JP6035664B1 - 打ち込み回転式のシート材押え杭 - Google Patents

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Abstract

【課題】杭上端を打圧することにより、シート材の巻き付きを防止しつつ回転して土中に埋入でき、シート材を地面に確実に止着し得る打ち込み回転式のシート材押え杭を提供する。【解決手段】棒状の杭本体5の周面部6に一対の螺旋突条7,7を対向状態に且つ同一方向の捩れ状態で突設する。杭本体5の下端側の部分は先細部11とする。先細部11よりも上側の部分では、螺旋突条7,7の突出量を等しく設定し、その捩れ角度を60〜80度に設定する。先細部11においては、上端から下端に向けて、螺旋突条7,7の捩れ角度を次第に大きくする。且つ、その突出量を次第に小さくし、その下端における突出量はゼロとする。螺旋突条7,7は、先細部11において切刃部17,17を構成し、その下端側部分は、捩れ角度が80〜90度である垂直状切刃部20,20とする。垂直状切刃部20,20の長さは、シート材3の厚さよりも大きい。【選択図】図1

Description

本発明は、防草シート等としての各種のシート材を地面に押さえて止着するための打ち込み回転式のシート材押え杭に関するものである。
防草シートや災害時の防災シート(ブルーシート等)、遮光シート、マルチ等の農業用シート、緑化用のシート、植物を栽培するための植生マット等としてのシート材を地面に押えて止着するために用いられる従来のシート材押え杭の一例としては特許文献1や特許文献2が開示するものが提案されている。
特許文献1の図2、図3には、シ−ト材押え杭の一例として、円板状や十字状板等の形態を呈してシ−ト材を押える押え板の下面に、周面が平滑な支持杭を下方に突設した構成を有するものが記載されており、該シ−ト材押え杭は、その支持杭を土中に押し込むことによって該押え板が該シ−ト材を押えて地面に固定するものであった。しかしながらこの種のシ−ト材押え杭は、支持杭の周面が平滑であったために抜けやすく、その結果、風によってシ−ト材が剥がれ易い欠点があった。
そこで、特許文献1の図4が開示する杭が提案されている。該杭a1は、図14に示すように、例えば逆三角形の板状を呈して土中に押し込まれる平板状の杭本体bの表裏対向する側面部c,cに抜止め片d,dが突設されてなり、該抜止め片dは、その上面eが水平面状に形成されていた。かかる構成を有する杭a1を土中に埋設すると、該杭a1に上方向への引き抜き力が付加された場合は、前記抜止め片dの、水平面状を呈する該上面eが、その上側に存する土を上方に押圧して持ち上げる作用を発揮するため、該抜止め片dによって杭の引抜き抵抗力を増大させることができた。
しかし該杭a1は、前記抜止め片dの上側に存する土を上方に持ち上げる作用を発揮するだけであったため、得られる引抜き抵抗力の大きさに限界があった。そこで、強風時等に置いても防草シート等のシート材が捲れ上がることがないように該シート材を地面に押さえて止着させ得るよう、即ち、杭の引き抜き抵抗力を増大させるように、例えば図15(特許文献1の図5)が開示する螺旋状杭を用いることが考えられる。該螺旋状杭a2は、芯軸f回りに螺旋部gが形成されてなる杭本体hの上端に把持部jを設けた構成を有しており、該芯軸fの上端に設けた該把持部jを手で把持し該芯軸fをその軸線回りに回転させることによって、ネジを締める要領で杭本体hを土中に埋設できるものであった。
しかしながら、かかる螺旋状杭a2によるときは、防草シート等のシート材を地面に止着するためには多数本の螺旋杭をこのように回転埋設する必要があり、多大の手間を要して作業性が極めて悪い問題があった。そのため、該螺旋杭をインパクトドライバ等の回転工具によって回転埋設することが考えられるが、施工現場に、かかる回転工具や、そのための電源を用意する必要があるばかりか、該螺旋杭の上端に対する該回転工具の着脱操作に手間を要して施工性が悪い問題があった。
