JPWO2003039801A1

JPWO2003039801A1 - Welding wire guide and welding contact tip

Info

Publication number: JPWO2003039801A1
Application number: JP2003541682A
Authority: JP
Inventors: 弘毅鈴木; 庄作伊藤
Original assignee: 株式会社アイオス; 株式会社トゥーウェイ
Priority date: 2001-11-09
Filing date: 2001-11-09
Publication date: 2005-02-24
Also published as: WO2003039801A1

Abstract

チップ内に溶接用ワイヤを案内するガイドからワイヤが外れない構造を有する筒状の溶接用ワイヤガイドを設け、安定した電流が供給でき、構造が簡単な溶接用ワイヤガイド及び溶接用コンタクトチップを提供することを目的とする。本発明の溶接用ワイヤガイド（３）は、チップ本体（２）後端側の円筒穴（４）の内壁に嵌合して前記溶接用ワイヤガイドを保持するための円筒状の保持部（７）と、貫通する溶接用ワイヤ（Ｗ）を前記円筒穴の内壁に押圧しつつ案内する傾斜した円錐形状のガイド部（８）と、前記保持部と前記ガイド部とを接続し前記溶接用ワイヤからの圧力を緩衝する接続部と、で構成され、前記ガイド部の先端出口部は前記溶接用ワイヤを前記円筒穴の内壁に押圧するようにチップ本体の中心線（１０）より前記内壁に偏向して設けられている。A cylindrical welding wire guide having a structure in which the wire is not removed from the guide for guiding the welding wire in the tip is provided, and a welding wire guide and a welding contact tip that can supply a stable current and have a simple structure are provided. The purpose is to do. The welding wire guide (3) of the present invention is a cylindrical holding portion (7) for fitting the inner wall of the cylindrical hole (4) on the rear end side of the tip body (2) to hold the welding wire guide (7). ), The inclined conical guide portion (8) for guiding the welding wire (W) penetrating through the inner wall of the cylindrical hole, and the holding portion and the guide portion are connected to each other to connect the welding wire. A connecting portion for buffering the pressure from the tip, and the tip outlet portion of the guide portion is deflected from the center line (10) of the tip body toward the inner wall so as to press the welding wire against the inner wall of the cylindrical hole. Is provided.

