JPWO2001079941A1 - Analog electronic timepiece with attitude sensor with mode setting - Google Patents
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Abstract
本発明のアナログ電子時計は、時刻情報を表示するための複数の表示部材をそれぞれ作動させる複数のモータを有し、アナログ電子時計の姿勢に基づいて、前記複数のモータの作動を制御するように構成されており、前記複数のモータの作動と停止を制御する複数のモードを設定するための機構を備える。アナログ電子時計が、前記複数のモードのうちの所定のモードに設定されている場合において、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部が判定した場合、前記姿勢検出部の出力信号に基づいて、前記複数のモータを停止させる。出力判定部は現在時刻と前記複数のモータを停止させた時刻との差を計時するように構成される。アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと前記姿勢検出部が判断した場合、前記姿勢検出部の出力信号に基づいて、前記複数の表示部材が現在時刻を示す位置になるまで前記複数のモータを加速駆動させる。An analog electronic timepiece according to the present invention includes a plurality of motors for operating a plurality of display members for displaying time information, and controls the operation of the plurality of motors based on a posture of the analog electronic timepiece. And a mechanism for setting a plurality of modes for controlling operation and stop of the plurality of motors. In a case where the analog electronic timepiece is set to a predetermined mode among the plurality of modes, when the attitude detection unit determines that the analog electronic timepiece is in a predetermined one attitude, The plurality of motors are stopped based on an output signal. The output determination unit is configured to measure a difference between a current time and a time when the plurality of motors are stopped. When the attitude detection unit determines that the analog electronic timepiece is not in the predetermined one attitude, based on an output signal of the attitude detection unit, the plurality of display members reach a position indicating a current time. The plurality of motors are accelerated.
Description
〔技術分野〕
本発明は、アナログ電子時計において、表示部材の作動のモードを設定できるように構成し、設定されたモードに対応して、姿勢センサによりアナログ電子時計の姿勢を検出し、姿勢の検出結果に基づいて、アナログ電子時計の表示部材の回転を制御するように構成した、モード設定可能な姿勢センサ付きアナログ電子時計に関する。
〔背景技術〕
(1)従来のアナログ電子時計の構造
従来、アナログ電子時計のムーブメント(機械体)は、ムーブメントの基板を構成する地板を有する。文字板がムーブメントに取付けられる。
アナログ電子時計においては、文字板を取り付けた状態を仮定したときに、文字板が水平になるような「平姿勢」と、文字板が垂直になるような「立姿勢(縦姿勢)」とが定義される。本発明では、特に、文字板を下に向けて文字板が水平になるような姿勢を「平姿勢」と称し、文字板を上に向けて文字板が水平になるような姿勢を「裏平姿勢」と称する。
一般に、地板の両側のうちで、文字板のある方の側をムーブメントの「裏側」と称し、文字板のある方の側と反対側をムーブメントの「表側」と称する。ムーブメントの「表側」に組み込まれる輪列を「表輪列」と称し、ムーブメントの「裏側」に組み込まれる輪列を「裏輪列」と称する。
アナログ電子時計のムーブメント(機械体)は、ムーブメントの基板を構成する地板を有する。
ムーブメントの「表側」には、電池、回路ブロック、時モータ、時表示輪列、分モータ、分表示輪列、秒モータ、秒表示輪列などが配置される。時モータの回転により時表示輪列が回転して、時針により現在の時刻のうちの「時」を表示する。分モータの回転により分表示輪列が回転して、分針により現在の時刻のうちの「分」を表示する。秒モータの回転により秒表示輪列が回転して、秒針により現在の時刻のうちの「秒」を表示する。
(2)従来技術を開示した代表的な文献
▲1▼ 実開昭60−122885号公報には、複数のステップモータを備えたアナログ電子時計が開示されている。
▲2▼ 実開平1−87288号公報には、2つ以上のロータを有するアナログ電子時計の輪列構造が開示されている。
▲3▼ 特開平2−77678号公報には、複数のステップモータと、アラーム手段と、複数の外部操作手段とを備えた多機能電子時計が開示されている。
▲4▼ 特開平3−109094号公報には、複数のステップモータを備え、各モータは周波数の異なる信号により駆動されるアナログ電子時計が開示されている。
▲5▼ 特開昭63−148193号公報には、二次電池の電位が設定値まで低下した場合には、モータ駆動を停止して現時刻表示を中断し、同時に実時間記憶回路を作動させて、モータ駆動を停止した時刻と現時刻との差をカウントさせるように構成した充電式電子時計が開示されている。上記の二次電池の電位の設定値は、モータを駆動するのに必要とされる最低の電圧に近い値であり、実時間記憶回路を含む電子回路の消費電流とは桁違いに大きな電流を消費するモータを停止させることにより、二次電池の消費電流を抑制して、二次電池が再充電されるまでの間、充電式電子時計を作動させつづけることができるようにしている。
(3)従来技術の課題
従来のアナログ電子時計では、一旦リセットスイッチを解除して時計を作動させると、常に時モータの回転により「時」を表示し、分モータの回転により「分」を表示し、秒モータの回転により「秒」を表示するように構成されていた。したがって、モータの消費電力を減らすのがむずかしかった。
更に、従来のアナログ電子時計では、モータの消費電力を減らすためにリセットスイッチを作動させると、時モータ、分モータ、秒モータを止めることはできたが、再びリセットスイッチを解除して時計を作動させるときに、時針、分針、秒針の位置を現在時刻に合わせなければならなかった。したがって、従来のアナログ電子時計では、リセットスイッチを作動させた後のアナログ電子時計の操作が大変になっていた。
更に、従来のアナログ電子時計では、時計の電池寿命を延ばすには、電池のサイズ(直径、厚さ)を大きくしなければならなかった。したがって、電池のサイズ(直径、厚さ)を大きくすると、時計のサイズ(直径、厚さ)も大きくなってしまった。
(4)発明の目的
そこで、本発明の目的は、従来のアナログ電子時計における前記の課題を解決するために、アナログ電子時計の姿勢を検出し、その検出結果により、表示部材の回転を制御するように構成し、モータの消費電力が少ないアナログ電子時計を提供することにある。
本発明の他の目的は、小型で薄型で、電池寿命が長いアナログ電子時計を提供することにある。
本発明の他の目的は、表示部材の回転を制御する作動のモードを設定することができるように構成した、操作性がよいアナログ電子時計を提供することにある。
〔発明の開示〕
本発明は、アナログ電子時計において、時刻情報を表示するための1つ以上の表示部材と、アナログ電子時計の姿勢を検出するための姿勢センサと、姿勢センサの出力信号に基づいて、アナログ電子時計の姿勢を検出するための姿勢検出部と、1つ以上の表示部材をそれぞれ作動させるための1つ以上のモータとを備え、アナログ電子時計の姿勢を検出した結果に基づいて、前記1つ以上のモータの回転の作動を制御するように構成されており、前記1つ以上のモータの作動と停止を制御する複数のモードを設定するための機構を備えることを特徴とする。
本発明のアナログ電子時計では、前記モードは、アナログ電子時計の姿勢を検出して、この検出結果に基づいてモータの駆動を制御することができる「自動スリープモード」と、アナログ電子時計の姿勢を検出することなしに、或いは、アナログ電子時計の姿勢検出の結果によらず、アナログ電子時計の表示部材の動作を停止させることなしに、常に、全ての表示部材により時刻情報を表示する「通常運針モード」とを含むように構成することができる。
また、本発明のアナログ電子時計では、前記モードは、アナログ電子時計の姿勢を検出することなしに、或いは、アナログ電子時計の姿勢検出の結果によらず、アナログ電子時計の針の動作を停止させる「強制スリープモード」と、アナログ電子時計の姿勢を検出することなしに、或いは、アナログ電子時計の姿勢検出の結果によらず、アナログ電子時計の表示部材の動作を停止させることなしに、常に、全ての表示部材により時刻情報を表示する「通常運針モード」とを含むように構成することができる。
さらに、本発明のアナログ電子時計は、1つ以上のモータの回転の作動を制御するための駆動制御部と、姿勢検出部の出力信号に基づいて、駆動制御部を作動させるための出力判定部とを備えるのが好ましい。
本発明のアナログ電子時計では、1つ以上のモータは、時モータと、分モータと、秒モータとを含み、時モータを駆動させることにより時表示輪列が回転して、時針により「時」を表示し、分モータを駆動させることにより分表示輪列が回転して、分針により「分」を表示し、秒モータを駆動させることにより秒表示輪列が回転して、秒針により「秒」を表示するように構成され、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部が判定した場合、全てのモータを停止させるように構成されるのが好ましい。
本発明のアナログ電子時計は、現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針、分針、秒針を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部を備え、アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部が判定した場合、姿勢検出部が出力する信号に基づいて出力判定部が作動することにより、時針が現在時刻を指示する位置になるまで時モータを加速駆動し、分針が現在時刻を指示する位置になるまで分モータを加速駆動し、秒針が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータを加速駆動するように構成されるのが好ましい。
本発明のアナログ電子時計は、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部が判定した場合、秒モータを停止させるように構成してもよい。この構成では、現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、秒針を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部を備え、アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部が判定した場合、姿勢検出部が出力する信号に基づいて出力判定部が作動することにより、秒針が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータを加速駆動するように構成されるのが好ましい。
また、本発明のアナログ電子時計は、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部が判定した場合、分モータ、秒モータを停止させるように構成してもよい。この構成では、現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、分針、秒針を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部を備え、アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部が判定した場合、姿勢検出部が出力する信号に基づいて出力判定部が作動することにより、分針が現在時刻を指示する位置になるまで分モータを加速駆動し、秒針が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータを加速駆動するように構成されるのが好ましい。
また、本発明のアナログ電子時計では、1つ以上のモータは、時分モータと、秒モータとを含み、時分モータを駆動させることにより分表示輪列が回転して、分針により「分」を表示し、分表示輪列が回転することにより日の裏輪列が回転して、時針により「時」を表示し、秒モータを駆動させることにより秒表示輪列が回転して、秒針により「秒」を表示するように構成され、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部が判定した場合、時分モータ、秒モータを停止させるように構成され、現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針、分針、秒針を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部を備え、アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部が判定した場合、姿勢検出部が出力する信号に基づいて出力判定部が作動することにより、時針、分針が現在時刻を指示する位置になるまで時分モータを加速駆動し、秒針が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータを加速駆動するように構成されるのが好ましい。
また、本発明のアナログ電子時計では、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部が判定した場合、秒モータを停止させるように構成され、現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、秒針を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部を備え、アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部が判定した場合、姿勢検出部が出力する信号に基づいて出力判定部が作動することにより、秒針が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータを加速駆動するように構成されるのが好ましい。
このように構成したことにより、モータの消費電力が少なく、小型で薄型で、電池寿命が長いアナログ電子時計を実現することができる。
更に、本発明は、秒針が無い構造のアナログ電子時計にも適用することができる。
すなわち、本発明のアナログ電子時計において、1つ以上のモータは、時モータと、分モータとを含み、時モータを駆動させることにより時表示輪列が回転して、時針により「時」を表示し、分モータを駆動させることにより分表示輪列が回転して、分針により「分」を表示するように構成され、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部が判定した場合、時モータ、分モータを停止させるように構成され、現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針、分針を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部を備え、アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部が判定した場合、姿勢検出部が出力する信号に基づいて出力判定部が作動することにより、時針が現在時刻を指示する位置になるまで時モータを加速駆動し、分針が現在時刻を指示する位置になるまで分モータを加速駆動するように構成することができる。
このように構成することにより、秒針が無い構造のアナログ電子時計において、モータの消費電力を削減し、電池寿命を長くすることができる。
また、本発明のアナログ電子時計においては、1つ以上のモータは、時分モータを含み、時分モータを駆動させることにより分表示輪列が回転して、分針により「分」を表示し、分表示輪列が回転することにより日の裏輪列が回転して、時針により「時」を表示するように構成され、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部が判定した場合、時分モータを停止させるように構成され、現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針、分針を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部を備え、アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部が判定した場合、姿勢検出部が出力する信号に基づいて出力判定部が作動することにより、時針、分針が現在時刻を指示する位置になるまで時分モータを加速駆動するように構成することもできる。
更に、本発明のアナログ電子時計では、前記の予め定めた1つの姿勢は、文字板を下に向けた姿勢であるのが好ましい。
更に、本発明のアナログ電子時計では、姿勢検出部により、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると判定する段階は、一定の検出時間ごとに判定されるのが好ましい。
或いは、本発明のアナログ電子時計では、姿勢検出部により、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢でなくなったと判定する段階は、一定の検出時間ごとに判定されるように構成してもよい。
更に、本発明のアナログ電子時計では、姿勢検出部により、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると判定する段階は、姿勢センサが出力する信号が一定時間の間に連続して出力されるか、或いは、予め定めた回数出力されるかを検出することにより判定されるのが好ましい。
或いは、本発明のアナログ電子時計では、姿勢検出部により、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢でなくなったと判定する段階は、姿勢センサが出力する信号が一定時間の間に連続して出力されないか、或いは、予め定めた回数出力されないかを検出することにより判定されるように構成してもよい。
このように構成することにより、姿勢センサのチャタリングによる影響を排除して、確実に、アナログ電子時計の姿勢を検出することができる。
また、前記のように構成した本発明のアナログ電子時計においては、前記の設定することができるモードは、アナログ電子時計の姿勢を検出することなしに、或いは、アナログ電子時計の姿勢検出の結果によらず、モータの動作を停止させる「強制スリープモード」を含み、「強制スリープモード」に設定された場合、モータの作動を停止させた後、所定の時間が経過すると、停止させたモータを一定の時間だけ作動させ、再び停止させるように駆動制御部を構成することができる。
このように構成することにより、輪列に用いられた油の凝固を効果的に防止することができる。
さらに、本発明のアナログ電子時計においては、時表示輪列の回転により回転する日車を備えるように構成することができる。
また、本発明のアナログ電子時計においては、日の裏輪列の回転により回転する日車を備えるように構成してもよい。
また、本発明のアナログ電子時計においては、日付を表示するための日車と、日車を駆動させるための日モータとを含むように構成してもよい。
この構成では、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部が判定した場合であっても、日モータを停止させないように構成することができる。
また、上記の構成では、アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部が判定した場合、日モータを停止させるように構成し、アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部が判定した場合、姿勢検出部が出力する信号に基づいて、日車が現在の日付を指示する位置になるまで日モータを加速駆動するように構成してもよい。
このように構成することにより、日車を備えたアナログ電子時計においても、モータの消費電力を削減することができる。
〔発明を実施するための最良の形態〕
以下に、本発明のアナログ電子時計の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(1)本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態
最初に、本発明のアナログ電子時計の第1の実施の形態を説明する。
(1・1)アナログ電子時計のムーブメントの構成
(1・1・1)ムーブメントの表側の構造
最初に、本発明のアナログ電子時計のムーブメントの表側の構造について説明する。
図1〜図5を参照すると、本発明のアナログ電子時計の第1の実施の形態において、アナログ電子時計のムーブメント(機械体)700は、ムーブメントの基板を構成する地板102を有する。巻真110が、地板102の巻真案内穴に回転可能に組み込まれる。文字板104(図2に仮想線で示す)がムーブメント700に取付けられる。ムーブメント700は、巻真110の軸線方向の位置を決めるための切換ばね166(図23参照)を備える。
ムーブメント700の「表側」には、電池120、回路ブロック116、時モータ210、時表示輪列220、分モータ240、分表示輪列250、秒モータ270、秒表示輪列280などが配置される。時モータ210の回転により時表示輪列220が回転して、時針230により現在の時刻のうちの「時」を表示するように構成される。分モータ240の回転により分表示輪列250が回転して、分針260により現在の時刻のうちの「分」を表示するように構成される。秒モータ270の回転により秒表示輪列280が回転して、秒針290により現在の時刻のうちの「秒」を表示するように構成される。
IC740と水晶振動子122とが、回路ブロック116に取り付けられる。回路ブロック116は、絶縁板160を介してスイッチばね162により、地板102および輪列受112に対して固定される。切換ばね166は、スイッチばね162に一体形成される。
電池120はアナログ電子時計の動力源を構成する。アナログ電子時計の動力源として、充電可能な二次電池を用いることもできるし、充電可能なコンデンサを用いることもできる。水晶振動子122は、アナログ電子時計の源振を構成し、例えば、32,768ヘルツで発振する。
図1、図2、図5を参照すると、秒モータ270は、秒コイルブロック272と、秒ステータ274と、秒ロータ276とを含む。秒コイルブロック272が秒モータ駆動信号を入力すると、秒ステータ274が磁化して、秒ロータ276を回転させる。秒ロータ276は、例えば、1秒ごとに180度回転するように構成される。
秒ロータ276の回転に基づいて、秒伝え車282の回転を介して秒車284が回転するように構成される。秒車284は1分間に1回転するように構成される。秒針290が秒車284に取付けられる。秒車284を、アナログ電子時計の中心に配置してもよいし、アナログ電子時計の中心とは異なる位置に配置してもよい。秒針290は秒表示部材を構成する。秒表示部材として、秒針を用いてもよいし、円盤を用いてもよいし、花又は幾何学的形状を含む他の形状の表示部材を用いてもよい。
秒表示輪列220は秒伝え車282と秒車284とを含む。秒ロータ276、秒伝え車282は、地板102と輪列受112に対して、回転可能に支持される。秒車284は、二番受114に設けられた中心パイプ126と輪列受112に対して、回転可能に支持される。
日車170が地板102に対して回転可能に支持される。日車押え172が日車170を地板102に対して支持する。
電池マイナス端子170が地板102に取り付けられる。電池マイナス端子170は、回路ブロック116のマイナスパターンを介して電池120の陰極とIC740のマイナス入力部Vssとを導通させる。電池押え172がスイッチばね162に取り付けられる。電池押え172およびスイッチばね162は、回路ブロック116のプラスパターンを介して電池120の陽極とIC740のプラス入力部Vddとを導通させる。
図1、図3、図5を参照すると、分モータ240は、分コイルブロック242と、分ステータ244と、分ロータ246とを含む。分コイルブロック242が分モータ駆動信号を入力すると、分ステータ244が磁化して、分ロータ246を回転させる。分ロータ246は、例えば、20秒ごとに180度回転するように構成される。
分ロータ246の回転に基づいて一番分伝え車252が回転し、一番分伝え車252の回転に基づいて二番分伝え車254を介して分車256が回転するように構成される。分車256は1時間に1回転するように構成される。分針260が分車256に取付けられる。分車256の回転中心は秒車284の回転中心と同じである。分針260は分表示部材を構成する。分表示部材として、分針を用いてもよいし、円盤を用いてもよいし、花又は幾何学的形状を含む他の形状の表示部材を用いてもよい。
分表示輪列250は一番分伝え車252と、二番分伝え車254と、分車256とを含む。分ロータ246、一番分伝え車252、二番分伝え車254は、地板102と輪列受112に対して、回転可能に支持される。分車256は、二番受114に設けられた中心パイプ126の外周部に接触して、回転可能に支持される。
図1、図4、図5および図22を参照すると、時モータ210は、時コイルブロック212と、時ステータ214と、時ロータ216とを含む。時コイルブロック212が時モータ駆動信号を入力すると、時ステータ214が磁化して、時ロータ216を回転させる。時ロータ216は、例えば、20分ごとに180度回転するように構成される。
時ロータ216の回転に基づいて、一番時伝え車222が回転する。一番時伝え車222の回転に基づいて、二番時伝え車224の回転を介して時車226が回転するように構成される。時車226は12時間に1回転するように構成される。時針230が時車226に取付けられる。時車226の回転中心は分車256の回転中心と同じである。したがって、時車226の回転中心と、分車256の回転中心と、秒車284の回転中心とは同じである。
時針230は時表示部材を構成する。時表示部材として、時針を用いてもよいし、円盤を用いてもよいし、花又は幾何学的形状を含む他の形状の表示部材を用いてもよい。
時表示輪列220は一番時伝え車222と、二番時伝え車224と、時車226とを含む。時ロータ216、一番時伝え車222、二番時伝え車224は、地板102と輪列受112に対して、回転可能に支持される。時車226は、分車256の外周部に接触して、回転可能に支持される。
時車226が回転することにより、日回し車770が回転するように構成される。日回し車770は、時車226の回転により1日に1回転するように設けられる。日回し車770に設けられた日回しつめ772が、日車170を、1日に1歯づつ送るように構成される。
姿勢センサ610が、ケーシングに収容された状態で回路ブロック116に取り付けられる。ケーシングの材質は、アルミニウムなどの金属であってもよいし、プラスチックであってもよい。ケーシングを回路ブロック116に取付ける方法は、接着であってもよいし、はんだ付けであってもよいし、溶接であってもよい。また、ケーシングを回路ブロック116に取付ける方法は、図1および図4に示すように、ケーシングに設けた2つの取付け端子部を回路ブロック116にはんだ付けにより固着してもよいし、或いは、ケーシングを回路ブロック116に直接固着してもよい。
更に、図1を参照すると、本発明のアナログ電子時計のムーブメント700は、モード設定機構710を備える。モード設定機構710は、以下で詳細に説明するように、「自動スリープモード」と、「強制スリープモード」と、「通常運針モード」とを、択一的に選択するために設けられる。
ここで、「自動スリープモード」とは、アナログ電子時計の姿勢を検出して、この検出結果に基づいてモータの駆動を制御することができるモードを示す。また、「強制スリープモード」とは、アナログ電子時計の姿勢を検出することなしに、アナログ電子時計の針の動作を停止させるモードを示す。また、「通常運針モード」とは、アナログ電子時計の姿勢を検出することなしに、かつ、アナログ電子時計の針(例えば、時針、分針、秒針)の動作を停止させることなしに、常に、全ての針により時刻を表示するモードを示す。
(1・1・2)ムーブメントの裏側の構造
次に、本発明のアナログ電子時計のムーブメント700の裏側の構造について説明する。
図1、図22および図23を参照すると、つづみ車714が巻真110の回転により回転するように、巻真110に組み込まれる。すなわち、つづみ車714に形成された角穴が巻真110の角軸部に嵌め合う。リング形状のモード表示中間車720が、つづみ車714の回転により回転するように、地板102に組み込まれる。モード表示車722が、モード表示中間車720の回転により回転するように、地板102に組み込まれる。
モード位置決めばね726が、モード表示車722の回転方向における位置を決めるために設けられる。例えば、モード位置決めばね726の先端に形成された規正部が、モード表示車722に設けられた複数の位置決め溝部のうちの1つに接触することにより、モード表示車722の回転方向における位置を決めることができる。本発明のアナログ電子時計のムーブメント700では、モード位置決めばね726により、モード表示車722は、60度ごとに、6箇所の位置で位置決めされるように構成される。
