JP2004182657A - Agent for promoting elevation of hdl level - Google Patents

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JP2004182657A
JP2004182657A JP2002352069A JP2002352069A JP2004182657A JP 2004182657 A JP2004182657 A JP 2004182657A JP 2002352069 A JP2002352069 A JP 2002352069A JP 2002352069 A JP2002352069 A JP 2002352069A JP 2004182657 A JP2004182657 A JP 2004182657A
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Sadaichi Miyashita
宮下定一
Masanobu Shinoda
篠田昌信
Hironobu Hiyoshi
日吉裕展
Fumiyoshi Matsuura
松浦史義
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Eisai Co Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a compound targeting prevention and treatment of a disease accompanied by arteriosclerosis, accompanying the elevation of HDL and not accompanying the elevation of TG. <P>SOLUTION: The agent for promoting the elevation of an HDL level in plasma contains a carboxylic acid derivative represented by general formula (I) [wherein, L is a 1-6C alkylene group which may have a substituent, or the like; M is a 1-6C alkylene group which may have a substituent, or the like; T is a 1-3C alkylene group which may have a substituent, or the like; W is a carboxy group; formula (II) represents a single bond or a double bond; X is an oxygen atom or the like; Y is a 5- to 14-membered aromatic group which may have one or more substituents and one or more hetero atoms; ring Z is a 5- to 14-membered aromatic ring which may have one to four substituents; and U is a 5- to 14-membered aromatic ring which may have one to four substituents and one or more heteroatoms, or a single bond], its salt, its ester or a hydrate thereof as an active ingredient. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、高比重リポ蛋白(HDL)の上昇を促進し、トリグリセライド(TG)の上昇を伴わない剤に関する。
【0002】
【従来技術と課題】
【0003】
生体内におけるコレステロール代謝の経路には、肝臓から末梢組織等への経路と各組織から肝臓への経路とが存在する。即ち、前者の経路は▲1▼肝臓で生合成されたコレステロールと腸管から吸収され肝臓に取り込まれた食事由来の超低比重リポ蛋白(VLDL)とが肝臓から分泌され、▲2▼リポ蛋白リパーゼ(LPL)および肝性トリグリセライドリパーゼ(HTGL)の働きにより、▲3▼中間比重リポ蛋白(IDL)を経た後、▲4▼LDLへと代謝され、▲5▼最終的にはLDL受容体を介して末梢組織へと取り込まれ、細胞にコレステロールが供給される経路である。一方、後者はそれとは逆にコレステロール逆転輸送と呼ばれる経路によって、▲1▼抹消組織に蓄積したコレステロールがHDLにより引き抜かれ、▲2▼レシチン:コレステロールアシルトランスフェターゼ(LCAT)の作用によってエステル化された後、▲3▼血中に存在するコレステリルエステル輸送蛋白(CETP)によってVLDLやIDL、LDL等などのアポB含有リポ蛋白に転送され、▲4▼最終的にLDL受容体を介して肝臓に取り込まれる。
【0004】
コレステロールは本来、細胞膜の構成成分やステロイド・ホルモン等の生合成原料となる。従って、コレステロール代謝は生命活動の維持に不可欠である。しかし、その代謝異常は高脂血症を招き、ひいては動脈硬化性疾患の原因になると考えられている。即ち、LDLが血管内皮下において酸化等の変性を受けると、LDL受容体によっては認識されなくなり、スカベンジャー受容体やCD36を介してマクロファージに際限なく取り込まれ、抹消組織において泡沫細胞を形成することによって動脈硬化が発生する。そして、かかる動脈硬化により無症候性脳血管障害、脳梗塞、脳血管性痴呆などの脳血管疾患、頚動脈狭窄症、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、急性大動脈解離、抹消閉塞症および閉塞性動脈硬化症などの疾患を誘発する。
【0005】
高脂血症の治療が動脈硬化の予防に有効であることは、近年の基礎的研究とともに最近の大規模介入試験等によって明らかにされている。また、多くの疫学的調査により、高比重リポ蛋白(HDL)分画の低下が動脈硬化性疾患の独立した危険因子の一つであることが明らかにされている。特にHDLが遺伝性に低下する病態においては早発性の動脈硬化性疾患の合併が多いこと、コレステロール負荷ウサギにHDLおよび超高比重リポ蛋白(VHDL)の静注を続けると動脈硬化の進展が抑制され、またいったん生じた動脈硬化巣の他萎縮も認められることからも、HDLは抗動脈硬化作用を有するリポ蛋白として広く認識されている。
【0006】
このようなことからも各組織に蓄積した過剰のコレステロールを引き抜き、肝臓へ転送するコレステロール逆転輸送系は、動脈硬化の防御機構として近年注目を浴びている。その中でも、HDLはその中心的役割を果たしている。HDLによって引き抜かれるコレステロール量が、マクロファージ等に取り込まれるコレステロールよりも多ければ、マクロファージ等にコレステロールが蓄積しないこととなる。従って、HDLレベルを上昇させ、コレステロール逆転輸送系を促進させることは動脈硬化性疾患の治療または予防に有効であると考えられる。
【0007】
HDLの血中レベルを上昇させ、末梢組織における細胞に蓄積されたコレステロールの引き抜きおよびコレステロールの逆転輸送系を促進させる化合物を見出せば動脈硬化の進行を予防・治療・改善でき、またそれに伴う疾患の予防・治療に有効であるため、かかる化合物の発見が求められている。
【0008】
WO97/28149およびFEBS letters(473,333,2000)にはHDLレベルを上昇させる化合物が記載されている。(例えば、特許文献1参照)この化合物がPPARδアゴニストとして作用することで血漿中のHDL量を増加させることがアテローム性冠状動脈硬化症の治療・予防に効果を示すことが記載されている。
しかしながら、血漿中のトリグリセライド(TG)レベルを上昇させるか否かについては何ら記載がない。
【0009】
ここで、血中TGレベルの増加が虚血性心疾患の危険因子であるという報告が増加しており (例えば非特許文献1〜3参照)、レトロスペクティブな研究では血中トリグリセライド値が冠動脈疾患の予測因子であり、トリグリセライド値の正常域を現在の150 mg/dlから100 mg/dl 以下に改めるべきであると提案されている (例えば非特許文献4参照)。PPARα受容体に作用し強いトリグリセライド低下を示すフィブレート系薬剤が、多くの介入試験において冠動脈イベント発症率の低下を示していることなどからも、トリグリセライドの積極的な治療は冠動脈疾患の予防に重要な意義を持つ。
【0010】
そこで、血漿中におけるHDL上昇を伴い、TGレベルの上昇を伴わない化合物が求められており、かかる化合物を提供することを目的とする。
【0011】
【特許文献1】
WO97/28149
【非特許文献1】
Am. J. Cardiol. 81(4A),7B 1998
【非特許文献2】
Circulation. 97, 1029 1998
【非特許文献3】
Am. J. Cardiol. 82(12A),49U 1998
【非特許文献4】
J. Am. Coll. Cardiol. 31, 1252 1998
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明者らは鋭意努力の結果、動脈硬化に伴う疾患の治療に有効な、HDL上昇を伴い、かつTGレベルの上昇を伴わない化合物を見出し、本発明を完成させた。
【0013】
即ち本発明は、
1)一般式(I)
【化12】

Figure 2004182657
〔式中Lは単結合、またはそれぞれ1以上の置換基を有していてもよい、C1ないし6のアルキレン基、C2ないし6のアルケニレン基もしくはC2ないし6のアルキニレン基を;Mは単結合、またはそれぞれ1以上の置換基を有していてもよい、C1ないし6のアルキレン基、C2ないし6のアルケニレン基もしくはC2ないし6のアルキニレン基を;Tは単結合、またはそれぞれ1以上の置換基を有していてもよい、C1ないし3のアルキレン基、C2ないし3のアルケニレン基もしくはC2ないし3のアルキニレン基を;Wはカルボキシル基を;
【化13】
Figure 2004182657
は、単結合、または二重結合を;Xは単結合、酸素原子、−NRX1CQO−(ここでQは酸素原子または硫黄原子を、 RX1は水素原子、シアノ基、ホルミル基、またはそれぞれ1以上の置換を有していても良い、C1ないし6のアルキル基、C1ないし6のハイドロキシアルキル基、C1ないし6のアミノアルキル基、C1ないし6のハロゲン化アルキル基、C2ないし12のアルコキシアルキル基、C3ないし7のシクロアルキル基、C2ないし6のアルケニル基、C2ないし6のアルキニル基、C6ないし12のアリール基、C7ないし18のアルキルアリール基、C7ないし18のアラルキル基、C2ないし7の脂肪族アシル基、もしくはC7ないし19の芳香族アシル基、C2ないし7の脂肪族アルコキシカルボニル基、もしくはC7ないし19の芳香族アルコキシカルボニル基をそれぞれ示す)、−OCQNRX1−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、−CQNRX1O−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、ONRX1CQ−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、−NRX1CQ−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、−CQNRX1−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、 −NRX1aCQ NRX1b−(Qは前記定義に同じ基を、 RX1aはRX1bそれぞれ同一または異なっていても良い水素原子、シアノ基、ホルミル基、またはそれぞれ1以上の置換を有していても良い、C1ないし6のアルキル基、C1ないし6のハイドロキシアルキル基、C1ないし6のアミノアルキル基、C1ないし6のハロゲン化アルキル基、C2ないし12のアルコキシアルキル基、C3ないし7のシクロアルキル基、C2ないし6のアルケニル基、C2ないし6のアルキニル基、C6ないし12のアリール基、C7ないし18のアルキルアリール基、C7ないし18のアラルキル基、C2ないし7の脂肪族アシル基、もしくはC7ないし19の芳香族アシル基、C2ないし7の脂肪族アルコキシカルボニル基、もしくはC7ないし19の芳香族アルコキシカルボニル基を示す)、−QSO2−(ここでQは酸素原子、または−NRX10−(ここでRX10は水素原子、シアノ基、ホルミル基、またはそれぞれ1以上の置換を有していても良い、C1ないし6のアルキル基、C1ないし6のハイドロキシアルキル基、C1ないし6のアミノアルキル基、C1ないし6のハロゲン化アルキル基、C2ないし12のアルコキシアルキル基、C3ないし7のシクロアルキル基、C2ないし6のアルケニル基、C2ないし6のアルキニル基、C6ないし12のアリール基、C7ないし18のアルキルアリール基、C7ないし18のアラルキル基、C2ないし7の脂肪族アシル基、もしくはC7ないし19の芳香族アシル基、C2ないし7の脂肪族アルコキシカルボニル基、もしくはC7ないし19の芳香族アルコキシカルボニル基を示す))−SO2Q−(Qは前記定義に同じ基を示す)でそれぞれ示される基、一般式
【化14】
Figure 2004182657

【化15】
Figure 2004182657

【化16】
Figure 2004182657

【化17】
Figure 2004182657

【化18】
Figure 2004182657

【化19】
Figure 2004182657

【化20】
Figure 2004182657
、または
【化21】
Figure 2004182657
(ここでQ、 QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を、kは0ないし5を、mは1ないし5を、 nおよびpはそれぞれ同一または異なっていてもよく1ないし5を、RX2,RX3,RX4,RX5X6,RX7X8およびRX9は、それぞれ同一または異なっていてもよい水素原子、水酸基、シアノ基、ハロゲン、またはそれぞれ1以上の置換基を有していてもよい、C1ないし6のアルキル基、C1ないし6のアルコキシ基、C1ないし6のアルキルチオ基、C1ないし6のハイドロキシアルキル基、C1ないし6のハイドロキシアルコキシ基、C1ないし6のハイドロキシアルキルチオ基、C1ないし6のアミノアルキル基、C1ないし6のアミノアルコキシ基、C1ないし6のアミノアルキルチオ基、C1ないし6のハロゲン化アルキル基、C1ないし6のハロゲン化アルコキシ基、C1ないし6のハロゲン化アルキルチオ基、C2ないし12のアルコキシアルキル基、C2ないし12のアルコキシアルコキシ基、C2ないし12のアルコキシアルキルチオ基、C3ないし7のシクロアルキル基、C3ないし7のシクロアルキルオキシ基、C4ないし13のシクロアルキルアルキルオキシ基、C3ないし7のシクロアルキルチオ基、C2ないし6のアルケニル基、C2ないし6のアルケニルオキシ基、C2ないし6のアルケニルチオ基、C2ないし6のアルキニル基、C2ないし6のアルキニルオキシ基、C2ないし6のアルキニルチオ基、C6ないし12のアリール基、C6ないし12のアリールオキシ基、C6ないし12のアリールチオ基、C7ないし18のアルキルアリール基、C7ないし18のアルキルアリールオキシ基、C7ないし18のアルキルアリールチオ基、C7ないし18のアラルキル基、C7ないし18のアラルキルオキシ基もしくはC7ないし18のアラルキルチオ基、または−N(RX11)RX12−(ここでRX11およびRX12はそれぞれ同一または異なっていてもよい水素原子、シアノ基、ホルミル基、またはそれぞれ1以上の置換を有していても良い、C1ないし6のアルキル基、C1ないし6のハイドロキシアルキル基、C1ないし6のアミノアルキル基、C1ないし6のハロゲン化アルキル基、C2ないし12のアルコキシアルキル基、C3ないし7のシクロアルキル基、C2ないし6のアルケニル基、C2ないし6のアルキニル基、C6ないし12のアリール基、C7ないし18のアルキルアリール基、C7ないし18のアラルキル基、C2ないし7の脂肪族アシル基、もしくはC7ないし19の芳香族アシル基、C2ないし7の脂肪族アルコキシカルボニル基、もしくはC7ないし19の芳香族アルコキシカルボニル基を示す)を示す(ただし、RX2およびRX3、ならびにRX4およびRX5は一緒になって環を構成していてもよい;);QおよびQはそれぞれ同一または異なっていてもよい単結合、酸素原子、(O)S(O)、またはNRX10を示す( NRX10は前記定義と同じ基を示す))でそれぞれ示される基を;
Yは1以上の置換基を有していてもよく、1以上のヘテロ原子を有していてもよい、5−14員芳香族基、またはC3ないし7の脂環式炭化水素基を;
環Zは1から4の置換基を有していてもよく、1以上のヘテロ原子を有していてもよく環の一部が飽和されていてもよい5−14員芳香族基を;
Uは1から4の置換基を有していてもよく、1以上のヘテロ原子を有していてもよく環の一部が飽和されていてもよい5−14員芳香族基または単結合を示す〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を有効成分とする血漿中のHDLレベルの上昇促進剤;
2)血漿中のTGレベルの上昇を伴わないことを特徴とする1)記載のHDLレベルの上昇促進剤;
3)一般式に(I)おいて、Uが1から4の置換基を有していてもよく、1以上のヘテロ原子を有していてもよく環の一部が飽和されていてもよい5−14員芳香族基を示す〕で表される1)または2)記載のHDLレベルの上昇促進剤;
4)一般式(I)において、Lが単結合、またはC1ないし6のアルキレン基であり、Tが1以上の置換基を有していてもよい、C1ないし6のアルキレン基である前記1)または2)記載のHDLレベルの上昇促進剤;
5)一般式(I)において、Lが1以上の置換基を有していてもよい、C1ないし6のアルキレン基であり、Tが単結合、またはC1ないし6のアルキレン基である前記1)または2)記載のHDLレベルの上昇促進剤;
6)一般式(I)において、Xが、酸素原子、−NRX1CQO−(ここでQおよび RX1それぞれ前記定義に同じ基を示す)、−OCQNRX1−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、−NRX1CQ−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、または−CQNRX1−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)でそれぞれ示される基、一般式
【化22】
Figure 2004182657
(ここでQ、 Q、 k 、 m、n、p、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9は、それぞれ前記定義と同じ基を示す)である前記1)ないし5)のいずれか1記載のHDLレベルの上昇促進剤;
7)一般式(I)において、Xが、酸素原子、−NRX1CQO−(ここでQおよび RX1それぞれ前記定義に同じ基を示す)、−OCQNRX1−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、−NRX1CQ−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、または−CQNRX1−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)でそれぞれ示される基である前記1)ないし6)のいずれか1記載のHDLレベルの上昇促進剤;
8)一般式(I)において、Lが1以上の置換基を有していてもよいC2ないし6のアルキニレン基であり、Xが酸素原子であり、Tが単結合、または1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のアルキレン基である前記1)または2)記載のHDLレベルの上昇促進剤;
9)一般式(I)において、Xが、−NRX1CQO−(ここでQは酸素原子を、 RX1は水素原子を示す)、−OCQNRX1−(ここでQは酸素原子を、 RX1は水素原子を示す)である前記1)ないし6)のいずれか1記載のHDLレベルの上昇促進剤;
10)一般式(I)において、Xが、−NRX1CQ−(ここでQは酸素原子を、 RX1は水素原子を示す)、−CQNRX1−(ここでQは酸素原子を、 RX1は水素原子を示す)である前記1)ないし6)のいずれか1記載のHDLレベルの上昇促進剤;
11)一般式(I)の化合物が以下のA群から選択される1つの化合物である前記1)または2)記載のHDLレベルの上昇促進剤;
A群:
{3’−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−プロピニルオキシ]−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル}酢酸
{3’−[2−ヒドロキシ−3−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)−プロポキシ]−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル}酢酸
{4’−エトキシ−3’−[(3−フルオロ−4−トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ)−メチル]−ビフェニル−3−イル}酢酸
{4’−プロポキシ−3’−[(4−トリフルオロメチル−ベンジルオキシカルボニルアミノ)−メチル]−ビフェニル−3−イル}酢酸
2−[5−(3−{2−[(2,4−ジクロロアニリノカルボニル)オキシ]エチル}−4−メトキシフェニル)−3−フェニル]酢酸
{3’−[(4−クロロ−2−フルオロフェニルカルバモイル)メチル]−4’−エトキシビフェニル−3−イル}酢酸
3−{3−[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチル]−4−メトキシフェニル}フェニル酢酸
4−(3−{[(4−トリフルオトメチル−2−フルオロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−2−チオフェンカルボン酸
3−(3−{[(4−クロロ−2−フルオロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル) −3−フェニル酢酸
3−{3−[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチル]−4−メトキシフェニル}安息香酸
3−(3−{[(4−トリフルオロメチル−2−フルオロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)安息香酸
2−[3−(5−[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル−6−エトキシ−3−ピリジル)フェニル]酢酸
12)一般式(I)の化合物が以下のB群から選択される1つの化合物である前記1または2記載のHDLレベルの上昇促進剤;
B群:
3−[4−エトキシ−3−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ)フェニル]−2−イソプロポキシプロパン酸
3−{1−[3−(4−クロロフェニル)プロプ−2−イニル]−1H−インドール−3−イル}−2−イソプロポキシプロパン酸
2−イソプロポキシ−3−{1−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロプ−2−イニル]−1H−インドール−3−イル}プロパン酸
3−{1−[3−(2,4−ジクロロフェニル)プロプ−2−イニル]−1H−インドール−3−イル}−2−イソプロポキシプロパン酸
2−{3−[(4−クロロ−2−フルオロフェニルカルバモイル)メチル]−4−エトキシベンジル}ブチル酸
3−{3−[(4−クロロ−2−フルオロフェニルカルバモイル)メチル]−4−プロポキシフェニル}−2−メチルプロパン酸
2−{3−[(4−クロロ−2−フルオロフェニルカルバモイル)メチル]−4−プロポキシベンジル}ブチル酸
2−{3−[(2−フルオロ−4−メチルフェニルカルバモイル)メチル]−4−プロポキシベンジル}ブチル酸
3−(4−メトキシ−3−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチルフェニル)アクリロイルアミノ]メチル}フェニル)−2−メチルプロパン酸
ジメチル 2−{4−エトキシ−3−[(2−フルオロ−4−トリフルオロメチルベンゾイルアミノ)メチル]ベンジル}マロネートおよび
13)動脈硬化に伴う疾患の治療・予防に使用する前記1)〜12)いずれか1記載のHDLレベルの上昇促進剤;
で示される化合物を有効成分とするHDLレベルの上昇促進剤;
に関する。
なお、本発明の一般式(I)中においては、 WO/0064876、 WO/0064888およびWO/0125181などで公知となっている化合物も含まれるが、PPARα、δ、γなどのアゴニストとして、糖尿病を始めとする疾患に有効であると単に記載されているにとどまり、HDLレベルやTGレベルについてはなんらの詳細な言及もなされていない。
【0014】
本明細書中においては、化合物の構造式が便宜上一定の異性体を表すことがあるが、本発明には化合物の構造上生ずる全ての、幾何異性体、不斉炭素に基づく光学異性体、立体異性体、互変異生体などの総ての異性体および異性体混合物を含み、便宜上の式の記載に限定されるものではない。
【0015】
次に本明細書中で使用される語句について詳細に説明する。
X1、 RX1a、RX1b、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8、RX9、およびRX10が1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のアルキル基を示す場合、該アルキル基とは、C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基を示し、具体的には例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、i−ペンチル基、sec−ペンチル基、t−ペンチル基、ネオペンチル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、n−ヘキシル基、i−ヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、1−エチルブチル基、2−エチルブチル基、1,1,2−トリメチルプロピル基、1,2,2−トリメチルプロピル基、1−エチル−1−メチルプロピル基、1−エチル−2−メチルプロピル基などが挙げられ、好ましくは、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、i−ペンチル基、sec−ペンチル基、t−ペンチル基、ネオペンチル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、n−ヘキシル基、i−ヘキシル基であり、より好ましくは、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、i−ペンチル基、sec−ペンチル基、t−ペンチル基、ネオペンチル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、さらに好ましくはメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基であり、もっとも好ましくはメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基である。
ここで、「置換基を有していてもよい」とは、具体的には例えば、水酸基;チオール基;ニトロ基;モルホリノ基;チオモルホリノ基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子;ニトリル基;アジド基;ホルミル基;メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基などのアルキル基;ビニル基、アリル基、プロペニル基などのアルケニル基;エチニル基、ブチニル基、プロパルギル基などのアルキニル基、低級アルキル基に対応するメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などのアルコキシ基;フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、フルオロエチル基などのハロゲノアルキル基:ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基などのヒドロキシアルキル基;グアニジノ基;ホルムイミドイル基;アセトイミドイル基;カルバモイル基;チオカルバモイル基;カルバモイルメチル基、カルバモイルエチル基などのカルバモイルアルキル基;メチルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基などのアルキルカルバモイル基;カルバミド基;アセチル基などのアルカノイル基;アミノ基;メチルアミノ基、エチルアミノ基、イソプロピルアミノ基などのアルキルアミノ基;ジメチルアミノ基、メチルエチルアミノ基、ジエチルアミノ基などのジアルキルアミノ基;アミノメチル基、アミノエチル基、アミノプロピル基などのアミノアルキル基;カルボキシ基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基などのアルコキシカルボニル基;メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、プロポキシカルボニルメチル基、メトキシカルボニルエチル基、エトキシカルボニルエチル基、プロポキシカルボニルエチル基などのアルコキシカルボニルアルキル基;メチルオキシメチル基、メチルオキシエチル基、エチルオキシメチル基、エチルオキシエチル基などのアルキルオキシアルキル基;メチルチオメチル基、メチルチオエチル基、エチルチオメチル基、エチルチオエチル基などのアルキルチオアルキル基;アミノメチルアミノメチル基、アミノエチルアミノメチル基などのアミノアルキルアミノアルキル基;メチルカルボニルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、イソプロピルカルボニルオキシ基などのアルキルカルボニルオキシ基;オキシメチル基、ベンジルオキシエチルオキシエチル基などのアリールアルコキシアルコキシアルキル基;ヒドロキシエチルオキシメチル基、ヒドロキシエチルオキシエチル基などのヒドロキシアルコキシアルキル基;ベンジルオキシメチル基、ベンジルオキシエチル基、ベンジルオキシプロピル基などのアリールアルコキシアルキル基;トリメチルアンモニオ基、メチルエチルメチルアンモニオ基、トリエチルアンモニオ基などの第四級アンモニオ基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基;シクロプロペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基などのシクロアルケニル基;フェニル基、ピリジニル基、チエニル基、フリル基、ピロリル基などのアリール基;メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基などのアルキルチオ基;フェニルチオ基、ピリジニルチオ基、チエニルチオ基、フリルチオ基、ピロリルチオ基などのアリールチオ基;ベンジル基、トリチル基、ジメトキシトリチル基などのアリール低級アルキル基;スルホニル基、メシル基、p−トルエンスルホニル基などの置換スルホニル基;ベンゾイル基などのアリロイル基;フルオロフェニル基、ブロモフェニル基などのハロゲノアリール基;メチレンジオキシ基などのオキシアルコキシ基などの置換基で置換されていてもよいことを意味する。
「1以上の置換基を有していてもよい」とは、これらの基を任意に組み合わせて1または複数個有していてもよいことを意味し、例えば水酸基、チオール基、ニトロ基、モルホリノ基、チオモルホリノ基、ハロゲン原子、ニトリル基、アジド基、ホルミル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、カルバモイル基、スルホニル基などで置換されたアルキル基;アルケニル基;アルキニル基;アルコキシ基なども本願発明中に含まれる。
以下、本願発明中において「置換基を有していてもよい」および「1以上の置換基を有していてもよい」とは上記意味を有するものとする。
【0016】
X2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のアルコキシ基を示す場合、該アルコキシ基とは、C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基を示し、具体的には前記アルキル基の末端に酸素原子が結合したものが相当し、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、i−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基、n−ペンチルオキシ基、i−ペンチルオキシ基、sec−ペンチルオキシ基、t−ペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、1−メチルブトキシ基、2−メチルブトキシ基、1,1−ジメチルプロポキシ基、1,2−ジメチルプロポキシ基、n−ヘキシルオキシ基、i−ヘキシルオキシ基、1−メチルペンチルオキシ基、2−メチルペンチルオキシ基、3−メチルペンチルオキシ基、1,1−ジメチルブトキシ基、1,2−ジメチルブトキシ基、2,2−ジメチルブトキシ基、1,3−ジメチルブトキシ基、2,3−ジメチルブトキシ基、3,3−ジメチルブトキシ基、1−エチルブトキシ基、2−エチルブトキシ基、1,1,2−トリメチルプロポキシ基、1,2,2−トリメチルプロポキシ基、1−エチル−1−メチルプロポキシ基、1−エチル−2−メチルプロポキシ基などが挙げられ、好ましくはメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、i−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基、n−ペンチルオキシ基、i−ペンチルオキシ基、sec−ペンチルオキシ基、t−ペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、1−メチルブトキシ基、2−メチルブトキシ基、1,1−ジメチルプロポキシ基、1,2−ジメチルプロポキシ基、n−ヘキシルオキシ基、i−ヘキシルオキシ基であり、より好ましくはメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、i−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基、n−ペンチルオキシ基、i−ペンチルオキシ基、sec−ペンチルオキシ基、t−ペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、1−メチルブトキシ基、2−メチルブトキシ基、1,1−ジメチルプロポキシ基、1,2−ジメチルプロポキシ基、さらに好ましくはメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、i−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基、もっとも好ましくはメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基である。
【0017】
X2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のアルキルチオ基を示す場合、該アルキルチオ基とは、C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルチオ基を示し、具体的には前記アルキル基の末端に硫黄原子が結合したものが相当し、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、i−プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、i−ブチルチオ基、sec−ブチルチオ基、t−ブチルチオ基、n−ペンチルチオ基、i−ペンチルチオ基、sec−ペンチルチオ基、t−ペンチルチオ基、ネオペンチルチオ基、1−メチルブチルチオ基、2−メチルブチルチオ基、1,1−ジメチルプロピルチオ基、1,2−ジメチルプロピルチオ基、n−ヘキシルチオ基、i−ヘキシルチオ基、1−メチルペンチルチオ基、2−メチルペンチルチオ基、3−メチルペンチルチオ基、1,1−ジメチルブチルチオ基、1,2−ジメチルブチルチオ基、2,2−ジメチルブチルチオ基、1,3−ジメチルブチルチオ基、2,3−ジメチルブチルチオ基、3,3−ジメチルブチルチオ基、1−エチルブチルチオ基、2−エチルブチルチオ基、1,1,2−トリメチルプロピルチオ基、1,2,2−トリメチルプロピルチオ基、1−エチル−1−メチルプロピルチオ基、1−エチル−2−メチルプロピルチオ基などが挙げられ、好ましくは、メチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、i−プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、i−ブチルチオ基、sec−ブチルチオ基、t−ブチルチオ基、n−ペンチルチオ基、i−ペンチルチオ基、sec−ペンチルチオ基、t−ペンチルチオ基、ネオペンチルチオ基、1−メチルブチルチオ基、2−メチルブチルチオ基、1,1−ジメチルプロピルチオ基、1,2−ジメチルプロピルチオ基、n−ヘキシルチオ基、i−ヘキシルチオ基であり、より好ましくは、メチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、i−プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、i−ブチルチオ基、sec−ブチルチオ基、t−ブチルチオ基、n−ペンチルチオ基、i−ペンチルチオ基、sec−ペンチルチオ基、t−ペンチルチオ基、ネオペンチルチオ基、1−メチルブチルチオ基、2−メチルブチルチオ基、1,1−ジメチルプロピルチオ基、1,2−ジメチルプロピルチオ基、さらに好ましくはメチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、i−プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、i−ブチルチオ基、sec−ブチルチオ基、t−ブチルチオ基であり、もっとも好ましくはメチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、i−プロピルチオ基である。
【0018】
X1、 RX1a、RX1b 、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8、RX9、およびRX10が1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のハイドロキシアルキル基を示す場合、該ハイドロキシアルキル基とは、上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基において、置換可能な部位がハイドロキシ基で置換された基を示す。具体的には例えばハイドロキシメチル基、2−ハイドロキシエチル基、1−ハイドロキシエチル基などが挙げられる。
【0019】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のハイドロキシアルコキシ基を示す場合、該ハイドロキシアルコキシ基とは、上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基において、置換可能な部位がハイドロキシ基で置換された基を示す。具体的には例えばハイドロキシメトキシ基、2−ハイドロキシエトキシ基、1−ハイドロキシエトキシ基などが挙げられる。
【0020】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のハイドロキシアルキルチオ基を示す場合、該ハイドロキシアルキルチオ基とは、上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルチオ基において、置換可能な部位がハイドロキシ基で置換された基を示す。具体的には例えばハイドロキシメチルチオ基、2−ハイドロキシエチルチオ基、1−ハイドロキシエチルチオ基などが挙げられる。
【0021】
X1、 RX1a、RX1b 、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8、RX9、およびRX10が1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のアミノアルキル基を示す場合、該アミノアルキル基とは、上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基において、置換可能な部位がアミノ基で置換された基を示す。具体的には例えばアミノメチル基、2−アミノエチル基、1−アミノエチル基などが挙げられる。
【0022】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のアミノアルコキシ基を示す場合、該アミノアルコキシ基とは、上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基において、置換可能な部位がアミノ基で置換された基を示す。具体的には例えばアミノメトキシ基、2−アミノエトキシ基、1−アミノエトキシ基などが挙げられる。
【0023】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のアミノアルキルチオ基を示す場合、該アミノアルキルチオ基とは、上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルチオ基において、置換可能な部位がアミノ基で置換された基を示す。具体的には例えばアミノメチルチオ基、2−アミノエチルチオ基、1−アミノエチルチオ基などが挙げられる。
【0024】
X1、 RX1a、RX1b 、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8、RX9、およびRX10が1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のハロゲン化アルキル基を示す場合、該ハロゲン化アルキル基とは、上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基において、置換可能な部位が1以上のハロゲン原子で置換された基を示す。ここでハロゲン原子とはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などをいう。具体的には例えばフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2−フルオロエチル基、1−フルオロエチル基などが挙げられる。
【0025】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のハロゲン化アルコキシ基を示す場合、該ハロゲン化アルコキシ基とは、上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基において、置換可能な部位が1以上のハロゲン原子で置換された基を示す。具体的には例えばフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、2−フルオロエトキシ基、1−フルオロエトキシ基などが挙げられる。
【0026】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のハロゲン化アルキルチオ基を示す場合、該ハロゲン化アルキルチオ基とは、上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルチオ基において、置換可能な部位が1以上のハロゲン原子で置換された基を示す。具体的には例えばフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルチオ基、2−フルオロエチルチオ基、1−フルオロエチルチオ基などが挙げられる。
【0027】
X1、 RX1a、RX1b 、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8、RX9、およびRX10が1以上の置換基を有していてもよいC2ないし12のアルコキシアルキル基を示す場合、該アルコキシアルキル基とは、上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル基において、置換可能な部位が上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基で置換された基を示す。具体的には例えばメトキシメチル基、エトキシメチル基、1−メトキシエチル基、2−メトキシエチル基、1−エトキシエチル基、2−エトキシエチル基などが挙げられる。
【0028】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC2ないし12のアルコキシアルコキシ基を示す場合、該アルコキシアルコキシ基とは、上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基において、置換可能な部位が上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基で置換された基を示す。具体的には例えばメトキシメトキシ基、エトキシメトキシ基、1−メトキシエトキシ基、2−メトキシエトキシ基、1−エトキシエトキシ基、2−エトキシエトキシ基などが挙げられる。
【0029】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC2ないし12のアルコキシアルキルチオ基を示す場合、該アルコキシアルキルチオ基とは、上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルチオ基において、置換可能な部位が上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基で置換された基を示す。具体的には例えばメトキシメチルチオ基、エトキシメチルチオ基、1−メトキシエチルチオ基、2−メトキシエチルチオ基、1−エトキシエチルチオ基、2−エトキシエチルチオ基などが挙げられる。
【0030】
X1、 RX1a、RX1b 、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8、RX9、およびRX10が1以上の置換基を有していてもよいC3ないし7のシクロアルキル基を示す場合、該シクロアルキル基とは、C3〜7の環状のアルキル基を意味し、具体的には例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基が挙げられる。
【0031】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC3ないし7のシクロアルキルオキシ基を示す場合、該シクロアルキルオキシ基とは、上記C3〜7の環状のアルキル基において、その末端に酸素原子が結合したものが相当し、具体的には例えば、シクロプロピルオキシ基、シクロブチルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基、シクロヘプチルオキシ基が挙げられる。
【0032】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC3ないし7のシクロアルキルチオ基を示す場合、該シクロアルキルチオ基とは、上記C3〜7のシクロアルキル基において、その末端に硫黄原子が結合したものが相当し、具体的には例えば、シクロプロピルチオ基、シクロブチルチオ基、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチオ基、シクロヘプチルチオ基が挙げられる。
【0033】
X1、 RX1a、RX1b 、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8、RX9、およびRX10が1以上の置換基を有していてもよいC2ないし6のアルケニル基を示す場合、該アルケニル基とは、C2〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルケニル基を示し、上記C2以上のアルキル基中に2重結合を有する化合物残基をいう。具体的には例えばエテニル基、1−プロペン−1−イル基、2−プロペン−1−イル基、3−プロペン−1−イル基、1−ブテン−1−イル基、1−ブテン−2−イル基、1−ブテン−3−イル基、1−ブテン−4−イル基、2−ブテン−1−イル基、2−ブテン−2−イル基、1−メチル−1−プロペン−1−イル基、2−メチル−1−プロペン−1−イル基、1−メチル−2−プロペン−1−イル基、2−メチル−2−プロペン−1−イル基、1−メチル−1−ブテン−1−イル基、2−メチル−1−ブテン−1−イル基、3−メチル−1−ブテン−1−イル基、1−メチル−2−ブテン−1−イル基、2−メチル−2−ブテン−1−イル基、3−メチル−2−ブテン−1−イル基、1−メチル−3−ブテン−1−イル基、2−メチル−3−ブテン−1−イル基、3−メチル−3−ブテン−1−イル基、1−エチル−1−ブテン−1−イル基、2−エチル−1−ブテン−1−イル基、3−エチル−1−ブテン−1−イル基、1−エチル−2−ブテン−1−イル基、2−エチル−2−ブテン−1−イル基、3−エチル−2−ブテン−1−イル基、1−エチル−3−ブテン−1−イル基、2−エチル−3−ブテン−1−イル基、3−エチル−3−ブテン−1−イル基、1,1−ジメチル−1−ブテン−1−イル基、1,2−ジメチル−1−ブテン−1−イル基、1,3−ジメチル−1−ブテン−1−イル基、2,2−ジメチル−1−ブテン−1−イル基、3,3−ジメチル−1−ブテン−1−イル基、1,1−ジメチル−2−ブテン−1−イル基、1,2−ジメチル−2−ブテン−1−イル基、1,3−ジメチル−2−ブテン−1−イル基、2,2−ジメチル−2−ブテン−1−イル基、3,3−ジメチル−2−ブテン−1−イル基、1,1−ジメチル−3−ブテン−1−イル基、1,2−ジメチル−3−ブテン−1−イル基、1,3−ジメチル−3−ブテン−1−イル基、2,2−ジメチル−3−ブテン−1−イル基、3,3−ジメチル−3−ブテン−1−イル基、1−ペンテン−1−イル基、2−ペンテン−1−イル基、3−ペンテン−1−イル基、4−ペンテン−1−イル基、1−ペンテン−2−イル基、2−ペンテン−2−イル基、3−ペンテン−2−イル基、4−ペンテン−2−イル基、1−ペンテン−3−イル基、2−ペンテン−3−イル基、1−ペンテン−1−イル基、2−ペンテン−1−イル基、3−ペンテン−1−イル基、4−ペンテン−1−イル基、1−ペンテン−2−イル基、2−ペンテン−2−イル基、3−ペンテン−2−イル基、4−ペンテン−2−イル基、1−ペンテン−3−イル基、2−ペンテン−3−イル基、1−メチル−1−ペンテン−1−イル基、2−メチル−1−ペンテン−1−イル基、3−メチル−1−ペンテン−1−イル基、4−メチル−1−ペンテン−1−イル基、1−メチル−2−ペンテン−1−イル基、2−メチル−2−ペンテン−1−イル基、3−メチル−2−ペンテン−1−イル基、4−メチル−2−ペンテン−1−イル基、1−メチル−3−ペンテン−1−イル基、2−メチル−3−ペンテン−1−イル基、3−メチル−3−ペンテン−1−イル基、4−メチル−3−ペンテン−1−イル基、1−メチル−4−ペンテン−1−イル基、2−メチル−4−ペンテン−1−イル基、3−メチル−4−ペンテン−1−イル基、4−メチル−4−ペンテン−1−イル基、1−メチル−1−ペンテン−2−イル基、2−メチル−1−ペンテン−2−イル基、3−メチル−1−ペンテン−2−イル基、4−メチル−1−ペンテン−2−イル基、1−メチル−2−ペンテン−2−イル基、2−メチル−2−ペンテン−2−イル基、3−メチル−2−ペンテン−2−イル基、4−メチル−2−ペンテン−2−イル基、1−メチル−3−ペンテン−2−イル基、2−メチル−3−ペンテン−2−イル基、3−メチル−3−ペンテン−2−イル基、4−メチル−3−ペンテン−2−イル基、1−メチル−4−ペンテン−2−イル基、2−メチル−4−ペンテン−2−イル基、3−メチル−4−ペンテン−2−イル基、4−メチル−4−ペンテン−2−イル基、1−メチル−1−ペンテン−3−イル基、2−メチル−1−ペンテン−3−イル基、3−メチル−1−ペンテン−3−イル基、4−メチル−1−ペンテン−3−イル基、1−メチル−2−ペンテン−3−イル基、2−メチル−2−ペンテン−3−イル基、3−メチル−2−ペンテン−3−イル基、4−メチル−2−ペンテン−3−イル基、1−ヘキセン−1−イル基、1−ヘキセン−2−イル基、1−ヘキセン−3−イル基、1−ヘキセン−4−イル基、1−ヘキセン−5−イル基、1−ヘキセン−6−イル基、2−ヘキセン−1−イル基、2−ヘキセン−2−イル基、2−ヘキセン−3−イル基、2−ヘキセン−4−イル基、2−ヘキセン−5−イル基、2−ヘキセン−6−イル基、3−ヘキセン−1−イル基、3−ヘキセン−2−イル基、3−ヘキセン−3−イル基などが挙げられ、好ましくはエテニル基、1−プロペン−1−イル基、2−プロペン−1−イル基、3−プロペン−1−イル基、1−ブテン−1−イル基、1−ブテン−2−イル基、1−ブテン−3−イル基、1−ブテン−4−イル基、2−ブテン−1−イル基、2−ブテン−2−イル基、1−メチル−1−プロペン−1−イル基、2−メチル−1−プロペン−1−イル基、1−メチル−2−プロペン−1−イル基、2−メチル−2−プロペン−1−イル基、1−メチル−1−ブテン−1−イル基、2−メチル−1−ブテン−1−イル基、3−メチル−1−ブテン−1−イル基、1−メチル−2−ブテン−1−イル基、2−メチル−2−ブテン−1−イル基、3−メチル−2−ブテン−1−イル基、1−メチル−3−ブテン−1−イル基、2−メチル−3−ブテン−1−イル基、3−メチル−3−ブテン−1−イル基、1−エチル−1−ブテン−1−イル基、2−エチル−1−ブテン−1−イル基、3−エチル−1−ブテン−1−イル基、1−エチル−2−ブテン−1−イル基、2−エチル−2−ブテン−1−イル基、3−エチル−2−ブテン−1−イル基、1−エチル−3−ブテン−1−イル基、2−エチル−3−ブテン−1−イル基、3−エチル−3−ブテン−1−イル基、1,1−ジメチル−1−ブテン−1−イル基、1,2−ジメチル−1−ブテン−1−イル基、1,3−ジメチル−1−ブテン−1−イル基、2,2−ジメチル−1−ブテン−1−イル基、3,3−ジメチル−1−ブテン−1−イル基、1,1−ジメチル−2−ブテン−1−イル基、1,2−ジメチル−2−ブテン−1−イル基、1,3−ジメチル−2−ブテン−1−イル基、2,2−ジメチル−2−ブテン−1−イル基、3,3−ジメチル−2−ブテン−1−イル基、1,1−ジメチル−3−ブテン−1−イル基、1,2−ジメチル−3−ブテン−1−イル基、1,3−ジメチル−3−ブテン−1−イル基、2,2−ジメチル−3−ブテン−1−イル基、3,3−ジメチル−3−ブテン−1−イル基であり、より好ましくはエテニル基、1−プロペン−1−イル基、2−プロペン−1−イル基、3−プロペン−1−イル基、1−ブテン−1−イル基、1−ブテン−2−イル基、1−ブテン−3−イル基、1−ブテン−4−イル基、2−ブテン−1−イル基、2−ブテン−2−イル基、1−メチル−1−プロペン−1−イル基、2−メチル−1−プロペン−1−イル基、1−メチル−2−プロペン−1−イル基、2−メチル−2−プロペン−1−イル基、1−メチル−1−ブテン−1−イル基、2−メチル−1−ブテン−1−イル基、3−メチル−1−ブテン−1−イル基、1−メチル−2−ブテン−1−イル基、2−メチル−2−ブテン−1−イル基、3−メチル−2−ブテン−1−イル基、1−メチル−3−ブテン−1−イル基、2−メチル−3−ブテン−1−イル基、3−メチル−3−ブテン−1−イル基であり、もっとも好ましくはエテニル基、1−プロペン−1−イル基、2−プロペン−1−イル基、3−プロペン−1−イル基、1−ブテン−1−イル基、1−ブテン−2−イル基、1−ブテン−3−イル基、1−ブテン−4−イル基、2−ブテン−1−イル基、2−ブテン−2−イル基である。
【0034】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC2ないし6のアルケニルオキシ基を示す場合、該アルケニルオキシ基とは、上記C2〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルケニル基において、その末端に酸素原子が結合したものが相当し、具体的には例えばエテニルオキシ基、1−プロペン−1−イルオキシ基、2−プロペン−1−イルオキシ基、3−プロペン−1−イルオキシ基、1−ブテン−1−イルオキシ基、1−ブテン−2−イルオキシ基、1−ブテン−3−イルオキシ基、1−ブテン−4−イルオキシ基、2−ブテン−1−イルオキシ基、2−ブテン−2−イルオキシ基、1−メチル−1−プロペン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−プロペン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−プロペン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−プロペン−1−イルオキシ基、1−メチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、3−メチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、3−メチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、1−メチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、2−メチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、3−メチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、1−エチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、2−エチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、3−エチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、1−エチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、2−エチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、3−エチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、1−エチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、2−エチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、3−エチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、1,1−ジメチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、1,2−ジメチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、1,3−ジメチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、2,2−ジメチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、3,3−ジメチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、1,1−ジメチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、1,2−ジメチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、1,3−ジメチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、2,2−ジメチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、3,3−ジメチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、1,1−ジメチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、1,2−ジメチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、1,3−ジメチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、2,2−ジメチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、3,3−ジメチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、1−ペンテン−1−イルオキシ基、2−ペンテン−1−イルオキシ基、3−ペンテン−1−イルオキシ基、4−ペンテン−1−イルオキシ基、1−ペンテン−2−イルオキシ基、2−ペンテン−2−イルオキシ基、3−ペンテン−2−イルオキシ基、4−ペンテン−2−イルオキシ基、1−ペンテン−3−イルオキシ基、2−ペンテン−3−イルオキシ基、1−ペンテン−1−イルオキシ基、2−ペンテン−1−イルオキシ基、3−ペンテン−1−イルオキシ基、4−ペンテン−1−イルオキシ基、1−ペンテン−2−イルオキシ基、2−ペンテン−2−イルオキシ基、3−ペンテン−2−イルオキシ基、4−ペンテン−2−イルオキシ基、1−ペンテン−3−イルオキシ基、2−ペンテン−3−イルオキシ基、1−メチル−1−ペンテン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−ペンテン−1−イルオキシ基、3−メチル−1−ペンテン−1−イルオキシ基、4−メチル−1−ペンテン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−ペンテン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−ペンテン−1−イルオキシ基、3−メチル−2−ペンテン−1−イルオキシ基、4−メチル−2−ペンテン−1−イルオキシ基、1−メチル−3−ペンテン−1−イルオキシ基、2−メチル−3−ペンテン−1−イルオキシ基、3−メチル−3−ペンテン−1−イルオキシ基、4−メチル−3−ペンテン−1−イルオキシ基、1−メチル−4−ペンテン−1−イルオキシ基、2−メチル−4−ペンテン−1−イルオキシ基、3−メチル−4−ペンテン−1−イルオキシ基、4−メチル−4−ペンテン−1−イルオキシ基、1−メチル−1−ペンテン−2−イルオキシ基、2−メチル−1−ペンテン−2−イルオキシ基、3−メチル−1−ペンテン−2−イルオキシ基、4−メチル−1−ペンテン−2−イルオキシ基、1−メチル−2−ペンテン−2−イルオキシ基、2−メチル−2−ペンテン−2−イルオキシ基、3−メチル−2−ペンテン−2−イルオキシ基、4−メチル−2−ペンテン−2−イルオキシ基、1−メチル−3−ペンテン−2−イルオキシ基、2−メチル−3−ペンテン−2−イルオキシ基、3−メチル−3−ペンテン−2−イルオキシ基、4−メチル−3−ペンテン−2−イルオキシ基、1−メチル−4−ペンテン−2−イルオキシ基、2−メチル−4−ペンテン−2−イルオキシ基、3−メチル−4−ペンテン−2−イルオキシ基、4−メチル−4−ペンテン−2−イルオキシ基、1−メチル−1−ペンテン−3−イルオキシ基、2−メチル−1−ペンテン−3−イルオキシ基、3−メチル−1−ペンテン−3−イルオキシ基、4−メチル−1−ペンテン−3−イルオキシ基、1−メチル−2−ペンテン−3−イルオキシ基、2−メチル−2−ペンテン−3−イルオキシ基、3−メチル−2−ペンテン−3−イルオキシ基、4−メチル−2−ペンテン−3−イルオキシ基、1−ヘキセン−1−イルオキシ基、1−ヘキセン−2−イルオキシ基、1−ヘキセン−3−イルオキシ基、1−ヘキセン−4−イルオキシ基、1−ヘキセン−5−イルオキシ基、1−ヘキセン−6−イルオキシ基、2−ヘキセン−1−イルオキシ基、2−ヘキセン−2−イルオキシ基、2−ヘキセン−3−イルオキシ基、2−ヘキセン−4−イルオキシ基、2−ヘキセン−5−イルオキシ基、2−ヘキセン−6−イルオキシ基、3−ヘキセン−1−イルオキシ基、3−ヘキセン−2−イルオキシ基、3−ヘキセン−3−イルオキシ基などが挙げられ、好ましくはエテニルオキシ基、1−プロペン−1−イルオキシ基、2−プロペン−1−イルオキシ基、3−プロペン−1−イルオキシ基、1−ブテン−1−イルオキシ基、1−ブテン−2−イルオキシ基、1−ブテン−3−イルオキシ基、1−ブテン−4−イルオキシ基、2−ブテン−1−イルオキシ基、2−ブテン−2−イルオキシ基、1−メチル−1−プロペン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−プロペン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−プロペン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−プロペン−1−イルオキシ基、1−メチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、3−メチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、3−メチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、1−メチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、2−メチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、3−メチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、1−エチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、2−エチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、3−エチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、1−エチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、2−エチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、3−エチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、1−エチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、2−エチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、3−エチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、1,1−ジメチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、1,2−ジメチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、1,3−ジメチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、2,2−ジメチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、3,3−ジメチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、1,1−ジメチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、1,2−ジメチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、1,3−ジメチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、2,2−ジメチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、3,3−ジメチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、1,1−ジメチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、1,2−ジメチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、1,3−ジメチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、2,2−ジメチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、3,3−ジメチル−3−ブテン−1−イルオキシ基であり、より好ましくはエテニルオキシ基、1−プロペン−1−イルオキシ基、2−プロペン−1−イルオキシ基、3−プロペン−1−イルオキシ基、1−ブテン−1−イルオキシ基、1−ブテン−2−イルオキシ基、1−ブテン−3−イルオキシ基、1−ブテン−4−イルオキシ基、2−ブテン−1−イルオキシ基、2−ブテン−2−イルオキシ基、1−メチル−1−プロペン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−プロペン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−プロペン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−プロペン−1−イルオキシ基、1−メチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、3−メチル−1−ブテン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、3−メチル−2−ブテン−1−イルオキシ基、1−メチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、2−メチル−3−ブテン−1−イルオキシ基、3−メチル−3−ブテン−1−イルオキシ基であり、さらに好ましくはエテニルオキシ基、1−プロペン−1−イルオキシ基、2−プロペン−1−イルオキシ基、3−プロペン−1−イルオキシ基、1−ブテン−1−イルオキシ基、1−ブテン−2−イルオキシ基、1−ブテン−3−イルオキシ基、1−ブテン−4−イルオキシ基、2−ブテン−1−イルオキシ基、2−ブテン−2−イルオキシ基であり、もっとも好ましくはエテニルオキシ基、1−プロペン−1−イルオキシ基、2−プロペン−1−イルオキシ基、3−プロペン−1−イルオキシ基である。
【0035】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC2ないし6のアルケニルチオ基を示す場合、該アルケニルチオ基とは、上記C2〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルケニル基において、その末端に硫黄原子が結合したものが相当し、具体的には例えばエテニルチオ基、1−プロペン−1−イルチオ基、2−プロペン−1−イルチオ基、3−プロペン−1−イルチオ基、1−ブテン−1−イルチオ基、1−ブテン−2−イルチオ基、1−ブテン−3−イルチオ基、1−ブテン−4−イルチオ基、2−ブテン−1−イルチオ基、2−ブテン−2−イルチオ基、1−メチル−1−プロペン−1−イルチオ基、2−メチル−1−プロペン−1−イルチオ基、1−メチル−2−プロペン−1−イルチオ基、2−メチル−2−プロペン−1−イルチオ基、1−メチル−1−ブテン−1−イルチオ基、2−メチル−1−ブテン−1−イルチオ基、3−メチル−1−ブテン−1−イルチオ基、1−メチル−2−ブテン−1−イルチオ基、2−メチル−2−ブテン−1−イルチオ基、3−メチル−2−ブテン−1−イルチオ基、1−メチル−3−ブテン−1−イルチオ基、2−メチル−3−ブテン−1−イルチオ基、3−メチル−3−ブテン−1−イルチオ基、1−エチル−1−ブテン−1−イルチオ基、2−エチル−1−ブテン−1−イルチオ基、3−エチル−1−ブテン−1−イルチオ基、1−エチル−2−ブテン−1−イルチオ基、2−エチル−2−ブテン−1−イルチオ基、3−エチル−2−ブテン−1−イルチオ基、1−エチル−3−ブテン−1−イルチオ基、2−エチル−3−ブテン−1−イルチオ基、3−エチル−3−ブテン−1−イルチオ基、1,1−ジメチル−1−ブテン−1−イルチオ基、1,2−ジメチル−1−ブテン−1−イルチオ基、1,3−ジメチル−1−ブテン−1−イルチオ基、2,2−ジメチル−1−ブテン−1−イルチオ基、3,3−ジメチル−1−ブテン−1−イルチオ基、1,1−ジメチル−2−ブテン−1−イルチオ基、1,2−ジメチル−2−ブテン−1−イルチオ基、1,3−ジメチル−2−ブテン−1−イルチオ基、2,2−ジメチル−2−ブテン−1−イルチオ基、3,3−ジメチル−2−ブテン−1−イルチオ基、1,1−ジメチル−3−ブテン−1−イルチオ基、1,2−ジメチル−3−ブテン−1−イルチオ基、1,3−ジメチル−3−ブテン−1−イルチオ基、2,2−ジメチル−3−ブテン−1−イルチオ基、3,3−ジメチル−3−ブテン−1−イルチオ基、1−ペンテン−1−イルチオ基、2−ペンテン−1−イルチオ基、3−ペンテン−1−イルチオ基、4−ペンテン−1−イルチオ基、1−ペンテン−2−イルチオ基、2−ペンテン−2−イルチオ基、3−ペンテン−2−イルチオ基、4−ペンテン−2−イルチオ基、1−ペンテン−3−イルチオ基、2−ペンテン−3−イルチオ基、1−ペンテン−1−イルチオ基、2−ペンテン−1−イルチオ基、3−ペンテン−1−イルチオ基、4−ペンテン−1−イルチオ基、1−ペンテン−2−イルチオ基、2−ペンテン−2−イルチオ基、3−ペンテン−2−イルチオ基、4−ペンテン−2−イルチオ基、1−ペンテン−3−イルチオ基、2−ペンテン−3−イルチオ基、1−メチル−1−ペンテン−1−イルチオ基、2−メチル−1−ペンテン−1−イルチオ基、3−メチル−1−ペンテン−1−イルチオ基、4−メチル−1−ペンテン−1−イルチオ基、1−メチル−2−ペンテン−1−イルチオ基、2−メチル−2−ペンテン−1−イルチオ基、3−メチル−2−ペンテン−1−イルチオ基、4−メチル−2−ペンテン−1−イルチオ基、1−メチル−3−ペンテン−1−イルチオ基、2−メチル−3−ペンテン−1−イルチオ基、3−メチル−3−ペンテン−1−イルチオ基、4−メチル−3−ペンテン−1−イルチオ基、1−メチル−4−ペンテン−1−イルチオ基、2−メチル−4−ペンテン−1−イルチオ基、3−メチル−4−ペンテン−1−イルチオ基、4−メチル−4−ペンテン−1−イルチオ基、1−メチル−1−ペンテン−2−イルチオ基、2−メチル−1−ペンテン−2−イルチオ基、3−メチル−1−ペンテン−2−イルチオ基、4−メチル−1−ペンテン−2−イルチオ基、1−メチル−2−ペンテン−2−イルチオ基、2−メチル−2−ペンテン−2−イルチオ基、3−メチル−2−ペンテン−2−イルチオ基、4−メチル−2−ペンテン−2−イルチオ基、1−メチル−3−ペンテン−2−イルチオ基、2−メチル−3−ペンテン−2−イルチオ基、3−メチル−3−ペンテン−2−イルチオ基、4−メチル−3−ペンテン−2−イルチオ基、1−メチル−4−ペンテン−2−イルチオ基、2−メチル−4−ペンテン−2−イルチオ基、3−メチル−4−ペンテン−2−イルチオ基、4−メチル−4−ペンテン−2−イルチオ基、1−メチル−1−ペンテン−3−イルチオ基、2−メチル−1−ペンテン−3−イルチオ基、3−メチル−1−ペンテン−3−イルチオ基、4−メチル−1−ペンテン−3−イルチオ基、1−メチル−2−ペンテン−3−イルチオ基、2−メチル−2−ペンテン−3−イルチオ基、3−メチル−2−ペンテン−3−イルチオ基、4−メチル−2−ペンテン−3−イルチオ基、1−ヘキセン−1−イルチオ基、1−ヘキセン−2−イルチオ基、1−ヘキセン−3−イルチオ基、1−ヘキセン−4−イルチオ基、1−ヘキセン−5−イルチオ基、1−ヘキセン−6−イルチオ基、2−ヘキセン−1−イルチオ基、2−ヘキセン−2−イルチオ基、2−ヘキセン−3−イルチオ基、2−ヘキセン−4−イルチオ基、2−ヘキセン−5−イルチオ基、2−ヘキセン−6−イルチオ基、3−ヘキセン−1−イルチオ基、3−ヘキセン−2−イルチオ基、3−ヘキセン−3−イルチオ基などが挙げられ、好ましくはエテニルチオ基、1−プロペン−1−イルチオ基、2−プロペン−1−イルチオ基、3−プロペン−1−イルチオ基、1−ブテン−1−イルチオ基、1−ブテン−2−イルチオ基、1−ブテン−3−イルチオ基、1−ブテン−4−イルチオ基、2−ブテン−1−イルチオ基、2−ブテン−2−イルチオ基、1−メチル−1−プロペン−1−イルチオ基、2−メチル−1−プロペン−1−イルチオ基、1−メチル−2−プロペン−1−イルチオ基、2−メチル−2−プロペン−1−イルチオ基、1−メチル−1−ブテン−1−イルチオ基、2−メチル−1−ブテン−1−イルチオ基、3−メチル−1−ブテン−1−イルチオ基、1−メチル−2−ブテン−1−イルチオ基、2−メチル−2−ブテン−1−イルチオ基、3−メチル−2−ブテン−1−イルチオ基、1−メチル−3−ブテン−1−イルチオ基、2−メチル−3−ブテン−1−イルチオ基、3−メチル−3−ブテン−1−イルチオ基、1−エチル−1−ブテン−1−イルチオ基、2−エチル−1−ブテン−1−イルチオ基、3−エチル−1−ブテン−1−イルチオ基、1−エチル−2−ブテン−1−イルチオ基、2−エチル−2−ブテン−1−イルチオ基、3−エチル−2−ブテン−1−イルチオ基、1−エチル−3−ブテン−1−イルチオ基、2−エチル−3−ブテン−1−イルチオ基、3−エチル−3−ブテン−1−イルチオ基、1,1−ジメチル−1−ブテン−1−イルチオ基、1,2−ジメチル−1−ブテン−1−イルチオ基、1,3−ジメチル−1−ブテン−1−イルチオ基、2,2−ジメチル−1−ブテン−1−イルチオ基、3,3−ジメチル−1−ブテン−1−イルチオ基、1,1−ジメチル−2−ブテン−1−イルチオ基、1,2−ジメチル−2−ブテン−1−イルチオ基、1,3−ジメチル−2−ブテン−1−イルチオ基、2,2−ジメチル−2−ブテン−1−イルチオ基、3,3−ジメチル−2−ブテン−1−イルチオ基、1,1−ジメチル−3−ブテン−1−イルチオ基、1,2−ジメチル−3−ブテン−1−イルチオ基、1,3−ジメチル−3−ブテン−1−イルチオ基、2,2−ジメチル−3−ブテン−1−イルチオ基、3,3−ジメチル−3−ブテン−1−イルチオ基であり、より好ましくはエテニルチオ基、1−プロペン−1−イルチオ基、2−プロペン−1−イルチオ基、3−プロペン−1−イルチオ基、1−ブテン−1−イルチオ基、1−ブテン−2−イルチオ基、1−ブテン−3−イルチオ基、1−ブテン−4−イルチオ基、2−ブテン−1−イルチオ基、2−ブテン−2−イルチオ基、1−メチル−1−プロペン−1−イルチオ基、2−メチル−1−プロペン−1−イルチオ基、1−メチル−2−プロペン−1−イルチオ基、2−メチル−2−プロペン−1−イルチオ基、1−メチル−1−ブテン−1−イルチオ基、2−メチル−1−ブテン−1−イルチオ基、3−メチル−1−ブテン−1−イルチオ基、1−メチル−2−ブテン−1−イルチオ基、2−メチル−2−ブテン−1−イルチオ基、3−メチル−2−ブテン−1−イルチオ基、1−メチル−3−ブテン−1−イルチオ基、2−メチル−3−ブテン−1−イルチオ基、3−メチル−3−ブテン−1−イルチオ基であり、さらに好ましくはエテニルチオ基、1−プロペン−1−イルチオ基、2−プロペン−1−イルチオ基、3−プロペン−1−イルチオ基、1−ブテン−1−イルチオ基、1−ブテン−2−イルチオ基、1−ブテン−3−イルチオ基、1−ブテン−4−イルチオ基、2−ブテン−1−イルチオ基、2−ブテン−2−イルチオ基であり、もっとも好ましくはエテニルチオ基、1−プロペン−1−イルチオ基、2−プロペン−1−イルチオ基、3−プロペン−1−イルチオ基である。
【0036】
X1、 RX1a、RX1b 、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8、RX9、およびRX10が1以上の置換基を有していてもよいC2ないし6のアルキニル基を示す場合、該アルキニル基とは、C2〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキニル基を示し、上記C2以上のアルキル基中に3重結合を有する化合物残基をいう。具体的には例えばエチニル基、1−プロピン−1−イル基、2−プロピン−1−イル基、3−プロピン−1−イル基、1−ブチン−1−イル基、1−ブチン−2−イル基、1−ブチン−3−イル基、1−ブチン−4−イル基、2−ブチン−1−イル基、2−ブチン−2−イル基、1−メチル−1−プロピン−1−イル基、2−メチル−1−プロピン−1−イル基、1−メチル−2−プロピン−1−イル基、2−メチル−2−プロピン−1−イル基、1−メチル−1−ブチン−1−イル基、2−メチル−1−ブチン−1−イル基、3−メチル−1−ブチン−1−イル基、1−メチル−2−ブチン−1−イル基、2−メチル−2−ブチン−1−イル基、3−メチル−2−ブチン−1−イル基、1−メチル−3−ブチン−1−イル基、2−メチル−3−ブチン−1−イル基、3−メチル−3−ブチン−1−イル基、1−エチル−1−ブチン−1−イル基、2−エチル−1−ブチン−1−イル基、3−エチル−1−ブチン−1−イル基、1−エチル−2−ブチン−1−イル基、2−エチル−2−ブチン−1−イル基、3−エチル−2−ブチン−1−イル基、1−エチル−3−ブチン−1−イル基、2−エチル−3−ブチン−1−イル基、3−エチル−3−ブチン−1−イル基、1,1−ジメチル−1−ブチン−1−イル基、1,2−ジメチル−1−ブチン−1−イル基、1,3−ジメチル−1−ブチン−1−イル基、2,2−ジメチル−1−ブチン−1−イル基、3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イル基、1,1−ジメチル−2−ブチン−1−イル基、1,2−ジメチル−2−ブチン−1−イル基、1,3−ジメチル−2−ブチン−1−イル基、2,2−ジメチル−2−ブチン−1−イル基、3,3−ジメチル−2−ブチン−1−イル基、1,1−ジメチル−3−ブチン−1−イル基、1,2−ジメチル−3−ブチン−1−イル基、1,3−ジメチル−3−ブチン−1−イル基、2,2−ジメチル−3−ブチン−1−イル基、3,3−ジメチル−3−ブチン−1−イル基、1−ペンチン−1−イル基、2−ペンチン−1−イル基、3−ペンチン−1−イル基、4−ペンチン−1−イル基、1−ペンチン−2−イル基、2−ペンチン−2−イル基、3−ペンチン−2−イル基、4−ペンチン−2−イル基、1−ペンチン−3−イル基、2−ペンチン−3−イル基、1−ペンチン−1−イル基、2−ペンチン−1−イル基、3−ペンチン−1−イル基、4−ペンチン−1−イル基、1−ペンチン−2−イル基、2−ペンチン−2−イル基、3−ペンチン−2−イル基、4−ペンチン−2−イル基、1−ペンチン−3−イル基、2−ペンチン−3−イル基、1−メチル−1−ペンチン−1−イル基、2−メチル−1−ペンチン−1−イル基、3−メチル−1−ペンチン−1−イル基、4−メチル−1−ペンチン−1−イル基、1−メチル−2−ペンチン−1−イル基、2−メチル−2−ペンチン−1−イル基、3−メチル−2−ペンチン−1−イル基、4−メチル−2−ペンチン−1−イル基、1−メチル−3−ペンチン−1−イル基、2−メチル−3−ペンチン−1−イル基、3−メチル−3−ペンチン−1−イル基、4−メチル−3−ペンチン−1−イル基、1−メチル−4−ペンチン−1−イル基、2−メチル−4−ペンチン−1−イル基、3−メチル−4−ペンチン−1−イル基、4−メチル−4−ペンチン−1−イル基、1−メチル−1−ペンチン−2−イル基、2−メチル−1−ペンチン−2−イル基、3−メチル−1−ペンチン−2−イル基、4−メチル−1−ペンチン−2−イル基、1−メチル−2−ペンチン−2−イル基、2−メチル−2−ペンチン−2−イル基、3−メチル−2−ペンチン−2−イル基、4−メチル−2−ペンチン−2−イル基、1−メチル−3−ペンチン−2−イル基、2−メチル−3−ペンチン−2−イル基、3−メチル−3−ペンチン−2−イル基、4−メチル−3−ペンチン−2−イル基、1−メチル−4−ペンチン−2−イル基、2−メチル−4−ペンチン−2−イル基、3−メチル−4−ペンチン−2−イル基、4−メチル−4−ペンチン−2−イル基、1−メチル−1−ペンチン−3−イル基、2−メチル−1−ペンチン−3−イル基、3−メチル−1−ペンチン−3−イル基、4−メチル−1−ペンチン−3−イル基、1−メチル−2−ペンチン−3−イル基、2−メチル−2−ペンチン−3−イル基、3−メチル−2−ペンチン−3−イル基、4−メチル−2−ペンチン−3−イル基、1−ヘキシン−1−イル基、1−ヘキシン−2−イル基、1−ヘキシン−3−イル基、1−ヘキシン−4−イル基、1−ヘキシン−5−イル基、1−ヘキシン−6−イル基、2−ヘキシン−1−イル基、2−ヘキシン−2−イル基、2−ヘキシン−3−イル基、2−ヘキシン−4−イル基、2−ヘキシン−5−イル基、2−ヘキシン−6−イル基、3−ヘキシン−1−イル基、3−ヘキシン−2−イル基、3−ヘキシン−3−イル基などが挙げられ、好ましくはエチニル基、1−プロピン−1−イル基、2−プロピン−1−イル基、3−プロピン−1−イル基、1−ブチン−1−イル基、1−ブチン−2−イル基、1−ブチン−3−イル基、1−ブチン−4−イル基、2−ブチン−1−イル基、2−ブチン−2−イル基、1−メチル−1−プロピン−1−イル基、2−メチル−1−プロピン−1−イル基、1−メチル−2−プロピン−1−イル基、2−メチル−2−プロピン−1−イル基、1−メチル−1−ブチン−1−イル基、2−メチル−1−ブチン−1−イル基、3−メチル−1−ブチン−1−イル基、1−メチル−2−ブチン−1−イル基、2−メチル−2−ブチン−1−イル基、3−メチル−2−ブチン−1−イル基、1−メチル−3−ブチン−1−イル基、2−メチル−3−ブチン−1−イル基、3−メチル−3−ブチン−1−イル基、1−エチル−1−ブチン−1−イル基、2−エチル−1−ブチン−1−イル基、3−エチル−1−ブチン−1−イル基、1−エチル−2−ブチン−1−イル基、2−エチル−2−ブチン−1−イル基、3−エチル−2−ブチン−1−イル基、1−エチル−3−ブチン−1−イル基、2−エチル−3−ブチン−1−イル基、3−エチル−3−ブチン−1−イル基、1,1−ジメチル−1−ブチン−1−イル基、1,2−ジメチル−1−ブチン−1−イル基、1,3−ジメチル−1−ブチン−1−イル基、2,2−ジメチル−1−ブチン−1−イル基、3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イル基、1,1−ジメチル−2−ブチン−1−イル基、1,2−ジメチル−2−ブチン−1−イル基、1,3−ジメチル−2−ブチン−1−イル基、2,2−ジメチル−2−ブチン−1−イル基、3,3−ジメチル−2−ブチン−1−イル基、1,1−ジメチル−3−ブチン−1−イル基、1,2−ジメチル−3−ブチン−1−イル基、1,3−ジメチル−3−ブチン−1−イル基、2,2−ジメチル−3−ブチン−1−イル基、3,3−ジメチル−3−ブチン−1−イル基であり、より好ましくはエチニル基、1−プロピン−1−イル基、2−プロピン−1−イル基、3−プロピン−1−イル基、1−ブチン−1−イル基、1−ブチン−2−イル基、1−ブチン−3−イル基、1−ブチン−4−イル基、2−ブチン−1−イル基、2−ブチン−2−イル基、1−メチル−1−プロピン−1−イル基、2−メチル−1−プロピン−1−イル基、1−メチル−2−プロピン−1−イル基、2−メチル−2−プロピン−1−イル基、1−メチル−1−ブチン−1−イル基、2−メチル−1−ブチン−1−イル基、3−メチル−1−ブチン−1−イル基、1−メチル−2−ブチン−1−イル基、2−メチル−2−ブチン−1−イル基、3−メチル−2−ブチン−1−イル基、1−メチル−3−ブチン−1−イル基、2−メチル−3−ブチン−1−イル基、3−メチル−3−ブチン−1−イル基であり、さらに好ましくはエチニル基、1−プロピン−1−イル基、2−プロピン−1−イル基、3−プロピン−1−イル基、1−ブチン−1−イル基、1−ブチン−2−イル基、1−ブチン−3−イル基、1−ブチン−4−イル基、2−ブチン−1−イル基、2−ブチン−2−イル基であり、もっとも好ましくはエチニル基、1−プロピン−1−イル基、2−プロピン−1−イル基、3−プロピン−1−イル基である。
【0037】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC2ないし6のアルキニルオキシ基を示す場合、該アルキニルオキシ基とは、上記C2〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキニル基において、その末端に酸素原子が結合したものが相当し、具体的には例えばエチニルオキシ基、1−プロピン−1−イルオキシ基、2−プロピン−1−イルオキシ基、3−プロピン−1−イルオキシ基、1−ブチン−1−イルオキシ基、1−ブチン−2−イルオキシ基、1−ブチン−3−イルオキシ基、1−ブチン−4−イルオキシ基、2−ブチン−1−イルオキシ基、2−ブチン−2−イルオキシ基、1−メチル−1−プロピン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−プロピン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−プロピン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−プロピン−1−イルオキシ基、1−メチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、3−メチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、3−メチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、1−メチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、2−メチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、3−メチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、1−エチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、2−エチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、3−エチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、1−エチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、2−エチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、3−エチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、1−エチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、2−エチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、3−エチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、1,1−ジメチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、1,2−ジメチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、1,3−ジメチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、2,2−ジメチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、1,1−ジメチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、1,2−ジメチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、1,3−ジメチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、2,2−ジメチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、3,3−ジメチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、1,1−ジメチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、1,2−ジメチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、1,3−ジメチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、2,2−ジメチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、3,3−ジメチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、1−ペンチン−1−イルオキシ基、2−ペンチン−1−イルオキシ基、3−ペンチン−1−イルオキシ基、4−ペンチン−1−イルオキシ基、1−ペンチン−2−イルオキシ基、2−ペンチン−2−イルオキシ基、3−ペンチン−2−イルオキシ基、4−ペンチン−2−イルオキシ基、1−ペンチン−3−イルオキシ基、2−ペンチン−3−イルオキシ基、1−ペンチン−1−イルオキシ基、2−ペンチン−1−イルオキシ基、3−ペンチン−1−イルオキシ基、4−ペンチン−1−イルオキシ基、1−ペンチン−2−イルオキシ基、2−ペンチン−2−イルオキシ基、3−ペンチン−2−イルオキシ基、4−ペンチン−2−イルオキシ基、1−ペンチン−3−イルオキシ基、2−ペンチン−3−イルオキシ基、1−メチル−1−ペンチン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−ペンチン−1−イルオキシ基、3−メチル−1−ペンチン−1−イルオキシ基、4−メチル−1−ペンチン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−ペンチン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−ペンチン−1−イルオキシ基、3−メチル−2−ペンチン−1−イルオキシ基、4−メチル−2−ペンチン−1−イルオキシ基、1−メチル−3−ペンチン−1−イルオキシ基、2−メチル−3−ペンチン−1−イルオキシ基、3−メチル−3−ペンチン−1−イルオキシ基、4−メチル−3−ペンチン−1−イルオキシ基、1−メチル−4−ペンチン−1−イルオキシ基、2−メチル−4−ペンチン−1−イルオキシ基、3−メチル−4−ペンチン−1−イルオキシ基、4−メチル−4−ペンチン−1−イルオキシ基、1−メチル−1−ペンチン−2−イルオキシ基、2−メチル−1−ペンチン−2−イルオキシ基、3−メチル−1−ペンチン−2−イルオキシ基、4−メチル−1−ペンチン−2−イルオキシ基、1−メチル−2−ペンチン−2−イルオキシ基、2−メチル−2−ペンチン−2−イルオキシ基、3−メチル−2−ペンチン−2−イルオキシ基、4−メチル−2−ペンチン−2−イルオキシ基、1−メチル−3−ペンチン−2−イルオキシ基、2−メチル−3−ペンチン−2−イルオキシ基、3−メチル−3−ペンチン−2−イルオキシ基、4−メチル−3−ペンチン−2−イルオキシ基、1−メチル−4−ペンチン−2−イルオキシ基、2−メチル−4−ペンチン−2−イルオキシ基、3−メチル−4−ペンチン−2−イルオキシ基、4−メチル−4−ペンチン−2−イルオキシ基、1−メチル−1−ペンチン−3−イルオキシ基、2−メチル−1−ペンチン−3−イルオキシ基、3−メチル−1−ペンチン−3−イルオキシ基、4−メチル−1−ペンチン−3−イルオキシ基、1−メチル−2−ペンチン−3−イルオキシ基、2−メチル−2−ペンチン−3−イルオキシ基、3−メチル−2−ペンチン−3−イルオキシ基、4−メチル−2−ペンチン−3−イルオキシ基、1−ヘキシン−1−イルオキシ基、1−ヘキシン−2−イルオキシ基、1−ヘキシン−3−イルオキシ基、1−ヘキシン−4−イルオキシ基、1−ヘキシン−5−イルオキシ基、1−ヘキシン−6−イルオキシ基、2−ヘキシン−1−イルオキシ基、2−ヘキシン−2−イルオキシ基、2−ヘキシン−3−イルオキシ基、2−ヘキシン−4−イルオキシ基、2−ヘキシン−5−イルオキシ基、2−ヘキシン−6−イルオキシ基、3−ヘキシン−1−イルオキシ基、3−ヘキシン−2−イルオキシ基、3−ヘキシン−3−イルオキシ基などが挙げられ、好ましくはエチニルオキシ基、1−プロピン−1−イルオキシ基、2−プロピン−1−イルオキシ基、3−プロピン−1−イルオキシ基、1−ブチン−1−イルオキシ基、1−ブチン−2−イルオキシ基、1−ブチン−3−イルオキシ基、1−ブチン−4−イルオキシ基、2−ブチン−1−イルオキシ基、2−ブチン−2−イルオキシ基、1−メチル−1−プロピン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−プロピン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−プロピン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−プロピン−1−イルオキシ基、1−メチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、3−メチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、3−メチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、1−メチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、2−メチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、3−メチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、1−エチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、2−エチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、3−エチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、1−エチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、2−エチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、3−エチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、1−エチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、2−エチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、3−エチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、1,1−ジメチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、1,2−ジメチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、1,3−ジメチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、2,2−ジメチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、1,1−ジメチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、1,2−ジメチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、1,3−ジメチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、2,2−ジメチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、3,3−ジメチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、1,1−ジメチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、1,2−ジメチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、1,3−ジメチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、2,2−ジメチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、3,3−ジメチル−3−ブチン−1−イルオキシ基であり、より好ましくはエチニルオキシ基、1−プロピン−1−イルオキシ基、2−プロピン−1−イルオキシ基、3−プロピン−1−イルオキシ基、1−ブチン−1−イルオキシ基、1−ブチン−2−イルオキシ基、1−ブチン−3−イルオキシ基、1−ブチン−4−イルオキシ基、2−ブチン−1−イルオキシ基、2−ブチン−2−イルオキシ基、1−メチル−1−プロピン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−プロピン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−プロピン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−プロピン−1−イルオキシ基、1−メチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、2−メチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、3−メチル−1−ブチン−1−イルオキシ基、1−メチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、2−メチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、3−メチル−2−ブチン−1−イルオキシ基、1−メチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、2−メチル−3−ブチン−1−イルオキシ基、3−メチル−3−ブチン−1−イルオキシ基であり、さらに好ましくはエチニルオキシ基、1−プロピン−1−イルオキシ基、2−プロピン−1−イルオキシ基、3−プロピン−1−イルオキシ基、1−ブチン−1−イルオキシ基、1−ブチン−2−イルオキシ基、1−ブチン−3−イルオキシ基、1−ブチン−4−イルオキシ基、2−ブチン−1−イルオキシ基、2−ブチン−2−イルオキシ基であり、もっとも好ましくはエチニルオキシ基、1−プロピン−1−イルオキシ基、2−プロピン−1−イルオキシ基、3−プロピン−1−イルオキシ基である。
【0038】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC2ないし6のアルキニルチオ基を示す場合、該アルキニルチオ基とは、上記C2〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルキニル基において、その末端に硫黄原子が結合したものが相当し、具体的には例えばエチニルチオ基、1−プロピン−1−イルチオ基、2−プロピン−1−イルチオ基、3−プロピン−1−イルチオ基、1−ブチン−1−イルチオ基、1−ブチン−2−イルチオ基、1−ブチン−3−イルチオ基、1−ブチン−4−イルチオ基、2−ブチン−1−イルチオ基、2−ブチン−2−イルチオ基、1−メチル−1−プロピン−1−イルチオ基、2−メチル−1−プロピン−1−イルチオ基、1−メチル−2−プロピン−1−イルチオ基、2−メチル−2−プロピン−1−イルチオ基、1−メチル−1−ブチン−1−イルチオ基、2−メチル−1−ブチン−1−イルチオ基、3−メチル−1−ブチン−1−イルチオ基、1−メチル−2−ブチン−1−イルチオ基、2−メチル−2−ブチン−1−イルチオ基、3−メチル−2−ブチン−1−イルチオ基、1−メチル−3−ブチン−1−イルチオ基、2−メチル−3−ブチン−1−イルチオ基、3−メチル−3−ブチン−1−イルチオ基、1−エチル−1−ブチン−1−イルチオ基、2−エチル−1−ブチン−1−イルチオ基、3−エチル−1−ブチン−1−イルチオ基、1−エチル−2−ブチン−1−イルチオ基、2−エチル−2−ブチン−1−イルチオ基、3−エチル−2−ブチン−1−イルチオ基、1−エチル−3−ブチン−1−イルチオ基、2−エチル−3−ブチン−1−イルチオ基、3−エチル−3−ブチン−1−イルチオ基、1,1−ジメチル−1−ブチン−1−イルチオ基、1,2−ジメチル−1−ブチン−1−イルチオ基、1,3−ジメチル−1−ブチン−1−イルチオ基、2,2−ジメチル−1−ブチン−1−イルチオ基、3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イルチオ基、1,1−ジメチル−2−ブチン−1−イルチオ基、1,2−ジメチル−2−ブチン−1−イルチオ基、1,3−ジメチル−2−ブチン−1−イルチオ基、2,2−ジメチル−2−ブチン−1−イルチオ基、3,3−ジメチル−2−ブチン−1−イルチオ基、1,1−ジメチル−3−ブチン−1−イルチオ基、1,2−ジメチル−3−ブチン−1−イルチオ基、1,3−ジメチル−3−ブチン−1−イルチオ基、2,2−ジメチル−3−ブチン−1−イルチオ基、3,3−ジメチル−3−ブチン−1−イルチオ基、1−ペンチン−1−イルチオ基、2−ペンチン−1−イルチオ基、3−ペンチン−1−イルチオ基、4−ペンチン−1−イルチオ基、1−ペンチン−2−イルチオ基、2−ペンチン−2−イルチオ基、3−ペンチン−2−イルチオ基、4−ペンチン−2−イルチオ基、1−ペンチン−3−イルチオ基、2−ペンチン−3−イルチオ基、1−ペンチン−1−イルチオ基、2−ペンチン−1−イルチオ基、3−ペンチン−1−イルチオ基、4−ペンチン−1−イルチオ基、1−ペンチン−2−イルチオ基、2−ペンチン−2−イルチオ基、3−ペンチン−2−イルチオ基、4−ペンチン−2−イルチオ基、1−ペンチン−3−イルチオ基、2−ペンチン−3−イルチオ基、1−メチル−1−ペンチン−1−イルチオ基、2−メチル−1−ペンチン−1−イルチオ基、3−メチル−1−ペンチン−1−イルチオ基、4−メチル−1−ペンチン−1−イルチオ基、1−メチル−2−ペンチン−1−イルチオ基、2−メチル−2−ペンチン−1−イルチオ基、3−メチル−2−ペンチン−1−イルチオ基、4−メチル−2−ペンチン−1−イルチオ基、1−メチル−3−ペンチン−1−イルチオ基、2−メチル−3−ペンチン−1−イルチオ基、3−メチル−3−ペンチン−1−イルチオ基、4−メチル−3−ペンチン−1−イルチオ基、1−メチル−4−ペンチン−1−イルチオ基、2−メチル−4−ペンチン−1−イルチオ基、3−メチル−4−ペンチン−1−イルチオ基、4−メチル−4−ペンチン−1−イルチオ基、1−メチル−1−ペンチン−2−イルチオ基、2−メチル−1−ペンチン−2−イルチオ基、3−メチル−1−ペンチン−2−イルチオ基、4−メチル−1−ペンチン−2−イルチオ基、1−メチル−2−ペンチン−2−イルチオ基、2−メチル−2−ペンチン−2−イルチオ基、3−メチル−2−ペンチン−2−イルチオ基、4−メチル−2−ペンチン−2−イルチオ基、1−メチル−3−ペンチン−2−イルチオ基、2−メチル−3−ペンチン−2−イルチオ基、3−メチル−3−ペンチン−2−イルチオ基、4−メチル−3−ペンチン−2−イルチオ基、1−メチル−4−ペンチン−2−イルチオ基、2−メチル−4−ペンチン−2−イルチオ基、3−メチル−4−ペンチン−2−イルチオ基、4−メチル−4−ペンチン−2−イルチオ基、1−メチル−1−ペンチン−3−イルチオ基、2−メチル−1−ペンチン−3−イルチオ基、3−メチル−1−ペンチン−3−イルチオ基、4−メチル−1−ペンチン−3−イルチオ基、1−メチル−2−ペンチン−3−イルチオ基、2−メチル−2−ペンチン−3−イルチオ基、3−メチル−2−ペンチン−3−イルチオ基、4−メチル−2−ペンチン−3−イルチオ基、1−ヘキシン−1−イルチオ基、1−ヘキシン−2−イルチオ基、1−ヘキシン−3−イルチオ基、1−ヘキシン−4−イルチオ基、1−ヘキシン−5−イルチオ基、1−ヘキシン−6−イルチオ基、2−ヘキシン−1−イルチオ基、2−ヘキシン−2−イルチオ基、2−ヘキシン−3−イルチオ基、2−ヘキシン−4−イルチオ基、2−ヘキシン−5−イルチオ基、2−ヘキシン−6−イルチオ基、3−ヘキシン−1−イルチオ基、3−ヘキシン−2−イルチオ基、3−ヘキシン−3−イルチオ基などが挙げられ、好ましくはエチニルチオ基、1−プロピン−1−イルチオ基、2−プロピン−1−イルチオ基、3−プロピン−1−イルチオ基、1−ブチン−1−イルチオ基、1−ブチン−2−イルチオ基、1−ブチン−3−イルチオ基、1−ブチン−4−イルチオ基、2−ブチン−1−イルチオ基、2−ブチン−2−イルチオ基、1−メチル−1−プロピン−1−イルチオ基、2−メチル−1−プロピン−1−イルチオ基、1−メチル−2−プロピン−1−イルチオ基、2−メチル−2−プロピン−1−イルチオ基、1−メチル−1−ブチン−1−イルチオ基、2−メチル−1−ブチン−1−イルチオ基、3−メチル−1−ブチン−1−イルチオ基、1−メチル−2−ブチン−1−イルチオ基、2−メチル−2−ブチン−1−イルチオ基、3−メチル−2−ブチン−1−イルチオ基、1−メチル−3−ブチン−1−イルチオ基、2−メチル−3−ブチン−1−イルチオ基、3−メチル−3−ブチン−1−イルチオ基、1−エチル−1−ブチン−1−イルチオ基、2−エチル−1−ブチン−1−イルチオ基、3−エチル−1−ブチン−1−イルチオ基、1−エチル−2−ブチン−1−イルチオ基、2−エチル−2−ブチン−1−イルチオ基、3−エチル−2−ブチン−1−イルチオ基、1−エチル−3−ブチン−1−イルチオ基、2−エチル−3−ブチン−1−イルチオ基、3−エチル−3−ブチン−1−イルチオ基、1,1−ジメチル−1−ブチン−1−イルチオ基、1,2−ジメチル−1−ブチン−1−イルチオ基、1,3−ジメチル−1−ブチン−1−イルチオ基、2,2−ジメチル−1−ブチン−1−イルチオ基、3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イルチオ基、1,1−ジメチル−2−ブチン−1−イルチオ基、1,2−ジメチル−2−ブチン−1−イルチオ基、1,3−ジメチル−2−ブチン−1−イルチオ基、2,2−ジメチル−2−ブチン−1−イルチオ基、3,3−ジメチル−2−ブチン−1−イルチオ基、1,1−ジメチル−3−ブチン−1−イルチオ基、1,2−ジメチル−3−ブチン−1−イルチオ基、1,3−ジメチル−3−ブチン−1−イルチオ基、2,2−ジメチル−3−ブチン−1−イルチオ基、3,3−ジメチル−3−ブチン−1−イルチオ基であり、より好ましくはエチニルチオ基、1−プロピン−1−イルチオ基、2−プロピン−1−イルチオ基、3−プロピン−1−イルチオ基、1−ブチン−1−イルチオ基、1−ブチン−2−イルチオ基、1−ブチン−3−イルチオ基、1−ブチン−4−イルチオ基、2−ブチン−1−イルチオ基、2−ブチン−2−イルチオ基、1−メチル−1−プロピン−1−イルチオ基、2−メチル−1−プロピン−1−イルチオ基、1−メチル−2−プロピン−1−イルチオ基、2−メチル−2−プロピン−1−イルチオ基、1−メチル−1−ブチン−1−イルチオ基、2−メチル−1−ブチン−1−イルチオ基、3−メチル−1−ブチン−1−イルチオ基、1−メチル−2−ブチン−1−イルチオ基、2−メチル−2−ブチン−1−イルチオ基、3−メチル−2−ブチン−1−イルチオ基、1−メチル−3−ブチン−1−イルチオ基、2−メチル−3−ブチン−1−イルチオ基、3−メチル−3−ブチン−1−イルチオ基であり、さらに好ましくはエチニルチオ基、1−プロピン−1−イルチオ基、2−プロピン−1−イルチオ基、3−プロピン−1−イルチオ基、1−ブチン−1−イルチオ基、1−ブチン−2−イルチオ基、1−ブチン−3−イルチオ基、1−ブチン−4−イルチオ基、2−ブチン−1−イルチオ基、2−ブチン−2−イルチオ基であり、もっとも好ましくはエチニルチオ基、1−プロピン−1−イルチオ基、2−プロピン−1−イルチオ基、3−プロピン−1−イルチオ基である。
【0039】
X1、 RX1a、RX1b 、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8、RX9、およびRX10が1以上の置換基を有していてもよいC6ないし12のアリール基を示す場合、該アリール基とは芳香族環基をいい、具体的には例えば、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、as−インダセニル基、s−インダセニル基、アセナフチレニル基などが挙げられる。好ましくはフェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、であり、より好ましくはフェニル基である。
【0040】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC6ないし12のアリールオキシ基を示す場合、該アリールオキシ基とは、上記C6ないし12のアリール基において、その末端に酸素原子が結合したものが相当し、具体的には例えばフェニルオキシ基、1−ナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基、as−インダセニルオキシ基、s−インダセニルオキシ基、アセナフチレニルオキシ基などが挙げられる。好ましくはフェニルオキシ基、1−ナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基であり、より好ましくはフェニルオキシ基である。
【0041】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC6ないし12のアリールチオ基を示す場合、該アリールチオ基とは、上記C6ないし12のアリール基において、その末端に硫黄原子が結合したものが相当し、具体的には例えばフェニルチオ基、1−ナフチルチオ基、2−ナフチルチオ基、as−インダセニルチオ基、s−インダセニルチオ基、アセナフチレニルチオ基などが挙げられる。好ましくはフェニルチオ基、1−ナフチルチオ基、2−ナフチルチオ基であり、より好ましくはフェニルチオ基である。
【0042】
X1、 RX1a、RX1b 、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8、RX9、およびRX10が1以上の置換基を有していてもよいC7ないし18のアルキルアリール基を示す場合、該アルキルアリール基とは上記C6ないし12のアリール基において、置換可能な部分が上記C1ないし6のアルキル基で置換された基をいい、具体的には例えば、トリル基、キシリル基、クメニル基、メシチル基、シメニル基、スチリル基などが挙げられる。好ましくはトリル基、キシリル基、クメニル基、メシチル基、シメニル基、スチリル基であり、より好ましくはトリル基、キシリル基、クメニル基、メシチル基であり、さらに好ましくはトリル基、キシリル基、クメニル基である。
【0043】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC7ないし18のアルキルアリールオキシ基を示す場合、該アルキルアリールオキシ基とは、上記C7ないし18のアルキルアリール基において、その末端に酸素原子が結合したものが相当し、具体的には例えばo−トリルオキシ基、m−トリルオキシ基、p−トリルオキシ基、2,3−キシリル−1−オキシ基、2,4−キシリル−1−オキシ基、2,5−キシリル−1−オキシ基、o−クメニルオキシ基、m−クメニルオキシ基、p−クメニルオキシ基、メシチルオキシ基、2,3−シメニル−1−オキシ基、2,4−シメニル−1−オキシ基、2,5−シメニル−1−オキシ基、o−スチリルオキシ基、m−スチリルオキシ基、p−スチリルオキシ基などが挙げられる。好ましくはo−トリルオキシ基、m−トリルオキシ基、p−トリルオキシ基、2,3−キシリル−1−オキシ基、2,4−キシリル−1−オキシ基、2,5−キシリル−1−オキシ基、o−クメニルオキシ基、m−クメニルオキシ基、p−クメニルオキシ基、メシチルオキシ基、2,3−シメニル−1−オキシ基、2,4−シメニル−1−オキシ基、2,5−シメニル−1−オキシ基、o−スチリルオキシ基、m−スチリルオキシ基、p−スチリルオキシ基であり、より好ましくはo−トリルオキシ基、m−トリルオキシ基、p−トリルオキシ基、2,3−キシリル−1−オキシ基、2,4−キシリル−1−オキシ基、2,5−キシリル−1−オキシ基、o−クメニルオキシ基、m−クメニルオキシ基、p−クメニルオキシ基、メシチルオキシ基、o−スチリルオキシ基、m−スチリルオキシ基、p−スチリルオキシ基であり、さらに好ましくはo−トリルオキシ基、m−トリルオキシ基、p−トリルオキシ基、2,3−キシリル−1−オキシ基、2,4−キシリル−1−オキシ基、2,5−キシリル−1−オキシ基、メシチルオキシ基であり、もっとも好ましくはo−トリルオキシ基、m−トリルオキシ基、p−トリルオキシ基である。
【0044】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC7ないし18のアルキルアリールチオ基を示す場合、該アルキルアリールチオ基とは、上記C7ないし18のアルキルアリール基において、その末端に硫黄原子が結合したものが相当し、具体的には例えばo−トリルチオ基、m−トリルチオ基、p−トリルチオ基、2,3−キシリル−1−チオ基、2,4−キシリル−1−チオ基、2,5−キシリル−1−チオ基、o−クメニルチオ基、m−クメニルチオ基、p−クメニルチオ基、メシチルチオ基、2,3−シメニル−1−チオ基、2,4−シメニル−1−チオ基、2,5−シメニル−1−チオ基、o−スチリルチオ基、m−スチリルチオ基、p−スチリルチオ基などが挙げられる。好ましくはo−トリルチオ基、m−トリルチオ基、p−トリルチオ基、2,3−キシリル−1−チオ基、2,4−キシリル−1−チオ基、2,5−キシリル−1−チオ基、o−クメニルチオ基、m−クメニルチオ基、p−クメニルチオ基、メシチルチオ基、2,3−シメニル−1−チオ基、2,4−シメニル−1−チオ基、2,5−シメニル−1−チオ基、o−スチリルチオ基、m−スチリルチオ基、p−スチリルチオ基であり、より好ましくはo−トリルチオ基、m−トリルチオ基、p−トリルチオ基、2,3−キシリル−1−チオ基、2,4−キシリル−1−チオ基、2,5−キシリル−1−チオ基、o−クメニルチオ基、m−クメニルチオ基、p−クメニルチオ基、メシチルチオ基、o−スチリルチオ基、m−スチリルチオ基、p−スチリルチオ基であり、さらに好ましくはo−トリルチオ基、m−トリルチオ基、p−トリルチオ基、2,3−キシリル−1−チオ基、2,4−キシリル−1−チオ基、2,5−キシリル−1−チオ基、メシチルチオ基であり、もっとも好ましくはo−トリルチオ基、m−トリルチオ基、p−トリルチオ基である。
【0045】
X1、 RX1a、RX1b 、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8、RX9、およびRX10が1以上の置換基を有していてもよいC7ないし18のアラルキル基を示す場合、該アラルキル基とは上記C1ないし6のアルキル基において、置換可能な部分が上記C6ないし12のアリール基で置換された基をいい、具体的には例えば、ベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基、4−フェニルブチル基、5−フェニルペンチル基、6−フェニルヘキシル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメチル基、1−ナフチルエチル基、2−ナフチルエチル基、1−ナフチルプロピル基、2−ナフチルプロピル基などが挙げられる。好ましくはベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基、4−フェニルブチル基、5−フェニルペンチル基、6−フェニルヘキシル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメチル基、1−ナフチルエチル基、2−ナフチルエチル基、1−ナフチルプロピル基、2−ナフチルプロピル基であり、より好ましくはベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基、4−フェニルブチル基、5−フェニルペンチル基、6−フェニルヘキシル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメチル基であり、さらに好ましくはベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基、4−フェニルブチル基であり、もっとも好ましくはベンジル基、フェネチル基である。
【0046】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC7ないし18のアラルキルオキシ基を示す場合、該アラルキルオキシ基とは、上記C7ないし18のアラルキル基において、その末端に酸素原子が結合したものが相当し、具体的には例えばベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、3−フェニルプロピルオキシ基、4−フェニルブチルオキシ基、5−フェニルペンチルオキシ基、6−フェニルヘキシルオキシ基、1−ナフチルメチルオキシ基、2−ナフチルメチルオキシ基、1−ナフチルエチルオキシ基、2−ナフチルエチルオキシ基、1−ナフチルプロピルオキシ基、2−ナフチルプロピルオキシ基などが挙げられる。好ましくはベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、3−フェニルプロピルオキシ基、4−フェニルブチルオキシ基、5−フェニルペンチルオキシ基、6−フェニルヘキシルオキシ基、1−ナフチルメチルオキシ基、2−ナフチルメチルオキシ基、1−ナフチルエチルオキシ基、2−ナフチルエチルオキシ基、1−ナフチルプロピルオキシ基、2−ナフチルプロピルオキシ基であり、より好ましくはベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、3−フェニルプロピルオキシ基、4−フェニルブチルオキシ基、5−フェニルペンチルオキシ基、6−フェニルヘキシルオキシ基、1−ナフチルメチルオキシ基、2−ナフチルメチルオキシ基であり、さらに好ましくはベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、3−フェニルプロピルオキシ基、4−フェニルブチルオキシ基であり、もっとも好ましくはベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基である。
【0047】
同様にしてRX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC7ないし18のアラルキルチオ基を示す場合、該アラルキルチオ基とは、上記C7ないし18のアラルキル基において、その末端に硫黄原子が結合したものが相当し、具体的には例えばベンジルチオ基、フェネチルチオ基、3−フェニルプロピルチオ基、4−フェニルブチルチオ基、5−フェニルペンチルチオ基、6−フェニルヘキシルチオ基、1−ナフチルメチルチオ基、2−ナフチルメチルチオ基、1−ナフチルエチルチオ基、2−ナフチルエチルチオ基、1−ナフチルプロピルチオ基、2−ナフチルプロピルチオ基などが挙げられる。好ましくはベンジルチオ基、フェネチルチオ基、3−フェニルプロピルチオ基、4−フェニルブチルチオ基、5−フェニルペンチルチオ基、6−フェニルヘキシルチオ基、1−ナフチルメチルチオ基、2−ナフチルメチルチオ基、1−ナフチルエチルチオ基、2−ナフチルエチルチオ基、1−ナフチルプロピルチオ基、2−ナフチルプロピルチオ基であり、より好ましくはベンジルチオ基、フェネチルチオ基、3−フェニルプロピルチオ基、4−フェニルブチルチオ基、5−フェニルペンチルチオ基、6−フェニルヘキシルチオ基、1−ナフチルメチルチオ基、2−ナフチルメチルチオ基であり、さらに好ましくはベンジルチオ基、フェネチルチオ基、3−フェニルプロピルチオ基、4−フェニルブチルチオ基であり、もっとも好ましくはベンジルチオ基、フェネチルチオ基である。
【0048】
同様にしてRX1、 RX1a、RX1b 、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9が1以上の置換基を有していてもよいC4ないし13のシクロアルキルアルキルオキシ基という場合、該シクロアルキルアルキルオキシ基とは上記C1〜6の直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシ基の置換可能な部位が、上記C3〜7の環状のアルキル基で置換された基をいい、具体的には例えば、シクロプロピルメトキシ基、シクロブチルメトキシ基、シクロペンチルメトキシ基、シクロヘキシルメトキシ基、シクロヘプチルメトキシ基、1−シクロプロピルエトキシ基、2−シクロプロピルエトキシ基、1−シクロプロピル−n−プロポキシ基、2−シクロプロピル−n−プロポキシ基、3−シクロプロピル−n−プロポキシ基、シクロプロピル−i−プロポキシ基、シクロプロピル−n−ブトキシ基、シクロプロピル−i−ブトキシ基、シクロプロピル−sec−ブトキシ基、シクロプロピル−t−ブトキシ基、シクロプロピル−n−ペンチルオキシ基、シクロプロピル−i−ペンチルオキシ基、シクロプロピル−sec−ペンチルオキシ基、シクロプロピル−t−ペンチルオキシ基、シクロプロピル−ネオペンチルオキシ基であり、より好ましくはシクロプロピル−メトキシ基、シクロプロピル−エトキシ基、シクロプロピル−n−プロポキシ基、シクロプロピル−i−プロポキシ基、シクロプロピル−n−ブトキシ基、シクロプロピル−i−ブトキシ基、シクロプロピル−sec−ブトキシ基、シクロプロピル−t−ブトキシ基、シクロプロピル−n−ペンチルオキシ基、シクロプロピル−i−ペンチルオキシ基、シクロプロピル−sec−ペンチルオキシ基、シクロプロピル−t−ペンチルオキシ基、シクロプロピル−ネオペンチルオキシ基であり、もっとも好ましくはシクロプロピル−メトキシ基、シクロプロピル−エトキシ基、シクロプロピル−n−プロポキシ基、シクロプロピル−i−プロポキシ基などが挙げられる。
【0049】
ここで、ヘテロ原子とは、具体的には酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リン、砒素、アンチモン、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、鉛、ホウ素、水銀などが挙げられ、好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子、リンであり、より好ましくは酸素原子、硫黄原子、窒素原子である。
以下本明細書中において、「ヘテロ原子を有していてもよい」におけるヘテロ原子とは、上記定義を意味する。
【0050】
Y、環Zおよび環Uが、1以上のヘテロ原子を有していてもよい5−14員芳香族基という場合、該芳香族基とは、該芳香族炭化水素基とは上記C6ないし12のアリール基または上記C6ないし12のアリール基において、置換可能な部分が上記C1ないし6の脂肪族炭化水素基で置換された基をいい、具体的には例えば、フェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、2,3−キシリル基、2,4−キシリル基、2,5−キシリル基、メシチル基、シメニル基、o−クメニル基、m−クメニル基、p−クメニル基、ベンジル基、フェネチル基、α−メチルベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基、ベンジリデン基、スチリル基、シンナミル基、シンナミリデン基、3−フェニルプロピル基、4−フェニルブチル基、5−フェニルペンチル基、6−フェニルヘキシル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメチル基、1−ナフチルエチル基、2−ナフチルエチル基、as−インダセニル基、s−インダセニル基、アセナフチレニル基などが挙げられる。好ましくはフェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、2,3−キシリル基、2,4−キシリル基、2,5−キシリル基、メシチル基、シメニル基、o−クメニル基、m−クメニル基、p−クメニル基、ベンジル基、フェネチル基、α−メチルベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基、ベンジリデン基、スチリル基、シンナミル基、シンナミリデン基、3−フェニルプロピル基、4−フェニルブチル基、5−フェニルペンチル基、6−フェニルヘキシル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメチル基、1−ナフチルエチル基、2−ナフチルエチル基、as−インダセニル基、s−インダセニル基、アセナフチレニル基であり、より好ましくはフェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、2,3−キシリル基、2,4−キシリル基、2,5−キシリル基、メシチル基、シメニル基、o−クメニル基、m−クメニル基、p−クメニル基、ベンジル基、フェネチル基、α−メチルベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基、ベンジリデン基、スチリル基、シンナミル基、シンナミリデン基、3−フェニルプロピル基、4−フェニルブチル基、5−フェニルペンチル基、6−フェニルヘキシル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメチル基であり、さらに好ましくはフェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、2,3−キシリル基、2,4−キシリル基、2,5−キシリル基、メシチル基、シメニル基、o−クメニル基、m−クメニル基、p−クメニル基、ベンジル基、フェネチル基、α−メチルベンジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基、ベンジリデン基、スチリル基、シンナミル基、シンナミリデン基であり、さらにより好ましくはフェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、2,3−キシリル基、2,4−キシリル基、2,5−キシリル基、メシチル基、シメニル基、o−クメニル基、m−クメニル基、p−クメニル基、ベンジル基、フェネチル基であり、もっとも好ましくはフェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、2,3−キシリル基、2,4−キシリル基、2,5−キシリル基、ベンジル基である。従って、ヘテロ原子を有する芳香環基とは、具体的には例えば、フリル基、チエニル基、ピロリル基、ピリジル基、キノリル基、イソキノリル基、シンノリル基、キナゾリル基、キノキサリル基、インドリル基、インダゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、フラザニル基、ピリダジニル基、ピリミジル基、ピラジル基等が挙げられる。
【0051】
環Zおよび環Uは環の一部が飽和されていてもよい5−14員芳香族基という場合、該芳香族基とは、2ないし3個の環が縮合した9ないし14員の芳香族基のうち1ないし2個の環が芳香族でないものをいい、具体的には例えば、ジヒドロベンゾフラニル基、フタラニル基、クロマニル基、クロマノニル基、イソクロマニル基、テトラヒドロナフタレニル基、ジヒドロベンゾチオフェニル基、インドリニル基、イサチニル基、インダニル基、インダノニル基、テトラノニル基、クマリニル基、ナフトキノニル基およびアントラキノニル基であり、好ましくはジヒドロベンゾフラニル基、フタラニル基、クロマニル基、クロマノニル基、テトラヒドロナフタレニル基およびインダニル基であり、更に好ましくはジヒドロベンゾフラニル基およびクロマニル基である。
【0052】
YはC3ないし7の脂環式炭化水素という場合、該脂環式炭化水素基とはC3〜7の環状の脂肪族炭化水素基を意味し、具体的には例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロプロペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基などが挙げられる。好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロプロペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基であり、より好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基であり、さらに好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基であり、もっとも好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基である。従ってヘテロ原子を有する脂環式炭化水素基とは、具体的には例えば、ピロリニル基、ピロリジニル基、イミダゾリニル基、イミダゾリジニル基、ピラゾリニル基、ピラゾリジニル基、ピペリジニル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、ジヒドロフラニル基、テトラヒドロフラニル基であり、好ましくはジヒドロフラニル基、テトラヒドロフラニル基である。
【0053】
Lが単結合をを示す場合は、基Xと基Yが単結合で結合した以下の一般式
【化23】
Figure 2004182657
〔式中の記号は前記定義に同じである。〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を示すものとする。
【0054】
Mが単結合をを示す場合は、以下の一般式
【化24】
Figure 2004182657
〔式中の記号は前記定義に同じである。〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を示すものとする。
【0055】
Tが単結合をを示す場合は、以下の一般式
【化25】
Figure 2004182657
〔式中の記号は前記定義に同じである。〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を示すものとする。
Xが単結合をを示す場合は、以下の一般式
【化26】
Figure 2004182657
〔式中の記号は前記定義に同じである。〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を示すものとする。
【0056】
L、TおよびMが1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のアルキレン基を示す場合、該アルキレン基とは上記C1ないし6のアルキル基からさらに水素原子を1個除いて誘導される二価の基を意味し、具体的には例えば、メチレン基、エチレン基、1−メチルエチレン基、2−メチルエチレン基、1−エチルエチレン基、2−エチルエチレン基、1,1−ジメチルエチレン基、1,2−ジメチルエチレン基、プロピレン基、1−メチルプロピレン基、2−メチルプロピレン基、3−メチルプロピレン基、1−エチルプロピレン基、2−エチルプロピレン基、3−エチルプロピレン基、1,1−ジメチルプロピレン基、1,2−ジメチルプロピレン基、1,3−ジメチルプロピレン基、1,1−ジエチルプロピレン基、1,2−ジエチルプロピレン基、1,3−ジエチルプロピレン基、トリメチレン基、1−メチルトリメチレン基、1−エチルトリメチレン基、2−メチルトリメチレン基、1,1−ジメチルトリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基などが挙げられる。好ましくはメチレン基、エチレン基、2−メチルエチレン基、2−エチルエチレン基、プロピレン基、1,1−ジメチルエチレン基、1,2−ジメチルエチレン基、トリメチレン基、1−メチルトリメチレン基、1−エチルトリメチレン基、2−メチルトリメチレン基、1,1−ジメチルトリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基であり、より好ましくはメチレン基、エチレン基、2−メチルエチレン基、プロピレン基、2−エチルエチレン基、1,1−ジメチルエチレン基、1,2−ジメチルエチレン基、トリメチレン基、1−メチルトリメチレン基、1−エチルトリメチレン基、2−メチルトリメチレン基、1,1−ジメチルトリメチレン基であり、さらに好ましくはメチレン基、エチレン基、2−メチルエチレン基、プロピレン基、2−エチルエチレン基、1,1−ジメチルエチレン基、1,2−ジメチルエチレン基、トリメチレン基であり、もっとも好ましくはメチレン基、エチレン基、メチルエチレン基、プロピレン基である。
同様にしてTが1以上の置換基を有していてもよいC1ないし3のアルキレン基を示す場合、該アルキレン基とは上記C1ないし3のアルキル基からさらに水素原子を1個除いて誘導される二価の基を意味し、具体的には上記で示したC1ないし3のアルキレン基が挙げられる。好ましくはメチレン基、エチレン基、プロピレン基であり、さらに好ましくはメチレン基、エチレン基であり、もっとも好ましくはメチレン基である。
【0057】
L、TおよびMが1以上の置換基を有していてもよいC2ないし6のアルケニレン基を示す場合、該アルケニレン基とは上記C2ないし6のアルケニル基からさらに水素原子を1個除いて誘導される二価の基を意味し、具体的には例えば、ビニレン基、1−メチルビニレン基、2−メチルビニレン基、1−エチルビニレン基、2−エチルビニレン基、プロペニレン基、1−メチルプロペニレン基、2−メチルプロペニレン基、3−メチルプロペニレン基、1−エチルプロペニレン基、2−エチルプロペニレン基、3−エチルプロペニレン基、ブテニレン基、ペンテニレン基、ヘキセニレン基などが挙げられる。好ましくはビニレン基、1−メチルビニレン基、2−メチルビニレン基、1−エチルビニレン基、2−エチルビニレン基、プロペニレン基、1−メチルプロペニレン基、2−メチルプロペニレン基、3−メチルプロペニレン基、1−エチルプロペニレン基、2−エチルプロペニレン基、3−エチルプロペニレン基、ブテニレン基、ペンテニレン基であり、より好ましくはビニレン基、1−メチルビニレン基、2−メチルビニレン基、1−エチルビニレン基、2−エチルビニレン基、プロペニレン基、1−メチルプロペニレン基、2−メチルプロペニレン基、3−メチルプロペニレン基、1−エチルプロペニレン基、2−エチルプロペニレン基、3−エチルプロペニレン基であり、さらに好ましくはビニレン基、1−メチルビニレン基、2−メチルビニレン基、1−エチルビニレン基、2−エチルビニレン基であり、最も好ましくはビニレン基である。
【0058】
LおよびTが1以上の置換基を有していてもよいC2ないし6のアルキニレン基を示す場合、該アルキニレン基とは上記C2ないし6のアルキニル基からさらに水素原子を1個除いて誘導される二価の基を意味し、具体的には例えば、エチニレン基、プロピニレン基、ブチニレン基、ペンチニレン基、ヘキシニレン基などが挙げられる。好ましくはエチニレン基、プロピニレン基、ブチニレン基、ペンチニレン基であり、より好ましくはエチニレン基、プロピニレン基、ブチニレン基であり、さらに好ましくはブチニレン基、プロピニレン基であり、最も好ましくはプロピニレン基である。
同様にしてMが1以上の置換基を有していてもよいC2ないし6のアルキニレン基を示す場合、該アルキニレン基とは上記C2ないし6のアルキニル基からさらに水素原子を1個除いて誘導される二価の基を意味し、具体的には上記で示したC2ないし6のアルキニレン基が挙げられる。好ましくはエチニレン基、プロピニレン基であり、さらに好ましくはエチニレン基である。
【0059】
X1、 RX1a、RX1b 、 RX10 、RX11およびRX12が1以上の置換基を有していてもよいC2ないし7の脂肪族アシル基を示す場合、該脂肪族アシル基とは上記C1ないし6のアルキル基、上記C2ないし6のアルケニル基または上記C2ないし6のアルキニル基において、その末端にカルボニル基が結合したものが相当し、具体的には例えばアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、オクタノイル基、アクリロイル基、メタクリロイル基、クロトニル基などの基が挙げられる。好ましくはアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、オクタノイル基、アクリロイル基、メタクリロイル基、クロトニル基であり、より好ましくはアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、オクタノイル基であり、さらに好ましくはアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基であり、もっとも好ましくはアセチル基、プロピオニル基である。
【0060】
X1、 RX1a、RX1b 、 RX10 、RX11およびRX12が1以上の置換基を有していてもよいC7ないし19の芳香族アシル基を示す場合、該芳香族アシル基とは上記C5ないし12のアリール基において、その末端にカルボニル基または上記C2ないし7の脂肪族アシル基からさらに水素原子を1個除いて誘導される基が結合したものが相当し、具体的には例えばベンゾイル基、o−トルオイル基、m−トルオイル基、p−トルオイル基、シンナモイル基、1−ナフトイル基、2−ナフトイル基などが挙げられる。好ましくはベンゾイル基、o−トルオイル基、m−トルオイル基、p−トルオイル基、シンナモイル基、1−ナフトイル基、2−ナフトイル基であり、より好ましくはベンゾイル基、o−トルオイル基、m−トルオイル基、p−トルオイル基、シンナモイル基であり、さらに好ましくはベンゾイル基、シンナモイル基であり、もっとも好ましくはベンゾイル基である。
【0061】
X1、 RX1a、RX1b 、 RX10 、RX11およびRX12が1以上の置換基を有していてもよいC2ないし7の脂肪族アルコキシカルボニル基を示す場合、該脂肪族アルコキシカルボニル基とは上記C1ないし6のアルコキシ基、上記C2ないし6のアルケニルオキシ基または上記C2ないし6のアルキニルオキシ基において、その末端にカルボニル基が結合したものが相当し、具体的には例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、第三ブトキシカルボニル基、ペンチルオキシカルボニル基、ヘキシルオキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、メタリルオキシカルボニル基、クロチルオキシカルボニル基などの基が挙げられる。好ましくはメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、第三ブトキシカルボニル基、ペンチルオキシカルボニル基、ヘキシルオキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル基、アリルオキシカルボニル基、であり、より好ましくはメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、第三ブトキシカルボニル基、ペンチルオキシカルボニル基、ヘキシルオキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル基であり、さらに好ましくはメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基であり、もっとも好ましくはメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基である。
【0062】
X1、 RX1a、RX1b 、 RX10 、RX11およびRX12が1以上の置換基を有していてもよいC7ないし19の芳香族アルコキシカルボニル基を示す場合、該芳香族アルコキシカルボニル基とは上記C5ないし12のアリール基において、その末端にカルボニル基または上記C2ないし7の脂肪族アルコキシカルボニル基からさらに水素原子を1個除いて誘導される基が結合したものが相当し、具体的には例えばフェノキシカルボニル基、o−トリルオキシカルボニル基、m−トリルオキシカルボニル基、p−トリルオキシカルボニル基、1−ナフチルオキシカルボニル基、2−ナフチルオキシカルボニル基などが挙げられる。好ましくはフェノキシカルボニル基、o−トリルオキシカルボニル基、m−トリルオキシカルボニル基、p−トリルオキシカルボニル基、1−ナフチルオキシカルボニル基であり、より好ましくはフェノキシカルボニル基、o−トリルオキシカルボニル基、m−トリルオキシカルボニル基であり、さらに好ましくはフェノキシカルボニル基、o−トリルオキシカルボニル基であり、もっとも好ましくはフェノキシカルボニル基である。
【0063】
【化27】
Figure 2004182657
は、単結合または二重結合を示す。従って、以下の一般式(I)
【化28】
Figure 2004182657
〔式中の記号は前記定義に同じである。〕で表される本発明化合物は、以下の各一般式
【化29】
Figure 2004182657
〔式中の記号は前記定義に同じである。〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を包含する。
【0064】
一般式
【化30】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す)で示される基と、一般式
【化31】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す)で示される基は、環Z上で2ないし8個の原子を介して互いに結合するものとする。以上のような記載がある場合、環Z上で2ないし8個の原子を介して互いに結合するとは以下のようになる。例えば環Zがベンゼンで2個の原子を介する場合は、一般式
【化32】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す)であり、
環Zがアントラセン8個の原子を介する場合は、一般式
【化33】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す)である。従って環Zによって定義されるものと
【化34】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す)で示される基と、一般式
【化35】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す)で示される基はどの位置で結合していてもよいが、好ましくは一般式
【化36】
Figure 2004182657

