JPWO2002072131A1 - Liver disease drug - Google Patents
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Abstract
LSKL(Leu−Ser−Lys−Leu)又はその塩を肝疾患の治療、改善、予防等に優れた薬剤の有効成分として使用する。特に、肝実質細胞の障害や線維化を抑制し得る薬剤として有用である。更に、上記肝疾患等の障害を処置する方法も提供する。LSKL (Leu-Ser-Lys-Leu) or a salt thereof is used as an active ingredient of a drug excellent in treatment, improvement, prevention, etc. of liver disease. In particular, it is useful as a drug capable of suppressing hepatic parenchymal cell damage and fibrosis. Further, the present invention also provides a method for treating the above-mentioned disorders such as liver disease.
Description
技術分野
本発明はLSKL(Leu−Ser−Lys−Leu)又はその塩を有効成分として含有する新規肝疾患薬に関する。各種の肝臓疾患(肝疾患)の治療、改善、進展防止、予防等のための薬剤として使用することができる。更に、本発明は、肝疾患の治療、改善、進展防止、予防等の処置方法等や、特定活性成分(上記有効成分)の肝疾患薬への使用にも関する。
背景技術
代表的な肝疾患である、ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、非アルコール性非ウイルス性肝炎等の炎症性肝疾患、胆道閉鎖症をはじめとする胆汁鬱滞性肝疾患においては、種々の原因で肝実質細胞が障害を受け、肝の線維化が引き起こされ、その結果、門脈圧亢進を生じ、更に肝硬変、肝不全へと移行する。
現在、肝実質細胞の障害や線維化を抑制し得る選択的な薬物は存在しない。
線維化に関してはこれまで、TGFβが線維化の誘導に重要な役割を果たしていることが明らかになっている。TGFβは非活性の潜在型TGFβとして分泌され細胞外マトリックスに蓄積されている。このため、TGFβの活性制御は主に、非活性潜在型TGFβから活性型の変換過程にあると考えられている。潜在型TGFβはプラスミン(plasmin)等の蛋白分解酵素、活性酸素、インテグリン、トロンボスポンジン−1(thrombospndin−1;TSP−1)等によって活性型に変換されることが知られているが、生理的条件での活性化分子は確定されていない。
TSP−1の部分構造であるKRFK(Lys−Arg−Phe−Lys)は潜在型のTGFβの一部分であるN末端前駆体ペプチド(latency associated peptide;LAP)のLSKLと相互作用を起こす。その結果、LAPの構造変化が起こり、潜在型TGFβから切断され、活性化TGFβとなる。また、LAPの部分構造であるLSKLがTSP−1と競合して潜在型TGFβの活性化型TGFへの変換を阻害することが明らかとなっている。Crawford等はTGFβ1とTSP−1のノックアウトマウスを用いてTSP−1がin vivoで主要なTGFβの活性化因子であること、LSKLの投与はTSP−1ノックアウトマウス、TGFβノックアウトマウスと同様な膵臓と気管支の組織学的な変化をもたらすことを示した(Cell,93,1159−1170,1998参照。)。
これに対して、Abdelouahed等は血小板ではTSP−1がTGFβの活性化因子ではないことを示し(J.Bilo.Chem.,275,17933−17936,2000年参照。)、TSP−1によるTGFβの制御が全ての臓器で生理的普遍的に行われているか論議の分かれるところであった。
このような情況下に、肝臓疾患に対する優れた薬剤の開発が求められている。
発明の課題
本発明が解決しようとする課題は、各種の肝臓疾患に適用可能な優れた薬剤(予防薬を含む。)、特に肝線維化、或いはこのような肝線維化に繋がる肝実質細胞障害を抑制できる薬剤を開発することにある。
発明の開示
本発明者等は、前記テトラペプチドであるLSKL(以下、「LSKLペプチド」とも称する。)が肝臓において線維化抑制作用と共に肝実質細胞の変性、壊死の抑制、即ち障害抑制作用、保護作用を持つことを見出し本発明を完成するに到った。
