JPS64239B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS64239B2 JPS64239B2 JP11359181A JP11359181A JPS64239B2 JP S64239 B2 JPS64239 B2 JP S64239B2 JP 11359181 A JP11359181 A JP 11359181A JP 11359181 A JP11359181 A JP 11359181A JP S64239 B2 JPS64239 B2 JP S64239B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- printing
- water
- roller
- varnish
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M1/00—Inking and printing with a printer's forme
- B41M1/06—Lithographic printing
- B41M1/08—Dry printing
Landscapes
- Printing Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は印刷後に被印刷体上で速かに固化乾燥
する水性インキと該水性インキを印刷することが
可能な湿し水不要オフセツト印刷版と、更に印刷
中の印刷機上にある水性インキ中からの水などの
溶剤分の蒸発を抑制し、印刷機上の水性インキの
流動性の安定化を可能にした簡易インキング機構
を備えた印刷機とを使用する新規な印刷方法に関
する。
する水性インキと該水性インキを印刷することが
可能な湿し水不要オフセツト印刷版と、更に印刷
中の印刷機上にある水性インキ中からの水などの
溶剤分の蒸発を抑制し、印刷機上の水性インキの
流動性の安定化を可能にした簡易インキング機構
を備えた印刷機とを使用する新規な印刷方法に関
する。
従来よりオフセツト印刷の分野ではインキの乾
燥速化を図るべく多くの改良研究、開発がなされ
て来ているが、一般に油性インキと呼ばれてい
る、酸化重合による乾燥機構を利用するタイプの
インキでは乾燥に数時間を要し、最近はこの乾燥
時間を速める為に印刷後、赤外線の照射を行なう
印刷方法も実用化されているが、乾燥時間はせい
ぜい2分の1に短縮されるにすぎない。
燥速化を図るべく多くの改良研究、開発がなされ
て来ているが、一般に油性インキと呼ばれてい
る、酸化重合による乾燥機構を利用するタイプの
インキでは乾燥に数時間を要し、最近はこの乾燥
時間を速める為に印刷後、赤外線の照射を行なう
印刷方法も実用化されているが、乾燥時間はせい
ぜい2分の1に短縮されるにすぎない。
一方、比較的低沸点の石油系溶剤を多用して印
刷後の皮膜より該溶剤が速やかに蒸発することを
利用したいわゆる溶剤タイプのインキもあるが、
乾燥を速化するために低沸点の溶剤を過度に使用
すると、印刷機上でインキがインキつぼからイン
キ出しローラと多数のインキ練りローラおよびイ
ンキ着けローラを経て版面に運ばれる迄の間に溶
剤が蒸発して、インキは上記ローラ上で半乾きの
状態となり、当然ながら流動性は著しく劣化し、
正常な印刷が不可能になるという欠点がある。こ
れは多数の練りローラ上で薄膜となつたインキと
空気との接触面積および機会が多く、溶剤の蒸発
が促進される為に起こる。
刷後の皮膜より該溶剤が速やかに蒸発することを
利用したいわゆる溶剤タイプのインキもあるが、
乾燥を速化するために低沸点の溶剤を過度に使用
すると、印刷機上でインキがインキつぼからイン
キ出しローラと多数のインキ練りローラおよびイ
ンキ着けローラを経て版面に運ばれる迄の間に溶
剤が蒸発して、インキは上記ローラ上で半乾きの
状態となり、当然ながら流動性は著しく劣化し、
正常な印刷が不可能になるという欠点がある。こ
れは多数の練りローラ上で薄膜となつたインキと
空気との接触面積および機会が多く、溶剤の蒸発
が促進される為に起こる。
これ等のインキに対し、最近、紫外線の照射に
より瞬時に硬化、乾燥する反応性のワニスを使用
した紫外線硬化型のオフセツトインキが採用さ
れ、乾燥時間の点では十分な性能のものが実用化
されているが、現時点では紫外線硬化型インキは
