JPWO2004020346A1 - 浄水活性化システム及び浄水活性化方法 - Google Patents
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Abstract
注入口111から上部室130内に注入された処理水は、上部室130内に配設された複数のピラミッド型水晶及びチューブ210に内蔵された各マグネットからの磁力の作用を受けつつセラミック粒の充填された内筒140内に一定の圧力で注入され、左ねじれ方向にねじれ回転しながら下方向に送られ、下部室150内に入り、ピラミッド型水晶246の作用を受けつつセラミック粒の充填された各外筒120内を右ねじれ方向にねじれ回転しながら上昇し、各外筒120の上部口より内部室160内に滝状に落下して空気と混合され出力口112から浄水活性化された機能水として出力される。原水を磁場中を通過させると共に、セラミック粒中を通し、内部室内で滝状になって空気の混合作用を受け、これら磁力、遠赤外線効果、空気混合などの相関作用により、生体水に最も近く、人間や動物の体や植物などに最もなじみやすい水といわれているクラスターの小さい状態に維持された「機能水」を生成できる。
Description
本発明は、浄水活性化システム及び浄水活性化方法に関し、例えば、水の分子(クラスター)を小さくすると共に、汚れ、臭気を分解除去する好気性微生物が繁殖し易い性質の水にする浄水活性化システム及び浄水活性化方法に関するものである。
従来の浄水装置は、活性炭などで水中の不純物を除去する浄水方法、あるいは、大規模なものでは、例えば、凝集剤を注入した原水中で微細気泡を発生させて、フロックに微細気泡を付着させ、その浮力により浮上させ、濁質成分の大部分を浮上スカムとして分離・除去し、次いで砂ろ過により残存する濁質成分を除去し、処理水を得ることにより、河川水、湖沼水等に含まれる濁質成分を浮上分離および砂ろ過により除去していた。
しかしながら、上記従来の浄水方法では、活性炭が不純物を吸収し、浮上分離後に残存していた濁質成分が砂ろ過層に捕捉されるため、活性炭の吸収力が次第に減少、または、砂ろ過層のろ過抵抗が次第に増加してくる。このため、定期的に活性炭を交換したり、砂ろ過層を逆洗する必要があった。
さらに、従来の浄水装置では、水中に含まれるミネラル分など、有益な含有物も除去してしまい、水が本来有している効能を生かせなかった。
本発明は上述の課題を解決することを目的としてなされたもので、水本来が有している効能を落とすことなく、浄水すると共にさらに、水の活力を増すことのできる浄水活性化システム及び浄水活性化方法を提供することを目的とする。
しかしながら、上記従来の浄水方法では、活性炭が不純物を吸収し、浮上分離後に残存していた濁質成分が砂ろ過層に捕捉されるため、活性炭の吸収力が次第に減少、または、砂ろ過層のろ過抵抗が次第に増加してくる。このため、定期的に活性炭を交換したり、砂ろ過層を逆洗する必要があった。
さらに、従来の浄水装置では、水中に含まれるミネラル分など、有益な含有物も除去してしまい、水が本来有している効能を生かせなかった。
本発明は上述の課題を解決することを目的としてなされたもので、水本来が有している効能を落とすことなく、浄水すると共にさらに、水の活力を増すことのできる浄水活性化システム及び浄水活性化方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の浄水活性化システムは、例えば、処理水に磁力線を照射する磁界発生手段と、処理水をらせん状に回転させながら通過させる少なくとも一部にセラミック部材が充填されているらせん状通過手段と、前記処理水を滝状に空気と混合させる混合手段とを備えることを特徴とする。
これにより、磁力線で活性化した処理水にセラミックによるろ過作用と遠赤外線効果を与え、かつ処理水をらせん状に回転させながらセラミック中の通過させることにより、クラスターの小さい状態を維持し易くし、更に混合手段により好気性バクテリアの配色に適した環境を整えることができる。
そして例えば、前記磁界発生手段は対角状に配列された複数のマグネットを含むことを特徴とする。或いは、前記マグネットはリング状チューブ中に内側がS極となるように等間隔で対角状に配設されている。或いはまた前記磁界発生手段は側壁に処理水注入口を備えた円形の上部室中央部に位置決め固定されており、前記マグネット位置の下部に前記らせん状通過手段の上部開口部が位置していることを特徴とする。これらのことにより、処理水にほぼ同じ強度の磁力線を効率よく照射することができ、水を効率よく活性化することができる。
また例えば、前記らせん状通過手段は、長手方向ほぼ中央部でらせん状に分割された筒体を含み、前記筒体の中にはセラミック部材が充填されていることを特徴とする。このため、効率のよいろ過作用を実現すると共に、セラミック粒よりの遠赤外線効果を与えることができる。
また例えば、前記らせん状通過手段は、前記上部室の底部に開口部を有する第1の筒体と、前記第1の筒体の他方開口部に連結された下部室と、前記下部室側壁より前記上部室の下にある内部室の上部側壁に連結する第2の筒体とを有することを特徴とする。このため、少ない設置面積の中で効率よく水を循環させることができる。
更にまた、例えば、前記第1の筒体は左ねじりのらせん状に長手方向に2分割され、第2の筒体は右ねじりのらせん状に長手方向に2分割されていることを特徴とする。このため、更に効率のよい遠赤外線効果を与え、この状態を維持し易くなる。
また例えば、前記第1の筒体及び前記第2の筒体に充填されているセラミック部材は、比較的高温状態で生成された岩石を焼結するなどして生成したセラミック粒体が充填されていることを特徴とする。この結果、処理水に生物の育成に適した波長4μm〜8μm程度の電磁波を吸収し、また放射する性質を帯びさせることができる。
更に例えば、前記上部室には、さらに多面カットされた水晶を、例えば、4面体水晶、8面体水晶、6面体水晶、12面体水晶の順に例えば配設していることにより、処理水に水晶のエネルギーを与えることができる。
前記各水晶の配設位置は、前記磁界発生手段の発生源間の位置となるように位置決めされていることにより効率良く処理水に水晶のエネルギーを与えることができる。
更にまた、前記内部室の少なくとも上部は気密に形成されており、前記混合手段は、前記第2の筒体の前記上部側壁に配設された開口部からの処理水が内部室内で滝状に注入される構成を含むことを特徴とすることにより、簡単な構成で、好気性バクテリアの好む環境を与えることができる。
更にまた、例えば、前記上部室内の最上部と前記下部室内の最下部にピラミッド状水晶を位置決め固定することにより処理水にエネルギーを与えることができ、クラスターの小さい状態を維持し易くなる。
また例えば、前記下部室よりの出力口に水晶、例えば、多面体の紫水晶と、多面体のローズピンク水晶と、多面体の透明水晶を配設することにより効率よく水晶エネルギーを与えることができ、処理水に対する効果の持続が可能となる。
また例えば、さらに前処理として処理水をフィルタリングするフィルタ手段を備えることにより、汚濁物質による浄水、活性化効果の減少を抑えることができる。
また、処理すべき水を注入する注入口と、前記注入口に連結された第1室と、前記第1室内に等間隔で配設された複数のマグネットと、前記第1室に一方端部の第1の開口部を有し前記第1室に注入された水を導出する第1の筒と、前記第1の筒の他方端部の第2の開口部に連結された第2室と、前記第2室に一方端部の第1の開口部を有し前記第2室に注入された水を導出する第2の筒と、上部側壁に前記第2の筒の他方端部の第2の開口部が連結され少なくとも上部が気密構造で前記第2の筒の他方端部の第2の開口部より処理すべき水が注入される第3室と、前記第3室下部側壁に連結され処理水を取り出す出力口とを備え、前記第1の筒及び第2の筒内にはセラミック粒が充填されていることを特徴とする浄水活性化システムとすることにより、本発明の目的を達成することができる。
更に例えば、前記第1の筒及び第2の筒は長手方向にらせん状に2分割されていることにより、ろ過作用と遠赤外線効果を効率よく処理水に与えることができる。
また例えば、最上部に前記第1室、中間に前記第3室、最下部に前記第2室をそれぞれ液密に配設し、前記第1の筒は、一方端部の第1の開口部が前記第1室の底面に連結し、前記第2室を貫いて他方端部の第2の開口部が前記第2室上部に連結されており、前記第2の筒は前記第3室外側に沿って配設され、一方端部の第1の開口部が前記第2室側壁に連結され、他方端部の第2の開口部が前記第3室の上部側壁に連結されており、前記第3室は、少なくとも上部が気密構造で前記第2の筒の第2の開口部より処理すべき水が滝状に注入されることにより、少ない面積で効率の良い浄水及び活性化を実現できる。
これにより、磁力線で活性化した処理水にセラミックによるろ過作用と遠赤外線効果を与え、かつ処理水をらせん状に回転させながらセラミック中の通過させることにより、クラスターの小さい状態を維持し易くし、更に混合手段により好気性バクテリアの配色に適した環境を整えることができる。
そして例えば、前記磁界発生手段は対角状に配列された複数のマグネットを含むことを特徴とする。或いは、前記マグネットはリング状チューブ中に内側がS極となるように等間隔で対角状に配設されている。或いはまた前記磁界発生手段は側壁に処理水注入口を備えた円形の上部室中央部に位置決め固定されており、前記マグネット位置の下部に前記らせん状通過手段の上部開口部が位置していることを特徴とする。これらのことにより、処理水にほぼ同じ強度の磁力線を効率よく照射することができ、水を効率よく活性化することができる。
また例えば、前記らせん状通過手段は、長手方向ほぼ中央部でらせん状に分割された筒体を含み、前記筒体の中にはセラミック部材が充填されていることを特徴とする。このため、効率のよいろ過作用を実現すると共に、セラミック粒よりの遠赤外線効果を与えることができる。
また例えば、前記らせん状通過手段は、前記上部室の底部に開口部を有する第1の筒体と、前記第1の筒体の他方開口部に連結された下部室と、前記下部室側壁より前記上部室の下にある内部室の上部側壁に連結する第2の筒体とを有することを特徴とする。このため、少ない設置面積の中で効率よく水を循環させることができる。
更にまた、例えば、前記第1の筒体は左ねじりのらせん状に長手方向に2分割され、第2の筒体は右ねじりのらせん状に長手方向に2分割されていることを特徴とする。このため、更に効率のよい遠赤外線効果を与え、この状態を維持し易くなる。