即ち、本発明は、LSKLペプチド又はその塩を有効成分として含有することに特徴を有する肝疾患薬、好ましくは肝実質細胞障害抑制薬、より好ましくは肝線維化抑制薬に向けられる。上記有効成分として、LSKLの遊離体と塩とを併用して使用することもでき、当然のことながらこの内容もこの発明に含まれる。
LSKLは、ロイシル−セリル−リジル−ロイシン(Leu−Ser−Lys−Leu)を表し、本発明ではその塩の形態(医薬品として許容される塩)でも使用することができる。このテトラペプチドを構成するアミノ酸にはL−体及びD−体何れも採用可能であるが、L−体が好ましく、全てL−体のアミノ酸で構成されるLSKLを使用することがより好ましい。
本発明ではLSKL又はその塩を有効成分として使用するが、塩の例としては、例えば塩酸、硫酸、シュウ酸等の有機酸或いは無機酸との塩や、トリエチルアンモニウム塩、ナトリウム塩等の有機、無機塩基との塩等医薬品として許容できる塩を挙げることができる。
本発明において、肝疾患薬とは肝臓の疾患或いは肝臓の疾患を予防するために使用する薬剤であり、より詳しくは肝疾患の治療、改善、進展防止、予防等のために使用される薬剤が含まれる。
本発明は、別の形態として、LSKL又はその塩を生体内に投与することに特徴を有する肝疾患の治療、改善、進展防止、予防等、肝疾患に必要な処置方法(単に、「肝疾患の治療、改善又は予防方法」とも称する。)に存する。更に、LSKL又はその塩を生体内に投与することに特徴を有する肝実質細胞障害抑制方法、又は肝線維化抑制方法にも存する。
同様に、LSKLの遊離体と塩とを併用して投与することもでき、当然のことながらこの内容もこれらの発明に含まれる。
上記投与形態には、前記肝疾患薬(前記肝実質細胞障害抑制薬や、肝線維化抑制薬を含む。)を採用することができる。
本発明は、更に別の形態として、LSKL又はその塩の肝疾患薬への使用にも存する。
同様に、LSKLの遊離体及びその塩を併用使用することができ、当然のことながらこの内容もこの発明に含まれる。当該肝疾患薬(前記肝実質細胞障害抑制薬や、肝線維化抑制薬を含む。)については前記説明の通りである。
実施の形態
以下に本発明の実施の形態について説明する。
本発明の肝臓疾患薬を投与する対象については、肝臓疾患の治療、改善、進展防止、予防等を求めるものであれば特に制限は無いが、哺乳動物、通常はヒト(患者)に対して適用される。
本発明の薬剤が適用される肝疾患の種類については、特に制限は無い。代表的な肝疾患としてウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、非アルコール性非ウイルス性肝炎、自己免疫性肝炎等の炎症性肝疾患、胆道閉鎖症をはじめとする胆汁鬱滞性肝疾患、肝硬変、肝不全等を挙げることができる。特に、種々の原因で肝実質細胞が障害を受け、これに起因し、また起因することなく肝線維化を引き起こし、その結果として、門脈圧亢進、静脈瘤の形成、肝硬変、肝不全へ移行するような肝臓疾患に好ましく適用することができる。
本発明に使用するLSKLペプチドは公知(WO95/05191号国際公開公報等参照。)であり、公知の方法に基づいて容易に調製することが可能であり、例えば、後述の製造例に基づいて調製することもできる。
本発明の薬剤の投与形態については特に制限は無い。従って、経口投与、非経口投与(静脈内投与等)各種の投与形態が採用可能であり、本発明の薬剤の有効成分の入手については前記した通りであるが、注射投与等非経口投与が好ましい。
本発明の薬剤の投与量については、肝臓疾患の種類、症状の程度、製剤の形態等に応じて適当に選択される。例えば、有効成分のLSKLペプチドを注射投与する場合の投与量については、LSKLペプチドを患者に対して1日当たり0.01〜1000mg程度、より好ましくは0.05〜500mg程度、更に好ましくは0.1〜100mg程度使用することができる。重篤な場合には更に増量することもできる。投与の回数、時期については、数日に1回でも、または1日1回でも可能であるが、通常は1日当たり数回、例えば2〜4回に分けて、若しくは点滴等に混合して持続投与することができる。
一方、経口投与する場合には、上記注射投与に比べて十〜二十倍程度の投与量を基準に選択、投与することができる。
本発明においては、他の薬剤成分(医薬活性物質)と共に、例えば混合又は組み合わせて使用することができ、このような場合本発明で目的とする有効成分を含み本発明で目的とする前記薬理活性を示すものであれば本発明の薬剤である肝疾患薬に含まれる。