Description

技術分野
本発明は、溶接用コンタクトチップ内に配置される溶接用ワイヤガイド及び溶接用コンタクトチップに関する。
背景技術
従来のトーチノズル内に配置される溶接用コンタクトチップ（以下、適宜コンタクトチップ又はチップという。）はトーチ本体に接続するためのねじを有する単体チップの中心に溶接ワイヤより若干大きい内径の直線貫通穴を設け、ワイヤの送り出しの際その内壁面と自然に接触させて当該ワイヤに給電を行うようになっている。しかしこのようなコンタクトチップの構造では、ワイヤとの接触が自然接触であるため、給電される大電力に対して接触抵抗が大きく、又接触状態が不安定であるためアークの安定持続の確保が難しい。その結果スラッジの多量発生となりチップ内に溜まってしまいダブルアークを引き起こしワイヤの溶着が発生したりすることから逃れられない。さらに、スパーク放電による貫通穴内壁の消耗も加わった磨耗のため内径が拡大してワイヤの触れが大きくなるという問題もあった。内径が拡大してワイヤの触れが大きくなると、いわゆる狙いずれを起こして、溶接不良品を発生させることになる。
この対策として溶接ワイヤをパイプや板ばねでチップ内の内壁に押し付け、ワイヤ貫通孔の先端部の磨耗による給電不良を防止し、耐久性を高めるようになっている。このため図５に示すように、特開平９−１３４６号においては、コンタクトチップが良電導材のチップ本体３１と高硬度のガイドとこれらを保持するチップカバーに分割され、溶接ワイヤへの給電はチップ本体部で確実になされると共に、ガイドにより先端部穴径拡大が防止される。溶接ワイヤＳはトーチジョイント４０内のパイプ４６を通してチップ本体へ案内される。パイプ４６はトーチジョイント４０の孔６７から通穴４１を横切るように配置したテンションワイヤの緊張力により支持ヘッド４５を中心に回動され、チップ本体の貫通孔３３に対して偏芯するので、溶接ワイヤＳとチップ本体３１との確実な接触が得られる。パイプ４６の回転角度はエアシリンダ等でテンションワイヤの引張りを制御することにより調整でき適切な接触状態を得ることが出来るものが提案されている。さらに、特願２０００−２３９１１８号においては、図６に示すように、チップ本体２１内にその後端２１ｂから先端２１ａに貫通する貫通孔２３を有している。
ワイヤ貫通孔２３には板ばね２２が設置され、この板ばね２２は、保持部２２ａとばね部２２ｂを有している。板ばね２２はワイヤ貫通孔２３を貫通する溶接ワイヤ２５を中心線ｈよりワイヤ貫通孔２３の内壁側に押圧するようにワイヤ貫通孔２３の後端部２１ｂに収納されている。そしてばね部２２ｂはワイヤ貫通孔２３を貫通する溶接ワイヤ２５を案内する溝２２ｃを有しているものが提案されている。
発明の開示
しかしながら、特開平９−１３４６号に提案されているコンタクトチップにおいては、チップ本体３１と高硬度のガイド３５とこれらを保持するチップカバー３６に分割されている。さらに、チップ本体３１を覆うノズル５０とトーチジョイント４０とホルダとで構成されている。
コンタクトチップ内には溶接用ワイヤＳをガイドする回動可能に構成されたパイプ４６や、チップ本体３１内を横切るように配置したテンションワイヤを配置している。そしてチップの内壁側にワイヤを押圧するためには、テンションワイヤの張力によりチップ内壁側に押圧するパイプの押圧を調整する構成であり部品点数が多く構造が複雑である。コンタクトチップは大型になる。そのため製造する製造工程も多く、コストもかかる。
また、特願２０００−２３９１１８号においては、板ばね２２ｂがワイヤ貫通孔２３を貫通する溶接ワイヤ２５をワイヤ貫通孔２３の内壁側に押圧するようにワイヤ貫通孔のチップ２０の後端部２１ｂに収納されている。
この構造ではチップの貫通孔の径に対して板ばね２２ｂが細い構造であり、ワイヤ２５はワイヤ２５を案内するばね２２ｂに設けられた溝２２ｃから外れ易い。ワイヤ２５が外れると、チップの貫通孔２３内で板ばね２２ｂの左右にワイヤ２５が挟まってしまいスムースに流れない。さらに、ワイヤ２５が板ばね２２から外れチップ内で板ばね２２ｂの左右にワイヤが挟まってしまうとワイヤ２５のメッキ皮膜が剥がされてしまい穴詰まりの原因になる。そして剥がされた皮膜がスラッジとなりワイヤ２５とチップ内壁の接触部位２３ｄに溜まってダブルアークを引き起こしワイヤ溶着が発生する。
そこで本発明においては、コンタクトチップ内の円筒穴にワイヤが外れない構造を有する筒状の溶接用ワイヤガイドを設けた簡単な構造で、且つ、安定した電流が供給できる溶接用ワイヤガイド及び溶接用コンタクトチップを提供することを目的とする。
以上のことから本発明は、溶接用ワイヤが貫通する貫通孔と円筒穴とが形成されたチップ本体と共に用いられ、前記円筒穴の中に嵌めこまれた状態で前記溶接用ワイヤをチップ本体に対して接触状態を維持させつつ案内するための溶接用ワイヤガイドであって、前記チップ本体後端側の前記円筒穴の内壁に嵌合して前記溶接用ワイヤガイドを保持するための円筒状の保持部と、前記貫通する前記溶接用ワイヤを前記円筒穴の内壁に押圧しつつ案内する傾斜した円錐形状のガイド部と、前記ワイヤ保持部とガイド部とを接続し前記溶接用ワイヤからの圧力を緩衝する接続部と、で構成され、
前記ガイド部の先端に形成された出口部の中心は前記溶接用ワイヤを前記円筒穴の内壁に押圧するようにチップ本体の中心線より前記内壁に偏芯して設けられていることを特徴とする溶接用ワイヤガイドを提供するものである。
そして、前記溶接用ワイヤガイドは、弾性のあるステンレス（ＳＡＳ３０４）等の金属材で形成されている。
前記保持部は円筒穴に挿入して溶接用ワイヤガイドを保持するために前記円筒穴の径より大きい径の円筒状に形成され、その一部が切り離され押圧することでその径が小さくなるように変化する。
さらに、前記ガイド部は貫通する溶接用ワイヤを案内する円錐形状の筒で形成され、その１辺が前記チップ本体の中心線と平行になるように傾斜した状態で接続部を介して保持部と連結している。そして、前記ワイヤガイド部の先端に所定の長さで設けられた出口部は溶接用ワイヤが貫通する大きさの所定の径でパイプ状に形成されている。
また、第２の形態においては、前記ワイヤガイド部は溶接用ワイヤからの圧力を緩衝するために円錐形状の筒の一部が切り離されている。
さらに本発明は、良電導材で形成され、溶接用ワイヤが貫通する貫通孔と円筒穴とを有するチップ本体と、前記円筒穴の中に嵌めこまれた状態で前記溶接用ワイヤをチップ本体に対して接触状態を維持させつつ案内するための溶接用ワイヤガイドとで構成された溶接用コンタクトチップであって、
前記チップ本体は、後端側に設けられその内壁で前記溶接用ワイヤを案内する前記溶接用ワイヤガイドの保持部と嵌合し溶接用ワイヤガイドを保持しする前記円筒穴と、前記円筒穴の先端側に接続した円錐状の導入口からチップ本体の先端に貫通する溶接用ワイヤ径より大きい径を有した前記貫通孔と、チップ本体の後端部にアーク部と結合するためのねじとを有し、
前記溶接用ワイヤガイドは、前記チップ本体後端側の前記円筒穴の内壁に嵌合して前記溶接用ワイヤガイドを保持するための円筒状の保持部と、
前記貫通する前記溶接用ワイヤを前記円筒穴の内壁に押圧しつつ案内する傾斜した円錐形状のガイド部と、前記ワイヤ保持部とガイド部とを接続し溶接用ワイヤの押圧力を緩衝する接続部と、で構成され、前記ガイド部の先端出口部は前記溶接用ワイヤを前記円筒穴の内壁に押圧するようにチップ本体の中心線より前記内壁に偏芯して設けられていることを特徴とする溶接用コンタクトチップを提供するものである。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図に基づき詳細に説明する。
図１は、本発明の溶接用コンタクトチップ１の正面図を示す。溶接用コンタクトチップ１はチップ本体２とトーチ側に取り付けるための取り付けねじ６が形成されている。チップ本体２は、良電導材のクロム銅のほか、黄銅、純銅、ジルコニウム、真ちゅう、アルミニュウム、リン青銅、通電性セラミック、ベリリウム銅などで形成されている。溶接用ワイヤＷは溶接用コンタクトチップ１の後端部２ｂ側から先端部２ａへ貫通される。
図２は、溶接用ワイヤＷがコンタクトチップ１内を貫通した状態における図１のＡ−Ａ間の断面図を示す。図に示すようにコンタクトチップ１はチップ本体２と筒状の溶接用ワイヤガイド３とで構成されている。チップ本体２は、その先端から後端の間で略中間から後端にかけて溶接用ワイヤを通す円筒穴４が形成されている。この円筒穴４内に溶接用ワイヤガイド３が設置される。円筒穴４の先端側は円錐形状のコーン部４ａを形成している。そしてそのコーン部４ａの先端側の導入口からは溶接ワイヤＷの径よりわずかに大きい内径の貫通孔５がチップ先端まで形成されている。この円錐形状のコーン部４ａは、挿入する溶接用ワイヤＷを容易に貫通孔５に案内することが可能である。さらに溶接用ワイヤＷとチップ本体２の給電部４ｂとの接触面の抵抗を安定させる。
ここで本発明における溶接用ワイヤガイド３の第１の実施の形態例について説明する。
図３は、筒状の溶接用ワイヤガイド３を示し、（ａ）は、溶接用ワイヤガイド３の正面図を示す。（ｂ）は（ａ）のＢ−Ｂ間での断面図を示す。筒状の溶接用ワイヤガイド３は保持部７と、ガイド部８と、保持部７とガイド部８を接続する接続部１２から構成されている。筒状の溶接用ワイヤガイド３は、通常、弾力性のある金属類を用いるが、弾力性を有していれば金属以外の材質（例えば、硬質ゴム等）のものであってもよい。
保持部７は円筒形でチップ本体２の後端部の円筒穴４に嵌り合う形状を有する。保持部７の円筒はその１部が切り離され、その径は円筒穴４の径より大きな径である。嵌め込む時に保持部７を押さえて切離部７ｂが接触するようにして円筒穴４に挿入する。保持部７のステンレス材が復元する復元力が押力となりチップ内後端の円筒穴４の内壁に保持部７を押し付けて溶接用ワイヤガイド３を保持する。
ガイド部８は円錐状の形状に形成されている。ガイド部８は円錐形の一辺がチップの中心線１０に並行するように傾斜して接続部１２に結合している。ガイド部８の先端に形成された溶接用ワイヤ出口９はチップ本体２の中心線１０より内壁方向に偏芯している。溶接用ワイヤＷはその溶接用ワイヤ出口部９により内壁に押圧されることになる。
第１の実施の形態例におけるガイド部８先端の溶接用ワイヤ出口部９は、先端に所定の長さだけ溶接用ワイヤＷが通り抜けられるだけの余裕を持った径のパイプ状に形成されている。パイプ状に形成されている出口部９の径は溶接用ワイヤＷの径等の条件によりにより所定の大きさに形成する。
本溶接用ワイヤは、種々のサイズのものに適用可能であるが、一例として溶接用ワイヤの径が１．００ｍｍである場合、出口部９の内径は１．３ｍｍとする。
