JPWO2002080899A1 - Gastrointestinal disease treatment - Google Patents

Abstract

In the present invention, the following formula (I) (wherein R1 represents a hydrogen atom or the like; L represents an alkylene group or the like; M represents an alkylene group or the like; T represents an alkylene group or the like; W represents a hydrocarbon group such as a carboxyl group or the like) Ring Z represents an aromatic hydrocarbon group having 5 to 6 carbon atoms, respectively), a pharmaceutical comprising the active ingredient as a novel carboxylic acid derivative represented by: Prophylactic and therapeutic agents are provided.

Description

〔式中、Ｒ^１は水素原子、水酸基、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、炭素数１ないし６のアルコキシ基、炭素数１ないし６のアルキルチオ基、炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基、炭素数１ないし６のハイドロキシアルコキシ基、炭素数１ないし６のハイドロキシアルキルチオ基、炭素数１ないし６のアミノアルキル基、炭素数１ないし６のアミノアルコキシ基、炭素数１ないし６のアミノアルキルチオ基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルコキシ基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキルチオ基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルコキシ基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキルチオ基、炭素数３ないし７のシクロアルキル基、炭素数３ないし７のシクロアルキルオキシ基、炭素数３ないし７のシクロアルキルチオ基、炭素数２ないし６のアルケニル基、炭素数２ないし６のアルケニルオキシ基、炭素数２ないし６のアルケニルチオ基、炭素数２ないし６のアルキニル基、炭素数２ないし６のアルキニルオキシ基、炭素数２ないし６のアルキニルチオ基、炭素数６ないし１２のアリール基、炭素数６ないし１２のアリールオキシ基、炭素数６ないし１２のアリールチオ基、炭素数７ないし１８のアルキルアリール基、炭素数７ないし１８のアルキルアリールオキシ基、炭素数７ないし１８のアルキルアリールチオ基、炭素数７ないし１８のアラルキル基、炭素数７ないし１８のアラルキルオキシ基もしくは炭素数７ないし１８のアラルキルチオ基を；Ｌは単結合または二重結合、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキレン基、炭素数２ないし６のアルケニレン基もしくは炭素数２ないし６のアルキニレン基を；Ｍは単結合、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキレン基、炭素数２ないし６のアルケニレン基もしくは炭素数２ないし６のアルキニレン基を；Ｔは単結合、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし３のアルキレン基、炭素数２ないし３のアルケニレン基もしくは炭素数２ないし３のアルキニレン基を；Ｗは２，４−ジオキソチアゾリジン−５−イル基、２，４−ジオキソチアゾリジン−５−イリデン基、カルボキシル基、または−ＣＯＮ（Ｒ^ｗ１）Ｒ^ｗ２（ここでＲ^ｗ１、Ｒ^ｗ２はそれぞれ同一または異なって水素原子、ホルミル基、またはそれぞれ１以上の置換を有していても良い、炭素数１ないし６のアルキル基、炭素数２ないし７の脂肪族アシル基、もしくは炭素数７ないし１９の芳香族アシル基をそれぞれ示す）で示される基を示す。但し、上記の定義において、Ｔが単結合であり、Ｗが２，４−ジオキソチアゾリジン−５−イル基、または２，４−ジオキソチアゾリジン−５−イリデン基である場合を除く。；

は、単結合または二重結合を；Ｘは酸素原子、１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし６のアルケニレン基、もしくはハイドロキシメチレン基、または一般式−ＣＱ−（ここでＱは酸素原子または硫黄原子を示す）、−ＣＱＮＲ^ｘ−（ここでＱは前記定義に同じ基を、Ｒ^ｘは水素原子、ホルミル基、またはそれぞれ１以上の置換を有していても良い、炭素数１ないし６のアルキル基、炭素数２ないし７の脂肪族アシル基、もしくは炭素数７ないし１９の芳香族アシル基をそれぞれ示す）、−ＮＲ^ｘＣＱ−（ここでＱ、Ｒ^ｘはそれぞれ前記定義に同じ基を示す）、−ＳＯ_２ＮＲ^ｘ−（ここでＲ^ｘは前記定義に同じ基を示す）、−ＮＲ^ｘＳＯ_２−（Ｒ^ｘは前記定義に同じ基を示す）、もしくは−ＮＲ^ｘ１ＣＱＮＲ^ｘ２−（ここでＱは前記定義に同じ基を、Ｒ^ｘ１またはＲ^ｘ２はそれぞれ同一または異なって水素原子、ホルミル基、またはそれぞれ１以上の置換を有していても良い、炭素数１ないし６のアルキル基、炭素数２ないし７の脂肪族アシル基、もしくは炭素数７ないし１９の芳香族アシル基をそれぞれ示す）で示される基を示す。但し、上記の定義において、Ｔが単結合であり、Ｘが酸素原子である場合を除く。；Ｙは１以上の置換基を有していてもよく、１以上のヘテロ原子を有していてもよい、炭素数５ないし１２の芳香族炭化水素基、または炭素数３ないし７の脂環式炭化水素基を；環Ｚはさらに０から４の置換基を有していてもよく、１以上のヘテロ原子を有していてもよい、炭素数５ないし６の芳香族炭化水素基をそれぞれ示し；一般式

（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基と、一般式

（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基は、環Ｚ上で３個の原子を介して互いに結合するものとする。〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を有効成分とする消化器疾患の予防・治療剤；２）一般式（Ｉ）において、Ｗがカルボン酸である１）記載の消化器疾患の予防・治療剤；３）一般式（Ｉ）において、Ｒ^１がそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、炭素数１ないし６のアルコキシ基である１）または２）記載の消化器疾患の予防・治療剤；４）一般式（Ｉ）において、環Ｚがさらに０から４の置換基を有していてもよいベンゼン環である１）または２）記載の消化器疾患の予防・治療剤；５）一般式（Ｉ）において、Ｘが一般式−ＣＱＮＲ^ｘ−（ここでＱ、Ｒ^ｘは前記定義に同じ基を示す）または−ＮＲ^ｘＣＱ−（ここでＱ、Ｒ^ｘは前記定義に同じ基を示す）で示される基である１）または２）記載の消化器疾患の予防・治療剤；６）一般式（Ｉ）において、Ｙが１以上の置換基を有していてもよい、炭素数５ないし１２の芳香族炭化水素基である１）または２）記載の消化器疾患の予防・治療剤；７）一般式（Ｉ）において、ＬまたはＭが炭素数１ないし６のアルキレン基である１）または２）記載の消化器疾患の予防・治療剤；８）一般式（Ｉ）において、Ｔが炭素数１ないし３のアルキレン基である１）または２）記載の消化器疾患の予防・治療剤；９）一般式（Ｉ）において、Ｒ^１がそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、炭素数１ないし６のアルコキシ基であり、環Ｚがさらに０から４の置換基を有していてもよいベンゼン環である１）または２）記載の消化器疾患の予防・治療剤；１０）一般式（Ｉ）において、Ｘが一般式−ＣＱＮＲ^ｘ−（ここでＱ、Ｒ^ｘは前記定義に同じ基を示す）または−ＮＲ^ｘＣＱ−（ここでＱ、Ｒ^ｘは前記定義に同じ基を示す）で示される基であり、Ｙが１以上の置換基を有していてもよい、炭素数５ないし１２の芳香族炭化水素基である１）または９）記載の消化器疾患の予防・治療剤；１１）一般式（Ｉ）で表される化合物が（２Ｓ）−３−［３−（［２，４−ジクロロベンゾイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸である１）ないし１０）記載の消化器疾患の予防・治療剤；１２）消化器疾患が、１．消化管の炎症性疾患、２．消化管の増殖性疾患、および３．消化管の潰瘍性疾患から選ばれる１の疾患である１）ないし１１）記載の消化器疾患の予防・治療剤；１３）消化器疾患が消化管の炎症性疾患である１）ないし１２）記載の消化器疾患の予防・治療剤；１４）消化管の炎症性疾患が、１．潰瘍性大腸炎、２．クローン病、３．膵炎、および４．胃炎から選ばれる１の疾患である１３）記載の消化器疾患の予防・治療剤；１５）消化管の炎症性疾患が、潰瘍性大腸炎である１４）記載の消化器疾患の予防・治療剤；１６）消化器疾患が消化管の増殖性疾患である１）ないし１２）記載の消化器疾患の予防・治療剤；１７）消化管の増殖性疾患が、１．消化管の良性腫瘍、２．消化管のポリープ、３．遺伝的ポリポーシス症候群、４．結腸癌、５．直腸癌、および６．胃癌から選ばれる１の疾患である１６）記載の消化器疾患の予防・治療剤；１８）消化器疾患が消化管の潰瘍性疾患である１）ないし１２）記載の消化器疾患の予防・治療剤；１９）消化管の潰瘍性疾患が、１．十二指腸潰瘍、２．胃潰瘍、３．食道潰瘍、４．逆流性食道炎、５．ストレス潰瘍およびびらん、６．薬剤によるびらん、ならびに７．Ｚｏｌｌｉｎｇｅｒ−Ｅｌｌｉｓｏｎ症候群から選ばれる１の疾患である１８）記載の消化器疾患の予防・治療剤；２０）薬理学上有効な量の１）記載のカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物、および薬理学的に許容されるキャリアーを含んでなる医薬組成物；２１）直腸投与用の製剤である２０）記載の医薬組成物；２２）一般式

〔式中、Ｒ^１は水素原子、水酸基、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、炭素数１ないし６のアルコキシ基、炭素数１ないし６のアルキルチオ基、炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基、炭素数１ないし６のハイドロキシアルコキシ基、炭素数１ないし６のハイドロキシアルキルチオ基、炭素数１ないし６のアミノアルキル基、炭素数１ないし６のアミノアルコキシ基、炭素数１ないし６のアミノアルキルチオ基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルコキシ基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキルチオ基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルコキシ基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキルチオ基、炭素数３ないし７のシクロアルキル基、炭素数３ないし７のシクロアルキルオキシ基、炭素数３ないし７のシクロアルキルチオ基、炭素数２ないし６のアルケニル基、炭素数２ないし６のアルケニルオキシ基、炭素数２ないし６のアルケニルチオ基、炭素数２ないし６のアルキニル基、炭素数２ないし６のアルキニルオキシ基、炭素数２ないし６のアルキニルチオ基、炭素数６ないし１２のアリール基、炭素数６ないし１２のアリールオキシ基、炭素数６ないし１２のアリールチオ基、炭素数７ないし１８のアルキルアリール基、炭素数７ないし１８のアルキルアリールオキシ基、炭素数７ないし１８のアルキルアリールチオ基、炭素数７ないし１８のアラルキル基、炭素数７ないし１８のアラルキルオキシ基もしくは炭素数７ないし１８のアラルキルチオ基を；Ｌは単結合または二重結合、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキレン基、炭素数２ないし６のアルケニレン基もしくは炭素数２ないし６のアルキニレン基を；Ｍは単結合、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキレン基、炭素数２ないし６のアルケニレン基もしくは炭素数２ないし６のアルキニレン基を；Ｔは単結合、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし３のアルキレン基、炭素数２ないし３のアルケニレン基もしくは炭素数２ないし３のアルキニレン基を；Ｗは２，４−ジオキソチアゾリジン−５−イル基、２，４−ジオキソチアゾリジン−５−イリデン基、カルボキシル基、または−ＣＯＮ（Ｒ^ｗ１）Ｒ^ｗ２（ここでＲ^ｗ１、Ｒ^ｗ２はそれぞれ同一または異なって水素原子、ホルミル基、またはそれぞれ１以上の置換を有していても良い、炭素数１ないし６のアルキル基、炭素数２ないし７の脂肪族アシル基、もしくは炭素数７ないし１９の芳香族アシル基をそれぞれ示す）で示される基を示す。但し、上記の定義において、Ｔが単結合であり、Ｗが２，４−ジオキソチアゾリジン−５−イル基、または２，４−ジオキソチアゾリジン−５−イリデン基である場合を除く。；

は、単結合または二重結合を；Ｘは酸素原子、１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし６のアルケニレン基、もしくはハイドロキシメチレン基、または一般式−ＣＱ−（ここでＱは酸素原子または硫黄原子を示す）、−ＣＱＮＲ^ｘ−（ここでＱは前記定義に同じ基を、Ｒ^ｘは水素原子、ホルミル基、またはそれぞれ１以上の置換を有していても良い、炭素数１ないし６のアルキル基、炭素数２ないし７の脂肪族アシル基、もしくは炭素数７ないし１９の芳香族アシル基をそれぞれ示す）、−ＮＲ^ｘＣＱ−（ここでＱ、Ｒ^ｘはそれぞれ前記定義に同じ基を示す）、−ＳＯ_２ＮＲ^ｘ−（ここでＲ^ｘは前記定義に同じ基を示す）、−ＮＲ^ｘＳＯ_２−（Ｒ^ｘは前記定義に同じ基を示す）、もしくは−ＮＲ^ｘ１ＣＱＮＲ^ｘ２−（ここでＱは前記定義に同じ基を、Ｒ^ｘ１またはＲ^ｘ２はそれぞれ同一または異なって水素原子、ホルミル基、またはそれぞれ１以上の置換を有していても良い、炭素数１ないし６のアルキル基、炭素数２ないし７の脂肪族アシル基、もしくは炭素数７ないし１９の芳香族アシル基をそれぞれ示す）で示される基を示す。但し、上記の定義において、Ｔが単結合であり、Ｘが酸素原子である場合を除く。；Ｙは１以上の置換基を有していてもよく、１以上のヘテロ原子を有していてもよい、炭素数５ないし１２の芳香族炭化水素基、または炭素数３ないし７の脂環式炭化水素基を；環Ｚはさらに０から４の置換基を有していてもよく、１以上のヘテロ原子を有していてもよい、炭素数５ないし６の芳香族炭化水素基をそれぞれ示し；一般式

（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基と、一般式

（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基は、環Ｚ上で３個の原子を介して互いに結合するものとする。〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を有効成分とする炎症性疾患の予防・治療剤；２３）一般式（Ｉ）で表される化合物が（２Ｓ）−３−［３−（［２，４−ジクロロベンゾイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸である２２）記載の炎症性疾患の予防・治療剤；２４）炎症性疾患が、１．関節炎リウマチ、２．多発性硬化症、３．免疫不全、４．悪液質、５．骨関節炎、６．骨粗鬆症、７．喘息疾患、および８．アレルギー疾患から選ばれる１の疾患である２２）または２３）記載の炎症性疾患の予防・治療剤、に関する。
本発明はまた、上記式（Ｉ）で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物の薬理学上有効量を患者に投与することにより、消化器疾患または炎症性疾患を予防・治療する方法を提供する。
更に、本発明は、上記式（Ｉ）で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を、消化器疾患または炎症性疾患の予防・治療剤の製造のために用いる用途を提供する。
尚、本発明に使用する化合物は、ＷＯ−Ａ ０１−２５１８１（２００１年４月１２日公開）に記載している。
以下本発明の内容について詳細に説明する。
本明細書中においては、化合物の構造式が便宜上一定の異性体を表すことがあるが、本発明には化合物の構造上生ずる全ての、幾何異性体、不斉炭素に基づく光学異性体、立体異性体、互変異生体などの総ての異性体および異性体混合物を含み、便宜上の式の記載に限定されるものではない。
次に本明細書中で使用される語句について詳細に説明する。
Ｒ^１、Ｗ、Ｒ^ｘ、Ｒ^ｘ１、およびＲ^ｘ２が１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のアルキル基を示す場合、該アルキル基とは、炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基を示し、具体的には例えばメチル基、エチル基、ｎ−プロピル基、ｉ−プロピル基、ｎ−ブチル基、ｉ−ブチル基、ｓｅｃ−ブチル基、ｔ−ブチル基、ｎ−ペンチル基、ｉ−ペンチル基、ｓｅｃ−ペンチル基、ｔ−ペンチル基、ネオペンチル基、１−メチルブチル基、２−メチルブチル基、１，１−ジメチルプロピル基、１，２−ジメチルプロピル基、ｎ−ヘキシル基、ｉ−ヘキシル基、１−メチルペンチル基、２−メチルペンチル基、３−メチルペンチル基、１，１−ジメチルブチル基、１，２−ジメチルブチル基、２，２−ジメチルブチル基、１，３−ジメチルブチル基、２，３−ジメチルブチル基、３，３−ジメチルブチル基、１−エチルブチル基、２−エチルブチル基、１，１，２−トリメチルプロピル基、１，２，２−トリメチルプロピル基、１−エチル−１−メチルプロピル基、１−エチル−２−メチルプロピル基などが挙げられ、好ましくは、メチル基、エチル基、ｎ−プロピル基、ｉ−プロピル基、ｎ−ブチル基、ｉ−ブチル基、ｓｅｃ−ブチル基、ｔ−ブチル基、ｎ−ペンチル基、ｉ−ペンチル基、ｓｅｃ−ペンチル基、ｔ−ペンチル基、ネオペンチル基、１−メチルブチル基、２−メチルブチル基、１，１−ジメチルプロピル基、１，２−ジメチルプロピル基、ｎ−ヘキシル基、ｉ−ヘキシル基であり、より好ましくは、メチル基、エチル基、ｎ−プロピル基、ｉ−プロピル基、ｎ−ブチル基、ｉ−ブチル基、ｓｅｃ−ブチル基、ｔ−ブチル基、ｎ−ペンチル基、ｉ−ペンチル基、ｓｅｃ−ペンチル基、ｔ−ペンチル基、ネオペンチル基、１−メチルブチル基、２−メチルブチル基、１，１−ジメチルプロピル基、１，２−ジメチルプロピル基、さらに好ましくはメチル基、エチル基、ｎ−プロピル基、ｉ−プロピル基、ｎ−ブチル基、ｉ−ブチル基、ｓｅｃ−ブチル基、ｔ−ブチル基であり、もっとも好ましくはメチル基、エチル基、ｎ−プロピル基、ｉ−プロピル基である。
ここで、「置換基を有していてもよい」とは、具体的には例えば、水酸基；チオール基；ニトロ基；モルホリノ基；チオモルホリノ基；フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子；ニトリル基；アジド基；ホルミル基；メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基などのアルキル基；ビニル基、アリル基、プロペニル基などのアルケニル基；エチニル基、ブチニル基、プロパルギル基などのアルキニル基、低級アルキル基に対応するメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などのアルコキシ基；フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、フルオロエチル基などのハロゲノアルキル基；ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基などのヒドロキシアルキル基；グアニジノ基；ホルムイミドイル基；アセトイミドイル基；カルバモイル基；チオカルバモイル基；カルバモイルメチル基、カルバモイルエチル基などのカルバモイルアルキル基；メチルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基などのアルキルカルバモイル基；カルバミド基；アセチル基などのアルカノイル基；アミノ基；メチルアミノ基、エチルアミノ基、イソプロピルアミノ基などのアルキルアミノ基；ジメチルアミノ基、メチルエチルアミノ基、ジエチルアミノ基などのジアルキルアミノ基；アミノメチル基、アミノエチル基、アミノプロピル基などのアミノアルキル基；カルボキシ基；メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基などのアルコキシカルボニル基；メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、プロポキシカルボニルメチル基、メトキシカルボニルエチル基、エトキシカルボニルエチル基、プロポキシカルボニルエチル基などのアルコキシカルボニルアルキル基；メチルオキシメチル基、メチルオキシエチル基、エチルオキシメチル基、エチルオキシエチル基などのアルキルオキシアルキル基；メチルチオメチル基、メチルチオエチル基、エチルチオメチル基、エチルチオエチル基などのアルキルチオアルキル基；アミノメチルアミノメチル基、アミノエチルアミノメチル基などのアミノアルキルアミノアルキル基；メチルカルボニルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、イソプロピルカルボニルオキシ基などのアルキルカルボニルオキシ基；オキシメチル基、ベンジルオキシエチルオキシエチル基などのアリールアルコキシアルコキシアルキル基；ヒドロキシエチルオキシメチル基、ヒドロキシエチルオキシエチル基などのヒドロキシアルコキシアルキル基；ベンジルオキシメチル基、ベンジルオキシエチル基、ベンジルオキシプロピル基などのアリールアルコキシアルキル基；トリメチルアンモニオ基、メチルエチルメチルアンモニオ基、トリエチルアンモニオ基などの第四級アンモニオ基；シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基；シクロプロペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基などのシクロアルケニル基；フェニル基、ピリジニル基、チエニル基、フリル基、ピロリル基などのアリール基；メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基などのアルキルチオ基；フェニルチオ基、ピリジニルチオ基、チエニルチオ基、フリルチオ基、ピロリルチオ基などのアリールチオ基；ベンジル基、トリチル基、ジメトキシトリチル基などのアリール低級アルキル基；スルホニル基、メシル基、ｐ−トルエンスルホニル基などの置換スルホニル基；ベンゾイル基などのアリロイル基；フルオロフェニル基、ブロモフェニル基などのハロゲノアリール基；メチレンジオキシ基などのオキシアルコキシ基などの置換基で置換されていてもよいことを意味する。
「１以上の置換基を有していてもよい」とは、これらの基を任意に組み合わせて１または複数個有していてもよいことを意味し、例えば水酸基、チオール基、ニトロ基、モルホリノ基、チオモルホリノ基、ハロゲン原子、ニトリル基、アジド基、ホルミル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、カルバモイル基、スルホニル基などで置換されたアルキル基；アルケニル基；アルキニル基；アルコキシ基なども本願発明中に含まれる。
以下、本願発明中において「置換基を有していてもよい」および「１以上の置換基を有していてもよい」とは上記意味を有するものとする。
Ｒ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のアルコキシ基を示す場合、該アルコキシ基とは、炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基を示し、具体的には前記アルキル基の末端に酸素原子が結合したものが相当し、例えばメトキシ基、エトキシ基、ｎ−プロポキシ基、ｉ−プロポキシ基、ｎ−ブトキシ基、ｉ−ブトキシ基、ｓｅｃ−ブトキシ基、ｔ−ブトキシ基、ｎ−ペンチルオキシ基、ｉ−ペンチルオキシ基、ｓｅｃ−ペンチルオキシ基、ｔ−ペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、１−メチルブトキシ基、２−メチルブトキシ基、１，１−ジメチルプロポキシ基、１，２−ジメチルプロポキシ基、ｎ−ヘキシルオキシ基、ｉ−ヘキシルオキシ基、１−メチルペンチルオキシ基、２−メチルペンチルオキシ基、３−メチルペンチルオキシ基、１，１−ジメチルブトキシ基、１，２−ジメチルブトキシ基、２，２−ジメチルブトキシ基、１，３−ジメチルブトキシ基、２，３−ジメチルブトキシ基、３，３−ジメチルブトキシ基、１−エチルブトキシ基、２−エチルブトキシ基、１，１，２−トリメチルプロポキシ基、１，２，２−トリメチルプロポキシ基、１−エチル−１−メチルプロポキシ基、１−エチル−２−メチルプロポキシ基などが挙げられ、好ましくはメトキシ基、エトキシ基、ｎ−プロポキシ基、ｉ−プロポキシ基、ｎ−ブトキシ基、ｉ−ブトキシ基、ｓｅｃ−ブトキシ基、ｔ−ブトキシ基、ｎ−ペンチルオキシ基、ｉ−ペンチルオキシ基、ｓｅｃ−ペンチルオキシ基、ｔ−ペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、１−メチルブトキシ基、２−メチルブトキシ基、１，１−ジメチルプロポキシ基、１，２−ジメチルプロポキシ基、ｎ−ヘキシルオキシ基、ｉ−ヘキシルオキシ基であり、より好ましくはメトキシ基、エトキシ基、ｎ−プロポキシ基、ｉ−プロポキシ基、ｎ−ブトキシ基、ｉ−ブトキシ基、ｓｅｃ−ブトキシ基、ｔ−ブトキシ基、ｎ−ペンチルオキシ基、ｉ−ペンチルオキシ基、ｓｅｃ−ペンチルオキシ基、ｔ−ペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、１−メチルブトキシ基、２−メチルブトキシ基、１，１−ジメチルプロポキシ基、１，２−ジメチルプロポキシ基、さらに好ましくはメトキシ基、エトキシ基、ｎ−プロポキシ基、ｉ−プロポキシ基、ｎ−ブトキシ基、ｉ−ブトキシ基、ｓｅｃ−ブトキシ基、ｔ−ブトキシ基、もっとも好ましくはメトキシ基、エトキシ基、ｎ−プロポキシ基、ｉ−プロポキシ基である。
Ｒ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のアルキルチオ基を示す場合、該アルキルチオ基とは、炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルチオ基を示し、具体的には前記アルキル基の末端に硫黄原子が結合したものが相当し、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、ｎ−プロピルチオ基、ｉ−プロピルチオ基、ｎ−ブチルチオ基、ｉ−ブチルチオ基、ｓｅｃ−ブチルチオ基、ｔ−ブチルチオ基、ｎ−ペンチルチオ基、ｉ−ペンチルチオ基、ｓｅｃ−ペンチルチオ基、ｔ−ペンチルチオ基、ネオペンチルチオ基、１−メチルブチルチオ基、２−メチルブチルチオ基、１，１−ジメチルプロピルチオ基、１，２−ジメチルプロピルチオ基、ｎ−ヘキシルチオ基、ｉ−ヘキシルチオ基、１−メチルペンチルチオ基、２−メチルペンチルチオ基、３−メチルペンチルチオ基、１，１−ジメチルブチルチオ基、１，２−ジメチルブチルチオ基、２，２−ジメチルブチルチオ基、１，３−ジメチルブチルチオ基、２，３−ジメチルブチルチオ基、３，３−ジメチルブチルチオ基、１−エチルブチルチオ基、２−エチルブチルチオ基、１，１，２−トリメチルプロピルチオ基、１，２，２−トリメチルプロピルチオ基、１−エチル−１−メチルプロピルチオ基、１−エチル−２−メチルプロピルチオ基などが挙げられ、好ましくは、メチルチオ基、エチルチオ基、ｎ−プロピルチオ基、ｉ−プロピルチオ基、ｎ−ブチルチオ基、ｉ−ブチルチオ基、ｓｅｃ−ブチルチオ基、ｔ−ブチルチオ基、ｎ−ペンチルチオ基、ｉ−ペンチルチオ基、ｓｅｃ−ペンチルチオ基、ｔ−ペンチルチオ基、ネオペンチルチオ基、１−メチルブチルチオ基、２−メチルブチルチオ基、１，１−ジメチルプロピルチオ基、１，２−ジメチルプロピルチオ基、ｎ−ヘキシルチオ基、ｉ−ヘキシルチオ基であり、より好ましくは、メチルチオ基、エチルチオ基、ｎ−プロピルチオ基、ｉ−プロピルチオ基、ｎ−ブチルチオ基、ｉ−ブチルチオ基、ｓｅｃ−ブチルチオ基、ｔ−ブチルチオ基、ｎ−ペンチルチオ基、ｉ−ペンチルチオ基、ｓｅｃ−ペンチルチオ基、ｔ−ペンチルチオ基、ネオペンチルチオ基、１−メチルブチルチオ基、２−メチルブチルチオ基、１，１−ジメチルプロピルチオ基、１，２−ジメチルプロピルチオ基、さらに好ましくはメチルチオ基、エチルチオ基、ｎ−プロピルチオ基、ｉ−プロピルチオ基、ｎ−ブチルチオ基、ｉ−ブチルチオ基、ｓｅｃ−ブチルチオ基、ｔ−ブチルチオ基であり、もっとも好ましくはメチルチオ基、エチルチオ基、ｎ−プロピルチオ基、ｉ−プロピルチオ基である。
Ｒ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基を示す場合、該ハイドロキシアルキル基とは、上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基において、置換可能な部位がハイドロキシ基で置換された基を示す。具体的には例えばハイドロキシメチル基、２−ハイドロキシエチル基、１−ハイドロキシエチル基などが挙げられる。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のハイドロキシアルコキシ基を示す場合、該ハイドロキシアルコキシ基とは、上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基において、置換可能な部位がハイドロキシ基で置換された基を示す。具体的には例えばハイドロキシメトキシ基、２−ハイドロキシエトキシ基、１−ハイドロキシエトキシ基などが挙げられる。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のハイドロキシアルキルチオ基を示す場合、該ハイドロキシアルキルチオ基とは、上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルチオ基において、置換可能な部位がハイドロキシ基で置換された基を示す。具体的には例えばハイドロキシメチルチオ基、２−ハイドロキシエチルチオ基、１−ハイドロキシエチルチオ基などが挙げられる。
Ｒ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のアミノアルキル基を示す場合、該アミノアルキル基とは、上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基において、置換可能な部位がアミノ基で置換された基を示す。具体的には例えばアミノメチル基、２−アミノエチル基、１−アミノエチル基などが挙げられる。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のアミノアルコキシ基を示す場合、該アミノアルコキシ基とは、上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基において、置換可能な部位がアミノ基で置換された基を示す。具体的には例えばアミノメトキシ基、２−アミノエトキシ基、１−アミノエトキシ基などが挙げられる。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のアミノアルキルチオ基を示す場合、該アミノアルキルチオ基とは、上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルチオ基において、置換可能な部位がアミノ基で置換された基を示す。具体的には例えばアミノメチルチオ基、２−アミノエチルチオ基、１−アミノエチルチオ基などが挙げられる。
Ｒ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基を示す場合、該ハロゲン化アルキル基とは、上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基において、置換可能な部位が１以上のハロゲン原子で置換された基を示す。ここでハロゲン原子とはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などをいう。具体的には例えばフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、２−フルオロエチル基、１−フルオロエチル基などが挙げられる。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のハロゲン化アルコキシ基を示す場合、該ハロゲン化アルコキシ基とは、上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基において、置換可能な部位が１以上のハロゲン原子で置換された基を示す。具体的には例えばフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、２−フルオロエトキシ基、１−フルオロエトキシ基などが挙げられる。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のハロゲン化アルキルチオ基を示す場合、該ハロゲン化アルキルチオ基とは、上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルチオ基において、置換可能な部位が１以上のハロゲン原子で置換された基を示す。具体的には例えばフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルチオ基、２−フルオロエチルチオ基、１−フルオロエチルチオ基などが挙げられる。
Ｒ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基を示す場合、該アルコキシアルキル基とは、上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基において、置換可能な部位が上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基で置換された基を示す。具体的には例えばメトキシメチル基、エトキシメチル基、１−メトキシエチル基、２−メトキシエチル基、１−エトキシエチル基、２−エトキシエチル基などが挙げられる。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし１２のアルコキシアルコキシ基を示す場合、該アルコキシアルコキシ基とは、上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基において、置換可能な部位が上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基で置換された基を示す。具体的には例えばメトキシメトキシ基、エトキシメトキシ基、１−メトキシエトキシ基、２−メトキシエトキシ基、１−エトキシエトキシ基、２−エトキシエトキシ基などが挙げられる。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし１２のアルコキシアルキルチオ基を示す場合、該アルコキシアルキルチオ基とは、上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルチオ基において、置換可能な部位が上記炭素数１〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基で置換された基を示す。具体的には例えばメトキシメチルチオ基、エトキシメチルチオ基、１−メトキシエチルチオ基、２−メトキシエチルチオ基、１−エトキシエチルチオ基、２−エトキシエチルチオ基などが挙げられる。
Ｒ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数３ないし７のシクロアルキル基を示す場合、該シクロアルキル基とは、炭素数３〜７の環状のアルキル基を意味し、具体的には例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基が挙げられる。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数３ないし７のシクロアルキルオキシ基を示す場合、該シクロアルキルオキシ基とは、上記炭素数３〜７の環状のアルキル基において、その末端に酸素原子が結合したものが相当し、具体的には例えば、シクロプロピルオキシ基、シクロブチルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基、シクロヘプチルオキシ基が挙げられる。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数３ないし７のシクロアルキルチオ基を示す場合、該シクロアルキルチオ基とは、上記炭素数３〜７のシクロアルキル基において、その末端に硫黄原子が結合したものが相当し、具体的には例えば、シクロプロピルチオ基、シクロブチルチオ基、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチオ基、シクロヘプチルチオ基が挙げられる。
Ｒ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし６のアルケニル基を示す場合、該アルケニル基とは、炭素数２〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルケニル基を示し、上記炭素数２以上のアルキル基中に２重結合を有する化合物残基をいう。具体的には例えばエテニル基、１−プロペン−１−イル基、２−プロペン−１−イル基、３−プロペン−１−イル基、１−ブテン−１−イル基、１−ブテン−２−イル基、１−ブテン−３−イル基、１−ブテン−４−イル基、２−ブテン−１−イル基、２−ブテン−２−イル基、１−メチル−１−プロペン−１−イル基、２−メチル−１−プロペン−１−イル基、１−メチル−２−プロペン−１−イル基、２−メチル−２−プロペン−１−イル基、１−メチル−１−ブテン−１−イル基、２−メチル−１−ブテン−１−イル基、３−メチル−１−ブテン−１−イル基、１−メチル−２−ブテン−１−イル基、２−メチル−２−ブテン−１−イル基、３−メチル−２−ブテン−１−イル基、１−メチル−３−ブテン−１−イル基、２−メチル−３−ブテン−１−イル基、３−メチル−３−ブテン−１−イル基、１−エチル−１−ブテン−１−イル基、２−エチル−１−ブテン−１−イル基、３−エチル−１−ブテン−１−イル基、１−エチル−２−ブテン−１−イル基、２−エチル−２−ブテン−１−イル基、３−エチル−２−ブテン−１−イル基、１−エチル−３−ブテン−１−イル基、２−エチル−３−ブテン−１−イル基、３−エチル−３−ブテン−１−イル基、１，１−ジメチル−１−ブテン−１−イル基、１，２−ジメチル−１−ブテン−１−イル基、１，３−ジメチル−１−ブテン−１−イル基、２，２−ジメチル−１−ブテン−１−イル基、３，３−ジメチル−１−ブテン−１−イル基、１，１−ジメチル−２−ブテン−１−イル基、１，２−ジメチル−２−ブテン−１−イル基、１，３−ジメチル−２−ブテン−１−イル基、２，２−ジメチル−２−ブテン−１−イル基、３，３−ジメチル−２−ブテン−１−イル基、１，１−ジメチル−３−ブテン−１−イル基、１，２−ジメチル−３−ブテン−１−イル基、１，３−ジメチル−３−ブテン−１−イル基、２，２−ジメチル−３−ブテン−１−イル基、３，３−ジメチル−３−ブテン−１−イル基、１−ペンテン−１−イル基、２−ペンテン−１−イル基、３−ペンテン−１−イル基、４−ペンテン−１−イル基、１−ペンテン−２−イル基、２−ペンテン−２−イル基、３−ペンテン−２−イル基、４−ペンテン−２−イル基、１−ペンテン−３−イル基、２−ペンテン−３−イル基、１−ペンテン−１−イル基、２−ペンテン−１−イル基、３−ペンテン−１−イル基、４−ペンテン−１−イル基、１−ペンテン−２−イル基、２−ペンテン−２−イル基、３−ペンテン−２−イル基、４−ペンテン−２−イル基、１−ペンテン−３−イル基、２−ペンテン−３−イル基、１−メチル−１−ペンテン−１−イル基、２−メチル−１−ペンテン−１−イル基、３−メチル−１−ペンテン−１−イル基、４−メチル−１−ペンテン−１−イル基、１−メチル−２−ペンテン−１−イル基、２−メチル−２−ペンテン−１−イル基、３−メチル−２−ペンテン−１−イル基、４−メチル−２−ペンテン−１−イル基、１−メチル−３−ペンテン−１−イル基、２−メチル−３−ペンテン−１−イル基、３−メチル−３−ペンテン−１−イル基、４−メチル−３−ペンテン−１−イル基、１−メチル−４−ペンテン−１−イル基、２−メチル−４−ペンテン−１−イル基、３−メチル−４−ペンテン−１−イル基、４−メチル−４−ペンテン−１−イル基、１−メチル−１−ペンテン−２−イル基、２−メチル−１−ペンテン−２−イル基、３−メチル−１−ペンテン−２−イル基、４−メチル−１−ペンテン−２−イル基、１−メチル−２−ペンテン−２−イル基、２−メチル−２−ペンテン−２−イル基、３−メチル−２−ペンテン−２−イル基、４−メチル−２−ペンテン−２−イル基、１−メチル−３−ペンテン−２−イル基、２−メチル−３−ペンテン−２−イル基、３−メチル−３−ペンテン−２−イル基、４−メチル−３−ペンテン−２−イル基、１−メチル−４−ペンテン−２−イル基、２−メチル−４−ペンテン−２−イル基、３−メチル−４−ペンテン−２−イル基、４−メチル−４−ペンテン−２−イル基、１−メチル−１−ペンテン−３−イル基、２−メチル−１−ペンテン−３−イル基、３−メチル−１−ペンテン−３−イル基、４−メチル−１−ペンテン−３−イル基、１−メチル−２−ペンテン−３−イル基、２−メチル−２−ペンテン−３−イル基、３−メチル−２−ペンテン−３−イル基、４−メチル−２−ペンテン−３−イル基、１−ヘキセン−１−イル基、１−ヘキセン−２−イル基、１−ヘキセン−３−イル基、１−ヘキセン−４−イル基、１−ヘキセン−５−イル基、１−ヘキセン−６−イル基、２−ヘキセン−１−イル基、２−ヘキセン−２−イル基、２−ヘキセン−３−イル基、２−ヘキセン−４−イル基、２−ヘキセン−５−イル基、２−ヘキセン−６−イル基、３−ヘキセン−１−イル基、３−ヘキセン−２−イル基、３−ヘキセン−３−イル基などが挙げられ、好ましくはエテニル基、１−プロペン−１−イル基、２−プロペン−１−イル基、３−プロペン−１−イル基、１−ブテン−１−イル基、１−ブテン−２−イル基、１−ブテン−３−イル基、１−ブテン−４−イル基、２−ブテン−１−イル基、２−ブテン−２−イル基、１−メチル−１−プロペン−１−イル基、２−メチル−１−プロペン−１−イル基、１−メチル−２−プロペン−１−イル基、２−メチル−２−プロペン−１−イル基、１−メチル−１−ブテン−１−イル基、２−メチル−１−ブテン−１−イル基、３−メチル−１−ブテン−１−イル基、１−メチル−２−ブテン−１−イル基、２−メチル−２−ブテン−１−イル基、３−メチル−２−ブテン−１−イル基、１−メチル−３−ブテン−１−イル基、２−メチル−３−ブテン−１−イル基、３−メチル−３−ブテン−１−イル基、１−エチル−１−ブテン−１−イル基、２−エチル−１−ブテン−１−イル基、３−エチル−１−ブテン−１−イル基、１−エチル−２−ブテン−１−イル基、２−エチル−２−ブテン−１−イル基、３−エチル−２−ブテン−１−イル基、１−エチル−３−ブテン−１−イル基、２−エチル−３−ブテン−１−イル基、３−エチル−３−ブテン−１−イル基、１，１−ジメチル−１−ブテン−１−イル基、１，２−ジメチル−１−ブテン−１−イル基、１，３−ジメチル−１−ブテン−１−イル基、２，２−ジメチル−１−ブテン−１−イル基、３，３−ジメチル−１−ブテン−１−イル基、１，１−ジメチル−２−ブテン−１−イル基、１，２−ジメチル−２−ブテン−１−イル基、１，３−ジメチル−２−ブテン−１−イル基、２，２−ジメチル−２−ブテン−１−イル基、３，３−ジメチル−２−ブテン−１−イル基、１，１−ジメチル−３−ブテン−１−イル基、１，２−ジメチル−３−ブテン−１−イル基、１，３−ジメチル−３−ブテン−１−イル基、２，２−ジメチル−３−ブテン−１−イル基、３，３−ジメチル−３−ブテン−１−イル基であり、より好ましくはエテニル基、１−プロペン−１−イル基、２−プロペン−１−イル基、３−プロペン−１−イル基、１−ブテン−１−イル基、１−ブテン−２−イル基、１−ブテン−３−イル基、１−ブテン−４−イル基、２−ブテン−１−イル基、２−ブテン−２−イル基、１−メチル−１−プロペン−１−イル基、２−メチル−１−プロペン−１−イル基、１−メチル−２−プロペン−１−イル基、２−メチル−２−プロペン−１−イル基、１−メチル−１−ブテン−１−イル基、２−メチル−１−ブテン−１−イル基、３−メチル−１−ブテン−１−イル基、１−メチル−２−ブテン−１−イル基、２−メチル−２−ブテン−１−イル基、３−メチル−２−ブテン−１−イル基、１−メチル−３−ブテン−１−イル基、２−メチル−３−ブテン−１−イル基、３−メチル−３−ブテン−１−イル基であり、もっとも好ましくはエテニル基、１−プロペン−１−イル基、２−プロペン−１−イル基、３−プロペン−１−イル基、１−ブテン−１−イル基、１−ブテン−２−イル基、１−ブテン−３−イル基、１−ブテン−４−イル基、２−ブテン−１−イル基、２−ブテン−２−イル基である。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし６のアルケニルオキシ基を示す場合、該アルケニルオキシ基とは、上記炭素数２〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルケニル基において、その末端に酸素原子が結合したものが相当し、具体的には例えばエテニルオキシ基、１−プロペン−１−イルオキシ基、２−プロペン−１−イルオキシ基、３−プロペン−１−イルオキシ基、１−ブテン−１−イルオキシ基、１−ブテン−２−イルオキシ基、１−ブテン−３−イルオキシ基、１−ブテン−４−イルオキシ基、２−ブテン−１−イルオキシ基、２−ブテン−２−イルオキシ基、１−メチル−１−プロペン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−プロペン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−プロペン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−プロペン−１−イルオキシ基、１−メチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、３−メチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、３−メチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、１−メチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、２−メチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、３−メチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、１−エチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、２−エチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、３−エチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、１−エチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、２−エチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、３−エチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、１−エチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、２−エチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、３−エチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、１，１−ジメチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、１，２−ジメチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、１，３−ジメチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、２，２−ジメチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、３，３−ジメチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、１，１−ジメチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、１，２−ジメチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、１，３−ジメチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、２，２−ジメチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、３，３−ジメチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、１，１−ジメチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、１，２−ジメチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、１，３−ジメチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、２，２−ジメチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、３，３−ジメチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、１−ペンテン−１−イルオキシ基、２−ペンテン−１−イルオキシ基、３−ペンテン−１−イルオキシ基、４−ペンテン−１−イルオキシ基、１−ペンテン−２−イルオキシ基、２−ペンテン−２−イルオキシ基、３−ペンテン−２−イルオキシ基、４−ペンテン−２−イルオキシ基、１−ペンテン−３−イルオキシ基、２−ペンテン−３−イルオキシ基、１−ペンテン−１−イルオキシ基、２−ペンテン−１−イルオキシ基、３−ペンテン−１−イルオキシ基、４−ペンテン−１−イルオキシ基、１−ペンテン−２−イルオキシ基、２−ペンテン−２−イルオキシ基、３−ペンテン−２−イルオキシ基、４−ペンテン−２−イルオキシ基、１−ペンテン−３−イルオキシ基、２−ペンテン−３−イルオキシ基、１−メチル−１−ペンテン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−ペンテン−１−イルオキシ基、３−メチル−１−ペンテン−１−イルオキシ基、４−メチル−１−ペンテン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−ペンテン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−ペンテン−１−イルオキシ基、３−メチル−２−ペンテン−１−イルオキシ基、４−メチル−２−ペンテン−１−イルオキシ基、１−メチル−３−ペンテン−１−イルオキシ基、２−メチル−３−ペンテン−１−イルオキシ基、３−メチル−３−ペンテン−１−イルオキシ基、４−メチル−３−ペンテン−１−イルオキシ基、１−メチル−４−ペンテン−１−イルオキシ基、２−メチル−４−ペンテン−１−イルオキシ基、３−メチル−４−ペンテン−１−イルオキシ基、４−メチル−４−ペンテン−１−イルオキシ基、１−メチル−１−ペンテン−２−イルオキシ基、２−メチル−１−ペンテン−２−イルオキシ基、３−メチル−１−ペンテン−２−イルオキシ基、４−メチル−１−ペンテン−２−イルオキシ基、１−メチル−２−ペンテン−２−イルオキシ基、２−メチル−２−ペンテン−２−イルオキシ基、３−メチル−２−ペンテン−２−イルオキシ基、４−メチル−２−ペンテン−２−イルオキシ基、１−メチル−３−ペンテン−２−イルオキシ基、２−メチル−３−ペンテン−２−イルオキシ基、３−メチル−３−ペンテン−２−イルオキシ基、４−メチル−３−ペンテン−２−イルオキシ基、１−メチル−４−ペンテン−２−イルオキシ基、２−メチル−４−ペンテン−２−イルオキシ基、３−メチル−４−ペンテン−２−イルオキシ基、４−メチル−４−ペンテン−２−イルオキシ基、１−メチル−１−ペンテン−３−イルオキシ基、２−メチル−１−ペンテン−３−イルオキシ基、３−メチル−１−ペンテン−３−イルオキシ基、４−メチル−１−ペンテン−３−イルオキシ基、１−メチル−２−ペンテン−３−イルオキシ基、２−メチル−２−ペンテン−３−イルオキシ基、３−メチル−２−ペンテン−３−イルオキシ基、４−メチル−２−ペンテン−３−イルオキシ基、１−ヘキセン−１−イルオキシ基、１−ヘキセン−２−イルオキシ基、１−ヘキセン−３−イルオキシ基、１−ヘキセン−４−イルオキシ基、１−ヘキセン−５−イルオキシ基、１−ヘキセン−６−イルオキシ基、２−ヘキセン−１−イルオキシ基、２−ヘキセン−２−イルオキシ基、２−ヘキセン−３−イルオキシ基、２−ヘキセン−４−イルオキシ基、２−ヘキセン−５−イルオキシ基、２−ヘキセン−６−イルオキシ基、３−ヘキセン−１−イルオキシ基、３−ヘキセン−２−イルオキシ基、３−ヘキセン−３−イルオキシ基などが挙げられ、好ましくはエテニルオキシ基、１−プロペン−１−イルオキシ基、２−プロペン−１−イルオキシ基、３−プロペン−１−イルオキシ基、１−ブテン−１−イルオキシ基、１−ブテン−２−イルオキシ基、１−ブテン−３−イルオキシ基、１−ブテン−４−イルオキシ基、２−ブテン−１−イルオキシ基、２−ブテン−２−イルオキシ基、１−メチル−１−プロペン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−プロペン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−プロペン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−プロペン−１−イルオキシ基、１−メチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、３−メチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、３−メチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、１−メチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、２−メチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、３−メチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、１−エチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、２−エチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、３−エチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、１−エチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、２−エチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、３−エチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、１−エチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、２−エチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、３−エチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、１，１−ジメチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、１，２−ジメチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、１，３−ジメチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、２，２−ジメチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、３，３−ジメチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、１，１−ジメチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、１，２−ジメチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、１，３−ジメチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、２，２−ジメチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、３，３−ジメチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、１，１−ジメチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、１，２−ジメチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、１，３−ジメチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、２，２−ジメチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、３，３−ジメチル−３−ブテン−１−イルオキシ基であり、より好ましくはエテニルオキシ基、１−プロペン−１−イルオキシ基、２−プロペン−１−イルオキシ基、３−プロペン−１−イルオキシ基、１−ブテン−１−イルオキシ基、１−ブテン−２−イルオキシ基、１−ブテン−３−イルオキシ基、１−ブテン−４−イルオキシ基、２−ブテン−１−イルオキシ基、２−ブテン−２−イルオキシ基、１−メチル−１−プロペン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−プロペン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−プロペン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−プロペン−１−イルオキシ基、１−メチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、３−メチル−１−ブテン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、３−メチル−２−ブテン−１−イルオキシ基、１−メチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、２−メチル−３−ブテン−１−イルオキシ基、３−メチル−３−ブテン−１−イルオキシ基であり、さらに好ましくはエテニルオキシ基、１−プロペン−１−イルオキシ基、２−プロペン−１−イルオキシ基、３−プロペン−１−イルオキシ基、１−ブテン−１−イルオキシ基、１−ブテン−２−イルオキシ基、１−ブテン−３−イルオキシ基、１−ブテン−４−イルオキシ基、２−ブテン−１−イルオキシ基、２−ブテン−２−イルオキシ基であり、もっとも好ましくはエテニルオキシ基、１−プロペン−１−イルオキシ基、２−プロペン−１−イルオキシ基、３−プロペン−１−イルオキシ基である。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし６のアルケニルチオ基を示す場合、該アルケニルチオ基とは、上記炭素数２〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルケニル基において、その末端に硫黄原子が結合したものが相当し、具体的には例えばエテニルチオ基、１−プロペン−１−イルチオ基、２−プロペン−１−イルチオ基、３−プロペン−１−イルチオ基、１−ブテン−１−イルチオ基、１−ブテン−２−イルチオ基、１−ブテン−３−イルチオ基、１−ブテン−４−イルチオ基、２−ブテン−１−イルチオ基、２−ブテン−２−イルチオ基、１−メチル−１−プロペン−１−イルチオ基、２−メチル−１−プロペン−１−イルチオ基、１−メチル−２−プロペン−１−イルチオ基、２−メチル−２−プロペン−１−イルチオ基、１−メチル−１−ブテン−１−イルチオ基、２−メチル−１−ブテン−１−イルチオ基、３−メチル−１−ブテン−１−イルチオ基、１−メチル−２−ブテン−１−イルチオ基、２−メチル−２−ブテン−１−イルチオ基、３−メチル−２−ブテン−１−イルチオ基、１−メチル−３−ブテン−１−イルチオ基、２−メチル−３−ブテン−１−イルチオ基、３−メチル−３−ブテン−１−イルチオ基、１−エチル−１−ブテン−１−イルチオ基、２−エチル−１−ブテン−１−イルチオ基、３−エチル−１−ブテン−１−イルチオ基、１−エチル−２−ブテン−１−イルチオ基、２−エチル−２−ブテン−１−イルチオ基、３−エチル−２−ブテン−１−イルチオ基、１−エチル−３−ブテン−１−イルチオ基、２−エチル−３−ブテン−１−イルチオ基、３−エチル−３−ブテン−１−イルチオ基、１，１−ジメチル−１−ブテン−１−イルチオ基、１，２−ジメチル−１−ブテン−１−イルチオ基、１，３−ジメチル−１−ブテン−１−イルチオ基、２，２−ジメチル−１−ブテン−１−イルチオ基、３，３−ジメチル−１−ブテン−１−イルチオ基、１，１−ジメチル−２−ブテン−１−イルチオ基、１，２−ジメチル−２−ブテン−１−イルチオ基、１，３−ジメチル−２−ブテン−１−イルチオ基、２，２−ジメチル−２−ブテン−１−イルチオ基、３，３−ジメチル−２−ブテン−１−イルチオ基、１，１−ジメチル−３−ブテン−１−イルチオ基、１，２−ジメチル−３−ブテン−１−イルチオ基、１，３−ジメチル−３−ブテン−１−イルチオ基、２，２−ジメチル−３−ブテン−１−イルチオ基、３，３−ジメチル−３−ブテン−１−イルチオ基、１−ペンテン−１−イルチオ基、２−ペンテン−１−イルチオ基、３−ペンテン−１−イルチオ基、４−ペンテン−１−イルチオ基、１−ペンテン−２−イルチオ基、２−ペンテン−２−イルチオ基、３−ペンテン−２−イルチオ基、４−ペンテン−２−イルチオ基、１−ペンテン−３−イルチオ基、２−ペンテン−３−イルチオ基、１−ペンテン−１−イルチオ基、２−ペンテン−１−イルチオ基、３−ペンテン−１−イルチオ基、４−ペンテン−１−イルチオ基、１−ペンテン−２−イルチオ基、２−ペンテン−２−イルチオ基、３−ペンテン−２−イルチオ基、４−ペンテン−２−イルチオ基、１−ペンテン−３−イルチオ基、２−ペンテン−３−イルチオ基、１−メチル−１−ペンテン−１−イルチオ基、２−メチル−１−ペンテン−１−イルチオ基、３−メチル−１−ペンテン−１−イルチオ基、４−メチル−１−ペンテン−１−イルチオ基、１−メチル−２−ペンテン−１−イルチオ基、２−メチル−２−ペンテン−１−イルチオ基、３−メチル−２−ペンテン−１−イルチオ基、４−メチル−２−ペンテン−１−イルチオ基、１−メチル−３−ペンテン−１−イルチオ基、２−メチル−３−ペンテン−１−イルチオ基、３−メチル−３−ペンテン−１−イルチオ基、４−メチル−３−ペンテン−１−イルチオ基、１−メチル−４−ペンテン−１−イルチオ基、２−メチル−４−ペンテン−１−イルチオ基、３−メチル−４−ペンテン−１−イルチオ基、４−メチル−４−ペンテン−１−イルチオ基、１−メチル−１−ペンテン−２−イルチオ基、２−メチル−１−ペンテン−２−イルチオ基、３−メチル−１−ペンテン−２−イルチオ基、４−メチル−１−ペンテン−２−イルチオ基、１−メチル−２−ペンテン−２−イルチオ基、２−メチル−２−ペンテン−２−イルチオ基、３−メチル−２−ペンテン−２−イルチオ基、４−メチル−２−ペンテン−２−イルチオ基、１−メチル−３−ペンテン−２−イルチオ基、２−メチル−３−ペンテン−２−イルチオ基、３−メチル−３−ペンテン−２−イルチオ基、４−メチル−３−ペンテン−２−イルチオ基、１−メチル−４−ペンテン−２−イルチオ基、２−メチル−４−ペンテン−２−イルチオ基、３−メチル−４−ペンテン−２−イルチオ基、４−メチル−４−ペンテン−２−イルチオ基、１−メチル−１−ペンテン−３−イルチオ基、２−メチル−１−ペンテン−３−イルチオ基、３−メチル−１−ペンテン−３−イルチオ基、４−メチル−１−ペンテン−３−イルチオ基、１−メチル−２−ペンテン−３−イルチオ基、２−メチル−２−ペンテン−３−イルチオ基、３−メチル−２−ペンテン−３−イルチオ基、４−メチル−２−ペンテン−３−イルチオ基、１−ヘキセン−１−イルチオ基、１−ヘキセン−２−イルチオ基、１−ヘキセン−３−イルチオ基、１−ヘキセン−４−イルチオ基、１−ヘキセン−５−イルチオ基、１−ヘキセン−６−イルチオ基、２−ヘキセン−１−イルチオ基、２−ヘキセン−２−イルチオ基、２−ヘキセン−３−イルチオ基、２−ヘキセン−４−イルチオ基、２−ヘキセン−５−イルチオ基、２−ヘキセン−６−イルチオ基、３−ヘキセン−１−イルチオ基、３−ヘキセン−２−イルチオ基、３−ヘキセン−３−イルチオ基などが挙げられ、好ましくはエテニルチオ基、１−プロペン−１−イルチオ基、２−プロペン−１−イルチオ基、３−プロペン−１−イルチオ基、１−ブテン−１−イルチオ基、１−ブテン−２−イルチオ基、１−ブテン−３−イルチオ基、１−ブテン−４−イルチオ基、２−ブテン−１−イルチオ基、２−ブテン−２−イルチオ基、１−メチル−１−プロペン−１−イルチオ基、２−メチル−１−プロペン−１−イルチオ基、１−メチル−２−プロペン−１−イルチオ基、２−メチル−２−プロペン−１−イルチオ基、１−メチル−１−ブテン−１−イルチオ基、２−メチル−１−ブテン−１−イルチオ基、３−メチル−１−ブテン−１−イルチオ基、１−メチル−２−ブテン−１−イルチオ基、２−メチル−２−ブテン−１−イルチオ基、３−メチル−２−ブテン−１−イルチオ基、１−メチル−３−ブテン−１−イルチオ基、２−メチル−３−ブテン−１−イルチオ基、３−メチル−３−ブテン−１−イルチオ基、１−エチル−１−ブテン−１−イルチオ基、２−エチル−１−ブテン−１−イルチオ基、３−エチル−１−ブテン−１−イルチオ基、１−エチル−２−ブテン−１−イルチオ基、２−エチル−２−ブテン−１−イルチオ基、３−エチル−２−ブテン−１−イルチオ基、１−エチル−３−ブテン−１−イルチオ基、２−エチル−３−ブテン−１−イルチオ基、３−エチル−３−ブテン−１−イルチオ基、１，１−ジメチル−１−ブテン−１−イルチオ基、１，２−ジメチル−１−ブテン−１−イルチオ基、１，３−ジメチル−１−ブテン−１−イルチオ基、２，２−ジメチル−１−ブテン−１−イルチオ基、３，３−ジメチル−１−ブテン−１−イルチオ基、１，１−ジメチル−２−ブテン−１−イルチオ基、１，２−ジメチル−２−ブテン−１−イルチオ基、１，３−ジメチル−２−ブテン−１−イルチオ基、２，２−ジメチル−２−ブテン−１−イルチオ基、３，３−ジメチル−２−ブテン−１−イルチオ基、１，１−ジメチル−３−ブテン−１−イルチオ基、１，２−ジメチル−３−ブテン−１−イルチオ基、１，３−ジメチル−３−ブテン−１−イルチオ基、２，２−ジメチル−３−ブテン−１−イルチオ基、３，３−ジメチル−３−ブテン−１−イルチオ基であり、より好ましくはエテニルチオ基、１−プロペン−１−イルチオ基、２−プロペン−１−イルチオ基、３−プロペン−１−イルチオ基、１−ブテン−１−イルチオ基、１−ブテン−２−イルチオ基、１−ブテン−３−イルチオ基、１−ブテン−４−イルチオ基、２−ブテン−１−イルチオ基、２−ブテン−２−イルチオ基、１−メチル−１−プロペン−１−イルチオ基、２−メチル−１−プロペン−１−イルチオ基、１−メチル−２−プロペン−１−イルチオ基、２−メチル−２−プロペン−１−イルチオ基、１−メチル−１−ブテン−１−イルチオ基、２−メチル−１−ブテン−１−イルチオ基、３−メチル−１−ブテン−１−イルチオ基、１−メチル−２−ブテン−１−イルチオ基、２−メチル−２−ブテン−１−イルチオ基、３−メチル−２−ブテン−１−イルチオ基、１−メチル−３−ブテン−１−イルチオ基、２−メチル−３−ブテン−１−イルチオ基、３−メチル−３−ブテン−１−イルチオ基であり、さらに好ましくはエテニルチオ基、１−プロペン−１−イルチオ基、２−プロペン−１−イルチオ基、３−プロペン−１−イルチオ基、１−ブテン−１−イルチオ基、１−ブテン−２−イルチオ基、１−ブテン−３−イルチオ基、１−ブテン−４−イルチオ基、２−ブテン−１−イルチオ基、２−ブテン−２−イルチオ基であり、もっとも好ましくはエテニルチオ基、１−プロペン−１−イルチオ基、２−プロペン−１−イルチオ基、３−プロペン−１−イルチオ基である。
Ｒ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし６のアルキニル基を示す場合、該アルキニル基とは、炭素数２〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキニル基を示し、上記炭素数２以上のアルキル基中に３重結合を有する化合物残基をいう。具体的には例えばエチニル基、１−プロピン−１−イル基、２−プロピン−１−イル基、３−プロピン−１−イル基、１−ブチン−１−イル基、１−ブチン−２−イル基、１−ブチン−３−イル基、１−ブチン−４−イル基、２−ブチン−１−イル基、２−ブチン−２−イル基、１−メチル−１−プロピン−１−イル基、２−メチル−１−プロピン−１−イル基、１−メチル−２−プロピン−１−イル基、２−メチル−２−プロピン−１−イル基、１−メチル−１−ブチン−１−イル基、２−メチル−１−ブチン−１−イル基、３−メチル−１−ブチン−１−イル基、１−メチル−２−ブチン−１−イル基、２−メチル−２−ブチン−１−イル基、３−メチル−２−ブチン−１−イル基、１−メチル−３−ブチン−１−イル基、２−メチル−３−ブチン−１−イル基、３−メチル−３−ブチン−１−イル基、１−エチル−１−ブチン−１−イル基、２−エチル−１−ブチン−１−イル基、３−エチル−１−ブチン−１−イル基、１−エチル−２−ブチン−１−イル基、２−エチル−２−ブチン−１−イル基、３−エチル−２−ブチン−１−イル基、１−エチル−３−ブチン−１−イル基、２−エチル−３−ブチン−１−イル基、３−エチル−３−ブチン−１−イル基、１，１−ジメチル−１−ブチン−１−イル基、１，２−ジメチル−１−ブチン−１−イル基、１，３−ジメチル−１−ブチン−１−イル基、２，２−ジメチル−１−ブチン−１−イル基、３，３−ジメチル−１−ブチン−１−イル基、１，１−ジメチル−２−ブチン−１−イル基、１，２−ジメチル−２−ブチン−１−イル基、１，３−ジメチル−２−ブチン−１−イル基、２，２−ジメチル−２−ブチン−１−イル基、３，３−ジメチル−２−ブチン−１−イル基、１，１−ジメチル−３−ブチン−１−イル基、１，２−ジメチル−３−ブチン−１−イル基、１，３−ジメチル−３−ブチン−１−イル基、２，２−ジメチル−３−ブチン−１−イル基、３，３−ジメチル−３−ブチン−１−イル基、１−ペンチン−１−イル基、２−ペンチン−１−イル基、３−ペンチン−１−イル基、４−ペンチン−１−イル基、１−ペンチン−２−イル基、２−ペンチン−２−イル基、３−ペンチン−２−イル基、４−ペンチン−２−イル基、１−ペンチン−３−イル基、２−ペンチン−３−イル基、１−ペンチン−１−イル基、２−ペンチン−１−イル基、３−ペンチン−１−イル基、４−ペンチン−１−イル基、１−ペンチン−２−イル基、２−ペンチン−２−イル基、３−ペンチン−２−イル基、４−ペンチン−２−イル基、１−ペンチン−３−イル基、２−ペンチン−３−イル基、１−メチル−１−ペンチン−１−イル基、２−メチル−１−ペンチン−１−イル基、３−メチル−１−ペンチン−１−イル基、４−メチル−１−ペンチン−１−イル基、１−メチル−２−ペンチン−１−イル基、２−メチル−２−ペンチン−１−イル基、３−メチル−２−ペンチン−１−イル基、４−メチル−２−ペンチン−１−イル基、１−メチル−３−ペンチン−１−イル基、２−メチル−３−ペンチン−１−イル基、３−メチル−３−ペンチン−１−イル基、４−メチル−３−ペンチン−１−イル基、１−メチル−４−ペンチン−１−イル基、２−メチル−４−ペンチン−１−イル基、３−メチル−４−ペンチン−１−イル基、４−メチル−４−ペンチン−１−イル基、１−メチル−１−ペンチン−２−イル基、２−メチル−１−ペンチン−２−イル基、３−メチル−１−ペンチン−２−イル基、４−メチル−１−ペンチン−２−イル基、１−メチル−２−ペンチン−２−イル基、２−メチル−２−ペンチン−２−イル基、３−メチル−２−ペンチン−２−イル基、４−メチル−２−ペンチン−２−イル基、１−メチル−３−ペンチン−２−イル基、２−メチル−３−ペンチン−２−イル基、３−メチル−３−ペンチン−２−イル基、４−メチル−３−ペンチン−２−イル基、１−メチル−４−ペンチン−２−イル基、２−メチル−４−ペンチン−２−イル基、３−メチル−４−ペンチン−２−イル基、４−メチル−４−ペンチン−２−イル基、１−メチル−１−ペンチン−３−イル基、２−メチル−１−ペンチン−３−イル基、３−メチル−１−ペンチン−３−イル基、４−メチル−１−ペンチン−３−イル基、１−メチル−２−ペンチン−３−イル基、２−メチル−２−ペンチン−３−イル基、３−メチル−２−ペンチン−３−イル基、４−メチル−２−ペンチン−３−イル基、１−ヘキシン−１−イル基、１−ヘキシン−２−イル基、１−ヘキシン−３−イル基、１−ヘキシン−４−イル基、１−ヘキシン−５−イル基、１−ヘキシン−６−イル基、２−ヘキシン−１−イル基、２−ヘキシン−２−イル基、２−ヘキシン−３−イル基、２−ヘキシン−４−イル基、２−ヘキシン−５−イル基、２−ヘキシン−６−イル基、３−ヘキシン−１−イル基、３−ヘキシン−２−イル基、３−ヘキシン−３−イル基などが挙げられ、好ましくはエチニル基、１−プロピン−１−イル基、２−プロピン−１−イル基、３−プロピン−１−イル基、１−ブチン−１−イル基、１−ブチン−２−イル基、１−ブチン−３−イル基、１−ブチン−４−イル基、２−ブチン−１−イル基、２−ブチン−２−イル基、１−メチル−１−プロピン−１−イル基、２−メチル−１−プロピン−１−イル基、１−メチル−２−プロピン−１−イル基、２−メチル−２−プロピン−１−イル基、１−メチル−１−ブチン−１−イル基、２−メチル−１−ブチン−１−イル基、３−メチル−１−ブチン−１−イル基、１−メチル−２−ブチン−１−イル基、２−メチル−２−ブチン−１−イル基、３−メチル−２−ブチン−１−イル基、１−メチル−３−ブチン−１−イル基、２−メチル−３−ブチン−１−イル基、３−メチル−３−ブチン−１−イル基、１−エチル−１−ブチン−１−イル基、２−エチル−１−ブチン−１−イル基、３−エチル−１−ブチン−１−イル基、１−エチル−２−ブチン−１−イル基、２−エチル−２−ブチン−１−イル基、３−エチル−２−ブチン−１−イル基、１−エチル−３−ブチン−１−イル基、２−エチル−３−ブチン−１−イル基、３−エチル−３−ブチン−１−イル基、１，１−ジメチル−１−ブチン−１−イル基、１，２−ジメチル−１−ブチン−１−イル基、１，３−ジメチル−１−ブチン−１−イル基、２，２−ジメチル−１−ブチン−１−イル基、３，３−ジメチル−１−ブチン−１−イル基、１，１−ジメチル−２−ブチン−１−イル基、１，２−ジメチル−２−ブチン−１−イル基、１，３−ジメチル−２−ブチン−１−イル基、２，２−ジメチル−２−ブチン−１−イル基、３，３−ジメチル−２−ブチン−１−イル基、１，１−ジメチル−３−ブチン−１−イル基、１，２−ジメチル−３−ブチン−１−イル基、１，３−ジメチル−３−ブチン−１−イル基、２，２−ジメチル−３−ブチン−１−イル基、３，３−ジメチル−３−ブチン−１−イル基であり、より好ましくはエチニル基、１−プロピン−１−イル基、２−プロピン−１−イル基、３−プロピン−１−イル基、１−ブチン−１−イル基、１−ブチン−２−イル基、１−ブチン−３−イル基、１−ブチン−４−イル基、２−ブチン−１−イル基、２−ブチン−２−イル基、１−メチル−１−プロピン−１−イル基、２−メチル−１−プロピン−１−イル基、１−メチル−２−プロピン−１−イル基、２−メチル−２−プロピン−１−イル基、１−メチル−１−ブチン−１−イル基、２−メチル−１−ブチン−１−イル基、３−メチル−１−ブチン−１−イル基、１−メチル−２−ブチン−１−イル基、２−メチル−２−ブチン−１−イル基、３−メチル−２−ブチン−１−イル基、１−メチル−３−ブチン−１−イル基、２−メチル−３−ブチン−１−イル基、３−メチル−３−ブチン−１−イル基であり、さらに好ましくはエチニル基、１−プロピン−１−イル基、２−プロピン−１−イル基、３−プロピン−１−イル基、１−ブチン−１−イル基、１−ブチン−２−イル基、１−ブチン−３−イル基、１−ブチン−４−イル基、２−ブチン−１−イル基、２−ブチン−２−イル基であり、もっとも好ましくはエチニル基、１−プロピン−１−イル基、２−プロピン−１−イル基、３−プロピン−１−イル基である。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし６のアルキニルオキシ基を示す場合、該アルキニルオキシ基とは、上記炭素数２〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキニル基において、その末端に酸素原子が結合したものが相当し、具体的には例えばエチニルオキシ基、１−プロピン−１−イルオキシ基、２−プロピン−１−イルオキシ基、３−プロピン−１−イルオキシ基、１−ブチン−１−イルオキシ基、１−ブチン−２−イルオキシ基、１−ブチン−３−イルオキシ基、１−ブチン−４−イルオキシ基、２−ブチン−１−イルオキシ基、２−ブチン−２−イルオキシ基、１−メチル−１−プロピン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−プロピン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−プロピン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−プロピン−１−イルオキシ基、１−メチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、３−メチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、３−メチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、１−メチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、２−メチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、３−メチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、１−エチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、２−エチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、３−エチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、１−エチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、２−エチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、３−エチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、１−エチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、２−エチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、３−エチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、１，１−ジメチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、１，２−ジメチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、１，３−ジメチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、２，２−ジメチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、３，３−ジメチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、１，１−ジメチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、１，２−ジメチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、１，３−ジメチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、２，２−ジメチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、３，３−ジメチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、１，１−ジメチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、１，２−ジメチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、１，３−ジメチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、２，２−ジメチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、３，３−ジメチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、１−ペンチン−１−イルオキシ基、２−ペンチン−１−イルオキシ基、３−ペンチン−１−イルオキシ基、４−ペンチン−１−イルオキシ基、１−ペンチン−２−イルオキシ基、２−ペンチン−２−イルオキシ基、３−ペンチン−２−イルオキシ基、４−ペンチン−２−イルオキシ基、１−ペンチン−３−イルオキシ基、２−ペンチン−３−イルオキシ基、１−ペンチン−１−イルオキシ基、２−ペンチン−１−イルオキシ基、３−ペンチン−１−イルオキシ基、４−ペンチン−１−イルオキシ基、１−ペンチン−２−イルオキシ基、２−ペンチン−２−イルオキシ基、３−ペンチン−２−イルオキシ基、４−ペンチン−２−イルオキシ基、１−ペンチン−３−イルオキシ基、２−ペンチン−３−イルオキシ基、１−メチル−１−ペンチン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−ペンチン−１−イルオキシ基、３−メチル−１−ペンチン−１−イルオキシ基、４−メチル−１−ペンチン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−ペンチン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−ペンチン−１−イルオキシ基、３−メチル−２−ペンチン−１−イルオキシ基、４−メチル−２−ペンチン−１−イルオキシ基、１−メチル−３−ペンチン−１−イルオキシ基、２−メチル−３−ペンチン−１−イルオキシ基、３−メチル−３−ペンチン−１−イルオキシ基、４−メチル−３−ペンチン−１−イルオキシ基、１−メチル−４−ペンチン−１−イルオキシ基、２−メチル−４−ペンチン−１−イルオキシ基、３−メチル−４−ペンチン−１−イルオキシ基、４−メチル−４−ペンチン−１−イルオキシ基、１−メチル−１−ペンチン−２−イルオキシ基、２−メチル−１−ペンチン−２−イルオキシ基、３−メチル−１−ペンチン−２−イルオキシ基、４−メチル−１−ペンチン−２−イルオキシ基、１−メチル−２−ペンチン−２−イルオキシ基、２−メチル−２−ペンチン−２−イルオキシ基、３−メチル−２−ペンチン−２−イルオキシ基、４−メチル−２−ペンチン−２−イルオキシ基、１−メチル−３−ペンチン−２−イルオキシ基、２−メチル−３−ペンチン−２−イルオキシ基、３−メチル−３−ペンチン−２−イルオキシ基、４−メチル−３−ペンチン−２−イルオキシ基、１−メチル−４−ペンチン−２−イルオキシ基、２−メチル−４−ペンチン−２−イルオキシ基、３−メチル−４−ペンチン−２−イルオキシ基、４−メチル−４−ペンチン−２−イルオキシ基、１−メチル−１−ペンチン−３−イルオキシ基、２−メチル−１−ペンチン−３−イルオキシ基、３−メチル−１−ペンチン−３−イルオキシ基、４−メチル−１−ペンチン−３−イルオキシ基、１−メチル−２−ペンチン−３−イルオキシ基、２−メチル−２−ペンチン−３−イルオキシ基、３−メチル−２−ペンチン−３−イルオキシ基、４−メチル−２−ペンチン−３−イルオキシ基、１−ヘキシン−１−イルオキシ基、１−ヘキシン−２−イルオキシ基、１−ヘキシン−３−イルオキシ基、１−ヘキシン−４−イルオキシ基、１−ヘキシン−５−イルオキシ基、１−ヘキシン−６−イルオキシ基、２−ヘキシン−１−イルオキシ基、２−ヘキシン−２−イルオキシ基、２−ヘキシン−３−イルオキシ基、２−ヘキシン−４−イルオキシ基、２−ヘキシン−５−イルオキシ基、２−ヘキシン−６−イルオキシ基、３−ヘキシン−１−イルオキシ基、３−ヘキシン−２−イルオキシ基、３−ヘキシン−３−イルオキシ基などが挙げられ、好ましくはエチニルオキシ基、１−プロピン−１−イルオキシ基、２−プロピン−１−イルオキシ基、３−プロピン−１−イルオキシ基、１−ブチン−１−イルオキシ基、１−ブチン−２−イルオキシ基、１−ブチン−３−イルオキシ基、１−ブチン−４−イルオキシ基、２−ブチン−１−イルオキシ基、２−ブチン−２−イルオキシ基、１−メチル−１−プロピン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−プロピン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−プロピン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−プロピン−１−イルオキシ基、１−メチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、３−メチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、３−メチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、１−メチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、２−メチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、３−メチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、１−エチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、２−エチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、３−エチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、１−エチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、２−エチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、３−エチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、１−エチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、２−エチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、３−エチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、１，１−ジメチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、１，２−ジメチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、１，３−ジメチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、２，２−ジメチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、３，３−ジメチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、１，１−ジメチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、１，２−ジメチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、１，３−ジメチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、２，２−ジメチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、３，３−ジメチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、１，１−ジメチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、１，２−ジメチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、１，３−ジメチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、２，２−ジメチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、３，３−ジメチル−３−ブチン−１−イルオキシ基であり、より好ましくはエチニルオキシ基、１−プロピン−１−イルオキシ基、２−プロピン−１−イルオキシ基、３−プロピン−１−イルオキシ基、１−ブチン−１−イルオキシ基、１−ブチン−２−イルオキシ基、１−ブチン−３−イルオキシ基、１−ブチン−４−イルオキシ基、２−ブチン−１−イルオキシ基、２−ブチン−２−イルオキシ基、１−メチル−１−プロピン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−プロピン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−プロピン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−プロピン−１−イルオキシ基、１−メチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、２−メチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、３−メチル−１−ブチン−１−イルオキシ基、１−メチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、２−メチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、３−メチル−２−ブチン−１−イルオキシ基、１−メチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、２−メチル−３−ブチン−１−イルオキシ基、３−メチル−３−ブチン−１−イルオキシ基であり、さらに好ましくはエチニルオキシ基、１−プロピン−１−イルオキシ基、２−プロピン−１−イルオキシ基、３−プロピン−１−イルオキシ基、１−ブチン−１−イルオキシ基、１−ブチン−２−イルオキシ基、１−ブチン−３−イルオキシ基、１−ブチン−４−イルオキシ基、２−ブチン−１−イルオキシ基、２−ブチン−２−イルオキシ基であり、もっとも好ましくはエチニルオキシ基、１−プロピン−１−イルオキシ基、２−プロピン−１−イルオキシ基、３−プロピン−１−イルオキシ基である。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし６のアルキニルチオ基を示す場合、該アルキニルチオ基とは、上記炭素数２〜６の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキニル基において、その末端に硫黄原子が結合したものが相当し、具体的には例えばエチニルチオ基、１−プロピン−１−イルチオ基、２−プロピン−１−イルチオ基、３−プロピン−１−イルチオ基、１−ブチン−１−イルチオ基、１−ブチン−２−イルチオ基、１−ブチン−３−イルチオ基、１−ブチン−４−イルチオ基、２−ブチン−１−イルチオ基、２−ブチン−２−イルチオ基、１−メチル−１−プロピン−１−イルチオ基、２−メチル−１−プロピン−１−イルチオ基、１−メチル−２−プロピン−１−イルチオ基、２−メチル−２−プロピン−１−イルチオ基、１−メチル−１−ブチン−１−イルチオ基、２−メチル−１−ブチン−１−イルチオ基、３−メチル−１−ブチン−１−イルチオ基、１−メチル−２−ブチン−１−イルチオ基、２−メチル−２−ブチン−１−イルチオ基、３−メチル−２−ブチン−１−イルチオ基、１−メチル−３−ブチン−１−イルチオ基、２−メチル−３−ブチン−１−イルチオ基、３−メチル−３−ブチン−１−イルチオ基、１−エチル−１−ブチン−１−イルチオ基、２−エチル−１−ブチン−１−イルチオ基、３−エチル−１−ブチン−１−イルチオ基、１−エチル−２−ブチン−１−イルチオ基、２−エチル−２−ブチン−１−イルチオ基、３−エチル−２−ブチン−１−イルチオ基、１−エチル−３−ブチン−１−イルチオ基、２−エチル−３−ブチン−１−イルチオ基、３−エチル−３−ブチン−１−イルチオ基、１，１−ジメチル−１−ブチン−１−イルチオ基、１，２−ジメチル−１−ブチン−１−イルチオ基、１，３−ジメチル−１−ブチン−１−イルチオ基、２，２−ジメチル−１−ブチン−１−イルチオ基、３，３−ジメチル−１−ブチン−１−イルチオ基、１，１−ジメチル−２−ブチン−１−イルチオ基、１，２−ジメチル−２−ブチン−１−イルチオ基、１，３−ジメチル−２−ブチン−１−イルチオ基、２，２−ジメチル−２−ブチン−１−イルチオ基、３，３−ジメチル−２−ブチン−１−イルチオ基、１，１−ジメチル−３−ブチン−１−イルチオ基、１，２−ジメチル−３−ブチン−１−イルチオ基、１，３−ジメチル−３−ブチン−１−イルチオ基、２，２−ジメチル−３−ブチン−１−イルチオ基、３，３−ジメチル−３−ブチン−１−イルチオ基、１−ペンチン−１−イルチオ基、２−ペンチン−１−イルチオ基、３−ペンチン−１−イルチオ基、４−ペンチン−１−イルチオ基、１−ペンチン−２−イルチオ基、２−ペンチン−２−イルチオ基、３−ペンチン−２−イルチオ基、４−ペンチン−２−イルチオ基、１−ペンチン−３−イルチオ基、２−ペンチン−３−イルチオ基、１−ペンチン−１−イルチオ基、２−ペンチン−１−イルチオ基、３−ペンチン−１−イルチオ基、４−ペンチン−１−イルチオ基、１−ペンチン−２−イルチオ基、２−ペンチン−２−イルチオ基、３−ペンチン−２−イルチオ基、４−ペンチン−２−イルチオ基、１−ペンチン−３−イルチオ基、２−ペンチン−３−イルチオ基、１−メチル−１−ペンチン−１−イルチオ基、２−メチル−１−ペンチン−１−イルチオ基、３−メチル−１−ペンチン−１−イルチオ基、４−メチル−１−ペンチン−１−イルチオ基、１−メチル−２−ペンチン−１−イルチオ基、２−メチル−２−ペンチン−１−イルチオ基、３−メチル−２−ペンチン−１−イルチオ基、４−メチル−２−ペンチン−１−イルチオ基、１−メチル−３−ペンチン−１−イルチオ基、２−メチル−３−ペンチン−１−イルチオ基、３−メチル−３−ペンチン−１−イルチオ基、４−メチル−３−ペンチン−１−イルチオ基、１−メチル−４−ペンチン−１−イルチオ基、２−メチル−４−ペンチン−１−イルチオ基、３−メチル−４−ペンチン−１−イルチオ基、４−メチル−４−ペンチン−１−イルチオ基、１−メチル−１−ペンチン−２−イルチオ基、２−メチル−１−ペンチン−２−イルチオ基、３−メチル−１−ペンチン−２−イルチオ基、４−メチル−１−ペンチン−２−イルチオ基、１−メチル−２−ペンチン−２−イルチオ基、２−メチル−２−ペンチン−２−イルチオ基、３−メチル−２−ペンチン−２−イルチオ基、４−メチル−２−ペンチン−２−イルチオ基、１−メチル−３−ペンチン−２−イルチオ基、２−メチル−３−ペンチン−２−イルチオ基、３−メチル−３−ペンチン−２−イルチオ基、４−メチル−３−ペンチン−２−イルチオ基、１−メチル−４−ペンチン−２−イルチオ基、２−メチル−４−ペンチン−２−イルチオ基、３−メチル−４−ペンチン−２−イルチオ基、４−メチル−４−ペンチン−２−イルチオ基、１−メチル−１−ペンチン−３−イルチオ基、２−メチル−１−ペンチン−３−イルチオ基、３−メチル−１−ペンチン−３−イルチオ基、４−メチル−１−ペンチン−３−イルチオ基、１−メチル−２−ペンチン−３−イルチオ基、２−メチル−２−ペンチン−３−イルチオ基、３−メチル−２−ペンチン−３−イルチオ基、４−メチル−２−ペンチン−３−イルチオ基、１−ヘキシン−１−イルチオ基、１−ヘキシン−２−イルチオ基、１−ヘキシン−３−イルチオ基、１−ヘキシン−４−イルチオ基、１−ヘキシン−５−イルチオ基、１−ヘキシン−６−イルチオ基、２−ヘキシン−１−イルチオ基、２−ヘキシン−２−イルチオ基、２−ヘキシン−３−イルチオ基、２−ヘキシン−４−イルチオ基、２−ヘキシン−５−イルチオ基、２−ヘキシン−６−イルチオ基、３−ヘキシン−１−イルチオ基、３−ヘキシン−２−イルチオ基、３−ヘキシン−３−イルチオ基などが挙げられ、好ましくはエチニルチオ基、１−プロピン−１−イルチオ基、２−プロピン−１−イルチオ基、３−プロピン−１−イルチオ基、１−ブチン−１−イルチオ基、１−ブチン−２−イルチオ基、１−ブチン−３−イルチオ基、１−ブチン−４−イルチオ基、２−ブチン−１−イルチオ基、２−ブチン−２−イルチオ基、１−メチル−１−プロピン−１−イルチオ基、２−メチル−１−プロピン−１−イルチオ基、１−メチル−２−プロピン−１−イルチオ基、２−メチル−２−プロピン−１−イルチオ基、１−メチル−１−ブチン−１−イルチオ基、２−メチル−１−ブチン−１−イルチオ基、３−メチル−１−ブチン−１−イルチオ基、１−メチル−２−ブチン−１−イルチオ基、２−メチル−２−ブチン−１−イルチオ基、３−メチル−２−ブチン−１−イルチオ基、１−メチル−３−ブチン−１−イルチオ基、２−メチル−３−ブチン−１−イルチオ基、３−メチル−３−ブチン−１−イルチオ基、１−エチル−１−ブチン−１−イルチオ基、２−エチル−１−ブチン−１−イルチオ基、３−エチル−１−ブチン−１−イルチオ基、１−エチル−２−ブチン−１−イルチオ基、２−エチル−２−ブチン−１−イルチオ基、３−エチル−２−ブチン−１−イルチオ基、１−エチル−３−ブチン−１−イルチオ基、２−エチル−３−ブチン−１−イルチオ基、３−エチル−３−ブチン−１−イルチオ基、１，１−ジメチル−１−ブチン−１−イルチオ基、１，２−ジメチル−１−ブチン−１−イルチオ基、１，３−ジメチル−１−ブチン−１−イルチオ基、２，２−ジメチル−１−ブチン−１−イルチオ基、３，３−ジメチル−１−ブチン−１−イルチオ基、１，１−ジメチル−２−ブチン−１−イルチオ基、１，２−ジメチル−２−ブチン−１−イルチオ基、１，３−ジメチル−２−ブチン−１−イルチオ基、２，２−ジメチル−２−ブチン−１−イルチオ基、３，３−ジメチル−２−ブチン−１−イルチオ基、１，１−ジメチル−３−ブチン−１−イルチオ基、１，２−ジメチル−３−ブチン−１−イルチオ基、１，３−ジメチル−３−ブチン−１−イルチオ基、２，２−ジメチル−３−ブチン−１−イルチオ基、３，３−ジメチル−３−ブチン−１−イルチオ基であり、より好ましくはエチニルチオ基、１−プロピン−１−イルチオ基、２−プロピン−１−イルチオ基、３−プロピン−１−イルチオ基、１−ブチン−１−イルチオ基、１−ブチン−２−イルチオ基、１−ブチン−３−イルチオ基、１−ブチン−４−イルチオ基、２−ブチン−１−イルチオ基、２−ブチン−２−イルチオ基、１−メチル−１−プロピン−１−イルチオ基、２−メチル−１−プロピン−１−イルチオ基、１−メチル−２−プロピン−１−イルチオ基、２−メチル−２−プロピン−１−イルチオ基、１−メチル−１−ブチン−１−イルチオ基、２−メチル−１−ブチン−１−イルチオ基、３−メチル−１−ブチン−１−イルチオ基、１−メチル−２−ブチン−１−イルチオ基、２−メチル−２−ブチン−１−イルチオ基、３−メチル−２−ブチン−１−イルチオ基、１−メチル−３−ブチン−１−イルチオ基、２−メチル−３−ブチン−１−イルチオ基、３−メチル−３−ブチン−１−イルチオ基であり、さらに好ましくはエチニルチオ基、１−プロピン−１−イルチオ基、２−プロピン−１−イルチオ基、３−プロピン−１−イルチオ基、１−ブチン−１−イルチオ基、１−ブチン−２−イルチオ基、１−ブチン−３−イルチオ基、１−ブチン−４−イルチオ基、２−ブチン−１−イルチオ基、２−ブチン−２−イルチオ基であり、もっとも好ましくはエチニルチオ基、１−プロピン−１−イルチオ基、２−プロピン−１−イルチオ基、３−プロピン−１−イルチオ基である。
Ｒ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数６ないし１２のアリール基を示す場合、該アリール基とは芳香族環基をいい、具体的には例えば、フェニル基、１−ナフチル基、２−ナフチル基、ａｓ−インダセニル基、ｓ−インダセニル基、アセナフチレニル基などが挙げられる。好ましくはフェニル基、１−ナフチル基、２−ナフチル基、であり、より好ましくはフェニル基である。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数６ないし１２のアリールオキシ基を示す場合、該アリールオキシ基とは、上記炭素数６ないし１２のアリール基において、その末端に酸素原子が結合したものが相当し、具体的には例えばフェニルオキシ基、１−ナフチルオキシ基、２−ナフチルオキシ基、ａｓ−インダセニルオキシ基、ｓ−インダセニルオキシ基、アセナフチレニルオキシ基などが挙げられる。好ましくはフェニルオキシ基、１−ナフチルオキシ基、２−ナフチルオキシ基であり、より好ましくはフェニルオキシ基である。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数６ないし１２のアリールチオ基を示す場合、該アリールチオ基とは、上記炭素数６ないし１２のアリール基において、その末端に硫黄原子が結合したものが相当し、具体的には例えばフェニルチオ基、１−ナフチルチオ基、２−ナフチルチオ基、ａｓ−インダセニルチオ基、ｓ−インダセニルチオ基、アセナフチレニルチオ基などが挙げられる。好ましくはフェニルチオ基、１−ナフチルチオ基、２−ナフチルチオ基であり、より好ましくはフェニルチオ基である。
Ｒ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数７ないし１８のアルキルアリール基を示す場合、該アルキルアリール基とは上記炭素数６ないし１２のアリール基において、置換可能な部分が上記炭素数１ないし６のアルキル基で置換された基をいい、具体的には例えば、トリル基、キシリル基、クメニル基、メシチル基、シメニル基、スチリル基などが挙げられる。好ましくはトリル基、キシリル基、クメニル基、メシチル基、シメニル基、スチリル基であり、より好ましくはトリル基、キシリル基、クメニル基、メシチル基であり、さらに好ましくはトリル基、キシリル基、クメニル基である。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数７ないし１８のアルキルアリールオキシ基を示す場合、該アルキルアリールオキシ基とは、上記炭素数７ないし１８のアルキルアリール基において、その末端に酸素原子が結合したものが相当し、具体的には例えばｏ−トリルオキシ基、ｍ−トリルオキシ基、ｐ−トリルオキシ基、２，３−キシリル−１−オキシ基、２，４−キシリル−１−オキシ基、２，５−キシリル−１−オキシ基、ｏ−クメニルオキシ基、ｍ−クメニルオキシ基、ｐ−クメニルオキシ基、メシチルオキシ基、２，３−シメニル−１−オキシ基、２，４−シメニル−１−オキシ基、２，５−シメニル−１−オキシ基、ｏ−スチリルオキシ基、ｍ−スチリルオキシ基、ｐ−スチリルオキシ基などが挙げられる。好ましくはｏ−トリルオキシ基、ｍ−トリルオキシ基、ｐ−トリルオキシ基、２，３−キシリル−１−オキシ基、２，４−キシリル−１−オキシ基、２，５−キシリル−１−オキシ基、ｏ−クメニルオキシ基、ｍ−クメニルオキシ基、ｐ−クメニルオキシ基、メシチルオキシ基、２，３−シメニル−１−オキシ基、２，４−シメニル−１−オキシ基、２，５−シメニル−１−オキシ基、ｏ−スチリルオキシ基、ｍ−スチリルオキシ基、ｐ−スチリルオキシ基であり、より好ましくはｏ−トリルオキシ基、ｍ−トリルオキシ基、ｐ−トリルオキシ基、２，３−キシリル−１−オキシ基、２，４−キシリル−１−オキシ基、２，５−キシリル−１−オキシ基、ｏ−クメニルオキシ基、ｍ−クメニルオキシ基、ｐ−クメニルオキシ基、メシチルオキシ基、ｏ−スチリルオキシ基、ｍ−スチリルオキシ基、ｐ−スチリルオキシ基であり、さらに好ましくはｏ−トリルオキシ基、ｍ−トリルオキシ基、ｐ−トリルオキシ基、２，３−キシリル−１−オキシ基、２，４−キシリル−１−オキシ基、２，５−キシリル−１−オキシ基、メシチルオキシ基であり、もっとも好ましくはｏ−トリルオキシ基、ｍ−トリルオキシ基、ｐ−トリルオキシ基である。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数７ないし１８のアルキルアリールチオ基を示す場合、該アルキルアリールチオ基とは、上記炭素数７ないし１８のアルキルアリール基において、その末端に硫黄原子が結合したものが相当し、具体的には例えばｏ−トリルチオ基、ｍ−トリルチオ基、ｐ−トリルチオ基、２，３−キシリル−１−チオ基、２，４−キシリル−１−チオ基、２，５−キシリル−１−チオ基、ｏ−クメニルチオ基、ｍ−クメニルチオ基、ｐ−クメニルチオ基、メシチルチオ基、２，３−シメニル−１−チオ基、２，４−シメニル−１−チオ基、２，５−シメニル−１−チオ基、ｏ−スチリルチオ基、ｍ−スチリルチオ基、ｐ−スチリルチオ基などが挙げられる。好ましくはｏ−トリルチオ基、ｍ−トリルチオ基、ｐ−トリルチオ基、２，３−キシリル−１−チオ基、２，４−キシリル−１−チオ基、２，５−キシリル−１−チオ基、ｏ−クメニルチオ基、ｍ−クメニルチオ基、ｐ−クメニルチオ基、メシチルチオ基、２，３−シメニル−１−チオ基、２，４−シメニル−１−チオ基、２，５−シメニル−１−チオ基、ｏ−スチリルチオ基、ｍ−スチリルチオ基、ｐ−スチリルチオ基であり、より好ましくはｏ−トリルチオ基、ｍ−トリルチオ基、ｐ−トリルチオ基、２，３−キシリル−１−チオ基、２，４−キシリル−１−チオ基、２，５−キシリル−１−チオ基、ｏ−クメニルチオ基、ｍ−クメニルチオ基、ｐ−クメニルチオ基、メシチルチオ基、ｏ−スチリルチオ基、ｍ−スチリルチオ基、ｐ−スチリルチオ基であり、さらに好ましくはｏ−トリルチオ基、ｍ−トリルチオ基、ｐ−トリルチオ基、２，３−キシリル−１−チオ基、２，４−キシリル−１−チオ基、２，５−キシリル−１−チオ基、メシチルチオ基であり、もっとも好ましくはｏ−トリルチオ基、ｍ−トリルチオ基、ｐ−トリルチオ基である。
Ｒ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数７ないし１８のアラルキル基を示す場合、該アラルキル基とは上記炭素数１ないし６のアルキル基において、置換可能な部分が上記炭素数６ないし１２のアリール基で置換された基をいい、具体的には例えば、ベンジル基、フェネチル基、３−フェニルプロピル基、４−フェニルブチル基、５−フェニルペンチル基、６−フェニルヘキシル基、１−ナフチルメチル基、２−ナフチルメチル基、１−ナフチルエチル基、２−ナフチルエチル基、１−ナフチルプロピル基、２−ナフチルプロピル基などが挙げられる。好ましくはベンジル基、フェネチル基、３−フェニルプロピル基、４−フェニルブチル基、５−フェニルペンチル基、６−フェニルヘキシル基、１−ナフチルメチル基、２−ナフチルメチル基、１−ナフチルエチル基、２−ナフチルエチル基、１−ナフチルプロピル基、２−ナフチルプロピル基であり、より好ましくはベンジル基、フェネチル基、３−フェニルプロピル基、４−フェニルブチル基、５−フェニルペンチル基、６−フェニルヘキシル基、１−ナフチルメチル基、２−ナフチルメチル基であり、さらに好ましくはベンジル基、フェネチル基、３−フェニルプロピル基、４−フェニルブチル基であり、もっとも好ましくはベンジル基、フェネチル基である。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数７ないし１８のアラルキルオキシ基を示す場合、該アラルキルオキシ基とは、上記炭素数７ないし１８のアラルキル基において、その末端に酸素原子が結合したものが相当し、具体的には例えばベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、３−フェニルプロピルオキシ基、４−フェニルブチルオキシ基、５−フェニルペンチルオキシ基、６−フェニルヘキシルオキシ基、１−ナフチルメチルオキシ基、２−ナフチルメチルオキシ基、１−ナフチルエチルオキシ基、２−ナフチルエチルオキシ基、１−ナフチルプロピルオキシ基、２−ナフチルプロピルオキシ基などが挙げられる。好ましくはベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、３−フェニルプロピルオキシ基、４−フェニルブチルオキシ基、５−フェニルペンチルオキシ基、６−フェニルヘキシルオキシ基、１−ナフチルメチルオキシ基、２−ナフチルメチルオキシ基、１−ナフチルエチルオキシ基、２−ナフチルエチルオキシ基、１−ナフチルプロピルオキシ基、２−ナフチルプロピルオキシ基であり、より好ましくはベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、３−フェニルプロピルオキシ基、４−フェニルブチルオキシ基、５−フェニルペンチルオキシ基、６−フェニルヘキシルオキシ基、１−ナフチルメチルオキシ基、２−ナフチルメチルオキシ基であり、さらに好ましくはベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、３−フェニルプロピルオキシ基、４−フェニルブチルオキシ基であり、もっとも好ましくはベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基である。
同様にしてＲ^１が１以上の置換基を有していてもよい炭素数７ないし１８のアラルキルチオ基を示す場合、該アラルキルチオ基とは、上記炭素数７ないし１８のアラルキル基において、その末端に硫黄原子が結合したものが相当し、具体的には例えばベンジルチオ基、フェネチルチオ基、３−フェニルプロピルチオ基、４−フェニルブチルチオ基、５−フェニルペンチルチオ基、６−フェニルヘキシルチオ基、１−ナフチルメチルチオ基、２−ナフチルメチルチオ基、１−ナフチルエチルチオ基、２−ナフチルエチルチオ基、１−ナフチルプロピルチオ基、２−ナフチルプロピルチオ基などが挙げられる。好ましくはベンジルチオ基、フェネチルチオ基、３−フェニルプロピルチオ基、４−フェニルブチルチオ基、５−フェニルペンチルチオ基、６−フェニルヘキシルチオ基、１−ナフチルメチルチオ基、２−ナフチルメチルチオ基、１−ナフチルエチルチオ基、２−ナフチルエチルチオ基、１−ナフチルプロピルチオ基、２−ナフチルプロピルチオ基であり、より好ましくはベンジルチオ基、フェネチルチオ基、３−フェニルプロピルチオ基、４−フェニルブチルチオ基、５−フェニルペンチルチオ基、６−フェニルヘキシルチオ基、１−ナフチルメチルチオ基、２−ナフチルメチルチオ基であり、さらに好ましくはベンジルチオ基、フェネチルチオ基、３−フェニルプロピルチオ基、４−フェニルブチルチオ基であり、もっとも好ましくはベンジルチオ基、フェネチルチオ基である。
Ｌが単結合をを示す場合は、基Ｘと基Ｙが単結合で結合した以下の一般式

〔式中の記号は前記定義に同じである。〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を示すものとする。
同様にしてＬが二重結合をを示す場合は、ＸとＹが単結合で結合した以下の一般式

〔式中の記号は前記定義に同じである。〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を示すものとする。
Ｍが単結合をを示す場合は、以下の一般式

〔式中の記号は前記定義に同じである。〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を示すものとする。
Ｔが単結合をを示す場合は、以下の一般式

〔式中の記号は前記定義に同じである。〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を示すものとする。
ＬおよびＭが１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし６のアルキレン基を示す場合、該アルキレン基とは上記炭素数１ないし６のアルキル基からさらに水素原子を１個除いて誘導される二価の基を意味し、具体的には例えば、メチレン基、エチレン基、メチルエチレン基、プロピレン基、エチルエチレン基、１，１−ジメチルエチレン基、１，２−ジメチルエチレン基、トリメチレン基、１−メチルトリメチレン基、１−エチルトリメチレン基、２−メチルトリメチレン基、１，１−ジメチルトリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基などが挙げられる。好ましくはメチレン基、エチレン基、メチルエチレン基、プロピレン基、エチルエチレン基、１，１−ジメチルエチレン基、１，２−ジメチルエチレン基、トリメチレン基、１−メチルトリメチレン基、１−エチルトリメチレン基、２−メチルトリメチレン基、１，１−ジメチルトリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基であり、より好ましくはメチレン基、エチレン基、メチルエチレン基、プロピレン基、エチルエチレン基、１，１−ジメチルエチレン基、１，２−ジメチルエチレン基、トリメチレン基、１−メチルトリメチレン基、１−エチルトリメチレン基、２−メチルトリメチレン基、１，１−ジメチルトリメチレン基であり、さらに好ましくはメチレン基、エチレン基、メチルエチレン基、プロピレン基、エチルエチレン基、１，１−ジメチルエチレン基、１，２−ジメチルエチレン基、トリメチレン基であり、さらにより好ましくはメチレン基、エチレン基、メチルエチレン基、プロピレン基であり、もっとも好ましくはメチレン基、エチレン基である。
同様にしてＴが１以上の置換基を有していてもよい炭素数１ないし３のアルキレン基を示す場合、該アルキレン基とは上記炭素数１ないし３のアルキル基からさらに水素原子を１個除いて誘導される二価の基を意味し、具体的には上記で示した炭素数１ないし３のアルキレン基が挙げられる。好ましくはメチレン基、エチレン基、プロピレン基であり、さらに好ましくはメチレン基、エチレン基であり、もっとも好ましくはメチレン基である。
Ｌ、Ｍ、およびＸが１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし６のアルケニレン基を示す場合、該アルケニレン基とは上記炭素数２ないし６のアルケニル基からさらに水素原子を１個除いて誘導される二価の基を意味し、具体的には例えば、ビニレン基、プロペニレン基、ブテニレン基、ペンテニレン基、ヘキセニレン基などが挙げられる。好ましくはビニレン基、プロペニレン基、ブテニレン基、ペンテニレン基であり、より好ましくはビニレン基、プロペニレン基、ブテニレン基であり、さらに好ましくはビニレン基、プロペニレン基であり、最も好ましくはビニレン基である。
同様にしてＴが１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし３のアルケニレン基を示す場合、該アルケニレン基とは上記炭素数２ないし３のアルケニル基からさらに水素原子を１個除いて誘導される二価の基を意味し、具体的には上記で示した炭素数２ないし３のアルケニレン基が挙げられる。好ましくはビニレン基、プロペニレン基であり、さらに好ましくはビニレン基である。
ＬおよびＭが１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし６のアルキニレン基を示す場合、該アルキニレン基とは上記炭素数２ないし６のアルキニル基からさらに水素原子を１個除いて誘導される二価の基を意味し、具体的には例えば、エチニレン基、プロピニレン基、ブチニレン基、ペンチニレン基、ヘキシニレン基などが挙げられる。好ましくはエチニレン基、プロピニレン基、ブチニレン基、ペンチニレン基であり、より好ましくはエチニレン基、プロピニレン基、ブチニレン基であり、さらに好ましくはエチニレン基、プロピニレン基であり、最も好ましくはエチニレン基である。
同様にしてＴが１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし３のアルキニレン基を示す場合、該アルキニレン基とは上記炭素数２ないし３のアルキニル基からさらに水素原子を１個除いて誘導される二価の基を意味し、具体的には上記で示した炭素数２ないし３のアルキニレン基が挙げられる。好ましくはエチニレン基、プロピニレン基であり、さらに好ましくはエチニレン基である。
Ｒ^ｗ１、Ｒ^ｗ２、Ｒ^ｘ、Ｒ^ｘ１およびＲ^ｘ２が１以上の置換基を有していてもよい炭素数２ないし７の脂肪族アシル基を示す場合、該脂肪族アシル基とは上記炭素数１ないし６のアルキル基、上記炭素数２ないし６のアルケニル基または上記炭素数２ないし６のアルキニル基において、その末端にカルボニル基が結合したものが相当し、具体的には例えばアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、オクタノイル基、アクリロイル基、メタクリロイル基、クロトニル基などの基が挙げられる。好ましくはアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、オクタノイル基、アクリロイル基、メタクリロイル基、クロトニル基であり、より好ましくはアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、オクタノイル基であり、さらに好ましくはアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基であり、もっとも好ましくはアセチル基、プロピオニル基である。
Ｒ^ｗ１、Ｒ^ｗ２、Ｒ^ｘ、Ｒ^ｘ１およびＲ^ｘ２が１以上の置換基を有していてもよい炭素数７ないし１９の芳香族アシル基を示す場合、該芳香族アシル基とは上記炭素数５ないし１２のアリール基において、その末端にカルボニル基または上記炭素数２ないし７の脂肪族アシル基からさらに水素原子を１個除いて誘導される基が結合したものが相当し、具体的には例えばベンゾイル基、ｏ−トルオイル基、ｍ−トルオイル基、ｐ−トルオイル基、シンナモイル基、１−ナフトイル基、２−ナフトイル基などが挙げられる。好ましくはベンゾイル基、ｏ−トルオイル基、ｍ−トルオイル基、ｐ−トルオイル基、シンナモイル基、１−ナフトイル基、２−ナフトイル基であり、より好ましくはベンゾイル基、ｏ−トルオイル基、ｍ−トルオイル基、ｐ−トルオイル基、シンナモイル基であり、さらに好ましくはベンゾイル基、シンナモイル基であり、もっとも好ましくはベンゾイル基である。

は、単結合または二重結合を示す。従って、以下の一般式（Ｉ）

〔式中の記号は前記定義に同じである。〕で表される本発明化合物は、以下の各一般式

〔式中の記号は前記定義に同じである。〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を包含する。
Ｑは酸素原子または硫黄原子を示す。従って一般式−ＣＱ−はカルボニル基またはチオカルボニル基を意味する。
Ｙは１以上の置換基を有していてもよく、１以上のヘテロ原子を有していてもよい、炭素数５ないし１２の芳香族炭化水素基を示す場合、該芳香族炭化水素基とは上記炭素数６ないし１２のアリール基または上記炭素数６ないし１２のアリール基において、置換可能な部分が上記炭素数１ないし６の脂肪族炭化水素基で置換された基をいい（但し芳香族炭化水素基として炭素数１２を越えることはなく、該脂肪族炭化水素基は１価およびそれ以上の価の基も含む。）、具体的には例えば、フェニル基、ｏ−トリル基、ｍ−トリル基、ｐ−トリル基、２，３−キシリル基、２，４−キシリル基、２，５−キシリル基、メシチル基、シメニル基、ｏ−クメニル基、ｍ−クメニル基、ｐ−クメニル基、ベンジル基、フェネチル基、α−メチルベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基、ベンジリデン基、スチリル基、シンナミル基、シンナミリデン基、３−フェニルプロピル基、４−フェニルブチル基、５−フェニルペンチル基、６−フェニルヘキシル基、１−ナフチル基、２−ナフチル基、１−ナフチルメチル基、２−ナフチルメチル基、１−ナフチルエチル基、２−ナフチルエチル基、ａｓ−インダセニル基、ｓ−インダセニル基、アセナフチレニル基などが挙げられる。好ましくはフェニル基、ｏ−トリル基、ｍ−トリル基、ｐ−トリル基、２，３−キシリル基、２，４−キシリル基、２，５−キシリル基、メシチル基、シメニル基、ｏ−クメニル基、ｍ−クメニル基、ｐ−クメニル基、ベンジル基、フェネチル基、α−メチルベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基、ベンジリデン基、スチリル基、シンナミル基、シンナミリデン基、３−フェニルプロピル基、４−フェニルブチル基、５−フェニルペンチル基、６−フェニルヘキシル基、１−ナフチル基、２−ナフチル基、１−ナフチルメチル基、２−ナフチルメチル基、１−ナフチルエチル基、２−ナフチルエチル基、ａｓ−インダセニル基、ｓ−インダセニル基、アセナフチレニル基であり、より好ましくはフェニル基、ｏ−トリル基、ｍ−トリル基、ｐ−トリル基、２，３−キシリル基、２，４−キシリル基、２，５−キシリル基、メシチル基、シメニル基、ｏ−クメニル基、ｍ−クメニル基、ｐ−クメニル基、ベンジル基、フェネチル基、α−メチルベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基、ベンジリデン基、スチリル基、シンナミル基、シンナミリデン基、３−フェニルプロピル基、４−フェニルブチル基、５−フェニルペンチル基、６−フェニルヘキシル基、１−ナフチル基、２−ナフチル基、１−ナフチルメチル基、２−ナフチルメチル基であり、さらに好ましくはフェニル基、ｏ−トリル基、ｍ−トリル基、ｐ−トリル基、２，３−キシリル基、２，４−キシリル基、２，５−キシリル基、メシチル基、シメニル基、ｏ−クメニル基、ｍ−クメニル基、ｐ−クメニル基、ベンジル基、フェネチル基、α−メチルベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基、ベンジリデン基、スチリル基、シンナミル基、シンナミリデン基であり、さらにより好ましくはフェニル基、ｏ−トリル基、ｍ−トリル基、ｐ−トリル基、２，３−キシリル基、２，４−キシリル基、２，５−キシリル基、メシチル基、シメニル基、ｏ−クメニル基、ｍ−クメニル基、ｐ−クメニル基、ベンジル基、フェネチル基であり、もっとも好ましくはフェニル基、ｏ−トリル基、ｍ−トリル基、ｐ−トリル基、２，３−キシリル基、２，４−キシリル基、２，５−キシリル基、ベンジル基である。
ここで、ヘテロ原子とは、具体的には酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン、砒素、アンチモン、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、鉛、ホウ素、水銀などが挙げられ、好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リンであり、より好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子であり、さらに好ましく硫黄原子、窒素原子である。
以下本明細書中において、「１以上のヘテロ原子を有していてもよい」におけるヘテロ原子とは、上記定義を意味する。
従って、Ｙが１以上のヘテロ原子を有する炭素数５ないし１２の芳香族炭化水素基を示す場合を具体的に示すと、例えば、ピリジン、チオフェン、フラン、ピロール、オキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、トリアゾール、ピラゾール、フラザン、チアジアゾール、オキサジアゾール、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、インドール、イソインドール、インダゾール、クロメン、キノリン、イソキノリン、シンノリン、キナゾリン、キノキサリン、ナフチリジン、フタラジン、プリン、プテリジン、チエノフラン、イミダゾチアゾール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ベンズオキサゾール、ベンズチアゾール、ベンズチアジアゾール、ベンズイミダゾール、イミダゾピリジン、ピロロピリジン、ピロロピリミジン、ピリドピリミジンなどが挙げられ、好ましくはピリジン、チオフェン、フラン、ピロール、オキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、トリアゾール、ピラゾール、フラザン、チアジアゾール、オキサジアゾール、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、インドール、イソインドール、インダゾール、クロメン、キノリン、イソキノリン、シンノリン、キナゾリン、キノキサリン、ナフチリジン、フタラジン、プリン、プテリジン、チエノフラン、イミダゾチアゾール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ベンズオキサゾール、ベンズチアゾール、ベンズチアジアゾール、ベンズイミダゾール、イミダゾピリジン、ピロロピリジン、ピロロピリミジン、ピリドピリミジンであり、より好ましくはピリジン、チオフェン、フラン、ピロール、オキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、トリアゾール、ピラゾール、フラザン、チアジアゾール、オキサジアゾール、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、インドール、イソインドール、インダゾール、ベンズオキサゾール、ベンズチアゾール、ベンズチアジアゾールであり、さらに好ましくはチオフェン、フラン、ピロール、オキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、トリアゾール、ピラゾール、フラザン、チアジアゾール、オキサジアゾール、インドール、イソインドール、インダゾールであり、さらにより好ましくはチオフェン、フラン、ピロール、オキサゾール、チアゾール、イミダゾール、インドールであり、もっとも好ましくはオキサゾール、インドールである。
Ｙが１以上の置換基を有していてもよく、１以上のヘテロ原子を有していてもよい、炭素数３ないし７の脂環式炭化水素基を示す場合、該脂環式炭化水素基とは炭素数３〜７の環状の脂肪族炭化水素基を意味し、具体的には例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロプロペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基などが挙げられる。好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロプロペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基であり、より好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基であり、さらに好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基であり、もっとも好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基である
環Ｚがさらに０から４の置換基を有していてもよく、１以上のヘテロ原子を有していてもよい、炭素数５ないし６の芳香族炭化水素基を示す場合、上記炭素数５ないし１２の芳香族炭化水素基における、炭素数５ないし６の芳香族炭化水素基が該当し、具体的には例えばフェニル基が挙げられる。ここで、環Ｚが１以上のヘテロ原子を有する炭素数５ないし６の芳香族炭化水素基とは、具体的には例えばピリジン、チオフェン、フラン、ピロール、オキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、トリアゾール、ピラゾール、フラザン、チアジアゾール、オキサジアゾール、ピリダジン、ピリミジン、ピラジンなどが挙げられる。好ましくはピリジン、チオフェン、フラン、ピロール、オキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、トリアゾール、ピラゾール、フラザン、チアジアゾール、オキサジアゾール、ピリダジン、ピリミジン、ピラジンであり、より好ましくはピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジンである。
ここで、一般式

（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基と、一般式

（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基は、環Ｚ上で３個の原子を介して互いに結合するものとする。具体的には例えば環Ｚがベンゼン環の場合は、一般式

（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で表される化合物を示し、従って、環Ｚがベンゼン環の場合は、上記のそれぞれの基は互いにｍ位で結合するものである。また、環Ｚが例えばフラン環の場合は、一般式

（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で表される化合物のように、それぞれの基の間に３つの原子を介して結合することを意味する。但し、このフラン環の場合、酸素原子の位置は上記の化合物の位置に限定されるものではない。
本願発明において塩とは、種類は特に限定されないが具体的に挙げると、例えばフッ化水素酸塩、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩、リン酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩などの無機酸の付加塩；酢酸塩、マレイン酸塩、フマール酸塩、蓚酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、トリフルオロ酢酸塩などの有機カルボン酸の付加塩；メタンスルホン酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ヒドロキシメタンスルホン酸塩、ヒドロキシエタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、タウリン塩などの有機スルホン酸の付加塩；トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、プロカイン塩、ピコリン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、Ｎ，Ｎ’−ジベンジルエチレンジアミン塩、Ｎ−メチルグルカミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、トリス（ヒドロキシメチルアミノ）メタン塩、フェネチルベンジルアミン塩などのアミンの付加塩；ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属の付加塩；マグネシウム塩、カルシウム塩などのアルカリ土類金属の付加塩；アルギニン塩、リジン塩、セリン塩、グリシン塩、アスパラギン酸塩、グルタミン酸塩などのアミノ酸の付加塩などを挙げることができる。好ましくは薬理学的に許容できる塩である。
薬理学的に許容できる塩としては、特に種類は限定されないがたとえば塩酸塩、硫酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩などの無機酸の付加塩；酢酸塩、マレイン酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、トリフルオロ酢酸塩などの有機カルボン酸の付加塩；メタンスルホン酸塩、ヒドロキシメタンスルホン酸塩、ヒドロキシエタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、タウリン塩などの有機スルホン酸の付加塩；トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、プロカイン塩、ピコリン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、Ｎ，Ｎ’−ジベンジルエチレンジアミン塩、Ｎ−メチルグルカミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、トリス（ヒドロキシメチルアミノ）メタン塩、フェネチルベンジルアミン塩などのアミンの付加塩；ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属の付加塩；アルギニン塩、リジン塩、セリン塩、グリシン塩、アスパラギン酸塩、グルタミン酸塩などのアミノ酸の付加塩などを挙げることができる。
本発明においてエステルとは一般式（Ｉ）におけるＷのカルボキシル基のエステルを意味する。これは有機合成上通常用いられるものであれば特に限定されず、生理学上許容され、そして生理的条件下で加水分解されるエステル基を含むもので、具体的には例えば、炭素数１ないし６のアルキル基、炭素数６ないし１２のアリール基、ベンジル基などの炭素数７ないし２０のアラルキル基、炭素数７ないし２０のヘテロアリールアルキル基、４−メトキシベンジル基、アルカノイルオキシアルキル基、例えばアセトキシメチル基、プロピオニルオキシメチル基またはピバロキシメチル基、アルコキシカルボニルオキシアルキル基、例えばメトキシカルボニルオキシメチル基、エトキシカルボニルオキシメチル基または２−メトキシカルボニルオキシエチル基、（５−メチル−２−オキソ−１，３−ジオキソ−４−イル）−メチル基などを挙げることができる。
消化器疾患とは、具体的には例えば１）潰瘍性大腸炎、クローン病、膵炎、胃炎などの消化管の炎症性疾患、２）消化管の良性腫瘍、消化管のポリープ、遺伝的ポリポーシス症候群、結腸癌、直腸癌、胃癌などの消化管の増殖性疾患、および３）十二指腸潰瘍、胃潰瘍、食道潰瘍、逆流性食道炎、ストレス潰瘍およびびらん、薬剤によるびらん、Ｚｏｌｌｉｎｇｅｒ−Ｅｌｌｉｓｏｎ症候群などの消化管の潰瘍性疾患などが挙げられる。
炎症性疾患とは、１）関節炎リウマチ、２）多発性硬化症、３）免疫不全、４）悪液質、５）骨関節炎、６）骨粗鬆症、７）喘息疾患、８）アレルギー疾患、および９）消化管の炎症性疾患などが挙げられる。
直腸投与用の製剤とは、直腸に直接又は間接的に投与できる製剤であれば限定されないが、具体的には例えば、坐剤が挙げられる。
本発明において、前記一般式（Ｉ）を有するカルボン酸誘導体、その薬理学上許容される塩もしくはその薬理学上許容されるエステルが溶媒和物を形成する場合は、それらもすべて本発明に含まれる。
一般式（Ｉ）

