JPWO2003077670A1

JPWO2003077670A1 - Puffed snack and method and apparatus for manufacturing the same

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Publication number: JPWO2003077670A1
Application number: JP2003575730A
Authority: JP
Inventors: 泰介山根; 貴裕三浦; 秀司秋元; 佐藤　俊雄; 俊雄佐藤; 工藤　邦夫; 邦夫工藤
Original assignee: Meiji Seika Kaisha Ltd
Current assignee: Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority date: 2002-03-15
Filing date: 2003-02-03
Publication date: 2005-07-07
Anticipated expiration: 2023-02-03
Also published as: AU2003253153A1; WO2003077670A1; JP4384502B2; TW200305375A

Abstract

形状に個性があり、味や食感等を個性ある内容に仕上げられた膨化スナックとそのような膨化スナックの製造方法及び製造装置を提供する。複数本の糸状の膨化スナック生地が一体的に撚糸された、膨化スナック。また、スナック生地を押し出し、前記押し出されたスナック生地を一定の厚さに維持した後に、逐次該スナック生地の厚さを薄くし、前記薄くされたスナック生地を連続した複数本の糸状の膨化スナック生地に形成し、前記複数本の糸状の膨化スナック生地を撚り集め、前記撚り集められた膨化スナック生地を切断し、前記切断された膨化スナック生地を乾燥することを特徴とする膨化スナックの製造方法。Provided are a puffed snack having a unique shape and finished with a unique content such as taste and texture, and a method and apparatus for producing such puffed snack. A puffed snack in which a plurality of yarn-like puffed snack fabrics are integrally twisted. Further, after extruding a snack dough and maintaining the extruded snack dough to a certain thickness, the thickness of the snack dough is successively reduced, and a plurality of thread-like swollen snacks in which the thinned snack dough is continuously provided A method for producing a puffed snack, comprising forming the dough, twisting and collecting the plurality of thread-like puffed snack dough, cutting the puffed puffed snack dough, and drying the cut puffed snack dough .