その他、薬理学的に許容し得る各種の製剤用物質(補助剤等として)を含むこともできる。製剤用物質は製剤の剤型により適宜選択することができるが、例えば、賦形剤、希釈剤、添加剤、崩壊剤、結合剤、被覆剤、潤滑剤、滑走剤、滑沢剤、風味剤、甘味剤、可溶化剤等を挙げることができる。更に、製剤用物質を具体的に例示すると、炭酸マグネシウム、二酸化チタン、ラクトース、マンニトール及びその他の糖類、タルク、牛乳蛋白、ゼラチン、澱粉、セルロース及びその誘導体、動物及び植物油、ポリエチレングリコール、及び溶剤、例えば滅菌水及び一価又は多価アルコール、例えばグリセロールを挙げることができる。
本発明の薬剤は、前述の如く公知の又は将来開発される様々な医薬製剤の形態、例えば、経口投与、腹腔内投与、経皮的投与、吸入投与等各種の投与形態に調製することができる。本発明の薬剤をこれ等様々な医薬製剤の形態に調製するためには公知の又は将来開発される方法を適宜採用することができる。
これ等様々な医薬製剤の形態として、例えば適当な固形又は液状の製剤形態、例えば顆粒、粉剤、被覆錠剤、錠剤、(マイクロ)カプセル、坐剤、シロップ、ジュース、懸濁液、乳濁液、滴下剤、注射用溶液、活性物質の放出を延長する製剤等を挙げることができる。
以上に例示した製剤形態にある本発明の薬剤には、薬効を奏するに有効な量の前記成分のLSKLを含有すべきことは当然のことであり、前記投与量等を参考にして有効成分を薬剤中に配合することができる。
その有効成分として、LSKL塩を使用する場合やLSKLの遊離体とその塩とを併用する場合等でも、前記LSKLについての説明に基づいて或いは知られている製剤技術を利用して、また各種の剤型に応じて必要な製剤を調製することができる。
前記の通り、本発明は、別の形態として、LSKL又はその塩を生体内に投与することに特徴を有する肝疾患の治療、改善又は予防方法、肝実質細胞障害抑制方法、或いは肝線維化抑制方法や、更に別の形態として、LSKL又はその塩の肝疾患薬への使用にも存する。
これらの発明については、何れも前記肝疾患薬(前記肝実質細胞障害抑制薬や、肝線維化抑制薬を含む。)についての説明や、後述の実施例等に基づいて、また必要により従来技術を参考にすることにより、容易に実施をすることができる。
好適な実施の形態
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれ等実施例により何等制約されるものではない。
(製造例)LSKLペプチドの製造
(保護ペプチドの合成)
PEアプライドバイオシステムズ社のペプチド自動合成機(ABI 433モデル)を使用し、プログラムに従ってC端より逐次Fmoc法による固相合成にてペプチド鎖を延長し目的の保護ペプチド樹脂の合成を行った。
出発アミノ酸樹脂担体はHMP−resin(1mmol,Wang−resin)を使用し、Leu,Ser(tBu),Lys(Boc)等通常のFmocアミノ酸誘導体を使用した。尚、ここに使用するアミノ酸には、全てL−体が使用された。
樹脂上へのペプチドの構築が終了した後、保護ペプチド樹脂を乾燥し、続いて脱保護に供した。
(固相樹脂からの切出しと脱保護)
得られた保護ペプチドの脱保護基とペプチドの樹脂担体からの切り離しはトリフルオロ酢酸処理によって行った。粗ペプチドをイソプロピルエーテルで沈殿させた後、0.1%トリフルオロ酢酸水によって抽出し、濾別により樹脂を除き、凍結乾燥体として得た。
(RP−HPLCによる精製)
続いて、粗ペプチドを逆相高速クロマトグラフィー(島津製作所、分取装置モデルLC8A、使用カラム 30X250mm,YMC SH−363−5 s−5 120A ODS)によりアセトニトリルー0.1%トリフリオロ酢酸水の系を用いて分取精製を行って目的とする表題精製ペプチド トリフルオロ酢酸塩を凍結乾燥粉末として得た。
以下、アセテート型Muromacにて処理し、塩交換により酢酸塩型とし配列表配列番号1に示す表題LSKLペプチドを調製した。
(実施例1)
前記製造例において調製されたLSKLペプチドの評価を行った。
4週令 70−80gのSDラット(日本エスエルシーより購入。)を生理食塩水投与群とLSKLペプチド投与群に割り付けた。1%濃度になるように生理食塩水に希釈したジメチルニトロソアミン(Dimethylnitrosamine;和光純薬工業より購入。)を10μl/kg量、腹腔内に連続3日間/週、4週間投与した。
前記ジメチルニトロソアミンの第1回目の投与から、各群それぞれ、生理食塩水、及びLSKLペプチド 100μg/ラットを連日、28日間、腹腔内投与した。経日的に体重、動物状態観察を行い、投与28日目にエーテル麻酔下で屠殺し、肝組織を回収した。
肝臓については重量を測定後、ホルマリン固定しヘマトキシリン−エオシン染色、アザン染色を実施した。臓器の線維化の程度はアザン染色組織切片を検鏡し、HAIスコア(hepatitis activity index score)で表示し、下記のような4段階の基準で評価を行った。
