JPWO2003071748A1 - Device information notification system - Google Patents
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Abstract
送信先IPv6アドレス303A、及びIPv6通信プロセッサ101Aを実装する機器の識別子302Aを記憶したROM203A、ROM読出し部204A、及び外部ネットワークインタフェース部205Aを備えたIPv6通信プロセッサ101Aと、IPv6通信プロセッサ101AのROM203Aに記憶した情報を受信し、IPv6パケットを作成し、IPv6通信プロセッサ101Aが記憶している送信先アドレス303AへIPv6パケットを送信するIPv6通信プロセッサアクセスポイント102Aとに通信機能を分担し、通信を実現する。The ROM 203A storing the destination IPv6 address 303A and the identifier 302A of the device on which the IPv6 communication processor 101A is mounted, the ROM reading unit 204A, the IPv6 communication processor 101A including the external network interface unit 205A, and the ROM 203A of the IPv6 communication processor 101A The communication function is shared with the IPv6 communication processor access point 102A that receives the stored information, creates an IPv6 packet, and transmits the IPv6 packet to the destination address 303A stored in the IPv6 communication processor 101A, thereby realizing communication. .
Description
技術分野
本発明は、送信先IPv6アドレスを持つIPv6プロセッサを実装した機器における情報通知方法に関わる。
背景技術
Internet Protocol(以下IP)は、インターネットの普及により、コンピュータネットワークのデファクトスタンダードとなり、企業内ネットワークでも必ず実装されている。携帯電話からインターネット利用の普及により、携帯電話システムのIP化も進められており、人々が意識するしないに関わらず、IPプロトコルを用いた通信を利用している。
IPは、米国内のARPANETに端を発しており、プロトコル及びネットワークサービスの定義は、Internet Engineering Task Force(IETF)において、the Request For Comments(RFC)と呼ばれるドキュメント群でなされている。IPで通信する機器は、4バイトのIPアドレスを持つ。IPの主な機能は、送信元の端末から送信先の端末にパケットを送り届けるルーティングを行うことである。パケットを送り出す際には、送信するネットワークの選択、ネットワークに応じた転送パケットサイズに応じたパケット分割・組み立てを行う。パケットの紛失あるいは重複に関する確認はIPよりも上位の層で処理を行う。
ネットワークの利用範囲が拡大すると共にIPアドレスが必要な機器が増えており、IPアドレスの枯渇とルーティングの複雑化が問題となっている。特に、IPアドレスに関しては、公に使用できるグローバルアドレスの不足が大きな問題である。
これを考慮し、IPv6プロトコル及びネットワークサービスが次世代IPとしてIETFにて定義されつつある。IPv6の主な特徴は、IPv6アドレスサイズが16バイトに拡張された点、アドレス構造がルーティングを考慮した階層構造になっている点、IPv6アドレスの自動コンフィギュレーションを可能にした点、IPsec、Mobile IPといった機能がIPv6機能として必須とした点にある。IPv6アドレスサイズの拡張により、PCから携帯端末、家電機器までグローバルIPv6アドレスをアサインすることが可能であり、それぞれが直接対話できるピア・ツー・ピア通信が実現できることから、新たなネットワーク及びネットワークサービスの創造が期待されている。
上述したIPのプロトコルは、RFC791“Internet Protocol(IP)”に定義されており、他RFC群にてネットワークサービスの定義がなされている。IPv6に関しては、RFC2460”Internet Protocol,Version 6(IPv6)Specification”を中心に他RFC群にてプロトコル及びネットワークサービスの定義がなされている。
IPネットワークの拡大により、いつでも、どこからでもIPネットワーク、インターネットにアクセスできる環境が構築されると共に、企業内のPC、携帯電話、家庭内のPCからのIPネットワークアクセスを可能にしている。加えて、冷蔵庫、洗濯機などの家電機器、あるいはテレビ、ビデオといったAV機器にIPを実装させることにより、IPネットワークを介して、PCあるいは携帯電話から各機器を制御することが、さらには、各機器から自発的に例えば異常状態をユーザの携帯端末あるいは運用センターに通知することができるようになる。このように、様々な多くの機器をIPv6ネットワークに接続するには、ほぼ無限大と言われるグローバルIPv6アドレスを持つIPv6を様々な機器が実装する方法、及びIPv6以外の通信プロトコル例えばEchonetあるいはIEEE1394を備えた機器をIPv6プロトコルとの変換機能を備えたゲートウェイを中継役として接続することにより、異なる通信プロトコルを備えた機器を接続するという方法がある。
簡単に家電機器、AV機器にIPv6を容易に実装する方法として、IPv6処理を実装した一つのLSIチップソルーションが考えられている(以下、本チップをIPv6通信プロセッサと呼ぶ)。IPv6通信プロセッサは、これを機器に実装することにより、IPv6通信を実現できるものである。IPv6では、IPsec、Mobile IP、IPv6アドレスの自動コンフィギュレーションといった多くの機能を標準として実装する必要がある。このように、標準装備として挙げられている機能の中には、実装する機器によっては不要な場合がある。例えは、設置後ほとんど移動しない冷蔵庫、エアコンなどには、Mobile IPの機能は不要である。また、必要とされるIPv6性能も機器により異なる。例えば、動画等を扱うAV機器では、高速なIPv6プロトコル処理が要求されると共に、通信品質保証といった機能が要求される。
IPv6を非PC系に適用する為、必要なIPv6機能の最小要求仕様として、“情報家電向けIPv6最小要求仕様案(Ver.3.0.11),INTAP情報家電安全性技術委員会,2001.11.16”として提案されている。また、家電機器のIPv6ネットワークの接続形態、及びIPv6通信プロセッサの必要性に関して、“「IPv6チップ」でネット家電を創る,pp..130−139,Nikkei Electronics,2001.6.4(no.797)”に記載してある。
様々な機器(家電機器を含めて)をIPv6ネットワークに直接接続する為には、機器自体にIPv6機能を備えると共に、機器の既存に備えたハードウェア構成に簡単に接続できること、及びコストに見合ったIPv6実装をしていくことが必要となる。例えば、センサーといった異常検出を行いそれを通知する機能を備えた機器において、機器自体に要求される機能としては送信機能だけであり、受信機能は不要である。加えて、コスト低減のためメモリ容量を減らすと共に、バス幅、周波数といったハード構成も出きるだけ低減しなくてはならない。上述した“情報家電向けIPv6最小要求仕様案(Ver.3.0.11),INTAP情報家電安全性技術委員会,2001.11.16”では、機器だけでIPv6通信機能を実現することを目的としており、最低機能を実現する為にも、メモリ1 Mバイト、16ビットのマイコンが必要であるとしている。