【化37】
Figure 2004182657

【化38】
Figure 2004182657

【化39】
Figure 2004182657

【化40】
Figure 2004182657

【化41】
Figure 2004182657

【化42】
Figure 2004182657
および、
【化43】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示し、芳香族基は更に1ないし4の置換基を有していてもよい)であり、更に好ましくは一般式
【化44】
Figure 2004182657

【化45】
Figure 2004182657
、および
【化46】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示し、芳香族基は更に1ないし4の置換基を有していてもよい)である。
【0065】
一般式
【化47】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す)で示される基と、一般式
【化48】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す)で示される基は、環U上で2ないし8個の原子を介して互いに結合するものとする。以上のような記載がある場合、環U上で2ないし8個の原子を介して互いに結合するとは以下のようになる。例えば環Uがベンゼンで2個の原子を介する場合は、一般式
【化49】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す)であり、
環Zがアントラセン8個の原子を介する場合は、一般式
【化50】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す)である。従って環Uによって定義されるものと
【化51】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す)で示される基と、一般式
【化52】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示す)で示される基はどの位置で結合していてもよいが、好ましくは一般式
【化53】
Figure 2004182657

【化54】
Figure 2004182657

【化55】
Figure 2004182657

【化56】
Figure 2004182657

【化57】
Figure 2004182657
および、
【化58】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示し、芳香族基は更に1ないし4の置換基を有していてもよい)であり、更に好ましくは一般式
【化59】
Figure 2004182657
、および
【化60】
Figure 2004182657
(ここで式中の記号は前記定義に同じ基を示し、芳香族基は更に1ないし4の置換基を有していてもよい)である。
【0066】
本願発明において塩とは、種類は特に限定されないが具体的に挙げると、例えばフッ化水素酸塩、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩、リン酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩などの無機酸の付加塩;酢酸塩、マレイン酸塩、フマール酸塩、蓚酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、トリフルオロ酢酸塩などの有機カルボン酸の付加塩;メタンスルホン酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ヒドロキシメタンスルホン酸塩、ヒドロキシエタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、タウリン塩などの有機スルホン酸の付加塩;トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、プロカイン塩、ピコリン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン塩、N−メチルグルカミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、トリス(ヒドロキシメチルアミノ)メタン塩、フェネチルベンジルアミン塩などのアミンの付加塩;ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属の付加塩;マグネシウム塩、カルシウム塩などのアルカリ土類金属の付加塩;アルギニン塩、リジン塩、セリン塩、グリシン塩、アスパラギン酸塩、グルタミン酸塩などのアミノ酸の付加塩などを挙げることができる。好ましくは薬理学的に許容できる塩である。
【0067】
薬理学的に許容できる塩としては、特に種類は限定されないがたとえば塩酸塩、硫酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩などの無機酸の付加塩;酢酸塩、マレイン酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、トリフルオロ酢酸塩などの有機カルボン酸の付加塩;メタンスルホン酸塩、ヒドロキシメタンスルホン酸塩、ヒドロキシエタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、タウリン塩などの有機スルホン酸の付加塩;トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、プロカイン塩、ピコリン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン塩、N−メチルグルカミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、トリス(ヒドロキシメチルアミノ)メタン塩、フェネチルベンジルアミン塩などのアミンの付加塩;ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属の付加塩;アルギニン塩、リジン塩、セリン塩、グリシン塩、アスパラギン酸塩、グルタミン酸塩などのアミノ酸の付加塩などを挙げることができる。
【0068】
本発明においてエステルとは一般式(I)におけるWのカルボキシル基のエステルを意味する。これは有機合成上通常用いられるものであれば特に限定されず、生理学上許容され、そして生理的条件下で加水分解されるエステル基を含むもので、具体的には例えば、C1ないし6のアルキル基、C6ないし12のアリール基、ベンジル基などのC7ないし20のアラルキル基、C7ないし20のヘテロアリールアルキル基、4−メトキシベンジル基、アルカノイルオキシアルキル基、例えばアセトキシメチル基、プロピオニルオキシメチル基またはピバロキシメチル基、アルコキシカルボニルオキシアルキル基、例えばメトキシカルボニルオキシメチル基、エトキシカルボニルオキシメチル基または2−メトキシカルボニルオキシエチル基、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ−4−イル)−メチル基などを挙げることができる。
【0069】
本発明において、前記一般式(I)を有するカルボン酸誘導体、その薬理学上許容される塩もしくはその薬理学上許容されるエステルが溶媒和物を形成する場合は、それらもすべて本発明に含まれる。
【0070】
【本発明の実施の形態】
一般式(I)
【化61】
Figure 2004182657
(式中、各記号は、前記定義に同じ基を示す。)で表される本発明化合物は定法により合成することができるが、例えば以下の方法で合成する事ができる。
【0071】
一般製造例A
【化62】
Figure 2004182657
【0072】
[式中、各記号は、前記定義に同じ基を、Halはハロゲンを示す。]
式(2a)の化合物は、式(1a)の化合物をアジド化して得られる。
反応条件としては、特に制限される物ではないが、 N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、トルエン等の有機溶媒中、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン等の有機塩基存在下で一般式(1a)の化合物とアジ化ジフェニルホスホリルと−20℃から150℃の温度で、反応させることが好ましい。
式(3a)の化合物は、式(2a)の化合物を還元し、生成したアミノ基を、第三ブトキシカルボニル化することにより、得られる。
反応条件としては、特に制限される物ではないが、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、トルエン等の溶媒中、パラジウム炭素、酸化白金、ラネーニッケル等の金属触媒および、第三ブチルジカーボネートの存在下、水素雰囲気下、0℃から150℃の温度で、反応させることが好ましい。
式(4a)の化合物は、式(3a)の化合物をハロゲン化する事により得られる。
反応条件としては、特に制限される物ではないが、 メタノール、エタノール、プロパノール、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、 N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセトニトリル等の有機溶媒中、塩素、臭素、よう素、 N−クロロスクシイミド、 N−ブロモスクシイミド、 N−イオドスクシイミドのハロゲン化試薬と反応させることが好ましい。反応温度としては、−0℃から50℃が好ましい。
式(5a)の化合物は、式(4a)の化合物にビスピナコラトジボロンを作用させて得られる。
反応条件としては、特に制限される物ではないが、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、トルエン等の溶媒中、0.0001から、0.5モル当量のハロゲン化銅、0.0001から、0.5モル当量のテトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム、ジクロロビストリフェニルフォスフィンパラジウム、ジクロロジフェニルフェロセニルパラジウム等のパラジウム触媒、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ブチルアミン、トリブチルアミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の塩基の存在下0℃から150℃の温度で、反応させることが好ましい。
式(7a)の化合物は、式(5a)の化合物に式(6a)の化合物を作用させるか、式(4a)の化合物に式(8a)の化合物作用させて得られる。
反応条件としては、製造例Aの式(5a)の製造例に準ずる。
式(9a)の化合物は、式(7a)の化合物を脱保護した後に、アミド化、分子内のエステルを加水分解をすることにより得られる。
脱保護の反応条件としては、特に制限される物ではないが、ジクロロメタン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の有機溶媒中、塩化水素、トリフルオロ酢酸等の酸を0℃から150℃で作用させて得られる。
アミド化の反応条件としては、特に制限される物ではないが、 N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、トルエン、ジクロロメタン、クロロホルム等の溶媒中、ジフェニルリン酸アジド、ジエチルリン酸シアニド、ジシクロヘキシルカルボジイミド等の縮合剤、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の塩基の存在下で、0℃から150℃の温度で、適当なカルボン酸を作用させて得られる。
加水分解反応の条件としては、特に制限される物ではないが、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の溶媒中、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの水溶液等を、0℃から150℃の温度で作用させることにより得られる。
式(10a)の化合物は、式(7a)の化合物を脱保護した後に、二酸化炭素とY−L−Halを作用させ、カーバメートを形成し、分子内のエステルを加水分解して得られる。脱保護の反応条件としては、製造例Aの式(9a)の製造例に準ずる。
カーバメートを合成する反応条件としては、特に制限されないが、文献(J. Org.
Chem. 2000,66, 1035.)に従って行った。
加水分解の反応条件としては、製造例Aの式(9a)の製造例に準ずる。
【0073】
一般製造例B
【化63】
Figure 2004182657
【0074】
[式中、各記号は、前記定義に同じ基を、Halはハロゲンを示す。]
式(2b)の化合物は、式(1b)の化合物をハロゲン化して得られる。
反応条件としては、製造例Aの式(4a)の製造例に準ずる。
式(4b)の化合物は、式(2b)の化合物に式(3b)の化合物をパラジウムカップリングして得られる。
反応条件としては、製造例Aの式(5a)の製造例に準ずる。
式(6b)の化合物は、式(5b)の化合物に式(3b)の化合物をパラジウムカップリングして得られる。
反応条件としては、製造例Aの式(5a)の製造例に準ずる。
式(4b)の化合物は、式(6b)の化合物を還元して得られる。
反応条件としては、特に制限される物ではないが、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の溶媒中、ジボラン等の還元剤を作用させて得られる。反応温度としては0℃から150℃の温度が好ましい。または、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の溶媒中、クロロ炭酸エステルを作用させて混合酸無水物とした後に、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素カリウム等の還元剤を作用させても得られる。反応温度としては0℃から150℃の温度が好ましい。
式(7b)の化合物は、式(4b)の化合物をアルキル化した後、分子内のエステルを加水分解して得られる。
アルキル化の反応条件としては、特に制限される物ではないが、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、トルエン等の溶媒中、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の塩基の存在下、0℃から150℃の温度で、反応させることができる。
加水分解の反応条件としては、製造例Aの式(9a)の製造例に準ずる。
式(8b)の化合物は、式(4b)の化合物に光延反応を行った後、分子内のエステルを加水分解して得られる。
光延反応の条件としては、とくに制限される物ではないが、例えばジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、トルエン等の溶媒中、トリフェニルフォスフィン、トリブチルフォスフィン、トリメチルフォスフィン、トリエチルフォスフィン等の有機リン試薬の存在下、ジエチルアゾジカルボキシレート、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート等を反応させる事が好ましい。反応温度としては、−78℃から150℃が好ましい。
加水分解の反応条件としては、製造例Aの式(9a)の製造例に準ずる。
式(9b)の化合物は、式(4b)の化合物にY−NCOを作用させ、カーバメートを形成し、分子内のエステルを加水分解して得られる。
カーバメートを合成する反応条件としては、特に制限される物ではないが、テトラヒドロフラン、トルエン、エーテル、ジオキサン等の有機溶媒中、ピリジン、トリエチルアミン等の有機塩基を0℃から150℃で作用させて得られる。
加水分解の反応条件としては、製造例Aの式(9a)の製造例に準ずる。
【0075】
一般製造例C
【化64】
Figure 2004182657
[式中、各記号は、前記定義に同じ基を示す。]
一般合成法Aの式(10a)の化合物は、一般合成法Aの式(7a)の化合物のBoc基を脱保護した後に、カーバメート化し、更に加水分解することにより得られる。
脱保護および、加水分解の反応条件としては、製造例Cの式(9a)の製造例に準ずる。
カーバメート化の反応条件としては、Y−L−OHに対して、ジクロロメタン、クロロフォルム、テトラヒドロフラン、トルエン、アセトニトリル等の溶媒中、カルボニルジイミダゾールを0℃から50℃の温度で反応させた後、式(7g)の化合物を脱保護したアミンを0℃から50℃の温度で反応させることによっても得られる。
【0076】
一般製造例D
【化65】
Figure 2004182657
【0077】
[式中、各記号は、前記定義に同じ基を、Halはハロゲンを、Tfは、トリフルオロメタンスルフォニル基を示す。]
式(2d)の化合物は、式(1d)の化合物をハロゲン化して得られる。
反応条件としては、特に制限される物ではないが、 メタノール、エタノール、プロパノール、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、 N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセトニトリル等の有機溶媒中、塩素、臭素、よう素、 N−クロロスクシイミド、 N−ブロモスクシイミド、N−イオドスクシイミドのハロゲン化試薬と反応させることが好ましい。反応温度としては、−0℃から50℃が好ましい。
式(3d)の化合物は、式(2d)の化合物をホウ素化して得られる。
反応条件としては、特に制限されるものではないが、ビスピナコラトジボロンを、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、トルエン等の溶媒中、0.0001から、0.5モル当量のテトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム、ジクロロビストリフェニルフォスフィンパラジウム、ジクロロジフェニルフェロセニルパラジウム等のパラジウム触媒、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ブチルアミン、トリブチルアミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の塩基の存在下0℃から150℃の温度で、反応させるか、または、式(2d)の化合物のハロゲンを、テトラヒドロフラン、エーテル等の有機溶媒中、ブチルリチウム等でメタル化し、トリアルコキシボランを反応させて得られる。
式(5d)の化合物は、式(3d)の化合物に式(4d)の化合物を反応させて得られる。
反応条件としては、特に制限されるものではないが、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、トルエン等の溶媒中、0.0001から、0.5モル当量のテトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム、ジクロロビストリフェニルフォスフィンパラジウム、ジクロロジフェニルフェロセニルパラジウム等のパラジウム触媒、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ブチルアミン、トリブチルアミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、リン酸カリウム等の塩基の存在下0℃から150℃の温度で、反応させることが好ましい。
式(6d)の化合物は、式(5d)の化合物をトリフレート化して得られる。
反応条件としては、特に制限される物ではないが、ピリジン、ジクロロメタン、クロロホルム等の溶媒中、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルアミン等の有機塩基の存在下、N,N−ビストリフルオロメチルアニリン、トリフルオロメタンスルフォン酸無水物、トリフルオロメタンスルフォニルクロリド等を0℃から150℃の温度で、反応させることにより合成できる。
式(7d)の化合物は、式(6d)の化合物にプロパルギルアルコールを作用させて得られる。
反応条件としては、特に制限される物ではないが、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、トルエン等の溶媒中、0.0001から、0.5モル当量のハロゲン化銅、0.0001から、0.5モル当量のテトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム、ジクロロビストリフェニルフォスフィンパラジウム、ジクロロジフェニルフェロセニルパラジウム等のパラジウム触媒、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ブチルアミン、トリブチルアミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の塩基の存在下0℃から150℃の温度で、反応させることが好ましい。
式(8d)の化合物は、式(7d)の化合物をハロゲン化して得られる。
反応条件としては、特に制限される物ではないが、例えばジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン等の溶媒中、オキシ塩化リン、チオニルクロリド、3塩化リン、3臭化リン等を作用させて得ることができる。反応温度としては、0℃から150℃の温度が用いられる。その他、トリフェニルフォスフィンと、四塩化炭素、四臭化炭素、N−ブロモスクシンイミドなどを、組み合わせる条件も用いることができる。
式(9d)の化合物は、式(8d)の化合物にY−Q4−Hをアルキル化後、加水分解して得られる。
反応条件としては、一般製造例Bの式(7b)の化合物の製造例に準ずる。
式(10d)の化合物は、式(6d)の化合物をパラジウムカップリングして得られる。
反応条件としては、特に制限される物ではないが、例えばジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、トルエン等の溶媒中、0.0001から、0.5モル当量のテトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム、ジクロロビストリフェニルフォスフィンパラジウム等のパラジウム触媒、塩化リチウムの存在下、1,1−エトキシビニルトリブチルスズ、ブチルビニルエーテル等を0℃から150℃の温度で、反応させることにより合成できる。
式(11d)の化合物は、式(10d)の化合物にヒドロキシルアミンを作用させて得られる。
反応条件としては、特に制限される物ではないが、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、トルエン等の溶媒中、0℃から150℃の温度で、ヒドロキシルアミンを作用させて合成できる。酢酸、トリフルオロ酢酸、塩化水素等の酸を存在させても良い。
式(12d)の化合物は、式(11d)の化合物を加水分解後、Y−L−Halをアルキル化させて得られる。
加水分解の反応条件としては、特に制限される物ではないが、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の溶媒中、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの水溶液等を、0℃から150℃の温度で作用させることにより得られる。
アルキル化の反応条件としては、一般的製造例Bの式(7b)の化合物の製造例に準ずる。
【0078】
一般製造例E
【化66】
Figure 2004182657
【0079】
[式中、各記号は、前記定義に同じ基を、Halはハロゲン、スルフォネート等の脱利基を、Tfは、トリフルオロメタンスルフォニル基を、Alkylはアルキル基を示す。]
式(1e)の化合物は、一般製造例Dの式(5d)の化合物にプロパルギルブロミドをアルキル化させて得られる。
反応条件としては、一般製造例Bの式(7b)の化合物の製造例に準ずる。
式(2e)の化合物は、式(1e)の化合物をパラジウムカップリングして得られる。
反応条件としては、一般製造例Dの式(7d)の化合物の製造例に準ずる。
式(5e)の化合物は、一般製造例Dの式(5d)の化合物に式(3e)の化合物をアルキル化したのち、生成したエポキシドに式(4e)の化合物をアルキル化して得られる。
式(3e)、式(4e)の化合物のアルキル化条件としては、一般製造例Bの式(7b)の化合物の製造例に準ずる。
式(6e)の化合物は、式(5e)の化合物をフッ素化した後、分子内のエステルを加水分解する事により得られる。
フッ素化の反応条件については、特に制限される物ではないが、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム等の溶媒中、0℃から150℃の温度でジエチルアミノスルファートリフルオリド等の試薬を反応させることにより得られる。
加水分解反応の条件は、製造例Aの式(9a)の製造例に準ずる。
式(7e)の化合物は、式(6e)の化合物をアルキル化した後、分子内のエステルを加水分解する事により得られる。
アルキル化の反応条件としては、一般製造例Bの式(7b)の化合物の製造例に準ずる。
加水分解反応の条件は、製造例Aの式(9a)の製造例に準ずる。
【0080】
本願化合物は上記の方法で合成できるが、通常用いられる一般的な有機合成法によっても合成することができ、このとき用いうる水酸基の保護基としては、具体例を挙げると、通常、有機合成上水酸基の保護基として知られている基で保護された水酸基であればいかなる基でもよく特に限定されないが、例えば水酸基の保護基としてはトリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基等の低級アルキルシリル基;例えばメトキシメチル基、2−メトキシエトキシメチル基等の低級アルコキシメチル基;例えばテトラヒドロピラニル基;例えばベンジル基、p−メトキシベンジル基、2,4−ジメトキシベンジル基、o−ニトロベンジル基、p−ニトロベンジル基、トリチル基等のアラルキル基;例えばホルミル基、アセチル基等のアシル基;例えばt−ブトキシカルボニル基、2−ヨードエトキシカルボニル基、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル基等の低級アルコキシカルボニル基;例えば2−プロペニルオキシカルボニル基、2−クロロ−2−プロペニルオキシカルボニル基、3−メトキシカルボニル−2−プロペニルオキシカルボニル基、2−メチル−2−プロペニルオキシカルボニル基、2−ブテニルオキシカルボニル基、シンナミルオキシカルボニル基等のアルケニルオキシカルボニル基;例えばベンジルオキシカルボニル基、p−メトキシベンジルオキシカルボニル基、o−ニトロベンジルオキシカルボニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボニル基等のアラルキルオキシカルボニル基等が挙げられる。
これらの保護基の脱離は、使用した保護基の種類に応じ、加水分解、還元など常法により行うことができる。
【0081】
本願化合物は上記の方法で合成できるが、通常用いられる一般的な有機合成法によっても合成することができ、このとき用いうるアミノ基の保護基としては、具体例を挙げると、通常、有機合成上アミノ基の保護基として知られている基であればいかなる基でもよく、特に限定されないが、たとえばホルミル基、アセチル基、クロロアセチル基、ジクロロアセチル基、プロピオニル基、フェニルアセチル基、フェノキシアセチル基、チエニルアセチル基などの置換または非置換の低級アルカノイル基;ベンジルオキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボニル基などの置換または非置換の低級アルコキシカルボニル基;メチル基、t−ブチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、トリチル基、p−メトキシベンジル基、p−ニトロベンジル基、ジフェニルメチル基、ピバロイルオキシメチル基などの置換低級アルキル基;トリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基などの置換シリル基;トリメチルシリルメトキシメチル基、トリメチルシリルエトキシメチル基、t−ブチルジメチルシリルメトキシメチル基、t−ブチルジメチルシリルエトキシメチル基などの置換シリルアルコキシアルキル基;ベンジリデン基、サリチリデン基、p−ニトロベンジリデン基、m−クロルベンジリデン基、3,5−ジ(t−ブチル)−4−ハイドロキシベンジリデン基、3,5−ジ(t−ブチル)ベンジリデン基などの置換または非置換のベンジリデン基などを挙げることができる。
これらの保護基の脱離は、使用した保護基の種類に応じ、加水分解、還元など常法により行うことができる。
【0082】
本願化合物は上記の方法で合成できるが、通常用いられる一般的な有機合成法によっても合成することができ、このとき用いうるカルボキシ基の保護基としては、具体例を挙げると、通常、有機合成上カルボキシル基の保護基として知られている基で保護されたカルボキシル基であればいかなる基でもよく特に限定されないが、カルボキシル基の保護基としては、例えばメチル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基のような直鎖状若しくは分枝鎖状の炭素数1〜4の低級アルキル基、例えば2−ヨウ化エチル基、2,2,2−トリクロロエチル基のようなハロゲノ低級アルキル基、例えばメトキシメチル基、エトキシメチル基、イソブトキシメチル基のような低級アルコキシメチル基、ブチリルオキシメチル基、ピバロイルオキシメチル基のような低級脂肪族アシルオキシメチル基、例えば、1−メトキシカルボニルオキシエチル基、1−エトキシカルボニルオキシエチル基のような1−低級アルコキシカルボニルオキシエチル基、例えばベンジル、p−メトキシベンジル基、o−ニトロベンジル基、p−ニトロベンジル基のようなアラルキル基、ベンズヒドリル基およびフタリジル基等を挙げることができる。
これらの保護基の脱離は、使用した保護基の種類に応じ、加水分解、還元など常法により行うことができる。
【0083】
本願化合物は上記の方法で合成できるが、通常用いられる一般的な有機合成法によっても合成することができ、このとき用いうる溶媒としては、反応を阻害しないものであって、通常有機合成上用いられているものであればいかなる溶媒でもよく特に限定されず、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールなどの低級アルコール類、エチレングリコール、グリセリンなどのポリアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、2−メトキシエタノール、1,2−ジメトキシエタンなどのエーテル類、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、フタル酸ジエチルなどのエステル類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなどのハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、モノクロルベンゼン、ニトロベンゼン、インデン、ピリジン、キノリン、コリジン、フェノールなどの芳香族類、ペンタン、シクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、イソオクタン、石油ベンジン、石油エーテルなどの炭化水素類、エタノールアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、アニリン、ジメチルアニリン、ベンジルアミン、トルイジンなどのアミン類、ホルムアミド、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルイミダゾロン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド類、ヘキサメチルリン酸トリアミド、ヘキサメチル亜リン酸トリアミドなどのリン酸アミド類、水、その他一般に使用される溶媒などの一種もしくは二種以上の混合溶媒を挙げることができ、その混合比は特に限定されない。
【0084】
本願化合物は上記の方法で合成できるが、通常用いられる一般的な有機合成法によっても合成することができ、このとき用いうる塩基としては、反応を阻害しないものであって、通常、有機合成上塩基として知られているものであればいかなるものでもよく特に限定されず、具体的には例えば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、t−ブトキシカリウム、ピリジン、ジメチルアミノピリジン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピロリジン、N−メチルピペリジン、N,N−ジメチルアニリン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン(DBU)、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、ピコリン、ルチジン、キノリン、イソキノリン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、ブチルリチウム、ナトリウムメチラート,カリウムメチラート,ナトリウムエチラートなどのナトリウムまたはカリウムアルコラート等が挙げられる。
【0085】
本願化合物は上記の方法で合成できるが、通常用いられる一般的な有機合成法によっても合成することができ、このとき用いうる還元剤としては、反応を阻害しないものであって、通常有機合成に用いられているものであればよく特に限定されず、具体的には例えばNaBH、LIBH、Zn(BH、MeNBH(OAc)、NaBHCN、SelectrIde、Super HydrIde(LIBHEt)、LIAlH、DIBAL、LIAlH(t−BuO)、Red−al、bInapなどの他、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、ニッケルなどの接触水素添加触媒などが挙げられる。
【0086】
以上の反応終了後、所望により通常の処理法によって、例えばシリカゲルまたは吸着樹脂等を用いるカラムクロマトグラフィーや適当な溶媒から再結晶することにより精製することが可能である。
【0087】
本発明にいう「HDLレベルの上昇」とは、一次元配置分散分析後優位の場合、Dunnett’s t−検定により対照群と比較しp<0.05の場合をいう。
【0088】
本発明にいう「TGレベルの上昇を伴わない」とは、In vitroの検討(下記薬理試験例2)において、コントロール値と比較して10%以上の上昇を示し、かつ、In vivoの検討(下記薬理試験例3)において、対照群と比較して50%以上の上昇を示すものをいう。
【0089】
本発明の化合物はHDLレベルの上昇促進させ、TGレベルの上昇を伴わないものであるが、かかる作用により動脈硬化の進展を予防・改善し、それに伴う疾患の予防・治療・改善に有効である。動脈硬化に伴う疾患としては、無症候性脳血管障害、脳梗塞、脳血管性痴呆などの脳血管疾患、頚動脈狭窄症、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、急性大動脈解離、抹消閉塞症および閉塞性動脈硬化症などが挙げられる。
【0090】
本発明に係る医薬の投与量は症状の程度、年齢、性別、体重、投与形態、疾患の種類等により異なるが、通常成人1日当たり100μg〜10gであり1〜数回に分けて投与する。
本発明に係る医薬の投与形態は特に限定されず、通常用いられる方法により経口または非経口的に投与することができる。
【0091】
これら製剤化には通常用いられる賦形剤,結合剤,滑沢剤,着色剤,矯味矯臭剤等,および必要により安定化剤,乳化剤,吸収促進剤,界面活性剤等を使用することができ、一般に医薬品製剤の原料として用いられる成分を配合して常法により製剤化される。
【0092】
これらの成分としては例えば、動植物油(大豆油、牛脂、合成グリセライドなど)、炭化水素(流動パラフィン、スクワラン、固形パラフィンなど)、エステル油(ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピルなど)、高級アルコール(セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコールなど)、シリコン樹脂、シリコン油、界面活性剤(ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマーなど)、水溶性高分子(ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロースなど)、アルコール(エタノール、イソプロパノールなど)、多価アルコール(グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトールなど)、糖(グルコース、ショ糖など)、無機粉体(無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸アルミニウムなど)、精製水などが挙げられる。pH調製のためには無機酸(塩酸、りん酸など)、無機酸のアルカリ金属塩(りん酸ナトリウムなど)、無機塩基(水酸化ナトリウムなど)、有機酸(低級脂肪酸、クエン酸、乳酸など)、有機酸のアルカリ金属塩(クエン酸ナトリウム、乳酸ナトリウムなど)、有機塩基(アルギニン、エタノールアミンなど)などを用いることができる。また、必要に応じて、防腐剤、抗酸化剤などを添加することができる。
【0093】
以下に本願発明の詳細かつ具体的な説明として実施例を示すが、本願発明がこれら実施例に限られないことはいうまでもない。
【0094】
実施例 1. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル 安息香酸
製造例1a) 第三ブチル N−(2−メトキシベンジル)カルバメート
【化67】
Figure 2004182657
2−メトキシベンジルアミン13.0gをテトラヒドロフラン80mlに溶解し、第三ブチルジカーボネート16gのテトラヒドロフラン(20ml)溶液を加えた。室温で1時間攪拌した後、溶媒を減圧留去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、1N塩酸、飽和食塩水にて順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去し、標記化合物19.0gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.84 (s, 3H) 4.27−4.33 (m, 2H) 5.01 (br, 1H) 6.84 (d, J=8.8Hz, 1H) 6.94 (t, J=8.8Hz, 1H) 7.23−7.29 (m, 2H)MS m/e(ESI) 440 (MH
【0095】
製造例1b) 第三ブチル N−(5−ブロモ−2−メトキシベンジル)カルバメート
【化68】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(2−メトキシベンジル)カルバメート6.04gをアセトニトリル50mlに溶解し、N−ブロモコハクイミド4.6gを加えた。室温にて3時間攪拌した後、溶媒を減圧下留去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、水、飽和食塩水にて順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣を第三ブチルメチルエーテルとヘキサンの混液で洗浄し、標記化合物6.97gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.62 (s, 3H) 4.26 (d, J=6.4Hz, 2H) 4.97 (br, 1H) 6.72 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.34 (dd, 1H, J=2.8, 11.2Hz) 7.35 (s, 1H)
【0096】
製造例1c) 第三ブチル N−[2−メトキシ−5−(4,4,5,5 −テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]カーバマート
【化69】
Figure 2004182657
4−ブロモ−2−[(N−第三ブトキシカルボニルアミノ)メチル]アニソール10g、ビスピナコラトジボロン10g、ジクロロビストリフェニルフォスフィノフェロセンパラジウム800mg、酢酸カリウム10gをジメチルスルフォキシド95mlに溶解し、窒素雰囲気下100℃にて24時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチル、水にて希釈しセライト濾過した。濾液を水、飽和食塩水にて洗浄し無水硫酸マグネシウムにて、乾燥し溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(4:1)溶出分画より標記化合物7.012gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.33 (s, 12H) 1.45 (s, 9H) 3.86 (s, 3H) 4.32 (d, J=5.2Hz, 2H) 4.96 (br, 1H) 6.86 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.70 (s, 1H) 7.72 (dd, J=1.6, 8.4Hz, 1H)
【0097】
製造例1d) 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)ベンゾエート
【化70】
Figure 2004182657
第三ブチル N−[2−メトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]カーバマート 213mg、メチル3−ブロモベンゾエート151mg、ジクロロビストリフェニルフォスフィノフェロセンパラジウム30mg、炭酸カリウム400mgをジメトキシエタン5mlに溶解し、窒素雰囲気下5.5時間加熱還流した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(4:1)溶出分画よりメチル 標記化合物215mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 3.95 (s, 3H) 4.38 (brd, J=6.0Hz, 2H) 5.06 (br, 1H) 6.95 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.48 (t, J=8.0Hz, 1H) 7.51 (s, 1H) 7.52 (d, J=7.6Hz, 1H) 7.76 (dd, J=2.0, 6.4Hz, 1H) 7.97 (d, J=9.2Hz, 1H) 8.22 (t, J=1.6Hz, 1H)
【0098】
実施例1e) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)安息香酸
【化71】
Figure 2004182657
3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)ベンゾエート30mgに4NHCl/ジオキサン1mLを加え、室温にて1時間放置した。反応液を濃縮した後、残さをN,N−ジメチルホルムアミド0.4mLに溶解し、そのうち0.2mLに2,4−ジクロロ安息香酸9mg、シアノホスホン酸ジエチル6mg、およびトリエチルアミン9mgを加え、室温にて終夜放置した。反応液を水にて希釈し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を濃縮した後、残さをエタノール0.4mLに溶解し、5N水酸化ナトリウム水溶液0.1mLを加え、50−60℃にて1時間攪拌した。反応液を濃縮し、1N塩酸にて中和した。酢酸エチルにて抽出した後、逆相系のカラムで溶出溶媒として水アセトニトリルトリフルオロ酢酸系を用いたHPLCにて精製し、標記化合物1.97mgを得た。
MS m/e(ESI) 430 (MH
【0099】
実施例 2. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル 安息香酸
【化72】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 414 (MH
【0100】
実施例 3. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル 安息香酸
【化73】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.95 (s, 3H) 4.74 (d, J=4.8Hz, 2H) 7.11 (d, J=8.8HZ, 1H) 7.40 (d, J=7.6Hz, 1H) 7.46−7.53 (m, 4H) 7.57 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.62 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.72−7.75 (m, 1H) 7.98−8.01 (m, 1H) 8.22 (t, J=8.0Hz, 1H) 8.26 (s, 1H)
MS m/e(ESI) 448 (MH
【0101】
実施例 4. 3−(3−{[(4− シクロヘキシルベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル 安息香酸
【化74】
Figure 2004182657
4−シクロヘキシル安息香酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 444 (MH
【0102】
実施例 5. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル 安息香酸
【化75】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 0.95 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.71 (q, J=7.2Hz, 2H) 3.86 (s, 3H) 3.97(t, J=6.4Hz, 2H) 4.44 (d, J=5.6Hz, 2H) 6.95 (dd, J=2.4, 8.4HZ, 1H) 7.04 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.10 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.41 (d, 8.4Hz, 1H) 7.55 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.59 (dd, J=2,4, 8.4Hz, 1H) 7.63 (d, J=2.0 Hz, 1H) 7.83 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.86 (d, J=8.0Hz, 1H) 8.14 (s, 1H) 8.78 (t, J=6.0Hz, 1H)MS m/e(ESI) 454 (MH
【0103】
実施例 6. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル 安息香酸
【化76】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 454 (MH
【0104】
実施例 7. 3−(3−{[(4− シクロペンチルオキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル 安息香酸
【化77】
Figure 2004182657
4−ペンチルオキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.58−1.67 (m, 2H) 1.63−1.96 (m, 6H) 3.93 (s, 3H) 4.72 (d, J=5.6HZ, 2H) 4.75 (m, 1H) 6.81 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 6.86 (d, J=2.4Hz, 1H) 6.98 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.04 (br, 1H) 7.51 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.56 (dd, J=2.4, 8.0Hz, 1H) 7.66 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.76 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.78−7.82 (m, 1H) 8.01−8.04 (m, 1H) 8.30 (s, 1H)
MS m/e(ESI) 480 (MH
【0105】
実施例 8. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル 安息香酸
【化78】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 473 (MH
【0106】
実施例 9. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(2− クロロフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル 安息香酸
【化79】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(2−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 493 (MH
【0107】
実施例 10. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(2,4− ジクロロフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル 安息香酸
【化80】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(2,4−ジクロロフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 527 (MH
実施例 11. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− クロロフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル 安息香酸
【化81】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 493 (MH
実施例 12. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(2− チエニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル 安息香酸
【化82】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(2−チエニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 465 (MH
【0108】
実施例 13. 3−{3−[({[5−(2− クロロフェニル )−3− イソキサゾイル カルボニル アミノ メチル ]−4− メトキシフェニル 安息香酸
【化83】
Figure 2004182657
5−(2−クロロフェニル)−3−イソキサゾールカルボン酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 463 (MH
【0109】
実施例 14. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− フルオロ安息香酸
製造例14a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−フルオロベンゾエート
【化84】
Figure 2004182657
メチル2−フルオロ−5−ブロモベンゾエートを用いて製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.89 (s, 3H) 3.96 (s, 3H) 4.36 (brd, J=5.6Hz, 2H) 5.07 (br, 1H) 6.93 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.18 (dd, J=8.8, 9.2Hz, 1H) 7.44 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.47 (s, 1H) 7.67 (ddd, J=2.4, 4.8, 8.8Hz, 1H) 8.09 (dd, J=2.4,6.8Hz, 1H)
【0110】
実施例14b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−フルオロ安息香酸
【化85】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−フルオロベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 448 (MH
【0111】
実施例 15. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− フルオロ安息香酸
【化86】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例14b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 432 (MH
【0112】
実施例 16. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− フルオロ安息香酸
【化87】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例14b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 466 (MH
【0113】
実施例 17. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− フルオロ安息香酸
【化88】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例14b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 0.95 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.71 (q, J=6.8Hz, 2H) 3.86 (s, 3H) 3.97(t, J=6.4Hz, 2H) 4.43 (d, J=5.6Hz, 2H) 6.95 (dd, J=2.0, 8.4Hz, 1H) 7.03 (d, J=2.0Hz, 1H) 7.09 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.36 (d, 9.2Hz, 1H) 7.40 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.56 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.58 (s, 1H) 7.78−7.84 (m, 1H) 8.02 (dd, J=2.0, 6.8Hz, 1H) 8.76 (t, J=6.0Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 472 (MH
【0114】
実施例 18. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− フルオロ安息香酸
【化89】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例14b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 472 (MH
実施例 19. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− クロロ安息香酸
製造例19a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−クロロベンゾエート
【化90】
Figure 2004182657
メチル2−クロロ−5−ブロモベンゾエートを用いて製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.89 (s, 3H) 3.96 (s, 3H) 4.35 (brs, 2H) 5.05 (br, 1H) 6.93 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.45−7.49 (m, 3H) 7.59(dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.99 (d, J=2.4Hz, 1H)
【0115】
実施例19b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−クロロ安息香酸
【化91】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−クロロベンゾエートを用いて実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 464 (MH
実施例 20. 2− クロロ −5−[4− メトキシ −3−({[(4− メチル −2− フェニル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル 安息香酸
【化92】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例19b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 507 (MH
【0116】
実施例 21. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− メチル安息香酸
製造例21a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−メチルベンゾエート
【化93】
Figure 2004182657
メチル2−メチル−5−ブロモベンゾエートを用いて製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 2.61 (s, 3H) 3.89 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 4.37 (brd, J=5.2Hz, 2H) 5.06 (br, 1H) 6.93 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.29 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.48 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.50 (s, 1H) 7.58 (dd, J=2.4, 8.0Hz, 1H) 8.10 (dd,J=2.0Hz, 1H)
【0117】
実施例21b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−メチル安息香酸
【化94】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−メチルベンゾエートを用いて実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 2.64 (s, 3H) 3.91 (s, 3H) 4.69 (d, J=6.0Hz, 2H) 6.96 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.14 (br, 1H) 7.28 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.31 (dd, 2.0, 8.4Hz, 1H) 7.41 (d,J=2.0Hz, 1H) 7.54 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.58 (dd, J=2.0, 7.6Hz, 1H) 7.62 (s, 1H) 7.63 (d, J=6.4Hz, 1H) 8.17 (d, J=2.0Hz, 1H) MS m/e(ESI) 444 (MH
【0118】
実施例 22. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化95】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例21b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 462 (MH
【0119】
実施例 23. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化96】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例21b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 0.95 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.71 (q, J=6.4Hz, 2H) 2.52 (s, 3H) 3.85 (s, 3H) 3.97(t, J=6.8Hz, 2H) 4.43 (d, J=4.8Hz, 2H) 6.96 (dd, J=2.4, 8.8HZ, 1H)7.04 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.08 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.35 (d, 8.0Hz, 1H) 7.40 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.55 (dd, J=2.0, 8.4Hz, 1H) 7.60 (d, J=2.0 Hz, 1H) 7.66 (dd, J=2.0, 7.6Hz, 1H) 8.03 (d, J=2.0Hz, 1H) 8.77 (t, J=6.0Hz, 1H)MS m/e(ESI) 468 (MH
【0120】
実施例 24. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−6− メチル安息香酸
【化97】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例21b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 487 (MH
【0121】
実施例 25. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェ ニル )−6− メトキシ安息香酸
製造例25a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−メトキシベンゾエート
【化98】
Figure 2004182657
メチル2−メトキシ−5−ブロモベンゾエートを用いて製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 3.88 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 3.94 (s, 3H) 4.35 (brs, 2H) 5.06 (br, 1H) 6.92 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.03 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.44 (dd, J=2.4,10.8Hz, 1H) 7.46 (s, 1H) 7.65 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.98 (d, J=2.4Hz, 1H)
【0122】
実施例25b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−メトキシ安息香酸
【化99】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−メトキシベンゾエートを用いて実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 460 (MH
【0123】
実施例 26. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− メトキシ安息香酸
【化100】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例25b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 444 (MH
【0124】
実施例 27. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− メトキシ安息香酸
【化101】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例25b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 478 (MH
【0125】
実施例 28. 3−(3−{[(4− シクロヘキシルベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− メトキシ安息香酸
【化102】
Figure 2004182657
4−シクロヘキシル安息香酸を用いて、実施例25b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 474 (MH
【0126】
実施例 29. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メト キシフェニル )−6− メトキシ安息香酸
【化103】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例25b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 0.95 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.71 (q, J=6.8Hz, 2H) 3.83 (s, 3H) 3.84 (s, 3H) 3.97(t, J=6.4Hz, 2H) 4.42 (d, J=5.6Hz, 2H) 6.95 (dd, J=2.4, 8.4HZ, 1H)7.03 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.05 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.18 (d, 8.8Hz, 1H) 7.40 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.51 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.55 (d, J=2.0 Hz, 1H) 7.71 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.84 (d, J=2.4Hz, 1H) 8.76 (t, J=6.4Hz, 1H)MS m/e(ESI) 484 (MH
【0127】
実施例 30. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− メトキシ安息香酸
【化104】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例25b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 484 (MH
【0128】
実施例 31. 3−(3−{[(4− シクロペンチルオキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− メトキシ安息香酸
【化105】
Figure 2004182657
4−ペンチルオキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例25b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 510 (MH
【0129】
実施例 32. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−6− メトキシ安息香酸
【化106】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例25b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 503 (MH
【0130】
実施例 33. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(2− クロロフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−6− メトキシ安息香酸
【化107】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(2−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例25b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 493 (MH
【0131】
実施例 34. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(2,4− ジクロロフェニル )−1,3− アゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−6− メトキシ安息香酸
【化108】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(2,4−ジクロロフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例25b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 527 (MH
【0132】
実施例 35. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− クロロフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−6− メトキシ安息香酸
【化109】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例25b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 493 (MH
【0133】
実施例 36. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(2− チエニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−6− メトキシ安息香酸
【化110】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−チエニルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例25b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 495 (MH
【0134】
実施例 37. 3−{3−[({[5−(2− クロロフェニル )−3− イソキサゾイル カルボニル アミノ メチル ]−4− メトキシフェニル }−6− メトキシ安息香酸
【化111】
Figure 2004182657
5−(2−クロロフェニル)−3−イソキサゾールカルボン酸を用いて、実施例25b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 493 (MH
【0135】
実施例 38. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−6− イソプロポキシ安息香酸
製造例38a) 3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニルボロン酸
【化112】
Figure 2004182657
4−ブロモ−2−[(N−第三ブトキシカルボニルアミノ)メチル]アニソール9.99gをテトラヒドロフラン200mlに溶解し、窒素雰囲気下−68℃に冷却した。ブチリウリチウムヘキサン溶液(1.6M)44mlをシリンジにて滴下した。−68℃にて0.5時間攪拌したのち、トリイソプロピルボロネート11mlを一気に加えた。−54℃まで反応液を徐々に昇温し反応混合物に1N塩酸を加えた。酢酸エチルにて抽出し、有機層を1N塩酸、飽和食塩水にて順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥し溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(3:2→1:1)溶出分画より標記化合物4.80gを得た。
【0136】
製造例38b) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−イソプロポキシベンゾエート
【化113】
Figure 2004182657
3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニルボロン酸230mg、メチル2−イソプロポキシ−5−クロロベンゾエート197mg、ジクロロビストリフェニルフォスフィノフェロセンニッケル30mg、リン酸カリウム570mgをジオキサンに溶解し、窒素雰囲気下95℃にて終夜攪拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(5:1)溶出分画より標記化合物194mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.39 (d, J=6.0Hz, 6H) 1.45 (s, 9H) 3.88 (s, 3H) 3.91 (s, 3H) 4.35 (brs, 2H) 4.61 (sept, J=6.0Hz, 1H) 5.06 (br, 1H) 6.91 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.03 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.45 (dd, J=2.4, 10.4Hz, 1H) 7.46 (s, 1H) 7.60 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.94 (d, J=2.4Hz, 1H)
【0137】
実施例38c) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−イソプロポキシ安息香酸
【化114】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−イソプロポキシベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 488 (MH
【0138】
実施例 39. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−6− イソプロポキシ安息香酸
【化115】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例38c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 531 (MH
【0139】
実施例 40. 5−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2,3− ジヒドロベンゾ [b] フラン −7− カルボン酸
製造例40a) メチル 5−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−7−カルボキシレート
【化116】
Figure 2004182657
5−ブロモ−7−カルボキシメチルベンゾテトラヒドロフランを用いて製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 3.28 (t, J=8.8Hz, 2H) 3.88 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 4.36 (brd, J=5.6Hz, 2H) 4.77 (t, J=8.8Hz, 2H) 5.06 (br, 1H) 6.91 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.44 (dd, J=2.4, 10.8Hz, 1H) 7.45 (s, 1H) 7.55 (s, 1H) 6.90 (t, J=1.2Hz, 1H)
【0140】
実施例40b) 5−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−7−カルボン酸
【化117】
Figure 2004182657
5−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−7−カルボキシレートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 472 (MH
【0141】
実施例 41. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−2,3− ジヒドロベンゾ [b] フラン −7− カルボン酸
【化118】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例40b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 515 (MH
【0142】
実施例 42. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−5− フルオロ安息香酸
製造例42a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−5−フルオロベンゾエート
【化119】
Figure 2004182657
メチル3−ブロモ−5−フルオロベンゾエートを用いて製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 3.96 (s, 3H) 4.37 (brs, 2H) 5.07 (br, 1H) 6.95 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.44 (dt, J=1.6, 9.6Hz, 1H) 7.51 (dd, J=2.4, 10.4Hz, 1H) 7.52 (s, 1H) 7.64 (dd, J=1.6, 8.8Hz, 1H) 8.03 (t, J=1.6Hz, 1H)
【0143】
実施例42b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−5−フルオロ安息香酸
【化120】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−5−フルオロベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 448 (MH
【0144】
実施例 43. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−5− フルオロ安息香酸
【化121】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例42b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 432 (MH
【0145】
実施例 44. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−5− フルオロ安息香酸
【化122】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例42b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 466 (MH
【0146】
実施例 45. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−5− フルオロ安息香酸
【化123】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例42b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 472 (MH
【0147】
実施例 46. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−5− フルオロ安息香酸
【化124】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例42b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 472 (MH
【0148】
実施例 47. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−5− フルオロ安息香酸
【化125】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例42b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 491 (MH
【0149】
実施例 48. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− フルオロ安息香酸
製造例48a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−フルオロベンゾエート
【化126】
Figure 2004182657
メチル3−ブロモ−4−フルオロベンゾエートを用いて製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 4.36 (brs, 2H) 5.04 (br, 1H) 6.95 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.18 (dd, J=8.8, 10.4Hz, 1H) 7.46−7.48 (m, 2H) 7.97 (ddd, J=2.0, 4.8, 8.4Hz, 1H) 8.12 (dd, J=2.0, 7.6Hz, 1H)
【0150】
実施例48b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−フルオロ安息香酸
【化127】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−フルオロベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 448 (MH
【0151】
実施例 49. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− フルオロ安息香酸
【化128】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例48b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 432 (MH
【0152】
実施例 50. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− フルオロ安息香酸
【化129】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例48b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 466 (MH
【0153】
実施例 51. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− フルオロ安息香酸
【化130】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例48b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 472 (MH
【0154】
実施例 52. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− フルオロ安息香酸
【化131】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例48b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 472 (MH
【0155】
実施例 53. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−4− フルオロ安息香酸
【化132】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例42b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 491 (MH
【0156】
実施例 54. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− クロロ安息香酸
製造例54a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−クロロベンゾエート
【化133】
Figure 2004182657
メチル3−ブロモ−4−クロロベンゾエートを用いて製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 4.37 (brd, J=4.8Hz, 2H) 5.03 (br, 1H) 6.94 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.36 (d, J=7.6Hz, 2H) 7.52 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.91 (dd, J=2.0, 8.0Hz, 1H) 7.99 (d, J=2.0Hz, 1H)
【0157】
実施例54b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−クロロ安息香酸
【化134】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−クロロベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 464 (MH
【0158】
実施例 55. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− クロロ安息香酸
【化135】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例54b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 448 (MH
【0159】
実施例 56. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− クロロ安息香酸
【化136】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例54b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 482 (MH
【0160】
実施例 57. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− クロロ安息香酸
【化137】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例54b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 488 (MH
【0161】
実施例 58. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− クロロ安息香酸
【化138】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例54b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 488 (MH
【0162】
実施例 59. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−4− クロロ安息香酸
【化139】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例54b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 507 (MH
【0163】
実施例 60. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− メチル安息香酸
製造例60a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−メチルベンゾエート
【化140】
Figure 2004182657
メチル3−ブロモ−4−メチルベンゾエートを用いて製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.44 (s, 9H) 2.31 (s, 3H) 3.90 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 4.35 (brd, J=5.2Hz, 2H) 5.03 (br, 1H) 6.92 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.21 (dd, J=2.0, 8.4Hz, 1H) 7.24 (s, 1H) 7.32 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.88 (s, 1H) 7.89 (dd, J=1.6, 8.0Hz, 1H)
【0164】
実施例60b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−メチル安息香酸
【化141】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−メチルベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 444 (MH
【0165】
実施例 61. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− メチル安息香酸
【化142】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例60b)と同様に処理し標記化合物を得た。MS m/e(ESI) 428 (MH
【0166】
実施例 62. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− メチル安息香酸
【化143】
Figure 2004182657
4−フルオロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例60b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 462 (MH
【0167】
実施例 63. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− メチル安息香酸
【化144】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例60b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 468 (MH
【0168】
実施例 64. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− メチル安息香酸
【化145】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例60b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 468 (MH
【0169】
実施例 65. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾ ール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−4− メチル安息香酸
【化146】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例60b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 487 (MH
【0170】
実施例 66. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2− フルオロ安息香酸
製造例66a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−フルオロベンゾエート
【化147】
Figure 2004182657
メチル3−ブロモ−2−フルオロベンゾエートを用いて製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 3.95 (s, 3H) 4.36 (brd, J=6.0Hz, 2H) 5.04 (br, 1H) 6.94 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.24 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.44 (s, 1H) 7.46 (s, 1H) 7.57 (dt, J=2.0, 8.8Hz, 1H) 7.86 (d, J=1.6, 7.6Hz, 1H)
【0171】
実施例66b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−フルオロ安息香酸
【化148】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−フルオロベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 448 (MH
【0172】
実施例 67. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2− フルオロ安息香酸
【化149】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例66b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 432 (MH
【0173】
実施例 68. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2− フルオロ安息香酸
【化150】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例66b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 466 (MH
【0174】
実施例 69. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2− フルオロ安息香酸
【化151】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例66b)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 0.93 (t, J=7.6Hz, 3H) 1.70 (q, J=6.8Hz, 2H) 3.82 (s, 3H) 3.96(t, J=6.4Hz, 2H) 4.43 (d, J=5.2Hz, 2H) 6.92 (dd, J=2.4, 8.4HZ, 1H) 7.02 (d, J=2.8Hz, 1H) 7.11 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.33 (t, 7.6Hz, 1H) 7.38 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.43 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.49 (s, 1H) 7.62 (dt, J=2.0, 7.6Hz, 1H) 7.78 (dt, J=2.0, 7.6Hz, 1H) 8.72 (t, J=5.6Hz, 1H)MS m/e(ESI) 472 (MH
【0175】
実施例 70. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2− フルオロ安息香酸
【化152】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例66b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 472 (MH
【0176】
実施例 71. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− メチル −6− フルオロ安息香酸
製造例71a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−メチル−6−フルオロベンゾエート
【化153】
Figure 2004182657
メチル3−ブロモ−4−メチル−6−フルオロベンゾエートを用いて製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0177】
実施例71b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−メチル−6−フルオロ安息香酸
【化154】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−メチル−6−フルオロベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 462 (MH
【0178】
実施例 72. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− メチル −6− フルオロ安息香酸
【化155】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例71b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 446 (MH
【0179】
実施例 73. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− メチル −6− フルオロ安息香酸
【化156】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例71b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 480 (MH
【0180】
実施例 74. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− メチル −6− フルオロ安息香酸
【化157】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例71b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 486 (MH
【0181】
実施例 75. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− メチル −6− フルオロ安息香酸
【化158】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例71b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 486(MH
【0182】
実施例 76. 6−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2− ピリジンカルボン酸
製造例76a) メチル 6−(3−{[(3,3−ジメチルブタノイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−ピリジンカルボキシレート
【化159】
Figure 2004182657
メチル 6−ブロモ−2−ピリジンカルボキシレートを用いて、製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.47 (s, 9H) 3.92 (s, 3H) 3.99 (s, 3H) 4.38 (brs, 2H) 5.10 (br, 1H) 6.99 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.53 (dd, J=2.4, 10.4Hz, 1H) 7.54 (s, 1H) 8.44 (t,J=2.0Hz, 1H) 8.97 (d, J=2.0Hz, 1H) 9.14 (s, 1H)
【0183】
実施例76b) 6−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−ピリジンカルボン酸
【化160】
Figure 2004182657
メチル 6−(3−{[(3,3−ジメチルブタノイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−ピリジンカルボキシレートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 431 (MH
【0184】
実施例 77. 2−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル イソニコチン酸
製造例77a) メチル 6−(3−{[(3,3−ジメチルブタノイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)イソニコチネート
【化161】
Figure 2004182657
メチル 2−クロロイソニコチネートを用いて、製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 3.93 (s, 3H) 4.01 (s, 3H) 4.39 (brs, 2H) 5.13 (br, 1H) 7.00 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.82 (d, J=4.8Hz, 1H) 7.93 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.97 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 8.29 (s, 1H) 8.88 (d, J=5.2Hz, 1H)
【0185】
実施例77b) 2−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)イソニコチン酸
【化162】
Figure 2004182657
メチル 6−(3−{[(3,3−ジメチルブタノイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)イソニコチネートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 431 (MH
【0186】
実施例 78. 2−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル イソニコチン酸
【化163】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例77b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 449 (MH
【0187】
実施例 79. 2−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル イソニコチン酸
【化164】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例77b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 455 (MH
【0188】
実施例 80. 5−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル ニコチン酸
製造例80a) メチル 6−(3−{[(3,3−ジメチルブタノイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)ニコチネート
【化165】
Figure 2004182657
メチル 5−ブロモニコチネートを用いて、製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 3.91 (s, 3H) 3.99 (s, 3H) 4.38 (brd, J=4.8Hz, 2H) 5.08 (br, 1H) 6.98 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.52 (dd, J=2.4, 10.4Hz, 1H) 7.54 (s, 1H)8.44 (t, J=2.4Hz, 1H) 8.96 (d, J=2.0Hz, 1H) 9.14 (d, J=1.6Hz, 1H)
【0189】
実施例80b) 5−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)ニコチン酸
【化166】
Figure 2004182657
メチル 6−(3−{[(3,3−ジメチルブタノイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)ニコチネートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 431 (MH
【0190】
実施例 81. 5−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2− フロイックアシッド
製造例81a) メチル 5−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−フロエート
【化167】
Figure 2004182657
メチル 5−ブロモ−2−フロエートを用いて、製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.88 (s, 3H) 3.91 (s, 3H) 4.34 (brd, J=5.6Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 6.62 (d, J=3.6Hz, 1H) 6.90 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.23 (d, J=3.6Hz, 1H) 7.65 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.70 (dd, J=2.0, 8.4Hz, 1H)
【0191】
実施例81b) 5−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−フロイックアシッド
【化168】
Figure 2004182657
メチル 5−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−フロエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 420 (MH
【0192】
実施例 82. 5−[4− メトキシ −3−({[(4− メチル −2− フェニル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル ]−2− フロイックアシッド
【化169】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(フェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例81b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 449 (MH
【0193】
実施例 83. 4−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2− チオフェンカルボン酸
製造例83a) メチル 4−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−チオフェンカルボキシレート
【化170】
Figure 2004182657
メチル 4−ブロモ−2−イオフェンカルボキシレートを用いて、製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.88 (s, 3H) 3.91 (s, 3H) 4.34 (s, 2H) 6.90 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.45−7.51 (m, 2H) 7.55 (d, J=1.6Hz, 1H) 8.03 (d, J=1.6Hz, 1H)
【0194】
実施例83b) 4−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−チオフェンカルボン酸
【化171】
Figure 2004182657
メチル 4−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−チオフェンカルボキシレートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 436 (MH
【0195】
実施例 84. 4−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2− チオフェンカルボン酸
【化172】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例83b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 420 (MH
【0196】
実施例 85. 4−(3−{[(4− トリフルオトメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2− チオフェンカルボン酸
【化173】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例83b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 454 (MH
【0197】
実施例 86. 4−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2− チオフェンカルボン酸
【化174】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例83b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 460 (MH
【0198】
実施例 87. 4−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−2− チオフェンカルボン酸
【化175】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例83b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 460 (MH
【0199】
実施例 88. 2−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−4− メチル −1,3− チアゾール −5− カルボン酸
製造例88a) メチル 2−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボキシレート
【化176】
Figure 2004182657
メチル 2−ブロモ−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボキシレートを用いて、製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 2.98 (s, 3H) 3.90 (s, 3H) 3.96 (s, 3H) 4.35 (d, J=6.0Hz, 2H) 5.03 (br, 1H) 6.90 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.79 (s, 1H) 7.84 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H)
【0200】
実施例88b) 2−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボン酸
【化177】
Figure 2004182657
メチル 2−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボキシレートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 451 (MH
【0201】
実施例 89. 2−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−4− メチル −1,3− チアゾール −5− カルボン酸
【化178】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例88b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 480 (MH
【0202】
実施例 90. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− ヒドロキシフェニル 安息香酸
製造例90a) 2−(ベンジルオキシ)−5−ブロモフェニル]メタノール
【化179】
Figure 2004182657
3−ブロモ−2−ヒドロキシベンジルアルコール100gをN,N−ジメチルホルムアミド1lに溶解し、ベンジルブロミド84g、炭酸カリウム80gを順次加えた。室温にて終夜攪拌し、反応混合物をセライト濾過し、濾液を酢酸エチルで希釈し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。 標記化合物140.3gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 2.21(br, 1H) 4.69 (s, 2H) 5.09 (s, 2H) 6.81 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.33−7.40 (m, 6H) 7.45 (d, J=2.4Hz, 1H)
【0203】
製造例90b) 第三ブチル N−[2−(ベンジルオキシ)−5−ブロモベンジル]カーバマート
【化180】
Figure 2004182657
[2−(ベンジルオキシ)−5−ブロモフェニル]メタノール140.3gをトルエン700mlに溶解し、ジフェニルフォスフォラジド160g、ジアザビシクロウンデセン85gを順次加え、室温にて終夜攪拌した。酢酸エチル1lを加え水、飽和食塩水にて順次洗浄し無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒留去し、 1−[2−(ベンジルオキシ)−5−ブロモベンジル]−1,2−トリアザジエン−2−イウム157gを得た。このもの47.23gをテトラヒドロフラン500ml、水20mlに溶解し、トリフェニルフォスフィン42gを加え終夜攪拌した。第三ブチルジカーボネート28gを加え室温にて1時間攪拌した後、30%過酸化水素水溶液3mlを加えた。溶媒を濃縮し残渣をジエチルエーテルに懸濁し濾過した。濾液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(15:1→10:1)溶出分画より標記化合物47.645gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 4.32 (s, 2H) 4.95 (br, 1H) 5.07 (s, 2H) 6.78 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.31 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.34−7.40 (m, 6H)
【0204】
製造例90c) 第三ブチル N−[2−ベンジルオキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]カーバマート
【化181】
Figure 2004182657
第三ブチル N−[2−(ベンジルオキシ)−5−ブロモベンジル]カーバマートを用いて、製造例1c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.33 (s, 12H) 1.44 (s, 9H) 4.38 (brd, J=5.2Hz, 2H) 4.97 (br, 1H) 5.14 (s, 2H) 6.92 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.31−7.43 (m, 5H) 7.70 (dd, J=1.6, 8.0Hz, 1H) 7.72 (d, J=3.2Hz, 1H)
【0205】
製造例90d) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−ベンジルオキシフェニル)ベンゾエート
【化182】
Figure 2004182657
第三ブチル N−[2−ベンジルオキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]カーバマートを用いて、製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.95 (s, 3H) 4.44 (brd, J=4.8Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 5.16(s, 2H) 7.01 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.33−7.50 (m, 7H) 7.53 (s, 1H) 7.74 (dt, J=1.6, 8.0Hz, 1H) 7.97 (d, J=6.4Hz, 1H) 8.22 (t, J=0.9Hz, 1H)
【0206】
実施例90e) 3−(3−{[(4−プロポキシ−2−クロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシフェニル)安息香酸
【化183】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−ベンジルオキシフェニル)ベンゾエート2.062gをメタノール30mlに溶解し、10%パラジウム炭素500mgを加え、水素雰囲気下室温にて終夜攪拌した。反応液をセライト濾過し、濾液を濃縮し、3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシフェニル)ベンゾエート1.825を得た。このものを用いて、実施例1e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 440 (MH
【0207】
実施例 91. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル 安息香酸
製造例91a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−エトキシフェニル)ベンゾエート
【化184】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−ベンジルオキシフェニル)ベンゾエート2.062gをメタノール30mlに溶解し、10%パラジウム炭素500mgを加え、水素雰囲気下室温にて終夜攪拌した。反応液をセライト濾過し、濾液を濃縮し、3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシフェニル)ベンゾエート1.825を得た。このもの396mgをアセトニトリル5mlに溶解し、イオドエタン0.5ml、炭酸セシウム500mgを順次加え室温にて終夜攪拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(7:1→5:1)溶出分画より標記化合物365mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 1.47 (t, J=7.0Hz, 3H) 3.95 (s, 3H) 4.11 (q, J=6.8Hz, 2H) 4.39 (brd, J=5.6Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 6.93 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.46−7.52 (m, 3H) 7.74 (dt, J=1.2, 8.0Hz, 1H) 7.97 (dd, J=1.2, 7.6Hz, 1H) 8.22 (t,J=1.6Hz, 1H)
【0208】
実施例91b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−エトキシフェニル)安息香酸
【化185】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−エトキシフェニル)ベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 444 (MH
【0209】
実施例 92. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル 安息香酸
【化186】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例91b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 428 (MH
【0210】
実施例 93. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル 安息香酸
【化187】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例91b)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.37 (t, J=7.2Hz, 3H) 4.12 (q, J=7.2Hz, 2H) 4.51 (d, J=5.6Hz, 2H) 7.10 (d, J=8.8HZ, 1H) 7.54 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.57 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.67 (d,J=8.0Hz, 1H) 7.79−7.87 (m, 5H) 8.14 (t, J=2.0Hz, 1H) 9.00 (t, J=6.0Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 462 (MH
【0211】
実施例 94. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル 安息香酸
【化188】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例91b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 468 (MH
【0212】
実施例 95. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル 安息香酸
【化189】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例91b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 468 (MH
【0213】
実施例 96. 3−(3−{[(4− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル 安息香酸
【化190】
Figure 2004182657
4−クロロ安息香酸を用いて、実施例91b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 410 (MH
【0214】
実施例 97. 3−(3−{[(2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル 安息香酸
【化191】
Figure 2004182657
2−クロロ安息香酸を用いて、実施例91b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 410 (MH
【0215】
実施例 98. 3−{4− エトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル 安息香酸
【化192】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例91b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 487 (MH
【0216】
実施例 99. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフェニル 安息香酸
製造例99) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−イソプロポキシフェニル)ベンゾエート
【化193】
Figure 2004182657
2−イオドプロパンを用いて、製造例91a)と同様に処理し、標記化合物を得た。H−NMR(CDCl
δ: 1.39 (d, J=6.0Hz, 6H) 1.59 (s, 9H) 3.95 (s, 3H) 4.37 (brd, J=5.6Hz, 2H) 4.64 (sept, J=6.4Hz, 1H) 5.02 (br, 1H) 6.95 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.46−7.52 (m, 3H) 7.74 (ddd, J=1.2, 2.0, 8.0Hz, 1H) 7.97 (dt, J=1.2, 7.6Hz, 1H)8.22 (t, J=1.6Hz, 1H)
【0217】
実施例99b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−イソプロポキシフェニル)安息香酸
【化194】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−イソプロポキシフェニル)ベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 458 (MH
【0218】
実施例 100. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフェニル 安息香酸
【化195】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例99b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 442 (MH
【0219】
実施例 101. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフェニル 安息香酸
【化196】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例99b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476 (MH
【0220】
実施例 102. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフェニル 安息香酸
【化197】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例99b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 482 (MH
【0221】
実施例 103. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフェニル 安息香酸
【化198】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例99b)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.33 (d, J=6.0Hz, 6H) 1.41 (d, J=6.0Hz, 6H) 4.46 (sept, J=6.0Hz, 1H)4.68 (sept, J=6.0Hz, 1H) 4.72 (d, J=6.0Hz, 2H) 6.82 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 6.88 (d, J=2.4Hz, 1H) 6.98 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.05 (t, J=5.6Hz, 1H) 7.50 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.53 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.66 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.78 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.79−7.81 (m, 1H) 8.02 (dt, J=1.2, 8.0Hz, 1H) 8.30 (t, J=1.6Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 482 (MH
【0222】
実施例 104. 3−(3−{[(4− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフ ェニル 安息香酸
【化199】
Figure 2004182657
4−クロロ安息香酸を用いて、実施例99b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 424 (MH
【0223】
実施例 105. 3−(3−{[(2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフェニル 安息香酸
【化200】
Figure 2004182657
2−クロロ安息香酸を用いて、実施例99b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 424 (MH
【0224】
実施例 106. 3−{4− イソプロポキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル 安息香酸
【化201】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例99b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 501 (MH
【0225】
実施例 107. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル 安息香酸
製造例107a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)ベンゾエート
【化202】
Figure 2004182657
1−イオドプロパンを用いて、製造例91a)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.08 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.46 (s, 9H) 1.86 (sept, J=7.2Hz, 2H) 3.95 (s,3H) 4.01 (t, J=7.2Hz, 2H) 4.39 (brd, J=5.2Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 6.93 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.46−7.52 (m, 3H) 7.74 (ddd, J=1.2, 2.0, 7.6Hz, 1H) 7.97 (dt, J=1.6, 7.6Hz, 1H) 8.22 (t, J=1.6Hz, 1H)
【0226】
実施例107b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)安息香酸
【化203】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)ベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 458 (MH
【0227】
実施例 108. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル 安息香酸
【化204】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例107b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 442 (MH
【0228】
実施例 109. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル 安息香酸
【化205】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例107b)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.02 (t, J=7.6Hz, 3H) 1.78 (q, J=6.4Hz, 2H) 4.03 (t, J=6.0Hz, 2H) 4.53 (d, J=5.6Hz, 2H) 7.09 (d, J=8.4HZ, 1H) 7.51 (t, J=8.0Hz, 1H) 7.58 (dd, J=2.0, 8.4Hz, 1H) 7.59 (s, 1H) 7.67 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.77−7.86 (m, 4H)8.14 (s, 1H) 9.00 (t, J=5.6Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 476 (MH
【0229】
実施例 110. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル 安息香酸
【化206】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例107b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 482 (MH
【0230】
実施例 111. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4 プロポキシフェニル 安息香酸
【化207】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例107b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 482 (MH
【0231】
実施例 112. 3−(3−{[(4− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル 安息香酸
【化208】
Figure 2004182657
4−クロロ安息香酸を用いて、実施例107b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 424 (MH
【0232】
実施例 113. 3−(3−{[(2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル 安息香酸
【化209】
Figure 2004182657
2−クロロ安息香酸を用いて、実施例107b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 424 (MH
【0233】
実施例 114. 3−{4− プロポキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル 安息香酸
【化210】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例107b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 501 (MH
【0234】
実施例 115. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− クロロフェニル 安息香酸
製造例115a) (5−ブロモ−2−クロロフェニル)メタノール
【化211】
Figure 2004182657
5−ブロモ−2−クロロ安息香酸12gをテトラヒドロフラン60mlに溶解し、ボランテトラヒドロフランコンプレックス(1Mテトラヒドロフラン溶液)148.3gを加えた。室温にて2.5日攪拌した。1N−塩酸を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水、にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、標記化合物11.46gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.96 (br, 1H) 4.76 (s, 2H) 7.22 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.36 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.67 (d, J=2.1Hz, 1H)
【0235】
製造例115b) 4−ブロモ−2−(アジドメチル)−クロロベンゼン
【化212】
Figure 2004182657
(5−ブロモ−2−クロロフェニル)メタノール8.187gをトルエン100mlに溶解し、ジフェニルフォスフォラジド12.2g、ジアザビシクロウンデセン6.52 mlを順次加え、室温にて終夜攪拌した。酢酸エチルを加え水、飽和食塩水にて順次洗浄し無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒留去し、残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(50:1)溶出分画より標記化合物9.75gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 4.48 (s, 2H) 7.28 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.41 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.56 (d, J=2.4Hz, 1H)
【0236】
製造例115c) 第三ブチル N−(5−ブロモ−2−クロロベンジル)カーバマート
【化213】
Figure 2004182657
4−ブロモ−2−(アジドメチル)−クロロベンゼンを用いて、製造例90b)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 4.37 (brd, J=6.0Hz, 2H) 5.00 (br, 1H) 7.21 (d, J=8.4Hz,1H) 7.34 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.50 (d, J=2.4Hz, 1H)
【0237】
製造例115d) 第三ブチル N−[2−クロロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]カーバマート
【化214】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(5−ブロモ−2−クロロベンジル)カーバマートを用いて 製造例1c)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.33 (s, 12H) 1.46 (s, 9H) 4.42 (brd, J=5.2Hz, 2H) 4.94 (br, 1H) 7.36 (d, J=7.6Hz, 1H) 7.64 (dd, J=1.2, 7.6Hz, 1H) 7.77 (s, 1H)
【0238】
製造例115e) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−クロロフェニル)ベンゾエート
【化215】
Figure 2004182657
第三ブチル N−[2−クロロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]カーバマートを用いて、製造例1d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.59 (s, 9H) 3.95 (s, 3H) 4.48 (brd, J=6.0Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 7.43−7.52 (m, 2H) 7.53 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.61 (s, 1H) 7.75 (dt, J=1.6, 8.0Hz,1H) 8.04 (d, J=7.6Hz, 1H) 8.23 (s, 1H)
【0239】
実施例115f) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−クロロフェニル)安息香酸
【化216】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−クロロフェニル)ベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 434 (MH
【0240】
実施例 116. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− クロロフェニル 安息香酸
【化217】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例115f)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 452 (MH
【0241】
実施例 117. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− クロロフェニル 安息香酸
【化218】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例115f)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 458 (MH
【0242】
実施例 118. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル フェニル 安息香酸
製造例118a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)ベンゾエート
【化219】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−クロロフェニル)ベンゾエート199mgをメタノール3mlに溶解し10%パラジウム炭素100mgを加え、水素雰囲気下室温にて3日間攪拌した。反応液をセライトにて濾過し減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液にて洗浄し無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。標記化合物を182mg得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.48 (s, 9H) 3.95 (s, 3H) 4.40 (brd, J=5.6Hz, 2H) 4.92 (br, 1H) 7.31(d, J=7.6Hz, 1H) 7.43 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.52−7.53 (m, 3H) 7.78 (dt, J=1.0, 7.2Hz, 1H) 8.03 (dt, J=1.2, 8.0Hz, 1H) 8.26 (t, J=1.2Hz, 1H)
【0243】
実施例118b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}フェニル)安息香酸
【化220】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)ベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 400 (MH
【0244】
実施例 119. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル フェニル 安息香酸
【化221】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例118b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 418 (MH
【0245】
実施例 120. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル フェニル 安息香酸
【化222】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例118b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 424 (MH
【0246】
実施例 121. 3−(5−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−6− エトキシ −3− ピリジル 安息香酸
製造例121a) (2−エトキシ−3−ピリジル)メタノール
【化223】
Figure 2004182657
2−エトキシニコチン酸10.07gをテトラヒドロフラン120mlに溶解し、トリエチルアミン10ml、クロロ炭酸エチル6.83mlを順次加え、室温にて1.5時間攪拌した。反応液を濾過し、濾液に氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム3.5gの水懸濁液を加えた。室温にて1時間攪拌し、水を加え酢酸エチルにて抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(2:1)溶出分画より標記化合物7.18gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.41 (t, J=7.2Hz, 3H) 2.41 (br, 1H) 4.43 (q, J=7.2Hz, 2H) 4.65 (brs,2H) 6.87 (dd, J=4.8, 7.2Hz, 1H) 7.57 (ddd, J=0.8, 2.0, 7.2Hz, 1H) 8.08 (dd, J=1.6, 4.8Hz, 1H)
【0247】
製造例121b) 1−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1,2−トリアザジエン−2−イウム
【化224】
Figure 2004182657
(2−エトキシ−3−ピリジル)メタノールを用いて、製造例90b)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42 (t, J=6.8Hz, 3H) 4.34 (s, 2H) 4.43 (q, J=7.6Hz, 2H) 6.87 (dd, J=4.8, 6.8Hz, 1H) 7.53 (dq, J=0.8, 7.2Hz, 1H) 8.12 (dd, J=2.0, 5.2Hz, 1H)
【0248】
製造例121c) 第三ブチルN−[(5−ブロモ−2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]カーバマート
【化225】
Figure 2004182657
1−(2−エトキシ−3−ピリジル)−1,2−トリアザジエン−2−イウム6.02g、第三ブチルジカーボネート7gを酢酸エチル200mloに溶解し、10%パラジウム炭素2gを加え水素雰囲気下、室温にて3時間攪拌した。反応液をセライトにて濾過し濾液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(8:1→4:1)溶出分画よりN−[(2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]カーバマート7.54gを得た。このものをアセトニトリル70mlに溶解し、N−ブロモスクシイミド5.32gを加え室温にて3時間攪拌した。溶媒を減圧濃縮し残渣を酢酸エチルに溶解し、水、飽和食塩水にて順次洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥し溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(10:1)溶出分画より標記化合物5.26gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.38 (t, J=4.8Hz, 3H) 1.46 (s, 9H) 4.23 (brd, J=6.0Hz, 2H) 4.38 (q, J=7.6Hz, 2H) 5.01 (br, 1H) 7.61 (d, J=2.0Hz, 1H) 8.08 (d, J=2.4Hz, 1H)
【0249】
製造例121d) メチル 3−(5−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−6−エトキシ−3−ピリジル)ベンゾエート
【化226】
Figure 2004182657
N−[(5−ブロモ−2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]カーバマート1.108g、3−[カルボキシメチル]ボロン酸660mg、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム193mg、炭酸カリウム1.85gをトルエン15mlに溶解し、窒素雰囲気下90℃にて終夜攪拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(3:1)溶出分画より標記化合物1.008gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.44 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.46 (s, 9H) 3.95 (s, 3H) 4.34 (brd, J=6.0Hz, 2H) 4.46 (q, J=7.2Hz, 2H) 5.10 (br, 1H) 7.51 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.71 (dt, J=1.6, 7.6Hz, 1H) 7.77 (s, 1H) 8.01 (dt, J=1.6, 5.2Hz, 1H) 8.20 (t, J=1.6Hz, 1H) 8.30 (d, J=2.8Hz, 1H)
【0250】
実施例121e) 3−(5−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−6−エトキシ−3−ピリジル)安息香酸
【化227】
Figure 2004182657
メチル 3−(5−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−6−エトキシ−3−ピリジル)ベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 445 (MH
【0251】
実施例 122. 3−(5−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−6− エトキシ −3− ピリジル 安息香酸
【化228】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例121e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 429 (MH
【0252】
実施例 123. 3−(5−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−6− エトキシ −3− ピリジル 安息香酸
【化229】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例121e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 463 (MH
【0253】
実施例 124. 3−(5−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−6− エトキシ −3− ピリジル 安息香酸
【化230】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例121e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 469 (MH
【0254】
実施例 125. 3−(5−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−6− エトキシ −3− ピリジル 安息香酸
【化231】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例121e)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 469 (MH
【0255】
実施例 126. 3−(7−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−2,3− ジヒドロベンゾ [b] フラン −5− イル
製造例126a) 5−ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン
【化232】
Figure 2004182657
ジヒドロベンゾフラン9.34gをアセトニトリル130mlに溶解しN−ブロモスクシイミド13.9gを加え室温にて3時間攪拌した。溶媒を減圧濃縮し残渣を酢酸エチルに溶解し、水、飽和食塩水にて順次洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥し溶媒留去した。標記化合物15.94gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.02 (t, J=8.8Hz, 2H) 4.57 (t, J=8.8Hz, 2H) 6.66 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.12−7.21 (m, 1H) 7.28−7.29 (m, 1H)
【0256】
製造例126b) 5−ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−7−カルボアルデヒド
【化233】
Figure 2004182657
5−ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン15.94gをトリフルオロ酢酸200mlに溶解し、ヘキサメチレンテトラミン22.5gを加え、50℃にて終夜攪拌した。溶媒を減圧濃縮し残渣を酢酸エチルに溶解し、水、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水にて順次洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥し溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(4:1)溶出分画より標記化合物11.42gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.26 (t, J=8.8Hz, 2H) 4.76 (t, J=8.8Hz, 2H) 7.49 (dt, J=1.2, 3.2Hz, 1H) 7.69 (dt, J=0.8, 2.8, 1H) 10.12 (s, 1H)
【0257】
製造例126c) (5−ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−7−イル)メチル アジド
【化234】
Figure 2004182657
5−ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−7−カルボアルデヒド11.42gをテトラヒドロフラン50ml、エタノール50mlに溶解し、水素化ホウ素ナトリウム2gを加え室温にて終夜攪拌した。反応液に1N塩酸を加え酢酸エチルにて抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥し溶媒留去し、(5−ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−7−イル)メタノールを得た。このものを製造例90b)と同様に処理し標記化合物12.6gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.23 (t, J=8.8Hz, 2H) 4.27 (s, 2H) 4.62 (t, J=8.8Hz, 2H) 7.19−7.20 (m, 1H) 7.26−7.28 (m, 1H)
【0258】
製造例126d) 第三ブチル N−[(5−ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−7−イル)メチル]カーバマート
【化235】
Figure 2004182657
(5−ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−7−イル)メチルアジドを用いて製造例90b)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.59 (s, 9H) 3.20 (t, J=8.8Hz, 2H) 4.23 (brd, J=5.6Hz, 2H) 4.58 (t, J=8.8Hz, 2H) 4.96 (br, 1H) 7.17 (s, 1H) 7.21 (t, J=0.9Hz, 1H)
【0259】
製造例126e) メチル 3−(7−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−5−イル)ベンゾエート
【化236】
Figure 2004182657
第三ブチル N−[(5−ブロモ−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−7−イル)メチル]カーバマートを用いて 製造例121d)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 3.28 (t, J=8.8Hz, 2H) 3.94 (s, 3H) 4.34 (brd, J=4.8Hz, 2H) 4.65 (t, J=8.8Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 7.32 (s, 1H) 7.38 (s, 1H) 7.47 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.71 (dd, J=1.6, 6.4Hz, 1H) 7.96 (d, J=7.6Hz, 1H) 8.19 (d, J=1.6Hz, 1H)
【0260】
実施例126f) 3−(7−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−5−イル)
【化237】
Figure 2004182657
メチル 3−(7−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−5−イル)ベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
安息香酸MS m/e(ESI) 442 (MH
【0261】
実施例 127. 3−(7−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−2,3− ジヒドロベンゾ [b] フラン −5− イル 安息香酸
【化238】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例126f)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 426 (MH
【0262】
実施例 128. 3−(7−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−2,3− ジヒドロベンゾ [b] フラン −5− イル 安息香酸
【化239】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例126f)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 460 (MH
【0263】
実施例 129. 3−(7−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−2,3− ジヒドロベンゾ [b] フラン −5− イル 安息香酸
【化240】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例126f)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 466 (MH
【0264】
実施例 130. 3−(7−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−2,3− ジヒドロベンゾ [b] フラン −5− イル 安息香酸
【化241】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例126f)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 466 (MH
【0265】
実施例 131. 3−(2−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− ピリジル 安息香酸
製造例131a) メチル 3−(4−ピリジル)ベンゾエート
【化242】
Figure 2004182657
4−ピリジルボロン酸1.121g、メチル3−ブロモベンゾエート2.35g、炭酸セシウム7.5g、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム530mgをN,N−ジメチルホルムアミド40mlに溶解し、窒素雰囲気下120℃にて終夜攪拌した。反応液を酢酸エチルにて希釈し水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥し溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(4:3)溶出分画より標記化合物1.325gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.97 (s, 3H) 7.56 (d, J=6.0Hz, 1H) 7.59 (d, J=7.6Hz, 1H) 7.84 (d, J=9.6Hz, 2H) 8.12 (d, J=9.6Hz, 2H) 8.33 (t, J=1.2Hz, 1H) 8.70 (brd, J=4.4Hz, 1H)
【0266】
製造例131b) メチル 3−(2−シアノ−4−ピリジル)ベンゾエート
【化243】
Figure 2004182657
メチル 3−(4−ピリジル)ベンゾエート1.383gをジクロロメタン20mlに溶解し、3−クロロ過安息香酸2.2gを加え、室温にて終夜攪拌した。反応液を濃縮し残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−メタノール (3:1)溶出分画より1−オキシ−4−[3−(メトキシカルボニル)フェニル]ピリジニウム1.549gを得た。このもの716mgをアセトニトリル7mlに溶解し、ジメチルカルバモイルクロリド0.35ml、トリメチルシリルシアニド0.5mlを順次加え室温にて終夜攪拌した。反応液を酢酸エチルにて希釈し水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥し溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(3:2)溶出分画より標記化合物370mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.98 (s, 3H) 7.63 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.77 (dd, J=2.0, 5.2Hz, 1H) 7.83 (dq, J=1.2, 8.0Hz, 1H) 7.96 (q, J=0.8Hz, 1H) 8.19 (dt, J=1.6, 8.0Hz, 1H)8.32 (t, J=1.2Hz, 1H) 8.80 (dd, J=0.8, 5.2Hz, 1H)
【0267】
製造例131c) メチル 3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−ピリジル)ベンゾエート
【化244】
Figure 2004182657
3−(2−シアノ−4−ピリジル)ベンゾエート379mg、第三ブチルジカーボネート350mg、10%パラジウム炭素300mgを加えエタノール16ml、酢酸エチル2mlに溶解し水素雰囲気下、室温にて3時間攪拌した。反応液を濾過し、濾液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(1:1)溶出分画より、標記化合物243mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.48 (s, 9H) 3.97 (s, 3H) 4.53 (d, J=4.8Hz, 2H) 5.60 (br, 1H) 7.44 (dd, J=1.6, 5.6Hz, 1H) 7.52 (s, 1H) 7.57 (t, J=8.0Hz, 1H) 7.82 (dd, J=1.2, 8.0Hz, 1H) 8.12 (d, J=7.6Hz, 1H) 8.31 (s, 1H) 8.61 (d, J=5.2Hz, 1H)
【0268】
実施例131d) 3−(2−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−ピリジル)安息香酸
【化245】
Figure 2004182657
メチル 3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−ピリジル)ベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 401 (MH
【0269】
実施例 132. 3−(2−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− ピリジル 安息香酸
【化246】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例131d)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 425 (MH
【0270】
実施例 133. 3−{2−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル ]−4− ピリジル 安息香酸
【化247】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例131d)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 444 (MH
【0271】
実施例 134. 3−(2−{[(4− シクロペンチルオキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− ピリジル 安息香酸
【化248】
Figure 2004182657
4−シクロペンチルオキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例131d)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 451 (MH
【0272】
実施例 135. (E)−3−[3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル フェニル ]−2− プロペン酸
製造例135a) 第三ブチル N−{5−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−2−メトキシベンジル}カーバマート
【化249】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)ベンゾエート1.943gをテトラヒドロフラン30mlに溶解し、水素化ホウ素リチウム250mgを加え室温にて2週間攪拌した。1N−塩酸を加え酢酸エチルにて抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒留去、残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(3:1→1:1)溶出分画より標記化合物1.47gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.89 (s, 3H) 4.36 (brd, J=6.0Hz, 2H) 4.75 (s, 2H) 5.06 (br, 1H) 6.93 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.31 (d, J=7.6Hz, 1H) 7.40 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.47−7.51 (m, 3H) 7.55 (s, 1H)
【0273】
製造例135b) 第三ブチル N−[5−(3−フォルミルフェニル)−2−メトキシベンジル]カーバマート
【化250】
Figure 2004182657
第三ブチル N−{5−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]−2−メトキシベンジル}カーバマート747mg、N−メチルモルフォリンN−オキシド510mg、テトラプロピルアンモニウムパールテネート76mg、4Aモレキュラーシーブ粉末1gをジクロロメタンに溶解し、室温にて2時間攪拌した。反応液を濾過し、減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(3:1→1:1)溶出分画より標記化合物566mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 3.91 (s, 3H) 4.38 (brd, J=5.2Hz, 2H) 5.08 (br, 1H) 6.96(d, J=8.4Hz, 1H) 7.52−7.60 (m, 3H) 7.82 (d, J=7.6Hz, 2H) 8.06 (s, 1H) 10.08 (s, 1H)
【0274】
製造例135c) エチル (E)−3−[3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]−2−プロペノエート
【化251】
Figure 2004182657
トリエチルフォスフォノアセテート235mgをテトラヒドロフラン4mlに溶解し、水素化ナトリウム40mgを加え室温にて0.5時間攪拌した。この反応液に第三ブチル N−[5−(3−フォルミルフェニル)−2−メトキシベンジル]カーバマート286mgのN,N−ジメチルホルムアミド1ml溶液を加え、室温にて2時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチルにて希釈し水で洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒留去、残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(5:1)溶出分画より標記化合物301mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.35 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.46 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 4.28 (q, J=7.2Hz, 2H) 4.37 (brd, J=5.6Hz, 2H) 5.07 (br, 1H) 6.50 (d, J=16.0Hz, 1H) 6.94 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.41−7.51 (m, 4H) 7.56 (dt, J=1.2, 7.2Hz, 1H) 7.68 (d, J=2.0Hz, 1H) 7.74 (d, J=12.0Hz, 1H)
【0275】
実施例135d) (E)−3−[3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]−2−プロペン酸
【化252】
Figure 2004182657
(E)−3−[3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]−2−プロペノエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 456 (MH
【0276】
実施例 136. (E)−3−[3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル ミノ メチル }−4− メトキシフェニル フェニル ]−2− プロペン酸
【化253】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例135d)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 474 (MH
【0277】
実施例 137. (E)−3−[3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル フェニル ]−2− プロペン酸
【化254】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例135d)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 480 (MH
【0278】
実施例 138. (E)−3−(3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル フェニル )−2− プロペン酸
【化255】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例135d)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 499 (MH
【0279】
実施例 139. (E)−2− エチル −3−[3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル フェニル ]−2− プロペン酸
製造例139a) エチル (E)−3−[3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]−2−エチル−2−プロペノエート
【化256】
Figure 2004182657
トリエチルフォスフォノブチレート260mgを用いて製造例135c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.20 (t, J=5.6Hz, 3H) 1.37 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.45 (s, 9H) 2.59 (q, J=7.6Hz, 2H) 3.89 (s, 3H) 4.29 (q, J=7.2Hz, 2H) 4.37 (brd, J=5.2Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 6.95 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.32 (d, J=7.6Hz, 1H) 7.43 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.45−7.54 (m, 4H) 7.70 (s, 1H)
【0280】
実施例139b) (E)−2−エチル−3−[3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]−2−プロペン酸
【化257】
Figure 2004182657
エチル (E)−3−[3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]−2−エチル−2−プロペノエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 484 (MH
【0281】
実施例 140. (E)−2− エチル −3−[3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベン ゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル フェニル ]−2− プロペン酸
【化258】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例139b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 502 (MH
【0282】
実施例 141. (E)−2− エチル −3−[3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル フェニル ]−2− プロペン酸
【化259】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例139b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 508 (MH
【0283】
実施例 142. (E)−2− エチル −3−(3−{4− メトキシ −3−[({[5− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −4− イル カルボニル アミノ メチル フェニル フェニル )−2− プロペン酸
【化260】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例139b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 527 (MH
【0284】
実施例 143. 3−[3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル フェニル プロパン酸
製造例143a) エチル 2−{[3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]プロパノエート
【化261】
Figure 2004182657
(E)−3−[3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]−2−プロペノエート153mgをエタノールに溶解し、10%パラジウム炭素20mgを加え、水素雰囲気下、室温にて3日間攪拌した。反応液を濾過し、濾液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムにて精製し、標記化合物157mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.24 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.46 (s, 9H) 2.66 (dt, J=1.2, 6.8Hz, 2H) 3.00 (t, J=8.4Hz, 2H) 3.89 (s, 3H) 4.14 (q, J=7.2Hz, 2H) 4.37 (d, J=5.6Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 6.92 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.15 (d, J=7.2Hz, 1H) 7.34 (dd, J=2.4, 7.6Hz, 1H) 7.38−7.40 (m, 2H) 7.47 (dd, J=2.0, 8.4Hz, 1H) 7.49 (s, 1H)
【0285】
実施例143b) 3−[3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]プロパン酸
【化262】
Figure 2004182657
エチル 2−{[3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]プロパノエートを用いて、実施例1e}と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 458 (MH
【0286】
実施例 144. 3−[3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル フェニル プロパン酸
【化263】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例143b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476 (MH
【0287】
実施例 145. 3−[3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル フェニル プロパン酸
【化264】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例143b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 482 (MH
【0288】
実施例 146. 3−(3−{4− メトキシ −3−[({[5− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −4− イル カルボニル アミノ メチル フェニル フェニル プロパン酸
【化265】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例143b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 501 (MH
【0289】
実施例 147. 2−{[3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル フェニル メチル ブタン酸
製造例147a) エチル 2−{[3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]メチル}ブタノエート
【化266】
Figure 2004182657
エチル (E)−3−[3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]−2−エチル−2−プロペノエートを用いて製造例143a)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 0.93 (t, J=7.6Hz, 3H) 1.15 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.46 (s, 9H) 1.55−1.72 (m, 2H) 2.60−2.66 (m, 1H) 2.79 (dd, J=6.8, 13.6Hz, 1H) 2.98 (dd, J=8.0, 13.6Hz, 1H) 3.87 (s, 3H) 4.08 (q, J=7.2Hz, 2H) 4.37 (brd, J=5.6Hz, 2H) 5.06 (br, 1H) 6.92 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.11 (d, J=7.2Hz, 1H) 7.26−7.39 (m, 3H) 7.45−7.48 (m, 2H)
【0290】
実施例147b) 2−{[3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]メチル}ブタン酸
【化267】
Figure 2004182657
エチル 2−{[3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]メチル}ブタノエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 486 (MH
【0291】
実施例 148. 2−{[3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル フェニル メチル ブタン酸
【化268】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例147b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 504 (MH
【0292】
実施例 149. 2−{[3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル フェニル メチル ブタン酸
【化269】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例147b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 510 (MH
【0293】
実施例 150. 2−[(3−{4− メトキシ −3−[({[5− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −4− イル カルボニル アミノ メチル フェニル フェニル メチル ブタン酸
【化270】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例147b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 529 (MH
【0294】
実施例 151. 3−[4− メトキシ −3−({[4−( トリフルオロメチル ベンジル アミノ カルボニル フェニル 安息香酸
製造例151a) 2−メトキシ−5−[3−(メトキシカルボニル)フェニル]安息香酸
【化271】
Figure 2004182657
5−ブロモ2−メトキシ安息香酸2.022g、3−カルボキシメチルボロン酸1.733g、酢酸パラジウム40mg、炭酸ナトリウム2.5gを水20mlに溶解し、室温にて終夜攪拌した。反応液を酢酸エチルにて抽出し水槽に塩酸を加えて酸性にし、析出した結晶を濾過した。結晶を水で洗浄し減圧下乾燥し、標記化合物2.687gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.86 (s, 3H) 3.88 (s, 3H) 7.24 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.60 (t, J=8.0Hz, 1H) 7.86 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.90−7.94 (m, 3H) 8.13 (s, 1H)
【0295】
実施例151b) 3−[4−メトキシ−3−({[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}カルボニル)フェニル]安息香酸
【化272】
Figure 2004182657
2−メトキシ−5−[3−(メトキシカルボニル)フェニル]安息香酸12mg、4−トリフルオロメチルベンジルアミン9mgをN,N−ジメチルホルムアミド0.2mlに溶解し、シアノホスホン酸ジエチル9ml、トリエチルアミン50mlを加え、室温にて1時間放置した。酢酸エチルを加え、水で洗浄した。有機層を減圧濃縮し、残渣をエタノール0.4mlに溶解した。5N−水酸化ナトリウム0.1mlを加え、室温にて1時間攪拌した。1N−塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を減圧濃縮し、残渣を逆相系のカラムで溶出溶媒として水アセトニトリルトリフルオロ酢酸系を用いたHPLCにて精製し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 430 (MH
【0296】
実施例 152. 3−[4− メトキシ −3−({[2,4− ジクロロベンジル アミノ カルボニル フェニル 安息香酸
【化273】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロベンジルアミンを用いて、実施例151b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI)430 (MH
【0297】
実施例 153. 3−[4− メトキシ −3−({[4−( トリフルオロメチル ベンジル オキシ メチル フェニル 安息香酸
製造例153a) メチル3−[3−(ヒドロキシメチル)−4−メトキシフェニル]ベンゾエート
【化274】
Figure 2004182657
2−メトキシ−5−[3−(メトキシカルボニル)フェニル]安息香酸894mgをテトラヒドロフラン7mlに溶解し、トリエチルアミン0.36ml、クロロ炭酸エチル0.55mlを順次加え、室温にて15分攪拌した。析出した結晶を濾過し、濾液を濾過した。ここに水素化ホウ素ナトリウム180mgの水2ml溶液を加え、室温にて1時間攪拌した。1N−塩酸を加え酢酸エチルにて抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、溶媒留去、残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(5:3)溶出分画より標記化合物496mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.92 (s, 3H) 3.95 (s, 3H) 4.76 (s, 2H) 6.98 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.49 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.54 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.57 (s, 1H) 7.75 (ddd, J=1.6, 2.0, 8.0Hz, 1H) 7.98 (ddd, J=1.2, 1.6, 7.6Hz, 1H) 8.24 (t, J=1.6Hz, 1H)
【0298】
実施例153b) 3−[4−メトキシ−3−({[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]オキシ}メチル)フェニル]安息香酸
【化275】
Figure 2004182657
2−メトキシ−5−[3−(メトキシカルボニル)フェニル]安息香酸10mgをTHF 0.2mlに溶解し、4−トリフルオロメチルベンジルブロミド20mg、水素化ナトリウム5mgを加え、室温にて終夜攪拌した。5N−水酸化ナトリウム0.1mlを加えドライヤーにて加熱した。1N−塩酸を加え中和し、酢酸エチルにて抽出、溶媒を濃縮した。残渣を逆相系のカラムで溶出溶媒として水アセトニトリルトリフルオロ酢酸系を用いたHPLCにて精製し、標記化合物2.4mgを得た。
MS m/e(ESI)417 (MH
【0299】
実施例 154. 3−[4− メトキシ −3−({[2,4− ジクロロベンジル オキシ メチル フェニル 安息香酸
【化276】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロベンジルブロミドを用いて、実施例153b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI)417 (MH
【0300】
実施例 155. 3−{3−[2−(2,4− ジクロロフェノキシ エチル ]−4− メトキシフェニル 安息香酸
製造例155a) メチル3−[3−(2−ヒドロキシエチル)−4−メトキシフェニル]安息香酸
【化277】
Figure 2004182657
[(5−ブロモ−2−メトキシフェネチル)オキシ](第三ブチル)ジフェニルシラン1.013g、3−カルボキシメチルボロン酸580mg、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム170mg、炭酸カリウム1.01gをトルエン12mlに溶解し、窒素雰囲気下、90℃にて終夜攪拌した。反応液をセライト濾過し、濾液を濃縮した後、残渣をテトラヒドロフラン15mlに溶解した。この反応液にテトラブチルアンモニウムフルオリドテトラヒドロフラン溶液(1M)5mlを加え、室温にて2時間攪拌した。反応液を酢酸エチルにて希釈し水、飽和食塩水にて順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥し溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(2:1)溶出分画よりメチル3−[3−(2−ヒドロキシエチル)−4−メトキシフェニル]安息香酸197mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 2.98 (t, J=6.4Hz, 2H) 3.87−3.95 (m, 2H) 3.89 (s, 3H) 3.95 (s, 3H) 6.96 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.45−7.50 (m, 3H) 7.75 (dq, J=1.6, 8.0Hz, 1H) 7.97 (dq, J=1.2, 7.6Hz, 1H) 8.23 (t, J=1.2Hz, 1H)
【0301】
実施例155b) 3−{3−[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチル]−4−メトキシフェニル}安息香酸
【化278】
Figure 2004182657
3−[3−(2−ヒドロキシエチル)−4−メトキシフェニル]安息香酸53mg、2,4−ジクロロフェノール45mg、トリフェニルフォスフィン73mgをTHF、2mlに溶解し、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート73mlをくわえた。室温にて、終夜攪拌し、溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて、精製し、メチル 3−{3−[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチル]−4−メトキシフェニル}ベンゾエート84mgを得た。このものを、エタノール2ml、5N−水酸化ナトリウム0.5mlに溶解し、加熱した。1N−塩酸にて中和し、酢酸エチルにて抽出した。溶媒を減圧濃縮し、標記化合物42mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.10 (t, J=7.6Hz, 2H) 3.84 (s, 3H) 4.24 (t, J=7.6Hz, 2H) 7.08 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.20 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.33 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.52−7.58 (m, 3H) 7.63 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.84−7.87 (m, 2H) 8.16 (t, J=1.6Hz, 1H)
MS m/e(ESI)417 (MH
【0302】
実施例 156. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル )−6− メチル安息香酸
製造例156a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシフェニル)ベンゾエート
【化279】
Figure 2004182657
第三ブチル N−[2−ベンジルオキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]カーバマート1.01g、メチル3−ブロモ−6−メチルベンゾエート593mg、ジクロロビストリフェニルフォスフィノフェロセンパラジウム130mg、炭酸カリウム1gをジメトキシエタン15mlに溶解し、窒素雰囲気下4時間加熱還流した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(4:1)溶出分画よりメチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−ベンジルオキシフェニル) −6−メチルベンゾエートを得た。この粗精製物をメタノール100mlに溶解し、10%Pd−C 500mg、を加え水素雰囲気下、室温にて終夜攪拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(5:1)溶出分画より標記化合物521mgを得た。
【0303】
製造例156b) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−エトキシフェニル)−6−メチルベンゾエート
【化280】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシフェニル) −6−メチルベンゾエート170mgをアセトニトリル5mlに溶解し、イオドエタン0.5ml、炭酸セシウム500mgを順次加え50℃にて終夜攪拌した。反応混合物を酢酸エチルにて希釈し、水、飽和食塩水にて順次洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥、濾過、溶媒濃縮し、標記化合物185mgを得た。
【0304】
実施例156c) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−エトキシフェニル)−6−メチル安息香酸
【化281】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−エトキシフェニル)−6−メチルベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 458 (MH
【0305】
実施例 157. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化282】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例156c)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 442 (MH
【0306】
実施例 158. 3−(3−{[(4− ブロモ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化283】
Figure 2004182657
4−ブロモ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例156c)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 486 (MH
【0307】
実施例 159. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化284】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例156c)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476 (MH
【0308】
実施例 160. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化285】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例156c)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 482 (MH
【0309】
実施例 161. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− エトキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化286】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例156c)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.25 (d, J=6.0Hz, 6H) 1.37 (t, J=6.8Hz, 3H) 2.52 (s, 3H) 4.10 (q, J=7.2Hz, 2H) 4.43 (d, J=5.6Hz, 2H) 4.69 (sept, J=6.0Hz, 1H) 6.95 (dd, J=2.4, 8.0Hz, 1H) 7.02 (d, J=2.0Hz, 1H) 7.06 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.34 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.39 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.53 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.59 (d, J=2.0Hz, 1H) 7.65 (dd, J=2.0, 7.6Hz, 1H) 8.03 (d, J=2.0Hz, 1H) 8.75 (t, J=5.6Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 482 (MH
【0310】
実施例 162. 3−{4− エトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−6− メチル安息香酸
【化287】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例156c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 501 (MH
【0311】
実施例 163. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−6− メチル安息香酸
製造例163a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−6−メチルベンゾエート
【化288】
Figure 2004182657
イオドプロパンを用いて製造例156b)と同様に処理し標記化合物を得た。
【0312】
実施例163b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−6−メチル安息香酸
【化289】
Figure 2004182657
3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−6−メチルベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 472 (MH
【0313】
実施例 164. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化290】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例163b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 456 (MH
【0314】
実施例 165. 3−(3−{[(4− ブロモ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化291】
Figure 2004182657
4−ブロモ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例163b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 500 (MH
【0315】
実施例 166. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化292】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例163b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 490 (MH
【0316】
実施例 167. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化293】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例163b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 496 (MH
【0317】
実施例 168. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化294】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例163b)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.02 (t, J=7.6Hz, 3H) 1.25 (d, J=6.0Hz, 6H) 1.77 (q, J=7.6Hz, 2H) 2.52 (s, 3H) 4.01 (t, J=6.4Hz, 2H) 4.44 (d, J=6.0Hz, 2H) 4.69 (sept, J=6.0Hz, 1H) 6.95 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.02 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.06 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.34 (d, 8.0Hz, 1H) 7.40 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.52 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.59 (d, J=2.0 Hz, 1H) 7.65 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 8.03 (d, J=2.0Hz, 1H) 8.75 (t, J=6.0Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 496 (MH
【0318】
実施例 169. 3−{4− プロポキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−6− メチル安息香酸
【化295】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例163b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 515 (MH
【0319】
実施例 170. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフェニル )−6− メチル安息香酸
製造例170a) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−6−メチルベンゾエート
【化296】
Figure 2004182657
2−イオドプロパンを用いて製造例156b)と同様に処理し標記化合物を得た。
【0320】
実施例170b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−イソプロポキシフェニル)−6−メチル安息香酸
【化297】
Figure 2004182657
メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−6−メチルベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 472 (MH
【0321】
実施例 171. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化298】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例170b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 456 (MH
【0322】
実施例 172. 3−(3−{[(4− ブロモ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化299】
Figure 2004182657
4−ブロモ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例170b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 500 (MH
【0323】
実施例 173. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化300】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例170b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 490 (MH
【0324】
実施例 174. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化301】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例170b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 496 (MH
【0325】
実施例 175. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− イソプロポキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化302】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例170b)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.25 (d, J=6.0Hz, 6H) 1.31 (d, J=6.0Hz, 6H) 2.52 (s, 3H) 4.41 (d, J=5.6Hz, 2H) 4.68 (sept, J=6.0Hz, 2H) 6.95 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.02 (d,J=2.0Hz, 1H) 7.08 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.34 (d, 8.0Hz, 1H) 7.39 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.51 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.58 (s, 1H) 7.65 (dd, J=2.0, 8.0Hz, 1H) 8.02 (s, 1H) 8.73 (t, J=6.0Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 496 (MH
【0326】
実施例 176. 3−{4− イソプロポキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−6− メチル安息香酸
【化303】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例170b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 515 (MH
【0327】
実施例 177. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−6− フルオロ安息香酸
製造例177a) 第三ブチル N−[2−ヒドロキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]カーバマート
【化304】
Figure 2004182657
第三ブチル N−[2−ベンジルオキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]カーバマート10.8gをエタノール300mlに溶解し、10%パラジウム炭素2gを加え、水素雰囲気下室温にて終夜攪拌した。反応液をセライト濾過し、濾液を濃縮し、標記化合物8.2gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.33 (s, 12H) 1.44 (s, 9H) 4.24 (d, J=6.8Hz, 2H) 5.20 (br, 1H) 6.94 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.53 (d, 1.2Hz, 1H) 7.67 (dd, J=2.0, 8.0Hz, 1H) 9.28 (br, 1H)
【0328】
製造例177b) メチル 3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシフェニル)−6−フルオロベンゾエート
【化305】
Figure 2004182657
第三ブチル N−[2−ヒドロキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル]カーバマート501mg、メチル 3−ブロモ−6−フルオロベンゾエート370mg、ジクロロビストリフェニルフォスフィノフェロセンパラジウム80mg、炭酸カリウム500mgをジメトキシエタン8mlに溶解し、窒素雰囲気下80℃にて終夜攪拌した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(4:1)溶出分画より標記化合物391mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 3.97 (s, 3H) 4.30 (d, J=7.2Hz, 2H) 5.22 (brs, 1H) 7.02 (dd, J=2.8, 8.4Hz, 1H) 7.15−7.20 (m, 1H) 7.26−7.28 (m, 1H) 7.40−7.44 (m,1H) 7.63−7.67 (m, 1H) 8.06−8.09 (m, 1H) 9.15 (br, 1H)
【0329】
製造例177c) メチル3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−6−フルオロベンゾエート
【化306】
Figure 2004182657
3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシフェニル)−6−フルオロベンゾエートを用いて製造例156b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0330】
実施例177d) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−6−フルオロ安息香酸
【化307】
Figure 2004182657
3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−6−フルオロベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476 (MH
【0331】
実施例 178. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−6− フルオロ安息香酸
【化308】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例177d)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 460 (MH
【0332】
実施例 179. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−6− フルオロ安息香酸
【化309】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例177d)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 494 (MH
【0333】
実施例 180. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−6− フルオロ安息香酸
【化310】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例177d)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 500 (MH
【0334】
実施例 181. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−6− フルオロ安息香酸
【化311】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例177d)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 500 (MH
【0335】
実施例 182. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−2− フルオロ安息香酸
製造例182a) メチル3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−2−フルオロベンゾエート
【化312】
Figure 2004182657
メチル3−ブロモ−2−フルオロベンゾエート、イオドプロパンを用いて製造例156a)、製造例156b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 3.96 (s, 3H) 4.28 (d, J=6.8Hz, 2H) 5.31 (br, 1H) 7.03 (dd, J=3.6, 6.8Hz, 2H) 7.21−7.29 (m, 2H) 7.37−7.40 (m, 1H) 7.53−7.58 (m, 1H) 7.83−7.87 (m, 1H) 9.19 (br, 1H)
【0336】
実施例182b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−2−フルオロ安息香酸
【化313】
Figure 2004182657
3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−2−フルオロベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476 (MH
【0337】
実施例 183. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−2− フルオロ安息香酸
【化314】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例182b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 460 (MH
【0338】
実施例 184. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−2− フルオロ安息香酸
【化315】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例182b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 494 (MH
【0339】
実施例 185. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−2− フルオロ安息香酸
【化316】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例182b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 500 (MH
【0340】
実施例 186. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4 プロポキシフェニル )−2− フルオロ安息香酸
【化317】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例182b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 500 (MH
【0341】
実施例 187. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−5− フルオロ安息香酸
製造例187a) メチル3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−5−フルオロベンゾエート
【化318】
Figure 2004182657
メチル3−ブロモ−5−フルオロベンゾエート、イオドプロパンを用いて製造例156a)、製造例156b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0342】
実施例187b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−5−フルオロ安息香酸
【化319】
Figure 2004182657
3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−5−フルオロベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476 (MH
【0343】
実施例 188. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−5− フルオロ安息香酸
【化320】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例187b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 460 (MH
【0344】
実施例 189. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−5− フルオロ安息香酸
【化321】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例187b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 494 (MH
【0345】
実施例 190. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−5− フルオロ安息香酸
【化322】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例187b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 500 (MH
【0346】
実施例 191. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−5− フルオロ安息香酸
【化323】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例187b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 500 (MH
【0347】
実施例 192. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− フルオロ安息香酸
製造例192a) メチル3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−4−フルオロベンゾエート
【化324】
Figure 2004182657
メチル3−ブロモ−4−フルオロベンゾエート、イオドプロパンを用いて製造例156a)、製造例156b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0348】
実施例192b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−4−フルオロ安息香酸
【化325】
Figure 2004182657
3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−4−フルオロベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476 (MH
【0349】
実施例 193. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− フルオロ安息香酸
【化326】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例192b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 460 (MH
【0350】
実施例 194. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− フルオロ安息香酸
【化327】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例192b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 494 (MH
【0351】
実施例 195. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− フルオロ安息香酸
【化328】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例192b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 500 (MH
【0352】
実施例 196. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− フルオロ安息香酸
【化329】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例192b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 500 (MH
【0353】
実施例 197. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− クロロ安息香酸
製造例197a) メチル3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−4−クロロベンゾエート
【化330】
Figure 2004182657
メチル3−ブロモ−4−クロロベンゾエートを用いて製造例156a)、製造例156b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0354】
実施例197b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−4−クロロ安息香酸
【化331】
Figure 2004182657
メチル3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−4−クロロベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 492 (MH
【0355】
実施例 198. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− クロロ安息香酸
【化332】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例197b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476 (MH
【0356】
実施例 199. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ チル }−4− プロポキシフェニル )−4− クロロ安息香酸
【化333】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例197b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 510 (MH
【0357】
実施例 200. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− クロロ安息香酸
【化334】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例197b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 516 (MH
【0358】
実施例 201. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− クロロ安息香酸
【化335】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例197b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 516 (MH
【0359】
実施例 202. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− メチル安息香酸
製造例202a) メチル3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−4−メチルベンゾエート
【化336】
Figure 2004182657
メチル3−ブロモ−4−メチルベンゾエートを用いて製造例156a)、製造例156b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0360】
実施例202b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−4−メチル安息香酸
【化337】
Figure 2004182657
3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−4−メチルベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 472 (MH
【0361】
実施例 203. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− メチル安息香酸
【化338】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例202b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 456 (MH
【0362】
実施例 204. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− メチル安息香酸
【化339】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例202b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 490 (MH
【0363】
実施例 205. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− メチル安息香酸
【化340】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例202b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 496 (MH
【0364】
実施例 206. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− メチル安息香酸
【化341】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例202b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 496 (MH
【0365】
実施例 207. 4−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−2− チオフェンカルボン酸
製造例207a) メチル3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−2−チオフェンカルボキシレート
【化342】
Figure 2004182657
メチル 4−ブロモ−2−チオフェンカルボキシレートを用いて製造例156a)、製造例156b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0366】
実施例207b) 4−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−2−チオフェンカルボン酸
【化343】
Figure 2004182657
メチル3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−2−チオフェンカルボキシレートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 464 (MH
【0367】
実施例 208. 4−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−2− チオフェンカルボン酸
【化344】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例207b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 448 (MH
【0368】
実施例 209. 4−(3−{[(4− トリフルオトメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−2− チオフェンカルボン酸
【化345】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例207b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 482 (MH
【0369】
実施例 210. 4−(3−{[(4− プロポキシ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−2− チオフェンカルボン酸
【化346】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例207b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 488 (MH
【0370】
実施例 211. 4−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル −4− プロポキシフェニル )−2− チオフェンカルボン酸
【化347】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例207b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 488 (MH
【0371】
実施例 212. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− メチル −6− フルオロ安息香酸
製造例212a) メチル3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−4−メチル−6−フルオロベンゾエート
【化348】
Figure 2004182657
メチル3−ブロモ−4−メチル−6−フルオロベンゾエートを用いて製造例156a)、製造例156b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0372】
実施例212b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−4−メチル−6−フルオロ安息香酸
【化349】
Figure 2004182657
3−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−4−メチル−6−フルオロベンゾエートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 490 (MH
【0373】
実施例 213. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− メチル −6− フルオロ安息香酸
【化350】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例212b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 474 (MH
【0374】
実施例 214. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− メチル −6− フルオロ安息香酸
【化351】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例212b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 508 (MH
【0375】
実施例 215. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− メチル −6− フルオロ安息香酸
【化352】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例212b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 514 (MH
【0376】
実施例 216. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−4− メチル −6− フルオロ安息香酸
【化353】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例212b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 514 (MH
【0377】
実施例 217. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル )−3− フェニル酢酸
製造例217a) メチル 2−[5−(3−[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル−4−メトキシフェニル)−3−フェニル]アセテート
【化354】
Figure 2004182657
メチル 3−ブロモベンゾエートを用いて製造例1d)と同様に処理し 標記化合物を得た。
【0378】
実施例217b) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−3−フェニル酢酸
【化355】
Figure 2004182657
メチル 2−[5−(3−[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル−4−メトキシフェニル)−3−フェニル]アセテートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 444 (MH
【0379】
実施例 218. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル ) −3− フェニル酢酸
【化356】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例217b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 428(MH
【0380】
実施例 219. 3−(3−{[(4− ブロモ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル ) −3− フェニル酢酸
【化357】
Figure 2004182657
4−ブロモ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例217b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 472 (MH
【0381】
実施例 220. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル ) −3− フェニル酢酸
【化358】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例217b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 462 (MH
【0382】
実施例 221. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル ) −3− フェニル酢酸
【化359】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例217b)と同様に処理し標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 468 (MH
【0383】
実施例 222. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− メトキシフェニル ) −3− フェニル酢酸
【化360】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例217b)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.25 (d, J=6.0Hz, 6H) 3.71 (s, 2H) 3.85 (s, 3H) 4.43 (d, J=4.8Hz, 2H) 4.69 (sept, J=6.0Hz, 1H) 6.94 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.03 (d, J=2.4Hz,1H) 7.08 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.19 (d, 7.6Hz, 1H) 7.34−7.41 (m, 2H) 7.46 (d, J=1.6Hz, 2H) 7.52 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.57 (d, J=2.0 Hz, 1H) 8.73 (t, J=6.0Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 468 (MH
【0384】
実施例 223. 3−{4− メトキシ −3−[({[4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニル アミノ メチル フェニル }−3− フェニル酢酸
【化361】
Figure 2004182657
4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて、実施例217b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 487 (MH
【0385】
実施例 224. 3−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル )−3− フェニル酢酸
製造例224a) メチル 2−[5−(3−[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル−4−ヒドロキシフェニル)−3−フェニル]アセテート
【化362】
Figure 2004182657
メチル 3−ブロモベンゾエートを用いて製造例156a)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.46 (s, 9H) 3.67 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 4.79 (d, J=6.4Hz, 2H) 5.29 (br, 1H) 7.01 (dd, J=1.2, 8.4Hz, 1H) 7.21 (dd, J=1.2, 8.8Hz, 1H) 7.28 (d, J=2.0Hz, 1H) 7.36 (dt, J=1.2, 7.6Hz, 1H) 7.42−7.46 (m, 3H) 9.04 (br, 1H)
【0386】
製造例224b) メチル 2−[5−(3−[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル−4−プロポキシフェニル)−3−フェニル]アセテート
【化363】
Figure 2004182657
メチル 2−[5−(3−[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル−4−ヒドロキシフェニル)−3−フェニル]アセテートを用いて製造例156b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0387】
実施例224c) 3−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−3−フェニル酢酸
【化364】
Figure 2004182657
メチル 2−[5−(3−[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル−4−プロポキシフェニル)−3−フェニル]アセテートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.06 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.86 (q, J=6.4Hz, 2H) 3.71 (s, 2H) 4.02 (t, J=6.4Hz, 2H) 4.71 (d, J=6.0Hz, 2H) 6.84 (brt, J=5.6Hz, 1H) 6.93 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.23 (brd, J=7.6Hz, 1H) 7.29 (dd, J=2.0, 8.4Hz, 1H) 7.37 (t, J=8.4Hz, 1H) 7.40 (d, J=2.0Hz, 1H) 7.46−7.50 (m, 3H) 7.59 (d, J=2.0 Hz, 1H) 7.65 (d, J=8.4Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 472 (MH
【0388】
実施例 225. 3−(3−{[(4− クロロ −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル ) −3− フェニル酢酸
【化365】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例224c)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.06 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.86 (q, J=6.4Hz, 2H) 3.71 (s, 2H) 4.04 (t, J=6.8Hz, 2H) 4.72 (d, J=5.2Hz, 2H) 6.94 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.13 (dd, J=2.0, 11.6Hz, 1H) 7.21−7.25 (m, 2H) 7.36 (br, 1H) 7.37 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.45−7.49 (m, 3H) 7.57 (d, J=2.4 Hz, 1H) 8.07 (t, J=8.4Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 456(MH
【0389】
実施例 226. 3−(3−{[(4− トリフルオロメチル −2− フルオロベンゾイル アミノ メチル }−4 プロポキシフェニル ) −3− フェニル酢酸
【化366】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例224c)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.09 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.90 (q, J=7.2Hz, 2H) 3.71 (s, 2H) 4.05 (t, J=7.6Hz, 2H) 4.74 (d, J=4.8Hz, 2H) 6.95 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.23 (brd, J=7.6Hz, 1H) 7.38 (t, J=8.4Hz, 1H) 7.39−7.42 (m, 1H) 7.45−7.53 (m, 5H) 7.58 (d, J=2.4 Hz, 1H) 8.25 (t, J=7.6Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 490 (MH
【0390】
実施例 227. 3−(3−{[(4− プロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル ) −3− フェニル酢酸
【化367】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例224c)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.02 (t, J=7.6Hz, 3H) 1.06 (t, J=7.6Hz, 3H) 1.80 (q, J=6.8Hz, 2H) 1.86 (q, J=6.8Hz, 2H) 3.70 (s, 2H) 3.91 (t, J=6.4Hz, 2H) 4.01 (t, J=6.4Hz,2H) 4.72 (d, J=6.0Hz, 2H) 6.82 (dd, J=2.8, 8.8Hz, 1H) 6.93 (d, J=8.8Hz,1H) 6.99 (brt, J=6.0Hz, 1H) 7.22 (brd, J=7.6Hz, 1H) 7.37 (t, J=8.4Hz, 1H) 7.46−7.49 (m, 4H) 7.60 (d, J=2.4 Hz, 1H) 7.74 (d, J=8.8Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 496 (MH
【0391】
実施例 228. 3−(3−{[(4− イソプロポキシ −2− クロロベンゾイル アミノ メチル }−4− プロポキシフェニル ) −3− フェニル酢酸
【化368】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例224c)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.06 (t, J=7.6Hz, 3H) 1.33 (d, J=6.0Hz, 6H) 1.86 (q, J=6.8Hz, 2H) 3.70 (s, 2H) 4.01 (t, J=6.8Hz, 2H) 4.55 (sept, J=6.0Hz, 1H) 4.72 (d, J=6.0Hz, 2H) 6.80 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 6.87 (d, J=2.4Hz, 1H) 6.93 (d, J=8.4Hz, 1H) 6.99 (brt, J=6.0Hz, 1H) 7.22 (brd, J=7.2Hz, 1H) 7.37 (t, J=8.4Hz, 1H) 7.46−7.48 (m, 3H) 7.60 (d, J=2.4 Hz, 1H) 7.74 (d, J=8.8Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 496 (MH
【0392】
実施例 229. 2−[3−(5−[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル −6− エトキシ −3− ピリジル フェニル 酢酸
製造例229a) 第三ブチル N−[2−エトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−ピリジル]メチルカーバメート
【化369】
Figure 2004182657
N−[(5−ブロモ−2−メトキシ−3−ピリジル)メチル]カーバマートを用いて製造例1c)と同様に処理し、 標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.33 (s, 12H) 1.40 (t, J=6.8Hz , 3H) 1.45 (s, 9H) 4.27 (d,J=5.2Hz, 2H) 4.43 (q, J=6.8Hz, 2H) 4.99 (br, 1H) 7.85 (d, J=1.2Hz, 1H) 8.42 (d, J=1.6Hz, 1H)
【0393】
製造例229b) メチル 2−[3−(5−[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル−6−エトキシ−3−ピリジル)フェニル]アセテート
【化370】
Figure 2004182657
N−[2−エトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−ピリジル]メチルカーバメート、メチル3−ブロモフェニルアセテートを用いて製造例1d)と同様に処理し、 標記化合物を得た。
【0394】
実施例229c) 2−[3−(5−[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル−6−エトキシ−3−ピリジル)フェニル]酢酸
【化371】
Figure 2004182657
メチル 2−[3−(5−[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル−6−エトキシ−3−ピリジル)フェニル]アセテートを用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.44 (t, J=6.8Hz, 3H) 3.72 (s, 2H) 4.47 (q, J=7.2Hz, 2H) 4.65 (d, J=6.0Hz, 2H) 6.98 (br, 1H) 7.26−7.30 (m, 1H) 7.31 (dd, J=2.0, 8.4Hz, 1H) 7.38−7.46 (m, 4H) 7.68 (d, J=8.4 Hz, 1H) 7.86 (d, J=2.4Hz, 1H) 8.30 (d, J=2.4Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 459 (MH
【0395】
実施例 230. 2−[3−(5−[(2− フルオ −4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル −6− エトキシ −3− ピリジル フェニル 酢酸
【化372】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例229c)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.47 (t, J=6.8Hz, 3H) 3.71 (s, 2H) 4.49 (q, J=7.2Hz, 2H) 4.67 (d, J=5.2Hz, 2H) 7.16 (dd, J=2.7, 11.6Hz, 1H) 7.23−7.29 (m, 2H) 7.37−7.51 (m, 4H) 7.83 (d, J=2.8 Hz, 1H) 8.07 (t, J=8.8Hz, 1H) 8.29 (d, J=2.4Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 443 (MH
【0396】
実施例 231. 2−[3−(5−[(2− フルオ −4− トリフルオロメチルベンゾイル アミノ メチル −6− エトキシ −3− ピリジル フェニル 酢酸
【化373】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチル−2−フルオロ安息香酸を用いて、実施例229c)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.47 (t, J=7.2Hz, 3H) 3.72 (s, 2H) 4.50 (q, J=6.8Hz, 2H) 4.69 (d, J=4.8Hz, 2H) 7.25−7.29 (m, 1H) 7.38−7.46 (m, 4H) 7.51−7.56 (m, 2H) 7.83 (d, J=2.4 Hz, 1H) 8.25 (t, J=7.2Hz, 1H) 8.30 (d, J=2.4Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 477 (MH
【0397】
実施例 232. 2−[3−(5−[(2− クロロ −4− プロポキシベンゾイル アミノ メチル −6− エトキシ −3− ピリジル フェニル 酢酸
【化374】
Figure 2004182657
4−プロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例229c)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.02 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.45 (t, J=6.8Hz, 3H) 1.80 (q, 2H, J=7.2Hz) 3.71 (s, 2H) 3.92 (t, J=6.8Hz, 2H) 4.47 (q, J=6.8Hz, 2H) 4.66 (d, J=6.0Hz,2H) 6.84 (dd, J=2.8, 8.8Hz, 1H) 6.90 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.14 (t, J=6.0Hz,1H) 7.27 (brd, J=6.4Hz, 1H) 7.39 (t, J=8.0Hz, 1H) 7.42−7.46 (m, 2H) 7.77 (d, J=8.8 Hz, 1H) 7.88 (d, J=2.4Hz, 1H) 8.29 (d, J=2.4Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 483 (MH
【0398】
実施例 233. 2−[3−(5−[(2− クロロ −4− イソプロポキシベンゾイル アミノ メチル −6− エトキシ −3− ピリジル フェニル 酢酸
【化375】
Figure 2004182657
4−イソプロポキシ−2−クロロ安息香酸を用いて、実施例229c)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.33 (d, J=6.0Hz, 6H) 1.44 (t, J=7.2Hz, 3H) 3.71 (s, 2H) 4.47 (q, J=7.2Hz, 2H) 4.56 (sept, J=6.0Hz, 1H) 4.66 (d, J=6.0Hz, 2H) 6.82 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 6.88 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.13 (brt, J=6.0Hz, 1H) 7.27 (brd, J=8.8Hz, 1H) 7.39 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.43−7.47 (m, 2H) 7.76 (d, J=8.8 Hz, 1H) 7.87 (d, J=2.4Hz, 1H) 8.29 (d, J=2.4Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 483 (MH
【0399】
