JPS64231Y2 - - Google Patents

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JPS64231Y2
JPS64231Y2 JP6801985U JP6801985U JPS64231Y2 JP S64231 Y2 JPS64231 Y2 JP S64231Y2 JP 6801985 U JP6801985 U JP 6801985U JP 6801985 U JP6801985 U JP 6801985U JP S64231 Y2 JPS64231 Y2 JP S64231Y2
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JP6801985U
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は布団干し具に関し、特に太陽熱によ
り布団を自然乾燥させるときの布団干し具の構造
に関する。
[従来の技術] 敷布団や掛布団等の寝具類は、1晩のうちに人
体の汗を大量に吸収することから頻繁に乾燥させ
ることが健康上好ましい。
従来からこのような布団を乾燥させる場合、太
陽熱による自然乾燥による手段が用いられてお
り、晴れた日に布団を屋外に持ち出して丈夫な干
し竿に掛け渡したり、最近のマンシヨン等の高層
住宅にあつては、その外周に張り出したベランダ
の手摺等に掛け渡して乾燥することが行われてい
る。
そして、このような自然乾燥を行う場合、布団
を乾燥させる要素として、太陽光のみでなく布団
の表面を通過する風の影響が極めて大きく、この
風が布団を吹き抜けなければ十分な乾燥を行うこ
とができない。
しかし、この場合、掛け渡された後の布団の表
面側は風も良く通り易く十分に乾燥することがで
きても、裏面側は風通しが極めて悪いために充分
な乾燥を行うことができなかつた。そこで、適当
な時間経過後に布団を裏返して乾燥させることが
必要であつた。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の問題点 しかしながら、従来のように一度掛け渡した布
団を適宜時間経過後に布団挟みの係止を解いて裏
返しする作業はやつかいなものであり、また、日
照時間が長い場合は良いが、途中で曇つてきた
り、雨が降り出してくるような場合には、布団の
片面のみの乾燥で終つてしまうことがあつた。
考案の目的 本考案はかかる問題点を解決するために為され
たもので、布団を自然乾燥する場合に、布団の表
裏両面側の同時通風を可能とし、短時間に布団全
体の充分な乾燥を行えるようにした布団干し具を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] この考案にかかる布団干し具は、建物の外周に
張り出したバルコニーの壁体頂部を介してその両
側に掛け渡された一対の第1の支承体と、該第1
の支承体に対し可撓性連結材をもつて連結された
一対の第2の支承体とを含む、これらは可撓性線
状連結材をもつて連結されている。
前記各支承体は3本のパイプ材から成り、これ
らはバルコニー壁体に装着した時にそのうちの2
本が壁面に接し、1本のみが外方に突出する三角
空間を形成する。
そして、前記第1と第2の支承体のそれぞれに
またがつて布団を掛け渡したとき、これらの支承
体により布団と前記バルコニーの壁体との間に通
風用空間が形成されるようにしたことを特徴とす
る。
すなわち、前記第1の支承体は、バルコニーの
壁体頂部近傍の両側に配置され、その上に掛け渡
された布団裏面と壁面との間に通風用空間が形成
される。また、壁体頂部と離れた位置に配置され
た第2の支承体によつて、布団が壁面に密着する
ことが防止され、布団と壁体との間に通風口が形
成される。
そして、上記構成によつて各支承体を構成する
パイプ材の1本だけが布団と接触するにすぎない
ため、布団が外気と接触しないのはこのパイプ材
と接している極めて狭小な領域のみとなる。
このため、掛け渡された布団の隅々にまで風が
通るようになり、布団を裏返すことなく、1度セ
ツトすれば、その表裏両面側を同時に乾燥させる
ことができるという利点を有する。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の好適な実施例を説
明する。
第1図には、本考案にかかる布団干し具の外観
斜視図が示され、第2図には、その使用状態の全
体説明図が示されている。
以上において、この布団干し具10は、可撓性
連結材12にてそれぞれ1列に連結された第1の
支承体14−1,14−2と第2の支承体16−
1,16−2とを有している。前記第1の支承体
14−1と14−2、及び第2の支承体16−1
と16−2とはそれぞれ可撓性線状連結材12の
長手方向中央部(A−A線)を境界として、対を
為すように配置され、建物の外周に張り出したバ
ルコニーの壁体17の頂部17aを介してその両
側に掛け渡される。
前記可撓性線状連結材12は、例えば外周をビ
ニール樹脂等で被覆した木綿縄等が好適であり、
その他ゴム、繊維等からなる各種ロープが用いら
れる。
前記第1と第2の支承体14,16は、実施例
ではその拡大図が第3図に示されるように、左右
両側が三角形状をした側板18a,18bの各頂
部に、それぞれ3本のシヤフト20a,20b,
20cが連結され、その外観が三角柱の立体形状
をなしている。
前記支承体14,16は、例えば合成樹脂等の
一体成形により形成された軽量かつ容易に撓まな
いものであることが好ましいが、これ以外にも、
軽合金から成るアルミニウム等を連結したもので
あつても良い。
また、実施例では、一方の支承体14−1の側
板14aには、一端にフツク22が設けられた固
定バンド24が取付けられ、前記側板18aに対
向する側板18b側には、掛止溝26が形成され
ている。
以上における各部の寸法は、第1図の境界線A
−Aから第2の支承体16−1,16−2のそれ
ぞれのシヤフト20b,20bまでの長さlが70
〜90cm、第1の支承体14−1,14−2間の距
離sが10〜30cm、支承体14,16の横幅Lが90
cm、支承体14,16の高さhが15〜25cm程度が
良好と考えられる。