また例えば、前記第1の筒体及び前記第2の筒体に充填されているセラミック部材は、比較的高温状態で生成された岩石を焼結するなどして生成したセラミック粒体が充填されていることを特徴とする。この結果、処理水に生物の育成に適した波長4μm〜8μm程度の電磁波を吸収し、また放射する性質を帯びさせることができる。
更に例えば、前記上部室には、さらに多面カットされた水晶を、例えば、4面体水晶、8面体水晶、6面体水晶、12面体水晶の順に例えば配設していることにより、処理水に水晶のエネルギーを与えることができる。
前記各水晶の配設位置は、前記磁界発生手段の発生源間の位置となるように位置決めされていることにより効率良く処理水に水晶のエネルギーを与えることができる。
更にまた、前記内部室の少なくとも上部は気密に形成されており、前記混合手段は、前記第2の筒体の前記上部側壁に配設された開口部からの処理水が内部室内で滝状に注入される構成を含むことを特徴とすることにより、簡単な構成で、好気性バクテリアの好む環境を与えることができる。
更にまた、例えば、前記上部室内の最上部と前記下部室内の最下部にピラミッド状水晶を位置決め固定することにより処理水にエネルギーを与えることができ、クラスターの小さい状態を維持し易くなる。
また例えば、前記下部室よりの出力口に水晶、例えば、多面体の紫水晶と、多面体のローズピンク水晶と、多面体の透明水晶を配設することにより効率よく水晶エネルギーを与えることができ、処理水に対する効果の持続が可能となる。
また例えば、さらに前処理として処理水をフィルタリングするフィルタ手段を備えることにより、汚濁物質による浄水、活性化効果の減少を抑えることができる。
また、処理すべき水を注入する注入口と、前記注入口に連結された第1室と、前記第1室内に等間隔で配設された複数のマグネットと、前記第1室に一方端部の第1の開口部を有し前記第1室に注入された水を導出する第1の筒と、前記第1の筒の他方端部の第2の開口部に連結された第2室と、前記第2室に一方端部の第1の開口部を有し前記第2室に注入された水を導出する第2の筒と、上部側壁に前記第2の筒の他方端部の第2の開口部が連結され少なくとも上部が気密構造で前記第2の筒の他方端部の第2の開口部より処理すべき水が注入される第3室と、前記第3室下部側壁に連結され処理水を取り出す出力口とを備え、前記第1の筒及び第2の筒内にはセラミック粒が充填されていることを特徴とする浄水活性化システムとすることにより、本発明の目的を達成することができる。
更に例えば、前記第1の筒及び第2の筒は長手方向にらせん状に2分割されていることにより、ろ過作用と遠赤外線効果を効率よく処理水に与えることができる。
また例えば、最上部に前記第1室、中間に前記第3室、最下部に前記第2室をそれぞれ液密に配設し、前記第1の筒は、一方端部の第1の開口部が前記第1室の底面に連結し、前記第2室を貫いて他方端部の第2の開口部が前記第2室上部に連結されており、前記第2の筒は前記第3室外側に沿って配設され、一方端部の第1の開口部が前記第2室側壁に連結され、他方端部の第2の開口部が前記第3室の上部側壁に連結されており、前記第3室は、少なくとも上部が気密構造で前記第2の筒の第2の開口部より処理すべき水が滝状に注入されることにより、少ない面積で効率の良い浄水及び活性化を実現できる。
図1(A)、(B)は本発明に係る一発明の実施の形態例の浄水活性システムの概観図であり、図1(A)は平面図、図1(B)は正面図である。
図2は本実施の形態例の浄水活性化装置の概略構造を説明するための図である。
図3は本実施の形態例の浄水活性化装置の平面図である。
図4は本実施の形態例の浄水活性化装置の上部室(原水注入室)の構造を説明するための図である。
図2は本実施の形態例の浄水活性化装置の概略構造を説明するための図である。
図3は本実施の形態例の浄水活性化装置の平面図である。
図4は本実施の形態例の浄水活性化装置の上部室(原水注入室)の構造を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明にかかる一発明の実施の形態の一例について説明する。なお、説明に用いる各図は、本発明を理解できる程度に各構成部分の寸法、形状、配置関係などの概略を示してあるが、説明の都合上、部分的に拡大率を変えて図示する場合もあり、必ずしも実施例などの実物や記述と相似形でない場合もある。また、各図において、同様な構成部分については同一の番号を付けて示して重複する説明を省略することもある。
まず、本実施の形態例の浄水活性化システムにおける浄水活性化原理を説明する。本実施の形態例の浄水活性化システムは、大別すると以下の2つの機能を有する。
(1)きれいな水にするという浄水機能
フィルタ装置の内蔵フィルタによる汚濁物質の除去機能のほか、セラミック粒を中心とするろ過材による浄水機能で不純物や有害物質、細菌類を除去した「きれいな水」を生成する機能。
(2)水を活性化させる活性化機能
マグネットよりの磁力の作用、セラミック粒などによる遠赤外線効果、空気混合などの相関作用により水を活性化させる機能。
本実施の形態例の特筆すべき効果としては、(2)の水の活性化機能にあるため、本実施の形態例の水の活性化機能を以下詳細に説明する。
本実施の形態例システムはいわゆる普通の水に対して、以下の活性化機能を与え「機能水」を生成するものである。
(1)水を活性化してクラスターと言われる水の分子を細分化し、小さくする機能。
(2)汚れや臭気を分解・除去し、ガス化する「好気性バクテリア」が繁殖しやすい性質に変える機能。
(3)水を中性化する性質(ペーハー(pH)をできるだけ中性(pH7)に近づけようとする性質)を帯びさせる機能。
これらの機能の相乗効果により、汚れや悪臭を的確に除去することが可能となる。
以下図面を参照して以上の機能を水に付与することができる本発明に係る一発明の実施の形態例の浄水活性化システムの構成を詳細に説明する。図1(A),(B)は、本発明に係る一発明の実施の形態例の浄水活性システムの概観図であり、図1(A)は平面図、図1(B)は正面図である。図2は本実施の形態例浄水活性化装置の概略構造を説明するための図、図3は本実施の形態例浄水活性化装置の上面図、図4は本実施の形態例浄水活性化装置の上部室(原水注入室)の構造を説明するための図である。
図1(A),(B)において、10はフィルタ装置、100は浄水活性化装置である。フィルタ装置10において、11は原水の注入口、12はフィルタリングされた処理水の出力口、13は上部空気の排気弁、14はフィルタ装置の使用を中断する場合や内部のフィルタの清掃、交換を行なう際などに装置内の水を抜くための排水弁である。フィルタ装置10は、内部にフィルタが備えられており、主に原水中の濁質成分を除去する。
フィルタ装置10に内蔵されているフィルタは、注入口11から注入される原水の汚濁度などにより最適のものが選択される。また、浄化活性システムで処理した水の使い道によっても異なり、例えば水耕栽培などに使用する水の場合にはやや荒いフィルタリングで足り、飲用などにも使用する水の場合にはより微細な不純物まで除去可能な細かいフィルタリングを行なうことになる。このフィルタ装置の構成は公知の種々のフィルタ構造とすることができる。原水が汚濁度の少ない水道水であるような場合には、例えば1ミクロン程度の細孔径を有する中空糸膜(又は透過膜)を用いたろ過フィルタであってもよく、また例えば、大阪ガスケミカル製銀処理フィルタなどを適用してもよい。
浄水活性化装置100において、111は処理水の注入口、112は処理水の出力口、113は上部空気の排気弁、114は排水弁、121〜126は装置下部より上部に延出する内部が右ねじりのらせん状に区切られている6本の外筒A〜Fである。
浄水活性化装置100の本体は、図2に示すように、注入口111に連結された上部室130、上部開口部が上部室130の底部に、下部開口部が下部室150の上部にそれぞれ連結され、筒内部が水の流れる方向に対して左ねじりのらせん状に区切られている6本の内筒A141〜内筒F146(図3参照)、上部が内筒A141〜内筒F146の下部開口部に連結されると共に側壁部上部が外筒A121〜外筒F126下部開口部に連結される下部室150、側壁部のほぼ最上部が外筒A121〜外筒F126の上部開口部に連結されると共に側壁底部近傍が出力口112に連結される、少なくとも上部は気密に構成されている内部室160とから構成されている。
それぞれの上部室130、内部室160、下部室150とは互いに液密に分離されており、注入口111から上部室130内に注入された原水は、上部室130内で強磁界雰囲気中を通り、後述する水晶の影響を受けつつ内筒A141〜内筒F146の上部開口部より内筒A141〜内筒F146内に入る。
そして内筒A141〜内筒F146内をセラミックによるろ過を受けながららせん状に落下し、下部室150に送られる。そして、下部室150側面の外筒A121〜外筒F126の下部開口部から外筒A121〜外筒F126内に入る。
そして外筒A121〜外筒F126内をセラミックによるろ過を受けながららせん状に上昇し、内部室160の最上部側壁部より内部室160内に落下する。内部室160の少なくとも上部は気密構造であり、内部室160の上部には空気層が存在する。
この結果、内部室160では上部から処理水が室内に滝状に流れ落ちる構造であり、オゾンなどが発生するほか、空気との混合が効率よく行なわれる。そして、混合された水は内部室160の側壁部に設けられた出力口112から浄水活性化された機能水として出力される。
内筒A141〜内筒F14は、図3に示すように円周状に6本ほぼ等間隔で内部室160を貫通して下部室150に連結されており、上述したように内筒A141〜内筒F14内は左ねじりのらせん状に長手方向に2分割されており、各内筒A141〜内筒F14のらせん状筒体中には例えば、比較的高温状態で生成された土壌、例えば鹿児島であれば、溶岩台地であるシラス台地の土を焼結するなどして生成した直径1.2cm程度のセラミック粒体が充填されている。
例えばセラミックの成分の花崗岩石は、火山が噴火してできた溶岩が、例えば温度が200度C〜500度C程度のときのものであることが多く、4μm〜8μm程度の電磁波を吸収し、また放射する性質がある。このため、生物の育成に適した4μm〜14μmの範囲に含まれており、このセラミック中を通過した処理水もこの4μm〜8μm程度の電磁波を吸収し、また放射する性質を帯びることになる。
なお、外筒A121〜外筒F126は水の流れる方向に対して右ねじりのらせん状に長手方向に2分割されており、外筒A121〜外筒F126も筒内にも上記の内筒と同じセラミック粒体が充填されている。
なお、このセラミック粒として、白色のセラミック粒と赤色のセラミック粒とを用意し、各隣接する筒ごとに白色のセラミック粒と赤色のセラミック粒とを交互に充填してもよい。