Description

技術分野
本発明は膨化スナックとその製造方法及び製造装置に関し、特に糸状の膨化スナック生地が一体的に撚糸された膨化スナック、そのような膨化スナックの製造方法及び装置に関する。
背景技術
従来から、パスタ製品の製造方法として、例えば押出成形するためのエクストルーダーのダイ部にＳ字型に開孔した砲金、又はフッ素樹脂より成るノズルをダイ部に嵌合し、該ノズル孔からパスタ生地を押出し、切断成形によってジェメッリ（Ｇｅｍｅｌｌｉ）タイプのショートパスタ製品が作られていた。
また別の製造方法では、外皮素材は押出しスクリューによる供給装置から供給口を有するシリンダーに圧送され、該圧送された外皮素材はシリンダーの内側下部に設けられた短い漏斗状の固定ノズルリングによって下方に案内され、押し出される。そして、該押し出された外皮素材は、内包材を供給する回転パイプ外側下部に取り付けられた小さい羽根で切断された状態で異なった速度で同方向に回転する内包材を供給するパイプの先端部に取り付けたノズルと外皮素材供給装置の供給口部のアウターノズルの動きにより、内包材を供給するパイプ内部を下降する内包材に外皮素材を均一な厚さに巻き付ける（例えば、特開昭５９−１７９５５号公報（第１〜３頁、第１〜３図）参照。）。
しかしながら、以上のような従来の製造方法によって製造されるジェメッリ（Ｇｅｍｅｌｌｉ）タイプのショートパスタ製品にあっても、内包材の外側を外皮素材によって、等しい厚みに螺旋状に巻き付ける方法であっても、味や食感等を個性ある内容に仕上げることができなかった。
そこで本発明は、形状に個性があり、味や食感等を個性ある内容に仕上げられた膨化スナックとそのような膨化スナックの製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
発明の開示
本発明の目的は、例えば図７、図８、図９に示すように、複数本の糸状の膨化スナック生地が一体的に撚糸された、膨化スナックを提供することである。
このように構成すると、複数本の糸状の膨化スナック生地が一体的に撚糸されていることで、形状に個性があり、味や食感等を個性ある内容に仕上げられた膨化スナックを提供できる。
また、以上の膨化スナックでは、前記糸状の膨化スナック生地の本数は、２本以上であり、１６本以下であるとよい。
このように構成すると、前記糸状の膨化スナック生地の本数を、２本以上であり、１６本以下とすることで、例えば外観的に魅力のある膨化スナックを提供できる。
さらに、以上の膨化スナックでは、水分含有量が３〜０．１重量％であるとよい。このように構成すると、例えば食感に魅力のある膨化スナックを提供できる。
本発明の目的は、例えば図６に示すように、スナック生地を押し出し；前記押し出されたスナック生地を連続した複数本の糸状の膨化スナック生地に形成し；前記複数本の糸状の膨化スナック生地を撚り集め；前記撚り集められた膨化スナック生地を切断し；前記切断された膨化スナック生地を乾燥することを特徴とする膨化スナックの製造方法を提供することである。
このように構成すると、スナック生地を連続した複数本の糸状の膨化スナック生地に形成し、前記複数本の糸状の膨化スナック生地を撚り集め、切断し、乾燥することで、形状に個性があり、味や食感等を個性ある内容に仕上げられた膨化スナックを製造する膨化スナックの製造方法を提供できる。
また、以上の膨化スナックの製造方法では、前記押し出されたスナック生地を連続した複数本の糸状の膨化スナック生地に形成する前に、前記押し出されたスナック生地を一定の厚さに維持した後に、逐次該スナック生地の厚さを薄くするようにするとよい。
本発明の目的は、例えば図１、図２に示すように、スナック生地を押出すエクストルーダー１と；前記スナック生地が押出される固定中空筒７と；固定中空筒７とにより空隙９を形成する固定中心棒８と；固定中心棒８の外周面を摺動する如く嵌装し、且つ固定中心棒８に対して垂直方向に開口している複数個の凹部１１を有する回転ノズル１２と；回転ノズル１２で形成された複数本の糸状の膨化スナック生地を撚り集めて、引き込みながら切断する切断装置４と；前記切断された膨化スナック生地を乾燥する乾燥機５とを備える膨化スナック製造装置１００を提供することである。
このように構成すると、エクストルーダー１と、固定中空筒７、固定中心棒８と、回転ノズル１２とにより、例えば、エクストルーダー１により押出されたスナック生地を、固定中空筒７と、固定中心棒８とにより形成された空隙９を通過させ、回転ノズル１２の複数個の凹部１１から押出すことで、複数本の糸状の膨化スナック生地を形成できる。さらに、切断装置４により、回転ノズル１２で形成された複数本の糸状の膨化スナック生地を撚り集めて、引き込みながら切断し、切断された膨化スナック生地を、乾燥機５により乾燥することで、形状に個性があり、味や食感等を個性ある内容に仕上げられた膨化スナックを製造する膨化スナック製造装置を提供できる。
また、以上の膨化スナック製造装置１００では、回転ノズル１２と一体的に固定中心棒８の末端部１８を軸として、該軸の外周を回転する回転中空筒１３を備え；回転ノズル１２で形成された複数本の糸状の膨化スナック生地は回転中空筒１３内に押し出された後に撚り集められるように構成するとよい。
さらに、以上の膨化スナック製造装置１００では、固定中空筒７と固定中心棒８とによって形成された空隙９は、スナック生地の進む方向に一定の厚さを有した後に逐次狭くなるように形成するとよい。
本発明の目的は、例えば図１、図２に示すように、スナック生地を押出す開口部の形成されたエクストルーダー１と；一方の端部に、エクストルーダー１の開口部と接合する開口部が形成され、他の一方の端部に、口径が絞り込まれた開口部が形成された固定中空筒７と；固定中空筒７内に装入され、固定中空筒７との間に空隙９を設ける固定中心棒８と；固定中心棒８の外周面を摺動する如く嵌装された、複数個の凹部１１を有する回転ノズル１２と；回転ノズル１２と列設して一体的に連結し、固定中心棒８を軸として、該軸の外周を回転する回転中空筒１３とを備える膨化スナック製造装置１００を提供することである。
このように構成すると、エクストルーダー１と、固定中空筒７、固定中心棒８と、回転ノズル１２と、回転中空筒１３とにより、例えば、エクストルーダー１により押出されたスナック生地を、固定中空筒７と、固定中心棒８とにより形成された空隙９を通過させ、回転ノズル１２の複数個の凹部１１から回転中空筒１３内に押出すことで、形状に個性があり、味や食感等を個性ある内容に仕上げられた膨化スナックを製造する膨化スナック製造装置を提供できる。
また、以上の膨化スナック製造装置１００では、固定中心棒８は、径を狭めて形成された末端部１８を有し；回転中空筒１３は、固定中心棒８の末端部１８を軸として、該軸の外周を回転するように構成され；回転ノズル１２で形成された複数本の糸状の膨化スナック生地は回転中空筒１３内に押し出された後に撚り集められるように構成するとよい。
また、以上の膨化スナック製造装置１００では、回転ノズル１２の複数個の凹部１１は、固定中空筒７の前記口径が絞り込まれた開口部側に形成された空隙９より、固定中心棒８の径方向にさらに狭い空隙１０を形成するとよい。
また、以上の膨化スナック製造装置１００では、固定中空筒７の前記口径が絞り込まれた開口部側の部位の内面と同一面に嵌合した固定シール１７と；固定シール１７と、回転ノズル１２との間に、回転ノズル１２に嵌合し、固定シール１７と互に摺動するシール１６と；シール１６を押圧する弾性体２２と；弾性体２２を係止する加圧調整ナット２３と；回転ノズル１２と、シール１６と、回転中空筒１３と、弾性体２２と、加圧調整ナット２３とを一体に収納する回転ダイ１９とを備えるとよい。
さらに、以上の膨化スナック製造装置１００では、回転ダイ１９を回転駆動する外部駆動装置２０を備え；回転ダイ１９は、外周に嵌入したギアー２１を有し；外部駆動装置２０は、ギアー２１を介して回転ダイ１９を回転可能に構成されている。
また、以上の膨化スナック製造装置１００では、回転中空筒１３と連通し、回転ノズル１２で形成された複数本の糸状の膨化スナック生地を切断する切断装置４と；前記切断された膨化スナック生地を乾燥する乾燥機５とを備えるとよい。
本発明の目的は、例えば図１に示すように、以上いずれかの膨化スナック製造装置１００を始動し；前記始動した膨化スナック製造装置１００にスナック用の原料を供給する、膨化スナックの製造方法を提供することである。
本発明の目的は、例えば図６に示すように、スナック生地がエクストルーダーを介して固定中空筒と固定中心棒とによって形成された空隙に押出され；一定の厚さの該空隙を進んだ後、逐次狭く成る狭い空隙に於て該スナック生地の厚さを薄くし、固定中心棒の外周面を摺動する如く嵌装し、且つ該固定中心棒に対して垂直方向に開口している複数個の凹部を有する回転ノズルから連続した複数本の糸状の膨化スナック生地を形成し；該回転ノズルと一体的に固定中心棒の末端部を軸として、該軸の外周を回転する回転中空筒内に押出され；切断装置に引き込まれながら複数本の糸状の該膨化スナック生地を撚り集めて切断し、乾燥する、膨化スナックの製造方法を提供することである。
本発明の目的は、例えば図１、図２に示すように、エクストルーダー１と固定中空筒７の開口部とを接合せしめ、該固定中空筒７の他の一方の端部開口径が絞り込まれている構造の固定中空筒７と；該固定中空筒７内に装入され、該固定中空筒７との間に空隙９を設ける固定中心棒８と；該固定中空筒７の該一方の端部開口径が絞り込まれている部位の内面と同一面に嵌合した固定シール１７と；該固定中空筒７の該一方の端部開口径が絞り込まれている部位に狭い空隙１０を有して径を狭めた該固定中心棒８の外周面を摺動する如く嵌装している複数個の凹部１１を有する回転ノズル１２と；該固定シール１７と該回転ノズル１２との間に該回転ノズル１２に嵌合しているシール１６と；該固定シール１７と互に摺動する該シール１６を押圧する加圧調整ナット２３で係止した弾性体２２と；該回転ノズル１２と列設して一体的に連結し、且つ径を狭めた該固定中心棒８の末端部１８を軸として、該軸の外周を回転する回転中空筒１３と；該凹部１１を有する該回転ノズル１２、該シール１６、該回転中空筒１３、該弾性体２２及び該加圧調整ナット２３とを一体に収納する回転ダイ１９とを備え；さらに、外部駆動装置２０で該回転ダイ１９の外周に嵌入したギアー２１を介して該回転ダイ１９を回転可能とした構造体と；該回転中空筒１３と連通した切断装置４と；乾燥機５とを備える膨化スナック製造装置を提供することである。
この出願は、日本国で２００２年３月１５日に出願された特願２００２−７１７０９に基づいており、その内容は本出願の内容として、その一部を形成する。
また、本発明は以下の詳細な説明によりさらに完全に理解できるであろう。本発明のさらなる応用範囲は、以下の詳細な説明により明らかとなろう。しかしながら、詳細な説明及び特定の実例は、本発明の望ましい実施の形態であり、説明の目的のためにのみ記載されているものである。この詳細な説明から、種々の変更、改変が、本発明の精神と範囲内で、当業者にとって明らかであるからである。
出願人は、記載された実施の形態のいずれも公衆に献上する意図はなく、開示された改変、代替案のうち、特許請求の範囲内に文言上含まれないかもしれないものも、均等論下での発明の一部とする。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
複数本の糸状の膨化スナック生地が撚り集まって切断、乾燥、必要により味付けをした全体が撚糸状を呈する膨化スナックとその製造方法及び装置を以下に説明する。
図１に示す１軸又は２軸のエクストルーダー１のホッパー２より原料を投入し糊化せしめてスナック生地を得、膨化スナック生地成形装置３によって複数本の糸状の膨化スナック生地を押出し、複数本の糸状の該膨化スナック生地を撚り集めて、全体が撚糸状を呈した膨化スナックは、切断装置４によって引き込まれながら適宜寸法に切断される事によって得る。次に、乾燥機５に於いて水分含有量２重量％程度にまで乾燥し、最後に味付け装置６にて必要に応じて味付けを行い最終製品である膨化スナックを得る。なお、ここでは、後述の回転ノズル１２で膨化する前をスナック生地、膨化した後を膨化スナック生地、乾燥機５で乾燥した後を膨化スナックと呼ぶ。
上記、図１に示す膨化スナック生地成形装置３を拡大した図２、図３、図４、図５を用いて以下、その構造と作用機序について説明する。
スナック生地は図１のエクストルーダー１を介して図２の固定中空筒７と固定中心棒８とによって形成された空隙９に押出され、該空隙９を逐次狭く成る狭い空隙１０により該スナック生地の厚さを薄くし、固定中心棒８の外周面を摺動する如く嵌装して、且つ該固定中心棒８に対して垂直方向に開口している複数個の凹部１１を有する回転ノズル１２より連続した複数本の糸状の膨化スナック生地を形成し、該回転ノズルと一体的に該固定中心棒８を軸として、該軸の外周を回転する回転中空筒１３内に押出される。該回転中空筒１３は糸状の膨化スナック生地が押出される該回転ノズル１２の面に嵌合・列設しており、該回転ノズルと同じ角速度で回転する。該回転ノズル１２から押出された連続した複数本の糸状の膨化スナック生地は図１の切断装置４よって引き込まれながら複数本の糸状の該膨化スナック生地を撚り集めて切断し、乾燥することにより膨化スナックを得る。
以下、膨化スナックとそのような膨化スナックの製造方法及び製造装置について、さらに詳細に説明する。
図１は、本発明の実施の形態に係る膨化スナック製造装置１００の概略を示す図である。膨化スナック製造装置１００は、スナック生地を押出すエクストルーダー１と、エクストルーダー１より押し出されるスナック生地を、複数本の糸状の膨化スナック生地に成形する膨化スナック生地成形装置３と、膨化スナック生地成形装置３により成形された複数本の糸状の膨化スナック生地を引き込みながら切断する切断装置４と、前記切断された膨化スナック生地を乾燥する乾燥機５と、前記乾燥された膨化スナック生地に味付けを行なう味付け装置６とを含んで構成される。以下、各構成について説明する。
さらに、膨化スナック製造装置１００は、エクストルーダー１にスナック用の原料を供給する原料供給装置２ａを備えている。原料供給装置２ａは、原料を収納し、収納した原料をエクストルーダー１へ供給するホッパ２と、ホッパ２へ定量的に原料を供給する不図示の定量フィーダーとを含んで構成される。ホッパ２は、およそ、後述のバレル２５の後端（図中左端）の上方に配置されており、重力を利用してバレル２５へ原料を供給できるように構成されている。
ここで、エクストルーダー１について説明する。エクストルーダー１としては、１軸又は２軸のエクストルーダーが使用可能であり、さらに、原料の摩擦による自己発熱タイプ、又は加熱装置付きのタイプが使用可能である。ここでは、図１に示すような、エクストルーダー１の後述のバレル２５に加熱装置を装着したものを用いた場合で説明する。
また、エクストルーダー１は、１軸のもの、２軸のものいずれも使用可能である。ここでは、２軸のものを用いた場合で説明する。２軸のエクストルーダーは、後述のスクリュー２６を２本有したものであり、１軸のものと比較して原料のせん断力、混錬力、搬送能力に優れているものである。
また、エクストルーダ１は、回転可能に取り付けられたスクリュー２６と、スクリュー２６の外周と僅かなクリアランスをもってスクリュー２６を覆うケーシングとしてのバレル２５とを備えている。また、バレル２５と、スクリュー２６とは、原料を加圧する加圧部を構成している。僅かなクリアランスは、好ましくは０．５ｍｍ程度以下である。スクリュー２６は、前述の通り２本である。２本のスクリュー２６は、水平方向（図中奥行方向）に平行に設けられ、互いに咬合している状態でバレル２５内に収容されている。２本のスクリュー２６は、後述の駆動部２７により同方向に回転駆動される。スクリュー２６は、スクリュー２６の回転軸方向に原料を押出すことにより加圧する。また、回転により、原料と水とを混錬する。原料は、例えば、液体（水、油等）を使って、又は原料そのものにもともと含まれる液体で、バレル２５内で加圧、混練、せん断等の加工を受けてスナック生地となる。
また、バレル２５は、１つゾーン、又は１つゾーンを複数組合わせて形成されている。図示は、一例として４ゾーンから形成されているものを示している。バレル２５は、各ゾーン毎に、例えば温度を変えることができるように構成されている。さらに、バレル２５は、後端部に、原料の供給を受ける原料取込口と、水の供給を受ける水取込口とを有している。バレル２５には、原料取込口から後述のホッパ２により原料が、水取込口から水が供給される。なお、本実施の形態で用いるスクリュー２６及びバレル２５は、食品加工専用に設計されたものであり、特に膨化スナックの製造に適した仕様のものである。
さらに、エクストルーダ１は、スクリュー２６を回転駆動する駆動部２７を備えている。駆動部２７は、バレル２５の後端に配置され、スクリュー２６の後端が接続されている。駆動部２７は、スクリュー２６の回転を可変させて駆動することができるように例えばインバータモータを有する。駆動部２７は、例えば、２００〜４００ｒｐｍでスクリュー２６を回転駆動することができる。
なお、エクストルーダー１のホッパー２に投入される原料は、例えば、穀類、穀粉、根菜類粉、豆類粉等が主原料である。さらに、主原料に、必要により乳製品、糖類、色素、香味料等を加えたものを原料とする。エクストルーダー１は、この原料に、更に適宜量の水又は油又は両方を添加して糊化し、スナック生地とする。
また、穀類、穀粉としては小麦粒、小麦粉、ライ麦粒、ライ麦粉、コーングリッツ、コーン粉、コーンスターチ等が挙げられ、根菜類粉としてはポテトフレーク、マッシュポテト、サツマイモ粉等が挙げられ、豆類粉としては大豆粉、大豆蛋白粉、アズキ粉、グリーンピース粉等が挙げられる。これらの内、少なくとも一種以上を適宜選択混合して使用する。
また、エクストルーダー１には、スナック生地を押出す開口部が形成されている。さらに、前記開口部には、外部装置、例えば後述の固定中空筒７の開口部を、エクストルーダー１の開口部に接合できるダイ部Ｂが形成されている。
膨化スナック生地成形装置３は、エクストルーダー１よりスナック生地が押出される固定中空筒７と、固定中空筒７とにより空隙９を形成する固定中心棒８と、固定中心棒８の外周面を摺動する如く嵌装し、且つ固定中心棒に対して垂直方向に開口している複数個の凹部１１（図２参照）を有する回転ノズル１２とを含んで構成される。固定中空筒７には、一方の端部に、エクストルーダー１の開口部と接合する開口部が形成され、他の一方の端部に、口径が絞り込まれた開口部が形成されている。なお、口径が絞り込まれた開口部は、例えば、エクストルーダー１の開口部と接合する開口部と比較して絞り込まれている。なお、膨化スナック生地成形装置３については、図２で詳述する。
また、切断装置４は、後述の回転中空筒１３（図２参照）と連通し、回転ノズル１２で形成された複数本の糸状の膨化スナック生地を切断するように構成される。さらに、切断装置４は、回転ノズル１２で形成された複数本の糸状の膨化スナック生地を撚り集めて、引き込みながら切断するように構成されている。また切断装置４の有する切断刃は、後述の回転ノズル１２の回転方向と交叉する如く回転する。なお、切断装置４は、複数本の糸状の膨化スナック生地が、直線状に引き込まれる事により撚り集められ、撚糸状を呈して切断されるように構成される。
また、図３（ａ）の斜視図に示すように、固定中心棒８は固定中空筒７と一体と成っているエクストルーダー１側のダイ部Ｂに固定されている。固定部位１４にはエクストルーダー１にて糊化して得たスナック生地が通過可能な孔１５が多数穿孔されていると共に固定中心棒８の一端を支承固定している。さらに言えば、固定中心棒８は固定部位１４を介してエクストルーダー１のダイ部Ｂ、即ち開口部に対応するように取り付けられている。また、固定中空筒７は固定部位１４を介してエクストルーダー１のダイ部Ｂ、即ちエクストルーダー１の開口部と、固定中空筒７の開口部とが対応するように取り付けられている。さらに、図３（ｂ）のＸ−Ｘ線断面図に示すように、固定部位１４に形成された多数の孔１５は、固定中心棒８と固定中空筒７とにより形成された空隙９に対応するように、固定中心棒８の外周近傍に円周配分状に形成されている。即ち、エクストルーダー１の開口部より押し出されたスナック生地は、固定部位１４の孔１５を通過し、空隙９へ押し出されるように構成されている。
図２の断面図を参照して、膨化スナック生地成形装置３についてさらに説明する。図２は、図１の破線円部分を拡大した断面図である。なお図２では、固定中心棒８を断面にせずに示してある。固定中心棒８は、固定中空筒７内に装入され、固定中空筒７との間に空隙９を設けている。さらに、固定中空筒７と固定中心棒８とによって形成された空隙９は、スナック生地の進む方向（図中矢印方向Ａ）に一定の厚さを有した後に逐次狭くなるように形成されている。これにより、固定中空筒７の口径が絞り込まれた開口部側に、エクストルーダー１と接合する側の開口部近傍の空隙９より狭い空隙１０を形成している。
さらに膨化スナック生地成形装置３は、回転ノズル１２と列設して一体的に連結し、固定中心棒８を軸として、該軸の外周を回転する回転中空筒１３を有している。また、固定中心棒８は、その径を狭めて形成された末端部１８を有している。さらに、回転中空筒１３は、回転ノズル１２と一体的に固定中心棒８の末端部１８を軸として、該軸の外周を回転するように構成されている。なお、回転ノズル１２と回転中空筒１３は同じ角速度で一体的に固定中心棒８の末端部１８を軸として、該軸の外周を回転する。さらに、回転ノズル１２で形成された複数本の糸状の膨化スナック生地は、回転中空筒１３内に押し出された後に撚り集められるように構成されている。
また、回転ノズル１２の複数個の凹部１１は、固定中空筒７の口径が絞り込まれた開口部側に形成された空隙１０より、固定中心棒８の径方向にさらに狭い空隙を形成している。なお、回転ノズル１２の凹部１１の個数が、後述の糸状の膨化スナック生地の本数に対応する。即ち、成形したい糸状の膨化スナック生地の本数により、凹部１１の個数が決まることになる。
また、回転ノズル１２の形成される凹部１１の個数は、好ましくは２個以上であり、１６個以下であるとよい。即ち、糸状の膨化スナック生地の本数が、好ましくは２本以上であり、１６本以下であるとよい。このようにすると、例えば外観に魅力のある膨化スナックを得ることができる。ところで、製造される膨化スナックは、糸状の膨化スナック生地の本数が２本以上でないと、外観的に単調で魅力に乏しくなる。また１７本以上では、生地全体を見たときに膨化スナック生地の１本あたりが相対的に細くなりすぎ、外観状は１本のように見えてくるため魅力に乏しくなる。このため、上記のような糸状の膨化スナック生地の本数とすることで、外観に魅力のある膨化スナックを得ることができる。
また、膨化スナック生地成形装置３は、固定中空筒７の口径が絞り込まれた開口部側の部位の内面と同一面に嵌合した固定シール１７と、固定シール１７と、回転ノズル１２との間に、回転ノズル１２に嵌合し、固定シール１７と互に摺動するシール１６とを有している。回転ノズル１２の複数個の凹部１１での膨化前のスナック生地押入側には、前述のように狭い空隙１０が設けられている。この近傍、即ち固定中空筒７の末端内部開口部には、固定シール１７の開口部を嵌合している。また、固定シール１７の開口部と摺動する同一内径のシール１６が、回転ノズル１２に嵌合している。
さらに、膨化スナック生地成形装置３は、固定中空筒７内の温度を調整できる温度調整装置７ａ（図１参照）を有している。温度調整装置７ａは、例えば、固定中空筒７の外周に取り付けられたヒータである。
また、該固定中空筒７の口径が絞り込まれた開口部側の部位の内面には、該回転ノズル１２に嵌合しているシール１６と同一開口口径の固定シール１７が嵌合されて回転することなく固定されている。
一方、該回転ノズル１２の複数個の該凹部１１での糸状の膨化スナック生地が押出される側には、既述した如く該回転ノズル１２と同じ角速度で一体的に、固定中心棒８の末端部１８を軸として、該軸の外周を回転している回転中空筒１３が該回転ノズル１２と列設されている。該回転中空筒１３の該回転ノズル１２側の一部は、該回転ノズル１２に嵌合されている。
