JPS642268Y2 - - Google Patents
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- JPS642268Y2 JPS642268Y2 JP1981183028U JP18302881U JPS642268Y2 JP S642268 Y2 JPS642268 Y2 JP S642268Y2 JP 1981183028 U JP1981183028 U JP 1981183028U JP 18302881 U JP18302881 U JP 18302881U JP S642268 Y2 JPS642268 Y2 JP S642268Y2
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Automatic Disk Changers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、カートリツジに関し、特にたとえ
ばCED(登録商標名)方式あるいはVHD(登録商
標名)方式のビデオデイスク装置においてスタイ
ラスが取付けられるカートリツジに関する。
ばCED(登録商標名)方式あるいはVHD(登録商
標名)方式のビデオデイスク装置においてスタイ
ラスが取付けられるカートリツジに関する。
第1図は従来のCED方式あるいはVHD方式の
ビデオデイスクの要部図解図である。図におい
て、ビデオデイスク1にはFMビデオ信号がグル
ープないしピツトに変換されて記録されている。
このビデオデイスク1は回転軸2によつて矢印3
方向に回転される。ビデオデイスク1の外周近傍
には、ビデオデイスク1の半径方向に沿つて平行
に配置されたアームガイド4および5が設けられ
る。このアームガイド4および5にはアーム6が
ガイド4および6上を移動可能に取付けられる。
アームガイド4および5あるいはアーム6には、
アーム駆動機構(図示せず)が設けられており、
したがつてアーム6は再生が進むにつれて矢印7
方向に移動される。
ビデオデイスクの要部図解図である。図におい
て、ビデオデイスク1にはFMビデオ信号がグル
ープないしピツトに変換されて記録されている。
このビデオデイスク1は回転軸2によつて矢印3
方向に回転される。ビデオデイスク1の外周近傍
には、ビデオデイスク1の半径方向に沿つて平行
に配置されたアームガイド4および5が設けられ
る。このアームガイド4および5にはアーム6が
ガイド4および6上を移動可能に取付けられる。
アームガイド4および5あるいはアーム6には、
アーム駆動機構(図示せず)が設けられており、
したがつてアーム6は再生が進むにつれて矢印7
方向に移動される。
また、アーム6にはスタイラス(図示せず)が
保持されるカートリツジ8が設けられる。このカ
ートリツジ8は着脱自在となつており、所望のカ
ートリツジと交換することができる。さらに、ア
ーム6にはFMビデオ信号を再生するための信号
再生回路9が固定的に設けられる。この信号再生
回路9は、図示しないが、たとえば発振回路や共
振回路や検波回路や増幅回路などを含み、カート
リツジ8がアーム6に装着されたとき、共振回路
がカートリツジ8に収納されたスタイラスと電気
的に接続される。この信号再生回路9はその共振
回路に伝えられるスタイラスとビデオデイスク1
との間の静電容量変化を振幅変調によつてFMビ
デオ信号に変換する。このような信号再生回路は
周知であり、これ以上の説明は省略する。
保持されるカートリツジ8が設けられる。このカ
ートリツジ8は着脱自在となつており、所望のカ
ートリツジと交換することができる。さらに、ア
ーム6にはFMビデオ信号を再生するための信号
再生回路9が固定的に設けられる。この信号再生
回路9は、図示しないが、たとえば発振回路や共
振回路や検波回路や増幅回路などを含み、カート
リツジ8がアーム6に装着されたとき、共振回路
がカートリツジ8に収納されたスタイラスと電気
的に接続される。この信号再生回路9はその共振
回路に伝えられるスタイラスとビデオデイスク1
との間の静電容量変化を振幅変調によつてFMビ
デオ信号に変換する。このような信号再生回路は
周知であり、これ以上の説明は省略する。
上述のごとく、従来のビデオデイスク装置で
は、信号再生回路9がアーム6に固定的に設けら
れているため、カートリツジ8かつしたがつてス
タイラスを変換することはできても、信号再生回
路を変換することはできなかつた。しかし、信号
再生回路の性能比較や性能向上のため、信号再生
回路も交換したいという強い要望がある。また、
将来さらに性能の優れた信号再生回路が実現され