材料が高価でインキコストが高いという欠点があ
る。
より瞬時に硬化、乾燥する反応性のワニスを使用
した紫外線硬化型のオフセツトインキが採用さ
れ、乾燥時間の点では十分な性能のものが実用化
されているが、現時点では紫外線硬化型インキは
材料が高価でインキコストが高いという欠点があ
る。
また、従来より行なわれているオフセツト印刷
は印刷版上に構成された画線部と非画線部に各々
親油性と親水性の機能を付与させ、非画線部に湿
し水を供給し、水膜を形成させることによりイン
キ反撥層とし、インキは非画線部に付着せず、画
線部にのみ受容され印刷が行なわれる、即ち湿し
水を用いることを不可欠とする印刷方法である。
しかしながらこの湿し水を使用するオフセツト印
刷法ではインキが湿し水により乳化され、被印刷
体上には乳化インキが印刷され、インキ乾燥の遅
延、光沢の劣化、インキと湿し水のバランスをと
ることが難かしく印刷濃度のコントロールが難か
しくなること等多くの問題がある。
は印刷版上に構成された画線部と非画線部に各々
親油性と親水性の機能を付与させ、非画線部に湿
し水を供給し、水膜を形成させることによりイン
キ反撥層とし、インキは非画線部に付着せず、画
線部にのみ受容され印刷が行なわれる、即ち湿し
水を用いることを不可欠とする印刷方法である。
しかしながらこの湿し水を使用するオフセツト印
刷法ではインキが湿し水により乳化され、被印刷
体上には乳化インキが印刷され、インキ乾燥の遅
延、光沢の劣化、インキと湿し水のバランスをと
ることが難かしく印刷濃度のコントロールが難か
しくなること等多くの問題がある。
これに対し、最近湿し水を使用せずとも印刷可
能ないわゆる湿し水不要オフセツト印刷版が開発
され実用化されている。これ等の多くは非画線部
としてシリコーンゴム等のインキ反撥性層を版面
上に形成させ、湿し水を用いることなくオフセツ
ト印刷を可能にするものであり、前記の湿し水を
用いることによる種々の問題は解決され、オフセ
ツト印刷として画期的なシステムを供するもので
ある。
能ないわゆる湿し水不要オフセツト印刷版が開発
され実用化されている。これ等の多くは非画線部
としてシリコーンゴム等のインキ反撥性層を版面
上に形成させ、湿し水を用いることなくオフセツ
ト印刷を可能にするものであり、前記の湿し水を
用いることによる種々の問題は解決され、オフセ
ツト印刷として画期的なシステムを供するもので
ある。
また、これ等湿し水不要オフセツト印刷版に使
用するインキの多くは版面上の非画線部へのイン
キ付着力の低下を図つており、インキにオルガノ
ポリシロキサンを数重量%添加するもの(特開昭
48−4107号)、インキワニスとしてシリコーン変
性アルキツド樹脂、シリコーン変性植物油、シリ
コーン変性フエノール樹脂、あるいはシリコーン
変性エポキシ樹脂を用いるもの(特開昭50−
71410、50−71411、51−21906、51−21907、52−
60706、52−62506、52−125009号)、フツ素系樹
脂あるいはフツ素系界面活性剤を数重量%添加し
たもの(特開昭52−125010号)、オルガノポリシ
ロキサンとエポキシ変性シリコーン樹脂を含有す
るもの(特開昭52−148309号)等が公知となつて
いる。しかしながら、これ等のインキは温度に対
する許容幅が狭いという欠点を有している。即ち
温度の上昇と共にインキの凝集力の低下等により
非画線部への付着性が増加し、ついには非画線部
にインキが付着するいわゆる地汚れ現象が発生し
てしまい正常な印刷物が得られなくなる。
用するインキの多くは版面上の非画線部へのイン
キ付着力の低下を図つており、インキにオルガノ
ポリシロキサンを数重量%添加するもの(特開昭
48−4107号)、インキワニスとしてシリコーン変
性アルキツド樹脂、シリコーン変性植物油、シリ
コーン変性フエノール樹脂、あるいはシリコーン
変性エポキシ樹脂を用いるもの(特開昭50−
71410、50−71411、51−21906、51−21907、52−
60706、52−62506、52−125009号)、フツ素系樹
脂あるいはフツ素系界面活性剤を数重量%添加し
たもの(特開昭52−125010号)、オルガノポリシ
ロキサンとエポキシ変性シリコーン樹脂を含有す
るもの(特開昭52−148309号)等が公知となつて
いる。しかしながら、これ等のインキは温度に対
