JPS64624Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS64624Y2 JPS64624Y2 JP1982008244U JP824482U JPS64624Y2 JP S64624 Y2 JPS64624 Y2 JP S64624Y2 JP 1982008244 U JP1982008244 U JP 1982008244U JP 824482 U JP824482 U JP 824482U JP S64624 Y2 JPS64624 Y2 JP S64624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- antenna
- receiver
- signal
- controller
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
海洋漁業においては、漁網のブイにトランスポ
ンダを取付けて、船から発射したレーダ波に応答
させることにより網の位置を常時確認するレーダ
装置が用いられる。この装置は船の送信用レーダ
アンテナを回転させると共にブラウン管等の受像
画面をアンテナの回転と同期的に走査して、トラ
ンスポンダから送られて来るパルスをその画面に
表わすことによりブイの位置を観測するものであ
る。しかし船がブイに接近すると、送信アンテナ
のサイドローブあるいは船舶の各部等で乱反射し
たレーダ波にトランスポンダが応答して、送信ア
ンテナの向きに関係なく画面の各所に偽像が現れ
るために観測が困難になる。本考案はこのような
欠点を除去しようとするものである。
ンダを取付けて、船から発射したレーダ波に応答
させることにより網の位置を常時確認するレーダ
装置が用いられる。この装置は船の送信用レーダ
アンテナを回転させると共にブラウン管等の受像
画面をアンテナの回転と同期的に走査して、トラ
ンスポンダから送られて来るパルスをその画面に
表わすことによりブイの位置を観測するものであ
る。しかし船がブイに接近すると、送信アンテナ
のサイドローブあるいは船舶の各部等で乱反射し
たレーダ波にトランスポンダが応答して、送信ア
ンテナの向きに関係なく画面の各所に偽像が現れ
るために観測が困難になる。本考案はこのような
欠点を除去しようとするものである。
第１図は本考案実施例の構成を示した図で、漁
船１にはレーダ波の送信機２および漁網に結着し
たブイ等から送られて来る応答波の受信機３を設
けてある。この送信機２の指向性アンテナ４を矢
印ａのように毎分10〜20回程度の速度で連続回転
すると共に受信機３の検波出力をブラウン管のよ
うな指示器５に加えてその画面をアンテナ４と同
期的に例えば円形に走査するようにしてある。従
つてアンテナ６で受信された応答パルス７が送信
アンテナ４の方向と対応する位置に表われる。
船１にはレーダ波の送信機２および漁網に結着し
たブイ等から送られて来る応答波の受信機３を設
けてある。この送信機２の指向性アンテナ４を矢
印ａのように毎分10〜20回程度の速度で連続回転
すると共に受信機３の検波出力をブラウン管のよ
うな指示器５に加えてその画面をアンテナ４と同
期的に例えば円形に走査するようにしてある。従
つてアンテナ６で受信された応答パルス７が送信
アンテナ４の方向と対応する位置に表われる。
また例えば漁網に結着したブイ８にはレーダ波
の受信アンテナ９を設けて、その出力を受信機１
０で増幅すると共に検波し、この検波出力を制御
器１１および計数器１２に加えてある。計数器１
２は例えば15分の１秒毎に入力パルスを繰返して
計数し、その計数値が例えば４５を越すと信号発
生器１３に起動信号を加える。信号発生器１３は
上述の起動信号を加えられると、レーダ波のアン
テナ４が１回転する時間より多少短かい時間、例
えば５秒間の時間幅を有する信号を制御器１１に
加え、制御器１１はこの信号によつて入力信号を
減衰させる。制御器１１の出力はパルス発生器１
４を起動して例えば数十μSの時間幅の送信パル
スを発生させ、送信機１５はこのパルスで変調さ
れたトランスポンダ波をアンテナ１６から発射す
る。前記アンテナ６はこの電波を受信して応答パ
ルス７を得るものである。
の受信アンテナ９を設けて、その出力を受信機１
０で増幅すると共に検波し、この検波出力を制御
器１１および計数器１２に加えてある。計数器１
２は例えば15分の１秒毎に入力パルスを繰返して
計数し、その計数値が例えば４５を越すと信号発
生器１３に起動信号を加える。信号発生器１３は
上述の起動信号を加えられると、レーダ波のアン
テナ４が１回転する時間より多少短かい時間、例
えば５秒間の時間幅を有する信号を制御器１１に