た場合、そのような信号再生回路と交換すること
ができれば一層好ましい。
は、信号再生回路9がアーム6に固定的に設けら
れているため、カートリツジ8かつしたがつてス
タイラスを変換することはできても、信号再生回
路を変換することはできなかつた。しかし、信号
再生回路の性能比較や性能向上のため、信号再生
回路も交換したいという強い要望がある。また、
将来さらに性能の優れた信号再生回路が実現され
た場合、そのような信号再生回路と交換すること
ができれば一層好ましい。
それゆえに、この考案の主たる目的は、上述の
ような要望を満たし得るカートリツジを提供する
ことである。
ような要望を満たし得るカートリツジを提供する
ことである。
この考案は、要約すれば、スタイラスから伝え
られる静電容量の変化を情報信号に変換するため
の信号再生回路をカートリツジのケースに装着
し、ケースを交換することによつてスタイラスと
信号再生回路とを一諸に交換し得るようにしたも
のである。この考案の上述の目的およびその他の
目的と特徴は、図面を参照して行なう以下の詳細
な説明から一層明らかとなろう。
られる静電容量の変化を情報信号に変換するため
の信号再生回路をカートリツジのケースに装着
し、ケースを交換することによつてスタイラスと
信号再生回路とを一諸に交換し得るようにしたも
のである。この考案の上述の目的およびその他の
目的と特徴は、図面を参照して行なう以下の詳細
な説明から一層明らかとなろう。
第2図および第3図はこの考案の一実施例を示
す図解図であり、特に第2図はその側面図であ
り、第3図はその底面図である。図において、た
とえば合成樹脂からなるケース20は、その内部
が壁22および23によつて3つの部屋24,2
5および26に仕切られる。部屋24にはカンチ
レバー21が収納される。このカンチレバー21
はたとえば金属線などによつて構成され、その一
端がダンパ27によつて支持される。このダンパ
27は、カンチレバー21かつしたがつてスタイ
ラス28がビデオデイスク1のグルーブないしピ
ツトに沿つて前後に動けるように、弾性部材と金
属板などによつて構成される。そして、ダンパ2
7はアーム6に設けられたダンパ駆動機構(図示
せず)によつて矢印29方向に駆動される。この
駆動によつて、ビデオデイスク1の偏心が上下振
れや歪などによつて生じるタイムベースエラーが
補正される。
す図解図であり、特に第2図はその側面図であ
り、第3図はその底面図である。図において、た
とえば合成樹脂からなるケース20は、その内部
が壁22および23によつて3つの部屋24,2
5および26に仕切られる。部屋24にはカンチ
レバー21が収納される。このカンチレバー21
はたとえば金属線などによつて構成され、その一
端がダンパ27によつて支持される。このダンパ
27は、カンチレバー21かつしたがつてスタイ
ラス28がビデオデイスク1のグルーブないしピ
ツトに沿つて前後に動けるように、弾性部材と金
属板などによつて構成される。そして、ダンパ2
7はアーム6に設けられたダンパ駆動機構(図示
せず)によつて矢印29方向に駆動される。この
駆動によつて、ビデオデイスク1の偏心が上下振
れや歪などによつて生じるタイムベースエラーが
補正される。
一方、カンチレバー21の他端にはスタイラス
28が形成される。このスタイラス28はたとえ
ば天然ダイヤにチタンなどの電極がスパツタリン
グによつて形成されたものである。さらに、カン
チレバー21の他端には、フライリード30の一
端が導電的に取付けられる。このフライリード3
0は弾性を有する金属線などによつて構成され、
その他端は部屋24の一端面を構成する壁31を
貫通して取付けられたコネクタ32によつて支持
される。すなわち、フライリード30はスタイラ
ス28とビデオデイスク1との間の静電容量の変
化を後述の信号再生回路35に伝えるとともに、
ビデオデイスク1に対するスタイラス28の押圧
力(いわゆる針圧)を適当な値に保つている。
28が形成される。このスタイラス28はたとえ
ば天然ダイヤにチタンなどの電極がスパツタリン
グによつて形成されたものである。さらに、カン
チレバー21の他端には、フライリード30の一
端が導電的に取付けられる。このフライリード3
0は弾性を有する金属線などによつて構成され、
その他端は部屋24の一端面を構成する壁31を
貫通して取付けられたコネクタ32によつて支持
される。すなわち、フライリード30はスタイラ
ス28とビデオデイスク1との間の静電容量の変
化を後述の信号再生回路35に伝えるとともに、
ビデオデイスク1に対するスタイラス28の押圧
力(いわゆる針圧)を適当な値に保つている。