（式中の記号は前記定義に同じ基を示す。）で表される本発明化合物は定法により合成することができるが、例えば以下の方法で合成することができる。
Ａ．一般式（Ｉ）においてＴが単結合である、一般式

（式中の記号は前記定義に同じ基を示す。）で表される本発明化合物の製造法。
具体的には本発明中、以下の一般式

（式中の記号は前記定義に同じ基をそれぞれ示す。）で表される化合物は例えば以下の一般製造法Ａ（１）またはＡ（２）で合成することができる。
一般製造法Ａ（１）

式中、各記号は前記定義に同じ基を、Ｐｃはカルボキシル基の保護基を、Ｍ^１は単結合、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし５のアルキレン基、炭素数２ないし５のアルケニレン基もしくは炭素数２ないし５のアルキニレン基を、Ｒ^０は炭素数１ないし６のアルキル基を、Ｒ^１１は水素原子、保護基で保護された水酸基、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、水酸基が保護基で保護された炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基、アミノ基が保護基で保護された炭素数１ないし６のアミノアルキル基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基、炭素数３ないし７のシクロアルキル基、炭素数２ないし６のアルケニル基、炭素数２ないし６のアルキニル基、炭素数６ないし１２のアリール基、炭素数７ないし１８のアルキルアリール基、炭素数７ないし１８のアラルキル基をそれぞれ示し；一般式ＰｃＯＣＱ−（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基と、一般式−Ｍ^１ＣＨＯ（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基は環Ｚ上で３個の原子を介して互いに結合するものとする。
一般式（１−ｉｉｉ）の化合物は、一般式（１−ｉ）の化合物に一般式（１−ｉｉ）の化合物を反応させることにより製造できる。
反応は有機溶媒例えばテトラヒドロフラン、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中一般式（１−ｉｉ）の化合物と一般式（１−ｉ）である化合物を水素化ナトリウム、水素化カリウム、ｔ−ブトキシカリウム等の存在下で行うことが出来る。反応温度としては氷冷−５０℃で行うことが出来る。
一般式（１−ｉｖ）の化合物は一般式（１−ｉｉｉ）の化合物をエタノール、酢酸エチル、テトラヒドロフラン等の溶媒中、パラジウム炭素等の触媒存在下還元することにより製造できる。
一般式（１−ｖ）の化合物は一般式（１−ｉｖ）の化合物に一般式（１−ｖｉｉ）の化合物を作用させることにより製造できる。
反応は有機溶媒、例えばジメチルスルホキシド、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中で縮合剤、例えば１−エチル−３−（３’−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミド、シアノリン酸ジエチル等で処理することにより行うことが出来る。また必要なら有機塩基、例えばトリエチルアミン等を添加しても良い。反応温度としては氷冷−室温で行うことが出来る。
一般式（１−ｖｉ）の化合物は一般式（１−ｖ）の化合物をエタノール溶媒中、無機塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等で加水分解することにより製造できる。反応温度としては室温−加熱還流下で行うことが出来る。
一般製造法Ａ（２）

式中、各記号は前記定義に同じ基を、ＰｎおよびＰｎ’はそれぞれ異なってアミノ基の保護基を、Ｒ^１２は水素原子、保護基で保護された水酸基、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、水酸基が保護基で保護された炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基、アミノ基が保護基で保護された炭素数１ないし６のアミノアルキル基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基、炭素数３ないし７のシクロアルキル基、炭素数２ないし６のアルケニル基、炭素数２ないし６のアルキニル基、炭素数６ないし１２のアリール基、炭素数７ないし１８のアルキルアリール基、炭素数７ないし１８のアラルキル基をそれぞれ示し；一般式ＰｃＯＣＱ−（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基と、一般式−Ｍ^１ＣＨＯ（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基は環Ｚ上で３個の原子を介して互いに結合するものとする。
一般式（２−ｉｉｉ）の化合物は、一般式（２−ｉ）の化合物に一般式（２−ｉｉ）の化合物を反応させることにより製造できる。
反応は有機溶媒例えばテトラヒドロフラン、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中一般式（２−ｉｉ）である化合物と一般式（２−ｉ）の化合物を水素化ナトリウム、水素化カリウム、ｔ−ブトキシカリウム等の存在下で行うことが出来る。反応温度としては氷冷−５０℃で行うことが出来る。
一般式（２−ｉｖ）の化合物は一般式（２−ｉｉｉ）の化合物をエタノール、酢酸エチル、テトラヒドロフラン等の溶媒中、パラジウム炭素等の触媒存在下還元することにより製造できる。反応温度としてはは氷冷下から室温でおこなうことが出来る。
一般式（２−ｖ）の化合物は一般式（２−ｉｖ）の化合物とジ−ｔ−ブチルジカーボネートを反応させることにより製造できる。
反応は有機溶媒例えばエタノール、メタノール中で有機塩基、例えばトリエチルアミン等の存在下で一般式（２−ｉｖ）の化合物とジ−ｔ−ブチルジカーボネートを反応させることにより行うことが出来る。反応温度としては氷冷から５０℃で行うことが出来る。
一般式（２−ｖｉ）の化合物は一般式（２−ｖ）の化合物に一般式（１−ｖｉｉ）の化合物を作用させることにより製造できる。
反応は有機溶媒、例えばジメチルスルホキシド、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中で縮合剤、例えば１−エチル−３−（３’−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミド、シアノリン酸ジエチル等で処理することにより行うことが出来る。また必要なら有機塩基、例えばトリエチルアミン等を添加しても良い。反応温度としては氷冷−室温で行うことが出来る。
一般式（２−ｖｉｉ）の化合物は、有機溶媒、例えばメタノール、テトラヒドロフラン、アセトン、酢酸エチル等中で一般式（２−ｖｉ）の化合物を塩酸等と反応させることにより製造できる。反応温度としては氷冷から室温で行うことが出来る。
一般式（２−ｖｉｉｉ）の化合物は一般式（２−ｖｉｉ）の化合物と亜硝酸イソアミルとの反応により製造できる。
反応はクロロホルム等の有機溶媒中、酢酸等有機酸の存在下で一般式（２−ｖｉｉ）の化合物に亜硝酸イソアミルを加えることにより行うことが出来る。反応温度としては氷冷から５０℃で行うことが出来る。
一般式（２−ｉｘ）の化合物は一般式（２−ｖｉｉｉ）の化合物と一般式（２−ｘｉ）の化合物をロジウムアセテートの存在下加熱還流することにより製造できる。
一般式（２−ｘ）の化合物は一般式（２−ｉｘ）の化合物をエタノール溶媒中、無機塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等で加水分解することにより製造できる。反応温度としては室温−加熱還流下で行うことが出来る。
本発明中、以下の一般式

（式中の記号は前記定義に同じ基をそれぞれ示す。）で表される化合物は例えば以下の一般製造法Ａ（３）で合成することができる。
一般製造法Ａ（３）

式中、各記号は前記定義に同じ基を、Ｒ^１３は水素原子、保護基で保護された水酸基、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、水酸基が保護基で保護された炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基、アミノ基が保護基で保護された炭素数１ないし６のアミノアルキル基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基、炭素数３ないし７のシクロアルキル基、炭素数２ないし６のアルケニル基、炭素数２ないし６のアルキニル基、炭素数６ないし１２のアリール基、炭素数７ないし１８のアルキルアリール基、炭素数７ないし１８のアラルキル基をそれぞれ示し；式Ｏ_２Ｎ−で示される基と、一般式−Ｍ^１ＣＨＯ（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基は環Ｚ上で３個の原子を介して互いに結合するものとする。
一般式（３−ｉｉ）の化合物は、一般式（３−ｉ）の化合物に一般式（１−ｉｉ）の化合物を反応させることにより製造できる。
反応は有機溶媒例えばテトラヒドロフラン、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中一般式（１−ｉｉ）である化合物と一般式（３−ｉ）の化合物を水素化ナトリウム、水素化カリウム、ｔ−ブトキシカリウム等の存在下で行うことが出来る。反応温度としては氷冷−５０℃で行うことが出来る。
一般式（３−ｉｉｉ）の化合物は一般式（３−ｉｉ）の化合物をエタノール、酢酸エチル、テトラヒドロフラン等の溶媒中、パラジウム炭素等の触媒存在下還元することにより製造できる。
一般式（３−ｉｖ）の化合物は一般式（３−ｉｉｉ）の化合物に一般式（３−ｖｉ）の化合物を作用させることにより製造できる。
反応は有機溶媒、例えばテトラヒドロフラン等中で縮合剤、例えば１−エチル−３−（３’−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミド、カルボニルジイミダゾール等で処理することにより行うことが出来る。また必要なら有機塩基、例えばトリエチルアミン等を添加しても良い。反応温度としては氷冷−５０℃で行うことが出来る。
一般式（３−ｖ）の化合物は一般式（３−ｉｖ）の化合物をエタノール溶媒中、無機塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等で加水分解することにより製造できる。反応温度としては室温−加熱還流下で行うことが出来る。
本発明中、以下の一般式

（式中の記号は前記定義に同じ基をそれぞれ示す。）で表される化合物は例えば以下の一般製造法Ａ（４）で合成することができる。
一般製造法Ａ（４）

式中、各記号は前記定義に同じ基を、Ｒ^１４は水素原子、保護基で保護された水酸基、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、水酸基が保護基で保護された炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基、アミノ基が保護基で保護された炭素数１ないし６のアミノアルキル基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基、炭素数３ないし７のシクロアルキル基、炭素数２ないし６のアルケニル基、炭素数２ないし６のアルキニル基、炭素数６ないし１２のアリール基、炭素数７ないし１８のアルキルアリール基、炭素数７ないし１８のアラルキル基をそれぞれ示し；一般式ＰｃＯＣＱ−（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基と、一般式−Ｍ^１ＣＨＯ（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基は環Ｚ上で３個の原子を介して互いに結合するものとする。
一般式（４−ｉｉ）の化合物は、一般式（４−ｉ）の化合物に一般式（１−ｉｉ）の化合物を反応させることにより製造できる。
反応は有機溶媒例えばテトラヒドロフラン、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中一般式（１−ｉｉ）である化合物と一般式（４−ｉ）の化合物を水素化ナトリウム、水素化カリウム、ｔ−ブトキシカリウム等の存在下で行うことが出来る。反応温度としては氷冷−５０℃で行うことが出来る。
一般式（４−ｉｉｉ）の化合物は、一般式（４−ｉｉ）の化合物を有機溶媒、例えばテトラヒドロフラン、ジクロロメタン等中で、トリフルオロ酢酸等の有機酸で処理することにより製造できる。
一般式（４−ｉｖ）の化合物は一般式（４−ｉｉｉ）の化合物に一般式（１−ｖｉｉ）の化合物を作用させることにより製造できる。
反応は有機溶媒、例えばジメチルスルホキシド、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中で縮合剤、例えば１−エチル−３−（３’−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミド、シアノリン酸ジエチル等で処理することにより行うことが出来る。また必要なら有機塩基、例えばトリエチルアミン等を添加しても良い。反応温度としては氷冷−室温で行うことが出来る。
一般式（４−ｖ）の化合物は一般式（４−ｉｖ）の化合物をエタノール溶媒中、無機塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等で加水分解することにより製造できる。反応温度としては室温−加熱還流下で行うことが出来る。
本発明中、以下の一般式

（式中の記号は前記定義に同じ基をそれぞれ示す。）で表される化合物は例えば以下の一般製造法Ａ（５）で合成することができる。
一般製造法Ａ（５）

式中、各記号は前記定義に同じ基を、Ｒ^１５は水素原子、保護基で保護された水酸基、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、水酸基が保護基で保護された炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基、アミノ基が保護基で保護された炭素数１ないし６のアミノアルキル基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基、炭素数３ないし７のシクロアルキル基、炭素数２ないし６のアルケニル基、炭素数２ないし６のアルキニル基、炭素数６ないし１２のアリール基、炭素数７ないし１８のアルキルアリール基、炭素数７ないし１８のアラルキル基をそれぞれ示し；一般式Ｒ^ｘ２ＨＮ−（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基と、一般式−ＭＣＨ（Ｒ^１５）Ｗ（ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す）で示される基は環Ｚ上で３個の原子を介して互いに結合するものとする。〕
一般式（５−ｉｉ）の化合物は一般式（３−ｉｉｉ）の化合物と一般式（５−ｉ）の化合物をテトラヒドロフラン等の溶媒中で反応させることにより合成できる。反応温度としては室温から５０℃で行うことが出来る。
一般式（５−ｉ）の化合物は一般式（５−ｉｉｉ）の化合物にアジ化ジフェニルホスホリル（ＤＰＰＡ）などを反応させることにより合成できる。
反応は有機溶媒例えばトルエン、テトラヒドロフラン等中で有機塩基、例えばトリエチルアミン存在下で行うことが出来る。反応温度としては室温から加熱還流下で行うことが出来る。
次に、より具体的に本発明化合物の一般的合成方法を述べる。本発明化合物は以下のような一般合成法により、また通常の有機合成手法により製造することができる。
製造法Ａ（１）

式中の記号は前記定義に同じ意味を、またＲ^１ａは水素原子、保護基で保護された水酸基、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、水酸基が保護基で保護された炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基、アミノ基が保護基で保護された炭素数１ないし６のアミノアルキル基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基、炭素数３ないし７のシクロアルキル基、炭素数２ないし６のアルケニル基、炭素数２ないし６のアルキニル基、炭素数６ないし１２のアリール基、炭素数７ないし１８のアルキルアリール基、炭素数７ないし１８のアラルキル基をそれぞれ示す。
一般式（１ｃ）の化合物は、一般式（１ａ）の化合物に一般式（１ｂ）の化合物を反応させることにより製造できる。
反応は有機溶媒例えばテトラヒドロフラン、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中一般式（１ｂ）の化合物と一般式（１ａ）である化合物を水素化ナトリウム、水素化カリウム、ｔ−ブトキシカリウム等の存在下で行うことが出来る。反応温度としては氷冷から５０℃で行うことが出来る。
一般式（１ｄ）の化合物は一般式（１ｃ）の化合物をエタノール、酢酸エチル、テトラヒドロフラン等の溶媒中、パラジウム炭素等の触媒存在下還元することにより製造できる。
一般式（１ｅ）の化合物は一般式（１ｄ）の化合物に一般式（１ｇ）の化合物を作用させることにより製造できる。
反応は有機溶媒、例えばジメチルスルホキシド、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中で縮合剤、例えば１−エチル−３−（３’−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミド、シアノリン酸ジエチル等で処理することにより行うことが出来る。また必要なら有機塩基、例えばトリエチルアミン等を添加しても良い。反応温度としては氷冷から室温で行うことが出来る。
一般式（１ｆ）の化合物は一般式（１ｅ）の化合物をエタノール溶媒中、無機塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等で加水分解することにより製造できる。反応温度としては室温から加熱還流下で行うことが出来る。
製造法Ａ（２）

式中の記号は前記定義に同じ意味を、またＲ^１ｂは水素原子、保護基で保護された水酸基、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、水酸基が保護基で保護された炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基、アミノ基が保護基で保護された炭素数１ないし６のアミノアルキル基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基、炭素数３ないし７のシクロアルキル基、炭素数２ないし６のアルケニル基、炭素数２ないし６のアルキニル基、炭素数６ないし１２のアリール基、炭素数７ないし１８のアルキルアリール基、炭素数７ないし１８のアラルキル基をそれぞれ示す。
一般式（２ｃ）の化合物は、一般式（２ａ）の化合物に一般式（２ｂ）の化合物を反応させることにより製造できる。
反応は有機溶媒例えばテトラヒドロフラン、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中一般式（２ｂ）である化合物と一般式（２ａ）の化合物を水素化ナトリウム、水素化カリウム、ｔ−ブトキシカリウム等の存在下で行うことが出来る。反応温度としては氷冷から５０℃で行うことが出来る。
一般式（２ｄ）の化合物は一般式（２ｃ）の化合物をエタノール、酢酸エチル、テトラヒドロフラン等の溶媒中、パラジウム炭素等の触媒存在下還元することにより製造できる。反応温度としてはは氷冷下から室温でおこなうことが出来る。
一般式（２ｅ）の化合物は一般式（２ｄ）の化合物とジ−ｔ−ブチルジカーボネートを反応させることにより製造できる。
反応は有機溶媒例えばエタノール、メタノール中で有機塩基、例えばトリエチルアミン等の存在下で一般式（２ｄ）の化合物とジ−ｔ−ブチルジカーボネートを反応させることにより行うことが出来る。反応温度としては氷冷から５０℃で行うことが出来る。
一般式（２ｆ）の化合物は一般式（２ｅ）の化合物に一般式（１ｇ）の化合物を作用させることにより製造できる。
反応は有機溶媒、例えばジメチルスルホキシド、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中で縮合剤、例えば１−エチル−３−（３’−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミド、シアノリン酸ジエチル等で処理することにより行うことが出来る。また必要なら有機塩基、例えばトリエチルアミン等を添加しても良い。反応温度としては氷冷から室温で行うことが出来る。
一般式（２ｇ）の化合物は、有機溶媒、例えばメタノール、テトラヒドロフラン、アセトン、酢酸エチル等中で一般式（２ｆ）の化合物を塩酸等と反応させることにより製造できる。反応温度としては氷冷から室温で行うことが出来る。
一般式（２ｈ）の化合物は一般式（２ｇ）の化合物と亜硝酸イソアミルとの反応により製造できる。
反応はクロロホルム等の有機溶媒中、酢酸等有機酸の存在下で一般式（２ｇ）の化合物に亜硝酸イソアミルを加えることにより行うことが出来る。反応温度としては氷冷から５０℃で行うことが出来る。
一般式（２ｉ）の化合物は一般式（２ｈ）の化合物と一般式（２ｋ）の化合物をロジウムアセテートの存在下加熱還流することにより製造できる。
一般式（２ｊ）の化合物は一般式（２ｉ）の化合物をエタノール溶媒中、無機塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等で加水分解することにより製造できる。反応温度としては室温から加熱還流下で行うことが出来る。
製造法Ａ（３）

式中の記号は前記定義に同じ意味を、またＲ^１ｃは水素原子、保護基で保護された水酸基、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、水酸基が保護基で保護された炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基、アミノ基が保護基で保護された炭素数１ないし６のアミノアルキル基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基、炭素数３ないし７のシクロアルキル基、炭素数２ないし６のアルケニル基、炭素数２ないし６のアルキニル基、炭素数６ないし１２のアリール基、炭素数７ないし１８のアルキルアリール基、炭素数７ないし１８のアラルキル基をそれぞれ示す。
一般式（３ｂ）の化合物は、一般式（３ａ）の化合物に一般式（１ｂ）の化合物を反応させることにより製造できる。
反応は有機溶媒例えばテトラヒドロフラン、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中一般式（１ｂ）である化合物と一般式（３ａ）の化合物を水素化ナトリウム、水素化カリウム、ｔ−ブトキシカリウム等の存在下で行うことが出来る。反応温度としては氷冷から５０℃で行うことが出来る。
一般式（３ｃ）の化合物は一般式（３ｂ）の化合物をエタノール、酢酸エチル、テトラヒドロフラン等の溶媒中、パラジウム炭素等の触媒存在下還元することにより製造できる。
一般式（３ｄ）の化合物は一般式（３ｃ）の化合物に一般式（３ｆ）の化合物を作用させることにより製造できる。
反応は有機溶媒、例えばテトラヒドロフラン等中で縮合剤、例えば１−エチル−３−（３’−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミド、カルボニルジイミダゾール等で処理することにより行うことが出来る。また必要なら有機塩基、例えばトリエチルアミン等を添加しても良い。反応温度としては氷冷から５０℃で行うことが出来る。
一般式（３ｅ）の化合物は一般式（３ｄ）の化合物をエタノール溶媒中、無機塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等で加水分解することにより製造できる。反応温度としては室温から加熱還流下で行うことが出来る。
製造法Ａ（４）

式中の記号は前記定義に同じ意味を、またＲ^１ｄは水素原子、保護基で保護された水酸基、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、水酸基が保護基で保護された炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基、アミノ基が保護基で保護された炭素数１ないし６のアミノアルキル基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基、炭素数３ないし７のシクロアルキル基、炭素数２ないし６のアルケニル基、炭素数２ないし６のアルキニル基、炭素数６ないし１２のアリール基、炭素数７ないし１８のアルキルアリール基、炭素数７ないし１８のアラルキル基をそれぞれ示す。
一般式（４ｂ）の化合物は、一般式（４ａ）の化合物に一般式（１ｂ）の化合物を反応させることにより製造できる。
反応は有機溶媒例えばテトラヒドロフラン、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中一般式（１ｂ）である化合物と一般式（４ａ）の化合物を水素化ナトリウム、水素化カリウム、ｔ−ブトキシカリウム等の存在下で行うことが出来る。反応温度としては氷冷から５０℃で行うことが出来る。
一般式（４ｃ）の化合物は、一般式（４ｂ）の化合物を有機溶媒、例えばテトラヒドロフラン、ジクロロメタン等中で、トリフルオロ酢酸等の有機酸で処理することにより製造できる。
一般式（４ｄ）の化合物は一般式（４ｃ）の化合物に一般式（１ｇ）の化合物を作用させることにより製造できる。
反応は有機溶媒、例えばジメチルスルホキシド、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中で縮合剤、例えば１−エチル−３−（３’−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミド、シアノリン酸ジエチル等で処理することにより行うことが出来る。また必要なら有機塩基、例えばトリエチルアミン等を添加しても良い。反応温度としては氷冷から室温で行うことが出来る。
一般式（４ｅ）の化合物は一般式（４ｄ）の化合物をエタノール溶媒中、無機塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等で加水分解することにより製造できる。反応温度としては室温から加熱還流下で行うことが出来る。
製造法Ａ（５）

式中、各記号は前記定義に同じ基を、Ｒ^１ｅは水素原子、保護基で保護された水酸基、またはそれぞれ１以上の置換基を有していてもよい、炭素数１ないし６のアルキル基、水酸基が保護基で保護された炭素数１ないし６のハイドロキシアルキル基、アミノ基が保護基で保護された炭素数１ないし６のアミノアルキル基、炭素数１ないし６のハロゲン化アルキル基、炭素数２ないし１２のアルコキシアルキル基、炭素数３ないし７のシクロアルキル基、炭素数２ないし６のアルケニル基、炭素数２ないし６のアルキニル基、炭素数６ないし１２のアリール基、炭素数７ないし１８のアルキルアリール基、炭素数７ないし１８のアラルキル基をそれぞれ示す。
一般式（５ｂ）の化合物は一般式（３ｃ）の化合物と一般式（５ａ）の化合物をテトラヒドロフラン等の溶媒中で反応させることにより合成できる。反応温度としては室温から５０℃で行うことが出来る。
一般式（５ａ）の化合物は一般式（５ｃ）の化合物にアジ化ジフェニルホスホリル（ＤＰＰＡ）を反応させることにより合成できる。
反応は有機溶媒例えばトルエン、テトラヒドロフラン等中で有機塩基、例えばトリエチルアミン存在下で行うことが出来る。反応温度としては室温から加熱還流下で行うことが出来る。
Ｂ．一般式（Ｉ）においてＴが単結合以外である、一般式

（式中の記号は前記定義に同じ基を示す。）で表される本発明化合物の製造法。
以下、本発明化合物の一般的合成法を述べる。
具体的には本発明中、以下の一般式

（式中の記号は前記定義に同じ基をそれぞれ示す。）で表される化合物は例えば以下の製造法Ｂ（１）、Ｂ（６）またはＢ（７）で合成することができる。
具体的には本発明中、以下の一般式

（式中の記号は前記定義に同じ基をそれぞれ示す。）で表される化合物は例えば以下の製造法Ｂ（３）で合成することができる。
具体的には本発明中、以下の一般式

（式中の記号は前記定義に同じ基をそれぞれ示す。）で表される化合物は例えば以下の製造法Ｂ（４）またはＢ（５）で合成することができる。
製造法Ｂ（１）

式中、各記号は前記定義に同じ基を、Ｒ^２は上記に示したＹ−Ｌ−基またはＹ＝Ｌ−基に対応する基をそれぞれ示す。
一般式（１ｂ）の化合物はテトラヒドロフラン等の有機溶媒中、一般式（１ａ）の化合物にクロロギ酸メチル、クロロギ酸エチル等を反応させることにより酸無水物とした後、水素化ホウ素ナトリウム、水素下ホウ素カリウム等で還元することにより製造できる。
一般式（１ｃ）の化合物はトルエン等の有機溶媒中、ジアザビシクロ［５．４．０］ウンデセン等の有機塩基存在下で一般式（１ｂ）の化合物とアジ化ジフェニルホスホリルと反応させることにより製造できる。
一般式（１ｄ）の化合物はテトラヒドロフラン等の有機溶媒中、一般式（１ｃ）の化合物にトリフェニルホスフィンを作用させることにより製造できる。
一般式（１ｅ）の化合物は一般式（１ｄ）の化合物に一般式（１ｇ）の化合物を作用させることにより製造できる。反応は有機溶媒、例えばジメチルスルホキシド、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中で縮合剤、例えば１−エチル−３−（３’−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミド、シアノリン酸ジエチル等で処理することにより行うことが出来る。また必要なら有機塩基、例えばトリエチルアミン等を添加しても良い。反応温度としては氷冷−室温で行うことが出来る。
一般式（１ｆ）の化合物は一般式（１ｅ）の化合物をエタノール溶媒中、無機塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等で加水分解することにより製造できる。反応温度としては室温−加熱還流下で行うことが出来る。
製造法Ｂ（２）

式中、Ｒ^３は水酸基の保護基を、Ｒ^４およびＲ^５は前記Ｙにおける置換基をそれぞれ示す。
一般式（２ｂ）の化合物は、一般式（２ａ）に無水ジエチルエーテルやテトラヒドロフランなどの溶媒中ノルマルブチルリチウム、ｓｅｃ−ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミドなどの強塩基を作用させ、アルコキシ基のオルト位をリチオ化した後、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミドなどのホルミル化剤を反応させることにより製造出来る。反応温度としては−７８℃から５０℃で行うことが出来る。
一般式（２ｃ）の化合物は一般式（２ｂ）の化合物のＲ^１がメトキシメチル基などの場合、アセトンやテトラヒドロフランなどの溶媒中、塩酸、硫酸、パラトルエンスルホン酸、メタンスルホン酸などの酸を作用させて得ることが出来る。
一般式（２ｄ）の化合物は一般式（２ｃ）の化合物に、Ｎ，−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、Ｎ−メチルピロリドンなどの溶媒中、水素化ナトリウム、カリウムｔｅｒｔブトキシドなどの塩基を作用させた後、ヨウ化メチルなどのハロゲン化アルキルなどを反応させることにより得ることが出来る。反応温度は、−７８℃から１００℃の範囲で行うことが出来る。
一般式（２ｅ）の化合物は一般式（２ｄ）の化合物をジメチルスルホキシドとリン酸二水素ナトリウム水溶液の混合溶媒中、亜塩素酸ナトリウムなどの酸化剤を作用させることにより得ることが出来る。
製造法Ｂ（３）

式中、各記号は前記定義に同じ基を、Ｒ^６Ｏ−基は前記環Ｚ上の置換基を、Ｒ^７はカルボキシル基の保護基をそれぞれ示す。
一般式（３ｂ）の化合物は、一般式（３ａ）の化合物に塩化チオニルや二塩化オキサリルなどの酸ハロゲン化剤をジクロロメタン、四塩化炭素、クロロホルムなどの溶媒中作用させた後適当なアニリン誘導体を作用させて製造できる。反応は−２０℃から１００℃でおこなうことができる。
一般式（３ｃ）の化合物は、一般式（３ｂ）の化合物とヘキサメチレンテトラミンをトリフルオロ酢酸などの溶媒中、５０℃から１００℃の範囲で作用させるか、ジクロロメタン中ジクロロメチルメチルエーテルと四塩化チタンを−２０℃から５０℃で作用させることにより製造出来る。
一般式（３ｄ）の化合物は、一般式（３ｃ）の化合物にＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミドやＮ−メチルピロリドン、テトラヒドロフラン中適当なホスホラン、ホスホネートを作用させることにより製造出来る。
一般式（３ｅ）の化合物は一般式（３ｄ）の化合物をエタノール、酢酸エチル、メタノール、テトラヒドロフランなどの溶媒中、パラジウム炭素などの触媒存在下、水素添加反応を行うことにより製造出来る。
一般式（３ｆ）の化合物は一般式（３ｅ）の化合物をエタノール、メタノール、テトラヒドロフランなどの溶媒中、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等の無機塩基で加水分解することにより製造出来る。
製造法Ｂ（４）

式中、各記号は前記定義に同じ基をそれぞれ示す。
一般式（４ｃ）の化合物は、一般式（４ａ）の化合物に一般式（４ｂ）の化合物を反応させることにより製造できる。反応は有機溶媒例えばテトラヒドロフラン等中、一般式（４ａ）の化合物と一般式（４ｂ）の化合物をトリフェニルホスフィン存在下ジエチルアゾジカルボキシレート、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート等と処理することにより行うことができる。
一般式（４ｄ）の化合物は一般式（４ｃ）の化合物とヘキサメチレンテトラミンをトリフルオロ酢酸などの溶媒中、５０℃から１００℃の範囲で作用させることにより製造出来る。
一般式（４ｆ）の化合物はテトラヒドロフラン等の有機溶媒中、一般式（４ｄ）の化合物に一般式（４ｅ）の化合物を水素化ナトリウム、水素化カリウム存在下で反応させた後、エタノール、酢酸エチル等の溶媒中、パラジウム炭素等の触媒存在下還元することにより製造できる。
一般式（４ｇ）の化合物は一般式（４ｆ）の化合物をエタノール溶媒中、無機塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等で加水分解することにより製造できる。反応温度としては室温−加熱還流下で行うことが出来る。
製造法Ｂ（５）

式中、各記号は前記定義に同じ基を、Ｒ^８は上記に示したＹ−Ｌ−基またはＹ＝Ｌ−基に対応する基をそれぞれ示す。
一般式（５ｂ）の化合物はテトラヒドロフラン等の有機溶媒中、一般式（５ａ）の化合物にクロロギ酸メチル、クロロギ酸エチル等を反応させることにより酸無水物とした後、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素カリウム等で還元することにより製造できる。
一般式（５ｄ）の化合物はテトラヒドロフラン等の有機溶媒中、一般式（５ｂ）の化合物に一般式（５ｃ）の化合物を水素化ナトリウム、水素化カリウム等存在下反応させることにより製造できる。
一般式（５ｅ）の化合物はテトラヒドロフラン等の有機溶媒中、一般式（５ｄ）の化合物にＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド、Ｎ−ホルミルモルホリン等をｎ−ブチルリチウム等存在下反応させることにより製造できる。
一般式（５ｆ）の化合物はテトラヒドロフラン等の有機溶媒中、一般式（５ｅ）の化合物に一般式（４ｅ）の化合物を水素化ナトリウム、水素化カリウム等存在下で反応させた後、エタノール、酢酸エチル等の溶媒中、パラジウム炭素等の触媒存在下還元することにより製造できる。
一般式（５ｇ）の化合物は一般式（５ｆ）の化合物をエタノール溶媒中、無機塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等で加水分解することにより製造できる。反応温度としては室温−加熱還流下で行うことが出来る。
製造法Ｂ（６）

式中、各記号は前記定義に同じ基を、Ｒ^２は上記に示したＹ−Ｌ−基またはＹ＝Ｌ−基に対応する基をそれぞれ示す。
一般式（６ｂ）の化合物は一般式（６ａ）の化合物に２−メトキシベンジルアルコールを作用させることにより製造できる。反応は有機溶媒、例えばジメチルスルホキシド、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等中で縮合剤、例えば１−エチル−３−（３’−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミド、シアノリン酸ジエチル等で処理することにより行うことが出来る。また必要なら有機塩基、例えばトリエチルアミン等を添加しても良い。反応温度としては氷冷−室温で行うことが出来る。
一般式（６ｃ）の化合物は、一般式（６ｂ）の化合物とヘキサメチレンテトラミンをトリフルオロ酢酸などの溶媒中、５０℃から１００℃の範囲で作用させるか、ジクロロメタン中ジクロロメチルメチルエーテルと四塩化チタンを−２０℃から５０℃で作用させることにより製造出来る。
一般式（６ｄ）の化合物は、一般式（６ｃ）の化合物に２，４−チアゾリジンジオンを作用させることにより製造出来る。反応は有機溶媒、例えばベンゼン、トルエン等中で、触媒として二級アミン（ピペリジン、ピロリジン等）と有機酸（酢酸、安息香酸等）存在下、加熱還流させることにより行うことができる。
製造法Ｂ（７）

式中、各記号は前記定義に同じ基を、Ｒ^２は上記に示したＹ−Ｌ−基またはＹ＝Ｌ−基に対応する基をそれぞれ示す。
一般式（７ｂ）の化合物は一般式（７ａ）の化合物をエタノール、酢酸エチル、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミドなどの溶媒中、室温−加熱下、パラジウム炭素などの触媒存在下、常圧−２０ｋｇ／ｃｍ^２加圧下水素添加反応を行うことにより製造出来る。
製造法Ｃ（１）

一般式（１ｂ）の化合物はトルエン等の有機溶媒中、ジアザビシクロ［５．４．０］ウンデセン等の有機塩基存在下で一般式（１ｂ）の化合物とアジ化ジフェニルホスホリルと反応させることにより製造できる。反応温度としては、−２０℃から５０℃が好ましい。
一般式（１ｃ）の化合物は酢酸エチル等の有機溶媒中、１０％パラジウム炭素、第三ブチルジカーボネートの存在下で一般式（１ｂ）の化合物を接触水素化還元することにより製造できる。
一般式（１ｄ）の化合物はＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル等の有機溶媒中、一般式（１ｃ）の化合物をＮ−ブロモスクシイミドと反応させることにより製造できる。反応温度としては、−０℃から５０℃が好ましい。
一般式（１ｅ）の化合物はＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等の有機溶媒中、ジクロロビストリフェニルフォスフィンパラジウム等の金属触媒、ギ酸ナトリウム等の還元剤の存在下で一般式（１ｃ）の化合物と一酸化炭素と反応させることにより製造できる。反応温度としては、８０℃から１５０℃が好ましい。
一般式（１ｆ）の化合物は、一般式（１ｅ）の化合物にＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミドやＮ−メチルピロリドン、テトラヒドロフラン中適当なホスホラン、ホスホネートを作用させた後、エタノール、酢酸エチル、メタノール、テトラヒドロフランなどの溶媒中、パラジウム炭素などの触媒存在下、水素添加反応を行うことにより製造出来る。反応温度としては、０℃から５０℃が好ましい。
製造法Ｃ（２）

式中、Ｒは上記に示したＹ−Ｌ−基またはＹ＝Ｌ−基に対応する基を示す。
式（２ｂ）の化合物は、式（２ａ）の化合物にトルエンなどの溶媒中、好ましくは８０−１００℃にて、（トリフェニルホスホラニリデン）アセトアルデヒドを作用させた後、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミドやＮ−メチルピロリドン、テトラヒドロフランなどの溶媒中、水素化ナトリウムなどの塩基存在下、適当なホスホネートを作用させ、次いで、メタノール、エタノール酢酸エチルテトラヒドロフランなどの溶媒中、パラジウム炭素などの触媒存在下、水素添加反応を行うことにより製造できる。
一般式（２ｃ）の化合物は、式（２ｂ）の化合物のの化合物のアミノ基の保護基であるｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル基を酸性条件下脱保護した後、生じたアミノ基にＲＣＯＯＨを縮合させ、次いで、塩基によりエステル基を加水分解することにより製造できる。脱保護反応はジクロロメタン、１，４−ジオキサン、メタノール、あるいはエタノールなどの溶媒中で塩酸、トリフルオロ酢酸などの酸を用いて行われる。縮合反応は、ジメチルスルホキシドやＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミドなどの有機溶媒中、１−エチル−３−（３−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミドあるいはシアノリン酸ジエチル等を縮合剤として行うことができる。また、必要ならば、トリエチルアミンなどの塩基を添加してもよい。加水分解反応はメタノールやエタノールなどの溶媒中水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの塩基を用いて行うことができる。
製造方法Ｃ（３）

式中、Ｒは上記に示したＹ−Ｌ−基またはＹ＝Ｌ−基に対応する基を示す。
式（３ｂ）の化合物は、式（３ａ）の化合物をジクロロメタンなどの溶媒中、ｍ−クロロ過安息香酸などの有機過酸化物を作用させることで製造できる。本化合物は酢酸、水などを溶媒中、過酸化水素を作用させることによっても製造できる。
式（３ｃ）の化合物は、式（３ｂ）の化合物をジクロロメタンなどの溶媒中、ジメチルカルバミルクロリドおよびトリメチルシリルシアニドを作用させることで製造できる。
式（３ｄ）の化合物は、式（３ｃ）の化合物をメタノール、エタノール酢酸エチルテトラヒドロフランなどの溶媒中、パラジウム炭素などの触媒存在下、水素添加反応を行うことにより製造できる。この際、塩酸などに代表される酸を添加すると、反応が加速される。
一般式（３ｅ）の化合物は、式（３ｄ）の化合物のアミノ基にＲＣＯＯＨを縮合させた後に、塩基によりエステル基を加水分解することにより製造できる。縮合反応は、ジメチルスルホキシドやＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミドなどの有機溶媒中、１−エチル−３−（３−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミドあるいはシアノリン酸ジエチル等を縮合剤として行うことができる。また、必要ならば、トリエチルアミンなどの塩基を添加してもよい。加水分解反応はメタノールやエタノールなどの溶媒中水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの塩基を用いて行うことができる。
製造法Ｃ（４）

一般式（４ａ）の化合物は、対応する安息香酸、ベンズアルデヒド誘導体を水素化ホウ素ナトリウム、ジボラン等を用いて還元する事により得られる。反応温度としては、−２０℃から５０℃が好ましい。
一般式（４ｂ）の化合物は、テトラヒドロフラン等の溶媒中、一般式（４ｂ）の化合物にトリアルキルシリルハライド等のアルキル化剤を反応させることにより得られる。反応温度としては、０℃から５０℃が好ましい。
一般式（４ｃ）の化合物は、テトラヒドロフラン等の溶媒中、一般式（４ｂ）の化合物にブチルリチウム等の強塩基を作用させ、リチオ化し４−ホルミルモルフォリン等のホルミル化剤を反応させることにより製造できる。反応温度としては−７８℃が適当である。
一般式（４ｄ）の化合物は、一般式（４ｃ）の化合物にＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミドやＮ−メチルピロリドン、テトラヒドロフラン中適当なホスホラン、ホスホネートを作用させた後、テトラヒドロフラン等の溶媒中、テトラブチルアンモニウムフルオリドを反応させることにより得られる。反応温度としては、０℃から５０℃が好ましい。
一般式（４ｅ）の化合物はトルエン等の有機溶媒中、ジアザビシクロ［５．４．０］ウンデセン等の有機塩基存在下で一般式（４ｄ）の化合物とアジ化ジフェニルホスホリルと反応させた後、酢酸エチル等の有機溶媒中、１０％パラジウム炭素、第三ブチルジカーボネートの存在下で接触水素化還元することにより製造できる。反応温度としては、−２０℃から５０℃が好ましい。
製造法Ｃ（５）

一般式（５ｂ）の化合物は、メタノール等の溶媒中、一般式（５ａ）の化合物にオルトギ酸トリメチル等の脱水剤とトシル酸等の酸触媒の存在下、０℃から８０℃の温度で、反応させることにより得られる。
一般式（５ｃ）の化合物は、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等の溶媒中、一般式（５ｂ）の化合物に水素化アルミニウムリチウム等の還元剤を反応させることにより得られるアルコールをトルエン等の有機溶媒中、ジアザビシクロ［５．４．０］ウンデセン等の有機塩基存在下でアジ化ジフェニルホスホリルと反応させた後、塩酸等の酸を作用させることにより得られる。
一般式（５ｄ）の化合物は、一般式（５ｃ）の化合物にＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミドやＮ−メチルピロリドン、テトラヒドロフラン中適当なホスホラン、ホスホネートを作用させた後、エタノール、酢酸エチル、メタノール、テトラヒドロフランなどの溶媒中、パラジウム炭素などの触媒存在下、水素添加反応を行うことにより製造出来る。反応温度としては、０℃から５０℃が好ましい。
一般式（５ｅ）の化合物は、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、ピリジン等の有機溶媒中、一般式（５ｄ）の化合物をイオドメタン、エタン、プロパン、トリフルオロメタンスルフォニルクロリド等のアルキル化剤を０℃から５０℃にて反応させることにより得られる。
一般式（５ｆ）の化合物は、トルエン等の有機溶媒中、一般式（５ｅ）の化合物（Ｒ２＝トリフルオロメタンスルホン誘導体）をテトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム等の金属触媒と炭酸カリウム等の無機塩基の存在下、アリルホウ酸誘導体を８０℃から１５０℃にて反応させることにより得られる。
製造法Ｃ（６）

一般式（６ｂ）の化合物はＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル等の有機溶媒中、一般式（６ａ）の化合物をＮ−イオドスクシイミドと反応させることにより製造できる。反応温度としては、−０℃から５０℃が好ましい。
一般式（６ｃ）の化合物はＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等の有機溶媒中、ジクロロビストリフェニルフォスフィンパラジウム等の金属触媒、よう化銅、トリエチルアミン等の有機塩基の存在下で一般式（６ｂ）の化合物とアセチレンを反応させることにより製造できる。反応温度としては、８０℃から１５０℃が好ましい。
一般式（６ｄ）の化合物はＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等の有機溶媒中、炭酸カリウム等の無機塩基の存在下で一般式（６ｃ）の化合物を加熱することにより得られる。反応温度としては、８０℃から１５０℃が好ましい。
製造法Ｃ（７）

一般式（７ｃ）の化合物は−７８℃から０℃の範囲ででテトラヒドロフラン等の無水溶媒中、一般式（７ｂ）の化合物にヘキサメチルジシラザンナトリウム、リチウムジイソプロピルアミド等を反応させた後、一般式（７ａ）の化合物（ＰＧは酸で切れる保護基を意味する）と反応させることにより製造できる。
一般式（７ｄ）の化合物は０℃から室温の範囲で一般式（７ｃ）の化合物にトリフルオロ酢酸およびトリエチルシランを反応させることにより製造できる。
一般式（７ｅ）の化合物は−７８℃から室温までの範囲でＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド、ジクロロメタン、あるいはジエチルエーテル等の無水溶媒中、ピリジン、トリエチルアミン等の塩基の存在下で一般式（７ｄ）の化合物と適当な酸クロリド、活性化エステル等を反応させることにより製造できる。
一般式（７ｆ）の化合物は一般式（７ｅ）の化合物をエタノール、メタノール、あるいはテトラヒドロフラン等の溶媒中、水酸化ナトリウムや水酸化リチウム等の無機塩基で加水分解することにより製造できる。
また、中間体（７ｅ）は以下のルートによっても製造できる。

一般式（７ｈ）の化合物は−７８℃から０℃の範囲でテトラヒドロフラン等の無水溶媒中、一般式（７ｂ）の化合物にヘキサメチルジシラザンナトリウム、リチウムジイソプロピルアミド等を反応させた後、一般式（７ｇ）の化合物と反応させることにより製造できる。
一般式（７ｅ）の化合物は０℃から室温の範囲で一般式（７ｈ）の化合物にトリフルオロ酢酸およびトリエチルシランを反応させることにより製造できる。

一般式（７ｊ）の化合物は−７８℃から室温の範囲でトルエン、ジクロロメタン等の無水溶媒中、一般式（７ｉ）の化合物（Ｘはオキサゾリジノン等の不斉補助基を意味する）にジブチルボロントリフレート等のジアルキルボラン化合物を反応させた後、−７８℃から室温の範囲で一般式（７ａ）の化合物（ＰＧは酸で切れる保護基を意味する）と反応させることによりジアステレオ選択的に製造できる。
一般式（７ｋ）の化合物は０℃から室温の範囲で一般式（７ｊ）の化合物にトリフルオロ酢酸およびトリエチルシランを反応させることにより製造できる。
一般式（７ｌ）の化合物は−７８℃から室温までの範囲でＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド、ジクロロメタン、あるいはジエチルエーテル等の無水溶媒中、ピリジン、トリエチルアミン等の塩基の存在下で一般式（７ｋ）の化合物と適当な酸クロリド、活性エステル等を反応させることにより製造できる。
一般式（７ｍ）の化合物は−３０℃から室温までの範囲でエタノール、メタノール、あるいはテトラヒドロフラン等の溶媒中、又はこれらの溶媒の一つと水との混合溶媒中で、一般式（７ｌ）の化合物を水酸化リチウム／過酸化水素、または水酸化ナトリウム等の無機塩基と反応させること、又はナトリウムメトキシドと水酸化ナトリウムと順次反応させることにより製造できる。
また、中間体（７ｌ）は以下のルートによっても製造できる。

一般式（７ｍ）の化合物は−７８℃から室温の範囲でトルエン、ジクロロメタン等の無水溶媒中、一般式（７ｉ）の化合物（Ｘはオキサゾリジノン等の不斉補助基を意味する）にジブチルボロントリフレート等のジアルキルボロン化合物を反応させた後、−７８℃から室温の範囲で一般式（７ｇ）の化合物と反応させることによりジアステレオマ選択的に製造できる。
一般式（７ｌ）の化合物は０℃から室温の範囲で一般式（７ｍ）の化合物にトリフルオロ酢酸およびトリエチルシランを反応させることにより製造できる。
製造法Ｃ（８）

一般式（１ｂ）の化合物は一般式（１ａ）の化合物にルイス酸の存在下オルトエステルを作用させることにより製造できる。反応は有機溶媒、例えばメタノール、エタノール、トルエン等中で行うことが出来る。ルイス酸としてはｐ−トルエンスルホン酸、塩酸等を用いることが出来、オルトエステルとしてはオルトぎ酸メチル、オルトぎ酸エチル等を用いることが出来る。反応温度としては室温から１００℃で行うことが出来る。
一般式（８ｃ）の化合物は、一般式（８ｂ）の化合物にｎ−ブチルリチウム等の塩基を作用させ、更にＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド、Ｎ−ホルミルモルホリン等を反応させることにより製造できる。反応は有機溶媒例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等中で行うことが出来、反応温度としては−８０℃から０℃で行うことが出来る。
一般式（８ｄ）の化合物は一般式（８ｃ）の化合物にメタノール、エタノール等の溶媒中水素化ホウ素ナトリウムを反応させることにより製造できる。反応温度としては、０℃から室温で行うことが出来る。
一般式（８ｅ）の化合物は一般式（８ｄ）の化合物に１，８−ジアザビシクロ［５．４．０］−７−ウンデセンの存在下ジフェニルホスホリルアジドを反応させることにより合成できる。反応はトルエン、中で行うことが出来、反応温度としては０℃から室温で行うことが出来る。
一般式（８ｆ）の化合物は一般式（８ｅ）の化合物にトリフェニルホスフィンを作用させることにより製造できる。反応は有機溶媒例えばテトラヒドロフラン、水等中で行うことが出来、反応温度としては０℃から５０℃で行うことが出来る。
一般式（８ｇ）の化合物は一般式（８ｆ）の化合物に第三ブチルジカーボネートを作用させることにより製造できる。反応は有機溶媒例えばテトラヒドロフラン、ジクロロメタン等中で行うことが出来、反応温度としては０℃から室温で行うことが出来る。
一般式（８ｈ）の化合物は一般式（８ｇ）の化合物を塩酸等の酸で処理することにより製造できる。反応溶は有機溶媒例えばテトラヒドロフラン、アセトン等中で行うことが出来、反応温度としては０℃から室温で行うことが出来る。
製造法Ｃ（９）

一般式（９ｂ）の化合物は、一般式（９ａ）の化合物にジクロロメタン等の溶媒中、三臭化リン、臭化チオニル等を作用させることにより製造できる。
一般式（９ｃ）の化合物は、テトラヒドロフラン等の溶媒中、水素化ナトリウム等の塩基存在下、一般式（９ｂ）の化合物とアルコールを作用させてエーテル化させた後、エタノールまたはメタノール中、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基で加水分解することにより製造できる。
製造法Ｃ（１０）

一般式（１０ｂ）の化合物は、一般式（９ｂ）の化合物に有機酸（酢酸、安息香酸等）および二級アミン（ピペリジン、ピロリジン等）存在下、ベンゼン、トルエン等の有機溶媒中で、２，４−チアゾリジンジオンを加熱還流下にて作用させた後、エタノール、酢酸エチル、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミドなどの溶媒中、室温−加熱下、パラジウム炭素などの触媒存在下、常圧−２０ｋｇ／ｃｍ^２加圧下水素添加反応を行うことにより製造できる。
一般式（１０ｃ）の化合物は、一般式（１０ｂ）の化合物のアミノ基の保護基であるｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル基を酸性条件下脱保護した後、生じたアミノ基にカルボン酸を縮合させることにより製造できる。脱保護反応はジクロロメタン、１，４−ジオキサン、メタノール、あるいはエタノールなどの溶媒中で塩酸、トリフルオロ酢酸などの酸を用いて行われる。縮合反応は、ジメチルスルホキシドやＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミドなどの有機溶媒中、１−エチル−３−（３−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミドあるいはシアノリン酸ジエチル等を縮合剤として行うことができる。また、必要ならば、トリエチルアミンなどの塩基を添加してもよい。
製造法Ｃ（１１）

一般式（１１ｂ）の化合物は、ジメチルスルホキシド等の溶媒中、１，１−ビス（ジフェニルホスフィノ）フェロセンジクロロパラジウム等の触媒および酢酸カリウム等の無機塩基存在下、室温―加熱還流下にて一般式（１１ａ）およびビス（ピナコラート）ジボロンを反応させることにより製造できる。
一般式（１１ｃ）の化合物は、ジメトキシエタン等の溶媒中、１，１−ビス（ジフェニルホスフィノ）フェロセンジクロロパラジウム等の触媒および炭酸カリウム等の無機塩基存在下、室温―加熱還流下にて一般式（１１ｂ）およびアリールブロミドを反応させた後、エタノールまたはメタノール中、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基で加水分解することにより製造できる。
上記の合成法において、保護基で保護された水酸基とは、水酸基の保護基で保護された水酸基を意味し、具体例を挙げると、通常、有機合成上水酸基の保護基として知られている基で保護された水酸基であればいかなる基でもよく特に限定されないが、例えば水酸基の保護基としてはトリメチルシリル基、ｔ−ブチルジメチルシリル基等の低級アルキルシリル基；例えばメトキシメチル基、２−メトキシエトキシメチル基等の低級アルコキシメチル基；例えばテトラヒドロピラニル基；例えばベンジル基、ｐ−メトキシベンジル基、２，４−ジメトキシベンジル基、ｏ−ニトロベンジル基、ｐ−ニトロベンジル基、トリチル基等のアラルキル基；例えばホルミル基、アセチル基等のアシル基；例えばｔ−ブトキシカルボニル基、２−ヨードエトキシカルボニル基、２，２，２−トリクロロエトキシカルボニル基等の低級アルコキシカルボニル基；例えば２−プロペニルオキシカルボニル基、２−クロロ−２−プロペニルオキシカルボニル基、３−メトキシカルボニル−２−プロペニルオキシカルボニル基、２−メチル−２−プロペニルオキシカルボニル基、２−ブテニルオキシカルボニル基、シンナミルオキシカルボニル基等のアルケニルオキシカルボニル基；例えばベンジルオキシカルボニル基、ｐ−メトキシベンジルオキシカルボニル基、ｏ−ニトロベンジルオキシカルボニル基、ｐ−ニトロベンジルオキシカルボニル基等のアラルキルオキシカルボニル基等が挙げられる。
これらの保護基の脱離は、使用した保護基の種類に応じ、加水分解、還元など常法により行うことができる。
次に、保護基で保護されたアミノ基におけるアミノ基の保護基とは、具体例を挙げると、通常、有機合成上アミノ基の保護基として知られている基であればいかなる基でもよく、特に限定されないが、たとえばホルミル基、アセチル基、クロロアセチル基、ジクロロアセチル基、プロピオニル基、フェニルアセチル基、フェノキシアセチル基、チエニルアセチル基などの置換または非置換の低級アルカノイル基；ベンジルオキシカルボニル基、ｔ−ブトキシカルボニル基、ｐ−ニトロベンジルオキシカルボニル基などの置換または非置換の低級アルコキシカルボニル基；メチル基、ｔ−ブチル基、２，２，２−トリクロロエチル基、トリチル基、ｐ−メトキシベンジル基、ｐ−ニトロベンジル基、ジフェニルメチル基、ピバロイルオキシメチル基などの置換低級アルキル基；トリメチルシリル基、ｔ−ブチルジメチルシリル基などの置換シリル基；トリメチルシリルメトキシメチル基、トリメチルシリルエトキシメチル基、ｔ−ブチルジメチルシリルメトキシメチル基、ｔ−ブチルジメチルシリルエトキシメチル基などの置換シリルアルコキシアルキル基；ベンジリデン基、サリチリデン基、ｐ−ニトロベンジリデン基、ｍ−クロルベンジリデン基、３，５−ジ（ｔ−ブチル）−４−ハイドロキシベンジリデン基、３，５−ジ（ｔ−ブチル）ベンジリデン基などの置換または非置換のベンジリデン基などを挙げることができる。
これらの保護基の脱離は、使用した保護基の種類に応じ、加水分解、還元など常法により行うことができる。
また、カルボキシ基の保護基とは、具体例を挙げると、通常、有機合成上カルボキシル基の保護基として知られている基で保護されたカルボキシル基であればいかなる基でもよく特に限定されないが、カルボキシル基の保護基としては、例えばメチル基、エチル基、イソプロピル基、ｔ−ブチル基のような直鎖状若しくは分枝鎖状の炭素数１〜４の低級アルキル基、例えば２−ヨウ化エチル基、２，２，２−トリクロロエチル基のようなハロゲノ低級アルキル基、例えばメトキシメチル基、エトキシメチル基、イソブトキシメチル基のような低級アルコキシメチル基、ブチリルオキシメチル基、ピバロイルオキシメチル基のような低級脂肪族アシルオキシメチル基、例えば、１−メトキシカルボニルオキシエチル基、１−エトキシカルボニルオキシエチル基のような１−低級アルコキシカルボニルオキシエチル基、例えばベンジル、ｐ−メトキシベンジル基、ｏ−ニトロベンジル基、ｐ−ニトロベンジル基のようなアラルキル基、ベンズヒドリル基およびフタリジル基等を挙げることができる。
これらの保護基の脱離は、使用した保護基の種類に応じ、加水分解、還元など常法により行うことができる。
上記で説明したとおりであるが、本発明で使用しうる溶媒としては、反応を阻害しないものであって、通常有機合成上用いられているものであればいかなる溶媒でもよく特に限定されず、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールなどの低級アルコール類、エチレングリコール、グリセリンなどのポリアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、２−メトキシエタノール、１，２−ジメトキシエタンなどのエーテル類、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、フタル酸ジエチルなどのエステル類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、１，２−ジクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなどのハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、モノクロルベンゼン、ニトロベンゼン、インデン、ピリジン、キノリン、コリジン、フェノールなどの芳香族類、ペンタン、シクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、イソオクタン、石油ベンジン、石油エーテルなどの炭化水素類、エタノールアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、アニリン、ジメチルアニリン、ベンジルアミン、トルイジンなどのアミン類、ホルムアミド、Ｎ−メチルピロリドン、Ｎ，Ｎ−ジメチルイミダゾロン、Ｎ，Ｎ−ジメチルアセトアミド、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミドなどのアミド類、ヘキサメチルリン酸トリアミド、ヘキサメチル亜リン酸トリアミドなどのリン酸アミド類、水、その他一般に使用される溶媒などの一種もしくは二種以上の混合溶媒を挙げることができ、その混合比は特に限定されない。
上記で説明したとおりであるが、本発明で使用しうる塩基としては、反応を阻害しないものであって、通常、有機合成上塩基として知られているものであればいかなるものでもよく特に限定されず、具体的には例えば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ｔ−ブトキシカリウム、ピリジン、ジメチルアミノピリジン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、Ｎ，Ｎ−ジイソプロピルエチルアミン、Ｎ−メチルモルホリン、Ｎ−メチルピロリジン、Ｎ−メチルピペリジン、Ｎ，Ｎ−ジメチルアニリン、１，８−ジアザビシクロ［５，４，０］ウンデカ−７−エン（ＤＢＵ）、ピリジン、４−ジメチルアミノピリジン、ピコリン、ルチジン、キノリン、イソキノリン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、ブチルリチウム、ナトリウムメチラート，カリウムメチラート，ナトリウムエチラートなどのナトリウムまたはカリウムアルコラート等が挙げられる。
上記で説明したとおりであるが、本発明で使用しうる還元剤としては、反応を阻害しないものであって、通常有機合成に用いられているものであればよく特に限定されず、具体的には例えばＮａＢＨ_４、ＬｉＢＨ_４、Ｚｎ（ＢＨ_４）_２、Ｍｅ_４ＮＢＨ（ＯＡｃ）_３、ＮａＢＨ_３ＣＮ、Ｓｅｌｅｃｔｒｉｄｅ、Ｓｕｐｅｒ Ｈｙｄｒｉｄｅ（ＬｉＢＨＥｔ_３）、ＬｉＡｌＨ_４、ＤＩＢＡＬ、ＬｉＡｌＨ（ｔ−ＢｕＯ）_３、Ｒｅｄ−ａｌ、ｂｉｎａｐなどの他、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、ニッケルなどの接触水素添加触媒などが挙げられる。
以上の反応終了後、所望により通常の処理法によって、例えばシリカゲルまたは吸着樹脂等を用いるカラムクロマトグラフィーや適当な溶媒から再結晶することにより精製することが可能である。
本発明に係る医薬の投与量は症状の程度、年齢、性別、体重、投与形態、疾患の種類等により異なるが、通常成人１日当たり１００μｇ〜１０ｇであり１〜数回に分けて投与する。
本発明に係る医薬の投与形態は特に限定されず、通常用いられる方法により経口または非経口的に投与することができる。
これら製剤化には通常用いられる賦形剤，結合剤，滑沢剤，着色剤，矯味矯臭剤等，および必要により安定化剤，乳化剤，吸収促進剤，界面活性剤等を使用することができ、一般に医薬品製剤の原料として用いられる成分を配合して常法により製剤化される。本発明中において薬理学的に許容されるキャリアーとは、これらのものをいい、具体的には以下に列記される。
これらの成分としては例えば、動植物油（大豆油、牛脂、合成グリセライドなど）、炭化水素（流動パラフィン、スクワラン、固形パラフィンなど）、エステル油（ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピルなど）、高級アルコール（セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコールなど）、シリコン樹脂、シリコン油、界面活性剤（ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマーなど）、水溶性高分子（ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロースなど）、アルコール（エタノール、イソプロパノールなど）、多価アルコール（グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトールなど）、糖（グルコース、ショ糖など）、無機粉体（無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸アルミニウムなど）、精製水などが挙げられる。ｐＨ調製のためには無機酸（塩酸、りん酸など）、無機酸のアルカリ金属塩（りん酸ナトリウムなど）、無機塩基（水酸化ナトリウムなど）、有機酸（低級脂肪酸、クエン酸、乳酸など）、有機酸のアルカリ金属塩（クエン酸ナトリウム、乳酸ナトリウムなど）、有機塩基（アルギニン、エタノールアミンなど）などを用いることができる。また、必要に応じて、防腐剤、抗酸化剤などを添加することができる。
次に本願の有用性を示すために薬理実験例を示す。
実験例１：転写活性の測定
ＧＡＬ４−ＰＰＡＲ ＬＢＤのキメラ発現ベクターは、ｙｅａｓｔの転写因子であるＧＡＬ４の１−１４７アミノ酸領域に、ヒトＰＰＡＲの１６７−４６８（ＰＰＡＲα）、１３８−４４０（ＮＵＣ−１）、１７４−４７５（ＰＰＡＲγ）アミノ酸領域（ＬＢＤ；Ｌｉｇａｎｄ Ｂｉｎｄｉｎｇ Ｄｏｍａｉｎ）を連結させてそれぞれ構築した。レポータージーンにはＰＬＡＰ（Ｐｌａｃｅｎｔａｌ Ａｌｋａｌｉｎｅ Ｐｈｏｓｐｈａｔａｓｅ）を用い、これを５ｃｏｐｙのＧＡＬ４ ＤＮＡ ｂｉｎｄｉｎｇ ｅｌｅｍｅｎｔを含むＴＫ ｐｒｏｍｏｔｅｒの下流に連結させ構築した。Ｈｏｓｔ ｃｅｌｌにはＣＶ−１（ＡＴＣＣ ＣＣＬ−７０）を用いた。すなわち、ＣＶ−１ ｃｅｌｌを３５ｍｍ ｄｉｓｈに５ｘ１０^５になるように蒔き、１０％ ＦＣＳ／ＤＭＥＭで２４時間培養後、ＦｕＧＥＮＥ６ ｔｒａｎｓｆｅｃｔｉｏｎ ｒｅａｇｅｎｔを使用して、ＧＡＬ４−ＰＰＡＲ ＬＢＤ ｅｘｐｒｅｓｓｉｏｎ ｖｅｃｔｏｒとＧＡＬ４ ＤＢＤ−ＴＫ−ＰＬＡＰ ｅｘｐｒｅｓｓｉｏｎ ｖｅｃｔｏｒをｃｏ−ｔｒａｎｓｆｅｃｔした。Ｔｒａｎｓｆｅｃｔｉｏｎを行った２４時間後に、１ｘ１０^４／ｗｅｌｌになるように９６−ｗｅｌｌ ｐｌａｔｅに蒔き直し、さらに２４時間培養を続けた。２４時間後に、内在性ａｌｋａｌｉｎｅ ｐｈｏｓｐｈａｔａｓｅを失活させるために６５℃で処理した１０％ ＦＣＳを含むＤＭＥＭに培地交換するとともに、任意の濃度で化合物を添加した。化合物添加後２４時間の間に分泌されたＰＬＡＰ活性により転写活性を測定し、ＥＣ５０を算出した。ＰＬＡＰ活性は、培養上清１０μｌにａｓｓａｙ ｂｕｆｆｅｒ ５０μｌと化学発光基質５０μｌを加え、室温で１時間インキュベート後に測定した。ＰＰＡＲα、ＰＰＡＲβ、およびＰＰＡＲγに対する転写活性をそれぞれ表１に示した。

実験例２：消化管における抗炎症作用
雌性ＩＣＲマウス（各群１０例、日本チャールズリバー、横浜）に４％デキストラン硫酸ナトリウム溶液を５日間自由摂水させ、実験的大腸炎を誘発した。８日後、Ｃｏｏｐｅｒ ＨＳらの既報（Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ Ｉｎｖｅｓｔ（６９），ｐ．２３８−２４９，１９９３）に従って下痢、血便及び体重減少の３指標についてそれぞれ０（正常）から４（重症）に分類し、３指標の平均値を大腸炎活動指数（Ｄｉｓｅａｓｅ Ａｃｔｉｖｉｔｙ Ｉｎｄｅｘ）とした。被験化合物は０．５％メチルセルロース溶液に懸濁し、ゾンデを用いて大腸炎誘発開始日より１日１回経口投与した。その結果を表２に示す。

以上のように、本発明化合物は消化管において優れた抗炎症作用を有し、消化器疾患治療剤、特に炎症性腸疾患治療剤として非常に有用である。
本発明化合物は、チアゾリジン骨格を有さず、ＰＰＡＲγａｇｏｎｉｓｔ作用を有する化合物で問題となっている肝障害などの毒性を完全に回避できる可能性もある。
実施例
以下の実施例により本発明を詳細に且つ具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例１
製造例１ａ）

エチル ２−（ジエチルホスホリル）−２−エチルアセテート１．５ｇをテトラヒドロフラン３０ｍｌに溶解し、氷冷下で６０％水素化ナトリウム０．２６ｇを加えた。反応液を氷冷下で３０分間撹拌した後、ベンジル ５−ホルミル−２−メトキシベンゾエート１．５ｇを加え、室温で２０時間撹拌した。反応物に塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（４：１）溶出分画よりベンジル ５−（３−エトキシ−２−エトキシ−３−オキソ−１−プロペニル）−２−メトキシベンゾエート１．６ｇをＥ−Ｚ混じりで得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（Ｚ−ｉｓｏｍｅｒ，ＣＤＣｌ_３）δ：１．２５（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．３６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）３．９６（ｓ，３Ｈ）３．９８（ｑ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，２Ｈ）４．２７（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）６．９２（ｓ，１Ｈ）６．９８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３０−７．４３（ｍ，５Ｈ）７．９０（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
製造例１ｂ）

ベンジル ５−（３−エトキシ−２−エトキシ−３−オキソ−１−プロペニル）−２−メトキシベンゾエート１．６ｇをエタノール３０ｍｌに溶解し、１０％パラジウム炭素０．３５ｇを加え、水素雰囲気下で１６時間撹拌した。触媒を濾過し溶媒を減圧留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１）溶出分画より５−（３−エトキシ−２−エトキシ−３−オキソプロピル）−２−メトキシ安息香酸１．２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１６（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９８（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３４（ｄｑ，Ｊ＝６．８，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．６１（ｄｑ，Ｊ＝６．８，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．９８（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０５（ｓ，３Ｈ）４．１８（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）６．９７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．０６（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１ｃ）

５−（３−エトキシ−２−エトキシ−３−オキソプロピル）−２−メトキシ安息香酸０．５８ｇと４−（トリフルオロメチル）ベンジルアミン０．３４ｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド７ｍｌに溶解し、氷冷下シアノホスホン酸ジエチル０．３０ｍｌ、トリエチルアミン０．２７ｍｌを加えた。反応混合物を室温で１６時間撹拌した後氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を１Ｎ塩酸、飽和食塩水の順番で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（３：１）溶出分画よりエチル ２−エトキシ−３−（４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル）プロパノエート０．６４ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１６（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９８（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３４（ｄｑ，Ｊ＝６．８，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．６１（ｄｑ，Ｊ＝６．８，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．９３（ｓ，３Ｈ）４．０１（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１８（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．７３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．１２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．２９（ｍ，１Ｈ）
実施例１ｄ）

エチル ２−エトキシ−３−（４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル）プロパノエート０．２５ｇをメタノール７ｍｌに溶解し、１Ｎ水酸化ナトリウム３ｍｌを加え、室温で１４時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、１Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して２−エトキシ−３−（４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル）プロパン酸０．１８ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：１．０２（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．８２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．４Ｈｚ，１Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝５．２，１４．４Ｈｚ，１Ｈ）３．３０（ｄｑ，Ｊ＝７．２，９．６Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｄｑ，Ｊ＝７．２，９．６Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）３．９４（ｄｄ，Ｊ＝５．２，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）７．０５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３２（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，２Ｈ）８．７８（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２
製造例２ｂ）

製造例１ｂ）と同様の方法で５−（３−エトキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル）−２−メトキシ安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５２（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０３（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０６（ｓ，３Ｈ）４．１５−４．２２（ｍ，２Ｈ）６．９８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．０８（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２ｃ）

実施例１ｃ）と同様の方法でエチル ２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル）プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０１（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９３（ｓ，３Ｈ）４．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１４−４．２１（ｍ，２Ｈ）４．７３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．１３（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．３０（ｍ，１Ｈ）
実施例２ｄ）

実施例１ｄ）と同様の方法で２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル）プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．８９（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０３（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．７６（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４８（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）３．９９（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）７．０４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３２（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．７７（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３
製造例３ｂ）

製造例１ｂ）と同様の方法で５−（３−エトキシ−２−ｔｅｒｔ−ブトキシ−３−オキソプロピル）−２−メトキシ安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０２（ｓ，９Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．８５（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０６（ｓ，３Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１８（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）６．９８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．０７（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３ｃ）

実施例１ｃ）と同様の方法でエチル ２−ｔｅｒｔ−ブトキシ−３−（４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル）プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０２（ｓ，９Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．８５（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９３（ｓ，３Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１８（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．７３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．１３（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．２９（ｍ，１Ｈ）
実施例３ｄ）

実施例１ｄ）と同様の方法で２−ｔｅｒｔ−ブトキシ−３−（４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル）プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．９４（ｓ，９Ｈ）２．７０（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１３．２Ｈｚ，１Ｈ）２．８３（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１３．２Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．０１（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．５６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）７．０４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３１（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．７７（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例４
製造例４ｂ）

製造例１ｂ）と同様の方法で５−（３−エトキシ−２−ヒドロキシ−３−オキソプロピル）−２−メトキシ安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３１（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０６（ｓ，３Ｈ）４．２３（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．４０（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．０１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例４ｃ）

実施例１ｃ）と同様の方法でエチル ２−ヒドロキシ−３−（４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル）プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３１（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．１５（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９２（ｓ，３Ｈ）４．２３（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．４０−４．４３（ｍ，１Ｈ）４．７３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．０８（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．２８（ｍ，１Ｈ）
実施例４ｄ）

実施例１ｄ）と同様の方法で２−ヒドロキシ−３−（４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル）プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．７５（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．０８（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）７．０５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３２（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．７７（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例５
製造例５ｂ）

製造例１ｂ）と同様の方法で５−［２−（エトキシカルボニル）ブチル］−２−メトキシ安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９２（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．５１−１．７０（ｍ，２Ｈ）２．５４−２．６０（ｍ，１Ｈ）２．７５（ｄｄ，Ｊ＝６．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）４．０２−４．１０（ｍ，２Ｈ）４．０５（ｓ，３Ｈ）６．９６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．００（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例５ｃ）

実施例１ｃ）と同様の方法でエチル ２−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）ベンジル］ブタノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９１（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，３Ｈ）１．１８（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．５１−１．７０（ｍ，２Ｈ）２．５４−２．６１（ｍ，１Ｈ）２．７５（ｄｄ，Ｊ＝６．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．９２（ｓ，３Ｈ）４．０４−４．１５（ｍ，２Ｈ）４．７３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２６（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．０５（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．３０（ｍ，１Ｈ）
実施例５ｄ）

実施例１ｄ）と同様の方法で２−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）ベンジル］ブタン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．８４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４３−１．４９（ｍ，２Ｈ）２．３８−２．４３（ｍ，１Ｈ）２．６４（ｄｄ，Ｊ＝６．０，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．７５（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）４．５４（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）７．０４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５５（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．７８（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例６
製造例６ｂ）

製造例１ｂ）と同様の方法で５−｛２−（エトキシカルボニル）エチル｝−２−メトキシ安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１４（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）２．５６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）２．８８（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）３．９８（ｓ，３Ｈ）４．０６（ｑ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，２Ｈ）６．９２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９８（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例６ｃ）

実施例１ｃ）と同様の方法でエチル ３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１２（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）２．６０（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）２．９５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）３．９２（ｓ，３Ｈ）４．１１（ｑ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，２Ｈ）４．７３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２６（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．０７（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．３０（ｍ，１Ｈ）
実施例６ｄ）

実施例１ｄ）と同様の方法で３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．４８（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）２．７６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）４．５４（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）７．０４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３１（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５７（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．７８（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例７
実施例７ｃ）

実施例１ｃ）と同様の方法でエチル ２−エトキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［（１−メチル−１Ｈ−２−インドリル）メチル］アミノ｝カルボニル）フェニル］プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１６（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９８（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３４（ｄｑ，Ｊ＝６．８，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．６１（ｄｑ，Ｊ＝６．８，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．７４（ｓ，３Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．０１（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１８（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．８７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９０（ｓ，１Ｈ）７．１１（ｄｄ，Ｊ＝０．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２０（ｄｄ，Ｊ＝０．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．１０（ｍ，１Ｈ）８．１２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例７ｄ）

実施例１ｄ）と同様の方法で２−エトキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［（１−メチル−１Ｈ−２−インドリル）メチル］アミノ｝カルボニル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：１．０３（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）２．８３（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３０（ｄｑ，Ｊ＝６．８，９．６Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｄｑ，Ｊ＝６．８，９．６Ｈｚ，１Ｈ）３．７４（ｓ，３Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）３．９４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，７．２Ｈｚ，１Ｈ）４．６７（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．３５（ｓ，１Ｈ）６．９７（ｄｄ，Ｊ＝０．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０９（ｄｄ，Ｊ＝０．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３１（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．５７（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）
実施例８
実施例８ｃ）

実施例１ｃ）と同様の方法でエチル ３−［３−（｛［シクロヘキシルメチル］アミノ｝カルボニル）−４−メトキシフェニル］−２−エトキシプロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５−１．０７（ｍ，２Ｈ）１．１６（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．１６−１．２５（ｍ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５０−１．８０（ｍ，６Ｈ）２．９８（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３０（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）３．３４（ｄｑ，Ｊ＝６．８，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．６１（ｄｑ，Ｊ＝６．８，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．９４（ｓ，３Ｈ）４．０１（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１８（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）６．８７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９０（ｍ，１Ｈ）８．０８（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例８ｄ）

実施例１ｄ）と同様の方法で３−（３−［｛（シクロヘキシルメチル）アミノ｝カルボニル］−４−メトキシフェニル）−２−エトキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．８９−０．９５（ｍ，２Ｈ）１．０３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．１４−１．２０（ｍ，３Ｈ）１．４５−１．７０（ｍ，６Ｈ）２．８１（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝５．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．１０（ｄｄ，Ｊ＝６．４，６．４Ｈｚ，２Ｈ）３．３０（ｄｑ，Ｊ＝７．２，９．６Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｄｑ，Ｊ＝７．２，９．６Ｈｚ，１Ｈ）３．８３（ｓ，３Ｈ）３．９３（ｄｄ，Ｊ＝５．２，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２８（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５７（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．０７（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例９
実施例９ａ）

メチル ２−アミノ−３−メトキシ（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］プロパノエート０．２５ｇおよび酢酸０．１２ｍｌをクロロホルム８ｍｌに溶解し、室温で亜硝酸イソアミル０．１０ｍｌを加えた。反応液を３０分間加熱還流した後、室温まで冷却し、酢酸エチルで希釈した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去した後、残渣を１−プロパノール８ｍｌに溶解し、室温で酢酸ロジウム１３ｍｇを加えた。反応液を５時間加熱還流し、溶媒を減圧留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１）溶出分画よりメチル ３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］−２−プロポキシプロパノエート０．１８ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５５（ｔｑ，Ｊ＝６．８，７．２Ｈｚ，２Ｈ）２．９８（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２１（ｄｔ，Ｊ＝６．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．５３（ｄｔ，Ｊ＝６．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．７３（ｓ，３Ｈ）３．９３（ｓ，３Ｈ）４．０２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．７３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３６（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．１０（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．２９（ｍ，１Ｈ）
実施例９ｂ）

メチル ３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］−２−プロポキシプロパノエート０．１８ｇをメタノール２ｍｌに溶解し、１Ｎ水酸化ナトリウム２ｍｌを加え、室温で４時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、１Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］−２−プロポキシプロパン酸０．１５ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．７６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４１（ｔｑ，Ｊ＝６．４，７．２Ｈｚ，２Ｈ）２．８２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．４Ｈｚ，１Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．４Ｈｚ，１Ｈ）３．１７（ｄｔ，Ｊ＝６．４，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．４３（ｄｔ，Ｊ＝６．４，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）３．９２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）７．０５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３２（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．７８（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１０
実施例１０ａ）

実施例９ａ）と同様の方法でメチル ２−ブトキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．２５−１．３２（ｍ，２Ｈ）１．４６−１．５５（ｍ，２Ｈ）２．９８（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２５（ｄｔ，Ｊ＝６．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．５５（ｄｔ，Ｊ＝６．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．７３（ｓ，３Ｈ）３．９３（ｓ，３Ｈ）４．０１（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．７３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３５（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．１０（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．２９（ｍ，１Ｈ）
実施例１０ｂ）

実施例９ｂ）と同様の方法で２−ブトキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．７７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．１５−１．２５（ｍ，２Ｈ）１．３２−１．４１（ｍ，２Ｈ）２．８２（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２０（ｄｔ，Ｊ＝６．４，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．４６（ｄｔ，Ｊ＝６．４，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）３．９０（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．５５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）７．０５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３２（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．７７（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１１
実施例１１ａ）

実施例９ａ）と同様の方法でメチル ２−シクロヘキシルオキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８０（ｄｄ，Ｊ＝６．４，１６．０Ｈｚ，１Ｈ）１．０８−１．９０（ｍ，９Ｈ）２．９６（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．１４−３．２１（ｍ，１Ｈ）３．７３（ｓ，３Ｈ）３．９３（ｓ，３Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．７３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３６（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．１０（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．２９（ｍ，１Ｈ）
実施例１１ｂ）

実施例９ｂ）と同様の方法で２−シクロヘキシルオキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．７５（ｄｄ，Ｊ＝６．４，１６．０Ｈｚ，１Ｈ）１．００−１．７１（ｍ，９Ｈ）２．７８（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．１８−３．２３（ｍ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．０３（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）７．０５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３３（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６３（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．７７（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１２
実施例１２ａ）

実施例９ａ）と同様の方法でメチル ３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］−２−（２，２，２−トリフルオロエトキシ）プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．０４（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．１５（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６７（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１２．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７３（ｓ，３Ｈ）３．９３（ｓ，３Ｈ）４．０３（ｄ，Ｊ＝８．８，１２．０Ｈｚ，１Ｈ）４．２０（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．７３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３６（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．１０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．２９（ｍ，１Ｈ）
実施例１２ｂ）

実施例９ｂ）と同様の方法で３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］−２−（２，２，２−トリフルオロエトキシ）プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０１（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．０３（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１２．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１１（ｄ，Ｊ＝８．８，１２．０Ｈｚ，１Ｈ）４．２６（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５５（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）７．０６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３１（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．７８（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１３
実施例１３ａ）

実施例９ａ）と同様の方法でメチル ２−イソブトキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８２（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，６Ｈ）１．８０（ｔｑ，Ｊ＝６．４，６．４Ｈｚ，１Ｈ）２．９８（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９９（ｄｄ，Ｊ＝６．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３６（ｄｄ，Ｊ＝６．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．７２（ｓ，３Ｈ）３．９３（ｓ，３Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．７３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３６（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．１０（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．２９（ｍ，１Ｈ）
実施例１３ｂ）

実施例９ｂ）と同様の方法で２−イソブトキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．７４（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，６Ｈ）１．６７（ｔｑ，Ｊ＝６．４，６．４Ｈｚ，１Ｈ）２．８２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．４Ｈｚ，１Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．４Ｈｚ，１Ｈ）２．９６（ｄｄ，Ｊ＝６．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．２６（ｄｄ，Ｊ＝６．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）３．９０（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）７．０４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３２（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．７６（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１４
製造例１４ａ）

エチル ２−（ジエチルホスホリル）−２−イソプロピルアセテート１．５ｇをテトラヒドロフラン１０ｍｌに溶解し、氷冷下で６０％水素化ナトリウム０．２２ｇを加えた。反応液を氷冷下で２０分間撹拌した後、４−メトキシ−３−ニトロベンズアルデヒド０．８８ｇを加え、室温で２時間撹拌した。反応物に塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（９：１）溶出分画よりエチル−２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−ニトロフェニル）−２−プロパノエート０．８５ｇをＥ−Ｚ混じりで得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１７＋１．３７（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２７＋１．３１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）３．９４＋３．９８（ｓ，３Ｈ）４．１７＋４．２８（ｑ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．１０＋６．８８（ｓ，１Ｈ）７．００＋７．０６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４０＋７．９１（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７５＋８．３７（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
製造例１４ｂ）

エチル−２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−ニトロフェニル）−２−プロパノエート０．８５ｇをエタノール１５ｍｌに溶解し、１０％パラジウム炭素０．３ｇを加え、水素雰囲気下で４時間撹拌した。触媒を濾過し溶媒を減圧留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（６：１）溶出分画よりエチル−３−（３−アミノ−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパノエート０．７２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．００（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２４（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．８３（ｍ，２Ｈ）３．５０（ｄｑ，Ｊ−６．４，６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝８．４，４．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１７（ｑ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．６０（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，１Ｈ）６．６７（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）６．７０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１４ｃ）

エチル−３−（３−アミノ−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパノエート０．３ｇと（α，α，α−トリフルオロ−ｐ−トリル）酢酸０．２１８ｇをテトラヒドロフラン７ｍｌに溶解し、カルボニルジイミダゾール０．２２ｇとトリエチルアミン０．２３ｍｌを加え、５０℃で２時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（６：１）溶出分画よりエチル−２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（４−トリフルオロメチルフェニルアセチルアミノ）フェニル］プロパノエート０．３４ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２２（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．８３（ｄｄ，Ｊ＝１４．０，６．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝１４．０，４．４Ｈｚ，１Ｈ）３．４８（ｄｑ，Ｊ＝６．０，６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７３（ｓ，３Ｈ）３．７８（ｓ，２Ｈ）４．０２（ｄｄ，Ｊ＝７．６，４．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１５（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９１（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．７３（ｓ，１Ｈ）８．２４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１４ｄ）

エチル−２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−（４−トリフルオロメチルフェニルアセチルアミノ）フェニル）プロパノエート０．３４ｇをエタノール５ｍｌに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム０．２８ｍｌを加え、室温で４時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、１Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−［｛２−（４−トリフルオロメチル）フェニル］アセチル｝アミノ）フェニルプロパン酸０．２８ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝１４．０，６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝１４．０，４．４Ｈｚ，１Ｈ）３．５８（ｄｑ，Ｊ＝６．０，６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７５（ｓ，３Ｈ）３．８０（ｓ，２Ｈ）４．１３（ｄｄ，Ｊ＝７．６，４．４Ｈｚ，１Ｈ）６．７４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９０（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．７３（ｓ，１Ｈ）８．２６（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１５
実施例１５ｃ）

実施例１４ｃ）と同様の方法により、エチル−２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−｛［２−（５−メチル−２−フェニル−１，３−オキサゾリル−４−イル）アセチル］アミノ｝フェニル）プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．４０（ｓ，３Ｈ）２．８７（ｄｄ，Ｊ＝１４．０，８．８Ｈｚ，１Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝１４．０，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｄｑ，Ｊ＝６．４，６．４ＨＺ，１Ｈ）３．６３（ｓ，２Ｈ）３．７５（ｓ，３Ｈ）４．０４（ｄｄ，Ｊ＝８．４，４．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１７（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）６．７３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９０（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｍ，３Ｈ）８．０８（ｍ，２Ｈ）８．３３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）９．４２（ｓ，１Ｈ）
実施例１５ｄ）

実施例１４ｄ）と同様の方法により、２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−｛［２−（５−メチル−２−フェニル−１，３−オキサゾール−４−イル）アセチル］アミノ｝フェニル）プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．４０（ｓ，３Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝１４．０，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．０９（ｄｄ，Ｊ＝１４．０，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．５８（ｄｑ，Ｊ＝６．４，６．４ＨＺ，１Ｈ）３．６３（ｓ，２Ｈ）３．７５（ｓ，３Ｈ）４．１４（ｄｄ，Ｊ＝８．４，４．８Ｈｚ，１Ｈ）６．７５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４６（ｍ，３Ｈ）８．０８（ｍ，２Ｈ）８．３３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）９．４６（ｓ，１Ｈ）
実施例１６
製造例１６ａ）

エチル ２−（ジエチルホスホリル）−２−イソプロピルアセテート１．６ｇをテトラヒドロフラン３０ｍｌに溶解し、氷冷下で６０％水素化ナトリウム０．２４ｇを加えた。反応液を氷冷下で３０分間撹拌した後、ｔｅｒｔ−ブチル ５−ホルミル−２−メトキシベンゾエート１．２ｇを加え、室温で３時間撹拌した。反応物に塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（３：１）溶出分画よりｔｅｒｔ−ブチル ５−（３−エトキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソ−１−プロペニル）−２−メトキシベンゾエート１．５ｇをＥ−Ｚ混じりで得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（Ｚ−ｉｓｏｍｅｒ，ＣＤＣｌ_３）δ：１．２８（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，６Ｈ）１．３６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５９（ｓ，９Ｈ）３．９１（ｓ，３Ｈ）４．２９（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．４１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９６（ｓ，１Ｈ）７．８５（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．２６（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
製造例１６ｂ）

ｔｅｒｔ−ブチル ５−（３−エトキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソ−１−プロペニル）−２−メトキシベンゾエート０．３ｇをジクロロメタン２．５ｍｌに溶解し、氷冷下トリフルオロ酢酸１．２ｍｌを加え、そのまま氷冷下２時間撹拌した。反応混合物にトルエン３０ｍｌを加え溶媒を減圧留去する操作を２回繰り返した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１）溶出分画より５−［（Ｚ）−３−エトキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソ−１−プロペニル］−２−メトキシ安息香酸６５ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３０（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，６Ｈ）１．３６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）４．０９（ｓ，３Ｈ）４．２９（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．４７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９６（ｓ，１Ｈ）７．０５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．１８（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．５７（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１６ｃ）

５−［（Ｅ）−３−エトキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソ−１−プロペニル］−２−メトキシ安息香酸６５ｍｇと４−（トリフルオロメチル）ベンジルアミン３７ｍｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド１ｍｌに溶解し、氷冷下シアノホスホン酸ジエチル３３μｌ、トリエチルアミン３０μｌを加えた。反応混合物を室温で１６時間撹拌した後氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機膚を１Ｎ塩酸、飽和食塩水の順番で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（５：１）溶出分画よりエチル（Ｚ）−２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］−２−プロペノエート７７ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３０（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，６Ｈ）１．３６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）３．９７（ｓ，３Ｈ）４．２９（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．４７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）４．７５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０１（ｓ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．１２（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．１８（ｍ，１Ｈ）８．５７（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１６ｄ）

エチル（Ｚ）−２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］−２−プロペノエート７７ｍｇをメタノール２ｍｌに溶解し、１Ｎ水酸化ナトリウム１ｍｌを加え、室温で２２時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、１Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して（Ｚ）−２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノ｝カルボニル）フェニル］−２−プロペン酸４４ｍｇを得た
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：１．１７（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，６Ｈ）３．９０（ｓ，３Ｈ）４．４６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）４．５６（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）６．９０（ｓ，１Ｈ）７．１５（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．５３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．８７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）８．３０（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．８２（ｍ，１Ｈ）
実施例１７
製造例１７ａ）

製造例１４ａ）と同様の方法でエチル ２−エチル−３−（４−メトキシ−３−ニトロフェニル）−２−プロペノエートをＥ−Ｚ混じりで得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１５＋１．３５（ｍ，６Ｈ）２．４５＋２．５３（ｑ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）３．９５＋３．９８（ｓ，３Ｈ）４．１８＋４．２７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．５２＋７．５３（ｄ，１Ｈ）７．０１＋７．１１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４４＋７．５５（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７９＋７．８９（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
製造例１７ｂ）

製造例１４ｂ）と同様の方法でエチル ２−（３−アミノ−４−メトキシベンジル）ブタノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８８（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．５６（ｍ，２Ｈ）２．５２（ｍ，１Ｈ）２．５９（ｄｄ，Ｊ＝１３．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８０（ｄｄ，Ｊ＝１３．５，８．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）４．０８（ｑ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．５０（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，１Ｈ）６．５４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）６．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１７ｃ）

実施例１４ｃ）と同様の方法でエチル ２−（４−メトキシ−３−｛［２−（５−メチル−２−フェニル−１，３−オキサゾール−４−イル）アセチル］アミノ｝ベンジル）ブタノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８９（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１８（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．５８（ｍ，２Ｈ）２．５６（ｍ，１Ｈ）２．６８（ｄｄ，Ｊ＝１３．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝１３．５，８．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６３（ｓ，２Ｈ）３．７４（ｓ，３Ｈ）４．０８（ｑ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７９（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，２Ｈ）７．４６（ｍ，３Ｈ）８．０７（ｍ，２Ｈ）８．２５（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）９．４０（ｂｓ，１Ｈ）
実施例１７ｄ）

実施例１４ｄ）と同様の方法で２−（４−メトキシ−３−｛［２−（５−メチル−２−フェニル−１，３−オキサゾール−４−イル）アセチル］アミノ｝ベンジル）ブタン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９４（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．６０（ｍ，２Ｈ）２．６１（ｍ，１Ｈ）２．７２（ｄｄ，Ｊ＝１３．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝１３．５，８．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６２（ｓ，２Ｈ）３．７４（ｓ，３Ｈ）６．７３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８３（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，２Ｈ）７．４６（ｍ，３Ｈ）８．０６（ｍ，２Ｈ）８．２６（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）９．４０（ｂｓ，１Ｈ）
実施例１８
実施例１８ｃ）

実施例１７ｃ）と同様の方法でエチル ２−（４−メトキシ−３−｛［２−（３−フルオロ−４−トリフルオロメチルフェニル）アセチル］アミノ｝ベンジル）ブタノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８８（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．５８（ｍ，２Ｈ）２．５４（ｍ，１Ｈ）２．６７（ｄｄ，Ｊ＝１３．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝１３．５，８．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７７（ｓ，２Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．０８（ｑ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８３（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｍ，２Ｈ）７．６１（ｔ，Ｊ＝７．５Ｈｚ，１Ｈ）７．７７（ｂｓ，１Ｈ）８．１７（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１８ｄ）

実施例１７ｄ）と同様の方法で２−（４−メトキシ−３−｛［２−（３−フルオロ−４−トリフルオロメチルフェニル）アセチル］アミノ｝ベンジル）ブタン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９３（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．５９（ｍ，２Ｈ）２．５９（ｍ，１Ｈ）２．７０（ｄｄ，Ｊ＝１３．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝１３．５，８．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７０＋３．７７（ｓ，２Ｈ）３．７９＋３．８１（ｓ，３Ｈ）６．７４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８６（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝１０．５Ｈｚ，１Ｈ）７．６０（ｔ，Ｊ＝７．５Ｈｚ，１Ｈ）７．７８（ｂｓ，１Ｈ）８．１７（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１９
製造例１９ａ）

５−［２−（エトキシカルボニル）ブチル］−２−メトキシ安息香酸０．５０ｇをテトラヒドロフラン８ｍｌに溶解し、氷冷下でクロロぎ酸エチル０．２０ｍｌおよびトリエチルアミン０．２９ｍｌを加えた。反応液を氷冷下で１０分間撹拌した後、不溶物を濾過した。母液を再度氷冷し、水１０μｌおよび水素化ホウ素ナトリウム１３６ｍｇを加え、室温で２時間撹拌した。反応物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（３：１）溶出分画よりエチル ２−［３−（ヒドロキシメチル）−４−メトキシベンジル］ブタノエート０．４７ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９０（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．５０−１．６４（ｍ，２Ｈ）２．５１−２．５７（ｍ，１Ｈ）２．６８（ｄｄ，Ｊ＝６．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８７（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．０４−４．１０（ｍ，２Ｈ）４．６５（ｓ，２Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝９．２Ｈｚ，１Ｈ）７．０５（ｄ，Ｊ＝９．２Ｈｚ，１Ｈ）７．０７（ｓ，１Ｈ）
製造例１９ｂ）

エチル ２−［３−（ヒドロキシメチル）−４−メトキシベンジル］ブタノエート０．４７ｇをトルエン６ｍｌに溶解し、アジ化ジフェニルホスホリル０．５４ｍｌおよびジアザビシクロ［５．４．０］ウンデセン０．３７ｍｌを加え、室温で１６時間撹拌した。反応物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（５：１）溶出分画より１−｛５−［２−（エトキシカルボニル）ブチル］−２−メトキシベンジル｝−１，２−トリアザジエン−２−イウム０．４７ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９０（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．５０−１．６４（ｍ，２Ｈ）２．５１−２．５７（ｍ，１Ｈ）２．６８（ｄｄ，Ｊ＝６．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８７（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）４．０２−４．１２（ｍ，２Ｈ）４．３０（ｓ，２Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０３（ｓ，１Ｈ）７．１１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
製造例１９ｃ）

１−｛５−［２−（エトキシカルボニル）ブチル］−２−メトキシベンジル｝−１，２−トリアザジエン−２−イウム０．４７ｇをテトラヒドロフラン６ｍｌに溶解し、水０．４ｍｌおよびトリフェニルホスフィン０．５５ｇを加え、室温で２０時間撹拌した。溶媒を減圧留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−メタノール−トリエチルアミン（１０：１：０．１）溶出分画よりエチル ２−［３−（アミノメチル）−４−メトキシベンジル］ブタノエート０．４０ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９０（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．５０−１．６４（ｍ，２Ｈ）２．４９−２．５６（ｍ，１Ｈ）２．６７（ｄｄ，Ｊ＝６．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７７（ｓ，２Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）４．０４−４．１０（ｍ，２Ｈ）６．７６（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．００（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．０１（ｓ，１Ｈ）
実施例１９ｄ）

エチル ２−［３−（アミノメチル）−４−メトキシベンジル］ブタノエート０．４０ｇと４−（トリフルオロメチル）安息香酸０．２９ｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド５ｍｌに溶解し、氷冷下シアノホスホン酸ジエチル０．２４ｍｌ、トリエチルアミン０．２１ｍｌを加えた。反応混合物を室温で１６時間撹拌した後氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を１Ｎ塩酸、飽和食塩水の順番で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（３：１）溶出分画よりエチル ２−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノ｝メチル）ベンジル］ブタノエート０．５９ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９１（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．５０−１．６７（ｍ，２Ｈ）２．４９−２．５６（ｍ，１Ｈ）２．６８（ｄｄ，Ｊ＝６．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝８．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．０１−４．１０（ｍ，２Ｈ）４．６１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．６７−６．７２（ｍ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．８６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例１９ｅ）

エチル ２−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノ｝メチル）ベンジル］ブタノエート０．５９ｇをエタノール５ｍｌに溶解し、１Ｎ水酸化ナトリウム２ｍｌを加え、７０℃で４時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、１Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して２−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノ｝メチル）ベンジル］ブタン酸０．５０ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．８０（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．３９−１．４６（ｍ，２Ｈ）２．３３−２．４０（ｍ，１Ｈ）２．５５（ｄｄ，Ｊ＝６．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．７２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７７（ｓ，３Ｈ）４．４２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．８８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０１（ｓ，１Ｈ）７．０３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．０７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）９．０３（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２０
製造例２０ａ）

製造例１９ａ）と同様の方法でエチル ３−［３−（ヒドロキシメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝５．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝５．２，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１１−４．２１（ｍ，２Ｈ）４．６５（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）６．７９（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．１５（ｓ，１Ｈ）
製造例２０ｂ）

製造例１９ｂ）と同様の方法で１−［５−（３−エトキシイソプロポキシオキソプロピル）−２−メトキシベンジル］−１，２−トリアザジエン−２−イウムを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１５−４．２１（ｍ，２Ｈ）４．３２（ｓ，２Ｈ）６．８３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２０（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）
製造例２０ｃ）

製造例１９ｃ）と同様の方法でエチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１５−４．２１（ｍ，２Ｈ）４．３２（ｓ，２Ｈ）６．８３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２０（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２０ｄ）

実施例１９ｄ）と同様の方法でエチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノ｝メチル）フェニル］プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．０１（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１２−４．２０（ｍ，２Ｈ）４．６２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．６５−６．７０（ｍ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）７．８６（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２０ｅ）

実施例１９ｅ）と同様の方法で２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノ｝メチル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．７８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）０．９３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．６８（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８１（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７８（ｓ，３Ｈ）３．９２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．４３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０７（ｓ，１Ｈ）７．０８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．０９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）９．０６（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２１
製造例２１ａ）

１−（メトキシメチル）−３−（トリフルオロメチル）ベンゼン７．０ｇを無水ジエチルエーテル３００ｍｌに溶解し、−７８℃でノルマルブチルリチウム（２．５Ｍヘキサン溶液）１９ｍｌを滴下した。反応混合物を室温で３時間撹拌し、再び−７８℃に冷却して、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド１０ｍｌを加えた。反応液を室温に戻し、水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（９：１）溶出画分より１−（メトキシメチル）−３−（トリフルオロメチル）ベンツアルデヒド５．０ｇを赤燈色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．５４（ｓ，３Ｈ）５．３５（ｓ，２Ｈ）７．３４（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）７．４９（ｓ，１Ｈ）７．９４（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）１０．５２（ｓ，１Ｈ）
製造例２１ｂ）

１−（メトキシメチル）−３−（トリフルオロメチル）ベンツアルデヒド５．０ｇをアセトン２５ｍｌに溶かし、６Ｎ塩酸２２ｍｌを加えた。室温で３時間反応させ、水を加え、酢酸エチルで抽出した。飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し、２−ヒドロキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンツアルデヒド４．５ｇを淡赤燈色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：７．２−７．３（ｍ，２Ｈ）７．７０（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）１０．０（ｓ，１Ｈ）１１．１（ｓ，１Ｈ）
製造例２１ｃ）

２−ヒドロキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンツアルデヒド４．５ｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド２０ｍｌに溶解し、水素化ナトリウム（６０％油性）１．０ｇを加え、室温で３０分撹拌した。これにヨウ化メチル１．８ｍｌを滴下し、１時間反応させた。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出後飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（９：１）溶出画分より２−メトキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンツアルデヒド３．０ｇを無色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：４．００（ｓ，３Ｈ）７．２２（ｓ，１Ｈ）７．２９（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）７．９３（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）１０．５０（ｓ，１Ｈ）
製造例２１ｄ）

２−メトキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンツアルデヒド３．０ｇをジメチルスルホキシド５０ｍｌとリン酸二水素ナトリウム１．６ｇ水溶液（２０ｍｌ）に溶解し、亜塩素酸ナトリウム８．０ｇ水溶液（３０ｍｌ）を滴下した。室温で３日間撹拌後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（３：７）溶出画分より、２−メトキシ−４−（トリフルオロメチル）安息香酸０．８ｇを無色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：４．１４（ｓ，３Ｈ）７．２９（ｓ，１Ｈ）７．４１（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）８．３０（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２１ｅ）

２−メトキシ−４−（トリフルオロメチル）安息香酸０．２４ｇとエチル ２−［３−（アミノメチル）−４−メトキシベンジル］ブタノエート０．３ｇを実施例１９ｄ）に続き、実施例１９ｅ）と同様に処理し、２−［４−メトキシ−３−（｛［２−メトキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノ｝メチル）ベンジル］ブタン酸０．３ｇを淡黄色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９３（ｔ，Ｊ＝７Ｈｚ，３Ｈ）１．５−１．７（ｍ，２Ｈ）２．５−２．６（ｍ，１Ｈ）２．６９（ｄｄ，Ｊ＝７，１４Ｈｚ，１Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝８，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）３．９８（ｓ，３Ｈ）４．６２（ｄ，Ｊ＝６Ｈｚ，２Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｄｄ，Ｊ＝２，８Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｓ，２Ｈ）７．２８−７．３４（ｍ，１Ｈ）８．２６−８．４０（ｍ，１Ｈ）８．３６（ｔ，Ｊ＝６Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２２
製造例２２ａ）

２−メトキシフェニル酢酸５．０ｇをジクロロメタン２０ｍｌに溶解し、二塩化オキサリル４．６ｇを加え、室温で３時間撹拌した。減圧下溶媒と過剰の二塩化オキサリルを留去し、残渣をジクロロメタン２０ｍｌに溶解し、氷冷下４−トリフルオロメチルアニリン１４ｇを加え、室温で１２時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、１Ｎ塩酸、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去した。析出した固体をろ取後ジエチルエーテルで洗浄し、Ｎ−［４−（トリフルオロメチル）フェニル］−２−（２−メトキシフェニル）アセトアミド８．０ｇを無色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．７３（ｓ，２Ｈ）４．９５（ｓ，３Ｈ）６．９８（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）７．００（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）７．２８−７．３５（ｍ，２Ｈ）７．５０−７．６０（ｍ，４Ｈ）７．９１（ｓ，１Ｈ）
製造例２２ｂ）

Ｎ−［４−（トリフルオロメチル）フェニル］−２−（２−メトキシフェニル）アセトアミド１．０ｇをトリフルオロ酢酸１０ｍｌに溶かし、ヘキサメチレンテトラミン０．４６ｇを加え、８５℃で３時間反応させた。反応液を室温に戻し、水と酢酸エチルを加え、更に炭酸水素ナトリウムをＰＨ＝８になるまで加えた。酢酸エチルで抽出後、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（１：１）溶出画分よりＮ−［４−（トリフルオロメチル）フェニル］−２−（５−ホルミル−２−メトキシフェニル）アセトアミド０．７ｇを無色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．７８（ｓ，２Ｈ）４．００（ｓ，３Ｈ）７．０７（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）７．５４（ｄ，Ｊ＝９Ｈｚ，２Ｈ）７．５７（ｄ，Ｊ＝９Ｈｚ，２Ｈ）７．８５（ｄ，Ｊ＝２Ｈｚ，１Ｈ）７．８３−７．９０（ｍ，１Ｈ）９．９１（ｓ，１Ｈ）
実施例２２ｃ）

Ｎ−［４−（トリフルオロメチル）フェニル］−２−（５−ホルミル−２−メトキシフェニル）アセトアミド０．７ｇと２−ホスホノブタン酸エチル１．６ｇを製造例１ａ）と同様に処理し、エチル ２−エチル−３−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［４−（トリフルオロメチル）アニリノ］エチル｝フェニル）−２−プロペノエート０．８ｇを無色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１８（ｔ，Ｊ＝７Ｈｚ，３Ｈ）１．３４（ｔ，Ｊ＝７Ｈｚ，３Ｈ）２．５５（ｑ，Ｊ＝７Ｈｚ，２Ｈ）３．７４（ｓ，２Ｈ）３．９７（ｓ，３Ｈ）４．２６（ｑ，Ｊ＝７Ｈｚ，２Ｈ）６．９９（ｄ，Ｊ＝９Ｈｚ，１Ｈ）７．３４（ｄ，Ｊ＝９Ｈｚ，１Ｈ）７．３８（ｄｄ，Ｊ＝２，８Ｈｚ，１Ｈ）７．４８−７．６２（ｍ，５Ｈ）７．８２（ｓ，１Ｈ）
実施例２２ｄ）

エチル ２−エチル−３−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［４−（トリフルオロメチル）アニリノ］エチル｝フェニル）−２−プロペノエート０．３ｇを製造例１ｂ）と同様に処理し、エチル ２−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［４−（トリフルオロメチル）アニリノ］エチル｝ベンジル）ブタノエート０．３ｇを無色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９１（ｔ，Ｊ＝７Ｈｚ，３Ｈ）１．１４（ｔ，Ｊ＝７Ｈｚ，３Ｈ）１．５−１．８（ｍ，２Ｈ）２．４８−２．６０（ｍ，１Ｈ）２．７１（ｄｄ，Ｊ＝６，１４Ｈｚ，１Ｈ）２．８７（ｄｄ，Ｊ＝４，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．６８（ｓ，２Ｈ）３．９１（ｓ，３Ｈ）３．９５−４．１０（ｍ，２Ｈ）６．８６（ｄ，Ｊ＝９Ｈｚ，１Ｈ）７．０９（ｓ，１Ｈ）７．０６−７．１２（ｍ，１Ｈ）７．５１（ｄ，Ｊ＝９Ｈｚ，２Ｈ）７．５６（ｄ，Ｊ＝９Ｈｚ，２Ｈ）７．９４（ｓ，１Ｈ）
実施例２２ｅ）

エチル ２−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［４−（トリフルオロメチル）アニリノ］エチル｝ベンジル）ブタノエート０．３ｇを実施例１９ｅ）と同様に処理し、２−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［４−（トリフルオロメチル）アニリノ］エチル｝ベンジル）ブタン酸０．１１ｇを無色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．８４（ｔ，Ｊ＝８Ｈｚ，３Ｈ）１．４６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝８Ｈｚ，２Ｈ）２．３５−２．６０（ｍ，１Ｈ）２．５７（ｄｄ，Ｊ＝６，１４Ｈｚ，１Ｈ）２．７４（ｄｄ，Ｊ＝８，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．６１（ｓ，２Ｈ）３．７１（ｓ，３Ｈ）６．８６（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）７．０２（ｓ，１Ｈ）７．０３（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）７．６４（ｄ，Ｊ＝９Ｈｚ，２Ｈ）７．７９（ｄ，Ｊ＝９Ｈｚ，２Ｈ）１０．４（ｓ，１Ｈ）１２．１（ｓ，１Ｈ）
実施例２３
実施例２３ａ）

エチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエート０．１５ｇと２−メトキシ−４−（トリフルオロメチル）安息香酸０．２４ｇを実施例１９ｄ）に続き、実施例１ｄ）と同様に処理し、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［２−メトキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノ｝メチル）フェニル］プロパン酸０．１５ｇを淡黄色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．００（ｄ，Ｊ＝６Ｈｚ，３Ｈ）１．１４（ｄ，Ｊ＝６Ｈｚ，３Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝８，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．０３（ｄｄ，Ｊ＝４，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６Ｈｚ，１Ｈ）３．８８（ｓ，３Ｈ）４．００（ｓ，３Ｈ）４．０８（ｄｄ，Ｊ＝４，８Ｈｚ，１Ｈ）４．６３（ｄ，Ｊ＝６Ｈｚ，２Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２，８Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｓ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２Ｈｚ，１Ｈ）７．３２（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）８．３０（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）８．３５（ｔ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２４
実施例２４ａ）

エチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエート０．１５ｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド５ｍｌに溶解し、ピリジン０．２ｍｌと２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）安息香酸クロリド０．２４ｇを加え、室温で１２時間反応させた。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン（１：２）溶出画分よりエチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノ｝メチル）フェニル］プロパノエート０．２ｇを淡黄色油状物として得た。これを更に実施例１ｄ）と同様に処理し、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノ｝メチル）フェニル］プロパン酸０．１５ｇを淡黄色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．００（ｄ，Ｊ＝６Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６Ｈｚ，３Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝８，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．０９（ｄｄ，Ｊ＝４，８Ｈｚ，１Ｈ）４．６４（ｄ，Ｊ＝６Ｈｚ，２Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２，８Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄ，Ｊ＝１２Ｈｚ，１Ｈ）７．５１（ｄ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）７．３４−７．５（ｍ，１Ｈ）８．２２（ｔ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２５
製造例２５ａ）

４−ヒドロキシベンゾトリフルオリド１．１ｇおよび２−メトキシフェネチルアルコール１．０ｇをテトラヒドロフラン２００ｍｌに溶解し、トリフェニルホスフィン２．６ｇおよびジイソプロピルアゾジカルボキシレート２．０ｇを加え、室温で２４時間撹拌した。溶媒を減圧留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（１０：１）溶出分画より１−メトキシ−２−｛２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチル｝ベンゼン１．６ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．１４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）４．２０（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）６．８５−６．９２（ｍ，２Ｈ）６．９６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．２０−７．２７（ｍ，２Ｈ）７．５１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
製造例２５ｂ）

１−メトキシ−２−｛２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチル｝ベンゼン１．６ｇを実施例２２ｂ）と同様に処理し、４−メトキシ−３−｛２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチル｝ベンズアルデヒド０．２０ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．１８（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）３．９３（ｓ，３Ｈ）４．２０（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）６．９５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．７８（ｓ，１Ｈ）７．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）９．８９（ｓ，１Ｈ）
実施例２５ｃ）

４−メトキシ−３−｛２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチル｝ベンズアルデヒド０．２０ｇを製造例１ａ）に続き、製造例１ｂ）と同様に処理し、エチル ２−（４−メトキシ−３−｛２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチル｝ベンジル）ブタノエート０．２２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９１（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５２−１．６７（ｍ，２Ｈ）２．４８−２．５６（ｍ，１Ｈ）２．６７（ｄｄ，Ｊ＝６．８，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）４．０４−４．１０（ｍ，２Ｈ）４．１６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）６．７７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．００（ｓ，１Ｈ）７．０１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２５ｄ）

エチル ２−（４−メトキシ−３−｛２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチル｝ベンジル）ブタノエート０．２２ｇを実施例１９ｅ）と同様に処理し、２−（４−メトキシ−３−｛２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチル｝ベンジル）ブタン酸０．２０ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５３−１．６７（ｍ，２Ｈ）２．５２−２．６０（ｍ，１Ｈ）２．６９（ｄｄ，Ｊ＝６．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）４．１６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．０２（ｓ，１Ｈ）７．０３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，１＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２６
製造例２６ａ）

５−ブロモ−２−メトキシ安息香酸３．０ｇを製造例１９ａ）と同様に処理し、５−ブロモ−２−メトキシフェニルメタノール１．７ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．２０（ｍ，１Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）４．６４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
製造例２６ｂ）

５−ブロモ−２−メトキシフェニルメタノール０．８ｇをテトラヒドロフラン３０ｍｌに溶解し、４−（トリフルオロメチル）ベンジルブロミド２．６ｇおよび水素化ナトリウム（６０％油状）０．２２ｇを加え、室温で１６時間撹拌した。反応液に水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（９：１）溶出分画より４−ブロモ−１−メトキシ−２−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシ｝メチル）ベンゼン１．４ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．８０（ｓ，３Ｈ）４．５７（ｓ，２Ｈ）４．６４（ｓ，２Ｈ）６．７７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
製造例２６ｃ）

４−ブロモ−１−メトキシ−２−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシ｝メチル）ベンゼン１．４ｇをテトラヒドロフラン１５ｍｌに溶解し、−７８℃に冷却した後、ｎ−ブチルリチウム（１．５Ｍペンタン溶液）３．０ｍｌを加えた。反応液を−７８℃で３０分間撹拌した後、Ｎ−ホルミルモルホリン０．４５ｍｌを加え、−７８℃で１時間撹拌した。反応液に１Ｎ塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（３：１）溶出分画より４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシ｝メチル）ベンズアルデヒド０．４２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．９２（ｓ，３Ｈ）４．６３（ｓ，２Ｈ）４．７０（ｓ，２Ｈ）６．９９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．８４（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９８（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）９．９０（ｓ，１Ｈ）
実施例２６ｄ）

４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシ｝メチル）ベンズアルデヒド０．４２ｇを製造例１ａ）に続き、製造例１ｂ）と同様に処理し、エチル ２−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシ｝メチル）ベンジル］ブタノエート０．３３ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９１（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５２−１．６８（ｍ，２Ｈ）２．５０−２．５７（ｍ，１Ｈ）２．７０（ｄｄ，Ｊ＝６．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８０（ｓ，３Ｈ）４．０１−４．１０（ｍ，２Ｈ）４．５７（ｓ，２Ｈ）４．６４（ｓ，２Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１９（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２６ｅ）

エチル ２−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシ｝メチル）ベンジル］ブタノエート０．３３ｇを実施例１９ｅ）と同様に処理し、２−［４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシ｝メチル）ベンジル］ブタン酸０．３０ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５４−１．６８（ｍ，２Ｈ）２．５５−２．６２（ｍ，１Ｈ）２．７１（ｄｄ，Ｊ＝６．８，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．５７（ｓ，２Ｈ）４．６３（ｓ，２Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２７
製造例２７ａ）

４−（トリフルオロメチル）安息香酸５．７ｇと２−メトキシベンジルアミン４．０ｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド１００ｍｌに溶解し、氷冷下シアノホスホン酸ジエチル４．８ｍｌ、トリエチルアミン４．２ｍｌを加えた。反応混合物を室温で１６時間撹拌した後氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を１Ｎ塩酸、飽和食塩水の順番で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１）溶出分画よりＮ１−（２−メトキシベンジル）−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド８．７ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．８９（ｓ，３Ｈ）４．６５（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．７０（ｂｒ，１Ｈ）６．９２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９５（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，１Ｈ）７．２８−７．３６（ｍ，２Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）７．８６（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）
製造例２７ｂ）

Ｎ１−（２−メトキシベンジル）−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド８．７ｇをトリフルオロ酢酸２０ｍｌに溶かし、ヘキサメチレンテトラミン３．９ｇを加え、８５℃で３時間反応させた。反応液を室温に戻し、水と酢酸エチルを加え、更に炭酸水素ナトリウムをＰＨ＝８になるまで加えた。酢酸エチルで抽出後、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１）溶出画分よりＮ１−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド４．２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．９９（ｓ，３Ｈ）４．７２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．７０（ｂｒ，１Ｈ）７．０２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）７．８３−７．９０（ｍ，４Ｈ）９．８９（ｓ，１Ｈ）
実施例２７ｃ）

Ｎ１−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド１．５ｇをトルエン１５ｍｌに溶解し、２，４−チアゾリジンジオン０．５２ｇ、ピロリジン３６ｍｇおよび酢酸３０ｍｇを加え、ディーンスターク装置を付して２時間加熱還流した。室温まで冷却後、析出した結晶を濾取し、酢酸エチルで洗浄した後、乾燥し、Ｎ１−｛５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イリデン）メチル］−２−メトキシベンジル｝−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド１．４ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．９０（ｓ，３Ｈ）４．４７（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．７０（ｂｒ，１Ｈ）７．１７（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．４０（ｓ，１Ｈ）７．５４（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．７０（ｓ，１Ｈ）７．８７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．１３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）９．２３（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２８
製造例２８ａ）

２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）安息香酸１．５ｇと２−メトキシベンジルアミン０．９０ｇを製造例２７ａ）と同様に処理し、Ｎ１−（２−メトキシベンジル）−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド２．０ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．９０（ｓ，３Ｈ）４．６７（ｄ，Ｊ＝４．８Ｈｚ，２Ｈ）６．９０−６．９６（ｍ，２Ｈ）７．２５−７．３９（ｍ，４Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．２４（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
製造例２８ｂ）

Ｎ１−（２−メトキシベンジル）−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド２．０ｇを製造例２７ｂ）と同様に処理し、Ｎ１−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド１．１ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：４．００（ｓ，３Ｈ）４．７２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）７．０３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３２（ｂｒ，１Ｈ）７．４０（ｄ，Ｊ＝１２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８４−７．８８（ｍ，２Ｈ）８．２５（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）９．８９（ｓ，１Ｈ）
実施例２８ｃ）

Ｎ１−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド１．１ｇを実施例２７ｃ）と同様に処理し、Ｎ１−｛５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イリデン）メチル］−２−メトキシベンジル｝−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド０．７０ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．８９（ｓ，３Ｈ）４．４５（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）７．１８（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．４４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５５（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７１（ｓ，１Ｈ）７．８３−７．９０（ｍ，２Ｈ）９．０２（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２９

Ｎ１−｛５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イリデン）メチル］−２−メトキシベンジル｝−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド０．５５ｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド２０ｍｌに懸濁し、１０％パラジウム炭素０．６０ｇを加え、５０度、１５ｋｇ／ｃｍ^２に水素加圧下１６時間撹拌した。反応後、触媒を濾過し溶媒を減圧留去した後、残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（１：１）溶出分画よりＮ１−｛５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル｝−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド１．２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．９９（ｄｄ，Ｊ＝９．２，１７．５Ｈｚ，１Ｈ）３．２８（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１７．５Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．４２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．７９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．２Ｈｚ，１Ｈ）６．９３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１０（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．８４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．０８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）９．０５（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３０