モード表示板728がモード表示車722に固定される。モード表示板728の一部はモード表示面730は文字板104の窓部104bの中に位置する。モードを表示するための文字及び/又は記号がモード表示面730に設けられる。
図21を参照すると、3種類のモードを表示するための文字、「AUTO」と、「SLEEP」と、「NORM」とがモード表示板728のモード表示面730に印刷されている。モードを表示するための文字、「AUTO」、「SLEEP」、「NORM」は、60度ごとの間隔で、モード表示面730の6箇所の位置に、「AUTO」と、「SLEEP」と、「NORM」の順に2回繰り返されるように印刷されている。この構成では、文字板104の窓部104bに対応する位置に表示される文字により、使用者は設定されたモードを読み取ることができる。
本発明のアナログ電子時計のムーブメント700では、「自動スリープモード」、すなわち、アナログ電子時計の姿勢を検出して、この検出結果に基づいてモータの駆動を制御することができるモードを「AUTO」で指示する。また、「強制スリープモード」、すなわち、アナログ電子時計の姿勢を検出することなしに、或いは、検出した姿勢にかかわらず、アナログ電子時計の針の動作を停止させるモードを「SLEEP」で指示する。また、「通常運針モード」、すなわち、アナログ電子時計の姿勢を検出することなしに、或いは、検出した姿勢にかかわらず、アナログ電子時計の針(例えば、時針、分針、秒針)の動作を停止させることなしに、常に、全ての針により時刻を表示するモードを「NORM」で指示する。
変形例として、3種類のモードを表示するための文字、「AUTO」と、「SLEEP」と、「NORM」とを文字板104に印刷し、モードを指示するためのモード指示マーク又はモード指示針をモード表示車722に設け、モードを表示するための文字とモード指示マーク又はモード指示針の対応によりモードを指示するように構成することもできる。
モード位置決めばね726の構造とモード表示車722の構造を選択することにより、2つのモードを設定可能に構成することもできるし、図示したような3つのモードを設定可能に構成することもできるし、4つ以上のモードを設定可能に構成することもできる。
モード設定ばね730がモード表示車722の回転により回転するように、モード表示車722に取り付けられる。モード表示車722が回転することにより、モード設定ばね730は60度ごとに、6箇所の位置で位置決めされる。モード設定ばね730を位置決めする6箇所の位置に対応して、3種類のモード設定パターンが回路ブロック116に設けられる。
モード設定ばね730が6箇所の位置で位置決めされることに対応して、それぞれ、3種類のモード設定パターンを介して、3種類のモード設定信号がIC740に入力されるように構成される。
したがって、モード設定機構710は、巻真110と、つづみ車714と、モード表示車722と、モード表示車724と、モード位置決めばね726と、モード設定パターンとを含む。
日車170は、地板102に対して回転可能なように日車押え172により支持される。日車170は、日回し車770に設けられた日回しつめ772が回転することにより、1日に1歯づつ送られるように構成される。
(1・2)ICの構成
次に、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態のICの構成について説明する。
図5を参照すると、IC740は分周部312と、計時部314と、時刻設定部316とを含む。分周部312は水晶振動子122が出力する信号を分周するように構成される。計時部314は分周部312の出力信号に基づいて、現在の時刻を計時するように構成される。時刻設定部316は計時部314の出力信号に基づいて、モータの駆動を制御する信号を出力するように構成される。
駆動制御部328が、時モータ駆動部320、分モータ駆動部322、秒モータ駆動部324の作動を制御するために設けられる。
時刻設定スイッチ330が時刻設定部316の作動を制御するために設けられる。時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時刻設定部316を作動させ、駆動制御部328を作動させて、時モータ駆動部320、分モータ駆動部322、秒モータ駆動部324を作動させることができるように構成される。
時刻設定スイッチ330は、スイッチばね162に一体形成されたスイッチ端子部と、回路ブロック116のスイッチパターンにより構成される。
リセットスイッチ332が時刻設定部316の作動をリセットするために設けられる。リセットスイッチ332を作動させることにより、時刻設定部316をリセットして、駆動制御部328を作動させることにより、時モータ駆動部320、分モータ駆動部322、秒モータ駆動部324の作動を停止させることができるように構成される。
リセットスイッチ332は、巻真110を引き出すことにより作動するように構成される。
モード設定機構710の作動に基づいて、設定されたモードを記憶し、設定されたモードに関する信号を出力するためのモード設定制御部742が設けられる。
姿勢検出部340は、姿勢センサ610の出力信号に基づいて、アナログ電子時計の姿勢を検出するために設けられる。
出力判定部344は、姿勢検出部340の出力信号に基づいて、計時部314の出力信号を入力して、駆動制御部328を作動させるように構成される。
時モータ駆動部320は、駆動制御部328の出力信号に基づいて、時モータ210を駆動させる信号を時モータ210に出力し、また、駆動制御部328の出力信号に基づいて、時モータ210の駆動を停止させることができるように構成される。時モータ210を駆動させることにより、時表示輪列220が回転して、時針230により「時」を表示することができる。
分モータ駆動部322は、駆動制御部328の出力信号に基づいて、分モータ240を駆動させる信号を分モータ240に出力し、また、駆動制御部328の出力信号に基づいて、分モータ240の駆動を停止させることができるように構成される。分モータ240を駆動させることにより、分表示輪列250が回転して、分針260により「分」を表示することができる。
秒モータ駆動部324は、駆動制御部328の出力信号に基づいて、秒モータ270を駆動させる信号を秒モータ270に出力し、また、駆動制御部328の出力信号に基づいて、秒モータ270の駆動を停止させることができるように構成される。秒モータ270を駆動させることにより、秒表示輪列280が回転して、秒針290により「秒」を表示することができる。
モード設定機構710の作動させて「自動スリープモード」に設定すると、モード設定制御部742は「自動スリープモード」に関する信号を駆動制御部328と姿勢検出部340に出力する。したがって、「自動スリープモード」に設定されると、姿勢検出部340は、姿勢センサ610の出力信号に基づいて、アナログ電子時計の姿勢を検出する動作を行うように構成される。
モード設定機構710の作動させて「強制スリープモード」に設定すると、モード設定制御部742は「強制スリープモード」に関する信号を駆動制御部328と姿勢検出部340に出力する。したがって、「強制スリープモード」に設定されると、姿勢検出部340は、アナログ電子時計の姿勢を検出する動作を行なわないように構成される。また、「強制スリープモード」に設定されると、駆動制御部328の出力信号に基づいて、時モータ駆動部320は時モータ210の駆動を停止させ、分モータ駆動部322は分モータ240の駆動を停止させ、秒モータ駆動部324は秒モータ270の駆動を停止させることができるように構成される。
変形例として、「強制スリープモード」に設定された場合、姿勢検出部340がアナログ電子時計の姿勢を検出しても、この検出結果と無関係に、時モータ駆動部320は時モータ210の駆動を停止させ、分モータ駆動部322は分モータ240の駆動を停止させ、秒モータ駆動部324は秒モータ270の駆動を停止させるように構成することもできる。
また、変形例として、「強制スリープモード」に設定された場合、時モータ210、分モータ240、秒モータ270の作動を停止させた後、所定の時間が経過すると、時モータ210、分モータ240、秒モータ270を一定時間だけ作動させ、再び、時モータ210、分モータ240、秒モータ270を停止させるように駆動制御部328を構成してもよい。このように構成することにより、時表示輪列220、分表示輪列250、秒表示輪列280に用いられる油の凝固を効果的に防止することができる。すなわち、この構成により、いわゆる輪列の「メインテナンス駆動」を定期的に行わせることができる。
前記の時モータ210、分モータ240、秒モータ270の作動を停止させた後の所定の時間は、例えば、7日〜60日の間に設定するのが好ましい。
時モータ210、分モータ240、秒モータ270を作動させる一定時間は、例えば、時針230、分針260、秒針290が、それぞれ1回転するような時間であるのが好ましい。
モード設定機構710の作動させて「通常運針モード」に設定すると、姿勢検出部340は、アナログ電子時計の姿勢を検出する動作を行わず、駆動制御部328の出力信号に基づいて、時モータ駆動部320は時モータ210を駆動させ、分モータ駆動部322は分モータ240を駆動させ、秒モータ駆動部324は秒モータ270を駆動させて、時針230により「時」を表示し、分針260により「分」を表示し、秒針290により「秒」を表示する通常運針を行うように構成される。
変形例として、「通常運針モード」に設定された場合、姿勢検出部340がアナログ電子時計の姿勢を検出しても、この検出結果と無関係に、時モータ駆動部320は時モータ210を駆動させ、分モータ駆動部322は分モータ240を駆動させ、秒モータ駆動部324は秒モータ270を駆動させて、時針230により「時」を表示し、分針260により「分」を表示し、秒針290により「秒」を表示する通常運針を行うように構成することもできる。
本発明のアナログ電子時計の実施の形態においては、各種の機能を行う回路をIC内に構成してもよいし、例えば、IC内には、CPU、ROM、RAMなどが設けられる。ICは各種の動作を行うプログラムを内蔵したPLA−ICであってもよい。
また、本発明のアナログ電子時計の実施の形態においては、必要に応じて、ICとともに、抵抗、コンデンサ、コイル、ダイオード、トランジスタなどの外付け素子を用いることができる。
(1・3)姿勢センサ
次に、本発明のアナログ電子時計に適用される姿勢センサについて説明する。
なお、本発明のアナログ電子時計に適用される姿勢センサは、下記に示すものに限定されることはなく、公知のいかなる姿勢センサを用いることもできる。
図6を参照すると、姿勢センサ610は、上面から見た形状がほぼ円形であり、側面から見た形状がほぼ「長円形」であるケース610aを有する。
ここで定義される「長円形」とは、第1の寸法の半径をもつ円弧の一部分と、第1の寸法の半径と同じ半径をもつ円弧の一部分とを、互いの内側同士が近接するように向かい合わせて配置し、両方の円弧の一部分を第2の寸法の半径をもつ円弧の一部分でつないだような形状を含み、両方の円弧の一部分を直線でつないだような形状を含み、両方の円弧の一部分を複数の円弧の一部分でつないだような形状を含む。この場合、第1の寸法は、第2の寸法より小さいのがよい。
ケース610aは、中央の平面610cに対して上下方向に対称に形成される。すなわち、ケース610aは、ケース上半部610uと、ケース下半部610dとを含む。したがって、ケース610aは、ケース上半部610uとケース下半部610dとが、中央の平面610cに対して対称に形成される。すなわち、ケース上半部610uとケース下半部610dは、同じ寸法形状で形成される。
したがって、例えば、ケース上半部610uを2つ製造し、2つのケース上半部610uを中央の平面610cに対応する部分において互いに接合することにより、ケース610aを形成することができる。この接合は、接着でもよいし、溶着でもよいし、或いは、粘着テープを用いておこなってもよい。
このようにして、側面から見た形状が、ほぼ長円形であるようにケース610aを形成することにより、小型で薄型の姿勢センサ610を実現することができる。
図6において、水平方向にX軸線(図6において右方向を正方向とする)とY軸線(図6において紙面に垂直で、紙面の表から裏に向かう方向を正方向とする)とを定義し、X軸線およびY軸線と垂直な方向にZ軸線(図6において上方向を正方向とする)を定義する。
ケース610aは、X軸線とY軸線を含む平面における形状、すなわち、中央部の横断面形状が、ほぼ円形であり、X軸線とZ軸線を含む平面における形状、すなわち、中央部の縦断面形状は、ほぼ長円形である。
ケース610aは、ポリイミドなどのプラスチック、ガラスエポキシ基板、水晶などの絶縁材料で形成される。
図6および図7を参照すると、姿勢センサ610の電極を構成するパターン(以下、単に「パターン」という)A1がケース下半部610dの中心の内面に設けられる。パターンA1の外周部は、円形に形成される。
パターンB1が、ケース下半部610dの中心の内面でパターンA1の外周側に設けられる。パターンB1の内周部は、パターンA1の外周部から間隔を隔て、パターンA1の外周部と同心の円形に形成される。パターンB1の外周部は、パターンB1の内周部から間隔を隔て、パターンB1の内周部と同心の円形に形成される。すなわち、パターンB1はリング形状である。
パターンC1が、ケース下半部610dの中心の内面でパターンB1の外周側に設けられる。パターンC1の内周部は、パターンB1の外周部から間隔を隔て、パターンB1の外周部と同心の円形に形成される。パターンC1の外周部は、パターンC1の内周部から間隔を隔て、パターンC1の内周部と同心の円形に形成される。すなわち、パターンC1はリング形状である。
パターンD1が、ケース下半部610dの中心の内面でパターンC1の外周側に設けられる。パターンD1の内周部は、パターンC1の外周部から間隔を隔て、パターンC1の外周部と同心の円形に形成される。パターンD1の外周部は、パターンD1の内周部から間隔を隔て、パターンD1の内周部と同心の円形に形成される。すなわち、パターンD1はリング形状である。
パターンE1が、ケース下半部610dの中心の内面でパターンD1の外周側に設けられる。パターンE1の内周部は、パターンD1の外周部から間隔を隔て、パターンD1の外周部と同心の円形に形成される。パターンE1の外周部は、パターンE1の内周部から間隔を隔て、パターンE1の内周部と同心の円形に形成される。すなわち、パターンE1はリング形状である。
ケース下半部610dのパターンA1、B1、C1、D1、E1の形状と同様に、ケース上半部610uに、パターンA2、B2、C2、D2、E2が形成される。すなわち、パターンA2の外周部は、円形に形成され、パターンB2、C2、D2、E2はリング形状である。そして、ケース下半部610dのパターンA1、B1、C1、D1、E1の形状と、ケース上半部610uのパターンA2、B2、C2、D2、E2の形状とは、それぞれが、ほぼ同じである。
以上説明したように、それぞれのパターンA1、B1、C1、D1、E1、A2、B2、C2、D2、E2は、互いに絶縁されている。
本発明のアナログ電子時計の実施の形態においては、X軸線およびY軸線が地板102の表面と平行であり、かつ、文字板104の表面と平行であるように、姿勢センサ610は地板102に対して配置される。したがって、Z軸線は、地板102の表面と垂直であり、かつ、文字板104の表面と垂直であるように、姿勢センサ610は地板102に対して構成される。
図10を参照すると、パターンから信号を伝達するためのリード線がそれぞれのパターンA1、B1、C1、D1、E1、A2、B2、C2、D2、E2に接続される。
検出用パターンA1、B1、C1、D1、E1、A2、B2、C2、D2、E2が、回路ブロック116に設けられる。姿勢センサ610のパターンA1、B1、C1、D1、E1、A2、B2、C2、D2、E2は、それぞれ、リード線によって、回路ブロック116の検出用パターンA1、B1、C1、D1、E1、A2、B2、C2、D2、E2に接続される。回路ブロック116の検出用パターンA1、B1、C1、D1、E1、A2、B2、C2、D2、E2は、それぞれ、IC740の検出用パターン入力端子に接続される。IC740の検出用パターン入力端子に入力される検出信号は、姿勢検出部340に入力される。
したがって、回路ブロック116の検出用パターンA1、B1、C1、D1、E1、A2、B2、C2、D2、E2の導通状態を検出することにより、姿勢センサ610のパターンA1、B1、C1、D1、E1、A2、B2、C2、D2、E2の導通状態を検出することができる。
図6を参照すると、導電性流体608がケース610aの中に収容される。導電性流体608は、例えば、水銀である。導電性流体608の体積は、図6に示す例では、ケース610aの体積の1/28であるが、ケース610aの体積の1/50〜1/10であるのが好ましい。導電性流体608の体積は、2つパターン、或いは、3つのパターンに接触することができるように定められる。
図6に示すような水平状態では、導電性流体608はパターンA1とパターンB1とに接触している。したがって、図6に示す状態では、導電性流体608により、パターンA1とパターンB1は短絡される(すなわち、互いに導通する)。
すなわち、図6は、本発明のアナログ電子時計を「平姿勢」に配置したときの姿勢センサ610の状態を示している。パターンA1とパターンB1が互いに導通すると、姿勢検出部340は、「平姿勢」を検出したときの検出信号を出力する。ここで、「平姿勢」とは、「文字板下」の姿勢である。
次に、図8を参照すると、姿勢センサ610を水平面に対して45度傾けて配置した状態では、導電性流体608は、パターンC1とパターンD1とパターンE1とに接触している。したがって、図8に示す状態では、導電性流体608により、パターンC1とパターンD1とパターンE1は短絡される(すなわち、互いに導通する)。
すなわち、図8は、本発明のアナログ電子時計を「斜め姿勢」に配置したときの姿勢センサ610の状態を示している。パターンC1とパターンD1とパターンE1が互いに導通すると、姿勢検出部340は、「斜め姿勢」を検出したときの検出信号を出力する。
次に、図9を参照すると、姿勢センサ610を水平面に対して90度になるように(垂直に)配置した状態では、導電性流体608は、パターンE1とパターンE2とに接触している。したがって、図9に示す状態では、導電性流体608により、パターンE1とパターンE2は短絡される(すなわち、互いに導通する)。
すなわち、図9は、本発明のアナログ電子時計を「立姿勢」に配置したときの姿勢センサ610の状態を示している。パターンE1とパターンE2が互いに導通すると、姿勢検出部340は、「立姿勢」を検出したときの検出信号を出力する。
図11を参照すると、本発明のアナログ電子時計に適用される姿勢センサにおいて、種々のパターンの導通した状態と、それぞれの姿勢状態の関係が示されている。
図11において、A1、B1、C1、D1、E1、E2、D2、C2、B2、A2は、それぞれパターンA1、パターンB1、パターンC1、パターンD1、パターンE1、パターンE2、パターンD2、パターンC2、パターンB2、パターンA2を示す。「ON」は、そのパターンが他の「ON」と記載したパターンと導通した状態にあることを示す。「OFF」は、そのパターンが他のいずれのパターンとも導通していない状態にあることを示す。
(1・3・1)姿勢状態1
図11に示す姿勢状態1は、本発明のアナログ電子時計が「平姿勢」にあるときに対応する。ここで、「平姿勢」とは、「文字板下」の姿勢である。
姿勢状態1は、本発明のアナログ電子時計が、水平面に対して0度〜7度の範囲にあるときに対応する。
姿勢状態1では、回路ブロック116において、パターンA1とパターンB1が互いに導通するように構成される。
(1・3・2)姿勢状態2
図11に示す姿勢状態2は、本発明のアナログ電子時計が「平姿勢」にあるときに対応する。
姿勢状態2は、本発明のアナログ電子時計が、水平面に対して8度〜12度の範囲にあるときに対応する。
姿勢状態2では、回路ブロック116において、パターンB1とパターンC1が互いに導通するように構成される。
(1・3・3)姿勢状態3
図11に示す姿勢状態3は、本発明のアナログ電子時計が「平姿勢」にあるときに対応する。
姿勢状態3は、本発明のアナログ電子時計が、水平面に対して13度〜30度の範囲にあるときに対応する。
姿勢状態3では、回路ブロック116において、パターンB1とパターンC1とパターンD1が互いに導通するように構成される。
(1・3・4)姿勢状態4
図11に示す姿勢状態4は、本発明のアナログ電子時計が「斜め姿勢」にあるときに対応する。
姿勢状態4は、本発明のアナログ電子時計が、水平面に対して31度〜60度の範囲にあるときに対応する。
姿勢状態4では、回路ブロック116において、パターンC1とパターンD1とパターンE1が互いに導通するように構成される。
(1・3・5)姿勢状態5
図11に示す姿勢状態5は、本発明のアナログ電子時計が「立姿勢」にあるときに対応する。
姿勢状態5は、本発明のアナログ電子時計が、水平面に対して61度〜89度の範囲にあるときに対応する。
姿勢状態5では、回路ブロック116において、パターンD1とパターンE1とパターンE2が互いに導通するように構成される。
(1・3・6)姿勢状態6
図11に示す姿勢状態6は、本発明のアナログ電子時計が「立姿勢」にあるときに対応する。
姿勢状態6は、本発明のアナログ電子時計が、水平面に対して90度にあるとき、すなわち、垂直に配置されている状態に対応する。
姿勢状態6では、回路ブロック606において、パターンE1とパターンE2が互いに導通するように構成される。
(1・3・7)姿勢状態7
図11に示す姿勢状態7は、本発明のアナログ電子時計が「立姿勢」にあるときに対応する。
姿勢状態7は、本発明のアナログ電子時計が、水平面に対して91度〜119度の範囲にあるときに対応する。
姿勢状態7では、回路ブロック116において、パターンE1とパターンE2とパターンD2が互いに導通するように構成される。
(1・3・8)姿勢状態8
図11に示す姿勢状態8は、本発明のアナログ電子時計が「斜め姿勢」にあるときに対応する。
姿勢状態8は、本発明のアナログ電子時計が、水平面に対して120度〜149度の範囲にあるときに対応する。
姿勢状態8では、回路ブロック116において、パターンE2とパターンD2とパターンC2が互いに導通するように構成される。
(1・3・9)姿勢状態9
図11に示す姿勢状態9は、本発明のアナログ電子時計が「裏平姿勢」にあるときに対応する。ここで、「裏平姿勢」とは、「文字板上」の姿勢である。
姿勢状態9は、本発明のアナログ電子時計が、水平面に対して150度〜167度の範囲にあるときに対応する。
姿勢状態9では、回路ブロック116において、パターンD2とパターンC2とパターンB2が互いに導通するように構成される。
(1・3・10)姿勢状態10
図11に示す姿勢状態10は、本発明のアナログ電子時計が「裏平姿勢」にあるときに対応する。ここで、「裏平姿勢」とは、「文字板上」の姿勢である。
姿勢状態10は、本発明のアナログ電子時計が、水平面に対して168度〜172度の範囲にあるときに対応する。
姿勢状態10では、回路ブロック116において、パターンC2とパターンB2が互いに導通するように構成される。
(1・3・11)姿勢状態11
図11に示す姿勢状態11は、本発明のアナログ電子時計が「裏平姿勢」にあるときに対応する。ここで、「裏平姿勢」とは、「文字板上」の姿勢である。
姿勢状態11は、本発明のアナログ電子時計が、水平面に対して173度〜180度の範囲にあるときに対応する。
姿勢状態11では、回路ブロック116において、パターンB2とパターンA2が互いに導通するように構成される。
(1・4)本発明のアナログ電子時計の作動
次に、本発明のアナログ電子時計の作動について説明する。
(1・4・1)タイプ1A
本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、本発明のアナログ電子時計を「自動SLEEPモード」に設定したときにおいて、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、全てのモータを停止させる構成(タイプ1A)の作動を説明する。
図5および図12を参照すると、最初に、リセットスイッチ332を作動させてアナログ電子時計をリセットし、時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時モータ210を作動させて時針230を現在時刻の「時」に合わせ、分モータ240を作動させて分針260を現在時刻の「分」に合わせ、秒モータ270を作動させて秒針290を現在時刻の「秒」に合わせる(段階S121)。
次に、リセットスイッチ332を解除して、時モータ210を作動させ、時針230により現在時刻の「時」を表示させ、分モータ240を作動させ、分針260により現在時刻の「分」を表示させ、秒モータ270を作動させ、秒針290により現在時刻の「秒」を表示させる(段階S122)。
姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されると、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340は判定し、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されないと、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340は判定する(段階S123)。
このしきい値は、0.5〜60分の範囲に設定されるのが好ましく、1〜5分の範囲に設定されるのが一層好ましい。
このように構成することにより、姿勢センサ610のチャタリングによる影響を排除して、確実に、アナログ電子時計の姿勢を検出することができる。
或いは、姿勢検出部340により、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であるとする判定は、姿勢センサ610が出力する信号が一定時間の間に複数回数出力されることを検出することにより判定される。例えば、姿勢検出部340がアナログ電子時計の姿勢を検出する1回の動作において、検出開始直後と、検出開始後1分後の2回とも、同じように、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であるとする信号が出力されたならば、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340により判定されるように構成することもできる。
この構成では、姿勢センサ610が出力する信号が一定時間の間に、予め定めた回数出力されることを検出するのがよい。この予め定めた回数は、例えば、2〜10回の範囲で設定されるのがよい。
姿勢検出部340がアナログ電子時計の姿勢を検出する動作の時間間隔は、例えば、前述したしきい値が1〜5分の範囲に設定された場合、10分に1回行われるように構成される。この時間間隔は、5〜60分の範囲に設定されるのが好ましい。
このように構成することにより、一定時間ごとに、確実に、アナログ電子時計の姿勢を検出することができる。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部344は、駆動制御部328にモータの駆動を停止させる信号を出力する。駆動制御部328は、出力判定部344が出力する信号を入力すると、時モータ駆動部320による時モータ210の駆動を停止させ、分モータ駆動部322による分モータ240の駆動を停止させ、秒モータ駆動部324による秒モータ270の駆動を停止させる(段階S124)。
その結果、時モータ210の作動が停止し、時針230は、それが指示している位置で停止し、分モータ240の作動が停止し、分針260は、それが指示している位置で停止し、秒モータ270の作動が停止し、秒針290は、それが指示している位置で停止する。
出力判定部344は、計時部314が出力する現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針230、分針260、秒針290を停止させた時刻との差を計時する。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340が判定した場合、一定の時間間隔の経過後、再び、段階S123の動作を行う。
時モータ210の作動を停止させ、分モータ240の作動を停止させ、秒モータ270の作動を停止させた後、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が出力されないかを姿勢検出部340は判定する(段階S125)。
アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部344は、駆動制御部328にモータを加速駆動させる信号を出力する。駆動制御部328は、出力判定部344が出力する信号を入力すると、時モータ駆動部320を作動させて、時針230が現在時刻を指示する位置になるまで時モータ210を加速駆動し、分モータ駆動部322を作動させて、分針260が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ240を加速駆動し、秒モータ駆動部324を作動させて、秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動する(段階S126)。
段階S126において、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)でないことを示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して0.1秒間出力されると、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340は判定する。
このしきい値は、0.1〜0.5秒の範囲に設定されるのが好ましく、0.1〜0.2秒の範囲に設定されるのが一層好ましい。
或いは、姿勢検出部340により、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったとする判定は、姿勢センサ610が出力する信号が一定時間の間に連続して出力されることを検出することにより判定される。例えば、姿勢検出部340がアナログ電子時計の姿勢を検出する1回の動作において、0.1秒間の間に2回連続してアナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であるとする信号が出力されたならば、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340により判定されるように構成することもできる。