このガイド部８の先端側の溶接用ワイヤ出口部９では、溶接用ワイヤＷとガイド部８のワイヤ出口部９とが面接触している。常時溶接用ワイヤとガイド部のワイヤ出口部９が面接触していることにより接触抵抗が安定するので印加電圧の変動が押えられる。溶接用のアークは定電流制御であるため電流が安定して良好なアークが得られるのである。さらに、溶接用ワイヤＷの表面にはメッキが施されている。例えば銅、アルミ等のメッキである。ワイヤガイドから外れワイヤとガイドが円筒内で擦れたりするとメッキが削げ落ちたりする。その削られた皮膜等が貫通穴５を塞いだり給電部４ｂなどに付着してダブルアークを引き起こし溶接用ワイヤＷを溶着するトラブルの原因となる。本発明の溶接用ワイヤガイド３は筒状に形成されているので溶接用ワイヤＷがガイド部８から外れることはない。安定した状態で溶接用ワイヤを案内することが出来る。
また、接続部１２は貫通する溶接用ワイヤＷがガイド部８に与える衝撃を緩衝する機能を果している。ガイド部８への摩擦抵抗を安定させ長時間使用可能にする。
ここで、溶接用ワイヤＷと溶接用コンタクトチップ１の動作について説明する。
溶接用コンタクトチップ１はトーチノズルの内部に配置され、溶接用ワイヤ給電部に取り付け、溶接用ワイヤＷを円筒穴４に挿入させて使用される。円筒穴４に挿入された溶接用ワイヤＷは円筒状の溶接用ワイヤガイド３内に導かれ保持部７を通る。溶接用ワイヤＷは保持部７からガイド部８に案内されガイド部８の溶接用ワイヤ出口部９の押圧によりチップ本体２の内壁に導かれる。溶接用ワイヤ出口部９から出た溶接用ワイヤＷはコーン部４ａからチップ本体２の内壁の給電部４ｂに接触しつつ貫通孔５へ進む。この時、溶接用ワイヤＷは給電されて被溶接材に対してアークにより溶融し溶接を行うことが出来る。
溶接用ワイヤガイド３は円筒形であるため、溶接用ワイヤは溶接用ワイヤガイド３から外れることはない。ガイド部８から外れたり、円筒穴４内で溶接用ワイヤガイド３に挟まることはない。常に安定して溶接用ワイヤＷをガイドすることが出来る。
さらに、ガイド部が溶接用ワイヤＷをチップの先端寄りで押圧するため給電部４ｄが磨耗しても長時間押圧を可能にする。長時間押圧が出来る事によって、安定した電流が供給でき、電力の省力化が可能になる。
次に、溶接用ワイヤガイド３の第２の実施の形態例について説明する。
図４は筒状の溶接用ワイヤガイド３を示し、（ａ）は、案内部材の正面図を示す。（ｂ）は（ａ）のＸ−Ｘ間での断面図を示す。筒状の溶接用ワイヤガイド３は保持部７と、ガイド部８と、保持部とガイド部と接続する接続部１２から構成されている。筒状の溶接用ワイヤガイド３は弾力性のあるステンレス（ＳＡＳ３０４）材、アルミ材等で形成されている。
保持部７は円筒形でチップの後端の円筒穴４に嵌り合う形状を有する。保持部７の円筒はその１部が切り離され、その径は円筒穴４の径より大きな径である。嵌め込む時に保持部７を押さえ込んで切離部７ｂが接触するようにして円筒穴４に差し込む。保持部７のステンレス材が復元する復元力による押圧力がチップ内後端の円筒穴４の内壁に保持部７を押し付けて溶接用ワイヤガイド３を保持する。
ガイド部８は円錐形の形状である。そして、ガイド部８の筒状の一部が切り離されている。溶接用ワイヤＷがガイド部８に与える衝撃を緩衝することができる。ガイド部８の先端に形成された溶接用ワイヤ出口の中心はチップ本体２の中心線１０より内壁方向に偏芯している。溶接用ワイヤＷはその溶接用ワイヤ出口８ｂにより内壁に押圧されることになる。
ここで、第２の実施の形態における溶接用ワイヤＷと溶接用コンタクトチップ１の動作について説明する。
溶接用コンタクトチップ１はトーチノズルの内部に配置され、溶接用ワイヤ給電部に取り付け、溶接用ワイヤＷを円筒穴４に挿入させて使用される。円筒穴４に挿入された溶接用ワイヤＷは円筒状の溶接用ワイヤガイド３内に導かれ保持部７を通る。保持部７からガイド部８に案内されガイド部８の溶接用ワイヤ出口８ｂの押圧によりチップ本体２の内壁方向に導かれる。溶接用ワイヤ出口８ｂはワイヤの搬送が容易になるようにその径は余裕を持って形成されている。溶接用ワイヤ出口８ｂからチップ本体２１の内壁側に出た溶接用ワイヤＷは円筒穴４の先端側に設けられた円錐状のコーン部４ａに案内されチップ本体２の内壁の給電部４ｂに接触しつつ貫通孔５へ進む。この時、溶接用ワイヤＷは給電されてアークにより溶融し溶接を行うことが出来る。
溶接用ワイヤガイド３は円錐形状であり、溶接用ワイヤＷはガイド部８に包み込まれテいるので溶接用ワイヤガイド３から外れることはない。円筒穴４内で溶接用ガイド１に挟まることもない。常に安定して溶接用ワイヤＷをガイドすることが出来る。
さらに、ガイド部８が溶接用ワイヤＷをチップの先端寄りで押圧するため給電部４ｄが磨耗しても長時間押圧を可能にする。長時間押圧が出来る事によって、安定した電流が供給でき、電力の省力化が可能になる。
本発明は、溶接用コンタクトチップ１内を貫通する溶接用ワイヤＷがチップ本体２内に設置した溶接用ワイヤガイド３から外れない筒状の構造を有し、小型で簡単な構造の、且つ、安定した電流が供給できる溶接用ワイヤガイド及び溶接用コンタクトチップを提供することが出来た。
さらに、ガイド部が溶接用ワイヤＷをチップの先端寄りで押圧するため給電部４ｄが磨耗しても長時間押圧を可能にする。長時間押圧が出来る事によって、安定した電流が供給でき、電力の省力化が可能となった。また、さらにチップ本体の耐久性が増した。
産業上の利用可能性
本発明は、簡単な構造で安定した給電が可能な溶接用コンタクトチップ内に配置された溶接用ワイヤガイド及び溶接用コンタクトチップとして利用可能である。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明に係る溶接用コンタクトチップの正面図を示す。
第２図は、溶接用ワイヤＷが貫通した状態のコンタクトチップで図１のＡ−Ａ間の断面図を示す。
第３図は、第１の実施の形態例を示し、（ａ）は、溶接用ワイヤガイドの正面図を示す。（ｂ）は（ａ）のＢ−Ｂ間での断面図を示す。
第４図は、第２の実施の形態例を示し、（ａ）は、溶接用ワイヤガイドの正面図を示す。（ｂ）は（ａ）のＸ−Ｘ間での断面図を示す。
第５図は、従来例を説明する断面図を示す。
第６図は、従来例を説明する断面図を示す。TECHNICAL FIELD The present invention relates to a welding wire guide and a welding contact tip disposed in a welding contact tip.
BACKGROUND ART Conventional contact tips for welding (hereinafter referred to as contact tips or tips as appropriate) disposed in a torch nozzle are linearly penetrated with a slightly larger inner diameter than a welding wire at the center of a single tip having a screw for connecting to a torch body. A hole is provided, and when the wire is sent out, it is brought into natural contact with the inner wall surface to feed power to the wire. However, in such a contact chip structure, the contact with the wire is a natural contact, so the contact resistance is large with respect to the large electric power supplied, and the contact state is unstable, so it is possible to ensure the stable and sustained arc. difficult. As a result, a large amount of sludge is generated and accumulated in the chip, causing a double arc and causing welding of the wire. Furthermore, there is also a problem that the inner diameter is increased due to the wear that includes wear of the inner wall of the through hole due to spark discharge, and the touch of the wire is increased. When the inner diameter is increased and the touch of the wire is increased, a so-called aim is caused and a defective welding product is generated.
