、埋込データ分離・情報量子化回路400から供給されるデータを、画像処理・分離回路200から供給される他の一部の情報に埋込、得られた合成データを符号割当回路600に出力する。データの埋込方法は、送信バッファメモリ800から供給される情報発生量制御信号を用いて制御される。
符号割当回路600は、埋込データ分離・情報量子化回路400、データ埋込・情報量子化回路500、画像処理・分離回路200から出力されるデータを入力し、可変長符号化、算術符号化、ランレングス符号化等所定の方法により符号割当を行い、それぞれを多重化回路700に出力する。符号割当方法は、送信バッファメモリ800から供給される情報発生量制御信号を用いて制御される。
多重化回路700は、符号割当回路600から供給されるデータ、および送信バッファメモリ800から供給される情報発生量制御信号を所定の方法により多重化して、一つのデータ系列に変換して送信バッファメモリ800に出力する。
送信バッファメモリ800は、多重化回路700から供給される不均一なデータを一旦記憶し、先に記憶されたデータから順番に所定の速度で読み出し、データ出力インターフェース900に出力する。この送信バッファメモリは記憶情報量を計測し、記憶情報量が所定の閾値を超えた場合は、以後の情報発生量を制御するための情報発生量制御信号を、画像処理・分離回路200、埋込領域判定・情報量子化回路300、埋込データ分離・情報量子化回路400、データ埋込・情報量子化回路500、符号割当回路600、多重化回路700に出力する。
データ出力インターフェース900は送信バッファメモリ800から供給されるデータを接続されるディジタル伝送路あるいは蓄積メディアのフォーマットに対応させて変換し出力する。
次に、図6の構成で符号化された画像データを復号化する、画像復号化の構成例を図7に示す。
3は符号化データ入力端子、4は画像出力端子、950はデータ入力インターフェース、850は受信バッファメモリ、750はデータ分離回路、650は符号解読回路、550は埋込データ抽出・情報逆量子化回路、450は埋込データ合成・情報逆量子化回路、350は埋込領域判定・情報逆量子化回路、250は画像復号・合成回路、150は画像出力インターフェースである。
3は符号化データ入力端子、4は画像出力端子、950はデータ入力インターフェース、850は受信バッファメモリ、750はデータ分離回路、650は符号解読回路、550は埋込データ抽出・情報逆量子化回路、450は埋込データ合成・情報逆量子化回路、350は埋込領域判定・情報逆量子化回路、250は画像復号・合成回路、150は画像出力インターフェースである。
図7の構成による処理及び動作について詳細に説明する。
データ入力インターフェース950は、符号化データ入力端子3から、ディジタル伝送路あるいは蓄積メディアのフォーマットで供給される受信データを入力し、復号化データの形式に変換して、受信バッファメモリ850に出力する。
データ入力インターフェース950は、符号化データ入力端子3から、ディジタル伝送路あるいは蓄積メディアのフォーマットで供給される受信データを入力し、復号化データの形式に変換して、受信バッファメモリ850に出力する。
受信バッファメモリ850は、データ入力インターフェース950から供給される均一なデータを一旦記憶し、先に記憶されたデータから順番に所定の復号化速度で読み出し、データ分離回路750に出力する。
データ分離回路750は、受信バッファメモリ850から供給される一つのデータ系列を入力し、埋込領域判定に使われた情報、一部のデータを分離された情報、他の一部の分離されたデータを埋込まれた情報、埋込に関らなかった情報、符号化側で用いられた情報発生量制御信号等を分類して、符号解読回路650に出力する。
符号解読回路650は、データ分離回路750から入力されるデータから、符号化側で割当られた各符号を解読し、埋込データ抽出・情報逆量子化回路550、埋込データ合成・情報逆量子化回路450、埋込領域判定・情報逆量子化回路350、画像復号・合成回路250に該当するデータをそれぞれ出力する。また、符号化側で用いられた情報発生量制御信号を解読し、埋込データ抽出・情報逆量子化回路550、埋込データ合成・情報逆量子化回路450、埋込領域判定・情報逆量子化回路350、画像復号・合成回路250に出力する。