部屋24側に突出したコネクタ32には、リー
ド線33が接続される。このリード線33は壁2
3を貫通して設けられたコネクタ34を介し部屋
26に導かれる。この部屋26には、信号再生回
路35が収納され、リード線33は信号再生回路
35の入力端子36に接続される。信号再生回路
35はその一端面がケース20の外壁にたとえば
接着などによつて固着される。すなわち、ケース
20を交換するとき、スタイラス28のみならず
信号再生回路35も一緒に交換される。また、信
号再生回路35は電源端子37およびFMビデオ
信号出力端子38を含む。ケース20がアーム6
に装着されたとき、電源端子37はアーム6に設
けられた電源出力端子(図示せず)に接続され
る。これによつて、信号再生回路35に駆動電源
が供給される。同様に、ケース20がアーム6に
装着されたとき、FMビデオ信号出力端子38は
アーム6に設けられたFMビデオ信号入力端子
(図示せず)に接続される。これによつて、FM
ビデオ信号が図示しない受像回路に与えられ、音
声や画像の再生などが行なわれる。
ド線33が接続される。このリード線33は壁2
3を貫通して設けられたコネクタ34を介し部屋
26に導かれる。この部屋26には、信号再生回
路35が収納され、リード線33は信号再生回路
35の入力端子36に接続される。信号再生回路
35はその一端面がケース20の外壁にたとえば
接着などによつて固着される。すなわち、ケース
20を交換するとき、スタイラス28のみならず
信号再生回路35も一緒に交換される。また、信
号再生回路35は電源端子37およびFMビデオ
信号出力端子38を含む。ケース20がアーム6
に装着されたとき、電源端子37はアーム6に設
けられた電源出力端子(図示せず)に接続され
る。これによつて、信号再生回路35に駆動電源
が供給される。同様に、ケース20がアーム6に
装着されたとき、FMビデオ信号出力端子38は
アーム6に設けられたFMビデオ信号入力端子
(図示せず)に接続される。これによつて、FM
ビデオ信号が図示しない受像回路に与えられ、音
声や画像の再生などが行なわれる。
なお、アーム6には通常カンチレバー21をビ
デオデイスク1の半径方向に揺動し、スタイラス
28をグルーブないしピツトに正確にトラツキン
グさせるための揺動機構が設けられている。この
揺動機構は通常、ケース20がアーム6に装着さ
れたとき、ケース20の部屋25および26に収
納されるため、信号再生回路35はその揺動機構
が収納されるスペース以外のスペースに取付けら
ればれよい。
デオデイスク1の半径方向に揺動し、スタイラス
28をグルーブないしピツトに正確にトラツキン
グさせるための揺動機構が設けられている。この
揺動機構は通常、ケース20がアーム6に装着さ
れたとき、ケース20の部屋25および26に収
納されるため、信号再生回路35はその揺動機構
が収納されるスペース以外のスペースに取付けら
ればれよい。
また、第2図および第3図では信号再生回路3
5をケース20の内部に取付けるようにしたが、
信号再生回路35はケース20に外付けされても
よい。
5をケース20の内部に取付けるようにしたが、
信号再生回路35はケース20に外付けされても
よい。
第4図は第2図および第3図に示す信号再生回
路35の回路図である。
路35の回路図である。
図において、この回路は大別して、たとえば
915MHzで発振する発振回路40と、スタイラス
とデイスク間の容量変化によつてその共振周波数
が変動する共振回路120と、共振回路120に
よつて振幅変調された発振信号を包絡線検波する
検波回路50と、検波回路50の出力を増幅する
増幅回路60とを含む。この実施例の特徴の1つ
は発振回路40の共振器として誘電体共振器41
を用いかつ共振回路120の共振器として誘電体
共振器121を用いたことである。さらに、発振
回路40と共振回路120との間を結合コンデン
サ10によつて容量結合し、共振回路120と検
波回路50との間を直結したことである。
915MHzで発振する発振回路40と、スタイラス
とデイスク間の容量変化によつてその共振周波数
が変動する共振回路120と、共振回路120に
よつて振幅変調された発振信号を包絡線検波する
検波回路50と、検波回路50の出力を増幅する
増幅回路60とを含む。この実施例の特徴の1つ
は発振回路40の共振器として誘電体共振器41
を用いかつ共振回路120の共振器として誘電体
共振器121を用いたことである。さらに、発振
回路40と共振回路120との間を結合コンデン
サ10によつて容量結合し、共振回路120と検
波回路50との間を直結したことである。
以下には、図面を参照して各回路のさらに詳細