そこで、かかる回転工具を用いることなく打ち込み作業だけによって杭を土中に回転させながら打ち込み可能とした回転打ち込み式の杭(固定ピン)a3が特許文献2で提案されている。該固定ピンa3は図16に示すように、螺旋状ピンkの上端に頭部mを形成し、該螺旋状ピンkに形成した螺旋部nは、一定厚さで一定幅の帯状長尺材を捩ることによって形成されていた。そして、該頭部mを打圧することによって該螺旋状ピンkを回転させながら該螺旋状ピンkを土中に打ち込み可能に構成されていた。該固定ピンa3によるときは、従来のストレートな固定ピンを打ち込む場合と同様に頭部をハンマーにて打圧することで、これを回転させながら地盤に打ち込むことができるため、該固定ピンa3を回転させる回転装置を必要としない利点があった。又、該固定ピンa3は螺旋状ピンkを有してなるため、これが土中に打ち込まれた状態における止着力は大きく、強風時においても該固定ピンa3が抜けて防草シート等が捲れ上がることはない利点を具えていた。
該固定ピンを土中に打ち込んで防草シート等を止着する作業については、特許文献2の段落0020に、「頭部2をハンマーで打圧するならば、該固定ピンは地盤9に打ち込まれるが、回転しながら地盤9に侵入する。」と記載されている。
しかしながら、前記螺旋状ピンkに形成した、前記螺旋部nは、一定厚さで一定幅の帯状長尺材を同一の捩れ角度で捩ることによって形成されたものであったため、該螺旋状ピンkの先端pを防草シート等のシート材の上面に当てて前記頭部mをハンマーで打圧したとしても、該先端pが該シート材を沈ませるだけとなり易く、該シート材をカットしにくかった。何回かの打圧の衝撃でシート材が破られて開口が形成されたとしても、螺旋状ピンkの回転に伴って該開口の縁部分が前記螺旋部に巻き付いてしまうため、前記固定ピンa3を回転させながらこれを土中に埋入するという工程を円滑に行うことができず、従って、該固定ピンa3の頭部でシート材を地面に所要に押えて止着することができない問題があった。
そのため、かかる問題点を解消しようとすれば、前記シート材の上面に対して前記固定ピンa3の先端pを当接させる部位に、予め切り込みを設け、前記螺旋状ピンkの先端をこの切り込みを通して挿入して地面に当てた後、前記頭部を打圧する必要があると考えられる。
しかしながら、固定ピンを打ち込む部位毎にかかる切り込みを形成しなければならないことは作業性が悪く施工コストの上昇を招く問題があった。又、かかる切り込みの長さを均一に形成することは難しいため該切り込みが前記頭部からはみ出る恐れもあるが、はみ出ると、その部分から草が生えてくる問題を生じさせることとなった。
実開平6−86442号公報 特開2016−77258号公報
本発明は、前記従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、防草シート等の各種のシート材を地面に確実に押えて止着することのできる打ち込み回転式のシート材押え杭であって、杭下端をシート材の上面に当接させた状態で杭上端を打圧することにより該シート材に無理なく切り目を形成でき、その後の該打圧によって、該シート材の巻き付きを防止しつつ回転して土中に埋入される打ち込み回転式のシート材押え杭の提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため本発明は以下の手段を採用する。
即ち本発明に係る打ち込み回転式のシート材押え杭(以下杭ともいう)は、地面に敷設されたシート材を上端の押え部で押さえて止着するための打ち込み回転式シート材押え杭であって、棒状の杭本体の周面部に、一対の螺旋突条を対向状態に且つ同一方向の捩れ状態で突設してなり、該杭本体の下端側の部分は、下端に向けて細くなる先細部とされ、該先細部よりも上側の部分においては、該螺旋突条の突出量が等しく設定されると共に、該杭本体を回転させながら打ち込み可能となし得るように、前記螺旋突条の、該杭本体の軸線と直角をなす平面に対する捩れ角度を60〜80度に設定してなる。前記先細部においては、その上端からその下端に向かうにつれて、前記螺旋突条の前記捩れ角度が次第に大きくなると共に該螺旋突条の突出量が次第に小さくなるように構成され、該螺旋突条の下端においては該突出量がゼロとなるように構成されており、且つ、該先細部においては、その上端からその下端に向かうにつれて前記螺旋突条の肉厚が次第に薄くなるように構成されている。そして、該先細部に設けられている対向状態の螺旋突条は、前記シート材に切り目を入れるための切刃部を構成し、該切刃部を構成する該螺線突条の前記捩れ角度が75〜90度に設定され、該切刃部の下端側部分は、前記捩れ角度が80〜90度を呈し、且つ前記シート材に切り目を形成する垂直状切刃部として構成されており、又前記切刃部は、その突出方向で見た先端部分が鋭部に構成されていることを特徴とするものである。
