JPS64986Y2 - - Google Patents

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JPS64986Y2
JPS64986Y2 JP18462783U JP18462783U JPS64986Y2 JP S64986 Y2 JPS64986 Y2 JP S64986Y2 JP 18462783 U JP18462783 U JP 18462783U JP 18462783 U JP18462783 U JP 18462783U JP S64986 Y2 JPS64986 Y2 JP S64986Y2
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shaft
chamber
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JP18462783U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は観賞魚水槽の一側に並設し、該水槽
内の水を連続的に過処理するようにした観賞魚
水槽用過装置に関するものである。
従来の過装置は水槽の上面に載置したり水槽
の内部に設けてあるが、構造が極めて複雑であ
り、また水槽内の水を揚送する場合に高能力のポ
ンプを必要とする。又、ポンプを水密にするため
にパツキング材で防水処理したり特別な構造とし
ている。したがつて価格が高価なばかりでなく、
製造時に特別の技術を必要とする。
さらに、従来の過装置には、水槽内に水を吸
引し、水槽内に水を還流する吸引還流装置とし
て、次のようなものがある。すなわち、水を還流
する還流路内に回転翼を配置し、前記回転翼を同
軸に有すると共に該回転翼の下部に永久磁石を有
する回転軸を収容する水密な軸室を前記還流路の
下部に付設し、前記軸室を囲繞すると共に磁極を
発生する駆動用電磁装置のコアを備え、コアに発
生した磁極の磁力により回転軸に設けた回転翼を
回転させて水を還流させる。
しかしながら、回転翼の円滑な回転を実現する
ためには、回転軸に設けた永久磁石の周側面とコ
アの磁極面とをできるだけ接近させなければなら
ないが、軸室の壁の肉厚が必要であるから永久磁
石の周側面と軸室内壁との間隙が非常に小さくな
つている。
したがつて駆動軸を収納した軸室には還流路の
水が流入し難く、実際に過装置として使用に供
した場合、駆動軸の永久磁石より下側の軸室内部
が空洞状態のまゝとなり、このため軸室下部にお
いて冷却が不十分となつてコアの発熱により合成
樹脂製軸室を軟化させることがある。
本考案は上記に鑑み提案されたもので、極めて
簡単な構成の水中式の駆動源により回転翼を回転
させて水槽内の水を効果的に揚送して過材の通
し、十分に過処理して水槽内に還流させるよう
にし、しかも使用に際して駆動源の部分に冷却を
妨げる空洞の発生を防止したものである。
以下に本考案を図示の実施例により説明する。
第1図において、水槽aの一側外面には本考案
に係る過装置1を並設する。該過装置1は上
面開放のケース2として示され、該ケース2の内
部には縦方向の第1仕切板3、第2仕切板4、第
3仕切板5を設けることにより第1過室6、第
2過室7、第3過室8、第4過室9が構成
されている。
上記第2仕切板4の上方と第3仕切板5の下方
とには第2図で示すように通水孔10を穿設し、
第2過室7から第3過室8へ、また第3過
室8から第4過室9へ水が通ることができる。
第1過室6の底部には、第2図、第3図で示
すように有底筒状で開放上端面が第1過室6内
に開口する水密な軸室11を第1過室6の底面
よりさらに下方に突出するように設け、さらに、
前記軸室11には、第5図に示すように、軸室1
1内に開口すると共に軸室11の筒状外周より突
出し、第2図及び第3図に示すように、軸室11
の上端から下端にまで延在して形成する縦溝状の
水充満室11Aを長さ方向に設ける。
また第4過室9の上端には水槽aの内部に臨
む吐水口12を設けてある。
13は下向きコ字状の揚水管で一端には水槽a
内に位置する吸入口14を有し、他端15は第1
過室6に上から臨んでいる。そして第1過室
6の内部底面には前記軸室11の開口上端部に位
置するように翼室16を設け、該翼室16の一側
に形成した流出口17を第2過室7内に連通さ
せる。
上記翼室16の上面18には上端開放の小径部
19を隆設し、該小径部19には前記揚水管13
の端部15を接続する。
軸室11の内部には縦方向の駆動軸20を装着
し、翼室16の内部には駆動軸20の上端に有る
翼軸21を装着する。そして翼軸21及び駆動軸