発明の開示
本発明の目的は、IPv6通信機能として、送信先IPv6アドレス及び送信元IPアドレスのインタフェースIDとして利用できる製品識別子だけを具備したIPv6通信プロセッサを実装した機器より、IPv6通信端末としての通信を実現することにある。
本発明の他の目的は、IPv6通信プロセッサに記憶した送信先IPv6アドレスとして、本プロセッサを備える家電機器をネットワークを介して保守運用するサーバのIPv6アドレスを記憶し、本プロセッサを備えた家電機器が家電機器の状態を記憶している送信先IPv6アドレス宛に送信することにより、家電機器のネットワークを介した遠隔保守運用を実現することにある。
本発明の特徴は、IPv6通信プロセッサとアクセスポイント等の中継機器を有するネットワークにおけるIPv6通信において、IPv6通信プロセッサは、送信先IPアドレス及び送信元IPアドレスを構成するインタフェースIDに相当する機器識別子を記憶したROM、ROM読出し部、及び外部ネットワークインタフェース部を有し、IPv6通信機能として送信元IPアドレスと送信先IPアドレスを備え、アクセスポイントは、IPv6プロセッサを有する機器から送信された送信先IPアドレス及び機器識別子を受信し、該受信した機器識別子にネットワークプリフィクスを付加し、IPv6通信プロセッサを備えた機器の送信元IPv6アドレスを生成すると共に、IPv6送信ヘッダを作成するという機能を備えることで、IPv6通信に必要な機能をIPv6通信プロセッサとアクセスポイントとで分担して、IPv6通信機能を実現することにある。
本発明の他の特徴は、前記IPv6通信プロセッサのROMに記憶する送信先IPv6アドレスとして、機器運用管理を行う管理サーバのグローバルIPv6アドレスを設定することにある。
本発明の他の特徴は、機器運用保守を行う管理サーバのIPv6エニイキャストアドレスを設定することにより、管理サーバのアドレスを固定する必要が無い点に特徴がある。
前記IPv6通信プロセッサのネットワークインタフェース部を通じて送信される、ROMに記憶した送信先IPv6アドレス、機器識別子及び通知情報を受信するIPv6通信プロセッサアクセスポイントにおいて、機器識別子より送信元IPv6アドレスを生成し、通知情報をIPv6パケットペイロードに設定し、IPv6通信プロセッサが記憶している送信先IPアドレスに対して、IPv6パケットを送信することも本発明の特徴である。
本発明の他の特徴は、前記IPv6通信プロセッサを具備した家電機器、IPv6通信プロセッサアクセスポイントから構成される家庭内ネットワーク、家庭内ネットワークとアクセス網を接続する家庭内ネットワークに配置されるホームゲートウェイ、アクセス網に接続する家電機器の運用保守センタ、及び運用保守センタに配置する管理サーバからシステムを構成し、管理サーバにおいて、家電機器の保守運用を行う点にある。
本発明の他の特徴は、第二のIPv6通信プロセッサとして、ネットワークインタフェースを持たず、IPv6通信プロセッサが記憶している情報を読み出す機能を備えたIPv6通信プロセッサリーダを用いて、IPv6通信プロセッサが記憶している送信先IPv6アドレス、製品識別子を読出し、IPv6通信プロセッサリーダにおいて、製品識別子より送信元IPv6アドレスを生成し、製品のステートをIPv6パケットペイロードに設定し、IPv6通信プロセッサが記憶している送信先IPv6アドレスに対して、製品ステートを送信することにある。送信先IPv6アドレスを製品管理センタの管理サーバとすることにより、管理サーバで製品の販売状況等を把握することが可能になる。
尚、本発明は、前記課題の少なくとも1つを解決するものである。
発明を実施するための最良の形態
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。尚、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
本発明の第一の実施形態を図1から図6、図17から図20、及び図22を参照して説明する。
図1は、本発明を適応する第一のIPv6通信プロセッサ101Aを利用したホームネットワーク107及び保守システムの一構成例を示す。IPv6通信プロセッサ101は、冷蔵庫109などの家電機器、及びセンサ108に実装することができる。IPv6通信プロセッサ101(101A、101B)は、第一のIPv6通信プロセッサアクセスポイント102Aを介して、ホームゲートウェイ106と接続し、ホームネットワーク107を構成する。IPv6通信プロセッサ101とIPv6通信プロセッサアクセスポイント102Aは、例えばIEEE802.11bといった無線ネットワークを介して接続する。ホームネットワーク107はホームゲートウェイ106を介して、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber to the Home)といったアクセス網103と接続し、保守運用センタ104Aに配置されている管理サーバ105Aと接続する。
図22は、ホームゲートウェイ106のハードウェア構成例である。ホームゲートウェイは、主プロセッサ2201、及び実行するプログラムを記憶する主メモリ2202、プログラム及び設定情報を格納するハードディスク2209、及びハードディスクコントローラ2208、アクセス網103との接続を行うアクセス網インタフェース部2204、本実施例では、10Mあるいは100Mのイーサネット対応のインタフェース部として記述している第一のIPv6通信プロセッサ101Aと接続する有線ネットワークインタフェース部2207、アクセス網インタフェース部2204と有線ネットワークインタフェース部2207間を転送する送受信パケットを一時的に格納するバッファメモリ2205、及びバッファメモリコントローラ2204、これらを接続するシステムバス2203から構成する。
図2は、第一のIPv6通信プロセッサ構成101Aを示す。IPv6通信プロセッサ101Aは、実装した機器からの割り込み201Aを受け付ける機器インタフェース部202A、機器からの割り込みを受けて読み出される情報を記憶するROM203A及び、読出し部204A、そしてROMから読み出した情報を第一のIPv6通信プロセッサアクセスポイントに対して送信するネットワークインタフェース部205Aから構成する。ネットワークインタフェース部205Aは、送信バッファとしてRAM206Aを持つ。
図17は、第一のIPv6通信プロセッサを実装する温度センサ108の構成を示す図である。温度センサ108は、温度センサ回路1701とIPv6通信プロセッサ101Aから構成し、温度センサ回路からIPv6通信プロセッサに対する割り込み信号線201Aで接続する。
図3は、IPv6通信プロセッサ101AのROM203Aに記憶する情報の構成要素を示した図である。ROM203A内には、IEEE802.11bのMACヘッダ301A、IPv6通信プロセッサを実装している機器の製品識別子302A、保守運用システムの管理サーバのグローバルIPv6アドレスを送信先IPv6アドレス303Aとして記憶し、加えて製品識別子と送信先IPアドレスのCRC16の計算結果であるCRC304を記憶する。
次にIPv6通信プロセッサ101Aを具備した温度センサ108の処理を図4にて説明する。
温度センサ回路1701が温度上昇を感知し、IPv6通信プロセッサ101Aに対し割り込み201Aを入れると(400)、以下の手順でIPv6通信プロセッサ101Aは処理を行う。
ステップ1として、割り込み201Aを受け付けた機器インタフェース部202Aは、読出し部に対しROM203B内の情報読出し処理を行う信号を送る(410)。
ステップ2として、信号を受信した読出し部204Aは、ROM203Aに記憶されている情報であるMACヘッダ301A、製品識別子302A、送信先IPv6アドレス303A、CRC304を読出し、ネットワークインタフェース部205Aの送信バッファに相当するRAM206Bに書きこむ(420)。
ステップ3として、読出し部204Aは、ネットワークインタフェース部205Aに対し、パケット送信を依頼する信号を送る(430)。