さらに、原水が注入される上部室130内には、図2に符号210で示すようにリング状チューブ体が吊られており、チューブ体210内部の各内筒A141〜内筒F14の上部位置にはそれぞれ約1000ガウス程度のマグネット(磁石)が対角線状に偶数個配置されている。なお、マグネットは水にさらされると腐食する可能性があるため、チューブ体210は液密構造としてマグネットが処理水から遮断されていることが望ましい、
この磁石は、互いに対角になるように、かつ、各磁石はチューブ体210内に内側がS極、外側がN極となるように配設されており、本実施の形態例では合計6個のマグネットが等角度で配置されている。このため、上部室130内の磁界強度が均一化されており、上部室130内に注入された水は、このマグネットにより発生している強磁界雰囲気中にさらされることになる。なお、このマグネットの強さ及び個数は以上に例に限定されるものではなく、更に強力なものであってもよく、個数も更に多くても、或いは少なくてもよい。
さらに、図4に符号400で示す上部室130の底部の各内筒A141〜内筒F146の上部開口部配設位置の内側には、それぞれ4面体にカットされた水晶221、8面体にカットされた水晶222、6面体にカットされた水晶体223、12面体にカットされた水晶224がそれぞれ図4示す配置で係止される。この各水晶の配設位置は、チューブ体210内に配置されているマグネットとマグネットの間の位置となるように位置決めされている。
なお、水晶は以上の例に限定されるものではなく、例えば個数を増やしても、或いは多面体形状も4〜12のカットに限定されるものではなく、更に面数の多い水晶であっても、また同じ面数のものを複数備えてもよい。
さらに、上部室130頂部にはピラミッド状にカットされた水晶241がその頂部が下側となるように位置決め配設されており、下部室150の底部にはピラミッド状にカットされた水晶246頂部が上側となるように配設されている。この結果、装置内の水はこれらの水晶の影響を受け、活性化されることになる。
さらに、出力口112部分には、図2のAにおいてその断面構造を示すように、20面体にカットされた紫水晶301と、20面体にカットされた透明水晶(クリア水晶)302と、20面体にカットされたローズピンク水晶301が配設係止されている。このため、ここでも同様に水が活性化され、クラスターの小さい状態が維持されることになる。
なお、以上のほかに、上部室130の頂部と下部室150の底部に純金板を配設することが望ましい。これによりさらに水が活性化され、クラスターの小さい状態が維持される。
以上の構成を備える本実施の形態例システムを使用する場合には、例えばフィルタ装置10の原水注入口11から水圧2Kg乃至10Kg程度の圧力で原水を注入する。
例えばシステムの設置が終わったら、原水の供給源(水道など)のバルブを少しずつ開き、原水の供給を開始する。するとシステム内に水が送り込まれて水と空気の混じりあいが起こる。このため、最初はフィルタ装置10上部の空気抜き弁13を開き、空気を排出していく。そして、空気抜き弁13から水のみが排出されるようになったら空気抜き弁13を閉接する。これによりフィルタ装置10内は処理する水で充填される。
フィルタ装置10に注入された原水は、上記圧力で送り込まれることにより、内蔵フィルタによりフィルタリングされ、主に汚濁物質などが除去され出力口より同じような圧力で出力される。なお、本実施の形態例では、あくまでも汚濁物質などを除去することが目的であるため、原水に溶解しているミネラル成分などの除去までは行なっていない。
フィルタリングされ、出力口12より出力される処理水は、浄水活性化装置100の注入口111に送られ、注入口111から上部室130内に注入される。
すると浄水活性化装置100内の上部室130内に水が送り込まれて水と空気の混じりあいが起こる。このため、最初は浄水活性化装置100上部の空気抜き弁113を開き、空気を排出していく。そして、空気抜き弁113から水のみが排出されるようになったら空気抜き弁113を閉接する。
これにより、上部室130内に注入された処理水は、ピラミッド型水晶241、4面体カット水晶221、8面体カット水晶222、6面体カット水晶223、12面体カット水晶224の作用及びチューブ210に内蔵された各マグネットからの磁力の作用を受けつつセラミック粒の充填された各内筒A141〜内筒F146内に一定の圧力で注入され、左ねじれ方向にねじれ回転しながら下方向に送られていくことになる。
この結果、上部室130内および各内筒A141〜内筒F146内において、水のクラスターが細分化されると共に、クラスターの小さな状態が維持されるようになる。
そして、処理水は、各内筒A141〜内筒F146内のセラミック粒のろ過作用を受けると共に、セラミック粒による遠赤外線効果も受けることになる。これにより浄水効果が得られると共にクラスターの小さい状態が維持されるように作用する。
下部室150内に入った処理水は、ピラミッド型水晶246の作用を受けつつ各外筒A121〜外筒F126内に送り込まれる。処理水は、セラミック粒の充填された各外筒A121〜外筒F126内を右ねじれ方向にねじれ回転しながら上昇していく。これによりさらに浄水効果が得られると共にクラスターの小さい状態が維持されるように作用する。
処理水は、各外筒A121〜外筒F126の上部口より内部室160内に落下していく。そして内部室160内に入った処理水は、出力口112から浄水活性化された機能水として出力される。本実施の形態例では、注入口から注入される現水の注入圧力をほとんど減少させることなく、ほぼ同程度、あるいはより高圧力で出力は112から出力される。
なお、この際、処理水は出力口112に配設された20面体にカットされた紫水晶301と、20面体にカットされた透明水晶(クリア水晶)302と、20面体にカットされたローズピンク水晶301の作用を受けることになる。
なお、内部室160の上部は気密状態であり、一定圧力で上部の各外筒A121〜外筒F126の上部口から処理する水が注入されていても、内部室160の出力口112近傍より上部にある空気は外部に排出されることはなく、上部に封入される。
このため、各外筒A121〜外筒F126の上部口から内部室160に入ってきた処理水は、滝状になって内部室160内に注入され、空気の混合がより積極的に行なわれる。
このように本実施の形態例装置では、原水を磁場中を通過させると共に、セラミック粒中を通し、内部室内で滝状になって空気の混合作用を受け、これら磁力、遠赤外線効果、空気混合などの相関作用により、生体水に最も近く、人間や動物の体や植物などに最もなじみやすい水といわれているクラスターの小さい状態に維持された「機能水」を生成できる。
また、本実施例装置によるろ過作用も強く、処理水が純水に近い状態となるため、溶解性が高くなり、クラスターの小さい状態とあいまって周囲から種々のものを溶かし込む作用が生じ、その後にこの水を使用する装置などに付着した種々の物質が水中に溶解し、装置そのものがきれいになるという作用効果も得られる。このため、本実施例装置の処理水を通した配管の内部がきれいになったり、水の貯蔵槽についた不純物などがなくなり、槽内がきれいになってしまう。このため、装置の洗浄などが省略でき、生産性が向上する。
以上説明したように本実施の形態例によれば、原水を磁場中を通過させると共に、セラミック粒中を通し、また滝状に落下させることにより、磁力、遠赤外線効果、空気混合などの相関作用により、生体水に最も近く、人間や動物の体あるいは植物に最もなじみやすい水といわれているクラスターの小さい水を生成できる。
このため、例えば人が入った後のお風呂の浴槽をそのままにしては、浴槽壁に脂肪分や油分が多くこびりついてしまうが、本実施の形態例のシステムを通した水をたとえ少量でも加えることにより、水中に細かいクラスターを含む水となり、これらの脂肪分などが剥離する。
この細かいクラスターは色々な物質の隙間に滑り込むことができるため、これらの脂肪分や油分の隙間に滑り込む。滑り込んだクラスターは互いにぶっかり合い、はじけあう性質を有する水(活性水)であるため、クラスターが脂肪や油の粒子間に浸入することでこれらが結合力のない粒子に変えられ、自然剥離する。
即ち、これらの分解された物質(脂肪分や油分)は非常に粒子も細かく(軽く)なっているため、浴槽のへりであれば水をかける程度の力で脂肪分や油分が次々と分離して剥離する。
さらには、細かくなった脂肪分や油分の粒子は水に溶け込もうとする状態(エマルジョン)となるため、通常、洗剤などを使わないと落ちない、油や脂肪など、クラスターによる活発な運動作用で容易に除去することが可能となる。
このため、本実施の形態例に係る浄水システムで生成した水を水道管などの配管内を通すと、管のつまりの原因となる管壁への付着物や鉄さびやスケール類が剥がれ落ちてくることが確認でき、単に水を通すのみで管の洗浄ができる。
さらに、本実施の形態例のシステムで生成した水は、汚れ、臭気を分解、除去する好気性微生物が繁殖し易い性質が与えられているため、「生物化学的」に汚れや濁り、悪臭を除去する効力をも持ち合わせている。
即ち、嫌気性バクテリアは物を腐らせると同時に悪臭を発生させるバクテリアであるが、「好気性バクテリア」は地球上の食物連鎖や生態系の中で最終的に物を分解してくれる大事な役割を担う生物であり、「好気性バクテリア」を繁殖しやすくすることは、「汚れや老廃物等が腐り、悪臭を放つ方向ではなく、分解・ガス化の方向へ向かわせる」ものであり、老廃物を分解し、最終的には臭いの出ないガスにさせることができる。
このため、本実施の形態例の浄水システムによって浄水活性化された水を使用することにより、風呂、調理場、排水溝、汚水溜め等の汚れや悪臭が解消される。
さらに、本実施の形態例によれば、水が中性化する(原水のペーハー(pH)が中性に近づく)ことにより、薬品を使う多くの工場や加工場での苛性ソーダ等の中和剤の使用量を低く抑えることが可能となる。
さらに、溶解性があがることにより、例えば本実施例装置で生成した「機能水」を家畜に与えることにより、豚や牛・ニワトリといった家畜の育成率が促進されたり、肉質をドラスティックに改善することができる。
さらに、磁力や遠赤外線などを取り込むことによって活発な活動を起こす水が生成でき、蒸発圧を低くする効果も確認でき、保水力が持続するため、みずみずしい状態を長く続けることができ、本実施例の水で育てた植物の鮮度が長く保てる。