Ｎ１−｛５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イリデン）メチル］−２−メトキシベンジル｝−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド０．７０ｇを製造例２９）と同様に処理し、Ｎ１−｛５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル｝−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド０．４７ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．０１（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１８．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３１（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１８．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．４０（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．８１（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９４（ｄ，Ｊ＝９．２Ｈｚ，１Ｈ）７．１２（ｍ，２Ｈ）７．６６（ｄ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，１Ｈ）７．８０−７．８４（ｍ，２Ｈ）８．８８（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３１
製造例３１ａ）

２−メトキシベンジルアミン１３．０ｇをテトラヒドロフラン８０ｍｌに溶解し、第三ブチルジカーボネート１６ｇのテトラヒドロフラン（２０ｍｌ）溶液を加えた。室温で１時間攪拌した後、溶媒を減圧留去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、１Ｎ塩酸、飽和食塩水にて順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去し、第三ブチル Ｎ−（２−メトキシベンジル）カルバメート１９．０ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４５（ｓ，９Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．２７−４．３３（ｍ，２Ｈ）５．０１（ｂｒ，１Ｈ）６．８４（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．９４（ｔ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．２３−７．２９（ｍ，２Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４４０（ＭＨ^＋）
製造例３１ｂ）

第三ブチル Ｎ−（２−メトキシベンジル）カルバメート６．０４ｇをアセトニトリル５０ｍｌに溶解し、Ｎ−ブロモコハクイミド４．６ｇを加えた。室温にて３時間攪拌した後、溶媒を減圧下留去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、水、飽和食塩水にて順次洗浄し太。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣をメチル第三ブチルメチルエーテルとヘキサンの混液で洗浄し、第三ブチル Ｎ−（５−ブロモ−２−メトキシベンジル）カルバメート６．９７ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４５（ｓ，９Ｈ）３．６２（ｓ，３Ｈ）４．２６（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）４．９７（ｂｒ，１Ｈ）６．７２（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．３４（ｄｄ，Ｊ＝２．８，１１．２Ｈｚ）７．３５（ｓ，１Ｈ）
製造例３１ｃ）

第三ブチル Ｎ−（５−ブロモ−２−メトキシベンジル）カルバメート１．０１５ｇ、ジクロロビス（トリフェニルホスフィン）パラジウム（ＩＩ）４５ｍｇ、ギ酸ナトリウム３３０ｍｇ、およびトリフェニルホスフィン１７ｍｇを無水Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミドに溶解し、一酸化炭素雰囲気下で１１０℃にて２時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水、飽和重炭酸ナトリウム水、にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（３：１）溶出分画より第三ブチル Ｎ−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）カルバメート６４０ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４５（ｓ，９Ｈ）３．９４（ｓ，３Ｈ）４．３６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）５．００（ｂｒ，１Ｈ）６．９８（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．８０−７．８３（ｍ，２Ｈ）９．８８（ｓ，１Ｈ）
製造例３１ｄ）

窒素雰囲気下でヘキサメチルジシラザンナトリウム（１Ｍテトラヒドロフラン溶液）８０ｍｌをテトラヒドロフラン４０ｍｌで希釈し、−７８℃に冷却した後、エチル ２−イソプロポキシ酢酸１１．６８ｇのテトラヒドロフラン（１０ｍｌ）溶液を加えた。３０分撹拌した後、ｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）カルバメート１０．７３ｇのテトラヒドロフラン（１０ｍｌ）溶液を加え、更に１時間撹拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液１００ｍｌを加えた。反応液を水４００ｍｌと酢酸エチル５００ｍｌに注ぎ、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し（溶出溶媒：ヘキサン−酢酸エチル）、エチル ３−（３−［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−３−ヒドロキシ−２−イソプロポキシプロパノエート（エリスロ体およびスレオ体の混合物）１２．８ｇを無色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９９（ｄ，Ｊ＝６．１Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．１Ｈｚ，３Ｈ）１．１９（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）２．９１（ｄ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，１Ｈ）３．４３（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．１Ｈｚ，１Ｈ）３．８３（ｓ，３Ｈ）４．０３（ｄ，Ｊ＝６．３Ｈｚ，１Ｈ）４．１２（ｑ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，２Ｈ）４．２９（ｄ，Ｊ＝６．６Ｈｚ，２Ｈ）４．８６（ｄｄ，Ｊ＝５．２，６．３Ｈｚ，１Ｈ）４．９９（ｔ，Ｊ＝６．６Ｈｚ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．７Ｈｚ，１Ｈ）７．２３−７．２９（ｍ，２Ｈ）
δ：１．１１（ｔ，Ｊ＝６．９Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．１，Ｈｚ，３Ｈ）１．１９（ｄ，Ｊ＝６．１Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）３．００（ｄ，Ｊ＝４．４Ｈｚ，１Ｈ）３．６３（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．１Ｈｚ，１Ｈ）３．８３（ｓ，３Ｈ）３．９５（ｄ，Ｊ＝５．９Ｈｚ，１Ｈ）４．０８（ｑ，Ｊ＝６．９Ｈｚ，２Ｈ）４．２９（ｄ，Ｊ＝６．６Ｈｚ，２Ｈ）４．８０（ｄｄ，Ｊ＝４．４，５．９Ｈｚ，１Ｈ）４．９９（ｔ，Ｊ＝６．６Ｈｚ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．７Ｈｚ，１Ｈ）７．２３−７．２９（ｍ，２Ｈ）
製造例３１ｅ）

エチル ３−（３−［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−３−ヒドロキシ−２−イソプロポキシプロパノエート（エリスロ体およびスレオ体の混合物）２４．７ｇをトリフルオロ酢酸４００ｍｌに溶解し、トリエチルシラン９６ｍｌを加え、３８時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、残渣を３Ｎ塩酸３００ｍｌとヘキサン２００ｍｌに溶解した。水層をヘキサン１００ｍｌで洗浄し、５Ｎ水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性にし、ジクロロメタン２００ｍｌ×４で抽出した。有機層を合わせた。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した後、ｔｌｃ並びに^１Ｈ−ｎｍｒにおいて製造例２ｃ）で得た化合物と同一のエチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエート１３．０ｇを淡黄色油状物として得た。
実施例３１ｆ）

エチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエート１８．６７ｇおよびトリエチルアミン７．７ｇのジエチルエーテル（３００ｍｌ）溶液に水冷下２，４−ジクロロベンゾイルクロリド１５．９ｇのテトラヒドロフラン（１５ｍｌ）溶液を滴下した。氷冷下で３０分、更に室温で３０分撹拌した後、反応液を水５００ｍｌに注ぎ、酢酸エチル３００ｍｌで抽出した。有機層を飽和硫酸水素ナトリウム水溶液２００ｍｌ、飽和炭酸水素ナトリウム２００ｍｌ、および飽和食塩水２００ｍｌで順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し（溶出溶媒：ヘキサン−酢酸エチル）、ｔｌｃ並びに^１Ｈ−ｎｍｒにおいて実施例３１ｇ）で得た化合物と同一のエチル ３−（３−｛［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパノエート２８．２ｇを無色固体として得た。
実施例３１ｇ）

エチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートと２，４−ジクロロ安息香酸を実施例１９ｄ）と同様に処理し、エチル ３−（３−｛［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２３（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）２．８７（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．９４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．０１（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．０５−４．２０（ｍ，２Ｈ）４．６１（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．７４−６．８４（ｍ，１Ｈ）６．７９（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２９（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．３９（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３１ｈ）

実施例１ｄ）と同様に処理し、３−（３−｛［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．０９（ｄｄ，Ｊ＝４．４，７．６Ｈｚ，１Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８３（ｍ，１Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２９（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．３９（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６４（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３１ｉ）

３−（３−｛［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸１．０ｇをエタノール５ｍｌに溶かし、１Ｎ水酸化ナトリウム水溶液２．３ｍｌを加え減圧下溶媒を留去し、３−（３−｛［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸 ナトリウムを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．７９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．５１（ｄｄ，Ｊ＝９．２，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．７９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．４８（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６３（ｄｄ，Ｊ＝３．６，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．７５（ｓ，３Ｈ）４．３５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０７（ｄ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，１Ｈ）７．１５（ｓ，１Ｈ）７．４８（ｓ，２Ｈ）７．６７（ｓ，１Ｈ）８．８７（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３２
実施例３２ａ）

エチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートと４−クロロ−２−フルオロ安息香酸を実施例１９ｄ）と同様に処理し、エチル ３−（３−｛［（４−クロロ−２−フルオロベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２２（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４Ｈｚ，１Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．４９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝５．２，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０５−４．２５（ｍ，２Ｈ）４．６２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１０−７．２０（ｍ，２Ｈ）７．２０（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２−７．３５（ｍ，１Ｈ）８．０６（ｔ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３２ｂ）

実施例１ｄ）と同様な方法で３−（３−｛［（４−クロロ−２−フルオロベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝７．６，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．５５（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．０９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．６Ｈｚ，１Ｈ）４．６２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０８−７．１８（ｍ，２Ｈ）７．１６−７．２８（ｍ，２Ｈ）７．２４−７．３８（ｍ，１Ｈ）８．０５（ｔ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３２ｂ）

実施例３１ｃ）と同様な方法で３−（３−｛［（４−クロロ−２−フルオロベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸ナトリウムを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．７７（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）０．９５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．５３（ｄｄ，Ｊ＝９．２，１４Ｈｚ，１Ｈ）２．７９（ｄｄ，Ｊ＝３．２，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．４６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６４（ｄｄ，Ｊ＝３．６，９．２Ｈｚ，１Ｈ）３．７６（ｓ，３Ｈ）４．３８（ｔ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，２Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０７（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．１０（ｓ，１Ｈ）７．３６（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．５３（ｄ，Ｊ＝１０Ｈｚ，１Ｈ）７．６７（ｔ，Ｊ＝８Ｈｚ，１Ｈ）８．７６（ｍ，１Ｈ）
実施例３３
実施例３３ａ）

エチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートと２−メトキシ−６−メチルニコチン酸を実施例１９ｄ）と同様な方法で処理し、エチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［（２−メトキシ−６−メチル−３−ピリジル）カルボニル］アミノ｝メチル）フェニル］プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２１（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．４７（ｓ，３Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４Ｈｚ，１Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝５．２，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．４９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０４（ｓ，３Ｈ）４．１−４．２（ｍ，２Ｈ）４．６２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８６（ｄ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２０（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３９（ｄ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，１Ｈ）８．４２（ｍ，１Ｈ）
実施例３３ｂ）

実施例１ｄ）と同様な方法により２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（｛［（２−メトキシ−６−メチル−３−ピリジル）カルボニル］アミノ｝メチル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１４（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）２．４７（ｓ，３Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．０６（ｓ，３Ｈ）４．０−４．１５（ｍ，１Ｈ）４．６１（ｄ，Ｊ＝４．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８６（ｄ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，１Ｈ）７．１２（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２０（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．３７（ｄ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，１Ｈ）８．４８（ｍ，１Ｈ）
実施例３４

エチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートと４−クロロ−２−メトキシ安息香酸を実施例２０ｄ）に続き、実施例１ｄ）と同様に処理し、３−（３−｛［（４−クロロ−２−メトキシベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝７．６，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．０３（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８８（ｓ，３Ｈ）３．９４（ｓ，３Ｈ）４．０５−４．１５（ｍ，１Ｈ）４．６１（ｄｄ，Ｊ＝２．０，６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９５（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０５（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２０（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．１４（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）８．２８（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３５
実施例３５ｄ）

エチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートと２，６−ジメトキシニコチン酸を実施例２０ｄ）に続き、実施例１ｄ）と同様に処理し、３−［３−（｛［（２，６−ジメトキシ−３−ピリジル）カルボニル］アミノ｝メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．００（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．１３（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝７．６，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．０３（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４Ｈｚ，１Ｈ）３．５５（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８８（ｓ，３Ｈ）３．９５（ｓ，３Ｈ）４．０７（ｓ，３Ｈ）３．８−４．２（ｍ，１Ｈ）４．６０（ｄｄ，Ｊ＝１．６，６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．４１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３２（ｍ，１Ｈ）８．４１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３６
製造例３６ａ）

２−イソプロポキシ酢酸９８ｇ及びトリエチルアミン３６０ｍｌのテトラヒドロフラン（４ｌ）溶液を−２５℃に冷却し、２，２−ジメチルプロパノイルクロリド９２ｍｌを滴下した後、反応液を５時間−２０℃で撹拌した。無水塩化リチウム５０ｇと（４Ｓ）−４−ベンジル−１，３−オキザゾロン−２−オン１２０ｇを順次加え、室温で更に一晩撹拌した後、反応液を濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル２ｌに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し（溶出溶媒：ヘキサン−酢酸エチル）、（４Ｓ）−４−ベンジル−３−（２−イソプロポキシアセチル）−１，３−オキザゾロン−２−オン１０６．６ｇを無色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）２．８１（ｄｄ，Ｊ＝９．５，１３．４Ｈｚ，１Ｈ）３．３５（ｄｄ，Ｊ＝３．２，１３．４Ｈｚ，１Ｈ）３．７４（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ））４．２４（ｄｄ，Ｊ＝３．５，９．３Ｈｚ）４．２９（ｔ，Ｊ＝９．３Ｈｚ，１Ｈ）４．６５（ｄ，Ｊ＝１９．５Ｈｚ，１Ｈ）４．６９（ｍ，１Ｈ）４．７０（ｄ，Ｊ＝１９．５Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．３０−７．４５（ｍ，３Ｈ）
製造例３６ｂ）

（４Ｓ）−４−ベンジル−３−（２−イソプロポキシアセチル）−１，３−オキザゾロン−２−オン１２７．４ｇのトルエン（４ｌ）溶液を等分にわけて−７５℃に冷却した後、それぞれの溶液にトリエチルアミン２８．０ｇを加えた。内温が−７０℃を超えない速度でジブチルボロントリフレート（１Ｍジクロロメタン溶液）２３２ｍｌを滴下した。滴下後５０分撹拌した後、内温を０℃まで上昇させ、更に５０分撹拌し、再び−７５℃に冷却した。この反応液に予め約−７０℃に冷却したｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）カルバメートのジクロロメタン（１．４ｌ）溶液をカネールを利用して加え、−７５℃で３０分撹拌した後、約１時間をかけて内温を１０分毎に１０℃ずつ０℃まで上昇させた。０℃で７５分撹拌した後、メタノール１．２１ｌ、ｐＨ７バッファー（リン酸第二水素ナトリウム−クエン酸）０．６０５ｌ、および過酸化水素（３０％水溶液）０．２６２ｌの混合液を加えた。二つの反応液を合わせ、水９ｌに注ぎ、ジクロロメタン１ｌで抽出した。有機層を飽和食塩水４ｌで洗浄した後、水層をあわせ、酢酸エチル４ｌで抽出した。すべての有機層を合わせ、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し（溶出溶媒：ヘキサン−酢酸エチル）、ｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−（５−（１Ｒ，２Ｓ）−３−［（４Ｓ）−４−ベンジル−２−オキソ−１，３−オキザゾラン−３−イル］−１−ヒドロキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル−２−メトキシベンジル）カルバメート１１１．０ｇを無色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１７（ｄ，Ｊ＝６．２Ｈｚ，３Ｈ）１．２１（ｄ，Ｊ＝６．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４３（ｓ，９Ｈ）２．７５（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１３．２Ｈｚ，１Ｈ）３．０２−３．１５（ｂｒ．ｓ，１Ｈ）３．２４（ｄｄ，Ｊ＝３．６，１３．２Ｈｚ，１Ｈ）３．６４−３．７３（ｍ，２Ｈ）３．８３（ｓ，３Ｈ）４．０２（ｄ，Ｊ＝８．２Ｈｚ，１Ｈ）４．２３（ｄｄ，Ｊ＝６．２，１５．６Ｈｚ，１Ｈ）４．３１（ｄｄ，Ｊ＝６．４，１５．６Ｈｚ，１Ｈ）４．４６（ｍ，１Ｈ）４．７８（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）４．９９（ｍ，１Ｈ）５．４２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）６．８３（ｄ，Ｊ＝８．３Ｈｚ，１Ｈ）７．１９（ｄ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．２６−７．３９（ｍ，５Ｈ）
製造例３６ｃ）

製造例３１ｅ）と同様にｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−（５−（１Ｒ，２Ｓ）−３−［（４Ｓ）−４−ベンジル−２−オキソ−１，３−オキザゾラン−３−イル］−１−ヒドロキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル−２−メトキシベンジル）カルバメート８．９６ｇを還元した後、粗生成物に４Ｎ塩酸酢酸エチル溶液５０ｍｌを加えた。溶媒を減圧下留去した後、残渣をジイソプロピルエーテル−ヘキサンで懸濁し、固形物を濾取、上記溶媒にて洗浄し、（４Ｓ）−３−（２Ｓ）−３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノイル−４−ベンジル−１，３−オキザゾラン−２−オン塩酸塩７．８９ｇを無色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．００（ｄ，Ｊ＝６．３Ｈｚ，３Ｈ）１．１４（ｄ，Ｊ＝６．３Ｈｚ，３Ｈ）２．７７−２．８５（ｍ，２Ｈ）２．９４（ｄｄ，Ｊ＝３．５，１１．９Ｈｚ，１Ｈ）３．２８（ｄｄ，Ｊ＝１．７，１２．８Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．３Ｈｚ，１Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）４．１０−４．１９（ｍ，４Ｈ）４．６４（ｍ，１Ｈ）５．２８（ｄｄ，Ｊ＝３．５，７．９Ｈｚ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２０（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）７．２５−７．３４（ｍ，５Ｈ）８．２５（ｂｒ．ｓ，３Ｈ）
製造例３６ｄ）

製造例３１ｆ）と同様に（４Ｓ）−３−（２Ｓ）−３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポコシプロパノイル−４−ベンジル−１，３−オキザゾラン−２−オン塩酸塩７．６６ｇをアミド化した後、粗生成物を還流下で酢酸エチル２０ｍｌに溶解し、室温に冷却した。ジイソプロピルエーテル６０ｍｌとヘキサン１２０ｍｌを順次加え、析出物を濾取し、Ｎ１−（５−（２Ｓ）−３−［（４Ｓ）−４−ベンジル−２−オキソ−１，３−オキザゾラン−３−イル］−２ イソプロポキシ−３−オキソプロピル−２−メトキシベンジル）−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド６．４６ｇを無色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０４（ｄ，Ｊ＝６．２Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．２Ｈｚ，３Ｈ）２．７５（ｄｄ，Ｊ＝１０．１，１２．６Ｈｚ，１Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝７．９，１３．９Ｈｚ，１Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝４．７，１３．９Ｈｚ，１Ｈ）３．３２（ｄｄ，Ｊ＝３．５，１２．６Ｈｚ，１Ｈ）３．５２（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．２Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）３．９８（ｔ，Ｊ＝８．５Ｈｚ，１Ｈ）４．１１（ｄｄ，Ｊ＝２．６，８．５Ｈｚ，１Ｈ）４．５６（ｍ，１Ｈ）４．６５（ｄ，Ｊ＝５．９Ｈｚ，２Ｈ）５．３４（ｄｄ，Ｊ＝４．７，７．９Ｈｚ，１Ｈ）６．８（ｄ，Ｊ＝８．７Ｈｚ，１Ｈ）７．２０−７．３８（ｍ，８Ｈ）７．５６（ｄ，Ｊ＝８．７Ｈｚ，１Ｈ），８．３４（ｔ，Ｊ＝８．７Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３６ｅ）

製造例３６ｂ）と同様に（４Ｓ）−４−ベンジル−３−（２−イソプロポキシアセチル）−１，３−オキザゾロン−２−オン１．３９ｇとＮ１−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンザミド０．８９ｇからＮ１−（５−（２Ｓ）−３−［（４Ｓ）−４−ベンジル−２−オキソ−１，３−オキザゾラン−３−イル］−１−ヒドロキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル−２−メトキシベンジル）−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド１．３６ｇを無色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２０（ｄ，Ｊ＝３Ｈｚ，３Ｈ）２．６７（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１３．４Ｈｚ，１Ｈ）３．０５−３．１４（ｂｒ．ｓ，１Ｈ）３．２５（ｄｄ，Ｊ＝３．８，１３．４Ｈｚ，１Ｈ）３．６１（ｔ，Ｊ＝８．６Ｈｚ，１Ｈ）３．６７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）３．９３（ｄｄ，Ｊ＝１．７，８．６Ｈｚ，１Ｈ）４．４４（ｍ，１Ｈ）４．６０（ｄｄ，Ｊ＝５．２，１４．１Ｈｚ，１Ｈ）４．６６（ｄｄ，Ｊ＝５．２，１４．１Ｈｚ）４．７９（ｄ，Ｊ＝５．８Ｈｚ，１Ｈ）５．４２（ｄ，Ｊ＝５．８Ｈｚ，１Ｈ）６．８８（ｄ，Ｊ＝８．７Ｈｚ，１Ｈ）７．１９（ｄ，Ｊ＝７．１Ｈｚ，２Ｈ）７．２７−７．３３（ｍ，４Ｈ）７．３６（ｄｄ，Ｊ＝０．８，１１．１Ｈｚ，１Ｈ）７．３９（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４４（ｄ，Ｊ＝７．７Ｈｚ，１Ｈ）８．０３（ｔ，Ｊ＝７．７Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３６ｆ）

製造例３１ｅ）と同様にＮ１−（５−（２Ｓ）−３−［（４Ｓ）−４−ベンジル−２−オキソ−１，３−オキザゾラン−３−イル］−１−ヒドロキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル−２−メトキシベンジル）−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド１．３６ｇからｔｌｃ並びに^１Ｈ−ｎｍｒにおいて製造例３６ｄ）で得た化合物と同一のＮ１−（５−（２Ｓ）−３−［（４Ｓ）−４−ベンジル−２−オキソ−１，３−オキザゾラン−３−イル］−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル−２−メトキシベンジル）−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド１．３０ｇを無色固体として得た。
実施例３６ｇ）

製造例３７ｃ）と同様にＮ１−（５−（２Ｓ）−３−［（４Ｓ）−４−ベンジル−２−オキソ−１，３−オキザゾラン−３−イル］−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル−２−メトキシベンジル）−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド６．４６ｇからｔｌｃ並びに^１Ｈ−ｎｍｒにおいて実施例６ａ）で得た化合物と同一の（２Ｓ）−３−［３−（［２−フルオロ−４−（トチフルオロメチル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸４．８１ｇを無色油状物として得た。ＨＰＬＣ分析による純度：９７．７％、光学純度：９６．８％ｅ．ｅ．（ＯＤカラム；流速０．５ｍｌ／ｍｉｎ；２−プロパノール：ヘキサン：トリフルロ酢酸＝７００：３００：１）。
実施例３７
製造例３７ａ）

２−メトキシベンジルアミン５０ｍＬおよびピリジン１２３ｍＬのＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド（４００ｍＬ）溶液に５−１０℃にて２，４−ジクロロベンゾイルクロリド４５ｍＬを１．５時間かけて滴下した後、室温にて１６時間攪拌した。反応液を酢酸エチル、飽和塩化アンモニウム水溶液および１Ｎ水酸化ナトリウム水溶液にて希釈した。有機層を１Ｎ水酸化ナトリウム水溶液、１Ｎ塩酸（×２）、飽和塩化アンモニウム水溶液（×２）、および飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥、濃縮した。残さをジイソプロピルエーテル（３００ｍＬ）およびジエチルエーテル（５００ｍＬ）にて懸濁し、固形物を濾取、ジエチルエーテルにて洗浄し、Ｎ１−（２−メトキシベンジル）−２，４−ジクロロベンズアミド８１．１ｇを淡黄色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．８７（ｓ，３Ｈ）４．６４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８２（ｂｒ，１Ｈ）６．８９（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９２−６．９８（ｍ，１Ｈ）７．２６−７．３２（ｍ，２Ｈ）７．３５（ｄｄ，Ｊ＝２．４，７．６Ｈｚ，１Ｈ）７．４０（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６５（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
製造例３７ｂ）

Ｎ１−（２−メトキシベンジル）−２，４−ジクロロベンズアミド１０．０ｇのトリフルオロ酢酸（２００ｍＬ）溶液にヘキサメチレンテトラミン９．０４ｇを加え、５０℃にて２３時間攪拌した。反応液を室温まで放冷した後、濃縮した。残さを氷水にて希釈し、１Ｎ水酸化ナトリウム水溶液にてｐＨ＝１１−１２に調整した。このものを酢酸エチルにて抽出した。有機層を１Ｎ水酸化ナトリウム水溶液（×３）、１Ｎ塩酸（×２）、および飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥、シリカゲル１００ｇを通し濾過した。濾液を濃縮した後、残さを酢酸エチルにて懸濁した。固形物を濾取、酢酸エチルにて洗浄し、Ｎ１−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）−２，４−ジクロロベンズアミド７．１５ｇを無色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．９７（ｓ，３Ｈ）４．６８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８１（ｂｒ，１Ｈ）７．０１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．３１（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．４１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．８５（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．９０（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）９．８８（ｓ，１Ｈ）
実施例３７ｃ）

製造例３６ｂ）と同様に（４Ｓ）−４−ベンジル−３−（２−イソプロポキシアセチル）−１，３−オキザゾロン−２−オン１２５．０ｇとＮ１−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）−２，４−ジクロロベンズアミド１０１．９ｇからＮ１−（５−（２Ｓ）−３−［（４Ｓ）−４−ベンジル−２−オキソ−１，３−オキザゾラン−３−イル］−１−ヒドロキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル−２−メトキシベンジル）−２，４−ジクロロベンズアミド１６７．０ｇを無色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１５（ｄ，Ｊ＝６．２Ｈｚ，３Ｈ）１．２０（ｄ，Ｊ＝６．２Ｈｚ，３Ｈ）２．７１（ｄｄ，Ｊ＝９．５，１４．１Ｈｚ，１Ｈ）３．０６−３．１５（ｂｒ．ｓ，１Ｈ）３．２５（ｄｄ，Ｊ＝３．２，１４．１Ｈｚ，１Ｈ）３．６８（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．２Ｈｚ，１Ｈ）３．６９（ｄｄ，Ｊ＝７．８，８．５Ｈｚ，１Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）３．９７（ｄｄ，Ｊ＝２．１，８．５Ｈｚ，１Ｈ）４．４４（ｍ，１Ｈ）４．５８（ｄｄ，Ｊ＝５．３，１３．９Ｈｚ，Ｈ）４．６３（ｄｄ，Ｊ＝５．３，１３．９Ｈｚ，１Ｈ）４．７９（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）５．４０（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）６．７３（ｔ，Ｊ＝５．３Ｈｚ，１Ｈ）６．８５（ｄ，Ｊ＝８．２Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）７．２５−７．３４（ｍ，５Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝１．９，８．２Ｈｚ，１Ｈ）７．４０（ｄ，Ｊ＝１．９Ｈｚ，１Ｈ）７．５８（ｄ，Ｊ＝８．２Ｈｚ，１Ｈ）
製造例３７ｄ）

製造例３１ｅ）と同様にＮ１−（５−（２Ｓ）−３−［（４Ｓ）−４−ベンジル−２−オキソ−１，３−オキザゾラン−３−イル］−１−ヒドロキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル−２−メトキシベンジル）−２，４−ジクロロベンズアミド１６７ｇから粗生成物を得、これを還流下で酢酸エチル５５０ｍｌに溶解し、室温に冷却させた後、ジイソプロピルエーテル５５０ｍｌとヘキサン８００ｍｌを順次に加え、析出物を濾取し、Ｎ１−（５−（２Ｓ）−３−［（４Ｓ）−４−ベンジル−２−オキソ−１，３−オキザゾラン−３−イル］−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル−２−メトキシベンジル）−２，４−ジクロロベンズアミド１１９．７ｇを無色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０４（ｄ，Ｊ＝６．２Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．２Ｈｚ，１Ｈ）２．９６（ｄｄ，Ｊ＝９．１，１３．３Ｈｚ，１Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝７．８，１３．２Ｈｚ，１Ｈ）２．９４（ｄｄ，Ｊ＝５．３，１３．２Ｈｚ，１Ｈ）３．３０（ｄｄ，Ｊ＝３．１，１３．３Ｈｚ，１Ｈ）３．５３（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．２Ｈｚ，１Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．０２（ｔ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１１（ｄｄ，Ｊ＝１．６，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．５７（ｍ，１Ｈ）４．５９（ｄｄ，Ｊ＝６．２，１４．３Ｈｚ，１Ｈ）４．６３（ｄｄ，Ｊ＝６．２，１４．３Ｈｚ，１Ｈ）５．３４（ｄｄ，Ｊ＝５．３，７．８Ｈｚ，１Ｈ）６．７５（ｔ，Ｊ＝６．２Ｈｚ，１Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．２Ｈｚ，１Ｈ）７．１９（ｄ，Ｊ＝８．３Ｈｚ，２Ｈ）７．２２−７．３３（ｍ，６Ｈ）７．４０（ｄ，Ｊ＝２．８Ｈｚ，１Ｈ）７．６３（ｄ，Ｊ＝１０．３Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３７ｅ）

Ｎ１−（５−（２Ｓ）−３−［（４Ｓ）−４−ベンジル−２−オキソ−１，３−オキザゾラン−３−イル］−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル−２−メトキシベンジル）−２，４−ジクロロベンズアミド１２４．９ｇのテトラヒドロフラン（１．６ｌ）溶液に水４００ｍｌを加え、−１０℃に冷却した後、３０％過酸化水素水１８４ｍｌと水酸化リチウム２０．３ｇの水（１５０ｍｌ）溶液を順次加え、４℃で２４時間撹拌した。再び−１０℃に冷却した後、２Ｍ亜硫酸ナトリウム水溶液１．５ｌを加え、５Ｎ塩酸でｐＨを２−３に調節し、酢酸エチル１．５ｌで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣を１Ｎ水酸化ナトリウムに溶解し、水層をジエチルエーテル−ジクロロメタンの４：１混合溶媒１ｌで４回抽出した。有機層を合わせ、溶媒を減圧下留去した。残渣を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、（４Ｓ）−４−ベンジル−３−（２−イソプロポキシアセチル）−１，３−オキザゾロン−２−オン３３．７ｇを回収した。水層を５Ｎ塩酸でｐＨを２−３に調節し、ジクロロメタン１．５ｌと０．５ｌで抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去し、ｔｌｃ並びに^１Ｈ−ｎｍｒにおいて製造例３１ｂ）で得た化合物と同一の（２Ｓ）−３−［３−（［２，４−ジクロロベンゾイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸８７．７ｇを得た。ＨＰＬＣ分析による純度：９８．６％（ＯＤカラム；流速０．５ｍｌ／ｍｉｎ；２−プロパノール：ヘキサン：トリフルロ酢酸＝７００：３００：１）。この化合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製（溶出溶媒ヘキサン−酢酸エチル）した後、酢酸エチル４１０ｍｌとヘプタン４１０ｍｌから再結晶化することによってＨＰＬＣ分析による純度：９９．８％、光学純度：９９．７％ｅ．ｅ．の無色固体６１．６ｇを得た。
実施例３８
製造例３８ａ）

ｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）カルバメート２．７５ｇおよび（トリフェニルホスホラニリデン）アセトアルデヒド４．７３ｇのトルエン（５０ｍＬ）懸濁液を８０℃にて１６時間攪拌した。反応液を室温まで放冷した後、不溶物をシリカゲルを通し濾去、濾液を濃縮した。得られた残さ２．４７ｇを用い、製造例１ａ）および製造例１ｂ）と同様の方法でエチル ５−（３−｛［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシペンタノエート６３０ｍｇを無色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）１．５０−１．８０（ｍ，４Ｈ）２．５５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）３．８８（ｄｄ，Ｊ＝４．８，７．６Ｈｚ，１Ｈ）４．１９（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．２７（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）５．０１（ｂｒ，１Ｈ）６．７６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．００−７．０８（ｍ，２Ｈ）
実施例３８ｂ）

エチル ５−（３−｛［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシペンタノエート５０ｍｇに４ＮＨＣｌ／ジオキサン２ｍＬを加え、室温にて３．５時間攪拌した。反応液を濃縮した後、残さをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド２ｍＬに溶解し、そのうち１ｍＬに２，４−ジクロロ安息香酸１２ｍｇ、シアノホスホン酸ジエチル９μＬ、およびトリエチルアミン１７μＬを加え、室温にて１７時間攪拌した。反応液を水にて希釈し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を濃縮した後、残さをメタノール０．４ｍＬに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム水溶液０．１ｍＬを加え、室温にて１時間攪拌した。反応液を濃縮し、１Ｎ塩酸にて中和した。酢酸エチルにて抽出した後、逆相系のカラムで溶出溶媒として水−アセトニトリル−トリフルオロ酢酸系を用いたＨＰＬＣにて精製し、５−（３｛［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシペンタン酸５．０２ｍｇを得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６８（ＭＨ^＋）
実施例３９

２−イソプロポキシ−５−［４−メトキシ−３−（｛［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノ｝メチル）フェニル］ペンタン酸はエチル ５−（３−｛［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル｝−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシペンタノエートを用い、実施例３８と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９７（ＭＨ^＋）
実施例４０
製造例４０ａ）

４−ピリジンカルボクスアルデヒド４．０ｇを用い、製造例１ａ）および製造例１ｂ）と同様の方法で、エチル ２−イソプロポキシ−３−（４−ピリジル）プロパノエート４．８８ｇを無色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．００（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．５２（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１５−４．２４（ｍ，２Ｈ）７．１９（ｄｄ，Ｊ＝１．６，４．４Ｈｚ，２Ｈ）８．５１（ｄｄ，Ｊ＝１．６，４．４Ｈｚ，２Ｈ）
製造例４０ｂ）

エチル ２−イソプロポキシ−３−（４−ピリジル）プロパノエート４．８８ｇのジクロロメタン（５０ｍＬ）溶液にｍ−クロロ過安息香酸６．０ｇを加え、室温にて１．５時間攪拌した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液にて希釈した後、水層をジクロロメタンにて３回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥した後、濃縮し、４−（３−エトキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル）−１−ピリジニウムオレートの粗生成物６．４０ｇを黄色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．００（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５５（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０３（ｄｄ，Ｊ＝４．０，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１６−４．２５（ｍ，２Ｈ）７．２０−７．２５（ｍ，２Ｈ）８．１６−８．２１（ｍ，２Ｈ）
製造例４０ｃ）

４−（３−エトキシ−２−イソプロポキシ−３−オキソプロピル）−１−ピリジニウムオレートの粗生成物６．４０ｇおよびトリメチルシリルシアニド３．３ｍＬのジクロロメタン（６０ｍＬ）溶液にジメチルカルバミルクロリド２．３ｍＬを４０分間かけて滴下した後、１１．５時間攪拌した。反応液に１０％炭酸カリウム水溶液を加え、室温にて３０分間攪拌した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮した。残さをシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィーにて精製し、エチル ３−（２−シアノ−４−ピリジル）−２−イソプロポキシプロパノエート３．８７ｇを淡黄色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２８（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９９（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．０，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１７−４．２６（ｍ，２Ｈ）７．４３（ｄｄ，Ｊ＝１．６，５．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６３（ｄｄ，Ｊ＝０．８，１．６Ｈｚ，１Ｈ）８．６１（ｄｄ，Ｊ＝０．８，５．０Ｈｚ，２Ｈ）
製造例４０ｄ）

エチル ３−（２−シアノ−４−ピリジル）−２−イソプロポキシプロパノエート１．０ｇをエタノール７０ｍＬに溶解し、濃塩酸１．９ｍＬおよび１０％パラジウム炭素０．９ｇを加え、水素雰囲気下、室温にて２時間攪拌した。触媒を濾去、溶媒を減圧留去した後、酢酸エチルおよびトルエンにて共沸し、エチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩１．２１ｇを粗生成物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．９０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１９（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９６（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０８（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．５５（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１３（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．２５（ｂｒ，２Ｈ）４．３１（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，１Ｈ）７．９７（ｓ，１Ｈ）８．６３（ｄ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，１Ｈ）８．６６−８．８３（ｍ，３Ｈ）
実施例４０ｅ）

３−（２−｛［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−ピリジル）−２−イソプロポキシプロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）３．２７（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）３．６９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．３０（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）４．８０−４．９１（ｍ，２Ｈ）７．２７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，７．８Ｈｚ，１Ｈ）７．３９（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４８（ｄ，Ｊ＝７．８Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄｄ，Ｊ＝１．６，６．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９３（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）８．５６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）８．６０（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４４０（ＭＨ^＋）
実施例４１

２−イソプロポキシ−３−［２−（｛［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノ｝メチル）−４−ピリジル］プロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．７２（ｓ，３Ｈ）３．２８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）３．７１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．３１（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）４．８４（ｄｄ，Ｊ＝２．８，５．６Ｈｚ，２Ｈ）７．４１−７．４９（ｍ，３Ｈ）７．６８（ｄｄ，Ｊ＝２．０，６．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８８−７．９３（ｍ，２Ｈ）７．９４（ｄ，Ｊ＝１．２Ｈｚ，１Ｈ）８．５７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）８．７４（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４１１（ＭＨ^＋）
実施例４２

３−（２−｛［（２−クロロ−４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−ピリジル）−２−イソプロポキシプロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４３５（ＭＨ^＋）
実施例４３

３−（２−｛［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル｝−４−ピリジル）−２−イソプロポキシプロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４３５（ＭＨ^＋）
実施例４４

３−［２−（｛［２−クロロ−４−（シクロペンチルオキシ）ベンゾイル］アミノ｝メチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６１（ＭＨ^＋）
実施例４５

エチル ３−［２−（｛［２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノ｝メチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４２９（ＭＨ^＋）
実施例４６

２−イソプロポキシ−３−｛２−［（｛［４−メチル−２−（４−メチルフェニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニル｝アミノ）メチル］−４−ピリジル｝プロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５４（ＭＨ^＋）
実施例４７

３−｛２−［（｛［２−（３−クロロ−４−フルオロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニル｝アミノ）メチル］−４−ピリジル｝−２−イソプロポキシプロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９２（ＭＨ^＋）
実施例４８

３−｛２−［（｛［２−（４−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニル｝アミノ）メチル］−４−ピリジル｝−２−イソプロポキシプロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７４（ＭＨ^＋）
実施例４９

３−｛２−［（｛［２−（２−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニル｝アミノ）メチル］−４−ピリジル｝−２−イソプロポキシプロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７４（ＭＨ^＋）
実施例５０

３−｛２−［（｛［２−（２，４−ジクロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニル｝アミノ）メチル］−４−ピリジル｝−２−イソプロポキシプロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５０８（ＭＨ^＋）
実施例５１

２−イソプロポキシ−３−｛２−［（｛［２−（４−メトキシフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニル｝アミノ）メチル］−４−ピリジル｝プロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７０（ＭＨ^＋）
実施例５２

２−イソプロポキシ−３−｛２−［（｛［４−メチル−２−（２−メチルフェニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニル｝アミノ）メチル］−４−ピリジル｝プロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５４（ＭＨ^＋）
実施例５３

２−イソプロポキシ−３−｛２−［（｛［４−メチル−２−（２−チエニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニル｝アミノ）メチル］−４−ピリジル｝プロパン酸トリフルオロ酢酸塩はエチル ３−［２−（アミノメチル）−４−ピリジル］−２−イソプロポキシプロパノエート塩酸塩を用い、実施例１９ｄ）および実施例１９ｅ）と同様の方法で得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４４６（ＭＨ^＋）
実施例５４

桂皮酸を用い、実施例１９ｄ）及び実施例１９ｅ）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（Ｅ）−３−フェニル−２−プロペノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）３９８（ＭＨ^＋）
実施例５５

実施例５４と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（Ｅ）−２−メチル−３−フェニル−２−プロペノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．０９（ｄ，Ｊ＝１．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．４，７．２Ｈｚ，１Ｈ）４．５４（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．４６（ｂｒ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１５（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２６−７．３９（ｍ，６Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４１２（ＭＨ^＋）
実施例５６

実施例５４と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（Ｅ）−３−（２−クロロフェニル−２−プロペノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．１１（ｔ，Ｊ＝４．４Ｈｚ，１Ｈ）４．５４（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．２２（ｂｒ，１Ｈ）６．４０（ｄ，Ｊ＝１６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２１−７．２７（ｍ，２Ｈ）７．４０（ｄ，Ｊ＝２．０，７．６Ｈｚ，１Ｈ）７．５６（ｄ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，１Ｈ）７．９７（ｄ，Ｊ＝１６．０Ｈｚ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４３２（ＭＨ^＋）
実施例５７

実施例５４と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（Ｅ）−３−（３−クロロフェニル−２−プロペノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４３２（ＭＨ^＋）
実施例５８

実施例５４と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（Ｅ）−３−（４−クロロフェニル−２−プロペノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４３２（ＭＨ^＋）
実施例５９

実施例５４と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（Ｅ）−３−（３，４−ジクロロフェニル−２−プロペノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６６（ＭＨ^＋）
実施例６０
製造例６０ａ）

ジエチルホスホノ酢酸６００ｍｇと３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプピオン酸エチルエステル９６９ｍｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド１０ｍｌに溶解し、シアノホスホン酸ジエチル４７０μｌ、トリエチルアミン１．０７ｍｌを順次加えた。室温にて終夜攪拌し、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。３−［３−（［２−（ジエトキシフォスフォリル）アセチル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル１．３８７ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２３−１．３０（ｍ，９Ｈ）２．８４（ｄ，Ｊ＝２０．４Ｈｚ，２Ｈ）２．８５−２．９４（ｍ，２Ｈ）３．４８（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．０３−４．２１（ｍ，６Ｈ）４．４３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１２−７．１５（ｍ，２Ｈ）
実施例６０ｂ）

３−［３−（［２−（ジエトキシフォスフォリル）アセチル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル１５ｍｇをテトラヒドロフラン０．４ｍｌに溶解し、水素化リチウム約３ｍｇを加え、室温にて０．５時間攪拌した。４−（トリフルオロメチル）ベンズアルデヒド１０ｍｇのＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド（０．１ｍｌ）溶液を加えた。室温で１時間攪拌後、メタノール０．５ｍｌ、５Ｎ−水酸化ナトリウム０．１ｍｌを加え、室温で終夜攪拌したのち、１Ｎ−塩酸を加え、酢酸エチルにて抽出し、溶媒を減圧濃縮した。残渣をＨＰＬＣにて精製し、２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（（Ｅ）−３−［４−（トリフルオロメチル）フェニル］−２−プロペノイルアミノ）メチル］フェニルプロピオン酸９．２６ｍｇを得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６６（ＭＨ^＋）
実施例６１

実施例６０と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（Ｅ）−３−（２，３−ジクロロフェニル−２−プロペノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６６（ＭＨ^＋）
実施例６２

実施例６０と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（（Ｅ）−３−［２−フルオロ−３−（トリフルオロメチル）フェニル］−２−プロペノイルアミノ）メチル］フェニルプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８４（ＭＨ^＋）
実施例６３

実施例６０と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（Ｅ）−３−（２，４−ジクロロフェニル−２−プロペノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６６（ＭＨ^＋）
実施例６４

実施例６０と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（Ｅ）−３−（４−ブロモ−２−フルオロフェニル−２−プロペノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９４（ＭＨ^＋）
実施例６５

実施例６０と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（Ｅ）−３−（２，５−ジクロロフェニル−２−プロペノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６６（ＭＨ^＋）
実施例６６

実施例６０と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（Ｅ）−３−（１−ナフチル）−２−プロペノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４４８（ＭＨ^＋）
実施例６７
製造例６７ａ）

２−ジエチルホスホノプロピオン酸６４３ｍｇと３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプピオン酸エチルエステル９７３ｍｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド１０ｍｌに溶解し、シアノホスホン酸ジエチル４７０μｌ、トリエチルアミン１．０７ｍｌを順次加えた。室温にて終夜攪拌し、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。３−［３−（［２−（ジエトキシフォスフォリル）プロパノイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル１．３１０ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２４−１．２９（ｍ，９Ｈ）１．４０（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１７．６Ｈｚ，３Ｈ）２．７９−２．９４（ｍ，３Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）３．９８−４．２（ｍ，７Ｈ）４．４３（ｄ，Ｊ＝４．８Ｈｚ，２Ｈ）６．７７（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｓ，１Ｈ）
実施例６７ｂ）

実施例６０と同様の方法で、３−［３−（［（Ｅ）−３−（２−クロロフェニル）−２−メチル−プロペノイル］アミノメチル）−４ メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４４６（ＭＨ^＋）
実施例６８

実施例６０と同様の方法で、３−［３−（［（Ｅ）−３−（２−メチルフェニル）−２−メチル−プロペノイル］アミノメチル）−４ メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４２６（ＭＨ^＋）
実施例６９

実施例６０と同様の方法で、３−［３−（［（Ｅ）−３−（４−クロロフェニル）−２−メチル−プロペノイル］アミノメチル）−４ メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４４６（ＭＨ^＋）
実施例７０

実施例６０と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（（Ｅ）−２−メチル−３−［４−（トリフルオロメチル）フェニル］−２−プロペノイルエミノ）メチル］フェニルプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８０（ＭＨ^＋）
実施例７１

実施例６０と同様の方法で、３−［３−（［（Ｅ）−３−（２，３−ジクロロフェニル）−２−メチル−プロペノイル］アミノメチル）−４ メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８０（ＭＨ^＋）
実施例７２

実施例６０と同様の方法で、３−３−［（（Ｅ）−３−［２−フルオロ−３−（トリフルオロメチル）フェニル］−２−メチル−２−プロペノイルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９８（ＭＨ^＋）
実施例７３

実施例６０と同様の方法で、３−［３−（［（Ｅ）−３−（３−フルオロ−２−メチルフェニル）−２−メチル−プロペノイル］アミノメチル）−４ メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４４４（ＭＨ^＋）
実施例７４

実施例６０と同様の方法で、３−［３−（［（Ｅ）−３−（２，４−ジクロロフェニル）−２−メチル−プロペノイル］アミノメチル）−４ メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８０（ＭＨ^＋）
実施例７５

実施例６０と同様の方法で、３−［３−（［（Ｅ）−３−（２−フルオロ−４−ブロモフェニル）−２−メチル−プロペノイル］アミノメチル）−４ メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１０（ＭＨ^＋）
実施例７６

実施例６０と同様の方法で、３−［３−（［（Ｅ）−３−（３，４−ジクロロフェニル）−２−メチル−プロペノイル］アミノメチル）−４ メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８０（ＭＨ^＋）
実施例７７

実施例６０と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（Ｅ）−２−メチル−３−（１−ナフチル）−２−プロペノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６２（ＭＨ^＋）
実施例７８
製造例７８ａ）

プロピオール酸１１４ｍｇをテトラヒドロフラン８ｍｌに溶解し、水素化リチウム１３ｍｇ、クロロギ酸エチル１４０μｌを順次加え室温にて１時間攪拌した。３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプピオン酸エチルエステル４８９ｍｇのテトラヒドロフラン２ｍｌに溶液を加えた後、トリエチルアミン２１０μｌを加え、室温にて終夜攪拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１→３：２）溶出分画より２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（プロピオロイルアミノ）メチル］フェニルプロピオン酸エチルエステル２３０ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．７６（ｓ，１Ｈ）２．８７（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）４．０１（ｄｄ，Ｊ＝５．２，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１２（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）４．４５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．３５（ｂｒ，１Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１３−７．１８（ｍ，２Ｈ）
実施例７８ｂ）

２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（プロピオロイルアミノ）メチル］フェニルプロピオン酸エチルエステル１６ｍｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド０．６ｍｌに溶解し、イオドベンゼン１５ｍｇ、ジクロロビストリフェニルフォスフィンパラジウム３ｍｇ、よう化銅２ｍｇ、塩化リチウム３ｍｇ、トリエチルアミン０．１ｍｌを加え、窒素雰囲気下、室温にて終夜攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルにて抽出し、溶媒を減圧濃縮した。残渣にメタノール０．５ｍｌ、５Ｎ−水酸化ナトリウム０．１ｍｌを加え、室温で終夜攪拌した。反応混合物を５Ｎ−塩酸で酸性にし、酢酸エチルにて抽出し、溶媒を減圧濃縮した。残渣をＨＰＬＣにて精製し、２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−［（３−フェニル−２−プロピノイル）アミノ］メチルフェニル）プロピオン酸１．９１ｍｇを得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）３９７（ＭＨ^＋）
実施例７９

実施例７８と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［３−（４−メトキシフェニル）−２−プロピノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４２６（ＭＨ^＋）
実施例８０

実施例７８と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［３−（４−メチルフェニル）−２−プロピノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４１０（ＭＨ^＋）
実施例８１

実施例７８と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［３−（４−フルオロフェニル）−２−プロピノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４１４（ＭＨ^＋）
実施例８２

実施例７８と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［３−（３−メトキシフェニル）−２−プロピノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４２６（ＭＨ^＋）
実施例８３

実施例７８と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−１４−メトキシ−３−（［３−（３−ブロモフェニル）−２−プロピノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７５（ＭＨ^＋）
実施例８４

実施例７８と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（３−［３−（トリフルオロメチル）フェニル］−２−プロピノイルアミノメチル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６４（ＭＨ^＋）
実施例８５

実施例７８と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［３−（３−メチルフェニル）−２−プロピノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４１０（ＭＨ^＋）
実施例８６

実施例７８と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［３−（１−ナフチル）−２−プロピノイル］アミノメチル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４４６（ＭＨ^＋）
実施例８７
製造例８７ａ）

製造例８９ｅ）と同様の方法で３−ブロモ−２，６−ジメトキシベンズアルデヒドを用い３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−２，４−ジメトキシフェミル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）２．８７（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９８（ｄｄ，Ｊ＝５．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．８０（ｓ，３Ｈ）３．８３（ｓ，３Ｈ）４．１２−４．１７（ｍ，３Ｈ）４．４０（ｄ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，２Ｈ）５．１１（ｂｒ，１Ｈ）６．６０（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．１５（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例８７ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−２，４−ジメトキシフェミル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用い、実施例３８と同様の方法で処理し、３−（３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−２，４−ジメトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７０（ＭＨ^＋）
実施例８８
製造例８８ａ）

製造例８９ｅ）と同様の方法で５−ブロモ−２，４−ジメトキシベンズアルデヒドを用い３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４，６−ジメトキシフェミル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２６（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４３（ｓ，９Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１８．４Ｈｚ，１Ｈ）２．９８（ｄｄ，Ｊ＝６．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．８３（ｓ，３Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．０８−４．１７（ｍ，３Ｈ）４．２０（ｂｒｓ，２Ｈ）４．９４（ｂｒ，１Ｈ）６．４０（ｓ，１Ｈ）７．０２（ｓ，１Ｈ）
実施例８８ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４，６−ジメトキシフェミル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用い、実施例３８と同様の方法で処理し、３−（５−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−２，４−ジメトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７０（ＭＨ^＋）
実施例８９
製造例８９ａ）

５−ブロモ−２，３−ジメトキシベンズアルデヒド１０．６７ｇをテトラヒドロフラン１００ｍｌ、エタノール１００ｍｌに溶解し、水素化ホウ素ナトリウム１ｇを加え、室温にて終夜攪拌した。１Ｎ−塩酸を加えた後、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、５−ブロモ−２，３−ジメトキシベンジルアルコール１０．２７ｇを得た。この粗成生物５．３２６ｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド５０ｍｌに溶解し、イミダゾール１．８ｇ、第三ブチルクロロジフェニルシラン５．９ｇを加え室温にて終夜攪拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、［（５−ブロモ−２，３−ジメトキシベンジル １）オキシ］（第三ブチル）ジフェニルシラン１０．７２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１０（ｓ，９Ｈ）３．６３（ｓ，３Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．７６（ｓ，２Ｈ）６．９６（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３３（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）７．６３−７．４５（ｍ，６Ｈ）７．６８−７．７１（ｍ，４Ｈ）
製造例８９ｂ）

［（５−ブロモ−２，３−ジメトキシベンジル １）オキシ］（第三ブチル）ジフェニルシラン１０．７２ｇをテトラヒドロフラン１００ｍｌに溶解し、窒素雰囲気下、−７８℃に冷却した。ブチルリチウム（１．５Ｍヘキサン溶液）１６ｍｌを加え、３０分攪拌した後、４−ホルミルモルホリン２．５ｍｌを加えた。−７８℃で１時間攪拌した後１Ｎ−塩酸を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１→３：２）溶出分画より３−（［１−（第三ブチル）−１，１−ジフェニルシリル］オキシメチル）−４，５−ジメトキシベンズアルデヒド９．４ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１２（ｓ，９Ｈ）３．７７（ｓ，３Ｈ）３．９１（ｓ，３Ｈ）４．８４（ｓ，２Ｈ）７．３９−７．４４（ｍ，７Ｈ）７．６９−７．７２（ｍ，５Ｈ）９．９１（ｓ，１Ｈ）
製造例８９ｃ）

２−イソプロポキシホスホノ酢酸ジエチル５１０ｍｇをテトラヒドロフラン２０ｍｌに溶解し、水素化ナトリウム３７０ｍｇを加えた。室温にて３０分攪拌し、３−（［１−（第三ブチル）−１，１−ジフェニルシリル］オキシメチル）−４，５−ジメトキシベンズアルデヒド３．４８５ｇのＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド５ｍｌ溶液を加えた。室温にて終夜攪拌し、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。（Ｅ，Ｚ）−３−［［１−（第三ブチル）−１，１−ジフェニルシリル］オキシメチル）−４，５−ジメトキシフェニル］−２−イソプロポキシ−２−プロピオン酸エチルエステル５．０１ｇを得た。この粗生成物５．０１ｇをテトラヒドロフラン３０ｍｌに溶解し、酢酸１ｍｌ、テトラブチルアンモニウムフルオリド（１Ｍ溶液）１０ｍｌを順次加えた。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１→３：２）溶出分画より（Ｅ，Ｚ）−３−［ヒドロキシメチル）−４，５−ジメトキシフェニル］−２−イソプロポキシ−２−プロピオン酸エチルエステル２．２０９ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．２４−１．３９（ｍ，９Ｈ）３．８４，３．８７（ｅａｃｈ ｓ，３Ｈ）３．８９，３．９２（ｅａｃｈ ｓ，３Ｈ）４．１６，４．２９（ｅａｃｈ ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．２７，４．４７（ｅａｃｈ ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６５，４．６７（ｅａｃｈ ｓ，２Ｈ）６．１６，６．９４（ｅａｃｈ ｓ，１Ｈ）６．７９（ｓ，１Ｈ）７．２３，７．６７（ｅａｃｈ ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ ａｎｄ １．６Ｈｚ，１Ｈ）
製造例８９ｄ）

（Ｅ，Ｚ）−３−［ヒドロキシメチル）−４，５−ジメトキシフェニル］−２−イソプロポキシ−２−プロピオン酸エチルエステル２．２０９ｇをトルエン１５ｍｌに溶解し、アジ化ジフェニルホスホリル１．６ｍｌおよびジアザビシクロ［５．４．０］ウンデセン１．１ｍｌを加え、室温で終夜撹拌した。反応物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１→３：２）溶出分画より（Ｅ，Ｚ）−３−［３−（アジドメチル）−４，５−ジメトキシフェニル］−２−イソプロポキシ−２−プロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１４（ｔ，＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．３０（ｄ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．３５（ｄ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）３．８４，３．８７（ｅａｃｈ ｓ，３Ｈ）３．９０，３．９２（ｅａｃｈ ｓ，３Ｈ）４．１６，４．３０（ｅａｃｈ ｑ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，２Ｈ）４．３５（ｄ，Ｊ＝１１．２Ｈｚ，２Ｈ）４．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）６．１４，６．９３（ｅａｃｈ ｓ，１Ｈ）６．７５，６．７２（ｅａｃｈ ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２６，７．６４（ｅａｃｈ ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
製造例８９ｅ）

（Ｅ，Ｚ）−３−［３−（アジドメチル）−４，５−ジメトキシフェニル］−２−イソプロポキシ−２−プロピオン酸エチルエステル２．１２４ｇを酢酸エチル５０ｍｌに溶解し、第三ブチルジカーボネート１．５ｇ、１０％パラジウム炭素８００ｍｇを加え、水素雰囲気下、室温にて２０時間攪拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（５：１→４：１）溶出分画より３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４，５−ジメトキシフェミル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル１．９３ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２６（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）２．８７（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．０２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１３−４．２２（ｍ，２Ｈ）４．２９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．９４（ｂｒ，１Ｈ）６．７６（ｓ，１Ｈ）６．７８（ｓ，１Ｈ）
実施例８９ｆ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４，５−ジメトキシフェミル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４，５−ジメトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７０（ＭＨ^＋）
実施例９０
製造例９０ａ）

２−ベンジルオキシ−５−ホルミル−安息香酸メチルエステル３９．１ｇをメタノール３００ｍｌに溶解し、オルトギ酸トリメチル６０ｍｌ、パラトシル酸２ｇを加え４時間加熱還流した。室温に冷却した後、トリエチルアミン５ｍｌを加え、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し、水、飽和重曹水にて順次洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。２−（ベンジルオキシ）−５−（ジメトキシメチル）安息香酸メチルエステル３９．０８ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．３２（６Ｈ，ｓ）３．８８（ｓ，３Ｈ）５．１９（ｓ，２Ｈ）５．３７（ｓ，１Ｈ）７．０３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３３−７．４１（ｍ，３Ｈ）７．４７−７．５３（ｍ，３Ｈ）７．９１（ｓ，１Ｈ）
製造例９０ｂ）

氷冷下水素化アルミナムヒドリド７ｇをテトラヒドロフラン２００ｍｌに懸濁し、２−（ベンジルオキシ）−５−（ジメトキシメチル）安息香酸メチルエステル３９．０８ｇのテトラヒドロフラン１００ｍｌ溶液を加えた。５分攪拌した後水、１５％水酸化ナトリウム、水を加え、濾過した。濾液を減圧濃縮し、２−（ベンジルオキシ）−５−（ジメトキシメチル）ベンジルアルコール３５．１５ｇを得た。この粗生成物をトルエン２５０ｍｌに溶解し、アジ化ジフェニルホスホリル４０ｇおよびジアザビシクロ［５．４．０］ウンデセン２２ｍｌを加え、室温で終夜撹拌した。反応物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（１５：１）溶出分画より４−（ベンジルオキシ）−３−（アジドメチル）ジメトキシメチルベンゼン１７．４ｇを得た。このものを１ヶ月室温にて放置し、シリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（１２：１）溶出分画より４−（ベンジルオキシ）−３−（アジドメチル）ベンズアルデヒド９．３９ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：４．４８（ｓ，２Ｈ）５．２２（ｓ，２Ｈ）７．９０（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．３７−７．４５（ｍ，５Ｈ）７．８４−７．８６（ｍ，２Ｈ）９．９０（ｓ，１Ｈ）
製造例９０ｃ）

２−イソプロポキシホスホノ酢酸ジエチル１２．９ｇをテトラヒドロフラン１００ｍｌに溶解し、氷冷下、水素化ナトリウム１．７ｇを加えた。室温にて３０分攪拌し、３，４−（ベンジルオキシ）−３−（アジドメチル）ベンズアルデヒド９．３９ｇのＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド２０ｍｌ溶液を加えた。室温にて４時間攪拌し、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。（Ｅ，Ｚ）−３−［アジドメチル）−４−（ベンジルオキシ）フェニル］−２−イソプロポキシ−２−プロピオン酸エチルエステル１６．７ｇを得た。この粗生成物１２．４６ｇをエタノールに溶解し、第三ブチルジカーボネート８．３ｇ、１０％パラジウム炭素３ｇを加え、水素雰囲気下、室温にて１．５日攪拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（４：１）溶出分画より３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル６．２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）２．８４（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝５．０，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．９８（ｄｄ，Ｊ＝５．６，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１２（ｑ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，２Ｈ）４．１９（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）５．２２（ｂｒ，１Ｈ）６．８６（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｄｄ，＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．７７（ｂｒ，１Ｈ）
製造例９０ｄ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル４０２ｍｇをアセトニトリル５ｍｌに溶解し、Ｎ−ブロモスクシイミド２００ｍｇを加えた。室温にて１時間攪拌し、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（５：１）溶出分画より３−（３−ブロモ−５−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル４３３ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）２．８０（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．９７（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１６−４．２２（ｍ，２Ｈ）４．２４（ｄ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，２Ｈ）５．２０（ｂｒ，１Ｈ）６．９６（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）７．３５（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．４５（ｂｒ，１Ｈ）
製造例９０ｅ）

３−（３−ブロモ−５−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル９４４ｍｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド５ｍｌに溶解し、イオドメタン０．１５ｍｌ、炭酸カリウム５００ｍｇを順次加えた。室温にて２時間攪拌したのち、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（４：１）溶出分画より３−（３−ブロモ−５−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル８７６ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．４５（ｓ，９Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．７４（ｓ，３Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．０２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．３４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．９５（ｂｒ，１Ｈ）７．１２（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例９０ｆ）

３−（３−ブロモ−５−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（３−ブロモ−５−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５２０（ＭＨ^＋）
実施例９１
製造例９１ａ）

３−（３−ブロモ−５−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル８７６ｍｇをプロピオニトリル５ｍｌに溶解し、シアン化ナトリウム１８２ｍｇ、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム２１４ｍｇ、よう化銅７０ｍｇを加え、窒素雰囲気下、終夜加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却し、酢酸エチルを加えセライト濾過した。濾液を減圧濃縮し残渣をリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（４：１）溶出分画より３−（３−シアノ−５−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル５８６ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２７（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４５（ｓ，９Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９７（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５３（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．０７（ｓ，３Ｈ）４．２１−４．２７（ｍ，２Ｈ）４．３０（ｓ，２Ｈ）４．９４（ｂｒ，１Ｈ）７．４０（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．４２（ｄ，Ｊ＝０．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例９１ｂ）

３−（３−シアノ−５−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（３−シアノ−５−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６５（ＭＨ^＋）
実施例９２
製造例９２ａ）

５−ブロモ−２−クロロ安息香酸１２ｇをテトラヒドロフラン６０ｍｌに溶解し、ボランテトラヒドロフランコンプレックス（１Ｍテトラヒドロフラン溶液）１４８．３ｇを加えた。室温にて２．５日攪拌した。１Ｎ−塩酸を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、５−ブロモ−２−クロロベンジルアルコール１１．４６ｇを得た。この粗成生物を製造例８９ｅ）と同様の方法で処理し、３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチルフェミル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４６（ｓ，９Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）４．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１２−４．１９（ｍ，２Ｈ）４．３０（ｄ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，２Ｈ）４．８０（ｂｒ，１Ｈ）７．１２−７．１６（ｍ，３Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例９２ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチルフェミル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチルフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４１０（ＭＨ^＋）
実施例９３
製造例９３ａ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル７９５ｍｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド２ｍｌに溶解し、イオドエタン０．３ｍｌ、炭酸カリウム２００ｍｇを順次加えた。５０℃にて４時間攪拌したのち、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（８：１）溶出分画より３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−エトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル１８５ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２４（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４２（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４５（ｓ，９Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．９８−４．０６（ｍ，３Ｈ）４．１３−４．２１（ｍ，２Ｈ）４．２９（ｄ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，２Ｈ）４．９９（ｂｒ，１Ｈ）６．７５（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｓ，１Ｈ）
実施例９３ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−エトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−エトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．４５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５８（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０６−４．１５（ｍ，３Ｈ）４．６４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８８（ｂｒ，１Ｈ）７．１５（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２７（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）７．４２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５４（ＭＨ^＋）
実施例９４
製造例９４ａ）

製造例９３と同様の方法により、３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−プロポキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０５（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）１．７８−１．８６（ｍ，２Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．９３（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１４−４．２１（ｍ，２Ｈ）４．３０（ｄ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，２Ｈ）４．９８（ｂｒ，１Ｈ）６．７５（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０９（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｓ，１Ｈ）
実施例９４ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−プロポキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−プロポキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．０６（ｄ，Ｊ＝６．６Ｈｚ，３Ｈ）１．１８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．８０−１．８７（ｍ，２Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８１−６．８４（ｍ，２Ｈ）７．１５（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２５（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２８−７．３３（ｍ，１Ｈ）７．４２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６７（ｄ，Ｊ＝９．６Ｈｚ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７０（ＭＨ^＋）
実施例９５
製造例９５ａ）

製造例９３と同様の方法により、３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−イソプロポキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２４（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．３３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）１．７８−１．８６（ｍ，２Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１３−４．２１（ｍ，２Ｈ）４．２６（ｄ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，２Ｈ）４．５４（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．９６（ｂｒ，１Ｈ）６．７７（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｓ，１Ｈ）
実施例９５ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−イソプロポキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−イソプロポキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７０（ＭＨ^＋）
実施例９６
製造例９６ａ）

製造例９３と同様の方法により、３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−シクロペンチルオキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２４（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）１．６３−１．６５（ｍ，２Ｈ）１．７５−１．９０（ｍ，６Ｈ）２．８５（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１０−４．２１（ｍ，２Ｈ）４．２５（ｄ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，２Ｈ）４．７６−４．７９（ｍ，１Ｈ）４．９５（ｂｒ，１Ｈ）６．７５（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０７（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１２（ｓ，１Ｈ）
実施例９６ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−シクロペンチルオキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−シクロペンチルオキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９４（ＭＨ^＋）
実施例９７
製造例９７ａ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル３２９ｍｇをトルエン４ｍｌに溶解し、４−フルオロフェニルボロン酸１１０ｍｇ、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム７４ｍｇ、炭酸カリウム４４０ｍｇを加え、窒素雰囲気下１００℃にて終夜攪拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、セライト濾過、濾液を減圧濃縮し残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（６：１）溶出分画より３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（４−フルオロフェニル）フェニルプロポキシプロピオン酸エチルエステル２６２ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０１（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．１８（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．２６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４３（ｓ，９Ｈ）２．９９（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝５．６，１３．２Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）４．０８−４．２４（ｍ，５Ｈ）４．６０（ｂｒ １Ｈ）７．０５−７．１５（ｍ，４Ｈ）７．１９−７．３０（ｍ，３Ｈ）
実施例９７ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（４−フルオロフェニル）フェニルプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−（４−フルオロフェニル）フェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５０４（ＭＨ^＋）
実施例９８
製造例９８ａ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル５０１ｍｇをピリジン７ｍｌに溶解し、氷冷下、トリフルオロメタンスルホン酸無水物２７０μｌを加えた。室温にて１時間攪拌した後、トリフルオロメタンスルホン酸無水物１００μｌを追加した。更に２時間攪拌し、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を１Ｎ−塩酸、水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル６６３ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２４（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４６（ｓ，９Ｈ）２．９１−３．０４（ｍ，２Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）４．０２（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１６−４．２３（ｍ，２Ｈ）４．４０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．９５（ｂｒ，１Ｈ）７．１７−７．２０（ｍ，１Ｈ）７．２４−７．２５（ｍ，１Ｈ）７．４０（ｓ，１Ｈ）
製造例９８ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル３３４ｍｇをジオキサン４ｍｌに溶解し、２−トリブチルスタニルフラン２８０ｍｇ、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム７５ｍｇ、塩化リチウム８３ｍｇを加え窒素雰囲気下８０℃にて終夜攪拌した。反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（７：１）溶出分画より３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（２−フリル）プロポキシプロピオン酸エチルエステル１８０ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．２６（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４６（ｓ，９Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．０２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）４．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１９（ｑ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，２Ｈ）４．４７（ｓ，２Ｈ）４．９５（ｂｒ １Ｈ）６．５２（ｄ，Ｊ＝２０Ｈｚ，２Ｈ）６．９８（ｓ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．３２（ｓ，１Ｈ）７．５１−７．５３（ｍ，２Ｈ）
実施例９８ｃ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（２−フリル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−（２−フリル）フェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７６（ＭＨ^＋）
実施例９９
製造例９９ａ）

２−メトキシ−３−ヒドロキシメチルピリジン７．４ｇをトルエン１００ｍｌに溶解し、アジ化ジフェニルホスホリル１３．８ｍｌおよびジアザビシクロ［５．４．０］ウンデセン９．５ｍｌを加え、室温で終夜撹拌した。反応物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、［（２−メトキシ−３−ピリジル）メチル］アジド９．５ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：４．００（ｓ，３Ｈ）４．３５（ｓ，２Ｈ）６．８９−６．９２（ｍ，１Ｈ）７．５５−７．５７（ｍ，１Ｈ）８．１５−８．１６（ｍ，１Ｈ）
製造例９９ｂ）

［（２−メトキシ−３−ピリジル）メチル］アジド９．５ｇを酢酸エチル１００ｍｌに溶解し、第三ブチルジカーボネート１３ｇ、１０％パラジウム炭素３ｇを加え、水素雰囲気下、室温にて３時間攪拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（５：１→４：１）溶出分画より第三ブチル Ｎ−［（２−メトキシ−３−ピリジル）メチル］カーバマート６．８４ｇを得た。この粗生成物２．９１６ｇをアセトニトリル３０ｍｌに溶解し、Ｎ−ブロモスクシイミド２．１９ｇをくわえた。室温にて３日間攪拌した後、溶媒を減圧留去した。残査を酢酸エチルに溶解し、有機層を水、飽和食塩水にて順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残査をジエチルエーテル、酢酸エチル、ヘキサンの混液で洗浄し、Ｎ−［（５−ブロモ−２−メトキシ−３−ピリジル）メチル］カーバマート１．１８５ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４４（ｓ，９Ｈ）３．９４（ｓ，３Ｈ）４．２２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）５．０２（ｂｒ，１Ｈ）７．６２（ｓ，１Ｈ）８．０１（ｓ，１Ｈ）
製造例９９ｃ）

Ｎ−［（５−ブロモ−２−メトキシ−３−ピリジル）メチル］カーバマート１．００９ｇ、ジクロロビストリフェニルフォスフィンパラジウム４５ｍｇ、ギ酸ナトリウム３２５ｍｇ、トリフェニルフォスフィン１７ｍｇを無水Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド３ｍｌに溶解し、一酸化炭素雰囲気下で１１０℃にて２．５時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和重炭酸ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（３．５：１）溶出分画より第三ブチル Ｎ−［（５−ホルミル−２−メトキシ−３−ピリジル）メチル］カーバマート４０１ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４６（ｓ，９Ｈ）４．０８（ｓ，３Ｈ）４．３１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）５．０２（ｂｒ，１Ｈ）８．０１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．５４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
製造例９９ｄ）

エチル ２−イソプロポキシホスホノ酢酸ジエチル５１０ｍｇをテトラヒドロフラン５ｍｌに溶解し、水素化ナトリウム７０ｍｇを加えた。室温にて１５分攪拌し、Ｎ−［（５−ホルミル−２−メトキシ−３−ピリジル）メチル］カーバマート４０１ｍｇのＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド２ｍｌ溶液を加えた。室温にて１５分攪拌し、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣を酢酸エチル８ｍｌ、エタノール２ｍｌに溶解し１０％パラジウム炭素２００ｍｇを加え、水素雰囲気下、室温にて終夜攪拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（４：１→２．５：１）溶出分画より３−（５−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−６−メトキシ−３−ピリジル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル５１４ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４５（ｓ，９Ｈ）２．８５（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５２（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ）３．９６（ｓ，３Ｈ）３．９９（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１７−４．２４（ｍ，４Ｈ）５．０３（ｂｒ，１Ｈ）７．４７（ｓ，１Ｈ）７．９３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例９９ｅ）

３−（５−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−６−メトキシ−３−ピリジル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（５−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−６−メトキシ−３−ピリジル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４４１（ＭＨ^＋）
実施例１００
製造例１００ａ）

３−（３−ブロモ−５−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル２５３ｍｇをアセトニトリル３ｍｌに溶解し、Ｎ−イオドスクシイミド１５７ｍｇを加えた。室温にて２．５日攪拌したのち、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和チオ硫酸ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（４：１）溶出分画より３−（３−イオド−５−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル１００ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２４（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）２．８０（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝５．６，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．９６（ｄｄ，Ｊ＝５．２，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１５−４．２３（ｍ，５Ｈ）６．９６（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）７．５８（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）
製造例１００ｂ）

３−（３−イオド−５−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル３０５ｍｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド３ｍｌに溶解し、トリメチルシリルアセチレン１２０ｍｇ、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム７０ｍｇ、よう化銅１１．５ｍｇ、トリエチルアミン０．５ｍｌを加え、室温にて終夜攪拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化アンモニウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（６：１）溶出分画より３−３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシ−５−［２−（１，１，１−トリメチルシリル）−１−エチニル］フェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル１６５ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．２７（ｓ，９Ｈ）０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．２４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）２．８０（ｄｄ，Ｊ＝９．２，１４．４Ｈｚ，１Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝５．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．９６（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１３−４．２１（ｍ，３Ｈ）４．２４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）５．１１（ｂｒ，１Ｈ）７．０５（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）７．１９（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）
製造例１００ｃ）

３−３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシ−５−［２−（１，１，１−トリメチルシリル）−１−エチニル］フェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル１６５ｍｇをテトラヒドロフラン２ｍｌに溶解し、酢酸４０μｌ、テトラブチルアンモニウムフルオリド（１Ｍテトラヒドロフラン溶液）０．５ｍｌを加え、室温にて１時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和重曹水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（３：１）溶出分画より３−３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシ−５−（１−エチニル）フェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル１２２ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．２６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）２．８１（ｄｄ，Ｊ＝９．２，１４．４Ｈｚ，１Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝５．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３６（ｓ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．９７（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１５−４．２２（ｍ，２Ｈ）４．２３（ｄ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，２Ｈ）７．０４（ｓ，１Ｈ）７．２０（ｓ，１Ｈ）
製造例１００ｄ）

３−３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−ヒドロキシ−５−（１−エチニル）フェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル１２１ｍｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド２ｍｌに溶解し、炭酸カリウム５０ｍｇを加えた。６０−７０℃にて終夜攪拌したのち、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル（６：１）溶出分画より３−（７−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチルベンゾ［ｂ］フラン−５−イル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル５７ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２３（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４６（ｓ，９Ｈ）３．０１（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０８（ｄｄ，Ｊ＝５．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）４．０７（ｄｄ，Ｊ＝５．２，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１２−４．１９（ｍ，２Ｈ）４．６０（ｂｒｓ，２Ｈ）５．０１（ｂｒ，１Ｈ）６．７２（ｓ，１Ｈ）７．１３（ｓ，１Ｈ）７．３９（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）７．６１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１００ｅ）

３−（７−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチルベンゾ［ｂ］フラン−５−イル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（７−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチルベンゾ［ｂ］フラン−５−イル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５１（ＭＨ^＋）
実施例１０１
製造例１０１ａ）

３−（７−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチルベンゾ［ｂ］フラン−５−イル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル２９ｍｇをエタノールに溶解し、１０％パラジウム炭素３０ｍｇを加え、水素雰囲気下、室温にて３日攪拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を濃縮し、３−（７−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−２，３−ジヒドロベンゾ［ｂ］フラン−５−イル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステル２７ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，３Ｈ）１．４５（ｓ，９Ｈ）２．８５（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．１７（ｔ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，２Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９８（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１３−４．２０（ｍ，２Ｈ）４．２４（ｂｒｓ，２Ｈ）４．５７（ｔ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，２Ｈ）４．９７（ｂｒ，１Ｈ）６．９１（ｓ，１Ｈ）７．００（ｓ，１Ｈ）
実施例１０１ｂ）

３−（７−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−２，３−ジヒドロベンゾ［ｂ］フラン−５−イル）−２−イソプロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例３８と同様の方法で処理し、３−（７−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−２，３−ジヒドロベンゾ［ｂ］フラン−５−イル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８１（ＭＨ^＋）
実施例１０２

実施例８７と同様の方法で処理し、３−［２，４−ジメトキシ−３−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９９（ＭＨ^＋）
実施例１０３

実施例８８と同様の方法で処理し、３−［２，４−ジメトキシ−５−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９９（ＭＨ^＋）
実施例１０４

実施例８９と同様の方法で処理し、３−［３，４−ジメトキシ−５−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９９（ＭＨ^＋）
実施例１０５

実施例９０と同様の方法で処理し、３−［３−ブロモ−４−メトキシ−５−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５４８（ＭＨ^＋）
実施例１０６

実施例９１と同様の方法で処理し、３−［３−シアノ−４−メトキシ−５−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９４（ＭＨ^＋）
実施例１０７

実施例９２と同様の方法で処理し、２−イソプロポキ−３−［３−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４３９（ＭＨ^＋）
実施例１０８

実施例９３と同様の方法で処理し、３−［４−エトキシ−３−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８３（ＭＨ^＋）
実施例１０９

実施例９４と同様の方法で処理し、３−［４−プロポキシ−３−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９７（ＭＨ^＋）
実施例１１０

実施例９５と同様の方法で処理し、３−［４−イソプロポキシ−３−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９７（ＭＨ^＋）
実施例１１１

実施例９６と同様の方法で処理し、３−［４−シクロペンチルオキシ−３−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５２３（ＭＨ^＋）
実施例１１２

実施例９７と同様の方法で処理し、３−［４−（４−フルオロフェニル）−３−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３３（ＭＨ^＋）
実施例１１３

実施例９８と同様の方法で処理し、３−［４−（４−フリル）−３−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５０５（ＭＨ^＋）
実施例１１４

実施例９９と同様の方法で処理し、２−イソプロポキシ−３−［６−メトキシ−５−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）−３−ピリジル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７０（ＭＨ^＋）
実施例１１５

実施例１００と同様の方法で処理し、２−イソプロポキシ−３−［７−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）ベンゾ［ｂ］フラン−５−イル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７９（ＭＨ^＋）
実施例１１６

実施例１０１と同様の方法で処理し、２−イソプロポキシ−３−［７−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）−２，３−ジヒドロベンゾ［ｂ］フラン−５−イル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８０（ＭＨ^＋）
実施例１１７

実施例９３と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−エトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９８（ＭＨ^＋）
実施例１１８

実施例９３と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−エトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．３４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）１．４３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０６（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．１１（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．７９（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．８１（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８７（ｄ，Ｊ＝２．８Ｈｚ，１Ｈ）７．０７（ｂｒ，１Ｈ）７．１２（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．７４（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７８（ＭＨ^＋）
実施例１１９

実施例９３と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−シクロペンチルオキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−エトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．４３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．６１−１．６５（ｍ，２Ｈ）１．７４−１．９４（ｍ，６Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０６（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．７４−４．７７（ｍ，１Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８０（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８６（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｂｒｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）７．１２（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．７３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５０４（ＭＨ^＋）
実施例１２０

実施例９３と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（４−メチルフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−エトキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．４８（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．０４（ｓ，３Ｈ）２．７１（ｓ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０８−４．１３（ｍ，３Ｈ）４．５９（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．７４−４．７７（ｍ，１Ｈ）６．５３（ｂｒｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．８０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９７（ＭＨ^＋）
実施例１２１

実施例９３と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（２−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−エトキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．４８（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．７５（ｓ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０８−４．１３（ｍ，３Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．６１（ｂｒｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．３５−７．４０（ｍ，１Ｈ）７．４８−７．５１（ｍ，１Ｈ）８．２４−８．２７（ｍ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１６（ＭＨ^＋）
実施例１２２

実施例９３と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（４−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−エトキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．４８（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．７１（ｓ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０８−４．１３（ｍ，３Ｈ）４．５９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．５４（ｂｒｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．４１（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）７．８６（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１６（ＭＨ^＋）
実施例１２３

実施例９３と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（２，４−ジクロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−エトキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５５１（ＭＨ^＋）
実施例１２４

実施例９３と同様の方法で処理し、３−４−エトキシ−３−［（［４−メチル−２−（２−チエニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］フェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．４７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．０５（ｓ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０８−４．１３（ｍ，３Ｈ）４．５８（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．５０（ｂｒ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０９（ｄｄ，Ｊ＝３．６，５．２Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４８（ｄｄｄ，Ｊ＝１．２，５．２，３３．６Ｈｚ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８９（ＭＨ^＋）
実施例１２５

実施例９４と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−プロポキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９２（ＭＨ^＋）
実施例１２６

実施例９４と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−イソプロポキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．３３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）１．７９−１．８７（ｍ，２Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．１１（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６３（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７９（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．８１（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．８６（ｄ，Ｊ＝２．８Ｈｚ，１Ｈ）６．９９（ｂｒ，１Ｈ）７．１１（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９２（ＭＨ^＋）
実施例１２７

実施例９４と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−シクロペンチルオキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−プロポキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１８（ＭＨ^＋）
実施例１２８

実施例９４と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（４−メチルフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−プロポキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０９（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．８２−１．９１（ｍ，２Ｈ）２．４０（ｓ，３Ｈ）２．７１（ｓ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９９（ｔ，Ｊ＝６．８Ｈｚ，２Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．４６（ｂｒｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．２Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．８０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１１（ＭＨ^＋）
実施例１２９

実施例９４と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（２−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−プロポキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０９（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．８５−１．９１（ｍ，２Ｈ）２．７４（ｓ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９９（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．５７（ｂｒｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．３５−７．４０（ｍ，２Ｈ）７．４８−７．５１（ｍ，１Ｈ）８．２４−８．２７（ｍ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３１（ＭＨ^＋）
実施例１３０

実施例９４と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（４−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−プロポキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０８（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．８４−１．８９（ｍ，２Ｈ）２．７０（ｓ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９９（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５９（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．４９（ｂｒｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．４１（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）７．８５（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３１（ＭＨ^＋）
実施例１３１

実施例９４と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（２，４−ジクロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−プロポキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．８３−１．９２（ｍ，２Ｈ）２．７３（ｓ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９９（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．５５（ｂｒｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．３６（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．５１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．２６（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５６５（ＭＨ^＋）
実施例１３２

実施例９４と同様の方法で処理し、３−４−プロポキシ−３−［（［４−メチル−２−（２−チエニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］フェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５０３（ＭＨ^＋）
実施例１３３

実施例９５と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−イソプロポキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．０４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．３５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）１．７８−１．８３（ｍ，２Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９２（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．２Ｈｚ，１Ｈ）４．５６−４．６１（ｍ，３Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８３（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８９（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０４（ｂｒｔ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，１Ｈ）７．１１（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．７４（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９２（ＭＨ^＋）
実施例１３４

実施例９５と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−イソプロポキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９２（ＭＨ^＋）
実施例１３５

実施例９５と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−シクロペンチルオキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−イソプロポキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．３５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）１．６１−１．６５（ｍ，２Ｈ）１．７５−１．９４（ｍ，６Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．２Ｈｚ，１Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，３Ｈ）４．７６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．８６（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０５（ｂｒｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）７．１１（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，２Ｈ）７．７３（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１８（ＭＨ^＋）
実施例１３６

実施例９５と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（４−メチルフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−イソプロポキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．３９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）２．４０（ｓ，３Ｈ）２．７１（ｓ，３Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１１（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．２Ｈｚ，１Ｈ）４．５６（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．６３（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．５３（ｂｒｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）６．８３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）７．８０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１１（ＭＨ^＋）
実施例１３７

実施例９５と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（２−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−イソプロポキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．４０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）２．７５（ｓ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．２Ｈｚ，１Ｈ）４．５８（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．６４（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．６３（ｂｒｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）６．８３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．３５−７．３９（ｍ，２Ｈ）７．４８−７．５０（ｍ，１Ｈ）８．２５−８．２７（ｍ，１Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３１（ＭＨ^＋）
実施例１３８

実施例９５と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（２，４−ジクロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−イソプロポキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．４０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）２．７４（ｓ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．２Ｈｚ，１Ｈ）４．５６（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．６４（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．６３（ｂｒｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）６．８３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．３６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．５１（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２６（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５６５（ＭＨ^＋）
実施例１３９

実施例９５と同様の方法で処理し、３−４−イソプロポキシ−３−［（［４−メチル−２−（２−チエニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］フェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５０３（ＭＨ^＋）
実施例１４０

実施例９６と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−シクロペンチルオキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１３（ＭＨ^＋）
実施例１４１

実施例９６と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−シクロペンチルオキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１８（ＭＨ^＋）
実施例１４２

実施例９６と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−シクロペンチルオキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−シクロペンチルオキシフェニル）−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５４４（ＭＨ^＋）
実施例１４３

実施例９６と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（４−メチルフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−シクロペンチルオキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．６５−１．６９（ｍ，２Ｈ）１．７７−２．１０（ｍ，６Ｈ）２．４０（ｓ，３Ｈ）２．７１（ｓ，３Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１１（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．２Ｈｚ，１Ｈ）４．５４（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．８２−４．８５（ｍ，１Ｈ）６．４４（ｂｒ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１２（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２０（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｄ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３７（ＭＨ^＋）
実施例１４４

実施例９６と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（２−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−シクロペンチルオキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５５７（ＭＨ^＋）
実施例１４５

実施例９６と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（４−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−シクロペンチルオキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５５７（ＭＨ^＋）
実施例１４６

実施例９６と同様の方法で処理し、３−３−［（［２−（２，４−ジクロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−シクロペンチルオキシフェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５９１（ＭＨ^＋）
実施例１４７

実施例９６と同様の方法で処理し、３−４−シクロペンチルオキシ−３−［（［４−メチル−２−（２−チエニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］フェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５２９（ＭＨ^＋）
実施例１４８

実施例９８と同様の方法で処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（２−フリル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５００（ＭＨ^＋）
実施例１４９

実施例９８と同様の方法で処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（２−フリル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５００（ＭＨ^＋）
実施例１５０

実施例９８と同様の方法で処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−シクロペンチルオキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（２−フリル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５２６（ＭＨ^＋）
実施例１５１

実施例９８と同様の方法で処理し、３−４−（２−フリル）−３−［（［４−メチル−２−（４−メチルフェニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］フェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１９（ＭＨ^＋）
実施例１５２

実施例９８と同様の方法で処理し、３−４−（２−フリル）−３−［（［４−メチル−２−（２−クロロフェニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］フェニル−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３９（ＭＨ^＋）
実施例１５３
製造例１５３ａ）

製造例９７と同様の方法で３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（２−チエニル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１８（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．２７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４６（ｓ，９Ｈ）２．９１−３．０６（ｍ，２Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１６−４．２４（ｍ，２Ｈ）４．４０（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．６９（ｂｒ １Ｈ）７．０１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｄ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，１Ｈ）７．１３−７．２０（ｍ，２Ｈ）７．２４−７．３５（ｍ，２Ｈ）
実施例１５３ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（２−チエニル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて、実施例９８と同様に処理し、３−［３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−（２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９２（ＭＨ^＋）
実施例１５４

実施例１５３と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１６（ＭＨ^＋）
実施例１５５

実施例１５３と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１６（ＭＨ^＋）
実施例１５６
製造例１５６ａ）

製造例９７と同様の方法で３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（５−メチル−２−チエニル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４６（ｓ，９Ｈ）２．５１（ｓ，３Ｈ）２．９１−３．０５（ｍ，２Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）４．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１８−４．２９（ｍ，２Ｈ）４．４０（ｂｒ，２Ｈ）４．７０（ｂｒ １Ｈ）６．７３（ｓ，１Ｈ）７．１１−７．１９（ｍ，２Ｈ）７．２３−７．３０（ｍ，２Ｈ）
実施例１５６ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（５−メチル−２−チエニル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例１５３と同様に処理し、３−［３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−（５−メチル−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５０６（ＭＨ^＋）
実施例１５７

実施例１５６と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（５−メチル−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３０（ＭＨ^＋）
実施例１５８

実施例１５６と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（５−メチル−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３０（ＭＨ^＋）
実施例１５９
製造例１５９ａ）

製造例９７と同様の方法で３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（５−クロロ−２−チエニル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．００（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４５（ｓ，９Ｈ）２．５１（ｓ，３Ｈ）２．９１−３．０５（ｍ，２Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０８（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．２１−４．２４（ｍ，２Ｈ）４．３８−４．４１（ｍ，２Ｈ）４．６９（ｂｒ １Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝３．６Ｈｚ，１Ｈ）７．１７−７．２０（ｍ，２Ｈ）７．２５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３１（ｓ，１Ｈ）
実施例１５９ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（５−クロロ−２−チエニル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例１５３と同様に処理し、３−［３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−（５−クロロ−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５２６（ＭＨ^＋）
実施例１６０

実施例１５９と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（５−クロロ−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５５０（ＭＨ^＋）
実施例１６１

実施例１５９と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（５−クロロ−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５５０（ＭＨ^＋）
実施例１６２
製造例１６２ａ）

製造例９７と同様の方法で３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（４−メチル−２−チエニル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．００（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．２６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４５（ｓ，９Ｈ）２．２９（ｓ，３Ｈ）２．９４−３．０５（ｍ，２Ｈ）３．５４（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０８（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１２−４．２４（ｍ，２Ｈ）４．４０（ｂｒ，２Ｈ）４．７０（ｂｒ １Ｈ）６．８２（ｓ，１Ｈ）７．１４−７．１９（ｍ，２Ｈ）７．２８（ｄ，Ｊ＝９．６Ｈｚ，１Ｈ）７．３１（ｓ，１Ｈ）
実施例１６２ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（４−メチル−２−チエニル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例１５３と同様に処理し、３−［３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−（４−メチル−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５０６（ＭＨ^＋）
実施例１６３

実施例１６２と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（４−メチル−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３０（ＭＨ^＋）
実施例１６４

実施例１６２と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（４−メチル−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３０（ＭＨ^＋）
実施例１６５
製造例１６５ａ）

製造例９７と同様の方法で３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（３−チエニル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．２７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４４（ｓ，９Ｈ）２．９５−３．０６（ｍ，２Ｈ）３．５５（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０９（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．１４−４．２５（ｍ，２Ｈ）４．３２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．６４（ｂｒ １Ｈ）７．１０−７．１１（ｍ，１Ｈ）７．１８−７．２５（ｍ，３Ｈ）７．３０（ｓ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．１，５．２Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１６５ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（３−チエニル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例１５３と同様に処理し、３−［３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−（３−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９２（ＭＨ^＋）
実施例１６６

実施例１６５と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（３−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１６（ＭＨ^＋）
実施例１６７

実施例１６５と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（３−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１６（ＭＨ^＋）
実施例１６８
製造例１６８ａ）

製造例９７と同様の方法で３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（３−フリル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．００（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４５（ｓ，９Ｈ）２．９３−３．０４（ｍ，２Ｈ）３．５４（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０８（ｄｄ，Ｊ＝６．８，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１８−４．２６（ｍ，２Ｈ）４．３０−４．４１（ｍ，２Ｈ）４．６７（ｂｒ １Ｈ）６．５２（ｄ，Ｊ＝４．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１３−７．１９（ｍ，２Ｈ）７．２５−７．２８（ｍ，２Ｈ）７．４９（ｄ，Ｊ＝４．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１６８ｂ）

３−（３−［（第三ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−［（トリフルオロメチル）スルフォニル］オキシフェニル）−２−（３−フリル）プロポキシプロピオン酸エチルエステルを用いて実施例１５３）と同様に処理し、３−［３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−（３−フリル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７６（ＭＨ^＋）
実施例１６９

実施例１６８と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（３−フリル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５００（ＭＨ^＋）
実施例１７０

実施例１６８と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（３−フリル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５００（ＭＨ^＋）
実施例１７１

実施例１５３と同様に処理し、３−［３−（［２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−（２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１０（ＭＨ^＋）
実施例１７２

実施例１５３と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−シクロペンチルオキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５４２（ＭＨ^＋）
実施例１７３

実施例１５３と同様に処理し、２−イソプロポキシ−３−［３−［（［４−メチル−２−（４−メチルフェニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−（２−チエニル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３５（ＭＨ^＋）
実施例１７４

実施例１５６と同様に処理し、３−［３−（［２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−（５−メチル−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５２４（ＭＨ^＋）
実施例１７５

実施例１５６と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−シクロペンチルオキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（５−メチル−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５５６（ＭＨ^＋）
実施例１７６

実施例１５６と同様に処理し、２−イソプロポキシ−３−［３−［（［４−メチル−２−（４−メチルフェニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−（５−メチル−２−チエニル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５４９（ＭＨ^＋）
実施例１７７

実施例１５９と同様に処理し、３−［３−（［２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−（５−クロロ−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５４４（ＭＨ^＋）
実施例１７８

実施例１５９と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−シクロペンチルオキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（５−クロロ−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５７６（ＭＨ^＋）
実施例１７９

実施例１５９と同様に処理し、２−イソプロポキシ−３−［３−［（［４−メチル−２−（４−メチルフェニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−（５−クロロ−２−チエニル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５６９（ＭＨ^＋）
実施例１８０

実施例１６２と同様に処理し、３−［３−（［２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−（４−メチル−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５２４（ＭＨ^＋）
実施例１８１

実施例１６２）と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−シクロペンチルオキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（４−メチル−２−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５５６（ＭＨ^＋）
実施例１８２

実施例１６２と同様に処理し、２−イソプロポキシ−３−［３−［（［４−メチル−２−（４−メチルフェニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−（４−メチル−２−チエニル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５４９（ＭＨ^＋）
実施例１８３

実施例１６５と同様に処理し、３−［３−（［２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−（３−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１０（ＭＨ^＋）
実施例１８４

実施例１６５と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−シクロペンチルオキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（３−チエニル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５４２（ＭＨ^＋）
実施例１８５

実施例１６５と同様に処理し、２−イソプロポキシ−３−［３−［（［４−メチル−２−（４−メチルフェニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−（３−チエニル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３５（ＭＨ^＋）
実施例１８６

実施例１６８と同様に処理し、３−［３−（［２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−（３−フリル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９４（ＭＨ^＋）
実施例１８７

実施例１６８と同様に処理し、３−［３−［（２−クロロ−４−シクロペンチルオキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−（３−フリル）フェニル］−２−イソプロポキシプロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５２６（ＭＨ^＋）
実施例１８８

実施例１６８と同様に処理し、２−イソプロポキシ−３−［３−［（［４−メチル−２−（４−メチルフェニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−（３−フリル）フェニル］プロピオン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１９（ＭＨ^＋）
実施例１８９
製造例１８９ａ）

ベンジル ５−ホルミル−２−メトキシベンゾエート２．９５ｇとトリフェニルホスホラニリデンアセトアルデヒド５ｇをトルエン中で混合し、８０℃で７時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー（ヘキサン：酢酸エチル＝３：１）で精製し、ベンジル ２−メトキシ−５−（−３−オキソ−１−プロペニル）ベンゾエート（Ｅ−Ｚ ｍｉｘｔｕｒｅ）２．０ｇを黄色固体として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．９５＋３．９７（ｓ，３Ｈ）５．３７（ｓ，２Ｈ）６．６１＋６．６４（ｓ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９０−７．０７（ｍ，２Ｈ）７．３３−７．４７（ｍ，５Ｈ）７．６２＋７．７０（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９５＋８．０２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１８９ｂ）

トリエチル−２−ホスホノブチレート０．７７ｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミドに溶解し、水素化ナトリウム１１５ｍｇを加え室温で１時間撹拌した。ベンジル ２−メトキシ−５−（−３−オキソ−１−プロペニル）ベンゾエート（Ｅ−Ｚ ｍｉｘｔｕｒｅ）０．６ｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミドに溶解したものを加え、室温で２時間撹拌した。反応液に水と塩化アンモニウム溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製した（ヘキサン：酢酸エチル＝８：１）。得られたものをエタノールに溶解し、１０％パラジウム炭素を加え、水素置換し、室温で７時間撹拌した。パラジウム炭素を濾過し、溶媒を減圧下留去し、５−［４−（エトキシカルボニル）ヘキシル］−２−メトキシ安息香酸０．４７ｇを無色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．５０（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．３８−１．５８（ｍ，６Ｈ）２．２０（ｍ，１Ｈ）２．５４（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）３．９９（ｓ，３Ｈ）４．０７（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．９０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２９（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１８９ｃ）

５−［４−（エトキシカルボニル）ヘキシル］−２−メトキシ安息香酸０．４７ｇと４−（トリフルオロメチル）ベンジルアミン０．２７ｇを用い、実施例１ｃ）ｄ）と同様の方法で反応を行うことにより、２−エチル−５−［４−メトキシ−３−（［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］アミノカルボニル）フェニル］ペンタン酸０．２１ｇを無色非晶質として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８５（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．４２−１．５９（ｍ，６Ｈ）２．２７（ｍ，１Ｈ）２．５３（ｍ，２Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）４．６６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９０（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２６（ｍ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．０４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３４（ｂｓ，１Ｈ）
実施例１９０
製造例１９０ａ）

製造例１８９ａ）、実施例１８９ａ）と同様の方法により、５−（５−エトキシ−４−イソプロポキシ−５−オキソペンチル）−２−メトキシ安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２７（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．５４−１．７４（ｍ，４Ｈ）２．６２（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）３．５８（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８８（ｍ，１Ｈ）４．０５（ｓ，３Ｈ）４．１８（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．００（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１９０ｂ）

５−（５−エトキシ−４−イソプロポキシ−５−オキソペンチル）−２−メトキシ安息香酸０．３５ｇと４−（トリフルオロメチル）ベンジルアミン０．１８ｇを用い、実施例１ｃ）ｄ）と同様の方法で反応を行うことにより、５−３−［（ベンジルアミノ）カルボニル］−４−メトキシフェニル−１−イソプロポキシペンタン酸０．１８ｇを無色非晶質として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．２０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．６７−１．８０（ｍ，４Ｈ）２．６３（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）３．６９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９２（ｓ，３Ｈ）３．９６（ｍ，１Ｈ）４．７０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２６（ｍ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．０４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３３（ｂｓ，１Ｈ）
実施例１９１

実施例１７と同様の方法により２−（４−メトキシ−３−｛［２−（２．４−ジクロロフェニル）アセチル］アミノ｝ベンジル）ブタン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９３（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．５５−１．６４（ｍ，２Ｈ）２．５８（ｍ，１Ｈ）２．６８（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７８（ｓ，３Ｈ）３．８２（ｓ，２Ｈ）６．７３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８４（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２６（ｍ，１Ｈ）７．３５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．４５（ｄ，２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８８（ｓ，１Ｈ）８．１９（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１９２

実施例１４と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−｛［２−（３−フルオロ）−４−トリフルオロメチル）フェニル］アセチル｝アミノ）フェニルプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．６５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５８（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７８（ｓ，２Ｈ）３．８０（ｓ，３Ｈ）４．１３（ｍ，１Ｈ）６．７７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９２（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２５（ｍ，２Ｈ）７．６１（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７６（ｓ，１Ｈ）８．２４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１９３

実施例１４と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−｛［２−（２，４−ジクロロフェニル］アセチル｝アミノ）フェニルプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８０（ｓ，３Ｈ）３．８３（ｓ，２Ｈ）４．１２（ｍ，１Ｈ）６．７６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９０（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４６（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８６（ｓ，１Ｈ）８．２６（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１９４

実施例２２と同様の方法により２−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［２，４−ジフルオロアニリノ］エチル｝ベンジル）ブタン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５（ｔ，Ｊ−８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．５７−１．６６（ｍ，２Ｈ）２．５７（ｍ，１Ｈ）２．７０（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６９（ｓ，２Ｈ）３．９２（ｓ，３Ｈ）６．７６−６．８７（ｍ，３Ｈ）７．０９−７．１２（ｍ，２Ｈ）８．２２−８．２９（ｍ，２Ｈ）
実施例１９５

実施例２２と同様の方法により２−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［２−メチル−４−（トリフルオロメチル）アニリノ］エチル｝ベンジル）ブタン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｔ，Ｊ−８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．５５−１．７０（ｍ，２Ｈ）２．１０（ｍ，１Ｈ）２．５７（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７３（ｓ，３Ｈ）３．８９（ｓ，２Ｈ）６．８８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１２−７．１５（ｍ，２Ｈ）７．２６（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６３（ｓ，１Ｈ）８．０３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１９６
実施例１９６ａ）

実施例２２ａ）−ｃ）と同様の方法によりエチル ２−エチル−３−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［２，４−ジクロロアニリノ］エチル｝フェニル）−２−プロペノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１７（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．３４（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）２．５６（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）３．７７（ｓ，３Ｈ）３．９６（ｓ，３Ｈ）４．２６（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５８（ｓ，１Ｈ）８．２２（ｂｓ，１Ｈ）８．３７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１９６ｂ）

２−エチル−３−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［２，４−ジクロロアニリノ］エチル｝フェニル）−２−プロペノエート０．９ｇをエタノール１５ｍｌ，酢酸エチル１５ｍｌに溶解し、エチレンジアミンで被毒したパラジウム炭素０．６ｇを加えた。反応液を水素雰囲気下室温で５時間撹拌した後パラジウム炭素を濾過し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、エチル ２−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［２，４−ジクロロアニリノ］エチル｝ベンジル）ブタノエート０．４４ｇを無色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９０（ｔ，Ｊ−８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１４（ｔ，Ｊ−８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．５０−１．６８（ｍ，２Ｈ）２．５４（ｍ，２Ｈ）２．６８（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７２（ｓ，２Ｈ）３．８８（ｓ，３Ｈ）４．０５（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１０（ｍ，２Ｈ）７．２０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３０（ｂｓ，１Ｈ）８．３７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１９６ｃ）

エチル ２−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［２，４−ジクロロアニリノ］エチル｝ベンジル）ブタノエート０．２７ｇをエタノール１０ｍｌに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム１ｍｌを加えた。反応液を室温で２４時間撹拌した後、水を加え、水層をジエチルエーテルで抽出した。水層を塩酸で酸性にし、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去する事により２−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［２，４−ジクロロアニリノ］エチル｝ベンジル）ブタン酸を無色油状物として得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８９（ｔ，Ｊ−８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．４９−１．６２（ｍ，２Ｈ）２．５０（ｍ，２Ｈ）２．６４（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８４（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７２（ｓ，２Ｈ）３．８８（ｓ，３Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０６（ｍ，２Ｈ）７．１２（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．２３（ｓ，１Ｈ）８．２８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例１９７
製造例１９７ａ）

水素化ナトリウム１ｇをテトラヒドロフランに懸濁し、テトラヒドロフランに溶解したアセトフェノン３ｇを加え室温で３０分間撹拌した。更にジエチルオキザレート３．７ｇを加え、１時間加熱還流した。反応液を氷冷し、水、塩化アンモニウム溶液を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣にジイソプロピルエーテルを加え、結晶を濾過し、エチル−（Ｚ）−４−ヒドロキシ−２−オキソ−４−フェニル−３−ブタノエート２．３７ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：１．１５（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）４．１８（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．５５（ｓ，１Ｈ）７．３５−７．４８（ｍ，３Ｈ）７．８０（ｍ，２Ｈ）
製造例１９７ｂ）
エチル−（Ｚ）−４−ヒドロキシ−２−オキソ−４−フェニル−３−ブタノエート０．６７ｇを酢酸１０ｍｌに溶解し、メチルヒドラジン０．１７ｇを加えた。反応液を２時間加熱還流した後、酢酸を減圧下留去した。残渣に酢酸エチル、テトラヒドロフランを加えて溶解し、炭酸水素ナトリウム溶液、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、ヘキサン：酢酸エチル９：１でエチル １−メチル−３−フェニル−１Ｈ−５−ピラゾールカルボキシレート０．１２ｇ、ヘキサン：酢酸エチル４：１でエチル １−メチル−５−フェニル−１Ｈ−３−ピラゾールカルボキシレート０．５５ｇを得た。

エチル １−メチル−３−フェニル−１Ｈ−５−ピラゾールカルボキシレート
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４２（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）４．２１（ｓ，３Ｈ）４．３８（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．１１（ｓ，１Ｈ）７．３２（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４０（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．７９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）

エチル １−メチル−５−フェニル−１Ｈ−３−ピラゾールカルボキシレート
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４１（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）３．９５（ｓ，３Ｈ）４．４３（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８５（ｓ，１Ｈ）７．４０−７．５３（ｍ，５Ｈ）
製造例１９７ｃ）

エチル １−メチル−３−フェニル−１Ｈ−５−ピラゾールカルボキシレート０．１２ｇをエタノール５ｍｌに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム溶液１ｍｌを加え、１時間加熱還流した。反応液を氷冷し、２Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、１−メチル−３−フェニル−１Ｈ−５−ピラゾールカルボン酸０．１１ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：４．２２（ｓ，３Ｈ）７．２２（ｓ，１Ｈ）７．３３（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４０（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例１９７ｄ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（１−メチル−３−フェニル−１Ｈ−５−ピラゾリル）カルボニル］アミノエチル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９４（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０，１Ｈ）３．８８（ｓ，３Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．２０（ｓ，３Ｈ）４．５７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）６．５７（ｂｓ，１Ｈ）６．７３（ｓ，１Ｈ）６．８４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３９（ｍ，２Ｈ）７．７６（ｍ，２Ｈ）
実施例１９８
製造例１９８ａ）

エチル １−メチル−５−フェニル−１Ｈ−３−ピラゾールカルボキシレート０．５５ｇをエタノール１０ｍｌに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム溶液２ｍｌを加え、１時間加熱還流した。反応液を氷冷し、２Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、１−メチル−５−フェニル−１Ｈ−３−ピラゾールカルボン酸０．５ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．９１（ｓ，３Ｈ）６．８２（ｓ，１Ｈ）７．３４−７．４５（ｍ，５Ｈ）
実施例１９８ｂ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（１−メチル−５−フェニル−１Ｈ−３−ピラゾリル）カルボニル］アミノエチル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０，１Ｈ）３．５５（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）３．８８（ｓ，３Ｈ）４．０９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８４（ｓ，１Ｈ）７．１２（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３２（ｂｓ，１Ｈ）７．３９−７．５７（ｍ，５Ｈ）
実施例１９９
製造例１９９ａ）

フェニルアセチレン１ｇと２−クロロ−２−ヒドロキシイミノ酢酸エチルエステル１．４８ｇをクロロホルム２０ｍｌに溶解し、炭酸カリウム１．４ｇを加え、室温で１６時間撹拌した。反応液に水、塩化アンモニウム溶液を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し（ヘキサン：酢酸エチル９：１）、エチル５−フェニル−４−イソキサゾールカルボキシレート１．２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３５（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）４．４０（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８５（ｓ，１Ｈ）７．３６−７．５０（ｍ，３Ｈ）７．６８−７．８０（ｍ，２Ｈ）
製造例１９９ｂ）

エチル ５−フェニル−４−イソキサゾールカルボキシレート０．４ｇをエタノール１０ｍｌに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム溶液２ｍｌを加え、室温で１時間撹拌した。反応液を２Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、５−フェニル−３−イソキサゾールカルボン酸０．２５ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：７．３２（ｓ，１Ｈ）７．４８−７．５７（ｍ，３Ｈ）７．９２（ｍ，２Ｈ）
実施例１９９ｃ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（５−フェニル−３−イソキサゾリル）カルボニル］アミノエチル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０４（ｄ，Ｊ＝６．５Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．５Ｈｚ，３Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９６（ｓ，１Ｈ）７．１５（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３６（ｂｓ，１Ｈ）７．４７（ｍ，３Ｈ）７．７８（ｍ，２Ｈ）
実施例２００
製造例２００ａ）

製造例１９７ａ）ｂ）１９８と同様の方法で１−メチル−５−（２−ピリジル）−１Ｈ−３−ピラゾールカルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：４．１８（ｓ，３Ｈ）７．２２（ｓ，１Ｈ）７．４０（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８５−７．９４（ｍ，２Ｈ）８．６８（ｄ，Ｊ＝４．０Ｈｚ，１Ｈ）１２．７５（ｓ，１Ｈ）
実施例２００ｂ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により、２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（［１−メチル−５−（２−ピリジル）−１Ｈ−３−ピラゾリル］カルボニルアミノ）メチル］フェニルプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０３（ｄ，Ｊ＝６．５Ｈｚ，３Ｈ）１．３４（ｄ，Ｊ＝６．５Ｈｚ，３Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５５（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．０９（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．２４（ｓ，３Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｍ，２Ｈ）７．２３（ｍ，２Ｈ）７．３４（ｂｓ，１Ｈ）７．６４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８５（ｂｓ，１Ｈ）８．７０（ｄ，Ｊ＝４．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２０１
製造例２０１ａ）

製造例１９７ａ）−ｃ）と同様の方法で１−メチル−３−（２−ピリジル）−１Ｈ−５−ピラゾールカルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：４．１３（ｓ，３Ｈ）７．２６（ｓ，１Ｈ）７．３２（ｄｄ，Ｊ＝４．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８２（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．５７（ｄ，Ｊ＝４．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２０１ｂ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により、２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（［１−メチル−３−（２−ピリジル）−１Ｈ−５−ピラゾリル］カルボニルアミノ）メチル］フェニルプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０３（ｄ，Ｊ＝６．５Ｈｚ，３Ｈ）１．１０（ｄ，Ｊ＝６．５Ｈｚ，３Ｈ）２．７５−３．００（ｍ，２Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）４．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．２１（ｓ，３Ｈ）４．５２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｍ，２Ｈ）７．１５（ｂｓ，１Ｈ）７．４５（ｂｓ，１Ｈ）７．８４（ｓ，１Ｈ）８．０４（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．２４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．７０（ｄ，Ｊ＝４．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２０２
製造例２０２ａ）

エチル ２−クロロアセト酢酸２．３３ｍｌとチオプロピオンアミド１．５ｇをエタノール３０ｍｌに溶解し、室温で１６時間撹拌した。反応液を氷冷し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し（ヘキサン：酢酸エチル１４：１）エチル ２−エチル−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボキシレート０．８ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３４−１．６０（ｍ，６Ｈ）２．９８（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）３．７０（ｓ，３Ｈ）４．２９（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
製造例２０２ｂ）

エチル ２−エチル−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボキシレート０．８ｇをエタノール１０ｍｌに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム溶液２ｍｌを加え、１時間加熱還流した。反応液を氷冷し、２Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、２−エチル−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸０．８ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４０（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）３．７４（ｓ，３Ｈ）４．０３（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２０２ｃ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により、３−［３−（［（２−エチル−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノエチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９８（ｄ，Ｊ＝６．５Ｈｚ，３Ｈ）１．１０（ｄ，Ｊ＝６．５Ｈｚ，３Ｈ）１．３０（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）２．５６（ｓ，３Ｈ）２．８２−３．０１（ｍ，４Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８０（ｓ，３Ｈ）４．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．４８ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．３１（ｂｓ，１Ｈ）６．７５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．０８（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２０３
製造例２０３ａ）

エチル ２−クロロアセト酢酸１０ｍｌとチオベンズアミド１０ｇをエタノール１００ｍｌに溶解し、４時間加熱還流した。反応液を氷冷し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し（ヘキサン：酢酸エチル１４：１）エチル ４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−カルボキシレート１７ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３９（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）２．７８（ｓ，３Ｈ）４．３５（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．４５（ｍ，３Ｈ）７．９５（ｍ，２Ｈ）
製造例２０３ｂ）

エチル ４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−カルボキシレート０．８ｇをエタノール１０ｍｌに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム溶液２ｍｌを加え、１時間加熱還流した。反応液を氷冷し、２Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸０．８ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．６６（ｓ，３Ｈ）７．５２（ｍ，３Ｈ）７．９６（ｍ，２Ｈ）
実施例２０３ｃ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノエチル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９９（ｄ，Ｊ＝６．５Ｈｚ，３Ｈ）１．１０（ｄ，Ｊ＝６．５Ｈｚ，３Ｈ）２．６５（ｓ，３Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．００（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５２（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）４．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．４２（ｂｓ，１Ｈ）６．７７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０９（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｍ，３Ｈ）７．８５（ｍ，２Ｈ）
実施例２０４
実施例２０４ａ）

Ｎ−（２，４−ジクロロフェニル）−２−（５−ホルミル−２−メトキシフェニル）アセトアミド３．１ｇとエチル ２−（ジエチルホスホリル）−２−エチルアセテート３．３ｇを実施例１ａ）と同様の方法で処理し、２−エチル−３−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［２，４−ジクロロアニリノ］エチル｝フェニル）−２−プロペノエート２．６ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．２６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）１．３５（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）３．７５（ｓ，２Ｈ）３．９４（ｓ，３Ｈ）４．２７（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）４．４１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９５（ｍ，２Ｈ）７．２０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７９（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８５（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．１８（ｂｓ，１Ｈ）８．３８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２０４ｂ）

実施例１９６ｂ）と同様の方法により、２−エチル−３−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［２，４−ジクロロアニリノ］エチル｝フェニル）−２−プロペノエート２ｇよりエチル ２−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［２，４−ジクロロアニリノ］エチル｝ベンジル）ブタノエート０．３ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）２．８５（ｍ，２Ｈ）３．４３（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６５（ｓ，３Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）３．９４（ｄｄ，Ｊ＝４．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．０９（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｍ，３Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．２２（ｓ，１Ｈ）８．２８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２０４ｃ）

エチル ２−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［２，４−ジクロロアニリノ］エチル｝ベンジル）ブタノエート０．３ｇをエタノール１０ｍｌに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム１ｍｌを加えた。反応液を１０分間加熱還流した後、氷冷下１Ｎ塩酸で酸性にした。水層を酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去する事により、２−（４−メトキシ−３−｛２−オキソ−２−［４−（トリフルオロメチル）アニリノ］エチル｝ベンジル）ブタン酸０．１９ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．００（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６７（ｓ，３Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１２（ｍ，３Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．２０（ｓ，１Ｈ）８．２８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２０５
製造例２０５ａ）

製造例１９９と同様の方法により５−（２−クロロフェニル）−４−イソキサゾールカルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：７．４０（ｓ，１Ｈ）７．４３（ｍ，２Ｈ）７．５６（ｍ，１Ｈ）８．００（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２０５ｂ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により３−３−［（［５−（２−クロロフェニル）−３−イソキサゾリル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．８４（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．００（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）４．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．４６（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２９−７．３５（ｍ，２Ｈ）７．４６（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．５Ｈｚ，１Ｈ）７．８５（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．５Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２０６
製造例２０６ａ）
エチル ２，４−ジオキソバレレート２ｍｌとフェニルヒドラジン１．２ｇを酢酸２０ｍｌに溶解し、１００℃で２時間撹拌した。酢酸を減圧留去した後残渣に酢酸エチルを加え、炭酸水素ナトリウム溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン：酢酸エチル１４：１でエチル ３−メチル−１−フェニル−１Ｈ−５−ピラゾールカルボキシレート０．３７ｇ、ヘキサン：酢酸エチル９：１でエチル ５−メチル−１−フェニル−１Ｈ−３−ピラゾールカルボキシレート０．４６ｇを得た。

エチル ３−メチル−１−フェニル−１Ｈ−５−ピラゾールカルボキシレート
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．２２（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）２．３５（ｓ，３Ｈ）４．２２（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８０（ｓ，１Ｈ）７．４２（ｍ，５Ｈ）

エチル ５−メチル−１−フェニル−１Ｈ−３−ピラゾールカルボキシレート
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３９（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）２．３４（ｓ，３Ｈ）４．４１（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７４（ｓ，１Ｈ）７．４０−７．５０（ｍ，５Ｈ）
製造例２０６ｂ）

エチル ３−メチル−１−フェニル−１Ｈ−５−ピラゾールカルボキシレート０．３７ｇをエタノール１０ｍｌに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム溶液１ｍｌを加え、１時間加熱還流した。反応液を氷冷し、２Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、３−メチル−１−フェニル−１Ｈ−５−ピラゾールカルボン酸０．２６ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．３５（ｓ，３Ｈ）６．８７（ｓ，１Ｈ）７．４０（ｍ，５Ｈ）
実施例２０６