前記杭において、前記先細部のうち、前記螺旋突条の下端よりも下側の部分を突き刺し部とするのがよい。
又、前記杭本体の前記上側部分は、前記螺旋突条が設けられていない軸部として構成するのがよい。又、前記一対の螺旋突条は、その全長に亘り、その突出方向で見た先端部分を鋭部に構成するのがよい。この場合、前記一対の螺旋突条は、前記杭本体の回転方向で見た前側の面の、該螺旋突条のその突出方向で見た先側部分を、先端に向けて傾斜面状に形成すると共に、該回転方向の後側部分は平滑面状に形成することによって、該螺旋突条の先端部分を鋭部に構成するのがよい。
前記杭において、前記捩れ角度を70〜75度に設定するのがよい。又、前記垂直状切刃部の長さを5mmに設定するのがよい。
本発明は以下の如き優れた効果を奏する。
(1) 本発明に係る杭は、棒状の杭本体の周面部に、一対の螺旋突条を対向状態に且つ同一方向の捩れ状態で突設し、該杭本体の下端側の部分は先細部とし、該先細部よりも上側の部分においては、該螺旋突条の突出量が等しく設定され、該螺旋突条の、杭本体の軸線と直角をなす平面に対する捩れ角度を60〜80度に設定してなる。又前記先細部においては、前記一対の螺旋突条は切刃部を構成されその下端側部分は垂直状切刃部として構成され、該垂直状切刃部の長さは前記シート材に等しい長さかこれよりも大きい長さに設定されている。
従って本発明によるときは、杭上端をハンマーで打圧すると、前記垂直状切刃部のカット作用によって、前記シート材に容易に切り目を形成できる。これにより、その後の該打圧によって該杭は、該シート材の巻き付きが防止されつつ回転して土中に埋入される。
このように本発明に係る杭は、杭上端を打圧するだけで杭本体を回転させながら土中に埋入させることができるだけでなく、前記垂直状切刃部のシート材カット作用によって、該シート材に初期切り目を形成できる。そして、その後の打圧により、該垂直状切刃部よりも上側に設けられている切刃部で該初期切り目が延長され、該切刃部の上端のカット作用により前記切り目が最大長さとなる。
従って、該最大長さの切り目を通して前記螺旋突条が下方に向けて進行できる。かかることから本発明によるときは、前記打圧の繰り返しによって、前記杭を前記シート材の巻き付きを防止しつつ回転させて土中に埋入させ得るという顕著な作用効果が得られるのである。そしてかかる埋入によって、隣り合う螺旋突条間と杭本体との間に土が食い込んだ状態となるため、杭の引き抜き抵抗力が増大したものとなり、地面に敷設されたシート材を確実に押えて止着できる。
又、地面に敷設されたシート材を貼り替える際や、災害現場等において一時的に敷設されたシート材を撤去する際は、前記杭を、逆回転させて容易に引き抜くことができる。
(2) 前記先細部のうち、前記螺旋突条の下端よりも下側の部分を突き刺し部とし、該突き刺し部の長さを前記シート材の長さよりも大なる長さに設定する場合は、該突き刺し部の下端部分を地面に接触させ或いは土中に稍埋入させた状態で、前記垂直状切刃部による前記シート材のカットを行うことができる。
これによって、前記杭の、その下端部分が地面に支持された立設状態をより安定的に保持でき、初期段階における切り目の形成を円滑に行うことができる。
(3) 前記杭本体の前記上側部分を、前記螺旋突条が設けられていない軸部として構成する場合は災害現場等において一時的に敷設されたシート材を撤去する際、前記杭をその引き抜き当初において無理やり引き上げたとしても、該軸部が前記切り目を異常に拡げるなどして該シート材を損傷することがない。これにより、取り外したシート材を再利用し易くなる。