加え、制御器１１はこの信号によつて入力信号を
減衰させる。制御器１１の出力はパルス発生器１
４を起動して例えば数十μSの時間幅の送信パル
スを発生させ、送信機１５はこのパルスで変調さ
れたトランスポンダ波をアンテナ１６から発射す
る。前記アンテナ６はこの電波を受信して応答パ
ルス７を得るものである。
このような装置において、レーダ波の送信アン
テナ４から発射される電波のビーム幅を仮りに２
度とし、送信パルスの繰返し周波数を1000Hz、ア
ンテナ４の回転速度を毎分10回と仮定すると、ブ
イの受信アンテナ９に正規のレーダ波が連続的に
入射する時間は30分の１秒間であつてこの間に33
個のパルスが受信される。従つて前述のように計
数器１２が15分の１秒毎に繰返して計数を行うも
のとすると、受信機１０がレーダ波の送信アンテ
ナ４から正規に発射された電波を受信したとき
は、その計数値が45以下の33となるために信号発
生器１３には信号が加わることなく計数器１２が
リセツトされる。しかし船がブイに近附くと、ブ
イの受信機１０がレーダ波の主ビームだけでなく
送信アンテナ４のサイドローブあるいは船体の各
部による反射波等にも応動して出力を送出する。
その出力が制御器１１および計数器１２に加わる
から、計数器１２は例えば主ビームによる受信出
力パルスを計数したのち引続いてサイドロープに
よる出力を計数する。従つて計数器１２から信号
発生器１３に起動信号が加えられて、該信号発生
器が前述のように例えば５秒間の制御信号を制御
器１１に加えてその出力を減衰させる。このため
その後は送信アンテナ４のサイドローブあるいは
船体による反射波等で受信機１０から出力が送出
された場合でもパルス発生器１４はこれに応動す
ることなく、送信機１５は休止状態を維持する。
しかし５秒間を経過すると制御信号が消滅して制
御器１１の出力が増大するから、次に送信アンテ
ナ４の主ビームがブイの受信アンテナ９に入射し
た場合は制御器１１から確実に大きな出力が送出
されて、パルス発生器１４が起動する。また仮り
に制御器１１に制御信号が加わつている状態で送
信アンテナ４の主ビームがブイの受信アンテナ９
に入射すると、この場合は受信機１０の出力が極
めて大きいためにパルス発生器１４から送信パル
スが送出されて、ブイの送信機１５が動作し、船
の指示器５に応答パルス７が表われる。
テナ４から発射される電波のビーム幅を仮りに２
度とし、送信パルスの繰返し周波数を1000Hz、ア
ンテナ４の回転速度を毎分10回と仮定すると、ブ
イの受信アンテナ９に正規のレーダ波が連続的に
入射する時間は30分の１秒間であつてこの間に33
個のパルスが受信される。従つて前述のように計
数器１２が15分の１秒毎に繰返して計数を行うも
のとすると、受信機１０がレーダ波の送信アンテ
ナ４から正規に発射された電波を受信したとき
は、その計数値が45以下の33となるために信号発
生器１３には信号が加わることなく計数器１２が
リセツトされる。しかし船がブイに近附くと、ブ
イの受信機１０がレーダ波の主ビームだけでなく
送信アンテナ４のサイドローブあるいは船体の各
部による反射波等にも応動して出力を送出する。
その出力が制御器１１および計数器１２に加わる
から、計数器１２は例えば主ビームによる受信出
力パルスを計数したのち引続いてサイドロープに
よる出力を計数する。従つて計数器１２から信号
発生器１３に起動信号が加えられて、該信号発生
器が前述のように例えば５秒間の制御信号を制御
器１１に加えてその出力を減衰させる。このため
その後は送信アンテナ４のサイドローブあるいは
船体による反射波等で受信機１０から出力が送出
された場合でもパルス発生器１４はこれに応動す
ることなく、送信機１５は休止状態を維持する。
しかし５秒間を経過すると制御信号が消滅して制
御器１１の出力が増大するから、次に送信アンテ
ナ４の主ビームがブイの受信アンテナ９に入射し
た場合は制御器１１から確実に大きな出力が送出
されて、パルス発生器１４が起動する。また仮り
に制御器１１に制御信号が加わつている状態で送
信アンテナ４の主ビームがブイの受信アンテナ９
に入射すると、この場合は受信機１０の出力が極
めて大きいためにパルス発生器１４から送信パル
スが送出されて、ブイの送信機１５が動作し、船
の指示器５に応答パルス７が表われる。
第２図は上述の指示器５を拡大した図であり、
また第３図は従来の装置による同様の画面であ
る。すなわち指示器５のブラウン管に半径方向の
走査線を画かせて、その走査線を矢印ｂのように
アンテナ４と同期的に回転し、受信機３の出力で
輝度変調を加えたもので、本考案の装置はブイ８
等におけるトランスポンダが偽パルスを送出しな
いために、第２図のように正規の応答パルス７の