埋込データ抽出・情報逆量子化回路550は、符号解読回路650から供給されるデータを入力し、埋込まれている他のデータを抽出して埋込データ合成・情報逆量子化回路450に出力し、その他の情報を符号化側の量子化と逆の処理を行い、その結果を画像復号・合成回路250に出力する。逆量子化特性は、符号化側で用いられた情報発生量制御信号に基づいて制御される。
埋込データ合成・情報逆量子化回路450は、符号解読回路650から供給されるデータを入力するとともに、埋込データ抽出・情報逆量子化回路550から供給され、他に埋込まれていたデータを入力し、両入力データを合成し、符号化側の量子化と逆の処理を行い、その結果を画像復号・合成回路250に出力する。逆量子化特性は、符号化側で用いられた情報発生量制御信号に基づいて制御される。
埋込領域判定・情報逆量子化回路350は、符号解読回路650から供給されるデータを入力し、符号化側で埋込領域判定に用いられた情報に対して、符号化側の量子化と逆の処理を行い、その結果を画像復号・合成回路250に出力する。逆量子化特性は、符号化側で用いられた情報発生量制御信号に基づいて制御される。
画像復号・合成回路250は、符号解読回路650、埋込データ抽出・情報逆量子化回路550、埋込データ合成・情報逆量子化回路450、埋込領域判定・情報逆量子化回路350から供給される各情報を合成し、例えば、JPEG,MPEG,ベクトル量子化、ウエーブレット変換符号化、あるいはフラクタル画像符号化等、符号化側で適用された任意の所定の方式に基づいた情報源復号化処理を行い、復号画像信号を画像出力インターフェース150に出力する。
画像出力インターフェース150は、画像復号・合成回路250から供給された、例えばJPEGやMPEG等で規定されるような、所定のフォーマットを、画像出力端子4に規定されるフォーマットに変換してディジタル画像データを出力する。アナログ画像信号を得たい場合には、図7には記載していないが、D/A変換によりアナログ信号に変換すればよい。
次に、図6及び図7に示した符号化及び復号化のより具体的な例として、フラクタル画像符号化に適用した場合の例について、図8及び図9を参照して説明する。なお、ここではフラクタル画像符号化そのものの技術の詳細な説明は省略してあり、本発明の実施の形態を適用する上で特徴となる部分について詳細に述べる。
図8は、フラクタル画像符号化の場合の例を示す。図6と同じ回路構成には同じ符号を使用してある。201は画像処理・分離ブロック、202は画像処理・分離回路、301は埋込領域判定・情報量子化回路、401は埋込データ分離・情報量子化回路、501はデータ埋込・情報量子化回路、601は符号割当回路、701は多重化回路、801は送信バッファメモリ、900はデータ出力インターフェースである。画像処理・分離回路202とデータ埋込・情報量子化回路501は、画像処理・分離ブロック201内に構成されている。
図8の構成による処理及び動作について詳細に説明する。図6の構成と同じ処理や動作については省略する。
画像処理・分離回路202は、通常のフラクタル画像符号化で行うように、画像を、相互に重ならない、符号化の単位であるレンジブロック(ブロックサイズR×R)に分割する。また、これとは別に、自画像の中から相互に重なるドメインブロック(ブロックサイズD×D、D>R)を抽出し、ドメインプールに蓄積する。ドメインブロックのパターンの種類を多くするために、各ドメインブロックに対して、縦、横、斜め方向等の折り返し等により8種類のアフィン変換を行い、8倍のドメインブロック数のドメインプールを構成する。このアフィン変換情報を符号割当回路601に出力する。
画像処理・分離回路202は、通常のフラクタル画像符号化で行うように、画像を、相互に重ならない、符号化の単位であるレンジブロック(ブロックサイズR×R)に分割する。また、これとは別に、自画像の中から相互に重なるドメインブロック(ブロックサイズD×D、D>R)を抽出し、ドメインプールに蓄積する。ドメインブロックのパターンの種類を多くするために、各ドメインブロックに対して、縦、横、斜め方向等の折り返し等により8種類のアフィン変換を行い、8倍のドメインブロック数のドメインプールを構成する。このアフィン変換情報を符号割当回路601に出力する。