なお、以上の寸法は、布団の長さが一般的には
180cmとされていることに対応するものであるが、
これらの寸法は掛け渡される壁体17の厚さや高
さによつても適宜変更可能にしておくことが望ま
しい。
この時、布団28の縦方向長さに応じて布団干
し具10の長さが調整され、少なくとも第2の支
承体16−1,16−2が、掛け渡された布団2
8からはみ出ることなく覆われる関係にあること
が必要である。
特に、前記第1の支承体14−1,14−2間
の距離sは、状況に応じて調節可能にしておくこ
とが望ましい。
以上の構成にかかる本考案の作用を説明する
と、まず、第2図のように、ベランダの壁体17
に布団干し具10が掛け渡される。
次に、第4図のように、第1と第2の支承体1
4,16のそれぞれにまたがつて布団28が掛け
渡され、この布団28は固定バンド24にて布団
干し具10に掛止される。この固定バンド24
は、強風等により、布団28が飛ばないようにす
るためのものである。
以上により、布団28の下部と壁体17との間
には、前記第2の支承体16−1,16−2によ
つて通風口P,Pが形成され、この通風口Pから
入つた風は布団28の左右方向に吹き抜ける。ま
た、布団28の上部と壁体17との間には、同様
に第1の支承体14−1,14−2によつて通風
用空間Q,Qが形成される。
このため、布団28の表面28a側には、太陽
光と外気が注がれると共に、裏面28b側には、
前記通風口P及び通風用空間Qを介して風が対流
又は吹き抜けることとなる。このため、布団28
が吸収していた湿気は、効果的に蒸発し充分な乾
燥が行われる。
以上により、本実施例においては、1度布団2
8をセツトしただけで表裏両面が同時に乾燥さ
れ、充分な乾燥を行うことができる。
なお、以上の実施例においては、支承体14,
16の形状を三角形状として説明したが、これに
限ることなく例えば四角形、円形状でも良く適宜
設計変更することが可能である。
また、布団の掛け渡す場所であるバルコニーの
壁体は、金属製の丸棒等で枠組された手摺をも含
む概念である。
更に、実施例においては、2対の支承体14,
16がそれぞれ連結されて構成された場合につい
て説明したが、これらの中間に新たな支承体を設
けることも可能である。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、3本のパイプ
材により形成された第1と第2の支承体を含みこ
れらが可撓性線状連結材をもつて連結されると共
に、前記支承体にまたがつて布団を掛け渡した
時、これらの各支承体の単一のパイプのみが布団
と接触するだけで布団と壁体との間に通風用空間
が形成されるとした構成により、1度セツトした
だけで布団全体の十分な乾燥を行うことができ
る。
また、空間を形成する支承体は比較的細い3本
のパイプだけから成り、かつそれらを連結する部
材も線状であることから、かさばることもなく収
納や運搬にも極めて便利であり、また少ない使用
材を以つて十分な機械的強度を得ることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる布団干し具の外観斜視
図、第2図はその使用状態の全体説明図、第3図
は要部拡大斜視図、第4図は使用状態の側面図で
ある。 10……布団干し具、12……可撓性連結材、
14……第1の支承体、16……第2の支承体、
17……壁体、18……側板、20……シヤフ
ト、22……フツク、24……固定バンド、26
……掛止溝、28……布団。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 建物の外周にはり出したバルコニーの壁体頂部
    を介してその両側にかけ渡された一対の第1支承
    体と、 該第1支承体に対し一対の可撓性線状連結材を
    もつて連結された一対の第2支承体と、 前記各第1支承体または第2支承体のいずれか
    に装着された固定バンドと、を含み、 前記各支承体は3本のパイプ材をもつて三角状
    に形成され、該3本のパイプ材のうちの2本が前
    記バルコニーの壁面と当接し残りの1本のパイプ
    材が壁面外方に突出する構成をとり、 前記第1の支承体と第2の支承体のそれぞれに
    またがつて布団をかけ渡したときにこれら各支承
    体の前記突出側パイプのみが布団と当接し、これ
    によつて布団とバルコニーの壁体との間に通風用
    空間が形成されると共に、前記固定用バンドにて
    布団のずれまたは脱落を防止するよう構成したこ
    とを特徴とする布団干し具。
JP6801985U 1985-05-07 1985-05-07 Expired JPS64231Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6801985U JPS64231Y2 (ja) 1985-05-07 1985-05-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6801985U JPS64231Y2 (ja) 1985-05-07 1985-05-07

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Publication Number Publication Date
JPS61184588U JPS61184588U (ja) 1986-11-18
JPS64231Y2 true JPS64231Y2 (ja) 1989-01-05

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ID=30602383

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JP6801985U Expired JPS64231Y2 (ja) 1985-05-07 1985-05-07

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JPS61184588U (ja) 1986-11-18

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