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（３−メチル−１−フェニル−１Ｈ−５−ピラゾリル）カルボニル］アミノエチル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．６２（ｓ，３Ｈ）２．８４（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９６（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６４（ｓ，３Ｈ）４．０３（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．３８（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．２３（ｂｓ，１Ｈ）６．６７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０５−７．０８（ｍ，２Ｈ）７．２４−７．３２（ｍ，５Ｈ）
実施例２０７
製造例２０７ａ）

製造例２０６ｂ）と同様の方法により５−メチル−１−フェニル−１Ｈ−３−ピラゾールカルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．３５（ｓ，３Ｈ）６．７９（ｓ，１Ｈ）７．４２−７．５２（ｍ，５Ｈ）
実施例２０７ｂ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（５−メチル−１−フェニル−１Ｈ−３−ピラゾリル）カルボニル］アミノエチル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．６０（ｓ，３Ｈ）２．８２（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９７（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７６（ｓ，３Ｈ）４．０１（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５１（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．６７（ｓ，１Ｈ）６．７１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０４（ｄｄ，Ｊ＝８．０，２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１５（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２７（ｂｓ，１Ｈ）７．３５−７．３８（ｍ，３Ｈ）７．４１−７．４６（ｍ，２Ｈ）
実施例２０８
実施例２０８ａ）

実施例２８ａ）−ｃ）と同様の方法により、Ｎ１−｛５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イリデン）メチル］−２−メトキシベンジル｝−２−フルオロ−４−クロロベンズアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．７４（ｓ，２Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）７．１２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４４（ｂｓ，１Ｈ）７．５０（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６６（ｓ，１Ｈ）７．９０（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）９．９８（ｓ，１Ｈ）
実施例２０８ｂ）

Ｎ１−｛５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イリデン）メチル］−２−メトキシベンジル｝−２−フルオロ−４−クロロベンズアミド０．３ｇをメタノール２０ｍｌに溶解し、２０ｍｇのヨウ素を加えた。反応液を加熱還流しながらマグネシウム４００ｍｇを１０分おきに１０回に分けて加えた。反応液を氷冷し、２Ｎ塩酸で酸性にした後ジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後減圧下濃縮した。残渣にジイソプロピルエーテルを加え、結晶を濾過することによりＮ１−（４−クロロ−２−フルオロフェニル）−２−２−メトキシ−５−［（２−メチレン−４−オキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］フェニルアセトアミド８０ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．９９（ｄｄ，Ｊ＝１０．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２７（ｍ，１Ｈ）３．６５（ｓ，２Ｈ）３．７３（ｓ，３Ｈ）４．８１（ｍ，１Ｈ）６．９１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０８−７．１１（ｍ，２Ｈ）７．２２（ｍ，１Ｈ）７．４７（ｍ，１Ｈ）７．８９（ｍ，１Ｈ）９．８４（ｓ，１Ｈ）
実施例２０９
製造例２０９ａ）

製造例２０３と同様の方法により４−メチル−２−（３−ピリジル）−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．６７（ｓ，３Ｈ）７．５４（ｄｄ，Ｊ＝４．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．７０（ｄ，Ｊ＝４．０Ｈｚ，１Ｈ）９．５１（ｓ，１Ｈ）
実施例２０９ｂ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（［４−メチル−２−（３−ピリジル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］フェニルプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．６６（ｓ，３Ｈ）２．８７（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９９（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５５（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８３（ｓ，３Ｈ）４．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５２（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．５９（ｂｓ，１Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９１（ｓ，１Ｈ）７．０９−７．２６（ｍ，２Ｈ）７．４０（ｍ，１Ｈ）７．６０（ｍ，１Ｈ）８．５６（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２１０
製造例２１０ａ）

１−メチル−３−フェニルイミダゾール３．７ｇをテトラヒドロフランに溶解し、−５０℃で冷却下ｎ−ブチルリチウム（１．５ｍｏｌ／ｌヘキサン溶液）１８．７ｍｌを滴下した。反応温度を−２０℃まで上昇させた後再び−５０℃に冷却した。Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド３．６ｍｌを加えた後冷却装置をはずし、反応温度を室温まで上昇させた。反応液に塩化アンモニウム溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し（ヘキサン：酢酸エチル＝３：１）、１−メチル−５−フェニル−１Ｈ−２−イミダゾールカルボキシアルデヒド１．９ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．９８（ｓ，３Ｈ）７．２８（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４０（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．８２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．１０（ｓ，１Ｈ）９．７５（ｓ，１Ｈ）
製造例２１０ｂ）

１−メチル−５−フェニル−１Ｈ−２−イミダゾールカルボキシアルデヒド１ｇを１５ｍｌのジメチルスルホキシドに溶解し、リン酸水素カリウム（１ｍｏｌ／ｌ）３ｍｌを加えた。亜塩素酸ナトリウム１．５ｇの水溶液を加え、室温で２０分間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し（ヘキサン：酢酸エチル＝３：１→１：４→酢酸エチル：メタノール＝３：１）、１−メチル−５−フェニル−１Ｈ−２−イミダゾールカルボン酸９０ｍｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：４．００（ｓ，３Ｈ）７．２６（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４２（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．７５（ｓ，１Ｈ）８．８２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２１０ｃ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（１−メチル−５−フェニル−１Ｈ−２−イミダゾリル）カルボニル］アミノエチル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．０６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．８４（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９７（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４８（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）４．０２（ｍ，１Ｈ）４．０３（ｓ，３Ｈ）４．５２（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９１（ｓ，１Ｈ）７．０６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｍ，２Ｈ）７．２１（ｍ，１Ｈ）７．３１（ｔ，Ｊ＝７．５Ｈｚ，２Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝７．５Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２１１

実施例２８ａ）−ｃ），２０８ａ），ｂ）と同様の方法により、Ｎ１−（２，４−ジクロロフェニル）−２−２−メトキシ−５−［（２−メチレン−４−オキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］フェニルアセトアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．００（ｄｄ，Ｊ＝１０．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３２（ｍ，１Ｈ）３．６５（ｓ，２Ｈ）３．７６（ｓ，３Ｈ）４．８２（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１０．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１１（ｍ，２Ｈ）７．３８（ｄｄ，Ｊ＝２．５，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６４（ｄ，Ｊ＝２．５Ｈｚ，１Ｈ）７．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）９．４２（ｓ，１Ｈ）
実施例２１２
製造例２１２ａ）

製造例２０３と同様の方法により２−（２−エチル−４−ピリジル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：１．２３（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）２．６９（ｓ，３Ｈ）２．８３（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．７０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７８（ｓ，１Ｈ）８．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２１２ｂ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により３−３−［（［２−（２−エチル−４−ピリジル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．３７（ｄ，Ｊ＝７．５Ｈｚ，３Ｈ）２．７２（ｓ，３Ｈ）２．９４（ｍ，３Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５９（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．５５（ｂｓ，１Ｈ）６．８４（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１８（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｓ，１Ｈ）７．６３（ｍ，１Ｈ）７．７２（ｓ，１Ｈ）８．６２（ｄ，Ｊ＝５．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２１３
製造例２１３ａ）

ベンズアミドキシム６．７ｇとエチルプロピオレート５ｍｌをメタノールに溶解し、３時間加熱還流した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し（ヘキサン：酢酸エチル＝１０：１）、エチル（Ｚ）−３−（［（Ｚ）−１−アミノ−１−フェニルメチリデン］アミノオキシ）−２−プロペノエート４．５ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３０（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）４．１７（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）４．９０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）５．２５（ｂｓ，２Ｈ）７．３８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４０−７．５０（ｍ，３Ｈ）７．６５（ｍ，２Ｈ）
製造例２１３ｂ）

（Ｚ）−３−（［（Ｚ）−１−アミノ−１−フェニルメチリデン］アミノオキシ）−２−プロペノエート４．５ｇをジフェニルエーテル３０ｍｌに溶解し、２００℃で５時間加熱した。反応混合物にヘキサンを加え、固体を濾過した。その固体を残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製しヘキサン：酢酸エチル＝１：１→ジクロロメタン：メタノール＝５０：１）、エチル ２−フェニル−１Ｈ−５−イミダゾールカルボキシレート３．５ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３９（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）４．３８（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．４３（ｍ，３Ｈ）７．７８（ｓ，１Ｈ）７．９０（ｍ，２Ｈ）
製造例２１３ｃ）
エチル ２−フェニル−１Ｈ−５−イミダゾールカルボキシレート３．５ｇをＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド３０ｍｌに溶解し、氷冷下水素化ナトリウム０．７１ｇを加え、室温で１時間撹拌した。反応液を再び氷冷し、ヨウ化メチル１．５ｍｌを加え、室温で３０分間撹拌した。反応液に水、塩化アンモニウム溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、ヘキサン：酢酸エチル＝８：１でエチル １−メチル−２−フェニル−１Ｈ−４−イミダゾールカルボキシレート０．６ｇを、ヘキサン：酢酸エチル＝１：１でエチル １−メチル−２−フェニル−１Ｈ−５−イミダゾールカルボキシレート２．２ｇを得た。

エチル １−メチル−２−フェニル−１Ｈ−４−イミダゾールカルボキシレート
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３７（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）３．９４（ｓ，３Ｈ）４．３４（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．４６（ｍ，３Ｈ）７．６０（ｍ，２Ｈ）７．８３（ｓ，１Ｈ）

エチル １−メチル−２−フェニル−１Ｈ−５−イミダゾールカルボキシレート
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３９（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）３．７７（ｓ，３Ｈ）４．３９（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．４５（ｍ，３Ｈ）７．６４（ｍ，２Ｈ）７．６８（ｓ，１Ｈ）
製造例２１３ｄ）

エチル １−メチル−２−フェニル−１Ｈ−５−イミダゾールカルボキシレート２．２ｇをエタノール２０ｍｌに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム溶液２ｍｌを加え、１時間加熱還流した。反応液を氷冷し、２Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチル、テトラヒドロフラン混合溶媒で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、１−メチル−２−フェニル−１Ｈ−５−イミダゾールカルボン酸１．１ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．７７（ｓ，３Ｈ）７．５２（ｍ，３Ｈ）７．７１（ｍ，２Ｈ）８．０６（ｓ，１Ｈ）
実施例２１３ｅ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（１−メチル−２−フェニル−１Ｈ−５−イミダゾリル）カルボニル］アミノエチル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．６６（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．７９（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７６（ｓ，３Ｈ）３．７８（ｓ，３Ｈ）３．９１（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．３７（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０５−７．０８（ｍ，２Ｈ）７．４６−７．５３（ｍ，３Ｈ）７．７２（ｄ，Ｊ＝６．５Ｈｚ，１Ｈ）７．８２（ｓ，１Ｈ）８．１３（ｂｓ，１Ｈ）
実施例２１４
製造例２１４ａ）

エチル １−メチル−２−フェニル−１Ｈ−４−イミダゾールカルボキシレート０．６ｇをエタノール１０ｍｌに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム溶液１ｍｌを加え、１時間加熱還流した。反応液を氷冷し、２Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチル、テトラヒドロフランで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、１−メチル−２−フェニル−１Ｈ−４−イミダゾールカルボン酸０．５ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．８６（ｓ，３Ｈ）７．５２（ｍ，３Ｈ）７．６８（ｍ，２Ｈ）７．８３（ｓ，１Ｈ）
実施例２１４ｂ）

実施例１９ｄ）ｅ）と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（１−メチル−２−フェニル−１Ｈ−４−イミダゾリル）カルボニル］アミノエチル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）０．９９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．７０（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８４（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４４（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）３．９０（ｓ，３Ｈ）３．９６（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．４０（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１１（ｍ，２Ｈ）７．５６−７．６４（ｍ，３Ｈ）７．７０−７．７６（ｍ，１Ｈ）８．１０（ｓ，１Ｈ）８．９７（ｂｓ，１Ｈ）
実施例２１５
製造例２１５ａ）

製造例２０３と同様の方法で２−（２−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．６８（ｓ，３Ｈ）７．４８−７．５５（ｍ，２Ｈ）７．６５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．２４（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）１３．５０（ｂｓ，１Ｈ）
実施例２１５ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（２−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．７４（ｓ，３Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ），４．１３（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５９（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３５−７．３８（ｍ，２Ｈ）７．４８−７．５１（ｍ，１Ｈ）８．２３−８．２６（ｍ，１Ｈ）
実施例２１６
製造例２１６ａ）

製造例２０３と同様の方法で２−（４−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．６６（ｓ，３Ｈ）７．５６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．９８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２１６ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（４−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．７０（ｓ，３Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９０（ｓ，３Ｈ）４．１３（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５８（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．５２（ｂｓ，１Ｈ）６．８４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４１（ｄ，Ｊ＝９．０Ｈｚ，２Ｈ）７．８６（ｄ，Ｊ＝９．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２１７
製造例２１７ａ）

製造例２０３と同様の方法で４−メチル−２−（２−チエニル）−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．６０（ｓ，３Ｈ）７．０８（ｄｄ，Ｊ＝４．０，５．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８０（ｄ，Ｊ＝５．０Ｈｚ，１Ｈ）１３．３８（ｂｓ，１Ｈ）
実施例２１７ｂ）

実施例３８と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（［４−メチル−２−（２−チエニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］フェニルプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．６７（ｓ，３Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．１１（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５７（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．４９（ｂｓ，１Ｈ）６．８３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｄｄ，Ｊ＝４．０，５．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４３（ｄｄ，Ｊ＝１．０，５．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄｄ，Ｊ＝１．０，４．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２１８
製造例２１８ａ）

（±）−Ｚ−α−ホスホノグリシントリメチルエステル２０．６ｇをジクロロメタン２００ｍｌに溶解し、１，８−ジアザビシクロ［５．４．０］−７−ウンデセン８．９ｍｌを加えた。反応液を室温で１５分間撹拌した後ｔｅｒｔ−ブチル−Ｎ−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）カルバメートをジクロロメタン５０ｍｌに溶解して加え、室温で１６時間撹拌した。反応液を氷冷し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し（ヘキサン：酢酸エチル＝３：１）、メチル（Ｚ）−２−［（ベンジルオキシ）カルボニル］アミノ−３−（３−［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−プロペノエート２１ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４４（ｓ，９Ｈ）３．８０（ｓ，３Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．２５（ｓ，２Ｈ）４．９０（ｂｓ，１Ｈ）５．１３（ｓ，２Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３５（ｍ，５Ｈ）７．４２（ｍ，１Ｈ）７．４９（ｍ，１Ｈ）
製造例２１８ｂ）

メチル（Ｚ）−２−［（ベンジルオキシ）カルボニル］アミノ−３−（３−［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−プロペノエート５ｇをメタノールに溶解し、１０％パラジウム炭素０．７ｇを加え、水素雰囲気下で１６時間撹拌した。反応液を濾過し、減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製することによって（酢酸エチル）メチル ２−アミノ−３−（３−［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）プロパノエート３．４ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４３（ｓ，９Ｈ）２．８０（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６９（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７２（ｓ，３Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）４．２７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）５．００（ｂｓ，１Ｈ）６．７９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０６（ｍ，２Ｈ）
製造例２１８ｃ）

メチル ２−アミノ−３−（３−［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）プロパノエート３．４ｇをクロロホルム３０ｍｌに溶解し、酢酸１．７ｍｌと亜硝酸イソアミル１．３５ｍｌを加え、６０℃で２０分間撹拌した。反応液を氷冷し、水を加えジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し（ヘキサン：酢酸エチル＝９：１）、１−［１−（３−［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシベンジル）−２−メトキシ−２−オキソエチル］−１−ジアジン−１イウム２．５ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４３（ｓ，９Ｈ）３．７８（ｓ，３Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）４．２７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）５．００（ｂｓ，１Ｈ）６．７９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１１（ｍ，２Ｈ）
実施例２１８ｄ）

１−［１−（３−［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル−４−メトキシベンジル）−２−メトキシ−２−オキソエチル］−１−ジアジン−１イウム２ｇをｎ−プロパノール３０ｍｌに溶解し、酢酸ロジウム（ＩＩ）２５ｍｇを加えた。室温で１時間撹拌した後減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製した（ヘキサン：酢酸エチル＝９：１）。得られたものを実施例３８と同様の方法で処理することにより、３−（３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−プロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．５８（ｑ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）２．９７（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０９（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３８（ｍ，１Ｈ）３．５２（ｍ，１Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）４．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８２（ｍ，２Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３０（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４０（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４０（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２１９
製造例２１９ａ）

製造例２０３と同様の方法で２−（４−メチルフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．４０（ｓ，３Ｈ）２．７７（ｓ，３Ｈ）７．２５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．８５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２１９ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（４−メチルフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．４０（ｓ，３Ｈ）２．７０（ｓ，３Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．１３（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５８（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．４９（ｂｓ，１Ｈ）６．８４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．８１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２２０
製造例２２０ａ）

製造例２０３と同様の方法で２−（３−クロロ−４−フルオロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．８０（ｓ，３Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８４（ｍ，１Ｈ）８．０９（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２２０ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（３−クロロ ４−フルオロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．７０（ｓ，３Ｈ）２．９４（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６１（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．１３（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５８（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．５２（ｂｓ，１Ｈ）６．８４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２１−７．２３（ｍ，２Ｈ）７．７６−７．８０（ｍ，１Ｈ）８．０２（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２２１
製造例２２１ａ）

製造例２０３と同様の方法で２−（２，４−ジクロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．６７（ｓ，３Ｈ）７．６０（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８６（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．２８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２２１ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（２，４−ジクロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．７２（ｓ，３Ｈ）２．９４（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．１３（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５９（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．５２（ｂｓ，１Ｈ）６．８４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．２４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２２２
製造例２２２ａ）

製造例２０３と同様の方法で２−（２−メチルフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．６１（ｓ，３Ｈ）２．８２（ｓ，３Ｈ），７．２７−７．３３（ｍ，２Ｈ）７．３７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２２２ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（２−メチルフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．５７（ｓ，３Ｈ）２．７２（ｓ，３Ｈ）２．９４（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５９（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．５１（ｂｓ，１Ｈ）６．８４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２６−７．３８（ｍ，３Ｈ）７．７０（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２２３
製造例２２３ａ）

製造例２０３と同様の方法で２−（４−メトキシフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．６３（ｓ，３Ｈ）３．８０（ｓ，３Ｈ）７．０４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．９０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２２３ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（４−メトキシフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．６９（ｓ，３Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５８（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．４９（ｂｓ，１Ｈ）６．８３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．１７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２２４
製造例２２４ａ）

製造例２０３と同様の方法で２−（３−メチルフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．４２（ｓ，３Ｈ）２．８１（ｓ，３Ｈ）７．３２（ｍ，２Ｈ）７．７６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２２４ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（３ メチルフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．４１（ｓ，３Ｈ）２．７１（ｓ，３Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝７．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．５，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．５，７．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５８（ｄ，Ｊ＝７．０Ｈｚ，２Ｈ）６．４９（ｂｓ，１Ｈ）６．８４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２５−７．３４（ｍ，２Ｈ）７．７０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．７６（ｂｓ，１Ｈ）
実施例２２５
製造例２２５ａ）

製造例２０３と同様の方法で２−（４−フルオロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．８５（ｓ，３Ｈ）７．１６（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８７（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２２５ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（４−フルオロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）（ＭＨ^＋）４８７
実施例２２６
製造例２２６ａ）

ジクロロ酢酸メチル２０ｇとアセトアルデヒド８ｇを無水ジエチルエーテル５０ｍｌに溶解し、氷冷下２８％ナトリウムメチラート２５ｇを滴下した。反応液を氷冷下で２時間撹拌した後水、飽和食塩水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残渣をメタノール６０ｍｌに溶解し、チオ尿素８．５ｇを加え、４時間加熱還流した。反応液を氷冷し、水、アンモニア水を加えてｐＨ９にして、ジクロロメタンを加え抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し（ヘキサン：酢酸エチル＝４：１→１：１）、メチル ２−アミノ−５−メチル−１，３−チアゾール−４−カルボキシレート２．８ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．６１（ｓ，３Ｈ）３．８８（ｓ，３Ｈ）５．０２（ｂｓ，２Ｈ）
製造例２２６ｂ）

メチル ２−アミノ−５−メチル−１，３−チアゾール−４−カルボキシレート２．８ｇをメタノール３０ｍｌと臭化水素酸７ｍｌに溶解し、氷冷下、亜硝酸ナトリウム１．２ｇの水溶液を滴下した。反応液を３０分間氷冷下撹拌したのち、あらかじめ６０℃に加熱しておいた臭化第一銅１．３ｇの臭化水素酸７ｍｌ溶液中に加え、６０℃で１時間撹拌した。反応液を氷冷し、水を加え、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮することによりメチル ２−ブロモ−５−メチル−１，３−チアゾール−４−カルボキシレート０．４７ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．７４（ｓ，３Ｈ）３．９３（ｓ，３Ｈ）
製造例２２６ｃ）

メチル ２−ブロモ−５−メチル−１，３−チアゾール−４−カルボキシレート０．３ｇと３−クロロフェニルボロン酸０．２ｇをトルエンに溶解し、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム０．１５ｇと炭酸カリウム０．７ｇを加えた。反応液を窒素雰囲気下４時間加熱還流した。反応液を冷却し、セライト濾過した後減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、メチル ２−（３−メチルフェニル）−５−メチル−１，３−チアゾール−４−カルボキシレート０．２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．８３（ｓ，３Ｈ）３．９７（ｓ，３Ｈ）７．３８（ｍ，２Ｈ）７．７７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
製造例２２６ｄ）

メチル ２−（３−メチルフェニル）−５−メチル−１，３−チアゾール−４−カルボキシレート０．２ｇをメタノール１０ｍｌに溶解し、５Ｎ水酸化ナトリウム溶液１ｍｌを加え、１時間加熱還流した。反応液を氷冷し、２Ｎ塩酸で中和した後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、２−（３−メチルフェニル）−５−メチル−１，３−チアゾール−４−カルボン酸０．２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．７３（ｓ，３Ｈ）７．５５（ｍ，２Ｈ）７．８３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２２６ｅ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（３−メチルフェニル）−５−メチル−１，３−チアゾール−４−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５０３（ＭＨ^＋）
実施例２２７
製造例２２７ａ）

製造例２２６と同様の方法により２−（３−５−ジクロロフェニル）−５−メチル−１，３−チアゾール−４−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．７４（ｓ，３Ｈ）８．７５（ｓ，１Ｈ）８．９０（ｓ，２Ｈ）
実施例２２７ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（３−５−ジクロロフェニル）−５−メチル−１，３−チアゾール−４−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３７（ＭＨ^＋）
実施例２２８
製造例２２８ａ）

製造例２２６と同様の方法により５−メチル−２−（５−メチル−２−チエニル）−１，３−チアゾール−４−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．５３（ｓ，３Ｈ）２．８１（ｓ，３Ｈ）６．７４（ｄ，Ｊ＝５．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２８（ｄ，Ｊ＝５．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２２８ｂ）

実施例３８と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（［５−メチル−２−（５−メチル−２−チエニル）−１，３−チアゾール−４−イル］カルボニルアミノ）メチル］フェニルプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８９（ＭＨ^＋）
実施例２２９
製造例２２９ａ）

製造例２２６と同様の方法により５−メチル−２−（３−チエニル）−１，３−チアゾール−４−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．８４（ｓ，３Ｈ）７．４１（ｄｄ，Ｊ＝１．０，５．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５０（ｄ，Ｊ＝１．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８１（ｄ，Ｊ＝５．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２２９ｂ）

実施例３８と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（［５−メチル−２−（３−チエニル）−１，３−チアゾール−４−イル］カルボニルアミノ）メチル］フェニルプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７５（ＭＨ^＋）
実施例２３０
製造例２３０ａ）

製造例２２６と同様の方法により２−（５−クロロ−２−チエニル）−５−メチル−１，３−チアゾール−４−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．８３（ｓ，３Ｈ）６．９２（ｄ，Ｊ＝５．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｄ，Ｊ＝５．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２３０ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（５−クロロ−２−チエニル）−５−メチル−１，３−チアゾール−４−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５０９（ＭＨ^＋）
実施例２３１
製造例２３１ａ）

１−シクロペンタンカルボキサミド２ｇをテトラヒドロフランに溶解し、ローソン試薬４．３ｇを加えて室温で１６時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮した後残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、１−シクロペンタンカルボチオアミド１．８ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．６４（ｍ，２Ｈ）１．７８−１．９４（ｍ，４Ｈ）２．００（ｍ，２Ｈ）２．９５（ｑｕｉ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８６（ｂｓ，１Ｈ）７．５０（ｂｓ，１Ｈ）
製造例２３１ｂ）

エチル ２−クロロアセト酢酸と１−シクロペンタンカルボチオアミドを原料として製造例２０３と同様の方法で処理することにより２−シクロペンチル−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．７０−１．８８（ｍ，６Ｈ）２．２０（ｍ，２Ｈ）２．７２（ｓ，３Ｈ）３．４２（ｑｕｉ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２３１ｃ）

実施例３８と同様の方法により３−［３−（［（２−シクロペンチル−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル １）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６１（ＭＨ^＋）
実施例２３２
製造例２３２ａ）

製造例２３１と同様の方法により２−シクロヘキシル−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．２５−１．５５（ｍ，５Ｈ）１．７５（ｍ，１Ｈ）１．８６（ｍ，２Ｈ）．２１３（ｍ，２Ｈ）２．７２（ｓ，３Ｈ）２．９６（ｑｕｉ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２３２ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−［３−（［（２−シクロヘキシル−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル １）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）（ＭＨ^＋）４７５
実施例２３３
製造例２３３ａ）

製造例２３１と同様の方法により２−（２−メチルフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．６１（ｓ，３Ｈ）２．８２（ｓ，３Ｈ）７．３０（ｍ，２Ｈ）７．３７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８０（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２３３ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（２−メチルフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８２（ＭＨ^＋）
実施例２３４
製造例２３４ａ）

製造例２３１と同様の方法により２−（２−メトキシフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．６６（ｓ，３Ｈ）４．０２（ｓ，３Ｈ）７．１０（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５５（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８２８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２３４ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（２−メトキシフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９８（ＭＨ^＋）
実施例２３５
製造例２３５ａ）

２−シアノ−３−メチルピリジン２ｇをピリジン３０ｍｌ、トリエチルアミン１２ｍｌに溶解し、硫化水素ガスを２時間バブリングした。反応液を封管中５０℃で２時間撹拌した後減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し（ヘキサン：酢酸エチル＝１：１）、３−メチル−２−ピリジンカルボチオアミド２．６ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．７６（ｓ，３Ｈ）７．２８（ｍ，１Ｈ）７．６２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３７（ｄ，Ｊ＝４．０Ｈｚ，１Ｈ）
製造例２３５ｂ）

エチル ２−クロロアセト酢酸と３−メチル−２−ピリジンカルボチオアミドを原料として製造例２０３と同様の方法で処理することにより４−メチル−２−（３−メチル−２−ピリジル）−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．６６（ｓ，３Ｈ）２．７１（ｓ，３Ｈ）７．４２（ｄｄ，Ｊ＝４．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．４４（ｄ，Ｊ＝４．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２３５ｃ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（３−メチル−２−ピリジル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８４（ＭＨ^＋）
実施例２３６
製造例２３６ａ）

３−ピコリン２ｇをジクロロメタン３０ｍｌに溶解し、ｍ−クロロ過安息香酸５．６ｇを加え、室温で１６時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し（酢酸エチル：メタノール＝４：１）、３−ピリジンＮ−オキシド２．４ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．３１（ｓ，３Ｈ）７．１０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄｄ，Ｊ＝４．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．０７（ｍ，２Ｈ）
製造例２３６ｂ）

３−ピリジンＮ−オキシド２．４ｇをアセトニトリル３０ｍｌに溶解し、トリメチルシリルシアニド３．５ｍｌとジメチルカルバモイルクロリド２．４ｍｌを加え、２時間加熱還流した。反応液を氷冷し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製した（ヘキサン：酢酸エチル＝１：１）。成績体を製造例２３５ａ）に従って処理し、５−メチル−２−ピリジンカルボチオアミド０．２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．４１（ｓ，３Ｈ）７．６３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３４（ｂｓ，１Ｈ）８．６０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
製造例２３６ｃ）

２−クロロアセト酢酸と５−メチル−２−ピリジンカルボチオアミドを原料として製造例２０３と同様の方法で処理することにより２−（５−エチル−２−ピリジル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．３５（ｓ，３Ｈ）２．６５（ｓ，３Ｈ）７．７８（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．０２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．４８（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２３６ｄ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（５−メチル−２−ピリジル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８４（ＭＨ^＋）
実施例２３７
製造例２３７ａ）

製造例２０３と同様の方法により２−（２−クロロフェニル）−４−エチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３７（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）３．２４（ｑ，Ｈ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．４０（ｍ，２Ｈ）７．５２（ｍ，１Ｈ）８．３５（ｍ，１Ｈ）
実施例２３７ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（２−クロロフェニル）−４−エチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１７（ＭＨ^＋）
実施例２３８
製造例２３８ａ）

製造例２０３と同様の方法により２−（４−クロロフェニル）−４−エチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：１．２３（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）３．０８（ｑ，Ｈ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．００（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２３８ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（４−クロロフェニル）−４−エチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１７（ＭＨ^＋）
実施例２３９
製造例２３９ａ）

製造例２０３と同様の方法により２−（４−メチルフェニル）−４−エチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：１．２３（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）２．３５（ｓ，３Ｈ）３．０７（ｑ，Ｈ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．３０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．８６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２３９ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（４−メチルフェニル）−４−エチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９７（ＭＨ^＋）
実施例２４０
製造例２４０ａ）

製造例２３５と同様の方法により４−エチル−２−（３−メチル−２−ピリジル）−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：１．２７（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）２．７４（ｓ，３Ｈ）３．１０（ｑ，Ｈ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．４２（ｄｄ，Ｊ＝４．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．４８（ｄ，Ｊ＝４．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２４０ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（３−メチル−２−ピリジル）−４−エチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９８（ＭＨ^＋）
実施例２４１
製造例２４１ａ）

製造例２３６ａ−ｃ）と同様の方法により２−（５−メチル−２−ピリジル）−４−エチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：１．２４（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）２．３５（ｓ，３Ｈ）３．０９（ｑ，Ｈ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．７９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．４９（ｓ，１Ｈ）
実施例２４１ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（５−メチル−２−ピリジル）−４−エチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９８（ＭＨ^＋）
実施例２４２
製造例２４２ａ）

製造例２０３と同様の方法により２−（３−クロロ−４−フルオロフェニル）−４−エチル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３５（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）３．２０（ｑ，Ｈ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８３（ｍ，１Ｈ）８．１０（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２４２ｂ）

実施例３８と同様の方法により３−３−［（［２−（３−クロロ４−フルオロフェニル）−４−エチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシカルボン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５３５（ＭＨ^＋）
実施例２４３
製造例２４３ａ）

製造例２０３と同様の方法で４−エチル−２−（２−チエニル）−１，３−チアゾール−５−カルボン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３３（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）３．１８（ｑ，Ｈ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．０，５．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４７（ｄ，Ｊ＝４．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６０（ｄ，Ｊ＝５．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２４３ｂ）

実施例３８と同様の方法により２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（［４−エチル−２−（２−チエニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］フェニルプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８９（ＭＨ^＋）
実施例２４４
実施例２４４ａ）

４−メトキシ−３−｛２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチル｝ベンズアルデヒドを用いて、製造例１ａ）に続き、製造例１ｂ）と同様の方法により、エチル ２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチルフェニル）プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．７９（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０８（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，２Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１５−４．２０（ｍ，４Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９６（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）７．０９（ｓ，１Ｈ）７．１０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２４４ｂ）

エチル ２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチルフェニル）プロパノエートを実施例１ｅ）と同様に処理し、２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチルフェニル）プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝７．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０９（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，２Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８３（ｓ，３Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．６Ｈｚ，１Ｈ）４．１７（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，２Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９６（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）７．０９（ｓ，１Ｈ）７．０９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２４５
実施例２４５ａ）

４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシ｝メチル）ベンズアルデヒドを用いて、製造例１ａ）に続き、製造例１ｂ）と同様の方法で、エチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシメチル）フェニル］プロパノエートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．７９（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１５−４．２０（ｍ，２Ｈ）４．５８（ｓ，２Ｈ）４．６４（ｓ，２Ｈ）６．７９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２８（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．４９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２４５ｂ）

エチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシメチル）フェニル］プロパノエートを実施例１ｅ）と同様に処理し、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシメチル）フェニル］プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝７．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．６Ｈｚ，１Ｈ）４．５９（ｓ，２Ｈ）４．６４（ｓ，２Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２８（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．５０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）７．６０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２４６

水素化ナトリウム４０ｍｇをテトラヒドロフラン２ｍｌに溶解し、氷冷下エチル ３−［３−（ヒドロキシメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエート０．５１ｇのテトラヒドロフラン溶液（１ｍｌ）および４−クロロベンジルブロミド０．２５ｍｇをこの順に加え、室温で１５時間撹拌した。反応液を氷冷した後、１Ｎ塩酸で中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（４：１）溶出分画より０．１９ｇを得た。得られた０．１９ｇを実施例１ｅ）と同様に処理し、３−（３−［（４−クロロメチル）オキシ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸０．１７ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝７．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）４．１２（ｄｄ，Ｊ＝４．０，７．６Ｈｚ，１Ｈ）４．５９（ｓ，２Ｈ）４．６０（ｓ，２Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２７（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．３２（ｓ，４Ｈ）
実施例２４７
製造例２４７ａ）

エチル ３−［３−（ヒドロキシメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエート２．２ｇをジメトキシエタン１５ｍｌに溶解し、氷冷下で三臭化リン１．２ｍｌを加え、室温で４時間撹拌した。反応液をエーテルで希釈し、水で洗浄した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（４：１）溶出分画よりエチル ３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエート２．６ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９５（ｄｄ，Ｊ＝５．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．００（ｄｄ，Ｊ＝５．２，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１１−４．２１（ｍ，２Ｈ）４．５３（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，２Ｈ）６．７９（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．１２（ｓ，１Ｈ）
製造例２４７ｂ）

水素化リチウムアルミニウム８７ｍｇをテトラヒドロフラン７．５ｍｌに溶解し、氷冷下０．５０ｇのエチル ５−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−カルボキシレートのテトラヒドロフラン溶液（２．５ｍｌ）を加え、室温で３時間撹拌した。反応液を氷冷した後、水および１Ｎ塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１）溶出分画より（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）メタノール０．４２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．４６（ｓ，３Ｈ）４．８２（ｓ，２Ｈ）７．５０−７．５３（ｍ，３Ｈ）７．８８−７．９１（ｍ，２Ｈ）
実施例２４７ｃ）

水素化ナトリウム２４ｍｇをテトラヒドロフラン２ｍｌに溶解し、氷冷下３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエート０．１９ｇのテトラヒドロフラン溶液（１ｍｌ）および（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）メタノール０．１２ｍｇのテトラヒドロフラン溶液（１ｍｌ）をこの順に加え、室温で１５時間撹拌した。反応液に１Ｎ水酸化ナトリウム水溶液２ｍｌを加え、室温で２時間撹拌した。反応液を氷冷した後、１Ｎ塩酸で中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を濃縮した後、逆相系のカラムで溶出溶媒として水−アセトニトリル−トリフルオロ酢酸系を用いたＨＰＬＣにて精製し、２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）メトキシ］メチルフェニル）プロパン酸０．１３ｇを得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５４（ＭＨ^＋）
実施例２４８
製造例２４８ａ）

フサル酸を用い、製造例２４７ｂ）と同様の方法で、（５−ブチル−２−ピリジル）メタノールを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９３（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．３１−１．４０（ｍ，２Ｈ）１．５６−１．６５（ｍ，２Ｈ）２．６３（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）４．７３（ｓ，２Ｈ）７．１４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３９（ｓ，１Ｈ）
実施例２４８ｂ）

（５−ブチル−２−ピリジル）メタノールおよび３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例２４７）と同様の方法で、３−（３−［（５−ブチル−２−ピリジル）メトキシ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４１６（ＭＨ^＋）
実施例２４９
製造例２４９ａ）

４−イソプロポキシ安息香酸を用い、製造例２４７ｂ）と同様の方法で、（４−イソプロポキシフェニル）メタノールを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３４（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，６Ｈ）４．５５（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）４．６２（ｓ，２Ｈ）６．８７（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２４９ｂ）

（４−イソプロポキシフェニル）メタノールおよび３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例２４７）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−（３−［（４−イソプロポキシベンジル）オキシ］メチル−４−メトキシ）プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４１７（ＭＨ^＋）
実施例２５０
製造例２５０ａ）

４−クロロ−２−メトキシ安息香酸を用い、製造例２４７ｂ）と同様の方法で、（４−クロロ−２−メトキシフェニル）メタノールを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．８３（ｓ，３Ｈ）４．６２（ｓ，２Ｈ）６．８５（ｓ，１Ｈ）６．９４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２５０ｂ）

（４−クロロ−２−メトキシフェニル）メタノールおよび３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例２４７）と同様の方法で、３−（３−［（４−クロロ−２−メトキシベンジル）オキシ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４２３（ＭＨ^＋）
実施例２５１
製造例２５１ａ）

２−クロロ−４−メトキシ安息香酸を用い、製造例２４７ｂ）と同様の方法で、（２−クロロ−４−メトキシフェニル）メタノールを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．８０（ｓ，３Ｈ）４．７０（ｓ，２Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９５（ｓ，１Ｈ）７．３７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２５１ｂ）

（２−クロロ−４−メトキシフェニル）メタノールおよび３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例２４７）と同様の方法で、３−（３−［（２−クロロ−４−メトキシベンジル）オキシ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４２３（ＭＨ^＋）
実施例２５２
製造例２５２ａ）

２−メトキシ−４−（トリフルオロメチル）安息香酸を用い、製造例２４７ｂ）と同様の方法で、［２−メトキシ−４−（トリフルオロメチル）フェニル］メタノールを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．９２（ｓ，３Ｈ）４．７２（ｓ，２Ｈ）７．０８（ｓ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２５２ｂ）

（２−クロロ−４−メトキシフェニル）メタノールおよび３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例２４７）と同様の方法で、３−［３−（［２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５７（ＭＨ^＋）
実施例２５３
製造例２５３ａ）

４−フェノキシ安息香酸を用い、製造例２４７ｂ）と同様の方法で、（４−フェノキシフェニル）メタノールを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：４．７２（ｓ，２Ｈ）７．００−７．０２（ｍ，４Ｈ）７．１２（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３０−７．３８（ｍ，４Ｈ）
実施例２５３ｂ）

（４−フェノキシフェニル）メタノールおよび３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例２４７）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−［（４−フェノキシベンジル）オキシ］メチルフェニル）プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５１（ＭＨ^＋）
実施例２５４

２，４−ジクロロベンジルアルコールおよび３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例２４７）と同様の方法で、３−（３−［（２，４−ジクロロベンジル）オキシ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４２７（ＭＨ^＋）
実施例２５５

２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンジルアルコールおよび３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例２４７）と同様の方法で、３−［３−（［２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４４５（ＭＨ^＋）
実施例２５６

４−クロロ−２−フルオロベンジルアルコールおよび３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例２４７）と同様の方法で、３−（３−［（４−クロロ−２−フルオロベンジル）オキシ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４１１（ＭＨ^＋）
実施例２５７

３，４−ジクロロベンジルアルコールおよび３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例２４７）と同様の方法で、３−（３−［（３，４−ジクロロベンジル）オキシ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４２７（ＭＨ^＋）
実施例２５８

４−イソプロピルベンジルアルコールおよび３−［３−（ブロモメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例２４７）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−（３−［（４−イソプロピルベンジル）オキシ］メチル−４−メトキシフェニル）プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４０１（ＭＨ^＋）
実施例２５９

４−メトキシ−３−｛２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチル｝ベンズアルデヒドおよび２，４−チアゾリジンジオンを用い、製造例２７ｃ）に続き実施例２９）と同様の方法で、５−（４−メトキシ−３−２−［４−（トリフルオロメチル）フェノキシ］エチルベンジル）−１，３−チアゾラン−２，４−ジオンを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．０９（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）３．１０（ｄｄ，Ｊ＝９．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４５（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８３（ｓ，３Ｈ）４．１７（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，２Ｈ）４．４９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．２Ｈｚ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９６（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）７．０８−７．１０（ｍ，２Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）８．３７（ｂｒｓ，１Ｈ）
実施例２６０

４−メトキシ−３−（｛［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシ｝メチル）ベンズアルデヒドおよび２，４−チアゾリジンジオンを用い、製造例２７ｃ）に続き実施例２９）と同様の方法で、５−［４−メトキシ−３−（［４−（トリフルオロメチル）ベンジル］オキシメチル）ベンジル］−１，３−チアゾラン−２，４−ジオンを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．１１（ｄｄ，Ｊ＝１０．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４７（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）４．５１（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．２Ｈｚ，１Ｈ）４．５８（ｓ，２Ｈ）４．６６（ｓ，２Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１２（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２４−７．２８（ｍ，１Ｈ）７．５０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．１０（ｂｒｓ，１Ｈ）
実施例２６１
製造例２６１ａ）

ｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−（５−ホルミル−２−メトキシベンジル）カルバメート７．７ｇおよび２，４−チアゾリジンジオン３．４ｇをトルエン１００ｍｌに溶解し、ピペリジン０．２８ｇおよび酢酸０．２４ｇを加え、ディーンスターク装置を付して３時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却した後、析出した結晶を濾取し、トルエンで洗浄した後、減圧下乾燥し、ｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イリデン）メチル］−２−メトキシベンジルカルバメートを得た。次いで得られたｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イリデン）メチル］−２−メトキシベンジルカルバメートをジメチルホルムアミド８０ｍｌに溶解し、１０％パラジウム炭素８．０ｇを加え、５０度、１５ｋｇ／ｃｍ^２に水素加圧下で２０時間撹拌した。触媒を濾過し溶媒を減圧留去した後、水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（１：１）溶出分画よりｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジルカルバメート８．２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４５（ｓ，９Ｈ）３．１１（ｄｄ，Ｊ＝９．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４２（ｄｄ，Ｊ＝３．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８３（ｓ，３Ｈ）４．２６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．５０（ｄｄ，Ｊ＝３．６，９．２Ｈｚ，１Ｈ）５．００−５．０８（ｍ，１Ｈ）６．７９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０９−７．１３（ｍ，２Ｈ）８．２８−８．３３（ｍ，１Ｈ）
実施例２６１ｂ）

ｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジルカルバメート８．２ｇに４Ｍ ＨＣｌ−ｄｉｏｘａｎｅ ４０ｍｌを加え、１時間撹拌した。反応液を濃縮した後、減圧下乾燥し、ｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジルアミン塩酸塩６．０ｇを得た。次いで得られたｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジルアミン塩酸塩０．２０ｇおよび２−メトキシ−４−（トリフルオロメチル）安息香酸０．１５ｇをジメチルホルムアミド２．５ｍｌに溶解し、氷冷下シアノホスホン酸ジエチル０．１１ｍｌ、トリエチルアミン０．１０ｍｌを加えた。室温で１６時間撹拌した後、反応液を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機層を１Ｎ塩酸、飽和食塩水の順番で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１）溶出分画よりＮ１−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−２−メトキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミド０．１８ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．９９（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２８（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）３．９７（ｓ，３Ｈ）４．４２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．７９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０８−７．１３（ｍ，２Ｈ）７．３７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４２（ｓ，１Ｈ）７．８４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．６４（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）１２．０２（ｂｒｓ，１Ｈ）
実施例２６２

２−クロロ−４−メトキシ安息香酸およびｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジルアミン塩酸塩を用い、実施例２６１）と同様の方法で、Ｎ１−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−２−クロロ−４−メトキシベンズアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．９９（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２８（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７８（ｓ，３Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．４２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．７９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９４−６．９６（ｍ，１Ｈ）７．０６（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０８−７．１３（ｍ，２Ｈ）７．４３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．６４（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）１２．０２（ｂｒｓ，１Ｈ）
実施例２６３

フサル酸およびｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジルアミン塩酸塩を用い、実施例２６１）と同様の方法で、Ｎ２−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−５−ブチル−２−ピリジンカルボキシアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：０．８９（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．２５−１．３３（ｍ，２Ｈ）１．５３−１．６０（ｍ，２Ｈ）２．６７（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）２．９９（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２８（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．４２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．７７（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０３（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１０（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．８１（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．４９（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．８９（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）１２．０２（ｂｒｓ，１Ｈ）
実施例２６４

４−イソプロポキシ安息香酸およびｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジルアミン塩酸塩を用い、実施例２６１）と同様の方法で、Ｎ１−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−４−イソプロポキシベンズアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：１．２６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）２．９９（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２８（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．４２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．６９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．７９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９５（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）７．０３（ｓ，１Ｈ）７．０８（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．８４（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）８．６３（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）１２．０２（ｂｒｓ，１Ｈ）
実施例２６５

４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−カルボン酸およびｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジルアミン塩酸塩を用い、実施例２６１）と同様の方法で、Ｎ４−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−カルボキシアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．６１（ｓ，３Ｈ）２．９９（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２８（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．３７（ｍ，２Ｈ）４．７７（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０８−７．１３（ｍ，２Ｈ）７．４６−７．５２（ｍ，３Ｈ）７．９０−７．９５（ｍ，２Ｈ）８．６１（ｍ，１Ｈ）１２．０２（ｂｒｓ，１Ｈ）
実施例２６６

４−フェニル安息香酸およびｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジルアミン塩酸塩を用い、実施例２６１）と同様の方法で、Ｎ１−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−４−フェニルベンズアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．９９（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２８（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．４２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．７７（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０８−７．１３（ｍ，２Ｈ）７．３９（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，１Ｈ）７．４８（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，２Ｈ）７．７２（ｄ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，２Ｈ）７．７６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．９９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．８７（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）１２．０２（ｂｒｓ，１Ｈ）
実施例２６７

４−フェノキシ安息香酸およびｔｅｒｔ−ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジルアミン塩酸塩を用い、実施例２６１）と同様の方法で、Ｎ１−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−４−フェノキシベンズアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．９９（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２８（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．４２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．７７（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０２（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）７．０５−７．１０（ｍ，４Ｈ）７．２０（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．４３（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．９２（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）８．７６（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）１２．０２（ｂｒｓ，１Ｈ）
実施例２６８

フサル酸およびエチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例１９ｄ）に続き実施例１９ｅ）と同様の方法で、３−［３−（［（５−ブチル−２−ピリジル）カルボニル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９３（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，３Ｈ）１．００（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．３１−１．４０（ｍ，２Ｈ）１．５６−１．６５（ｍ，２Ｈ）２．６６（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５３（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．０８（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６３（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１２（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６３（ｄｄ，Ｊ＝１．６，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．１０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３５（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２６９

４−イソプロポキシ安息香酸およびエチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例１９ｄ）に続き実施例１９ｅ）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−（３−［（４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．３４（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，６Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．５９−４．６１（ｍ，１Ｈ）６．５５−６．６１（ｍ，１Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８７（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）７．１３（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．６９（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２７０

４−フェニル安息香酸およびエチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例１９ｄ）に続き実施例１９ｅ）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−［（４−フェニルベンゾイル）アミノ］メチルフェニル）プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５８（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８８（ｓ，３Ｈ）４．１１（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６３（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）６．６８−６．７３（ｍ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１５（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３５−７．４０（ｍ，１Ｈ）７．４６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．５９（ｄ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．６４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．８２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２７１

４−フェノキシ安息香酸およびエチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例１９ｄ）に続き実施例１９ｅ）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−［（４−フェノキシベンゾイル）アミノ］メチルフェニル）プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．６０−６．６５（ｍ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．０３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．１３−７．１８（ｍ，２Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．７２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２７２

４−イソプロピル安息香酸およびエチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例１９ｄ）に続き実施例１９ｅ）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−（３−［（４−イソプロピルベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）プロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．２５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９２（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．６６−６．７０（ｍ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２６（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．６８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２７３

２，４−ジメトキシ安息香酸およびエチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例１９ｄ）に続き実施例１９ｅ）と同様の方法で、３−（３−［（２，４−ヂメトキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）３．８８（ｓ，３Ｈ）３．９２（ｓ，３Ｈ）４．０９（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６１−４．６３（ｍ，２Ｈ）６．４７（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）６．５９（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．１９（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）８．３４−８．３９（ｍ，１Ｈ）
実施例２７４

４−シクロヘキシル安息香酸およびエチル ３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−（３−［（４−シクロヘキシルベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５４（ＭＨ^＋）
実施例２７５

４−（４’−エチルフェニル）安息香酸およびエチル ３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［４−（４’−エチルフェニル）ベンゾイル］アミノ）メチルフェニル］プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７６（ＭＨ^＋）
実施例２７６

２−ナフタレンカルボン酸およびエチル ３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−［（２−ナフチルカルボニル）アミノ］メチルフェニル）プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４２２（ＭＨ^＋）
実施例２７７
製造例２７７ａ）

２−クロロ−４−ヒドロキシ安息香酸１．９ｇをジメチルホルムアミド２０ｍｌに溶解し、ヨウ化メチル１．８ｇおよび炭酸水素カリウム１．２ｇを加え、室温で３時間撹拌した。反応液を水で希釈した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を１Ｎ塩酸、飽和食塩水の順番で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（３：１）溶出分画より２−クロロ−４−ヒドロキシ安息香酸メチル１．７ｇを得た。
製造例２７７ｂ）

２−クロロ−４−ヒドロキシ安息香酸メチル０．２５ｇをジメチルホルムアミド１０ｍｌに溶解し、ヨウ化エチル０．２３ｇおよび炭酸カリウム０．２１ｇを加え、で８時間撹拌した。反応液を水で希釈した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を１Ｎ塩酸、飽和食塩水の順番で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をメタノール６ｍｌに溶解し、１Ｎ水酸化ナトリウム３ｍｌを加え、室温で６時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、１Ｎ塩酸で中和した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して２−クロロ−４−エトキシ安息香酸１．７ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）４．１０（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）６．８４（ｄｄ，Ｊ＝２．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．９９（ｄ，Ｊ＝２．８Ｈｚ，１Ｈ）８．０３（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２７７ｃ）

２−クロロ−４−エトキシ安息香酸および３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−（３−［（２−クロロ−４−エトキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５０（ＭＨ^＋）
実施例２７８
製造例２７８ａ）

２−クロロ−４−ヒドロキシ安息香酸メチルおよびヨウ化プロピルを用い、製造例２７７ｂ）と同様の方法で、２−クロロ−４−プロポキシ安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．８０−１．８６（ｍ，２Ｈ）３．９８（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）６．８４（ｄｄ，Ｊ＝２．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．９９（ｄ，Ｊ＝２．８Ｈｚ，１Ｈ）８．０３（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２７８ｂ）

２−クロロ−４−プロポキシ安息香酸および３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−（３−［（２−クロロ−４−プロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．０４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．７６−１．８５（ｍ，２Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）３．９２（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８０−６．８９（ｍ，３Ｈ）６．９５−７．０２（ｍ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７４（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２７９
製造例２７９ａ）

２−クロロ−４−ヒドロキシ安息香酸メチルおよびヨウ化イソプロピルを用い、製造例２７７ｂ）と同様の方法で、２−クロロ−４−イソプロポキシ安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．３７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，６Ｈ）４．６２（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８１（ｄｄ，Ｊ＝２．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．９９（ｄ，Ｊ＝２．８Ｈｚ，１Ｈ）８．０２（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２７９ｂ）

２−クロロ−４−イソプロポキシ安息香酸および３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−（３−［（２−クロロ−４−イソプロポキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６４（ＭＨ^＋）
実施例２８０
製造例２８０ａ）

２−クロロ−４−ヒドロキシ安息香酸メチルおよび臭化シクロペンチルを製造例２７７ｂ）と同様の方法で、２−クロロ−４−シクロペンチルオキシ安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．７６−１．９８（ｍ，８Ｈ）４．７８−４．８２（ｍ，１Ｈ）６．８１（ｄｄ，Ｊ＝２．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．９９（ｄ，Ｊ＝２．８Ｈｚ，１Ｈ）８．０２（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２８０ｂ）

２−クロロ−４−シクロペンチルオキシ安息香酸および３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−（３−［（２−クロロ−４−シクロペンチルオキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．７２−１．９５（ｍ，８Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．７４−４．７７（ｍ，１Ｈ）６．７９−６．８６（ｍ，３Ｈ）６．９５−７．０１（ｍ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７３（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２８１
製造例２８１ａ）

４−クロロ−２−ヒドロキシ安息香酸５．０ｇをジメチルホルムアミド２５ｍｌに溶解し、ヨウ化エチル１４．５ｇおよび炭酸カリウム１２ｇを加え、７０℃で８時間撹拌した。反応液を水で希釈した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を１Ｎ塩酸、飽和食塩水の順番で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１）溶出分画より、４−クロロ−２−エトキシ安息香酸エチル３．８ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４８（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５９（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）４．１０（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．３３（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）６．９２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）６．９４（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．７３（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
製造例２８１ｂ）

４−クロロ−２−エトキシ安息香酸エチル０．２ｇをメタノール５ｍｌに溶解し、１Ｎ水酸化ナトリウム２ｍｌを加え、室温で６時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、１Ｎ塩酸で中和した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して４−クロロ−２−エトキシ安息香酸０．２０ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．５９（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）４．３３（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．０４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．８Ｈｚ，１Ｈ）８．１３（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２８１ｃ）

４−クロロ−２−エトキシ安息香酸および３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−（３−［（４−クロロ−２−エトキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５０（ＭＨ^＋）
実施例２８２
製造例２８２ａ）

２，４−ジヒドロキシ安息香酸およびヨウ化エチルを製造例２８１ａ）に続き、製造例２８１ｂ）と同様の方法で、２，４−ジエトキシ安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）４．１０（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．２８（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）６．５１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）６．６２（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．８Ｈｚ，１Ｈ）８．１２（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２８２ｂ）

２，４−ジエトキシ安息香酸および３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−（３−［（２，４−ジエトキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６０（ＭＨ^＋）
実施例２８３
製造例２８３ａ）

２−ヒドロキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアルデヒド０．８０ｇをジメチルホルムアミド８ｍｌに溶解し、ヨウ化エチル０．７８ｇおよび炭酸カリウム０．６９ｇを加え、７０℃で２時間撹拌した。反応液を水で希釈した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を１Ｎ塩酸、飽和食塩水の順番で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（５：１）溶出分画より、２−エトキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアルデヒド０．６０ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．５７（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）４．２２（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．２２（ｓ，１Ｈ）７．２９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）１０．５０（ｓ，１Ｈ）
製造例２８３ｂ）

２−エトキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアルデヒド０．６０ｇをジメチルスルホキシド５ｍｌとリン酸二水素ナトリウム６７ｍｇ水溶液（１ｍｌ）に溶解し、亜塩素酸ナトリウム０．３５ｇ水溶液（３ｍｌ）を滴下した。室温で１２時間撹拌後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（２：１）溶出画分より２−エトキシ−４−（トリフルオロメチル）安息香酸０．５５ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．６１（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）４．４０（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．２８（ｓ，１Ｈ）７．４０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２８３ｃ）

２−エトキシ−４−（トリフルオロメチル）安息香酸および３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−［３−（［２−エトキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８４（ＭＨ^＋）
実施例２８４
製造例２８４ａ）

２−ヒドロキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアルデヒドおよびヨウ化プロピルを用い、製造例２８３ａ）と同様の方法で、２−プロポキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアルデヒドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１１（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．８８−１．９６（ｍ，２Ｈ）４．１０（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．２２（ｓ，１Ｈ）７．２９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）１０．５０（ｓ，１Ｈ）
製造例２８４ｂ）

２−プロポキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアルデヒドを用い、製造例２８３ｂ）と同様の方法で、２−プロポキシ−４−（トリフルオロメチル）安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．１５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．９４−２．０４（ｍ，２Ｈ）４．３０（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．２８（ｓ，１Ｈ）７．４０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２８４ｃ）

２−プロポキシ−４−（トリフルオロメチル）安息香酸および３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［２−プロポキシ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノメチル）フェニル］プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９８（ＭＨ^＋）
実施例２８５
製造例２８５ａ）

４−ブロモ安息香酸およびエチル ３−［３−（アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例１９ｄ）と同様の方法で、エチル ３−［−３−（［４−ブロモベンゾイル］アミノ）メチル］−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパノエートを得た。次いで、得られたエチル ３−［−３−（［４−ブロモベンゾイル］アミノ）メチル］−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパノエート１．１ｇ、ビス（ピナコラート）ジボロン０．６４ｇ、１，１−ビス（ジフェニルホスフィノ）フェロセンジクロロパラジウム５６ｍｇおよび酢酸カリウム０．６８ｇをジメチルスルホキシド２０ｍｌに溶解し、窒素雰囲気下８０℃で１時間撹拌した。反応液を室温まで冷却した後、酢酸エチルおよび水を加え、セライト濾過し、母液を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（１：１）溶出分画よりエチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［４−（４，４，５，５−テトラメチル−１，３，２−ジオキサボロラン−２−イル）ベンゾイル］アミノメチル）フェニル］プロパノエート１．２３ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．１４（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）１．２１−１．２７（ｍ，３Ｈ）１．３５（ｓ，１２Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．９４（ｄｄ，Ｊ＝４．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．０２（ｄｄ，Ｊ＝４．８，８．４Ｈｚ，１Ｈ）４．１４−４．１９（ｍ，２Ｈ）４．６２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．６５−６．７０（ｍ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．７３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．８５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例２８５ｂ）

エチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［４−（４，４，５，５−テトラメチル−１，３，２−ジオキサボロラン−２−イル）ベンゾイル］アミノメチル）フェニル］プロパノエート５３ｍｇ、４−ブロモフルオロベンゼン２１ｍｇ、１，１−ビス（ジフェニルホスフィノ）フェロセンジクロロパラジウム５．７ｍｇおよび炭酸カリウム５５ｍｇをジメトキシエタン１．５ｍｌに溶解し、窒素雰囲気下８０℃で２時間撹拌した。反応液を室温まで冷却した後、セライト濾過し、母液を減圧留去した。残渣をエタノール２ｍｌに溶解し、１Ｎ水酸化ナトリウム１ｍｌを加え、室温で６時間撹拌した。反応液を１Ｎ塩酸で中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を濃縮した後、逆相系のカラムで溶出溶媒として水−アセトニトリル−トリフルオロ酢酸系を用いたＨＰＬＣにて精製し２−イソプロポキシ−３−４−［メトキシ−３−（［４−（４’−フルオロフェニル）ベンゾイル］アミノ）メチルフェニル］プロパン酸１９ｍｇを得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６６（ＭＨ^＋）
実施例２８６

エチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［４−（４，４，５，５−テトラメチル−１，３，２−ジオキサボロラン−２−イル）ベンゾイル］アミノメチル）フェニル］プロパノエートおよび４−ブロモクロロベンゼンを用い、実施例２８５）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−４−［メトキシ−３−（［４−（４’−クロロフェニル）ベンゾイル］アミノ）メチルフェニル］プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８２（ＭＨ^＋）
実施例２８７

エチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［４−（４，４，５，５−テトラメチル−１，３，２−ジオキサボロラン−２−イル）ベンゾイル］アミノメチル）フェニル］プロパノエートおよび２−ブロモクロロベンゼンを用い、実施例２８５）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−４−［メトキシ−３−（［４−（２’−クロロフェニル）ベンゾイル］アミノ）メチルフェニル］プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８２（ＭＨ^＋）
実施例２８８

エチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［４−（４，４，５，５−テトラメチル−１，３，２−ジオキサボロラン−２−イル）ベンゾイル］アミノメチル）フェニル］プロパノエートおよび４−ブロモアニソールを用い、実施例２８５）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−４−［メトキシ−３−（［４−（４’−メトキシフェニル）ベンゾイル］アミノ）メチルフェニル］プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４７８（ＭＨ^＋）
実施例２８９

エチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［４−（４，４，５，５−テトラメチル−１，３，２−ジオキサボロラン−２−イル）ベンゾイル］アミノメチル）フェニル］プロパノエートおよび４−ブロモベンゾトリフルオリドを用い、実施例２８５）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−４−（メトキシ−３−［（４−［４’−（トリフルオロメチル）フェニル］ベンゾイル）アミノ］メチルフェニル）プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１６（ＭＨ^＋）
実施例２９０

エチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［４−（４，４，５，５−テトラメチル−１，３，２−ジオキサボロラン−２−イル）ベンゾイル］アミノメチル）フェニル］プロパノエートおよび２−ブロモチアゾールを用い、実施例２８５）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−［（［４−（１，３−チアゾール−２−イル）ベンゾイル］アミノ）メチル］フェニル）プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５５（ＭＨ^＋）
実施例２９１

エチル ２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−（［４−（４，４，５，５−テトラメチル−１，３，２−ジオキサボロラン−２−イル）ベンゾイル］アミノメチル）フェニル］プロパノエートおよび２−ブロモピリジンを用い、実施例２８５）と同様の方法で、２−イソプロポキシ−３−［４−メトキシ−３−［（［４−（２−ピリジル）ベンゾイル］アミノ）メチル］フェニル）プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４４９（ＭＨ^＋）
実施例２９２
製造例２９２ａ）

４−ブロモ−２−クロロ安息香酸１．０ｇを用い、製造例２７７ａ）に続き、製造例２８５）と同様の方法で、メチル ２−クロロ−４−（４，４，５，５−テトラメチル−１，３，２−ジオキサボロラン−２−イル）ベンゾエート０．９１ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．２５（ｓ，６Ｈ）１．３６（ｓ，６Ｈ）１．１４（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，３Ｈ）３．９４（ｓ，３Ｈ）７．７０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８４（ｓ，１Ｈ）
製造例２９２ｂ）

メチル ２−クロロ−４−（４，４，５，５−テトラメチル−１，３，２−ジオキサボロラン−２−イル）ベンゾエート０．３０ｇ、ブロモベンゼン０．１９ｇ、１，１−ビス（ジフェニルホスフィノ）フェロセンジクロロパラジウム５７ｍｇおよび炭酸カリウム０．５５ｇをジメトキシエタン１５ｍｌに溶解し、窒素雰囲気下１時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却した後、酢酸エチルおよび水を加え、セライト濾過し、母液を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（５：１）溶出分画より２−クロロ−４−フェニル安息香酸メチルを得た。次いで得られた２−クロロ−４−フェニル安息香酸メチルをメタノール４ｍｌに溶解し、１Ｎ水酸化ナトリウム２ｍｌを加え、室温で６時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、１Ｎ塩酸で中和した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して２−クロロ−４−フェニル安息香酸０．１２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：７．４４−７．５２（ｍ，３Ｈ）７．５６−７．６３（ｍ，３Ｈ）７．７３（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，３Ｈ）８．０５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２９２ｃ）

２−クロロ−４−フェニル安息香酸およびエチル ３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−（３−［（２−クロロ−４−フェニルベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８２（ＭＨ^＋）
実施例２９３
製造例２９３ａ）

メチル ２−クロロ−４−（４，４，５，５−テトラメチル−１，３，２−ジオキサボロラン−２−イル）ベンゾエートおよび４−ブロモクロロベンゼンを用い、製造例２９２ｂ）と同様の方法で、２−クロロ−４−（４’−クロロフェニル）安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：７．５４（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）７．７２（ｄｄ，Ｊ＝１．６，８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．７８（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，２Ｈ）７．８４（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，２Ｈ）７．８７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２９３ｂ）

２−クロロ−４−（４’−クロロフェニル）安息香酸およびエチル ３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−（３−［２−クロロ−４−（４’−クロロフェニル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１６（ＭＨ^＋）
実施例２９４
製造例２９４ａ）

メチル ２−クロロ−４−（４，４，５，５−テトラメチル−１，３，２−ジオキサボロラン−２−イル）ベンゾエートおよび４−ブロモトルエンを用い、製造例２９２ｂ）と同様の方法で、２−クロロ−４−（４’−メチルフェニル）安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．４２（ｓ，３Ｈ）７．２９（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．５６（ｄｄ，Ｊ＝１．６，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．７１（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）８．０９（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２９４ｂ）

２−クロロ−４−（４’−メチルフェニル）安息香酸およびエチル ３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−（３−［２−クロロ−４−（４’−メチルフェニル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９６（ＭＨ^＋）
実施例２９５
製造例２９５ａ）

４−クロロ−２−エトキシ安息香酸エチル０．５０ｇ、フェニルボロン酸０．３１ｇ、１，１−ビス（ジフェニルホスフィノ）フェロセンジクロロニッケル８５ｍｇおよびリン酸カリウム１．４ｇをジオクサン８ｍｌに溶解し、窒素雰囲気下９５℃で１時間撹拌した。反応液を室温まで冷却した後、酢酸エチルおよび水を加え、セライト濾過し、母液を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（９：１）溶出分画より２−エトキシ−４−フェニル安息香酸エチルを得た。次いで得られた２−エトキシ−４−フェニル安息香酸エチルをエタノール４ｍｌに溶解し、１Ｎ水酸化ナトリウム２ｍｌを加え、室温で６時間撹拌した。反応混合物を氷冷し、１Ｎ塩酸で中和した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去して２−エトキシ−４−フェニル安息香酸０．２２ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．６１（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）４．４２（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）７．３６（ｄｄ，Ｊ＝１．６，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．４３−７．５１（ｍ，３Ｈ）７．５９−７．６１（ｍ，１Ｈ）８．２５（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２９５ｂ）

２−エトキシ−４−フェニル安息香酸およびエチル ３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−（３−［（２−エトキシ−４−フェニルベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９２（ＭＨ^＋）
実施例２９６
製造例２９６ａ）

４−クロロ−２−エトキシ安息香酸エチルおよび４−フルオロベンゼンボロン酸を用い、製造例２９５）と同様の方法で、２−エトキシ−４−（４’−フルオロフェニル）安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．６１（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）４．４２（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．１５−７．２０（ｍ，３Ｈ）７．３０（ｄｄ，Ｊ＝１．６，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５５−７．５９（ｍ，２Ｈ）８．２４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２９６ｂ）

２−エトキシ−４−（４’−フルオロフェニル）安息香酸およびエチル ３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８）と同様の方法で、３−（３−［２−エトキシ−４−（４’−フルオロフェニル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５１０（ＭＨ^＋）
実施例２９７
製造例２９７ａ）

４−クロロ−２−エトキシ安息香酸エチルおよび４−メトキシベンゼンボロン酸を用い、製造例２９５と同様の方法で、２−エトキシ−４−（４’−メトキシフェニル）安息香酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．６１（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．４１（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）７．０１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．１７（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）７．３１（ｄｄ，Ｊ＝１．６，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．５５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）８．２２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２９７ｂ）

２−エトキシ−４−（４’−メトキシフェニル）安息香酸およびエチル ３−［３−（［（ｔｅｒｔ−ブトキシカルボニル）アミノ］メチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノエートを用い、実施例３８と同様の方法で、３−（３−［２−エトキシ−４−（４’−メトキシフェニル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５２２（ＭＨ^＋）
実施例２９８

実施例２１８と同様の方法で、３−［３−（［２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−プロポキシプロパン酸を得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．８６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５１−１．６１（ｍ，２Ｈ）２．９７（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３５（ｄｔ，Ｊ＝６．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．５０（ｄｔ，Ｊ＝６．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３８（ｄ，Ｊ＝１２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３７−７．４５（ｍ，１Ｈ）７．５２（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．２３（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例２９９

実施例２１８と同様の方法で、３−（３−［（４−クロロ−２−フルオロベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−プロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４２４（ＭＨ^＋）
実施例３００

実施例２１８）と同様の方法で、３−［４−メトキシ−３−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］−２−プロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６９（ＭＨ^＋）
実施例３０１

実施例２１８と同様の方法で、３−（３−［（２−クロロ−４−プロポキシ）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−プロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４６４（ＭＨ^＋）
実施例３０２

実施例２１８と同様の方法で、３−［３−（［２−クロロ−４−（シクロペンチルオキシ）ベンゾイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−プロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４９０（ＭＨ^＋）
実施例３０３

実施例２１８と同様の方法で、３−（３−［（４−シクロヘキシルベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−プロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５４（ＭＨ^＋）
実施例３０４

実施例２１８）と同様の方法で、３−３−［（［２−（２−クロロフェニル）−４−メチル−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−プロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）５０３（ＭＨ^＋）
実施例３０５

実施例２１８）と同様の方法で、３−４−メトキシ−３−［（［４−メチル−２−（４−メチルフェニル）−１，３−チアゾール−５−イル］カルボニルアミノ）メチル］フェニル−２−プロポキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８３（ＭＨ^＋）
実施例３０６

実施例２１８と同様の方法で、３−（３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−エトキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４２６（ＭＨ^＋）
実施例３０７

実施例２１８）と同様の方法で、２−エトキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５５（ＭＨ^＋）
実施例３０８

実施例２１８と同様の方法で、３−（３−［（２，４−ジクロロベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソブトキシプロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４５４（ＭＨ^＋）
実施例３０９

実施例２１８）と同様の方法で、２−イソブトキシ−３−［４−メトキシ−３−（［（４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−イル）カルボニル］アミノメチル）フェニル］プロパン酸を得た。
ＭＳ ｍ／ｅ（ＥＳＩ）４８３（ＭＨ^＋）
実施例３１０

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−［４−メトキシ−３−（［４−（トリフルオロメトキシ）ベンゾイル］アミノメチル）ベンジル］ブタノイックアシッドを得た。
δ：０．９４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５１−１．７１（ｍ，２Ｈ）２．５１−２．５８（ｍ，１Ｈ）２．７０（ｄｄ，Ｊ＝５．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．５７（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．７５（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０９（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１５（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，８．４Ｈｚ，２Ｈ）７．７９（ｄｔ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，２Ｈ）
実施例３１１

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−（４−メトキシ−３−［（２−ナフチルカルボニル）アミノ］メチルベンジル）ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９６（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）２．５３−２．６２（ｍ，１Ｈ）２．７３（ｄｄ，Ｊ＝５．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝８．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝８．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．６４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８５（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１０（ｄｄ，２．２，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．２Ｈｚ，１Ｈ），７．４−７．５８（ｍ，２Ｈ）７．７８−７．９４（ｍ，４Ｈ）８．２７（ｓ，１Ｈ）
実施例３１２

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−［４−メトキシ−３−（［（１−メチル−１Ｈ−２−インドリル）カルボニル］アミノメチル）ベンジル］ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５１−１．６２（ｍ，２Ｈ）２．５３−２．６２（ｍ，１Ｈ）２．７２（ｄｄ，Ｊ＝６．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．０４（ｓ，３Ｈ）４．５７（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．７７（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）６．７９−６．８３（ｍ，２Ｈ）７．０６−７．１８（ｍ，３Ｈ）７．２７−７．３３（ｍ，１Ｈ）７．３７（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３１３

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−（３−［（２，４−ジメトキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシベンジル）ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５０−１．７１（ｍ，２Ｈ）２．４９−２．５８（ｍ，１Ｈ）２．７０（ｄｄ，Ｊ＝６．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）３．９０（ｓ，３Ｈ）４．５９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．４６（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）６．５８（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０５（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）８．１６（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）８．３５（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３１４

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−［３−（［（５−ブチル−２−ピリジル）カルボニル］アミノメチル）−４−メトキシベンジル］ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９０−１．００（ｍ，６Ｈ）１．３０−１．４２（ｍ，２Ｈ）１．５０−１．７１（ｍ，４Ｈ）２．５０−２．５９（ｍ，１Ｈ）２．６５（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）２．７０（ｄｄ，Ｊ＝６．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８６（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．６１（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０６（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６２（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．１０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３５（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．４２（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３１５

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−（４−メトキシ−３−［（２，４，５−トリメトキシベンゾイル）アミノ］メチルベンジル）ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９３（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，３Ｈ）１．５０−１．７０（ｍ，２Ｈ）２．５０−２．５８（ｍ，１Ｈ）２．６９（ｄｄ，Ｊ＝６．０，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）３．８８（ｓ，３Ｈ）３．９１（ｓ，３Ｈ）３．９２（ｓ，３Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．４９（ｓ，１Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７５（ｓ，１Ｈ）８．４５（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３１６

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−（３−［（２，４−ジメチルベンゾイルアミノ］メチル−４−メトキシベンジル）ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５０−１．７１（ｍ，２Ｈ）２．３１（ｓ，３Ｈ）２．３６（ｓ，３Ｈ）２．５０−２．５９（ｍ，１Ｈ）２．７０（ｄｄ，Ｊ＝６．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）４．５４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．２９（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９８（ｄ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，１Ｈ）７．００（ｓ，１Ｈ）７．０８（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．６Ｈｚ，１Ｈ）７．１８（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｄ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３１７

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−［４−メトキシ−３−（［（５−メチル−２−ピラジニル）カルボニル］アミノメチル）ベンジル］ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５０−１．７０（ｍ，２Ｈ）２．５０−２．５８（ｍ，１Ｈ）２．６９（ｄｄ，Ｊ＝６．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）４．６１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７９（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１５（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．２１（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）８．３６（ｓ，１Ｈ）９．２６（ｓ，１Ｈ）
実施例３１８

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−（４−メトキシ−３−［（２−キノリルカルボニル）アミノ］メチルベンジル）ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５０−１．７０（ｍ，２Ｈ）２．５１−２．６０（ｍ，１Ｈ）２．７０（ｄｄ，Ｊ＝６．４，１３．４Ｈｚ，１Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝８．６，１３．４Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．６８（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．２Ｈｚ，１Ｈ）７．０７（ｄｄ，Ｊ＝２．２，８．２Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．２Ｈｚ，１Ｈ）７．６９（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７６（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９７（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．０１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．６２（ｓ，１Ｈ）８．６７（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）９．１５（ｓ，１Ｈ）
実施例３１９

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−（４−メトキシ−３−［（６−キノリルカルボニル）アミノ］メチルベンジル）ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９１（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，３Ｈ）１．４７−１．７０（ｍ，２Ｈ）２．４７−２．５６（ｍ，１Ｈ）２．６９（ｄｄ，Ｊ＝６．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８４（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．５７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７５（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８４（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０５（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３４（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．８８（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．９６（ｔ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）８．０６（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）８．１０（ｓ，１Ｈ）８．８６（ｄ，Ｊ＝２．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３２０

２−（３−［（２，６−ジフルオロ−４−メトキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシベンジル）ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９５（ｔ，Ｊ＝７．６Ｈｚ，３Ｈ）１．５３−１．７１（ｍ，２Ｈ）２．５２−２．５９（ｍ，１Ｈ）２．７０（ｄｄ，Ｊ＝６．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）２．８８（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）３．８３（ｓ，３Ｈ）４．５７（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）４．５７（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）６．４４（ｓ，１Ｈ）６．４６（ｓ，１Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３２１

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−［４−メトキシ−３−（［（５−メトキシピリジル−２−ピリジル）カルボニル］アミノメチル）ベンジル］ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．４８−１．７０（ｍ，２Ｈ）２．４８−２．５７（ｍ，１Ｈ）２．６９（ｄｄ，Ｊ＝６．６，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．８７（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．５９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２６（ｄｄ，Ｊ＝３．２，８．４Ｈｚ，１Ｈ）８．１４（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）８．１９（ｄ，Ｊ＝３．２Ｈｚ，１Ｈ）８．３０（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３２２

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−［３−（［（３，５−ジクロロ−２−ピリジル）カルボニル］アミノメチル）−４−メトキシベンジル］ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５１−１．７０（ｍ，２Ｈ）２．５０−２．５９（ｍ，１Ｈ）２．６９（ｄｄ，Ｊ＝６．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）２．８７（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１３．６Ｈｚ，１Ｈ）３．８５（ｓ，３Ｈ）４．５７（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）６．７８（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０７（ｄｄ，Ｊ＝２．２，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｓ，１Ｈ）７．８２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．０９（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）８．４０（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３２３

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−［３−（［（４−クロロベンゾ［ｂ］フラン−７−イル）カルボニル］アミノメチル）−４−メトキシベンジル］ブタノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：０．９４（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）１．５０−１．７１（ｍ，２Ｈ）２．５０−２．６０（ｍ，１Ｈ）２．７１（ｄｄ，Ｊ＝６．０，１３．８Ｈｚ，１Ｈ）２．８７（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１３．８Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．６９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）４．７０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９６（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０８（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２０（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．３３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．０１（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）８．０４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３２４

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、３−（３−［（４−シアノベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０３（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．１１（ｄｄ，Ｊ＝４．４，７．２Ｈｚ，１Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７７（ｂｒ，１Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）７．８４（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，２Ｈ）
実施例３２５

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、３−［３−（［３−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンゾイル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９２（ｄｄ，Ｊ＝７．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０３（ｄｄ，Ｊ＝４．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５８（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）４．１１（ｄｄ，Ｊ＝４．６，７．４Ｈｚ，１Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．７５（ｂｒ，１Ｈ）６．８３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．５６−７．７０（ｍ，３Ｈ）
実施例３２６

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−フルオロ−４−メトキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．００（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．８９（ｄｄ，Ｊ＝８．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５４（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８３（ｓ，３Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．０９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，８．０Ｈｚ，１Ｈ）４．６２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．５９（ｄｄ，Ｊ＝２．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）６．７７（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．８１（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２１（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．２７−７．３６（ｍ，１Ｈ）８．０５（ｔ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３２７

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、３−（３−［（２−クロロ−４−メトキシベンゾイル）アミノ］メチル−４−メトキシフェニル）−２−イソプロポキシプロパノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝７．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８１（ｓ，３Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）４．０９（ｄｄ，Ｊ＝４．４，７．６Ｈｚ，１Ｈ）４．６１（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．５９（ｄｄ，Ｊ＝２．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．８４（ｄｄ，Ｊ＝２．８，８．８Ｈｚ，１Ｈ）６．８８（ｄ，Ｊ＝２．８Ｈｚ，１Ｈ）６．９７（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２４（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７４（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３２８

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−イソプロポキシ−３−（４−メトキシ−３−［（２，４，６−トリクロロベンゾイル）アミノ］メチルフェニル）プロパノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝７．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０５（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５７（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）４．１１（ｄｄ，Ｊ＝４．４，７．６Ｈｚ，１Ｈ）４．６１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．４０（ｂｒ，１Ｈ）６．８０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１６（ｄｄ，Ｊ＝２．４，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２７（ｄ，Ｊ＝２．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２６（ｓ，１Ｈ）７．３２（ｓ，１Ｈ）
実施例３２９

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、２−イソプロポキシ−３−４−メトキシ−３−［（［６−（トリフルオロメチル）−３−ピリジル］カルボニルアミノ）メチル］フェニルプロパノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９３（ｄｄ，Ｊ＝７．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５９（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．４，７．２Ｈｚ，１Ｈ）４．６３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９３（ｂｒ，１Ｈ）７．１７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２２（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．７５（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）８．２９（ｄｄ，Ｊ＝１．２，８．４Ｈｚ，１Ｈ）９．０２（ｓ，１Ｈ）
実施例３３０

３−３−［（［３−クロロ−５−（トリフルオロメチル）−２−ピリジル］カルボニルアミノ）メチル］−４−メトキシフェニル−２−イソプロポキシプロパノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０２（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１５（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９０（ｄｄ，Ｊ＝７．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５６（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８６（ｓ，３Ｈ）４．０９（ｄｄ，Ｊ＝４．４，７．６Ｈｚ，１Ｈ）４．６１（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．２Ｈｚ，１Ｈ）７．１５（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．２Ｈｚ，１Ｈ）７．２３（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．０５（ｄ，Ｊ＝０．８Ｈｚ，１Ｈ）８．１４（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）８．７０（ｄ，Ｊ＝０．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３３１

実施例１ｄ）、１ｅ）と同様の方法で処理し、３−［３−（［（２，４−ジメトキシ−５−ピリミジニル）カルボニル］アミノメチル）−４−メトキシフェニル］−２−イソプロポキシプロパノイックアシッドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．０４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）１．１６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，３Ｈ）２．９１（ｄｄ，Ｊ＝７．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．０４（ｄｄ，Ｊ＝４．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．５８（ｓｅｐｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８９（ｓ，３Ｈ）４．１０（ｄｄ，Ｊ＝４．２，７．４Ｈｚ，１Ｈ）４．６０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．８２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１４（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．１９（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．９６（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）９．１０（ｓ，１Ｈ）
実施例３３２
製造例３３２ａ）

３−ブロモ−４−フルオロベンズアルデヒド２５ｇをメタノール３００ｍｌに溶解し、オルトギ酸トリメチル４０ｇ、パラトシル酸３ｇを加え、６時間加熱還流した。反応混合物を氷冷し重炭酸ナトリウム５ｇを加えた。減圧下濃縮し、残渣に酢酸エチルを加え有機層を水、飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒を減圧濃縮し、２−ブロモ−４−（ジメトキシメチル）ベンゼン３０ｇを得た。この粗生成物をテトラヒドロフラン３００ｍｌに溶解し、窒素雰囲気下−７８℃に冷却した。ブチルリチウム（２．４７Ｍヘキサン溶液）６０ｍｌを加えた。１時間攪拌した後、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド２０ｍｌを加え、室温まで昇温した。反応混合物に、水を加え、酢酸エチルにて抽出した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒を減圧濃縮し、２−フルオロ−５−（ジメトキシメチル）ベンズアルデヒド２５ｇを得た。この粗生成物をエタノール２００ｍｌに溶解し、氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム３．３ｇを加えた。室温にて２時間攪拌し、水を加え、酢酸エチルにて抽出した。無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒を減圧濃縮し、２−フルオロ−５−（ジメトキシメチル）ベンジルアルコール２５ｇを得た。この粗生成物をトルエン４００ｍｌに溶解し、アジ化ジフェニルホスホリル３２ｍｌおよびジアザビシクロ［５．４．０］ウンデセン２２ｍｌを加え、室温で１２時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。２−アジドメチル−４−（ジメトキシメチル）フルオロベンゼン３０ｇを得た。この粗生成物をテトラヒドロフラン５００ｍｌに溶解し、水５０ｍｌおよびトリフェニルホスフィン４５ｇを加え、５０℃で３時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、２−フルオロ−５−（ジメトキシメチル）ベンジルアミン７０ｇを得た。粗生成物をＮ，Ｎ−ジメチルホルムアミド２００ｍｌに溶解し、第三ブチルジカーボネート５５ｇ、トリエチルエミン４３ｍｌを加え、室温にて４日間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル（１０：１→２：１）溶出分画より第三ブチル Ｎ−［５−（ジメトキシメチル）−２−フルオロベンジル］カーバマート３０ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４４（ｓ，９Ｈ）３．３０（ｓ，６Ｈ）４．３６（ｄ，Ｊ＝５．２Ｈｚ，２Ｈ）４．９０（ｂｒ，１Ｈ）５．３４（ｓ，１Ｈ）７．０２（ｔ，Ｊ＝９．２Ｈｚ，１Ｈ）７．１６−７．４６（ｍ，２Ｈ）
製造例３３２ｂ）

第三ブチル Ｎ−［５−（ジメトキシメチル）−２−フルオロベンジル］カーバマート３０ｇをテトラヒドロフラン３００ｍｌに溶解し、１Ｎ−塩酸８０ｍｌを加え氷冷下２０分攪拌した。飽和重炭酸ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、第三ブチル Ｎ−（２−フルオロ−５−ホルミル）カーバマート２５ｇを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．４５（ｓ，９Ｈ）４．４３（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．９８（ｂｒ，１Ｈ）７．１９（ｔ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．７９−７．８５（ｍ，１Ｈ）７．９０（ｄｄ，Ｊ＝２．０，７．２Ｈｚ，１Ｈ）
製造例３３２ｃ）

第三ブチル Ｎ−（２−フルオロ−５−ホルミル）カーバマートを用いて、製造例２６１と同様の方法で処理し、第三ブチル Ｎ−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−フルオロベンジルカーバマートを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：１．３８（ｓ，９Ｈ）３．０６（ｄｄ，Ｊ＝９．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３４（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）４．１２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．８１（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．２Ｈｚ）７．０５−７．２０（ｍ，２Ｈ）７．３５（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）７．９３（ｓ，１Ｈ）
実施例３３２ｄ）

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ１−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−フルオロベンジル−２，４−ジクロロベンズアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．１７（ｄｄ，Ｊ＝８．４，１４．４Ｈｚ，１Ｈ）３．２６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．４Ｈｚ，１Ｈ）４．４５（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．４Ｈｚ）４．５９（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．６１（ｂｒ，１Ｈ）６．９６（ｔ，Ｊ＝９．２Ｈｚ，１Ｈ）７．０４−７．１１（ｍ，１Ｈ）７．２０−７．２９（ｍ，２Ｈ）７．３６（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３３３

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ１−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−フルオロベンジル−２−クロロ−４−メトキシベンズアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．１５（ｄｄ，Ｊ＝８．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３２（ｄｄ，Ｊ＝４．２，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７６（ｓ，３Ｈ）４．４４（ｄｄ，Ｊ＝４．２，８．６Ｈｚ，１Ｈ）４．５９（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）６．７６−６．８６（ｍ，３Ｈ）６．９５（ｔ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０３−７．０８（ｍ，１Ｈ）７．２７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，７．２Ｈｚ，１Ｈ）７．６９（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）８．４６（ｂｒ，１Ｈ）
実施例３３４

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ１−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−フルオロベンジル−４−クロロ−２−メトキシベンズアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．０７（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３４（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９０（ｓ，３Ｈ）４．４７（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．８２（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．００−７．３０（ｍ，５Ｈ）７．７０（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．６３（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）１２．０３（ｓ，１Ｈ）
実施例３３５

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ３−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−フルオロベンジル−２−メトキシニコチナミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．０７（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３４（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９７（ｓ，３Ｈ）４．５０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．８３（ｄｄ，Ｊ＝４．４，９．２Ｈｚ，１Ｈ）７．０８−７．２０（ｍ，３Ｈ）８．０７−８．１４（ｍ，１Ｈ）８．２６−８．３３（ｍ，１Ｈ）８．７４（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）１２．０３（ｓ，１Ｈ）
実施例３３６

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ３−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−フルオロベンジル−２−メトキシ−６−メチルニコチナミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：２．４３（３Ｈ，ｓ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝９．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．４０（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．９６（ｓ，３Ｈ）４．４９（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．８２（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９４−７．００（ｍ，１Ｈ）７．１０−７．３０（ｍ，３Ｈ）８．０２−８．１０（ｍ，１Ｈ）８．６４（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）１２．０２（ｓ，１Ｈ）
実施例３３７

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ３−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−フルオロベンジル−２，６−ジメトキシニコチナミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．０２−３．１０（ｍ，１Ｈ）３．２７−３．３６（ｍ，１Ｈ）３．９０（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，３Ｈ）４．１０（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，３Ｈ）４．４９（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．７９−４．８４（ｍ，１Ｈ）６．４８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０８−７．２７（ｍ，３Ｈ）８．１３（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．４８（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）１２．０１（ｓ，１Ｈ）
実施例３３８

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ３−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−フルオロベンジル−２−エトキシニコチナミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：１．３３（ｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，３Ｈ）３．０７（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３５（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）４．４３（ｑ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，２Ｈ）４．４９（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．８５（ｄｄ，Ｊ＝４．４，９．６Ｈｚ，１Ｈ）７．０６−７．３０（ｍ，４Ｈ）８．１２（ｄｄ，Ｊ＝２．０，７．６Ｈｚ，１Ｈ）８．２７（ｄｄ，Ｊ＝２．０，４．８Ｈｚ，１Ｈ）８．６３（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３３９

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ４−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−フルオロベンジル−４−メチル−２−フェニル−１，３−チアゾール−５−カルボキサミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．６１（ｓ，３Ｈ）３．０９（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３５（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）４．４４（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．８５（ｄｄ，Ｊ＝４．４，９．６Ｈｚ，１Ｈ）７．１０−７．２９（ｍ，３Ｈ）７．４６−７．５５（ｍ，３Ｈ）７．９０−７．９６（ｍ，２Ｈ）８．８１（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）１２．０３（ｓ，１Ｈ）
実施例３４０

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ１−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−フルオロベンジル−４−イソプロピルベンズアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：１．２５（ｄ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，６Ｈ）２．９４（ｓｅｐｔ，Ｊ＝７．２Ｈｚ，１Ｈ）３．１９（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３６（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５０（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．６４（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．６１（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）７．００（ｄｄ，Ｊ＝８．６，９．６Ｈｚ，１Ｈ）７．０８−７．１４（ｍ，１Ｈ）７．２５−７．３５（ｍ，３Ｈ）７．６８−７．７４（ｍ，２Ｈ）９．０４（ｂｒ，１Ｈ）
実施例３４１

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ７−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−フルオロベンジル−４−クロロベンゾ［ｂ］フラン−７−カルボキサミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．１９（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３９（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）４．５０（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．７６（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）６．９８（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０３（ｔ，Ｊ＝９．０Ｈｚ，１Ｈ）７．１０−７．１６（ｍ，１Ｈ）７．３０−７．４２（ｍ，２Ｈ）７．７７（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．８３（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）８．０６（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３４２

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ１−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−フルオロベンジル−２−フルオロ−４−（トリフルオロメチル）ベンズアミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＣＤＣｌ_３）δ：３．１４（ｄｄ，Ｊ＝８．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３３（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）４．４４（ｄｄ，Ｊ＝４．４，８．８Ｈｚ，１Ｈ）４．６２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）６．９７（ｔ，Ｊ＝９．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０４−７．１６（ｍ，２Ｈ）７．２３（ｄｄ，Ｊ＝２．２，７．２Ｈｚ，１Ｈ）７．３５（ｄ，Ｊ＝１１．６Ｈｚ，２Ｈ）７．４８（ｄ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）８．１７（ｔ，Ｊ＝８．０Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３４３

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ３−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−２，６−ジメトキシニコチナミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．００（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２８（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８４（ｓ，３Ｈ）３．９１（ｓ，３Ｈ）４．０３（ｓ，３Ｈ）４．４２（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．８０（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．４９（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９５（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０６−７．１５（ｍ，２Ｈ）８．１７（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）８．４０（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３４４

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ３−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−２−メトキシニコチナミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．０３（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３０（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８７（ｓ，３Ｈ）３．９９（ｓ，３Ｈ）４．４３（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．８０（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９５（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．０５−７．２０（ｍ，３Ｈ）８．１３−８．２０（ｍ，１Ｈ）８．２７−８．３３（ｍ，１Ｈ）８．６３（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）１２．０１（ｂｒ，１Ｈ）
実施例３４５

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ２−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−６−メチル−２−ピリジンカルボキサミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．５４（ｓ，３Ｈ）２．９８（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２４−３．３１（ｍ，１Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）４．４４（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）４．７９（ｄｄ，Ｊ＝４．４，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９５（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０５（ｄ，Ｊ＝１．６Ｈｚ，１Ｈ）７．１１（ｄｄ，Ｊ＝１．６，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．４５（ｄｄ，Ｊ＝１．６，６．８Ｈｚ，１Ｈ）７．８０−７．９０（ｍ，２Ｈ）８．８５（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）１１．９９（ｂｒ，１Ｈ）
実施例３４６

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ２−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−３，５−ジクロロ−２−ピリジンカルボキサミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．９８（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３０（ｄｄ，Ｊ＝４．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．３８（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．７８（ｄｄ，Ｊ＝４．６，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９４（ｄ，Ｊ＝８．２Ｈｚ，１Ｈ）７．１３（ｄ，Ｊ＝８．２Ｈｚ，１Ｈ）７．１５（ｓ，１Ｈ）８．３５（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）８．６４（ｓ，１Ｈ）８．９４（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）１２．０２（ｂｒ，１Ｈ）
実施例３４７

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ２−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−３，５−ジメチル−２−ピリジンカルボキサミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．３１（ｓ，３Ｈ）２．５２（ｓ，３Ｈ）２．９７（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２８（ｄｄ，Ｊ＝３．８，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８０（ｓ，３Ｈ）４．３８（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）４．７７（ｄｄ，Ｊ＝３．８，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０６（ｓ，１Ｈ）７．１０（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．５５（ｓ，１Ｈ）８．２８（ｓ，１Ｈ）８．７９（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）
実施例３４８

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ１−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−４−（トリフルオロメチル）−１−ベンゼンスルホナミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．０３（ｄｄ，Ｊ＝９．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３０（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．６９（ｓ，３Ｈ）４．１６（ｄ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，２Ｈ）４．４６（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．６Ｈｚ，１Ｈ）５．５９（ｔ，Ｊ＝６．４Ｈｚ，１Ｈ）６．６３（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．９５（ｄ，Ｊ＝２．０Ｈｚ，１Ｈ）７．０３（ｄｄ，Ｊ＝２．０，８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．６４（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）７．８５（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，２Ｈ）８．９５（ｓ，１Ｈ）
実施例３４９

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ５−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−２，４−ジメチル−５−ピリミジンカルボキサミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．１４（ｓ，６Ｈ）３．０３（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．３０（ｄｄ，Ｊ＝４．４，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．３６−４．４０（ｍ，２Ｈ）４．８２（ｄｄ，Ｊ＝４．４，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９４（ｄ，Ｊ＝８．８Ｈｚ，１Ｈ）７．０６−７．１６（ｍ，２Ｈ）８．６３（ｓ，１Ｈ）８．８８（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）１２．００（ｂｒ，１Ｈ）
実施例３５０

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ５−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−２，４−ジメトキシ−５−ピリミジンカルボキサミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：３．００（ｄｄ，Ｊ＝９．６，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．２８（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．０Ｈｚ，１Ｈ）３．８２（ｓ，３Ｈ）３．９４（ｓ，３Ｈ）４．０３（ｓ，３Ｈ）４．４０（ｄ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，２Ｈ）４．７９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．６Ｈｚ，１Ｈ）６．９４（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．０５−７．１５（ｍ，２Ｈ）８．３６（ｔ，Ｊ＝６．０Ｈｚ，１Ｈ）８．７２（ｓ，１Ｈ）１２．００（ｂｒ，１Ｈ）
実施例３５１

実施例２６１と同様の方法で処理し、Ｎ１−５−［（２，４−ジオキソ−１，３−チアゾラン−５−イル）メチル］−２−メトキシベンジル−２，４−ジクロロ−１−ベンゼンスルホナミドを得た。
^１Ｈ−ＮＭＲ（（ＤＭＳＯ−ｄ_６）δ：２．９６（ｄｄ，Ｊ＝９．２，１４．４Ｈｚ，１Ｈ）３．２６（ｄｄ，Ｊ＝４．０，１４．４Ｈｚ，１Ｈ）３．７９（ｓ，３Ｈ）４．１５（ｄ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，２Ｈ）４．３９（ｄｄ，Ｊ＝４．０，９．２Ｈｚ，１Ｈ）５．８２（ｔ，Ｊ＝５．６Ｈｚ，１Ｈ）６．６７（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）６．７０（ｓ，１Ｈ）７．０２（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．２８（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）７．８８（ｄ，Ｊ＝８．４Ｈｚ，１Ｈ）８．１６（ｂｒ，１Ｈ）Technical field
The present invention relates to a pharmaceutical comprising a novel carboxylic acid derivative, salt or ester thereof or hydrate thereof useful for the prevention / treatment of digestive organ diseases. More specifically, a pharmaceutical comprising a novel carboxylic acid derivative, salt or ester thereof, or a hydrate thereof useful for prevention or treatment of inflammatory digestive organ diseases such as ulcerative colitis, Crohn's disease, pancreatitis or gastritis About.
Conventional technology
In recent years, thiazolidine derivatives such as troglitazone, pioglitazone, and rosiglitazone have been called insulin sensitizers and improved insulin resistance without promoting insulin secretion from the pancreas (insulin) It is attracting attention as a therapeutic agent for diabetes with a novel mechanism that can enhance the action and reduce blood sugar.
These drugs having thiazolidine skeleton are involved in the differentiation of adipocytes and express their actions via PPARγ (peroxisome proliferator-activated receptor gamma), a nuclear receptor. (J. Biol. Chem., 270, p12953-12956, 1995). This preadipocyte differentiation increases immature small adipocytes with low secretion of TNFα, FFA and leptin, resulting in improved insulin resistance. Thiazolidine derivatives such as troglitazone, pioglitazone, and rosiglitazone also act as PPARγ agonists and express insulin resistance improving effects.
By the way, in addition to γ, several subtypes such as α and β have been discovered in PPAR, and all regulate the expression of genes related to lipid metabolism. These subtypes have higher homology between isomeric species of each subtype than homology within the same species, and γ is mostly localized in adipose tissue in terms of tissue distribution, whereas α is Each subtype was thought to have an independent function because it mainly exists in the liver and then in the heart and kidney. In recent years, PPARγ enhances the expression of genes such as LPL, acyl-CoA carboxyylase, GPDH, and mainly mediates lipid anabolism that stores sugar by converting it into lipid, whereas PPARα is involved in the incorporation of fatty acids into cells and It has been found to mediate lipid catabolism that regulates the expression of genes related to its oxidation and degrades lipids.
It is disclosed in US Pat. No. 5,925,657 that a thiazolidine derivative which is PPARγagonist suppresses the production of inflammatory cytokines of mononuclear cells.
WO98 / 43081 discloses that a thiazolidine derivative that is PPARγagonist can worsen colorectal cancer.
However, there is no example of a compound having a PPARγagonist action that has been put on the market as a therapeutic agent for gastrointestinal diseases or an anti-inflammatory agent. Furthermore, some drugs of PPARγagonist having a thiazolidine skeleton have been reported to have liver damage and need attention in use. There is speculation that the toxicity of such PPARγagonist is peculiar to the thiazolidine moiety, and if a compound that expresses the above action with other new structures can be found, the toxicity may be completely avoided and it is very useful. It is.
. Further, in the above patent publication, there is a report with a compound having only PPARγagonist action, there is no report on PAGγ and α dual agonist digestive diseases and inflammation, and even compounds with triple agonist action of γ, α and β. Is not known at all.
Furthermore, WO98 / 43081 (or Nature Medicine, 4, p1053-1057, 1998) discloses that the number of lesions in mice that genetically cause precancerous lesions in the large intestine is increased. In the study using human colorectal cancer-derived cell lines, the opposite results were obtained, and the consensus was not necessarily seen (Nature Medicine, 4, p1046-1052, 1998).
Under such circumstances, the development of an excellent drug that solves the above-described problems is awaited.
Disclosure of the invention
The present inventors have conducted intensive research for the purpose of providing a pharmaceutical effective for the prevention and treatment of digestive tract diseases satisfying these various points, particularly inflammatory digestive tract diseases. As a result, carboxylic acids having a novel structure have been obtained. The present inventors have found that the derivative has an excellent anti-inflammatory action in the digestive tract and completed the present invention.
That is, the present invention relates to 1) the general formula

[In the formula, R¹Is a hydrogen atom, a hydroxyl group, or an optionally substituted alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms, an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms, or a carbon number. 1 to 6 hydroxyalkyl group, 1 to 6 hydroxyalkoxy group, 1 to 6 hydroxyalkylthio group, 1 to 6 aminoalkyl group, 1 to 6 aminoalkoxy group, carbon number 1-6 aminoalkylthio groups, halogenated alkyl groups having 1-6 carbon atoms, halogenated alkoxy groups having 1-6 carbon atoms, halogenated alkylthio groups having 1-6 carbon atoms, alkoxyalkyl groups having 2-12 carbon atoms , An alkoxyalkoxy group having 2 to 12 carbon atoms, an alkoxyalkylthio group having 2 to 12 carbon atoms A cycloalkyl group having 3 to 7 carbon atoms, a cycloalkyloxy group having 3 to 7 carbon atoms, a cycloalkylthio group having 3 to 7 carbon atoms, an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, an alkenyloxy group having 2 to 6 carbon atoms, Alkenylthio group having 2 to 6 carbon atoms, alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, alkynyloxy group having 2 to 6 carbon atoms, alkynylthio group having 2 to 6 carbon atoms, aryl group having 6 to 12 carbon atoms, carbon number An aryloxy group having 6 to 12 carbon atoms, an arylthio group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, an alkylaryloxy group having 7 to 18 carbon atoms, an alkylarylthio group having 7 to 18 carbon atoms, a carbon An aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms, an aralkyloxy group having 7 to 18 carbon atoms, or 7 to 18 carbon atoms An aralkylthio group; L is a single bond or a double bond, or an alkylene group having 1 to 6 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms, or 2 carbon atoms, each optionally having one or more substituents; 1 to 6 alkynylene groups; M is a single bond, or an alkylene group having 1 to 6 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms, or 2 to 6 carbon atoms, each optionally having one or more substituents; T is a single bond, or an alkylene group having 1 to 3 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 3 carbon atoms, or an alkynylene having 2 to 3 carbon atoms, each of which may have one or more substituents. W represents 2,4-dioxothiazolidine-5-yl group, 2,4-dioxothiazolidine-5-ylidene group, carboxyl group, or -CON (R^w1) R^w2(Where R^w1, R^w2Are the same or different and each may have a hydrogen atom, a formyl group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an aliphatic acyl group having 2 to 7 carbon atoms, or 7 carbon atoms, each of which may have one or more substitutions. To 19 aromatic acyl groups, respectively). However, in the above definition, the case where T is a single bond and W is a 2,4-dioxothiazolidine-5-yl group or a 2,4-dioxothiazolidine-5-ylidene group is excluded. ;

Represents a single bond or a double bond; X represents an oxygen atom, an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, or a hydroxymethylene group, or a group represented by the general formula —CQ— Q represents an oxygen atom or a sulfur atom), -CQNR^x-(Where Q is the same group as defined above, R^xIs a hydrogen atom, a formyl group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an aliphatic acyl group having 2 to 7 carbon atoms, or an aromatic group having 7 to 19 carbon atoms, each of which may have one or more substitutions Each represents an acyl group), -NR^xCQ- (where Q, R^xEach represents the same group as defined above), -SO₂NR^x-(Where R^xAre the same as defined above), -NR^xSO₂-(R^xAre the same groups as defined above), or -NR^x1CQNR^x2-(Where Q is the same group as defined above, R^x1Or R^x2Are the same or different and each may have a hydrogen atom, a formyl group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an aliphatic acyl group having 2 to 7 carbon atoms, or 7 carbon atoms, each of which may have one or more substitutions. To 19 aromatic acyl groups, respectively). However, in the above definition, the case where T is a single bond and X is an oxygen atom is excluded. Y represents an aromatic hydrocarbon group having 5 to 12 carbon atoms or an alicyclic group having 3 to 7 carbon atoms, which may have one or more substituents and may have one or more heteroatoms; The ring Z may further have a substituent of 0 to 4 and may have one or more heteroatoms, and each of an aromatic hydrocarbon group having 5 to 6 carbon atoms, Indication: general formula

Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above, and the general formula

(Wherein the symbols in the formula indicate the same groups as defined above) are bonded to each other on the ring Z via three atoms. ] A prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases comprising as an active ingredient a carboxylic acid derivative represented by the formula: salt or ester thereof, or a hydrate thereof; 2) In the general formula (I), W is a carboxylic acid 1 3) a prophylactic / therapeutic agent for digestive tract diseases according to 3); in general formula (I),¹1) or 2) the preventive / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to 1) or 2), each of which may have one or more substituents, each of which is an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms or an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms; 4) The preventive / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to 1) or 2), wherein in formula (I), ring Z is a benzene ring optionally having 0 to 4 substituents; 5) general formula In (I), X is a general formula -CQNR^x-(Where Q, R^xAre the same as defined above) or —NR^xCQ- (where Q, R^xIs a group represented by the same definition as defined above) 1) or 2) preventive / therapeutic agent for digestive system diseases; 6) In general formula (I), Y has one or more substituents 1) or 2) the prophylactic / therapeutic agent for digestive tract diseases according to 1) or 2), which is an aromatic hydrocarbon group having 5 to 12 carbon atoms; 7) In the general formula (I), L or M has 1 carbon atom A prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to 1) or 2) which is an alkylene group having 1 to 6; 8) 1) or 2) wherein T is an alkylene group having 1 to 3 carbon atoms in the general formula (I) (9) In general formula (I), R¹Are each an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms and an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms, which may have one or more substituents, and ring Z further has a substituent having 0 to 4 carbon atoms. A prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to 1) or 2), which is a good benzene ring; 10) In the general formula (I), X represents a general formula -CQNR^x-(Where Q, R^xAre the same as defined above) or —NR^xCQ- (where Q, R^x1 represents the same group as defined above), and Y is an aromatic hydrocarbon group having 5 to 12 carbon atoms which may have one or more substituents 1) or 9) 11) A prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases: 11) The compound represented by the general formula (I) is (2S) -3- [3-([2,4-dichlorobenzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl]. -2-isopropoxypropanoic acid, a prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to 1) to 10); 12) 1. Inflammatory diseases of the gastrointestinal tract 2. proliferative diseases of the gastrointestinal tract, and A prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal disease according to 1) to 11), which is one disease selected from ulcerative diseases of the gastrointestinal tract; 13) the gastrointestinal disease is an inflammatory disease of the gastrointestinal tract 1) to 12) 14) Preventive and therapeutic agents for gastrointestinal diseases; 14) Inflammatory diseases of the digestive tract are 1. Ulcerative colitis, Crohn's disease; 3. pancreatitis, and The prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to 13), which is one disease selected from gastritis; 15) The prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases, according to 14), wherein the inflammatory disease of the digestive tract is ulcerative colitis 16) The prophylactic / therapeutic agent for digestive tract disease according to 1) to 12), wherein the digestive tract disease is a proliferative disease of the digestive tract; 1. benign tumors of the gastrointestinal tract; 2. gastrointestinal polyps; 3. genetic polyposis syndrome; Colon cancer, 5. Rectal cancer, and 6. A prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to 16), which is one disease selected from gastric cancer; 18) A prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to 1) to 12), wherein the gastrointestinal diseases are ulcerative diseases of the digestive tract Agents: 19) Gastrointestinal ulcer disease is 1. 1. Duodenal ulcer, 2. 2. gastric ulcer; 3. Esophageal ulcers, 4. reflux esophagitis, 5. stress ulcers and erosions; 6. Erosion with drugs, and 18) a prophylactic / therapeutic agent for digestive organ disease according to 18), which is one disease selected from Zollinger-Ellison syndrome; 20) a pharmacologically effective amount of 1) the carboxylic acid derivative, salt or ester thereof, or their A pharmaceutical composition comprising a hydrate and a pharmacologically acceptable carrier; 21) a pharmaceutical composition according to 20) which is a preparation for rectal administration; 22) a general formula

[In the formula, R¹Is a hydrogen atom, a hydroxyl group, or an optionally substituted alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms, an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms, or a carbon number. 1 to 6 hydroxyalkyl group, 1 to 6 hydroxyalkoxy group, 1 to 6 hydroxyalkylthio group, 1 to 6 aminoalkyl group, 1 to 6 aminoalkoxy group, carbon number 1-6 aminoalkylthio groups, halogenated alkyl groups having 1-6 carbon atoms, halogenated alkoxy groups having 1-6 carbon atoms, halogenated alkylthio groups having 1-6 carbon atoms, alkoxyalkyl groups having 2-12 carbon atoms , An alkoxyalkoxy group having 2 to 12 carbon atoms, an alkoxyalkylthio group having 2 to 12 carbon atoms A cycloalkyl group having 3 to 7 carbon atoms, a cycloalkyloxy group having 3 to 7 carbon atoms, a cycloalkylthio group having 3 to 7 carbon atoms, an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, an alkenyloxy group having 2 to 6 carbon atoms, Alkenylthio group having 2 to 6 carbon atoms, alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, alkynyloxy group having 2 to 6 carbon atoms, alkynylthio group having 2 to 6 carbon atoms, aryl group having 6 to 12 carbon atoms, carbon number An aryloxy group having 6 to 12 carbon atoms, an arylthio group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, an alkylaryloxy group having 7 to 18 carbon atoms, an alkylarylthio group having 7 to 18 carbon atoms, a carbon An aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms, an aralkyloxy group having 7 to 18 carbon atoms, or 7 to 18 carbon atoms An aralkylthio group; L is a single bond or a double bond, or an alkylene group having 1 to 6 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms, or 2 carbon atoms, each optionally having one or more substituents; 1 to 6 alkynylene groups; M is a single bond, or an alkylene group having 1 to 6 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms, or 2 to 6 carbon atoms, each optionally having one or more substituents; T is a single bond, or an alkylene group having 1 to 3 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 3 carbon atoms, or an alkynylene having 2 to 3 carbon atoms, each of which may have one or more substituents. W represents 2,4-dioxothiazolidine-5-yl group, 2,4-dioxothiazolidine-5-ylidene group, carboxyl group, or -CON (R^w1) R^w2(Where R^w1, R^w2Are the same or different and each may have a hydrogen atom, a formyl group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an aliphatic acyl group having 2 to 7 carbon atoms, or 7 carbon atoms, each of which may have one or more substitutions. To 19 aromatic acyl groups, respectively). However, in the above definition, the case where T is a single bond and W is a 2,4-dioxothiazolidine-5-yl group or a 2,4-dioxothiazolidine-5-ylidene group is excluded. ;

Represents a single bond or a double bond; X represents an oxygen atom, an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, or a hydroxymethylene group, or a group represented by the general formula —CQ— Q represents an oxygen atom or a sulfur atom), -CQNR^x-(Where Q is the same group as defined above, R^xIs a hydrogen atom, a formyl group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an aliphatic acyl group having 2 to 7 carbon atoms, or an aromatic group having 7 to 19 carbon atoms, each of which may have one or more substitutions Each represents an acyl group), -NR^xCQ- (where Q, R^xEach represents the same group as defined above), -SO₂NR^x-(Where R^xAre the same as defined above), -NR^xSO₂-(R^xAre the same groups as defined above), or -NR^x1CQNR^x2-(Where Q is the same group as defined above, R^x1Or R^x2Are the same or different and each may have a hydrogen atom, a formyl group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an aliphatic acyl group having 2 to 7 carbon atoms, or 7 carbon atoms, each of which may have one or more substitutions. To 19 aromatic acyl groups, respectively). However, in the above definition, the case where T is a single bond and X is an oxygen atom is excluded. Y represents an aromatic hydrocarbon group having 5 to 12 carbon atoms or an alicyclic group having 3 to 7 carbon atoms, which may have one or more substituents and may have one or more heteroatoms; The ring Z may further have a substituent of 0 to 4 and may have one or more heteroatoms, and each of an aromatic hydrocarbon group having 5 to 6 carbon atoms, Indication: general formula

Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above, and the general formula