また図４の図２のＹ−Ｙ線断面図に示すように、径を狭めた該固定中心棒８に摺動する該回転ノズル１２の内周を切欠して設けた複数個の凹部１１が有る。また、該切欠して設けた複数個の凹部１１の形状は、例えば半円形、半楕円形等の任意の凹型形状が好ましい。なお、図示では凹部１１の個数は、８個の場合で示している。さらに、該回転ノズル１２は後述する回転ダイ１９内に収納されている。
また、図５の図２のＺ−Ｚ線断面図に示すように、固定中心棒８の末端部１８を軸として、該軸の外周を回転している回転中空筒１３は、該回転ノズル１２の端部の一部に嵌合され、後述する回転ダイ１９内に収納されている。また、回転ノズル１２の回転を速くする事により、糸状の膨化スナック生地の一定距離間の撚糸回数を増やした膨化スナックが得られる。また回転ノズル１２の内周に切欠して設けた複数個の凹部１１の個数を増やす事により、撚り合わされる糸状の膨化スナック生地の本数を増やした膨化スナックが得られる。
図２に戻ってさらに説明する。さらに、膨化スナック生地成形装置３は、シール１６を押圧する弾性体２２と、弾性体２２を係止する加圧調整ナット２３と、回転ノズル１２と、シール１６と、回転中空筒１３と、弾性体２２と、加圧調整ナット２３とを一体に収納する回転ダイ１９とを備えている。回転中空筒１３と回転ノズル１２は、回転ダイ１９に収納されている弾性体２２によって押圧されてシール１６と固定シール１７とが摺動する摺動面からのスナック生地の漏出を防止している。弾性体２２は、回転中空筒１３の外周を囲む如く装入されている。また弾性体２２の材形は、例えばスプリング、さらばね座金（ｃｏｎｉｃａｌｓｐｒｉｎｇｗａｓｈｅｒ）等が挙げられる。弾性体２２は、更に加圧調整ナット２３によって、シール１６を押圧している。さらに言えば、弾性体２２は、加圧調整ナット２３によって、回転中空筒１３、回転ノズル１２を介してシール１６を押圧している。
また、膨化スナック生地成形装置３は、回転ダイ１９を回転駆動する外部駆動装置２０を備えている。また回転ダイ１９は、外周に嵌入したギアー２１を有している。さらに外部駆動装置２０は、ギアー２１を介して回転ダイ１９を回転可能に構成されている。外部駆動装置２０は、回転ダイ１９を、回転ダイ１９の外周に嵌入したギアー２１介して回転する。また、回転ダイ１９と固定中空筒７との間には、軸受２４が設けられている。回転ダイ１９は、軸受２４により、固定中空筒７の外周壁を支承回転する。さらに、固定中空筒７の外周壁にて支承回転する回転ダイ１９内にはシール１６・回転ノズル１２・回転中空筒１３・弾性体２２・加圧調整ナット２３が前述した構造を呈して列設されて回転ダイ１９と一体と成って回転する。
さらに、膨化スナック生地成形装置３は、回転ダイ１９をその回転軸の軸方向に固定する固定部２９を軸受２４の軸方向両側に備えている。ここでは、固定部２９は、固定中空筒７に取り付けられている。但し、固定部２９の少なくとも一方（図中左側の固定部２９）は、固定中空筒７と一体に形成してもよい。また、固定部２９は、軸受２４を介して回転ダイ１９をその回転軸の軸方向に固定している。回転ダイ１９は、例えばスナック生地が押し出されることによる圧力や、弾性体２２の押圧力によりスラスト荷重即ち回転軸の軸方向の荷重を受けるが、軸受２４、固定部２９を介して、そのような荷重を、固定中空筒７で支えることができる。
ここで、図６を参照して、適宜図１を参照して、膨化スナック製造装置１００の作用について説明する。まず、膨化スナック製造装置１００を始動し（Ｓ１）、始動した膨化スナック製造装置１００にスナック用の原料を供給する（Ｓ３）。具体的には、ホッパ２に収納された原料を、エクストルーダー１に供給する。そして、エクストルーダー１によりスナック生地を押し出す（Ｓ５）。エクストルーダー１に供給された原料は、バレル２５内でスクリュー２６により、加圧、混練、せん断等の加工を受けて糊化したスナック生地となり、開口部より押し出される。
膨化スナック製造装置１００は、エクストルーダー１にて糊化して得たスナック生地を、固定中空筒７と固定中心棒８との間に設けた空隙９に押出す。そして、膨化スナック製造装置１００は、空隙９へ押し出されたスナック生地を、一定の厚さに維持した後に、逐次スナック生地の厚さを薄くする（Ｓ７）。さらに言えば、スナック生地の押出方向（図２中矢印方向Ａ）に向けて固定中空筒７のみ又は固定中心棒８と共に口径が逐次狭く成る狭い空隙１０によってスナック生地の厚さを薄くする。スナック生地を一定の厚さに維持すると生地の均一化を図ることができるが、一定の厚さに維持する区間は短くてもよく、また実質的に一定の厚さに維持することなく逐次厚さを薄くしてもよい。
次に、膨化スナック製造装置１００は、薄くされたスナック生地を連続した複数本の糸状の膨化スナック生地に形成する（Ｓ９）。さらに言えば、空隙１０で厚さを薄く成したスナック生地は、回転ノズル１２（図２参照）により、回転ノズル１２の内周に切欠して設けた複数個の凹部１１から押出されて連続した糸状の膨化スナック生地と成る。そして膨化スナック製造装置１００は、この複数本の糸状の膨化スナック生地を撚り集める（Ｓ１１）。形成された複数本の糸状の膨化スナック生地は、回転中空筒１３に押出され、切断装置４により引き込まれながら、撚り集められて切断される（Ｓ１３）。そして、切断された膨化スナック生地を乾燥する（Ｓ１５）。
切断装置４の切断刃は、回転中空筒１３の回転方向と交叉する如く回転する。切断装置４によって複数本の糸状の膨化スナック生地は、直線状に引き込まれる事により撚り集められ、撚糸状を呈して切断される。
また、切断装置４は、回転中空筒１３内から連続した複数本の糸状の膨化スナック生地を、引き込む事により撚り集め、同時に任意の寸法に切断する。
なお、切断直後の膨化スナック生地は、水分８〜１５重量％、好ましくは水分１０〜１２重量％を有している。そして乾燥することにより水分３〜０．１重量％、好ましくは水分２〜０．５重量％にする。さらに、乾燥後の膨化スナックには、味付け装置６で必要により味付けを行い、最終製品である膨化スナックを得る。
ここで、膨化スナック製造装置１００を用いて行なった実施例を示す。
実施例１
小麦粉９０重量部、脱脂粉乳３重量部、砂糖３重量部、油脂３重量部を高速回転ミキサーであるカッターミキサー（（株）愛工舎製作所製：２５Ｓ型）に投入して混合し、スナック用の原料を得た。
該スナック用の原料を定量フィーダー（ＴＺエンジニアリング（株）製）を用いて、予め図１に示すＬ／Ｄ＝１７の２軸エクストルーダー（東芝機械（株）製：ＴＥＭ５０Ｂ型）のホッパー２に４５ｋｇ／時間の割合で連続投入し、該２軸エクストルーダー１のバレル２５の温度を電熱ヒーターによりホッパー２側より１ゾーン：１３０℃、２ゾーン：１４０℃、３ゾーン：１５０℃、４ゾーン：１５５℃、固定中空筒７：１５５℃に設定し、加水量６リットル／時間、エクストルーダーのスクリュー２６を２３０ｒｐｍで回転し、原料を糊化してスナック生地を得た。なお、Ｌ／Ｄ（Ｌｅｎｇｔｈ（長さ）／Ｄｉａｍｅｔｅｒ（直径））は、Ｌがスクリューの溝のある部分の長さであり、Ｄがスクリューの直径である。
次に、上記の糊化されたスナック生地を、図１に示す固定中空筒７と固定中心棒８により作られた空隙９に押出し、続いて狭い空隙１０に至り回転ノズル１２の凹部１１に到達させる。
また、図２に示す回転ノズル１２の回転速度は６５ｒｐｍとする。回転ノズル１２は、その内周に４５度間隔に直径１ｍｍの半円凹部１１を設ける。即ち、回転ノズル１２には、８個の半円凹部１１が形成される。このような回転ノズル１２にスナック生地を通過させる事により膨化させ、連続した８本の糸状の膨化スナック生地を得た。
そして、上記の連続した８本の糸状の膨化スナック生地を、回転ノズル１２と同じ角速度で回転する回転中空筒１３の末端開口部より押出すと同時に、切断装置４であるロータリーカッター（葵精機（株）製）により引き込みながら撚り集め、長さ１２．５ｃｍに切断した。
なお、該切断した後（乾燥前）の膨化スナック生地の水分は１１重量％であった。その後、その膨化スナック生地を熱風乾燥機（（株）フジマック製ＦＧＪ０５型）を用いて、１５０℃の熱風で１３分間乾燥した。その結果、膨化スナックの水分は２重量％であった。
さらに、該乾燥した膨化スナックを、ドラムコーター（（有）飯田製作所製：ドラムコーター）に供給し、該ドラムコーター内で、乾燥後の膨化スナック８０重量部に対して、パーム油１８重量部にコンソメシーズニング（日研フード（株）製：コンソメパウダーＭＳ）７重量部を懸濁した調味シーズニング油２５重量部の比率で、二流体噴霧機として定量噴霧装置（ＴＺエンジニアリング（株）製：ＭＳ型）を使用して、転動させながら、味付けし、８本を撚糸した膨化スナックを得た。
図７に、これにより得た膨化スナックの外観を示す。
実施例２
小麦粉７０重量部、ハイアミロースコーンスターチ２０重量部、乳糖１５重量部を高速回転ミキサーであるカッターミキサー（（株）愛工舎製作所製２５Ｓ型）に投入して混合し、スナック用の原料を得た。
図１に示すＬ／Ｄ＝１７の２軸エクストルーダー（東芝機械（株）社製：ＴＥＭ５０Ｂ型）のバレル２５の温度をホッパー２側より１ゾーン：１３０℃、２ゾーン：１４０℃、３ゾーン：１５０℃、４ゾーン：１６０℃、固定中空筒７：１７０℃に設定された状態で、エクストルーダー１のスクリュー２６を２７０ｒｐｍで回転した。以下、実施例１に記載の方法により、該スナック用の原料を該２軸エクストルーダー（東芝機械（株）社製：ＴＥＭ５０Ｂ型）１のホッパー２に１００ｋｇ／時間の割合で連続投入し、加水量７リットル／時間の比率で加水しながら原料を糊化してスナック生地を得た。
次に、上記の糊化されたスナック生地を、図１に示す固定中空筒７と固定中心棒８により作られた空隙９に押出し、続いて狭い空隙１０に至り回転ノズル１２の凹部１１に到達させる。
また、図２に示す回転ノズル１２の回転は２７０ｒｐｍとする。回転ノズル１２は、その内周に４５度間隔に直径２ｍｍの半円凹部１１を設ける。即ち、回転ノズル１２には、８個の半円凹部１１が形成される。このような回転ノズル１２にスナック生地を通過させる事により膨化させ、連続した８本の糸状の膨化スナック生地を得た。
そして、上記の連続した８本の糸状の膨化スナック生地を、回転ノズル１２と同じ角速度で回転する回転中空筒１３の末端開口部より押出すと同時に、切断装置４であるロータリーカッター（葵精機（株）製）により引き込みながら撚り集め、長さ１２．５ｃｍに切断して、水分１２重量％の膨化スナックを得た。
以下、実施例１に記載の方法で、水分１２重量％の膨化スナックを乾燥し、水分２重量％の膨化スナックを得、味付けをし、８本を撚糸した膨化スナックを得た。
図８に、これにより得た膨化スナックの外観を示す。
実施例３
コーングリッツ２０重量部、エンドウ豆グリッツ６０重量部、食塩３重量部、を自転して公転する回転翼を有するミキサー（関東混合機工業（株）製ＳＳ型１５１型）に投入し、混合して、水分含量を１５重量％に調整し、スナック用の原料を得た。
該スナック用の原料を定量フィーダー（（株）クマエンジニアリング製：ＷＩ５３１９０型）を用いて、Ｌ／Ｄ＝３の自己発熱タイプの１軸エクストルーダー（葵精機（株）製：ＥＸＬ型）を用い、固定中空筒７を１８０℃にし、エクストルーダーのスクリュー２６を２５０ｒｐｍで回転し、該１軸エクストルーダーのホッパー２に５０ｋｇ／時間の割合で連続投入し、糊化したスナック生地を得た。
次に、上記糊化したスナック生地を、図１に示す固定中空筒７と固定中心棒８により作られた空隙９に押出し、続いて狭い空隙１０に至り回転ノズル１２の凹部１１に到達させる。
また、図２に示す回転ノズル１２の回転は６５０ｒｐｍとする。回転ノズル１２は、その内周に３０度間隔に直径１ｍｍの半円凹部１１を設ける。即ち、回転ノズル１２には、１２個の半円凹部１１が形成される。このような回転ノズル１２にスナック生地を通過させる事により膨化させ、連続した１２本の糸状の膨化スナック生地を得た。
そして、上記の連続した１２本の糸状の膨化スナック生地を、回転ノズル１２と同じ角速度で回転する回転中空筒１３の末端開口部より押出すと同時に、切断装置４であるロータリーカッター（葵精機（株）製）により引き込みながら撚り集め、長さ１０．０ｃｍに切断した。該切断した後（乾燥前）の膨化スナックの水分は１０重量％であった。
以下、実施例１に記載の方法で、乾燥前の膨化スナックを乾燥して水分１．８重量％とし、味付けを実施して、１２本を撚糸した膨化スナックを得た。
図９に、これにより得た膨化スナックの外観を示す。
以上のような、各実施例の結果では、いずれの場合も、複数本の糸状の膨化スナックが１つに撚糸した外観に魅力のある形状の膨化スナックを得ることができた。
以上のように、本実施の形態の膨化スナック製造装置１００は、１軸又は２軸エクストルーダーから糊化して得られるスナック生地を効率よく複数の糸状に押出し、効率よく且つ美形な１つに撚糸した形状の膨化スナックを製造することができる。
本実施の形態の膨化スナックによれば、パスタ、パン、スナック等の食料品類に比べて、その形状を個性あるものにすることができるので、味や食感等を個性ある内容に仕上げることができ、さらに魅力ある商品とすることができる。
以上、実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
産業上の利用可能性
本発明は形状に個性があり、味や食感等を個性ある内容に仕上げられた膨化スナックとそのような膨化スナックの製造方法及び製造装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図１は、本発明の実施の形態における膨化スナック製造装置の全体を示す概略断面図である。
図２は、図１の膨化スナック生地成形装置３の拡大断面図である。
図３は、図１における、（ａ）固定部位の斜視図、（ｂ）Ｘ−Ｘ線断面図である。
図４は、図２のＹ−Ｙ線断面図である。
図５は、図２のＺ−Ｚ線断面図である。
図６は、本発明の実施の形態における膨化スナック製造装置の作用を説明するフロー図である。
図７は、実施例１によって得た撚糸状の膨化スナックの外観図である。
図８は、実施例２によって得た撚糸状の膨化スナックの外観図である。
図９は、実施例３によって得た撚糸状の膨化スナックの外観図である。Technical field
The present invention relates to a puffed snack, a method for manufacturing the puffed snack, and a manufacturing apparatus thereof.
Background art
Conventionally, as a pasta product manufacturing method, for example, an extrusion die for extrusion molding is fitted with a die made of a gun metal or a fluorine resin nozzle formed in an S-shape, and pasted from the nozzle hole. The dough was extruded and cut-molded to produce a Gemelli type short pasta product.
In another manufacturing method, the outer shell material is pumped from a feeding device using an extrusion screw to a cylinder having a supply port, and the pumped outer shell material is lowered downward by a short funnel-shaped fixed nozzle ring provided at the inner lower portion of the cylinder. Guided and pushed out. The extruded outer shell material is applied to the tip of the pipe that supplies the inner packaging material that rotates in the same direction at different speeds while being cut by a small blade attached to the lower outer portion of the rotating pipe that supplies the inner packaging material. Due to the movement of the attached nozzle and the outer nozzle of the supply port portion of the outer shell material supply device, the outer shell material is wound to a uniform thickness around the inner material descending the pipe supplying the inner material (for example, Japanese Patent Laid-Open No. 59-17955). (See pages 1 to 3 and FIGS. 1 to 3).
However, even in a gemelli type short pasta product manufactured by the conventional manufacturing method as described above, even if it is a method of spirally winding the outer surface of the inner packaging material to the same thickness by the outer skin material, I couldn't finish the taste and texture with unique content.
Therefore, an object of the present invention is to provide a puffed snack having a unique shape and finished with a unique content such as taste and texture, and a method and apparatus for producing such puffed snack.
Disclosure of the invention
An object of the present invention is to provide a puffed snack in which a plurality of yarn-like puffed snack fabrics are integrally twisted as shown in FIGS. 7, 8, and 9, for example.
If comprised in this way, the puffed snack material by which the thread-like expanded puffed snack material is twisted integrally can provide the puffed snack which has the individuality in the shape and finished the taste, texture, etc. with the individual content.
Moreover, in the above expanded snack, the number of the thread-like expanded snack fabrics is 2 or more, and may be 16 or less.
If comprised in this way, the number of the said thread-like expansion | swelling snack cloth is 2 or more, By making it 16 or less, for example, the expansion | swelling snack with an external appearance can be provided.
Furthermore, in the above expanded snack, the water content is preferably 3 to 0.1% by weight. If comprised in this way, the expansion | swelling snack with an attractive texture can be provided, for example.
The object of the present invention is to extrude a snack dough, for example, as shown in FIG. 6; to form the extruded snack dough into a continuous plurality of thread-like swollen snack dough; and to form the plurality of thread-like swollen snack dough It is an object of the present invention to provide a method for producing a puffed snack, characterized by cutting the puffed swollen snack dough; and drying the cut puffed snack dough.
When configured in this way, the snack dough is formed into a continuous plurality of thread-like swollen snack dough, and the plurality of thread-like swollen snack dough is twisted together, cut, and dried, so that the shape has individuality, It is possible to provide a method for producing a puffed snack that produces a puffed snack having a unique content such as taste and texture.
Further, in the above method for producing a puffed snack, before the extruded snack dough is formed into a continuous plurality of thread-like puffed snack dough, after the extruded snack dough is maintained at a certain thickness, It is preferable that the thickness of the snack dough is successively reduced.