さらに、セラミック粒は、溶岩が噴火してできたときの200度C〜500度Cの温度で太陽光にさらされており、4.0〜8.0μmの波長の電磁波を吸収しており、現在でもこの吸収波長とほぼ同じ電磁波を放射している。このため、本実施例装置に設けた筒の中を通過する水は筒内のセラミック粒から出る4.0〜8.0μmの波長の電磁波を受けることになり、これにより水のクラスターを切断縮小し、細胞膜外液を細胞に付着させて細胞の活性を維持する動・植物の細胞の鮮度や活性化の維持を行なえる水となる。
このため、本実施例の浄水システムで処理した処理水は細胞内に浸透しやすくなっており、Ca2+の細胞内増加を招き、細胞の機能を賦活化させることができ、ひいては人間や動物の身体の細胞の活性化、疾病の治癒、健康・美容の保持といった作用も奏することが可能となる。
まず、本実施の形態例の浄水活性化システムにおける浄水活性化原理を説明する。本実施の形態例の浄水活性化システムは、大別すると以下の2つの機能を有する。
(1)きれいな水にするという浄水機能
フィルタ装置の内蔵フィルタによる汚濁物質の除去機能のほか、セラミック粒を中心とするろ過材による浄水機能で不純物や有害物質、細菌類を除去した「きれいな水」を生成する機能。
(2)水を活性化させる活性化機能
マグネットよりの磁力の作用、セラミック粒などによる遠赤外線効果、空気混合などの相関作用により水を活性化させる機能。
本実施の形態例の特筆すべき効果としては、(2)の水の活性化機能にあるため、本実施の形態例の水の活性化機能を以下詳細に説明する。
本実施の形態例システムはいわゆる普通の水に対して、以下の活性化機能を与え「機能水」を生成するものである。
(1)水を活性化してクラスターと言われる水の分子を細分化し、小さくする機能。
(2)汚れや臭気を分解・除去し、ガス化する「好気性バクテリア」が繁殖しやすい性質に変える機能。
(3)水を中性化する性質(ペーハー(pH)をできるだけ中性(pH7)に近づけようとする性質)を帯びさせる機能。
これらの機能の相乗効果により、汚れや悪臭を的確に除去することが可能となる。
以下図面を参照して以上の機能を水に付与することができる本発明に係る一発明の実施の形態例の浄水活性化システムの構成を詳細に説明する。図1(A),(B)は、本発明に係る一発明の実施の形態例の浄水活性システムの概観図であり、図1(A)は平面図、図1(B)は正面図である。図2は本実施の形態例浄水活性化装置の概略構造を説明するための図、図3は本実施の形態例浄水活性化装置の上面図、図4は本実施の形態例浄水活性化装置の上部室(原水注入室)の構造を説明するための図である。
図1(A),(B)において、10はフィルタ装置、100は浄水活性化装置である。フィルタ装置10において、11は原水の注入口、12はフィルタリングされた処理水の出力口、13は上部空気の排気弁、14はフィルタ装置の使用を中断する場合や内部のフィルタの清掃、交換を行なう際などに装置内の水を抜くための排水弁である。フィルタ装置10は、内部にフィルタが備えられており、主に原水中の濁質成分を除去する。
フィルタ装置10に内蔵されているフィルタは、注入口11から注入される原水の汚濁度などにより最適のものが選択される。また、浄化活性システムで処理した水の使い道によっても異なり、例えば水耕栽培などに使用する水の場合にはやや荒いフィルタリングで足り、飲用などにも使用する水の場合にはより微細な不純物まで除去可能な細かいフィルタリングを行なうことになる。このフィルタ装置の構成は公知の種々のフィルタ構造とすることができる。原水が汚濁度の少ない水道水であるような場合には、例えば1ミクロン程度の細孔径を有する中空糸膜(又は透過膜)を用いたろ過フィルタであってもよく、また例えば、大阪ガスケミカル製銀処理フィルタなどを適用してもよい。
浄水活性化装置100において、111は処理水の注入口、112は処理水の出力口、113は上部空気の排気弁、114は排水弁、121〜126は装置下部より上部に延出する内部が右ねじりのらせん状に区切られている6本の外筒A〜Fである。
浄水活性化装置100の本体は、図2に示すように、注入口111に連結された上部室130、上部開口部が上部室130の底部に、下部開口部が下部室150の上部にそれぞれ連結され、筒内部が水の流れる方向に対して左ねじりのらせん状に区切られている6本の内筒A141〜内筒F146(図3参照)、上部が内筒A141〜内筒F146の下部開口部に連結されると共に側壁部上部が外筒A121〜外筒F126下部開口部に連結される下部室150、側壁部のほぼ最上部が外筒A121〜外筒F126の上部開口部に連結されると共に側壁底部近傍が出力口112に連結される、少なくとも上部は気密に構成されている内部室160とから構成されている。
それぞれの上部室130、内部室160、下部室150とは互いに液密に分離されており、注入口111から上部室130内に注入された原水は、上部室130内で強磁界雰囲気中を通り、後述する水晶の影響を受けつつ内筒A141〜内筒F146の上部開口部より内筒A141〜内筒F146内に入る。
そして内筒A141〜内筒F146内をセラミックによるろ過を受けながららせん状に落下し、下部室150に送られる。そして、下部室150側面の外筒A121〜外筒F126の下部開口部から外筒A121〜外筒F126内に入る。
そして外筒A121〜外筒F126内をセラミックによるろ過を受けながららせん状に上昇し、内部室160の最上部側壁部より内部室160内に落下する。内部室160の少なくとも上部は気密構造であり、内部室160の上部には空気層が存在する。
この結果、内部室160では上部から処理水が室内に滝状に流れ落ちる構造であり、オゾンなどが発生するほか、空気との混合が効率よく行なわれる。そして、混合された水は内部室160の側壁部に設けられた出力口112から浄水活性化された機能水として出力される。
内筒A141〜内筒F14は、図3に示すように円周状に6本ほぼ等間隔で内部室160を貫通して下部室150に連結されており、上述したように内筒A141〜内筒F14内は左ねじりのらせん状に長手方向に2分割されており、各内筒A141〜内筒F14のらせん状筒体中には例えば、比較的高温状態で生成された土壌、例えば鹿児島であれば、溶岩台地であるシラス台地の土を焼結するなどして生成した直径1.2cm程度のセラミック粒体が充填されている。
例えばセラミックの成分の花崗岩石は、火山が噴火してできた溶岩が、例えば温度が200度C〜500度C程度のときのものであることが多く、4μm〜8μm程度の電磁波を吸収し、また放射する性質がある。このため、生物の育成に適した4μm〜14μmの範囲に含まれており、このセラミック中を通過した処理水もこの4μm〜8μm程度の電磁波を吸収し、また放射する性質を帯びることになる。
なお、外筒A121〜外筒F126は水の流れる方向に対して右ねじりのらせん状に長手方向に2分割されており、外筒A121〜外筒F126も筒内にも上記の内筒と同じセラミック粒体が充填されている。
なお、このセラミック粒として、白色のセラミック粒と赤色のセラミック粒とを用意し、各隣接する筒ごとに白色のセラミック粒と赤色のセラミック粒とを交互に充填してもよい。
さらに、原水が注入される上部室130内には、図2に符号210で示すようにリング状チューブ体が吊られており、チューブ体210内部の各内筒A141〜内筒F14の上部位置にはそれぞれ約1000ガウス程度のマグネット(磁石)が対角線状に偶数個配置されている。なお、マグネットは水にさらされると腐食する可能性があるため、チューブ体210は液密構造としてマグネットが処理水から遮断されていることが望ましい、
この磁石は、互いに対角になるように、かつ、各磁石はチューブ体210内に内側がS極、外側がN極となるように配設されており、本実施の形態例では合計6個のマグネットが等角度で配置されている。このため、上部室130内の磁界強度が均一化されており、上部室130内に注入された水は、このマグネットにより発生している強磁界雰囲気中にさらされることになる。なお、このマグネットの強さ及び個数は以上に例に限定されるものではなく、更に強力なものであってもよく、個数も更に多くても、或いは少なくてもよい。
さらに、図4に符号400で示す上部室130の底部の各内筒A141〜内筒F146の上部開口部配設位置の内側には、それぞれ4面体にカットされた水晶221、8面体にカットされた水晶222、6面体にカットされた水晶体223、12面体にカットされた水晶224がそれぞれ図4示す配置で係止される。この各水晶の配設位置は、チューブ体210内に配置されているマグネットとマグネットの間の位置となるように位置決めされている。
なお、水晶は以上の例に限定されるものではなく、例えば個数を増やしても、或いは多面体形状も4〜12のカットに限定されるものではなく、更に面数の多い水晶であっても、また同じ面数のものを複数備えてもよい。
さらに、上部室130頂部にはピラミッド状にカットされた水晶241がその頂部が下側となるように位置決め配設されており、下部室150の底部にはピラミッド状にカットされた水晶246頂部が上側となるように配設されている。この結果、装置内の水はこれらの水晶の影響を受け、活性化されることになる。
さらに、出力口112部分には、図2のAにおいてその断面構造を示すように、20面体にカットされた紫水晶301と、20面体にカットされた透明水晶(クリア水晶)302と、20面体にカットされたローズピンク水晶301が配設係止されている。このため、ここでも同様に水が活性化され、クラスターの小さい状態が維持されることになる。
なお、以上のほかに、上部室130の頂部と下部室150の底部に純金板を配設することが望ましい。これによりさらに水が活性化され、クラスターの小さい状態が維持される。
以上の構成を備える本実施の形態例システムを使用する場合には、例えばフィルタ装置10の原水注入口11から水圧2Kg乃至10Kg程度の圧力で原水を注入する。
例えばシステムの設置が終わったら、原水の供給源(水道など)のバルブを少しずつ開き、原水の供給を開始する。するとシステム内に水が送り込まれて水と空気の混じりあいが起こる。このため、最初はフィルタ装置10上部の空気抜き弁13を開き、空気を排出していく。そして、空気抜き弁13から水のみが排出されるようになったら空気抜き弁13を閉接する。これによりフィルタ装置10内は処理する水で充填される。
フィルタ装置10に注入された原水は、上記圧力で送り込まれることにより、内蔵フィルタによりフィルタリングされ、主に汚濁物質などが除去され出力口より同じような圧力で出力される。なお、本実施の形態例では、あくまでも汚濁物質などを除去することが目的であるため、原水に溶解しているミネラル成分などの除去までは行なっていない。