(4) 前記一対の螺旋突条を、その全長に亘り、その突出方向で見た先端部分を鋭部に構成する場合は、該鋭部による土切り作用によって、杭上端の打圧に伴う杭本体の回転をより容易に行わせることができる。
(5) 前記垂直状切刃部の長さを5mmに設定する場合は、地面に敷設されるシート材の通常の厚さが5mm以下であることからして、杭の汎用性向上を期し得る。
本発明に係る杭を示す斜視図である。 その正面図である。 その使用状態説明図である。 杭本体の下端側の部分における各部横断面図である。 シート材を押えて止着した状態にある杭を引き抜く作業工程を説明する断面図である。 杭本体の周面部で突設されている螺旋突条の構成を説明する底面図である。 地面に敷設されたシート材の上面の所要部位に杭下端を当接させて杭を立設させた状態を示す説明図である。 杭上端を打圧することによって突き刺し部がシート材を貫通して孔部を形成し、該突き刺し部が地面に突き刺さった状態を示す説明図である。 その後の打圧により、垂直状切刃部が孔部の縁部をカットし始めた状態を示す説明図である。 その後の打圧により垂直状切刃部のカットが進み、突き刺し部の全体が土中に埋入された状態を示す説明図である。 その後の打圧により垂直状切刃部がシート材を貫通した状態を示す説明図である。 その後の打圧により切り目が最大長さに達した状態を、杭本体が若干回転した状態で示す説明図である。 前記押え板がシート材を押えた状態を示す平面図である。 従来のシート材押え杭の一例を示す斜視図である。 従来のシート材押え杭の他の例を示す斜視図である。 従来のシート材押え杭のその他の例を示す斜視図である。
図1〜3において本発明に係る杭1は、地面2に敷設されたシート材3を上端の押え部4で押えて止着するための杭であって、棒状の杭本体5の周面部6に、一対の螺旋突条7,7を対向状態に且つ同一方向の捩れ状態で一連に突設してなり、該杭本体5の下端側の部分(図1〜3に付した一点鎖線L1よりも下側の部分)9は、杭下端10に向けて細くなる先細部11とされている。そして該先細部11よりも上側の部分(図1〜2に付した一点鎖線L1よりも上側の部分)12においては、螺旋突条7a,7a(前記螺旋突条7,7の一部分)の突出量が等しく設定されると共に、該杭本体5を回転させながら前記杭1を打ち込み可能となし得るように、該螺旋突条7a,7aの該杭本体5の軸線L2と直角をなす平面13に対する捩れ角度θ(図2)を60〜80度に設定してなるものである。
そして前記先細部11においては、図4(A)〜図4(F)に示すように、その上端14からその下端15に向かうにつれて、螺旋突条7b,7b(前記螺旋突条7,7の一部分)の前記捩れ角度θが次第に大きくなると共に該螺旋突条7b,7bの突出量が次第に小さくなるように構成され、該螺旋突条7bの下端16においては該突出量がゼロとなるように構成されている。且つ、該先細部11において、その上端14からその下端15に向かうにつれて前記螺旋突条7b,7bの肉厚が次第に薄くなるように構成されている。図4(B)は、図4(A)において、前記先細部11よりも上側の部分12におけるa−a断面図であり、図4(c)は、図4(A)におけるb−b断面図であり、図4(D)は同c−c断面図であり、図4(E)は同d−d断面図であり、図4(F)は同e−e断面図である。
又図2〜4に示すように、前記先細部11に設けられている対向状態の螺旋突条7b,7bは切刃部17,17を構成し、該切刃部17,17の下端側部分19,19は、前記捩れ角度θが80〜90度を呈する垂直状切刃部20,20として構成されている。又該垂直状切刃部20,20の長さは、前記シート材3の厚さに等しい長さか、これよりも大なる長さに設定されている。そして本実施例においては、前記切刃部17,17は図4(B)〜図4(E)に示すように、その突出方向で見た先端部分21が鋭部に構成されている。
前記杭1は、このように、一対の螺旋突条7,7が、前記杭本体5の前記周面部6に対向状態に且つ同一方向の捩れ状態で突設され、又該螺旋突条7,7は、その全長に亘り、その突出方向で見た先端部分21,21が鋭部に構成されているため、杭上端22をハンマーで打圧すると、前記一対の螺旋突条7,7は、鋭部に構成された該先端部分21,21が土を切りながら、該螺旋突条7,7の稜線の捩れ傾斜に沿って回転しつつ土中に容易に埋入されていく。