する許容幅が狭いという欠点を有している。即ち
温度の上昇と共にインキの凝集力の低下等により
非画線部への付着性が増加し、ついには非画線部
にインキが付着するいわゆる地汚れ現象が発生し
てしまい正常な印刷物が得られなくなる。
本発明者等は以上述べたオフセツト印刷に於け
るインキの速乾化、印刷機上でのインキの流動性
の安定化、湿し水不要オフセツト印刷版の非画線
部へのインキ付着力の十分なる低下を目標に鋭意
研究を行なつた結果、本発明を得るに至つた。
るインキの速乾化、印刷機上でのインキの流動性
の安定化、湿し水不要オフセツト印刷版の非画線
部へのインキ付着力の十分なる低下を目標に鋭意
研究を行なつた結果、本発明を得るに至つた。
即ち本発明は、インキつぼ、インキかき取りロ
ーラおよびインキ着けローラからなる、インキつ
ぼ、インキ出しローラ、1本ないしは2本のイン
キ練りローラおよびインキ着けローラからなる、
インキつぼ、インキかき取りローラ、インキ出し
ローラ、横振りローラおよびインキ着けローラか
らなる、などの簡易インキ装置を備えたオフセツ
ト印刷機による印刷方法において、湿し水不要印
刷版を用い、水性インキにより印刷することを特
徴とする印刷方法である。
ーラおよびインキ着けローラからなる、インキつ
ぼ、インキ出しローラ、1本ないしは2本のイン
キ練りローラおよびインキ着けローラからなる、
インキつぼ、インキかき取りローラ、インキ出し
ローラ、横振りローラおよびインキ着けローラか
らなる、などの簡易インキ装置を備えたオフセツ
ト印刷機による印刷方法において、湿し水不要印
刷版を用い、水性インキにより印刷することを特
徴とする印刷方法である。
本発明にて使用する水性インキの主な組成はワ
ニス、着色剤、補助剤等から成り、その内ワニス
は次に挙げる増粘材料と溶剤から成る。即ち増粘
材料としてはアクリル酸のホモポリマーまたは他
のビニル単量体とのコポリマー、例えばポリアク
リル酸、スチレン―アクリル酸コポリマー、ブチ
ルアクリレート―アクリル酸コポリマーのアルカ
リ金属塩、アンモニアまたはエタノールアミン等
の塩基性塩が利用でき、他のポリマーとしてはポ
リビニルアルコールも利用できる。さらに天然物
質またはその誘導体として、デンプン、CMC、
ロジンまたはマレイン化ロジンの塩基性塩が利用
できる。溶剤としては水を用いて上記の増粘材料
を溶解して粘稠なワニスを得ることができるが、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール等のグリコール類やエチル
セロソルブ、ブチルセロソルブ、ブチルカルビト
ール等のエーテルアルコール、さらにブチルアル
コール、オクチルアルコール、グリセリン等のア
ルコール類も水と併用して、上記増粘材料の溶剤
として利用できる。着色剤としては一般の印刷イ
ンキに用いられている通常の顔料が利用でき、乾
燥した粉末状顔料を前記ワニスと混合し、さらに
3本ロールミルあるいはボールミルで練肉するこ
とにより、インキ化できるが、顔料によつては顔
料合成後、水を良く絞つたプレスケーキ(ペース
トとも言う)と言われる水で湿つた状態のものを
そのまま水性ワニスと混合撹拌してインキ化する
こともできる。この場合、プレスケーキ中に存在
していた水分は、インキの溶剤としてそのまま利
用される。
ニス、着色剤、補助剤等から成り、その内ワニス
は次に挙げる増粘材料と溶剤から成る。即ち増粘
材料としてはアクリル酸のホモポリマーまたは他
のビニル単量体とのコポリマー、例えばポリアク
リル酸、スチレン―アクリル酸コポリマー、ブチ
ルアクリレート―アクリル酸コポリマーのアルカ
リ金属塩、アンモニアまたはエタノールアミン等
の塩基性塩が利用でき、他のポリマーとしてはポ
リビニルアルコールも利用できる。さらに天然物
質またはその誘導体として、デンプン、CMC、
ロジンまたはマレイン化ロジンの塩基性塩が利用
できる。溶剤としては水を用いて上記の増粘材料
を溶解して粘稠なワニスを得ることができるが、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール等のグリコール類やエチル
セロソルブ、ブチルセロソルブ、ブチルカルビト
ール等のエーテルアルコール、さらにブチルアル
コール、オクチルアルコール、グリセリン等のア