(Wherein the symbols in the formula indicate the same groups as defined above) are bonded to each other on the ring Z via three atoms. ] A prophylactic / therapeutic agent for inflammatory diseases comprising as an active ingredient a carboxylic acid derivative represented by the formula: salt or ester thereof or hydrate thereof; 23) a compound represented by general formula (I) is (2S) -3- [3-([2,4-dichlorobenzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid, the preventive / therapeutic agent for inflammatory diseases according to 22); 24) inflammatory The disease is 1. 1. Rheumatoid arthritis, 2. multiple sclerosis; 3. immunodeficiency; Cachexia, 5; 5. Osteoarthritis, 6. Osteoporosis, Asthma disease, and 8. The present invention relates to the preventive / therapeutic agent for inflammatory diseases according to 22) or 23), which is one disease selected from allergic diseases.
The present invention also provides a digestive disease or inflammatory disease by administering to a patient a pharmacologically effective amount of the carboxylic acid derivative represented by the above formula (I), a salt or ester thereof, or a hydrate thereof. Provide a method for preventing and treating
Furthermore, the present invention uses the carboxylic acid derivative represented by the above formula (I), a salt or ester thereof, or a hydrate thereof for the production of a prophylactic / therapeutic agent for digestive organ diseases or inflammatory diseases. Provide usage.
In addition, the compound used for this invention is described in WO-A 01-25181 (published April 12, 2001).
The contents of the present invention will be described in detail below.
In the present specification, the structural formula of a compound may represent a certain isomer for convenience, but in the present invention, all geometrical isomers, optical isomers based on asymmetric carbons, stereo It includes all isomers such as isomers, tautomeric organisms and isomer mixtures, and is not limited to the description of formulas for convenience.
Next, terms used in this specification will be described in detail.
R¹, W, R^x, R^x1And R^x2Represents an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkyl group represents a linear or branched alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, Specifically, for example, methyl group, ethyl group, n-propyl group, i-propyl group, n-butyl group, i-butyl group, sec-butyl group, t-butyl group, n-pentyl group, i-pentyl group , Sec-pentyl group, t-pentyl group, neopentyl group, 1-methylbutyl group, 2-methylbutyl group, 1,1-dimethylpropyl group, 1,2-dimethylpropyl group, n-hexyl group, i-hexyl group, 1-methylpentyl group, 2-methylpentyl group, 3-methylpentyl group, 1,1-dimethylbutyl group, 1,2-dimethylbutyl group, 2,2-dimethylbutyl group, 1,3-dimethylbutyl group, 2,3-di Tylbutyl group, 3,3-dimethylbutyl group, 1-ethylbutyl group, 2-ethylbutyl group, 1,1,2-trimethylpropyl group, 1,2,2-trimethylpropyl group, 1-ethyl-1-methylpropyl group 1-ethyl-2-methylpropyl group, etc., preferably methyl group, ethyl group, n-propyl group, i-propyl group, n-butyl group, i-butyl group, sec-butyl group, t -Butyl group, n-pentyl group, i-pentyl group, sec-pentyl group, t-pentyl group, neopentyl group, 1-methylbutyl group, 2-methylbutyl group, 1,1-dimethylpropyl group, 1,2-dimethyl A propyl group, an n-hexyl group, and an i-hexyl group, and more preferably a methyl group, an ethyl group, an n-propyl group, an i-propyl group, an n-butyl group, and an i-butyl group. , Sec-butyl group, t-butyl group, n-pentyl group, i-pentyl group, sec-pentyl group, t-pentyl group, neopentyl group, 1-methylbutyl group, 2-methylbutyl group, 1,1-dimethylpropyl Group, 1,2-dimethylpropyl group, more preferably methyl group, ethyl group, n-propyl group, i-propyl group, n-butyl group, i-butyl group, sec-butyl group, t-butyl group And most preferably a methyl group, an ethyl group, an n-propyl group, or an i-propyl group.
Here, “may have a substituent” specifically means, for example, a hydroxyl group; a thiol group; a nitro group; a morpholino group; a thiomorpholino group; a fluorine atom, a chlorine atom, a bromine atom, an iodine atom, etc. Nitrile group; azide group; formyl group; alkyl group such as methyl group, ethyl group, propyl group, isopropyl group and butyl group; alkenyl group such as vinyl group, allyl group and propenyl group; ethynyl group and butynyl group , Alkynyl groups such as propargyl group, alkoxy groups such as methoxy group, ethoxy group, propoxy group, butoxy group corresponding to lower alkyl group; halogenoalkyl such as fluoromethyl group, difluoromethyl group, trifluoromethyl group, fluoroethyl group Group: hydride such as hydroxymethyl group, hydroxyethyl group, hydroxypropyl group, etc. Guanidino group; formimidoyl group; acetamidoyl group; carbamoyl group; thiocarbamoyl group; carbamoylalkyl group such as carbamoylmethyl group and carbamoylethyl group; alkylcarbamoyl group such as methylcarbamoyl group and dimethylcarbamoyl group; An alkanoyl group such as an acetyl group; an amino group; an alkylamino group such as a methylamino group, an ethylamino group or an isopropylamino group; a dialkylamino group such as a dimethylamino group, a methylethylamino group or a diethylamino group; Aminoalkyl group such as aminoethyl group and aminopropyl group; carboxy group; alkoxycarbonyl group such as methoxycarbonyl group, ethoxycarbonyl group and propoxycarbonyl group; methoxycarbonyl Alkoxycarbonylalkyl groups such as methyl group, ethoxycarbonylmethyl group, propoxycarbonylmethyl group, methoxycarbonylethyl group, ethoxycarbonylethyl group, propoxycarbonylethyl group; methyloxymethyl group, methyloxyethyl group, ethyloxymethyl group, ethyl Alkyloxyalkyl groups such as oxyethyl groups; alkylthioalkyl groups such as methylthiomethyl groups, methylthioethyl groups, ethylthiomethyl groups, and ethylthioethyl groups; aminoalkylaminoalkyl groups such as aminomethylaminomethyl groups and aminoethylaminomethyl groups Groups: alkylcarbonyloxy groups such as methylcarbonyloxy group, ethylcarbonyloxy group, isopropylcarbonyloxy group; oxymethyl group, benzyloxyethyloxy Arylalkoxyalkoxyalkyl groups such as ethyl group; hydroxyalkoxyalkyl groups such as hydroxyethyloxymethyl group and hydroxyethyloxyethyl group; arylalkoxyalkyl groups such as benzyloxymethyl group, benzyloxyethyl group and benzyloxypropyl group; trimethyl Quaternary ammonio groups such as ammonio group, methylethylmethylammonio group, triethylammonio group; cycloalkyl groups such as cyclopropyl group, cyclobutyl group, cyclopentyl group, cyclohexyl group; cyclopropenyl group, cyclobutenyl group, cyclopentenyl Group, cycloalkenyl group such as cyclohexenyl group; aryl group such as phenyl group, pyridinyl group, thienyl group, furyl group, pyrrolyl group; methylthio group, ethylthio group, Alkylthio groups such as pyrthio group and butylthio group; arylthio groups such as phenylthio group, pyridinylthio group, thienylthio group, furylthio group and pyrrolylthio group; aryl lower alkyl groups such as benzyl group, trityl group and dimethoxytrityl group; sulfonyl group and mesyl group A substituted sulfonyl group such as p-toluenesulfonyl group; an aryloyl group such as benzoyl group; a halogenoaryl group such as fluorophenyl group and bromophenyl group; and a substituted group such as oxyalkoxy group such as methylenedioxy group. Means good.
“May have one or more substituents” means that these groups may be arbitrarily combined and may have one or more, for example, a hydroxyl group, a thiol group, a nitro group, a morpholino Group, thiomorpholino group, halogen atom, nitrile group, azide group, formyl group, amino group, alkylamino group, dialkylamino group, carbamoyl group, alkyl group substituted with sulfonyl group, etc .; alkenyl group; alkynyl group; alkoxy group Etc. are also included in the present invention.
Hereinafter, in the present invention, “may have a substituent” and “may have one or more substituents” have the above-mentioned meanings.
R¹Is an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkoxy group represents a linear or branched alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms, Specifically, those having an oxygen atom bonded to the terminal of the alkyl group correspond to, for example, methoxy group, ethoxy group, n-propoxy group, i-propoxy group, n-butoxy group, i-butoxy group, sec-butoxy group. Group, t-butoxy group, n-pentyloxy group, i-pentyloxy group, sec-pentyloxy group, t-pentyloxy group, neopentyloxy group, 1-methylbutoxy group, 2-methylbutoxy group, 1, 1-dimethylpropoxy group, 1,2-dimethylpropoxy group, n-hexyloxy group, i-hexyloxy group, 1-methylpentyloxy group, 2-methylpentyloxy group 3-methylpentyloxy group, 1,1-dimethylbutoxy group, 1,2-dimethylbutoxy group, 2,2-dimethylbutoxy group, 1,3-dimethylbutoxy group, 2,3-dimethylbutoxy group, 3,3 -Dimethylbutoxy group, 1-ethylbutoxy group, 2-ethylbutoxy group, 1,1,2-trimethylpropoxy group, 1,2,2-trimethylpropoxy group, 1-ethyl-1-methylpropoxy group, 1-ethyl -2-methylpropoxy group and the like, preferably methoxy group, ethoxy group, n-propoxy group, i-propoxy group, n-butoxy group, i-butoxy group, sec-butoxy group, t-butoxy group, n -Pentyloxy group, i-pentyloxy group, sec-pentyloxy group, t-pentyloxy group, neopentyloxy group, 1-methylbut Si group, 2-methylbutoxy group, 1,1-dimethylpropoxy group, 1,2-dimethylpropoxy group, n-hexyloxy group, i-hexyloxy group, more preferably methoxy group, ethoxy group, n- Propoxy group, i-propoxy group, n-butoxy group, i-butoxy group, sec-butoxy group, t-butoxy group, n-pentyloxy group, i-pentyloxy group, sec-pentyloxy group, t-pentyloxy group Group, neopentyloxy group, 1-methylbutoxy group, 2-methylbutoxy group, 1,1-dimethylpropoxy group, 1,2-dimethylpropoxy group, more preferably methoxy group, ethoxy group, n-propoxy group, i -Propoxy, n-butoxy, i-butoxy, sec-butoxy, t-butoxy, most preferably methoxy Si group, ethoxy group, n-propoxy group, i-propoxy group.
R¹Represents an alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkylthio group represents a linear or branched alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms, Specifically, those having a sulfur atom bonded to the terminal of the alkyl group correspond to, for example, methylthio group, ethylthio group, n-propylthio group, i-propylthio group, n-butylthio group, i-butylthio group, sec-butylthio group. Group, t-butylthio group, n-pentylthio group, i-pentylthio group, sec-pentylthio group, t-pentylthio group, neopentylthio group, 1-methylbutylthio group, 2-methylbutylthio group, 1,1- Dimethylpropylthio, 1,2-dimethylpropylthio, n-hexylthio, i-hexylthio, 1-methylpentylthio, 2-methylpe Tylthio group, 3-methylpentylthio group, 1,1-dimethylbutylthio group, 1,2-dimethylbutylthio group, 2,2-dimethylbutylthio group, 1,3-dimethylbutylthio group, 2,3- Dimethylbutylthio group, 3,3-dimethylbutylthio group, 1-ethylbutylthio group, 2-ethylbutylthio group, 1,1,2-trimethylpropylthio group, 1,2,2-trimethylpropylthio group, 1-ethyl-1-methylpropylthio group, 1-ethyl-2-methylpropylthio group and the like can be mentioned, preferably methylthio group, ethylthio group, n-propylthio group, i-propylthio group, n-butylthio group, i-butylthio group, sec-butylthio group, t-butylthio group, n-pentylthio group, i-pentylthio group, sec-pentylthio group, t-pentyl O group, neopentylthio group, 1-methylbutylthio group, 2-methylbutylthio group, 1,1-dimethylpropylthio group, 1,2-dimethylpropylthio group, n-hexylthio group, i-hexylthio group More preferably, methylthio group, ethylthio group, n-propylthio group, i-propylthio group, n-butylthio group, i-butylthio group, sec-butylthio group, t-butylthio group, n-pentylthio group, i-pentylthio group. Group, sec-pentylthio group, t-pentylthio group, neopentylthio group, 1-methylbutylthio group, 2-methylbutylthio group, 1,1-dimethylpropylthio group, 1,2-dimethylpropylthio group, Preferably, methylthio group, ethylthio group, n-propylthio group, i-propylthio group, n-butylthio group, i- A butylthio group, a sec-butylthio group, and a t-butylthio group, and most preferably a methylthio group, an ethylthio group, an n-propylthio group, and an i-propylthio group.
R¹Is a hydroxyalkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the hydroxyalkyl group is a linear or branched alkyl group having 1 to 6 carbon atoms. And the substitutable site represents a group substituted with a hydroxy group. Specific examples include a hydroxymethyl group, a 2-hydroxyethyl group, and a 1-hydroxyethyl group.
Similarly R¹Is an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the hydroxyalkoxy group is the above linear or branched alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms. And the substitutable site represents a group substituted with a hydroxy group. Specific examples include a hydroxymethoxy group, a 2-hydroxyethoxy group, and a 1-hydroxyethoxy group.
Similarly R¹Is a hydroxyalkylthio group having 1 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the hydroxyalkylthio group is a linear or branched alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms. And the substitutable site represents a group substituted with a hydroxy group. Specific examples include a hydroxymethylthio group, a 2-hydroxyethylthio group, and a 1-hydroxyethylthio group.
R¹Is an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms that may have one or more substituents, the aminoalkyl group is a linear or branched alkyl group having 1 to 6 carbon atoms. And the substitutable site represents a group substituted with an amino group. Specific examples include an aminomethyl group, a 2-aminoethyl group, and a 1-aminoethyl group.
Similarly R¹Is an aminoalkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the aminoalkoxy group is a linear or branched alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms. And the substitutable site represents a group substituted with an amino group. Specific examples include an aminomethoxy group, a 2-aminoethoxy group, and a 1-aminoethoxy group.
Similarly R¹Is an aminoalkylthio group having 1 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the aminoalkylthio group is a linear or branched alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms. And the substitutable site represents a group substituted with an amino group. Specific examples include an aminomethylthio group, a 2-aminoethylthio group, and a 1-aminoethylthio group.
R¹Is a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the halogenated alkyl group is a linear or branched chain having 1 to 6 carbon atoms. An alkyl group is a group in which a substitutable site is substituted with one or more halogen atoms. Here, the halogen atom means a fluorine atom, a chlorine atom, a bromine atom, an iodine atom or the like. Specific examples include a fluoromethyl group, a trifluoromethyl group, a 2-fluoroethyl group, and a 1-fluoroethyl group.
Similarly R¹Is a halogenated alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the halogenated alkoxy group is a linear or branched chain having 1 to 6 carbon atoms. In the alkoxy group, a substitutable site is a group substituted with one or more halogen atoms. Specific examples include a fluoromethoxy group, a trifluoromethoxy group, a 2-fluoroethoxy group, and a 1-fluoroethoxy group.
Similarly R¹Is a halogenated alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the halogenated alkylthio group is a linear or branched chain having 1 to 6 carbon atoms. In the alkylthio group, a substitutable site is a group substituted with one or more halogen atoms. Specific examples include a fluoromethylthio group, a trifluoromethylthio group, a 2-fluoroethylthio group, and a 1-fluoroethylthio group.
R¹Is an alkoxyalkyl group having 2 to 12 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkoxyalkyl group is a linear or branched alkyl group having 1 to 6 carbon atoms. And the substitutable site represents a group substituted with the above linear or branched alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms. Specific examples include a methoxymethyl group, an ethoxymethyl group, a 1-methoxyethyl group, a 2-methoxyethyl group, a 1-ethoxyethyl group, and a 2-ethoxyethyl group.
Similarly R¹Is an alkoxyalkoxy group having 2 to 12 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkoxyalkoxy group is a linear or branched alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms. And the substitutable site represents a group substituted with the above linear or branched alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms. Specific examples include a methoxymethoxy group, an ethoxymethoxy group, a 1-methoxyethoxy group, a 2-methoxyethoxy group, a 1-ethoxyethoxy group, and a 2-ethoxyethoxy group.
Similarly R¹Is an alkoxyalkylthio group having 2 to 12 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkoxyalkylthio group is the above linear or branched alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms. And the substitutable site represents a group substituted with the above linear or branched alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms. Specific examples include a methoxymethylthio group, an ethoxymethylthio group, a 1-methoxyethylthio group, a 2-methoxyethylthio group, a 1-ethoxyethylthio group, and a 2-ethoxyethylthio group.
R¹Is a cycloalkyl group having 3 to 7 carbon atoms which may have one or more substituents, the cycloalkyl group means a cyclic alkyl group having 3 to 7 carbon atoms, specifically Examples include cyclopropyl group, cyclobutyl group, cyclopentyl group, cyclohexyl group, and cycloheptyl group.
Similarly R¹Is a cycloalkyloxy group having 3 to 7 carbon atoms which may have one or more substituents, the cycloalkyloxy group is the terminal of the cyclic alkyl group having 3 to 7 carbon atoms, And an oxygen atom bonded thereto. Specific examples include a cyclopropyloxy group, a cyclobutyloxy group, a cyclopentyloxy group, a cyclohexyloxy group, and a cycloheptyloxy group.
Similarly R¹Is a cycloalkylthio group having 3 to 7 carbon atoms which may have one or more substituents, the cycloalkylthio group is a sulfur atom at the terminal of the cycloalkyl group having 3 to 7 carbon atoms. In particular, examples include a cyclopropylthio group, a cyclobutylthio group, a cyclopentylthio group, a cyclohexylthio group, and a cycloheptylthio group.
R¹Represents an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkenyl group represents a linear or branched alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, The compound residue which has a double bond in the said C2 or more alkyl group. Specifically, for example, ethenyl group, 1-propen-1-yl group, 2-propen-1-yl group, 3-propen-1-yl group, 1-buten-1-yl group, 1-buten-2- Yl group, 1-buten-3-yl group, 1-buten-4-yl group, 2-buten-1-yl group, 2-buten-2-yl group, 1-methyl-1-propen-1-yl Group, 2-methyl-1-propen-1-yl group, 1-methyl-2-propen-1-yl group, 2-methyl-2-propen-1-yl group, 1-methyl-1-butene-1 -Yl group, 2-methyl-1-buten-1-yl group, 3-methyl-1-buten-1-yl group, 1-methyl-2-buten-1-yl group, 2-methyl-2-butene -1-yl group, 3-methyl-2-buten-1-yl group, 1-methyl-3-buten-1-yl group, 2-methyl- -Buten-1-yl group, 3-methyl-3-buten-1-yl group, 1-ethyl-1-buten-1-yl group, 2-ethyl-1-buten-1-yl group, 3-ethyl -1-buten-1-yl group, 1-ethyl-2-buten-1-yl group, 2-ethyl-2-buten-1-yl group, 3-ethyl-2-buten-1-yl group, 1 -Ethyl-3-buten-1-yl group, 2-ethyl-3-buten-1-yl group, 3-ethyl-3-buten-1-yl group, 1,1-dimethyl-1-butene-1- Yl group, 1,2-dimethyl-1-buten-1-yl group, 1,3-dimethyl-1-buten-1-yl group, 2,2-dimethyl-1-buten-1-yl group, 3, 3-dimethyl-1-buten-1-yl group, 1,1-dimethyl-2-buten-1-yl group, 1,2-dimethyl-2-butene- -Yl group, 1,3-dimethyl-2-buten-1-yl group, 2,2-dimethyl-2-buten-1-yl group, 3,3-dimethyl-2-buten-1-yl group, , 1-dimethyl-3-buten-1-yl group, 1,2-dimethyl-3-buten-1-yl group, 1,3-dimethyl-3-buten-1-yl group, 2,2-dimethyl- 3-buten-1-yl group, 3,3-dimethyl-3-buten-1-yl group, 1-penten-1-yl group, 2-penten-1-yl group, 3-penten-1-yl group 4-penten-1-yl group, 1-penten-2-yl group, 2-penten-2-yl group, 3-penten-2-yl group, 4-penten-2-yl group, 1-penten- 3-yl group, 2-penten-3-yl group, 1-penten-1-yl group, 2-penten-1-yl group, 3-pen Ten-1-yl group, 4-penten-1-yl group, 1-penten-2-yl group, 2-penten-2-yl group, 3-penten-2-yl group, 4-penten-2-yl Group, 1-penten-3-yl group, 2-penten-3-yl group, 1-methyl-1-penten-1-yl group, 2-methyl-1-penten-1-yl group, 3-methyl- 1-penten-1-yl group, 4-methyl-1-penten-1-yl group, 1-methyl-2-penten-1-yl group, 2-methyl-2-penten-1-yl group, 3- Methyl-2-penten-1-yl group, 4-methyl-2-penten-1-yl group, 1-methyl-3-penten-1-yl group, 2-methyl-3-penten-1-yl group, 3-methyl-3-penten-1-yl group, 4-methyl-3-penten-1-yl group, 1-methyl 4-penten-1-yl group, 2-methyl-4-penten-1-yl group, 3-methyl-4-penten-1-yl group, 4-methyl-4-penten-1-yl group, 1- Methyl-1-penten-2-yl group, 2-methyl-1-penten-2-yl group, 3-methyl-1-penten-2-yl group, 4-methyl-1-penten-2-yl group, 1-methyl-2-penten-2-yl group, 2-methyl-2-penten-2-yl group, 3-methyl-2-penten-2-yl group, 4-methyl-2-penten-2-yl Group, 1-methyl-3-penten-2-yl group, 2-methyl-3-penten-2-yl group, 3-methyl-3-penten-2-yl group, 4-methyl-3-penten-2 -Yl group, 1-methyl-4-penten-2-yl group, 2-methyl-4-penten-2- Group, 3-methyl-4-penten-2-yl group, 4-methyl-4-penten-2-yl group, 1-methyl-1-penten-3-yl group, 2-methyl-1-pentene- 3-yl group, 3-methyl-1-penten-3-yl group, 4-methyl-1-penten-3-yl group, 1-methyl-2-penten-3-yl group, 2-methyl-2- Penten-3-yl group, 3-methyl-2-penten-3-yl group, 4-methyl-2-penten-3-yl group, 1-hexen-1-yl group, 1-hexen-2-yl group 1-hexen-3-yl group, 1-hexen-4-yl group, 1-hexen-5-yl group, 1-hexen-6-yl group, 2-hexen-1-yl group, 2-hexene- 2-yl group, 2-hexen-3-yl group, 2-hexen-4-yl group, 2-hexene-5-i Group, 2-hexen-6-yl group, 3-hexen-1-yl group, 3-hexen-2-yl group, 3-hexen-3-yl group, etc., preferably ethenyl group, Propen-1-yl group, 2-propen-1-yl group, 3-propen-1-yl group, 1-buten-1-yl group, 1-buten-2-yl group, 1-buten-3-yl Group, 1-buten-4-yl group, 2-buten-1-yl group, 2-buten-2-yl group, 1-methyl-1-propen-1-yl group, 2-methyl-1-propene group 1-yl group, 1-methyl-2-propen-1-yl group, 2-methyl-2-propen-1-yl group, 1-methyl-1-buten-1-yl group, 2-methyl-1- Buten-1-yl group, 3-methyl-1-buten-1-yl group, 1-methyl-2-buten-1-yl group, 2 Methyl-2-buten-1-yl group, 3-methyl-2-buten-1-yl group, 1-methyl-3-buten-1-yl group, 2-methyl-3-buten-1-yl group, 3-methyl-3-buten-1-yl group, 1-ethyl-1-buten-1-yl group, 2-ethyl-1-buten-1-yl group, 3-ethyl-1-buten-1-yl Group, 1-ethyl-2-buten-1-yl group, 2-ethyl-2-buten-1-yl group, 3-ethyl-2-buten-1-yl group, 1-ethyl-3-butene-1 -Yl group, 2-ethyl-3-buten-1-yl group, 3-ethyl-3-buten-1-yl group, 1,1-dimethyl-1-buten-1-yl group, 1,2-dimethyl -1-buten-1-yl group, 1,3-dimethyl-1-buten-1-yl group, 2,2-dimethyl-1-buten-1-yl 3,3-dimethyl-1-buten-1-yl group, 1,1-dimethyl-2-buten-1-yl group, 1,2-dimethyl-2-buten-1-yl group, 1,3- Dimethyl-2-buten-1-yl group, 2,2-dimethyl-2-buten-1-yl group, 3,3-dimethyl-2-buten-1-yl group, 1,1-dimethyl-3-butene -1-yl group, 1,2-dimethyl-3-buten-1-yl group, 1,3-dimethyl-3-buten-1-yl group, 2,2-dimethyl-3-buten-1-yl group 3,3-dimethyl-3-buten-1-yl group, more preferably ethenyl group, 1-propen-1-yl group, 2-propen-1-yl group, 3-propen-1-yl group 1-buten-1-yl group, 1-buten-2-yl group, 1-buten-3-yl group, 1-buten-4-yl Group, 2-buten-1-yl group, 2-buten-2-yl group, 1-methyl-1-propen-1-yl group, 2-methyl-1-propen-1-yl group, 1-methyl- 2-propen-1-yl group, 2-methyl-2-propen-1-yl group, 1-methyl-1-buten-1-yl group, 2-methyl-1-buten-1-yl group, 3- Methyl-1-buten-1-yl group, 1-methyl-2-buten-1-yl group, 2-methyl-2-buten-1-yl group, 3-methyl-2-buten-1-yl group, 1-methyl-3-buten-1-yl group, 2-methyl-3-buten-1-yl group, 3-methyl-3-buten-1-yl group, most preferably ethenyl group, 1-propene -1-yl group, 2-propen-1-yl group, 3-propen-1-yl group, 1-buten-1-yl group, - butene-2-yl group, 1-buten-3-yl group, 1-butene-4-yl group, 2-buten-1-yl group, 2-buten-2-yl group.
Similarly R¹Is an alkenyloxy group having 2 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkenyloxy group is the above-mentioned linear or branched alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms. In which an oxygen atom is bonded to the terminal, specifically, for example, ethenyloxy group, 1-propen-1-yloxy group, 2-propen-1-yloxy group, 3-propen-1-yloxy group, 1-buten-1-yloxy group, 1-buten-2-yloxy group, 1-buten-3-yloxy group, 1-buten-4-yloxy group, 2-buten-1-yloxy group, 2-butene-2 -Yloxy group, 1-methyl-1-propen-1-yloxy group, 2-methyl-1-propen-1-yloxy group, 1-methyl-2-propen-1-yloxy group, 2-methyl- -Propen-1-yloxy group, 1-methyl-1-buten-1-yloxy group, 2-methyl-1-buten-1-yloxy group, 3-methyl-1-buten-1-yloxy group, 1-methyl 2-buten-1-yloxy group, 2-methyl-2-buten-1-yloxy group, 3-methyl-2-buten-1-yloxy group, 1-methyl-3-buten-1-yloxy group, 2 -Methyl-3-buten-1-yloxy group, 3-methyl-3-buten-1-yloxy group, 1-ethyl-1-buten-1-yloxy group, 2-ethyl-1-buten-1-yloxy group 3-ethyl-1-buten-1-yloxy group, 1-ethyl-2-buten-1-yloxy group, 2-ethyl-2-buten-1-yloxy group, 3-ethyl-2-butene-1- Yloxy group, 1- Tyl-3-buten-1-yloxy group, 2-ethyl-3-buten-1-yloxy group, 3-ethyl-3-buten-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-1-buten-1-yloxy Group, 1,2-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 3,3 -Dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 1,2-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-2- Buten-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-3-buten-1-yloxy Group 1,2-dimethyl- 3-buten-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-3-buten-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-3-buten-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-3-butene-1 -Yloxy group, 1-penten-1-yloxy group, 2-penten-1-yloxy group, 3-penten-1-yloxy group, 4-penten-1-yloxy group, 1-penten-2-yloxy group, 2 -Penten-2-yloxy group, 3-penten-2-yloxy group, 4-penten-2-yloxy group, 1-penten-3-yloxy group, 2-penten-3-yloxy group, 1-penten-1- Yloxy group, 2-penten-1-yloxy group, 3-penten-1-yloxy group, 4-penten-1-yloxy group, 1-penten-2-yloxy group, 2-pentene 2-yloxy group, 3-penten-2-yloxy group, 4-penten-2-yloxy group, 1-penten-3-yloxy group, 2-penten-3-yloxy group, 1-methyl-1-pentene-1 -Yloxy group, 2-methyl-1-penten-1-yloxy group, 3-methyl-1-penten-1-yloxy group, 4-methyl-1-penten-1-yloxy group, 1-methyl-2-pentene -1-yloxy group, 2-methyl-2-penten-1-yloxy group, 3-methyl-2-penten-1-yloxy group, 4-methyl-2-penten-1-yloxy group, 1-methyl-3 -Penten-1-yloxy group, 2-methyl-3-penten-1-yloxy group, 3-methyl-3-penten-1-yloxy group, 4-methyl-3-penten-1-yl Xyl group, 1-methyl-4-penten-1-yloxy group, 2-methyl-4-penten-1-yloxy group, 3-methyl-4-penten-1-yloxy group, 4-methyl-4-pentene- 1-yloxy group, 1-methyl-1-penten-2-yloxy group, 2-methyl-1-penten-2-yloxy group, 3-methyl-1-penten-2-yloxy group, 4-methyl-1- Penten-2-yloxy group, 1-methyl-2-penten-2-yloxy group, 2-methyl-2-penten-2-yloxy group, 3-methyl-2-penten-2-yloxy group, 4-methyl- 2-penten-2-yloxy group, 1-methyl-3-penten-2-yloxy group, 2-methyl-3-penten-2-yloxy group, 3-methyl-3-penten-2-yloxy group 4-methyl-3-penten-2-yloxy group, 1-methyl-4-penten-2-yloxy group, 2-methyl-4-penten-2-yloxy group, 3-methyl-4-penten-2- Yloxy group, 4-methyl-4-penten-2-yloxy group, 1-methyl-1-penten-3-yloxy group, 2-methyl-1-penten-3-yloxy group, 3-methyl-1-pentene- 3-yloxy group, 4-methyl-1-penten-3-yloxy group, 1-methyl-2-penten-3-yloxy group, 2-methyl-2-penten-3-yloxy group, 3-methyl-2- Penten-3-yloxy group, 4-methyl-2-penten-3-yloxy group, 1-hexen-1-yloxy group, 1-hexen-2-yloxy group, 1-hexen-3-yloxy 1-hexen-4-yloxy group, 1-hexen-5-yloxy group, 1-hexen-6-yloxy group, 2-hexen-1-yloxy group, 2-hexen-2-yloxy group, 2-hexene- 3-yloxy group, 2-hexen-4-yloxy group, 2-hexen-5-yloxy group, 2-hexen-6-yloxy group, 3-hexen-1-yloxy group, 3-hexen-2-yloxy group, And 3-hexen-3-yloxy group and the like, and preferably ethenyloxy group, 1-propen-1-yloxy group, 2-propen-1-yloxy group, 3-propen-1-yloxy group, 1-butene-1 -Yloxy group, 1-buten-2-yloxy group, 1-buten-3-yloxy group, 1-buten-4-yloxy group, 2-buten-1-yl Xyl group, 2-buten-2-yloxy group, 1-methyl-1-propen-1-yloxy group, 2-methyl-1-propen-1-yloxy group, 1-methyl-2-propen-1-yloxy group 2-methyl-2-propen-1-yloxy group, 1-methyl-1-buten-1-yloxy group, 2-methyl-1-buten-1-yloxy group, 3-methyl-1-butene-1- Yloxy group, 1-methyl-2-buten-1-yloxy group, 2-methyl-2-buten-1-yloxy group, 3-methyl-2-buten-1-yloxy group, 1-methyl-3-butene- 1-yloxy group, 2-methyl-3-buten-1-yloxy group, 3-methyl-3-buten-1-yloxy group, 1-ethyl-1-buten-1-yloxy group, 2-ethyl-1- Buten-1-yl Oxy group, 3-ethyl-1-buten-1-yloxy group, 1-ethyl-2-buten-1-yloxy group, 2-ethyl-2-buten-1-yloxy group, 3-ethyl-2-butene- 1-yloxy group, 1-ethyl-3-buten-1-yloxy group, 2-ethyl-3-buten-1-yloxy group, 3-ethyl-3-buten-1-yloxy group, 1,1-dimethyl- 1-buten-1-yloxy group, 1,2-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-1-butene-1 -Yloxy group, 3,3-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 1,2-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, , 3-Dimethyl-2-bute -1-yloxy group, 2,2-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-3-buten-1-yloxy group 1,2-dimethyl-3-buten-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-3-buten-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-3-buten-1-yloxy group, 3,3- Dimethyl-3-buten-1-yloxy group, more preferably ethenyloxy group, 1-propen-1-yloxy group, 2-propen-1-yloxy group, 3-propen-1-yloxy group, 1-butene- 1-yloxy group, 1-buten-2-yloxy group, 1-buten-3-yloxy group, 1-buten-4-yloxy group, 2-buten-1-yloxy group, 2-buten-2-yloxy group Group, 1-methyl-1-propen-1-yloxy group, 2-methyl-1-propen-1-yloxy group, 1-methyl-2-propen-1-yloxy group, 2-methyl-2-propene-1 -Yloxy group, 1-methyl-1-buten-1-yloxy group, 2-methyl-1-buten-1-yloxy group, 3-methyl-1-buten-1-yloxy group, 1-methyl-2-butene -1-yloxy group, 2-methyl-2-buten-1-yloxy group, 3-methyl-2-buten-1-yloxy group, 1-methyl-3-buten-1-yloxy group, 2-methyl-3 -Buten-1-yloxy group, 3-methyl-3-buten-1-yloxy group, more preferably ethenyloxy group, 1-propen-1-yloxy group, 2-propen-1-yloxy group, 3- Propen-1-yloxy group, 1-buten-1-yloxy group, 1-buten-2-yloxy group, 1-buten-3-yloxy group, 1-buten-4-yloxy group, 2-buten-1-yloxy group A 2-buten-2-yloxy group, and most preferably an ethenyloxy group, a 1-propen-1-yloxy group, a 2-propen-1-yloxy group, and a 3-propen-1-yloxy group.
Similarly R¹Is an alkenylthio group having 2 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkenylthio group is the above-mentioned linear or branched alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms. In which a sulfur atom is bonded to the terminal, specifically, for example, ethenylthio group, 1-propen-1-ylthio group, 2-propen-1-ylthio group, 3-propen-1-ylthio group, 1-buten-1-ylthio group, 1-buten-2-ylthio group, 1-buten-3-ylthio group, 1-buten-4-ylthio group, 2-buten-1-ylthio group, 2-butene-2 -Ylthio group, 1-methyl-1-propen-1-ylthio group, 2-methyl-1-propen-1-ylthio group, 1-methyl-2-propen-1-ylthio group, 2-methyl-2-propene -1-ylthio group, -Methyl-1-buten-1-ylthio group, 2-methyl-1-buten-1-ylthio group, 3-methyl-1-buten-1-ylthio group, 1-methyl-2-buten-1-ylthio group 2-methyl-2-buten-1-ylthio group, 3-methyl-2-buten-1-ylthio group, 1-methyl-3-buten-1-ylthio group, 2-methyl-3-butene-1- Ylthio group, 3-methyl-3-buten-1-ylthio group, 1-ethyl-1-buten-1-ylthio group, 2-ethyl-1-buten-1-ylthio group, 3-ethyl-1-butene- 1-ylthio group, 1-ethyl-2-buten-1-ylthio group, 2-ethyl-2-buten-1-ylthio group, 3-ethyl-2-buten-1-ylthio group, 1-ethyl-3- Buten-1-ylthio group, 2-ethyl-3-butene-1 Ylthio group, 3-ethyl-3-buten-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 1,3- Dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-2-butene -1-ylthio group, 1,2-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-2-buten-1-ylthio group 3,3-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-3-buten-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-3-buten-1-ylthio group, 1,3- Dimethyl-3-buten-1-ylthio group, 2,2-dimethyl -3-buten-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-3-buten-1-ylthio group, 1-penten-1-ylthio group, 2-penten-1-ylthio group, 3-penten-1-ylthio group Group, 4-penten-1-ylthio group, 1-penten-2-ylthio group, 2-penten-2-ylthio group, 3-penten-2-ylthio group, 4-penten-2-ylthio group, 1-pentene -3-ylthio group, 2-penten-3-ylthio group, 1-penten-1-ylthio group, 2-penten-1-ylthio group, 3-penten-1-ylthio group, 4-penten-1-ylthio group 1-penten-2-ylthio group, 2-penten-2-ylthio group, 3-penten-2-ylthio group, 4-penten-2-ylthio group, 1-penten-3-ylthio group, 2-pentene- 3-I Thio group, 1-methyl-1-penten-1-ylthio group, 2-methyl-1-penten-1-ylthio group, 3-methyl-1-penten-1-ylthio group, 4-methyl-1-pentene- 1-ylthio group, 1-methyl-2-penten-1-ylthio group, 2-methyl-2-penten-1-ylthio group, 3-methyl-2-penten-1-ylthio group, 4-methyl-2- Penten-1-ylthio group, 1-methyl-3-penten-1-ylthio group, 2-methyl-3-penten-1-ylthio group, 3-methyl-3-penten-1-ylthio group, 4-methyl- 3-penten-1-ylthio group, 1-methyl-4-penten-1-ylthio group, 2-methyl-4-penten-1-ylthio group, 3-methyl-4-penten-1-ylthio group, 4- Methyl-4-pentene -Ylthio group, 1-methyl-1-penten-2-ylthio group, 2-methyl-1-penten-2-ylthio group, 3-methyl-1-penten-2-ylthio group, 4-methyl-1-pentene 2-ylthio group, 1-methyl-2-penten-2-ylthio group, 2-methyl-2-penten-2-ylthio group, 3-methyl-2-penten-2-ylthio group, 4-methyl-2 -Penten-2-ylthio group, 1-methyl-3-penten-2-ylthio group, 2-methyl-3-penten-2-ylthio group, 3-methyl-3-penten-2-ylthio group, 4-methyl -3-penten-2-ylthio group, 1-methyl-4-penten-2-ylthio group, 2-methyl-4-penten-2-ylthio group, 3-methyl-4-penten-2-ylthio group, 4 -Methyl-4-pente N-2-ylthio group, 1-methyl-1-penten-3-ylthio group, 2-methyl-1-penten-3-ylthio group, 3-methyl-1-penten-3-ylthio group, 4-methyl- 1-penten-3-ylthio group, 1-methyl-2-penten-3-ylthio group, 2-methyl-2-penten-3-ylthio group, 3-methyl-2-penten-3-ylthio group, 4- Methyl-2-penten-3-ylthio group, 1-hexen-1-ylthio group, 1-hexen-2-ylthio group, 1-hexen-3-ylthio group, 1-hexen-4-ylthio group, 1-hexene -5-ylthio group, 1-hexen-6-ylthio group, 2-hexen-1-ylthio group, 2-hexen-2-ylthio group, 2-hexen-3-ylthio group, 2-hexen-4-ylthio group , 2-hexe -5-ylthio group, 2-hexen-6-ylthio group, 3-hexen-1-ylthio group, 3-hexen-2-ylthio group, 3-hexen-3-ylthio group and the like, preferably ethenylthio group 1-propen-1-ylthio group, 2-propen-1-ylthio group, 3-propen-1-ylthio group, 1-buten-1-ylthio group, 1-buten-2-ylthio group, 1-butene- 3-ylthio group, 1-buten-4-ylthio group, 2-buten-1-ylthio group, 2-buten-2-ylthio group, 1-methyl-1-propen-1-ylthio group, 2-methyl-1 -Propen-1-ylthio group, 1-methyl-2-propen-1-ylthio group, 2-methyl-2-propen-1-ylthio group, 1-methyl-1-buten-1-ylthio group, 2-methyl -1- Butte -1-ylthio group, 3-methyl-1-buten-1-ylthio group, 1-methyl-2-buten-1-ylthio group, 2-methyl-2-buten-1-ylthio group, 3-methyl-2 -Buten-1-ylthio group, 1-methyl-3-buten-1-ylthio group, 2-methyl-3-buten-1-ylthio group, 3-methyl-3-buten-1-ylthio group, 1-ethyl -1-buten-1-ylthio group, 2-ethyl-1-buten-1-ylthio group, 3-ethyl-1-buten-1-ylthio group, 1-ethyl-2-buten-1-ylthio group, 2 -Ethyl-2-buten-1-ylthio group, 3-ethyl-2-buten-1-ylthio group, 1-ethyl-3-buten-1-ylthio group, 2-ethyl-3-buten-1-ylthio group , 3-ethyl-3-buten-1-ylthio group, 1,1- Dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-1-butene -1-ylthio group, 3,3-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-2-buten-1-ylthio group 1,3-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 1,1- Dimethyl-3-buten-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-3-buten-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-3-buten-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-3-butene -1-ylthio group, 3,3-dimethyl-3-butene- -Ylthio group, more preferably ethenylthio group, 1-propen-1-ylthio group, 2-propen-1-ylthio group, 3-propen-1-ylthio group, 1-buten-1-ylthio group, 1- Buten-2-ylthio group, 1-buten-3-ylthio group, 1-buten-4-ylthio group, 2-buten-1-ylthio group, 2-buten-2-ylthio group, 1-methyl-1-propene -1-ylthio group, 2-methyl-1-propen-1-ylthio group, 1-methyl-2-propen-1-ylthio group, 2-methyl-2-propen-1-ylthio group, 1-methyl-1 -Buten-1-ylthio group, 2-methyl-1-buten-1-ylthio group, 3-methyl-1-buten-1-ylthio group, 1-methyl-2-buten-1-ylthio group, 2-methyl -2-butene-1- Ruthio group, 3-methyl-2-buten-1-ylthio group, 1-methyl-3-buten-1-ylthio group, 2-methyl-3-buten-1-ylthio group, 3-methyl-3-butene- 1-ylthio group, more preferably ethenylthio group, 1-propen-1-ylthio group, 2-propen-1-ylthio group, 3-propen-1-ylthio group, 1-buten-1-ylthio group, 1 -Buten-2-ylthio group, 1-buten-3-ylthio group, 1-buten-4-ylthio group, 2-buten-1-ylthio group, 2-buten-2-ylthio group, most preferably ethenylthio Group, 1-propen-1-ylthio group, 2-propen-1-ylthio group and 3-propen-1-ylthio group.
R¹Represents an alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkynyl group represents a linear or branched alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, The compound residue which has a triple bond in the said C2 or more alkyl group. Specifically, for example, ethynyl group, 1-propyn-1-yl group, 2-propyn-1-yl group, 3-propyn-1-yl group, 1-butyn-1-yl group, 1-butyn-2- Yl group, 1-butyn-3-yl group, 1-butyn-4-yl group, 2-butyn-1-yl group, 2-butyn-2-yl group, 1-methyl-1-propyn-1-yl Group, 2-methyl-1-propyn-1-yl group, 1-methyl-2-propyn-1-yl group, 2-methyl-2-propyn-1-yl group, 1-methyl-1-butyne-1 -Yl group, 2-methyl-1-butyn-1-yl group, 3-methyl-1-butyn-1-yl group, 1-methyl-2-butyn-1-yl group, 2-methyl-2-butyne -1-yl group, 3-methyl-2-butyn-1-yl group, 1-methyl-3-butyn-1-yl group, 2-methyl- -Butyn-1-yl group, 3-methyl-3-butyn-1-yl group, 1-ethyl-1-butyn-1-yl group, 2-ethyl-1-butyn-1-yl group, 3-ethyl -1-butyn-1-yl group, 1-ethyl-2-butyn-1-yl group, 2-ethyl-2-butyn-1-yl group, 3-ethyl-2-butyn-1-yl group, 1 -Ethyl-3-butyn-1-yl group, 2-ethyl-3-butyn-1-yl group, 3-ethyl-3-butyn-1-yl group, 1,1-dimethyl-1-butyn-1- Yl group, 1,2-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 1,3-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 2,2-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 3, 3-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 1,1-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 1,2-dimethyl-2-butyne group -Yl group, 1,3-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 2,2-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 3,3-dimethyl-2-butyn-1-yl group, , 1-Dimethyl-3-butyn-1-yl group, 1,2-dimethyl-3-butyn-1-yl group, 1,3-dimethyl-3-butyn-1-yl group, 2,2-dimethyl- 3-butyn-1-yl group, 3,3-dimethyl-3-butyn-1-yl group, 1-pentyn-1-yl group, 2-pentyn-1-yl group, 3-pentyn-1-yl group 4-pentyn-1-yl group, 1-pentyn-2-yl group, 2-pentyn-2-yl group, 3-pentyn-2-yl group, 4-pentyn-2-yl group, 1-pentyne- 3-yl group, 2-pentyn-3-yl group, 1-pentyn-1-yl group, 2-pentyn-1-yl group, 3-pen Chin-1-yl group, 4-pentyn-1-yl group, 1-pentyn-2-yl group, 2-pentyn-2-yl group, 3-pentyn-2-yl group, 4-pentyn-2-yl Group, 1-pentyn-3-yl group, 2-pentyn-3-yl group, 1-methyl-1-pentyn-1-yl group, 2-methyl-1-pentyn-1-yl group, 3-methyl- 1-pentyn-1-yl group, 4-methyl-1-pentyn-1-yl group, 1-methyl-2-pentyn-1-yl group, 2-methyl-2-pentyn-1-yl group, 3- Methyl-2-pentyn-1-yl group, 4-methyl-2-pentyn-1-yl group, 1-methyl-3-pentyn-1-yl group, 2-methyl-3-pentyn-1-yl group, 3-methyl-3-pentyn-1-yl group, 4-methyl-3-pentyn-1-yl group, 1-methyl 4-pentyn-1-yl group, 2-methyl-4-pentyn-1-yl group, 3-methyl-4-pentyn-1-yl group, 4-methyl-4-pentyn-1-yl group, 1- Methyl-1-pentyn-2-yl group, 2-methyl-1-pentyn-2-yl group, 3-methyl-1-pentyn-2-yl group, 4-methyl-1-pentyn-2-yl group, 1-methyl-2-pentyn-2-yl group, 2-methyl-2-pentyn-2-yl group, 3-methyl-2-pentyn-2-yl group, 4-methyl-2-pentyn-2-yl group Group, 1-methyl-3-pentyn-2-yl group, 2-methyl-3-pentyn-2-yl group, 3-methyl-3-pentyn-2-yl group, 4-methyl-3-pentyne-2 -Yl group, 1-methyl-4-pentyn-2-yl group, 2-methyl-4-pentyne-2- Group, 3-methyl-4-pentyn-2-yl group, 4-methyl-4-pentyn-2-yl group, 1-methyl-1-pentyn-3-yl group, 2-methyl-1-pentyne- 3-yl group, 3-methyl-1-pentyn-3-yl group, 4-methyl-1-pentyn-3-yl group, 1-methyl-2-pentyn-3-yl group, 2-methyl-2- Pentyn-3-yl group, 3-methyl-2-pentyn-3-yl group, 4-methyl-2-pentyn-3-yl group, 1-hexyn-1-yl group, 1-hexyn-2-yl group 1-hexyn-3-yl group, 1-hexyn-4-yl group, 1-hexyn-5-yl group, 1-hexyn-6-yl group, 2-hexyn-1-yl group, 2-hexyne- 2-yl group, 2-hexyn-3-yl group, 2-hexyn-4-yl group, 2-hexyne-5-yl Group, 2-hexyn-6-yl group, 3-hexyn-1-yl group, 3-hexyn-2-yl group, 3-hexyn-3-yl group, etc., preferably ethynyl group, Propin-1-yl group, 2-propyn-1-yl group, 3-propyn-1-yl group, 1-butyn-1-yl group, 1-butyn-2-yl group, 1-butyn-3-yl Group, 1-butyn-4-yl group, 2-butyn-1-yl group, 2-butyn-2-yl group, 1-methyl-1-propyn-1-yl group, 2-methyl-1-propyne- 1-yl group, 1-methyl-2-propyn-1-yl group, 2-methyl-2-propyn-1-yl group, 1-methyl-1-butyn-1-yl group, 2-methyl-1- Butyn-1-yl group, 3-methyl-1-butyn-1-yl group, 1-methyl-2-butyn-1-yl group, 2 Methyl-2-butyn-1-yl group, 3-methyl-2-butyn-1-yl group, 1-methyl-3-butyn-1-yl group, 2-methyl-3-butyn-1-yl group, 3-methyl-3-butyn-1-yl group, 1-ethyl-1-butyn-1-yl group, 2-ethyl-1-butyn-1-yl group, 3-ethyl-1-butyn-1-yl Group, 1-ethyl-2-butyn-1-yl group, 2-ethyl-2-butyn-1-yl group, 3-ethyl-2-butyn-1-yl group, 1-ethyl-3-butyne-1 -Yl group, 2-ethyl-3-butyn-1-yl group, 3-ethyl-3-butyn-1-yl group, 1,1-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 1,2-dimethyl -1-butyn-1-yl group, 1,3-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 2,2-dimethyl-1-butyn-1-yl 3,3-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 1,1-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 1,2-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 1,3- Dimethyl-2-butyn-1-yl group, 2,2-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 3,3-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 1,1-dimethyl-3-butyne -1-yl group, 1,2-dimethyl-3-butyn-1-yl group, 1,3-dimethyl-3-butyn-1-yl group, 2,2-dimethyl-3-butyn-1-yl group 3,3-dimethyl-3-butyn-1-yl group, more preferably ethynyl group, 1-propyn-1-yl group, 2-propyn-1-yl group, 3-propyn-1-yl group 1-butyn-1-yl group, 1-butyn-2-yl group, 1-butyn-3-yl group, 1-butyn-4-yl Group, 2-butyn-1-yl group, 2-butyn-2-yl group, 1-methyl-1-propyn-1-yl group, 2-methyl-1-propyn-1-yl group, 1-methyl- 2-propyn-1-yl group, 2-methyl-2-propyn-1-yl group, 1-methyl-1-butyn-1-yl group, 2-methyl-1-butyn-1-yl group, 3- Methyl-1-butyn-1-yl group, 1-methyl-2-butyn-1-yl group, 2-methyl-2-butyn-1-yl group, 3-methyl-2-butyn-1-yl group, 1-methyl-3-butyn-1-yl group, 2-methyl-3-butyn-1-yl group, 3-methyl-3-butyn-1-yl group, more preferably ethynyl group, 1-propyne -1-yl group, 2-propyn-1-yl group, 3-propyn-1-yl group, 1-butyn-1-yl group, A butyn-2-yl group, a 1-butyn-3-yl group, a 1-butyn-4-yl group, a 2-butyn-1-yl group, and a 2-butyn-2-yl group, most preferably an ethynyl group 1-propyn-1-yl group, 2-propyn-1-yl group and 3-propyn-1-yl group.
Similarly R¹Is an alkynyloxy group having 2 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkynyloxy group is a linear or branched alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms. In which an oxygen atom is bonded to the terminal, specifically, for example, ethynyloxy group, 1-propyn-1-yloxy group, 2-propyn-1-yloxy group, 3-propyn-1-yloxy group 1-butyn-1-yloxy group, 1-butyn-2-yloxy group, 1-butyn-3-yloxy group, 1-butyn-4-yloxy group, 2-butyn-1-yloxy group, 2-butyne- 2-yloxy group, 1-methyl-1-propyn-1-yloxy group, 2-methyl-1-propyn-1-yloxy group, 1-methyl-2-propyn-1-yloxy group, 2-methyl- -Propyn-1-yloxy group, 1-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 2-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 1-methyl 2-butyn-1-yloxy group, 2-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 1-methyl-3-butyn-1-yloxy group, 2 -Methyl-3-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-3-butyn-1-yloxy group, 1-ethyl-1-butyn-1-yloxy group, 2-ethyl-1-butyn-1-yloxy group 3-ethyl-1-butyn-1-yloxy group, 1-ethyl-2-butyn-1-yloxy group, 2-ethyl-2-butyn-1-yloxy group, 3-ethyl-2-butyne-1- Yloxy group, 1- Tyl-3-butyn-1-yloxy group, 2-ethyl-3-butyn-1-yloxy group, 3-ethyl-3-butyn-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-1-butyn-1-yloxy Group, 1,2-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 3,3 -Dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 1,2-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-2- Butyn-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-3-butyn-1-yloxy Group 1,2-dimethyl- 3-butyn-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-3-butyne-1 -Yloxy group, 1-pentyn-1-yloxy group, 2-pentyn-1-yloxy group, 3-pentyn-1-yloxy group, 4-pentyn-1-yloxy group, 1-pentyn-2-yloxy group, 2 -Pentyn-2-yloxy group, 3-pentyn-2-yloxy group, 4-pentyn-2-yloxy group, 1-pentyn-3-yloxy group, 2-pentyn-3-yloxy group, 1-pentyne-1- Yloxy group, 2-pentyn-1-yloxy group, 3-pentyn-1-yloxy group, 4-pentyn-1-yloxy group, 1-pentyn-2-yloxy group, 2-pentyne 2-yloxy group, 3-pentyn-2-yloxy group, 4-pentyn-2-yloxy group, 1-pentyn-3-yloxy group, 2-pentyn-3-yloxy group, 1-methyl-1-pentyne-1 -Yloxy group, 2-methyl-1-pentyn-1-yloxy group, 3-methyl-1-pentyn-1-yloxy group, 4-methyl-1-pentyn-1-yloxy group, 1-methyl-2-pentyne -1-yloxy group, 2-methyl-2-pentyn-1-yloxy group, 3-methyl-2-pentyn-1-yloxy group, 4-methyl-2-pentyn-1-yloxy group, 1-methyl-3 -Pentyn-1-yloxy group, 2-methyl-3-pentyn-1-yloxy group, 3-methyl-3-pentyn-1-yloxy group, 4-methyl-3-pentyn-1-yl Xyl group, 1-methyl-4-pentyn-1-yloxy group, 2-methyl-4-pentyn-1-yloxy group, 3-methyl-4-pentyn-1-yloxy group, 4-methyl-4-pentyne- 1-yloxy group, 1-methyl-1-pentyn-2-yloxy group, 2-methyl-1-pentyn-2-yloxy group, 3-methyl-1-pentyn-2-yloxy group, 4-methyl-1- Pentyn-2-yloxy group, 1-methyl-2-pentyn-2-yloxy group, 2-methyl-2-pentyn-2-yloxy group, 3-methyl-2-pentyn-2-yloxy group, 4-methyl- 2-pentyn-2-yloxy group, 1-methyl-3-pentyn-2-yloxy group, 2-methyl-3-pentyn-2-yloxy group, 3-methyl-3-pentyn-2-yloxy group 4-methyl-3-pentyn-2-yloxy group, 1-methyl-4-pentyn-2-yloxy group, 2-methyl-4-pentyn-2-yloxy group, 3-methyl-4-pentyn-2- Yloxy group, 4-methyl-4-pentyn-2-yloxy group, 1-methyl-1-pentyn-3-yloxy group, 2-methyl-1-pentyn-3-yloxy group, 3-methyl-1-pentyne- 3-yloxy group, 4-methyl-1-pentyn-3-yloxy group, 1-methyl-2-pentyn-3-yloxy group, 2-methyl-2-pentyn-3-yloxy group, 3-methyl-2- Pentyn-3-yloxy group, 4-methyl-2-pentyn-3-yloxy group, 1-hexyn-1-yloxy group, 1-hexyn-2-yloxy group, 1-hexyn-3-yloxy 1-hexyn-4-yloxy group, 1-hexyn-5-yloxy group, 1-hexyn-6-yloxy group, 2-hexyn-1-yloxy group, 2-hexyn-2-yloxy group, 2-hexyne- 3-yloxy group, 2-hexyn-4-yloxy group, 2-hexyn-5-yloxy group, 2-hexyn-6-yloxy group, 3-hexyn-1-yloxy group, 3-hexyn-2-yloxy group, And 3-hexyn-3-yloxy group, and the like, and preferably ethynyloxy group, 1-propyn-1-yloxy group, 2-propyn-1-yloxy group, 3-propyn-1-yloxy group, 1-butyne- 1-yloxy group, 1-butyn-2-yloxy group, 1-butyn-3-yloxy group, 1-butyn-4-yloxy group, 2-butyn-1-yl Xyl group, 2-butyn-2-yloxy group, 1-methyl-1-propyn-1-yloxy group, 2-methyl-1-propyn-1-yloxy group, 1-methyl-2-propyn-1-yloxy group 2-methyl-2-propyn-1-yloxy group, 1-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 2-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-1-butyne-1- Yloxy group, 1-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 2-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 1-methyl-3-butyne- 1-yloxy group, 2-methyl-3-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-3-butyn-1-yloxy group, 1-ethyl-1-butyn-1-yloxy group, 2-ethyl-1- Butyn-1-yl Oxy group, 3-ethyl-1-butyn-1-yloxy group, 1-ethyl-2-butyn-1-yloxy group, 2-ethyl-2-butyn-1-yloxy group, 3-ethyl-2-butyne- 1-yloxy group, 1-ethyl-3-butyn-1-yloxy group, 2-ethyl-3-butyn-1-yloxy group, 3-ethyl-3-butyn-1-yloxy group, 1,1-dimethyl- 1-butyn-1-yloxy group, 1,2-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-1-butyne-1 -Yloxy group, 3,3-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 1,2-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, , 3-Dimethyl-2-buty -1-yloxy group, 2,2-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group 1,2-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, 3,3- Dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, more preferably ethynyloxy group, 1-propyn-1-yloxy group, 2-propyn-1-yloxy group, 3-propyn-1-yloxy group, 1-butyne -1-yloxy, 1-butyn-2-yloxy, 1-butyn-3-yloxy, 1-butyn-4-yloxy, 2-butyn-1-yloxy, 2-butyn-2-yloxy Group, 1-methyl-1-propyn-1-yloxy group, 2-methyl-1-propyn-1-yloxy group, 1-methyl-2-propyn-1-yloxy group, 2-methyl-2-propyne-1 -Iloxy group, 1-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 2-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 1-methyl-2-butyne -1-yloxy group, 2-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 1-methyl-3-butyn-1-yloxy group, 2-methyl-3 -Butyn-1-yloxy group, 3-methyl-3-butyn-1-yloxy group, more preferably ethynyloxy group, 1-propyn-1-yloxy group, 2-propyn-1-yloxy group, 3- Propin-1-yloxy group, 1-butyn-1-yloxy group, 1-butyn-2-yloxy group, 1-butyn-3-yloxy group, 1-butyn-4-yloxy group, 2-butyn-1-yloxy A 2-butyn-2-yloxy group, and most preferably an ethynyloxy group, a 1-propyn-1-yloxy group, a 2-propyn-1-yloxy group, and a 3-propyn-1-yloxy group.
Similarly R¹Is an alkynylthio group having 2 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkynylthio group is a linear or branched alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms. In which a sulfur atom is bonded to the terminal, specifically, for example, ethynylthio group, 1-propyn-1-ylthio group, 2-propyn-1-ylthio group, 3-propyn-1-ylthio group, 1-butyn-1-ylthio group, 1-butyn-2-ylthio group, 1-butyne-3-ylthio group, 1-butyne-4-ylthio group, 2-butyn-1-ylthio group, 2-butyne-2 -Ylthio group, 1-methyl-1-propyne-1-ylthio group, 2-methyl-1-propyne-1-ylthio group, 1-methyl-2-propyn-1-ylthio group, 2-methyl-2-propyne -1-ylthio group, -Methyl-1-butyn-1-ylthio group, 2-methyl-1-butyn-1-ylthio group, 3-methyl-1-butyn-1-ylthio group, 1-methyl-2-butyn-1-ylthio group 2-methyl-2-butyn-1-ylthio group, 3-methyl-2-butyn-1-ylthio group, 1-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 2-methyl-3-butyne-1- Ylthio group, 3-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 1-ethyl-1-butyn-1-ylthio group, 2-ethyl-1-butyn-1-ylthio group, 3-ethyl-1-butyne- 1-ylthio group, 1-ethyl-2-butyn-1-ylthio group, 2-ethyl-2-butyn-1-ylthio group, 3-ethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1-ethyl-3- Butyn-1-ylthio group, 2-ethyl-3-butyne-1 Ylthio group, 3-ethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1,3- Dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-2-butyne -1-ylthio group, 1,2-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group 3,3-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1,3- Dimethyl-3-butyn-1-ylthio group, 2,2-dimethyl -3-butyn-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1-pentyn-1-ylthio group, 2-pentyn-1-ylthio group, 3-pentyn-1-ylthio group Group, 4-pentyn-1-ylthio group, 1-pentyn-2-ylthio group, 2-pentyn-2-ylthio group, 3-pentyn-2-ylthio group, 4-pentyn-2-ylthio group, 1-pentyne -3-ylthio group, 2-pentyn-3-ylthio group, 1-pentyn-1-ylthio group, 2-pentyn-1-ylthio group, 3-pentyn-1-ylthio group, 4-pentyn-1-ylthio group 1-pentyn-2-ylthio group, 2-pentyn-2-ylthio group, 3-pentyn-2-ylthio group, 4-pentyn-2-ylthio group, 1-pentyn-3-ylthio group, 2-pentyne- 3-I Thio group, 1-methyl-1-pentyn-1-ylthio group, 2-methyl-1-pentyn-1-ylthio group, 3-methyl-1-pentyn-1-ylthio group, 4-methyl-1-pentyne- 1-ylthio group, 1-methyl-2-pentyn-1-ylthio group, 2-methyl-2-pentyn-1-ylthio group, 3-methyl-2-pentyn-1-ylthio group, 4-methyl-2- Pentyn-1-ylthio group, 1-methyl-3-pentyn-1-ylthio group, 2-methyl-3-pentyn-1-ylthio group, 3-methyl-3-pentyn-1-ylthio group, 4-methyl- 3-pentyn-1-ylthio group, 1-methyl-4-pentin-1-ylthio group, 2-methyl-4-pentin-1-ylthio group, 3-methyl-4-pentyn-1-ylthio group, 4- Methyl-4-pentyne -Ylthio group, 1-methyl-1-pentyn-2-ylthio group, 2-methyl-1-pentyn-2-ylthio group, 3-methyl-1-pentyn-2-ylthio group, 4-methyl-1-pentyne 2-ylthio group, 1-methyl-2-pentyn-2-ylthio group, 2-methyl-2-pentyn-2-ylthio group, 3-methyl-2-pentyn-2-ylthio group, 4-methyl-2 -Pentyn-2-ylthio group, 1-methyl-3-pentyn-2-ylthio group, 2-methyl-3-pentyn-2-ylthio group, 3-methyl-3-pentyn-2-ylthio group, 4-methyl -3-pentyn-2-ylthio group, 1-methyl-4-pentyn-2-ylthio group, 2-methyl-4-pentyn-2-ylthio group, 3-methyl-4-pentyn-2-ylthio group, 4 -Methyl-4-pliers N-2-ylthio group, 1-methyl-1-pentyn-3-ylthio group, 2-methyl-1-pentyn-3-ylthio group, 3-methyl-1-pentyn-3-ylthio group, 4-methyl- 1-pentyn-3-ylthio group, 1-methyl-2-pentyn-3-ylthio group, 2-methyl-2-pentyne-3-ylthio group, 3-methyl-2-pentyn-3-ylthio group, 4- Methyl-2-pentin-3-ylthio group, 1-hexyn-1-ylthio group, 1-hexyn-2-ylthio group, 1-hexyn-3-ylthio group, 1-hexyn-4-ylthio group, 1-hexyne -5-ylthio group, 1-hexyn-6-ylthio group, 2-hexyn-1-ylthio group, 2-hexyn-2-ylthio group, 2-hexyn-3-ylthio group, 2-hexyn-4-ylthio group , 2-hexyl -5-ylthio group, 2-hexyn-6-ylthio group, 3-hexyn-1-ylthio group, 3-hexyn-2-ylthio group, 3-hexyn-3-ylthio group and the like, preferably ethynylthio group 1-propyn-1-ylthio group, 2-propyn-1-ylthio group, 3-propyne-1-ylthio group, 1-butyn-1-ylthio group, 1-butyn-2-ylthio group, 1-butyne- 3-ylthio group, 1-butyn-4-ylthio group, 2-butyn-1-ylthio group, 2-butyn-2-ylthio group, 1-methyl-1-propyn-1-ylthio group, 2-methyl-1 -Propyn-1-ylthio group, 1-methyl-2-propyn-1-ylthio group, 2-methyl-2-propyn-1-ylthio group, 1-methyl-1-butyn-1-ylthio group, 2-methyl -1-Buchi -1-ylthio group, 3-methyl-1-butyn-1-ylthio group, 1-methyl-2-butyn-1-ylthio group, 2-methyl-2-butyn-1-ylthio group, 3-methyl-2 -Butyn-1-ylthio group, 1-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 2-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 3-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 1-ethyl -1-butyn-1-ylthio group, 2-ethyl-1-butyn-1-ylthio group, 3-ethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1-ethyl-2-butyn-1-ylthio group, 2 -Ethyl-2-butyn-1-ylthio group, 3-ethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1-ethyl-3-butyn-1-ylthio group, 2-ethyl-3-butyn-1-ylthio group 3-ethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1,1- Dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-1-butyne -1-ylthio group, 3,3-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group 1,3-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1,1- Dimethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-3-butyn-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-3-butyne -1-ylthio group, 3,3-dimethyl-3-butyne- -Ylthio group, more preferably ethynylthio group, 1-propyn-1-ylthio group, 2-propyn-1-ylthio group, 3-propyn-1-ylthio group, 1-butyn-1-ylthio group, 1- Butyn-2-ylthio group, 1-butyn-3-ylthio group, 1-butyne-4-ylthio group, 2-butyn-1-ylthio group, 2-butyn-2-ylthio group, 1-methyl-1-propyne -1-ylthio group, 2-methyl-1-propyn-1-ylthio group, 1-methyl-2-propyn-1-ylthio group, 2-methyl-2-propyn-1-ylthio group, 1-methyl-1 -Butyn-1-ylthio group, 2-methyl-1-butyn-1-ylthio group, 3-methyl-1-butyn-1-ylthio group, 1-methyl-2-butyn-1-ylthio group, 2-methyl -2-butyne-1- Ruthio group, 3-methyl-2-butyn-1-ylthio group, 1-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 2-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 3-methyl-3-butyne- 1-ylthio group, more preferably ethynylthio group, 1-propyn-1-ylthio group, 2-propyn-1-ylthio group, 3-propyn-1-ylthio group, 1-butyn-1-ylthio group, 1 -Butyn-2-ylthio group, 1-butyn-3-ylthio group, 1-butyne-4-ylthio group, 2-butyn-1-ylthio group, 2-butyn-2-ylthio group, most preferably ethynylthio A group, 1-propyn-1-ylthio group, 2-propyn-1-ylthio group, 3-propyn-1-ylthio group.
R¹Represents an aryl group having 6 to 12 carbon atoms which may have one or more substituents, the aryl group means an aromatic ring group, specifically, for example, a phenyl group, a 1-naphthyl group. , 2-naphthyl group, as-indacenyl group, s-indacenyl group, acenaphthylenyl group and the like. Preferably they are a phenyl group, 1-naphthyl group, and 2-naphthyl group, More preferably, it is a phenyl group.
Similarly R¹Represents an aryloxy group having 6 to 12 carbon atoms which may have one or more substituents, the aryloxy group is an aryl group having 6 to 12 carbon atoms, and an oxygen atom at the end of the aryl group. Specifically, for example, a phenyloxy group, a 1-naphthyloxy group, a 2-naphthyloxy group, an as-indacenyloxy group, an s-indacenyloxy group, an acenaphthylenyloxy group Etc. Preferably they are a phenyloxy group, 1-naphthyloxy group, and 2-naphthyloxy group, More preferably, it is a phenyloxy group.
Similarly R¹Is an arylthio group having 6 to 12 carbon atoms which may have one or more substituents, the arylthio group is a sulfur atom bonded to the terminal of the aryl group having 6 to 12 carbon atoms. Specific examples thereof include a phenylthio group, a 1-naphthylthio group, a 2-naphthylthio group, an as-indacenylthio group, an s-indacenylthio group, and an acenaphthylenylthio group. A phenylthio group, a 1-naphthylthio group, and a 2-naphthylthio group are preferable, and a phenylthio group is more preferable.
R¹Is an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkylaryl group is an aryl group having 6 to 12 carbon atoms, in which the substitutable moiety is the carbon A group substituted with an alkyl group of 1 to 6 is mentioned, and specific examples include tolyl group, xylyl group, cumenyl group, mesityl group, cymenyl group, styryl group and the like. Preferably, it is a tolyl group, xylyl group, cumenyl group, mesityl group, cymenyl group, styryl group, more preferably tolyl group, xylyl group, cumenyl group, mesityl group, more preferably tolyl group, xylyl group, cumenyl group. It is.
Similarly R¹Is an alkylaryloxy group having 7 to 18 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkylaryloxy group is the above-mentioned alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, and the terminal thereof. A combination of oxygen atoms corresponds to, for example, o-tolyloxy group, m-tolyloxy group, p-tolyloxy group, 2,3-xylyl-1-oxy group, 2,4-xylyl-1-oxy. Group, 2,5-xylyl-1-oxy group, o-cumenyloxy group, m-cumenyloxy group, p-cumenyloxy group, mesityloxy group, 2,3-cymenyl-1-oxy group, 2,4-cymenyl-1- Examples thereof include an oxy group, 2,5-cymenyl-1-oxy group, o-styryloxy group, m-styryloxy group, p-styryloxy group and the like. Preferably, o-tolyloxy group, m-tolyloxy group, p-tolyloxy group, 2,3-xylyl-1-oxy group, 2,4-xylyl-1-oxy group, 2,5-xylyl-1-oxy group, o-cumenyloxy group, m-cumenyloxy group, p-cumenyloxy group, mesityloxy group, 2,3-cymenyl-1-oxy group, 2,4-cymenyl-1-oxy group, 2,5-cymenyl-1-oxy group O-styryloxy group, m-styryloxy group, p-styryloxy group, more preferably o-tolyloxy group, m-tolyloxy group, p-tolyloxy group, 2,3-xylyl-1-oxy group, 2,4-xylyl-1-oxy group, 2,5-xylyl-1-oxy group, o-cumenyloxy group, m-cumenyloxy group, p-cumenyloxy group, mesityloxy Group, o-styryloxy group, m-styryloxy group, p-styryloxy group, more preferably o-tolyloxy group, m-tolyloxy group, p-tolyloxy group, 2,3-xylyl-1-oxy group. 2,4-xylyl-1-oxy group, 2,5-xylyl-1-oxy group, and mesityloxy group, and most preferably o-tolyloxy group, m-tolyloxy group, and p-tolyloxy group.
Similarly R¹Is an alkylarylthio group having 7 to 18 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkylarylthio group is the above-mentioned alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, and the terminal thereof. Examples thereof include those bonded with a sulfur atom, specifically, for example, o-tolylthio group, m-tolylthio group, p-tolylthio group, 2,3-xylyl-1-thio group, 2,4-xylyl-1-thio. Group, 2,5-xylyl-1-thio group, o-cumenylthio group, m-cumenylthio group, p-cumenylthio group, mesitylthio group, 2,3-cymenyl-1-thio group, 2,4-cymenyl-1- A thio group, 2,5-cymenyl-1-thio group, o-styrylthio group, m-styrylthio group, p-styrylthio group and the like can be mentioned. Preferably, o-tolylthio group, m-tolylthio group, p-tolylthio group, 2,3-xylyl-1-thio group, 2,4-xylyl-1-thio group, 2,5-xylyl-1-thio group, o-cumenylthio group, m-cumenylthio group, p-cumenylthio group, mesitylthio group, 2,3-cymenyl-1-thio group, 2,4-cymenyl-1-thio group, 2,5-cymenyl-1-thio group O-styrylthio group, m-styrylthio group, p-styrylthio group, more preferably o-tolylthio group, m-tolylthio group, p-tolylthio group, 2,3-xylyl-1-thio group, 2,4 -Xylyl-1-thio group, 2,5-xylyl-1-thio group, o-cumenylthio group, m-cumenylthio group, p-cumenylthio group, mesitylthio group, o-styrylthio group, m-styrylthio group, p-styrene Rylthio group, more preferably o-tolylthio group, m-tolylthio group, p-tolylthio group, 2,3-xylyl-1-thio group, 2,4-xylyl-1-thio group, 2,5-xylyl A -1-thio group and a mesitylthio group, most preferably an o-tolylthio group, an m-tolylthio group, and a p-tolylthio group.
R¹Represents an aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms which may have one or more substituents, the aralkyl group is the above alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, wherein the substitutable portion is the above-mentioned 6 carbon atoms. Or a group substituted with 12 aryl groups, specifically, for example, benzyl group, phenethyl group, 3-phenylpropyl group, 4-phenylbutyl group, 5-phenylpentyl group, 6-phenylhexyl group, 1 -A naphthylmethyl group, 2-naphthylmethyl group, 1-naphthylethyl group, 2-naphthylethyl group, 1-naphthylpropyl group, 2-naphthylpropyl group, etc. are mentioned. Preferably benzyl group, phenethyl group, 3-phenylpropyl group, 4-phenylbutyl group, 5-phenylpentyl group, 6-phenylhexyl group, 1-naphthylmethyl group, 2-naphthylmethyl group, 1-naphthylethyl group, 2-naphthylethyl group, 1-naphthylpropyl group, 2-naphthylpropyl group, more preferably benzyl group, phenethyl group, 3-phenylpropyl group, 4-phenylbutyl group, 5-phenylpentyl group, 6-phenyl Hexyl group, 1-naphthylmethyl group and 2-naphthylmethyl group, more preferably benzyl group, phenethyl group, 3-phenylpropyl group and 4-phenylbutyl group, most preferably benzyl group and phenethyl group. .
Similarly R¹Represents an aralkyloxy group having 7 to 18 carbon atoms which may have one or more substituents, the aralkyloxy group is an aralkyloxy group having 7 to 18 carbon atoms having an oxygen atom at its terminal. Specifically, for example, benzyloxy group, phenethyloxy group, 3-phenylpropyloxy group, 4-phenylbutyloxy group, 5-phenylpentyloxy group, 6-phenylhexyloxy group, 1- Examples include naphthylmethyloxy group, 2-naphthylmethyloxy group, 1-naphthylethyloxy group, 2-naphthylethyloxy group, 1-naphthylpropyloxy group, 2-naphthylpropyloxy group and the like. Preferably benzyloxy group, phenethyloxy group, 3-phenylpropyloxy group, 4-phenylbutyloxy group, 5-phenylpentyloxy group, 6-phenylhexyloxy group, 1-naphthylmethyloxy group, 2-naphthylmethyloxy group Group, 1-naphthylethyloxy group, 2-naphthylethyloxy group, 1-naphthylpropyloxy group, 2-naphthylpropyloxy group, more preferably benzyloxy group, phenethyloxy group, 3-phenylpropyloxy group, 4-phenylbutyloxy group, 5-phenylpentyloxy group, 6-phenylhexyloxy group, 1-naphthylmethyloxy group and 2-naphthylmethyloxy group, more preferably benzyloxy group, phenethyloxy group, 3- Phenylpropyloxy group, 4-phenyl An alkylsulfonyl butyl group, most preferably a benzyloxy group, phenethyloxy group.
Similarly R¹Represents an aralkylthio group having 7 to 18 carbon atoms which may have one or more substituents, the aralkylthio group is the above aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms having a sulfur atom at its terminal. Specifically, for example, benzylthio group, phenethylthio group, 3-phenylpropylthio group, 4-phenylbutylthio group, 5-phenylpentylthio group, 6-phenylhexylthio group, 1-naphthylmethylthio group. Group, 2-naphthylmethylthio group, 1-naphthylethylthio group, 2-naphthylethylthio group, 1-naphthylpropylthio group, 2-naphthylpropylthio group and the like. Preferably benzylthio group, phenethylthio group, 3-phenylpropylthio group, 4-phenylbutylthio group, 5-phenylpentylthio group, 6-phenylhexylthio group, 1-naphthylmethylthio group, 2-naphthylmethylthio group, 1- Naphtylethylthio group, 2-naphthylethylthio group, 1-naphthylpropylthio group, 2-naphthylpropylthio group, more preferably benzylthio group, phenethylthio group, 3-phenylpropylthio group, 4-phenylbutylthio group , 5-phenylpentylthio group, 6-phenylhexylthio group, 1-naphthylmethylthio group, 2-naphthylmethylthio group, more preferably benzylthio group, phenethylthio group, 3-phenylpropylthio group, 4-phenylbutylthio group. Group, most preferably Jiruchio group, a phenethylthio group.
In the case where L represents a single bond, the following general formula in which the group X and the group Y are bonded by a single bond:

[The symbols in the formula are the same as defined above. ] The carboxylic acid derivative represented by this, its salt or its ester, or those hydrates shall be shown.
Similarly, when L represents a double bond, the following general formula in which X and Y are bonded by a single bond:

[The symbols in the formula are the same as defined above. ] The carboxylic acid derivative represented by this, its salt or its ester, or those hydrates shall be shown.
When M represents a single bond, the following general formula

[The symbols in the formula are the same as defined above. ] The carboxylic acid derivative represented by this, its salt or its ester, or those hydrates shall be shown.
When T represents a single bond, the following general formula

[The symbols in the formula are the same as defined above. ] The carboxylic acid derivative represented by this, its salt or its ester, or those hydrates shall be shown.
When L and M represent an alkylene group having 1 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkylene group means that one hydrogen atom is further removed from the alkyl group having 1 to 6 carbon atoms. Specifically, for example, methylene group, ethylene group, methylethylene group, propylene group, ethylethylene group, 1,1-dimethylethylene group, 1,2-dimethylethylene group , Trimethylene group, 1-methyltrimethylene group, 1-ethyltrimethylene group, 2-methyltrimethylene group, 1,1-dimethyltrimethylene group, tetramethylene group, pentamethylene group, hexamethylene group and the like. Preferably methylene group, ethylene group, methylethylene group, propylene group, ethylethylene group, 1,1-dimethylethylene group, 1,2-dimethylethylene group, trimethylene group, 1-methyltrimethylene group, 1-ethyltrimethylene Group, 2-methyltrimethylene group, 1,1-dimethyltrimethylene group, tetramethylene group, pentamethylene group, hexamethylene group, more preferably methylene group, ethylene group, methylethylene group, propylene group, ethylethylene Group, 1,1-dimethylethylene group, 1,2-dimethylethylene group, trimethylene group, 1-methyltrimethylene group, 1-ethyltrimethylene group, 2-methyltrimethylene group, 1,1-dimethyltrimethylene group More preferably, methylene group, ethylene group, methylethylene group, propylene. Group, ethylethylene group, 1,1-dimethylethylene group, 1,2-dimethylethylene group, trimethylene group, even more preferably methylene group, ethylene group, methylethylene group, propylene group, most preferably A methylene group and an ethylene group;
Similarly, when T represents an alkylene group having 1 to 3 carbon atoms which may have a substituent of 1 or more, the alkylene group is one hydrogen atom from the above alkyl group having 1 to 3 carbon atoms. It means a divalent group derived by removing, specifically, an alkylene group having 1 to 3 carbon atoms as described above. Preferred are a methylene group, an ethylene group and a propylene group, more preferred are a methylene group and an ethylene group, and most preferred is a methylene group.
When L, M, and X represent an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms that may have one or more substituents, the alkenylene group is a hydrogen atom further from the alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms. It means a divalent group derived by removing one, and specific examples include vinylene group, propenylene group, butenylene group, pentenylene group, hexenylene group and the like. A vinylene group, a propenylene group, a butenylene group, and a pentenylene group are preferable, a vinylene group, a propenylene group, and a butenylene group are more preferable, a vinylene group and a propenylene group are more preferable, and a vinylene group is most preferable.
Similarly, when T represents an alkenylene group having 2 to 3 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkenylene group is one hydrogen atom from the alkenyl group having 2 to 3 carbon atoms. It means a divalent group derived by removing, specifically, an alkenylene group having 2 to 3 carbon atoms as described above. A vinylene group and a propenylene group are preferable, and a vinylene group is more preferable.
When L and M represent an alkynylene group having 2 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, the alkynylene group is a group in which one hydrogen atom is further removed from the alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms. And specific examples include ethynylene group, propynylene group, butynylene group, pentynylene group, hexynylene group and the like. Preferred are an ethynylene group, a propynylene group, a butynylene group and a pentynylene group, more preferred are an ethynylene group, a propynylene group and a butynylene group, further preferred are an ethynylene group and a propynylene group, and most preferred is an ethynylene group.
Similarly, when T represents an alkynylene group having 2 to 3 carbon atoms which may have a substituent of 1 or more, the alkynylene group is one hydrogen atom from the above alkynyl group having 2 to 3 carbon atoms. It means a divalent group derived by removing, specifically, an alkynylene group having 2 to 3 carbon atoms shown above. Preferred are an ethynylene group and a propynylene group, and more preferred is an ethynylene group.
R^w1, R^w2, R^x, R^x1And R^x2Is an aliphatic acyl group having 2 to 7 carbon atoms which may have one or more substituents, the aliphatic acyl group is the above alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, or the above 2 to 6 carbon atoms. Or an alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms in which a carbonyl group is bonded to the terminal, specifically, for example, an acetyl group, a propionyl group, a butyryl group, an isobutyryl group, a valeryl group, an isovaleryl group. , Pivaloyl group, hexanoyl group, octanoyl group, acryloyl group, methacryloyl group, crotonyl group and the like. Preferred are acetyl group, propionyl group, butyryl group, isobutyryl group, valeryl group, isovaleryl group, pivaloyl group, hexanoyl group, octanoyl group, acryloyl group, methacryloyl group, crotonyl group, more preferred are acetyl group, propionyl group, butyryl. Group, isobutyryl group, valeryl group, isovaleryl group, pivaloyl group, hexanoyl group and octanoyl group, more preferably acetyl group, propionyl group, butyryl group and isobutyryl group, most preferably acetyl group and propionyl group.
R^w1, R^w2, R^x, R^x1And R^x2Is an aromatic acyl group having 7 to 19 carbon atoms which may have one or more substituents, the aromatic acyl group is an aryl group having 5 to 12 carbon atoms, and a carbonyl group at the terminal thereof. Or a group derived by removing one hydrogen atom from the aliphatic acyl group having 2 to 7 carbon atoms, specifically, for example, benzoyl group, o-toluoyl group, m-toluoyl group , P-toluoyl group, cinnamoyl group, 1-naphthoyl group, 2-naphthoyl group and the like. Preferred are benzoyl group, o-toluoyl group, m-toluoyl group, p-toluoyl group, cinnamoyl group, 1-naphthoyl group and 2-naphthoyl group, more preferably benzoyl group, o-toluoyl group and m-toluoyl group. , P-toluoyl group and cinnamoyl group, more preferably benzoyl group and cinnamoyl group, and most preferably benzoyl group.

Represents a single bond or a double bond. Accordingly, the following general formula (I)

[The symbols in the formula are the same as defined above. The compound of the present invention represented by the following general formulas

[The symbols in the formula are the same as defined above. ] The carboxylic acid derivative represented by these, its salt or its ester, or those hydrates are included.
Q represents an oxygen atom or a sulfur atom. Therefore, the general formula -CQ- means a carbonyl group or a thiocarbonyl group.
When Y represents an aromatic hydrocarbon group having 5 to 12 carbon atoms, which may have one or more substituents and may have one or more heteroatoms, the aromatic hydrocarbon group and Refers to a group in which the substitutable portion of the aryl group having 6 to 12 carbon atoms or the aryl group having 6 to 12 carbon atoms is substituted with the aliphatic hydrocarbon group having 1 to 6 carbon atoms (however, aromatic The hydrocarbon group does not exceed 12 carbon atoms, and the aliphatic hydrocarbon group includes monovalent and higher valent groups.), Specifically, for example, phenyl group, o-tolyl group, m- Tolyl group, p-tolyl group, 2,3-xylyl group, 2,4-xylyl group, 2,5-xylyl group, mesityl group, cymenyl group, o-cumenyl group, m-cumenyl group, p-cumenyl group, Benzyl group, phenethyl group, α-methylbenzyl Group, benzhydryl group, trityl group, benzylidene group, styryl group, cinnamylyl group, cinnamylidene group, 3-phenylpropyl group, 4-phenylbutyl group, 5-phenylpentyl group, 6-phenylhexyl group, 1-naphthyl group, 2 -A naphthyl group, 1-naphthylmethyl group, 2-naphthylmethyl group, 1-naphthylethyl group, 2-naphthylethyl group, as-indacenyl group, s-indacenyl group, acenaphthylenyl group, etc. are mentioned. Preferably phenyl group, o-tolyl group, m-tolyl group, p-tolyl group, 2,3-xylyl group, 2,4-xylyl group, 2,5-xylyl group, mesityl group, cymenyl group, o-cumenyl Group, m-cumenyl group, p-cumenyl group, benzyl group, phenethyl group, α-methylbenzyl group, benzhydryl group, trityl group, benzylidene group, styryl group, cinnamyl group, cinnamylidene group, 3-phenylpropyl group, 4- Phenylbutyl group, 5-phenylpentyl group, 6-phenylhexyl group, 1-naphthyl group, 2-naphthyl group, 1-naphthylmethyl group, 2-naphthylmethyl group, 1-naphthylethyl group, 2-naphthylethyl group, an as-indacenyl group, an s-indacenyl group, and an acenaphthylenyl group, more preferably a phenyl group, an o-tolyl group, and an m-tolyl group. P-tolyl group, 2,3-xylyl group, 2,4-xylyl group, 2,5-xylyl group, mesityl group, cymenyl group, o-cumenyl group, m-cumenyl group, p-cumenyl group, benzyl group Phenethyl group, α-methylbenzyl group, benzhydryl group, trityl group, benzylidene group, styryl group, cinnamyl group, cinnamylidene group, 3-phenylpropyl group, 4-phenylbutyl group, 5-phenylpentyl group, 6-phenylhexyl Group, 1-naphthyl group, 2-naphthyl group, 1-naphthylmethyl group, 2-naphthylmethyl group, more preferably phenyl group, o-tolyl group, m-tolyl group, p-tolyl group, 2, 3 -Xylyl group, 2,4-xylyl group, 2,5-xylyl group, mesityl group, cymenyl group, o-cumenyl group, m-cumenyl group, p-cumenyl group, A diyl group, a phenethyl group, an α-methylbenzyl group, a benzhydryl group, a trityl group, a benzylidene group, a styryl group, a cinnamyl group, a cinnamylidene group, and even more preferably a phenyl group, an o-tolyl group, an m-tolyl group, p. -Tolyl group, 2,3-xylyl group, 2,4-xylyl group, 2,5-xylyl group, mesityl group, cymenyl group, o-cumenyl group, m-cumenyl group, p-cumenyl group, benzyl group, phenethyl Most preferred are phenyl, o-tolyl, m-tolyl, p-tolyl, 2,3-xylyl, 2,4-xylyl, 2,5-xylyl, and benzyl groups. .
Here, the hetero atom specifically includes an oxygen atom, a sulfur atom, a nitrogen atom, phosphorus, arsenic, antimony, silicon, germanium, tin, lead, boron, mercury, etc., preferably an oxygen atom, a sulfur atom , A nitrogen atom and phosphorus, more preferably an oxygen atom, a sulfur atom and a nitrogen atom, still more preferably a sulfur atom and a nitrogen atom.
Hereinafter, in this specification, the hetero atom in “which may have one or more hetero atoms” means the above definition.
Therefore, specific examples of the case where Y represents an aromatic hydrocarbon group having 5 to 12 carbon atoms having one or more heteroatoms include, for example, pyridine, thiophene, furan, pyrrole, oxazole, isoxazole, thiazole, isothiazole. , Imidazole, triazole, pyrazole, furazane, thiadiazole, oxadiazole, pyridazine, pyrimidine, pyrazine, indole, isoindole, indazole, chromene, quinoline, isoquinoline, cinnoline, quinazoline, quinoxaline, naphthyridine, phthalazine, purine, pteridine, thienofuran, Imidazothiazole, benzofuran, benzothiophene, benzoxazole, benzthiazole, benzthiadiazole, benzimidazole, imidazopyridine, pyrrolopyridine, Olopyrimidine, pyridopyrimidine and the like, preferably pyridine, thiophene, furan, pyrrole, oxazole, isoxazole, thiazole, isothiazole, imidazole, triazole, pyrazole, furazane, thiadiazole, oxadiazole, pyridazine, pyrimidine, pyrazine, Indole, isoindole, indazole, chromene, quinoline, isoquinoline, cinnoline, quinazoline, quinoxaline, naphthyridine, phthalazine, purine, pteridine, thienofuran, imidazolothiazole, benzofuran, benzothiophene, benzoxazole, benzthiazole, benzthiadiazole, benzimidazole, imidazo Pyridine, pyrrolopyridine, pyrrolopyrimidine, pyridopyrimidine and more preferred Or pyridine, thiophene, furan, pyrrole, oxazole, isoxazole, thiazole, isothiazole, imidazole, triazole, pyrazole, furazane, thiadiazole, oxadiazole, pyridazine, pyrimidine, pyrazine, indole, isoindole, indazole, benzoxazole, benz Thiazole, benzthiadiazole, more preferably thiophene, furan, pyrrole, oxazole, isoxazole, thiazole, isothiazole, imidazole, triazole, pyrazole, furazane, thiadiazole, oxadiazole, indole, isoindole, indazole, and more Preferably thiophene, furan, pyrrole, oxazole, thiazole, imidazole, indole Most preferred are oxazole and indole.
When Y represents an alicyclic hydrocarbon group having 3 to 7 carbon atoms, which may have one or more substituents or may have one or more heteroatoms, the alicyclic hydrocarbon The group means a cyclic aliphatic hydrocarbon group having 3 to 7 carbon atoms, specifically, for example, cyclopropyl group, cyclobutyl group, cyclopentyl group, cyclohexyl group, cycloheptyl group, cyclopropenyl group, cyclobutenyl group, A cyclopentenyl group, a cyclohexenyl group, a cycloheptenyl group, etc. are mentioned. Preferred are cyclopropyl group, cyclobutyl group, cyclopentyl group, cyclohexyl group, cycloheptyl group, cyclopropenyl group, cyclobutenyl group, cyclopentenyl group, cyclohexenyl group, cycloheptenyl group, and more preferred are cyclopropyl group, cyclobutyl group, cyclopentyl group Group, cyclohexyl group, cycloheptyl group, more preferably cyclopropyl group, cyclobutyl group, cyclopentyl group, cyclohexyl group, most preferably cyclopropyl group, cyclobutyl group, cyclopentyl group.
In the case where the ring Z represents an aromatic hydrocarbon group having 5 to 6 carbon atoms which may further have a substituent of 0 to 4 and may have one or more heteroatoms, the above carbon number of 5 The aromatic hydrocarbon group having 5 to 6 carbon atoms in the aromatic hydrocarbon group having 1 to 12 carbon atoms corresponds, and specific examples thereof include a phenyl group. Here, the aromatic hydrocarbon group having 5 to 6 carbon atoms in which the ring Z has one or more hetero atoms specifically includes, for example, pyridine, thiophene, furan, pyrrole, oxazole, isoxazole, thiazole, isothiazole, imidazole. , Triazole, pyrazole, furazane, thiadiazole, oxadiazole, pyridazine, pyrimidine, pyrazine and the like. Preferably pyridine, thiophene, furan, pyrrole, oxazole, isoxazole, thiazole, isothiazole, imidazole, triazole, pyrazole, furazane, thiadiazole, oxadiazole, pyridazine, pyrimidine, pyrazine, more preferably pyridine, pyridazine, pyrimidine, Pyrazine.
Where the general formula

Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above, and the general formula

(Wherein the symbols in the formula indicate the same groups as defined above) are bonded to each other on the ring Z via three atoms. Specifically, for example, when ring Z is a benzene ring, the general formula

(Wherein the symbols in the formula indicate the same groups as defined above), and thus when the ring Z is a benzene ring, the above groups are bonded to each other at the m-position. . In addition, when ring Z is, for example, a furan ring, a general formula

As used in the compounds represented by the formula (wherein the symbols in the formulas represent the same group as defined above), it means that three groups are bonded through each atom. However, in the case of this furan ring, the position of the oxygen atom is not limited to the position of the above compound.
In the present invention, the salt is not particularly limited, but specific examples include, for example, hydrofluoride, hydrochloride, sulfate, nitrate, perchlorate, phosphate, carbonate, bicarbonate, Addition salt of inorganic acid such as hydrobromide, hydroiodide; Addition of organic carboxylic acid such as acetate, maleate, fumarate, oxalate, lactate, tartrate, trifluoroacetate Salt; addition salt of organic sulfonic acid such as methanesulfonate, trifluoromethanesulfonate, ethanesulfonate, hydroxymethanesulfonate, hydroxyethanesulfonate, benzenesulfonate, toluenesulfonate, taurine salt Trimethylamine salt, triethylamine salt, pyridine salt, procaine salt, picoline salt, dicyclohexylamine salt, N, N′-dibenzylethylenediamine Addition salts of amines such as salts, N-methylglucamine salts, diethanolamine salts, triethanolamine salts, tris (hydroxymethylamino) methane salts and phenethylbenzylamine salts; addition salts of alkali metals such as sodium salts and potassium salts; Examples include addition salts of alkaline earth metals such as magnesium salts and calcium salts; addition salts of amino acids such as arginine salts, lysine salts, serine salts, glycine salts, aspartates and glutamates. A pharmacologically acceptable salt is preferable.
The pharmacologically acceptable salt is not particularly limited, and for example, an addition salt of an inorganic acid such as hydrochloride, sulfate, carbonate, bicarbonate, hydrobromide, hydroiodide; acetic acid Addition salts of organic carboxylic acids such as salt, maleate, lactate, tartrate, trifluoroacetate; methanesulfonate, hydroxymethanesulfonate, hydroxyethanesulfonate, benzenesulfonate, toluenesulfonic acid Salts of organic sulfonic acids such as salts and taurine salts; trimethylamine salt, triethylamine salt, pyridine salt, procaine salt, picoline salt, dicyclohexylamine salt, N, N′-dibenzylethylenediamine salt, N-methylglucamine salt, diethanolamine Salt, triethanolamine salt, tris (hydroxymethylamino) methane salt, phenethyl Addition salts of amines such as benzylamine salts; addition salts of alkali metals such as sodium salts and potassium salts; addition salts of amino acids such as arginine salts, lysine salts, serine salts, glycine salts, aspartates, glutamates, etc. Can do.
In the present invention, the ester means an ester of the carboxyl group of W in the general formula (I). This is not particularly limited as long as it is usually used in organic synthesis, and includes an ester group that is physiologically acceptable and hydrolyzed under physiological conditions. Specifically, for example, it has 1 to 6 carbon atoms. An alkyl group having 6 to 12 carbon atoms, an aralkyl group having 7 to 20 carbon atoms such as a benzyl group, a heteroarylalkyl group having 7 to 20 carbon atoms, a 4-methoxybenzyl group, an alkanoyloxyalkyl group such as acetoxy A methyl group, a propionyloxymethyl group or a pivaloxymethyl group, an alkoxycarbonyloxyalkyl group, such as a methoxycarbonyloxymethyl group, an ethoxycarbonyloxymethyl group or a 2-methoxycarbonyloxyethyl group, (5-methyl-2-oxo-1,3 -Dioxo-4-yl) -methyl group etc. It can gel.
Specifically, digestive organ diseases include, for example, 1) inflammatory diseases of the digestive tract such as ulcerative colitis, Crohn's disease, pancreatitis, gastritis, etc. 2) benign tumors of the digestive tract, polyps of the digestive tract, genetic polyposis syndrome Gastrointestinal proliferative diseases such as colon cancer, rectal cancer, gastric cancer, and 3) gastrointestinal tract such as duodenal ulcer, gastric ulcer, esophageal ulcer, reflux esophagitis, stress ulcer and erosion, drug erosion, Zollinger-Ellison syndrome Ulcerative diseases and the like.
Inflammatory diseases are 1) rheumatoid arthritis, 2) multiple sclerosis, 3) immunodeficiency, 4) cachexia, 5) osteoarthritis, 6) osteoporosis, 7) asthma disease, 8) allergic disease, and 9 ) Inflammatory diseases of the digestive tract.
The preparation for rectal administration is not limited as long as it can be administered directly or indirectly to the rectum, and specific examples include suppositories.
In the present invention, when the carboxylic acid derivative having the general formula (I), the pharmacologically acceptable salt thereof, or the pharmacologically acceptable ester thereof forms a solvate, they are all included in the present invention. It is.
Formula (I)

The compound of the present invention represented by the formula (wherein the symbols represent the same groups as defined above) can be synthesized by a conventional method, for example, by the following method.
A. In the general formula (I), T is a single bond,

(The symbols in the formula represent the same groups as defined above.)
Specifically, in the present invention, the following general formula

(The symbols in the formula each represent the same group as defined above) can be synthesized, for example, by the following general production method A (1) or A (2).
General production method A (1)

In the formula, each symbol represents the same group as defined above, Pc represents a protecting group for a carboxyl group, M¹Is a single bond or an alkylene group having 1 to 5 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 5 carbon atoms or an alkynylene group having 2 to 5 carbon atoms, each of which may have one or more substituents, R⁰Represents an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, R¹¹Is a hydrogen atom, a hydroxyl group protected with a protecting group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents, and a C 1 to 6 carbon atom in which the hydroxyl group is protected with a protecting group. A hydroxyalkyl group, an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms in which the amino group is protected by a protecting group, a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxyalkyl group having 2 to 12 carbon atoms, or an alkyl group having 3 to 7 carbon atoms A cycloalkyl group, an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, an alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, an aryl group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, and an aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms. A group represented by the general formula PcOCQ- (wherein the symbols are the same as defined above), and a general formula -M¹The groups represented by CHO (wherein the symbols in the formula indicate the same groups as defined above) are bonded to each other on the ring Z through three atoms.
The compound of the general formula (1-iii) can be produced by reacting the compound of the general formula (1-ii) with the compound of the general formula (1-i).
The reaction is carried out by using a compound of the general formula (1-ii) and a compound of the general formula (1-i) in an organic solvent such as tetrahydrofuran, N, N-dimethylformamide and the like such as sodium hydride, potassium hydride, t-butoxypotassium and the like. Can be done in the presence. The reaction temperature can be ice-cooled-50 ° C.
The compound of the general formula (1-iv) can be produced by reducing the compound of the general formula (1-iii) in a solvent such as ethanol, ethyl acetate or tetrahydrofuran in the presence of a catalyst such as palladium carbon.
The compound of the general formula (1-v) can be produced by allowing the compound of the general formula (1-vii) to act on the compound of the general formula (1-iv).
The reaction can be carried out by treating with a condensing agent such as 1-ethyl-3- (3′-dimethylaminopropyl) carbodiimide, diethyl cyanophosphate in an organic solvent such as dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide and the like. I can do it. If necessary, an organic base such as triethylamine may be added. The reaction temperature can be ice-cooled to room temperature.
The compound of the general formula (1-vi) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (1-v) with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide in an ethanol solvent. As the reaction temperature, it can be carried out at room temperature under reflux with heating.
General production method A (2)

In the formula, each symbol represents the same group as defined above, Pn and Pn ′ are different from each other, and represent an amino-protecting group, R¹²Is a hydrogen atom, a hydroxyl group protected with a protecting group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents, and a C 1 to 6 carbon atom in which the hydroxyl group is protected with a protecting group. A hydroxyalkyl group, an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms in which the amino group is protected by a protecting group, a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxyalkyl group having 2 to 12 carbon atoms, or an alkyl group having 3 to 7 carbon atoms A cycloalkyl group, an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, an alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, an aryl group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, and an aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms. A group represented by the general formula PcOCQ- (wherein the symbols are the same as defined above), and a general formula -M¹The groups represented by CHO (wherein the symbols in the formula indicate the same groups as defined above) are bonded to each other on the ring Z through three atoms.
The compound of general formula (2-iii) can be produced by reacting the compound of general formula (2-ii) with the compound of general formula (2-i).
The reaction is carried out by converting a compound of the general formula (2-ii) and a compound of the general formula (2-i) in an organic solvent such as tetrahydrofuran, N, N-dimethylformamide and the like into sodium hydride, potassium hydride, t-butoxypotassium and the like. Can be done in the presence. The reaction temperature can be ice-cooled-50 ° C.
The compound of the general formula (2-iv) can be produced by reducing the compound of the general formula (2-iii) in a solvent such as ethanol, ethyl acetate or tetrahydrofuran in the presence of a catalyst such as palladium carbon. The reaction temperature can be from ice-cooled to room temperature.
The compound of the general formula (2-v) can be produced by reacting the compound of the general formula (2-iv) with di-t-butyl dicarbonate.
The reaction can be carried out by reacting the compound of the general formula (2-iv) with di-t-butyl dicarbonate in the presence of an organic base such as triethylamine in an organic solvent such as ethanol or methanol. The reaction temperature can be from ice cooling to 50 ° C.
The compound of the general formula (2-vi) can be produced by allowing the compound of the general formula (1-vii) to act on the compound of the general formula (2-v).
The reaction can be carried out by treating with a condensing agent such as 1-ethyl-3- (3′-dimethylaminopropyl) carbodiimide, diethyl cyanophosphate in an organic solvent such as dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide and the like. I can do it. If necessary, an organic base such as triethylamine may be added. The reaction temperature can be ice-cooled to room temperature.
The compound of the general formula (2-vii) can be produced by reacting the compound of the general formula (2-vi) with hydrochloric acid or the like in an organic solvent such as methanol, tetrahydrofuran, acetone, ethyl acetate or the like. The reaction temperature can be from ice cooling to room temperature.
The compound of the general formula (2-viii) can be produced by reacting the compound of the general formula (2-vii) with isoamyl nitrite.
The reaction can be carried out by adding isoamyl nitrite to the compound of the general formula (2-vii) in the presence of an organic acid such as acetic acid in an organic solvent such as chloroform. The reaction temperature can be from ice cooling to 50 ° C.
The compound of the general formula (2-ix) can be produced by heating and refluxing the compound of the general formula (2-viii) and the compound of the general formula (2-xi) in the presence of rhodium acetate.
The compound of the general formula (2-x) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (2-ix) in an ethanol solvent with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide. As the reaction temperature, it can be carried out at room temperature under reflux with heating.
In the present invention, the following general formula

(The symbols in the formula each represent the same group as defined above) can be synthesized, for example, by the following general production method A (3).
General production method A (3)

Wherein each symbol represents the same group as defined above, R¹³Is a hydrogen atom, a hydroxyl group protected with a protecting group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents, or a C 1 to C6 hydroxyl group protected with a protecting group A hydroxyalkyl group, an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms in which the amino group is protected by a protecting group, a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxyalkyl group having 2 to 12 carbon atoms, or an alkyl group having 3 to 7 carbon atoms. A cycloalkyl group, an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, an alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, an aryl group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, and an aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms. Shown respectively; Formula O₂A group represented by N- and a general formula -M¹The groups represented by CHO (wherein the symbols in the formula indicate the same groups as defined above) are bonded to each other on the ring Z through three atoms.
The compound of general formula (3-ii) can be produced by reacting the compound of general formula (3-i) with the compound of general formula (1-ii).
The reaction is carried out by converting a compound of the general formula (1-ii) and a compound of the general formula (3-i) in an organic solvent such as tetrahydrofuran, N, N-dimethylformamide and the like into sodium hydride, potassium hydride, t-butoxypotassium and the like. Can be done in the presence. The reaction temperature can be ice-cooled-50 ° C.
The compound of the general formula (3-iii) can be produced by reducing the compound of the general formula (3-ii) in a solvent such as ethanol, ethyl acetate or tetrahydrofuran in the presence of a catalyst such as palladium carbon.
The compound of the general formula (3-iv) can be produced by allowing the compound of the general formula (3-vi) to act on the compound of the general formula (3-iii).
The reaction can be carried out by treating with a condensing agent such as 1-ethyl-3- (3'-dimethylaminopropyl) carbodiimide, carbonyldiimidazole, etc. in an organic solvent such as tetrahydrofuran. If necessary, an organic base such as triethylamine may be added. The reaction temperature can be ice-cooled-50 ° C.
The compound of the general formula (3-v) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (3-iv) in an ethanol solvent with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide. As the reaction temperature, it can be carried out at room temperature under reflux with heating.
In the present invention, the following general formula

(The symbols in the formula each represent the same group as defined above) can be synthesized, for example, by the following general production method A (4).
General production method A (4)

Wherein each symbol represents the same group as defined above, R¹⁴Is a hydrogen atom, a hydroxyl group protected with a protecting group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents, and a C 1 to 6 carbon atom in which the hydroxyl group is protected with a protecting group. A hydroxyalkyl group, an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms in which the amino group is protected by a protecting group, a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxyalkyl group having 2 to 12 carbon atoms, or an alkyl group having 3 to 7 carbon atoms A cycloalkyl group, an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, an alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, an aryl group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, and an aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms. A group represented by the general formula PcOCQ- (wherein the symbols are the same as defined above), and a general formula -M¹The groups represented by CHO (wherein the symbols in the formula indicate the same groups as defined above) are bonded to each other on the ring Z through three atoms.
The compound of general formula (4-ii) can be produced by reacting the compound of general formula (4-i) with the compound of general formula (1-ii).
The reaction is carried out by converting a compound of the general formula (1-ii) and a compound of the general formula (4-i) in an organic solvent such as tetrahydrofuran, N, N-dimethylformamide and the like into sodium hydride, potassium hydride, t-butoxypotassium and the like. Can be done in the presence. The reaction temperature can be ice-cooled-50 ° C.
The compound of the general formula (4-iii) can be produced by treating the compound of the general formula (4-ii) with an organic acid such as trifluoroacetic acid in an organic solvent such as tetrahydrofuran or dichloromethane.
The compound of the general formula (4-iv) can be produced by allowing the compound of the general formula (1-vii) to act on the compound of the general formula (4-iii).
The reaction can be carried out by treating with a condensing agent such as 1-ethyl-3- (3′-dimethylaminopropyl) carbodiimide, diethyl cyanophosphate in an organic solvent such as dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide and the like. I can do it. If necessary, an organic base such as triethylamine may be added. The reaction temperature can be ice-cooled to room temperature.
The compound of the general formula (4-v) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (4-iv) in an ethanol solvent with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide. As the reaction temperature, it can be carried out at room temperature under reflux with heating.
In the present invention, the following general formula

(The symbols in the formula each represent the same group as defined above) can be synthesized, for example, by the following general production method A (5).
General production method A (5)

Wherein each symbol represents the same group as defined above, R¹⁵Is a hydrogen atom, a hydroxyl group protected with a protecting group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents, or a C 1 to C6 hydroxyl group protected with a protecting group A hydroxyalkyl group, an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms in which the amino group is protected by a protecting group, a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxyalkyl group having 2 to 12 carbon atoms, or an alkyl group having 3 to 7 carbon atoms. A cycloalkyl group, an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, an alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, an aryl group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, and an aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms. Shown respectively; general formula R^x2A group represented by HN- (wherein the symbols are the same as defined above) and a general formula -MCH (R¹⁵) The groups represented by W (wherein the symbols in the formulas represent the same groups as defined above) are bonded to each other on the ring Z via three atoms. ]
The compound of the general formula (5-ii) can be synthesized by reacting the compound of the general formula (3-iii) and the compound of the general formula (5-i) in a solvent such as tetrahydrofuran. The reaction temperature can be from room temperature to 50 ° C.
The compound of general formula (5-i) can be synthesized by reacting the compound of general formula (5-iii) with diphenylphosphoryl azide (DPPA) or the like.
The reaction can be carried out in an organic solvent such as toluene or tetrahydrofuran in the presence of an organic base such as triethylamine. The reaction temperature can be from room temperature to heating under reflux.
Next, the general synthesis method of the compound of the present invention will be described more specifically. The compound of the present invention can be produced by the following general synthesis method or by a general organic synthesis method.
Manufacturing method A (1)

The symbols in the formula have the same meaning as defined above, and R^1aIs a hydrogen atom, a hydroxyl group protected with a protecting group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents, or a C 1 to C6 hydroxyl group protected with a protecting group A hydroxyalkyl group, an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms in which the amino group is protected by a protecting group, a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxyalkyl group having 2 to 12 carbon atoms, or an alkyl group having 3 to 7 carbon atoms. A cycloalkyl group, an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, an alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, an aryl group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, and an aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms. Each is shown.
The compound of general formula (1c) can be produced by reacting the compound of general formula (1b) with the compound of general formula (1a).
The reaction is carried out in the presence of sodium hydride, potassium hydride, potassium t-butoxy, etc. in the presence of sodium hydride, potassium hydride, t-butoxy potassium, etc., in a compound such as tetrahydrofuran, N, N-dimethylformamide, etc. I can do it. The reaction temperature can be from ice cooling to 50 ° C.
The compound of the general formula (1d) can be produced by reducing the compound of the general formula (1c) in a solvent such as ethanol, ethyl acetate or tetrahydrofuran in the presence of a catalyst such as palladium carbon.
The compound of the general formula (1e) can be produced by allowing the compound of the general formula (1g) to act on the compound of the general formula (1d).
The reaction can be carried out by treating with a condensing agent such as 1-ethyl-3- (3′-dimethylaminopropyl) carbodiimide, diethyl cyanophosphate in an organic solvent such as dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide and the like. I can do it. If necessary, an organic base such as triethylamine may be added. The reaction temperature can be from ice cooling to room temperature.
The compound of the general formula (1f) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (1e) with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide in an ethanol solvent. The reaction temperature can be from room temperature to heating under reflux.
Manufacturing method A (2)

The symbols in the formula have the same meaning as defined above, and R^1bIs a hydrogen atom, a hydroxyl group protected with a protecting group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents, or a C 1 to C6 hydroxyl group protected with a protecting group A hydroxyalkyl group, an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms in which the amino group is protected by a protecting group, a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxyalkyl group having 2 to 12 carbon atoms, or an alkyl group having 3 to 7 carbon atoms. A cycloalkyl group, an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, an alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, an aryl group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, and an aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms. Each is shown.
The compound of the general formula (2c) can be produced by reacting the compound of the general formula (2b) with the compound of the general formula (2a).
The reaction is carried out in the presence of sodium hydride, potassium hydride, potassium t-butoxy, etc. in the presence of sodium hydride, potassium hydride, t-butoxy potassium and the like. I can do it. The reaction temperature can be from ice cooling to 50 ° C.
The compound of the general formula (2d) can be produced by reducing the compound of the general formula (2c) in a solvent such as ethanol, ethyl acetate or tetrahydrofuran in the presence of a catalyst such as palladium carbon. The reaction temperature can be from ice-cooled to room temperature.
The compound of the general formula (2e) can be produced by reacting the compound of the general formula (2d) with di-t-butyl dicarbonate.
The reaction can be carried out by reacting the compound of general formula (2d) with di-t-butyl dicarbonate in the presence of an organic base such as triethylamine in an organic solvent such as ethanol or methanol. The reaction temperature can be from ice cooling to 50 ° C.
The compound of general formula (2f) can be manufactured by making the compound of general formula (1g) act on the compound of general formula (2e).
The reaction can be carried out by treating with a condensing agent such as 1-ethyl-3- (3′-dimethylaminopropyl) carbodiimide, diethyl cyanophosphate in an organic solvent such as dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide and the like. I can do it. If necessary, an organic base such as triethylamine may be added. The reaction temperature can be from ice cooling to room temperature.
The compound of the general formula (2g) can be produced by reacting the compound of the general formula (2f) with hydrochloric acid or the like in an organic solvent such as methanol, tetrahydrofuran, acetone, ethyl acetate or the like. The reaction temperature can be from ice cooling to room temperature.
The compound of the general formula (2h) can be produced by reacting the compound of the general formula (2g) with isoamyl nitrite.
The reaction can be carried out by adding isoamyl nitrite to the compound of the general formula (2 g) in the presence of an organic acid such as acetic acid in an organic solvent such as chloroform. The reaction temperature can be from ice cooling to 50 ° C.
The compound of the general formula (2i) can be produced by heating and refluxing the compound of the general formula (2h) and the compound of the general formula (2k) in the presence of rhodium acetate.
The compound of the general formula (2j) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (2i) in an ethanol solvent with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide. The reaction temperature can be from room temperature to heating under reflux.
Manufacturing method A (3)

The symbols in the formula have the same meaning as defined above, and R^1cIs a hydrogen atom, a hydroxyl group protected with a protecting group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents, or a C 1 to C6 hydroxyl group protected with a protecting group A hydroxyalkyl group, an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms in which the amino group is protected by a protecting group, a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxyalkyl group having 2 to 12 carbon atoms, or an alkyl group having 3 to 7 carbon atoms. A cycloalkyl group, an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, an alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, an aryl group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, and an aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms. Each is shown.
The compound of the general formula (3b) can be produced by reacting the compound of the general formula (1b) with the compound of the general formula (3a).
The reaction is carried out in the presence of sodium hydride, potassium hydride, potassium t-butoxy, etc. in the presence of sodium hydride, potassium hydride, t-butoxy potassium, etc., in a compound such as tetrahydrofuran, N, N-dimethylformamide, etc. I can do it. The reaction temperature can be from ice cooling to 50 ° C.
The compound of the general formula (3c) can be produced by reducing the compound of the general formula (3b) in a solvent such as ethanol, ethyl acetate or tetrahydrofuran in the presence of a catalyst such as palladium carbon.
The compound of the general formula (3d) can be produced by allowing the compound of the general formula (3f) to act on the compound of the general formula (3c).
The reaction can be carried out by treating with a condensing agent such as 1-ethyl-3- (3'-dimethylaminopropyl) carbodiimide, carbonyldiimidazole, etc. in an organic solvent such as tetrahydrofuran. If necessary, an organic base such as triethylamine may be added. The reaction temperature can be from ice cooling to 50 ° C.
The compound of the general formula (3e) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (3d) with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide in an ethanol solvent. The reaction temperature can be from room temperature to heating under reflux.
Manufacturing method A (4)

The symbols in the formula have the same meaning as defined above, and R^1dIs a hydrogen atom, a hydroxyl group protected with a protecting group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents, or a C 1 to C6 hydroxyl group protected with a protecting group A hydroxyalkyl group, an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms in which the amino group is protected by a protecting group, a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxyalkyl group having 2 to 12 carbon atoms, or an alkyl group having 3 to 7 carbon atoms. A cycloalkyl group, an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, an alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, an aryl group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, and an aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms. Each is shown.
The compound of the general formula (4b) can be produced by reacting the compound of the general formula (1b) with the compound of the general formula (4a).
The reaction is carried out in the presence of sodium hydride, potassium hydride, potassium t-butoxy, etc. in the presence of sodium hydride, potassium hydride, t-butoxy potassium, etc., in a compound such as tetrahydrofuran, N, N-dimethylformamide, etc. I can do it. The reaction temperature can be from ice cooling to 50 ° C.
The compound of the general formula (4c) can be produced by treating the compound of the general formula (4b) with an organic acid such as trifluoroacetic acid in an organic solvent such as tetrahydrofuran or dichloromethane.
The compound of the general formula (4d) can be produced by allowing the compound of the general formula (1g) to act on the compound of the general formula (4c).
The reaction can be carried out by treating with a condensing agent such as 1-ethyl-3- (3′-dimethylaminopropyl) carbodiimide, diethyl cyanophosphate in an organic solvent such as dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide and the like. I can do it. If necessary, an organic base such as triethylamine may be added. The reaction temperature can be from ice cooling to room temperature.
The compound of the general formula (4e) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (4d) with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide in an ethanol solvent. The reaction temperature can be from room temperature to heating under reflux.
Manufacturing method A (5)

Wherein each symbol represents the same group as defined above, R^1eIs a hydrogen atom, a hydroxyl group protected with a protecting group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents, or a C 1 to C6 hydroxyl group protected with a protecting group A hydroxyalkyl group, an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms in which the amino group is protected by a protecting group, a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxyalkyl group having 2 to 12 carbon atoms, or an alkyl group having 3 to 7 carbon atoms A cycloalkyl group, an alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, an alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, an aryl group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, and an aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms. Each is shown.
The compound of the general formula (5b) can be synthesized by reacting the compound of the general formula (3c) with the compound of the general formula (5a) in a solvent such as tetrahydrofuran. The reaction temperature can be from room temperature to 50 ° C.
The compound of the general formula (5a) can be synthesized by reacting the compound of the general formula (5c) with diphenylphosphoryl (DPPA).
The reaction can be carried out in an organic solvent such as toluene or tetrahydrofuran in the presence of an organic base such as triethylamine. The reaction temperature can be from room temperature to heating under reflux.
B. In the general formula (I), T is other than a single bond.