以下、前記杭1の構成をより具体的に説明する。前記シート材3は、本実施例においては、厚さが例えば4mmである防草シート3aとして構成されており、該杭1は、該防草シート3aを地面2に押えて止着するものである。
そして前記杭本体5は、本実施例においては、径が11mm程度の横断面円形状の棒状に構成されており、図2に示すように、その上端23が、円板状を呈して前記シート材3を押える押え板25としての前記押え部4の下面26に連結されており(本実施例においては下面中央部26aに連結されており)、前記杭1は、全体が、例えばABS樹脂やAES樹脂、ポリカーボネート等の合成樹脂を以て一体に形成されている。
該押え板25は、図1〜2、図5に示すように、円板状基板部27上に、これよりも小径の第1の隆起部29が同心に設けられ、該第1の隆起部29上に、これよりも小径の第2の隆起部30が同心に設けられている。該押え板25の径(該円板状基板部27の径)は、前記一対の螺旋突条7,7の対向縁間の最大距離D(図2)よりも大きく設定され、本実施例においては60mmに設定されている。該第2の隆起部30の上面31が、ハンマーで打圧される前記杭上端22となる。そして該押え板25の上面部には、前記杭1を引き抜く際にこれを逆回転させるためのハンドル32を構成する軸体33 (図1、図5)を挿通させるための挿通孔(例えば6mm径)35が設けられている。該挿通孔35は、本実施例においては図1に示すように、前記第1、第2隆起部29,30をその直径方向に貫通するように設けられている。
該杭本体5の全長は例えば250mmに設定されると共に、前記先細部11の下端部分は、図2に示すように、下端に向かって細くなる鋭軸部36とされている。そして該杭本体5の前記周面部6に、前記のように、一対の螺旋突条7,7が対向状態に設けられており、該杭本体5の上側部分39は、該螺旋突条7,7が設けられておらず円柱軸部40として構成されている。
該杭本体5の前記周面部6で突設されている前記一対の螺旋突条7,7の外周41、41は、図1、図6に示すように、前記杭本体5の軸線L2と同心の同一円周面上にある。そして、該螺旋突条7,7は、前記のように、その全長に亘り、その突出方向で見た前記先端部分21,21が鋭部に構成されている。図1、図4においては、該一対の螺旋突条7,7は、前記杭本体5の回転方向Fで見た前側の面42の、該螺旋突条7のその突出方向で見た先側部分が、先端45に向けて傾斜面状(本実施例においては稍湾曲した傾斜面状)46に形成されると共に、該回転方向の後側の面47は平滑面状に形成されることによって、該螺旋突条7,7の先端部分21,21は、前記のように鋭部に構成されている。
ここで前記捩れ角度θについて説明する。前記先細部11に設けられて前記切刃部17,17を構成する前記螺旋突条7b、7bの前記捩れ角度θ( 図2)を75〜90度に設定し、前記垂直状切刃部20,20を構成する前記螺旋突条7b1,7b1の前記捩れ角度θを80〜90度に設定し、前記先細部11よりも上側の部分に設けられている前記螺旋突条7a,7aの前記捩れ角度θを60〜80度に設定しているのは、前記杭1の打ち込みによって前記切刃部17が前記シート材3を貫通して切り目を形成でき、その後の打ち込みに伴う杭本体5の回転の際に、該シート材3が該杭本体5に巻き付かないようにするためである。又、前記杭1の打ち込み抵抗力をそれ程大きくせず、然も、該杭1を打ち込んだ状態においては、前記シート材3を地面2に確実に押えて止着し得るだけの引き抜き抵抗力を発揮させ得るようにするためである。
該捩れ角度θは、好ましくは、該打ち込み抵抗力を比較的小さく設定し、且つ引き抜き抵抗力を比較的大きく確保できるように70〜75度に設定するのがよい。該捩れ角度θが75度よりも大きくなると該杭1を打ち込み易くはなるが該杭1の引き抜き抵抗力が低下するために好ましくはない。又、前記捩れ角度θが70度よりも小さくなると、該杭1の引き抜き抵抗力は増大するが、該杭1の打ち込み抵抗力が大きくなるために好ましくはない。図においては72度程度に設定されている。そして本実施例においては、該螺旋突条7a,7aの、前記周面部6からの突出量は8mm程度に設定されている。