符号化しようとする各レンジプロックに対して、当該ブロックの標準偏差を計算し、これを埋込領域判定・情報量子化回路301に出力する。また、当該ブロックの平均値を計算し、これを埋込データ分離・情報量子化回路401に出力する。さらに、各レンジブロックのパターンに対して、上記ドメインプールの中からもっともパターンマッチングの良い最適ドメインブロックを探索し、この最適ドメインブロックのアドレス情報(Ax,Ay)をデータ埋込・情報量子化回路501に出力する。
次に、埋込領域判定・情報量子化回路301は、画像処理・分離回路202から供給されるブロック毎の標準偏差に対して、送信バッファメモリ801から供給される情報発生量制御信号を用いて閾値制御を行い、埋込位置を判定する。表2に情報発生量制御信号による埋込領域判定法を示す。
表2において、左の2つの列は、送信バッファメモリ記憶情報量BMと情報発生量制御信号との関係を示す。BMの添え字が小さいほど送信バッファメモリ記憶情報量BMが小さい状態であることを表す。σは画像データの標準偏差であり、標準偏差σが大きいほど、その領域の画像の輝度などの変化が大きいことを示す。標準偏差σの閾値Tσ1,Tσ2……は、添え字が大きいほど閾値が小さくなる。後述する表2,表3,表4についても、同じ符号については意味が同じである。
表2に示すように、BM0の時は、まだ情報発生を許せるため、埋込を行わず従来通りの個別の符号化を行う。BM1の時は、標準偏差σが比較的大きい閾値Tσ1以上の領域にのみデータの埋込を許すこととする。そして、それよりも送信バッファメモリ記憶情報量BMが大きくなったBM2の時は、標準偏差σが小さい閾値Tσ2以上の領域にのみデータの埋込を許すこととする。さらに送信バッファメモリ記憶情報量BMが大きくなったBM3の時は、標準偏差σがより小さい閾値Tσ3以上の領域にのみデータの埋込を許すこととし、さらに送信バッファメモリ記憶情報量BMが大きくなったBM3の時は、標準偏差σの値に関係なく全領域でデータの埋込をする。
表3に、情報発生量制御信号による標準偏差の情報の量子化法を示す。
表3において、量子化特性Qσ0……は、標準偏差σの量子化特性である。送信バッファメモリの記憶量が少ない情報発生量制御信号BM0の時は、まだ情報発生を許せるため、小さい量子化係数Qσ0で標準偏差σを割り、標準偏差BMの添え字が大きくなるにつれて(即ち送信バッファメモリの記憶量が大きくなるにつれて)、量子化特性Qσkの値を大きくする。なお、量子化特性Qσkは、表2の末尾の数式で示す演算で求まるものであり、標準偏差σと量子化係数qσkから求まる特性である。
次に、埋込データ分離・情報量子化回路401について述べる。埋込データ分離・情報量子化回路401は、画像処理・分離回路202から供給されるブロック毎の平均値に対して、送信バッファメモリ801から供給される情報発生量制御信号を用いて量子化制御を行う。表3に情報発生量制御信号による平均値量子化制御法を示す。
表3との違いは右の2つの列のみであり、情報発生量制御信号BM0の時はまだ情報発生を許せるため、小さい量子化係数Qm0で平均値mを割り、BMの添え字が大きくなるにつれて(即ち送信バッファメモリの記憶量が大きくなるにつれて)、平均値の量子化特性Qmkの値を大きくする。量子化された平均値mは固定長符号を割当られる。なお、量子化特性Qmkは、表4の末尾の数式で示す演算で求まるものであり、平均値mと量子化係数qmkから求まる特性である。
また、埋込領域判定・情報量子化回路301により指定される埋込領域に対応するブロック平均値の固定長ビットの下位のビットから順に、送信バッファメモリ801から供給される情報発生量制御信号を用いて埋込データとして分離制御を行う。表5に情報発生量制御信号による埋込データ分離法を示す。
表4と左の2つの列は同じであり、情報発生量制御信号BM0の時はまだ情報発生を許せるため、埋込ビットを分離せず、埋込は行わない。BMの添え字が大きくなるにつれて(即ち送信バッファメモリの記憶量が大きくなるにつれて)、埋込ビット数bの値を大きくし、BM4の時は平均値の全ビットを埋込ビットとして抽出し、データ埋込・情報量子化回路501に出力する。
