JPS64601Y2 - - Google Patents

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JPS64601Y2
JPS64601Y2 JP1978043168U JP4316878U JPS64601Y2 JP S64601 Y2 JPS64601 Y2 JP S64601Y2 JP 1978043168 U JP1978043168 U JP 1978043168U JP 4316878 U JP4316878 U JP 4316878U JP S64601 Y2 JPS64601 Y2 JP S64601Y2
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JP
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probe
force
piston
pulp
cylinder
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JP1978043168U
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JPS54146289U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はパルプ液の流れの中にプルーブを挿入
し、そのプルーブに作用する剪断力によるパルプ
濃度を測定するパルプ濃度計に関するもので、特
に、前記力棒のダンピング機構に関するものであ
る。
<従来技術> パルプ液の中にプルーブを挿入すると、プルー
ブはパルプ繊維より剪断力を受ける。そのプルー
ブの受ける剪断力は一般にパルプ液の濃度の関数
となり、他の影響を余り受けない。一般にプルー
ブの受けた剪断力は、プルーブを支持する力棒の
端部に設けられたフオースバランス機構等の変換
部により取り出される。そして前記力棒には急激
な入力の変化や短時間に受ける入力の変化を緩和
するためにダンピング機構が用いられる。
第1図に従来方式によるダンピング機構を示
す。本図においては矢印A′方向に流れるパルプ
液の中に略流線形板状のプルーブ22が先端22
a部で力棒20に固定され、この力棒20はダン
ピング機構部31を介して変換部3にプルーブ2
2で受けた力を伝える。ダンピング機構部31内
には粘度の高いダンピングオイル311が封入さ
れている、力棒20が通る管体の貫通孔部11は
ベローズ312により封じられている。またダン
ピング機構31内で、力棒20には円筒形の摩擦
機構313が同軸上に取り付けられ、この摩擦機
構313がダンピングオイル311による抵坑を
受けて、プルーブ22の急激な変位を吸収する。
しかし、プルーブ22が大きな力の変化を受ける
と、ダンピング機構31内では力棒20が振り子
のように動きダンピング動作をおこなうため、出
力にオーバーシユートを生じることがあつた。
即ち第2図のグラフの如く横軸tの時刻0で急
激にプルーブ22が大きな力を受けると、縦軸の
出力(OUTPUT)はオーバーシユートを起こし
た後安定する。
このように出力がオーバーシユートを起こすと
出力が安定しないばかりでなく、例えば出力に対
して下限警報動作をさせる様な場合は、実際には
入力が下限の範囲を越えていなくても大きな力の
変化を受ける毎にオーバーシユートを生じて下限
の警報動作を働かせるという不都合が生じる。
又、大きな力を受ける毎に力棒が振り子の様な
動きをするのでその分だけ無駄な動きとなり、例
えばシールベローズ312の早期破壊の原因とも
なる。更に温度変化によりダンピングオイルの粘
性が変化するので常に一定のダンビング効果を期
待することができず、ダンピングの時定数を変え
たい場合はダンピングオイルを交換しなければな
らないという欠点がある。
又他の従来技術として実開昭51−93093号公報
に示された振動減衰用オイルダンパー装置があ
る。前記オイルダンパー装置では、振動体に相対
向してピストン及びシリンダーが設けられる。前
記シリンダーはピストンにより2分され相対向す
る室の一方が連結配管によつて結合され、他の室
は大気解放とされている。
しかし前記オイルダンパー装置は相対向する室
の一方が一本の連結配管により結合されているだ
けなのでピストンとシリンダーの摺動部のシール
を完全に行う必要がある。又周囲温度が変化して
シリンダーや配管内のオイルが膨脹した場合、こ
の膨脹したオイルの逃げ場がないので全体として
堅牢に作らねばならないという欠点がある。
<考案の目的> 本考案は前記従来装置の欠点を解決するために
なされたもので、その目的は第2図に示した如
く、大きな力がかかつても振り子のような動作を
せず、従つてオーバーシユートをせず、また実開
昭51−93093号公報に示された従来方式の如く、
ピストンとシリンダーの摺動部に完全なシールを
要求することなく、全体として堅牢に作る必要の
ない構造のダンピング機構を提供するものであ
る。
<考案の構成> 前記考案の目的を達成する本考案の構成は、パ
ルプ液の流れの中にプルーブが浸漬され、そのプ
ルーブに作用する前記パルプ液による剪断力を、
前記プルーブを支持する力棒を介して検出してパ
ルプ液の濃度を測定するパルプ濃度計において、
前記力棒の一端に固定された一対の接続棒と、前
記接続棒の他端に設けられた蓋部を有する一対の
ピストンと、前記ピストンに摺合し、前記蓋部で
密閉されたベローズを有する一対のシリンダと、
前記シリンダ内に形成され、前記ピストンにより
前後に2分された容量可変室の対向する側のそれ
ぞれを2本のパイプにて連結し、前記パイプの小
なくとも一方に絞り機構を設け、前記シリンダ及
び前記パイプ内にオイルを封入したことを特徴と
するものである。
<実施例> 第3図は本考案実施装置の要部、即ちダンピン
グ機構部を一部断面で示した図である。力棒20
は一端がプルーブ(図示せず)に固定され、その
他端は例えばフオースバランス力棒20の変化方
向Fの前後には、第1のピストン装置401と第
2のピストン装置402とが相対向して固定配置
されている。夫々のピストン装置401及び40
2のシリンダー411及び412の相対向しあう