フィルタリングされ、出力口12より出力される処理水は、浄水活性化装置100の注入口111に送られ、注入口111から上部室130内に注入される。
すると浄水活性化装置100内の上部室130内に水が送り込まれて水と空気の混じりあいが起こる。このため、最初は浄水活性化装置100上部の空気抜き弁113を開き、空気を排出していく。そして、空気抜き弁113から水のみが排出されるようになったら空気抜き弁113を閉接する。
これにより、上部室130内に注入された処理水は、ピラミッド型水晶241、4面体カット水晶221、8面体カット水晶222、6面体カット水晶223、12面体カット水晶224の作用及びチューブ210に内蔵された各マグネットからの磁力の作用を受けつつセラミック粒の充填された各内筒A141〜内筒F146内に一定の圧力で注入され、左ねじれ方向にねじれ回転しながら下方向に送られていくことになる。
この結果、上部室130内および各内筒A141〜内筒F146内において、水のクラスターが細分化されると共に、クラスターの小さな状態が維持されるようになる。
そして、処理水は、各内筒A141〜内筒F146内のセラミック粒のろ過作用を受けると共に、セラミック粒による遠赤外線効果も受けることになる。これにより浄水効果が得られると共にクラスターの小さい状態が維持されるように作用する。
下部室150内に入った処理水は、ピラミッド型水晶246の作用を受けつつ各外筒A121〜外筒F126内に送り込まれる。処理水は、セラミック粒の充填された各外筒A121〜外筒F126内を右ねじれ方向にねじれ回転しながら上昇していく。これによりさらに浄水効果が得られると共にクラスターの小さい状態が維持されるように作用する。
処理水は、各外筒A121〜外筒F126の上部口より内部室160内に落下していく。そして内部室160内に入った処理水は、出力口112から浄水活性化された機能水として出力される。本実施の形態例では、注入口から注入される現水の注入圧力をほとんど減少させることなく、ほぼ同程度、あるいはより高圧力で出力は112から出力される。
なお、この際、処理水は出力口112に配設された20面体にカットされた紫水晶301と、20面体にカットされた透明水晶(クリア水晶)302と、20面体にカットされたローズピンク水晶301の作用を受けることになる。
なお、内部室160の上部は気密状態であり、一定圧力で上部の各外筒A121〜外筒F126の上部口から処理する水が注入されていても、内部室160の出力口112近傍より上部にある空気は外部に排出されることはなく、上部に封入される。
このため、各外筒A121〜外筒F126の上部口から内部室160に入ってきた処理水は、滝状になって内部室160内に注入され、空気の混合がより積極的に行なわれる。
このように本実施の形態例装置では、原水を磁場中を通過させると共に、セラミック粒中を通し、内部室内で滝状になって空気の混合作用を受け、これら磁力、遠赤外線効果、空気混合などの相関作用により、生体水に最も近く、人間や動物の体や植物などに最もなじみやすい水といわれているクラスターの小さい状態に維持された「機能水」を生成できる。
また、本実施例装置によるろ過作用も強く、処理水が純水に近い状態となるため、溶解性が高くなり、クラスターの小さい状態とあいまって周囲から種々のものを溶かし込む作用が生じ、その後にこの水を使用する装置などに付着した種々の物質が水中に溶解し、装置そのものがきれいになるという作用効果も得られる。このため、本実施例装置の処理水を通した配管の内部がきれいになったり、水の貯蔵槽についた不純物などがなくなり、槽内がきれいになってしまう。このため、装置の洗浄などが省略でき、生産性が向上する。
以上説明したように本実施の形態例によれば、原水を磁場中を通過させると共に、セラミック粒中を通し、また滝状に落下させることにより、磁力、遠赤外線効果、空気混合などの相関作用により、生体水に最も近く、人間や動物の体あるいは植物に最もなじみやすい水といわれているクラスターの小さい水を生成できる。
このため、例えば人が入った後のお風呂の浴槽をそのままにしては、浴槽壁に脂肪分や油分が多くこびりついてしまうが、本実施の形態例のシステムを通した水をたとえ少量でも加えることにより、水中に細かいクラスターを含む水となり、これらの脂肪分などが剥離する。
この細かいクラスターは色々な物質の隙間に滑り込むことができるため、これらの脂肪分や油分の隙間に滑り込む。滑り込んだクラスターは互いにぶっかり合い、はじけあう性質を有する水(活性水)であるため、クラスターが脂肪や油の粒子間に浸入することでこれらが結合力のない粒子に変えられ、自然剥離する。
即ち、これらの分解された物質(脂肪分や油分)は非常に粒子も細かく(軽く)なっているため、浴槽のへりであれば水をかける程度の力で脂肪分や油分が次々と分離して剥離する。
さらには、細かくなった脂肪分や油分の粒子は水に溶け込もうとする状態(エマルジョン)となるため、通常、洗剤などを使わないと落ちない、油や脂肪など、クラスターによる活発な運動作用で容易に除去することが可能となる。
このため、本実施の形態例に係る浄水システムで生成した水を水道管などの配管内を通すと、管のつまりの原因となる管壁への付着物や鉄さびやスケール類が剥がれ落ちてくることが確認でき、単に水を通すのみで管の洗浄ができる。
さらに、本実施の形態例のシステムで生成した水は、汚れ、臭気を分解、除去する好気性微生物が繁殖し易い性質が与えられているため、「生物化学的」に汚れや濁り、悪臭を除去する効力をも持ち合わせている。
即ち、嫌気性バクテリアは物を腐らせると同時に悪臭を発生させるバクテリアであるが、「好気性バクテリア」は地球上の食物連鎖や生態系の中で最終的に物を分解してくれる大事な役割を担う生物であり、「好気性バクテリア」を繁殖しやすくすることは、「汚れや老廃物等が腐り、悪臭を放つ方向ではなく、分解・ガス化の方向へ向かわせる」ものであり、老廃物を分解し、最終的には臭いの出ないガスにさせることができる。
このため、本実施の形態例の浄水システムによって浄水活性化された水を使用することにより、風呂、調理場、排水溝、汚水溜め等の汚れや悪臭が解消される。
さらに、本実施の形態例によれば、水が中性化する(原水のペーハー(pH)が中性に近づく)ことにより、薬品を使う多くの工場や加工場での苛性ソーダ等の中和剤の使用量を低く抑えることが可能となる。
さらに、溶解性があがることにより、例えば本実施例装置で生成した「機能水」を家畜に与えることにより、豚や牛・ニワトリといった家畜の育成率が促進されたり、肉質をドラスティックに改善することができる。
さらに、磁力や遠赤外線などを取り込むことによって活発な活動を起こす水が生成でき、蒸発圧を低くする効果も確認でき、保水力が持続するため、みずみずしい状態を長く続けることができ、本実施例の水で育てた植物の鮮度が長く保てる。
さらに、セラミック粒は、溶岩が噴火してできたときの200度C〜500度Cの温度で太陽光にさらされており、4.0〜8.0μmの波長の電磁波を吸収しており、現在でもこの吸収波長とほぼ同じ電磁波を放射している。このため、本実施例装置に設けた筒の中を通過する水は筒内のセラミック粒から出る4.0〜8.0μmの波長の電磁波を受けることになり、これにより水のクラスターを切断縮小し、細胞膜外液を細胞に付着させて細胞の活性を維持する動・植物の細胞の鮮度や活性化の維持を行なえる水となる。
このため、本実施例の浄水システムで処理した処理水は細胞内に浸透しやすくなっており、Ca2+の細胞内増加を招き、細胞の機能を賦活化させることができ、ひいては人間や動物の身体の細胞の活性化、疾病の治癒、健康・美容の保持といった作用も奏することが可能となる。
本発明は、浄水活性化システム及び浄水活性化方法に関し、例えば、水の分子(クラスター)を小さくすると共に、汚れ、臭気を分解除去する好気性微生物が繁殖し易い性質の水にする浄水活性化システム及び浄水活性化方法に関するものである。
従来の浄水装置は、活性炭などで水中の不純物を除去する浄水方法、あるいは、大規模なものでは、例えば、凝集剤を注入した原水中で微細気泡を発生させて、フロックに微細気泡を付着させ、その浮力により浮上させ、濁質成分の大部分を浮上スカムとして分離・除去し、次いで砂ろ過により残存する濁質成分を除去し、処理水を得ることにより、河川水、湖沼水等に含まれる濁質成分を浮上分離および砂ろ過により除去していた。
しかしながら、上記従来の浄水方法では、活性炭が不純物を吸収し、浮上分離後に残存していた濁質成分が砂ろ過層に捕捉されるため、活性炭の吸収力が次第に減少、または、砂ろ過層のろ過抵抗が次第に増加してくる。このため、定期的に活性炭を交換したり、砂ろ過層を逆洗する必要があった。
さらに、従来の浄水装置では、水中に含まれるミネラル分など、有益な含有物も除去してしまい、水が本来有している効能を生かせなかった。
本発明は上述の課題を解決することを目的としてなされたもので、水本来が有している効能を落とすことなく、浄水すると共にさらに、水の活力を増すことのできる浄水活性化システム及び浄水活性化方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の浄水活性化システムは、例えば、互いに液密に分離された上部室と、下部室と、これら上部室と下部室の間に位置する内部室とからなる本体部と、前記上部室に注入された処理水に磁力線を照射する磁界発生手段と、前記磁力線が照射された処理水をらせん状に回転させながら通過させて前記下部室へ送り、さらにその処理水をらせん状に回転させながら通過させて前記内部室の上部側へ上昇させる少なくとも一部にセラミック部材が充填されているらせん状通過手段と、前記らせん状通過手段を通過した処理水を前記内部室の上部側から底部へ滝状に落下させて空気と混合させる混合手段とを備えることを特徴とする。
これにより、磁力線で活性化した処理水にセラミックによるろ過作用と遠赤外線効果を与え、かつ処理水をらせん状に回転させながらセラミック中を通過させることにより、クラスターの小さい状態を維持し易くし、更に混合手段により好気性バクテリアの配色に適した環境を整えることができる。
そして例えば、前記磁界発生手段は対角状に配列された複数のマグネットを含むとともに、側壁に前記処理水の注入口を備えた円形の前記上部室中央部に位置決め固定されており、前記マグネットの下部に前記らせん状通過手段の上部開口部が位置していることを特徴とする。これにより、処理水にほぼ同じ強度の磁力線を効率よく照射することができ、水を効率よく活性化することができる。
また例えば、前記らせん状通過手段は、前記上部室の底部に開口部を有する第1の筒体と、前記第1の筒体の他方開口部に連結された前記下部室と、前記下部室側壁より前記上部室と前記下部室の間にある前記内部室の上部側壁に連結する第2の筒体とを有することを特徴とする。このため、少ない設置面積の中で効率よく水を循環させることができる。