画像処理・分離ブロック201内のデータ埋込・情報量子化回路501は、画像処理・分離回路202から供給される最適ドメインブロックのアドレス情報(Ax,Ay)に対して、埋込領域判定・情報量子化回路301により指定される埋込領域に、埋込データ分離・情報量子化回路401か供給される平均値の埋込ビットを埋込む。1ビットのみ埋込む時は、例えばAxに埋込むこととし、埋込データが“0”のとき、画像処理・分離回路202と連繋して、偶数のアドレスをもつドメインブロックのみから最適ドメインブロックを探索し、Axの最下位ビットを“0”にする。埋込データが“1”のとき、奇数のアドレスをもつドメインブロックのみから最適ドメインブロックを探索し、Axの最下位ビットを“1”にする。埋込ビット数が2ビットのときはAyも用い、さらに多いときは、Ax,Ayの下位から2ビット目も用いて埋込むこととする。
データ埋込・情報量子化回路501は符号割当回路601、多重化回路701、送信バッファメモリ801は、上述したフラクタル画像符号化に対応した処理を行うこととなる。
図9は、本例をフラクタル画像復号化に適用した構成例を示す。これは、図8に示したフラクタル画像符号化と逆の処理を行うことになる。即ち、符号化データ入力端子3に得られる符号化データを、データ入力インターフェース950と受信バッファメモリ851を介してデータ分離回路751に送る。データ分離回路751で分離された各データは、符号解読回路651に送られ、符号が解読される。その解読されたデータが、埋込データ抽出・情報逆量子化回路551と、埋込データ合成・情報逆量子化回路451と、埋込領域判定・情報逆量子化回路351とに送られて、それぞれの回路で対応した処理が行われて、埋込まれたデータが取り出され、取り出されたデータを含む符号化データが画像復号・合成回路251に送られ、画像データの復号化が行われ、合成される。復号化された画像データは、画像出力インターフェース150を介して画像出力端子4に送られ、外部に出力される。
なお、ここまで説明した各実施の形態で説明した符号化やその符号化された画像データを復号化する処理は、それぞれの例で説明した具体的な方式に限定されるものではない。
例えば、JPEG,MPEG等で用いられているDCT(離散コサイン変換)に対して、著作権情報を埋込んでいる方法、JPEG2000で用いられているウエーブレット変換に対して、著作権情報を埋込んでいる方法等、著作権情報を埋込むことができる方式に対して、本発明が適用できることは容易に類推できる。
例えば、JPEG,MPEG等で用いられているDCT(離散コサイン変換)に対して、著作権情報を埋込んでいる方法、JPEG2000で用いられているウエーブレット変換に対して、著作権情報を埋込んでいる方法等、著作権情報を埋込むことができる方式に対して、本発明が適用できることは容易に類推できる。
ここで、本発明をJPEG符号化方式に適用した場合の実施の形態を、図10及び図11を参照して説明する。
JPEG符号化方式は、主として静止画像データに適用される符号化方式で、図10ではJPEG符号化方式での符号化と、その符号化で符号化された画像データの復号化を示してある。
JPEG符号化方式は、主として静止画像データに適用される符号化方式で、図10ではJPEG符号化方式での符号化と、その符号化で符号化された画像データの復号化を示してある。
図10の構成について説明すると、画像入力端子51に得られる1枚の画像データを減算器52に供給して、オフセット発生器53が出力するオフセット値との減算を行い、差分値を出力する。出力された差分値は、2次元DCT回路54に供給して、8画素×8画素単位でのDCT変換を行う。DCT変換されたデータは、量子化器55に供給し、量子化テーブル56を参照して量子化する。
量子化器55で量子化されたデータは、ジグザグスキャン回路57に供給してAC成分(交流成分)を得て、そのAC成分を埋め込み部58に供給する。また、量子化器55で量子化されたデータの内のDC成分(直流成分)は、DPCM回路59及び可変長符号器60での処理を行い、可変長符号器60の出力の内の最下位ビットを埋め込み部58に供給する。可変長符号器60の出力の内のその他のビットについては、伝送路63に出力データに含ませ、伝送路63に送出する。
埋め込み部58では、AC成分の低周波数成分にDC成分の最下位ビットを埋め込む処理を行う。埋め込み処理の具体例については後述する。埋め込み部58でDC成分が埋め込まれたAC成分のデータは、量子化変更回路61及び可変長符号器62での処理を行う。このようにして、JPEG方式で符号化された画像データの出力を得、そのJPEG方式で符号化された画像データを伝送路63で伝送する。
