JPS645802Y2 - - Google Patents

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JPS645802Y2
JPS645802Y2 JP19272283U JP19272283U JPS645802Y2 JP S645802 Y2 JPS645802 Y2 JP S645802Y2 JP 19272283 U JP19272283 U JP 19272283U JP 19272283 U JP19272283 U JP 19272283U JP S645802 Y2 JPS645802 Y2 JP S645802Y2
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cam
pin
charging
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JP19272283U
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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は真空しや断器の投入準備手段としての
投入ばねのエネルギー蓄積機構に関するものであ
る。
一般に真空しや断器は、引外しばねの復元力に
抗して投入用リング機構を動作させる手段として
投入カムの回動エネルギーを巧みに用いている。
すなわち、投入動作を終えた投入カムは引外し後
の再度の投入に際してのエネルギーを蓄積すべく
ばねチヤージをなす。かかるばねチヤージ動作は
通常しや断器投入動作完了直後自動的に電動エネ
ルギーを基に行なわれる。
ところで、試験投入ないしばねチヤージ用電動
エネルギー供給用電源が的確に得られない事情が
生じたときは、手動により投入カムへのエネルギ
ー蓄積用ばねチヤージが行われる。このための従
来の要部機構は第1図に示す通りである。すなわ
ち、第1図において、101は投入カムで、固定
軸102を中心に回動自在に支持されている。1
03はピンで、上記投入カムの側方端に設けら
れ、リンク104と回動自在に結合されている。
そして、このリンク104は他のリンク105と
可動軸106にて回動自在に連らなつている。な
お、このリンク105の遊端は固定軸107に支
持される。108は投入ばねで、上記可動軸10
6及び固定軸109とに両端が掛けられる。11
0はチヤージカムで、固定軸111を中心に回動
し、これに伴つて上記ピン103を押上げるよう
に形成される。112はハンドルで、上記チヤー
ジカム110に固定される。113は投入爪で、
固定軸114を中心に回動し得るもので、ピン1
03との係合状態において投入カム101の投入
エネルギーの保持を担い、上記係合状態の解除に
伴つて投入カム101の作用を促す。
上記構成において、ハンドル112を矢印A1
方向に作動すると、チヤージカム110は固定軸
111を中心に左方向に回動する。このチヤージ
カム110の回動に伴い、ピン103が上方に押
上げられる。このとき投入カム101は固定軸1
02を中心に右方向に回動し、投入爪113と係
合することにより投入準備を完了する。この際、
投入ばね108は固定軸109に対する可動軸1
06の距離が増すことによりエネルギーが蓄積さ
れ、これが真空しや断器の投入エネルギーとな
る。
上記第1図に示す従来の構成は手動により投入
ばねにエネルギーを蓄積するための機構としてハ
ンドル112からの動力をチヤージカムを介して
ばね108に伝えているから、機構が複雑となり
ひいては真空しや断器の外形が大型化する傾向が
あつた。
本考案の目的は投入ばねの手動によるエネルギ
ー蓄積作用において、手動レバーの、支点よりし
や断器内方端部において直接ばねチヤージ作用を
得ることにより機構の簡単化と真空しや断器全体
の小形化をはかることにある。
第2図は本考案を実施した真空しや断器の原理
構成図で、1はフレームである。2,3は電気導
体で、上記フレームにボルト締めにて固定されて
いる。4,5は主回路断路用フインガーで、それ
ぞれ上記各電気導体2,3の外方端に固定されて
いる。6は真空バルブ(通常3相で3個設けら
れ、そのうちの1相分)で、電気導体2の内方端
部に固定電極を接続して釣下げられるように上側