端は、夫々ベローズ431及び432と蓋部44
1及び442により密閉されている。また夫々の
シリンダー411及び412に摺合したピストン
421及び422は夫々蓋部441及び442に
固定されており、ピストン421及び422とシ
リンダー411及び412との摺合部を境に、ピ
ストン装置はシリンダ内壁及びピストンによりつ
くられる第一の容量可変室451,452と、シ
リンダ内壁、ベローズ蓋部によりつくられる第2
の容量可変室461,462とに前後に2分され
ている。また、ピストン421,422に固定さ
れた蓋部441,442には接続棒201,20
2の一端が垂直に固定され、これら接続棒の他端
は力棒の一端203に連結されている。ピストン
装置401,402の第1の容量可変室451,
452はパイプ5により互に連結されパイプ5の
途中にはパイプの径を可変に絞り得る絞り機構6
が設けられている。一方第2容量可変室461,
462はバイパスパイプ7により互いに連通され
ており、第1容量可変室451,452及び第2
容量可変室461,462、パイプ5、絞り機構
6およびバイパスパイプ7内にはオイルが封入さ
れている。この様な構成の本考案実施装置で、プ
ルーブに於てパルプ液より受けた力は力棒20の
一端203で力Fとして作用する。これにより力
棒の一端203にて接続棒201,202を介し
て力棒と連動するピストン421,422が力F
の方向に動く。第3図に於ては、力Fは矢印方
向、即ちピストン421,422を左に動かす方
向に作動しているため、第1のピストン装置の第
1容量可変室451、及び第2容量可変室461
は共に容積が小さくなり前記ピストン装置の第
1,第2容量可変室のオイルは夫々パイプ5及び
バイパスパイプ7を通り第2のピストン装置の第
1容量可変室452及び第2容量可変室462へ
移動する。このときパイプ5及びバイパスパイプ
7を移動するオイルの管路抵坑により、又絞り機
構6により調整される抵坑により、ピストン42
1と422の移動速度をおさえ、力棒20の変位
する早さを規制することができる。
<考案の効果> 以上実施例と共に具体的に説明したように本考
案によれば従来例の第1図に示した構造の様にオ
ーバーシユートがほとんどなく、また実開昭51−
93093号公報の構造とは異なり第1の容量可変室
と第2の容量可変室の夫々を2本のパイプにより
連通したので、ピストンとシリンダーのシールは
必ずしも完全でなくてもよい。またシリンダーに
はベローズを設けたので周囲温度が変化してオイ
ルの膨脹があつても、前記ベローズで吸収するこ
とができるので全体として堅牢に作る必要もない
という効果がある。
なお本考案実施例として、力棒への変位を接続
棒を介して容量可変室に差動的に連動させる構成
を示したが、本考案はこの実施例のみに限定され
るものではなく、力棒の変位を他の手段を介して
容量可変室に差動的に連動させる構成としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はパルプ濃度計の従来装置が導管に取り
付けられた状態を一部断面で切り欠いて示した正
面図、第2図は第1図に示す従来装置のオーバー
シユートを示すグラフ、第3図は本考案実施例装
置の要部を一部断面で示した図である。 5……パイプ、6……絞り機構、7……バイパ
スパイプ、20……力棒、201,202……接
続棒、22……プルーブ、411,412……シ
リンダ、421,422……ピストン、441,
442……蓋部、451,452……第1容量可
変室、461,462……第2容量可変室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パルプ液の流れの中にプルーブが浸漬され、そ
    のプルーブに作用する前記パルプ液による剪断力
    を、前記プルーブを支持する力棒を介して検出し
    てパルプ液の濃度を測定するパルプ濃度計におい
    て、前記力棒の一端に固定された一対の接続棒
    と、前記接続棒の他端に設けられた蓋部を有する
    一対のピストンと、前記ピストンに摺合し、前記
    蓋部で密閉されたベローズを有する一対のシリン
    ダと、前記シリンダ内に形成され、前記ピストン
    により前後に2分された容量可変室の対向する側
    のそれぞれを2本のパイプにて連結し、前記パイ
    プの少なくとも一方に絞り機構を設け、前記シリ
    ンダ及び前記パイプ内にオイルを封入してなるパ
    ルプ濃度計。
JP1978043168U 1978-03-31 1978-03-31 Expired JPS64601Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978043168U JPS64601Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978043168U JPS64601Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS54146289U JPS54146289U (ja) 1979-10-11
JPS64601Y2 true JPS64601Y2 (ja) 1989-01-09

Family

ID=28917079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978043168U Expired JPS64601Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31

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JP (1) JPS64601Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193093U (ja) * 1975-01-24 1976-07-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54146289U (ja) 1979-10-11

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