The object of the present invention is to form a gap 9 by, for example, an extruder 1 for extruding a snack dough; a fixed hollow cylinder 7 from which the snack dough is extruded; and a fixed hollow cylinder 7 as shown in FIGS. A fixed center rod 8 to be rotated; a rotary nozzle 12 that is fitted so as to slide on the outer peripheral surface of the fixed center rod 8 and has a plurality of recesses 11 that are open in a direction perpendicular to the fixed center rod 8; A puffed snack manufacturing apparatus 100 comprising: a cutting device 4 for twisting and collecting a plurality of thread-like puffed snack dough formed by the rotating nozzle 12; and a dryer 5 for drying the cut puffed snack dough. Is to provide.
If comprised in this way, the snack material extruded, for example by the extruder 1 with the extruder 1, the fixed hollow cylinder 7, the fixed center stick | rod 8, and the rotating nozzle 12 is made into the fixed hollow cylinder 7, and a fixed center stick | rod. A plurality of thread-like swollen snack fabrics can be formed by passing through the gaps 9 formed by the nozzles 8 and extruding from the plurality of recesses 11 of the rotary nozzle 12. Further, the cutting device 4 twists and collects a plurality of thread-like expanded snack fabrics formed by the rotary nozzle 12 and cuts them while being drawn. It is possible to provide a puffed snack manufacturing apparatus that manufactures puffed snacks that have individuality and that have a taste, texture and the like that are finished with unique contents.
The expanded snack manufacturing apparatus 100 includes the rotating hollow cylinder 13 that rotates integrally with the rotating nozzle 12 around the end portion 18 of the fixed center bar 8 as an axis. The plurality of thread-like expanded snack fabrics may be configured to be twisted together after being extruded into the rotating hollow cylinder 13.
Furthermore, in the above expanded snack manufacturing apparatus 100, when the gap 9 formed by the fixed hollow cylinder 7 and the fixed center bar 8 has a certain thickness in the direction in which the snack dough progresses, it is formed so as to become narrower sequentially. Good.
An object of the present invention is, for example, as shown in FIGS. 1 and 2, an extruder 1 having an opening for extruding a snack dough; an opening joined to the opening of the extruder 1 at one end. The other end is formed with a fixed hollow cylinder 7 having an aperture with a reduced diameter, and is inserted into the fixed hollow cylinder 7 so that a gap 9 is formed between the fixed hollow cylinder 7 and the fixed hollow cylinder 7. A fixed center bar 8 to be provided; a rotary nozzle 12 having a plurality of recesses 11 fitted so as to slide on the outer peripheral surface of the fixed center bar 8; It is to provide a puffed snack manufacturing apparatus 100 including a rotating hollow cylinder 13 that rotates around the outer periphery of a fixed center bar 8 as an axis.
If comprised in this way, the snack material extruded by the extruder 1 by the extruder 1, the fixed hollow cylinder 7, the fixed center stick | rod 8, the rotation nozzle 12, and the rotation hollow cylinder 13 will be fixed hollow cylinder, for example. 7 and the fixed center rod 8 are passed through and extruded from the plurality of recesses 11 of the rotary nozzle 12 into the rotary hollow cylinder 13, so that the shape has individuality, taste, texture, etc. It is possible to provide a puffed snack manufacturing apparatus that manufactures puffed snacks having a unique content.
Moreover, in the expanded snack manufacturing apparatus 100 described above, the fixed center bar 8 has a distal end portion 18 formed with a reduced diameter; the rotating hollow cylinder 13 has the end portion 18 of the fixed center rod 8 as an axis. The outer periphery of the shaft is configured to rotate; the plurality of thread-like expanded puffed snack fabrics formed by the rotating nozzle 12 may be configured to be twisted together after being extruded into the rotating hollow cylinder 13.
Further, in the expanded snack manufacturing apparatus 100 described above, the plurality of recesses 11 of the rotary nozzle 12 have a diameter of the fixed center rod 8 from the gap 9 formed on the opening side of the fixed hollow cylinder 7 where the aperture is narrowed. A narrower gap 10 may be formed in the direction.
In the expanded snack manufacturing apparatus 100 described above, the fixed seal 17 fitted to the same surface as the inner surface of the portion of the fixed hollow cylinder 7 on the opening side where the diameter is narrowed; the fixed seal 17, the rotating nozzle 12, And a seal 16 that fits into the rotary nozzle 12 and slides with the fixed seal 17; an elastic body 22 that presses the seal 16; a pressure adjustment nut 23 that locks the elastic body 22; It is preferable to provide a rotary die 19 that integrally accommodates the nozzle 12, the seal 16, the rotating hollow cylinder 13, the elastic body 22, and the pressure adjusting nut 23.
Furthermore, the above-described expanded snack manufacturing apparatus 100 includes an external drive device 20 that rotationally drives the rotary die 19; the rotary die 19 includes a gear 21 that is fitted on the outer periphery; the external drive device 20 is provided via the gear 21. Thus, the rotary die 19 is configured to be rotatable.
Further, in the above-described expanded snack manufacturing apparatus 100, a cutting device 4 that communicates with the rotating hollow cylinder 13 and cuts a plurality of thread-shaped expanded snack dough formed by the rotating nozzle 12, and the cut expanded expanded dough It is good to provide the dryer 5 which dries.
An object of the present invention is to provide a method for producing a puffed snack, for example, as shown in FIG. 1, in which one of the puffed snack production apparatuses 100 is started; and a raw material for snack is supplied to the puffed snack production apparatus 100 that has been started. Is to provide.
The object of the present invention is, for example, as shown in FIG. 6, in which a snack dough is extruded through an extruder into a gap formed by a fixed hollow cylinder and a fixed center bar; after passing through the gap of a certain thickness The snack dough is made thinner in narrow gaps that are successively narrowed, the outer periphery of the fixed center bar is fitted so as to slide, and a plurality of openings are open in a direction perpendicular to the fixed center bar A plurality of thread-like swollen snack fabrics are formed from a rotating nozzle having a plurality of recesses; inside a rotating hollow cylinder that rotates around the outer periphery of the shaft around the end portion of a fixed central rod integrally with the rotating nozzle It is to provide a method for producing a puffed snack, in which a plurality of yarn-like puffed snack doughs are twisted, cut and dried while being drawn into a cutting device.
The object of the present invention is to join the extruder 1 and the opening of the fixed hollow cylinder 7 as shown in FIGS. 1 and 2, for example, so that the opening diameter of the other end of the fixed hollow cylinder 7 is narrowed down. A fixed hollow cylinder 7 having a structure; a fixed center rod 8 inserted into the fixed hollow cylinder 7 and providing a gap 9 between the fixed hollow cylinder 7; and the one end of the fixed hollow cylinder 7 A fixed seal 17 fitted on the same surface as the inner surface of the portion where the opening diameter of the portion is narrowed; and a narrow gap 10 in the portion where the opening diameter of the one end of the fixed hollow cylinder 7 is narrowed A rotary nozzle 12 having a plurality of recesses 11 fitted so as to slide on the outer peripheral surface of the fixed center rod 8 having a reduced diameter; and the rotary nozzle between the fixed seal 17 and the rotary nozzle 12 A seal 16 fitted to 12; and pressing the seal 16 sliding with the fixed seal 17 An elastic body 22 locked by a pressurizing adjustment nut 23, which is connected to and integrally connected to the rotary nozzle 12, and the shaft 18 is connected to the end portion 18 of the fixed center rod 8 whose diameter is narrowed. A rotating hollow cylinder 13 that rotates on the outer periphery of the rotating die; a rotating die that integrally accommodates the rotating nozzle 12 having the recess 11, the seal 16, the rotating hollow cylinder 13, the elastic body 22, and the pressure adjusting nut 23. 19; and a structure that allows the rotary die 19 to be rotated by a gear 21 fitted to the outer periphery of the rotary die 19 by an external drive device 20; and a cutting device 4 that communicates with the rotary hollow cylinder 13 And providing a puffed snack manufacturing apparatus including a dryer 5.
This application is based on Japanese Patent Application No. 2002-71709 filed on March 15, 2002 in Japan, the contents of which form part of the present application.
The present invention will also be more fully understood from the following detailed description. Further scope of applicability of the present invention will become apparent from the detailed description given hereinafter. However, the detailed description and specific examples are preferred embodiments of the present invention and are provided for illustrative purposes only. From this detailed description, various changes and modifications will be apparent to those skilled in the art within the spirit and scope of the invention.
Applicants do not intend to make any of the described embodiments available to the public, and any modifications or alternatives disclosed may not be included within the scope of the claims. Part of the invention below.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, in each figure, the same code | symbol is attached | subjected to the mutually same or equivalent member, and the overlapping description is abbreviate | omitted.
A swollen snack in which a plurality of thread-like expanded snack fabrics are twisted together, cut, dried, and seasoned if necessary, and a manufacturing method and apparatus thereof will be described below.
Raw material is charged from the hopper 2 of the single-screw or twin-screw extruder 1 shown in FIG. 1 and gelatinized to obtain a snack dough, and a plurality of yarn-like swollen snack dough is extruded by the swollen snack dough forming apparatus 3. The swollen snack material is twisted and gathered, and the swollen snack that is entirely twisted is obtained by being cut into an appropriate size while being pulled by the cutting device 4. Next, it is dried to a moisture content of about 2% by weight in the dryer 5 and finally seasoned as necessary with the seasoning device 6 to obtain a puffed snack as the final product. Here, before expanding with a rotary nozzle 12 to be described later, the snack dough is referred to as the expanded dough, and after expanded, the expanded snack dough is referred to as the expanded dough.