よりボルト締めにて固定される。そして、この真
空バルブの可動電極6aはフレキシブル導体7を
介して電気導体3に接続され、かつその下方端部
に絶縁フランジ8を固定している。この絶縁フラ
ンジ8の下方には操作機構に連らなるロツド8a
が延びており、当該ロツド8aに対しては真空バ
ルブ内の接点圧力を担うばね9、ばね受皿10、
及びカラー11を順次嵌込み、ナツト12によつ
て固定される。この際、上記カラー11はピン1
3に形成した開孔を貫通し、このピン13は真空
バルブ6の動力伝達用レバー14に回動自在に支
持されている。15は回転シヤフトで、フレーム
1に回動自在に支持され、断面が方形状をなして
いる。この回転シヤフト15に対して上記動力伝
達用レバー14が固定されている。16は真空バ
ルブ6の投入・しや断用操作レバーで上記回転シ
ヤフト15に固定され、このレバー16の動作に
よつて各相の真空バルブ6(図面中にはその1つ
が示されている)が投入又はしや断作用を受け
る。17はしや断ばねで、その一端は上記操作レ
バー16に設けてある突起18に掛けられ、他端
は固定軸20に掛けられている。21は補助スイ
ツチで、レバー22及び継手23を介して操作レ
バー16に回動自在に連結される。24,25は
互に連結軸26に回動自在に連結されるリンク
で、リンク24の遊端は上記操作レバー16に回
動自在に固定され、もう一方のリンク25の遊端
は爪片27に回動自在に連結される。そして、こ
の爪片27はその爪27aが固定軸28を中心に
回動できるようになつている。29は爪板で、そ
の爪29aは上記爪片27の爪27aに係合し、
当該爪板29は支点29bを中心に左旋回するよ
うに図示しないばねにより力を受けている。
ところで、この各爪29a,27aの係合は爪
板29の右旋回方向の力によつて外れるようにな
つており、爪片27の固定軸28を中心として左
旋回によつて各爪は再度係合するように構成され
ている。
30はストツパで、上記各リング24,25が
後述するカムの旋回により直線状に伸びやや右側
に曲折する安定点(しや断器投入状態)にて連結
部26xを支持する作用を担う。31は上記連結
部26xの中心部に存する連結軸26の案内用板
ばねで、上記爪板29及び爪片27の各爪29
a,27aの係合が外されたときに各リング2
4,25の連結軸26を左方に案内するものであ
る。32は投入カムで、固定軸33を中心に回動
自在に支持されており、投入部32a及び電動ば
ねチヤージ部32bを形成している。34は後述
の投入ばねの支持用ピンで投入カム32の固定軸
33に対して投入部32aと反対側の部位に固定
される。35は投入ばねで、上記カム32に取付
けられたピン34と固定軸20との間に設けられ
る。36はストツパで、投入カム32に取付けら
れ、その取付位置は当該ストツパ36が、投入指
令により動作するピン37に係合した状態で、上
記投入ばね35が投入カム32を左方に旋回させ
てしや断器投入力を担う位置とする。上記ピン3
7は、常時はばね38によつて水平に規制されて
おり、器外の手動操作部39に延びている。そし
て、当該手動操作部39を下方に押下げることに
より支点37aを中心にピン37の内方端を上昇
させ、ピン37とカム32に固定のストツパ36
との係合を解く。40はソレノイドで、その作動
片40aは直接上記ピン37の支点37aの左側
に回動自在に連結され、投入指令を受けてピン3
7を左旋回させ、手動操作部39の押下げと均等
な作用を及ぼす。41はハンドルで、真空しや断
器の投入エネルギーを投入ばね35に蓄積させる
作用を担い、支軸42を中心に回動する機構をな
し、その内方端部41aが投入カム32取付けた
ピン34に係合している。43は電動機で、投入
ばね35に投入エネルギーをチヤージする作用を
担う。44は回転円板で、上記電動機43により
回転力を得る。45はピンで、上記回転円板44
の外周近傍に固定され、カム32の電動バネチヤ
ージ部32bに係合して作用し、投入ばね35の
チヤージ作用を担う。46はストツパで、上記投
入カム32が左旋回によつてリンク24,25の
連結部26xに作用して投入動作を完了した後、
当該投入カム32の回動を停止させるためのスト
ツパである。47は引外し用ソレノイドで、固定
子47aの左右両端にそれぞれ一体的に動作する
可動子47b,47cを備えている。そして、右