As a countermeasure, the welding wire is pressed against the inner wall of the chip with a pipe or a leaf spring to prevent power supply failure due to wear at the tip of the wire through hole and to improve durability. For this reason, as shown in FIG. 5, in Japanese Patent Laid-Open No. 9-1346, the contact tip is divided into a tip body 31 made of a highly conductive material, a high-hardness guide, and a tip cover that holds them. The tip body portion is surely made, and the tip portion hole diameter is prevented from being enlarged by the guide. The welding wire S is guided to the chip body through the pipe 46 in the torch joint 40. The pipe 46 is rotated around the support head 45 by the tension of the tension wire arranged so as to cross the through hole 41 from the hole 67 of the torch joint 40 and is eccentric with respect to the through hole 33 of the chip body. A reliable contact between the wire S and the chip body 31 is obtained. It has been proposed that the rotation angle of the pipe 46 can be adjusted by controlling the tension wire tension with an air cylinder or the like to obtain an appropriate contact state. Furthermore, in Japanese Patent Application No. 2000-239118, as shown in FIG. 6, the chip body 21 has a through hole 23 that penetrates from the rear end 21b to the front end 21a.
A plate spring 22 is installed in the wire through hole 23, and the plate spring 22 has a holding portion 22a and a spring portion 22b. The leaf spring 22 is accommodated in the rear end portion 21b of the wire through hole 23 so as to press the welding wire 25 penetrating the wire through hole 23 toward the inner wall side of the wire through hole 23 from the center line h. A spring portion 22b having a groove 22c for guiding a welding wire 25 penetrating the wire through hole 23 has been proposed.
DISCLOSURE OF THE INVENTION However, the contact chip proposed in Japanese Patent Laid-Open No. 9-1346 is divided into a chip body 31, a high-hardness guide 35, and a chip cover 36 for holding them. Furthermore, the nozzle 50, the torch joint 40 and the holder that cover the chip body 31 are formed.
In the contact tip, a pivotable pipe 46 for guiding the welding wire S and a tension wire arranged so as to cross the inside of the tip body 31 are arranged. In order to press the wire toward the inner wall side of the chip, the structure is such that the pressure of the pipe pressed against the inner wall side of the chip is adjusted by the tension of the tension wire, and the number of parts is large and the structure is complicated. The contact tip becomes large. Therefore, there are many manufacturing processes to manufacture and cost is high.
In Japanese Patent Application No. 2000-239118, the leaf spring 22b is applied to the rear end portion 21b of the tip 20 of the wire through hole so that the welding wire 25 penetrating the wire through hole 23 is pressed against the inner wall side of the wire through hole 23. It is stored.
In this structure, the leaf spring 22b is narrower than the diameter of the through hole of the chip, and the wire 25 is easily detached from the groove 22c provided in the spring 22b for guiding the wire 25. When the wire 25 is detached, the wire 25 is sandwiched between the left and right sides of the leaf spring 22b in the through hole 23 of the chip and does not flow smoothly. Further, if the wire 25 is detached from the leaf spring 22 and the wire is sandwiched between the left and right sides of the leaf spring 22b in the chip, the plating film on the wire 25 is peeled off, which causes clogging. The peeled film becomes sludge and accumulates in the contact portion 23d between the wire 25 and the inner wall of the chip, causing a double arc and wire welding.
Therefore, in the present invention, a welding wire guide capable of supplying a stable current with a simple structure provided with a cylindrical welding wire guide having a structure in which a wire does not come off in a cylindrical hole in a contact tip, and for welding An object is to provide a contact chip.
From the above, the present invention is used together with a chip body in which a through hole and a cylindrical hole through which a welding wire passes are formed, and the welding wire is inserted into the chip body in a state of being fitted in the cylindrical hole. A welding wire guide for guiding while maintaining a contact state with respect to a cylindrical shape for fitting the inner wall of the cylindrical hole on the rear end side of the tip body to hold the welding wire guide A holding portion, an inclined conical guide portion that guides the welding wire passing therethrough against the inner wall of the cylindrical hole, and a pressure from the welding wire by connecting the wire holding portion and the guide portion. And a connection part for buffering,
The center of the outlet portion formed at the tip of the guide portion is provided eccentric to the inner wall from the center line of the tip body so as to press the welding wire against the inner wall of the cylindrical hole. A welding wire guide is provided.
The welding wire guide is formed of a metal material such as elastic stainless steel (SAS304).
