JPS646698Y2 - - Google Patents

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JPS646698Y2
JPS646698Y2 JP9776583U JP9776583U JPS646698Y2 JP S646698 Y2 JPS646698 Y2 JP S646698Y2 JP 9776583 U JP9776583 U JP 9776583U JP 9776583 U JP9776583 U JP 9776583U JP S646698 Y2 JPS646698 Y2 JP S646698Y2
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JP
Japan
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peg
rod
tsuba
ground
center
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Expired
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JP9776583U
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English (en)
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JPS605343U (ja
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Publication date
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Priority to JP9776583U priority Critical patent/JPS605343U/ja
Publication of JPS605343U publication Critical patent/JPS605343U/ja
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  • Protection Of Plants (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は樹木の根囲い用ペグに関する。
通常、根囲いは樹木の根本部分を囲んで地表に
延展した「むしろ」の周縁部に、第1図に示すよ
うな竹材を切断し割り裂いて作つた、一端に節部
1を有する長さ約20cmのペグ2を適宜間隔で突刺
し、上記節部で「むしろ」の表面を押え地表に固
定させるものであつた。
然しながらペグを突刺す際に、地中には樹木の
根,石塊,コンクリート塊,各種配管などの障害
物が埋つていてペグ先端に突当り、ペグが充分地
中に突刺さらず、そのため「むしろ」の表面をペ
グの節部で押え地表に充分固定できないことがあ
つた。
この考案はこのような欠点のないペグを得るこ
とを目的としてなされたものであつて、以下図面
により説明する。
第2図乃至第5図を参照して、本考案のペグは
刺杆3及び鍔4から構成され、刺杆3は木又は竹
から作られた長さ約20cmの棒状体で一端部は斜に
切断されて尖端部5を形成し、鍔4はその中心か
ら放射状に延びる複数の切目6と下方に折曲げら
れ形成された複数の突嘴7を有する金属板とから
構成されている。そして前記刺杆3の他端部は、
鍔4の前記切目6の中心を押し拡げて貫通し、鍔
4を該他端位置に嵌挿している。
本考案のペグは、上記の構成よりなるものであ
るから、刺杆3の尖端部5を「むしろ」を通して
地中に突刺すことにより鍔4を「むしろ」の表面
に当接し、更に鍔4の突嘴7を「むしろ」中に、
更には「むしろ」を通して地中に喰込ませ、「む
しろ」を地表に固定する。
然して刺杆4の一端は尖端部5を形成している
から、地中への突刺は容易であるが、前述したよ
うに地中に樹木の根などが存在して、刺杆3がそ
れらに突当り充分地中に突刺らないときは、刺杆
3に嵌挿されている鍔4をスライドさせ、「むし
ろ」の表面に迄移動圧着し「むしろ」を固定す
る。なお、地中に突刺しきれなかつた刺杆3の端
部は切除しても良い。
この際鍔4は刺杆3の他端部によつて、鍔4の
中央に形成された放射状に延びる複数の切目6の
中心を押し拡げられているから、押し拡げられた
各板片8の尖端9はすべて刺杆3の他端部方向に
向き、従つて該鍔4は刺杆3の尖端部5方向にス
ライドさせることは可能であつても、逆方向への
スライドは、各板片8の尖端9が刺杆3に喰込ん
でしまうため不可能であるから、一旦「むしろ」
を地表に確実に固定した本考案のペグの鍔は、た
とえ強風により「むしろ」があおられるようなこ
とがあつても刺杆から外れることがない。
本考案ペグの刺杆3は、丸棒,角棒,何れでも
差支えなく、廃材などを利用して安価かつ容易に
製造することができ、竹材を使用するとしても従
来のペグのように特定の部位を選択使用する必要
もない。
又第2図,第3図において、刺杆3の尖端部5
は刺杆3の一側面から斜に切断形成した場合を示
しているが、両側面から斜に切断して尖端部を形
成し、或いは周面から斜に円錐状に切削して尖端
部を形成しても良いことは勿論で、更に刺杆3の
周面には例えば第6図に示すように、複数の鋸歯
状欠切部10を設け、一旦埋設された刺杆を引抜