(The symbols in the formula represent the same groups as defined above.)
Hereinafter, a general synthesis method of the compound of the present invention will be described.
Specifically, in the present invention, the following general formula

(The symbols in the formula each represent the same group as defined above) can be synthesized, for example, by the following production method B (1), B (6) or B (7).
Specifically, in the present invention, the following general formula

(The symbols in the formula each represent the same group as defined above) can be synthesized, for example, by the following production method B (3).
Specifically, in the present invention, the following general formula

(The symbols in the formula each represent the same group as defined above) can be synthesized, for example, by the following production method B (4) or B (5).
Production method B (1)

Wherein each symbol represents the same group as defined above, R²Represents a group corresponding to the YL- group or Y = L- group shown above.
The compound of the general formula (1b) is converted into an acid anhydride by reacting the compound of the general formula (1a) with methyl chloroformate, ethyl chloroformate, etc. in an organic solvent such as tetrahydrofuran, and then sodium borohydride, It can be produced by reduction with potassium boron or the like.
The compound of the general formula (1c) can be produced by reacting the compound of the general formula (1b) with diphenylphosphoryl azide in the presence of an organic base such as diazabicyclo [5.4.0] undecene in an organic solvent such as toluene. .
The compound of the general formula (1d) can be produced by allowing triphenylphosphine to act on the compound of the general formula (1c) in an organic solvent such as tetrahydrofuran.
The compound of the general formula (1e) can be produced by allowing the compound of the general formula (1g) to act on the compound of the general formula (1d). The reaction can be carried out by treating with a condensing agent such as 1-ethyl-3- (3′-dimethylaminopropyl) carbodiimide, diethyl cyanophosphate in an organic solvent such as dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide and the like. I can do it. If necessary, an organic base such as triethylamine may be added. The reaction temperature can be ice-cooled to room temperature.
The compound of the general formula (1f) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (1e) with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide in an ethanol solvent. As the reaction temperature, it can be carried out at room temperature under reflux with heating.
Production method B (2)

Where R³Is a hydroxyl protecting group, R⁴And R⁵Represents a substituent for Y.
The compound of the general formula (2b) is obtained by reacting the general formula (2a) with a strong base such as normal butyllithium, sec-butyllithium or lithium diisopropylamide in a solvent such as anhydrous diethyl ether or tetrahydrofuran to change the ortho position of the alkoxy group. After lithiation, it can be produced by reacting a formylating agent such as N, N-dimethylformamide. The reaction can be performed at -78 ° C to 50 ° C.
The compound of the general formula (2c) is R of the compound of the general formula (2b).¹Is a methoxymethyl group, it can be obtained by reacting an acid such as hydrochloric acid, sulfuric acid, paratoluenesulfonic acid, methanesulfonic acid in a solvent such as acetone or tetrahydrofuran.
The compound of the general formula (2d) is obtained by reacting the compound of the general formula (2c) with a base such as sodium hydride or potassium tert butoxide in a solvent such as N, -dimethylformamide, tetrahydrofuran or N-methylpyrrolidone. It can be obtained by reacting an alkyl halide such as methyl iodide. The reaction temperature can be in the range of -78 ° C to 100 ° C.
The compound of the general formula (2e) can be obtained by reacting the compound of the general formula (2d) with an oxidizing agent such as sodium chlorite in a mixed solvent of dimethyl sulfoxide and a sodium dihydrogen phosphate aqueous solution.
Manufacturing method B (3)

Wherein each symbol represents the same group as defined above, R⁶The O-group represents a substituent on the ring Z, R⁷Represents a carboxyl-protecting group.
The compound of the general formula (3b) is prepared by reacting the compound of the general formula (3a) with an acid halogenating agent such as thionyl chloride or oxalyl dichloride in a solvent such as dichloromethane, carbon tetrachloride, chloroform, and the like. Can be manufactured by acting. The reaction can be carried out at -20 ° C to 100 ° C.
The compound of the general formula (3c) is obtained by reacting the compound of the general formula (3b) and hexamethylenetetramine in a solvent such as trifluoroacetic acid in the range of 50 ° C. to 100 ° C., or dichloromethyl methyl ether and tetrachloride in dichloromethane. Titanium can be produced by acting at -20 ° C to 50 ° C.
The compound of the general formula (3d) can be produced by reacting the compound of the general formula (3c) with N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone or an appropriate phospholane or phosphonate in tetrahydrofuran.
The compound of the general formula (3e) can be produced by subjecting the compound of the general formula (3d) to a hydrogenation reaction in a solvent such as ethanol, ethyl acetate, methanol and tetrahydrofuran in the presence of a catalyst such as palladium carbon.
The compound of the general formula (3f) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (3e) with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide in a solvent such as ethanol, methanol or tetrahydrofuran.
Manufacturing method B (4)

In the formula, each symbol represents the same group as defined above.
The compound of the general formula (4c) can be produced by reacting the compound of the general formula (4b) with the compound of the general formula (4a). The reaction can be carried out by treating the compound of the general formula (4a) and the compound of the general formula (4b) with diethyl azodicarboxylate, diisopropyl azodicarboxylate, etc. in the presence of triphenylphosphine in an organic solvent such as tetrahydrofuran. it can.
The compound of the general formula (4d) can be produced by reacting the compound of the general formula (4c) and hexamethylenetetramine in a solvent such as trifluoroacetic acid in the range of 50 ° C to 100 ° C.
The compound of the general formula (4f) is obtained by reacting the compound of the general formula (4e) with the compound of the general formula (4d) in the presence of sodium hydride or potassium hydride in an organic solvent such as tetrahydrofuran, followed by ethanol, ethyl acetate. In a solvent such as palladium on carbon in the presence of a catalyst such as palladium carbon.
The compound of the general formula (4g) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (4f) with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide in an ethanol solvent. As the reaction temperature, it can be carried out at room temperature under reflux with heating.
Manufacturing method B (5)

Wherein each symbol represents the same group as defined above, R⁸Represents a group corresponding to the YL- group or Y = L- group shown above.
The compound of the general formula (5b) is converted into an acid anhydride by reacting the compound of the general formula (5a) with methyl chloroformate, ethyl chloroformate or the like in an organic solvent such as tetrahydrofuran, and then sodium borohydride, hydrogenated It can be produced by reduction with potassium boron or the like.
The compound of general formula (5d) can be produced by reacting the compound of general formula (5c) with the compound of general formula (5b) in the presence of sodium hydride, potassium hydride and the like in an organic solvent such as tetrahydrofuran.
The compound of the general formula (5e) can be produced by reacting the compound of the general formula (5d) with N, N-dimethylformamide, N-formylmorpholine or the like in the presence of n-butyllithium or the like in an organic solvent such as tetrahydrofuran.
The compound of general formula (5f) is obtained by reacting the compound of general formula (5e) with the compound of general formula (4e) in the presence of sodium hydride, potassium hydride, etc. in an organic solvent such as tetrahydrofuran, It can be produced by reduction in the presence of a catalyst such as palladium carbon in a solvent such as ethyl.
The compound of the general formula (5g) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (5f) with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide in an ethanol solvent. As the reaction temperature, it can be carried out at room temperature under reflux with heating.
Manufacturing method B (6)

Wherein each symbol represents the same group as defined above, R²Represents a group corresponding to the YL- group or Y = L- group shown above.
The compound of the general formula (6b) can be produced by reacting the compound of the general formula (6a) with 2-methoxybenzyl alcohol. The reaction can be carried out by treating with a condensing agent such as 1-ethyl-3- (3′-dimethylaminopropyl) carbodiimide, diethyl cyanophosphate in an organic solvent such as dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide and the like. I can do it. If necessary, an organic base such as triethylamine may be added. The reaction temperature can be ice-cooled to room temperature.
The compound of the general formula (6c) is obtained by reacting the compound of the general formula (6b) and hexamethylenetetramine in a solvent such as trifluoroacetic acid in the range of 50 ° C. to 100 ° C., or dichloromethyl methyl ether and tetrachloride in dichloromethane. Titanium can be produced by acting at -20 ° C to 50 ° C.
The compound of the general formula (6d) can be produced by allowing 2,4-thiazolidinedione to act on the compound of the general formula (6c). The reaction can be carried out in an organic solvent such as benzene or toluene by heating to reflux in the presence of a secondary amine (piperidine, pyrrolidine, etc.) and an organic acid (acetic acid, benzoic acid, etc.) as catalysts.
Manufacturing method B (7)

Wherein each symbol represents the same group as defined above, R²Represents a group corresponding to the YL- group or Y = L- group shown above.
The compound of the general formula (7b) is obtained by converting the compound of the general formula (7a) into a solvent such as ethanol, ethyl acetate, N, N-dimethylformamide at room temperature and under heating, in the presence of a catalyst such as palladium carbon, and at an atmospheric pressure of −20 kg / cm²It can be produced by performing a hydrogenation reaction under pressure.
Manufacturing method C (1)

The compound of the general formula (1b) can be produced by reacting the compound of the general formula (1b) with diphenylphosphoryl azide in the presence of an organic base such as diazabicyclo [5.4.0] undecene in an organic solvent such as toluene. . The reaction temperature is preferably −20 ° C. to 50 ° C.
The compound of the general formula (1c) can be produced by catalytic hydrogenation reduction of the compound of the general formula (1b) in the presence of 10% palladium carbon and tert-butyl dicarbonate in an organic solvent such as ethyl acetate.
The compound of the general formula (1d) can be produced by reacting the compound of the general formula (1c) with N-bromosuccinimide in an organic solvent such as N, N-dimethylformamide or acetonitrile. The reaction temperature is preferably −0 ° C. to 50 ° C.
The compound of the general formula (1e) is the same as the compound of the general formula (1c) in an organic solvent such as N, N-dimethylformamide in the presence of a metal catalyst such as dichlorobistriphenylphosphine palladium and a reducing agent such as sodium formate. It can be produced by reacting with carbon oxide. The reaction temperature is preferably 80 ° C to 150 ° C.
The compound of the general formula (1f) is obtained by reacting the compound of the general formula (1e) with N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, an appropriate phospholane or phosphonate in tetrahydrofuran, and then ethanol, ethyl acetate, methanol, tetrahydrofuran In a solvent such as palladium carbon in the presence of a catalyst such as palladium carbon. The reaction temperature is preferably 0 ° C to 50 ° C.
Manufacturing method C (2)

In the formula, R represents a group corresponding to the YL-group or Y = L-group shown above.
The compound of the formula (2b) is obtained by reacting the compound of the formula (2a) with (triphenylphosphoranylidene) acetaldehyde in a solvent such as toluene, preferably at 80 to 100 ° C., and then N, N-dimethylformamide In the presence of a base such as sodium hydride in a solvent such as N-methylpyrrolidone or tetrahydrofuran, an appropriate phosphonate is allowed to act, and then in a solvent such as methanol or ethanol acetate ethyltetrahydrofuran in the presence of a catalyst such as palladium carbon, hydrogen It can manufacture by performing addition reaction.
The compound of the general formula (2c) is obtained by deprotecting the tert-butoxycarbonyl group, which is a protecting group of the amino group of the compound of the compound of the formula (2b), under acidic conditions, and then condensing RCOOH with the resulting amino group, Subsequently, it can manufacture by hydrolyzing an ester group with a base. The deprotection reaction is carried out using an acid such as hydrochloric acid or trifluoroacetic acid in a solvent such as dichloromethane, 1,4-dioxane, methanol, or ethanol. The condensation reaction can be performed using 1-ethyl-3- (3-dimethylaminopropyl) carbodiimide or diethyl cyanophosphate as a condensing agent in an organic solvent such as dimethyl sulfoxide or N, N-dimethylformamide. If necessary, a base such as triethylamine may be added. The hydrolysis reaction can be carried out using a base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide in a solvent such as methanol or ethanol.
Manufacturing method C (3)

In the formula, R represents a group corresponding to the YL-group or Y = L-group shown above.
The compound of the formula (3b) can be produced by reacting the compound of the formula (3a) with an organic peroxide such as m-chloroperbenzoic acid in a solvent such as dichloromethane. This compound can also be produced by reacting hydrogen peroxide with acetic acid or water in a solvent.
The compound of the formula (3c) can be produced by reacting the compound of the formula (3b) with dimethylcarbamyl chloride and trimethylsilylcyanide in a solvent such as dichloromethane.
The compound of the formula (3d) can be produced by subjecting the compound of the formula (3c) to a hydrogenation reaction in a solvent such as methanol or ethanol ethyl acetate tetrahydrofuran in the presence of a catalyst such as palladium carbon. At this time, when an acid typified by hydrochloric acid or the like is added, the reaction is accelerated.
The compound of the general formula (3e) can be produced by condensing RCOOH with the amino group of the compound of the formula (3d) and then hydrolyzing the ester group with a base. The condensation reaction can be performed using 1-ethyl-3- (3-dimethylaminopropyl) carbodiimide or diethyl cyanophosphate as a condensing agent in an organic solvent such as dimethyl sulfoxide or N, N-dimethylformamide. If necessary, a base such as triethylamine may be added. The hydrolysis reaction can be carried out using a base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide in a solvent such as methanol or ethanol.
Manufacturing method C (4)

The compound of the general formula (4a) can be obtained by reducing the corresponding benzoic acid or benzaldehyde derivative using sodium borohydride, diborane or the like. The reaction temperature is preferably −20 ° C. to 50 ° C.
The compound of the general formula (4b) can be obtained by reacting the compound of the general formula (4b) with an alkylating agent such as trialkylsilyl halide in a solvent such as tetrahydrofuran. The reaction temperature is preferably 0 ° C to 50 ° C.
The compound of the general formula (4c) is obtained by reacting a compound of the general formula (4b) with a strong base such as butyllithium in a solvent such as tetrahydrofuran and then lithiating it to react with a formylating agent such as 4-formylmorpholine. Can be manufactured. A suitable reaction temperature is -78 ° C.
The compound of the general formula (4d) is obtained by reacting the compound of the general formula (4c) with N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, an appropriate phospholane or phosphonate in tetrahydrofuran, and then adding tetrabutyl in a solvent such as tetrahydrofuran. It can be obtained by reacting ammonium fluoride. The reaction temperature is preferably 0 ° C to 50 ° C.
The compound of the general formula (4e) is reacted with a compound of the general formula (4d) and diphenylphosphoryl azide in the presence of an organic base such as diazabicyclo [5.4.0] undecene in an organic solvent such as toluene, and then reacted with acetic acid. It can be produced by catalytic hydrogenation reduction in the presence of 10% palladium carbon and tert-butyl dicarbonate in an organic solvent such as ethyl. The reaction temperature is preferably −20 ° C. to 50 ° C.
Manufacturing method C (5)

The compound of the general formula (5b) is a compound of the general formula (5a) in the presence of a dehydrating agent such as trimethyl orthoformate and an acid catalyst such as tosylic acid in a solvent such as methanol at a temperature of 0 to 80 ° C. It is obtained by reacting.
The compound of the general formula (5c) is obtained by reacting an alcohol obtained by reacting a compound of the general formula (5b) with a reducing agent such as lithium aluminum hydride in an organic solvent such as toluene in a solvent such as tetrahydrofuran or diethyl ether. It can be obtained by reacting with diphenylphosphoryl azide in the presence of an organic base such as diazabicyclo [5.4.0] undecene and then reacting with an acid such as hydrochloric acid.
The compound of the general formula (5d) is obtained by reacting the compound of the general formula (5c) with N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, an appropriate phospholane or phosphonate in tetrahydrofuran, and then ethanol, ethyl acetate, methanol, tetrahydrofuran In a solvent such as palladium carbon in the presence of a catalyst such as palladium carbon. The reaction temperature is preferably 0 ° C to 50 ° C.
In the compound of the general formula (5e), the compound of the general formula (5d) is replaced with an alkylating agent such as iodomethane, ethane, propane, trifluoromethanesulfonyl chloride or the like in an organic solvent such as N, N-dimethylformamide, acetonitrile, or pyridine. It is obtained by reacting at 50 to 50 ° C.
The compound of the general formula (5f) is obtained by mixing a compound of the general formula (5e) (R2 = trifluoromethanesulfone derivative) with a metal catalyst such as tetrakistriphenylphosphine palladium and an inorganic base such as potassium carbonate in an organic solvent such as toluene. It can be obtained by reacting an allyl boric acid derivative at 80 to 150 ° C. in the presence.
Manufacturing method C (6)

The compound of the general formula (6b) can be produced by reacting the compound of the general formula (6a) with N-iodosuccinimide in an organic solvent such as N, N-dimethylformamide or acetonitrile. The reaction temperature is preferably −0 ° C. to 50 ° C.
The compound of the general formula (6c) is prepared by the reaction of the general formula (6b) in an organic solvent such as N, N-dimethylformamide in the presence of a metal catalyst such as dichlorobistriphenylphosphine palladium, an organic base such as copper iodide or triethylamine. It can be produced by reacting a compound with acetylene. The reaction temperature is preferably 80 ° C to 150 ° C.
The compound of general formula (6d) can be obtained by heating the compound of general formula (6c) in the presence of an inorganic base such as potassium carbonate in an organic solvent such as N, N-dimethylformamide. The reaction temperature is preferably 80 ° C to 150 ° C.
Manufacturing method C (7)

The compound of the general formula (7c) is reacted with hexamethyldisilazane sodium, lithium diisopropylamide and the like in an anhydrous solvent such as tetrahydrofuran in the range of −78 ° C. to 0 ° C. It can be produced by reacting with a compound of the formula (7a) (PG means a protecting group that can be cleaved by an acid).
The compound of the general formula (7d) can be produced by reacting the compound of the general formula (7c) with trifluoroacetic acid and triethylsilane in the range of 0 ° C. to room temperature.
The compound of the general formula (7e) is a compound represented by the general formula (7d) in the presence of a base such as pyridine and triethylamine in an anhydrous solvent such as N, N-dimethylformamide, dichloromethane or diethyl ether in the range from −78 ° C. to room temperature. Can be produced by reacting the above compound with an appropriate acid chloride, activated ester or the like.
The compound of the general formula (7f) can be produced by hydrolyzing the compound of the general formula (7e) with an inorganic base such as sodium hydroxide or lithium hydroxide in a solvent such as ethanol, methanol, or tetrahydrofuran.
Intermediate (7e) can also be produced by the following route.

The compound of the general formula (7h) is reacted with hexamethyldisilazane sodium, lithium diisopropylamide and the like in the anhydrous solvent such as tetrahydrofuran in the range of −78 ° C. to 0 ° C. It can manufacture by making it react with the compound of (7g).
The compound of the general formula (7e) can be produced by reacting the compound of the general formula (7h) with trifluoroacetic acid and triethylsilane in the range of 0 ° C. to room temperature.

The compound of the general formula (7j) is dibutyl boron trif in the range of −78 ° C. to room temperature in an anhydrous solvent such as toluene and dichloromethane (X means an asymmetric auxiliary group such as oxazolidinone). After reacting a dialkylborane compound such as a rate, it is produced diastereoselectively by reacting with a compound of the general formula (7a) (PG means a protecting group that can be cleaved by an acid) in the range of −78 ° C. to room temperature. it can.
The compound of the general formula (7k) can be produced by reacting the compound of the general formula (7j) with trifluoroacetic acid and triethylsilane in the range of 0 ° C. to room temperature.
The compound of the general formula (7l) is a compound represented by the general formula (7k) in the presence of a base such as pyridine and triethylamine in an anhydrous solvent such as N, N-dimethylformamide, dichloromethane or diethyl ether in the range from -78 ° C to room temperature. Can be produced by reacting the above compound with an appropriate acid chloride, active ester or the like.
The compound of the general formula (7m) is a compound of the general formula (7l) in a solvent such as ethanol, methanol or tetrahydrofuran in a range from −30 ° C. to room temperature, or in a mixed solvent of one of these solvents and water. Can be reacted with an inorganic base such as lithium hydroxide / hydrogen peroxide or sodium hydroxide, or by sequentially reacting sodium methoxide with sodium hydroxide.
Intermediate (7l) can also be produced by the following route.

The compound of the general formula (7m) is dibutyl boron trif in the range of −78 ° C. to room temperature in an anhydrous solvent such as toluene, dichloromethane, etc., with the compound of the general formula (7i) (X means an asymmetric auxiliary group such as oxazolidinone). After reacting a dialkylboron compound such as a rate, the diastereomer can be selectively produced by reacting with a compound of the general formula (7 g) in the range of −78 ° C. to room temperature.
The compound of the general formula (7l) can be produced by reacting the compound of the general formula (7m) with trifluoroacetic acid and triethylsilane in the range of 0 ° C. to room temperature.
Manufacturing method C (8)

The compound of the general formula (1b) can be produced by reacting the compound of the general formula (1a) with an ortho ester in the presence of a Lewis acid. The reaction can be carried out in an organic solvent such as methanol, ethanol, toluene and the like. As the Lewis acid, p-toluenesulfonic acid, hydrochloric acid or the like can be used, and as the ortho ester, methyl orthoformate, ethyl orthoformate or the like can be used. The reaction temperature can be from room temperature to 100 ° C.
The compound of the general formula (8c) can be produced by reacting the compound of the general formula (8b) with a base such as n-butyllithium and further reacting N, N-dimethylformamide, N-formylmorpholine and the like. The reaction can be carried out in an organic solvent such as diethyl ether or tetrahydrofuran, and the reaction temperature can be carried out at from -80 ° C to 0 ° C.
The compound of the general formula (8d) can be produced by reacting the compound of the general formula (8c) with sodium borohydride in a solvent such as methanol or ethanol. The reaction temperature can be 0 ° C. to room temperature.
The compound of the general formula (8e) can be synthesized by reacting the compound of the general formula (8d) with diphenylphosphoryl azide in the presence of 1,8-diazabicyclo [5.4.0] -7-undecene. The reaction can be carried out in toluene, and the reaction temperature can be from 0 ° C. to room temperature.
The compound of the general formula (8f) can be produced by allowing triphenylphosphine to act on the compound of the general formula (8e). The reaction can be carried out in an organic solvent such as tetrahydrofuran or water, and the reaction temperature can be carried out at 0 ° C. to 50 ° C.
The compound of the general formula (8g) can be produced by allowing tert-butyl dicarbonate to act on the compound of the general formula (8f). The reaction can be carried out in an organic solvent such as tetrahydrofuran or dichloromethane, and the reaction temperature can be carried out from 0 ° C. to room temperature.
The compound of the general formula (8h) can be produced by treating the compound of the general formula (8g) with an acid such as hydrochloric acid. The reaction solution can be carried out in an organic solvent such as tetrahydrofuran or acetone, and the reaction temperature can be carried out from 0 ° C. to room temperature.
Manufacturing method C (9)

The compound of the general formula (9b) can be produced by reacting the compound of the general formula (9a) with phosphorus tribromide, thionyl bromide or the like in a solvent such as dichloromethane.
The compound of the general formula (9c) is etherified by reacting the compound of the general formula (9b) with an alcohol in a solvent such as tetrahydrofuran in the presence of a base such as sodium hydride, and then hydroxylated in ethanol or methanol. It can be produced by hydrolysis with an inorganic base such as sodium or potassium hydroxide.
Manufacturing method C (10)

The compound of the general formula (10b) is a compound of the general formula (9b) in the presence of an organic acid (acetic acid, benzoic acid, etc.) and a secondary amine (piperidine, pyrrolidine, etc.) in an organic solvent such as benzene, toluene, etc. , 4-thiazolidinedione was allowed to act under heating and reflux, and then in a solvent such as ethanol, ethyl acetate, N, N-dimethylformamide, at room temperature and under heating, in the presence of a catalyst such as palladium carbon, at an atmospheric pressure of -20 kg / cm²It can be produced by performing a hydrogenation reaction under pressure.
The compound of the general formula (10c) is obtained by deprotecting the tert-butoxycarbonyl group, which is a protecting group for the amino group of the compound of the general formula (10b), under acidic conditions, and then condensing a carboxylic acid with the resulting amino group. Can be manufactured. The deprotection reaction is carried out using an acid such as hydrochloric acid or trifluoroacetic acid in a solvent such as dichloromethane, 1,4-dioxane, methanol, or ethanol. The condensation reaction can be performed using 1-ethyl-3- (3-dimethylaminopropyl) carbodiimide or diethyl cyanophosphate as a condensing agent in an organic solvent such as dimethyl sulfoxide or N, N-dimethylformamide. If necessary, a base such as triethylamine may be added.
Manufacturing method C (11)

The compound of the general formula (11b) is generally used in a solvent such as dimethyl sulfoxide in the presence of a catalyst such as 1,1-bis (diphenylphosphino) ferrocenedichloropalladium and an inorganic base such as potassium acetate under room temperature to heating under reflux. It can be produced by reacting formula (11a) and bis (pinacolato) diboron.
The compound of the general formula (11c) is generally used in a solvent such as dimethoxyethane in the presence of a catalyst such as 1,1-bis (diphenylphosphino) ferrocenedichloropalladium and an inorganic base such as potassium carbonate at room temperature under heating and reflux. It can be produced by reacting the formula (11b) and aryl bromide, followed by hydrolysis with an inorganic base such as sodium hydroxide or potassium hydroxide in ethanol or methanol.
In the above synthesis method, the hydroxyl group protected with a protecting group means a hydroxyl group protected with a protecting group for a hydroxyl group. To give specific examples, it is usually a group known as a protecting group for a hydroxyl group in organic synthesis. Any group may be used as long as it is a hydroxyl group protected with an alkyl group, and examples of the hydroxyl-protecting group include lower alkylsilyl groups such as trimethylsilyl group and t-butyldimethylsilyl group; for example, methoxymethyl group, 2-methoxyethoxymethyl Lower alkoxymethyl group such as a group; for example, tetrahydropyranyl group; for example, aralkyl group such as benzyl group, p-methoxybenzyl group, 2,4-dimethoxybenzyl group, o-nitrobenzyl group, p-nitrobenzyl group, trityl group An acyl group such as a formyl group or an acetyl group; for example, a t-butoxycarbonyl group or 2-iodoe; Lower alkoxycarbonyl groups such as xoxycarbonyl group, 2,2,2-trichloroethoxycarbonyl group; for example, 2-propenyloxycarbonyl group, 2-chloro-2-propenyloxycarbonyl group, 3-methoxycarbonyl-2-propenyloxycarbonyl Groups, alkenyloxycarbonyl groups such as 2-methyl-2-propenyloxycarbonyl group, 2-butenyloxycarbonyl group, cinnamyloxycarbonyl group; for example, benzyloxycarbonyl group, p-methoxybenzyloxycarbonyl group, o-nitro Examples thereof include aralkyloxycarbonyl groups such as benzyloxycarbonyl group and p-nitrobenzyloxycarbonyl group.
Removal of these protecting groups can be carried out by conventional methods such as hydrolysis and reduction, depending on the type of protecting group used.
Next, the protecting group of the amino group in the amino group protected by the protecting group is, as a specific example, usually any group as long as it is a group known as an amino group protecting group in organic synthesis, Although not particularly limited, for example, a substituted or unsubstituted lower alkanoyl group such as formyl group, acetyl group, chloroacetyl group, dichloroacetyl group, propionyl group, phenylacetyl group, phenoxyacetyl group, thienylacetyl group; benzyloxycarbonyl group, substituted or unsubstituted lower alkoxycarbonyl groups such as t-butoxycarbonyl group and p-nitrobenzyloxycarbonyl group; methyl group, t-butyl group, 2,2,2-trichloroethyl group, trityl group, p-methoxybenzyl Group, p-nitrobenzyl group, diphenylmethyl group, pivaloyloxymethyl Substituted lower alkyl group such as a group; substituted silyl group such as trimethylsilyl group and t-butyldimethylsilyl group; trimethylsilylmethoxymethyl group, trimethylsilylethoxymethyl group, t-butyldimethylsilylmethoxymethyl group, t-butyldimethylsilylethoxymethyl group Substituted silylalkoxyalkyl groups such as benzylidene group, salicylidene group, p-nitrobenzylidene group, m-chlorobenzylidene group, 3,5-di (t-butyl) -4-hydroxybenzylidene group, 3,5-di (t And a substituted or unsubstituted benzylidene group such as a (butyl) benzylidene group.
Removal of these protecting groups can be carried out by conventional methods such as hydrolysis and reduction, depending on the type of protecting group used.
In addition, the protecting group for the carboxy group is not particularly limited as long as it is a carboxyl group protected with a group known as a protecting group for a carboxyl group in organic synthesis. Examples of the protecting group for the carboxyl group include linear or branched lower alkyl groups having 1 to 4 carbon atoms such as methyl, ethyl, isopropyl, and t-butyl groups, such as 2-ethyl iodide. A halogeno lower alkyl group such as a 2,2,2-trichloroethyl group, for example, a lower alkoxymethyl group such as a methoxymethyl group, an ethoxymethyl group or an isobutoxymethyl group, a butyryloxymethyl group, a pivaloyloxy group Lower aliphatic acyloxymethyl group such as methyl group, for example, 1-methoxycarbonyloxyethyl group, 1-ethoxycarbonyl 1-lower alkoxycarbonyloxyethyl groups such as xylethyl group, for example, aralkyl groups such as benzyl, p-methoxybenzyl group, o-nitrobenzyl group, p-nitrobenzyl group, benzhydryl group and phthalidyl group. it can.
Removal of these protecting groups can be carried out by conventional methods such as hydrolysis and reduction, depending on the type of protecting group used.
As described above, the solvent that can be used in the present invention is not particularly limited as long as it does not inhibit the reaction and is usually used in organic synthesis. , Lower alcohols such as methanol, ethanol, propanol and butanol, polyalcohols such as ethylene glycol and glycerin, ketones such as acetone, methyl ethyl ketone, diethyl ketone and cyclohexanone, diethyl ether, isopropyl ether, tetrahydrofuran, dioxane, 2-methoxy Ethers such as ethanol and 1,2-dimethoxyethane, nitriles such as acetonitrile and propionitrile, esters such as methyl acetate, ethyl acetate, isopropyl acetate, butyl acetate and diethyl phthalate, dichlorometh Halogenated hydrocarbons such as benzene, toluene, xylene, monochlorobenzene, nitrobenzene, indene, pyridine, quinoline, collidine, phenol, and the like, halogenated hydrocarbons such as chlorobenzene, chloroform, carbon tetrachloride, 1,2-dichloroethane, trichloroethylene, and tetrachloroethylene , Hydrocarbons such as pentane, cyclohexane, hexane, heptane, octane, isooctane, petroleum benzine, petroleum ether, ethanolamine, diethylamine, triethylamine, pyrrolidine, piperidine, piperazine, morpholine, aniline, dimethylaniline, benzylamine, toluidine, etc. Amines, formamide, N-methylpyrrolidone, N, N-dimethylimidazolone, N, N-dimethylacetamide, N, N-dimethylformamide, etc. Amides, phosphoric acid amides such as hexamethylphosphoric triamide, hexamethylphosphorous triamide, water, and one or more mixed solvents such as other commonly used solvents, and the mixing ratio is There is no particular limitation.
As described above, the base that can be used in the present invention is not particularly limited as long as it does not inhibit the reaction and is usually known as a base in organic synthesis. Specifically, for example, sodium carbonate, sodium hydrogen carbonate, potassium carbonate, sodium hydride, potassium hydride, t-butoxy potassium, pyridine, dimethylaminopyridine, trimethylamine, triethylamine, N, N-diisopropylethylamine, N-methyl Morpholine, N-methylpyrrolidine, N-methylpiperidine, N, N-dimethylaniline, 1,8-diazabicyclo [5,4,0] undec-7-ene (DBU), pyridine, 4-dimethylaminopyridine, picoline, Lutidine, quinoline, isoquinoline, sodium hydroxide, water Potassium, lithium hydroxide, butyl lithium, sodium methylate, potassium methylate, sodium or potassium alcoholates such as sodium ethylate and the like.
As described above, the reducing agent that can be used in the present invention is not particularly limited as long as it does not inhibit the reaction and is usually used in organic synthesis. For example NaBH₄, LiBH₄Zn (BH₄)₂, Me₄NBH (OAc)₃, NaBH₃CN, Selectride, Super Hide (LiBHEt₃), LiAlH₄, DIBAL, LiAlH (t-BuO)₃, Red-al, binap, etc., and catalytic hydrogenation catalysts such as platinum, palladium, rhodium, ruthenium, nickel, and the like.
After completion of the above reaction, purification can be carried out by a usual treatment method if desired, for example, by column chromatography using silica gel or an adsorbent resin or by recrystallization from an appropriate solvent.
The dose of the medicament according to the present invention varies depending on the degree of symptoms, age, sex, body weight, dosage form, disease type, etc., but is usually 100 μg to 10 g per day for an adult, and is divided into 1 to several times.
The administration form of the medicament according to the present invention is not particularly limited, and can be administered orally or parenterally by a commonly used method.
For these formulations, commonly used excipients, binders, lubricants, coloring agents, flavoring agents, etc., and if necessary, stabilizers, emulsifiers, absorption promoters, surfactants, etc. can be used. In general, it is formulated by a conventional method by blending ingredients used as raw materials for pharmaceutical preparations. In the present invention, pharmacologically acceptable carriers refer to these, and are specifically listed below.
These ingredients include, for example, animal and vegetable oils (soybean oil, beef tallow, synthetic glycerides, etc.), hydrocarbons (liquid paraffin, squalane, solid paraffin, etc.), ester oils (octyldodecyl myristate, isopropyl myristate, etc.), higher alcohols ( Cetostearyl alcohol, behenyl alcohol, etc.), silicone resin, silicone oil, surfactant (polyoxyethylene fatty acid ester, sorbitan fatty acid ester, glycerin fatty acid ester, polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester, polyoxyethylene hydrogenated castor oil, polyoxyethylene polyoxy) Propylene block copolymer, etc.), water-soluble polymers (hydroxyethyl cellulose, polyacrylic acid, carboxyvinyl polymer, polyethylene glycol, polyvinyl pyrrole) , Methylcellulose, etc.), alcohol (ethanol, isopropanol, etc.), polyhydric alcohol (glycerin, propylene glycol, dipropylene glycol, sorbitol, etc.), sugar (glucose, sucrose, etc.), inorganic powder (anhydrous silicic acid, silicic acid) Aluminum magnesium, aluminum silicate, etc.) and purified water. For pH adjustment, inorganic acids (hydrochloric acid, phosphoric acid, etc.), alkali metal salts of inorganic acids (sodium phosphate, etc.), inorganic bases (sodium hydroxide, etc.), organic acids (lower fatty acids, citric acid, lactic acid, etc.) Organic metal alkali metal salts (such as sodium citrate and sodium lactate), organic bases (such as arginine and ethanolamine) can be used. Moreover, antiseptic | preservative, antioxidant, etc. can be added as needed.
Next, in order to show the usefulness of the present application, examples of pharmacological experiments are shown.
Experimental Example 1: Measurement of transcriptional activity
The chimeric expression vector of GAL4-PPAR LBD is human PPAR 167-468 (PPARα), 138-440 (NUC-1), 174-475 (PPARγ) in the 1-147 amino acid region of GAL4 which is a transcription factor of yeast. Each was constructed by linking amino acid regions (LBD; Ligand Binding Domain). PLAP (Plaxal Alkaline Phosphatase) was used as the reporter gene, and this was constructed by ligating it downstream of the TK promoter containing 5 copies of GAL4 DNA binding element. CV-1 (ATCC CCL-70) was used for the host cell. That is, CV-1 cell is 5x10 in 35mm dish.⁵After being cultured for 24 hours in 10% FCS / DMEM, GAL4-PPAR LBD expression vector and GAL4 DBD-TK-PLAP expression vector were co-transfected using FuGENE 6 transfection reagent. 1x10 after 24 hours of Transfection⁴The cells were re-spread on a 96-well plate so as to become / well, and further cultured for 24 hours. After 24 hours, the medium was replaced with DMEM containing 10% FCS treated at 65 ° C. to inactivate endogenous alkaline phosphatase, and the compound was added at an arbitrary concentration. Transcriptional activity was measured by PLAP activity secreted during 24 hours after compound addition, and EC50 was calculated. PLAP activity was measured after adding 50 μl of assay buffer and 50 μl of chemiluminescent substrate to 10 μl of culture supernatant and incubating at room temperature for 1 hour. Table 1 shows the transcriptional activities for PPARα, PPARβ, and PPARγ.

Experimental Example 2: Anti-inflammatory action in the digestive tract
Female ICR mice (10 cases per group, Charles River, Japan, Yokohama) were allowed to freely drink 4% sodium dextran sulfate solution for 5 days to induce experimental colitis. After 8 days, according to a report by Cooper HS et al. (Laboratory Invest (69), p.238-249, 1993), the three indicators of diarrhea, bloody stool and weight loss were classified from 0 (normal) to 4 (severe), respectively. The average value was taken as the colitis activity index. The test compound was suspended in a 0.5% methylcellulose solution and orally administered once a day from the start of colitis induction using a sonde. The results are shown in Table 2.

As described above, the compound of the present invention has an excellent anti-inflammatory action in the gastrointestinal tract and is very useful as a therapeutic agent for digestive system diseases, particularly a therapeutic agent for inflammatory bowel diseases.
The compound of the present invention does not have a thiazolidine skeleton, and there is a possibility that toxicity such as liver damage which is a problem with a compound having a PPARγagonist action can be completely avoided.
Example
The present invention will be described in detail and specifically by the following examples, but the present invention is not limited to these examples.
Example 1
Production Example 1a)

1.5 g of ethyl 2- (diethylphosphoryl) -2-ethyl acetate was dissolved in 30 ml of tetrahydrofuran, and 0.26 g of 60% sodium hydride was added under ice cooling. The reaction solution was stirred for 30 minutes under ice-cooling, 1.5 g of benzyl 5-formyl-2-methoxybenzoate was added, and the mixture was stirred at room temperature for 20 hours. To the reaction mixture was added aqueous ammonium chloride solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1), benzyl 5- (3-ethoxy-2-ethoxy-3-oxo-1-propenyl) -2-methoxybenzoate 6g was obtained with EZ.
¹H-NMR (Z-isomer, CDCl₃) Δ: 1.25 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.36 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 3.96 (s, 3H) 3.98 (q, J = 6.8 Hz) , 2H) 4.27 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 6.92 (s, 1H) 6.98 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.30-7.43 (m, 5H) 7.90 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 8.32 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
Production Example 1b)

1.6 g of benzyl 5- (3-ethoxy-2-ethoxy-3-oxo-1-propenyl) -2-methoxybenzoate is dissolved in 30 ml of ethanol, and 0.35 g of 10% palladium on carbon is added. Stir for hours. After the catalyst was filtered and the solvent was distilled off under reduced pressure, the residue was subjected to silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1), 5- (3-ethoxy-2-ethoxy-3-oxopropyl) was obtained. ) 1.2 g of 2-methoxybenzoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.16 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.98 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .04 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.34 (dq, J = 6.8, 9.2 Hz, 1H) 3.61 (dq, J = 6.8, 9.2 Hz) , 1H) 3.98 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.05 (s, 3H) 4.18 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 6.97 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.47 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 8.06 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
Example 1c)

0.58 g of 5- (3-ethoxy-2-ethoxy-3-oxopropyl) -2-methoxybenzoic acid and 0.34 g of 4- (trifluoromethyl) benzylamine were dissolved in 7 ml of N, N-dimethylformamide, Under ice-cooling, 0.30 ml of diethyl cyanophosphonate and 0.27 ml of triethylamine were added. The reaction mixture was stirred at room temperature for 16 hours, poured into ice water, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with 1N hydrochloric acid and saturated brine in that order, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2-ethoxy-3- (4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino was extracted from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1). } 0.64 g of carbonyl) phenyl) propanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.16 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.98 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .04 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.34 (dq, J = 6.8, 9.2 Hz, 1H) 3.61 (dq, J = 6.8, 9.2 Hz) , 1H) 3.93 (s, 3H) 4.01 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.18 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.73 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz) , 2H) 7.59 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.12 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.29 (m, 1H)
Example 1d)

0.25 g of ethyl 2-ethoxy-3- (4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl) propanoate is dissolved in 7 ml of methanol, and 3 ml of 1N sodium hydroxide is added. And stirred at room temperature for 14 hours. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure to give 2-ethoxy-3- (4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino. } Carbonyl) phenyl) propanoic acid 0.18 g was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 1.02 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.82 (dd, J = 8.0, 14.4 Hz, 1H) 2.91 (dd, J = 5.2, 14.4 Hz) , 1H) 3.30 (dq, J = 7.2, 9.6 Hz, 1H) 3.50 (dq, J = 7.2, 9.6 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 3.94 (Dd, J = 5.2, 8.0 Hz, 1H) 4.55 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 7.05 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.32 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.61 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 2.4 Hz) , 2H) 8.78 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 2
Production Example 2b)

5- (3-Ethoxy-2-isopropoxy-3-oxopropyl) -2-methoxybenzoic acid was obtained in the same manner as in Production Example 1b).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.94 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.26 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.93 (dd , J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.02 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.52 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.03 (dd , J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.06 (s, 3H) 4.15-4.22 (m, 2H) 6.98 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.47 (Dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 8.08 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
Example 2c)

Ethyl 2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl) propanoate was obtained in the same manner as in Example 1c).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.92 (dd , J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.01 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.51 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.93 (s , 3H) 4.05 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.14-4.21 (m, 2H) 4.73 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.90 (D, J = 8.0 Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.59 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.13 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.30 (m, 1H)
Example 2d)

In the same manner as in Example 1d), 2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl) propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.89 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.03 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 2.76 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 2 .88 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.48 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 3.99 (dd, J = 4.8 , 8.0 Hz, 1H) 4.55 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 7.04 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.32 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz) , 1H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.62 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.77 (t , J = 6.0Hz, 1H)
Example 3
Production Example 3b)

5- (3-Ethoxy-2-tert-butoxy-3-oxopropyl) -2-methoxybenzoic acid was obtained in the same manner as in Production Example 1b).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.02 (s, 9H) 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.85 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 2.95 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 4.06 (s, 3H) 4.10 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.18 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 6.98 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.47 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 8.07 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
Example 3c)

Ethyl 2-tert-butoxy-3- (4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl) propanoate was obtained in the same manner as in Example 1c).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.02 (s, 9H) 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.85 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 2.95 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.93 (s, 3H) 4.10 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.18 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.73 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.90 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.47 (D, J = 8.0 Hz, 2H) 7.59 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.13 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.29 (m, 1H)
Example 3d)

In the same manner as in Example 1d), 2-tert-butoxy-3- (4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl) propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.94 (s, 9H) 2.70 (dd, J = 8.8, 13.2 Hz, 1H) 2.83 (dd, J = 4.4, 13.2 Hz, 1H) 3.86 (S, 3H) 4.01 (dd, J = 4.4, 8.8 Hz, 1H) 4.56 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 7.04 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.31 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.63 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.68 (D, J = 8.0 Hz, 2H) 8.77 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 4
Production Example 4b)

5- (3-Ethoxy-2-hydroxy-3-oxopropyl) -2-methoxybenzoic acid was obtained in the same manner as in Production Example 1b).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.31 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.95 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.12 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz) , 1H) 4.06 (s, 3H) 4.23 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.40 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 6.98 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.47 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 8.01 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
Example 4c)

Ethyl 2-hydroxy-3- (4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl) propanoate was obtained in the same manner as in Example 1c).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.31 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.95 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.15 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz) , 1H) 3.92 (s, 3H) 4.23 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.40-4.43 (m, 1H) 4.73 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.92 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.59 (D, J = 8.0 Hz, 2H) 8.08 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.28 (m, 1H)
Example 4d)

In the same manner as in Example 1d), 2-hydroxy-3- (4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl) propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.75 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 2.90 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 4.08 (Dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.55 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 7.05 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.32 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.62 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 8.0 Hz) , 2H) 8.77 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 5
Production Example 5b)

5- [2- (Ethoxycarbonyl) butyl] -2-methoxybenzoic acid was obtained in the same manner as in Production Example 1b).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.92 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.17 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.51-1.70 (m, 2H) 2.54-2.60 (M, 1H) 2.75 (dd, J = 6.4, 13.6 Hz, 1H) 2.91 (dd, J = 8.4, 13.6 Hz, 1H) 4.02-4.10 (m , 2H) 4.05 (s, 3H) 6.96 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 8.00 (d, J = 2.4Hz, 1H)
Example 5c)

Ethyl 2- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) benzyl] butanoate was obtained in the same manner as in Example 1c).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.91 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.18 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.51-1.70 (m, 2H) 2.54-2.61 (M, 1H) 2.75 (dd, J = 6.4, 13.6 Hz, 1H) 2.92 (dd, J = 8.4, 13.6 Hz, 1H) 3.92 (s, 3H) 4 .04-4.15 (m, 2H) 4.73 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.89 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.26 (dd, J = 2.4) , 8.0 Hz, 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.59 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.05 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8 .30 (m, 1H)
Example 5d)

In the same manner as in Example 1d), 2- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) benzyl] butanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.84 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.43-1.49 (m, 2H) 2.38-2.43 (m, 1H) 2.64 (dd, J = 6) 0.0, 13.6 Hz, 1H) 2.75 (dd, J = 8.8, 13.6 Hz, 1H) 3.85 (s, 3H) 4.54 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 7 .04 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.27 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.55 (d , J = 2.4 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.78 (t, J = 6.4 Hz, 1H)
Example 6
Production Example 6b)

5- {2- (ethoxycarbonyl) ethyl} -2-methoxybenzoic acid was obtained in the same manner as in Production Example 1b).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.14 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 2.56 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 2.88 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 3.98 (s) 3H) 4.06 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 6.92 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7 .98 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
Example 6c)

Ethyl 3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] propanoate was obtained in the same manner as in Example 1c).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.12 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 2.60 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 2.95 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 3.92 (s) 3H) 4.11 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 4.73 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.90 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.26 (dd , J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.59 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.07 (d, J = 2 .4Hz, 1H) 8.30 (m, 1H)
Example 6d)

In the same manner as in Example 1d), 3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.48 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 2.76 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 3.85 (s, 3H) 4.54 (d, J = 6.4 Hz) , 2H) 7.04 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.31 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.51 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7 .57 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.78 (t, J = 6.4 Hz, 1H)
Example 7
Example 7c)

Ethyl 2-ethoxy-3- [4-methoxy-3-({[(1-methyl-1H-2-indolyl) methyl] amino} carbonyl) phenyl] propanoate was obtained in the same manner as in Example 1c).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.16 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.98 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .04 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.34 (dq, J = 6.8, 9.2 Hz, 1H) 3.61 (dq, J = 6.8, 9.2 Hz) , 1H) 3.74 (s, 3H) 3.84 (s, 3H) 4.01 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.18 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.87 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.87 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.90 (s, 1H) 7.11 (dd, J = 0.8, 8) 0.0 Hz, 1H) 7.20 (dd, J = 0.8, 8.0 Hz, 1H) 7.30 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 2.4, 8 .0Hz, 1H) 7.59 (d J = 8.0Hz, 1H) 8.10 (m, 1H) 8.12 (d, J = 2.4Hz, 1H)
Example 7d)

In the same manner as in Example 1d), 2-ethoxy-3- [4-methoxy-3-({[(1-methyl-1H-2-indolyl) methyl] amino} carbonyl) phenyl] propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 1.03 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 2.83 (dd, J = 7.2, 14.0 Hz, 1H) 2.91 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz) , 1H) 3.30 (dq, J = 6.8, 9.6 Hz, 1H) 3.50 (dq, J = 6.8, 9.6 Hz, 1H) 3.74 (s, 3H) 3.84 (S, 3H) 3.94 (dd, J = 4.8, 7.2 Hz, 1H) 4.67 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.35 (s, 1H) 6.97 (dd , J = 0.8, 8.0 Hz, 1H) 7.04 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.09 (dd, J = 0.8, 8.0 Hz, 1H) 7.31 (dd , J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.39 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.46 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.61 (d, J = 2) .0Hz, 1H) 8.57 (t J = 5.6Hz, 1H)
Example 8
Example 8c)

Ethyl 3- [3-({[cyclohexylmethyl] amino} carbonyl) -4-methoxyphenyl] -2-ethoxypropanoate was obtained in the same manner as in Example 1c).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95-1.07 (m, 2H) 1.16 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.16-1.25 (m, 3H) 1.25 (t, J = 7) .2 Hz, 3H) 1.50-1.80 (m, 6H) 2.98 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.04 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz , 1H) 3.30 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 3.34 (dq, J = 6.8, 9.2 Hz, 1H) 3.61 (dq, J = 6.8, 9.2 Hz) , 1H) 3.94 (s, 3H) 4.01 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.18 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 6.87 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.90 (m, 1H) 8.08 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
Example 8d)

In the same manner as in Example 1d), 3- (3-[{(cyclohexylmethyl) amino} carbonyl] -4-methoxyphenyl) -2-ethoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆): 0.89-0.95 (m, 2H) 1.03 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.14-1.20 (m, 3H) 1.45-1.70 (m 6H) 2.81 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 2.90 (dd, J = 5.2, 14.0 Hz, 1H) 3.10 (dd, J = 6.4) , 6.4 Hz, 2H) 3.30 (dq, J = 7.2, 9.6 Hz, 1H) 3.50 (dq, J = 7.2, 9.6 Hz, 1H) 3.83 (s, 3H 3.93 (dd, J = 5.2, 8.0 Hz, 1H) 7.02 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.28 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.57 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.07 (t, J = 6.4 Hz, 1H)
Example 9
Example 9a)

0.25 g of methyl 2-amino-3-methoxy ({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] propanoate and 0.12 ml of acetic acid are dissolved in 8 ml of chloroform, and 0.10 ml of isoamyl nitrite at room temperature. Was added. The reaction was heated to reflux for 30 minutes, then cooled to room temperature and diluted with ethyl acetate. The organic layer was washed successively with saturated aqueous sodium hydrogen carbonate solution and saturated brine, and dried over anhydrous magnesium sulfate. After distilling off the solvent under reduced pressure, the residue was dissolved in 8 ml of 1-propanol, and 13 mg of rhodium acetate was added at room temperature. The reaction solution was heated to reflux for 5 hours, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl 3- [4-methoxy-3-ylate was eluted from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1). 0.18 g of ({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] -2-propoxypropanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.84 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.55 (tq, J = 6.8, 7.2 Hz, 2H) 2.98 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz) , 1H) 3.04 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.21 (dt, J = 6.8, 8.8 Hz, 1H) 3.53 (dt, J = 6.8) , 8.8 Hz, 1H) 3.73 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 4.02 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.73 (d, J = 6) 0.0 Hz, 2H) 6.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.36 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 2H) ) 7.59 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.10 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.29 (m, 1H)
Example 9b)

0.18 g of methyl 3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] -2-propoxypropanoate is dissolved in 2 ml of methanol, and 2 ml of 1N sodium hydroxide. And stirred at room temperature for 4 hours. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure to give 3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl. ] 0.15 g of 2-propoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.76 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.41 (tq, J = 6.4, 7.2 Hz, 2H) 2.82 (dd, J = 8.0, 14.4 Hz) , 1H) 2.91 (dd, J = 4.8, 14.4 Hz, 1H) 3.17 (dt, J = 6.4, 9.2 Hz, 1H) 3.43 (dt, J = 6.4) , 9.2 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 3.92 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.55 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 7.05 (D, J = 8.0 Hz, 1H) 7.32 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.61 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.78 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 10
Example 10a)

Methyl 2-butoxy-3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] propanoate was obtained in the same manner as in Example 9a).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.84 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.25-1.32 (m, 2H) 1.46-1.55 (m, 2H) 2.98 (dd, J = 8) 0.0, 14.0 Hz, 1H) 3.04 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.25 (dt, J = 6.8, 8.8 Hz, 1H) 3.55 (dt , J = 6.8, 8.8 Hz, 1H) 3.73 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 4.01 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.73 (D, J = 6.0 Hz, 2H) 6.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.35 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.59 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.10 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.29 (m, 1H)
Example 10b)

In the same manner as in Example 9b), 2-butoxy-3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.77 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.15-1.25 (m, 2H) 1.32-1.41 (m, 2H) 2.82 (dd, J = 8) .4, 14.0 Hz, 1H) 2.91 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.20 (dt, J = 6.4, 9.2 Hz, 1H) 3.46 (dt , J = 6.4, 9.2 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 3.90 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.55 (d, J = 6.0 Hz , 2H) 7.05 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.32 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7 .61 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.77 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 11
Example 11a)

Methyl 2-cyclohexyloxy-3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] propanoate was obtained in the same manner as in Example 9a).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.80 (dd, J = 6.4, 16.0 Hz, 1H) 1.08-1.90 (m, 9H) 2.96 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) ) 3.02 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.14-3.21 (m, 1H) 3.73 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 4.10 (Dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.73 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.36 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.59 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.10 (d, J = 2.4 Hz) , 1H) 8.29 (m, 1H)
Example 11b)

In the same manner as in Example 9b), 2-cyclohexyloxy-3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.75 (dd, J = 6.4, 16.0 Hz, 1H) 1.00-1.71 (m, 9H) 2.78 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) ) 2.89 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.18-3.23 (m, 1H) 3.86 (s, 3H) 4.03 (dd, J = 4.8 , 8.0 Hz, 1H) 4.55 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 7.05 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.33 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz) , 1H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.63 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.67 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.77 (t , J = 6.0Hz, 1H)
Example 12
Example 12a)

Methyl 3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] -2- (2,2,2-trifluoroethoxy) in the same manner as in Example 9a) ) Propanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.04 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.15 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.67 (dd, J = 8.8) , 12.0 Hz, 1H) 3.73 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 4.03 (d, J = 8.8, 12.0 Hz, 1H) 4.20 (dd, J = 4 .8, 8.0 Hz, 1H) 4.73 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.36 (dd, J = 2.4, 8 0.0 Hz, 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.59 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.10 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.29 (M, 1H)
Example 12b)

3- [4-Methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] -2- (2,2,2-trifluoroethoxy) in a manner similar to Example 9b) Propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.92 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.01 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.87 (s, 3H) 4.03 (Dd, J = 8.8, 12.0 Hz, 1H) 4.11 (d, J = 8.8, 12.0 Hz, 1H) 4.26 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) ) 4.55 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 7.06 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.31 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.52 (D, J = 8.0 Hz, 2H) 7.61 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.78 (t, J = 6.4 Hz) , 1H)
Example 13
Example 13a)

Methyl 2-isobutoxy-3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] propanoate was obtained in the same manner as in Example 9a).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.82 (d, J = 6.4 Hz, 6H) 1.80 (tq, J = 6.4, 6.4 Hz, 1H) 2.98 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz) , 1H) 2.99 (dd, J = 6.4, 8.8 Hz, 1H) 3.04 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.36 (dd, J = 6.4) , 8.8 Hz, 1H) 3.72 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 4.00 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.73 (d, J = 6 0.0 Hz, 2H) 6.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.36 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 2H) ) 7.59 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.10 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.29 (m, 1H)
Example 13b)

2-Isobutoxy-3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] propanoic acid was obtained in the same manner as in Example 9b).
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.74 (d, J = 6.4 Hz, 6H) 1.67 (tq, J = 6.4, 6.4 Hz, 1H) 2.82 (dd, J = 8.0, 14.4 Hz) , 1H) 2.92 (dd, J = 4.8, 14.4 Hz, 1H) 2.96 (dd, J = 6.4, 8.8 Hz, 1H) 3.26 (dd, J = 6.4) , 8.8 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 3.90 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.55 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 7.04 (D, J = 8.0 Hz, 1H) 7.32 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.51 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.62 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.67 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.76 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 14
Production Example 14a)

1.5 g of ethyl 2- (diethylphosphoryl) -2-isopropyl acetate was dissolved in 10 ml of tetrahydrofuran, and 0.22 g of 60% sodium hydride was added under ice cooling. After the reaction solution was stirred for 20 minutes under ice cooling, 0.88 g of 4-methoxy-3-nitrobenzaldehyde was added, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. To the reaction mixture was added aqueous ammonium chloride solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 0.85 g of ethyl-2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-nitrophenyl) -2-propanoate was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (9: 1). Obtained by mixing with EZ.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.17 + 1.37 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.27 + 1.31 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 3.94 + 3.98 (s, 3H) 4.17 + 4.28 (Q, J = 6.0 Hz, 2H) 6.10 + 6.88 (s, 1H) 7.00 + 7.06 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.40 + 7.91 (dd, J = 8.0 , 2.0 Hz, 1H) 7.75 + 8.37 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Production Example 14b)

0.85 g of ethyl-2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-nitrophenyl) -2-propanoate is dissolved in 15 ml of ethanol, 0.3 g of 10% palladium carbon is added, and the mixture is stirred under a hydrogen atmosphere for 4 hours. did. After the catalyst was filtered and the solvent was distilled off under reduced pressure, the residue was subjected to silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (6: 1), ethyl-3- (3-amino-4-methoxyphenyl)- 0.72 g of 2-isopropoxypropanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.00 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 2.83 (m , 2H) 3.50 (dq, J-6.4, 6.4 Hz, 1H) 3.81 (s, 3H) 4.00 (dd, J = 8.4, 4.8 Hz, 1H) 4.17 (Q, J = 6.0 Hz, 2H) 6.60 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 6.67 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 6.70 (d, J = 8.0Hz, 1H)
Example 14c)

Dissolve 0.3 g of ethyl-3- (3-amino-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoate and 0.218 g of (α, α, α-trifluoro-p-tolyl) acetic acid in 7 ml of tetrahydrofuran. Then, 0.22 g of carbonyldiimidazole and 0.23 ml of triethylamine were added, and the mixture was stirred at 50 ° C. for 2 hours. The reaction mixture was ice-cooled, water was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl-2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3- (4-trifluoromethylphenylacetylamino) phenyl was extracted from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (6: 1). ] 0.34 g of propanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.10 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.22 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.83 (dd , J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 2.93 (dd, J = 14.0, 4.4 Hz, 1H) 3.48 (dq, J = 6.0, 6.0 Hz, 1H) 3 .73 (s, 3H) 3.78 (s, 2H) 4.02 (dd, J = 7.6, 4.4 Hz, 1H) 4.15 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 6.72 (D, J = 8.0 Hz, 1H) 6.91 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 7.46 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.64 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.73 (s, 1H) 8.24 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 14d)

Ethyl-2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3- (4-trifluoromethylphenylacetylamino) phenyl) propanoate (0.34 g) was dissolved in ethanol (5 ml), and 5N sodium hydroxide (0.28 ml) was added. For 4 hours. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure to give 2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-[{2- (4-trifluoromethyl) phenyl. ] 0.28 g of acetyl} amino) phenylpropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.89 (dd, J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 3 .06 (dd, J = 14.0, 4.4 Hz, 1H) 3.58 (dq, J = 6.0, 6.0 Hz, 1H) 3.75 (s, 3H) 3.80 (s, 2H 4.13 (dd, J = 7.6, 4.4 Hz, 1H) 6.74 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.90 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 7.48 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.65 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.73 (s, 1H) 8.26 (d, J = 2.0 Hz, 1H) )
Example 15
Example 15c)

In a manner similar to Example 14c), ethyl-2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-{[2- (5-methyl-2-phenyl-1,3-oxazolyl-4-yl) acetyl] Amino} phenyl) propanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.13 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.40 (s , 3H) 2.87 (dd, J = 14.0, 8.8 Hz, 1H) 2.95 (dd, J = 14.0, 8.8 Hz, 1H) 3.50 (dq, J = 6.4) , 6.4HZ, 1H) 3.63 (s, 2H) 3.75 (s, 3H) 4.04 (dd, J = 8.4, 4.8 Hz, 1H) 4.17 (q, J = 7 .2 Hz, 2H) 6.73 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.90 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 7.47 (m, 3H) 8.08 (m , 2H) 8.33 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 9.42 (s, 1H)
Example 15d)

In a manner similar to Example 14d), 2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-{[2- (5-methyl-2-phenyl-1,3-oxazol-4-yl) acetyl] amino } Phenyl) propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.40 (s, 3H) 2.89 (dd, J = 14.0) , 8.8Hz, 1H) 3.09 (dd, J = 14.0, 8.8Hz, 1H) 3.58 (dq, J = 6.4, 6.4HZ, 1H) 3.63 (s, 2H) 3.75 (s, 3H) 4.14 (dd, J = 8.4, 4.8 Hz, 1H) 6.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.88 (dd, J = 8) 0.0, 2.0 Hz, 1H) 7.46 (m, 3H) 8.08 (m, 2H) 8.33 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 9.46 (s, 1H)
Example 16
Production Example 16a)

1.6 g of ethyl 2- (diethylphosphoryl) -2-isopropyl acetate was dissolved in 30 ml of tetrahydrofuran, and 0.24 g of 60% sodium hydride was added under ice cooling. The reaction solution was stirred for 30 minutes under ice-cooling, 1.2 g of tert-butyl 5-formyl-2-methoxybenzoate was added, and the mixture was stirred at room temperature for 3 hours. To the reaction mixture was added aqueous ammonium chloride solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and tert-butyl 5- (3-ethoxy-2-isopropoxy-3-oxo-1-propenyl) -2-methoxy was extracted from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1). 1.5 g of benzoate was obtained with EZ.
¹H-NMR (Z-isomer, CDCl₃) Δ: 1.28 (d, J = 6.4 Hz, 6H) 1.36 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.59 (s, 9H) 3.91 (s, 3H) 4.29 (Q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.41 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 6.92 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.96 (s, 1H) 7.85 (Dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 8.26 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
Production Example 16b)

Dissolve 0.3 g of tert-butyl 5- (3-ethoxy-2-isopropoxy-3-oxo-1-propenyl) -2-methoxybenzoate in 2.5 ml of dichloromethane, and add 1.2 ml of trifluoroacetic acid under ice-cooling. The mixture was further stirred for 2 hours under ice cooling. The operation of adding 30 ml of toluene to the reaction mixture and evaporating the solvent under reduced pressure was repeated twice, and then the residue was subjected to silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1), 5-[(Z) 65 mg of -3-ethoxy-2-isopropoxy-3-oxo-1-propenyl] -2-methoxybenzoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.30 (d, J = 6.4 Hz, 6H) 1.36 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 4.09 (s, 3H) 4.29 (q, J = 7.2 Hz) , 2H) 4.47 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 6.96 (s, 1H) 7.05 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.18 (dd, J = 2.4 , 8.0 Hz, 1H) 8.57 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
Example 16c)

5-[(E) -3-ethoxy-2-isopropoxy-3-oxo-1-propenyl] -2-methoxybenzoic acid 65 mg and 4- (trifluoromethyl) benzylamine 37 mg were added to 1 ml of N, N-dimethylformamide. Then, 33 μl of diethyl cyanophosphonate and 30 μl of triethylamine were added under ice cooling. The reaction mixture was stirred at room temperature for 16 hours, poured into ice water, and extracted with ethyl acetate. The organic skin was washed with 1N hydrochloric acid and saturated brine in that order, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (5: 1), ethyl (Z) -2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoro 77 mg of methyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] -2-propenoate were obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.30 (d, J = 6.4 Hz, 6H) 1.36 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 3.97 (s, 3H) 4.29 (q, J = 7.2 Hz) , 2H) 4.47 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 4.75 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.99 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.01 (s , 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.60 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.12 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 8 .18 (m, 1H) 8.57 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
Example 16d)

77 mg of ethyl (Z) -2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] -2-propenoate was dissolved in 2 ml of methanol, and 1N 1 ml of sodium hydroxide was added and stirred at room temperature for 22 hours. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure to give (Z) -2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoro 44 mg of methyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] -2-propenoic acid were obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 1.17 (d, J = 6.4 Hz, 6H) 3.90 (s, 3H) 4.46 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 4.56 (d, J = 6.4 Hz) , 2H) 6.90 (s, 1H) 7.15 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.53 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.68 (d, J = 8.0 Hz) , 2H) 7.87 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 8.30 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.82 (m, 1H)
Example 17
Production Example 17a)

Ethyl 2-ethyl-3- (4-methoxy-3-nitrophenyl) -2-propenoate was obtained with EZ in the same manner as in Production Example 14a).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.15 + 1.35 (m, 6H) 2.45 + 2.53 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 3.95 + 3.98 (s, 3H) 4.18 + 4.27 (d, J = 6) 0.0 Hz, 2H) 6.52 + 7.53 (d, 1H) 7.01 + 7.11 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.44 + 7.55 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) ) 7.79 + 7.89 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Production Example 17b)

Ethyl 2- (3-amino-4-methoxybenzyl) butanoate was obtained in the same manner as in Production Example 14b).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.88 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.56 (m, 2H) 2.52 (m, 1H) 2.59 (Dd, J = 13.5, 7.0 Hz, 1H) 2.80 (dd, J = 13.5, 8.0 Hz, 1H) 3.81 (s, 3H) 4.08 (q, J = 6 0.0 Hz, 2H) 6.50 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 6.54 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 6.68 (d, J = 8.0 Hz, 1H) )
Example 17c)

Ethyl 2- (4-methoxy-3-{[2- (5-methyl-2-phenyl-1,3-oxazol-4-yl) acetyl] amino} benzyl) butanoate is prepared in the same manner as in Example 14c). Obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.89 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.18 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.58 (m, 2H) 2.56 (m, 1H) 2.68 (Dd, J = 13.5, 7.0 Hz, 1H) 2.88 (dd, J = 13.5, 8.0 Hz, 1H) 3.63 (s, 2H) 3.74 (s, 3H) 4 0.08 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 6.71 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 6.79 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 2H) 7.46 (m , 3H) 8.07 (m, 2H) 8.25 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 9.40 (bs, 1H)
Example 17d)

2- (4-Methoxy-3-{[2- (5-methyl-2-phenyl-1,3-oxazol-4-yl) acetyl] amino} benzyl) butanoic acid in the same manner as in Example 14d) Obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.94 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.60 (m, 2H) 2.61 (m, 1H) 2.72 (dd, J = 13.5, 7.0 Hz, 1H) ) 2.90 (dd, J = 13.5, 8.0 Hz, 1H) 3.62 (s, 2H) 3.74 (s, 3H) 6.73 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 6 .83 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 2H) 7.46 (m, 3H) 8.06 (m, 2H) 8.26 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 9.40 (Bs, 1H)
Example 18
Example 18c)

Ethyl 2- (4-methoxy-3-{[2- (3-fluoro-4-trifluoromethylphenyl) acetyl] amino} benzyl) butanoate was obtained in the same manner as in Example 17c).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.88 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.58 (m, 2H) 2.54 (m, 1H) 2.67 (Dd, J = 13.5, 7.0 Hz, 1H) 2.86 (dd, J = 13.5, 8.0 Hz, 1H) 3.77 (s, 2H) 3.79 (s, 3H) 4 0.08 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 6.73 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.83 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 7.24 (m , 2H) 7.61 (t, J = 7.5 Hz, 1H) 7.77 (bs, 1H) 8.17 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 18d)

In the same manner as in Example 17d), 2- (4-methoxy-3-{[2- (3-fluoro-4-trifluoromethylphenyl) acetyl] amino} benzyl) butanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.93 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.59 (m, 2H) 2.59 (m, 1H) 2.70 (dd, J = 13.5, 7.0 Hz, 1H) ) 2.89 (dd, J = 13.5, 8.0 Hz, 1H) 3.70 + 3.77 (s, 2H) 3.79 + 3.81 (s, 3H) 6.74 (d, J = 8.0 Hz) , 1H) 6.86 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 7.17 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 10.5 Hz, 1H) 7 .60 (t, J = 7.5 Hz, 1H) 7.78 (bs, 1H) 8.17 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 19
Production Example 19a)

0.50 g of 5- [2- (ethoxycarbonyl) butyl] -2-methoxybenzoic acid was dissolved in 8 ml of tetrahydrofuran, and 0.20 ml of ethyl chloroformate and 0.29 ml of triethylamine were added under ice cooling. The reaction solution was stirred for 10 minutes under ice-cooling, and insoluble matter was filtered off. The mother liquor was ice-cooled again, 10 μl of water and 136 mg of sodium borohydride were added, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. Water was added to the reaction product and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 0.47 g of ethyl 2- [3- (hydroxymethyl) -4-methoxybenzyl] butanoate was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.90 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.17 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.50-1.64 (m, 2H) 2.51-2.57 (M, 1H) 2.68 (dd, J = 6.8, 14.0 Hz, 1H) 2.87 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.84 (s, 3H) 4 .04-4.10 (m, 2H) 4.65 (s, 2H) 6.78 (d, J = 9.2 Hz, 1H) 7.05 (d, J = 9.2 Hz, 1H) 7.07 (S, 1H)
Production Example 19b)

0.47 g of ethyl 2- [3- (hydroxymethyl) -4-methoxybenzyl] butanoate is dissolved in 6 ml of toluene, 0.54 ml of diphenylphosphoryl azide and 0.37 ml of diazabicyclo [5.4.0] undecene are added, Stir at room temperature for 16 hours. Water was added to the reaction product and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (5: 1), 1- {5- [2- (ethoxycarbonyl) butyl] -2-methoxybenzyl} -1,2-triazadiene- 0.47 g of 2-ium was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.90 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.17 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.50-1.64 (m, 2H) 2.51-2.57 (M, 1H) 2.68 (dd, J = 6.8, 14.0 Hz, 1H) 2.87 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.82 (s, 3H) 4 .02-4.12 (m, 2H) 4.30 (s, 2H) 6.81 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.03 (s, 1H) 7.11 (d, J = 8 .0Hz, 1H)
Production Example 19c)

0.47 g of 1- {5- [2- (ethoxycarbonyl) butyl] -2-methoxybenzyl} -1,2-triazadien-2-ium is dissolved in 6 ml of tetrahydrofuran, 0.4 ml of water and 0. 55 g was added and stirred at room temperature for 20 hours. After the solvent was distilled off under reduced pressure, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2- [3- (aminomethyl) -4- was extracted from the fraction eluted with ethyl acetate-methanol-triethylamine (10: 1: 0.1). 0.40 g of methoxybenzyl] butanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.90 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.17 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.50-1.64 (m, 2H) 2.49-2.56 (M, 1H) 2.67 (dd, J = 6.8, 14.0 Hz, 1H) 2.86 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.77 (s, 2H) 3 .81 (s, 3H) 4.04-4.10 (m, 2H) 6.76 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.00 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.01 (S, 1H)
Example 19d)

Ethyl 2- [3- (aminomethyl) -4-methoxybenzyl] butanoate (0.40 g) and 4- (trifluoromethyl) benzoic acid (0.29 g) were dissolved in N, N-dimethylformamide (5 ml), and cyanophosphone was cooled with ice. 0.24 ml of diethyl acid and 0.21 ml of triethylamine were added. The reaction mixture was stirred at room temperature for 16 hours, poured into ice water, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with 1N hydrochloric acid and saturated brine in that order, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzoyl] amino} methyl) benzyl was eluted from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1). ] 0.59 g of butanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.91 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.16 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.50-1.67 (m, 2H) 2.49-2.56 (M, 1H) 2.68 (dd, J = 6.4, 14.0 Hz, 1H) 2.86 (dd, J = 8.6, 14.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 4 .01-4.10 (m, 2H) 4.61 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.67-6.72 (m, 1H) 6.81 (d, J = 8.0 Hz, 1H) ) 7.08 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.13 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.86 (D, J = 8.0Hz, 2H)
Example 19e)

Ethyl 2- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzoyl] amino} methyl) benzyl] butanoate 0.59 g was dissolved in 5 ml of ethanol, 2 ml of 1N sodium hydroxide was added, and Stir for 4 hours. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure to give 2- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzoyl] amino} methyl) benzyl. ] 0.50 g of butanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.80 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.39-1.46 (m, 2H) 2.33-2.40 (m, 1H) 2.55 (dd, J = 6) .4, 14.0 Hz, 1H) 2.72 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.77 (s, 3H) 4.42 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6 .88 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.01 (s, 1H) 7.03 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.85 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8 0.07 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 9.03 (t, J = 5.6 Hz, 1H)
Example 20
Production Example 20a)

Ethyl 3- [3- (hydroxymethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate was obtained in the same manner as in Production Example 19a).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.88 (dd , J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.95 (dd, J = 5.2, 14.0 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.85 (s 3H) 4.00 (dd, J = 5.2, 8.4 Hz, 1H) 4.11-4.21 (m, 2H) 4.65 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 6.79 (D, J = 8.8 Hz, 1H) 7.14 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.15 (s, 1H)
Production Example 20b)

1- [5- (3-Ethoxyisopropoxyoxopropyl) -2-methoxybenzyl] -1,2-triazadien-2-ium was obtained in the same manner as in Production Example 19b).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.88 (dd , J = 8.8, 13.6 Hz, 1H) 2.95 (dd, J = 4.8, 13.6 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.84 (s , 3H) 4.00 (dd, J = 4.8, 8.8 Hz, 1H) 4.15-4.21 (m, 2H) 4.32 (s, 2H) 6.83 (d, J = 8 0.0 Hz, 1H) 7.14 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.20 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H)
Production Example 20c)

Ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate was obtained in the same manner as in Production Example 19c).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.88 (dd , J = 8.8, 13.6 Hz, 1H) 2.95 (dd, J = 4.8, 13.6 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.84 (s , 3H) 4.00 (dd, J = 4.8, 8.8 Hz, 1H) 4.15-4.21 (m, 2H) 4.32 (s, 2H) 6.83 (d, J = 8 0.0 Hz, 1H) 7.14 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.20 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H)
Example 20d)

Ethyl 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzoyl] amino} methyl) phenyl] propanoate was obtained in the same manner as in Example 19d).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.14 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.88 (dd , J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.95 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.51 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.87 (s 3H) 4.01 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.12-4.20 (m, 2H) 4.62 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.65 −6.70 (m, 1H) 6.82 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.17 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2) 0.0 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 8.4 Hz, 2H) 7.86 (d, J = 8.4 Hz, 2H)
Example 20e)

In the same manner as in Example 19e), 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzoyl] amino} methyl) phenyl] propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.78 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 0.93 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.68 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 2 .81 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.41 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.78 (s, 3H) 3.92 (dd, J = 4.8 , 8.4 Hz, 1H) 4.43 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.88 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.07 (s, 1H) 7.08 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.85 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.09 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 9.06 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 21
Production Example 21a)

7.0 g of 1- (methoxymethyl) -3- (trifluoromethyl) benzene was dissolved in 300 ml of anhydrous diethyl ether, and 19 ml of normal butyl lithium (2.5 M hexane solution) was added dropwise at -78 ° C. The reaction mixture was stirred at room temperature for 3 hours, cooled again to −78 ° C., and 10 ml of N, N-dimethylformamide was added. The reaction solution was returned to room temperature, poured into water, extracted with ethyl acetate, washed with saturated brine, and dried over anhydrous magnesium sulfate. The solvent was distilled off under reduced pressure, and the residue was subjected to silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (9: 1), 5.0 g of 1- (methoxymethyl) -3- (trifluoromethyl) benzaldehyde was obtained. Was obtained as a red amber oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.54 (s, 3H) 5.35 (s, 2H) 7.34 (d, J = 8 Hz, 1H) 7.49 (s, 1H) 7.94 (d, J = 8 Hz, 1H) ) 10.52 (s, 1H)
Production Example 21b)

5.0 g of 1- (methoxymethyl) -3- (trifluoromethyl) benzaldehyde was dissolved in 25 ml of acetone, and 22 ml of 6N hydrochloric acid was added. The mixture was reacted at room temperature for 3 hours, water was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure to give 4.5 g of 2-hydroxy-4- (trifluoromethyl) benzaldehyde as a pale red amber oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 7.2-7.3 (m, 2H) 7.70 (d, J = 8 Hz, 1H) 10.0 (s, 1H) 11.1 (s, 1H)
Production Example 21c)

4.5 g of 2-hydroxy-4- (trifluoromethyl) benzaldehyde was dissolved in 20 ml of N, N-dimethylformamide, 1.0 g of sodium hydride (60% oily) was added, and the mixture was stirred at room temperature for 30 minutes. To this was added dropwise 1.8 ml of methyl iodide and allowed to react for 1 hour. Water was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate and washed with saturated brine. The extract was dried over anhydrous magnesium sulfate and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3.0 g of 2-methoxy-4- (trifluoromethyl) benzaldehyde was obtained as a colorless oil from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (9: 1).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 4.00 (s, 3H) 7.22 (s, 1H) 7.29 (d, J = 8 Hz, 1H) 7.93 (d, J = 8 Hz, 1H) 10.50 (s, 1H) )
Production Example 21d)

Dissolve 3.0 g of 2-methoxy-4- (trifluoromethyl) benzaldehyde in 50 ml of dimethyl sulfoxide and 1.6 g aqueous solution of sodium dihydrogen phosphate (20 ml), and add 8.0 g aqueous solution of sodium chlorite (30 ml) dropwise. did. After stirring at room temperature for 3 days, water was added and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract was washed with saturated brine and dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 0.8 g of 2-methoxy-4- (trifluoromethyl) benzoic acid was obtained as a colorless solid from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 7).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 4.14 (s, 3H) 7.29 (s, 1H) 7.41 (d, J = 8 Hz, 1H) 8.30 (d, J = 8 Hz, 1H)
Example 21e)

0.24 g of 2-methoxy-4- (trifluoromethyl) benzoic acid and 0.3 g of ethyl 2- [3- (aminomethyl) -4-methoxybenzyl] butanoate follow Example 19d), followed by Example 19e) The same treatment was performed to obtain 0.3 g of 2- [4-methoxy-3-({[2-methoxy-4- (trifluoromethyl) benzoyl] amino} methyl) benzyl] butanoic acid as a pale yellow oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.93 (t, J = 7 Hz, 3H) 1.5-1.7 (m, 2H) 2.5-2.6 (m, 1H) 2.69 (dd, J = 7, 14 Hz) , 1H) 2.89 (dd, J = 8, 14 Hz, 1H) 3.87 (s, 3H) 3.98 (s, 3H) 4.62 (d, J = 6 Hz, 2H) 6.80 (d , J = 8 Hz, 1H) 7.08 (dd, J = 2, 8 Hz, 1H) 7.16 (s, 2H) 7.28-7.34 (m, 1H) 8.26-8.40 (m , 1H) 8.36 (t, J = 6 Hz, 1H)
Example 22
Production Example 22a)

2-methoxyphenylacetic acid 5.0 g was dissolved in dichloromethane 20 ml, oxalyl dichloride 4.6 g was added, and the mixture was stirred at room temperature for 3 hours. Under reduced pressure, the solvent and excess oxalyl dichloride were distilled off, the residue was dissolved in 20 ml of dichloromethane, 14 g of 4-trifluoromethylaniline was added under ice cooling, and the mixture was stirred at room temperature for 12 hours. Water was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate and washed with 1N hydrochloric acid and saturated brine. After drying over anhydrous magnesium sulfate, the solvent was distilled off under reduced pressure. The precipitated solid was collected by filtration and washed with diethyl ether to obtain 8.0 g of N- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -2- (2-methoxyphenyl) acetamide as a colorless solid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.73 (s, 2H) 4.95 (s, 3H) 6.98 (d, J = 8 Hz, 1H) 7.00 (d, J = 8 Hz, 1H) 7.28-7.35 (M, 2H) 7.50-7.60 (m, 4H) 7.91 (s, 1H)
Production Example 22b)

1.0 g of N- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -2- (2-methoxyphenyl) acetamide was dissolved in 10 ml of trifluoroacetic acid, 0.46 g of hexamethylenetetramine was added, and the mixture was reacted at 85 ° C. for 3 hours. . The reaction solution was returned to room temperature, water and ethyl acetate were added, and sodium bicarbonate was further added until PH = 8. The mixture was extracted with ethyl acetate, washed with saturated brine, and dried over anhydrous magnesium sulfate. The solvent was distilled off under reduced pressure, and the residue was subjected to silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (1: 1), N- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -2- (5-formyl There were obtained 0.7 g of 2-methoxyphenyl) acetamide as a colorless oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.78 (s, 2H) 4.00 (s, 3H) 7.07 (d, J = 8 Hz, 1H) 7.54 (d, J = 9 Hz, 2H) 7.57 (d, J = 9 Hz, 2H) 7.85 (d, J = 2 Hz, 1H) 7.83-7.90 (m, 1H) 9.91 (s, 1H)
Example 22c)

N- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -2- (5-formyl-2-methoxyphenyl) acetamide 0.7 g and ethyl 2-phosphonobutanoate 1.6 g were treated in the same manner as in Production Example 1a) to give ethyl. 0.8 g of 2-ethyl-3- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [4- (trifluoromethyl) anilino] ethyl} phenyl) -2-propenoate was obtained as a colorless oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.18 (t, J = 7 Hz, 3H) 1.34 (t, J = 7 Hz, 3H) 2.55 (q, J = 7 Hz, 2H) 3.74 (s, 2H) 3.97 (S, 3H) 4.26 (q, J = 7 Hz, 2H) 6.99 (d, J = 9 Hz, 1H) 7.34 (d, J = 9 Hz, 1H) 7.38 (dd, J = 2) , 8 Hz, 1H) 7.48-7.62 (m, 5H) 7.82 (s, 1H)
Example 22d)

0.3 g of ethyl 2-ethyl-3- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [4- (trifluoromethyl) anilino] ethyl} phenyl) -2-propenoate was prepared in the same manner as in Production Example 1b). Treatment gave 0.3 g of ethyl 2- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [4- (trifluoromethyl) anilino] ethyl} benzyl) butanoate as a colorless oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.91 (t, J = 7 Hz, 3H) 1.14 (t, J = 7 Hz, 3H) 1.5-1.8 (m, 2H) 2.48-2.60 (m, 1H) 2.71 (dd, J = 6, 14 Hz, 1H) 2.87 (dd, J = 4, 14 Hz, 1H) 3.68 (s, 2H) 3.91 (s, 3H) 3.95-4 .10 (m, 2H) 6.86 (d, J = 9 Hz, 1H) 7.09 (s, 1H) 7.06-7.12 (m, 1H) 7.51 (d, J = 9 Hz, 2H) ) 7.56 (d, J = 9 Hz, 2H) 7.94 (s, 1H)
Example 22e)

0.3 g of ethyl 2- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [4- (trifluoromethyl) anilino] ethyl} benzyl) butanoate was treated in the same manner as in Example 19e) to give 2- (4 0.11 g of -methoxy-3- {2-oxo-2- [4- (trifluoromethyl) anilino] ethyl} benzyl) butanoic acid was obtained as a colorless solid.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.84 (t, J = 8 Hz, 3H) 1.46 (sept, J = 8 Hz, 2H) 2.35-2.60 (m, 1H) 2.57 (dd, J = 6, 14 Hz) , 1H) 2.74 (dd, J = 8, 14 Hz, 1H) 3.61 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 6.86 (d, J = 8 Hz, 1H) 7.02 (s , 1H) 7.03 (d, J = 8 Hz, 1H) 7.64 (d, J = 9 Hz, 2H) 7.79 (d, J = 9 Hz, 2H) 10.4 (s, 1H) 12.1 (S, 1H)
Example 23
Example 23a)

Example 15 d) 0.15 g of ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate and 0.24 g of 2-methoxy-4- (trifluoromethyl) benzoic acid were used in Example 19d). Subsequent treatment as in Example 1d) and 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-({[2-methoxy-4- (trifluoromethyl) benzoyl] amino} methyl) phenyl] propanoic acid 0.15 g was obtained as a pale yellow oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.00 (d, J = 6 Hz, 3H) 1.14 (d, J = 6 Hz, 3H) 2.90 (dd, J = 8, 14 Hz, 1H) 3.03 (dd, J = 4) , 14 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6 Hz, 1H) 3.88 (s, 3H) 4.00 (s, 3H) 4.08 (dd, J = 4, 8 Hz, 1H) 4.63 (D, J = 6 Hz, 2H) 6.81 (d, J = 8 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2, 8 Hz, 1H) 7.17 (s, 1H) 7.22 (d, J = 2Hz, 1H) 7.32 (d, J = 8Hz, 1H) 8.30 (d, J = 8Hz, 1H) 8.35 (t, J = 8Hz, 1H)
Example 24
Example 24a)

0.15 g of ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate is dissolved in 5 ml of N, N-dimethylformamide, 0.2 ml of pyridine and 2-fluoro-4- (Trifluoromethyl) benzoic acid chloride 0.24g was added, and it was made to react at room temperature for 12 hours. Water was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate, washed with saturated brine, and dried over anhydrous magnesium sulfate. After evaporating the solvent under reduced pressure, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-({[ 0.2 g of 2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoyl] amino} methyl) phenyl] propanoate was obtained as a pale yellow oil. This was further treated as in Example 1d) to give 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-({[2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoyl] amino} methyl) phenyl] propane. 0.15 g of acid was obtained as a pale yellow solid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.00 (d, J = 6 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6 Hz, 3H) 2.91 (dd, J = 8, 14 Hz, 1H) 3.04 (dd, J = 4) , 14 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6 Hz, 1H) 3.87 (s, 3H) 4.09 (dd, J = 4, 8 Hz, 1H) 4.64 (d, J = 6 Hz, 2H) 6.82 (d, J = 8 Hz, 1H) 7.16 (dd, J = 2, 8 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2 Hz, 1H) 7.37 (d, J = 12 Hz, 1H) ) 7.51 (d, J = 8 Hz, 1H) 7.34-7.5 (m, 1H) 8.22 (t, J = 8 Hz, 1H)
Example 25
Production Example 25a)

1.1 g of 4-hydroxybenzotrifluoride and 1.0 g of 2-methoxyphenethyl alcohol were dissolved in 200 ml of tetrahydrofuran, 2.6 g of triphenylphosphine and 2.0 g of diisopropyl azodicarboxylate were added, and the mixture was stirred at room temperature for 24 hours. After distilling off the solvent under reduced pressure, the residue was subjected to silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (10: 1), 1-methoxy-2- {2- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] 1.6 g of ethyl} benzene was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.14 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 3.85 (s, 3H) 4.20 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 6.85-6.92 (m, 2H) 6.96 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.20-7.27 (m, 2H) 7.51 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
Production Example 25b)

1.6 g of 1-methoxy-2- {2- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] ethyl} benzene is treated in the same manner as in Example 22b) to give 4-methoxy-3- {2- [4- (tri 0.20 g of fluoromethyl) phenoxy] ethyl} benzaldehyde was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.18 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 3.93 (s, 3H) 4.20 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 6.95 (d, J = 8.0 Hz) , 2H) 6.99 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.78 (s, 1H) 7.80 (d, J = 8.0 Hz) , 1H) 9.89 (s, 1H)
Example 25c)

4-Methoxy-3- {2- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] ethyl} benzaldehyde (0.20 g) was treated in the same manner as in Production Example 1b) following Production Example 1a) to give ethyl 2- (4-methoxy). 0.22 g of -3- {2- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] ethyl} benzyl) butanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.91 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.16 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.52-1.67 (m, 2H) 2.48-2.56 (M, 1H) 2.67 (dd, J = 6.8, 13.6 Hz, 1H) 2.86 (dd, J = 8.4, 13.6 Hz, 1H) 3.07 (t, J = 7 .2 Hz, 2H) 3.81 (s, 3H) 4.04-4.10 (m, 2H) 4.16 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 6.77 (d, J = 8.0 Hz) , 1H) 6.96 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.00 (s, 1H) 7.01 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz) , 2H)
Example 25d)

0.22 g of ethyl 2- (4-methoxy-3- {2- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] ethyl} benzyl) butanoate was treated in the same manner as in Example 19e) to give 2- (4-methoxy-3 0.20 g of-{2- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] ethyl} benzyl) butanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.53-1.67 (m, 2H) 2.52-2.60 (m, 1H) 2.69 (dd, J = 6) .8, 14.0 Hz, 1H) 2.90 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.07 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 3.81 (s, 3H) 4 .16 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.96 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.02 (s, 1H) 7 .03 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.52 (d, 1 = 8.0 Hz, 2H)
Example 26
Production Example 26a)

3.0 g of 5-bromo-2-methoxybenzoic acid was treated in the same manner as in Production Example 19a) to obtain 1.7 g of 5-bromo-2-methoxyphenylmethanol.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.20 (m, 1H) 3.82 (s, 3H) 4.64 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.77 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.37 (Dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.52 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Production Example 26b)

0.8 g of 5-bromo-2-methoxyphenylmethanol is dissolved in 30 ml of tetrahydrofuran, 2.6 g of 4- (trifluoromethyl) benzyl bromide and 0.22 g of sodium hydride (60% oil) are added, and the mixture is stirred at room temperature for 16 hours. Stir. Water was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with diethyl ether. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 4-bromo-1-methoxy-2-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] oxy} methyl) benzene was extracted from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (9: 1). 1.4 g was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.80 (s, 3H) 4.57 (s, 2H) 4.64 (s, 2H) 6.77 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 2) 0.0, 8.0 Hz, 1H) 7.50 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.52 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.61 (d, J = 8.0 Hz, 2H) )
Production Example 26c)

After dissolving 1.4 g of 4-bromo-1-methoxy-2-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] oxy} methyl) benzene in 15 ml of tetrahydrofuran and cooling to −78 ° C., n-butyllithium ( 3.0 ml of 1.5M pentane solution) was added. After the reaction solution was stirred at −78 ° C. for 30 minutes, 0.45 ml of N-formylmorpholine was added and stirred at −78 ° C. for 1 hour. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 0.42 g of 4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] oxy} methyl) benzaldehyde was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1). Obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.92 (s, 3H) 4.63 (s, 2H) 4.70 (s, 2H) 6.99 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.51 (d, J = 8) 0.0 Hz, 2H) 7.62 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.84 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.98 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 9.90 (s, 1H)
Example 26d)

4-Methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] oxy} methyl) benzaldehyde (0.42 g) was treated in the same manner as in Production Example 1b) following Production Example 1a) to give ethyl 2- [4- 0.33 g of methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] oxy} methyl) benzyl] butanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.91 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.16 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.52-1.68 (m, 2H) 2.50-2.57 (M, 1H) 2.70 (dd, J = 6.8, 14.0 Hz, 1H) 2.88 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 3.80 (s, 3H) 4 .01-4.10 (m, 2H) 4.57 (s, 2H) 4.64 (s, 2H) 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.06 (dd, J = 2) 0.0, 8.0 Hz, 1H) 7.19 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.50 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.61 (d, J = 8.0 Hz, 2H) )
Example 26e)

Ethyl 2- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] oxy} methyl) benzyl] butanoate was treated in the same manner as in Example 19e) to give 2- [4-methoxy- 0.30 g of 3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] oxy} methyl) benzyl] butanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.54-1.68 (m, 2H) 2.55-2.62 (m, 1H) 2.71 (dd, J = 6) .8, 13.6 Hz, 1H) 2.92 (dd, J = 8.0, 13.6 Hz, 1H) 3.79 (s, 3H) 4.57 (s, 2H) 4.63 (s, 2H) 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.08 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.49 (D, J = 8.0 Hz, 2H) 7.61 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
Example 27
Production Example 27a)

5.7 g of 4- (trifluoromethyl) benzoic acid and 4.0 g of 2-methoxybenzylamine are dissolved in 100 ml of N, N-dimethylformamide, and 4.8 ml of diethyl cyanophosphonate and 4.2 ml of triethylamine are added under ice cooling. It was. The reaction mixture was stirred at room temperature for 16 hours, poured into ice water, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with 1N hydrochloric acid and saturated brine in that order, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 8.7 g of N1- (2-methoxybenzyl) -4- (trifluoromethyl) benzamide was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.89 (s, 3H) 4.65 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.70 (br, 1H) 6.92 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.95 (T, J = 7.6 Hz, 1H) 7.28-7.36 (m, 2H) 7.68 (d, J = 8.4 Hz, 2H) 7.86 (d, J = 8.4 Hz, 2H) )
Production Example 27b)

8.7 g of N1- (2-methoxybenzyl) -4- (trifluoromethyl) benzamide was dissolved in 20 ml of trifluoroacetic acid, 3.9 g of hexamethylenetetramine was added, and the mixture was reacted at 85 ° C. for 3 hours. The reaction solution was returned to room temperature, water and ethyl acetate were added, and sodium bicarbonate was further added until PH = 8. The mixture was extracted with ethyl acetate, washed with saturated brine, and dried over anhydrous magnesium sulfate. The solvent was distilled off under reduced pressure, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and N1- (5-formyl-2-methoxybenzyl) -4- (trifluoromethyl) was eluted from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1). ) 4.2 g of benzamide was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.99 (s, 3H) 4.72 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.70 (br, 1H) 7.02 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.68 (D, J = 8.4 Hz, 2H) 7.83-7.90 (m, 4H) 9.89 (s, 1H)
Example 27c)

Dissolve 1.5 g of N1- (5-formyl-2-methoxybenzyl) -4- (trifluoromethyl) benzamide in 15 ml of toluene, add 0.52 g of 2,4-thiazolidinedione, 36 mg of pyrrolidine and 30 mg of acetic acid, The mixture was heated to reflux for 2 hours with a Stark apparatus. After cooling to room temperature, the precipitated crystals were collected by filtration, washed with ethyl acetate, dried, and N1- {5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-ylidene) methyl] -2. 1.4 g of -methoxybenzyl} -4- (trifluoromethyl) benzamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.90 (s, 3H) 4.47 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.70 (br, 1H) 7.17 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.40 (S, 1H) 7.54 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.70 (s, 1H) 7.87 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.13 (d, J = 8 .0Hz, 2H) 9.23 (t, J = 5.6 Hz, 1H)
Example 28
Production Example 28a)

N- (2-methoxybenzyl) -2-fluoro-4 was treated with 1.5 g of 2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoic acid and 0.90 g of 2-methoxybenzylamine in the same manner as in Production Example 27a). 2.0 g of-(trifluoromethyl) benzamide was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.90 (s, 3H) 4.67 (d, J = 4.8 Hz, 2H) 6.90-6.96 (m, 2H) 7.25-7.39 (m, 4H) 7 .52 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.24 (t, J = 8.0 Hz, 1H)
Production Example 28b)

N1- (2-methoxybenzyl) -2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzamide (2.0 g) was treated in the same manner as in Production Example 27b) to give N1- (5-formyl-2-methoxybenzyl) -2- 1.1 g of fluoro-4- (trifluoromethyl) benzamide was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 4.00 (s, 3H) 4.72 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 7.03 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.32 (br, 1H) 7.40 (D, J = 12.0 Hz, 1H) 7.53 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.84-7.88 (m, 2H) 8.25 (t, J = 8.0 Hz, 1H) ) 9.89 (s, 1H)
Example 28c)

N1- (5-formyl-2-methoxybenzyl) -2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzamide (1.1 g) was treated in the same manner as in Example 27c) to give N1- {5-[(2,4- Dioxo-1,3-thiazolane-5-ylidene) methyl] -2-methoxybenzyl} -2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzamide 0.70 g was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.89 (s, 3H) 4.45 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 7.18 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.44 (d, J = 2.0 Hz) , 1H) 7.55 (dd, J = 2.0, 8.8 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.71 (s, 1H) 7.83-7.90 (M, 2H) 9.02 (t, J = 5.6 Hz, 1H)
Example 29

0.55 g of N1- {5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-ylidene) methyl] -2-methoxybenzyl} -4- (trifluoromethyl) benzamide was added to N, N-dimethylformamide Suspend in 20 ml, add 0.60 g of 10% palladium on carbon, 50 degrees, 15 kg / cm²For 16 hours under hydrogen pressure. After the reaction, the catalyst was filtered and the solvent was distilled off under reduced pressure. Water was added to the residue, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine and dried over anhydrous magnesium sulfate. The solvent was distilled off under reduced pressure, and the residue was subjected to silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (1: 1), N1- {5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolane- 1.2 g of 5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl} -4- (trifluoromethyl) benzamide were obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.99 (dd, J = 9.2, 17.5 Hz, 1H) 3.28 (dd, J = 4.0, 17.5 Hz, 1H) 3.79 (s, 3H) 4.42 (D, J = 5.6 Hz, 2H) 4.79 (dd, J = 4.0, 9.2 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.08 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.10 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.84 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.08 (d, J = 8.0 Hz) , 2H) 9.05 (t, J = 5.6 Hz, 1H)
Example 30

Production Example of 0.70 g of N1- {5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolane-5-ylidene) methyl] -2-methoxybenzyl} -2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzamide 29) and treated with N1- {5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl} -2-fluoro-4- (trifluoromethyl). ) 0.47 g of benzamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.01 (dd, J = 9.6, 18.0 Hz, 1H) 3.31 (dd, J = 4.0, 18.0 Hz, 1H) 3.79 (s, 3H) 4.40 (D, J = 5.6 Hz, 2H) 4.81 (dd, J = 4.0, 9.6 Hz, 1H) 6.94 (d, J = 9.2 Hz, 1H) 7.12 (m, 2H 7.66 (d, J = 7.2 Hz, 1H) 7.80-7.84 (m, 2H) 8.88 (t, J = 5.6 Hz, 1H)
Example 31
Production Example 31a)

13.0 g of 2-methoxybenzylamine was dissolved in 80 ml of tetrahydrofuran, and a solution of 16 g of tert-butyl dicarbonate in tetrahydrofuran (20 ml) was added. After stirring at room temperature for 1 hour, the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved in ethyl acetate and washed sequentially with 1N hydrochloric acid and saturated brine. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, and then the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 19.0 g of tert-butyl N- (2-methoxybenzyl) carbamate.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.45 (s, 9H) 3.84 (s, 3H) 4.27-4.33 (m, 2H) 5.01 (br, 1H) 6.84 (d, J = 8.8 Hz) , 1H) 6.94 (t, J = 8.8 Hz, 1H) 7.23-7.29 (m, 2H)
MS m / e (ESI) 440 (MH⁺)
Production Example 31b)

6.04 g of tert-butyl N- (2-methoxybenzyl) carbamate was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and 4.6 g of N-bromosuccinimide was added. After stirring at room temperature for 3 hours, the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved in ethyl acetate, washed successively with water and saturated brine, and then thick. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and the solvent was removed under reduced pressure. The residue was washed with a mixed solution of methyl tert-butyl methyl ether and hexane to obtain 6.97 g of tert-butyl N- (5-bromo-2-methoxybenzyl) carbamate.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.45 (s, 9H) 3.62 (s, 3H) 4.26 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 4.97 (br, 1H) 6.72 (d, J = 8) .8 Hz, 1H) 7.34 (dd, J = 2.8, 11.2 Hz) 7.35 (s, 1H)
Production Example 31c)

Tertiary butyl N- (5-bromo-2-methoxybenzyl) carbamate 1.015 g, dichlorobis (triphenylphosphine) palladium (II) 45 mg, sodium formate 330 mg, and triphenylphosphine 17 mg in anhydrous N, N-dimethylformamide It melt | dissolved and it stirred at 110 degreeC under the carbon monoxide atmosphere for 2 hours. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate and washed with water and saturated aqueous sodium bicarbonate. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and the solvent was removed under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography, and 640 mg of tert-butyl N- (5-formyl-2-methoxybenzyl) carbamate was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.45 (s, 9H) 3.94 (s, 3H) 4.36 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 5.00 (br, 1H) 6.98 (d, J = 8) .4 Hz, 1H) 7.80-7.83 (m, 2H) 9.88 (s, 1H)
Production Example 31d)

Under a nitrogen atmosphere, 80 ml of hexamethyldisilazane sodium (1M tetrahydrofuran solution) was diluted with 40 ml of tetrahydrofuran and cooled to −78 ° C. Then, a solution of 11.68 g of ethyl 2-isopropoxyacetic acid in tetrahydrofuran (10 ml) was added. After stirring for 30 minutes, a solution of 10.73 g of tert-butyl N- (5-formyl-2-methoxybenzyl) carbamate in tetrahydrofuran (10 ml) was added, followed by further stirring for 1 hour, and then 100 ml of saturated aqueous ammonium chloride solution was added. The reaction solution was poured into 400 ml of water and 500 ml of ethyl acetate, and the organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate. The solvent was distilled off under reduced pressure, and the residue was purified by silica gel column chromatography (elution solvent: hexane-ethyl acetate), ethyl 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl). 12.8 g of -3-hydroxy-2-isopropoxypropanoate (mixture of erythro and threo forms) was obtained as a colorless oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.99 (d, J = 6.1 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.1 Hz, 3H) 1.19 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.44 (s , 9H) 2.91 (d, J = 5.2 Hz, 1H) 3.43 (sept, J = 6.1 Hz, 1H) 3.83 (s, 3H) 4.03 (d, J = 6.3 Hz) , 1H) 4.12 (q, J = 7.6 Hz, 2H) 4.29 (d, J = 6.6 Hz, 2H) 4.86 (dd, J = 5.2, 6.3 Hz, 1H) 4 .99 (t, J = 6.6 Hz, 1H) 6.81 (d, J = 8.7 Hz, 1H) 7.23-7.29 (m, 2H)
δ: 1.11 (t, J = 6.9 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.1 Hz, 3H) 1.19 (d, J = 6.1 Hz, 3H) 1.44 ( s, 9H) 3.00 (d, J = 4.4 Hz, 1H) 3.63 (sept, J = 6.1 Hz, 1H) 3.83 (s, 3H) 3.95 (d, J = 5. 9 Hz, 1H) 4.08 (q, J = 6.9 Hz, 2H) 4.29 (d, J = 6.6 Hz, 2H) 4.80 (dd, J = 4.4, 5.9 Hz, 1H) 4.99 (t, J = 6.6 Hz, 1H) 6.81 (d, J = 8.7 Hz, 1H) 7.23-7.29 (m, 2H)
Production Example 31e)

24.7 g of ethyl 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -3-hydroxy-2-isopropoxypropanoate (mixture of erythro and threo forms) was added to trifluoroacetic acid It melt | dissolved in 400 ml, 96 ml of triethylsilanes were added, and it stirred for 38 hours. The solvent was distilled off under reduced pressure, and the residue was dissolved in 300 ml of 3N hydrochloric acid and 200 ml of hexane. The aqueous layer was washed with 100 ml of hexane, made alkaline with 5N sodium hydroxide solution and extracted with dichloromethane 200 ml × 4. The organic layers were combined. After drying over anhydrous magnesium sulfate and distilling off the solvent under reduced pressure, tlc and¹13.0 g of ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate identical to the compound obtained in Preparation Example 2c) in H-nmr was obtained as a pale yellow oil. .
Example 31f)

To a solution of 18.67 g of ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate and 7.7 g of triethylamine in diethyl ether (300 ml), 2,4-dichlorobenzoyl chloride 15 was added under water cooling. .9 g of tetrahydrofuran (15 ml) solution was added dropwise. After stirring for 30 minutes under ice cooling and further for 30 minutes at room temperature, the reaction mixture was poured into 500 ml of water and extracted with 300 ml of ethyl acetate. The organic layer was washed successively with 200 ml of saturated aqueous sodium hydrogensulfate solution, 200 ml of saturated sodium hydrogencarbonate, and 200 ml of saturated brine, and then dried over anhydrous magnesium sulfate. After evaporating the solvent under reduced pressure, the residue was purified by silica gel column chromatography (elution solvent: hexane-ethyl acetate), tlc and¹Ethyl 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoate 28 identical to the compound obtained in Example 31 g) in H-nmr 0.2 g was obtained as a colorless solid.
Example 31g)

Ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate and 2,4-dichlorobenzoic acid were treated as in Example 19d) to give ethyl 3- (3- { [(2,4-Dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.14 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.23 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 2.87 (dd , J = 8.4, 13.6 Hz, 1H) 2.94 (dd, J = 4.8, 13.6 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.84 (s , 3H) 4.01 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.05-4.20 (m, 2H) 4.61 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.74 −6.84 (m, 1H) 6.79 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.16 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2) 0.0 Hz, 1H) 7.29 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.39 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.64 (d, J = 8.0 Hz, 1H) )
Example 31h)

The same treatment as in Example 1d) was carried out to obtain 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.02 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.91 (dd, J = 7.2, 14 Hz, 1H) 3.04 (Dd, J = 4.0, 14 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.84 (s, 3H) 4.09 (dd, J = 4.4, 7.6 Hz , 1H) 4.60 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.81 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.83 (m, 1H) 7.16 (dd, J = 2.4 , 8.4 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.29 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.39 (d, J = 2.0 Hz , 1H) 7.64 (d, J = 8.4 Hz, 1H)
Example 31i)

Dissolve 1.0 g of 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid in 5 ml of ethanol, and add 2.3 ml of 1N aqueous sodium hydroxide solution. In addition, the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain sodium 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoate.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.79 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.51 (dd, J = 9.2, 13.6 Hz, 1H) 2 .79 (dd, J = 4.0, 13.6 Hz, 1H) 3.48 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.63 (dd, J = 3.6, 8.8 Hz, 1H) 3 .75 (s, 3H) 4.35 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.82 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.07 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7 .15 (s, 1H) 7.48 (s, 2H) 7.67 (s, 1H) 8.87 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 32
Example 32a)

Ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate and 4-chloro-2-fluorobenzoic acid were treated as in Example 19d) to give ethyl 3- (3 -{[(4-Chloro-2-fluorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.13 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.22 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.86 (dd , J = 8.0, 14 Hz, 1H) 2.93 (dd, J = 4.8, 14 Hz, 1H) 3.49 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 4 .00 (dd, J = 5.2, 8.0 Hz, 1H) 4.05-4.25 (m, 2H) 4.62 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.80 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.10-7.20 (m, 2H) 7.20 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.23 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.2-7.35 (m, 1H) 8.06 (t, J = 8.4 Hz, 1H)
Example 32b)

In the same manner as in Example 1d), 3- (3-{[(4-chloro-2-fluorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.01 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.90 (dd, J = 7.6, 14 Hz, 1H) 3.04 (Dd, J = 4.0, 14 Hz, 1H) 3.55 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.87 (s, 3H) 4.09 (dd, J = 4.0, 7.6 Hz) , 1H) 4.62 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.82 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.08-7.18 (m, 2H) 7.16-7.28 (M, 2H) 7.24-7.38 (m, 1H) 8.05 (t, J = 8.4 Hz, 1H)
Example 32b)

In the same manner as in Example 31c), sodium 3- (3-{[(4-chloro-2-fluorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoate was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.77 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 0.95 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.53 (dd, J = 9.2, 14 Hz, 1H) 2.79 (Dd, J = 3.2, 14 Hz, 1H) 3.46 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.64 (dd, J = 3.6, 9.2 Hz, 1H) 3.76 (s 3H) 4.38 (t, J = 5.2 Hz, 2H) 6.82 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.07 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.10 (s) , 1H) 7.36 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.53 (d, J = 10 Hz, 1H) 7.67 (t, J = 8 Hz, 1H) 8.76 (m, 1H)
Example 33
Example 33a)

Ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate and 2-methoxy-6-methylnicotinic acid were treated in the same manner as in Example 19d) to give ethyl 2- Isopropoxy-3- [4-methoxy-3-({[(2-methoxy-6-methyl-3-pyridyl) carbonyl] amino} methyl) phenyl] propanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.12 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.21 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.47 (s , 3H) 2.86 (dd, J = 8.4, 14 Hz, 1H) 2.93 (dd, J = 5.2, 14 Hz, 1H) 3.49 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3 .89 (s, 3H) 4.00 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H) 4.04 (s, 3H) 4.1-4.2 (m, 2H) 4.62 (d , J = 6.0 Hz, 2H) 6.80 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.86 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.0, 8 0.0 Hz, 1H) 7.20 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.39 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 8.42 (m, 1H)
Example 33b)

2-Isopropoxy-3- [4-methoxy-3-({[(2-methoxy-6-methyl-3-pyridyl) carbonyl] amino} methyl) phenyl] propanoic acid was prepared by a method similar to Example 1d). Obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.03 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.14 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 2.47 (s, 3H) 2.90 (dd, J = 7.2) , 14 Hz, 1H) 3.04 (dd, J = 4.4, 14 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 3.89 (s, 3H) 4.06 (s, 3H ) 4.0-4.15 (m, 1H) 4.61 (d, J = 4.0 Hz, 2H) 6.81 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.86 (d, J = 7) .6 Hz, 1H) 7.12 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.20 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.37 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 8.48 (m, 1H)
Example 34

Ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate and 4-chloro-2-methoxybenzoic acid are treated as in Example 1d) following Example 20d). 3- (3-{[(4-chloro-2-methoxybenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.02 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.14 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.90 (dd, J = 7.6, 14 Hz, 1H) 3.03 (Dd, J = 4.4, 14 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.88 (s, 3H) 3.94 (s, 3H) 4.05-4.15 (M, 1H) 4.61 (dd, J = 2.0, 6.0 Hz, 2H) 6.81 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.95 (d, J = 2.0 Hz, 1H) ) 7.05 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.13 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.20 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.14 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 8.28 (t, J = 5.6 Hz, 1H)
Example 35
Example 35d)

Ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate and 2,6-dimethoxynicotinic acid were treated as in Example 1d) following Example 20d) 3- [3-({[(2,6-dimethoxy-3-pyridyl) carbonyl] amino} methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.00 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 1.13 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 2.89 (dd, J = 7.6, 14 Hz, 1H) 3.03 (Dd, J = 4.4, 14 Hz, 1H) 3.55 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.88 (s, 3H) 3.95 (s, 3H) 4.07 (s, 3H ) 3.8-4.2 (m, 1H) 4.60 (dd, J = 1.6, 6.0 Hz, 2H) 6.41 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.80 (d , J = 8.4 Hz, 1H) 7.13 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.32 (m, 1H) 8 .41 (d, J = 8.4 Hz, 1H)
Example 36
Production Example 36a)

A solution of 98 g of 2-isopropoxyacetic acid and 360 ml of triethylamine in tetrahydrofuran (4 l) was cooled to −25 ° C., 92 ml of 2,2-dimethylpropanoyl chloride was added dropwise, and the reaction solution was stirred at −20 ° C. for 5 hours. 50 g of anhydrous lithium chloride and 120 g of (4S) -4-benzyl-1,3-oxazolone-2-one were sequentially added, and the mixture was further stirred overnight at room temperature. The reaction mixture was filtered and concentrated under reduced pressure. The residue was dissolved in 2 l of ethyl acetate, washed with a saturated aqueous sodium hydrogen carbonate solution, and dried over anhydrous magnesium sulfate. The solvent was distilled off under reduced pressure, and the residue was purified by silica gel column chromatography (elution solvent: hexane-ethyl acetate), (4S) -4-benzyl-3- (2-isopropoxyacetyl) -1,3- 106.6 g of oxazolone-2-one was obtained as a colorless oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 2.81 (dd, J = 9.5, 13.4 Hz, 1H) 3.35 (dd, J = 3.2, 13.4 Hz) , 1H) 3.74 (sept, J = 6.0 Hz, 1H)) 4.24 (dd, J = 3.5, 9.3 Hz) 4.29 (t, J = 9.3 Hz, 1H) 65 (d, J = 19.5 Hz, 1H) 4.69 (m, 1H) 4.70 (d, J = 19.5 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 7.2 Hz, 2H) 30-7.45 (m, 3H)
Production Example 36b)

(4S) -4-Benzyl-3- (2-isopropoxyacetyl) -1,3-oxazolone-2-one 127.4 g of toluene (4 l) solution was divided into equal portions and cooled to -75 ° C. To each solution, 28.0 g of triethylamine was added. 232 ml of dibutyl boron triflate (1M dichloromethane solution) was added dropwise at a rate such that the internal temperature did not exceed -70 ° C. After stirring for 50 minutes after dropping, the internal temperature was raised to 0 ° C., stirring was continued for 50 minutes, and the mixture was cooled to −75 ° C. again. To this reaction solution, a solution of tert-butyl N- (5-formyl-2-methoxybenzyl) carbamate in dichloromethane (1.4 l) previously cooled to about -70 ° C was added using canel, and the mixture was added at -75 ° C for 30 minutes. After stirring, the internal temperature was raised to 0 ° C. by 10 ° C. every 10 minutes over about 1 hour. After stirring at 0 ° C. for 75 minutes, a mixed solution of 1.21 l of methanol, 0.605 l of pH 7 buffer (sodium dihydrogen phosphate-citric acid) and 0.262 l of hydrogen peroxide (30% aqueous solution) was added. The two reaction solutions were combined, poured into 9 l of water and extracted with 1 l of dichloromethane. The organic layer was washed with 4 l of saturated brine, and the aqueous layers were combined and extracted with 4 l of ethyl acetate. All organic layers were combined and dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: hexane-ethyl acetate), tert-butyl N- (5- (1R, 2S) -3-[(4S) -4-benzyl-2-oxo-1 , 3-Oxazolan-3-yl] -1-hydroxy-2-isopropoxy-3-oxopropyl-2-methoxybenzyl) carbamate 111.0 g was obtained as a colorless solid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.17 (d, J = 6.2 Hz, 3H) 1.21 (d, J = 6.2 Hz, 3H) 1.43 (s, 9H) 2.75 (dd, J = 9.6) , 13.2 Hz, 1H) 3.02-3.15 (br.s, 1H) 3.24 (dd, J = 3.6, 13.2 Hz, 1H) 3.64-3.73 (m, 2H 3.83 (s, 3H) 4.02 (d, J = 8.2 Hz, 1H) 4.23 (dd, J = 6.2, 15.6 Hz, 1H) 4.31 (dd, J = 6) .4, 15.6 Hz, 1H) 4.46 (m, 1H) 4.78 (d, J = 5.6 Hz, 1H) 4.99 (m, 1H) 5.42 (d, J = 5.6 Hz) , 1H) 6.83 (d, J = 8.3 Hz, 1H) 7.19 (d, J = 7.2 Hz, 2H) 7.26-7.39 (m, 5H)
Production Example 36c)

Tert-Butyl N- (5- (1R, 2S) -3-[(4S) -4-benzyl-2-oxo-1,3-oxazolan-3-yl] -1-hydroxy as in Preparation Example 31e) After reducing 8.96 g of 2-isopropoxy-3-oxopropyl-2-methoxybenzyl) carbamate, 50 ml of 4N hydrochloric acid ethyl acetate solution was added to the crude product. After the solvent was distilled off under reduced pressure, the residue was suspended in diisopropyl ether-hexane, the solid was collected by filtration, washed with the above solvent, and (4S) -3- (2S) -3- [3- (aminomethyl). ) -4-Methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoyl-4-benzyl-1,3-oxazolan-2-one hydrochloride (7.89 g) was obtained as a colorless solid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.00 (d, J = 6.3 Hz, 3H) 1.14 (d, J = 6.3 Hz, 3H) 2.77-2.85 (m, 2H) 2.94 (dd, J = 3.5, 11.9 Hz, 1H) 3.28 (dd, J = 1.7, 12.8 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.3 Hz, 1H) 3.82 (s, 3H 4.10-4.19 (m, 4H) 4.64 (m, 1H) 5.28 (dd, J = 3.5, 7.9 Hz, 1H) 6.81 (d, J = 8.4 Hz) , 1H) 7.20 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 7.25-7.34 (m, 5H) 8.25 (br.s, 3H)
Production Example 36d)

(4S) -3- (2S) -3- [3- (Aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoyl-4-benzyl-1,3-oxazolane as in Preparation Example 31f) After 7.66 g of 2-one hydrochloride was amidated, the crude product was dissolved in 20 ml of ethyl acetate under reflux and cooled to room temperature. 60 ml of diisopropyl ether and 120 ml of hexane were sequentially added, and the precipitate was collected by filtration to give N1- (5- (2S) -3-[(4S) -4-benzyl-2-oxo-1,3-oxazolan-3-yl. ] -2 Isopropoxy-3-oxopropyl-2-methoxybenzyl) -2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzamide 6.46 g was obtained as a colorless solid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.04 (d, J = 6.2 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.2 Hz, 3H) 2.75 (dd, J = 10.1, 12.6 Hz, 1H) 2 .88 (dd, J = 7.9, 13.9 Hz, 1H) 2.93 (dd, J = 4.7, 13.9 Hz, 1H) 3.32 (dd, J = 3.5, 12.6 Hz) , 1H) 3.52 (sept, J = 6.2 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 3.98 (t, J = 8.5 Hz, 1H) 4.11 (dd, J = 2.6 , 8.5 Hz, 1H) 4.56 (m, 1H) 4.65 (d, J = 5.9 Hz, 2H) 5.34 (dd, J = 4.7, 7.9 Hz, 1H) 6.8 (D, J = 8.7 Hz, 1H) 7.20-7.38 (m, 8H) 7.56 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.34 (t, J = 8.7 Hz, 1H)
Example 36e)

As in Preparation Example 36b), 1.39 g of (4S) -4-benzyl-3- (2-isopropoxyacetyl) -1,3-oxazolone-2-one and N1- (5-formyl-2-methoxybenzyl) From 0.89 g of 2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzamide to N1- (5- (2S) -3-[(4S) -4-benzyl-2-oxo-1,3-oxazolan-3-yl ] 1.36 g of 1-hydroxy-2-isopropoxy-3-oxopropyl-2-methoxybenzyl) -2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzamide was obtained as a colorless solid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.20 (d, J = 3 Hz, 3H) 2.67 (dd, J = 9.6, 13.4 Hz, 1H) 3.05 -3.14 (br.s, 1H) 3.25 (dd, J = 3.8, 13.4 Hz, 1H) 3.61 (t, J = 8.6 Hz, 1H) 3.67 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 3.93 (dd, J = 1.7, 8.6 Hz, 1H) 4.44 (m, 1H) 4.60 (dd, J = 5 .2, 14.1 Hz, 1H) 4.66 (dd, J = 5.2, 14.1 Hz) 4.79 (d, J = 5.8 Hz, 1H) 5.42 (d, J = 5.8 Hz) , 1H) 6.88 (d, J = 8.7 Hz, 1H) 7.19 (d, J = 7.1 Hz, 2H) 7.27-7.33 (m, 4H) 7.36 (dd, J = 0.8,11 1Hz, 1H) 7.39 (dd, J = 2.0,8.0Hz, 1H) 7.44 (d, J = 7.7Hz, 1H) 8.03 (t, J = 7.7Hz, 1H)
Example 36f)

N1- (5- (2S) -3-[(4S) -4-benzyl-2-oxo-1,3-oxazolan-3-yl] -1-hydroxy-2-isopropoxy as in Preparation Example 31e) -3-oxopropyl-2-methoxybenzyl) -2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzamide from 1.36 g to tlc and¹N1- (5- (2S) -3-[(4S) -4-benzyl-2-oxo-1,3-oxazolan-3-yl]-identical to the compound obtained in Preparation Example 36d) in H-nmr 1.30 g of 2-isopropoxy-3-oxopropyl-2-methoxybenzyl) -2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzamide was obtained as a colorless solid.
Example 36g)

N1- (5- (2S) -3-[(4S) -4-benzyl-2-oxo-1,3-oxazolan-3-yl] -2-isopropoxy-3-oxo as in Preparation Example 37c) Propyl-2-methoxybenzyl) -2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzamide from 6.46 g to tlc and¹(2S) -3- [3-([2-Fluoro-4- (tofluorofluoromethyl) benzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2 identical to the compound obtained in Example 6a) in H-nmr -4.81 g of isopropoxypropanoic acid was obtained as a colorless oil. Purity by HPLC analysis: 97.7%, optical purity: 96.8% e.e. e. (OD column; flow rate 0.5 ml / min; 2-propanol: hexane: trifluoroacetic acid = 700: 300: 1).
Example 37
Production Example 37a)