更にまた、例えば、前記第1の筒体は左ねじりのらせん状に長手方向に2分割され、前記第2の筒体は右ねじりのらせん状に長手方向に2分割されていることを特徴とする。このため、更に効率のよい遠赤外線効果を与え、この状態を維持し易くなる。
また例えば、前記第1の筒体及び前記第2の筒体に充填されているセラミック部材は、溶岩の噴火でできた花崗岩を主成分とするセラミック粒体であり、所定波長の電磁波を放射していることを特徴とする。この結果、処理水に生物の育成に適した波長4μm〜8μm程度の電磁波を吸収し、また放射する性質を帯びさせることができる。
更に例えば、前記上部室には、さらに多面カットされた水晶を、例えば4面体水晶、8面体水晶、6面体水晶、12面体水晶の順に例えば配設していることにより、処理水に水晶のエネルギーを与えることができる。
前記各水晶の配設位置は、前記磁界発生手段の磁界発生源間の位置となるように位置決めされていることにより効率良く処理水に水晶のエネルギーを与えることができる。
更にまた、前記内部室の少なくとも上部は気密に形成されており、前記混合手段は、前記第2の筒体の前記上部側壁に配設された開口部からの処理水を前記内部室内に滝状に注入する構成を含むことを特徴とすることにより、簡単な構成で、好気性バクテリアの好む環境を与えることができる。
更にまた、例えば、前記上部室内の最上部と前記下部室内の最下部にピラミッド状水晶を位置決め固定することにより処理水にエネルギーを与えることができ、クラスターの小さい状態を維持し易くなる。
また例えば、前記下部室よりの出力口に水晶、例えば、多面体の紫水晶と、多面体のローズピンク水晶と、多面体の透明水晶を配設することにより効率良く水晶エネルギーを与えることができ、処理水に対する効果の持続が可能となる。
また、処理すべき水を注入する注入口と、前記注入口に連結された第1室と、前記第1室内に等間隔で配設された複数のマグネットと、前記第1室に一方端部の第1の開口部を有し前記第1室に注入された水を導出する第1の筒と、前記第1の筒の他方端部の第2の開口部に連結された第2室と、前記第2室に一方端部の第1の開口部を有し前記第2室に注入された水を導出する第2の筒と、上部側壁に前記第2の筒の他方端部の第2の開口部が連結され少なくとも上部が気密構造で前記第2の筒の他方端部の第2の開口部より処理すべき水が注入される第3室と、前記第3室の下部側壁に連結され処理水を取り出す出力口とを備え、前記第1の筒及び第2の筒内にはセラミック粒が充填されていることを特徴とする浄水活性化システムとすることにより、本発明の目的を達成することができる。
更に例えば、前記第1の筒及び第2の筒は長手方向にらせん状に2分割されていることにより、ろ過作用と遠赤外線効果を効率よく処理水に与えることができる。
また例えば、最上部に前記第1室、中間に前記第3室、最下部に前記第2室をそれぞれ液密に配設し、前記第1の筒は、前記一方端部の第1の開口部が前記第1室の底面に連結し、前記第3室を貫いて前記他方端部の第2の開口部が前記第2室上部に連結されており、前記第2の筒は前記第3室外側に沿って配設され、一方端部の第1の開口部が前記第2室側壁に連結され、他方端部の第2の開口部が前記第3室の上部側壁に連結されており、前記第3室は、少なくとも上部が気密構造で前記第2の筒の第2の開口部より処理すべき水が滝状に注入されることにより、少ない面積で効率の良い浄水及び活性化を実現できる。
以下、図面を参照して本発明にかかる一発明の実施の形態の一例について説明する。なお、説明に用いる各図は、本発明を理解できる程度に各構成部分の寸法、形状、配置関係などの概略を示してあるが、説明の都合上、部分的に拡大率を変えて図示する場合もあり、必ずしも実施例などの実物や記述と相似形でない場合もある。また、各図において、同様な構成部分については同一の番号を付けて示して重複する説明を省略することもある。
まず、本実施の形態例の浄水活性化システムにおける浄水活性化原理を説明する。本実施の形態例の浄水活性化システムは、大別すると以下の2つの機能を有する。
(1)きれいな水にするという浄水機能
フィルタ装置の内蔵フィルタによる汚濁物質の除去機能のほか、セラミック粒を中心とするろ過材による浄水機能で不純物や有害物質、細菌類を除去した「きれいな水」を生成する機能。
(2)水を活性化させる活性化機能
マグネットよりの磁力の作用、セラミック粒などによる遠赤外線効果、空気混合などの相関作用により水を活性化させる機能。
本実施の形態例の特筆すべき効果としては、(2)の水の活性化機能にあるため、本実施の形態例の水の活性化機能を以下詳細に説明する。
(1)きれいな水にするという浄水機能
フィルタ装置の内蔵フィルタによる汚濁物質の除去機能のほか、セラミック粒を中心とするろ過材による浄水機能で不純物や有害物質、細菌類を除去した「きれいな水」を生成する機能。
(2)水を活性化させる活性化機能
マグネットよりの磁力の作用、セラミック粒などによる遠赤外線効果、空気混合などの相関作用により水を活性化させる機能。
本実施の形態例の特筆すべき効果としては、(2)の水の活性化機能にあるため、本実施の形態例の水の活性化機能を以下詳細に説明する。
本実施の形態例に係る浄水活性化システムはいわゆる普通の水に対して、以下の活性化機能を与え「機能水」を生成するものである。
(1)水を活性化してクラスターと言われる水の分子を細分化し、小さくする機能。
(2)汚れや臭気を分解・除去し、ガス化する「好気性バクテリア」が繁殖しやすい性質に変える機能。
(3)水を中性化する性質(ペーハー(pH)をできるだけ中性(pH7)に近づけようとする性質)を帯びさせる機能。
これらの機能の相乗効果により、汚れや悪臭を的確に除去することが可能となる。
(1)水を活性化してクラスターと言われる水の分子を細分化し、小さくする機能。
(2)汚れや臭気を分解・除去し、ガス化する「好気性バクテリア」が繁殖しやすい性質に変える機能。
(3)水を中性化する性質(ペーハー(pH)をできるだけ中性(pH7)に近づけようとする性質)を帯びさせる機能。
これらの機能の相乗効果により、汚れや悪臭を的確に除去することが可能となる。
以下図面を参照して以上の機能を水に付与することができる本発明に係る一発明の実施の形態例の浄水活性化システムの構成を詳細に説明する。図1(A),(B)は、本発明に係る一発明の実施の形態例の浄水活性システムの概観図であり、図1(A)は平面図、図1(B)は正面図である。図2は本実施の形態例に係る浄水活性化装置の概略構造を説明するための図、図3は本実施の形態例に係る浄水活性化装置の上面図、図4は本実施の形態例に係る浄水活性化装置の上部室(原水注入室)の構造を説明するための図である。
図1(A),(B)において、10はフィルタ装置、100は浄水活性化装置である。フィルタ装置10において、11は原水の注入口、12はフィルタリングされた処理水の出力口、13は上部空気の排気弁、14はフィルタ装置の使用を中断する場合や内部のフィルタの清掃、交換を行なう際などに装置内の水を抜くための排水弁である。フィルタ装置10は、内部にフィルタが備えられており、主に原水中の濁質成分を除去する。
フィルタ装置10に内蔵されているフィルタは、注入口11から注入される原水の汚濁度などにより最適のものが選択される。また、浄化活性システムで処理した水の使い道によっても異なり、例えば水耕栽培などに使用する水の場合にはやや荒いフィルタリングで足り、飲用などにも使用する水の場合にはより微細な不純物まで除去可能な細かいフィルタリングを行なうことになる。このフィルタ装置の構成は公知の種々のフィルタ構造とすることができる。原水が汚濁度の少ない水道水であるような場合には、例えば1ミクロン程度の細孔径を有する中空糸膜(又は透過膜)を用いたろ過フィルタであってもよく、また例えば、大阪ガスケミカル製銀処理フィルタなどを適用してもよい。
浄水活性化装置100において、111は処理水の注入口、112は処理水の出力口、113は上部空気の排気弁、114は排水弁、121〜126は装置下部より上部に延出する内部が右ねじりのらせん状に区切られている6本の外筒A〜Fである。
浄水活性化装置100の本体は、図2に示すように、注入口111に連結された上部室130、上部開口部が上部室130の底部に、下部開口部が下部室150の上部にそれぞれ連結され、筒内部が水の流れる方向に対して左ねじりのらせん状に区切られている6本の内筒A141〜内筒F146(図3参照)、上部が内筒A141〜内筒F146の下部開口部に連結されると共に側壁部上部が外筒A121〜外筒F126下部開口部に連結される下部室150、側壁部のほぼ最上部が外筒A121〜外筒F126の上部開口部に連結されると共に側壁底部近傍が出力口112に連結される、少なくとも上部は気密に構成されている内部室160とから構成されている。
それぞれの上部室130、内部室160、下部室150とは互いに液密に分離されており、注入口111から上部室130内に注入された原水は、上部室130内で強磁界雰囲気中を通り、後述する水晶の影響を受けつつ内筒A141〜内筒F146の上部開口部より内筒A141〜内筒F146内に入る。
そして内筒A141〜内筒F146内をセラミックによるろ過を受けながららせん状に落下し、下部室150に送られる。そして、下部室150側面の外筒A121〜外筒F126の下部開口部から外筒A121〜外筒F126内に入る。
そして外筒A121〜外筒F126内をセラミックによるろ過を受けながららせん状に上昇し、内部室160の最上部側壁部より内部室160内に落下する。内部室160の少なくとも上部は気密構造であり、内部室160の上部には空気層が存在する。
この結果、内部室160では上部から処理水が室内に滝状に流れ落ちる構造であり、オゾンなどが発生するほか、空気との混合が効率よく行なわれる。そして、混合された水は内部室160の側壁部に設けられた出力口112から浄水活性化された機能水として出力される。
内筒A141〜内筒F14は、図3に示すように円周状に6本ほぼ等間隔で内部室160を貫通して下部室150に連結されており、上述したように内筒A141〜内筒F14内は左ねじりのらせん状に長手方向に2分割されており、各内筒A141〜内筒F14のらせん状筒体中には例えば、比較的高温状態で生成された土壌、例えば鹿児島であれば、溶岩台地であるシラス台地の土を焼結するなどして生成した直径1.2cm程度のセラミック粒体が充填されている。