その結果、時針230は現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は現在時刻のうちの「分」を指示し、秒針290は現在時刻のうちの「秒」を指示する。
この加速駆動の方法は、時針230、分針260、秒針290を全て時計回り方向に正転させてもよいし、時針230、分針260、秒針290を全て反時計回り方向に逆転させてもよい。或いは、この加速駆動の方法は、時針230が指示したい位置と時針230の停止位置の関係を演算し、分針260が指示したい位置と分針260の停止位置の関係を演算し、秒針290が指示したい位置と秒針290の停止位置の関係を演算して、正転又は逆転のうちで、より速く指示したい位置に到達できるような回転方向に、時針230、分針260、秒針290をそれぞれ回転させてもよい。
例えば、出力判定部344は、時針230、分針260、秒針290を停止させた時刻と、現在時刻との間の時間を計測するためのカウンタを備えるように構成する。そして、時針230、分針260、秒針290を停止させたときにカウンタをスタートさせ、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合、カウンタをストップさせるように構成する。そして、駆動制御部328を作動させて、時モータ駆動部320を作動させて時針230が現在時刻を指示する位置になるまで時モータ210を加速駆動し、分モータ駆動部322を作動させて分針260が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ240を加速駆動し、秒モータ駆動部324を作動させて秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動する。
この場合、このような加速駆動している時間について、カウンタを用いて更に補正の加速駆動を行うように構成するのがよい。この構成により、時針230、分針260、秒針290により、現在時刻を正確に表示することができる。
或いは、出力判定部344は、時針230、分針260、秒針290の停止している位置と、現在時刻において時針230、分針260、秒針290が指示すべき位置との関係を演算する演算部を備えるように構成する。そして、駆動制御部328を作動させ、時モータ駆動部320を作動させて、時針230が現在時刻を指示する位置になるまで時モータ210を加速駆動し、分モータ駆動部322を作動させて、分針260が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ240を加速駆動し、秒モータ駆動部324を作動させて、秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動するように構成することもできる。
時針230、分針260、秒針290を加速駆動して、時針230、分針260、秒針290により現在時刻を表示するようにしたならば、段階122に戻り、通常の作動を行う。
更に、時モータ駆動部320により時針230が現在時刻を指示する位置になるまで時モータ210を加速駆動し、分モータ駆動部322により分針260が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ240を加速駆動し、秒モータ駆動部324により秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動する構成では、時モータ駆動部320が出力したパルスの数と、時モータ210が回転したステップ数が同じであるかどうかを検出するための時モータ回転検出部と、分モータ駆動部322が出力したパルスの数と、分モータ240が回転したステップ数が同じであるかどうかを検出するための分モータ回転検出部と、秒モータ駆動部324が出力したパルスの数と、秒モータ270が回転したステップ数が同じであるかどうかを検出するための時モータ回転検出部とを設けるのが好ましい。
段階S125において、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部344は、再び、アナログ電子時計の姿勢の検出を行う(段階S125)。
この構成では、例えば、毎日夜中に8時間だけアナログ電子時計を腕から外して文字板下姿勢(平姿勢)にすると仮定するならば、本発明のアナログ電子時計の消費電力は、従来のアナログ電子時計の消費電力の約2/3にすることができる。したがって、本発明のアナログ電子時計は、従来のアナログ電子時計と同じ寸法形状の電池を用いた場合、電池寿命を従来のアナログ電子時計の約1.5倍にすることができる。
変形例として、段階S124において、時針230を、それが指示している位置で停止させず、分針260を、それが指示している位置で停止させず、秒針290を、それが指示している位置で停止させず、時針230、分針260、秒針290を、予め設定した停止位置に加速駆動して停止させることもできる。
この予め設定した停止位置は、文字板の12時目盛のある位置であってもよいし、文字板に停止マークを設けた位置であってもよい。
図21を参照すると、りゅうず780を回し、巻真を回して、本発明のアナログ電子時計を「自動スリープモード」に設定する。図21に仮想線で示すように、時針230、分針260、秒針290が現在の時刻、10時10分36秒を示しているときに、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合には、時針230、分針260、秒針290を加速駆動して、図21に実線で示すように、文字板の12時目盛のある位置に時針230、分針260、秒針290を停止させるように構成することができる。
本発明のアナログ電子時計においては、本発明のアナログ電子時計を「通常運針モード」に設定することにより、時針230、分針260、秒針290を停止させるような上記の作動を行わないように構成することができる。
本発明のアナログ電子時計においては、時針230、分針260、秒針290が現在の時刻、例えば、10時10分36秒を示しているときに、本発明のアナログ電子時計を「強制スリープモード」に設定することにより、時針230、分針260、秒針290を加速駆動して、文字板の12時目盛のある位置に時針230、分針260、秒針290を停止させるように構成することができる。
この構成では、もし、本発明のアナログ電子時計を「強制スリープモード」に設定したならば、「強制スリープモード」である時間に対応してアナログ電子時計の消費電力を減らすことができる。したがって、本発明のアナログ電子時計は、従来のアナログ電子時計と同じ寸法形状の電池を用いた場合、電池寿命を従来のアナログ電子時計より長くすることができる。
(1・4・2)タイプ1B
本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、本発明のアナログ電子時計を「自動SLEEPモード」に設定したときにおいて、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、秒モータ270だけを停止させる構成(タイプ1B)の作動を説明する。
以下の説明は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、タイプ1Bの構成および作動が、タイプ1Aの構成および作動と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述したタイプ1Aについての説明をここに準用する。
図5および図13を参照すると、最初に、リセットスイッチ332を作動させてアナログ電子時計をリセットし、時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時モータ210を作動させて時針230を現在時刻の「時」に合わせ、分モータ240を作動させて分針260を現在時刻の「分」に合わせ、秒モータ270を作動させて秒針290を現在時刻の「秒」に合わせる(段階S131)。
次に、リセットスイッチ332を解除して、時モータ210を作動させ、時針230により現在時刻の「時」を表示させ、分モータ240を作動させ、分針260により現在時刻の「分」を表示させ、秒モータ270を作動させ、秒針290により現在時刻の「秒」を表示させる(段階S132)。
姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されると、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340は判定し、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されないと、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340は判定する(段階S133)。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部344は、駆動制御部328に秒モータ270の駆動を停止させる信号を出力する。駆動制御部328は、出力判定部344が出力する信号を入力すると、秒モータ駆動部324による秒モータ270の駆動を停止させる(段階S134)。
その結果、秒針290は、それが指示している位置で停止する。このとき、時針230、分針260は、現在時刻を指示し続ける。
出力判定部344は、計時部314が出力する現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、秒針290を停止させた時刻との差を計時する。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340が判定した場合、一定の時間間隔の経過後、再び、段階S133の動作を行う。
秒モータ270の作動を停止させた後、姿勢検出部340は、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が出力されないかを判定する(段階S135)。
アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部344は、駆動制御部328に秒モータ270を加速駆動させる信号を出力する。駆動制御部328は、出力判定部344が出力する信号を入力すると、秒モータ駆動部324を作動させ、秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動する(段階S136)。
その結果、時針230は現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は現在時刻のうちの「分」を指示し、秒針290は現在時刻のうちの「秒」を指示する。
この加速駆動の方法は、秒針290を時計回り方向に正転させてもよいし、秒針290を反時計回り方向に逆転させてもよい。或いは、この加速駆動の方法は、秒針290が指示したい位置と秒針290の停止位置の関係を演算して、正転又は逆転のうちで、より速く指示したい位置に到達できるような回転方向に、秒針290をそれぞれ回転させてもよい。
秒針290を加速駆動して、時針230、分針260、秒針290により現在時刻を表示するようにしたならば、段階132に戻り、通常の作動を行う。
段階S135において、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部344は、再び、アナログ電子時計の姿勢の検出を行う(段階S135)。
この構成では、例えば、毎日夜中に8時間だけアナログ電子時計を腕から外して文字板下姿勢(平姿勢)にすると仮定するならば、本発明のアナログ電子時計の消費電力は、従来のアナログ電子時計の消費電力の約2/3にすることができる。したがって、本発明のアナログ電子時計は、従来のアナログ電子時計と同じ寸法形状の電池を用いた場合、電池寿命を従来のアナログ電子時計の約1.5倍にすることができる。
この構成では、時針230は常に現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は常に現在時刻のうちの「分」を指示している。したがって、秒針290を停止させた状態においても、現在時刻のうちの「時」と「分」を読み取ることができる。
(1・4・3)タイプ1C
本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、本発明のアナログ電子時計を「自動スリープモード」に設定したときにおいて、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、分モータ240および秒モータ270を停止させる構成(タイプ1C)の作動を説明する。
以下の説明は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、タイプ1Cの構成および作動が、タイプ1Aの構成および作動と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述したタイプ1Aについての説明をここに準用する。
図5および図14を参照すると、最初に、リセットスイッチ332を作動させてアナログ電子時計をリセットし、時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時モータ210を作動させて時針230を現在時刻の「時」に合わせ、分モータ240を作動させて分針260を現在時刻の「分」に合わせ、秒モータ270を作動させて秒針290を現在時刻の「秒」に合わせる(段階S141)。
次に、リセットスイッチ332を解除して、時モータ210を作動させ、時針230により現在時刻の「時」を表示させ、分モータ240を作動させ、分針260により現在時刻の「分」を表示させ、秒モータ270を作動させ、秒針290により現在時刻の「秒」を表示させる(段階S142)。
姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されると、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340は判定し、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されないと、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340は判定する(段階S143)。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部344は、駆動制御部328に分モータ240と秒モータ270の駆動を停止させる信号を出力する。駆動制御部328は、出力判定部344が出力する信号を入力すると、分モータ駆動部322による分モータ240の駆動を停止させ、秒モータ駆動部324による秒モータ270の駆動を停止させる(段階S144)。
その結果、分モータ240の作動が停止し、分針260は、それが指示している位置で停止し、秒モータ270の作動が停止し、秒針290は、それが指示している位置で停止する。
出力判定部344は、計時部314が出力する現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、分針260、秒針290を停止させた時刻との差を計時する。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340が判定した場合、一定の時間間隔の経過後、再び、段階S143の動作を行う。
分モータ240の作動を停止させ、秒モータ270の作動を停止させた後、姿勢検出部340は、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が出力されないかを判定する(段階S145)。
アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部344は、駆動制御部328に分モータ240および秒モータ270を加速駆動させる信号を出力する。駆動制御部328は、出力判定部344が出力する信号を入力すると、分モータ駆動部322に信号を出力し、分針260が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ240を加速駆動し、秒モータ駆動部324に信号を出力し、秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動する(段階S146)。
その結果、時針230は現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は現在時刻のうちの「分」を指示し、秒針290は現在時刻のうちの「秒」を指示する。
この加速駆動の方法は、分針260、秒針290を全て時計回り方向に正転させてもよいし、分針260、秒針290を全て反時計回り方向に逆転させてもよい。或いは、この加速駆動の方法は、分針260が指示したい位置と分針260の停止位置の関係を演算し、秒針290が指示したい位置と秒針290の停止位置の関係を演算して、正転又は逆転のうちで、より速く指示したい位置に到達できるような回転方向に、分針260、秒針290をそれぞれ回転させてもよい。
分針260、秒針290を加速駆動して、時針230、分針260、秒針290により現在時刻を表示するようにしたならば、段階142に戻り、通常の作動を行う。
段階S145において、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部344は、再び、アナログ電子時計の姿勢の検出を行う(段階S145)。
この構成では、例えば、毎日夜中に8時間だけアナログ電子時計を腕から外して文字板下姿勢(平姿勢)にすると仮定するならば、本発明のアナログ電子時計の消費電力は、従来のアナログ電子時計の消費電力の約2/3にすることができる。したがって、本発明のアナログ電子時計は、従来のアナログ電子時計と同じ寸法形状の電池を用いた場合、電池寿命を従来のアナログ電子時計の約1.5倍にすることができる。
この構成では、時針230は常に現在時刻のうちの「時」を指示している。したがって、分針260、秒針290を停止させた状態においても、現在時刻のうちの「時」を読み取ることができる。更に、時針230が指示している位置を詳細に見ることにより、現在時刻のうちの「分」のおおよその値を読み取ることができる。
(2)本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態
次に、本発明のアナログ電子時計の第2の実施の形態を説明する。
以下の説明は、本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態が本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述した本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態についての説明をここに準用する。
(2・1)本発明のアナログ電子時計の第2の実施の形態のムーブメントの構成
図15〜図18を参照すると、本発明のアナログ電子時計の第2の実施の形態において、アナログ電子時計のムーブメント(機械体)800は、ムーブメントの基板を構成する地板402を有する。
ムーブメント800の「表側」には、電池120、回路ブロック416、時分モータ440、分表示輪列450、秒モータ270、秒表示輪列280などが配置される。時分モータ440の回転により分表示輪列450が回転して、分針260により現在の時刻のうちの「分」を表示するように構成される。分表示輪列450が回転することにより回転する日の裏輪列460の回転を介して時針230により現在の時刻のうちの「時」を表示するように構成される。秒モータ270の回転により秒表示輪列280が回転して、秒針290により現在の時刻のうちの「秒」を表示するように構成される。
IC840と水晶振動子122とが、回路ブロック416に取り付けられる。回路ブロック416は、絶縁板160を介してスイッチばね162により、地板402および輪列受412に対して固定される。
図15、図16、図18を参照すると、秒モータ270は、秒コイルブロック272と、秒ステータ274と、秒ロータ276とを含む。秒ロータ276の回転に基づいて、秒伝え車282の回転を介して秒車284が回転するように構成される。秒車284は1分間に1回転するように構成される。秒針290が秒車284に取付けられる。
秒表示輪列220は秒伝え車282と秒車284とを含む。秒ロータ276、秒伝え車282は、地板402と輪列受412に対して、回転可能に支持される。秒車284は、二番受114に設けられた中心パイプ126と輪列受412に対して、回転可能に支持される。
電池マイナス端子170が地板402に取り付けられる。電池マイナス端子170は、回路ブロック416のマイナスバターンを介して電池120の陰極とIC840のマイナス入力部Vssとを導通させる。電池押え172がスイッチばね162に取り付けられる。電池押え172およびスイッチばね162は、回路ブロック416のプラスパターンを介して電池120の陽極とIC840のブラス入力部Vddとを導通させる。
図15、図17、図18を参照すると、時分モータ440は、時分コイルブロック442と、時分ステータ444と、時分ロータ446とを含む。時分コイルブロック442が時分モータ駆動信号を入力すると、時分ステータ444が磁化して、時分ロータ446を回転させる。時分ロータ246は、例えば、20秒ごとに180度回転するように構成される。
時分ロータ446の回転に基づいて一番分伝え車452が回転し、一番分伝え車452の回転に基づいて二番分伝え車454を介して分車456が回転するように構成される。分車456は1時間に1回転するように構成される。分針260が分車456に取付けられる。分車456の回転中心は秒車284の回転中心と同じである。
分表示輪列450は一番分伝え車452と、二番分伝え車454と、分車456とを含む。時分ロータ446、一番分伝え車452、二番分伝え車454は、地板402と輪列受412に対して、回転可能に支持される。分車456は、二番受114に設けられた中心パイプ126の外周部に接触して、回転可能に支持される。
分車456の回転に基づいて、日の裏車462が回転する。日の裏車462の回転に基づいて、時車226が回転するように構成される。時車226は12時間に1回転するように構成される。時針230が時車226に取付けられる。時車226の回転中心は分車456の回転中心と同じである。したがって、時車226の回転中心と、分車456の回転中心と、秒車284の回転中心とは同じである。
日の裏輪列460は日の裏車462と、時車226とを含む。日の裏車462は、地板402と輪列受412に対して、回転可能に支持される。時車226は、分車456の外周部に接触して、回転可能に支持される。
姿勢センサ610が回路ブロック416に取り付けられる。姿勢センサ610は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施の形態に適用されるものと同じである。
(2・2)本発明のアナログ電子時計の第2の実施の形態のICの構成
次に、本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態のICの構成について説明する。
図18を参照すると、IC840は、分周部312と、計時部314と、時刻設定部426とを含む。分周部312は水晶振動子122が出力する信号を分周するように構成される。計時部314は分周部312の出力信号に基づいて、現在の時刻を計時するように構成される。時刻設定部426は計時部314の出力信号に基づいて、モータの駆動を制御する信号を出力するように構成される。
駆動制御部428が、時分モータ駆動部420、秒モータ駆動部324の作動を制御するために設けられる。
時刻設定スイッチ330が時刻設定部426の作動を制御するために設けられる。時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時刻設定部426を作動させ、駆動制御部428を作動させて、時分モータ駆動部420、秒モータ駆動部324を作動させることができるように構成される。
時刻設定スイッチ330は、スイッチばね162に一体形成されたスイッチ端子部と、回路ブロック416のスイッチパターンにより構成される。
リセットスイッチ332が時刻設定部426の作動をリセットするために設けられる。リセットスイッチ332を作動させることにより、時刻設定部426をリセットして、駆動制御部428を作動させることにより、時分モータ駆動部420、秒モータ駆動部324を作動を停止させることができるように構成される。
モード設定機構710の作動に基づいて、設定されたモードを記憶し、設定されたモードに関する信号を出力するためのモード設定制御部742が設けられる。
姿勢検出部340が、姿勢センサ610の出力信号に基づいて、アナログ電子時計の姿勢を検出するために設けられる。
出力判定部424が、姿勢検出部340の出力信号に基づいて、計時部314の出力信号を入力し、駆動制御部428を作動させるように構成される。
時分モータ駆動部420は、駆動制御部428の出力信号に基づいて、時分モータ440を駆動させる信号を時分モータ440に出力し、また、駆動制御部428の出力信号に基づいて、時分モータ440の駆動を停止させることができるように構成される。
時分モータ440を駆動させることにより分表示輪列450が回転して、分針260により「分」を表示することができる。
分表示輪列450が回転することにより、日の裏輪列460が回転して、時針230により「時」を表示することができる。
秒モータ駆動部324は、駆動制御部428の出力信号に基づいて、秒モータ270を駆動させる信号を秒モータ270に出力し、また、駆動制御部428の出力信号に基づいて、秒モータ270の駆動を停止させることができるように構成される。
秒モータ270を駆動させることにより秒表示輪列280が回転して、秒針290により「秒」を表示することができる。
モード設定機構710の作動させて「自動スリープモード」に設定すると、モード設定制御部742は「自動スリープモード」に関する信号を駆動制御部428と姿勢検出部340に出力する。したがって、「自動スリープモード」に設定されると、姿勢検出部340は、姿勢センサ610の出力信号に基づいて、アナログ電子時計の姿勢を検出する動作を行うように構成される。
モード設定機構710の作動させて「強制スリープモード」に設定すると、モード設定制御部742は「強制スリープモード」に関する信号を駆動制御部428と姿勢検出部340に出力する。したがって、「強制スリープモード」に設定されると、姿勢検出部340は、アナログ電子時計の姿勢を検出する動作を行なわないように構成される。また、「強制スリープモード」に設定されると、駆動制御部428の出力信号に基づいて、時分モータ駆動部420は時分モータ440の駆動を停止させ、秒モータ駆動部324は秒モータ270の駆動を停止させることができるように構成される。
モード設定機構710の作動させて「通常運針モード」に設定すると、姿勢検出部340は、アナログ電子時計の姿勢を検出する動作を行わず、駆動制御部428の出力信号に基づいて、時分モータ駆動部420は時分モータ440を駆動させ、秒モータ駆動部324は秒モータ270を駆動させて、時針230により「時」を表示し、分針260により「分」を表示し、秒針290により「秒」を表示する通常運針を行うように構成される。
(2・3)本発明のアナログ電子時計の第2の実施の形態の作動
次に、本発明のアナログ電子時計の第2の実施の形態の作動について説明する。
(2・3・1)タイプ2A
本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態において、本発明のアナログ電子時計を「自動SLEEPモード」に設定したときにおいて、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、全てのモータを停止させる構成(タイプ2A)の作動を説明する。
図18および図19を参照すると、最初に、リセットスイッチ332を作動させてアナログ電子時計をリセットし、時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時分モータ440を作動させて時針230を現在時刻の「時」に合わせ、分針260を現在時刻の「分」に合わせ、秒モータ270を作動させて秒針290を現在時刻の「秒」に合わせる(段階S191)。
次に、リセットスイッチ332を解除して、時分モータ440を作動させ、時針230により現在時刻の「時」を表示させ、分針260により現在時刻の「分」を表示させ、秒モータ270を作動させ、秒針290により現在時刻の「秒」を表示させる(段階S192)。
姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されると、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340は判定し、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されないと、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340は判定する(段階S193)。
このしきい値は、0.5〜60分の範囲に設定されるのが好ましく、1〜5分の範囲に設定されるのが一層好ましい。
このように構成することにより、姿勢センサ610のチャタリングによる影響を排除して、確実に、アナログ電子時計の姿勢を検出することができる。
姿勢検出部340がアナログ電子時計の姿勢を検出する動作の時間間隔は、例えば、前述したしきい値が1〜5分の範囲に設定された場合、10分に1回行われるように構成される。この時間間隔は、5〜60分の範囲に設定されるのが好ましい。
このように構成することにより、一定時間ごとに、確実に、アナログ電子時計の姿勢を検出することができる。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部424は、駆動制御部428にモータの駆動を停止させる信号を出力する。駆動制御部428は、出力判定部424が出力する信号を入力すると、時分モータ駆動部420による時分モータ440の駆動を停止させ、秒モータ駆動部324による秒モータ270の駆動を停止させる(段階S194)。
その結果、時分モータ440の作動が停止し、時針230は、それが指示している位置で停止し、分針260は、それが指示している位置で停止し、秒モータ270の作動が停止し、秒針290は、それが指示している位置で停止する。
出力判定部424は、計時部314が出力する現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針230、分針260、秒針290を停止させた時刻との差を計時する。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340が判定した場合、一定の時間間隔の経過後、再び、段階S193の動作を行う。