ステップ4として、ネットワークインタフェース部205Aは、IEEE802.11bの規定に従い第一のIPv6通信プロセッサアクセスポイント102Aに対し、RAM206A上のデータを送信する(440)。
図20は、IPv6通信プロセッサ101Aから送信されるパケットを受信する第一のIPv6通信プロセッサアクセスポイント102Aのハードウェア構成を示す図である。IPv6通信プロセッサアクセスポイント102Aは、図5に示す処理及び図6に示す処理フローを実行する主プロセッサ2001A、実行プログラムを記憶する主メモリ2002A、及びプログラムを格納するハードディスク2009A及びハードディスクコントローラ2008A、本実施例では、10Mあるいは100Mのイーサネット対応のインタフェース部として記述しているホームゲートウェイ106と接続する有線ネットワークインタフェース部2006A、IPv6通信プロセッサ101Aと接続する802.11b対応の無線ネットワークインタフェース部2007、無線ネットワークインタフェース部2007から受信し、有線ネットワークインタフェース部2006Aへ送信するパケットを格納するバッファメモリ2005A及びバッファメモリコントローラ2004A、これらを接続するシステムバス2003Aから構成する。
図5は、IPv6通信プロセッサ101Aから送信されるデータを受信する第一のIPv6通信プロセッサアクセスポイント102Aの処理構成を示す図である。IPv6通信プロセッサアクセスポイント102Aは、IPv6通信プロセッサ101Aからのデータを受信する無線インタフェース処理部503、受信したデータより管理サーバに送信するIPv6パケットを作成するIPv6通信プロセッサ処理モジュール501、及び有線ネットワーク制御を行うLLC/MAC、PHYといった有線インタフェース処理部502から構成する。
図6は、第一のIPv6通信プロセッサアクセスポイント102AにおけるIPv6通信プロセッサ処理モジュール501での処理フローである。
無線インタフェース処理部503を介して、IPv6通信プロセッサ101Aからデータを受信すると、IPv6通信プロセッサ処理モジュール501は起動され(600)、ステップ1として、受信した製品識別子302Aと送信先IPv6アドレス303AのCRC16を計算する(610)。計算したCRC結果とIPv6通信プロセッサ101Aから受信したCRC値304を比較する(620)。両者の値が一致している場合、コマンド値として、異常通知を記憶する(630)。両者の値が一致していない場合、IPv6通信プロセッサ101A内のROM203Aに記憶されている情報が改竄されていることになるため、コマンド値として、IPv6通信プロセッサ情報改竄を記憶する(640)。
ステップ2として、受信した製品識別子302Aから送信元IPv6アドレスを作成する。128ビットのIPv6アドレスは、上位64ビットをネットワークプリフィクス、下位64ビットをインタフェースIDと呼ぶ2エリアから構成される。ネットワークプリフィクスは、サブネットワークを特定する情報であり、インタフェースIDは、機器を特定する情報である。本実施例では、IETF RFC2461に従い、アクセス網103からホームゲートウェイ106はネットワークプリフィクスを入手し、IPv6通信プロセッサアクセスポイント102Aからは、ホームゲートウェイ106からネットワークプリフィクスを入手する。インタフェースIDとして、IPv6通信プロセッサ101Aから伝えられた製品識別子302Aを使用する(650)。
ステップ3として、ステップ2で作成した送信元IPv6アドレスとIPv6から通知された送信先IPv6アドレス303Aから図7に示すIPv6ヘッダ701を作成する(660)。
ステップ4として、図7のCommandエリア702にステップ1で記憶したコマンド値を設定し、IPv6パケットを作成する(670)。
ステップ5として、作成したIPv6パケットを有線インタフェース処理部502であるLLC/MAC処理部へ渡し、パケット送信を要求する(680)。
このように、IPv6通信プロセッサアクセスポイント102Aにおいて、IPv6通信プロセッサ101Aが記憶している製品識別子302Aと送信先IPv6アドレス303Aを受信し、IPv6パケットを生成し、ホームゲートウェイ106及びアクセス網103を介して、保守運用センタ104Aに配置する管理サーバ105AにIPv6パケットを送信することが出来る。保守運用センタ104Aからは、IPv6通信プロセッサ101Aを備えた機器が、IPv6プロトコルを実装して通信しているように見える。
保守運用センタ104Aに配置される管理サーバ105Aは、IPv6パケットを受信すると、IPv6パケットのコマンド値から、IPv6通信プロセッサ101Aを備えた機器である温度センサ108が異常を検知したことを認識し、IPv6パケットの送信元アドレスと図18、図19に示すテーブルを用いて、IPv6パケットを送信した家電機器及び管理対象者情報を検出する。
図18はネットワークプリフィクスと管理対象者情報の対応を管理するテーブル1801構成を示す図である。本テーブル1801は、IPv6アドレスのネットワークプリフィクス1802と管理対象者情報1803から構成されるエントリを複数管理し、管理対象者情報1803として、名前1803A、住所1803B、電話番号1803C、Internet Service Provider 1803D、ユーザID1803Eを持つ。受信したIPパケットの送信元IPv6アドレスのネットワークプリフィクス1802Aを持つエントリを本テーブル1801から検索し、対応する管理対象者情報1803を得ることができる。
図19は製品識別子302、管理対象者情報1802及び管理機器情報1901の対応を管理するテーブル1901構成を示す図である。管理機器情報1902として、本テーブル1901では、メーカ、機器名、製品年度等の情報1902Aが記憶されているとする。受信したIPv6アドレスのインタフェースIDとして製品識別子302Aから対応する管理対象者情報としてのユーザID1803E、管理機器情報1902Aを得ることができる。
このようにして、得た情報からIPv6パケットを送信した通信プロセッサ101Aを備えた機器である温度センサ108が異常を検知、その温度センサ108を備えた家を検出することにより、温度センサ108が設置している家に電話による異常の確認、あるいは保守要員を送るといった対応が可能な、IPv6家電機器の保守運用を行うことができる。
第2の実施例を図1及び図8から図11を用いて説明する。
本発明を適応する第二のIPv6通信プロセッサ101Cを利用したホームネットワーク107及び保守システムの一構成例は、実施例1と同じ図1に示す通りである。
図8は、第二のIPv6通信プロセッサ101C構成を示す図である。第二のIPv6通信プロセッサ101Cは、機器からの割り込み201Bを受け付ける機器インタフェース部202B、ROM203B、機器インタフェース部202Bからの信号、あるいは、タイマ801からの信号を受けてROM203Bに記憶された情報を読出す読み出し部204B、送信バッファであるRAM206Bを備えた外部ネットワークインタフェース部205Bから構成する。
図9は、ROM 203Bで記憶する情報構成を示した図です。IEEE802.11b規定のMACヘッダ301B、IPv6通信プロセッサを実装する家電機器の製品識別子302B、送信先IPv6アドレス303B、正常状態を示すコマンド値α901、及び製品識別子302Bと送信先IPv6アドレス303Bとコマンド値α901のCRC16を計算した結果であるCRCα902、異常状態を示すコマンド値β903、及び製品識別子302Bと送信先IPv6アドレス303Bとコマンド値β903のCRCを計算した結果であるCRCβ904をROM203Bにて記憶する。
図10は、第二のIPv6通信プロセッサ101Cを図17に示すように温度センサ108に実装した場合のIPv6通信プロセッサが実行する処理フローを示す。
第二のIPv6通信プロセッサ101Cは、温度センサ回路1701からの割り込み、あるいは、タイマからの定期的な割り込みを受けて処理を開始する。
ステップ1として、外部の温度センサ回路からの割り込みを受け付けた機器インタフェース部202Bは、読出し部204Bに対し、ROM203B内の情報を読み出す信号を送る(1010)。