To a solution of 50 mL of 2-methoxybenzylamine and 123 mL of pyridine in N, N-dimethylformamide (400 mL) was dropped 45 mL of 2,4-dichlorobenzoyl chloride at 5-10 ° C. over 1.5 hours, and then 16 mL at room temperature. Stir for hours. The reaction solution was diluted with ethyl acetate, saturated aqueous ammonium chloride solution and 1N aqueous sodium hydroxide solution. The organic layer was washed with 1N aqueous sodium hydroxide, 1N hydrochloric acid (× 2), saturated aqueous ammonium chloride (× 2), and saturated brine, then dried over anhydrous sodium sulfate and concentrated. The residue was suspended in diisopropyl ether (300 mL) and diethyl ether (500 mL), the solid was collected by filtration and washed with diethyl ether, and 81.1 g of N1- (2-methoxybenzyl) -2,4-dichlorobenzamide was added. Obtained as a pale yellow solid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.87 (s, 3H) 4.64 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.82 (br, 1H) 6.89 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.92 −6.98 (m, 1H) 7.26−7.32 (m, 2H) 7.35 (dd, J = 2.4, 7.6 Hz, 1H) 7.40 (d, J = 2.4 Hz) , 1H) 7.65 (d, J = 8.4 Hz, 1H)
Production Example 37b)

To a solution of 10.0 g of N1- (2-methoxybenzyl) -2,4-dichlorobenzamide in trifluoroacetic acid (200 mL), 9.04 g of hexamethylenetetramine was added and stirred at 50 ° C. for 23 hours. The reaction solution was allowed to cool to room temperature and concentrated. The residue was diluted with ice water and adjusted to pH = 11-12 with 1N aqueous sodium hydroxide solution. This was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with 1N aqueous sodium hydroxide solution (× 3), 1N hydrochloric acid (× 2), and saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and filtered through 100 g of silica gel. After the filtrate was concentrated, the residue was suspended in ethyl acetate. The solid was collected by filtration and washed with ethyl acetate to obtain 7.15 g of N1- (5-formyl-2-methoxybenzyl) -2,4-dichlorobenzamide as a colorless solid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.97 (s, 3H) 4.68 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.81 (br, 1H) 7.01 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.31 (Dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.41 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.85 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.90 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 9.88 (s, 1H)
Example 37c)

Similar to Preparation Example 36b), 125.0 g of (4S) -4-benzyl-3- (2-isopropoxyacetyl) -1,3-oxazolone-2-one and N1- (5-formyl-2-methoxybenzyl) From N- (5- (2S) -3-[(4S) -4-benzyl-2-oxo-1,3-oxazolan-3-yl] -1-hydroxy- from 101.9 g of 2,4-dichlorobenzamide There were obtained 167.0 g of 2-isopropoxy-3-oxopropyl-2-methoxybenzyl) -2,4-dichlorobenzamide as a colorless solid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.15 (d, J = 6.2 Hz, 3H) 1.20 (d, J = 6.2 Hz, 3H) 2.71 (dd, J = 9.5, 14.1 Hz, 1H) 3 .06-3.15 (br.s, 1H) 3.25 (dd, J = 3.2, 14.1 Hz, 1H) 3.68 (sept, J = 6.2 Hz, 1H) 3.69 (dd , J = 7.8, 8.5 Hz, 1H) 3.84 (s, 3H) 3.97 (dd, J = 2.1, 8.5 Hz, 1H) 4.44 (m, 1H) 4.58 (Dd, J = 5.3, 13.9 Hz, H) 4.63 (dd, J = 5.3, 13.9 Hz, 1H) 4.79 (d, J = 5.6 Hz, 1H) 5.40 (D, J = 5.6 Hz, 1H) 6.73 (t, J = 5.3 Hz, 1H) 6.85 (d, J = 8.2 Hz, 1H) 7.16 (d, J = 7.0 Hz) , 2H) 7.25 7.34 (m, 5H) 7.37 (dd, J = 1.9, 8.2 Hz, 1H) 7.40 (d, J = 1.9 Hz, 1H) 7.58 (d, J = 8. 2Hz, 1H)
Production Example 37d)

N1- (5- (2S) -3-[(4S) -4-benzyl-2-oxo-1,3-oxazolan-3-yl] -1-hydroxy-2-isopropoxy as in Preparation Example 31e) The crude product was obtained from 167 g of -3-oxopropyl-2-methoxybenzyl) -2,4-dichlorobenzamide, which was dissolved in 550 ml of ethyl acetate under reflux, cooled to room temperature, 550 ml of diisopropyl ether and hexane. 800 ml was sequentially added, and the precipitate was collected by filtration, and N1- (5- (2S) -3-[(4S) -4-benzyl-2-oxo-1,3-oxazolan-3-yl] -2- 119.7 g of isopropoxy-3-oxopropyl-2-methoxybenzyl) -2,4-dichlorobenzamide was obtained as a colorless solid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.04 (d, J = 6.2 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.2 Hz, 1H) 2.96 (dd, J = 9.1, 13.3 Hz, 1H) 2 .89 (dd, J = 7.8, 13.2 Hz, 1H) 2.94 (dd, J = 5.3, 13.2 Hz, 1H) 3.30 (dd, J = 3.1, 13.3 Hz , 1H) 3.53 (sept, J = 6.2 Hz, 1H) 3.84 (s, 3H) 4.02 (t, J = 8.4 Hz, 1H) 4.11 (dd, J = 1.6 , 8.4 Hz, 1H) 4.57 (m, 1H) 4.59 (dd, J = 6.2, 14.3 Hz, 1H) 4.63 (dd, J = 6.2, 14.3 Hz, 1H) ) 5.34 (dd, J = 5.3, 7.8 Hz, 1H) 6.75 (t, J = 6.2 Hz, 1H) 6.80 (d, J = 8.2 Hz, 1H) 7.19 (D, J = .3Hz, 2H) 7.22-7.33 (m, 6H) 7.40 (d, J = 2.8Hz, 1H) 7.63 (d, J = 10.3Hz, 1H)
Example 37e)

N1- (5- (2S) -3-[(4S) -4-benzyl-2-oxo-1,3-oxazolan-3-yl] -2-isopropoxy-3-oxopropyl-2-methoxybenzyl) 400 ml of water was added to a solution of 124.9 g of 2,4-dichlorobenzamide in tetrahydrofuran (1.6 l) and cooled to −10 ° C., then 184 ml of 30% hydrogen peroxide and 20.3 g of lithium hydroxide (150 ml) ) The solution was added sequentially and stirred at 4 ° C. for 24 hours. After cooling again to −10 ° C., 1.5 L of 2M sodium sulfite aqueous solution was added, the pH was adjusted to 2-3 with 5N hydrochloric acid, and the mixture was extracted with 1.5 l of ethyl acetate. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and the solvent was removed under reduced pressure. The residue was dissolved in 1N sodium hydroxide, and the aqueous layer was extracted four times with 1 l of a 4: 1 mixed solvent of diethyl ether-dichloromethane. The organic layers were combined and the solvent was removed under reduced pressure. The residue was recrystallized from ethyl acetate-hexane to recover 33.7 g of (4S) -4-benzyl-3- (2-isopropoxyacetyl) -1,3-oxazolone-2-one. The aqueous layer was adjusted to pH 2-3 with 5N hydrochloric acid and extracted with 1.5 l and 0.5 l dichloromethane. The organic layers were combined and dried over anhydrous magnesium sulfate, and then the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain tlc and¹(2S) -3- [3-([2,4-Dichlorobenzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid 87 identical to the compound obtained in Preparation Example 31b) in H-nmr 0.7 g was obtained. Purity by HPLC analysis: 98.6% (OD column; flow rate 0.5 ml / min; 2-propanol: hexane: trifluoroacetic acid = 700: 300: 1). This compound was purified by silica gel column chromatography (elution solvent hexane-ethyl acetate), and then recrystallized from 410 ml of ethyl acetate and 410 ml of heptane, whereby purity by HPLC analysis: 99.8%, optical purity: 99.7 % E. e. 61.6 g of a colorless solid was obtained.
Example 38
Production Example 38a)

A toluene (50 mL) suspension of 2.75 g of tert-butyl N- (5-formyl-2-methoxybenzyl) carbamate and 4.73 g of (triphenylphosphoranylidene) acetaldehyde was stirred at 80 ° C. for 16 hours. The reaction solution was allowed to cool to room temperature, insoluble material was filtered off through silica gel, and the filtrate was concentrated. Ethyl 5- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2 was prepared in the same manner as in Production Example 1a) and Production Example 1b) using 2.47 g of the obtained residue. -630 mg of isopropoxypentanoate was obtained as a colorless oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.13 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.19 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.27 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.44 (s , 9H) 1.50-1.80 (m, 4H) 2.55 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.81 (s, 3H 3.88 (dd, J = 4.8, 7.6 Hz, 1H) 4.19 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.27 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 5.01 (Br, 1H) 6.76 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.00-7.08 (m, 2H)
Example 38b)

To 50 mg of ethyl 5- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypentanoate was added 2 mL of 4N HCl / dioxane, and the mixture was stirred at room temperature for 3.5 hours. . After concentrating the reaction solution, the residue was dissolved in 2 mL of N, N-dimethylformamide, and 12 mg of 2,4-dichlorobenzoic acid, 9 μL of diethyl cyanophosphonate and 17 μL of triethylamine were added to 1 mL, and the mixture was stirred at room temperature for 17 hours. did. The reaction mixture was diluted with water and extracted with ethyl acetate. After the organic layer was concentrated, the residue was dissolved in 0.4 mL of methanol, 0.1 mL of 5N aqueous sodium hydroxide solution was added, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction solution was concentrated and neutralized with 1N hydrochloric acid. After extraction with ethyl acetate, purification was performed by HPLC using a water-acetonitrile-trifluoroacetic acid system as an elution solvent on a reverse-phase column, and 5- (3 {[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] Methyl} -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypentanoic acid 5.02 mg was obtained.
MS m / e (ESI) 468 (MH⁺)
Example 39

2-isopropoxy-5- [4-methoxy-3-({[(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] amino} methyl) phenyl] pentanoic acid is ethyl 5- Obtained in the same manner as in Example 38, using (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypentanoate.
MS m / e (ESI) 497 (MH⁺)
Example 40
Production Example 40a)

Using 4.0 g of 4-pyridinecarboxaldehyde, 4.88 g of ethyl 2-isopropoxy-3- (4-pyridyl) propanoate was obtained as a colorless oil in the same manner as in Production Example 1a) and Production Example 1b). It was.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.93 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.26 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.92 (dd , J = 8.8, 13.6 Hz, 1H) 3.00 (dd, J = 4.4, 13.6 Hz, 1H) 3.52 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.06 (dd , J = 4.4, 8.8 Hz, 1H) 4.15-4.24 (m, 2H) 7.19 (dd, J = 1.6, 4.4 Hz, 2H) 8.51 (dd, J = 1.6, 4.4 Hz, 2H)
Production Example 40b)

To a solution of 4.88 g of ethyl 2-isopropoxy-3- (4-pyridyl) propanoate in dichloromethane (50 mL) was added 6.0 g of m-chloroperbenzoic acid, and the mixture was stirred at room temperature for 1.5 hours. The reaction solution was diluted with a saturated aqueous sodium hydrogen carbonate solution, and then the aqueous layer was extracted three times with dichloromethane. The combined organic layers were dried over anhydrous sodium sulfate and concentrated to give 6.40 g of a crude product of 4- (3-ethoxy-2-isopropoxy-3-oxopropyl) -1-pyridinium oleate as a yellow oil. Got as.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.27 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.93 (dd , J = 8.8, 14.0 Hz, 1H) 3.00 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.55 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.03 (dd , J = 4.0, 8.8 Hz, 1H) 4.16-4.25 (m, 2H) 7.20-7.25 (m, 2H) 8.16-8.21 (m, 2H)
Production Example 40c)

To a solution of 6.40 g of the crude product of 4- (3-ethoxy-2-isopropoxy-3-oxopropyl) -1-pyridinium oleate and 3.3 mL of trimethylsilyl cyanide in dichloromethane (60 mL), 2.3 mL of dimethylcarbamyl chloride. Was added dropwise over 40 minutes, followed by stirring for 11.5 hours. A 10% aqueous potassium carbonate solution was added to the reaction solution, and the mixture was stirred at room temperature for 30 minutes. The organic layer was dried over anhydrous sodium sulfate and concentrated. The residue was purified by silica gel flash column chromatography to obtain 3.87 g of ethyl 3- (2-cyano-4-pyridyl) -2-isopropoxypropanoate as a pale yellow oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.94 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.28 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.99 (dd , J = 8.8, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.06 (dd , J = 4.0, 8.8 Hz, 1H) 4.17-4.26 (m, 2H) 7.43 (dd, J = 1.6, 5.0 Hz, 1H) 7.63 (dd, J = 0.8, 1.6 Hz, 1H) 8.61 (dd, J = 0.8, 5.0 Hz, 2H)
Production Example 40d)

Dissolve 1.0 g of ethyl 3- (2-cyano-4-pyridyl) -2-isopropoxypropanoate in 70 mL of ethanol, add 1.9 mL of concentrated hydrochloric acid and 0.9 g of 10% palladium carbon, and under a hydrogen atmosphere, Stir at room temperature for 2 hours. The catalyst was removed by filtration, the solvent was distilled off under reduced pressure, and the residue was azeotroped with ethyl acetate and toluene to give ethyl 3- [2- (aminomethyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride. 21 g was obtained as a crude product.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.90 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.19 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.96 (dd , J = 8.8, 14.0 Hz, 1H) 3.08 (dd, J = 4.4, 8.8 Hz, 1H) 3.55 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.13 (q , J = 7.2 Hz, 2H) 4.25 (br, 2H) 4.31 (dd, J = 4.4, 8.8 Hz, 1H) 7.52 (d, J = 5.2 Hz, 1H) 7 97 (s, 1H) 8.63 (d, J = 5.2 Hz, 1H) 8.66-8.83 (m, 3H)
Example 40e)

3- (2-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-pyridyl) -2-isopropoxypropanoic acid trifluoroacetate is ethyl 3- [2- (aminomethyl) -4-pyridyl This was obtained in the same manner as in Example 19d) and Example 19e) using 2-isopropoxypropanoate hydrochloride.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 3.27 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 3.69 (sept , J = 6.0 Hz, 1H) 4.30 (t, J = 5.6 Hz, 1H) 4.80-4.91 (m, 2H) 7.27 (dd, J = 2.0, 7.8 Hz) , 1H) 7.39 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.48 (d, J = 7.8 Hz, 1H) 7.68 (dd, J = 1.6, 6.0 Hz, 1H) 7 .93 (d, J = 1.6 Hz, 1H) 8.56 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 8.60 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 440 (MH⁺)
Example 41

2-Isopropoxy-3- [2-({[(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] amino} methyl) -4-pyridyl] propanoic acid trifluoroacetate is It was obtained in the same manner as Example 19d) and Example 19e) using ethyl 3- [2- (aminomethyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.19 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.72 (s, 3H) 3.28 (d, J = 6.0 Hz) , 2H) 3.71 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.31 (t, J = 5.6 Hz, 1H) 4.84 (dd, J = 2.8, 5.6 Hz, 2H) 7 .41-7.49 (m, 3H) 7.68 (dd, J = 2.0, 6.0 Hz, 1H) 7.88-7.93 (m, 2H) 7.94 (d, J = 1) .2 Hz, 1H) 8.57 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 8.74 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 411 (MH⁺)
Example 42

3- (2-{[(2-Chloro-4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl} -4-pyridyl) -2-isopropoxypropanoic acid trifluoroacetate is ethyl 3- [2- (aminomethyl)- 4-Pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride was used in the same manner as in Example 19d) and Example 19e).
MS m / e (ESI) 435 (MH⁺)
Example 43

3- (2-{[(2-Chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl} -4-pyridyl) -2-isopropoxypropanoic acid trifluoroacetate is ethyl 3- [2- (aminomethyl) -4 -Pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride was used in the same manner as in Example 19d) and Example 19e).
MS m / e (ESI) 435 (MH⁺)
Example 44

3- [2-({[2-Chloro-4- (cyclopentyloxy) benzoyl] amino} methyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoic acid trifluoroacetate is ethyl 3- [2- (aminomethyl ) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride was obtained in the same manner as Example 19d) and Example 19e).
MS m / e (ESI) 461 (MH⁺)
Example 45

Ethyl 3- [2-({[2-Fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoyl] amino} methyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoic acid trifluoroacetate is ethyl 3- [2- ( Aminomethyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride was used in the same manner as in Example 19d) and Example 19e).
MS m / e (ESI) 429 (MH⁺)
Example 46

2-Isopropoxy-3- {2-[({[4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonyl} amino) methyl] -4-pyridyl} propanoic acid The trifluoroacetate salt was obtained in the same manner as Example 19d) and Example 19e) using ethyl 3- [2- (aminomethyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride.
MS m / e (ESI) 454 (MH⁺)
Example 47

3- {2-[({[2- (3-Chloro-4-fluorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonyl} amino) methyl] -4-pyridyl} -2- Isopropoxypropanoic acid trifluoroacetic acid salt is ethyl 3- [2- (aminomethyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride, and is the same method as Example 19d) and Example 19e) Got in.
MS m / e (ESI) 492 (MH⁺)
Example 48

3- {2-[({[2- (4-Chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonyl} amino) methyl] -4-pyridyl} -2-isopropoxypropanoic acid tri The fluoroacetate was obtained in the same manner as Example 19d) and Example 19e) using ethyl 3- [2- (aminomethyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride.
MS m / e (ESI) 474 (MH⁺)
Example 49

3- {2-[({[2- (2-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonyl} amino) methyl] -4-pyridyl} -2-isopropoxypropanoic acid tri The fluoroacetate was obtained in the same manner as Example 19d) and Example 19e) using ethyl 3- [2- (aminomethyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride.
MS m / e (ESI) 474 (MH⁺)
Example 50

3- {2-[({[2- (2,4-dichlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonyl} amino) methyl] -4-pyridyl} -2-isopropoxypropane The acid trifluoroacetate salt was obtained in the same manner as Example 19d) and Example 19e) using ethyl 3- [2- (aminomethyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride. .
MS m / e (ESI) 508 (MH⁺)
Example 51

2-Isopropoxy-3- {2-[({[2- (4-methoxyphenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonyl} amino) methyl] -4-pyridyl} propanoic acid The trifluoroacetate salt was obtained in the same manner as Example 19d) and Example 19e) using ethyl 3- [2- (aminomethyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride.
MS m / e (ESI) 470 (MH⁺)
Example 52

2-Isopropoxy-3- {2-[({[4-methyl-2- (2-methylphenyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonyl} amino) methyl] -4-pyridyl} propanoic acid The trifluoroacetate salt was obtained in the same manner as Example 19d) and Example 19e) using ethyl 3- [2- (aminomethyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride.
MS m / e (ESI) 454 (MH⁺)
Example 53

2-isopropoxy-3- {2-[({[4-methyl-2- (2-thienyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonyl} amino) methyl] -4-pyridyl} propanoic acid tri The fluoroacetate was obtained in the same manner as Example 19d) and Example 19e) using ethyl 3- [2- (aminomethyl) -4-pyridyl] -2-isopropoxypropanoate hydrochloride.
MS m / e (ESI) 446 (MH⁺)
Example 54

In the same manner as in Example 19d) and Example 19e) using cinnamic acid, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(E) -3-phenyl-2-propenoyl] aminomethyl ) Phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 398 (MH⁺)
Example 55

In the same manner as in Example 54, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(E) -2-methyl-3-phenyl-2-propenoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was obtained. It was.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.09 (d, J = 1.2 Hz, 3H) 2.92 (dd , J = 7.2, 13.6 Hz, 1H) 3.07 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.60 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.87 (s 3H) 4.12 (dd, J = 4.4, 7.2 Hz, 1H) 4.54 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.46 (br, 1H) 6.82 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.15 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.26-7.39 (m, 6H) )
MS m / e (ESI) 412 (MH⁺)
Example 56

In the same manner as in Example 54, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(E) -3- (2-chlorophenyl-2-propenoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was obtained. .
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.92 (dd, J = 7.2, 13.6 Hz, 1H) 3 .05 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 4.11 (t, J = 4.4 Hz) , 1H) 4.54 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.22 (br, 1H) 6.40 (d, J = 16.0 Hz, 1H) 6.81 (d, J = 8.4 Hz) , 1H) 7.14 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.21-7.27 (m, 2H) 7.40 (d, J = 2.0, 7.6 Hz, 1H) 7.56 (D, J = 7.6 Hz, 1H) 7.97 (d, J = 16.0 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 432 (MH⁺)
Example 57

In the same manner as in Example 54, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(E) -3- (3-chlorophenyl-2-propenoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was obtained. .
MS m / e (ESI) 432 (MH⁺)
Example 58

In the same manner as in Example 54, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(E) -3- (4-chlorophenyl-2-propenoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was obtained. .
MS m / e (ESI) 432 (MH⁺)
Example 59

In the same manner as in Example 54, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(E) -3- (3,4-dichlorophenyl-2-propenoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was added. Obtained.
MS m / e (ESI) 466 (MH⁺)
Example 60
Production Example 60a)

600 mg of diethylphosphonoacetic acid and 969 mg of 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester were dissolved in 10 ml of N, N-dimethylformamide, 470 μl of diethyl cyanophosphonate, 1.07 ml of triethylamine was added sequentially. The mixture was stirred overnight at room temperature, the reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. 1.387 g of 3- [3-([2- (diethoxyphosphoryl) acetyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.23-1.30 (m, 9H) 2.84 (d, J = 20.4 Hz, 2H) 2.85-2.94 (m, 2H) 3.48 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.84 (s, 3H) 4.00 (dd, J = 4 .8, 8.4 Hz, 1H) 4.03-4.21 (m, 6H) 4.43 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.77 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7 .12-7.15 (m, 2H)
Example 60b)

15 mg of 3- [3-([2- (diethoxyphosphoryl) acetyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester is dissolved in 0.4 ml of tetrahydrofuran, and about lithium hydride 3 mg was added and stirred at room temperature for 0.5 hour. A solution of 10 mg of 4- (trifluoromethyl) benzaldehyde in N, N-dimethylformamide (0.1 ml) was added. After stirring at room temperature for 1 hour, 0.5 ml of methanol and 0.1 ml of 5N sodium hydroxide were added, and the mixture was stirred overnight at room temperature. Then, 1N hydrochloric acid was added, extracted with ethyl acetate, and the solvent was concentrated under reduced pressure. The residue was purified by HPLC to give 2-isopropoxy-3--4-methoxy-3-[((E) -3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -2-propenoylamino) methyl] phenylpropion 9.26 mg of acid was obtained.
MS m / e (ESI) 466 (MH⁺)
Example 61

In the same manner as in Example 60, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(E) -3- (2,3-dichlorophenyl-2-propenoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was added. Obtained.
MS m / e (ESI) 466 (MH⁺)
Example 62

In a manner similar to Example 60, 2-isopropoxy-3--4-methoxy-3-[((E) -3- [2-fluoro-3- (trifluoromethyl) phenyl] -2-propenoylamino ) Methyl] phenylpropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 484 (MH⁺)
Example 63

In the same manner as in Example 60, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(E) -3- (2,4-dichlorophenyl-2-propenoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was added. Obtained.
MS m / e (ESI) 466 (MH⁺)
Example 64

In a manner similar to Example 60, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(E) -3- (4-bromo-2-fluorophenyl-2-propenoyl] aminomethyl) phenyl] Propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 494 (MH⁺)
Example 65

In the same manner as in Example 60, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(E) -3- (2,5-dichlorophenyl-2-propenoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was added. Obtained.
MS m / e (ESI) 466 (MH⁺)
Example 66

In the same manner as in Example 60, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(E) -3- (1-naphthyl) -2-propenoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was obtained. It was.
MS m / e (ESI) 448 (MH⁺)
Example 67
Production Example 67a)

2-Diethylphosphonopropionic acid 643 mg and 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypionic acid ethyl ester 973 mg were dissolved in 10 ml of N, N-dimethylformamide, and cyanophosphonic acid was dissolved. Diethyl 470 μl and triethylamine 1.07 ml were sequentially added. The mixture was stirred overnight at room temperature, the reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. There was obtained 1.310 g of 3- [3-([2- (diethoxyphosphoryl) propanoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24-1.29 (m, 9H) 1.40 (dd, J = 7.2, 17.6 Hz, 3H) 2.79-2.94 (m, 3H) 3.50 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.84 (s, 3H) 3.98-4 .2 (m, 7H) 4.43 (d, J = 4.8 Hz, 2H) 6.77 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.12 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7 .16 (s, 1H)
Example 67b)

In the same manner as in Example 60, 3- [3-([(E) -3- (2-chlorophenyl) -2-methyl-propenoyl] aminomethyl) -4 methoxyphenyl] -2-isopropoxypropionic acid was added. Obtained.
MS m / e (ESI) 446 (MH⁺)
Example 68

In a manner similar to Example 60, 3- [3-([(E) -3- (2-methylphenyl) -2-methyl-propenoyl] aminomethyl) -4 methoxyphenyl] -2-isopropoxypropionic acid Got.
MS m / e (ESI) 426 (MH⁺)
Example 69

In the same manner as in Example 60, 3- [3-([(E) -3- (4-chlorophenyl) -2-methyl-propenoyl] aminomethyl) -4 methoxyphenyl] -2-isopropoxypropionic acid was added. Obtained.
MS m / e (ESI) 446 (MH⁺)
Example 70

In a manner similar to Example 60, 2-isopropoxy-3--4-methoxy-3-[((E) -2-methyl-3- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -2-propenoyl emi No) methyl] phenylpropionic acid.
MS m / e (ESI) 480 (MH⁺)
Example 71

In a manner similar to Example 60, 3- [3-([(E) -3- (2,3-dichlorophenyl) -2-methyl-propenoyl] aminomethyl) -4 methoxyphenyl] -2-isopropoxypropion The acid was obtained.
MS m / e (ESI) 480 (MH⁺)
Example 72

In a manner similar to that in Example 60, 3-3-3 [((E) -3- [2-fluoro-3- (trifluoromethyl) phenyl] -2-methyl-2-propenoylamino) methyl] -4 -Methoxyphenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 498 (MH⁺)
Example 73

In a manner similar to Example 60, 3- [3-([(E) -3- (3-fluoro-2-methylphenyl) -2-methyl-propenoyl] aminomethyl) -4 methoxyphenyl] -2- Isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 444 (MH⁺)
Example 74

In a manner similar to Example 60, 3- [3-([(E) -3- (2,4-dichlorophenyl) -2-methyl-propenoyl] aminomethyl) -4 methoxyphenyl] -2-isopropoxypropion The acid was obtained.
MS m / e (ESI) 480 (MH⁺)
Example 75

In a manner similar to Example 60, 3- [3-([(E) -3- (2-fluoro-4-bromophenyl) -2-methyl-propenoyl] aminomethyl) -4 methoxyphenyl] -2- Isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 510 (MH⁺)
Example 76

In a manner similar to Example 60, 3- [3-([(E) -3- (3,4-dichlorophenyl) -2-methyl-propenoyl] aminomethyl) -4 methoxyphenyl] -2-isopropoxypropion The acid was obtained.
MS m / e (ESI) 480 (MH⁺)
Example 77

In a manner similar to Example 60, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(E) -2-methyl-3- (1-naphthyl) -2-propenoyl] aminomethyl) phenyl] Propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 462 (MH⁺)
Example 78
Production Example 78a)

114 mg of propiolic acid was dissolved in 8 ml of tetrahydrofuran, 13 mg of lithium hydride and 140 μl of ethyl chloroformate were sequentially added, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. 3- [3- (Aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester 489 mg of a solution was added to 2 ml of tetrahydrofuran, 210 ml of triethylamine was added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1 → 3: 2), 2-isopropoxy-3--4-methoxy-3-[(propioroylamino) methyl] phenylpropi 230 mg of on acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.98 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.76 (s , 1H) 2.87 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.94 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.51 (sept, J = 6.0 Hz , 1H) 3.85 (s, 3H) 4.01 (dd, J = 5.2, 8.4 Hz, 1H) 4.12 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 4.45 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.35 (br, 1H) 6.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.13-7.18 (m, 2H)
Example 78b)

16 mg of 2-isopropoxy-3--4-methoxy-3-[(propioloylamino) methyl] phenylpropionic acid ethyl ester is dissolved in 0.6 ml of N, N-dimethylformamide, 15 mg of iodobenzene, dichlorobistriphenylphosphine 3 mg of palladium, 2 mg of copper iodide, 3 mg of lithium chloride and 0.1 ml of triethylamine were added, and the mixture was stirred overnight at room temperature under a nitrogen atmosphere. Water was added to the reaction mixture, extraction was performed with ethyl acetate, and the solvent was concentrated under reduced pressure. To the residue, 0.5 ml of methanol and 0.1 ml of 5N sodium hydroxide were added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was acidified with 5N hydrochloric acid, extracted with ethyl acetate, and the solvent was concentrated under reduced pressure. The residue was purified by HPLC to obtain 1.91 mg of 2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-[(3-phenyl-2-propinoyl) amino] methylphenyl) propionic acid.
MS m / e (ESI) 397 (MH⁺)
Example 79

In the same manner as in Example 78, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([3- (4-methoxyphenyl) -2-propinoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 426 (MH⁺)
Example 80

In the same manner as in Example 78, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([3- (4-methylphenyl) -2-propinoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 410 (MH⁺)
Example 81

In the same manner as in Example 78, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([3- (4-fluorophenyl) -2-propinoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 414 (MH⁺)
Example 82

In the same manner as in Example 78, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([3- (3-methoxyphenyl) -2-propinoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 426 (MH⁺)
Example 83

In the same manner as in Example 78, 2-isopropoxy-3-14-methoxy-3-([3- (3-bromophenyl) -2-propinoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 475 (MH⁺)
Example 84

In the same manner as in Example 78, 2-isopropoxy-3--4-methoxy-3-[(3- [3- (trifluoromethyl) phenyl] -2-propinoylaminomethyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 464 (MH⁺)
Example 85

In the same manner as in Example 78, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([3- (3-methylphenyl) -2-propinoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 410 (MH⁺)
Example 86

In the same manner as in Example 78, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([3- (1-naphthyl) -2-propinoyl] aminomethyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 446 (MH⁺)
Example 87
Production Example 87a)

3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-2,4-dimethoxyfemil) -2-isopropoxy using 3-bromo-2,6-dimethoxybenzaldehyde in the same manner as in Production Example 89e) Propionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.23 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.44 (s 9H) 2.87 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.98 (dd, J = 5.6, 14.0 Hz, 1H) 3.51 (sept, J = 6.4 Hz) , 1H) 3.80 (s, 3H) 3.83 (s, 3H) 4.12-4.17 (m, 3H) 4.40 (d, J = 5.2 Hz, 2H) 5.11 (br , 1H) 6.60 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.15 (d, J = 8.8 Hz, 1H)
Example 87b)

3- (3-[(tert-Butoxycarbonyl) amino] methyl-2,4-dimethoxyfemil) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was used in the same manner as in Example 38, and 3- ( 3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-2,4-dimethoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 470 (MH⁺)
Example 88
Production Example 88a)

3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4,6-dimethoxyfemil) -2-isopropoxy using 5-bromo-2,4-dimethoxybenzaldehyde in the same manner as in Production Example 89e) Propionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.98 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.14 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.26 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.43 (s , 9H) 2.86 (dd, J = 8.8, 18.4 Hz, 1H) 2.98 (dd, J = 6.4, 13.6 Hz, 1H) 3.51 (sept, J = 6.4 Hz) , 1H) 3.83 (s, 3H) 3.84 (s, 3H) 4.08-4.17 (m, 3H) 4.20 (brs, 2H) 4.94 (br, 1H) 6.40 (S, 1H) 7.02 (s, 1H)
Example 88b)

3- (3-[(tert-Butoxycarbonyl) amino] methyl-4,6-dimethoxyfemil) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was used in the same manner as in Example 38, and 3- ( 5-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-2,4-dimethoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 470 (MH⁺)
Example 89
Production Example 89a)

10.67 g of 5-bromo-2,3-dimethoxybenzaldehyde was dissolved in 100 ml of tetrahydrofuran and 100 ml of ethanol, 1 g of sodium borohydride was added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. 1N-hydrochloric acid was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride and dried over anhydrous magnesium sulfate. The solvent was evaporated under reduced pressure, and 5-bromo-2, 10.27 g of 3-dimethoxybenzyl alcohol was obtained. 5.326 g of this crude product was dissolved in 50 ml of N, N-dimethylformamide, 1.8 g of imidazole and 5.9 g of tert-butylchlorodiphenylsilane were added, and the mixture was stirred overnight at room temperature. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure, [(5-bromo-2,3-dimethoxybenzyl 1) 10.72 g of oxy] (tert-butyl) diphenylsilane was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.10 (s, 9H) 3.63 (s, 3H) 3.84 (s, 3H) 4.76 (s, 2H) 6.96 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7 .33 (d, J = 1.6 Hz, 1H) 7.63-7.45 (m, 6H) 7.68-7.71 (m, 4H)
Production Example 89b)

10.72 g of [(5-bromo-2,3-dimethoxybenzyl 1) oxy] (tertiary butyl) diphenylsilane was dissolved in 100 ml of tetrahydrofuran and cooled to −78 ° C. under a nitrogen atmosphere. After adding 16 ml of butyl lithium (1.5 M hexane solution) and stirring for 30 minutes, 2.5 ml of 4-formylmorpholine was added. After stirring at −78 ° C. for 1 hour, 1N-hydrochloric acid was added and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride and dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. . The residue was purified by silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1 → 3: 2), 3-([1- (tert-butyl) -1,1-diphenylsilyl] oxymethyl)- 9.4 g of 4,5-dimethoxybenzaldehyde was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.12 (s, 9H) 3.77 (s, 3H) 3.91 (s, 3H) 4.84 (s, 2H) 7.39-7.44 (m, 7H) 7.69 -7.72 (m, 5H) 9.91 (s, 1H)
Production Example 89c)

Diethyl 2-isopropoxyphosphonoacetate (510 mg) was dissolved in tetrahydrofuran (20 ml), and sodium hydride (370 mg) was added. The mixture was stirred at room temperature for 30 minutes, and a solution of 3.485 g of 3-([1- (tert-butyl) -1,1-diphenylsilyl] oxymethyl) -4,5-dimethoxybenzaldehyde in 5 ml of N, N-dimethylformamide was added. added. The mixture was stirred overnight at room temperature, the reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. (E, Z) -3-[[1- (tert-butyl) -1,1-diphenylsilyl] oxymethyl) -4,5-dimethoxyphenyl] -2-isopropoxy-2-propionic acid ethyl ester 01 g was obtained. 5.01 g of this crude product was dissolved in 30 ml of tetrahydrofuran, and 1 ml of acetic acid and 10 ml of tetrabutylammonium fluoride (1M solution) were sequentially added. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate, and the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride and dried over anhydrous magnesium sulfate. The residue was purified by silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1 → 3: 2), (E, Z) -3- [hydroxymethyl) -4,5-dimethoxyphenyl] -2- 2.209 g of isopropoxy-2-propionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.24-1.39 (m, 9H) 3.84, 3.87 (each s, 3H) 3.89, 3.92 (each s, 3H) 4.16, 4.29 (each) q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.27, 4.47 (each sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.65, 4.67 (each s, 2H) 6.16, 6.94 ( (each s, 1H) 6.79 (s, 1H) 7.23, 7.67 (each d, J = 2.0 Hz and 1.6 Hz, 1H)
Production Example 89d)

Dissolve 2.209 g of (E, Z) -3- [hydroxymethyl) -4,5-dimethoxyphenyl] -2-isopropoxy-2-propionic acid ethyl ester in 15 ml of toluene, and add 1.6 ml of diphenylphosphoryl azide and Diazabicyclo [5.4.0] undecene (1.1 ml) was added, and the mixture was stirred overnight at room temperature. Water was added to the reaction product and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography, and (E, Z) -3- [3- (azidomethyl) -4,5-dimethoxyphenyl]-from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1 → 3: 2). 2-Isopropoxy-2-propionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.14 (t, = 6.8 Hz, 3H) 1.30 (d, J = 7.2 Hz, 3H) 1.35 (d, J = 7.2 Hz, 3H) 3.84, 3. 87 (each s, 3H) 3.90, 3.92 (each s, 3H) 4.16, 4.30 (each q, J = 6.8 Hz, 2H) 4.35 (d, J = 11.2 Hz 2H) 4.50 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 6.14, 6.93 (each s, 1H) 6.75, 6.72 (each d, J = 2.0 Hz, 1H) 7 .26, 7.64 (each d, J = 2.0 Hz, 1H)
Production Example 89e)

(E, Z) -3- [3- (azidomethyl) -4,5-dimethoxyphenyl] -2-isopropoxy-2-propionic acid ethyl ester 2.124 g was dissolved in 50 ml of ethyl acetate, and tert-butyl dicarbonate was added. 1.5 g, 10% palladium carbon 800 mg was added, and the mixture was stirred at room temperature for 20 hours under a hydrogen atmosphere. The reaction mixture was filtered through celite, the filtrate was concentrated, the residue was purified by silica gel column chromatography, and 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) was eluted from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (5: 1 → 4: 1). ) Amino] methyl-4,5-dimethoxyfemil) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester 1.93 g was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.26 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.44 (s , 9H) 2.87 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.94 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.51 (sept, J = 6.4 Hz) , 1H) 3.82 (s, 3H) 3.84 (s, 3H) 4.02 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.13-4.22 (m, 2H) 4 .29 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.94 (br, 1H) 6.76 (s, 1H) 6.78 (s, 1H)
Example 89f)

3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4,5-dimethoxyfemil) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was used in the same manner as in Example 38, and 3- ( 3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4,5-dimethoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 470 (MH⁺)
Example 90
Production Example 90a)

2-Benzyloxy-5-formyl-benzoic acid methyl ester (39.1 g) was dissolved in methanol (300 ml), trimethyl orthoformate (60 ml) and paratosylic acid (2 g) were added, and the mixture was heated to reflux for 4 hours. After cooling to room temperature, 5 ml of triethylamine was added and concentrated under reduced pressure. The residue was dissolved in ethyl acetate, washed successively with water and saturated aqueous sodium hydrogen carbonate, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. 39.08 g of 2- (benzyloxy) -5- (dimethoxymethyl) benzoic acid methyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.32 (6H, s) 3.88 (s, 3H) 5.19 (s, 2H) 5.37 (s, 1H) 7.03 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7 .33-7.41 (m, 3H) 7.47-7.53 (m, 3H) 7.91 (s, 1H)
Production Example 90b)

7 g of hydrogenated aluminum hydride was suspended in 200 ml of tetrahydrofuran under ice cooling, and a solution of 39.08 g of methyl 2- (benzyloxy) -5- (dimethoxymethyl) benzoate in 100 ml of tetrahydrofuran was added. After stirring for 5 minutes, water, 15% sodium hydroxide and water were added and filtered. The filtrate was concentrated under reduced pressure to obtain 35.15 g of 2- (benzyloxy) -5- (dimethoxymethyl) benzyl alcohol. This crude product was dissolved in 250 ml of toluene, 40 g of diphenylphosphoryl azide and 22 ml of diazabicyclo [5.4.0] undecene were added, and the mixture was stirred overnight at room temperature. Water was added to the reaction product and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography, and 17.4 g of 4- (benzyloxy) -3- (azidomethyl) dimethoxymethylbenzene was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (15: 1). This was allowed to stand at room temperature for 1 month and purified by silica gel column chromatography. 9.39 g of 4- (benzyloxy) -3- (azidomethyl) benzaldehyde was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (12: 1). It was.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 4.48 (s, 2H) 5.22 (s, 2H) 7.90 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.37-7.45 (m, 5H) 7.84-7 .86 (m, 2H) 9.90 (s, 1H)
Production Example 90c)

12.9 g of diethyl 2-isopropoxyphosphonoacetate was dissolved in 100 ml of tetrahydrofuran, and 1.7 g of sodium hydride was added under ice cooling. The mixture was stirred at room temperature for 30 minutes, and a solution of 9.39 g of 3,4- (benzyloxy) -3- (azidomethyl) benzaldehyde in 20 ml of N, N-dimethylformamide was added. The mixture was stirred at room temperature for 4 hours, the reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. 16.7 g of (E, Z) -3- [azidomethyl) -4- (benzyloxy) phenyl] -2-isopropoxy-2-propionic acid ethyl ester was obtained. 12.46 g of this crude product was dissolved in ethanol, 8.3 g of tert-butyl dicarbonate and 3 g of 10% palladium carbon were added, and the mixture was stirred at room temperature for 1.5 days in a hydrogen atmosphere. The reaction mixture was filtered through Celite, the filtrate was concentrated, the residue was purified by silica gel column chromatography, and 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl was extracted from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1). 6.2 g of -4-hydroxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.99 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.23 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.44 (s , 9H) 2.84 (dd, J = 8.4, 13.6 Hz, 1H) 2.90 (dd, J = 5.0, 13.6 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.4 Hz) , 1H) 3.98 (dd, J = 5.6, 8.4 Hz, 1H) 4.12 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 4.19 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 5 .22 (br, 1H) 6.86 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.94 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.08 (dd, = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 8.77 (br, 1H)
Production Example 90d)

402 mg of 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was dissolved in 5 ml of acetonitrile, and 200 mg of N-bromosuccinimide was added. The mixture was stirred at room temperature for 1 hour, the reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (5: 1), 3- (3-bromo-5-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxyphenyl) -2 was obtained. -433 mg of isopropoxypropionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.98 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.25 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.44 (s 9H) 2.80 (dd, J = 8.4, 13.6 Hz, 1H) 2.88 (dd, J = 7.2, 14.0 Hz, 1H) 3.51 (sept, J = 6.4 Hz) , 1H) 3.97 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.16-4.22 (m, 2H) 4.24 (d, J = 6.8 Hz, 2H) 5.20 (Br, 1H) 6.96 (d, J = 1.6 Hz, 1H) 7.35 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.45 (br, 1H)
Production Example 90e)

944 mg of 3- (3-bromo-5-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was dissolved in 5 ml of N, N-dimethylformamide, 15 ml and 500 mg of potassium carbonate were sequentially added. After stirring at room temperature for 2 hours, the reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1), 3- (3-bromo-5-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2 -876 mg of isopropoxypropionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.45 (s, 9H) 2.86 (dd, J = 8.4) , 14.0 Hz, 1H) 2.93 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.51 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 3.74 (s, 3H) 3.84 (S, 3H) 4.02 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.34 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.95 (br, 1H) 7.12 (d , J = 1.6 Hz, 1H) 7.37 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 90f)

3- (3-Bromo-5-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester is used in the same manner as in Example 38, and 3- (3-Bromo-5-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 520 (MH⁺)
Example 91
Production Example 91a)

3- (3-Bromo-5-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester 876 mg was dissolved in propionitrile 5 ml, sodium cyanide 182 mg, tetrakis To this, 214 mg of triphenylphosphine palladium and 70 mg of copper iodide were added, and the mixture was heated to reflux overnight under a nitrogen atmosphere. The reaction mixture was cooled to room temperature, ethyl acetate was added, and the mixture was filtered through celite. The filtrate was concentrated under reduced pressure, and the residue was purified by Rica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1), 3- (3-cyano-5-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4- Methoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester 586 mg was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.27 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.45 (s , 9H) 2.89 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.97 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.53 (sept, J = 6.4 Hz) , 1H) 4.00 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.07 (s, 3H) 4.21-4.27 (m, 2H) 4.30 (s, 2H) 4 .94 (br, 1H) 7.40 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.42 (d, J = 0.8 Hz, 1H)
Example 91b)

3- (3-Cyano-5-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester is used in the same manner as in Example 38, and 3- (3-Cyano-5-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 465 (MH⁺)
Example 92
Production Example 92a)

12 g of 5-bromo-2-chlorobenzoic acid was dissolved in 60 ml of tetrahydrofuran, and 148.3 g of borane tetrahydrofuran complex (1M tetrahydrofuran solution) was added. Stir at room temperature for 2.5 days. 1N-hydrochloric acid was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure to give 5-bromo-2-chlorobenzyl. 11.46 g of alcohol was obtained. This crude product was treated in the same manner as in Production Example 89e) to obtain 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methylfemil) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.46 (s 9H) 2.93 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 3.07 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.49 (sept, J = 6.4 Hz) , 1H) 4.04 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.12-4.19 (m, 2H) 4.30 (d, J = 5.2 Hz, 2H) 4.80 (Br, 1H) 7.12-7.16 (m, 3H) 7.23 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 92b)

3- (3-[(tert-Butoxycarbonyl) amino] methylfemil) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was used in the same manner as in Example 38 to give 3- (3-[(2,4- Dichlorobenzoyl) amino] methylphenyl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 410 (MH⁺)
Example 93
Production Example 93a)

795 mg of 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester is dissolved in 2 ml of N, N-dimethylformamide, 0.3 ml of iodoethane, potassium carbonate 200 mg was added sequentially. After stirring at 50 ° C. for 4 hours, the reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography, and 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-ethoxyphenyl) -2-isopropoxypropion was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (8: 1). 185 mg of acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.42 (t , J = 6.8 Hz, 3H) 1.45 (s, 9H) 2.86 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.93 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz) , 1H) 3.49 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 3.98-4.06 (m, 3H) 4.13-4.21 (m, 2H) 4.29 (d, J = 5 .2 Hz, 2H) 4.99 (br, 1H) 6.75 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.14 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.14 (s, 1H)
Example 93b)

3- (3-[(tert-Butoxycarbonyl) amino] methyl-4-ethoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was used in the same manner as in Example 38 to give 3- (3- [ (2,4-Dichlorobenzoyl) amino] methyl-4-ethoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.45 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.92 (dd , J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.07 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.58 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.06-4 .15 (m, 3H) 4.64 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.81 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.88 (br, 1H) 7.15 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.27 (d, J = 8.4 Hz, 2H) 7.42 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 8.4 Hz) , 1H)
MS m / e (ESI) 454 (MH⁺)
Example 94
Production Example 94a)

In the same manner as in Production Example 93, 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-propoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.05 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.25 (t , J = 6.8 Hz, 3H) 1.44 (s, 9H) 1.78-1.86 (m, 2H) 2.86 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.93 (Dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 3.93 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 4.00 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.14-4.21 (m, 2H) 4.30 (d, J = 5.2 Hz, 2H) 4.98 (br, 1H) 6.75 (d , J = 8.4 Hz, 1H) 7.09 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.13 (s, 1H)
Example 94b)

3- (3-[(tert-Butoxycarbonyl) amino] methyl-4-propoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was used in the same manner as in Example 38 to give 3- (3- [ (2,4-Dichlorobenzoyl) amino] methyl-4-propoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.05 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.06 (d, J = 6.6 Hz, 3H) 1.18 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.80-1 .87 (m, 2H) 2.91 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.07 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.59 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.97 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 4.12 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H) 4.65 (d, J = 6.0 Hz) , 2H) 6.81-6.84 (m, 2H) 7.15 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.25 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.28 −7.33 (m, 1H) 7.42 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.67 (d, J = 9.6 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 470 (MH⁺)
Example 95
Production Example 95a)

In the same manner as in Production Example 93, 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-isopropoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.33 (d , J = 6.0 Hz, 6H) 1.44 (s, 9H) 1.78-1.86 (m, 2H) 2.86 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.92 (Dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.00 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.13 -4.21 (m, 2H) 4.26 (d, J = 5.2 Hz, 2H) 4.54 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.96 (br, 1H) 6.77 (d , J = 8.4 Hz, 1H) 7.08 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.13 (s, 1H)
Example 95b)

3- (3-[(tert-Butoxycarbonyl) amino] methyl-4-isopropoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was used in the same manner as in Example 38 to give 3- (3- [(2,4-Dichlorobenzoyl) amino] methyl-4-isopropoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 470 (MH⁺)
Example 96
Production Example 96a)

In the same manner as in Production Example 93, 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-cyclopentyloxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.44 (s , 9H) 1.63-1.65 (m, 2H) 1.75-1.90 (m, 6H) 2.85 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.92 (dd , J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.00 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.10-4 .21 (m, 2H) 4.25 (d, J = 5.2 Hz, 2H) 4.76-4.79 (m, 1H) 4.95 (br, 1H) 6.75 (d, J = 8 .4 Hz, 1H) 7.07 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.12 (s, 1H)
Example 96b)

3- (3-[(tert-Butoxycarbonyl) amino] methyl-4-cyclopentyloxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was used in the same manner as in Example 38 to give 3- (3- [(2,4-Dichlorobenzoyl) amino] methyl-4-cyclopentyloxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 494 (MH⁺)
Example 97
Production Example 97a)

329 mg of 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was dissolved in 4 ml of toluene, and 4-fluorophenyl was dissolved. Boronic acid 110 mg, tetrakistriphenylphosphine palladium 74 mg, and potassium carbonate 440 mg were added, and the mixture was stirred overnight at 100 ° C. in a nitrogen atmosphere. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate, filtered through Celite, the filtrate was concentrated under reduced pressure, and the residue was purified by silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (6: 1), 3- (3-[(tertiary butoxy Carbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (4-fluorophenyl) phenylpropoxypropionic acid ethyl ester 262 mg was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.01 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 1.18 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 1.26 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.43 (s , 9H) 2.99 (dd, J = 8.8, 13.6 Hz, 1H) 3.04 (dd, J = 5.6, 13.2 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6.4 Hz) , 1H) 4.08-4.24 (m, 5H) 4.60 (br 1H) 7.05-7.15 (m, 4H) 7.19-7.30 (m, 3H)
Example 97b)

Example 38 using 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (4-fluorophenyl) phenylpropoxypropionic acid ethyl ester To give 3- (3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4- (4-fluorophenyl) phenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 504 (MH⁺)
Example 98
Production Example 98a)

501 mg of 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester is dissolved in 7 ml of pyridine, and 270 μl of trifluoromethanesulfonic anhydride is added under ice cooling. added. After stirring at room temperature for 1 hour, 100 μl of trifluoromethanesulfonic anhydride was added. The mixture was further stirred for 2 hours, the reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with 1N hydrochloric acid, water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. There was obtained 663 mg of 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.92 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.46 (s , 9H) 2.91-3.04 (m, 2H) 3.51 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 4.02 (dd, J = 4.4, 8.8 Hz, 1H) 4.16 -4.23 (m, 2H) 4.40 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.95 (br, 1H) 7.17-7.20 (m, 1H) 7.24-7.25 (M, 1H) 7.40 (s, 1H)
Production Example 98b)

3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester (334 mg) was dissolved in dioxane (4 ml), and 2-tributylstani 280 mg of rufuran, 75 mg of tetrakistriphenylphosphine palladium and 83 mg of lithium chloride were added and stirred at 80 ° C. overnight under a nitrogen atmosphere. The reaction mixture was concentrated, and the residue was purified by silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (7: 1), 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(tri 180 mg of fluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (2-furyl) propoxypropionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 1.26 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.46 (s 9H) 2.95 (dd, J = 8.8, 13.6 Hz, 1H) 3.02 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.51 (sept, J = 6.4 Hz) , 1H) 4.06 (dd, J = 4.8, 8.8 Hz, 1H) 4.19 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 4.47 (s, 2H) 4.95 (br 1H) 6.52 (d, J = 20 Hz, 2H) 6.98 (s, 1H) 7.21 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.32 (s, 1H) 7.51-7.53 ( m, 2H)
Example 98c)

Similar to Example 38 using 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (2-furyl) propoxypropionic acid ethyl ester In this way, 3- (3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4- (2-furyl) phenyl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 476 (MH⁺)
Example 99
Production Example 99a)

7.4 g of 2-methoxy-3-hydroxymethylpyridine was dissolved in 100 ml of toluene, 13.8 ml of diphenylphosphoryl azide and 9.5 ml of diazabicyclo [5.4.0] undecene were added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. Water was added to the reaction product and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 9.5 g of [(2-methoxy-3-pyridyl) methyl] azide.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 4.00 (s, 3H) 4.35 (s, 2H) 6.89-6.92 (m, 1H) 7.55-7.57 (m, 1H) 8.15-8.16 (M, 1H)
Production Example 99b)

9.5 g of [(2-methoxy-3-pyridyl) methyl] azide was dissolved in 100 ml of ethyl acetate, 13 g of tert-butyl dicarbonate and 3 g of 10% palladium carbon were added, and the mixture was stirred at room temperature for 3 hours in a hydrogen atmosphere. . The reaction mixture was filtered through Celite, the filtrate was concentrated, the residue was purified by silica gel column chromatography, and tert-butyl N-[(2-methoxy-) was eluted from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (5: 1 → 4: 1). 6.84 g of 3-pyridyl) methyl] carbamate were obtained. 2.916 g of this crude product was dissolved in 30 ml of acetonitrile, and 2.19 g of N-bromosuccinimide was added. After stirring at room temperature for 3 days, the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved in ethyl acetate, the organic layer was washed successively with water and saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was washed with a mixed solution of diethyl ether, ethyl acetate, and hexane to obtain 1.185 g of N-[(5-bromo-2-methoxy-3-pyridyl) methyl] carbamate.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.44 (s, 9H) 3.94 (s, 3H) 4.22 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 5.02 (br, 1H) 7.62 (s, 1H) 8 .01 (s, 1H)
Production Example 99c)

N-[(5-bromo-2-methoxy-3-pyridyl) methyl] carbamate 1.009 g, dichlorobistriphenylphosphine palladium 45 mg, sodium formate 325 mg, triphenylphosphine 17 mg in anhydrous N, N-dimethylformamide 3 ml Dissolved and stirred at 110 ° C. for 2.5 hours under carbon monoxide atmosphere. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium bicarbonate, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography, and 401 mg of tert-butyl N-[(5-formyl-2-methoxy-3-pyridyl) methyl] carbamate was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3.5: 1). It was.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.46 (s, 9H) 4.08 (s, 3H) 4.31 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 5.02 (br, 1H) 8.01 (d, J = 2) .4 Hz, 1 H) 8.54 (d, J = 2.0 Hz, 1 H)
Production Example 99d)

510 mg of ethyl 2-isopropoxyphosphonoacetate was dissolved in 5 ml of tetrahydrofuran, and 70 mg of sodium hydride was added. The mixture was stirred at room temperature for 15 minutes, and a solution of 401 mg of N-[(5-formyl-2-methoxy-3-pyridyl) methyl] carbamate in 2 ml of N, N-dimethylformamide was added. The mixture was stirred at room temperature for 15 minutes, the reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was dissolved in 8 ml of ethyl acetate and 2 ml of ethanol, 200 mg of 10% palladium carbon was added, and the mixture was stirred overnight at room temperature in a hydrogen atmosphere. The reaction mixture was filtered through Celite, the filtrate was concentrated, and the residue was purified by silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1 → 2.5: 1), 3- (5-[(third There were obtained 514 mg of butoxycarbonyl) amino] methyl-6-methoxy-3-pyridyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.27 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.45 (s 9H) 2.85 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.92 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.52 (sept, J = 6.0 Hz ) 3.96 (s, 3H) 3.99 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.17-4.24 (m, 4H) 5.03 (br, 1H) 7.47 (S, 1H) 7.93 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 99e)

3- (5-[(tert-Butoxycarbonyl) amino] methyl-6-methoxy-3-pyridyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was used in the same manner as in Example 38, and 3- ( 5-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-6-methoxy-3-pyridyl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 441 (MH⁺)
Example 100
Production Example 100a)

253 mg of 3- (3-bromo-5-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was dissolved in 3 ml of acetonitrile, and 157 mg of N-iodosuccinimide was dissolved. added. After stirring at room temperature for 2.5 days, the reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium thiosulfate, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography, and 3- (3-iodo-5-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxyphenyl) -2 was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1). -100 mg of isopropoxypropionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.99 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.44 (s , 9H) 2.80 (dd, J = 8.0, 13.6 Hz, 1H) 2.86 (dd, J = 5.6, 13.6 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.4 Hz) , 1H) 3.96 (dd, J = 5.2, 8.8 Hz, 1H) 4.15-4.23 (m, 5H) 6.96 (d, J = 1.6 Hz, 1H) 7.58 (D, J = 1.6Hz, 1H)
Production Example 100b)

305 mg of 3- (3-iodo-5-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester is dissolved in 3 ml of N, N-dimethylformamide, and 120 mg of trimethylsilylacetylene is obtained. , Tetrakistriphenylphosphine palladium (70 mg), copper iodide (11.5 mg) and triethylamine (0.5 ml) were added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous ammonium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (6: 1), 3--3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxy-5- [2- (1, 165 mg of 1,1-trimethylsilyl) -1-ethynyl] phenyl-2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.27 (s, 9H) 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 7.2 Hz) , 3H) 1.44 (s, 9H) 2.80 (dd, J = 9.2, 14.4 Hz, 1H) 2.88 (dd, J = 5.2, 14.0 Hz, 1H) 3.49 (Sept, J = 6.4 Hz, 1H) 3.96 (dd, J = 4.8, 8.8 Hz, 1H) 4.13-4.21 (m, 3H) 4.24 (d, J = 6 .0 Hz, 2H) 5.11 (br, 1H) 7.05 (d, J = 1.6 Hz, 1H) 7.19 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
Production Example 100c)

165 mg of 3--3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxy-5- [2- (1,1,1-trimethylsilyl) -1-ethynyl] phenyl-2-isopropoxypropionic acid ethyl ester Dissolved in 2 ml of tetrahydrofuran, 40 μl of acetic acid and 0.5 ml of tetrabutylammonium fluoride (1M tetrahydrofuran solution) were added and stirred at room temperature for 1 hour. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium hydrogen carbonate, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography, and -3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxy-5- (1-ethynyl) phenyl was extracted from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1). 122 mg of 2-isopropoxypropionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 1.26 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.44 (s , 9H) 2.81 (dd, J = 9.2, 14.4 Hz, 1H) 2.88 (dd, J = 5.2, 14.0 Hz, 1H) 3.36 (s, 1H) 3.50 (Sept, J = 6.4 Hz, 1H) 3.97 (dd, J = 4.8, 8.8 Hz, 1H) 4.15-4.22 (m, 2H) 4.23 (d, J = 6 .8 Hz, 2H) 7.04 (s, 1H) 7.20 (s, 1H)
Production Example 100d)

3- (3-((Butoxycarbonyl) amino) methyl-4-hydroxy-5- (1-ethynyl) phenyl-2-isopropoxypropionic acid ethyl ester (121 mg) was dissolved in 2 ml of N, N-dimethylformamide. 50 mg of potassium was added. After stirring at 60-70 ° C. overnight, the reaction mixture was diluted with ethyl acetate, the organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography. From the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (6: 1), 3- (7-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methylbenzo [b] furan-5-yl) -2- 57 mg of isopropoxypropionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.94 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.23 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.46 (s , 9H) 3.01 (dd, J = 8.8, 14.0 Hz, 1H) 3.08 (dd, J = 5.2, 14.0 Hz, 1H) 3.49 (sept, J = 6.4 Hz) , 1H) 4.07 (dd, J = 5.2, 8.4 Hz, 1H) 4.12-4.19 (m, 2H) 4.60 (brs, 2H) 5.01 (br, 1H) 6 .72 (s, 1H) 7.13 (s, 1H) 7.39 (d, J = 1.6 Hz, 1H) 7.61 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 100e)

3- (7-[(tert-Butoxycarbonyl) amino] methylbenzo [b] furan-5-yl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester is used in the same manner as in Example 38, and 3- ( 7-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methylbenzo [b] furan-5-yl) -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 451 (MH⁺)
Example 101
Production Example 101a)

3- (7-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methylbenzo [b] furan-5-yl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester 29 mg was dissolved in ethanol, 10% palladium carbon 30 mg was added, and hydrogen atmosphere was added. Under stirring at room temperature for 3 days. The reaction mixture was filtered through celite, the filtrate was concentrated and 3- (7-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-2,3-dihydrobenzo [b] furan-5-yl) -2-isopropoxypropionic acid. 27 mg of ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.99 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.25 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.45 (s 9H) 2.85 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.92 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.17 (t, J = 5.2 Hz) , 2H) 3.50 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.98 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.13-4.20 (m, 2H) 4.24 (Brs, 2H) 4.57 (t, J = 5.2 Hz, 2H) 4.97 (br, 1H) 6.91 (s, 1H) 7.00 (s, 1H)
Example 101b)

Method similar to Example 38 using 3- (7-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-2,3-dihydrobenzo [b] furan-5-yl) -2-isopropoxypropionic acid ethyl ester To give 3- (7-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-2,3-dihydrobenzo [b] furan-5-yl) -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 481 (MH⁺)
Example 102

Treatment in the same manner as in Example 87, 3- [2,4-dimethoxy-3-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) phenyl] -2-Isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 499 (MH⁺)
Example 103

Treatment in the same manner as in Example 88, 3- [2,4-dimethoxy-5-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) phenyl] -2-Isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 499 (MH⁺)
Example 104

Treatment in the same manner as in Example 89, 3- [3,4-dimethoxy-5-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) phenyl] -2-Isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 499 (MH⁺)
Example 105

Treatment in the same manner as in Example 90 and 3- [3-bromo-4-methoxy-5-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) Phenyl] -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 548 (MH⁺)
Example 106

Treatment in the same manner as in Example 91, 3- [3-cyano-4-methoxy-5-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) Phenyl] -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 494 (MH⁺)
Example 107

2-Isopropoxy-3- [3-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) phenyl]] propion was treated in the same manner as in Example 92. The acid was obtained.
MS m / e (ESI) 439 (MH⁺)
Example 108

Treatment in the same manner as in Example 93, followed by 3- [4-ethoxy-3-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) phenyl] -2 -Isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 483 (MH⁺)
Example 109

Treatment in the same manner as in Example 94, followed by 3- [4-propoxy-3-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) phenyl] -2 -Isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 497 (MH⁺)
Example 110

Treat in the same manner as in Example 95 to give 3- [4-isopropoxy-3-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) phenyl]- 2-Isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 497 (MH⁺)
Example 111

Treatment in the same manner as in Example 96, followed by 3- [4-cyclopentyloxy-3-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) phenyl]- 2-Isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 523 (MH⁺)
Example 112

Treatment in a manner similar to that in Example 97 gave 3- [4- (4-fluorophenyl) -3-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl. ) Phenyl] -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 533 (MH⁺)
Example 113

Treatment in the same manner as in Example 98, 3- [4- (4-furyl) -3-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) Phenyl] -2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 505 (MH⁺)
Example 114

Treatment with a method similar to that in Example 99 and 2-isopropoxy-3- [6-methoxy-5-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl ) -3-Pyridyl] propionic acid.
MS m / e (ESI) 470 (MH⁺)
Example 115

Treatment in the same manner as in Example 100 gave 2-isopropoxy-3- [7-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) benzo [b ] Furan-5-yl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 479 (MH⁺)
Example 116

Treatment in the same manner as in Example 101 gave 2-isopropoxy-3- [7-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) -2, 3-Dihydrobenzo [b] furan-5-yl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 480 (MH⁺)
Example 117

The product was treated in the same manner as in Example 93 to obtain 3- (3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4-ethoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 498 (MH⁺)
Example 118

The product was treated in the same manner as in Example 93 to obtain 3- (3-[(2-chloro-4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl-4-ethoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.04 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.34 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 1.43 (t , J = 7.2 Hz, 3H) 2.90 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.57 (sept , J = 6.0 Hz, 1H) 4.06 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.11 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H) 4.56 (sept, J = 6 0.0 Hz, 1H) 4.62 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.79 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 6.81 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 6.87 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 7.07 (br, 1H) 7.12 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 2) .4Hz, 1 ) 7.74 (d, J = 8.4Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 478 (MH⁺)
Example 119

The product was treated in the same manner as in Example 93 to obtain 3- (3-[(2-chloro-4-cyclopentyloxybenzoyl) amino] methyl-4-ethoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.04 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.43 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.61-1 .65 (m, 2H) 1.74-1.94 (m, 6H) 2.90 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.05 (dd, J = 4.4, 14 .0 Hz, 1H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.06 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.10 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H ) 4.62 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.74-4.77 (m, 1H) 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.80 (dd, J = 2) .4, 8.4 Hz, 1H) 6.86 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.08 (brt, J = 5.6 Hz, 1H) 7.12 (dd, J = 2.4, 8 .4Hz, 1H) 7 23 (d, J = 2.4Hz, 1H) 7.73 (d, J = 8.4Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 504 (MH⁺)
Example 120

Treatment in the same manner as in Example 93, and 3--3-[([2- (4-methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-ethoxy Phenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.48 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.04 (s) , 3H) 2.71 (s, 3H) 2.92 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.59 (Sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.08-4.13 (m, 3H) 4.59 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.74-4.77 (m, 1H) 6 .53 (brt, J = 6.4 Hz, 1H) 6.81 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.13 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.21 (d , J = 2.4 Hz, 1H) 7.24 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.80 (d, J = 8.4 Hz, 2H)
MS m / e (ESI) 497 (MH⁺)
Example 121

Treatment in the same manner as in Example 93 to give 3--3-[([2- (2-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-ethoxyphenyl -2-Isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.48 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.75 (s) , 3H) 2.92 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.59 (sept, J = 6.0 Hz , 1H) 4.08-4.13 (m, 3H) 4.60 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.61 (brt, J = 6.4 Hz, 1H) 6.82 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.35-7.40 (m, 1H) 7.48-7.51 (m, 1H) 8.24-8.27 (m, 1H)
MS m / e (ESI) 516 (MH⁺)
Example 122

Treatment in the same manner as in Example 93, followed by 3-3-3-[([2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-ethoxyphenyl -2-Isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.48 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.71 (s , 3H) 2.92 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.59 (sept, J = 6.0 Hz , 1H) 4.08-4.13 (m, 3H) 4.59 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.54 (brt, J = 5.6 Hz, 1H) 6.82 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.21 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.41 (d, J = 8.8 Hz) , 2H) 7.86 (d, J = 8.8 Hz, 2H)
MS m / e (ESI) 516 (MH⁺)
Example 123

Treatment in the same manner as in Example 93, and 3--3-[([2- (2,4-dichlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4- Ethoxyphenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 551 (MH⁺)
Example 124

Treatment in the same manner as in Example 93, followed by 3-4-ethoxy-3-[([4-methyl-2- (2-thienyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] phenyl -2-Isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.47 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.05 (s 3H) 2.92 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz) , 1H) 4.08-4.13 (m, 3H) 4.58 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.50 (br, 1H) 6.82 (d, J = 8.0 Hz, 1H) ) 7.09 (dd, J = 3.6, 5.2 Hz, 1H) 7.13 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H) ) 7.48 (ddd, J = 1.2, 5.2, 33.6 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 489 (MH⁺)
Example 125

The product was treated in the same manner as in Example 94 to obtain 3- (3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4-propoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 492 (MH⁺)
Example 126

The product was treated in the same manner as in Example 94 to obtain 3- (3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4-isopropoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.04 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.05 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.33 (d , J = 6.0 Hz, 6H) 1.79-1.87 (m, 2H) 2.90 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.4 , 14.0 Hz, 1H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.95 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 4.11 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz) , 1H) 4.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.63 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.79 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 6.81 (dd , J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 6.86 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 6.99 (br, 1H) 7.11 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz) , 1H) 7 23 (d, J = 2.0Hz, 1H) 7.72 (d, J = 8.4Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 492 (MH⁺)
Example 127

The product was treated in the same manner as in Example 94 to obtain 3- (3-[(2-chloro-4-cyclopentyloxybenzoyl) amino] methyl-4-propoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 518 (MH⁺)
Example 128

Treatment in the same manner as in Example 94 to give 3--3-[([2- (4-methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-propoxy Phenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.09 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.82-1 .91 (m, 2H) 2.40 (s, 3H) 2.71 (s, 3H) 2.92 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4 .4, 14.0 Hz, 1H) 3.59 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.99 (t, J = 6.8 Hz, 2H) 4.12 (dd, J = 4.4, 8 .0 Hz, 1H) 4.59 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.46 (brt, J = 6.4 Hz, 1H) 6.82 (d, J = 8.2 Hz, 1H) 7.14 (Dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.24 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.80 (d, J = 8.4 Hz, 2 )
MS m / e (ESI) 511 (MH⁺)
Example 129

Treatment in the same manner as in Example 94 to give 3--3-[([2- (2-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-propoxyphenyl -2-Isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.09 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.85-1 .91 (m, 2H) 2.74 (s, 3H) 2.92 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H ) 3.59 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.99 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 4.12 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H) 4.60 (D, J = 6.0 Hz, 2H) 6.57 (brt, J = 6.4 Hz, 1H) 6.82 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.4 , 8.4 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.35-7.40 (m, 2H) 7.48-7.51 (m, 1H) 8.24-8 .27 (m, 1H
MS m / e (ESI) 531 (MH⁺)
Example 130

Treatment in the same manner as in Example 94 to give 3--3-[([2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-propoxyphenyl -2-Isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.08 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.84-1 .89 (m, 2H) 2.70 (s, 3H) 2.92 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.05 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H 3.60 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.99 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 4.12 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H) 4.59 (D, J = 5.6 Hz, 2H) 6.49 (brt, J = 6.4 Hz, 1H) 6.82 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.4 , 8.4 Hz, 1H) 7.21 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.41 (d, J = 8.8 Hz, 2H) 7.85 (d, J = 8.8 Hz, 2H)
MS m / e (ESI) 531 (MH⁺)
Example 131

Treatment in the same manner as in Example 94, and 3--3-[([2- (2,4-dichlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4- Propoxyphenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.07 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.83-1 .92 (m, 2H) 2.73 (s, 3H) 2.92 (dd, J = 7.2, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.60 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.99 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 4.12 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H) 4.60 (D, J = 5.6 Hz, 2H) 6.55 (brt, J = 6.4 Hz, 1H) 6.82 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.4 , 8.4 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.36 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.51 (d, J = 2.0 Hz) , 1H) 8.2 (D, J = 8.4Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 565 (MH⁺)
Example 132

Treatment in the same manner as in Example 94, followed by 3-4-propoxy-3-[([4-methyl-2- (2-thienyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] phenyl -2-Isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 503 (MH⁺)
Example 133

The mixture was treated in the same manner as in Example 95 to obtain 3- (3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4-isopropoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.03 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.04 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.35 (d , J = 6.0 Hz, 6H) 1.78-1.83 (m, 2H) 2.90 (dd, J = 7.2, 14.0 Hz, 1H) 3.05 (dd, J = 4.0 , 14.0 Hz, 1H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.92 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 4.10 (dd, J = 4.0, 7.2 Hz , 1H) 4.56-4.61 (m, 3H) 6.80 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.83 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 6.89 (D, J = 2.4 Hz, 1H) 7.04 (brt, J = 5.2 Hz, 1H) 7.11 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 2.4 Hz, 1 ) 7.74 (d, J = 8.8Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 492 (MH⁺)
Example 134

The product was treated in the same manner as in Example 95 to obtain 3- (3-[(2-chloro-4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl-4-isopropoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 492 (MH⁺)
Example 135

The reaction solution was treated in the same manner as in Example 95 to obtain 3- (3-[(2-chloro-4-cyclopentyloxybenzoyl) amino] methyl-4-isopropoxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.04 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.35 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 1.61-1 .65 (m, 2H) 1.75-1.94 (m, 6H) 2.90 (dd, J = 7.2, 14.0 Hz, 1H) 3.05 (dd, J = 4.0, 14 .0 Hz, 1H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.10 (dd, J = 4.0, 7.2 Hz, 1H) 4.60 (d, J = 5.6 Hz, 3H) ) 4.76 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 6.80 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 6.81 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 6.86 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.05 (brt, J = 5.6 Hz, 1H) 7.11 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 2.0 Hz) , 2H) .73 (d, J = 8.8Hz, 2H)
MS m / e (ESI) 518 (MH⁺)
Example 136

Treatment in the same manner as in Example 95 to give 3--3-[([2- (4-methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-iso Propoxyphenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.39 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 2.40 (s) , 3H) 2.71 (s, 3H) 2.91 (dd, J = 7.2, 14.0 Hz, 1H) 3.05 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.59 (Sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.11 (dd, J = 4.0, 7.2 Hz, 1H) 4.56 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.63 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 6.53 (brt, J = 5.6 Hz, 1H) 6.83 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.13 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz) , 1H) 7.21 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.24 (d, J = 8.4 Hz, 2H) 7.80 (d, J = 8.4 Hz, 2H)
MS m / e (ESI) 511 (MH⁺)
Example 137

Treatment in the same manner as in Example 95 to give 3--3-[([2- (2-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-isopropoxy Phenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.40 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 2.75 (s) 3H) 2.92 (dd, J = 7.2, 14.0 Hz, 1H) 3.05 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.60 (sept, J = 6.0 Hz) , 1H) 4.12 (dd, J = 4.0, 7.2 Hz, 1H) 4.58 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.64 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 6 .63 (brt, J = 5.6 Hz, 1H) 6.83 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.13 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.21 (d , J = 2.4 Hz, 1H) 7.35-7.39 (m, 2H) 7.48-7.50 (m, 1H) 8.25-8.27 (m, 1H)
MS m / e (ESI) 531 (MH⁺)
Example 138

Treatment in the same manner as in Example 95 to give 3--3-[([2- (2,4-dichlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4- Isopropoxyphenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.40 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 2.74 (s 3H) 2.92 (dd, J = 7.2, 14.0 Hz, 1H) 3.05 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.60 (sept, J = 6.0 Hz) , 1H) 4.12 (dd, J = 4.0, 7.2 Hz, 1H) 4.56 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.64 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 6 .63 (brt, J = 5.6 Hz, 1H) 6.83 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.13 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.21 (d , J = 2.4 Hz, 1H) 7.36 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.51 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.26 (d, J = 8 .8Hz, H)
MS m / e (ESI) 565 (MH⁺)
Example 139

Treatment in the same manner as in Example 95 and 3-4-isopropoxy-3-[([4-methyl-2- (2-thienyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] Phenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 503 (MH⁺)
Example 140

The product was treated in the same manner as in Example 96 to obtain 3- (3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4-cyclopentyloxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 513 (MH⁺)
Example 141

The product was treated in the same manner as in Example 96 to obtain 3- (3-[(2-chloro-4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl-4-cyclopentyloxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 518 (MH⁺)
Example 142

The product was treated in the same manner as in Example 96 to obtain 3- (3-[(2-chloro-4-cyclopentyloxybenzoyl) amino] methyl-4-cyclopentyloxyphenyl) -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 544 (MH⁺)
Example 143

Treatment in the same manner as in Example 96, and 3--3-[([2- (4-methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-cyclopentyl Oxyphenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.65 to 1.69 (m, 2H) 1.77-2.10 (M, 6H) 2.40 (s, 3H) 2.71 (s, 3H) 2.91 (dd, J = 7.2, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.0 , 14.0 Hz, 1H) 3.59 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.11 (dd, J = 4.0, 7.2 Hz, 1H) 4.54 (d, J = 5.6 Hz) , 2H) 4.82-4.85 (m, 1H) 6.44 (br, 1H) 6.82 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.12 (dd, J = 2.4, 8 .4 Hz, 1H) 7.20 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.24 (d, J = 7.2 Hz, 2H) 7.80 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
MS m / e (ESI) 537 (MH⁺)
Example 144

Treatment in the same manner as in Example 96, and 3--3-[([2- (2-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-cyclopentyloxy Phenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 557 (MH⁺)
Example 145

Treatment in the same manner as in Example 96, and 3--3-[([2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-cyclopentyloxy Phenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 557 (MH⁺)
Example 146

Treatment in the same manner as in Example 96, and 3--3-[([2- (2,4-dichlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4- Cyclopentyloxyphenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 591 (MH⁺)
Example 147

Treatment in the same manner as in Example 96, followed by 3-4-cyclopentyloxy-3-[([4-methyl-2- (2-thienyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] Phenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 529 (MH⁺)
Example 148

Treatment in the same manner as in Example 98 gave 3- [3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4- (2-furyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. .
MS m / e (ESI) 500 (MH⁺)
Example 149

Treatment in the same manner as in Example 98 gives 3- [3-[(2-chloro-4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl-4- (2-furyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. It was.
MS m / e (ESI) 500 (MH⁺)
Example 150

Treatment in the same manner as in Example 98 gives 3- [3-[(2-chloro-4-cyclopentyloxybenzoyl) amino] methyl-4- (2-furyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. It was.
MS m / e (ESI) 526 (MH⁺)
Example 151

The reaction mixture was treated in the same manner as in Example 98 to give 3--4- (2-furyl) -3-[([4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonyl. Amino) methyl] phenyl-2-isopropoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 519 (MH⁺)
Example 152

The reaction mixture was treated in the same manner as in Example 98 to give 3-4- (2-furyl) -3-[([4-methyl-2- (2-chlorophenyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino. ) Methyl] phenyl-2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 539 (MH⁺)
Example 153
Production Example 153a)

3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (2-thienyl) propoxypropionic acid ethyl ester in the same manner as in Production Example 97 Got.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.01 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.18 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 1.27 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.46 (s , 9H) 2.91-3.06 (m, 2H) 3.51 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 4.10 (dd, J = 4.8, 8.8 Hz, 1H) 4.16 -4.24 (m, 2H) 4.40 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.69 (br 1H) 7.01 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 7.08 (d, J = 5.2 Hz, 1H) 7.13-7.20 (m, 2H) 7.24-7.35 (m, 2H)
Example 153b)

Example 98 with 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (2-thienyl) propoxypropionic acid ethyl ester The same treatment was performed to obtain 3- [3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4- (2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 492 (MH⁺)
Example 154

The same treatment as in Example 153 was performed to obtain 3- [3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4- (2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 516 (MH⁺)
Example 155

The same treatment as in Example 153 was performed to obtain 3- [3-[(2-chloro-4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl-4- (2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 516 (MH⁺)
Example 156
Production Example 156a)

In the same manner as in Production Example 97, 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (5-methyl-2-thienyl) propoxy Propionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.01 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.46 (s , 9H) 2.51 (s, 3H) 2.91-3.05 (m, 2H) 3.51 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 4.07 (dd, J = 4.8, 8 .8 Hz, 1H) 4.18-4.29 (m, 2H) 4.40 (br, 2H) 4.70 (br 1H) 6.73 (s, 1H) 7.11-7.19 (m, 2H) 7.23-7.30 (m, 2H)
Example 156b)

Performed with 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (5-methyl-2-thienyl) propoxypropionic acid ethyl ester The same treatment as in Example 153 gave 3- [3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4- (5-methyl-2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 506 (MH⁺)
Example 157

Treat as in Example 156 to give 3- [3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4- (5-methyl-2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. Obtained.
MS m / e (ESI) 530 (MH⁺)
Example 158

Treated as in Example 156 and treated with 3- [3-[(2-chloro-4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl-4- (5-methyl-2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. Got.
MS m / e (ESI) 530 (MH⁺)
Example 159
Production Example 159a)

In the same manner as in Production Example 97, 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (5-chloro-2-thienyl) propoxy Propionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.00 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.45 (s , 9H) 2.51 (s, 3H) 2.91-3.05 (m, 2H) 3.50 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.08 (dd, J = 4.8, 8 0.8 Hz, 1H) 4.21-4.24 (m, 2H) 4.38-4.41 (m, 2H) 4.69 (br 1H) 6.78 (d, J = 3.6 Hz, 1H) 7.17-7.20 (m, 2H) 7.25 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.31 (s, 1H)
Example 159b)

Performed with 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (5-chloro-2-thienyl) propoxypropionic acid ethyl ester The same treatment as in Example 153 gave 3- [3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4- (5-chloro-2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 526 (MH⁺)
Example 160

Treat as in Example 159 to give 3- [3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4- (5-chloro-2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. Obtained.
MS m / e (ESI) 550 (MH⁺)
Example 161

Treated as in Example 159 and treated with 3- [3-[(2-chloro-4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl-4- (5-chloro-2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. Got.
MS m / e (ESI) 550 (MH⁺)
Example 162
Production Example 162a)

In the same manner as in Production Example 97, 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (4-methyl-2-thienyl) propoxy Propionic acid ethyl ester was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.00 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 1.26 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.45 (s , 9H) 2.29 (s, 3H) 2.94-3.05 (m, 2H) 3.54 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.08 (dd, J = 4.8, 8 .8 Hz, 1H) 4.12-4.24 (m, 2H) 4.40 (br, 2H) 4.70 (br 1H) 6.82 (s, 1H) 7.14-7.19 (m, 2H) 7.28 (d, J = 9.6 Hz, 1H) 7.31 (s, 1H)
Example 162b)

Performed with 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (4-methyl-2-thienyl) propoxypropionic acid ethyl ester The same treatment as in Example 153 was carried out to obtain 3- [3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4- (4-methyl-2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 506 (MH⁺)
Example 163

Treat as in Example 162 to give 3- [3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4- (4-methyl-2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. Obtained.
MS m / e (ESI) 530 (MH⁺)
Example 164

Treated as in Example 162 and treated with 3- [3-[(2-chloro-4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl-4- (4-methyl-2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. Got.
MS m / e (ESI) 530 (MH⁺)
Example 165
Production Example 165a)

3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (3-thienyl) propoxypropionic acid ethyl ester in the same manner as in Production Example 97 Got.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.01 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 1.27 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.44 (s , 9H) 2.95-3.06 (m, 2H) 3.55 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.09 (dd, J = 4.8, 8.8 Hz, 1H) 4.14 -4.25 (m, 2H) 4.32 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.64 (br 1H) 7.10-7.11 (m, 1H) 7.18-7.25 ( m, 3H) 7.30 (s, 1H) 7.37 (dd, J = 2.1, 5.2 Hz, 1H)
Example 165b)

Similar to Example 153 using 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (3-thienyl) propoxypropionic acid ethyl ester To give 3- [3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4- (3-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 492 (MH⁺)
Example 166

The same treatment as in Example 165 was performed to obtain 3- [3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4- (3-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 516 (MH⁺)
Example 167

The same treatment as in Example 165 was carried out to obtain 3- [3-[(2-chloro-4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl-4- (3-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 516 (MH⁺)
Example 168
Production Example 168a)

3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (3-furyl) propoxypropionic acid ethyl ester in the same manner as in Production Example 97 Got.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.00 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.27 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.45 (s , 9H) 2.93-3.04 (m, 2H) 3.54 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.08 (dd, J = 6.8, 8.0 Hz, 1H) 4.18 -4.26 (m, 2H) 4.30-4.41 (m, 2H) 4.67 (br 1H) 6.52 (d, J = 4.0 Hz, 1H) 7.13-7.19 ( m, 2H) 7.25-7.28 (m, 2H) 7.49 (d, J = 4.0 Hz, 1H)
Example 168b)

Example 153) using 3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-[(trifluoromethyl) sulfonyl] oxyphenyl) -2- (3-furyl) propoxypropionic acid ethyl ester The same treatment was performed to obtain 3- [3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4- (3-furyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 476 (MH⁺)
Example 169

The same treatment as in Example 168 was carried out to obtain 3- [3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4- (3-furyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 500 (MH⁺)
Example 170

The same treatment as in Example 168 was performed to obtain 3- [3-[(2-chloro-4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl-4- (3-furyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 500 (MH⁺)
Example 171

Treat as in Example 153 to give 3- [3-([2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoyl] aminomethyl) -4- (2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. Obtained.
MS m / e (ESI) 510 (MH⁺)
Example 172

The same treatment as in Example 153 was performed to obtain 3- [3-[(2-chloro-4-cyclopentyloxybenzoyl) amino] methyl-4- (2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 542 (MH⁺)
Example 173

Treated as in Example 153 and treated with 2-isopropoxy-3- [3-[([4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl]. -4- (2-Thienyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 535 (MH⁺)
Example 174

Treat as in Example 156 and prepare 3- [3-([2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoyl] aminomethyl) -4- (5-methyl-2-thienyl) phenyl] -2-iso Propoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 524 (MH⁺)
Example 175

Treated as in Example 156 and treated with 3- [3-[(2-chloro-4-cyclopentyloxybenzoyl) amino] methyl-4- (5-methyl-2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. Got.
MS m / e (ESI) 556 (MH⁺)
Example 176

Treated as in Example 156 and treated with 2-isopropoxy-3- [3-[([4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl]. -4- (5-Methyl-2-thienyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 549 (MH⁺)
Example 177

Treat as in Example 159 and prepare 3- [3-([2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoyl] aminomethyl) -4- (5-chloro-2-thienyl) phenyl] -2-iso Propoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 544 (MH⁺)
Example 178

Treated as in Example 159 and treated with 3- [3-[(2-chloro-4-cyclopentyloxybenzoyl) amino] methyl-4- (5-chloro-2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. Got.
MS m / e (ESI) 576 (MH⁺)
Example 179

Treated as in Example 159 and treated with 2-isopropoxy-3- [3-[([4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl]. -4- (5-Chloro-2-thienyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 569 (MH⁺)
Example 180

Work up as in Example 162 to give 3- [3-([2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoyl] aminomethyl) -4- (4-methyl-2-thienyl) phenyl] -2-iso Propoxypropionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 524 (MH⁺)
Example 181

3- [3-[(2-Chloro-4-cyclopentyloxybenzoyl) amino] methyl-4- (4-methyl-2-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropion The acid was obtained.
MS m / e (ESI) 556 (MH⁺)
Example 182

Treated as in Example 162 and treated with 2-isopropoxy-3- [3-[([4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl]. -4- (4-Methyl-2-thienyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 549 (MH⁺)
Example 183

Treat as in Example 165 to give 3- [3-([2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoyl] aminomethyl) -4- (3-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. Obtained.
MS m / e (ESI) 510 (MH⁺)
Example 184

The same treatment as in Example 165 was performed to obtain 3- [3-[(2-chloro-4-cyclopentyloxybenzoyl) amino] methyl-4- (3-thienyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 542 (MH⁺)
Example 185

Treated as in Example 165 and treated with 2-isopropoxy-3- [3-[([4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl]. -4- (3-Thienyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 535 (MH⁺)
Example 186

Treat as in Example 168 to give 3- [3-([2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoyl] aminomethyl) -4- (3-furyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid. Obtained.
MS m / e (ESI) 494 (MH⁺)
Example 187

The same treatment as in Example 168 was carried out to obtain 3- [3-[(2-chloro-4-cyclopentyloxybenzoyl) amino] methyl-4- (3-furyl) phenyl] -2-isopropoxypropionic acid.
MS m / e (ESI) 526 (MH⁺)
Example 188

Treated in the same manner as in Example 168 to give 2-isopropoxy-3- [3-[([4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl]. -4- (3-Furyl) phenyl] propionic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 519 (MH⁺)
Example 189
Production Example 189a)

2.95 g of benzyl 5-formyl-2-methoxybenzoate and 5 g of triphenylphosphoranylideneacetaldehyde were mixed in toluene and stirred at 80 ° C. for 7 hours. The solvent was distilled off under reduced pressure, and the residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate = 3: 1) to give benzyl 2-methoxy-5-(-3-oxo-1-propenyl) benzoate (E-Z mixture). ) 2.0 g was obtained as a yellow solid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.95 + 3.97 (s, 3H) 5.37 (s, 2H) 6.61 + 6.64 (s, J = 8.0 Hz, 1H) 6.90-7.07 (m, 2H) 7 .33-7.47 (m, 5H) 7.62 + 7.70 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.95 + 8.02 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 189b)

0.77 g of triethyl-2-phosphonobutyrate was dissolved in N, N-dimethylformamide, 115 mg of sodium hydride was added, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. A solution prepared by dissolving 0.6 g of benzyl 2-methoxy-5-(-3-oxo-1-propenyl) benzoate (E-Z mixture) in N, N-dimethylformamide was added and stirred at room temperature for 2 hours. Water and ammonium chloride solution were added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was extracted with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate = 8: 1). The obtained product was dissolved in ethanol, 10% palladium carbon was added, hydrogen substitution was performed, and the mixture was stirred at room temperature for 7 hours. Palladium carbon was filtered and the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 0.47 g of 5- [4- (ethoxycarbonyl) hexyl] -2-methoxybenzoic acid as a colorless oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.50 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 1.17 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 1.38-1.58 (m, 6H) 2.20 (m, 1H) ) 2.54 (t, J = 8.0 Hz, 2H) 3.99 (s, 3H) 4.07 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 7.90 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.29 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.91 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 189c)

The reaction is carried out in the same manner as in Example 1c) d) using 0.47 g of 5- [4- (ethoxycarbonyl) hexyl] -2-methoxybenzoic acid and 0.27 g of 4- (trifluoromethyl) benzylamine. As a result, 0.21 g of 2-ethyl-5- [4-methoxy-3-([4- (trifluoromethyl) benzyl] aminocarbonyl) phenyl] pentanoic acid was obtained as a colorless amorphous substance.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.85 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 1.42-1.59 (m, 6H) 2.27 (m, 1H) 2.53 (m, 2H) 3.85 (s) 3H) 4.66 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.90 (d, J = 7.0 Hz, 1H) 7.26 (m, 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz) , 2H) 7.59 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.04 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.34 (bs, 1H)
Example 190
Production Example 190a)

5- (5-Ethoxy-4-isopropoxy-5-oxopentyl) -2-methoxybenzoic acid was obtained in the same manner as in Production Example 189a) and Example 189a).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.13 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.19 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.27 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 1.54-1 .74 (m, 4H) 2.62 (t, J = 8.0 Hz, 2H) 3.58 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.88 (m, 1H) 4.05 (s, 3H 4.18 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 6.98 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 8.00 (D, J = 2.0Hz, 1H)
Example 190b)

Similar to Example 1c) d), using 0.35 g of 5- (5-ethoxy-4-isopropoxy-5-oxopentyl) -2-methoxybenzoic acid and 0.18 g of 4- (trifluoromethyl) benzylamine. By performing the reaction according to the above method, 0.18 g of 5-3-[(benzylamino) carbonyl] -4-methoxyphenyl-1-isopropoxypentanoic acid was obtained as a colorless amorphous substance.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.20 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.21 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.67-1.80 (m, 4H) 2.63 (t, J = 8.0 Hz, 2H) 3.69 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.92 (s, 3H) 3.96 (m, 1H) 4.70 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.98 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.26 (m, 1H) 7.47 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.59 (d, J = 8.0 Hz, 2H) ) 8.04 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.33 (bs, 1H)
Example 191

In the same manner as in Example 17, 2- (4-methoxy-3-{[2- (2.4-dichlorophenyl) acetyl] amino} benzyl) butanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.93 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 1.55-1.64 (m, 2H) 2.58 (m, 1H) 2.68 (dd, J = 4.5, 14) 0.0 Hz, 1H) 2.89 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3.78 (s, 3H) 3.82 (s, 2H) 6.73 (d, J = 8.0 Hz) , 1H) 6.84 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.26 (m, 1H) 7.35 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.45 (d, 2 .0Hz, 1H) 7.88 (s, 1H) 8.19 (d, J = 2.0Hz, 1H)
Example 192

In the same manner as in Example 14, 2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-{[2- (3-fluoro) -4-trifluoromethyl) phenyl] acetyl} amino) phenylpropanoic acid was obtained. .
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.65 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.90 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .06 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.58 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.78 (s, 2H) 3.80 (s, 3H) 4.13 (M, 1H) 6.77 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.92 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.25 (m, 2H) 7.61 (t , J = 8.0 Hz, 1H) 7.76 (s, 1H) 8.24 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 193

In the same manner as in Example 14, 2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-{[2- (2,4-dichlorophenyl] acetyl} amino) phenylpropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.88 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .05 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.80 (s, 3H) 3.83 (s, 2H) 4.12. (M, 1H) 6.76 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.90 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.27 (dd, J = 2.0, 8 0.0 Hz, 1H) 7.36 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.46 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.86 (s, 1H) 8.26 (d, J = 2) .0Hz, 1H)
Example 194

2- (4-Methoxy-3- {2-oxo-2- [2,4-difluoroanilino] ethyl} benzyl) butanoic acid was obtained in the same manner as in Example 22.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95 (t, J-8.0 Hz, 3H) 1.57-1.66 (m, 2H) 2.57 (m, 1H) 2.70 (dd, J = 7.0, 14) 0.0 Hz, 1H) 2.89 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.69 (s, 2H) 3.92 (s, 3H) 6.76-6.87 (m, 3H) ) 7.09-7.12 (m, 2H) 8.22-8.29 (m, 2H)
Example 195

In the same manner as in Example 22, 2- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [2-methyl-4- (trifluoromethyl) anilino] ethyl} benzyl) butanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (t, J-8.0 Hz, 3H) 1.55-1.70 (m, 2H) 2.10 (m, 1H) 2.57 (dd, J = 4.5, 14) 0.0 Hz, 1H) 2.89 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3.73 (s, 3H) 3.89 (s, 2H) 6.88 (d, J = 8.0 Hz) , 1H) 7.12-7.15 (m, 2H) 7.26 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.39 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.63 (s, 1H ) 8.03 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 196
Example 196a)

Example 22a) Ethyl 2-ethyl-3- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [2,4-dichloroanilino] ethyl} phenyl) -2-propenoate by a method analogous to c) Got.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.17 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 1.34 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 2.56 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 3.77 (s , 3H) 3.96 (s, 3H) 4.26 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 6.98 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.22 (dd, J = 2.0 , 8.0 Hz, 1H) 7.31 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.58 (s, 1H) 8.22 (Bs, 1H) 8.37 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 196b)

2-ethyl-3- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [2,4-dichloroanilino] ethyl} phenyl) -2-propenoate (0.9 g) was dissolved in ethanol (15 ml) and ethyl acetate (15 ml). Then, 0.6 g of palladium carbon poisoned with ethylenediamine was added. The reaction solution was stirred at room temperature for 5 hours under a hydrogen atmosphere, palladium carbon was filtered, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography to obtain 0.44 g of ethyl 2- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [2,4-dichloroanilino] ethyl} benzyl) butanoate as a colorless oil. It was.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.90 (t, J-8.0 Hz, 3H) 1.14 (t, J-8.0 Hz, 3H) 1.50-1.68 (m, 2H) 2.54 (m, 2H) ) 2.68 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 2.86 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.72 (s, 2H) 3.88 (s) 3H) 4.05 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 6.85 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.10 (m, 2H) 7.20 (d, J = 8.0 Hz) , 1H) 7.26 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.30 (bs, 1H) 8.37 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 196c)

0.27 g of ethyl 2- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [2,4-dichloroanilino] ethyl} benzyl) butanoate was dissolved in 10 ml of ethanol, and 1 ml of 5N sodium hydroxide was added. The reaction mixture was stirred at room temperature for 24 hours, water was added, and the aqueous layer was extracted with diethyl ether. The aqueous layer was acidified with hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure to give 2- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [2,4-dichloroanilino]. Ethyl} benzyl) butanoic acid was obtained as a colorless oil.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.89 (t, J-8.0 Hz, 3H) 1.49-1.62 (m, 2H) 2.50 (m, 2H) 2.64 (dd, J = 4.5, 14) 0.0 Hz, 1H) 2.84 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.72 (s, 2H) 3.88 (s, 3H) 6.80 (d, J = 8.0 Hz) , 1H) 7.06 (m, 2H) 7.12 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.23 (s, 1H) ) 8.28 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 197
Production Example 197a)

1 g of sodium hydride was suspended in tetrahydrofuran, 3 g of acetophenone dissolved in tetrahydrofuran was added, and the mixture was stirred at room temperature for 30 minutes. Further, 3.7 g of diethyl oxalate was added and heated to reflux for 1 hour. The reaction mixture was ice-cooled, water and ammonium chloride solution were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. Diisopropyl ether was added to the residue, and the crystals were filtered to obtain 2.37 g of ethyl- (Z) -4-hydroxy-2-oxo-4-phenyl-3-butanoate.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 1.15 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 4.18 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 6.55 (s, 1H) 7.35-7.48 (m, 3H) ) 7.80 (m, 2H)
Production Example 197b)
0.67 g of ethyl- (Z) -4-hydroxy-2-oxo-4-phenyl-3-butanoate was dissolved in 10 ml of acetic acid, and 0.17 g of methyl hydrazine was added. After the reaction solution was heated to reflux for 2 hours, acetic acid was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved by adding ethyl acetate and tetrahydrofuran, washed with sodium hydrogen carbonate solution and saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography. Ethyl 1-methyl-3-phenyl-1H-5-pyrazolecarboxylate 0.12 g in hexane: ethyl acetate 9: 1, ethyl 1-methyl in hexane: ethyl acetate 4: 1 0.55 g of -5-phenyl-1H-3-pyrazolecarboxylate was obtained.

Ethyl 1-methyl-3-phenyl-1H-5-pyrazole carboxylate
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.42 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 4.21 (s, 3H) 4.38 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 7.11 (s, 1H) 7.32 (T, J = 8.0 Hz, 1H) 7.40 (t, J = 8.0 Hz, 2H) 8.79 (d, J = 8.0 Hz, 2H)

Ethyl 1-methyl-5-phenyl-1H-3-pyrazole carboxylate
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.41 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 3.95 (s, 3H) 4.43 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 6.85 (s, 1H) 7.40 -7.53 (m, 5H)
Production Example 197c)

Ethyl 1-methyl-3-phenyl-1H-5-pyrazolecarboxylate (0.12 g) was dissolved in 5 ml of ethanol, 1 ml of 5N sodium hydroxide solution was added, and the mixture was heated to reflux for 1 hour. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 2N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure to give 0.11 g of 1-methyl-3-phenyl-1H-5-pyrazolecarboxylic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 4.22 (s, 3H) 7.22 (s, 1H) 7.33 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.40 (t, J = 8.0 Hz, 2H) 8.80 (D, J = 8.0Hz, 2H)
Example 197d)

Example 19d) 2-Isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(1-methyl-3-phenyl-1H-5-pyrazolyl) carbonyl] aminoethyl) phenyl] propane by a method similar to e) The acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.94 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .06 (dd, J = 4.5, 14.0, 1H) 3.88 (s, 3H) 4.12 (dd, J = 4.0, 7.0 Hz, 1H) 4.20 (s, 3H) ) 4.57 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 6.57 (bs, 1H) 6.73 (s, 1H) 6.84 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.16 (dd , J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.32 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.39 (m, 2H) 7 .76 (m, 2H)
Example 198
Production Example 198a)

Ethyl 1-methyl-5-phenyl-1H-3-pyrazolecarboxylate (0.55 g) was dissolved in 10 ml of ethanol, 2 ml of 5N sodium hydroxide solution was added, and the mixture was heated to reflux for 1 hour. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 2N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure to obtain 0.5 g of 1-methyl-5-phenyl-1H-3-pyrazolecarboxylic acid.
¹H-NMR (CDCl₃): 3.91 (s, 3H) 6.82 (s, 1H) 7.34-7.45 (m, 5H)
Example 198b)

Example 19d) In a manner similar to e), 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(1-methyl-5-phenyl-1H-3-pyrazolyl) carbonyl] aminoethyl) phenyl] Propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.04 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.14 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.90 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .04 (dd, J = 4.5, 14.0, 1H) 3.55 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 3.88 (s, 3H) 4.09 (Dd, J = 4.0, 7.0 Hz, 1H) 4.60 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 6.80 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 6.84 (s, 1H ) 7.12 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.32 (bs, 1H) 7.39-7.57 (m , 5H)
Example 199
Production Example 199a)

1 g of phenylacetylene and 1.48 g of 2-chloro-2-hydroxyiminoacetic acid ethyl ester were dissolved in 20 ml of chloroform, 1.4 g of potassium carbonate was added, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. Water and ammonium chloride solution were added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate 9: 1) to obtain 1.2 g of ethyl 5-phenyl-4-isoxazolecarboxylate.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.35 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 4.40 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 6.85 (s, 1H) 7.36-7.50 (m, 3H) ) 7.68-7.80 (m, 2H)
Production Example 199b)

0.4 g of ethyl 5-phenyl-4-isoxazolecarboxylate was dissolved in 10 ml of ethanol, 2 ml of 5N sodium hydroxide solution was added, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction solution was neutralized with 2N hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure to obtain 0.25 g of 5-phenyl-3-isoxazolecarboxylic acid.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 7.32 (s, 1H) 7.48-7.57 (m, 3H) 7.92 (m, 2H)
Example 199c)

Example 19d) 2-Isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(5-phenyl-3-isoxazolyl) carbonyl] aminoethyl) phenyl] propanoic acid was obtained by a method similar to e).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.04 (d, J = 6.5 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.5 Hz, 3H) 2.90 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .06 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.87 (s, 3H) 4.10 (dd, J = 4.5 , 7.0 Hz, 1H) 4.61 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.82 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.96 (s, 1H) 7.15 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.36 (bs, 1H) 7.47 (m, 3H) 7.78 (m, 2H)
Example 200
Production Example 200a)

1-Methyl-5- (2-pyridyl) -1H-3-pyrazolecarboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 197a) b) 198.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 4.18 (s, 3H) 7.22 (s, 1H) 7.40 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 7.85-7.94 (m, 2H) 8.68 (d , J = 4.0 Hz, 1H) 12.75 (s, 1H)
Example 200b)

Example 19d) In a manner similar to e), 2-isopropoxy-3--4-methoxy-3-[([1-methyl-5- (2-pyridyl) -1H-3-pyrazolyl] carbonylamino) methyl Phenylpropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.03 (d, J = 6.5 Hz, 3H) 1.34 (d, J = 6.5 Hz, 3H) 2.90 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .05 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.55 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.87 (s, 3H) 4.09 (dd, J = 4.5 , 7.0 Hz, 1H) 4.24 (s, 3H) 4.60 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.81 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.14 (m, 2H) ) 7.23 (m, 2H) 7.34 (bs, 1H) 7.64 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.85 (bs, 1H) 8.70 (d, J = 4.0 Hz) , 1H)
Example 201
Production Example 201a)

1-Methyl-3- (2-pyridyl) -1H-5-pyrazolecarboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 197a) -c).
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 4.13 (s, 3H) 7.26 (s, 1H) 7.32 (dd, J = 4.0, 8.0 Hz, 1H) 7.82 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.57 (d, J = 4.0 Hz, 1H)
Example 201b)

Example 19d) In a manner similar to e), 2-isopropoxy-3--4-methoxy-3-[([1-methyl-3- (2-pyridyl) -1H-5-pyrazolyl] carbonylamino) methyl Phenylpropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.03 (d, J = 6.5 Hz, 3H) 1.10 (d, J = 6.5 Hz, 3H) 2.75-3.00 (m, 2H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.81 (s, 3H) 4.05 (dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.21 (s, 3H) 4.52 (d, J = 6 0.0 Hz, 2H) 6.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.08 (m, 2H) 7.15 (bs, 1H) 7.45 (bs, 1H) 7.84 (s, 1H ) 8.04 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 8.24 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.70 (d, J = 4.0 Hz, 1H)
Example 202
Production Example 202a)

Ethyl 2-chloroacetoacetate (2.33 ml) and thiopropionamide (1.5 g) were dissolved in ethanol (30 ml) and stirred at room temperature for 16 hours. The reaction mixture was ice-cooled, water was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate 14: 1) to obtain 0.8 g of ethyl 2-ethyl-4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylate.
¹H-NMR (CDCl₃): 1.34-1.60 (m, 6H) 2.98 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 3.70 (s, 3H) 4.29 (q, J = 8.0 Hz, 2H) )
Production Example 202b)

0.8 g of ethyl 2-ethyl-4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylate was dissolved in 10 ml of ethanol, 2 ml of 5N sodium hydroxide solution was added, and the mixture was heated to reflux for 1 hour. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 2N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure to obtain 0.8 g of 2-ethyl-4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid.
¹H-NMR (CDCl₃): 1.40 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 3.74 (s, 3H) 4.03 (q, J = 8.0 Hz, 2H)
Example 202c)

Example 19d) 3- [3-([(2-Ethyl-4-methyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminoethyl) -4-methoxyphenyl]- 2-Isopropoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.98 (d, J = 6.5 Hz, 3H) 1.10 (d, J = 6.5 Hz, 3H) 1.30 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 2.56 (s , 3H) 2.82-3.01 (m, 4H) 3.51 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.80 (s, 3H) 4.04 (dd, J = 4.5, 7 0.0 Hz, 1H) 4.48d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.31 (bs, 1H) 6.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.08 (dd, J = 2.0 , 8.0 Hz, 1H) 7.13 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 203
Production Example 203a)

Ethyl 2-chloroacetoacetate (10 ml) and thiobenzamide (10 g) were dissolved in ethanol (100 ml) and heated under reflux for 4 hours. The reaction mixture was ice-cooled, water was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate 14: 1) to obtain 17 g of ethyl 4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazole-5-carboxylate.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.39 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 2.78 (s, 3H) 4.35 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 7.45 (m, 3H) 7.95 (M, 2H)
Production Example 203b)

0.8 g of ethyl 4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazole-5-carboxylate was dissolved in 10 ml of ethanol, 2 ml of 5N sodium hydroxide solution was added, and the mixture was heated to reflux for 1 hour. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 2N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure to obtain 0.8 g of 4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.66 (s, 3H) 7.52 (m, 3H) 7.96 (m, 2H)
Example 203c)

Example 19d) 2-Isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] amino was prepared in a manner similar to e). Ethyl) phenyl] propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.99 (d, J = 6.5 Hz, 3H) 1.10 (d, J = 6.5 Hz, 3H) 2.65 (s, 3H) 2.86 (dd, J = 7.0) , 14.0 Hz, 1H) 3.00 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.52 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.82 (s, 3H) 4.05 (Dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.51 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.42 (bs, 1H) 6.77 (d, J = 8.0 Hz, 1H) ) 7.09 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.16 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.37 (m, 3H) 7.85 (m, 2H)
Example 204
Example 204a)

N- (2,4-dichlorophenyl) -2- (5-formyl-2-methoxyphenyl) acetamide (3.1 g) and ethyl 2- (diethylphosphoryl) -2-ethyl acetate (3.3 g) were the same as in Example 1a). By the method, 2.6 g of 2-ethyl-3- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [2,4-dichloroanilino] ethyl} phenyl) -2-propenoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.26 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 1.35 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 3.75 (s, 2H) 3.94 (s, 3H) 4.27 (Q, J = 8.0 Hz, 2H) 4.41 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 6.95 (m, 2H) 7.20 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.30 (D, J = 8.0 Hz, 1H) 7.79 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.85 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 8.18 (bs, 1H) ) 8.38 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 204b)

In the same manner as in Example 196b), 2-ethyl-3- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [2,4-dichloroanilino] ethyl} phenyl) -2-propenoate from 2 g of ethyl 0.3 g of 2- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [2,4-dichloroanilino] ethyl} benzyl) butanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.88 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 2.85 (m , 2H) 3.43 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.65 (s, 3H) 3.82 (s, 3H) 3.94 (dd, J = 4.0, 8.0 Hz, 1H ) 4.09 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 6.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.13 (m, 3H) 7.23 (d, J = 8.0 Hz, 1H) ) 8.22 (s, 1H) 8.28 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 204c)

0.3 g of ethyl 2- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [2,4-dichloroanilino] ethyl} benzyl) butanoate was dissolved in 10 ml of ethanol, and 1 ml of 5N sodium hydroxide was added. The reaction solution was heated to reflux for 10 minutes and then acidified with 1N hydrochloric acid under ice cooling. The aqueous layer was extracted with ethyl acetate and washed with saturated brine. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and the solvent was distilled off under reduced pressure to give 2- (4-methoxy-3- {2-oxo-2- [4- (trifluoromethyl) anilino] ethyl} benzyl) butane. 0.19 g of acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.08 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.86 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .00 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.49 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.67 (s, 3H) 3.84 (s, 3H) 4.04 (Dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 6.82 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.12 (m, 3H) 7.23 (d, J = 8.0 Hz, 1H) ) 8.20 (s, 1H) 8.28 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 205
Production Example 205a)

5- (2-Chlorophenyl) -4-isoxazolecarboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 199.
¹H-NMR (CDCl₃): 7.40 (s, 1H) 7.43 (m, 2H) 7.56 (m, 1H) 8.00 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H)
Example 205b)

Example 19d) 3--3-[([[5- (2-Chlorophenyl) -3-isoxazolyl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2-isopropoxypropanoic acid was obtained by a method similar to e). .
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.98 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.09 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.84 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .00 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.81 (s, 3H) 4.05 (dd, J = 4.5 , 7.0 Hz, 1H) 4.46 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.76 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.08 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz) , 1H) 7.16 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.29-7.35 (m, 2H) 7.46 (dd, J = 4.0, 7.5 Hz, 1H) 7.85 (Dd, J = 4.0, 7.5 Hz, 1H)
Example 206
Production Example 206a)
2 ml of ethyl 2,4-dioxovalerate and 1.2 g of phenylhydrazine were dissolved in 20 ml of acetic acid and stirred at 100 ° C. for 2 hours. Acetic acid was distilled off under reduced pressure, ethyl acetate was added to the residue, washed with a sodium hydrogen carbonate solution and saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography. Ethyl 3-methyl-1-phenyl-1H-5-pyrazolecarboxylate 0.37 g in hexane: ethyl acetate 14: 1, ethyl 5-methyl in hexane: ethyl acetate 9: 1 0.46 g of -1-phenyl-1H-3-pyrazolecarboxylate was obtained.

Ethyl 3-methyl-1-phenyl-1H-5-pyrazole carboxylate
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.22 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 2.35 (s, 3H) 4.22 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 6.80 (s, 1H) 7.42 (M, 5H)

Ethyl 5-methyl-1-phenyl-1H-3-pyrazole carboxylate
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.39 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 2.34 (s, 3H) 4.41 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 6.74 (s, 1H) 7.40 -7.50 (m, 5H)
Production Example 206b)

Ethyl 3-methyl-1-phenyl-1H-5-pyrazolecarboxylate (0.37 g) was dissolved in 10 ml of ethanol, 1 ml of 5N sodium hydroxide solution was added, and the mixture was heated to reflux for 1 hour. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 2N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure to obtain 0.26 g of 3-methyl-1-phenyl-1H-5-pyrazolecarboxylic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.35 (s, 3H) 6.87 (s, 1H) 7.40 (m, 5H)
Example 206

Example 19d) 2-Isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(3-methyl-1-phenyl-1H-5-pyrazolyl) carbonyl] aminoethyl) phenyl] propane by a method similar to e) The acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.98 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.09 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.62 (s, 3H) 2.84 (dd, J = 7.0) , 14.0 Hz, 1H) 2.96 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.51 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.64 (s, 3H) 4.03 (Dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.38 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.23 (bs, 1H) 6.67 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.07-7.08 (m, 2H) 7.24-7.32 (m, 5H)
Example 207
Production Example 207a)

5-Methyl-1-phenyl-1H-3-pyrazolecarboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 206b).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.35 (s, 3H) 6.79 (s, 1H) 7.42-7.52 (m, 5H)
Example 207b)

Example 19d) 2-Isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(5-methyl-1-phenyl-1H-3-pyrazolyl) carbonyl] aminoethyl) phenyl] propane by a method similar to e) The acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.09 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.60 (s, 3H) 2.82 (dd, J = 7.0) , 14.0 Hz, 1H) 2.97 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.47 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.76 (s, 3H) 4.01 (Dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.51 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.67 (s, 1H) 6.71 (d, J = 8.0 Hz, 1H) ) 7.04 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 7.15 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.27 (bs, 1H) 7.35-7.38 (m , 3H) 7.41-7.46 (m, 2H)
Example 208
Example 208a)

N1- {5-[(2,4-Dioxo-1,3-thiazolan-5-ylidene) methyl] -2-methoxybenzyl} -2-fluoro-4 by a method analogous to Example 28a) -c) -Chlorobenzamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.74 (s, 2H) 3.85 (s, 3H) 7.12 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.44 (Bs, 1H) 7.50 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.66 (s, 1H) 7.90 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 9.98 (s, 1H)
Example 208b)

N1- {5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-ylidene) methyl] -2-methoxybenzyl} -2-fluoro-4-chlorobenzamide 0.3 g was dissolved in 20 ml of methanol, 20 mg iodine was added. While the reaction solution was heated to reflux, 400 mg of magnesium was added in 10 portions every 10 minutes. The reaction mixture was ice-cooled, acidified with 2N hydrochloric acid, and extracted with dichloromethane. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. Diisopropyl ether was added to the residue, and the crystals were filtered to give N1- (4-chloro-2-fluorophenyl) -2-2-2methoxy-5-[(2-methylene-4-oxo-1,3-thiazolane- 80 mg of 5-yl) methyl] phenylacetamide were obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.99 (dd, J = 10.0, 14.0 Hz, 1H) 3.27 (m, 1H) 3.65 (s, 2H) 3.73 (s, 3H) 4.81 (m , 1H) 6.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.08-7.11 (m, 2H) 7.22 (m, 1H) 7.47 (m, 1H) 7.89 (m , 1H) 9.84 (s, 1H)
Example 209
Production Example 209a)

4-Methyl-2- (3-pyridyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.67 (s, 3H) 7.54 (dd, J = 4.0, 8.0 Hz, 1H) 8.31 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.70 (d, J = 4.0 Hz, 1 H) 9.51 (s, 1 H)
Example 209b)

Example 19d) 2-Isopropoxy-3--4-methoxy-3-[([4-methyl-2- (3-pyridyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonyl by a method analogous to e) Amino) methyl] phenylpropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.01 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.11 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.66 (s, 3H) 2.87 (dd, J = 7.0) , 14.0 Hz, 1H) 2.99 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.55 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.83 (s, 3H) 4.06 (Dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.52 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.59 (bs, 1H) 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.91 (s, 1H) 7.09-7.26 (m, 2H) 7.40 (m, 1H) 7.60 (m, 1H) 8.56 (d, J = 7.0 Hz, 1H) )
Example 210
Production Example 210a)

3.7 g of 1-methyl-3-phenylimidazole was dissolved in tetrahydrofuran, and 18.7 ml of n-butyllithium (1.5 mol / l hexane solution) was added dropwise at −50 ° C. while cooling. The reaction temperature was raised to −20 ° C. and then cooled again to −50 ° C. After adding 3.6 ml of N, N-dimethylformamide, the cooling device was removed and the reaction temperature was raised to room temperature. An ammonium chloride solution was added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated brine and dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate = 3: 1) to obtain 1.9 g of 1-methyl-5-phenyl-1H-2-imidazolecarboxaldehyde.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.98 (s, 3H) 7.28 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.40 (t, J = 8.0 Hz, 2H) 8.82 (d, J = 8.0 Hz) , 2H) 8.10 (s, 1H) 9.75 (s, 1H)
Production Example 210b)

1 g of 1-methyl-5-phenyl-1H-2-imidazolecarboxaldehyde was dissolved in 15 ml of dimethyl sulfoxide, and 3 ml of potassium hydrogen phosphate (1 mol / l) was added. An aqueous solution of 1.5 g of sodium chlorite was added and stirred at room temperature for 20 minutes. Water was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate = 3: 1 → 1: 4 → ethyl acetate: methanol = 3: 1), and 90 mg of 1-methyl-5-phenyl-1H-2-imidazolecarboxylic acid was added. Obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 4.00 (s, 3H) 7.26 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.42 (t, J = 8.0 Hz, 2H) 7.75 (s, 1H) 8.82 (D, J = 8.0Hz, 2H)
Example 210c)

Example 19d) 2-Isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(1-methyl-5-phenyl-1H-2-imidazolyl) carbonyl] aminoethyl) phenyl] propane by a method similar to e) The acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.84 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 2 .97 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.48 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.81 (s, 3H) 4.02 (m, 1H) 4.03 (S, 3H) 4.52 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.91 (s, 1H) 7.06 (dd, J = 2) 0.0, 8.0 Hz, 1H) 7.16 (m, 2H) 7.21 (m, 1H) 7.31 (t, J = 7.5 Hz, 2H) 7.68 (d, J = 7.5 Hz , 2H)
Example 211

N1- (2,4-dichlorophenyl) -2--2-methoxy-5-[(2-methylene-4-oxo-1,3) was prepared in the same manner as in Examples 28a) -c), 208a), b). -Thiazolan-5-yl) methyl] phenylacetamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.00 (dd, J = 10.0, 14.0 Hz, 1H) 3.32 (m, 1H) 3.65 (s, 2H) 3.76 (s, 3H) 4.82 (dd , J = 4.5, 10.0 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.11 (m, 2H) 7.38 (dd, J = 2.5, 8.0 Hz) , 1H) 7.64 (d, J = 2.5 Hz, 1H) 7.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 9.42 (s, 1H)
Example 212
Production Example 212a)

2- (2-Ethyl-4-pyridyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 1.23 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 2.69 (s, 3H) 2.83 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 7.70 (d, J = 6.0 Hz) , 1H) 7.78 (s, 1H) 8.60 (d, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 212b)

Example 19d) 3-3-[([2- (2-Ethyl-4-pyridyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl]- 4-Methoxyphenyl-2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.18 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.37 (d, J = 7.5 Hz, 3H) 2.72 (s) , 3H) 2.94 (m, 3H) 3.06 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.61 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.89 (s, 3H 4.12 (dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.59 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.55 (bs, 1H) 6.84 (d, J = 7) 0.0 Hz, 1H) 7.18 (d, J = 7.0 Hz, 1H) 7.22 (s, 1H) 7.63 (m, 1H) 7.72 (s, 1H) 8.62 (d, J = 5.0Hz, 1H)
Example 213
Production Example 213a)

6.7 g of benzamidoxime and 5 ml of ethyl propiolate were dissolved in methanol and heated to reflux for 3 hours. The solvent was distilled off under reduced pressure, and the residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate = 10: 1) and ethyl (Z) -3-([(Z) -1-amino-1-phenylmethylidene. ] 4.5 g of aminooxy) -2-propenoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.30 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 4.17 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 4.90 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 5.25 (bs) , 2H) 7.38 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 7.40-7.50 (m, 3H) 7.65 (m, 2H)
Production Example 213b)

4.5 g of (Z) -3-([(Z) -1-amino-1-phenylmethylidene] aminooxy) -2-propenoate was dissolved in 30 ml of diphenyl ether and heated at 200 ° C. for 5 hours. Hexane was added to the reaction mixture and the solid was filtered. The solid was purified by silica gel column chromatography, and hexane: ethyl acetate = 1: 1 → dichloromethane: methanol = 50: 1) to obtain 3.5 g of ethyl 2-phenyl-1H-5-imidazolecarboxylate.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.39 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 4.38 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 7.43 (m, 3H) 7.78 (s, 1H) 7.90 (M, 2H)
Production Example 213c)
3.5 g of ethyl 2-phenyl-1H-5-imidazolecarboxylate was dissolved in 30 ml of N, N-dimethylformamide, 0.71 g of sodium hydride was added under ice cooling, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. The reaction solution was ice-cooled again, 1.5 ml of methyl iodide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 30 minutes. Water and ammonium chloride solution were added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography. Ethyl 1-methyl-2-phenyl-1H-4-imidazolecarboxylate (0.6 g) in hexane: ethyl acetate = 8: 1 and hexane: ethyl acetate = 1: 1 in ethyl 2.2 g of 1-methyl-2-phenyl-1H-5-imidazole carboxylate was obtained.