又、前記先細部11の長さは50mm程度に設定され、該先細部11に設けられている対向状態の前記螺旋突条7,7の捩れ角度θは、本実施例においては、上端14において77度に設定されている。そして前記切刃部17の前記下端側部分19,19(図2(B)は、前記捩れ角度θが上端49において80度で下端50(螺旋突条7bの下端16)において85度に設定されて、前記軸線L2と略平行する略垂直状態を呈する前記垂直状切刃部20,20として構成されている。特に本実施例においては、該先細部11における前記螺旋突条7b,7bの下端(前記垂直状切刃部20,20の下端)16,16は、前記該先細部11の下端15の上側約15mm程度の部位に位置させてなり、前記先細部11に設けられている対向状態の該螺旋突条7b,7bの下端16,16よりも下側の部分は突き刺し部52とされている。該突き刺し部52の長さは、前記シート材3の厚さ(4mm)よりも大なる長さに設定される。本実施例においては、該長さが15mm程度に設定されている。
該垂直状切刃部20,20は図9〜10に示すように、前記シート材3に切り目53を入れるためのものであり、該垂直切状刃部20,20の長さは、地面2に敷設されるシート材の通常の厚さが5mm以下であることに鑑み、本実施例においては5mmに設定して前記杭1の汎用性を向上させている。該垂直状切刃部20,20の、前記周面部6からの突出量は、該垂直状切刃部20,20の上端49からその下端50に向けて小さく形成されており、該上端49においては1.5mmに設定され、その下端50においてはゼロに設定されている。
図7〜12、図3は、地面2に敷設された防草シート3aとしてのシート材3を前記杭1を打ち込んで押える作業工程と、その作用を説明するものである。先ず図7に示すように、該杭1を、該防草シート3aの上面57の所要部位58に杭下端10を当接させた立設状態とする。この状態で、前記杭上端22をハンマーで打圧する。これにより図8に示すように、前記突き刺し部52が、前記防草シート3aを貫通して孔部61を形成し、地面2に突き刺される。この状態で前記杭1は、その下端部分が地面に支持されて、前記立設状態がより安定的に保持される。
その後の打圧により、図9に示すように、対向状態にある切刃部17,17の下端側部分をなす前記垂直状切刃部20,20が該孔部61の縁部62に、その対向側で外向きに切り目53,53を入れるように該孔部61の縁部62をカットする。このカットは、該垂直状切刃部20,20の先端部分21,21が鋭部に形成されているため容易に行われる。以後、該垂直状切刃部20,20によって形成された切り目53,53を初期切り目53a,53aともいう。そして本実施例においては、該垂直状切刃部20,20の、前記軸線L2方向の長さが5mm程度に設定されると共に前記シート材3の厚さは4mm程度に設定されているため、該垂直状切刃部20,20は該シート材3の厚さの全長に亘って前記初期切り目53a,53aを形成できる。
その後の打圧によって、対向状態の該垂直状切刃部20,20と一連に連設されている、対向状態にある前記切刃部17,17が、該初期切り目53a,53aを更に延長させ、図10に示すように、前記突き刺し部52が土中に完全に埋入状態となる。その後の打圧によって、図11に示すように、対向状態にある該初期切り目53a,53aが前記シート材3の全厚さに亘って形成される。その後の打圧によって、図12に示すように、前記先細部11の上端14が前記シート材3の下面57に達すると、前記切り目53,53は最大長さとなる。この切り目53,53を最大切り目53b,53bともいう。該最大切り目53b,53bの長さは、前記切刃部17,17の上端における突出量に等しい長さであり、本実施例においては8mm程度の長さである。この間、該先細部11に設けられている対向状態の螺旋突条7b,7bは前記捩れ角度を有するために、該杭本体5は、該先細部11が地中に打ち込まれることによって若干回転する。或いは、この部分における螺旋突条7b,7bの捩れ角度θが大きいために、ほとんど回転しない。
