JPS646429Y2 - - Google Patents

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JPS646429Y2
JPS646429Y2 JP16711981U JP16711981U JPS646429Y2 JP S646429 Y2 JPS646429 Y2 JP S646429Y2 JP 16711981 U JP16711981 U JP 16711981U JP 16711981 U JP16711981 U JP 16711981U JP S646429 Y2 JPS646429 Y2 JP S646429Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
screw member
moving
resonance
screw
bearing bodies
Prior art date
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Expired
Application number
JP16711981U
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English (en)
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JPS5872553U (ja
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Publication date
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Publication of JPS5872553U publication Critical patent/JPS5872553U/ja
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Publication of JPS646429Y2 publication Critical patent/JPS646429Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、キヤレツジの如き移動部材を移動
させる移動装置に関するものであり、特に共振を
防止することができる移動装置に関するものであ
る。
一般に、従来の移動装置に使用されるボールネ
ジの如き螺子部材にあつては、その螺子部材の径
が小さい場合、あるいは上記螺子部材の支点間の
距離が大きい場合等に作動させると、上記螺子部
材のたわみなどのため、共振現象が起こるもので
あつた。従つて、上記共振現象のため、上記螺子
部材は大きく振動し、上記螺子部材と螺合してい
るキヤリツジ等の移動部材の動作に悪影響を及ぼ
し、騒音を大きくする等の問題点が生じるもので
あつた。
従来、上述の如き共振現象を防止するために、
螺子部材の回転数を抑える、螺子部材の径を大き
くする、あるいは螺子部材の支点間距離を狭くす
る等の方法が取られていた。しかしながら、上記
の方法では、螺子部材の回転数、径、支点間距離
などが制限される欠点が生じるものであつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、その目的とするところは、螺
子部材の径を小さくし、螺子部材の支点間距離を
広くし、螺子部材の回転数を高くした場合にも、
共振を防止することができる移動装置を提供する
ものである。
この目的を達成するために、この考案は、機台
3に設けられた軸受体7,7′と、上記軸受体7,
7′に端部を回転自在に軸支された螺子部材9と、
上記螺子部材9に螺合する移動部材19とからな
る装置の前記軸受体7,7′と前記移動部材19
との間に、前記螺子部材9を回転自在に支持し前
記機台3に移動自在に支持された共振防止部材2
1,21′を設けたものである。
以下、この考案の1実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
なお、以後の説明において、「前後」とは第1
図において図面の表側に相当する方向を「前」、
裏側に相当する方向を「後」と定義し、「左右」
とは第1図において左側に相当する方向を「左」、
右側に相当する方向を「右」と定義し、「上下」
とは第1図において上側に相当する方向を「上」、
下側に相当する方向を「下」と定義する。
第1図は、この考案を実施した移動装置の主要
正断面図を示すもので、移動装置1は、次のよう
な構成となつている。先ず、機台3の上面には、
適宜間隔を保つて、それぞれ対向する軸受部5,
5′を有する2個の軸受体7,7′が設けられてい
る。上記軸受体7,7′の軸受部5,5′には、ボ
ールネジの如き螺子部材9の両端の軸部11,1
1′がそれぞれ回転自在に軸支されており、上記
螺子部材9の左側先端部13には、駆動装置(図
示省略)よりの動力を伝達する帯状部材15が懸
回されているプーリー17が固定して取り付けら
れている。前記軸受体7,7′の間には、キヤレ
ツジの如き移動部材19が上記螺子部材9に螺合
して設けられ、上記螺子部材9の回転動作によつ
て上記螺子部材9の軸方向(左右方向)に移動自
在となるように設けられている。
次に、前記軸受体7と前記移動部材19との間
には、前記螺子部材9を回転自在に支持すると共
に、前記機台3に移動自在に支持された共振防止
部材21が設けられている。すなわち、前記機台
3上には、ガイドレールの如きガイド部材23が
固定して設けられており、前記共振防止部材21
は、上記ガイド部材23と係合し前記螺子部材9
の軸方向(左右方向)に移動自在に設けられてい
る基部25と、上記基部25上に固定して設けら
れ前記螺子部材9をブツシユの如き円筒形状の緩