The holding portion is formed in a cylindrical shape having a diameter larger than the diameter of the cylindrical hole so as to be inserted into the cylindrical hole and hold the welding wire guide, and a part of the holding portion is cut and pressed so that the diameter is reduced. To change.
Further, the guide portion is formed of a conical cylinder for guiding a welding wire passing therethrough, and the holding portion is interposed via the connection portion in a state in which one side thereof is inclined so as to be parallel to the center line of the tip body. It is connected. And the exit part provided in the front-end | tip of the said wire guide part by predetermined length is formed in the pipe shape with the predetermined diameter of the magnitude | size which a welding wire penetrates.
Moreover, in the 2nd form, in order for the said wire guide part to buffer the pressure from the wire for welding, a part of cone-shaped cylinder is cut away.
Furthermore, the present invention provides a chip body made of a highly conductive material and having a through-hole and a cylindrical hole through which a welding wire passes, and the welding wire fitted into the cylindrical hole in the chip body. A welding contact tip composed of a welding wire guide for guiding while maintaining a contact state,
The tip body is provided on the rear end side and is fitted with a holding portion of the welding wire guide that guides the welding wire on its inner wall, and the cylindrical hole that holds the welding wire guide; The through-hole having a diameter larger than the diameter of the welding wire penetrating from the conical inlet connected to the tip side to the tip of the tip body, and a screw for joining the arc portion to the rear end portion of the tip body Have
The welding wire guide is fitted to the inner wall of the cylindrical hole on the rear end side of the tip body, and a cylindrical holding portion for holding the welding wire guide;
An inclined conical guide part that guides the welding wire passing therethrough while pressing it against the inner wall of the cylindrical hole, and a connection part that connects the wire holding part and the guide part to buffer the pressing force of the welding wire. The tip outlet portion of the guide portion is provided to be eccentric from the center line of the tip body to the inner wall so as to press the welding wire against the inner wall of the cylindrical hole. A contact tip for welding is provided.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a front view of a welding contact tip 1 of the present invention. The welding contact tip 1 is formed with an attachment screw 6 for attaching to the tip body 2 and the torch side. The chip body 2 is made of brass, pure copper, zirconium, brass, aluminum, phosphor bronze, conductive ceramic, beryllium copper, or the like in addition to chromium copper, which is a highly conductive material. The welding wire W is penetrated from the rear end portion 2b side of the welding contact tip 1 to the front end portion 2a.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1 in a state where the welding wire W penetrates through the contact tip 1. As shown in the figure, the contact tip 1 is composed of a tip body 2 and a tubular welding wire guide 3. The tip body 2 is formed with a cylindrical hole 4 through which a welding wire passes from the middle to the rear end between the front end and the rear end. A welding wire guide 3 is installed in the cylindrical hole 4. The tip end side of the cylindrical hole 4 forms a cone-shaped cone portion 4a. A through hole 5 having an inner diameter slightly larger than the diameter of the welding wire W is formed from the introduction port on the distal end side of the cone portion 4a to the tip end. The cone-shaped cone portion 4a can easily guide the welding wire W to be inserted into the through hole 5. Furthermore, the resistance of the contact surface between the welding wire W and the power feeding portion 4b of the chip body 2 is stabilized.
Here, a first embodiment of the welding wire guide 3 in the present invention will be described.
FIG. 3 shows a tubular welding wire guide 3, and FIG. 3A shows a front view of the welding wire guide 3. (B) shows sectional drawing between BB of (a). The tubular welding wire guide 3 includes a holding portion 7, a guide portion 8, and a connection portion 12 that connects the holding portion 7 and the guide portion 8. The cylindrical welding wire guide 3 is usually made of elastic metals, but may be made of a material other than metal (for example, hard rubber) as long as it has elasticity.