時分モータ440の作動を停止させ、秒モータ270の作動を停止させた後、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が出力されないかを姿勢検出部340は判定する(段階S195)。
アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部424は、駆動制御部428にモータを加速駆動させる信号を出力する。駆動制御部428は、出力判定部424が出力する信号を入力すると、時分モータ駆動部420を作動させて、時針230が現在時刻を指示する位置になり、分針260が現在時刻を指示する位置になるまで時分モータ440を加速駆動し、秒モータ駆動部324を作動させて、秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動する(段階S196)。
その結果、時針230は現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は現在時刻のうちの「分」を指示し、秒針290は現在時刻のうちの「秒」を指示する。
この加速駆動の方法は、時針230、分針260、秒針290を全て時計回り方向に正転させてもよいし、時針230、分針260、秒針290を全て反時計回り方向に逆転させてもよい。或いは、この加速駆動の方法は、時針230が指示したい位置と時針230の停止位置の関係を演算し、分針260が指示したい位置と分針260の停止位置の関係を演算し、秒針290が指示したい位置と秒針290の停止位置の関係を演算して、正転又は逆転のうちで、より速く指示したい位置に到達できるような回転方向に、時針230、分針260、秒針290をそれぞれ回転させてもよい。
時針230、分針260、秒針290を加速駆動して、時針230、分針260、秒針290により現在時刻を表示するようにしたならば、段階192に戻り、通常の作動を行う。
段階S195において、姿勢検出部340が、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)である判定した場合、出力判定部424は、再び、アナログ電子時計の姿勢の検出を行う(段階S195)。
この構成では、例えば、毎日夜中に8時間だけアナログ電子時計を腕から外して文字板下姿勢(平姿勢)にすると仮定するならば、本発明のアナログ電子時計の消費電力は、従来のアナログ電子時計の消費電力の約2/3にすることができる。したがって、本発明のアナログ電子時計は、従来のアナログ電子時計と同じ寸法形状の電池を用いた場合、電池寿命を従来のアナログ電子時計の約1.5倍にすることができる。
(2・3・2)タイプ2B
本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態において、本発明のアナログ電子時計を「自動SLEEPモード」に設定したときにおいて、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、秒モータ270だけを停止させる構成(タイプ2B)の作動を説明する。
以下の説明は、本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態において、タイプ2Bの構成および作動が、タイプ2Aの構成および作動と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述したタイプ2Aについての説明をここに準用する。
図18および図20を参照すると、最初に、リセットスイッチ332を作動させてアナログ電子時計をリセットし、時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時分モータ440を作動させて時針230を現在時刻の「時」に合わせ、分針260を現在時刻の「分」に合わせ、秒モータ270を作動させて秒針290を現在時刻の「秒」に合わせる(段階S201)。
次に、リセットスイッチ332を解除して、時分モータ440を作動させ、時針230により現在時刻の「時」を表示させ、分針260により現在時刻の「分」を表示させ、秒モータ270を作動させ、秒針290により現在時刻の「秒」を表示させる(段階S202)。
姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されると、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340は判定し、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されないと、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340は判定する(段階S203)。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部424は、駆動制御部428に秒モータ270の駆動を停止させる信号を出力する。駆動制御部428は、出力判定部424が出力する信号を入力すると、秒モータ駆動部324による秒モータ270の駆動を停止させる(段階S204)。
その結果、秒針290は、それが指示している位置で停止する。このとき、時針230、分針260は、現在時刻を指示し続ける。
出力判定部424は、計時部314が出力する現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、秒針290を停止させた時刻との差を計時する。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340が判定した場合、一定の時間間隔の経過後、再び、段階S203の動作を行う。
秒モータ270の作動を停止させた後、姿勢検出部340は、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が出力されないかを判定する(段階S205)。
アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部424は、駆動制御部428に秒モータ270を加速駆動させる信号を出力する。駆動制御部428は、出力判定部424が出力する信号を入力すると、秒モータ駆動部324に信号を出力し、秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動する(段階S206)。
その結果、時針230は現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は現在時刻のうちの「分」を指示し、秒針290は現在時刻のうちの「秒」を指示する。
この加速駆動の方法は、秒針290を時計回り方向に正転させてもよいし、秒針290を反時計回り方向に逆転させてもよい。或いは、この加速駆動の方法は、秒針290が指示したい位置と秒針290の停止位置の関係を演算して、正転又は逆転のうちで、より速く指示したい位置に到達できるような回転方向に、秒針290をそれぞれ回転させてもよい。
秒針290を加速駆動して、時針230、分針260、秒針290により現在時刻を表示するようにしたならば、段階202に戻り、通常の作動を行う。
段階S205において、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部424は、再び、アナログ電子時計の姿勢の検出を行う(段階S205)。
この構成では、例えば、毎日夜中に8時間だけアナログ電子時計を腕から外して文字板下姿勢(平姿勢)にすると仮定するならば、本発明のアナログ電子時計の消費電力は、従来のアナログ電子時計の消費電力の約2/3にすることができる。したがって、本発明のアナログ電子時計は、従来のアナログ電子時計と同じ寸法形状の電池を用いた場合、電池寿命を従来のアナログ電子時計の約1.5倍にすることができる。
この構成では、時針230は常に現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は常に現在時刻のうちの「分」を指示している。したがって、秒針290を停止させた状態においても、現在時刻のうちの「時」と「分」を読み取ることができる。
(3)本発明のアナログ電子時計の第3の実施形態
以上説明した本発明のアナログ電子時計の実施形態においては、秒針が有る場合について説明したけれども、本発明は、秒針が無い構造のアナログ電子時計にも適用することができる。
したがって、以下に説明する本発明のアナログ電子時計の第3の実施の形態の特徴は、秒針が無い構造のアナログ電子時計であるという点にある。
以下の説明は、本発明のアナログ電子時計の第3の実施形態が、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態と異なる点、及び、本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述した本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態についての説明、及び、本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態についての説明をここに準用する。
(3・1)タイプ3A
次に、本発明のアナログ電子時計の第3の実施の形態のタイプ3Aの構成について説明する。
本発明のアナログ電子時計の第3の実施形態のタイプ3Aは、図1、図2、図5に示す本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態の構造において、秒モータ270(秒コイルブロック272、秒ステータ274、秒ロータ276)を取り除き、秒表示輪列280(秒伝え車282、秒車284)および秒針290を取り除くように構成する。更に、IC740には、秒モータ駆動部324を設けないように構成する。
次に、本発明のアナログ電子時計の第3の実施の形態のタイプ3Aについて、本発明のアナログ電子時計を「自動SLEEPモード」に設定したときの作動について説明する。
図24を参照すると、最初に、リセットスイッチ332を作動させてアナログ電子時計をリセットし、時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時モータ210を作動させて時針230を現在時刻の「時」に合わせ、分モータ240を作動させて分針260を現在時刻の「分」に合わせる(段階S221)。
次に、リセットスイッチ332を解除して、時モータ210を作動させ、時針230により現在時刻の「時」を表示させ、分モータ240を作動させ、分針260により現在時刻の「分」を表示させる(段階S222)。
姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されると、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340は判定し、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されないと、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340は判定する(段階S223)。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部344は、駆動制御部328にモータの駆動を停止させる信号を出力する。駆動制御部328は、出力判定部344が出力する信号を入力すると、時モータ駆動部320による時モータ210の駆動を停止させ、分モータ駆動部322による分モータ240の駆動を停止させる(段階S224)。
その結果、時モータ210の作動が停止し、時針230は、それが指示している位置で停止し、分モータ240の作動が停止し、分針260は、それが指示している位置で停止する。
出力判定部344は、計時部314が出力する現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針230、分針260を停止させた時刻との差を計時する。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340が判定した場合、一定の時間間隔の経過後、再び、段階S223の動作を行う。
時モータ210の作動を停止させ、分モータ240の作動を停止させた後、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が出力されないかを姿勢検出部340は判定する(段階S225)。
アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部344は、駆動制御部328にモータを加速駆動させる信号を出力する。駆動制御部328は、出力判定部344が出力する信号を入力すると、時モータ駆動部320を作動させて、時針230が現在時刻を指示する位置になるまで時モータ210を加速駆動し、分モータ駆動部322を作動させて、分針260が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ240を加速駆動する(段階S226)。
その結果、時針230は現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は現在時刻のうちの「分」を指示する。
時針230、分針260を加速駆動して、時針230、分針260により現在時刻を表示するようにしたならば、段階222に戻り、通常の作動を行う。
段階S225において、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部344は、再び、アナログ電子時計の姿勢の検出を行う(段階S225)。
この構成では、例えば、毎日夜中に8時間だけアナログ電子時計を腕から外して文字板下姿勢(平姿勢)にすると仮定するならば、本発明のアナログ電子時計の消費電力は、従来のアナログ電子時計の消費電力の約2/3にすることができる。したがって、本発明のアナログ電子時計は、従来のアナログ電子時計と同じ寸法形状の電池を用いた場合、電池寿命を従来のアナログ電子時計の約1.5倍にすることができる。
更に、図26を参照すると、本発明のアナログ電子時計において、りゅうず780を回し、巻真を回して、図26に仮想線で示すように、時針230、分針260が現在の時刻、10時10分を示しているときに、本発明のアナログ電子時計を「強制SLEEPモード」に設定する。この状態では、時針230、分針260を加速駆動して、図26に実線で示すように、文字板の12時目盛のある位置に時針230、分針260を停止させるように構成することができる。
もし、アナログ電子時計を使用しないときに本発明のアナログ電子時計を「強制SLEEPモード」に設定したならば、「強制SLEEPモード」である時間に対応してアナログ電子時計の消費電力を減らすことができる。したがって、本発明のアナログ電子時計は、従来のアナログ電子時計と同じ寸法形状の電池を用いた場合、電池寿命を従来のアナログ電子時計より長くすることができる。
(3・2)タイプ3B
次に、本発明のアナログ電子時計の第3の実施の形態のタイプ3Bの構成について説明する。
本発明のアナログ電子時計の第3の実施形態のタイプ3Bは、図15、図16、図18に示す本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態の構造において、秒モータ270(秒コイルブロック272、秒ステータ274、秒ロータ276)を取り除き、秒表示輪列280(秒伝え車282、秒車284)および秒針290を取り除くように構成する。更に、IC840には、秒モータ駆動部324を設けないように構成する。
次に、本発明のアナログ電子時計の第3の実施の形態のタイプ3Bにおいて、本発明のアナログ電子時計を「自動SLEEPモード」に設定したときの作動について説明する。
図25を参照すると、最初に、リセットスイッチ332を作動させてアナログ電子時計をリセットし、時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時分モータ440を作動させて時針230を現在時刻の「時」に合わせ、分針260を現在時刻の「分」に合わせる(段階S291)。
次に、リセットスイッチ332を解除して、時分モータ440を作動させ、時針230により現在時刻の「時」を表示させ、分針260により現在時刻の「分」を表示させる(段階S292)。
姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されると、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340は判定し、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されないと、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340は判定する(段階S293)。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部424は、駆動制御部428にモータの駆動を停止させる信号を出力する。駆動制御部428は、出力判定部424が出力する信号を入力すると、時分モータ駆動部420による時分モータ440の駆動を停止させる(段階S294)。
その結果、時分モータ440の作動が停止し、時針230は、それが指示している位置で停止し、分針260は、それが指示している位置で停止する。
出力判定部424は、計時部314が出力する現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針230、分針260を停止させた時刻との差を計時する。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340が判定した場合、一定の時間間隔の経過後、再び、段階S293の動作を行う。
時分モータ440の作動を停止させた後、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が出力されないかを姿勢検出部340は判定する(段階S295)。
アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部424は、駆動制御部428にモータを加速駆動させる信号を出力する。駆動制御部428は、出力判定部424が出力する信号を入力すると、時分モータ駆動部420を作動させて、時針230が現在時刻を指示する位置になり、分針260が現在時刻を指示する位置になるまで時分モータ440を加速駆動する(段階S296)。
その結果、時針230は現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は現在時刻のうちの「分」を指示する。
時針230、分針260を加速駆動して、時針230、分針260により現在時刻を表示するようにしたならば、段階292に戻り、通常の作動を行う。
段階S295において、姿勢検出部340が、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)である判定した場合、出力判定部424は、再び、アナログ電子時計の姿勢の検出を行う(段階S295)。
この構成では、例えば、毎日夜中に8時間だけアナログ電子時計を腕から外して文字板下姿勢(平姿勢)にすると仮定するならば、本発明のアナログ電子時計の消費電力は、従来のアナログ電子時計の消費電力の約2/3にすることができる。したがって、本発明のアナログ電子時計は、秒針を備えない構造においても、従来のアナログ電子時計と同じ寸法形状の電池を用いた場合、電池寿命を従来のアナログ電子時計の約1.5倍にすることができる。
(4)本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態
次に、本発明のアナログ電子時計の第4の実施の形態を説明する。
以下に説明する本発明のアナログ電子時計の第4の実施の形態の特徴は、日車を日モータにより駆動する構造のアナログ電子時計であるという点にある。換言すれば、本発明のアナログ電子時計の第4の実施の形態の特徴は、4つのモータを備えたアナログ電子時計であることにある。
以下の説明は、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態が、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述した本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態についての説明をここに準用する。
(4・1)アナログ電子時計のムーブメントの構成
(4・1・1)ムーブメントの表側の構造
最初に、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態のムーブメントの表側の構造について説明する。
図27〜図29を参照すると、本発明のアナログ電子時計の第4の実施の形態において、アナログ電子時計のムーブメント(機械体)900は、ムーブメントの基板を構成する地板902を有する。
ムーブメント700の「表側」には、電池120、回路ブロック906、時モータ210、時表示輪列220、分モータ240、分表示輪列250、秒モータ270、秒表示輪列280、日モータ910などが配置される。日モータ910の回転により日表示輪列930が回転して、日車170により現在の日付を表示するように構成される。
IC940と水晶振動子122とが、回路ブロック906に取り付けられる。
日モータ910は、日コイルブロック912と、日ステータ914と、日ロータ916とを含む。日コイルブロック912が日モータ駆動信号を入力すると、日ステータ914が磁化して、日ロータ916を回転させる。日ロータ916は、午後12時(午前0時)になる直前に作動して、日車170を回転させるように構成される。
日表示輪列930は第1日伝え車932と、第2日伝え車934と、日回し車936とを含む。第1日伝え車932は、地板902と輪列受904に対して、回転可能に支持される。第2日伝え車934は、地板902と輪列受904に対して、回転可能に支持される。
(4・1・2)ムーブメントの裏側の構造
次に、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態のムーブメント900の裏側の構造について説明する。
図28および図29を参照すると、日回し車936は、輪列受904と日車押え172に対して、回転可能に支持される。日車170が地板902に対して回転可能に支持される。日車押え172が日車170を地板902に対して支持する。日回し車936に設けられた日回しつめ936bが、通常は、日車170を、1日に1歯づつ送るように構成される。
(4・2)ICの構成
次に、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態のICの構成について説明する。
図30を参照すると、IC940は分周部312と、計時部314と、時刻設定部950とを含む。分周部312は水晶振動子122が出力する信号を分周するように構成される。計時部314は分周部312の出力信号に基づいて、現在の時刻を計時するように構成される。時刻設定部950は計時部314の出力信号に基づいて、モータの駆動を制御する信号を出力するように構成される。
駆動制御部952が、時モータ駆動部320、分モータ駆動部322、秒モータ駆動部324、日モータ駆動部922の作動を制御するために設けられる。
時刻設定スイッチ330が時刻設定部950の作動を制御するために設けられる。時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時刻設定部950を作動させ、駆動制御部952を作動させて、時モータ駆動部320、分モータ駆動部322、秒モータ駆動部324、日モータ駆動部922を作動させることができるように構成される。
リセットスイッチ332が時刻設定部950の作動をリセットするために設けられる。リセットスイッチ332を作動させることにより、時刻設定部950をリセットして、駆動制御部952を作動させることにより、時モータ駆動部320、分モータ駆動部322、秒モータ駆動部324、日モータ駆動部922の作動を停止させることができるように構成される。
日モータ駆動部922は、駆動制御部952の出力信号に基づいて、日モータ910を駆動させる信号を日モータ910に出力し、また、駆動制御部952の出力信号に基づいて、日モータ910の駆動を停止させることができるように構成される。日モータ910を駆動させることにより、日表示輪列930が回転して、日車170により「日付」を表示することができる。
日モータ駆動部922は、現在の年月日を演算して記憶している。閏年以外の年には、日車170により、2月28日に「28」が表示された後に3月1日午前0時になると「1」が表示され、4月30日に「30」が表示された後に5月1日午前0時になると「1」が表示され、6月30日に「30」が表示された後に7月1日午前0時になると「1」が表示され、9月30日に「30」が表示された後に10月1日午前0時になると「1」が表示され、11月30日に「30」が表示された後に12月1日午前0時になると「1」が表示されるように構成される。
また、閏年には、日車170により、2月28日に「28」が表示された後に2月29日午前0時になると「29」が表示され、2月29日に「29」が表示された後に3月1日午前0時になると「1」が表示され、4月30日に「30」が表示された後に5月1日午前0時になると「1」が表示され、6月30日に「30」が表示された後に7月1日午前0時になると「1」が表示され、9月30日に「30」が表示された後に10月1日午前0時になると「1」が表示され、11月30日に「30」が表示された後に12月1日午前0時になると「1」が表示されるように構成される。
したがって、この本発明のアナログ電子時計の実施形態は、いわゆる「オートカレンダ時計」を構成し、日車170により常に正確に「日付」を表示することができる。
「強制スリープモード」に設定されると、駆動制御部952の出力信号に基づいて、時モータ駆動部320は時モータ210の駆動を停止させ、分モータ駆動部322は分モータ240の駆動を停止させ、秒モータ駆動部324は秒モータ270の駆動を停止させ、日モータ駆動部922は日モータ910の駆動を停止させることができるように構成される。
モード設定機構710の作動させて「通常運針モード」に設定すると、姿勢検出部340は、アナログ電子時計の姿勢を検出する動作を行わず、駆動制御部328の出力信号に基づいて、時モータ駆動部320は時モータ210を駆動させ、分モータ駆動部322は分モータ240を駆動させ、秒モータ駆動部324は秒モータ270を駆動させ、日モータ駆動部922は日モータ910を駆動させて、時針230により「時」を表示し、分針260により「分」を表示し、秒針290により「秒」を表示し、日車170により「日付」を表示する通常運針を行うように構成される。
(4・4)本発明のアナログ電子時計の作動
次に、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態の作動について説明する。
(4・4・1)タイプ4A
本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態において、本発明のアナログ電子時計を「自動SLEEPモード」に設定したときにおいて、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、全てのモータを停止させる構成(タイプ4A)の作動を説明する。
図30および図31を参照すると、最初に、リセットスイッチ332を作動させてアナログ電子時計をリセットし、時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時モータ210を作動させて時針230を現在時刻の「時」に合わせ、分モータ240を作動させて分針260を現在時刻の「分」に合わせ、秒モータ270を作動させて秒針290を現在時刻の「秒」に合わせ、日モータ910を駆動させて日車170を現在の「日付」に合わせる(段階S921)。
次に、リセットスイッチ332を解除して、時モータ210を作動させ、時針230により現在時刻の「時」を表示させ、分モータ240を作動させ、分針260により現在時刻の「分」を表示させ、秒モータ270を作動させ、秒針290により現在時刻の「秒」を表示させ、日モータ910を作動させ、日車170により現在の「日付」を表示させる(段階S922)。
姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されると、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340は判定し、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されないと、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340は判定する(段階S923)。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部954は、駆動制御部328にモータの駆動を停止させる信号を出力する。駆動制御部952は、出力判定部954が出力する信号を入力すると、時モータ駆動部320による時モータ210の駆動を停止させ、分モータ駆動部322による分モータ240の駆動を停止させ、秒モータ駆動部324による秒モータ270の駆動を停止させ、日モータ駆動部922による日モータ910の駆動を停止させる(段階S924)。
その結果、時モータ210の作動が停止し、時針230は、それが指示している位置で停止し、分モータ240の作動が停止し、分針260は、それが指示している位置で停止し、秒モータ270の作動が停止し、秒針290は、それが指示している位置で停止し、日モータ910の作動が停止し、日車170は、それが指示している位置で停止する。
出力判定部954は、計時部314が出力する現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針230、分針260、秒針290、日車170を停止させた時刻との差を計時する。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340が判定した場合、一定の時間間隔の経過後、再び、段階S923の動作を行う。
時モータ210の作動を停止させ、分モータ240の作動を停止させ、秒モータ270の作動を停止させ、日モータ910の作動を停止させた後、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が出力されないかを姿勢検出部340は判定する(段階S925)。
アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部954は、駆動制御部952にモータを加速駆動させる信号を出力する。駆動制御部952は、出力判定部954が出力する信号を入力すると、時モータ駆動部320を作動させて、時針230が現在時刻を指示する位置になるまで時モータ210を加速駆動し、分モータ駆動部322を作動させて、分針260が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ240を加速駆動し、秒モータ駆動部324を作動させて、秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動し、日モータ駆動部922を作動させて、日車170が現在の日付を指示する位置になるまで日モータ910を加速駆動する(段階S926)。
その結果、時針230は現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は現在時刻のうちの「分」を指示し、秒針290は現在時刻のうちの「秒」を指示し、日車170は現在の「日付」を指示する。
この加速駆動の方法は、時針230、分針260、秒針290、日車170を全て時計回り方向に正転させてもよいし、時針230、分針260、秒針290、日車170を全て反時計回り方向に逆転させてもよい。或いは、この加速駆動の方法は、時針230が指示したい位置と時針230の停止位置の関係を演算し、分針260が指示したい位置と分針260の停止位置の関係を演算し、秒針290が指示したい位置と秒針290の停止位置の関係を演算し、日車170が指示したい位置と日車170の停止位置の関係を演算して、正転又は逆転のうちで、より速く指示したい位置に到達できるような回転方向に、時針230、分針260、秒針290、日車170をそれぞれ回転させてもよい。
例えば、出力判定部954は、時針230、分針260、秒針290、日車170を停止させた時刻と、現在時刻との間の時間を計測するためのカウンタを備えるように構成する。そして、時針230、分針260、秒針290、日車170を停止させたときにカウンタをスタートさせ、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合、カウンタをストップさせるように構成する。そして、駆動制御部952を作動させて、時モータ駆動部320を作動させて時針230が現在時刻を指示する位置になるまで時モータ210を加速駆動し、分モータ駆動部322を作動させて分針260が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ240を加速駆動し、秒モータ駆動部324を作動させて秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動し、日モータ駆動部922を作動させて日車170が現在の日付を指示する位置になるまで日モータ910を加速駆動する。
この場合、このような加速駆動している時間について、カウンタを用いて更に補正の加速駆動を行うように構成するのがよい。この構成により、時針230、分針260、秒針290により、現在時刻を正確に表示し、日車170により現在の日付を正確に表示することができる。
或いは、出力判定部954は、時針230、分針260、秒針290、日車170の停止している位置と、現在時刻において時針230、分針260、秒針290、日車170が指示すべき位置との関係を演算する演算部を備えるように構成する。そして、駆動制御部952を作動させ、時モータ駆動部320を作動させて、時針230が現在時刻を指示する位置になるまで時モータ210を加速駆動し、分モータ駆動部322を作動させて、分針260が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ240を加速駆動し、秒モータ駆動部324を作動させて、秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動し、日モータ駆動部922を作動させて、日車170が現在の日付を指示する位置になるまで日モータ910を加速駆動するように構成することもできる。
時針230、分針260、秒針290、日車170を加速駆動して、時針230、分針260、秒針290により現在時刻を表示し、日車170により現在の日付を表示するようにしたならば、段階922に戻り、通常の作動を行う。
更に、時モータ駆動部320により時針230が現在時刻を指示する位置になるまで時モータ210を加速駆動し、分モータ駆動部322により分針260が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ240を加速駆動し、秒モータ駆動部324により秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動し、日モータ駆動部922により日車170が現在の日付を指示する位置になるまで日モータ910を加速駆動する構成では、時モータ駆動部320が出力したパルスの数と、時モータ210が回転したステップ数が同じであるかどうかを検出するための時モータ回転検出部と、分モータ駆動部322が出力したパルスの数と、分モータ240が回転したステップ数が同じであるかどうかを検出するための分モータ回転検出部と、秒モータ駆動部324が出力したパルスの数と、秒モータ270が回転したステップ数が同じであるかどうかを検出するための時モータ回転検出部と、日モータ駆動部922が出力したパルスの数と、日モータ910が回転したステップ数が同じであるかどうかを検出するための日モータ回転検出部とを設けるのが好ましい。
段階S925において、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部954は、再び、アナログ電子時計の姿勢の検出を行う(段階S925)。
この構成では、例えば、毎日夜中に8時間だけアナログ電子時計を腕から外して文字板下姿勢(平姿勢)にすると仮定するならば、本発明のアナログ電子時計の消費電力は、従来のアナログ電子時計の消費電力の約2/3にすることができる。したがって、本発明のアナログ電子時計は、従来のアナログ電子時計と同じ寸法形状の電池を用いた場合、電池寿命を従来のアナログ電子時計の約1.5倍にすることができる。
変形例として、段階S924において、時針230を、それが指示している位置で停止させず、分針260を、それが指示している位置で停止させず、秒針290を、それが指示している位置で停止させず、日車170を、それが指示している位置で停止させず、時針230、分針260、秒針290、日車170を、予め設定した停止位置に加速駆動して停止させることもできる(図21参照)。
この予め設定した停止位置は、文字板の12時目盛のある位置であってもよいし、文字板に停止マークを設けた位置であってもよい。
或いは、更なる変形例として、段階S924において、時針230を、それが指示している位置で停止させず、分針260を、それが指示している位置で停止させず、秒針290を、それが指示している位置で停止させず、時針230、分針260、秒針290を、予め設定した停止位置に加速駆動して停止させることもできる。この構成では、日車170は、それが指示している位置で停止している。
本発明のアナログ電子時計においては、本発明のアナログ電子時計を「通常運針モード」に設定することにより、時針230、分針260、秒針290、日車170を停止させるような上記の作動を行わないように構成することができる。
(4・4・2)タイプ4B
本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態において、本発明のアナログ電子時計を「自動SLEEPモード」に設定したときにおいて、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、秒モータ270だけを停止させる構成(タイプ4B)の作動を説明する。
以下の説明は、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態において、タイプ4Bの構成および作動が、タイプ4Aの構成および作動と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述したタイプ4Aについての説明をここに準用する。
図30および図32を参照すると、最初に、リセットスイッチ332を作動させてアナログ電子時計をリセットし、時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時モータ210を作動させて時針230を現在時刻の「時」に合わせ、分モータ240を作動させて分針260を現在時刻の「分」に合わせ、秒モータ270を作動させて秒針290を現在時刻の「秒」に合わせ、日モータ910を駆動させて日車170を現在の「日付」に合わせる(段階S931)。
次に、リセットスイッチ332を解除して、時モータ210を作動させ、時針230により現在時刻の「時」を表示させ、分モータ240を作動させ、分針260により現在時刻の「分」を表示させ、秒モータ270を作動させ、秒針290により現在時刻の「秒」を表示させ、日モータ910を作動させ、日車170により現在の「日付」を表示させる(段階S932)。
姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されると、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340は判定し、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されないと、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340は判定する(段階S933)。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部954は、駆動制御部952に秒モータ270の駆動を停止させる信号を出力する。駆動制御部952は、出力判定部954が出力する信号を入力すると、秒モータ駆動部324による秒モータ270の駆動を停止させる(段階S934)。
その結果、秒針290は、それが指示している位置で停止する。このとき、時針230、分針260は、現在時刻を指示し続け、日車170は現在の「日付」を表示し続ける。
出力判定部344は、計時部314が出力する現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、秒針290を停止させた時刻との差を計時する。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340が判定した場合、一定の時間間隔の経過後、再び、段階S933の動作を行う。
秒モータ270の作動を停止させた後、姿勢検出部340は、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が出力されないかを判定する(段階S935)。
アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部954は、駆動制御部952に秒モータ270を加速駆動させる信号を出力する。駆動制御部952は、出力判定部954が出力する信号を入力すると、秒モータ駆動部324を作動させ、秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動する(段階S936)。
その結果、時針230は現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は現在時刻のうちの「分」を指示し、秒針290は現在時刻のうちの「秒」を指示し、日車170は現在の「日付」を表示する。
この加速駆動の方法は、秒針290を時計回り方向に正転させてもよいし、秒針290を反時計回り方向に逆転させてもよい。或いは、この加速駆動の方法は、秒針290が指示したい位置と秒針290の停止位置の関係を演算して、正転又は逆転のうちで、より速く指示したい位置に到達できるような回転方向に、秒針290をそれぞれ回転させてもよい。
秒針290を加速駆動して、時針230、分針260、秒針290により現在時刻を表示し、日車170により現在の「日付」を表示するようにしたならば、段階932に戻り、通常の作動を行う。
段階S935において、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部954は、再び、アナログ電子時計の姿勢の検出を行う(段階S935)。
この構成では、例えば、毎日夜中に8時間だけアナログ電子時計を腕から外して文字板下姿勢(平姿勢)にすると仮定するならば、本発明のアナログ電子時計の消費電力は、従来のアナログ電子時計の消費電力の約2/3にすることができる。したがって、本発明のアナログ電子時計は、従来のアナログ電子時計と同じ寸法形状の電池を用いた場合、電池寿命を従来のアナログ電子時計の約1.5倍にすることができる。
この構成では、時針230は常に現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は常に現在時刻のうちの「分」を指示し、日車170は常に現在の「日付」を指示している。したがって、秒針290を停止させた状態においても、現在時刻のうちの「時」と「分」と、現在の「日付」とを読み取ることができる。
(4・4・3)タイプ4C
本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態において、本発明のアナログ電子時計を「自動スリープモード」に設定したときにおいて、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、時モータ210と分モータ240と秒モータ270を停止させ、日モータ910を停止させないような構成(タイプ4C)の作動を説明する。
以下の説明は、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態において、タイプ4Cの構成および作動が、タイプ4Aの構成および作動と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前述したタイプ4Aについての説明をここに準用する。
図30および図33を参照すると、最初に、リセットスイッチ332を作動させてアナログ電子時計をリセットし、時刻設定スイッチ330を作動させることにより、時モータ210を作動させて時針230を現在時刻の「時」に合わせ、分モータ240を作動させて分針260を現在時刻の「分」に合わせ、秒モータ270を作動させて秒針290を現在時刻の「秒」に合わせ、日モータ910を駆動させて日車170を現在の「日付」に合わせる(段階S941)。
次に、リセットスイッチ332を解除して、時モータ210を作動させ、時針230により現在時刻の「時」を表示させ、分モータ240を作動させ、分針260により現在時刻の「分」を表示させ、秒モータ270を作動させ、秒針290により現在時刻の「秒」を表示させ、日モータ910を作動させ、日車170により現在の「日付」を表示させる(段階S942)。
姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されると、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340は判定し、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が一定の検出時間のしきい値、例えば、連続して1分間出力されないと、アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340は判定する(段階S943)。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部954は、駆動制御部952にモータの駆動を停止させる信号を出力する。駆動制御部952は、出力判定部954が出力する信号を入力すると、時モータ駆動部320による時モータ210の駆動を停止させ、分モータ駆動部322による分モータ240の駆動を停止させ、秒モータ駆動部324による秒モータ270の駆動を停止させる(段階S944)。
その結果、時モータ210の作動が停止し、時針230は、それが指示している位置で停止し、分モータ240の作動が停止し、分針260は、それが指示している位置で停止し、秒モータ270の作動が停止し、秒針290は、それが指示している位置で停止する。
出力判定部954は、計時部314が出力する現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針230、分針260、秒針290を停止させた時刻との差を計時する。
アナログ電子時計が文字板下姿勢(平姿勢)でないと姿勢検出部340が判定した場合、一定の時間間隔の経過後、再び、段階S943の動作を行う。
時モータ210の作動を停止させ、分モータ240の作動を停止させ、秒モータ270の作動を停止させた後、姿勢センサ610が出力する文字板下姿勢(平姿勢)を示す信号が出力されないかを姿勢検出部340は判定する(段階S945)。
アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部954は、駆動制御部952にモータを加速駆動させる信号を出力する。駆動制御部952は、出力判定部954が出力する信号を入力すると、時モータ駆動部320を作動させて、時針230が現在時刻を指示する位置になるまで時モータ210を加速駆動し、分モータ駆動部322を作動させて、分針260が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ240を加速駆動し、秒モータ駆動部324を作動させて、秒針290が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ270を加速駆動する(段階S946)。
その結果、時針230は現在時刻のうちの「時」を指示し、分針260は現在時刻のうちの「分」を指示し、秒針290は現在時刻のうちの「秒」を指示し、日車170は現在の「日付」を指示する。
時針230、分針260、秒針290を加速駆動して、時針230、分針260、秒針290により現在時刻を表示し、日車170により現在の日付を表示するようにしたならば、段階S942に戻り、通常の作動を行う。
段階S945において、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)であると姿勢検出部340が判定した場合、出力判定部954は、再び、アナログ電子時計の姿勢の検出を行う(段階S945)。
この構成では、例えば、毎日夜中に8時間だけアナログ電子時計を腕から外して文字板下姿勢(平姿勢)にすると仮定するならば、本発明のアナログ電子時計の消費電力は、従来のアナログ電子時計の消費電力の約2/3にすることができる。したがって、本発明のアナログ電子時計は、従来のアナログ電子時計と同じ寸法形状の電池を用いた場合、電池寿命を従来のアナログ電子時計の約1.5倍にすることができる。
この構成では、日車170は常に現在の「日付」を指示している。したがって、時針230、分針260、秒針290を停止させた状態においても、現在の「日付」を読み取ることができる。更に、段階S945において、アナログ電子時計は文字板下姿勢(平姿勢)でなくなったと姿勢検出部340が判定した場合にも、日車170を加速駆動する必要がない。したがって、時針230、分針260、秒針290を加速駆動して、時針230、分針260、秒針290により現在時刻を表示し、日車170により現在の日付を表示する作動を迅速に行うことができる。
(4・4・4)その他のタイプ
以上説明した本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態の実施形態においては、秒針が有る場合について説明したけれども、本発明の第4の実施形態における日モータ駆動部、日モータ、日表示輪列を含む構造は、秒針が無い構造のアナログ電子時計の実施形態にも適用することができる。
また、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態における日モータ駆動部、日モータ、日表示輸列を含む構造は、時分モータにより分表示輪列を回転させて分針により「分」を表示し、分表示輪列を回転させることにより日の裏輪列を回転させて時針により「時」を表示する構造のアナログ電子時計の実施形態にも適用することができる。
このような構成のアナログ電子時計の構成および作用は、前述した本発明のアナログ電子時計の他の実施形態の構成および作用と同様であるので、詳細な説明を繰り返すのは省略する。
このような構成のアナログ電子時計においても、本発明のアナログ電子時計を「強制SLEEPモード」、または、「自動SLEEPモード」に設定したならば、モータを停止させておいた時間に対応してアナログ電子時計の消費電力を減らすことができる。
(5)発明の効果
以上説明したように、本発明のアナログ電子時計においては、アナログ電子時計の姿勢に対応して、モータの作動を制御するように構成されている。したがって、本発明のアナログ電子時計は従来のアナログ電子時計より消費電力を節約することができる。
更に、本発明のアナログ電子時計においては、アナログ電子時計のモータの作動を制御するモードを設定することができるように構成されている。したがって、本発明のアナログ電子時計は、アナログ電子時計の姿勢に対応して、モータの作動を制御することができ、強制的にモータの作動を停止させることもできるので、従来のアナログ電子時計より消費電力を節約することができ、また、モードを設定する操作性は極めてよい。
更に、本発明のアナログ電子時計においては、「強制スリープモード」に設定された場合、モータの作動を停止させた後、所定の時間が経過すると、停止させたモータを一定の時間だけ作動させ、再び停止させるように構成することができるので、輪列に用いられた油の凝固を効果的に防止することができる。
〔産業上の利用可能性〕
本発明は、消費電力が少ないアナログ電子時計を実現するのに適している。
更に、本発明は、小型で薄型で、電池寿命が長いアナログ電子時計を実現するのに適している。
更に、本発明は、モードを設定する操作性がよいアナログ電子時計を実現するのに適している。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、ムーブメントを表側から見た概略形状を示す平面図である(図1では、一部の部品を省略している)。
図2は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、秒モータから秒針の部分を示す概略部分断面図である。
図3は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、分モータから分針の部分を示す概略部分断面図である。
図4は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、時モータから時針の部分を示す概略部分断面図である。
図5は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、回路、モータ、輪列、指針の部分の概略構成を示すブロック図である。
図6は、本発明のアナログ電子時計に適用される姿勢センサの概略形状を示す縦断面図である。
図7は、本発明のアナログ電子時計に適用される姿勢センサのケース下半部の内面に設けられたパターンの概略形状を示す平面図である。
図8は、本発明のアナログ電子時計に適用される姿勢センサにおいて、姿勢センサを傾けた状態を示す縦断面図である。
図9は、本発明のアナログ電子時計に適用される姿勢センサにおいて、姿勢センサを垂直に配置した状態を示す縦断面図である。
図10は、本発明のアナログ電子時計に適用される姿勢センサにおいて、リード線の形状を示す斜視図である。
図11は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、アナログ電子時計が配置された姿勢と、パターンの導通状態の関係を示す一覧表である。
図12は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、全てのモータを停止させる構成(タイプ1A)の作動を示すフローチャートである。
図13は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、秒モータだけを停止させる構成(タイプ1B)の作動を示すフローチャートである。
図14は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、秒モータおよび分モータを停止させる構成(タイプ1C)の作動を示すフローチャートである。
図15は、本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態において、ムーブメントを表側から見た概略形状を示す平面図である(図15では、一部の部品を省略している)。
図16は、本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態において、秒モータから秒針の部分を示す概略部分断面図である。
図17は、本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態において、時分モータから分針および時針の部分を示す概略部分断面図である。
図18は、本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態において、回路、モータ、輪列、指針の部分の概略構成を示すブロック図である。
図19は、本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態において、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、全てのモータを停止させる構成(タイプ2A)の作動を示すフローチャートである。
図20は、本発明のアナログ電子時計の第2の実施形態において、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、秒モータだけを停止させる構成(タイプ2B)の作動を示すフローチャートである。
図21は、本発明のアナログ電子時計(秒針付き、日車付き)をコンプリートにしたとき(ムーブメントに文字板および針を取り付けてケースに収容した状態)の表側から見た概略形状で、「AUTO」モードに設定した時の作動を示す平面図である。
図22は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、ムーブメントを裏側から見た概略形状を示す平面図である(図22では、一部の部品を省略している)。
図23は、本発明のアナログ電子時計の第1の実施形態において、モード設定機構の部分を示す概略部分断面図である。
図24は、本発明のアナログ電子時計の第3の実施形態において、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、全てのモータを停止させる構成(タイプ3A)の作動を示すフローチャートである。
図25は、本発明のアナログ電子時計の第3の実施形態において、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、時分モータを停止させる構成(タイプ3B)の作動を示すフローチャートである。
図26は、本発明のアナログ電子時計(秒針無し、日車無し)をコンプリートにしたとき(ムーブメントに文字板および針を取り付けてケースに収容した状態)の表側から見た概略形状で、「SLEEP」モードに設定した時の作動を示す平面図である。
図27は、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態において、ムーブメントを表側から見た概略形状を示す平面図である(図27では、一部の部品を省略している)。
図28は、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態において、日モータから日車の部分を示す概略部分断面図である。
図29は、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態において、ムーブメントを裏側から見た概略形状を示す平面図である(図29では、一部の部品を省略している)。
図30は、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態において、回路、モータ、輪列、指針の部分の概略構成を示すブロック図である。
図31は、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態において、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、全てのモータを停止させる構成(タイプ4A)の作動を示すフローチャートである。
図32は、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態において、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、秒モータだけを停止させる構成(タイプ4B)の作動を示すフローチャートである。
図33は、本発明のアナログ電子時計の第4の実施形態において、姿勢センサが検出した姿勢の結果に基づいて、時モータおよび分モータおよび秒モータを停止させ、日モータを停止させない構成(タイプ4C)の作動を示すフローチャートである。〔Technical field〕
The present invention is configured such that the operation mode of the display member can be set in the analog electronic timepiece, and the attitude sensor detects the attitude of the analog electronic timepiece in accordance with the set mode, based on the detection result of the attitude. The present invention also relates to a mode-setting analog electronic timepiece with a posture sensor configured to control rotation of a display member of the analog electronic timepiece.