The structure and mechanism of action will be described below with reference to FIGS. 2, 3, 4, and 5 in which the expanded snack dough forming apparatus 3 shown in FIG. 1 is enlarged.
The snack dough is extruded into the gap 9 formed by the fixed hollow cylinder 7 and the fixed center bar 8 in FIG. 2 through the extruder 1 in FIG. 1, and the snack dough is formed by the narrow gap 10 that narrows the gap 9 in succession. From a rotating nozzle 12 having a plurality of recesses 11 having a reduced thickness, fitted so as to slide on the outer peripheral surface of the fixed center bar 8 and opened in a direction perpendicular to the fixed center bar 8. A plurality of continuous thread-like swollen snack fabrics are formed and extruded into a rotating hollow cylinder 13 that rotates around the outer periphery of the shaft around the fixed center rod 8 integrally with the rotating nozzle. The rotating hollow cylinder 13 is fitted and arranged on the surface of the rotating nozzle 12 from which the thread-like expanded snack dough is extruded, and rotates at the same angular velocity as the rotating nozzle. A plurality of continuous puffed snack dough extruded from the rotary nozzle 12 is pulled by the cutting device 4 of FIG. 1 while twisting and cutting the plurality of puffed puffed snack dough and drying. Get a snack.
Hereinafter, the expanded snack and the method and apparatus for manufacturing such expanded snack will be described in more detail.
FIG. 1 is a diagram schematically showing an expanded snack manufacturing apparatus 100 according to an embodiment of the present invention. The puffed snack manufacturing apparatus 100 includes an extruder 1 for extruding a snack dough, a puffed snack dough forming apparatus 3 for forming a snack dough extruded from the extruder 1 into a plurality of thread-like puffed snack dough, and puffed snack dough forming. A cutting device 4 for cutting a plurality of thread-like expanded snack dough formed by the apparatus 3 while drawing, a dryer 5 for drying the cut expanded snack dough, and seasoning the dried expanded snack dough And a seasoning device 6. Each configuration will be described below.
Furthermore, the expanded snack manufacturing apparatus 100 includes a raw material supply apparatus 2a that supplies the extruder 1 with a raw material for snacks. The raw material supply device 2 a includes a hopper 2 that stores the raw material, supplies the stored raw material to the extruder 1, and a quantitative feeder (not shown) that supplies the raw material quantitatively to the hopper 2. The hopper 2 is arranged approximately above a rear end (left end in the figure) of a barrel 25 described later, and is configured to be able to supply raw material to the barrel 25 using gravity.
Here, the extruder 1 will be described. As the extruder 1, a 1-axis or 2-axis extruder can be used, and further, a self-heating type by friction of raw materials or a type with a heating device can be used. Here, a description will be given of a case in which a heating device is attached to a later-described barrel 25 of the extruder 1 as shown in FIG.
Further, the extruder 1 can be either a uniaxial or a biaxial one. Here, a case where a biaxial one is used will be described. The biaxial extruder has two screws 26, which will be described later, and is excellent in the shearing force, kneading force, and conveying ability of the raw material compared to the monoaxial one.
The extruder 1 includes a screw 26 that is rotatably mounted, and a barrel 25 that serves as a casing that covers the screw 26 with a slight clearance from the outer periphery of the screw 26. Further, the barrel 25 and the screw 26 constitute a pressurizing unit that pressurizes the raw material. The slight clearance is preferably about 0.5 mm or less. There are two screws 26 as described above. The two screws 26 are provided in parallel in the horizontal direction (the depth direction in the figure), and are accommodated in the barrel 25 in a state of being engaged with each other. The two screws 26 are rotationally driven in the same direction by a driving unit 27 described later. The screw 26 is pressurized by extruding the raw material in the direction of the rotation axis of the screw 26. Also, the raw material and water are kneaded by rotation. The raw material is, for example, liquid (water, oil, etc.) or a liquid originally contained in the raw material itself, and is subjected to processing such as pressurization, kneading, and shearing in the barrel 25 to become a snack dough.
The barrel 25 is formed by one zone or a combination of a plurality of one zone. The figure shows what is formed from four zones as an example. The barrel 25 is configured so that, for example, the temperature can be changed for each zone. Furthermore, the barrel 25 has, at its rear end, a raw material intake port that receives supply of raw material and a water intake port that receives supply of water. The barrel 25 is supplied with raw materials from a raw material intake port by a hopper 2 described later and water from a water intake port. Note that the screw 26 and the barrel 25 used in the present embodiment are designed exclusively for food processing, and have specifications that are particularly suitable for producing a puffed snack.
Furthermore, the extruder 1 includes a drive unit 27 that rotationally drives the screw 26. The drive part 27 is arrange | positioned at the rear end of the barrel 25, and the rear end of the screw 26 is connected. The drive unit 27 includes an inverter motor, for example, so that the rotation of the screw 26 can be varied. The drive unit 27 can drive the screw 26 to rotate at 200 to 400 rpm, for example.
In addition, the raw material thrown into the hopper 2 of the extruder 1 is cereals, cereal flour, root vegetable flour, bean flour, etc., for example. Furthermore, the main raw material is added with dairy products, sugars, pigments, flavors and the like as necessary. The extruder 1 is further gelatinized by adding an appropriate amount of water or oil or both to this raw material to obtain a snack dough.
In addition, cereals and flours include wheat grains, wheat flour, rye grains, rye flour, corn grits, corn flour, corn starch, etc., root vegetable flours include potato flakes, mashed potatoes, sweet potato flour, etc. Examples include soybean powder, soybean protein powder, azuki bean powder, and green pea powder. Among these, at least one or more are appropriately selected and mixed for use.
The extruder 1 has an opening for extruding the snack dough. Further, a die portion B that can join an opening of an external device, for example, a fixed hollow cylinder 7 described later, to the opening of the extruder 1 is formed in the opening.
The expanded snack dough forming apparatus 3 includes a fixed hollow cylinder 7 from which the snack dough is extruded from the extruder 1, a fixed center bar 8 that forms a gap 9 by the fixed hollow cylinder 7, and an outer peripheral surface of the fixed center bar 8. The rotary nozzle 12 includes a plurality of recesses 11 (see FIG. 2) that are fitted to move and open in a direction perpendicular to the fixed center bar. The fixed hollow cylinder 7 has an opening formed at one end to be joined to the opening of the extruder 1 and an opening having a narrowed aperture formed at the other end. In addition, the opening part by which the aperture diameter was narrowed down is narrowed compared with the opening part joined to the opening part of the extruder 1, for example. The expanded snack dough forming apparatus 3 will be described in detail with reference to FIG.
Further, the cutting device 4 communicates with a later-described rotating hollow cylinder 13 (see FIG. 2) and is configured to cut a plurality of thread-like expanded snack fabrics formed by the rotating nozzle 12. Further, the cutting device 4 is configured to twist a plurality of thread-like expanded snack fabrics formed by the rotary nozzle 12 and to cut while pulling them. Moreover, the cutting blade which the cutting device 4 has rotates so that it may cross with the rotation direction of the below-mentioned rotary nozzle 12. The cutting device 4 is configured such that a plurality of yarn-like expanded snack fabrics are twisted together by being drawn in a straight line, and are cut in a twisted yarn shape.
Further, as shown in the perspective view of FIG. 3A, the fixed center rod 8 is fixed to a die portion B on the extruder 1 side that is integrated with the fixed hollow cylinder 7. A number of holes 15 through which a snack dough obtained by gelatinization with the extruder 1 can be passed are formed in the fixing portion 14 and one end of the fixed center bar 8 is supported and fixed. Furthermore, the fixed center rod 8 is attached to the die portion B of the extruder 1, that is, the opening portion via the fixed portion 14. Further, the fixed hollow cylinder 7 is attached via the fixing portion 14 so that the die B of the extruder 1, that is, the opening of the extruder 1 and the opening of the fixed hollow cylinder 7 correspond to each other. Further, as shown in the cross-sectional view along the line XX in FIG. 3B, the numerous holes 15 formed in the fixing portion 14 correspond to the gaps 9 formed by the fixed center rod 8 and the fixed hollow cylinder 7. As shown, the outer periphery of the fixed center rod 8 is formed in a circumferential distribution shape. That is, the snack dough extruded from the opening of the extruder 1 is configured to pass through the hole 15 of the fixing portion 14 and be extruded into the gap 9.
The expanded snack dough forming apparatus 3 will be further described with reference to the cross-sectional view of FIG. FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of a broken-line circle portion of FIG. In FIG. 2, the fixed center bar 8 is shown without a cross section. The fixed center rod 8 is inserted into the fixed hollow cylinder 7, and a gap 9 is provided between the fixed center bar 8 and the fixed hollow cylinder 7. Further, the gap 9 formed by the fixed hollow cylinder 7 and the fixed center bar 8 is formed so as to be gradually narrowed after having a certain thickness in the direction in which the snack dough proceeds (arrow direction A in the figure). . As a result, a gap 10 narrower than the gap 9 in the vicinity of the opening on the side to be joined to the extruder 1 is formed on the opening side where the diameter of the fixed hollow cylinder 7 is narrowed down.