Ethyl 1-methyl-2-phenyl-1H-4-imidazolecarboxylate
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.37 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 3.94 (s, 3H) 4.34 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 7.46 (m, 3H) 7.60 (M, 2H) 7.83 (s, 1H)

Ethyl 1-methyl-2-phenyl-1H-5-imidazolecarboxylate
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.39 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 3.77 (s, 3H) 4.39 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 7.45 (m, 3H) 7.64 (M, 2H) 7.68 (s, 1H)
Production Example 213d)

Ethyl 1-methyl-2-phenyl-1H-5-imidazolecarboxylate (2.2 g) was dissolved in ethanol (20 ml), 5N sodium hydroxide solution (2 ml) was added, and the mixture was heated to reflux for 1 hour. The reaction solution was ice-cooled, neutralized with 2N hydrochloric acid, and extracted with a mixed solvent of ethyl acetate and tetrahydrofuran. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure to obtain 1.1 g of 1-methyl-2-phenyl-1H-5-imidazolecarboxylic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.77 (s, 3H) 7.52 (m, 3H) 7.71 (m, 2H) 8.06 (s, 1H)
Example 213e)

Example 19d) 2-Isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(1-methyl-2-phenyl-1H-5-imidazolyl) carbonyl] aminoethyl) phenyl] propane by a method similar to e) The acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.82 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.66 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 2 .79 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.41 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.76 (s, 3H) 3.78 (s, 3H) 3.91 (Dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.37 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.87 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.05-7.08 (M, 2H) 7.46-7.53 (m, 3H) 7.72 (d, J = 6.5 Hz, 1H) 7.82 (s, 1H) 8.13 (bs, 1H)
Example 214
Production Example 214a)

0.6 g of ethyl 1-methyl-2-phenyl-1H-4-imidazolecarboxylate was dissolved in 10 ml of ethanol, 1 ml of 5N sodium hydroxide solution was added, and the mixture was heated to reflux for 1 hour. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 2N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate and tetrahydrofuran. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure to obtain 0.5 g of 1-methyl-2-phenyl-1H-4-imidazolecarboxylic acid.
¹H-NMR (CDCl₃): 3.86 (s, 3H) 7.52 (m, 3H) 7.68 (m, 2H) 7.83 (s, 1H)
Example 214b)

Example 19d) 2-Isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([(1-methyl-2-phenyl-1H-4-imidazolyl) carbonyl] aminoethyl) phenyl] propane by a method similar to e) The acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.84 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 0.99 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.70 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 2 .84 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.44 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.79 (s, 3H) 3.90 (s, 3H) 3.96 (Dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.40 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.90 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.11 (m, 2H ) 7.56-7.64 (m, 3H) 7.70-7.76 (m, 1H) 8.10 (s, 1H) 8.97 (bs, 1H)
Example 215
Production Example 215a)

In the same manner as in Production Example 203, 2- (2-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.68 (s, 3H) 7.48-7.55 (m, 2H) 7.65 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.24 (dd, J = 2.0, 8 .0Hz, 1H) 13.50 (bs, 1H)
Example 215b)

In the same manner as in Example 38, 3-3-3-[([2- (2-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2- Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.74 (s, 3H) 2.93 (dd, J = 7.0) , 14.0 Hz, 1H) 3.07 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.60 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.89 (s, 3H), 4. 13 (dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.59 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.84 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.16 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.35-7.38 (m, 2H) 7.48-7.51 (m, 1H) 8.23-8.26 (m, 1H)
Example 216
Production Example 216a)

In the same manner as in Production Example 203, 2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.66 (s, 3H) 7.56 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.98 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
Example 216b)

In the same manner as in Example 38, 3-3-3-[([2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2- Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.70 (s, 3H) 2.93 (dd, J = 7.0) , 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.60 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.90 (s, 3H) 4.13 (Dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.58 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.52 (bs, 1H) 6.84 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.16 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.41 (d, J = 9.0 Hz, 2H) 7.86 (D, J = 9.0Hz, 2H)
Example 217
Production Example 217a)

4-Methyl-2- (2-thienyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.60 (s, 3H) 7.08 (dd, J = 4.0, 5.0 Hz, 1H) 7.77 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.80 (d, J = 5.0 Hz, 1H) 13.38 (bs, 1H)
Example 217b)

2-Isopropoxy-3--4-methoxy-3-[([4-methyl-2- (2-thienyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl by a method similar to that in Example 38 Phenylpropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.05 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.67 (s, 3H) 2.93 (dd, J = 7.0) , 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.59 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.89 (s, 3H) 4.11 (Dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.57 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.49 (bs, 1H) 6.83 (d, J = 8.0 Hz, 1H) ) 7.08 (dd, J = 4.0, 5.0 Hz, 1H) 7.17 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.43 (dd, J = 1.0, 5.0 Hz, 1H) 7.52 (dd, J = 1.0, 4.0 Hz, 1H)
Example 218
Production Example 218a)

20.6 g of (±) -Z-α-phosphonoglycine trimethyl ester was dissolved in 200 ml of dichloromethane, and 8.9 ml of 1,8-diazabicyclo [5.4.0] -7-undecene was added. After the reaction solution was stirred at room temperature for 15 minutes, tert-butyl-N- (5-formyl-2-methoxybenzyl) carbamate was dissolved in 50 ml of dichloromethane and added, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. The reaction mixture was ice-cooled, water was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate = 3: 1), methyl (Z) -2-[(benzyloxy) carbonyl] amino-3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] 21 g of methyl-4-methoxyphenyl) -2-propenoate were obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.44 (s, 9H) 3.80 (s, 3H) 3.86 (s, 3H) 4.25 (s, 2H) 4.90 (bs, 1H) 5.13 (s, 2H) ) 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.35 (m, 5H) 7.42 (m, 1H) 7.49 (m, 1H)
Production Example 218b)

Methyl (Z) -2-[(benzyloxy) carbonyl] amino-3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-propenoate was dissolved in methanol and dissolved in 10%. Palladium carbon 0.7g was added and it stirred under hydrogen atmosphere for 16 hours. The reaction mixture was filtered, concentrated under reduced pressure, and the residue was purified by silica gel column chromatography to obtain (ethyl acetate) methyl 2-amino-3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxy. 3.4 g of phenyl) propanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.43 (s, 9H) 2.80 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3.69 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.72 (S, 3H) 3.82 (s, 3H) 4.27 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 5.00 (bs, 1H) 6.79 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7 .06 (m, 2H)
Production Example 218c)

3.4 g of methyl 2-amino-3- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) propanoate was dissolved in 30 ml of chloroform, and 1.7 ml of acetic acid and 1.35 ml of isoamyl nitrite were added. And stirred at 60 ° C. for 20 minutes. The reaction mixture was ice-cooled, water was added, and the mixture was extracted with dichloromethane. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate = 9: 1) and 1- [1- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxybenzyl) -2-methoxy-2. -Oxoethyl] -1-diazine-1ium 2.5 g was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.43 (s, 9H) 3.78 (s, 3H) 3.82 (s, 3H) 4.27 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 5.00 (bs, 1H) 6 .79 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.11 (m, 2H)
Example 218d)

1- [1- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxybenzyl) -2-methoxy-2-oxoethyl] -1-diazin-1ium (2 g) was dissolved in 30 ml of n-propanol, 25 mg of rhodium (II) acetate was added. After stirring at room temperature for 1 hour, the mixture was concentrated under reduced pressure, and the residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate = 9: 1). The obtained product was treated in the same manner as in Example 38 to obtain 3- (3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-propoxypropanoic acid. .
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.87 (d, J = 8.0 Hz, 3H) 1.58 (q, J = 8.0 Hz, 2H) 2.97 (dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .09 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.38 (m, 1H) 3.52 (m, 1H) 3.85 (s, 3H) 4.07 (dd, J = 4 .5, 7.0 Hz, 1H) 4.60 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.82 (m, 2H) 7.16 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7 .30 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.40 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.40 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.65 (d , J = 8.0Hz, 1H)
Example 219
Production Example 219a)

In the same manner as in Production Example 203, 2- (4-methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.40 (s, 3H) 2.77 (s, 3H) 7.25 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.85 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
Example 219b)

In the same manner as in Example 38, 3--3-[([2- (4-methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2 -Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.40 (s, 3H) 2.70 (s, 3H) 2.93 (Dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3.07 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.60 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.89 (S, 3H) 4.13 (dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.58 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.49 (bs, 1H) 6.84 (d , J = 8.0 Hz, 1H) 7.16 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.24 (d, J = 8 .0Hz, 2H) 7.81 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
Example 220
Production Example 220a)

2- (3-Chloro-4-fluorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.80 (s, 3H) 7.23 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.84 (m, 1H) 8.09 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) )
Example 220b)

In the same manner as in Example 38, 3--3-[([2- (3-chloro-4-fluorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxy Phenyl-2-isopropoxycarboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.18 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.70 (s, 3H) 2.94 (dd, J = 7.0) , 14.0 Hz, 1H) 3.07 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.61 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.89 (s, 3H) 4.13 (Dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.58 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.52 (bs, 1H) 6.84 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.17 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.21-7.23 (m, 2H) 7.76-7.80 (m, 1H) 8.02 (dd, J = 2.0, 8.0Hz, 1H)
Example 221
Production Example 221a)

2- (2,4-Dichlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.67 (s, 3H) 7.60 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.86 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.28 (d, J = 8.0Hz, 1H)
Example 221b)

In the same manner as in Example 38, 3--3-[([2- (2,4-dichlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl- 2-Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.72 (s, 3H) 2.94 (dd, J = 7.0) , 14.0 Hz, 1H) 3.07 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.60 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.89 (s, 3H) 4.13 (Dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.59 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.52 (bs, 1H) 6.84 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.17 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.36 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) ) 7.51 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.24 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 222
Production Example 222a)

2- (2-Methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.61 (s, 3H) 2.82 (s, 3H), 7.27-7.33 (m, 2H) 7.37 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.80 ( d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 222b)

In the same manner as in Example 38, 3--3-[([2- (2-methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2 -Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.57 (s, 3H) 2.72 (s, 3H) 2.94 (Dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3.07 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.60 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.89 (S, 3H) 4.12 (dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.59 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.51 (bs, 1H) 6.84 (d , J = 8.0 Hz, 1H) 7.16 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.24 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.26-7.38 (m , 3H) 7.70 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H)
Example 223
Production Example 223a)

2- (4-Methoxyphenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.63 (s, 3H) 3.80 (s, 3H) 7.04 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.90 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
Example 223b)

In the same manner as in Example 38, 3-3-3-[([2- (4-methoxyphenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2 -Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.05 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.69 (s, 3H) 2.93 (dd, J = 7.0) , 14.0 Hz, 1H) 3.05 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.59 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 3.89 (S, 3H) 4.12 (dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.58 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.49 (bs, 1H) 6.83 (d , J = 8.0 Hz, 1H) 6.94 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.17 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2 .0Hz, 1H) 7.86 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
Example 224
Production Example 224a)

2- (3-Methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.42 (s, 3H) 2.81 (s, 3H) 7.32 (m, 2H) 7.76 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.82 (d , J = 2.0Hz, 1H)
Example 224b)

In the same manner as in Example 38, 3-3-3-[([2- (3 methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2- Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.07 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.41 (s, 3H) 2.71 (s, 3H) 2.93 (Dd, J = 7.0, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.5, 14.0 Hz, 1H) 3.60 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.89 (S, 3H) 4.12 (dd, J = 4.5, 7.0 Hz, 1H) 4.58 (d, J = 7.0 Hz, 2H) 6.49 (bs, 1H) 6.84 (d , J = 8.0 Hz, 1H) 7.17 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.25-7.34 (m , 2H) 7.70 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.76 (bs, 1H)
Example 225
Production Example 225a)

2- (4-Fluorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.85 (s, 3H) 7.16 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.87 (t, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 225b)

In the same manner as in Example 38, 3--3-[([[2- (4-fluorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2 was prepared. -Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
MS m / e (ESI) (MH⁺487
Example 226
Production Example 226a)

20 g of methyl dichloroacetate and 8 g of acetaldehyde were dissolved in 50 ml of anhydrous diethyl ether, and 25 g of 28% sodium methylate was added dropwise under ice cooling. The reaction mixture was stirred for 2 hours under ice cooling, water and saturated brine were added, and the mixture was extracted with diethyl ether. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and concentrated under reduced pressure. The residue was dissolved in 60 ml of methanol, 8.5 g of thiourea was added, and the mixture was heated to reflux for 4 hours. The reaction solution was ice-cooled, water and aqueous ammonia were added to adjust the pH to 9, and dichloromethane was added for extraction. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate = 4: 1 → 1: 1), methyl 2-amino-5-methyl-1, 2.8 g of 3-thiazole-4-carboxylate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.61 (s, 3H) 3.88 (s, 3H) 5.02 (bs, 2H)
Production Example 226b)

2.8 g of methyl 2-amino-5-methyl-1,3-thiazole-4-carboxylate was dissolved in 30 ml of methanol and 7 ml of hydrobromic acid, and an aqueous solution of 1.2 g of sodium nitrite was added dropwise under ice cooling. . The reaction solution was stirred for 30 minutes under ice-cooling, then added to a solution of 1.3 g of cuprous bromide previously heated to 60 ° C. in 7 ml of hydrobromic acid, and stirred at 60 ° C. for 1 hour. The reaction mixture was ice-cooled, water was added, and the mixture was extracted with diethyl ether. The organic layer was extracted with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure to obtain 0.47 g of methyl 2-bromo-5-methyl-1,3-thiazole-4-carboxylate.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.74 (s, 3H) 3.93 (s, 3H)
Production Example 226c)

0.3 g of methyl 2-bromo-5-methyl-1,3-thiazole-4-carboxylate and 0.2 g of 3-chlorophenylboronic acid are dissolved in toluene, 0.15 g of tetrakistriphenylphosphine palladium and 0. 7 g was added. The reaction was heated to reflux for 4 hours under a nitrogen atmosphere. The reaction mixture was cooled, filtered through celite, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography to obtain 0.2 g of methyl 2- (3-methylphenyl) -5-methyl-1,3-thiazole-4-carboxylate.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.83 (s, 3H) 3.97 (s, 3H) 7.38 (m, 2H) 7.77 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.94 (d , J = 2.0Hz, 1H)
Production Example 226d)

0.2 g of methyl 2- (3-methylphenyl) -5-methyl-1,3-thiazole-4-carboxylate was dissolved in 10 ml of methanol, 1 ml of 5N sodium hydroxide solution was added, and the mixture was heated to reflux for 1 hour. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 2N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure to obtain 0.2 g of 2- (3-methylphenyl) -5-methyl-1,3-thiazole-4-carboxylic acid.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.73 (s, 3H) 7.55 (m, 2H) 7.83 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.93 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 226e)

In the same manner as in Example 38, 3-3-3-[([2- (3-methylphenyl) -5-methyl-1,3-thiazol-4-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2 -Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 503 (MH⁺)
Example 227
Production Example 227a)

2- (3-5-dichlorophenyl) -5-methyl-1,3-thiazole-4-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 226.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.74 (s, 3H) 8.75 (s, 1H) 8.90 (s, 2H)
Example 227b)

In the same manner as in Example 38, 3--3-[([2- (3-5-dichlorophenyl) -5-methyl-1,3-thiazol-4-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl- 2-Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 537 (MH⁺)
Example 228
Production Example 228a)

5-Methyl-2- (5-methyl-2-thienyl) -1,3-thiazole-4-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 226.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.53 (s, 3H) 2.81 (s, 3H) 6.74 (d, J = 5.0 Hz, 1H) 7.28 (d, J = 5.0 Hz, 1H)
Example 228b)

2-Isopropoxy-3--4-methoxy-3-[([5-methyl-2- (5-methyl-2-thienyl) -1,3-thiazol-4-yl] was prepared in the same manner as in Example 38. Carbonylamino) methyl] phenylpropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 489 (MH⁺)
Example 229
Production Example 229a)

5-Methyl-2- (3-thienyl) -1,3-thiazole-4-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 226.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.84 (s, 3H) 7.41 (dd, J = 1.0, 5.0 Hz, 1H) 7.50 (d, J = 1.0 Hz, 1H) 7.81 (d, J = 5.0Hz, 1H)
Example 229b)

2-Isopropoxy-3--4-methoxy-3-[([5-methyl-2- (3-thienyl) -1,3-thiazol-4-yl] carbonylamino) methyl by a method similar to that in Example 38 Phenylpropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 475 (MH⁺)
Example 230
Production Example 230a)

2- (5-Chloro-2-thienyl) -5-methyl-1,3-thiazole-4-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 226.
¹H-NMR (CDCl₃): 2.83 (s, 3H) 6.92 (d, J = 5.0 Hz, 1H) 7.24 (d, J = 5.0 Hz, 1H)
Example 230b)

In the same manner as in Example 38, 3--3-[([2- (5-chloro-2-thienyl) -5-methyl-1,3-thiazol-4-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxy Phenyl-2-isopropoxycarboxylic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 509 (MH⁺)
Example 231
Production Example 231a)

2 g of 1-cyclopentanecarboxamide was dissolved in tetrahydrofuran, 4.3 g of Lawson reagent was added, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. After the reaction solution was concentrated under reduced pressure, the residue was purified by silica gel column chromatography to obtain 1.8 g of 1-cyclopentanecarbothioamide.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.64 (m, 2H) 1.78-1.94 (m, 4H) 2.00 (m, 2H) 2.95 (qui, J = 6.0 Hz, 1H) 6.86 (bs) , 1H) 7.50 (bs, 1H)
Production Example 231b)

2-Cyclopentyl-4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained by treating in the same manner as in Production Example 203 using ethyl 2-chloroacetoacetate and 1-cyclopentanecarbothioamide as raw materials.
¹H-NMR (CDCl₃): 1.70-1.88 (m, 6H) 2.20 (m, 2H) 2.72 (s, 3H) 3.42 (qui, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 231c)

In the same manner as in Example 38, 3- [3-([(2-cyclopentyl-4-methyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl 1) -4-methoxyphenyl] -2-iso Propoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 461 (MH⁺)
Example 232
Production Example 232a)

2-Cyclohexyl-4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 231.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.25-1.55 (m, 5H) 1.75 (m, 1H) 1.86 (m, 2H). 213 (m, 2H) 2.72 (s, 3H) 2.96 (qui, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 232b)

In the same manner as in Example 38, 3- [3-([(2-cyclohexyl-4-methyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl 1) -4-methoxyphenyl] -2-iso Propoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) (MH⁺475
Example 233
Production Example 233a)

2- (2-Methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 231.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.61 (s, 3H) 2.82 (s, 3H) 7.30 (m, 2H) 7.37 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.80 (dd, J = 2) .0, 8.0 Hz, 1 H)
Example 233b)

In the same manner as in Example 38, 3--3-[([2- (2-methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2 -Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 482 (MH⁺)
Example 234
Production Example 234a)

2- (2-Methoxyphenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 231.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.66 (s, 3H) 4.02 (s, 3H) 7.10 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.25 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.55 (T, J = 8.0 Hz, 1H) 828 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 234b)

In the same manner as in Example 38, 3-3-3-[([2- (2-methoxyphenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2 -Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 498 (MH⁺)
Example 235
Production Example 235a)

2 g of 2-cyano-3-methylpyridine was dissolved in 30 ml of pyridine and 12 ml of triethylamine, and hydrogen sulfide gas was bubbled for 2 hours. The reaction solution was stirred in a sealed tube at 50 ° C. for 2 hours and then concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate = 1: 1) to obtain 2.6 g of 3-methyl-2-pyridinecarbothioamide.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.76 (s, 3H) 7.28 (m, 1H) 7.62 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.37 (d, J = 4.0 Hz, 1H)
Production Example 235b)

By treating with ethyl 2-chloroacetoacetate and 3-methyl-2-pyridinecarbothioamide in the same manner as in Production Example 203, 4-methyl-2- (3-methyl-2-pyridyl) -1,3- Thiazole-5-carboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.66 (s, 3H) 2.71 (s, 3H) 7.42 (dd, J = 4.0, 8.0 Hz, 1H) 7.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H) ) 8.44 (d, J = 4.0 Hz, 1H)
Example 235c)

3-3-[([2- (3-Methyl-2-pyridyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxy by a method similar to that in Example 38. Phenyl-2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 484 (MH⁺)
Example 236
Production Example 236a)

2 g of 3-picoline was dissolved in 30 ml of dichloromethane, 5.6 g of m-chloroperbenzoic acid was added, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. The reaction solution was concentrated under reduced pressure, and the residue was purified by silica gel column chromatography (ethyl acetate: methanol = 4: 1) to obtain 2.4 g of 3-pyridine N-oxide.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.31 (s, 3H) 7.10 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.17 (dd, J = 4.0, 8.0 Hz, 1H) 8.07 (m, 2H) )
Production Example 236b)

2.4 g of 3-pyridine N-oxide was dissolved in 30 ml of acetonitrile, 3.5 ml of trimethylsilyl cyanide and 2.4 ml of dimethylcarbamoyl chloride were added, and the mixture was heated to reflux for 2 hours. The reaction mixture was ice-cooled, water was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, concentrated under reduced pressure, and the residue was purified by silica gel column chromatography (hexane: ethyl acetate = 1: 1). The resulting product was treated according to Preparation Example 235a) to obtain 0.2 g of 5-methyl-2-pyridinecarbothioamide.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.41 (s, 3H) 7.63 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.34 (bs, 1H) 8.60 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Production Example 236c)

2- (5-ethyl-2-pyridyl) -4-methyl-1,3-thiazole is obtained by treating in the same manner as in Production Example 203 using 2-chloroacetoacetic acid and 5-methyl-2-pyridinecarbothioamide as raw materials. -5-carboxylic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.35 (s, 3H) 2.65 (s, 3H) 7.78 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 8.02 (d, J = 8.0 Hz, 1H) ) 8.48 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 236d)

3-3-[([2- (5-Methyl-2-pyridyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxy by a method similar to that in Example 38. Phenyl-2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 484 (MH⁺)
Example 237
Production Example 237a)

2- (2-Chlorophenyl) -4-ethyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.37 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 3.24 (q, H = 8.0 Hz, 2H) 7.40 (m, 2H) 7.52 (m, 1H) 8.35 (M, 1H)
Example 237b)

In the same manner as in Example 38, 3-3-3-[([2- (2-chlorophenyl) -4-ethyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2- Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 517 (MH⁺)
Example 238
Production Example 238a)

2- (4-Chlorophenyl) -4-ethyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 1.23 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 3.08 (q, H = 8.0 Hz, 2H) 7.57 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.00 (d , J = 8.0Hz, 2H)
Example 238b)

In the same manner as in Example 38, 3--3-[([2- (4-chlorophenyl) -4-ethyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2- Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 517 (MH⁺)
Example 239
Production Example 239a)

2- (4-Methylphenyl) -4-ethyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 1.23 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 2.35 (s, 3H) 3.07 (q, H = 8.0 Hz, 2H) 7.30 (d, J = 8.0 Hz) , 2H) 7.86 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
Example 239b)

In the same manner as in Example 38, 3--3-[([2- (4-methylphenyl) -4-ethyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2 -Isopropoxycarboxylic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 497 (MH⁺)
Example 240
Production Example 240a)

4-Ethyl-2- (3-methyl-2-pyridyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 235.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 1.27 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 2.74 (s, 3H) 3.10 (q, H = 8.0 Hz, 2H) 7.42 (dd, J = 4.0) , 8.0 Hz, 1H) 7.81 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.48 (d, J = 4.0 Hz, 1H)
Example 240b)

3-3-[([2- (3-Methyl-2-pyridyl) -4-ethyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxy by a method similar to that in Example 38. Phenyl-2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 498 (MH⁺)
Example 241
Production Example 241a)

2- (5-Methyl-2-pyridyl) -4-ethyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 236a-c).
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 1.24 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 2.35 (s, 3H) 3.09 (q, H = 8.0 Hz, 2H) 7.79 (d, J = 8.0 Hz) , 1H) 7.81 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.49 (s, 1H)
Example 241b)

In the same manner as in Example 38, 3--3-[([2- (5-methyl-2-pyridyl) -4-ethyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxy Phenyl-2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 498 (MH⁺)
Example 242
Production Example 242a)

2- (3-Chloro-4-fluorophenyl) -4-ethyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.35 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 3.20 (q, H = 8.0 Hz, 2H) 7.21 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.83 (m , 1H) 8.10 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H)
Example 242b)

3-3-[([2- (3-Chloro-4-fluorophenyl) -4-ethyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxy by a method similar to that in Example 38. Phenyl-2-isopropoxycarboxylic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 535 (MH⁺)
Example 243
Production Example 243a)

4-Ethyl-2- (2-thienyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid was obtained in the same manner as in Production Example 203.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.33 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 3.18 (q, H = 8.0 Hz, 2H) 7.10 (dd, J = 4.0, 5.0 Hz, 1H) 7 .47 (d, J = 4.0 Hz, 1H) 7.60 (d, J = 5.0 Hz, 1H)
Example 243b)

2-Isopropoxy-3--4-methoxy-3-[([4-ethyl-2- (2-thienyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl by a method similar to that in Example 38 Phenylpropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 489 (MH⁺)
Example 244
Example 244a)

4-methoxy-3- {2- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] ethyl} benzaldehyde was used to produce ethyl 2-isopropoxy-3 in the same manner as in Production Example 1b) following Production Example 1a). -(4-Methoxy-3-2- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] ethylphenyl) propanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.23 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.79 (dd , J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.95 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.08 (t, J = 7.6 Hz, 2H) 3.50 (sept , J = 6.0 Hz, 1H) 3.82 (s, 3H) 4.00 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.15-4.20 (m, 4H) 6.78 (D, J = 8.0 Hz, 1H) 6.96 (d, J = 8.8 Hz, 2H) 7.09 (s, 1H) 7.10 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.52 (D, J = 8.8 Hz, 2H)
Example 244b)

Ethyl 2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-2- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] ethylphenyl) propanoate was treated in the same manner as in Example 1e) to give 2-isopropoxy-3- ( 4-Methoxy-3-2- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] ethylphenyl) propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.02 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.89 (dd, J = 7.6, 14.0 Hz, 1H) 3 .07 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.09 (t, J = 7.6 Hz, 2H) 3.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.83 (s 3H) 4.10 (dd, J = 4.0, 7.6 Hz, 1H) 4.17 (t, J = 7.6 Hz, 2H) 6.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6 .96 (d, J = 8.8 Hz, 2H) 7.09 (s, 1H) 7.09 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.52 (d, J = 8.8 Hz, 2H)
Example 245
Example 245a)

4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] oxy} methyl) benzaldehyde was used in the same manner as in Production Example 1b), followed by Ethyl 2-isopropoxy- 3- [4-Methoxy-3-([4- (trifluoromethyl) benzyl] oxymethyl) phenyl] propanoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.23 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.79 (dd , J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.95 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.82 (s 3H) 4.00 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.15-4.20 (m, 2H) 4.58 (s, 2H) 4.64 (s, 2H) 6 .79 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.16 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.28 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.49 (d , J = 8.0 Hz, 2H) 7.60 (d, J = 8.4 Hz, 2H)
Example 245b)

Ethyl 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([4- (trifluoromethyl) benzyl] oxymethyl) phenyl] propanoate was treated in the same manner as in Example 1e) to give 2-isopropoxy-3- [4-Methoxy-3-([4- (trifluoromethyl) benzyl] oxymethyl) phenyl] propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.02 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.92 (dd, J = 7.6, 14.0 Hz, 1H) 3 .09 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.81 (s, 3H) 4.12 (dd, J = 4.0 , 7.6 Hz, 1H) 4.59 (s, 2H) 4.64 (s, 2H) 6.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.4, 8 0.0 Hz, 1H) 7.28 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.50 (d, J = 8.4 Hz, 2H) 7.60 (d, J = 8.4 Hz, 2H)
Example 246

40 mg of sodium hydride was dissolved in 2 ml of tetrahydrofuran, and 0.51 g of tetrahydrofuran (1 ml) of ethyl 3- [3- (hydroxymethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate and 4- Chlorobenzyl bromide (0.25 mg) was added in this order, and the mixture was stirred at room temperature for 15 hours. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain 0.19 g from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1). The obtained 0.19 g is treated in the same manner as in Example 1e) to obtain 0.17 g of 3- (3-[(4-chloromethyl) oxy] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid. It was.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.02 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.92 (dd, J = 7.6, 14.0 Hz, 1H) 3 .09 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.81 (s, 3H) 4.12 (dd, J = 4.0 , 7.6 Hz, 1H) 4.59 (s, 2H) 4.60 (s, 2H) 6.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.13 (dd, J = 2.4, 8 0.0 Hz, 1H) 7.27 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.32 (s, 4H)
Example 247
Production Example 247a)

Ethyl 3- [3- (hydroxymethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate (2.2 g) was dissolved in dimethoxyethane (15 ml), and 1.2 ml of phosphorus tribromide was added under ice cooling. For 4 hours. The reaction was diluted with ether and washed with water. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 2.6 g of ethyl 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1). Obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.97 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.88 (dd , J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.95 (dd, J = 5.2, 14.0 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.87 (s 3H) 4.00 (dd, J = 5.2, 8.4 Hz, 1H) 4.11-4.21 (m, 2H) 4.53 (d, J = 2.4 Hz, 2H) 6.79 (D, J = 8.8 Hz, 1H) 7.08 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.12 (s, 1H)
Production Example 247b)

87 mg of lithium aluminum hydride was dissolved in 7.5 ml of tetrahydrofuran, and 0.50 g of a solution of ethyl 5-methyl-2-phenyl-1,3-thiazole-5-carboxylate in tetrahydrofuran (2.5 ml) was added under ice cooling. And stirred at room temperature for 3 hours. The reaction mixture was ice-cooled, water and 1N hydrochloric acid were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 0.42 g of (4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) methanol was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.46 (s, 3H) 4.82 (s, 2H) 7.50-7.53 (m, 3H) 7.88-7.91 (m, 2H)
Example 247c)

24 mg of sodium hydride was dissolved in 2 ml of tetrahydrofuran, and a solution of 0.19 g of 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in tetrahydrofuran (1 ml) and (4-methyl) was cooled with ice. A solution of 2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) methanol 0.12 mg in tetrahydrofuran (1 ml) was added in this order, and the mixture was stirred at room temperature for 15 hours. To the reaction solution was added 2 ml of 1N aqueous sodium hydroxide solution, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. After the organic layer was concentrated, it was purified by HPLC using a water-acetonitrile-trifluoroacetic acid system as an elution solvent on a reverse phase column, and 2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-[(4 0.13 g of -methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) methoxy] methylphenyl) propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 454 (MH⁺)
Example 248
Production Example 248a)

(5-Butyl-2-pyridyl) methanol was obtained in the same manner as in Production Example 247b) using fusaric acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.93 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 1.31-1.40 (m, 2H) 1.56-1.65 (m, 2H) 2.63 (t, J = 8) 0.0 Hz, 2H) 4.73 (s, 2H) 7.14 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.50 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.39 (s, 1H)
Example 248b)

Using (5-butyl-2-pyridyl) methanol and 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in the same manner as in Example 247), 3- (3 -[(5-Butyl-2-pyridyl) methoxy] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 416 (MH⁺)
Example 249
Production Example 249a)

(4-Isopropoxyphenyl) methanol was obtained in the same manner as in Production Example 247b) using 4-isopropoxybenzoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.34 (d, J = 6.4 Hz, 6H) 4.55 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 4.62 (s, 2H) 6.87 (d, J = 8.8 Hz) , 2H) 7.22 (d, J = 8.8 Hz, 2H)
Example 249b)

In the same manner as in Example 247) using (4-isopropoxyphenyl) methanol and 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate, 2-isopropoxy-3 -(3-[(4-Isopropoxybenzyl) oxy] methyl-4-methoxy) propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 417 (MH⁺)
Example 250
Production Example 250a)

(4-Chloro-2-methoxyphenyl) methanol was obtained in the same manner as in Production Example 247b) using 4-chloro-2-methoxybenzoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.83 (s, 3H) 4.62 (s, 2H) 6.85 (s, 1H) 6.94 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.20 (d, J = 8) .0Hz, 1H)
Example 250b)

Using (4-chloro-2-methoxyphenyl) methanol and 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in the same manner as in Example 247), 3- ( 3-[(4-Chloro-2-methoxybenzyl) oxy] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 423 (MH⁺)
Example 251
Production Example 251a)

(2-Chloro-4-methoxyphenyl) methanol was obtained in the same manner as in Production Example 247b) using 2-chloro-4-methoxybenzoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.80 (s, 3H) 4.70 (s, 2H) 6.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.95 (s, 1H) 7.37 (d, J = 8) .0Hz, 1H)
Example 251b)

Using (2-chloro-4-methoxyphenyl) methanol and 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in the same manner as in Example 247), 3- ( 3-[(2-Chloro-4-methoxybenzyl) oxy] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 423 (MH⁺)
Example 252
Production Example 252a)

[2-Methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] methanol was obtained in the same manner as in Production Example 247b) using 2-methoxy-4- (trifluoromethyl) benzoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.92 (s, 3H) 4.72 (s, 2H) 7.08 (s, 1H) 7.22 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.42 (d, J = 8) .0Hz, 1H)
Example 252b)

In the same manner as in Example 247) using (2-chloro-4-methoxyphenyl) methanol and 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate, 3- [3- 3-([2-Fluoro-4- (trifluoromethyl) benzyl] oxymethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 457 (MH⁺)
Example 253
Production Example 253a)

(4-Phenoxyphenyl) methanol was obtained in the same manner as in Production Example 247b) using 4-phenoxybenzoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 4.72 (s, 2H) 7.00-7.02 (m, 4H) 7.12 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.30-7.38 (m, 4H)
Example 253b)

In the same manner as in Example 247) using (4-phenoxyphenyl) methanol and 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate, 2-isopropoxy-3- (4-Methoxy-3-[(4-phenoxybenzyl) oxy] methylphenyl) propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 451 (MH⁺)
Example 254

Using 2,4-dichlorobenzyl alcohol and 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in the same manner as in Example 247), 3- (3-[( 2,4-Dichlorobenzyl) oxy] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 427 (MH⁺)
Example 255

Using 2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzyl alcohol and 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in the same manner as in Example 247), 3 -[3-([2-Fluoro-4- (trifluoromethyl) benzyl] oxymethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 445 (MH⁺)
Example 256

Using 4-chloro-2-fluorobenzyl alcohol and 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in the same manner as in Example 247), 3- (3- [(4-Chloro-2-fluorobenzyl) oxy] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 411 (MH⁺)
Example 257

Using 3,4-dichlorobenzyl alcohol and 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in the same manner as in Example 247), 3- (3-[( 3,4-Dichlorobenzyl) oxy] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 427 (MH⁺)
Example 258

In the same manner as in Example 247) using 4-isopropylbenzyl alcohol and 3- [3- (bromomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate, 2-isopropoxy-3- (3 -[(4-Isopropylbenzyl) oxy] methyl-4-methoxyphenyl) propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 401 (MH⁺)
Example 259

4-methoxy-3- {2- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] ethyl} benzaldehyde and 2,4-thiazolidinedione were used in the same manner as in Example 29) following Production Example 27c). (4-Methoxy-3-2- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] ethylbenzyl) -1,3-thiazolane-2,4-dione was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.09 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 3.10 (dd, J = 9.2, 14.0 Hz, 1H) 3.45 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz) , 1H) 3.83 (s, 3H) 4.17 (t, J = 7.6 Hz, 2H) 4.49 (dd, J = 4.0, 9.2 Hz, 1H) 6.82 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.96 (d, J = 8.8 Hz, 2H) 7.08-7.10 (m, 2H) 7.52 (d, J = 8.8 Hz, 2H) 8.37 (Brs, 1H)
Example 260

4-Methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] oxy} methyl) benzaldehyde and 2,4-thiazolidinedione were used in the same manner as in Example 29) following Production Example 27c). -[4-Methoxy-3-([4- (trifluoromethyl) benzyl] oxymethyl) benzyl] -1,3-thiazolane-2,4-dione was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.11 (dd, J = 10.0, 14.0 Hz, 1H) 3.47 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.82 (s, 3H) 4.51 (Dd, J = 4.0, 9.2 Hz, 1H) 4.58 (s, 2H) 4.66 (s, 2H) 6.82 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.12 (dd , J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.24-7.28 (m, 1H) 7.50 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.61 (d, J = 8.0 Hz) , 2H) 8.10 (brs, 1H)
Example 261
Production Example 261a)

Dissolve 7.7 g of tert-butyl N- (5-formyl-2-methoxybenzyl) carbamate and 3.4 g of 2,4-thiazolidinedione in 100 ml of toluene, add 0.28 g of piperidine and 0.24 g of acetic acid, and add Dean Stark. The apparatus was attached and heated to reflux for 3 hours. After the reaction solution was cooled to room temperature, the precipitated crystals were collected by filtration, washed with toluene, dried under reduced pressure, and tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolane-5. -Ilidene) methyl] -2-methoxybenzylcarbamate was obtained. Subsequently, the obtained tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-ylidene) methyl] -2-methoxybenzylcarbamate was dissolved in 80 ml of dimethylformamide, and 10% palladium carbon 8 was dissolved. .0g, 50 degrees, 15 kg / cm²The mixture was stirred for 20 hours under hydrogen pressure. The catalyst was filtered and the solvent was distilled off under reduced pressure. Water was added and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (1: 1). There were obtained 8.2 g of 2-methoxybenzylcarbamate.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.45 (s, 9H) 3.11 (dd, J = 9.2, 14.0 Hz, 1H) 3.42 (dd, J = 3.6, 14.0 Hz, 1H) 3.83 (S, 3H) 4.26 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.50 (dd, J = 3.6, 9.2 Hz, 1H) 5.00-5.08 (m, 1H) 6 .79 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.09-7.13 (m, 2H) 8.28-8.33 (m, 1H)
Example 261b)

40 ml of 4M HCl-dioxane was added to 8.2 g of tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzylcarbamate and stirred for 1 hour. The reaction mixture was concentrated and dried under reduced pressure, and tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzylamine hydrochloride 6.0 g Got. Subsequently, 0.20 g of tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzylamine hydrochloride obtained and 2-methoxy-4- ( Trifluoromethyl) benzoic acid (0.15 g) was dissolved in dimethylformamide (2.5 ml), and diethyl cyanophosphonate (0.11 ml) and triethylamine (0.10 ml) were added under ice cooling. After stirring at room temperature for 16 hours, the reaction mixture was diluted with water and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with 1N hydrochloric acid and saturated brine in that order, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1), N1-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2- 0.18 g of methoxybenzyl-2-methoxy-4- (trifluoromethyl) benzamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.99 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.28 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.79 (s, 3H) 3.97 (S, 3H) 4.42 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.79 (dd, J = 4.0, 9.6 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) ) 7.08-7.13 (m, 2H) 7.37 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.42 (s, 1H) 7.84 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8 .64 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 12.02 (brs, 1H)
Example 262

Examples using 2-chloro-4-methoxybenzoic acid and tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzylamine hydrochloride 261), N1-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-2-chloro-4-methoxybenzamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.99 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.28 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.78 (s, 3H) 3.79 (S, 3H) 4.42 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.79 (dd, J = 4.0, 9.6 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) ) 6.94-6.96 (m, 1H) 7.06 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.08-7.13 (m, 2H) 7.43 (d, J = 8.0 Hz) , 1H) 8.64 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 12.02 (brs, 1H)
Example 263

In the same manner as in Example 261), using fusaric acid and tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzylamine hydrochloride N2-5-[(2,4-Dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-5-butyl-2-pyridinecarboxamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 0.89 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.25-1.33 (m, 2H) 1.53-1.60 (m, 2H) 2.67 (t, J = 8) 0.0 Hz, 2H) 2.99 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.28 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.79 (s, 3H) 4 .42 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.77 (dd, J = 4.0, 9.6 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.03 (d , J = 2.4 Hz, 1H) 7.10 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.81 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.95 (d , J = 8.0 Hz, 1H) 8.49 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.89 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 12.02 (brs, 1H)
Example 264

Example 261) using 4-isopropoxybenzoic acid and tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzylamine hydrochloride In the same manner, N1-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-4-isopropoxybenzamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 1.26 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 2.99 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.28 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz) , 1H) 3.79 (s, 3H) 4.42 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.69 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.79 (dd, J = 4.0 , 9.6 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.95 (d, J = 8.4 Hz, 2H) 7.03 (s, 1H) 7.08 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.84 (d, J = 8.4 Hz, 2H) 8.63 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 12.02 (brs, 1H)
Example 265

4-Methyl-2-phenyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid and tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxy N4-5-[(2,4-Dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-4-methyl was prepared in the same manner as in Example 261) using benzylamine hydrochloride. -2-Phenyl-1,3-thiazole-5-carboxamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.61 (s, 3H) 2.99 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.28 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.79 (S, 3H) 4.37 (m, 2H) 4.77 (dd, J = 4.0, 9.6 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.08-7 .13 (m, 2H) 7.46-7.52 (m, 3H) 7.90-7.95 (m, 2H) 8.61 (m, 1H) 12.02 (brs, 1H)
Example 266

Similar to Example 261), using 4-phenylbenzoic acid and tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzylamine hydrochloride In this manner, N1-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-4-phenylbenzamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.99 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.28 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.79 (s, 3H) 4.42 (D, J = 6.0 Hz, 2H) 4.77 (dd, J = 4.0, 9.6 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.08-7.13 (M, 2H) 7.39 (t, J = 7.2 Hz, 1H) 7.48 (t, J = 7.6 Hz, 2H) 7.72 (d, J = 7.6 Hz, 2H) 7.76 (D, J = 8.0 Hz, 2H) 7.9 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.87 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 12.02 (brs, 1H)
Example 267

Similar to Example 261), using 4-phenoxybenzoic acid and tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzylamine hydrochloride In this way, N1-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-4-phenoxybenzamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.99 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.28 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.79 (s, 3H) 4.42 (D, J = 6.0 Hz, 2H) 4.77 (dd, J = 4.0, 9.6 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.02 (d, J = 8.8 Hz, 2H) 7.05-7.10 (m, 4H) 7.20 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.43 (t, J = 8.0 Hz, 2H) 7.92 (D, J = 8.8 Hz, 2H) 8.76 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 12.02 (brs, 1H)
Example 268

Using fusaric acid and ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in the same manner as Example 19e) followed by 3- [3 -([(5-Butyl-2-pyridyl) carbonyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.93 (t, J = 8.0 Hz, 3H) 1.00 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.12 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.31-1 .40 (m, 2H) 1.56-1.65 (m, 2H) 2.66 (t, J = 8.0 Hz, 2H) 2.88 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H ) 3.04 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.53 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.87 (s, 3H) 4.08 (dd, J = 4) .4, 8.0 Hz, 1H) 4.63 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 6.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.12 (dd, J = 2.4, 8 0.0 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.63 (dd, J = 1.6, 8.0 Hz, 1H) 8.10 (d, J = 8.0 Hz, 1H) ) 8.35 (d, J 1.6Hz, 1H)
Example 269

Using 4-isopropoxybenzoic acid and ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in the same manner as Example 19e) following Example 19d) 2-Isopropoxy-3- (3-[(4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.02 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.34 (d, J = 6.4 Hz, 6H) 2.90 (dd , J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.05 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.86 (s 3H) 4.10 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H) 4.58 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.59-4.61 (m, 1H) 6.55 −6.61 (m, 1H) 6.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.87 (d, J = 8.8 Hz, 2H) 7.13 (dd, J = 2.0, 8 0.0 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.69 (d, J = 8.8 Hz, 2H)
Example 270

Using 4-phenylbenzoic acid and ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in the same manner as Example 19e) followed by 2 -Isopropoxy-3- (4-methoxy-3-[(4-phenylbenzoyl) amino] methylphenyl) propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.03 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.92 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .06 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.58 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.88 (s, 3H) 4.11 (dd, J = 4.4 , 8.0 Hz, 1H) 4.63 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 6.68-6.73 (m, 1H) 6.82 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.15 (Dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.24 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.35-7.40 (m, 1H) 7.46 (t, J = 7 .2 Hz, 2H) 7.59 (d, J = 7.2 Hz, 2H) 7.64 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.82 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
Example 271

Using 4-phenoxybenzoic acid and ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in a manner similar to Example 19e) followed by 2 -Isopropoxy-3- (4-methoxy-3-[(4-phenoxybenzoyl) amino] methylphenyl) propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.04 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.91 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .04 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 4.10 (dd, J = 4.4 , 8.0 Hz, 1H) 4.59 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.60-6.65 (m, 1H) 6.81 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.98 (D, J = 8.0 Hz, 2H) 7.03 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.13-7.18 (m, 2H) 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H 7.37 (t, J = 8.0 Hz, 2H) 7.72 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
Example 272

Using 4-isopropylbenzoic acid and ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in a manner similar to Example 19d) followed by 2 -Isopropoxy-3- (3-[(4-isopropylbenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) propanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.02 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.25 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 2.90 (dd , J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 2.92 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.04 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.56 (sept , J = 6.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 4.10 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H) 4.60 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6 .66-6.70 (m, 1H) 6.81 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.26 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.68 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
Example 273

In a manner similar to Example 19e) following Example 19d) using 2,4-dimethoxybenzoic acid and ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate 3- (3-[(2,4-dimethoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.02 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.90 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .04 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.85 (s, 3H) 3.88 (s, 3H) 3.92 (S, 3H) 4.09 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H) 4.61-4.63 (m, 2H) 6.47 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 6 .59 (dd, J = 2.0, 8.8 Hz, 1H) 6.81 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.13 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7 .22 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.19 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 8.34-8.39 (m, 1H)
Example 274

In the same manner as in Example 38), using 4-cyclohexylbenzoic acid and ethyl 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate. , 3- (3-[(4-cyclohexylbenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 454 (MH⁺)
Example 275

Example 38 using 4- (4′-ethylphenyl) benzoic acid and ethyl 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate ) To give 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([4- (4′-ethylphenyl) benzoyl] amino) methylphenyl] propanoic acid.
MS m / e (ESI) 476 (MH⁺)
Example 276

In the same manner as in Example 38), using 2-naphthalenecarboxylic acid and ethyl 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate. 2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-[(2-naphthylcarbonyl) amino] methylphenyl) propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 422 (MH⁺)
Example 277
Production Example 277a)

1.9 g of 2-chloro-4-hydroxybenzoic acid was dissolved in 20 ml of dimethylformamide, 1.8 g of methyl iodide and 1.2 g of potassium hydrogen carbonate were added, and the mixture was stirred at room temperature for 3 hours. The reaction mixture was diluted with water and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with 1N hydrochloric acid and saturated brine in that order, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1.7 g of methyl 2-chloro-4-hydroxybenzoate was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1).
Production Example 277b)

0.25 g of methyl 2-chloro-4-hydroxybenzoate was dissolved in 10 ml of dimethylformamide, 0.23 g of ethyl iodide and 0.21 g of potassium carbonate were added, and the mixture was stirred for 8 hours. The reaction mixture was diluted with water and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with 1N hydrochloric acid and saturated brine in that order, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved in 6 ml of methanol, 3 ml of 1N sodium hydroxide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 6 hours. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 1.7 g of 2-chloro-4-ethoxybenzoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.43 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 4.10 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 6.84 (dd, J = 2.8, 8.8 Hz, 1H) 6 .99 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 8.03 (d, J = 8.8 Hz, 1H)
Example 277c)

Similar to Example 38) using 2-chloro-4-ethoxybenzoic acid and 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate In this way, 3- (3-[(2-chloro-4-ethoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 450 (MH⁺)
Example 278
Production Example 278a)

2-Chloro-4-propoxybenzoic acid was obtained in the same manner as in Production Example 277b) using methyl 2-chloro-4-hydroxybenzoate and propyl iodide.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.05 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.80-1.86 (m, 2H) 3.98 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 6.84 (dd, J = 2.8, 8.8 Hz, 1H) 6.99 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 8.03 (d, J = 8.8 Hz, 1H)
Example 278b)

Similar to Example 38) using 2-chloro-4-propoxybenzoic acid and 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate In this manner, 3- (3-[(2-chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.03 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.04 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.76-1 .85 (m, 2H) 2.91 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.06 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.85 (s, 3H) 3.92 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 4.10 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H) 4.61 (D, J = 6.0 Hz, 2H) 6.80-6.89 (m, 3H) 6.95-7.02 (m, 1H) 7.14 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz , 1H) 7.24 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.74 (d, J = 8.8 Hz, 1H)
Example 279
Production Example 279a)

2-Chloro-4-isopropoxybenzoic acid was obtained in the same manner as in Production Example 277b) using methyl 2-chloro-4-hydroxybenzoate and isopropyl iodide.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.37 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 4.62 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 6.81 (dd, J = 2.8, 8.8 Hz, 1H) 6 .99 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 8.02 (d, J = 8.8 Hz, 1H)
Example 279b)

Example 38) with 2-chloro-4-isopropoxybenzoic acid and 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate In a similar manner, 3- (3-[(2-chloro-4-isopropoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 464 (MH⁺)
Example 280
Production Example 280a)

2-Chloro-4-cyclopentyloxybenzoic acid was obtained in the same manner as in Production Example 277b) using methyl 2-chloro-4-hydroxybenzoate and cyclopentyl bromide.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.76-1.98 (m, 8H) 4.78-4.82 (m, 1H) 6.81 (dd, J = 2.8, 8.8 Hz, 1H) 6.99 (d , J = 2.8 Hz, 1H) 8.02 (d, J = 8.8 Hz, 1H)
Example 280b)

Example 38) with 2-chloro-4-cyclopentyloxybenzoic acid and 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate In a similar manner, 3- (3-[(2-chloro-4-cyclopentyloxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.03 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.72-1.95 (m, 8H) 2.91 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.05 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.85 (s, 3H ) 4.10 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H) 4.60 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.74-4.77 (m, 1H) 6.79-6 .86 (m, 3H) 6.95-7.01 (m, 1H) 7.14 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.24 (d, J = 2.0 Hz, 1H) ) 7.73 (d, J = 8.8 Hz, 1H)
Example 281
Production Example 281a)

5.0 g of 4-chloro-2-hydroxybenzoic acid was dissolved in 25 ml of dimethylformamide, 14.5 g of ethyl iodide and 12 g of potassium carbonate were added, and the mixture was stirred at 70 ° C. for 8 hours. The reaction mixture was diluted with water and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with 1N hydrochloric acid and saturated brine in that order, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3.8 g of ethyl 4-chloro-2-ethoxybenzoate was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.48 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.59 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 4.10 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.33 (q , J = 7.2 Hz, 2H) 6.92 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 6.94 (dd, J = 2.0, 8.8 Hz, 1H) 7.73 (d, J = 8 .8Hz, 1H)
Production Example 281b)

0.2 g of ethyl 4-chloro-2-ethoxybenzoate was dissolved in 5 ml of methanol, 2 ml of 1N sodium hydroxide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 6 hours. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 0.20 g of 4-chloro-2-ethoxybenzoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.59 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 4.33 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 7.04 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.13 (dd , J = 2.0, 8.8 Hz, 1H) 8.13 (d, J = 8.8 Hz, 1H)
Example 281c)

Similar to Example 38) using 4-chloro-2-ethoxybenzoic acid and 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate In this manner, 3- (3-[(4-chloro-2-ethoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 450 (MH⁺)
Example 282
Production Example 282a)

2,4-Dihydroxybenzoic acid and ethyl iodide were used in the same manner as in Production Example 281b) following Production Example 281a) to obtain 2,4-diethoxybenzoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.45 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.56 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 4.10 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.28 (q , J = 7.2 Hz, 2H) 6.51 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 6.62 (dd, J = 2.0, 8.8 Hz, 1H) 8.12 (d, J = 8 .8Hz, 1H)
Example 282b)

Method similar to Example 38) using 2,4-diethoxybenzoic acid and 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate Gave 3- (3-[(2,4-diethoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid.
MS m / e (ESI) 460 (MH⁺)
Example 283
Production Example 283a)

0.80 g of 2-hydroxy-4- (trifluoromethyl) benzaldehyde was dissolved in 8 ml of dimethylformamide, 0.78 g of ethyl iodide and 0.69 g of potassium carbonate were added, and the mixture was stirred at 70 ° C. for 2 hours. The reaction mixture was diluted with water and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with 1N hydrochloric acid and saturated brine in that order, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 0.60 g of 2-ethoxy-4- (trifluoromethyl) benzaldehyde was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (5: 1).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.57 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 4.22 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 7.22 (s, 1H) 7.29 (d, J = 8.0 Hz) , 1H) 7.93 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 10.50 (s, 1H)
Production Example 283b)

0.60 g of 2-ethoxy-4- (trifluoromethyl) benzaldehyde was dissolved in 5 ml of dimethyl sulfoxide and 67 mg aqueous solution (1 ml) of sodium dihydrogen phosphate, and 0.35 g aqueous solution of sodium chlorite (3 ml) was added dropwise. After stirring at room temperature for 12 hours, water was added and the mixture was extracted with ethyl acetate. The extract was washed with saturated brine and dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was evaporated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 0.55 g of 2-ethoxy-4- (trifluoromethyl) benzoic acid was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1).
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.61 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 4.40 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 7.28 (s, 1H) 7.40 (d, J = 8.0 Hz) , 1H) 8.30 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 283c)

Examples using 2-ethoxy-4- (trifluoromethyl) benzoic acid and 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate In the same manner as in 38), 3- [3-([2-ethoxy-4- (trifluoromethyl) benzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 484 (MH⁺)
Example 284
Production Example 284a)

2-Propoxy-4- (trifluoromethyl) benzaldehyde was obtained in the same manner as in Production Example 283a) using 2-hydroxy-4- (trifluoromethyl) benzaldehyde and propyl iodide.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.11 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.88-1.96 (m, 2H) 4.10 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 7.22 (s, 1H) 7.29 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.93 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 10.50 (s, 1H)
Production Example 284b)

2-propoxy-4- (trifluoromethyl) benzoic acid was obtained in the same manner as in Production Example 283b) using 2-propoxy-4- (trifluoromethyl) benzaldehyde.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.15 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.94-2.04 (m, 2H) 4.30 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 7.28 (s, 1H) 7.40 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.30 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 284c)

Examples using 2-propoxy-4- (trifluoromethyl) benzoic acid and 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate In the same manner as in 38), 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([2-propoxy-4- (trifluoromethyl) benzoyl] aminomethyl) phenyl] propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 498 (MH⁺)
Example 285
Production Example 285a)

Using 4-bromobenzoic acid and ethyl 3- [3- (aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate in the same manner as in Example 19d), ethyl 3-[-3- ([4-Bromobenzoyl] amino) methyl] -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoate was obtained. Next, 1.1 g of ethyl 3-[-3-([4-bromobenzoyl] amino) methyl] -4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoate obtained, 0.64 g of bis (pinacolato) diboron, 56 mg of 1,1-bis (diphenylphosphino) ferrocenedichloropalladium and 0.68 g of potassium acetate were dissolved in 20 ml of dimethyl sulfoxide and stirred at 80 ° C. for 1 hour in a nitrogen atmosphere. The reaction mixture was cooled to room temperature, ethyl acetate and water were added, the mixture was filtered through celite, and the mother liquor was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([4- (4,4,5,5) was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (1: 1). -1.23 g of tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoyl] aminomethyl) phenyl] propanoate were obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (t, J = 6.4 Hz, 3H) 1.14 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 1.21-1.27 (m, 3H) 1.35 (s, 12H) ) 2.88 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 2.94 (dd, J = 4.8, 14.0 Hz, 1H) 3.50 (sept, J = 6.4 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 4.02 (dd, J = 4.8, 8.4 Hz, 1H) 4.14-4.19 (m, 2H) 4.62 (d, J = 5.6 Hz) , 2H) 6.65-6.70 (m, 1H) 6.81 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.16 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.22 (D, J = 2.4 Hz, 1H) 7.73 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.85 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
Example 285b)

Ethyl 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([4- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoyl] aminomethyl) phenyl] 53 mg of propanoate, 21 mg of 4-bromofluorobenzene, 5.7 mg of 1,1-bis (diphenylphosphino) ferrocenedichloropalladium and 55 mg of potassium carbonate were dissolved in 1.5 ml of dimethoxyethane and stirred at 80 ° C. for 2 hours under a nitrogen atmosphere. . The reaction solution was cooled to room temperature, filtered through celite, and the mother liquor was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved in 2 ml of ethanol, 1 ml of 1N sodium hydroxide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 6 hours. The reaction mixture was neutralized with 1N hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. After concentrating the organic layer, it was purified by HPLC using a water-acetonitrile-trifluoroacetic acid system as an elution solvent on a reverse phase system column, and 2-isopropoxy-3--4- [methoxy-3-([4- 19 mg of (4′-fluorophenyl) benzoyl] amino) methylphenyl] propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 466 (MH⁺)
Example 286

Ethyl 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([4- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoyl] aminomethyl) phenyl] 2-Isopropoxy-3-4- [methoxy-3-([4- (4′-chlorophenyl) benzoyl] amino) methylphenyl] was prepared in the same manner as in Example 285) using propanoate and 4-bromochlorobenzene. Propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 482 (MH⁺)
Example 287

Ethyl 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([4- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoyl] aminomethyl) phenyl] 2-Isopropoxy-3-4- [methoxy-3-([4- (2′-chlorophenyl) benzoyl] amino) methylphenyl] was prepared in the same manner as in Example 285) using propanoate and 2-bromochlorobenzene. Propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 482 (MH⁺)
Example 288

Ethyl 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([4- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoyl] aminomethyl) phenyl] 2-Isopropoxy-3-4- [methoxy-3-([4- (4′-methoxyphenyl) benzoyl] amino) methylphenyl in the same manner as in Example 285) using propanoate and 4-bromoanisole Propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 478 (MH⁺)
Example 289

Ethyl 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([4- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoyl] aminomethyl) phenyl] 2-Isopropoxy-3-4- (methoxy-3-[(4- [4 ′-(trifluoromethyl) phenyl]) in the same manner as in Example 285) using propanoate and 4-bromobenzotrifluoride. Benzoyl) amino] methylphenyl) propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 516 (MH⁺)
Example 290

Ethyl 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([4- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoyl] aminomethyl) phenyl] In a manner similar to Example 285) using propanoate and 2-bromothiazole, 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-[([4- (1,3-thiazol-2-yl) benzoyl] Amino) methyl] phenyl) propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 455 (MH⁺)
Example 291

Ethyl 2-isopropoxy-3- [4-methoxy-3-([4- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoyl] aminomethyl) phenyl] 2-Isopropoxy-3- [4-methoxy-3-[([4- (2-pyridyl) benzoyl] amino) methyl] phenyl in the same manner as in Example 285) using propanoate and 2-bromopyridine ) Propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 449 (MH⁺)
Example 292
Production Example 292a)

Methyl 2-chloro-4- (4,4,5,5-tetramethyl) was prepared in the same manner as in Production Example 285) following Production Example 277a) using 1.0 g of 4-bromo-2-chlorobenzoic acid. 0.91 g of -1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoate was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.25 (s, 6H) 1.36 (s, 6H) 1.14 (d, J = 6.4 Hz, 3H) 3.94 (s, 3H) 7.70 (d, J = 8) .0Hz, 1H) 7.79 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.84 (s, 1H)
Production Example 292b)

Methyl 2-chloro-4- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoate 0.30 g, bromobenzene 0.19 g, 1,1-bis (diphenylphos Fino) ferrocenedichloropalladium (57 mg) and potassium carbonate (0.55 g) were dissolved in dimethoxyethane (15 ml) and heated under reflux for 1 hour under a nitrogen atmosphere. The reaction mixture was cooled to room temperature, ethyl acetate and water were added, the mixture was filtered through celite, and the mother liquor was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and methyl 2-chloro-4-phenylbenzoate was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (5: 1). Next, the obtained methyl 2-chloro-4-phenylbenzoate was dissolved in 4 ml of methanol, 2 ml of 1N sodium hydroxide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 6 hours. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 0.12 g of 2-chloro-4-phenylbenzoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃): 7.44-7.52 (m, 3H) 7.56-7.63 (m, 3H) 7.73 (d, J = 1.6 Hz, 3H) 8.05 (d, J = 8) .0Hz, 1H)
Example 292c)

Example 38) with 2-chloro-4-phenylbenzoic acid and ethyl 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate In a similar manner, 3- (3-[(2-chloro-4-phenylbenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 482 (MH⁺)
Example 293
Production Example 293a)

Methyl 2-chloro-4- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoate and 4-bromochlorobenzene were used in the same manner as in Production Example 292b). 2-Chloro-4- (4′-chlorophenyl) benzoic acid was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 7.54 (d, J = 8.8 Hz, 2H) 7.72 (dd, J = 1.6, 8.0 Hz, 2H) 7.78 (d, J = 8.8 Hz, 2H) 7 .84 (d, J = 1.6 Hz, 2H) 7.87 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 293b)

Using 2-chloro-4- (4′-chlorophenyl) benzoic acid and ethyl 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate, In the same manner as in Example 38), 3- (3- [2-chloro-4- (4′-chlorophenyl) benzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 516 (MH⁺)
Example 294
Production Example 294a)

Methyl 2-chloro-4- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoate and 4-bromotoluene were used in the same manner as in Preparation Example 292b). 2-Chloro-4- (4′-methylphenyl) benzoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.42 (s, 3H) 7.29 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.56 (dd, J = 1.6) , 8.4 Hz, 1H) 7.71 (d, J = 1.6 Hz, 1H) 8.09 (d, J = 8.4 Hz, 1H)
Example 294b)

Using 2-chloro-4- (4′-methylphenyl) benzoic acid and ethyl 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate In the same manner as in Example 38), 3- (3- [2-chloro-4- (4′-methylphenyl) benzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid was obtained. It was.
MS m / e (ESI) 496 (MH⁺)
Example 295
Production Example 295a)

Dissolve 0.50 g of ethyl 4-chloro-2-ethoxybenzoate, 0.31 g of phenylboronic acid, 85 mg of 1,1-bis (diphenylphosphino) ferrocenedichloronickel and 1.4 g of potassium phosphate in 8 ml of dioxane, Stir at 95 ° C. for 1 hour under atmosphere. The reaction mixture was cooled to room temperature, ethyl acetate and water were added, the mixture was filtered through celite, and the mother liquor was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and ethyl 2-ethoxy-4-phenylbenzoate was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (9: 1). Next, the obtained ethyl 2-ethoxy-4-phenylbenzoate was dissolved in 4 ml of ethanol, 2 ml of 1N sodium hydroxide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 6 hours. The reaction mixture was ice-cooled, neutralized with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 0.22 g of 2-ethoxy-4-phenylbenzoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.61 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 4.42 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 7.21 (d, J = 1.6 Hz, 1H) 7.36 (dd , J = 1.6, 8.4 Hz, 1H) 7.43-7.51 (m, 3H) 7.59-7.61 (m, 1H) 8.25 (d, J = 8.4 Hz, 1H) )
Example 295b)

Example 38) with 2-ethoxy-4-phenylbenzoic acid and ethyl 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate In a similar manner, 3- (3-[(2-ethoxy-4-phenylbenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 492 (MH⁺)
Example 296
Production Example 296a)

2-Ethoxy-4- (4'-fluorophenyl) benzoic acid was obtained in the same manner as in Production Example 295) using ethyl 4-chloro-2-ethoxybenzoate and 4-fluorobenzeneboronic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.61 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 4.42 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 7.15-7.20 (m, 3H) 7.30 (dd, J = 1.6, 8.0 Hz, 1H) 7.55-7.59 (m, 2H) 8.24 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 296b)

Using 2-ethoxy-4- (4′-fluorophenyl) benzoic acid and ethyl 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate In the same manner as in Example 38), 3- (3- [2-ethoxy-4- (4′-fluorophenyl) benzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid was obtained. It was.
MS m / e (ESI) 510 (MH⁺)
Example 297
Production Example 297a)

2-Ethoxy-4- (4′-methoxyphenyl) benzoic acid was obtained in the same manner as in Production Example 295 using ethyl 4-chloro-2-ethoxybenzoate and 4-methoxybenzeneboronic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.61 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 3.87 (s, 3H) 4.41 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 7.01 (d, J = 8.0 Hz) , 2H) 7.17 (d, J = 1.6 Hz, 1H) 7.31 (dd, J = 1.6, 8.4 Hz, 1H) 7.55 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8 .22 (d, J = 8.4 Hz, 1H)
Example 297b)

Using 2-ethoxy-4- (4′-methoxyphenyl) benzoic acid and ethyl 3- [3-([(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoate In the same manner as in Example 38, 3- (3- [2-ethoxy-4- (4′-methoxyphenyl) benzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid was obtained. .
MS m / e (ESI) 522 (MH⁺)
Example 298

In the same manner as in Example 218, 3- [3-([2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-propoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.86 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.51-1.61 (m, 2H) 2.97 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3.07 (Dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.35 (dt, J = 6.4, 8.8 Hz, 1H) 3.50 (dt, J = 6.4, 8.8 Hz, 1H) 3.89 (s, 3H) 4.04 (dd, J = 4.4, 8.0 Hz, 1H) 4.64 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.82 (d, J = 8) 0.0 Hz, 1H) 7.17 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.38 (d, J = 12.0 Hz, 1H) ) 7.37-7.45 (m, 1H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.23 (t, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 299

In the same manner as in Example 218, 3- (3-[(4-chloro-2-fluorobenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-propoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 424 (MH⁺)
Example 300

In the same manner as in Example 218), 3- [4-methoxy-3-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) phenyl] -2- Propoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 469 (MH⁺)
Example 301

In the same manner as in Example 218, 3- (3-[(2-chloro-4-propoxy) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-propoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 464 (MH⁺)
Example 302

In the same manner as in Example 218, 3- [3-([2-chloro-4- (cyclopentyloxy) benzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-propoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 490 (MH⁺)
Example 303

In the same manner as in Example 218, 3- (3-[(4-cyclohexylbenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-propoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 454 (MH⁺)
Example 304

In the same manner as in Example 218), 3-3-3-[([2- (2-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl- 2-propoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 503 (MH⁺)
Example 305

In the same manner as in Example 218), 3-4-methoxy-3-[([4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] phenyl -2-Propoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 483 (MH⁺)
Example 306

In the same manner as in Example 218, 3- (3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-ethoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 426 (MH⁺)
Example 307

In a manner similar to Example 218), 2-ethoxy-3- [4-methoxy-3-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) phenyl Propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 455 (MH⁺)
Example 308

In the same manner as in Example 218, 3- (3-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isobutoxypropanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 454 (MH⁺)
Example 309

In the same manner as in Example 218), 2-isobutoxy-3- [4-methoxy-3-([(4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazol-5-yl) carbonyl] aminomethyl) phenyl Propanoic acid was obtained.
MS m / e (ESI) 483 (MH⁺)
Example 310

The product was treated in the same manner as in Example 1d) and 1e) to obtain 2- [4-methoxy-3-([4- (trifluoromethoxy) benzoyl] aminomethyl) benzyl] butanoic acid.
δ: 0.94 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.51-1.71 (m, 2H) 2.51-2.58 (m, 1H) 2.70 (dd, J = 5. 8.14.0 Hz, 1H) 2.88 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 3.84 (s, 3H) 4.57 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 75 (t, J = 5.6 Hz, 1H) 6.80 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.09 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.15 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.23 (d, 8.4 Hz, 2H) 7.79 (dt, J = 2.0, 8.4 Hz, 2H)
Example 311

The product was treated in the same manner as in Example 1d) and 1e) to obtain 2- (4-methoxy-3-[(2-naphthylcarbonyl) amino] methylbenzyl) butanoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.96 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.53-2.62 (m, 1H) 2.73 (dd, J = 5.8, 14.0 Hz, 1H) 2.89 (Dd, J = 8.6, 14.0 Hz, 1H) 2.89 (dd, J = 8.6, 14.0 Hz, 1H) 3.87 (s, 3H) 4.64 (d, J = 6 0.0 Hz, 2H) 6.82 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.85 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 7.10 (dd, 2.2, 8.4 Hz, 1H) 7 .22 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.4-7.58 (m, 2H) 7.78-7.94 (m, 4H) 8.27 (s, 1H)
Example 312

Treatment in the same manner as in Example 1d), 1e) gives 2- [4-methoxy-3-([(1-methyl-1H-2-indolyl) carbonyl] aminomethyl) benzyl] butanoic acid. It was.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.51-1.62 (m, 2H) 2.53-2.62 (m, 1H) 2.72 (dd, J = 6) .4, 14.0 Hz, 1H) 2.89 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 4.04 (s, 3H) 4.57 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.77 (t, J = 5.6 Hz, 1H) 6.79-6.83 (m, 2H) 7.06-7.18 (m, 3H) 7.27-7 .33 (m, 1H) 7.37 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.61 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 313

The product was treated in the same manner as in Example 1d) and 1e) to obtain 2- (3-[(2,4-dimethoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxybenzyl) butanoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.94 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.50-1.71 (m, 2H) 2.49-2.58 (m, 1H) 2.70 (dd, J = 6) 0.0, 14.0 Hz, 1H) 2.86 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.84 (s, 3H) 3.86 (s, 3H) 3.90 (s, 3H ) 4.59 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 4.60 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 6.46 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 6.58 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 6.78 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.05 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.17 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.16 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 8.35 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 314

The product was treated in the same manner as in Example 1d) and 1e) to obtain 2- [3-([(5-butyl-2-pyridyl) carbonyl] aminomethyl) -4-methoxybenzyl] butanoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃): 0.90 to 1.00 (m, 6H) 1.30 to 1.42 (m, 2H) 1.50 to 1.71 (m, 4H) 2.50 to 2.59 (m, 1H) ) 2.65 (t, J = 8.0 Hz, 2H) 2.70 (dd, J = 6.4, 14.0 Hz, 1H) 2.86 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 4.61 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 6.78 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.06 (dd, J = 2.4, 8) .4 Hz, 1H) 7.17 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.62 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 8.10 (d, J = 8.0 Hz, 1H) ) 8.35 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.42 (t, J = 6.4 Hz, 1H)
Example 315

The product was treated in the same manner as in Example 1d) and 1e) to obtain 2- (4-methoxy-3-[(2,4,5-trimethoxybenzoyl) amino] methylbenzyl) butanoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.93 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.50-1.70 (m, 2H) 2.50-2.58 (m, 1H) 2.69 (dd, J = 6) 0.0, 13.6 Hz, 1H) 2.88 (dd, J = 8.4, 13.6 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 3.88 (s, 3H) 3.91 (s, 3H 3.92 (s, 3H) 4.60 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.49 (s, 1H) 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.06 (dd , J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.17 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.75 (s, 1H) 8.45 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 316

The product was treated in the same manner as in Example 1d) and 1e) to obtain 2- (3-[(2,4-dimethylbenzoylamino] methyl-4-methoxybenzyl) butanoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.94 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.50-1.71 (m, 2H) 2.31 (s, 3H) 2.36 (s, 3H) 2.50-2 .59 (m, 1H) 2.70 (dd, J = 6.6, 14.0 Hz, 1H) 2.88 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 3.81 (s, 3H ) 4.54 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 4.55 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 6.29 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 6.78 (d, J = 8.6 Hz, 1H) 6.98 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7.00 (s, 1H) 7.08 (dd, J = 2.0, 8.6 Hz, 1H) 7.18 (D, J = 2.0 Hz, 1H) 7.24 (d, J = 7.6 Hz, 1H)
Example 317

The product was treated in the same manner as in Example 1d) and 1e) to obtain 2- [4-methoxy-3-([(5-methyl-2-pyrazinyl) carbonyl] aminomethyl) benzyl] butanoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.94 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.50-1.70 (m, 2H) 2.50-2.58 (m, 1H) 2.69 (dd, J = 6) .8, 14.0 Hz, 1H) 2.88 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 3.85 (s, 3H) 4.61 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6 .79 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.08 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.15 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.21 (t , J = 6.0 Hz, 1H) 8.36 (s, 1H) 9.26 (s, 1H)
Example 318

The product was treated in the same manner as in Example 1d) and 1e) to obtain 2- (4-methoxy-3-[(2-quinolylcarbonyl) amino] methylbenzyl) butanoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.93 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.50-1.70 (m, 2H) 2.51-2.60 (m, 1H) 2.70 (dd, J = 6) .4, 13.4 Hz, 1H) 2.89 (dd, J = 8.6, 13.4 Hz, 1H) 3.87 (s, 3H) 4.68 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 6 .80 (d, J = 8.2 Hz, 1H) 7.07 (dd, J = 2.2, 8.2 Hz, 1H) 7.21 (d, J = 2.2 Hz, 1H) 7.69 (t , J = 8.0 Hz, 1H) 7.76 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.97 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.01 (d, J = 8.0 Hz, 1H) ) 8.62 (s, 1H) 8.67 (t, J = 6.4 Hz, 1H) 9.15 (s, 1H)
Example 319

The product was treated in the same manner as in Example 1d) and 1e) to obtain 2- (4-methoxy-3-[(6-quinolylcarbonyl) amino] methylbenzyl) butanoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.91 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.47-1.70 (m, 2H) 2.47-2.56 (m, 1H) 2.69 (dd, J = 6) 0.0, 14.0 Hz, 1H) 2.84 (dd, J = 8.8, 14.0 Hz, 1H) 3.79 (s, 3H) 4.57 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6 .75 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.84 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 7.05 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.17 (d , J = 2.0 Hz, 1H) 7.34 (dd, J = 4.4, 8.4 Hz, 1H) 7.88 (dd, J = 2.0, 8.8 Hz, 1H) 7.96 (t , J = 8.8 Hz, 1H) 8.06 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 8.10 (s, 1H) 8.86 (d, J = 2.8 Hz, 1H)
Example 320

2- (3-[(2,6-difluoro-4-methoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxybenzyl) butanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.95 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.53-1.71 (m, 2H) 2.52-2.59 (m, 1H) 2.70 (dd, J = 6) .6, 14.0 Hz, 1H) 2.88 (dd, J = 8.4, 14.0 Hz, 1H) 3.79 (s, 3H) 3.83 (s, 3H) 4.57 (d, J = 5.6 Hz, 1H) 4.57 (d, J = 5.6 Hz, 1H) 6.44 (s, 1H) 6.46 (s, 1H) 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.07 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.17 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 321

Treatment in the same manner as in Example 1d) and 1e) gave 2- [4-methoxy-3-([(5-methoxypyridyl-2-pyridyl) carbonyl] aminomethyl) benzyl] butanoic acid. .
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.93 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.48-1.70 (m, 2H) 2.48-2.57 (m, 1H) 2.69 (dd, J = 6) .6, 13.6 Hz, 1H) 2.87 (dd, J = 8.4, 13.6 Hz, 1H) 3.85 (s, 3H) 3.89 (s, 3H) 4.59 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.06 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.16 (d, J = 2.0 Hz) , 1H) 7.26 (dd, J = 3.2, 8.4 Hz, 1H) 8.14 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 8.19 (d, J = 3.2 Hz, 1H) 8 .30 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
Example 322

Treatment in the same manner as in Example 1d), 1e) gives 2- [3-([(3,5-dichloro-2-pyridyl) carbonyl] aminomethyl) -4-methoxybenzyl] butanoic acid. It was.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.94 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.51-1.70 (m, 2H) 2.50-2.59 (m, 1H) 2.69 (dd, J = 6) .4, 13.6 Hz, 1H) 2.87 (dd, J = 8.4, 13.6 Hz, 1H) 3.85 (s, 3H) 4.57 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 6 .78 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.07 (dd, J = 2.2, 8.4 Hz, 1H) 7.16 (s, 1H) 7.82 (d, J = 2.0 Hz) , 1H) 8.09 (t, J = 6.4 Hz, 1H) 8.40 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
Example 323

Treated in the same manner as Example 1d), 1e) to give 2- [3-([(4-chlorobenzo [b] furan-7-yl) carbonyl] aminomethyl) -4-methoxybenzyl] butanoic acid. Got.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 0.94 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.50-1.71 (m, 2H) 2.50-2.60 (m, 1H) 2.71 (dd, J = 6) 0.0, 13.8 Hz, 1H) 2.87 (dd, J = 8.8, 13.8 Hz, 1H) 3.89 (s, 3H) 4.69 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 4 .70 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 6.81 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.96 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.08 (dd, J = 2) 0.0, 8.4 Hz, 1H) 7.20 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.33 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.71 (d, J = 2.0 Hz, 1H) ) 8.01 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 8.04 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
Example 324

The product was treated in the same manner as in Example 1d) and 1e) to obtain 3- (3-[(4-cyanobenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.04 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.92 (dd, J = 7.2, 14.0 Hz, 1H) 3 .03 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.59 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 4.11 (dd, J = 4.4 , 7.2 Hz, 1H) 4.60 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.77 (br, 1H) 6.82 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.16 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.70 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.84 (d, J = 8.0 Hz) , 2H)
Example 325

Treatment in a manner similar to Example 1d), 1e) and 3- [3-([3-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxyprop Obtained a Noic Acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.03 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.92 (dd, J = 7.4, 14.0 Hz, 1H) 3 .03 (dd, J = 4.6, 14.0 Hz, 1H) 3.58 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.87 (s, 3H) 4.11 (dd, J = 4.6 , 7.4 Hz, 1H) 4.60 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.75 (br, 1H) 6.83 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.17 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.21 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.56-7.70 (m, 3H)
Example 326

Treatment in the same manner as in Example 1d), 1e) to give 3- (3-[(2-fluoro-4-methoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid Obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.00 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.14 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.89 (dd, J = 8.0, 14.0 Hz, 1H) 3 .04 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.54 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.83 (s, 3H) 3.86 (s, 3H) 4.09 (Dd, J = 4.0, 8.0 Hz, 1H) 4.62 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.59 (dd, J = 2.4, 14.0 Hz, 1H) 6.77 (Dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 6.81 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.13 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.21 (D, J = 2.0 Hz, 1H) 7.27-7.36 (m, 1H) 8.05 (t, J = 8.8 Hz, 1H)
Example 327

Example 1d) is treated in the same manner as 1e) to give 3- (3-[(2-chloro-4-methoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoic acid. Obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.02 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.90 (dd, J = 7.6, 14.0 Hz, 1H) 3 .05 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.81 (s, 3H) 3.84 (s, 3H) 4.09 (Dd, J = 4.4, 7.6 Hz, 1H) 4.61 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.59 (dd, J = 2.4, 14.0 Hz, 1H) 6.80 (D, J = 8.4 Hz, 1H) 6.84 (dd, J = 2.8, 8.8 Hz, 1H) 6.88 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 6.97 (t, J = 5.6 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.24 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.74 (d, J = 8.8 Hz) , 1H)
Example 328

Treatment in the same manner as Example 1d), 1e) gave 2-isopropoxy-3- (4-methoxy-3-[(2,4,6-trichlorobenzoyl) amino] methylphenyl) propanoic acid. Obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.04 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.91 (dd, J = 7.6, 14.0 Hz, 1H) 3 .05 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.57 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.82 (s, 3H) 4.11 (dd, J = 4.4 , 7.6 Hz, 1H) 4.61 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.40 (br, 1H) 6.80 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.16 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.27 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.26 (s, 1H) 7.32 (s, 1H)
Example 329

Treated in the same manner as Example 1d), 1e) to give 2-isopropoxy-3--4-methoxy-3-[([6- (trifluoromethyl) -3-pyridyl] carbonylamino) methyl] phenylprop Obtained a Noic Acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.05 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.93 (dd, J = 7.2, 14.0 Hz, 1H) 3 .04 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.59 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 4.10 (dd, J = 4.4 , 7.2 Hz, 1H) 4.63 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.83 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.93 (br, 1H) 7.17 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.75 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 8.29 (dd, J = 1.2 , 8.4 Hz, 1H) 9.02 (s, 1H)
Example 330

3- [3-[([3-Chloro-5- (trifluoromethyl) -2-pyridyl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl-2-isopropoxypropanoic acid was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.02 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.90 (dd, J = 7.6, 14.0 Hz, 1H) 3 .04 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.86 (s, 3H) 4.09 (dd, J = 4.4 , 7.6 Hz, 1H) 4.61 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.82 (d, J = 8.2 Hz, 1H) 7.15 (dd, J = 2.0, 8.2 Hz) , 1H) 7.23 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.05 (d, J = 0.8 Hz, 1H) 8.14 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 8.70 (d , J = 0.8Hz, 1H)
Example 331

Treatment in a manner similar to Example 1d), 1e) yields 3- [3-([(2,4-dimethoxy-5-pyrimidinyl) carbonyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxyprop Obtained a Noic Acid.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.04 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.16 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.91 (dd, J = 7.4, 14.0 Hz, 1H) 3 .04 (dd, J = 4.2, 14.0 Hz, 1H) 3.58 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 3.89 (s, 3H) 4.10 (dd, J = 4.2 , 7.4 Hz, 1H) 4.60 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.82 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz) , 1H) 7.19 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.96 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 9.10 (s, 1H)
Example 332
Production Example 332a)

25 g of 3-bromo-4-fluorobenzaldehyde was dissolved in 300 ml of methanol, 40 g of trimethyl orthoformate and 3 g of paratosylic acid were added, and the mixture was heated to reflux for 6 hours. The reaction mixture was ice-cooled and 5 g of sodium bicarbonate was added. Concentrated under reduced pressure, ethyl acetate was added to the residue, the organic layer was washed with water and saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, the solvent was concentrated under reduced pressure, and 30 g of 2-bromo-4- (dimethoxymethyl) benzene. Got. This crude product was dissolved in 300 ml of tetrahydrofuran and cooled to −78 ° C. under a nitrogen atmosphere. 60 ml of butyl lithium (2.47 M hexane solution) was added. After stirring for 1 hour, 20 ml of N, N-dimethylformamide was added and the temperature was raised to room temperature. Water was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. After drying over anhydrous magnesium sulfate, the solvent was concentrated under reduced pressure to obtain 25 g of 2-fluoro-5- (dimethoxymethyl) benzaldehyde. This crude product was dissolved in 200 ml of ethanol, and 3.3 g of sodium borohydride was added under ice cooling. The mixture was stirred at room temperature for 2 hours, water was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. After drying over anhydrous magnesium sulfate, the solvent was concentrated under reduced pressure to obtain 25 g of 2-fluoro-5- (dimethoxymethyl) benzyl alcohol. This crude product was dissolved in 400 ml of toluene, 32 ml of diphenylphosphoryl azide and 22 ml of diazabicyclo [5.4.0] undecene were added, and the mixture was stirred at room temperature for 12 hours. Water was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. 30 g of 2-azidomethyl-4- (dimethoxymethyl) fluorobenzene was obtained. This crude product was dissolved in 500 ml of tetrahydrofuran, 50 ml of water and 45 g of triphenylphosphine were added, and the mixture was stirred at 50 ° C. for 3 hours. The solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 70 g of 2-fluoro-5- (dimethoxymethyl) benzylamine. The crude product was dissolved in 200 ml of N, N-dimethylformamide, 55 g of tert-butyl dicarbonate and 43 ml of triethylemine were added, and the mixture was stirred at room temperature for 4 days. Water was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 30 g of tert-butyl N- [5- (dimethoxymethyl) -2-fluorobenzyl] carbamate was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (10: 1 → 2: 1). .
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.44 (s, 9H) 3.30 (s, 6H) 4.36 (d, J = 5.2 Hz, 2H) 4.90 (br, 1H) 5.34 (s, 1H) 7 0.02 (t, J = 9.2 Hz, 1H) 7.16-7.46 (m, 2H)
Production Example 332b)

Tertiary butyl N- [5- (dimethoxymethyl) -2-fluorobenzyl] carbamate (30 g) was dissolved in tetrahydrofuran (300 ml), 1N hydrochloric acid (80 ml) was added, and the mixture was stirred under ice-cooling for 20 minutes. Saturated aqueous sodium bicarbonate solution was added and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 25 g of tert-butyl N- (2-fluoro-5-formyl) carbamate.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.45 (s, 9H) 4.43 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.98 (br, 1H) 7.19 (t, J = 8.8 Hz, 1H) 7.79 −7.85 (m, 1H) 7.90 (dd, J = 2.0, 7.2 Hz, 1H)
Production Example 332c)

Treatment with tert-butyl N- (2-fluoro-5-formyl) carbamate in the same manner as in Production Example 261 gave tert-butyl N-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolane). -5-yl) methyl] -2-fluorobenzyl carbamate was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 1.38 (s, 9H) 3.06 (dd, J = 9.2, 14.0 Hz, 1H) 3.34 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 4.12. (D, J = 5.6 Hz, 2H) 4.81 (dd, J = 4.0, 9.2 Hz) 7.05-7.20 (m, 2H) 7.35 (t, J = 5.6 Hz) , 1H) 7.93 (s, 1H)
Example 332d)

Treatment in the same manner as in Example 261 gave N1-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-fluorobenzyl-2,4-dichlorobenzamide. .
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.17 (dd, J = 8.4, 14.4 Hz, 1H) 3.26 (dd, J = 4.4, 14.4 Hz, 1H) 4.45 (dd, J = 4.4 , 8.4 Hz) 4.59 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.61 (br, 1H) 6.96 (t, J = 9.2 Hz, 1H) 7.04-7.11 (m , 1H) 7.20-7.29 (m, 2H) 7.36 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.80 (d, J = 8.4 Hz, 1H)
Example 333

Treatment in the same manner as in Example 261 gave N1-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-fluorobenzyl-2-chloro-4-methoxybenzamide. Obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.15 (dd, J = 8.6, 14.0 Hz, 1H) 3.32 (dd, J = 4.2, 14.0 Hz, 1H) 3.76 (s, 3H) 4.44 (Dd, J = 4.2, 8.6 Hz, 1H) 4.59 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 6.76-6.86 (m, 3H) 6.95 (t, J = 8 .4 Hz, 1H) 7.03-7.08 (m, 1H) 7.27 (dd, J = 2.0, 7.2 Hz, 1H) 7.69 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 8 .46 (br, 1H)
Example 334

Treatment in the same manner as in Example 261 gave N1-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-fluorobenzyl-4-chloro-2-methoxybenzamide. Obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.07 (dd, J = 8.8, 14.0 Hz, 1H) 3.34 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.90 (s, 3H) 4.47 (D, J = 6.0 Hz, 2H) 4.82 (dd, J = 4.4, 8.8 Hz, 1H) 7.00-7.30 (m, 5H) 7.70 (d, J = 8 0.0 Hz, 1H) 8.63 (t, J = 5.6 Hz, 1H) 12.03 (s, 1H)
Example 335

Treatment in the same manner as in Example 261 gave N3-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-fluorobenzyl-2-methoxynicotinamide. .
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.07 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.34 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.97 (s, 3H) 4.50 (D, J = 6.0 Hz, 2H) 4.83 (dd, J = 4.4, 9.2 Hz, 1H) 7.08-7.20 (m, 3H) 8.07-8.14 (m , 1H) 8.26-8.33 (m, 1H) 8.74 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 12.03 (s, 1H)
Example 336

Treatment with a method similar to that in Example 261 and N3-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-fluorobenzyl-2-methoxy-6-methylnicotinami I got it.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 2.43 (3H, s) 3.07 (dd, J = 9.4, 14.0 Hz, 1H) 3.40 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.96 (S, 3H) 4.49 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.82 (dd, J = 4.0, 9.4 Hz, 1H) 6.94-7.00 (m, 1H) 7 10-7.30 (m, 3H) 8.02-8.10 (m, 1H) 8.64 (t, J = 5.6 Hz, 1H) 12.02 (s, 1H)
Example 337

The same treatment as in Example 261 was carried out to give N3-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-fluorobenzyl-2,6-dimethoxynicotinamide. Obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.02-3.10 (m, 1H) 3.27-3.36 (m, 1H) 3.90 (d, J = 2.0 Hz, 3H) 4.10 (d, J = 2) 0.0 Hz, 3H) 4.49 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.79-4.84 (m, 1H) 6.48 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.08-7 .27 (m, 3H) 8.13 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.48 (t, J = 5.6 Hz, 1H) 12.01 (s, 1H)
Example 338

Treatment in the same manner as in Example 261 gave N3-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-fluorobenzyl-2-ethoxynicotinamide. .
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 1.33 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 3.07 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.35 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz) , 1H) 4.43 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.49 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.85 (dd, J = 4.4, 9.6 Hz, 1H) 7 .06-7.30 (m, 4H) 8.12 (dd, J = 2.0, 7.6 Hz, 1H) 8.27 (dd, J = 2.0, 4.8 Hz, 1H) 8.63 (T, J = 5.6Hz, 1H)
Example 339

N4-5-[(2,4-Dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-fluorobenzyl-4-methyl-2-phenyl-1 was treated in the same manner as in Example 261. , 3-thiazole-5-carboxamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.61 (s, 3H) 3.09 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.35 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 4.44 (D, J = 5.6 Hz, 2H) 4.85 (dd, J = 4.4, 9.6 Hz, 1H) 7.10-7.29 (m, 3H) 7.46-7.55 (m , 3H) 7.90-7.96 (m, 2H) 8.81 (t, J = 5.6 Hz, 1H) 12.03 (s, 1H)
Example 340

The reaction solution was treated in the same manner as in Example 261 to give N1-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-fluorobenzyl-4-isopropylbenzamide.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 1.25 (d, J = 7.2 Hz, 6H) 2.94 (sept, J = 7.2 Hz, 1H) 3.19 (dd, J = 8.8, 14.0 Hz, 1H) 3 .36 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 4.50 (dd, J = 4.4, 8.8 Hz, 1H) 4.64 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6 .61 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 7.00 (dd, J = 8.6, 9.6 Hz, 1H) 7.08-7.14 (m, 1H) 7.25-7.35 (M, 3H) 7.68-7.74 (m, 2H) 9.04 (br, 1H)
Example 341

N7-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-fluorobenzyl-4-chlorobenzo [b] furan-7 was treated in the same manner as in Example 261. -Carboxamide was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.19 (dd, J = 8.8, 14.0 Hz, 1H) 3.39 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 4.50 (dd, J = 4.4 , 8.8 Hz, 1H) 4.76 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.98 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.03 (t, J = 9.0 Hz, 1H) 7 .10-7.16 (m, 1H) 7.30-7.42 (m, 2H) 7.77 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.83 (t, J = 6.0 Hz, 1H) ) 8.06 (d, J = 8.8 Hz, 1H)
Example 342

Treatment with a method similar to that in Example 261 and N1-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-fluorobenzyl-2-fluoro-4- (trifluoro Methyl) benzamide was obtained.
¹H-NMR (CDCl₃) Δ: 3.14 (dd, J = 8.8, 14.0 Hz, 1H) 3.33 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 4.44 (dd, J = 4.4 , 8.8 Hz, 1H) 4.62 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.97 (t, J = 9.0 Hz, 1H) 7.04-7.16 (m, 2H) 7.23 (Dd, J = 2.2, 7.2 Hz, 1H) 7.35 (d, J = 11.6 Hz, 2H) 7.48 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.17 (t, J = 8.0Hz, 1H)
Example 343

The same treatment as in Example 261 was carried out to give N3-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-2,6-dimethoxynicotinamide. Obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.00 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.28 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.84 (s, 3H) 3.91 (S, 3H) 4.03 (s, 3H) 4.42 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.80 (dd, J = 4.0, 9.6 Hz, 1H) 6.49 (d , J = 8.4 Hz, 1H) 6.95 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.06-7.15 (m, 2H) 8.17 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 8 .40 (t, J = 5.6 Hz, 1H)
Example 344

Treatment in the same manner as in Example 261 gave N3-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-2-methoxynicotinamide. .
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.03 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.30 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.87 (s, 3H) 3.99 (S, 3H) 4.43 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.80 (dd, J = 4.0, 9.6 Hz, 1H) 6.95 (d, J = 8.8 Hz, 1H) ) 7.05-7.20 (m, 3H) 8.13-8.20 (m, 1H) 8.27-8.33 (m, 1H) 8.63 (t, J = 6.0 Hz, 1H) ) 12.01 (br, 1H)
Example 345

The reaction mixture was treated in the same manner as in Example 261 to give N2-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-6-methyl-2-pyridinecarboxamide. Obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.54 (s, 3H) 2.98 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.24-3.31 (m, 1H) 3.82 (s, 3H) 4 .44 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 4.79 (dd, J = 4.4, 9.6 Hz, 1H) 6.95 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.05 (d , J = 1.6 Hz, 1H) 7.11 (dd, J = 1.6, 8.4 Hz, 1H) 7.45 (dd, J = 1.6, 6.8 Hz, 1H) 7.80-7 .90 (m, 2H) 8.85 (t, J = 6.4 Hz, 1H) 11.99 (br, 1H)
Example 346

N2-5-[(2,4-Dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-3,5-dichloro-2-pyridine was treated in the same manner as in Example 261. Carboxamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.98 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.30 (dd, J = 4.6, 14.0 Hz, 1H) 3.79 (s, 3H) 4.38 (D, J = 6.0 Hz, 2H) 4.78 (dd, J = 4.6, 9.6 Hz, 1H) 6.94 (d, J = 8.2 Hz, 1H) 7.13 (d, J = 8.2 Hz, 1H) 7.15 (s, 1H) 8.35 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.64 (s, 1H) 8.94 (t, J = 6.0 Hz, 1H) ) 12.02 (br, 1H)
Example 347

N2-5-[(2,4-Dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-3,5-dimethyl-2-pyridine was treated in the same manner as in Example 261. Carboxamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 2.31 (s, 3H) 2.52 (s, 3H) 2.97 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.28 (dd, J = 3.8, 14) 0.0 Hz, 1H) 3.80 (s, 3H) 4.38 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 4.77 (dd, J = 3.8, 9.6 Hz, 1H) 6.93 (d , J = 8.4 Hz, 1H) 7.06 (s, 1H) 7.10 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.55 (s, 1H) 8.28 (s, 1H) 8.79 (T, J = 6.4Hz, 1H)
Example 348

Treatment with a method similar to that in Example 261 and N1-5-[(2,4-dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-4- (trifluoromethyl) -1 -Benzenesulfonamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.03 (dd, J = 9.0, 14.0 Hz, 1H) 3.30 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.69 (s, 3H) 4.16 (D, J = 6.4 Hz, 2H) 4.46 (dd, J = 4.0, 9.6 Hz, 1H) 5.59 (t, J = 6.4 Hz, 1H) 6.63 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.95 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.03 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.64 (d, J = 8.4 Hz) , 2H) 7.85 (d, J = 8.4 Hz, 2H) 8.95 (s, 1H)
Example 349

N5-5-[(2,4-Dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-2,4-dimethyl-5-pyrimidine was treated in the same manner as in Example 261. Carboxamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.14 (s, 6H) 3.03 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.30 (dd, J = 4.4, 14.0 Hz, 1H) 3.79 (S, 3H) 4.36-4.40 (m, 2H) 4.82 (dd, J = 4.4, 9.6 Hz, 1H) 6.94 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7 .06-7.16 (m, 2H) 8.63 (s, 1H) 8.88 (t, J = 5.6 Hz, 1H) 12.00 (br, 1H)
Example 350

N5-5-[(2,4-Dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-2,4-dimethoxy-5-pyrimidine was treated in the same manner as in Example 261. Carboxamide was obtained.
¹H-NMR (DMSO-d₆) Δ: 3.00 (dd, J = 9.6, 14.0 Hz, 1H) 3.28 (dd, J = 4.0, 14.0 Hz, 1H) 3.82 (s, 3H) 3.94 (S, 3H) 4.03 (s, 3H) 4.40 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.79 (dd, J = 4.0, 9.6 Hz, 1H) 6.94 (d , J = 8.4 Hz, 1H) 7.05-7.15 (m, 2H) 8.36 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 8.72 (s, 1H) 12.00 (br, 1H) )
Example 351

N1-5-[(2,4-Dioxo-1,3-thiazolan-5-yl) methyl] -2-methoxybenzyl-2,4-dichloro-1-benzene was treated in the same manner as in Example 261. Sulfonamide was obtained.
¹H-NMR ((DMSO-d₆) Δ: 2.96 (dd, J = 9.2, 14.4 Hz, 1H) 3.26 (dd, J = 4.0, 14.4 Hz, 1H) 3.79 (s, 3H) 4.15 (D, J = 5.6 Hz, 2H) 4.39 (dd, J = 4.0, 9.2 Hz, 1H) 5.82 (t, J = 5.6 Hz, 1H) 6.67 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.70 (s, 1H) 7.02 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.28 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.88 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 8.16 (br, 1H)

Claims (32)

General formula

[Wherein, R ¹ represents a hydrogen atom, a hydroxyl group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms, or 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents. An alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms, a hydroxyalkyl group having 1 to 6 carbon atoms, a hydroxyalkylthio group having 1 to 6 carbon atoms, an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms, and an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms. An aminoalkoxy group, an aminoalkylthio group having 1 to 6 carbon atoms, a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, a halogenated alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms, a halogenated alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms, and 2 carbon atoms An alkoxyalkyl group having 1 to 12 carbon atoms, an alkoxyalkoxy group having 2 to 12 carbon atoms, an alkoxy group having 2 to 12 carbon atoms Alkylthio group, cycloalkyl group having 3 to 7 carbon atoms, cycloalkyloxy group having 3 to 7 carbon atoms, cycloalkylthio group having 3 to 7 carbon atoms, alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms Oxy group, alkenylthio group having 2 to 6 carbon atoms, alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, alkynyloxy group having 2 to 6 carbon atoms, alkynylthio group having 2 to 6 carbon atoms, aryl group having 6 to 12 carbon atoms An aryloxy group having 6 to 12 carbon atoms, an arylthio group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, an alkylaryloxy group having 7 to 18 carbon atoms, an alkylarylthio group having 7 to 18 carbon atoms Group, aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms, aralkyloxy group having 7 to 18 carbon atoms, or carbon number An aralkylthio group having 1 to 18 carbon atoms; L is a single bond or a double bond, or an alkylene group having 1 to 6 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents; An alkynylene group having 2 to 6 carbon atoms; M is a single bond, or an alkylene group having 1 to 6 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms, or a carbon number, each of which may have one or more substituents; An alkynylene group having 2 to 6 carbon atoms; T is a single bond or an alkylene group having 1 to 3 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 3 carbon atoms, or 2 to 3 carbon atoms each optionally having one or more substituents; 3 is an alkynylene group; W is a 2,4-dioxothiazolidine-5-yl group, a 2,4-dioxothiazolidine-5-ylidene group, a carboxyl group, or CON ^{(R w1)} R ^{w2 (where R W1, R w2} are the same or different and each is a hydrogen atom, a formyl group or each may have one or more substituents, an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, A group having 2 to 7 carbon atoms or an aromatic acyl group having 7 to 19 carbon atoms, respectively). However, in the above definition, the case where T is a single bond and W is a 2,4-dioxothiazolidine-5-yl group or a 2,4-dioxothiazolidine-5-ylidene group is excluded. ;

Represents a single bond or a double bond; X represents an oxygen atom, an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, or a hydroxymethylene group, or a group represented by the general formula —CQ— Q represents an oxygen atom or a sulfur atom), -CQNR ^x- (where Q is the same group as defined above, R ^x may be a hydrogen atom, a formyl group, or each may have one or more substitutions; An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an aliphatic acyl group having 2 to 7 carbon atoms, or an aromatic acyl group having 7 to 19 carbon atoms, -NR ^x CQ- (where Q and R ^x are respectively -SO ₂ NR ^x- (wherein R ^x represents the same group as defined above), -NR ^x SO _2- (R ^x represents the same group as defined above), or -NR ^x1 CQNR ^x2 - Where Q is the same group as defined above, R ^x1 and R ^x2 are the same or different and each is a hydrogen atom, a formyl group or each may have one or more substituents, an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, And an aliphatic acyl group having 2 to 7 carbon atoms or an aromatic acyl group having 7 to 19 carbon atoms, respectively. However, in the above definition, the case where T is a single bond and X is an oxygen atom is excluded. Y represents an aromatic hydrocarbon group having 5 to 12 carbon atoms or an alicyclic group having 3 to 7 carbon atoms, which may have one or more substituents and may have one or more heteroatoms; The ring Z may further have a substituent of 0 to 4 and may have one or more heteroatoms, and each of an aromatic hydrocarbon group having 5 to 6 carbon atoms, Indication: general formula

Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above, and the general formula

(Wherein the symbols in the formula indicate the same groups as defined above) are bonded to each other on the ring Z via three atoms. ] The prophylactic / therapeutic agent of digestive organ disease which uses the carboxylic acid derivative represented by these, its salt or its ester, or those hydrates as an active ingredient. The prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to claim 1, wherein W is carboxylic acid in the general formula (I). 3. The general formula (I), wherein R ¹ is an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms or an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents. A prophylactic / therapeutic agent for digestive diseases. The prophylactic / therapeutic agent for digestive system diseases according to claim 1 or 2, wherein in general formula (I), ring Z is a benzene ring which may further have 0 to 4 substituents. In the general formula (I), X is represented by the general formula -CQNR ^x- (where Q and R ^x are the same as defined above) or -NR ^x CQ- (where Q and R ^x are the same as defined above). The prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to claim 1 or 2, which is a group represented by The prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to claim 1 or 2, wherein in general formula (I), Y is an aromatic hydrocarbon group having 5 to 12 carbon atoms which may have one or more substituents. . The prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to claim 1 or 2, wherein in the general formula (I), L or M is an alkylene group having 1 to 6 carbon atoms. The prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to claim 1 or 2, wherein T in the general formula (I) is an alkylene group having 1 to 3 carbon atoms. In the general formula (I), R ¹ is an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms or an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents, and the ring Z is further from 0 to The prophylactic / therapeutic agent for digestive system diseases according to claim 1 or 2, which is a benzene ring optionally having 4 substituents. In the general formula (I), X is represented by the general formula -CQNR ^x- (where Q and R ^x are the same as defined above) or -NR ^x CQ- (where Q and R ^x are the same as defined above). The prophylaxis of digestive system diseases according to claim 1 or 9, wherein Y is an aromatic hydrocarbon group having 5 to 12 carbon atoms, optionally having one or more substituents.・ Therapeutic agent. The compound represented by the general formula (I) is (2S) -3- [3-([2,4-dichlorobenzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid. Or a prophylactic / therapeutic agent for digestive organ disease according to any one of 10 to 10; 12. The gastrointestinal disease according to claim 1, wherein the gastrointestinal disease is one disease selected from 1) an inflammatory disease of the gastrointestinal tract, 2) a proliferative disease of the gastrointestinal tract, and 3) an ulcerative disease of the gastrointestinal tract. Preventive and therapeutic agent. 13. The preventive / therapeutic agent for digestive tract disease according to claim 1, wherein the digestive tract disease is an inflammatory disease of the digestive tract. The prophylactic / therapeutic agent for digestive tract disease according to claim 13, wherein the inflammatory disease of the digestive tract is one disease selected from 1) ulcerative colitis, 2) Crohn's disease, 3) pancreatitis, and 4) gastritis. The prophylactic / therapeutic agent for digestive tract diseases according to claim 14, wherein the inflammatory disease of the digestive tract is ulcerative colitis. 13. The preventive / therapeutic agent for digestive tract disease according to claim 1, wherein the digestive tract disease is a proliferative disease of the digestive tract. Gastrointestinal proliferative disease is one disease selected from 1) benign tumors of the gastrointestinal tract, 2) gastrointestinal polyps, 3) genetic polyposis syndrome, 4) colon cancer, 5) rectal cancer, and 6) gastric cancer The prophylactic / therapeutic agent for gastrointestinal diseases according to claim 16. 13. The preventive / therapeutic agent for digestive tract disease according to claim 1, wherein the digestive tract disease is an ulcerative disease of the digestive tract. Ulcerative diseases of the gastrointestinal tract are from 1) duodenal ulcer, 2) gastric ulcer, 3) esophageal ulcer, 4) reflux esophagitis, 5) stress ulcer and erosion, 6) drug erosion, and 7) Zollinger-Ellison syndrome The prophylactic / therapeutic agent for digestive tract diseases according to claim 18, which is one disease selected. A pharmaceutical composition comprising a pharmacologically effective amount of the carboxylic acid derivative according to claim 1, a salt or ester thereof, or a hydrate thereof, and a pharmacologically acceptable carrier. The pharmaceutical composition according to claim 20, which is a preparation for rectal administration. General formula

[Wherein, R ¹ represents a hydrogen atom, a hydroxyl group, or an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms, or 1 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents. An alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms, a hydroxyalkyl group having 1 to 6 carbon atoms, a hydroxyalkylthio group having 1 to 6 carbon atoms, an aminoalkyl group having 1 to 6 carbon atoms, and an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms. An aminoalkoxy group, an aminoalkylthio group having 1 to 6 carbon atoms, a halogenated alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, a halogenated alkoxy group having 1 to 6 carbon atoms, a halogenated alkylthio group having 1 to 6 carbon atoms, and 2 carbon atoms An alkoxyalkyl group having 1 to 12 carbon atoms, an alkoxyalkoxy group having 2 to 12 carbon atoms, an alkoxy group having 2 to 12 carbon atoms Alkylthio group, cycloalkyl group having 3 to 7 carbon atoms, cycloalkyloxy group having 3 to 7 carbon atoms, cycloalkylthio group having 3 to 7 carbon atoms, alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms, alkenyl group having 2 to 6 carbon atoms Oxy group, alkenylthio group having 2 to 6 carbon atoms, alkynyl group having 2 to 6 carbon atoms, alkynyloxy group having 2 to 6 carbon atoms, alkynylthio group having 2 to 6 carbon atoms, aryl group having 6 to 12 carbon atoms An aryloxy group having 6 to 12 carbon atoms, an arylthio group having 6 to 12 carbon atoms, an alkylaryl group having 7 to 18 carbon atoms, an alkylaryloxy group having 7 to 18 carbon atoms, an alkylarylthio group having 7 to 18 carbon atoms Group, aralkyl group having 7 to 18 carbon atoms, aralkyloxy group having 7 to 18 carbon atoms, or carbon number An aralkylthio group having 1 to 18 carbon atoms; L is a single bond or a double bond, or an alkylene group having 1 to 6 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms, each of which may have one or more substituents; An alkynylene group having 2 to 6 carbon atoms; M is a single bond, or an alkylene group having 1 to 6 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms, or a carbon number, each of which may have one or more substituents; An alkynylene group having 2 to 6 carbon atoms; T is a single bond or an alkylene group having 1 to 3 carbon atoms, an alkenylene group having 2 to 3 carbon atoms, or 2 to 3 carbon atoms each optionally having one or more substituents; 3 is an alkynylene group; W is a 2,4-dioxothiazolidine-5-yl group, a 2,4-dioxothiazolidine-5-ylidene group, a carboxyl group, or CON ^{(R w1)} R ^{w2 (wherein R w1, R w2} are the same or different and each is a hydrogen atom, a formyl group or each may have one or more substituents, an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, A C2 to C7 aliphatic acyl group or a C7 to C19 aromatic acyl group). However, in the above definition, the case where T is a single bond and W is a 2,4-dioxothiazolidine-5-yl group or a 2,4-dioxothiazolidine-5-ylidene group is excluded. ;

Represents a single bond or a double bond; X represents an oxygen atom, an alkenylene group having 2 to 6 carbon atoms which may have one or more substituents, or a hydroxymethylene group, or a group represented by the general formula —CQ— Q represents an oxygen atom or a sulfur atom), -CQNR ^x- (where Q is the same group as defined above, R ^x may be a hydrogen atom, a formyl group, or each may have one or more substitutions; An alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an aliphatic acyl group having 2 to 7 carbon atoms, or an aromatic acyl group having 7 to 19 carbon atoms, -NR ^x CQ- (where Q and R ^x are respectively -SO ₂ NR ^x- (wherein R ^x represents the same group as defined above), -NR ^x SO _2- (R ^x represents the same group as defined above), or -NR ^x1 CQNR ^x2 - Where Q is the same group as defined above, R ^x1 and R ^x2 are the same or different and each is a hydrogen atom, a formyl group or each may have one or more substituents, an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, And an aliphatic acyl group having 2 to 7 carbon atoms or an aromatic acyl group having 7 to 19 carbon atoms, respectively. However, in the above definition, the case where T is a single bond and X is an oxygen atom is excluded. Y represents an aromatic hydrocarbon group having 5 to 12 carbon atoms or an alicyclic group having 3 to 7 carbon atoms, which may have one or more substituents and may have one or more heteroatoms; The ring Z may further have a substituent of 0 to 4 and may have one or more heteroatoms, and each of an aromatic hydrocarbon group having 5 to 6 carbon atoms, Indication: general formula

Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above, and the general formula

(Wherein the symbols in the formula indicate the same groups as defined above) are bonded to each other on the ring Z via three atoms. ] The prophylactic / therapeutic agent of the inflammatory disease which uses the carboxylic acid derivative represented by these, its salt or its ester, or those hydrates as an active ingredient. The compound represented by the general formula (I) is (2S) -3- [3-([2,4-dichlorobenzoyl] aminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-isopropoxypropanoic acid. The preventive / therapeutic agent for inflammatory diseases described. The inflammatory disease is selected from 1) rheumatoid arthritis, 2) multiple sclerosis, 3) immunodeficiency, 4) cachexia, 5) osteoarthritis, 6) osteoporosis, 7) asthma disease, and 8) allergic disease 24. The preventive / therapeutic agent for inflammatory diseases according to claim 22 or 23, which is a disease of 1. A method for preventing or treating gastrointestinal diseases by administering to a patient a pharmacologically effective amount of the carboxylic acid derivative, salt or ester thereof or hydrate thereof according to claim 1. Digestive system diseases include ulcerative colitis, Crohn's disease, pancreatitis and gastritis inflammatory diseases including gastrointestinal tract, gastrointestinal benign tumors, gastrointestinal polyps, genetic polyposis syndrome, digestion including colon cancer, rectal cancer and gastric cancer 26. A proliferative disease of the duct, or a gastrointestinal ulcer disease including duodenal ulcer, gastric ulcer, esophageal ulcer, reflux esophagitis, stress ulcer and erosion, drug erosion, and Zollinger-Ellison syndrome Method. The use which uses the carboxylic acid derivative of Claim 1, its salt or its ester, or those hydrates for manufacture of the preventive / therapeutic agent of a digestive organ disease. Digestive system diseases include ulcerative colitis, Crohn's disease, pancreatitis and gastritis inflammatory diseases including gastrointestinal tract, gastrointestinal benign tumors, gastrointestinal polyps, genetic polyposis syndrome, digestion including colon cancer, rectal cancer and gastric cancer 28. Use according to claim 27, which is a proliferative disease of the duct, or a gastrointestinal ulcerative disease including duodenal ulcer, gastric ulcer, esophageal ulcer, reflux esophagitis, stress ulcer and erosion, drug erosion and Zollinger-Ellison syndrome . A method for preventing or treating an inflammatory disease by administering to a patient a pharmacologically effective amount of the carboxylic acid derivative, salt or ester thereof or hydrate thereof according to claim 1. 30. The method according to claim 29, wherein the inflammatory disease is rheumatoid arthritis, multiple sclerosis, immunodeficiency, cachexia, osteoarthritis, osteoporosis, asthma disease or allergic disease. The use which uses the carboxylic acid derivative of Claim 1, its salt or its ester, or those hydrates for manufacture of the preventive / therapeutic agent of an inflammatory disease. The use according to claim 31, wherein the inflammatory disease is rheumatoid arthritis, multiple sclerosis, immunodeficiency, cachexia, osteoarthritis, osteoporosis, asthma disease or allergic disease.