方に突出する可動子47cの先端は上記爪板29
に対向し、ソレノイド47動作時に当該爪板29
を、その軸29bを中心に右旋回させる。一方、
可動子47bの左端部には手動引外しレバー48
が連結される。この連結態様はソレノイド47の
可動子47bに設けたピン47dが手動引外しレ
バー48に形成した長穴48aに係合し、ソレノ
イド47の不動作時においては上記ピン47dが
長穴48aの左端に位置するように定められてい
る。49はインターロツク用ロツドで、その下端
が特定の位置(しや断器引出部が主回路に接続状
態の位置と引出部が主回路から断路されたテスト
位置の2箇所)にのみ当該しや断器を収納する盤
の底板へ形成された穴(図示せず)に入り込むよ
うに上下動できるように構成されている。50は
把手で、上記インターロツク用ロツド49の上下
動をさせるものである。51はピンで、上記イン
ターロツク用ロツド49に設けられている。52
は継手で、固定軸53に対して回転自在に支持さ
れると同時に当該継手52に形成した長穴52a
にピン51を係合している。この長穴52aの位
置はロツド49の上昇中(真空しや断器を盤内に
おいて搬送させる状態にてソレノイド47の可動
部47bを押して爪板29を作動させるように定
めるものとする。54はコロで、真空しや断器収
納用盤内に設けられたレールに案内される。
上記第2図に示す構成において、まず、フイン
ガー4,5に外部導体(図示せず)が接続された
状態において投入カム32が点線に示す位置(投
入準備位置)にあり当該投入カム32に設けられ
ているストツパ36がピン37に係合していると
きにおいて、投入指令に基づきソレノイド40が
動作するかあるいは手動操作部39を下方に押下
げるとストツパ36とピン37との係合が解かれ
る。従つて、今まで真空バルブ6のしや断状態に
てリンク24,25の連結軸26が板ばね31に
より案内され、当該リンク24,25が左側に曲
折状態から、投入カム32の投入ばね35の復元
力に基づく左旋回によつて直線状に変位し各リン
ク24,25の連結部26xがストツバ30に当
りやや右側に曲折した図示の位置にて安定する。
この過程において、リンク24が回動自在に取付
けられる操作レバー16を押上げる。これに伴つ
て回転シヤフト15を左方向に回動させるととも
補助スイツチ21を作動させる。この回転シヤフ
ト15の左旋回動作は動力伝達レバー14の回転
を伴い、これによつてばね受け10が上方に押上
げられ、ばね9を介して絶縁フランジ8が押上げ
られ真空バルブ6内の接点が閉路する。
一方、しや断ばね17は上記操作レバー16の
回転シヤフト15の中心とした左旋回に伴い、突
起18が上昇して引伸ばされてしや断エネルギー
を蓄積する。
以上の真空しや断器の投入工程を終えると図示
しないマイクロスイツチの作用を伴つて投入カム
32はそのチヤージ部32bに回転円板44に設
けられているピン45とが係合することによつて
カム32を右旋回させてストツパ36がピン37
と係合完了するとカム32は一点鎖線で示す位置
に達し、投入ばね35は一点鎖線の位置にて投入
エネルギーを蓄積する。この際、投入カム32の
チヤージ部32bに係合していた回転円板44の
ピン45は上記チヤージ部32bから離れ投入動
作の妨げにならない位置まで回転したことを図示
しないマイクロスイツチにて検知して電動機43
を停止させる。
なお、上記の投入ばね35の電動ばねチヤージ
手段とは別に手動ばねチヤージが行われる。すな
わち、投入ばね35のチヤージ用電源が的確に得
られないとき、又は試験投入に際しての投入ばね
35のばねチヤージ作用は、ハンドル41を支点
42を中心に左旋回させることによつて達成され
る。つまり、このハンドル41の操作に伴つてハ
ンドル41の内方端部41aが投入ばね35の支
持部材としてのピン34を押上げてゆき、ストツ
パ36が、投入指令により係合物体の係合を解く
ピン37に係合し、上記投入ばね35のばねチヤ
ージを完成する。
さて、主回路電路の異常などで真空しや断器へ
のしや断指令が発せられると、しや断器引外し用
ソレノイド47が動作し、可動子47c,47b
は右側に変位する。従つて爪板29は可動子47
cにより固定軸29bを中心に右側に回動する。
これによつて爪板29と爪片27の各爪27a,
29aの係合が解かれ爪片27は固定軸28を中
心に右方向に回動する。この爪片27の動作に伴