A: 線維形成無し、スコア 0;
B: 門脈域の線維性拡大、スコア 1;
C: 架橋性線維化(門脈域−門脈域、又は門脈域−中心静脈)、スコア 3;及び
D: 肝硬変、スコア 4。
尚、スコア1とスコア3の中間或いは移行形と見られる所見をスコア2とする。
肝小葉内の変性・壊死の程度はHE染色標本を検鏡し、HAIスコア(hepatitis activity index score)で表示した。具体的には下記の4段階の基準で評価を行った。
A: 無し(変性、壊死無し)、スコア 0;
B: 軽度(小葉若しくは結節の1/3以下に好酸体、肝細胞膨化、散在性の肝細胞壊死巣)、スコア 1;
C: 中等度(小葉若しくは結節の1/3から2/3に好酸体、肝細胞膨化、散在性の肝細胞壊死巣)、スコア 3;及び
D: 高度(小葉若しくは結節の2/3以上に好酸体、肝細胞膨化、散在性の肝細胞壊死巣)、スコア 4。
尚、スコア1とスコア3の中間或いは移行形と見られる所見をスコア2とする。
以上の結果を図1(肝細胞変性壊死抑制効果)及び図2(線維化抑制効果)に示した。
図1の結果から明らかなように、LSKLペプチド投与群では生理食塩水投与群に比べ肝細胞の変性壊死スコアが有意に低下した。(P<0.01)。更に、図2の結果から明らかなように、LSKLペプチド投与群では肝線維化スコアの抑制が観察された。
LSKLペプチド投与群では、生理食塩水投与群と比較し体重増加の亢進(図3参照。)、生存率の改善が観察された(図4参照。)。
LSKLペプチドの投与によりジメチルニトロソアミン誘発肝障害線維化モデルで肝実質細胞の変性壊死抑制及び線維化抑制が認められた。また、その結果が全身状態の改善(体重増加、生存率上昇)に繋がったと考えらる。
以上の結果から明らかなように、LSKLペプチドが肝疾患の薬剤として極めて優れていることが理解される。
発明の効果
本発明により、前記有効成分を使用する優れた肝疾患用の薬剤を提供することができる。特に、肝実質細胞の障害や線維化を抑制し得る薬剤として有用である。更に、前記有効成分を、好ましくは上記薬剤の形態で投与し、上記肝疾患等の障害の処置を行うことができる。
従って、本発明は産業上、特に医療、医薬品等の分野において極めて有用である。
【配列表】
【図面の簡単な説明】
[図1]
実施例において得られた肝細胞変性壊死抑制効果を図示したものである。
図左側に対照群(生理食塩水)、右側にLSKL投与群について、それぞれスコアで評価した結果を示す(p<0.01)。
DMN:ジメチルニトロソアミン;Saline:生理食塩水。
[図2]
実施例において得られた線維化抑制効果を図示したものである。
図左側に対照群(生理食塩水)、右側にLSKL投与群について、それぞれスコアで評価した結果を示す(p<0.05)。
DMN:ジメチルニトロソアミン;Saline:生理食塩水。
[図3]
実施例において得られた実験動物SDラットの体重変化を図示したものである。■:LSKL;●:生理食塩水(Saline)。
縦軸:体重(BW)(g);横軸:薬物投与開始日からの経過日数(Day)。
[図4]
実施例において得られた実験動物SDラットの生存曲線を示したものである。■:LSKL;●:生理食塩水(Saline)。
縦軸:生存率(%);横軸:薬物投与開始日からの経過日数(Day)。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a novel liver disease drug containing LSKL (Leu-Ser-Lys-Leu) or a salt thereof as an active ingredient. It can be used as a drug for treatment, improvement, prevention of progress, prevention, etc. of various liver diseases (liver diseases). Furthermore, the present invention also relates to treatment methods such as treatment, improvement, prevention of progress and prevention of liver disease, and the use of a specific active ingredient (the above-mentioned active ingredient) as a drug for liver disease.