例えばセラミックの成分の花崗岩石は、火山が噴火してできた溶岩が、例えば温度が200度C〜500度C程度のときのものであることが多く、4μm〜8μm程度の電磁波を吸収し、また放射する性質がある。このため、生物の育成に適した4μm〜14μmの範囲に含まれており、このセラミック中を通過した処理水もこの4μm〜8μm程度の電磁波を吸収し、また放射する性質を帯びることになる。
なお、外筒A121〜外筒F126は水の流れる方向に対して右ねじりのらせん状に長手方向に2分割されており、外筒A121〜外筒F126も筒内にも上記の内筒と同じセラミック粒体が充填されている。
なお、このセラミック粒として、白色のセラミック粒と赤色のセラミック粒とを用意し、各隣接する筒ごとに白色のセラミック粒と赤色のセラミック粒とを交互に充填してもよい。
さらに、原水が注入される上部室130内には、図2に符号210で示すようにリング状チューブ体が吊られており、チューブ体210内部の各内筒A141〜内筒F14の上部位置にはそれぞれ約1000ガウス程度のマグネット(磁石)が対角線状に偶数個配置されている。なお、マグネットは水にさらされると腐食する可能性があるため、チューブ体210は液密構造としてマグネットが処理水から遮断されていることが望ましい。
この磁石は、互いに対角になるように、かつ、各磁石はチューブ体210内に内側がS極、外側がN極となるように配設されており、本実施の形態例では合計6個のマグネットが等角度で配置されている。このため、上部室130内の磁界強度が均一化されており、上部室130内に注入された水は、このマグネットにより発生している強磁界雰囲気中にさらされることになる。なお、このマグネットの強さ及び個数は以上の例に限定されるものではなく、更に強力なものであってもよく、個数も更に多くても、或いは少なくてもよい。
さらに、図4に符号400で示す上部室130の底部の各内筒A141〜内筒F146の上部開口部配設位置の内側には、それぞれ4面体にカットされた水晶221、8面体にカットされた水晶222、6面体にカットされた水晶体223、12面体にカットされた水晶224がそれぞれ図4に示す配置で係止される。この各水晶の配設位置は、チューブ体210内に配置されているマグネットとマグネットの間の位置となるように位置決めされている。
なお、水晶は以上の例に限定されるものではなく、例えば個数を増やしても、或いは多面体形状も4〜12のカットに限定されるものではなく、更に面数の多い水晶であっても、また同じ面数のものを複数備えてもよい。
さらに、上部室130頂部にはピラミッド状にカットされた水晶241がその頂部が下側となるように位置決め配設されており、下部室150の底部にはピラミッド状にカットされた水晶246がその頂部が上側となるように配設されている。この結果、装置内の水はこれらの水晶の影響を受け、活性化されることになる。
さらに、出力口112部分には、図2のAにおいてその断面構造を示すように、20面体にカットされた紫水晶301と、20面体にカットされた透明水晶(クリア水晶)302と、20面体にカットされたローズピンク水晶301が配設係止されている。このため、ここでも同様に水が活性化され、クラスターの小さい状態が維持されることになる。
なお、以上のほかに、上部室130の頂部と下部室150の底部に純金板を配設することが望ましい。これによりさらに水が活性化され、クラスターの小さい状態が維持される。
以上の構成を備える本実施の形態例に係る浄水活性システムを使用する場合には、例えばフィルタ装置10の原水注入口11から水圧2Kg乃至10Kg程度の圧力で原水を注入する。
例えばシステムの設置が終わったら、原水の供給源(水道など)のバルブを少しずつ開き、原水の供給を開始する。するとシステム内に水が送り込まれて水と空気の混じりあいが起こる。このため、最初はフィルタ装置10上部の空気抜き弁13を開き、空気を排出していく。そして、空気抜き弁13から水のみが排出されるようになったら空気抜き弁13を閉接する。これによりフィルタ装置10内は処理する水で充填される。
フィルタ装置10に注入された原水は、上記圧力で送り込まれることにより、内蔵フィルタによりフィルタリングされ、主に汚濁物質などが除去され出力口より同じような圧力で出力される。なお、本実施の形態例では、あくまでも汚濁物質などを除去することが目的であるため、原水に溶解しているミネラル成分などの除去までは行なっていない。
フィルタリングされ、出力口12より出力される処理水は、浄水活性化装置100の注入口111に送られ、注入口111から上部室130内に注入される。
すると浄水活性化装置100内の上部室130内に水が送り込まれて水と空気の混じりあいが起こる。このため、最初は浄水活性化装置100上部の空気抜き弁113を開き、空気を排出していく。そして、空気抜き弁113から水のみが排出されるようになったら空気抜き弁113を閉接する。
すると浄水活性化装置100内の上部室130内に水が送り込まれて水と空気の混じりあいが起こる。このため、最初は浄水活性化装置100上部の空気抜き弁113を開き、空気を排出していく。そして、空気抜き弁113から水のみが排出されるようになったら空気抜き弁113を閉接する。
これにより、上部室130内に注入された処理水は、ピラミッド型水晶241、4面体カット水晶221、8面体カット水晶222、6面体カット水晶223、12面体カット水晶224の作用及びチューブ210に内蔵された各マグネットからの磁力の作用を受けつつセラミック粒の充填された各内筒A141〜内筒F146内に一定の圧力で注入され、左ねじれ方向にねじれ回転しながら下方向に送られていくことになる。
この結果、上部室130内および各内筒A141〜内筒F146内において、水のクラスターが細分化されると共に、クラスターの小さな状態が維持されるようになる。
そして、処理水は、各内筒A141〜内筒F146内のセラミック粒のろ過作用を受けると共に、セラミック粒による遠赤外線効果も受けることになる。これにより浄水効果が得られると共にクラスターの小さい状態が維持されるように作用する。
そして、処理水は、各内筒A141〜内筒F146内のセラミック粒のろ過作用を受けると共に、セラミック粒による遠赤外線効果も受けることになる。これにより浄水効果が得られると共にクラスターの小さい状態が維持されるように作用する。
下部室150内に入った処理水は、ピラミッド型水晶246の作用を受けつつ各外筒A121〜外筒F126内に送り込まれる。処理水は、セラミック粒の充填された各外筒A121〜外筒F126内を右ねじれ方向にねじれ回転しながら上昇していく。これによりさらに浄水効果が得られると共にクラスターの小さい状態が維持されるように作用する。
処理水は、各外筒A121〜外筒F126の上部口より内部室160内に落下していく。そして内部室160内に入った処理水は、出力口112から浄水活性化された機能水として出力される。本実施の形態例では、注入口から注入される原水の注入圧力をほとんど減少させることなく、ほぼ同程度、あるいはより高圧力で出力口112から出力される。なお、この際、処理水は出力口112に配設された20面体にカットされた紫水晶301と、20面体にカットされた透明水晶(クリア水晶)302と、20面体にカットされたローズピンク水晶301の作用を受けることになる。
なお、内部室160の上部は気密状態であり、一定圧力で上部の各外筒A121〜外筒F126の上部口から処理する水が注入されていても、内部室160の出力口112近傍より上部にある空気は外部に排出されることはなく、上部に封入される。
このため、各外筒A121〜外筒F126の上部口から内部室160に入ってきた処理水は、滝状になって内部室160内に注入され、空気の混合がより積極的に行なわれる。
このように本実施の形態例に係る装置では、原水を磁場中を通過させると共に、セラミック粒中を通し、内部室内で滝状になって空気の混合作用を受け、これら磁力、遠赤外線効果、空気混合などの相関作用により、生体水に最も近く、人間や動物の体や植物などに最もなじみやすい水といわれているクラスターの小さい状態に維持された「機能水」を生成できる。
また、本実施例に係る装置によるろ過作用も強く、処理水が純水に近い状態となるため、溶解性が高くなり、クラスターの小さい状態とあいまって周囲から種々のものを溶かし込む作用が生じ、その後にこの水を使用する装置などに付着した種々の物質が水中に溶解し、装置そのものがきれいになるという作用効果も得られる。このため、本実施例に係る装置の処理水を通した配管の内部がきれいになったり、水の貯蔵槽についた不純物などがなくなり、槽内がきれいになってしまう。このため、装置の洗浄などが省略でき、生産性が向上する。
以上説明したように本実施の形態例によれば、原水を磁場中を通過させると共に、セラミック粒中を通し、また滝状に落下させることにより、磁力、遠赤外線効果、空気混合などの相関作用により、生体水に最も近く、人間や動物の体あるいは植物に最もなじみやすい水といわれているクラスターの小さい水を生成できる。
このため、例えば人が入った後のお風呂の浴槽をそのままにしては、浴槽壁に脂肪分や油分が多くこびりついてしまうが、本実施の形態例のシステムを通した水をたとえ少量でも加えることにより、水中に細かいクラスターを含む水となり、これらの脂肪分などが剥離する。
この細かいクラスターは色々な物質の隙間に滑り込むことができるため、これらの脂肪分や油分の隙間に滑り込む。滑り込んだクラスターは互いにぶっかり合い、はじけあう性質を有する水(活性水)であるため、クラスターが脂肪や油の粒子間に浸入することでこれらが結合力のない粒子に変えられ、自然剥離する。
即ち、これらの分解された物質(脂肪分や油分)は非常に粒子も細かく(軽く)なっているため、浴槽のへりであれば水をかける程度の力で脂肪分や油分が次々と分離して剥離する。
即ち、これらの分解された物質(脂肪分や油分)は非常に粒子も細かく(軽く)なっているため、浴槽のへりであれば水をかける程度の力で脂肪分や油分が次々と分離して剥離する。
さらには、細かくなった脂肪分や油分の粒子は水に溶け込もうとする状態(エマルジョン)となるため、通常、洗剤などを使わないと落ちない、油や脂肪など、クラスターによる活発な運動作用で容易に除去することが可能となる。
このため、本実施の形態例に係る浄水システムで生成した水を水道管などの配管内を通すと、管のつまりの原因となる管壁への付着物や鉄さびやスケール類が剥がれ落ちてくることが確認でき、単に水を通すのみで管の洗浄ができる。
さらに、本実施の形態例のシステムで生成した水は、汚れ、臭気を分解、除去する好気性微生物が繁殖し易い性質が与えられているため、「生物化学的」に汚れや濁り、悪臭を除去する効力をも持ち合わせている。