そして、前記先細部11よりも上側の部分12においては、対向状態にある前記螺旋突条7,7の捩れ角度が、60〜80度、図においては72度に設定されているため、前記杭本体5の打ち込みに伴い該杭本体5は回転しながら土中に順次埋入されていく。従って、杭本体5を回転させるための回転工具を必要としない。又、回転工具用の電源を用意する必要もない。該打ち込みに伴う杭本体5のかかる回転は、本実施例においては、対向状態にある一対の螺旋突条7,7が、該杭本体5の周面部6に同一方向の捩れ状態で一連に突設されており、且つ該螺旋突条7,7がその全長に亘り、その突出方向で見た先端部分21,21が鋭部に構成されているため、容易に行われるのである。
又、前記先細部11の上端よりも上側においては、前記螺旋突条7,7の前記周面部6からの突出量が一定であるため、前記杭本体5の打ち込みに伴い、前記最大切り目53bを拡げることなく杭本体5が回転しながら土中に埋入していく。かかる埋入によって、上下隣り合う螺旋突条7a,7b間と前記杭本体5との間に土が食い込んだ状態となるため、前記杭1の引き抜き抵抗力が増大したものとなる。最終的には図3に示すように、前記円柱軸部40も地中に埋入された状態で、前記押え板25の下面26が前記シート材3の表面57に当接し、これによって、該押え板25によるシート材3の地面2に対する押えが確実に得られ、該シート材3が地面2に止着されることとなる。この状態で、図3、図13に示すように、前記シート材3に形成された前記孔部61の内周縁部65が該円柱軸部40に接する状態にあり、且つ、該押え板25が前記シート材3に形成された前記最大切り目53bを上側から覆うため、該最大切り目53bを通して草が生えてくるのを防止できることとなる。
このようにして地面に敷設されたシート材3を貼り替える際や、災害現場等において一時的に敷設されたブルーシート等のシート材を撤去する際は、前記杭1に設けられている前記挿通孔35に、図1、図5に示すように軸体33を挿入し、前記杭1を逆方向に回転させる。この回転操作は、最初はある程度の回転力を必要とするがその後は、該杭1を、楽に逆回転させて容易に引き抜くことができる。
このようにして該杭1を引き抜く際、本実施例においては図3に示すように、前記杭本体5の上側部分が円柱軸部40として構成されており、該円柱軸部40が前記孔部61に存するため、該杭1の引き抜き当初においてこれが無理やり引き上げられたとしても、前記切り目53や前記孔部61を異常に拡げる等、前記シート材3を損傷することがない。これにより、取り外したブルーシート等のシート材3を再利用し易くなる。
本発明は、前記実施例で示したものに限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。その一例を挙げれば次のようである。
(1) 前記一対の螺旋突条7,7は、前記杭本体5の全長に亘って設けられることもある。
(2) 前記杭本体5は、横断面円形状を呈する棒状に構成されることの他、該杭本体5を回転させながら打ち込み可能となし得る限り、横断面が楕円形状等を呈する如く構成されることもある。又、該杭本体5の補強のために、その延長方向に溝部を設けたり、該杭本体5の表面に螺旋状の小リブを設けることもある。特に、前記円柱軸部40に該螺旋状の小リブを設ける場合は、該小リブを、前記一対の螺線突条7a,7aの上端に、該螺旋突条7a,7aと同一方向の捩れ状態で且つ同一の捩れ角度で、例えば3mm程度の突出量で設けるのがよい。
(3) 前記垂直状切刃部20の前記捩れ角度θは90度のこともある。即ち前記杭本体5の軸線L2と平行する垂直状態に設けられることもある。
(4) 前記突き刺し部52は省略されることもある。この場合は、前記垂直状切刃部20の下端50が前記先細部11の下端に合致する。
(5) 前記押え板25は、前記杭本体5の上端23に対して傾動可能に設けることもできる。例えば、該杭本体5の上端で突出した軸部を該押え板25に設けた孔部に遊挿させ且つ該押え板25を抜け止めする。これによって、前記杭1が地面2に対して稍傾いて打ち込まれた状態においても、該押え板25が正しく前記シート材3の上面を押圧できる。