20は細い支持軸22に上下に遊挿され、翼軸2
1の外面には中心から直線状に延びる複数の翼片
23を放射状に設け、また駆動軸20の高さの途
中には軸と直角方向に磁化した永久磁石24を取
付けてある。そして翼軸21と駆動軸20とは、
第4図に示すように、翼軸21の下端に設けた係
合部25と駆動軸20の上端に形成した係止部2
6とにより回転伝達されて一体的に回転できるよ
うになつており、係合部25及び係止部26は図
面の実施例では突子である。しかし翼軸21や駆
動軸20が支持軸22の囲りをほゞ1回転だけ独
立して回転できるのであれば、係止部及び係合部
は他の構造であつてもよい。
駆動軸20及び翼軸21は、第3図に示すよう
に、支持軸22の上端が小径部19内に形成した
上側軸受部27に支えられ、支持軸22の下端が
軸室11の底面に形成した下側軸受部28に支え
られているので、軸室11と翼室16との内部で
直立状に保持され、翼軸21が翼室16内に位置
して駆動軸20の永久磁石24が軸室11内に位
置している。この場合、軸室11の内面と永久磁
石24の外面との間隙は極めて狭いが、前記した
水充満室11Aは幅及び深さを上記間隙より充分
に大きくする。
第1過室6の底面下側には、第3図に示すよ
うに、ベース板29と枠体30とからなる駆動室
31を設けてある。前記ベース板29は、第6図
に示すように、過装置1の長手方向より見てそ
の両端を上方に向つてL字状に形成した一対の弾
性片29A,29Bを有し、弾性片29A,29
Bそれぞれの相対向する面の上方に係合突起部2
9C、29Dを有し、第3図に示すように、ケー
ス2の外壁に設けた凹陥部2A,2Bに前記係合
突起部29C,29Dを嵌め込み、弾性片29
A,29Bの弾力によりケース2を弾性片29
A,29Bで挟持してケース2の底面にベース板
29を取りつけることができるようになつてい
る。また、前記弾性片29A,29Bの下方には
押圧片29E,29Fを取り付けていて、押圧片
29E,29Fを押圧すると、ベース板29の端
部を支点にして弾性片29A,29Bの上端を互
いに離反するようにわずかに回動することがで
き、これによつて、ケース2の底面に取り付けた
ベース板29を取り外すことができるようになつ
ている。
ベース板29には、さらに孔32を開設してお
り、この孔32に挿通して軸室11を駆動軸31
内に配置している。そして駆動室31の内部には
コア33と、該コア33に巻成したコイル34と
からなる駆動用電磁装置を有し、コア33の磁極
が軸室11の外側に軸室11をはさむように位置
して駆動軸20の永久磁石24に臨んでいる。し
たがつてコイル34に通電するとコア33の磁極
には電流の位相に応じた磁界が誘起され、この磁
界が永久磁石24に作用して駆動軸20が回転す
る。駆動軸20が回転すると係止部26が係合部
25に接するまで駆動軸20が単独で回転し、係
止部26が係合部25に接すると駆動軸20の回
転が翼軸21に伝わつて一体的に回転する。なお
各過室7,8,9にはグラスウール、その他の
材質からなる過材が充填されている。
本考案の過装置は上記のようにしてなるので
あつて、第1過室6に水を十分に満し、上記し
たようにコイル34に通電すると駆動軸20が回
転し、この回転が翼軸21に伝わつて翼片23が
回転するので、水槽a内の水は揚水管113から
翼室16内に流れ、この翼室16内の水が流出口
17から第2過室7の下方に流出する。そして
第2過室7内の水が次第に上昇し、第2仕切板
4に形成した通水孔10から第3過室8に流入
し更に第3仕切板5の通水孔10から第4過室
9内に流入して吐水口12から水槽a内に戻され
る。したがつて水槽a内の水は各過室を通る過
程で十分に過される。そして、軸室11は前記
した水充満室11Aを介して翼室16に通じてい
るから、駆動軸が近接状であつても水が確実に充
満する。また軸室11や水充満室11Aの内部に
気泡があつても、この気泡は容易に水充満室11
Aを浮上して外に逃げるため軸室11内での空洞
の発生が防止されることとなる。
一方、翼軸21と駆動軸20とは一体でないた
め駆動軸20の回転開始時、即ちコイル34への
通電時には駆動軸20が単独で回転し、係止部2
6が係合部25に接するまでは水による回転抵抗
をほとんど受けないのですみやかに回転すること
ができる。そして駆動軸20の回転慣性力が十分
に発生し、係止部26が係合部25に接する駆動
軸20は翼軸21を回転させることができる。し
たがつて翼軸21の回転は駆動軸20の回転と同
時ではなく、係止部26が係合部25に接した以
後であつて駆動軸20に回転慣性力が発生した後
であるから、駆動軸20の回転力が弱くても翼軸