The holding part 7 is cylindrical and has a shape that fits into the cylindrical hole 4 at the rear end of the chip body 2. A part of the cylinder of the holding part 7 is cut off, and its diameter is larger than the diameter of the cylindrical hole 4. At the time of fitting, the holding part 7 is pressed and inserted into the cylindrical hole 4 so that the separating part 7b comes into contact. The restoring force that the stainless steel material of the holding part 7 restores becomes a pressing force, and the holding part 7 is pressed against the inner wall of the cylindrical hole 4 at the rear end of the chip to hold the welding wire guide 3.
The guide part 8 is formed in a conical shape. The guide portion 8 is coupled to the connection portion 12 with an inclination so that one side of the conical shape is parallel to the center line 10 of the chip. The welding wire outlet 9 formed at the tip of the guide portion 8 is eccentric from the center line 10 of the tip body 2 toward the inner wall. The welding wire W is pressed against the inner wall by the welding wire outlet portion 9.
The welding wire outlet portion 9 at the distal end of the guide portion 8 in the first embodiment is formed in a pipe shape having a diameter with a margin that allows the welding wire W to pass through a predetermined length at the distal end. . The diameter of the outlet portion 9 formed in a pipe shape is formed to a predetermined size depending on conditions such as the diameter of the welding wire W.
The welding wire can be applied to various sizes, but as an example, when the diameter of the welding wire is 1.00 mm, the inner diameter of the outlet portion 9 is 1.3 mm.
In the welding wire outlet portion 9 on the distal end side of the guide portion 8, the welding wire W and the wire outlet portion 9 of the guide portion 8 are in surface contact. Since the contact resistance is stabilized when the welding wire and the wire outlet portion 9 of the guide portion are in surface contact with each other, fluctuations in the applied voltage are suppressed. Since the arc for welding is constant current control, the current is stable and a good arc can be obtained. Furthermore, the surface of the welding wire W is plated. For example, plating of copper, aluminum or the like. If the wire guide is detached from the wire guide and rubs in the cylinder, the plating is scraped off. The cut film or the like closes the through-hole 5 and adheres to the power feeding portion 4b and causes a double arc, causing a trouble of welding the welding wire W. Since the welding wire guide 3 of the present invention is formed in a cylindrical shape, the welding wire W does not come off from the guide portion 8. The welding wire can be guided in a stable state.
Further, the connecting portion 12 has a function of buffering the impact exerted by the penetrating welding wire W on the guide portion 8. The frictional resistance to the guide portion 8 is stabilized and can be used for a long time.
Here, the operation of the welding wire W and the welding contact tip 1 will be described.
The welding contact tip 1 is disposed inside the torch nozzle, is attached to the welding wire feeding portion, and is used by inserting the welding wire W into the cylindrical hole 4. The welding wire W inserted into the cylindrical hole 4 is guided into the cylindrical welding wire guide 3 and passes through the holding portion 7. The welding wire W is guided from the holding portion 7 to the guide portion 8 and guided to the inner wall of the chip body 2 by pressing the welding wire outlet portion 9 of the guide portion 8. The welding wire W exiting from the welding wire outlet portion 9 advances from the cone portion 4a to the through hole 5 while being in contact with the power feeding portion 4b on the inner wall of the tip body 2. At this time, the welding wire W is fed and melted by arc with respect to the material to be welded for welding.
Since the welding wire guide 3 has a cylindrical shape, the welding wire does not come off the welding wire guide 3. It does not come off from the guide portion 8 or is sandwiched between the welding wire guides 3 in the cylindrical hole 4. The welding wire W can be always stably guided.
Furthermore, since the guide portion presses the welding wire W closer to the tip end of the chip, even if the power feeding portion 4d is worn, it can be pressed for a long time. By pressing for a long time, a stable current can be supplied and power saving can be achieved.
Next, a second embodiment of the welding wire guide 3 will be described.