ルコール類も水と併用して、上記増粘材料の溶剤
として利用できる。着色剤としては一般の印刷イ
ンキに用いられている通常の顔料が利用でき、乾
燥した粉末状顔料を前記ワニスと混合し、さらに
3本ロールミルあるいはボールミルで練肉するこ
とにより、インキ化できるが、顔料によつては顔
料合成後、水を良く絞つたプレスケーキ(ペース
トとも言う)と言われる水で湿つた状態のものを
そのまま水性ワニスと混合撹拌してインキ化する
こともできる。この場合、プレスケーキ中に存在
していた水分は、インキの溶剤としてそのまま利
用される。
このようにして得たインキに特別の性状を付与
したり、インキの流動性をコントロールする為に
種々のコンパウンド類を補色剤として添加するこ
とができる。例えば印刷物の対摩耗性向上の為に
は低分子ポリエチレンワツクスの溶剤分散物や微
粒子状テフロンパウダーを、また、インキの流動
性コントロールの為には分子量1000以上のポリエ
チレングリコールをインキ作製中に添加すること
ができる。この他エマルジヨン型の分散樹脂とし
て塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体エマルジヨン
を前記の水性ワニスと併用して用いると印刷後の
インキ乾燥皮膜の耐水、耐摩擦性を向上させるこ
とができる。
したり、インキの流動性をコントロールする為に
種々のコンパウンド類を補色剤として添加するこ
とができる。例えば印刷物の対摩耗性向上の為に
は低分子ポリエチレンワツクスの溶剤分散物や微
粒子状テフロンパウダーを、また、インキの流動
性コントロールの為には分子量1000以上のポリエ
チレングリコールをインキ作製中に添加すること
ができる。この他エマルジヨン型の分散樹脂とし
て塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体エマルジヨン
を前記の水性ワニスと併用して用いると印刷後の
インキ乾燥皮膜の耐水、耐摩擦性を向上させるこ
とができる。
本発明で使用する水性インキはワニス中の主な
溶剤として水を使用している為、湿し水不要オフ
セツト印刷版のシリコーンゴム等を用いた非画線
部に対して、前述した従来公知の付着力の低下を
企図した種々のインキでは得られない非常に大き
な反撥性を持つており、温度に対する許容幅の非
常に広い地汚れ耐性を有している。
溶剤として水を使用している為、湿し水不要オフ
セツト印刷版のシリコーンゴム等を用いた非画線
部に対して、前述した従来公知の付着力の低下を
企図した種々のインキでは得られない非常に大き
な反撥性を持つており、温度に対する許容幅の非
常に広い地汚れ耐性を有している。
本発明で使用する湿し水不要印刷版としては、
従来公知のものが使用できる。現在、上市されて
いて容易に入手できるものとしては非画線部にシ
リコーン層をもうけた東レ株式会社製水なし平版
(商品名アルブ版)があるが、非画線部にシリコ
ーンゴム(樹脂)やフツ素樹脂等を用いてインキ
反撥性を付与させた版であれば、特に限定される
ものではない。
従来公知のものが使用できる。現在、上市されて
いて容易に入手できるものとしては非画線部にシ
リコーン層をもうけた東レ株式会社製水なし平版
(商品名アルブ版)があるが、非画線部にシリコ
ーンゴム(樹脂)やフツ素樹脂等を用いてインキ
反撥性を付与させた版であれば、特に限定される
ものではない。
本発明で使用する印刷機としては、前述した印
刷機の各種ロール上のインキから溶剤が蒸発する
のを抑制し、速乾性のインキを使用することを可
能にする簡易インキ装置(簡易インキング機構)
を備えたもの、例えば特開昭50−64009号に開示
されているインキング機構、即ちインキ着けロー
ラに圧接して、しかも該インキ着けローラと逆方
向に回転する小径のロツド(インキかき取りロー
ラ)により、インキ着けローラ上のインキ皮膜厚
を調整し、かつ練りローラを一切使用せずに、イ
ンキつぼよりインキ着けローラに直接インキを供
給する機構を有するものが好ましい。同様の簡易
インキング機構を有するものとしてはシヤンボン
社(仏)のアクワリンクシステムがあるが、この
システムでは湿しローラを備えた機構であり、イ
ンキ着けローラだけからなる簡易インキング機構
で、本発明においては湿しローラを使用せずに用
いられる。ローラ上よりのインキ中の溶剤の蒸発