BACKGROUND ART In typical liver diseases, viral hepatitis, alcoholic hepatitis, inflammatory liver diseases such as non-alcoholic nonviral hepatitis, and biliary atresia and other cholestatic liver diseases. Hepatic parenchymal cells are damaged for various reasons, causing fibrosis of the liver. As a result, portal vein hypertension is caused, and further progresses to cirrhosis and liver failure.
At present, there is no selective drug capable of suppressing hepatic parenchymal cell damage and fibrosis.
Regarding fibrosis, it has been clarified that TGFβ plays an important role in inducing fibrosis. TGFβ is secreted as inactive latent TGFβ and accumulated in the extracellular matrix. For this reason, it is considered that the control of the activity of TGFβ is mainly in the process of converting the inactive latent TGFβ to the active form. Latent TGFβ is known to be converted to an active form by proteolytic enzymes such as plasmin, active oxygen, integrins, thrombospondin-1 (TSP-1) and the like. Activating molecules under experimental conditions have not been determined.
KRFK (Lys-Arg-Phe-Lys) which is a partial structure of TSP-1 interacts with LSKL of N-terminal precursor peptide (latency associated peptide; LAP) which is a part of latent TGFβ. As a result, a structural change of LAP occurs, which is cleaved from latent TGFβ to become activated TGFβ. In addition, it has been clarified that LSKL, a partial structure of LAP, competes with TSP-1 to inhibit the conversion of latent TGFβ to activated TGF. Crawford et al. Reported that TSP-1 was a major TGFβ activator in vivo using TGFβ1 and TSP-1 knockout mice, and that LSKL was administered to TSP-1 knockout mice and pancreas similar to TGFβ knockout mice. It has been shown to cause histological changes in the bronchi (see Cell, 93, 1159-1170, 1998).
In contrast, Abdelouahed et al. Show that TSP-1 is not an activator of TGFβ in platelets (see J. Biro. Chem., 275, 17933-17936, 2000), and that TSP-1 reduces TGFβ by TSP-1. It has been controversial whether control is physiologically universal in all organs.
Under such circumstances, development of an excellent drug for liver disease has been demanded.
Problems to be solved by the invention Problems to be solved by the present invention are excellent drugs (including prophylactic agents) applicable to various liver diseases, particularly liver fibrosis, or such liver fibrosis. An object of the present invention is to develop a drug capable of suppressing hepatic parenchymal cell damage.
DISCLOSURE OF THE INVENTION The present inventors have reported that LSKL (hereinafter also referred to as “LSKL peptide”), which is the above-mentioned tetrapeptide, inhibits fibrosis in the liver and inhibits degeneration and necrosis of hepatic parenchymal cells, ie, impairment. The inventors have found that they have an inhibitory action and a protective action, and have completed the present invention.
That is, the present invention is directed to a liver disease drug, preferably a hepatic parenchymal cell damage inhibitor, and more preferably a liver fibrosis inhibitor, characterized by containing the LSKL peptide or a salt thereof as an active ingredient. As the active ingredient, a free form of LSKL and a salt can be used in combination, and this content is naturally included in the present invention.