伝送路63で伝送されたJPEG方式の画像データのAC成分は、可変長復号器64で可変長符号からの復号を行い、埋め込み部58で埋め込まれたDC成分の最下位ビットを抽出回路65で抽出する。抽出回路65の出力するAC成分は、ジグザグスキャン回路66を経て逆量子化器69に供給する。
また、DC成分を復号する可変長復号器67では、DC成分の最下位ビットについては、抽出回路65から供給され、その他のビット位置については、伝送路63を介して受信したデータから得る。可変長復号器67で可変長符号から復号されたDC成分は、逆DPCM回路68に送り、元のDC成分のデータを得、得られたDC成分のデータを逆量子化器69に供給する。逆量子化器69では、逆量子化テーブル70を参照して逆量子化を行う。その逆量子化されたデータは、2次元逆DCT回路71での逆DCT変換を行い、その逆DCT変換されたデータに対して、加算器72でオフセット発生器73からのオフセット値を加算し、復号化された画像データを画像出力端子74に得る。
図11は、符号化時の埋め込み部58での、AC成分の低周波数成分にDC成分を埋め込む処理の例を示した図である。8画素×8画素のブロックを示してあり、水平方向vと垂直方向uのそれぞれのアドレスとして0から7が付与してあるとする。このブロックのDC成分は、左上の係数値である。ジグザグスキャン回路57では、図11に実線で示すように各画素をジグザグにスキャンして、AC成分が得られる。このAC成分は、スキャンの開始位置に近いほど低域の成分であり、スキャンの終了位置に近づくほど、広域の成分である。
ここで、本例の場合には、図11に破線で囲って示すように、低域のAC成分Lに対して、DC成分の所定ビット(最下位ビット)を埋め込む処理を行う。
ここでの埋め込み処理としては、例えばDC成分の最下位ビットの値が“0”の場合には、埋め込み範囲のAC成分の係数を偶数に設定し、“1”の場合には係数が奇数になるように、量子化を変更する。
復調側の抽出回路65では、これとは逆の処理が行われる。即ち、埋め込み範囲のAC成分の係数が偶数である場合には、DC成分の最下位ビットの値が“0”であると検出し、係数が奇数の場合には、DC成分の最下位ビットの値が“1”であると検出する。
ここでの埋め込み処理としては、例えばDC成分の最下位ビットの値が“0”の場合には、埋め込み範囲のAC成分の係数を偶数に設定し、“1”の場合には係数が奇数になるように、量子化を変更する。
復調側の抽出回路65では、これとは逆の処理が行われる。即ち、埋め込み範囲のAC成分の係数が偶数である場合には、DC成分の最下位ビットの値が“0”であると検出し、係数が奇数の場合には、DC成分の最下位ビットの値が“1”であると検出する。
このようにしてAC成分にDC成分の一部を埋め込むようにしたことで、JPEG方式で符号化された画像データの情報量を削減することができる。この場合、図11の例では、DC成分の値に応じてAC成分が変化する範囲を、低域成分に制限してあるので、埋め込みによる画質劣化を最小限に抑えることができる。
1…画像入力端子、2…符号化データ出力端子、3…符号化データ入力端子、4…画像出力端子、11…画像入力端子、12…減算器、13…DCT回路、14…量子化器、15…エントロピーコーディング部、16…符号化データ出力端子、17…逆量子化器、18…逆DCT回路、19…加算器、20…フレームメモリ、21…動き補償予測回路、22…遅延回路、51…画像入力端子、52…減算器、53…オフセット発生器、54…2次元DCT回路、55…量子化器、56…量子化テーブル、57…ジグザグスキャン回路、58…埋め込み部、59…DPCM回路、60…可変長符号器、61…量子化変更回路、62…可変長符号器、63…伝送路、64…可変長復号器、65…DC成分抽出回路、66…ジグザグスキャン回路、67…可変長復号器、68…逆DPCM回路、69…逆量子化器、70…逆量子化テーブル、71…2次元逆DCT回路、72…加算器、73…オフセット発生器、74…画像出力端子、100…画像入力インターフェース、150…画像出力インターフェース、200…情報処理・分離回路、201…情報処理・分離ブロック、202…情報処理・