(Background technology)
(1) Structure of conventional analog electronic watch
2. Description of the Related Art Conventionally, a movement (mechanical body) of an analog electronic timepiece has a main plate constituting a substrate of the movement. The dial is attached to the movement.
In an analog electronic timepiece, assuming a state in which a dial is attached, a “flat position” in which the dial is horizontal and a “standing position (vertical posture)” in which the dial is vertical are described. Defined. In the present invention, particularly, a posture in which the dial is horizontal with the dial facing downward is referred to as a “flat posture”, and a posture in which the dial is horizontal with the dial facing upward is referred to as “back flat”. Posture ”.
In general, of the two sides of the main plate, the side with the dial is referred to as the “back side” of the movement, and the side opposite to the side with the dial is referred to as the “front side” of the movement. The train wheel incorporated into the "front side" of the movement is referred to as "front train wheel", and the wheel train incorporated into the "back side" of the movement is referred to as "back train wheel".
The movement (mechanical body) of the analog electronic timepiece has a main plate constituting a substrate of the movement.
On the “front side” of the movement, a battery, a circuit block, an hour motor, an hour display wheel train, a minute motor, a minute display wheel train, a second motor, a second display wheel train, and the like are arranged. The hour display wheel train rotates by the rotation of the hour motor, and the hour hand indicates "hour" of the current time. The rotation of the minute motor rotates the minute display wheel train, and the minute hand displays “minute” of the current time. The second display wheel train is rotated by the rotation of the second motor, and “second” of the current time is displayed by the second hand.
(2) Representative documents disclosing the prior art
{Circle around (1)} Japanese Utility Model Laid-Open Publication No. Sho 60-122885 discloses an analog electronic timepiece having a plurality of stepping motors.
{Circle around (2)} Japanese Utility Model Laid-Open No. 1-87288 discloses a wheel train structure of an analog electronic timepiece having two or more rotors.
(3) Japanese Patent Application Laid-Open No. 2-77678 discloses a multifunction electronic timepiece including a plurality of step motors, an alarm unit, and a plurality of external operation units.
{Circle around (4)} Japanese Patent Application Laid-Open No. Hei 3-109094 discloses an analog electronic timepiece including a plurality of step motors, each motor being driven by a signal having a different frequency.
(5) JP-A-63-148193 discloses that when the potential of the secondary battery drops to a set value, the motor drive is stopped to stop the present time display, and at the same time, the real time storage circuit is activated. A rechargeable electronic timepiece configured to count the difference between the time when the motor drive is stopped and the current time is disclosed. The above-mentioned set value of the potential of the secondary battery is a value close to the minimum voltage required to drive the motor, and a current that is significantly larger than the current consumption of the electronic circuit including the real-time storage circuit. By stopping the motor to be consumed, the current consumption of the secondary battery is suppressed, and the rechargeable electronic timepiece can be continuously operated until the secondary battery is recharged.
(3) Problems of conventional technology
In conventional analog electronic timepieces, once the reset switch is released and the watch is operated, the hour motor always displays "hour", the minute motor rotates to display "minute", and the seconds motor rotates. It was configured to display "seconds". Therefore, it was difficult to reduce the power consumption of the motor.
Furthermore, in the conventional analog electronic timepiece, if the reset switch was operated to reduce the power consumption of the motor, the hour motor, minute motor, and second motor could be stopped, but the reset switch was released again to operate the watch. When doing this, the position of the hour, minute and second hands had to be adjusted to the current time. Therefore, in the conventional analog electronic timepiece, the operation of the analog electronic timepiece after the reset switch is operated has become difficult.
Furthermore, in the conventional analog electronic timepiece, the size (diameter and thickness) of the battery must be increased in order to extend the battery life of the timepiece. Therefore, when the size (diameter, thickness) of the battery is increased, the size (diameter, thickness) of the watch is also increased.
(4) Object of the invention
Therefore, an object of the present invention is to solve the above-mentioned problems in the conventional analog electronic timepiece, by detecting the attitude of the analog electronic timepiece, and by controlling the rotation of the display member based on the detection result, the motor To provide an analog electronic timepiece with low power consumption.
Another object of the present invention is to provide an analog electronic timepiece that is small, thin, and has a long battery life.
Another object of the present invention is to provide an analog electronic timepiece with good operability, which is configured so that an operation mode for controlling the rotation of the display member can be set.
[Disclosure of the Invention]
The present invention relates to an analog electronic timepiece based on one or more display members for displaying time information, an attitude sensor for detecting the attitude of the analog electronic timepiece, and an output signal of the attitude sensor. An attitude detecting unit for detecting the attitude of the electronic electronic timepiece, and one or more motors for operating one or more display members, respectively. And a mechanism for setting a plurality of modes for controlling the operation and stop of the one or more motors.
In the analog electronic timepiece of the present invention, the mode includes an "auto sleep mode" in which the attitude of the analog electronic timepiece can be detected and the driving of the motor can be controlled based on the detection result. The time information is always displayed on all the display members without detecting, or without stopping the operation of the display members of the analog electronic timepiece regardless of the result of the attitude detection of the analog electronic timepiece. Mode ".
In the analog electronic timepiece of the present invention, the mode stops the operation of the hands of the analog electronic timepiece without detecting the attitude of the analog electronic timepiece or regardless of the result of the attitude detection of the analog electronic timepiece. "Forced sleep mode", without detecting the attitude of the analog electronic timepiece, or without depending on the result of the attitude detection of the analog electronic timepiece, without stopping the operation of the display member of the analog electronic timepiece, It can be configured to include a “normal hand operation mode” in which time information is displayed by all display members.
Further, the analog electronic timepiece of the present invention has a drive control unit for controlling the operation of rotation of one or more motors, and an output determination unit for operating the drive control unit based on an output signal of the attitude detection unit. It is preferable to provide
In the analog electronic timepiece of the present invention, the one or more motors include an hour motor, a minute motor, and a second motor. The hour motor rotates the hour display wheel train, and the hour hand indicates the hour. Is displayed, the minute display wheel train is rotated by driving the minute motor, the minute is displayed by the minute hand, and the second display wheel train is rotated by driving the second motor, and the second is displayed by the second hand. It is preferable that the analog electronic timepiece is configured to stop all motors when the attitude detection unit determines that the analog electronic timepiece has one predetermined attitude.
The analog electronic timepiece of the present invention is provided with an output determination unit configured to input a signal relating to the current time and to measure a difference between the current time and the time at which the hour hand, minute hand, and second hand are stopped. When the attitude detection unit determines that the timepiece is no longer in the predetermined posture, the output determination unit operates based on the signal output by the attitude detection unit, so that the hour hand indicates the current time. The hour motor is accelerated until the minute hand reaches the position indicating the current time, and the second motor is accelerated until the second hand reaches the position indicating the current time. Is preferred.
The analog electronic timepiece of the present invention may be configured to stop the second motor when the attitude detection unit determines that the analog electronic timepiece has one predetermined attitude. In this configuration, a signal relating to the current time is input, and an output determination unit configured to measure a difference between the current time and the time when the second hand is stopped is provided. When the posture detection unit determines that the posture is no longer in one posture, the output determination unit operates based on a signal output from the posture detection unit, and thereby accelerates the second motor until the second hand reaches the position indicating the current time. It is preferable to be constituted as follows.
Further, the analog electronic timepiece of the present invention may be configured to stop the minute motor and the second motor when the attitude detection unit determines that the analog electronic timepiece has one predetermined attitude. In this configuration, a signal relating to the current time is input, and an output determination unit configured to measure a difference between the current time and the time when the minute hand and the second hand are stopped is provided. When the posture detection unit determines that the posture is no longer one of the determined postures, the output determination unit operates based on a signal output from the posture detection unit, thereby accelerating the minute motor until the minute hand reaches the position indicating the current time. It is preferable that the second hand be driven and accelerated to drive the second motor until the second hand reaches the position indicating the current time.
In the analog electronic timepiece according to the present invention, the one or more motors include an hour / minute motor and a second motor. The minute display wheel train is rotated by driving the hour / minute motor, and the minute hand is set to “minute”. Is displayed, the minute wheel train rotates, the back wheel train of the day rotates, the hour hand displays `` hour '', and the second motor wheel drives the second wheel train to rotate, and the second hand rotates When the attitude detection unit determines that the analog electronic timepiece is in a predetermined attitude, the hour / minute motor and the second motor are configured to stop, and the current time is displayed. The electronic electronic timepiece includes an output determination unit configured to input a signal and measure a difference between a current time and a time when the hour hand, the minute hand, and the second hand are stopped. The posture detection unit determines that In this case, the output determination unit is operated based on the signal output from the posture detection unit, and the hour and minute hands are accelerated until the hour hand and the minute hand reach the positions indicating the current time, and the second hand indicates the position indicating the current time. It is preferable that the second motor be accelerated and driven until the following condition is satisfied.
Further, in the analog electronic timepiece of the present invention, when the attitude detection unit determines that the analog electronic timepiece has one of the predetermined attitudes, the analog electronic timepiece is configured to stop the second motor, and input a signal relating to the current time. An output determination unit configured to measure the difference between the current time and the time when the second hand is stopped, and the attitude detection unit determines that the analog electronic timepiece is no longer in the predetermined one attitude. In this case, it is preferable that the output determination unit is operated based on a signal output from the posture detection unit, so that the second motor is accelerated and driven until the second hand reaches the position indicating the current time.
With this configuration, it is possible to realize an analog electronic timepiece that consumes less power of the motor, is small and thin, and has a long battery life.
Further, the present invention can be applied to an analog electronic timepiece having no second hand.
That is, in the analog electronic timepiece of the present invention, the one or more motors include an hour motor and a minute motor, and when the hour motor is driven, the hour display wheel train rotates and the hour hand indicates “hour”. By driving the minute motor, the minute display wheel train is rotated to display “minute” by the minute hand, and the posture detecting unit determines that the analog electronic timepiece has one predetermined posture. Output judgment is configured to stop the hour motor and the minute motor, input a signal relating to the current time, and measure a difference between the current time and the time at which the hour hand and the minute hand are stopped. When the attitude detection unit determines that the analog electronic timepiece is no longer in the predetermined posture, the output determination unit operates based on a signal output from the attitude detection unit, so that the hour hand is displayed. The motor acceleration driving time until the position designated time, the minute hand can be configured to acceleration drive minute motor until a position to direct the current time.
With this configuration, in an analog electronic timepiece having no second hand, the power consumption of the motor can be reduced and the battery life can be extended.
Further, in the analog electronic timepiece of the present invention, the one or more motors include an hour / minute motor, and the minute display wheel train is rotated by driving the hour / minute motor, and “minute” is displayed by the minute hand, When the minute display wheel train rotates, the back wheel train of the day rotates, and the hour hand indicates "hour". When the analog electronic timepiece is in one predetermined posture, the posture detecting unit An output determination unit configured to stop the hour and minute motors when determined, to input a signal relating to the current time, and to measure a difference between the current time and the time at which the hour hand and the minute hand are stopped. When the attitude detection unit determines that the analog electronic timepiece is no longer in the predetermined posture, the output determination unit operates based on a signal output by the attitude detection unit, so that the hour hand and the minute hand are set. Indicate the current time It can also be configured to accelerate driven hour-and-minute motor until the position.
Further, in the analog electronic timepiece according to the present invention, it is preferable that the one predetermined posture is a posture in which the dial faces downward.
Further, in the analog electronic timepiece of the present invention, it is preferable that the step of determining that the analog electronic timepiece is in one predetermined attitude by the attitude detection unit is determined at regular intervals.
Alternatively, the analog electronic timepiece of the present invention may be configured such that the step of determining that the analog electronic timepiece is no longer in one predetermined attitude by the attitude detection unit is determined at regular intervals. .
Further, in the analog electronic timepiece according to the present invention, the step of determining that the analog electronic timepiece is in one predetermined attitude by the attitude detection unit includes outputting a signal output from the attitude sensor continuously for a predetermined time. It is preferable that the determination be made by detecting whether the output is performed or output a predetermined number of times.
Alternatively, in the analog electronic timepiece according to the present invention, the step of determining that the analog electronic timepiece is no longer in one predetermined attitude by the attitude detection unit includes outputting a signal output from the attitude sensor continuously for a predetermined time. The determination may be made by detecting whether the output is not performed or whether the output is not performed a predetermined number of times.
With this configuration, it is possible to reliably detect the attitude of the analog electronic timepiece by eliminating the influence of chattering of the attitude sensor.
Further, in the analog electronic timepiece of the present invention configured as described above, the mode that can be set is set without detecting the attitude of the analog electronic timepiece or as a result of the attitude detection of the analog electronic timepiece. Including `` forced sleep mode '' to stop the operation of the motor, if set to `` forced sleep mode '', after stopping the operation of the motor, after a predetermined time elapses, the stopped motor is fixed The drive control unit can be configured to operate only for the time period and stop again.
With this configuration, it is possible to effectively prevent solidification of the oil used in the wheel train.
Furthermore, the analog electronic timepiece according to the present invention can be configured to include a date dial that is rotated by rotation of the hour display wheel train.
Further, the analog electronic timepiece of the present invention may be configured to include a date wheel which is rotated by rotation of the back train wheel of the day.
Further, the analog electronic timepiece of the invention may be configured to include a date indicator for displaying a date and a date motor for driving the date indicator.
With this configuration, even when the attitude detection unit determines that the analog electronic timepiece has one predetermined attitude, the date motor can be configured not to stop.
Further, in the above configuration, when the attitude detection unit determines that the analog electronic timepiece has one predetermined attitude, the date motor is stopped. If the posture detection unit determines that the posture is no longer in one of the postures, the date motor may be configured to be accelerated based on the signal output from the posture detection unit until the date wheel reaches a position indicating the current date. .
With this configuration, the power consumption of the motor can be reduced even in an analog electronic timepiece having a date wheel.
[Best mode for carrying out the invention]
Hereinafter, an embodiment of an analog electronic timepiece according to the present invention will be described with reference to the drawings.
(1) First embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention
First, a first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention will be described.
(1.1) Movement configuration of analog electronic watch
(1.1.1) Structure on the front side of the movement
First, the structure on the front side of the movement of the analog electronic timepiece of the present invention will be described.
Referring to FIG. 1 to FIG. 5, in a first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, a movement (machine body) 700 of the analog electronic timepiece has a
On the “front side” of the
The
Referring to FIGS. 1, 2, and 5, the
The
The second
The
Battery
Referring to FIGS. 1, 3 and 5, the
The
The minute
Referring to FIGS. 1, 4, 5, and 22,
Based on the rotation of the
The
The hour
The
Still referring to FIG. 1, the
Here, the “automatic sleep mode” refers to a mode in which the attitude of the analog electronic timepiece is detected, and the driving of the motor can be controlled based on the detection result. The “forced sleep mode” indicates a mode in which the operation of the hands of the analog electronic timepiece is stopped without detecting the attitude of the analog electronic timepiece. In addition, the “normal hand operation mode” means that, without detecting the attitude of the analog electronic timepiece, and without stopping the operation of the hands (for example, the hour hand, minute hand, and second hand) of the analog electronic timepiece, Shows a mode in which the time is displayed by the hands of.
(1.1.2) Structure on the back side of the movement
Next, the structure of the back side of the
Referring to FIGS. 1, 22 and 23, the
A
The
Referring to FIG. 21, characters “AUTO”, “SLEEP”, and “NORM” for displaying three types of modes are printed on the
In the
As a modification, characters for displaying three types of modes, "AUTO", "SLEEP", and "NORM" are printed on the
By selecting the structure of the
The
In response to the positioning of the
Therefore, the
The
(1.2) Configuration of IC
Next, the configuration of the IC according to the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention will be described.
Referring to FIG. 5,
A drive control unit 328 is provided to control the operation of the hour
A
The
A reset switch 332 is provided to reset the operation of the
The reset switch 332 is configured to operate by pulling out the winding
A mode
The
The hour
The minute
The second
When the
When the
As a modified example, when the “forced sleep mode” is set, the hour
Further, as a modified example, when the “forced sleep mode” is set, the operation of the
The predetermined time after the operation of the
The fixed time during which the
When the
As a modified example, when the “normal hand operation mode” is set, even if the
In the embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, circuits for performing various functions may be configured in an IC. For example, a CPU, a ROM, a RAM, and the like are provided in the IC. The IC may be a PLA-IC containing programs for performing various operations.
Further, in the embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, if necessary, external elements such as a resistor, a capacitor, a coil, a diode, and a transistor can be used together with the IC.
(1.3) Attitude sensor
Next, a posture sensor applied to the analog electronic timepiece of the invention will be described.
In addition, the attitude sensor applied to the analog electronic timepiece of the present invention is not limited to the following, and any known attitude sensor can be used.
Referring to FIG. 6, the
The term "oval" as defined herein refers to a part of an arc having a radius of a first dimension and a part of an arc having the same radius as a radius of a first dimension such that the insides thereof are close to each other. Including a shape in which both arcs are connected by a portion of an arc having a radius of a second dimension, and a shape in which both arcs are connected by a straight line; And a shape in which a part of the circular arc is connected by a part of a plurality of circular arcs. In this case, the first dimension is preferably smaller than the second dimension.
The case 610a is formed symmetrically in the vertical direction with respect to the central plane 610c. That is, case 610a includes case
Therefore, for example, the case 610a can be formed by manufacturing two case
Thus, by forming the case 610a so that the shape seen from the side is substantially elliptical, the small and
In FIG. 6, an X-axis (in FIG. 6, the right direction is defined as a positive direction) and a Y-axis (in FIG. 6, a direction perpendicular to the paper surface and a direction from the front to the back of the paper is defined as a positive direction) are defined in the horizontal direction. Then, a Z-axis (in FIG. 6, the upward direction is defined as a positive direction) is defined in a direction perpendicular to the X-axis and the Y-axis.
The case 610a has a shape in a plane including the X-axis and the Y-axis, that is, a cross-sectional shape of the center portion is substantially circular, and a shape in a plane including the X-axis and the Z-axis, that is, a vertical cross-sectional shape of the center. , Almost oval.
The case 610a is formed of an insulating material such as a plastic such as polyimide, a glass epoxy substrate, or quartz.
Referring to FIGS. 6 and 7, a pattern (hereinafter, simply referred to as a “pattern”) A1 constituting an electrode of the
The pattern B1 is provided on the inner surface at the center of the
The pattern C1 is provided on the inner surface at the center of the
The pattern D1 is provided on the inner surface at the center of the
The pattern E1 is provided on the inner surface at the center of the
Patterns A2, B2, C2, D2, and E2 are formed on the
As described above, the patterns A1, B1, C1, D1, E1, A2, B2, C2, D2, and E2 are insulated from each other.