LSKL represents leucyl-seryl-lysyl-leucine (Leu-Ser-Lys-Leu), and in the present invention, it can be used in the form of a salt thereof (a pharmaceutically acceptable salt). Both L- and D-forms can be used for the amino acids constituting the tetrapeptide, but L-forms are preferred, and LSKL composed of all L-form amino acids is more preferred.
In the present invention, LSKL or a salt thereof is used as an active ingredient. Examples of the salt include salts with organic or inorganic acids such as hydrochloric acid, sulfuric acid and oxalic acid, and organic salts such as triethylammonium salt and sodium salt. Pharmaceutically acceptable salts such as salts with inorganic bases can be mentioned.
In the present invention, a liver disease drug is a drug used for preventing a liver disease or a liver disease, and more specifically, a drug used for treatment, improvement, prevention of progress, prevention, etc. of a liver disease. included.
Another aspect of the present invention is a method for treating a liver disease, which is characterized by administering LSKL or a salt thereof to a living body, such as treatment, improvement, prevention of progress, and prevention of a liver disease (hereinafter simply referred to as “liver disease”). Also referred to as "method of treatment, improvement or prevention"). Furthermore, there is provided a method for suppressing hepatic parenchymal cell damage or a method for suppressing hepatic fibrosis characterized by administering LSKL or a salt thereof to a living body.
Similarly, a free form of LSKL and a salt can be administered in combination, and this content is naturally included in these inventions.
The above-mentioned administration form can employ the above-mentioned liver disease drug (including the above-mentioned hepatic parenchymal cell damage inhibitor and liver fibrosis inhibitor).
The present invention also provides, as yet another form, the use of LSKL or a salt thereof for a drug for liver disease.
Similarly, a free form of LSKL and a salt thereof can be used in combination, and this content is naturally included in the present invention. The liver disease drug (including the hepatic parenchymal cell damage inhibitor and the liver fibrosis inhibitor) is as described above.
Embodiment An embodiment of the present invention will be described below.
The subject to which the liver disease drug of the present invention is administered is not particularly limited as long as it seeks treatment, improvement, prevention of progress, prevention, etc. of the liver disease, but is applicable to mammals, usually humans (patients). Is done.
There is no particular limitation on the type of liver disease to which the agent of the present invention is applied. Representative liver diseases include inflammatory liver diseases such as viral hepatitis, alcoholic hepatitis, non-alcoholic non-viral hepatitis, and autoimmune hepatitis; biliary obstruction and other cholestatic liver diseases; cirrhosis; and liver failure. And the like. In particular, hepatic parenchymal cells are damaged for various reasons, resulting in and without cause of liver fibrosis, resulting in portal hypertension, formation of varicose veins, liver cirrhosis, and liver failure It can be preferably applied to liver diseases such as
The LSKL peptide used in the present invention is known (see WO95 / 05191, etc.), and can be easily prepared based on a known method. For example, the LSKL peptide is prepared based on the production examples described later. You can also.
The administration form of the drug of the present invention is not particularly limited. Therefore, various administration forms such as oral administration and parenteral administration (intravenous administration, etc.) can be adopted. The acquisition of the active ingredient of the drug of the present invention is as described above, but parenteral administration such as injection administration is preferable. .
The dose of the drug of the present invention is appropriately selected depending on the type of liver disease, the degree of symptoms, the form of the preparation, and the like. For example, as for the dose when the active ingredient LSKL peptide is administered by injection, the LSKL peptide is administered to a patient in an amount of about 0.01 to 1000 mg per day, more preferably about 0.05 to 500 mg, and still more preferably about 0.1 to 500 mg. About 100 mg can be used. In severe cases, the dose can be further increased. The number and timing of administration can be once every few days or once a day, but it is usually several times a day, for example, divided into 2 to 4 times, or by mixing with infusion and the like. Can be administered.
On the other hand, in the case of oral administration, it can be selected and administered on the basis of a dose that is about 10 to 20 times that of the above-mentioned injection administration.
In the present invention, it can be used, for example, in combination or in combination with other drug components (pharmaceutically active substances). In such a case, the pharmacological activity which contains the active ingredient intended in the present invention and which is aimed in the present invention Is included in the liver disease drug of the present invention.