即ち、嫌気性バクテリアは物を腐らせると同時に悪臭を発生させるバクテリアであるが、「好気性バクテリア」は地球上の食物連鎖や生態系の中で最終的に物を分解してくれる大事な役割を担う生物であり、「好気性バクテリア」を繁殖しやすくすることは、「汚れや老廃物等が腐り、悪臭を放つ方向ではなく、分解・ガス化の方向へ向かわせる」ものであり、老廃物を分解し、最終的には臭いの出ないガスにさせることができる。
このため、本実施の形態例の浄水システムによって浄水活性化された水を使用することにより、風呂、調理場、排水溝、汚水溜め等の汚れや悪臭が解消される。
このため、本実施の形態例の浄水システムによって浄水活性化された水を使用することにより、風呂、調理場、排水溝、汚水溜め等の汚れや悪臭が解消される。
さらに、本実施の形態例によれば、水が中性化する(原水のペーハー(pH)が中性に近づく)ことにより、薬品を使う多くの工場や加工場での苛性ソーダ等の中和剤の使用量を低く抑えることが可能となる。
さらに、溶解性があがることにより、例えば本実施例に係る装置で生成した「機能水」を家畜に与えることにより、豚や牛・ニワトリといった家畜の育成率が促進されたり、肉質をドラスティックに改善することができる。
さらに、磁力や遠赤外線などを取り込むことによって活発な活動を起こす水が生成でき、蒸発圧を低くする効果も確認でき、保水力が持続するため、みずみずしい状態を長く続けることができ、本実施例に係る装置で生成した水で育てた植物の鮮度が長く保てる。
さらに、セラミック粒は、溶岩が噴火してできたときの200度C〜500度Cの温度で太陽光にさらされており、4.0〜8.0μmの波長の電磁波を吸収しており、現在でもこの吸収波長とほぼ同じ電磁波を放射している。このため、本実施例に係る装置に設けた筒の中を通過する水は筒内のセラミック粒から出る4.0〜8.0μmの波長の電磁波を受けることになり、これにより水のクラスターを切断縮小し、細胞膜外液を細胞に付着させて細胞の活性を維持する動・植物の細胞の鮮度や活性化の維持を行なえる水となる。
このため、本実施例の浄水システムで処理した処理水は細胞内に浸透しやすくなっており、Ca2+の細胞内増加を招き、細胞の機能を賦活化させることができ、ひいては人間や動物の身体の細胞の活性化、疾病の治癒、健康・美容の保持といった作用も奏することが可能となる。
10 フィルタ装置
11 原水の注入口
12 処理水の出力口
13 上部空気の排気弁
14,114 排水弁
100 浄水活性化装置
111 処理水の注入口
112 処理水の出力口
113 上部空気の排気弁
121〜126 外筒A〜F
130 上部室
141〜146 内筒A〜内筒F
150 下部室
160 内部室
210 チューブ体
221〜224,301,302 水晶
241,246 ピラミッド型水晶
11 原水の注入口
12 処理水の出力口
13 上部空気の排気弁
14,114 排水弁
100 浄水活性化装置
111 処理水の注入口
112 処理水の出力口
113 上部空気の排気弁
121〜126 外筒A〜F
130 上部室
141〜146 内筒A〜内筒F
150 下部室
160 内部室
210 チューブ体
221〜224,301,302 水晶
241,246 ピラミッド型水晶
Claims (30)
- 処理水に磁力線を照射する磁界発生手段と、
前記処理水をらせん状に回転させながら通過させる少なくとも一部にセラミック部材が充填されているらせん状通過手段と、
前記処理水を滝状にして空気と混合させる混合手段とを備えることを特徴とする浄水活性化システム。 - 前記磁界発生手段は対角状に配列された複数のマグネットを含むことを特徴とする請求項1記載の浄水活性化システム。
- 前記マグネットはリング状チューブ中に内側がS極となるように等間隔で対角状に配設されていることを特徴とする請求項2記載の浄水活性化システム。
- 前記磁界発生手段は側壁に処理水の注入口を備えた円形の上部室中央部に位置決め固定されており、前記マグネットの下部に前記らせん状通過手段の上部開口部が位置していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の浄水活性化システム。
- 前記らせん状通過手段は、長手方向ほぼ中央部でらせん状に分割された筒体を含み、前記筒体の中には前記セラミック部材が充填されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の浄水活性化システム。
- 前記らせん状通過手段は、前記上部室の底部に開口部を有する第1の筒体と、前記第1の筒体の他方開口部に連結された下部室と、前記下部室側壁より前記上部室と前記下部室の間にある内部室の上部側壁に連結する第2の筒体とを有することを特徴とする請求項5記載の浄水活性化システム。
- 前記第1の筒体は左ねじりのらせん状に長手方向に2分割され、前記第2の筒体は右ねじりのらせん状に長手方向に2分割されていることを特徴とする請求項6記載の浄水活性化システム。
- 前記第1の筒体及び前記第2の筒体に充填されているセラミック部材は、やや高温状態で生成された岩石を焼結して生成したセラミック粒体が充填されていることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の浄水活性化システム。
- 前記上部室には、さらに多面カットされた水晶が係止されていることを特徴とする請求項4記載の浄水活性化システム。
- 前記多面カットされた水晶は、4面体水晶、8面体水晶、6面体水晶、12面体水晶の順に円形状に配設されていることを特徴とする請求項9記載の浄水活性化システム。
- 前記各水晶の配設位置は、前記磁界発生手段の発生源間の位置となるように位置決めされていることを特徴とする請求項10記載の浄水活性化システム。
- 前記内部室の少なくとも上部は気密に形成されており、前記混合手段は、前記第2の筒体の前記上部側壁に配設された開口部からの処理水を前記内部室内に滝状に注入する構成を含むことを特徴とする請求項6記載の浄水活性化システム。
- 前記上部室内の最上部と前記下部室内の最下部にピラミッド状水晶を位置決め固定する事を特徴とする請求項6記載の浄水活性化システム。
- 前記下部室よりの出力口に水晶を配設することを特徴とする請求項2記載の浄水活性化システム。
- 前記水晶は、多面体の紫水晶と、多面体のローズピンク水晶と、多面体の透明水晶からなるることを特徴とする請求項14記載の浄水活性化システム。
- さらに前処理として処理水をフィルタリングするフィルタ手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれかに記載の浄水活性化システム。
- 処理すべき水を注入する注入口と、
前記注入口に連結された第1室と、
前記第1室内に等間隔で配設された複数のマグネットと、
前記第1室に一方端部の第1の開口部を有し前記第1室に注入された水を導出する第1の筒と、
前記第1の筒の他方端部の第2の開口部に連結された第2室と、
前記第2室に一方端部の第1の開口部を有し前記第2室に注入された水を導出する第2の筒と、
上部側壁に前記第2の筒の他方端部の第2の開口部が連結され少なくとも上部が気密構造で前記第2の筒の他方端部の第2の開口部より処理すべき水が注入される第3室と、
前記第3室の下部側壁に連結され処理水を取り出す出力口とを備え、
前記第1の筒及び第2の筒内にはセラミック粒が充填されていることを特徴とする浄水活性化システム。 - 前記第1の筒及び第2の筒は長手方向にらせん状に2分割されていることを特徴とする請求項17記載の浄水活性化システム。
- 最上部に前記第1室、中間に前記第3室、最下部に前記第2室をそれぞれ液密に配設し、
前記第1の筒は、前記一方端部の第1の開口部が前記第1室の底面に連結し、前記第3室を貫いて前記他方端部の第2の開口部が前記第2室上部に連結されており、
前記第2の筒は前記第3室外側に沿って配設され、一方端部の第1の開口部が前記第2室側壁に連結され、他方端部の第2の開口部が前記第3室の上部側壁に連結されており、
前記第3室は、少なくとも上部が気密構造で前記第2の筒の第2の開口部より処理すべき水が滝状に注入されることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の浄水活性化システム。 - 更に、前記第1室に等間隔で配設された複数の多面体水晶を備えることを特徴とする請求項17乃至請求項19のいずれかに記載の浄水活性化システム。
- 前記多面体水晶は左回りで4面体、8面体、6面体、12面体の各水晶が配置されていることを特徴とする請求項20記載の浄水活性化システム。
- 前記第1の筒と第2の筒とは互いに異なる向きにねじられてらせん状に分割されていることを特徴とする請求項17乃至請求項21のいずれかに記載の浄水活性化システム。
- 処理水に磁力線を照射し、磁力線を照射した処理水を少なくとも一部にセラミック部材が充填されているらせん状筒体内をらせん状に回転させながら通過させたのち、前記処理水を滝状に空気と混合させることを特徴とする浄水活性化方法。
- 前記磁力線の照射は、対角状に配列された複数のマグネットより発生させる磁力線により行なうことを特徴とする請求項23記載の浄水活性化方法。
- 前記マグネットはリング状チューブ中に内側がS極となるように等間隔で対角状に配設されていることを特徴とする請求項24記載の浄水活性化方法。
- 前記筒体は、長手方向にほぼ中央部でらせん状に分割されており、前記処理水は左ねじりにねじられている第1の筒体と、右ねじりにねじられている第2の筒体の2つの筒体内を回転しながら通過することを特徴とする請求項23乃至請求項25のいずれかに記載の浄水活性化方法。
- 前記第1の筒体及び前記第2の筒体に充填されているセラミック部材は、やや高温状態で生成された岩石を焼結して生成したセラミック粒体であることを特徴とする請求項23又は請求項26記載の浄水活性化システム。
- 更にマグネットと共に多面カットされた水晶を配設した室内に処理水を通過させて磁力線を照射すると共に水晶エネルギーもあわせて処理水に照射することを特徴とする請求項24記載の浄水活性化方法。
- 処理水を多面体の紫水晶と、多面体のローズピンク水晶と、多面体の透明水晶が配置された通路を通過させて出力することを特徴とする請求項23乃至請求項28のいずれかに記載の浄水活性化方法。
- さらに前処理として処理水をフィルタに通すことを特徴とする請求項23乃至請求項29のいずれかに記載の浄水活性化方法。
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