ステップ2として、機器インタフェース部202Bから信号を受信した読出し部204Bは、ROM203Bに記憶されているMACヘッダ301B、製品識別子302B、送信先IPv6アドレス303C、コマンド値β903及びCRCβ904を読出し、ネットワークインタフェース部205BのRAM206Bに書き込む(1020)。読出し部204Bは、ネットワークインタフェース部205Bに対し、パケット送信を依頼する信号を送る(1040)。
あるいは、ステップ3として、定期的にタイムアウトするタイマ801から起動された読出し部204Bは、ROM203Bに記憶されている情報の内、MACヘッダ301B、製品識別子302B、送信先IPv6アドレス303B、コマンド値α901及びCRCα902を読出し、ネットワークインタフェース部205BのRAM206Bに書き込む(1030)。読出し部204Bは、ネットワークインタフェース部205Bに対し、パケット送信を依頼する信号を送る(1040)。
ステップ4として、ネットワークインタフェース部(205B)は、IEEE802.11bの規定に従い第一のIPv6通信プロセッサアクセスポイント102Bに対し、RAM206B上のデータを送信する(1050)。
図11は、第二のIPv6通信プロセッサ101Cからのパケットを受信し、保守運用センタ104Aの管理サーバ105AにIPv6パケット送信を行う第二のIPv6通信プロセッサアクセスポイント102Bが実行する処理フローを示す。第二のIPv6通信プロセッサアクセスポイント102Bの処理部構成は、実施例1で示す図5と同様である。
第二のIPv6通信プロセッサアクセスポイント102Bにおいて、無線インタフェース処理部503を介して、IPv6通信プロセッサ101Cからデータを受信すると、IPv6通信プロセッサ処理モジュール501は起動され(1100)、ステップ1として、受信した製品識別子302B、送信先IPv6アドレス303B及びコマンド値901、903のCRC16を計算する(1110)。計算したCRC結果とIPv6通信プロセッサ101Cから受信したCRC値902、904を比較する(1120)。両者の値が一致していない場合、IPv6通信プロセッサ101C内のROM203Bに記憶されている情報が改竄されていることになるため、コマンド値として、IPv6通信プロセッサ情報改竄を記憶する(1130)。
ステップ2として、受信した製品識別子302Bから送信元IPv6アドレスを実施例1と同様に作成する(650)。
ステップ3として、ステップ2で作成した送信元IPv6アドレスとIPv6通信プロセッサ101Cから通知された送信先IPv6アドレス303Bから図7に示すIPv6ヘッダ701を作成する(660)。
ステップ4として、図7のCommandエリア702にステップ1で記憶したコマンド値がある場合、そのコマンド値を設定する。記憶したコマンド値が無い場合、IPv6通信プロセッサから受信したコマンド値901、903を図7のCommandエリア702に設定する(1160)。このようにして、IPv6パケットを作成する。
ステップ5として、作成したIPv6パケットを有線インタフェース部502であるLLC/MAC処理部へ渡し、パケット送信を要求する(680)。
このように、製品識別子302B、送信先IPアドレス303Bといった情報を記憶したROM203B及びタイマ801を備えた第二のIPv6通信プロセッサ101Cを製品に実装し、IPv6通信プロセッサから送信された情報から、第二のIPv6通信プロセッサアクセスポイント102Bにおいて、IPv6パケットを生成することにより、定期的に製品の正常報告を、異常時検出時には異常報告を保守運用センタ104Aに行うことが可能である。
保守運用センタ104Aの管理サーバ105Aにおいて、実施例1で示したように、管理対象者情報1803、管理機器情報1902を検出すると共に、受信IPv6パケットのCommand702を解析することにより、IPv6通信プロセッサ101Cを備えた温度センサ108のステートを把握することが可能である。
第3の実施例を図12から図16、及び図21を用いて説明する。
図12は、第3の発明を適用するシステム構成例を示す図である。第三のIPv6通信プロセッサ101Dを備えた製品1203、第三のIPv6通信プロセッサ101Dから情報を読み出し、読み出した情報をIPv6パケットとして送信するIPv6通信プロセッサリーダ1201、第三のIPv6通信プロセッサ101Dからの通知を受け付ける製品管理センタ1204に配置する管理サーバ1205、及びIPv6通信プロセッサリーダ1201と管理サーバ105Bを接続するネットワーク1202から構成する。本実施例では、IPv6通信プロセッサリーダ1201は、製品1203の販売店に配置するとする。
図13は、第三のIPv6通信プロセッサ構成101Dを示す図である。第三のIPv6通信プロセッサ101Dは、ROM203C、ROMに記憶した情報を読み出す読み出し部204C、IPv6通信プロセッサリーダ1201とのインタフェース部に相当する外部インタフェース部1301から構成する。
図14は、ROM203Cに記憶する情報を示す図である。製品識別子1401、送信先IPv6エニイキャストアドレス1402、及び製品識別子と送信先IPv6エニイキャストアドレスのCRC16計算値1403をROM203Cに記憶する。
IETF RFC 2373において規定されているIPv6エニイキャストアドレスは、複数のインタフェースのグループを識別するアドレスであり、グループに接続する全てのインタフェースに対してではなく、グループに属する最寄りのインタフェースのみにIPv6パケットが送ることが出来るアドレスである。例えば、最寄りのDNSサーバを検出するのに用いられる。本来の機能は、最寄りのある機能を備えたルータと通信することに用いられるが、本実施例では、任意のサービスを提供するサーバを見つけ出し、サービスを受ける為に使用する。この場合、製品管理センタ1204のサブネットに属する管理サーバ1205に対して、IPv6パケットを送るために用いる。IPv6エニイキャストアドレスを用いることにより、管理サーバ1205のグローバルIPv6ユニキャストアドレスを固定としなくても、IPv6通信プロセッサは管理サーバ1205に対し、情報通知のIPv6パケットを送ることが可能となる。
図21は、IPv6通信プロセッサ101Dから送信されるパケットを受信するIPv6通信プロセッサリーダ1201のハードウェア構成を示す図である。IPv6通信プロセッサリーダ1201は、図5に示す処理及び図6に示す処理フローを実行する主プロセッサ2001B、実行プログラムを記憶する主メモリ2002B、及びプログラムを格納するハードディスク2009B及びハードディスクコントローラ2008B、本実施例では、10Mあるいは100Mのイーサネット対応のインタフェース部として記述しているホームゲートウェイ106と接続する有線ネットワークインタフェース部2006B、CRT1507を制御する外部出力コントローラ2101、リーダ1505及びキーボード1506を制御する外部入力コントローラ2102、リーダ1505あるいはキーボード1506から外部入力コントーローラ2102を介して読み込んだデータを格納し、有線ネットワークインタフェース部2006Bへ送信する為に作成するパケットを格納するバッファメモリ2005B及びバッファメモリコントローラ2004B、これらを接続するシステムバス2003Bから構成する。
図15は、IPv6通信プロセッサリーダ1201の処理プログラム構成を示す図である。IPv6通信プロセッサリーダ1201は、IPv6通信プロセッサ101DのROM203C内情報を読み込むリーダ1505やキーボード1506からの入力を受け付ける外部入力インタフェース処理部1502、CRT1507への表示を行う外部出力インタフェース処理部1503、ネットワーク1202と接続する為の有線インタフェース処理部1504、及びIPv6通信プロセッサ処理モジュール1501から構成する。
図16は、IPv6通信プロセッサリーダ1201におけるIPv6通信プロセッサ処理モジュール1501の処理フローを示す。