な構成について説明する。
な構成について説明する。
発振回路40はたとえばコルピツツ形の発振回
路であり、トランジスタ42を含む。このトラン
ジスタ42のベースは抵抗49を介して電源端子
37に接続される。また、トランジスタ42のベ
ースはバイパスコンデンサ43を介して高周波的
に接地されるとともに、抵抗44を介して接地さ
れる。さらに、トランジスタ42のベースは帰還
コンデンサ45を介してそのエミツタに接続され
る。トランジスタ42のエミツタはさらにエミツ
タ抵抗46を介して接地される。トランジスタ4
2のコレクタはコンデンサ47を介して誘電体共
振器41に接続されるとともに、コンデンサ10
に接続される。コンデンサ47は誘電体共振器4
1の共振周波数に引込んで発振回路40をその周
波数915MHzで安定に発振させるためのコンデン
サである。さらに、トランジスタ42のコレクタ
と前記電源端子37から延びる電源ラインとの間
に抵抗48が介挿される。
路であり、トランジスタ42を含む。このトラン
ジスタ42のベースは抵抗49を介して電源端子
37に接続される。また、トランジスタ42のベ
ースはバイパスコンデンサ43を介して高周波的
に接地されるとともに、抵抗44を介して接地さ
れる。さらに、トランジスタ42のベースは帰還
コンデンサ45を介してそのエミツタに接続され
る。トランジスタ42のエミツタはさらにエミツ
タ抵抗46を介して接地される。トランジスタ4
2のコレクタはコンデンサ47を介して誘電体共
振器41に接続されるとともに、コンデンサ10
に接続される。コンデンサ47は誘電体共振器4
1の共振周波数に引込んで発振回路40をその周
波数915MHzで安定に発振させるためのコンデン
サである。さらに、トランジスタ42のコレクタ
と前記電源端子37から延びる電源ラインとの間
に抵抗48が介挿される。
リード線33に接続されてスタイラス8とビデ
オデイスク1との間の容量変化が伝えられる入力
端子36は共振回路120に接続される。ここで
注目すべきことは、発振回路40と共振回路12
0とが結合コンデンサ10によつて容量結合され
ていることである。そのため、電磁結合によつて
疎結合された従来の回路のように発振回路40の
出力が大幅に減衰されることがない。したがつ
て、発振回路40の出力は従来回路のように大き
なものを要としない。共振回路120は入力端子
36に接続される誘電体共振器121と、この誘
電体共振器121に並列的に接続されるトリマコ
ンデンサ122とを含む。このトリマコンデンサ
122は共振回路120の共振周波数を微調整す
るためのものである。入力端子36に接続されて
誘電体共振器121に対して並列に上述のスタイ
ラス28とビデオデイスク1との間の静電容量が
接続されて共振回路120が構成されその並列共
振周波数はたとえば910MHzに設定される。周知
のように、誘電体共振器は非常に大きなQのもの
を得ることができる。この実施例の共振回路12
0の無負荷Qは500程度となつている。このよう
な構成によつて、点Aには従来と同じように
915MHzの信号がスタイラスとデイスクとの間の
静電容量に応じて振幅変調された信号が得られ
る。
オデイスク1との間の容量変化が伝えられる入力
端子36は共振回路120に接続される。ここで
注目すべきことは、発振回路40と共振回路12
0とが結合コンデンサ10によつて容量結合され
ていることである。そのため、電磁結合によつて
疎結合された従来の回路のように発振回路40の
出力が大幅に減衰されることがない。したがつ
て、発振回路40の出力は従来回路のように大き
なものを要としない。共振回路120は入力端子
36に接続される誘電体共振器121と、この誘
電体共振器121に並列的に接続されるトリマコ
ンデンサ122とを含む。このトリマコンデンサ
122は共振回路120の共振周波数を微調整す
るためのものである。入力端子36に接続されて
誘電体共振器121に対して並列に上述のスタイ
ラス28とビデオデイスク1との間の静電容量が
接続されて共振回路120が構成されその並列共
振周波数はたとえば910MHzに設定される。周知
のように、誘電体共振器は非常に大きなQのもの
を得ることができる。この実施例の共振回路12
0の無負荷Qは500程度となつている。このよう
な構成によつて、点Aには従来と同じように
915MHzの信号がスタイラスとデイスクとの間の
静電容量に応じて振幅変調された信号が得られ
る。
入力端子36すなわち共振回路120の点Aは
さらに検波回路50に接続される。ここで注目す
べきことは、共振回路120と検波回路50とが
直結されていることである。このような直結構成