つてリンク24,25はその連結軸26が板ばね
31に案内されてリンク24,25の連結部26
xが一点鎖線で示す方向に移行する。これと同時
に引外しばね17の復元力が操作レバー16を引
下げるように働き真空バルブ6の可動接点部が降
下して真空バルブ6内にて電路がしや断される。
ところで、上記爪片27は引外し動作に伴つて
固定軸28を中心に左旋回してその爪27aは爪
板29の爪29aと係合し次の投入動作に備え
る。
次に、盤内のレールに沿つてしや断器を引出す
に際しては通常位置にて盤内の位置決めをなすイ
ンターロツク用ロツド49を把手50の上昇によ
つて引上げる。このインターロツク用ロツド49
を上昇させると、継手52の長穴52aがピン5
1によつて上向きの力を得、当該継手52は固定
軸53を中心に右旋回する。この継手52の動作
は引外し用ソレノイド47の可動子47bを右方
向に作動し、これに伴い、反対側の可動子47c
が爪板29を作動し、自動的にしや断器の引外し
動作を行う。このように、ソレノイド47自らの
指令による動作及び継手52による動作はピン4
7dと長穴48aとの関係において手動引外しレ
バー48の変位を伴うことはない。
以上述べた実施例の説明において、この考案の
要旨とするところは投入ばねのばねチヤージを手
動で行う機構に関するもので手動レバーの支点よ
り内方端に、いわゆるてこの原理に基づいて直接
バネチヤージを担わせるようにしたものである。
かかる構成に基づいて、第1図に示すような従来
必要とされていたばねチヤージ専用の独立したカ
ムを省略することができることに伴い、ばねチヤ
ージ機構を簡単化できることはもとよりしや断器
全体の大きさを小形化できる(一定容量のしや断
器の対比のもと)特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構成を示す要部機構図、第2図
は本考案の実施例を示す内部機構図である。 20……固定軸、34……ピン(可動)、35
……投入ばね、41……ハンドル、41a……ハ
ンドル内方端部、42……支軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空しや断器の投入ばねの一端を固定し、当該
    投入ばねの他端を、一支持軸を中心に回動し、投
    入作用を担う投入カムに設けたピンに固定し、両
    端を除く適所をフレームに回動自在に支持され、
    当該フレーム内方端部を上記投入カムに設けたピ
    ンに係合させ、上記投入ばねに投入エネルギー蓄
    積用チヤージ作用を与える手動ハンドルを備えた
    真空しや断器用投入ばねの手動チヤージ機構。
JP19272283U 1983-12-13 1983-12-13 真空しや断器用投入ばねの手動チヤ−ジ機構 Granted JPS6099744U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19272283U JPS6099744U (ja) 1983-12-13 1983-12-13 真空しや断器用投入ばねの手動チヤ−ジ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19272283U JPS6099744U (ja) 1983-12-13 1983-12-13 真空しや断器用投入ばねの手動チヤ−ジ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6099744U JPS6099744U (ja) 1985-07-08
JPS645802Y2 true JPS645802Y2 (ja) 1989-02-14

Family

ID=30414682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19272283U Granted JPS6099744U (ja) 1983-12-13 1983-12-13 真空しや断器用投入ばねの手動チヤ−ジ機構

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JPS6099744U (ja) 1985-07-08

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