を極力抑えるべく、インキ練りローラあるいはイ
ンキ出しローラを用いないか、あるいは極く少数
の該ローラを使用した簡易インキング機構を有す
る印刷機であれば特に限定されるものではない。
なお、インキつぼは通常インキの溜板(インキ出
し調節板)とインキ出しローラもしくはインキ着
けローラとによつて形成される。
刷機の各種ロール上のインキから溶剤が蒸発する
のを抑制し、速乾性のインキを使用することを可
能にする簡易インキ装置(簡易インキング機構)
を備えたもの、例えば特開昭50−64009号に開示
されているインキング機構、即ちインキ着けロー
ラに圧接して、しかも該インキ着けローラと逆方
向に回転する小径のロツド(インキかき取りロー
ラ)により、インキ着けローラ上のインキ皮膜厚
を調整し、かつ練りローラを一切使用せずに、イ
ンキつぼよりインキ着けローラに直接インキを供
給する機構を有するものが好ましい。同様の簡易
インキング機構を有するものとしてはシヤンボン
社(仏)のアクワリンクシステムがあるが、この
システムでは湿しローラを備えた機構であり、イ
ンキ着けローラだけからなる簡易インキング機構
で、本発明においては湿しローラを使用せずに用
いられる。ローラ上よりのインキ中の溶剤の蒸発
を極力抑えるべく、インキ練りローラあるいはイ
ンキ出しローラを用いないか、あるいは極く少数
の該ローラを使用した簡易インキング機構を有す
る印刷機であれば特に限定されるものではない。
なお、インキつぼは通常インキの溜板(インキ出
し調節板)とインキ出しローラもしくはインキ着
けローラとによつて形成される。
なお、本発明で使用される水性インキは従来の
オフセツト印刷用の酸化重合型あるいは溶剤型の
インキよりはるかに速乾性であるが、更に乾燥性
を速めたい場合には印刷後に、一般に使用されて
いる赤外線、マイクロウエーブ、RF(ラジオ波)
等水分の除去に効果のある乾燥装置を使用しても
良い。
オフセツト印刷用の酸化重合型あるいは溶剤型の
インキよりはるかに速乾性であるが、更に乾燥性
を速めたい場合には印刷後に、一般に使用されて
いる赤外線、マイクロウエーブ、RF(ラジオ波)
等水分の除去に効果のある乾燥装置を使用しても
良い。
以下実施例をもつて本発明を説明する。例中部
とは重量部を表わす。
とは重量部を表わす。
実施例 1
下記処方に従つてロジンを三ツ口フラスコに仕
込み、窒素ガスを吹き込みながら加熱、溶融し
220〜230℃で無水マレイン酸を約10分で徐々に全
量を添加して、230〜240℃で30分間保温した後、
ジエチレングリコールを一度に投入して均一に溶
解撹拌し、100℃以下に冷却してからトリエタノ
ールアミンを投入し、よく混合してワニスAを得
た。得られたワニスAの粘度は400ポイズ(25℃)
であつた。
込み、窒素ガスを吹き込みながら加熱、溶融し
220〜230℃で無水マレイン酸を約10分で徐々に全
量を添加して、230〜240℃で30分間保温した後、
ジエチレングリコールを一度に投入して均一に溶
解撹拌し、100℃以下に冷却してからトリエタノ
ールアミンを投入し、よく混合してワニスAを得
た。得られたワニスAの粘度は400ポイズ(25℃)
であつた。
ワニスA処方
ロジン 240部
無水マレイン酸 60〃
ジエチレングリコール 200〃
トリエタノールアミン 25〃
次に、下記インキ処方に従い、リオノールブル
ーペーストとワニスAとハイスピードミキサーを
用いて、混合撹拌した後、水およびエチレングリ
コールを用いてタツク値12.0、フロー値16.0に調
整し、インキAを得た。
ーペーストとワニスAとハイスピードミキサーを
用いて、混合撹拌した後、水およびエチレングリ
コールを用いてタツク値12.0、フロー値16.0に調
整し、インキAを得た。
インキA処方
リオノールブルーペースト(東洋インキ製造(株)
製フタロシアニンブルーペースト:水分55重量
%) 100部 ワニスA 180〃 水 10〃 エチレングリコール 10〃 上記インキAの印刷試験を簡易インキング機構
を備えた印刷機により行なつた。第1図に印刷試
験に用いた該印刷機の概略構成図(断面図)を示
す。図中1はインキの溜板、2はインキ、3は4
のインキ出しローラの回転方向と逆方向に回転し
て、インキが多量に付着した4のローラ上のイン
キを適度にかき取り、適正な厚さのインキ皮膜を