ステップ1では、IPv6通信プロセッサリーダ1201は、IPv6通信プロセッサ101DのROM203Cに記憶している情報を、リーダ1505を用いて読み出す。第三のIPv6通信プロセッサ101Dは、IPv6通信プロセッサリーダ1201から情報の読出し信号を外部インタフェース部1301で受け付けると、読出し部204Cに対してROM203C上の情報を読み出す信号を送る。読出し部204Cでは、ROM203C上の情報を読出し、外部インタフェース部1301を介して、IPv6通信プロセッサリーダ1201のリーダ1505、及び外部入力インタフェース部1502を介して、IPv6通信プロセッサ処理モジュール1501に伝えられる(1600)。
ステップ2では、IPv6通信プロセッサ処理モジュール1501では、ステップ1として、受信した製品識別子1401、送信先IPv6エニイキャストアドレス1402のCRCを計算する。両者の値が一致していない場合、IPv6通信プロセッサ101D内のROM203Cに記憶されている情報が改竄されていることになるため、コマンド値として、IPv6通信プロセッサ情報改竄を記憶する(1635)。一致した場合、コマンド値としてリードした日付とIPv6通信プロセッサリーダ1201が予め記憶している販売店コードを記憶する(1630)。
ステップ3として、外部出力インタフェース処理部1503を介して、コマンド値をCRT1507へ出力する(1640)。操作者がコマンド値をCRT1507上で確認した後、IPv6通信プロセッサ処理モジュール1201に対し確認した旨を伝える為、「Enter」をキーボード1506から入力する(1650)。
ステップ4として、実施例1で示したように、受信した製品識別子1401から送信元IPv6アドレスを作成する(650)。
ステップ5と、ステップ2で作成した送信元IPv6アドレスとIPv6から通知された送信先IPv6エニイキャストアドレス1402から図7に示すIPv6ヘッダ701を作成する(1670)。
ステップ6として、図7のCommandエリア702にステップ2で記憶したコマンド値を設定し、IPv6パケットをを作成する(1680)。
ステップ7として、作成したIPv6パケットを有線インタフェース処理部1504であるLLC/MAC処理部へ渡し、パケット送信を要求する(1690)。
このようにIPv6通信プロセッサ101Dとして、製品識別子1401、送信先IPv6エニイキャストアドレス1402を備えることにより、これらの情報を読み出したIPv6通信プロセッサリーダ1201で作成したIPv6パケットを、ネットワーク1202を介して、送信IPv6エニイキャストアドレスが示す製品管理センタ1204の管理サーバ1205へ送くることができる。よって、例えば管理サーバ1205で製品、販売店、販売日時を容易に管理することが可能になる。加えて、ROM203C内にCRCの計算値を持つことから、ROM内の情報改竄を検出できる。
本実施例では、通知する情報を記憶し、IPv6通信プロセッサリーダ1201で付加するとした。IPv6通信プロセッサリーダ1201のキーボード1506から、通知する情報を入力し、情報をコマンド値として記憶することにより、図7で示すIPv6パケットのCommandエリア702にキーボード入力した情報を設定してもよい。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、適用分野に関わらず、要旨を逸脱しない範囲で変更し実施し得ることは述べるまでもない。例えば、IPv6プロトコルに限定されることなく、他のプロトコルにおいても本発明が実施可能である限りにおいて適用しうる。
尚、本発明によれば、製品識別子と送信先IPv6アドレスを情報として記憶するROMを備えたIPv6通信プロセッサを家電機器に実装することにより、家電機器の異常を検出した割り込み信号を受けたIPv6通信プロセッサが記憶情報をIPv6通信プロセッサクアセスポイントへ送信することにより、IPv6通信プロセッサアクセスポイントにおいて、IPv6に必要な処理分担の内、製品識別子から家電機器の送信元アドレスを生成、及びIPv6ヘッダを作成を行い、送信先IPv6アドレスが示す保守運用センタに配置する管理サーバにIPv6パケットを送信することが可能である。保守運用センタからは、IPv6通信プロセッサを備えた機器が、IPv6プロトコルを実装して通信しているように見せることが可能である。
加えて、製品識別子、送信先IPアドレスといった情報を記憶したROM及びタイマを備えた第二のIPv6通信プロセッサを製品に実装し、IPv6通信プロセッサから送信された情報から、第二のIPv6通信プロセッサアクセスポイントにおいて、IPv6パケットを生成することにより、定期的に製品の正常報告を、異常時検出時には異常報告を、IPv6通信プロセッサが記憶している送信先IPv6アドレスが示す保守運用センタの管理サーバに行うことが可能である。これにより、保守運用センタの管理サーバで、家電機器のステートを管理することができる。
さらに、IPv6通信プロセッサとして、製品識別子、送信先IPv6エニイキャストアドレスを備えることにより、これらの情報を読み出したIPv6通信プロセッサリーダで作成したIPv6パケットを、ネットワークを介して、送信IPv6エニイキャストアドレスが示す保守運用センタ104Bの管理サーバへ送ることができ、管理サーバで製品、販売店、販売日時を容易に管理することが可能である。
IPv6通信プロセッサのROM203C内に記憶している情報のCRCの計算値を持つことから、ROM内の情報改竄を検出できる。
産業上の利用可能性
本発明による通信システムは、通信プロセッサとアクセスポイント等の中継機器を有するネットワークにおける通信を、通信プロセッサと中継機器とで通信に必要な機能を分担して実現するため、通信プロセッサの機能を必要最小限にすることを目的とする機器に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明を適用するホームネットワーク及び保守システム構成を示す図である。
図2は、第一のIPv6通信プロセッサの構成を示す図である。
図3は、第一のIPv6通信プロセッサのROMに記憶する情報構成を示す図である。
図4は、第一のIPv6通信プロセッサを温度センサに実装した場合のIPv6通信プロセッサにおける処理フローを示す図である。
図5は、第一のIPv6通信プロセッサクセスポイントの処理構成を示す図である。
図6は、第一のIPv6通信プロセッサクセスポイントにおけるIPv6処理モジュールの処理フローを示す図である。
図7は、IPパケットの構成を示す図である。
図8は、第二のIPv6通信プロセッサの構成を示す図である。
図9は、第二のIPv6通信プロセッサのROMに記憶する情報構成を示す図である。
図10は、第二のIPv6通信プロセッサを温度センサに実装した場合のIPv6通信プロセッサにおける処理フローを示す図である。
図11は、第二のIPv6通信プロセッサクセスポイントにおけるIPv6処理モジュールの処理フローを示す図である。
図12は、第三のIPv6通信プロセッサが持つ情報を読み出すIPv6通信プロセッサリーダを用いた運用システムを示す図である。
図13は、第三のIPv6通信プロセッサ構成を示す図である。
図14は、第三のIPv6通信プロセッサ内のROMに記憶する情報構成を示す図である。
図15は、IPv6通信プロセッサリーダにおける処理構成を示す図である。
図16は、IPv6通信プロセッサリーダにおけるIPv6処理モジュールの処理フローである。
図17は、IPv6通信プロセッサを実装する温度センサの構成例を示す図である。
図18は、ネットワークプリフィクスと管理対象者情報の対応テーブルを示す図である。
図19は、製品識別子、管理対象者情報及び管理機器情報の対応テーブルを示す図である。
図20は、IPv6通信プロセッサアクセスポイントのハードウェア構成例を示す図である。
図21は、IPv6通信プロセッサリーダのハードウェア構成例を示す図である。
図22は、ホームゲートウェイのハードウェア構成例を示す図である。Technical field
The present invention relates to an information notification method in a device in which an IPv6 processor having a destination IPv6 address is installed.