き難くすることも任意である。
一方本考案ペグの鍔は、第2図乃至第5図に示
すような角形のものの外円形のものであつても何
等差支えなく、突嘴7は角形の場合第2図乃至第
5図に示すように隅角部を下方に折曲げることに
よつて簡単に形成することができ、又角形,円形
の如何を問わず、例えば第7図,第8図に示すよ
うにその周縁上に外側に向つて突部11を設け、
これを周縁部から下方に折曲げて突嘴7を形成
し、或いは第9図,第10図に示すようにV字状
の切目12,13を設け、該切目により挟まれた
部分14を下方に折曲げることによつて突嘴7を
形成することもでき、その他種々の形成方法が選
択実施される。
そして一般にペグは、月日の経過により「むし
ろ」と共に腐蝕消滅すべきものであるため、第8
図に示すように、強度に支障の起こらない限り鍔
の表面に多数の透孔15を設け、表面積を減少せ
しめ、腐蝕の促進を計り、或いは第9図,第10
図におけるV字状の切目12,13を鍔の表面に
多数設け切目に挟まれた部分14をそれぞれ下方
に折曲げることにより多数の突嘴と透孔を同時に
形成し、腐蝕の促進と固定効果の向上を計ること
もできる。
該突嘴7は予め鍔に形成しておくと、鍔の積重
ねができず、嵩高となつて取扱いな不便となるの
で、第2図乃至第5図、及び第7図,第8図に示
したような場合、折曲げ部を90度未満の角度で下
方に折曲げて積重ねると良い。
なお、通常は板状のまま積重ねておき、使用時
に折曲げて突嘴を形成すると、先端の尖つた突嘴
による取扱い上の危険性を防止でき、特に第9
図,第10図に示すような鍔の場合適当である。
以上詳細に述べた通りこの考案のペグは、一端
に尖端部を有する刺杆と、中心から放射状に延び
る複数の切目、及び表面から下方に折曲げ形成さ
れた複数の突嘴を有する鍔とから構成され、前記
刺杆の他端部は前記鍔の切目の中心を押し拡げて
貫通し、鍔を該刺杆の他端部に嵌挿して成るもの
であるから、「むしろ」を通して刺杆を地中に突
刺すことにより、鍔を「むしろ」に当接し、樹木
の根囲いを行なう場合は勿論、地中の障害物によ
つて刺杆が充分に突刺さらないときは、鍔をスラ
イドさせて「むしろ」表面に当接すると共に、鍔
周縁の突嘴を「むしろ」に喰込ませ、「むしろ」
を確実強固に地表に固定して根囲いを行なうこと
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のペグの正面図、第2図は本考案
ペグの正面図、第3図は同上側面図、第4図は本
考案ペグに用いられる鍔の平面図、第5図は第4
図の鍔に刺杆を貫通したときの平面図、第6図は
本考案ペグに用いられる刺杆の別の実施例の側面
図、第7図は本考案ペグに用いられる鍔の別の実
施例における突嘴形成前の平面図、第8図は突嘴
形成後の同上正面図、第9図は本考案ペグに用い
られる鍔の更に別の実施例における突嘴形成前の
平面図、第10図は突嘴形成後の同上正面図であ
る。 3……刺杆、4……鍔、5,9……尖端、6,
12,13……切目、7……突嘴、8……板片、
10……鋸歯状欠切。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に尖端部を有する刺杆と、中心から放射状
    に延びる複数の切目、及び表面から下方に折曲げ
    形成された複数の突嘴を有する鍔とから構成さ
    れ、前記刺杆の他端部は、前記鍔の切目の中心を
    押し拡げて貫通し、鍔を該刺杆他端部に嵌挿した
    樹木の根囲い用ペグ。
JP9776583U 1983-06-24 1983-06-24 樹木の根囲い用ペグ Granted JPS605343U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9776583U JPS605343U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 樹木の根囲い用ペグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9776583U JPS605343U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 樹木の根囲い用ペグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS605343U JPS605343U (ja) 1985-01-16
JPS646698Y2 true JPS646698Y2 (ja) 1989-02-21

Family

ID=30232410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9776583U Granted JPS605343U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 樹木の根囲い用ペグ

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JP (1) JPS605343U (ja)

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Publication number Publication date
JPS605343U (ja) 1985-01-16

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