In the embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, the
Referring to FIG. 10, leads for transmitting signals from the patterns are connected to respective patterns A1, B1, C1, D1, E1, A2, B2, C2, D2, and E2.
The detection patterns A1, B1, C1, D1, E1, A2, B2, C2, D2, and E2 are provided in the circuit block. The patterns A 1,
Therefore, by detecting the conduction state of the detection patterns A1, B1, C1, D1, E1, A2, B2, C2, D2, E2 of the
Referring to FIG. 6, a
In a horizontal state as shown in FIG. 6, the
That is, FIG. 6 shows a state of the
Next, referring to FIG. 8, when the
That is, FIG. 8 shows a state of the
Next, referring to FIG. 9, when the
That is, FIG. 9 shows a state of the
FIG. 11 shows the relationship between the conductive state of various patterns and the respective posture states in the posture sensor applied to the analog electronic timepiece of the present invention.
In FIG. 11, A1, B1, C1, D1, E1, E2, D2, C2, B2, and A2 are respectively a pattern A1, a pattern B1, a pattern C1, a pattern D1, a pattern E1, a pattern E2, a pattern D2, a pattern C2, Pattern B2 and pattern A2 are shown. “ON” indicates that the pattern is in conduction with another pattern described as “ON”. “OFF” indicates that the pattern is not in conduction with any of the other patterns.
(1.3.1)
A
In the
(1.3.2)
A
In the
(1.3-3)
A
In the
(1.3-4)
A
In the
(1.3-5)
A
In the
(1.3-6)
A
In the
(1 ・ 3 ・ 7)
A
In the
(1 ・ 3 ・ 8)
A
In the
(1.3-9)
A
In the
(1.3.10)
A
In the
(1 ・ 3 ・ 11) Posture state 11
A posture state 11 shown in FIG. 11 corresponds to a case where the analog electronic timepiece of the invention is in the “back flat posture”. Here, the “back flat posture” is the posture “on the dial”.
Attitude state 11 corresponds to when the analog electronic timepiece of the present invention is in the range of 173 degrees to 180 degrees with respect to the horizontal plane.
In the posture state 11, the
(1.4) Operation of analog electronic timepiece of the present invention
Next, the operation of the analog electronic timepiece of the invention will be described.
(1.4.1) Type 1A
In the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, when the analog electronic timepiece of the present invention is set to the "automatic SLEEP mode", all the motors are stopped based on the result of the attitude detected by the attitude sensor. The operation of the configuration (type 1A) will be described.
Referring to FIGS. 5 and 12, first, the analog electronic timepiece is reset by operating the reset switch 332 and the
Next, the reset switch 332 is released, the
When a signal indicating the lower face of the dial (flat attitude) output from the
This threshold value is preferably set in the range of 0.5 to 60 minutes, and more preferably in the range of 1 to 5 minutes.
With this configuration, it is possible to reliably detect the attitude of the analog electronic timepiece by eliminating the influence of chattering of the
Alternatively, the determination that the analog electronic timepiece is in the dial-down attitude (flat attitude) by the
In this configuration, it is preferable to detect that the signal output from the
The time interval of the operation in which the
With this configuration, it is possible to reliably detect the attitude of the analog electronic timepiece at regular time intervals.
When the
As a result, the operation of the
The
When the
After the operation of the
When the
In step S126, when a signal indicating that the attitude is not the lower face of the dial (flat attitude) output from the
This threshold value is preferably set in the range of 0.1 to 0.5 seconds, and more preferably in the range of 0.1 to 0.2 seconds.
Alternatively, the determination that the analog electronic timepiece is no longer in the dial-down attitude (flat attitude) by the
As a result, the
In this method of accelerating drive, the
For example, the
In this case, it is preferable that the counter is used to further perform the acceleration driving for the time of such acceleration driving. With this configuration, the current time can be accurately displayed by the
Alternatively, the
When the
Further, the
In step S125, when the
In this configuration, for example, if it is assumed that the analog electronic timepiece is removed from the wrist for 8 hours every day at night, and the dial is in the posture under the dial (flat posture), the power consumption of the analog electronic timepiece of the present invention is reduced by the conventional analog electronic timepiece. The power consumption of the watch can be reduced to about 2/3. Therefore, in the analog electronic timepiece of the present invention, when a battery having the same size and shape as the conventional analog electronic timepiece is used, the battery life can be about 1.5 times that of the conventional analog electronic timepiece.
As a variant, in step S124, the
The preset stop position may be a position where the dial has a twelve o'clock scale, or a position where a stop mark is provided on the dial.
Referring to FIG. 21, turn the
In the analog electronic timepiece of the present invention, by setting the analog electronic timepiece of the present invention to the "normal hand operation mode", the above operation such as stopping the
In the analog electronic timepiece of the present invention, when the
With this configuration, if the analog electronic timepiece of the present invention is set in the “forced sleep mode”, the power consumption of the analog electronic timepiece can be reduced corresponding to the time in the “forced sleep mode”. Therefore, when the analog electronic timepiece of the present invention uses a battery having the same size and shape as the conventional analog electronic timepiece, the battery life can be made longer than that of the conventional analog electronic timepiece.
(1.4.2) Type 1B
In the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, when the analog electronic timepiece of the present invention is set to the “automatic SLEEP mode”, only the
In the following description, the configuration and operation of the type 1B in the first embodiment of the analog electronic timepiece of the invention are mainly different from the configuration and operation of the type 1A. Therefore, the description of the above-mentioned type 1A applies mutatis mutandis to places not described below.
Referring to FIGS. 5 and 13, first, the analog electronic timepiece is reset by operating the reset switch 332 and the
Next, the reset switch 332 is released, the
When a signal indicating the lower face of the dial (flat attitude) output from the
When the
As a result, the
The
When the
After stopping the operation of the
When the
As a result, the
In this acceleration driving method, the
If the
In step S135, when the
In this configuration, for example, if it is assumed that the analog electronic timepiece is removed from the wrist for 8 hours every day at night, and the dial is in the posture under the dial (flat posture), the power consumption of the analog electronic timepiece of the present invention is reduced by the conventional analog electronic timepiece. The power consumption of the watch can be reduced to about 2/3. Therefore, in the analog electronic timepiece of the present invention, when a battery having the same size and shape as the conventional analog electronic timepiece is used, the battery life can be about 1.5 times that of the conventional analog electronic timepiece.
In this configuration, the
(1.4-3) Type 1C
In the first embodiment of the analog electronic timepiece according to the present invention, when the analog electronic timepiece according to the present invention is set to the “auto sleep mode”, the
The following description mainly describes that the configuration and operation of the type 1C are different from the configuration and operation of the type 1A in the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention. Therefore, the description of the above-mentioned type 1A applies mutatis mutandis to places not described below.
Referring to FIGS. 5 and 14, first, the reset switch 332 is operated to reset the analog electronic timepiece, and the
Next, the reset switch 332 is released, the
When a signal indicating the lower face of the dial (flat attitude) output from the
When the
As a result, the operation of the
The
When the
After stopping the operation of the
When the
As a result, the
In the method of this acceleration drive, the
When the
In step S145, when the
In this configuration, for example, if it is assumed that the analog electronic timepiece is removed from the wrist for 8 hours every day at night, and the dial is in the posture under the dial (flat posture), the power consumption of the analog electronic timepiece of the present invention is reduced by the conventional analog electronic timepiece. The power consumption of the watch can be reduced to about 2/3. Therefore, in the analog electronic timepiece of the present invention, when a battery having the same size and shape as the conventional analog electronic timepiece is used, the battery life can be about 1.5 times that of the conventional analog electronic timepiece.
In this configuration, the
(2) Second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention
Next, a second embodiment of the analog electronic timepiece of the invention will be described.
The following description mainly describes the points in which the second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention is different from the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention. Therefore, the description of the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention described above applies mutatis mutandis to parts not described below.
(2.1) Configuration of Movement of Second Embodiment of Analog Electronic Watch of the Present Invention
Referring to FIGS. 15 to 18, in the second embodiment of the analog electronic timepiece according to the present invention, a movement (mechanical body) 800 of the analog electronic timepiece has a
On the “front side” of the
The IC 840 and the
Referring to FIGS. 15, 16, and 18, the
The second
Battery
Referring to FIG. 15, FIG. 17, and FIG. 18, the hour /
The
The minute
The
The
(2.2) Configuration of IC of Second Embodiment of Analog Electronic Watch of the Present Invention
Next, the configuration of an IC according to a second embodiment of the analog electronic timepiece of the invention will be described.
Referring to FIG. 18, IC 840 includes a frequency dividing unit 312, a clock unit 314, and a
A drive control unit 428 is provided to control the operation of the hour / minute
A
The
A reset switch 332 is provided to reset the operation of the
A mode
The output determination unit 424 is configured to input the output signal of the clock unit 314 based on the output signal of the
The hour / minute
By driving the hour /
As the minute
The second
By driving the
When the
When the
When the
(2.3) Operation of Second Embodiment of Analog Electronic Watch of the Present Invention
Next, the operation of the analog electronic timepiece according to the second embodiment of the present invention will be described.
(2.3.1) Type 2A
In the second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, when the analog electronic timepiece of the present invention is set to the "automatic SLEEP mode", all the motors are stopped based on the result of the attitude detected by the attitude sensor. The operation of the configuration (type 2A) will be described.
Referring to FIGS. 18 and 19, first, the analog electronic timepiece is reset by operating the reset switch 332, and the
Next, the reset switch 332 is released, the hour /
When a signal indicating the lower face of the dial (flat attitude) output from the
This threshold value is preferably set in the range of 0.5 to 60 minutes, and more preferably in the range of 1 to 5 minutes.
With this configuration, it is possible to reliably detect the attitude of the analog electronic timepiece by eliminating the influence of chattering of the
The time interval of the operation in which the
With this configuration, it is possible to reliably detect the attitude of the analog electronic timepiece at regular time intervals.
If the
As a result, the operation of the hour /
The output determination unit 424 inputs a signal related to the current time output by the clock unit 314, and measures a difference between the current time and the time at which the
When the
After stopping the operation of the hour /
When the
As a result, the
In this method of accelerating drive, the
When the
When the
In this configuration, for example, if it is assumed that the analog electronic timepiece is removed from the wrist for 8 hours every day at night, and the dial is in the posture under the dial (flat posture), the power consumption of the analog electronic timepiece of the present invention is reduced by the conventional analog electronic timepiece. The power consumption of the watch can be reduced to about 2/3. Therefore, in the analog electronic timepiece of the present invention, when a battery having the same size and shape as the conventional analog electronic timepiece is used, the battery life can be about 1.5 times that of the conventional analog electronic timepiece.
(2.3.2) Type 2B
In the second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, when the analog electronic timepiece of the present invention is set to the "automatic SLEEP mode", only the
In the following description, in the second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, the point that the configuration and operation of type 2B are different from the configuration and operation of type 2A will be mainly described. Therefore, the description of the type 2A described above applies mutatis mutandis to places not described below.
Referring to FIGS. 18 and 20, first, the reset switch 332 is operated to reset the analog electronic timepiece, and by operating the
Next, the reset switch 332 is released, the hour /
When a signal indicating the lower face of the dial (flat attitude) output from the
When the
As a result, the
The output determination unit 424 inputs a signal relating to the current time output from the clock unit 314 and measures the difference between the current time and the time at which the
When the
After stopping the operation of the
When the
As a result, the
In this acceleration driving method, the
If the
In step S205, when the
In this configuration, for example, if it is assumed that the analog electronic timepiece is removed from the wrist for 8 hours every day at night, and the dial is in the posture under the dial (flat posture), the power consumption of the analog electronic timepiece of the present invention is reduced by the conventional analog electronic timepiece. The power consumption of the watch can be reduced to about 2/3. Therefore, in the analog electronic timepiece of the present invention, when a battery having the same size and shape as the conventional analog electronic timepiece is used, the battery life can be about 1.5 times that of the conventional analog electronic timepiece.
In this configuration, the
(3) Third embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention
In the above-described embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, the case where the second hand is provided has been described. However, the present invention can be applied to an analog electronic timepiece having no second hand.
Therefore, a feature of the analog electronic timepiece according to the third embodiment of the present invention described below is that it is an analog electronic timepiece having no second hand.
The following description is based on the point that the third embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention is different from the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, and the second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention. The differences are mainly described. Therefore, the description of the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention described above and the description of the second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention apply mutatis mutandis to portions not described below. .
(3.1) Type 3A
Next, a configuration of a type 3A according to a third embodiment of the analog electronic timepiece of the invention will be described.
The type 3A of the analog electronic timepiece according to the third embodiment of the present invention is different from the structure of the analog electronic timepiece according to the first embodiment of the present invention shown in FIGS. 1, 2 and 5 in that the second motor 270 (second coil block) 272, the
Next, the operation of the analog electronic timepiece according to the third embodiment of the present invention, which is the type 3A, when the analog electronic timepiece according to the present invention is set to the "automatic SLEEP mode" will be described.
Referring to FIG. 24, first, the analog electronic timepiece is reset by operating the reset switch 332 and the
Next, the reset switch 332 is released, the
When a signal indicating the lower face of the dial (flat attitude) output from the
When the
As a result, the operation of the
The
When the
After stopping the operation of the
When the
As a result, the
When the
In step S225, when the
In this configuration, for example, if it is assumed that the analog electronic timepiece is removed from the wrist for 8 hours every day at night, and the dial is in the posture under the dial (flat posture), the power consumption of the analog electronic timepiece of the present invention is reduced by the conventional analog electronic timepiece. The power consumption of the watch can be reduced to about 2/3. Therefore, in the analog electronic timepiece of the present invention, when a battery having the same size and shape as the conventional analog electronic timepiece is used, the battery life can be about 1.5 times that of the conventional analog electronic timepiece.
Further, referring to FIG. 26, in the analog electronic timepiece of the present invention, turning the
If the analog electronic timepiece of the present invention is set to the “forced SLEEP mode” when the analog electronic timepiece is not used, the power consumption of the analog electronic timepiece may be reduced in accordance with the “forced SLEEP mode” time. it can. Therefore, when the analog electronic timepiece of the present invention uses a battery having the same size and shape as the conventional analog electronic timepiece, the battery life can be made longer than that of the conventional analog electronic timepiece.
(3.2) Type 3B
Next, a configuration of a type 3B according to a third embodiment of the analog electronic timepiece of the invention will be described.
The type 3B of the analog electronic timepiece according to the third embodiment of the present invention is different from the structure of the second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention shown in FIGS. 15, 16 and 18 in that the second motor 270 (second coil block) is used. 272, the
Next, the operation of the analog electronic timepiece according to the third embodiment of the present invention in the type 3B according to the third embodiment when the analog electronic timepiece according to the present invention is set to the "automatic SLEEP mode" will be described.
Referring to FIG. 25, first, the reset switch 332 is operated to reset the analog electronic timepiece, and by operating the
Next, the reset switch 332 is released, the hour /
When the signal indicating the lower face of the dial (flat attitude) output from the
If the
As a result, the operation of the hour /
The output determination unit 424 inputs a signal relating to the current time output by the clock unit 314, and measures the difference between the current time and the time at which the
When the
After stopping the operation of the hour /
When the
As a result, the
When the
In step S295, when the
In this configuration, for example, if it is assumed that the analog electronic timepiece is removed from the wrist for 8 hours every day at night, and the dial is in the posture under the dial (flat posture), the power consumption of the analog electronic timepiece of the present invention is reduced by the conventional analog electronic timepiece. The power consumption of the watch can be reduced to about 2/3. Therefore, the analog electronic timepiece of the present invention has a battery life approximately 1.5 times that of a conventional analog electronic timepiece when a battery having the same size and shape as the conventional analog electronic timepiece is used even in a structure without the second hand. be able to.
(4) Fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention
Next, a fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the invention will be described.
A feature of the fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention described below is that the analog electronic timepiece has a structure in which a date wheel is driven by a date motor. In other words, the feature of the fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the invention is that it is an analog electronic timepiece having four motors.
The following description mainly describes differences between the fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention and the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention. Therefore, the description of the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention described above applies mutatis mutandis to parts not described below.
(4.1) Analog electronic watch movement configuration
(4.1.1) Structure of the front side of the movement
First, the structure on the front side of the movement of the fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention will be described.
Referring to FIGS. 27 to 29, in a fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the invention, a movement (mechanical body) 900 of the analog electronic timepiece has a
On the “front side” of the
The
The
The date
(4.1.2) Structure on the back side of the movement
Next, the structure of the back side of the
Referring to FIGS. 28 and 29,
(4.2) Configuration of IC
Next, the configuration of an IC according to a fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the invention will be described.
Referring to FIG. 30,
A drive control unit 952 is provided for controlling the operations of the hour
A
A reset switch 332 is provided to reset the operation of the time setting unit 950. By operating the reset switch 332, the time setting unit 950 is reset, and the drive control unit 952 is operated, so that the hour
The day
The date
In the leap year, “28” is displayed by the
Therefore, the embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention constitutes a so-called "auto calendar timepiece", and the "date" can always be displayed accurately by the
When set to the “forced sleep mode”, the hour
When the
(4.4) Operation of analog electronic timepiece of the present invention
Next, the operation of the analog electronic timepiece according to the fourth embodiment of the present invention will be described.
(4.4.1) Type 4A
In the fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, when the analog electronic timepiece of the present invention is set to the "automatic SLEEP mode", all the motors are stopped based on the result of the attitude detected by the attitude sensor. The operation of the configuration (type 4A) will be described.
Referring to FIGS. 30 and 31, first, the reset switch 332 is operated to reset the analog electronic timepiece, and by operating the
Next, the reset switch 332 is released, the
When a signal indicating the lower face of the dial (flat attitude) output from the
When the
As a result, the operation of the
The
When the
After the operation of the
When the
As a result, the
The method of this acceleration drive may be such that the
For example, the
In this case, it is preferable that the counter is used to further perform the acceleration driving for the time of such acceleration driving. With this configuration, the current time can be accurately displayed by the
Alternatively, the
If the
Further, the
In step S925, when the
In this configuration, for example, if it is assumed that the analog electronic timepiece is removed from the wrist for 8 hours every day at night, and the dial is in the posture under the dial (flat posture), the power consumption of the analog electronic timepiece of the present invention is reduced by the conventional analog electronic timepiece. The power consumption of the watch can be reduced to about 2/3. Therefore, in the analog electronic timepiece of the present invention, when a battery having the same size and shape as the conventional analog electronic timepiece is used, the battery life can be about 1.5 times that of the conventional analog electronic timepiece.
As a variant, in step S924, the
The preset stop position may be a position where the dial has a twelve o'clock scale, or a position where a stop mark is provided on the dial.
Alternatively, as a further modification, in step S924, the
In the analog electronic timepiece of the present invention, by setting the analog electronic timepiece of the present invention to the "normal hand operation mode", the above-described operation of stopping the
(4.4.2) Type 4B
In the fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, when the analog electronic timepiece of the present invention is set to the "automatic SLEEP mode", only the
The following description mainly describes that the configuration and operation of type 4B are different from the configuration and operation of type 4A in the fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the invention. Therefore, the description of the type 4A described above applies mutatis mutandis to places not described below.
Referring to FIGS. 30 and 32, first, the reset switch 332 is operated to reset the analog electronic timepiece, and the
Next, the reset switch 332 is released, the
When a signal indicating the lower face of the dial (flat attitude) output from the
When the
As a result, the
The
When the
After stopping the operation of the
When the
As a result, the
In this acceleration driving method, the
If the
In step S935, when the
In this configuration, for example, if it is assumed that the analog electronic timepiece is removed from the wrist for 8 hours every day at night, and the dial is in the posture under the dial (flat posture), the power consumption of the analog electronic timepiece of the present invention is reduced by the conventional analog electronic timepiece. The power consumption of the watch can be reduced to about 2/3. Therefore, in the analog electronic timepiece of the present invention, when a battery having the same size and shape as the conventional analog electronic timepiece is used, the battery life can be about 1.5 times that of the conventional analog electronic timepiece.
In this configuration, the
(4 ・ 4 ・ 3) Type 4C
In the fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, when the analog electronic timepiece of the present invention is set to the "auto sleep mode", the
The following description mainly describes that the configuration and operation of type 4C are different from the configuration and operation of type 4A in the fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention. Therefore, the description of the type 4A described above applies mutatis mutandis to places not described below.
Referring to FIGS. 30 and 33, first, the reset switch 332 is operated to reset the analog electronic timepiece, and the
Next, the reset switch 332 is released, the
When a signal indicating the lower face of the dial (flat attitude) output from the
If the
As a result, the operation of the
The
When the
After the operation of the
When the
As a result, the
When the
In step S945, when the
In this configuration, for example, if it is assumed that the analog electronic timepiece is removed from the wrist for 8 hours every day at night, and the dial is in the posture under the dial (flat posture), the power consumption of the analog electronic timepiece of the present invention is reduced by the conventional analog electronic timepiece. The power consumption of the watch can be reduced to about 2/3. Therefore, in the analog electronic timepiece of the present invention, when a battery having the same size and shape as the conventional analog electronic timepiece is used, the battery life can be about 1.5 times that of the conventional analog electronic timepiece.
In this configuration, the
(4 ・ 4 ・ 4) Other types
In the above-described fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, the case where the second hand is provided has been described. However, the date motor drive unit, the date motor, and the date display wheel according to the fourth embodiment of the present invention are described. The structure including the rows can be applied to the embodiment of the analog electronic timepiece without the second hand.