形成および供給するためのインキかき取りロー
ラ、5はインキ練りローラでありローラ上のイン
キ皮膜の厚さの不均一さを除く為に回転軸の方向
にスイングするスイングローラ(横振りローラ)、
6はインキ着けローラを示し、版胴7に取り付け
た水不要オフセツト印刷版にインキを供給する。
8はブランケツト胴、9は圧胴を示す。10はウ
エブ状の印刷用紙であり、11は用紙上のインキ
を乾燥させる為の赤外線照射装置である。なお、
図中の矢印は各々ローラの回転方向および印刷用
紙の走行方向を示している。
製フタロシアニンブルーペースト:水分55重量
%) 100部 ワニスA 180〃 水 10〃 エチレングリコール 10〃 上記インキAの印刷試験を簡易インキング機構
を備えた印刷機により行なつた。第1図に印刷試
験に用いた該印刷機の概略構成図(断面図)を示
す。図中1はインキの溜板、2はインキ、3は4
のインキ出しローラの回転方向と逆方向に回転し
て、インキが多量に付着した4のローラ上のイン
キを適度にかき取り、適正な厚さのインキ皮膜を
形成および供給するためのインキかき取りロー
ラ、5はインキ練りローラでありローラ上のイン
キ皮膜の厚さの不均一さを除く為に回転軸の方向
にスイングするスイングローラ(横振りローラ)、
6はインキ着けローラを示し、版胴7に取り付け
た水不要オフセツト印刷版にインキを供給する。
8はブランケツト胴、9は圧胴を示す。10はウ
エブ状の印刷用紙であり、11は用紙上のインキ
を乾燥させる為の赤外線照射装置である。なお、
図中の矢印は各々ローラの回転方向および印刷用
紙の走行方向を示している。
尚印刷試験にあたり、印刷版として東レ(株)製水
不要オフセツト印刷版(アルプ版)を用いた。印
刷速度は印刷用紙で2m/secで行なつた。また、
赤外線照射装置にはフイリツプス社製200V・
2Kwの石英管式赤外線ランプ5本を用いた。
不要オフセツト印刷版(アルプ版)を用いた。印
刷速度は印刷用紙で2m/secで行なつた。また、
赤外線照射装置にはフイリツプス社製200V・
2Kwの石英管式赤外線ランプ5本を用いた。
上記印刷試験の結果、印刷機上でのインキの流
動性劣化は認められず、赤外線乾燥装置下を通過
した印刷物上のインキ皮膜は十分に乾燥固化して
おり、印刷版面上で地汚れを起こすことなく、さ
らに裏移りもない、良好な印刷物が得られた。
動性劣化は認められず、赤外線乾燥装置下を通過
した印刷物上のインキ皮膜は十分に乾燥固化して
おり、印刷版面上で地汚れを起こすことなく、さ
らに裏移りもない、良好な印刷物が得られた。
実施例 2
インキつぼ、インキ出しローラ、インキ練りロ
ーラおよびインキ着けローラからなる簡易インキ
装置を備えた印刷機を使用して、実施例1と同じ
水性インキおよび印刷版を用い、実施例に準じて
印刷したところ、印刷物上のインキ皮膜は十分に
乾燥固化しており、印刷版面上での地汚れを起こ
すことなく良好な印刷物が得られた。
ーラおよびインキ着けローラからなる簡易インキ
装置を備えた印刷機を使用して、実施例1と同じ
水性インキおよび印刷版を用い、実施例に準じて
印刷したところ、印刷物上のインキ皮膜は十分に
乾燥固化しており、印刷版面上での地汚れを起こ
すことなく良好な印刷物が得られた。
実施例 3
下記インキ処方に従い、リオノールブルーペー
ストとデン粉・水混合物を3本ロールミルを用い
て均一に混合した後、水を加えてタツク値11.0、
フロー値13.0に調整してインキBを得た。
ストとデン粉・水混合物を3本ロールミルを用い
て均一に混合した後、水を加えてタツク値11.0、
フロー値13.0に調整してインキBを得た。
インキB処方
リオノールブルーペースト(東洋インキ製造(株)
製フタロシアニンブルーペースト:水分55重量
%) 100部 デン粉・水混合物*1 150〃 水 20〃 〓1 デン粉・水混合物はデン粉20重量%にて膨
潤分散させたものを用いた。
製フタロシアニンブルーペースト:水分55重量
%) 100部 デン粉・水混合物*1 150〃 水 20〃 〓1 デン粉・水混合物はデン粉20重量%にて膨
潤分散させたものを用いた。
上記で得たインキBを用い、実施例1と同様に
印刷実験を行なつた結果、印刷機上でのインキの
流動性劣化は認められず、赤外線乾燥装置下を通
過した印刷物上のインキ皮膜は十分に乾燥固化し