実施例 234. 3−(2−[(2− クロロ −4− プロポキシベンゾイル アミノ メチル −4− メトキシフェニル 安息香酸
製造例234a) 第三ブチル N−(2−ブロモ−5−メトキシベンジル)カルバメート
【化376】
Figure 2004182657
3−メトキシベンジルアミン23gをテトラヒドロフラン150mlに溶解し、第三ブチルジカーボネート32gのテトラヒドロフラン(50ml)溶液を加えた。室温で1時間攪拌した後、溶媒を減圧留去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、1N塩酸、飽和食塩水にて順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去し、第三ブチル N−(3−メトキシベンジル)カルバメートを得た。次いで得られた第三ブチル N−(3−メトキシベンジル)カルバメートをアセトニトリル250mlに溶解し、氷冷下N−ブロモコハクイミド30gを加え、室温にて3時間攪拌した後、溶媒を減圧下留去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、水、飽和食塩水にて順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−ジエチルエーテル(2:1)溶出分画より標記化合物36gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.43 (s, 9H) 3.78 (s, 3H) 4.34 (d, J=6.4Hz, 2H) 5.00 (br, 1H) 6.69 (dd, J=3.2, 8.8Hz, 1H) 6.93 (d, J=3.2Hz, 1H) 7.41 (d, J=8.8Hz, 1H)
【0400】
製造例234b) メチル 3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)ベンゾエート
【化377】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(2−ブロモ−5−メトキシベンジル)カルバメート1.26g、3−メトキシカルボニルフェニルボロン酸790mg、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム231mg、炭酸カリウム2.20gをトルエン25mlに溶解し、窒素雰囲気下100℃で7時間加熱した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(4:1)溶出分画より標記化合物470mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42 (s, 9H) 3.85 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 4.23 (brd, J=5.6Hz, 2H) 4.65 (br, 1H) 6.86 (dd, J=2.8, 8.4Hz, 1H) 7.00 (d, J=2.8Hz, 1H) 7.16 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.46−7.48 (m, 2H) 7.88 (s, 1H) 7.94 (t, J=2.8Hz, 1H)
【0401】
実施例234c) 3−(2−[(2−クロロ−4−プロポキシベンゾイル)アミノ]メチル−4−メトキシフェニル)安息香酸
【化378】
Figure 2004182657
メチル 3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)ベンゾエート50mgに4NHCl/ジオキサン2mLを加え、室温にて1時間攪拌した。反応液を濃縮した後、残さをN,N−ジメチルホルムアミド2mLに溶解し、そのうち1mLに2−クロロ−4−プロポキシ安息香酸15mg、シアノホスホン酸ジエチル9μl、およびトリエチルアミン17μlを加え、室温にて17時間攪拌した。反応液を水にて希釈し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を濃縮した後、残さをメタノール0.4mLに溶解し、5N水酸化ナトリウム水溶液0.1mLを加え、室温にて5時間攪拌した。反応液を濃縮し、1N塩酸にて中和した。酢酸エチルにて抽出した後、逆相系のカラムで溶出溶媒として水アセトニトリルトリフルオロ酢酸系を用いたHPLCにて精製し、標記化合物7.14mgを得た。
MS m/e(ESI) 454 (MH
【0402】
実施例 235. 3−[2−([2− フルオロ −4−( トリフルオロメチル ベンゾイル アミノメチル )−4− メトキシフェニル 安息香酸
【化379】
Figure 2004182657
2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸を用いて実施例234c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 447 (MH
【0403】
実施例 236. 3−(4− メトキシ −2−[([4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル フェニル 安息香酸
【化380】
Figure 2004182657
2−(4−メチルフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−4−カルボン酸を用いて実施例234c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 473 (MH
【0404】
実施例 237. 3−(2−[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル −4− メトキシフェニル 安息香酸
【化381】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロ安息香酸を用いて実施例234c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 430 (MH
【0405】
実施例 238. 3−[2−([2− クロロ −4−(4− クロロフェニル ベンゾイル アミノ メチル −4− メトキシフェニル 安息香酸
【化382】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−(4’−クロロフェニル)安息香酸を用いて実施例234c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 506 (MH
【0406】
実施例 239. 3−[4− メトキシ −2−([(5− メチル −2− フェニル −1,3− チアゾール −4− イル カルボニル アミノメチル フェニル 安息香酸
【化383】
Figure 2004182657
4−メチル−2−フェニル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて実施例234c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 459 (MH
【0407】
実施例 240. 3−(2−[([2−(4− クロロフェニル )−4− メチル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル ]−4− メトキシフェニル 安息香酸
【化384】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて実施例234c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 493 (MH
【0408】
実施例 241. 3−(2−[([2−(4− メトキシフェニル )−4− メチル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル ]−4− メトキシフェニル 安息香酸
【化385】
Figure 2004182657
2−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて実施例234c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 489 (MH
【0409】
実施例 242. 3−(2−[(2− クロロ −4− プロポキシベンゾイル アミノ メチル −4− メトキシフェニル )−6− メトキシ安息香酸
製造例242a) メチル 2−メトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾエート
【化386】
Figure 2004182657
メチル 3−ブロモ−5−メトキシベンゾエート1.6g、ビスピナコラートジボロン1.9g、ジクロロビストリフェニルフォスフィノフェロセンパラジウム160mg、酢酸カリウム1.9gをジメチルスルフォキシド25mlに溶解し、窒素雰囲気下100℃にて24時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチル、水にて希釈しセライト濾過した。濾液を水、飽和食塩水にて洗浄し無水硫酸マグネシウムにて、乾燥し溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(4:1)溶出分画より標記化合物1.1 gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.34 (s, 12H) 3.88 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 6.96 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.90 (dd, J=1.6, 8.4Hz, 1H) 8.22 (d, J=1.6Hz, 1H)
【0410】
製造例242b) メチル 5−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−メトキシベンゾエート
【化387】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(2−ブロモ−5−メトキシベンジル)カルバメート570mg、メチル 2−メトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾエート440mg、ジクロロビストリフェニルフォスフィノフェロセンパラジウム86mg、炭酸カリウム1.0gをジメトキシエタン15mlに溶解し、窒素雰囲気下80℃で24時間加熱した。反応混合物をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(3:1)溶出分画より標記化合物 680mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42 (s, 9H) 3.84 (s, 3H) 3.88 (s, 3H) 3.94 (s, 3H) 4.23 (brd, J=6.0Hz, 2H) 4.65 (br, 1H) 6.84 (dd, J=2.8, 8.4Hz, 1H) 6.97 (d, J=2.8Hz, 1H) 7.01(d, J=8.8Hz, 1H) 7.14 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.38 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.70 (d, J=2.4Hz, 1H)
【0411】
実施例242c) 3−(2−[(2−クロロ−4−プロポキシベンゾイル)アミノ]メチル−4−メトキシフェニル)−6−メトキシ安息香酸
【化388】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−プロポキシ安息香酸およびメチル 5−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−2−メトキシベンゾエートを用いて実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 484 (MH
【0412】
実施例 243. 6− メトキシ −3−(4− メトキシ −2−[([4− メチル −2−(4− メチルフェニル )−1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル フェニル 安息香酸
【化389】
Figure 2004182657
2−(4−メチルフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて実施例242c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 503 (MH
【0413】
実施例 244. 3−(2−[([2−(4− クロロフェニル )−4− メチル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル ]−4− メトキシフェニル )−6− メトキシ安息香酸
【化390】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて実施例242c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 523 (MH
【0414】
実施例 245. 3−[2−([2− クロロ −4−(4− クロロフェニル ベンゾイル アミノ メチル −4− メトキシフェニル ]−6− メチル安息香酸
製造例245a) メチル 2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾエート
【化391】
Figure 2004182657
メチル 3−ブロモ−5−メチルベンゾエートを用いて製造例242a)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.35 (s, 12H) 2.61(s, 3H) 3.88 (s, 3H) 7.25 (d, J=7.6Hz, 1H) 7.81 (dd, J=1.2, 7.6Hz, 1H) 8.32 (d, J=1.2Hz, 1H)
【0415】
製造例245b) メチル3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−メチルベンゾエート
【化392】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(2−ブロモ−5−メトキシベンジル)カルバメートおよびメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾエートを用いて製造例242b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42 (s, 9H) 2.63 (s, 3H) 3.84 (s, 3H) 3.88 (s, 3H) 4.23 (brd, J=6.0Hz, 2H) 4.65 (br, 1H) 6.84 (dd, J=2.8, 8.4Hz, 1H) 6.98 (d, J=2.8Hz, 1H) 7.15 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.28−7.31 (m, 2H) 7.82 (d, J=2.0Hz, 1H)
【0416】
実施例245c) 3−[2−([2−クロロ−4−(4−クロロフェニル)ベンゾイル]アミノ)メチル−4−メトキシフェニル]−6−メチル安息香酸
【化393】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−(4’−クロロフェニル)安息香酸およびメチル3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−メチルベンゾエートを用いて実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 520 (MH
【0417】
実施例 246. 3−(2−[([2−(4− クロロフェニル )−4− メチル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル ]−4− メトキシフェニル )−6− メチル安息香酸
【化394】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて実施例245c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 507 (MH
【0418】
実施例 247. 2−[3−(2−[([2−(4− クロロフェニル )−4− メチル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル ]−4− メトキシフェニル フェニル 酢酸
製造例247a) メチル2−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]アセテート
【化395】
Figure 2004182657
メチル2−(3−ブロモフェニル)アセテートを用いて製造例242a)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.34 (s, 12H) 3.64 (s, 2H) 3.68 (s, 3H) 6.96 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.34−7.39 (m, 2H) 7.70−7.72 (m, 2H)
【0419】
製造例247b) メチル2−[3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]アセテート
【化396】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(2−ブロモ−5−メトキシベンジル)カルバメートおよびメチル2−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]アセテートを用いて製造例242b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42 (s, 9H) 3.66 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 3.84 (s, 3H) 4.23 (brd, J=6.0Hz, 2H) 4.72 (br, 1H) 6.85 (dd, J=2.8, 8.4Hz, 1H) 7.00 (d, J=2.8Hz, 1H) 7.15−7.19 (m, 4H) 7.35 (t, J=7.6Hz, 1H)
【0420】
実施例247c) 2−[3−(2−[([2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル]カルボニルアミノ)メチル]−4−メトキシフェニル)フェニル]酢酸
【化397】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸およびメチル2−[3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)フェニル]アセテートを用いて製造例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 507 (MH
【0421】
実施例 248. 2−[3−(2−[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル −4− メトキシフェニル フェニル 酢酸
【化398】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロ安息香酸を用いて製造例247c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 444 (MH
【0422】
実施例 249. 2−[3−(2−[([2−(4− クロロフェニル )−4− メチル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル ]−4− メトキシフェニル )−6− メトキシフェニル 酢酸製造例249a) メチル2−[2−メトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]アセテート
【化399】
Figure 2004182657
メチル2−(3−ブロモ−6−メトキシフェニル)アセテートを用いて製造例242a)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.33 (s, 12H) 3.63 (s, 2H) 3.67 (s, 3H) 3.83 (s, 3H) 6.87 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.61 (d, J=1.6Hz, 1H) 7.73 (dd, J=1.6, 8.0Hz, 1H)
【0423】
製造例249b) メチル2−[3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−メトキシフェニル]アセテート
【化400】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(2−ブロモ−5−メトキシベンジル)カルバメートおよびメチル2−[2−メトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]アセテートを用いて製造例242b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42 (s, 9H) 3.66 (s, 2H) 3.70 (s, 3H) 3.83 (s, 3H) 3.85 (s, 3H) 4.24 (brd, J=6.0Hz, 2H) 4.72 (br, 1H) 6.83 (dd, J=2.8, 8.4Hz, 1H) 6.89 (d, J=8.4Hz, 1H) 6.98 (d, J=2.8Hz, 1H) 7.09 (d, J=2.8Hz, 1H) 7.14 (dd, J=2.0, 8.4Hz, 1H) 7.15 (d, J=8.4Hz, 1H)
【0424】
実施例249c) 2−[3−(2−[([2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル]カルボニルアミノ)メチル]−4−メトキシフェニル)−6−メトキシフェニル]酢酸
【化401】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸およびメチル2−[3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}−4−メトキシフェニル)−6−メトキシフェニル]アセテートを用いて実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 537 (MH
【0425】
実施例 250. 2−[3−(2−[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル −4− メトキシフェニル )−6− メトキシフェニル 酢酸
【化402】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロ安息香酸を用いて実施例249c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 474 (MH
【0426】
実施例 251. 2−(3−[2−([2− クロロ −4−(4− クロロフェニル ベンゾイル アミノ メチル −4− メトキシフェニル ]−6− メトキシフェニル 酢酸
【化403】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−(4’−クロロフェニル)安息香酸を用いて実施例249c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 550 (MH
【0427】
実施例 252. 3−[2−([2− クロロ −4−(4− クロロフェニル ベンゾイル アミノ メチルフェニル 安息香酸
製造例252a) 第三ブチル N−(2−ブロモベンジル)カルバメート
【化404】
Figure 2004182657
2−ブロモベンジルアミン塩酸塩15.0gをテトラヒドロフラン100mlに溶解し、第三ブチルジカーボネート13gのテトラヒドロフラン(25ml)溶液を加えた。室温で1時間攪拌した後、溶媒を減圧留去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、1N塩酸、飽和食塩水にて順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去し、標記化合物16.0gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42 (s, 9H) 4.38 (d, J=6.0Hz, 2H) 5.02 (br, 1H) 7.13 (dt, J=1.6, 7.6Hz, 1H) 7.29 (dt, J=1.2, 8.0Hz, 1H) 7.38 (dd, J=1.2, 7.6Hz, 1H) 7.54 (dd, J=1.6, 8.0Hz, 1H)
【0428】
製造例252b) メチル 3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)ベンゾエート
【化405】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(2−ブロモベンジル)カルバメートおよび3−メトキシカルボニルフェニルボロン酸を用いて実施例234b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 4.25 (brd, J=5.2Hz, 2H) 4.63 (br, 1H) 7.22(dd, J=1.6, 7.2Hz, 1H) 7.33(t, J=7.6Hz, 1H) 7.38 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.43−7.50 (m, 3H) 7.97 (s, 1H) 8.03 (t, J=1.6Hz, 1H)
【0429】
実施例252c) 3−[2−([2−クロロ−4−(4−クロロフェニル)ベンゾイル]アミノ)メチルフェニル]安息香酸
【化406】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−(4’−クロロフェニル)安息香酸およびメチル 3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)ベンゾエートを用いて実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476 (MH
【0430】
実施例 253. 3−(2−[([2−(4− クロロフェニル )−4− メチル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル フェニル 安息香酸
【化407】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて実施例252c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 463 (MH
【0431】
実施例 254. 3−[2−([2− クロロ −4−(4− クロロフェニル ベンゾイル アミノ メチルフェニル ]−6− メトキシ安息香酸
製造例254a) メチル 5−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−2−メトキシベンゾエート
【化408】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(2−ブロモベンジル)カルバメートおよびメチル 2−メトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾエートを用いて実施例242b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42 (s, 9H) 3.89 (s, 3H) 3.95 (s, 3H) 4.26 (brd, J=5.2Hz, 2H) 4.63 (br, 1H) 7.03 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.22 (dd, J=2.0, 7.2Hz, 1H) 7.31−7.35 (m,2H) 7.41−7.43 (m, 2H) 7.74 (d, J=2.0Hz, 1H)
【0432】
実施例254b) 3−[2−([2−クロロ−4−(4−クロロフェニル)ベンゾイル]アミノ)メチルフェニル]−6−メトキシ安息香酸
【化409】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−(4’−クロロフェニル)安息香酸およびメチル 5−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−2−メトキシベンゾエートを用いて実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 506 (MH
【0433】
実施例 255. 3−(2−[([2−(4− クロロフェニル )−4− メチル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル フェニル )−6− メトキシ安息香酸
【化410】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて実施例254b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 493 (MH
【0434】
実施例 256. 3−[2−([2− クロロ −4−(4− クロロフェニル ベンゾイル アミノ メチルフェニル ]−6− メチル安息香酸
製造例256a) メチル3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−6−メチルベンゾエート
【化411】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(2−ブロモベンジル)カルバメートおよびメチル 2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾエートを用いて実施例242b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42 (s, 9H) 2.64 (s, 3H) 3.89 (s, 3H) 4.25 (brd, J=5.2Hz, 2H) 4.63 (br, 1H) 7.22 (dd, J=1.6, 7.2Hz, 1H) 7.29−7.36 (m, 4H) 7.43−7.46 (m, 1H)7.85 (d, J=2.0Hz, 1H)
【0435】
実施例256b) 3−[2−([2−クロロ−4−(4−クロロフェニル)ベンゾイル]アミノ)メチルフェニル]−6−メチル安息香酸
【化412】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−(4’−クロロフェニル)安息香酸およびメチル3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−6−メチルベンゾエートを用いて実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 490 (MH
【0436】
実施例 257. 3−(2−[([2−(4− クロロフェニル )−4− メチル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル フェニル )−6− メチル安息香酸
【化413】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸を用いて実施例256b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 477 (MH
【0437】
実施例 258. 2−[3−(2−[([2−(4− クロロフェニル )−4− メチル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル フェニル フェニル 酢酸
製造例258a) メチル2−[3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)フェニル]アセテート
【化414】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(2−ブロモベンジル)カルバメートおよびメチル2−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]アセテートを用いて実施例242b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42 (s, 9H) 3.67(s, 2H) 3.71 (s, 3H) 4.25 (brd, J=5.2Hz, 2H) 4.71 (br, 1H) 7.20−7.46 (m, 8H)
【0438】
実施例258b) 2−[3−(2−[([2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル]カルボニルアミノ)メチル]フェニル)フェニル]酢酸
【化415】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸およびメチル2−[3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)フェニル]アセテートを用いて実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 477 (MH
【0439】
実施例 259. 2−[3−(2−[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル フェニル フェニル 酢酸
【化416】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロ安息香酸およびメチル2−[3−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)フェニル]アセテートを用いて実施例258b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 414 (MH
【0440】
実施例 260. 2−[3−(2−[([2−(4− クロロフェニル )−4− メチル −1,3− チアゾール −5− イル カルボニルアミノ メチル フェニル )−6− メトキシフェニル 酢酸
製造例260a) メチル2−[5−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−2−メトキシフェニル]アセテート
【化417】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(2−ブロモベンジル)カルバメートおよびメチル2−[2−メトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]アセテートを用いて実施例243b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42 (s, 9H) 3.67(s, 2H) 3.70 (s, 3H) 3.86 (s, 3H) 4.27 (brd, J=5.2Hz, 2H) 4.71 (br, 1H) 6.91 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.13 (d, J=2.0Hz, 1H) 7.19 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.20−7.33 (m, 3H) 7.42−7.45 (m, 1H)
【0441】
実施例260b) 2−[3−(2−[([2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル]カルボニルアミノ)メチル]フェニル)−6−メトキシフェニル]酢酸
【化418】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1,3−チアゾール−5−カルボン酸およびメチル2−[5−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−2−メトキシフェニル]アセテートを用いて実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 507 (MH
【0442】
実施例 261. 2−[3−(2−[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル フェニル ]−6− メトキシフェニル 酢酸
【化419】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロ安息香酸およびメチル2−[5−(2−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−2−メトキシフェニル]アセテートを用いて実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 444 (MH
【0443】
実施例 262. 2−(3−[2−([2− クロロ −4−(4− クロロフェニル ベンゾイル アミノ メチルフェニル ]−6− メトキシフェニル 酢酸
【化420】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−(4’−クロロフェニル)安息香酸を用いて実施例260b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 520 (MH
【0444】
実施例 263. 3−{3−[2−(2,4− ジクロロフェノキシ エチル ]−4− メトキシフェニル フェニル酢酸
製造例263a) メチル 3−[3−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシフェニル]フェニルアセテート
【化421】
Figure 2004182657
5−ブロモ−2−ヒドロキシフェネチルアルコール、メチル2−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]アセテートを用いて、製造例247b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.35 (s, 1H) 2.98 (t, J=7.2Hz, 2H) 3.69 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 4.05 (t, J=5.2Hz, 2H) 7.00 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.22 (d, J=7.6Hz, 1H) 7.29 (dd, J=2.4, 12.8Hz, 1H) 7.35−7.41 (m, 2H) 7.45 (d, J=4.0 Hz, 2H) 7.94 (br, 1H)
【0445】
製造例263b) 3−[3−(2−ヒドロキシエチル)−4−メトキシフェニル]フェニルアセテートを得た。
【化422】
Figure 2004182657
メチル 3−[3−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシフェニル]フェニルアセテート、イオドメタンを用いて、製造例156b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0446】
実施例263c) 3−{3−[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチル]−4−メトキシフェニル}フェニル酢酸
【化423】
Figure 2004182657
3−[3−(2−ヒドロキシエチル)−4−メトキシフェニル]フェニルアセテートを用いて実施例155b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.21 (t, J=7.6Hz, 2H) 3.71 (s, 2H) 3.88 (s, 3H) 4.21 (t, J=7.2Hz, 2H) 6.86 (d, J=8.8Hz, 2H) 6.93 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.14 (dd, J=2.8Hz, 8.8Hz, 1H) 7.23 (d, J=7.6Hz, 1H) 7.34 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.38 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.44 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.45−7.49 (m, 2H) 7.50 (d, J=2.4Hz, 1H)
【0447】
実施例 264. 3−{3−[2−(2,4− ジクロロフェノキシ エチル ]−4− プロポキシフェニル フェニル酢酸
製造例264a) 3−[3−(2−ヒドロキシエチル)−4−プロポキシフェニル]フェニルアセテート
【化424】
Figure 2004182657
メチル 3−[3−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシフェニル]フェニルアセテート、イオドプロパンを用いて、製造例156b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0448】
製造例264b) 3−{3−[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチル]−4−プロポキシフェニル}フェニル酢酸
【化425】
Figure 2004182657
3−[3−(2−ヒドロキシエチル)−4−プロポキシフェニル]フェニルアセテートを用いて実施例155b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.07 (t, J=7.2Hz, 3H) 1.87 (q, J=6.8Hz, 2H) 3.21 (t, J=7.2Hz, 2H) 3.71 (s, 2H) 3.99 (t, J=6.4Hz, 2H) 4.24 (t, J=6.8Hz, 2H) 6.90 (d, J=8.8Hz,1H) 6.91 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.14 (dd, J=2.8Hz, 8.8Hz, 1H) 7.23 (d, J=7.6Hz, 1H) 7.35 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.39 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.42 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.45−7.50 (m, 3H)
【0449】
実施例 265. 2−[5−(3−{2−[( アニリノカルボニル オキシ エチル }−4− メトキシフェニル )−3− フェニル 酢酸
【化426】
Figure 2004182657
3−[3−(2−ヒドロキシエチル)−4−メトキシフェニル]フェニルアセテート11mgをトルエン0.4mlに溶解し、フェニルイソシアネート10mg、トリエチルアミン1滴を加え、60℃にて終夜攪拌した。反応液を濃縮し、残渣をエタノール0.4mlに溶解し、5N−水酸化ナトリウム水溶液0.1mlを加え、室温にて4時間放置した。反応液を1N−塩酸にて酸性とし、酢酸エチルにて抽出、有機層を濃縮し、残渣を逆相系のカラムで溶出溶媒として水アセトニトリルトリフルオロ酢酸系を用いたHPLCにて精製し、標記化合物4.71mgを得た。
MS m/e(ESI) 406 (MH
【0450】
実施例 . 266. 2−[5−(3−{2−[(4− クロロアニリノカルボニル オキシ エチル }−4− メトキシフェニル )−3− フェニル 酢酸
【化427】
Figure 2004182657
4−クロロフェニルイソシアネートを用いて実施例265と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 440 (MH
【0451】
実施例 267. 2−[5−(3−{2−[(4− トリフルオロメチルアニリノカルボニル オキシ エチル }−4− メトキシフェニル )−3− フェニル 酢酸
【化428】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチルフェニルイソシアネートを用いて実施例265と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 474 (MH
【0452】
実施例 268. 2−[5−(3−{2−[(4− メチルアニリノカルボニル オキシ エチル }−4− メトキシフェニル )−3− フェニル 酢酸
【化429】
Figure 2004182657
4−メチルフェニルイソシアネートを用いて実施例265と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 420 (MH
【0453】
実施例 269. 2−[5−(3−{2−[(4− メトキシアニリノカルボニル オキシ エチル }−4− メトキシフェニル )−3− フェニル 酢酸
【化430】
Figure 2004182657
4−メトキシフェニルイソシアネートを用いて実施例265と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 436 (MH
【0454】
実施例 270. 2−[5−(3−{2−[(2,4− ジクロロアニリノカルボニル オキシ エチル }−4− メトキシフェニル )−3− フェニル 酢酸
【化431】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロフェニルイソシアネートを用いて実施例265と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 474 (MH
【0455】
実施例 271. 2−[5−(3−{[(2,4− ジクロロベンゾイル アミノ メチル フェニル )−3− フェニル 酢酸
製造例271a) メチル 2−[5−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−3−フェニル]アセテート
【化432】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(3−ブロモベンジル)カーバメート、メチル 3−ブロモフェニルアセテートを用いて製造例1c)、1d)と同様に処理し標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.47 (s, 9H) 3.69 (s, 3H) 3.71 (s, 2H) 4.38 (d, J=5.6Hz, 2H) 7.27 (d, J=10.0Hz, 2H) 7.40 (t, J=8.0Hz, 2H) 7.46−7.51 (m, 4H)
【0456】
実施例271b) 2−[5−(3−{[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル}フェニル)−3−フェニル]酢酸
【化433】
Figure 2004182657
メチル 2−[5−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−3−フェニル]アセテート、2,4−ジクロロ安息香酸を用いて、実施例1e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 414 (MH
【0457】
実施例 272. 2−[5−(3−{[(2− フルオロ −4− クロロベンゾイル アミノ メチル フェニル )−3− フェニル 酢酸
【化434】
Figure 2004182657
2−フルオロ−4−クロロ安息香酸を用いて、実施例271と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 398 (MH
【0458】
実施例 273. 2−[5−(3−{[(2− フルオロ −4− トリフルオロメチルベンゾイル アミノ メチル フェニル )−3− フェニル 酢酸
【化435】
Figure 2004182657
2−フルオロ−4−トリフルオロメチル安息香酸を用いて、実施例271と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 432 (MH
【0459】
実施例 274. 2−[5−(3−{[(2− クロロ −4− プロポキシベンゾイル アミノ メチル フェニル )−3− フェニル 酢酸
【化436】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−プロポキシ安息香酸を用いて、実施例271と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 438 (MH
【0460】
実施例 275. 2−[5−(3−{[(2− クロロ −4− イソプロポキシベンゾイル アミノ メチル フェニル )−3− フェニル 酢酸
【化437】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−イソプロポキシ安息香酸を用いて、実施例271と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 438 (MH
【0461】
実施例 276. 2−[5−(3−{[({[4−( トリフルオロメチル ベンジル オキシ カルボニル アミノ メチル フェニル )−3− フェニル 酢酸
【化438】
Figure 2004182657
メチル 2−[5−(3−{[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)−3−フェニル]アセテート15mgを4N−塩化水素ジオキサン溶液に溶解し、濃縮した。残渣をあらかじめ、ドライアイスを加えて、二酸化炭素を飽和させた、N,N−ジメチルホルムアミド1mlに溶解し、テトラブチルアンモニウムイオジド30mg、炭酸セシウム40mg、4−トリフルオロメチルベンジルブロミド30mgをくわえ、室温にて終夜攪拌した。反応液を酢酸エチルにて希釈し、水で洗浄した。有機層を濃縮し残渣をエタノール0.4mlに溶解し、5N−水酸化ナトリウム0.1mlを加え室温にて4時間放置した。1N−塩酸で中和し、酢酸エチルで抽出、有機層を濃縮し残渣を逆層系高速液体クロマトグラフィーで精製し、標記化合物0.99mgを得た。
MS m/e(ESI) 444 (MH
【0462】
実施例 277. 2−[5−(3−{[({[4−( クロロ ベンジル オキシ カルボニル アミノ メチル フェニル )−3− フェニル 酢酸
【化439】
Figure 2004182657
4−クロロベンジルブロミドを用いて実施例276と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 410 (MH
【0463】
実施例 278. 2−[5−(3−{[({[2,4−( ジクロロ ベンジル オキシ カルボニル アミノ メチル フェニル )−3− フェニル 酢酸
【化440】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロベンジルクロリドを用いて実施例276と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 444 (MH
【0464】
実施例 279. 2−[5−(3−{[({[2,6−( ジクロロ ベンジル オキシ カルボニル アミノ メチル フェニル )−3− フェニル 酢酸
【化441】
Figure 2004182657
2,6−ジクロロベンジルブロミドを用いて実施例276と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 444 (MH
【0465】
実施例 280. 2−[5−(3−{[({[3,4−( ジクロロ ベンジル オキシ カルボニル アミノ メチル フェニル )−3− フェニル 酢酸
【化442】
Figure 2004182657
3,4−ジクロロベンジルブロミドを用いて実施例276と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 444 (MH
【0466】
実施例 281. {4’− メトキシ −3’−[(4− メチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
製造例281a) メチル 2−[5−(3−アミノメチル−4−メトキシフェニル)−3−フェニル]アセテート
【化443】
Figure 2004182657
メチル 2−[5−(3−[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル−4−ヒドロキシフェニル)−3−フェニル]アセテート277mgをアセトニトリル4mlに溶解し、炭酸セシウム300mg、ヨウ化メチル0.15mlを加え、室温にて終夜攪拌した。反応液を酢エチルに希釈し、水にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮し、メチル 2−[5−(3−[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル−4−メトキシフェニル)−3−フェニル]アセテートを得た。このものを4N−塩化水素ジオキサン溶液に溶解し、室温にて1時間放置し、溶媒を濃縮した。残渣を酢酸エチルと、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液にて中和し、抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮し、標記化合物200mgを得た。
【0467】
実施例281b) {4’−メトキシ−3’−[(4−メチル−ベンジルオキシカルボニルアミノ)−メチル]−ビフェニル−3−イル}−アセティックアシッド
【化444】
Figure 2004182657
4−メチルベンジルアルコール10mgをジクロロメタン0.25mlに溶解し、カルボニルジイミダゾール14mgを加え、室温にて1時間攪拌した。このものにメチル 2−[5−(3−アミノメチル−4−メトキシフェニル)−3−フェニル]アセテート10mgのジクロロメタン0.5ml溶液を加え、室温にて終夜放置した。反応液を酢酸エチルに希釈し、水にて洗浄した。有機層を濃縮し、{4’−メトキシ−3’−[(4−メチル−ベンジルオキシカルボニルアミノ)−メチル]−ビフェニル−3−イル}−アセティックアシッドメチルエステルを得た。このものをエタノール0.4mlに溶解し、5N−水酸化ナトリウム水溶液0.1mlを加え、室温にて終夜放置した。反応液を1N−塩酸にて中和し、反応液を酢酸エチルで抽出した。有機層を濃縮し、残渣を逆層系高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物3.34mgを得た。
MS m/e(ESI) 442 (MNa
【0468】
実施例 282. {4’− メトキシ −3’−[(4− エチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化445】
Figure 2004182657
4−エチルベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 456 (MNa
【0469】
実施例 283. {4’− メトキシ −3’−[(4− クロロ ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化446】
Figure 2004182657
4−クロロベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 462 (MNa
【0470】
実施例 284. {4’− メトキシ −3’−[(4− トリフルオロメチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化447】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチルベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 496 (MNa
【0471】
実施例 285. {4’− メトキシ −3’−[(3− トリフルオロメチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化448】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメチルベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 496 (MNa
【0472】
実施例 286. {4’− メトキシ −3’−[(4− トリフルオロメトキシ ベンジルオキシカル ボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化449】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメトキシベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 512 (MNa
【0473】
実施例 287. {4’− メトキシ −3’−[(3− トリフルオロメトキシ ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化450】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメトキシベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 512 (MNa
【0474】
実施例 288. {4’− メトキシ −3’−[(4− クロロ −2− フルオロ ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化451】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ−ベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 480 (MNa
【0475】
実施例 289. {4’− メトキシ −3’−[(2,4− ジクロロベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化452】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 496 (MNa
【0476】
実施例 290. {4’− メトキシ −3’−[(3,4− ジクロロベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化453】
Figure 2004182657
3,4−ジクロロ−ベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 496 (MNa
【0477】
実施例 291. {4’− メトキシ −3’−[(2− フルオロ −4− トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化454】
Figure 2004182657
2−フルオロ−4−トリフルオロメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 514(MNa
【0478】
実施例 292. {4’− メトキシ −3’−[(3− フルオロ −4− トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化455】
Figure 2004182657
3−フルオロ−4−トリフルオロメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 514(MNa
【0479】
実施例 293. {4’− メトキシ −3’−[(4− フルオロ −3− トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化456】
Figure 2004182657
4−フルオロ−3−トリフルオロメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 514(MNa
【0480】
実施例 294. {4’− メトキシ −3’−[(3,4− ジメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化457】
Figure 2004182657
3,4−ジメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 456(MNa
【0481】
実施例 295. {4’− メトキシ −3’−[(2− クロロ −4− プロポキシベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化458】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−プロポキシ−ベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 520(MNa
【0482】
実施例 296. {3’−[( ベンゾ [1,3] ジオキソール −5− イルメトキシカルボニルアミノ )− メチル ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化459】
Figure 2004182657
ピペロニルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 472 (MNa
【0483】
実施例 297. {3’−[( ビフェニル −4− イルメトキシカルボニルアミノ )− メチル ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化460】
Figure 2004182657
4−フェニルベンジルアルコールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 504 (MNa
【0484】
実施例 298. (3’−{[2−(4− クロロ フェニル )− エトキシカルボニルアミノ ]− メチル }−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル )− アセティックアシッド
【化461】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)エタノールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476 (MNa
【0485】
実施例 299. (3’−{[2−(3− クロロ フェニル )− エトキシカルボニルアミノ ]− メチル }−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル )− アセティックアシッド
【化462】
Figure 2004182657
2−(3−クロロフェニル)エタノールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476 (MNa
【0486】
実施例 300. (3’−{[2−(2,4− ジクロロ フェニル )− エトキシカルボニルアミノ ]− メチル }−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル )− アセティックアシッド
【化463】
Figure 2004182657
2−(2,4−ジクロロフェニル)エタノールを用いて実施例281と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 510 (MNa
【0487】
実施例 301. {4’− エトキシ −3’−[(4− メチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
製造例301a) メチル 2−[5−(3−アミノメチル−4−エトキシフェニル)−3−フェニル]アセテート
【化464】
Figure 2004182657
イオドエタンを用いて製造例281a)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0488】
実施例301b) {4’−エトキシ−3’−[(4−メチル−ベンジルオキシカルボニルアミノ)−メチル]−ビフェニル−3−イル}−アセティックアシッド
【化465】
Figure 2004182657
メチル 2−[5−(3−アミノメチル−4−エトキシフェニル)−3−フェニル]アセテートを用いて実施例281b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 456(MNa
【0489】
実施例 302. {4’− エトキシ −3’−[(4− エチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化466】
Figure 2004182657
4−エチルベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 470(MNa
【0490】
実施例 303. {4’− エトキシ −3’−[(4− クロロ ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化467】
Figure 2004182657
4−クロロベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476 (MNa
【0491】
実施例 304. {4’− エトキシ −3’−[(4− トリフルオロメチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化468】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチルベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 510(MNa
【0492】
実施例 305. {4’− エトキシ −3’−[(3− トリフルオロメチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化469】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメチルベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 510 (MNa
【0493】
実施例 306. {4’− エトキシ −3’−[(4− トリフルオロメトキシ ベンジルオキシカル ボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化470】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメトキシベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 526 (MNa
【0494】
実施例 307. {4’− エトキシ −3’−[(3− トリフルオロメトキシ ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化471】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメトキシベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 526 (MNa
【0495】
実施例 308. {4’− エトキシ −3’−[(4− クロロ −2− フルオロ ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化472】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ−ベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 494(MNa
【0496】
実施例 309. {4’− エトキシ −3’−[(2,4− ジクロロベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化473】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 510(MNa
【0497】
実施例 310. {4’− エトキシ −3’−[(3,4− ジクロロベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化474】
Figure 2004182657
3,4−ジクロロ−ベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 510(MNa
【0498】
実施例 311. {4’− エトキシ −3’−[(2− フルオロ −4− トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化475】
Figure 2004182657
2−フルオロ−4−トリフルオロメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 528(MNa
【0499】
実施例 312. {4’− エトキシ −3’−[(3− フルオロ −4− トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化476】
Figure 2004182657
3−フルオロ−4−トリフルオロメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 528(MNa
【0500】
実施例 313. {4’− エトキシ −3’−[(4− フルオロ −3− トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化477】
Figure 2004182657
4−フルオロ−3−トリフルオロメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 528(MNa
【0501】
実施例 314. {4’− エトキシ −3’−[(3,4− ジメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化478】
Figure 2004182657
3,4−ジメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 470(MNa
【0502】
実施例 315. {4’− エトキシ −3’−[(2− クロロ −4− プロポキシベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化479】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−プロポキシ−ベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 534(MNa
【0503】
実施例 316. {3’−[( ベンゾ [1,3] ジオキソール −5− イルメトキシカルボニルアミノ )− メチル ]−4’− エトキシ ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化480】
Figure 2004182657
ピペロニルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 486(MNa
【0504】
実施例 317. {3’−[( ビフェニル −4− イルメトキシカルボニルアミノ )− メチル ]−4’− エトキシ ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化481】
Figure 2004182657
4−フェニルベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 518(MNa
【0505】
実施例 318. (3’−{[2−(4− クロロ フェニル )− エトキシカルボニルアミノ ]− メチル }−4’− エトキシ ビフェニル −3− イル )− アセティックアシッド
【化482】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)エタノールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 490 (MNa
【0506】
実施例 319. (3’−{[2−(3− クロロ フェニル )− エトキシカルボニルアミノ ]− メチル }−4’− エトキシ ビフェニル −3− イル )− アセティックアシッド
【化483】
Figure 2004182657
2−(3−クロロフェニル)エタノールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 490 (MNa
【0507】
実施例 320. (3’−{[2−(2,4− ジクロロ フェニル )− エトキシカルボニルアミノ ]− メチル }−4’− エトキシ ビフェニル −3− イル )− アセティックアシッド
【化484】
Figure 2004182657
2−(2,4−ジクロロフェニル)エタノールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 524 (MNa
【0508】
実施例 321. {4’− プロポキシ −3’−[(4− エチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
製造例321a) メチル 2−[5−(3−アミノメチル−4−プロポキシフェニル)−3−フェニル]アセテート
【化485】
Figure 2004182657
イオドプロパンを用いて製造例281a)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0509】
実施例321b) {4’−プロポキシ−3’−[(4−エチル−ベンジルオキシカルボニルアミノ)−メチル]−ビフェニル−3−イル}−アセティックアシッド
【化486】
Figure 2004182657
メチル 2−[5−(3−アミノメチル−4−プロポキシフェニル)−3−フェニル]アセテート、4−エチルベンジルアルコールを用いて実施例281b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 484(MNa
【0510】
実施例 322. {4’− プロポキシ −3’−[(4− クロロ ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化487】
Figure 2004182657
4−クロロベンジルアルコールを用いて実施例321と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 490 (MNa
【0511】
実施例 323. {4’− プロポキシ −3’−[(4− トリフルオロメチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化488】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチルベンジルアルコールを用いて実施例321と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 524(MNa
【0512】
実施例 324. {4’− プロポキシ −3’−[(4− トリフルオロメトキシ ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化489】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメトキシベンジルアルコールを用いて実施例321と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 540(MNa
【0513】
実施例 325. {4’− プロポキシ −3’−[(3− トリフルオロメトキシ ベンジルオキシカ ルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化490】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメトキシベンジルアルコールを用いて実施例321と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 540(MNa
【0514】
実施例 326. {4’− プロポキシ −3’−[(3,4− ジクロロベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化491】
Figure 2004182657
3,4−ジクロロ−ベンジルアルコールを用いて実施例321と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 524(MNa
【0515】
実施例 327. {4’− プロポキシ −3’−[(4− フルオロ −3− トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化492】
Figure 2004182657
4−フルオロ−3−トリフルオロメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例321と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 542(MNa
【0516】
実施例 328. {4’− プロポキシ −3’−[(2− クロロ −4− プロポキシベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化493】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−プロポキシ−ベンジルアルコールを用いて実施例321と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 548(MNa
【0517】
実施例 329. {3’−[( ビフェニル −4− イルメトキシカルボニルアミノ )− メチル ]−4’− プロポキシ ビフェニル −3− イル }− アセティックアシッド
【化494】
Figure 2004182657
4−フェニルベンジルアルコールを用いて実施例301と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 532(MNa
【0518】
実施例 330. (3’−{[2−(3− クロロ フェニル )− エトキシカルボニルアミノ ]− メチル }−4’− プロポキシ ビフェニル −3− イル )− アセティックアシッド
【化495】
Figure 2004182657
2−(3−クロロフェニル)エタノールを用いて実施例321と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 504(MNa
【0519】
実施例 331. 2−{4’− メトキシ −3’−[(4− メチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− プロピオン酸
製造例331a) メチル 2−[5−(3−アミノメチル−4−メトキシフェニル)−3−フェニル]プロピオネート
【化496】
Figure 2004182657
メチル 2−[5−(3−[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル−4−ヒドロキシフェニル)−3−フェニル]アセテート323mgをアセトニトリル2mlに溶解し、炭酸セシウム300mg、ヨウ化メチル0.5mlを加え、50℃にて終夜攪拌した。反応液を酢エチルに希釈し、水にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮し、メチル 2−[5−(3−[(第三ブトキシカルボニル)アミノ]メチル−4−メトキシフェニル)−3−フェニル]プロピオネートを得た。このものを4N−塩化水素ジオキサン溶液に溶解し、室温にて1時間放置し、溶媒を濃縮した。残渣を酢酸エチルと、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液にて中和し、抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮し、標記化合物150mgを得た。
【0520】
実施例331b) 2−{4’−メトキシ−3’−[(4−メチル−ベンジルオキシカルボニルアミノ)−メチル]−ビフェニル−3−イル}−プロピオン酸
【化497】
Figure 2004182657
4−メチルベンジルアルコール、メチル 2−[5−(3−アミノメチル−4−メトキシフェニル)−3−フェニル]プロピオネートを用いて実施例281b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 456(MNa
【0521】
実施例 332. 2−{4’− メトキシ −3’−[(4− エチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− プロピオン酸
【化498】
Figure 2004182657
4−エチルベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 470 (MNa
【0522】
実施例 333. 2−{4’− メトキシ −3’−[(4− クロロ ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル }− プロピオン酸
【化499】
Figure 2004182657
4−クロロベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 476(MNa
【0523】
実施例 334. 2−{4’− メトキシ −3’−[(4− トリフルオロメチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化500】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチルベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 510 (MNa
【0524】
実施例 335. 2−{4’− メトキシ −3’−[(3− トリフルオロメチル ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化501】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメチルベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 510 (MNa
【0525】
実施例 336. 2−{4’− メトキシ −3’−[(4− トリフルオロメトキシ ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化502】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメトキシベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 526 (MNa
【0526】
実施例 337. 2−{4’− メトキシ −3’−[(3− トリフルオロメトキシ ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化503】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメトキシベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 526 (MNa
【0527】
実施例 338. 2−{4’− メトキシ −3’−[(4− クロロ −2− フルオロ ベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化504】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−フルオロ−ベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 494 (MNa
【0528】
実施例 339. 2−{4’− メトキシ −3’−[(2,4− ジクロロベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化505】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 510 (MNa
【0529】
実施例 340. 2−{4’− メトキシ −3’−[(3,4− ジクロロベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化506】
Figure 2004182657
3,4−ジクロロ−ベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 510 (MNa
【0530】
実施例 341. 2−{4’− メトキシ −3’−[(2− フルオロ −4− トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化507】
Figure 2004182657
2−フルオロ−4−トリフルオロメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 528(MNa
【0531】
実施例 342. 2−{4’− メトキシ −3’−[(3− フルオロ −4− トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化508】
Figure 2004182657
3−フルオロ−4−トリフルオロメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 528(MNa
【0532】
実施例 343. 2−{4’− メトキシ −3’−[(4− フルオロ −3− トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化509】
Figure 2004182657
4−フルオロ−3−トリフルオロメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 528(MNa
【0533】
実施例 344. 2−{4’− メトキシ −3’−[(3,4− ジメチルベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化510】
Figure 2004182657
3,4−ジメチル−ベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 470(MNa
【0534】
実施例 345. 2−{4’− メトキシ −3’−[(2− クロロ −4− プロポキシベンジルオキシカルボニルアミノ )− メチル ]− ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化511】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−プロポキシ−ベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 534(MNa
【0535】
実施例 346. 2−{3’−[( ベンゾ [1,3] ジオキソール −5− イルメトキシカルボニルア ミノ )− メチル ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化512】
Figure 2004182657
ピペロニルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 486 (MNa
【0536】
実施例 347. 2−{3’−[( ビフェニル −4− イルメトキシカルボニルアミノ )− メチル ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化513】
Figure 2004182657
4−フェニルベンジルアルコールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 518 (MNa
【0537】
実施例 348. 2−(3’−{[2−(4− クロロ フェニル )− エトキシカルボニルアミノ ]− メチル }−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化514】
Figure 2004182657
2−(4−クロロフェニル)エタノールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 490 (MNa
【0538】
実施例 349. 2−(3’−{[2−(3− クロロ フェニル )− エトキシカルボニルアミノ ]− メチル }−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化515】
Figure 2004182657
2−(3−クロロフェニル)エタノールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 490 (MNa
【0539】
実施例 350. 2−(3’−{[2−(2,4− ジクロロ フェニル )− エトキシカルボニルアミノ ]− メチル }−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル プロピオン酸
【化516】
Figure 2004182657
2−(2,4−ジクロロフェニル)エタノールを用いて実施例331と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 524 (MNa
【0540】
実施例 351. {4’− メトキシ −3’−[3−(4− トリフルオロメチル フェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
製造例351a) 2−ベンジルオキシ−4−ブロモフェノール
【化517】
Figure 2004182657
2−ベンジルオキシフェノール12gをアセトニトリル300mlに溶解し、N−ブロモスクシンイミド10.7gを加え、室温にて2時間攪拌した。N−ブロモスクシンイミド1g追加し、1時間攪拌した後、更にN−ブロモスクシンイミド1gを追加して2時間攪拌した。反応液を濃縮し、残渣を酢エチルに希釈し、水にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン − 酢酸エチル 10 : 1溶出分画より、標記化合物14.927gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 5.08 (s, 2H) 5.60 (s, 1H) 6.82 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.01 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.06 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.36−7.42 (m, 5H)
【0541】
製造例351b) 2−ベンジルオキシ−4−ブロモ−1−メトキシベンゼン
【化518】
Figure 2004182657
2−ベンジルオキシ−2−ブロモフェノール5.012gをN,N−ジメチルホルムアミド50mlに溶解し、炭酸カリウム3.3g、ヨウ化メチル2mlを加え、室温にて3時間攪拌した。反応液を酢エチルに希釈し、水にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮し、標記化合物4.86gを得た。
【0542】
製造例351c) 2−ベンジルオキシ−1−メトキシベンゼンボロン酸
【化519】
Figure 2004182657
2−ベンジルオキシ−4−ブロモ−1−メトキシベンゼン4.86gを無水テトラヒドロフラン100mlに溶解し、窒素雰囲気下、−78℃に冷却した。1.6Mノルマルブチルリチウムヘキサン溶液15mlを滴下し、30分攪拌した。トリイソプロポキシボレート6mlを一気に加え、一晩かけて、室温まで昇温した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮した。残渣を1N−水酸化ナトリウム水溶液に溶解し、エーテルにて抽出した。水層を5N−塩酸にて中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮し、標記化合物1.76gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.76 (s, 3H) 5.04 (s, 2H) 6.93 (d, J=8.0Hz, 1H) 7.31−7.46 (m, 6H) 7.86 (s, 1H)
【0543】
製造例351d) (3’−ベンジルオキシ−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸 メチルエステル
【化520】
Figure 2004182657
2−ベンジルオキシ−1−メトキシベンゼンボロン酸1.753gをエーテル50mlに懸濁し、プロピレングリコール0.49mlを加えた。室温にて1時間攪拌し、溶媒留去し、2−(3−ベンジルオキシ−4−メトキシ−フェニル)−[1,3,2]ジオキサボリナンを得た。このものを、1,2−ジメトキシエタン30ml、に溶解し、炭酸カリウム1.5g、メチル3−ブロモフェニルアセテート1.9g、ジクロロジフェニルフォスフィノフェロセンパラジウム270mgを加え、窒素雰囲気下、80℃にて3時間攪拌した。反応液を1N−塩酸にて中和し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン − 酢酸エチル 6 : 1→4 : 1溶出分画より、標記化合物1.356gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.67 (s, 2H) 3.70 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 5.21 (s, 2H) 6.96 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.15 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.22 (dt, J=2.4, 7.2 Hz, 1H) 7.33 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.36−7.40 (m, 5H) 7.48 (d, J=8.4Hz, 1H)
【0544】
製造例351e) (3’−ヒドロキシ−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル
【化521】
Figure 2004182657
(3’−ベンジルオキシ−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸 メチルエステル1.35gを酢酸エチル10ml、エタノール30mlの混液に溶解し、10%パラジウム炭素500mgを加え、水素雰囲気下で終夜攪拌した。反応液をセライトにてろ過し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン − 酢酸エチル 3 : 1溶出分画より、標記化合物970mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.67 (s, 2H) 3.70 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 5.65 (s, 1H) 6.91 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.08 (dd, J=2.4, 8.4Hz, 1H) 7.18 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.22 (ddd, J=1.2, 2.0, 7.6Hz, 1H) 7.36 (t, J=8.0Hz, 1H) 7.43−7.46 (m, 2H)
【0545】
製造例351f) (4’−メトキシ−3’−トリフルオロメタンスルフォニルオキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル
【化522】
Figure 2004182657
(3’−ヒドロキシ−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル492mgをピリジン5mlに溶解し、トリフルオロメタンスルフォン酸無水物0.4mlを加え、室温にて3日間攪拌した。反応液を酢酸エチルにて希釈し、1N−塩酸にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮し、標記化合物697mgを得た。
【0546】
製造例351g) [3’−(3−ヒドロキシ−1−プロピニル)−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル酢酸メチルエステル
【化523】
Figure 2004182657
(4’−メトキシ−3’−トリフルオロメタンスルフォニルオキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル340mgをN,N−ジメチルホルムアミド3mlに溶解し、プロパルギルアルコール100mg、ヨウ化銅2.4mg、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム48mg、トリエチルアミン0.3mlを加え窒素雰囲気下、80℃にて終夜攪拌した。反応液を酢酸エチルにて希釈し、1N−塩酸にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン − 酢酸エチル 3 : 2溶出分画より、標記化合物149mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 2.81 (br, 1H) 3.68 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 4.56 (d, J=3.6Hz, 2H) 6.94 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.24 (dt, J=1.6, 7.6Hz, 1H) 7.38 (dd, J=7.6, 8.4Hz, 1H) 7.43−7.46 (m, 2H) 7.52 (dd, J=2.0, 8.4Hz, 1H) 7.66 (d, J=2.4Hz, 1H)
【0547】
製造例351h) [3’−(3−ブロモ−1−プロピニル)−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル酢酸メチルエステル
【化524】
Figure 2004182657
[3’−(3−ヒドロキシ−1−プロピニル)−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル酢酸メチルエステル140mgを1,2−ジメトキシエタン3mlに溶解し、フォスフォラストリブロミド0.025mlを加え、室温にて3日間攪拌した。反応液を反応液を酢酸エチルにて希釈し、水にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン −
酢酸エチル 4 : 1溶出分画より、標記化合物68mgを得た。
【0548】
実施例351i) {4’−メトキシ−3’−[3−(4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−1−プロピニル]−ビフェニル−3−イル}酢酸
【化525】
Figure 2004182657
[3’−(3−ブロモ−1−プロピニル)−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル酢酸メチルエステル6.8mgをN,N−ジメチルホルムアミド0.2mlに溶解し、4−トリフルオロメチルフェノール10mg、炭酸カリウム10mgを加え、室温にて3日間攪拌した。反応液を酢酸エチルにて希釈し、水にて洗浄した。有機層を濃縮し、{4’−メトキシ−3’−[3−(4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−1−プロピニル]−ビフェニル−3−イル}酢酸メチルエステルを得た。このものをエタノール0.4mlに溶解し、5N−水酸化ナトリウム水溶液0.1mlを加え、室温にて終夜攪拌した。反応液に1N−塩酸を加え、酢酸エチルにて抽出した。有機層を濃縮し、残渣を逆層系高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物4.89mgを得た。
MS m/e(ESI) 463 (MNa
【0549】
実施例 352. {4’− メトキシ −3’−[3−(4− 第三ブチルフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化526】
Figure 2004182657
4−第三ブチルフェノールを用いて実施例351i)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 451 (MNa
【0550】
実施例 353. {4’− メトキシ −3’−[3−(4− フェニルフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化527】
Figure 2004182657
4−フェニルフェノールを用いて実施例351i)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 471 (MNa
【0551】
実施例 354. {4’− メトキシ −3’−[3−(4− クロロフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化528】
Figure 2004182657
4−クロロフェノールを用いて実施例351i)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 429(MNa
【0552】
実施例 355. {4’− メトキシ −3’−[3−(2,4− ジクロロフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化529】
Figure 2004182657
4−クロロフェノールを用いて実施例351i)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 463(MNa
【0553】
実施例 356. {4’− メトキシ −3’−[3−(4− クロロ −2− シアノフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化530】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−シアノフェノールを用いて実施例351i)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 454(MNa
【0554】
実施例 357. {4’− メトキシ −3’−[3−(4− クロロ −2− メチルフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化531】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−メチルフェノールを用いて実施例351i)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 443(MNa
【0555】
実施例 358. {4’− メトキシ −3’−[3−(2− クロロ −4− メチルフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化532】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−メチルフェノールを用いて実施例351i)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 441(MNa
【0556】
実施例 359. {4’− メトキシ −3’−[3−(2− トリフルオロメチルフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化533】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメチルフェノールを用いて実施例351i)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 463(MNa
【0557】
実施例 360. {4’− メトキシ −3’−[3−(3− クロロ フェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化534】
Figure 2004182657
3−クロロフェノールを用いて実施例351i)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 429(MNa
【0558】
実施例 361. {4’− メトキシ −3’−[1−(4− トリフルオロメチル ベンジルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
製造例361a) (3’−アセチル−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル
【化535】
Figure 2004182657
(4’−メトキシ−3’−トリフルオロメタンスルフォニルオキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル357mgをN,N−ジメチルホルムアミド3mlに溶解し、ブチルビニルエーテル0.45ml、酢酸パラジウム10mg、ジフェニルフォスフィノプロパン20mg、トリエチルアミン1mlを加え、窒素雰囲気下、80℃にて終夜攪拌した。反応液を酢エチルに希釈し、1N−塩酸にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン − 酢酸エチル 4 : 1溶出分画より、標記化合物184mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 2.65 (s, 3H) 3.68 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 3.96 (s, 3H) 7.04 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.23−7.26 (m, 1H) 7.38 (t, J=8.4Hz, 1H) 7.46−7.49 (m, 2H) 7.70 (dd, J=2.4, 8.8Hz, 1H) 7.97 (d, J=2.4Hz, 1H)
【0559】
製造例361b) [3’−(1−ヒドロキシイミノ−エチル)−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル]酢酸
【化536】
Figure 2004182657
(3’−アセチル−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル175mgをエタノール3mlに溶解し、ヒドロキシルアミン塩酸塩55mg、酢酸ナトリウム65mgを加え、室温にて3日間攪拌した。反応液を酢エチルに希釈し、1N−塩酸にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮し[3’−(1−ヒドロキシイミノ−エチル)−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル]酢酸メチルエステルを得た。このものをエタノール4mlに溶解し、5N−水酸化ナトリウム0.5mlを加え、室温にて6時間放置した。反応液に1N−塩酸を加えて中和し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮し、標記化合物166mgを得た。
【0560】
実施例361c) {4’−メトキシ−3’−[1−(4−トリフルオロメチル−ベンジルオキシイミノ)−エチル]−ビフェニル−3−イル}酢酸
【化537】
Figure 2004182657
[3’−(1−ヒドロキシイミノ−エチル)−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル]酢酸9mgをテトラヒドロフラン0.2mlに溶解し、4−トリフルオロメチルベンジルブロミド25mg、水素化ナトリウム10mgを加え、室温にて3日間攪拌した。反応液に反応液に1N−塩酸を加えて中和し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を濃縮し、残渣を逆層系高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物5.21mgを得た。
MS m/e(ESI) 450 (MNa
【0561】
実施例 362. {4’− メトキシ −3’−[1−(3− クロロ ベンジルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化538】
Figure 2004182657
3−クロロベンジルブロミドを用いて実施例361c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 446 (MNa
【0562】
実施例 363. {4’− メトキシ −3’−[1−(3− トリフルオロメチル ベンジルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化539】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメチルベンジルブロミドを用いて実施例361c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 450 (MNa
【0563】
実施例 364. {4’− メトキシ −3’−[1−(4− クロロ ベンジルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化540】
Figure 2004182657
4−クロロベンジルブロミドを用いて実施例361c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 446(MNa
【0564】
実施例 365. {3’−[2− ヒドロキシ −3−(4− 第三ブチル フェノキシ )− プロポキシ ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル 酢酸
製造例365a) (4’−メトキシ−3’−オキシラニルメトキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル
【化541】
Figure 2004182657
(3’−ヒドロキシ−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル205mgをN,N−ジメチルホルムアミド3mlに溶解し、グリシジルノシレート205mg、セシウムフルオリド35mg、炭酸カリウム130mgを加え、室温にて3日間攪拌した。反応液を酢エチルに希釈し、1N−塩酸にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン − 酢酸エチル 4 : 1溶出分画より、標記化合物179mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 2.77 (dd, J=2.4, 4.8Hz, 1H) 2.92 (dd, J=4.4, 4.8Hz, 1H) 3.40−3.45 (m, 1H) 3.69 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 3.91 (s, 3H) 4.11 (dd, J=5.6, 10.0Hz, 1H) 4.32 (dd, J=2.4, 11.2Hz, 1H) 7.65 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.17−7.20 (m, 2H) 7.23 (dt, J=1.2, 7.6Hz, 1H) 7.37 (dd, J=7.6, 8.4Hz, 1H) 7.43−7.47 (m, 2H)
【0565】
製造例365b) {3’−[2−ヒドロキシ−3−(4−第三ブチル−フェノキシ)−プロポキシ]−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル}酢酸
【化542】
Figure 2004182657
(4’−メトキシ−3’−オキシラニルメトキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル9mgをエタノール0.25mlに溶解し、4−第三ブチルフェノール10mg、炭酸カリウム10mgを加え、50℃にて3日間攪拌した。反応液を酢エチルに希釈し、水にて洗浄した。有機層を濃縮し[3’−(1−ヒドロキシイミノ−エチル)−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル]酢酸メチルエステルを得た。このものをエタノール0.5mlに溶解し、5N−水酸化ナトリウム0.1mlを加え、室温にて終夜放置した。反応液に1N−塩酸を加えて中和し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を濃縮し、残渣を逆層系高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物7.12mgを得た。
MS m/e(ESI) 487(MNa
【0566】
実施例 366. {3’−[2− ヒドロキシ −3−(4− フェニル フェノキシ )− プロポキシ ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル 酢酸
【化543】
Figure 2004182657
4−フェニルフェノールを用いて実施例370b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 507(MNa
【0567】
実施例 367. {3’−[2− ヒドロキシ −3−(4− クロロフェノキシ )− プロポキシ ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル 酢酸
【化544】
Figure 2004182657
4−クロロフェノールを用いて実施例365b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 465(MNa
【0568】
実施例 368. {3’−[2− ヒドロキシ −3−(2,4− ジクロロフェノキシ )− プロポキシ ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル 酢酸
【化545】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロフェノールを用いて実施例365b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 499(MNa
【0569】
実施例 369. {3’−[2− ヒドロキシ −3−(4− クロロ −2− シアノフェノキシ )− プロポキシ ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル 酢酸
【化546】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−シアノフェノールを用いて実施例365b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 490(MNa
【0570】
実施例 370. {3’−[2− ヒドロキシ −3−(4− クロロ −2− メチルフェノキシ )− プロポキシ ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル 酢酸
【化547】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−メチルフェノールを用いて実施例365b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 479(MNa
【0571】
実施例 371. {3’−[2− ヒドロキシ −3−(2− クロロ −4− メチルフェノキシ )− プロポキシ ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル 酢酸
【化548】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−メチルフェノールを用いて実施例365b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 479(MNa
【0572】
実施例 372. {3’−[2− ヒドロキシ −3−(3− トリフルオロメチルフェノキシ )− プロポキシ ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル 酢酸
【化549】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメチルフェノールを用いて実施例365b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 490(MNa
【0573】
実施例 373. {3’−[2− ヒドロキシ −3−(3− クロロフェノキシ )− プロポキシ ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル 酢酸
【化550】
Figure 2004182657
3−クロロフェノールを用いて実施例365b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 465(MNa
【0574】
実施例 374. {3’−[3−(2,4− ジクロロ フェニル )−2− プロピニルオキシ ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル 酢酸
製造例374a) (4’−メトキシ−3’−(2−プロピニルオキシ)−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル
【化551】
Figure 2004182657
(3’−ヒドロキシ−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル207mgをN,N−ジメチルホルムアミド3mlに溶解し、プロパルギルブロミド0.17ml、炭酸カリウム150mgを加え、室温にて3日間攪拌した。反応液を酢エチルに希釈し、1N−塩酸にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン − 酢酸エチル 4 : 1溶出分画より、標記化合物221mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 2.54 (s, 1H) 3.69 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 4.83 (d, J=2.4Hz, 2H) 6.96 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.21 (dd, J=2.0, 8.4Hz, 1H) 7.24 (brd, J=7.6Hz, 1H) 7.28 (d, J=2.4Hz, 1H) 7.37 (dd, J=7.6, 8.4Hz, 1H) 7.45−7.48 (m, 2H)
【0575】
実施例374b) {3’−[3−(2,4−ジクロロ−フェニル)−2−プロピニルオキシ]−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル}酢酸
【化552】
Figure 2004182657
(4’−メトキシ−3’−(2−プロピニルオキシ)−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル9mgをN,N−ジメチルホルムアミド0.1mlに溶解し、2,4−ジクロロイオドベンゼン30mg、ヨウ化銅2mg、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム2mg、トリエチルアミン0.05mlを加え、室温にて3日間攪拌した。反応液を酢エチルに希釈し、水にて洗浄した。有機層を濃縮し{3’−[3−(2,4−ジクロロ−フェニル)−2−プロピニルオキシ]−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル}酢酸メチルエステルを得た。このものをエタノール0.5mlに溶解し、5N−水酸化ナトリウム0.1mlを加え、室温にて終夜放置した。反応液に1N−塩酸を加えて中和し、酢酸エチルにて抽出した。有機層を濃縮し、残渣を逆層系高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物4.24mgを得た。
MS m/e(ESI) 463(MNa
【0576】
実施例 375. {3’−[3−(3− トリフルオロメチルフェニル )−2− プロピニルオキシ ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル 酢酸
【化553】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメチルイオドベンゼンを用いて実施例374b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 463(MNa
【0577】
実施例 376. {3’−[3−(3,4− ジクロロフェニル )−2− プロピニルオキシ ]−4’− メトキ ビフェニル −3− イル 酢酸
【化554】
Figure 2004182657
3,4−ジクロロイオドベンゼンを用いて実施例374b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 463(MNa
【0578】
実施例 377. {3’−[3−(4− トリフルオロメチルフェニル )−2− プロピニルオキシ ]−4’− メトキシ ビフェニル −3− イル 酢酸
【化555】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチルイオドベンゼンを用いて実施例374b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 463(MNa
【0579】
実施例 378. {4’−[3−(4− トリフルオロメチルフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
製造例378a) (4’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル
【化556】
Figure 2004182657
4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−フェノール10g、メチル 3−ブロモフェニル酢酸12.5g、を1,2−ジメトキシエタン150mlに溶解し、炭酸カリウム14g、ジクロロジフェニルフォスフィノフェロセンパラジウム920mgを加え窒素雰囲気下70℃にて終夜攪拌した。反応液を酢酸エチルにて希釈し、1N−塩酸にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過、ろ液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン −
酢酸エチル 2 : 1溶出分画より、標記化合物10.336gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 3.68 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 5.07 (s, 1H) 6.89 (d, J=8.8Hz, 2H) 7.22 (d, J=6.0Hz, 1H) 7.37 (t, J=8.4Hz, 1H) 7.43−7.47 (m, 4H)
【0580】
製造例378b) (4’−トリフルオロメタンスルフォニルオキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル
【化557】
Figure 2004182657
(4’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステルを用いて製造例351f)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0581】
製造例378c) [4’−(3−ヒドロキシ−1−プロピニル)−ビフェニル−3−イル]酢酸メチルエステル
【化558】
Figure 2004182657
(4’−トリフルオロメタンスルフォニルオキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステルを用いて製造例351g)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.81 (br, 1H) 3.69 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 4.52 (d, J=5.2Hz, 2H) 7.28 (dt, J=1.2, 7.6Hz, 1H) 7.40 (dd, J=7.6, 8.0Hz, 1H) 7.48−7.51 (m, 5H) 7.54(d, J=9.2Hz, 2H)
【0582】
製造例378d) [4’−(3−ブロモ−1−プロピニル)−ビフェニル−3−イル]酢酸メチルエステル
【化559】
Figure 2004182657
[4’−(3−ヒドロキシ−1−プロピニル)−ビフェニル−3−イル]酢酸メチルエステルを用いて製造例351h)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0583】
実施例378e) {4’−[3−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)−1−プロピニル]−ビフェニル−3−イル}酢酸
【化560】
Figure 2004182657
[4’−(3−ブロモ−1−プロピニル)−ビフェニル−3−イル]酢酸メチルエステルを用いて実施例351i)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 433(MNa
【0584】
実施例 379. {4’−[3−(4− 第三ブチルフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化561】
Figure 2004182657
4−第三ブチルフェノールを用いて実施例378e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 421(MNa
【0585】
実施例 380. {4’−[3−(4− フェニルフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化562】
Figure 2004182657
4−フェニルフェノールを用いて実施例378e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 441(MNa
【0586】
実施例 381. {4’−[3−(4− クロロフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化563】
Figure 2004182657
4−クロロフェノールを用いて実施例378e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 399(MNa
【0587】
実施例 382. {4’−[3−(2,4− ジクロロフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化564】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロフェノールを用いて実施例378e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 433(MNa
【0588】
実施例 383. {4’−[3−(4− クロロ −2− シアノフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化565】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−シアノフェノールを用いて実施例378e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 424(MNa
【0589】
実施例 384. {4’−[3−(4− クロロ −2− メチルフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化566】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−メチルフェノールを用いて実施例378e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 413(MNa
【0590】
実施例 385. {4’−[3−(2− クロロ −4− メチルフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化567】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−メチルフェノールを用いて実施例378e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 413(MNa
【0591】
実施例 386. {4’−[3−(3− トリフルオロメチルフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化568】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメチルフェノールを用いて実施例378e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 413(MNa
【0592】
実施例 387. {4’−[3−(3− クロロフェノキシ )−1− プロピニル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化569】
Figure 2004182657
3−クロロメチルフェノールを用いて実施例378e)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 399(MNa
【0593】
実施例 388. {4’−[1−(4− トリフルオロ ベンジルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
製造例388a) (4’−アセチル−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル
【化570】
Figure 2004182657
(4’−トリフルオロメタンスルフォニルオキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステルを用いて製造例361a)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 2.64 (s, 3H) 3.71 (s, 2H) 3.72 (s, 3H) 7.32 (d, J=7.6Hz, 1H) 7.43 (t, J=8.0Hz, 1H) 7.52−7.55 (m, 2H) 7.68 (d, J=8.0Hz, 2H) 8.03 (d, J=8.4Hz,2H)
【0594】
製造例388b) [4’−(1−ヒドロキシイミノエチル)−ビフェニル−3−イル]酢酸
【化571】
Figure 2004182657
(4’−アセチル−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステルを用いて製造例361b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
【0595】
実施例388c) {4’−[1−(4−トリフルオロメチル−ベンジルオキシイミノ)−エチル]−ビフェニル−3−イル}酢酸
【化572】
Figure 2004182657
[4’−(1−ヒドロキシイミノエチル)−ビフェニル−3−イル]酢酸を用いて実施例361c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 450 (MNa
【0596】
実施例 389. {4’−[1−(3− クロロ ベンジルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化573】
Figure 2004182657
3−クロロベンジルブロミドを用いて実施例388c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 416(MNa
【0597】
実施例 390. {4’−[1−(3− トリフルオロメチル ベンジルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化574】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメチルベンジルブロミドを用いて実施例388c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 450(MNa
【0598】
実施例 391. {4’−[1−(4− クロロ ベンジルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化575】
Figure 2004182657
4−クロロベンジルブロミドを用いて実施例388c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 416(MNa
【0599】
実施例 392. {4’−[1−(2− ナフタレニルメチルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化576】
Figure 2004182657
2−ブロモメチルナフタレンを用いて実施例388c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 432(MNa
【0600】
実施例 393. {4’−[1−(4− フェニルベンジルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3 イル 酢酸
【化577】
Figure 2004182657
4−フェニルベンジルブロミドを用いて実施例388c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 458(MNa
【0601】
実施例 394. {4’−[1−(3,4− ジクロロベンジルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化578】
Figure 2004182657
3,4−ジクロロベンジルブロミドを用いて実施例388c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 450(MNa
【0602】
実施例 395. {4’−[1−(2,4− ジクロロベンジルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化579】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロベンジルブロミドを用いて実施例388c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 450(MNa
【0603】
実施例 396. {4’−[1−(4− イソプロピルベンジルオキシイミノ )− エチル ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化580】
Figure 2004182657
4−イソプロピルベンジルブロミドを用いて実施例388c)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 424(MNa
【0604】
実施例 397. {4’−[2− ヒドロキシ −3−(4− トリフルオロメチル フェノキシ )− プロポキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
製造例397a) (4’−オキシラニルメトキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステル
【化581】
Figure 2004182657
(4’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステルを用いて実施例365a)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 2.79 (dd, J=2.8, 4.8Hz, 1H) 2.93 (dd, J=4.4, 4.8Hz, 1H) 3.37−3.41 (m, 1H) 3.68 (s, 2H) 3.70 (s, 3H) 4.01 (dd, J=5.6, 10.8Hz, 1H) 4.27 (dd, J=2.8, 10.8Hz, 1H) 6.98 (d, J=9.2Hz, 2H) 7.23 (d, J=7.2Hz, 1H) 7.37 (t, J=7.6Hz, 1H) 7.44−7.46 (m, 2H) 7.51 (d, J=9.6Hz, 2H)
【0605】
製造例397b) {4’−[2−ヒドロキシ−3−(4−トリフルオロメチル−フェノキシ)−プロポキシ]−ビフェニル−3−イル}酢酸
【化582】
Figure 2004182657
4−トリフルオロメチルフェノール、(4’−オキシラニルメトキシ−ビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステルを用いて実施例365b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 469(MNa
【0606】
実施例 398. {4’−[2− ヒドロキシ −3−(4− 第三ブチルフェノキシ )− プロポキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化583】
Figure 2004182657
4−第三ブチルフェノール、を用いて実施例397b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 457(MNa
【0607】
実施例 399. {4’−[2− ヒドロキシ −3−(4− フェニルフェノキシ )− プロポキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化584】
Figure 2004182657
4−フェニルフェノール、を用いて実施例397b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 477(MNa
【0608】
実施例 400. {4’−[2− ヒドロキシ −3−(4− クロロフェノキシ )− プロポキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化585】
Figure 2004182657
4−クロロフェノール、を用いて実施例397b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 435(MNa
【0609】
実施例 401. {4’−[2− ヒドロキシ −3−(2,4− ジクロロフェノキシ )− プロポキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化586】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロフェノール、を用いて実施例397b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 469 (MNa
【0610】
実施例 402. {4’−[2− ヒドロキシ −3−(4− クロロ −2− シアノフェノキシ )− プロポキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化587】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−シアノフェノール、を用いて実施例397b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 460(MNa
【0611】
実施例 403. {4’−[2− ヒドロキシ −3−(4− クロロ −2− メチルフェノキシ )− プロポキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化588】
Figure 2004182657
4−クロロ−2−メチルフェノール、を用いて実施例397b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 449(MNa
【0612】
実施例 404. {4’−[2− ヒドロキシ −3−(2− クロロ −4− メチルフェノキシ )− プロポキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化589】
Figure 2004182657
2−クロロ−4−メチルフェノール、を用いて実施例397b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 449(MNa
【0613】
実施例 405. {4’−[2− ヒドロキシ −3−(3− トリフルオロメチルフェノキシ )− プロポキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化590】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメチルフェノール、を用いて実施例397b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 469(MNa
【0614】
実施例 406. {4’−[2− ヒドロキシ −3−(3− クロロメチルフェノキシ )− プロポキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化591】
Figure 2004182657
3−クロロメチルフェノール、を用いて実施例397b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 435(MNa
【0615】
実施例 407. {4’−[3−(2,4− ジクロロフェニル )−2− プロピニルオキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
製造例407a) [4’−(2−プロピニルオキシ)−ビフェニル−3−イル]酢酸メチルエステル
【化592】
Figure 2004182657
(4’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)酢酸メチルエステルを用いて製造例379a)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ: 2.54 (t, J=2.4Hz, 1H) 3.68 (s, 2H) 3.76 (s, 3H) 4.74 (d, J=2.4Hz, 2H) 7.05 (d, J=8.8Hz, 2H) 7.23 (dt, J=1.2, 7.2Hz, 1H) 7.38 (t, J=8.4Hz, 1H) 7.44−7.47 (m, 2H) 7.53 (d, J=9.2Hz, 2H)
【0616】
実施例407b) {4’−[3−(2,4−ジクロロフェニル)−2−プロピニルオキシ]−ビフェニル−3−イル}酢酸
【化593】
Figure 2004182657
[4’−(2−プロピニルオキシ)−ビフェニル−3−イル]酢酸メチルエステルを用いて実施例379b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 433(MNa
【0617】
実施例 408. {4’−[3−(3− トリフルオロメチルフェニル )−2− プロピニルオキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化594】
Figure 2004182657
3−トリフルオロメチルイオドベンゼンを用いて実施例406b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 433(MNa
【0618】
実施例 409. {4’−[3−(2− メチルフェニル )−2− プロピニルオキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化595】
Figure 2004182657
2−メチルイオドベンゼンを用いて実施例406b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 479(MNa
【0619】
実施例 410. {4’−[3−(1− ナフタレニル )−2− プロピニルオキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化596】
Figure 2004182657
1−イオドナフタレンを用いて実施例406b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 415(MNa
【0620】
実施例 411. {4’−[3−(3,4− ジクロロフェニル )−2− プロピニルオキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化597】
Figure 2004182657
3,4−ジクロロイオドベンゼンを用いて実施例406b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 433(MNa
【0621】
実施例 412. {4’−[3−(4− メチルフェニル )−2− プロピニルオキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化598】
Figure 2004182657
4−メチルイオドベンゼンを用いて実施例406b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 379(MNa
【0622】
実施例 413. {4’−[3−(3− メチルフェニル )−2− プロピニルオキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化599】
Figure 2004182657
3−メチルイオドベンゼンを用いて実施例406b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 379(MNa
【0623】
実施例 414. {4’−[3−(4− エトキシフェニル )−2− プロピニルオキシ ]− ビフェニル −3− イル 酢酸
【化600】
Figure 2004182657
4−エトキシイオドベンゼンを用いて実施例406b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 409(MNa
【0624】
実施例 415 3−[4− エトキシ −3−(4− トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ フェニル ]−2− イソプロポキシプロパン酸
実施例415a) エチル ジアゾ(ジエトキシホスホリル)アセテート
【化601】
Figure 2004182657
第三ブトキシカリウム73gをトルエン1lとテトラヒドロフラン700mlに溶解し、氷冷下トリエチルホスホノアセテート136gのトルエン(500ml)溶液を滴下した。更に4−アセトアミドベンゼンスルホニルアジド125gのトルエン懸濁液、トリエチルアミン100mlを加え、室温で16時間攪拌した。反応液を濾過し、不溶物を除いた後減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(2:1)溶出分画より標記化合物86gを単黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)
δ:1.30(t, J=6.0Hz, 3H) 1.36(t, J=6.0Hz, 6H) 4.25(m, 6H)
【0625】
実施例415b)エチル2−(ジエチルホスホリル)−2−イソプロピルアセテート
【化602】
Figure 2004182657
エチル ジアゾ(ジエトキシホスホリル)アセテート53gをイソプロパノール500mlに溶解し、ロジウムアセテートダイマー1gを加え、5時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(2:1)溶出分画より標記化合物32gを無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)
δ:1.20(t, J=6.0Hz, 3H) 1.35(m, 6H) 3.73(dq, J=6.0, 6.0Hz, 1H) 4.22(m, 6H) 4.35(d, J=15Hz, 1H)
【0626】
実施例415c) 4−エトキシ−3−ニトロベンズアルデヒド
【化603】
Figure 2004182657
4−ヒドロキシ−3−ニトロベンズアルデヒド5gをN,N−ジメチルホルムアミド50mlに溶解し、炭酸カリウム8.3gとヨウ化エチル4.8mlを加え、室温で16時間攪拌した。反応液に水、塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(2:1)溶出分画より標記化合物3.5gを得た。
1H−NMR(CDCl3)
δ:1.52(t, J=6.0Hz, 3H) 4.28(q, J=6.0Hz, 2H) 7.20(d, J=8.0Hz, 1H) 8.05(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H) 8.32(d, J=2.0Hz, 1H) 9.92(s, 1H)
【0627】
実施例415d) エチル 2−イソプロポキシ−3−(4−エトキシ−3−ニトロフェニル)−2−プロパノエート
【化604】
Figure 2004182657
エチル2−(ジエチルホスホリル)−2−イソプロピルアセテート1.9gをテトラヒドロフラン15mlに溶解し、氷冷下で60%水素化ナトリウム0.24gを加えた。反応液を氷冷下で20分間撹拌した後、4−エトキシ−3−ニトロベンズアルデヒド1gを加え、室温で2時間撹拌した。反応物に塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(3:1)溶出分画より標記化合物1.5gを得た。
1H−NMR(CDCl3)
δ:1.25−1.50(m, 12H) 4.18(q, J=6.0Hz, 2H) 4.32(q, J=6.0Hz, 2H) 4.50(dq, J−6.4, 6.4Hz, 1H) 6.10+6.87(s, 1H) 6.95+7.0f5(d, J=8.0Hz, 1H) 7.35+7.87(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H) 7.71+8.45(d, J=2.0Hz, 1H)
【0628】
実施例415e) エチル 3−(3−アミノ−4−エトキシフェニル)−2−イソプロポキシプロパノエート
【化605】
Figure 2004182657
エチル 2−イソプロポキシ−3−(4−エトキシ−3−ニトロフェニル)−2−プロパノエート1.5gをエタノール15mlに溶解し、10%パラジウム炭素0.3gを加え、水素雰囲気下で4時間撹拌した。触媒を濾過し溶媒を減圧留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(6:1)溶出分画より標記化合物1.2gを得た。
1H−NMR(CDCl3)
δ:0.98(d, J=6.0Hz, 3H) 1.14(d, J=6.0Hz, 3H) 1.24(t, J=6.0Hz, 3H) 1.40(t, J=6.0Hz, 3H) 2.83(m, 2H) 3.50(dq, J−6.4, 6.4Hz, 1H) 4.00(m, 3H) 4.17(q, J=6.0Hz, 2H) 6.55(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H) 6.62(d, J=2.0Hz, 1H) 6.67(d, J=8.0Hz, 1H)
【0629】
実施例 415f) 3−[4− エトキシ −3−(4− トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ フェニル ]−2− イソプロポキシプロパン酸
【化606】
Figure 2004182657
ジ−第三ブチルジカルボネート25mgをアセトニトリル0.5mlに溶解し、4−ジメチルアミノピリジン10mg、エチル 3−(3−アミノ−4−エトキシフェニル)−2−イソプロポキシプロパノエート25mgのアセトニトリル溶液を加え、2分間攪拌した。反応液に4−トリフルオロメチルベンジルアルコール20mgを加え、80℃で2時間攪拌した。反応液に窒素を吹き付けて溶媒を除き、残渣をエタノール0.6mlに溶解し、5N水酸化ナトリウム0.12mlを加え、室温で1時間攪拌した。反応液に水1ml、5N塩酸0.14mlを加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を集め、窒素を吹き付けて溶媒を除いた。残渣を逆相系のカラムで溶出溶媒として水アセトニトリルトリフルオロ酢酸系を用いたHPLCにて精製し、標記化合物19mgを得た。
H−NMR(CDCl
δ:1.06(d, J=6.0Hz, 3H) 1.15(d, J=6.0Hz, 3H) 1.43(t, J=6.0Hz, 3H) 2.90(dd, J=14.0, 6.0Hz, 1H) 3.08(dd, J=14.0, 4.4Hz, 1H) 3.57(dq, J=6.0, 6.0Hz, 1H) 4.08(q, J=6.0Hz, 2H) 4.14(dd, J=7.6, 4.4Hz, 1H) 5.26(s, 2H)6.76(d, J=8.0Hz, 1H) 6.85(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H) 7.31(s,1H) 7.54(d, J=8.0Hz, 2H) 7.64(d, J=8.0Hz,2H) 8.01(s,1H)
MS m/e(ESI) 470 (MH
【0630】
実施例 416 3−{1−[3−(4− クロロフェニル プロプ −2− イニル ]−1H− インドール −3− イル }−2− イソプロポキシプロパン酸
実施例416a) 1−メトキシメチル−1H−インドール−3−アルデヒド
【化607】
Figure 2004182657
インドール−3−アルデヒド5gをN,N−ジメチルホルムアミド40mlに溶解し、氷冷下60%水素化ナトリウム1.38gを加えた。反応液を氷冷のまま20分間攪拌した後、クロロメチルメチルエーテル3.2mlを加え、室温で16時間攪拌した。反応液を氷冷し、水、塩化アンモニウム溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、(20−44%酢酸エチル ヘキサン)標記化合物6.1gを得た。
H−NMR(CDCl
δ:3.30(s, 3H) 5.51(s, 2H) 7.36(m, 2H) 7.53(d, J=8.0Hz, 1H) 7.80(s, 1H) 8.31(d, J=8.0Hz, 1H) 10.10(s, 1H)
【0631】
実施例416b) エチル 2−イソプロポキシ−3−(1−メトキシメチル−1H−インドール−3−イル)プロピオネート
【化608】
Figure 2004182657
エチル2−(ジエチルホスホリル)−2−イソプロピルアセテート3.9gをテトラヒドロフラン35mlに溶解し、氷冷下60%水素化ナトリウム0.51gを加え、氷冷のまま20分間攪拌した。反応液に1−メトキシメチル−1H−インドール−3−アルデヒド2gの10mlテトラヒドロフラン溶液を加え、室温で16時間攪拌した。反応液を氷冷し、水、塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、22%酢酸エチル ヘキサンで溶出してきたものをエタノール30mlに溶解した。溶液に10%パラジウム−炭素0.5gを加え、水素置換し、室温で3日間攪拌した。反応装置を窒素置換し、触媒をろ過し、溶媒を減圧下瑠去して標記化合物2.3gを得た。
H−NMR(CDCl
δ:1.00(d, J=6.0Hz, 3H) 1.20(m, 6H) 3.10(dd, J=14.0, 6.0Hz, 1H) 3.20(m, 4H) 3.55(dq, J=6.0, 6.0Hz, 1H) 4.15(m, 3H) 5.40(dd, J=6.0, 10.0Hz,2H) 7.18(s, 1H) 7.15(t, J=8.0Hz, 1H) 7.20(d, J=8.0Hz, 1H) 7.44(d, J=8.0Hz, 1H) 7.63(dd, J=2.0, 8.0Hz, 1H)
【0632】
実施例416c) エチル 3−(1H−インドール−3−イル)−2−イソプロポキシプロピオネート
【化609】
Figure 2004182657
エチル 2−イソプロポキシ−3−(1−メトキシメチル−1H−インドール−3−イル)プロピオネート2.3gをアセトン25mlに溶解し、5N塩酸15mlを加え、2時間攪拌した。反応液を氷冷し、水、炭酸水素ナトリウムを加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下瑠去した。残渣をエタノール20mlに溶解し、炭酸カリウム2gの水溶液を加え、50℃で3時間攪拌した。反応液を氷冷し、水、塩化アンモニウム溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し(50%酢酸エチル ヘキサン)、標記化合物0.75gを得た。
H−NMR(CDCl
δ:1.00(d, J=6.0Hz, 3H) 1.18(m, 6H) 3.10(dd, J=14.0, 6.0Hz, 1H) 3.20(dd, J=14.0, 4.4Hz, 1H) 3.55(dq, J=6.0, 6.0Hz, 1H) 4.15(m, 3H) 7.05−7.20(m, 3H) 7.35(d, J=8.0Hz, 1H) 7.63(d, J=8.0Hz, 1H)
【0633】
実施例416d) エチル 2−イソプロポキシ−3−(1−プロプ−2−イニル−1H−インドール−3−イル)プロピオネート
【化610】
Figure 2004182657
エチル 3−(1H−インドール−3−イル)−2−イソプロポキシプロピオネート0.23gをN,N−ジメチルホルムアミド5mlに溶解し、氷冷下60%水素化ナトリウム34mgを加えた。反応液を氷冷下30分間攪拌した後、プロパルギルブロミド0.09mlを加え、室温で16時間攪拌した。反応液を氷冷し、水、塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、(9%酢酸エチル ヘキサン)標記化合物0.18gを得た。
H−NMR(CDCl
δ:1.00(d, J=6.0Hz, 3H) 1.18(m, 6H) 3.10(dd, J=14.0, 6.0Hz, 1H) 3.20(dd, J=14.0, 4.4Hz, 1H) 3.55(dq, J=6.0, 6.0Hz, 1H) 4.13(m, 3H) 4.83(s,2H) 7.13(m, 3H) 7.22(d, J=8.0Hz, 1H) 7.35(d, J=8.0Hz, 1H) 7.64(d, J=8.0Hz, 1H)
【0634】
実施例 416e) 3−{1−[3−(4− クロロフェニル プロプ −2− イニル ]−1H− インドール −3− イル }−2− イソプロポキシプロパン酸
【化611】
Figure 2004182657
エチル 2−イソプロポキシ−3−(1−プロプ−2−イニル−1H−インドール−3−イル)プロピオネート20mg、1−クロロ−4−ヨードベンゼン15mg、よう化銅5mg、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム5mg、トリエチルアミン50μlをN,N−ジメチルホルムアミド0.2mlに溶解し窒素雰囲気下、室温にて2日間攪拌した。反応混合物を酢酸エチルにて希釈し、水、1N塩酸にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥し、濾過、溶媒留去後、エチル 3−{1−[3−(4−クロロフェニル)プロプ−2−イニル]−1H−インドール−3−イル}−2−イソプロポキシプロパノエートを得た。このものをエタノール0.4mlに溶解し、5N−水酸化ナトリウム0.1mlを加え、室温にて終夜放置した。反応液に1N−塩酸を加えて酸性にし酢酸エチルにて抽出した。残渣を逆層系高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物1.10mgを得た。
MS m/e(ESI) 396 (MH
【0635】
実施例 417 2− イソプロポキシ −3−{1−[3−(4− トリフルオロメチルフェニル プロプ −2− イニル ]−1H− インドール −3− イル プロパン酸
【化612】
Figure 2004182657
4−ヨードベンゾトリフルオリドを用い、実施例77b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 430 (MH
【0636】
実施例 418 3−{1−[3−(2,4− ジクロロフェニル プロプ −2− イニル ]−1H− インドール −3− イル }−2− イソプロポキシプロパン酸
【化613】
Figure 2004182657
2,4−ジクロロヨードベンゼンを用い、実施例77b)と同様に処理し、標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ:1.04(d, J=6.0Hz, 3H) 1.15(d, J=6.0Hz, 3H) 3.15(dd, J=14.0, 6.0Hz, 1H) 3.31(dd, J=14.0, 4.4Hz, 1H) 3.61(dq, J=6.0, 6.0Hz, 1H) 4.23(dd, J=7.6, 4.4Hz, 1H) 5.11(s, 2H) 7.15−7.20(m, 3H) 7.25(m, 1H) 7.34(d, J=8.0Hz, 1H) 7.40(d, J=2.0Hz, 2H) 7.44(d, J=8.0Hz, 1H) 7.67(d, J=8.0Hz, 1H)
MS m/e(ESI) 480 (MH
【0637】
実施例 419 2−{3−[(4− クロロ −2− フルオロフェニルカルバモイル メチル ]−4− エトキシベンジル ブチル酸
実施例419a) エチル 2−エトキシフェニルアセテート
【化614】
Figure 2004182657
2−ヒドロキシフェニル酢酸10gをN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸カリウム36gとヨウ化エチル20mlを加え、室温で16時間攪拌した。反応液に塩化アンモニウム溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、(5%酢酸エチル ヘキサン)標記化合物13.5gを得た。
H−NMR(CDCl
δ:1.25(t, J=6.0Hz, 3H) 1.38(t, J=6.0Hz, 3H) 3.61(s, 2H) 4.03(q, J=6.0Hz, 2H) 4.15(q, J=6.0Hz, 2H) 6.85(d, J=8.0Hz, 1H) 6.90(t, J=8.0Hz, 1H) 7.20(m, 2H)
【0638】
実施例419b) ベンジル 2−エトキシフェニルアセテート
【化615】
Figure 2004182657
エチル 2−エトキシフェニルアセテート13.5gをエタノール150mlに溶解し、5N水酸化ナトリウム水溶液27mlを加え、60℃で1時間攪拌した。反応液を氷冷し、水を加え、5N塩酸30mlで酸性にした後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をN,N−ジメチルホルムアミド100mlに溶解し、炭酸水素ナトリウム10.5gとベンジルブロミド7.4mlを加え、室温で16時間攪拌した。反応液に塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、(15%酢酸エチル ヘキサン)標記化合物13.5gを得た。
H−NMR(CDCl
δ:1.30(t, J=6.0Hz, 3H) 3.66(s, 2H) 3.99(q, J=6.0Hz, 2H) 5.13(s, 2H) 6.85(d, J=8.0Hz, 1H) 6.90(t, J=8.0Hz, 1H) 7.20(m, 2H) 7.34(m, 5H)
【0639】
実施例419c) ベンジル (2−エトキシ−5−ホルミル)フェニルアセテート
【化616】
Figure 2004182657
ベンジル 2−エトキシフェニルアセテート10.5gをトリフルオロ酢酸200mlに溶解し、ヘキサメチレンテトラミン11gを加え、50℃で16時間攪拌した。トリフルオロ酢酸を減圧下溜去した後、残渣に氷水を加え、炭酸水素ナトリウムで中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、(15%酢酸エチル ヘキサン)標記化合物3.4gを得た。
H−NMR(CDCl
δ:1.32(t, J=6.0Hz, 3H) 3.72(s, 2H) 4.06(q, J=6.0Hz, 2H) 5.13(s, 2H) 6.93(d, J=8.0Hz, 1H) 7.34(m, 5H) 7.72(d, J=2.0Hz, 1H) 7.80(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H) 9.87(s, 1H)
【0640】
実施例419d) エチル 2−(3−カルボキシメチル−4−エトキシベンジル)ブチレート
【化617】
Figure 2004182657
トリエチル 2−ホスホノブチレート3.7gをテトラヒドロフラン25mlに溶解し、60%水素化ナトリウム0.57gを加え、室温で1時間攪拌した。反応液にベンジル (2−エトキシ−5−ホルミル)フェニルアセテート3.4gのテトラヒドロフラン溶液を加え、室温で4時間攪拌した。反応液を氷冷し、水、塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、(20%酢酸エチル ヘキサン)溶出されてきたものをテトラヒドロフランに溶解した。そこにトリエチルアミン4mlと10%パラジウム炭素0.5gを加え、水素雰囲気下24時間攪拌した。反応容器中を窒素置換し、パラジウム炭素を濾過し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、(40%酢酸エチルヘキサン)標記化合物1.7gを得た。
H−NMR(CDCl
δ:0.88(t, J=6.0Hz, 3H) 1.15(t, J=6.0Hz, 3H) 1.38(t, J=6.0Hz, 3H) 1.60(m, 2H) 2.52(dq, J=6.0, 6.0Hz, 1H) 2.67(dd, J=14.0, 4.4Hz, 1H) 2.84(dd, J=14.0, 6.0Hz, 1H) 3.61(s, 2H) 4.06(m, 4H) 6.78(d, J=8.0Hz, 1H) 6.98(d, J=2.0Hz, 1H) 7.03(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H)
【0641】
実施例 419e) 2−{3−[(4− クロロ −2− フルオロフェニルカルバモイル メチル ]−4− エトキシベンジル ブチル酸
【化618】
Figure 2004182657
エチル 2−(3−カルボキシメチル−4−エトキシベンジル)ブチレート30mgと4−クロロ−2−フルオロアニリン20mgをテトラヒドロフラン1.5mlに溶解し、1,1’−カルボニルジイミダゾール25mgとトリエチルアミン30μLを加え、70℃で3時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチルにて希釈し、水、飽和食塩水にて洗浄した。有機層に窒素を吹き付け溶媒を蒸発乾固した。このものをエタノール0.4mlに溶解し、5N水酸化ナトリウム0.1mlを加え、室温にて終夜放置した。反応液に1N−塩酸を加えて酸性にし酢酸エチルにて抽出した。残渣を逆層系高速液体クロマトグラフィーにて精製し、標記化合物8.0mgを得た。
MS m/e(ESI) 430 (MNa
【0642】
実施例 420 3−{3−[ 4− クロロ −2− フルオロフェニルカルバモイル)メチル ]−4− プロポキシフェニル }−2− メチルプロパン酸
実施例420a)エチル 3−(3−カルボキシメチル−4−エトキシフェニル)−2−メチルプロパネート
【化619】
Figure 2004182657
実施例419a) d)と同様の方法により標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ:1.01(t, J=6.0Hz, 3H) 1.18(m, 6H) 1.78(dq, J=6.0Hz, 2H) 2.60(m, 2H) 2.84(dd, J=14.0, 6.0Hz, 1H) 3.61(s, 2H) 3.90(t, J=6.0Hz, 2H) 4.06(q, J=6.0Hz, 4H) 6.78(d, J=8.0Hz, 1H) 6.98(d, J=2.0Hz, 1H) 7.03(dd, J=8.0, 2.0Hz,1H)
【0643】
実施例420b) 3−{3−[(4−クロロ−2−フルオロフェニルカルバモイル)−メチル]−4−プロポキシフェニル)−2−メチルプロパン酸
【化620】
Figure 2004182657
実施例419e)と同様の方法により標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 430 (MNa
【0644】
実施例 421 2−{3−[(4− クロロ −2− フルオロフェニルカルバモイル メチル ]−4− プロポキシベンジル ブチル酸
実施例421a)エチル 2−(3−カルボキシメチル−4−プロポキシベンジル)ブチレート
【化621】
Figure 2004182657
実施例419a) d)と同様の方法により標記化合物を得た。
H−NMR(CDCl
δ:0.88(t, J=6.0Hz, 3H) 1.02(t, J=6.0Hz, 3H) 1.15(t, J=6.0Hz, 3H) 1.60(m, 2H) 1.80(m, 2H) 2.52(dq, J=6.0, 6.0Hz, 1H) 2.67(dd, J=14.0, 4.4Hz, 1H)2.84(dd, J=14.0, 6.0Hz, 1H) 3.61(s, 2H) 3.93(t, J=6.0Hz, 2H) 4.06(q, J=6,0Hz, 2H) 6.78(d, J=8.0Hz, 1H) 6.98(d, J=2.0Hz, 1H) 7.03(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H)
【0645】
実施例 421b) 2−{3−[(4− クロロ −2− フルオロフェニルカルバモイル メチル ]−4− ロポキシベンジル ブチル酸
【化622】
Figure 2004182657
実施例419e)と同様の方法により標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 444 (MNa
【0646】
実施例 422 2−{3−[ 2− フルオロ −4− メチルフェニルカルバモイル)メチル ]−4− プロポキシベンジル ブチル酸
【化623】
Figure 2004182657
実施例419e)と同様の方法により標記化合物を得た。
MS m/e(ESI) 424 (MNa
【0647】
実施例 423 3−(4− メトキシ −3−{[2− メチル −3−( トリフルオロメチルフェニル アクリロイルアミノ メチル フェニル )−2− メチルプロパン酸
実施例423a) 第三ブチル N−(2−メトキシベンジル)カルバメート
【化624】
Figure 2004182657
2−メトキシベンジルアミン13.0gをテトラヒドロフラン80mlに溶解し、第三ブチルジカーボネート16gのテトラヒドロフラン(20ml)溶液を加えた。室温で1時間攪拌した後、溶媒を減圧留去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、1N塩酸、飽和食塩水にて順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去し、標記化合物19.0gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.84 (s, 3H) 4.27−4.33 (m, 2H) 5.01 (br, 1H) 6.84 (d, J=8.8Hz, 1H) 6.94 (t, J=8.8Hz, 1H) 7.23−7.29 (m, 2H)
【0648】
実施例423b) 第三ブチル N−(5−ブロモ−2−メトキシベンジル)カルバメート
【化625】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(2−メトキシベンジル)カルバメート6.04gをアセトニトリル50mlに溶解し、N−ブロモコハク酸イミド4.6gを加えた。室温にて3時間攪拌した後、溶媒を減圧下留去した。残渣を酢酸エチルに溶解し、水、飽和食塩水にて順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣をメチル第三ブチルエーテルとヘキサンの混液で洗浄し、標記化合物6.97gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.62 (s, 3H) 4.26 (d, J=6.4Hz, 2H) 4.97 (br, 1H) 6.72 (d, J=8.8Hz, 1H) 7.34 (dd, J=4151.2Hz) 7.35 (s, 1H)
【0649】
実施例423c) 第三ブチル N−(5−ホルミル−2−メトキシベンジル)カルバメート
【化626】
Figure 2004182657
第三ブチル N−(5−ブロモ−2−メトキシベンジル)カルバメート1.015g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)45mg、ギ酸ナトリウム330mg、およびトリフェニルホスフィン17mgを無水N,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、一酸化炭素雰囲気下で110℃にて2時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水、飽和重炭酸ナトリウム水、にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン−酢酸エチル(3:1)溶出分画より標記化合物640mgを得た。H−NMR(CDCl
δ: 1.45 (s, 9H) 3.94 (s, 3H) 4.36 (d, J=6.0Hz, 2H) 5.00 (br, 1H) 6.98 (d, J=8.4Hz, 1H) 7.80−7.83 (m, 2H) 9.88 (s, 1H)
【0650】
実施例423d) エチル 3−[3−(第三ブトキシカルボニルアミノメチル)−4−メトキシフェニル]−2−メチルプロパノエート
【化627】
Figure 2004182657
トリエチル 2−ホスホノプロピオネート2gをN,N−ジメチルホルムアミド20mlに溶解し、60%水素化ナトリウム0.56gを加え、室温で2時間攪拌した。反応液に第三ブチル N−(5−ホルミル−2−メトキシベンジル)カルバメート1.5gを加え、室温で16時間攪拌した。反応液を氷冷し、水、塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、(25%酢酸エチル ヘキサン)溶出されてきたものをエタノールに溶解した。そこに10%パラジウム炭素0.25gを加え、水素雰囲気下24時間攪拌した。反応容器中を窒素置換し、パラジウム炭素を濾過し、減圧下濃縮することにより、標記化合物0.5gを得た。
H−NMR(CDCl
δ:1.11(d, J=6.0Hz, 3H) 1.20(t, J=6.0Hz, 3H) 1.45 (s, 9H) 2.62(m, 2H) 1.45 (s, 9H) 2.93(dd, J=14.0, 6.0Hz, 1H) 3.92(s, 3H) 4.08(q, J=6.0Hz, 2H) 4.26(d, J=6.0Hz, 2H) 5.00(br, 1H) 6.76(d, J=8.0Hz, 1H) 7.05(m, 2H)
【0651】
実施例423e) エチル 3−(3−アミノメチル−4−メトキシフェニル)−2−メチルプロパノエート
【化628】
Figure 2004182657
エチル 3−[3−(第三ブトキシカルボニルアミノメチル)−4−メトキシフェニル]−2−メチルプロパノエート1.5gを4N塩酸−1,4−ジオキサン溶液15mlに溶解し、1時間静置した。反応液を減圧下濃縮した後、氷、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮することにより、標記化合物0.8gを油状物として得た。
H−NMR(CDCl
δ:1.14(d, J=6.0Hz, 3H) 1.20(t, J=6.0Hz, 3H) 2.59(dd, J=14.0, 4.5Hz, 1H)2.66(dt, J=6.0Hz, 1H) 2.93(dd, J=14.0, 6.0Hz, 1H) 3.87(s, 2H) 3.92(s, 3H) 4.08(q, J=6.0Hz, 2H) 4.26(d, J=6.0Hz, 2H) 6.76(d, J=8.0Hz, 1H) 7.00(m, 2H)
【0652】
実施例423f) 2−メチル−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)アクリル酸
【化629】
Figure 2004182657
トリエチル 2−ホスホノプロピオネート2gをN,N−ジメチルホルムアミド20mlに溶解し、60%水素化ナトリウム0.4gを加え、室温で2時間攪拌した。反応液に4−トリフルオロメチルベンズアルデヒド1.5gを加え、室温で16時間攪拌した。反応液を氷冷し、水、塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、(20%酢酸エチル ヘキサン)溶出されてきたものをエタノール20mlに溶解した。5N水酸化ナトリウム水溶液5mlを加え、50℃で1時間攪拌した。反応液を氷冷し、水、2N塩酸15mlを加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮することにより、標記化合物1gを固体として得た。
H−NMR(CDCl
δ:2.16(s, 3H) 7.52(d, J=8.0Hz,2H) 7.66(d, J=8.0Hz, 2H) 7.83(s, 1H)
【0653】
実施例 423g) 3−(4− メトキシ −3−{[2− メチル −3−( トリフルオロメチルフェニル アクリロイルアミノ メチル フェニル )−2− メチルプロパン酸
【化630】
Figure 2004182657
エチル 3−(3−アミノメチル−4−メトキシフェニル)−2−メチルプロパノエート0.67gと2−メチル−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)アクリル酸0.62gをN,N−ジメチルホルムアミド8mlに溶解し、氷冷下、シアノホスホン酸ジエチル0.4mlとトリエチルアミン0.37mlを加え、室温で12時間攪拌した。反応液を氷冷し、水、塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、(20%酢酸エチル ヘキサン)溶出されてきたものをエタノール20mlに溶解した。5N水酸化ナトリウム水溶液1.1mlを加え、50℃で1時間攪拌した。反応液を氷冷し、水、2N塩酸3mlを加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し(NAM−200 中原化学)(50%酢酸エチル−ヘキサン)、標記化合物1gを固体として得た。
H−NMR(CDCl
δ:1.20(d, J=6.0Hz, 3H) 2.06(s, 3H), 2.59(dd, J=14.0, 4.5Hz, 1H) 2.66(dt, J=6.0Hz, 1H) 2.93(dd, J=14.0, 6.0Hz, 1H) 3.85(s, 3H) 4.52(d, J=6.0Hz, 2H) 6.50(bs, 1H) 6.80(d, J=8.0Hz, 1H) 7.08(dd, J=8.0, 2.0Hz 1H) 7.18(d, J=2.0Hz, 1H) 7.36(s, 1H) 7.40(d, J=8.0Hz,2H) 7.62(d, J=8.0Hz, 2H)
【0654】
実施例 424 .ジメチル 2−{4− エトキシ −3−[(2− フルオロ −4− トリフルオロメチルベンゾイルアミノ メチル ベンジル マロネート
実施例424a) [2−(第三ブチルジメチルシラニルオキシ)−5−ホルミルベンジル]カルバミン酸 第三ブチルエステル
【化631】
Figure 2004182657
[5−ブロモ−2−(第三ブチルジメチルシラニルオキシ)ベンジル]カルバミン酸 第三ブチルエステル25gをテトラヒドロフラン200mlに溶解し、窒素雰囲気下、−75℃で1.5M n−ブチルリチウムヘキサン溶液70mlを滴下した。−75℃で30分間攪拌した後、N−ホルミルモルホリン11gを加え、更に−75℃で30分間攪拌した。反応液に1N塩酸を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し)(20%酢酸エチル−ヘキサン)、標記化合物17.5gを得た。
H−NMR(CDCl
δ:0.30(s, 6H) 1.02(s, 9H) 1.47(s, 9H) 4.35(d, J=6.0Hz, 2H) 4.90(bs, 1H)6.90(d, J=8.0Hz, 1H) 7.72(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H) 7.80(d, J=2.0Hz, 1H) 9.88(s, 1H)
【0655】
実施例424b)ジメチル 2−[3−(第三ブトキシカルボニルアミノメチル)−4−エトキシベンジル]マロネート
【化632】
Figure 2004182657
[2−(第三ブチルジメチルシラニルオキシ)−5−ホルミルベンジル]カルバミン酸 第三ブチルエステル2.5gとマロン酸ジメチル0.94gをトルエン25mlに溶解し、ピロリジン57μlと酢酸39μlを加え、9時間加熱還流した。反応液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、25%酢酸エチル−ヘキサンで溶出されたものを15%メタノール−ジオキサンに溶解した。10%パラジウム炭素0.4gを加え、水素雰囲気下2時間攪拌した。パラジウム炭素を濾過し、濾液を減圧下濃縮することにより、ジメチル 2−[3−(第三ブトキシカルボニルアミノメチル)−4−(第三ブチルジメチルシラニルオキシ)ベンジル]マロネート1.8gを得た。これをテトラヒドロフラン20mlに溶解し、1.0Mのフッ素化テトラブチルアンモニウムテトラヒドロフラン溶液4.5mlを加え、室温で16時間攪拌した。反応液に酢酸エチルを加え、有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、33%酢酸エチル−ヘキサンで溶出されるものをアセトニトリル20mlに溶解した。この溶液に炭酸セシウム1.4gとヨウ化エチル1.3gを加え、室温で4時間攪拌した。反応液に酢酸エチルを加え、有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し(20%酢酸エチル−ヘキサン)、標記化合物1.1gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.39(t, J=6.0Hz, 3H) 1.47(s, 9H) 3.15(d, J=6.0Hz, 2H) 3.61(t, J=6.0Hz, 1H) 3.70(s, 6H) 4.00(q, J=6.0Hz, 2H) 4.27(d, J=6.0Hz, 2H) 4.95(bs, 1H) 6.72(d, J=8.0Hz, 1H) 7.05(m, 2H)
【0656】
実施例 424c) ジメチル 2−{4− エトキシ −3−[(2− フルオロ −4− トリフルオロメチルベンゾイルアミノ メチル ベンジル マロネート
【化633】
Figure 2004182657
ジメチル 2−[3−(第三ブトキシカルボニルアミノメチル)−4−エトキシベンジル]マロネートに4N塩酸−ジオキサン溶液10mlを加え、室温で1時間静置した。溶媒を減圧溜去し、残渣を25mg取り、2‐フルオロ−4‐トリフルオロメチル安息香酸16mgとN,N‐ジメチルホルムアミド1mlを加えた。溶液中に氷冷下、シアノホスホン酸ジエチル35μlとトリエチルアミン33μlを加え、室温で12時間攪拌した。反応液に水、酢酸エチルを加え抽出し、有機層に窒素を吹き付け、溶媒を蒸発乾固した。残渣を逆相系のカラムで溶出溶媒として水アセトニトリルトリフルオロ酢酸系を用いたHPLCにて精製し、標記化合物12mgを得た。
MS m/e(ESI) 485 (MH
【0657】
実施例 425 {3’−[(4− クロロ −2− フルオロフェニルカルバモイル メチル ]−4’− エトキシビフェニル −3− イル 酢酸
実施例425a) ベンジル(5−ブロモ−2−エトキシフェニル)アセテート
【化634】
Figure 2004182657
ベンジル2−エトキシフェニルアセテート13.7gをアセトニトリル100mlに溶解し、N−ブロモこはく酸イミド9.1gを加え、室温で60時間攪拌した。溶媒を減圧下溜去した後、残渣に酢酸エチルを加え、硫酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し(15%酢酸エチル−ヘキサン)、標記化合物16.6gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.28(t, J=6.0Hz, 3H) 3.62(s, 2H) 3.94(q, J=6.0Hz, 2H) 5.14(s, 2H) 6.70(d, J=8.0Hz, 1H) 7.35(m, 7H)
【0658】
実施例425b) ベンジル (4−エトキシ−3’−メトキシカルボニルメチルビフェニル−3−イル)アセテート
【化635】
Figure 2004182657
ベンジル(5−ブロモ−2−エトキシフェニル)アセテート7.4gとメチル 2−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボラン−2−イル)フェニル]アセテート5.9gを用い、実施例242b)と同様に処理し、標記化合物6.0gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.33(t, J=6.0Hz, 3H) 3.66(s, 2H) 3.70(s, 3H) 3.74(s, 2H) 4.05(q, J=6.0Hz, 2H) 5.14(s, 2H) 6.90(d, J=8.0Hz, 1H) 7.20(d, J=8.0Hz, 1H) 7.28−7.47(m, 10H)
【0659】
実施例425c) (4−エトキシ−3’−メトキシカルボニルメチルビフェニル−3−イル)酢酸
【化636】
Figure 2004182657
ベンジル (4−エトキシ−3’−メトキシカルボニルメチルビフェニル−3−イル)アセテート6.0gをテトラヒドロフラン60mlに溶解し、10%パラジウム−炭素0.8gを加え、水素雰囲気下6時間攪拌した。パラジウム−炭素を濾過し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し(NAM−200(中原化学) 60%酢酸エチル−ヘキサン)、標記化合物3.3gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.42(t, J=6.0Hz, 3H) 3.68(s, 2H) 3.70(s, 3H) 3.74(s, 2H) 4.10(q, J=6.0Hz, 2H) 6.93(d, J=8.0Hz, 1H) 7.20(d, J=8.0Hz, 1H) 7.35(t, J=8.0Hz, 1H)
7.41−7.47(m, 4H)
【0660】
実施例425d) メチル {3’−[(4−クロロ−2−フルオロフェニルカルバモイル)メチル]−4’−エトキシビフェニル−3−イル}アセテート
【化637】
Figure 2004182657
(4−エトキシ−3’−メトキシカルボニルメチルビフェニル−3−イル)酢酸1.3gをジクロロメタン20mlに溶解し、N,N−ジメチルホルムアミド0.1mlとオキザリルクロリド0.7mlを加え、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮した後、残渣をテトラヒドロフラン25mlに溶解し、氷冷下、4−クロロ−2−フルオロアニリン0.57gとトリエチルアミン1.7mlを加え、室温で16時間攪拌した。反応液に水、塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を1N塩酸、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し(20%酢酸エチル−ヘキサン)、標記化合物1.2gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.50(t, J=6.0Hz, 3H) 3.68(s, 2H) 3.70(s, 3H) 3.80(s, 2H) 4.20(q, J=6.0Hz, 2H) 7.00(d, J=8.0Hz, 1H) 7.06(m, 2H) 7.23(d, J=8.0Hz, 1H) 7.36(t, J=8.0Hz, 1H) 7.47(m, 2H) 7.50(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H) 7.54(d, J=2.0Hz, 1H)8.30(t, J8.0Hz, 1H) 8.36(bs, 1H)
【0661】
実施例 425e) {3’−[(4− クロロ −2− フルオロフェニルカルバモイル メチル ]−4’− エトキシビフェニル −3− イル 酢酸
【化638】
Figure 2004182657
メチル {3’−[(4−クロロ−2−フルオロフェニルカルバモイル)メチル]−4’−エトキシビフェニル−3−イル}アセテート1.25gをメタノール30mlとテトラヒドロフラン15mlに溶解し、5N−水酸化ナトリウム1.1mlを加え、室温50℃で2時間攪拌した。反応液を冷却し、1N塩酸を加えて酸性にし酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残渣にヘキサン10mlとジエチルエーテル10mlを加え、析出した固体を濾過し、標記化合物1.03gを得た。
H−NMR(CDCl
δ: 1.50(t, J=6.0Hz, 3H) 3.70(s, 2H) 3.80(s, 2H) 4.20(q, J=6.0Hz, 2H) 7.00(d, J=8.0Hz, 1H) 7.06(m, 2H) 7.23(d, J=8.0Hz, 1H) 7.36(t, J=8.0Hz, 1H)7.47(m, 2H) 7.50(dd, J=8.0, 2.0Hz, 1H) 7.54(d, J=2.0Hz, 1H) 8.30(t, J8.0Hz, 1H) 8.36(bs, 1H)
【0662】
以下の薬理実験例1〜3において、比較例として挙げられている化合物は、WO01/00603に実施例66として記載の化合物であるグラクソスミスクライン社のGW501516を使用した。
【0663】
薬理実験例1:ウサギ初代培養肝細胞の調製
ニュージーランドホワイトウサギからの初代培養肝細胞はMoldeus らの方法 (Methods Enzymol. 52: 60−71,1978) を改変して調製した。ウサギをペントバルビタールにて麻酔し、300 unit/kgのヘパリンを静脈内投与した。門脈より肝臓をLiver Perfusion Mediumで灌流 (37 ℃, 15 min at 30 ml/min) した。肝臓の一部を10cmシャーレにとり、10 % FBS, 0.1 μM insulin, 1 μM dexamethasone, 100 units/ml penicillin, 100 μg/ml streptomycinを含むWilliams’ E medium (pH 7.4) 中で緩やかに振とうすることにより肝細胞を分散させた。70μmのナイロンメッシュフィルターを通した肝細胞溶液を50 g, 2 minの遠心を繰り返すことにより肝実質細胞を単離した。生存率が>90%であることを確認し、TypeI collagen−coated 24−well platesに1x10 cells/wellの濃度で播種した。37 ℃で4時間培養後、培地を交換して非接着細胞を取り除いた。
【0664】
薬理実験例2:ウサギ初代培養肝細胞における脂質生合成活性の測定
肝細胞における脂質生合成活性は、[1−14C]酢酸 (185 kBq/ml, 1.66−2.22 GBq/mmol) のトリグリセライドへの取り込みを定量することにより測定した。細胞を化合物存在下で48時間培養し、細胞を回収する1.5時間前に[1−14C]酢酸を添加した(24時間および48時間で培地交換した)。細胞をPBSで2回洗浄後、750 μlのhexane/2−propanol (3:2) を添加し30 min静置することで細胞中の脂質を抽出した。抽出液をガラスチューブに移し、窒素ガスにて乾固した。乾固物をクロロホルム30μlに溶解しTLCシートにアプライした。トルエン:イソプロピルエーテル(1:1) で10 min展開し、TLCシートを乾燥後、さらにヘプタンで15 min展開した。BAS2000 imaging plate system (Fuji Film, Tokyo, Japan) を用いトリグリセライド画分の放射活性を測定した。化合物を添加しないで処理したときの合成活性値(コントロール値)を1.0とし、相対的なトリグリセライド合成活性を算出した(表1)。その結果、比較例はトリグリセライド生合成を伴うが、実施例312に記載の化合物はトリグリセライド生合成を伴わないことが確認された。
【表1】
Figure 2004182657
【0665】
薬理実施例3:血中脂質の測定
体重約2Kgのニュージーランドホワイトウサギ(北ラベス(株)より購入)を通常飼料(オリエンタル酵母(株))100g/1日で飼育し、評価に使用した。18時間絶食後、試験化合物および対照化合物である比較例を0.5%tween80を含む0.5%メチルセルロース溶液に懸濁して一日一回14日間連続投与した(試験化合物は1mg/kgで1週間連投後10mg/kgで更に1週間連投、比較例は3mg/kgで2週間連投)。14日目に耳静脈から採血し血漿を採取後、HPLCにてリポ蛋白を分画した(移動相:0.15M NaCl, 1mM EDTAを含む0.05M リン酸緩衝液PH7.4、カラム:Sperrose6HR 10/30,Pharmasia、分析条件:0.3mL/min, 分画0.3mL/Fr., 検体:Plasma0.2mL/injection)。各々の画分についてコレステロール、トリグリセライドを酵素法で測定しHDLコレステロールおよびVLDLトリグリセライド量を算出した。HDLコレステロール、VLDLトリグリセライドの変動はそれぞれ薬物投与群の平均値とビークル対照群の平均値に対する割合を求めることで算出した。その結果、実施例番号312に記載の化合物はトリグリセライドの上昇を伴わずに優れたHDL上昇作用を示すことが確認された(表2)。
【表2】
Figure 2004182657
【0666】
【発明の効果】
以上の薬理試験例から、本願発明の化合物が、HDLレベルの上昇を伴い、かつTGレベルの上昇を伴わないことが明らかである。このことから、本願化合物は動脈硬化の予防・治療に効果があり、ひいては動脈硬化に伴う疾患の予防・治療に対して有効である。[0001]
[0001] The present invention relates to an agent which promotes an increase in high density lipoprotein (HDL) and does not accompany an increase in triglyceride (TG).
[0002]
[Prior art and problems]
[0003]
In vivo cholesterol metabolism pathways include a pathway from the liver to peripheral tissues and the like and a pathway from each tissue to the liver. That is, the former pathway involves (1) secretion of cholesterol biosynthesized in the liver and dietary ultra-low-density lipoprotein (VLDL) absorbed from the intestinal tract and taken into the liver, and (2) lipoprotein lipase. (LPL) and hepatic triglyceride lipase (HTGL) cause (3) metabolism to LDL after passing through intermediate density lipoprotein (IDL), and (5) finally via LDL receptor. This is a pathway through which cholesterol is taken up into peripheral tissues and supplied to cells. On the other hand, in the latter, cholesterol accumulated in peripheral tissues is extracted by HDL by a pathway called reverse cholesterol transport, and esterified by the action of lecithin: cholesterol acyltransferase (LCAT). After that, (3) cholesteryl ester transfer protein (CETP) present in the blood transfers it to lipoproteins containing apoB such as VLDL, IDL, LDL, etc., and (4) finally to the liver via LDL receptor. It is captured.
[0004]
Cholesterol is originally a biosynthetic material such as a constituent of cell membranes and steroids and hormones. Therefore, cholesterol metabolism is essential for maintaining vital activity. However, its metabolic abnormalities are thought to lead to hyperlipidemia and, consequently, to arteriosclerotic diseases. That is, when LDL undergoes denaturation such as oxidation in the subendothelium, it is not recognized by the LDL receptor, is taken up endlessly by macrophages via the scavenger receptor or CD36, and forms foam cells in peripheral tissues. Atherosclerosis occurs. And due to such arteriosclerosis, asymptomatic cerebrovascular disease, cerebral infarction, cerebrovascular disease such as cerebral vascular dementia, carotid artery stenosis, ischemic heart disease such as angina and myocardial infarction, acute aortic dissection, peripheral obstruction And induce diseases such as atherosclerosis obliterans.
[0005]
The effectiveness of the treatment of hyperlipidemia in preventing arteriosclerosis has been clarified by recent basic studies and recent large-scale intervention studies. Numerous epidemiological studies have also shown that reduced high density lipoprotein (HDL) fraction is one of the independent risk factors for atherosclerotic disease. In particular, in the condition where HDL is hereditarily reduced, there are many complications of early-onset atherosclerotic disease, and atherosclerosis progresses when HDL and very high density lipoprotein (VHDL) are continuously administered intravenously to cholesterol-loaded rabbits. HDL is widely recognized as a lipoprotein having an anti-atherosclerotic effect, because it is suppressed, and atherosclerotic lesions that have once formed and atrophy are also observed.
[0006]
For these reasons, the cholesterol reversal transport system that extracts excess cholesterol accumulated in each tissue and transfers it to the liver has recently attracted attention as a defense mechanism against arteriosclerosis. Among them, HDL plays a central role. If the amount of cholesterol extracted by HDL is larger than the amount of cholesterol taken up by macrophages and the like, cholesterol will not be accumulated in macrophages and the like. Therefore, raising HDL levels and promoting the cholesterol reversal transport system is considered to be effective for treating or preventing arteriosclerotic diseases.
[0007]
Finding a compound that raises blood levels of HDL and promotes the withdrawal of cholesterol accumulated in cells in peripheral tissues and the reversal of cholesterol transport system can prevent, treat and improve the progression of arteriosclerosis, and reduce the disease associated therewith. Because of its effectiveness in prevention and treatment, discovery of such compounds is required.
[0008]
WO 97/28149 and FEBS letters (473, 333, 2000) describe compounds that increase HDL levels. (See, for example, Patent Document 1) It is described that increasing the amount of HDL in plasma by acting as a PPARδ agonist of this compound is effective in treating and preventing atherosclerosis.
However, there is no description as to whether or not to increase the plasma triglyceride (TG) level.
[0009]
Here, reports that an increase in blood TG level is a risk factor for ischemic heart disease are increasing (for example, see Non-Patent Documents 1 to 3), and in a retrospective study, blood triglyceride level predicts coronary artery disease. It is a factor, and it has been proposed that the normal range of triglyceride value should be changed from the current 150 mg / dl to 100 mg / dl or less (for example, see Non-Patent Document 4). Aggressive treatment with triglycerides is important for prevention of coronary artery disease, as fibrates, which act on PPARα receptors and show a strong decrease in triglycerides, show a reduction in the incidence of coronary events in many intervention trials. Has significance.
[0010]
Therefore, a compound that is accompanied by an increase in HDL in plasma and not accompanied by an increase in TG level is required, and an object of the present invention is to provide such a compound.
[0011]
[Patent Document 1]
WO 97/28149
[Non-patent document 1]
Am. J. Cardiol. 81 (4A), 7B 1998
[Non-patent document 2]
Circulation. 97, 1029 1998
[Non-Patent Document 3]
Am. J. Cardiol. 82 (12A), 49U 1998
[Non-patent document 4]
J. Am. Coll. Cardiol. 31, 1252 1998
[Means for Solving the Problems]
[0012]
Means for Solving the Problems As a result of diligent efforts, the present inventors have found a compound that is effective for treating a disease associated with arteriosclerosis and has an increase in HDL and does not increase TG levels, and has completed the present invention.
[0013]
That is, the present invention
1) General formula (I)
Embedded image
Figure 2004182657
[Wherein L represents a single bond or a C1-6 alkylene group, a C2-6 alkenylene group or a C2-6 alkynylene group, each of which may have one or more substituents; Or a C1-6 alkylene group, a C2-6 alkenylene group or a C2-6 alkynylene group, each of which may have one or more substituents; T represents a single bond, or one or more substituents, respectively. A C1-3 alkylene group, a C2-3 alkenylene group or a C2-3 alkynylene group which may have; W represents a carboxyl group;
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Figure 2004182657
Represents a single bond or a double bond; X represents a single bond, an oxygen atom, -NRX1CQ1O- (where Q1Represents an oxygen atom or a sulfur atom;X1Is a hydrogen atom, a cyano group, a formyl group, or a C1-6 alkyl group, a C1-6 hydroxyalkyl group, a C1-6 aminoalkyl group, a C1-6 A halogenated alkyl group, a C2-12 alkoxyalkyl group, a C3-7 cycloalkyl group, a C2-6 alkenyl group, a C2-6 alkynyl group, a C6-12 aryl group, a C7-18 alkylaryl group A C7-18 aralkyl group, a C2-7 aliphatic acyl group, a C7-19 aromatic acyl group, a C2-7 aliphatic alkoxycarbonyl group, or a C7-19 aromatic alkoxycarbonyl group, respectively. ), -OCQ1NRX1− (Q1And RX1Each represents the same group as defined above), -CQ1NRX1O- (Q1And RX1Each represents the same group as defined above), ONRX1CQ1− (Q1And RX1Each represents the same group as defined above), -NRX1CQ1− (Q1And RX1Each represents the same group as defined above), -CQ1NRX1− (Q1And RX1Each represents the same group as defined above),X1aCQ1  NRX1b− (Q1Is the same group as defined above,X1aIs RX1bEach of which may be the same or different, a hydrogen atom, a cyano group, a formyl group, or a C1-6 alkyl group, a C1-6 hydroxyalkyl group, a C1-6 An aminoalkyl group, a C1-6 halogenated alkyl group, a C2-12 alkoxyalkyl group, a C3-7 cycloalkyl group, a C2-6 alkenyl group, a C2-6 alkynyl group, a C6-12 aryl group, A C7-18 alkylaryl group, a C7-18 aralkyl group, a C2-7 aliphatic acyl group, or a C7-19 aromatic acyl group, a C2-7 aliphatic alkoxycarbonyl group, or a C7-19 aromatic Represents a group alkoxycarbonyl group), -Q2SO2- (where Q2Is an oxygen atom, or -NRX10-(Where RX10Is a hydrogen atom, a cyano group, a formyl group, or a C1-6 alkyl group, a C1-6 hydroxyalkyl group, a C1-6 aminoalkyl group, a C1-6 A halogenated alkyl group, a C2-12 alkoxyalkyl group, a C3-7 cycloalkyl group, a C2-6 alkenyl group, a C2-6 alkynyl group, a C6-12 aryl group, a C7-18 alkylaryl group Represents a C7-18 aralkyl group, a C2-7 aliphatic acyl group, a C7-19 aromatic acyl group, a C2-7 aliphatic alkoxycarbonyl group, or a C7-19 aromatic alkoxycarbonyl group) ) -SO2Q2− (Q2Represents the same group as defined above), and a group represented by the general formula
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Or
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Figure 2004182657
(Where Q1, Q2And RX1Is the same group as defined above, k is 0 to 5, m is 1 to 5, n and p are each 1 to 5 which may be the same or different, and R isX2, RX3, RX4, RX5  RX6, RX7  RX8And RX9Is a hydrogen atom which may be the same or different, a hydroxyl group, a cyano group, a halogen, or a C1-6 alkyl group, a C1-6 alkoxy group, each of which may have one or more substituents; To 6 alkylthio groups, C1 to 6 hydroxyalkyl groups, C1 to 6 hydroxyalkoxy groups, C1 to 6 hydroxyalkylthio groups, C1 to 6 aminoalkyl groups, C1 to 6 aminoalkoxy groups, C1 to 6 Aminoalkylthio group, C1-6 halogenated alkyl group, C1-6 halogenated alkoxy group, C1-6 halogenated alkylthio group, C2-12 alkoxyalkyl group, C2-12 alkoxyalkoxy group, C2-12 An alkoxyalkylthio group of 3-7 cycloalkyl groups, C3-7 cycloalkyloxy groups, C4-13 cycloalkylalkyloxy groups, C3-7 cycloalkylthio groups, C2-6 alkenyl groups, C2-6 alkenyloxy groups, A C2-6 alkenylthio group, a C2-6 alkynyl group, a C2-6 alkynyloxy group, a C2-6 alkynylthio group, a C6-12 aryl group, a C6-12 aryloxy group, a C6-12 Arylthio group, C7-18 alkylaryl group, C7-18 alkylaryloxy group, C7-18 alkylarylthio group, C7-18 aralkyl group, C7-18 aralkyloxy group or C7-18 aralkylthio Group, or N (RX11) RX12-(Where RX11And RX12Is a hydrogen atom which may be the same or different, a cyano group, a formyl group, or a C1-6 alkyl group, a C1-6 hydroxyalkyl group, a C1-6 Aminoalkyl group, C1-6 halogenated alkyl group, C2-12 alkoxyalkyl group, C3-7 cycloalkyl group, C2-6 alkenyl group, C2-6 alkynyl group, C6-12 aryl group A C7-18 alkylaryl group, a C7-18 aralkyl group, a C2-7 aliphatic acyl group, a C7-19 aromatic acyl group, a C2-7 aliphatic alkoxycarbonyl group, or a C7-19 (Indicating an aromatic alkoxycarbonyl group) (provided that R isX2And RX3, And RX4And RX5May together form a ring;); Q3And Q4Is a single bond, which may be the same or different, an oxygen atom, (O) S (O), or NRX10(NRX10Represents the same group as defined above)));
Y is a 5- to 14-membered aromatic group, which may have one or more substituents and may have one or more heteroatoms, or a C3-7 alicyclic hydrocarbon group;
Ring Z is a 5-14 membered aromatic group which may have 1 to 4 substituents, may have one or more heteroatoms, and may be partially saturated;
U may have 1 to 4 substituents, may have one or more heteroatoms, and may have a 5-14 membered aromatic group or a single bond in which a part of the ring may be saturated. A carboxylic acid derivative represented by the formula], a salt or ester thereof, or a hydrate thereof, as an active ingredient;
2) The agent for promoting an increase in HDL level according to 1), which is not accompanied by an increase in TG level in plasma;
3) In the general formula (I), U may have 1 to 4 substituents, may have one or more hetero atoms, and may be partially saturated in the ring. 1) or 2) according to 1) or 2), which represents a 5-14 membered aromatic group;
4) In the general formula (I), L is a single bond or a C1-6 alkylene group, and T is a C1-6 alkylene group optionally having one or more substituents. Or 2) the HDL level increase promoter according to the above;
5) In the general formula (I), L is a C1-6 alkylene group which may have one or more substituents, and T is a single bond or a C1-6 alkylene group. Or 2) the HDL level increase promoter according to the above;
6) In the general formula (I), X represents an oxygen atom, -NRX1CQ1O- (where Q1And RX1Each represents the same group as defined above), -OCQ1NRX1− (Q1And RX1Each represents the same group as defined above), -NRX1CQ1− (Q1And RX1Each represents the same group as defined above), or -CQ1NRX1− (Q1And RX1Each represents the same group as defined above), and a group represented by the general formula
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Figure 2004182657
(Where Q1, Q2, K, m, n, p, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Each represents the same group as defined above), wherein the HDL level increase promoter according to any one of the above 1) to 5);
7) In the general formula (I), X represents an oxygen atom, -NRX1CQ1O- (where Q1And RX1Each represents the same group as defined above), -OCQ1NRX1− (Q1And RX1Each represents the same group as defined above), -NRX1CQ1− (Q1And RX1Each represents the same group as defined above), or -CQ1NRX1− (Q1And RX1Is the group represented by each of the above definitions), wherein the HDL level increase promoter according to any one of the above 1) to 6);
8) In the general formula (I), L is a C2-6 alkynylene group optionally having one or more substituents, X is an oxygen atom, T is a single bond, or one or more substituents. The HDL level increase promoter according to the above 1) or 2), which is a C1 to 6 alkylene group optionally having:
9) In the general formula (I), X is -NRX1CQ1O- (where Q1Represents an oxygen atom, RX1Represents a hydrogen atom), -OCQ1NRX1-(Where Q1Represents an oxygen atom, RX1Represents a hydrogen atom); the HDL level increase promoter according to any one of 1) to 6) above;
10) In the general formula (I), X is -NRX1CQ1-(Where Q1Represents an oxygen atom, RX1Represents a hydrogen atom), -CQ1NRX1-(Where Q1Represents an oxygen atom, RX1Represents a hydrogen atom); the HDL level increase promoter according to any one of 1) to 6) above;
11) The agent for increasing HDL level according to the above 1) or 2), wherein the compound of the general formula (I) is one compound selected from the following group A;
Group A:
{3 '-[3- (4-Trifluoromethylphenyl) -2-propynyloxy] -4'-methoxy-biphenyl-3-yl} acetic acid
{3 '-[2-Hydroxy-3- (4-chloro-2-methylphenoxy) -propoxy] -4'-methoxy-biphenyl-3-yl} acetic acid
{4'-Ethoxy-3 '-[(3-fluoro-4-trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino) -methyl] -biphenyl-3-yl} acetic acid
{4'-Propoxy-3 '-[(4-trifluoromethyl-benzyloxycarbonylamino) -methyl] -biphenyl-3-yl} acetic acid
2- [5- (3- {2-[(2,4-dichloroanilinocarbonyl) oxy] ethyl} -4-methoxyphenyl) -3-phenyl] acetic acid
{3 '-[(4-Chloro-2-fluorophenylcarbamoyl) methyl] -4'-ethoxybiphenyl-3-yl} acetic acid
3- {3- [2- (2,4-dichlorophenoxy) ethyl] -4-methoxyphenyl} phenylacetic acid
4- (3-{[(4-Trifluoromethyl-2-fluorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -2-thiophenecarboxylic acid
3- (3-{[(4-chloro-2-fluorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -3-phenylacetic acid
3- {3- [2- (2,4-dichlorophenoxy) ethyl] -4-methoxyphenyl} benzoic acid
3- (3-{[(4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) benzoic acid
2- [3- (5-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-6-ethoxy-3-pyridyl) phenyl] acetic acid
12) The agent for increasing HDL level according to the above 1 or 2, wherein the compound of the general formula (I) is one compound selected from the following group B;
Group B:
3- [4-ethoxy-3- (4-trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino) phenyl] -2-isopropoxypropanoic acid
3- {1- [3- (4-chlorophenyl) prop-2-ynyl] -1H-indol-3-yl} -2-isopropoxypropanoic acid
2-isopropoxy-3- {1- [3- (4-trifluoromethylphenyl) prop-2-ynyl] -1H-indol-3-yl} propanoic acid
3- {1- [3- (2,4-dichlorophenyl) prop-2-ynyl] -1H-indol-3-yl} -2-isopropoxypropanoic acid
2- {3-[(4-chloro-2-fluorophenylcarbamoyl) methyl] -4-ethoxybenzyl} butyric acid
3- {3-[(4-chloro-2-fluorophenylcarbamoyl) methyl] -4-propoxyphenyl} -2-methylpropanoic acid
2- {3-[(4-chloro-2-fluorophenylcarbamoyl) methyl] -4-propoxybenzyl} butyric acid
2- {3-[(2-fluoro-4-methylphenylcarbamoyl) methyl] -4-propoxybenzyl} butyric acid
3- (4-methoxy-3-{[2-methyl-3- (trifluoromethylphenyl) acryloylamino] methyl} phenyl) -2-methylpropanoic acid
Dimethyl 2- {4-ethoxy-3-[(2-fluoro-4-trifluoromethylbenzoylamino) methyl] benzyl} malonate and
13) The HDL level elevation promoter according to any one of 1) to 12) above, which is used for treatment / prevention of a disease associated with arteriosclerosis;
An HDL level increase accelerator comprising a compound represented by the formula (1) as an active ingredient;
About.
In the general formula (I) of the present invention, compounds known in WO / 0064876, WO / 0064888, WO / 0125181 and the like are also included, but diabetes is used as an agonist such as PPARα, δ, and γ. No mention is made of HDL levels or TG levels, merely as described as being effective for the first disease.
[0014]
In the present specification, the structural formula of a compound may represent a certain isomer for convenience, but in the present invention, all the geometric isomers, optical isomers based on asymmetric carbon, It includes all isomers such as isomers and tautomers, and isomer mixtures, and is not limited to the description of formulas for convenience.
[0015]
Next, the terms used in this specification will be described in detail.
RX1, RX1a, RX1b, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8, RX9, And RX10Represents a C1-6 alkyl group which may have one or more substituents, and the alkyl group means a C1-6 linear or branched alkyl group. For example, methyl, ethyl, n-propyl, i-propyl, n-butyl, i-butyl, sec-butyl, t-butyl, n-pentyl, i-pentyl, sec-pentyl Group, t-pentyl group, neopentyl group, 1-methylbutyl group, 2-methylbutyl group, 1,1-dimethylpropyl group, 1,2-dimethylpropyl group, n-hexyl group, i-hexyl group, 1-methylpentyl Group, 2-methylpentyl group, 3-methylpentyl group, 1,1-dimethylbutyl group, 1,2-dimethylbutyl group, 2,2-dimethylbutyl group, 1,3-dimethylbutyl group, 2,3- Dimethylbut Group, 3,3-dimethylbutyl group, 1-ethylbutyl group, 2-ethylbutyl group, 1,1,2-trimethylpropyl group, 1,2,2-trimethylpropyl group, 1-ethyl-1-methylpropyl group , 1-ethyl-2-methylpropyl group and the like, and preferably, methyl group, ethyl group, n-propyl group, i-propyl group, n-butyl group, i-butyl group, sec-butyl group, t -Butyl group, n-pentyl group, i-pentyl group, sec-pentyl group, t-pentyl group, neopentyl group, 1-methylbutyl group, 2-methylbutyl group, 1,1-dimethylpropyl group, 1,2-dimethyl Propyl group, n-hexyl group, i-hexyl group, more preferably methyl group, ethyl group, n-propyl group, i-propyl group, n-butyl group, i-butyl group, se -Butyl group, t-butyl group, n-pentyl group, i-pentyl group, sec-pentyl group, t-pentyl group, neopentyl group, 1-methylbutyl group, 2-methylbutyl group, 1,1-dimethylpropyl group, 1,2-dimethylpropyl group, more preferably methyl group, ethyl group, n-propyl group, i-propyl group, n-butyl group, i-butyl group, sec-butyl group, t-butyl group, Preferred are a methyl group, an ethyl group, an n-propyl group, and an i-propyl group.
Here, "optionally having a substituent" specifically means, for example, a hydroxyl group; a thiol group; a nitro group; a morpholino group; a thiomorpholino group; a fluorine atom, a chlorine atom, a bromine atom, an iodine atom, and the like. A halogen group; a nitrile group; an azido group; a formyl group; an alkyl group such as a methyl group, an ethyl group, a propyl group, an isopropyl group, and a butyl group; an alkenyl group such as a vinyl group, an allyl group, and a propenyl group; And alkynyl groups such as propargyl group, and alkoxy groups such as methoxy group, ethoxy group, propoxy group and butoxy group corresponding to lower alkyl groups; halogenoalkyl groups such as fluoromethyl group, difluoromethyl group, trifluoromethyl group, and fluoroethyl group Group: hydride such as hydroxymethyl group, hydroxyethyl group, hydroxypropyl group A carbamoyl group such as a carbamoylmethyl group and a carbamoylethyl group; an alkylcarbamoyl group such as a methylcarbamoyl group and a dimethylcarbamoyl group; and a carbamide. An alkanoyl group such as an acetyl group; an amino group; an alkylamino group such as a methylamino group, an ethylamino group and an isopropylamino group; a dialkylamino group such as a dimethylamino group, a methylethylamino group and a diethylamino group; an aminomethyl group; An aminoalkyl group such as an aminoethyl group or an aminopropyl group; a carboxy group; an alkoxycarbonyl group such as a methoxycarbonyl group, an ethoxycarbonyl group or a propoxycarbonyl group; Alkoxycarbonylalkyl groups such as methyl group, ethoxycarbonylmethyl group, propoxycarbonylmethyl group, methoxycarbonylethyl group, ethoxycarbonylethyl group, propoxycarbonylethyl group; methyloxymethyl group, methyloxyethyl group, ethyloxymethyl group, ethyl Alkyloxyalkyl groups such as oxyethyl group; alkylthioalkyl groups such as methylthiomethyl group, methylthioethyl group, ethylthiomethyl group and ethylthioethyl group; aminoalkylaminoalkyl groups such as aminomethylaminomethyl group and aminoethylaminomethyl group Groups; alkylcarbonyloxy groups such as methylcarbonyloxy, ethylcarbonyloxy, and isopropylcarbonyloxy; oxymethyl, benzyloxyethyloxy Arylalkoxyalkoxyalkyl groups such as ethyl group; hydroxyalkoxyalkyl groups such as hydroxyethyloxymethyl group and hydroxyethyloxyethyl group; arylalkoxyalkyl groups such as benzyloxymethyl group, benzyloxyethyl group and benzyloxypropyl group; trimethyl Quaternary ammonio groups such as ammonio group, methylethylmethylammonio group and triethylammonio group; cycloalkyl groups such as cyclopropyl group, cyclobutyl group, cyclopentyl group and cyclohexyl group; cyclopropenyl group, cyclobutenyl group and cyclopentenyl A cycloalkenyl group such as a cyclohexenyl group; an aryl group such as a phenyl group, a pyridinyl group, a thienyl group, a furyl group, a pyrrolyl group; a methylthio group, an ethylthio group, Alkylthio groups such as pyrthio group and butylthio group; arylthio groups such as phenylthio group, pyridinylthio group, thienylthio group, furylthio group and pyrrolylthio group; aryl lower alkyl groups such as benzyl group, trityl group and dimethoxytrityl group; sulfonyl group and mesyl group , A substituted sulfonyl group such as p-toluenesulfonyl group; an aryloyl group such as benzoyl group; a halogenoaryl group such as fluorophenyl group and bromophenyl group; a oxyalkoxy group such as methylenedioxy group. Also means good.
The phrase "may have one or more substituents" means that these groups may be arbitrarily combined and may have one or more substituents, such as a hydroxyl group, a thiol group, a nitro group, and a morpholino. Group, thiomorpholino group, halogen atom, nitrile group, azide group, formyl group, amino group, alkylamino group, dialkylamino group, carbamoyl group, sulfonyl group, substituted alkyl group; alkenyl group; alkynyl group; alkoxy group And the like are also included in the present invention.
Hereinafter, in the present invention, "may have a substituent" and "may have one or more substituents" have the above meaning.
[0016]
RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C1-6 alkoxy group which may have one or more substituents, and the alkoxy group means a C1-6 linear or branched alkoxy group. Those in which an oxygen atom is bonded to the terminal of the alkyl group correspond to, for example, methoxy group, ethoxy group, n-propoxy group, i-propoxy group, n-butoxy group, i-butoxy group, sec-butoxy group, t- Butoxy group, n-pentyloxy group, i-pentyloxy group, sec-pentyloxy group, t-pentyloxy group, neopentyloxy group, 1-methylbutoxy group, 2-methylbutoxy group, 1,1-dimethylpropoxy Group, 1,2-dimethylpropoxy group, n-hexyloxy group, i-hexyloxy group, 1-methylpentyloxy group, 2-methylpentyloxy group, 3-methyl Rupentyloxy group, 1,1-dimethylbutoxy group, 1,2-dimethylbutoxy group, 2,2-dimethylbutoxy group, 1,3-dimethylbutoxy group, 2,3-dimethylbutoxy group, 3,3-dimethyl Butoxy group, 1-ethylbutoxy group, 2-ethylbutoxy group, 1,1,2-trimethylpropoxy group, 1,2,2-trimethylpropoxy group, 1-ethyl-1-methylpropoxy group, 1-ethyl-2 -Methylpropoxy group and the like, preferably methoxy group, ethoxy group, n-propoxy group, i-propoxy group, n-butoxy group, i-butoxy group, sec-butoxy group, t-butoxy group, n-pentyl An oxy group, an i-pentyloxy group, a sec-pentyloxy group, a t-pentyloxy group, a neopentyloxy group, a 1-methylbutoxy group, -Methylbutoxy group, 1,1-dimethylpropoxy group, 1,2-dimethylpropoxy group, n-hexyloxy group, i-hexyloxy group, more preferably methoxy group, ethoxy group, n-propoxy group, i -Propoxy group, n-butoxy group, i-butoxy group, sec-butoxy group, t-butoxy group, n-pentyloxy group, i-pentyloxy group, sec-pentyloxy group, t-pentyloxy group, neopentyl Oxy group, 1-methylbutoxy group, 2-methylbutoxy group, 1,1-dimethylpropoxy group, 1,2-dimethylpropoxy group, more preferably methoxy group, ethoxy group, n-propoxy group, i-propoxy group, n-butoxy group, i-butoxy group, sec-butoxy group, t-butoxy group, most preferably methoxy group, A toxic group, an n-propoxy group, and an i-propoxy group.
[0017]
RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C1-6 alkylthio group which may have one or more substituents, and the alkylthio group means a C1-6 linear or branched alkylthio group. Those in which a sulfur atom is bonded to the terminal of the alkyl group correspond to, for example, methylthio, ethylthio, n-propylthio, i-propylthio, n-butylthio, i-butylthio, sec-butylthio, t- Butylthio, n-pentylthio, i-pentylthio, sec-pentylthio, t-pentylthio, neopentylthio, 1-methylbutylthio, 2-methylbutylthio, 1,1-dimethylpropylthio , 1,2-dimethylpropylthio group, n-hexylthio group, i-hexylthio group, 1-methylpentylthio group, 2-methylpentylthio Group, 3-methylpentylthio group, 1,1-dimethylbutylthio group, 1,2-dimethylbutylthio group, 2,2-dimethylbutylthio group, 1,3-dimethylbutylthio group, 2,3-dimethyl Butylthio group, 3,3-dimethylbutylthio group, 1-ethylbutylthio group, 2-ethylbutylthio group, 1,1,2-trimethylpropylthio group, 1,2,2-trimethylpropylthio group, 1 -Ethyl-1-methylpropylthio group, 1-ethyl-2-methylpropylthio group and the like, and preferably, methylthio group, ethylthio group, n-propylthio group, i-propylthio group, n-butylthio group, i -Butylthio group, sec-butylthio group, t-butylthio group, n-pentylthio group, i-pentylthio group, sec-pentylthio group, t-pentylthio group, An opentylthio group, a 1-methylbutylthio group, a 2-methylbutylthio group, a 1,1-dimethylpropylthio group, a 1,2-dimethylpropylthio group, an n-hexylthio group, an i-hexylthio group, more preferably , Methylthio, ethylthio, n-propylthio, i-propylthio, n-butylthio, i-butylthio, sec-butylthio, t-butylthio, n-pentylthio, i-pentylthio, sec-pentylthio Group, t-pentylthio group, neopentylthio group, 1-methylbutylthio group, 2-methylbutylthio group, 1,1-dimethylpropylthio group, 1,2-dimethylpropylthio group, more preferably methylthio group, Ethylthio, n-propylthio, i-propylthio, n-butylthio, i-butylthio O, sec-butylthio, and t-butylthio, most preferably methylthio, ethylthio, n-propylthio, and i-propylthio.
[0018]
RX1, RX1a, RX1b  , RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8, RX9, And RX10Is a C1-6 hydroxyalkyl group optionally having one or more substituents, the hydroxyalkyl group may be substituted in the C1-6 straight-chain or branched-chain alkyl group. Represents a group in which a particular site is substituted with a hydroxy group. Specific examples include a hydroxymethyl group, a 2-hydroxyethyl group, and a 1-hydroxyethyl group.
[0019]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C1-6 hydroxyalkoxy group which may have one or more substituents, and the hydroxyalkoxy group may be substituted in the C1-6 straight or branched alkoxy group. Represents a group in which a particular site is substituted with a hydroxy group. Specific examples include a hydroxymethoxy group, a 2-hydroxyethoxy group, and a 1-hydroxyethoxy group.
[0020]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C1-6 hydroxyalkylthio group which may have one or more substituents, and the hydroxyalkylthio group is the above C1-6 straight-chain or branched alkylthio group which can be substituted. Represents a group in which a particular site is substituted with a hydroxy group. Specific examples include a hydroxymethylthio group, a 2-hydroxyethylthio group, and a 1-hydroxyethylthio group.
[0021]
RX1, RX1a, RX1b  , RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8, RX9, And RX10Represents a C1-6 aminoalkyl group which may have one or more substituents, and the aminoalkyl group is a C1-C6 linear or branched alkyl group which can be substituted. Represents a group in which an amino group is substituted. Specific examples include an aminomethyl group, a 2-aminoethyl group, a 1-aminoethyl group, and the like.
[0022]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C1-6 aminoalkoxy group which may have one or more substituents, and the aminoalkoxy group may be substituted in the C1-6 straight-chain or branched alkoxy group. Represents a group in which an amino group is substituted. Specific examples include an aminomethoxy group, a 2-aminoethoxy group, and a 1-aminoethoxy group.
[0023]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C1-6 aminoalkylthio group which may have one or more substituents, and the aminoalkylthio group is the same as the above-mentioned C1-6 straight-chain or branched alkylthio group. Represents a group in which an amino group is substituted. Specific examples include an aminomethylthio group, a 2-aminoethylthio group, and a 1-aminoethylthio group.