分離回路、250,251…画像復号・合成回路、300,301…埋込領域判定・情報量子化回路、350,351…埋込領域判定・情報逆量子化回路、400,401…埋込データ分離・情報量子化回路、450,451…埋込データ合成・情報逆量子化回路、500,501…データ埋込・情報量子化回路、550,551…埋込データ抽出・情報逆量子化回路、600,601…符号割当回路、650,651…符号解読回路、700,701…多重化回路、750,751…データ分離回路、800,801…送信バッファメモリ、850,851…受信バッファメモリ、900,901…データ出力インターフェース、950…データ入力インターフェース
Claims (9)
- 動画又は静止画を構成する画像データを、その画像データ自身から生成した複数の情報に分類し、分類された複数の情報を符号化して、伝送用又は記録用の画像データとする画像符号化方法において、
前記分類された複数の情報の内の一部の情報の値に基づいて、前記複数の情報の内の他の情報の符号化状態を変化させる符号化処理を行い、前記一部の情報の情報量を削減したことを特徴とする画像符号化方法。 - 請求の範囲第1項記載の画像符号化方法において、
前記分類された複数の情報は、画像の所定の特性のデータと、1枚の画像データをブロック分けした場合の各ブロックに類似する他のブロックのアドレスデータであり、
前記アドレスデータの特定ビット位置のデータが、前記所定の特性のデータの所定のビット位置と一致するように、前記類似する他のブロックを探索する処理を行い、前記所定のビット位置のデータを削減したことを特徴とする画像符号化方法。 - 請求の範囲第1項記載の画像符号化方法において、
前記各ブロックに類似する他のブロックのアドレスデータは、当該1枚の画像データより前又は後の画像データのブロックのアドレスデータであり、類似する他のブロックのアドレスデータで、画像の動きベクトルを示すことを特徴とする画像符号化方法。 - 請求の範囲第1項記載の画像符号化方法において、
符号化された画像データの情報量を計測し、計測した情報量が所定の閾値を越えた場合に、前記一部の情報に基づいて、他の情報の符号化処理を変化させることを特徴とする画像符号化方法。 - 請求の範囲第1項記載の画像符号化方法において、
符号化された画像データの情報量を計測し、計測した情報量に応じて、前記符号化処理を変化させる範囲を可変設定することを特徴とする画像符号化方法。 - 分類された複数の情報の内の一部の情報が、複数の情報の内の他の情報の符号化の際に一体となった符号化が行われて、情報量が削減されたものを復号化する画像復号化方法であって、
当該一体となった状態の情報から前記一部の情報を検出して復号化し、さらに符号化されている他の情報も復号化し、
復号化されたそれぞれの情報に基づいて、原画像を再生することを特徴とする画像復号化方法。 - 請求の範囲第6項記載の画像復号化方法において、
前記分類された複数の情報は、画像の所定の特性のデータと、1枚の画像データをブロック分けした場合の各ブロックに類似する他のブロックのアドレスデータであり、
前記アドレスデータの特定ビット位置のデータから、前記所定のビット位置のデータを決定して復号化することを特徴とする画像符号化方法。 - 画像データを複数の情報に分類し、分類された複数の情報を符号化する画像符号化装置において、
画像データを複数の情報に分類する分類手段と、
前記分類手段で分類された複数の情報の内の一部の情報に基づいて、前記複数の情報の内の他の情報の符号化状態を変化させて符号化し、前記一部の情報の情報量を削減する符号化を行う符号化手段とを備えたことを特徴とする画像符号化装置。 - 複数の情報に分類された画像データが、それぞれの情報ごとに符号化されたものを復号化する画像復号化装置において、
前記複数の情報の内の一部の情報を、前記複数の情報の内の他の情報の符号化状態から検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された情報を含む全ての情報を復号化する復号化手段とを含み、
前記復号化手段で復号化されたそれぞれの情報に基づいて、原画像を再生することを特徴とする画像復号化装置。
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