21を有効に回転することができる。
以上で明らかなように本考案によれば、比較的
低い過能力で足りる場合、極めて簡単な構造の
モータによりポンプを駆動し、水槽a内の水を連
続的に揚送して過材を通すことができ、効果的
に水を過処理して水槽に戻すことができる。ま
た駆動室には揚送される水が一切流入しないので
駆動室を防水処理したり、又は水が流入するのを
防止する特別の構造とする必要がない。
さらに、軸室には水充満室を備えているので、
軸室内で水が停滞せず、したがつて、使用中に駆
動用電磁装置のコアから受ける加熱に対し十分な
冷却が確保されて軸室の部分の軟化を防止するこ
とができる。しかも、水充満室は、軸室の、磁極
となるコアの位置しない部分に設けるので、軸室
内の永久磁石と磁極となるコアとを可能な限り接
近させることができて、駆動軸を円滑に回転させ
ることができる。
更には駆動源は低能力で足りるので消費電力を
軽減することができ、かつ駆動軸の回転により翼
軸が連続的に高速回転するので確実に水が流れて
十分な過処理能力を得ることができる。更には
本考案によれば駆動軸や翼軸が駆動用電磁装置と
一体的でないから簡単に交換することができ、し
かも安価に、かつ軽量なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の取付状態を示す斜
視図、第2図は前記実施例を示す縦断面図、第3
図は前記実施例を示す横断面図、第4図は前記実
施例における駆動軸を示す分解斜視図、第5図は
前記実施例における電磁装置を示す平面図、およ
び第6図は前記実施例におけるベース板を示す斜
視図である。 1…過装置、6,7,8,9…過室、11
…軸室、11A…水充満室、13…揚水管、16
…翼室、20…駆動軸、21…翼軸、22…支持
軸、23…翼片、24…永久磁石、25…係合
部、26…係止部、33…コア、34…コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケースの内部を複数の仕切板で縦方向に区切つ
    て複数の過室を形成し、一端の過室の底部に
    は水密な筒状の軸室を設け、 該軸室を形成する筒状体に、軸室内に開口する
    開口部を有して筒状体より突出する水充満室を長
    さ方向に設け、 該軸室の上方に位置して水槽に臨ませた揚水管
    に連結された翼室には駆動軸の上方に遊挿した翼
    軸を位置させるとともに上記軸室には支持軸に遊
    挿した駆動軸を位置させ、該駆動軸には軸と直角
    方向に磁化した永久磁石を設け、翼軸と駆動軸と
    を各軸に形成した係止部と係合部とで回転伝達可
    能とし、軸室の外側にはコイルとコアからなる駆
    動用電磁装置のコアを臨ませてなる観賞魚水槽用
    過装置。
JP18462783U 1983-12-01 1983-12-01 観賞魚水槽用濾過装置 Granted JPS6095918U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18462783U JPS6095918U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 観賞魚水槽用濾過装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18462783U JPS6095918U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 観賞魚水槽用濾過装置

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Publication Number Publication Date
JPS6095918U JPS6095918U (ja) 1985-06-29
JPS64986Y2 true JPS64986Y2 (ja) 1989-01-11

Family

ID=30399270

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JP18462783U Granted JPS6095918U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 観賞魚水槽用濾過装置

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JPS6095918U (ja) 1985-06-29

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