[0024]
RX1, RX1a, RX1b  , RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8, RX9, And RX10Represents a C1 to 6 halogenated alkyl group which may have one or more substituents, and the halogenated alkyl group refers to the C1 to C6 linear or branched alkyl group, A group in which a substitutable site is substituted with one or more halogen atoms. Here, the halogen atom means a fluorine atom, a chlorine atom, a bromine atom, an iodine atom and the like. Specific examples include a fluoromethyl group, a trifluoromethyl group, a 2-fluoroethyl group, and a 1-fluoroethyl group.
[0025]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C1 to 6 halogenated alkoxy group which may have one or more substituents, and the halogenated alkoxy group refers to the C1-6 linear or branched alkoxy group described above. A group in which a substitutable site is substituted with one or more halogen atoms. Specific examples include a fluoromethoxy group, a trifluoromethoxy group, a 2-fluoroethoxy group, and a 1-fluoroethoxy group.
[0026]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C1 to 6 halogenated alkylthio group optionally having one or more substituents, and the halogenated alkylthio group is the same as the C1 to C6 linear or branched alkylthio group, A group in which a substitutable site is substituted with one or more halogen atoms. Specific examples include a fluoromethylthio group, a trifluoromethylthio group, a 2-fluoroethylthio group, and a 1-fluoroethylthio group.
[0027]
RX1, RX1a, RX1b  , RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8, RX9, And RX10Represents a C2 to C12 alkoxyalkyl group which may have one or more substituents, and the alkoxyalkyl group is a C1-6 linear or branched alkyl group which can be substituted. Is a group substituted with the above-mentioned C1-6 linear or branched alkoxy group. Specific examples include a methoxymethyl group, an ethoxymethyl group, a 1-methoxyethyl group, a 2-methoxyethyl group, a 1-ethoxyethyl group, and a 2-ethoxyethyl group.
[0028]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C2 to C12 alkoxyalkoxy group optionally having one or more substituents, and the alkoxyalkoxy group may be substituted in the C1-6 linear or branched alkoxy group. Is a group substituted with the above-mentioned C1-6 linear or branched alkoxy group. Specific examples include a methoxymethoxy group, an ethoxymethoxy group, a 1-methoxyethoxy group, a 2-methoxyethoxy group, a 1-ethoxyethoxy group, and a 2-ethoxyethoxy group.
[0029]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C2-12 alkoxyalkylthio group optionally having one or more substituents, and the alkoxyalkylthio group may be substituted with the above-mentioned C1-6 linear or branched alkylthio group. Is a group substituted with the above-mentioned C1-6 linear or branched alkoxy group. Specific examples include a methoxymethylthio group, an ethoxymethylthio group, a 1-methoxyethylthio group, a 2-methoxyethylthio group, a 1-ethoxyethylthio group, and a 2-ethoxyethylthio group.
[0030]
RX1, RX1a, RX1b  , RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8, RX9, And RX10Is a C3-7 cycloalkyl group optionally having one or more substituents, the cycloalkyl group means a C3-7 cyclic alkyl group, and specifically, for example, cycloalkyl Examples include a propyl group, a cyclobutyl group, a cyclopentyl group, a cyclohexyl group, and a cycloheptyl group.
[0031]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C3 to C7 cycloalkyloxy group optionally having one or more substituents, and the cycloalkyloxy group is a C3 to C7 cyclic alkyl group having an oxygen atom at the terminal thereof. A bond is equivalent, and specific examples include a cyclopropyloxy group, a cyclobutyloxy group, a cyclopentyloxy group, a cyclohexyloxy group, and a cycloheptyloxy group.
[0032]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C3-7 cycloalkylthio group optionally having one or more substituents, and the cycloalkylthio group is the above C3-7 cycloalkyl group in which a sulfur atom is bonded to its terminal. And specific examples include a cyclopropylthio group, a cyclobutylthio group, a cyclopentylthio group, a cyclohexylthio group, and a cycloheptylthio group.
[0033]
RX1, RX1a, RX1b  , RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8, RX9, And RX10Represents a C2-6 alkenyl group which may have one or more substituents, and the alkenyl group means a C2-6 straight-chain or branched alkenyl group; A compound residue having a double bond in an alkyl group. Specifically, for example, ethenyl group, 1-propen-1-yl group, 2-propen-1-yl group, 3-propen-1-yl group, 1-buten-1-yl group, 1-buten-2-yl Yl, 1-buten-3-yl, 1-buten-4-yl, 2-buten-1-yl, 2-buten-2-yl, 1-methyl-1-propen-1-yl Group, 2-methyl-1-propen-1-yl group, 1-methyl-2-propen-1-yl group, 2-methyl-2-propen-1-yl group, 1-methyl-1-butene-1 -Yl group, 2-methyl-1-buten-1-yl group, 3-methyl-1-buten-1-yl group, 1-methyl-2-buten-1-yl group, 2-methyl-2-butene -1-yl group, 3-methyl-2-buten-1-yl group, 1-methyl-3-buten-1-yl group, 2-methyl- -Buten-1-yl group, 3-methyl-3-buten-1-yl group, 1-ethyl-1-buten-1-yl group, 2-ethyl-1-buten-1-yl group, 3-ethyl -1-buten-1-yl group, 1-ethyl-2-buten-1-yl group, 2-ethyl-2-buten-1-yl group, 3-ethyl-2-buten-1-yl group, 1 -Ethyl-3-buten-1-yl group, 2-ethyl-3-buten-1-yl group, 3-ethyl-3-buten-1-yl group, 1,1-dimethyl-1-buten-1- Yl group, 1,2-dimethyl-1-buten-1-yl group, 1,3-dimethyl-1-buten-1-yl group, 2,2-dimethyl-1-buten-1-yl group, 3, 3-dimethyl-1-buten-1-yl group, 1,1-dimethyl-2-buten-1-yl group, 1,2-dimethyl-2-butene- -Yl group, 1,3-dimethyl-2-buten-1-yl group, 2,2-dimethyl-2-buten-1-yl group, 3,3-dimethyl-2-buten-1-yl group, 1 , 1-dimethyl-3-buten-1-yl group, 1,2-dimethyl-3-buten-1-yl group, 1,3-dimethyl-3-buten-1-yl group, 2,2-dimethyl- 3-buten-1-yl group, 3,3-dimethyl-3-buten-1-yl group, 1-penten-1-yl group, 2-penten-1-yl group, 3-penten-1-yl group , 4-penten-1-yl group, 1-penten-2-yl group, 2-penten-2-yl group, 3-penten-2-yl group, 4-penten-2-yl group, 1-penten- 3-yl group, 2-penten-3-yl group, 1-penten-1-yl group, 2-penten-1-yl group, 3-pen Ten-1-yl group, 4-penten-1-yl group, 1-penten-2-yl group, 2-penten-2-yl group, 3-penten-2-yl group, 4-penten-2-yl Group, 1-penten-3-yl group, 2-penten-3-yl group, 1-methyl-1-penten-1-yl group, 2-methyl-1-penten-1-yl group, 3-methyl- 1-penten-1-yl group, 4-methyl-1-penten-1-yl group, 1-methyl-2-penten-1-yl group, 2-methyl-2-penten-1-yl group, 3- A methyl-2-penten-1-yl group, a 4-methyl-2-penten-1-yl group, a 1-methyl-3-penten-1-yl group, a 2-methyl-3-penten-1-yl group, 3-methyl-3-penten-1-yl group, 4-methyl-3-penten-1-yl group, 1-methyl 4-penten-1-yl group, 2-methyl-4-penten-1-yl group, 3-methyl-4-penten-1-yl group, 4-methyl-4-penten-1-yl group, 1- A methyl-1-penten-2-yl group, a 2-methyl-1-penten-2-yl group, a 3-methyl-1-penten-2-yl group, a 4-methyl-1-penten-2-yl group, 1-methyl-2-penten-2-yl group, 2-methyl-2-penten-2-yl group, 3-methyl-2-penten-2-yl group, 4-methyl-2-penten-2-yl Group, 1-methyl-3-penten-2-yl group, 2-methyl-3-penten-2-yl group, 3-methyl-3-penten-2-yl group, 4-methyl-3-penten-2 -Yl group, 1-methyl-4-penten-2-yl group, 2-methyl-4-penten-2- A 3-methyl-4-penten-2-yl group, a 4-methyl-4-penten-2-yl group, a 1-methyl-1-penten-3-yl group, a 2-methyl-1-pentene- 3-yl group, 3-methyl-1-penten-3-yl group, 4-methyl-1-penten-3-yl group, 1-methyl-2-penten-3-yl group, 2-methyl-2- Penten-3-yl group, 3-methyl-2-penten-3-yl group, 4-methyl-2-penten-3-yl group, 1-hexen-1-yl group, 1-hexen-2-yl group , 1-hexen-3-yl group, 1-hexen-4-yl group, 1-hexen-5-yl group, 1-hexen-6-yl group, 2-hexen-1-yl group, 2-hexen- 2-yl group, 2-hexen-3-yl group, 2-hexen-4-yl group, 2-hexen-5-y And a 2-hexen-6-yl group, a 3-hexen-1-yl group, a 3-hexen-2-yl group, a 3-hexen-3-yl group, and the like. Propen-1-yl group, 2-propen-1-yl group, 3-propen-1-yl group, 1-buten-1-yl group, 1-buten-2-yl group, 1-buten-3-yl Group, 1-buten-4-yl group, 2-buten-1-yl group, 2-buten-2-yl group, 1-methyl-1-propen-1-yl group, 2-methyl-1-propene- 1-yl group, 1-methyl-2-propen-1-yl group, 2-methyl-2-propen-1-yl group, 1-methyl-1-buten-1-yl group, 2-methyl-1- Buten-1-yl group, 3-methyl-1-buten-1-yl group, 1-methyl-2-buten-1-yl group, 2 A methyl-2-buten-1-yl group, a 3-methyl-2-buten-1-yl group, a 1-methyl-3-buten-1-yl group, a 2-methyl-3-buten-1-yl group, 3-methyl-3-buten-1-yl group, 1-ethyl-1-buten-1-yl group, 2-ethyl-1-buten-1-yl group, 3-ethyl-1-buten-1-yl Group, 1-ethyl-2-buten-1-yl group, 2-ethyl-2-buten-1-yl group, 3-ethyl-2-buten-1-yl group, 1-ethyl-3-buten-1 -Yl group, 2-ethyl-3-buten-1-yl group, 3-ethyl-3-buten-1-yl group, 1,1-dimethyl-1-buten-1-yl group, 1,2-dimethyl -1-buten-1-yl group, 1,3-dimethyl-1-buten-1-yl group, 2,2-dimethyl-1-buten-1-yl 3,3-dimethyl-1-buten-1-yl group, 1,1-dimethyl-2-buten-1-yl group, 1,2-dimethyl-2-buten-1-yl group, 1,3- Dimethyl-2-buten-1-yl group, 2,2-dimethyl-2-buten-1-yl group, 3,3-dimethyl-2-buten-1-yl group, 1,1-dimethyl-3-butene -1-yl group, 1,2-dimethyl-3-buten-1-yl group, 1,3-dimethyl-3-buten-1-yl group, 2,2-dimethyl-3-buten-1-yl group , A 3,3-dimethyl-3-buten-1-yl group, more preferably an ethenyl group, a 1-propen-1-yl group, a 2-propen-1-yl group, a 3-propen-1-yl group , 1-buten-1-yl group, 1-buten-2-yl group, 1-buten-3-yl group, 1-buten-4-yl Group, 2-buten-1-yl group, 2-buten-2-yl group, 1-methyl-1-propen-1-yl group, 2-methyl-1-propen-1-yl group, 1-methyl- 2-propen-1-yl group, 2-methyl-2-propen-1-yl group, 1-methyl-1-buten-1-yl group, 2-methyl-1-buten-1-yl group, 3- A methyl-1-buten-1-yl group, a 1-methyl-2-buten-1-yl group, a 2-methyl-2-buten-1-yl group, a 3-methyl-2-buten-1-yl group, 1-methyl-3-buten-1-yl group, 2-methyl-3-buten-1-yl group and 3-methyl-3-buten-1-yl group, most preferably ethenyl group and 1-propene -1-yl group, 2-propen-1-yl group, 3-propen-1-yl group, 1-buten-1-yl group, - butene-2-yl group, 1-buten-3-yl group, 1-butene-4-yl group, 2-buten-1-yl group, 2-buten-2-yl group.
[0034]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C2-6 alkenyloxy group optionally having one or more substituents, the alkenyloxy group is the above-mentioned C2-6 linear or branched alkenyl group, Corresponds to an ethenyloxy group, a 1-propen-1-yloxy group, a 2-propen-1-yloxy group, a 3-propen-1-yloxy group, a 1-butene- 1-yloxy group, 1-buten-2-yloxy group, 1-buten-3-yloxy group, 1-buten-4-yloxy group, 2-buten-1-yloxy group, 2-buten-2-yloxy group, 1-methyl-1-propen-1-yloxy group, 2-methyl-1-propen-1-yloxy group, 1-methyl-2-propen-1-yloxy group, 2-methyl-2-pro 1-yloxy group, 1-methyl-1-buten-1-yloxy group, 2-methyl-1-buten-1-yloxy group, 3-methyl-1-buten-1-yloxy group, 1-methyl- 2-buten-1-yloxy group, 2-methyl-2-buten-1-yloxy group, 3-methyl-2-buten-1-yloxy group, 1-methyl-3-buten-1-yloxy group, 2- A methyl-3-buten-1-yloxy group, a 3-methyl-3-buten-1-yloxy group, a 1-ethyl-1-buten-1-yloxy group, a 2-ethyl-1-buten-1-yloxy group, 3-ethyl-1-buten-1-yloxy group, 1-ethyl-2-buten-1-yloxy group, 2-ethyl-2-buten-1-yloxy group, 3-ethyl-2-buten-1-yloxy group Group, 1-ethyl- -Buten-1-yloxy group, 2-ethyl-3-buten-1-yloxy group, 3-ethyl-3-buten-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 1 2,2-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 3,3-dimethyl- 1-buten-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 1,2-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-2-butene-1 -Yloxy group, 2,2-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-3-buten-1-yloxy group, 1 , 2-Dimethyl-3-bute 1-yloxy group, 1,3-dimethyl-3-buten-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-3-buten-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-3-buten-1-yloxy group Group, 1-penten-1-yloxy group, 2-penten-1-yloxy group, 3-penten-1-yloxy group, 4-penten-1-yloxy group, 1-penten-2-yloxy group, 2-pentene -2-yloxy group, 3-penten-2-yloxy group, 4-penten-2-yloxy group, 1-penten-3-yloxy group, 2-penten-3-yloxy group, 1-penten-1-yloxy group 2-penten-1-yloxy group, 3-penten-1-yloxy group, 4-penten-1-yloxy group, 1-penten-2-yloxy group, 2-penten-2-a Oxy group, 3-penten-2-yloxy group, 4-penten-2-yloxy group, 1-penten-3-yloxy group, 2-penten-3-yloxy group, 1-methyl-1-penten-1-yloxy Group, 2-methyl-1-penten-1-yloxy group, 3-methyl-1-penten-1-yloxy group, 4-methyl-1-penten-1-yloxy group, 1-methyl-2-penten-1 -Yloxy group, 2-methyl-2-penten-1-yloxy group, 3-methyl-2-penten-1-yloxy group, 4-methyl-2-penten-1-yloxy group, 1-methyl-3-pentene -1-yloxy group, 2-methyl-3-penten-1-yloxy group, 3-methyl-3-penten-1-yloxy group, 4-methyl-3-penten-1-yloxy group 1-methyl-4-penten-1-yloxy group, 2-methyl-4-penten-1-yloxy group, 3-methyl-4-penten-1-yloxy group, 4-methyl-4-penten-1-yloxy group Group, 1-methyl-1-penten-2-yloxy group, 2-methyl-1-penten-2-yloxy group, 3-methyl-1-penten-2-yloxy group, 4-methyl-1-penten-2 -Yloxy group, 1-methyl-2-penten-2-yloxy group, 2-methyl-2-penten-2-yloxy group, 3-methyl-2-penten-2-yloxy group, 4-methyl-2-pentene -2-yloxy group, 1-methyl-3-penten-2-yloxy group, 2-methyl-3-penten-2-yloxy group, 3-methyl-3-penten-2-yloxy group, 4-methyl A tyl-3-penten-2-yloxy group, a 1-methyl-4-penten-2-yloxy group, a 2-methyl-4-penten-2-yloxy group, a 3-methyl-4-penten-2-yloxy group, 4-methyl-4-penten-2-yloxy group, 1-methyl-1-penten-3-yloxy group, 2-methyl-1-penten-3-yloxy group, 3-methyl-1-penten-3-yloxy group Group, 4-methyl-1-penten-3-yloxy group, 1-methyl-2-penten-3-yloxy group, 2-methyl-2-penten-3-yloxy group, 3-methyl-2-penten-3 -Yloxy group, 4-methyl-2-penten-3-yloxy group, 1-hexen-1-yloxy group, 1-hexen-2-yloxy group, 1-hexen-3-yloxy group, 1- Xen-4-yloxy group, 1-hexen-5-yloxy group, 1-hexen-6-yloxy group, 2-hexen-1-yloxy group, 2-hexen-2-yloxy group, 2-hexen-3-yloxy Group, 2-hexen-4-yloxy group, 2-hexen-5-yloxy group, 2-hexen-6-yloxy group, 3-hexen-1-yloxy group, 3-hexen-2-yloxy group, 3-hexene -3-yloxy group and the like, preferably an ethenyloxy group, a 1-propen-1-yloxy group, a 2-propen-1-yloxy group, a 3-propen-1-yloxy group, a 1-buten-1-yloxy group , 1-buten-2-yloxy group, 1-buten-3-yloxy group, 1-buten-4-yloxy group, 2-buten-1-yloxy group 2-buten-2-yloxy group, 1-methyl-1-propen-1-yloxy group, 2-methyl-1-propen-1-yloxy group, 1-methyl-2-propen-1-yloxy group, 2- A methyl-2-propen-1-yloxy group, a 1-methyl-1-buten-1-yloxy group, a 2-methyl-1-buten-1-yloxy group, a 3-methyl-1-buten-1-yloxy group, 1-methyl-2-buten-1-yloxy group, 2-methyl-2-buten-1-yloxy group, 3-methyl-2-buten-1-yloxy group, 1-methyl-3-buten-1-yloxy group Group, 2-methyl-3-buten-1-yloxy group, 3-methyl-3-buten-1-yloxy group, 1-ethyl-1-buten-1-yloxy group, 2-ethyl-1-buten-1 -Yloxy group , 3-ethyl-1-buten-1-yloxy group, 1-ethyl-2-buten-1-yloxy group, 2-ethyl-2-buten-1-yloxy group, 3-ethyl-2-buten-1-yl Yloxy group, 1-ethyl-3-buten-1-yloxy group, 2-ethyl-3-buten-1-yloxy group, 3-ethyl-3-buten-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-1- Buten-1-yloxy group, 1,2-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-1-buten-1-yloxy group Group, 3,3-dimethyl-1-buten-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 1,2-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 1,3 -Dimethyl-2-butene-1- Loxy group, 2,2-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-2-buten-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-3-buten-1-yloxy group, 2-dimethyl-3-buten-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-3-buten-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-3-buten-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-3 -Buten-1-yloxy group, more preferably ethenyloxy group, 1-propen-1-yloxy group, 2-propen-1-yloxy group, 3-propen-1-yloxy group, 1-buten-1-yloxy group Group, 1-buten-2-yloxy group, 1-buten-3-yloxy group, 1-buten-4-yloxy group, 2-buten-1-yloxy group, 2-buten-2-yloxy group, 1 A methyl-1-propen-1-yloxy group, a 2-methyl-1-propen-1-yloxy group, a 1-methyl-2-propen-1-yloxy group, a 2-methyl-2-propen-1-yloxy group, 1-methyl-1-buten-1-yloxy group, 2-methyl-1-buten-1-yloxy group, 3-methyl-1-buten-1-yloxy group, 1-methyl-2-buten-1-yloxy group Group, 2-methyl-2-buten-1-yloxy group, 3-methyl-2-buten-1-yloxy group, 1-methyl-3-buten-1-yloxy group, 2-methyl-3-buten-1 -Yloxy group, 3-methyl-3-buten-1-yloxy group, more preferably ethenyloxy group, 1-propen-1-yloxy group, 2-propen-1-yloxy group, 3-propene -1-yloxy group, 1-buten-1-yloxy group, 1-buten-2-yloxy group, 1-buten-3-yloxy group, 1-buten-4-yloxy group, 2-buten-1-yloxy group , 2-buten-2-yloxy group, most preferably ethenyloxy group, 1-propen-1-yloxy group, 2-propen-1-yloxy group and 3-propen-1-yloxy group.
[0035]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C2-6 alkenylthio group optionally having one or more substituents, and the alkenylthio group is the above-mentioned C2-6 straight-chain or branched alkenyl group Corresponds to an ethenylthio group, a 1-propen-1-ylthio group, a 2-propen-1-ylthio group, a 3-propen-1-ylthio group, a 1-butene- 1-ylthio group, 1-buten-2-ylthio group, 1-buten-3-ylthio group, 1-buten-4-ylthio group, 2-buten-1-ylthio group, 2-buten-2-ylthio group, 1-methyl-1-propen-1-ylthio group, 2-methyl-1-propen-1-ylthio group, 1-methyl-2-propen-1-ylthio group, 2-methyl-2-propen-1-ylthio group Group, 1-methyl -1-buten-1-ylthio group, 2-methyl-1-buten-1-ylthio group, 3-methyl-1-buten-1-ylthio group, 1-methyl-2-buten-1-ylthio group, 2 -Methyl-2-buten-1-ylthio group, 3-methyl-2-buten-1-ylthio group, 1-methyl-3-buten-1-ylthio group, 2-methyl-3-buten-1-ylthio group , 3-methyl-3-buten-1-ylthio group, 1-ethyl-1-buten-1-ylthio group, 2-ethyl-1-buten-1-ylthio group, 3-ethyl-1-buten-1- Ylthio group, 1-ethyl-2-buten-1-ylthio group, 2-ethyl-2-buten-1-ylthio group, 3-ethyl-2-buten-1-ylthio group, 1-ethyl-3-butene- 1-ylthio group, 2-ethyl-3-buten-1-ylthio Group, 3-ethyl-3-buten-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 1,3-dimethyl -1-buten-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-2-butene- 1-ylthio group, 1,2-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-3-buten-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-3-buten-1-ylthio group, 1,3-dimethyl -3-buten-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-3-but Ten-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-3-buten-1-ylthio group, 1-penten-1-ylthio group, 2-penten-1-ylthio group, 3-penten-1-ylthio group, 4 -Penten-1-ylthio group, 1-penten-2-ylthio group, 2-penten-2-ylthio group, 3-penten-2-ylthio group, 4-penten-2-ylthio group, 1-penten-3- Ylthio, 2-penten-3-ylthio, 1-penten-1-ylthio, 2-penten-1-ylthio, 3-penten-1-ylthio, 4-penten-1-ylthio, 1- Penten-2-ylthio group, 2-penten-2-ylthio group, 3-penten-2-ylthio group, 4-penten-2-ylthio group, 1-penten-3-ylthio group, 2-penten-3-ylthio Base 1-methyl-1-penten-1-ylthio group, 2-methyl-1-penten-1-ylthio group, 3-methyl-1-penten-1-ylthio group, 4-methyl-1-penten-1-ylthio group Group, 1-methyl-2-penten-1-ylthio group, 2-methyl-2-penten-1-ylthio group, 3-methyl-2-penten-1-ylthio group, 4-methyl-2-penten-1 -Ylthio group, 1-methyl-3-penten-1-ylthio group, 2-methyl-3-penten-1-ylthio group, 3-methyl-3-penten-1-ylthio group, 4-methyl-3-pentene -1-ylthio group, 1-methyl-4-penten-1-ylthio group, 2-methyl-4-penten-1-ylthio group, 3-methyl-4-penten-1-ylthio group, 4-methyl-4 -Penten-1-yl O group, 1-methyl-1-penten-2-ylthio group, 2-methyl-1-penten-2-ylthio group, 3-methyl-1-penten-2-ylthio group, 4-methyl-1-penten- 2-ylthio group, 1-methyl-2-penten-2-ylthio group, 2-methyl-2-penten-2-ylthio group, 3-methyl-2-penten-2-ylthio group, 4-methyl-2- Penten-2-ylthio group, 1-methyl-3-penten-2-ylthio group, 2-methyl-3-penten-2-ylthio group, 3-methyl-3-penten-2-ylthio group, 4-methyl- 3-penten-2-ylthio group, 1-methyl-4-penten-2-ylthio group, 2-methyl-4-penten-2-ylthio group, 3-methyl-4-penten-2-ylthio group, 4- Methyl-4-pentene-2- Ylthio group, 1-methyl-1-penten-3-ylthio group, 2-methyl-1-penten-3-ylthio group, 3-methyl-1-penten-3-ylthio group, 4-methyl-1-pentene- 3-ylthio group, 1-methyl-2-penten-3-ylthio group, 2-methyl-2-penten-3-ylthio group, 3-methyl-2-penten-3-ylthio group, 4-methyl-2- Penten-3-ylthio group, 1-hexen-1-ylthio group, 1-hexen-2-ylthio group, 1-hexen-3-ylthio group, 1-hexen-4-ylthio group, 1-hexen-5-ylthio Group, 1-hexen-6-ylthio group, 2-hexen-1-ylthio group, 2-hexen-2-ylthio group, 2-hexen-3-ylthio group, 2-hexen-4-ylthio group, 2-hexene −5- Luthio group, 2-hexen-6-ylthio group, 3-hexen-1-ylthio group, 3-hexen-2-ylthio group, 3-hexen-3-ylthio group, and the like, preferably an ethenylthio group, 1- Propen-1-ylthio group, 2-propen-1-ylthio group, 3-propen-1-ylthio group, 1-buten-1-ylthio group, 1-buten-2-ylthio group, 1-buten-3-ylthio Group, 1-buten-4-ylthio group, 2-buten-1-ylthio group, 2-buten-2-ylthio group, 1-methyl-1-propen-1-ylthio group, 2-methyl-1-propene- 1-ylthio group, 1-methyl-2-propen-1-ylthio group, 2-methyl-2-propen-1-ylthio group, 1-methyl-1-buten-1-ylthio group, 2-methyl-1- Butene-1- Ruthio group, 3-methyl-1-buten-1-ylthio group, 1-methyl-2-buten-1-ylthio group, 2-methyl-2-buten-1-ylthio group, 3-methyl-2-butene- 1-ylthio group, 1-methyl-3-buten-1-ylthio group, 2-methyl-3-buten-1-ylthio group, 3-methyl-3-buten-1-ylthio group, 1-ethyl-1- Buten-1-ylthio group, 2-ethyl-1-buten-1-ylthio group, 3-ethyl-1-buten-1-ylthio group, 1-ethyl-2-buten-1-ylthio group, 2-ethyl- 2-buten-1-ylthio group, 3-ethyl-2-buten-1-ylthio group, 1-ethyl-3-buten-1-ylthio group, 2-ethyl-3-buten-1-ylthio group, 3- Ethyl-3-buten-1-ylthio group, 1,1-dimethyl -1-buten-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-1-butene- 1-ylthio group, 3,3-dimethyl-1-buten-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-2-buten-1-ylthio group, 1,1-dimethyl -3-buten-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-3-buten-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-3-buten-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-3-butene- 1-ylthio group, 3,3-dimethyl-3-buten-1-yl And more preferably ethenylthio, 1-propen-1-ylthio, 2-propen-1-ylthio, 3-propen-1-ylthio, 1-buten-1-ylthio, 1-butene -2-ylthio group, 1-buten-3-ylthio group, 1-buten-4-ylthio group, 2-buten-1-ylthio group, 2-buten-2-ylthio group, 1-methyl-1-propene- 1-ylthio group, 2-methyl-1-propen-1-ylthio group, 1-methyl-2-propen-1-ylthio group, 2-methyl-2-propen-1-ylthio group, 1-methyl-1- Buten-1-ylthio group, 2-methyl-1-buten-1-ylthio group, 3-methyl-1-buten-1-ylthio group, 1-methyl-2-buten-1-ylthio group, 2-methyl- 2-buten-1-ylthio , 3-methyl-2-buten-1-ylthio group, 1-methyl-3-buten-1-ylthio group, 2-methyl-3-buten-1-ylthio group, 3-methyl-3-buten-1-yl And more preferably an ethenylthio group, a 1-propen-1-ylthio group, a 2-propen-1-ylthio group, a 3-propen-1-ylthio group, a 1-buten-1-ylthio group, a 1-butene -2-ylthio group, 1-buten-3-ylthio group, 1-buten-4-ylthio group, 2-buten-1-ylthio group, 2-buten-2-ylthio group, most preferably ethenylthio group, A 1-propen-1-ylthio group, a 2-propen-1-ylthio group, and a 3-propen-1-ylthio group.
[0036]
RX1, RX1a, RX1b  , RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8, RX9, And RX10Represents a C2-6 alkynyl group which may have one or more substituents, and the alkynyl group means a C2-6 linear or branched alkynyl group; A compound residue having a triple bond in an alkyl group. Specifically, for example, an ethynyl group, a 1-propyn-1-yl group, a 2-propyn-1-yl group, a 3-propyn-1-yl group, a 1-butyn-1-yl group, a 1-butyn-2-yl Yl, 1-butyn-3-yl, 1-butyn-4-yl, 2-butyn-1-yl, 2-butyn-2-yl, 1-methyl-1-propyn-1-yl Group, 2-methyl-1-propyn-1-yl group, 1-methyl-2-propyn-1-yl group, 2-methyl-2-propyn-1-yl group, 1-methyl-1-butyne-1 -Yl group, 2-methyl-1-butyn-1-yl group, 3-methyl-1-butyn-1-yl group, 1-methyl-2-butyn-1-yl group, 2-methyl-2-butyne -1-yl group, 3-methyl-2-butyn-1-yl group, 1-methyl-3-butyn-1-yl group, 2-methyl- -Butyn-1-yl group, 3-methyl-3-butyn-1-yl group, 1-ethyl-1-butyn-1-yl group, 2-ethyl-1-butyn-1-yl group, 3-ethyl -1-butyn-1-yl group, 1-ethyl-2-butyn-1-yl group, 2-ethyl-2-butyn-1-yl group, 3-ethyl-2-butyn-1-yl group, 1 -Ethyl-3-butyn-1-yl group, 2-ethyl-3-butyn-1-yl group, 3-ethyl-3-butyn-1-yl group, 1,1-dimethyl-1-butyn-1- Yl group, 1,2-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 1,3-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 2,2-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 3, 3-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 1,1-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 1,2-dimethyl-2-butyne- -Yl group, 1,3-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 2,2-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 3,3-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 1 , 1-dimethyl-3-butyn-1-yl group, 1,2-dimethyl-3-butyn-1-yl group, 1,3-dimethyl-3-butyn-1-yl group, 2,2-dimethyl- 3-butyn-1-yl group, 3,3-dimethyl-3-butyn-1-yl group, 1-pentyn-1-yl group, 2-pentyn-1-yl group, 3-pentyn-1-yl group , 4-pentyn-1-yl group, 1-pentyn-2-yl group, 2-pentyn-2-yl group, 3-pentyn-2-yl group, 4-pentyn-2-yl group, 1-pentyn- 3-yl group, 2-pentyn-3-yl group, 1-pentyn-1-yl group, 2-pentyn-1-yl group, 3-pen Tin-1-yl group, 4-pentyn-1-yl group, 1-pentyn-2-yl group, 2-pentyn-2-yl group, 3-pentyn-2-yl group, 4-pentyn-2-yl Group, 1-pentyn-3-yl group, 2-pentyn-3-yl group, 1-methyl-1-pentyn-1-yl group, 2-methyl-1-pentyn-1-yl group, 3-methyl- 1-pentyn-1-yl group, 4-methyl-1-pentyn-1-yl group, 1-methyl-2-pentyn-1-yl group, 2-methyl-2-pentyn-1-yl group, 3- A methyl-2-pentyn-1-yl group, a 4-methyl-2-pentyn-1-yl group, a 1-methyl-3-pentyn-1-yl group, a 2-methyl-3-pentyn-1-yl group, 3-methyl-3-pentyn-1-yl group, 4-methyl-3-pentyn-1-yl group, 1-methyl 4-pentyn-1-yl group, 2-methyl-4-pentyn-1-yl group, 3-methyl-4-pentyn-1-yl group, 4-methyl-4-pentyn-1-yl group, 1- A methyl-1-pentyn-2-yl group, a 2-methyl-1-pentyn-2-yl group, a 3-methyl-1-pentyn-2-yl group, a 4-methyl-1-pentyn-2-yl group, 1-methyl-2-pentyn-2-yl group, 2-methyl-2-pentyn-2-yl group, 3-methyl-2-pentyn-2-yl group, 4-methyl-2-pentyn-2-yl Group, 1-methyl-3-pentyn-2-yl group, 2-methyl-3-pentyn-2-yl group, 3-methyl-3-pentyn-2-yl group, 4-methyl-3-pentyn-2 -Yl group, 1-methyl-4-pentyn-2-yl group, 2-methyl-4-pentyn-2- Group, 3-methyl-4-pentyn-2-yl group, 4-methyl-4-pentyn-2-yl group, 1-methyl-1-pentyn-3-yl group, 2-methyl-1-pentyn- 3-yl group, 3-methyl-1-pentyn-3-yl group, 4-methyl-1-pentyn-3-yl group, 1-methyl-2-pentyn-3-yl group, 2-methyl-2- Pentyn-3-yl group, 3-methyl-2-pentyn-3-yl group, 4-methyl-2-pentyn-3-yl group, 1-hexyn-1-yl group, 1-hexyn-2-yl group , 1-hexyn-3-yl group, 1-hexyn-4-yl group, 1-hexyn-5-yl group, 1-hexyn-6-yl group, 2-hexyn-1-yl group, 2-hexyn- 2-yl group, 2-hexyn-3-yl group, 2-hexyn-4-yl group, 2-hexyn-5-y Hexyl-6-yl group, 3-hexyn-1-yl group, 3-hexyn-2-yl group, 3-hexyn-3-yl group, and the like. Propyn-1-yl group, 2-propyn-1-yl group, 3-propyn-1-yl group, 1-butyn-1-yl group, 1-butyn-2-yl group, 1-butyn-3-yl Group, 1-butyn-4-yl group, 2-butyn-1-yl group, 2-butyn-2-yl group, 1-methyl-1-propyn-1-yl group, 2-methyl-1-propyn- 1-yl group, 1-methyl-2-propyn-1-yl group, 2-methyl-2-propyn-1-yl group, 1-methyl-1-butyn-1-yl group, 2-methyl-1- Butyn-1-yl group, 3-methyl-1-butyn-1-yl group, 1-methyl-2-butyn-1-yl group, 2 A methyl-2-butyn-1-yl group, a 3-methyl-2-butyn-1-yl group, a 1-methyl-3-butyn-1-yl group, a 2-methyl-3-butyn-1-yl group, 3-methyl-3-butyn-1-yl group, 1-ethyl-1-butyn-1-yl group, 2-ethyl-1-butyn-1-yl group, 3-ethyl-1-butyn-1-yl group Group, 1-ethyl-2-butyn-1-yl group, 2-ethyl-2-butyn-1-yl group, 3-ethyl-2-butyn-1-yl group, 1-ethyl-3-butyn-1 -Yl group, 2-ethyl-3-butyn-1-yl group, 3-ethyl-3-butyn-1-yl group, 1,1-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 1,2-dimethyl -1-butyn-1-yl group, 1,3-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 2,2-dimethyl-1-butyn-1-yl 3,3-dimethyl-1-butyn-1-yl group, 1,1-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 1,2-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 1,3- Dimethyl-2-butyn-1-yl group, 2,2-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 3,3-dimethyl-2-butyn-1-yl group, 1,1-dimethyl-3-butyne -1-yl group, 1,2-dimethyl-3-butyn-1-yl group, 1,3-dimethyl-3-butyn-1-yl group, 2,2-dimethyl-3-butyn-1-yl group , A 3,3-dimethyl-3-butyn-1-yl group, more preferably an ethynyl group, a 1-propyn-1-yl group, a 2-propyn-1-yl group, a 3-propyn-1-yl group , 1-butyn-1-yl group, 1-butyn-2-yl group, 1-butyn-3-yl group, 1-butyn-4-yl Group, 2-butyn-1-yl group, 2-butyn-2-yl group, 1-methyl-1-propyn-1-yl group, 2-methyl-1-propyn-1-yl group, 1-methyl- 2-propyn-1-yl group, 2-methyl-2-propyn-1-yl group, 1-methyl-1-butyn-1-yl group, 2-methyl-1-butyn-1-yl group, 3- A methyl-1-butyn-1-yl group, a 1-methyl-2-butyn-1-yl group, a 2-methyl-2-butyn-1-yl group, a 3-methyl-2-butyn-1-yl group, 1-methyl-3-butyn-1-yl group, 2-methyl-3-butyn-1-yl group and 3-methyl-3-butyn-1-yl group, more preferably ethynyl group, 1-propyne -1-yl group, 2-propyn-1-yl group, 3-propyn-1-yl group, 1-butyn-1-yl group, 1 Butyn-2-yl group, 1-butyn-3-yl group, 1-butyn-4-yl group, 2-butyn-1-yl group and 2-butyn-2-yl group, most preferably ethynyl group , 1-propyn-1-yl group, 2-propyn-1-yl group and 3-propyn-1-yl group.
[0037]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C2-6 alkynyloxy group optionally having one or more substituents, and the alkynyloxy group is the above-mentioned C2-6 linear or branched alkynyl group, Corresponds to an ethynyloxy group, a 1-propyn-1-yloxy group, a 2-propyn-1-yloxy group, a 3-propyn-1-yloxy group, a 1-butyne -1-yloxy group, 1-butyn-2-yloxy group, 1-butyn-3-yloxy group, 1-butyn-4-yloxy group, 2-butyn-1-yloxy group, 2-butyn-2-yloxy group , 1-methyl-1-propyn-1-yloxy group, 2-methyl-1-propyn-1-yloxy group, 1-methyl-2-propyn-1-yloxy group, 2-methyl-2-pro 1-yloxy group, 1-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 2-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 1-methyl- 2-butyn-1-yloxy group, 2-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 1-methyl-3-butyn-1-yloxy group, 2- A methyl-3-butyn-1-yloxy group, a 3-methyl-3-butyn-1-yloxy group, a 1-ethyl-1-butyn-1-yloxy group, a 2-ethyl-1-butyn-1-yloxy group, 3-ethyl-1-butyn-1-yloxy group, 1-ethyl-2-butyn-1-yloxy group, 2-ethyl-2-butyn-1-yloxy group, 3-ethyl-2-butyn-1-yloxy group Group, 1-ethyl- -Butyn-1-yloxy group, 2-ethyl-3-butyn-1-yloxy group, 3-ethyl-3-butyn-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 3,3-dimethyl- 1-butyn-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 1,2-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-2-butyne-1 -Yloxy group, 2,2-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, , 2-Dimethyl-3-buty 1-yloxy group, 1,3-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group Group, 1-pentyn-1-yloxy group, 2-pentyn-1-yloxy group, 3-pentyn-1-yloxy group, 4-pentyn-1-yloxy group, 1-pentyn-2-yloxy group, 2-pentyne -2-yloxy group, 3-pentyn-2-yloxy group, 4-pentyn-2-yloxy group, 1-pentyn-3-yloxy group, 2-pentyn-3-yloxy group, 1-pentyn-1-yloxy group , 2-pentyn-1-yloxy group, 3-pentyn-1-yloxy group, 4-pentyn-1-yloxy group, 1-pentyn-2-yloxy group, 2-pentyn-2-i Oxy group, 3-pentyn-2-yloxy group, 4-pentyn-2-yloxy group, 1-pentyn-3-yloxy group, 2-pentyn-3-yloxy group, 1-methyl-1-pentyn-1-yloxy Group, 2-methyl-1-pentyn-1-yloxy group, 3-methyl-1-pentyn-1-yloxy group, 4-methyl-1-pentyn-1-yloxy group, 1-methyl-2-pentyn-1 -Yloxy group, 2-methyl-2-pentyn-1-yloxy group, 3-methyl-2-pentyn-1-yloxy group, 4-methyl-2-pentyn-1-yloxy group, 1-methyl-3-pentyne -1-yloxy group, 2-methyl-3-pentyn-1-yloxy group, 3-methyl-3-pentyn-1-yloxy group, 4-methyl-3-pentyn-1-yloxy group 1-methyl-4-pentyn-1-yloxy group, 2-methyl-4-pentyn-1-yloxy group, 3-methyl-4-pentyn-1-yloxy group, 4-methyl-4-pentyn-1-yloxy group Group, 1-methyl-1-pentyn-2-yloxy group, 2-methyl-1-pentyn-2-yloxy group, 3-methyl-1-pentyn-2-yloxy group, 4-methyl-1-pentin-2 -Yloxy group, 1-methyl-2-pentyn-2-yloxy group, 2-methyl-2-pentyn-2-yloxy group, 3-methyl-2-pentyn-2-yloxy group, 4-methyl-2-pentyne -2-yloxy group, 1-methyl-3-pentyn-2-yloxy group, 2-methyl-3-pentyn-2-yloxy group, 3-methyl-3-pentyn-2-yloxy group, 4-methyl A tyl-3-pentyn-2-yloxy group, a 1-methyl-4-pentyn-2-yloxy group, a 2-methyl-4-pentyn-2-yloxy group, a 3-methyl-4-pentyn-2-yloxy group, 4-methyl-4-pentyn-2-yloxy group, 1-methyl-1-pentyn-3-yloxy group, 2-methyl-1-pentyn-3-yloxy group, 3-methyl-1-pentyn-3-yloxy group Group, 4-methyl-1-pentyn-3-yloxy group, 1-methyl-2-pentyn-3-yloxy group, 2-methyl-2-pentyn-3-yloxy group, 3-methyl-2-pentyn-3 -Yloxy group, 4-methyl-2-pentyn-3-yloxy group, 1-hexyn-1-yloxy group, 1-hexyn-2-yloxy group, 1-hexyn-3-yloxy group, 1- Xin-4-yloxy group, 1-hexyn-5-yloxy group, 1-hexyn-6-yloxy group, 2-hexyn-1-yloxy group, 2-hexyn-2-yloxy group, 2-hexyn-3-yloxy group Group, 2-hexyn-4-yloxy group, 2-hexyn-5-yloxy group, 2-hexyn-6-yloxy group, 3-hexyn-1-yloxy group, 3-hexyn-2-yloxy group, 3-hexyne -3-yloxy group and the like, preferably ethynyloxy group, 1-propyn-1-yloxy group, 2-propyn-1-yloxy group, 3-propyn-1-yloxy group, 1-butyn-1-yloxy group Group, 1-butyn-2-yloxy group, 1-butyn-3-yloxy group, 1-butyn-4-yloxy group, 2-butyn-1-yloxy group 2-butyn-2-yloxy group, 1-methyl-1-propyn-1-yloxy group, 2-methyl-1-propyn-1-yloxy group, 1-methyl-2-propyn-1-yloxy group, 2- A methyl-2-propyn-1-yloxy group, a 1-methyl-1-butyn-1-yloxy group, a 2-methyl-1-butyn-1-yloxy group, a 3-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 1-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 2-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 1-methyl-3-butyn-1-yloxy group Group, 2-methyl-3-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-3-butyn-1-yloxy group, 1-ethyl-1-butyn-1-yloxy group, 2-ethyl-1-butyn-1 -Yloxy group 3-ethyl-1-butyn-1-yloxy group, 1-ethyl-2-butyn-1-yloxy group, 2-ethyl-2-butyn-1-yloxy group, 3-ethyl-2-butyn-1-yl Yloxy group, 1-ethyl-3-butyn-1-yloxy group, 2-ethyl-3-butyn-1-yloxy group, 3-ethyl-3-butyn-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-1- Butyn-1-yloxy group, 1,2-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group Group, 3,3-dimethyl-1-butyn-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 1,2-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 1,3 -Dimethyl-2-butyne-1- Loxy group, 2,2-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-2-butyn-1-yloxy group, 1,1-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, 2-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, 1,3-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, 2,2-dimethyl-3-butyn-1-yloxy group, 3,3-dimethyl-3 -Butyn-1-yloxy group, more preferably ethynyloxy group, 1-propyn-1-yloxy group, 2-propyn-1-yloxy group, 3-propyn-1-yloxy group, 1-butyn-1- Yloxy group, 1-butyn-2-yloxy group, 1-butyn-3-yloxy group, 1-butyn-4-yloxy group, 2-butyn-1-yloxy group, 2-butyn-2-yloxy group, 1 A methyl-1-propyn-1-yloxy group, a 2-methyl-1-propyn-1-yloxy group, a 1-methyl-2-propyn-1-yloxy group, a 2-methyl-2-propyn-1-yloxy group, 1-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 2-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-1-butyn-1-yloxy group, 1-methyl-2-butyn-1-yloxy group Group, 2-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 3-methyl-2-butyn-1-yloxy group, 1-methyl-3-butyn-1-yloxy group, 2-methyl-3-butyn-1 -Yloxy group, 3-methyl-3-butyn-1-yloxy group, more preferably ethynyloxy group, 1-propyn-1-yloxy group, 2-propyn-1-yloxy group, 3-propyne -1-yloxy group, 1-butyn-1-yloxy group, 1-butyn-2-yloxy group, 1-butyn-3-yloxy group, 1-butyn-4-yloxy group, 2-butyn-1-yloxy group , 2-butyn-2-yloxy group, most preferably ethynyloxy group, 1-propyn-1-yloxy group, 2-propyn-1-yloxy group and 3-propyn-1-yloxy group.
[0038]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C2-6 alkynylthio group which may have one or more substituents, and the alkynylthio group is the above-mentioned C2-6 linear or branched alkynyl group, Corresponds to an ethynylthio group, a 1-propyn-1-ylthio group, a 2-propyn-1-ylthio group, a 3-propyn-1-ylthio group, a 1-butyne- 1-ylthio, 1-butyn-2-ylthio, 1-butyn-3-ylthio, 1-butyn-4-ylthio, 2-butyn-1-ylthio, 2-butyn-2-ylthio, 1-methyl-1-propyn-1-ylthio group, 2-methyl-1-propyn-1-ylthio group, 1-methyl-2-propyn-1-ylthio group, 2-methyl-2-propyn-1-ylthio group Group, 1-methyl -1-butyn-1-ylthio group, 2-methyl-1-butyn-1-ylthio group, 3-methyl-1-butyn-1-ylthio group, 1-methyl-2-butyn-1-ylthio group, 2 -Methyl-2-butyn-1-ylthio group, 3-methyl-2-butyn-1-ylthio group, 1-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 2-methyl-3-butyn-1-ylthio group , 3-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 1-ethyl-1-butyn-1-ylthio group, 2-ethyl-1-butyn-1-ylthio group, 3-ethyl-1-butyn-1- Ylthio group, 1-ethyl-2-butyn-1-ylthio group, 2-ethyl-2-butyn-1-ylthio group, 3-ethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1-ethyl-3-butyne- 1-ylthio group, 2-ethyl-3-butyn-1-ylthio Group, 3-ethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1,3-dimethyl -1-butyn-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-2-butyne- 1-ylthio group, 1,2-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1,3-dimethyl -3-butyn-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-3-bu Tin-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1-pentyn-1-ylthio group, 2-pentyn-1-ylthio group, 3-pentyn-1-ylthio group, 4 -Pentin-1-ylthio group, 1-pentyn-2-ylthio group, 2-pentyn-2-ylthio group, 3-pentyn-2-ylthio group, 4-pentyn-2-ylthio group, 1-pentyn-3- Ilthio group, 2-pentyn-3-ylthio group, 1-pentyn-1-ylthio group, 2-pentyn-1-ylthio group, 3-pentyn-1-ylthio group, 4-pentyn-1-ylthio group, 1- Pentyn-2-ylthio, 2-pentyn-2-ylthio, 3-pentyn-2-ylthio, 4-pentyn-2-ylthio, 1-pentyn-3-ylthio, 2-pentyn-3-ylthio Base 1-methyl-1-pentyn-1-ylthio group, 2-methyl-1-pentyn-1-ylthio group, 3-methyl-1-pentyn-1-ylthio group, 4-methyl-1-pentyn-1-ylthio group Group, 1-methyl-2-pentyn-1-ylthio group, 2-methyl-2-pentyn-1-ylthio group, 3-methyl-2-pentyn-1-ylthio group, 4-methyl-2-pentyn-1 -Ylthio group, 1-methyl-3-pentyn-1-ylthio group, 2-methyl-3-pentyn-1-ylthio group, 3-methyl-3-pentyn-1-ylthio group, 4-methyl-3-pentyne -1-ylthio group, 1-methyl-4-pentyn-1-ylthio group, 2-methyl-4-pentyn-1-ylthio group, 3-methyl-4-pentyn-1-ylthio group, 4-methyl-4 -Pentin-1-yl E-group, 1-methyl-1-pentyn-2-ylthio group, 2-methyl-1-pentyn-2-ylthio group, 3-methyl-1-pentyn-2-ylthio group, 4-methyl-1-pentyn- 2-ylthio group, 1-methyl-2-pentyn-2-ylthio group, 2-methyl-2-pentyn-2-ylthio group, 3-methyl-2-pentyn-2-ylthio group, 4-methyl-2- Pentyn-2-ylthio group, 1-methyl-3-pentyn-2-ylthio group, 2-methyl-3-pentyn-2-ylthio group, 3-methyl-3-pentyn-2-ylthio group, 4-methyl- 3-pentyn-2-ylthio group, 1-methyl-4-pentyn-2-ylthio group, 2-methyl-4-pentyn-2-ylthio group, 3-methyl-4-pentyn-2-ylthio group, 4- Methyl-4-pentyne-2- Ylthio group, 1-methyl-1-pentyn-3-ylthio group, 2-methyl-1-pentyn-3-ylthio group, 3-methyl-1-pentyn-3-ylthio group, 4-methyl-1-pentyne- 3-ylthio group, 1-methyl-2-pentyn-3-ylthio group, 2-methyl-2-pentyn-3-ylthio group, 3-methyl-2-pentyn-3-ylthio group, 4-methyl-2- Pentyn-3-ylthio, 1-hexyn-1-ylthio, 1-hexyn-2-ylthio, 1-hexyn-3-ylthio, 1-hexyn-4-ylthio, 1-hexyn-5-ylthio Group, 1-hexyn-6-ylthio group, 2-hexyn-1-ylthio group, 2-hexyn-2-ylthio group, 2-hexyn-3-ylthio group, 2-hexyn-4-ylthio group, 2-hexyne −5- Luthio, 2-hexyn-6-ylthio, 3-hexyn-1-ylthio, 3-hexyn-2-ylthio, 3-hexyn-3-ylthio, and the like. Propyn-1-ylthio group, 2-propyn-1-ylthio group, 3-propyn-1-ylthio group, 1-butyn-1-ylthio group, 1-butyn-2-ylthio group, 1-butyn-3-ylthio Group, 1-butyn-4-ylthio group, 2-butyn-1-ylthio group, 2-butyn-2-ylthio group, 1-methyl-1-propyn-1-ylthio group, 2-methyl-1-propyne- 1-ylthio group, 1-methyl-2-propyn-1-ylthio group, 2-methyl-2-propyn-1-ylthio group, 1-methyl-1-butyn-1-ylthio group, 2-methyl-1- Butin-1- Ruthio group, 3-methyl-1-butyn-1-ylthio group, 1-methyl-2-butyn-1-ylthio group, 2-methyl-2-butyn-1-ylthio group, 3-methyl-2-butyn- 1-ylthio group, 1-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 2-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 3-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 1-ethyl-1- Butyn-1-ylthio group, 2-ethyl-1-butyn-1-ylthio group, 3-ethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1-ethyl-2-butyn-1-ylthio group, 2-ethyl- 2-butyn-1-ylthio group, 3-ethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1-ethyl-3-butyn-1-ylthio group, 2-ethyl-3-butyn-1-ylthio group, 3- Ethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1,1-dimethyl -1-butyn-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-1-butyne- 1-ylthio group, 3,3-dimethyl-1-butyn-1-ylthio group, 1,1-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 3,3-dimethyl-2-butyn-1-ylthio group, 1,1-dimethyl -3-butyn-1-ylthio group, 1,2-dimethyl-3-butyn-1-ylthio group, 1,3-dimethyl-3-butyn-1-ylthio group, 2,2-dimethyl-3-butyne- 1-ylthio group, 3,3-dimethyl-3-butyn-1-yl And more preferably ethynylthio, 1-propyn-1-ylthio, 2-propyn-1-ylthio, 3-propyn-1-ylthio, 1-butyn-1-ylthio, 1-butyne -2-ylthio group, 1-butyn-3-ylthio group, 1-butyn-4-ylthio group, 2-butyn-1-ylthio group, 2-butyn-2-ylthio group, 1-methyl-1-propyne- 1-ylthio group, 2-methyl-1-propyn-1-ylthio group, 1-methyl-2-propyn-1-ylthio group, 2-methyl-2-propyn-1-ylthio group, 1-methyl-1- Butyn-1-ylthio group, 2-methyl-1-butyn-1-ylthio group, 3-methyl-1-butyn-1-ylthio group, 1-methyl-2-butyn-1-ylthio group, 2-methyl- 2-butyn-1-ylthio 3-methyl-2-butyn-1-ylthio group, 1-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 2-methyl-3-butyn-1-ylthio group, 3-methyl-3-butyn-1-yl Ylthio, more preferably ethynylthio, 1-propyn-1-ylthio, 2-propyn-1-ylthio, 3-propyn-1-ylthio, 1-butyn-1-ylthio, 1-butyne -2-ylthio group, 1-butyn-3-ylthio group, 1-butyn-4-ylthio group, 2-butyn-1-ylthio group, 2-butyn-2-ylthio group, most preferably ethynylthio group, A 1-propyn-1-ylthio group, a 2-propyn-1-ylthio group, and a 3-propyn-1-ylthio group.
[0039]
RX1, RX1a, RX1b  , RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8, RX9, And RX10Represents a C6-12 aryl group which may have one or more substituents, and the aryl group means an aromatic ring group, specifically, for example, a phenyl group, a 1-naphthyl group, -Naphthyl group, as-indacenyl group, s-indacenyl group, acenaphthylenyl group and the like. Preferred are a phenyl group, a 1-naphthyl group and a 2-naphthyl group, and more preferred is a phenyl group.
[0040]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C6-12 aryloxy group optionally having one or more substituents, and the aryloxy group is the above C6-12 aryl group in which an oxygen atom is bonded to the terminal thereof. And specifically include, for example, a phenyloxy group, a 1-naphthyloxy group, a 2-naphthyloxy group, an as-indacenyloxy group, a s-indacenyloxy group, an acenaphthenyloxy group and the like. . Preferred are a phenyloxy group, a 1-naphthyloxy group and a 2-naphthyloxy group, and more preferred is a phenyloxy group.
[0041]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C6-12 arylthio group which may have one or more substituents, and the arylthio group corresponds to the above-mentioned C6-12 aryl group having a sulfur atom bonded to its terminal. Specific examples include a phenylthio group, a 1-naphthylthio group, a 2-naphthylthio group, an as-indacenylthio group, an s-indacenylthio group, and an acenaphthylenylthio group. Preferred are a phenylthio group, a 1-naphthylthio group and a 2-naphthylthio group, and more preferred is a phenylthio group.
[0042]
RX1, RX1a, RX1b  , RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8, RX9, And RX10Represents a C7-18 alkylaryl group optionally having one or more substituents, wherein the alkylaryl group is the above C6-12 aryl group, wherein the substitutable moiety is the above C1-6 alkyl group. A group substituted with a group, specifically, for example, a tolyl group, a xylyl group, a cumenyl group, a mesityl group, a simenyl group, a styryl group and the like. Preferably a tolyl group, a xylyl group, a cumenyl group, a mesityl group, a simenyl group, a styryl group, more preferably a tolyl group, a xylyl group, a cumenyl group, a mesityl group, and further more preferably a tolyl group, a xylyl group, a cumenyl group It is.
[0043]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C7 to C18 alkylaryloxy group optionally having one or more substituents, and the alkylaryloxy group is the above C7 to C18 alkylaryl group in which an oxygen atom is bonded to the terminal thereof. And specifically, for example, o-tolyloxy group, m-tolyloxy group, p-tolyloxy group, 2,3-xylyl-1-oxy group, 2,4-xylyl-1-oxy group, 2,2 5-xylyl-1-oxy group, o-cumenyloxy group, m-cumenyloxy group, p-cumenyloxy group, mesityloxy group, 2,3-cymenyl-1-oxy group, 2,4-cymenyl-1-oxy group, 2 , 5-simenyl-1-oxy group, o-styryloxy group, m-styryloxy group, p-styryloxy group and the like. Preferably, an o-tolyloxy group, an m-tolyloxy group, a p-tolyloxy group, a 2,3-xylyl-1-oxy group, a 2,4-xylyl-1-oxy group, a 2,5-xylyl-1-oxy group, o-cumenyloxy group, m-cumenyloxy group, p-cumenyloxy group, mesityloxy group, 2,3-cymenyl-1-oxy group, 2,4-cymenyl-1-oxy group, 2,5-cymenyl-1-oxy group , O-styryloxy group, m-styryloxy group, p-styryloxy group, more preferably o-tolyloxy group, m-tolyloxy group, p-tolyloxy group, 2,3-xylyl-1-oxy group, 2,4-xylyl-1-oxy group, 2,5-xylyl-1-oxy group, o-cumenyloxy group, m-cumenyloxy group, p-cumenyloxy group, mesityloxy Group, o-styryloxy group, m-styryloxy group and p-styryloxy group, more preferably o-tolyloxy group, m-tolyloxy group, p-tolyloxy group and 2,3-xylyl-1-oxy group , A 2,4-xylyl-1-oxy group, a 2,5-xylyl-1-oxy group and a mesityloxy group, most preferably an o-tolyloxy group, an m-tolyloxy group and a p-tolyloxy group.
[0044]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C7 to C18 alkylarylthio group optionally having one or more substituents, and the alkylarylthio group refers to the above C7 to C18 alkylaryl group in which a sulfur atom is bonded to a terminal thereof. For example, o-tolylthio, m-tolylthio, p-tolylthio, 2,3-xylyl-1-thio, 2,4-xylyl-1-thio, 2,2 5-xylyl-1-thio group, o-cumenylthio group, m-cumenylthio group, p-cumenylthio group, mesitylthio group, 2,3-simenyl-1-thio group, 2,4-simenyl-1-thio group, 2 , 5-simenyl-1-thio group, o-styrylthio group, m-styrylthio group, p-styrylthio group and the like. Preferably, o-tolylthio group, m-tolylthio group, p-tolylthio group, 2,3-xylyl-1-thio group, 2,4-xylyl-1-thio group, 2,5-xylyl-1-thio group, o-cumenylthio group, m-cumenylthio group, p-cumenylthio group, mesitylthio group, 2,3-simenyl-1-thio group, 2,4-simenyl-1-thio group, 2,5-simenyl-1-thio group , O-styrylthio group, m-styrylthio group, and p-styrylthio group, more preferably o-tolylthio group, m-tolylthio group, p-tolylthio group, 2,3-xylyl-1-thio group, and 2,4. -Xylyl-1-thio group, 2,5-xylyl-1-thio group, o-cumenylthio group, m-cumenylthio group, p-cumenylthio group, mesitylthio group, o-styrylthio group, m-styrylthio group, p-s And more preferably an o-tolylthio group, an m-tolylthio group, a p-tolylthio group, a 2,3-xylyl-1-thio group, a 2,4-xylyl-1-thio group, and a 2,5-xylyl group. -1-thio and mesitylthio, most preferably o-tolylthio, m-tolylthio and p-tolylthio.
[0045]
RX1, RX1a, RX1b  , RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8, RX9, And RX10Represents a C7 to C18 aralkyl group which may have one or more substituents, and the aralkyl group is the above C1 to C6 alkyl group, and the substitutable portion is the above C6 to C12 aryl group. A substituted group, specifically, for example, a benzyl group, a phenethyl group, a 3-phenylpropyl group, a 4-phenylbutyl group, a 5-phenylpentyl group, a 6-phenylhexyl group, a 1-naphthylmethyl group, -Naphthylmethyl group, 1-naphthylethyl group, 2-naphthylethyl group, 1-naphthylpropyl group, 2-naphthylpropyl group and the like. Preferably a benzyl group, a phenethyl group, a 3-phenylpropyl group, a 4-phenylbutyl group, a 5-phenylpentyl group, a 6-phenylhexyl group, a 1-naphthylmethyl group, a 2-naphthylmethyl group, a 1-naphthylethyl group, 2-naphthylethyl group, 1-naphthylpropyl group, 2-naphthylpropyl group, more preferably benzyl group, phenethyl group, 3-phenylpropyl group, 4-phenylbutyl group, 5-phenylpentyl group, 6-phenyl Hexyl group, 1-naphthylmethyl group, 2-naphthylmethyl group, more preferably benzyl group, phenethyl group, 3-phenylpropyl group, 4-phenylbutyl group, most preferably benzyl group, phenethyl group .
[0046]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Is a C7-18 aralkyloxy group optionally having one or more substituents, the aralkyloxy group is a C7-18 aralkyl group in which an oxygen atom is bonded to the terminal thereof. For example, benzyloxy, phenethyloxy, 3-phenylpropyloxy, 4-phenylbutyloxy, 5-phenylpentyloxy, 6-phenylhexyloxy, 1-naphthylmethyloxy , 2-naphthylmethyloxy group, 1-naphthylethyloxy group, 2-naphthylethyloxy group, 1-naphthylpropyloxy group, 2-naphthylpropyloxy group and the like. Preferably, benzyloxy, phenethyloxy, 3-phenylpropyloxy, 4-phenylbutyloxy, 5-phenylpentyloxy, 6-phenylhexyloxy, 1-naphthylmethyloxy, 2-naphthylmethyloxy Group, 1-naphthylethyloxy group, 2-naphthylethyloxy group, 1-naphthylpropyloxy group, 2-naphthylpropyloxy group, more preferably benzyloxy group, phenethyloxy group, 3-phenylpropyloxy group, 4-phenylbutyloxy group, 5-phenylpentyloxy group, 6-phenylhexyloxy group, 1-naphthylmethyloxy group and 2-naphthylmethyloxy group, more preferably benzyloxy group, phenethyloxy group, 3- Phenylpropyloxy group, 4-f An alkylsulfonyl butyl group, most preferably a benzyloxy group, phenethyloxy group.
[0047]
Similarly, RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Represents a C7 to C18 aralkylthio group optionally having one or more substituents, and the aralkylthio group is the above C7 to C18 aralkyl group in which a sulfur atom is bonded to a terminal thereof. For example, benzylthio, phenethylthio, 3-phenylpropylthio, 4-phenylbutylthio, 5-phenylpentylthio, 6-phenylhexylthio, 1-naphthylmethylthio, 2- Examples include a naphthylmethylthio group, a 1-naphthylethylthio group, a 2-naphthylethylthio group, a 1-naphthylpropylthio group, and a 2-naphthylpropylthio group. Preferably, benzylthio, phenethylthio, 3-phenylpropylthio, 4-phenylbutylthio, 5-phenylpentylthio, 6-phenylhexylthio, 1-naphthylmethylthio, 2-naphthylmethylthio, 1- A naphthylethylthio group, a 2-naphthylethylthio group, a 1-naphthylpropylthio group, a 2-naphthylpropylthio group, more preferably a benzylthio group, a phenethylthio group, a 3-phenylpropylthio group, a 4-phenylbutylthio group , 5-phenylpentylthio, 6-phenylhexylthio, 1-naphthylmethylthio, and 2-naphthylmethylthio, more preferably benzylthio, phenethylthio, 3-phenylpropylthio, and 4-phenylbutylthio. Group, most preferably Jiruchio group, a phenethylthio group.
[0048]
Similarly, RX1, RX1a, RX1b  , RX2, RX3, RX4, RX5, RX6, RX7, RX8And RX9Is a C4-13 cycloalkylalkyloxy group optionally having one or more substituents, and the cycloalkylalkyloxy group is the same as the above-mentioned C1-6 linear or branched alkoxy group. A possible site refers to a group substituted with the above-mentioned C3-7 cyclic alkyl group, specifically, for example, a cyclopropylmethoxy group, a cyclobutylmethoxy group, a cyclopentylmethoxy group, a cyclohexylmethoxy group, a cycloheptylmethoxy group , 1-cyclopropylethoxy group, 2-cyclopropylethoxy group, 1-cyclopropyl-n-propoxy group, 2-cyclopropyl-n-propoxy group, 3-cyclopropyl-n-propoxy group, cyclopropyl-i- Propoxy group, cyclopropyl-n-butoxy group, cyclopropyl-i-butoxy group, Chloropropyl-sec-butoxy group, cyclopropyl-t-butoxy group, cyclopropyl-n-pentyloxy group, cyclopropyl-i-pentyloxy group, cyclopropyl-sec-pentyloxy group, cyclopropyl-t-pentyloxy A cyclopropyl-neopentyloxy group, more preferably a cyclopropyl-methoxy group, a cyclopropyl-ethoxy group, a cyclopropyl-n-propoxy group, a cyclopropyl-i-propoxy group, a cyclopropyl-n-butoxy group , Cyclopropyl-i-butoxy group, cyclopropyl-sec-butoxy group, cyclopropyl-t-butoxy group, cyclopropyl-n-pentyloxy group, cyclopropyl-i-pentyloxy group, cyclopropyl-sec-pentyloxy Group, cyclopro Ru-t-pentyloxy group, cyclopropyl-neopentyloxy group, most preferably cyclopropyl-methoxy group, cyclopropyl-ethoxy group, cyclopropyl-n-propoxy group, cyclopropyl-i-propoxy group and the like. No.
[0049]
Here, the hetero atom specifically includes an oxygen atom, a sulfur atom, a nitrogen atom, phosphorus, arsenic, antimony, silicon, germanium, tin, lead, boron, mercury and the like, preferably an oxygen atom, a sulfur atom , A nitrogen atom and a phosphorus atom, more preferably an oxygen atom, a sulfur atom and a nitrogen atom.
Hereinafter, in this specification, the term "hetero atom" in "may have a hetero atom" means the above definition.
[0050]
When Y, ring Z and ring U are a 5- to 14-membered aromatic group optionally having one or more heteroatoms, the aromatic group refers to the aromatic hydrocarbon group as defined in the above C6 to C12. Or a group in which the substitutable portion in the above-mentioned C6-12 aryl group is substituted with the above-mentioned C1-6 aliphatic hydrocarbon group, specifically, for example, a phenyl group, an o-tolyl group, m-tolyl group, p-tolyl group, 2,3-xylyl group, 2,4-xylyl group, 2,5-xylyl group, mesityl group, simenyl group, o-cumenyl group, m-cumenyl group, p-cumenyl Group, benzyl group, phenethyl group, α-methylbenzyl group, benzhydryl group, trityl group, benzylidene group, styryl group, cinnamyl group, cinnamylidene group, 3-phenylpropyl group, 4-phenylbutyl group, 5- Phenylpentyl, 6-phenylhexyl, 1-naphthyl, 2-naphthyl, 1-naphthylmethyl, 2-naphthylmethyl, 1-naphthylethyl, 2-naphthylethyl, as-indacenyl, s- And an indacenyl group and an acenaphthylenyl group. Preferably a phenyl group, an o-tolyl group, an m-tolyl group, a p-tolyl group, a 2,3-xylyl group, a 2,4-xylyl group, a 2,5-xylyl group, a mesityl group, a simenyl group, an o-cumenyl group Group, m-cumenyl group, p-cumenyl group, benzyl group, phenethyl group, α-methylbenzyl group, benzhydryl group, trityl group, benzylidene group, styryl group, cinnamyl group, cinnamylidene group, 3-phenylpropyl group, 4- Phenylbutyl group, 5-phenylpentyl group, 6-phenylhexyl group, 1-naphthyl group, 2-naphthyl group, 1-naphthylmethyl group, 2-naphthylmethyl group, 1-naphthylethyl group, 2-naphthylethyl group, as-indacenyl group, s-indacenyl group, acenaphthylenyl group, more preferably phenyl group, o-tolyl group, m-tolyl , P-tolyl group, 2,3-xylyl group, 2,4-xylyl group, 2,5-xylyl group, mesityl group, simenyl group, o-cumenyl group, m-cumenyl group, p-cumenyl group, benzyl group Phenethyl group, α-methylbenzyl group, benzhydryl group, trityl group, benzylidene group, styryl group, cinnamyl group, cinnamylidene group, 3-phenylpropyl group, 4-phenylbutyl group, 5-phenylpentyl group, 6-phenylhexyl Group, 1-naphthyl group, 2-naphthyl group, 1-naphthylmethyl group and 2-naphthylmethyl group, more preferably phenyl group, o-tolyl group, m-tolyl group, p-tolyl group, 2,3 -Xylyl group, 2,4-xylyl group, 2,5-xylyl group, mesityl group, simenyl group, o-cumenyl group, m-cumenyl group, p-cumenyl group, A zyl group, a phenethyl group, an α-methylbenzyl group, a benzhydryl group, a trityl group, a benzylidene group, a styryl group, a cinnamyl group, and a cinnamylidene group, and still more preferably a phenyl group, an o-tolyl group, an m-tolyl group, p -Tolyl group, 2,3-xylyl group, 2,4-xylyl group, 2,5-xylyl group, mesityl group, simenyl group, o-cumenyl group, m-cumenyl group, p-cumenyl group, benzyl group, phenethyl And most preferably phenyl, o-tolyl, m-tolyl, p-tolyl, 2,3-xylyl, 2,4-xylyl, 2,5-xylyl, and benzyl. . Therefore, the aromatic ring group having a hetero atom, specifically, for example, a furyl group, a thienyl group, a pyrrolyl group, a pyridyl group, a quinolyl group, an isoquinolyl group, a cinnolyl group, a quinazolyl group, a quinoxalyl group, an indolyl group, an indazolyl group Oxazolyl group, isoxazolyl group, thiazolyl group, isothiazolyl group, imidazolyl group, pyrazolyl group, furazanyl group, pyridazinyl group, pyrimidyl group, pyrazyl group and the like.
[0051]
When Ring Z and Ring U are a 5- to 14-membered aromatic group in which a part of the ring may be saturated, the aromatic group is a 9- to 14-membered aromatic group in which two to three rings are condensed. A group in which one or two rings are not aromatic; specifically, for example, a dihydrobenzofuranyl group, a phthalanyl group, a chromanyl group, a chromanonyl group, an isochromanyl group, a tetrahydronaphthalenyl group, a dihydrobenzothio group; Phenyl group, indolinyl group, isatinyl group, indanyl group, indanonyl group, tetranonyl group, coumarinyl group, naphthoquinonyl group and anthraquinonyl group, preferably dihydrobenzofuranyl group, phthalanyl group, chromanyl group, chromanonyl group, tetrahydronaphthalenyl And an indanyl group, more preferably a dihydrobenzofuranyl group and It is a chromanyl group.
[0052]
When Y is a C3-7 alicyclic hydrocarbon, the alicyclic hydrocarbon group means a C3-7 cyclic aliphatic hydrocarbon group, specifically, for example, a cyclopropyl group, a cyclobutyl group , Cyclopentyl, cyclohexyl, cycloheptyl, cyclopropenyl, cyclobutenyl, cyclopentenyl, cyclohexenyl, cycloheptenyl and the like. Preferred are cyclopropyl, cyclobutyl, cyclopentyl, cyclohexyl, cycloheptyl, cyclopropenyl, cyclobutenyl, cyclopentenyl, cyclohexenyl, cycloheptenyl, more preferably cyclopropyl, cyclobutyl, cyclopentyl Group, cyclohexyl group and cycloheptyl group, more preferably cyclopropyl group, cyclobutyl group, cyclopentyl group and cyclohexyl group, and most preferably cyclopropyl group, cyclobutyl group and cyclopentyl group. Therefore, the alicyclic hydrocarbon group having a hetero atom, specifically, for example, pyrrolinyl group, pyrrolidinyl group, imidazolinyl group, imidazolidinyl group, pyrazolinyl group, pyrazolidinyl group, piperidinyl group, piperazinyl group, morpholinyl group, dihydrofuranyl And a tetrahydrofuranyl group, preferably a dihydrofuranyl group and a tetrahydrofuranyl group.
[0053]
When L represents a single bond, the following general formula in which the group X and the group Y are bonded by a single bond:
Embedded image
Figure 2004182657
[The symbols in the formula are the same as defined above. ] The carboxylic acid derivative, its salt or its ester, or their hydrate represented by the following formula:
[0054]
When M represents a single bond, the following general formula
Embedded image
Figure 2004182657
[The symbols in the formula are the same as defined above. ] The carboxylic acid derivative, its salt or its ester, or their hydrate represented by the following formula:
[0055]
When T represents a single bond, the following general formula
Embedded image
Figure 2004182657
[The symbols in the formula are the same as defined above. ] The carboxylic acid derivative, its salt or its ester, or their hydrate represented by the following formula:
When X represents a single bond, the following general formula
Embedded image
Figure 2004182657
[The symbols in the formula are the same as defined above. ] The carboxylic acid derivative, its salt or its ester, or their hydrate represented by the following formula:
[0056]
When L, T and M represent a C1-6 alkylene group which may have one or more substituents, the alkylene group is derived by removing one more hydrogen atom from the above C1-6 alkyl group. And specifically, for example, a methylene group, an ethylene group, a 1-methylethylene group, a 2-methylethylene group, a 1-ethylethylene group, a 2-ethylethylene group, a 1,1- Dimethylethylene group, 1,2-dimethylethylene group, propylene group, 1-methylpropylene group, 2-methylpropylene group, 3-methylpropylene group, 1-ethylpropylene group, 2-ethylpropylene group, 3-ethylpropylene group 1,1-dimethylpropylene group, 1,2-dimethylpropylene group, 1,3-dimethylpropylene group, 1,1-diethylpropylene group, 1,2-die Propylene, 1,3-diethylpropylene, trimethylene, 1-methyltrimethylene, 1-ethyltrimethylene, 2-methyltrimethylene, 1,1-dimethyltrimethylene, tetramethylene, penta Examples include a methylene group and a hexamethylene group. Preferably a methylene group, ethylene group, 2-methylethylene group, 2-ethylethylene group, propylene group, 1,1-dimethylethylene group, 1,2-dimethylethylene group, trimethylene group, 1-methyltrimethylene group, 1 -Ethyltrimethylene group, 2-methyltrimethylene group, 1,1-dimethyltrimethylene group, tetramethylene group, pentamethylene group, hexamethylene group, more preferably methylene group, ethylene group, 2-methylethylene group Propylene group, 2-ethylethylene group, 1,1-dimethylethylene group, 1,2-dimethylethylene group, trimethylene group, 1-methyltrimethylene group, 1-ethyltrimethylene group, 2-methyltrimethylene group, 1,1-dimethyltrimethylene group, more preferably methylene group, ethylene group, 2-methyl Ethylene group, propylene group, 2-ethylethylene group, 1,1-dimethylethylene group, 1,2-dimethylethylene group, trimethylene group, most preferably methylene group, ethylene group, methylethylene group, propylene group .
Similarly, when T represents a C1 to C3 alkylene group which may have one or more substituents, the alkylene group is derived by removing one more hydrogen atom from the above C1 to C3 alkyl group. And specifically includes the above-mentioned C1 to C3 alkylene groups. Preferred are methylene, ethylene and propylene, more preferred are methylene and ethylene, and most preferred is methylene.
[0057]
When L, T and M represent a C2-6 alkenylene group which may have one or more substituents, the alkenylene group is derived by removing one more hydrogen atom from the above C2-6 alkenyl group. And specifically, for example, a vinylene group, a 1-methylvinylene group, a 2-methylvinylene group, a 1-ethylvinylene group, a 2-ethylvinylene group, a propenylene group, a 1-methylpropene group. Examples include a nylene group, a 2-methylpropenylene group, a 3-methylpropenylene group, a 1-ethylpropenylene group, a 2-ethylpropenylene group, a 3-ethylpropenylene group, a butenylene group, a pentenylene group, and a hexenylene group. . Preferably, vinylene group, 1-methylvinylene group, 2-methylvinylene group, 1-ethylvinylene group, 2-ethylvinylene group, propenylene group, 1-methylpropenylene group, 2-methylpropenylene group, 3-methylpropene A nylene group, a 1-ethylpropenylene group, a 2-ethylpropenylene group, a 3-ethylpropenylene group, a butenylene group, a pentenylene group, more preferably a vinylene group, a 1-methylvinylene group, a 2-methylvinylene group, 1-ethylvinylene group, 2-ethylvinylene group, propenylene group, 1-methylpropenylene group, 2-methylpropenylene group, 3-methylpropenylene group, 1-ethylpropenylene group, 2-ethylpropenylene group, A 3-ethylpropenylene group, more preferably a vinylene group, a 1-methylvinylene group, Rubiniren group, 1-ethylvinylene group, a 2-ethylvinylene group, most preferably a vinylene group.
[0058]
When L and T represent a C2-6 alkynylene group which may have one or more substituents, the alkynylene group is derived by removing one more hydrogen atom from the C2-6 alkynyl group. It means a divalent group, and specific examples include an ethynylene group, a propynylene group, a butynylene group, a pentynylene group, and a hexynylene group. Preferred are an ethynylene group, a propynylene group, a butynylene group and a pentynylene group, more preferred are an ethynylene group, a propynylene group and a butynylene group, still more preferred are a butynylene group and a propynylene group, and most preferred are a propynylene group.
Similarly, when M represents a C2-6 alkynylene group optionally having one or more substituents, the alkynylene group is derived by removing one more hydrogen atom from the C2-6 alkynyl group. And specifically includes the C2-6 alkynylene groups shown above. Preferred are an ethynylene group and a propynylene group, and more preferred is an ethynylene group.
[0059]
RX1, RX1a, RX1b  , RX10  , RX11And RX12Represents a C2 to C7 aliphatic acyl group optionally having one or more substituents, and the aliphatic acyl group is the above C1 to C6 alkyl group, the above C2 to C6 alkenyl group or the above C2 to C6 And alkynyl groups having a carbonyl group at the terminal thereof, such as acetyl group, propionyl group, butyryl group, isobutyryl group, valeryl group, isovaleryl group, pivaloyl group, hexanoyl group, and octanoyl group. And acryloyl, methacryloyl and crotonyl groups. Preferred are acetyl, propionyl, butyryl, isobutyryl, valeryl, isovaleryl, pivaloyl, hexanoyl, octanoyl, acryloyl, methacryloyl, crotonyl, more preferably acetyl, propionyl, butyryl. Group, isobutyryl group, valeryl group, isovaleryl group, pivaloyl group, hexanoyl group and octanoyl group, more preferably acetyl group, propionyl group, butyryl group and isobutyryl group, most preferably acetyl group and propionyl group.
[0060]
RX1, RX1a, RX1b  , RX10  , RX11And RX12Represents a C7 to C19 aromatic acyl group which may have one or more substituents, and the aromatic acyl group refers to the above C5 to C12 aryl group and a carbonyl group or the above C2 to C12 And a group derived by removing one more hydrogen atom from the aliphatic acyl group of No. 7 corresponds to a benzoyl group, an o-toluoyl group, an m-toluoyl group, a p-toluoyl group, Examples include a cinnamoyl group, a 1-naphthoyl group, and a 2-naphthoyl group. Preferred are a benzoyl group, an o-toluoyl group, an m-toluoyl group, a p-toluoyl group, a cinnamoyl group, a 1-naphthoyl group and a 2-naphthoyl group, and more preferred are a benzoyl group, an o-toluoyl group and a m-toluoyl group. , P-toluoyl group and cinnamoyl group, more preferably benzoyl group and cinnamoyl group, and most preferably benzoyl group.
[0061]
RX1, RX1a, RX1b  , RX10  , RX11And RX12Represents a C2-7 aliphatic alkoxycarbonyl group optionally having one or more substituents, and the aliphatic alkoxycarbonyl group is the above C1-6 alkoxy group or the above C2-6 alkenyloxy group. Or a C2-6 alkynyloxy group in which a carbonyl group is bonded to its terminal, specifically, for example, a methoxycarbonyl group, an ethoxycarbonyl group, a propyloxycarbonyl group, a butoxycarbonyl group, an isobutoxycarbonyl group And tert-butoxycarbonyl, pentyloxycarbonyl, hexyloxycarbonyl, octyloxycarbonyl, allyloxycarbonyl, methallyloxycarbonyl, crotyloxycarbonyl and the like. Preferably methoxycarbonyl group, ethoxycarbonyl group, propyloxycarbonyl group, butoxycarbonyl group, isobutoxycarbonyl group, tert-butoxycarbonyl group, pentyloxycarbonyl group, hexyloxycarbonyl group, octyloxycarbonyl group, allyloxycarbonyl group, And more preferably a methoxycarbonyl group, an ethoxycarbonyl group, a propyloxycarbonyl group, a butoxycarbonyl group, an isobutoxycarbonyl group, a tert-butoxycarbonyl group, a pentyloxycarbonyl group, a hexyloxycarbonyl group, and an octyloxycarbonyl group. , More preferably a methoxycarbonyl group, an ethoxycarbonyl group, a propyloxycarbonyl group, a butoxycarbonyl group, an isobutoxycarbonyl group, Innovation is also preferably methoxycarbonyl group, an ethoxycarbonyl group, a propyloxy group.
[0062]
RX1, RX1a, RX1b  , RX10  , RX11And RX12Represents a C7 to C19 aromatic alkoxycarbonyl group which may have one or more substituents, and the aromatic alkoxycarbonyl group is the above C5 to C12 aryl group, and a carbonyl group or the above A C2 to C7 aliphatic alkoxycarbonyl group to which a group derived by removing one more hydrogen atom is bonded, specifically, for example, a phenoxycarbonyl group, an o-tolyloxycarbonyl group, an m-tolyloxy group Examples include a carbonyl group, a p-tolyloxycarbonyl group, a 1-naphthyloxycarbonyl group, and a 2-naphthyloxycarbonyl group. Preferably a phenoxycarbonyl group, o-tolyloxycarbonyl group, m-tolyloxycarbonyl group, p-tolyloxycarbonyl group, 1-naphthyloxycarbonyl group, more preferably a phenoxycarbonyl group, o-tolyloxycarbonyl group, An m-tolyloxycarbonyl group, more preferably a phenoxycarbonyl group and an o-tolyloxycarbonyl group, most preferably a phenoxycarbonyl group.
[0063]
Embedded image
Figure 2004182657
Represents a single bond or a double bond. Therefore, the following general formula (I)
Embedded image
Figure 2004182657
[The symbols in the formula are the same as defined above. The compound of the present invention represented by the following general formula
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Figure 2004182657
[The symbols in the formula are the same as defined above. A carboxylic acid derivative, a salt or an ester thereof, or a hydrate thereof.
[0064]
General formula
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Figure 2004182657
(Where the symbols in the formula represent the same groups as defined above) and a general formula
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Figure 2004182657
(Where the symbols in the formula represent the same groups as defined above) are to be bonded to each other on ring Z via 2 to 8 atoms. In the case where there is the above description, bonding to each other via 2 to 8 atoms on the ring Z is as follows. For example, when ring Z is benzene via two atoms, the general formula
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Figure 2004182657
Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above,
When the ring Z is via 8 anthracene atoms, the general formula
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Figure 2004182657
Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above. Therefore, what is defined by ring Z
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Figure 2004182657
(Where the symbols in the formula represent the same groups as defined above) and a general formula
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Figure 2004182657
(Where the symbols in the formula represent the same groups as defined above) may be bonded at any position, but are preferably represented by the general formula
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Figure 2004182657
,
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Figure 2004182657
,
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Figure 2004182657
,
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Figure 2004182657
,
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Figure 2004182657
,
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Figure 2004182657
,
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Figure 2004182657
and,
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Figure 2004182657
Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above, and the aromatic group may further have 1 to 4 substituents.
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Figure 2004182657
,
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Figure 2004182657
,and
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Figure 2004182657
(Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above, and the aromatic group may further have 1 to 4 substituents).
[0065]
General formula
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Figure 2004182657
(Where the symbols in the formula represent the same groups as defined above) and a general formula
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Figure 2004182657
(Wherein the symbols in the formulas represent the same groups as defined above), are bonded to each other via 2 to 8 atoms on the ring U. In the case where there is the above description, bonding to each other via 2 to 8 atoms on the ring U is as follows. For example, when ring U is benzene via two atoms, the general formula
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Figure 2004182657
Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above,
When the ring Z is via 8 anthracene atoms, the general formula
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Figure 2004182657
Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above. So what is defined by ring U
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Figure 2004182657
(Where the symbols in the formula represent the same groups as defined above) and a general formula
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Figure 2004182657
(Where the symbols in the formula represent the same groups as defined above) may be bonded at any position, but are preferably represented by the general formula
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Figure 2004182657
,
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Figure 2004182657
,
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Figure 2004182657
,
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Figure 2004182657
,
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Figure 2004182657
and,
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Figure 2004182657
Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above, and the aromatic group may further have 1 to 4 substituents.
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Figure 2004182657
,and
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Figure 2004182657
(Wherein the symbols in the formula represent the same groups as defined above, and the aromatic group may further have 1 to 4 substituents).
[0066]
In the present invention, the salt is not particularly limited in type, but specific examples include, for example, hydrofluoric acid, hydrochloride, sulfate, nitrate, perchlorate, phosphate, carbonate, bicarbonate, Addition salts of inorganic acids such as hydrobromide and hydroiodide; addition of organic carboxylic acids such as acetate, maleate, fumarate, oxalate, lactate, tartrate and trifluoroacetate Salts; addition salts of organic sulfonic acids such as methanesulfonate, trifluoromethanesulfonate, ethanesulfonate, hydroxymethanesulfonate, hydroxyethanesulfonate, benzenesulfonate, toluenesulfonate and taurine salt Trimethylamine salt, triethylamine salt, pyridine salt, procaine salt, picoline salt, dicyclohexylamine salt, N, N'-dibenzylethylenediamine Addition salts of amines such as salts, N-methylglucamine salts, diethanolamine salts, triethanolamine salts, tris (hydroxymethylamino) methane salts and phenethylbenzylamine salts; addition salts of alkali metals such as sodium salts and potassium salts; Addition salts of alkaline earth metals such as magnesium salts and calcium salts; addition salts of amino acids such as arginine salts, lysine salts, serine salts, glycine salts, aspartates, and glutamates. Preferably, it is a pharmacologically acceptable salt.
[0067]
The pharmacologically acceptable salt is not particularly limited, but is, for example, an addition salt of an inorganic acid such as hydrochloride, sulfate, carbonate, bicarbonate, hydrobromide, hydroiodide; acetic acid Salts, addition salts of organic carboxylic acids such as maleate, lactate, tartrate, trifluoroacetate; methanesulfonate, hydroxymethanesulfonate, hydroxyethanesulfonate, benzenesulfonate, toluenesulfonate Salts of organic sulfonic acids such as salts and taurine salts; trimethylamine salts, triethylamine salts, pyridine salts, procaine salts, picoline salts, dicyclohexylamine salts, N, N′-dibenzylethylenediamine salts, N-methylglucamine salts, diethanolamine Salt, triethanolamine salt, tris (hydroxymethylamino) methane salt, phenethyl Addition salts of amines such as benzylamine salts; addition salts of alkali metals such as sodium salts and potassium salts; addition salts of amino acids such as arginine salts, lysine salts, serine salts, glycine salts, aspartates, and glutamates. Can be.
[0068]
In the present invention, the ester means an ester of the carboxyl group of W in the general formula (I). This is not particularly limited as long as it is commonly used in organic synthesis, and includes an ester group which is physiologically acceptable and is hydrolyzed under physiological conditions. Group, C6-12 aryl group, C7-20 aralkyl group such as benzyl group, C7-20 heteroarylalkyl group, 4-methoxybenzyl group, alkanoyloxyalkyl group such as acetoxymethyl group, propionyloxymethyl group or Pivaloxymethyl group, alkoxycarbonyloxyalkyl group such as methoxycarbonyloxymethyl group, ethoxycarbonyloxymethyl group or 2-methoxycarbonyloxyethyl group, (5-methyl-2-oxo-1,3-dioxo-4-yl)- And methyl group. .
[0069]
In the present invention, when the carboxylic acid derivative having the above general formula (I), a pharmaceutically acceptable salt thereof or a pharmaceutically acceptable ester thereof forms a solvate, they are all included in the present invention. It is.
[0070]
[Embodiment of the present invention]
General formula (I)
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Figure 2004182657
(In the formula, each symbol represents the same group as defined above.) The compound of the present invention represented by the formula can be synthesized by a conventional method, for example, by the following method.
[0071]
General manufacturing example A
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Figure 2004182657
[0072]
[Wherein each symbol represents the same group as defined above, and Hal represents halogen. ]
The compound of the formula (2a) is obtained by azidating the compound of the formula (1a).
Although the reaction conditions are not particularly limited, lithium hydroxide, sodium hydroxide, potassium hydroxide, and carbonate in an organic solvent such as N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, and toluene. Lithium, sodium carbonate, potassium carbonate, cesium carbonate, lithium hydride, sodium hydride, potassium hydride, diazabicyclo [5.4.0] undecene and the like, in the presence of an organic base such as a compound of the formula (1a) and diphenyl azide It is preferred to react with phosphoryl at a temperature of -20C to 150C.
The compound of the formula (3a) is obtained by reducing the compound of the formula (2a) and subjecting the generated amino group to tert-butoxycarbonylation.
The reaction conditions are not particularly limited, but for example, palladium carbon in a solvent such as methanol, ethanol, propanol, dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, and toluene. The reaction is preferably carried out at a temperature of 0 ° C. to 150 ° C. in a hydrogen atmosphere in the presence of a metal catalyst such as platinum, platinum oxide, Raney nickel or the like, and tertiary butyl dicarbonate.
The compound of the formula (4a) is obtained by halogenating the compound of the formula (3a).
The reaction conditions are not particularly limited, but in an organic solvent such as methanol, ethanol, propanol, dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, and acetonitrile, chlorine, It is preferable to react with a halogenating reagent of bromine, iodine, N-chlorosuccinimide, N-bromosuccinimide, or N-iodosuccinimide. The reaction temperature is preferably from −0 ° C. to 50 ° C.
The compound of the formula (5a) is obtained by allowing bispinacolatodiboron to act on the compound of the formula (4a).
The reaction conditions are not particularly limited, but include, for example, a solvent such as methanol, ethanol, propanol, dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, dimethoxyethane, and toluene. , 0.0001 to 0.5 molar equivalents of copper halide, 0.0001 to 0.5 molar equivalents of palladium such as tetrakistriphenylphosphine palladium, dichlorobistriphenylphosphine palladium, and dichlorodiphenylferrocenyl palladium. Catalyst, triethylamine, N, N-diisopropylethylamine, butylamine, tributylamine, lithium hydroxide, sodium hydroxide, potassium hydroxide, lithium carbonate, sodium carbonate, potassium carbonate, cesium carbonate, Hydride, lithium, sodium hydride, potassium hydride, sodium acetate, in the presence 0 ℃ from 0.99 ° C. temperature of a base such as potassium acetate, the reaction is preferably conducted.
The compound of the formula (7a) is obtained by reacting a compound of the formula (6a) with a compound of the formula (5a) or a compound of the formula (8a) on a compound of the formula (4a).
The reaction conditions are in accordance with the production example of Formula (5a) in Production Example A.
The compound of the formula (9a) is obtained by deprotecting the compound of the formula (7a), followed by amidation and hydrolysis of the ester in the molecule.
The reaction conditions for deprotection are not particularly limited, but are obtained by reacting an acid such as hydrogen chloride or trifluoroacetic acid at 0 ° C. to 150 ° C. in an organic solvent such as dichloromethane, chloroform, tetrahydrofuran or dioxane. Can be
The reaction conditions for the amidation are not particularly limited. However, in a solvent such as N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, toluene, dichloromethane, chloroform, etc., diphenylphosphoric acid azide, diethyl phosphorus A suitable carboxylic acid in the presence of a condensing agent such as acid cyanide and dicyclohexylcarbodiimide, a base such as triethylamine, N, N-diisopropylethylamine, tributylamine, sodium hydrogencarbonate and potassium hydrogencarbonate at a temperature of 0 ° C to 150 ° C; To obtain
The conditions of the hydrolysis reaction are not particularly limited, but for example, water, in a solvent such as methanol, ethanol, propanol, dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, etc. It is obtained by allowing an aqueous solution of lithium oxide, sodium hydroxide, potassium hydroxide or the like to act at a temperature of 0 ° C to 150 ° C.
The compound of the formula (10a) is obtained by deprotecting the compound of the formula (7a), then reacting carbon dioxide with YL-Hal to form a carbamate and hydrolyze an ester in the molecule. The reaction conditions for the deprotection are the same as those in Production Example A of Formula (9a).
The reaction conditions for synthesizing the carbamate are not particularly limited, but are described in the literature (J. Org.
Chem. 2000, 66, 1035. ).
The reaction conditions for the hydrolysis are in accordance with the production example of Formula (9a) in Production Example A.
[0073]
General Manufacturing Example B
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Figure 2004182657
[0074]
[Wherein each symbol represents the same group as defined above, and Hal represents halogen. ]
The compound of the formula (2b) is obtained by halogenating the compound of the formula (1b).
The reaction conditions are in accordance with the production example of Formula (4a) in Production Example A.
The compound of the formula (4b) is obtained by palladium coupling of the compound of the formula (3b) to the compound of the formula (2b).
The reaction conditions are in accordance with the production example of Formula (5a) in Production Example A.
The compound of the formula (6b) is obtained by palladium coupling of the compound of the formula (3b) to the compound of the formula (5b).
The reaction conditions are in accordance with the production example of Formula (5a) in Production Example A.
The compound of the formula (4b) is obtained by reducing the compound of the formula (6b).
The reaction conditions are not particularly limited, but can be obtained by reacting a reducing agent such as diborane in a solvent such as dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, or tetrahydrofuran. . The reaction temperature is preferably from 0 ° C to 150 ° C. Alternatively, in a solvent such as dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, or tetrahydrofuran, a chlorocarbonate is reacted to form a mixed acid anhydride, and then lithium borohydride, borohydride It can also be obtained by the action of a reducing agent such as sodium or potassium borohydride. The reaction temperature is preferably from 0 ° C to 150 ° C.
The compound of the formula (7b) is obtained by alkylating the compound of the formula (4b) and then hydrolyzing an ester in the molecule.
The reaction conditions for the alkylation are not particularly limited, but include, for example, a solvent such as methanol, ethanol, propanol, dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, and toluene. 0 ° C to 150 ° C in the presence of a base such as lithium hydroxide, sodium hydroxide, potassium hydroxide, lithium carbonate, sodium carbonate, potassium carbonate, cesium carbonate, lithium hydride, sodium hydride and potassium hydride Can be reacted.
The reaction conditions for the hydrolysis are in accordance with the production example of Formula (9a) in Production Example A.
The compound of the formula (8b) is obtained by subjecting the compound of the formula (4b) to a Mitsunobu reaction and then hydrolyzing an ester in the molecule.
The conditions of the Mitsunobu reaction are not particularly limited. For example, triphenylphosphine, tributyl, tributylphosphine, tributylphosphine, tributylphosphine, tributylphosphine, tetrahydrofuran, toluene, or the like may be used. It is preferable to react diethyl azodicarboxylate, diisopropyl azodicarboxylate and the like in the presence of an organic phosphorus reagent such as phosphine, trimethylphosphine and triethylphosphine. The reaction temperature is preferably from -78C to 150C.
The reaction conditions for the hydrolysis are in accordance with the production example of Formula (9a) in Production Example A.
The compound of the formula (9b) is obtained by reacting the compound of the formula (4b) with Y-NCO to form a carbamate and hydrolyzing an ester in the molecule.
The reaction conditions for synthesizing the carbamate are not particularly limited, but are obtained by allowing an organic base such as pyridine or triethylamine to act at 0 ° C. to 150 ° C. in an organic solvent such as tetrahydrofuran, toluene, ether or dioxane. .
The reaction conditions for the hydrolysis are in accordance with the production example of Formula (9a) in Production Example A.
[0075]
General manufacturing example C
Embedded image
Figure 2004182657
[Wherein each symbol represents the same group as defined above. ]
The compound of the formula (10a) of the general synthesis method A is obtained by deprotecting the Boc group of the compound of the formula (7a) of the general synthesis method A, followed by carbamate and further hydrolysis.
The reaction conditions for the deprotection and hydrolysis are the same as those in the production example of the formula (9a) in Production Example C.
The reaction conditions for carbamate formation are as follows: YL-OH is reacted with carbonyldiimidazole in a solvent such as dichloromethane, chloroform, tetrahydrofuran, toluene, or acetonitrile at a temperature of 0 ° C to 50 ° C, and then the formula ( 7g) can also be obtained by reacting the deprotected amine with a compound at a temperature of 0 ° C to 50 ° C.
[0076]
General Manufacturing Example D
Embedded image
Figure 2004182657
[0077]
[Wherein each symbol represents the same group as defined above, Hal represents a halogen, and Tf represents a trifluoromethanesulfonyl group. ]
The compound of the formula (2d) is obtained by halogenating the compound of the formula (1d).
The reaction conditions are not particularly limited, but in an organic solvent such as methanol, ethanol, propanol, dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, and acetonitrile, chlorine, It is preferable to react with a halogenating reagent of bromine, iodine, N-chlorosuccinimide, N-bromosuccinimide, or N-iodosuccinimide. The reaction temperature is preferably from −0 ° C. to 50 ° C.
The compound of the formula (3d) is obtained by boring a compound of the formula (2d).
Although the reaction conditions are not particularly limited, bispinacolatodiboron can be prepared by converting methanol, ethanol, propanol, dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, dimethoxy In a solvent such as ethane or toluene, a palladium catalyst such as 0.0001 to 0.5 molar equivalent of tetrakistriphenylphosphinepalladium, dichlorobistriphenylphosphinepalladium, dichlorodiphenylferrocenylpalladium, triethylamine, N, N- Diisopropylethylamine, butylamine, tributylamine, lithium hydroxide, sodium hydroxide, potassium hydroxide, lithium carbonate, sodium carbonate, potassium carbonate, cesium carbonate, lithium hydride, hydrogen The reaction is carried out at a temperature of 0 ° C. to 150 ° C. in the presence of a base such as sodium, potassium hydride, sodium acetate and potassium acetate, or the halogen of the compound of the formula (2d) is reacted in an organic solvent such as tetrahydrofuran or ether. , Butyllithium, etc., and reacting with trialkoxyborane.
The compound of the formula (5d) is obtained by reacting the compound of the formula (3d) with the compound of the formula (4d).
The reaction conditions are not particularly limited, but include, for example, a solvent such as methanol, ethanol, propanol, dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, dimethoxyethane, and toluene. , 0.0001 to 0.5 molar equivalent of a palladium catalyst such as tetrakistriphenylphosphinepalladium, dichlorobistriphenylphosphinepalladium, dichlorodiphenylferrocenylpalladium, triethylamine, N, N-diisopropylethylamine, butylamine, tributylamine , Lithium hydroxide, sodium hydroxide, potassium hydroxide, lithium carbonate, sodium carbonate, potassium carbonate, cesium carbonate, lithium hydride, sodium hydride, potassium hydride , Sodium acetate, potassium acetate, in the presence 0 ℃ from 0.99 ° C. temperature of bases potassium phosphate, etc., be reacted preferred.
The compound of the formula (6d) is obtained by triflating the compound of the formula (5d).
The reaction conditions are not particularly limited, but may be N, N-bistrifluoromethyl in a solvent such as pyridine, dichloromethane or chloroform in the presence of an organic base such as triethylamine, N, N-diisopropylethylamine or tributylamine. It can be synthesized by reacting aniline, trifluoromethanesulfonic anhydride, trifluoromethanesulfonyl chloride and the like at a temperature of 0 ° C to 150 ° C.
The compound of the formula (7d) is obtained by allowing propargyl alcohol to act on the compound of the formula (6d).
The reaction conditions are not particularly limited, but include, for example, a solvent such as methanol, ethanol, propanol, dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, dimethoxyethane, and toluene. , 0.0001 to 0.5 molar equivalents of copper halide, 0.0001 to 0.5 molar equivalents of palladium such as tetrakistriphenylphosphine palladium, dichlorobistriphenylphosphine palladium, and dichlorodiphenylferrocenyl palladium. Catalyst, triethylamine, N, N-diisopropylethylamine, butylamine, tributylamine, lithium hydroxide, sodium hydroxide, potassium hydroxide, lithium carbonate, sodium carbonate, potassium carbonate, cesium carbonate, Hydride, lithium, sodium hydride, potassium hydride, sodium acetate, in the presence 0 ℃ from 0.99 ° C. temperature of a base such as potassium acetate, the reaction is preferably conducted.
The compound of the formula (8d) is obtained by halogenating the compound of the formula (7d).
The reaction conditions are not particularly limited, but can be obtained, for example, by reacting phosphorus oxychloride, thionyl chloride, phosphorus trichloride, phosphorus tribromide, or the like in a solvent such as dioxane, tetrahydrofuran, or dimethoxyethane. . As the reaction temperature, a temperature of 0 ° C to 150 ° C is used. In addition, a combination of triphenylphosphine, carbon tetrachloride, carbon tetrabromide, N-bromosuccinimide, and the like can be used.
The compound of the formula (9d) is obtained by alkylating Y-Q4-H with the compound of the formula (8d) and then hydrolyzing the compound.
The reaction conditions are the same as those in the production example of the compound of the formula (7b) in General Production Example B.
The compound of the formula (10d) is obtained by palladium coupling of the compound of the formula (6d).
The reaction conditions are not particularly limited. For example, in a solvent such as dioxane, tetrahydrofuran, dimethoxyethane, and toluene, 0.0001 to 0.5 molar equivalents of tetrakistriphenylphosphine palladium, dichlorobistriphenylphosphine. It can be synthesized by reacting 1,1-ethoxyvinyltributyltin, butylvinylether and the like at a temperature of 0 ° C. to 150 ° C. in the presence of a palladium catalyst such as fin palladium or lithium chloride.
The compound of the formula (11d) is obtained by reacting the compound of the formula (10d) with hydroxylamine.
The reaction conditions are not particularly limited. For example, 0 ° C. in a solvent such as methanol, ethanol, propanol, dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, and toluene. At a temperature of from 150 ° C. to 150 ° C. by the action of hydroxylamine. Acids such as acetic acid, trifluoroacetic acid and hydrogen chloride may be present.
The compound of the formula (12d) is obtained by hydrolyzing the compound of the formula (11d) and then alkylating YL-Hal.
The reaction conditions for the hydrolysis are not particularly limited. For example, water, in a solvent such as methanol, ethanol, propanol, dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dioxane, tetrahydrofuran, etc. It is obtained by allowing an aqueous solution of lithium oxide, sodium hydroxide, potassium hydroxide or the like to act at a temperature of 0 ° C to 150 ° C.
The reaction conditions for the alkylation are the same as those in the production example of the compound of the formula (7b) in General Production Example B.
[0078]
General Manufacturing Example E
Embedded image
Figure 2004182657
[0079]
[Wherein each symbol represents the same group as defined above, Hal represents a depriving group such as halogen or sulfonate, Tf represents a trifluoromethanesulfonyl group, and Alkyl represents an alkyl group. ]
The compound of the formula (1e) is obtained by alkylating propargyl bromide with the compound of the formula (5d) of General Production Example D.
The reaction conditions are the same as those in the production example of the compound of the formula (7b) in General Production Example B.
The compound of the formula (2e) is obtained by palladium coupling of the compound of the formula (1e).
The reaction conditions are the same as in the production example of the compound of the formula (7d) in General Production Example D.
The compound of the formula (5e) is obtained by alkylating the compound of the formula (3e) with the compound of the formula (5d) of General Production Example D, and then alkylating the compound of the formula (4e) with the generated epoxide.
The alkylation conditions for the compounds of the formulas (3e) and (4e) are the same as those in the production example of the compound of the formula (7b) in General Production Example B.
The compound of the formula (6e) is obtained by fluorinating the compound of the formula (5e) and then hydrolyzing an ester in the molecule.
The reaction conditions for the fluorination are not particularly limited, but are obtained, for example, by reacting a reagent such as diethylaminosulfur trifluoride in a solvent such as dichloromethane or chloroform at a temperature of 0 ° C. to 150 ° C. .
The conditions of the hydrolysis reaction conform to the production example of Formula (9a) in Production Example A.
The compound of the formula (7e) is obtained by alkylating the compound of the formula (6e) and then hydrolyzing an ester in the molecule.
The reaction conditions for the alkylation are the same as those in the production example of the compound of the formula (7b) in General Production Example B.
The conditions of the hydrolysis reaction conform to the production example of Formula (9a) in Production Example A.
[0080]
The compound of the present invention can be synthesized by the above-described method, but can also be synthesized by a commonly used general organic synthesis method. Examples of the hydroxyl-protecting group that can be used at this time include, in specific examples, organic synthesis usually. Any group may be used as long as it is a hydroxyl group protected by a group known as a hydroxyl-protecting group, and is not particularly limited. Examples of the hydroxyl-protecting group include lower alkylsilyl groups such as a trimethylsilyl group and a t-butyldimethylsilyl group; For example, lower alkoxymethyl groups such as methoxymethyl group and 2-methoxyethoxymethyl group; for example, tetrahydropyranyl group; for example, benzyl group, p-methoxybenzyl group, 2,4-dimethoxybenzyl group, o-nitrobenzyl group, p- Aralkyl groups such as nitrobenzyl and trityl; acyl groups such as formyl and acetyl Lower alkoxycarbonyl groups such as t-butoxycarbonyl group, 2-iodoethoxycarbonyl group and 2,2,2-trichloroethoxycarbonyl group; for example, 2-propenyloxycarbonyl group, 2-chloro-2-propenyloxycarbonyl group, Alkenyloxycarbonyl groups such as 3-methoxycarbonyl-2-propenyloxycarbonyl group, 2-methyl-2-propenyloxycarbonyl group, 2-butenyloxycarbonyl group, cinnamyloxycarbonyl group; for example, benzyloxycarbonyl group, p And aralkyloxycarbonyl groups such as -methoxybenzyloxycarbonyl group, o-nitrobenzyloxycarbonyl group and p-nitrobenzyloxycarbonyl group.
The elimination of these protecting groups can be performed by a conventional method such as hydrolysis or reduction depending on the type of the protecting group used.
[0081]
The compound of the present invention can be synthesized by the method described above, but can also be synthesized by a commonly used general organic synthesis method. Examples of the amino-protecting group that can be used at this time include organic synthesis usually. Any group may be used as long as it is a group known as a protecting group for the above amino group, and is not particularly limited. Examples thereof include a formyl group, an acetyl group, a chloroacetyl group, a dichloroacetyl group, a propionyl group, a phenylacetyl group, and a phenoxyacetyl group. Or a substituted or unsubstituted lower alkanoyl group such as thienylacetyl group; a substituted or unsubstituted lower alkoxycarbonyl group such as benzyloxycarbonyl group, t-butoxycarbonyl group, p-nitrobenzyloxycarbonyl group; methyl group, t- Butyl group, 2,2,2-trichloroethyl group, trityl group, p-meth Substituted lower alkyl groups such as xybenzyl group, p-nitrobenzyl group, diphenylmethyl group and pivaloyloxymethyl group; substituted silyl groups such as trimethylsilyl group and t-butyldimethylsilyl group; trimethylsilylmethoxymethyl group and trimethylsilylethoxymethyl group , T-butyldimethylsilylmethoxymethyl group, t-butyldimethylsilylethoxymethyl group and other substituted silylalkoxyalkyl groups; benzylidene group, salicylidene group, p-nitrobenzylidene group, m-chlorobenzylidene group, 3,5-di ( Examples thereof include substituted or unsubstituted benzylidene groups such as a (t-butyl) -4-hydroxybenzylidene group and a 3,5-di (t-butyl) benzylidene group.
The elimination of these protecting groups can be performed by a conventional method such as hydrolysis or reduction depending on the type of the protecting group used.
[0082]
The compound of the present invention can be synthesized by the above-mentioned method, but can also be synthesized by a commonly used general organic synthesis method. Examples of the carboxy-protecting group that can be used at this time include organic synthesis usually. Any group may be used as long as it is a carboxyl group protected by a group known as a protecting group for the above carboxyl group, and is not particularly limited. Examples of the carboxyl group-protecting group include a methyl group, an ethyl group, an isopropyl group and a t-group. A linear or branched lower alkyl group having 1 to 4 carbon atoms such as a butyl group, for example, a halogeno lower alkyl group such as an ethyl 2-iodide group or a 2,2,2-trichloroethyl group, for example, Lower alkoxymethyl groups such as methoxymethyl group, ethoxymethyl group, isobutoxymethyl group, butyryloxymethyl group, pivaloyloxymethyl group A lower aliphatic acyloxymethyl group such as a 1-methoxycarbonyloxyethyl group, a 1-lower alkoxycarbonyloxyethyl group such as a 1-ethoxycarbonyloxyethyl group, for example, a benzyl group, a p-methoxybenzyl group, Examples thereof include an aralkyl group such as an o-nitrobenzyl group and a p-nitrobenzyl group, a benzhydryl group, and a phthalidyl group.
The elimination of these protecting groups can be performed by a conventional method such as hydrolysis or reduction depending on the type of the protecting group used.
[0083]
The compound of the present invention can be synthesized by the above-described method, but can also be synthesized by a commonly used general organic synthesis method, and a solvent that can be used at this time does not inhibit the reaction and is usually used in organic synthesis. Any solvent may be used without particular limitation, for example, lower alcohols such as methanol, ethanol, propanol and butanol, polyalcohols such as ethylene glycol and glycerin, acetone, methyl ethyl ketone, diethyl ketone, cyclohexanone and the like. Ketones, ethers such as diethyl ether, isopropyl ether, tetrahydrofuran, dioxane, 2-methoxyethanol and 1,2-dimethoxyethane, nitriles such as acetonitrile and propionitrile, methyl acetate, ethyl acetate and ethyl acetate Esters such as propyl, butyl acetate, diethyl phthalate, halogenated hydrocarbons such as dichloromethane, chloroform, carbon tetrachloride, 1,2-dichloroethane, trichloroethylene, tetrachloroethylene, benzene, toluene, xylene, monochlorobenzene, nitrobenzene, indene , Aromatics such as pyridine, quinoline, collidine, phenol, pentane, cyclohexane, hexane, heptane, octane, isooctane, petroleum benzene, hydrocarbons such as petroleum ether, ethanolamine, diethylamine, triethylamine, pyrrolidine, piperidine, piperazine, Amines such as morpholine, aniline, dimethylaniline, benzylamine, toluidine, formamide, N-methylpyrrolidone, N, N-dimethylimida Amides such as thiophene, N, N-dimethylacetamide, N, N-dimethylformamide, phosphoric amides such as hexamethylphosphoric triamide, hexamethylphosphorous triamide, water, and other commonly used solvents. Two or more mixed solvents can be mentioned, and the mixing ratio is not particularly limited.
[0084]
The compound of the present invention can be synthesized by the above-mentioned method, but can also be synthesized by a commonly used general organic synthesis method, and a base that can be used at this time does not inhibit the reaction and is usually used in organic synthesis. Any known base may be used without any particular limitation. Specifically, for example, sodium carbonate, sodium hydrogencarbonate, potassium carbonate, sodium hydride, potassium hydride, potassium t-butoxy, pyridine, dimethyl Aminopyridine, trimethylamine, triethylamine, N, N-diisopropylethylamine, N-methylmorpholine, N-methylpyrrolidine, N-methylpiperidine, N, N-dimethylaniline, 1,8-diazabicyclo [5,4,0] undeca- 7-ene (DBU), pyridine, 4-dimethylaminopyridi , Picoline, lutidine, quinoline, isoquinoline, sodium hydroxide, potassium hydroxide, lithium hydroxide, butyl lithium, sodium methylate, potassium methylate, sodium or potassium alcoholates such as sodium ethylate and the like.
[0085]
The compound of the present invention can be synthesized by the above-mentioned method, but can also be synthesized by a commonly used general organic synthesis method, and a reducing agent that can be used at this time does not inhibit the reaction and is usually used for organic synthesis. There is no particular limitation as long as it is used, and specifically, for example, NaBH4, LIBH4, Zn (BH4)2, Me4NBH (OAc)3, NaBH3CN, SelectrId, Super HydrId (LIBHEt3), LIAlH4, DIBAL, LIAlH (t-BuO)3, Red-al, bInap, and the like, and a catalytic hydrogenation catalyst such as platinum, palladium, rhodium, ruthenium, and nickel.
[0086]
After completion of the above reaction, if desired, purification can be performed by a usual treatment method, for example, column chromatography using silica gel or an adsorption resin, or recrystallization from a suitable solvent.
[0087]
The term “elevation of HDL level” as used in the present invention refers to a case where p <0.05 compared with the control group by Dunnett's t-test when superior after one-dimensional analysis of variance.
[0088]
The phrase "not accompanied by an increase in the TG level" as used in the present invention means that in an in vitro study (the following pharmacological test example 2), an increase of 10% or more as compared with a control value was observed, and an in vivo study ( In the following pharmacological test example 3), it means a substance showing an increase of 50% or more as compared with the control group.
[0089]
The compound of the present invention promotes an increase in HDL level and is not accompanied by an increase in TG level. Such action prevents and improves the progression of arteriosclerosis, and is effective for prevention, treatment and improvement of accompanying diseases. . Diseases associated with arteriosclerosis include asymptomatic cerebrovascular disease, cerebral infarction, cerebrovascular disease such as cerebrovascular dementia, carotid artery stenosis, ischemic heart disease such as angina pectoris and myocardial infarction, acute aortic dissection, erasure Obstruction and arteriosclerosis obliterans and the like.
[0090]
The dosage of the medicament according to the present invention varies depending on the degree of symptoms, age, sex, body weight, dosage form, type of disease and the like, but it is usually 100 µg to 10 g per day for an adult, and is administered once or several times.
The administration form of the medicament according to the present invention is not particularly limited, and can be orally or parenterally administered by a commonly used method.
[0091]
For these preparations, commonly used excipients, binders, lubricants, coloring agents, flavoring agents, etc., and if necessary, stabilizers, emulsifiers, absorption promoters, surfactants, etc. can be used. In general, components commonly used as raw materials for pharmaceutical preparations are blended and formulated by a conventional method.
[0092]
Examples of these components include animal and vegetable oils (soy oil, tallow, synthetic glyceride, etc.), hydrocarbons (liquid paraffin, squalane, solid paraffin, etc.), ester oils (octyldodecyl myristate, isopropyl myristate, etc.), higher alcohols ( Cetostearyl alcohol, behenyl alcohol, etc., silicone resin, silicone oil, surfactant (polyoxyethylene fatty acid ester, sorbitan fatty acid ester, glycerin fatty acid ester, polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester, polyoxyethylene hardened castor oil, polyoxyethylene polyoxy Propylene block copolymer, etc.), water-soluble polymers (hydroxyethyl cellulose, polyacrylic acid, carboxyvinyl polymer, polyethylene glycol, polyvinylpyrroli , Methylcellulose, etc.), alcohols (ethanol, isopropanol, etc.), polyhydric alcohols (glycerin, propylene glycol, dipropylene glycol, sorbitol, etc.), sugars (glucose, sucrose, etc.), inorganic powders (silicic anhydride, silicic acid, etc.) Aluminum magnesium, aluminum silicate, etc.), purified water and the like. For pH adjustment, inorganic acids (hydrochloric acid, phosphoric acid, etc.), alkali metal salts of inorganic acids (sodium phosphate, etc.), inorganic bases (sodium hydroxide, etc.), organic acids (lower fatty acids, citric acid, lactic acid, etc.) And alkali metal salts of organic acids (such as sodium citrate and sodium lactate) and organic bases (such as arginine and ethanolamine). Further, if necessary, a preservative, an antioxidant and the like can be added.
[0093]
Examples are shown below as detailed and specific descriptions of the present invention, but it goes without saying that the present invention is not limited to these examples.
[0094]
Example 1. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) benzoic acid
Production Example 1a) Tertiary butyl N- (2-methoxybenzyl) carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
13.0 g of 2-methoxybenzylamine was dissolved in 80 ml of tetrahydrofuran, and a solution of 16 g of tert-butyl dicarbonate in 20 ml of tetrahydrofuran was added. After stirring at room temperature for 1 hour, the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved in ethyl acetate and washed sequentially with 1N hydrochloric acid and saturated saline. After the organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 19.0 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.84 (s, 3H) 4.27-4.33 (m, 2H) 5.01 (br, 1H) 6.84 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 6.94 (t, J = 8.8 Hz, 1H) 7.23-7.29 (m, 2H) MS m / e (ESI) 440 (MH+)
[0095]
Production Example 1b) Tertiary butyl N- (5-bromo-2-methoxybenzyl) carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
6.04 g of tert-butyl N- (2-methoxybenzyl) carbamate was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and 4.6 g of N-bromosuccinimide was added. After stirring at room temperature for 3 hours, the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved in ethyl acetate and washed sequentially with water and saturated saline. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was washed with a mixed solution of tert-butyl methyl ether and hexane to obtain 6.97 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.62 (s, 3H) 4.26 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 4.97 (br, 1H) 6.72 (d, J = 8. 8 Hz, 1H) 7.34 (dd, 1H, J = 2.8, 11.2 Hz) 7.35 (s, 1H)
[0096]
Production Example 1c) Tertiary butyl N- [2-methoxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzyl] carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
10 g of 4-bromo-2-[(N-tert-butoxycarbonylamino) methyl] anisole, 10 g of bispinacolatodiboron, 800 mg of dichlorobistriphenylphosphinoferrocene palladium and 10 g of potassium acetate were dissolved in 95 ml of dimethyl sulfoxide. The mixture was stirred at 100 ° C. for 24 hours under a nitrogen atmosphere. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate and water and filtered through celite. The filtrate was washed with water and saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 7.012 g of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.33 (s, 12H) 1.45 (s, 9H) 3.86 (s, 3H) 4.32 (d, J = 5.2 Hz, 2H) 4.96 (br, 1H) 86 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.70 (s, 1H) 7.72 (dd, J = 1.6, 8.4 Hz, 1H)
[0097]
Production Example 1d) 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
Tertiary butyl N- [2-methoxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzyl] carbamate 213 mg, methyl 3-bromobenzoate 151 mg, dichlorobistri 30 mg of phenylphosphinoferrocene palladium and 400 mg of potassium carbonate were dissolved in 5 ml of dimethoxyethane, and the mixture was refluxed for 5.5 hours under a nitrogen atmosphere. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 215 mg of the title compound was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 3.95 (s, 3H) 4.38 (brd, J = 6.0 Hz, 2H) 5.06 (br, 1H) 6. 95 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.48 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.51 (s, 1H) 7.52 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7. 76 (dd, J = 2.0, 6.4 Hz, 1H) 7.97 (d, J = 9.2 Hz, 1H) 8.22 (t, J = 1.6 Hz, 1H)
[0098]
Example 1e) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
1 mL of 4N HCl / dioxane was added to 30 mg of 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) benzoate, and the mixture was allowed to stand at room temperature for 1 hour. After concentrating the reaction solution, the residue was dissolved in 0.4 mL of N, N-dimethylformamide. To 0.2 mL thereof, 9 mg of 2,4-dichlorobenzoic acid, 6 mg of diethyl cyanophosphonate, and 9 mg of triethylamine were added. And left overnight. The reaction solution was diluted with water and extracted with ethyl acetate. After concentrating the organic layer, the residue was dissolved in 0.4 mL of ethanol, 0.1 mL of a 5N aqueous sodium hydroxide solution was added, and the mixture was stirred at 50-60 ° C for 1 hour. The reaction solution was concentrated and neutralized with 1N hydrochloric acid. After extraction with ethyl acetate, the residue was purified by HPLC on a reversed phase column using water acetonitrile trifluoroacetic acid as an eluting solvent to obtain 1.97 mg of the title compound.
MS m / e (ESI) 430 (MH+)
[0099]
Example 2. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 1e) was performed using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 414 (MH+)
[0100]
Example 3. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 1e) was performed using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.95 (s, 3H) 4.74 (d, J = 4.8 Hz, 2H) 7.11 (d, J = 8.8 HZ, 1H) 7.40 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7.46-7.53 (m, 4H) 7.57 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.62 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.72- 7.75 (m, 1H) 7.98-8.01 (m, 1H) 8.22 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 8.26 (s, 1H)
MS m / e (ESI) 448 (MH+)
[0101]
Example 4. 3- (3-{[(4- Cyclohexylbenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 1e) was performed using 4-cyclohexylbenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0102]
Example 5. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 1e) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 0.95 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.71 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 3.86 (s, 3H) 3.97 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 4.44 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.95 (dd, J = 2.4, 8.4 HZ, 1H) 7.04 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7. 10 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.41 (d, 8.4 Hz, 1H) 7.55 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.59 (dd, J = 2, 4, 8.4 Hz, 1H) 7.63 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.83 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.86 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8 .14 (s, 1H) 8.78 (t, J = 6.0 Hz, 1H) MS m / e (ES ) 454 (MH+)
[0103]
Example 6. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 1e) was carried out using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 454 (MH+)
[0104]
Example 7. 3- (3-{[(4- Cyclopentyloxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 1e) was carried out using 4-pentyloxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.58-1.67 (m, 2H) 1.63-1.96 (m, 6H) 3.93 (s, 3H) 4.72 (d, J = 5.6HZ, 2H) 75 (m, 1H) 6.81 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 6.86 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 6.98 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.04 (br, 1H) 7.51 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.56 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7.66 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.76 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.78-7.82 (m, 1H) 8.01-8.04 (m, 1H) 8.30 (s, 1H)
MS m / e (ESI) 480 (MH+)
[0105]
Example 8. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The title compound was obtained by treating in the same manner as in Example 1e) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid.
MS m / e (ESI) 473 (MH+)
[0106]
Example 9. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (2- Chlorophenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 1e) was performed using 4-methyl-2- (2-chlorophenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 493 (MH+)
[0107]
Example 10. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (2,4- Dichlorophenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 1e) was performed using 4-methyl-2- (2,4-dichlorophenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 527 (MH+)
Example 11. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Chlorophenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 1e) was performed using 4-methyl-2- (4-chlorophenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 493 (MH+)
Example 12. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (2- Thienyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 1e) was carried out using 4-methyl-2- (2-thienyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 465 (MH+)
[0108]
Example 13. 3- {3-[({[5- (2- Chlorophenyl ) -3- Isoxazoyl ] Carbonyl amino ) Methyl ] -4- Methoxyphenyl benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 1e) was carried out using 5- (2-chlorophenyl) -3-isoxazolecarboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 463 (MH+)
[0109]
Example 14. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Fluorobenzoic acid
Production Example 14a) Methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-fluorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure was followed as in Preparation Example 1d) using methyl 2-fluoro-5-bromobenzoate to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.89 (s, 3H) 3.96 (s, 3H) 4.36 (brd, J = 5.6 Hz, 2H) 5.07 (br, 1H) 6. 93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.18 (dd, J = 8.8, 9.2 Hz, 1H) 7.44 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.47 (s, 1H) 7.67 (ddd, J = 2.4, 4.8, 8.8 Hz, 1H) 8.09 (dd, J = 2.4, 6.8 Hz, 1H)
[0110]
Example 14b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-fluorobenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 448 (MH+)
[0111]
Example 15. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in example 14b) with 4-chloro-2-fluorobenzoic acid afforded the title compound.
MS m / e (ESI) 432 (MH+)
[0112]
Example 16. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 14b) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 466 (MH+)
[0113]
Example 17. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 14b) was performed using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 0.95 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.71 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 3.86 (s, 3H) 3.97 (t, J = 6.4 Hz, 6. 2H) 4.43 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.95 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.03 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 09 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.36 (d, 9.2 Hz, 1H) 7.40 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.56 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 1H) 7.58 (s, 1H) 7.78-7.84 (m, 1H) 8.02 (dd, J = 2.0, 6.8 Hz, 1H) 8.76 (t, J = 6. 0Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0114]
Example 18. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 14b) with 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid gave the title compound.
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
Example 19. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Chlorobenzoic acid
Production Example 19a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-chlorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Preparation Example 1d) was carried out using methyl 2-chloro-5-bromobenzoate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.89 (s, 3H) 3.96 (s, 3H) 4.35 (brs, 2H) 5.05 (br, 1H) 6.93 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.45-7.49 (m, 3H) 7.59 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.99 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
[0115]
Example 19b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-chlorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-chlorobenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 464 (MH+)