Further, the expanded snack dough forming apparatus 3 includes a rotating hollow cylinder 13 that is arranged in a row with the rotating nozzle 12 and integrally connected, and rotates around the outer periphery of the shaft with the fixed center rod 8 as an axis. The fixed center rod 8 has a terminal portion 18 formed with a narrowed diameter. Further, the rotating hollow cylinder 13 is configured to rotate around the outer periphery of the shaft around the end portion 18 of the fixed center rod 8 integrally with the rotating nozzle 12. Note that the rotary nozzle 12 and the rotary hollow cylinder 13 are integrally rotated at the same angular speed around the end portion 18 of the fixed center rod 8 as an axis. Further, the plurality of thread-like expanded snack fabrics formed by the rotary nozzle 12 is configured to be twisted after being extruded into the rotary hollow cylinder 13.
The plurality of recesses 11 of the rotary nozzle 12 form a narrower gap in the radial direction of the fixed center rod 8 than the gap 10 formed on the opening side where the diameter of the fixed hollow cylinder 7 is narrowed. . Note that the number of the concave portions 11 of the rotary nozzle 12 corresponds to the number of thread-like expanded snack fabrics described later. That is, the number of the concave portions 11 is determined by the number of the thread-like expanded snack cloth to be formed.
Moreover, the number of the recessed parts 11 in which the rotary nozzle 12 is formed is preferably 2 or more, and may be 16 or less. That is, the number of thread-like expanded snack fabrics is preferably 2 or more and 16 or less. In this way, for example, a puffed snack having an attractive appearance can be obtained. By the way, a puffed snack to be produced is monotonous and unattractive in appearance unless the number of yarn-like puffed snack fabrics is two or more. On the other hand, if the number is 17 or more, when the whole dough is viewed, one of the expanded snack dough becomes relatively thin, and the appearance looks like one, so that it is not attractive. For this reason, the expansion | swelling snack with an attractive external appearance can be obtained by setting it as the number of the above thread-like expansion | swelling snack cloths.
In addition, the expanded snack dough forming apparatus 3 includes a fixed seal 17 that is fitted on the same surface as the inner surface of the opening-side portion where the diameter of the fixed hollow cylinder 7 is narrowed, a fixed seal 17, and a rotary nozzle 12. Further, the seal 16 is fitted to the rotary nozzle 12 and slides with the fixed seal 17. As described above, the narrow gap 10 is provided on the side of the rotating dough 12 where the plurality of recesses 11 of the rotary nozzle 12 are inflated with the snack dough. The opening of the fixed seal 17 is fitted in the vicinity, that is, the inner end opening of the fixed hollow cylinder 7. Further, a seal 16 having the same inner diameter that slides with the opening of the fixed seal 17 is fitted to the rotary nozzle 12.
Further, the expanded snack dough forming apparatus 3 has a temperature adjusting device 7a (see FIG. 1) that can adjust the temperature in the fixed hollow cylinder 7. The temperature adjustment device 7 a is a heater attached to the outer periphery of the fixed hollow cylinder 7, for example.
Further, a fixed seal 17 having the same opening diameter as that of the seal 16 fitted to the rotary nozzle 12 is fitted on the inner surface of the opening side portion where the diameter of the fixed hollow cylinder 7 is narrowed down and rotated. It is fixed without.
On the other hand, the end of the fixed center rod 8 is integrally formed at the same angular velocity as that of the rotary nozzle 12 on the side where the thread-like swollen snack dough is extruded in the plurality of recesses 11 of the rotary nozzle 12 as described above. A rotating hollow cylinder 13 rotating around the outer periphery of the shaft with the portion 18 as an axis is arranged in line with the rotating nozzle 12. A part of the rotating hollow cylinder 13 on the rotating nozzle 12 side is fitted to the rotating nozzle 12.
Further, as shown in the YY sectional view of FIG. 2 of FIG. 4, a plurality of recesses 11 provided by cutting out the inner periphery of the rotary nozzle 12 sliding on the fixed center rod 8 having a reduced diameter are provided. Yes. In addition, the shape of the plurality of recesses 11 provided in the cutout is preferably an arbitrary concave shape such as a semicircular shape or a semielliptical shape. In the figure, the number of recesses 11 is shown as eight. Further, the rotary nozzle 12 is accommodated in a rotary die 19 described later.
Further, as shown in the cross-sectional view along the line ZZ in FIG. 2 of FIG. Is fitted in a part of the end portion of the first and second housings and accommodated in a rotary die 19 described later. Moreover, the swollen snack which increased the frequency | count of the twist during the fixed distance of the thread-like swollen snack cloth by speeding up rotation of the rotation nozzle 12 is obtained. Further, by increasing the number of the plurality of recesses 11 provided by cutting out on the inner periphery of the rotary nozzle 12, an expanded snack having an increased number of yarn-like expanded snack fabrics to be twisted together can be obtained.
Returning to FIG. Further, the expanded snack dough forming apparatus 3 includes an elastic body 22 that presses the seal 16, a pressure adjusting nut 23 that locks the elastic body 22, the rotary nozzle 12, the seal 16, the rotary hollow cylinder 13, and the elasticity. The body 22 and the rotary die 19 that integrally accommodates the pressure adjusting nut 23 are provided. The rotating hollow cylinder 13 and the rotating nozzle 12 are pressed by the elastic body 22 housed in the rotating die 19 to prevent the snack dough from leaking from the sliding surface on which the seal 16 and the fixed seal 17 slide. . The elastic body 22 is inserted so as to surround the outer periphery of the rotating hollow cylinder 13. Examples of the material shape of the elastic body 22 include a spring, a spring spring washer (conical spring washer), and the like. The elastic body 22 further presses the seal 16 with a pressure adjusting nut 23. More specifically, the elastic body 22 presses the seal 16 via the rotary hollow cylinder 13 and the rotary nozzle 12 by the pressurizing adjustment nut 23.
In addition, the expanded snack dough forming apparatus 3 includes an external drive device 20 that rotates the rotary die 19. The rotary die 19 has a gear 21 fitted on the outer periphery. Further, the external drive device 20 is configured to rotate the rotary die 19 via a gear 21. The external drive device 20 rotates the rotary die 19 via a gear 21 fitted on the outer periphery of the rotary die 19. A bearing 24 is provided between the rotary die 19 and the fixed hollow cylinder 7. The rotary die 19 supports and rotates the outer peripheral wall of the fixed hollow cylinder 7 by the bearing 24. Further, a seal 16, a rotary nozzle 12, a rotary hollow cylinder 13, an elastic body 22, and a pressure adjusting nut 23 are arranged in the rotary die 19 that is supported and rotated by the outer peripheral wall of the fixed hollow cylinder 7 with the structure described above. Thus, it rotates integrally with the rotary die 19.
Further, the expanded snack dough forming apparatus 3 includes fixing portions 29 for fixing the rotary die 19 in the axial direction of the rotary shaft on both sides of the bearing 24 in the axial direction. Here, the fixing portion 29 is attached to the fixed hollow cylinder 7. However, at least one of the fixed portions 29 (the fixed portion 29 on the left side in the figure) may be formed integrally with the fixed hollow cylinder 7. The fixing portion 29 fixes the rotating die 19 in the axial direction of the rotating shaft via the bearing 24. The rotating die 19 receives a thrust load, that is, a load in the axial direction of the rotating shaft due to the pressure caused by the snack material being pushed out or the pressing force of the elastic body 22, for example, via the bearing 24 and the fixing portion 29. The load can be supported by the fixed hollow cylinder 7.
Here, with reference to FIG. 6, the operation of the expanded snack manufacturing apparatus 100 will be described with reference to FIG. 1 as appropriate. First, the expanded snack manufacturing apparatus 100 is started (S1), and a raw material for snacks is supplied to the started expanded expanded snack manufacturing apparatus 100 (S3). Specifically, the raw material stored in the hopper 2 is supplied to the extruder 1. And the snack dough is extruded by the extruder 1 (S5). The raw material supplied to the extruder 1 is subjected to processing such as pressurization, kneading, and shearing by a screw 26 in the barrel 25 to become gelatinized snack material, and is extruded from the opening.
The puffed snack manufacturing apparatus 100 extrudes a snack dough obtained by gelatinization with the extruder 1 into a gap 9 provided between the fixed hollow cylinder 7 and the fixed center bar 8. Then, after the puffed snack manufacturing apparatus 100 maintains the snack dough extruded into the gap 9 at a constant thickness, the thickness of the snack dough is successively reduced (S7). More specifically, the thickness of the snack dough is reduced by the narrow gap 10 in which the diameter is gradually narrowed together with only the fixed hollow cylinder 7 or the fixed center bar 8 in the direction of extruding the snack dough (arrow direction A in FIG. 2). If the snack dough is maintained at a constant thickness, the dough can be made uniform. However, the section for maintaining the constant thickness may be short, and the thickness may be increased sequentially without maintaining a substantially constant thickness. The thickness may be reduced.
Next, the puffed snack manufacturing apparatus 100 forms the thinned snack dough into a plurality of continuous puffed puffed snack dough (S9). Further, the snack dough having a small thickness in the gap 10 is continuously extruded by a rotating nozzle 12 (see FIG. 2) from a plurality of recesses 11 cut out in the inner periphery of the rotating nozzle 12. It becomes a thread-like swollen snack fabric. Then, the expanded snack manufacturing apparatus 100 twists and collects the plurality of thread-shaped expanded snack fabrics (S11). The formed plurality of thread-like expanded snack fabrics are extruded into the rotating hollow cylinder 13 and twisted and cut while being drawn by the cutting device 4 (S13). Then, the cut expanded puffed snack dough is dried (S15).