FIG. 4 shows a tubular welding wire guide 3, and (a) shows a front view of the guide member. (B) shows sectional drawing between XX of (a). The tubular welding wire guide 3 includes a holding part 7, a guide part 8, and a connecting part 12 connected to the holding part and the guide part. The cylindrical welding wire guide 3 is formed of a resilient stainless steel (SAS304) material, aluminum material, or the like.
The holding part 7 is cylindrical and has a shape that fits into the cylindrical hole 4 at the rear end of the chip. A part of the cylinder of the holding part 7 is cut off, and its diameter is larger than the diameter of the cylindrical hole 4. When fitting, the holding part 7 is pressed down and inserted into the cylindrical hole 4 so that the separating part 7b comes into contact. The pressing force by the restoring force that the stainless steel material of the holding part 7 restores presses the holding part 7 against the inner wall of the cylindrical hole 4 at the rear end of the chip to hold the welding wire guide 3.
The guide portion 8 has a conical shape. And the cylindrical part of the guide part 8 is cut away. The impact exerted on the guide portion 8 by the welding wire W can be buffered. The center of the welding wire outlet formed at the tip of the guide portion 8 is eccentric from the center line 10 of the tip body 2 toward the inner wall. The welding wire W is pressed against the inner wall by the welding wire outlet 8b.
Here, the operation of the welding wire W and the welding contact tip 1 in the second embodiment will be described.
The welding contact tip 1 is disposed inside the torch nozzle, is attached to the welding wire feeding portion, and is used by inserting the welding wire W into the cylindrical hole 4. The welding wire W inserted into the cylindrical hole 4 is guided into the cylindrical welding wire guide 3 and passes through the holding portion 7. It is guided from the holding part 7 to the guide part 8 and is guided toward the inner wall of the chip body 2 by pressing the welding wire outlet 8 b of the guide part 8. The welding wire outlet 8b is formed with a sufficient diameter so that the wire can be easily conveyed. The welding wire W coming out from the welding wire outlet 8b to the inner wall side of the tip body 21 is guided by the conical cone portion 4a provided on the tip side of the cylindrical hole 4 and contacts the power feeding portion 4b on the inner wall of the tip body 2. Then, the process proceeds to the through hole 5. At this time, the welding wire W is fed and melted by the arc so that welding can be performed.
The welding wire guide 3 has a conical shape, and the welding wire W is encased in the guide portion 8 and is not detached from the welding wire guide 3. It is not sandwiched between the welding guides 1 within the cylindrical hole 4. The welding wire W can be always stably guided.
Furthermore, since the guide portion 8 presses the welding wire W closer to the tip end of the tip, even if the power feeding portion 4d is worn, it can be pressed for a long time. By pressing for a long time, a stable current can be supplied and power saving can be achieved.
The present invention has a cylindrical structure in which the welding wire W penetrating through the welding contact tip 1 does not come off from the welding wire guide 3 installed in the tip body 2, and has a small and simple structure, and It was possible to provide a welding wire guide and a welding contact tip capable of supplying a stable current.
Furthermore, since the guide portion presses the welding wire W closer to the tip end of the chip, even if the power feeding portion 4d is worn, it can be pressed for a long time. By being able to press for a long time, it was possible to supply a stable current and save power. In addition, the durability of the chip body was further increased.
INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be used as a welding wire guide and a welding contact tip disposed in a welding contact tip capable of supplying power stably with a simple structure.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a front view of a welding contact tip according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line A-A in FIG. 1 with the contact tip having the welding wire W penetrated.
FIG. 3 shows a first embodiment, and (a) shows a front view of a welding wire guide. (B) shows sectional drawing between BB of (a).
FIG. 4 shows a second embodiment, and (a) shows a front view of the welding wire guide. (B) shows sectional drawing between XX of (a).
FIG. 5 shows a sectional view for explaining a conventional example.
FIG. 6 shows a sectional view for explaining a conventional example.