Example 20. 2- Chloro −5- [4- Methoxy −3-({[(4- Methyl -2- Phenyl -1,3- Thiazole −5- Il ) Carbonyl ] amino Methyl ) Phenyl ] benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 19b) was carried out using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 507 (MH+)
[0116]
Example 21. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Production Example 21a) Methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-methylbenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure was followed as in Preparation Example 1d) using methyl 2-methyl-5-bromobenzoate to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 2.61 (s, 3H) 3.89 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 4.37 (brd, J = 5.2 Hz, 2H) 5. 06 (br, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.29 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.48 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.50 (s, 1H) 7.58 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 8.10 (dd, J = 2.0 Hz, 1H)
[0117]
Example 21b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-methylbenzoate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 2.64 (s, 3H) 3.91 (s, 3H) 4.69 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.96 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.14 ( br, 1H) 7.28 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.31 (dd, 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.41 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 54 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.58 (dd, J = 2.0, 7.6 Hz, 1H) 7.62 (s, 1H) 7.63 (d, J = 6.4 Hz, 1H) 8.17 (d, J = 2.0 Hz, 1H) MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0118]
Example 22. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 21b) with 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid afforded the title compound.
MS m / e (ESI) 462 (MH+)
[0119]
Example 23. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 21b) was performed using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 0.95 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.71 (q, J = 6.4 Hz, 2H) 2.52 (s, 3H) 3.85 (s, 3H) 3.97 ( t, J = 6.8 Hz, 2H) 4.43 (d, J = 4.8 Hz, 2H) 6.96 (dd, J = 2.4, 8.8HZ, 1H) 7.04 (d, J = (2.4 Hz, 1H) 7.08 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.35 (d, 8.0 Hz, 1H) 7.40 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.55 ( dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.60 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.66 (dd, J = 2.0, 7.6 Hz, 1H) 8.03 (D, J = 2.0 Hz, 1H) 8.77 (t, J = 6.0 Hz, 1H) MS m e (ESI) 468 (MH+)
[0120]
Example 24. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 21b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 487 (MH+)
[0121]
Example 25. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyfe Nil ) -6 Methoxybenzoic acid
Production Example 25a) Methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-methoxybenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure was followed as in Preparation Example 1d) using methyl 2-methoxy-5-bromobenzoate to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 3.88 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 3.94 (s, 3H) 4.35 (brs, 2H) 5.06 (br, 1H) 6.92 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.03 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.44 (dd, J = 2.4, 10.8 Hz, 1H) 7.46 ( s, 1H) 7.65 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.98 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
[0122]
Example 25b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-methoxybenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 460 (MH+)
[0123]
Example 26. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 25b) using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0124]
Example 27. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 25b) was performed using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 478 (MH+)
[0125]
Example 28. 3- (3-{[(4- Cyclohexylbenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 25b) using 4-cyclohexylbenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 474 (MH+)
[0126]
Example 29. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Met Xyphenyl ) -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 25b) with 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid gave the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 0.95 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.71 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 3.83 (s, 3H) 3.84 (s, 3H) 3.97 ( t, J = 6.4 Hz, 2H) 4.42 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 6.95 (dd, J = 2.4, 8.4HZ, 1H) 7.03 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.05 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.18 (d, 8.8 Hz, 1H) 7.40 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.51 ( dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.55 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.71 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.84 (D, J = 2.4 Hz, 1H) 8.76 (t, J = 6.4 Hz, 1H) MS m e (ESI) 484 (MH+)
[0127]
Example 30. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 25b) with 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid gave the title compound.
MS m / e (ESI) 484 (MH+)
[0128]
Example 31. 3- (3-{[(4- Cyclopentyloxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 25b) using 4-pentyloxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 510 (MH+)
[0129]
Example 32. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 25b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 503 (MH+)
[0130]
Example 33. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (2- Chlorophenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 25b) using 4-methyl-2- (2-chlorophenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 493 (MH+)
[0131]
Example 34. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (2,4- Dichlorophenyl ) -1,3- H Azole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 25b) using 4-methyl-2- (2,4-dichlorophenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 527 (MH+)
[0132]
Example 35. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Chlorophenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 25b) using 4-methyl-2- (4-chlorophenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 493 (MH+)
[0133]
Example 36. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (2- Thienyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 25b) using 4-methyl-2- (4-thienylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 495 (MH+)
[0134]
Example 37. 3- {3-[({[5- (2- Chlorophenyl ) -3- Isoxazoyl ] Carbonyl amino ) Methyl ] -4- Methoxyphenyl } -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 25b) using 5- (2-chlorophenyl) -3-isoxazolecarboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 493 (MH+)
[0135]
Example 38. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -6 Isopropoxybenzoic acid
Production Example 38a) 3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenylboronic acid
Embedded image
Figure 2004182657
9.99 g of 4-bromo-2-[(N-tert-butoxycarbonylamino) methyl] anisole was dissolved in 200 ml of tetrahydrofuran and cooled to -68 ° C under a nitrogen atmosphere. 44 ml of a butyllithium hexane solution (1.6 M) was added dropwise using a syringe. After stirring at -68 ° C for 0.5 hour, 11 ml of triisopropylboronate was added at once. The reaction solution was gradually heated to −54 ° C., and 1N hydrochloric acid was added to the reaction mixture. The mixture was extracted with ethyl acetate, and the organic layer was washed successively with 1N hydrochloric acid and saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 4.80 g of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 2 → 1: 1).
[0136]
Production Example 38b) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-isopropoxybenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
230 mg of 3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenylboronic acid, 197 mg of methyl 2-isopropoxy-5-chlorobenzoate, 30 mg of nickel dichlorobistriphenylphosphinoferrocene, and 570 mg of potassium phosphate in dioxane And stirred under a nitrogen atmosphere at 95 ° C. overnight. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 194 mg of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (5: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.39 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 1.45 (s, 9H) 3.88 (s, 3H) 3.91 (s, 3H) 4.35 (brs, 2H) 4. 61 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 5.06 (br, 1H) 6.91 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.03 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7. 45 (dd, J = 2.4, 10.4 Hz, 1H) 7.46 (s, 1H) 7.60 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.94 (d, J = 2.4Hz, 1H)
[0137]
Example 38c) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-isopropoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-isopropoxybenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 488 (MH+)
[0138]
Example 39. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -6 Isopropoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 38c) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 531 (MH+)
[0139]
Example 40. 5- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2,3- Dihydrobenzo [B] Franc -7- carboxylic acid
Production Example 40a) Methyl 5- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2,3-dihydrobenzo [b] furan-7-carboxylate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure was followed as in Preparation Example 1d) using 5-bromo-7-carboxymethylbenzotetrahydrofuran to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 3.28 (t, J = 8.8 Hz, 2H) 3.88 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 4.36 (brd, J = 5. 6 Hz, 2H) 4.77 (t, J = 8.8 Hz, 2H) 5.06 (br, 1H) 6.91 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.44 (dd, J = 2. 4, 10.8 Hz, 1H) 7.45 (s, 1H) 7.55 (s, 1H) 6.90 (t, J = 1.2 Hz, 1H)
[0140]
Example 40b) 5- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2,3-dihydrobenzo [b] furan-7-carboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
As in Example 1e) using 5- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2,3-dihydrobenzo [b] furan-7-carboxylate Workup afforded the title compound.
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0141]
Example 41. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -2, 3- Dihydrobenzo [B] Franc -7- carboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 40b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 515 (MH+)
[0142]
Example 42. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -5 Fluorobenzoic acid
Production Example 42a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -5-fluorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure was followed as in Preparation Example 1d) using methyl 3-bromo-5-fluorobenzoate to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 3.96 (s, 3H) 4.37 (brs, 2H) 5.07 (br, 1H) 6.95 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.44 (dt, J = 1.6, 9.6 Hz, 1H) 7.51 (dd, J = 2.4, 10.4 Hz, 1H) 7.52 (s, 1H) 7.64 (dd, J = 1.6, 8.8 Hz, 1H) 8.03 (t, J = 1.6 Hz, 1H)
[0143]
Example 42b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -5-fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -5-fluorobenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 448 (MH+)
[0144]
Example 43. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -5 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 42b) was performed using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 432 (MH+)
[0145]
Example 44. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -5 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 42b) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 466 (MH+)
[0146]
Example 45. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -5 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 42b) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0147]
Example 46. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -5 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 42b) using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0148]
Example 47. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -5 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 42b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 491 (MH+)
[0149]
Example 48. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Fluorobenzoic acid
Production Example 48a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-fluorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure was followed as in Preparation Example 1d) using methyl 3-bromo-4-fluorobenzoate to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 4.36 (brs, 2H) 5.04 (br, 1H) 6.95 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.18 (dd, J = 8.8, 10.4 Hz, 1H) 7.46-7.48 (m, 2H) 7.97 (ddd, J = 2.0, 4. 8, 8.4 Hz, 1H) 8.12 (dd, J = 2.0, 7.6 Hz, 1H)
[0150]
Example 48b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-fluorobenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 448 (MH+)
[0151]
Example 49. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 48b) was carried out using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 432 (MH+)
[0152]
Example 50. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 48b) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 466 (MH+)
[0153]
Example 51. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 48b) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0154]
Example 52. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 48b) using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0155]
Example 53. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -4- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 42b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 491 (MH+)
[0156]
Example 54. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Chlorobenzoic acid
Production Example 54a) Methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-chlorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure was followed as in Preparation Example 1d) using methyl 3-bromo-4-chlorobenzoate to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 4.37 (brd, J = 4.8 Hz, 2H) 5.03 (br, 1H) 6. 94 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.36 (d, J = 7.6 Hz, 2H) 7.52 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.91 (dd, J = 2. 0, 8.0 Hz, 1H) 7.99 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
[0157]
Example 54b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-chlorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-chlorobenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 464 (MH+)
[0158]
Example 55. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Chlorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 54b) was performed using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 448 (MH+)
[0159]
Example 56. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Chlorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 54b) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 482 (MH+)
[0160]
Example 57. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Chlorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 54b) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 488 (MH+)
[0161]
Example 58. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Chlorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 54b) was performed using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 488 (MH+)
[0162]
Example 59. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -4- Chlorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 54b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 507 (MH+)
[0163]
Example 60. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Methylbenzoic acid
Production Example 60a) Methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-methylbenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure was followed as in Preparation Example 1d) using methyl 3-bromo-4-methylbenzoate to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.44 (s, 9H) 2.31 (s, 3H) 3.90 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 4.35 (brd, J = 5.2 Hz, 2H) 5. 03 (br, 1H) 6.92 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.21 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.24 (s, 1H) 7.32 ( d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.88 (s, 1H) 7.89 (dd, J = 1.6, 8.0 Hz, 1H)
[0164]
Example 60b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-methylbenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0165]
Example 61. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 60b) was carried out using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound. MS m / e (ESI) 428 (MH+)
[0166]
Example 62. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 60b) using 4-fluoro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 462 (MH+)
[0167]
Example 63. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 60b) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to give the title compound.
MS m / e (ESI) 468 (MH+)
[0168]
Example 64. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 60b) was carried out using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to give the title compound.
MS m / e (ESI) 468 (MH+)
[0169]
Example 65. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazo Rule −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -4- Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 60b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 487 (MH+)
[0170]
Example 66. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2- Fluorobenzoic acid
Production Example 66a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-fluorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 1d) using methyl 3-bromo-2-fluorobenzoate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 3.95 (s, 3H) 4.36 (brd, J = 6.0 Hz, 2H) 5.04 (br, 1H) 6. 94 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.24 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.44 (s, 1H) 7.46 (s, 1H) 7.57 (dt, J = 2.0, 8.8 Hz, 1H) 7.86 (d, J = 1.6, 7.6 Hz, 1H)
[0171]
Example 66b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-fluorobenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 448 (MH+)
[0172]
Example 67. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 66b) was performed using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 432 (MH+)
[0173]
Example 68. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 66b) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 466 (MH+)
[0174]
Example 69. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 66b) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 0.93 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.70 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 3.82 (s, 3H) 3.96 (t, J = 6.4 Hz, 6. 2H) 4.43 (d, J = 5.2 Hz, 2H) 6.92 (dd, J = 2.4, 8.4 HZ, 1H) 7.02 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 11 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.33 (t, 7.6 Hz, 1H) 7.38 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.43 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 1H) 7.49 (s, 1H) 7.62 (dt, J = 2.0, 7.6 Hz, 1H) 7.78 (dt, J = 2.0, 7.6 Hz, 1H) 8.72 ( t, J = 5.6 Hz, 1H) MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0175]
Example 70. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 66b) was performed using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0176]
Example 71. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Methyl -6 Fluorobenzoic acid
Production Example 71a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-methyl-6-fluorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Production Example 1d) was performed using methyl 3-bromo-4-methyl-6-fluorobenzoate to obtain the title compound.
[0177]
Example 71b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-methyl-6-fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The title compound was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-methyl-6-fluorobenzoate. Obtained.
MS m / e (ESI) 462 (MH+)
[0178]
Example 72. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Methyl -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 71b) was carried out using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 446 (MH+)
[0179]
Example 73. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Methyl -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 71b) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 480 (MH+)
[0180]
Example 74. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Methyl -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 71b) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 486 (MH+)
[0181]
Example 75. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Methyl -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 71b) was carried out using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 486 (MH+)
[0182]
Example 76. 6- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2- Pyridinecarboxylic acid
Production Example 76a) Methyl 6- (3-{[(3,3-dimethylbutanoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-pyridinecarboxylate
Embedded image
Figure 2004182657
The title compound was obtained in the same manner as in Production Example 1d) using methyl 6-bromo-2-pyridinecarboxylate.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.47 (s, 9H) 3.92 (s, 3H) 3.99 (s, 3H) 4.38 (brs, 2H) 5.10 (br, 1H) 6.99 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.53 (dd, J = 2.4, 10.4 Hz, 1H) 7.54 (s, 1H) 8.44 (t, J = 2.0 Hz, 1H) 8.97 ( d, J = 2.0 Hz, 1H) 9.14 (s, 1H)
[0183]
Example 76b) 6- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-pyridinecarboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The title compound was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 6- (3-{[(3,3-dimethylbutanoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-pyridinecarboxylate to give the title compound. Obtained.
MS m / e (ESI) 431 (MH+)
[0184]
Example 77. 2- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Isonicotinic acid
Production Example 77a) Methyl 6- (3-{[(3,3-dimethylbutanoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) isonicotinate
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Production Example 1d) was carried out using methyl 2-chloroisonicotinate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 3.93 (s, 3H) 4.01 (s, 3H) 4.39 (brs, 2H) 5.13 (br, 1H) 7.00 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.82 (d, J = 4.8 Hz, 1H) 7.93 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.97 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 8.29 (s, 1H) 8.88 (d, J = 5.2 Hz, 1H)
[0185]
Example 77b) 2- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) isonicotinic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 6- (3-{[(3,3-dimethylbutanoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) isonicotinate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 431 (MH+)
[0186]
Example 78. 2- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Isonicotinic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 77b) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 449 (MH+)
[0187]
Example 79. 2- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Isonicotinic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 77b) was performed using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 455 (MH+)
[0188]
Example 80. 5- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Nicotinic acid
Production Example 80a) Methyl 6- (3-{[(3,3-dimethylbutanoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) nicotinate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure was followed as in Preparation Example 1d) using methyl 5-bromonicotinate to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 3.91 (s, 3H) 3.99 (s, 3H) 4.38 (brd, J = 4.8 Hz, 2H) 5.08 (br, 1H) 6. 98 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.52 (dd, J = 2.4, 10.4 Hz, 1H) 7.54 (s, 1H) 8.44 (t, J = 2.4 Hz, 1H) 1H) 8.96 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 9.14 (d, J = 1.6 Hz, 1H)
[0189]
Example 80b) 5- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) nicotinic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 6- (3-{[(3,3-dimethylbutanoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) nicotinate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 431 (MH+)
[0190]
Example 81. 5- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2- Froic Acid
Production Example 81a) Methyl 5- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-furoate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 1d) using methyl 5-bromo-2-furoate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.88 (s, 3H) 3.91 (s, 3H) 4.34 (brd, J = 5.6 Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 6. 62 (d, J = 3.6 Hz, 1H) 6.90 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 3.6 Hz, 1H) 7.65 (d, J = 2. 7.70 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H)
[0191]
Example 81b) 5- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-floic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 5- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-furoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 420 (MH+)
[0192]
Example 82. 5- [4- Methoxy −3-({[(4- Methyl -2- Phenyl -1,3- Thiazole −5- Il ) Carbonyl ] amino Methyl ) Phenyl ] -2- Froic Acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 81b) using 4-methyl-2- (phenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 449 (MH+)
[0193]
Example 83. 4- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2- Thiophenecarboxylic acid
Production Example 83a) Methyl 4- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-thiophenecarboxylate
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Production Example 1d) was performed using methyl 4-bromo-2-iophenecarboxylate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.88 (s, 3H) 3.91 (s, 3H) 4.34 (s, 2H) 6.90 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7. 45-7.51 (m, 2H) 7.55 (d, J = 1.6 Hz, 1H) 8.03 (d, J = 1.6 Hz, 1H)
[0194]
Example 83b) 4- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-thiophenecarboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 4- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-thiophenecarboxylate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 436 (MH+)
[0195]
Example 84. 4- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2- Thiophenecarboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 83b) was carried out using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 420 (MH+)
[0196]
Example 85. 4- (3-{[(4- Trifluomethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2- Thiophenecarboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 83b) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 454 (MH+)
[0197]
Example 86. 4- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2- Thiophenecarboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 83b) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to give the title compound.
MS m / e (ESI) 460 (MH+)
[0198]
Example 87. 4- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -2- Thiophenecarboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 83b) was carried out using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 460 (MH+)
[0199]
Example 88. 2- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- carboxylic acid
Production Example 88a) Methyl 2- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylate
Embedded image
Figure 2004182657
The title compound was obtained by treating in the same manner as in Preparation Example 1d) using methyl 2-bromo-4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylate.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 2.98 (s, 3H) 3.90 (s, 3H) 3.96 (s, 3H) 4.35 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 5. 03 (br, 1H) 6.90 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.79 (s, 1H) 7.84 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H)
[0200]
Example 88b) 2- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -5-methyl-1,3-thiazole-4-carboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Methyl 2- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylate as in Example 1e) Workup afforded the title compound.
MS m / e (ESI) 451 (MH+)
[0201]
Example 89. 2- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- carboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 88b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 480 (MH+)
[0202]
Example 90. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Hydroxyphenyl ) benzoic acid
Production Example 90a) 2- (benzyloxy) -5-bromophenyl] methanol
Embedded image
Figure 2004182657
100 g of 3-bromo-2-hydroxybenzyl alcohol was dissolved in 1 l of N, N-dimethylformamide, and 84 g of benzyl bromide and 80 g of potassium carbonate were sequentially added. Stir at room temperature overnight, filter the reaction mixture through celite, dilute the filtrate with ethyl acetate, wash the organic layer with water, saturated aqueous sodium chloride, dry over anhydrous magnesium sulfate, and evaporate the solvent under reduced pressure. . 140.3 g of the title compound were obtained.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 2.21 (br, 1H) 4.69 (s, 2H) 5.09 (s, 2H) 6.81 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.33-7.40 (m, 6H) 7.45 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
[0203]
Production Example 90b) Tertiary butyl N- [2- (benzyloxy) -5-bromobenzyl] carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
140.3 g of [2- (benzyloxy) -5-bromophenyl] methanol was dissolved in 700 ml of toluene, 160 g of diphenylphosphorazide and 85 g of diazabicycloundecene were sequentially added, followed by stirring at room temperature overnight. One liter of ethyl acetate was added, washed successively with water and saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off to give 1- [2- (benzyloxy) -5-bromobenzyl] -1,2-triazadiene- 157 g of 2-ium was obtained. 47.23 g of this product was dissolved in 500 ml of tetrahydrofuran and 20 ml of water, and 42 g of triphenylphosphine was added, followed by stirring overnight. After adding 28 g of tert-butyl dicarbonate and stirring at room temperature for 1 hour, 3 ml of a 30% aqueous hydrogen peroxide solution was added. The solvent was concentrated, the residue was suspended in diethyl ether and filtered. The filtrate was concentrated under reduced pressure, and the residue was purified by a silica gel column to obtain 47.645 g of the title compound from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (15: 1 → 10: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 4.32 (s, 2H) 4.95 (br, 1H) 5.07 (s, 2H) 6.78 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7. 31 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.34-7.40 (m, 6H)
[0204]
Production Example 90c) Tertiary butyl N- [2-benzyloxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzyl] carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Production Example 1c) was performed using tert-butyl N- [2- (benzyloxy) -5-bromobenzyl] carbamate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.33 (s, 12H) 1.44 (s, 9H) 4.38 (brd, J = 5.2 Hz, 2H) 4.97 (br, 1H) 5.14 (s, 2H) 6. 92 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.31-7.43 (m, 5H) 7.70 (dd, J = 1.6, 8.0 Hz, 1H) 7.72 (d, J = 3.2Hz, 1H)
[0205]
Production Example 90d) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-benzyloxyphenyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
As in Preparation Example 1d) using tert-butyl N- [2-benzyloxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzyl] carbamate To give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.95 (s, 3H) 4.44 (brd, J = 4.8 Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 5.16 (s, 2H) 7. 01 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.33-7.50 (m, 7H) 7.53 (s, 1H) 7.74 (dt, J = 1.6, 8.0 Hz, 1H) 7.97 (d, J = 6.4 Hz, 1H) 8.22 (t, J = 0.9 Hz, 1H)
[0206]
Example 90e) 3- (3-{[(4-propoxy-2-chlorobenzoyl) amino] methyl} -4-hydroxyphenyl) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Dissolve 2.062 g of methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-benzyloxyphenyl) benzoate in 30 ml of methanol, add 500 mg of 10% palladium on carbon, and at room temperature under a hydrogen atmosphere. Stirred overnight. The reaction solution was filtered through celite, and the filtrate was concentrated to give 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-hydroxyphenyl) benzoate 1.825. This was used and treated in the same manner as in Example 1e) to give the title compound.
MS m / e (ESI) 440 (MH+)
[0207]
Example 91. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) benzoic acid
Production Example 91a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-ethoxyphenyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
Dissolve 2.062 g of methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-benzyloxyphenyl) benzoate in 30 ml of methanol, add 500 mg of 10% palladium on carbon, and at room temperature under a hydrogen atmosphere. Stirred overnight. The reaction solution was filtered through celite, and the filtrate was concentrated to give 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-hydroxyphenyl) benzoate 1.825. 396 mg of this was dissolved in 5 ml of acetonitrile, 0.5 ml of iodoethane and 500 mg of cesium carbonate were sequentially added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 365 mg of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (7: 1 → 5: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 1.47 (t, J = 7.0 Hz, 3H) 3.95 (s, 3H) 4.11 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 4.39 ( Brd, J = 5.6 Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.46-7.52 (m, 3H) 7.74 (dt, J = 1.2, 8.0 Hz, 1H) 7.97 (dd, J = 1.2, 7.6 Hz, 1H) 8.22 (t, J = 1.6 Hz, 1H)
[0208]
Example 91b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-ethoxyphenyl) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-ethoxyphenyl) benzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0209]
Example 92. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 91b) using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 428 (MH+)
[0210]
Example 93. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 91b) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.37 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 4.12 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.51 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 7.10 (d, J = 8.8HZ, 1H) 7.54 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.57 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.67 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.79-7.87 (m, 5H) 8.14 (t, J = 2.0 Hz, 1H) 9.00 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 462 (MH+)
[0211]
Example 94. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 91b) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 468 (MH+)
[0212]
Example 95. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 91b) was carried out using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 468 (MH+)
[0213]
Example 96. 3- (3-{[(4- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 91b) was carried out using 4-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 410 (MH+)
[0214]
Example 97. 3- (3-{[(2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 91b) using 2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 410 (MH+)
[0215]
Example 98. 3- {4- Ethoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 91b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 487 (MH+)
[0216]
Example 99. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyphenyl ) benzoic acid
Production Example 99) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-isopropoxyphenyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Preparation Example 91a) was carried out using 2-iodopropane to give the title compound.1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.39 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 1.59 (s, 9H) 3.95 (s, 3H) 4.37 (brd, J = 5.6 Hz, 2H) 4.64 ( sept, J = 6.4 Hz, 1H) 5.02 (br, 1H) 6.95 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.46-7.52 (m, 3H) 7.74 (ddd, J = 1.2, 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.97 (dt, J = 1.2, 7.6 Hz, 1H) 8.22 (t, J = 1.6 Hz, 1H)
[0217]
Example 99b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-isopropoxyphenyl) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-isopropoxyphenyl) benzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 458 (MH+)
[0218]
Example 100. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 99b) was carried out using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 442 (MH+)
[0219]
Example 101. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 99b) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 476 (MH+)
[0220]
Example 102. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 99b) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 482 (MH+)
[0221]
Example 103. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 99b) was carried out using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.33 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 1.41 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 4.46 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.68 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.72 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.82 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 6.88 (d, J = 2. (4 Hz, 1H) 6.98 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.05 (t, J = 5.6 Hz, 1H) 7.50 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.53 ( dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.66 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.78 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.79-7.81 ( m, 1H) 8.02 (dt, J = 1.2, 8.0 Hz, 1H) 0 (t, J = 1.6Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 482 (MH+)
[0222]
Example 104. 3- (3-{[(4- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyv Henil ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 99b) was carried out using 4-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 424 (MH+)
[0223]
Example 105. 3- (3-{[(2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 99b) using 2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 424 (MH+)
[0224]
Example 106. 3- {4- Isopropoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 99b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 501 (MH+)
[0225]
Example 107. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) benzoic acid
Production Example 107a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Preparation Example 91a) was carried out using 1-iodopropane to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.08 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.46 (s, 9H) 1.86 (sept, J = 7.2 Hz, 2H) 3.95 (s, 3H) 4.01 ( t, J = 7.2 Hz, 2H) 4.39 (brd, J = 5.2 Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.46- 7.52 (m, 3H) 7.74 (ddd, J = 1.2, 2.0, 7.6 Hz, 1H) 7.97 (dt, J = 1.6, 7.6 Hz, 1H) 8. 22 (t, J = 1.6 Hz, 1H)
[0226]
Example 107b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) benzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 458 (MH+)
[0227]
Example 108. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 107b) was performed using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 442 (MH+)
[0228]
Example 109. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 107b) was performed using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.02 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.78 (q, J = 6.4 Hz, 2H) 4.03 (t, J = 6.0 Hz, 2H) 4.53 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 7.09 (d, J = 8.4 HZ, 1H) 7.51 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.58 (dd, J = 2.0, 8. 4Hz, 1H) 7.59 (s, 1H) 7.67 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.77-7.86 (m, 4H) 8.14 (s, 1H) 9.00 ( t, J = 5.6Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 476 (MH+)
[0229]
Example 110. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 107b) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 482 (MH+)
[0230]
Example 111. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4 Propoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 107b) was performed using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 482 (MH+)
[0231]
Example 112. 3- (3-{[(4- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 107b) was carried out using 4-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 424 (MH+)
[0232]
Example 113. 3- (3-{[(2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 107b) was carried out using 2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 424 (MH+)
[0233]
Example 114. 3- {4- Propoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 107b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 501 (MH+)
[0234]
Example 115. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Chlorophenyl ) benzoic acid
Production Example 115a) (5-Bromo-2-chlorophenyl) methanol
Embedded image
Figure 2004182657
12 g of 5-bromo-2-chlorobenzoic acid was dissolved in 60 ml of tetrahydrofuran, and 148.3 g of borane tetrahydrofuran complex (1M solution in tetrahydrofuran) was added. The mixture was stirred at room temperature for 2.5 days. 1N-hydrochloric acid was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with water and saturated aqueous sodium chloride, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 11.46 g of the title compound. .
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.96 (br, 1H) 4.76 (s, 2H) 7.22 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.36 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.67 (d, J = 2.1 Hz, 1H)
[0235]
Production Example 115b) 4-bromo-2- (azidomethyl) -chlorobenzene
Embedded image
Figure 2004182657
8.187 g of (5-bromo-2-chlorophenyl) methanol was dissolved in 100 ml of toluene, 12.2 g of diphenylphosphorazide and 6.52 ml of diazabicycloundecene were sequentially added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. Ethyl acetate was added, washed sequentially with water and saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, the solvent was distilled off, the residue was purified on a silica gel column, and the residue was eluted with hexane-ethyl acetate (50: 1). 9.75 g of the compound were obtained.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 4.48 (s, 2H) 7.28 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.41 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.56 (d, J = 2.4Hz, 1H)
[0236]
Production Example 115c) Tertiary butyl N- (5-bromo-2-chlorobenzyl) carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Preparation Example 90b) was carried out using 4-bromo-2- (azidomethyl) -chlorobenzene to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 4.37 (brd, J = 6.0 Hz, 2H) 5.00 (br, 1H) 7.21 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.34 ( dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.50 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
[0237]
Production Example 115d) Tertiary butyl N- [2-chloro-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzyl] carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure was followed as in Preparation Example 1c) using tert-butyl N- (5-bromo-2-chlorobenzyl) carbamate to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.33 (s, 12H) 1.46 (s, 9H) 4.42 (brd, J = 5.2 Hz, 2H) 4.94 (br, 1H) 7.36 (d, J = 7. 6.64 (dd, J = 1.2, 7.6 Hz, 1H) 7.77 (s, 1H)
[0238]
Production Example 115e) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-chlorophenyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
Using tert-butyl N- [2-chloro-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzyl] carbamate in the same manner as in Production Example 1d). Workup afforded the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.59 (s, 9H) 3.95 (s, 3H) 4.48 (brd, J = 6.0 Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 7.43-7.52 (m, 2H) 7.53 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.61 (s, 1H) 7.75 (dt, J = 1.6, 8.0 Hz, 1H) 8.04 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 8.23 (s, 1H)
[0239]
Example 115f) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-chlorophenyl) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-chlorophenyl) benzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 434 (MH+)
[0240]
Example 116. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Chlorophenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 115f) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 452 (MH+)
[0241]
Example 117. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Chlorophenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 115f) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 458 (MH+)
[0242]
Example 118. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl Phenyl ) benzoic acid
Production Example 118a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
199 mg of methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-chlorophenyl) benzoate was dissolved in 3 ml of methanol, 100 mg of 10% palladium on carbon was added, and the mixture was stirred at room temperature under a hydrogen atmosphere for 3 days. The reaction solution was filtered through Celite and concentrated under reduced pressure. The residue was dissolved in ethyl acetate, washed with a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was concentrated under reduced pressure. 182 mg of the title compound were obtained.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.48 (s, 9H) 3.95 (s, 3H) 4.40 (brd, J = 5.6 Hz, 2H) 4.92 (br, 1H) 7.31 (d, J = 7. 7.43 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.52-7.53 (m, 3H) 7.78 (dt, J = 1.0, 7.2 Hz, 1H) 03 (dt, J = 1.2, 8.0 Hz, 1H) 8.26 (t, J = 1.2 Hz, 1H)
[0243]
Example 118b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} phenyl) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) benzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 400 (MH+)
[0244]
Example 119. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl Phenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 118b) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 418 (MH+)
[0245]
Example 120. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl Phenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 118b) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 424 (MH+)
[0246]
Example 121. 3- (5-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -6 Ethoxy -3- Pyridyl ) benzoic acid
Production Example 121a) (2-Ethoxy-3-pyridyl) methanol
Embedded image
Figure 2004182657
10.0 g of 2-ethoxynicotinic acid was dissolved in 120 ml of tetrahydrofuran, 10 ml of triethylamine and 6.83 ml of ethyl chlorocarbonate were sequentially added, and the mixture was stirred at room temperature for 1.5 hours. The reaction solution was filtered, and an aqueous suspension of 3.5 g of sodium borohydride was added to the filtrate under ice cooling. The mixture was stirred at room temperature for 1 hour, added with water and extracted with ethyl acetate. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was concentrated under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 7.18 g of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.41 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 2.41 (br, 1H) 4.43 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.65 (brs, 2H) 6.87 ( dd, J = 4.8, 7.2 Hz, 1H) 7.57 (ddd, J = 0.8, 2.0, 7.2 Hz, 1H) 8.08 (dd, J = 1.6, 4.H) 8Hz, 1H)
[0247]
Production Example 121b) 1- (2-ethoxy-3-pyridyl) -1,2-triazadiene-2-ium
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 90b) using (2-ethoxy-3-pyridyl) methanol to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 4.34 (s, 2H) 4.43 (q, J = 7.6 Hz, 2H) 6.87 (dd, J = 4.8, 6.8 Hz, 1H) 7.53 (dq, J = 0.8, 7.2 Hz, 1H) 8.12 (dd, J = 2.0, 5.2 Hz, 1H)
[0248]
Production Example 121c) Tertiary butyl N-[(5-bromo-2-methoxy-3-pyridyl) methyl] carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
6.02 g of 1- (2-ethoxy-3-pyridyl) -1,2-triazadiene-2-ium and 7 g of tert-butyl dicarbonate were dissolved in 200 ml of ethyl acetate, 2 g of 10% palladium carbon was added, and the mixture was added under a hydrogen atmosphere. Stir at room temperature for 3 hours. The reaction solution was filtered through Celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 7.54 g of N-[(2-methoxy-3-pyridyl) methyl] carbamate was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (8: 1 → 4: 1). This was dissolved in 70 ml of acetonitrile, 5.32 g of N-bromosuccinimide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 3 hours. The solvent was concentrated under reduced pressure, the residue was dissolved in ethyl acetate, washed sequentially with water and saturated saline, and the organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and evaporated. The residue was purified by a silica gel column, and 5.26 g of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (10: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.38 (t, J = 4.8 Hz, 3H) 1.46 (s, 9H) 4.23 (brd, J = 6.0 Hz, 2H) 4.38 (q, J = 7.6 Hz, 2H) 5.01 (br, 1H) 7.61 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.08 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
[0249]
Production Example 121d) Methyl 3- (5-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -6-ethoxy-3-pyridyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
1.108 g of N-[(5-bromo-2-methoxy-3-pyridyl) methyl] carbamate, 660 mg of 3- [carboxymethyl] boronic acid, 193 mg of tetrakistriphenylphosphine palladium, and 1.85 g of potassium carbonate were added to 15 ml of toluene. It melt | dissolved and stirred at 90 degreeC all night under nitrogen atmosphere. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 1.008 g of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.44 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.46 (s, 9H) 3.95 (s, 3H) 4.34 (brd, J = 6.0 Hz, 2H) 4.46 ( q, J = 7.2 Hz, 2H) 5.10 (br, 1H) 7.51 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.71 (dt, J = 1.6, 7.6 Hz, 1H) 7.77 (s, 1H) 8.01 (dt, J = 1.6, 5.2 Hz, 1H) 8.20 (t, J = 1.6 Hz, 1H) 8.30 (d, J = 2. 8Hz, 1H)
[0250]
Example 121e) 3- (5-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -6-ethoxy-3-pyridyl) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (5-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -6-ethoxy-3-pyridyl) benzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 445 (MH+)
[0251]
Example 122. 3- (5-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -6 Ethoxy -3- Pyridyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 121e) using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 429 (MH+)
[0252]
Example 123. 3- (5-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -6 Ethoxy -3- Pyridyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 121e) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 463 (MH+)
[0253]
Example 124. 3- (5-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -6 Ethoxy -3- Pyridyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 121e) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 469 (MH+)
[0254]
Example 125. 3- (5-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -6 Ethoxy -3- Pyridyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 121e) using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 469 (MH+)
[0255]
Example 126. 3- (7-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -2, 3- Dihydrobenzo [B] Franc −5- Il )
Production Example 126a) 5-Bromo-2,3-dihydrobenzo [b] furan
Embedded image
Figure 2004182657
9.34 g of dihydrobenzofuran was dissolved in 130 ml of acetonitrile, 13.9 g of N-bromosuccinimide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 3 hours. The solvent was concentrated under reduced pressure, the residue was dissolved in ethyl acetate, washed sequentially with water and saturated saline, and the organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and evaporated. 15.94 g of the title compound were obtained.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.02 (t, J = 8.8 Hz, 2H) 4.57 (t, J = 8.8 Hz, 2H) 6.66 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.12-7. 21 (m, 1H) 7.28-7.29 (m, 1H)
[0256]
Production Example 126b) 5-bromo-2,3-dihydrobenzo [b] furan-7-carbaldehyde
Embedded image
Figure 2004182657
15.94 g of 5-bromo-2,3-dihydrobenzo [b] furan was dissolved in 200 ml of trifluoroacetic acid, 22.5 g of hexamethylenetetramine was added, and the mixture was stirred at 50 ° C. overnight. The solvent was concentrated under reduced pressure, the residue was dissolved in ethyl acetate, washed sequentially with water, a saturated aqueous solution of sodium bicarbonate and saturated saline, and the organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and the solvent was distilled off. The residue was purified by a silica gel column, and 11.42 g of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.26 (t, J = 8.8 Hz, 2H) 4.76 (t, J = 8.8 Hz, 2H) 7.49 (dt, J = 1.2, 3.2 Hz, 1H) 7. 69 (dt, J = 0.8, 2.8, 1H) 10.12 (s, 1H)
[0257]
Production Example 126c) (5-Bromo-2,3-dihydrobenzo [b] furan-7-yl) methyl azide
Embedded image
Figure 2004182657
11.42 g of 5-bromo-2,3-dihydrobenzo [b] furan-7-carbaldehyde was dissolved in 50 ml of tetrahydrofuran and 50 ml of ethanol, 2 g of sodium borohydride was added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction solution, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and the solvent was distilled off to obtain (5-bromo-2,3-dihydrobenzo [b] furan-7-yl) methanol. This was treated in the same manner as in Production Example 90b) to obtain 12.6 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.23 (t, J = 8.8 Hz, 2H) 4.27 (s, 2H) 4.62 (t, J = 8.8 Hz, 2H) 7.19-7.20 (m, 1H) 7.26-7.28 (m, 1H)
[0258]
Production Example 126d) Tertiary butyl N-[(5-bromo-2,3-dihydrobenzo [b] furan-7-yl) methyl] carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Preparation Example 90b) using (5-bromo-2,3-dihydrobenzo [b] furan-7-yl) methyl azide to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.59 (s, 9H) 3.20 (t, J = 8.8 Hz, 2H) 4.23 (brd, J = 5.6 Hz, 2H) 4.58 (t, J = 8.8 Hz, 2H) 4.96 (br, 1H) 7.17 (s, 1H) 7.21 (t, J = 0.9 Hz, 1H)
[0259]
Production Example 126e) Methyl 3- (7-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -2,3-dihydrobenzo [b] furan-5-yl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 121d) using tert-butyl N-[(5-bromo-2,3-dihydrobenzo [b] furan-7-yl) methyl] carbamate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 3.28 (t, J = 8.8 Hz, 2H) 3.94 (s, 3H) 4.34 (brd, J = 4.8 Hz, 2H) 4.65 ( t, J = 8.8 Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 7.32 (s, 1H) 7.38 (s, 1H) 7.47 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7. 71 (dd, J = 1.6, 6.4 Hz, 1H) 7.96 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 8.19 (d, J = 1.6 Hz, 1H)
[0260]
Example 126f) 3- (7-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -2,3-dihydrobenzo [b] furan-5-yl)
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 1e) was carried out using methyl 3- (7-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -2,3-dihydrobenzo [b] furan-5-yl) benzoate to give the title. The compound was obtained.
Benzoic acid MS m / e (ESI) 442 (MH+)
[0261]
Example 127. 3- (7-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -2, 3- Dihydrobenzo [B] Franc −5- Il ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 126f) using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 426 (MH+)
[0262]
Example 128. 3- (7-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -2, 3- Dihydrobenzo [B] Franc −5- Il ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 126f) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 460 (MH+)
[0263]
Example 129. 3- (7-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -2, 3- Dihydrobenzo [B] Franc −5- Il ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 126f) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 466 (MH+)
[0264]
Example 130. 3- (7-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -2, 3- Dihydrobenzo [B] Franc −5- Il ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 126f) using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 466 (MH+)
[0265]
Example 131. 3- (2-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Pyridyl ) benzoic acid
Production Example 131a) Methyl 3- (4-pyridyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
1.121 g of 4-pyridylboronic acid, 2.35 g of methyl 3-bromobenzoate, 7.5 g of cesium carbonate and 530 mg of tetrakistriphenylphosphine palladium were dissolved in 40 ml of N, N-dimethylformamide, and the solution was dissolved at 120 ° C. under a nitrogen atmosphere. Stirred overnight. The reaction solution was diluted with ethyl acetate, washed with water, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off. The residue was purified by a silica gel column, and 1.325 g of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 3).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.97 (s, 3H) 7.56 (d, J = 6.0 Hz, 1H) 7.59 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7.84 (d, J = 9.6 Hz, 2H) 8.12 (d, J = 9.6 Hz, 2H) 8.33 (t, J = 1.2 Hz, 1H) 8.70 (brd, J = 4.4 Hz, 1H)
[0266]
Production Example 131b) Methyl 3- (2-cyano-4-pyridyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
1.383 g of methyl 3- (4-pyridyl) benzoate was dissolved in 20 ml of dichloromethane, 2.2 g of 3-chloroperbenzoic acid was added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction solution was concentrated, and the residue was purified by a silica gel column to obtain 1.549 g of 1-oxy-4- [3- (methoxycarbonyl) phenyl] pyridinium from a fraction eluted with hexane-methanol (3: 1). 716 mg of this was dissolved in 7 ml of acetonitrile, 0.35 ml of dimethylcarbamoyl chloride and 0.5 ml of trimethylsilyl cyanide were sequentially added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. The reaction solution was diluted with ethyl acetate, washed with water, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off. The residue was purified by a silica gel column, and 370 mg of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 2).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.98 (s, 3H) 7.63 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.77 (dd, J = 2.0, 5.2 Hz, 1H) 7.83 (dq, J = 1.2, 8.0 Hz, 1H) 7.96 (q, J = 0.8 Hz, 1H) 8.19 (dt, J = 1.6, 8.0 Hz, 1H) 8.32 (t, J = 1.2Hz, 1H) 8.80 (dd, J = 0.8, 5.2Hz, 1H)
[0267]
Production Example 131c) Methyl 3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-pyridyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
379 mg of 3- (2-cyano-4-pyridyl) benzoate, 350 mg of tert-butyl dicarbonate and 300 mg of 10% palladium carbon were added, dissolved in 16 ml of ethanol and 2 ml of ethyl acetate, and stirred at room temperature under a hydrogen atmosphere for 3 hours. The reaction solution was filtered, the filtrate was concentrated under reduced pressure, and the residue was purified by a silica gel column to obtain 243 mg of the title compound from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (1: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.48 (s, 9H) 3.97 (s, 3H) 4.53 (d, J = 4.8 Hz, 2H) 5.60 (br, 1H) 7.44 (dd, J = 1. 7, 5.6 Hz, 1H) 7.52 (s, 1H) 7.57 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.82 (dd, J = 1.2, 8.0 Hz, 1H) 12 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 8.31 (s, 1H) 8.61 (d, J = 5.2 Hz, 1H)
[0268]
Example 131d) 3- (2-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-pyridyl) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-pyridyl) benzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 401 (MH+)
[0269]
Example 132. 3- (2-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Pyridyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 131d) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 425 (MH+)
[0270]
Example 133. 3- {2-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] -4- Pyridyl benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 131d) was carried out using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0271]
Example 134. 3- (2-{[(4- Cyclopentyloxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Pyridyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 131d) using 4-cyclopentyloxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 451 (MH+)
[0272]
Example 135. (E) -3- [3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] -2- Propenoic acid
Production Example 135a) Tertiary butyl N- {5- [3- (hydroxymethyl) phenyl] -2-methoxybenzyl} carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
1.943 g of methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) benzoate was dissolved in 30 ml of tetrahydrofuran, 250 mg of lithium borohydride was added, and the mixture was stirred at room temperature for 2 weeks. 1N-hydrochloric acid was added and extracted with ethyl acetate. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, the solvent was distilled off, and the residue was purified by a silica gel column to obtain 1.47 g of the title compound from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1 → 1: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.89 (s, 3H) 4.36 (brd, J = 6.0 Hz, 2H) 4.75 (s, 2H) 5.06 (br, 1H) 6. 93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.31 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7.40 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.47-7.51 (m, 3H) 7.55 (s, 1H)
[0273]
Production Example 135b) Tertiary butyl N- [5- (3-formylphenyl) -2-methoxybenzyl] carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
Tertiary butyl N- {5- [3- (hydroxymethyl) phenyl] -2-methoxybenzyl} carbamate 747 mg, N-methylmorpholine N-oxide 510 mg, tetrapropylammonium parthenate 76 mg, 4A molecular sieve powder 1 g Dissolved in dichloromethane and stirred at room temperature for 2 hours. The reaction solution was filtered and concentrated under reduced pressure, and the residue was purified by a silica gel column to obtain 566 mg of the title compound from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1 → 1: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 3.91 (s, 3H) 4.38 (brd, J = 5.2 Hz, 2H) 5.08 (br, 1H) 6.96 (d, J = 8. 4Hz, 1H) 7.52-7.60 (m, 3H) 7.82 (d, J = 7.6Hz, 2H) 8.06 (s, 1H) 10.08 (s, 1H)
[0274]
Production Example 135c) Ethyl (E) -3- [3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] -2-propenoate
Embedded image
Figure 2004182657
235 mg of triethylphosphonoacetate was dissolved in 4 ml of tetrahydrofuran, 40 mg of sodium hydride was added, and the mixture was stirred at room temperature for 0.5 hour. A solution of 286 mg of tert-butyl N- [5- (3-formylphenyl) -2-methoxybenzyl] carbamate in 1 ml of N, N-dimethylformamide was added to the reaction solution, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate, washed with water, the organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, the solvent was distilled off, and the residue was purified on a silica gel column, eluting with hexane-ethyl acetate (5: 1). Thus, 301 mg of the title compound was obtained.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.35 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.46 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 4.28 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.37 ( Brd, J = 5.6 Hz, 2H) 5.07 (br, 1H) 6.50 (d, J = 16.0 Hz, 1H) 6.94 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.41- 7.51 (m, 4H) 7.56 (dt, J = 1.2, 7.2 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.74 (d, J = 12. 0Hz, 1H)
[0275]
Example 135d) (E) -3- [3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] -2-propenoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
(E) -3- [3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] -2-propenoate, treated in the same manner as in Example 1e), The title compound was obtained.
MS m / e (ESI) 456 (MH+)
[0276]
Example 136. (E) -3- [3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) A Mino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] -2- Propenoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The title compound was obtained by treating in the same manner as in Example 135d) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid.
MS m / e (ESI) 474 (MH+)
[0277]
Example 137. (E) -3- [3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] -2- Propenoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 135d) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 480 (MH+)
[0278]
Example 138. (E) -3- (3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl Phenyl ) -2- Propenoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 135d) was performed using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 499 (MH+)
[0279]
Example 139. (E) -2- ethyl -3- [3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] -2- Propenoic acid
Production Example 139a) Ethyl (E) -3- [3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] -2-ethyl-2-propenoate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 135c) using 260 mg of triethylphosphonobutyrate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.20 (t, J = 5.6 Hz, 3H) 1.37 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.45 (s, 9H) 2.59 (q, J = 7.6 Hz, 3H) 2H) 3.89 (s, 3H) 4.29 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.37 (brd, J = 5.2 Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 6.95 ( d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.32 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7.43 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.45-7.54 (m, 4H) 7.70 (s, 1H)
[0280]
Example 139b) (E) -2-Ethyl-3- [3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] -2-propenoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Example 1e) using ethyl (E) -3- [3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] -2-ethyl-2-propenoate Work-up in the same way gave the title compound.
MS m / e (ESI) 484 (MH+)
[0281]
Example 140. (E) -2- ethyl -3- [3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluoroben Zoil ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] -2- Propenoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 139b) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 502 (MH+)
[0282]
Example 141. (E) -2- ethyl -3- [3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] -2- Propenoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 139b) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 508 (MH+)
[0283]
Example 142. (E) -2- ethyl -3- (3- {4- Methoxy −3-[({[5- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole -4- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl Phenyl ) -2- Propenoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 139b) was performed using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 527 (MH+)
[0284]
Example 143. 3- [3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] Propanoic acid
Production Example 143a) Ethyl 2-{[3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] propanoate
Embedded image
Figure 2004182657
153 mg of (E) -3- [3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] -2-propenoate is dissolved in ethanol, and 20 mg of 10% palladium carbon is added. The mixture was stirred at room temperature under a hydrogen atmosphere for 3 days. The reaction solution was filtered, the filtrate was concentrated under reduced pressure, and the residue was purified by a silica gel column to obtain 157 mg of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.24 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.46 (s, 9H) 2.66 (dt, J = 1.2, 6.8 Hz, 2H) 3.00 (t, J = 8.4 Hz, 2H) 3.89 (s, 3H) 4.14 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.37 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 5.05 (br, 1H) 6.92 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.15 (d, J = 7.2 Hz, 1H) 7.34 (dd, J = 2.4, 7.6 Hz, 1H) 7.38− 7.40 (m, 2H) 7.47 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.49 (s, 1H)
[0285]
Example 143b) 3- [3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] propanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e using ethyl 2-{[3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] propanoate to obtain the title compound. .
MS m / e (ESI) 458 (MH+)
[0286]
Example 144. 3- [3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] Propanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 143b) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 476 (MH+)
[0287]
Example 145. 3- [3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] Propanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 143b) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 482 (MH+)
[0288]
Example 146. 3- (3- {4- Methoxy −3-[({[5- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole -4- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl Phenyl ) Propanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 143b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 501 (MH+)
[0289]
Example 147. 2-{[3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] Methyl Butanoic acid
Production Example 147a) Ethyl 2-{[3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] methyl} butanoate
Embedded image
Figure 2004182657
Same as Production Example 143a) using ethyl (E) -3- [3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] -2-ethyl-2-propenoate To give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 0.93 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.15 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.46 (s, 9H) 1.55-1.72 (m, 2H) 2.60-2.66 (m, 1H) 2.79 (dd, J = 6.8, 13.6 Hz, 1H) 2.98 (dd, J = 8.0, 13.6 Hz, 1H) 87 (s, 3H) 4.08 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.37 (brd, J = 5.6 Hz, 2H) 5.06 (br, 1H) 6.92 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.11 (d, J = 7.2 Hz, 1H) 7.26-7.39 (m, 3H) 7.45-7.48 (m, 2H)
[0290]
Example 147b) 2-{[3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] methyl} butanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The title compound was treated in the same manner as in Example 1e) using ethyl 2-{[3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] methyl} butanoate to give the title compound. Obtained.
MS m / e (ESI) 486 (MH+)
[0291]
Example 148. 2-{[3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] Methyl Butanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 147b) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 504 (MH+)
[0292]
Example 149. 2-{[3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] Methyl Butanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 147b) was performed using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 510 (MH+)
[0293]
Example 150. 2-[(3- {4- Methoxy −3-[({[5- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole -4- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl Phenyl ) Methyl ] Butanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 147b) was carried out using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 529 (MH+)
[0294]
Example 151. 3- [4- Methoxy −3-({[4- ( Trifluoromethyl ) Benzyl ] amino Carbonyl ) Phenyl ] benzoic acid
Production Example 151a) 2-methoxy-5- [3- (methoxycarbonyl) phenyl] benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
2.022 g of 5-bromo-2-methoxybenzoic acid, 1.733 g of 3-carboxymethylboronic acid, 40 mg of palladium acetate and 2.5 g of sodium carbonate were dissolved in 20 ml of water and stirred at room temperature overnight. The reaction solution was extracted with ethyl acetate, and hydrochloric acid was added to the water bath to make it acidic, and the precipitated crystals were filtered. The crystals were washed with water and dried under reduced pressure to obtain 2.687 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.86 (s, 3H) 3.88 (s, 3H) 7.24 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.60 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.86 ( dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.90-7.94 (m, 3H) 8.13 (s, 1H)
[0295]
Example 151b) 3- [4-methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] amino} carbonyl) phenyl] benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
12 mg of 2-methoxy-5- [3- (methoxycarbonyl) phenyl] benzoic acid and 9 mg of 4-trifluoromethylbenzylamine were dissolved in 0.2 ml of N, N-dimethylformamide, and 9 ml of diethyl cyanophosphonate and 50 ml of triethylamine were dissolved. In addition, it was left at room temperature for 1 hour. Ethyl acetate was added and washed with water. The organic layer was concentrated under reduced pressure, and the residue was dissolved in 0.4 ml of ethanol. 0.1 ml of 5N sodium hydroxide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. 1N-HCl was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was concentrated under reduced pressure, and the residue was purified by HPLC on a reverse phase column using water acetonitrile trifluoroacetic acid as an eluting solvent to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 430 (MH+)
[0296]
Example 152. 3- [4- Methoxy -3-({[2,4- Dichlorobenzyl ] amino Carbonyl ) Phenyl ] benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 151b) using 2,4-dichlorobenzylamine to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 430 (MH+)
[0297]
Example 153. 3- [4- Methoxy −3-({[4- ( Trifluoromethyl ) Benzyl ] Oxy Methyl ) Phenyl ] benzoic acid
Production Example 153a) Methyl 3- [3- (hydroxymethyl) -4-methoxyphenyl] benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
894 mg of 2-methoxy-5- [3- (methoxycarbonyl) phenyl] benzoic acid was dissolved in 7 ml of tetrahydrofuran, 0.36 ml of triethylamine and 0.55 ml of ethyl chlorocarbonate were sequentially added, and the mixture was stirred at room temperature for 15 minutes. The precipitated crystals were filtered, and the filtrate was filtered. To this was added a solution of sodium borohydride (180 mg) in water (2 ml), and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. 1N-hydrochloric acid was added and extracted with ethyl acetate. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, the solvent was distilled off, and the residue was purified by a silica gel column to obtain 496 mg of the title compound from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (5: 3).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.92 (s, 3H) 3.95 (s, 3H) 4.76 (s, 2H) 6.98 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.49 (t, J = 7. 6 Hz, 1H) 7.54 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.57 (s, 1H) 7.75 (ddd, J = 1.6, 2.0, 8.0 Hz, 1H) 7.98 (ddd, J = 1.2, 1.6, 7.6 Hz, 1H) 8.24 (t, J = 1.6 Hz, 1H)
[0298]
Example 153b) 3- [4-Methoxy-3-({[4- (trifluoromethyl) benzyl] oxy} methyl) phenyl] benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
10 mg of 2-methoxy-5- [3- (methoxycarbonyl) phenyl] benzoic acid was dissolved in 0.2 ml of THF, 20 mg of 4-trifluoromethylbenzylbromide and 5 mg of sodium hydride were added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. 0.1 ml of 5N-sodium hydroxide was added and heated with a dryer. The mixture was neutralized by adding 1N-hydrochloric acid, extracted with ethyl acetate, and the solvent was concentrated. The residue was purified by HPLC on a reverse phase column using water acetonitrile trifluoroacetic acid as an eluting solvent to obtain 2.4 mg of the title compound.
MS m / e (ESI) 417 (MH+)
[0299]
Example 154. 3- [4- Methoxy -3-({[2,4- Dichlorobenzyl ] Oxy Methyl ) Phenyl ] benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 153b) using 2,4-dichlorobenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 417 (MH+)
[0300]
Example 155. 3- {3- [2- (2,4- Dichlorophenoxy ) ethyl ] -4- Methoxyphenyl benzoic acid
Production Example 155a) Methyl 3- [3- (2-hydroxyethyl) -4-methoxyphenyl] benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
1.013 g of [(5-bromo-2-methoxyphenethyl) oxy] (tert-butyl) diphenylsilane, 580 mg of 3-carboxymethylboronic acid, 170 mg of tetrakistriphenylphosphine palladium, and 1.01 g of potassium carbonate are dissolved in 12 ml of toluene. Then, the mixture was stirred at 90 ° C. overnight under a nitrogen atmosphere. The reaction solution was filtered through celite, the filtrate was concentrated, and the residue was dissolved in 15 ml of tetrahydrofuran. 5 ml of tetrabutylammonium fluoride tetrahydrofuran solution (1M) was added to the reaction solution, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. The reaction solution was diluted with ethyl acetate, washed sequentially with water and saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off. The residue was purified by a silica gel column, and 197 mg of methyl 3- [3- (2-hydroxyethyl) -4-methoxyphenyl] benzoic acid was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 2.98 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 3.87-3.95 (m, 2H) 3.89 (s, 3H) 3.95 (s, 3H) 6.96 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.45-7.50 (m, 3H) 7.75 (dq, J = 1.6, 8.0 Hz, 1H) 7.97 (dq, J = 1.2, 7.6 Hz, 1H) 8.23 (t, J = 1.2 Hz, 1H)
[0301]
Example 155b) 3- {3- [2- (2,4-dichlorophenoxy) ethyl] -4-methoxyphenyl} benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Dissolve 53 mg of 3- [3- (2-hydroxyethyl) -4-methoxyphenyl] benzoic acid, 45 mg of 2,4-dichlorophenol and 73 mg of triphenylphosphine in 2 ml of THF, and add 73 ml of diisopropylazodicarboxylate. Was. The mixture was stirred overnight at room temperature, and the solvent was concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography to obtain 84 mg of methyl 3- {3- [2- (2,4-dichlorophenoxy) ethyl] -4-methoxyphenyl} benzoate. This was dissolved in 2 ml of ethanol and 0.5 ml of 5N-sodium hydroxide and heated. Neutralized with 1N-hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The solvent was concentrated under reduced pressure to obtain 42 mg of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.10 (t, J = 7.6 Hz, 2H) 3.84 (s, 3H) 4.24 (t, J = 7.6 Hz, 2H) 7.08 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.20 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.33 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.52-7.58 (m, 3H) 7.63 ( d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.84-7.87 (m, 2H) 8.16 (t, J = 1.6 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 417 (MH+)
[0302]
Example 156. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Production Example 156a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-hydroxyphenyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
Tertiary butyl N- [2-benzyloxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzyl] carbamate 1.01 g, methyl 3-bromo-6 593 mg of -methylbenzoate, 130 mg of dichlorobistriphenylphosphinoferrocene palladium and 1 g of potassium carbonate were dissolved in 15 ml of dimethoxyethane, and the mixture was refluxed for 4 hours under a nitrogen atmosphere. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. The residue was purified on a silica gel column, and methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-benzyloxyphenyl) -6--6 was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1). Methyl benzoate was obtained. This crude product was dissolved in 100 ml of methanol, 500 mg of 10% Pd-C was added, and the mixture was stirred overnight at room temperature under a hydrogen atmosphere. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated. The residue was purified by a silica gel column, and 521 mg of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (5: 1).
[0303]
Production Example 156b) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-ethoxyphenyl) -6-methylbenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
170 mg of methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-hydroxyphenyl) -6-methylbenzoate is dissolved in 5 ml of acetonitrile, 0.5 ml of iodoethane and 500 mg of cesium carbonate are sequentially added, and 50 ° C. And stirred overnight. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate, washed sequentially with water and saturated saline, dried over magnesium sulfate, filtered, and concentrated to give the title compound (185 mg).
[0304]
Example 156c) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-ethoxyphenyl) -6-methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-ethoxyphenyl) -6-methylbenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 458 (MH+)
[0305]
Example 157. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 156c) using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 442 (MH+)
[0306]
Example 158. 3- (3-{[(4- Bromo -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 156c) using 4-bromo-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 486 (MH+)
[0307]
Example 159. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 156c) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 476 (MH+)
[0308]
Example 160. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 156c) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 482 (MH+)
[0309]
Example 161. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Ethoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 156c) using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.25 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 1.37 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 2.52 (s, 3H) 4.10 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.43 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 4.69 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 6.95 (dd, J = 2.4, 8.0 Hz, 1H) 7. 02 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.06 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.34 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.39 (d, J = 8. 7.53 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.59 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.65 (dd, J = 2.0, 7. 6 Hz, 1H) 8.03 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.75 (t, J 5.6Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 482 (MH+)
[0310]
Example 162. 3- {4- Ethoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 156c) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 501 (MH+)
[0311]
Example 163. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Production Example 163a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -6-methylbenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Preparation Example 156b) was carried out using iodopropane to give the title compound.
[0312]
Example 163b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -6-methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -6-methylbenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0313]
Example 164. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 163b) using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 456 (MH+)
[0314]
Example 165. 3- (3-{[(4- Bromo -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 163b) using 4-bromo-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 500 (MH+)
[0315]
Example 166. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 163b) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 490 (MH+)
[0316]
Example 167. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 163b) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 496 (MH+)
[0317]
Example 168. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 163b) was performed using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.02 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.25 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 1.77 (q, J = 7.6 Hz, 2H) 2.52 (s, 3H) 4.01 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 4.44 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.69 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 6.95 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.02 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.06 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.34 (d, 8.0 Hz, 1H) 1H) 7.40 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.52 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.59 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7 .65 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 8.03 (d, J = .0Hz, 1H) 8.75 (t, J = 6.0Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 496 (MH+)
[0318]
Example 169. 3- {4- Propoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 163b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 515 (MH+)
[0319]
Example 170. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Production Example 170a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -6-methylbenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure was followed as in Preparation Example 156b) using 2-iodopropane to give the title compound.
[0320]
Example 170b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-isopropoxyphenyl) -6-methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -6-methylbenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0321]
Example 171. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 170b) was carried out using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 456 (MH+)
[0322]
Example 172. 3- (3-{[(4- Bromo -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 170b) was carried out using 4-bromo-2-fluorobenzoic acid to give the title compound.
MS m / e (ESI) 500 (MH+)
[0323]
Example 173. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 170b) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 490 (MH+)
[0324]
Example 174. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 170b) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to give the title compound.
MS m / e (ESI) 496 (MH+)
[0325]
Example 175. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Isopropoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 170b) was carried out using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.25 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 1.31 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 2.52 (s, 3H) 4.41 (d, J = 5.6 Hz, 2.H) 4.68 (sept, J = 6.0 Hz, 2H) 6.95 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.02 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 08 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.34 (d, 8.0 Hz, 1H) 7.39 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.51 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 1H) 7.58 (s, 1H) 7.65 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 8.02 (s, 1H) 8.73 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 496 (MH+)
[0326]
Example 176. 3- {4- Isopropoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 170b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 515 (MH+)
[0327]
Example 177. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -6 Fluorobenzoic acid
Production Example 177a) Tertiary butyl N- [2-hydroxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzyl] carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
10.8 g of tert-butyl N- [2-benzyloxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzyl] carbamate was dissolved in 300 ml of ethanol, 2 g of 10% palladium carbon was added, and the mixture was stirred overnight at room temperature under a hydrogen atmosphere. The reaction solution was filtered through celite, and the filtrate was concentrated to obtain 8.2 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.33 (s, 12H) 1.44 (s, 9H) 4.24 (d, J = 6.8 Hz, 2H) 5.20 (br, 1H) 6.94 (d, J = 8. 0 Hz, 1H) 7.53 (d, 1.2 Hz, 1H) 7.67 (dd, J = 2.0, 8.0 Hz, 1H) 9.28 (br, 1H)
[0328]
Production Example 177b) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-hydroxyphenyl) -6-fluorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
Tertiary butyl N- [2-hydroxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzyl] carbamate 501 mg, methyl 3-bromo-6-fluorobenzoate 370 mg, 80 mg of dichlorobistriphenylphosphinoferrocene palladium and 500 mg of potassium carbonate were dissolved in 8 ml of dimethoxyethane, and the mixture was stirred at 80 ° C. under a nitrogen atmosphere overnight. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 391 mg of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 3.97 (s, 3H) 4.30 (d, J = 7.2 Hz, 2H) 5.22 (brs, 1H) 7.02 (dd, J = 2. 8, 8.4 Hz, 1H) 7.15-7.20 (m, 1H) 7.26-7.28 (m, 1H) 7.40-7.44 (m, 1H) 7.63-7. 67 (m, 1H) 8.06-8.09 (m, 1H) 9.15 (br, 1H)
[0329]
Production Example 177c) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -6-fluorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 156b) using 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-hydroxyphenyl) -6-fluorobenzoate to obtain the title compound.
[0330]
Example 177d) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -6-fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -6-fluorobenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 476 (MH+)
[0331]
Example 178. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 177d) using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 460 (MH+)
[0332]
Example 179. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 177d) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 494 (MH+)
[0333]
Example 180. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 177d) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 500 (MH+)
[0334]
Example 181. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 177d) using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 500 (MH+)
[0335]
Example 182. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -2- Fluorobenzoic acid
Production Example 182a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -2-fluorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 156a) and Production Example 156b) using methyl 3-bromo-2-fluorobenzoate and iodopropane to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 3.96 (s, 3H) 4.28 (d, J = 6.8 Hz, 2H) 5.31 (br, 1H) 7.03 (dd, J = 3. 6, 6.8 Hz, 2H) 7.21-7.29 (m, 2H) 7.37-7.40 (m, 1H) 7.53-7.58 (m, 1H) 7.83-7. 87 (m, 1H) 9.19 (br, 1H)
[0336]
Example 182b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -2-fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -2-fluorobenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 476 (MH+)
[0337]
Example 183. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -2- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 182b) was carried out using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 460 (MH+)
[0338]
Example 184. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -2- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 182b) was performed using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 494 (MH+)
[0339]
Example 185. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -2- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 182b) was performed using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 500 (MH+)
[0340]
Example 186. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4 Propoxyphenyl ) -2- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 182b) using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 500 (MH+)
[0341]
Example 187. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -5 Fluorobenzoic acid
Production Example 187a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -5-fluorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 156a) and Production Example 156b) using methyl 3-bromo-5-fluorobenzoate and iodopropane to obtain the title compound.
[0342]
Example 187b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -5-fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -5-fluorobenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 476 (MH+)
[0343]
Example 188. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -5 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 187b) was carried out using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 460 (MH+)
[0344]
Example 189. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -5 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 187b) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 494 (MH+)
[0345]
Example 190. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -5 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 187b) was performed using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 500 (MH+)
[0346]
Example 191. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -5 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 187b) was performed using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 500 (MH+)
[0347]
Example 192. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Fluorobenzoic acid
Production Example 192a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -4-fluorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 156a) and Production Example 156b) using methyl 3-bromo-4-fluorobenzoate and iodopropane to obtain the title compound.
[0348]
Example 192b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -4-fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -4-fluorobenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 476 (MH+)
[0349]
Example 193. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 192b) using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 460 (MH+)
[0350]
Example 194. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 192b) was performed using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 494 (MH+)
[0351]
Example 195. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 192b) was performed using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 500 (MH+)
[0352]
Example 196. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 192b) was carried out using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 500 (MH+)
[0353]
Example 197. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Chlorobenzoic acid
Production Example 197a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -4-chlorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 156a) and Production Example 156b) using methyl 3-bromo-4-chlorobenzoate to obtain the title compound.
[0354]
Example 197b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -4-chlorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -4-chlorobenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 492 (MH+)
[0355]
Example 198. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Chlorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 197b) was carried out using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 476 (MH+)
[0356]
Example 199. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Me Chill } -4- Propoxyphenyl ) -4- Chlorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 197b) was performed using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 510 (MH+)
[0357]
Example 200. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Chlorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 197b) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 516 (MH+)
[0358]
Example 201. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Chlorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 197b) was performed using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 516 (MH+)
[0359]
Example 202. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Methylbenzoic acid
Production Example 202a) Methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -4-methylbenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 156a) and Production Example 156b) using methyl 3-bromo-4-methylbenzoate to obtain the title compound.
[0360]
Example 202b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -4-methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -4-methylbenzoate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0361]
Example 203. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 202b) was carried out using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 456 (MH+)
[0362]
Example 204. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 202b) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 490 (MH+)
[0363]
Example 205. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 202b) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to give the title compound.
MS m / e (ESI) 496 (MH+)
[0364]
Example 206. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 202b) was performed using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 496 (MH+)
[0365]
Example 207. 4- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -2- Thiophenecarboxylic acid
Production Example 207a) Methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -2-thiophenecarboxylate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 156a) and Production Example 156b) using methyl 4-bromo-2-thiophenecarboxylate to obtain the title compound.
[0366]
Example 207b) 4- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -2-thiophenecarboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -2-thiophenecarboxylate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 464 (MH+)
[0367]
Example 208. 4- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -2- Thiophenecarboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 207b) was carried out using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 448 (MH+)
[0368]
Example 209. 4- (3-{[(4- Trifluomethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -2- Thiophenecarboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 207b) using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 482 (MH+)
[0369]
Example 210. 4- (3-{[(4- Propoxy -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -2- Thiophenecarboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 207b) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 488 (MH+)
[0370]
Example 211. 4- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl -4- Propoxyphenyl ) -2- Thiophenecarboxylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 207b) was carried out using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 488 (MH+)
[0371]
Example 212. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Methyl -6 Fluorobenzoic acid
Production Example 212a) Methyl 3- (3-{[((tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -4-methyl-6-fluorobenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 156a) and Production Example 156b) using methyl 3-bromo-4-methyl-6-fluorobenzoate to obtain the title compound.
[0372]
Example 212b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -4-methyl-6-fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment with 3- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -4-methyl-6-fluorobenzoate in the same manner as in Example 1e) to give the title compound. Was.
MS m / e (ESI) 490 (MH+)
[0373]
Example 213. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Methyl -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 212b) was performed using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 474 (MH+)
[0374]
Example 214. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Methyl -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 212b) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 508 (MH+)
[0375]
Example 215. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Methyl -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 212b) was performed using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 514 (MH+)
[0376]
Example 216. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -4- Methyl -6 Fluorobenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 212b) was carried out using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 514 (MH+)
[0377]
Example 217. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -3- Phenylacetic acid
Production Example 217a) Methyl 2- [5- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -3-phenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Preparation Example 1d) was carried out using methyl 3-bromobenzoate to obtain the title compound.
[0378]
Example 217b) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -3-phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 2- [5- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -3-phenyl] acetate to obtain the title compound. .
MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0379]
Example 218. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -3- Phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 217b) was carried out using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 428 (MH+)
[0380]
Example 219. 3- (3-{[(4- Bromo -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -3- Phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 217b) using 4-bromo-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0381]
Example 220. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -3- Phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 217b) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 462 (MH+)
[0382]
Example 221. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -3- Phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 217b) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 468 (MH+)
[0383]
Example 222. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Methoxyphenyl ) -3- Phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 217b) was performed using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.25 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 3.71 (s, 2H) 3.85 (s, 3H) 4.43 (d, J = 4.8 Hz, 2H) 4.69 ( sept, J = 6.0 Hz, 1H) 6.94 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.03 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.08 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.19 (d, 7.6 Hz, 1H) 7.34-7.41 (m, 2H) 7.46 (d, J = 1.6 Hz, 2H) 7.52 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.57 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.73 (t, J = 6.0 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 468 (MH+)
[0384]
Example 223. 3- {4- Methoxy −3-[({[4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonyl amino ) Methyl ] Phenyl } -3- Phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 217b) using 4-methyl-2- (4-methylphenyl) -1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 487 (MH+)
[0385]
Example 224. 3- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -3- Phenylacetic acid
Production Example 224a) Methyl 2- [5- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxyphenyl) -3-phenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 156a) using methyl 3-bromobenzoate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.46 (s, 9H) 3.67 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 4.79 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 5.29 (br, 1H) 7. 01 (dd, J = 1.2, 8.4 Hz, 1H) 7.21 (dd, J = 1.2, 8.8 Hz, 1H) 7.28 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7. 36 (dt, J = 1.2, 7.6 Hz, 1H) 7.42-7.46 (m, 3H) 9.04 (br, 1H)
[0386]
Production Example 224b) Methyl 2- [5- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-propoxyphenyl) -3-phenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 156b) using methyl 2- [5- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxyphenyl) -3-phenyl] acetate to obtain the title compound.
[0387]
Example 224c) 3- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -3-phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 1e) was performed using methyl 2- [5- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-propoxyphenyl) -3-phenyl] acetate to obtain the title compound. .
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.06 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.86 (q, J = 6.4 Hz, 2H) 3.71 (s, 2H) 4.02 (t, J = 6.4 Hz, 3H) 2H) 4.71 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.84 (brt, J = 5.6 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.23 (brd, J = 7.6 Hz, 1H) 7.29 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.37 (t, J = 8.4 Hz, 1H) 7.40 (d, J = 2. 0 Hz, 1H) 7.46-7.50 (m, 3H) 7.59 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.65 (d, J = 8.4 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 472 (MH+)
[0388]
Example 225. 3- (3-{[(4- Chloro -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -3- Phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 224c) using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.06 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.86 (q, J = 6.4 Hz, 2H) 3.71 (s, 2H) 4.04 (t, J = 6.8 Hz, 2H) 4.72 (d, J = 5.2 Hz, 2H) 6.94 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.13 (dd, J = 2.0, 11.6 Hz, 1H) 7. 21-7.25 (m, 2H) 7.36 (br, 1H) 7.37 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.45-7.49 (m, 3H) 7.57 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.07 (t, J = 8.4 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 456 (MH+)
[0389]
Example 226. 3- (3-{[(4- Trifluoromethyl -2- Fluorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4 Propoxyphenyl ) -3- Phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 224c) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.09 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.90 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 3.71 (s, 2H) 4.05 (t, J = 7.6 Hz, 2H) 4.74 (d, J = 4.8 Hz, 2H) 6.95 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.23 (brd, J = 7.6 Hz, 1H) 7.38 (t, J = 8.4 Hz, 1H) 7.39-7.42 (m, 1H) 7.45-7.53 (m, 5H) 7.58 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.25 (T, J = 7.6Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 490 (MH+)
[0390]
Example 227. 3- (3-{[(4- Propoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -3- Phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 224c) was carried out using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.02 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.06 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.80 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 1.86 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 3.70 (s, 2H) 3.91 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 4.01 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 4.72 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.82 (dd, J = 2.8, 8.8 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 6.99 (brt, J = 6. 0 Hz, 1H) 7.22 (brd, J = 7.6 Hz, 1H) 7.37 (t, J = 8.4 Hz, 1H) 7.46-7.49 (m, 4H) 7.60 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.74 (d, J = 8.8 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 496 (MH+)
[0391]
Example 228. 3- (3-{[(4- Isopropoxy -2- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl } -4- Propoxyphenyl ) -3- Phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 224c) was performed using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.06 (t, J = 7.6 Hz, 3H) 1.33 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 1.86 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 3.70 (s, 2H) 4.01 (t, J = 6.8 Hz, 2H) 4.55 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.72 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.80 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 6.87 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.99 (brt, J = 6. 0 Hz, 1H) 7.22 (brd, J = 7.2 Hz, 1H) 7.37 (t, J = 8.4 Hz, 1H) 7.46-7.48 (m, 3H) 7.60 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.74 (d, J = 8.8 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 496 (MH+)
[0392]
Example 229. 2- [3- (5-[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl -6 Ethoxy -3- Pyridyl ) Phenyl ] Acetic acid
Production Example 229a) Tertiary butyl N- [2-ethoxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) -3-pyridyl] methylcarbamate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Preparation Example 1c) was carried out using N-[(5-bromo-2-methoxy-3-pyridyl) methyl] carbamate to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.33 (s, 12H) 1.40 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.45 (s, 9H) 4.27 (d, J = 5.2 Hz, 2H) 4.43 ( q, J = 6.8 Hz, 2H) 4.99 (br, 1H) 7.85 (d, J = 1.2 Hz, 1H) 8.42 (d, J = 1.6 Hz, 1H)
[0393]
Production Example 229b) Methyl 2- [3- (5-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-6-ethoxy-3-pyridyl) phenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
Using N- [2-ethoxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) -3-pyridyl] methyl carbamate and methyl 3-bromophenyl acetate This was treated in the same manner as in Preparation Example 1d) to give the title compound.
[0394]
Example 229c) 2- [3- (5-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-6-ethoxy-3-pyridyl) phenyl] acetic acid.
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 1e) using methyl 2- [3- (5-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-6-ethoxy-3-pyridyl) phenyl] acetate to obtain the title compound. .
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.44 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 3.72 (s, 2H) 4.47 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.65 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.98 (br, 1H) 7.26-7.30 (m, 1H) 7.31 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.38-7.46 (m, 1H) 4H) 7.68 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.86 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.30 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 459 (MH+)
[0395]
Example 230. 2- [3- (5-[(2- Fluo -4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl -6 Ethoxy -3- Pyridyl ) Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure was followed as in Example 229c) using 4-chloro-2-fluorobenzoic acid to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.47 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 3.71 (s, 2H) 4.49 (q, J = 7.2 Hz, 2H) 4.67 (d, J = 5.2 Hz, 2H) 7.16 (dd, J = 2.7, 11.6 Hz, 1H) 7.23-7.29 (m, 2H) 7.37-7.51 (m, 4H) 7.83 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 8.07 (t, J = 8.8 Hz, 1H) 8.29 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 443 (MH+)
[0396]
Example 231. 2- [3- (5-[(2- Fluo -4- Trifluoromethylbenzoyl ) amino ] Methyl -6 Ethoxy -3- Pyridyl ) Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 229c) was carried out using 4-trifluoromethyl-2-fluorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.47 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 3.72 (s, 2H) 4.50 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 4.69 (d, J = 4.8 Hz, 2H) 7.25-7.29 (m, 1H) 7.38-7.46 (m, 4H) 7.51-7.56 (m, 2H) 7.83 (d, J = 2.4 Hz) , 1H) 8.25 (t, J = 7.2 Hz, 1H) 8.30 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 477 (MH+)
[0397]
Example 232. 2- [3- (5-[(2- Chloro -4- Propoxybenzoyl ) amino ] Methyl -6 Ethoxy -3- Pyridyl ) Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 229c) using 4-propoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.02 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.45 (t, J = 6.8 Hz, 3H) 1.80 (q, 2H, J = 7.2 Hz) 3.71 (s, 2H) 3.92 (t, J = 6.8 Hz, 2H) 4.47 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 4.66 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.84 (dd, J = 2.8, 8.8 Hz, 1H) 6.90 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.14 (t, J = 6.0 Hz, 1H) 7.27 (brd, J = 6. 4 Hz, 1H) 7.39 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.42-7.46 (m, 2H) 7.77 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.88 (d , J = 2.4 Hz, 1H) 8.29 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 483 (MH+)
[0398]
Example 233. 2- [3- (5-[(2- Chloro -4- Isopropoxybenzoyl ) amino ] Methyl -6 Ethoxy -3- Pyridyl ) Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 229c) using 4-isopropoxy-2-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.33 (d, J = 6.0 Hz, 6H) 1.44 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 3.71 (s, 2H) 4.47 (q, J = 7.2 Hz, 2.H) 4.56 (sept, J = 6.0 Hz, 1H) 4.66 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.82 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 88 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.13 (brt, J = 6.0 Hz, 1H) 7.27 (brd, J = 8.8 Hz, 1H) 7.39 (t, J = 7. 6.43-7.47 (m, 2H) 7.76 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.87 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 8.29 (d , J = 2.4Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 483 (MH+)
[0399]
Example 234. 3- (2-[(2- Chloro -4- Propoxybenzoyl ) amino ] Methyl -4- Methoxyphenyl ) benzoic acid
Production Example 234a) Tertiary butyl N- (2-bromo-5-methoxybenzyl) carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
23 g of 3-methoxybenzylamine was dissolved in 150 ml of tetrahydrofuran, and a solution of 32 g of tert-butyl dicarbonate in 50 ml of tetrahydrofuran was added. After stirring at room temperature for 1 hour, the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved in ethyl acetate and washed sequentially with 1N hydrochloric acid and saturated saline. After the organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain tert-butyl N- (3-methoxybenzyl) carbamate. Next, the obtained tert-butyl N- (3-methoxybenzyl) carbamate was dissolved in 250 ml of acetonitrile, 30 g of N-bromosuccinimide was added under ice-cooling, the mixture was stirred at room temperature for 3 hours, and the solvent was distilled off under reduced pressure. did. The residue was dissolved in ethyl acetate and washed sequentially with water and saturated saline. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 36 g of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-diethyl ether (2: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.43 (s, 9H) 3.78 (s, 3H) 4.34 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 5.00 (br, 1H) 6.69 (dd, J = 3. 2, 8.8 Hz, 1H) 6.93 (d, J = 3.2 Hz, 1H) 7.41 (d, J = 8.8 Hz, 1H)
[0400]
Production Example 234b) Methyl 3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
1.26 g of tert-butyl N- (2-bromo-5-methoxybenzyl) carbamate, 790 mg of 3-methoxycarbonylphenylboronic acid, 231 mg of tetrakistriphenylphosphine palladium and 2.20 g of potassium carbonate were dissolved in 25 ml of toluene, and nitrogen was dissolved. Heated at 100 ° C. for 7 hours in an atmosphere. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 470 mg of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (s, 9H) 3.85 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 4.23 (brd, J = 5.6 Hz, 2H) 4.65 (br, 1H) 6. 86 (dd, J = 2.8, 8.4 Hz, 1H) 7.00 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 7.16 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.46-7. 48 (m, 2H) 7.88 (s, 1H) 7.94 (t, J = 2.8 Hz, 1H)
[0401]
Example 234c) 3- (2-[(2-Chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
To 50 mg of methyl 3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) benzoate was added 2 mL of 4N HCl / dioxane, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After concentrating the reaction solution, the residue was dissolved in 2 mL of N, N-dimethylformamide, and 15 mL of 2-chloro-4-propoxybenzoic acid, 9 μl of diethyl cyanophosphonate, and 17 μl of triethylamine were added to 1 mL of the solution, and the mixture was added at room temperature. Stirred for hours. The reaction solution was diluted with water and extracted with ethyl acetate. After concentrating the organic layer, the residue was dissolved in 0.4 mL of methanol, 0.1 mL of a 5N aqueous sodium hydroxide solution was added, and the mixture was stirred at room temperature for 5 hours. The reaction solution was concentrated and neutralized with 1N hydrochloric acid. After extraction with ethyl acetate, the residue was purified by HPLC using a water-acetonitrile trifluoroacetic acid system as an eluting solvent with a reversed-phase column to obtain 7.14 mg of the title compound.
MS m / e (ESI) 454 (MH+)
[0402]
Example 235. 3- [2-([2- Fluoro -4- ( Trifluoromethyl ) Benzoyl ] Aminomethyl ) -4- Methoxyphenyl ] benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 234c) using 2-fluoro-4- (trifluoromethyl) benzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 447 (MH+)
[0403]
Example 236. 3- (4- Methoxy -2-[([4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] Phenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 234c) using 2- (4-methylphenyl) -5-methyl-1,3-thiazole-4-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 473 (MH+)
[0404]
Example 237. 3- (2-[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl -4- Methoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 234c) using 2,4-dichlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 430 (MH+)
[0405]
Example 238. 3- [2-([2- Chloro -4- (4- Chlorophenyl ) Benzoyl ] amino ) Methyl -4- Methoxyphenyl ] benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 234c) using 2-chloro-4- (4'-chlorophenyl) benzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 506 (MH+)
[0406]
Example 239. 3- [4- Methoxy -2-([(5- Methyl -2- Phenyl -1,3- Thiazole -4- Il ) Carbonyl ] Aminomethyl ) Phenyl ] benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 234c) using 4-methyl-2-phenyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 459 (MH+)
[0407]
Example 240. 3- (2-[([2- (4- Chlorophenyl ) -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] -4- Methoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 234c) using 2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 493 (MH+)
[0408]
Example 241. 3- (2-[([2- (4- Methoxyphenyl ) -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] -4- Methoxyphenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 234c) using 2- (4-methoxyphenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 489 (MH+)
[0409]
Example 242. 3- (2-[(2- Chloro -4- Propoxybenzoyl ) amino ] Methyl -4- Methoxyphenyl ) -6 Methoxybenzoic acid
Production Example 242a) Methyl 2-methoxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
1.6 g of methyl 3-bromo-5-methoxybenzoate, 1.9 g of bispinacolatodiboron, 160 mg of dichlorobistriphenylphosphinoferrocene palladium, and 1.9 g of potassium acetate were dissolved in 25 ml of dimethyl sulfoxide, and dissolved in 25 ml of nitrogen atmosphere. Stirred at C for 24 hours. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate and water and filtered through celite. The filtrate was washed with water and saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 1.1 g of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (4: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.34 (s, 12H) 3.88 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 6.96 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.90 (dd, J = 1. 6, 8.4 Hz, 1H) 8.22 (d, J = 1.6 Hz, 1H)
[0410]
Production Example 242b) Methyl 5- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-methoxybenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
Tert-butyl N- (2-bromo-5-methoxybenzyl) carbamate 570 mg, methyl 2-methoxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoate 440 mg, 86 mg of dichlorobistriphenylphosphinoferrocene palladium and 1.0 g of potassium carbonate were dissolved in 15 ml of dimethoxyethane, and heated at 80 ° C. for 24 hours under a nitrogen atmosphere. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. The residue was purified by a silica gel column, and 680 mg of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (s, 9H) 3.84 (s, 3H) 3.88 (s, 3H) 3.94 (s, 3H) 4.23 (brd, J = 6.0 Hz, 2H) 65 (br, 1H) 6.84 (dd, J = 2.8, 8.4 Hz, 1H) 6.97 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 7.01 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.14 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.38 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.70 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
[0411]
Example 242c) 3- (2-[(2-Chloro-4-propoxybenzoyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -6-methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 1e) with 2-chloro-4-propoxybenzoic acid and methyl 5- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -2-methoxybenzoate And the title compound was obtained.
MS m / e (ESI) 484 (MH+)
[0412]