衝部材27を介して支持する孔状の支持部29を
有する支持部材31とから構成されている。
前記共振防止部材21と同様に、前記軸受体
7′と前記移動部材19との間には、前記共振防
止部材21と同様の共振防止部材21′が設けら
れている。
次に、上記構成における実施例の作用について
説明する。
第1図に示す如き状態において、前記螺子部材
9を回転駆動され、前記移動部材19を左方向へ
移動させる場合、回転数が高い場合でも、前記移
動部材19が前記共振防止部材21に接触するま
で、すなわち前記移動部材19と前記共振防止部
材21′との間隔Xが、ある一定の値A(前記螺子
部材9の径および回転数等によつて決定される)
までは前記共振防止部材21,21′が支点とし
て前記螺子部材9を支持するため、前記螺子部材
9は共振しない。そして、前記移動部材19が、
前記共振防止部材21を前記ガイド部材23上の
左方向へ移動させながらさらに左方へ移動する
と、前記間隔Xは、前記一定の値Aより大きくな
り、前記螺子部材9は共振し始める。
しかし、前記螺子部材9が共振し始めると、も
う一方の前記共振防止部材21′は、上記共振動
作のため前記共振防止部材21′の緩衝部材2
7′と前記螺子部材9との間に抵抗が生じ、前記
螺子部材9が前記移動部材19を左方向へ移動さ
せるように回転しているため、左方向へ付勢され
る。それにより前記共振防止部材21′は、前記
ガイド部材23上を左方向すなわち前記移動部材
19の方向へ移動させられる。前記共振防止部材
21′が左方向へ移動すると、前記間隔Xは、よ
り大きくなることなくほぼ一定に保持されること
となり、前記共振防止部材21,21′が支点と
して前記螺子部材9を支持し、前記螺子部材9の
共振がより大きくなることを抑制し、螺子部材9
の大きな振動を防止しているものである。
よつて、前記螺子部材9の径を小さくし、螺子
部材9の支点間距離すなわち前記軸受体7,7′
間の距離を広くし、前記螺子部材9の回転数を高
くした場合にも、前記一定の値Aを、上記条件に
合わせて設定すれば、前記移動装置1は共振する
ことなく作動するものである。
この考案は、実用新案登録請求の範囲に記載の
構成を有するものであるから、螺子部材の径を小
さくし、螺子部材の支点間距離を広くし、螺子部
材の回転数を高くした場合にも、共振を防止する
ことができるものである。
なお、この考案は、前述の実施例に限定される
ものではなく、前述の実施例以外の態様でもこの
考案を実施しうるものである。
また、実用新案登録請求の範囲中に便宜上付し
た符号は、この考案の技術的範囲を限定するもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案を実施した移動装置の主要
正断面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、3……
機台、7,7′……軸受体、9……螺子部材、1
9……移動部材、21,21′……共振防止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台3に設けられた軸受体7,7′と、上記軸
    受体7,7′に端部を回転自在に軸支された螺子
    部材9と、上記螺子部材9に螺合する移動部材1
    9とからなる装置の前記軸受体7,7′と前記移
    動部材19との間に、前記螺子部材9を回転自在
    に支持し前記機台3に移動自在に支持された共振
    防止部材21,21′を設けたことを特徴とする
    移動装置。
JP16711981U 1981-11-11 1981-11-11 移動装置 Granted JPS5872553U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16711981U JPS5872553U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 移動装置

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JP16711981U JPS5872553U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 移動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5872553U JPS5872553U (ja) 1983-05-17
JPS646429Y2 true JPS646429Y2 (ja) 1989-02-20

Family

ID=29959232

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JP16711981U Granted JPS5872553U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 移動装置

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JP (1) JPS5872553U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104671A (ja) * 1983-11-08 1985-06-10 松下電器産業株式会社 産業用ロボツト
JP2923951B2 (ja) * 1988-09-07 1999-07-26 日本精工株式会社 送りねじ支持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5872553U (ja) 1983-05-17

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