Claims

Used with a chip body in which a through hole and a cylindrical hole through which a welding wire passes are formed, while maintaining the contact state of the welding wire with the chip body while being fitted in the cylindrical hole A welding wire guide for guiding,
A cylindrical holding part for fitting the inner wall of the cylindrical hole on the rear end side of the tip body to hold the welding wire guide;
An inclined conical guide portion that guides the welding wire passing therethrough while pressing against the inner wall of the cylindrical hole;
A connection part for connecting the wire holding part and the guide part and buffering pressure from the welding wire;
Consists of
The center of the outlet portion formed at the tip of the guide portion is provided eccentric to the inner wall from the center line of the tip body so as to press the welding wire against the inner wall of the cylindrical hole. Wire guide for welding.

The welding wire guide according to claim 1, wherein the welding wire guide is formed of an elastic member containing non-metals.

The welding wire guide according to claim 2, wherein the holding portion is formed in a cylindrical shape having a diameter larger than the diameter of the cylindrical hole, and a diameter of the holding portion is changed by being cut and pressed.

The guide portion is formed of a conical cylinder that guides a welding wire passing therethrough, and is connected to the holding portion via the connection portion in a state where one side thereof is inclined so as to be parallel to the center line of the tip body. The welding wire guide according to claim 2, wherein the welding wire guide is provided.

5. The welding according to claim 4, wherein an outlet portion provided at a distal end of the wire guide portion with a predetermined length is formed in a pipe shape with a predetermined diameter large enough for a welding wire to pass therethrough. Wire guide.

5. The welding wire guide according to claim 4, wherein a part of the conical cylinder is cut off in order to buffer the pressure from the welding wire.

A chip body made of a highly conductive material and having a through hole and a cylindrical hole through which a welding wire passes, and the welding wire in contact with the chip body while being fitted in the cylindrical hole. A welding contact tip composed of a welding wire guide for guiding while maintaining,
The chip body is
The cylindrical hole that is provided on the rear end side and fits with a holding portion of the welding wire guide that guides the welding wire and holds the welding wire guide;
The through hole having a diameter larger than the diameter of the welding wire penetrating from the conical introduction port connected to the tip side of the cylindrical hole to the tip of the chip body;
It consists of a screw for joining the arc part to the rear end of the chip body,
The welding wire guide is:
A cylindrical holding part for fitting the inner wall of the cylindrical hole on the rear end side of the tip body to hold the welding wire guide;
A conical guide portion inclined so that one side thereof is parallel to the center line of the tip body for guiding the welding wire passing therethrough while pressing the inner wall of the cylindrical hole;
The wire holding portion and the guide portion are connected to each other, and a connection portion that buffers the pressing force of the welding wire,
The welding contact tip is characterized in that the center of the tip outlet portion of the guide portion is provided eccentric to the inner wall from the center line of the tip body so as to press the welding wire against the inner wall of the cylindrical hole. .