Example 243. 6- Methoxy -3- (4- Methoxy -2-[([4- Methyl -2- (4- Methylphenyl ) -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] Phenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 242c) using 2- (4-methylphenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 503 (MH+)
[0413]
Example 244. 3- (2-[([2- (4- Chlorophenyl ) -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] -4- Methoxyphenyl ) -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 242c) using 2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 523 (MH+)
[0414]
Example 245. 3- [2-([2- Chloro -4- (4- Chlorophenyl ) Benzoyl ] amino ) Methyl -4- Methoxyphenyl ] -6 Methylbenzoic acid
Production Example 245a) Methyl 2-methyl-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Preparation Example 242a) using methyl 3-bromo-5-methylbenzoate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.35 (s, 12H) 2.61 (s, 3H) 3.88 (s, 3H) 7.25 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7.81 (dd, J = 1. 2, 7.6 Hz, 1H) 8.32 (d, J = 1.2 Hz, 1H)
[0415]
Production Example 245b) Methyl 3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-methylbenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
Prepared using tert-butyl N- (2-bromo-5-methoxybenzyl) carbamate and methyl-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoate Work-up analogously to Example 242b) to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (s, 9H) 2.63 (s, 3H) 3.84 (s, 3H) 3.88 (s, 3H) 4.23 (brd, J = 6.0 Hz, 2H) 65 (br, 1H) 6.84 (dd, J = 2.8, 8.4 Hz, 1H) 6.98 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 7.15 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.28-7.31 (m, 2H) 7.82 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
[0416]
Example 245c) 3- [2-([2-Chloro-4- (4-chlorophenyl) benzoyl] amino) methyl-4-methoxyphenyl] -6-methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Example 1e using 2-chloro-4- (4'-chlorophenyl) benzoic acid and methyl 3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-methylbenzoate. ) To give the title compound.
MS m / e (ESI) 520 (MH+)
[0417]
Example 246. 3- (2-[([2- (4- Chlorophenyl ) -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] -4- Methoxyphenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 245c) using 2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 507 (MH+)
[0418]
Example 247. 2- [3- (2-[([2- (4- Chlorophenyl ) -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] Acetic acid
Production Example 247a) Methyl 2- [3- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) phenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 242a) using methyl 2- (3-bromophenyl) acetate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.34 (s, 12H) 3.64 (s, 2H) 3.68 (s, 3H) 6.96 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.34-7.39 (m, 2H) 7.70-7.72 (m, 2H)
[0419]
Production Example 247b) Methyl 2- [3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) phenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
Tertiary butyl N- (2-bromo-5-methoxybenzyl) carbamate and methyl 2- [3- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) phenyl] acetate And the title compound was obtained in the same manner as in Production Example 242b).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (s, 9H) 3.66 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 3.84 (s, 3H) 4.23 (brd, J = 6.0 Hz, 2H) 72 (br, 1H) 6.85 (dd, J = 2.8, 8.4 Hz, 1H) 7.00 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 7.15-7.19 (m, 4H) 7.35 (t, J = 7.6 Hz, 1H)
[0420]
Example 247c) 2- [3- (2-[([2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl) phenyl] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid and methyl 2- [3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) The same treatment as in Production Example 1e) was performed using [phenyl] acetate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 507 (MH+)
[0421]
Example 248. 2- [3- (2-[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl -4- Methoxyphenyl ) Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 247c) using 2,4-dichlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0422]
Example 249. 2- [3- (2-[([2- (4- Chlorophenyl ) -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] -4- Methoxyphenyl ) -6 Methoxyphenyl ] Acetic acidProduction Example 249a) Methyl 2- [2-methoxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) phenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 242a) using methyl 2- (3-bromo-6-methoxyphenyl) acetate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.33 (s, 12H) 3.63 (s, 2H) 3.67 (s, 3H) 3.83 (s, 3H) 6.87 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7. 61 (d, J = 1.6 Hz, 1H) 7.73 (dd, J = 1.6, 8.0 Hz, 1H)
[0423]
Production Example 249b) Methyl 2- [3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) -6-methoxyphenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
Tertiary butyl N- (2-bromo-5-methoxybenzyl) carbamate and methyl 2- [2-methoxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) )] Phenyl] acetate was used in the same manner as in Preparation Example 242b) to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (s, 9H) 3.66 (s, 2H) 3.70 (s, 3H) 3.83 (s, 3H) 3.85 (s, 3H) 4.24 (brd, J = 6.0 Hz, 2H) 4.72 (br, 1H) 6.83 (dd, J = 2.8, 8.4 Hz, 1H) 6.89 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 6.98 ( d, J = 2.8 Hz, 1H) 7.09 (d, J = 2.8 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.15 (d, J = 8.4Hz, 1H)
[0424]
Example 249c) 2- [3- (2-[([2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] -4-methoxyphenyl) -6. -Methoxyphenyl] acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid and methyl 2- [3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} -4-methoxyphenyl) Treatment with -6-methoxyphenyl] acetate as in example 1e) afforded the title compound.
MS m / e (ESI) 537 (MH+)
[0425]
Example 250. 2- [3- (2-[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl -4- Methoxyphenyl ) -6 Methoxyphenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 249c) using 2,4-dichlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 474 (MH+)
[0426]
Example 251. 2- (3- [2-([2- Chloro -4- (4- Chlorophenyl ) Benzoyl ] amino ) Methyl -4- Methoxyphenyl ] -6 Methoxyphenyl ) Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 249c) using 2-chloro-4- (4'-chlorophenyl) benzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 550 (MH+)
[0427]
Example 252. 3- [2-([2- Chloro -4- (4- Chlorophenyl ) Benzoyl ] amino ) Methylphenyl ] benzoic acid
Production Example 252a) Tertiary butyl N- (2-bromobenzyl) carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
15.0 g of 2-bromobenzylamine hydrochloride was dissolved in 100 ml of tetrahydrofuran, and a solution of 13 g of tert-butyl dicarbonate in 25 ml of tetrahydrofuran was added. After stirring at room temperature for 1 hour, the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved in ethyl acetate and washed sequentially with 1N hydrochloric acid and saturated saline. After the organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 16.0 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (s, 9H) 4.38 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 5.02 (br, 1H) 7.13 (dt, J = 1.6, 7.6 Hz, 1H) 7.29 (dt, J = 1.2, 8.0 Hz, 1H) 7.38 (dd, J = 1.2, 7.6 Hz, 1H) 7.54 (dd, J = 1.6, 8. 0Hz, 1H)
[0428]
Production Example 252b) Methyl 3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) benzoate
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment with tert-butyl N- (2-bromobenzyl) carbamate and 3-methoxycarbonylphenylboronic acid as in Example 234b) gave the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (s, 9H) 3.90 (s, 3H) 4.25 (brd, J = 5.2 Hz, 2H) 4.63 (br, 1H) 7.22 (dd, J = 1. 6, 7.2 Hz, 1H) 7.33 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.38 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.43-7.50 (m, 3H) 7. 97 (s, 1H) 8.03 (t, J = 1.6 Hz, 1H)
[0429]
Example 252c) 3- [2-([2-Chloro-4- (4-chlorophenyl) benzoyl] amino) methylphenyl] benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treat with 2-chloro-4- (4′-chlorophenyl) benzoic acid and methyl 3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) benzoate as in Example 1e), The compound was obtained.
MS m / e (ESI) 476 (MH+)
[0430]
Example 253. 3- (2-[([2- (4- Chlorophenyl ) -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] Phenyl ) benzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 252c) using 2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 463 (MH+)
[0431]
Example 254. 3- [2-([2- Chloro -4- (4- Chlorophenyl ) Benzoyl ] amino ) Methylphenyl ] -6 Methoxybenzoic acid
Production Example 254a) Methyl 5- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) -2-methoxybenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
Examples using tert-butyl N- (2-bromobenzyl) carbamate and methyl 2-methoxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoate 242b) to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (s, 9H) 3.89 (s, 3H) 3.95 (s, 3H) 4.26 (brd, J = 5.2 Hz, 2H) 4.63 (br, 1H) 7. 03 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.22 (dd, J = 2.0, 7.2 Hz, 1H) 7.31-7.35 (m, 2H) 7.41-7.43 ( m, 2H) 7.74 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
[0432]
Example 254b) 3- [2-([2-Chloro-4- (4-chlorophenyl) benzoyl] amino) methylphenyl] -6-methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
As in Example 1e) using 2-chloro-4- (4'-chlorophenyl) benzoic acid and methyl 5- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) -2-methoxybenzoate. Workup afforded the title compound.
MS m / e (ESI) 506 (MH+)
[0433]
Example 255. 3- (2-[([2- (4- Chlorophenyl ) -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] Phenyl ) -6 Methoxybenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 254b) using 2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 493 (MH+)
[0434]
Example 256. 3- [2-([2- Chloro -4- (4- Chlorophenyl ) Benzoyl ] amino ) Methylphenyl ] -6 Methylbenzoic acid
Production Example 256a) Methyl 3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) -6-methylbenzoate
Embedded image
Figure 2004182657
Examples using tert-butyl N- (2-bromobenzyl) carbamate and methyl 2-methyl-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) benzoate 242b) to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (s, 9H) 2.64 (s, 3H) 3.89 (s, 3H) 4.25 (brd, J = 5.2 Hz, 2H) 4.63 (br, 1H) 7. 22 (dd, J = 1.6, 7.2 Hz, 1H) 7.29-7.36 (m, 4H) 7.43-7.46 (m, 1H) 7.85 (d, J = 2. 0Hz, 1H)
[0435]
Example 256b) 3- [2-([2-Chloro-4- (4-chlorophenyl) benzoyl] amino) methylphenyl] -6-methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
As in example 1e) using 2-chloro-4- (4'-chlorophenyl) benzoic acid and methyl 3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) -6-methylbenzoate. Workup afforded the title compound.
MS m / e (ESI) 490 (MH+)
[0436]
Example 257. 3- (2-[([2- (4- Chlorophenyl ) -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] Phenyl ) -6 Methylbenzoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 256b) using 2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 477 (MH+)
[0437]
Example 258. 2- [3- (2-[([2- (4- Chlorophenyl ) -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] Phenyl ) Phenyl ] Acetic acid
Production Example 258a) Methyl 2- [3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) phenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
Performed using tert-butyl N- (2-bromobenzyl) carbamate and methyl 2- [3- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) phenyl] acetate. Work-up analogously to Example 242b) to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (s, 9H) 3.67 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 4.25 (brd, J = 5.2 Hz, 2H) 4.71 (br, 1H) 7. 20-7.46 (m, 8H)
[0438]
Example 258b) 2- [3- (2-[([2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] phenyl) phenyl] acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid and methyl 2- [3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) phenyl] acetate And used in the same manner as in Example 1e) to give the title compound.
MS m / e (ESI) 477 (MH+)
[0439]
Example 259. 2- [3- (2-[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl ) Phenyl ] Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The title compound was treated in the same manner as in Example 258b) using 2,4-dichlorobenzoic acid and methyl 2- [3- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) phenyl] acetate. Obtained.
MS m / e (ESI) 414 (MH+)
[0440]
Example 260. 2- [3- (2-[([2- (4- Chlorophenyl ) -4- Methyl -1,3- Thiazole −5- Il ] Carbonylamino ) Methyl ] Phenyl ) -6 Methoxyphenyl ] Acetic acid
Production Example 260a) Methyl 2- [5- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) -2-methoxyphenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
Tertiary butyl N- (2-bromobenzyl) carbamate and methyl 2- [2-methoxy-5- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) phenyl] acetate In the same manner as in Example 243b) to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (s, 9H) 3.67 (s, 2H) 3.70 (s, 3H) 3.86 (s, 3H) 4.27 (brd, J = 5.2 Hz, 2H) 71 (br, 1H) 6.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.13 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.19 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.20-7.33 (m, 3H) 7.42-7.45 (m, 1H)
[0441]
Example 260b) 2- [3- (2-[([2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazol-5-yl] carbonylamino) methyl] phenyl) -6-methoxyphenyl] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
2- (4-chlorophenyl) -4-methyl-1,3-thiazole-5-carboxylic acid and methyl 2- [5- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) -2-methoxy Treatment with phenyl] acetate as in Example 1e) afforded the title compound.
MS m / e (ESI) 507 (MH+)
[0442]
Example 261. 2- [3- (2-[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl ) Phenyl ] -6 Methoxyphenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 1e) was carried out using 2,4-dichlorobenzoic acid and methyl 2- [5- (2-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) -2-methoxyphenyl] acetate. To give the title compound.
MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0443]
Example 262. 2- (3- [2-([2- Chloro -4- (4- Chlorophenyl ) Benzoyl ] amino ) Methylphenyl ] -6 Methoxyphenyl ) Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 260b) using 2-chloro-4- (4'-chlorophenyl) benzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 520 (MH+)
[0444]
Example 263. 3- {3- [2- (2,4- Dichlorophenoxy ) ethyl ] -4- Methoxyphenyl Phenylacetic acid
Production Example 263a) Methyl 3- [3- (2-hydroxyethyl) -4-hydroxyphenyl] phenyl acetate
Embedded image
Figure 2004182657
Production Example 247b using 5-bromo-2-hydroxyphenethyl alcohol and methyl 2- [3- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) phenyl] acetate. ) To give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.35 (s, 1H) 2.98 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 3.69 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 4.05 (t, J = 5. 2 Hz, 2H) 7.00 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.22 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7.29 (dd, J = 2.4, 12.8 Hz, 1H) 7.35-7.41 (m, 2H) 7.45 (d, J = 4.0 Hz, 2H) 7.94 (br, 1H)
[0445]
Production Example 263b) 3- [3- (2-hydroxyethyl) -4-methoxyphenyl] phenyl acetate was obtained.
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 156b) using methyl 3- [3- (2-hydroxyethyl) -4-hydroxyphenyl] phenyl acetate and iodomethane to obtain the title compound.
[0446]
Example 263c) 3- {3- [2- (2,4-dichlorophenoxy) ethyl] -4-methoxyphenyl} phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 155b) using 3- [3- (2-hydroxyethyl) -4-methoxyphenyl] phenyl acetate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.21 (t, J = 7.6 Hz, 2H) 3.71 (s, 2H) 3.88 (s, 3H) 4.21 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 6.86 ( d, J = 8.8 Hz, 2H) 6.93 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.8 Hz, 8.8 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7.34 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.38 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.44 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.45-7.49 (m, 2H) 7.50 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
[0447]
Example 264. 3- {3- [2- (2,4- Dichlorophenoxy ) ethyl ] -4- Propoxyphenyl Phenylacetic acid
Production Example 264a) 3- [3- (2-hydroxyethyl) -4-propoxyphenyl] phenyl acetate
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 156b) using methyl 3- [3- (2-hydroxyethyl) -4-hydroxyphenyl] phenyl acetate and iodopropane to obtain the title compound.
[0448]
Production Example 264b) 3- {3- [2- (2,4-dichlorophenoxy) ethyl] -4-propoxyphenyl} phenylacetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 155b) using 3- [3- (2-hydroxyethyl) -4-propoxyphenyl] phenyl acetate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.07 (t, J = 7.2 Hz, 3H) 1.87 (q, J = 6.8 Hz, 2H) 3.21 (t, J = 7.2 Hz, 2H) 3.71 (s, 2H) 3.99 (t, J = 6.4 Hz, 2H) 4.24 (t, J = 6.8 Hz, 2H) 6.90 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 6.91 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.14 (dd, J = 2.8 Hz, 8.8 Hz, 1H) 7.23 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7.35 (d, J = 2. 4 Hz, 1H) 7.39 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.42 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.45-7.50 (m, 3H)
[0449]
Example 265. 2- [5- (3- {2-[( Anilino carbonyl ) Oxy ] ethyl } -4- Methoxyphenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
11 mg of 3- [3- (2-hydroxyethyl) -4-methoxyphenyl] phenyl acetate was dissolved in 0.4 ml of toluene, 10 mg of phenyl isocyanate and one drop of triethylamine were added, and the mixture was stirred at 60 ° C. overnight. The reaction solution was concentrated, the residue was dissolved in 0.4 ml of ethanol, 0.1 ml of a 5N aqueous sodium hydroxide solution was added, and the mixture was left at room temperature for 4 hours. The reaction solution was acidified with 1N-hydrochloric acid, extracted with ethyl acetate, the organic layer was concentrated, and the residue was purified by HPLC on a reversed phase column using water acetonitrile trifluoroacetic acid as an eluting solvent. 4.71 mg of the compound were obtained.
MS m / e (ESI) 406 (MH+)
[0450]
Example . 266. 2- [5- (3- {2-[(4- Chloroanilinocarbonyl ) Oxy ] ethyl } -4- Methoxyphenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 265 using 4-chlorophenyl isocyanate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 440 (MH+)
[0451]
Example 267. 2- [5- (3- {2-[(4- Trifluoromethylanilinocarbonyl ) Oxy ] ethyl } -4- Methoxyphenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 265 using 4-trifluoromethylphenyl isocyanate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 474 (MH+)
[0452]
Example 268. 2- [5- (3- {2-[(4- Methylanilinocarbonyl ) Oxy ] ethyl } -4- Methoxyphenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 265 using 4-methylphenyl isocyanate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 420 (MH+)
[0453]
Example 269. 2- [5- (3- {2-[(4- Methoxyanilinocarbonyl ) Oxy ] ethyl } -4- Methoxyphenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 265 using 4-methoxyphenyl isocyanate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 436 (MH+)
[0454]
Example 270. 2- [5- (3- {2-[(2,4- Dichloroanilinocarbonyl ) Oxy ] ethyl } -4- Methoxyphenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 265 using 2,4-dichlorophenyl isocyanate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 474 (MH+)
[0455]
Example 271. 2- [5- (3-{[(2,4- Dichlorobenzoyl ) amino ] Methyl Phenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Production Example 271a) Methyl 2- [5- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) -3-phenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Production Examples 1c) and 1d) was performed using tert-butyl N- (3-bromobenzyl) carbamate and methyl 3-bromophenyl acetate to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.47 (s, 9H) 3.69 (s, 3H) 3.71 (s, 2H) 4.38 (d, J = 5.6 Hz, 2H) 7.27 (d, J = 10. 0 Hz, 2H) 7.40 (t, J = 8.0 Hz, 2H) 7.46-7.51 (m, 4H)
[0456]
Example 271b) 2- [5- (3-{[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl} phenyl) -3-phenyl] acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 1e) was performed using methyl 2- [5- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) -3-phenyl] acetate and 2,4-dichlorobenzoic acid. To give the title compound.
MS m / e (ESI) 414 (MH+)
[0457]
Example 272. 2- [5- (3-{[(2- Fluoro -4- Chlorobenzoyl ) amino ] Methyl Phenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 271 using 2-fluoro-4-chlorobenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 398 (MH+)
[0458]
Example 273. 2- [5- (3-{[(2- Fluoro -4- Trifluoromethylbenzoyl ) amino ] Methyl Phenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 271 using 2-fluoro-4-trifluoromethylbenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 432 (MH+)
[0459]
Example 274. 2- [5- (3-{[(2- Chloro -4- Propoxybenzoyl ) amino ] Methyl Phenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 271 using 2-chloro-4-propoxybenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 438 (MH+)
[0460]
Example 275. 2- [5- (3-{[(2- Chloro -4- Isopropoxybenzoyl ) amino ] Methyl Phenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 271 using 2-chloro-4-isopropoxybenzoic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 438 (MH+)
[0461]
Example 276. 2- [5- (3-{[({[4- ( Trifluoromethyl ) Benzyl ] Oxy Carbonyl ) amino ] Methyl Phenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
15 mg of methyl 2- [5- (3-{[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl} phenyl) -3-phenyl] acetate was dissolved in a 4N-hydrogen chloride dioxane solution and concentrated. The residue was dissolved in 1 ml of N, N-dimethylformamide saturated with carbon dioxide by adding dry ice in advance, and 30 mg of tetrabutylammonium iodide, 40 mg of cesium carbonate, and 30 mg of 4-trifluoromethylbenzylbromide were added. Stirred overnight at room temperature. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with water. The organic layer was concentrated, the residue was dissolved in ethanol (0.4 ml), 5N-sodium hydroxide (0.1 ml) was added, and the mixture was allowed to stand at room temperature for 4 hours. The mixture was neutralized with 1N-hydrochloric acid, extracted with ethyl acetate, the organic layer was concentrated, and the residue was purified by reverse phase high performance liquid chromatography to obtain 0.99 mg of the title compound.
MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0462]
Example 277. 2- [5- (3-{[({[4- ( Chloro ) Benzyl ] Oxy Carbonyl ) amino ] Methyl Phenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 276 using 4-chlorobenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 410 (MH+)
[0463]
Example 278. 2- [5- (3-{[({[2,4- ( Dichloro ) Benzyl ] Oxy Carbonyl ) amino ] Methyl Phenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 276 using 2,4-dichlorobenzyl chloride to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0464]
Example 279. 2- [5- (3-{[({[2,6- ( Dichloro ) Benzyl ] Oxy Carbonyl ) amino ] Methyl Phenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 276 using 2,6-dichlorobenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0465]
Example 280. 2- [5- (3-{[({[3,4- ( Dichloro ) Benzyl ] Oxy Carbonyl ) amino ] Methyl Phenyl ) -3- Phenyl ] Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 276 using 3,4-dichlorobenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 444 (MH+)
[0466]
Example 281. {4'- Methoxy -3 '-[(4- Methyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Production Example 281a) Methyl 2- [5- (3-aminomethyl-4-methoxyphenyl) -3-phenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
277 mg of methyl 2- [5- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxyphenyl) -3-phenyl] acetate is dissolved in 4 ml of acetonitrile, 300 mg of cesium carbonate and 0.15 ml of methyl iodide are dissolved. The mixture was stirred overnight at room temperature. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with water. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated to give methyl 2- [5- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -3-phenyl] acetate. Obtained. This was dissolved in a 4N-hydrogen chloride dioxane solution, allowed to stand at room temperature for 1 hour, and the solvent was concentrated. The residue was neutralized with ethyl acetate and a saturated aqueous solution of sodium hydrogen carbonate and extracted. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated to obtain 200 mg of the title compound.
[0467]
Example 281b) {4'-Methoxy-3 '-[(4-methyl-benzyloxycarbonylamino) -methyl] -biphenyl-3-yl} -acetic acid.
Embedded image
Figure 2004182657
10 mg of 4-methylbenzyl alcohol was dissolved in 0.25 ml of dichloromethane, 14 mg of carbonyldiimidazole was added, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. To this was added a solution of methyl 2- [5- (3-aminomethyl-4-methoxyphenyl) -3-phenyl] acetate (10 mg) in dichloromethane (0.5 ml), and the mixture was allowed to stand at room temperature overnight. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with water. The organic layer was concentrated to give {4'-methoxy-3 '-[(4-methyl-benzyloxycarbonylamino) -methyl] -biphenyl-3-yl} -acetic acid methyl ester. This was dissolved in 0.4 ml of ethanol, 0.1 ml of a 5N aqueous sodium hydroxide solution was added, and the mixture was allowed to stand at room temperature overnight. The reaction solution was neutralized with 1N-hydrochloric acid, and the reaction solution was extracted with ethyl acetate. The organic layer was concentrated, and the residue was purified by reverse phase high performance liquid chromatography to obtain 3.34 mg of the title compound.
MS m / e (ESI) 442 (MNa+)
[0468]
Example 282. {4'- Methoxy -3 '-[(4- ethyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 4-ethylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 456 (MNa+)
[0469]
Example 283. {4'- Methoxy -3 '-[(4- Chloro Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 4-chlorobenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 462 (MNa+)
[0470]
Example 284. {4'- Methoxy -3 '-[(4- Trifluoromethyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 281 was performed using 4-trifluoromethylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 496 (MNa+)
[0471]
Example 285. {4'- Methoxy -3 '-[(3- Trifluoromethyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 3-trifluoromethylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 496 (MNa+)
[0472]
Example 286. {4'- Methoxy -3 '-[(4- Trifluoromethoxy Benzyloxycal Bonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 4-trifluoromethoxybenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 512 (MNa+)
[0473]
Example 287. {4'- Methoxy -3 '-[(3- Trifluoromethoxy Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 3-trifluoromethoxybenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 512 (MNa+)
[0474]
Example 288. {4'- Methoxy -3 '-[(4- Chloro -2- Fluoro Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 4-chloro-2-fluoro-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 480 (MNa+)
[0475]
Example 289. {4'- Methoxy -3 '-[(2,4- Dichlorobenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 2,4-dichlorobenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 496 (MNa+)
[0476]
Example 290. {4'- Methoxy -3 '-[(3,4- Dichlorobenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 3,4-dichloro-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 496 (MNa+)
[0477]
Example 291. {4'- Methoxy -3 '-[(2- Fluoro -4- Trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 2-fluoro-4-trifluoromethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 514 (MNa+)
[0478]
Example 292. {4'- Methoxy -3 '-[(3- Fluoro -4- Trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 3-fluoro-4-trifluoromethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 514 (MNa+)
[0479]
Example 293. {4'- Methoxy -3 '-[(4- Fluoro -3- Trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 4-fluoro-3-trifluoromethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 514 (MNa+)
[0480]
Example 294. {4'- Methoxy -3 '-[(3,4- Dimethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 3,4-dimethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 456 (MNa+)
[0481]
Example 295. {4'- Methoxy -3 '-[(2- Chloro -4- Propoxybenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 2-chloro-4-propoxy-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 520 (MNa+)
[0482]
Example 296. {3 '-[( Benzo [1,3] Dioxole −5- Ilmethoxycarbonylamino )- Methyl ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using piperonyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 472 (MNa+)
[0483]
Example 297. {3 '-[( Biphenyl -4- Ilmethoxycarbonylamino )- Methyl ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 4-phenylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 504 (MNa+)
[0484]
Example 298. (3 ′-{[2- (4- Chloro Phenyl )- Ethoxycarbonylamino ]- Methyl } -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il )- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 2- (4-chlorophenyl) ethanol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 476 (MNa+)
[0485]
Example 299. (3 ′-{[2- (3- Chloro Phenyl )- Ethoxycarbonylamino ]- Methyl } -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il )- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 2- (3-chlorophenyl) ethanol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 476 (MNa+)
[0486]
Example 300. (3 ′-{[2- (2,4- Dichloro Phenyl )- Ethoxycarbonylamino ]- Methyl } -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il )- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281 using 2- (2,4-dichlorophenyl) ethanol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 510 (MNa+)
[0487]
Example 301. {4'- Ethoxy -3 '-[(4- Methyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Production Example 301a) Methyl 2- [5- (3-aminomethyl-4-ethoxyphenyl) -3-phenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Preparation Example 281a) was carried out using iodoethane to obtain the title compound.
[0488]
Example 301b) {4'-Ethoxy-3 '-[(4-methyl-benzyloxycarbonylamino) -methyl] -biphenyl-3-yl} -acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281b) using methyl 2- [5- (3-aminomethyl-4-ethoxyphenyl) -3-phenyl] acetate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 456 (MNa+)
[0489]
Example 302. {4'- Ethoxy -3 '-[(4- ethyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 4-ethylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 470 (MNa+)
[0490]
Example 303. {4'- Ethoxy -3 '-[(4- Chloro Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 4-chlorobenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 476 (MNa+)
[0490]
Example 304. {4'- Ethoxy -3 '-[(4- Trifluoromethyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 301 was performed using 4-trifluoromethylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 510 (MNa+)
[0492]
Example 305. {4'- Ethoxy -3 '-[(3- Trifluoromethyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 3-trifluoromethylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 510 (MNa+)
[0493]
Example 306. {4'- Ethoxy -3 '-[(4- Trifluoromethoxy Benzyloxycal Bonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 4-trifluoromethoxybenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 526 (MNa+)
[0494]
Example 307. {4'- Ethoxy -3 '-[(3- Trifluoromethoxy Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 3-trifluoromethoxybenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 526 (MNa+)
[0495]
Example 308. {4'- Ethoxy -3 '-[(4- Chloro -2- Fluoro Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 4-chloro-2-fluoro-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 494 (MNa+)
[0496]
Example 309. {4'- Ethoxy -3 '-[(2,4- Dichlorobenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 2,4-dichlorobenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 510 (MNa+)
[0497]
Example 310. {4'- Ethoxy -3 '-[(3,4- Dichlorobenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 3,4-dichloro-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 510 (MNa+)
[0498]
Example 311. {4'- Ethoxy -3 '-[(2- Fluoro -4- Trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 2-fluoro-4-trifluoromethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 528 (MNa+)
[0499]
Example 312. {4'- Ethoxy -3 '-[(3- Fluoro -4- Trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 3-fluoro-4-trifluoromethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 528 (MNa+)
[0500]
Example 313. {4'- Ethoxy -3 '-[(4- Fluoro -3- Trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 4-fluoro-3-trifluoromethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 528 (MNa+)
[0501]
Example 314. {4'- Ethoxy -3 '-[(3,4- Dimethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 3,4-dimethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 470 (MNa+)
[0502]
Example 315. {4'- Ethoxy -3 '-[(2- Chloro -4- Propoxybenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 2-chloro-4-propoxy-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 534 (MNa+)
[0503]
Example 316. {3 '-[( Benzo [1,3] Dioxole −5- Ilmethoxycarbonylamino )- Methyl ] -4'- Ethoxy Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using piperonyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 486 (MNa+)
[0504]
Example 317. {3 '-[( Biphenyl -4- Ilmethoxycarbonylamino )- Methyl ] -4'- Ethoxy Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 4-phenylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 518 (MNa+)
[0505]
Example 318. (3 ′-{[2- (4- Chloro Phenyl )- Ethoxycarbonylamino ]- Methyl } -4'- Ethoxy Biphenyl -3- Il )- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 2- (4-chlorophenyl) ethanol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 490 (MNa+)
[0506]
Example 319. (3 ′-{[2- (3- Chloro Phenyl )- Ethoxycarbonylamino ]- Methyl } -4'- Ethoxy Biphenyl -3- Il )- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 2- (3-chlorophenyl) ethanol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 490 (MNa+)
[0507]
Example 320. (3 ′-{[2- (2,4- Dichloro Phenyl )- Ethoxycarbonylamino ]- Methyl } -4'- Ethoxy Biphenyl -3- Il )- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 2- (2,4-dichlorophenyl) ethanol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 524 (MNa+)
[0508]
Example 321. {4'- Propoxy -3 '-[(4- ethyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Production Example 321a) Methyl 2- [5- (3-aminomethyl-4-propoxyphenyl) -3-phenyl] acetate
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Preparation Example 281a) was carried out using iodopropane to give the title compound.
[0509]
Example 321b) {4'-Propoxy-3 '-[(4-ethyl-benzyloxycarbonylamino) -methyl] -biphenyl-3-yl} -acetic acid.
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281b) using methyl 2- [5- (3-aminomethyl-4-propoxyphenyl) -3-phenyl] acetate and 4-ethylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 484 (MNa+)
[0510]
Example 322. {4'- Propoxy -3 '-[(4- Chloro Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 321 using 4-chlorobenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 490 (MNa+)
[0511]
Example 323. {4'- Propoxy -3 '-[(4- Trifluoromethyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 321 using 4-trifluoromethylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 524 (MNa+)
[0512]
Example 324. {4'- Propoxy -3 '-[(4- Trifluoromethoxy Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 321 using 4-trifluoromethoxybenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 540 (MNa+)
[0513]
Example 325. {4'- Propoxy -3 '-[(3- Trifluoromethoxy Benzyloxyca Rubonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 321 using 3-trifluoromethoxybenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 540 (MNa+)
[0514]
Example 326. {4'- Propoxy -3 '-[(3,4- Dichlorobenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 321 using 3,4-dichloro-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 524 (MNa+)
[0515]
Example 327. {4'- Propoxy -3 '-[(4- Fluoro -3- Trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 321 using 4-fluoro-3-trifluoromethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 542 (MNa+)
[0516]
Example 328. {4'- Propoxy -3 '-[(2- Chloro -4- Propoxybenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 321 using 2-chloro-4-propoxy-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 548 (MNa+)
[0517]
Example 329. {3 '-[( Biphenyl -4- Ilmethoxycarbonylamino )- Methyl ] -4'- Propoxy Biphenyl -3- Il }- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 301 using 4-phenylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 532 (MNa+)
[0518]
Example 330. (3 ′-{[2- (3- Chloro Phenyl )- Ethoxycarbonylamino ]- Methyl } -4'- Propoxy Biphenyl -3- Il )- Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 321 using 2- (3-chlorophenyl) ethanol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 504 (MNa+)
[0519]
Example 331. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(4- Methyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Propionic acid
Production Example 331a) Methyl 2- [5- (3-aminomethyl-4-methoxyphenyl) -3-phenyl] propionate
Embedded image
Figure 2004182657
323 mg of methyl 2- [5- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-hydroxyphenyl) -3-phenyl] acetate is dissolved in 2 ml of acetonitrile, 300 mg of cesium carbonate and 0.5 ml of methyl iodide are dissolved. The mixture was stirred at 50 ° C. overnight. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with water. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated to give methyl 2- [5- (3-[(tert-butoxycarbonyl) amino] methyl-4-methoxyphenyl) -3-phenyl] propionate. Obtained. This was dissolved in a 4N-hydrogen chloride dioxane solution, allowed to stand at room temperature for 1 hour, and the solvent was concentrated. The residue was neutralized with ethyl acetate and a saturated aqueous solution of sodium hydrogen carbonate and extracted. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated to obtain 150 mg of the title compound.
[0520]
Example 331b) 2- {4'-methoxy-3 '-[(4-methyl-benzyloxycarbonylamino) -methyl] -biphenyl-3-yl} -propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 281b) using 4-methylbenzyl alcohol and methyl 2- [5- (3-aminomethyl-4-methoxyphenyl) -3-phenyl] propionate to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 456 (MNa+)
[0521]
Example 332. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(4- ethyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 4-ethylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 470 (MNa+)
[0522]
Example 333. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(4- Chloro Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il }- Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 4-chlorobenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 476 (MNa+)
[0523]
Example 334. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(4- Trifluoromethyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 331 was performed using 4-trifluoromethylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 510 (MNa+)
[0524]
Example 335. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(3- Trifluoromethyl Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 3-trifluoromethylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 510 (MNa+)
[0525]
Example 336. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(4- Trifluoromethoxy Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 4-trifluoromethoxybenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 526 (MNa+)
[0526]
Example 337. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(3- Trifluoromethoxy Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 331 was performed using 3-trifluoromethoxybenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 526 (MNa+)
[0527]
Example 338. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(4- Chloro -2- Fluoro Benzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 4-chloro-2-fluoro-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 494 (MNa+)
[0528]
Example 339. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(2,4- Dichlorobenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 2,4-dichlorobenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 510 (MNa+)
[0529]
Example 340. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(3,4- Dichlorobenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 3,4-dichloro-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 510 (MNa+)
[0530]
Example 341. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(2- Fluoro -4- Trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 2-fluoro-4-trifluoromethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 528 (MNa+)
[0531]
Example 342. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(3- Fluoro -4- Trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 3-fluoro-4-trifluoromethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 528 (MNa+)
[0532]
Example 343. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(4- Fluoro -3- Trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 4-fluoro-3-trifluoromethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 528 (MNa+)
[0533]
Example 344. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(3,4- Dimethylbenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 3,4-dimethyl-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 470 (MNa+)
[0534]
Example 345. 2- {4'- Methoxy -3 '-[(2- Chloro -4- Propoxybenzyloxycarbonylamino )- Methyl ]- Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 2-chloro-4-propoxy-benzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 534 (MNa+)
[0535]
Example 346. 2- {3 '-[( Benzo [1,3] Dioxole −5- Ilmethoxycarbonyla Mino )- Methyl ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using piperonyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 486 (MNa+)
[0536]
Example 347. 2- {3 '-[( Biphenyl -4- Ilmethoxycarbonylamino )- Methyl ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 4-phenylbenzyl alcohol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 518 (MNa+)
[0537]
Example 348. 2- (3 ′-{[2- (4- Chloro Phenyl )- Ethoxycarbonylamino ]- Methyl } -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il ) Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 2- (4-chlorophenyl) ethanol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 490 (MNa+)
[0538]
Example 349. 2- (3 ′-{[2- (3- Chloro Phenyl )- Ethoxycarbonylamino ]- Methyl } -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il ) Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 2- (3-chlorophenyl) ethanol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 490 (MNa+)
[0539]
Example 350. 2- (3 ′-{[2- (2,4- Dichloro Phenyl )- Ethoxycarbonylamino ]- Methyl } -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il ) Propionic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 331 using 2- (2,4-dichlorophenyl) ethanol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 524 (MNa+)
[0540]
Example 351. {4'- Methoxy -3 '-[3- (4- Trifluoromethyl Phenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Preparation Example 351a) 2-benzyloxy-4-bromophenol
Embedded image
Figure 2004182657
12 g of 2-benzyloxyphenol was dissolved in 300 ml of acetonitrile, 10.7 g of N-bromosuccinimide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. After adding 1 g of N-bromosuccinimide and stirring for 1 hour, 1 g of N-bromosuccinimide was further added and stirred for 2 hours. The reaction solution was concentrated, the residue was diluted with ethyl acetate, and washed with water. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated. The residue was purified by silica gel column chromatography, and 14.927 g of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate 10: 1.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 5.08 (s, 2H) 5.60 (s, 1H) 6.82 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.01 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.06 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.36-7.42 (m, 5H)
[0541]
Production Example 351b) 2-benzyloxy-4-bromo-1-methoxybenzene
Embedded image
Figure 2004182657
5.012 g of 2-benzyloxy-2-bromophenol was dissolved in 50 ml of N, N-dimethylformamide, 3.3 g of potassium carbonate and 2 ml of methyl iodide were added, and the mixture was stirred at room temperature for 3 hours. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with water. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated to obtain 4.86 g of the title compound.
[0542]
Production Example 351c) 2-benzyloxy-1-methoxybenzeneboronic acid
Embedded image
Figure 2004182657
4.86 g of 2-benzyloxy-4-bromo-1-methoxybenzene was dissolved in 100 ml of anhydrous tetrahydrofuran and cooled to -78 ° C under a nitrogen atmosphere. 15 ml of 1.6 M normal butyl lithium hexane solution was added dropwise, and the mixture was stirred for 30 minutes. 6 ml of triisopropoxy borate was added all at once, and the temperature was raised to room temperature overnight. A saturated aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated. The residue was dissolved in a 1N aqueous solution of sodium hydroxide and extracted with ether. The aqueous layer was neutralized with 5N hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated to obtain 1.76 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.76 (s, 3H) 5.04 (s, 2H) 6.93 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.31-7.46 (m, 6H) 7.86 (s, 1H)
[0543]
Production Example 351d) (3'-benzyloxy-4'-methoxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
1.753 g of 2-benzyloxy-1-methoxybenzeneboronic acid was suspended in 50 ml of ether, and 0.49 ml of propylene glycol was added. The mixture was stirred at room temperature for 1 hour and the solvent was distilled off to obtain 2- (3-benzyloxy-4-methoxy-phenyl)-[1,3,2] dioxaborinane. This was dissolved in 30 ml of 1,2-dimethoxyethane, 1.5 g of potassium carbonate, 1.9 g of methyl 3-bromophenylacetate and 270 mg of dichlorodiphenylphosphinoferrocene palladium were added, and the mixture was heated at 80 ° C. under a nitrogen atmosphere. Stir for 3 hours. The reaction solution was neutralized with 1N-hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with water, dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated. The residue was purified by silica gel column chromatography, and 1.356 g of the title compound was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate 6: 1 → 4: 1.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.67 (s, 2H) 3.70 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 5.21 (s, 2H) 6.96 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7. 15 (dd, J = 2.4, 8.8 Hz, 1H) 7.22 (dt, J = 2.4, 7.2 Hz, 1H) 7.33 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7 .36-7.40 (m, 5H) 7.48 (d, J = 8.4 Hz, 1H)
[0544]
Production Example 351e) (3'-hydroxy-4'-methoxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
1.35 g of (3′-benzyloxy-4′-methoxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester was dissolved in a mixture of 10 ml of ethyl acetate and 30 ml of ethanol, 500 mg of 10% palladium on carbon was added, and the mixture was placed under a hydrogen atmosphere overnight. Stirred. The reaction solution was filtered through Celite and concentrated. The residue was purified by silica gel column chromatography to obtain 970 mg of the title compound from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate 3: 1.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.67 (s, 2H) 3.70 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 5.65 (s, 1H) 6.91 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7. 08 (dd, J = 2.4, 8.4 Hz, 1H) 7.18 (d, J = 2.4 Hz, 1H) 7.22 (ddd, J = 1.2, 2.0, 7.6 Hz, 1H) 7.36 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.43-7.46 (m, 2H)
[0545]
Production Example 351f) (4'-methoxy-3'-trifluoromethanesulfonyloxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
492 mg of (3'-hydroxy-4'-methoxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester was dissolved in 5 ml of pyridine, 0.4 ml of trifluoromethanesulfonic anhydride was added, and the mixture was stirred at room temperature for 3 days. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with 1N-hydrochloric acid. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated to obtain 697 mg of the title compound.
[0546]
Production Example 351 g) [3 '-(3-hydroxy-1-propynyl) -4'-methoxy-biphenyl-3-ylacetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
340 mg of (4′-methoxy-3′-trifluoromethanesulfonyloxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester was dissolved in 3 ml of N, N-dimethylformamide, 100 mg of propargyl alcohol, 2.4 mg of copper iodide, tetrakistriphenyl 48 mg of phosphine palladium and 0.3 ml of triethylamine were added, and the mixture was stirred overnight at 80 ° C. under a nitrogen atmosphere. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with 1N-hydrochloric acid. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated. The residue was purified by silica gel column chromatography, and 149 mg of the title compound was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate 3: 2.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 2.81 (br, 1H) 3.68 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 3.93 (s, 3H) 4.56 (d, J = 3.6 Hz, 2H) 94 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.24 (dt, J = 1.6, 7.6 Hz, 1H) 7.38 (dd, J = 7.6, 8.4 Hz, 1H) 7. 43-7.46 (m, 2H) 7.52 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.66 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
[0547]
Production Example 351h) [3 '-(3-Bromo-1-propynyl) -4'-methoxy-biphenyl-3-ylacetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
[3 ′-(3-Hydroxy-1-propynyl) -4′-methoxy-biphenyl-3-ylacetic acid methyl ester 140 mg was dissolved in 1,2-dimethoxyethane 3 ml, and phosphorous tribromide 0.025 ml was added. Stirred at room temperature for 3 days. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with water. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated. The residue was purified by silica gel column chromatography, and hexane-
68 mg of the title compound was obtained from the fraction eluted with ethyl acetate 4: 1.
[0548]
Example 351i) {4'-Methoxy-3 '-[3- (4-trifluoromethyl-phenoxy) -1-propynyl] -biphenyl-3-yl} acetic acid.
Embedded image
Figure 2004182657
[3 '-(3-Bromo-1-propynyl) -4'-methoxy-biphenyl-3-ylacetic acid methyl ester (6.8 mg) was dissolved in N, N-dimethylformamide (0.2 ml) to give 4-trifluoromethylphenol. 10 mg and 10 mg of potassium carbonate were added, and the mixture was stirred at room temperature for 3 days. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with water. The organic layer was concentrated to give {4'-methoxy-3 '-[3- (4-trifluoromethyl-phenoxy) -1-propynyl] -biphenyl-3-yl} acetic acid methyl ester. This was dissolved in 0.4 ml of ethanol, 0.1 ml of a 5N aqueous solution of sodium hydroxide was added, and the mixture was stirred at room temperature overnight. 1N-hydrochloric acid was added to the reaction solution, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was concentrated, and the residue was purified by reverse phase high performance liquid chromatography to obtain 4.89 mg of the title compound.
MS m / e (ESI) 463 (MNa+)
[0549]
Example 352. {4'- Methoxy -3 '-[3- (4- Tertiary butyl phenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 351i) using 4-tert-butylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 451 (MNa+)
[0550]
Example 353. {4'- Methoxy -3 '-[3- (4- Phenylphenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 351i) was performed using 4-phenylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 471 (MNa+)
[0551]
Example 354. {4'- Methoxy -3 '-[3- (4- Chlorophenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 351i) using 4-chlorophenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 429 (MNa+)
[0552]
Example 355. {4'- Methoxy -3 '-[3- (2,4- Dichlorophenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 351i) using 4-chlorophenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 463 (MNa+)
[0553]
Example 356. {4'- Methoxy -3 '-[3- (4- Chloro -2- Cyanophenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 351i) with 4-chloro-2-cyanophenol gave the title compound.
MS m / e (ESI) 454 (MNa+)
[0554]
Example 357. {4'- Methoxy -3 '-[3- (4- Chloro -2- Methylphenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 351i) with 4-chloro-2-methylphenol gave the title compound.
MS m / e (ESI) 443 (MNa+)
[0555]
Example 358. {4'- Methoxy -3 '-[3- (2- Chloro -4- Methylphenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 351i) with 2-chloro-4-methylphenol gave the title compound.
MS m / e (ESI) 441 (MNa+)
[0556]
Example 359. {4'- Methoxy -3 '-[3- (2- Trifluoromethylphenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 351i) using 3-trifluoromethylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 463 (MNa+)
[0557]
Example 360. {4'- Methoxy -3 '-[3- (3- Chloro Phenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 351i) with 3-chlorophenol gave the title compound.
MS m / e (ESI) 429 (MNa+)
[0558]
Example 361. {4'- Methoxy -3 '-[1- (4- Trifluoromethyl Benzyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Production Example 361a) (3'-acetyl-4'-methoxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
357 mg of (4'-methoxy-3'-trifluoromethanesulfonyloxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester was dissolved in 3 ml of N, N-dimethylformamide, 0.45 ml of butyl vinyl ether, 10 mg of palladium acetate, diphenylphosphinopropane 20 mg and 1 ml of triethylamine were added, and the mixture was stirred overnight at 80 ° C. under a nitrogen atmosphere. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with 1N-hydrochloric acid. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated. The residue was purified by silica gel column chromatography, and 184 mg of the title compound was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate 4: 1.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 2.65 (s, 3H) 3.68 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 3.96 (s, 3H) 7.04 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7. 23-7.26 (m, 1H) 7.38 (t, J = 8.4 Hz, 1H) 7.46-7.49 (m, 2H) 7.70 (dd, J = 2.4, 8. 8.97 (d, J = 2.4 Hz, 1H)
[0559]
Production Example 361b) [3 '-(1-hydroxyimino-ethyl) -4'-methoxy-biphenyl-3-yl] acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
175 mg of (3'-acetyl-4'-methoxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester was dissolved in 3 ml of ethanol, 55 mg of hydroxylamine hydrochloride and 65 mg of sodium acetate were added, and the mixture was stirred at room temperature for 3 days. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with 1N-hydrochloric acid. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated to obtain [3 '-(1-hydroxyimino-ethyl) -4'-methoxy-biphenyl-3-yl] acetic acid methyl ester. This was dissolved in ethanol (4 ml), 5N-sodium hydroxide (0.5 ml) was added, and the mixture was allowed to stand at room temperature for 6 hours. The reaction solution was neutralized by adding 1N-hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated to obtain 166 mg of the title compound.
[0560]
Example 361c) {4'-Methoxy-3 '-[1- (4-trifluoromethyl-benzyloxyimino) -ethyl] -biphenyl-3-yl} acetic acid.
Embedded image
Figure 2004182657
9 mg of [3 ′-(1-hydroxyimino-ethyl) -4′-methoxy-biphenyl-3-yl] acetic acid is dissolved in 0.2 ml of tetrahydrofuran, 25 mg of 4-trifluoromethylbenzylbromide and 10 mg of sodium hydride are added. And stirred at room temperature for 3 days. The reaction solution was neutralized by adding 1N-hydrochloric acid to the reaction solution, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was concentrated, and the residue was purified by reverse phase high performance liquid chromatography to obtain 5.21 mg of the title compound.
MS m / e (ESI) 450 (MNa+)
[0561]
Example 362. {4'- Methoxy -3 '-[1- (3- Chloro Benzyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 361c) using 3-chlorobenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 446 (MNa+)
[0562]
Example 363. {4'- Methoxy -3 '-[1- (3- Trifluoromethyl Benzyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 361c) using 3-trifluoromethylbenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 450 (MNa+)
[0563]
Example 364. {4'- Methoxy -3 '-[1- (4- Chloro Benzyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 361c) using 4-chlorobenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 446 (MNa+)
[0564]
Example 365. {3 '-[2- Hydroxy -3- (4- Tert-butyl Phenoxy )- Propoxy ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Acetic acid
Production Example 365a) (4'-Methoxy-3'-oxiranylmethoxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
205 mg of (3′-hydroxy-4′-methoxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester was dissolved in 3 ml of N, N-dimethylformamide, 205 mg of glycidyl nosylate, 35 mg of cesium fluoride and 130 mg of potassium carbonate were added, and the mixture was added at room temperature. For 3 days. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with 1N-hydrochloric acid. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated. The residue was purified by silica gel column chromatography, and 179 mg of the title compound was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate 4: 1.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 2.77 (dd, J = 2.4, 4.8 Hz, 1H) 2.92 (dd, J = 4.4, 4.8 Hz, 1H) 3.40-3.45 (m, 1H) 3.69 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 3.91 (s, 3H) 4.11 (dd, J = 5.6, 10.0 Hz, 1H) 4.32 (dd, J = 2.4, 11.2 Hz, 1H) 7.65 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 7.17-7.20 (m, 2H) 7.23 (dt, J = 1.2, 7. 6Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 7.6, 8.4Hz, 1H) 7.43-7.47 (m, 2H)
[0565]
Production Example 365b) {3 '-[2-Hydroxy-3- (4-tert-butyl-phenoxy) -propoxy] -4'-methoxy-biphenyl-3-yl} acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
9 mg of (4′-methoxy-3′-oxiranylmethoxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester was dissolved in 0.25 ml of ethanol, 10 mg of 4-tert-butylphenol and 10 mg of potassium carbonate were added, and the mixture was heated at 50 ° C. Stir for 3 days. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with water. The organic layer was concentrated to give [3 '-(1-hydroxyimino-ethyl) -4'-methoxy-biphenyl-3-yl] acetic acid methyl ester. This was dissolved in 0.5 ml of ethanol, 0.1 ml of 5N-sodium hydroxide was added, and the mixture was left overnight at room temperature. The reaction solution was neutralized by adding 1N-hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was concentrated, and the residue was purified by reverse phase high performance liquid chromatography to obtain 7.12 mg of the title compound.
MS m / e (ESI) 487 (MNa+)
[0566]
Example 366. {3 '-[2- Hydroxy -3- (4- Phenyl Phenoxy )- Propoxy ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 370b) with 4-phenylphenol afforded the title compound.
MS m / e (ESI) 507 (MNa+)
[0567]
Example 367. {3 '-[2- Hydroxy -3- (4- Chlorophenoxy )- Propoxy ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 365b) using 4-chlorophenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 465 (MNa+)
[0568]
Example 368. {3 '-[2- Hydroxy -3- (2,4- Dichlorophenoxy )- Propoxy ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 365b) using 2,4-dichlorophenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 499 (MNa+)
[0569]
Example 369. {3 '-[2- Hydroxy -3- (4- Chloro -2- Cyanophenoxy )- Propoxy ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 365b) using 4-chloro-2-cyanophenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 490 (MNa+)
[0570]
Example 370. {3 '-[2- Hydroxy -3- (4- Chloro -2- Methylphenoxy )- Propoxy ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 365b) using 4-chloro-2-methylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 479 (MNa+)
[0571]
Example 371. {3 '-[2- Hydroxy -3- (2- Chloro -4- Methylphenoxy )- Propoxy ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 365b) using 2-chloro-4-methylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 479 (MNa+)
[0572]
Example 372. {3 '-[2- Hydroxy -3- (3- Trifluoromethylphenoxy )- Propoxy ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 365b) using 3-trifluoromethylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 490 (MNa+)
[0573]
Example 373. {3 '-[2- Hydroxy -3- (3- Chlorophenoxy )- Propoxy ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 365b) using 3-chlorophenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 465 (MNa+)
[0574]
Example 374. {3 ′-[3- (2,4- Dichloro Phenyl ) -2- Propynyloxy ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Acetic acid
Production Example 374a) (4'-Methoxy-3 '-(2-propynyloxy) -biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
207 mg of (3′-hydroxy-4′-methoxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester was dissolved in 3 ml of N, N-dimethylformamide, 0.17 ml of propargyl bromide and 150 mg of potassium carbonate were added, and the mixture was added at room temperature for 3 days Stirred. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with 1N-hydrochloric acid. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated. The residue was purified by silica gel column chromatography, and 221 mg of the title compound was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate 4: 1.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 2.54 (s, 1H) 3.69 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 3.92 (s, 3H) 4.83 (d, J = 2.4 Hz, 2H) 96 (d, J = 8.4 Hz, 1H) 7.21 (dd, J = 2.0, 8.4 Hz, 1H) 7.24 (brd, J = 7.6 Hz, 1H) 7.28 (d, J J = 2.4 Hz, 1H) 7.37 (dd, J = 7.6, 8.4 Hz, 1H) 7.45-7.48 (m, 2H)
[0575]
Example 374b) {3 "-[3- (2,4-Dichloro-phenyl) -2-propynyloxy] -4" -methoxy-biphenyl-3-yl} acetic acid.
Embedded image
Figure 2004182657
9 mg of (4′-methoxy-3 ′-(2-propynyloxy) -biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester was dissolved in 0.1 ml of N, N-dimethylformamide, and 30 mg of 2,4-dichloroiodobenzene was added. 2 mg of copper iodide, 2 mg of tetrakistriphenylphosphine palladium and 0.05 ml of triethylamine were added, and the mixture was stirred at room temperature for 3 days. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with water. The organic layer was concentrated to give {3 '-[3- (2,4-dichloro-phenyl) -2-propynyloxy] -4'-methoxy-biphenyl-3-yl} acetic acid methyl ester. This was dissolved in 0.5 ml of ethanol, 0.1 ml of 5N-sodium hydroxide was added, and the mixture was left overnight at room temperature. The reaction solution was neutralized by adding 1N-hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was concentrated, and the residue was purified by reverse phase high performance liquid chromatography to obtain 4.24 mg of the title compound.
MS m / e (ESI) 463 (MNa+)
[0576]
Example 375. {3 ′-[3- (3- Trifluoromethylphenyl ) -2- Propynyloxy ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 374b) using 3-trifluoromethyl iodobenzene to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 463 (MNa+)
[0577]
Example 376. {3 ′-[3- (3,4- Dichlorophenyl ) -2- Propynyloxy ] -4'- Methoki Shi Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 374b) using 3,4-dichloroiodobenzene to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 463 (MNa+)
[0578]
Example 377. {3 ′-[3- (4- Trifluoromethylphenyl ) -2- Propynyloxy ] -4'- Methoxy Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 374b) using 4-trifluoromethyl iodobenzene to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 463 (MNa+)
[0579]
Example 378. {4 '-[3- (4- Trifluoromethylphenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Production Example 378a) (4'-Hydroxybiphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
10 g of 4- (4,4,5,5-tetramethyl- [1,3,2] dioxaborolan-2-yl) -phenol and 12.5 g of methyl 3-bromophenylacetic acid were added to 150 ml of 1,2-dimethoxyethane. After dissolution, 14 g of potassium carbonate and 920 mg of dichlorodiphenylphosphinoferrocene palladium were added, and the mixture was stirred overnight at 70 ° C. under a nitrogen atmosphere. The reaction solution was diluted with ethyl acetate and washed with 1N-hydrochloric acid. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the filtrate was concentrated. The residue was purified by silica gel column chromatography, and hexane-
10.336 g of the title compound was obtained from the fraction eluted with ethyl acetate 2: 1.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.68 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 5.07 (s, 1H) 6.89 (d, J = 8.8 Hz, 2H) 7.22 (d, J = 6. 0 Hz, 1H) 7.37 (t, J = 8.4 Hz, 1H) 7.43-7.47 (m, 4H)
[0580]
Production Example 378b) (4'-trifluoromethanesulfonyloxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 351f) using (4′-hydroxybiphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester to obtain the title compound.
[0581]
Production Example 378c) [4 '-(3-Hydroxy-1-propynyl) -biphenyl-3-yl] acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 351 g) using (4′-trifluoromethanesulfonyloxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester to give the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.81 (br, 1H) 3.69 (s, 2H) 3.71 (s, 3H) 4.52 (d, J = 5.2 Hz, 2H) 7.28 (dt, J = 1. 2, 7.6 Hz, 1H) 7.40 (dd, J = 7.6, 8.0 Hz, 1H) 7.48-7.51 (m, 5H) 7.54 (d, J = 9.2 Hz, 2H)
[0582]
Production Example 378d) [4 '-(3-Bromo-1-propynyl) -biphenyl-3-yl] acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 351h) using methyl [4 ′-(3-hydroxy-1-propynyl) -biphenyl-3-yl] acetic acid to obtain the title compound.
[0583]
Example 378e) {4 "-[3- (4-Trifluoromethylphenoxy) -1-propynyl] -biphenyl-3-yl} acetic acid.
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 351i) using [4 ′-(3-bromo-1-propynyl) -biphenyl-3-yl] acetic acid methyl ester to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 433 (MNa+)
[0584]
Example 379. {4 '-[3- (4- Tertiary butyl phenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 378e) using 4-tert-butylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 421 (MNa+)
[0585]
Example 380. {4 '-[3- (4- Phenylphenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 378e) using 4-phenylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 441 (MNa+)
[0586]
Example 381. {4 '-[3- (4- Chlorophenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 378e) using 4-chlorophenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 399 (MNa+)
[0587]
Example 382. {4 ′-[3- (2,4- Dichlorophenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 378e) using 2,4-dichlorophenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 433 (MNa+)
[0588]
Example 383. {4 '-[3- (4- Chloro -2- Cyanophenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 378e) with 4-chloro-2-cyanophenol afforded the title compound.
MS m / e (ESI) 424 (MNa+)
[0589]
Example 384. {4 '-[3- (4- Chloro -2- Methylphenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 378e) using 4-chloro-2-methylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 413 (MNa+)
[0590]
Example 385. {4 ′-[3- (2- Chloro -4- Methylphenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 378e) using 2-chloro-4-methylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 413 (MNa+)
[0591]
Example 386. {4 ′-[3- (3- Trifluoromethylphenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 378e) using 3-trifluoromethylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 413 (MNa+)
[0592]
Example 387. {4 ′-[3- (3- Chlorophenoxy ) -1- Propynyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 378e) with 3-chloromethylphenol gave the title compound.
MS m / e (ESI) 399 (MNa+)
[0593]
Example 388. {4 ′-[1- (4- Trifluoro Benzyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Production Example 388a) (4'-acetyl-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 361a) using (4′-trifluoromethanesulfonyloxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 2.64 (s, 3H) 3.71 (s, 2H) 3.72 (s, 3H) 7.32 (d, J = 7.6 Hz, 1H) 7.43 (t, J = 8. 0 Hz, 1H) 7.52-7.55 (m, 2H) 7.68 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.03 (d, J = 8.4 Hz, 2H)
[0594]
Production Example 388b) [4 '-(1-Hydroxyiminoethyl) -biphenyl-3-yl] acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Production Example 361b) using (4′-acetyl-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester to obtain the title compound.
[0595]
Example 388c) {4 "-[1- (4-Trifluoromethyl-benzyloxyimino) -ethyl] -biphenyl-3-yl} acetic acid.
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 361c) using [4 ′-(1-hydroxyiminoethyl) -biphenyl-3-yl] acetic acid to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 450 (MNa+)
[0596]
Example 389. {4 ′-[1- (3- Chloro Benzyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 388c) using 3-chlorobenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 416 (MNa+)
[0597]
Example 390. {4 ′-[1- (3- Trifluoromethyl Benzyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 388c) using 3-trifluoromethylbenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 450 (MNa+)
[0598]
Example 391. {4 ′-[1- (4- Chloro Benzyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 388c) using 4-chlorobenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 416 (MNa+)
[0599]
Example 392. {4 ′-[1- (2- Naphthalenylmethyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 388c) using 2-bromomethylnaphthalene to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 432 (MNa+)
[0600]
Example 393. {4 ′-[1- (4- Phenylbenzyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3 Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 388c) using 4-phenylbenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 458 (MNa+)
[0601]
Example 394. {4 ′-[1- (3,4- Dichlorobenzyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 388c) using 3,4-dichlorobenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 450 (MNa+)
[0602]
Example 395. {4 ′-[1- (2,4- Dichlorobenzyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 388c) using 2,4-dichlorobenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 450 (MNa+)
[0603]
Example 396. {4 ′-[1- (4- Isopropylbenzyloxyimino )- ethyl ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 388c) using 4-isopropylbenzyl bromide to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 424 (MNa+)
[0604]
Example 397. {4 '-[2- Hydroxy -3- (4- Trifluoromethyl Phenoxy )- Propoxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Production Example 397a) (4'-oxiranylmethoxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 365a) using (4′-hydroxybiphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 2.79 (dd, J = 2.8, 4.8 Hz, 1H) 2.93 (dd, J = 4.4, 4.8 Hz, 1H) 3.37-3.41 (m, 1H) 3.68 (s, 2H) 3.70 (s, 3H) 4.01 (dd, J = 5.6, 10.8 Hz, 1H) 4.27 (dd, J = 2.8, 10.8 Hz, 1H) 6.98 (d, J = 9.2 Hz, 2H) 7.23 (d, J = 7.2 Hz, 1H) 7.37 (t, J = 7.6 Hz, 1H) 7.44-7. 46 (m, 2H) 7.51 (d, J = 9.6 Hz, 2H)
[0605]
Production Example 397b) {4 '-[2-Hydroxy-3- (4-trifluoromethyl-phenoxy) -propoxy] -biphenyl-3-yl} acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment with 4-trifluoromethylphenol, (4'-oxiranylmethoxy-biphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester, as in Example 365b), afforded the title compound.
MS m / e (ESI) 469 (MNa+)
[0606]
Example 398. {4 '-[2- Hydroxy -3- (4- Tertiary butyl phenoxy )- Propoxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 397b) using 4-tert-butylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 457 (MNa+)
[0607]
Example 399. {4 '-[2- Hydroxy -3- (4- Phenylphenoxy )- Propoxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 397b) using 4-phenylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 477 (MNa+)
[0608]
Example 400. {4 '-[2- Hydroxy -3- (4- Chlorophenoxy )- Propoxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 397b) was carried out using 4-chlorophenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 435 (MNa+)
[0609]
Example 401. {4 '-[2- Hydroxy -3- (2,4- Dichlorophenoxy )- Propoxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment with 2,4-dichlorophenol as in Example 397b) gave the title compound.
MS m / e (ESI) 469 (MNa+)
[0610]
Example 402. {4 '-[2- Hydroxy -3- (4- Chloro -2- Cyanophenoxy )- Propoxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 397b) using 4-chloro-2-cyanophenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 460 (MNa+)
[0611]
Example 403. {4 '-[2- Hydroxy -3- (4- Chloro -2- Methylphenoxy )- Propoxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 397b) using 4-chloro-2-methylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 449 (MNa+)
[0612]
Example 404. {4 '-[2- Hydroxy -3- (2- Chloro -4- Methylphenoxy )- Propoxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 397b) using 2-chloro-4-methylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 449 (MNa+)
[0613]
Example 405. {4 '-[2- Hydroxy -3- (3- Trifluoromethylphenoxy )- Propoxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same procedure as in Example 397b) was carried out using 3-trifluoromethylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 469 (MNa+)
[0614]
Example 406. {4 '-[2- Hydroxy -3- (3- Chloromethylphenoxy )- Propoxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 397b) using 3-chloromethylphenol to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 435 (MNa+)
[0615]
Example 407. {4 ′-[3- (2,4- Dichlorophenyl ) -2- Propynyloxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Production Example 407a) [4 '-(2-Propinyloxy) -biphenyl-3-yl] acetic acid methyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Preparation Example 379a) using (4′-hydroxybiphenyl-3-yl) acetic acid methyl ester to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 2.54 (t, J = 2.4 Hz, 1H) 3.68 (s, 2H) 3.76 (s, 3H) 4.74 (d, J = 2.4 Hz, 2H) 7.05 ( d, J = 8.8 Hz, 2H) 7.23 (dt, J = 1.2, 7.2 Hz, 1H) 7.38 (t, J = 8.4 Hz, 1H) 7.44-7.47 ( m, 2H) 7.53 (d, J = 9.2 Hz, 2H)
[0616]
Example 407b) {4 "-[3- (2,4-Dichlorophenyl) -2-propynyloxy] -biphenyl-3-yl} acetic acid.
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 379b) using [4 '-(2-propynyloxy) -biphenyl-3-yl] acetic acid methyl ester to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 433 (MNa+)
[0617]
Example 408. {4 ′-[3- (3- Trifluoromethylphenyl ) -2- Propynyloxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Treatment as in Example 406b) with 3-trifluoromethyl iodobenzene afforded the title compound.
MS m / e (ESI) 433 (MNa+)
[0618]
Example 409. {4 ′-[3- (2- Methylphenyl ) -2- Propynyloxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 406b) using 2-methyliodobenzene to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 479 (MNa+)
[0619]
Example 410. {4 ′-[3- (1- Naphthalenyl ) -2- Propynyloxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 406b) using 1-iodonaphthalene to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 415 (MNa+)
[0620]
Example 411. {4 ′-[3- (3,4- Dichlorophenyl ) -2- Propynyloxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 406b) using 3,4-dichloroiodobenzene to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 433 (MNa+)
[0621]
Example 412. {4 '-[3- (4- Methylphenyl ) -2- Propynyloxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 406b) using 4-methyliodobenzene to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 379 (MNa+)
[0622]
Example 413. {4 ′-[3- (3- Methylphenyl ) -2- Propynyloxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 406b) using 3-methyliodobenzene to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 379 (MNa+)
[0623]
Example 414. {4 '-[3- (4- Ethoxyphenyl ) -2- Propynyloxy ]- Biphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 406b) using 4-ethoxyiodobenzene to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 409 (MNa+)
[0624]
Example 415 . 3- [4- Ethoxy -3- (4- Trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino ) Phenyl ] -2- Isopropoxypropanoic acid
Example 415a) Ethyl diazo (diethoxyphosphoryl) acetate
Embedded image
Figure 2004182657
73 g of tert-butoxy potassium was dissolved in 1 l of toluene and 700 ml of tetrahydrofuran, and a solution of 136 g of triethylphosphonoacetate in 500 ml of toluene was added dropwise under ice cooling. Further, a toluene suspension of 125 g of 4-acetamidobenzenesulfonyl azide and 100 ml of triethylamine were added, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. The reaction solution was filtered to remove insolubles, and then concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 86 g of the title compound was obtained as a single yellow oil from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.30 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.36 (t, J = 6.0 Hz, 6H) 4.25 (m, 6H)
[0625]
Example 415b) Ethyl 2- (diethylphosphoryl) -2-isopropyl acetate
Embedded image
Figure 2004182657
53 g of ethyl diazo (diethoxyphosphoryl) acetate was dissolved in 500 ml of isopropanol, 1 g of rhodium acetate dimer was added, and the mixture was refluxed for 5 hours. The reaction solution was concentrated under reduced pressure, the residue was subjected to silica gel column chromatography, and 32 g of the title compound was obtained as a colorless oil from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.20 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.35 (m, 6H) 3.73 (dq, J = 6.0, 6.0 Hz, 1H) 4.22 (m, 6H) 4.35 (d, J = 15Hz, 1H)
[0626]
Example 415c) 4-ethoxy-3-nitrobenzaldehyde
Embedded image
Figure 2004182657
5 g of 4-hydroxy-3-nitrobenzaldehyde was dissolved in 50 ml of N, N-dimethylformamide, 8.3 g of potassium carbonate and 4.8 ml of ethyl iodide were added, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. Water and an aqueous ammonium chloride solution were added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 3.5 g of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (2: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.52 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 4.28 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 7.20 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 8.05 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 8.32 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 9.92 (s, 1H)
[0627]
Example 415d) Ethyl 2-isopropoxy-3- (4-ethoxy-3-nitrophenyl) -2-propanoate
Embedded image
Figure 2004182657
1.9 g of ethyl 2- (diethylphosphoryl) -2-isopropyl acetate was dissolved in 15 ml of tetrahydrofuran, and 0.24 g of 60% sodium hydride was added under ice cooling. After the reaction solution was stirred under ice cooling for 20 minutes, 1 g of 4-ethoxy-3-nitrobenzaldehyde was added, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. An aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction product, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and 1.5 g of the title compound was obtained from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.25 to 1.50 (m, 12H) 4.18 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 4.32 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 4.50 (dq, J− 6.4, 6.4 Hz, 1H) 6.10 + 6.87 (s, 1H) 6.95 + 7.0f5 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.35 + 7.87 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 7.71 + 8.45 (d, J = 2.0 Hz, 1H)
[0628]
Example 415e) Ethyl 3- (3-amino-4-ethoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoate
Embedded image
Figure 2004182657
1.5 g of ethyl 2-isopropoxy-3- (4-ethoxy-3-nitrophenyl) -2-propanoate was dissolved in 15 ml of ethanol, 0.3 g of 10% palladium on carbon was added, and the mixture was stirred under a hydrogen atmosphere for 4 hours. . After filtering the catalyst and evaporating the solvent under reduced pressure, the residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain 1.2 g of the title compound from a fraction eluted with hexane-ethyl acetate (6: 1).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 0.98 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.14 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.24 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.40 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 2.83 (m, 2H) 3.50 (dq, J-6.4, 6.4 Hz, 1H) 4.00 (m, 3H) 4.17 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 6.55 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 6.62 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 6.67 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
[0629]
Example 415f) 3- [4- Ethoxy -3- (4- Trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino ) Phenyl ] -2- Isopropoxypropanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
25 mg of di-tert-butyl dicarbonate was dissolved in 0.5 ml of acetonitrile, and a solution of 10 mg of 4-dimethylaminopyridine and 25 mg of ethyl 3- (3-amino-4-ethoxyphenyl) -2-isopropoxypropanoate in acetonitrile was added. And stirred for 2 minutes. 20 mg of 4-trifluoromethylbenzyl alcohol was added to the reaction solution, and the mixture was stirred at 80 ° C for 2 hours. The solvent was removed by blowing nitrogen on the reaction solution, the residue was dissolved in 0.6 ml of ethanol, 0.12 ml of 5N sodium hydroxide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. 1 ml of water and 0.14 ml of 5N hydrochloric acid were added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was collected and blown with nitrogen to remove the solvent. The residue was purified by HPLC on a reversed phase column using water acetonitrile trifluoroacetic acid as an eluting solvent to obtain 19 mg of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.06 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.43 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 2.90 (dd, J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 3.08 (dd, J = 14.0, 4.4 Hz, 1H) 3.57 (dq, J = 6.0, 6.0 Hz, 1H) 08 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 4.14 (dd, J = 7.6, 4.4 Hz, 1H) 5.26 (s, 2H) 6.76 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.85 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 7.31 (s, 1H) 7.54 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.64 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 8.01 (s, 1H)
MS m / e (ESI) 470 (MH+)
[0630]
Example 416 . 3- {1- [3- (4- Chlorophenyl ) Prop -2- Inil ] -1H- Indole -3- Il } -2- Isopropoxypropanoic acid
Example 416a) 1-methoxymethyl-1H-indole-3-aldehyde
Embedded image
Figure 2004182657
5 g of indole-3-aldehyde was dissolved in 40 ml of N, N-dimethylformamide, and 1.38 g of 60% sodium hydride was added under ice cooling. After the reaction solution was stirred for 20 minutes while cooling on ice, 3.2 ml of chloromethyl methyl ether was added, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. The reaction solution was ice-cooled, water and an ammonium chloride solution were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give (20-44% ethyl acetate-hexane) 6.1 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 3.30 (s, 3H) 5.51 (s, 2H) 7.36 (m, 2H) 7.53 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.80 (s, 1H) 8. 31 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 10.10 (s, 1H)
[0631]
Example 416b) Ethyl 2-isopropoxy-3- (1-methoxymethyl-1H-indol-3-yl) propionate
Embedded image
Figure 2004182657
3.9 g of ethyl 2- (diethylphosphoryl) -2-isopropylacetate was dissolved in 35 ml of tetrahydrofuran, 0.51 g of 60% sodium hydride was added under ice cooling, and the mixture was stirred for 20 minutes while cooling with ice. A solution of 2 g of 1-methoxymethyl-1H-indole-3-aldehyde in 10 ml of tetrahydrofuran was added to the reaction solution, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. The reaction solution was ice-cooled, water and an aqueous ammonium chloride solution were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and the product eluted with 22% ethyl acetate / hexane was dissolved in 30 ml of ethanol. 0.5 g of 10% palladium-carbon was added to the solution, the atmosphere was replaced with hydrogen, and the mixture was stirred at room temperature for 3 days. The reactor was replaced with nitrogen, the catalyst was filtered off, and the solvent was removed under reduced pressure to obtain 2.3 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.00 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.20 (m, 6H) 3.10 (dd, J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 3.20 (m, 4H) 3.55 (dq, J = 6.0, 6.0 Hz, 1H) 4.15 (m, 3H) 5.40 (dd, J = 6.0, 10.0 Hz, 2H) 7.18 (s, 1H) 7.15 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.20 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.44 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.63 (dd, J = 2.0, 8.0Hz, 1H)
[0632]
Example 416c) Ethyl 3- (1H-indol-3-yl) -2-isopropoxypropionate
Embedded image
Figure 2004182657
2.3 g of ethyl 2-isopropoxy-3- (1-methoxymethyl-1H-indol-3-yl) propionate was dissolved in 25 ml of acetone, 15 ml of 5N hydrochloric acid was added, and the mixture was stirred for 2 hours. The reaction solution was ice-cooled, water and sodium hydrogen carbonate were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was removed under reduced pressure. The residue was dissolved in ethanol (20 ml), an aqueous solution of potassium carbonate (2 g) was added, and the mixture was stirred at 50 ° C. for 3 hours. The reaction solution was ice-cooled, water and an ammonium chloride solution were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography (50% ethyl acetate / hexane) to obtain 0.75 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.00 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.18 (m, 6H) 3.10 (dd, J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 3.20 (dd, J = 14.0, 4.4 Hz, 1H) 3.55 (dq, J = 6.0, 6.0 Hz, 1H) 4.15 (m, 3H) 7.05-7.20 (m, 3H) 7. 35 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.63 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
[0633]
Example 416d) Ethyl 2-isopropoxy-3- (1-prop-2-ynyl-1H-indol-3-yl) propionate
Embedded image
Figure 2004182657
0.23 g of ethyl 3- (1H-indol-3-yl) -2-isopropoxypropionate was dissolved in 5 ml of N, N-dimethylformamide, and 34 mg of 60% sodium hydride was added under ice cooling. After the reaction solution was stirred for 30 minutes under ice cooling, 0.09 ml of propargyl bromide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. The reaction solution was ice-cooled, water and an aqueous ammonium chloride solution were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain 0.18 g of the title compound (9% ethyl acetate / hexane).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.00 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.18 (m, 6H) 3.10 (dd, J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 3.20 (dd, J = 14.0, 4.4 Hz, 1H) 3.55 (dq, J = 6.0, 6.0 Hz, 1H) 4.13 (m, 3H) 4.83 (s, 2H) 7.13 (m, 3H) 7.22 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.35 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.64 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
[0634]
Example 416e) 3- {1- [3- (4- Chlorophenyl ) Prop -2- Inil ] -1H- Indole -3- Il } -2- Isopropoxypropanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Ethyl 2-isopropoxy-3- (1-prop-2-ynyl-1H-indol-3-yl) propionate 20 mg, 1-chloro-4-iodobenzene 15 mg, copper iodide 5 mg, tetrakistriphenylphosphine palladium 5 mg Then, 50 μl of triethylamine was dissolved in 0.2 ml of N, N-dimethylformamide, and the mixture was stirred at room temperature under a nitrogen atmosphere for 2 days. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate and washed with water and 1N hydrochloric acid. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, filtered, and the solvent was evaporated. Then, ethyl 3- {1- [3- (4-chlorophenyl) prop-2-ynyl] -1H-indol-3-yl} -2- was used. Isopropoxypropanoate was obtained. This was dissolved in 0.4 ml of ethanol, 0.1 ml of 5N-sodium hydroxide was added, and the mixture was left overnight at room temperature. The reaction mixture was acidified with 1N-hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The residue was purified by reverse phase high performance liquid chromatography to obtain 1.10 mg of the title compound.
MS m / e (ESI) 396 (MH+)
[0635]
Example 417 . 2- Isopropoxy -3- {1- [3- (4- Trifluoromethylphenyl ) Prop -2- Inil ] -1H- Indole -3- Il Propanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
This was treated in the same manner as in Example 77b) using 4-iodobenzotrifluoride to obtain the title compound.
MS m / e (ESI) 430 (MH+)
[0636]
Example 418 . 3- {1- [3- (2,4- Dichlorophenyl ) Prop -2- Inil ] -1H- Indole -3- Il } -2- Isopropoxypropanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The same treatment as in Example 77b) was performed using 2,4-dichloroiodobenzene to obtain the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.04 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 3.15 (dd, J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 31 (dd, J = 14.0, 4.4 Hz, 1H) 3.61 (dq, J = 6.0, 6.0 Hz, 1H) 4.23 (dd, J = 7.6, 4.4 Hz, 1H) 5.11 (s, 2H) 7.15-7.20 (m, 3H) 7.25 (m, 1H) 7.34 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.40 (d, J = 2.0 Hz, 2H) 7.44 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.67 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
MS m / e (ESI) 480 (MH+)
[0637]
Example 419 . 2- {3-[(4- Chloro -2- Fluorophenylcarbamoyl ) Methyl ] -4- Ethoxybenzyl Butyric acid
Example 419a) Ethyl 2-ethoxyphenyl acetate
Embedded image
Figure 2004182657
10 g of 2-hydroxyphenylacetic acid was dissolved in N, N-dimethylformamide, 36 g of potassium carbonate and 20 ml of ethyl iodide were added, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. An ammonium chloride solution was added to the reaction solution, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give (5% ethyl acetate / hexane) 13.5 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.25 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.38 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 3.61 (s, 2H) 4.03 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 4.15 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 6.85 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.90 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.20 (m, 2H)
[0638]
Example 419b) benzyl 2-ethoxyphenyl acetate
Embedded image
Figure 2004182657
13.5 g of ethyl 2-ethoxyphenyl acetate was dissolved in 150 ml of ethanol, 27 ml of a 5N aqueous sodium hydroxide solution was added, and the mixture was stirred at 60 ° C for 1 hour. The reaction solution was ice-cooled, water was added, and the mixture was acidified with 5N hydrochloric acid (30 ml) and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then concentrated under reduced pressure. The residue was dissolved in 100 ml of N, N-dimethylformamide, 10.5 g of sodium hydrogencarbonate and 7.4 ml of benzyl bromide were added, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. An aqueous ammonium chloride solution was added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography to obtain 13.5 g of the title compound (15% ethyl acetate / hexane).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.30 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 3.66 (s, 2H) 3.99 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 5.13 (s, 2H) 6.85 ( d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.90 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.20 (m, 2H) 7.34 (m, 5H)
[0639]
Example 419c) Benzyl (2-ethoxy-5-formyl) phenyl acetate
Embedded image
Figure 2004182657
10.5 g of benzyl 2-ethoxyphenyl acetate was dissolved in 200 ml of trifluoroacetic acid, 11 g of hexamethylenetetramine was added, and the mixture was stirred at 50 ° C for 16 hours. After trifluoroacetic acid was distilled off under reduced pressure, ice water was added to the residue, the mixture was neutralized with sodium hydrogen carbonate, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give (15% ethyl acetate / hexane) 3.4 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.32 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 3.72 (s, 2H) 4.06 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 5.13 (s, 2H) 6.93 ( d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.34 (m, 5H) 7.72 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.80 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 9.87 (s, 1H)
[0640]
Example 419d) Ethyl 2- (3-carboxymethyl-4-ethoxybenzyl) butyrate
Embedded image
Figure 2004182657
3.7 g of triethyl 2-phosphonobutyrate was dissolved in 25 ml of tetrahydrofuran, 0.57 g of 60% sodium hydride was added, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. A solution of 3.4 g of benzyl (2-ethoxy-5-formyl) phenyl acetate in tetrahydrofuran was added to the reaction solution, and the mixture was stirred at room temperature for 4 hours. The reaction solution was ice-cooled, water and an aqueous ammonium chloride solution were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and the eluted (20% ethyl acetate / hexane) was dissolved in tetrahydrofuran. 4 ml of triethylamine and 0.5 g of 10% palladium carbon were added thereto, and the mixture was stirred under a hydrogen atmosphere for 24 hours. The inside of the reaction vessel was replaced with nitrogen, palladium carbon was filtered, and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography to give (40% ethyl acetate-hexane) 1.7 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 0.88 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.38 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.60 (m, 2H) 2.52 (dq, J = 6.0, 6.0 Hz, 1H) 2.67 (dd, J = 14.0, 4.4 Hz, 1H) 2.84 (dd, J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 3.61 (s, 2H) 4.06 (m, 4H) 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.98 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.03 (dd, J = 8.0, 2.0Hz, 1H)
[0641]
Example 419e) 2- {3-[(4- Chloro -2- Fluorophenylcarbamoyl ) Methyl ] -4- Ethoxybenzyl Butyric acid
Embedded image
Figure 2004182657
Ethyl 2- (3-carboxymethyl-4-ethoxybenzyl) butyrate (30 mg) and 4-chloro-2-fluoroaniline (20 mg) were dissolved in tetrahydrofuran (1.5 ml), and 1,1′-carbonyldiimidazole (25 mg) and triethylamine (30 μL) were added. Stirred at 70 ° C. for 3 hours. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate and washed with water and saturated saline. The organic layer was blown with nitrogen and the solvent was evaporated to dryness. This was dissolved in 0.4 ml of ethanol, 0.1 ml of 5N sodium hydroxide was added, and the mixture was left overnight at room temperature. The reaction mixture was acidified with 1N-hydrochloric acid and extracted with ethyl acetate. The residue was purified by reverse phase high performance liquid chromatography to obtain 8.0 mg of the title compound.
MS m / e (ESI) 430 (MNa+)
[0642]
Example 420 . 3- {3- [ ( 4- Chloro -2- Fluorophenylcarbamoyl) methyl ] -4- Propoxyphenyl } -2- Methyl propanoic acid
Example 420a) Ethyl 3- (3-carboxymethyl-4-ethoxyphenyl) -2-methylpropanate
Embedded image
Figure 2004182657
Example 419a) The title compound was obtained in the same manner as in d).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.01 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.18 (m, 6H) 1.78 (dq, J = 6.0 Hz, 2H) 2.60 (m, 2H) 2.84 ( dd, J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 3.61 (s, 2H) 3.90 (t, J = 6.0 Hz, 2H) 4.06 (q, J = 6.0 Hz, 4H) 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.98 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.03 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H)
[0643]
Example 420b) 3- {3-[(4-Chloro-2-fluorophenylcarbamoyl) -methyl] -4-propoxyphenyl) -2-methylpropanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
The title compound was obtained in the same manner as in Example 419e).
MS m / e (ESI) 430 (MNa+)
[0644]
Example 421 . 2- {3-[(4- Chloro -2- Fluorophenylcarbamoyl ) Methyl ] -4- Propoxybenzyl Butyric acid
Example 421a) Ethyl 2- (3-carboxymethyl-4-propoxybenzyl) butyrate
Embedded image
Figure 2004182657
Example 419a) The title compound was obtained in the same manner as in d).
1H-NMR (CDCl3)
δ: 0.88 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.02 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.15 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.60 (m, 2H) 1.80 (m, 2H) 2.52 (dq, J = 6.0, 6.0 Hz, 1H) 2.67 (dd, J = 14.0, 4.4 Hz, 1H) 2.84 ( dd, J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 3.61 (s, 2H) 3.93 (t, J = 6.0 Hz, 2H) 4.06 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 6.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 6.98 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.03 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H)
[0645]
Example 421b) 2- {3-[(4- Chloro -2- Fluorophenylcarbamoyl ) Methyl ] -4- Step Ropoxybenzyl Butyric acid
Embedded image
Figure 2004182657
The title compound was obtained in the same manner as in Example 419e).
MS m / e (ESI) 444 (MNa+)
[0646]
Example 422 . 2- {3- [ ( 2- Fluoro -4- Methylphenylcarbamoyl) methyl ] -4- Propoxybenzyl Butyric acid
Embedded image
Figure 2004182657
The title compound was obtained in the same manner as in Example 419e).
MS m / e (ESI) 424 (MNa+)
[0647]
Example 423 . 3- (4- Methoxy -3-{[2- Methyl -3- ( Trifluoromethylphenyl ) Acryloylamino ] Methyl Phenyl ) -2- Methyl propanoic acid
Example 423a) tert-butyl N- (2-methoxybenzyl) carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
13.0 g of 2-methoxybenzylamine was dissolved in 80 ml of tetrahydrofuran, and a solution of 16 g of tert-butyl dicarbonate in 20 ml of tetrahydrofuran was added. After stirring at room temperature for 1 hour, the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved in ethyl acetate and washed sequentially with 1N hydrochloric acid and saturated saline. After the organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, the solvent was distilled off under reduced pressure to obtain 19.0 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.84 (s, 3H) 4.27-4.33 (m, 2H) 5.01 (br, 1H) 6.84 (d, J = 8.8 Hz, 1H) 6.94 (t, J = 8.8 Hz, 1H) 7.23-7.29 (m, 2H)
[0648]
Example 423b) tert-butyl N- (5-bromo-2-methoxybenzyl) carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
6.04 g of tert-butyl N- (2-methoxybenzyl) carbamate was dissolved in 50 ml of acetonitrile, and 4.6 g of N-bromosuccinimide was added. After stirring at room temperature for 3 hours, the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved in ethyl acetate and washed sequentially with water and saturated saline. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was washed with a mixed solution of methyl tert-butyl ether and hexane to obtain 6.97 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.62 (s, 3H) 4.26 (d, J = 6.4 Hz, 2H) 4.97 (br, 1H) 6.72 (d, J = 8. 8 Hz, 1H) 7.34 (dd, J = 4151.2 Hz) 7.35 (s, 1H)
[0649]
Example 423c) Tertiary butyl N- (5-formyl-2-methoxybenzyl) carbamate
Embedded image
Figure 2004182657
Tertiary butyl 1.015 g of N- (5-bromo-2-methoxybenzyl) carbamate, 45 mg of dichlorobis (triphenylphosphine) palladium (II), 330 mg of sodium formate, and 17 mg of triphenylphosphine were added to anhydrous N, N-dimethylformamide. It melt | dissolved and stirred at 110 degreeC under carbon monoxide atmosphere for 2 hours. The reaction mixture was diluted with ethyl acetate and washed with water and saturated aqueous sodium bicarbonate. The organic layer was dried over anhydrous magnesium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography, and 640 mg of the title compound was obtained from the fraction eluted with hexane-ethyl acetate (3: 1).1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.45 (s, 9H) 3.94 (s, 3H) 4.36 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 5.00 (br, 1H) 6.98 (d, J = 8. 4Hz, 1H) 7.80-7.83 (m, 2H) 9.88 (s, 1H)
[0650]
Example 423d) Ethyl 3- [3- (tert-butoxycarbonylaminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-methylpropanoate
Embedded image
Figure 2004182657
2 g of triethyl 2-phosphonopropionate was dissolved in 20 ml of N, N-dimethylformamide, 0.56 g of 60% sodium hydride was added, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. To the reaction solution was added 1.5 g of tert-butyl N- (5-formyl-2-methoxybenzyl) carbamate, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. The reaction solution was ice-cooled, water and an aqueous ammonium chloride solution were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and the eluted (25% ethyl acetate / hexane) was dissolved in ethanol. Thereto was added 0.25 g of 10% palladium carbon, and the mixture was stirred under a hydrogen atmosphere for 24 hours. The atmosphere in the reaction vessel was replaced with nitrogen, palladium carbon was filtered, and the mixture was concentrated under reduced pressure to obtain 0.5 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.11 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.20 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.45 (s, 9H) 2.62 (m, 2H) 1.45 ( s, 9H) 2.93 (dd, J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 3.92 (s, 3H) 4.08 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 4.26 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 5.00 (br, 1H) 6.76 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.05 (m, 2H)
[0651]
Example 423e) Ethyl 3- (3-aminomethyl-4-methoxyphenyl) -2-methylpropanoate
Embedded image
Figure 2004182657
1.5 g of ethyl 3- [3- (tert-butoxycarbonylaminomethyl) -4-methoxyphenyl] -2-methylpropanoate was dissolved in 15 ml of a 4N hydrochloric acid-1,4-dioxane solution and allowed to stand for 1 hour. . After the reaction solution was concentrated under reduced pressure, ice and a saturated aqueous solution of sodium hydrogen carbonate were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure to obtain 0.8 g of the title compound as an oil.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.14 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 1.20 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 2.59 (dd, J = 14.0, 4.5 Hz, 1H) 66 (dt, J = 6.0 Hz, 1H) 2.93 (dd, J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 3.87 (s, 2H) 3.92 (s, 3H) 4.08 ( q, J = 6.0 Hz, 2H) 4.26 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.76 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.00 (m, 2H)
[0652]
Example 423f) 2-methyl-3- (4-trifluoromethylphenyl) acrylic acid
Embedded image
Figure 2004182657
2 g of triethyl 2-phosphonopropionate was dissolved in 20 ml of N, N-dimethylformamide, 0.4 g of 60% sodium hydride was added, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. 1.5 g of 4-trifluoromethylbenzaldehyde was added to the reaction solution, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. The reaction solution was ice-cooled, water and an aqueous ammonium chloride solution were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and the eluted (20% ethyl acetate / hexane) was dissolved in 20 ml of ethanol. 5 ml of 5N aqueous sodium hydroxide solution was added, and the mixture was stirred at 50 ° C. for 1 hour. The reaction solution was ice-cooled, water and 15 ml of 2N hydrochloric acid were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with a saturated saline solution, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure to obtain 1 g of the title compound as a solid.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 2.16 (s, 3H) 7.52 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.66 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.83 (s, 1H)
[0653]
Example 423g) 3- (4- Methoxy -3-{[2- Methyl -3- ( Trifluoromethylphenyl ) Acryloylamino ] Methyl Phenyl ) -2- Methyl propanoic acid
Embedded image
Figure 2004182657
0.67 g of ethyl 3- (3-aminomethyl-4-methoxyphenyl) -2-methylpropanoate and 0.62 g of 2-methyl-3- (4-trifluoromethylphenyl) acrylic acid were added to N, N-dimethyl After dissolving in 8 ml of formamide, 0.4 ml of diethyl cyanophosphonate and 0.37 ml of triethylamine were added under ice-cooling, followed by stirring at room temperature for 12 hours. The reaction solution was ice-cooled, water and an aqueous ammonium chloride solution were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and the eluted (20% ethyl acetate / hexane) was dissolved in 20 ml of ethanol. 1.1 ml of 5N aqueous sodium hydroxide solution was added, and the mixture was stirred at 50 ° C. for 1 hour. The reaction solution was ice-cooled, water and 2N hydrochloric acid (3 ml) were added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography (NAM-200 Nakahara Chemical) (50% ethyl acetate-hexane) to obtain 1 g of the title compound as a solid.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.20 (d, J = 6.0 Hz, 3H) 2.06 (s, 3H), 2.59 (dd, J = 14.0, 4.5 Hz, 1H) 2.66 (dt, J) = 6.0 Hz, 1H) 2.93 (dd, J = 14.0, 6.0 Hz, 1H) 3.85 (s, 3H) 4.52 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 6.50 (Bs, 1H) 6.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.08 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz 1H) 7.18 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 7.36 (s, 1H) 7.40 (d, J = 8.0 Hz, 2H) 7.62 (d, J = 8.0 Hz, 2H)
[0654]
Example 424 . Dimethyl 2- {4- Ethoxy -3-[(2- Fluoro -4- Trifluoromethylbenzoylamino ) Methyl ] Benzyl Malonate
Example 424a) [2- (tert-butyldimethylsilanyloxy) -5-formylbenzyl] carbamic acid tert-butyl ester
Embedded image
Figure 2004182657
[5-Bromo-2- (tert-butyldimethylsilanyloxy) benzyl] carbamic acid 25 g of tert-butyl ester was dissolved in 200 ml of tetrahydrofuran and 70 ml of a 1.5 M n-butyllithium hexane solution at -75 ° C under a nitrogen atmosphere. Was dropped. After stirring at -75 ° C for 30 minutes, 11 g of N-formylmorpholine was added, and the mixture was further stirred at -75 ° C for 30 minutes. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction solution, and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with a saturated aqueous solution of sodium hydrogencarbonate and saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography (20% ethyl acetate-hexane) to give 17.5 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 0.30 (s, 6H) 1.02 (s, 9H) 1.47 (s, 9H) 4.35 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.90 (bs, 1H) 90 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.72 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 7.80 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 9.88 (s, 1H)
[0655]
Example 424b) dimethyl 2- [3- (tert-butoxycarbonylaminomethyl) -4-ethoxybenzyl] malonate
Embedded image
Figure 2004182657
[2- (tert-butyldimethylsilanyloxy) -5-formylbenzyl] carbamic acid 2.5 g of tert-butyl ester and 0.94 g of dimethyl malonate were dissolved in 25 ml of toluene, and 57 μl of pyrrolidine and 39 μl of acetic acid were added. Heated to reflux for hours. The reaction solution was concentrated, and the residue was subjected to silica gel column chromatography. The product eluted with 25% ethyl acetate-hexane was dissolved in 15% methanol-dioxane. 0.4 g of 10% palladium carbon was added, and the mixture was stirred for 2 hours under a hydrogen atmosphere. The palladium carbon was filtered, and the filtrate was concentrated under reduced pressure to obtain 1.8 g of dimethyl 2- [3- (tert-butoxycarbonylaminomethyl) -4- (tert-butyldimethylsilanyloxy) benzyl] malonate. . This was dissolved in 20 ml of tetrahydrofuran, 4.5 ml of a 1.0 M fluorinated tetrabutylammonium tetrahydrofuran solution was added, and the mixture was stirred at room temperature for 16 hours. Ethyl acetate was added to the reaction solution, and the organic layer was washed with water, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography, and the residue eluted with 33% ethyl acetate-hexane was dissolved in 20 ml of acetonitrile. To this solution, 1.4 g of cesium carbonate and 1.3 g of ethyl iodide were added, and the mixture was stirred at room temperature for 4 hours. Ethyl acetate was added to the reaction solution, and the organic layer was washed with water, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography (20% ethyl acetate-hexane) to obtain 1.1 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.39 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1.47 (s, 9H) 3.15 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 3.61 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 1H) 3.70 (s, 6H) 4.00 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 4.27 (d, J = 6.0 Hz, 2H) 4.95 (bs, 1H) 6.72 ( d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.05 (m, 2H)
[0656]
Example 424c) Dimethyl 2- {4- Ethoxy -3-[(2- Fluoro -4- Trifluoromethylbenzoylamino ) Methyl ] Benzyl Malonate
Embedded image
Figure 2004182657
10 ml of 4N hydrochloric acid-dioxane solution was added to dimethyl 2- [3- (tert-butoxycarbonylaminomethyl) -4-ethoxybenzyl] malonate, and the mixture was allowed to stand at room temperature for 1 hour. The solvent was distilled off under reduced pressure, 25 mg of the residue was taken, and 16 mg of 2-fluoro-4-trifluoromethylbenzoic acid and 1 ml of N, N-dimethylformamide were added. Under ice-cooling, 35 μl of diethyl cyanophosphonate and 33 μl of triethylamine were added to the solution, and the mixture was stirred at room temperature for 12 hours. Water and ethyl acetate were added to the reaction solution for extraction, nitrogen was blown onto the organic layer, and the solvent was evaporated to dryness. The residue was purified by HPLC on a reversed phase column using water acetonitrile trifluoroacetic acid as an eluting solvent to obtain 12 mg of the title compound.
MS m / e (ESI) 485 (MH+)
[0657]
Example 425 @ 3 '-[(4- Chloro -2- Fluorophenylcarbamoyl ) Methyl ] -4'- Ethoxybiphenyl -3- Il Acetic acid
Example 425a) Benzyl (5-bromo-2-ethoxyphenyl) acetate
Embedded image
Figure 2004182657
13.7 g of benzyl 2-ethoxyphenyl acetate was dissolved in 100 ml of acetonitrile, 9.1 g of N-bromosuccinimide was added, and the mixture was stirred at room temperature for 60 hours. After evaporating the solvent under reduced pressure, ethyl acetate was added to the residue, and the mixture was washed with an aqueous sodium sulfate solution and saturated saline. The solution was dried over anhydrous magnesium sulfate and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography (15% ethyl acetate-hexane) to obtain 16.6 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.28 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 3.62 (s, 2H) 3.94 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 5.14 (s, 2H) 6.70 ( d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.35 (m, 7H)
[0658]
Example 425b) Benzyl (4-ethoxy-3'-methoxycarbonylmethylbiphenyl-3-yl) acetate
Embedded image
Figure 2004182657
Benzyl (5-bromo-2-ethoxyphenyl) acetate 7.4 g and methyl 2- [3- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaboran-2-yl) phenyl] acetate 5 In the same manner as in Example 242b), 2.9 g was used to obtain 6.0 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.33 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 3.66 (s, 2H) 3.70 (s, 3H) 3.74 (s, 2H) 4.05 (q, J = 6. 0 Hz, 2H) 5.14 (s, 2H) 6.90 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.20 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.28-7.47 (m, 10H)
[0659]
Example 425c) (4-ethoxy-3'-methoxycarbonylmethylbiphenyl-3-yl) acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
6.0 g of benzyl (4-ethoxy-3'-methoxycarbonylmethylbiphenyl-3-yl) acetate was dissolved in 60 ml of tetrahydrofuran, 0.8 g of 10% palladium-carbon was added, and the mixture was stirred for 6 hours under a hydrogen atmosphere. The palladium-carbon was filtered and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography (NAM-200 (Nakahara Chemical) 60% ethyl acetate-hexane) to obtain 3.3 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.42 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 3.68 (s, 2H) 3.70 (s, 3H) 3.74 (s, 2H) 4.10 (q, J = 6. 0 Hz, 2H) 6.93 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.20 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.35 (t, J = 8.0 Hz, 1H)
7.41-7.47 (m, 4H)
[0660]
Example 425d) Methyl {3 '-[(4-chloro-2-fluorophenylcarbamoyl) methyl] -4'-ethoxybiphenyl-3-yl} acetate.
Embedded image
Figure 2004182657
1.3 g of (4-ethoxy-3′-methoxycarbonylmethylbiphenyl-3-yl) acetic acid was dissolved in 20 ml of dichloromethane, and 0.1 ml of N, N-dimethylformamide and 0.7 ml of oxalyl chloride were added. Stirred for hours. After the reaction solution was concentrated under reduced pressure, the residue was dissolved in 25 ml of tetrahydrofuran, and 0.57 g of 4-chloro-2-fluoroaniline and 1.7 ml of triethylamine were added under ice-cooling, followed by stirring at room temperature for 16 hours. Water and an aqueous ammonium chloride solution were added to the reaction solution, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with 1N hydrochloric acid and saturated saline, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was subjected to silica gel column chromatography (20% ethyl acetate-hexane) to obtain 1.2 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.50 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 3.68 (s, 2H) 3.70 (s, 3H) 3.80 (s, 2H) 4.20 (q, J = 6. 0 Hz, 2H) 7.00 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.06 (m, 2H) 7.23 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.36 (t, J = 8. 0 Hz, 1H) 7.47 (m, 2H) 7.50 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 7.54 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.30 (t, J8.0Hz, 1H) 8.36 (bs, 1H)
[0661]
Example 425e) {3 ′-[(4- Chloro -2- Fluorophenylcarbamoyl ) Methyl ] -4'- Ethoxybiphenyl -3- Il Acetic acid
Embedded image
Figure 2004182657
Methyl {3 '-[(4-chloro-2-fluorophenylcarbamoyl) methyl] -4'-ethoxybiphenyl-3-yl} acetate (1.25 g) was dissolved in methanol (30 ml) and tetrahydrofuran (15 ml). .1 ml was added and the mixture was stirred at room temperature 50 ° C. for 2 hours. The reaction solution was cooled, acidified with 1N hydrochloric acid, and extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with brine, dried over anhydrous magnesium sulfate, and concentrated under reduced pressure. 10 ml of hexane and 10 ml of diethyl ether were added to the residue, and the precipitated solid was filtered to obtain 1.03 g of the title compound.
1H-NMR (CDCl3)
δ: 1.50 (t, J = 6.0 Hz, 3H) 3.70 (s, 2H) 3.80 (s, 2H) 4.20 (q, J = 6.0 Hz, 2H) 7.00 ( d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.06 (m, 2H) 7.23 (d, J = 8.0 Hz, 1H) 7.36 (t, J = 8.0 Hz, 1H) 7.47 ( 7.50 (dd, J = 8.0, 2.0 Hz, 1H) 7.54 (d, J = 2.0 Hz, 1H) 8.30 (t, J8.0 Hz, 1H) 36 (bs, 1H)
[0662]
In the following pharmacological experimental examples 1 to 3, GW501516 manufactured by GlaxoSmithKline, which is a compound described as Example 66 in WO01 / 00603, was used as a compound described as a comparative example.
[0663]
Pharmacological Experimental Example 1: Preparation of Primary Cultured Rabbit Hepatocytes
Primary cultured hepatocytes from New Zealand white rabbits were prepared by modification of the method of Moldeus et al. (Methods Enzymol. 52: 60-71, 1978). The rabbit was anesthetized with pentobarbital and heparin was intravenously administered at 300 unit / kg. The liver was perfused from the portal vein with Liver Perfusion Medium (37 ° C., 15 min at 30 ml / min). A part of the liver is placed in a 10 cm Petri dish, and 10% FBS, 0.1 μM insulin, 1 μM dexamethasone, 100 units / ml penicillin, 100 μg / ml streptomycin, in Williams' E medium (pH 7.4). Hepatocytes were dispersed by shaking. Hepatocytes were isolated by repeating centrifugation of the liver cell solution at 50 g for 2 min through a 70 μm nylon mesh filter. The survival rate was confirmed to be> 90%, and 1 × 10 4 was added to Type I collagen-coated 24-well plates.5  Cells were seeded at a concentration of cells / well. After culturing at 37 ° C. for 4 hours, the medium was replaced to remove non-adherent cells.
[0664]
Pharmacological Experimental Example 2: Measurement of Lipid Biosynthesis Activity in Primary Cultured Rabbit Hepatocytes
Lipid biosynthesis activity in hepatocytes is [1-14C] was determined by quantifying the incorporation of acetic acid (185 kBq / ml, 1.66-2.22 GBq / mmol) into triglyceride. The cells were cultured for 48 hours in the presence of the compound, and [1-14C] Acetic acid was added (medium was changed at 24 and 48 hours). After washing the cells twice with PBS, 750 μl of hexane / 2-propanol (3: 2) was added, and the mixture was allowed to stand for 30 minutes to extract lipids in the cells. The extract was transferred to a glass tube and dried with nitrogen gas. The dried product was dissolved in 30 μl of chloroform and applied to a TLC sheet. The mixture was developed with toluene: isopropyl ether (1: 1) for 10 minutes, the TLC sheet was dried, and further developed with heptane for 15 minutes. The radioactivity of the triglyceride fraction was measured using BAS2000 imaging plate system (Fuji Film, Tokyo, Japan). The relative activity of synthesizing triglyceride was calculated by setting the synthetic activity value (control value) when the treatment was performed without adding the compound to 1.0 (Table 1). As a result, it was confirmed that the compound described in Example 312 did not accompany the triglyceride biosynthesis, while the comparative example involved the triglyceride biosynthesis.
[Table 1]
Figure 2004182657
[0665]
Pharmacological Example 3: Measurement of blood lipids
A New Zealand white rabbit weighing about 2 kg (purchased from North Labes Co., Ltd.) was bred with normal feed (Oriental Yeast Co., Ltd.) at 100 g / day and used for evaluation. After an 18-hour fast, the test compound and the comparative compound, which is a control compound, were suspended in a 0.5% methylcellulose solution containing 0.5% tween 80 and administered once a day for 14 consecutive days (the test compound was 1 mg / kg at 1 mg / kg). (After 10 weeks of continuous administration, continuous administration of 10 mg / kg was performed for another week, and in Comparative Example, continuous administration of 3 mg / kg was performed for 2 weeks.) On the 14th day, blood was collected from the ear vein to collect plasma, and lipoproteins were fractionated by HPLC (mobile phase: 0.05 M phosphate buffer PH7.4 containing 0.15 M NaCl, 1 mM EDTA, column: Sperrose 6HR). 10/30, Pharmacia, analysis conditions: 0.3 mL / min, fractionation 0.3 mL / Fr., Specimen: Plasma 0.2 mL / injection). For each fraction, cholesterol and triglyceride were measured by an enzymatic method, and the amounts of HDL cholesterol and VLDL triglyceride were calculated. Fluctuations in HDL cholesterol and VLDL triglyceride were calculated by calculating the ratio to the average value of the drug administration group and the average value of the vehicle control group, respectively. As a result, it was confirmed that the compound described in Example No. 312 exhibited an excellent HDL elevating action without an increase in triglyceride (Table 2).
[Table 2]
Figure 2004182657
[0666]
【The invention's effect】
From the above pharmacological test examples, it is clear that the compound of the present invention is accompanied by an increase in the HDL level and is not accompanied by an increase in the TG level. From this, the compound of the present invention is effective for prevention and treatment of arteriosclerosis, and is also effective for prevention and treatment of diseases associated with arteriosclerosis.