The cutting blade of the cutting device 4 rotates so as to cross the rotational direction of the rotating hollow cylinder 13. A plurality of yarn-like expanded snack fabrics are twisted together by being drawn in a straight line by the cutting device 4 and cut into a twisted yarn shape.
Further, the cutting device 4 twists and collects a plurality of continuous puffed snack fabrics from the inside of the rotating hollow cylinder 13 and simultaneously cuts them into arbitrary dimensions.
The expanded snack dough immediately after cutting has a moisture content of 8 to 15% by weight, preferably a moisture content of 10 to 12% by weight. By drying, the water content is 3 to 0.1% by weight, preferably 2 to 0.5% by weight. Further, the expanded snack after drying is seasoned as necessary by the seasoning device 6 to obtain an expanded snack as a final product.
Here, the Example performed using the expanded snack manufacturing apparatus 100 is shown.
Example 1
90 parts by weight of wheat flour, 3 parts by weight of skim milk powder, 3 parts by weight of sugar, and 3 parts by weight of fat and oil are mixed in a cutter mixer (manufactured by Aikosha Mfg. Co., Ltd .: 25S), which is a high-speed rotary mixer. The raw material was obtained.
The raw material for the snack was previously placed in the hopper 2 of a biaxial extruder (manufactured by Toshiba Machine Co., Ltd .: TEM50B type) with L / D = 17 shown in FIG. 1 using a quantitative feeder (manufactured by TZ Engineering Co., Ltd.). 45 kg / hour is continuously charged, and the temperature of the barrel 25 of the two-axis extruder 1 is controlled by an electric heater from the hopper 2 side: 1 zone: 130 ° C., 2 zone: 140 ° C., 3 zone: 150 ° C., 4 zone: The temperature was set at 155 ° C. and the fixed hollow cylinder 7: 155 ° C., the amount of water added was 6 liters / hour, the extruder screw 26 was rotated at 230 rpm, and the raw material was gelatinized to obtain a snack dough. In addition, L / D (Length (length) / diameter (diameter)), L is the length of the grooved portion of the screw, and D is the diameter of the screw.
Next, the pasted snack dough is extruded into a gap 9 formed by the fixed hollow cylinder 7 and the fixed center bar 8 shown in FIG. 1, and then reaches a narrow gap 10 to reach the recess 11 of the rotary nozzle 12. Let
The rotation speed of the rotary nozzle 12 shown in FIG. 2 is 65 rpm. The rotary nozzle 12 is provided with a semicircular recess 11 having a diameter of 1 mm at an interval of 45 degrees on the inner periphery thereof. That is, eight semicircular recesses 11 are formed in the rotary nozzle 12. By allowing the snack dough to pass through such a rotating nozzle 12, it was swollen to obtain eight continuous yarn-like swollen snack dough.
Then, the above eight continuous filamentary expanded puffed snacks are extruded from the end opening of the rotating hollow cylinder 13 rotating at the same angular velocity as that of the rotating nozzle 12, and at the same time, the rotary cutter (spinning machine ( The product was twisted and collected while being drawn, and cut to a length of 12.5 cm.
The moisture of the expanded snack dough after the cutting (before drying) was 11% by weight. Then, the puffed snack dough was dried with hot air at 150 ° C. for 13 minutes using a hot air dryer (FGJ05 type manufactured by Fujimac Co., Ltd.). As a result, the water content of the expanded snack was 2% by weight.
Further, the dried expanded snack is supplied to a drum coater (made by Iida Seisakusho Co., Ltd .: Drum coater), and in the drum coater, 18 parts by weight of palm oil is added to 80 parts by weight of the expanded expanded snack. Consomme seasoning (manufactured by Nikken Foods Co., Ltd .: Consomme powder MS) In a ratio of 25 parts by weight of seasoning seasoning oil suspended, a quantitative spray device (manufactured by TZ Engineering Co., Ltd .: MS type) as a two-fluid sprayer ) Was used to obtain a swollen snack which was seasoned while rolling and twisted 8 pieces.
FIG. 7 shows the appearance of the puffed snack thus obtained.
Example 2
70 parts by weight of flour, 20 parts by weight of high amylose corn starch, and 15 parts by weight of lactose were put into a cutter mixer (25S type, manufactured by Aikosha Seisakusho Co., Ltd.), which is a high-speed rotary mixer, and mixed to obtain a raw material for snacks.
The temperature of the barrel 25 of the L / D = 17 biaxial extruder (Toshiba Machine Co., Ltd .: TEM50B type) shown in FIG. 1 is 1 zone: 130 ° C., 2 zones: 140 ° C., 3 zones from the hopper 2 side. The screw 26 of the extruder 1 was rotated at 270 rpm in the state set to: 150 ° C., 4 zone: 160 ° C., fixed hollow cylinder 7: 170 ° C. Hereinafter, by the method described in Example 1, the raw material for the snack was continuously charged at a rate of 100 kg / hour into the hopper 2 of the biaxial extruder (manufactured by Toshiba Machine Co., Ltd .: TEM50B type) 1. The raw material was gelatinized while water was added at a rate of 7 liters / hour of water to obtain a snack dough.
Next, the pasted snack dough is extruded into a gap 9 formed by the fixed hollow cylinder 7 and the fixed center bar 8 shown in FIG. 1, and then reaches a narrow gap 10 to reach the recess 11 of the rotary nozzle 12. Let
The rotation of the rotary nozzle 12 shown in FIG. 2 is 270 rpm. The rotary nozzle 12 is provided with semicircular recesses 11 having a diameter of 2 mm at intervals of 45 degrees on the inner periphery thereof. That is, eight semicircular recesses 11 are formed in the rotary nozzle 12. By allowing the snack dough to pass through such a rotating nozzle 12, it was swollen to obtain eight continuous yarn-like swollen snack dough.
Then, the above eight continuous filamentary expanded puffed snacks are extruded from the end opening of the rotating hollow cylinder 13 rotating at the same angular velocity as that of the rotating nozzle 12, and at the same time, the rotary cutter (spinning machine ( The product was twisted and collected while being drawn, and cut into a length of 12.5 cm to obtain a puffed snack having a moisture content of 12% by weight.
Hereinafter, by the method described in Example 1, a puffed snack having a moisture content of 12% by weight was dried to obtain a puffed snack having a moisture content of 2% by weight, seasoned, and a puffed snack in which eight yarns were twisted was obtained.
FIG. 8 shows the appearance of the puffed snack thus obtained.
Example 3
20 parts by weight of corn grits, 60 parts by weight of pea grits, and 3 parts by weight of salt are put into a mixer (SS type 151 manufactured by Kanto Blender Kogyo Co., Ltd.) having rotating blades to revolve and mix, The water content was adjusted to 15% by weight to obtain a snack material.
Using a quantitative feeder (manufactured by Kuma Engineering Co., Ltd .: WI53190) as a raw material for the snack, a self-heating type single screw extruder (manufactured by Seiki Seiki Co., Ltd .: EXL type) with L / D = 3 is used. The fixed hollow cylinder 7 was brought to 180 ° C., the extruder screw 26 was rotated at 250 rpm, and continuously fed into the hopper 2 of the single-screw extruder at a rate of 50 kg / hour to obtain a gelatinized snack dough.
Next, the gelatinized snack dough is extruded into a gap 9 formed by the fixed hollow cylinder 7 and the fixed center bar 8 shown in FIG. 1, and then reaches a narrow gap 10 to reach the recess 11 of the rotary nozzle 12.
The rotation of the rotary nozzle 12 shown in FIG. 2 is 650 rpm. The rotary nozzle 12 is provided with a semicircular recess 11 having a diameter of 1 mm at an interval of 30 degrees on the inner periphery thereof. That is, twelve semicircular recesses 11 are formed in the rotary nozzle 12. By making the snack dough pass through such a rotating nozzle 12, it was expanded to obtain 12 continuous yarn-like expanded snack doughs.
Then, the twelve continuous thread-like swollen snack dough is extruded from the end opening of the rotating hollow cylinder 13 that rotates at the same angular velocity as the rotating nozzle 12 and at the same time, the rotary cutter (spinning machine ( The product was twisted while being drawn and cut into a length of 10.0 cm. The moisture of the expanded snack after the cutting (before drying) was 10% by weight.
Hereinafter, by the method described in Example 1, the swollen snack before drying was dried to a moisture content of 1.8% by weight and seasoned to obtain a swollen snack having 12 twisted yarns.
FIG. 9 shows the appearance of the puffed snack thus obtained.
As described above, according to the results of the respective examples, in any case, it was possible to obtain a puffed snack having a shape attractive to the appearance in which a plurality of puffy puffed snacks were twisted into one.
As described above, the expanded snack manufacturing apparatus 100 according to the present embodiment efficiently extrudes a snack dough obtained by gelatinizing from a single-screw or twin-screw extruder into a plurality of yarns, and efficiently twists them into a beautiful shape. A puffed snack having the shape described above can be manufactured.
According to the puffed snack of this embodiment, compared to foodstuffs such as pasta, bread, and snacks, the shape can be made unique, so the taste, texture, etc. can be finished with unique content. Can be made even more attractive.
Although the embodiment has been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is needless to say that the invention may be implemented in various forms within the scope of the technical idea.
Industrial applicability
The present invention can provide a puffed snack having a unique shape and finished with a unique content such as taste and texture, and a method and apparatus for producing such puffed snack.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing the entire expanded snack manufacturing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of the expanded snack dough forming apparatus 3 of FIG.
3A and 3B are a perspective view and a cross-sectional view taken along line XX in FIG.
FIG. 4 is a cross-sectional view taken along line YY of FIG.
5 is a cross-sectional view taken along the line ZZ in FIG.
FIG. 6 is a flowchart for explaining the operation of the expanded snack manufacturing apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is an external view of a twisted puffed snack obtained in Example 1.
FIG. 8 is an external view of a twisted puffed snack obtained in Example 2.
FIG. 9 is an external view of a twisted puffed snack obtained in Example 3.