みが明瞭に現れる。これに対して従来の装置は送
信アンテナのサイドローブあるいは船体による反
射波等に応答したトランスポンダ波が受信されて
第３図のように多数の偽パルス１７，１７……が
現れ、真の応答パルスの選別が困難になる。
また第３図は従来の装置による同様の画面であ
る。すなわち指示器５のブラウン管に半径方向の
走査線を画かせて、その走査線を矢印ｂのように
アンテナ４と同期的に回転し、受信機３の出力で
輝度変調を加えたもので、本考案の装置はブイ８
等におけるトランスポンダが偽パルスを送出しな
いために、第２図のように正規の応答パルス７の
みが明瞭に現れる。これに対して従来の装置は送
信アンテナのサイドローブあるいは船体による反
射波等に応答したトランスポンダ波が受信されて
第３図のように多数の偽パルス１７，１７……が
現れ、真の応答パルスの選別が困難になる。
第１図は本考案実施例の構成を示した図、第２
図は本考案のトランスポンダを用いた場合におけ
る受像画面の一例、第３図は従来の装置における
受像画面の一例である。なお図において、１は
船、２は送信機、３は受信機、４は指向性アンテ
ナ、５は指示器、６はアンテナ、７は応答パル
ス、８はブイ、９は受信アンテナ、１０は受信
機、１１は制御器、１２は計数器、１３は信号発
生器、１４はパルス発生器、１５は送信機、１６
はアンテナ、１７は偽パルスである。
図は本考案のトランスポンダを用いた場合におけ
る受像画面の一例、第３図は従来の装置における
受像画面の一例である。なお図において、１は
船、２は送信機、３は受信機、４は指向性アンテ
ナ、５は指示器、６はアンテナ、７は応答パル
ス、８はブイ、９は受信アンテナ、１０は受信
機、１１は制御器、１２は計数器、１３は信号発
生器、１４はパルス発生器、１５は送信機、１６
はアンテナ、１７は偽パルスである。
Claims (1)
- レーダ波の受信機と、上記受信機の出力パルス
を一定時間毎に計数する計数器と、上記計数器の
計数値が一定の値を越したとき所定の時間幅の信
号を送出する信号発生器と、上記信号発生器の出
力信号によつて前記受信機の出力を減衰させる制
御器と、上記制御器の出力に応動して送信パルス
を送出するパルス発生器と、上記パルス発生器の
出力で所定の周波数の無線出力を変調して送信す
る送信機とよりなるレーダ装置のトランスポン
ダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP824482U JPS58112983U (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | レ−ダ装置のトランスポンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP824482U JPS58112983U (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | レ−ダ装置のトランスポンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58112983U JPS58112983U (ja) | 1983-08-02 |
| JPS64624Y2 true JPS64624Y2 (ja) | 1989-01-09 |
Family
ID=30020955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP824482U Granted JPS58112983U (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | レ−ダ装置のトランスポンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58112983U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4531553Y1 (ja) * | 1966-02-28 | 1970-12-03 |
-
1982
- 1982-01-26 JP JP824482U patent/JPS58112983U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4531553Y1 (ja) * | 1966-02-28 | 1970-12-03 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58112983U (ja) | 1983-08-02 |
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