Claims (13)

下記一般式
Figure 2004182657
〔式中Lは単結合、またはそれぞれ1以上の置換基を有していてもよい、C1ないし6のアルキレン基、C2ないし6のアルケニレン基もしくはC2ないし6のアルキニレン基を;Mは単結合、またはそれぞれ1以上の置換基を有していてもよい、C1ないし6のアルキレン基、C2ないし6のアルケニレン基もしくはC2ないし6のアルキニレン基を;Tは単結合、またはそれぞれ1以上の置換基を有していてもよい、C1ないし3のアルキレン基、C2ないし3のアルケニレン基もしくはC2ないし3のアルキニレン基を;Wはカルボキシル基を;
Figure 2004182657
は、単結合、または二重結合を;Xは単結合、酸素原子、−NRX1CQO−(ここでQは酸素原子または硫黄原子を、 RX1は水素原子、シアノ基、ホルミル基、またはそれぞれ1以上の置換を有していても良い、C1ないし6のアルキル基、C1ないし6のハイドロキシアルキル基、C1ないし6のアミノアルキル基、C1ないし6のハロゲン化アルキル基、C2ないし12のアルコキシアルキル基、C3ないし7のシクロアルキル基、C2ないし6のアルケニル基、C2ないし6のアルキニル基、C6ないし12のアリール基、C7ないし18のアルキルアリール基、C7ないし18のアラルキル基、C2ないし7の脂肪族アシル基、もしくはC7ないし19の芳香族アシル基、C2ないし7の脂肪族アルコキシカルボニル基、もしくはC7ないし19の芳香族アルコキシカルボニル基をそれぞれ示す)、−OCQNRX1−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、−CQNRX1O−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、ONRX1CQ−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、−NRX1CQ−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、−CQNRX1−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、 −NRX1aCQ NRX1b−(Qは前記定義に同じ基を、 RX1aはRX1bそれぞれ同一または異なっていても良い水素原子、シアノ基、ホルミル基、またはそれぞれ1以上の置換を有していても良い、C1ないし6のアルキル基、C1ないし6のハイドロキシアルキル基、C1ないし6のアミノアルキル基、C1ないし6のハロゲン化アルキル基、C2ないし12のアルコキシアルキル基、C3ないし7のシクロアルキル基、C2ないし6のアルケニル基、C2ないし6のアルキニル基、C6ないし12のアリール基、C7ないし18のアルキルアリール基、C7ないし18のアラルキル基、C2ないし7の脂肪族アシル基、もしくはC7ないし19の芳香族アシル基、C2ないし7の脂肪族アルコキシカルボニル基、もしくはC7ないし19の芳香族アルコキシカルボニル基を示す)、−QSO2−(ここでQは酸素原子、または−NRX10−(ここでRX10は水素原子、シアノ基、ホルミル基、またはそれぞれ1以上の置換を有していても良い、C1ないし6のアルキル基、C1ないし6のハイドロキシアルキル基、C1ないし6のアミノアルキル基、C1ないし6のハロゲン化アルキル基、C2ないし12のアルコキシアルキル基、C3ないし7のシクロアルキル基、C2ないし6のアルケニル基、C2ないし6のアルキニル基、C6ないし12のアリール基、C7ないし18のアルキルアリール基、C7ないし18のアラルキル基、C2ないし7の脂肪族アシル基、もしくはC7ないし19の芳香族アシル基、C2ないし7の脂肪族アルコキシカルボニル基、もしくはC7ないし19の芳香族アルコキシカルボニル基を示す))−SO2Q−(Qは前記定義に同じ基を示す)でそれぞれ示される基、一般式
Figure 2004182657