In addition, it may also contain various pharmacologically acceptable substances for preparations (as auxiliaries and the like). The substance for preparation can be appropriately selected depending on the dosage form of the preparation. , Sweeteners, solubilizers and the like. Further, specific examples of substances for preparation include magnesium carbonate, titanium dioxide, lactose, mannitol and other saccharides, talc, milk protein, gelatin, starch, cellulose and derivatives thereof, animal and vegetable oils, polyethylene glycol, and solvents, For example, sterile water and monohydric or polyhydric alcohols such as glycerol can be mentioned.
The drug of the present invention can be prepared in various pharmaceutical forms known or to be developed as described above, for example, various administration forms such as oral administration, intraperitoneal administration, transdermal administration, and inhalation administration. . In order to prepare the drug of the present invention in the form of these various pharmaceutical preparations, known or future-developed methods can be appropriately adopted.
These various pharmaceutical forms include, for example, suitable solid or liquid forms, such as granules, powders, coated tablets, tablets, (micro) capsules, suppositories, syrups, juices, suspensions, emulsions, Drops, solutions for injection, formulations which prolong the release of the active substance and the like can be mentioned.
It is natural that the drug of the present invention in the preparation form exemplified above should contain an effective amount of the above-mentioned component LSKL to exert a medicinal effect. It can be incorporated into a drug.
Even when an LSKL salt is used as the active ingredient, or when a free form of LSKL and its salt are used in combination, etc., based on the description of the LSKL or by utilizing a known formulation technique, various Necessary preparations can be prepared according to the dosage form.
As described above, the present invention provides, as another form, a method for treating, improving or preventing liver disease, a method for suppressing hepatic parenchymal cell damage, or suppressing liver fibrosis characterized by administering LSKL or a salt thereof to a living body. A method and, in yet another form, the use of LSKL or a salt thereof for a liver disease drug.
All of these inventions are based on the description of the liver disease drug (including the hepatic parenchymal cell damage inhibitor and the hepatic fibrosis inhibitor), the examples described later, and if necessary, the prior art. Can be easily implemented by referring to.
Preferred Embodiment Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to Examples, but the present invention is not limited by these Examples.
(Production Example) Production of LSKL peptide (Synthesis of protected peptide)
Using a peptide automatic synthesizer (ABI 433 model) manufactured by PE Applied Biosystems, the peptide chain was extended from the C-terminal by sequential Fmoc solid phase synthesis according to the program to synthesize the desired protected peptide resin.
As a starting amino acid resin carrier, HMP-resin (1 mmol, Wang-resin) was used, and ordinary Fmoc amino acid derivatives such as Leu, Ser (tBu), Lys (Boc) were used. In addition, L-form was used for all the amino acids used here.
After the construction of the peptide on the resin was completed, the protected peptide resin was dried and subsequently subjected to deprotection.
(Cut and deprotection from solid phase resin)
Deprotection of the resulting protected peptide and cleavage of the peptide from the resin carrier were performed by trifluoroacetic acid treatment. After the crude peptide was precipitated with isopropyl ether, it was extracted with 0.1% aqueous trifluoroacetic acid, and the resin was removed by filtration to obtain a lyophilized product.
(Purification by RP-HPLC)
Subsequently, the crude peptide was subjected to reverse phase high performance chromatography (Shimadzu Corporation, preparative instrument model LC8A, column used 30 × 250 mm, YMC SH-363-5 s-5 120A ODS) to make acetonitrile 0.1% trifluoroacetic acid aqueous system. The purified trifluoroacetate of the title was obtained as a lyophilized powder.
Thereafter, the resultant was treated with an acetate-type Muromac and converted into an acetate-type by salt exchange to prepare the title LSKL peptide shown in SEQ ID NO: 1 in the sequence listing.
(Example 1)
The LSKL peptide prepared in the above Production Example was evaluated.
Four-week-old 70-80 g SD rats (purchased from Japan SLC) were assigned to a physiological saline administration group and an LSKL peptide administration group. Dimethylnitrosamine (Dimethylnitrosamine; purchased from Wako Pure Chemical Industries, Ltd.) diluted to a concentration of 1% in physiological saline was administered intraperitoneally at a dose of 10 μl / kg for 3 consecutive days / week for 4 weeks.