はQの低下を招くため、従来のような回路では不
可能であつた。それに対し、この実施例では非常
にQの高い誘電体共振器121を用いているた
め、このような構成が可能となつている。具体的
には、共振回路120のQは直結された検波回路
50によつてこの回路に最適な範囲40〜50に設定
される。検波回路50はそのアノードが共振回路
120の出力に接続されるダイオード51と、こ
のダイオード51のカソードと接地との間に介挿
されるコンデンサ52と、同じくダイオード51
のカソードと接地との間に介挿される抵抗53と
を含む包絡線検波回路である。この検波回路50
はスタイラスとデイスクとの間の静電容量変化す
なわちFMビデオ信号を出力する。
さらに検波回路50に接続される。ここで注目す
べきことは、共振回路120と検波回路50とが
直結されていることである。このような直結構成
はQの低下を招くため、従来のような回路では不
可能であつた。それに対し、この実施例では非常
にQの高い誘電体共振器121を用いているた
め、このような構成が可能となつている。具体的
には、共振回路120のQは直結された検波回路
50によつてこの回路に最適な範囲40〜50に設定
される。検波回路50はそのアノードが共振回路
120の出力に接続されるダイオード51と、こ
のダイオード51のカソードと接地との間に介挿
されるコンデンサ52と、同じくダイオード51
のカソードと接地との間に介挿される抵抗53と
を含む包絡線検波回路である。この検波回路50
はスタイラスとデイスクとの間の静電容量変化す
なわちFMビデオ信号を出力する。
増幅回路60はそのベースに検波回路50の出
力を受けるトランジスタ61を含む。このトラン
ジスタ61のエミツタはFMビデオ信号出力端子
38に接続されるとともに、抵抗62を介して電
源端子37に接続される。また、トランジスタ6
1のコレクタは接地される。
力を受けるトランジスタ61を含む。このトラン
ジスタ61のエミツタはFMビデオ信号出力端子
38に接続されるとともに、抵抗62を介して電
源端子37に接続される。また、トランジスタ6
1のコレクタは接地される。
さらに、電源端子38から延びる電源ラインは
バイパスコンデンサ12および13を介して接地
される。これら1対のコンデンサ12および13
は電源ラインに高周波成分が入らないようにする
ためのコンデンサである。
バイパスコンデンサ12および13を介して接地
される。これら1対のコンデンサ12および13
は電源ラインに高周波成分が入らないようにする
ためのコンデンサである。
なお、実験の結果発振回路40の発振周波数を
915MHzに設定し、共振回路120の共振周波数
を910MHz付近に設定した場合、発振回路40の
発振出力を+10dBm(dBmは1mWがOdBとし
たときの信号の強さ)とし検波回路50に与えら
れる点Aの出力を最適信号レベルの+6dBm前後
とするためには結合コンデンサ10の容量値は
0.1〜0.5pFが最適であつた。
915MHzに設定し、共振回路120の共振周波数
を910MHz付近に設定した場合、発振回路40の
発振出力を+10dBm(dBmは1mWがOdBとし
たときの信号の強さ)とし検波回路50に与えら
れる点Aの出力を最適信号レベルの+6dBm前後
とするためには結合コンデンサ10の容量値は
0.1〜0.5pFが最適であつた。
なお、好ましくは共振回路120と検波回路5
0との間にコイルを介挿すれば、発振回路40か
らの高周波信号が直接検波回路50に入るのを少
なくすることができる。したがつて、回路のS/
N比がよくなる。
0との間にコイルを介挿すれば、発振回路40か
らの高周波信号が直接検波回路50に入るのを少
なくすることができる。したがつて、回路のS/
N比がよくなる。
上述のごとく、第4図の実施例では発振回路4
0の共振器と共振回路120の共振器として非常
にQの大きい誘電体共振器を用いたため、従来に
比べて回路構成を簡単にすることができ、非常に
小形で性能のよいものを得ることができる。実験
によれば体積比にして従来の1/10以下のものを得
ることができた。また、誘電体共振器を用いたた
め、温度変化に対して非常に周波数の安定性のよ
い回路を得ることができるとともに、機械的に安
定なものが得られる。したがつて、信号再生回路
9をケース20に取付けることが可能となる。
0の共振器と共振回路120の共振器として非常
にQの大きい誘電体共振器を用いたため、従来に
比べて回路構成を簡単にすることができ、非常に
小形で性能のよいものを得ることができる。実験
によれば体積比にして従来の1/10以下のものを得