Figure 2004182657

Figure 2004182657

Figure 2004182657

Figure 2004182657

Figure 2004182657

Figure 2004182657
、または
Figure 2004182657
(ここでQ、 QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を、kは0ないし5を、mは1ないし5を、 nおよびpはそれぞれ同一または異なっていてもよく1ないし5を、RX2,RX3,RX4,RX5X6,RX7X8およびRX9は、それぞれ同一または異なっていてもよい水素原子、水酸基、シアノ基、ハロゲン、またはそれぞれ1以上の置換基を有していてもよい、C1ないし6のアルキル基、C1ないし6のアルコキシ基、C1ないし6のアルキルチオ基、C1ないし6のハイドロキシアルキル基、C1ないし6のハイドロキシアルコキシ基、C1ないし6のハイドロキシアルキルチオ基、C1ないし6のアミノアルキル基、C1ないし6のアミノアルコキシ基、C1ないし6のアミノアルキルチオ基、C1ないし6のハロゲン化アルキル基、C1ないし6のハロゲン化アルコキシ基、C1ないし6のハロゲン化アルキルチオ基、C2ないし12のアルコキシアルキル基、C2ないし12のアルコキシアルコキシ基、C2ないし12のアルコキシアルキルチオ基、C3ないし7のシクロアルキル基、C3ないし7のシクロアルキルオキシ基、C4ないし13のシクロアルキルアルキルオキシ基、C3ないし7のシクロアルキルチオ基、C2ないし6のアルケニル基、C2ないし6のアルケニルオキシ基、C2ないし6のアルケニルチオ基、C2ないし6のアルキニル基、C2ないし6のアルキニルオキシ基、C2ないし6のアルキニルチオ基、C6ないし12のアリール基、C6ないし12のアリールオキシ基、C6ないし12のアリールチオ基、C7ないし18のアルキルアリール基、C7ないし18のアルキルアリールオキシ基、C7ないし18のアルキルアリールチオ基、C7ないし18のアラルキル基、C7ないし18のアラルキルオキシ基もしくはC7ないし18のアラルキルチオ基、または−N(RX11)RX12−(ここでRX11およびRX12はそれぞれ同一または異なっていてもよい水素原子、シアノ基、ホルミル基、またはそれぞれ1以上の置換を有していても良い、C1ないし6のアルキル基、C1ないし6のハイドロキシアルキル基、C1ないし6のアミノアルキル基、C1ないし6のハロゲン化アルキル基、C2ないし12のアルコキシアルキル基、C3ないし7のシクロアルキル基、C2ないし6のアルケニル基、C2ないし6のアルキニル基、C6ないし12のアリール基、C7ないし18のアルキルアリール基、C7ないし18のアラルキル基、C2ないし7の脂肪族アシル基、もしくはC7ないし19の芳香族アシル基、C2ないし7の脂肪族アルコキシカルボニル基、もしくはC7ないし19の芳香族アルコキシカルボニル基を示す)を示す(ただし、RX2およびRX3、ならびにRX4およびRX5は一緒になって環を構成していてもよい。)。QおよびQはそれぞれ同一または異なっていてもよい単結合、酸素原子、(O)S(O)、またはNRX10を示す( NRX10は前記定義と同じ基を示す))でそれぞれ示される基を;
Yは1以上の置換基を有していてもよく、1以上のヘテロ原子を有していてもよい、5−14員芳香族基、またはC3ないし7の脂環式炭化水素基を;
環Zは1から4の置換基を有していてもよく、1以上のヘテロ原子を有していてもよく環の一部が飽和されていてもよい5−14員芳香族基を;
Uは1から4の置換基を有していてもよく、1以上のヘテロ原子を有していてもよく環の一部が飽和されていてもよい5−14員芳香族基または単結合を示す〕で表されるカルボン酸誘導体、その塩もしくはそのエステルまたはそれらの水和物を有効成分とする血漿中のHDLレベルの上昇促進剤。
The following general formula
Figure 2004182657
[Wherein L represents a single bond or a C1-6 alkylene group, a C2-6 alkenylene group or a C2-6 alkynylene group, each of which may have one or more substituents; Or a C1-6 alkylene group, a C2-6 alkenylene group or a C2-6 alkynylene group, each of which may have one or more substituents; T represents a single bond, or one or more substituents, respectively. A C1-3 alkylene group, a C2-3 alkenylene group or a C2-3 alkynylene group which may have; W represents a carboxyl group;
Figure 2004182657
Represents a single bond or a double bond; X represents a single bond, an oxygen atom, -NR X1 CQ 1 O- (where Q 1 represents an oxygen atom or a sulfur atom, and R X1 represents a hydrogen atom, a cyano group, or a formyl group. Or a C1-6 alkyl group, a C1-6 hydroxyalkyl group, a C1-6 aminoalkyl group, a C1-6 halogenated alkyl group, a C2-12 An alkoxyalkyl group, a C3-7 cycloalkyl group, a C2-6 alkenyl group, a C2-6 alkynyl group, a C6-12 aryl group, a C7-18 alkylaryl group, a C7-18 aralkyl group, C2 To 7 aliphatic acyl groups, or C7 to 19 aromatic acyl groups, C2 to 7 aliphatic alkoxycarbonyl groups Or C7-19 aromatic alkoxycarbonyl groups), -OCQ 1 NR X1- (Q 1 and R X1 each represent the same group as defined above), -CQ 1 NR X1 O- (Q 1 and R X1 represents the same group as defined above, ONR X1 CQ 1 — (Q 1 and R X1 each represent the same group as defined above), —NR X1 CQ 1 — (Q 1 and R X1 represent -CQ 1 NR X1- (Q 1 and R X1 each represent the same group as defined above), -NR X1a CQ 1 NR X1b- (Q 1 represents the same group as defined above, R X1a good hydrogen atoms be the same or different from each other R X1b, cyano group, formyl group or may have one or more substituents each, to no C1 6 Alkyl group, C1-6 hydroxyalkyl group, C1-6 aminoalkyl group, C1-6 halogenated alkyl group, C2-12 alkoxyalkyl group, C3-7 cycloalkyl group, C2-6 alkenyl group A C2-6 alkynyl group, a C6-12 aryl group, a C7-18 alkylaryl group, a C7-18 aralkyl group, a C2-7 aliphatic acyl group, or a C7-19 aromatic acyl group, C2 to show the 7 aliphatic alkoxycarbonyl group or C7 to 19 aromatic alkoxycarbonyl group, a), - Q 2 SO2- (wherein Q 2 is an oxygen atom or -NR X10, - (wherein R X10 is a hydrogen atom , A cyano group, a formyl group, or each having at least one substitution A C1-6 alkyl group, a C1-6 hydroxyalkyl group, a C1-6 aminoalkyl group, a C1-6 halogenated alkyl group, a C2-12 alkoxyalkyl group, a C3-7 cycloalkyl group, A C2-6 alkenyl group, a C2-6 alkynyl group, a C6-12 aryl group, a C7-18 alkylaryl group, a C7-18 aralkyl group, a C2-7 aliphatic acyl group, or a C7-19 aromatic acyl group, a C2 to 7 aliphatic alkoxycarbonyl group or C7 to 19 aromatic alkoxycarbonyl group,)) - SO2Q 2 - (a group Q 2 is respectively shown in the definition indicate the same group) , General formula
Figure 2004182657
,
Figure 2004182657
,
Figure 2004182657
,
Figure 2004182657
,
Figure 2004182657
,
Figure 2004182657
,
Figure 2004182657
Or
Figure 2004182657
(Wherein Q 1 , Q 2 and R X1 are the same groups as defined above, k is 0 to 5, m is 1 to 5, n and p are each the same or different and may be 1 to 5 , R X2 , R X3 , R X4 , R X5 R X6 , R X7 R X8 and R X9 each independently represent a hydrogen atom, a hydroxyl group, a cyano group, a halogen, or at least one substituent which may be the same or different. C1-6 alkyl group, C1-6 alkoxy group, C1-6 alkylthio group, C1-6 hydroxyalkyl group, C1-6 hydroxyalkoxy group, C1-6 hydroxyalkylthio which may have A C1-6 aminoalkyl group, a C1-6 aminoalkoxy group, a C1-6 aminoalkylthio group, 1 to 6 halogenated alkyl groups, C1 to 6 halogenated alkoxy groups, C1 to 6 halogenated alkylthio groups, C2 to 12 alkoxyalkyl groups, C2 to 12 alkoxyalkoxy groups, C2 to 12 alkoxyalkylthio groups A C3-7 cycloalkyl group, a C3-7 cycloalkyloxy group, a C4-13 cycloalkylalkyloxy group, a C3-7 cycloalkylthio group, a C2-6 alkenyl group, a C2-6 alkenyloxy group C2-6 alkenylthio, C2-6 alkynyl, C2-6 alkynyloxy, C2-6 alkynylthio, C6-12 aryl, C6-12 aryloxy, C6-12 Arylthio group A C7-18 alkylaryl group, a C7-18 alkylaryloxy group, a C7-18 alkylarylthio group, a C7-18 aralkyl group, a C7-18 aralkyloxy group or a C7-18 aralkylthio group, Or —N (R X11 ) R X12 — (where R X11 and R X12 each may be the same or different, and may have a hydrogen atom, a cyano group, a formyl group, or each may have one or more substituents; A C1-6 alkyl group, a C1-6 hydroxyalkyl group, a C1-6 aminoalkyl group, a C1-6 halogenated alkyl group, a C2-12 alkoxyalkyl group, a C3-7 cycloalkyl group, a C2-7 6, an alkenyl group, a C2-6 alkynyl group, 6 to 12 aryl groups, C7 to 18 alkylaryl groups, C7 to 18 aralkyl groups, C2 to 7 aliphatic acyl groups, or C7 to 19 aromatic acyl groups, C2 to 7 aliphatic alkoxycarbonyl groups Or a C7-19 aromatic alkoxycarbonyl group) (provided that R X2 and R X3 , and R X4 and R X5 may together form a ring). ). Q 3 and Q 4 each represent a single bond, which may be the same or different, an oxygen atom, (O) S (O), or NR X10 (NR X10 represents the same group as defined above). The group;
Y is a 5- to 14-membered aromatic group, which may have one or more substituents and may have one or more heteroatoms, or a C3-7 alicyclic hydrocarbon group;
Ring Z is a 5-14 membered aromatic group which may have 1 to 4 substituents, may have one or more heteroatoms, and may be partially saturated;
U may have 1 to 4 substituents, may have one or more heteroatoms, and may have a 5-14 membered aromatic group or a single bond in which a part of the ring may be saturated. And a carboxylic acid derivative, a salt or an ester thereof, or a hydrate thereof as an active ingredient.
血漿中のTGレベルの上昇を伴わないことを特徴とする請求項1記載のHDLレベルの上昇促進剤。The agent for promoting an increase in HDL level according to claim 1, which is not accompanied by an increase in TG level in plasma. 一般式に(I)おいて、Uが1から4の置換基を有していてもよく、1以上のヘテロ原子を有していてもよく環の一部が飽和されていてもよい5−14員芳香族基を示す〕で表される請求項1または2記載のHDLレベルの上昇促進剤。In the general formula (I), U may have 1 to 4 substituents, may have one or more heteroatoms, and may have a part of the ring which is saturated. Or a 14-membered aromatic group]. 一般式(I)において、Lが単結合、またはC1ないし6のアルキレン基であり、Tが1以上の置換基を有していてもよい、C1ないし6のアルキレン基である請求項1または2記載のHDLレベルの上昇促進剤。In the general formula (I), L is a single bond or a C1-6 alkylene group, and T is a C1-6 alkylene group which may have one or more substituents. The HDL level increase promoter according to the above. 一般式(I)において、Lが1以上の置換基を有していてもよい、C1ないし6のアルキレン基であり、Tが単結合、またはC1ないし6のアルキレン基である請求項1または2記載のHDLレベルの上昇促進剤。In the general formula (I), L is a C1-6 alkylene group which may have one or more substituents, and T is a single bond or a C1-6 alkylene group. The HDL level increase promoter according to the above. 一般式(I)において、Xが、酸素原子、−NRX1CQO−(ここでQおよび RX1それぞれ前記定義に同じ基を示す)、−OCQNRX1−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、−NRX1CQ−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、または−CQNRX1−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)でそれぞれ示される基、一般式
Figure 2004182657
(ここでQ、 Q、 k 、 m、n、p、RX2、RX3、RX4、RX5、RX6、RX7、RX8およびRX9は、それぞれ前記定義と同じ基を示す)である請求項1ないし5のいずれか1項記載のHDLレベルの上昇促進剤。
In the general formula (I), X represents an oxygen atom, -NR X1 CQ 1 O- (wherein Q 1 and R X1 each represent the same group as defined above), -OCQ 1 NR X1- (Q 1 and R X1 Each represents the same group as defined above), -NR X1 CQ 1- (Q 1 and R X1 each represent the same group as defined above), or -CQ 1 NR X1- (Q 1 and R X1 each represent A group represented by the same formula), a general formula
Figure 2004182657
(Where Q 1 , Q 2 , k, m, n, p, R X2 , R X3 , R X4 , R X5 , R X6 , R X7 , R X8 and R X9 each represent the same group as defined above. The method according to any one of claims 1 to 5, wherein the agent is an HDL level elevation promoter.
一般式(I)において、Xが、酸素原子、−NRX1CQO−(ここでQおよび RX1それぞれ前記定義に同じ基を示す)、−OCQNRX1−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、−NRX1CQ−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)、または−CQNRX1−(QおよびRX1はそれぞれ前記定義に同じ基を示す)でそれぞれ示される基である請求項1ないし6のいずれか1項記載のHDLレベルの上昇促進剤。In the general formula (I), X represents an oxygen atom, -NR X1 CQ 1 O- (wherein Q 1 and R X1 each represent the same group as defined above), -OCQ 1 NR X1- (Q 1 and R X1 Each represents the same group as defined above), -NR X1 CQ 1- (Q 1 and R X1 each represent the same group as defined above), or -CQ 1 NR X1- (Q 1 and R X1 each represent The HDL level increase promoter according to any one of claims 1 to 6, wherein the same group is used in the definition. 一般式(I)において、Lが1以上の置換基を有していてもよいC2ないし6のアルキニレン基であり、Xが酸素原子であり、Tが単結合、または1以上の置換基を有していてもよいC1ないし6のアルキレン基である請求項1または2記載のHDLレベルの上昇促進剤。In the general formula (I), L is a C2-6 alkynylene group optionally having one or more substituents, X is an oxygen atom, and T is a single bond or has one or more substituents. The HDL level increase promoter according to claim 1 or 2, which is an optionally substituted C1-6 alkylene group. 一般式(I)において、Xが、−NRX1CQO−(ここでQは酸素原子を、 RX1は水素原子を示す)、−OCQNRX1−(ここでQは酸素原子を、 RX1は水素原子を示す)である請求項1ないし6のいずれか1項記載のHDLレベルの上昇促進剤。In the general formula (I), X represents -NR X1 CQ 1 O- (where Q 1 represents an oxygen atom and R X1 represents a hydrogen atom), -OCQ 1 NR X1- (where Q 1 represents an oxygen atom And R X1 represents a hydrogen atom). The agent for promoting an increase in HDL level according to any one of claims 1 to 6. 一般式(I)において、Xが、−NRX1CQ−(ここでQは酸素原子を、RX1は水素原子を示す)、−CQNRX1−(ここでQは酸素原子を、 RX1は水素原子を示す)である請求項1ないし6のいずれか1項記載のHDLレベルの上昇促進剤。In the general formula (I), X is, -NR X1 CQ 1 - (here Q 1 is oxygen atom, R X1 represents a hydrogen atom), - CQ 1 NR X1 - a (wherein Q 1 represents an oxygen atom And R X1 represents a hydrogen atom). The agent for promoting an increase in HDL level according to any one of claims 1 to 6. 一般式(I)の化合物が以下のA群から選択される1つの化合物である請求項1または2記載のHDLレベルの上昇促進剤。
A群:
{3’−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2−プロピニルオキシ]−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル}酢酸
{3’−[2−ヒドロキシ−3−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)−プロポキシ]−4’−メトキシ−ビフェニル−3−イル}酢酸
{4’−エトキシ−3’−[(3−フルオロ−4−トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ)−メチル]−ビフェニル−3−イル}酢酸
{4’−プロポキシ−3’−[(4−トリフルオロメチル−ベンジルオキシカルボニルアミノ)−メチル]−ビフェニル−3−イル}酢酸
2−[5−(3−{2−[(2,4−ジクロロアニリノカルボニル)オキシ]エチル}−4−メトキシフェニル)−3−フェニル]酢酸
{3’−[(4−クロロ−2−フルオロフェニルカルバモイル)メチル]−4’−エトキシビフェニル−3−イル}酢酸
3−{3−[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチル]−4−メトキシフェニル}フェニル酢酸
4−(3−{[(4−トリフルオトメチル−2−フルオロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)−2−チオフェンカルボン酸
3−(3−{[(4−クロロ−2−フルオロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル) −3−フェニル酢酸
3−{3−[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチル]−4−メトキシフェニル}安息香酸
3−(3−{[(4−トリフルオロメチル−2−フルオロベンゾイル)アミノ]メチル}−4−プロポキシフェニル)安息香酸
2−[3−(5−[(2,4−ジクロロベンゾイル)アミノ]メチル−6−エトキシ−3−ピリジル)フェニル]酢酸
The HDL level increase promoter according to claim 1 or 2, wherein the compound of the general formula (I) is one compound selected from the following group A.
Group A:
{3 '-[3- (4-trifluoromethylphenyl) -2-propynyloxy] -4'-methoxy-biphenyl-3-yl} acetic acid {3'-[2-hydroxy-3- (4-chloro- 2-methylphenoxy) -propoxy] -4'-methoxy-biphenyl-3-yl {acetic acid} 4'-ethoxy-3 '-[(3-fluoro-4-trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino) -methyl]- Biphenyl-3-yl {acetic acid} 4′-propoxy-3 ′-[(4-trifluoromethyl-benzyloxycarbonylamino) -methyl] -biphenyl-3-yl} acetic acid 2- [5- (3- {2 -[(2,4-dichloroanilinocarbonyl) oxy] ethyl {-4-methoxyphenyl) -3-phenyl] acetic acid {3 '-[(4-chloro-2-fluorophenylcarbamoyl) Tyl] -4′-ethoxybiphenyl-3-yl {acetic acid 3- {3- [2- (2,4-dichlorophenoxy) ethyl] -4-methoxyphenyl} phenylacetic acid 4- (3-{[(4- Trifluoromethyl-2-fluorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxyphenyl) -2-thiophenecarboxylate 3- (3-{[(4-chloro-2-fluorobenzoyl) amino] methyl} -4-propoxy Phenyl) -3-phenylacetic acid 3- {3- [2- (2,4-dichlorophenoxy) ethyl] -4-methoxyphenyl} benzoic acid 3- (3-{[(4-trifluoromethyl-2-fluoro Benzoyl) amino] methyl {-4-propoxyphenyl) benzoic acid 2- [3- (5-[(2,4-dichlorobenzoyl) amino] methyl-6-ethoxy-3-pi Lysyl) phenyl] acetic acid
一般式(I)の化合物が以下のB群から選択される1つの化合物である請求項1または2記載のHDLレベルの上昇促進剤。
B群:
3−[4−エトキシ−3−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシカルボニルアミノ)フェニル]−2−イソプロポキシプロパン酸
3−{1−[3−(4−クロロフェニル)プロプ−2−イニル]−1H−インドール−3−イル}−2−イソプロポキシプロパン酸
2−イソプロポキシ−3−{1−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロプ−2−イニル]−1H−インドール−3−イル}プロパン酸
3−{1−[3−(2,4−ジクロロフェニル)プロプ−2−イニル]−1H−インドール−3−イル}−2−イソプロポキシプロパン酸
2−{3−[(4−クロロ−2−フルオロフェニルカルバモイル)メチル]−4−エトキシベンジル}ブチル酸
3−{3−[(4−クロロ−2−フルオロフェニルカルバモイル)メチル]−4−プロポキシフェニル}−2−メチルプロパン酸
2−{3−[(4−クロロ−2−フルオロフェニルカルバモイル)メチル]−4−プロポキシベンジル}ブチル酸
2−{3−[(2−フルオロ−4−メチルフェニルカルバモイル)メチル]−4−プロポキシベンジル}ブチル酸
3−(4−メトキシ−3−{[2−メチル−3−(トリフルオロメチルフェニル)アクリロイルアミノ]メチル}フェニル)−2−メチルプロパン酸
ジメチル 2−{4−エトキシ−3−[(2−フルオロ−4−トリフルオロメチルベンゾイルアミノ)メチル]ベンジル}マロネート
The HDL level increase promoter according to claim 1 or 2, wherein the compound of the general formula (I) is one compound selected from the following group B:
Group B:
3- [4-ethoxy-3- (4-trifluoromethylbenzyloxycarbonylamino) phenyl] -2-isopropoxypropanoic acid 3- {1- [3- (4-chlorophenyl) prop-2-ynyl] -1H -Indol-3-yl {-2-isopropoxy-3-isopropoxypropanoate-2- {1- [3- (4-trifluoromethylphenyl) prop-2-ynyl] -1H-indol-3-yl} 3- {1- [3- (2,4-dichlorophenyl) prop-2-ynyl] -1H-indol-3-yl} -2-isopropoxypropanoate 2- {3-[(4-chloro-propanoate) 2-Fluorophenylcarbamoyl) methyl] -4-ethoxybenzyl {butyric acid 3- {3-[(4-chloro-2-fluorophenylcarbamoyl) methyl] -4- 2- {3-[(4-chloro-2-fluorophenylcarbamoyl) methyl] propoxyphenyl} -2-methylpropanoate! -4-propoxybenzyl} butyrate 2- {3-[(2-fluoro-4- Methylphenylcarbamoyl) methyl] -4-propoxybenzyl} butyric acid 3- (4-methoxy-3-{[2-methyl-3- (trifluoromethylphenyl) acryloylamino] methyl} phenyl) -2-methylpropanoic acid Dimethyl 2- {4-ethoxy-3-[(2-fluoro-4-trifluoromethylbenzoylamino) methyl] benzyl} malonate
動脈硬化に伴う疾患の治療・予防に使用する請求項1〜12いずれか1項記載のHDLレベルの上昇促進剤。The HDL level increase promoter according to any one of claims 1 to 12, which is used for treatment / prevention of a disease associated with arteriosclerosis.
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