Further, in the analog electronic timepiece according to the fourth embodiment of the present invention, the structure including the date motor driving unit, the date motor, and the date display transposition is such that the minute display wheel train is rotated by the hour / minute motor and the minute hand is set to “minute”. The present invention can also be applied to an embodiment of an analog electronic timepiece having a structure in which a minute wheel train wheel is rotated by displaying and rotating a minute display wheel train to display “hour” by an hour hand.
The configuration and operation of the analog electronic timepiece having such a configuration are the same as the configuration and operation of the above-described other embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention, and thus detailed description will not be repeated.
Also in the analog electronic timepiece having such a configuration, if the analog electronic timepiece of the present invention is set to the “forced SLEEP mode” or the “automatic SLEEP mode”, the analog electronic timepiece corresponds to the time during which the motor is stopped. The power consumption of the electronic timepiece can be reduced.
(5) Effects of the invention
As described above, the analog electronic timepiece of the present invention is configured to control the operation of the motor in accordance with the attitude of the analog electronic timepiece. Therefore, the analog electronic timepiece of the present invention can save power consumption compared to the conventional analog electronic timepiece.
Further, the analog electronic timepiece of the present invention is configured so that a mode for controlling the operation of the motor of the analog electronic timepiece can be set. Therefore, the analog electronic timepiece of the present invention can control the operation of the motor in accordance with the attitude of the analog electronic timepiece, and can forcibly stop the operation of the motor. Power consumption can be saved, and the operability for setting the mode is extremely good.
Further, in the analog electronic timepiece of the present invention, when the "forced sleep mode" is set, after the operation of the motor is stopped, after a predetermined time has elapsed, the stopped motor is operated for a predetermined time, Since it can be configured to stop again, it is possible to effectively prevent solidification of the oil used in the wheel train.
[Industrial applicability]
The present invention is suitable for realizing an analog electronic timepiece with low power consumption.
Further, the present invention is suitable for realizing an analog electronic timepiece that is small, thin, and has a long battery life.
Further, the present invention is suitable for realizing an analog electronic timepiece having good operability for setting a mode.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a schematic shape of a movement of a first embodiment of an analog electronic timepiece of the present invention as viewed from the front side (in FIG. 1, some parts are omitted).
FIG. 2 is a schematic partial sectional view showing a portion from the second motor to the second hand in the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 3 is a schematic partial sectional view showing a portion from the minute motor to the minute hand in the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 4 is a schematic partial sectional view showing a portion from an hour motor to an hour hand in the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 5 is a block diagram showing a schematic configuration of a circuit, a motor, a wheel train, and hands in the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view showing a schematic shape of a posture sensor applied to the analog electronic timepiece of the invention.
FIG. 7 is a plan view showing a schematic shape of a pattern provided on the inner surface of the lower half of the case of the attitude sensor applied to the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 8 is a longitudinal sectional view showing a state where the attitude sensor is tilted in the attitude sensor applied to the analog electronic timepiece of the invention.
FIG. 9 is a longitudinal sectional view showing a state in which the attitude sensor is vertically arranged in the attitude sensor applied to the analog electronic timepiece of the invention.
FIG. 10 is a perspective view showing a shape of a lead wire in a posture sensor applied to the analog electronic timepiece of the invention.
FIG. 11 is a list showing a relationship between a posture in which the analog electronic timepiece is arranged and a conductive state of the pattern in the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 12 is a flowchart showing the operation of the configuration (type 1A) in which all motors are stopped based on the result of the posture detected by the posture sensor in the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 13 is a flowchart showing the operation of the configuration (type 1B) in which only the second motor is stopped based on the result of the posture detected by the posture sensor in the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 14 is a flowchart showing the operation of the configuration (type 1C) in which the second motor and the minute motor are stopped based on the result of the posture detected by the posture sensor in the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention. .
FIG. 15 is a plan view showing a schematic shape of a movement as viewed from the front side in a second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention (in FIG. 15, some parts are omitted).
FIG. 16 is a schematic partial sectional view showing a portion from the second motor to the second hand in the second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 17 is a schematic partial cross-sectional view showing a minute hand and an hour hand from an hour / minute motor in a second embodiment of the analog electronic timepiece of the invention.
FIG. 18 is a block diagram showing a schematic configuration of a circuit, a motor, a train wheel, and hands in a second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 19 is a flowchart showing the operation of a configuration (type 2A) in which all motors are stopped based on the result of the posture detected by the posture sensor in the second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 20 is a flowchart showing the operation of the configuration (type 2B) in which only the second motor is stopped based on the result of the posture detected by the posture sensor in the second embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 21 is a schematic view of the analog electronic timepiece (with a second hand and a date wheel) of the present invention when viewed from the front side when the dial and hands are attached to the movement and housed in a case when the watch is completed. FIG. 16 is a plan view showing the operation when the mode is set to "".
FIG. 22 is a plan view showing a schematic shape of the movement of the analog electronic timepiece according to the first embodiment of the present invention as viewed from the back side (in FIG. 22, some parts are omitted).
FIG. 23 is a schematic partial sectional view showing a mode setting mechanism in the first embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 24 is a flowchart showing the operation of a configuration (type 3A) in which all motors are stopped based on the result of the posture detected by the posture sensor in the third embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 25 is a flowchart showing the operation of the configuration (type 3B) for stopping the hour and minute motors based on the result of the attitude detected by the attitude sensor in the third embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 26 is a schematic view of the analog electronic timepiece (without the second hand and without the date dial) of the present invention when viewed from the front side when the dial and hands are attached to the movement and housed in the case when the watch is completed. FIG. 16 is a plan view showing the operation when the mode is set to "".
FIG. 27 is a plan view showing a schematic shape of the movement of the analog electronic timepiece according to the fourth embodiment of the present invention as viewed from the front side (in FIG. 27, some components are omitted).
FIG. 28 is a schematic partial sectional view showing a portion from a date motor to a date wheel in a fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the invention.
FIG. 29 is a plan view showing a schematic shape of the movement of the analog electronic timepiece according to the fourth embodiment of the present invention as viewed from the rear side (in FIG. 29, some components are omitted).
FIG. 30 is a block diagram showing a schematic configuration of a circuit, a motor, a wheel train, and hands in a fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 31 is a flowchart showing the operation of a configuration (type 4A) in which all motors are stopped based on the result of the posture detected by the posture sensor in the fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 32 is a flowchart showing the operation of a configuration (type 4B) in which only the second motor is stopped based on the result of the posture detected by the posture sensor in the fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention.
FIG. 33 shows a configuration (type) in which the hour motor, minute motor, and second motor are stopped and the day motor is not stopped based on the result of the posture detected by the posture sensor in the fourth embodiment of the analog electronic timepiece of the present invention. It is a flowchart which shows operation | movement of 4C).
Claims (22)
時刻情報を表示するための1つ以上の表示部材(230、260、290)と、
アナログ電子時計の姿勢を検出するための姿勢センサ(610)と、
姿勢センサ(610)の出力信号に基づいて、アナログ電子時計の姿勢を検出するための姿勢検出部(340)と、
前記1つ以上の表示部材(230、260、290)をそれぞれ作動させるための1つ以上のモータ(210、240、270)とを備え、
アナログ電子時計の姿勢を検出した結果に基づいて、前記1つ以上のモータ(210、240、270)の回転の作動を制御するように構成されており、
前記1つ以上のモータ(210、240、270)の作動と停止を制御する複数のモードを設定するための機構を備えることを特徴とするアナログ電子時計。In analog electronic watches,
One or more display members (230, 260, 290) for displaying time information;
An attitude sensor (610) for detecting the attitude of the analog electronic timepiece,
An attitude detector (340) for detecting the attitude of the analog electronic timepiece based on the output signal of the attitude sensor (610);
One or more motors (210, 240, 270) for operating the one or more display members (230, 260, 290), respectively.
And configured to control a rotation operation of the one or more motors (210, 240, 270) based on a result of detecting a posture of the analog electronic timepiece,
An analog electronic timepiece comprising a mechanism for setting a plurality of modes for controlling operation and stop of the one or more motors (210, 240, 270).
時モータ(210)を駆動させることにより時表示輪列(220)が回転して、時針(230)により「時」を表示し、
分モータ(240)を駆動させることにより分表示輪列(250)が回転して、分針(260)により「分」を表示し、
秒モータ(270)を駆動させることにより秒表示輪列(280)が回転して、秒針(290)により「秒」を表示するように構成されており、
アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部(340)が判定した場合、時モータ(210)、分モータ(240)、秒モータ(270)を停止させるように構成され、
現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針(230)、分針(260)、秒針(290)を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部(344)を備え、
アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部(340)が判定した場合、姿勢検出部(340)が出力する信号に基づいて出力判定部(344)が作動することにより、時針(230)が現在時刻を指示する位置になるまで時モータ(210)を加速駆動し、分針(260)が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ(240)を加速駆動し、秒針(290)が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ(270)を加速駆動するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアナログ電子時計。The one or more motors include an hour motor (210), a minute motor (240), and a seconds motor (270);
By driving the hour motor (210), the hour display wheel train (220) is rotated, and "hour" is displayed by the hour hand (230).
By driving the minute motor (240), the minute display wheel train (250) is rotated, and “minute” is displayed by the minute hand (260).
The second display wheel train (280) is rotated by driving the second motor (270), and "second" is displayed by the second hand (290).
When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece is in a predetermined attitude, the hour electronic motor (210), the minute motor (240), and the second motor (270) are stopped,
An output determination unit (344) configured to input a signal related to the current time and measure the difference between the current time and the time when the hour hand (230), the minute hand (260), and the second hand (290) are stopped. Prepare,
When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece is no longer in the predetermined attitude, the output determination unit (344) operates based on a signal output from the attitude detection unit (340). Thereby, the hour motor (210) is accelerated and driven until the hour hand (230) reaches the position indicating the current time, and the minute motor (240) is accelerated and driven until the minute hand (260) reaches the position indicating the current time. The second hand (290) is configured to accelerate and drive the second motor (270) until the second hand (290) reaches a position indicating the current time.
The analog electronic timepiece according to any one of claims 1 to 4, wherein:
時モータ(210)を駆動させることにより時表示輪列(220)が回転して、時針(230)により「時」を表示し、
分モータ(240)を駆動させることにより分表示輪列(250)が回転して、分針(260)により「分」を表示し、
秒モータ(270)を駆動させることにより秒表示輪列(280)が回転して、秒針(290)により「秒」を表示するように構成されており、
アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部(340)が判定した場合、秒モータ(270)を停止させるように構成され、
現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、秒針(290)を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部(344)を備え、
アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部(340)が判定した場合、姿勢検出部(340)が出力する信号に基づいて出力判定部(344)が作動することにより、秒針(290)が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ(270)を加速駆動するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアナログ電子時計。The one or more motors (210, 240, 270) include an hour motor (210), a minute motor (240), and a seconds motor (270);
By driving the hour motor (210), the hour display wheel train (220) is rotated, and "hour" is displayed by the hour hand (230).
By driving the minute motor (240), the minute display wheel train (250) is rotated, and “minute” is displayed by the minute hand (260).
The second display wheel train (280) is rotated by driving the second motor (270), and "second" is displayed by the second hand (290).
When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece has one predetermined attitude, the analog electronic timepiece is configured to stop the second motor (270);
An output determination unit (344) configured to input a signal relating to the current time and to measure a difference between the current time and the time when the second hand (290) is stopped;
When the attitude detecting unit (340) determines that the analog electronic timepiece is no longer in the predetermined one of the predetermined attitudes, the output determining unit (344) operates based on a signal output from the attitude detecting unit (340). Thus, the second hand (290) is configured to accelerate and drive the second motor (270) until the second hand (290) reaches the position indicating the current time.
The analog electronic timepiece according to any one of claims 1 to 4, wherein:
時モータ(210)を駆動させることにより時表示輪列(220)が回転して、時針(230)により「時」を表示し、
分モータ(240)を駆動させることにより分表示輪列(250)が回転して、分針(260)により「分」を表示し、
秒モータ(270)を駆動させることにより秒表示輪列(280)が回転して、秒針(290)により「秒」を表示するように構成されており、
アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部(340)が判定した場合、分モータ(240)、秒モータ(270)を停止させるように構成され、
現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、分針(260)、秒針(290)を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部(344)を備え、
アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部(340)が判定した場合、姿勢検出部(340)が出力する信号に基づいて出力判定部(344)が作動することにより、分針(260)が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ(240)を加速駆動し、秒針(290)が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ(270)を加速駆動するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアナログ電子時計。The one or more motors (210, 240, 270) include an hour motor (210), a minute motor (240), and a seconds motor (270);
By driving the hour motor (210), the hour display wheel train (220) is rotated, and "hour" is displayed by the hour hand (230).
By driving the minute motor (240), the minute display wheel train (250) is rotated, and “minute” is displayed by the minute hand (260).
The second display wheel train (280) is rotated by driving the second motor (270), and "second" is displayed by the second hand (290).
When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece is in a predetermined attitude, the analog timepiece is configured to stop the minute motor (240) and the second motor (270),
An output determination unit (344) configured to input a signal relating to the current time and to measure the difference between the current time and the time when the minute hand (260) and the second hand (290) are stopped;
When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece is no longer in the predetermined attitude, the output determination unit (344) operates based on a signal output from the attitude detection unit (340). Accordingly, the minute motor (240) is accelerated until the minute hand (260) reaches the position indicating the current time, and the second motor (270) is accelerated and driven until the second hand (290) reaches the position indicating the current time. Is configured to
The analog electronic timepiece according to any one of claims 1 to 4, wherein:
時分モータ(440)を駆動させることにより分表示輪列(450)が回転して、分針(260)により「分」を表示し、分表示輪列(250)が回転することにより日の裏輪列(460)が回転して、時針(230)により「時」を表示し、
秒モータ(270)を駆動させることにより秒表示輪列(280)が回転して、秒針(290)により「秒」を表示するように構成されており、
アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部(340)が判定した場合、時分モータ(440)、秒モータ(270)を停止させるように構成され、
現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針(230)、分針(260)、秒針(290)を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部(424)を備え、
アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部(340)が判定した場合、姿勢検出部(340)が出力する信号に基づいて出力判定部(424)が作動することにより、時針(230)、分針(260)が現在時刻を指示する位置になるまで時分モータ(440)を加速駆動し、秒針(290)が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ(270)を加速駆動するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアナログ電子時計。The one or more motors include an hour and minute motor (440) and a seconds motor (270);
The minute display wheel train (450) is rotated by driving the hour / minute motor (440), the minute is displayed by the minute hand (260), and the minute display wheel train (250) is rotated to rotate the minute display wheel train (250). The train wheel (460) rotates, and the hour hand (230) displays "hour",
The second display wheel train (280) is rotated by driving the second motor (270), and "second" is displayed by the second hand (290).
When the attitude detecting unit (340) determines that the analog electronic timepiece has one of the predetermined attitudes, the analog electronic timepiece is configured to stop the hour / minute motor (440) and the second motor (270),
An output determination unit (424) configured to input a signal related to the current time and measure the difference between the current time and the time when the hour hand (230), the minute hand (260), and the second hand (290) are stopped. Prepare,
When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece is no longer in the predetermined one attitude, the output determination unit (424) operates based on a signal output from the attitude detection unit (340). Then, the hour / minute motor (440) is accelerated until the hour hand (230) and the minute hand (260) reach the position indicating the current time, and the second motor (270) is moved until the second hand (290) reaches the position indicating the current time. ) Is configured to drive accelerated,
The analog electronic timepiece according to any one of claims 1 to 4, wherein:
時分モータ(440)を駆動させることにより分表示輪列(450)が回転して、分針(260)により「分」を表示し、分表示輪列(250)が回転することにより日の裏輪列(460)が回転して、時針(230)により「時」を表示し、
秒モータ(270)を駆動させることにより秒表示輪列(280)が回転して、秒針(290)により「秒」を表示するように構成されており、
アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部(340)が判定した場合、秒モータ(270)を停止させるように構成され、
現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、秒針(290)を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部(424)を備え、
アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部(340)が判定した場合、姿勢検出部(340)が出力する信号に基づいて出力判定部(424)が作動することにより、秒針(290)が現在時刻を指示する位置になるまで秒モータ(270)を加速駆動するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアナログ電子時計。The one or more motors include an hour and minute motor (440) and a seconds motor (270);
The minute display wheel train (450) is rotated by driving the hour / minute motor (440), the minute is displayed by the minute hand (260), and the minute display wheel train (250) is rotated to rotate the minute display wheel train (250). The train wheel (460) rotates, and the hour hand (230) displays "hour",
The second display wheel train (280) is rotated by driving the second motor (270), and "second" is displayed by the second hand (290).
When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece has one predetermined attitude, the analog electronic timepiece is configured to stop the second motor (270);
An output determination unit (424) configured to input a signal relating to the current time and measure a difference between the current time and the time when the second hand (290) is stopped;
When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece is no longer in the predetermined one of the attitudes, the output determination unit (424) operates based on a signal output from the attitude detection unit (340). Thus, the second hand (290) is configured to accelerate and drive the second motor (270) until the second hand (290) reaches the position indicating the current time.
The analog electronic timepiece according to any one of claims 1 to 4, wherein:
時モータ(210)を駆動させることにより時表示輪列(220)が回転して、時針(230)により「時」を表示し、
分モータ(240)を駆動させることにより分表示輪列(250)が回転して、分針(260)により「分」を表示するように構成されており、
アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部(340)が判定した場合、時モータ(210)、分モータ(240)を停止させるように構成され、
現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針(230)、分針(260)を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部(344)を備え、
アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部(340)が判定した場合、姿勢検出部(340)が出力する信号に基づいて出力判定部(344)が作動することにより、時針(230)が現在時刻を指示する位置になるまで時モータ(210)を加速駆動し、分針(260)が現在時刻を指示する位置になるまで分モータ(240)を加速駆動するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアナログ電子時計。The one or more motors include an hour motor (210) and a minute motor (240);
By driving the hour motor (210), the hour display wheel train (220) is rotated, and "hour" is displayed by the hour hand (230).
By driving the minute motor (240), the minute display wheel train (250) is rotated, and the minute hand (260) is configured to display "minute".
When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece has one predetermined attitude, the hour electronic motor (210) and the minute motor (240) are stopped,
An output determination unit (344) configured to input a signal relating to the current time and to measure a difference between the current time and the time when the hour hand (230) and the minute hand (260) are stopped;
When the attitude detecting unit (340) determines that the analog electronic timepiece is no longer in the predetermined one of the predetermined attitudes, the output determining unit (344) operates based on a signal output from the attitude detecting unit (340). Thus, the hour motor (210) is accelerated until the hour hand (230) reaches the position indicating the current time, and the minute motor (240) is accelerated and driven until the minute hand (260) reaches the position indicating the current time. Is configured to
The analog electronic timepiece according to any one of claims 1 to 4, wherein:
時分モータ(440)を駆動させることにより分表示輪列(450)が回転して、分針(260)により「分」を表示し、分表示輪列(250)が回転することにより日の裏輪列(460)が回転して、時針(230)により「時」を表示するように構成されており、
アナログ電子時計が、予め定めた1つの姿勢であると姿勢検出部(340)が判定した場合、時分モータ(440)を停止させるように構成され、
現在時刻に関する信号を入力して、現在時刻と、時針(230)、分針(260)を停止させた時刻との差を計時するように構成された出力判定部(424)を備え、
アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部(340)が判定した場合、姿勢検出部(340)が出力する信号に基づいて出力判定部(424)が作動することにより、時針(230)、分針(260)が現在時刻を指示する位置になるまで時分モータ(440)を加速駆動するように構成されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアナログ電子時計。The one or more motors includes an hour and minute motor (440);
The minute display wheel train (450) is rotated by driving the hour / minute motor (440), the minute is displayed by the minute hand (260), and the minute display wheel train (250) is rotated to rotate the minute display wheel train (250). The train wheel (460) is configured to rotate and display “hour” by the hour hand (230),
When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece has one predetermined attitude, the hour / minute motor (440) is stopped,
An output determination unit (424) configured to input a signal relating to the current time and to measure a difference between the current time and the time when the hour hand (230) and the minute hand (260) are stopped;
When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece is no longer in the predetermined one attitude, the output determination unit (424) operates based on a signal output from the attitude detection unit (340). Thus, the hour hand (230) and the minute hand (260) are configured to accelerate and drive the hour / minute motor (440) until they reach the positions indicating the current time.
The analog electronic timepiece according to any one of claims 1 to 4, wherein:
日車(170)を駆動させるための日モータ(910)とを含むことを特徴とする請求項1から請求項19のいずれか1項に記載のアナログ電子時計。A date wheel (170) for displaying the date,
The analog electronic timepiece according to any one of claims 1 to 19, further comprising a date motor (910) for driving a date wheel (170).
ことを特徴とする請求項19に記載のアナログ電子時計。The analog electronic timepiece is configured not to stop the date motor (910) even when the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece is in a predetermined attitude.
20. The analog electronic timepiece according to claim 19, wherein:
アナログ電子時計が、前記の予め定めた1つの姿勢でなくなったと姿勢検出部(340)が判定した場合、姿勢検出部(340)が出力する信号に基づいて、日車(170)が現在の日付を指示する位置になるまで日モータ(910)を加速駆動するように構成されている、
ことを特徴とする請求項21に記載のアナログ電子時計。When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece has one predetermined attitude, the analog electronic timepiece is configured to stop the date motor (910);
When the attitude detection unit (340) determines that the analog electronic timepiece is no longer in the predetermined one of the predetermined attitudes, the date dial (170) sets the current date based on the signal output by the attitude detection unit (340). Is configured to accelerate drive the date motor (910) until the position instructs
The analog electronic timepiece according to claim 21, wherein:
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