Background art
Internet Protocol (hereinafter referred to as IP) has become a de facto standard for computer networks due to the spread of the Internet, and is always implemented in corporate networks. Due to the widespread use of the Internet from mobile phones, mobile phone systems are also being converted to IP, and communication using the IP protocol is used regardless of whether people are aware of it.
IP originated from ARPANET in the United States, and the definition of protocols and network services is made up of a group of documents called the Request For Comments (RFC) in the Internet Engineering Task Force (IETF). A device that communicates by IP has a 4-byte IP address. The main function of IP is to perform routing for delivering packets from a source terminal to a destination terminal. When sending out a packet, a network to be transmitted is selected, and a packet is divided and assembled according to a transfer packet size according to the network. Confirmation of packet loss or duplication is processed in a layer higher than IP.
As the network usage range expands, the number of devices that require IP addresses is increasing, and IP address depletion and routing complexity are problematic. In particular, regarding IP addresses, a shortage of publicly available global addresses is a major problem.
Considering this, the IPv6 protocol and network services are being defined by IETF as next-generation IP. The main features of IPv6 are that the IPv6 address size has been expanded to 16 bytes, that the address structure has a hierarchical structure that takes routing into account, automatic configuration of IPv6 addresses has become possible, IPsec, Mobile IP Such a function is essential as an IPv6 function. By expanding the IPv6 address size, it is possible to assign global IPv6 addresses from PCs to mobile terminals and home appliances, and it is possible to realize peer-to-peer communication in which each can directly interact. Creation is expected.
The IP protocol described above is defined in RFC 791 “Internet Protocol (IP)”, and network services are defined in other RFC groups. With respect to IPv6, protocols and network services are defined in other RFC groups, centering on RFC 2460 “Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification”.
With the expansion of the IP network, an environment in which an IP network and the Internet can be accessed from anytime and anywhere is constructed, and IP network access from a PC in a company, a mobile phone, and a home PC is made possible. In addition, it is possible to control each device from a PC or mobile phone via an IP network by mounting IP on home appliances such as refrigerators and washing machines, or AV devices such as televisions and videos. For example, an abnormal state can be spontaneously notified from the device to the user's portable terminal or the operation center. As described above, in order to connect various devices to the IPv6 network, a method in which various devices implement IPv6 having a global IPv6 address which is said to be almost infinite, and a communication protocol other than IPv6 such as Echonet or IEEE1394 There is a method of connecting a device having a different communication protocol by connecting a device having a conversion function with the IPv6 protocol as a relay role.
As a method for easily mounting IPv6 on home appliances and AV devices, one LSI chip solution that implements IPv6 processing is considered (hereinafter, this chip is referred to as an IPv6 communication processor). The IPv6 communication processor can realize IPv6 communication by mounting it on a device. In IPv6, it is necessary to implement many functions such as IPsec, Mobile IP, and IPv6 address automatic configuration as standard. As described above, some of the functions listed as standard equipment may be unnecessary depending on the equipment to be mounted. For example, the function of Mobile IP is not necessary for a refrigerator, an air conditioner or the like that hardly moves after installation. Also, the required IPv6 performance varies depending on the device. For example, an AV device that handles moving pictures and the like requires high-speed IPv6 protocol processing and a function such as communication quality assurance.
In order to apply IPv6 to non-PC systems, the minimum required specification of the required IPv6 function is “IPv6 minimum required specification for information home appliances (Ver.3.0.11), INTAP information home appliance safety technical committee, 2001. 11.16 "has been proposed. In addition, regarding the connection form of the IPv6 network of home appliances and the necessity of the IPv6 communication processor, “Creating Internet home appliances with the“ IPv6 chip ”, pp. 31 . 130-139, Nikkei Electronics, 2001.6.4 (no. 797) ".
In order to connect various devices (including home appliances) directly to the IPv6 network, the device itself has an IPv6 function and can be easily connected to the existing hardware configuration of the device. It is necessary to implement IPv6. For example, in a device having a function of detecting an abnormality such as a sensor and notifying it, the function required for the device itself is only a transmission function and does not require a reception function. In addition, the memory capacity must be reduced for cost reduction, and the hardware configuration such as bus width and frequency must be reduced as much as possible. The above-mentioned “IPv6 Minimum Required Specification for Information Home Appliances (Ver. 3.0.11), INTAP Information Home Appliance Safety Technical Committee, 2001.11.16” aims to realize IPv6 communication function only with devices. In order to realize the minimum function, a 1 Mbyte memory and 16 bit microcomputer are required.
Disclosure of the invention
An object of the present invention is to realize communication as an IPv6 communication terminal from a device on which an IPv6 communication processor having only a product identifier that can be used as an interface ID of a destination IPv6 address and a source IP address is installed as an IPv6 communication function. There is.
Another object of the present invention is to store, as a destination IPv6 address stored in an IPv6 communication processor, an IPv6 address of a server that maintains and operates a home appliance provided with the processor via a network, and the home appliance provided with the processor By transmitting to the destination IPv6 address storing the state of the home appliance, a remote maintenance operation via the home appliance network is realized.
A feature of the present invention is that in IPv6 communication in a network having an IPv6 communication processor and a relay device such as an access point, the IPv6 communication processor stores a device identifier corresponding to a destination IP address and an interface ID constituting the source IP address. A ROM, a ROM reading unit, and an external network interface unit, and includes a transmission source IP address and a transmission destination IP address as an IPv6 communication function, and the access point includes a transmission destination IP address and It has a function of receiving a device identifier, adding a network prefix to the received device identifier, generating a source IPv6 address of a device including an IPv6 communication processor, and creating an IPv6 transmission header. , By sharing the functions required for IPv6 communication between IPv6 communications processor and the access point is to realize the IPv6 communication function.
Another feature of the present invention is that a global IPv6 address of a management server that performs device operation management is set as a destination IPv6 address stored in the ROM of the IPv6 communication processor.
Another feature of the present invention is that it is not necessary to fix the address of the management server by setting the IPv6 anycast address of the management server that performs device operation and maintenance.