ており、印刷版面上で地汚れを起こすことなく良
好な印刷物が得られた。
印刷実験を行なつた結果、印刷機上でのインキの
流動性劣化は認められず、赤外線乾燥装置下を通
過した印刷物上のインキ皮膜は十分に乾燥固化し
ており、印刷版面上で地汚れを起こすことなく良
好な印刷物が得られた。
実施例 4
下記インキ処方に従い実施例3と同様3本ロー
ルミルを用いてリオノールブルーペーストとデン
粉・水混合物物および酢酸ビニル系重合体エマル
ジヨンを均一に混合した後、水を加えてタツク値
12.0、フロー値14.0に調整してインキCを得た。
ルミルを用いてリオノールブルーペーストとデン
粉・水混合物物および酢酸ビニル系重合体エマル
ジヨンを均一に混合した後、水を加えてタツク値
12.0、フロー値14.0に調整してインキCを得た。
インキC処方
リオノールブルーペースト(東洋インキ製造(株)
製フタロシアニンブルーペースト:水分55%)
100部 デン粉・水混合*2 110〃 酢酸ビニル系重合体エマルジヨン(ヘキスト合
成(株)製:セメダインホワイト605) 40〃 水 18〃 〓2 デン粉・水混合物は実施例3と同じ物を用
いた。
製フタロシアニンブルーペースト:水分55%)
100部 デン粉・水混合*2 110〃 酢酸ビニル系重合体エマルジヨン(ヘキスト合
成(株)製:セメダインホワイト605) 40〃 水 18〃 〓2 デン粉・水混合物は実施例3と同じ物を用
いた。
上記で得たインキCを用い実施例1、3と同様
に印刷実験を行なつた結果、実施例1、3と同様
印刷機上での流動性劣化、地汚れ現象を起こすこ
となく良好な印刷物が得られ、同時にインキ皮膜
の乾燥性は十分に満足の行くものであつた。
に印刷実験を行なつた結果、実施例1、3と同様
印刷機上での流動性劣化、地汚れ現象を起こすこ
となく良好な印刷物が得られ、同時にインキ皮膜
の乾燥性は十分に満足の行くものであつた。
第1図は本発明の印刷方法の概略を示す断面図
である。
である。
Claims (1)
- 1 インキつぼ、インキかき取りローラおよびイ
ンキ着けローラからなる、あるいはインキつぼ、
インキ出しローラ、1本ないしは2本のインキ練
りローラおよびインキ着けローラからなる、など
の簡易インキ装置を備えたオフセツト印刷機によ
る印刷方法において、湿し水不要印刷版を用い、
水性インキにより印刷することを特徴とする印刷
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11359181A JPS5816883A (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11359181A JPS5816883A (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 印刷方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5816883A JPS5816883A (ja) | 1983-01-31 |
| JPS64239B2 true JPS64239B2 (ja) | 1989-01-05 |
Family
ID=14616090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11359181A Granted JPS5816883A (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816883A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001277691A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-09 | Sakata Corp | オフセット印刷方法 |
-
1981
- 1981-07-22 JP JP11359181A patent/JPS5816883A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5816883A (ja) | 1983-01-31 |
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