(6) 本発明に係る杭1は、法面や、前記シート材が敷設される地面の起伏によっては、斜め方向に打圧されることもある。
(7) 前記杭本体5の径や前記螺旋突条7a,7aの前記周面部6からの突出量は、該杭本体5の全長に応じて所要に設定されるものであり、該全長は、180〜360mm等に設定されることもある。該全長が例えば180mmに設定される場合は、前記径を10mm程度に設定でき且つ前記突出量を7mm程度に設定できる。又該全長が300〜360mmに設定される場合は、前記径を12mm程度に設定でき且つ前記突出量を8mm程度に設定できる。
(8) 前記一対の螺線突条7,7の、その突出方向で見た先端部分21,21を鋭部に構成する場合、前記の他、該鋭部を断面二等辺三角形状等に構成してもよい。
(9) 本発明に係る杭は、シート材を地面等に押えて止着するために使用できる他、テント等の屋外設置物、その他の各種設置物の浮き上がりを防止するために使用することもできる。
1 回転式のシート材押え杭
2 地面
3 シート材
5 杭本体
6 周面部
7 螺旋突条
9 下端側の部分
10 杭下端
11 先細部
12 上側の部分
17 切刃部
20 垂直状切刃部
22 杭上端
25 押え板
52 突き刺し部
53 切り目
61 孔部
62 縁部

Claims (7)

  1. 地面に敷設されたシート材を上端の押え部で押さえて止着するための打ち込み回転式のシート材押え杭であって、
    棒状の杭本体の周面部に、一対の螺旋突条を対向状態に且つ同一方向の捩れ状態で突設してなり、該杭本体の下端側の部分は、下端に向けて細くなる先細部とされ、該先細部よりも上側の部分においては、該螺旋突条の突出量が等しく設定されると共に、該杭本体を回転させながら打ち込み可能となし得るように, 前記螺旋突条の、該杭本体の軸線と直角をなす平面に対する捩れ角度を60〜80度に設定してなり、
    前記先細部においては、その上端からその下端に向かうにつれて、前記螺旋突条の前記捩れ角度が次第に大きくなると共に該螺旋突条の突出量が次第に小さくなるように構成され、該螺旋突条の下端においては該突出量がゼロとなるように構成されており、且つ、該先細部においては、その上端からその下端に向かうにつれて前記螺旋突条の肉厚が次第に薄くなるように構成されており、
    該先細部に設けられている対向状態の螺旋突条は、前記シート材に切り目を入れるための切刃部を構成し、該切刃部を構成する該螺線突条の前記捩れ角度が75〜90度に設定され、該切刃部の下端側部分は、前記捩れ角度が80〜90度を呈し、且つ前記シート材に切り目を形成する垂直状切刃部として構成されており、
    又前記切刃部は、その突出方向で見た先端部分が鋭部に構成されていることを特徴とする打ち込み回転式のシート材押え杭。
  2. 前記先細部のうち、前記螺旋突条の下端よりも下側の部分は突き刺し部とされていることを特徴とする請求項1記載の打ち込み回転式のシート材押え杭。
  3. 前記杭本体の前記上側部分は、前記螺旋突条が設けられていない軸部として構成されていることを特徴とする請求項1記載の打ち込み回転式のシート材押え杭。
  4. 前記一対の螺旋突条は、その全長に亘り、その突出方向で見た先端部分が鋭部に構成されていることを特徴とする請求項1記載の打ち込み回転式のシート材押え杭。
  5. 前記一対の螺旋突条は、前記杭本体の回転方向で見た前側の面の、該螺旋突条のその突出方向で見た先側部分が、先端に向けて傾斜面状に形成されると共に、該回転方向の後側部分は平滑面状に形成されることによって、該螺旋突条の先端部分が鋭部に構成されていることを特徴とする請求項1記載の打ち込み回転式のシート材押え杭。
  6. 前記捩れ角度が70〜75度に設定されていることを特徴とする請求項1記載の打ち込み回転式のシート材押え杭。
  7. 前記垂直状切刃部の長さが5mmに設定されていることを特徴とする請求項1記載の打ち込み回転式のシート材押え杭。
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