A source IPv6 address is generated from the device identifier at the IPv6 communication processor access point that receives the destination IPv6 address, device identifier and notification information stored in the ROM transmitted through the network interface unit of the IPv6 communication processor, and sends notification information. It is also a feature of the present invention that the IPv6 packet payload is set and the IPv6 packet is transmitted to the transmission destination IP address stored in the IPv6 communication processor.
Other features of the present invention include home appliances equipped with the IPv6 communication processor, a home network composed of IPv6 communication processor access points, a home gateway disposed in the home network connecting the home network and the access network, The system is composed of an operation and maintenance center of home appliances connected to the access network and a management server arranged in the operation and maintenance center, and the maintenance operation of the home appliances is performed in the management server.
Another feature of the present invention is that, as the second IPv6 communication processor, an IPv6 communication processor is stored by using an IPv6 communication processor reader that does not have a network interface and has a function of reading information stored in the IPv6 communication processor. The destination IPv6 address and the product identifier are read out, the IPv6 communication processor reader generates the source IPv6 address from the product identifier, sets the state of the product in the IPv6 packet payload, and the transmission stored in the IPv6 communication processor The product state is to be transmitted to the destination IPv6 address. By using the destination IPv6 address as the management server of the product management center, the management server can grasp the sales status of the product.
The present invention solves at least one of the above-mentioned problems.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the drawings, the same or corresponding parts are denoted by the same reference numerals and description thereof will not be repeated.
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 6, FIGS. 17 to 20, and FIG.
FIG. 1 shows a configuration example of a home network 107 and a maintenance system using a first
FIG. 22 is a hardware configuration example of the
FIG. 2 shows a first IPv6
FIG. 17 is a diagram illustrating a configuration of the
FIG. 3 is a diagram showing components of information stored in the ROM 203A of the
Next, processing of the
When the
In
As
As
As
FIG. 20 is a diagram illustrating a hardware configuration of the first IPv6 communication
FIG. 5 is a diagram showing a processing configuration of the first IPv6 communication
FIG. 6 is a processing flow in the IPv6 communication
When data is received from the
In
As
In
In
As described above, the IPv6 communication
When receiving the IPv6 packet, the management server 105A arranged in the maintenance operation center 104A recognizes that the
FIG. 18 is a diagram showing the configuration of a table 1801 for managing the correspondence between network prefixes and management target person information. This table 1801 manages a plurality of entries including an IPv6
FIG. 19 is a diagram showing a configuration of a table 1901 for managing the correspondence between the
In this way, the
A second embodiment will be described with reference to FIGS. 1 and 8 to 11.
A configuration example of the home network 107 and the maintenance system using the second
FIG. 8 is a diagram showing the configuration of the second
FIG. 9 is a diagram showing an information configuration stored in the
FIG. 10 shows a processing flow executed by the IPv6 communication processor when the second
The second
In
As
Alternatively, as
As
FIG. 11 shows a processing flow executed by the second IPv6 communication processor access point 102B that receives a packet from the second
When the second IPv6 communication processor access point 102B receives data from the
As
As
As
In
As described above, the second
In the management server 105A of the maintenance operation center 104A, as shown in the first embodiment, the management
A third embodiment will be described with reference to FIGS. 12 to 16 and FIG.
FIG. 12 is a diagram showing a system configuration example to which the third invention is applied. Notification from the product 1203 having the third IPv6 communication processor 101D, the IPv6 communication processor reader 1201 that reads the information from the third IPv6 communication processor 101D, and transmits the read information as an IPv6 packet, and the third IPv6 communication processor 101D The management server 1205 disposed in the
FIG. 13 is a diagram showing a third IPv6 communication processor configuration 101D. The third IPv6 communication processor 101D includes a ROM 203C, a reading unit 204C for reading information stored in the ROM, and an
FIG. 14 is a diagram showing information stored in the ROM 203C. The product identifier 1401, the destination IPv6 anycast address 1402, and the CRC16 calculation value 1403 of the product identifier and the destination IPv6 anycast address are stored in the ROM 203C.
The IPv6 anycast address specified in IETF RFC 2373 is an address for identifying a group of a plurality of interfaces, and an IPv6 packet is only transmitted to the nearest interface belonging to the group, not to all the interfaces connected to the group. It is an address that can be sent. For example, it is used to detect the nearest DNS server. The original function is used to communicate with a router having a function that is nearest to the server. In this embodiment, a server that provides an arbitrary service is found and used to receive the service. In this case, it is used to send an IPv6 packet to the management server 1205 belonging to the subnet of the
FIG. 21 is a diagram illustrating a hardware configuration of the IPv6 communication processor reader 1201 that receives a packet transmitted from the IPv6 communication processor 101D. The IPv6 communication processor reader 1201 includes a main processor 2001B that executes the processing shown in FIG. 5 and the processing flow shown in FIG. 6, a main memory 2002B that stores an execution program, a
FIG. 15 is a diagram showing a processing program configuration of the IPv6 communication processor reader 1201. The IPv6 communication processor reader 1201 includes an external input interface processing unit 1502 that receives input from the
FIG. 16 shows a processing flow of the IPv6 communication
In
In
In
In
The IPv6 header 701 shown in FIG. 7 is created from the source IPv6 address created in
In
In
As described above, the IPv6 communication processor 101D includes the product identifier 1401 and the transmission destination IPv6 anycast address 1402, so that the IPv6 packet created by the IPv6 communication processor reader 1201 that has read the information is transmitted via the
In this embodiment, information to be notified is stored and added by the IPv6 communication processor reader 1201. Information input from the keyboard may be set in the
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and it goes without saying that the present invention can be modified and implemented without departing from the gist, regardless of the application field. For example, the present invention is not limited to the IPv6 protocol, and can be applied to other protocols as long as the present invention can be implemented.
According to the present invention, an IPv6 communication that has received an interrupt signal that detects an abnormality in a home appliance by mounting an IPv6 communication processor having a ROM that stores a product identifier and a destination IPv6 address as information on the home appliance. When the processor sends the stored information to the IPv6 communication processor access point, the IPv6 communication processor access point generates the transmission source address of the home appliance from the product identifier and creates the IPv6 header in the processing sharing required for IPv6. The IPv6 packet can be transmitted to the management server arranged in the maintenance operation center indicated by the destination IPv6 address. From the maintenance and operation center, it is possible to make it appear that a device equipped with the IPv6 communication processor is performing communication by implementing the IPv6 protocol.
In addition, a second IPv6 communication processor having a ROM and a timer storing information such as a product identifier and a destination IP address is mounted on the product, and the second IPv6 communication processor access is performed from the information transmitted from the IPv6 communication processor. At the point, by generating an IPv6 packet, a normal report of the product is periodically sent, and when an abnormality is detected, the abnormal report is sent to the management server of the maintenance operation center indicated by the destination IPv6 address stored in the IPv6 communication processor. It is possible. Thereby, the state of household electrical appliances can be managed by the management server of the maintenance operation center.
Further, the IPv6 communication processor includes a product identifier and a destination IPv6 anycast address, so that the IPv6 packet created by the IPv6 communication processor reader that has read out these pieces of information is indicated by the transmission IPv6 anycast address via the network. It can be sent to the management server of the maintenance operation center 104B, and the management server can easily manage the product, the store, and the sales date.