ることができた。また、誘電体共振器を用いたた
め、温度変化に対して非常に周波数の安定性のよ
い回路を得ることができるとともに、機械的に安
定なものが得られる。したがつて、信号再生回路
9をケース20に取付けることが可能となる。
以上のように、この考案によれば、ケースに信
号再生回路を装着し、ケースを交換することによ
つてスタイラスと信号再生回路とを一緒に交換し
得るようにしたので、好みの信号再生回路と容易
に交換することができ信号再生回路の性能比較や
性能向上を図ることができる。
号再生回路を装着し、ケースを交換することによ
つてスタイラスと信号再生回路とを一緒に交換し
得るようにしたので、好みの信号再生回路と容易
に交換することができ信号再生回路の性能比較や
性能向上を図ることができる。
第1図は従来のCED方式あるいはVHD方式の
ビデオデイスクの要部図解図である。第2図およ
び第3図はこの考案の一実施例を示す図解図であ
る。第4図は第2図および第3図に示す信号再生
回路の回路図である。 図において、1はビデオデイスク、20はケー
ス、28はスライサ、35は信号再生回路を示
す。
ビデオデイスクの要部図解図である。第2図およ
び第3図はこの考案の一実施例を示す図解図であ
る。第4図は第2図および第3図に示す信号再生
回路の回路図である。 図において、1はビデオデイスク、20はケー
ス、28はスライサ、35は信号再生回路を示
す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 スタイラスを含みデイスクから情報信号を読取
るためのカートリツジであつて、 前記スタイラスが保持されるケース、および 前記ケースに装着されて前記スタイラスから伝
えられる静電容量の変化を前記情報信号に変換す
るための信号再生回路を含み、 前記ケースを交換することによつて前記スタイ
ラスと前記信号再生回路とを一緒に交換し得るよ
うにした、カートリツジ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18302881U JPS5887148U (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | カ−トリツジ |
US06/440,293 US4528655A (en) | 1981-11-16 | 1982-11-09 | Apparatus for detecting variation of electrostatic capacitance |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18302881U JPS5887148U (ja) | 1981-12-08 | 1981-12-08 | カ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5887148U JPS5887148U (ja) | 1983-06-13 |
JPS642268Y2 true JPS642268Y2 (ja) | 1989-01-19 |
Family
ID=29981923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18302881U Granted JPS5887148U (ja) | 1981-11-16 | 1981-12-08 | カ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5887148U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5774850A (en) * | 1980-10-24 | 1982-05-11 | Victor Co Of Japan Ltd | Signal pickup device |
-
1981
- 1981-12-08 JP JP18302881U patent/JPS5887148U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5774850A (en) * | 1980-10-24 | 1982-05-11 | Victor Co Of Japan Ltd | Signal pickup device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5887148U (ja) | 1983-06-13 |
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