Claims

A puffed snack in which a plurality of yarn-like puffed snack fabrics are integrally twisted.

The number of the yarn-like swollen snack dough is 2 or more and 16 or less;
The puffed snack according to claim 1.

Extrude snack dough;
Forming the extruded snack dough into a continuous plurality of thread-like swollen snack dough;
Twisting together the plurality of thread-like swollen snack fabrics;
Cutting the twisted puffed snack dough;
Drying the cut puffed snack dough;
A method for producing puffed snacks.

Before the extruded snack dough is formed into a continuous plurality of thread-like swollen snack dough, the extruded snack dough is maintained at a constant thickness, and then the thickness of the snack dough is successively reduced;
A method for producing a puffed snack according to claim 3.

An extruder for extruding snack dough;
A fixed hollow cylinder from which the snack dough is extruded;
A fixed center bar forming a gap with the fixed hollow cylinder;
A rotating nozzle that is fitted so as to slide on the outer peripheral surface of the fixed center rod and has a plurality of recesses that are open in a direction perpendicular to the fixed center rod;
A cutting device that twists and gathers a plurality of thread-like expanded snack fabrics formed by the rotating nozzle and cuts them while being drawn;
A dryer for drying the cut expanded puffed snack dough;
Puffed snack manufacturing equipment.

A rotating hollow cylinder that rotates around an outer periphery of the shaft around the end of the fixed central rod as an axis integrally with the rotating nozzle;
A plurality of thread-like expanded snack fabrics formed by the rotating nozzle are configured to be twisted together after being extruded into the rotating hollow cylinder;
The puffed snack manufacturing apparatus according to claim 5.

The gap formed by the fixed hollow cylinder and the fixed center bar is formed so as to be successively narrowed after having a certain thickness in the direction in which the snack dough travels;
The expanded snack manufacturing apparatus according to claim 5 or 6.

An extruder having an opening for extruding a snack dough;
A fixed hollow cylinder in which an opening to be joined to the opening of the extruder is formed at one end, and an opening with a narrowed aperture is formed at the other end;
A fixed center rod which is inserted into the fixed hollow cylinder and provides a gap between the fixed hollow cylinder;
A rotating nozzle having a plurality of recesses fitted so as to slide on the outer peripheral surface of the fixed center rod;
A rotating hollow cylinder that is arranged in a row with the rotating nozzle and integrally connected, and rotates around the shaft with the fixed center rod as an axis;
Puffed snack manufacturing equipment.

The fixed center bar has a distal end formed with a reduced diameter;
The rotating hollow cylinder is configured to rotate around an outer periphery of the shaft around an end portion of the fixed center rod;
A plurality of thread-like expanded snack fabrics formed by the rotating nozzle are configured to be twisted together after being extruded into the rotating hollow cylinder;
The expanded snack manufacturing apparatus according to claim 8.

The plurality of recesses of the rotary nozzle form a narrower gap in the radial direction of the fixed center rod than a gap formed on the opening side of the fixed hollow cylinder in which the aperture is narrowed;
The expanded snack manufacturing apparatus according to claim 8 or 9.

A fixed seal fitted on the same surface as the inner surface of the opening-side portion of the fixed hollow cylinder, the aperture of which is narrowed;
A seal that fits between the fixed seal and the rotating nozzle and that slides with the fixed seal;
An elastic body for pressing the seal;
A pressure adjusting nut for locking the elastic body;
A rotating die that integrally accommodates the rotating nozzle, the seal, the rotating hollow cylinder, the elastic body, and the pressure adjusting nut;
The expanded snack manufacturing apparatus according to any one of claims 8 to 10.

An external drive for rotating the rotary die;
The rotating die has a gear fitted on the outer periphery;
The external drive device is configured to rotate the rotating die via the gear;
The expanded snack manufacturing apparatus according to claim 11.

A cutting device that communicates with the rotating hollow cylinder and cuts a plurality of thread-like expanded snack fabrics formed by the rotating nozzle;
A dryer for drying the cut expanded puffed snack dough;
The expanded snack manufacturing apparatus according to any one of claims 8 to 12.

A puffed snack manufacturing apparatus according to any one of claims 5 to 13 is started;
Supplying the raw material for snacks to the activated expanded snack manufacturing apparatus;
A method for producing puffed snacks.

A snack dough is extruded through an extruder into a gap formed by a fixed hollow cylinder and a fixed center bar;
After proceeding through the gap of a certain thickness, the thickness of the snack dough is reduced in a narrow gap that gradually narrows, and is fitted so as to slide on the outer peripheral surface of the fixed center bar, and the fixed center bar Forming a plurality of thread-like swollen snack doughs continuous from a rotating nozzle having a plurality of recesses open in a direction perpendicular to
Extruded into a rotating hollow cylinder that rotates around the outer periphery of the shaft around the end of the fixed central rod integrally with the rotating nozzle;
A plurality of thread-like expanded snack fabrics are twisted together while being drawn into a cutting device, cut and dried;
A method for producing puffed snacks.

A fixed hollow cylinder having a structure in which the extruder and the opening of the fixed hollow cylinder are joined and the opening diameter of the other end of the fixed hollow cylinder is narrowed;
A fixed center rod which is inserted into the fixed hollow cylinder and provides a gap between the fixed hollow cylinder;
A fixed seal fitted on the same surface as the inner surface of the portion where the opening diameter of the one end of the fixed hollow cylinder is narrowed;
A plurality of recesses fitted so as to slide on the outer peripheral surface of the fixed center rod having a narrow gap at a portion where the opening diameter of the one end portion of the fixed hollow cylinder is narrowed. A rotating nozzle having;
A seal fitted to the rotating nozzle between the fixed seal and the rotating nozzle;
An elastic body locked by a pressure adjusting nut that presses the seal sliding with the fixed seal;
A rotating hollow cylinder that rotates around an outer periphery of the shaft around the end portion of the fixed central rod that is arranged in line with the rotating nozzle and is integrally connected;
A rotating die that integrally accommodates the rotating nozzle having the recess, the seal, the rotating hollow cylinder, the elastic body, and the pressure adjusting nut;
And a structure capable of rotating the rotary die via a gear fitted to the outer periphery of the rotary die with an external driving device;
A cutting device in communication with the rotating hollow cylinder;
With a dryer;
Puffed snack manufacturing equipment.