Since it has a CRC calculation value of information stored in the ROM 203C of the IPv6 communication processor, information alteration in the ROM can be detected.
Industrial applicability
The communication system according to the present invention realizes communication in a network having a communication processor and a relay device such as an access point by sharing the functions required for communication between the communication processor and the relay device. It can be applied to devices intended to be limited.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a home network and maintenance system configuration to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a diagram showing the configuration of the first IPv6 communication processor.
FIG. 3 is a diagram showing an information configuration stored in the ROM of the first IPv6 communication processor.
FIG. 4 is a diagram showing a processing flow in the IPv6 communication processor when the first IPv6 communication processor is mounted on the temperature sensor.
FIG. 5 is a diagram showing a processing configuration of the first IPv6 communication processor access point.
FIG. 6 is a diagram showing a processing flow of the IPv6 processing module in the first IPv6 communication processor access point.
FIG. 7 is a diagram illustrating a configuration of an IP packet.
FIG. 8 is a diagram showing the configuration of the second IPv6 communication processor.
FIG. 9 is a diagram showing an information configuration stored in the ROM of the second IPv6 communication processor.
FIG. 10 is a diagram showing a processing flow in the IPv6 communication processor when the second IPv6 communication processor is mounted on the temperature sensor.
FIG. 11 is a diagram showing a processing flow of the IPv6 processing module in the second IPv6 communication processor access point.
FIG. 12 is a diagram illustrating an operation system using an IPv6 communication processor reader that reads information held by the third IPv6 communication processor.
FIG. 13 is a diagram showing a third IPv6 communication processor configuration.
FIG. 14 is a diagram showing an information configuration stored in the ROM in the third IPv6 communication processor.
FIG. 15 is a diagram showing a processing configuration in the IPv6 communication processor reader.
FIG. 16 is a processing flow of the IPv6 processing module in the IPv6 communication processor reader.
FIG. 17 is a diagram illustrating a configuration example of a temperature sensor on which an IPv6 communication processor is mounted.
FIG. 18 is a diagram illustrating a correspondence table between network prefixes and management target person information.
FIG. 19 is a diagram illustrating a correspondence table of product identifiers, management target person information, and managed device information.
FIG. 20 is a diagram illustrating a hardware configuration example of an IPv6 communication processor access point.
FIG. 21 is a diagram illustrating a hardware configuration example of an IPv6 communication processor reader.
FIG. 22 is a diagram illustrating a hardware configuration example of the home gateway.
Claims (16)
送信先IPv6アドレスとして家電機器の保守運用を行う保守運用センタの管理サーバのアドレスを記憶したIPv6通信プロセッサを実装した家電機器において、送信先IPv6アドレス、家電機器の識別子、及び家電機器の状態を示す情報を送信する手段を備え、
家電機器から送信された情報を受信する通信プロセッサアクセスポイントにおいて、家電機器から送信する送信先IPv6アドレス、家電機器の識別子及び、家電機器の状態情報を受信する手段を備え、受信した家電機器の識別子から家電機器のIPv6アドレスを生成する手段、及びIPv6パケットを作成し家電機器から通知された情報をホームゲートウェイを介してインターネットに送信し、管理サーバへIPv6パケットを送信する手段を備え、
IPv6パケットを受信する保守運用センタの管理サーバにおいて、受信したIPv6パケットの送信元IPv6アドレスを構成するネットワークプリフィクスから家庭内ネットワークを識別する手段を備え、IPv6アドレスを構成するインタフェースIDから家電機器を識別する手段を備え、IPv6パケットに格納されている家電機器から通知された情報を解析し、正常あるいは異常を解析する手段を備えることを特徴とする家電機器保守運用システム。In a home appliance maintenance operation system that connects to an IPv6 home network having home appliances, an IPv6 communication processor access point, and a home gateway via the Internet, and maintains and manages home appliances in the home network.
In a home appliance equipped with an IPv6 communication processor that stores the address of the management server of the maintenance operation center that performs maintenance operation of the home appliance as the destination IPv6 address, the destination IPv6 address, the identifier of the home appliance, and the state of the home appliance are shown. Comprising means for transmitting information,
The communication processor access point that receives information transmitted from the home appliance includes a destination IPv6 address transmitted from the home appliance, an identifier of the home appliance, and means for receiving the status information of the home appliance, and the identifier of the received home appliance A means for generating an IPv6 address of the home appliance from the network, and a means for creating an IPv6 packet and transmitting the information notified from the home appliance to the Internet via the home gateway and transmitting the IPv6 packet to the management server,
The management server of the maintenance operation center that receives the IPv6 packet has means for identifying the home network from the network prefix that constitutes the source IPv6 address of the received IPv6 packet, and identifies the home appliance from the interface ID that constitutes the IPv6 address A home appliance maintenance operation system comprising: means for analyzing the information notified from the home appliance stored in the IPv6 packet, and analyzing normality or abnormality.
識別子及び送信先アドレスを格納した第1の手段と、
前記第1の手段が送信する前記識別子及び送信先アドレスを有する情報を受信し、該情報に基づきネットワークに転送可能な通信パケットを生成し、該ネットワークに送信する第2の手段と、
前記第2の手段が送信した情報を受信し、前記第1の手段の状態を認識する第3の手段とを有することを特徴とする通信システム。A communication system,
First means for storing an identifier and a destination address;
Second means for receiving the information having the identifier and destination address transmitted by the first means, generating a communication packet that can be transferred to the network based on the information, and transmitting the communication packet to the network;
And a third means for receiving the information transmitted by the second means and recognizing the state of the first means.
前記第1の手段は検知手段を有し、
前記検知手段が検知した情報を前記第2の手段へ送信することを特徴とする通信システム。A communication system according to claim 13,
The first means has a detecting means;
A communication system characterized by transmitting information detected by the detection means to the second means.
識別子及び送信先アドレスを格納した第1の手段が送信する前記識別子及び送信先アドレスを有する情報に基づき、ネットワークに転送可能な通信パケットを生成し、該ネットワークに送信する第2の手段が送信した情報を受信し、前記第1の手段の状態を認識することを特徴とする機器管理サーバ。A device management server,
Based on the information having the identifier and the destination address transmitted by the first means storing the identifier and the destination address, a communication packet that can be transferred to the network is generated and transmitted by the second means for transmitting to the network. A device management server that receives information and recognizes the state of the first means.
前記通信プロセッサは、送信先IPアドレス及び送信元IPアドレスである機器識別子を格納した記憶手段と、前記記憶手段に格納された情報を読み出す読出し部と、前記情報を送信するためのインタフェース部を有し、
前記中継機器は、前記通信プロセッサから送信された前記送信先IPアドレス及び機器識別子を受信し、該受信した機器識別子に基づきネットワークに送信可能な送信パケットを作成し、送信することを特徴とする通信システム。A communication system having a communication processor and a relay device,
The communication processor includes a storage unit that stores a device identifier that is a transmission destination IP address and a transmission source IP address, a reading unit that reads out information stored in the storage unit, and an interface unit that transmits the information. And
The relay device receives the transmission destination IP address and device identifier transmitted from the communication processor, creates a transmission packet that can be transmitted to the network based on the received device identifier, and transmits the packet. system.
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