From the first administration of the dimethylnitrosamine, physiological saline and 100 μg / rat of the LSKL peptide were administered intraperitoneally for 28 days each day. The body weight and animal condition were observed daily, and the animals were sacrificed 28 days after administration under ether anesthesia, and liver tissues were collected.
After weighing the liver, the liver was fixed with formalin and stained with hematoxylin-eosin and Azan. The degree of fibrosis of the organ was examined by microscopic examination of an Azan-stained tissue section, expressed by a HAI score (hepatitis activity index score), and evaluated based on the following four-step criteria.
A: No fibrosis,
B: Fibrous enlargement of portal zone, score 1;
C: cross-linked fibrosis (portal zone-portal zone or portal zone-central vein), score 3; and D: cirrhosis, score 4.
Note that a score that is considered to be an intermediate or transition type between the score 1 and the score 3 is referred to as a
The degree of degeneration / necrosis in the hepatic lobule was determined by microscopic examination of an HE-stained specimen and indicated by a HAI score (hepatitis activity index score). Specifically, the evaluation was carried out based on the following four criteria.
A: None (no degeneration or necrosis),
B: Mild (eosinophils in less than 1/3 of lobules or nodules, hepatocyte swelling, sporadic hepatocellular necrotic foci), score 1;
C: Moderate (1/3 to 2/3 of the lobules or nodules, eosinophils, hepatocyte swelling, sporadic hepatocellular necrosis), score 3; and D: High (2/3 or more of the lobules or nodules) Eosinophils, hepatocyte swelling, sporadic hepatocyte necrosis), score 4.
Note that a score that is considered to be an intermediate or transition type between the score 1 and the score 3 is referred to as a
The above results are shown in FIG. 1 (the effect of suppressing hepatocyte degeneration and necrosis) and FIG. 2 (the effect of suppressing fibrosis).
As is evident from the results in FIG. 1, the LSKL peptide-administered group had a significantly lower hepatocyte degeneration necrosis score than the physiological saline-administered group. (P <0.01). Furthermore, as is clear from the results of FIG. 2, suppression of the liver fibrosis score was observed in the LSKL peptide administration group.
In the LSKL peptide administration group, an increase in body weight gain (see FIG. 3) and an improvement in the survival rate were observed as compared with the physiological saline administration group (see FIG. 4).
Administration of the LSKL peptide showed suppression of degenerative necrosis and fibrosis of hepatic parenchymal cells in a dimethylnitrosamine-induced liver injury fibrosis model. In addition, it is considered that the result led to improvement of the general condition (increase in weight, increase in survival rate).
As is clear from the above results, it is understood that the LSKL peptide is extremely excellent as a drug for liver disease.
Effect of the Invention According to the present invention, an excellent drug for liver disease using the above active ingredient can be provided. In particular, it is useful as a drug capable of suppressing hepatic parenchymal cell damage and fibrosis. Furthermore, the above-mentioned active ingredient is preferably administered in the form of the above-mentioned drug, and the above-mentioned disorders such as liver disease can be treated.
Therefore, the present invention is extremely useful in industry, particularly in the fields of medicine, medicine and the like.
[Sequence list]
[Brief description of the drawings]
[Fig. 1]
3 illustrates the effect of suppressing hepatocyte degeneration and necrosis obtained in the examples.
The control group (physiological saline) is shown on the left side of the figure, and the LSKL-administered group is shown on the right side by the score (p <0.01).
DMN: dimethylnitrosamine; Saline: physiological saline.
[Fig.2]
3 illustrates the effect of suppressing fibrosis obtained in the examples.
The control group (physiological saline) is shown on the left side of the figure, and the LSKL-administered group is shown on the right side with the results of evaluation with scores (p <0.05).
DMN: dimethylnitrosamine; Saline: physiological saline.
[Fig. 3]
3 is a diagram illustrating changes in body weight of experimental animal SD rats obtained in Examples. ■: LSKL; ●: physiological saline (Saline).
The vertical axis: body weight (BW) (g); the horizontal axis: days elapsed from the start of drug administration (Day).
[Fig. 4]
1 shows a survival curve of experimental animal SD rats obtained in Examples. ■: LSKL; ●: physiological saline (Saline).
The vertical axis: survival rate (%); the horizontal axis: days elapsed from the drug administration start date (Day).
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